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[身体を拭き着替えを済ますとニコラスの本を読もうとした。
ベッドに転がりながら『ジュブナイル考察』と表紙に書かれた本の頁を捲る。中身は民話や伝記が書かれていた。途中途中飛ばしつつも最後まで読もうとして……、途中でめげた。
全く頭に入って来なくなった文字の羅列を眺めて、うーんと唸る。
子供の頃から本は余り好きではなかった。どちらかと言えば木登りや追いかけっこ等、体を使って遊んでいた。
木登りになると誰が早く登れるか競争した。オットーよりも早く登ろうとして、先に天辺に登れた時はどうだと言わんばかりの満足げな笑顔を見せて。負けそうになった場合はオットーに負けるのはどうしても嫌だったから途中でやーめたと投げ出した。他の子供に狡いと言われたのを覚えている。多分、オットーにも。ごめんと中々言えなかったがオットーは許してくれたんだっけ。
雪合戦の時もオットーの頭に向けて雪玉を投げていたが、そちらの方はどうだっただろう。
…大分、昔の事だ。一緒に遊んでいた子供達の中にはヨアヒムも居た筈だったが、アルビンは思い出そうとしたが逆に遠のくようだった。]
/*
ああ、やってしまった。ヨアヒムのキャラや幼少期が分からんうちにロル回してしまったー。
というか、オットーに対しても大分無茶振りしてるんだよなあ。おっとりなオットーをのろま扱いしたり、馬鹿扱いしたり。
何か眠たいから2度寝しよ。
― お風呂 ―
[みんなで仲良くお風呂に入る。
今日の出来事を忘れて、しばしの和やかな時間。
雑談したり、巫山戯たり。
無理矢理にでも楽しんでみせる。
もしかしたら洗い会ったりもしたかもしれない。
上がる頃には身体はもちろん、心まで洗われたようで。
とても暖かい。]
ふふっ、また明日も一緒に入りましょう?
[明るい声で告げる。
明日にはこの騒ぎが止むのだろうか。
そんなことが頭を過ったけれど。
今は考えたくない、と頭の隅に追いやった。]
そう。
[興味の薄い返事。]
まぁ、全部終わったら呼びなさい。
[声とは裏腹に、こいつは使える人物ではないか。
本当に準備をするとは思わなかった。
今日はオットーを食べてしまえばいいと考えていたが。
認識を改めようか。
…いや、罠かもしれない。
簡単に信じるのは危うい。
一人、考えていた。]
[くあっ、とアルビンの口から欠伸が出る。
子供の頃はモーリッツに良く世話になった。人狼だと騒ぐモーリッツを馬鹿にしては叱られてばかりだった。優しいオットーは其れに加わらなかったと思うがそれがまた腹が立ったなあ、なんて。]
大往生だったとは思うけどねー。
色々と面倒な事を終えた後にでも供養に行ってやるか。
……つーか、ニコラスのこれ。名誉挽回の為に読もうと思ったけど無理だ。
頭に入ってこねー……、ふあーっ。
[その後は夕食までぐっすり。
オットーやリーザ達が作った料理を食べたり雑談をしたりして。部屋に戻れば眠りについただろう。**]
― 部屋の隅で ―
[>>227ヴァルターが村長らしく状況説明をする声を流し聞いていたが、春まで出られないとなると少々話は別だ。
もしそうなったならば、どうすべきなのか。
村から出るために雪の中を泳いででもいくべきか?
いや、無理だろ。
悶々と考え事をしていると、天気は次第に回復していたようだ。>>287
ヴァルターが出て行く姿を見て、男も宿から自宅へと戻った。**]
[――先ほどまで吹雪いていた空は、いつの間にか回復したようだ。
が、こうした土地柄であれば、いつまた吹雪いても可笑しくはないと思えた。
宿に部屋を取るものもいたようだが、ただ、自宅に戻りたいとする意思も理解できないではない。
なので止められはしなかった。何より、その吹雪は推測でしかなく、ここの村人の実体験には遠く及ばないものだったから、判断は彼らの経験に委ねた。]
――……。
[自室そのものがこの宿である。ある意味では他に行く場所もないな、と小さく息をつきながら、村長らしき男の言葉>>227を思い返す。
パメラと話していたことが、まさか本当に現実になるとは思わなかった。
雪解けまでいる、だなどと言ったが、今は胸のうちに言いようもない不安が淀むのを、止められなかった。]
[紅茶のカップを返して、ありがとうと一声告げると、自分も部屋に戻ることにした。
階段を軋ませ、上へ向かう。そろそろ開け慣れた部屋の扉に、鍵を差し込む。
自分の荷物がいくつか置かれた部屋は、この騒ぎの中でも平常を思わせた。
一息つけば、自分が想像以上に緊張していたことを思い知らされる。
そういえば、騒ぎもあって朝食を忘れてしまっていた。
昼食が出るなら、喜んで向かおう。
それまでは集中と鎮静も兼ねて、いつかまた本に載せようと、新雪に洗われた、村の姿を窓から黙々とスケッチしていた。
どこかの部屋ではその本が、アルビンの子守唄――いや、睡眠薬になっているだとかは、知らない**]
/*
寝ようと思ったけれど寝れないごろごろ日曜日の夜明け前。
相変わらず皮肉キャラばかりしてるけれども・・・、苦手な方は苦手ですよね、ごめんなさい。
オットーが大好きでつい罵っちゃうんだ。いや、本当。大好き。
嫌味、難しいね。うん、寝よう。
[ペーター(とゲルト)と共にオットーの食事作りを手伝い…一度オットーの後をゲルトが追って行ったのが気にはなったものの、些細な問題だろうとさて置くことにした。]
はははっ、どうだ!ウマいだろ!?
[そうして食事の時間となれば、料理の出来映え(殆どオットーのおかげ)を自慢したりと…人によっては必要以上に明るく振舞っているようにも見えたかも知れない。]
[夜も更けた頃、割り当てられた部屋へ入りベッドに寝転がる。]
……。
[一人になった途端、脳裏を過ぎるのは。アルビン、パメラ…昔の様には行かないとわかってるとはいえ……ペーター…皆無事だと……ゲルト…悪い奴ではないが……モーリッツ爺さん…結局殆ど返せ……伝承…。]
…あんなの、迷信に決まってるさ。
[モーリッツもカタリナと同じように亡くなっていた、という話と最期にモーリッツが話していたという伝承の話…人狼の話。そこで考えるのを止めて、目を閉じた。**]
[一人になった途端、脳裏を過ぎるのは。アルビン、パメラ…昔の様には行かないとわかってるとはいえ、どこでズレちまったんだろうな。変わったのは俺も、か。ペーター…皆無事だといいが。一人じゃ心細いだろうに、立派だよ。ゲルト…悪い奴ではないが少々任せるには心ぱ…何を考えてるんだ俺は。モーリッツ爺さん…結局殆ど返せなかったな、あんだけ世話になったのに…何も。伝承…。]
[備蓄庫でふと考え事をしていると、後ろから聞き慣れたジムゾンの声がした。
慌てて運び出すものを取り出して机に並べ始める。
ザワーグラウトの瓶を持ち上げようとすれば、「ほらチビ貸せよ」なんて言いながら手伝ってくれた。
芋と野菜と干し肉とチーズ。
箱にまとめたらすっかり重くなった。]
[言葉少なに黙々と作業するリーザにジムゾンが「………人狼が怖いか?」と問われれば]
人狼は怖くない…といったら嘘だけど、私は大丈夫。
それよりも私は………ううん、何でもないよ?
これ、運んでもらっていいですか?
[食料を厨房まで運ぶ。
――運んだのはジムゾンで、リーザは後ろからついて戻っただけなのだが]
はい。
[クララの関心の薄い声>>61に一言だけ返して話を終わらせる。
自分は胡散臭いと思われているという印象が強かったから、クララが内心考えていることは想像すらつかない。
尤も。面と向かって罠じゃないかとか簡単に信じられないと言われても、「成果を見て判断してください。」としか答えないだろう。
何故なら子供の頃から出会いを熱望していた人狼を裏切る気はなくとも、信用されるために言葉で説得するつもりもまたない。出会った直後こそ、自分の正体を説明する必要を感じていたけれども、既に狂い人と認識された今は言葉を絞って口にしていたし。]
――独り言――
――クソッ、
[皆とやりとりを終え一人になった後、胸をつかみ静かに呻いた。だんだんと正気に戻る時間が少なくなっている。
人狼としての思考回路――人間を餌として扱い、襲い食べることが自分の中で当たり前のように感じるのだ。
『声』で会話することにも、もうあまり違和感を感じない。
いや、本来はこちらが正気なのだ。知っている。
実の母親を食い殺したあの日から分かっていたはずだ。けれど。]
…クソ…!こんな、
[それでも、その本能を人知れず封印することを選んだ。村の人々を、友人を、人としての居場所を失いたくなかった。
今だって、その思いは消えていない、はずなのに]
[ふいに窓から外を見上げると、いつのまに天候は回復していたのだろう。目に入ったのは丸い丸い銀色の満月だった。
いっそ神々しく輝くそれをはっきりと目に焼き付けた瞬間、
―――男の中で完全に人狼の血が、目覚める。*]
[アルビン>>259に対して、香辛料のときと違う態度を取ってしまった原因。それは偏に、人狼の接触にあることを全く意識できていなかった。
どれだけ頼りにしている>>*39、楽しみにしている>>*52と言われても、所詮自分は人間。人狼とは根本的に違うものだと思っている。そのことについては、人狼についてモーリッツに詳しく教えられて以来、完全に割り切ってしまっていた。
けれども、向けられる視線に、態度に。明らかな温度差を感じても、本能が勝っている今、感情には何の変化も浮かばないとはいえ、感情そのものがなくなってしまった訳ではない。
だから友人として扱ってくれると感じたアルビンに対して、自分でも気付かない間に心が揺れてしまったのだろう。]
― 自室 ―
[夜はゲルトに頼んで用意してもらった部屋に引き上げた。
窓から見上げる空はすっかり晴れている。明日は絶対に出かけようと決心して、昼間の服装のまま、仮眠を取るためにベッドに横になった。早寝早起きだからずっと起きていられない。]
・・・。
[夜半過ぎに目を覚ますと、周囲の部屋の気配を慎重に探りながら、猫のように足音を忍ばせて、昼間雪を拭うためにリーザが用意した布をエプロンの後ろに隠して、ゲルトが眠る従業員部屋に向かった。]
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