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パン屋 オットー は パン屋 オットー に投票した
神父 ジムゾン は パン屋 オットー に投票した
少年 ペーター は パン屋 オットー に投票した
負傷兵 シモン は パン屋 オットー に投票した
ならず者 ディーター は パン屋 オットー に投票した
行商人 アルビン は 行商人 アルビン に投票した
パン屋 オットー は村人の手により処刑された。
次の日の朝、ならず者 ディーター が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、神父 ジムゾン、少年 ペーター、負傷兵 シモン、行商人 アルビンの4名。
/*
仕方ないじゃない、まだアルビンは21歳だよ。青年って言ったってまだまだ子供だもの。
大切な人が死んだら泣くに決まってるじゃないの。我慢出来ないよ。
─処刑場─
[オットーの聲は聞こえない。
何も語らない。
――だが、そこから感じる息遣いは――…]
悪いな、アルビン。
俺を憎んでいい。
こいつが人狼に与していたのは確かだが、人狼だと確信していた訳じゃない。
むしろ――…
いや、いい。
中に、運んでやってくれ。
独りじゃ寂しいだろうから。
[頬に付いた返り血を指先で拭うと、アルビンの返事も待たずに宿に戻った]
/*
ディーターの最後おい
あれ卑怯だろ
かっこよすぎるわ……
シモンもカコイイわー
アルビンはついにデレたのか…
お前さんこの村の最萌え賞でいいわ
(なんかもう色々やられたらしい)
ジムゾンの暴走は切ないやね
外道な中の人が「あ、これは罵れんわ」となるくらい(
/*
村長の人狼に対する考えは、害獣出たから駆除しないとー、程度です
スズメバチが出たようなもん。
そのままにしとくと危ないから駆除するし、蜂に対して罪の意識感じないのと同じ。
村の仲間だった者に対する愛情や葛藤はないのか!と言われると、そもそも村長にとって村人はそんなに好きでもない存在なので、ちょっとは残念だなーと思ってるかな、くらいです
こいつどうしようもねえな!w
/*
それにしても、シモン…
娘のように可愛がってたリーザと、悪友ディーターを同じ悪友ジムゾンに殺され、さらにジムゾン殺さなきゃいけないってどんなハードモードだよ 不幸すぎて美味しすぎる()
村長の中の人はそんなシモンが大好きですが、村長自身は悪霊になってまでシモンを苦しめるなんてことはない(そこまで気にかけない)から、悪夢の声は聞こえないといいね。
あれが罪悪感による幻聴なのは想像してるけどー
―昨夜・宿の外で―
[嫌うとでも思ったか。>>108ディーターに当たり前のように返され、ぎりっと歯を食いしばった。]
(あァ思ったさ。思ったとも。怖かったんだよ、悪いか――)
[上手く声が出ない。歪む視界に銃を構えるディーターが映った。
守りたいと言ってくれた仲間には悪い。でも…友人の彼になら。このまま撃たれるのも、それはそれで悪く無い。
一瞬そう思い覚悟をしかけた時――かつん、と間の抜けた>>110>>111音がする。
どうやら弾は出ないようだった。それに驚き、泣きそうな―とは言っても様相は獣そのものだが―笑みを浮かべた]
…ばァか。ツメが甘ぇんだよ。
[ごとりと銃を取り落とす悪友を見やる]
―昨夜・宿の外で―
[嫌うとでも思ったか。>>5:108ディーターに当たり前のように返され、ぎりっと歯を食いしばった。]
(あァ思ったさ。思ったとも。怖かったんだよ、悪いか――)
[上手く声が出ない。歪む視界に銃を構えるディーターが映った。
守りたいと言ってくれた仲間には悪い。でも…友人の彼になら。このまま撃たれるのも、それはそれで悪く無い。
一瞬そう思い覚悟をしかけた時――かつん、と間の抜けた>>5:110>>5:111音がする。
どうやら弾は出ないようだった。それに驚き、泣きそうな―とは言っても様相は獣そのものだが―笑みを浮かべた]
…ばァか。ツメが甘ぇんだよ。
[ごとりと銃を取り落とす悪友を見やる]
[そうして半ば血反吐を吐くようにして、叫ぶ]
悪いかッ…、悪いかよ!!
俺は!!人狼で!!人とは相いれなくて!!
それでもこの村が、お前らが好きで!!!一緒にいたくて!!!
本当はずっとずっとこれからも!!
人と共に生きたかったんだよ!!!!畜生があっ!!!!!
[獣の咆哮。けれどそれはどこか人の言葉に聞こえただろうか。まるで断末魔のようだった。
そうして意識は再び昏い昏い闇に飲まれ、目の前の友人の心臓を一突き、牙で貫いた**]
[…泣き叫び、どれくらいの時間が経っただろう。
よろよろと立ち上がり、血で汚れた写真を拾い上げる。
そして、ディーターが取り落とした銃も。]
……。
[先程自分の中に「声」が聞こえた。いつも後始末をしてくれた「彼」も、もう居ないのだ。
人狼の痕跡は残っているだろうが、なんだかどうでも良いことのように思えた。状況をそのままにしふらりとその場を立ち去る。
あてもなく目指すのは馴染んだ教会。
仕事場であり昔の家であり、幼馴染達と馬鹿をやっては遊んだ、思い出深い場所だった]**
[宿の近くに相変わらず座っていたヴァルターは、ジムゾンが出てくるのも、彼にディーターが近づいていくのも、眺めていた。
距離はあったが、その結末を、認識していた。>>5]
……ああ。悪いな。
それがお前の罪だ。
[ジムゾンの方は見ないで、呟いた。>>5
狼と羊が檻の中で共に暮らすのは不可能だ。
彼らが仲良く暮らせるのは、おとぎ話の中だけだ。
切実な願い。
だが、その為に、彼は大切な存在を自分の手で壊す羽目になった。何よりも最悪な結末が訪れた。]
[――殺された際の苦痛を、「仕方なかった」で帳消しにしてやるほど、ヴァルターは人間が出来ていない。無論、自分がそうだから、己が殺した者達に対しても自分を許さなくて良いと思っているが。
ただ。獣の叫びがあまりにも悲痛なのが、この外道にも伝わったから、ジムゾンを嘲笑する気が失せただけだ。**]
/*
しかしあれだ、
PC的にはどう足掻いても救われないラストにしかならんなあこれて思ってたけど
ここで死んでディタリザや赤仲間と同じ場所に行けて
シモンは霊能者だから多分ちょこちょこ会話とかもできるし
って考えると全員の中では割と救いある方じゃねって思うよね。
墓に行ったらディタに殴られたりするんだろうかwww
/*
じむぞんのはらのなかにいるwwwwてwwwwwwww(いま気づいた)あとさりげなく享年になってやがるwwwwwwww
[――そして、響く、銃声。]
あ…。
[音のした方では、赤い飛沫と共に宙を舞い、朽木のように倒れるオットー。]
(――また、シモンさんの聲を増やさせてしまった…)
[右手の『業』が、己の無力をはっきりと思い知らせる。]
[再び、黒い狼の方に向き直る。]
[咆哮が、悲しい。
本能が勝っているはずなのに、悲しさと理性がどうにもできなかったやるせなさ。
何を言っているのかはっきりとはわからないけど、悲しい、寂しい、辛い。
そんな声に感じた。
そして――ディーターが、絶命する。]
(これで、どちらが殺めても、背負うのは独り…になっちゃった。)
[右手の『業』は、痛いほど、疼く。]
(もしあの時、私にジムゾンさんを撃てる能力を持っていたら、ジムゾンさんは今より穏やかに眠れたのかな…?
ジムゾンさんの命を背負って、生きていけたのかな…?)
――ごめんなさい、能力足りなくて…。
未熟な「狩人」で。
私がきちんと「狩り」ができれば、ここまで苦しませる前に終わらせられたのに…。
[「護れなかったもの」、黒い狼、シモン。
結局、自分の大切な人は、誰も護れなかった。]
(でも、せめて、最期は。)
[教会へと足を進めるジムゾンを追う。
――そこに、シモンが来てくれることを信じて。**]
/*
そういえば読み返しててクララさんに「食い意地張ってる」って連呼しすぎだなって思ったwwww
ジムゾンの中では多分そんな認識なんだと思うwwwww
実はゲルトやニコラス残してくれなかったこと根に持ってるのかもしれない。
【見】老人 モーリッツは、栞を挟んだ。
/*
しかし悪友ズの子供の頃って
ディタが割と軽いノリの行動派というか先陣切ってぐいぐい引っ張っていくリーダーガキ大将格で、
シモンは温厚で大らかでお人好しでたまにボケる、気は優しくて力持ちタイプというかそんな感じで
こいつは多分そんな二人にぎゃーぎゃー文句言いながらついてってたんだろうなーというのがありありと想像できるだけに
過去エピソード具体的に見てみたいよなあって思うのですw
/*
そしてシモンとオットーの最後のやり取り読んでて、何つーかこの不肖の私めのために大変申しわけねえ…!お手数おかけします…!みたいな気持ちになったw
アルビンペタがどう動いてくるのか全然読めないんだよなー
アルビンは憎悪向けて殺しに来るかなあ、どうだろう
と言いつつりっだつー
─朝・部屋─
[静かだ。
ひとりの朝って、こんなにも静かだったのか?
『自分で出来ることは自分で!』
そう、互いに課すことで距離を保ってきた娘は、それでも気を使ってか、やたらと世話を焼いてきた。
足の悪い自分を気遣って、オットーの店からパンを届けてくれて。
……そんな平穏だった頃が、懐かしい]
…………。
ディーター。
[ジムゾンを頼むと告げたあの聲は、お前なのか?
漸く、蟠りも無くなりそうだというのに]
……遅えよ、馬鹿。
[ぽつりと、自嘲する。
リーザとの事も、ディーターとの事も。
もっと、もっともっと早く、出来たはずなのに]
[重い頭を振り、部屋を出る。
昨日の泣き声は、外から聞こえてきた。談話室にも寄らず、玄関の扉を開けた]
…………。
[雪に、足跡があった。
ふたつの、男の足跡。
――そしてその先に広がる、赤]
[後始末をつけていたオットーが死んだせいか。
現場には、獣の毛も、足跡も、残っている。
血の付いた足跡の続く先は――教会。
懐にしまい込んだ写真とナイフを、確かめるように触れて。
真っ直ぐに前を見据え、歩き始めた。
すべてを終わりにするために**]
――教会――
………。
[人気のない教会の中はしんと静まり返っており、神聖を通り越してどこか冷たい雰囲気だった。
黙って祭壇の前に佇み、祈るように目を閉じていると、ふいに教会のドアが開く音が聞こえる。
緩慢な仕草でそちらに振り返った]
――よお。
[入ってきたのがシモン>>11だと認めると、そんな風に声をかける。他にも誰か居ただろうか。
少し距離を隔て、入ってきたばかりの友人と静かに対峙した。]
…この寒い中、わざわざ教会まで出向くとはご苦労なことだな。
何か神に祈りたいような事でも?
[足元には先程の血がこびりついている。優れない顔色で、軽口を叩いた]**
― 2年とちょっと前:村長邸の一室 ―
…。
……。
………はい?
[ 間の抜けた声がでた。 ]
[ それはあと一月で16歳になろうというある日のこと。
食事の席で唐突に切り出された。 ]
『16歳になるのだから、もう頃合だろう。そろそろ結婚を考えなさい。なに、相手は家柄のしっかりしたのを何人か見繕ってある。』
『そうね、寂しくなるけれどきっと綺麗な花嫁姿が見れるわ!ひ孫の顔も早くみたいしね。』
―――え?
[ 言葉の意味が頭に染み込むのに時間がかかっている間に話はすすむ。 ]
『私、遠いところにお嫁に行って欲しくないの。だからできればここか近隣の村にしなさいね。』
『ああ、それもそうだな。とりあえずゲルトはどうだ?年も近いし。資産家で村の名士の家柄だ。一人息子なのも都合がいい。
実はゲルトの父親にはもう話しを通してあって―…』
ちょ ちょっと 待って!
待ってください、おじい様、おばあ様!!!
結婚なんて早いです!それにゲルトって…
(ゲルトってあのゲルト?あの昼行灯のゲルト?あの楽天家の?あの能天気者の?)
[ 子どもの頃はさんざんにパメラをからかった者の一人で、今も会えば軽口くらいは叩く。
嫌いではない。かと言って好きではない。いや、好きは好きな方かもしれないが恋愛感情では絶対無い! ]
[ それが今日になって急に結婚して子どもを産めとは! ]
『あなたには両親がいないし、私たちは年寄りだもの。早く結婚しておくにこしたことはないのよ、ねえ?』
『そうだ。愛情などは添うてから育めばいい。』
そ それよりも、わたしよりも! そう、伯父サマは!?
伯父サマが結婚されてません!順番的に言っても!
『あれにはあれで薦めているんだがね…』
[ それまで黙って食事を薦めていたヴァルターがここで初めて顔を上げ、「おいおいこっちを巻き込むんじゃねーよ」とでも言いたげに一瞥をくれた。 ]
―ニコラスと共に―
[特に深く考えず、ニコラスについて来た。
会ったばかりの年上の男性について来るなんて、人見知りの彼女には珍しい。
自分でもどうしてそうしたのかわからない。
もしかしたら、声を失った彼を、どこか放っておけなかったのかもしれない。
そのまま村中のいたるところを巡った。>>5:+45>>5:+46>>5:+47>>5:+48
教会、パン屋、花屋、図書館…
この村で生まれ育ったカタリナにとって、慣れ親しんだ場所ばかりなのに、どこか違う場所にいるように感じた。
それは、誰もいないせいばかりではなく、自分がもうすぐ、この世界から離れなければならないことを悟り始めているためかもしれない。]
(いやだ!まだ離れたくない。)
[惨劇を見せつけられても、自分の生まれ育った村への愛着は変わらない。
離れなければならないのはわかっている。
しかし、それに素直に従いたくない。
そんな子どもじみた思いを示すように、服の裾を掴んだまま、片時も男から離れなかった。]
ああ、まあ、
カミサマに祈りたい気分ではあるんだが、
用事があるのは、そっちじゃねぇ。
……ジム。
お前と、話をしにきた。
[一歩一歩、距離をつめていくと、ジムゾンの足元にこびりついた血糊が目に入った。
見ないふりをしてきたものが真実だったと、否が応でも突きつけられて。眉が下がる]
[手を伸ばせば届くくらいの距離で足を止め、ひとつ呼吸を置き――
まっすぐに、その目を見る]
お前なんだろ? もう1人の人狼。
[ジムゾンは、どう反応したか]
……前から、気づいてた。
知ってて、放っておいた。
――いや、
何かの間違いなら、って、目を背けて、考えないようにしてたんだ。
お前が人狼なら、リーザを殺したりしないだろうって、そんな期待もあった。
……俺も同罪さ。
みんなを、見殺しにしたようなもんだ。
オットーの事だって、嗤えたもんじゃない。
なあ、ジム。
どうあっても、もう戻れないのなら……あの約束どおり、俺の手で終わらせてやる。俺がお前らの命を背負って生きるから――
だからもう、苦しむな。
[少し困ったように微笑んで、腕を伸ばし、昔と変わらぬ仕草で髪を撫でた**]
負傷兵 シモンは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
[ディーターに銃口を向けられた時、一瞬脳裏を過ぎった誘惑。再び目前に差し出されたそれを、突っぱねる様に己の意思を告げる]
俺は、生きるために人を喰らった。
ゲルトやヴァルターの肉を貪った。リーザも、ディーターも、俺が殺した。クララも志半ばで息絶えた。
オットーだって俺を守るために死に、俺に生きてほしいと願った。
他の、罪もない連中が何人も死んだ。
それは人狼なんてモンがいるからだ。
……俺が、壊したんだ。この村を。
テメェが何より尊いと思っていた日常を。
だから…俺は最後まで、抗わなきゃいけねえ。
それが俺の…化物の、人狼としての、ケジメなんだよ。
[真剣な眼差しで淡々と言葉を紡いだ**]
[は、と大きく息を漏らす]
でも、どうしても……、
……どうしても、
人狼として生きるっていうなら、
――俺を食って終わりにしな。
俺は、抗う。
ジムとの約束を守る為に。
[真剣に見つめ返すのは、友人か。人狼か**]
/*
あーもうちくしょうwwwwもうだめだwwwww(私が)ぐらっぐら揺れるwwwwwくそー好きだー!!
しかしあんま突っ走ると完全に周囲おいてけぼりにしそうであれなのでもうちょい皆を待ちたいなーと思いつつ
─ 村内 ─
[ ふと気づけば自分の家に居た。
さっきまで誰かと話していたはずなのだけど。
かつては「知ってるはずのこと」が出て来なかった。
今は、だんだん「なくなっていく」気がする。
感覚も、過去も、記憶も。 ]
もうじき終わる。
もうじきじゃあ。
[ 何が?
……何もかもが。 ]
/*ジムゾン様>>*0 遺言が笑えたなら良かった。
ジムゾン様は神の如き博愛主義者ですね!
おお、誉めよ称えよ。ジーク・ジムゾン。(何。
墓下からも赤発言読めますよ。(手ぶんぶかしつつ。
/*そういえばマスターキー手に入れた癖に、結局使わなかった!
[今頃思い出した奴。]
ヴァルター5dメモ
>襲撃なしになってしまったら、一発言コミットで一日なかったことにする(4日目深夜)というのはどうか、というの思いついたがこの思いは地上に届かぬ
気持ちは理解できますが、物語を紡ぐことを主目的とするRP村で、処刑襲撃の都合を優先とする進行を選択することは、僕は微妙に思います。
…。
[終わらせると聞いて、静かに目を閉じる。
シモンの最後の言葉は聞こえなかった。彼がどんな選択をするか、自分には分からない。けれども、例え自分が想定した終わりが来なくても、恨むことはないだろう。
死の直前に思ったことは。
これで自分は、罪に対する罰を少しでも受けられたか、ということだった。]
― 教会:尖塔の上 ―
[ なんだか終わり(>>+9)が近いような気がして、ここにきてしまった。 ]
[ ここからは村がかなり遠くまで眺めることができる。
宿屋もパン屋も花屋も図書館も牧場も農場も学校も村長邸もゲルト邸も。遥か遠く、樵小屋も。 ]
[ 果たしてこの景色が見たかったのだろうか、自分は? ]
…。
…これもちょっとだけ、ちがう。ちょっとたのしいけど。
[ 遠く、緑の旅人と連れ立った少女がどこかへ歩いているのが見えた。(>>5:+45 >>+4) ]
[ 追いかけてみようかな…と思ったとき、片脚の男が歩いてくる。よく見ると、教会までの道程に、紅い点がぱらぱらと雪に跡を残していた。それを辿るように。(>>11) ]**
―――っ。
[珍しく強い口調で反論され驚いたようにシモンを見る。>>21
何度か目を瞬かせれば、照れたように、けれど少し哀しそうな笑みを浮かべた。]
………ありがとな。
[頭をぽんと撫でられふいに思い出した。
酒を酌み交わしながらシモンに告げられた言葉。遠慮してんじゃねえよと。死ぬ間際のディーターも言っていた。どうして己の正体を言わなかったのかと。
――今になって改めて思う。
大事な友人達。なら何故もっと信頼し、もっと早くに助けを求めることができなかったのだろう。警戒心と臆病さと負い目をひとり抱え込んで、招いた結果がこのザマだ。こうして向けられる言葉の通り、自分が何であろうと彼らならきっと受け入れてくれたに違いないのに。]
……俺は、馬鹿だな。馬鹿だ。
[もう何もかも遅い。それがわかっているからこそ多くを語ることはせず、ただそれだけを呟く]
[そうして正面から視線>>22を受け止め、鋭い眼差しで射抜き返した]
分かった。それがてめえの覚悟なんだな。
何を言われても俺の意思は変わらねェ。邪魔するってんならお前も喰うだけだ。
[そうこうしている間にも、ディーターを襲った時の衝動は体の中で渦巻き続けていた。もうきっと理性を保っていられる時間はそう長くはない。それが薄々分かっているからこそ、突き放すように吐き捨てる]
……だが、それでも、お前が約束とやらを果たしてェって言うのなら。
[最後に刹那、困ったように笑い]
―――力づくでやってみせな。
[言い終えれば瞳が狂気に揺らめき赤く光った。みるみるうちに男が黒い獣の姿に変化していく。牙を向き、唸り声を挙げて目の前の人間と対峙するだろう**]
/*
メモ見るにアルペタ組は別行動取るっぽい?のでこのまま二人の世界で突っ走ってもOKな感じだろうか…w
まあ確かにこっち側に合流しても何すんねん感はあるもんなあ
もし動きづらくさせてたら申し訳ない
そういえば初めての人狼騒動でも、叫び声も上げられずに食われる展開を狙って喉の病気で声が出ないRPをしたら生き残って、本編中に重傷を負ったまま狼とやり合ったな……
―カタリナの家・家畜小屋―
みんな元気だ。よかった…
[雪崩の影響は受けていない様子で、家屋も家畜小屋もそのままの形で残っていた。
まずは家畜小屋で動物たちの無事を確認し、安堵の息を漏らす。
両親が逃げる前に、ありったけの餌を残していったのだろうか。
残りわずかではあるが、どの動物も飢えている様子はない。]
…もー…おまえのせいで、ペーターとケンカしちゃったんだからね…
[苦笑しながら、喧嘩の元となったちぎれ耳の小さな羊を撫でようとするが、感覚もなくすり抜けてしまった。
羊は何事もなかったようにただ鳴いている。
すり抜けてしまった手と目の前の羊を見比べ、一瞬悲しそうな表情を浮かべたが、すぐに元の困ったような笑みを戻し、そのまま住居の方へと向かった。]
― 昨日・処刑場 ―
…これじゃ、ご褒美あげられないわね。
[悲しげにため息。]
真面目よね、オットーは。
会いたくなっちゃったからとか言えば許してあげたのに。
[声、を聞きながらくすくす笑う。]
この浮気者め。
[楽しそうに笑うと、こちらに来たオットーに見つからないように。
遠くから見守った。]
―カタリナの家・リビング―
パパとママ、ちゃんと逃げられたのかな…
[家じゅうを一通り見て回り、両親の不在を確認する。
ここにも宿にもいないということは、村の外に避難できたのだろう。
そう信じたい。
少なくとも、先程見た雪の中にはいないことを願うばかりだ。
そして、リビングのソファに横たわる、遺体を見下ろす。
それは、まぎれもなく自分の姿。
眺めれば眺めるほど、自分は死んでしまったのだなという実感が湧いてくる。
しかし、まだそれを認めたくなくて。
ぽろぽろと、あふれる涙を止めることが出来なかった。]**
―Where is he?―
[結局、あの後自分は"自分"に会いに行ったのだろうか?それすらおぼろげのまま。考えていた。]
……。
[今やあれだけ居た村人も、たったの4人になってしまった。モーリッツとパメラしか出会っていないが他の皆もこうしてどこかから見守っているのだろう。]
他に何か、いい方法はなかったもんなのかな。
[真っ先に表舞台を去ることになった自分…身体を張って、命を張って遺志を伝えたかった自分は――けれども、見方によっては最も幸せであるのだ。心の中では誰一人として疑わぬまま、逝ったのだから。逃げたのだと、卑怯者だと言われたとして、真意が伝わっていないのならそれを否定できる材料はないのだと。それならばただの犬死であると。]
[何が一番正しかったのか、答えの出ない迷宮を彷徨いながら、けれど最後まで見守っていた。**]
【見】羊飼い カタリナは、栞を挟んだ。
─ 死ぬ前 ─
[>>2男にはツメが甘いとのたまうジムゾンの顔は、
獣なのに、何故だか泣いてるような顔に見えた。]
……わざとだよ、ばーか。
[弾が入っていたら男は引き金を引けなかっただろう。
シモンの時もそうだ。
最後に出た戦場で、爆弾を持ってシモンに走りよったあの男は、
銃撃されなければ子供を庇うシモンもろとも、全てを吹き飛ばすつもりだったんだろう。
戦場の中で人の心を取り戻した姿に、どこかで死んでも構わないと思っていても、結局は生きてて欲しかったから、間に合ってくれと強く願って引き金を引いた。]
う、う、浮気者?!
[クララから思い切り想定外の言葉>>+21を聞いて、わたわたと慌てる。
反射的にどうして?!と尋ねそうになって…クララの方に左手を伸ばしかけたが、ふと途中で止めた。そのままぽりぽりと頬をかく。]
僕が最後の人狼を庇って死んだから、です?
それとも、アルビンに好きだって答えたから?
[クララの真意を窺うように、じっと見つめながら問いかけた。それでも、すぐにきっぱりと言い切る。]
でも僕は昨日クララさんを糾弾したのがシモンさんやリーザでなく、あの場にいた他の誰であっても、あなたを庇ったし、場合によっては手を下したに違いありませんし、絶対報復したでしょう…って言っても。信じて貰えませんか?
[自分にとってクララが一番大切だと言外に伝えたつもりだが、果たしてこの言い方で分かっただろうか?少し心配そうに首をかしげる。]
[こんなときに昔を思い出したのも束の間。
腕の痛みばかりが強くなり、もう銃を持つ力もない。
このままジムゾンは男を食らいつくすのだろう。
体に掛かる圧が強くなる。>>3]
ほらな。
ジムゾン、お前、本当は寂しかったんだろ。
悪かったな、一人にしちまってよ。
俺食ったらまたお前を寂しくさせちゃわねぇかな。
……まあ、シモンがいるから、大丈夫か。
[強く肺を押さえつけられ、息苦しくなった状態では声が出なかった。]
[>>5いっそう激しく獣が哭く。]
なあおい、ジムゾン。
ちゃんと人間の言葉で話してくれよ、何を言ってるのかわからねえよ。
わかんねぇけど、泣くなよ。
傍にいてやるから、泣くなって。
[男は獣の声を聞きながら、昔に見たジムゾンの幼い姿を思い浮かべた。
ふさぎこんだかと思えば、急にわめきだす。
誰にも手が付けられなかったジムゾンを、どうやって泣き止ませたんだったか。
いつものように、背中をぽんぽんと叩いてなだめようとしたけど、
左手がジムゾンの背に触れようとした瞬間、
男の心臓は、鋭い牙に破られた。*]
おーおー、すんげぇ食いっぷりだなおい。
そんなに美味ぇのか?
お前、案外悪食だったんだなァ。
あ、こら、胆嚢捨てるなよ。
[>>5:107がつがつと人の体を貪り食う獣に、
男はヤンキー座りをしながら頬杖を突いて面白そうに見ていた。
地面に横たわる男の体は、見目に反してやたらと肉が少ない。
酒ばかり飲んでて肝臓を壊した男は、次々と内臓を駄目にしていてまともな食事が出来なくなっていた。
その所為か、昔の筋肉をすっかりなくしており、服の下では病人のような体つきをしていた。]
お、この傷最初に戦場に出たときのじゃねえか。
上官の指示聞き間違えて俺だけ突っ走って撃たれたんだよなぁ。
[などと言ってみるのは、腰の部分に見える傷。
戦場でつけた傷は消えずに、体中に残っていた。]
にしても、毎日こうして人食ってたのか?
よく太らねえもんだな。
[食い散らかされた死体に、呆れるような感心するような。
>>5:107人に戻ったジムゾンに声をかけるが、ただただ泣くばかり。]
腹いっぱいになったっつーのに、何を泣く必要があるんだ。
まさか予想以上に不味かったなんていったらぶっ飛ばすからな。
[えいやと右手でパンチをお見舞いするが、すっと通り過ぎてしまった。
そこではたと気づく。]
……右腕がある……だと……!?
[男はまるで幽霊を見るかのような驚きで、にょきっと生えてる右腕を見た。
それから目に見える姿は今より20は若く、3人で写真を撮った時の姿をしているものの、他人に指摘されなければ気づかないだろう。]
[腕以外の変化に気づかない男は、右手をぐー、ぱー、ぐー、ぱーと握って開いてを繰り返す。]
すっ……げ、なんだこれ、すっげぇなおい!
[ちゃんと自分の意思で動かす事が出来て、ものすごく男は感動していた。
しかし、腕が生えても、もう触れないんじゃ意味が無い。
泣いているジムゾンの頭をもしゃもしゃと撫でる振りをしてみるけど、
ジムゾンの声が泣き止むような事は勿論無かった]
お前、ほんっと泣き虫だなぁ。
……………………シモン、俺の聞こえるか。
ジムゾンのやつが、まだ泣いてやがるんだ。
こんななっちまった俺じゃ何しても無理だ。
だからさ、シモン、『ジムゾンを頼む。』
[>>1宿の方を見て、もう一人の悪友の顔を思い出しながら男は告げた。*]
ん?
両方よ。
[くすくす笑う。
だめだ、頬が緩む。
彼の前ではカッコ良くありたかったのに。]
ふふっ、信じないわけじゃないけど。
私が欲しいのはそんな言葉じゃないわ。
[何も本気で浮気者だと思っているわけではない。
軽くからかって余裕を見せようとしただけだけど。
面白いから続ける、別にある種の期待をしたいから。]
/*
ジムゾン兄ちゃんとシモン兄ちゃんが、熱い……!<●><●>カッ!
昨日はめまいでフーラフラしてたけれど今日はそこそこ元気ー!
ようし、流れに追いつこう……。
きっちりログ読み込むぞう……!
/*
それにしてももう最終日かー。
オレ、今回はちっともまともに動けてないなー。
反省点多いぜ……!
もうちょっとこう、殺し合いに参加できそうなRPにしとけばよかったなーとしみじみ!
ペーター結局何したいん、って感じになってるんだよなぁ……。
うん、要精進だぜ……!
会いたかった。
クララさんがいなくなってから、ずっと寂しかったんです。待っていてくださると分かっていても。
談話室で別れたときから、今再会できるまでの時間は、僕にとって一番長く感じました。
[クララが面白がっているとは知らないから、口調は真剣そのものだった。しかし照れくささから頬が勝手に赤くなる。]
[暫くずっとジムゾンの傍にいたら、ようやく声が止む。>>6]
…うん?
その写真、お前も持ってたのか。
[ジムゾンが拾い上げた写真は、血に塗れていたが>>5:107、何が写っていたのかすぐにわかった。
そういえば自分の写真はどこにいったのか。
まだポケットにぐしゃぐしゃにしまわれてるのか、それとも勢いあまってジムゾンの腹の中に消えたのか。
何気に服を探れば、綺麗なままのモノクロ写真がポケットに収まっている事に気がついた。]
ま、お前が寂しくねえようにって撮ったけどよ。
結局は俺にとってもお守りみたいなもんになったんだよなぁ。
[戦場に持って行って、死にそうな時や、辛い時になればこの写真を眺めたものだ。
よくあの戦火の中で焼かれずに残ってくれたものだと思う。]
……行くのか、まぁ、お前の好きなように生きろよ。
ああ、あとその銃、一回りさせねぇと弾出ねぇからな…って聞こえねぇか。
[教会の方角へ向かう背にアドバイスを投げたが、それはジムゾンの耳には届くはずもなかった。]
[そして、そんなジムゾンの後を追う一人の少女。>>+3]
おう、嬢ちゃんもいたのか。
あいつ追うの?
追ったところで何もやれることねぇけどなァ。
つーか、シモンのとこにいなくていいのか?
[話しかけてみるが、気づくだろうか。
男の存在と、そして、若返った男がディーターだという事に。
男はジムゾンとリーザの後を追わずに、この場に残る。
なんとなく、ここで待っていればシモンが出てくるような予感があったから、その時についでに行こうと考えていた。]
[コロコロ変わるオットーの表情も面白い、そして可愛い。]
ありがとう。
私も会いたかったわ。
生きてなさいって言ったのに早く来ないかな、なんて思ったりして。
[頬を染める。
というか素直に気持ちを吐き出してしまった自分に驚いた。]
だから、まぁ許してあげるわよ。
[ばつが悪そうに目をそらして囁いた。]
[ジムゾンだった、黒い獣が唸り声を上げ――
床を蹴る]
――…ッ!
[狙われたのは、腕。
大きく開かれた赤い口に並ぶ、鋭い牙]
ガギィ!!
[咄嗟に体を支えていた杖を構えなおし、大きく開かれた口に押し込んだ。
杖を持つ腕がびりびりと痺れ、左足がずきりと痛む]
[暫く待っていれば、拙い歩みで待ち人来る>>10]
よ、遅かったじゃねえか。
[死体から流れた血液は雪の上で熱を無くして固まっている。
散らばる肉片も、凍っていたかもしれない。
それだから、酷い悪臭は漂うことはなかっただろう事に何故かほっとする。]
うっせばーか。
良いツラ構えって言えよ。
恐怖に歪んでないだけマシだろうが。
[もしもジムゾンが最初の一撃を心臓にくれなければ、
貪り食われる衝撃に酷く表情を歪めていただろう。
最期に残る顔が、落ち着いたもので良かった。
ある意味で、彼の優しさがそこに出ていたような気がする。]
ンなもん、お前にしか頼めないからだろォ?
……そうそ、わかってるじゃねぇか。
[男には、あれだけ殺すと息巻いていた人狼を殺せなかった。
ジムゾンを殺す事が出来なかった。
その癖、彼の最後をシモンに託すなんて虫の良い話にもほどがあるが、シモンは赦してくれるだろうか。
眠る顔を雪で洗われると、血の気の引いた顔が良くわかる。]
……いってぇなこのヤロウ。
[本当は痛くは無いけど、額を叩かれた振りをして、
やり返すかのように頭にチョップを仕掛けるが、すとんと空を切った。]
/*ディーターさんはジムゾンさんシモンさんといちゃこらしているじゃないか。(まがお。
えーっと。村の将来と村の若者に対する懸念についてのアンケートですか?
僕は正直、僕の世代よりも少し年上の男性陣に懸念を抱いているんですよ、ええ。
なんかー、気が付くと幼馴染同時で仲良くしててー。
結婚しなくて将来大丈夫?とか思っているんですよー。
[※都合により音声は変えてあります。]
─ 教会 ─
[思ったとおり、>>11シモンが足跡を辿って教会へ行くのにあわせて男も向かう。
教会にはジムゾンがいた。>>12
祈っていたのか、祭壇の前に佇むジムゾンの姿は、まさに神父と呼んでもおかしくない。
おかしくないのに、昔を知る男からしたら妙にミスマッチに見えて笑ってしまう。]
さっき振り。
お前、本当に神父だったんだな。
[シモンだけではなく、男もいたのだが、見えていないのは承知の上。
先に行ったと思われるリーザは、二人の姿をじっと見ていた>>+8。
男は、挨拶を交わす二人から離れて>>13、祭壇へと向かう。
いつも神父が立っている位置に陣取れば、観戦席から見るように、
2人のやりとりを見ていた。]
/*
ちなみに展開は完全にいきあたりばったりである。
これ普通に負けるとタイマンで人狼倒せる霊能者ってどうなんだよ!狩人なんていらなかったんや!
ってなる気するんだがどうしようwwww
[2人の会話は、この時はとても静かなものだ。
教会という場所の所為かも知れない。
内容が内容なのに、どこか神聖なものにすら見える。
その中でもシモンの言葉に男は目を瞠る>>16]
はァ?
おま、知ってたのか!?
[しかも約束ってなんの事だよ、と身を乗り上げて問い詰めるも、
声は届かないから返事も無い。]
くっそ…こいつらいつの間に……。
[ヨアヒム事件の後、男が去った後に交わされたものだとは知らず>>3:22>>3:36、なんとなくしょんぼりしながら、再び黙ってやりとりを見た。]
[オットーを受け入れて、手を握る。]
私もよ、愛してるわ。
[素直に、言葉を。
最期になるまで言えなかった言葉を。]
でも、手を握るだけかしら?
[不満そうに言ってみせる。]
……、ク
[腕は失わずに済んだものの、獣の力は強い。鼻先に皺を寄せ、牙に力を込めてくる。
めきり、嫌な音がした。
そしてだらだらと滴る涎が、杖を濡らし――]
く、っそ、
[足も、杖も、保たない。
一呼吸して、ふ、と力を抜いた。
獣自身の勢いを使って仰向けに転がり、右の足で獣の腹を蹴り上げる]
[2人の悪友に、隠し事をするなと言ったが実は男にも隠していたことがある。
酒の飲みすぎで体を壊して、医者にこれ以上不摂生を続けたら近いうちに死ぬといわれていた。
下手したら30になる前にとも。
最初こそは、主食のように薬を飲んだりもしていたが、
金の工面や耐え難い副作用により投薬を中止した。
それでも痛みはずっと付きまとうから、鎮痛剤だけは打ち続けていた。
最近無事に生誕31周年記念日を迎える事が出来たが、先は長くなかっただろう。]
だから別に俺の事は気にしなくてもいいんだけどなァ。
[>>20>>21殺した人間の罪を背負う、と互いに主張するが
少なくとも、男は彼らの背に自分の死を背負う必要なんかないと思っていた。
寧ろ今のうちに死ねて良かったとも思えてくるくらいだ。]
…。
[告白の言葉に嬉しそうに頷く。――が。]
へっ!?に、握るだけって、ええっと?
[不満げな声に目をぱちぱち瞬かせる。
これでも自分としては勇気を出して行動したと思っているのに、クララにはまだ不十分らしい。]
あーっと。そのー。
[しばらくおろおろしながら、返事もできずにいたが、やがて表情を引き締めて、クララの手を握り締めたまま、それを自分の口元に引き寄せる。]
…。
[ふりほどかれなければ、そのままクララの手の平に唇を落として、赤い花を咲かせた。]
そういえば、クララさんには僕のものという印をつけてなかったですからね。
[そう言いながら、空いた右手で首筋にまだ残っている、クララがつけた証を指差した。]
[家に入る>>+17のも、彼女を見失わないようついていくことにし。
家が無人であることを確認するも、無事かどうかに頷くことはできなかった。
大半は無事外に向かったが、無慈悲な雪の被害者はゼロではなかった。
そこに彼女の両親がいたかどうかは、彼らの顔知らぬ自分には叶わぬこと。
静かに、曖昧に頷く。]
(カタリナ)
[家族写真と思われる、一枚の写真が目についた。
一番幼い少女のそばに、Katarinaとメモ書きがあり。
彼女の名を今更知りながらも、遺体の姿に涙する背中を抱きとめる。
その背に、手元に、「泣かないで、カタリナ」と幾度か書いた。
伝わらなくても、構わない。]
(羊か……)
[おそらくこの村においては貴重な動物であろうが、このままではどうなることか。
この村は雪に閉ざされ、もし人狼を殺しきれたとしても、犠牲は多すぎた。
彼らが飢える前に、雪が片付けばよいが。
あまり経過は明るくなかろう。
涙するカタリナに見られないよう、渋い顔をしつつも。何の力もない己を少しだけ悔いる。
カタリナが落ち着けば、宿に戻るかと身振りで促した。
拒否されても、誰かを探しに行くべきと強く思う。
今の自分では、彼女を笑わせる言葉を持たないから。]
─ 少し前 ─
[少女に話しかければ、ジムゾンを追う足を止めてこちらを向いた>>+42
暫く迷っていたようだが、リーザは男の名を言った。]
お前さん、死んでも元気だなぁ。
……写真?なんだ、あいつも写真持ってたのか。
[3人で撮った写真は一枚しかない。
きっとそれをリーザにシモンが見せたのだろう。]
そう俺、ディーターさん。
レディに名前を覚えててくれて嬉しいよ。
[などと、恥ずかしげもなく言って見るのも、
もしかしたら少しくらいは内面も若返ってるかも知れない。]
はっ、はっ……
[汗を拭い、上体を起こす。
杖を床につき、立ち上がろうとするが、限界だったのだろう。音を立てて杖が折れた]
ぐっ
[バランスを崩して転倒する。
獣を見れば、相手も立ち上がろうとする所だった。さしてダメージを受けているようにも見えない。
このままでは、何も出来ないまま食われるだけだ。
ヤバイ、ヤバイ。
何かないかと、視線を巡らす]
く、くく…。
こんな子供にまで心配されるジムゾンって奴ぁ……。
[>>+46本当にどうしようもなく手が掛かって、放っておけない、あの時のままだ。
いくら神父になって外面を取り繕うとも、人狼だろうとも。
昔から何も変わっていないなと、懐かしさがこみ上げた]
おう、後で行くぜ。
……ジムゾンを頼む。
あいつ、寂しがり屋なんだ。
[先に行くリーザに、シモンにもした頼みごとをする。
悲しげに微笑む表情は、まだ10にも満たない少女にはそぐわない。
昔なじみのジムゾンやシモンの事はわかっても、女心には多少疎い。]
シモンの奴が来なければ、取り憑いてでも連れてってやるよ。
[残念な事に、ありゃ将来どえらいイイ女になったぞ、と
生きていたらシモンは大変だっただろうなと想像した。*]
─ 現在・教会 ─
[>>22シモンが人狼として生きるなら俺を食えという。
>>24ジムゾンが食ってでも生きるという。]
結局こうなるのは分かっていたけど、
目の前で見るとやっぱやる瀬ねぇな。
[2人が生き残る方法を考えると、思い浮かぶのはジムゾンがこの村を去ることくらいか。
だが雪に閉ざされた村。
どこにもいけないから、ここに留まって人を食うしかできないのだろう。]
ま、頑張れよ。
[人から獣に変わるジムゾン。獣に対峙するシモン。
明らかな分はジムゾンにあるが、果たして。]
……っ、
[視界の端に、何かが入る。
先ほどまでジムゾンが立っていた場所に落ちている、黒く光るもの。
見覚えがある。ディーターの銃だ。
床を這い、銃に腕を伸ばす]
ああ、くそ。自分の銃を持ってくるんだった。
[悪態をつきながらも銃を掴むのと、獣が飛び掛ってきたのは、ほとんど同時。
銃に、弾丸が一発しか入っていないことは知らないまま、獣をめがけて引き金を引いた――]
[導かれた手の先をみる。]
…ありがとう。
[そこに付けられた痕。]
…嬉しいわ。
まさかオットーがこんなことしてくれるなんてね。
ふふっ、私の可愛いオットーは何処に言ったのかしら。
[冗談交じりにそんなことを言いながら。
大事そうに、痕を撫ぜた。]
/*
[[1d5] ]で1が出たら弾が出るんじゃないかな!>シモンメモ
どうでもいいけどプロローグで出した写真がここまで伸びるとは思わんかったわ。
”わたしたちは光を望んだが、闇に閉ざされ、
輝きを望んだが、暗黒の中を歩いている。”
なんつーの、まるであいつみてぇ…というか、
今の状況にそのものか。
[不意に呟くのは、聖書の一文。
別に敬虔なクリスチャンではないが、村から出るときに教会から勝手に借りた聖書を暇つぶしによく読んでいた。
光を、希望を探しているのに、何も見えない闇を彷徨うだけ。
何の為に人を殺しているのか、いつまでこんな事をしないといけないのか。
結局男が戦争で得た物は、母親の入院費以外に何も無かった。
その母親も男が入隊して1年も経たずに亡くなったものだから、貰ったところで意味も失ってしまった。]
”正義を望んだが、それはなかった。
救いを望んだが、わたしたちを遠く去った。”
[曖昧ながらも、この場で一節を唱えれば自分こそが神父にでもなったようだ。
実際の神父と言えば、獣になって人を食い殺そうと戦っているのだが。>>26]
[ディーターの銃が火を吹いた。
弾丸が、獣の後足を抉る。しかし致命傷には至らない。
一発、二発と追撃の引き金を引くが、ただ、ハンマーがガチンと鳴るばかり]
あの馬鹿!
一発しか入れてねえぇのかよ!!
[罵倒した。
弾がない事が分かった獣は、機動力を奪われながらも向かってきただろうか]
― 昨夜、処刑前 ―
[人前でこうして泣くのは生まれて初めてだった。公然と自分の感情を曝け出したのも初めてだっただろう。オットーの前で泣きたくなんかなかった。もし此れが最後だとするならば尚更情けない姿をこれ以上晒したくなかった。
けれども溢れる涙を止められなかった。だって、こんなにも辛い。悲しい。――淋しい。
重たくて大きい、幾重にも重なったうねりの感情が自分の中から溢れ、その激流に押し潰されそうになる。
胸が苦しくて、喘ぐように嗚咽を漏らす。そうして涙と一緒に重たいものを吐き出すにはいられなかった。
目の前の幼馴染を失いたくないという想いが溢れて止まらなかった。]
―昨夜・避難部屋―
……なんだよ、皆揃って自分勝手にもほどがあるだろ。
[不貞腐れたようにベッドの上に寝そべって、枕に顔を埋めた。
声音が湿って響くのは、険しく細めた瞳に滲む涙の所為。
自ら死を選び、姿を消したオットーの事を思う。
きっと、彼はもうこの世にはいない。
シモンの手によって、処刑されてしまったはずだ]
アルビン兄ちゃん、あんなに必死に一緒に生きてくれって言ってたのにさ……。
[そんな幼馴染を残して、ひとり死に向かって行くなんて。
ペーターには、彼が何を思って死を決意したのかなんて、到底理解できそうにもない。
鼻を赤くして唇を噛み、こぼれ落ちそうになる涙を我慢した。
そのまま、がばりと起き上がると、枕の横に置いた日記帳に手を伸ばす]
……ッ…!?
[急所こそ外したものの、至近距離で弾をまともに喰らい、悶絶しながら血を撒き散らす。これにはさすがに人狼でも堪えたようだった。痛みと怒りにぎらぎらと瞳が揺れた]
…んだ、これ、聞いてねぇぞ……騙しやがったな、あのディーターのクソ野郎が…!!
[よろよろとした足取りでそれでもまだ立ち上がり、シモンの左足めがけて食らいつき、引き倒そうとする。
予期せぬ痛みを受けて思わず自我が戻ったのだろうか。溢れる声は獣の咆哮から人の言葉へと変わっていた]
[カタリナが書き残した日記。
今頃になって、ようやくそれを開こうと思ったのは何故だろう。
彼女が死んだあの雪の日から、ペーターはずっと置いていかれるばかりだ]
……カタリナがここにいたら、勝手に日記読むなんて酷いって怒るかな。
[手元の日記帳に視線を落とし、泣き笑いのような表情を作った。
実際には、そんな事なんて二度とないのだ。心配する必要もない。
――自分の日常を形作っていた人々の不在。
その空白を噛み締めながら、ページを開く]
ふふっ、ごめんごめん。
[だって可愛いんだもの。
続きの言葉は飲み込んだ。]
そうなの?
[勇気を振り絞ったというオットーに]
本当に嬉しかったわ。
頑張ってくれてありがとうね。
[そのまま唇を奪おうと。]
……ヨアヒム兄ちゃんも、オットー兄ちゃんも馬鹿だよ。
[頬を涙が伝うのに任せたまま、沈んだ声で罵るのは、まるで自ら死を望んだような二人のこと。
カタリナを亡くして、取り残されたペーターだからこそわかる。
……残される者が、一体どんな気分を味わうものなのか]
死ぬ覚悟なんて決めんなよ、だって死んだらそれっきりなんだぜ。
生きてくれなんて託さないで、一緒に生きられるように頑張れよ……!
[彼らは彼らなりに、抱えたたくさんのものがあったのだろうけれど。
そんなもの、知りたくないし知るつもりにもなれない]
オレは絶対に、誰かを残して死んだりなんてしない……!
一緒に生きようって言える大人になってやる……!
[残されるのはこんなに辛いのだから、誰かを残していくなんてごめんだ。
乱れた声を張り上げて、唸るようにしゃくりあげる。
そうして、夜が耽るまで声を上げて泣き続けた*]
[モーリッツから、子供の頃に悪い事をすると人狼に食われるぞとよく脅された。
戦争に身を落とした男にとって、いつしかそれはこの身を裁きに来る
神の使いのようなものだと無意識のうちに考えていた。]
ま、実際はただ食欲旺盛な狼だったわけだけどよ。
[それにしたって、神父が食いにくるなんて出来すぎだろと、男は笑う。
村に戻って、他人に迷惑をかけるだけのロクデナシの生活を懲りずに送っていたのは、きっと誰かに断罪される日を待っていたのかもしれない。]
[>>32不意に、銃を拾うシモンの姿が見えた。]
……シモンその銃、 弾出ねぇ………
[ぱぁん]
……………もしかして弾入れる場所間違ってたかァ?
[>>33銃から響いた音に、男は本当にしくったと顔をしかめた。
普通に考えて、入れた場所を覚えていないなんて軍人として失格だろう。]
……ジム?
[獣から漏れる恨みがましい咆哮――否。それは、ひとの言葉だった。
紛れもないジムゾンの声に、一瞬、判断が遅れ、よろよろと近づいてきた獣に左足を噛まれた]
――――!!
ア、アアア、グ、アアァ
[肉を裂く激痛に、悲鳴が漏れた]
まあ。分かって貰えたならいいですけど。
[謝るクララがどんな言葉を飲み込んだか悟ることができずに、素直に言われたことを解釈して、少し機嫌を直す。]
そうですよ!だって、クララさんが不満そうにしているから、それでっ…!
[嬉しかったといわれて、照れ隠しに理由を言おうとした瞬間。唇を奪われて、目を白黒させた。]
[>>34シモンの罵声に思わず口火を切る]
うっせぇ馬鹿!
自分の頭ぶち抜くのに2発も必要ねぇだろうが!!
つーか、てめぇも元軍人なら銃の状態確認しろよクソッタレ!!
[ジムゾンの声が人として聞こえていれば>>39、
知らねぇよ、騙した覚えねぇぞ!と中指を天井に向けていただろう。]
[脂汗を浮かべながら、人の言葉を取り戻したジムゾンを見る。
どうせ動かない足だ。左足をくれたまま、毛皮に手を伸ばす]
……よう、ジム。
目は、覚めたか?
[痛みにえづきながらも、努めて変わらぬ口調で問いかけた]
[一人祭壇でわぁわぁ行っていると、隣に気配を感じる>>+58]
笑い事じゃねぇよ。
ああ、嬢ちゃんも今後銃を撃つなら、
ちゃんと自分の銃の状態くらい確かめておけよ?
入ってないと思って撃ったら実は入ってました、なんて。
どう言い訳しようと撃ったヤツの責任だからよ。
[リーザが狩人という事を知らない男は、
もう必要もない銃の最低限の扱いを教えておいた。]
[左足に食らいつき、痛みにうめき声を上げるシモンごと
どさりと引き倒す。怒りに任せてがりり、と足を食いちぎろうとした刹那――上から降ってくるのはまるで平和なシモンの声。]
――アア?
[口は離さず唸り声だけをあげ、ぎろりと睨みつけた。だがそれは狂気に満ちた獣の瞳というよりは、怒りっぽく短気で不機嫌そうな。
いつも男が彼によく向けているような目だった]
/*
>>+64
鎮まれ……鎮まるんだ………………俺の……右腕…………!!!
という厨二変換が頭に過ぎる残念なアカウント。
[辺り一面、白い雪に覆われていた。時折吹く冷たい風が肌を刺す。しかしその風の音さえも聞こえない。とても静かで悲しい光景だった。]
オットー。お前が誰の為に死んだのかは俺は知らない。
一緒に生き残りたいと思っていたのが俺だけだったなんて知りたくなかった。
でも、知れて良かった。こんな俺でも会えて良かったと言ってくれて有り難う。……それでも矢張り俺はお前と一緒に生きたかった。
[アルビンの呟きは雪に吸い込まれる様に消えた。*]
[>>+64アドバイスをするが、どこか影のある微笑に男は首を傾げる。]
どうした?
シモンなら大丈夫だろ。
あんな体でも、ようやってる方だぜ。
[リーザが右手の疼きを抑え込もうとしてることには気づけず、
彼女はシモンの事が心配なのだろうと思いつく。
そして、争いも佳境に入った2人のやりとりを
男も見守ることにした。]
― 翌朝 ―
[宿屋の中は静かだった。生き残っている人間は大分減ったのだから当然だった。
談話室へ降りても誰の姿も居ない。宿屋の外に出れば足跡を見つけた。その足跡を追えばディーターの遺体を見つける。]
……。
…。
[更に血痕が点々と続くがアルビンはその先へ近づこうとはしなかった。]
少年 ペーターは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
ふふっ、これくらい当然にしてくれるようになってほしいわ。
[唇を離すとにっこり。
ただ、慌てているオットーも好きで。
それもどうなのだろうと、自問自答。]
…まぁ、これから私から離れちゃダメよ?
今度こそ、命令守りなさい。
[そう言うと、ゆっくりと抱きついた。**]
[獣は、ジムゾンは、どうしただろうか。何か言っただろうか。
懐からナイフを引き抜きながら、やさしく、言い聞かせるように言葉を紡いでいく]
……もう、終わりにしよう。
もう、苦しまなくていい。
俺は、お前だけじゃなく、見殺しにしたリーザや、ディーター、それにこの手で殺したオットーの命を背負って生きなきゃならないから。
あの時、お前とそう約束したから。
だから俺はお前と一緒に逝ってやる事はできないけど、生きてりゃそのうち死ぬから。
それまで、みんなと一緒に、あっちで待っててくれや。
[一言、一言。
口を開く度に、頭を、首を、優しく撫でる]
…。
[それでも。告げられた新しい命令に対して、静かに微笑み返した。]
分かりました。あなたのお言葉、ちゃんとお守りいたします。
[ゆっくりと抱きついてくるクララを受け止めると、背中に回した腕に力を込めた。]
[つん、と鼻の奥が痛む。
目の前が、揺らぐ。
リーザを失ってから、乾いていた感情が戻ってきたように
関を切ったように、涙が溢れてくる]
俺がいなくて寂しくても泣くなよ?
泣き虫ジムゾン。
[ぼろぼろと、零れる涙を拭いもせず。
漏れる嗚咽もそのままに。
――手にしたナイフを、獣の首に突き立てた]
[命を奪う感触。
命が失われていく感触。
それらを決して忘れないように――
ジムゾンが動かなくなり、冷たくなっても、その胸に抱いていた**]
そろそろ終わり、か?
[>>47ナイフを取ろうとするシモンの動き。
>>46ジムゾンはシモンの足に食いついたままで、
絶好の攻撃ポジションにいる。
>>51ジムゾンに覆いかぶさるシモンは、笑っている。]
嬢ちゃん、見たく無いなら目ェ閉じとけよ。
[クララを撃ち殺した歳若いリーザでも、
育ての親のようなシモンが友人を殺す所は見たく無いだろうと、
>>52ナイフを取り出した姿にこれから起こることを予想して、
忠告のようなものを放った]
[ 十字架に腰掛けて脚をぷらぷら。 ]
♪ さあ 眠りなさい…
♪ 安心して 不安は忘れて
♪ 君が眠ればいとおしい
♪ 瞳を閉じている間 ずっと守ってあげるから
♪ 眠る子の そのなんと可愛いことか…
[ 子守唄を歌いながら、自分で欠伸をひとつ。 ]
ふわぁ… **
負傷兵 シモンが「時間を進める」を選択しました
― 前日・談話室 ―
「それがお前の選択なのか。」>>5:122
[アルビンの問いかけに、無言のまま頷いた。後悔なんて全くしていないと告げるように。
確かに幸せな思いを抱いて、寿命を全うして命を落とした者は誰一人としていなかった。そしてその原因の一つになったのは、紛れもない自分。ゲルトを殺して惨劇が現実となる前に、皆に人狼が誰かを明かしていれば、こんなことは起きなかったのだから。
けれどもいつの間にかアルビンの前では、人狼に従う本能の一端を見せていたようだ。
未だその些細なボロ出しには気付けていないけれども、指摘されたら”そりゃ相手がアルビンだったからな。お前には本音が出てしまうし。”と苦笑するだろう。]
ふぅん、そうか。
最近の女の子っつーのは強ぇなァ。
それとも、シモンの育て方が良かったのか?
なんにせよ良い父ちゃんに恵まれて良かったな。
[>>+71まっすぐに言い放つ言葉は清々しく。
後先考えずに突進するのを見ても、
シモンの影響を受けているのではないだろうか。
シモンにしても、良い娘をもてたように思う。
(嫁さん候補だと思っていたことは秘密だ。)
男は一度リーザの顔を見てから、2人に視線を戻した。]
[まるで癇癪を起こした子供に優しく言い聞かせられるような言葉。
酷く懐かしいその響きが、ゆっくりと身に染み渡っていく。
首を、頭を、そろそろと撫でられ>>53、気づけば黒い獣はぼろぼろと涙を流していた。束の間、静かで穏やかな時間が流れる]
(この馬鹿、馬鹿。馬鹿―――。)
[言いたいことは沢山あるような気がするのに、言葉が出ない。己の命が危ないことは頭の隅でぼんやりと分かっているのに、伝わる体温が優しすぎて、どうしても体が動かなかった。
嗚咽を漏らし、涙を流しながら伝えるシモンに、ようやっと一言告げる]
……お前が、泣いてんじゃねぇかよ。
[そういうこちらだって、似たようなものだったけれど]
[アルビンからどんなに”生きたいって言えよ。”と懇願されても>>5:123、首を縦に振らなかった。
もう賽は振られた。後戻りすることはできない。今から撤回しても、自分の処刑が免れない以上、余計な抵抗すれば最後の人狼に…あるいは自分を庇ったアルビンに累が及ぶとしか考えられなかったから。]
っ!?
[そこで突然アルビンが泣き出して、ぎょっとする。]
…ごめん、アルビン。
[涙が溢れるアルビン>>5:124を見ながら月並みな台詞しか言えなかった。
謝ったって意味がない。こんなことを幼馴染は自分に望んでいないと分かっても、馬鹿みたいにごめんと繰り返す。]
[ヨアヒムが死を選んだとき、自分は馬鹿だと言った。
もしアルビンが自分と同じように死を選べば、やっぱり”馬鹿、どうしてこんな真似をするんだ。”と悲しむだろう。
だからアルビンに責められても当然だし、自分は全ての感情をきっちり受け止める必要がある。]
お前は僕を責める権利がある。だってお前の言うことは凄く真っ当だと思っているから。
その思いは全て受け取っていくよ。いつまでもアルビンを忘れないように。
ばーか。シモンのばーか。
俺の死なんか負わなくてもいいんだよ。
大体、俺はお前を見殺しにしようとした人間だぜ?
自分からその背から降りてやらぁ。
[>>52己の死を背負うと尚ものたまうシモンを面白くなさそうに見る。
あの時自分が何を思っていたのか吐露しても、
きっと同じ事を言うのだろう。
あいつは本当に良いヤツだ。
良いヤツだからこそ、ねたましくて、その心がうらやましい。]
お前が泣いてどうするんだよ。
つかなにお前、生きてる人間の声も、聞こえたのか?
[男がジムゾンに言った言葉を、シモンも言う。
そして、ナイフがジムゾンの首に深く刺さるところを、
取りこぼさないように男は見た。]
/*
あかん。ペーターくんと話せなかった。本当にごめんねえ。
・・・でもカタリナの日記を読めたみたいで本当に良かったよ。
[それから聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声で、”俺もアルビンが好きだよ。”と呟いた。
そんな答えを聞きたくなかったと言ったアルビンを、余計傷つけてしまいそうで怖かったから。でも真っ直ぐな思いに応えず黙っていることも無理だった。
泣くアルビン>>35を止めることはできない。無理して気持ちを押さえ込ませるような真似はさせたくなかった。これが最後の瞬間というのは良く理解しているし。だからいつかのように、帽子越しに頭を優しく叩くことしかできない。]
”そういえば、アルビンはヨアヒムとパメラが死んだときは泣けなかったんだっけな。”
[そんな思いが口の中だけで、誰にも告げられずに溶けて消えた。]
[そして、こう付け足した]
……ふざけんな。
俺はもう、寂しくなんかねぇよ。
[泣き笑いでそう言い終えた後、―――一息に、首にナイフが突き立てられた]
― 処刑後 ―
[衝撃は大きかったが、痛みは思ったよりも少なかった。おそらくシモンの手際が良かったお陰だろう。
ふぅと大きく息を吐き出して、閉じた目を開く。足元には地面に横たわるもう一人の自分に気付いた。
立体的鏡とでも表現したらいいか。初めて見る光景が面白くて、思わず興味津々な視線を向ける。
その直後、シモンの”オットーは人間”>>0という宣言が聞こえた。]
やっぱりバレていたか。ちぇっ。
[つまらなさそうに舌打ちをする。シモンがアルビンに答えるときの言葉使いから、薄々察していたものの、自分の演技が下手だったと思うと面白くなかった。]
[白い風景の中に、風が吹き抜ける音が響く。今の自分は全ての感覚を失ってしまったはずなのに、とても寒いと思った。]
ごめん…。
[アルビン>>49に向かって、何度目になるか分からない謝罪の言葉が口をついて出る。]
僕は多くの罪を犯した。
だから赤に濡れたこの両手で、今までと同じ顔をして生きていくことが怖くなってしまったんだ。お前が言うように、誰かを庇って死んだことは事実だけど、な。
[伝わらないと分かっているからこそ、アルビンの呟きに対して正直に思いを告白する。]
”ヨアヒムとだけじゃなくて、アルビンともいつすれ違ってしまったんだろうな。”
[決して答えが見つからない問いを、白い吐息と共に吐き出した。**]
―――っ…!!
[体に異物が入り込んでくる感覚。
特に痛みは感じなかった。急速に意識が冷え、気が遠くなっていくのが分かる。血を流し、シモンに抱きしめられたまま冷たくなっていく。
…かつて人と生きようとした一匹の人狼が、命を落とした瞬間だった]
[意識が完全に消える間際。一つ伝え忘れていたことがあるな、とぼんやり思い返した]
(なあ。カミサマってのがただ存在を肯定し、
受け入れてくれるだけのものなら。
俺にとってはきっとお前らと過ごした時間が、
それそのものだったんだ。
――――あばよ、親友。)
[それは、屍人の聲を聞くことが出来る彼に、最期の言葉として届いただろうか**]
/*
いやあ…
いいもの見せてもらたな…
ディタジムシモの関係とこの結末泣ける…
これを間近で見られただけで、この村入って良かったと思うのである
神父 ジムゾンが「時間を進める」を選択しました
…あーあ。
私の命なんてシモンさんに庇われてなかったら、あの場所でママと一緒に無くなってたんだから、背負わなくていいのに。
もともと、無かったはずの命なんだから、忘れちゃえばいいのになぁ…。
[ぼそっと呟く。
…まだ赤毛の男は隣にいただろうか。
聞こえたならば、あの乱戦の子供と、思い至るだろうか。]
ほら、ジムゾンにまで言われてるぞ。
[まああっちはあっちで泣いているけど通常運転だろう。>>57
続いた言葉に、男は口角をゆるくあげて笑う。]
……そうか、もう寂しくないなら、良かった。
[獣の姿をしているのに、ジムゾンが人の顔で
泣きながら笑ってる表情が手に取るように見える。]
”主よ、みもとに召された人々に、永遠の安らぎを与え、
あなたの光の中で憩わせてください。アーメン。 ”
[そしてシモンの腕の中で絶命するジムゾンに、祈りを捧げた。*]
―朝―
[今日もまた、悲鳴や騒ぎとは無縁の静かな朝が訪れる。
柔らかく差し込む朝日に照らされる宿の中は、けれど妙に現実感を欠いていた。
泣きはらしてはれぼったい目を擦りながら、身支度を整えて部屋を出る。
談話室には人の気配はなく、宿の中で誰か新たな犠牲者を見つける事もなかった。
代わりに発見したのは、外へ向かう少し古い足跡――おそらくは昨晩のもの――に被さる、真新しい足跡]
……アルビン兄ちゃん、きちんと弔おう。
[泣き出しそうな衝動に何とか耐え切ってから、佇む商人へ向けてそう切り出した。
このまま、こんな場所にディーターを置き去りにするのは気が引ける。
ペーターひとりの力では大人を運ぶのは難しいけれど、アルビンの力を借りることができれば、遺体を宿まで運ぶ事はできるはずだ]
それで、他の二人を探そう。
[失われたたくさんの命に振り回されて、呆然としているだけなんてもう嫌だ。
ペーターの力では、何もする事なんてできないかもしれない。
けれど、はじめから諦めて何もしないよりは、何かしようとして無理だったほうがずっとマシだ。
現実にただ押しつぶされているのではなく、きちんと未来を見据えていきたい。
例え、進む道の先が暗く重たいものであったとしても]
/*
しかしシモンさんがこういう展開だったらいいなーってのをいちいち正面からぶち抜いて来てくれてもう私は
あーー楽しかった!!
ふぅん、嬢ちゃんもあいつに何かある……って、
[隣で呟くリーザの声に、うん?と男は首を傾げる>>+82]
シモンに庇われたって?
あいつ、そんなにほいほい助けるほど子供好きだったか…?
[しかもリーザの口ぶりではまるで、命を救われたかのような事を言っている。
しかもママと一緒にいた。どこかで見た、聞いたような。
じっと、リーザの顔を見つめ。
よく見るとなんとなくうっすらと見覚えがあるような。
ないような。]
もしかして、あの時のか。
………………神っつーのがいれば、絶対サディストだよなぁ。
さっきの俺の言葉きいていたら忘れてくれ。
[男の醜い感情に巻き込んだ者が、ここにも一人。
いや、ねえよなと思いながらも、こういった勘は外れない。]
[――教会で、親友同士の決着に幕が下ろされるその頃に。
雲の切れ目から眩しい朝日が射し込んで、残された者の心には不釣合いなほど澄み渡った青空が顔を覗かせた**]
/*
>>62>>64
ペーター、ありがとよ(;∀;)
5d時の酒盛りに、ペーター誘えばよかったと実は後悔してる。
酒飲ませてやりたかったぜ…!(ダメな大人
少年 ペーターが「時間を進める」を選択しました
/*乾燥わかめが増えるように、ログをどんどこ増やす自分が墓下に行ったから、今日はログ増えるだろうなーと思っていたら。
ディーターがそれ以上に増やしていた!
行商人 アルビンは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
………なんだァ?
子守唄かこりゃ。
[>>+70どこからか少女の声で子守唄が聞こえてきた。
まるで、目を閉じればすべてが終わることを知らせるように優しく響く。
歌の出所は隣にいるリーザではない。]
これ聞いてジムゾンもシモンも眠れりゃいいなァ。
[祭壇の前で抱き合う2人を見ながら、小さく呟いた。*]
[宿へ、とうまく伝わったかは定かではないが、カタリナは生家を離れる決心をしてくれたようだ。
この選択は言葉持たない自分の逃げでしかないから、頭を撫でたり、手を繋いだりするのは少し気が引ける。
代わりに着ていたストールを、そっと彼女に羽織らせた。]
(誰かいてくれればいいんだが)
[宿の方面へ向かいはするが、宿の中で起きていることをあまりカタリナに見せたくはないという矛盾を抱えて、一歩一歩の足取りは重くなる。
聴力乏しい耳にも、ぱあんと銃声が届いたのは、その時だった。]
[シモンの腕の中で動かなくなったジムゾンに、心の中で、祈る。]
(せめて、安らかな眠りを。
もう、十分に苦しんだのだから。)
[敬虔な信徒ではないが、神様というものがいるのならば…と祈らずにはいられなかった。]
[そして、もうひとり。]
(シモンさんが心安らかに暮らせますように。
私のいた記憶が消えますように。
あと…コブがいなくなったし、可愛いお嫁さんもらえるといいね。)
[…いろいろ付け足した。**]
(教会――!!)
[宿に戻る道を行くのに、ちょうど経由するその十字架。
銃声は、誰かの命の終わりを意味し。
そうして、運命の終わりも意味していたか。
弾道が正しくとも過ちでも、もう議論を続けるだけの人間は、いない。]
[歌が聞こえた。歌詞は聞き取れないが、歌声の主は上にいた。
子守唄のようなメロディに思わず足を止め、そのまま十字架に座するパメラを見上げる。
このまま聖堂に入れば、似つかわしくない赤と鉛と哀しい熱気の中に、答えがあるのだろうが――結果は、見ないことを選んだ。
脳裏に過ぎるのは、あの日酌み交わした酒の事。
軍人より先立つのは不義理だったかもしれない。
願わくば叱りには来なくていいと祈るが、それは転じて他の死を願うことでもあり。
思考を払うようにしてゆるく頭を振り、他の魂を探しに宿の方へと改めて歩き出した**]
─ 村内 ─
[ どこかから聞こえる子守唄に耳をすませる。
ああ、
ばあさんも良く歌っておった。
……そう思ってから、傍に居るべき人が居ないことに、
やっと気付いた。 ]
どこじゃ。
わしを一人にしないでくれ。
[ 透き通った体は、もうとても軽くて、
風にふわふわ流されながら、村内をさまよう。 ]**
/*
!? カタリナもしかして待たせてました?
ままま待たなくていいんだよオフの人は待たなくていい
ちょっと予想以上にリアルが死んでる
/*
まゆねこさんオットーで、にうさんパメラかな…?
ぐのさんパメラっぽい気もするし…
この辺はまだあんまり自信ない。
[ジムゾンが死んだのなら。
彼の魂も、そのうち見ることが出来るのだろうか。
もしそうなら、最初に自分たちのところに現れて欲しいものだと男はささやかに願う。]
また皆で酒でも飲みてぇなぁ。
[もしかしたらそこにはリーザの姿もあるかもしれない。
シモンにダメだと止められるか、それともジムゾンにまたもったいない>>2:425といわれるか。
シモンが来るのはいつになるかわからないが>>52
それまでは地獄に行くのは待っててやろう。]
──ああ、夜が明けるな。
[いつになるかわからない未来を想像していると、
夜が終わって朝が来たことを知る。>>65
陽光を受けた美しいステンドグラスが、
光に赤や青、緑と様々な色をつけて内部を優しく照らしていた**]
[――朽ち木が倒れる様にオットーの身体が崩れ落ちる。
鮮やかな赤い血の花を白い雪の上に描いていった。
アルビンは目を逸らす事無く最後まで見送り届けた。]
/*
という文章が抜けてました・・・。ひえええ。
そして最終面子に残ったと言うのに。すみませぬ。
皆さんが恰好良過ぎて嫉妬。
/*13人中女性が3人は、少ない方だよね。
そりゃ最終日むさくるしくもなる訳だ。
とはいえ、僕は一度だけ最終日女性だらけの村も経験したことがある訳ですが。
[他の二人を捜そうと言われればこくりと頷く。
大切な幼馴染み達は死んでしまったが見す見す死ぬ気も無かった。そして全てが終わった後で、]
モリス爺やカタリナの事もちゃんとまだ弔ってやってないんだ。
ゲルトやヨアヒム、パメラや村長。オットーも今は従業員室へ安置しているけれどあのままじゃ可哀想だ。
クララだって…、村の仲間だったんだからきちんと弔ってやりたい。
[薄く目を伏せて小さく祈祷の言葉を紡いだ。顔を上げて見渡せば、すっかり雪に覆われた村の様子が窺えた。今度は、空を見上げる。灰色の空。白い雪がゆっくりと落ちて来ると思えば、雲の切れ目から朝日が差し込んで来て、
教会で最後の人狼が死に絶えて全てが終わった。]
行商人 アルビンが「時間を進める」を選択しました
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