情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
人里に身を潜めながら、夜毎人を喰らうという恐ろしい人狼。
幾つもの村を滅ぼしてきた狡猾な化け物の噂が、遂にこの地にも訪れた。
震え上がる者、馬鹿馬鹿しいと一笑に付す者、そして…。
様々な思惑を余所に、人々は話し合いのため集うのだった。
1人目、語り手 が参加しました。
語り手 は、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
2人目、聖神神官長 ルートヴィヒ が参加しました。
聖神神官長 ルートヴィヒは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿 ―
……ええ、勿論。
私はいつでも正気ですが、それが何か。
[やって来た大国の使者に対し、聖神神官長はこともなげな口調で言い放った]
各地にて魔物の増加が確認され、異常気象や疫病の発生など、様々な変事の報が日毎に届いている。
……これが『世界規模の危機の兆し』でなくてなんだというのか。
このような時に、悠長な事をしているわけには参りません。
[きっぱりと言い切った後、神官長は使者を真っ向から見据え]
……と、いうわけで。
我ら聖神神殿は、世界を救うための儀式を始めます。
使者殿は疾く、国へと戻り、皇帝陛下にお伝えください。
『此度の異変は須らく、世界の存続に関わる大事の前触れ。
我らの祈りは、『世界』のために用いる所存』
と。
[言い回しこそ丁重だが、言わんとする所はひとつ。
『そっちの国内事変はそっちでなんとかしろ』と、ただそれだけ。
国内の変事の対応に聖神神殿の優れた神官騎士や癒し手を、と望んでくる国は後を絶たない。
そしてその全てを、若き聖神神官長は笑顔で一刀に伏していた]
……まったく。
世界規模の異変が起きてる時に、自国の利益追求やら他国へのちょっかいかけやら。
そんな事ばっかり考える俗物が多すぎるんだよ。
[丁重に使者を追いだした後、神殿の奥へと向かいながら吐き捨てる。
一人の時や気を許した側近だけがいる時だけ、表に出す素で一頻り毒を吐いた後。
やって来たのは神殿の最奥──普段は封じられし、儀式の間]
― 聖神神殿・儀式の間 ―
さて……それでは、やってみるとしますか。
[小声で呟いた後、儀式の間の中央にある巨大な水晶柱に意識を向ける。
異界と繋がる道を生み出す、とされるそれ。
それを介し、遠き異界に散らばった力あるもの──『勇者の魂を受け継ぐ者』を呼び寄せる。
それが、かつてない危機に見舞われているこの世界、『フラクシヌス』を滅亡から救うための手段である、というのが聖神神殿の下した結論だった]
[常であれば、縋る事など考えられぬ手段。
だが、世界各地で起きている異変と──何より、世界の要たる『世界樹』において、魔物の数が増えた、枝葉が枯れていた、などの報告が届いている事。
人の手の届かぬ所で何か異変が起きている。
世界を見守る聖神『オルキス』の神託が届かなくなりつつある現状も鑑みたなら、その結論に達するのは難しい事ではなく。
過去の事例を当たった結果、たどり着いた結論が、未曽有の危機が迫っている、という事実。
故に、選択したのが、『異界の魂』の召喚と、勇者の末裔である『守護の血脈』の招集──だったわけ、だが]
……こいつぁ、驚いた。
[世界と世界を繋ぐ路を生み出す水晶柱に力を捧げ。
そこからあふれ出した虹色の光が作り出した、路。
それを介し、儀式の間へと現れたのは四人の若者たち。
その姿を見るなり口を突いたのは、そんな呟きだった]
(……力らしきものが、ほとんど感じられん。
路を繋いだ時には、強い力の輝きが見えたはずなんだが……)
[だがしかし、実際に見えた者たちからは力らしきものは感じ取れない。
これが何を意味するのか──そんな逡巡は、刹那の事]
……ようこそ、『フラクシヌス』へ。
私は聖神オルキスの神官長、ルートヴィヒ・ヴェルトラオム。
世界を滅亡より救うため……あなた方を、お待ちしておりました。
[居住まい正し、向けるのは正式な礼。
今は力の欠片も感じられないが、先に見えた輝きは偽りないもの。
なれば、その輝きを引き出す事が急務、と割り切って]
この世界を、『フラクシヌス』を、混沌への回帰より救うため。
あなた方の力を、貸していただきたい。
[静かな声で告げるのは、『異界の魂』を呼び出した理由の、最も端的で最も重要な部分。**]
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
[異界から来た客人たちに簡単な状況の説明を終えて、それぞれに部屋を宛がった後。
神官長が向かったのは、祭壇の間。
そこは、神殿を訪れた者たちが最初に訪れる場所]
……先ほどの『呪』に感応した者があれば……ここを、訪れるはず。
[そう、小さく独り言ちた神官長は、訪れるであろう者──勇者の末裔たる『守護の血脈』を静かに、待つ。**]
3人目、大地の守護者 アイリ が参加しました。
大地の守護者 アイリは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
[ガタゴトと音をたてる急ぎ走りの馬車が、喧騒を牽引して聖神神殿の前で到着した。
それは予測された到着時刻よりも速く
そして予想される騒がしさよりも荒々しく
貴族然とした身形の少年か少女が、黄色のマントを翻し、馬車から降りてきた]
…出て来いヴェルトラオム卿… …ルートっ!
この僕どころか、皇帝陛下や諸侯にも独断で何をやっておる!!
[小柄な身体に、性別の判別し辛い愛らしい顔立ち。
然し、牙を剥き出しに威嚇してる様で物騒な剣幕は
このフラクシヌスの中でも特別な血脈を持つ、貴族の出とは少し想像し難いかも知れない]
聖霊節まで控えて、諸国は大忙しと云うのに
卿が神殿に引き篭もっておると聞いて馬車を走らせてみれば…っ。
道中、入れ違えた使者が"ぶる"ってたぞ!
[カツン!と靴音も荒々しく足をまたひとつ踏み出す姿は
今の所物静かそうな神官長とは対極に映るだろう]
さあ吐くのだヴェルトラオム卿!
何の儀式をやらかしたかキリキリ白状するのだルート!
そもそも!
「世界の為」と云うなら、 こ の 僕 を通すのが筋だろう!!
[バン、とそうして自身の細い胸を叩く姿は、さてどう映るだろうか]
かつてフラクシヌス救済を成し遂げた、大地の勇者
その直系の子孫である、 こ の 僕 に!!
現マガーネル辺境伯家当主にして、"大地"の血族である
この、アイルリート・マガーネルにっ!!
まず話を通してから事を起こすのが筋ではないか!?
[ルート、と縮めた呼称が出る程度には、付き合いがあるつもりなその人物は
どうやら独断で儀式を執り行う以上に
勇者の血族である自分に何の話もない事が相当に起きに召さなかった様だった。
『大地の守護者』は、実に憤懣とした表情で、懐の菓子袋から取り出したクッキーに噛み付いた*]
4人目、大地の御魂 加地徹 トール が参加しました。
大地の御魂 加地徹 トールは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 私立法村学園・野球部部室 ―
[野球部の部室の空気は二分していた。
先頃のミーティングで、顧問の口から夏の大会のレギュラーメンバーが発表されたからだ。
嬉しさを抑えきれぬ者、悔しさを噛み締める者――
しかし、そのどちらにも属さぬ者が、一人だけいた]
よーう山田。先発に選ばれたんだって?
やったじゃないか。
[満面の笑みでチームメイトの肩を叩くこの男の名は、加地徹(かじ とおる)。
山田と呼ばれた男の方はと言えば、笑みを返しはするものの、その表情はどこか複雑そうで]
『お、おう……あんがとな』
なんだよー、もっと喜べって。
[その言葉に、山田は男から目を逸らす。
周囲の部員たちにも、どことなく気まずい空気が流れた]
『お前さ……悔しくないの?』
[ぽつりと零された問い掛けにも、男は表情を崩さず]
なんでだよ?
実力で負けたんだから仕方ないって。
まだ2年生なんだし、次に向けて練習あるのみだな。
[明るく前向きな言葉にも、妙に気まずい雰囲気が解けることはなく。
山田が問いを重ねる代わりに呟いたのは]
『なんかさ……悪いな。
1年の頃は、みんなお前に引っ張ってもらったってのに』
[体格と基礎体力に恵まれた男は、新入生の頃から頭一つ抜けた存在として、先輩部員や顧問から注目されていた。
地味な基礎練から地獄と称される夏特訓まで、時に音を上げそうになる1年生メンバーをこの男が中心となって引っ張る場面もあった。
しかし――3年生が引退し、1年生が本格的な練習に参加することを許される頃、皆は無名の大型新人が何故無名であったのかを思い知ることとなる]
[当たらないのだ。バットが、ボールに]
[なまじ当たれば長打となることが想像される豪快なスイングだけに、その事実を知った周囲の落胆は凄まじかった]
[制服への着替えを終え、部員たちは三々五々帰宅の途についていた。
男もまた同様に、夏の学生シャツ姿になり、同じ方向に家のある友人たちと共に歩いていた]
『じゃあ、また明日なー』
[一番近所に住む友人も分かれ道の向こうに消え、独りきりになった所で。
男は頭の後ろで手を組み、長く溜息を吐き出す]
悔しくない……訳じゃないんだけどな。
[お前は野球に向いていない、他のスポーツをやれば大成するかもしれないのに、なんて。
明に暗に、今まで何度も言われてきたことだ]
でもさ……打ってみたいじゃん。
甲子園でホームラン。
[そんな夢を思い抱きながら、宵の空を見上げたその時]
な……なんだぁっ!?
[虹色の光>>6が、自分目掛け真っ直ぐに降りてくる。
それはあっという間に男の体を包み込み、奇妙な浮遊感と共に運んで]
― 聖神神殿・儀式の間 ―
はっ……
おい! 何処だよここは!!
[気が付けば、目の前にあるのは巨大な水晶柱>>4。
周囲を見回せば、先程までいた住宅街とは似ても似つかぬ、アニメか何かに出て来そうな空間が広がっていた。
近くには自分と同じような状況らしい3人の若者と、彼らとは異なる雰囲気持つ一人の青年が居る。
その青年は、一礼と共に、こちらへの要件を告げ>>7]
いや待て、そんなこと急に言われても、どうすりゃいいんだよ。
つーかさ……困るんだよ! 夏の大会近いってのに!
そんなの他の奴に任せて、元の場所に戻してくれよ!
[野球一筋の男には縁遠いものだが、アニメやゲームの中にはこういう話があると聞いたことがある。
アニメやゲーム――つまり、『遊びの世界』に強制的に巻き込まれかけていると感じて。
男は神官長を名乗る青年へ、詰め寄らんばかりに叫ぶ**]
/* にゃんっ!
前々から気になっていてちらちらしてました
たすくさんぷれぜんつな村!
十六夜、アイリで入り込ませていただきますの!
防御魔法と回復魔法でゴリゴリ殴ってくファイタータイプ的な。
なお、アイリの性別が不詳なのは、面白い方向にのせてくためでもあります。にゃあ。
トオル君が、僕は男だルートか、きさまどこを触ってるルートか
どちらの地雷を踏んでくれるかがとっても楽しみです(黒いえみ
― 聖神神殿・祭壇の間 ―
……これは、マガーネル伯。
祭壇の間での飲食は禁止である、と再三申し上げているはずですが。
[神殿という空間が持つ静寂の全てを覆さんばかりの勢いで現れた人物に対し、最初に入れたのはずれた突っ込みだった。
憤懣とした表情に対するこちらは、実に涼しげな表情のまま。
大地の勇者の末裔であるこの若き当主とは、家同士の付き合いもあり、それなりに気質は心得ている。
そして、それにどう対すると一番面白……もとい、話が進みやすいか、も]
……何の儀式か、ですか。
あなたが大地の血族であるならば、それを感知する事も容易いはずですが。
……私の、思い違いでしたか?
[それに基づいて返したのは、こんな問いかけ。
実際の所、儀式のための召喚の呪に感応するものがなかったのであれば、必要以上に踏み込ませるつもりはないから。
まず、確認したのはその部分だった。**]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新