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天に記す一葉 は 空賊殿下 ダーフィト に投票した
国軍技術開発部主任 マチス は 空賊殿下 ダーフィト に投票した
空賊殿下 ダーフィト は 空賊殿下 ダーフィト に投票した
飛行士 コンラート は 空賊殿下 ダーフィト に投票した
天の子 マレンマ は 空賊殿下 ダーフィト に投票した
天軍指揮官 ナネッテ は 空賊殿下 ダーフィト に投票した
空賊殿下 ダーフィト は村人の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、天に記す一葉 、国軍技術開発部主任 マチス、飛行士 コンラート、天の子 マレンマ、天軍指揮官 ナネッテの5名。
天軍指揮官 ナネッテは、天軍指揮官 ナネッテ を投票先に選びました。
天軍指揮官 ナネッテは、天の子 マレンマ を能力(襲う)の対象に選びました。
息子へ。
この手紙を読んだなら、すぐに燃やしてほしい。
すぐに、確実に灰にするように。
私は幼少の頃より、かの尊き御方の恩を受けていたものだ。
野外でのティータイムの折り、私にビスケットを渡してくれた
白く美しい指は、今でも私の目に焼き付いている。
あの御方の忘れ形見が亡くなったと聞いたときには
あの御方を再び失ったようにも思い、大いに嘆いたものだ。
そのご子息が実は ───いや、それはよそう。
ともかく私はこれより出奔する。家督はおまえが継ぎなさい。
私は釣りの時に海に落ちたまま、行方不明としておくように。
元気で。体に気を付けなさい。
p.s.戸棚にあったレバーパテの缶はもらっていく。
───ある貴族が残した手紙。今は無い。
[ 爆発し黒煙をあげるカルカリアス号から、半ば無理矢理に視線を外す ]
……死んでやがったら、ぶっ殺す!
[ 歯を食いしばり、唸るように無茶中の無茶振りをを宣した声は、震えてはいなかった ]
/*
子爵のロマンス…!
そして母上の思い出ー
誰の追悼だww
(ありがと、おれのせいで最後まで名無しであったお目付役に代わって礼を言うぞ!
それと、宇宙船がこちらに来るようです。
ずいぶんと、速い──
[報せる間にも、光点が大きくなっているのに気づいて、
声が少し焦った。]
[爆音の後、堕ち行く艦。
そして、離れた場所に在る、傷を受けし主の姿]
…………。
[表情が僅かに険しくなるのは已む無しか。
それでも、声上げる事無く窓の向こうの在り方をただ、見つめる。
見届けるは己が務め。
真紅にあるのは、その一念。*]
― 飛空戦艦上空 ―
…───── ふ、ふ。
[続けて大天使の唇を割ったのは、笑い声だ。
戦艦に対した時以上に楽し気に喪われた腕の先を見遣り、
それを目の前に掲げて短く詠唱すれば、
やがて腕は再び元の姿を取り戻した。
そうして笑み含んだままの瞳を、
爆発し、命数終え行く飛空戦艦へと向ける。]
[乗員を叱咤しながら、瞳はもう一度カルカリアス号があった場所へと向く]
(地獄にお前の居場所は無い、そうだろう?)
[絶望的な状況にありながら、マチスはダーフィトが死んだとは思わなかった。
信じたかった、彼の生を]
(俺達には幸運の鳥がついてるんだからな)
[3年前に共に見た、青緑の鳥。
見つけたそれを誰かに教えることで、両者に幸運が訪れると言われているもの。
ダーフィトが鳥を見つけて、マチスに教えてくれた]
(信じてるぞ、ダーフィト)
[ワァズと共に、再び見えることを*]
その命にて贖う”夢”の行く末、今少し見届けてやろう。
[大天使の唇の端が、笑みの形へと上がった。
今起こったのは、ただの爆発ではない。
それであれば、大天使が傷つくことなどなかったはずだ。
けれど爆発の直前に目にした青き輝き>>5:181、その力、
それは大天使の護りをすら、僅かなりとも凌駕した。
そうした人の在りよう、その示す強き意志の煌めき。
まことそれをこそ、輝ける翼の大天使は寿ぐ。]
/*
ダーフィトのフルネームに関しては、知ってるの、クレメンスだけという。
しかも、本文中には出てこないという (←
あと、アデルのこと説明するとき名前が必要なら「ムニエル」って命名するつもりだったCO
なに、宇宙船が? そうか。
…────、ふ、ふふ。 なるほど?
つまり、これは囮か。
[愛しき子の囁き声、それに時ならず楽し気な響きが返った。]
/*
やあやあ、いらっしゃい、結局すれ違うしかできんかった御方w
と、出迎えた所で、ちと睡魔に負けておくよ、と。
また後に。**
/*
影翼殿はお疲れ様。
ダーフィト様(名前知らないままだったっけ?)。
墓下で散々喚いてるけど、こちらの歌を逆手に取った音響兵器にはしびれましたよ、ええ。
[大天使は天の子の声を受け、ついと上空を振り仰いだ。
ほそく、銀の輝きが地上から放たれた矢の如くに空駆けあがる。
大天使自身が置いた輝ける防壁の向こう、
留め置いた天使らの一軍は既にそちらへと反応した様子であった。
────とはいえ、少し距離が遠い。>>5:196
天へ疾駆する銀の輝き、
その速度を思えば、天の軍の駆け戻るよりも早く、
人の子らの船が光の御船の高度へと達するかに思われた。]
[思わぬ楽し気な様子に虚を衝かれる。
少し、ほんの少し…
楽しそうに消えていったシメオンのことが思い出されて、眉を下げた。
けれども、すぐにその感傷を頭から追い出す。]
もう、船を止めに出ています。
師父がお戻りになるまでは、通しはしません。
[裏を返せば、早く帰ってきてほしいという無意識の要請でもある。]
マレンマ、すぐに戻る。
それまで少しの間────、頼むぞ。
[間に合わぬ、と。
分析を置いて、天の子に託す声は僅かに厳しさを帯びる。
既に上空にあった天使の一軍は動いている。
彼らがいち早く、天の子の率いる軍に合流を果たすはずだ。]
/*
>>+5
だって、アデル末期の「謳え!」は戦記村史上に残る格好よさだったからなああ
シビレました
音攻撃、喜んでいただけたようで何より♪
[ 目指す空の先、天使達が守りの陣を固めるのが見える。
そして、その向こうに ]
マーレ…
[ 吐息のように、その名を呼んで、僅かに目を伏せる。しかし、操縦桿を握る腕は微動だにせぬまま ]
ああ、
…───── 任せた。
[かのいとし子の抱いた感傷>>*3には気付くことなく、
代わりに気を張る子へと選んだのは、厳しくも響く言の葉。
今は甘く優しい言葉の、力なきと知るために。…ただ、]
― 天の御船 ―
[天の声にて大天使と状況を伝え交わしながら、
天使の一軍を率いた天の子は、宇宙船を待ち受ける。
密に並んだ天使の層は、守り抜くという意志のあらわれ。
その上に浮かぶ勇魚の背に乗る天の子は、
周囲に十二の天使を従えている。
遠目から見れば、大きな天使の輪とも見えるもの。
天の子自身の意識と深くリンクした、生ける魔法陣だった。]
[加速するトラオムングの上方で、天使の一軍が進路を塞ごうと宙を翔ける>>196]
ランチャー砲、発射!
[魔導砲は光の船への攻撃のために使うことが出来ない。
そのため比較的装填がしやすい、4門のランチャー砲により迎撃を試みた。
完全に進路を塞がれないうちに突破しようとする]
[その更に先、光の船の近くに見慣れない一団が立ちはだかる。
天使らと共にいるのは、鯨のような形をした巨大なもの]
………
[守りの陣を敷く天使の中心、巨大な魚の上には、マチスの記憶に残る面影を持つ青年の姿があった]
阻むってんなら、容赦しねぇ。
[急ぎランチャー砲の装填が行われる中、初手のタイミングを測るトラオムングが光の船と同じ高度へと到達した]
特殊戦闘機部隊、出撃!
[上昇の姿勢から水平へと機体を戻させ、格納庫を開き特殊整備した戦闘機部隊を出撃させる。
その構造上長時間のフライトは難しいが、天使らを分断、迎撃するにはうってつけの部隊だ。
守りの陣を崩すべく、鋼翼の一団が疾駆する*]
[宇宙船よりも速度は劣るとはいえ、
高いところにある天使の一軍は、すぐにこちらに加わるだろう。
まずはそれまで持ちこたえようと、腹を括る。]
これ以上は人が踏み入るべきではない領域。
戻りなさい。
[宣言と同時に、天使たちが光の槍を投げ落とした。*]
待っておいで、
…… すぐに、
[ふ、と。案ずる心掠めさせてしまうは、
どうしようもなく、心近しくあるゆえに。]
/*
ついに最終決戦が……!
互いに大規模な攻撃の応酬でかっこいい……!
見守り態勢になりつつ、今日のところはおやすみなさい**
( ─────、行け。 )
[無言の命に感応して、既に大天使の率いてきた天使の軍は、
天の子が守りの陣敷く天の御船へと全速で戻りつつある。
大天使もまた、六翼の翼を広げた。
背後に、最後の爆音が響く。それを見返すことはなかった。*]
/*
天使の一団、どっちが描写正しいん…。
多少は塞がれるのかと思ったんに、>>5:196だと。
あとアンカミスってらし>>9
[高高度に留め置かれた天使の一軍は、
不完全ながら人の子の船の進路を塞がんとして立ちはだかった。
上級天使の指揮なき光の軍勢に、
人の子の持つ砲撃が撃ち放たれる。>>9
それらは幾つか、光の天使の隊列に穴を穿った。
お返しとばかり光の槍が人の子の船めがけて放たれたが、
戦果は如何にあったか。
どちらにせよ、船が突破を主とするならば、
速度は船が上である。
陣抜けられた天使らは、大天使の指示に従い、
天の子率いる守護の陣に加わるべくその後を追った。]
/*
未確定が多すぎるとログ齟齬が起きるので困ると言うか、バトルに関しては自軍の動きは確定した方が動きやすいよねって思う。
が、俺も相手にぶん投げたままとかは良くやる(
/*
正直マレンマも私も確定していないので、天使サイドとしてはぶっちゃけどちらでも良い。人間サイドに決めて良いよという投げっぱなし方と見えていたかなあ。>>5:196
/*
まぁなんだ。
未確定は良いんだが、一度ぶん投げたなら相手の反応見てそれに合わせる形が好き、って言う話。
齟齬りたくないだけ。
[厳しい響きを初めて向けられて、短く息を吸うと同時、胸が熱くなる。
それは確かに、天の力の一端として認められたような喜びを伴い、
応えなければという責任感を生じさせるものだった。
心奮い立たせ、はい、と短く答える。]
[それになによりも、]
待っています。
あなたはいつも、ちゃんと来てくれますから。
[自分を思ってくれる師父の心が傍にあると、
伝わる温もりが、怖気を拭ってくれていた。]
[ ランチャー砲の砲撃は、空を埋め尽くすかと見える天使の防御のうち、僅かに薄いと思われる場所に集中し、コンラートは、その隙間を縫うように、トラオムングを上昇させ続ける ]
大将!来るぜ!なんかに掴まってろよ!
[ やがて、これまで到達したことの無い高度まで機体を運べば、マレンマの宣言と同時に、光の槍が降ってくる ]
くっ!
[ 初撃は、魔法の装甲に阻まれ、船を大きく揺らしたが、船体を貫くことはなく、速度そのものも変わらない。
その間に戦闘機部隊も、天使達を各個撃破するべく動いたか* ]
/*
あっ。
特殊戦闘機って言うから、なんか特殊な攻撃してくるのかなあと思ってちょっと待ってみたけど、単に高高度飛べる戦闘機ってだけだったかな?
だとしたらもう少し反応置いた方が良かったね。うん。
[ランチャー砲による迎撃に対し、天使らからも光の槍>>14が放たれる。
事前に魔力障壁の展開を指示していたため威力を減じることは出来たが、数が多ければ船体にも到達する。
だがトラオムングは速度を緩めず、更に上を目指した。
被弾による揺れは、
[マレンマの警告>>12はトラオムング内まで届くものなのかどうか。
ナタリエルのように声を届けるものではないのであれば、それに応じる声を返すことも無かった。
コンラートの声>>15に従い、自分が座るシートにしがみ付く。
衝撃が船体に走ったが、どうにか高度は維持出来たようだ]
っ……射程距離、算出しろっ。
[魔導砲の射程内には入っているだろうが、ランチャー砲はそうも行かない。
フルバーストで光の船にお見舞いすべく、各所で調整が始まった]
[出撃した戦闘機部隊は守りを固める天使らの分断を主に狙う。
機銃や捕縛網を駆使して隊列を乱せたなら儲けもの。
ただ、マレンマが周囲に従える十二の天使を崩すのは骨が折れそうだった。
恐らくは近づくことも難しかろう*]
[戦闘機の群れが飛び回り、天使たちに攻撃を加えてくる。
機銃や捕縛網の攻撃に晒されて隊列のあちらこちらに綻びが生じ始めた。
だが天使たちは愚直に己の位置を護り続け、
天の御船と宇宙船の間を遮るべく緩やかに移動を繰り返す。
戦闘機たちを捉えるべく、断続的に槍が一斉に放たれた。
一方、天の子に近づきすぎた戦闘機へは、勇魚の尾や鰭が襲いかかる。
正面から来たものに対しては、呑みこもうとさえした。]
[揺れ動く勇魚の背にあって、御子の姿勢はぶれることは無い。
魔力的なリンクが保たれているがためでもある。
平らな大地に立つがごときの姿で、神に祈り、力を請う。]
Placere succendam spiritum
Vocare hostem vincere tempestas
[術の完成と同時に、宇宙船の周囲に強い風が吹き始める。
それはやがて、竜巻ほどの強さで暫し吹き荒れた後、
ほどけて空へ消えていくだろう。*]
[ ふと、見上げた空は、高く青く澄み渡っている ]
Il Regno dei cieli
[瞳に、浮かんだのは…ただ、懐かしげな、いろ** ]
[天の軍勢と大天使は、全速力で空を駆けあがる。
大天使の身には既に傷の跡など見えず、
ただ、良く知る者が見れば輝きは常よりも僅かに落ちるのみ。
逸る心のそのままに、けれど馴染み深いはずの天空が、
今はもどかしいほどに遠く高く目に映る。]
ああ。
そうか───…、
…… 三度目、だな。
[愛しき子の元へと天を駆り、駆け付けるのは。
最初は地上に降りて迎える為、二度目は目覚めを祝する為に。
飛翔の合間、いとし子の声の響きに微笑み添えて返した。]
[宵闇のヴェールを抜けるようにして現れたのは、後ろ髪をひとつに束ねた青年だった。
青年は、その腕にもう一人を姫抱きにしている。
運ばれているのも、同じ顔をした青年だった。
意識を失っているようで、その目は閉じられている。
胸に置かれた左手は肘から先がない。]
お邪魔しますわ。
[新参者はしとやかな女言葉で挨拶をすると、いつのまにかそこにあったカウチソファに抱えていた青年を横たえ、自身はそのソファの端に腰をおろす。]
ダーリンは起こさずにおいてあげましょ。
/*
というわけで、おはようございます
墓下ロールはワァズがお相手するそうですw
よろしう
今日はいたりいなかったり、ゆるゆるしているよー
昨日のバトルロールを読み直してきたぞ。
やられるの早かったなw
1R
《人間》魔法をかけた榴弾打ち上げ (遠)
《天使》光の槍の雨 (遠)
2R
《人間》徹甲弾 (遠)
《天使》神の鉄槌 (遠)
3R
《人間》歌う戦艦 (遠)
《天使》大天使の祝福 (遠〜近)
4R
《人間》サイバネ攻撃 (近)
こう列記してみると、バトルロールの展開としてはいいR数なんだけども。
いかんせん遠くて個体識別難しかったねw
大天使さまがひっかかったのもワァズだしね(
ダーフィト認知度低www
デカいの(鉄槌)来る前に、ワラワラと包囲乱闘あるかなと思ってたけど、距離縮められなかったなー
さすがに鉄槌防ぐのは戦艦何様だからないぜと、やりたかった音攻撃をえいやっ!と挿入した上で喰らっときました☆
2000mくらい落ちたけどまだ地面じゃないって素敵♪
でも多分、チート護衛あるダーフィト以外、サバイバル難しそー天使容赦ねーってなった。(ダメージロールしたの自分な
その後、大天使と会話タイム来るかなーと思ってたら、ここも祝福投下来たので、遠いwwってなりながら
槍命中の時点で艦吹っ飛んだなーと思って、ホントは対話からの肉弾戦で大天使さまのみぞおちにブッ刺したかったサイバネ爆弾をそっと挿入しつつ、サヨナラ!した☆ 愉しかった♪
大天使さまとの直接会話に持ち込むには、フラグ足りてなかったね、うん
ナネッテの超越感、あれは良いものだ☆
戦力的にはマチスらの援護というには弱かったかも、すまねえと拝みつつ、
任せて安心の大天使さまがしっかりダメージゲットしてくれたので最終日のフラグにはなったでしょう。
いろいろ想定ズレてて慌てさせたたかもしれないけど、お相手感謝でした。
/*
歌はダーフィトにだけ渡した想定かもしれないと今気付いたが、いやこれ、円盤に移せるならこっちにも装備してなきゃダメじゃね?と思うので使う(ごめん)
[ 天の船に近づくにつれ、天使達の攻勢は激しくなる。一斉に落とされる槍の雨は、徐々に魔法障壁を貫通する数が多くなり、トラオムング本体にも相応のダメージを与えることになった ]
[ しかし、推力を保つ蒸気エンジンと噴射部は念入りな防御を施され、更に魔法を使える兵達が防御魔法を懸命に重ね続けている。
結果、傷つきながらも、トラオムングは飛び続け、やがて、機体に据えられた拡音器から「天使の歌」が響き始めた ]
くっそ!墜ちてたまるか、よっ!
[ 咄嗟に、機体を安定させるために稼働していた熱噴射を一度切り、気流に逆らわず「泳ぐ」ことで、決定的な破壊を逃れる道をとる ]
やってくれるよなあ…マーレ。
[ 竜巻が空に消えた後、トラオムングの速度は確実に落ち、拡音器も沈黙していた。乗員のいくらかは、錐揉み状態の間に、機内で行動不能となっているだろう。
それでも、竜巻の消えた向こうに、青い空と輝く天の船の姿が近づいている。
大天使の帰還と、天の船の前に立ち塞がる天の子の元に人の子の船が到達するのと、どちらが先か* ]
……落ちなかった …。
[術の効果が切れた空には、依然として宇宙船が飛んでいる。
その操船技術のすさまじさに思い至るには知識がなく、
ただ、なぜかコンラートの顔が一瞬思い浮かんだ。
いないでいてくれればいいのに。
浮かんだ願いが、もう無意味なことは知っている。]
[さらに攻撃を加えるべきか、守りを固めるか迷った後、
宇宙船を落とすことに、力を注ぐことにした。
もはや修復不可能なほど散漫になった防御陣は
再構築を諦め、天使たちが個々に攻撃するのに任せる。
自身は再び十二の天使の魔法陣を展開させ、
精神を集中させて次なる詠唱に*入った*]
あれ、魔法陣なのか!
[天使の魔法陣を行使したところを見たことはなかったため、そうと気付くのが遅れた。
コンラートの進言を受け対処へと入る]
”歌”を流せ!
[守りを固める天使を崩す切欠にもなるだろうと、”音”を組み上げて作った擬似的な天使の歌、「対天使音律」を流す。
和音で構成された機械的なハーモニー。
円盤から音響機器を伝い、拡声器から外空間へと響き渡った]
[”歌”の準備が出来る間にも天使からの攻撃は続き、船体が大きく揺れることが多くなった。
魔力障壁だけでなく、船体の装甲にも防御魔法や強化魔法をかけられているのだが、攻撃手が多ければダメージは蓄積して行く。
飛行に重要な部分は念入りな保護がされているため、どうにか飛行する体は保たれていた]
ぐっ……!
[光の槍とは別の、天使らの魔法陣を介した術がトラオムングを襲う。
軽量化が徒となり、船体は吹き荒ぶ風に煽られ、体勢を維持出来なくなった船体が錐揉み回転した。
マチスはシートにしがみ付き、ともすれば浮きそうになる身体を押さえ込む。
やがて回転の衝撃が和らぎ、船体が安定し始めた。
コンラートがその手腕により、安定化のみならず船体の破壊を防いだらしい]
っく……あそこをどうにかしないことには届かないか。
[音響機器も止まり、周囲では目を回している乗員も少なくない。
頭を打った者は治療に回し、そうでない者は目を醒まさせて船内の機能を戻しにかかる。
音響機器も、もう一度使えるように準備だけはさせた]
光の船を護る一団と、船の両方を射撃範囲に含める位置へ。
[指示するのは魔導砲及びランチャー砲の発射準備。
魔導砲は主に光の船へ、ランチャー砲は立ちはだかる一団へ。
狙いという狙いはせず、範囲に含むような形で放つことにした]
戦闘機部隊に対し光信号を。
[乱戦の様相を呈し始めた天使らの防御陣へと攻撃する特殊戦闘機に対し、射線から外れるよう、短い光信号を出して指示を出す]
”歌”をもう一度。
[発射までの時間稼ぎのために音響機器を再び動かした。
ただし、先の衝撃で円盤に傷が入ったようで、音が飛び飛びになる箇所が現れている。
一時的にでも効果があれば、とそのまま「対天使音律」を流した]
魔導砲充填率100%
射口径最大
ランチャー砲、あの天使の魔法陣に照準を合わせろ。
───── 放て!!
[光の船を落とすために準備したフルバースト。
魔導砲の砲口にエネルギーが凝集し、数拍のラグの後、最大口径の魔導エネルギーと4発のランチャー砲がマレンマ達と光の船目掛け射出された**]
……おう、これはまた驚きの登場だな。
[新たに現れた者たちを見て、最初に口をついたのはこんな一言]
と、いうかだ。
アンタはアレか、あのからくりの方か。
[そこまで言って、ふと気づく。
対峙を黙示天使に任せていた事もあり、彼らの名は知らんかったなぁ、と。
思いながらも、名を問う事はしない。
影にとって自分から名を請うという事は、告死の宣を向けるという事に直結するものだから。*]
あなた様は、天使の翼教会においでになられた御方ですわね。
[シメオンに向けて優雅に会釈。]
ワァズの望遠レンズは、あなた様を収めましたわ。
[ワァズは一人称に自分の名前を使った!*]
>>34
トラちゃんが歌っているのね。
頑張って〜
ワァズは、あの後、天使たちを酩酊させる歌を破壊音波の領域まで引き上げる計画だったのですが、間に合いませんでしたわ。
今、ここで実演してみてもよろしいかしら?
Benedictus es,Domine,in firmamento caeli.
Et laudabilis,et gloriosus,
et superexaltatus in saecula.
[移動する宇宙船を追うように、天の勇魚は空を泳ぐ。
いざとなれば我が身を盾としても御船を護らんと。
その背で祈り捧げる天の子の周囲では、
十二対の翼織りなす魔方陣が複雑に変化を続け、
ここで散った天使の光が、今だ形為さぬ天の霊質が
渦を巻くように集まってきていた。]
Domine, exaudi orationem meam.
Et clamor meus ad te Veniat.
[「対天使音律」が天使たちの動きをかき乱し、
狂った天使の一部があろうことか光の槍を御船に放つ。
だが御船を包む光は柔らかく揺らめいて、それらを呑み込んだ。
もはや戦うもままならない下級天使たちの中にあって、
天の御子守る勇魚と十二の天使は偽りの歌に揺らぐことはない。
既に、彼らの精神は御子と深く繋がっているからである。
機械仕掛けの歌に抗するように勇魚が高く長く歌えば
音の波動は振動となって、歌奏でる機械を共振させんとする。]
Bella premunt hostilia;
Da robur, fer auxilium.
[主に祈り捧げる中、胸の中のどこかが痛んだ。
孤児院に来ては、いつも玩具と笑顔をくれたひと。
兄とも呼んで慕った、幸せを願ってくれたひと。
その人たちが乗る船を落とそうとしていることに、
振り切ったはずの想いが埋火のようにくすぶり、
主への、師父への敬愛を呼び覚ましてさらにそれを埋める。]
[結句を紡がんとしたのは、
宇宙船の砲門に光が膨れ上がるのと同時だった。]
Ostendite signa coram me...!
[勇魚が吼え、天使たちが翼震わせる。最後の言葉を叫ぶように紡ぐ。
輝くエネルギーに満ち溢れた、小さな太陽のごとき光球を、
咄嗟に、宇宙船にではなく御船狙う破壊の力へ向けて放った。
ふたつの力は空中で衝突し、
全てを白く染め変えるように、爆発した。]
[膨大なエネルギーを孕んだ二種の力の衝突の余波は、
残余の天使たちや、救援の先頭をも呑み込んで吹きすさんだ。
魔導砲の射線上に割り込もうとした勇魚の斜め上、
宇宙船よりは御船に近い場所での爆発である。
周辺にいたものすべてを吹き飛ばした爆光が収まり、
濃い霧のようにたなびく光の粒子の名残が晴れたとき、
人は、天なる御船の輝しき壁面に
悪魔の牙痕のごとき巨大な穴が穿たれているのを見るだろう。]
[爆風を間近で受けた天の御子はどうであったか。
エネルギーが衝突する寸前、
勇魚が体を反転させて巨体を持って御子を庇い、
十二の天使が翼広げて幾層にも重なる盾となる。
それですら易々抜ける衝撃を影なる翼が受け流し、
黄金の輝きが球となって包み込み、守り抜く。
いくつもの献身に護られて、天の子の身は、無傷のままあった。]
[爆風の名残が消えるころ、
耐え抜いた黄金球は澄んだ音を残して砕け、
御子の身体はふらりと落下を始めた。
深く意識繋げた十二対と勇魚の受けた衝撃に、
まともに受けた御子の精神が、耐えられなかったのだ。
昏睡に陥った天の子は、上がってくる天使の群れの間をすり抜け、
遙かな地表へ向けて、石のように落下していく。
その上から、身体の半分以上を失った勇魚もまた、
緩やかに漂い落ちるように、高度を下げていった。**]
/*
少しだけ、
ほんのちょっとだけ、
魔導砲の理屈が分からなくてもやっとするのよ。
魔法、って言ってもいろいろあるから、ね?
とはいえ、理屈不明になった理由も多少わかる。…わかる。
/*
神は細部に宿る。
説得力はディテールとフラグに宿る。(そしてログが長くなる)
…という話を家庭内でちょっとしていました。
/*
なんたる派手な攻撃の応酬よ。
人の軍の巨砲もさることながら、それを受けて立った「おとうと」の力にも感服するものである。
というわけでこんばんは。接続ゆるゆるです*
クジラの歌も、ロマンね >>37
[窓の外を眺めて聞き入っていたら、陽光色の天使が声をあげるのが聞こえた。]
あら、女のような…って、
この場で性別を確定できるのって、おじいちゃんとダーリンしかいないんじゃなくて?
[キラーン☆ と目の奥の歯車が輝く。
前からそんな気がしてたけど、やっぱり、この子、可愛いわーっ!!]
/*
こっそりとただいまです。
そういえばなんとなくルビも振らずに書いていたけれど、勇魚も難読漢字ですよね。
勇魚=いさな=クジラの古い呼び方です。
というか、いさな、と打って変換できたことに最初驚いたよ。
[落ちゆく戦艦を見送っていた背に、新しい声が届く。>>+10
振り返り、その姿を見て、]
───…、……。
[驚くのは、そこの光の天使に任せておいた。]
…おまえさんのその顔で、そう喋られると
かなりおかしな感じじゃな。
[しみじみな声音で言ってから、ジンのグラスを掲げる。]
そっちの若造に言いたいことは山ほどあるが、
まずは、よくやった。
[掲げたグラスを、乾杯のかたちに揺らした。]
[ 防御の壁が半ば崩れ、天使達は散発的な個の攻撃に移行した。
一方、大きな魚の上で十二の天使に守られたマレンマは、次の詠唱を開始している ]
時間がねえな…
[ もう一度決定的な打撃を受ければ、トラオムングもカルカリアス号の二の舞になりかねない。
それは当然マチスにも分かっていたようで、間を置かず、軌道とスピードの微調整が機関部より伝声管から伝えられ、光信号によって、戦闘機部隊が軌道上から離れていく>>34 ]
まさか、今、フルバーストを?
[ 「歌」が再び、薄くなった大気を震わせる。周囲に群れていた下級天使達は途切れがちなその音律にも影響を受けて迷走を始めたが、天の船の前で一心に詠唱を続けるマレンマの周囲には揺らがぬ意志の発露が光となって輝く ]
/*
ただいまじゃよ、ただいまただいま。
上の熱量が、こっちにまで届いてきそうだな。
このあとどうなるか楽しみじゃ。
[ フルバーストの狙いは、天の船と防御の陣、両方だと判る。それしか突破の方法はない、とマチスが下した判断は、恐らく正しい ]
[ だが ]
……っ!
[ 止めることは出来ない、役目を放棄することも、それはこの船に乗る全ての人間の命を無為に散らす行為だ。
いや、乗員だけではない、恐らくは、地上に生きる人類全ての命と未来を。
けれど、それでも ]
マーレッ!!
[ 砲が発射された瞬間、コンラートは、この空に昇ってから初めて、操縦桿を操る事を忘れ、声を振り絞って叫んだ* ]
/*
もしもこのあと、おにいさまが私を追って宇宙船ごとダイブしてきたら惚れ死ぬわー。
分かってる。無茶です。
物語上の目標達成のためにはできないことです。
だいたい、私が助かる道はPLレベルで見えてるし。
私がおにいさまでも、絶対しないし。
でも万が一にでもされたらきっと惚れ悶えて死ぬ。
ややっともやっとする魔導砲に、酔っ払いの勢いで理屈をつけてみる試み。
〜魔導砲とは〜
人類の理と知を結集して作られた、対天使最終兵器である。
人類の血の最高峰たる魔導研究機関所属の魔道士たちが組み上げた呪を結晶と為し、その結晶に蒸気機関から生み出されるエネルギーを蓄え増幅し、破壊の力を持つ光線として放つものである。
天使、さらには神と呼ばれる存在ですら、知と理論を信奉する理論魔法の使い手たちにとっては、言語と論理によって規定される存在に過ぎない。
故に彼らが構築する魔法は、天使という存在が張り巡らせる防御をも解析し、分解して打ち砕くことができるのである。
つよそーう。(ややっと厨二感)
ああ、あの時もいたのか。
[いつか訪れた場所の名に記憶をたどる]
ま、その前にも見かけてはいたが。
[裁きの日に見かけて、黙示天使に情報を流して。
機会があれば対する事もあろう、と思っていたらありそうでなかったというのはさておいて]
まあ、厄介そうだなあ、と思っちゃいたが、実際にそうだったようだな。
[口にするのは褒めているのか貶しているのか微妙な一言。
黙示天使とのやり取りは、どこか楽し気に眺める態を取っていた。*]
/*
いやもう、本当に各所惜しみない攻撃を繰り出してますね……
って、なにを……っ
[ぷるぷるしているが、大人しく撫でられている]
/*
うむ、文字通りの過熱からの大爆発だが。
ここまで来ると、ほんとに全力全開フルバーストだからなぁ。
そこに差し込まれる感情の交差もまたよし、で熱い。
[撫でられてる様子をのんびり眺めている]
― 天の御船 ―
[光輝く船の壁面に、暗き大穴が穿たれる。>>41
輝かしき船に穿たれた醜き傷跡、……けれど。
真に恐ろしきは、その傷の醜さにはなかった。
御船の中、白き天使らが慌ただしく動く。
それは先にマレンマが目にした場所、>>5:173
天の御使いらの生まれる神聖なる場所、その場所が、]
『 ─────…! ……!! 』
[爆音と共に、失われたのであった。]
…………、なに 、
[輝ける天の御船の爆発の余波は、
薄き空気の向こうの大天使の身にも伝わった。
僅かに眉を顰めて上空を見遣る。
次第に空色を淡くしてゆく、その向こう。]
[ばさり。と、大きく六翼が羽搏いた。
急な加速と方向転換に、見えぬ傷癒えぬ身が僅かに軋む。
それを省みることなく、空を駆けた。
やがて大天使の白き腕は過たず、
…──── ふわりと、
天のいとし子を抱き止めていた。>>42]
/*
ふおおおぉぉぉ。
若いおなごの髪はええのう。さらさらじゃのう。
[おなごではありません。天使です。]
[さらに、じじいより年上の可能性があります。]
/*
御船がますますクリティカルなことになってるなー!
と眺めていますが、あの爆発の半分くらいはマレンマさんの魔法の威力ですからね(めそらし
[落ちてきた天の御子の向こう、>>42
その上から無残にも体の半ばを失った勇魚が舞い降りて来る。
大天使はいとし子を腕に抱いたまま、そちらへも顔を向けた。]
…… Vivifica a lumine.
[囁くようにして呪を唱え、勇魚を支えるように掌を上へと向ける。
輝きが勇魚を包み込んだようだった。
その輝きが晴れた後、勇魚は再び──…
……少し小さくなったが、元気に宙に浮かびてある。]
>>+24
[アデルに見つめられて、嬉々として手招いた。
近づくと抱擁が待ってますキケン。]
ええ、ワァズはいろんな形態になれる。
天使の姿にもなろうかと思ってたけど、うまくいかなかったわねぇ
/*
や、やめるがいい!
それにおなごでは……っ
[しかしおなご扱いちょっと嬉sゲフンゴフン]
[実年齢も割と若――いや天使感覚で、だしなぁ?]
/*
あっ。クジラさんも治してくれた!
ありがたやありがたや。
そうそう。
何か乗り物無いとずっと師父が抱えていくことになるからね。
>>+27
[もっと前に見初めて(?)いたという告死天使に]
そうだったのね。影に紛れるのが得意なお方。
ミエザルってお呼びしたくなるわよ。
[天の御子は未だ、
白い顔をして力なく大天使の腕に抱かれていた。
それを見下ろす大天使の表情に陰りがある。
意識失った細い身体を一度抱きしめて、
さらりと、癖のない髪を指で梳き撫でた。]
……… 無理をさせたな。
[それは僅か、己の決断を悔やむかのようにも響き。
他に聞く者のない呟きを風の間に落として、
最後にもう一度、優しく彼の頭を抱いた。]
ああ、色々と目立っていたからな。
[さらりと返した後、上げられた呼び名にこて、と首傾げ。>>+37]
……ああ、なるほど。
見えざるもので、というわけか。
まあ、本来なら、務めはたす相手以外には姿見せないようなモノなんでな、俺は。
見え難いのは已む無しとしてくれ。
[それは理由としてどうなのか。*]
[少なからぬ数の天使が先の爆発に巻き込まれ、
更には新たなる天使が生まれ出る術も失われた。
それでも、大天使には未だ率いる光の軍勢がある。
大いなる無数の翼、それは地上から見上げる者があったなら、
空へと降り注ぐ流星群のようにも映っただろう。
暗き空域、昼と夜との境界線上にある者の目には、
あたかも光の塊せり出して来るようにも映ったか。
人の子の船に下方を映すモニターが備えられてあるなら、
次第に光量調節を必要とするほどの輝きが迫りきて、
言わずとも天の軍勢が追い付いてきたと知れるだろうが。]
───── この子を。
[大天使の指示に従い、二体の下級天使が傍らに飛翔し、
天の御子を大天使の腕より抱き取る。
愛しき子を守る天使らが後方に退いてゆくを見遣って、
大天使は再び上空へと飛翔した。
やがて。大天使自ら率いた天の軍勢、
それに大天使自身が人の子の意志挫くように、
人の子の船の前に立ちはだかった。*]
…───ここまで至るとは、
[透明なまでに音楽的な声は、
地上に裁きを下した時同様に人の子の耳へと良く響く。
それは空気の振動を介さぬゆえ。
艦にある者ら全ての上へと響くであろう。]
仲間を切り捨て、命捨てさせ、至ったか。
…──ふ。その心意気は誉めてやろうぞ。
[暗に先に墜とした飛空戦艦を仄めかせて。
昼と夜との入り混じる狭間の空で、
輝ける六翼の大天使は嫣然と
>>+38
[オートマタはアデルを膝の上に引っ張って座らせる所存。]
ツンですの? これがツンですのね。
なんて愛しい。
[途切れ途切れの音でも下級天使には効果があったようで、一部の天使の動きが乱れる。
それが特殊戦闘機が引くのを助け、戦闘機部隊は一度格納庫へと戻って行った。
飛行限界が近付いていたのもそうだが、ダメージを受けた機体も少なくない。
再び出動するには今しばらく時間が必要となろう]
[マレンマの乗る勇魚が歌声を上げる>>37。
高く長く響く音は、機械仕立ての歌と重なり、打消し、音響機器にまで影響を及ぼした。
共振した機器が共振による振動で破壊される。
傷の入っていた円盤もまた傷を広げ、完全に割れてしまっていた]
[放たれた魔導砲はマレンマが編み上げた術と衝突>>39。
空間が白く染まる]
──── ッ!!
[衝突位置は光の船側。
ビリビリとした振動がトラオムングを襲う。
余波残る閃光には光の粒子が混じり、たゆたうそれが薄れると、ようやく状況が見えてきた]
[視界が晴れた先、光の船に巨大な穴が空いている。
届いた、と。
乗員らが俄かに沸き立つ中、マチスは別の一点を見詰めていた]
………マレンマ。
[己の夢を押し通すと決めたからには、知る者であっても手を抜くことは出来ない。
皆の夢を、命を背負ったからには、選ぶことの出来ない道だった。
救う手を伸ばすことも出来ず、高度を下げていくマレンマ>>42をただ見遣る]
───……魔導砲、再充填。
喜ぶのはまだ早いぞ。
あいつらが引いたわけじゃないんだ。
[沸く乗員を諌め、万一に備え準備させる。
ランチャー砲も再装填が開始され、船内は慌しさに包まれた]
「…── 下方から天使の一団が来ます!」
[周囲の確認をしていたオペレーターが声を上げる。
数多の光に包まれた軍勢>>51。
カルカリアス号に当たっていた天使らが引き返してきたのだ]
特殊戦闘機部隊の状態は?
「損傷の少ない半数ほどならば直ぐに出られます」
已むを得ないな、直ぐに出られるように待機させておいてくれ。
[あの数に対してでは焼け石に水かもしれない。
けれど運用出来る数は限られている。
やれるだけのことをするしかない]
[己を奮い立たせるために、右手にプリズムを、左手に元帥杖を握り締める。
プリズムはいつしか全てが薄蒼に染まっていた*]
/*
いや、天使連中に愛されとるのも良くわかる。
というか、天使陣営の愛の飛びっぷりはすごいな
特に大天使殿は初手から追悼まで全方向愛が飛んでおる。
まー、儂も人間陣営からいろいろ愛貰っとるがのー。(嬉しい)
/*
大天使との対決は大将の役目と思ってるんだけど、これ向こうからの声しか聞こえない感じ?拡声器あるからなんとかなるかな?
ある意味では、そうかも知れんなー。
[これまでは、敵と見なした相手は抹殺完了していたから、そういう意味では間違っていない。
だから、否定は返さなかったが]
……て、は?
何故、そうなる?
[三つ編みと言われて首を傾げた。>>+43
ちなみに、腰近い長さのさらっさらストレートですある。*]
/*
今ひたすらマレンマ読み返してて、なんで1日目に私は共鳴使ってないんだと思ったら、そもそも1日目に共鳴持ってなかった(
落ち着け。
/*
アデルがほんとうにむちゃくちゃ可愛いというか、
いかにも好き放題にしてくださいな感じ、たまらんのうう!!
気を付けた方がええよ?
おまえさんを膝に乗っけとるそこの変態に気を許すとどこまででもエスカレートするからの。
過去に奴の餌食になって、戦記村からR18スピンオフに引き込まれた奴もおるでな。
(語弊)
/*
うむ。儂の孫はマチスめであるな。
よし、ならば儂の孫の嫁にならんか。
それがええ、それがええ。
ひそやかにさらさらストレートロングを主張する影のにも目が釘付けであるよ。
その前のミエザルにはたいそう噴いた。
/*
[孫の嫁ってそれもイロイロと……って思ったが突っ込まなかった(ぉぃ]
や、さらさらストレートはなんかこう。
ついw
>>+47
あらあら、リボンが抜け落ちてしまいそうなくらいサラッサラね。
[編み込みいそいそ]
まさに月影のようだわー
天使とやらも、丸くなればなるものだな。
[ワァズの膝にちょこんと座る光の天使を見てしみじみ。]
ここにきてまでいがみ合うよりは平和であるがな。
[ふ、と、窓の外を圧する爆光に目を細めた。]
[ナタリエルの声が響く>>53 >>54。
鼻持ちならない言い草だ]
笑いたきゃ笑えば良い。
それをさせたのはお前らで、俺はその
[握り締めたプリズムが手の中で淡く光る。
本来ならトラオムングの中からでは届くはずの無い声。
意志を伝えるかの如く、強い意志を孕んだ声が外空間へと響いた]
だからこそ、俺らは引けない。
先へ進まなければならない。
[これまで失われた命を無駄にしないために*]
/*
孫の嫁はロマンであるぞ!(なんか主張した)
って、もう編み込みしておる……
しかもリボンまで……!
>>+56
儂、キツネかね。コンコン
キツネはそっち(寝てるやつ)の方が似合う気がするよ。
― 閑話/遠い日 ―
[───── 知る者は居まい。
過日の、輝かしき大天使の地上への降臨、それよりも前。
神の種子たる御子が地上に植えられてより後のこと。
密やかな、ごく小さな奇跡が地上に顕現していたことを。]
[それは何でもない風景だった。
教会にはいつものように子供らの声が賑やかに響き、
どこかの家からは煮炊きの煙が暖かに上がる。
そんなどうということのない日常、
その中に奇跡はひっそりと佇んでいた。
目を留めた者があったかもしれない、
けれど多くは特に気に留めることもなかっただろう。
教会近くに聖職者らしき者がいることなど、
珍しくもなんでもなかったはずだから。]
[表向きはそう、地上の様子を知るために。
危うき世界に撒かれた天の種子、希望の種。
それが芽吹きし時に、かの地上世界は終わりを迎える。
そうした地の様子を見守るため、…───けど。
あの時から、気に掛かってしまっていたのだ。
自ら幼き子の首に掛けた銀の首飾り、
それに自ら天の文字を>>0:123刻んだ時から。
心に面影住まわせてしまっていたのだ。
地に置き去りし、かの幼子の面影を。]
/*
今すぐに起きる、というわけにもいかないので、しばらく私は静かにしているのです。
むやみに緑で愛を投げてもいい。
もうちょっと、もうちょっとだけ話が進んでから、ね。
[表立って、天の化身が教会を訪れることも、
ましてや幼子の顔を直接目に映すこともなかった。
ただ、諦めたように泣かなくなり、>>2:230
一人眠りについた幼子の心の奥、胸の奥に寄り添うように。]
Dal lato
[ 囁くような声…その吐息がそのまま青い小鳥となって、トラオムングの壁をすり抜け、魔法障壁の隙間を縫って舞い降りていく。
それは、僅かに天の力を帯びた、けれど何の力もない、小さな命の写し。
風に煽られ、流されながら、懸命に羽ばたいて、大天使の腕から下級天使の腕に抱きとられ運ばれていくマレンマの後を追い、すぐ側までたどり着くと、小鳥は、微かな声で歌う ]
[音もなく響く、それは小さく密やかに紡がれた子守歌。
天のいとし子にしか響かない、微かな響きで。
優しく愛しく響き紡いで、天の化身は静かに消えた。
そんな奇跡。どうということのない小さな奇跡だ。
ただそれこそが。
そんな奇跡を齎してしまうところが。
大天使ナタリエルが、地上を祝福するに最も適する所以であり、
また、最も適さぬとされる所以でも─── * ある。*]
星の光 月の影
銀の船で 出かけよう
鳥は歌い 花は笑う
流れ星を 捕まえに
夢の海に 出かけよう
[ それは、いつか、赤ん坊の手を握り、どこかたどたどしく歌って聞かせた、少年の声に似ていた ]
別に飾り立てる必然がないからな……って、こらこら。
問答無用か、おい。
[開始されてる編み込みに突っ込みひとつ。>>+55
止めないのはまあ、面白がってるから、ともいう。*]
月影と言われるのは、別に構わんがな。
/*
ちょおおお、そんな、そんなところまで引っ張ってきてる!!!!>>*11
ほんとに、ほんとにこのひとはもう!!!
好きすぎるたまらない。まって、好き。ちゃんと読む。
/*
くっっっっそかわいいな!!!!!!!
>>65
あと発想が似過ぎていてwwwww
笑うwwww
そうそうそう。
そこら辺に行くよね。噴くww
起こしてあげておくれ……(
/*
あっ。おにいさまからもなんか飛んできてる!
これは、これは拾っておかねば。
で、でも先、さきに囁きの方…こっちなんとかしないと愛に刺し殺されてしまう…っ!
/*
あ、いや、
リアルタイムを意識するならおにいさまの方が先か?
ど、ど、どうしよう。
さっきまで暇こいてたとは思えない私!
/*
ほんっと申し訳ないけど、投下時点で、赤は全然見えてなかった。
見えてたらポイしてました、ほんとーに済まない。
赤ん坊の頃のマレンマ愛しいが溢れたわけだけど、大天使殿光の人だからねえ…同じ事考えるよねえ…
/*
あ。そ、そうね。
両方ね。いっぺんにね。
これは起きろってことだねそうだねわかった。
そのまえにちょっと、…もうちょっとごろごろしていていいですか。ごろごろごろごろごろ……
/*
>>65
おお、子守唄
これは良いな
なにやら、マレンマが救世主になり切るか、その手前で留まるかが分岐ポイントみたいな感じでは? wktk
/*
メモの流れを見つつ、
おにいさまが謝っているのは、挟まったことかな?
ふふふ。
嬉々として挟まりに行っている私は、その点隙が無いな!
おや。その声は、マチス・プロッツェとやら言ったか?
[意外にも、人の子の船より応えがあった。>>63
その声の主に、大天使は楽し気な顔を見せた。
そう、彼は無謀にも大天使の前に立った人の子だ。]
[ 大天使とマチスの会話の間も、空中での完全停止はできないトラオムングは、緩く旋回しながら上昇を続けている ]
あの大きさなら…突っ込めるな。
[ ぼそり、呟いた言葉の意味は、コンラートの操る複葉機に同乗し、諸共に狭い飛空艦の格納庫に突っ込んだ経験を持つダーフィトだけが、理解できるものだっただろう ]
────違うな。
それをさせたのは、お前だよ。マチス・プロッツェ。
それともお前が総指揮と言った、あれは偽り言か?
天が戦いを命じたわけではない、甘えるな。
…───とはいえ。
かの者らには、わたくしが直々に
喜ぶが良い。
あれらは天により、救われたのだ。
[傲然と、天の理を口にして冷えた微笑みをも示し。]
ふ……ふ。言ったはずだな?
決意を口で言うは容易いと。
かの者らは少なくとも、己の命を以て意思を示した。
汝もまた示すが良い。
これより先は人の子の領域に非ず。
天に仇為す人間よ、
────── 立ち去るが良い!
[言葉の終わりに大天使が腕を掲げる。
背後に控えた下級天使らが一斉に武器を構えた。刹那。
振り下ろすと同時、輝ける光の滝が船へと向け降り注いだ。*]
大将、天の船から降りてくる天使が居なくなってる。
多分、あの中の天使を生み出す中枢が壊れたんだと思う。
今突っ込めば、船ごと完全に、ぶっ壊せるかもしれない。
/*
>>68
おう、いけ!
(回収されると嬉しいねぇ)
《シャドウ・パレス》は空母じゃないんで、飛行機の着艦は無理だろ…と悩んだ結果、中の吹き抜け(?)+コンラートの制御値なら絵になるシーンになるはず!と無茶を承知でねじ込みましたともw
/*
船
天使たちを乗せてきた船です。名前はお好きにどうぞ。
非常に高い空域に停泊するため、通常の飛行船や飛行機では近づくこともできません。
この船が破壊されるか帰還すると、下級天使たちが消滅します。
OKOK 下級天使消滅ね。
― 記憶の奥 ―
[十二の御使いが消滅する衝撃を全て受け止めて
天の子の魂は深い意識の底にまで落ちていた。
意識の底、忘れられた記憶の漂う海で、魂は昏々と眠る。
その赤子のように丸まった意識に、記憶の泡がひとつ触れて弾けた。]
[遠い、遠い日の夜。
冷えた寝床にひとり潜り込み、時過ぎゆくを数えていた頃。
優しい手はもう無いのだと、
わがままを言って困らせてはいけないからと、
我慢することを覚えた後のこと。
夢うつつの中、首飾りがほんのりと温かくなったこと。
綺麗な、優しい声が子守歌歌ってくれたこと。
そんな小さな奇蹟を、当たり前のように思っていた。
幼い、幼い日の記憶。]
[孤児院に預けられた時から片時も離さなかった首飾りに、
幼い子供は時折話しかけていた。
言葉もろくに話せない赤子の頃から、
もう少し大きくなった頃まで。
少年となり、周囲に奇異の目で見られるようになっても、
1人でいる時は、やはりこっそりと話しかけていた。
まわりに溶け込むのが苦手だった少年の心を、
首飾りはいつも支えてくれたのだ。]
[今日はなにがあった、
あしたはなにして遊ぼう。
そんな、たわいもない話の時もあった。
かみさまはどこにいらっしゃるのかな。
どうしてこのひとは、罰をうけたんだろう。
そんな、神の教えに関わる話の時もあった。]
[昏い眠りに落ちた今もまた、
首飾りは仄かな温かさを含んで、眠りを見守っている。
無意識の手指が、そっと首飾りに触れて
刻まれた文字を指先でなぞった。*]
/*
>>=8
ここちょっと噴くけど。噴くけど、…うん。
あれとは違うからな、あれとはね。
あれってあれだよ、ダーフィトだよ!!!w
/*
目が痛くなるの、あるあるだよね。
村の最中になると焦る。
寝る以外に解消の方法は無いと思っていたけれど、最近、あれ、目じゃなくて肩から来てるんじゃ無いかと思うようになってきた。
とりあえずマチスはおつおつ。そしてがんばれ。
− ??? −
[自分が、そこに存在することを感じていた。
思い出してくれている者がいる。
それゆえに、自分は失われていない。]
人間てな、自分勝手に見えて、その実、
たくさんの人やものを、その心の中に生かしてる。
それが人間の「愛」ってやつだ。
/*
おっと、誤爆どんまい……!
と、言いつつ。
明日はちと違うタイムスケジュールで動かんといかんので、早めに落ちておくよ。
また、後に。**
───── なんて、言ったところで、
お前らは俺らが
分かってんだよ、愚痴くらい言わせろや。
俺は元々総指揮官になれる立場でもなんでもない。
一介の技術者だ。
これだけの人の命を背負うなんてこと、考えもしてなかった。
それでも立ったのは、俺を信じてくれた人がいたからだ。
[左手に握り締めた元帥杖を見遣る]
散々言ってるお前らの救い。
それは求められてのものじゃない。
一方的に与えるそれは、救いじゃなくただの殺戮だ。
それすら分かんねぇやつにあーだこーだ言われたかねぇよ。
お前らに天の理があるなら、俺らには人の理がある。
不可能を可能にする、それを示してやる!
[吼えるように言うと同時、手の中のプリズムは光を落とし、声は外空間へ届かなくなる]
そうか、なら向こうの援軍はもう無いってことだな。
こっちも援軍はねぇからな、条件は同じになった。
コンラート、お前は船の完全破壊に集中しろ。
[ナタリエルの合図で下級天使らが動き、トラオムングへ光の滝を降り注ぎ来る。
質量的にも馬鹿に出来ない量。
魔力障壁を展開するが、減じれる威力は限られていた]
コンラート! 動きは任せる!!
[通信機を介し、コンラートへと指示を飛ばす。
彼には光の船の破壊を命じている。
方法は、彼がトラオムングの操縦桿を握っていることから知れよう]
総員、衝撃に耐えろ!
[コンラートが回避を選択するならばいくらか被弾量は減るか。
そうであったとしても、トラオムングへの衝撃は計り知れない]
魔導砲充填率は?
「50%がやっとです!」
構わない、射口径を絞って集団に穴を開けろ!
[天使らからの一撃に返すように、魔導砲から一条の光が放たれた*]
― 夢から覚めて ―
[天使らの塊が大天使と共に飛び去っていったあと。
どれほどかの時間を経て、天の子は睫毛震わせ吐息零した。
覚醒に至る短い浮揚の直後、
精神を打ちのめした衝撃の余韻に、身体がびくりと跳ね上がる。
荒い息をついて周囲を見回して、
ふと、自分が首飾りを握りしめていることに気が付いた。]
[自分は、その歌が好きだったのだ。
何度でも、歌って欲しいと、もう一度聞かせてくれと、
"お兄ちゃん"の袖を握って振り回して、要求したのだ。
お星さまやお月さまのとなりに行ってみたい。
そんな夢が、確かに昔、自分の中にあった。]
あの空のずっとずっと向こうに行きたい。
行けたらいいのに。
[首飾りにも話しかけたけれど、
それは神様のお庭を汚してしまう、
とてもいけないことなのだと優しく諭されたから、
そうなのかと納得して、夢は記憶の底にしまい込まれたけれど]
……その歌は、
いけない歌ですよ。
[囁くほどの声で───まだ掠れる声で諭したけれど、
小鳥は首を傾げるばかり。
仕方のない子だと笑って小鳥を両手で包み、
潰してしまわないようにそっと胸の中に入れた*]
[数多の光がぽつぽつと闇に花開き、集まって左手の形を作る。
背後には、なおたくさんの光。
それは、生死を問わず、”彼ら”を記憶するものの魂の星雲だ。]
な、天使の数にも劣らないぜ。
命は、出会いは、すべて奇跡。
連綿と続く、その愛が、おまえたちに力を貸す。*
/*
おう、ドンマイするぜ(
乗りかかった船?なんで、残りも墓においといたさ。
@24時間だな
寝た人はおやすみ!
おれも適当なとこで寝ようと思うけど、まだ無理だなw 妙に目が冴えてやがるw
プリズム?
[ マチスからの通信に乗せられた言葉に一瞬区首を傾げたが、悩んでいる暇はなかった ]
了解、わりーが青痣は覚悟してくれ!
ほんっと、乱暴者だよな、あの大天使殿。
Difendere!
[ しかし、これは予想の展開の中だ。伝声管に守りの言霊を吹き込めば、そこに入り込んで船内を巡っていた、数枚の白い羽根が、それぞれに守護の力を辺りに広げる ]
いっつう…
[ 未だ襲いくる痛みに耐えながら、同時多重にかける守護陣は、船体そのものではなく、乗っている人間達に対してかけられるもの。マチスも含め乗員達は、周囲にふわふわとした翼のような白い光が現れたのを感じ取るだろう ]
[ 天の光が降り注ぐ中、僅かな魔法防御と、最低限の回避行動を頼りに、トラオムングは再度急上昇を始める ]
[ 立ち塞がる天使達の頭上まで、更にその上の宇宙をそのまま目指すかのように、上昇を続け、不意に、急角度をつけて、下降に転じた ]
いっけえーっ!!
[ 目指す先は、天の船…天の力と人の力の衝突によって生じた間隙に、トラオムングは、まっすぐに突っ込んでいく* ]
[下級天使の手から勇魚の背に降りると、
勇魚は優しい声で鳴きながら、喜ぶように尾を揺らした。
サイズ的にはクジラというよりイルカになってしまったから、
背中に跨るように乗って、顔の横を軽く撫でてやる。]
私だけ休んでいるわけにはいきません。
行きましょう。
[声を掛ければ勇んで尾を打ち振るい、上へと泳ぎ出す。
見上げる高みでは、傷ついた御船の近くで、
幾条もの光芒が、今も止むことなく飛び交っていた。]
["兄"と慕った人と、"たいしょー"と呼んで親しくしていた人。
人間として育った頃のそんな思いは、捨てたはずなのに。
今になって、彼らを
けれども、]
神の御手による地の浄化は既に決定されたこと。
その裁定が覆ることなど …───ありえない。
だから私は、彼らを
その先に、新たに生まれる楽園に導くために。
[意志固めるように呟けば、胸の中で小鳥が短く啼いた。]
/*
ここだけの話。
仮にずっとここで一人で待っていたとしたら、
天使がすべて消えるタイミングで、くじらさんも消えて私は再び自由落下に入るのですよね。
あらたいへん。
───────、
[いかに言葉交わそうとも、
透明に、絶対に分かり合えない壁がそこにはあった。>>73
翼ある者らは人が宇宙目指すを責め、
人は、翼ある者らが己が理論のみを以て命奪う非を詰る。
そこにある意識の深い断絶、それを天使が知ることはない。
知ろうと試みることすらない。……思いつきもしない。
それは力ある者の独善であり傲慢でもあるだろう。
そして同時に、折れたことなき純粋さも、また。
力ある故に純粋であり、純粋であるが故に迷うことなく強い。]
………………。 それだけか?
[マチスの言葉は、大天使の感銘を誘うことがなかった。
退屈そうに彼の主張>>73を聞き、首傾ける。
天駆ける大天使にとって、
地上の指揮官などは、ただ目印程度のものでしかなく、
彼が軍人ではないことも、彼が何故指揮を預かるに至ったかも、
大天使が関心を寄せるところになかった為に。
ただ、続く言葉>>74には僅か眉を寄せ。
嘆くように首を横へと振った。]
─────… 救いとは、
[うたうように告げる声は、慈悲深く。]
…─── 元より”授ける”ものであろうに。
[まったく悪びれることもなく。
微笑みの色すら浮かべて、告げるのだ。]
[輝ける天の御船に穴穿たれ、
新たなる天使の沸き出ことがなくなろうとも、
大天使が揺らぐことはない。
当初より幾分その数を減らしたとはいえ
未だに下級天使らの数は充分であり、
これに大天使自身を加えた戦力であれば、
人の子の力で抗しようなどないと思われた。]
… 他愛もない。
[天使らの投げ下ろす幾条もの輝きの滝、
それを受けて人の子の船が脆くも揺れる。
それへ、大天使はどこか不服気に低く呟いた。
じっと人の子の船を見遣る、その表情が僅か動いた。
人の子の船が激しく揺れる───、いや。
自ら動いたか。>>81
間隙を縫って貪欲に、船は再び上へと目指す。
その目指す先を見て取った大天使の表情が険しくなった。]
愚かな。
[大天使自らも翼を広げ、
下級天使らが一斉にその後に従った。
速度劣るとはいえ、今は彼我の距離も近い。
人の子らはあまりに無謀、そう……見えたのだが。]
……、なに 、
[その船が急激に反転>>81する、
その動きに下級天使らは咄嗟にはついて行けなかった。
緻密にあったはずの天使の群れが、一瞬無秩序に乱れる。]
────── 集え!
[さすがに、大天使が混乱に巻き込まれることはなかったが。
下級天使らの混乱は、人の子の船の動きを容易くしただろう。
船の急速反転、その先を見取って即座に命を下す。
宙駆けながら下した命は詠唱などというものではない。
ただ、強き大天使の意思自体が下級天使に即時に伝わり形を成す。
人の子の船と天の御船の間に割り込むように動いた天使らが、
命と共に光と変じ砕けた。
それらは繋がり一つの輝ける文様を天に生み出し、
船の進路を塞ぐように人の子の船と天の御船の前に展開した。]
[常であれば────。
そう、常であれば破られることなき絶対の陣。
地上で人の子の艦と対峙した時と同じように、
大いなる加護で天の御船を覆っただろうが。]
──────…!
[輝きが、弱い。
掲げた指の先、一瞬光が薄れて揺らいで見えたは幻影か。
それは人の子が最後に残した
その名残が、大天使の光を僅かにも陰らせて、
──── ぱりん、と。
音があれば、そのような音が響いただろう。
人の子の船から魔導砲が放たれる、船が突っ込む。
その、勢いに。
天の御船を護る、陣が破れた。*]
[ 狙い通り、大天使は上昇するトラオムングの動きを、宇宙を目指すものと見誤り、天の船から離れて追ってきた>>90
おかげで、密集した天使達はいくらかばらけて、そこに隙を作る ]
邪魔すんじゃねえよっ!!
[ 大天使の意志に従い、前を塞ぐ天使は直に船をぶつけることで、排除していった。
当然に、船も無事では済まなかったが、今は飛べさえすればいい。
光の槍を投げつけてくる天使も居たが、船体を貫通しようとも、乗員にかけられた天の力による防御陣は容易には破られず、結果、穿たれた穴も、魔法や修理キットをフル活用して、航行には支障ないレベルまで、たちまち修復される ]
人間のしぶとさってやつをなあ…
[ それはまるで、蘇りの奇跡を、神ならぬ者の手で為すように ]
しっかり、目に焼き付けろよっ、大天使!!
[ 天使達の抵抗を貫き破り、天の船にかけられた防御陣へと突っ込む。タイミングを合わせたマチスの号令によって、魔導砲が集中放火を浴びせたが……それでもすぐには破れることはないだろう、と、覚悟はしていた。
しかし、絶対の防御を誇っていた大天使の陣は、硝子が砕けるような、澄んだ音と共に消失する>>93 ]
……!
[ 拍子抜けとまではいかないが、意外の念がコンラートの表情に浮かんだ、しかし、遠慮をするつもりは、無論無く ]
大将!今だ!
[ 船体ぎりぎりの大きさの穴に、頭から突っ込んだトラオムングの砲が、天の船を内部から破壊し食い破っていく* ]
[天の御船に近づくにつれ御船に穿たれた傷口がつぶさに見えてくる。
あれは、自分が最後に見た爆発がもたらした傷に違いない。
任されていたのに守り切れなかったと、胸が締め付けられる。
どの部分が破壊されたかを知ったとしたら、なお悔やんだだろう。]
[決して破られないと思われた。
美しく、完全な、神の盾たる防護の陣。
それが破れ、砕けたとき、
─── 天の子の、心の中でも何かが*砕けたのだ*]
>>93
光子力研究所wwってなるね、バリア
引用活躍させていただき感謝です。大天使様
墓から支援飛ばしといて正解シンクロな
[しばしは、言葉も忘れて魅入られていた。]
ワァズがダーリンの道具であるように、
天使は創造主と呼ばれる神の道具。
道具は健気なものなのよ。
マーちんの叫びが打ち破るのは、敵陣ではなく、自らのリミッター。
自分や味方を奮い立たせて、限りない可能性を引き出すもの。
言葉には、そんな使い方もある。
あら、トラちゃんが単独で陽動と急襲を?
素敵ね。
使い手の想いを体現できる道具は満たされて輝いているわ。
[障壁となって砕ける天使たちもまた…と、オートマタはそっと瞑目する。]
なに………、
[信じがたい。といった響きの声が落ちた。
目前で展開したはずの防御の陣が脆くも破れる。
強く凝らせたはずの力、それが何故。
確かに、かの飛空戦艦の…───かの男が齎した爆発、
あの衝撃を受けた傷は人であれば大怪我にも相当しただろう。
それでも充分に戦える、はずだった。
それ程に大天使の力は強大である、はずだったのだが。]
っ、マレンマ?
待て。今はまずい……っ
[囁き>>*19に返した声に、らしからぬ焦燥が滲んだ。
それは自らを案じての響きではない、そうではなく。
これから起こること、その予想される衝撃の大きさ。
それにいとし子が巻き込まれるを、恐れてだったが。]
( ───── いけない。 )
[天の御船はもはや無防備に、人の子の牙の前に晒されてある。
その意味、天の御船の崩壊が齎すもの。
そこに思いが至り、
下方から駆けつけて来る天の子へと意識を遣る。
彼の周囲に残った下級天使は如何ほどに居ただろう。
咄嗟に、それらへと向け”最後の”命を放った。]
───── 護れ!
[そうして自らも力を展開し、次に来る衝撃に備える。
命を受けた下級天使らが光に変じ、御子の周囲に防壁を築いた。
白き翼の天使たちの巡らせる、最後の防壁。
────やがて。
大いなる輝きの崩壊と共に天の御船消え去る時、
下級天使らの姿もまた、全て*消え失せるだろう*]
/*
あ
わ、わわわわわ、船、御船き、消えて
っえええぇぇぇぇぇぇぇぇええ!!!!!??
び、びっくりしした。
潔いというかなんというか思い切ったなぁ!!!
あれか。下級天使動かすのめんどくさいから、あとはガチンコで殴り合おうぜというお知らせか!!www
/*
ちょ、うん。まじでびっくりした。
ああー、すげぇ…
確かに残り時間考えると御船にはさっさと退場いただくべきか。
しかしびびった。
/*
っ、て、
あああぁぁぁぁクジラぁぁぁぁ!!!
どうする?どうするよ?
下級天使がいなくなると同時にクジラも消える予定だったけど、今消えるとまた落ちるとかどんだけぇぇぇ!!?
どっ、どどと、どうしよう。
/*
クジラ残しておくと、後々の処分に困るでよ。
可愛いからペットにしたい気分もあるが、そうじゃない。
問題はそこじゃないでし。
あぁぁ、落ちた方が楽しいかなあ。
ラストバトルどこでする想定なんだろう。
クジラ。ペット。いやいやそうじゃなく。クジラに乗ってラストバトルに参戦するか。
落っこちる。誰かに受け止めてもらう。
えー。これ、次はおにいさまが飛んでこないと、いろんなフラグがべっきり折れそうなルートやん。
どうするかな。どのルートがいいかな。
そもそも、このあとどれくらいバトルする気あるのかな。
/*
う、うん。
少々先取り気味だとも言っているし、人間の皆さんがどう動くかを見てから、私も動きを考えようそうしよう。
大天使さまの腕に抱かれながらラストバトル……も少し考えたが、それはロマンというよりはドリームだ。
しかし……
[ワァズの膝にちょこんと座っている光の天使や、髪を編みこみされてリボンまでされている影の天使を見て、しみじみとお茶を飲む。
この光景を、あの大天使がみたらどう思うだろうかな。
呆れる?
いや、案外と楽しむかもしれんなあ。
なんてことを内心で思うじじいであった。]
……んっとに通じねぇな。
確固たるものがあるから強ぇんだろうが……。
[相手を知ろうともしない。
知ろうとする相手を退ける。
拒絶にも似た強き意志。
やはり力で示すより他無いらしい。
悔しさを覚えつつ、ナタリエル>>86 >>87へ返す言葉は呑み込んだ]
この際贅沢は言わねぇよ!
[通信機からの声>>80にそう返して、身体をシートに沈め直した。
それからやや後、ふわりと舞う翼のような白い光の出現に目を剥く。
マチス同様驚くものが多々いたが、それが自分達を護るものであることは雰囲気で知れた。
ざわめきも次第に収まり行く]
これから突っ込むからな。
覚悟しろよ。
[乗員にはそんな言葉を向けた]
[甲高い、澄んだ音が響き、輝ける壁を抜けたトラオムングが光の船へと突っ込んだ]
──── ッ!
[衝突に近い状態にありながら、マチスを始め乗員らが受けた衝撃は思いの外少ない。
ふわりと、視界に翼のような白い光が舞う。
通信機からの声>>95が耳に届けば、反射的に右の拳を前方へと突き出した]
お前らをぶち抜いて、
[吼えるように叫ぶと、右の拳が蒼白い光に包まれる。
思わず掌を開くと、プリズムが宙に浮き、溢れ出た蒼白い光が閃光となって弾けた。
同時、トラオムングの船体を蒼白い光が包み込む]
─────── ッ!!
[更に一拍後、光の船の内部へと侵入していた魔導砲の先端で魔法エネルギーが渦巻き、質量を伴った爆発を起こした。
反動でトラオムングも後方へと弾き飛ばされる。
弾かれる威力は高かったが、船体を包む蒼白い光が威力を減じ、飛行出来る程度には損傷を防いだようだ]
/*
本当に動き悪くて申し訳ないと言うか。
いつもはリアルを理由にしたく無いんだが、完全にリアルが響いてるのよな…主に精神的な部分で。
マチスとしての思考が上手く纏まってくれない。
力でぶち抜く系の指揮官にした方が動かしやすかったかな…。
希望出した時はまさかこんな状態になるとは思いもしなかったからな。
長期間引き摺るトラブルマジ止めて欲しいリアル。
皆本当にすまん。
/*
こ、こう…
大天使さまと英雄の最後の戦を邪魔する意図はないけれど、
やっぱり落ちるよなぁ、とか。
思う、救世主です。
/*
そう言えばこれ書いてなかった気が。
宇宙船の名前について。
両方ドイツ語から取ってて一応表にも出してるけど、アンライエンは『絆』、トラオムングは『夢』と『希望』を組み合わせた造語。
アンライエンの方は最初は『架け橋』って意味を付けたかったんだが、どうしても「ブリュッケ」がついてしまうのでブリッジとの混同を避けたのだよな。
同義語探したら辛うじて使えそうなのが『絆』で、繋ぐ、って言う点で使えるかな、と言うことでこっちにした。
[駆けつける、という叫びに返ってきたのは、焦り滲む制止の声だった。
なぜ……? と。
想いは混乱し、波立つ。]
どうし─── …
[問いのかたちの響きは、途中で途切れる。]
/*
あと謎に包まれたままのプリズムですが。
蓄積してるエネルギーは皆の『夢』としてる。
マチスが持ってないと充填されないのは、それらを背負ったから、という形。
表に出せてないのは、マチスが理解してないせいです(
/*
>>106
っwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwww
な、なるほど?
ちょっと腹筋に来た。なるほど!!!ww
あるあるあるある、少年漫画ちっくなやつだ!w
[神の国そのものを体現するような光の御船が砕け、爆発する。
生じた衝撃波は、護りの陣を超えて御子にも襲い掛かった。
くるりくるりと、視界が回る。
空の青と、星々の黒と、大地の緑と。
目まぐるしく回転する世界に投げ出される。
きゅぅんと微かな鳴き声を上げて、勇魚もまた薄れ、消えていった。
他の下級天使たちと同じように、御船と運命を共にして。]
/*
>メモ
天の子、再び自由落下のお知らせ(
wwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwww
/*
なんかあんだろ、腕輪とか!!!!!!!
なんかあんだろ!???????
wwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwおーーけーーー
[銀糸を好きに遊ばせつつも、真紅は窓向こうの流れを追う]
……やっぱり、アレは面白い。
[宇宙船の動きに、ぽつ、と零れたのはそんな呟き。
出会った時のやり取りもあり、かの船を動かしているのが誰かは読めていた。
だからこそ、素直な動きはすまい、という予測はどこかにあって]
しかし、それだけでは……。
[奇をてらった動きは、下級天使は惑わせようが、主たる大天使には通じまい、と。
その予想もまた、外れてはいなかった──が]
[描き出される護りの陣。
さすがにこれは抜けまい、と。
過った思いは、思わぬ形で覆される]
……いや、これは、また。
[窓の向こうで繰り広げられる光景。
何をどう言えばいいのやら、と浮かんだ思考はどこか惚けたもので]
…………これまでで一番の驚き、だな。
嬉しい類のもんじゃないが。
[ほろ、と零れ落ちた呟きもまた、どこか呆けたようなもの。*]
[トラオムングの一撃によって天の御船は砕け散り、
大いなる爆発の後、辺りにはきらきらとした輝きが降り注いだ。
それは砕け散った御船の欠片、
それは砕け散った白い翼の天の御使いたちの欠片。
あたかも小さな星を幾つかちりばめたかのように、
輝きは場違いなほどうつくしく静かに人の子の上にも
天使の上にも等しく降った。
────包み込むかのように。]
…────、ふ。
[下級天使らが全て消え去り、淡き光の降り注ぐ中、
大天使は光の御船と人の子らを乗せた船と、
それらを見下ろす位置に浮かび続けている。
その身を、やはり淡き光が覆っていた。
その輝きは周囲に満ちるものとは、やや趣を変え。
良く良く見れば、それは大天使の翼の色と同じいろ、
大天使自身の命の輝きが零れ出たものと知れるだろうが。]
───── ふ、ふふ。
[大天使は笑っていた。
心より、最も楽しいものを見たと言わんばかりに微笑んでいた。
試みに白い腕を伸ばせば、やはり淡い輝きが立ち上る。
命削れゆくその輝きを目に、大天使はゆるりと笑みを浮かべた。]
[天の御船の爆発と、ほぼ時を同じくして。
ふわりと、天の御子の身体>>111を淡き輝きが包み込んだ。
白金色の輝きは、大天使の加護そのもの。
それは天の勇魚喪った御子の身体をふわりと支えて、
彼に幻の翼を与えた。
加護のある今この時、御子は自由に空を飛ぶ力を得るだろう。]
マレンマ、リヴィエル。愛しい子。
大事はないか?
[続き呼びかける声は、今は打って変わって穏やかに。
慈しみ深き響きで、いとし子の名を呼ぶ。
何事もなかったかのようにして。]
こちらへおいで。
[そうして差招く、自らの傍らへと。]
う、おおっ!
[ 光に護られながらも、衝撃に弾き飛ばされたトラオムングの姿勢制御に渾身の力を込める。白い羽根の防御陣が乗組員の受ける衝撃を緩和するのに比例して、コンラートの方には大天使の呪いから受ける負荷が増す… ]
ぐ…ああああっ!
[ 重なる負荷は遂に限界を超え……ようやくにして、天使の呪いは成就する。
白い天使達が、空に散りゆく中、トラオムングの操縦室には緋が散った* ]
/*
!??????????
????????
呪いが大変なことになった!!!!
wwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwww
がんばってーーー!!!w
…──── 良い。
良いではないか? 人の子よ。
ふ…、ふふ。
よもやこの高みへと自ら至り、
あまつさえ御船打ち壊すとは、思いもせなんだ。
───── 良かろう。
汝らに、特に浄化の裁きに臨席するを許す。
天の大いなる地上の浄化、
その目にしかと焼き付けるが良い───…!
[玲瓏たる大天使の声が、
傷一つ、痛み一つ感じさせぬ響きで人の子へと宣を下した。
それと同時に、詠唱が始められる。
これまでのように下級天使らを力の源として用いるものではない。
それは大天使自身の、それのみの力を以て。
命の輝きを燃やしながら、術を編むのだ。]
/*
ただいましたら、もう母船がなくっていたというねw
母船内に大聖堂があってそこでラストバトルを!と妄想を逞しくしていたのだが (パリーン
Laudate Dominum omnes gentes
[それに少し先立って、
大天使は天の御子を自らの傍らへと差し招いている。
彼が傍らへと至れば、招き入れるように手を差し伸べて。]
laudate eum omnes populi
[詠唱と共に、辺りに満ちていた輝きが凝って大天使の上、
暗き宇宙の向こうに黄金色の複雑な文様を描き始めた。
力ある言葉と共に、ひとつひとつ、それらが輝きを放つ。
円形を為す術は幾重にも重なり、
この世のものならぬ神々しい美しさを見せはじめていた。
それは大天使の力をもってしても、容易に完成する術ではない。
狙いはトラオムングと名乗る人の子の船に非ず。
そのことは、人の子の目にも時置かずして明らかになるだろう。
狙いは、地上そのもの。
天の裁きが、無辜の民集う地上に降りかかろうとしていた。*]
>>115
呼ばれましたわ。
見えているのかしら、赤毛ちゃん。
彼も不思議な力を持つ子ね。
ワァズが願うのは、勝利ではなく、生きてより良い未来を築くことよ。
── 届け。Deus ex machina.
[漆黒の天より降る煌きに、目を奪われていた。
煌き落ちる御船の欠片。光粒となって漂う御使いらの名残。
仰向けのまま───墜ちゆく感覚さえもなく、
見上げていた目に、白金色の輝きが映る。]
師父 ─── …
[呼びかけた、そのひとの腕に抱かれる心地がして、
気づけば、身体は自由に空を舞っていた。]
師父…。
[しばらく、声が出せなかった。
立て続けの衝撃、───身体的なものではなく、
目の当たりにした数々の光景に、打ちのめされて。]
私は、 無事で、います。
[ようやく響かせた言葉も、微かに震える。]
[天の御子が傍らに添い、その手を手に重ねる。>>122
それへ目を向け、大天使は柔らかく微笑んだ。
静かに見交わされる瞳、
その中に音なく響く声に───そっと、唇に人差し指を立てる。
あの時>>5:129と、同じ仕草で。]
[ ひらり、ふわり、緋色の羽根が漂い巡る ]
…完全に目覚めちまったか…
[ 嘆息して漏らす声はどこか寂しげだ ]
ああ、判ってる。まだ、終わりじゃない。
お前を置いて───…
… 全て、消えはしないから。
[安心おし、と。
おさな子あやすように、心の温もりがいとし子を抱く。]
では───…
手伝っておくれ。 我がいとし子よ。
わたくしは他に、手が回らぬゆえに。
[それは術式に、全てつぎ込むことを意味する。
そうとなれば移動も防御も、全てかなわぬものとなるだろう。]
[紡がれる呪。
輝き、織りなされるのは、黄金色の真本陣。
大天使そのひとの、命を代償としてもたらされる奇蹟であることは、
傍に立つ身には、肌で感じられた。]
Laudate Dominum omnes gentes
Laudate eum, omnes populi …
ひとことも無く、衣の裾を掴む。
その、指の白さが心情を如実に示せども、
唇は、同じ聖句をなぞっていた。]
皆さんが、母船のサイズどのくらいを想定しているのか、聞いてみたら面白そう。
イメージ画像、いいのないかなと探してみたんだけど…このあたりかっこ良いね。
http://mujaki666.up.n.seesaa.net/mujaki666/image/rapyuta.jpg?d=a0
https://www.flickr.com/photos/102537907@N03/10590417244
[天のいとし子が傍らに寄り添うと、
大天使の様子がまた少し変わった。
光のヴェールを剥ぎ取るように、
纏っていた淡き輝きが消え失せる。
それと同時に、術編む速度が上がった様子だった。
最後の身を護る防御すら取り払い、
大天使は地上に
Quoniam confirmata est supernos
[また一つ、文字が明るい輝きを放った。]
…ほんとうに?
[嗚呼。それはおさなき子の、愚かな問い。
てんしさまは、いつだって本当のことしか言わないのに。]
やくそく、 して、くださいますか …?
[縋るよう、言葉は紡がれる。]
ああ、
[術を紡ぐ間も、心の声は自由だ。
道を失った迷い子のような、不安げな声。>>=17
それへ、温かな声が優しく響いた。]
…… やくそく、だ。
[音の響きは、微笑みと同じ響きで。]
[柔らかなこころが震えるのとは裏腹に、
意識の面を覆う意思は、滑らかに澄んでいく。]
必ず───。
あなたを、お守りします。
[求められた喜びに、微かに心浮き立ちさえした。]
マレンマ、愛しき子。
約束するよ。
…──── お前がわたくしを求める限り。
わたくしはもう、お前を置き去りはしない。
[煌く輝きが外空間を満たす>>112。
これまでの激闘を忘れさせるようなほどの美しさ。
呆然とするような意識を引き戻したのは、上空に在る別の色の輝き>>113だった]
───……はぁ!?
ふざけんな、んなことさせっかよ!!
[浄化の裁きを決行する宣>>118に声を荒げた。
宙に浮く蒼白い光を弱めたプリズムを右手で掴み取り、握り込む]
お前らの好きにはさせねぇ。
俺達の未来は、俺達の手で選び取る!!
[再びプリズムの光が強まり、沈黙していた魔導砲に閃光が凝集する。
蒼白き光は人々の
未だ地上に在る者達の、そして散った者達の
[トラオムングが再び上昇を開始し、ナタリエルへと砲口を向ける。
直後、魔導砲から放たれた蒼白い光がナタリエルを貫かんと一閃した*]
[大天使の声と、天の御子の声。>>126
それらは折り重なり、輪唱となって
それは天使らの歌声と似て非なる、妙なる響き。
ほそやかに繊細に、力強く。
響きは輝ける魔法の陣を、より強く輝かせた。
衣の裾掴む指先、それを咎めることはしない。
ただ少しそれへ目を留めた大天使は、微笑んだ。
いとし子見守る慈しみ深きまなざしで。]
/*
>>132おにーちゃん
ごめんて。
wwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwww
うつったかも知らんよ!!!!!
中身が中身ですしn
マーレ、本当にお前は、悲しくはないか?
[ 地を焼き払い、人を殺し、数多の涙と死の上に築かれる神の王国で、あの優しい弟は、本当に幸福だけを享受できるのか? ]
どうか…
[ 青い小鳥が、愛おしげに歌う* ]
やくそく。
[優しい響きに、蕾ほころぶかのような笑みが咲く。
あたたかな陽光に巡り合った、ちいさな緑のように。]
ありがとうございます。
───わたしは、しあわせものです。
おお、天使が消えて暗さ(蒼さ?)が戻った空に、聖句がひとつずつ点灯してゆく進行表! >>127
ビジュアル超カッコいいー
/*
ちょっとね。
勢いで書いていた手がふと止まってる。
止まったがために、続きを落として良いものかちょっと悩んでる。
あはは。ついついインターセプトしてしまったよね。反射的に。
[小鳥の囀り歌う声は、今は耳には入らない。
けれどもわずかに、ごくわずかに意識がそちらへと逸れた。
短く紡がれる防御の呪。
大天使が構築した陣さえ砕くそれに、いかほどの効果があるだろう。
それでも、能う限りの力注いで術を展開した直後、
魔導砲の光は、
未知なる想いの力乗せた結晶の輝きは、
護りの陣を貫いて、鮮やかな軌跡残し、先へと突き抜けていった*]
/*
落ち着かない。
じいちゃんで顔出そうか。
(それもどうかと思う。)
(だがしかし灰を埋めまくるよりは建設的では?)
/*
そういえば、グラサガ3の最終日も、そこそこ魔のターンだったことを思い出した。
英雄譚とは、そういうものか…
misericordia ejus et veritas....
[このままで済みはすまい。
その確信ともいえる思いがある。
光と影の天の御使いらを退け、この
遂には天の御船を打ち砕くまでに至った者だ。
───── だから。
それ故にこそ、大天使は、
大天使自身が命を懸けて対峙する道を選んだ。
それだけの価値を、人の子らに見出したと言っていい。
頭上に描かれる魔法の文様は、既に眩いほどになっている。
中心にあるのは強烈なエネルギー。
それが地上に向け放たれれば、
ただごとでは済まないかと思われた。]
misericordia ejus et veritas....
[このままで済みはすまい。
その確信ともいえる思いがある。
光と影の天の御使いらを退け、この
遂には天の御船を打ち砕くまでに至った者だ。]
[───── だから。
それ故にこそ、大天使は、
大天使自身が命を懸けて対峙する道を選んだ。
それだけの価値を、人の子らに見出したと言っていい。
頭上に描かれる魔法の文様は、既に眩いほどになっている。
中心にあるのは強烈なエネルギー。
それが地上に向け放たれれば、
ただごとでは済まないかと思われた。]
...Domini manet in aeternum!
[それ>>130が撃ち放たれたのは、
術の最後の一語が記述されるとほぼ同時。
既に大天使の力は、ほぼ全てがその術へと注ぎ込まれてある。
目に映ったのは、天の御子の背中。
そしてその向こうにある、強烈なる輝きであった。>>135]
…──────、マレンマ!
[咄嗟に大天使の唇をついて出たのは、
術の発動を告げる最後の一言ではない。
悲鳴のように呼んだのは、愛しき子の名前であった。
術の記述を終え、動けるようになった腕で咄嗟に御子の身を引く。
抗議の声が上がろうとも構うことなく強引に、
その身を掻き抱いて、六翼の羽根を以て御子を包み込んだ。
それは力による防御ではなく。
ただ大天使自身の身を以て、いとし子を庇い────]
[───── 大きく。
地上から後に目にした者はそのように言い、
別の者は太陽が纏めて何個か爆発したようだったとも言う。
ともあれ、そこに爆発が起こった。
天の御子の巡らせた防御の陣を貫き>>136、
御子とそれを庇った大天使を巻き込み、
更にはその余波に殆ど完成していた術式をも巻き込んだ。
嵐が夜と昼との狭間の世界に荒れ狂う。
…やがてその嵐が吹き止んだ時。
大天使の姿は消え、
その場には白金色の輝きばかりが残されていた。]
― 遠き日 ―
[今日は何があった、あしたは何をしよう。
そんな他愛もない声が、おさなく響く。
天の種子を地上に起きて以来、
大天使の元にはそうした小さな声が届くようになっていた。
応えられないこともある。
むしろそんなことの方が多かったかのようにも思うが。
おさない声はそれでも、何度も語りかけてきた。>>=9]
かみさまはね…とおい空の向こうにいらして、
[そんな話をしたこともあったように思う。
子どもの他愛ない話に、
ただ寄り添うように合槌うった日もあったようにも思う。]
おおきくおなり。
[そうして時折、そんな言葉を添えた。
おおきくおなり、健やかに育ちなさい。
目に映すことはかなわずとも、
おさな子の成長は大天使にとっても喜びとなり始めてたから。
その成長を願わずにはいられなかった。
その顔を見たいと───願わずには、いられなかった。]
( いつの日か──── )
[いつの日か再び、と。
願う都度、銀の首飾りは仄かに温かさを伝え瞬いたのだ。*]
[大天使の姿が光に弾け、失せた瞬間。
天の御子の身に着ける銀の首飾りが、同じ色に瞬いた。
ふわりと、幻のような羽根が御子の眼前に散る。
それは主に白金色で、月白の色をも僅かに掠めさせて。
天の守護>>114は、変わらず御子の身を守るであろう。
その役割の時終えるまで。
─────天の御子、地の救世主、
かつて教会に預けられし子どもに、ひとつの首飾りが与えられた。
その首飾りには、人には読めぬ祝福の文字が記されていた。>>0:123
” …──── いとしき子へ ”
何ということはない、ありきたりな、けれど愛情に満ちた言葉。
それが、首飾りに記されている *言葉である。*]
[大天使が命を糧として術を編むのならば、
自分は命を盾として、それを守ろうと覚悟を決めた。
───はずなのに。
視界を覆ったのは、砲火の閃光ではなく、
六翼の、白金に月白の一翼差す、おおきな翼だった。]
[時ならぬ
そこには淡い光の名残に支えられながら、
ただひとり呆然と、天の子が浮かんでいた。*]
/*
これ、どーやってマレンマ生きていくのだろうか?
俺一人じゃどないもならなくね?
というか、多分、俺も近々消えr(
[今までで一番強い、そして一番温かな光を感じる。]
自分にとっては当たり前でも、
傍から見たら、狂気の沙汰ってこと、けっこうあるものよ。
大天使は、主の期待を裏切ったと思う?
[ 放たれた光の射線上に、マレンマが立ち塞がる。それはすでに予感されていた出来事で、コンラートは、顔を歪めながらも、その姿を見据えたまま、トラオムングを、大天使の方へと飛ばし続けた ]
[ 魔導砲が防がれれば、あるいは威力が足りなければ、トラオムング自体を天使にぶつけてでも止める。そうなれば、本当に無事では済まないだろうが、それが最後の手段だとは、おそらく乗員の全てが思っていただろう ]
[ だが ]
[窓の向こうに見えるもの。
真紅は静かなままに、それを見つめて]
……さーあな。
[聞こえた声>>+89に、上げる声は静かなもの]
偉大なる天の主の考えなんぞ俺にはわからんし、正直、どうでもいい。
……俺は、主が、思うままに思い遂げられたのなら……それで、いい。
[散り果てる間際、天上の響きに乗せて紡いだ願い。
それが叶っているならば。
それ以外の事は、影にとっては、詮無い事。*]
[ 光に貫かれるかと見えたマレンマを、包み込む白い翼に、息を飲む ]
庇った…?
[ 審判の術を放棄してまで…何故?
人間の言葉も心も、最後まで塵芥のようにしか認めず、頑迷に力による粛清を推し進めた天の使いが、まるで、人と同じ愛情を知るかのように振る舞う姿の違和に、言葉を失う ]
天使にも、愛はある…人とは違う形なれど
[ すぐ側で、囁く声に、答えを返す暇はなかった ]
[ 嵐のような光と暴風が、世界の全てを巻き込むように吹き荒れる ]
ほんっとーに、最後まで、はた迷惑だなっ!!
[ これ以上、上空にとどまる事はできそうにない。光に包まれたマレンマの姿は視界に移ったが、手出しすることもできず、トラオムングは、ゆっくりと螺旋を描いて下降し始めた** ]
っ、
[ナタリエルの前に立ちはだかるマレンマ>>134。
それを眼前にし、マチスは表情を歪める。
放たれた以上、閃を止めることは出来ないし、粛清を止めると決めた以上、止める選択をすることも出来なかった]
[蒼白き光はマレンマを、ナタリエルを貫かんと奔る。
発射と同時に紡ぎあげられた黄金色の美しき文様。
粛清の発動が先か、根源を貫くのが先か。
一瞬の交錯]
[動いたのは、黄金色の文様ではなく、ナタリエル自身>>140だった]
[ナタリエルがマレンマを庇い、マレンマが構築した護りの陣を蒼白き閃が貫いて]
────……っ!!
[爆発が巻き起こる>>141。
それは黄金色の術式さえも巻き込んで、狂い荒ぶ嵐を呼び込みトラオムングを煽った。
軽量化されているが故に、衝撃波と強風は天敵であり、トラオムングは大きく揺らされることになる。
船体へのダメージも少なからず受けたことだろう]
[しばし後、吹き荒れる嵐が徐々に止む。
後に残っていたのは白金色の光に包まれたマレンマの姿のみ>>145]
………─────
[は、と短く息が零れ落ちる。
静寂の中、強敵たる大天使を打ち破ったと悟るまでにはいくらかの時間を要した*]
[名残響かせるを、
ただのひとつも漏らすまいと息を詰め、心を凝らし
最後の響きの、最後の揺らぎのひとつが消えるまで、
身じろぎのひとつもせずに聞き入っていた。]
[そうして、凪のように凪いだ魂の面に]
……師父。
───わたしも、あなたを、
お慕いしています …。
[波の形をなぞるように、心に刻むように、
そっと声を解き放った。]
[願いは、
彼の者がそれを選択した理由も、心の奥底で理解し始めている]
[それでも、彼我の空間を隔てる透明な窓へ縋るように。
黙示天使は声を上げて泣いていた*]
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