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[真白き雪華が如き柊の花は、リリの掌にまだ。
融けることの無い白の花は、何処か神秘的な色合いを帯びる。]
[左右上下、見回せば
桜に蛍に紅葉に雪。
季節感を無視した乱れ咲き、とこの場合言えたろうか。]
ここって、本当にどこ?
[辺りを見回せば、更には……]
もしかして浮いてる?
[まるでファンタジー世界だった。*]
― 異界門―
[よくよく見れば、他にも人が居るようだ。
何事か話してもいる。
遺跡の様な古めかしい門の方へと、リリは歩みを進めた。**]
……ほぅ。
[はきと返る声音に、思わず感嘆の声が零れた。
過去に呼び込みし『蕾』、そのどれとも違う反応は、魔の興味を強く引き寄せる]
これは、また。
……珍しいものを寄せた……か?
……まぁ、そう尖るな。
[自分の態度がそれを齎しているのは完全に棚に上げ、桜の魔は楽し気に笑う。*]
だが、闇桜もまた、俺の名の一端でな。
名乗ったと言えば、名乗っているのだぞ?
俺は、闇桜の魔と呼ばれるもの。
そなたをここに呼びしものだ……異界の『蕾』。
『────……、』
[振り返り、空を仰いだその時に。
脳裏に直接囁くように響いた言葉>>59を反芻して、その答えに詰まる。
私が、死ねない、理由…?
ぐるり、ぐるりと巡る問いに、意識は遠のき絡め取られ。
近づく深紅だけが鮮やかに。
ドサリ
どこか遠くで聞こえた音は、一体…?*]
リーン...リィー...ン
[ 音も無く、ではない、一足ごとに蓮鈴の音を鳴らしながら、花神は、舞う蛍を引き連れるようにして歩む ]
おや、闇桜のと氷華の、だね、あれは...やれやれ、片や底知れぬ闇、片や寒々しき冬ときては...ああ鬱陶しいといったら無い。
[ 言葉交わすらしき闇桜の魔>>56と柊の氷華>>64を目に止めれば、ぶるりと身を震わせて、あからさまに視線を逸らす。
とはいえ、当人達も、にぎにぎしい花神になど、恐らく用は無いだろう。
少なくとも、『王華の選』が始まるまでは* ]
― 異界門 ―
そのようだな、闇桜。
[肩竦める魔神>>66に是を返す。
先代との関係は深くは知らぬものの、己以上に冷徹にして苛烈な彼の者が、桜の魔と相容れぬは想像に難くない]
褒め言葉と受け取っておこうか、春頭よ。
そなたのごとく、一時の夢に浮かれた頭ではないのでな。
[おどけた揶揄を、冷たく硬い声が受ける]
――ただの退屈、か。
[ふと、微かに表情めいたものを口の端に浮かべ呟く。
しかしそれも一瞬にして消え、再び温度なき顔を蒼月へ向ける]
なんとでも評するが良い。
王華の務めは、楽しませるためとは思うておらぬからな。
[そこで言葉を切り、氷華は周囲へ視線巡らす。
幾度か異界よりの風が吹き、門近くの温度を乱していた]
[明らかに警戒されてる。美人さんだけど俺も警戒してる>>65]
え、ええと俺はハルト――…
[思わず名前を口から零したけど。
待てよ?ここで個人情報をぽろぽろ零すのはマズくないか?
何が目的で俺がこんな所にいるのかもわかんないし、せめてなんか偽名で誤魔化すだけでも…]
そろそろ、辿り着く頃か。
[その場を離れる素振り見せつつも、一度眼差しを蒼月へ戻し]
そなたも呼び込んだのであろう?
己が楽しむための僕をな。
[一度、眼差しを鋭く細めて見せた後。
何事もなくば、踵を返す*]
……じゃ、なくて。
のっ……
ノトカー・グレンです!
い、いやあ、何でこんなトコにいるんだろなアハハハハハ。
さっきのさっきまで俺、家の庭にいたはずなのに
ほら全身びしょ濡れで風邪引きそうなんだけどなあっ!?
[結果。誤魔化すとしても余りにお粗末だと俺自信思ったけど。
同じ被害者なのかどうなのかわからないこの美人さんに笑ってるうちに、他の人たちの気配にも気づいてきた。
名前としては組の名前にさっき呼んでた本の著者。安直かも知れないが。
仮名ノトカー・グレン ここに誕生だ]
[声の主が考えていることなど欠片も分かりはしない。
そのため、珍しいだの、尖るなだの、好き勝手言う様子に苛立ちは募った]
そうさせてるのは貴方でしょ。
闇桜が名前の一端って……さっきのは喩えだったじゃない。
名乗っただなんて言えな────…… は?
呼んだ? 貴方が?
[楽しげなままに告げられた言葉に、理解出来ないと言った様子で声を零す]
ちょ、ちょっと待って。
異界って、何それ。
どう言うことよ。
[分からないながらに頭は理解を求め、言葉は問いの形で紡ぎ出された。
抱えていた苛立ちは抜け落ち、困惑が表へと現れた*]
……やれ、先代といいそなたといい。
遊び心というものが足りぬなあ。
[温度なき表情で返る言葉>>76に、落とすのは大げさなため息。
続く問い>>77にははたり、と扇を翻した後、首肯を返す]
呼ばぬわけにはいくまいよ。
……そなたも、そうであろう?
[踵返す氷華を引き留める素振りもなく。
ゆるり、視線巡らせ呼びかけるのは、蛍を連れし蓮の花神。>>73 *]
まぁ良いわ。
[相手の反応がどうあれ、さっきの様子を見る限りは、ノトカーもここに居る理由は良く分かっていないのだろう。
言葉自体に偽りは無いように思えた]
私はスポーツジムに居たんだけど……急に花びらに包まれたと思ったら、いつの間にか、ここに。
訳が分からないわ。
あぁ、タオル無いのよ、悪いわね。
[自分がここへと来る直前のことを口にし、びしょ濡れな相手にお座成りに言って腕を胸の下で組む。
たわわな胸が更に強調するように持ち上げられた*]
― 異界門 ―
[どこかから、話し声がする。
それに気づいた瞬間、微睡から意識を引き抜くようにして、男はおもむろに瞼を押し開けた。
体を起こせばそこは、見知らぬ場所。
…男にとっては、“色彩を欠いた”地だった。]
…ここは…
[ゆるりと辺りを見回せば、そこは不思議な光景であった。
冷たくて白い、かと思えば、薄紅色の花、それと…あれは何色だろうか。
しかしひときわ目を引くのは…見慣れた赤…――]
『死ねない理由は、あるかい?』
[呼ばれるように呼応する、問い。
その問いへの答えは、そうだ、持っていたはずだ。]
…死者に口無し、
正義を語るは生者のみ…
[小さく呟き、立ち上がる。
身に着けていた記憶のあるものは、何一つかけていないようだ。
浚われたにせよ、相手はひとまずこちらを害するつもりはないらしい。
傍らに落ちた軍帽を拾い、頭にかぶり直し。
…集まる数人へと視線を巡らせて、僅かに眉間に皺を寄せた。]
[相手が苛立ちを募らせているのは承知の上。
それでも、魔の態度が変わる事はない]
ん? 言った通りの意味だぞ。
そなたは俺が放った桜花に触れるが適った。
それ即ち、俺の力を持って開くが適う『蕾』である証。
……故に、この地に……『譲葉』の王を定める『王座への階』へと呼びこんだ。
[楽し気に語るのは。魔にとっては当たり前の事。
勿論、それが相手にとって非常識・非日常である事は全く気に留めていない。*]
/*
……意外と、さくさく動いている事に自分で驚愕する。
BGM効果も多少はあろうが、違和なく台詞が出てくるとはな……w
[ わざわざ目を逸らしたというのに、闇桜の魔は声をかけてくる>>81 ]
...君のように出掛けてもすぐに飽きる者と同じにしてくれるな。
私は、この度の宴は最後まで楽しむつもり故。
[ つんと目を逸らしたまま、それでも言葉を返すのは、礼を失さぬため、というより、単に黙っていることができない性質なだけだ ]
だーかーらー!
その言ってることが訳分からないって言ってるのよ!
『蕾』? 『譲葉』? 『王座への階』?
わっけ分からない!
何にも分からない人にも分かるように説明して!
[こうして姿も見えない相手と会話することすら不可思議な身。
ひとまず何故か話が出来る、とだけ理解して、この原理を考えないことにしたためにこれ以上混乱せずに済んでいる。
しかし、矢継ぎ早に紡がれる言葉は説明の形を取りながらも理解には難しい、常識外の内容だった。
またも揶揄うような様子での物言いに、困惑は再び苛立ちへと転ずる*]
[蒼月より離れる少し前、その場に届いたは蓮鈴の音>>73。
涼やかな、と評することも出来ようが、凍れる神の耳にはにぎにぎしき音色と聞こえ]
蓮魔か……。
桜も煩わしきものであるが、蓮に蛍とは、また更に鬱陶しきものよ。
[夏を象徴する事物に、冬の神は眉根寄せ。
呼び掛ける蒼月を横目に、無言にて歩み去った*]
[ 千年前の『王華の選』で、闇桜の魔は、力を蓄え、初めて選に臨んだ、花神とその従華をあっさりと降し、降しておきながら「飽きた」の一言で、選の儀を途中で放棄した。
その時の腹立たしさは、千年が過ぎても忘れてはいない ]
...闇の底で寝ぼけておれば良いものを。
[ ぼっそり、呟いた声は特に声音を押さえてもいなかった* ]
[さて、異界門より訪れた客人は四人。
その内三人は互いに言葉を交わしつつあったが、氷華は残る一人>>85へ眼差し向けた。
己に近しい髪色、突然の召喚にも騒がぬ様子に感ずる所があった]
――そなたか、雪花に導かれし者は。
[立ち上がり軍帽被る男に声を掛ける。
向ける眼差しは値踏みのそれ]
[しかし、先に問い掛けた声>>59と異なる声であることはすぐに知れるか*]
― 異界門 ―
[声をかけたのは、目を逸らす仕種が視界の隅を掠めたからこそ。
向こうが避けようとしているのを察したから、敢えて突っ込んだ、というのが実情]
おや、随分な物言いだな、聖蓮。
俺とて、たまには飽きずに最後まで見ている事もあるぞ?
[それでいて、未だ『王華』となる事はないのだが]
[先の選にて対せし一華。
彼の花神が己に抱くもの、知らぬはずもないが。
それは、魔にとっては今の所揶揄いの種止まりであるらしい]
寝ぼけているのも悪くはないが、
なれば、起きぬわけにはゆかぬよ。
[声音抑えぬ呟き>>88にもしれりと返す。
この態度が敵を作るのは、重々承知の上で。*]
/*
もうちょいクール系の予定だったんですが、どうもみんなクールぽいんで、敢えての変更。
してみたのはいいけど、一人だけ、すんごい弱そうww
ハルト頑張ってね(はあと
↑(めっちゃ可愛いので、秘話でどうやって虐めようかwktk中)
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