人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


雷華の僕 ルートヴィヒ

 ――……。

[一瞬、見とれた。
男の彩度の低い視界にも、鮮やかに咲くに。

自然、立ち尽くした男の視界のに、先行していた狼が、その赤い人へと歩みより、咥えてきた軍帽を渡すのが映り込んだ。
ちらり、と、もう一人の姿へと目をやってから、再度男の視線はへと返されて。

数瞬の後、ようやく足を踏み出す。]

(147) 2015/10/02(Fri) 18:12:40

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby