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11人目、神殿所属 癒者 メレディス が参加しました。
神殿所属 癒者 メレディスは、囁き狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿・裏庭 ―
[少年の口から漏れた『じーちゃんの鉄拳』との単語に、
『てっけんせいさい』がどうの>>229とは
なるほどこの事か、と一人得心したような表情に。]
ええっ?
日常的にあの音以上の衝撃を受けてるってなると、
逆にちょっと心配になっちゃうけど……と、ここも平気かな?
………うん。
こちらも大丈夫そうだね。
大事なくてなによりだよ。
良かったね、かでぃも。
[平気、という彼の言葉通り、ひとつ頷いて。
自身の縁者と同様に『異常なし』のお墨付きをぺたり。
何時になく心配そうだった彼にも、問題がないことを念押した。]
……
見ない顔だなっと思ったんだけど、
もしかして、来たばかりの――その――呼ばれたばかりの人かい?
[勇者、とも、勇者候補生、とも呼ばずに。
どこまで聞いているのか、あの神官長がどこまで話したか。
確認せずに来てしまったために、慎重な言葉選び。]
最近神殿に入った新人さんとも違うようだしね。
[診療に使った術を短い呪で解いて、気軽な問いを向ける。
少年二人が何か話をするようなら、耳を傾けるつもりだが*]
ん?
[縁者たる彼の問いに、一瞬言葉を切って。
そして思い至る。>>283]
……ああ。
[衝撃音から間もなく飛んできたのであれば、
彼はこの神殿に着いたばかりということだ。
正式な命は神官長を通してなされるもの。
ならば己はまだもう少し、口を閉ざしているべきだろう。]
[どう言ったものか考えあぐねながら、
まずは名乗りをくれた少年に向き直った。>>285]
『くがみ せいじ』くん…だね。
せーじくんと呼ぼう。
俺はメレディス・レントナーだよ。
[鉄拳制裁についての口数少なめな言葉は胸に留めた。
癒者としては、頭に衝撃を受ける機会が少なくなっていることに
まずは安堵すべきだろうから。]
君たちに与えられた任務については、概ね把握してる。
この神殿のことで判らないことがあれば
俺や――他の神官や騎士に聞いてくれ。
少しは力になれるかと思う。
それで、ね。
かでぃは、神官長に挨拶に行けば
君たち血族が召集された理由も、彼らのことも判ると思う。
[とはいえ――『くがみ せいじ』
そう名乗った彼と話していれば、大体の事情は
察することが出来てしまうのかもしれない。]
(それに――――)
[巡る風の気配。
世界を救う力も血脈も持たない身だが、
ウェルシュカーディを取り巻く力の気配は己にも馴染み深いもので、ゆえに、彼らに対しての推測もついた。
ここでこうして引き合うふたりは、恐らく。*]
― 聖神神殿・裏庭 ―
あははは。
[ふき出したのは、『苦手』という単語に。>>316]
いやっ、ごめん。
でもそっか、苦手か〜。
判らないでもないよ、うん、かでぃの言いたいことはね。
だけど――…
[息をひとつ。目を伏せて。]
期待に添えるかどうか分からなくても努力する者を、
任に真摯な者を―――あの人は軽んじたりはしない筈だ。
[かつて『落ち零れ』とされた少年に、
ルートヴィヒ、現神官長は何と言っただろうか。
過ぎる過去を内に押し留め、静かな声色で告げる。]
うん、せーじくんもいいお返事!
何が何だか分からないって言うけど、
不安かもしれない中で、気丈に振舞えるというのは凄いことだよ。
[彼の強さはウェルシュカーディの風に対し
どのような効果を齎すのだろうか、と思いながら。>>317]
うん、いってらっしゃい、かでぃ。
…これからはすべきことも多くなるだろうし、
治癒の必要もないってことで俺も退散するね。
忙しくなるだろうけど、二人とも……頑張って。
[『頑張って』…などと、彼らの力を借りなければならない
自分たちが口にするには、安易な言葉であるかもしれない。
ちくりと胸を刺すような痛みを覚えるが、
ウェルシュカーディに辞去すると告げられれば、
自分も一度戻る旨星司に言い、裏庭を離れることにする。*]
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