このやろっ![少しでも手傷を与えようと棍棒を振り上げた所に、アイリの叱責が飛ぶ>>230。 そしてそれを途切れさせての叫びに、慌てて視線を向ければ] アイリ……!?[蛇の口内から放たれた液体がアイリに触れ、その肌を変色させていく。 門前町にいる間使っていた愛称が、咄嗟に口から出ていた] 馬鹿野郎、俺のことはいいって言っただろ![毒を癒す力持つことも、強固な障壁を生み出す力も知ってはいるけれど。 痛み堪えながら立つ姿>>231に、思わずそんな叫びが口を突く]