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【海賊】船長 ドロシー は 【海賊】船長 ドロシー に投票した
特攻隊長 ゲオルグ は 【海賊】船長 ドロシー に投票した
諜報員 ミーネ は 【海賊】船長 ドロシー に投票した
『コンパニオン』 ラヴィ は 『コンパニオン』 ラヴィ に投票した
操縦士 ナネッテ は 【海賊】船長 ドロシー に投票した
【銀羊】副艦長 ガートルード は 【海賊】船長 ドロシー に投票した
調査員 クレステッド は 【海賊】船長 ドロシー に投票した
『ガーディアン・システム』 スノウ は 『ガーディアン・システム』 スノウ に投票した
【海賊】船長 ドロシー は村人の手により処刑された。
【銀羊】副艦長 ガートルード は、【銀羊】副艦長 ガートルード を守護している。
次の日の朝、調査員 クレステッド が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、特攻隊長 ゲオルグ、諜報員 ミーネ、『コンパニオン』 ラヴィ、操縦士 ナネッテ、【銀羊】副艦長 ガートルード、『ガーディアン・システム』 スノウの6名。
/*
げ、ゲオルグが、襲撃した!!!だと!!!???
(今までドロシーしかなかったから出来ないのかとおもってたよー(ぼう))
―― メイン・ラボ ――
[聞こえてきたのは、空気音。
機械のそれではない、まるで蛇の吐くそれのような響きに感じたものは、“敵意”]
――あの狼じゃねえな、
あんな音はしなかった。
[メイン・ラボへと向かう扉は、ノーラに促され、シルに開けてもらったのだったか。>>+163
様子を見てくる、と言われても、一人向こうに行かせるつもりなど毛頭なく、
扉が開いたなら、位置的にノーラに続く形にはなったようだが、
即座に外へと駆けだした。
広いフロアの天井へと浮かび上がる異形の姿は、
――銀の鱗に覆われた、大蛇。
底冷えするような青い目、牙と顎の形から、恐らくは毒蛇と咄嗟に読むが、
それは滴る蒼の――おそらくは毒液からも、明らかなことだった。]
ムニン、フギン、お前らは下がってろ!
[“ヨルムンガンド”
神話の中に出てきた名だ。
咄嗟に抜き放ちかけた支給品の銃を、“抜かなかった”。
代わりにその両手に現れたのは、より口径の大きい、鈍色の銃二丁]
…………ドロシー?
[ キィン、と高い音がした。
彼女が消えゆく音がした。
思わず、名を呼び、問いかけたのは。
信じたくなかったからか? ]*
[ 攻撃を仕掛けた後か、それより前か。
その対象、ミーネへと向きなおる。 ]
……あら、間に合いませんでしたね。
それで?
貴方は、どうしますか?
[ 目を細め、嗤う。
向かってくるならば銃で往なし、隙を見て雷の弾を打ち込もうとする。
戦意を喪失したならば、クレスへと駆け寄ったならば。
彼女を視線で追うも、好きにさせるつもり。
さて、彼女はどうしただろうか。 ]**
/*
なんかまとめページのボリュームすっげえええええええ
テストプレイしてたっていってたからな…どんなのだろう…
明日エピるのでたぶん探索参加できる余裕は無いだろうけど
[ドロシーの内心の、あまりにも切ない
血色の自問自答は、知りえる術のないまま
>>6:175>>6:176
ノーラのことはタイミングの問題だったという言葉に、
あのミーネの断言は、それだけが理由だったのだろうか、
信じたいが、信じがたい気持ちで、
反論する論証は持たず、一先ず頷いて。>>6:177]
…‥信じたいと、言ってくれて、ありがとう。
私も、ドロシーのことは…信じたい、よ。
そうだな、今となっては、何を言っても、
取り返しのつかない話だけれど…‥
[信じてもらえなくても、
“ 信じたい”と言って貰えただけでも。
こんな状況でも、少しだけ嬉しかった。
自分は、彼女ことを大切に想いつつも、
信じるとは言ってやれないのに。
信じられずにいるのに――‥なんて身勝手な。
けれど――…体を震わせる少女が、
生きることに迷っているとは気づけないまま>>177]
[駆けだす。
ひらりと一息に位置を変え、蛇の正面へと躍り出る。
“生きて”いたときは重く視界も定まらなかった体は、久々にマトモに動きそうだ。
感覚が異なる分、慣れるには少々時間がかかりそうではあるが、さて――…
蛇はしゅるりと鎌首を擡げ、
その巨大な咢を開き、此方へとまっしぐらに向かい来る。
動き自体は速くはない、
たむ、と再び床を蹴り(あるいは、床に実際には触れえぬなら、それを模した動きとなっているのだろうか)、
ひらりと後方に飛び退り、軽々と初撃を躱す。
けれど、飛び散った毒液をすべて躱しえたかは、87(100x1)]
[私の言葉が、彼女の心を揺さぶり戻したとは、
気づけずに>>178.
響いたのは、寂しがりやの子どもの癇癪のような、
血を吐くような心からの叫び>>179.
彼女を大切に想うのに、信じきれない自分には、
それは心臓を、鋭い刃物で切り裂かれるような言葉で。
唇をきつく噛み締めて、何か言おうとした瞬間、
聴こえた、“同胞”という単語に、微かに翠緑を瞠る。]
―――…ドロシー、何を…、止め…っ!
[涙を流しながら、ビームサーベルを首にあてがう彼女に、
咄嗟に止めようと手を伸ばすが――…届かずに。]
[ ごとり、転げ落ちた首から咲く花に、
茫然としゃがみ込んで、そっと触れれば。>>180。
“………寂しすぎるの。
ずっとずっと、ずうっと一人だった。”
花かんむりをくれた少女の聲が、耳に谺して。]
――‥ごめん、ごめんなさい…
守れなくて…ごめんなさい。
寂しまま、死なせたくはなかったのに…
[転がる首からは、血の代わりの花が咲き。
愛おしんだ金色の髪を、抱きしめようと手を伸ばして。
震える声で、そう囁いた。
妹のように、大切に想っていたのに。
何もしてやれずに、信じてやれないまま、
ただ――…孤独に死なせてしまった。]
ヨヨ、ヨルムンガンドっすか!?
自分、できる事なら化け物とご対面ってのは遠慮したいっす。
[ここは逃げる・・・・・・って奴は入口にいるんだった。
ところが、ノーラ>>6:+163もディーク>>+0も我先にと行ってしまった。]
ちょ、なんでそんなに好戦的っすか!?
[勇敢だなあ。なんて他人事みたいに思いながら、慌てて後を追う。]
[まだ少女だったのに、華奢な肩に責任を背負って。
まだ甘えたかったろうに、甘やかしてほしかったろうに。
何も分かってあげられなかった…‥。
もしも、金馬号に残れていたら。
きっと言いたかっただろう。
いいんだよ…寂しかったら、甘えてもいい。
甘やかして、抱きしめて、愛してるって言ってと。
昔みたいに、誰かに、抱き付いても、よかったんだ、と。
船長でも、マーティンの娘でも…
それでも、まだ子でもなのだから。
ずっとずっと、ひとりで、孤独だったのだから。
その分、甘えてよかったんだよ…と。]
蛇ィ!?
[いやいや、こんなにでっかい蛇がいてたまるかい。
蛇、蛇といえば・・・・・・]
蛇酒!
仕留めてやるっす!
[当方、ずいぶんとおめでたい思考をしているのだ。]
[ディークはうまく回避をしたようだ。そして、反撃はあったか。当たったか。
そして毒蛇はその頭を再びこちらへ近づけてくると、今度は噛み付こうとしてきた。
身体が痛み、まだ十分に回避の体勢は取れず。
仕方なく、光線銃を”スタン”モードにして相手の攻撃を中断させようとするが、果たして成功しただろうか。
回避 55]
愛していたよ、ドロシ―…
[ 遠い昔、彼女が咲かせてくれた花の中で、
頬にくれた親愛を、額に返した愛情を、想う。
多分、仲間でも、同胞でもない、
自分の愛情など、彼女にとって、意味はないかもしれない。
けれど――…そう囁いて、血の代わりに咲いた花を、
愛おしむように、そっと撫でようとして。]
[どんなに信じたくても、愛したくても…
もう、共には在れない存在だったのだろうことが。
彼女が望むと望まざるとにかかわらず、
守ってやれなかったことが……
ただただ――…あまりにも哀しかった。
その哀しみごと、
自分で自分の心臓を抉り取ってしまえたなら、
どんなにか、よかっただろうに。 ]
……ここは?
[ 気がつけば僕の身体は浮いていた。
自決の道を選んだはずだけど、成仏も出来ていないようだ。
この業のある身、簡単には死ねぬ定めか。
何やら周囲が慌しい気がするが、
とりあえずは周囲の様子を観察し、眺めておこう。]*
[ややあって、白い猫を呼び出して、
ミーネに
ドロシーがここにいると知らせてやってほしいと、頼んだ。
この状況だ、会えるかどうかは、定かではないが、
ミーネが出会えるようなら、白い猫が伝えるだろう。**]
― サブ・ラボ ―
[本棚を調べると再生される音声ファイル>>6:+142は、音が掠れているのもあって不気味に聞こえる。
思うところは、ディーク>>6:+144が概ね代弁してくれていただろうか。]
扉って… ッ!?
[栞に記された言葉をハーランが読み上げる>>6:+151。その警告めいた内容にどきり胸がざわつく。
そのとき、メインラボの方からシューシューと音がした。空気漏れではない、何かの呼吸のような鳴き声のような不気味な音。メインラボに出て音のする方を見れば、ラボ入口の天井に巨大な蛇のシルエットが現れた>>6:+160]
ヨルムンガンドッ…!?
[鴉達がぎゃあぎゃあと騒ぎ出す。
あの蛇がこちらに敵意を持っているのは明白だった。入口を塞がれては(ベネディクト自身は気がついてないが)たとえホログラムの身でも突破するのは難しいだろう。
早速ノーラとディークが蛇に向かって攻撃を始めたようだ。]
何か武器はないか…!蛇…蛇に効くもの…!
[蛇の動向を注視しながら思案していると、急にズシリと両腕が重くなった。視線を落とすと、大仰な機構の火炎放射器が腕の中にあった]
/*
ミーネさんも、大変な状況なのは、
理解しているのですが…
最終日的に、3:1は、
ゲオルグさんの多角負担もあるので…
とはいえ、ミーネさんも、渦中にはいたいかもだし‥
と、ちょっと迷って、
ミーネさんが、バトルに参加したいか、
ドロシーさんとお別れロールしたいか、
選択できるように、一応、スノウでお知らせを。
── サブ・ラボ ──
[ 髪を一つにまとめた男>>6:+137が
シルに頼んで取ってもらった本から流れる音声を
ディークたちとともに聞く>>6:+142
記憶した文書に関して問われれば>>6:+144
一語一句間違えずに必要な部分を伝えて
絵本のシミは2(2x1)(1,血痕だと気づいた 2,気に留めなかった)
ノーラが指摘し>>6:+150
はらり、落ちた栞を見た人狼が>>6:+151
その栞に書かれた内容を音読する
疑問を口にするディークが
"音"に気づいて身構えれば>>6:+154
俺もそちらを見て──── ]
『コンパニオン』 ラヴィは、『コンパニオン』 ラヴィ を投票先に選びました。
[ 徐々に色を増すソレは、まるで巨大な蛇のよう
バケモノだ、と思った
フギンとムニンが"ヨルムンガンドだ"というが
この際名前なんてどうでもいい
コイツは俺たちに危害を加える
戦う理由なんてそれで十分だ
先程本を見つけた髪を一つにまとめた男が
率先して攻撃をする>>6:+164
それを見てか、銀の蛇も頭突き攻撃を仕掛けた
半ば相打ちになる形で
男の放った銃弾が銀の蛇に当たる
なんとなく、"効いた"ように見えた
続いてディークが華麗に毒を避け
ノーラを気遣いつつ銃弾を1発>>+4
それも"効いた"ように見えた ]
/*
まあ、ゲオルグさん人狼を見て、
あの場から逃げ出すとか、
私が助けに行くとかになったら、
その後遭遇できるように…、一応。
さて、どうやって、あっちに合流しようかな
戦闘が苦手な奴は盾出して
攻撃に当たらないことだけ考えろ!!
[ そう叫べば、自らもナイフを手に
銀の蛇と対峙する
叫ぶ、というあからさまな感情表現は
この船に乗って初めてと言っていいだろう
もしかしたら驚いたものがいたかもしれない ]
──現在・第四エリア──
[首はごろり、転がって。(>>6:180)
肉体から魂は引き剥がされたようでした。
娘はその先は無だと思っていましたが、
どうやらまだ続きがありそうです。
…………が]
……………………。
[娘は、自分の首と胴体が離れた体と、
謝ってくれる女性(>>5)を
冷ややかな眼差しで暫く眺めておりました。
どうしてこんなところにいるんだろう。
どうして自分は消えていないのだろう。
どうして、 ]
………変なの。
[ぽつり、呟いて。
結局、助けを呼ぶことすらしなかったと、
今更ながらに思い出して]
………ごめんなさい。
[謝ったのは女性にでしょうか。
残された同胞にでしょうか。
それとも、騙した全ての人?
わからないまま、リンゴ畑を離れて
花畑で1人、座り込みました。
どうして、今この状態なのか分かりません。
まさか、他にも自分のようになっている誰かが
いるとも知りませんから。
娘はぼんやりと、花畑を眺めるのです。
本当に1人なら、
何もすることは、ありませんから]*
光栄です、先輩
[ 切り捨てた物の分だけ動きは軽く
ふ、と力を抜きトンと地面を蹴れば
ナイフを片手に彼女に飛び掛る
テーザー銃を持つ腕を狙い
横に払うような仕草でナイフを振り抜こうとする
もし刃が腕を捉えたならば鋭い白刃は肌を裂き
血を滴らせていたかもしれない
もし近づく間に銃が発射されたなら
それ以上近づこうとせず、射程圏内から外れようと
距離を取ろうとする ]
えっと、武器。使えそうなもの。
[その役職が示す通り、そこまで前線に出て戦うタイプではないから、あまり武器は知らないのだけれども。]
鋭いもの・・・・・・素早いもの・・・・・・あれか!
[その場で宙返り。
すると、ハーランの姿は瞬く間にあのオオカミ>>2:392へと転じた。
ガルーが目覚めた訳ではない。ハーランはガルーそのものではないから。
ただ、これこそが思い浮かべた武器]
肉弾戦だ!
ってうおおっと!
[いきなり蛇が6(6x1)をしかけてきた。
ならばとこちらは引っ掻きだ!
自分の攻撃56と蛇の攻撃22、どちらが有利となったか。]
[戦闘に参加している者――ノーラ、ハーラン、ベネディクト、ヴェルナー、
その姿と位置を確認し、再び駆け出す。
先程の一撃は眉間を狙ったが、青い光には当たっていたかどうか。
少なくとも強く効いてはいたはずだ。>>+7
――おそらくは、あれが弱点ではないか、あるいは目を狙って潰せはしないかと、
再び正面に、囮がてらと回り込む。
背後から聞こえたのは、ヴェルナーの声。
これまでとは打って変わって叫ぶような声量で告げられるのは、
戦いに慣れていない者への言葉。>>+13
驚きよりも、よく言ってくれた! と、思いながら、
長い髪をばさりとなびかせつつ駆ける足は、生きている時とは比べ物にならないほどに力強い。
蛇の頭が真っ向から迫る。
引き付けて、撃つ。
狙いを定めながら、まずは相手の攻撃を回避しようと6(100x1)]
[ここのところ満足に破壊できてないので苛々する。
人間の誇り? くだらない。
何でそんな物に自分の命を捨てるんだか。
死んでしまえば何も残らないのに。
ああ、本当につまらない。]
へへっ、自分はそう易々と締め付けられるほど鈍間じゃないっす!
[意気揚々と蛇へと爪を立てたが。]
硬い!?
[残念ながらあと一歩。
蛇にダメージを与えるまでには至らなかったようだ。
これは厄介だ、と一歩退いた。]
悪いね、蛇酒も好きだが僕は蒲焼き派だよッ
[ハーラン>>+3とディーク>>+7に軽口を投げて、大仰な火炎放射器を担いだ。距離を詰めなければ火炎は届きそうにない。意を決して1歩2歩と踏み込むと、足元が瞬く間に海水に満たされ、うっかり足を滑らせた]
うわあっ!
[幸いすてんと尻餅をついた程度で済んだが、武器の射程範囲にはまだ遠く。
たち上がってあと2,3歩近づけば、足を踏ん張って蛇に向かって炎をぶちまけてやる!43]
/*
バトルは好きなんだけど…どうもこの子だとやりづらい。
自分でやってて勝つ未来が全く想像できない(え
ああああああ ドロシー周りは
リアルSANが削れるやつ……
[選ばせてしまったのはきっとぼく]
[ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。]
[子供はボロボロ泣き続ける。]
[お兄ちゃん、お兄ちゃん。]
[あの時一緒にお家を捜してくれたのに>>6:193。]
[ぼくは迷子だって嘘吐いたの。]
[お兄ちゃんは信じてくれたけど、ぼくはとっても心苦しかった。]
[追っ掛けてくる大人の人達が怖かったの。]
[だから嘘を吐いてしまったの。]
[そのことをいつか謝ろうと思ってたのに。]
[謝るどころか死なせてしまった……――。]
[……ぼくなんてもう、いない方がいいんじゃないの?]
[もういっそ、いなくなってしまいたい……。]
[罪悪感に堪えられず、子供の心は崩れゆく。]
船長!? 返事をください船長!!
……ドロシー!!! 返事をしろ!!!
[慌てて赤い声を発しても、聞きたい声は聞こえない。]
[赤い声でどれほど呼んでも返事はない。
その事実に白猫を床へ叩き付け、顔を覆った。
彼女が寂しい思いをしていたことも知らない。
甘やかされたかったこともわからない>>6:179。
もっと接し方を変えていれば、彼女は死ななかったのか。
どんなに推測を重ねても所詮はif。
どうなったかなんてわかりはしない。
わかることは、『今』『自分がどう思うか』]
……く くくく…… …………皆殺しだ
[しばらく顔を覆っていたが、軈て狂ったように笑い出し、メイン・サロンへと歩き出す。]
そんなに死にたきゃ叶えてやるよ
全員ぶっ殺して地獄へ叩き落としてやる!!
[自決? そんな生温いことはさせない。
全員この手で引き裂いて、無惨に殺してやる。
……もう、誰も死ぬところを見たくないのに……*]
[充分近づいたと思ったが、あと一歩距離が足りなかったか。
炎は蛇の肌を軽く撫ぜるだけで効いてないようだ]
クソッ、もっと近くじゃないとだめか!
[あと一歩近づこうとするベネディクトに、4(6x1)の攻撃が迫る。
回避:55]
[さっきの蓄積もあってか、蛇にスタンは効いたようだ。そしてしばらく止まる頭に、追撃で今度は光線をぶちかます。果たして当たったかどうか。
光線銃(攻撃) 24]
[ 蛇との間合いを詰めようとしたその時
足元がぐらりと"揺れた"
────否、海水が溢れてきたのだ
チッ、と舌打ちをすれば蛇を睨みつけ ]
何でもアリかよ……っ!
[ そんな呟きを1つ
ここからではナイフは届かない
ならば、とナイフの持ち方を変え
眉間に青い光を認めた
そこめがけてナイフを投げる
→投擲61
いくらでも武器が出せるなら
こういう戦い方もアリだろう? ]
諜報員 ミーネは、特攻隊長 ゲオルグ を投票先に選びました。
うわぁッ!?
[半歩踏み込んだ所に、蛇の頭が現れサブラボ入口まで弾き飛ばされてしまった。]
うう…!
[みぞおちに痛みが走る。蹲って居れば徐々に痛みはおさまるか。
次に起き上がった時は、遠距離から狙える獲物の方が良いかもしれない。そう思った彼の左手には、いつの間にかアサルトライフルが握られていた*]
[追撃の攻撃は外れ、ダメージには至らず。それでもディークに感謝されると、さっきの借りだと言わんばかりに合図を送り、再び交戦体制へ。
仲間達が次々と応戦する中、こちらを向いて放ってきた毒蛇の攻撃は。1(6x1)
果たして回避できただろうか。
回避(防御) 31]
[その毒牙がやや掠ったのだろうか。
肩口が痛み、前頭葉に激痛が走る。]
うぅ……
一度、サブ・ラボで休んでくる。
[そう言って激痛を我慢しながら一度前線から退いた。頭の痛みが治れば、またメイン・ラボへと戻るだろうが。]
……ドロシーは、“同胞”と言っていた、な…
あの人たち、と複数で。
[ドロシーの死の間際の、血を吐くような、
孤独と拒絶の叫びを>>6:179
グルトップ号の人員なら、“仲間”と呼んでいた筈だ。
そうではなく、“同胞”。
父や、弟も、人狼の仲間をそう呼んでいた。
ぞわり、ガルーのせいではなく、背筋に悪寒が奔る。]
― 第三エリア倉庫 ―
[そもそも。自身の死体の側から動かなかったのは。
自分は愛されてるのだろうかって、少しばかり心配だった。
――心配だった?
少し言い方が変かもしれない。
ただ、気になって気になって仕方がなかった。]
[死んだおれは、誰かにかなしんでもらえるのだろうか。]
[少し気になっていた。
だけど、もういい。誰が悲しんでいても。
誰がやってきて、べそかいても。
目の前の死んだやつがべそかきそうな顔で笑ってるんだもの。
もういいよ、お前は愛されてなかったかもしれないけど。
もういいよ、お前は確かに好かれてたんだよ。]
なんでって…
そうなったんだから仕方ねぇよ。
たまたま、あそこでドロシーと会っちまっただけさ。
[撫でようとした手がエディをすり抜けた。
悲しくはなくて、ただ少しおかしかった。
触られないものは仕様がない。
“機関長の方が子供”なんて言うから、デコピンしてやろうと思ったのに、指先はスカッとエディをすり抜けた。]
悪かったな、エディ。
でも、俺が死んだのも、喧嘩になったのも。
お前のせいじゃないよ、エディ。
みんなお前のことが大好きだったけど、
お前のせいで喧嘩になったなんて思っちゃいけないよ。
誰のせいでもないんだよ。
本当は、誰も悪くなかったんだよ。
[だけど、どうしても何かを悪者にしたくなる。
それは自分かもしれないし、他人かもしれない。
見ず知らずの人かもしれないし、昨日まで隣で笑ってた仲間かもしれない。
これに明確な犯人はいない。
だけど、明確な犯人がいる。]
悲しむなよ、エディ。
[そんなのは無茶だと知っている。]
責めるなよ、エディ。
[少し難しいかもしれない。]
お前はちっとも悪くない。
[本当に。]
何かあったから、送ったんだろ?
おれは助けてやれなかったけどさ、
アレのせいで死んだわけじゃないんだぜ、おれ。
死ぬと決まってたから死んだだけなんだぜ。
[例えば、養豚場から送られる豚みたいなものだ。
酪農家の手を離れて、これから食べられるために殺される牛や鶏みたいなものだ。
この日に××を納入する。
それだけの話だったんだ。
だから、何も責めないで、エディ。
その必要はどこにもない。*]
[火炎放射器、人狼の爪、ナイフの投擲、光線銃――…
周囲の戦況を確認する。
その鱗は余程固いのか、あ
るいは弾かれ、あるいは届き、けれど未だ動きを止めるには至らない。
頭部の一撃を食らったベネディクトが吹き飛ばされる。>>+28
彼が身を起こすのを確認し、
その手に遠距離用の武器が握られたのを見るならば、
狙いを定めるまで其方に攻撃が向かわぬようにと、
再び駆け出し、蛇との距離を飛ぶように詰める。
蛇はくるりと身を捻り、
尾の一撃がしなっては、此方へと叩きつけられるのを、
軌道を読み、躱す。
あの速さなら、胴や頭に食らうことだけはないはずだが、
果たして完全に避けえたかは63(100x1)]
―――…まだ、残っている、か。
[テオドールの遺体の周りを調べた時に、
落ちていた、砕けた飴玉を思い出しながら、
ぽつり、つぶやく>>6:14.]
[なんとか立ち上がった所を、再び蛇の頭が襲う。
まだ痛みが完全には引いて無かったので、反応が遅れ、体は窓の方へとふっとばされた。]
グハッ!くっそう…
やられっぱなしでたまるかぁ!!
[窓にもたれかかった姿勢で、アサルトライフルをぶっ放す。
命中:22]
[テオドールは、大切で、特別な人だったから。
その死の目の当たりにした直後には、
常の観察眼などあるはずもなく。
花弁の上の欠片や足跡などは、見つけられずに。
事後に来た可能性には、気づけなかった.
ポケットの中で――…カサリ。
ゲオルグに貰った蜂蜜飴が、錯覚の告発を囁く>>3:190]
・
[ コイツ頭突き大好きだな!!
なんて言っている暇はない
気づけば蛇の頭がすぐそこまで迫っていた
咄嗟に横へ飛びのき、回避しようとする
→回避86
そしてその手には
既に新しい
けれど同じ形のナイフが握られていた
回避ができたなら眉間めがけて
ナイフを振り下ろそうと90
回避ができなかったなら
そのまま派手にぶっ飛ぶだろう ]
[駆ける真横を凪ぐ尾の一撃を、紙一重でするりと躱し、
そのまま蛇の真下へと飛び込む。
勢いのままに床を滑り、上方へと向けた銃口から、
再びの発砲音が続けざまに響く。
真下から蛇の腹部へと打ち出された銃弾の行方は、50(100x1)――…
その行方がいかなるものであろうと、
そのまま部屋の反対側へと駆け抜けて、
跳ね起きては態勢を整える。]
‥‥スノウ、最後にゲオルグを見たのは、どこだ?
[ドロシーの死の知らせに、
ゲオルグが、白い猫を床に叩きつけたとは知らず>>14>>15。
最後に見た場所が聞けたなら。
そちらへ向かって、駆け出した。
途中でか、あるいはその場所の後でか。
捨て置かれていたのを拾っていた刀>>6:63>>6:70を手に、
メイン・サロンの方へ向かったなら。]
動きを止める?>>+37
こういう時は足下を狙うのが定石っすけれど・・・・・・
[蛇足! 蛇には足が無いのだ!]
なら、これはどうっすか? 鱗のつなぎ目を狙うっす!
[言葉通り、逆鱗に触れなければいいのだが。
考えていても仕方が無い。元々怒ってるみたいだし、この蛇。
再び蛇へと向かってジャンプすると、蛇は5(6x1)88
自分の牙は87]
[痛みに任せた射撃では、勲章物の腕前も万全には程遠く。
弾は蛇の輪郭をなぞって反対側の壁に当たっただろう]
くっ…だめか…
[はあはあと肩で浅い息をはく。暫く窓際に腰を下ろして体力回復に専念した方が良さそうだ**]
[一瞬ではあるが、牙が鱗の隙間を捉えた。
蛇はますます怒って首を振る。]
き、効いてるっすよ!
[ああ、やっぱり逆鱗に触れたか。
ハーランを振り落とした蛇はさっきよりも多く水を溢れさせる。]
そんなの効かないっすよ。自分は泳ぎが得意っす!
[犬かきだけど・・・・・・
水流が収まれば、もう一度体勢を立て直すために面々の横に並び立つと、そっと耳打ち]
蛇女なら針が苦手なんすけど、関係ないっすかね?
[ 回避は成功した
かなりギリギリだった
しかし、ソレが功を制した
わざわざ相手から近づいてきてくれたんだ
青く光る眉間を逃すわけがないだろう?
振り上げたナイフは銀の鱗よりも鋭く光り
バケモノの眉間に突き刺さる
やはり、ここが弱点だったのだろうか?
ヨルムンガンドは
痛みに巨体をのたうち回らせた後、
ふっと霧散するように消え、後には
ビー玉のような 【蒼い石】が残る ]
なんだ、これ……
[ 蒼い石を見て、無表情でそう呟いた ]*
[ 途中か、あるいは、その場所でか。
探していたナネッテとは、出会えただろうか。
ミーネはどうだったか分からないが。
やがて、メイン・サロンかどこかで。
狂ったように笑いながら、全ての殺戮を望む
誰の死も見たくないと泣きそうな子どもの囁く
相反する想いを抱えた彼を、見つけられただろうか。**]
[メイン・ラボを覗けば、大蛇は姿を消したようで。
ビー玉のような青い石にはなんだこれ、と疑問を示しつつ、とりあえず皆にお疲れ様と言い回る。]
お疲れ様です。
これ、あの蛇が落としていったんですよね。
なんだろう?
/*
参加者の皆様ほんとごめんなさいいいい
無愛想男が、しかもあんま介入しないとか言ってたやつが!最後持ってったぁぁぁぁ……
/*
>>18ゲオグルさんがせっかく落として下さっていた、
飴玉周り、誰も拾ってなかったので、
せっかくだから、気づくきっかけに。
LWさん、おつかれさまです。
>>11でミーネさんは戦意喪失とあるのと、
ドロシーさんの死お知らせに、ありがとうござます!
とあるので、うーん…どちらにいかれるかなあ。
>>20でナネッテさんには、
ゲオルグさんも>>15で、全員かかってこい!ぽく、
私もナネッテさんとご一緒希望です、と。
でもって、私はある程度のとこで、
大怪我して、後はナネッテさんに最期の赦し役を
託したい…
多分、ナネッテさんとゲオルグさんには、
私がそう思っているのは、伝わってるかな…と
/*
あ、まって、動揺しすぎて4個前の独り言ミスってる
頭悪いだろ、じゃなくて"いつも悪いだろ!"
いや、ゴメンナサイ、頭も悪いです。
ほんとなんで…critical…
[船内のもふいものもふり隊であるからして、
もふ達の容貌はしっかりと頭に叩き込まれているのです。
蒼く丸いビー玉のような石。
右眼が蒼く、左の眼球がなく空洞となっている鴉の眼と、
もしかしたら、それは、似ていないだろうか。
そして、もしそうだとしたら、
この空洞になっている眼は――…]
フギンー、おいでー
[折角だからもふらせてもらいたい。
フギンが来てくれたなら、空洞部分の大きさや右眼の色と、見比べてみるだろう。]*
/*
あ、うーん、>>20ミーネはどうだったかわからないが。
って、書き方がよくないかも…かな。
戦意喪失とあったし、バトル参加は
どちらでも大丈夫ですよ…というニュアンスだったけど、
微妙なニュアンスにも読み取れるかも…
ミーネさん、ごめんなさい。
大丈夫、だといいけど。
…………どろ、しー
[ 白猫が告げたのは、人狼の名前。
名をなぞるように、ぽつり、呟いて。
同時に、ガンガンと脳内に響く赤い聲。
必死で "同胞" の名を呼ぶ聲がする。
けれど、返事はなく。
ナニカ、が、壊れた聲が、聞こえたような気がした。
ゲオルグがドロシーに半ば忠犬染みた程に、忠誠を誓っていたことは知っている。
だから、───きっと。
壊れてしまったのは、狂ってしまったのは。
純粋に"想う"が故の、心の欠片。
糸が切れてしまったように、 その妄信的に想う者。 ]
/*
ナネッテさんのバトルロールが、
やっぱり、綺麗で素敵だな…
私はスピード感とか、迫力とか、躍動感とかの
バトル描写が得意ではないので、
凄く羨ましいし、尊敬です。
良い機会なので、ゲオルグさんとナネッテさんを見習おう…
ゲオルグ、
しっかりしなさい、
っ、ゲオルグ!!
[ その赤い聲は、きっと
──届かないのではないだろうか。
所詮、協力者。
"同胞" ではないのだから。
彼の "餌" だ。
初めに、"狩り"は自由にしろと言ったけれど。
もう一度、同じことが言えるかと言われれば、否で。
だって、貴方の手を、
もう赤く染めさせたくないから、 ]
[もし空洞の大きさが丁度で、石を嵌め込めるような様子なら、]
なァ、これ、お前の眼?
[と、痛い思いをさせるような様子がないときに限りだが、嵌め込むのを試みるだろう。
大きさや色が違うようなら、また別の場所を探してみようか]**
[煙のように姿を消してしまった大蛇。
ほっとしないはずはないのだけれど、なぜかとても悲しそうな顔。]
ああ・・・・・・そんなぁ・・・・・・
蛇酒にできなかったっす!
[まだ言ってる。
いつの間にやら、自分自身も元の姿に戻っていた。]
/*
墓下がすっごくバトルしてくださっていた!
>>+47ディークさん
相変わらず鋭いなあ。はい、フギンの眼です。
殴られていたのも、シルですね。
流石の推理力!
墓下でも皆さん楽しんでくださっているなら、いいけど。
ほんとは、あと2つ、
ユグドラシルとミーミルのイベントがあったんですが
開始が遅くなったので、削除に…
本当に村建ての事情で、すみません><。
/*
共闘するのは宜しい事なんだが
ミーネが入りどころ迷って現在軸迷子にならないか若干気にしてる
私が多角無理無理する人種だから…ね…(多分余計なお世話(いいから早くお返事書いて
/*
いや、書かなきゃなのは重々承知だけど
リアルメンタルが詰まっててPCの気持ちが入って来ないというか(深刻な問題
──現在・第四エリア──
[赤い声が頭に響いてくる。
こうなってまで聞こえる声だとは
思わなかった。
自分の体も、純粋なコラサーヴ人では無いから
花は咲かずにただ血が溢れる筈(>>6:180)
そのはずだったのに。
どうやら花は咲いたらしい。(>>5)
どうして花が咲いたのかはわからない。
愛していた(>>7)、過去形のそれは聞いたけれど
花が本当のコラサーヴ人のように咲いた事も、
その言葉も、赤い声も、
娘の眼差しを変えることは、無かった]**
/*
うーん。
やれることがないなあ、ってのと、
かなり疎外感があるwww
この、死んだ直後のPCの心境だとね(しかしそういうRPにしたのは自分なので自己責任
まあ墓下が楽しそうでよかった。(ひとごと
/*
そして、ただのかまってちゃんになるだけだから
RPも控えた方が良いのかもしれない。
今更船長の仮面は被れないし
気を使わせるだけはやだからなあ。
/*
ヨルムンガンドの撃退、おめでとうございます。
◆情報まとめページに、
❻思考プログラム:フギンの情報
を、追記しております。
ディークさんの推測通り、フギンの左眼で正解です!
/*
ちょっと言いたい事は書いてきた、ので。
あとで推敲しよう。そうしよう。
ロルはなー、矢張りできないなあ。
話せる人もいなそうだ。昼間に(そこ
[ヴェルナー>>7:+44の止めで、
ヨルムンガンドは 痛みに巨体をのたうち回らせた後、
ふっと霧散するように消え、後には
ビー玉のような 【蒼い石】が残る。]
おー、みんなすげぇなぁ。
ヴェルナー、お見事!
[部屋の隅で、ヨルムンガンドとの戦闘を
見守っていた男は、ヒュウ!と口笛を吹いて、
健闘を称え。
残った蒼い宝石に、
「へえ、これ最新のやつだ。
宝石に模した情報媒体だなぁ…」と呟く。]
[その蒼い石が、フギンの眼に似ていることに気づいた
ディーク>>+47に呼ばれれば。]
あーん? オイラを呼んだかァ?
[フギンはディークの肩に飛び乗り
ついでに、彼の希望通り、もふってもらえば。]
「あー、ソコソコ! あ、もちょっと左! 」
「ダメダメ、もっと強く‥って、今度は痛ェよ!」
「あ、そうそう…‥はァ、極楽極楽とくらァ‥…」
と注文しまくりで、もふられてから。]
[はっと、気づいた様子で]
な、懐いているわけじゃねェんだからなァ!
[照れ隠しのように、羽をバタバタっ!]
あーん? あァ、それェ……
そうだよ、正解だ! オイラの左眼さァ!
てめェ、やるじゃん!
[口悪い誉め言葉を喚く鴉に、
ディークが蒼い右眼の烏の、空洞の左眼窩に
その蒼い石を嵌めこめば>>+49
ふわっと、フギンの黒い身体全体が、
蒼白く発光し、点滅する。]
『我はProgram:Huginn .
Program:オーディンとProgram:バルドルの
『思考』 を預かりし鴉。
汝、Program:オーディンと、Program:バルドルを知るや?
どちらのProgramの解放を求むか?
汝が 『思考』の解放 を求むなら、
『傷つける魔法の杖』 を以て、我を打ち殺せ!』
[それは、普段のインプットされた
ホログラム・ペット「フギン」の口調とは異なる。
抑揚も疑似感情も感じられない、純粋なプログラムの声。
フギンは、バサバサと羽ばたきながら、
蒼白く発光する両眼で、
空にホログラム・スクリーンを映し出す。
そこには、
Program:オーディンとProgram:バルドル
そして、シークレット・コマンド:『ルー・ガルー』
の説明が見えるだろう.
(まとめページ❻『思考』プログラム:フギンの情報参照]
[遅れてか同時か、やって来た“協力者”が彼女へ微笑むのを見れば嗤うのを止める。]
おいナネッテ
ここに来てまさか俺を裏切るのか?
[赤く響いた自分を必死に止める聲。
それを聞いていたからこそ、演技ではなく“裏切り”だと真っ先に思う。]
……はっ、茶番だな
[嘲笑うかのように笑い出す。]
エレンはナネッテを信じられるのか?
海賊を手引きし>>0:473、ロックを解除し>>0:475
人狼に与していた裏切り者を
ナネッテはエレンを許せるのか?
そいつはドロシーを殺したんだぞ!!
[少年を守りたいと知らない男は吼え、相手に対する不信感を煽ろうと。
予想以上に壊れなかった娘>>6:172は、ナネッテと交戦後ナイフを落としたらしい>>11。
特に眼を掛けることもなく立ち去った。
ナネッテと一緒に追い掛けてくるならば、一緒に屠ろうとしてやるが。
来ないのであれば後回しだ。*]
[それを知ったもの達の
反応はどうだっただろう。
何か自分に応えられる範囲で、
質問や疑問があれば、それに応えようとしてから。]
さあって、スノウからの指令だよ。
第三区画の、レーギャルン・ボックスを調べろってさ!
でもって、『あっち』の情報もくれたよ。
[男は、スノウから伝えられた伝言と、
『あっち』の意識世界(地上)での出来事のホログラム記録を、
その場にホログラム・スクリーンを浮かべて、
ダイジェストで、上映して見せる。
『あっち側』(地上)で何が起こったか、
ラグナロク探しの参加者にも分かるように。]
あの白猫、可愛い顔して、ほんっと、
人間使いが、荒いよなあ…。
ラグナロクが見つかったら、猫鍋にしてやろうぜ!
[男は、苦笑した拍子に傷が痛みでもしたのか
「痛てて…」と頭部を、包帯の上から抑えるようにして。
研究室を後にし、第三区画へ向かおうとする。**]
/*
>>+5ドロシーさん
すみません、そこは本当に申し訳ないことに
諸事情で中身の意識が飛びかけていて、色々すみません。
読みミス含めて、
昨日は本当に色々、とても申し訳ないです…(涙目で土下座
地上で補完いれたい…けど、戦闘にはいってしまったので
エピってから、かなあ…
テオドールさんの追悼も後で落としたい…
けど、ちょっと地上のタイミング見つつかなあ。
/*
ドロシーさん、ロルからもですが、
秘話やメモ発言がなかったの含め
だいじょうぶかな…私が心配性なだけかもですが
赤相談を勧めてしまったのが、よくなかったのでは
ないといいのですが…
あと私の動きやロルも含めて、
ドロシーさんのご希望に添えなかったことは、
色々と申しわけないです。
やっぱり、ドロシーさん生存で、
私襲撃の護衛での延長の方が、よかったかなあ…
ただその場合は、ドロシーさんの
個人的なリアルご事情も伺っていたので、
負担含め、うーん‥と悩んでいたら、
ドロシーさんから、「自分吊りで」と秘話あったので、
ガートルードさんに伝えた形にしたけど…
うん、何かとても、申し訳ないです。
せめて墓下で話しかけたいけど、今のロールのご様子だと
リアルお忙しいのかもですし、様子みしつつ、かなあ…
ん……?
お、終わったのか? 意外とあっけなかったな。
[ もちろん、部屋の隅で隠れてただけである。暴力反対。 ]
や、やはり第三か!
はじめから怪しいと思っていたのだ!
はっはっは!
[ ずかすかずか、と議員はゆく。 ]**
/*
ラグナロクのプログラムがANUBIS(古っ)に似てて興味深いなあ。
アーマーン発動の鍵になるのがアヌビスとジェフティ。
こっちはエジプト神話ですね。
―― 戦闘後 / メイン・ラボ ――
[蛇が姿を消せば、先ほどサブ・ラボに戻って行ったノーラも戻ってくる。>>+31
周りをざっと見たところ、いま気付く範囲では、
ベネディクトとノーラは負傷や消耗があったろうか、どうだろう。>>+31>>+42
ヴェルナーは先ほど攻撃をかわしているのが見えていたし、
ハーランは……うん、なんか、明らかに大丈夫そうだ。>>+50
蛇酒、そんなに好きなのか。
怪我が響く箇所はなさそうかと、ノーラの様子を見ながら、]
おう、お疲れさん!
さっきはありがとな、
当たってたらやばかった。
怪我、大丈夫かい?
[危ういところで援護してくれた>>+22 彼に片手を挙げて応える。]
[もふ好きゆえに、その蒼い石がなんであるのか、
直ぐに思い至ることが出来たのだろう。
部屋の隅で皆の戦闘を見守っていたシルのつぶやきに、へえ、と顔を上げる。>>+53]
宝石に模した情報媒体……?
すっげえな、そんなものがあるのか……
[ジョウホウバイタイ、なにそれ食べられるの、と言うくらいの理解度ではあるのだが、
一応日常生活を営める程度の知識はあるので、
エンジンを冷やそうとして氷どーん! したことがある機械音痴にも、これがなんであるのかは伝わった。
フギンを呼べば、烏はこちらにばさばさと飛んでくる。
肩に乗せ、頬に振れる羽根の感触に目を細め、
もっふもっふともふり始める。
うん、スノウとかラヴィのもふもふも柔らかくていいけれど、
鳥もふの滑らかな羽根とか、すらっとしつつもころっとした烏のフォルムとか、ものすごく可愛いとは思いませんか]
お? おお、左か。
よーしこっちか。
はー、いいよなぁ鳥もふ……
っと、あ、強かったかゴメン!
なら、こうだ!
[ご注文ご要望に応じて、背や胸元や首元をもふもふもふもふ。>>+54
存分にもふもふしながら、うん、やっぱりこの目の色似てるなぁ、と間近に見る。
ばさばさとはためく羽根の羽ばたきと、照れ隠しのような台詞に、>>+55
と笑みを零してみせてから。
正解との言葉に、そうか良かったと頷いた。
何が起こるかはまったく想像できていなかったけれど]
よし、目が見つかったなら良かった。
片方より両方の方が見えやすいだろ、
それじゃあ、ちょっとおとなしくしててな……
[烏の目の空洞に青い意志を差し込めば、
蒼く光り出すその身体に、目を瞠る。]
[空に現れるホログラム・スクリーン。
そこに映し出されたのは、『オーディン』、そして『バルドル』――先ほどからこのラボの中で幾度と無く目にする、北欧神話の登場人物の名前。
その情報量にまたもや脳が追いつかず、]
え、ええ……?
ええと、ラグナロク発動の半分の鍵、と、
停止させる半分の鍵……
発動、させちゃ駄目、なんだよな?
[『【“ラグナロク”】……神々の黄昏ヲ、運命を 止メヨ… 』
メリーの言葉を思い出しながら、
ラボでこれまでに見た、世界の終末と呼ばれるそれに関するいくつもの情報を思い浮かべながら、
困惑の面持ちでに首をひねる。
そうして、]
シークレット・コマンド、
“ルー・ガルー”?
[それもまた、あまりに意外な単語だった。
何故、ここでガルーの話が?
脳内のガルーの活動が規定の閾値を越えた場合――…
ドロシーやハーランは人狼だった。
彼らとも、かかわりが有る話だというのだろうか?
混乱する思考は、けれど、
同時に告げられたフギンの言葉に、一旦の中断を。]
『打ち殺せ』って!
え、そんなの……
[あまりに物騒なその言葉に、思わず声を上げるが、]
ん、ああいや、
『傷つける魔法の杖』……って?
それも、なんか今までみたいに、
意味があるものなのかな。
[いままでこのラボで見たもののなかで、思い当たるものは、自分にはないのだけれど、どうだろう。
今目の前で話しているフギンは、いつもの口調とは異なって、まるでその口を借りて、機械が話をしているような様子にも見える。
『傷つける魔法の杖』で、我を打ち殺せ――…
具体的には、何をするのだろう。
それに、『思考』の解放――ラグナロクの停止? を試みるには、きっとプログラム・バルドルという方が必要になる……ように、読めるのだけれど。
その方向で、よいのだろうか?
空に映し出される二つのプログラムの情報とフギンを見比べながら、
まだ考えなければならないことや、見つけなければならないものがあるような気がした。
――いい加減頭が煙を吹きそうで、うがー、となるので、
そこにいる面々の顔をぐるり、見渡し、
皆がどう考えているか、語られる考えが有るなら聞いていただろう。]
んー、
俺の読み違いとかあれこれで、
逆の意味ってこととか、ねえだろな……
あー、あー、
もうほんとに勘弁しろ……
[しなければならないこと、出来ることがあるならばと、ラグナロク探しに参加した。
あの銀狼、食われかけていたメリー、
対処しなければならない異常事態が進行しているのではないかと。
けれど、生きていた時の一生分を全部合わせたよりも頭を使う事態になっている気がする。
ぐしゃりと髪をかき回し、ぐるぐる回る思考を宥めていると、
シルの口から、次の行き場所が告げられた。]
第三区画……?
おう、分かった。
[では早速、とそちらに踵を返しかけた、そのとき。
――スクリーンに映し出されたその光景に、大きく目を見開き、凍りついたように、動きを止めた。>>+58]**
/*
昨晩の秘話を拝見したあと、
「あっ、地上のスノウにゃんに秘話送れない」
となっていましたドロシーの中の人です。
勿体無いお言葉ありがとうございます。
赤窓では特にトラブルになった訳ではなく!その点はご安心くださいませ。
各種思うところについてはエピに回したいと思います。
どちらかと言えば「もっとこうしていたのなら納得できました」シリーズです(
今回はお騒がせいたしまして申し訳ありませんでした。
また、ここからは純粋な疑問として。
墓下のロルを軽く読み流したのですが、モンスターが出歩いているようですが襲われて食べられたり殺されたりはありでしょうか(と言う、殺されたがりPL)
または、そうなった場合はどうなるでしょうか。
ソロル遊びの参考にさせて頂こうと思います。
その辺りすでに記載があったらすいません…。
探索は参加したいものの、PCの状態がアレだし48時間後にはエピだろうとは思ってますので(1墓下でない限り)
大人しくしてるつもりです。
/*
ふと、思い出したんですがね。
某村の高飛車娘→男に、煩いからと声帯を傷つけて声を取られそうになり、「お前に辱められるぐらいなら!!」と、口に突っ込まれてたナイフで舌を切り取り自害。
ドロシー→逆ギレで自殺首チョンパ。
わあー!(前にもやってたって顔
あぁ、傷は大したことない。
ただ、ちょっと毒で頭が痛かっただけだが、今はもう平気だ。
いやいや、俺は借りを返しただけだ。
[我が身を気遣うディークに、大丈夫だと伝える。ホログラム上の毒なので、後遺症などはなかっただろう。元気になった体を起こし、メイン・ラボのプログラムと化した蒼い目の鴉の言うことを聞いていたが]
うーん、俺にはさっぱりわからん。
要するに、ラグナロクを起動させるか停止させるかってことか?ならバルドルを選んだ方が良いんじゃないかな。
それで、停止させるならこの蒼い目の鴉を『傷つける魔法の杖』で倒せ、そういうことか?
[自分なりの推測を立ててみるが、合っているかは自信がない。また、ルー・ガルーの文字が突然出てきたのも気になるところだ。
そしてスノウから、第三エリアのレーギャルン・ボックスを調べるよう指令が出る。
地上のダイジェスト・特に人狼の襲撃のシーンは出来るだけ見ないよう目を背けて______
皆が第三エリアに向かうならば、それについていくだろう。]
ー回想・ダイジェストー
[目を背けつつも、自らが眠った後、ミーネが自分の繭をガンガン叩くところだけは、見過ごすことができなかった。人の気も知れず______その言葉に、胸が痛む。]
ごめん。俺が生き残るためには、もうああするしかなかったんだ。
それに、抵抗なんてできるわけなかった。
俺のせいで仲間を失ったし、なによりミーネを失いたくなかったから。だから、ごめん。
[彼女の好きという言葉は聞こえず。
ただギクシャクと笑う彼女に、頑張って生き延びて、と心でエールを送って。]
………そうね、状況的に考えて、
ドロシーを殺したのは彼女。
悲しいと思う、胸が痛いわ。
………でもね、
許すのは、きっと、私じゃない。
[ 許せるのか、と問うゲオルグに、ゆるゆると首を振る。
頭を撫でれば、ホッとしたように泣いて。
心細そうに、目尻を下げて。
嬉しいと喜び、いかないで、と願った。
そんな小さくて強い、ドロシーを知っていたから。
瞳には一瞬、血色が灯る。
でも、許すのは、ナネッテではなくて。
そして、ゲオルグでもなくて。
ガートルードに不信感が湧き上がるよりも、早く。
怒りや、憤懣が湧き上がるよりも早く。
哀しみと、後悔で胸を満たしてしまったから。
ガートルードが、ナネッテをどう思うかは分からないが。>>33 ]
[ ナイフの柄へと手を掛ける。
刃先は短い、接近戦用。
テーザー銃でも、素手でもなく。
ナイフを選んだのは───
なるべく早く、殺せると思ったから。 ]**
……そうか、最期まで…人間だったんだな。
守れなくて……ごめん、なさい…。
信じさせてくれて、ありがとう。
[ 血の海>>6:190の中の彼の銀色の髪を、
震える指先で、そっと撫で。
獣の爪と化した手を――…
彼と同じ、ガルーを宿す、まだ辛うじて人間の掌で、
ぎゅっと握る。
彼が最期に、私に、ごめんね、とありがとう。
そして、生きるんだよ、と
残してくれたことは知りえずとも>>6:195.]
[もういいんだ、もう解放されていい。
罅割れ、今にも壊れそうな“人間の心”を抱えて、
死者の怨嗟と哀しみを、聴かなくていい。
人狼になり、人間の心を失うことを、怖れなくていい。
貴方の心は、最後まで人間だった。私は忘れない。
それにきっと、ディークが迎えてくれるだろうか。
だから、今だけは安らかに――…。]
[クレステッドが予測していたとは知りえないが、
彼を失った哀しみに、役立たずの心臓が張り裂けそうに痛んで。
翠緑から一雫が、零れた。
数舜の祈りを捧げてから。白い猫に、
クレステッドの遺体をNルームに運ぶように頼み、
再び駆け出して。]
[ナネッテが、かつて出会った、
ゲオルグの中の泣いているこどもの“ココロ”を、
私と同じく、守りたい、護りたい――…と。
彼の為に彼を裏切ってまで、
赦したい、赦されたいと、願うとは>>26、まだ知らず。]
[けれどもし、知ったなら、きっと。
クレステッドから、
クロと聞いてはいたけれど、それでも
姉のように想う彼女だからこそ、願ってしまうだろう。
私と伴に、彼を守って――…
叶うならば…貴女が最期にあの子の“ココロ”を赦してあげて。
そして、貴女自身も赦してあげてほしい、と。
彼女の思いは知らずとも。
私も、彼女に同じように想うだろうから>>6:32]
― メイン・ルーム ―
[ 全てを滅ぼさんとするような、赤い咆哮をあげる獣の裡。
まだ壊れきれない心>>28.
かつて手を握ってくれた彼女に、助けてほしいと涙する子ども >>29
それすらも、壊さんとするように。
二つの血色の賽は、転がり続ける。
投げかえした賽は、相手の凌ぎを削らんとするように。>>30]
・
―――…‥っ。
待っていてくれて、ありがとう と、云うとでも?
[ 待ってたぞ、という言葉>>31は
愉しみを待ちわびた獣の、舌なめずりのように響いて。
ゾワリ、首筋に冷たい牙が触れるような、悪寒が奔る。]
…‥ああ、貴方を信じていたからだ。
私を父のもとから助けてくれて、
優しくしてくれて、グルトップ号の”仲間“を与えてくれて
“あの人”の刀の教えを託してくれた、貴方を
心のどこかで…兄のように想ってた…
[“守るために抜け”と教わった刀の扱い。
彼の養父でもある“あの人”の、思い出語り。
彼の為に焼いた、宇宙生物のようなシュトーレン。
一つ一つが、かけがえのない大切な宝石のように、
きらめく思い出だったのに。>>4:192
未だ慕っているのなら、“懐かせて、絆を、希望を。
何もかもを壊してやろう。“>>4:191
まさか、全てが計算づくだったなどとは、思いもよらずに。]
だから――…信じたかった‥‥っ!
[ 此方が勝手に懐いていただけだったのだろうに。
身勝手にも、想いが裏切られたような、
大切な思い出が、血塗れの脚で踏みにじられたようで。
かつての役立たずの心臓が、
鋭い爪で抉られるような灼熱の痛みに、
泣くように慟哭した。]
[心がその 凍えるような“炎”の熱に、壊れそうになる。
焼き尽くされそうな
哀しみと、怒りと、傷つきと――絶望は。
震える声にも、滲む翠緑にも、
ありありと現れていただろう。
私に残る、一つ目の月――… “ほんとう”の心の欠片。
残り僅かなそれが、パキリと割れて砕けてしまいそうだった。
その様子を、長年その瞬間を待ちわびた目の前の獣は、
どう思っただろう。]
[けれど、本当は――…心の何処かで、分かっていたんだ。
テオドールの遺体の傍の、飴の欠片を見なくても。
カシムの遺体のそばの赤茶の毛.
カシムのボタンをベルガマスコに忍ばせる機会のある、
傍にいた人間。
赤茶の髪に翡翠の瞳の
条件に合う被検体少年『被験体No.92 スルト』>>3:317.]
[ 本当は――…貴方は“人狼”かもしれない、と。
全く疑わなかったわけじゃ合い。
それでも、貴方を信じたかった。
大切だったから、大好きだったから、兄ように想っていたから。
ずっと、目を反らし続けてきてしまった。
もしも、カシムを殺した時点で、あの赤茶の毛を
貴方を疑い、その髪に合わせていたなら。
誰を殺されなくて済んだのだろう。
誰が、生きられた?
私の“弱さ”が――……誰を、何人を、殺した? ]
貴方が…カシムの心臓を喰らって、
ベルガマスコに罪を擦り付けたのか?
エディの心臓を喰らって
――…クレステッドを、死に追いやったのか?
[震えの残る声で、
けれど、ギリと血の滲む程唇を噛み締める。
ゾワリ、身の内のガルーがざわめくのを堪え。
彼が喰らい、私が見殺しにした死者の名を、
確かめる言葉を口にする。
そして―――…これは確証があるわけでは、ないが。
ガルーに寄生される可能性は、一般の生活では高くはないと聞く。
それこそ、私のように人狼の子か、
クレステッドのように、実験の被験体などか…‥]
貴方は……『被験体No.92 スルト』 か?
[その名が今の彼にとって、意味があるかないかは知らず。
資料で読み、彼と年齢や、髪と瞳の色が同じ、
『フェンリル計画』の同胞を喰らい殺した、
変異体の少年の名を、口にする。
神々の運命の黄昏――…“ラグナロク”において
炎の剣で、9つの世界を焼き払って滅ぼし、
ラグナロクを終わらせた、巨人の名を。]
ナネッテが…裏切った!?
[彼女を信じながらも、疑わなかったわけじゃない。
カシムの遺体を撫でる様子を、
コックピットでの微かな違和感を。
ゲオルグの告発に>>33、一瞬、びくりと肩を震わせるが。]
ああ、ドロシーを追い詰めて……殺したのは、私だ。
赦されないことをしたよ…‥ゆるせない。
彼女の裏切りで、何人が死んだか…
けれど、同じように、それを赦すか、贖うかを決めるのは、
それができるのは、していいのは、私じゃない。
ナネッテだ。
それに、“与していた”なら……
つまり、”人狼“ではない、ということだから。
[彼女が”人狼“であることが、一番怖かったから。
裏切りのその理由や、必死に止めようとしたことなどは、
今は知りえずとも>>35
彼女の裏切りで、どれほどの命が失われたかは、
よくわかりつつも。
その贖いをできるのは……彼女だけだろうから。
そして私は――…彼女が、
ずっと心で泣いているのを、知っているから。
今は――…怒りも哀しみも、向けるべきは彼女にではない。]
[ それを向けるべきは――…。
ナイフを手にするナネッテを見やり>>39。
刀を鞘から、右手でするりと引き抜いた。
“守るために、抜け”と、あの人がゲオルグに託し、
ゲオルグが、私に託してくれた“教え”の通り。]
/*
ところで私、剣は調べたことあるけど、
刀の戦い方を、知らないんですが、が!
ちょ、ちょっと調べてきます…
/*
いちおうヨルムンガンドと戦うつもりでしたのよ。
武器が思い付かず、マイクセットが出て来て大音量でアタック→蛇には音波はあんまり効かない
みたいな。
/*
んで地上じゃワイをぬっころしたお二人が対峙しておるじゃないか………
結末はどうなるんじゃー………
/*
〇>>47ナネッテさん
白文字部分。
叶うならば…貴女が最期にあの子の“ココロ”を赦してあげて。
そして、貴女自身も赦してあげてほしい、と。
ナネッテさんの行動と、
震えつつ、共闘でもいいか?のあたりから、
なんかちょっと遠慮がちっぽいかもなので
(ちがったら、ごめんなさい><。)
いや、主役はゲオルグさんとナネッテさんなので、
私は途中で戦闘不能のつもりなので、
ラストシーンはナネッテさんで大丈夫ですよ、お伝え。
〇>>49「待っていてくれて、ありがとう と、云うとでも?」
は、>>31ゲオルグさん
お前が来るのを待ってたぞ
[最後の最後まで愉しみにしていたとっておき。]
これ、PCだけでなく、PLさんものお気持ちかも、と。
もしそうなら、ありがたや〜ということで、ロルでお礼
/*
〇>>50>>51>>52
ゲオルグさん人狼がわかった、悲しみ、怒り、絶望あたり長いのは、
>>31ゲオルグさん「だとしたら、今どんな気持ちだ?」
が、ずっと根回ししていた、絶望 を知りたい、という感じなので、
ご満足いただけるといいな>>52と、絶望ロル入り。
〇>>54>>55
ゲオルグさんをLW候補として、庇っていたので(証拠品とか)
村側の皆さんにも、PC,PLから、ごめんなさい…
〇>>56>>57は今さら感がありますが、
>>57スルトは、軍関係者に資料として
知っててほしかったRPもあったのと、
ラグナロクを終わらせて世界を滅ぼした巨人
のネーミングが素敵だったので、村にお知らせしたかった。
/*
〇ゲオルグさんの方も
>>30で私とバトル
➡>>29ナネッテさんに助けてほしい?ぽい。
なので、勝敗は不明ですが、
もしゲオルグさん死亡の場合は、
ナネッテさんに最期 助けてほしいご希望もあるかなあ、と。
/*
色々長く投下、ごめんなさい><。
後はもう、その時々のバトル反応だけで、
短く!なので、大丈夫です。
/*
ラヴィ、もふもふ〜。おつかれさまです!
最終日の投票確認ですにゃ。
スノウは、【▼スノウ】です、大丈夫!
今回の村も、ラヴィ、本当にありがとうございます。
(もふもふ、ぎゅううう
あとね、コミットに備えて、
表でお互い、1発言はしておきましょうにゃ。
(表発言ないとコミットできない)
今回は、スノウはあまり表ロル話せなかった
ラヴィも色々ありがとうですにゃ。
[ 後に残った蒼い石をディークが観察すれば
何か思い至ったようだ>>+47
ホログラム・ペットの1つ、フギンを呼んで>>+48
注文をたくさん受けながら>>+54もふった後>>+64
それは必要か?と問うように投げかけた視線には気づいただろうか
空いていた左目に石を嵌める>>+55
────…嵌った
突然響いた抑揚のない音声は>>+56
"ツンデレ"という言葉がよく似合う
フギンのものとは全く違う
映し出されたホログラム・スクリーンを>>+57
端から端まで記憶してはいるが
その内容、選ぶという行為には興味はない ]
── ある男の独白 ──
[ かつて1人だけいた友人には
結婚を約束した優しい恋人がいた
ソイツは俺も知っていたやつで
全てを包み込むような
柔らかい笑顔が素敵だとアイツは言っていた
結婚式の予定を組む2人を見て
俺も何か2人を祝福するようなものを
あげた方がいいのかと考えた
そして、地下資源が豊富な砂漠の星
ル・ウルタールへ訪れた時に手に入れた
澄んだ水を閉じ込めたかのような宝石
コン・ウォーターを渡した
2人には喜んでもらえたようだった
アイツなんか目を輝かせて
"俺珍しいモン大好きなんだよ!!"
って言うから、思わず俺は子供かよって吹き出した
あの頃は、楽しかった、のだと思う ]
[ 崩壊は、ある日突然やってきた
アイツが家にまで押しかけてきて言ったんだ
彼女の様子がオカシイんだって
詳しく聞けば
体調がすぐれなかった彼女が病院で診察を受け
注射をしてもらったらしい
それから、家に帰っても体調は優れず
時々瞳に朱が混じるようになったと
しまいには部屋から一歩も外に出てこないらしい
混乱しているアイツをなだめてから
俺は2人の家に向かった
彼女の部屋に呼びかけても反応はない
代わりに扉の下からメモが出された ]
[ 震える手で書いたのか
その文字は酷く乱れていた
メモの通りに俺だけ入れば
彼女は布団のようなものを被っているようで
姿は見えない
────そして、ナイフが1本床に置かれていた ]
[ 振り返った彼女にかつての面影はなく
獰猛な獣の姿がそこにあった
────人狼
聞いたことはあるが、こんな身近にいたなんて
獣となった彼女は続ける ]
"こノままじャ、カレをたべテシまう
ソレはイやなの……
かれハきっと、ワタしをころシてくれナイ
じぶンじゃコワくてシねなかっタ
たのめるのは、アナタ ダケ ナノ────"
[ 随分と身勝手な願いだと思った
けれど彼女が
誰よりも人を傷つけたくないのはわかってた
アイツが彼女を殺せないのもわかっていた
だって、友人だから ]
[
ナイフを今も手にしてるのは
自分の罪を忘れないため
珍しいものを見て旅をするのは
アイツへの罪滅ぼし
]
[怒っていても、笑っていても、哀しんでいても。
目指すゴールは常に変わらず。
いくらふざけていても、どこか腹に何かを抱えている。
ただ、途中の寄り道を変えたに過ぎない。]
目指していたものが。本当の鉄火場が、すぐそこまで近付いているっすか。
[幻聴が聞こえる。自分を呼ぶ、何かが。
抗えない。]
オーディン、バルドル。
人と運命、ね。
[逆に意味>>+68。
それを心配するのは当然の理だろうけれども。]
でもね。]
願いが同じであるとは、限らないんすよ。
[聞きとめられたとしても、それには答えないだろう。
やがて、もう一つの光景が映し出される。]
船長・・・・・・隊長・・・・・・
[ほんの一瞬、道が交わっただけ。
数年もの間共に過ごしたというのに、声が聞こえたのは最後の1日になって。
自分は彼らを恐れた、同胞だとは思えなかった。
けれども、あの2人なら。]
怒るのも、当然っす。
[同じものを見て、同じことを聞いているのに。
なぜ、簡単に選択できる?>>+65>>+69]
理に縛られる限り、分かり合えないっすよ。
[自分はガルーそのものではない。
けれども、人であるとは果たして言い切れるだろうか。
答えは、否。]
― メイン・ルーム ―
[ 白い猫は、ふわり] [人間達の背後に浮び]
[最後の戦いを] [じっと見守る]
[碧い瞳を] [苦し気に揺らして]
――――……ごめんなさい、にゃあ。
[ちりん、ちりん] [哀しげな鈴の音だけが]
[赤い咆哮に溶けてゆく**]
だから支配されながら支配するしかない。
自分も第三区画まで付いていくっす。
[例え彼らと選択が違っていたとしても。
けれども、望むだけなら。
ガルーの爪だけは、届いて欲しいな。]
/*
子供の通院おわり!
しかし、遅れてスタートしたラグナロク探し。
間に合うのかなー。
その進行妨げたくなくて、関わらないってのもある。
/*
秘話ありがとうございます。
地上での秘話をお送りするのが、
ギリギリになってしまい、すみませんでした。
赤窓でトラブルでなかったなら、よかった…(ほっ
はい、了解です。
思われることがあれば、なんでもエピで。
村建てに対してのことでも、ご遠慮なくどうぞ
(色々やらかしてすみません…涙
いえいえ、ドロシーさんは本当に色々、
ご配慮くださって、感謝感謝です。
疑問へのお答えです。
はい、モンスターはいるのですが……後はバトルはないのです
詳細まとめはこちら
https://www65.atwiki.jp/rp-village/pages/1.html
ソロル遊びご希望でしたら
ちょっと後で、フェンリルという大きな狼と遭遇の後、
スコルとハティという、銀色の狼を2匹、
誰でも遭遇できるように、放しますね。
襲われたり、食べられたり、殺されたりも、かまいません。
(ただし、本当には死ねないですが…
はい、墓下ではごゆっくりお好きにお過ごしいただいて
大丈夫ですのでね。
本当におつかれさまです&ありがとうございました(深々ぺこり
/*
>>+78ヴェルナーさん
ル・ウルタールだしてくださって、嬉しい。
SSS2の、私とヴェルナーさんのPCの
生まれ故郷の砂の惑星。
ヴエルナーさんの過去が切なすぎる…
/*
うーん、むしろ、
参加したいけどできないんだよなあ…(苦笑
しかしそこは自己責任だから。
さてどうしようかな。
[ ナネッテへ振りかざしたナイフは
ほんの僅か掠り血が滲ませたが
銃身に軽く往なされる
続いて鳩尾に走る掌底の痛みに
衝撃を和らげようと咄嗟に飛び退いた
ズキズキとした痛みが走るが
気絶には至らない
それ自体は戦意を喪失させるものではなく、左手で鳩尾を庇いつつキッと見つめる ]
[……けれど。
また一つ命が消えたのを見て。
それも自らの爪で喉を貫くその姿に。
ギリと唇を噛み締めるが
その姿を見てまでもそれ以上争い合う気は起きなかった
……もう、この船が助かる道は無いのでは。
誰も彼も。大好きな人たちが皆人狼に支配されるのではないか。
___…誰も守れないうちに。
そんな一種の諦観にも似た気持ちが胸の裡に過ぎってしまったものだから ]
[
私はメインサロンへは
少なくとも自分からは向かわなかった。
圧倒的な力を持つ人狼に対し
私が乗り込んでも足でまといになるばかり。
庇って欲しいとは一切思わなかったけれど、私の弱さが利用されないとは限らなかったから ]
/*
ミーネさんの>>65>>66>>68、素敵だなあ。
ガートルードを抱きしめてくださって、
ありがとうございます。
スノウでドロシーさんに居所をお伝えしたの、
役だってよかった。
/*
箱さんが更新プログラムをもぐもくしております。
はやく書きたいー。
ヴェルナーさんのロルほんっと好き。文章もとてもきれい…
―フェンリルとの2度目の遭遇―
[シルの案内で、
第三エリアのレーギャルン・ボックスへ向かっていると。]
ひええええ、またフェンリルだぜェ!
しかも今度は、子どものスコルとハティがいるわ!
ラグナロクの前に、月と太陽を飲み込んだやつらよ!
[突然、フギンとムニンが騒ぎ出します。
烏達の騒ぐ方から、銀色の巨大な身体と
怖ろしい紅い眼の狼――…【フェンリル】が、2度目の出現をします。]
[底冷えのする紅い眼を爛爛と輝かせた銀狼の
鋭い牙の覗く口元には、
銀色の羊姿のこの船のメイン・システム
キャプテン・メリーが.
まだ、 喰らいかけの獲物のように、
ぐったりと咥えられていました。
爪で引き裂かれたような裂傷の赤が、
銀色の毛をあちこち血色に染め、
食い込む牙からは、ぽたりぽたりと、血が滴り落ちています。
先程よりも、出血が多くなり、血塗れです。
そして――…
もう、貴方達に語りかける様子もありません。
そんな巨大な銀色のフェンリルの横には、
スコルとハティと呼ばれた、
少し小型の銀色の狼たちがいます。]
[太陽を飲み込んだ、スコルと。
月を飲み込んだ、ハティです。
どちらも銀色の毛並みの巨大な狼で
スコルは太陽のような金色の眼、
ハティは月のような銀色の眼をしています
フェンリルが、禍々しい紅い眼で、
スコルとハティを一睨みすると、
2匹は、慌てて、船内に散っていきます。
(この2匹は船内で自由に
遭遇やバトル等なさってかまいません。)]
/*
ノーラの時は発狂してたのに
明らかにそれより凄惨な光景見てる今の方が冷静なのは突っ込まないで…
あの時は発狂すれば、吊りor襲撃して貰えるワーイ位しか考えて無かったです( ´ ꒳ ` )テヘ
[そうして―――…フェンリルは、
血まみれのキャプテン・メリーをぼとりと床に落とすと。
じいいっと、あなた達を見つめ。]
ウォオオオオオオオオオン‥‥っ!!!
[血塗れの牙を大きく開き、
脳がぐらぐら揺さぶられるような大音量で
月に遠吠えするかのような、雄たけびを上げました。
その途端、うわあああああ!!!と、
シルが叫び、頭を抱えて、もだえ苦しみ始めます。]
[次の瞬間、貴方達の前頭葉の奥で、
体感ホログラムの送受信装置である、ナノ・マシーンが、
激しい痛みを与え始めます。
※この時代は、体感ホログラムなしでの生活など考えられず
体感ホログラムの送受信機であるナノマシーンは、
宇宙連邦に所属する星の生まれの者なら、
出生直後に全員が埋め込まれています。
(ウィキのとおり、この村のPC、NPCは全員埋め込まれています)]
[もだえ苦しむだろう貴方達を見て、
フェンリルはニヤリと嗤うと。
もう動かない血まみれのメリーを、再び咥え、
ふっとまた、消えてしまいました**]
[もだえ苦しむだろう貴方達を見て、
フェンリルはニヤリと嗤うと。
もう動かない血まみれのメリーを、再び咥え、
ふっとまた、消えてしまいました**]
/*
はい!ありがとうございます。
本当は死なない、ということは、
殺害される→暫しして復活→以下ループ
という無限ループもありですか…(きゅんっ←
どうなるか見守りつつ、何かあればやらせて頂きますね。
/*
こんばんは。
先程のお伝えの通り、>>+93>>+94>>+95の
スコルとハティとは、ご自由に騒動やバトルやそれ以上も、
どうぞ。
村のレーティングのR15の範囲でしたら、
大体は何でも大丈夫かと思われます。
お楽しみいただけましたら、幸いです。
/*
無限ループ、なるほど!(その発想はなかった…ぽむ
ウィキにあるように、
村中は、死んでいることになっていて、
エピで、死んでいないことが発覚する感じです。
なので、墓下は…もう死んでいるから、
う、うーん……
ああでも、意識躰としてはまだ死んでない‥かも?
そのあたりは、スコルとハティの幻覚攻撃で
何度でも死ねるとかでも、ご自由に大丈夫ですよ!
[
主神オーディンを喰らい、飲み込んだ
しかしその後、オーディンの息子により仇を打たれる
一方、ムスペルに住まう火の巨人
ラグナロクの終焉にて、9つの世界を火の剣で滅ぼした
この場にいないのは “誰” なのか
男は
―メイン・サロン―
[入ってきた女のセリフ>>49。
思っちゃいないさ、そんなこと。ただの挨拶だ。低く低く嗤う。
宝石のような思い出たち>>50、信じたかったという想い>>51。]
ああ、その顔が見たかったんだ
その顔を見るためだけに仕込んだんだ
苦労した甲斐があるってもんだ、なあ?
[相手の真摯な想いも、灼けるような慟哭も、何もかもを踏みにじるように嘲笑う。
瞳に、表情に映し出される哀しみ、怒り、傷付き――絶望は、待ちに待った念願のもの。
まるで寝かせ続けてきたワインのように美味で愉快。
今ではその、後悔の念すら俺の獲物だ>>54>>55。
女の質問>>56にはニタニタ嗤い、否定も肯定もせずにいるだけだったが。]
はっははは!
ひっさしぶりに呼ばれたなあ、その名前!
[別の質問が飛んでくれば本格的に笑い始める。
それだけで肯定とはわかるだろう>>57。
今更それで呼んでくる奴がいるとは思わなかった。]
ばっかだよなあ!
アースガルドは自分たちで俺を作ったくせに
制御できねえと知った途端駆逐しようと動き出したんだぜ?
たかだかガキ1匹のために大掛かりな捕獲隊まで作ってさぁ!>>6:128
そんなモン作ってもまだ捕まえられずにいるってのに
性懲りもなく今度はラグナロクだあ?
ホンット、成長しねえなあの国は!
[手に余るものを作っても、まだ懲りずに作るのか。]
/*
自PCいじめに定評がある私でした…(反省
わかりました!
暗くなりすぎないように気をつけます!もふもふ!
だぁからさあ、さっき決めたんだよ
ラグナロク奪ってアースガルドへ撃ってやろう、ってな
そんで生き残った奴等は俺の――俺たちの餌にしてやるってな
[あまり乗り気ではなかったラグナロク探し。
正直どうでもよかったのだが、ここに来て使い方を決めた。
成長のしない国なんか、滅んでしまっても同じだろう。
ただ滅ぶだけより、人狼の餌になるほどがよっぽど有意義か。
ならばそうしてやろうと思ったまで。
有意義に死ねる方が、死ぬ奴等も喜ぶだろう?
そんなの誰も望んでないよ……!
“最終兵器”の名に相応しい圧倒的な力で蹂躙して、運良く生き延びた命も、儚い希望も。
何もかもを踏みにじり、破壊する。
――嗚呼、なんてそそられるのだろう。
しかし、その愉悦もすぐに消える>>32。]
/*
まとめページの❼に、
フェンリルとの2度目の遭遇を追記しています。
https://www65.atwiki.jp/rp-village/pages/1.html
もちょっと後に、
レーギャルン・ボックス落としますね。
/*
ゲオグルさんのバトルろるが、
相変わらず格好いい!!!
そして、本気モードで素敵ですね!!!
こちらもがんばろう。
しかし、ナネッテさんの腕が心配ですが…
ああああ、私も守護獣になって、
もふもふバトルしたかった〜〜〜〜><。。
前に守護獣でLWさんともふもふバトルしたのが
楽しすぎて忘れられない…
しかし今回は、守る為に抜く刀を託されているし…
ナネッテさんを護る為になら
獣化もありかなあ……
それとなく仄めかしてみようかしら…
時間との兼ね合いしつつ…
あがががが痛い痛い痛い!!
[ 強烈な頭痛が彼を襲う。
……この痛み、例の頭痛と似ているが……違うのは周囲の連中もみな同じように痛みを感じている様子であること。 ]
(み、みなガルーに寄生された………? いや、違うのか………これはいったい…………うごごごご!! あがががが!!)
[オーディンとバルドル。
二つのプログラムに対する反応はそれぞれだった、
ノーラは大凡自分と似たような考えをしているようだ。>>+69
どちらでも構わない、>>+73
願いが同じとは限らない――… >>+90
問い返すことはせず、ただ、聞く。
何を選ぶかはきっと、すべてが明らかになってからのこと。
けれど、自分が望むことは、けして理屈ではなくて、
もし、いま朧に想像しているように、ラグナロクやフェンリルが、自分が守りたいと思う者たちに害を加える物であるならば、何としてでも止めたいという、領域の狭い我儘な絶対だ。
ありがとうな、と烏を離す。
なお、フギンを全力もふしていたとき、ヴェルナーの何か言いたげな視線を感じてはいたけれど、>>+72
読心術を心得ないぽんこつなものですから、こんな風に解釈したのは内緒だ。ヴェルナーも、もふりたいのかな?]
[地上の様子が、映し出される。>>+58
自分が此方に来てから――死んでからのこと、すべて。
継ぎはぎされたダイジェストのように、けれど、起きた出来事が余すことなく、
目の前に、映し出されてゆく。
まず、最初に見えたのは対峙するテオドールとドロシーの姿。]
テオドール…!
[ドロシーが人狼であると知っているがゆえに、どうしようもない不吉な予感が押し寄せて、
思わず声を上げ、一歩を踏み出す。
残留者の名簿を見ていたから、船にいることは知っていた。
あの頃――自分が船にいた頃八年前よりは、やはり少しは歳をとったようにも見えたけれど、
よく機関室を訪れる自分に、ものを教えて構ってくれた彼を、見間違えるはずもない。]
[映像が進む。
ドロシーは何故か長いこと、人の姿を保ったままで、
テオドールの武器が弾き飛ばされるのを、>>5:130
義手が壊され、追い詰められてゆくのを、>>5:171
ついに狼の姿へと変じたドロシーが、その喉笛をかみ砕き、目を抉り取るさまを、>>5:200>>5:201
なすすべなく、目に焼き付けてゆく。
そうするしか、出来なかった]
……どう、して
[ぽつりと零れるのは、身を焼くような悔恨。
もし自分があのとき、もっと傷を与えることが出来たなら。
敵わぬまでも逃げ延びて、皆に知らせることが出来たなら、何かが変わっていた?
うまく説得することなんて出来なかったかもしれないけれど、可能性はあったのかもしれなくて。
無残に食いちぎられたその亡骸を、
不思議だけど綺麗な色だなって、よく覚えていた青褐が、拭いようもない赤に染まりゆくのを、
ただ、見ているよりほかにない。
違う、駄目だ、こんなのは違うと、どれほど拒絶しようとしても、
その映像は、きっと、もう変えられない過去だ。]
[そうして、次に映し出されたのは、ノーラの姿。
血が流れたわけではない。
きっと、冷凍睡眠に送られることとなったのだと――あるいは己で選んだのだろうと、朧に理解する。
せめて、生きていた、死んでしまったり重症を負ってコクーンに送られたわけではなかったのかと、いくらか安堵する一方で、
その対面に映し出された“ふたり”の姿に、>>5:228>>5:238
思考のすべてが、凍り付く。]
ゲオルグ?
主任さん……?
[ノーラと向かい合っていたのは、生きていた時にまったく疑いすらしていなかった、ふたり。
人狼の姿をしているわけではない、けれど、はっきりと『読めた』のは、
ゲオルグの、口元。
その語る声が、言ったであろうこと。>>228]
……まさか
[ぽつ、と零れる声は、ひどく掠れていた。
ふっと脳裏をよぎったのは、ことがはじまってすぐのこと。
第三エリアでゲオルグとドロシーに行き会ったときに匂った、不自然なまでに強い、消毒薬めいた匂い。>>2:172
まるで、何かを念入りに洗い流した後のように。
それだけでは疑問にもなり得なかったその記憶は、
今、目の前に見える光景と結びつくならば、
カシム少佐が食い殺された直後の出来事であったのだと、どうしようもなく、知らしめられて。
Nルームに現れたその背中に感じた、ひどく感覚的な違和を思い出す。>>5:+44
かた、と指が震える。]
[映像は進む。
止まることなく進む。
知らずにいた真実がすべて、間を置くことなく、次々と突きつけられる。
向かい合うふたり、エレンとドロシーの姿が見えたとき、]
エレン!!
[思わず、叫んだ。
ドロシーの正体を知っているがゆえに、そうして、テオドールの死を見ているがゆえに、
全身の血が凍り付くような恐怖に蒼白になって、今にも駆け出しそうになるのだけれど、
駆けだす――どこへ?
これは過去の出来事だ。
ドロシーが人狼なんだ、危ない、逃げろとどれだけ叫んだとしても、彼女には決して届かない。
そうして、
何が起こったとしても、触れることも出来ない、
守ることが、出来ないんだ。]
[噛み砕かれた喉笛の感触、引き裂かれた肩、食いちぎられてゆく体。
地獄のような死に際の痛みは、思い出すことすら拒むほどの、苦痛の記憶だ。
けれど、その少し前、
自分を呼び出したドロシーの見せた、どこか寄る辺ない、哀しそうな顔が、ふ、と思い浮かんで――…
何を思えばよいかすら、もう分からない空白に、
映像の中、その体へと手を伸ばす、エレンの姿を見る。>>7:5
エレンは、
ドロシーのことを、大切に思ってた。
あの船の中で、自分は、それを見てた。
――… 見てたんだ。
ぐちゃぐちゃにかき回される思考は、焼けた火箸を差し込んではかき回されるようで、
ただ、呆然と佇みながら、言葉にすることひとつ、出来ずにいる。
――そうして、最後に映し出されたのは。]
[ 赤毛の狼へと姿を変えたゲオルグ。>>74
ナイフを握る腕を目掛けて、駆けだした体躯。
狙いは明確、動きは明快。
瞬きをせずに、その意図と動きを見抜けば。
相手が駆けだすと同時に、こちらも真っ直ぐにゲオルグへと向かって走る。
まだ、腕を食わせる訳にはいかない。
それは時間の問題かもしれないが。
タイミングを合わせ、ぎりぎりのところでその牙を、身を捩って躱す。
無傷であれというのは贅沢だ。
ナイフを持った腕を、牙が腕を掠め。
ぶわっ、と皮膚が裂けて血が飛ぶけれど。
構うことはなく、突進した獣の頭へもう一方の手を付いて、
───くるり、
付いた手を起点に床を蹴り、身体を浮かせて。
逆立ちして回転するように、相手の身体を飛び越える。 ]
[ 飛び越えざまに、
血に濡れたナイフを首筋へと一振り。
掻き切るように、走らせるけれど。
切っ先が皮膚を裂いたかは定かではない。 ]
安心しなさい?
確かに死にたいと思っているけれど……
貴方に殺されるつもりはないわ、
ゲオルグ!
[ にこり、そう口にしたのは。
泣き虫な相手か、はたまた狼の彼か。
どちらでも構わない、どちらも同じだ。
傷を気に留めることはなく。
相手から視線を逸らすことはしない。
ガートルードと対角に、
ゲオルグを挟む、位置を取ろうか。 ]*
ーメイン・ラボ→ー
[第三エリアに向かう道中、現れたのは羊を咥えた側の狼。
羊からは血がぼたぼたでており、そのおぞましい生物が目の前に現れたことに強い恐怖を覚える。
その横には小さい2匹の銀狼。噂では、太陽と月を飲み込んだという2匹。]
これが……フェンリル?
なんでこんなところにいるんだ……
[戦闘体制に入る間も無く、狼の雄叫びで前頭葉に激痛が走る。]
うおおおおおおおおおおおお!!!!
またかあああああああああ!!!!
[その悲鳴はフェンリル顔負けだったかもしれない。]
──現在・第四エリア──
[花園に1人、いたから。
もし、通りすがることがあれば
ミーネの姿も見えたかもしれない(>>68)
娘はリンゴ畑ではなく、花園で1人
膝を抱えて座り込んでいたのだ。
しかし、遠く。遠くに微か、
同胞の遠吠えのような声が聞こえた(>>+96)
ぴくり、それに反応してかんばせを上げる。
僅かに眉を顰めた、その一瞬の後]
…………うっ?!
う、ぁ、いやあああああああ!!!
[無だった表情に浮かび上がるのは苦痛。
死んだと言うのに、死んでまでなぜこんな
痛みを味合わなければならないのか。
今、自分たちの身に起きていることを全く
わかっていない娘は頭を抱え混乱する。
それでも。
鎮静効果のある花を手首に咲かせて
それを震える唇で食めば、ほんの僅か
痛みが和らいだ気がしたが。
ぞくり、その背筋に震えが走った。
死んだはずの自分を、何かが見てる。
青ざめながらその何かの視線を
感覚で辿ったならば。
娘が見ることになったのは金色の目。
それが、艦内に放たれていったという
スコル(>>+95)だとは気づけぬまま]
[頭の痛みに呻いたまま、娘は銀の毛並みの狼に
ふるり、震えを返す。
逃げるべきか、戦うべきか。
……そもそも何故、こちらを見ている?
自分は死んだはずなのに。
………ああ。
死んだ後にも苦痛は続くのか。
これは自分を黄泉に連れて行こうとでも?
そんなことを考えた矢先。
対処を取るより早く、スコルの目が
怪しく光を放った]
[瞬間、娘は幻覚に襲われる。
娘はスコルに為すすべも無く取り押さえられ、
その喉を食い破られ酸素を吸えなくなる。
それで終わりにしたいのに死ななくて、
藻掻いても、藻掻いても、力では叶わずに
息も吸えずに苦しいまま
次に牙を立てられるのはその顔だ。
まるで自分がそうしたように、
眼球を狙って喰らい付かれ
その痛みとも熱ともつかぬ苦痛に
喉を食い破られた娘は悲鳴もあげられない。
そうして、ゆっくり、ゆうっくり。
自分がそうしたように、喰われていく幻]
ひ………ひゅっ…………あ、かはっ…!
[実際にはスコルに押し倒され
伸し掛られてはいるものの、傷はない。
ジィ、と見つめてくる金の目に魅入られた様に
視線はそこから外せることはなく
びくり、びくりと体を痙攣めいて震えさせ
その幻の辛苦を幾度も繰り返し味わう度に
幻であっても、その痛みを和らげるかのよう
娘の体に花が咲く。
白い、白い、真っ白な薔薇。
それは親愛の証の筈だった]
う゛………!
う、あ゛、あ…………!!
[一際強く体が仰け反り、背が弧を描く。
それでもまだ、スコルのお遊びからは
抜け出せそうにはなかった]*
/*
視覚情報を言語化するの、死ぬほど向いてないんだぁぁぁぁ、
つたわれぇぇぇ!!(お前が頑張れと言うはなしである)
[誰かおれを愛してた?言ってくれなきゃわからない。]
「テオドール!また、お前…!」
ハッ!気づかないほうがわるいんだ!
[誰がおれを好きだった?言ってみてくれなきゃわからない。]
「大好きよ!」
ありがとう、エレン。
[愛してほしい。]
[愛されない。]
[あの広大な空が愛されるのは、抱える太陽があるから。
抱える月が、星が。何も無い空を彩るから、人は空を見上げるのだ。]
[もう何もないおれを愛して。]
[嫌わないで、どうか。]
[テオ様、さあ行きましょう。]
[世界を愛して、プロキオン。]
[太陽を拝むようにように空を拝む太陽を、]
[おれは生きていたとして、どう救えたろう?]
[おれは太陽になってみたかった。]
[おれの役目は太陽の安らぎ。]
[だけど、ダメだ。おれに太陽は救えない。]
[見てることしかしないあの太陽に、人はどうして縋り付くのか。]
[守る側ではなく、守られる側になりたかった。]
[だけど、実際そうなったら。]
[今度は別のことを言い出すのだろう。*]
/*
そういえば、もう村も終盤なんだが、おじさんあれなんだ。
最初ナネッテが雰囲気的にあんもしゃんかなーと思ってたんだけど、恐ろしいぐらいエンカウントしないこの感じはゲオルグがあんもしゃんだな、と思ってる。
―― メイン・サロン ――
[“その顔が見たかった、苦労して仕込んだ”>>70.
そんな言葉、絶対に聞きたくなかった…!
知りたくなどなかった――…
全てが偽りだったかもしれないなんて。
信じたかった想いも、焼けるような慟哭も、
全て踏みにじるような嘲笑に。
心の中の大切なものを、
無残に喰らい荒らされるような、喪失感に。]
[カッと、心臓が爆ぜるように熱をおびる。
哀しみ、傷つき、怒り――絶望。全てが混ざりあって。
心臓が引き裂かれそうな痛みに。
火種があれば燃え上がりかねないかもしれない、
衝動の熾火>>5:43>>6:10が、ざわめく。
仲間を護る為に父を喰らった時とは違う、
だめだ…とギリと唇を噛んで、衝動を堪え]
[スルトだと肯定する笑い>>71 .
被検体にされた少年と、彼の養父である、
”あの人”を、一瞬、想った。
”刀は守るために抜け、決して傷つけるためでなく”
その教えはきっと、刀に限らず。
おそらくは人狼だと知って育てたのだろう、
愛した子を護るためのものだったのだろう.
けれど今、あの人の愛した子は、
人間を滅ぼさんばかりに、赤い咆哮を叫ぶ獣となった…
ラグナロクを破壊に使うという言葉に>>72
そんなことをさせてたまるか!と、
きつく唇を噛み締めて、刀を握りしめ。]
知ってる、きれいごとで世界が回るなら、
誰もこんなに苦しみはしない。
生きるために喰らうのも、守るために生きたいのも
どちらも同じはずなのにな…
[どんなに信じたくても愛したくても…
もう、共に在れない存在。
けれど、この船を守ると、あの人に約束したから。
貴方を守ると、心に決めたから。]
ああ、大丈夫――…いける。
[ガートルード、と呼ぶナネッテの、
信頼>>79は伝わる。
彼女の藍玉を見つめ、短くうなずいて。]
―――…ナネッテ!
[ ナイフを逆手に持ち替えた彼女が、
ゲオルグの方へ駆け、牙から身を躱そうとする>>81
赤い血が飛び散るのに、思わず声を上げるが。
宙を舞うような鮮やかな身体裁きと、
獣の首筋への一振りのきらめき。]
[彼女が、対角に
ゲオルグを挟む位置をとれば。
それを崩さぬよう、刀を正面に構えたまま。
今はもう、近い翡翠でなくなった獣の瞳を、
翠緑の視線で、斬りつけるように見つめ。
距離を詰めようと、にじり寄る*]
/*
大丈夫とは思うけれど、
ゲオルグさんが強いので、
もしもの場合の、守護獣フラグも、一応、少し。
用意しておこう…という。
そしてナネッテさんのバトルろるが、
本当に恰好いいなあ…
私、バトルろる苦手なので、尊敬!
こう、軽やかで格好いい。
ああ、そして、刀の使い方!
/*
墓下ログすごい…
流し読みでも全然読み終わらない…
しかも落ちた反動で疲れがどっとでてる…ねむい…
ヴェルナーが噂の墓下案内人さんかな?
クレステッドさん……
[もう、ほとんど声にならない声で、
映し出された薄藍を、ぼんやりと眺めやる。
けれど、その名を呼んだ自身の声が呼び水となったように、
ふっと思考が戻ってきて、
この次に“起こる”であろうことを、直感が察する。
嫌だ、それだけは絶対に駄目だと、感情が拒絶する。
駄目だ、起こらない、嘘だ、違う、嫌だ、
それは声になっていたか、ならずにいたか、唇から零れ落ちるとしても、
吐息のような、譫言のような、そんな音だったろう。
振り払うように首を振ろうとしても、一向に、身体が動いてくれない。
映像の中で、彼と最初に向かい合っていたのは、ナネッテだ。
彼女が人の身であるということは、知らずにいる。
けれど、冷凍睡眠に送られることとなったノーラを、ゲオルグと共に追い詰めているように、見えたから。
――もしかしたら彼女も、と、そう思えて。
一触即発に見えたその状況に現れたゲオルグの姿に、状況を察する。]
/*
うん…普通に地上の回想補完とかソロルだけでえぴりそうだな…探索行く時間なさそう。
あとラストのロルのところ、焦ってたせいか今見たらひどすぎてつらみ
>>6:193
「泣きじゃくる少年は全然泣いてくれずに。」って何だよ!!!
多分泣き止まずに、といいたかったんじゃないかな…
ごめんねゲオルグ…あと急に入れたのに反応くれてありがとう…
ショタゲオルグあまりにもかわいくて…つい…
Q.>>6:187はなんでアルカイックにしたの? 明らかニイっちゃってません?
A.本人が人間と言っているからいいんじゃないでしょうか
[クレステッドの瞳に浮かび上がるのは、緋色。>>6:129
思考はもう、思考の体をなさずに、
起こることを見続けている。
けれども咄嗟に思い浮かんだのは、何故だろう、
あのとき、エレンの瞳に浮かび上がった、
血のような炎のような、
どこまでも底知れず広がる赤い闇のような――光。>>5:47
たとえ色は変わっても、立ち向かおうとするその姿は、>>6:166
やはり、自分が生きていた時と同じように、
大切で守りたくて、心配で、どうしようもなくなるような――そんな彼のままに、見えていた。
まるで幻のような、死に際の出来事。
触れてくれた手
笑顔、
自分の声を受け取るために、ひどい無理をしたなんて、
知らずにいる、けれど、]
[ぎり、と拳を握りしめる。
――ホログラムと言われた体は、自分で自分を傷つけることが、出来るのだろうか。
あの蛇と戦っていた時に、痛みは感じていたけれど。
分からない、分からない、そんな思考の余裕なんてない、
出来ていたとしても、痛みなんていずれにせよ、感じていなくて、
その手は強く、自身の爪を握りしめていて、
もしかしたら、もう実体のない手のひらから、
滲んだ赤が滴って、床へと落ちていたかもしれない。
その行方なんて、わからない。
あるかないかすら、わからない。]
[映像の中、ゲオルグが人狼の本性を現す。>>6:171
ぎらりと光る獣の爪は、人の身体などひと薙ぎで切り裂いてしまいそうに、凶悪な鋭さを帯びている。
彼の右肩に爪が食い込む。
自身の体が抉られたように、びくりと身を竦ませる。
いっそ本当に、そうだったら良かったのに、
どうして、見ていることしかできない?
映像は止まらない。
この先に待ち受けている光景を、待つしかない。
飛び散る赤い血を、
立ち向かう“人狼”を睨み据える焔のような双眸を、>>6:183
そして、その手に現れた“爪”を、
――ただ、見続けていた。
爪を使うことなく、ナイフを振りかざすその姿に、
知らずにいた何かが、心の中で少しずつ、結い合わされていくようで。
その一方で、どうしようもなく全身を苛む痛みと恐怖に、
ばらばらになってしまいそうで、
それでも、最後まで見ていた。
その爪が、彼自身の頸を引き裂く、そのときまで。>>6:189>>6:191
眼を逸らせなかったのではなくて――…
きっと、逸らさずに。]
――…
[もう、声なんて、出せない。
ともすると全身がばらばらになって、崩れ落ちそうになる。
それでも、そうせずにいられたのは。
その映像の中で、最後に、彼が立ち向かっていたものが――
そのほんの一端でも、伝わってきたように、思えたからだ。
最後の最後まで、抗っていた。
命が尽きる、そのときまで。
そう思うのに、
だけど、どうしても理屈ではなくて、
喪われてしまったことを、認めたくなくて、
痛くて、痛みが足りなくて、いっそ自分を引き裂いてしまいたくなる。
それもできない、もうない、
何も出来ない、いない。]
[一度に突き付けられた、いくつもの“真実”と結末”、
悲しみも自責も怒りも、どうすることもできない感情は、
感情と名付けることが出来ないほどで、
飲み込まれてゆく思考の中で、どうしようもなく気づくのは、
まだ、人狼がいるということ。
次に危ないのは、もしかしたら――…
]
………、
[ぼう、と其方を見返す土色には色がなくて、
何かを言おうとした気がするのだけれど、
最初は何も、結び合わせることが出来なかった。
少しして、習い性のように、だいじょうぶ、と唇が動いた。
けれどもそれも声にならなくて、三度目]
……大丈夫。
[多分、今度は、声が出た。]
[ぎこちなく動いた口元は、いつもの顔を少しだけまねているけれど、
それは殆ど反射のようなもので、上手く出来たかは分からない。
けれど、そのときどうしてか、Nルームにゲオルグが現れたときに、外に出ようと提案されたときのことが、ふ、と過る。
――… 過っただけで、その先を考えることは、出来なかったけれし、
映像を見ていた彼の様子に至っては、横を見る余裕はなかったから、分からずにいるのだけれど。]
次、行かなきゃな。
またああいう、蛇みたいなの、
出てくるかもしれないし、
[話すうちに、その口調は次第に確りとしたものになってゆく。
エリアを移動するなら、どうしても、その途中クレステッドの姿を探すだろうけれど、
それでも、次にしなければならないことは。]
――ありがとな。
[そう言って、皆が移動をするのなら、其方に向かおうとするだろう。]*
/*
Q.なんでナイフではなく忌み嫌っていた爪でざっくざくしたの?
A.左手でナイフで刺しても斬りどころが悪かったら痛み苦しむ時間が長くなるから。
かといって獣の手でナイフなんて持てないからそうするしかなかったんだよ
Q.なんかソマリのときと似たようなことしてません?
A.遺伝子に定められた宿命だから仕方ないよね
Q.死に際意識がなくなる前に爪で首刺して自害したとかレオン(SSS1のベルティルデの父)と同じじゃない?
A.はい。レオンを葬ったのがこいつですから
(※年齢3桁にしたのもこれが一番の理由)
Q.じゃあベルもソマリも知ってるの?
A.ベルは知ってる。ソマリはきっと入れ違いだから名前と噂くらいしか知らない
/*
あ、そういえば。
ナネッテさんが、ガートルードって呼んでくれた時、
ナネッテお姉ちゃんって
信頼を返そうと思っていたのに、
普通にナネッテになってしまった…すみません!
うっかり。
/*
にゃああ、刀の使い方を調べていたら…
一杯あり過ぎて、頭がぱーん!と…
唐竹:上から下
袈裟切り:相手の左肩から右脇腹
逆袈裟:相手の右肩から左脇腹
右薙ぎ:右→左の水平の太刀筋
左薙ぎ:左→右水平の太刀筋
左切り上げ:袈裟切りの逆(下から)
右切り上げ:逆袈裟の逆(下から)
逆風:下(股下)から上
刺突:突き(突く位置はいろいろ。喉、水月、腹など)
これは‥‥使って通じる用語なのかしら…
斬り方描写とセットだったらいいかな。
/*
そういえば、守護獣なのに、どうして、
ディークさんにだけ「護る」で、
後は、「守る」をつかっていたのかというと
守ると護るの違いから、です
「守る」は大切なものとして持ち続けること
「護る」は敵に攻められることがないように持ち続けること
「守る」は「大切だから守る」
「護る」は「身を挺して護る」
この二つの字を合わせると
大切なものを身を挺してまもる=「守護」
で、襲撃からの護衛は、「護る」の方で、
後は、大切だからとか、敵的なものからではないから、
「守る」でした。
― 蛇撃破直後 ―
くっ… やったか!?
[全身の痛みが引いてやっと動けるようになった時、蛇の体は薄っすらと消えていった。
窓際からよろよろとシル達の元へ駆けつけた時には、蒼い石はフギンの眼に嵌め込まれた時で>>+55]
…!これは…!?
[青白く光るフギン>>+56
それが示す情報はあまりにも膨大>>+57
投影されたホログラムを凝視しながら
真実を求めて思案する]
/*
全く感動を呼ばなかったノーラ落ちの悪口はやめろ!(震え)
皆死んでたからたまにはこういう落ちもありかと思ったんだよ!(震え)
/*
いいロールが出来て、良い最終日になるなら、
勝敗はほんとう、どっちでもいいのですが、
ナネッテさんの、ゲオルグさん救いたいと、
ゲオルグさんの、助けてほしいのフラグは、
なんとか……
その割には綺麗事しかほざいてねえじゃねえかよ!!>>78>>86
[眩しいぐらいのその一念に腹が立つ。
通しきれなかった自分自身に腹が立つ。]
勝手なことばかりほざきやがって!
てめえらのエゴが通るなら、“俺”のエゴが通ったって良いだろうが!!
[そう言いながら食らい付けば、皮膚を裂き、血の味が広がる>>81。
それでも本当に裂いただけ。こんな血の量じゃ怒りも衝動も収まらない。
捩り躱された身体は自分の上を通過する。
その際、刃を当てられれば咄嗟に避けようとするも間に合わず>>82。
毛皮より鮮やかな赤を流しながら、対角に位置する二人を威嚇する。]
そうか、なら安心しろ>>82
その願いごとてめえらを引き裂いてやるからよ!
[その言葉に獣は心底可笑しいと嘲り笑う。
その言葉に子供は安堵する。
確かに彼女は強い。
一戦交えたときの体術は見事なものだったし>>1:157、今だって身軽さを披露した。
ならば――]
構えて突っ立ってるだけじゃあ
何も守れねえぞ副艦長殿
尤も、こんな船
守る価値があるかどうか怪しいがなあ!!
[睨みを効かせながら刀を構えていたエレン>>88に襲い掛かる。
腐っても特攻隊長。こんな姿になっても、戦術は考えられるらしい。
躙り寄る彼女へ向かって駆け出せば、勢いをそのままに鋭い爪で刀を持つ右肩を貫こうと振り翳す。*]
プログラム:オーディンとバルドル…
その引き金は
しかし…”半分の鍵”とは?
そして…バルドルとは、
オーディンがフェンリルに統合されたときのセーフティープログラムということか?
[食い入るように情報を読み込むが、いかんせんわからないことばかり。]
あと半分の鍵は、どこだ…?
[第三区画に行こうという提案>>+58には、二つ返事に。ここで調べれる事は一通り調べただろう。
痛みもだいぶ引いてきた。足早にメインサロンを立ち去るだろう。
『あっち』の映像>>+58には目もくれず。
――観たところで、壊れた夢を見る心では、どうにも現実味を感じられなかっただろうから。]
― 第3エリアまでの道 ―
[レーギャルン・ボックス。それが次に調べる手掛かり。
それが眠る第三エリアヘ向かう途中、鴉達が突然騒ぎ出す>>+93
鴉達が騒ぐ方を見れば――いつかディークの言っていた、銀色の巨大な狼が姿を現した]
あれが…フェンリル…!?
[無意識に携行していたアサルトライフルを構える。
狼の口元には、鮮血に赤く染まった羊の姿が見えた。
そしてその横には、フェンリルより少し小型の狼の姿>>+94も]
なんだあれは…?
フェンリルの、子供…?
[ふと、メインラボで見聞きした神話の一説を思い出す。
太陽を飲み込んだスコル。月を飲み込んだハティ。
フェンリルがそれらをひと睨みすると、2頭は慌ててこの場から消えた。>>+95]
[そしてフェンリルは、こちらをじっと見つめたかと思うと。
血塗れの牙を大きく開き、ビリビリと痺れるような大音量が空間全体を満たした>>+96]
!?!?ぐああああッ!?
[シルが頭を抱えて苦しみだしたのとほぼ同じタイミングだっただろう、頭の奥がズキズキと割れるような痛みがする。そのまま頭を抱えて蹲り、痛みが収まるまでやり過ごすしか無かった。
そのうちにいつの間にかフェンリルの姿は見えなくなっていただろう>>+98*]
[ 言葉が届いたか、ナネッテに知る術はなかったけれど。>>82
彼の言葉には、挑戦的に微笑むだけ。
現に、ナイフの切っ先が毛皮を裂いた。>>89
赤を流して対峙する狼。
けれど、特攻隊長という名は伊達ではなくて。
標的が、ガートルードへと切り替わる。>>90 ]
っ、!!
ガートルードっ!!
[ 咄嗟に、足が前へと伸びるが。
"信頼"を向けた相手。
この船を守るという約束は知らずとも、ナネッテはその場に留まる。
どうなっても対処できるよう。
目を開き、ナイフを構え、彼女の動きを見守って。
思考を止めず、信じて待つのみ。
怪我をしないで、と望むには相手が悪すぎた。 ]*
― アースガルド空港 ―
[避難挺を収容した空母は、アースガルド空港の南端の搭乗口に乗客を下ろした。
避難客の波に紛れて空港ロビーに降り立つと、今度は北端に向かってまっすぐに歩く。
そこには民間船にカモフラージュした紅華の小型挺が待機していた。]
さあ、急ごう。
[小型艇に乗り込めばすぐさま出発し、銀羊号の本来のワープアウト地点近くで待機、待ち伏せする算段である*]
[エゴを叫ぶ獣>>89。それは道理だ。
人狼が生きたいと思い、その為に人間を喰らうのと、
人間が、死にたくない、誰かを守りたいと願うのは、同じ。
だから、かまわない。
貴方が、本当にそう望むのであれば。
ただ、エゴとエゴがぶつかり合うこの状況で。
私にもまだ、守りたいものがあるだけだ。
それは、貴方と――…]
守る価値なら、あるさ!
あの人が守った船だから。
それにまだー―…ナネッテとミーネが、生きてる…っ!
[姉のように慕う彼女からの、信頼と。
哀しみから守ろうとするように、抱き寄せて
涙をぬぐってくれたミーネの優しい手>>]
守る価値なら、あるさ!
あの人が守った船だから。
それにまだー―…ナネッテとミーネが、生きてる…っ!
[姉のように慕う彼女からの、信頼と。
哀しみから守ろうとするように、抱き寄せて
涙をぬぐってくれたミーネの優しい手>>>>68
あまりに多くの命を喪って――…
けれど、まだ、
最後に護りたいものが、残っているから。]
[獣の標的が、自分の方へ向けば。
振り翳される鋭い爪。>>90。
それは、左右どちらだったろう。
咄嗟に、タンっと、床を左斜めに蹴って、
爪先を躱そうとしながら。
逆に、前脚を上げたことで開いたその懐を目がけ、
斜めに跳び込む。]
―――…っ!
[とはいえ、獣の体躯と俊敏さに乗ったスピードを、
全て躱しきれはせず。
眼前横を閃いた爪が、右肩を掠め。
肩に掛かる髪ごと、ざくっと裂かれた右上腕。
真っ赤な血飛沫が飛び、幾筋かの髪が はらりと散る。
一瞬 奔った激痛を堪え。]
[刀を握る手の内に力を込めて、くるっと刃先を裏返し。
獣の振り上げた腕の方の懐横から、
脇腹から肩口を、逆袈裟切りに切り上げるように、
刀の切っ先を閃かせる。
毛皮に覆われた皮膚に届いたかは、定かではないが。]
――…大丈夫、だから…!
[右腕から血を滴らせながらも、刀は構えたまま。
獣の斜め背後、ナネッテと対角線で
ゲオルグを挟める位置を取って。
獣の動きから目を離さずに、
案じる叫びのあった彼女に、そう応じる>>93* ]
/*
えっと、書きたいことは一杯あるのに、
全く文章が書けないのです。
時間的問題とか体力的問題も多分にあるのですが、
それらを差し引いても、発言を作るのに時間が掛かるのです。
ガチ村だとプロローグも含めて気楽にどんどん喋れるけど、
RP村は難しいのです。
こう、「書くぞ」と身構えているから重くなるのです?
フレデリカはどうせうんうんと唸って文章書こうとしても、
全く書けないので、変に身構えずに通常村のプロぐらいのつもりで書けばいいのです?
*/
/*
昨日の寝落ちがかなり痛いのです。
そしてとても眠い……。
今日は日付更新に立ち会いたいので、
まだ発言できていないのに寝るのはとても心苦しいのですが、
村のクライマックスを見守るためにも体力回復を今日は優先するです。
*/
/*
>>96 それは、左右どちらだったろう。
バトルの時は、できれば腕や位置移動の描写は
左右もあると、ありがたいな、と
ちょこっとお願してみるロル。す、すみません!
脳内でイメージする時に、
左右分からないと、此方の動きどっちに動こう…
と、悩んでこちらも曖昧になると、
次の相手さんが、また分かりにくくなるかも…
という心配が…
とはいえ、なかったらなかったで、
此方もどちらでも大丈夫なように、書けばいいだけなので、
どうしてもというわけでは、ないのですにゃ〜
多分、私がバトルの描写に関しては
脳内で映画みたいに
ヴィジュアライズして書いてしまうからかも…
すみませんにゃ〜
─回想・ガートルード─
[ エレンは想像以上に知っていた>>6:44。
思わず「へえ……」と感嘆が漏れたほどに。]
そうだよ。僕がガルム被験者の中で唯一の生き残りだ。
だからこそ監視も厳しい。
過去に追っ手が来たのもそれが原因でね。
当時は迷惑を掛けてしまったね。ごめん。
……もう慣れてしまったから。
長命種だからこそ、達観しやすい性質なのかもね。
[ さすがにこの時は「大丈夫」とは言えなかったけれど。
苦笑しながらも、それでも僕を拾い、面倒を見てくれて
ありがとう、と頭を下げて。
彼女の反応を見る限り、実験の裏まで知っているようだが。
──何処まで知っているのだろうか。
と、思った次の瞬間。
予想もつかぬ反応にびくっと肩が竦み上がる>>6:45]
……はっ。
こんなこと言える訳ないだろう?
それに、こんな厄介者。
すぐにガルムに連れ戻されて当然だから。
今だから言えるけれど、ガルムの使者が来て連れ戻された時。
僕……エレンが僕を売って差し出したのでは、と
少なからず思ってたんだ。
それは何も悪いことじゃない。
副艦長ならば船内のトラブルを防ぐ為、
怪しい乗客を追い払うのは義務だから。
[ 今はそう思っていないからこそ言える、過去の懺悔。
エレンがこんなに感情の起伏を見せるだなんて。
そして──彼女の本音を聞くことが出来て。]
……いいよ、その言葉だけでも嬉しいから。
僕だって今言ってたように思っていたのだから。
逆に、僕こそ過去、君を信じられなくて──ごめんね。
でも、今は違う。
君を信じているからこそ、全てを言うことが出来た。
この身のことだって。
[ 当時の僕ならば、手を握られれば戸惑っていただろう。
暴発させ、血塗れになった手の記憶が新しいから。
誰であれ、傷つけるのが怖かった。
だけど今は違う。
微かに笑みを浮かべ、当時のお詫びとお礼にと。
許されるのならば僕の方からも手を握ろうか。]
[ やはりエレンは相当深くまで知っている。
次に問われたことで、察されたと感じ取れた>>6:46]
コーシスは遠い先祖がガルーに連なるとされている。
だから人の意識を保ったまま、衝動が起きない
ガルーを生み出せの実験には最適だったのだろうね。
最初の方は何事も無く、通常と変わらぬ暮らしを
送ることが出来てたよ。
でも……人が当たり前のように死ぬ地、戦場は、
やっぱり辛かったね。
[ 実質、僕はガルーの親類みたいなものだと告白したが。
どうせ僕に先は無いから、彼女になら本当のことを
話しても良いかと思ったなんて。
それに彼女には船内で倒れていた現場も見られている。]
そうだね……
自分で言うのも何だけど、僕とディーク君は似ていると思う。
だからこそ彼のことが気になって、心配になって。
無茶しないで欲しいと思ってたんだ。
でも、そういう君もだよ?
君だって人のために無茶ばかりしてるように見えるけどね?
……エレンさん、何だか母親みたいだね。
ふふっ……勿論褒め言葉だよ。
[ 嬉しくて自然と軽い冗談を言ってみたが。
次の瞬間彼女の手が、僕の掌に重なっていた>>6:47。
鋭い爪を眠らせているとは思えない──とても温かく、優しい手。]
有難う……。
君がそういう人だからこそ、僕も君に話すことが出来た。
あの時、この地に逃げ込んで良かった。
またこの地で、君と再会できて良かった。
──彼にも、会うことが出来たからね。
[ 握られていた手が一瞬離れたと思えば、
次の瞬間には背に回っていた。
長らく感じたことの無かった温もりに
一瞬驚きの色を見せたが、当然嫌なはずも無く。
抱きしめられれば同じようにその細い肩へと腕を伸ばして。
この手の、腕の、心の温もりが。彼女の言葉があったからこそ。
結果僕は堕ちずに済んだのだろう。
僕のことをこんなにも案じてくれる彼女を
裏切りたくなかったから。
苦しめたく無かったから。
だから、心配を掛けささないように。]
ありがとう……エレン。
君が居てくれて良かった。
[ 何度目になるか分からない、礼の言葉を。]
[ ──でも、僕はこの後あなたを苦しめてしまう。
これがまさか永遠の別れになるだったなんて。
少し想像はしていたけど、やっぱり辛かったな。
そんな風に思えたのも、エレンやディークと会えたから。
人のまま、獣に堕ちずに居られたのだってそうだ。
この時、彼女の返事を聞いていなければ。
温もりを感じていなければ。
きっと僕は堕ちていただろうから。]
ありがとう……。
[ 去り際にはもう一度。
最大限の感謝を込めた“ありがとう”を背中に送る。
僕が生きて欲しいと願った人に。]**
/*
ああそうか今回想落としてもエピまで見られないんじゃと思ったけど村建てNPCがいるのだった
昨日の地上の回収もしたいけど眠気が…
/*
未使用没ロル
そこまで知っているとは。
まあ、想像にお任せするよ。
でも、そんなに知っているだなんて
もしかしたらエレンさんも……
……なんてね。
[ 明言は避けたものの、否定はしていない。
実質肯定と同じようなものである。
正直に思い浮かんだことを告げてみる。
言った直後に茶化してみたが目は笑っていなかった。
──もし、そうだとしたら。
きっと彼女も辛い思いをしているのだろう。]
/*
といいつつ、位置移動で、
>>97 獣の斜め背後、ナネッテと対角線で
ゲオルグを挟める位置を取って。
左右書いてないのは、
私が左右を書くと、対角線上のナネッテさんの位置まで
確定気味になってしまうのを、避けるため。
[獣は望む。破壊を、殺戮を、滅亡を。]
[少年は願う。人類の未来を。]
[エゴとエゴのぶつかり合い。
一歩も引かないこの状況。どちらがより強い願いなのか。
願いの強い方が勝つ。]
[彼女の想いを、かつての自分の夢を否定する。
父さんをバカにしないで!
俺を縛り付けてきたクソジジイなんかに義理立てする必要はねえ!
振り翳した右手は右上腕部に食い込む>>96。
血の匂いが破壊本能を擽る。
それと同時に、懐へ入り込んできたことに本能的に危機を感じ、後退するように後ろへ蹴るが。
逆袈裟に入ってきた刃を避けきることはできずに皮膚を切り裂く>>97。
飛んだ方向にナネッテがいると気付けば>>93、着地と共に地面を蹴り、大きく左へ跳躍。
対角線から外れれば再び地面を蹴って、今度は本能を擽ってくるエレンの腕を食い千切ろうと襲い掛かる。**]
/*
うわあああん、クレステッドさん><。。。
素敵すぎるお返事を、ありがとうございます
うわあん、リアルに泣いてしまった…
嬉しい…
そして、あの時、PCが感じてることを、
そのまま書いてよかった…
ちょっと、PL的には、人狼化も人間のままも
両方いけるようにした方がいいかも…と
迷ったのですが…
抱き締め返してくださったの、嬉しい。
いてくださって良かった、とありがとうは、
ガートルードにとっても。
そしてテオさん追悼を落としたい、けど…
こ、こいつがフェンリル。
[フェンリルと遭遇したその時、その存在の大きさを知る。
いいや、自分だからこそ特に肌で感じられるのだ。
それはガルーだから? いいや、なぜなら。
それは彼の血に混じる何か
それにしても、あの二匹>>+95
酷く怯えたようだけれども、奴らはフェンリルの仲間ではなかったのだろうか。]
酷い。それでもあんたアルファオオカミっすか!?
[フェンリルはただただこちらを睨み付けるだけ。
駄目だ、話が通じてない。]
[オオカミに効きそうなものは。
匂い系は強いだろうけれども、下手したら自分にも被害が及ぶ。
その時、閃いたのだ。]
そうだ! さっきのしつけ本!>>6:+124 あれもちゃんとヒントになっていたんすよ!
[我ながらなんと大胆な発想だろう!
狙い澄ましてフェンリルの目の前に犬用のおもちゃを投げつけてみる。]
・・・・・・・・・・・・。
もしかして、音が鳴るタイプのほうが好みだったっすか?
ウォオオオオオオオオオン‥‥っ!!!
響くっす! 頭が痛いっす!
[数倍増しで怒らせた気がする。
とてもとても遠吠えなんて、返せない。]
貴方は最後まで" 人間 "だったのね
[ 彼の利き腕にそっと触れようとしながら呟いた
爪が残るならそれを、そうでないなら人間の手を。
鋭い爪を振り翳したならば。
…もし人狼として生きようとしたならば!
彼は死ぬことは無かった、かもしれないと思う
クレステッドは最後までその爪で人を傷つけようとはしなかった。
利き手でない方でナイフを振り翳すのは男の 人間 としての矜持か。
[ 資料に使者の真の姿を識る能力があると見たことがあるが彼もその能力を持っていたのだろうか
死者の聲を聞いたことは無いけれど
ここ、Nルームに居たならば無念のままに命を落とした
多くの人々の哀しみに呑まれてしまいそうな気分になる
死者の聲を聞き続けることが、どれほど
心を蝕むかは想像するしか出来ないけれど
心からの声で" お疲れ様 "を送り
足早にNルームを後にした ]
―第四エリア―
[ スノウまたはガートルードに教えられた通り
第四エリアのリンゴ畑を訪れる
それはとある日の、平和な頃だった金馬号を思い出させた
サイコキネシスを使い頭痛に倒れたドロシーの元へ
摩り下ろしたリンゴ、それに蜂蜜を混ぜて持っていった
――言うまでも無くゲオルグの秘蔵の蜂蜜だ!
ドロシーはその時寝ていたような気がしたから枕元に置いて。
他の船員や船長、近所の人も置いたことがあったかもしれないから私はその中の一人だ。 ]
ドロシー。
ごめんね。
ずっと、貴女の痛みに気付くことが出来なかった
[ 震える息を抑えて
まるで大切な宝物を慈しむかのように
そっと彼女の首を抱きかかえ
あやすようにその金髪を撫でようとする
ずくずくと彼女の血が、痛みが、
服に心に染みこんでくるけれど構わずに。
大好きだった人の生きた証は
持ち上げてしまえば拍子抜けする程に軽い。 ]
[ その事実に唇を噛み締める。
思えば、友人のように思いつつ彼女はまだ18。
私より幼く、まだまだやりたい事だってあった筈なのに。
自慢の船長ではあったけれど
それだけ重圧は掛かっていたのだろう
それを華奢な身体に押し付けて。
彼女のことが大好きで大切だった
だからこそ傷ついて欲しくなかったけれど
彼女の背に守られていた私が言える言葉では無かっただろう
悔しげに、歯を食いしばり少し俯いた ]
[ 第四エリアの静寂が耳に痛かったものだから
わざと乱暴に足元の小石を蹴りつつ
少しでも景色の良い場所を探しつつ草木の間を通る
ふ、と足を止めた花畑。
誰に見られることも無いままに、それでも精一杯に咲く
花々の美しさに思わずほうと溜息をついた
思い立って花を少し頂戴し、小さな花冠を作る
それを彼女頭に被せてみれば
彼女は可愛い" ただの女の子 "で。 ]
― 記録 ―
[人がやって来ては立ち去る。
自分の周囲は随分と忙しないようだ。
エディと話をしながらでも、意識は時々、自分の死体周りに飛ぶ。
随分と器用になったものだと、我ながらに思うのだ。]
[――じゃあな、テオドロス。]
[ストレッチャーで運ばれていく自分の抜け殻>>6:68に、心の中でそう呟いた。
あれはもうテオドロスではなかったけれど。
中指にはめ直してしまったポイズン・リングの刻印が視界に入って。
あの紋章を置いて来なかった時点で、自分は離れられていないのではないのか。]
[王になりたかったわけじゃない。]
[玉座なんていらなかった。]
[ただ、みんなといられればそれで。]
[ただ、あの国を返してほしかった。]
[男は、新たにこちら側へやってくる者の元へ行こうとはしなかった。
また、すでにこちら側に来ているであろう者へ会いに行こうとも思わなかった。
本当は、見に行くべきだったのかもしれない。
どちらに女神が笑むのか。
本当は、会いに行くべきだったのかもしれない。
花園でひとり、苦しむ彼女に。]
[だけど、ワタシにはそうする資格がなかった気がする。]
[そうするのをどうしても正しいと思えなくて。]
[だったら、どうして彼の顔を今、見ているのか。]
[全部許さなかった。]
[だけど、許したかった。]
[全部許せなかった。]
[だけど、許してほしかった。]
[我が儘な大人だ。まるで子供のよう。]
[いいよ、子供で。全然いい。]
― 記録・酒場 ―
ゲオルグ、お前、アレだな。
[たぶん、ドロシーは船長になったぐらい。
男には酒が回り始めて、いまいち要領を得ない会話が発生する。
彼がどうだったかは記憶に曖昧だけど、少なくとも、男は酔うと中身のない話をする。]
なんか…アレだよ、ホント。
[表情も顔色も一切変わらないから、どれぐらい寄っているのかは話してみないとわからない。少なくとも、この時はまあまあ出来上がっていた。]
おまえさー…
[話が突然切り替わるのも、いつものこと。]
ドロシーが船長ってどう思う?
[彼がなんと言ったのかは、やっぱりいまいち思い出せないけれど。
自分の言ったことはよく覚えている。]
手前サマは、ドロシーが船長ってのはどうもなあ。
女だし、ガキだし…。
[船長っていうのはさ。
―いや、船長に限らずとも。一番上って言うのはさ。
良きトップであろうとすればするほど、我慢がつきまとってくる。
それこそ、生まれてからずっと後をつけ回したり、かと思えば前を歩いたり、時には自分が圧し潰したりする影のように。
子供がそんな風に、今から生きなくてもいいのでは?
そもそも、女がトップなんて、たくさんの反抗が生まれるのでは?
もっとも、その反抗の筆頭は男であったし、
男は心中を基本的に語ることをしないから、ゲオルグに誤解されて伝わった可能性は十分にあった。]
[自分が発言したあとはどうなったんだっけ?
やっぱり、よく思い出せない。
だけどまあ、喧嘩したとしても、そうじゃなかったとしても、
そういうことあっての友達だし、仲間だし、と思うから、特に気にしないまま。]
[ワタシが“友達”でもよかった?]
[“友達”って呼んでもよかった?]
[おれ、友達ってよくわからなくて。]
――よし、ゲオルグ。
今日の酒代だ。…イカサマなんかしねーよ!ばーか!
[たまにする。
とはいえ、出来上がってる状態で上手くやれるほど器用でもないから、この時は確実にイカサマはしていなかった。]
いくぞ。
[指でコインを弾いて、落ちて来たところを片方の手の甲に、反対の手で押さえ込む。]
手前サマは表だ。今日は表の気分。
じゃ、開けるぞ。
―――どじゃぁあ〜ん!
[結果は、2(2x1)(1.表2.裏)。敗けた方がその日の奢りだ。*]
/*
ところで、ガートルードは気にしないで…ええんやで…
あの辺バタバタやったろうし、すげえ軸の流れ方してた記憶あるから、ガートルードたくさん書いてくれるしかなりしんどいやろうからあんま気にし過ぎずに…と、灰に埋めても仕方ないだろうが埋めておきます。
/*
この際もう仕方ねえしどうしようもねえわと思ってるから言うんだけど、こいつ絶対中身聖羅だわ、と思ったら多少ボコボコにしても怒らんからね…でも誤認には気を付けてね…
/*
半分寝ながら書いてるから酷いロル打ってる気がする…ログ汚しごめん…今見たら時系列めちゃくちゃだな…ねよう
[ 信じて留まった足、振りかざされる爪。
躱そうと床を蹴り逃れるその右肩から、赤い血が飛び。>>96
はらり、舞った"太陽"と伴に、床へと落ちる。
息を呑んだ。
痛みを堪える顔が見えれば、こちらも耐えるように、ぐっと眉間に力を入れる。
けれど。
くるり、裏返った刀。>>97
大丈夫という声が届いたならば。
再度、地を蹴り、駆けた。
刃先が、切り上がるのを、視界の端で確認しながら。
避けて後退してくるゲオルグの頬を、
ナイフを持ったまま、まるで殴りつけるように、
横一線に刃先を振れば。
避け、左へと跳躍されて、>>100
対角の位置取りは崩れてしまっただろう。 ]
[ ……夢を"取り上げる"ような、そんな人だった?
嫌がらせで、子供の夢を、踏みにじるような、人だった?
"温かい記憶"は、閉じ込めてしまったの?
それとも、壊されてしまったの?
忘れたことに、してしまったの?
揺れ動く心に問いかける。 ]
私は、あの人が、
貴方を愛してるようにしか、
見えなかった……けれど、
[ ぽつり、呟いたのは、思い浮かんだから。
"いい顔"は、するでしょうね、
でもね、
それは船を壊されたからじゃなくて、
きっと、───
貴方を守れなかったと思うから。
匿っていたのが見つかったときに、
底冷えするような声で叱責されたこと。
その横顔には、どこか
焦りと心配が見え隠れしていたこと。
そこには確かに、"愛" があった。 ]
/*
1-1なら人狼勝ちに持ち込むのも考えたけれども、
2-1なら物理的に勝利とか無理だし、負けようとは思ってていい回答引き出せねーかなーと思いながらやってたけど
思った以上に平行線で、ゲオルグの設定ミスったよね(ふるえ)
/*
で、さっきみたいに待機されてたんじゃ勝てるからどうしよう、神の手?
とか思ってたけど、追撃してきてくれるなら終わるだろ
終わるだろ(ふるえ)
/*まあ割とガチで人狼勝ち狙ってましたが
どっちに殺されるか決めねーとなー
……と、言いたいが中身的にはエレン道連れにしたい←
ナネッテには抱き締めて貰いたい。
両手に花だぜ! やったね!!
──現在・第四エリア──
[いつだったか、生存権の話をした]
[私は生きたかったはずだ]
[生き残りたかったはずだ]
[なんのために]
[なんの為に?]
[仲間を殺して信じてくれた人を殺して
守ってくれるといってくれた人を殺して]
[それでも生きたかった意味は何?]
ぐ………くはっ、ぁ………!
かはっ、く………けほっ、ゲホッ!!
[幻が、狼の遠吠えが、
何度も何度も苦痛を繰り返させる。
目は虚になりながらも金に魅入られて、
頭は割れそうに痛くて、
吐瀉物が口元と地面とを汚して、
それでも狂うことは出来なかった。
我を、失う事が出来たら楽だからだろうか]
(生きる事に意味はないのよ)
(存在には意味はないのよ)
(私たちは終わるのよ)
(静かな饗宴へ向かうのよ)
(全部、ぜんぶ、ぜぇえんぶ)
(みんなそっくり同じに終われば良い)
(金馬も銀羊も人間も人狼も)
(アースガルドもコラサーヴも)
(ぜんぶ。ぜーーーーんぶ)
(いなくなっちゃ、え)
[娘の瞳から、雫がこぼれた。
苦しみとは違う理由で、ほろり、ほろり。
そんな時、スコルの瞳が娘から逸らされた。
俄に幻覚から解放され、
ゲホゲホと咳き込みながら身を捩る。
うつ伏せになり地に這い蹲りながら
ふと視界に入ったのはミーネの姿(>>108)
驚きに眼を見張る。
その彼女が自分の首を抱えてるのだから尚更。
衣服を血に染めながらも(>>106)
何故Nルームに運ぶ事なく、頭だけを
こうして持ち歩いているのだろう?
そうして呆然としていたのはどれほどか。
銀色の獣が動いた気配がして、
其方に視線を向けては眉を吊り上げる。
ミーネの方に気を取られていたスコルの
その後ろ足に咄嗟に伸ばした蔦を絡ませては
グッと後方に引き寄せた]
……どこを見てる。
お前の相手は私だろう?
[ゆらりと立ち上がり口元を拳で拭う。
その瞳にしっかりとした理性の光が灯る。
スコルはグルルルルルルル、と
生きていた時の自分のような唸り声を上げたが
戦う意思を見せた娘に興味を無くしたように
蔦を緩め戦いの構えを見せれば、トン、と
地面を蹴り別の場所へと向かったようだ。
死者を弄ぶあの銀の狼が、
生者に何かできるとも思えないけれど。
立ち去ってくれた事に安堵しながら、
娘はミーネの方を見た。
W娘の頭Wに花かんむりを乗せて(>>108)
呟いたミーネに、近づいて]
……バカな事、考えない方が良いよ。
[彼女のつぶやき(>>109)に、
そんなつぶやきを返した。
決して届かない事は分かっている。
けれど、彼女を前に呟かずにはいられなくて
そっと手を伸ばして頭を撫でてけれど
自分の手は彼女に触れられずに
その感触を知ることもできずに]
ノーラは、生きてるんだし。
……死ぬのは、痛くて苦しいし。
死んだ後もどうやら苦しいらしいし。
頭は腐ったら臭いし見てられないし。
……ノーラと共に生きれば良いよ。
[自分の亡骸と共にいるのか。
ぎらりと光るナイフに(>>109)
その予感もしてしまって、苦笑い。
君、1人じゃないんだから。
一人ぼっちの自分のために死ぬなんて
馬鹿らしくって、いけない。
そう言ってやりたいのに、
どうしたって、彼女に届ける事は叶わない]
………馬鹿ミーネ。
[君のことを獲物としか見れなくなった
嘘つき狼なんかと一緒にいようとするなんて。
信じてくれなかったのも、嘘だったのだから
当たり前のことなのに、拗ねて切り捨てて。
自分の命すら切り捨てた大バカ者と
どうして、隣にいようと?]
[そっと、その髪を撫でるふりして、
触れないままそっと離れた。
まだ頭痛は続いている。
何か異変があるのかもしれないと、
娘は漸く動き始めようとしていた。
ミーネを置いていく事は気がかりだったが、
いても何もしてやれないから。
何か異変があるならと、
少しだけ動き始める。
酷く痛む頭を抱えながら第三エリアへと]*
──現在・第三エリア──
[さて、第三エリアにはだれかいただろうか。
頭痛に苛まされながらも、娘は誰かに
情報を求めるだろう。
素直に共有できたなら僥倖。
できなかったなら、仕方がない。
死後の世界と思うだけだ。
その中でも、ディークやテオドールの
姿が見えたなら、
思い切り不自然に顔をそらすだろう。
気まずさMAXであるからして。
さて、皆の頭痛はまだ続いていたか。
そしてここまでのあれそれを、
聞く事はできたのか]*
[爪の食い込んだ右腕が>>100、灼熱の痛みを訴える。
服を紅く染めて滴る鮮血の匂いに、
脳内の“ガルー”がざわり、歓喜に蠢く。
かつての父親の愛情を、
自身の夢を蹴散らすように叫ぶ獣に>>99
ナネッテが呟くのに>>114、ひとつ頷く。
私があの人の懐いていたことは、彼女も知っていても
おかしくはなかっただろう。]
あの人は…貴方を愛していたよ。
刀に託した教えも、きっと、貴方を守るため。
人狼だからこそ、我が子を…貴方を
ずっと、守ろうとしていたんだろう。
[揺れる心に問いかける、
ナネッテの思い>>113は知れずとも。
あの人の愛情を、守ろうとしたのだろう心を、
思い出して、忘れないで、と。
同じようなことを、言葉にして。]
だから‥どんな顔をしたとしても‥
獣になっても、この船を破壊しようとしても。
あの人は、きっと変わらず、貴方を愛しただろう。
貴方を守る為に、刀を託したように。
貴方を守ろうとしたと、思う。
[息子のことを語る時の、あの人の瞳に滲む愛情を思い出す。
刀に託した、我が子を守りたいという願いは
きっと揺るがなかっただろう。
人狼になってしまったなら…もう、止められないのなら。
最後に残る、愛した子の心を守ろうとしただろう…
かつての、あの人との想い出から、そう思われて。]
だから‥どんな顔をしたとしても‥
獣になっても、この船を破壊しようとしても。
あの人は、きっと変わらず、貴方を愛しただろう。
貴方を守る為に、刀を託したように。
貴方の最後の心を守ろうと、戦ったと思う。
[息子のことを語る時の、あの人の瞳に滲む愛情を思い出す。
刀に託した、我が子を守りたいという”想い”は、
きっと揺るがなかっただろう。
人狼になってしまったなら…もう、止められないのなら。
最後に残る、愛した子の心を守ろうとしただろう…
かつての、あの人との想い出から、そう思われて。]
[おとうさんと同じ警備員になる夢をもっていた少年1:71
“あなたが守った船を、私も守ります”
同じ人に憧れて胸に懐いた、同じ願いは知らずとも。
もしも、違う運命、違う未来があったなら。
一緒にこの船を守ることも、叶っただろうか。
――…あの人と、共に。 ]
・
[同じ“人狼”であるがゆえに。
刀傷を負った獣が>>100。
ナネッテとの対角を外れ、本能を擽られたように
再び此方に向かって床を蹴る動きが。
腕を狙ってだろうとは、察せられる。]
[ それで、獣の勢いを
多少なりとも、そげるかもしれないなら。
愛し育てた
右腕と引き換えに、>>69
優しい軍神テュールのような、“あの人”の代わりに。
せめて同じか、幾らかでも動きを削れるよう
獣の脚の1本くらいは、奪えればと思う。
右腕に相手を引きつける為
刀を構える手の内を、血に濡れる右上に握り直す。 ]
[腕を食い千切ろうとするように、襲い掛かる獣>>100
その脚を斬り落とす勢いで、
真向から、跳び込むように駆けながら。
唐竹に上から叩き斬らんと、
右前脚を狙って刀を振り下ろす!
手応えは、どうだっただろう。
それが、あってもなくても――…。]
.
[爪痕の血に濡れる右腕に、顎の牙が深く食い込む。
咄嗟に振り払うように身を引き、
刀を左手だけに握るが――…。]
―――…‥っ、…ぐっ…‥っ!!!
[皮膚や筋肉ごと、バキリ、ボキ、骨まで噛み砕かれる
鈍い音が身体中に響いて。
それは、かつての父の牙の感触と同じ。
獣の勢いと力に――…右腕が食い千切られる。
醜く噛み切られた切断部から、
夥しい血飛沫が飛び散った。]
[
視界が、真っ赤に染まる。
痛みと認識できる範囲を超えた、灼熱の激痛。
右腕から全身に広がる熱に、焼き尽くされそうで。
――…いたい、イタイ、痛い、痛い!!!
心臓が、カッと燃え上がるように鼓動する。]
[役立たずの心臓は、いまも役立たずのままで。
私は、また、誰も護れないのか?
大切な人達を守りたいと願っただけだったのに。
その感情が強ければ強い程、裏返しのように
奪い傷つける存在への、
哀しみ混じりの怒りと憎しみが湧き上がる。
奪った存在――…“人狼”への。
何も護れない自分自身への。 ]
[壊してしまいたい、殺してしまいたい、滅ぼしたい‥!
自分を赦せない、赦さない、赦されてはならない――…
目の前の獣も、私自身の心も
すべてのガルーを、全ての“人狼”を、一匹残らず。
何もかも 壊して、喰らって、
人狼だろうが、人間だろうが…全部、全部
この船ごと―――……全てを、滅ぼしてしまいたい!!
そうだ、完全な獣に堕ちろ、殺せ! 壊せ!
喰らって喰らって、喰らい尽くせ…‥!
脳内のガルーか、嗤いながら囁く。 ]
[失った右腕の痛みを凌駕する、
燃えるような哀しみと怒りと憎しみに、
全身の血が沸騰するように滾る。
翠緑が赤く染まったのが、獣や
ナネッテから見えたかは分からないが。
"人狼"だった父を引き裂き喰らった牙が、
血肉を引き裂く破壊の衝動を愉しんだ爪が。
燃え上がるように熱をおびるが――……。]
[けれど――…かつて託してもらった、
大切な教えが、脳裏に響く。
“ 刀を抜くときは、“守るため”に抜けってさ
絶対に、“傷付けるため”に抜くんじゃない“>>3:48
“あの人“が、ゲオルグを守ろうとして託したのだろう。
そして、かつてのまだ“あの人の愛した子”だった、
ゲオルグが私に託してくれたこと。>>3:313 ]
[ ディークの掌の温もりを。
ナネッテの名前に籠めてくれた信頼を
テオドールが遺してくれた心と言葉を。
私を信じてくれたクレステッドを。
心を守るように抱きよせてくれたミーネを。
撫でてくれた”あの人”の手を。
刀の教えを託してくれた、あの日のゲオルグを、想った。
それは、私にとっての
[だから――…
激しく燃え上がるような、赤い衝動と、
血の滴る右腕の切断部からの激痛を堪えながら。
その場に頽れるように膝をついて。]
―――‥‥ナネッテおねえちゃん!
[駆けゆくナネッテにそう叫ぶ。>>115
それが、彼女が
信頼を託すものだと、きっと伝わるだろうから**]
/*/*
コレ、今晩エピになるなら絶対ラグナロク探しの時間足りないよね…
それともエピになってもやるのかな?
でもエインへリアルは皆生き返ってしまうよ?
*/*/
/*
すみません、朝に落とそうとしていたら、
リアルさんに呼ばれました…
おそくなって、すみません><。
>>120
人狼だから腕を狙うのが分かるのは、
血の匂いがするから、っていうのを入れ損ね…
書いた時は、>>116からそのままつながっていて、
朝投下しようとして、リアルさんに呼ばれ…
ナネッテさんのロル追加して再び。
あとはナネッテさんを信じて、見守りモードへ…
/*
あの人=ゲオルグさんのお父さんがらみで、
よい振りを下さっているし、
食い千切りたいと言われたら、腕の1本や2本や3本は
あげたくなっちゃいますね!
(嬉々として怪我をすることに定評あるうみねこPC
SSS1のカークさんとか、医者のくせに村一番怪我してた)
(3本はない…と、昨日も思った)
[第三エリア、レーギャルン・ボックス。
次の目的地はそこだという。
向かう足取りが鈍ることはない。
身体は身体で動かす術を知っているし、いまは、そうするべきときだから。
ムニンとフギンが騒ぎ出す。
“フェンリル”
その単語が聞こえると同時に、その場に他の者がいたなら、銃に指をかけ、最前列へと走り出す。
羽ばたき騒ぐ烏たちの飛び回るその先に、
ゆらり、現れる銀の影。
その双眸が煌々と、紅く凶悪な光を放つ。
その口元に咥えられていたのは、]
メリー!!
[銀羊号メイン・システム、キャプテン・メリー。
ぐったりと力無く咥えられ、まるで食らわれかけの獲物のようだった。
毛並みは赤く染まり、ぽた、ぽたと雫が滴る。
その横に、二頭の新手がいた。]
/*
流れとゲオルグさんとナネッテさんのロール的には
ナネッテさん勝ちだろうなあ、とは思いつつ
一応、ゲオルグさんと腕と腕のプレゼント交換
は、ナネッテさん側への肩入れ
(SSS2でも、最終日同じような腕腕交換していたから
だめじゃない範囲かな…ということで><。
+私の戦線離脱+守護獣にはならないお知らせは、
ゲオルグさん側への肩入れ
で、一方的にはならないように。
バトルの後に、
お二人のお気持ちロルさせてあげたいですし
ここらで戦線離脱で、見守りモードへ
ゲオルグさんが、いいキューをくださった。
ありがとうございます! あとは見守ろう。
[スコルとハティ、月と太陽を飲み込んだ――…
その言葉に、ホログラムに見た三つの月と太陽が、ほんの一瞬脳裏を過ぎるが、それは直ぐかき消える。
いまはただ、“新手”とのみ認識し、身構えた。
一気に襲い来るならば――と、
三体どれが動いても相手取れるよう、銃口を其方へと向けて、油断無く、相手の挙動を見定める。
けれど、フェンリルの赤が二頭をぎろり、睥睨すれば、
それらはぱっと踵を返し、船内へと散っていった。
ならば、相手はフェンリル一体。
その挙動をじぃ、と窺えば、
銀の狼は、まるで、此方側の“だれか”を、見ているように思えた。
――誰を?
メリーがぼとりと、床に落とされる。
来るか、ならば前列で食い止める。
引き金にかけた指をぴくりと動かした、そのとき。]
────……、
[ 何も言ってやれないんだ、こういう時俺は。
きっとアイツなら
気の利いたことを言ってやれるんだろうな
……あぁ、でも1つだけあった
アイツからの受け売りだけど言ってやれることが ]
[獣が、吼えた。
その音量は凄まじく、耳を食い破り、脳を揺さぶるかのようだ。
けれどもそれだけでは虚をつかれることはなく、
どちらへなりとも動けるよう、襲撃に備え、身構える。
――けれど、突如、
シルが叫び声を上げ、頭を抱えて苦しみ始める。]
シル!
[そうして、次の瞬間、
頭が、割れんばかりの激痛に襲われた。
頭の中をかき回し、裡から殴りつけるような痛みに、
銃を取り落として蹲りそうになる。
駄目だ、と必死で銀狼を睨みつければ、
その赤の双眸が、愉しんでいるかのように、にぃ、と歪んでみたのは、
痛みが見せた錯覚か。]
[痛みの中でなぜかふと、
いくつかの言葉が、浮かび上がる。
ホログラム
皆に、埋め込まれた
たいようより美しい
えいえんの やくそくの ばしょ
えいえんに しあわせにXXXXXXX
――何一つ根拠もない憶測、
否、それにすら至らない思考の断片は、
痛みの中に赤く溶けては飲まれてゆく。]
/*
まあ、可能性のひとつとして…(ふるえ)
思いっきりはずしてそう! ですが!
(ネットは広大だわてきなアレ)
そしてヴェルナーさんありがとうありがとう…
ほんっとの意味で優しいひとだと思う…
う……
ぐ、う、あ――…
[引き金にかけようとした指が、痛みに飲まれてゆく。
赤く、黒く、ぐにゃりと歪む視界の中で、
銀狼は悠々と、もう動かない羊を咥えなおし、
ふ、と、どこへとも無く姿を消した。]
――……
[痛みが収まったのは、そのあとのことだったろう。
よろりと身を起こし、あたりを見回せば、
三頭の獣の姿はどこにもなくて、
あの痛みに襲われたのは皆であることが、知れただろうか。]*
/*
凄い安心感 !
この三人が残るのはPLさん方からして、そうだろうなという感じだけど、4人目がミーネだった事に驚き…
正直墓下の方が長くなると思ってたから
/*
とはいえ、まだ勝敗は分からないし、
ゲオルグさん的にも、明確な落ちフラはないから
最終日に相応しく盛り上がりのある、いいRPの真剣勝負ですね!
やっぱり、色々あったし、申しわけなさもありますが、
今日を創ってあげられて、よかった…
後はもう、ナネッテさんとゲオルグさんの、
想いが強い方が勝つ、かな
もし私を喰らいに来たり、
ナネッテさんが喰らわれそうだったら、
私も、心を失うかもしれなくても、
守護獣化する可能性はありますが…。
どうかな……(それはそれであり
そうだな、大丈夫じゃ、ない。
大丈夫じゃないけど、
――そういってくれて、ありがとう。
少し、落ち着く。
[昔彼にその言葉を告げた誰かと言うのが、何を思っていたのかは、
自分には恐らく、分かることではないのだけれど。
けれど、そんな言葉を伝えるということは、
きっと、ヴェルナーのことを、深く気遣っていた誰かなのだろうと、そう思ったから。
だから、“俺よりも”という言葉には、首を横に振った。
ありがとう、と小さく微笑んだ表情は、
おそらくは先ほどのようにつぎはぎのものでは、なかったはずだ。]
きっとな、
いま何が起こっているとしても、
戦ってると、思うから。
だから俺もね、
するべきだと思うことを、する。
[守りたいと、強く、強く思う。
何も出来なくなった今でも、その術を探りたいと往生際の悪い心が足掻く。
この手に出来る事があるならば、何でもしたいと。
けれど、彼女はただそうされるだけの存在ではなくて、
彼女自身もまた、何かを守ろうと、戦うひとなのだとそう思っている。
――もしかしたら、自身の裡に有る何かとも。
この亡骸にかけてくれた、いくつもの言葉と、その涙と、瞳に宿った赤を、
ドロシーと向かい合っていた姿を、思い出す。
クレステッドさんも、最後の最後まで戦っていた。
それなら、いま、危機が進行し、遅い来る敵が現れたこの状況で、自分が選ぶことは。
けれど、そんな風に言ってくれることには、
ほんとうに先ほどから、ありがとう、しか言葉がなくて。
頷きと微笑みを返し、第三エリアへの道を歩き出した。]**
何が“愛”だ! 気持ち悪い!!>>114>>117
そんなもん渡されたって衝動が収まらなけりゃ、腹も膨らまねえ!
違う、ぼくは救われた!
うるせえよ!!
どいつもこいつも勝手なこと言いやがって!!
ああホントに! 勝手なことばかり抜かしやがる!!
[幻聴と現実とが混ざり合う。
ふつふつと今まで溜めてた鬱憤が溢れ出す。]
何が『人狼には汚させはしない』だ!>>6:188
そんなこと言うなら俺に傷の1つぐらい付けてから言えよ!!
自殺なんか選びやがって!!
挙げ句の果てに人狼化した手で死にやがって!!
そんなんで人間の矜持だあ? 笑わせんな!!
ぼくの血に濡れた爪で死ぬよりはマシだ!
それで守れたものだってあるはずなんだ!!
[腕に向かって噛み付けば、そのままの勢いで骨ごと食い千切れば>>124。
同時に右肩に激痛が走る>>143。]
グガアアアアア!!!
[血飛沫
骨の断たれる感触
痛みに堪えかね、咆哮をあげる。
バランスを崩しかけたのを残った左脚で踏ん張り、体勢を立て直せば。
名前を呼ぶ声が響き渡る>>131。
本能的に、反射的に。
怪我のせいで気が立っている獣は、力の制御ができないまま迫り来る彼女>>115を、渾身の力で薙ぎ払おうと振り翳す。
当たったか避けられたか。
どちらにせよ、背を向けた相手>>131には大きな隙になるだろう。
反撃に転じないならば、噛み殺そうと首筋へ牙を。]
/*
ええっと、
>>135ゲオルグさん
本能的に、反射的に。
怪我のせいで気が立っている獣は、力の制御ができないまま迫り来る彼女>>115を、
渾身の力で薙ぎ払おうと振り翳す。
★➡振りかざしたのは、爪でいいですよね?
骨の断たれた右ではなく、左前脚?
当たったか避けられたか。
どちらにせよ、背を向けた相手>>131には大きな隙になるだろう。
反撃に転じないならば、噛み殺そうと首筋へ牙を。]
➡★噛み殺そうと首筋へ牙をは、
薙ぎ払ったナネッテさんに?
隙を見せたガートルードが反撃しない場合、
ガートルードに?
──現在・第三エリア──
[そこには既に何人か移動してきていたようだ。
見慣れぬ人物に声をかけられ
(>>+170ヴェルナー)
一瞬身構え警戒するも、
続けられた言葉には思い切り眉を顰めた]
ラグナロクの暴走?ナニソレ!
[そうして、一通りの情報は得られたか。
そうして誰かしらから
一通り情報を得られたなら]
……「傷つける魔法の杖」って、
ロキの作ったレーヴァテインの
事だろう?
世界樹の頂にいる
雄鶏ヴィゾーヴニルを倒す、
巨人スルトルの妻シンモラが持つという。
ラグナロクの際にスルトルが振るった
剣とも炎とも。
………んんん。
……………あっ。
[そうして、暫し考え込むように腕組みし
目を伏せていたが顔を上げた。
そして第三エリア、レーギャルン・ボックスの
方を見るだろう]
だから、ここを調べるのか。
[成る程。と、レーギャルン・ボックスの方へ
ツカツカと歩いていくと。
それを躊躇いなく開こうとしたり、
開かなければ眉を寄せつつ何かしらあるか
調べ始めるだろう]*
[駆けたナネッテに、
残った、左前脚の爪が振り翳される。>>135]
―――…ナネッテ!!!
[大切な人が、また目の前で
奪われるかもしれない、一瞬の激しい恐怖に。
カッと、心臓が焼けるように熱くなり。
一旦は、堪えようとした、
激しく燃え上がるような、哀しみと怒りと憎しみの、
赤い衝動の炎が、全身を焼き尽くすように燃え上がった。]
[獣の背の隙は見えてはいても>>135
右腕を失った今は、人間として攻める術を持たず。
―――…噛み殺さんと、首筋へ迫りくる牙。
その牙の感触が
記憶の中の父の牙への、恐怖と怒りに重なった>>1:200]
[心の何処かで…プツっと、
人間の心を、最後の一つ目の月の欠片を、
つなぎ留めていた、大切な紐が>>130切れる音がする。]
――――……ウォオオオオン!!!
[そこには既に、私はいない。
代わりに、太陽色の毛に、燃えるような紅い眼をした獣が。
怒りの咆哮を上げ、ぐわっと大きく顎門を開き。
首筋に食い込もうとするゲオルグの牙に構わず>>135
迫りくる相手の喉笛を、喰い千切ろうとする。
“仲間”を守るために、
“人狼”だった父親の喉笛を、憎しみと怒りで食い破った牙で>>179]
【銀羊】副艦長 ガートルードは、【銀羊】副艦長 ガートルード を能力(守る)の対象に選びました。
/*
え、ほんとにどうしよう……割り込めなくなっちゃった()
戦車対戦車で撃ち合いの闘いしてるのに、その場で場違いに槍持った戦国武将がいるような気分……
え、どうしよ……
/*
おおおお…
色々どうなるかな、と思いながら地上をとても見ながら…(言葉が無い)
普通の墓下なら絶対そばに行こうとするの、だけれど。
これ探索クリアしないと全体バッドエンドありそうだし…(ふるえ)
わたしインセインとかの動き苦手なんだよう、使命に応じて動きを曲げるやつ…
[ ただで食われてはやらぬ、と言わんばかりに。
眼光鋭く睨みつけ、刀を握りなおして構える姿。>>122
そういえば、彼女はあの人に、懐いていたっけ。>>116
ナネッテは初めに叱られた印象が強すぎて、怖すぎて。
余り近づかないようにしていたのだけれど。
それでも、ゲオルグのことは知りたかったから、
たまに、おっかなびっくり尋ねていったりしていたんだったか。
だから、ガートルードが懐いているのを見れば、い、命知らずめ!と思わなくもなかったが。
撫でられて、はにかむように控えめに笑う彼女の顔が目に入り。
"父親"というのは、こういうあたたかさなのか、と思ったりもしたのだった。
脳に巣食うガルーを知って、それでもなお、育てていたのだとしたら。
きっと覚悟を決めていた筈だ。
最悪のときには、そのココロを守るために、手を掛ける覚悟を。
その最悪を、起こらせぬよう、見守る覚悟を。
それはきっと、厳しく、そして、あたたかで。 ]
[ 大きく抉られるように、噛み砕かれる音がして。
食いちぎられる右腕。
夥しい量の血が噴き出し、周囲を赤に染める。
呻き、苦悶の表情を浮かべるガートルード。>>124
だくり、冷や汗が噴き出したかのような
顔色悪く、血がどんどんと失われていることが分かって。 ]
っ、ガー……ト……っ、
[ 名を呼ぼうとして、詰まる。
もう、赤い聲は、静寂を保ったまま。
食い千切られた痛みが、理性を凌駕し。
ちかちかと脳内で憎しみと怒りが、湧き上がっているなと知れず。>>126
―――……全てを、滅ぼしてしまいたい!!
と、内なる獣が、吠えているとは知らず!
代弁するかのように、
ガートルードの瞳に緋色が灯る。>>127
あのときの、兄と同じ、緋色が! ]
[ 世界から、音が消えた。
ああ、"また" 生き残ってしまう、
私は、だれも、守れないの?
赦されない、赦されてはいけない……
─── ……いつまで?
追撃の足が、僅かに緩む。
ナイフを持つ手に迷いが生まれる。
守り導く手でもなければ、苦しみと憎しみを理解する"本能"すらも持ち合わせておらず。
魔法の紐も、太陽のように輝く剣も何もない。 ]
[ けれど。
音の消えた世界に、"信頼"が届く。
―――‥‥ナネッテおねえちゃん!
苦し気息の中、けれど、明確な信頼を乗せた声に。
ぱちり、一度だけ瞬きをして。
そのままに突進した。
吠える様子は、子供の癇癪のようで。
気が立ち、玩具を振り回す、がきんちょ。
渾身の力で振り回された
[ 避けることは、しなかった。
死ぬ気だった訳ではない。
その 唯一 の前足を使わせて、体勢を崩すことが目論見であったから。
振りかぶったナイフを、咄嗟に防御に回すも。
弾け、守れたのは精々数本の爪。
残りは、右腹に爪先が深々と突き刺さり、肉を抉り、振りぬかれる。
壁へと叩きつけられて、一瞬息が詰まる。 ]
ぐ、っ、……ぁが………
げお、るぐ……っ、
[ 腹が爆発したかと思った。
げほっ、とせり上がるままに吐き出せば、口の周りがべったりと血で濡れる。
嫌な汗がじっとりと滲み、チカッ、チカッと視界に星が飛ぶ。
身体が、燃えているのではないかとおもった。
いいや、炎の巨人と対するには、これくらいで丁度いい。 ]
[ 突き動かすのは、幼子の泣いた顔。
笑って欲しいと思うだけの。
だから、ここでは死ねない、
貴方と伴に、逝きたいけれど……
そうしたら、泣きすぎて目が溶けて
なくなってしまうかな?
あるのは、フェンリルの口の中。
右腕を差し入れる覚悟だけ。
その心臓に、ナイフを差し込む、覚悟だけ。 ]
っ、がーと、るーどっ!!
[ げほっと、もう一度血の塊を吐き出して。
痛みに感情が高ぶるあまり、ちか、ちかと赤く緋色灯る目を見開いて。 ]
[ “仲間”を守るために、道連れにせんとする覚悟の程は分かったけれど。>>141
どうして、それを!私の前でするのか!!と。
ふつふつと、怒りが湧き上がる。
ゲオルグを、殺そうとしているのに、
ガートルードを殺さずに済ませられる訳がないだろう!!
見守ることしか、させてくれないのか……
ただでさえ、鉤状に引き攣れた心の傷口からは。>>0:180
いまだに真新しい血が流れているというのに。
ゲオルグへと刃を向けて、守る、と正当化してみせても。
引き攣れた、痛みを伴ったのに。
まだ、足りないとでもいうのか。
痛みなど無視する。
2人の方向へと駆けて、駆けて。
どうするかは、行ってから決める。 ]**
/*
>>136まさかの相打ちルートで、びっくりしましたが、
>>133で「 違う、ぼくは救われた!」
とあるので、もうナネッテさんの救いルートには
行かない前提なんだろうなあ…ということで、
相打ちっぽい、道連れルートをお受けしました。
私が護衛発動するかは、
ナネッテさんが
私を助けるorゲオルグさんを殺す動きをするか、
次第かな。
/*
>>136
>>136
[こんな結末認められるか! くたばれるか!!
足掻きに足掻いてやる!!
滅ぼせないなら道連れにしてやる!!*]
は、ゲオルグさんPCさんのお気持ちなんだろうなあ。
PLさんの落としどころとして、ガートルード道連れ、かな。
>>141
[ 上等だ! お前を道連れに この船を守れるなら
私の命くらい、くれてやる!! **]
滅ぼせないなら+守れるなら
で、村勝ちでもいい前提のようですが、
PCは相打ちで道連れは、お受けしますよ、お返事
実際にどっち勝ちかは、まだわかりませんが…
/*
>>145ナネッテさん
[ また、 私だけ、生きて、しまうの? ]
そうですよねえ…ううう、すみません。
なので、とても迷ったのですが……
たぶん、PCゲオルグさんとしての感情の落としどころが、
このルートだったんだろうなあ…と思って><。
>>149ナネッテさん
貴方と伴に、逝きたいけれど……
ですよねええ…すみません><。
ただ、>>133ゲオルグさんの「赦された!」で、
多分赦し、赦されて一緒に逝くは、少し遠のいたかなあ…と
>>151 の、はあ?と落ち着きなさい!!に
思わず笑ってしまいました!!
/*
>>152ナネッテさん
どうして、それを!私の前でするのか!!と。
ふつふつと、怒りが湧き上がる。
ゲオルグを、殺そうとしているのに、
ガートルードを殺さずに済ませられる訳がないだろう!!
見守ることしか、させてくれないのか……
ですよねえええ(何度目か)
しかし、守護獣にならないと、
ゲオルグさんのご希望の
「滅ぼせないならせめて道連れ」ルートが>>136
できないので‥‥ごめんなさいにゃああ><。
/*
相打ちをお受けしておいてアレですが…
今でも、>>47の通り、
ゲオルグさんの最期は、
ナネッテさんに…とは思っているのですにゃ…にゃ…‥
どうなるかなあ…
ナネッテさんの切ないお気持ちや、
ゲオルグさん側に加勢するっていう姿勢も見えたし、
ゲオルグさんのお気もち次第ですね。
私は、ナネッテさんのご希望でも、
ゲオルグさんのご希望でも、どちらでも
できればどっちもかなえてあげたいですけどね…
/*
地上の怪獣大戦争っwww銀の狼になって参加したいwwww
しかし私はエピまでに回収間に合うのだろうか(現実)
/*
と、思ったが大丈夫か俺?
物理法則無視してねえか?
ってか気力でゴリ押すか?
……まあ、攻撃してみるだけしてみて判定丸投げするか(こら)
/*
というか、何をするかも書いてないのか……?
ふむ。どうするか。
こっちは二人道連れエンドでも構わないが、、、
ー 第4エリア ー
[ある1匹が白い猫と共に、その背後に隠れ
人と獣の最後の戦いを見守る一方。
ある1匹は第4エリアのリンゴ畑にいた。
そこには人間の女性と
彼女の仲間だった"もの"がいた。
彼女に呼び出されたりはしていない。
畑の隅で、ジッと見守るだけ。]
痛いのも、辛いのも、悲しいのも
もうすぐ、全部終わるのぜ
[人が生き残るか、獣が食らい尽くすか。
どちらにしろ、どんな形にしろ
終わりの時は近いだろう。
目の前の人間を哀しそうに見つめながら
茶色い毛玉は珍しくもきゅもきゅ鳴きもせず
その時が来るのを待つのであった。**]
/*
スノウもお疲れ様なのぜ!(もふもふ
【投票はラヴィにセット済みなのぜ】、問題ないのぜ!
私は何もしてないのぜ!
スノウこそ色々忙しい中ありがとうなのぜ…!
表発言完了、コミットの流れになればいつでも押せるのぜ!
コミット備えは頭にあったけど表発言遅れてごめんなのぜ(震え
表で話せなくてもスノウはいっぱい活躍してたのぜ
本当にありがとうなのぜ!
/*
あとは地上のメモ気にしつつお返事書きに戻ろう(コミット関係で
せっかく第3エリアに人集まってるから、誰が死んでしまってるかエディに認識させたいし…話したいし…
しかし多角がキツい怖い(白目
/*
何か出来ること無いかなぁとは思うけど、割とガチ目に無いんだよね〜\( ˙꒳˙ \三/ ˙꒳˙)/笑
暇だから踊ってよ
‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/››~\( ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/››~♪
/*
ラヴィの優しさが染みるぜ…!
戦闘に突っ込むのは色々と問題が…。初撃で一発KO決着着くまで起きません…位だったら大丈夫かなぁとは思いつつ。
死者の回想&追悼しようかとも思ったんだけど、私&ミーネのメンタルがやられそうな気配がふつふつと…ね(´・∀・)←
ドロシーは正直ヤバかった。生首に話しかける危ない人になったもん ( 真顔
(レーギャルンなんたらだ、レーヴァなんたらだ………蛮族の神話ごっこに付き合わされるのも煩わしくなってくるな……。)
[ などと内心で毒づいているが、フェンリル、スコル、ハティの出現には心底震え上がり、頭痛に苦しんだのである。 ]
(
[ あらためて疑問符を打つ。
なんだかどんどん的外れな方向に進んでいる気がしてならないが、彼の勘の真偽はどう出るか………。
ただ、『ラグナロク』の価値への疑いとは別に、先程の頭痛と、この幽体離脱のような不思議な状況には、何か大きな意味がある気がしてはいるのだった。 ]
[ちなみにベルガマスコを見たとき。
じー。っと、
矢鱈と相手の頭を見ていたりするのだった。
つるつるぴかぴか。
少しだけマーティンを思い出す。
この人が襲われてたのは
ドロイドにだっけ?
男2人にだっけ?
こて、と首を傾げながら記憶を探るが
まあいいか、と流すのだった]*
―第三エリア/レーギャルン・ボックス―
[第三エリアの奥、
貨物の間の薄暗がりに、隠されるように。
異様なほど巨大は匣が、聳え立っています。
その巨大なコンテナが設置されています。
材質も、作りも入り口の位置も分からない。
つなぎ目の見えない、虹色を帯びた黒い鏡面のような、
つるつるとした質感です。
大きさは、20メートル四方もあり、
正方形の匣型をしています。]
うわあ、でっかい匣だなあ…
スノウがさ、こうなる前に、
船内のモニターに、前に俺が
この匣を出入りしたのを見たっていうけど、
ほんとに俺入れるのかなぁ……
[シルは不気味に聳える巨大な匣を見上げ、
おそるおそる、片手をそこに当てます。
すると、シルの網膜や遺伝子を認識したという表示が、
空間のホログラムスクリーンに浮かび上がり、
レーギャルンボックスの虹色を帯びた黒い壁面が、
うねるように波打ち、取り込むように、シルを飲み込みました。
まだ波打っている間なら、他の人も入れるでしょう。]
[レーギャルン・ボックスの中は、真っ暗闇で、
何があるのかすら見えません。
ただ――…嗅いだことのある人には、
腐敗しかけた血の匂いが漂っているのが、分かるでしょう。
暗闇の中に、
煌く光を放ちながら、
❶見覚えのあるギムレー星系のホログラムが浮かんでいます。
❷幼い少女の歌声のようなものが、 聴こえてきます。
❸もう一つ、小さめのホログラム・スクリーンも浮んでいますね。』
/ *
情報まとめページに
https://www65.atwiki.jp/rp-village/pages/1.html
❽レーギャルン・ボックスを追記しています。
残りあとわずかですが、お楽しみいただけましたら、
幸いです。
──第三エリア・レーギャルンボックス──
[娘が色々触ろうとしたが、
虹色を帯びた黒い鏡面のような
巨大な匣(>>183)には触れば指紋が
付くくらいかもしれなかった。
ツルツルとしていてつなぎ目も無くて、
さてこれはどうしたものかと思えば
シルヴェストリスがここに入ったことが
あるらしい(>>+184)]
なんだ。これの関係者なの?
覚えてないのは……怪我のせい?
[頭に巻かれた包帯を見てか、それとも
これまでの経緯を聞いて察したか。
眉を顰めながらも彼が中に入ったなら]
9つの鍵は要らないのね。
[その波のように揺れる黒い壁面に、ひょいと
躊躇うことなく入っていく]
[中に入った瞬間、顔をしかめた。
血なまぐさい。と言うよりも、臭い。
古いというよりも腐敗させた血の匂い。
(>>+185)
辺りを見渡したが薄暗く、
ギムレー星系のホログラムが光るのみか。
くん、と鼻を効かせて【その臭いを辿る】と
そのホログラムの側に人が倒れている]
………ねえ。………ね、え。
[硬質な声で呼びかけながら近寄った。
しかし勿論、反応はない。
右手に銃を構え、頭部から血を流す
金の髪の女性]
……死んでる。
ルージュ・ボルヴァ……自殺した?
[ぽつり、と呟きながら。
胸元に何かあるのを見つけた。
どうやらそこから歌が流れているようで、
改めてそれに耳を傾ける]*
……ぅぁ……、ぁ
[殆ど同時だっただろうか。
そのまま食い千切れば、こちらも同じように食い千切られる。
声らしい声の出ない口から、ゴボリと赤いものを吐き出す。
走ってきた彼女はどうするのだろう>>152。
大怪我を負った獣の背中はがら空き。
そこに刃を突き立てるというのなら、最後の力を振り絞り、ナネッテに左前脚の爪をお見舞いしてやるだろうが。
それが本当に最後の力だから。
それがどこに当たるのか。そもそも躱されたのか。
それすら確認できないだろう。
刃を突き立てないと言うのなら、そのまま床へと倒れ臥すだろう。]
[ごめんなさい。ごめんなさい。]
[赦してあげられなくてごめんなさい。*]
/*
ハン・ルー・ハン聞こえる?
これがたったひとつの冴えたやり方。
太陽の真っただ中へ。
確かプロで触れてたひともいたなあ。
やっぱりガルーと恒星っていえば、うん…
/*
多角バトルはやってみたいなー練習したいなー
でやってみたけど、これは情報量が多すぎる
私には無理だわ(しろめ)
/*
あ、よかった〜〜〜
最後にナネッテさんに、
一刺しできる余地はくださってる。
うんうん、そうかな〜とは思っていたけど、
たぶん、ナネッテさんが想っていたのとは
ちょっと違う感じになってしまったかもしれないのですが
(主に私が応じてしまったせい><。)
とりあえず、これでゲオルグさんも
ナネッテさんも、両方やりたかったことは
できそうな感じかなあ…
/*
一緒に逝きたい、という希望があれば、
ナネッテさんも一緒に死ねるように、
前脚攻撃もくださってる、か…
どうなるかなあ。
/*
相討って、綺麗な終わりなのに、私の我がままで、ゲオルグに無理させてるような…………。
もういっそ、最初の攻撃で死んでたらよかったかな……自分が嫌だ……どうしよう……うーうーーーーー……(べそべそ)
[薄暗がりの中を行く。
建物のように聳え立つ巨大な箱は、材質も色も定かではない、虹色を帯びた黒色だ。
きっとこの身には、触れても手触りは分からないだろうが、
つるりとした鏡のように見えた。
下から上まで、見上げてみる。
何処から開ければ良いものか、蓋も扉も見当たらない。]
あ、これ、シルは開けられるのか。>>+184
[繋ぎ目も見当たらないのにどうやって?
不思議に思っていると、彼が箱に片手を当てる。
ホログラムスクリーンに何かの表示が浮かび上がり、壁面が波打った。
シルの姿が飲み込まれてゆく。
あ、と思わず声を上げ、迷うより先に地を蹴って、
その後ろから壁面に飛び込んだ。]
[中は暗闇に覆われている。
血の匂いが鼻を衝く。
新しい血ではない――腐敗臭。
確信めいた不吉な予感に、あたりを見回せば、
視界の利かぬ闇の中、浮かび上がるのはホログラム。
メイン・ラボで見たものと似た作りのそれを一瞥し、まず探すのは血の臭いの出どころだった。
一番にその場所を見つけたのはドロシーで、
倒れ伏す女性の姿はここからは見えずとも、
彼女の呟きに、血の匂いの主を知る。
姿が見えずにいた彼女が、どこでどうしているのか、
此処まで不吉な予感がなかったといえば嘘になる、のだが――…
ぐっと眉を顰め、流れてくる歌声を耳で追った。]
[『ギムレーの子守歌』――サブ・ラボにあった、あの絵本だろうか。]
『おやすみなさい、可愛い子。
ラグナロクが来ても。
レーギャルンの匣の中のスルトの『炎の剣』が、世界を滅ぼしても。
だいじょうぶ、だいじょうぶよ。
ギムレーにだけは、滅びの炎は届かない。
だから おやすみなさい、愛しい子。
お父さんも、お母さんも、こどもたちも
みんな みんな ギムレーで永遠に幸せになれるの
太陽より美しい 黄金よりきらめく 永遠の約束の場所ギムレー
でもね、優しい良い子だけしか いけません。
わるい子や いけない子は ラグナロクで死んでしまうの
だから、もしもギムレーに行ける時がきたら、
怖がらなくても大丈夫。
あなたは、可愛い子、良い子、優しい子なのだから。
さあ、何もこわがらずに 太陽の真っただ中へ
永遠の約束の場所ギムレーへ、いらっしゃい。 』
/*
まとめページに、❾冥府の女王ヘルの条件を追記しています。
地上でのラグナロク探しは、ここまでとなります。
あとは、エピでラグナロクを見つけられるか、
見つけた後にどうするかになります。
それでは、残り少々ですが、お楽しみください。
/*
まとめページに、❾冥府の女王ヘルの条件を追記しています。
地上でのラグナロク探しは、ここまでとなります。
あとは、エピでラグナロクを見つけられるか、
見つけた後にどうするかになります。
それでは、残り少々ですが、お楽しみください。
太陽の真っただ中へ、って……
それどっちみち、焼かれて死ぬだろ!!
[咄嗟に、まずは、ものすごく直截的な解釈を。
もしもう少し、養父の本を読むことがあったなら、
そのフレーズに聞き覚えがあったかもしれないし、ガルーについて何某かの連想をすることも、あったかもしれないけれど――…
聞き覚えはなく、これが初めて。
もしそのフレーズが、偽りなく『文字通り』の意味だとするならば、そういうことになってしまう。
どのみち自分はもう死んでいるのだが、
まさか今まだ生きている者たちまで――あるいはもしかしたら、より広い範囲の者たちが、ラグナロクで殺される、
あるいは太陽”へと導かれる危険が、あるのだろうか?]
/*
「太陽の真っただ中へ」は、
このSSSシリーズのモチーフの脳内寄生生物ガルーの
元ネタ、
ジェイムズ・ティプトリー・Jrの
「たったひとつの冴えたやり方」にちなんでいます。
ずっとやりたかった村テーマでした。
名作SF短編集なので、ぜひぜひ!おススメです。
[もしくは、今、死後とはいえ痛みや感覚もあるのなら、
――この体の、自分たちも?]
と、炎の剣が世界を滅ぼすって……
れーるぎゃんのはこ、ってここのことだよな?
この中に何かがある、のか?
[周囲を見渡してみるが、それらしいものは見当たらない。
なお、早速単語を覚え間違えている。
まず目に入るのは、ホログラム・ヴィジョン。
店で見たことがあるような作りだ。
◆恒星『ギムレー』の座標=GM-gmj7-664.862
◆主星『アーガルド』の座標=AG-gmj7-371.973
何か違和感がある気も、するのだけれど――…
記憶をひっくり返して総ざらいにしてみても、それが何なのかは気付かない。
もし近くにヴェルナーがいたら、メイン・ラボのホログラムの詳細について助けを求めたことだろうし、
よく覚えている誰かがいたなら、任せただろう。
いずれにせよ、まずはホログラムとにらみ合っている。]*
【銀羊】副艦長 ガートルードは、特攻隊長 ゲオルグ を投票先に選びました。
― 予測される発言 ―
[人がぞろぞろと移動してくる。
ドロシーの顔も見えれば、声をかけようとしたけれど。
少しだけ迷ってしまったら、彼女は行ってしまっただろうか。
目が合うことでもあれば、ニッと笑って見せただろうけれど。]
[気にしてないよって、伝わるかどうかはわからないけど。]
[あの中に、なにしてるの?と混ざる気にはなれない。
エディの方をちらりと見たら、彼はどうしていただろう。
少なくとも、話の最中だったのでは、と思うのだけれど、もしそうなら向こうが話し終わるまで待ったろう。]
人が増えたな…エディ。
どうする?おれは少し移動しようと思う。
[どこへ?―機関長室へ。]
[もうやって来たあとで、何も残っていないかもしれない。
だけど、男はそこで待とうとする。それが自分の伝えた伝言だったから。]
[テオドールはどこにもいない。]
[だけど、そこで貴女を待つ。]
[行き先を問われるようならば、素直に答えたろう。*]
[ ぜぃ、息が濁る。
彼に自らの過去を話したからか。
「じゃあそのまま生かし続けたら
面白そうだなあ?」
>>4:324
そう言ったときと、同じような瞳だと思った。
ずきり、しくり、胸の裡が悲鳴を上げた。
誰にも殺されずに、見ているだけ。
…………見ていることしか出来ず。
それが裏切者の末路であると、復讐であると、
思われているとは知らず。>>154
ああけれど、
それが復讐だというのであれば、成功だろう。
永遠とも思える生を、償いのために生きろというのなら
そう、することしか、出来ないのだから。
その道がどれほどの地獄でも、
ただ、生きろと、言われることが
死ぬことよりも、辛くとも─── ]
[ 駆けた勢いのままに、飛び掛かる。
ナイフを握ったままに、腹から滴る血をそのままに。
振り上げられた爪は、そのまま。
ナネッテの肩口へと当たり、食いこみながら。
身体の前面を斜めに舐めるように、爪痕を残す。 ]
っぐ、ぅ…………
[ ぼたぼたと、血が落ち舞った。
それでも、その足を止めずに。
その爪ごと、身体を抱きしめる。 ]
[ 全身を血に塗れさせたままに、
ナイフを握ったままに。
ぎゅうっと、渾身の力で、その毛に頬を擦り付ける。
嫌がり身を捩ろうとも、離しはしない。
それは、子供の頃に、やったこと、
再会したときにやったこと。
まだ熱いほどの体温が、心地よく。
ぱたぱたと抱きしめながら、彼も自分も、赤が溢れる。 ]
……ゲオルグ、
ごめんね、ありがとう、
[ ぜぃ、ぜぃと濁る息の中で。
ぽつり、涙の味のする声色を落として。
もしかしたら、もう、その意識はとうになく。
死体に縋る滑稽な女になっていたのかもしれないが。
かまわない、
命の音が聞けたなら、そのまま。
ナイフをそっと、滑らせる。 ]
[中は真っ暗で、何かあるのか見えない。
そして、龍のスープを作るときに嗅いだ匂い……そう、血の匂いが漂っている。ただそれよりも腐敗していたか。]
なんだ、すげぇ不気味じゃん……
[ただ不気味な空間に嫌悪感を抱き始めた矢先、見たことのあるホログラムスクリーンが映し出される。そして少女の歌声と、もう一つスクリーン。
歌声について聞いていると、どうやら絵本と同じもののよう。そして、ディークの焼かれて死ぬだろ!ってツッコミに、同意しつつ沈黙を。
スクリーンの違和感は、恐らく気づかなかっただろう]*
[その刃先は、たとえ、彼に拒絶されたとしても。
彼が願い下げだと言ったとしても。
──きっと、赦すためのものだ。
人を殺した罰を、喰らった罪を。
赦されることはないと思っていても。
死してなお、解放されることもなく業を背負い続ける覚悟でも。
死は皆に平等だ。
その死が訪れたなら、自分を赦してやってもいいのではないだろうか。
赦せないものに、償う資格などない、から。 ]
[ そのナイフが振るえても、振るえなくとも。
赦せなくてごめんなさい、と
謝っていそうな子供に、そう問いかける。
ごめんなさいには、ありがとう、を。 ]
泣き虫、……ゲオルグ、
おやすみなさい、
[ 守りたかったのは、フェンリルでも、スルトでもなくて。
ただただ泣き虫で、きらきらと夢を語る
ゲオルグ ]**
──少し前──
[レーギャルンボックスに入る前。
ディークと目が合い、しかし気まずさから
思い切り顔を逸らしてしまった。(>>+189)
名を紡がれたのが分かっても、
振り返ることはできない。
自分を守ると言ってくれた人を、騙して
殺したのは自分自身なのだから。
その声が怒っていないらしい事は分かったが
けれど、それなら何だろうと。
その答えを見つけるのは恐ろしくて
そのまま言葉を途切れさせていた。
しかし今度はテオドールと視線が合う。
(>>+197)
こちらも、眉を寄せて顔をそらそうとしたが
その一瞬前ににっ、と笑ったものだから
此方はへの字に唇を曲げてしまった。
じぃ………と、彼を見たあと。
スタスタ、テオドールに近づいたなら]
ソウロウ?って言っちゃいけないって
ゲオルグが言ってたし
私何も漏らしてない!
特に乙女には言わない方が良いって!
[知らないらしいからそれを教えたあと
プイッ、と今度こそ顔を背け背を向けて
探索組の中へと紛れていく。
ポニーテールを揺らしながら]*
― 第3エリア ―
[フェンリルが消えて頭の痛みが引いた後、大勢と共に第3エリアを目指す。
匣とやらが収められている貨物庫の入口で、あの海賊の船長に出会った>>+177]
あれ?久しぶりだね。
[先程メインラボで投影された映像はスルーしてきたので、彼女が首落ちて死んだことも、ましてや彼女が人狼である事にも気づく由はなく。
ヴェルナーからの情報共有を受けた後、彼女が口にしたのは"レーヴァテイン"という言葉>>+178であった]
へえ、この神話にはそんなのがあるのか。
君、結構博識だね。
[その後彼女は一人合点したようで、"だからここを調べるのか">>+179と臆せず奥の方へ歩いて行った。
神話に疎い彼は何のことが分からなかったが、もしドロシーのように神話に長ける者に尋ねることが出来たなら、「神話の中では、レーヴァテインは『レーギャルンの匣』なるものの中に封印されている」という事を知れただろう。]
ラヴィちゃん。
そうだ、ね。
こんな悲しい事ももうすぐ。
[ 避けられ無ければ
ラヴィのふわふわの毛皮にそっと
指を滑らせる。
暖かい。
その事に心が癒されるようで。
この騒動が始まってから
何度泣いただろうか
多くの悲しい別れがあって、大切な仲間を疑っては喪って。
哀しみに麻痺した心は、最早涙を流す事さえ忘れたけれど。 ]
ありがとうね。
[ そう言って微笑む
久しぶりに取り戻した笑顔は
少しぎこちなかった
嫌がられなければ
膝の上に抱き抱えようとし
居てくれてありがとう、とでも言うように撫でていたのかもしれない ]
[ “ 役に立たないって、誰も守れないって、辛いね ”
そんな言葉は胸の裡に呑み込んだ
だってラヴィは十分役に立ってくれているから。同意を求めるのは違う気がして。 ]**
[シルに着いて行き、虹色に光る黒い匣の前にたどり着く。
彼が匣に手を当てたなら、匣の壁面はうねるように波打ち、彼を飲み込んだ。]
あっ、待って!
[他の者に遅れを取らないよう、黒い波の中に飛び込んだ]
俺はとりあえずこの血の匂いを辿ってみようと思う。
[他に同じ行動を取った人はいただろうか。
血の香の元を辿れば、だんだんと歌声は大きくなり。そしてそこには一人の金髪の女性が倒れていた。
彼女は右手の銃で頭部を撃ち抜いており、恐らく自殺したのであろう。
そして、その横向きの顔は、まさにリストにあったヴォルヴァ博士本人であった。]
ヴォルヴァ博士……?
[すぐに駆け寄る。さらにその横には、コンソールパネルが光を帯びて浮かび上がっている。]
[パネルのそこには。
『コマンド: Program:フェンリル
メイン・システム キャプテン・メリーへのハッキング成功。
Program:フェンリルのインストール成功
キャプテン・メリーの既存プログラム破壊成功
◆恒星『ギムレー』の座標を、GM-gmj7-664.862から、
GM-gmj7-371.973 に変更しました。
◆主星『アーガルド』の座標をAG-gmj7-371.973 から、
AG-gmj7-664.862に変更しました。 』]
……!!!
アースガルドとギムレーの座標が入れ替わっている!!
[まだ来ていない人がいれば、皆来てくれと呼んだだろう。これが緊急事態声明の元凶だと推測される。*]
うっ、この臭いは…!
[黒い波の先は暗闇だった。闇の中に満ちる不快な臭いが鼻についた。
――血生臭い、腐ったような臭い…
目を凝らせば、暗闇の奥で見覚えのあるホログラムが光っている。
近づいてよく見てみると、それはやはり先程メインラボで見たものと同じだった。先のものと同様に、星星の傍らにそれぞれの星の座標が記してある。]
…あれ?何か…
[言いようのない違和感を感じる。しかし、先のホログラムでは銀羊号の動きの方が気になって、星系の座標の方はざっと見であったので、その違和が何かまでは思い至らず。]
(血ィ…………! あぁ嫌だ嫌だ蛮族め………!)
[ うんざりなのはこっちのほうだという声が聞こえるが、嫌悪感を剥き出しにしてレーギャルン・ボックスの内部を進む。
もちろん先頭切ったりしてはいない。
各自が気になるところを調べるなか、ギムレー星系のホログラムにははっきりと違和感を覚えた。なぜなら彼はホテルの自室で同星系のホログラムを見ていたから。>>0:147 ]
ん……? 壊れてるのか、これは……?
[ そうつぶやきはするものの、謎解きゲームに飽いていた彼は真剣にその意味を考えようとはしなかった……。 ]
─Nルーム─
[ どうやら今の僕は幽霊となったのか。
ますます
目の前には絶命したままの僕の姿があった。
右腕のみが獣と化したまま、自らの爪で頚動脈と首を
貫いたのは、薄れ行く記憶の中でもはっきりと覚えている。
あまり見ていたくもないが、見えてしまうのは仕方が無い。
死した故に我を保つことが出来るのか、
眼前の大量の緋を見ても衝動は襲って来ない。
もしくは、僕自身の血だからかもしれない。
ぼんやりとした頭の中、少し前の出来事を思い出す。
僕の自決は本当ならレーザーナイフで処理したかったけど、
大量の出血で意識が朦朧としている中
失敗すれば益々苦痛に歪み、意識をガルーに奪われる
可能性があった故の苦渋の決断だった。]
[ そして死にゆく少し前。
何処かから魂の叫びが流れ込んで来たのを覚えている。
『みんな、みんな、大っ嫌い………。』
ドロシーの声。
それに込められていたもの。
自らへの疑問>>6:175、
甘やかして欲しかった、
甘えたかった普通の少女の思い>>6:178>>6:179
癇癪からの──……ごとっと、何かの音がした>>6:180。
詳細は視えなかったが、鈍く何かが転がる音、
その後声が聞こえなくなったというと……。
次に視えたのは花。
ディークの手に握られていたもの>>4:369。
テオドール殺害現場に残っていたもの>>5:162。
武器庫にはあまりにも不釣り合いな……
しかし、彼女にはよく似合う色とりどりの花々。
さっ、と血で彩られた花弁が風に舞った。]
……そうか。ドロシーが人狼だったのか。
残念だ。
[ ストレッチャーの上で語られた揺るぎない意思も>>2:426。
少女ながら力になりたいと思わせたカリスマ性も。
最初から全て虚構だったのか。
それとも、真っ直ぐなその思いを、心をガルーが喰らったのか。
真実を知る者は既にいない。
──どちらにせよ、あの時には戻れない。]
[ 今でも普通に死者の色が見えるということは、
死してもガルーの遺伝子は消えないらしい。
常識的に考えると死すれば消える、というのは流石に
見通しが甘かったか。
しかし血の臭いで気分が悪くなることもなく、
それに伴う血の欲求が出ることも無いのを考えれば仕方ないか。
その後ナネッテとミーネが対峙。
ミーネの視線が僕の遺体を見ていた>>11。
まだ若いあの子が死体と向き合った経験なんてそうないだろうに。
船ですれ違った時に見た、明るく愛らしい笑顔が消えていて。
「僕のせいでごめんね」と声を届けようとするも、
きっと届かないのだろう。] *
[ そして、ガートルードの様子を確認する。
首元を噛みちぎられて、だくだくと流れるであろう赤。
そこに、まだ息があったなら。
止血し、救命を試みようとするだろう。
けれど、もう、助からないと
そう、確信するほどの傷ならば、───きっと。 ]
無茶しすぎです、
ガートルード、
[ 呆れたような、心配したような声色で告げる。
何でもないように。いつもみたいに。
獣の姿に驚いた。
けれど、その行動は、"守る"ためのもので。 ]
……つまり、アールヴァクがソウロウ。
[娘は大真面目である]
しかしなぜ弾切れがソウロウ?
確か、早く漏れルンです、
何がとは言わないけど、って……。
樹液じゃなかったのか、漏れるの……。
[なんでだろうーなんでだろう?
ぶつぶつ、そんなことを言いながら
はてな顔でその場を立ち去るのだった]*
[ “あの人”が守ったこの船を、私も守ります。
貴方を―――…守ります。
と、自らを犠牲にしても、成し遂げようとしたこと。
本当は、その”無茶”を叱らなければ、ならないのに。 ]
…………よく頑張りましたね、
[ そう言って、その"太陽"を撫で、
ふ、と笑みを零す。
いつも撫でてくれるように、目元へも指を這わせて。
仕方ないなと、妹を甘やかすように。
褒められることではなく、そしてその相手は排除の対象。
この船を"守る"には、そうしなければならないことも分かっている。
それでも。
最期くらい、いいでしょう?と笑うのだ。 ]*
"死んでる。"
[ホログラムの近くで、ドロシーの声>>+188が聞こえ。
暫らくするとノーラが強張った声で皆を呼び寄せる>>+206のが聞こえた。
近くに行きホログラムパネルの内容>>+206を確認すれば、先程の違和感の正体が分かった。]
これは…船のメインプログラムをハックして、惑星の認識座標を置き換えたのか…?
[すなわち、船の行き先を『すり替える』という事。すり替えた先は…]
…ディーク、さっきの歌>>+193。
太陽の真っ只中へって言ってたんだよね。
この船の本来の行き先は?
このパネルの内容が事実なら、今この船は、アースガルドに行くつもりで、ギムレーの座標を目指していることになる…!?
── 少し未来の話 ──
[ そして、ふ、と思い出した。
あのとき、Nルームでミーネが言った言葉。
いい目をしていた。>>63
痛くない筈がないのに、手で庇いつつも、こちらを睨む目。
闘志を揺らめかせ、先を見据える目だ。
負ける気はしなかったけれど成長すれば、分からないと思った。
去る背中に、かけられた言葉。>>65
それは、"また" があることを信じる強き言葉で。 ]
…………っふ、
[ 思い出し、口角を吊り上げたものの。
身体中から力が抜けてゆくようだった。
だくだくと、血だまりが、自らの周囲を広げ。
最早、痛い、ということが分からなくなる程。
体温が下がる。
酷く眠い────、でも。 ]
──────……すのう、
ミーネを、よんで?
もう、おわったから、って……
[ 弔いか、嘆きか。
何にせよ、やりたいことがあるかもしれないと思った。
そして、一つの賭けだった。
放っておけば、そのまま。
冷たくなって死にゆくだろう、けれど。
ミーネがナネッテを"生かす"ならば。
"また" が訪れるのであれば。
そのときに、答えを返そうか。
肯定の、返事を。 ]**
/*
プロからテオドールとドロシーろくな会話してねぇぞwwwww
生娘にそんなこと教えるんじゃない、ゲオルグwww
―――…ぐっ!…‥あ、……っ…!!!
[ゲオルグだった獣の牙が、喉元を食いちぎる
灼熱の痛みが、身体を貫くのと。
私の牙がその獣の喉笛を食い千切るのは、
ど同時だった。>>155。]
[食い破られた喉元から、大量の血飛沫が迸り
せり上がるように口腔内からも溢れた赤が、唇を濡らす。
喉元の燃えるような激痛と、
失血の酷さに、手足の先が冷たく痺れ
視界が真っ赤に染まる。
獣になった私に、
呆気にとられたような顔をしていたナネッテ>>151
怒られるだろうな、とは思っていたけれど>>152.
ごめんなさい、を伝える時間など、なくて。]
/*
個人的にはR15のセーフラインだと思ってるけど、ちょいちょい下ネタ挟んでごめんなさい。
もう村が終わるので、不快に思った人がいた時のために懺悔をここに埋めておきます。
[思考整理がてら口にした結論。
それはまさしく先の歌声の案じたとおりの内容。
口にして声に起こして、そのおぞましい事実を確信する。]
じゃあこのヒトは…ここで頭ぶち抜いて死んでるヴォルヴァ博士は!
この船ごと太陽に突っ込んで、ラグナロクを葬るつもりだったって事か!?
自分だけ先に死んでおいて!!
[自己の死を未だ認識していない彼は、そこに転がっている"明確な死"に対して憤りを感じていた。
声に怒りが混じる。]
ふざけるなよ!
僕はなんとしてもアースガルドに行かなきゃ行けないんだ!
こんな所で心中なんか、まっぴら御免だよ!!*
船長。
な、なんで言っちゃいけないと教えられたものを言っちゃうっすかぁ。
[呆れたように声をあげ。これじゃあ言った当人も浮かばれないだろう、ある意味で。
それはそれとして。
こんな場所まで来た本題である。]
[ゲオルグの左前脚の爪が、
駆け寄るナネッテの肩口に食い込む>>155>>159
ぜぃ、ぜぃと、
喘ぐような辛うじての呼吸のと意識の狭間で、
やっぱり役立たずの心臓が、
張り裂けそうな悲鳴をあげた。
けれど、もはや、
為すすべなく、見ていることしかできずに。
ゲオグルにナイフを滑らせるナネッテ>>155
おやすみなさい、と囁く優しい声を聴いていた>>164]
シル!今からでも座標を元に戻せないか!?
[シルにパネルの操作を頼んでみるが、いくら操作しようとしてもエラーが帰ってくるばかり。
『Program:フェンリルの変更には、
Programフェンリルのパスワードか、
上位プログラム:ラグナロクが必要です』
という表示が、画面上で明滅を繰り返しているばかりである。*]
──レーギャルン・ボックス──
お、お久しぶりです……?
[ベネディクト(>>+203)の落ち着いた様子に
少し驚いて目を見開いていた。
まるであの時のことがなかったよう。
それとも死後の世界?だからこそ
落ち着いてくれているのだろうか。
ハーランとも、今は特に争っては
いないようであったし]
船の名前が船の名前だし、
北欧神話は軽く復習ってはいます。
神話ではレーヴァテインは
9つの鍵がかけられたレーギャルンの匣に
封印された上でスルトの妻が持ってるの。
[北欧神話について、深い見識はないが
残された本を読み漁ってもいたから、
それくらいなら知っていると付け足して。
そして匣の中に入り、血の匂いを嗅ぎ。
ディークの叫びを聞いたなら(>>+195)]
お前はもう死んでいる……?
[思わずぽつり。
なお、殺したのはこの娘である。
しかしその直後か、ノーラが
したいのよこのパネルに気づき(>>+206)
その内容に声を上げれば目を見張った。
そんな頃だろうか?]
『シルバー・メリー号は、間もなく 最後の亜空間ジャンプに入ります。
目的地は、 ギムレー星系の主星「アースガルド」
宇宙連邦惑星座標 AG-gmj7-664.862 の第一ジャンプ・ポイントです。
みなさま、まもなくの亜空間ジャンプ・インに備えてださい。』
[そんな放送が耳に入る。
思わず眉をひそめ、立ち上がった]*
[ベネディクトの叫び>>+216
それが、全てなのだろうか。
もし、本当にそうなのだとしたら。]
あなたもまた、呼んだのか。
[答えの帰ってくるはずのない遺体に。
ようやく今になって、朧気に見えてきた気がする。
未知なる何か。己をガルー共々操っていた、そいつの願いを。]
けれども。
忘れろ、って言われただけだもん。
[つーん。そう簡単に忘れられなかったと
船長は供述する(>>+217ハーラン)
と言うか、彼もやはり赤い声がまだ
聞こえていたのか。
それが今聞こえてこないことに、少しだけ
今まだ生きているはずの同胞を気にするが]
ハーランは、そうなのか?
[大真面目に良からぬ事を質問するので
この話題はきっと終わらせた方が良い。
さあ、匣の中へと赴こう]*
そ、そうっす。金馬があるっす。
まだ望みは残されているっすよ。
[シルに操作を教えて動かしてもらえば、なんとかなるさ。
自分達は誰だ。海賊だ!
用が済めばとんずらってのがお約束・・・・・・あれぇ?]
とんずら、できてるのこれ。
ホログラムと同じ状態じゃ、この船から出られないっすよね。
つーか、自分達死んでね。
[ナネッテが
様子を確認しにきてくれた時には。
もう獣の姿を保てずに、
人間の姿に、戻ってしまっていただろう。
ナネッテは、止血や救命を試みようとして――…
助からないと悟ったのだろう、
その手を止めたのだったか。>>168.]
[突如入る艦内放送。そこで告げられた惑星座標とホログラムパネルに示された座標を見比べる。]
……元のギムレーの、座標だ…
[――顔からさっと血の気が引いてすっかり青褪める。]
下手に恒星の傍にジャンプアウトしたら、恒星の重力圏に引き寄せられてしまう…
しかも今回は惑星アースガルドと誤認した形でのジャンプだ…重力圏の範囲を誤って認識してる可能性が高い。
正に太陽の中に真っ逆さまってわけだ…
[惑星ホログラムを見ながら淡々と推察を述べる。]
{
ややあって、皆さんが暗闇の中で
目にはいる範囲の調べものを終えたころ。
「ガルムだ、ガルムが来たぜぇ!
あいつ、おっかねェんだよなァ」
「ということは、冥府の女王 ヘルのお出ましね!」
[フギンとムニンが騒ぎ出します。
その先の暗闇の中から、すうっと灰色の女性の影が現れ、
その足元で、黒い獰猛そうな巨大な番犬ガルムが、
グルルルルと唸っています。]
‥‥…汝らは、誰ぞ?
我は、ロキの娘にして、フェンリルとヨルムンガンドの妹
死の国ニブルヘルを司る女王ヘル。
そして、 オーディンにしてバルドルなる者の
『記憶』を『隠す者』
汝ら、 オーディンにしてバルドルなる者の『記憶』の復活 を望むなら、
バルドルを復活させる為に、涙せよ。涙の記憶を捧げよ。
[灰色の影のような女性は、囁き声でそう告げます。]
}
[「無茶しすぎです」、と。
まるで、普段の日々の小言のような声音で言いながら、
けれど、“ガートルード”と呼んでくれたことが>>168
かつての少女が、憧れた貴女が、
「頑張りましたね」 と言ってくれることが。
髪を撫で、目元に触れてくれる優しい手が、
こんな時でもやはり、ぼんやりと、嬉しくて。]
( ――…ごめん、なさい。 )
( ナネッテおねえちゃん… )
[最期くらいい、いいでしょう?と笑う貴女に>>169
知ってる。貴女は、本当に、何だかんだ言って、
いつも、私に甘すぎるんだから…と、思う。
まるで、本当のお姉さんみたいに。
微かな呼吸を零す血に濡れた唇が、
ごくわずか、微笑を浮かべたのは、見えただろうか。]
/*
そういえば。>>+181
私もマーティンがハゲ呼ばわりされてるの見るたびに自分のことかと誤認しましたわヨ………。
なら、忘れるっす!
[ええい、やめだやめだ。その話>>+226は強制終了だ。
今はそれどころじゃない。]
このままじゃ
[どうなるってんだ?
お前が何者だったのか、思い出せ。
ガルー?
いいや、それよりもっと大きな使命があったじゃないか。]
・・・・・・。
けれど、まだ分からないっす。
そこまでして博士が恐れたラグナロクって。
一体、何。
──レーギャルン・ボックス──
そも、逃げられるのか?
[そう、我らは死後の世界……いや、
ノーラは手違いではない限りは生きてるが。
死んでいて、戻る事はできないはず]
それに亜空間ジャンプで
金馬とは切り離されてしまった筈だ。
船には戻れない。
その、ラグナロクを
起動させて?(>>+219)
船の軌道を正すしかないだろう。
今、船に残り生き残ってる者のためにも。
[どうにも、船長扱いされると
この口調に戻ってしまうが。
そんな矢先に聞こえた鳥の声。
犬の唸り声にはビクッと身を竦めたが
現れた灰色の女性の影に
目を瞬かせて見つめてしまう(>>+228)]
涙の、記憶?
[ぱちり。目を瞬かせて。
思い浮かんだのはなんだっただろう?]*
ちくしょう!!
ちくしょうちくしょうちくしょう!!!
どうすれば良いんだ…!どうすれば止められる…!?
[声を上げて喚き散らす。何も出来ない事への、行き場の無い怒りをぶつけるように。
その時、鴉達の声が暗闇に響く。
声のする方へ視線を移せば、どこからともなく灰色の女性の影が獣とともに現れて、自分たちに"泣け"と告げる>>+228]
涙の、記憶…?*
ー回想・マーゼリーー
世界一の料理人になってくる!
大丈夫、すぐ戻ってくる!!
[そういってその身一つで飛び出した。
母親の前では強がっていたけど、宇宙船では号泣していた記憶。それが、思い出され、そしてきえていく。
そしてまた、ナノマシーンに激痛が走る。]
ううぅ、あああ……。あれ?
[それが治ると、全てを失ったような喪失感に襲われる。もう死んでしまいたい。消えてなくなりたい。
生きることを、選んだはずなのに。]
[だから…最期に、私の我儘を、聞いてくれる?
私が貴女を赦してもいいですか。
霞かける視界に映る、藍玉を見上げて、
瞳で問いかける。]
( ナネッテおねえちゃん…… )
[それから、残る左手の指先を
ナネッテに伸ばそうとする….
その目元の傷跡に。
いつも、泣いているように見えていた藍玉の近くに。
もしかしたら、少しだけ擡げるのが、
精一杯だったかもしれないけれど。
その手は彼女に触れえただろうか。]
操縦士 ナネッテは、【銀羊】副艦長 ガートルード を投票先に選びました。
操縦士 ナネッテは、特攻隊長 ゲオルグ を投票先に選びました。
──涙の記憶──
[娘は、純粋なコラサーヴ人では
ありませんでしたから。
覚醒の年、皆が共鳴して一つになって
混ざり合うコラサーヴ人たちの中には
入ることができなかったのです]
かあさん、おねがい、
ひとりにしないで!
死んじゃうよ、風にさらわれて
死んじゃうよぉ……!
[ボロボロ泣きながら、必死に母と呼ぶ人に
縋り付こうとしたんです。
風の内戦、その嵐の中でした。
でも、今の娘によく似たその人は
その笑顔を娘に一度だけ向けると]
『あのお薬はね、あなたを
狼のように強くするんですって。
きっと、死なないわ。
死んだらきっと、養分になって
母さんたちと一つになれるわ』
やだあそんなの!
養分なんかやだああああ!!!!
[どんなに泣いても、母と呼ぶ人は
もう振り返る事はありませんでした。
わんわん泣いて、泣いて、ないて。
肌がカサカサに干からび始めた頃。
ぴかり、何かが太陽の光を跳ね返して
眩しく、光りました。
前船長の頭でした]*
/*
墓下の皆さんが、とても頑張ってくださって、
凄く嬉しいです!!
色々投下が遅くなってしまって、すみません><。
さて、皆さん無事になんとかなるかな?
(そいえば灰にちょっと埋めてしまっていたのは
軽率でしたね、すみません)
― 涙 の 記憶 ―
[偉大なる祖父、尊敬する父]
[優秀な兄弟][平凡な自分]
"上の二人は厳しく育て過ぎたかも知れないな"
"3人目は自由にさせたいように育ててあげましょう"
[そんな親心は今に至るまで知る由もなく]
なぜ僕だけ兄さんたちの様に求められない?
僕がだめな子だから…?
兄さんたちの様に優秀でないから…
父さんも母さんも、僕になんか何も期待していないんだ…
[両親の真心も伝わらず]
[世間に出ればすぐに比較され]
[ねじれていく心根]
優秀になれないなら…
誰にも期待されないなら…
僕が生きる価値なんて、
きっとどこにも無いんだ…!!
うわああああぁぁぁぁ!!!
[瞬間、脳内が割れるように痛みだす。
視界がぐにゃぐにゃ歪み、心が悲鳴を上げる。
苦しい、ここに居たくない、
今すぐこの世から消えてしまいたい…!
衝動にかられて、携行していたアサルトライフルの銃口を口に突っ込んだ。]
ぅう… ううぅ……!!
[――引き金を引く手は、震えていた。
やがて視界がクリアになり、我を取り戻すと、オエッとえづきながら銃口を口から出し、いつもどおりの彼に戻っていただろう*]
なんだなんだ?
涙を流すのか!?
でないと船が恒星に突っ込む、そう言うことか?
だが我々がエインなんたら……死人なら船がどうなろうと………いややはり我々もホログラムだというならつまり……………ええいややこしい! とにかく涙のエピソードでも語ってやればよいのだろう!?
[ とりあえず吹っ切れたように、 ]
私にだって辛いことは山ほどあったさ!
早くに逝った母上、酷薄な父上、残酷な兄たち、孤独な学生の日々………。
だが救いもある……私は涙したとも。
あの出会いに。
人生の転機に喜びの涙を流したのだ!
[ 消えたはずのあの曲が再び。 ]
[ だが。 ]
──レーギャルンボックス──
[その記憶の光景を、娘自らも
見ることができていたのなら。
その様子を呆然と眺めて、ああ、
もしかしてその薬が、と思い至りもして。
無邪気に笑う母がとても今は恐ろしく思えて、
ふるり、震えたかもしれない。
しかし最後に光が見えた直後]
痛ぅ………っ?!
い、あ、ああああ!!!
[急に頭に激痛が走り、両手で頭を抱え
その場にうずくまってしまう。
それと同時に、何故だかとても、
とてもとてもとてもとても寂しくて!
はらはら、涙が溢れてきた。
ぎゅう、と胸元を掴んで息苦しさに
耐えようとするものの、苦しくて]
やだ…………、もう、やだあ……!
消えちゃいたい……死んじゃいたい…。
なんで私っ、死んでないの?!
死んだ筈なのに……!!!
[ふらり、壁際に寄ったなら
がつん、がつん!と幾度も自分の額を
壁に打ち付け用とするだろう。
いなくなってしまえ、消えてしまえ。
一番自分が嫌いなのは自分だろう?と
それに改めて、気づいたかのように]*
[ だが、そこに再びあの頭痛が。 ]
[ そして、彼の心の核にアクセスしてくるプログラムを検知。 ]
[ 私は、その侵入を認めない。 ]
[ 高い攻撃性のクラッキングとみなし、こちらも攻性の防壁プログラムを
・・・・・・・・・・・・。
本当に、いいんすかね。
[次々と繰り出される独白たち。
皆それぞれが何かを抱えている。
同じ涙を辿って、同じ血を流してきたのだ。
その様子を後ろから眺めながら、浮かない様子。
一人、ヘルを信用していなかった。]
[ 狂気を最早隠す気も無いゲオルグが
Nルームから立ち去り、メイン・サロンへと来る前のこと。
──エレンがNルームへと来た>>41。]
……君のせいじゃない。
此方こそ。信じてくれてありがとう。
[ ああ、今の状態の僕に触れたら
君まで血に塗れてしまうじゃないか>>42。
僕の心が最期まで人間で居られたのは、
あの時君が信じてくれたからなのに>>43。]
……だから、泣かないで。
僕のために涙を流してくれるのが嬉しくないといえば
嘘になるけれどね。
[ 届かないとは分かっているけれど。
きらり、静かに零れたひとしずくを拭おうと
指先を伸ばす。
あの時、苦しさから解放される為、ゲオルグに立ち向かう為
人狼へなる道を選ばなくて良かった。]
[ そして去り際、ミーネが僕の手に触れる>>102。
曲がりなりにも諜報員。まさかガルムの資料を
目にしていたことがあったとは>>101]
君まで……そのきれいな手が血で塗れてしまうよ。
[ 戦いには向いていない心優しい少女。
しかも友人を喪っているのだから。
きっと、この先辛いことばかりが待ち受けているだろう。]
──どうか、心折れずに。
生きていれば、必ず良いことはあるから。
[ と、エレンにも言ったのと同じ言葉を掛けて。
この優しい少女の命が、無事助かりますようにと。]*
[ベルガマスコの心の核にアクセスしたプログラムは、
一旦は、防御プログラムで止まるが。>>+241
すかさず別のプログラムを走らせて、
防壁プログラムの向こうにいる相手>>+243を突き止めた
冥府の女王の灰色の唇に、にやりの微笑が浮かぶ。]
( ―――…うふふ、 見ぃつけた。 )
[今はただ、種を撒いてきただけ。”今は”、ねぇ* ]
[サブ・ラボで見つけたあの言葉が胸につっかえる。
こいつはかのシークレットコマンドとやらではなかろうか。
どちらにしろ、結末は既に決まってしまっているのか。]
ちくしょうめ。
もう知らない、もう知らない。
自分は難しくは考えたくないのだ。
自分も後に続くっす!
[ ………だが、そのプログラムはやすやすと防壁をくぐり抜け、彼の脳神経に何かしらの細工を施したようだった。
ヘル……『隠す者』の名は伊達ではなく、侵入プログラムの隠匿のレベルはこちらの探知処理速度をはるかに上回るものだった。
これも……すべて、そこのヴォルヴァ博士が仕組んだことだというのかな………?
だとすれば、想像以上に面白い。
正直、彼の言うとおり『ラグナロク』にはさほど期待はしていなかったのだけれど。
彼の記憶の一部でその扉を開くことができるのなら、トレードしても悪くはない。
だけど、彼から
………裏切らないでよ?
じゃあ、また。 ]
― ??? ―
「テオ、大丈夫。
ワタシたちは、死んでも貴方とずっと一緒よ。」
[その声が、言葉が。
唯一のおれの頼りでした。
唯一の、心に残った便りでした。]
Hoch auf dem Gipfel deiner Gebirge
Steh ich und staun ich.
Glühend begeistert,hellige Koppe,
Himmelsstürmerin!
[お前の山脈の頂上高く
私は立って 息をのむのだ
燃え立つ霊感を受けて 聖なる頂よ
天にそびえ立つものよ!]
[いつか、ここに帰っておいで。]
[どれだけ時間がかかってもいい。]
[この唄の続きを奏でられる。]
[そんな国にするために帰っておいで。*]
[こんな愚かな父を、母を、兄を、姉を。]
[どうか許して、プロキオン。]
─メイン・サロン─
[ そして皆が向かった最後の地へと向かう。
エレンから語られた名>>57に、一瞬息を呑んだ。]
──スルト。
[ かつて実験の失敗作として逃亡した変異体。
当時まだ少年だった彼を捜す為、日夜駆け回っていたのだけれど。]
( ──ゲオルグが……スルト……!?)
[ 本人の口から出る肯定>>71。
確かに年代を考えれば可笑しくはないが。
(そういえばあの時の子供の髪色と瞳の色……?)
一瞬蘇る当時の記憶。
泣きじゃくっていた少年。]
……そうだね。
僕は人として死ねたけれど、今更完全な人間に
戻れないことなんて知っているさ。
……でも、あそこで君に襲い掛かっていたら。
僕は完全に君の同胞となっていただろう。
それだけは──僕の心が許さなくてね。
[ ゲオルグの感情が爆発する。
彼の思いと僕の思いは交わることは無いのだろう。
──同時に、彼も辛いのだろう。
叫び声が、罅割れた心に滲む>>113。]
[ ──そして、エレンの姿が変わった瞬間>>140。
僕は不思議なくらいに驚かなかった。
寧ろ──納得してしまった。
彼女が僕に対して気に掛けていたこと。
心配していたこと。
彼女もまた“ソレ”だったのならば
全てがすとんと腑に落ちたから。
──同時に、彼女もずっと苦しんで来たのだろう、と。
獣に襲いかかる獣の姿。
もしかしたら、僕も同じようにあの場に居た
可能性だってあったのだから。]
[ ──そして現在。
もう誰がいつ事切れてもおかしくない状況。
こんな時に見ているだけというのが、こんなに辛いなんて。]**
[ 彼女の髪や、その目元は、ほんのりと温かいのに。
その温度がゆっくりと失われてゆくことが、怖くて仕方ない。
抱きとめた兄も、だんだんと冷たくなったから。
それを誤魔化そうと。
軽口を叩いたのに、バレていない、筈なのに。
それは、本心からであったけれど……
ふ、と僅かに微笑む口元に……
─── 堪らなくなった。 ]
[ いかないで、とみっともない子供のわがままが、零れそうになる。
本当は殺したくなんてなかった。
それでも、"ココロ"を喪って、壊れるよりは、と。
エゴのかたまり。
望んでいたかなんて、分からないのに。
ゲオルグも、ジョエルも……
揺れる視線に、気付いたのだろうか。
じぃ、とぼんやりと揺れる翡翠が、藍玉を覗き込んだ気がして。>> 178 ]
っ、まったく、
こんなときまで、……
[ ナネッテが何をしたのか、どんな心境か。
分かっていながら、そんなことを言うのだ。
その我儘は、酷く優しく、そして甘い。
赦されない、赦されてはいけない……と、雁字搦めに縛られた枷。
魔法の紐を緩めるのは、彼女だったのか。
息ができた。ココロがふわ、と僅かに解れた。
だから。
少し、ほんの少しだけ、自分を"赦して"あげてもいいだろうか。 ]
[産まれた時から重しを背負っていた。
彼の身体能力の高さ>>3:357、異様に優れた嗅覚>>6:+81、それガルーに取り憑かれる以前からのもの。
ハーランは僅かにではあるが、ネオ・カナン固有種ルーの血を引いている。
自身ですら、その事は知らない。
だからこそ、成り立ってしまったのだ。]
…………ジョエルに、
兄に、会ったら……
"もう少ししてからいく"と
……そう、伝えて。
[ 懸命に目元へと伸ばす指先。
救い上げ、両手で包み。
望むように、てのひらを誘導して。
その手が目元に触れたなら。
潤み、湿っていることに、
気付かれたかもしれないな。 ]
おやすみなさい、
ガートルード……
[ 私の可愛い妹。
その"太陽"に、小さな子供を寝かしつけるように。
ひとつ、口づけを落として。
しばらくは……
ゆっくりと、髪の毛を撫でていただろう。 ]**
/*
最終日ですが、
うん、返すがえず、ドロシーさんには申しわけない…
ゲオルグさんが村側との縁故やフラグの積み重ねでの、
最終日の物語としての盛り上げを考えつつ、
ナネッテさんや私と
共有してくださっていた最終日のヴィジョンとは
また少し違った形で、
ドロシーさんも、個人としてのロルからは、
LWとしての覚悟や、ある程度の想定は
持ってくださっていたんだろうな、と
思うので、余計に。
諸々は、エピで…ですね。
村建てとしても、ガートルードとしても
色々至らぬことがいっぱいで、すみませんでした><。
エピでは、村建てやガートルードへの
忌憚ないお叱りやらご意見やら、下さい…
─ before the Project Garm─
[ 約50年前、2回目の Sleeping Shilver Sheepが発動され
ガルー研究所に新たな観察保護体が搬入された。
うち1体は、滅びし煌きの星の生き残りである、
高き知性と血を介し対象を識る智狼がいた。
──その名はソマリ・フォッシェル。
カサンドラが彼の保護を申し出て、
研究所内、目の届く場所にその身柄を確保する。
いつの日か、彼を冷凍睡眠から目覚めさせる為。]
[ ガルムプロジェクト担当者は元ガルー研究所所員であり、
器具からサンプルの保管場所まで相当な情報を知り得ていた。
やがて彼は、ソマリの遺伝子サンプルを極秘に盗み出すことに成功する。
──かくて、新たな実験が開始された。
実験対象は、先祖にガルーをルーツとする
コーシスの民クレステッド・ティセリウス。
ソマリとの共振率は高く、知覚、聴覚共に
想定以上の能力を得ることに成功する。
結果だけ見れば大成功だが
さて、この先。
2,300年の寿命とされるコーシスがこの先どうなるか?
それは当時誰も知り得ぬことであり、
ただ目先の成功に一時の美酒を味わうのみ。
力を使い続けた結果、死者の声は日増しに通るようになり、
心は徐々に擦り減った。
クレステッドの中に潜む体内のガルー細胞は
静かに体内を浸透し、やがて完全なガルーへと進化する。
その結果に気づいたのは、数十年前のこと。]
[ 私はヘルの能力に感心しながら、それでもたかがプログラムと侮っていたのかもしれない。
そのプログラムが……いや、冥府の女王が、私の存在を突き止めたこと>>+246には、そのときは気づかなかったのだから……。 ]
>>+137
[ 遠き星の彼方には、ガルーが精神を崩さぬまま、
人間としての記憶を持ち行動する。
その研究を行っている施設が存在する。
専門では無いのだが、創始者自体とも
切っても切り離せない命題を抱えているから。
──その施設の創始者名はクラウディオ・エスタロト。
尤も、この名が本名であるかは定かでは無い。
身分的、正体的に偽名を使っている可能性もあるのだから。
煌きの星出身のガルーであり──
ソマリ・フォッシェルの祖父でもある男。]
/*
ソマリのおじいちゃんの名前は暫定で勝手に決めちゃったので、偽名の可能性も。
そこはもこさんに聞こう()
そしてえぴまでもつか…ねむくてやばい…
[ハーランが本当の意味で、底なしの馬鹿であれば。
流れに身を任せる事ができたのなら。
結末は、違ったものになっていたかも知れない。
だが、気が付いてしまった。
飼い犬>>0:275の内にいた、その何かに。
それを失い、悲しみに暮れて亡骸を抱いたその時。
脳の内に電撃が走った。
ガルーが望むその血を引くものであったがために。]
あいつは、自分の知らない事を何でも知っていたっす。
宇宙の理から、美味しいジンギスカンの焼き方まで。
そして、人々の闇までも。
[だが、薄まった血であれば本当の共生関係は築けない。]
知ってるっすか?
共生と寄生ってのは、元は同じ理屈なんだって。
相利共生、片利共生、片害共生、数ある形の一種に過ぎないんだって。
[やがて、あいつは自分を狙うようになった。
やがて、自分はあいつを恐れるようになった。]
[だから声が聞こえてきた時>>1:*13、恐ろしかった。
自分はただ、自分の意志だと勘違いをしたまま操られていたから。
いつの間にか、海賊という正反対の立場に違和感を感じなくなってしまう程に。
もしかしたら、あいつは初めから知っていたのかも知れない。
同胞のいた、金馬の事を。]
…………………なんだ?
…………………………なにか、肝心なことを忘れてしまったような気がするんだが…………。
………………んんん………何を忘れたのかすら思い出せん………………。
なぜ、私はここにいる…………?
何が、私を…………………ううう………気分が悪いぞ………………。
[ 喪われた記憶が彼の基板を、アイデンティティを揺らがせる。
彼の場合、自分が議会議員としてここまで生きてきた意味すら不明瞭になっているよう。
彼は、壊れてしまうか、否か。
楽しい玩具だから壊したくないなぁ、あはは。]*
/*
そう言えば、ラグナロク発見まで
エピ前でやるんだと思ってた。
そうじゃないならそれはそれでよかったね。
そう思う反面、
今稼働できる涙のひとは大抵出してるから
次に行きたいなあ、と思ったりする。
そこは村たてさん判断かな、と見守ってる…
思い出したっす。
[自分があいつの奥底で眠っていた時の事、何もかも。]
ごめんよ。
[一筋の涙が伝う。]
いつだって恐れられて>>3:357。
天然の入った自分>>+142には、そんな人の目通じなかったけれど。
あんたは、いつも辛かったのか。
最初に相棒と呼んだのは自分なのに。
自分が、最後の砦にならなきゃいけなかったのに。
信じてやれなくて。
ごめんな。
──── ────
[ 瞳を閉じれば、真っ暗闇が訪れる。
その瞼の裏側に、ちかり、ちかり、と輝く星々。
星の意味を、もう、知ることはないけれど。
きっと、その星々に込められた意味は、
皆、それぞれで。 ]
[ 海賊船の中。
そこら中に夥しい量の血液が散っていた。
ナイフを手にした少女は泣いたのだ。
生きていたことを、絶望して。
殺してしまった十字架を背負って。
生きていなければならない、と
ナネッテに枷を掛けた。
透明な鎖で繋ぎ、泥濘つもる暗闇の中で
一筋の光だけしか見えないように、目隠しをして。 ]
[ ずっと、ずっと泣いていた。
兄の瞳を奪ってしまったことが哀しくて。
ひとりぼっちが、寂しくて。
生きていることが辛くて。
赦されるためだけに生きる人生は。
どれ程くすみ、灰色の味であっただろうか。
それなのに、あまつさえ
ほんの少しの"幸せ"を手放すこともできずに。 ]
[ 怒りと憎しみの矛先を、海賊へとすり替えて。
自分が赦せない、憎い!ということは沈めて沈めて。
死ぬためだけの人生に……
償いもせず、赦されるのを待つだけの人生に……
意味なんてなかったのかもしれない。
けれど。 ]
[ 今は、少しだけ思うのだ。
もしかしたら、
この日のために、
生きていたのかもしれない、と。
裏切った、そして知った。
自らの愚かさも、醜さも、未熟さも、全部を。
残っていた"ココロ"が
痛い痛い、と悲鳴をあげた。
貴方を "赦す" ために……
貴方に "赦される" ために……… ]
[ 償いも、贖罪も、十字架も。
その全部が、消えることはないけれど。
獣の瞳を、ゆっくり閉じた。
ただ、束の間の、休息を……。
その暗闇の中で、ナネッテはひとつ、呟く。
── ごめんなさい、
ありがとう……
もう、泣き声は聞こえない。]**
[それに、まだ自分の知らない何かを抱えていたようだった。
もしかすれば、こうなる事も薄々予期していたのだろうか。
あいつは言っていた。
自分よりもさらに上の存在が、宇宙のガルー>>3:339とでも言うべき存在が、確かに存在しているのだと。それは生き物ですらない自然の理かも知れない。
自分はあいつに従っていただけ、操られていただけ。
けれども、もしもあいつも何かに操られていたとしたら?
それを自覚していたとしたら?
それは、辛すぎる。]
自分は、これからどうすればいいっすか?
[それでも、返す声は無い。
代わりに激しい頭痛が襲い、その場へとうずくまった。]
[ナネッテの気配が、
少しだけ やわらいだ気がして。>>182
それが彼女が、ほんの少しだけ、
自分を"赦して"あげてもいいだろうか。と、
思えた為だと知ったなら、
微笑んで頷いて抱き締めただろうに。
その代り、ジョエルへの伝言の了承も込めて、
潤んだ目元の涙を拭うように、
そっと指先で撫でて。
( ありがと、う……ナネッテおねえちゃん…‥)
[姉のように愛した、大切な人。
額にふれる口づけと、撫でてくれる手に微笑んだ。]
― 回想:サブ・ラボ ―
〜ヨルムンガンド戦〜
[それは唐突に現れた。
蒼い目を宿した10m近い巨躯の大蛇ヨルムンガンド
私やみんなが感じていた視線の主。]
う、あ、ああ……。
[大蛇と一瞬目があっただけで、
その殺気に身は竦んで息が出来なくなり、
私はその場にへなりと座り込んだ。
私にも何か出来る事があるのなら、
それを成そう>>4:+26と思ったはずだった。
覚悟を決めた>>6:+28つもりだった。
だけど、それは何の意味も成さなくて。
その場に居た者達が果敢に戦いを挑む中>>6:+164>>7:+1>>+13
私はただただ震えてそれを見ていることしか出来なかった]
…、ナネッテさん
少し痛むかもしれませんよ
[ 肩口から身体の前面を走る爪痕。
酷い怪我に思うことは色々あったけれど
もし彼女に拒まれなければだが
まずは止血し治療しようとした
瞬かせた瞳に浮かぶ色は心からの心配の色 ]**
[自分を赦すことほど、
苦しいことはないのかもしれない。
[太陽が全てを許すように、エレン。
君が自分を許せますように。]
テオドール…ううん、テオドロス。
愛していた大切な人が遺してくれた、
言葉と心を想った>>5:78
そういう貴方の方こそ、
自分を赦せないでいたのを、知っているわ。
だから、私が貴方を赦してあげたかったのに
…ごめんなさい。
王家の子どもでもない、女神の護り人でもない、
ただの、テオドロスを。
私の大好きな人を。
王家の指輪は、弟のくれた十字架と一緒に、
首に掛かっている。>>5:81]
[激しい攻防の末、ヨルムンガルドは霧散した。
それでも暫くは立つことさえ出来なくて。
誰かに手を差し伸べてもらって起こしてもらった気もしたけれど、
その相手の顔を見る余裕すらなかった。
ディークさんには、
もしもの時は身を守るように言われていた>>6:+109し、
私も護ることの重要性は理解していたけれど、
体が動かなかった。]
……。
ごめんなさい。
[体の震えが収まり、
やっとの思いで動くようになった口から出たのは謝罪の言葉。
結局、私は何も出来なかった。
ずっと怖くて、不安で、辛くて、
それでも頑張ろうと思ったのに、
そんな決意すら薄っぺらいものだったと痛感させられた。
そんな自分が悲しくて、情けなくて。
謝らずにはいられなかった。]
― 少し先 ―
[他の人達が苦しむ度、記憶の断片が浮かび上がる。
やがて幾人かの"涙の記憶"が映し出されたのち、ヘルは『半分の鍵』として紅い宝石をこちらに差し出すだろう]
…これ…
[それは、先程見覚えのある形。]
ムニン!居るかい?
[左目の紅い鴉を呼び寄せたなら、その片割れと同じように、
虚ろの右目に宝石をはめてやろう。
果たしてどうなる??*]
[
一つめの月に、願ってはいけないんだって。
賢い囁きは、
もう、”ほんとう ”をなくしてしまったから。
二つめの月に、祈ってはいけないんだって。
優しい目の奥の心は、
もう”からっぽ ”だから。
]
[ 私の中には、まだ一つ目の月の
“ほんとう”の欠片があるだろうか。
私はまだ、“からっぽ”ではないだろうか。
分からない…でも。]
[ ディークの掌の温もりを。
ナネッテの名前に籠めてくれた信頼を
テオドールが遺してくれた心と言葉を。
私を信じてくれたクレステッドを。
心を守るように抱きよせてくれたミーネを。
撫でてくれた”あの人”の手を。
刀の教えを託してくれた、あの日のゲオルグを、想った。
それは、私にとっての三つ目の月の光のように**]
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