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人里に身を潜めながら、夜毎人を喰らうという恐ろしい人狼。
幾つもの村を滅ぼしてきた狡猾な化け物の噂が、遂にこの地にも訪れた。
震え上がる者、馬鹿馬鹿しいと一笑に付す者、そして…。
様々な思惑を余所に、人々は話し合いのため集うのだった。
1人目、語り手 が参加しました。
語り手 は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
2人目、聖神神官長 ルートヴィヒ が参加しました。
聖神神官長 ルートヴィヒは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿 ―
……ええ、勿論。
私はいつでも正気ですが、それが何か。
[やって来た大国の使者に対し、聖神神官長はこともなげな口調で言い放った]
各地にて魔物の増加が確認され、異常気象や疫病の発生など、様々な変事の報が日毎に届いている。
……これが『世界規模の危機の兆し』でなくてなんだというのか。
このような時に、悠長な事をしているわけには参りません。
[きっぱりと言い切った後、神官長は使者を真っ向から見据え]
……と、いうわけで。
我ら聖神神殿は、世界を救うための儀式を始めます。
使者殿は疾く、国へと戻り、皇帝陛下にお伝えください。
『此度の異変は須らく、世界の存続に関わる大事の前触れ。
我らの祈りは、『世界』のために用いる所存』
と。
[言い回しこそ丁重だが、言わんとする所はひとつ。
『そっちの国内事変はそっちでなんとかしろ』と、ただそれだけ。
国内の変事の対応に聖神神殿の優れた神官騎士や癒し手を、と望んでくる国は後を絶たない。
そしてその全てを、若き聖神神官長は笑顔で一刀に伏していた]
……まったく。
世界規模の異変が起きてる時に、自国の利益追求やら他国へのちょっかいかけやら。
そんな事ばっかり考える俗物が多すぎるんだよ。
[丁重に使者を追いだした後、神殿の奥へと向かいながら吐き捨てる。
一人の時や気を許した側近だけがいる時だけ、表に出す素で一頻り毒を吐いた後。
やって来たのは神殿の最奥──普段は封じられし、儀式の間]
― 聖神神殿・儀式の間 ―
さて……それでは、やってみるとしますか。
[小声で呟いた後、儀式の間の中央にある巨大な水晶柱に意識を向ける。
異界と繋がる道を生み出す、とされるそれ。
それを介し、遠き異界に散らばった力あるもの──『勇者の魂を受け継ぐ者』を呼び寄せる。
それが、かつてない危機に見舞われているこの世界、『フラクシヌス』を滅亡から救うための手段である、というのが聖神神殿の下した結論だった]
[常であれば、縋る事など考えられぬ手段。
だが、世界各地で起きている異変と──何より、世界の要たる『世界樹』において、魔物の数が増えた、枝葉が枯れていた、などの報告が届いている事。
人の手の届かぬ所で何か異変が起きている。
世界を見守る聖神『オルキス』の神託が届かなくなりつつある現状も鑑みたなら、その結論に達するのは難しい事ではなく。
過去の事例を当たった結果、たどり着いた結論が、未曽有の危機が迫っている、という事実。
故に、選択したのが、『異界の魂』の召喚と、勇者の末裔である『守護の血脈』の招集──だったわけ、だが]
……こいつぁ、驚いた。
[世界と世界を繋ぐ路を生み出す水晶柱に力を捧げ。
そこからあふれ出した虹色の光が作り出した、路。
それを介し、儀式の間へと現れたのは四人の若者たち。
その姿を見るなり口を突いたのは、そんな呟きだった]
(……力らしきものが、ほとんど感じられん。
路を繋いだ時には、強い力の輝きが見えたはずなんだが……)
[だがしかし、実際に見えた者たちからは力らしきものは感じ取れない。
これが何を意味するのか──そんな逡巡は、刹那の事]
……ようこそ、『フラクシヌス』へ。
私は聖神オルキスの神官長、ルートヴィヒ・ヴェルトラオム。
世界を滅亡より救うため……あなた方を、お待ちしておりました。
[居住まい正し、向けるのは正式な礼。
今は力の欠片も感じられないが、先に見えた輝きは偽りないもの。
なれば、その輝きを引き出す事が急務、と割り切って]
この世界を、『フラクシヌス』を、混沌への回帰より救うため。
あなた方の力を、貸していただきたい。
[静かな声で告げるのは、『異界の魂』を呼び出した理由の、最も端的で最も重要な部分。**]
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
[異界から来た客人たちに簡単な状況の説明を終えて、それぞれに部屋を宛がった後。
神官長が向かったのは、祭壇の間。
そこは、神殿を訪れた者たちが最初に訪れる場所]
……先ほどの『呪』に感応した者があれば……ここを、訪れるはず。
[そう、小さく独り言ちた神官長は、訪れるであろう者──勇者の末裔たる『守護の血脈』を静かに、待つ。**]
3人目、大地の守護者 アイリ が参加しました。
大地の守護者 アイリは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
[ガタゴトと音をたてる急ぎ走りの馬車が、喧騒を牽引して聖神神殿の前で到着した。
それは予測された到着時刻よりも速く
そして予想される騒がしさよりも荒々しく
貴族然とした身形の少年か少女が、黄色のマントを翻し、馬車から降りてきた]
…出て来いヴェルトラオム卿… …ルートっ!
この僕どころか、皇帝陛下や諸侯にも独断で何をやっておる!!
[小柄な身体に、性別の判別し辛い愛らしい顔立ち。
然し、牙を剥き出しに威嚇してる様で物騒な剣幕は
このフラクシヌスの中でも特別な血脈を持つ、貴族の出とは少し想像し難いかも知れない]
聖霊節まで控えて、諸国は大忙しと云うのに
卿が神殿に引き篭もっておると聞いて馬車を走らせてみれば…っ。
道中、入れ違えた使者が"ぶる"ってたぞ!
[カツン!と靴音も荒々しく足をまたひとつ踏み出す姿は
今の所物静かそうな神官長とは対極に映るだろう]
さあ吐くのだヴェルトラオム卿!
何の儀式をやらかしたかキリキリ白状するのだルート!
そもそも!
「世界の為」と云うなら、 こ の 僕 を通すのが筋だろう!!
[バン、とそうして自身の細い胸を叩く姿は、さてどう映るだろうか]
かつてフラクシヌス救済を成し遂げた、大地の勇者
その直系の子孫である、 こ の 僕 に!!
現マガーネル辺境伯家当主にして、"大地"の血族である
この、アイルリート・マガーネルにっ!!
まず話を通してから事を起こすのが筋ではないか!?
[ルート、と縮めた呼称が出る程度には、付き合いがあるつもりなその人物は
どうやら独断で儀式を執り行う以上に
勇者の血族である自分に何の話もない事が相当に起きに召さなかった様だった。
『大地の守護者』は、実に憤懣とした表情で、懐の菓子袋から取り出したクッキーに噛み付いた*]
4人目、大地の御魂 加地徹 トール が参加しました。
大地の御魂 加地徹 トールは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 私立法村学園・野球部部室 ―
[野球部の部室の空気は二分していた。
先頃のミーティングで、顧問の口から夏の大会のレギュラーメンバーが発表されたからだ。
嬉しさを抑えきれぬ者、悔しさを噛み締める者――
しかし、そのどちらにも属さぬ者が、一人だけいた]
よーう山田。先発に選ばれたんだって?
やったじゃないか。
[満面の笑みでチームメイトの肩を叩くこの男の名は、加地徹(かじ とおる)。
山田と呼ばれた男の方はと言えば、笑みを返しはするものの、その表情はどこか複雑そうで]
『お、おう……あんがとな』
なんだよー、もっと喜べって。
[その言葉に、山田は男から目を逸らす。
周囲の部員たちにも、どことなく気まずい空気が流れた]
『お前さ……悔しくないの?』
[ぽつりと零された問い掛けにも、男は表情を崩さず]
なんでだよ?
実力で負けたんだから仕方ないって。
まだ2年生なんだし、次に向けて練習あるのみだな。
[明るく前向きな言葉にも、妙に気まずい雰囲気が解けることはなく。
山田が問いを重ねる代わりに呟いたのは]
『なんかさ……悪いな。
1年の頃は、みんなお前に引っ張ってもらったってのに』
[体格と基礎体力に恵まれた男は、新入生の頃から頭一つ抜けた存在として、先輩部員や顧問から注目されていた。
地味な基礎練から地獄と称される夏特訓まで、時に音を上げそうになる1年生メンバーをこの男が中心となって引っ張る場面もあった。
しかし――3年生が引退し、1年生が本格的な練習に参加することを許される頃、皆は無名の大型新人が何故無名であったのかを思い知ることとなる]
[当たらないのだ。バットが、ボールに]
[なまじ当たれば長打となることが想像される豪快なスイングだけに、その事実を知った周囲の落胆は凄まじかった]
[制服への着替えを終え、部員たちは三々五々帰宅の途についていた。
男もまた同様に、夏の学生シャツ姿になり、同じ方向に家のある友人たちと共に歩いていた]
『じゃあ、また明日なー』
[一番近所に住む友人も分かれ道の向こうに消え、独りきりになった所で。
男は頭の後ろで手を組み、長く溜息を吐き出す]
悔しくない……訳じゃないんだけどな。
[お前は野球に向いていない、他のスポーツをやれば大成するかもしれないのに、なんて。
明に暗に、今まで何度も言われてきたことだ]
でもさ……打ってみたいじゃん。
甲子園でホームラン。
[そんな夢を思い抱きながら、宵の空を見上げたその時]
な……なんだぁっ!?
[虹色の光>>6が、自分目掛け真っ直ぐに降りてくる。
それはあっという間に男の体を包み込み、奇妙な浮遊感と共に運んで]
― 聖神神殿・儀式の間 ―
はっ……
おい! 何処だよここは!!
[気が付けば、目の前にあるのは巨大な水晶柱>>4。
周囲を見回せば、先程までいた住宅街とは似ても似つかぬ、アニメか何かに出て来そうな空間が広がっていた。
近くには自分と同じような状況らしい3人の若者と、彼らとは異なる雰囲気持つ一人の青年が居る。
その青年は、一礼と共に、こちらへの要件を告げ>>7]
いや待て、そんなこと急に言われても、どうすりゃいいんだよ。
つーかさ……困るんだよ! 夏の大会近いってのに!
そんなの他の奴に任せて、元の場所に戻してくれよ!
[野球一筋の男には縁遠いものだが、アニメやゲームの中にはこういう話があると聞いたことがある。
アニメやゲーム――つまり、『遊びの世界』に強制的に巻き込まれかけていると感じて。
男は神官長を名乗る青年へ、詰め寄らんばかりに叫ぶ**]
/* にゃんっ!
前々から気になっていてちらちらしてました
たすくさんぷれぜんつな村!
十六夜、アイリで入り込ませていただきますの!
防御魔法と回復魔法でゴリゴリ殴ってくファイタータイプ的な。
なお、アイリの性別が不詳なのは、面白い方向にのせてくためでもあります。にゃあ。
トオル君が、僕は男だルートか、きさまどこを触ってるルートか
どちらの地雷を踏んでくれるかがとっても楽しみです(黒いえみ
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
……これは、マガーネル伯。
祭壇の間での飲食は禁止である、と再三申し上げているはずですが。
[神殿という空間が持つ静寂の全てを覆さんばかりの勢いで現れた人物に対し、最初に入れたのはずれた突っ込みだった。
憤懣とした表情に対するこちらは、実に涼しげな表情のまま。
大地の勇者の末裔であるこの若き当主とは、家同士の付き合いもあり、それなりに気質は心得ている。
そして、それにどう対すると一番面白……もとい、話が進みやすいか、も]
……何の儀式か、ですか。
あなたが大地の血族であるならば、それを感知する事も容易いはずですが。
……私の、思い違いでしたか?
[それに基づいて返したのは、こんな問いかけ。
実際の所、儀式のための召喚の呪に感応するものがなかったのであれば、必要以上に踏み込ませるつもりはないから。
まず、確認したのはその部分だった。**]
5人目、疾風の御魂 九神 星司 シュテルン が参加しました。
疾風の御魂 九神 星司 シュテルンは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
[走るのが好きな理由は、よく聞かれる。
でも、それにちゃんと答えた事は多分、ない。
正直、答えようがない、っていうのが本音だから]
― 放課後 ―
ほーい、んーじゃおつかれー!
また、明日、なー!
[にぱ、と笑って部活仲間たちに手を振り、走り出す。
いつもと変わらない放課後、いつもと変わらない部活の後の気だるさ。
走り出す、それと同時に感じる風は季節柄、少し蒸し暑い]
/*
相方先に来てた……つーか強烈キャラだなー、これはまた。
しかし、身長の基準がわからなくて調べてたが、ダルビッシュってでかいんだな…。
…………。
[立ち止まって、空を見上げる。
一歩遅れて止まった風が、制服の裾をはためかせた]
……んー。
いーい天気、なんだけど……。
[なんかヘン? と呟いて、首を傾げた。
何がどう、と上手く言葉にできないんだけど。
とにかく、何か変な感じがして。
それかぜ何か、考え始めたその矢先]
……へ?
ちょ、一体なっ……!
[不意に周囲の風が渦を巻いて、見上げている空から虹色の光がおちてきて。
ちょっと待て一体なんだ何が起きた、と。
突っ込む余裕はないし、どこに突っ込めばいいのかすらわからない。
その内に、光は周囲を埋め尽くして──]
― 聖神神殿・儀式の間 ―
……ぇー……と?
[急だ。
場面の展開が急すぎる。
一定なんだこれ何が起きてんだ。
そんな事を考えつつ、彼──九神星司は、惚けた声を上げていた。**]
この鉄仮面め! 召喚の呪くらい、この僕も既に感知してるわい!
勇者は こ の 僕 ひとりで十分だと云うのだ!
このフラクシヌスに生きる血脈の召集ばかりか
異界から勇者召喚まで行うのはどういうつもりだと聴いておる!
[バン!とまた胸板を叩いてみせた時、ぽろり、とクッキーの屑が零れ落ちた]
とにかく! 僕は異界の勇者なんか認めないからな!
既にこの僕を超える程の偉大な力を有しているというならばともかく!
特に、大地の勇者はもう間に合っておるのだ!
[どうやら、他の。異界から召喚された、特に大地の勇者を快く感じてない事は伝わろう。
元々、この人物も修行中の身ばかりか、魔物を一層する様な実力は生憎無い事も含めても。
さて、まず懸念するべき課題はきっと『協調性』である]
……ヴェルトラオム卿、僕は勝手に休ませてもらうぞ。
どうせ今回の独断で
近年不調の世界樹や魔物共に何か手を打つつもりであろう。
[結局、憤懣した表情で身を翻すも、協力自体は吝かでは無い。
尤もまた懐から菓子を取り出しカリリと噛み付く所、飲食禁止は聴いてないが]
魔物の増加傾向や、疫病、異常気象による変事の被害。
不安な巷では、『混沌』が復活しようとしてるなどと囁かれる始末。
勇者である、この僕に任せれば全部安泰だと安心してろ!
[危機感が足りているのかいないのか、この駄々漏れな自信が判定を迷わせるかも知れない。
ともあれ、大地の精霊を象徴する黄色のマントを引き連れて、大地の守護者は神殿の奥へと歩いていくのだった**]
6人目、火炎の御魂 ステファン が参加しました。
火炎の御魂 ステファンは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 都内某所・帰り道 ―
Hey, Ken!
今日のplan決まったか?
ボク、今日はhunt行きたいナ!
[漸く異国での生活にも慣れてきた日の学校の帰り道。
部活もなく、自由に使える時間を得たステファンは、ホームステイ先の友とゲームの話をしながら帰路を進む。
来日してから嵌った日本のアニメやゲーム、特にファンタジーに分類されるものを好み、この日もインターネットを介して多人数と”狩り”へ行くゲームをやりたいと駄々を捏ねていた]
「また行くのか? 良く飽きねーな」
飽きる? Why?
ゲームの世界に行きたいくらいだヨ!
[疑問を投げられ、ステファンは疑問を返しながらも満面の笑みで断言する。
これもまた常から口にするステファンの願いでもあった]
「分かった分かった、帰ったら付き合うから。
んでもこの後、用事あっから夜にな」
OK!
じゃあ先に帰ってるヨ。
[ゲームの約束を取り付けてステファンはご機嫌。
用事を済ませに行く友と別れ、ホームステイ先の家へと足を向ける。
彼が帰って来るまでは別のゲームか、見たいアニメでも見ていようと考えていた]
[そんな矢先]
─── What!?
[家まで後僅か、と言うところで降り注ぐ、虹色の光>>6]
Hey! Ya, wait!?
[助けを求めようにも周囲には誰も居らず。
慌てふためく間に虹色の光は纏わり付くようにステファンを包み込んで]
『フラクシヌス』…?
[耳にするも新しい、場所を示すらしき言葉。
相手の自己紹介と、求める声を呆然とした様子で聞く]
「世界の滅亡を救う」 って、
[ゲームにありがちな設定。
それを聞いて、うず、と疼くものがあった。
同じく某としている者>>23や、喚き立てる者>>17の姿もある。
そんな中で、ステファンは彼らとは別の反応を見せた]
── Wow! Fantastic!!
本当にゲームの世界に来ちゃったヨ!!
ボクが「世界の滅亡を救う」ノ? Really!?
[拳を握り、ガッツポーズをして喜びを表現する。
満面の笑みで、ぴょいぴょい周囲を飛び回りもした]
ボクに出来るっていうならやるヨ、やるやる!
あ、ボクはフィリップ・フィリドール。
よろしくネ!
[安請け合いと言っても過言ではない態度で引き受けて、ルートヴィヒと名乗った神官長と、他にも呼び出されたらしい者達に簡単に名乗りを上げる]
君タチの名前も教えてヨ。
[既に一緒に『フラクシヌス』を救う仲間として認識している、同じ境遇の者達にも名乗りを促した**]
/*
初っ端から色々やらかしてるボク、どうも、龍猫です。
フィリップマジでどっから出てきたwwwwwww
途中までちゃんとステファン書いてるのにwwwww
フィリドールのせいかそうかwwwwwwww
7人目、流水の御魂 灰吹 玲緒 エレオノーレ が参加しました。
流水の御魂 灰吹 玲緒 エレオノーレは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―ターミナル駅―
あんな女、家族だなんて――絶対に、認めない。
[時は黄昏と夕闇のあわい。
ホームのベンチに所在無さげに腰掛けて。
灰吹玲緒(はいぶきれお)は家路に向かう人の群れの中、
双眸を伏せたまま、小さな拳を握り締めた]
……はぁ。
[これで何度目だろう。
最早、数える気すら起こらない溜息が零れる。
家には帰りたくなかったけれど、行く宛てはなかった。
今日は塾は休みだったし、
かと言って、こんな時間から友達のところに押しかける訳にもいかない]
[父が再婚して三ヶ月。
理由をつけては出来る限り、家を離れるようにしていた。
家に居れば、父の再婚相手が何だかんだと構ってくるからだ。
けれど、父と――父の再婚相手がどれほど不快だろうと、
女子中学生に過ぎない身では、結局は家に帰らざるを得ないのだ]
ああ、もう。
……本当に、むかつく。
[本当は自分が、何に腹を立てているのからは目を逸らし。
八つ当たり気味に踵でベンチの脚を蹴飛ばしていると、
不意に虹色の光>>6で視界が満たされて、思わず視線を上げた]
[玲緒以外に虹色の光を見た者はいないのだろうか?
呆然とする少女を独り遺し、世界は変わらずに回り続けていく]
何、これ。
[曖昧になっていく焦点を合わせようと、
幾つか瞬きを重ねても――いや、瞬きを重ねるほどに。
目に映る世界は光の中に輪郭を薄れさせてしまう。
どこか遠くへ連れて行かれるような感覚がして。
玲緒の小さな背が、ふるり、震えた**]
神殿所属 癒者 メレディス が見物人として参加しました。
神殿所属 癒者 メレディスは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿敷地内・とある場所 ―
[風を削ぐような鋭い音と共に、中空に光球が現れる。
それは地上に近づくにつれ輝きを増してゆき、
地に降り立てば扉を押し開けるかのごとく中央から割れた。
霧散する光粒の中、『向こう側』に見える景色は、木の葉の緑と巨大な樹の幹。
見る者が見れば、それが神殿と『世界樹』とを繋ぐ
転移陣であることが分かるだろう。]
やあっと戻れたね。お疲れさま。
すぐに風呂でも浴びたいところだと思うけど、
まずは今回の報告をしてしまわないと。
やることやっちゃってから気を抜こう。
[足元に大きく描かれた魔方陣が消えてしまうのを見届けてから
静謐な神殿の廊下へと複数人の靴音を響かせる。
やがて立ち止まった部屋の前、ノックを3度。]
神官長。メレディス・レントナーです。
[神官長は戻っているだろうか、やがて扉が開かれたならば
上背のある身体を正し、『世界樹』の経過報告だと告げた。]
― 聖神神殿 ―
先日報告した先端部の異常ですが、
枝部分へのさらなる浸潤が見られるそうです。
患部の切去剥離からの保全術式処置を試みた箇所も、
残念ながら目立った効果は現れないと… 今の、ところ。
[《柱》とも呼ばれる巨大な神木は、遥か上方に枝を広げている。
飛行能力でもなければ、頻繁な往診はかなわない。
癒者として処置を施そうにも、間接的な手法を取らざるを得ず、
どうにも思うような成果は上げられずにいた。]
ひとまず件の精霊族とマメにコンタクトを取って、
目の届かない、もっと上層の情報を収集してもらってます。
ホント、協力貰えて助かってますよ。
あの領域のことは彼らの方が詳しいですから。
―――所見を申し上げれば、
上皮部分の処置は焼け石に水です。
[ふと、無意識に肩をトントンやっていた紙筒に気づく。
マズい、これが報告書だった、と、
丸めた跡の残る紙束をそれとなく平らに均すようにしながら]
あれだけ巨大な神樹といえど、対処はっていうと、ひとと同じで。
影響が出ている枝葉部分…表面じゃなくて、
内側から均衡が崩れた原因を探さなきゃならない。
まぁ、当たり前のことなんですが。
つまりですね、既に一計挙がっていたよう、そろそろ
根部の調査も同時に進めたほうが良い頃合じゃあないかと、
そう、思うんですが……… …
それと、一定の安全確保のために、
ある程度の事前情報も、事前に欲しいとこです。
いやっ、彼ら神殿騎士の腕と俺ら癒者たちの術だけで心もとないッてわけじゃなくて!
[神殿所属の神官のうち、癒者に分類される自分は、
とりわけ治癒の術式に長けてはいても、戦闘など不得手も多い。
護衛の騎士たちの視線が痛くなった気がして、
いやいや助かってますヨーとぶんぶんと首を振りながら、
それでも己の目は自然、聖神神殿の奥―――儀式の間に向く]
妖魔族サンたちとは縁薄く、それに、大蛇の話もある。
調査には手練が、いくらか必要な気がしています。
ただ、それには前々から言っている通り、問題もあって。
妖魔族サンたちとは俺らは縁薄く、
それに、『根に棲む者』の件もある。
調査には手練が、いくらか必要な気がしています。
それと、一定の安全確保のために、
ある程度の事前情報も、事前に欲しいとこです。
いやっ、彼ら神殿騎士の腕と俺ら癒者たちの術だけで心もとないッてわけじゃなくて!
[神殿所属の神官のうち、癒者に分類される自分は、
とりわけ治癒の術式に長けてはいても、戦闘など不得手も多い。
護衛の騎士たちの視線が痛くなった気がして、
いやいや助かってますヨーとぶんぶんと首を振りながら、
それでも己の目は自然、聖神神殿の奥―――儀式の間に向く]
――…、
[世界の危機に際しての聖神神殿の判断は、知っている。
聖神神官長たる肩書きを持つルートヴィヒが行おうとしている
儀式のことについても、立場上聞き及んでいる。
ただ、いつ行うかについては聞かされておらず。
自分はごく一握りの特殊な血脈に連なる者ではなく、
儀式に際し、己の魔力がそれに何らかの呼応を示すこともない。
しかしながら、神殿を出た時と神殿から戻った瞬間の
空気の違いに気づかぬほど鈍いつもりも、ない。]
[なるほど、だからこそ、この違和感かと一人納得をし。]
るぅと神官長。
俺、もしかして遅刻しました?
[にこ、と。
僅かに問いを含ませた笑みを向けた。**]
/*
というわけでよろしくお願いします。
村入りたいー村入りたいーと言ってたところ紹介頂いて、見物人枠を頂きました。
ご一緒するのがお久しぶりの方がとても多い予感。
勇者ズは10代ってことだったけど
見物人はどうなんだろうと散々迷った末、
こちらも合わせることにしてみたのでした。
ぎりぎり10代。
/*
朝になりまして、仕事場です。
中の人はさっぱり読めてないんだけど、くろねこさんがセージだってのはWikiに設定出た時から知ってた!!
[お約束で書いておくことにしたらしい]
今回、見物人3人の内2人は背後が呼び寄せた人ら
なんだけど、どんなので来るかなー。
楽しみ。
神官騎士 バルタザール が見物人として参加しました。
神官騎士 バルタザールは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿 ―
相変わらずメレディスは、神官騎士に喧嘩売るのが上手いな。
[メルディスの語った言葉に反応を示す護衛の兵の気を和らげるためか、それまで気配を消していた男が口を開いた。
今回の調査に同伴した訳でない男の姿がなぜそこにあったかというと、
メレディスが神官長に面会に行く背後をつけ、さらっと混じっていたからだ]
嗚呼、遅刻だよメレディス。
[混じった理由は、神殿に居たからこそ儀式が行われたことを知っているから。故に、同僚が問いかけた神官長よりも前に、反応を返し肩を竦めてみせた]
召喚された者を、先ほどちらりと拝見しましたが
――…大丈夫ですかね?
[調査を行う際など、有事には先頭に出て闘う男は、
此処に訪れた訳をボソリと神官長に零す。
憂いを秘めた顔が暗に示すのは、そっと陰から覗いた分では、
今のままでは、嗚呼――…端的に言ってしまえば力不足のように見える、と]
血脈の者にしても、その……大地の方は…―――
[明言は避けたが、性格にやや難有ではないかと遠回しに**]
大地の御魂 加地徹 トール が村を出ました。
7人目、大地の御魂 加地 徹 トール が参加しました。
大地の御魂 加地 徹 トールは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿・儀式の間 ―
おま、そんなあっさりと……。
[安請け合いする金髪少年>>34に呆れ半分の眼差しを向けるが、彼も自分と同じく巻き込まれた身。
今喧嘩すべき相手ではないと判断し、軽く咳払いして]
俺は加地 徹(かじ とおる)。
言っとくが、俺はそんな訳わからんのに協力する気はないからな。
[念押しするように付け加えた後、神官長へ向き直った*]
―聖神神殿・儀式の間―
[虹色の光が収まり、眩しさに瞑っていた目を開く。
今、玲緒が立つのは喧騒溢れる駅のホームなどではない。
そこは冒しがたい――どこか清浄の気配さえ湛えた場所だった]
わぁ……。
[聳え立つ巨大な水晶柱>>4を目の当たりにし、思わず感嘆の声が零れかけるが]
『……こいつぁ、驚いた』
[誰かの言葉>>6が耳に落ちると口を閉ざし、
隠す気のない警戒の棘が剥き出しの視線を向ける。
気付けば他にも人の姿が複数あった。
ずばぬけて背の高い青年と(彼に比べれば)小柄な少年。
もう一人は金髪の――外国人だろうか。
彼らがそれぞれ口にする内容や服装から察するに、
玲緒と同じように、いきなりこの場所に連れて来られたようだ]
― 聖神神殿・儀式の間 ―
[端的に召喚の目的を伝えた事に対する反応に、微か、浮かんだのは笑み。
喰ってかかって来る>>17のは想定内、むしろ、あっさり安請け合いする方>>34が想定外と言えた]
……他に、任せられる者がいるのであれば、『君』は、ここにいませんよ。
君たち四人、そして、これから集うであろう四人。
その全員が揃って初めて、救済の策は成立し得るのです。
[笑み浮かぶは一瞬、神官長はすぐさま口元を引き締め、静かな口調でそう言い切る]
……とは、言うものの。
異界の魂たる君たちには、唐突過ぎる話なのは理解しています。
これは言わば、我らの身勝手なる願い。
……ですが。
[僅かに眉を落としてここまで告げた後、ひとつ、息を吐き]
この世界に生きる数多の存在を消滅の危機から救うには、他に術がないのですよ。
……それが為せるだけの力を持つ者たちに、
……いきなり全てを受け入れろ、とは言いません。
同じ状況で、自分がそれをできるとは思っておりませんから。
ともあれ、ここではゆっくり休む事もできぬでしょう。
休息するための部屋を用意してありますので、まずは心身を休めてください。
この神殿内及び門前町の中であれば、行動に制限をつける事はしません。
この世界に直接触れ、そして……。
[ここで一度、言葉を切り]
聞いてほしいのです。
あなた方だからこそ聞けるコエを。
精霊と、世界のコエを。
……あなた方がここに呼び寄せられた理由を、あなた方自身が見出すために。
[普段の、というか、素を知る者からすれば驚きを招きそうな真摯な様子で訴えた後、神官長は再び一礼して踵を返す。
儀式の間の外では、案内役を命じられた神官たちが待ちかまえ。
宛がわれた個室への案内や、必要であれば食事の世話なども引き受けてくれるが。
すぐに神官長を追う事だけは、押し止められる。
神官曰く、
『今ぶつかったって、のらくらかわされるのがオチですから』
という理由で。**]
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
……おやおや。
大地の勇者は何よりも他との協調、和を重んじる方と記憶していたが。
いつから、その理念は捨てられたのかな?
[明らかに他を拒絶する物言い>>24に、浮かべたのはとてもとても楽しげな笑み]
一人で全てを為せるなど、勇者の伝承に謳われる三流魔王の台詞だろうに。
[などと、さらり言うのもいつもの事。
足りぬモノを察しているからこそ、そこをつっつくのは通常運行である]
[独断の理由については、敢えて言葉を尽くさない。
そうする事で、無言の答えとなした。
また菓子を齧る様子>>25に、やっぱり聞いてねぇな、など思ったのは置いといて]
……ええ、部屋は用意してありますので、お好きなように。
[示される自負にはなんら突っ込みを入れる事なく、黄色のマントが翻るのを見送った。**]
こんな拉致までするような相手に、
私たちが何を言ったって無駄ですよ。
どうせ大人なんて、皆、同じなんだから――
[この事態を引き起こしたらしき人物に、
背の高い青年が喰って掛かるのを見つめながら、小さく独り語ちる。
自らの言葉のせいで脳裏に像を結ぶ、父の姿を振り払い]
……いいですよ。私も協力します。
[神官長なる人物の協力要請に、
応じる言葉と共に、綻ぶような――けれど、決して目の笑っていない笑顔を向ける]
で、名前ですよね。
灰吹 玲緒です。
宜しくお願いします。
[金髪の青年――ステファンの誘い水>>34を受け、
同床異夢の少年たちに、小さく会釈を向けた]
で、名前ですよね。
灰吹 玲緒です。
宜しくお願いします。
[金髪の少年――ステファンの誘い水>>34を受け、
同じ境遇ではあるが、同床異夢と謂わざるを得ない少年たちに小さく会釈を向けた]
― 聖神神殿・儀式の間 ―
[正直なとこ、なにがなんだかわからなかった。
わからなかった所に端的な説明>>7が入り、周りがそれに色々と反応して]
あー……。
[がじ、と後ろ頭を掻く。
状況は、わかるような、わかんないような。
それでも、一つだけわかる事があった]
よーするに、俺っつーか、俺らにしかで気ない事がなんかあって。
そのために、ここに呼ばれた……って、ワケか。
へー……。
[確かめるように呟いた後、もう一度ぐるり、周囲を見回して]
じゃあ、やるよ。
やれる事があんのになんにもしねーで逃げるのは男のする事じゃねぇ、って。
じーちゃんが言ってたから。
[視線を一巡りさせた後、あっさりと口にしたのは軽い調子の同意]
あ、名前?
名前は星司……九神星司、っての。
[にぱ、と笑っての自己紹介には屈託の欠片もなかった]
― 聖神神殿 ―
えッ!?
い、いや、そんなつもりはないんだけど…な。
[斜め後方からの声には、困ったよう眉下げて苦笑する。
左右後方からの雰囲気はやや和らいだようだが、
騎士達の『お前が言うなこの紙装甲』という
無言の抗議は変わらず此方に向いている。
もっと言葉を選ぶべきだったと内省しつつ。>>45]
てかばるたくん、君、何時から混ざってたの…
一人増えた気配とか、全く感じなかったよ。
[前も言ったけど、隠密業向いてるんじゃないの、と
同僚の方にくるりと顔を向けて、まじまじと見詰めた。]
― 聖神神殿・儀式の間 ―
……ちっ。
[こちらの反応も想定内とばかりに、笑みを浮かべる神官長>>50。
彼の言葉にはやはり、そんなことを言われても、という思いが浮かぶが、直後。
真摯な表情で告げられた言葉>>51>>52>>53に息を呑み、気圧されたように一歩、下がる]
マジなのか。
[ぽつりと呟くのはそんな言葉。
当初は訳のわからないお遊びに巻き込まれたと思っていたが、神官長の表情や声色は、ゲームやアトラクションのためのものとは思えなかった]
いや、精霊がどうのって言われてもわからねーけどな……!
[残念ながら、未だ彼の言うコエとやらは聞こえず、実感はわかないままで。
踵返す神官長をぼんやり見送り掛けた所で]
待った、それってそんなに時間がかかるもんじゃないよな!?
終わったらすぐに帰してもらえるんだよな……!?
[慌ててそう訊ねたのは、事情も言わずこちらに来てしまった手前、元の世界で騒ぎになるのを心配してのこと。
神官長から答えはあっただろうか、いずれにしろ慌てて彼を追い掛けた男は、入り口にて神官に押し止められることになるのだが]
あー……。
[がっくりと肩を落とし、儀式の間へ向き直る]
あいつも乗り気なんだよな……。
[独り言ちたのは、召喚された内の一人である小柄な姿>>57が視界に入った時のこと。
確か名前は灰吹と言ったか。
ステファンと名乗った少年と違い、安請け合いというよりはどこか諦め半分の口調にも聞こえたが]
大丈夫なのかね。
[そう呟いたのは、自分と比べどこかひ弱そうな姿に見えたから]
…ああ!やっぱり例の儀式は済んだんですか。
近くに居合わせることが出来なくて残念だな。
[世界樹の異変を探るという当面の任の進捗はともかく、
伝承として語り継がれる伝説の勇者、
その系譜を引く者たちの降臨を目の当たりにする機会に
期待と興奮を覚えなかったかと言えば嘘になる。]
でも、―――なに?
ひょっとして、問題あり?
[しかし、待ちわびた勇者の降臨にしては、
含みのある同僚の物言いが気にかかる。
神官長と同僚を交互に見やり、軽く首を傾けた*]
― 聖神神殿 中庭 ―
[さて。神官長は当然の様に、「部屋」に行くものと考えたろうが
アイルリートが真直ぐその足を向けたのは神殿の中庭で…]
『なに?神殿の部屋? 狭くて暑いんだよここの部屋は!
テーブルと椅子を数人分だすのだ!
折角だから紅茶も数人分くらい淹れておくのだぞ!』
[神官長の斜め上を行く様に、中庭をお茶会の会場に急遽仕立て上げていた。
こんな無茶なワガママを通しても、仮にも貴族の若当主であるアイルリートなら通るのだ。ビバ貴族。地位の力最高]
[ともかく、黄色のマントを外し椅子に置き
優雅に、そりゃもう休日の午後のひと時みたいに勝手に満喫し
懐からはクッキーばかりか飴玉まで取り出して転がす始末ではあるのだが]
まったく、あの腹黒仮面め。
僕が子供の頃から食えない奴だった。
召還した、召集したと云えども
他の血脈や異界の勇者達が弱ければ、結局戦うのは僕なんだ。
世界の盾たれ、高き巌たれ、闇への障壁たれ、誰よりも前たれ。
…… …… ふんっ。
[やはり、他の勇者なんてキニイラナイとは思いつつも
神殿を訪れる誰かしらに用意させた椅子に紅茶へ視線を投げかけながら、キイキイと椅子を背中へ傾けさせていた]
[>>64 徹の視線に気付き、わざとらしく小首を傾げるが。すぐに真顔になって]
……えーと、加地さん。
そんなに心配しなくても大丈夫じゃないですか。
私たちに世界を救うとか、そんな大それたこと出来ないって、
あの人だってすぐに分かるでしょうから。
(そうなったとして、
はい、そうですかと帰らせてくれる保障もないだろうけれど――)
あ、でも……やるからには、本気でやるつもりですよ。
[そう口にすると、頭一つ分以上高いところにある少年の瞳をじっと見つめた]
え、あれ、乗り気じゃないのって俺だけ?
[屈託なく言い切る少年――九神>>60を見てぽかんと口を開ける。
彼の言うじーちゃんの言葉は、内心にぐさりと刺さるものがあるものの]
いや待て、お前らいきなりこんな所連れて来られて、あっちに残して来たこととか心配になんねーのかよ。
やりたくないとか、そういう話じゃなくってだな。
[若干言い訳めいた言葉が混ざるも、眉を寄せた眼差しは真剣で]
周りに迷惑がかかるかもしんねーじゃん……?
[自分にとっての心残りは、大会を控えた野球部のことだ。
部員が一人行方不明になったことが、大事になって大会の参加に響きでもしたら――と。
自分のそれは杞憂かもしれないが、先の見えない状況でその辺りを気にしてなさそうな他3名が気に掛かってもいた]
― 聖神神殿 ―
[色々を一区切りつけて執務室に戻り、一息ついた頃に聞こえたノックと名乗り。>>39
古書に伸ばしかけていた手が止まる]
どうぞ、お入りなさい。
[緩く声をかければ、それに応じて扉がひとりでに開く]
お勤め、ご苦労様です。それで、『世界樹』の様子は?
[経過報告という前置きに、先を促す。
伝えられる内容>>40 >>41は、ある程度は想定していたもの。
していただけに、色々と頭も痛い……のだが]
……一先ず、根側に調査隊を派遣する、というのはありでしょう。
その上で、『根に棲む者』への対策も講じなければなりませんが……。
[為される提案>>42に頷きつつ、逸れる視線を軽く追う。
向けられる笑み含んだ問い>>44には、先んじて答え>>45が返されて]
[二人のやり取りと、騎士たちの様子にく、と低く笑んだのは束の間の事。
憂い秘めて綴られる言葉>>46と、それを受けて首を傾げる様子に、ふ、と息を吐いて]
……ぶっちゃけて言いますが。
今のままでは全くの役立たずです。
[きっぱり言い切りました]
しかし、内なる輝きは確かなもの。
後は、彼らが精霊の声を聞き、それを受け入れられるか否かにかかっている、と言えるでしょう。
後の問題は、末裔たちとの協調がどれだけ保てるか、ですが。
ここも含めて、荒療治をするつもりでいますよ。
……幸い、精霊節も近い。
『世界樹』の住人たちにも、御助力を願いましょう。
[『世界樹』の住人──つまりは、そこに領域を持つ精霊たちの手を借りるのだと。
わりと大事なはずなんだけれど、告げる口調はさらっと軽かった。*]
はは、そりゃまあそうだな。
それで、さっさと帰してくれりゃ言う事なしだぜ。
[下から見上げる灰吹>>68の視線に、軽く笑いを見せつつ答える。
相手が内心で思う所まではわからなかったが]
ふむ。本気……本気か。
こういうのに本気になるってどうしたらいいんだ?
俺、野球以外のことはよくわからなくてな。
[とりあえず休息を勧められたり、精霊の声がどうのとは言われたが、具体的に何をすればいいのかははっきりしない状況で。
それでも本気でやる、と口にした相手を、高い位置からじっと見詰め返す*]
[自分のじーちゃんの口癖が与えた影響なんて知る由もなく]
んー、まあ、インハイ近いし、その辺は心配っちゃ心配だけど。
[周りに迷惑が、という徹の言葉>>69に、がじ、と頭を掻く]
でもさ、ここで何にもしないでいるって、やっぱすっきりしねーし。
やれる事があるなら、俺はそれをやってみたい。
[その一念と、純粋な楽しさ追究で走り続けてきた短距離走者に迷いの色はなく。
あるのは、未知への好奇心のいろ]
ま、寮母の星華ねーさんに説教食らう事になったら、ちょっと怖いけどさ。
そういうの、私は別にいいんです。
[元の世界のことを気にかける徹の言葉>>69には
いっそ素っ気ない程の口調で答える。
本気の遣り方について問われるには>>73]
そうですね。
まずは与えられた課題をこなす所から、始めてみようかと思います。
『精霊と――世界のコエ』でしたか?
よく分からないけど、それを探せば良いのかな、と。
ぶっちゃけて言えば、物見遊山なんですけどね。
[神官長の要請に肯定的だったステファンと星司はどう考えるだろうかと、二人に問うように視線を流す]
インハイ? ……出んのお前?
[現代の高校生が知らぬはずのない単語が九神>>74から出て、驚きと若干羨望の眼差しを向けるも。
しかしそれへの影響を心配しつつも、神官長へ協力することへは迷いない姿に、はあ、と息が漏れる]
そういうもん……かね。
[見も知らぬ世界のこと、自分の力が必要と言われても実感が湧かないのは相変わらずで。
素直に同意は出来ぬまま、視線を向けるのは灰吹>>75の方]
んん?
[元の世界に関しては素っ気ない返事が返り、若干首を捻るも。
やり方に関して説明されれば]
うーん……やっぱ言われたことやるしかないのか。
[よくわからないのは自分も同じだが、物見遊山と軽く言われたことが、むしろ糸口にも感じられた。
視線が他二人に向けられれば、自分もそれに倣う*]
/*
あっ、またこのポジションか、と思うこと若干。
頼れるキャラになろうと思ってたのにこれだよ!
まあ世界<<<野球だからね、仕方ないね。
― 聖神神殿・儀式の間 ―
[食って掛かる者へと返すように話されたルートヴィヒの言葉>>50 >>51 >>52 >>53は、ゲーム感覚で居るステファンのテンションを更に上げるもの。
精霊と、世界ののコエ。
キーワードたるそれを心に留める]
ボクタチの他にも、4人居るんだネ。
partyだ!
[テンション高いままに一人盛り上がり、至極楽しげに話を聞いていた]
[それから名を問う声に返る言葉を聞く]
カ、カジ、 トー ル。
tall? Thor? Oh, thunder god!
神サマの名前、カッコイイネ!
[ゲームでも出てくる神話の神の名を連想して、彼>>47のことをトールと呼ぶことにした]
Why Japanese people!!
にほんじんは困った人を助けるコクミンセイじゃなかったのか!?
[唐突に芸人のネタを交えて、大きな身振りも加えて大声を上げた]
[それも直ぐに笑顔に変えて]
ワケが分からなくても、必要とされたなら、まずやってみてもいいんじゃないカ?
出来る出来ないはやってみてからでも判断は遅くないヨ。
[持論を口にして緩く首を傾ぐ]
[この中で唯一の女性>>57も、ステファンと雰囲気は違えど協力することに決めたらしい]
ハ、ハイ ブキ、 レオ。
Leo? Yeah, Lion! 勇ましいネ!
[自己紹介>>58を受けて、彼女のことはレオと呼ぶことにした]
[残る一人>>59も示すのは是。
方向性はやはりステファンとは違うようだが、軽い調子の返事だった]
ク、クガ ミ、セ ジ。セージ、セージ。
ハーブの名前カ?
[どんな漢字を使うのかなど知る由もなかったため、自己紹介>>60を受けて見当違いなことを言う。
呼び方はセージにする模様]
周りにメイワク?
ah…なんにも言わずに来たし、今夜約束あったけど…
でも、なんにもしないで帰せ、って言っても聞きそうにないよネ?
[トールの言葉>>69に思うところはあれど、今すぐ帰してもらえるとは到底思えず。
そんな言葉を返すが、根底には折角来たのだから遊んで帰る、と言う思考があったりなかったりする]
ん? ああ、短距離走でな。
[驚きと羨望、込められるものの意は知れぬまま、さらりと返す。>>76]
なんつーかさー、難しく考えすぎても仕方ないじゃん。
今この瞬間に、俺らは生きてるんだし。
目の前にある事に向かう方が現実的じゃね?
[その目の前にある事は、物凄い『非現実的』なわけだが。
軽い調子はやっぱり崩れなかった]
[玲緒の言う『本気のやり方』>>75に、こて、と首を傾ぐ。
問うような視線が流されたのは、それと前後してのもの]
あー、そだな。
とりあえず、俺たちに聞いて欲しいものがあるみたいだし、それを探すとかから、ってのが、一番わかり易くね?
とりあえず、この建物の中とその周りは、好きに歩いていいみたいだしさ。
[ぐるり、幾度目か周囲を見回した後あっさりとこう言った]
[向く視線>>75 >>76には、最初、ん?と首を傾ぐ仕草を見せて]
精霊はファンタジー世界に存在する魔法的存在だネ。
魔法使うには精霊の力を借りることもあるヨ。
一番良く知られてるのは四大精霊って言われる地水火風の精霊だヨ。
そのコエを聞け、って言ってるんじゃないかナ。
世界のコエは……うーん、こっちはいまいちワカラナイけど。
この世界のことを知れば、何か見えてくるんじゃないカ?
[ゲーマー知識を交えて分かること、思うことを口にした]
8人目、流水の守護者 ベルティルデ が参加しました。
流水の守護者 ベルティルデは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―聖神神殿付近―
[聖神神殿の近くに大きな水球が一つ。
地面につくかいないかの頃合にふわりと大気に解けた。
そこから降り立つのは桔梗色の髪をした少女。
付き従っていた者達が先触れとして神殿に近付く。]
――ベルティルデ・アウリーン、参りました。
[涼やかな声でそう名乗った少女は、にっこりと微笑んで門番達に一礼する。
彼女もまた、かつて勇者に助力した精霊の血を引く、守護の血脈に連なる者である。]
[>>83 初対面の男子相手に、いきなり名前で呼ばれるのは初めての経験だから。
外国人特有のテンション(と、玲緒が勝手に思っている)で、
楽しそうな様子のステファンに少し困惑気味になる]
勇ましい、か。
きっと、褒め言葉……だよね。
[それでも、レオと呼ばれることは否定しない]
― 聖神神殿・儀式の間 ―
サンダーゴッド……?
[ステファン>>78の反応に瞬く。
ありふれた日本人名という認識だった自分の名が、どこかでは神様の名前だとは知らなくて。
しかし彼の楽し気な様子は、こちらの言葉に一変する>>80]
は!?
い、いやそりゃ、自分でどうにか出来る範囲ならな。
[いきなり世界がどうのと言われたら、日本人でも戸惑うと思うが。
テレビを余り見ない野球少年は彼のテンションに追いつけず面食らっていたが、笑顔に戻って持論を述べられれば>>81]
いやまあ……俺もチームメイトに同じようなこと言ってたから、そこは反論出来ねー。
[1年生の頃、顧問が出す一見理解不能な特訓メニューに、同学年の部員を駆り立てていたことを思い出し、若干遠い目をして]
ところで、お前と似たようなこと言う奴前に教室で見たけど、それ流行ってんの?
[流行に疎い男は、最後にそんな疑問を口にした]
後は私一人で大丈夫ですわ。
何かあったら此方から連絡が行くでしょうし。
[不安そうな随行者達に向けるのは、花の綻ぶような笑顔。
供には帰るように伝え、自らは神殿の方へとゆっくりと進んでいく。
――その顔に僅かに浮かぶのは緊張。
水の力の祝福を受けているとはいえ、修行中の身。
あまつさえ殆ど他の集落へ出される事なく育った箱入り娘である。]
[風を受けてゆるやかに流れる腰まで伸びた桔梗色の髪の間からは、小さめではあるが精霊族の特徴たる先端の尖った耳が覗いている。
少女の纏うのは銀鼠のハイネックに紫黒のコルセット、流れる水を表す文様が入った深紫色のロングスカート。
胸元は黒い革紐に涙の形をした遊色の浮かぶオパールを通したネックレスが飾っている。
足には紫黒のロングブーツを履き、腕は指先のみが出る同色のロンググローブで覆われ、虹色の領巾を纏わせている。
露出は少ないが、身体にぴったりと合わせられて作られたそれらの服は、上質な素材が使われている事と、仕立ての良さを窺い知る事が出来るだろうか。]
―祭壇の間―
お久しぶりです、ヴェルトラオム様。
[>>8祭壇の間に佇む銀髪の青年の姿を見とめれば、少女はスカートの裾を軽く摘まみ、一礼する。
神官長を務める彼とは何度か面識があった。]
私に招集のお声が掛かったという事は、他の血脈の方々も同様、という事でしょうか。
[問いながらゆるりと首を傾げればさらりと桔梗色が揺れる。
自他ともに認める箱入り娘であっても、この世界に迫りつつある危機については知っている心算だ。
ずっとずっと、変事があればその力を使って責務を全うせよと、言われて育てられてきたのだから。
――力が未熟な段階で呼び出しがかかるとは思わなかったが。]
……ちげーよ。
[ハーブの名前か、というステファン>>84に返したのは低い突っ込み]
星の司、で星司。
勝手に植物にすんなっつーの。
[この名前は、天文学者だった亡き両親が自分に遺してくれた数少ないものの一つ。
向こうに悪気がないのは全力で感じ取れるものの、やっぱり、ちょっと、不機嫌になるのは否めなかったが。
『精霊と、世界のコエ』に関する解釈>>88には、おお、と素直に感心する声を上げていた]
……九神さんのお祖父さまは、きっと素敵な方なんですね。
[星司の真っ直ぐな言葉と振る舞いから、彼に影響を与えたらしい祖父の人となりが窺えた。
少なからぬ引け目と羨望を感じつつ、素直な感想を口にする]
確かに、難しく考えても仕方ないですよ。
[>>87 星司と意見の一致を見て頷く。
もっとも、神官長側からそれ以上の指示がないのだから、
『非現実的』な現実を前に出来ることなど、たかが知れているのだが]
まあな。
要は諦めるしかない訳か。
[元の世界に戻ることに関しては、と、ステファン>>85の言葉に溜息つきつつ。
九神>>86がさらりと返す言葉には目を円くして]
おお……そうなのか。すごいなお前。
[それなら選ばれるのも納得、なんてことを内心思う]
この状況で現実的も何もないと思うが。
何もしないよりゃ、その精霊とやらを探す方がマシか。
[簡単に出られないとなれば、時間を無為にするのは自分とて本意ではなく。
周囲見回す九神>>87に頷いて]
なんだ、詳しいなお前……。
本当に同じ世界から来たのか?
[ステファン>>88の説明に、ゲーマー知識とは思わず驚きの表情を見せた]
[レオの反応>>90は微妙なもの。
ステファンはそれを見て緩く首を傾ぐ]
ボク、おかしなこと言った?
もしかして、Lion 嫌いカ?
[そこまで言ってから、はた、と気付いた]
Oh, 女性にLionは失礼だったネ!
肉食系って意味じゃないヨ!
[単に名前が格好いいと思っての言葉だったため、相手の持つイメージまで汲み取っておらず。
日本に来て覚えた言葉を交えて謝罪を紡ぐ]
sorry, レオはcuteネ!
[ステファンの言動に驚いているらしいトール>>91の反応にも瞳をぱちくり。
反論出来ないと言う言葉>>92には、にぱ、と笑ったものの、次いだ問いに表情は驚きのものへと変化する]
今人気のゲイニン知らないのカ!?
アメリカ人のゲイニンのネタだヨ!!
oh, 違った! sorry!!
[低い否定の突っ込み>>96に素直に謝罪]
ホシ、の、ツ、ツカ、サ?
ツカサって、なんダ?
[細かい漢字の意味は流石に知らず、疑問が返る]
/*
蒼生です。
また入り込んでしまいました。
どうぞ宜しくお願い致します。
そしてめっちゃ時間が掛かってごめんなさい。
チップに悩み、格好に悩んでいたとか…><
元々ファンタジーぽくはしたいなと思っていたのですが、髪型で悩んでしまい。
ひれ耳にしようか迷いましたがエルフ耳に。その代り、領巾装備ですよ。(ストールとはイメージ違ったのですよ…)
セルウィンさんは残念でしたが、玲緒さん宜しくお願いしますね。wikiで言おうか迷ったけど、悩んだ末に書き込めなかったヘタレです。
yes! ボクも日本から来たヨ!
ここがゲームの世界なら、ゲームの知識は通用するはずサ!
[驚くトールの反応>>98に、ゲーム知識であることをあっさり告げる]
異世界から来たボクタチが本当にコエを聞けるかはワカラナイけど、セージが言うように歩き回ってみるのが良いと思うヨ。
行動しなきゃ結果はついて来ないからネ!
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
おや、お久しぶりですね。
[祭壇の間に現れた桔梗色の髪の娘>>95に向けるのは、穏やかな笑み]
……そう、問うという事は、あなたも感じたのですね。
ええ、既に大地のアイルリートはこの地に。
[笑みと同じく、口調もまた、穏やかなもの]
……なれば、招かれた意は。
己が為すべき事は、既に理解できていますね?
[それから、投げかけるのは確かめるような口調の問いかけ]
9人目、火炎の守護者 ミリアム が参加しました。
火炎の守護者 ミリアムは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
[少女は見目に似合わぬ大剣を背負いながら、パタパタと聖神神殿の祭壇の間へと駆けこむ。]
ミリアム・アルトマ、ただいま参りました。
[来たタイミングはベルティルデより遅かったくらいか。
動きやすいよう機能性を重視した服に、ちゃんと要所を守るように防具は身に着けていて。
特に目立つのは腰に赤から紅へとグラデーションに染められた腰布が巻かれていることか。]
あ、ベルティルデさん、こんにちは!!
[先にいた人の姿を見れば>>95、きゃっきゃとあいさつをした。]
― 聖神神殿 ―
…役立たず……
うーわー。ズバっとおっしゃいますね。
[近くに居れば自然、素の側面を垣間見ることにもなるわけだが
一見すれば物腰柔らかそうな彼の一刀には
配属当初から今に至るまで、随分驚かされたものだ。
流石に今はもう、笑って受け取るだけの余裕はある。]
まぁでも、るぅと神官長がその目で見て、
確かな輝きを秘めていると感じられるなら、
きっとその通りなんでしょう。
……聖神オルキス様の導きに間違いがあろうはずもない。
[純白の光を湛え燦然と輝く神殿の天井を振り仰ぐ。
バルタザールの言及した懸念事項>>46には、
強調力への荒療治との言葉によって何となく察し、特には追求しなかった。]
きゅーと、ですか。
面と向かって言われると、結構、本気で照れますね。
[>>100 どうやら肉食系の意味を勘違いしてると思しきステファンが
さらりと口にした言葉に、指先で頬を掻いた]
私、ゲームのことは良く分からないんで、
フィリドールさんの知識、当てにさせてもらいます。
[藁をも縋る、というつもりはないが、
玲緒にない知識を持つステファンが気付くこともあるだろう]
だいじょうぶ。
伸び代があるなら、その後に期待すればいいんです。
[役立たずと断じるルートヴィヒの言葉には、
常ののんびりとした語調とは打って変わった真剣なものを返す。
まだ彼らと直接は出会えていないというのに、助力を行う方向へと意識が傾いているように。]
と言っても、この危機にのんびりとはしていられませんよね。
俺に何か出来ることがあれば、言って下さい。
何度も通って顔の通る精霊族も居ますし、
もしかすると話を通すことも出来るやもしれません。
[癒者の力を持って役立てるのであれば、
何でも力添えしますよ、と胸を叩いた。*]
ゲイニン……芸人か。
俺、あんまりテレビは見なくてな。
あと、ゲームも。
[ステファン>>101>>103の言葉に瞬く。
触れる機会がなかった訳ではないが、興味を持ったり時間を割くほどではなかった]
ま、おんなじ国から来てて、そのゲームの知識とやらが通用しそうなら、ちょっとは心強いわ。
[微かな笑顔をステファンへ向け]
んじゃ、一旦ここで解散かね?
なんか部屋に案内してもらえるらしいけど。
[視線を向けるのは、案内役らしい神官の方]
なあ、その部屋って中で筋トレとかしていいの? 素振りは?
[世界がどうこうを抜きに、自身が日課としていることに関して、案内役に訊ねたりしつつ*]
神殿所属 見習 タチアナ が見物人として参加しました。
神殿所属 見習 タチアナは、見物人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿 ―
[まだ所属を決められていないタチアナは、日常生活の雑事が主な仕事だ。
今日もいつもの通りに仕事をしていたのだが]
………?
こんな所でなにやってる、って…
お洗濯、してる…よ?
[こちらを見るなり怒る神官に首を傾げ、聞かれた問いに答えたら更に怒られた。
もしもの為に今日は神官長傍に控えておけと言ったろうという言葉に、そういえばと思い出し眉を落とした]
レオ、かわいー。
[照れているらしいレオ>>107の様子に、また日本で覚えた言葉を向ける]
OK, OK, ワカラナイことあったら聞いてヨ!
[全部が当て嵌まるかは不明だが、全く当て嵌まらないということも無いだろうと言う推測の下、そんな言葉も向けておいた]
oh, そうだったのカ。
それじゃあ知らなくても仕方ないネ。
[トールの言葉>>109に納得の声を返して、向けられる笑みにステファンも笑みを返す]
そうだネ、ボクもあちこち行ってみるヨー。
[解散の言葉に是を返し、案内役にも視線を向けたものの。
そちらには向かわず直ぐにどこかへと移動する心算で居た*]
お元気そうで何よりですわ。
[>>104向けられた穏やかな笑みに神官長が自分の記憶と変わらぬ事に安堵する。
浮かべられた笑みと同じ空気を纏う声で紡がれた言葉には胸元を彩るネックレスに触れて]
…えぇ、異界を渡って来た方々の気配を感じますわ。
私がするべき事も――。
[頷いてその両方に肯定の意を表す。
自分がそれに見合う力を持っているとは思えない。
けれど]
未熟者ではありますが、このお役目は流水の血脈の名に懸けて必ずや全うしてみせます。
[この胸には守護の血脈たる矜持と、この世界を護らんとする志がある。
それだけは一族の誰にも負けないし、譲る心算もない。
そんな想いを込めて、目の前の青年を真っ直ぐに見つめた。]
……ん、まあ、音だけ聞いてりゃ、区別つかねぇだろうし。
植物じゃない、ってわかりゃいーよ。
[素直に謝られて>>102まで不機嫌を引き摺る気はなく、さらりと返したものの。
文字の意を改めて問われると、んー、と眉を寄せ]
あーと。
文字で言うなら、司書さんとかの「司」。
[つたわれ、と思いつつ、そこを説明する]
じーちゃんが言うには、なんかの仕事にかけてあるらしいんだけど、説明難しいんで、ちょいパス、な。
[一応、名前の意味は教えられているが。
さすがに、そこまで説明する気力はなかったりした]
[ともあれ、生じた不機嫌は一先ず治まって。
そこに向けられた玲緒の言葉>>97に、自然、口許は綻ぶ]
ああ、普段はおっかないけど、カッコイイんだぜ、ウチのじーちゃん。
[口調からも、祖父を慕っているのは十分に伝わるか。
意見の一致にはだーよなー、と軽く頷いて]
[徹の内心の思い>>98は知る由なく。
すごいな、という言葉にまーな、と軽い口調で頷いて見せる]
そーゆーこと。
止まってたって面白くないじゃん?
[常に動いているのが好きで、そこから短距離走に入って行った、という経緯もちは、またもごくあっさりとこう言い切る。
解散の提案>>109には、だなー、と一つ頷いて]
ここで固まってても仕方ない、ってわかってんだしな。
捜し物、しに行かねーと。
[その前に、部屋とやらを確認する必要はあるだろうけれど。
場所を認識したら、すぐに飛び出す気満々なのは一見して見て取れる。*]
…ごめん、なさい。
[こちらの謝罪に、神官は盛大な溜息を吐いて首を振る。
叱責は後にするから今すぐ向かえと言う神官に頷き、頭を下げてその場を離れた]
[>>105神官長と言葉を交わしていた頃合か、祭壇の間に駆け込んでくる足音が聞こえ。
名乗りに其方に視線を移す。]
――まぁ。
ミリアム様、こんにちは。
お元気でしたか?
[弾むような声で紡がれた挨拶に顔を綻ばせ、挨拶を返した。]
10人目、疾風の守護者 ウェルシュ が参加しました。
疾風の守護者 ウェルシュは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿内 ―
[神殿の中に入り、直属の神官に言われた通り神官長の元へ向かう。
離れる際に行き先は聞いてあるが、聞かずともタチアナは知る手段を持っている。
くん、と嗅げば慣れた匂い──その中に違和を見つけ、首を傾げた]
……………あれ…?
[何故か、違う匂いが混ざっているように感じて立ち止まったものの。
神官長の匂いを見つけて、まずは言われた事をちゃんとしようと止めていた歩を進めた**]
[部屋に行くつもりらしい徹>>109とは一度別れ、
同行者がいるなら共に、神殿の外に向かおうとする]
え、と。地水火風の四大精霊か。
どこに行けば会えるんだろう……。
水は河とか湖で良いとして、他の精霊は難しいな。
まさか、火の精霊は火山に行かないと会えないなんてこと、
……ないよね。
[考えたところで、答えなど出るはずもない。
行動を起こすにしても、そもそも此方の世界について
所有している知識が少な過ぎるのだ]
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
[問いかけに返されるのは、是の言葉。>>113
正しく状況を理解している、とわかる様子に目を細めた]
…………。
[続く宣と向けられる視線>>114は、揺るぎない意志を感じさせるもの。
想いの強さは十分、と判じては、と息を吐く]
……その決意。しかと受け取りました。
とはいえ、決意だけでは空回りするのは、わかりますね?
[強さ故に起きかねない事象、それへの釘を一本刺しておいて]
……ふむ、あなたも来ましたか。
[ぱたぱたと駆けこんできた少女の姿>>105に、浮かべるのは笑み。
先に来ていたベルティルデを見るや、そちらに挨拶する様子に、れいぎさほうとは、という言葉が過ったが、まあ、素では人の事は言えた義理じゃないので置いておく]
司書……um, 後で調べてみるヨ。
[説明してもらった>>115もののいまいち伝わっていない模様]
仕事にかけて?
A-ha, 名前に意味があるってことだネ。
素敵だネ、そーいうの!
[感じたことはそのまま口にしていた*]
/*
お嬢様RPは久しぶりですな。
玲緒さんをほんわか包めるといいなと思いつつ、義理のお母さんのイメージに似てたらどうしようとか()
親しい・親しみやすい(とベルが思っている)と名前呼び。
目上、まだ仲良くないと苗字呼び?かな。
使用人とか身内は多分さん付け・呼び捨て。
何気に、幻夢企画の方々とご一緒するの女性PC三回連続ですがが。
勇者様が逆ハーレムで、守護がハーレム状態だと気付いた昨日。
― どこかの木の枝の上 ―
だからね、ボクに神殿まで飛んでいけとか、ダッドも無茶が過ぎると思うんだよね。
[ ぶつくさと零しながら、腰のサーベルの剣帯を一度外して背に負う形に結び直す ]
ボクは絶対魔法使いより騎士向きだと思うんだ。
もしかして、赤ん坊の時にでも、どっかで取り違っちゃったんじゃないかなあ?
『あら、でも「彼」に、そっくりなのに』
[ ふわふわと、纏い付くように傍に漂う風精の言葉に「えー?」と胡乱な視線を向ける ]
大魔法使いウェルシュブロークに?だってセインだって、彼に会った事無いじゃない。
『あたし達は記憶を共有するもの。「彼」を見たことだってあるわよ。あなたより5割くらい男前だけどー』
はいはい、精霊達も彼に夢中で、だから大魔法使いと呼ばれるくらい力を得たんだよね。なんかこうものすっごく俗っぽいけど。
[ その俗っぼさ故に、守護の血脈の者以外にはあまり伝わっていない逸話だったが、そういうところだけは何となく親しみが持てる、と思ってしまっているのは内緒だ ]
〜Tantus Auster
et auferas me in caelum〜
[ すう、と息を吸い込み、謳うように願う声に応じて風が集う ]
よし、いい感じ…
[ ぐっと拳を握った横で、くすくすと笑う風精シルフの声 ]
ちょっとセイン、静かにしててってば、折角うまくいきそうなんだから!
[ むうとした顔で文句を言ってから、再び意識を集中し… ]
えいっ!
[ たん、と枝を蹴って空中へと飛び出すと、ふわり身体を支えた風は ]
― 聖神神殿 中庭 ―
[召還された異界の勇者達に続いて
血脈の者達も集まりつつあるのがわかるのは、その身に受けた大地の祝福故だろうか]
……ふむ。そういえば、あいつは何時頃来るだろうかな?
この僕の記憶が正しければ
水と火の一族よりも遠めな所から来るハズだが……。
[また随分と面白い現れ方をするのだろうか?
そう、知らぬ間でもない風の血脈の顔を思い出して]
[外へ出る心算であったため、途中まではレオ>>121と同道することにして]
精霊は限られた場所にだけ居るってワケじゃないヨ。
強い精霊はモチロン、そのチカラの象徴になる場所に居たりするけど、身近に居る場合もあるヨ。
火なら、どこかに炎があれば居たりするんじゃないかナ。
地は土があれば逢えるかもネ。
風だともっと簡単かも、風が吹く場所に行けばいいと思うし。
[疑問らしきものが聞こえれば、ゲーマー知識をフル活用して説明を入れた]
うぇ…?
[ 次の瞬間に、突如小さな竜巻に変化した ]
うにゃああっっ?!?!
[ 竜巻にぶん回される事数秒、次に待っているのはお約束な展開で ]
ちょ、ま…!?
にゃあああああああーー!!
[ 長く尾を引く悲鳴と共に、細身の身体は放物線を描いて、青空をぶっ飛んでいく ]
[>>122決意は受け取った、という言葉に安堵するも続く言葉には]
……はい。
それは十分、承知している心算…です わ。
[役目を全うせねば、と足りぬ力を置き去りにして心が先走る故の空回り。
それは修行中の身には耳が痛いもので。
釘を刺された事に応じる言葉は尻すぼみになり、少女の心情を表すかのように、ほんの僅か耳が下がった。]
― 聖神神殿 ―
言葉を飾った所で、事実は変わりませんから。
[どこまでもさらっときっぱり、言い切る。
何かと近くに置く事の多い癒者相手には、素を隠す事も余りなく、故に、語る言葉には本音も滲みやすく、伝わる事も多い]
……ええ。
彼らがここに至ったのは、聖神の導きあってのもの。
今はその輝きを信じて、それを鍛え上げねばなりません。
[常とは違い、真剣な口調で綴られる言葉。>>108
続く申し出に、浮かべた笑みは深くなる]
そんな安請け合いをしていいんですか?
私は使えるものはなんでも使いますよ?
[恐らくは言うまでもない事を、敢えて問いとして投げかける。
それは、動いてもらう必要性を感じているが故の事。*]
『方向は、間違ってないのよねえ…』
[ 目的地の聖神神殿までは、あと少しの距離 ]
『落ちるのどの辺りかなー?』
[ ふわり、呑気に後を追う風精は、それでも相当に飛行速度は速い。世界樹に激突する前には追いついて止める事が出来るだろう……*多分* ]
[徹の投げかけた疑問>>109の一部を、案内役の神官は剣技の鍛錬か何かと取り違えたようで。
身体を動かしたいなら、そのための訓練場がありますよ、と教えてくれる。
ただし、その訓練場=神官騎士の訓練場なわけだが。*]
― 聖神神殿・廊下 ―
[儀式の間に集められた4人は解散の流れとなり。
案内役に部屋について訊ねた男は、そのまま彼に連れられ個室へ向かい掛けていたのだが]
ん? あそこに誰か居る?
[指を差したのは中庭>>66。
そこにはお茶会か何かのようにテーブルと椅子が並べられ、紅茶までもが置かれていた。
そして椅子の一つに座り、菓子か何かを齧る人物が一人>>67]
つーかここってアリなの、ああいうの!?
[儀式の間もここまで通って来た廊下も、荘厳といった雰囲気が漂い、気軽に飲食出来る場とは思えなかったのだが。
案内役に視線を向ければ、あの人物は貴族の若当主であるため、特権的に許されているのだと教えられる]
へー。ここにも居るんだな、そういうの。
[世界の危機がどうのと深刻な話を聞かされたというのに、一方では貴族の特権とやらがまかり通るらしい。
半眼を向けた案内役は、縮こまりつつも更に告げる]
『それに、あのお方は――大地の守護者様でもありますから』
うん? てことは、残り4人の内の一人?
[その問いに返ってくるのは肯定。
ついでに、折角だからご挨拶をと促され]
お、おう……。
[あからさまに気が進まない顔をしつつも、出来ることから、との助言を思い出し、中庭へ足を向ける*]
/*
ウェルシュさん、良いキャラでいらっしゃるw
大地:トール・アイリ
流水:エレオノーレ・ベルティルデ
火炎:ステファン・ミリアム
疾風:シュテルン・ウェルシュ
うん、面白いペアだ。
/*
武器、扇なん?って感じでごめんなさいねぇ。
普段は普通サイズ、魔法使うとムソウとの二喬が持ってるのぽい大ぶりなのになるイメージ。(あそこまでは多分大きくなりませんがが)
舞踊で魔法を〜とか考えてます。
踊っている余裕なさそうですがw
/*
ふう...やりたいことの八割おわた(まて
あ、毎度遅刻のふかふかですごめんなさい。
今週仕事のトラブル多くてなあ...
まあ、明日明後日に迫ってきてる台風がちょい不安だが、後は大丈夫なはずだ。うん。
― 聖神神殿・裏庭 ―
[とりあえずは解散の流れとなり、一度は部屋に向かおうか、と思って案内役について行ったのだが]
……んにゃ?
[途中で歩みは止まり、視線は上に。
それは、何かを感じ取ったが故の事]
なんだ、この感じ……。
[小さく呟き、くるり、方向転換。
そのまま、何も言わずに走り出す。
何となく、呼ばれているような気がしてたたた、と走り抜けた先は、手入れの行き届いた緑の空間]
はい!
こちらは健康そのものです☆
[ベルティルデ>>119の問いに、幻影の尻尾が、わさわさと揺れ。
神官長の胸に過った思い>>123?
わからないけど、改めて向き直れば]
ええっと、あたしやベルティルデさんが呼ばれたのは、ここ最近の異変についてですよね?
[と、疑問形の確認を口にした*]
/*
見物人さんと誰かしら縁故〜とか思うんですが、どうしましょうねぇ。
ウェルシュさんがメレディスさんだと、
バルタザールさんかタチアナさんでしょうか。
[>>130 隣を歩くステファンの説明を聞いて、知らず眉を顰める]
それだと、探さないといけない範囲が広すぎませんか。
大体、神官長の人の口ぶりだと、
精霊のコエって、そこかしこで聞けるようなものではないですよね。
……困ったな。
[そう口では言いつつも、浮かべる表情は普段とさして変わらない。
精霊とやらを探す努力は勿論するが、本当に見つかるとは思っていなかったからだ]
/*
皆かわいかっこいいよね。
そしてメレディスとバルタザールがあまりに中の人の好みすぎて、思わず縁故をぶっこむボク。
[ メレディスの親戚縁故ラインからバルタザールにも懐く気満々である ]
……うっわ、すっげ……!
[緑の空間のその先に見えたのは、淡い霧を纏った──恐らくは、巨大な、木の幹]
えー……樹、だよな。
なんか、葉っぱっぽいものも見えるし。
えー、えー、だとしたら、どんだけでかいんだよ……!
[なんてすっ呆けた感心をしている少年は。
上空のあれこれ>>134には、まだ、気付いていない。*]
[そして気付く。神官に連れられた随分背高な男子の姿に>>136。
ガリッ。とクッキーを二つに噛み切り、それは立ち上がる]
……そうか。コイツが新しく召還された勇者のひとりか。
それも、感じる所、どうみても 大 地 の 。
[不機嫌そうで、権高な表情と態度が自然と滲み出ている。
此方へと足を向けている、異界から召還された様に思える彼も、気乗りしてないと見た>>137]
お前が召還された大地の勇者だな?
[言葉を交わす距離ぎりぎりで立ち止り、この少年と云うには、自分とは背の違いすぎる青年をじろじろと不躾に見やりだした]
なんだ。図体はデカいみたいだけど
思ったよりも随分頼り無さそうではないか。
[懐の菓子袋から飴玉をつまみ出して、ガリリと歯で噛んだ。
異界との文化差で尚更イメージ先行しがちな、ワガママそうで横暴そうな、貴族そのものに良く則っていただろう]
うーん、それもそうカ。
そうなると、精霊が集まりやすい場所を探す、ってことになるケド…。
無闇に歩き回るよりは、この世界のヒトに聞いてから探した方が良いかもしれないネ。
[レオの言葉>>140に小さく唸り、考える素振り。
こちらは真剣に悩んでいる表情だ]
手分けして聞き込みしてみる?
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
……わかっているのなら、いいのですよ。
それを見失えば、道を踏み外すのは容易いという事。
それを忘れずにいてくれればね。
[耳の下がる様子>>132に、静かな口調でそう告げた後。
こちらは、なんとも元気な様子の問いかけ>>139に、ふ、と笑んで]
それを問うあなた自身は、どう思っているのですか?
[問いには答えず、更に問いを返す。*]
――ふふ。
それは何よりですわ。
[>>139幻影の尻尾が見えれば、癒された心地がして思わず目を細める。
異変の事もあってここ最近はとみに修行が厳しくなり、身内以外とは会えていなかっただけに此処で再会出来た事がとても嬉しく思えた。
神官長との会話は邪魔しないように口を噤んでいた。]
考えてみれば、日本にだって、
あまねく自然に神様がいるって話なのに、
わざわざ然るべき場所に会いに行くわけですしね。
この世界で同じように精霊が信仰されているなら、
きっと、そういう場所があるはずですよね。
[手分けして聞き込みをするかと尋ねる、
ステファンの提案>>144に頷く]
――…はい。
改めて胸に刻む事に致しますわ。
[>>145静かに告げられた言葉にしっかりと頷いてみせる。
と、同時に肌身離さず身に着けているネックレスに触れていた手を離し。
ミリアムに問うのには僅かに淡藤色の目を瞬かせ、見守る姿勢を取る。
火炎の守護者たる彼女がどう答えるのか、聞いてみたいと思っていた。]
― 聖神神殿・中庭 ―
[こちらに気付いた様子で立ち上がる人物>>142は、不機嫌そうな態度を隠そうともしない。
権高な態度は、貴族と聞いてイメージする姿そのもので、こちらも自然眉根が寄った。
傍らの神官が、おろおろした様子で二人の顔を見比べている]
は? 大地の、って言われてもわかんねーよ。
[自らの資質すら未だ気付いていない男は、相手の問い>>143にやや喧嘩腰になりながら答える]
あのなあ、俺は野球一筋で17年生きて来たんだ。
いきなり勇者だなんだ言われた所で、それらしいことなんざ出来る訳ねーだろ。
[一度は収めた神官長に対する鬱憤も込みで、不機嫌そうに言って]
つーかお前、何食いながら喋ってんだよ。
一応、礼儀ってもんがあるだろうが。
[根っからの体育会系は、身分がどうのというのは頭から抜けて、相手の菓子袋を取り上げようと手を伸ばす*]
/*
異界から呼んだ子を勇者に〜という事は知っていていいんだったっけ。と、今更。
呼び出された時にでも聞いていてもいいんだよね。ね。
調査についてとか聞けるかなと思っての待機なんだけど、玲緒さん丁度空いたね!
そしてミリアムさん可愛い。
この後は相方さんと出会う感じかなぁ。(そわり)
にゃああああああああーー!!
[ 相変わらず悲鳴を上げながら聖神神殿上空に到達した疾風の守護者は、目前に迫る緑にじたばたと手足を動かす ]
わあああ、止まれ、止まってーっ!!
[ 世界樹に激突するくらいなら落ちる方がマシだ、と、自分の周りに渦巻く風を散らそうと試みた、その結果 ]
[勇者の血族で、貴族、そんな自分に喧嘩腰な態度を向けてきた相手は正直始めてだ。
少し驚いた様に瞳を丸めたが、それもすぐに喧嘩腰の色に変わる]
わかんないだと?
これだから、僕ひとりで良いといったんだ!
ふんっ、あの腹黒仮面も何を考えてこんな――…
[その時だ。懐の菓子袋に目をつけて、彼が自分へその腕を伸ばしたのは>>149]
[ 風は渦を止め、びゅう、と地上へ向かって吹き付ける ]
わーんっ!!
[ 自分でやったとはいえ、落ちるのは怖い。半べそになりながら、なんとか受け身を取ろうと身を丸めた ]
― 聖神神殿 ―
はははっ。
なにを今更。
お手柔らかに、なんて言ったって、
手加減してくれないことを俺はよーく知ってます。
[神官長の口元に深まる笑みが悪戯めいて見えて、
思わず、弾けるように笑った。>>133]
――…時が来たら、何なりと。
[確認のように投げられた問いかけには、
神殿の習いに従い、礼を取って返答とする。]
――Orationem Terr ...!
[鋭い言葉でアイルリートが何かを言い放つのと同時に。
黄色い、土の色をしたガラスの様な何かが、盾みたいに彼の腕を妨げる事になる。
異世界の現代では、それこそ漫画やゲームの世界でしか理解できない様なそれは。
文字通り、大地の魔法だった]
[レオの言う日本の神>>147についてはいまいち分かっていないが、後半の言葉はすんなり入ってきて]
あると思うヨ。
それじゃあボクはあっち行ってみるネ!
[指差すのは神殿の外、門前町のある方。
言うが早いか、レオから離れるようにして駆けて行った**]
さーって、っと。
報告も済んだことですし、早速『彼ら』を拝みに行ってみよう。
あ。そうだ、これ、先の報告書です。
時間頂き、有難うございました。
[丸めた跡が完全には取れぬままの報告書を差し出した。
特に呼び止められることがないようならば、
部屋を辞して、神殿とその周辺を散策するつもりだ。*]
こぉんの無礼野郎めっ!
例え若き身だろうが、列記とした大地の勇者が直系である
こ の 僕、アイルリート・マガーネルに何をするんだ!?
[眦と眉をギリッと逆立てて、バン、と左手で自分の胸を叩く。
ぽろりと飴玉がひとつ胸から零れ落ちただろう]
そんな身の程も弁えないで、こ の 僕に食ってかかる気概は認めよう!
僕に名乗らせたからには、お前も名乗りたまえ!
こ の 僕に手をだそうとしたいい度胸をした奴の名前をだ!
[魔法の力は当然の物の様に誇示しないが、自分の無礼も棚上げていた。
既にこの時点で、傍らの神官はパニックに目を回していたかも知れないが。
兎にも角にも、神官長にはこの報告は届けられる事になるのだろう。
『大地の方は、どうやらかなり悪い相性です…』とでも]
― 聖神神殿・裏庭 ―
……んあ?
[何か聞こえた気がして、視線を前に見える樹から上へと向ける。
びゅう、と音を立てて上から風が吹き付けて来たのは、その直後で]
て。え!?
ちょ、なになになにーーーーーーっ!?
[ほぼ真上から落ちてくるもの>>152がある、と認識した瞬間、すっ飛んだ声が出ていた。
とっさにスタートダッシュすれば避けられたかも知れないが、動揺がそこに思考を至らせず、むしろ]
ちょ、受け止めないとやばっ……!
[その時自分にできる事を全力で、と。
幼い頃から訓示されてきた祖父の教えが、なんとか受け止めないと、という方向に意識を向けていた]
[思いの他、真剣に悩む表情を見せるステファンの様子>>144に、
精霊なんて見つからなくて元々と考えていたから、ややバツが悪い気分になる]
それと、探す精霊も取りあえず絞ってみようと思うんです。
四大精霊を同時に追いかけるの、結構きついんじゃないかなって。
だから、先ず水の精霊から当たってみようと思うんです。
あ……、さっき言ったみたいに、
探しやすそうだからとか、そんな理由じゃないですよ?
[真っ先に水の精霊を想うのは、玲緒が流水の御魂である故。
奇しき導きに未だ気付かぬままステファンと行を分かち、
一先ず神殿内を巡ってから、外の探索へと向かうことにした**]
『あらー、落ちちゃってるー?』
[ ほぼ同時に追いついた風精が、仕方ないわねといった顔で、風の結界を落ちるウェルシュの周囲に巡らせた。
おかげで落下速度が緩んで、目を開ける余裕が出来る ]
セ、セイン?ありがと...て、え?ちょ、そこのひ、と...?
[ 速度が落ちたとはいえ、落下はまだ続いているわけで、その落下先に見えた人影>>141に、警告の声をあげかけて、何となく感じる気配にぱちり、瞬いた ]
― 聖神神殿 ―
[笑いながらの言葉>>153に、く、と楽しげな声がひとつ、もれる]
よくわかっていますね。
[その響きを残した声のまま、さらりとこう告げて。
それでも、正式な礼を持ってなされた答えは居住まい正して受け止める]
ええ、今の内に顔を見てくるとよいでしょう。
……もし、道に迷っているようなら、案内もしてあげてください。
ただし、至れり尽くせりしすぎぬようにね?
[『道』という言葉、そこに複数の意を持たせながら頷いて。
丸めた後の残る報告書>>156を受け取ると、ほんの少しだけ眉をひそめ]
……はい、確かに。
次は、ちゃんと真っ直ぐな状態での提出を。
[さらっと釘を刺しつつ、退出するのを見送った。*]
[――その後、神官長との話が終われば、少女はミリアムに向かって首を緩く傾げてみせ]
ミリアム様、これからどうなさいます?
異界の方々と会うのも必要ですし、他の守護の血脈の方々ともお会いしたいものですわね。
[異界から呼ばれた勇者達も、守護の血脈の者達も、意識を集中させずとも大体の位置が分かる。
>>104既に来ているという火炎の守護者は中庭の方。
そこに疾風の気配も加わるようだ。
――絶賛、神殿中庭に落下中である事は知らないが。]
[――その後、神官長との話が終われば、少女はミリアムに向かって首を緩く傾げてみせ]
ミリアム様、これからどうなさいます?
異界の方々と会うのも必要ですし、他の守護の血脈の方々ともお会いしたいものですわね。
[異界から呼ばれた勇者達も、守護の血脈の者達も、意識を集中させずとも大体の位置が分かる。
>>104既に来ているという火炎の守護者は中庭の方。
どうやらそこに疾風の気配も加わるようだ。
――絶賛、神殿中庭に落下中である事は知らないが。]
それでは、失礼致します。
[祭壇の間を辞した後は、ミリアムとは同道したかどうか。
少女は流水の気配を探り、神殿内を歩く。
自分と同じ力に祝福されんとする勇者が気になっていた。**]
うん?
[相手の言葉>>151に、怪訝そうな顔で疑問符を付けたのも一瞬]
お、俺だってなあ――
[ひとりで良いと口にした相手へ、売り言葉に買い言葉とばかり答えつつ。
右手は相手の菓子袋へ、勢いを止めることなく伸ばされていたのだが]
いてっ……!?
[相手が知らぬ響きの言葉を唱えると同時。
ガラスに似た何かが空中に突然現れ、盾の如くこちらの手を弾く>>154]
え、なんだこれ。
ま、魔法……なのか?
[こちらへ転移した際の力を除けば、初めて目にする不思議な力。
思わず菓子袋の事は忘れ、盾そのものに視線を引かれていたが]
はあ……?
[眉を逆立て、怒鳴るような口調で名乗りを上げるアイルリート>>157。
勇者の直系、と言われても、その偉大さは異世界人にはピンと来ない]
無礼はどっちだよ……ったく。
[目を回し今にも昏倒しそうな神官を横目に見つつ、名乗りを促されれば、不機嫌そうな眉はそのままながら居住まいを正す]
俺は徹。加地 徹だ。
私立法村学園野球部所属、覚えとけ。
[この世界では何ら意味のない肩書きだが、ごく普通の中流家庭育ちには他に名乗れるものもない。
名乗り終えた所で、軽く息を吐きつつ、小柄な相手へ僅かに体を屈めるようにして顔を近付け]
それならば、未熟者ながら勇者に私の力をお貸しするだけですよぅ。
私は先鋒、露払いが主なことになると思いますが。
[重ねられた問い>>145に自分がすること、出来ることを口にした。
誓いらしい誓いはない。
前へ前へと進む意思。
それが彼女の良さでもあり、悪いところだろう。]
つーか、さっきから僕僕うるせーけど。
お前、男だったの?
[なんとなく、外見から女の子なのだろうと思っていたから、一人称を聞いた時から疑問として引っ掛かっていたのだ。
なお、僕っ娘という可能性は、男の中からは抜け落ちていた**]
/* これはどちらで行くべきでしょうか、トールてんてー!!
既に結構、男の子してる気がしなくもないが
ここで男だったの?のフリもフリでおいしいし。
僕は男だ!!
僕は女だ!!
さあどちらで行くべきだろうか…(`・∀・) わるいえみ
/* 脳内審議…
僕は男だ!!
こいつきにいらねえ!
お前と一緒にたたかうなんてなんてことだよ!!
ふんっ、お前と戦うのかいいだろうかかってこい!
くっ、お前なかなかつよかったんだな・・・
ふんっ、ま、まあ精々がんばるといい!
僕は女だ!
男だなんて信じられないデリカシーのないやつ!
なんでこんながさつな男と戦わねばならんのだ!
ふん、こんなばかな男に僕がかなうとっ・・・
うっうそ・・・お前なかなか・・・・くうっ・・・
せ、せいぜい頑張るといいさっ・・・・
結論:どっちみちつんでれはいる気しかしない。
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
[しっかりと頷く様子>>148に、こちらは大丈夫か、と思いつつ。
視線を向けるのは、もう一人の血脈の方]
……己が力でなすべきを果たす、という事ですか。
[意思を感じさせる返答>>170に、小さく息を吐く。
多少、不安な部分もなくはないが、返答自体は十分なもの]
……わかりました。
それでは、その力を持って、為すべき事を。
そのために必要な事については、追って伝えます。
[ミリアムとベルティルデ、双方に向けてそう告げた後]
[ 何かに引き寄せられるように、落ちる ]
危ない!避けてっ!
[ 避ける様子の無い相手に>>159、はっとなって、そう叫んだのはもう間に合わないタイミングだったかも* ]
ともあれ、まずは一休みするといいでしょう。
部屋を用意させてありますから、そちらを自由に使ってください。
[にこりと笑ってそう告げる。
仔細を話すのは、もう少し先の事だから。
今は、調子を整えて欲しいというのが本音だった。**]
― 聖神神殿 ―
今回の護衛に就いてくれた皆はお疲れ様。
いつものことながら助かったよ。
儀式から間もないし、ゆっくり休息ってわけにもいかないけど
今日の疲れは今日取るのが一番だからね。
[神官長の部屋を辞して、扉の前で解散とする。
また頼むよー、と神官騎士らの背に労いを投げて]
俺は適当に散策してみるつもりだけど
君はどうする?
[同僚のバルタザールがまだ其処に居たならば、
彼に声をかけることも忘れない。
返答がどうあれ、神官長の部屋を離れ歩を進めた。
悠々とした足取り、表情には好奇心がありありと浮かんでいる。]
― 聖神神殿・廊下 ―
『道』に迷っているようなら――…か。
俺が、ひとに道を示すことが出来るほどの
器かっていうと怪しいもんだけど。
[神官長の言葉を反芻しながら、
足は自然、憩いの場たる中庭に向く。
神殿の廊下を歩きながら、心地よく抜ける風に、ふと、]
そう言えば……
『守護の血脈』ってことは、あの子も召集対象、か。
久しぶりだな〜。大きくなってるんだろうな。
[疾風の守護者たる血筋の少年を想起する。
親戚筋ではあるが遠縁で、残念ながらこの身にその血と
素養は宿していないけれども、幼い頃は会えば遊んだものだった。
よもや、彼が空中に吹っ飛んでいる最中だなどとは知る由もない。]
― 聖神神殿・裏庭 ―
[動かなかった理由は色々あるけれど。
多分、一番の理由は落ちてくる相手に言葉にできない『何か』を感じたから。
それが何で、なんでそう感じたのか、とか、そういうのはどう表現すればいいかもわからないのだけれど]
ってー……!
[避けて、という声は聞こえた。>>173
聞こえたけれど、どうにかできる距離では、ない。
……となれば、どんなオチがつくのかは、自明の理で──]
…………ぅぎぅ。
[衝撃、震動、それから目の前にお星さま。
そんな三点セットを喰らいつつ、見事な下敷きがここに完成した。*]
/*
あ、惜しいw
あと1ptでねこぽいんとだったのに……!
ていうか余裕なかったんだな……今回、これが初独り言ですよ、旦那(誰
[ 風の結界のおかげで、いくらかクッションは効いていたものの、結構な高さからの落下だ、そりゃもう、激突すれば衝撃だけは避けられない ]
ふぎゅ!
[ ごっつん、と額になにかぶつかった感触が意識できていた最後。
次に気付いた時には、見事に相手を下敷きにしていたとか>>179 ]
/*
あっー!!
>>176
中庭っつっちゃった。
疾風組がくんずほぐれつ(違)してるのは裏庭、だね?
ああでもまあ、
中庭でも、大地組の相性の悪さをしかとこの目に焼きつけられるのでそれはそれでおいしいのかな。
とりあえず神殿をうろうろしつつ最終的にどこ向かうか決めよう。
あだだ...て、わあああ!ちょっと、大丈夫?!生きてる?!
[ 大慌てで相手の襟首掴まえてゆさゆさゆさ ]
『ウェルー。それ逆効果だと思うわよ?』
[ ふわんと背後に追いついた風精に、呆れたように言われて、また慌てる ]
あ、そか。ごめん!
[ そのあたりで漸く気付いて、下敷きにしていた相手から降りた ]
[ 相手に意識があると気付くと、少し落ち着いたものの、やはり必死な様子で ]
怪我してない?!頭とか打って...あ、ぶつけたよね?
[ 自分の額とごっつんこしたのは、やっぱり相手の頭のどこかだったはず、と、問いかけて ]
神殿なら癒者が居るから、探して手当を...あ、メル兄さん居るんだっけ...
[ 思い出したのは遠縁の、子供の頃は兄のように慕った相手の事>>176彼が神殿所属の癒者となっている事は聞いていた ]
ボク探してくるから、ここでじっとしてて。
あんまり動いちゃダメだからね?
[ それは多分相手にとっては嬉しく無い指示だったろうけれど、おかまいなしにそう言って ]
セイン、彼の傍についてて、お願い!
[ 風精に手を合わせて頼み込むと、ぱたぱたと駆け出していく。止める暇は無かっただろう ]
わからん!!
[この青年。トオルと云うらしい彼の口にした所属は
アイルリートには魔法よりも魔法らしい言葉にしか聞こえない]
シリツホーソーカグエニャキューブとは何だ!
精霊の力でも宿した魔道具の研究所か!?
シリツホーソーカグエニャとはどういうキューブなのだ!
[さて。然しこの無礼太郎の名前はトオルとは覚えた。
微かに身体を屈めてみせるトオル。なんだまだやるか?と眉を顰めた所]
こ の 僕 が 男 以 外 の ! !
何に見えると云うのだこの変質次郎!!
[中庭に響く程に大きな叫び声と同時に
懐のお菓子袋からは4(6x1)な物がトオルへ目掛けてぶん投げられた!
(1.クッキー 2.飴玉 3.チョコ 4.団子の様な何か 5.にぼし 6.唐辛子(生)
まさか男と思われていないとは夢にも思わなかった!
30以上も身長さがあるからと! その足を寄越せその足を!
その性別を間違われやすい外見は、アイルリートのよく踏まれる地雷であった故]
[お菓子袋から投げた物の行末は気にも留めず、憤怒の表情をありありと浮かべていた]
まったく…まったくこの無礼三郎めが!
こ の 僕に良くもここまで良い度胸をとれた物だよ!
[コレが異界の勇者か。とさりげなく他者3人の勇者も、トオルを基準に括り付けてしまっているのだが]
あの腹黒仮面、ほんとにどういうつもりだ!
ベルティルデは最後会えた時には完璧に箱入り娘だし
アルトマのミリアムは、まああれで中々弱くはないがひとりでは不安な奴であるし
ウェルは――… ……
[その時、緑が視界に聳える裏庭の方で、何かが落ちたのをその瞳が>>161]
…… ウェルも…… ……
[初対面の折、大体、自分を凌いで名前を略したくなろうと思わせられる風の血脈は。
どうやら文字通りの"斜め上"から、この神殿まで訪れたらしい>>173]
……やはり僕ひとりの方が安心ではないか!?
[然し裏庭の方は、今しばらく気の所為という事にした]
と、ともかくだっ。
トオルとか云ったな! さあ行くぞ!
[困惑や何処へ、を向けられれば、呆れた表情で肩を竦めるだろう]
当然、門前町に決まっておろう!
門前町オルティアン!
精霊節も迎えて、フラクシヌスの中でも精霊の力が一番集いやすい町だ。
[ 取り残された相手は、どんな顔をしていたか。その傍らにやはり置いていかれた風の妖精がふわりと近付いて、面白そうに覗き込む ]
『ウェルは落ち着きないから、困るわよねー。ところであなた、もしかして異界から来たお客さん?』
[ ひらひらぱたぱた、薄緑の翅が、好奇心一杯に*揺れていた* ]
[想像よりキニイラナイと認める相手、トオルであるが。
どうやら彼をほっぽりだして勝手にする訳でもないらしい]
ふんっ。お前が勇者であろうがなかろうが。
このフラクシヌスの世界や精霊の力と触れ合わせるのも僕らの役割でもあるらしいからな。
その位のコトは、この僕も吝かではないが、あの腹黒仮面の考えてそうな事だっ。
…… …… …… ……ああ。良い事を教えてやろう、トオル。
この聖神神殿、つまり教会は基本的に清貧を旨にしてる。
部屋にはまあ贅沢をつけるまでも無いが。
この世界の暮らしを知るには町に出る事をオススメしよう。
食事もこの神殿よか町で食べた方が美味いと先に断言しておこうか?
そして……
[言葉を意味ありげに切り。30cm以上も身長の違う相手に対して
物理的に難易度が高そうなのに、見下したそうな瞳で笑う、"彼"の表情は]
……金は しっかりもっているぞ??
[貴族らしいと云うべきか、実に悪い顔をしていた。
お金くらい神殿が出すだろう事は黙っていた**]
― 聖神神殿・廊下 ―
…っと。や、ちあちゃん!
[廊下の先にタチアナを見つけ、
軽く片手を挙げて挨拶の仕草。>>120]
もしかして、君も召集? かな。
8人の召喚者たちにはもう会った?
勇者候補になる人って、どんな人なんだろう。
[互いが前後から行き当たったことを考えると、
彼女が向かう方向は神官長の居室かと目星を付け、
余り時間を取らせぬような雑談を混ぜながら、元来た方向を示す。]
るぅとサン――神官長なら、
まだ部屋に居るんじゃないかな。
[自分たちが部屋を辞した後、
仮にルートヴィヒが移動していても、
彼女の能力であれば見つけ出せるのであろうけれど。
どぉん!!と、激しい衝撃音が耳に届いたのは、その時か。
はたまた、彼女を見送った後となるか**]
/*
アイルリートは男の子なのな。
男の子なのか女の子なのか、さらに
男の娘なのか女の
仕草とか男の子っぽかったものな。
/* 僕は女だも捨てがたかったが男だにしました(どーん
友情をこえて桃を育てちゃうならともかく
友情をはぐくんでく方針は男の方がやりやすそうだったの で!
ちなみに現在の友好度
表-20とか
(女と!よりによって女と間違うとか!
勇者として頼りないし本当こいつどうするんだよ!)
裏+5とか
(ふん、こいつ見た所異界では庶民な上に召還されたてというのに
僕に逆らうとはなかなか良い度胸してる。
無礼は見過ごせんが…まぁはじめて僕にはむかいやがったその気概は評価してやろう。ふんっ)
どうせつんでれ。がアイルリート君のコンセプトとなります。
いざよいは全力で、2dの戦いが終了するまではがんばってツンをバリバリ張ることに神経をそそぎます。デレはそっからだ。
― 聖神神殿・裏庭 ―
[お星さまとひよこがきらきらぴよぴよしてるー、なんて。
ぽけっと考えていたら首をゆさゆさゆさ。>>181]
……しんでねぇ……。
[けど、生きてるって言っていいんだろうか。
高速化するきらきらぴよぴよにそんな事を考えていたらゆさゆさが止まり、身体にかかっていた重みが消えた]
あー……へーき、いきてる。
このくらい、じーちゃんのてっけんにくらべりゃ、どーってこと……。
[問い>>182にどうにか答えているものの、衝撃が抜けていないのもあって、口調はどこか棒読み。
そんな状態が不安を煽ったのか、落ちてきた人物は何やら呟いた後、走り出していた]
……って、おーい……。
[追いかけるにはちょっと辛いから、その場に座り込んで見送る。
さてどーすっか、と思っていたら、薄緑のひらひらしたものが近づいて来て。>>189]
……へ?
……はあ!?
え、ちょ、なになになに?
まさかの妖精さん?
マジでっ!?
[精霊とかなんとか、色々話は聞いていたから、『そういうのがいる世界』なんだろう、という認識はぼんやりあったが。
実際にそれを目の当たりにすれば、やっぱり驚かない道理はなく、声が上ずる。
が、内に秘めしものに近しき存在は不安や警戒を掻き立てる事はなく。
むしろ、寝ていたそれを揺らす方へと傾いていて]
……っ……。
[さわり。
周囲で風が揺れるのが感じられる。
その風が、何かを訴えているような気がする。
傍らにある妖精には、その流れを読み取る事もできるだろうか。
成り行きを見ていた風の精霊たちが少年の周囲に纏いつき、歌うように呼びかける]
『おかえり、おかえり』
『みちびきのかぜ。めぐり、かけてさきをめざすもの』
『じゆうなるかぜのみたまつぎしもの』
『なげきをふきちらし、きぼうをよびこむもの』
……じゆうなる……かぜの、みたま?
[ぽつり、声に出して呟く。
応ずるように、胸の奥で何かが熱く疼く。
それと共に、周囲を巡るものが何か、がぼんやりと認識できて。
それに惹かれるようにそ、と手を伸ばす。
風がその上をふわりと過り、澄んだ翠の煌きをそこに残した]
これ……。
[煌きは集い、手の上で綺麗な正八面体の結晶を作り出す。
ぐ、と握りしめると、さっきまではおぼろげにしか感じられなかったもの──風の力が、はっきりと伝わって来た。
それと共に、どこか、遠い所から静かな声がひとつ、響く]
『……翳りを吹き散らして、
……っ!?
[周囲で歌う声とは違う、コエ。
それは、少年の内にのみ響いて、消える。
願うような祈るようなそれが何かははっきりとはわからない──けれど。
大事な事を言われた、というのは、認識できた]
……えー、と。
[願う声の余韻が内に消えた所で、視線はようやく傍らの妖精に。
一連のあれこれを、風の妖精はどう捉えたか。
なんて所にまで、意識は回っていないのだが]
何の話、だっけ?
あ、異世界から来た云々、だったら、俺、それで間違ってない。
[とりあえず、直近聞かれた事を思い出して、それに答えて]
あ、俺は、星司っていうんだ。
[続けて口にするのは、自分の名前。
それは妖精だけでなく、周囲を巡る風に向けた名乗りでもあった。**]
[力の緩やかなる目覚めと共に生じる風の気配。
それは、同じ力を持つ者には伝わるか。
力の共鳴が思わぬ結果を生じさせるとか。
そんな事は、まだ予想もしていないけれど。**]
/*
緑系の色タグ複数登録しといてよかったわー、と思った瞬間である(
つか、帰って来てから色々やると、マジで時間が足りねー気がしてなー……。
まあ、現状はしゃーないんだけど。
しかし、2ID多角時の性能がおちておる……。
―回想・聖神神殿―
普通に後ろつけただけだがな?
[>>61同僚にまじまじ見つめられれば、肩を竦めてみせた。
どうやら肩を竦めるのは癖のよう。
>>71そして自分の憂い先に対して、あっさり「今のままではまったくの役立たず」と返した神官長の言に僅かに目を見開いた。その程度の反応で済んだのは――…神官長の常を知っているからだろう。同じく上司のそういう面を知っている同僚の反応は、笑みであったか]
荒療治、ですか。
[更に、これまたあっさり荒療治をすると言ってのける神官長に「この人絶対博打好きだろう」と、内心頭を抱えつつ、その想いを顔には出さないのは、博打をしなければならない状況に世界はあるのだという認識]
私もメレディスと同じく、私にできることであれば致す所存です。
嗚呼、一先ず、根側に調査隊を派遣するというならば、
立候補させて頂きたい。
必要であれば隠密行動でもなんでもする気はありますよ。
[故に神官長に向けた言葉はそのように。
世界の為に命を賭す覚悟を持っているから、神官騎士の道を選んだ自負がある。
メレディスの後を追うように、礼の形をとった]
[そして同僚が報告書を収めるのを見やってから、
同時に神官長の部屋を退出することになった]
ん?私はそうだな…――
鍛錬所にでも行こうかと思っている。
[扉の前で先ほどの言葉の選択の悪さを挽回するためか、
>>175護衛の兵に労いの言葉をかけるメルディスの様子を見守っていれば声をかけられ、やや悩んだ末に答えた場所は、召喚された彼らの中に鍛錬をしたいという気概のある者がいたら応えたいと思ったからだ。居なければ自分の鍛錬を行えば良いまで。
表情からありありと召喚された者への興味が滲み出る同僚に対して肩を竦めつつ、ひらりと手を振ると鍛錬所への道を歩き出す]
そういえば、タチアナは結局どうするつもりなのだろうな。
[そして目的地へ向かう途中、ふっと思い出すのは神官見習いから神官騎士見習いへ転向するかもしれないと上から伝えられている者のこと。
神官騎士見習いとなるなら自分が引き受けるつもりはあると、彼女を拾った神官には告げてはあるのだけれど]
―――…っ!?
[考え事をしていれば、日頃は静けさが勝る神殿には珍しい衝撃音なり怒号なりが聞こえて、一人驚きの表情を浮かべる]
賑やかなことだな。
[表情を苦笑に変えて、それでも行く先を変えなかったのは、音源にはやや遠かったからだ。これが神殿外のことであったなら、その限りではないのだが。
バルタザールの姿は、そのまま鍛錬所へと吸い込まれて行った**]
oh, 1つずつ確かめていくのは良いネ!
ニト追うものはイットも得ずダ!
[ぎこちないながらも学んだ諺を口にして、ステファンはレオ>>160の案に同意する]
それじゃあボクはそれ以外のどれかから探してみるヨー。
[それだけは返して、進路は神殿の外へ]
― 門前町オルティアン ―
[神殿を出てしばらく進むと、通りの先に賑やかな町並みが見えてきた]
Wow! So wonderful!!
ファンタジー世界そのままダ!
[自分達が居た日本とはまるで違う建物の造り。
道を行き交う人々の服装もゲーム世界に似たもので、ステファンは楽しげな声を上げる]
Hey!
この町はなんていうノ?
……オルティアン?
へー、神殿があるから出来た町なんだネ。
ところで、「ここはオルティアンです」って言う役目の人は居ないノ?
[色々質問する中に、この町の人には意味不明の問いかけも混じっていたとか]
そーだ、この辺で精霊が多く集まる場所って知らない?
……『世界樹』?
そこならたくさん居るんダ?
…えー、普通は入れないんじゃ意味無いヨー。
他は? 他は?
……町の外だネ、thanks!!
[人懐っこく聞き続け、手がかりを得ると直ぐに走り出す。
そのため、「でも今なら、」と続けられた言葉を聞くに至らず、町の外と示された方向へと突き進んでいった]
「……精霊節が近いから、ここらにも多いんだけどねぇ」
[後には町の人の呆気にとられた声が残ったと言う]
[ 衝突の衝撃から早くも立ち直ったらしい異界の少年が、風の妖精を目にして驚きの声をあげる>>198 ]
『うふふ、まさかの妖精さんでーす♪』
[ 答える声が楽しげなのは、相手の反応が妖精にとって、相当新鮮なものだったからだ。何しろ、この世界では妖精は「当然存在している」ものなのだ。然程一般人と交流が無いとはいえ、こんなに驚かれることはまず有り得ない ]
『あら…?』
[ そうして笑っていた妖精の周囲…正しくは少年の周囲に風が巡る。>>199
その意味は風の眷属たる妖精には明らかで ]
『ふふ…』
[ 風の姉妹である精霊達の囁き>>200に同調するように微笑んで、ひらひらと薄緑の翅をはばたかせた ]
[ やがて、煌めく翠の欠片を手にした少年の名乗りを受けると>>202薄衣の衣の裾を摘んで、風の妖精は、ふわりと空中で一礼する ]
『私はセイン。セインティア・ルウリア・シルフィエラ。ようこそフラクシヌスへ、星司』
[ 妖精の真名の名乗りは、特別な相手にしか為されぬもの、と、異界の少年が知る筈も無かったが、呼び慣れぬ筈の彼の名を正確に発音して、恭しく贈られた礼が、真摯なものであるのは*伝わっただろう* ]
― 門前町・町の出入口 ―
[示された方向へとひた走り、辿り着いた町の出入口。
いざ出ようとした矢先、ステファンの進路に何者かが立ちはだかった]
Wow, guardman?
……What?
外に出ちゃいけないって、Why!? どーして!?
[身振り手振りで疑問を投げかけるも、そう決められているからだと突っぱねられる]
………oh, とりきめ……
精霊、探さなきゃいけいないのに…。
[取り付く島も無い様子にしょんぼり俯くと、町の中でも探せると告げられた]
Really? 本当?
分かった、探してみるヨ!
thanks!!
[くるくると表情を変えて、外行きを妨害した人へと感謝を紡ぐ。
一喜一憂全てを受け止めて動く様は全力そのもの。
全力ダッシュこそしなかったが、ステファンは手を振って再び町の中へと駆けて行った]
― 門前町 ―
精霊ー。
Hey, spirit. Where are you?
[呼びかけながら進む様子は、現地の者達には奇異に見えたやも]
― 門前町 ―
精霊ー。
Hey, spirit. Where are you?
[聞き慣れない言葉で呼びかけながら進む様子は、現地の者達には奇異に見えたやも]
― 轟音の後 ―
な、なになに!?
[衝撃音と微かに届く喧騒と。
神殿からは縁遠いそれを耳が捉え、慌てて窓から外を覗く。]
爆発音? 破砕音?
ダメだ、ここからじゃ見えないな。
多分、あっちだと思うんだけど――
[この場所からは裏庭の方向を見ることは出来ず、
ならばと向きを変えて音のした方へ足を運ぶことにする。
近くに神官が居れば既に駆けつけているかもしれないが、
いずれにせよ、対処が必要かを見極めるため、何が起きたかは確かめに向かわなければならないだろう。]
ん……
あれって、もしかして……?
[踵を返し歩くこと暫し。
足音に気づき顔を向けると、走る少年が目に留まった。
少し距離はあるが、どうにも彼には見覚えがあるような。
少年の姿、顔がはっきりと認識出来る距離まで近づくと、
軽く瞬いた後、漸く確信を得たように表情を綻ばせ]
おーい!
かーーーでぃ!!!
[ぶんぶかと大きく手を振った。
『カディ』と縮めた呼び方は、年の近い親戚の少年、
ウェルシュカーディへの、昔からの愛称だ。]
[彼は気づいてくれただろうか、
すぐには気づかずとも、遠慮なしに近づいてゆくのだが]
いやー、久しぶり久しぶり!
何時ぶりだろう!最後に会ったのは3年くらい前になるかな?
あの頃よりぐっと背も伸びたね!それに元気そうだ。
うんうん、良いことだよ〜!
[子供の頃のように再会のハグなどは流石に自重し、
わしわし頭でも撫でそうになった手も寸での所で押し留めて
頭の先から足の先まで眺めてはうんうんと満足げに頷いた。]
召集ともなれば、君も当然来るだろうと思ってた。
探して挨拶をしないとなって思っていたから、
俺としては探す手間が省けてしまったけど。
…何か走ってたみたいだったね。どうかした?
道案内がいるのかな?
[割と一方的にまくし立て、ひとしきり再会を喜んでから
走っていたウェルシュカーディへと急いでいた理由を問うた。*]
/*
ここにきて、地上見物人もアリかなと思い始めている。
3人居るし、折角だから残ってみようかなー?
ふむ。
― 聖神神殿・中庭 ―
キューブ?
[>>184相手はいきなり何を言い出したのかと思ったが。
どうやらこちらの単語が理解出来なかったらしい]
あー。今のは俺が悪かった。
[流石に相手の知らないであろう単語を4つ並べるのはないなと思い至り]
とりあえず、キューブじゃなくて野球部な――
[と、長くなりそうな説明に入りかけた所で]
んなっ……!?
[妙な仇名>>186を叫ばれると同時、何かがこちらへ飛んで来て額にぺとりと貼り付いた。
剥がしてみれば、それは団子か何かのようだったが、今はまじまじと観察する余裕はない]
いやっ、見えるだろ!
その髪型! どう見ても女子だろうが!!
[男の中での決め手は身長ではなくそこだったのだが、文化の違う世界のこと、言葉通りに受け取ってもらえるかはわからない]
つーかお前、食べ物粗末にしてんじゃねーよ!
[団子を片手につまんだまま叫び返して]
ん……他の勇者とやらの話か?
[独り言ちる彼の口から知らない名>>187が出て来る。
どうやらこの世界側の勇者も曲者揃いらしく――
それを示すかのように、衝撃音>>180が遠くない場所から響く]
[何とも言えず沈黙していると、アイルリート>>188から声が掛かる]
は? 行くって何処へだ?
[突然の誘いにそう答えれば、呆れた顔と共に返る答え。
ご丁寧にその目的までも説明してくれる>>190]
お、おう……案外親切なんだな、お前。
[訳のわからないことばかりで途方に暮れていたこちらからすれば、願ってもない申し出だったのだが。
続く言葉に、彼への心象はあっさりと翻る]
いや別に、観光とか贅沢したいとか、そんなことは考えてねー。
[この世界の暮らしを知る、くらいで止めてくれたなら、素直に頷けもするものの。
一歩引きつつ視線を向けた相手は、顔の位置は遥か下なのに、明らかに見下したかのような悪い笑みを浮かべる>>191]
お前、本当に勇者かよ……。
[どれだけ栄光あるヒーローだろうと、金の話を前面に出されれば幻滅するものだ。
などといちいち説教した所でまた喧嘩になりそうだから、そこは口を噤んで]
あーそうだ、俺、自分の部屋の後は訓練所に向かおうと思ってたんだけど……?
[儀式の間を出る直前の神官の声>>135は、一応耳に届いてはいた。
無論騎士の鍛錬所などとは思っておらず、日課であるトレーニングのために向かおうとしていたのだが*]
[ 下敷きにしてしまった異界の少年は「じっちゃんのてっけん」がどーのこーのとうわ言を言っていたが>>195その様子は平気そうには全く見えなかったので、ウェルシュは、大慌てで助け手を探していた ]
え...?
[ その途中、ふいに周囲で風がざわめくのを感じて>>199足を止める ]
『かぜが、ふくよ』
『みちびきのかぜ』
『ねがいをちからに、きぼうをみらいにつなぐかぜ』
『ふたつのたましいが、じゆうなるかぜをよぶよ』
[ 囁く精霊達の声が、魂を揺らす ]
自由、なる、風…
[夢で見たのは、翠の光の中、駆け抜けて行く風
それが今、夢ではなく、すぐ傍にある、と
魂の奥底で声が…コエが、谺する]
[ 琥珀の瞳を瞬かせ、大きく手を振る相手が誰なのかを認識した途端、ぱあっと表情が明るくなった ]
良かった、会えたあー!
[ 近付いて来る青年に、転がるように駆け寄っていく ]
うん、久しぶり!ボクは元気だよ。ダッドもマムも元気。背、伸びたかなあ?
メル兄さんは全然変わらな…いや、ええと、すごくかっこ良くなったねっ!
[ 懐かしさと再会の喜びに思わず浸りそうになってしまったが、どうかしたかと問われて>>220本来の用事を思い出した ]
そうだ!助けてよ、メル兄さん。
ボクまた魔法失敗して、世界樹に激突しかけて落っこちて、そしたら下に人が居て、避けてって言ったんだけど、下敷きになっちゃって、てっけんせいさいがどうとか言ってるけど何か頭打ったかもしれなくて、急いで手当しないとって…
[ 一気にまくしたてた諸事情は、かなりとっちらかっていたが、手当をして欲しい人間がいる、とは、かろうじて伝わったろうか* ]
/*
中身発言で失礼します。
実は本編進行中、発言の難しい日が出来てしまう可能性があり、しかもそれがいつになるのかは全く見えない状況です。
全く発言出来ないということはないと思いますし、ある程度確定で動かして頂いたりダイスを早めに振る等の方法で極力対処するつもりではありますが、バトル当日に当たった際などはご迷惑を掛けてしまうかもしれません。
出来る限りで参加する意志はありつつも、一応村建て様にもご承知おき頂きたく、この場をお借りしました。
[アイルリートは貴族である。見目麗しくあるべきなのだ。
つまり毎日の髪の手入れは82分以下にした事は無いし、前髪が鬱陶しい時にはヘアピンすら、デザインから厳選する徹底振りだ。が、それが誤解の拍車を掛ける事なぞ露しらず>>222]
ふん!案外、とか本当、とかとことん失礼なヤツだな。
道を知らない人がいれば案内する
怪我をしてる人がいれば治癒する
人として当然であろう。
[道徳を語るのに凄まじく似合わない相手に映るだろうか>>223。
然し食べ物飲み物には現実金が要る。勇者さまは他人の家のタンスから金を見つける存在でもない故に…]
[とどのつまりは、地位万歳、貴族万歳で、ワガママ太郎に育ちましたアイルリートなのだが]
なに?鍛錬所か?
それならすぐ近くにあるし
門前町まで全力疾走も悪い選択肢ではないと思うが……。
[喧嘩越しの態度と、初手で"鍛錬"所を求める、というトオルの様子からおぼろげに察する>>224。
こいつ所謂、"脳筋"の気がありそうだと。
魔法の素養がどれほどの物かは知れないが、まだ手掛かりすら掴めていない様だし、とここまで考えた上で]
……ひとまず。倒れるまで体力を絞りつくしてみようか?
無の心で大地にへばつけば、上手くすれば地精霊に集られるし
うむ!我ながらなかなかいいアイデアではないか!
さあ、鍛錬所でノンストップの訓練か
門前町をこの僕と共に全力疾走で1(10x1)週するか選ぶがよい!
[実際に体力がどれほど存在するのか知れるし、例え勇者だと認めないにせよ、自衛する程度の力を与えて困る訳ではあるまい!うむ!
そんな、実に合理的で、無茶振る提案を笑顔で投げていた]
―少し前・祭壇の間―
[>>170ミリアムの応えは真っ直ぐな意思を示すもの。
剣や槍といった武器の扱いを不得意とする少女にとって、大剣を獲物とする彼女は眩しく見える。
未熟な身では自分の得意とするものを生かすしかないのだが。
>>172神官長の思いは知らず、二人に向けられた言葉に耳を傾けて]
――畏まりました。
[>>174笑顔で告げられた言葉には瞬かせる。
気負って神殿に赴いたものの、取り急ぎ行うべき事はないらしい。]
…はい。
ご厚意、感謝致します。
[疲労はあまり感じていないが部屋を用意して貰っている旨に感謝の言葉を紡ぐと、>>165ミリアムに向かってこれからどうするか問い掛けたか。*]
そっか。なかなかおじさんおばさんにもお会い出来ていないけど、
まず、息災が何よりの報せだよ。
[父母ともに早世し兄弟も居ない自分は
彼をまるで弟のように思ってきたから、
変わらぬ素直な姿と家族の健在の報に安堵が浮かぶ。]
…えっ俺今褒められた?
いや、ははっ、どうかな。
ちょっとは貫禄でも付いたなら、嬉しいんだけどね。
[明るい表情のウェルシュカーディには双眸を細めた。>>228
神殿で磨きをかけたのは癒し手の腕だけだと自分では思っているゆえに、別方面で褒められたのには少々狼狽えた。
照れながらも軽く礼を告げる。]
[ 魔力のキャパシティは充分、風との親和も申し分無い、おまけに伝説の大魔法使いと似た容姿…と、くれば、周囲に期待するなという方が無理な話。だが、どういうわけか、ウェルシュは子供の頃から魔法が苦手だった ]
[ パワーは充分な分、失敗すると暴走が半端ない。それが余計に少年を萎縮させたのか、次第に魔法の練習より剣の練習に力が入るようになり…今ではすっかり、剣の腕の方が魔法より上、と自他共に認める始末だ ]
[ それでも「出来る事をすればいい」と、ウェルシュの両親は寛容に息子を励ましていたものの「大魔法使いの血筋」にこだわる親類縁者の多くは事有るごとに「せっかくの血筋が」とか「大魔法使いの名に泥を塗る気か」と姦しい ]
[ そして今、世界の危機に、勇者の血筋として招集された息子に、普段は無理に魔法を使え、とは言わない父親が、「魔法で飛んで行ってみろ」と勧めたのは、恐らく、彼なりの息子を案ずるおやごころ、だったのだろうが…ものの見事に裏目に出たのが現状であった* ]
[急いでいたその理由。>>229
とっちらかった説明は拾い集めて繋ぎ合わせて、
脳内の翻訳機にかけ事情を把握しようと努めた。]
魔法を失敗………
じゃあ、あの音は君が!?
成程、風を使ったんだね……?
それで、人を巻き込んでしまった、と。
[過去何度となく幼い彼の練習に付き合ったことを思い出す。
魔法よりも剣技の腕前に才を発揮した少年は、もしかしたれらその点は今でも変わっていないのかもしれない。]
まず、かでぃ。君を診せて。
失礼。
[彼ならば受身を取る方法も心得ているだろうから、
余程のことがなければまず大丈夫だろうとは判るものの、
あの音を聞いてしまうと癒者としては不安を抱かざるを得ない。]
[深刻な異常がないかを簡単に確かめて、頷いた。
もし痣のひとつでもあるようなら、治癒呪文を施しただろう。]
ん。一見した感じでは影響はないみたいだけど…。
もし、後からどこか痛くなったら言うんだよ。
飛んでくると言うのはなかなか粋な趣向だけど…、
結構、その、凄い衝撃だったからね。
踏んづけちゃたひとが心配だ。
[誰が相手が衝撃を和らげる方法を知っていたかどうか。
運悪く居合わせたのが神殿勤務の何某かならまだ良いのだが――]
…急ごう。
[ウェルシュカーディが案内してくれるようなら、
彼の後に続いて、その場所に急ぐ。*]
―――→ 聖神神殿・裏庭
……あの人、本当に精霊見つけちゃいそうだよなあ。
[>>160 玲緒の案に頷き、活き活きと神殿の外へと向かう
ステファンの背を見送りながら、ぼそりと呟く]
そう言えば、精霊ってどんな見た目なんだろう。
一目見て、それだって分かるものなのかな?
[首を傾げ、疑問を口にする]
/*
先にボクを心配してくれるメル兄さんが優しくて大人でごろごろします。
[ ごろごろにゃーん ]
[ 自分の楽しみまっしぐらである ]
ん……ああ、そっか。
[アイルリート>>230の言葉に二、三度瞬く。
我儘でいけ好かない坊っちゃんではあるが、彼の言葉からはそれだけでない、根っこにあるものの片鱗を感じられて]
そういうのが普通に出来る奴って凄いんだぜ、俺の世界ではな。
[軽い自嘲も込めつつの呟きは、相手にどう受け止められたか。
こちらの表情はほんの少しだけ、相手を見直したものに変わって]
[鍛錬所に関して聞かされれば>>231]
そうだったのか。それは好都合――
[あくまで元の世界に戻る時まで訓練を欠かさぬために。
そう答えたのだが、アイルリートが口にしたのは予想外のこと>>232]
お、おう?
それで見付かるのか、精霊……?
[おぼろげながら、もっと霊的とか神秘的なものをイメージしていたのだが。
何にせよ、体力勝負を持ち掛けられて、断るような男ではない]
まあいい。
体が鈍るのだけは避けたかったから好都合だぜ。
[実際に神官長の課題を果たせるかはともかく。
アイルリートが自分の目的に乗ってくれたのは願ってもないことだ]
なら俺は、鍛錬所でノンストップ訓練を選ぶ!
[小柄ですばしっこそうな少年相手に、走る方は正直自信が、というのもないではなかったが。
この世界の鍛錬所や訓練というものに、純粋に興味もあった*]
え、と、ボクは大丈夫。セインが結界かけてくれたから、ちょっとたんこぶ出来たかもだけど、怪我はないよ。
ありがとう、メル兄さん。
[ まず自分の身体をと心配してくれる人に>>237そう伝えながら、嬉しげに微笑む。
子供の頃から、癒しの術に長けた彼の事を尊敬もし、慕ってもいたのは、術の腕だけではなく、彼が本当に優しい人だと感じていたからだ ]
うん、お願い。彼に何かあったらボク...
[ 急ごうという相手に>>238頷き返して、案内に立ちながら、軽く胸元を押さえる。
彼に本当に何かあったら、とても嫌だ。
そう強く思うのは、どうしてだろう? ]
姿を知らない、何処にいるかも分からない。
そんなものを探せって……どんな無茶振りなんだ。
[溜息を一つ落とし、歩き出す]
……きっと、ここって、
精霊信仰? の元締めみたいなものだよね。
本当に世界のどこにでも精霊がいるって言うなら、
此処って実は、遭遇できる率が高いんじゃないかな。
[思考を纏めるため、敢えて考えを口にしてみた。
とりあえず、神殿内の水場を探しつつ、
関係者らしき人物と遭遇できたら、尋ねてみることにしようか]
村の設定が変更されました。
/*
どうもこのこ、人を嫌うことがあんまり無さげなので、開き直って懐きまくることにした(ドヤ
アイリも色々振ってくれてるから会いに行きたいけど、お互いまだ会える位置にいなさそうだなあ...頑張ろう。
/*
連絡ありがとうございます。
事情の方、了解いたしました。
リアル大事に、無理ないペースで進めてくださいね。
[ 焦る心を宥めるように、さわさわと風が巡る ]
こっち、あそこだよ、メル兄さん!
[ 指し示す先もまた、風の気配が包むのを感じて、ウェルシュは、足は止めぬまま目を見開いた* ]
[歩くこと暫し。
神殿の関係者と行き当たるより早くに。
小さな池と、面するように設えられた四阿を見つけた。
陽光を受け、きらきらと輝く水面を眺めていると、
精霊がいてもおかしくないような気がしてくる]
…………。
[これはきっと、気の迷いだ。
そう思いつつ、首を二度――三度と巡らせて。
そうして周囲に人がいないことを念入りに確認すると、
池の淵にしゃがみこんだ]
あの……。
精霊さん、いますか?
もし、良かったら。私とお話してくれませんか……なぁんて。
もしもーし、精霊さーん。
[語りかける言葉に滲むのは、躊躇いと羞恥のいろ]
―神殿内―
[流水の気配を辿り、石畳の上を歩く。
ほぅ、と息をついて]
流水の御魂の方と仲良く出来るかしら。
異界に呼び寄せられて、さぞや戸惑っていらっしゃるでしょうね。
[自分がいきなり違う世界に呼び出されたら、と考えてみると、とても恐ろしい事のように思う。
どれだけ自分達の世界に近いかも分からない。
せめて自分に出来る事があればしたいと思う。]
考えてもみろ、トオル。
[相変わらず、偉そうな態度で、神殿の中をズカズカ歩んでいく所は変わらないらしい。
お茶会のテーブル?後で神殿のスタッフが美味しく飲んで片付けてくれますとも]
僕に、シリツホー…
あー、ヤキューブと云うのか?
それの扱いや細々とした作法を覚えろと云われて出来る様にみえるか?
いやいや、こ の 僕に不可能の文字はない。
何れは万民がむせび泣く程の扱いに長けて当然なのがこの僕ではあるが
こんな物は、なまじヘタな事を考えずに心を無にして…。
…と、ついたぞ。
――…私にもっと力があれば、こんな事にはならなかったのかしら。
[目を伏せて、そうぽつりと零す。
本来であればこの世界の者で対処すべき事。
異界に干渉せねばならない、という事は、やはりこの世界の、守護の血脈の力では足りないのだ。]
― 聖神神殿 鍛錬所 ―
[さて、訓練所、と云われれば異界の勇者達は、あるいはトレーニングルーム的な何かを想像するのかも知れない。
然し確かにアイルリートは云った。"鍛錬所"であると]
さあ、好きな武器を選んでみたまえトオル!
希望通りのノンストップで相手をしてやろうではないか!
[ずらり。と鍛錬所の端に並ぶのは。
精霊の力などは込められてないが、極標準的で扱いやすい、それら。
つまり、今後、どの様な武器を手にするにしても、まず見本とお試しから入れとばかりに。
剣、槍、杖、斧、棍、弓、etcetc......
一般常識で、"武器"とカテゴライズすべきな、さむしんぐが並べられていた]
…いけませんわ。
[ぺしりと両頬を叩く。]
私がこんな事でどうするのです。
御魂の方の方がきっと不安な筈ですわ。
[頬を叩いた両手で拳を握り締めると空を仰ぐ。]
――参りましょう。
[そう言うと、少女は糸を辿るようにして守護すべき御魂の元へと赴く。
ふわりと腕に纏わせた虹色に輝く領巾が揺らめいた。*]
……ああ、そこの神官!
暇があれば、誰か呼びつけてくるのだ。
フィネル神官騎士だったか。ヤツでもいいし
嫌な予感はするが、神官長を呼んでも僕は一向に構わん!
異界の客人のご希望だ。
[手近な神官に、鍛錬所でそう託けたのは勿論、"そういう意味"なのだが。
トオルが、色々と違いすぎる異界式"鍛錬"の実態に気付くのはいつであろうか]
/*
火のある場所、と考えて鍛冶屋しか出て来ない背後の頭(
いやそこでも良いけど、なんかなぁw
聖域と呼ばれてるくらいなら聖なる炎とかある?
あー、灯台的な照らす場所とかあっても良いかなぁ。
/*
ところで今思ったが>>244は、「恋かしら?」と、ボケる案件だね。
ちなみに、今回の二人でそれだけはないwと断言しておこうwww
― 聖神神殿・裏庭 ―
……え、えーと?
なんか長いけど、きれーな名前だなあ。
[妖精の真名の意は知らずともその響きは快く、口をついたのは、こんな言葉。>>211
向けられた一礼は恭しく、少年も自然、居住まいを正してそれを受け取る]
ん、よろしく。
ところで……。
[言いながら、視線を向けるのは先に激突した相手が走って行った方]
さっきのあいつ、大丈夫、なんか?
いきなり落ちてきたりなんだりしてたけど……。
[あれ、すぐ動いて大丈夫だったんかな、と。
声音に滲むのは、案ずる響き。*]
― 神殿・中庭 ―
[案内を受けて中庭に辿りつけば、示された場所へ。>>246
年の頃はウェルシュカーディと変わらない位だろうか、
目測しながらそこにいた少年の傍へ駆け寄った。]
飛んできた彼の下敷きになったってね。
どこか特に痛いところは?
視界や手足の動きに違和感があったりはしないかい?
心配しなくていい、俺は癒者だ。
[拒まれなければひとつずつ診てゆくつもりで、
状態を仔細に問いかけながら、言葉を促した。]
……んにゃ?
[問いを口にした直後に、ふと、何かを感じた。
ふわりとふれるそれは、全力で走っている時に近くに感じる風にも似て]
……なーんだろ、これ……?
[意識の内、零れて落ちるのは、素の疑問。*]
/*
村立て様。
WIKIの方にも書いたのですが、こちらでもお伝えしたほうがいいのかな?と思って秘話にて失礼しますー。
地上見物人枠があるとのことなので、
他のお二人が希望されないようであれば
居残ってみようかと考えてます。
もし問題なきようであれば、ご対応頂ければ幸いです。
― 裏庭 ―
『うふふ、ありがとう。普段はセインと呼んでくれればいいわ。ウェルもそう呼ぶし』
[ 名乗りを済ませば風の妖精は気安い口調に戻って ]
『ウェルには、私が風の結界をかけておいたから大丈夫...あ、ほら、戻って来たわよ』
[ 案じる様子>>255を見ればそう告げて、メレディスと連れ立ってやって来る方を指し示した ]
― 聖神神殿 鍛錬所 ―
[鍛錬所で騎士仲間と汗を流して暫し。
新しく増えた2つの気配に視線をあげた]
おや…―――。
[先ほど神官長に性格にやや難があるのでは?と告げた大地の守護者と――彼と共にある異世界の者は、そうなれば大地の御魂となるのだろうか、見えた姿にそんな推理を。
どうなることか、とバルタザールは見守る態だ]
村の設定が変更されました。
/*
wikiの方、確認しました。
囁き狂人1枠追加しましたので、開始までに移動お願いします。
― 門前町 ―
[精霊を探しつつ、町の中を観光状態のステファンはところどころ立ち並ぶ店で足を止めるようになっていた]
Wow! Blacksmith!
初めて見るヨ!
[今足を止めたのは、武器から日用品まで幅広く取り扱う鍛冶屋の前。
店員に頼み込み、離れたところからハンマーを振るうところを見せてもらった。
高温の窯から発される熱がステファンのところにまで届いてくる]
炎ってすごいネ!
あんな固い鉄も溶かして鍛え上げちゃうんだもン。
[燃え上がる炎を見ていると妙に高揚する。
ゲームでも炎魔法を主に使用する程、属性としては好むものでもあった]
炎ー fireー
火の精霊探そうかナー。
[視線の先の赤い色を見ながら、ステファンはぽつりと零す。
それを聞いた店員が、それなら、とある場所を紹介してくれた]
導き台?
…へー、ここへ来る人が迷わないための物があるんダ。
もしかして消えない炎とかある?
[推測を交えて問い返すと、店員は笑いながら是を返してきた。
見物も出来るから行ってみると良いと、場所も教えてくれる]
町の出入口門の傍?
oh, さっき行ったのに気付かなかったヨ。
分かった、行ってみる。
thanks!
[来た道を戻ることになったがステファンは全く気にしない。
店員に礼を言うと、再び町の出入口方面へと駆けて行った]
―聖神神殿内・池のほとり―
[御魂に近付くにつれ、水の気が濃くなってゆく。
先ずは精霊に力を…と言われているとは知らず、流水の御魂であれば水に縁深い場所に引き寄せられるものなのだろうか、などと思う。
遠目に見える池の近くに誂えられた四阿は、少女の住まう集落にあるものよりも小さい。
感じるのは御魂と、慣れ親しんだ水の精霊の気配。]
…あの方が、流水の…?
[自分よりも小柄な背中が見えて、その場に立ち止まった。
じっと意識を集中させたが、流水の力を彼女から確かに感じる。
ネックレスののオパールに触れると深呼吸を二回。
意を決したように口を引き結ぶと、一歩踏み出しながらそっと声を掛けて]
いや……。
無理だな、多分。
[アイルリートの問い>>250に、さして逡巡する様子もなく答える。
とりあえず、入部後真っ先に叩き込まれる上下関係も、遵守出来るとは到底思えない]
その自画自賛は挟まなきゃいけないものなのか?
[などと呆れている間に、鍛錬所らしきものが前方に見えて来る]
おお。そこにもういたではないか!
[見守る態の神官騎士に、件の難あり守護者が早速目をつけた>>258
この僕が呼びたいと考えた時には既にそこにいる。
うむうむ、いい心がけだ。
我が家の者共にも見習わせたい位である。
[満足した様に、ひとしきり頷いているが、当然偶然の産物]
…あ、あの…もし。
異界からいらした方ですね。
はじめまして。
私、ベルティルデ・アウリーンと申します。
流水の守護の血脈に連なる者ですわ。
――貴女のお名前は?
[微笑んで一礼してみせたものの、心臓は鼓動を早めている。
つっかえずに自己紹介をする事が出来ただろうか。
少し不安げに御魂の少女を見つめた。]
フィネル神官騎士……であるな。名前位は抑えてある。
折角ここにいるのだ、お前も付き合うといい!
鍛錬相手は強ければ強いほど不足はないのだからな!
もう一汗くらい余裕であろう!
[当然の様に、トオルの反応を窺う前に、彼の事も鍛錬に引きずりこむ気まんまんである事は、その当然の様な顔が、ものすごくものすごく如実に語っていた事だろう]
― 聖神神殿・鍛錬所 ―
ちょっと待った。
[その場に足を踏み入れた瞬間、男は固まった]
武器? 武器ってなんだよ、トレーニングじゃなかったのかよ。
[現代的なトレーニング器具はないにしても、それに類するものがあるのだろうと勝手に思い込んでいた男は。
ずらりと並ぶ種々の武器と、それを手にし"鍛錬"に励む者たちの様子に面食らう]
いや、俺は武器とか使ったことねーし。
つか、人に向けて振るうなんて出来ねーよ!
[バットはボールに向けてしか振るわないと。
野球一筋に決めた時から、固く心に誓っていた]
素振り! 素振り1000回とかにしようぜ!!
あと腹筋とか腕立て伏せとか!
[あくまで実戦は避ける方向の提案は、聞こえているのかいないのか。
アイルリートが神官へ申し付けた事柄には、物凄く嫌な予感がした*]
― 聖神神殿・裏庭 ―
ん、わかったぜ、セイン。
[呼び名の話に一つ、頷いて。
風の結界とか、今一つピンと来ないが、とりあえず大丈夫なのか、と安堵した所に、先の少年が見知らぬ青年と共に戻ってきて]
あ、うん、へーき。
ちょっとくらっとしたけど、このくらい、じーちゃんの鉄拳比べりゃどーって事ないし。
手足も痺れてないし、周りもちゃんと見えてるよ。
[駆け寄って来た青年の問い>>256に、答える声もしっかりしたもの。
当たり所が良かったのか何なのか、大きなダメージは被っていなかった。*]
/*
多分薔薇国は久しぶりなのだけど、
秘話は独り言チェック入れないとダメなのは前からだっけ?
俺の記憶が曖昧で((
いや、実は今村立てさんに秘話を送るとき
独り言チェックを入れずに送信しそうになったんだけど、
最後の発言確認前までは行けるみたいなんだよね。
皆に見えるけど秘話、という形にも出来るということなんだろうか。
それとも、白ログにみえるだけで実際は秘話相手にしか見えないんだろうか。
今度聞いてみよう。
[>>254と、大地の守護者から上がる声。
声をかけられた神官が自分を振り返り見る。
どうやら隠れてみようという試みは出来なかったよう。
神官が振り返り見るより先に>>264見つけられ、肩を竦めた]
危なくなりましたら、私がお止します。
[何やら満足げな相手に偶然であるとはあえて言わず、
望みには是と言ったものの。
御魂の彼が放った言葉>>267>>268に少し困った顔をした]
安心しろ、流石に刃は削いであるぞ……?
初心者に刃付きを振るわせる程この僕は鬼畜じゃない。
[気に入る武器はなかったのか?と云わんばかりに首を傾げていた>>267
他に問題点が思い当たらなかったともいう]
なんだ。素振り程度で良いのか?
意外と、基礎から始めるやつなのだな。
まあ、では1000回なら、制限時間は10分程度でいいか……。
[実戦を必死に避けるトオルの努力あってか、アイルリートはツマラナさそうな表情で、両拳をパタパタとふっていた。
尤も、それでも無茶な振りは余り収まる様子は見せずに…。
さて、1時間後、そこにいるトオルは果たして地面の上で両足つけているだろうか…?*]
神殿所属 癒者 メレディス が村を出ました。
11人目、神殿所属 癒者 メレディス が参加しました。
神殿所属 癒者 メレディスは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿・裏庭 ―
[少年の口から漏れた『じーちゃんの鉄拳』との単語に、
『てっけんせいさい』がどうの>>229とは
なるほどこの事か、と一人得心したような表情に。]
ええっ?
日常的にあの音以上の衝撃を受けてるってなると、
逆にちょっと心配になっちゃうけど……と、ここも平気かな?
………うん。
こちらも大丈夫そうだね。
大事なくてなによりだよ。
良かったね、かでぃも。
[平気、という彼の言葉通り、ひとつ頷いて。
自身の縁者と同様に『異常なし』のお墨付きをぺたり。
何時になく心配そうだった彼にも、問題がないことを念押した。]
ひゃんっ!?
[近くに人がいないことを念入りに確認したつもりでいたから。
背後から突然声を掛けられて、あられもない声が零れた]
え、……あの、その。
[振り返ればそこに、桔梗色の髪の美しい少女がいた。
彼女はいつから此方に気づいていたのだろう。
池に話掛ける姿を見られてしまっただろうか?
恥ずかしさのあまり、顔が熱を持つのを感じた]
は、灰吹、――灰吹玲緒です。
[穏やかにこちらの名を問う少女――ベルティルデもまた、
玲緒との邂逅に不安を感じていることに気付けるはずもないままに。
しどろもどろに答える]
――…このような調子で、本当に大丈夫だろうか。
[どうやら実戦とはならなかったようで。
それまでのやり取りにバルタザールは、小さく語ちた。
それでも素振り1000回が始まるならば、結局は見守る態。
前言通り問題が起こるようなら止めに入るつもりであるが、
それよりも前に地精霊が集まったりするのかもしれない**]
……
見ない顔だなっと思ったんだけど、
もしかして、来たばかりの――その――呼ばれたばかりの人かい?
[勇者、とも、勇者候補生、とも呼ばずに。
どこまで聞いているのか、あの神官長がどこまで話したか。
確認せずに来てしまったために、慎重な言葉選び。]
最近神殿に入った新人さんとも違うようだしね。
[診療に使った術を短い呪で解いて、気軽な問いを向ける。
少年二人が何か話をするようなら、耳を傾けるつもりだが*]
─ 聖神神殿・廊下 ─
[感じた違和は気になるものの、嫌悪を感じる類ではないからと急ぎ確かめようとは思わなかった。
今の自分には神官長の傍に一刻も早く行くことが一番の優先事項。
種の本能だろうか出された命令をこなせていないのが落ち着かないというのもあるし、自分が怒られる度に痛めている養い親の胃も心配だ。
叱られぬ程度の小走りで急いでいると、前方から知った匂いを嗅ぎ取った]
…この、匂い。
メーディー…、さん。
[養い親が神官だった故に見習になる前から神殿の中をうろちょろしていたからある程度は見知った顔は多い。
匂いだけでなく、こちらに向かい手を振る相手>>192を目でも認めて言葉を覚え始めた頃に刷り込んでしまった名を呼ぶ。
未だ人らしく振舞うことに慣れていない為表に出る表情は乏しいが、声に親しみを滲ませて駆け寄り]
─ 聖神神殿・廊下 ─
しょうかん、しゃ。
まだ、会って……ない。
…あぁ、そっか。
[メレディスからの問いかけに、顔を横に振った後。
はたと気付き、何かを探すように鼻をくん、と鳴らしてから納得したように頷き]
この匂いは、しょうかんしゃの、匂い。
[違和を感じたのは、今まで此処に居なかった者の匂いだからかと理解した。
そんな自分の様子も見てか、メレディスから神官長の居場所を教えられ。
今から向かうと答えかけたところで、大きな衝撃音に目を丸めた]
─ 聖神神殿・廊下 ─
…今の、音…すご、かった。
[何が起きたかは解らないが、微かふらつきを覚えて頭を振る。
音の発生源が何か案じて向かうらしいメレディスに、くん、ともう一度鼻を鳴らして]
………私は、神官長のところ、行く。
匂いは…大丈夫みたい、だから。
[少なくとも、火や血の匂いはしないと伝えたつもりだったが、メレディスには届いたかどうか。
手が必要なら手伝いに向かうとメレディスの背に声をかけた後踵を返して、神官長の元へ向かった]
ははは、そうか。
でも当たると結構痛いんだろ?
[刃が削られていた所で、そこそこに重い金属の塊であることに変わりはない。
首傾げる彼に乾いた笑みを向け]
え、あれ?
[素振り1000回に付けられた制限時間]
冗談……だよな?
[一応訊ねて見るが、アイルリートの目は真剣だ]
/*
うーん、ミリアム来ないかなァ。
接触出来てないのボクのところだけだヨ。
皆接触してから欠片手に入れてる感じになってるから、倣うべきかと思ったんだけど、難しいかナ。
ああ、うちの顧問でも流石にそこまでの無茶は言わなかったぜ。
[それでも、音を上げて部を辞めようとする新入生が続出していたのだから、それなりに厳しいメニューだったはずなのだが。
そして、その度に引き留めて来た側の一人が、自分だったのだ]
わかった、とことんまでやってやる。
あの地獄の夏特訓を生き延びたんだ、そんくらいなんてことはねえ……!
[棍棒の中からバットとほぼ同じ長さと重量のものを選び出し、それなりのスペースが空いた場所で、常と同様の構えを取る]
[しかし、現代人の地獄は異世界人の天国であったと。
思い知るまでに掛かるは3(6x1)2(9x1)分ほど]
― 裏庭 ―
[ メレディスの問いに笑顔で応える少年を見ると>>270不安が少し和らいで ]
ほんとに大丈夫?
ごめんね。ボク魔法が苦手で...ちゃんとキミを守ってあげられると良かったんだけど。
[ 謝罪してから、メレディスが具合を診てくれるのを見守り、大丈夫そうという言葉に>>274安堵の息をついた ]
.........ええと?呼ばれたってメル兄さんそれ...?
[ 続いた問いかけ>>277に、そういえば普通の住人とも神殿の人間とも様子が違う、と、漸く気付いて、首を傾げる。
ウェルシュは、まだ神官長に目通りしておらず、何の事情も把握していなかった ]
― 聖神神殿・裏庭 ―
ん、とはいえ、最近はだいぶご無沙汰してるけどな。
[育ててくれた祖父母の元を離れ、寮暮らしを始めてからは殴られる事もない。
そうでなくても、そんなに毎日殴られているわけでもなかったのだが。一応は。
なんて説明を省くのは、いつもの事。
祖父母の話はしても両親の話はしないし、そも、家族の話を突っ込んでする事もない。
そんなささやかな防衛線はここでも変わらないもので]
……って、そんな顔しなくてもいーって。
何ともなかったんだから、気にすんな! 俺も不注意だったんだし、さ。
[向けられた謝罪>>283には、軽い調子でこう返し]
へ?
あー……うん、そーだよ。
[呼ばれたばかりの人、というのは間違っていないので、問いかけ>>277には素直に頷いた]
なんかよくわかんないけど、世界、助けてくれって、言われた。
……あ、俺、星司、っていうの。九神星司。
[続けて名乗る口調も、ごくごく軽いもの。*]
[神殿の関係者に遭遇できたら、問いたいことは幾つもあった。
精霊の姿、居場所――そもそも、精霊の声を聞くとはどういうことなのか。
けれど狼狽と羞恥の余り、用意していた質問などどこかへ吹き飛んでしまい]
……え、と。
アウリーン、さん。
もしかして、今の……見ちゃいました?
[代わりに口から零れたのは、如何でも良い問いだった]
[素振り1000回に掛かる時間は、大学生レベルで2時間ほど。
つまりそれを10分に短縮するなど、出来るはずもないのだが]
401……402……。
あれ、今何分だ……?
[通常より相当速いペースで、素振りをし続けて32分。
ペースを乱した代償に、既にふらついてフォームも乱れがちになりながら、ちらとアイルリートの居る辺りを目で伺う。
とはいえ途中で止めるつもりもなく、限界が見えてもなお棍棒を振り続ける。
周囲に集う地精霊を、自覚するにはまだ至らなかったが*]
[メレディスに教えられた通り、神官長は部屋に居るままだったろうか。
移動していても、匂いを頼りに探そうと鼻を利かせながら、思い返すのは養い親の言葉]
『タチアナ、君が見習いを始めて結構経つけれど…無理をしていないかい?』
『神官になるだけが、君の進む道ではないのだよ』
『君さえよければ、引き受けてくれると言ってくれる方がいるんだ』
『神に仕えたいのなら、騎士という道を選ぶことだって出来るんだよ』
[元々養い親は自分を神官にするつもりで拾った訳ではなかった。
ただ一人集落に残されていた赤子を見捨てる事が出来なかった、それだけだ。
だから、養い親にとっては純粋にまだ幼い子の先行きを思っての言葉だったけれど]
…私は…
[自分が術より体術に秀でているのは自覚がある。
大の大人が扱う武器を用いても苦にならぬ力と、人よりも秀でた嗅覚。
視覚、聴覚も並の人間よりは良い方だろう。
引き受けるつもりがあるという騎士の名も聞いている、その人となりも好ましく厭う理由など何もない。
─でも、何故かふんぎりがつかなくて。
神官騎士の雰囲気だけでも感じ取っておいでというのが、今日からの仕事内容変更の理由だった]
…ぁ…
[理由の解らぬもやもやに、眉を落としていた所で目的地を通り過ぎていたことに気付いた。
不可解に首を傾げるもすぐに振りきり、来た道を戻って匂いを追いかけてきた相手を見つけ]
ルーウィ…神官、長。
ごめん、なさい。
おそくなり、ました。
[名を呼びかけ、不在の謝罪をした**]
[ ふわふわと、人間達の会話を聞いていた風の妖精が、くすくすと笑う ]
『星司は「疾風の御魂」よ。さっき精霊にも認められたもの』
[ 楽しげにそう告げて、つん、と、揶揄うようにウェルシュの髪を引っ張った ]
『ウェルも頑張らないと、異界の風に負けちゃうわよー?』
いて...え?疾風の?じゃあ、さっきの風...
[ まじまじと星司の顔を見つめること数刻 ]
[>>275そっと声を掛けた心算だったのだが、驚かせてしまったらしい。
振り返った少女は愛らしい顔立ちをしていた。
何やら顔が赤いようだが、池に話し掛けるところは緊張していた所為で意識外。]
ハイブキレオ様、ですね。
…あの、驚かせてしまい申し訳ありません。
――お邪魔もしてしまったようで…
[謝罪の言葉を述べて首を垂れる。
失敗だ。
しゅんと耳がへたれれば、人間のものとは作りが違うと分かるだろうか。]
― 門前町・導き台 ―
[そうして再び辿り着く、町の出入口。
再度現れたステファンに門番は不審そうに視線を向けてきたが、ステファンはにぱりと笑い返した]
導き台ってドコー!?
[手を振りながら聞けば、納得の表情が返ってくる。
そこだ、と示されたのは高い塔。
その天辺に照らす炎はあると言う]
[やり直しは聞かない。
失敗はこれから取り返せばいい。
自らにそう言い聞かせて顔を上げた頃合で、>>286レオから質問が向けられる。
少女は池とのレオとの間に視線を行き来させ]
いいえ、先程此方にいらっしゃるのを見つけたところで、何をしていらっしゃったかまでは。
親類の気配がするのですが、ご挨拶でもされていたのかしら。
[問いながら、緩く首を傾げてみせる。
精霊の寿命は人間よりも長い。
年は随分と離れてはいるが、彼女の血を引く以上は身内に当たるのだろうと。
少女の言葉に水の気配は一層濃くなり、池の水面には風や何かが落ちて出来たのではない波紋が幾つか浮かび始めていた。]
えっ、これどうやって登るノ?
[見たところ、外側に登れるような何かは無い。
問えば、中からだ、と言われ塔の中へと案内される。
そこにあったのは、長々と天へと伸びる螺旋階段]
えーーー!?
足で!? あそこまで!? 登るノ!?
[どれだけの距離があるのか、目測ですら測れない。
あまりの長さにステファンは驚愕の声を上げていた]
[嫌なら別に登らなくても良いんだぞ、と門番に言われ、ステファンは小さく唸る]
um……No, 登る。
絶対に見てくるヨ!
[口にしたのは意地にも似た言葉。
遠目からでも良いのなら、外からでも見れるはずなのだが、ステファンは近くで見ることに拘った。
無意識、感じるものがあるらしい。
門番はそれを見て肩を竦めて居たが、ステファンはそれに構わず長い螺旋階段を登り始めた]
そっかあ...だから、こんなに気になったんだね。
[ 次の瞬間、ふにゃりと破顔する ]
会えて嬉しいよ、ええと、星司でいい?
[ 名の発音は妖精と同様に正確 ]
ボクは、ウェルシュカーディ・シルフィオレ。
疾風の守護者だよ。名前長過ぎるだろうからウェルでもウェルシュでも好きに呼んでね。
さすがにこの僕も、5分以内にしろとは云わない。
さあ、まずはお前の力を見せてみろ、トオル!!
[頑張れ、この位ならいける。と真剣な表情を向けたが。
とても重要な事をアイルリートは完全に忘れていた]
― 10分経過後 ―
ふむ。なかなかやるではないかトオル。
お前を鍛えた教官は、なかなか悪くない指導を施したか?
[何やら珍しい形の棍棒で素振るトオルの隣で
自分も空を殴り蹴る様に、拳と足の素振りを、凄く涼しい表情で続けていた]
― 20分経過後 ―
どうしたトオル、息が切れてるぞ。
ふん、素地は悪くないが。
ぬくぬくとした世界から来たからか持久力はまだまだだな。
[素振りが終わらせて、自主的に片腕立てを秒速二回程で行いながら、トオルに涼しく話しかけていた。が。
何か、アイルリートの身体を微妙に薄膜が覆ってる]
― 30分経過後 ―
やれやれ、異界の勇者も所詮はこの程度か。
素地は認めるが、ヴェルトラオム卿はここからどうするつもりなのか。
……あ、ふらつきだしたな。
[片腕立てが終了すれば、遂にその辺りの神官騎士と実戦組み手なんかを始めだしちゃったり。
文字通りアイルリートもトオルと同じく一切のノンストップなのだが。
明らかにおかしい。体格差も勘定にいれると明らかに体力差がおかしい事にトオルは気付けるだろうか。
鍛錬中の間、アイルリートの身体を覆う、土色をした魔法の薄膜が…]
あ、いえ、……邪魔だなんて。
そんなことないですよ。
いるかどうかも分からない精霊に、真面目に話しかけるとか、
何やってんだ、コイツってカンジですよね。
[こちらを驚かせたことに罪悪感を感じたのだろう。
しゅんと項垂れるベルティルデに、あははーと笑いながら
彼女の言葉を否定するように手を振った]
[周囲に地精霊が集まりだしたのをみて、彼は懐から菓子袋を取り出した。
地面に広げるクッキー飴玉、団子の様なもの。地精霊は総じて食いしん坊な精霊であるが故に]
おお、なかなかいい感じで精霊も集まりつつあるぞ。
トオル、もうしばらく絞りつくしてみろー。
[…さて。話の内容はそれるが、確かに異界の鍛錬は激しい。
魔物との戦闘なども存在するフラクシヌスの鍛錬は生死に直結するから当然だ。
然し普通に考えて、1分で素振り100回、秒速1.5回獲物を振り回し続けるなど、余程の体力魔人でなければ生物学的に不可能だ。普通は。
唯、自分の鍛錬メニューを適当にトオルへと寄越した、そんなアイルリートが忘れていた事は…]
[大地魔法で体力を増強&回復しながら鍛錬していた。
当然トオルには出来ないから、これが極普通の状態なのであるが。
至極なちゅらるに。全国の体育会系の学生諸君が血の涙を流して嫉妬する様な。
ある意味、究極のズルを遺憾なく発揮してた*]
ボク、全然未熟で、頼りないかもしれないけど、キミと同じ風の眷属だからね。
一緒に頑張ろう?
[ 相手がこの立場をどう考えているか、とか、どの程度の実力なのか、とかは、とりあえず置いておく。
少なくとも精霊が認めたという事、彼が笑顔を見せてくれた事、それだけでウェルシュには充分だった* ]
ん?
[縁者たる彼の問いに、一瞬言葉を切って。
そして思い至る。>>283]
……ああ。
[衝撃音から間もなく飛んできたのであれば、
彼はこの神殿に着いたばかりということだ。
正式な命は神官長を通してなされるもの。
ならば己はまだもう少し、口を閉ざしているべきだろう。]
[どう言ったものか考えあぐねながら、
まずは名乗りをくれた少年に向き直った。>>285]
『くがみ せいじ』くん…だね。
せーじくんと呼ぼう。
俺はメレディス・レントナーだよ。
[鉄拳制裁についての口数少なめな言葉は胸に留めた。
癒者としては、頭に衝撃を受ける機会が少なくなっていることに
まずは安堵すべきだろうから。]
君たちに与えられた任務については、概ね把握してる。
この神殿のことで判らないことがあれば
俺や――他の神官や騎士に聞いてくれ。
少しは力になれるかと思う。
それで、ね。
かでぃは、神官長に挨拶に行けば
君たち血族が召集された理由も、彼らのことも判ると思う。
[とはいえ――『くがみ せいじ』
そう名乗った彼と話していれば、大体の事情は
察することが出来てしまうのかもしれない。]
(それに――――)
[巡る風の気配。
世界を救う力も血脈も持たない身だが、
ウェルシュカーディを取り巻く力の気配は己にも馴染み深いもので、ゆえに、彼らに対しての推測もついた。
ここでこうして引き合うふたりは、恐らく。*]
[>>294 やはり、見られていたかと思うのも束の間。
感情と共に揺れるベルティルデの耳>>292に気付いて、ぱちくりと瞬く。
自分たちとは違う、物語の中のエルフのような耳を持つ少女の姿に、
ここは、本当に異世界なんだと今更のように思い知る]
親類の気配?
それって、どういう――
[向けられた言葉の意味が分からず、鸚鵡返しに口にして。
水面に浮かび出す、他の力によらない幾つもの波紋に気付くと思わず息を呑んだ]
― 聖神神殿・裏庭 ―
ん? どしたん?
[まじまじ、と見つめる視線>>291に、こてりと首を傾ぐ。
それからふにゃり、と破顔する様子>>297に、ひとつ、ふたつと瞬いて]
ん、ああ、それでいーぜ。
かたっくるしーの、俺、苦手だし。
俺も、ウェルシュ、って呼ばせてもらうから。
[名前の響きがやっぱ綺麗だな、なんて思いながらこう返す。
同じ風の眷属、という言葉の意味は今一つピンと来なかったけれど、近しい存在だというのは感覚が理解した。
一緒に頑張る、というからには、きっと、先に神官長が言っていた他の四人、の内の一人なのだろう、とか思いつつ]
ん、そーだな。
やれる事、がんばろーぜ。
[どこまでも素の調子で頷いた。*]
― 導き台螺旋階段 ―
[最初は勢い良く登れていた。
身体能力や体力は人並み、ある程度のことはそれなりのこなせる、のだが。
この螺旋階段は見ての通りに長く、半ばを過ぎた頃で一度足が止まってしまった]
ah……huh……very, very very, long……
[思わず零れた声は上がる息に紛れるように発される。
腕は手摺りに凭れるようにし、肩で息をして。
渇く喉に、口の中に残った僅かな唾液を流し込んだ]
……but, 諦める、もん、カ……!
[そう言葉を吐き出して、半ばを過ぎた螺旋階段を更に登り始める。
いつしか、何かに試されているような、そんな感覚を抱き始めていた]
― 聖神神殿 ―
……ふむ。
一先ず、揃いはしたか。
[祭壇の間で待っている間は、結局訪れる事のなかった疾風の血脈。
その来訪の気配を感じ取り、やれやれ、と息を吐く]
さて、問題はあいつらをどうやって磨き上げるか、だが……。
やはり、実戦に直接放り込むのが手っ取り早いか。
[呟く内容は、ある意味物騒なもの。
次なる来訪者の訪れは、それが落ちたすぐ後の事]
……おや。
確かに、遅刻ですね、タチアナ。
[呼びかけ>>290に振り返った時には、ちょっと前までのその表情は見えず。
浮かんでいるのは、穏やかな笑み]
とはいえ、別に遊んでいたわけではないでしょう?
ならば、次からは気を付けるようにしてくださいね。
これから色々と、忙しくなるかもしれませんから。
[そんな注意を与えつつ。
ふと過るのは、ここにも磨きようで光る原石がいたな、とかそんな事。*]
うん、メル兄さん、ありがとう。
[ 神官長に挨拶に行けば、というメレディスの勧めにも素直に頷く>>308
星司が異界から召喚された存在であり、同じ風の眷属とは理解し、それが世界の異変と関わることも察してはいたが、具体的にどうすればいいのかは、まだまるで掴めていなかったから ]
でも、神官長様って、ちょっと苦手なんだよねえ...ボク。
[ なんか時々笑顔が怖い、と、心の中で呟いたのは、もしかしたら簡単に読み取れたかも ]
― 聖神神殿・裏庭 ―
メレディスさん、か。
えーと、んじゃ、宜しくお願いします。
[メレディスの名乗り>>307を受けて、ぺこりと頭を下げる。
目上とわかる相手にいきなりタメ口をきくとか、そういうことはない。
そこらも、祖父母に厳しく躾けられた部分]
そっか……俺、がっこの帰りにいきなり呼ばれて、なにがなんだかわかんなくて。
ここの事もほとんど知らないから、そう言ってもらえると、助かります。
[実際、この場所にどうやって来たかもわかっていないくらいなわけで。
メレディスの気遣いに、ごく素直に安堵していた。*]
これって、もしかして……精霊の仕業なんですか?
[思わぬ事態に驚愕を隠すことが出来ぬまま。
ベルティルデと水面の波紋を交互に見比べる。
そう言えば、確か彼女は『流水の守護の血脈』と名乗っていたか>>265]
― 少し前 ―
[んふー、とベルティルデに笑顔を向け>>1:146た後、ルードヴィヒの言葉>>1:172、>>1:174にこくこくと頷いて]
はい。
わかりました。
[にぱ、と笑ったのだった。*]
やれる事、か、そうだね。「やれる事」をがんばろう!
[ 星司の言葉>>311に、思いっ切り力を入れて頷いたその心の内は、ちょっと複雑ではあったが ]
それじゃボク、神官長様に会いに行ってくるよ。
メル兄さん、星司も、また後でね!
[ やがて、そう宣して手を振ると、身を翻し、ぱたぱたと駆け去っていく ]
『やっぱり落ち着きないわねえ...』
[ 呆れたように零した風の妖精も『またね』と笑ってその後を追った* ]
/*
ふむ。
皆連日夜更かし傾向ですし、無理に進行させず、朝にイベント落とす形にした方がいいですかね、これは。
― 聖神神殿・鍛錬所 ―
[こちらが必死で、地道に素振りの鍛錬を続けている横で。
アイルリートはと言えば、徒手空拳とはいえ涼しい顔で素振りを終え>>299。
どう見ても自分よりは細い腕で片腕立て>>300をやり終え、更に組手までも開始していた>>301。
その間こちらへ向けられた言葉も、一切乱れる様子はない]
……いや待て。
[1時間も目前という頃合い。
600回目の素振りを終えた男は、地面に菓子を広げるアイルリート>>303へ、とうとう突っ込みを入れる。
これは流石におかしいだろ。
幾ら異世界人が普段から鍛えてるとしてもだな。
一応同じ人間なら、筋肉だって――
[そこまで言って、言葉を切る。
疲労で朦朧としたせいか、アイルリートの体が、膜がかかったようにぶれて見えたのだ。
おまけに、地面にも何か、もやもやしたものが見えるような――]
くっそ!
よくわかんねーけど、お前に出来て俺に出来ねーことがあるもんか!
[ファンタジーに精通していると言い難い男が、魔法と聞いて思い浮かべるのは派手なもので。
よもや、肉体に作用して筋力を上げるようなものがあるとは思いもよらず。
単純にこの差は鍛錬の賜物だろうと結論付けて、止まっていた素振りを再開する]
998……999……
[途中から幾分出鱈目な振り方になりつつも、根性だけは誰にも負けぬと自負する男は、それでも自身で宣言した回数まで素振りを止めることはしなかった。
その時間はゆうに1時間を過ぎ、2時間も超えようという頃で、眺める側も飽きてしまっているかもしれないが]
せん……!
[どうだやり切ったぞという顔をアイルリートへ向けたのも一瞬。
1000回目を振り切るより早くバットがあらぬ方へ飛んで、男はそのまま地面へ大の字にぶっ倒れた*]
…?
[>>302邪魔はしていない、その言葉にはほっとしたのだが。
続く言葉は精霊の存在を信じていないようで、思わずきょとりと淡藤色の瞳を瞬かせる。
異界では精霊と人間との関わりがないものなのだろうか。
>>309少女の言葉に問い掛けには胸元に手を当てて、何と説明したらいいものかと思い悩む。
自分の耳の作りにレオが気付いた事は知らず。]
おう、んじゃ、またなー!
[自分の言葉が与えた影響などは知る由もなく。
神官長の所へ向かう、と言うウェルシュとついていくセイン>>320を元気いっぱいにお見送りした。
ぶんぶんと振り回す右手には、先ほど現れた正八面体の結晶体が握られたまま。
それは笑うように、淡い翠色光を周囲に散らしていた。*]
えぇと、その。
私、現に水の精霊の血を引いておりますし。
――…?
[>>318レオの言葉に少女はちらりと池の方に視線を走らせる。
池の表面に浮かんでいた波紋は仕業、と言ったレオに抗議するように激しさを増す。
中心は噴水のように僅かに盛り上がると共に、相性の悪い者には息苦くなる程に水の気が濃くなり――]
― 少し前 ―
そうですねぇ……。
[ベルティルデの申し出>>165、>>166に少し考えるように首を傾げた後]
あたしもそうします。
あたしの相棒になる人、お会いしたいですし!
[ぐ、と握り拳を作って]
ルードヴィヒ様、失礼しますね〜!
[と、祭壇の間を退室した後は、ベルティルデに同道したが、
同じ属を持つ御魂を探すため、途中で別れるつもり**]
――ッ!
…あ、あの、伯母様はとても矜持の高い方でして、そのような物言いは…
『――全く、呼び掛けておいて失礼な娘じゃのぅ。
妾は此処におるぞ?
それと仕業とはなんじゃ、仕業とは!そんじょそこらの悪戯精霊と一緒にされるのは不愉快じゃ。御業と言わぬか!』
[慌てて注意しようとした少女の声を掻き消すように、気位の高そうな声が池の中心より響き渡る。]
…ひゃう。
も、申し訳ありません。
伯母様…!
[常人よりも音をよく拾う耳を軽く押さえながら、少女は精霊に謝罪の言葉を紡いだ。]
/*
御業は神様では?というツッコミは受け取ります。
風の精霊が穏やかそうなので、妾言ってる人にしてみました。
/*
精霊だけアルカイックにすれば良かったかも。
私の血脈に連なる者を手伝え、と無理矢理押し付けそうな。
きゃんきゃん言いつつ見守ってる系。
(ひいひいおばあ様、とか言わないのは、伯母様と呼べって言われてるからと書き忘れたね。)
― 聖神神殿・裏庭 ―
あははは。
[ふき出したのは、『苦手』という単語に。>>316]
いやっ、ごめん。
でもそっか、苦手か〜。
判らないでもないよ、うん、かでぃの言いたいことはね。
だけど――…
[息をひとつ。目を伏せて。]
期待に添えるかどうか分からなくても努力する者を、
任に真摯な者を―――あの人は軽んじたりはしない筈だ。
[かつて『落ち零れ』とされた少年に、
ルートヴィヒ、現神官長は何と言っただろうか。
過ぎる過去を内に押し留め、静かな声色で告げる。]
うん、せーじくんもいいお返事!
何が何だか分からないって言うけど、
不安かもしれない中で、気丈に振舞えるというのは凄いことだよ。
[彼の強さはウェルシュカーディの風に対し
どのような効果を齎すのだろうか、と思いながら。>>317]
うん、いってらっしゃい、かでぃ。
…これからはすべきことも多くなるだろうし、
治癒の必要もないってことで俺も退散するね。
忙しくなるだろうけど、二人とも……頑張って。
[『頑張って』…などと、彼らの力を借りなければならない
自分たちが口にするには、安易な言葉であるかもしれない。
ちくりと胸を刺すような痛みを覚えるが、
ウェルシュカーディに辞去すると告げられれば、
自分も一度戻る旨星司に言い、裏庭を離れることにする。*]
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