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(そう言えば、最近ゲルトの顔を見ていないな)
[グラスを空けながら。
いつの頃か、不意に暇さえあれば、いつでも眠っている知人の顔を思いだし。
彼のことだ。もしかしたら睡眠を欲するあまり、食事すら忘れている可能性もある。]
(…嵐がやんだら、パンでも届けに行くか)
[つらつらと、そんなことを考えながら。
男同士の夜は更けていく。**]
そうだな、ペーター。
少し俺の話を聞いてくれないか?
[相手の返事もまたずに、どこか懐かしむような目をして話し始めた。]
話したこと無かったけど、子供の頃俺もこの島が大嫌いだったよ。
なあ、オットー。
アンタがもし、あいつらを騙してるってんなら、だ……
そいつぁ恐らく、責任持って騙し続けなきゃなんねえぜ。
[自嘲するように笑うオットー>>169には軽く笑ってそう言うが、目は真剣で。
そして、心のなかで付け足す――俺がそうしているように――と。
騙しているというのであれば、自分も変わらないのだから。
さてはて。
酒の肴の話としては。
大陸で見たこと聞いたことを多少の誇張込みで話したり。
共に食に関わる身、互いの仕事話も悪くなく。
島の若者たちへの期待と心配の話もあっただろうか。
ただ、なるだけ、人狼騒動の事件のことは思い起こさせないように。
嵐の音は耳触りで、長い夜にはむしろ好都合でもあったようで。
たまにボートや小屋を心配するような素振りも見せつつ。
夜は更け――結局自然に、眠りに落ちた**]
海があるだけで他は面白いものなんて何もないし島の外の話を聞くたび外の世界に憧れた。
…それに、親は出稼ぎに行っていっつもいなくてさ。
パメラやオットーやオットーの妹とよく遊んでたけど、やっぱり…寂しかったな。
[十年前のあの日と同じようにゴロゴロと雷の鳴る音が近づいてきているが、ペーターがいてくれるから恐怖は感じなかった。]
あー、疲れた。
[大方準備が終わった娘は上に大きく伸びた。
久々の嵐の準備は色々と忘れていたりしていた部分もある為、思ったより時間が掛かってしまった。
外はもう暗くなっていていた。]
……ご飯にしよう
[必要以上に堅固に閉ざした窓や扉の最終チェックを終わらせると、娘は部屋を軽く片付け、扉に掛かっていた袋の中身を温め始める。
そのついでにアップルティーを淹れると、お盆にそれらを乗せてダイニングに。]
いただきます
[机に並べ、椅子に座った娘は手を合わせて食べ始める。]
……やっぱり、オト兄さんのパンは美味しい
[そう言いながらモグモグと食べる。
一人で静かに食べていた娘は、ガタガタと鳴る音を聞きながら、昔のことを思い出していた。]
―回想:10年前―
[娘は目の前に広がっている酷く生臭い、赤い絵の具が撒き散らされた光景を見ながら呆然としていた。
真ん中には赤く染まった何かが置いてある。
それが何なのかはわからなかった。
いや、わかってはいけないと思った。
大人たちは周りで『人狼だ』『人狼の仕業だ』と騒いでいる。
ジンロウってナニ?
そう近くにいた大人に尋ねると、大人たちは慌てたように娘を追い払った。
何か見てはいけないものだったらしい。
娘はションボリしながら幼馴染みを探し始めた。]
ヨアヒムー?リーザー?ねえ、どこー?
[遊ぶために呼んだ訳ではない。
ただ、幼心にも不安はあって。
一人でいるのが怖かったから探した。
しかし何処を探しても見付からなくて。]
ねぇ、どこー…?
[その内、怖さに耐えられなくなり、泣きじゃくり初めてしまった。*]
なんで俺の親はこんな島に住み続けることに拘るのかと思ったけど、ああ、そういうことだったんだって。
…気づいたのは本当に最近なんだ。
親が亡くなって無かったら、今も気づいてなかったかも…。
[最後のほうは囁きに近かった。
話し終えると「聞いてくれてありがとう。」とペーターに微笑んだ。
ペーターがどう思ったかはわからないが、今日話しておきたくなったのだ。
子供の頃の自分と似ているペーターに。
しかし、ペーターは自分より賢いから、何かを失わずとも気づいてくれると信じていた。]
[そうして、ヨアヒムの言葉を聞いて>>179
ペーターは、腹の底から「何か」が冷えていくのを感じた。
それは怒りだったかもしれない、もしかしたらもっと別の何かかもしれない。
ただ、決して美しくは無い感情だった。それだけは確かだった。
それだけが、ペーターの口を動かした。]
…大好きって、本当に?
ヨアヒムさんは、「あんなことがあって」も。この島が好きなの?
「今」…どうしてここに居るの?
…昔の事に、縛られてるからじゃ、ないの。
僕は、この島が嫌いだ。
皆が過去に縛られて、ただ穏やかに死んでいく現状を、甘んじて受け入れるしかないこの島が、大嫌い。
美しい星空も蒼い海も、いらないよ。
僕が欲しいのは……そんなものじゃない。
[机の下で、握りしめた手は力を籠めすぎて真っ白になっていた。
ドクドクと心臓が早鐘のように音をたてる。頭の奥でキィンと高い音がする。
抑えきれない感情が、ペーターの中で暴れていた。]
―現在―
[娘ははっと気付く。
いつの間にか食べるのを止め、ぼんやりしていたらしい。
手にはキッシュが半分残っていた。
娘はため息を吐くと再びゆっくりと食べ始める。
あの後、自分がどうしたのかは覚えていない。
ただ、あの時見たあれはヨアヒムの両親だった、ということを後で知った。
探しても見付けられなかったあの時、彼は何処かで泣いていたのかもしれない。と今なら思う。
もしそうなら、大事な幼馴染みの為にも側にいてあげたかった。
でも幼かった自分にそんなことはわからず。
だから誰かが側にいてくれたならいいな、と思う。]
[そうして、ヨアヒムの言葉を聞いて>>179>>182
ペーターは、腹の底から「何か」が冷えていくのを感じた。
それは怒りだったかもしれない、もしかしたらもっと別の何かかもしれない。
ただ、決して美しくは無い感情だった。それだけは確かだった。
それだけが、ペーターの口を動かした。]
……僕は、この島が嫌いだ。
皆が過去に縛られて、ただ穏やかに死んでいく現状を、甘んじて受け入れるしかないこの島が、大嫌い。
美しい星空も蒼い海も、いらないよ。
僕が欲しいのは……そんなものじゃない。
[机の下で、握りしめた手は力を籠めすぎて真っ白になっていた。
ドクドクと心臓が早鐘のように音をたてる。頭の奥でキィンと高い音がする。
抑えきれない感情が、ペーターの中で暴れていた。]
[それから少しペーターと他愛のない話をしただろうか。
食事を共にとって寝る準備をする。
ペーターにベッドを勧め、自分は床に敷いた布団に潜り込む。
久しぶりに誰かと共に寝る心地良さを噛み締めながら眠りについた**]
[手にしていた食べ物を食べ終えれば片付けて。
それさえも終わればどうしようかと考える。
このまま何か絵を描こうか。
それとも休んでしまおうか。]
今の状態で描いても、何も描けないわよね……
[嵐の準備で体は疲れている。
それに胸騒ぎのせいで精神的にも疲れている。
そんな時に筆を持っても紙を無駄にするだけだ。]
クララにも休め、って言われてるし。休んでしまおうかしら?
[疑問符は付いているが殆ど心の中は決まっていた。
娘は形だけの悩む仕草をした後、ベッドへ向かい潜り込むと目を瞑る。
寝て起きれば、きっと何時ものあしたを迎えられる。
そう信じて。**]
[ヨアヒムは、どんな顔をしているだろう。
じわりと後悔が泡のように沸き立ってきて、ペーターは慌てて顔を伏せた。]
この話、もうやめよ。したくない。
[どうにかそれだけ喉の奥から絞り出すと、俯きながら食事を詰め込んだ。
その後交わした言葉も、食事の味も、よく覚えてはいない。
ヨアヒムに奨められるままに>>185ベッドを借り、深くもぐりこんだ。
瞼が作り出した闇が、じわじわとペーターの心を苛む。
固く遮断された窓の向こうで、ごうごうと木々が揺れる音がする。
嵐が近づいてきたのだろうか。]
(全部、流れちゃえ…)
[朝になって、めちゃくちゃになって、何もかもなかったことになってしまえば……
ペーターが嫌う、子どもらしい馬鹿げた妄想だ。
それにすがることでしか、ペーターは「自分」を保つことができなかった]
[ヨアヒムは、どんな顔をしているだろう。
じわりと後悔が泡のように沸き立ってきて、ペーターは慌てて顔を伏せた。]
この話、もうやめよ。したくない。
[どうにかそれだけ喉の奥から絞り出すと、俯きながら食事を詰め込んだ。
その後交わした言葉も、食事の味も、よく覚えてはいない。
ヨアヒムに奨められるままに>>185ベッドを借り、深くもぐりこんだ。
瞼が作り出した闇が、じわじわとペーターの心を苛む。
固く遮断された窓の向こうで、ごうごうと木々が揺れる音がする。
嵐が近づいてきたのだろうか。]
(全部、流れちゃえ…)
[朝になって、めちゃくちゃになって、何もかもなかったことになってしまえば……
ペーターが嫌う、子どもらしい馬鹿げた妄想だ。
それにすがることでしか、ペーターは「自分」を保つことができなかった**]
少年 ペーターが村を出て行きました。
7人目、少年 ペーター がやってきました。
少年 ペーターは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
/*
地雷が
「子ども扱い」と「島の肯定」の二つかな。
ペーターが欲しいものは「未来」
うーん。難しい。
役職通ったら色々後付できそう。
通らなくてもそれはそれで。
人外来たら……ちょいびびるな。
/*
島の肯定?
感情の否定かな?
まあペタが島を否定してる→それを諭そうと島を肯定する≒自分の感情が否定されたと感じる、だから
結局表裏一体なのかなぁ。
うーん。設定の練りこみが甘い。
それにしても本当に可愛くないガキである…
/*
思ったんだけど初めてのRP村でいきなり占い師希望とか……どうなの………
素直に村人希望のままでいるべきだったよう、な……
うぇぇどうしたら……どうしたらいいんだ……
もし他に希望してる人が居たらその人の希望が通りますように……うぇぇ……
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