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魔力付与者 タチアナ は 藍骸星 バルタザール に投票した
戦闘機械 ヴェルナー は 藍骸星 バルタザール に投票した
酔いどれ聖職者 ゲオルグ は 藍骸星 バルタザール に投票した
風使い ドロシー は 藍骸星 バルタザール に投票した
蒼禍星 セルウィン は 藍骸星 バルタザール に投票した
藍骸星 バルタザール は 藍骸星 バルタザール に投票した
藍骸星 バルタザール は村人の手により処刑された。
風使い ドロシー は、藍骸星 バルタザール を占った。
酔いどれ聖職者 ゲオルグ は、剣を背負った少年 フィオン を命を引き換えに復活させた。
剣を背負った少年 フィオン は死の淵から蘇った。
次の日の朝、風使い ドロシー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、魔力付与者 タチアナ、剣を背負った少年 フィオン、戦闘機械 ヴェルナー、蒼禍星 セルウィンの4名。
戦闘機械 ヴェルナーは、蒼禍星 セルウィン を投票先に選びました。
剣を背負った少年 フィオンは、蒼禍星 セルウィン を投票先に選びました。
おはようございます。
バルタザールさん、ドロシーさん、おつかれさまでした。
フィオンさんおかえりなさい。
いよいよ最終日です。
本日の展開は
【聖1(フィオン)がメインになって首無(セルウィン)を倒す】です。
【全員、セルウィンに投票セットして下さい】
コミットは無しでいいんじゃないかと思っています(今日やれること終わったら一旦寝る)が、した方がいいならそれはそれでその時に(アバウト)
蒼禍星 セルウィンは、剣を背負った少年 フィオン を能力(襲う)の対象に選びました。
…………
[それは、外の世界にて藍骸星の現身が燃え尽き、この世界から勇者が再び呼び戻されてから暫く経過した後。]
………―――。
[藍色のもやが、ゆっくりと集まり、形をとり始め…長身の男の姿を出現させた。]
あぁ…魂が、堕ちたか。
―――の…中へ…
[氷色の目を薄く開き、立ち上がる。
男の周囲を取り巻いていた圧倒的な瘴気も今は無く、身に着けるのは元々バルタザールが装備をしていた修道騎士の純白の鎧。
常に腰に下げていた剣は、今は無い。]
[間近から、強大な力を溜め込みながらも
無力に眠り続ける存在の鼓動が聞こえる。
視界の先には、同じように取り込まれた幾多もの魂達。
自分から彼らに近づくことは無く、その場に留まったまま薄く笑う。
見た目だけはかつての修道騎士に戻っていたが、覗いた口元には、鋭い牙が変わらず残っていた。**]
― 回想・地下3Fの戦い ―
当方は対魔物戦においての性能は随一であると自負している。
全て、製作者とマスターと協力者の努力の賜物である。
[>>4:58>>4:59
ドロシーの考えなどしらず、淡々と受け答え]
善処する。
[>>4:62
ドロシー様のことはーというフレデリカの言葉もあって、タチアナを守れという命令には答えた]
[>>4:65
そのタチアナからはハンマーに何かをしようとしたが、計器は何も反応しない]
観測不能。
タチアナの力は一体。
[フレデリカがいたらそれは気持ちの力よなどといったかもしれないが。
ヴェルナーには全く何も感じられなかった]
[>>4:69
ドロシーのお願いと、タチアナの偶然。表情は変わらぬが]
観測不能。
タチアナの力は一体。
[大事なことなのでもう一度いいました]
[開かれた扉。ドロシーと同時に中に踏み入れる。
タチアナを背にして]
[ドロシーの啖呵とともに姿を見せる、バルタザール。
出自やらもろもろやらが違う一行の中で、一行の調整役のようなことをこなしていた人当たりのよい男。
しかし今は見る影もなく。>>4:73]
>>4:77
善処する。
[しかし一方で。
タチアナを守るという命令はドロシー様を守るなに等しい。
つまり、それが何を意味するのか。
一人でなければできないこと、一人であれば効率がよいこと。
ゆきついた結論は至極単純であり]
ドロシー様。
フレデリカ様は一人っこゆえ、貴方に姉妹のように接してもらえて感謝していた。
[そう、戦いに赴く彼女に言葉をかけた]
[今までけちらしてきた犬が駄犬なれば。
これから相手するのは忠実な軍用犬といったところか。
今まで一撃で砕けた犬も、動きを捉えるのは困難であったが――
ドロシーの機転。藍石の皹とともに動きが止まった犬を次々に粉砕する]
暴発にそなえる。
タチアナ後ろへ。
[>>4:101 直後、暴風が吹き荒れる]
[人ではない身。
こんな時ですら、前方を見据え――]
[>>4:102
重さを失った彼女の唇が小さく動き、それに小さく頷いた]
― 地下3F 戦闘後 ―
[遺されたのは、一本の剣と、小さな少女の亡骸]
[そっとかがみこんで、小さな少女の瞼を閉じさせた。
それまでどれだけの年月を生きてきただろうとも、こうしている彼女は小さな子供のようだった]
有意提言。
タチアナはここで帰還するべし。
勝利の可能性は0である。
[こういう時、祈りの言葉をくれるのはおっさんの仕事であった
その彼が姿を消したことも、特異点反応が上階に生まれたことも距離があって観測できていなかった]
― 地下3F 隠し通路 ―
懐疑提言。
バルサダールの放っていた瘴気がない。
何らかの要因で吸収されてしまったと考えられる。
[そう結論づけて。
隠し階段を下った]
― 地下4F ―
[長い階段を降りて、地下4Fに到達する。
何故長い階段なのかはすぐに把握することができる。
この階は、異様に天上が高い。
そして一見すれば、ワンルームしかないフロアであった]
[青く照らされた空間。
堕ちた火が照らすのは巨大なクレーター。]
隕石の軌跡計算完了。
あの先に、妖星がある。
[迷いなく、機械の重い足音は進む。
いつか合流するかもしれない誰かのために続けてきた道案内の→を書く必要もなかった]
[ここが終着点である。]
[青い髪の男を前に、進撃をやめた。
ずいぶん前のようで、実はまだそんなに経過していない。
ただ、出会ったときと比較して、瘴気が、力が充実しているのを計器が計測した。
その中にバルサダールの瘴気があることも含めて――まぎれもなくこいつが魔族のNo.1であろう]
親しきものの姿を借りた騙まし討ち
甘言による内部分裂
弟に兄を、兄に弟を敵対させる駒の配置
当初より能力から戦術レベルの戦力として圧倒的優位にありながら
自らの兵の犠牲を減らす以外の名目での姦計の類は
非常に品のないといって差し支えない
マスターフレデリカが敬意を抱けと指定した人間と比較しようもない下種である
こういう時に使う相応しい言葉を記憶野より抽出。
センスの無ぇ冗談だ。
[ゲオルグからの言葉を呼び出した]
以上が当方の返信である、パシリA。
[腕の形が変形する。ハンマーが装着されていた腕がはずれ、刃渡り30cm程度の調合金ヴェルナーソードが生えた。
セルウィンの炎の魔法の威力が強まっていれば、ワイヤーが溶融する可能性がある。故の武器選択であった。ゼロの数字はゼロから動かなくても]
当方は対魔物用戦闘兵器。
魔物、魔族と戦うのみで存在意義を獲得する。
[勝ち目がなくとも、戦わないという選択などヴェルナーにはなく。
セルウィンへと斬りかかった**]
魔力付与者 タチアナは、蒼禍星 セルウィン を投票先に選びました。
/*
フィオンのメモを見て一番おそろしいのは>>+104である
どういうことだってばよ…
きみたち、またおやまさんの涙腺壊す気なの…
この聖痕ども…!
ゲオルグとカークはあっちで酒でものんでろーい
[フィオンの姿が消え、少女は改めて此方と彼方の境を知る。
まさか死の後に魂を見送る経験を得られるなど、そうそう
あるものではない。]
……ネズミさん、きっと喜ぶ。
世界もきっと。
[そして、仲間達も。
その代わりの悲しみはあるのだとしても。]
[彼の行く手に危険が無いように見守るべく映像を見上げる。
今、ヴェルナー達は何処を駆けているのだろうか?
彼らの姿を追う。
その中にドロシーの姿が無い事に気が付くのは、
ほんの少し後の話。**]
― 地下4階 ―
[青い灯に照らされた広いフロア。
動く物も、罠の類もなく、静寂に包まれている。その静寂を破ったのは、機械の稼働音と、足音か。]
……………。
[深いクレーターの前に、青い髪の魔は立っていた。
ヴェルナーとタチアナの姿を見ても、口は閉ざされたままだったが。]
ようやく様付けをやめたと思ったらそれか、ガラクタが。
だが、下種は褒め言葉だな。
貴様らに尊敬される存在など、虫唾が走る。
[不愉快そうな声とは逆に、口の端をつり上げた。>>14
そして、タチアナが何かを言ってきたならば。]
お前は、舌を噛んで千の風にでもなれ。
[にべもなくあしらった。]
ガ、ギンッ
[剣を抜き放ち、機械人形のソードを受ける。
薄暗い空間に金属が触れ合って火花が散った。]
……そう焦るな。
主役はまだ来ていないだろう?
[剣に蒼い炎が宿り、燃え広がる。
牽制するように、機械人形に炎を浴びせ。
その胴に足をかければ、足裏に硬い金属の感触。
そのまま蹴り上げ、跳躍して距離を取る。]
…………、
妖星は、貴様らの命を喰らえれば、目覚めるだろう。
今ここで、俺が貴様らを殺せばな。
逆に、俺が殺されでもした場合は、妖星を煮るも焼くも自由だ。
……しかし。
仮に、「パシリA」を倒して、眠ったままの親玉を倒しても、面白くも何ともないと思わないか?大体、ここまで来て、パシリの相手をさせられるなんて、物足りないだろう。
[クレーターを背に、にこやかに。]
と、いうわけで、だ。
パシリはここでやめようと思う。
奴が眠っていて、俺が藍骸星の力を得た今が、
奴を喰らう絶好の機会、なんでな……
[瞬間、蒼く巨大な火柱が、熱と風を巻き起こす。
全てを焼き払うかの如き炎の渦。その中から。]
……ズ。
[影のように黒い、巨大な手が伸びて。
床を強く叩き、砂埃をあげながらめり込んだ。
轟音。そして、次に現われるのは、やはり黒い頭部。
影には鼻も耳も口もなく。ただ、目の部分に青い光が宿っていた。
ずるりと這い出してきたのは、上半身のみ。体が大きすぎるのか。それとも、未だ全身が形成出来ていないのか。
多くの人の命を飲み込んだエネルギー体は、やはりヒトの形をしていた。口に当たる部分に、切れ目が入り、穴が開いて。]
オオオオオオオ……!
[黒い巨人が、吼える。
一掴みで人間を捕らえてしまえそうな腕が、ヴェルナーへと伸ばされた。**]
『……なに勝手に幕引こうとしてんだよ』
[なんかムカついたから上から踏みつけてやった]
『ひとのこと道具扱いしといて、自分も死んでハイおしまいってカッコつけんなよな。
ばーかばーか』
[びー、と舌を出す。
あまりにもあまりな出迎えに、藍骸星は呆気にとられたかもしれない]
/*
待てセルウィンwwwwww
確定でぼこれよwwww
何が好きなだけ攻撃しろだよwwwwおいそれおれのセリフだろうおかしいぞwwwwww
[無言で視線を上に向ける。
その先に天はなく、星もなく、ただ曖昧に色合いを変える空間が広がるのみ。]
最期に、顛末を見せてもらえる余裕くらいはあるのかな。
ここもやがては星の養分となり、消化され…消え行くのであろうが…
『……なに勝手に幕引こうとしてんだよ』
[呟く声を途中で遮ったのは、頭上から聞こえる少年の声。
それと……ぐにゃりと直撃した靴底の感触。>>+8]
―――――………………。
[片手で額を押さえたまま、気配を辿って長い腕を伸ばす。
まずは下手人を捕らえ、猫つかみぷらーんとしてやるつもりで。
成功したかどうかは、白虚星の運と魂の動体能力次第。]
イェンス……いや、違うな。
あれはもっと、礼儀正しい。
道具扱いをされた、というなら―――白虚星の方か…
こうして、互いの本性を晒したまま対峙するのは初めてだな。
格好をつけるもなにも、俺は元から何も変わらん。
現身を失ったからには、終わりと判断して何が問題あるといのだ。
[予想外の状況に、内心は驚いていたが反射的に何事もなかったような顔をする。
短い髪の毛の一部が足跡型に乱れているのが見た目に少し残念だった*]
[その、直後]
う……、っ
[激しい地鳴りとともに、吐き気を覚えるほどの、ひどい瘴気に襲われる。
魂が、何かに引きずられそうで――]
み、んな……
だいじょ、ぶ……?
[これに飲まれたら、今度こそ完全に消滅してしまうかもしれない。
自分ですら、こんなにも辛いのだ。耐性のない者が受けたら――]
っ、……
[苦しむ者がいたなら手をさしのべ、その瘴気の奔流が過ぎ去るまで身を低くしてじっと耐えた]
………っ、は
[やがてそれが過ぎ去った時には、酷く消耗していた。
かたかたと体が震え、言うことを聞かない]
―――ッ!
[画面を見ると、クレーターから這い出した黒い巨人が咆哮を上げ、兄に腕を伸ばすところだった――**]
>>18
[魔族の剣と、超合金の刃。蒼銀の火花が散る]
[この状態、力では負けぬと踏んで押すも。
蒼き炎が剣から燃え広がり、一瞬視野に影響を受ける。
数少ない生身の部分が未だ人間の反射を宿しているが故の隙]
[燃え広がった炎は衣服を焼き。
首以外は無骨な機械という戦闘兵器のボディを晒すこととなった。
別に服など着なくても何ら活動には支障はないが。
あからさまに人とは違うということを見せるのも、主人らは嫌がったから。
ただ、その無骨なボディにでかでかと魔族の靴跡がついてしまったが]
瘴気濃度。計測不能。
パシリAと魔王の融合を観測。
新たなる魔王が誕生しつつある。
[>>21
床がゆれる。ただ叩いた、それだけのことで。
今までの敵とはあらゆる面でスケールが違うのはこの一例で十分すぎた]
魔王とは。
大勢の星の命を飲み込んだ複合生命体であると当方は推測する。
恐らく我らの生命活動の停止で、あれは完成する
[タチアナにそう告げる。
セル様を助けるとそうこだわり続けた彼女に、暗にセル様はもういないのだといっているのだ]
タチアナ。
タチアナに当方の自爆以外の命令権を認めるものとする。
マスター・フレデリカの最後の命令を遂行するにあたっての当方の判断である。
辞書検索。該当単語を抽出。
ともに戦おう。
[この体になってから初めて。
自分から協力という提言を人間に行った]
― 魔王との戦い ―
[>>21
自分に向かって伸びてくる手。
今の手持の刃ではちいさすぎるが――]
[ジャキン、ジャキーン、と、失った腕からも同じ刃が、そして肩甲骨、踵、からも同じ超合金の刃が生え]
[脚裏のローラーがぐるぐると回転する。まるで駒のように。全身を武器に換え、回転力をつけて新たなる魔王の手へと斬りかかる。
苛烈なる連続切りは巨大な手の指を悉く切断するも、今まで綻びのなかったヴェルナーの刃に幾多もの傷を入れ――]
[指がなくなった掌から、そのまま勢いを殺さずに逃れ、先ほどパージしたパーツ――腕を回収し装着する]
データ検索。
伝統的な巨人の狩法把握。
[ワイヤーハンドが撃ち出され、魔王の腕を握りしめる。
即座、ワイヤーが巻き戻り、ヴェルナーの体が引き寄せられるように空を飛ぶ。
魔王の体は全てが重さを持つ瘴気の塊といっても過言ではない。常人ならば触れることすら適わぬソレに触れてゆけるのは全て、機械の体の恩恵である]
[再び巨人が動き出す前に、今度はその肩へ、首へとワイヤーハンドの噴出と巻き取りによって移動し――]
目標 魔王の目
[今まで星の石が全て魔族の力の源になっていた。
色を持つそこが、石という推測のもと、顔面へと踊り出て――]
近的攻撃用最大武装、ヴェルナーランス発動
[残った片腕が槍の形を取り、高速回転を行う。
そして、自ら青年の名残の蒼き目に槍を掲げて突撃した*]
[映像に映る、長い長い階段。>>10
視点はおそらくヴェルナーのものと同じになっているのだろう、
後ろに続く者がどれだけ居るのかがわからない。]
……。
[皆、無事で居て欲しい。
もう誰も居なくならないで欲しい。そう願っていても
すぐに魂の形を成す気配が近付くと、受け入れるしかないのだ。]
[やがて視界は大きく開けた…もとい、階段の長さの分
天井の高い部屋へと移る。
床を穿つクレーターについての調査結果を告げる
ヴェルナーの口ぶり>>11に、少なくとも単体での突撃とまでは
行っていない事は伺えた。]
………。
[少女は、祈るような気持ちで見つめ続ける。]
― 地下1階 ―
[>>4:113ねずみはちょろちょろと歩き回る。
飼い主の胸の上、
時折、最後の光の粒が吸い込まれた胸を
服の上から掻いたりもする。
上を見たり、
傍に佇む向日葵の人形を見たり、
動くモノのないそこで、ねずみだけがせわしない]
[ごちっ]
――あいた!
[顎に小さな固いモノがぶつかって、
目が覚める。
金の光を失って薄暗くなったその場所は、
常に見るのと同じ白黒の世界]
[胸の上に居るねずみをすくい上げる手がある]
……エマ。
[瘴気を浄化された空気を>>3:97大きく息を吸い、吐いた]
ずっと守っててくれたんだね。ありがと。
[頭を撫でる。
ねずみはぴょいと飛び降りて、傍らにあった、夏の花を飾った人形へと走っていく。
それから、駆け戻ってくると、胸に飛び乗って、金の溶けた胸を叩いた]
そうだね、ひとりじゃなかったから。
さみしくなかったね。
[もう一度、ねずみをすくい上げると身を起こす。
鞄をかけ直すと、ねずみを頭の上に乗せた]
[四季の人形たちは、少女に抱かれている。
そのうちのひとつ――エマが気にする夏の人形だけは、鞄の中に入れてきてしまった]
そうだね、エマ。
見届けてもらおう。
[そんなことをしなくても、こちらの様子が知れるのはわかっているが、約束を遂げるのを見て欲しいと思う。
ゲオルグの姿はやはりどこにもなかった。
階段を下るときには振り返って、行ってきます、と声をかける]
― 地下2階 ―
[カークとエル。
仲のよい兄弟だ]
ふたりとも、否定するかも知れないけどね。
[エレオノーレだった小石を拾い上げると、
カークの手に握らせる。
それを、腹の上でくませた]
…………よし。
[微笑んで、先に進む]
/*
!????
[ログをチェックした]
????????
ヴェルナーwwww立体起動wwwwwww
おいwwwwwwww */
― 地下3階 ―
[暴風が吹き荒れた部屋に居たのは、
剣に寄り添うように横たわるドロシーの姿。
その瞳は閉ざされている>>7]
誰か……
[弔ってくれたあとなのだろう。
そうしてくれた人は、もう、数人しかいない。
祈りを捧げる。
それは神へじゃない、ゲオルグがしていた祈りの、見よう見まね]
行ってきます。
[ここまで続いていた矢印は、まだ下へと向かっている>>3:67
隠し階段を見つけるのも、労はなかった*]
/*
タチアナさんを幸運の女神扱いしようと唸っていたけれど、
これ酷い無茶振りになったりはしないだろうかと。
もう少し軽い目の表現にしてみようか。
それから…フィオンさんのログに涙じわ。
村でじわ来たの、しばらく振りだなぁ。
― 地下4階 ―
……地震?
[>>21階段を下りる途中、地面が揺れる。
それがセルウィンの仕業とは知らぬが]
急ごう、エマ。
[階段を下る分だけ、加速的に瘴気は濃くなっていく。
早くなる鼓動に合わせるように、足を速める]
[辿ってきた矢印が途切れる>>11
不可思議に思う間もなかった。
たどり着いたのはずいぶんと高い天井の部屋。
見えたのは床から上半身が這いだした、黒い巨人。
その咆吼と。
槍を手に、巨人に突き進む、ヴェルナーの姿>>27]
[制止の言葉は掛けない。
ワイヤーを使って跳ぶように目標へと迫る動きに]
ぅおおおおおお!
[鬨の声を上げて、背中の剣を抜く。
大声を上げたのは、一瞬でもヴェルナーから気を逸らせればとのもくろみと、自分への鼓舞もある。
駆け出すと、ヴェルナーの動きを妨げる可能性のある巨人の腕目掛けて、斬りかかった*]
/*
私が囮になってフィオンの攻撃をあてる!
だから無残な姿に(ry
無残な姿になりたい!!!!!!! (ひでえ
[ふと。
地下一階の映像に変化が起きた。]
フィオン。
[生きている。そのことがとても嬉しかった。
ネズミが再び定位置(フィオンの頭の上)に収まると、
すっかり見慣れたいつもの姿。]
[自分の亡骸を見下ろし一体欠けた人形達を見つめ、
夏の人形の行方を探す。
そこで目に留まるフィオンの鞄、その膨らみが少しばかり
大きくなっているような気がする。]
連れて行ってくれるの…?
[いつだって皆一緒だと言うには言ったが、やはり思い出の品の
ように持ち歩いてもらえるのは、嬉しいものだ。]
……気を付けて。
[やがて地下一階の光景は移り、二階のカーク、
三階の…ドロシーの横たわる姿へと視点は変わって行く。
その頃にはドロシーも、此方へと姿を形作っていただろうか。]
それじゃあ、今……
[地下四階に辿り着けたのは、ヴェルナーとタチアナだけ。
圧倒的な力の差はあるが、不思議と絶望的な感情は
抱かなかった。
ヴェルナーが強いということも理由のひとつとしてあるが、
タチアナの行動は決してマイナスに働かないという点を
見ていたからである。]
[何もできずにいた]
[バルタザールの姿をした何者かが倒れるのを、
ドロシーが瞼を閉ざしたままになるのを、
何もできずに見ていた]
――――。
[>>8それでも、帰還を促すヴェルナーの言葉には首を横に振って、
何もできないまま着いてきた]
[何もできずにいた]
[バルタザールの姿をした何者かが倒れるのを、
ドロシーが瞼を閉ざしたままになるのを、
何もできずに見ていた]
――――。
[>>8それでも、帰還を促すヴェルナーの言葉には首を横に振って、
何もできないままついてきた]
[白虚星の衣服を猫の子を運ぶ様に後ろから掴み上げ、不機嫌に喋る顔を自分の目線の高さまで持ち上る。>>+14]
…殴るといいながら、実際には踏まれたわけだが。
まぁ、思うことはわからないでもない。
俺とて、セルウィンの復活を手伝うつもりで、どこの骨ともわからない者が割り込んできたら、踏み潰したくなるからな。
しかし、「魔王復活」という点においては、嘘偽りにはならないさ。
ただ…復活するのが、ここで眠りこけている元魔王と呼ばれる存在ではなく…
[白虚星の衣服を猫の子を運ぶ様に後ろから掴み上げ、不機嫌に喋る顔を自分の目線の高さまで持ち上る。>>+14]
…殴るといいながら、実際には踏まれたわけだが。
まぁ、思うことはわからないでもない。
俺とて、セルウィンの復活を手伝うつもりで、どこの骨ともわからない者が割り込んできたら、踏み潰したくなるからな。
しかし、「魔王復活」という点においては、嘘偽りにはならないさ。
ただ…復活するのが、ここで眠りこけている元魔王と呼ばれる存在ではなく…
セル……様……。
[>>17愛しい人の姿を前に、呼び方を変えることはまだできない]
……あなたは、
[舌を噛めと言われるまでもなく、
何を言っても届きはしないのだと、感じながら]
―――――。
[見える画面が地下4階を、セルウィンの蒼い髪を映し出す。>>17
対峙するのは、自分が討ちもらした機械人形。
そして、セルウィンの体がゆっくりと、深淵へと沈んで行き…>>20]
[激しい地鳴りと巻き上がる瘴気の流れ。
――何かが、急激にこの地の力を吸い上げていく。
白虚星を足元に降ろし、自分は真っ直ぐに立ったまま、一歩前に踏み出す。
強い風を全身に受けながら、瘴気の収束していく方向に強い視線を向けた。]
[振り向き、周囲の人々の顔を見る。
皆の心情は如何なものなのか、それが気がかりで。
そうして視線を外す間、映像には地下四階のクレーターに
身を投じるセルウィンの姿が映し出されて居た――>>20]
あなたは……セル様、なのですね。
[乗っ取られているのでも操られているのでもなく。
何者かがセルウィンに化けていて、本物がどこかにいるわけでもなく。
迷宮の最奥部であろうこの場所に、瘴気と威圧感を放ちながら立ち、
>>19妖星の贄として自分たちを殺すとこともなげに言い放った「パシリ」が、
紛れもなくここまで旅をしてきたセルウィンなのだと。
そう感じたことを言葉にするには、少女の語彙は貧弱すぎた]
[そこにいるのは間違いなくセルウィンだったけれど、
無愛想だけどどこか寂しげで、
いつも足りない何かを求めていたような「彼」とは違っていて]
…………!
[そうして、人としてのかたちすら失って――捨てて>>21]
あれが……魔王。
[そこにあるのは、異形。
>>23>>24ヴェルナーの告げる言葉を繰り返しながら、黒い巨人を見つめた]
[腕に斬りかかってきた人間を払いのけ
開かれる巨人の口
熱量が集うのを人間達は見たか
空気ごと灼くように炎が一帯へと吐かれた]
/*
兄さん兄さんって、只でさえ兄さんって言い過ぎてるのに、またしても兄さんコールしそうな場面に出くわして僕は(まがお
え?
[>>25続く言葉には、あからさまに動揺する]
め、命令!?
[マスター、と呼ばれるフレデリカがちょっとかっこいいとか思ってはいたけれど、自分がその重責を担えるかどうかは別問題である]
え、ええっと、ええっと。
……そうですわね。
[ともに戦おう、との言葉に、木の杖を強く握りしめた]
――セル様を、
[そこにあるのは異形。
いくつもの命を喰らい、尚も貪欲に命を求める巨人]
お救いしましょう。
[その意味を、ヴェルナーはわかってくれると信じて]
/*
もっとな、げっすげすでえげつなくて兄さんと本気の兄弟喧嘩《コロシアイ》しようと思ってたんだよ始まるまでは!!!
蓋を開けたら超絶ブラコンで芝不可避だよ!!
[>>27ヴェルナーが狙うのは巨人の目。
少女が恋い焦がれた瞳と同じ、蒼い色。
色だけが、同じ]
……え?
[>>35突然耳に届いたのは鬨の声。
それは失われた筈の]
フィオン、さん……!?
ヴェルさん!フィオンさん!
[>>40ヴェルナーの体は投げつけられ、
>>42フィオンの体は払いのけられた]
…………!
[魔王の巨体が、息を吸うかのようにわずかに後ろへ反った。
何かを吐き出す動きだと、直感する]
[戦っていれば後ろから聞こえた咆哮。
すぐそばにある巨大な妖気によって計測できなかった、命の波動が伝わる。
そう、あらゆる事象を計算できる機械にですら計算できないもの。
特異点。
>>35 聴覚が捉えたその雄叫びはたった一人しかありえない]
[ ――ズムッ
手ごたえあり。槍は確かに片目を貫き、今も瘴気の煙を上げている。
だが――ここが弱点では足りえなかった。
槍の存在が逆に楔となって魔王の顔面から離れることができない。
――傷を負った手につかまれる。
また刃をふるって指ごと落そうとした時。
パキンと澄んだ音がして、体に仕込んでいた刃は折れ砕け――]
[ヴェルナーは強く、タチアナの前に叩きつけられた]
/*
変身しちゃったけどー
今頃になって、これで良かったんだろーかと思う俺である
ええい RP村に答えなんかない…!
やっちまったからには最後まで行け…!(自己暗示
[瞬間、意識が乱れた。]
――――…!!
[いや、意識どころの話ではない。
今までに感じた事のない瘴気が一度に襲い掛かって来たと
考えれば早いだろうか。>>+18
形を留めていた少女の魂が一度崩れるかのように流れ、
どうにかこの場に繋ぎとめて堪える。
身体が失われているから、むき出しの精神だけでは
耐えるのは少し難しく、流れに飲まれないようにするには
その場に蹲るしかなかった。]
装甲損傷80%
体幹損傷5%
駆動には問題なし。
[超合金のボディにつかまれた形でへこみができていた。
しかし、駆動系は未だ生きており、歯車がギチギチと回転する音とともに、槍を杖のように突き、起き上がる。
見据えた先は魔王の口の中に生まれた蒼き炎。
それにくるりと背を向ける。
否、首だけ180度回転させ、タチアナの方へ向く]
/*
ヴェルナーにミサイルくらいは
打ち込まれるだろーと期待してしまったのである
獲物を屠るイェーガー♪
……流行に乗ったわけじゃないのよ!
当方の後ろに隠れていれば問題ない。
当方は基本的に対熱線攻撃は通用しない。
フィオン様もこちらへ。
[だがそれは対熱構造が生きていれば、の話である。
ひしゃげ、皹の入った今ではダメージは防げない]
特異点――奇跡の存在を確認
辞書検索。検索完了。
フィオン様、しぶてえやろうだ。
/*
ヴェルナーがいるから大丈夫だろーと巨大化しましたが、
奴が死んだら俺どうやって死のうかね(
色々考えてはいる、がー!
[ヴェルナーが黒い巨人を魔王と>>23判断したのは知らないが、黒い巨人が己の倒すべき「敵」であるのはわかる。
ヴェルナーが向かっていく姿で。
己の肌が直接感じる瘴気の濃さで]
ヴェルナーさん!
[斬りつけても動きは止まらず、
大きな腕がヴェルナーを投げつける]
わ。
[視線を逸らしている暇はない。
払いのけてくる腕に、曲げた足をはさみ、
衝撃を逃すようにして自ら後ろに跳ぶ]
[宙で後ろに一回転して、降り立ったのはヴェルナーからほど近い場所。
彼の傍には、驚いた顔をしたタチアナもいた。
二人の元に駆け寄るのは、
ヴェルナーの声>>50が聞こえたからではない]
酷い怪我だよヴェルナーさん。
[纏っていた衣装が剥がれ、むき出しになった装甲は、
へこみ、亀裂が入り、汚れている]
……うん。
遅くなってごめんなさい。
[誰かを彷彿とさせる口調に、くすりと笑う]
[炎を吐いた直後
巨体の動きは止まっている]
[巨大な力を完全には操りきれぬのか]
[攻撃があれば反応するだろうが]
[炎で足止めさせている間に負傷の回復を図る]
ぼくも、戦う。
[>>40瘴気を吹いて再生されていく傷を見つめる。
ヴェルナーの腕の届く距離で、
集められる熱量を見据え、剣を構えた]
[>>52
機械だから、炎に打たれながらも苦痛を表情や声に出すことはなかった]
簡潔に述べる。
かの巨人は、堕ちた妖星……魔王と合体したセルウィンだったものである。
瘴気が尽きるまでの無限の回復力を持っている模様
生半可な攻撃は通用しない。
妖星ごと破壊する手段が必要である。
/*
動きに悩んでいたら、えらいことに。
無謀勇者ではあるが、
傷ついている人の影にはいるとかはなさそうだし、
この頭の悪い子め!
ちくしょう! かばわれろ!
[手を広げて、フィオンもまた炎から庇った]
見たところ、未だ敵もあの体を扱いかねている。
慣れるまでに対処する必要がある。
[装甲は溶解しないが、隙間から入った炎がチリチリとその内側を焼いてゆく]
ヴェルさ……
[>>49目の前に落ちてきた、傷だらけの金属の体。
補修の心得も何も無いまま、反射的に手を伸ばすけれど]
ひ。
[首だけが真後ろを向くと、やはり驚く]
え、ええ……。
[>>50後ろに隠れている。情けないけれど、自分はそうするしかなかった]
[>>52駆け寄ってきたのは、やはり一度命を落とした筈のフィオンだ]
……ゾフィさんと、ゲオルグさんは……?
[ふたりはフィオンの元へ向かっていた筈だ。
おそるおそる、問うた]
―瘴気の奔流の中―
……っ、くっ……
ゾフィヤ……!
[重い頭を振って、辺りを見渡す。
ゾフィヤの体が、一瞬崩れ>>+30、どうにか姿を保とうと蹲るのが見えた。
いけない、このままだと……!]
手、を……
[流れに飲まれないよう、身を低くしたまま彼女の傍ににじり寄る。腕を伸ばし、その手を取った。
――傷跡の残る、左腕で]
だいじょ、ぶ……
だいじょうぶ、だから……っ
[そしてもう一方の腕を、背に回す。まるで瘴気の流れから守るように。
彼女がこの場に留まっていられるよう、意識を保っていられるよう。
左手に力を込めて、言葉をかけ続けた]
セルウィンさん、が?
[炎の一撃はヴェルナーの身体に阻まれる。
自分が前に出たからこそ、かえって彼を苦しめることになるとは、ヴェルナーの常と変わらぬ様子からは気づけずに。
熱にあおられながら、ヴェルナーを見る]
どうして……「餌」はこっちじゃ……
[分析を聞きながら、見る巨人は動きを止めている>>53]
…………!
[>>55吐き出される炎に、ヴェルナーの後ろで身を縮めている。
熱気こそ感じるものの、身を焼かれるようなことはなかった。
――ヴェルナーが身を挺して庇ってくれたおかげで]
ヴェルさん……大丈夫ですの!?
[>>56金属の焼ける匂い。
苦痛を感じている様子は見えないが、ダメージは大きいだろう]
( タイミング的に 乗っ取るには
今しかなかったわけだが )
( やっぱ コイツの力 でかい な … )
……………。
( …情けないこと考えてる暇はないな )
[弱い部分はなるべく外に出さぬよう。
それが、人間だった時からの意地だ。]
[炎は耐え、動きは止まる。
膝は付かぬ。また首が180度回転し、前を見据え――]
>>59
「えさ」は、当方とタチアナにも資格があるようである。
基準は不明。
現在は瘴気を本体のダメージ回復にあてている模様。
幸い、ダメージは受けているようである。
妖星ごと……
[剣の構えを解いて、
胸に触れる。
そこにある痣は、
妖星の中で再会したカークから譲り受けた聖痕と混じり合って、完成し、触れる手にこたえるように薄く明るく光る]
>>60
装甲損傷80%
内部損傷45%
駆動以外の活動は条件付きとなる。
当方には魔王への決定打を与える手段がない。
魔王の動きを止める、回復を遅らせる手段は存在している。
タチアナさん。
[>>58タチアナに顔を向ける。
上手に出来たかわからないけれど、笑ってみる]
二人とも……みんな、一緒にいる。
[自分の胸を、ぽん、と叩いた]
これ、もっててくれる?
[鞄をタチアナに託す。
中からはゾフィヤの人形が少し覗いているだろうか。
剣を、背中の鞘に、収めた]
[瘴気に曝されている身体の所々が形を崩しかけては戻りを
繰り返し、非情に不安定な状態で留まり続ける事しばらく。
怖い。
怖い、怖い
本当に死んでしまうのが、怖い。
形を失ってしまえば、この妖星に飲まれて二度と自分自身として
現れる事は出来なくなるだろう。
その予感に更に縮こまるも、それにも限界がある。]
[強く握った拳に、誰かの手が触れた。>>+34
それにより、不安定な魂の形は再びしっかり少女の姿を形作る。
一体誰が?薄く目を開いてその手を見ると、傷の痕。]
(イェンスだ……。)
[彼もまた身の危険があるだろうに、少女を瘴気から庇い続け
何度も何度も「だいじょうぶ」と声を掛け続けている。
その一言一言毎に、段々と視界がぼやけて来る。
恐怖を知り、安堵を得、そんな色んなものが混ざった
涙のせいで。]
>>62
[今までも計器で特異点の存在を感じることはった。
だが、二つあれども消して一つにはなれなかったそも想いが今、フィオンの胸に一つ輝いているのがはっきりとわかる]
当方はフィオン様の攻撃援護を行う。
有意提言。
タチアナ、魔力付与を。
[未だに原因不明の計測できない奇跡の上乗せを要求した]
一緒に?
[>>64フィオンの言葉を理解するのに、少しだけ間があって]
……そう……ですのね。
[>>65鞄を受け取って、胸に抱き取って。
瞑目した]
セル様は、もう、
[>>62フィオンに向かって首を振る]
…………。
[>>63自らの損傷を淡々と報告するヴェルナーの声に、
木の杖を、強く握った]
ヴェルさん。
手段があるのなら……
実行を、お願いしますわ。
[彼のことだから、それはきっと。
それでも、今はそうするしかない]
>>*0
[………画面の先。魔物の蒼い目と、微かに脳内に響く「声」を聞く。]
[自分は今は何の関与もできない存在。
だがせめて、魂の持つ力が届けられないかと願うように、黒い魔物の姿を見つめていた。]
「餌」なんかにさせないよ。
[>>61前を向くヴェルナーに頷く]
カークが、教えてくれた。
[自分の血は、魔を浄化する働きがあること。
そして聖痕は、具現化してこの手に表すことができること]
[胸を押さえていた手を、何かを握る形に。
心臓の上に刻まれていた痣は剣の形。
カークの鏡の力を取り込んで光を得たそれは、
自らの意志で引き出せば、
輝く剣として手の中に現れる]
[>>66そして、「提言」には深く頷いて]
もとより、そのつもりですわ。
私にできるのは、これだけですもの。
[フィオンへと向き直る]
フィオンさん。……剣を。
>>+33
後は、残った餌を全てこちらに放り込めば…
(後は、溜め込んだ力をセルウィン単独で制御できるようになれば…)
――器の中身が満ちる。
俺達の、目的も達成される。
ありがとう。
[>>66ヴェルナーに頷く。
戦いを長引かせるのは得ではない]
……いいの?
[魔力付与。けれどそれを行うのは、
セルウィンとの決別を迫るにひとしくて。
今までの行動から、タチアナにそれを願うのに躊躇うのだけれど]
…………。
[>>72剣を、と。
向けられる瞳は、
とうに意を固めているようだった]
お願いします。
[光る剣をタチアナへ]
[瘴気の流れが収まると、慌てて涙を拭くが
イェンスが無事なのかどうかが気がかりで]
イェンス、イェンス!?
[足をばたつかせて、早く退くよう急かした。
…彼の身体の震え>>+19が嫌と言うほど伝わって来るから、
きっと姿を留めているのもやっとではないのかと思って。
そして、他の皆も無事かどうかが心配だったから。]
セルウィンさん。
[タチアナの魔力付与……否、加護を受けた剣を構える。
>>75うすらと開かれる瞳は、記憶にあるのと同じ色]
あなたのこと、尊敬していた。
あなたみたいになりたいって、本当に思ってた。
強くて、遠くを見てて、どこへでも行ける人。
……はい。
[>>73魔力付与。
魔王を――セルウィンを斬るための力]
セル様は、妖星と一体となってしまわれました。
「魔王」の今の望みは、全ての命を喰らい、この世界を滅ぼすこと。
あの方に、そのような真似をさせるのは……許せません。
でも、こんなの。
[自分を助けてくれた人。
問いかけても頼んでも、自分を見ずにどこか遠くを見ていた人]
こんな未来を、本当に見ていたの。
[>>74差し出されたのは、フィオンがいつも背中に背負っていた剣ではなく、
彼の胸から現れた、光の剣。
それに木の杖を向けて]
……力を。
どうか、皆さん、お力をお貸し下さい……!
[唱えるのはいつもの呪文ではなく、祈り。
ここまで旅をしてきた仲間たちが、今も共に在ると信じて]
>>69
受理。
[できることをやれ。そのタチアナの言葉を受け止めた]
[フィオンの光り輝く剣。
それを再び背にし――回復を図る巨人へと、向かう]
[あえて向かうのは死角となる潰して薄目になっている方ではなく、健在な目の方から回りこむ形。
機体の損傷はあれど、未だ脚となるローラーは健在。
道路事情のよいところを駆け、そして跳ぶ。
装甲はぼろぼろとなり、内部はエラーが蓄積し
刃は砕け、今あるのは一突きの槍と未だ動きを認める機関くらい
動きは確実に鈍くなっており、捕獲は容易である]
[>>77祈りをくれるタチアナは、
そんなまねをさせるのは、許せないと言った。
自分も、そんなセルウィンは許せそうにない]
ありがとう。タチアナさん。
きっと、救おう。
[何を、とは口にせず]
[長々と問答をしている暇はない。
目と、腕の傷が治りきれば、魔王の復活にまた近づくだろう]
タチアナさん、下がっててね。
[>>81ヴェルナーがタチアナの命令を受け入れ行動を開始する。
剣を構え直した]
[>>84セルウィンの答えはやはり、ない。
返答代わりに投げつけられる石を、
地を蹴って左にかわす]
…………?
[からだが軽い。
まるで風の加護を受けたように]
>>85
[あっさりと巨人の掌の中に捕まる。
こうしてローラーでの移動すらもできず、指を切断することもできず、八方ふさがりのようではあったが――
ここに、未だ武器はあった]
[即ち、巨人の纏う瘴気そのものである。
ひしゃげた装甲に手を突っ込み――ヴェルナーの体の構造で尤も重要なパーツを引き抜いた。
赤いコードと青いコードを幾重に引っ張ってきたこれは、人間でいうところの胃であり、ヴェルナー袋と名付けられている]
[役目は、瘴気を燃料とすること。
本来なれば腰の袋から取り入れてヴェルナー袋に投入するが、今はそのままヴェルナー袋を、瘴気へと広げた。
こんな状態であれども。実に機械は機能に忠実である。
瘴気が次々と剥がれ、暴走状態のエネルギーをヴェルナーの機関の中心――ヴェルナー心臓へと流れこむ]
瘴気のエネルギー転化機能に問題なし
大丈夫か、エル…、
[瘴気が過ぎ去れば腕の中の弟に声を掛ける。もしかしたらエルに瘴気は効果がなかったかもしれないと弟の正体をその時思い出したりしつつ。
>>+38イェンスの名を呼ぶゾフィヤの声に気付いて]
イェンス、ゾフィヤちゃん! 大丈夫か…!?
[駆け寄ろうと立ち上がるが、思ったより消耗していたのか、くらりと立ち眩んで片膝をつく]
い、ってぇ…、
くそー瘴気にはわりと耐性あったほうだったんだけど…勇者パワーがないせいかなー。
[けれど右手にはフィーが残してくれた新しいお守りがあるのだ。くらくらする頭を右手で抑えれば、気持ちが落ち着いて行く気がした。
他の仲間たちの安否を出来るだけ確認しようと周囲を見渡す]
あああタチアナさん割とさっくり納得しちゃったけど
ほんとはもうちょっと葛藤したかった
「セル様を返して!」とかやりたかったああん
[地に着いた足で、今度は前へ。
黒い魔王へ向かって駆ける。
ヴェルナーの健常な側の目からの進撃に、
こちらが進撃ルートは治りかけている瞳の方から。
人の目と同じならば、離れた二つのモノを同時に捉えることは出来ないだろうと、彼の援護を最大限に生かすことを考える]
[続いて、自ら。残った手で赤と青のコードが繋がった心臓のコードを引きちぎり、元々主砲のあった腕に接続する。
本来ならば自らの駆動系に供給されてゆくエネルギーが、コードの先から稲妻という形で放出される]
即席砲の作製完了。砲筒なく照準不能
駆動系へのエネルギー供給不能。当方頭と計器以外はもはや動かず。
だがゼロ距離で照準を合わせる必要なし
暴発するままに敵に向かって打ち込む
[ 瘴気の供給。
これは魔王の腕の回復能力を低下させ。
心臓からエネルギーが暴発するままに、その腕へと向かってゼロ距離射撃を行った。]
……い
[何を言えば言い?]
イェンスの方が!!大丈夫なの!!?
[しばらく暴れておれば慌てて離れたイェンス>>+42に向かい、
口を開いたと思えばこれである。
おまけに感情の昂ぶりに涙の追加が入り、始末に終えない。
ありがとう、とかごめんなさい、とか…そんな言葉を紡ぐより
イェンスを始め皆が無事かどうかが先立った結果だった。]
カークだって、無理しないで!!
[怒っている、凄く怒っている。
実に解り難いだろうが、どう話せば良いのかが解らない
少女にとっての、皆への気遣いの裏返し。
心配するカークの呼びかけ>>+47へも大声を張り上げて。
生前の気弱さは一体何処へ行ったのだろうか?]
[>>88容易く腕に捉えられるヴェルナーは見えていたけれど、
魔王を倒す。
それが彼を救う方法へ繋がるのだと判断する]
やああ!
[地を蹴り、飛び上がる。
先ほど感じた違和感>>67、瞬く間に元に戻った故に、
確かめる間も無かったけれど]
カーク!
[妖星の中に居るはずの幼なじみ。
否、にこいち勇者の片割れの名を呼ぶ。
彼もまた、その中で戦っていると信じて。
頭上に構えた剣が強く輝く。
鏡の聖痕――真実を映し出す光が、また魔王の黒い影を強く、照らし出す]
……ごめんね。
[流れる涙を拭い、頭をぽんと叩く。
大丈夫だから、落ち着いて。
その言葉の代わりに、手を取って穏やかな笑顔を向けた]
[光が闇を暴く]
[二つに増した強い光が影を照らす]
[妖星の内側から光が溢れるかのように
巨体の体が透ける
影に隠されていた蒼い石の本体は――
人間と同じく体を動かす機能を司る部分
脳と同じ位置に]
[頭部の奥にあるのが見えるだろう]
― 回想/フィオンが現世に戻る前の事 ―
…ば、っっっっっかじゃないの!?
[いい奴だな>>4:+108と言われ、ありったけの呆れ声を兄へぶつける。]
別に誤解を解くために訂正した訳じゃないし、僕は君と血が繋がってるなんて思われたくないから教えただけっていうか、君のそのポジティブさは何なの!?
人間がどうとか、どうでもいいって…君、一回死んでどっかおかしくなったんじゃない…
兄弟しようとか、ほんっと意味わかんないし……。
フン…、どーせ僕が何を言ってもそのムカつくポジティブ思考で曲解するんだから、……勝手にすれば。
[もう怒るのも馬鹿馬鹿しいといった顔でため息をつくと、にゅっと伸びてきた手がエレオノーレの耳を掴んでうにーっと伸ばした。]
―――いててててて?!
何すんだ!っていうか、聞けよ人の話!!!
[兄の自由奔放さに思わずローキック。]
……はぁ…、なんかもう…色々どうでもよくなってきた…。
[つい先程まで殺しあっていた相手と謎の漫才(?)をする事になるなんて夢にも思わず、そんな言葉がぽろりと零れた。]
― 回想・了 ―
>>91
機械人形……判断力が壊れでもしたのか?
自ら心臓を抉り取り、何をすると…
[次の瞬間、白い光と共に魔王の腕が吹き飛ばされる。]
――――あの人形。
この期に及んで厄介この上ない。
[自分が失敗をしなければ。改めて、そんなことを思う。]
― 現在 ―
………。
[襲い来る瘴気。>>+18
それから守るように兄はエレオノーレの肩を抱いて身を低くした。
瘴気特有の不快感に兄は顔を顰めるが、対照的に弟は涼しい顔をしていた。]
…あのさぁ。
忘れてない?瘴気は僕のオハコなんだけど。
まぁ、これは僕が作ったものじゃないから操れはしないんだけどさ。
[やれやれ、と息を吐くとエレオノーレは片手を眼前へと伸ばす。
すると瘴気は兄とエレオノーレを避けるように左右へわかれて流れていった。
完全に受け流す事は出来ていないが、先程に比べればそよ風のようなもの。]
これ以上はちょっと難しいけど、さっきよりはマシでしょ。
…あ。勘違いしないでよ、僕は約束を守ってるだけだから。
[思い出したようにそう付け加えて。]
あっちは…無事か。
ふぅん。さすがにしぶといね。
一人ぐらい消し飛ぶかと思ったけど。
[イェンスとゾフィヤの様子を確認して、呟く。
白虚星と藍骸星に至っては様子を見るまでもない。]
[>>91爆音が身を震わす。
確認しなくてもヴェルナーの仕業だとわかる。
バリ、と視界の端に捉えた電撃は、
黒い魔王の時間を止める。
風の様に飛び上がった身体は、
それで片側の腕や火炎からの攻撃を免れる]
[光が暴き出したのは、頭の中に埋まる蒼い石>>95
それは妖星と混じり合い、
脈打つ鼓動に合わせてまがまがしく煌めいているように見える]
――――!
[落下する速度を乗せて、
黒い巨人の頭に、
蒼い石目掛けて、剣を突き立てた]
〜〜〜〜〜〜〜………。
だ、って、居なくなって、しまうのかもって…
[イェンスにも、カークにも怒鳴り散らかして。
大声を張り上げたら少し落ち着いたは良いが、
ちっとも涙が止まってくれない。
少女自身にも解らない感情の爆発。
二人も、皆も、こんな風に言われてもちゃんと言葉で
対してくれる。]
[だから]
ごめ、んなさい…。
みんなが、無事で、良かった……。
[イェンスの手をしっかりと握って、
その笑みに、少女もまた言葉で思いを告げるのだった。]
それにしても、こんな面白い事黙ってるなんてバルタザールも人が悪いよね。
…まぁ、何かおかしいとは思ってたけどさ。
[セルウィンが黒い巨人になった事に対して、藍骸星へ口を尖らせた。]
あ。
[巨人の腕が吹き飛ぶ様子に、思わず声をあげる。]
……あーあ、これはちょっと苦しいんじゃない?
新生魔王サマ。
―戦闘の様子を見つめる―
[瘴気の流れの一方で、地下四階での戦いは激化している。
フィオンも辿り着き、タチアナに託される鞄を見る。]
タチアナのやる事は…
絶対に悪い方には向かないって、私…知ってる。
どんな事になっても、それは思い出してみたら
良い事に繋がっていたんだって、知ってる。
[何も出来ないと思っていたら大間違いである。
タチアナが居るからこそ持つ空気が大切なのだから。]
戦闘機械 ヴェルナーが「時間を進める」を選択しました
[ヴェルナーが自らの体を犠牲にして爆発を起すのに域を呑んだ。機械の事はまったく分からない。けれどそれが彼にどういう影響を及ぼすのかは直感できて]
っ…、
[真っ直ぐ見据える。目を逸らさず、仲間たちの戦いを]
[聖なる光そのものの剣]
[それは瘴気すらも裂く力を持つ
まるで海中に道を開けるかのように
剣筋は蒼い石まで確実に伸びて]
――――
[フィオンを捕らえようと黒の片腕が動いた]
[>>83言われた通りに下がっている。
自分にできることはもう、ここから祈っていることだけだ]
……フィオンさん。
[>>76ずいぶんと頼りない勇者だと思っていた。
でも、セル様を尊敬しているなんて、見る目はお持ちのようですわ、と思っていた]
[今は]
[「救う」ことができるのは、きっと彼なのだろうと今は思う]
[だから彼は――帰ってきたのだろう。
皆の想いと、共に]
…………!
[>>95内と外から、眩い光が魔王を照らす。
>>97暴かれる蒼い煌めき。
憧れていた瞳の輝きを思い出すけれど、それはもう、
遠い]
[>>92
役目を果たした機体は。
力をなくした掌からバラバラになりながら毀れ落ち。
ガラガラガシャン、とひとまとまりのない音をあげた]
[まだ無事な顔は、天上を見上げる。
光が、隠された闇を暴き、蒼い石が見えた]
[そして、黒き腕が伸びるのも]
ぱき、 ぴしっ
[蒼の石。
蒼禍星の本体。
そこに、罅が入っていく。
そして、それと同時に、巨体にも波紋のように罅が広がっていき。
フィオンへと伸ばされた腕が、がらがらと崩れた。
それもやがて、白く棚引く煙と化す。]
ぅ、ああああああ!
[踏みとどまる。
聖痕が作り出した剣は、
自分を削りだしたようなもの。
それは血肉をぶつけることより、
遙かに魔を浄化する力がある。
そして光の剣が自分の血肉であるならば、
自分の意志で、それを強く、深く、伸ばすことも出来るだろうと力を込める]
>>103
Σヴェルナーがバラバラに!
というかあまりにも死亡フラグ撒きすぎてたから驚かないけど
あんたシステム上生存者なんだが!w
タチアナの加護がなければ危ないところだった。
[>>106
巨体に広がる皹、そして崩れてゆくからだ
クレーターがそのまま巨体の墓になるようだった]
>>108
www
なんかいつの間にかそういうことにwww
今回のはタチアナの魔力じゃ無くて
皆さんの加護だからいい!
[さらに、強く深く伸びてくる聖なる力。
聖なる波紋は、黒い影――今や、光に照らされて白い姿と化していたが――と繋がっている妖星にも大きく広がっていき。
階下より、バキン、と大きな音が聞こえた。
蒼い石が、耐えられなくなったように、真っ二つに割れた。]
[>>101ぱきん、と。
砕ける音。
伸ばされた黒い腕は、
コンマゼロサン秒の距離、自分を握りつぶす寸前で、止まった]
ま、それはそーだけどさ。
隠し事されてたのが癪に障るっていうか。
[笑う白虚星>>+72へ、面白くないと言う様な表情を向ける。]
ああ、意外と頑張ってるよね。
僕も君が腕一本もいだ時にガラクタになったかなーと思ったけど、此処まで動けるとはね。
元がタフなのか、フレデリカの改造がエグいのかはわかんないけど。
[どうなの?とフレデリカに首を傾げてみたり。]
[戦いの様子を、目を逸らさずに見る。
ただ…彼らが戦っているのは新たなる魔王ではあるが、
それ以前に]
………。
[ゲオルグは近くに居ただろうか。
彼は、この戦いをどのような気持ちで見つめているのだろう。
世界を取ったとは言えども、仮初ではあっても
親と子である事をそう簡単に断ち切れるのだろうか。
拙い少女の思考は巡る。]
[さらさらと、小さく音を響かせて、白い体が崩れていく。
それは、地に付く前にふわりと消えた。
少女の祈りを乗せた、勇者の剣によって浄化された瘴気は、
もはや害を成す事はない。
雪が溶けるように、消えていく。]
[白き体が崩れてくる。
触れる前に消えてゆくそれにはもはや瘴気の残滓はなく]
マスターフレデリカ
任務完了を報告します
[あの巨人の体のどこかにいたであろう彼女の魂にそう告げる]
瘴気の急激な低減を観測中。
5(10x1)分後にはここも人間が入ってきて問題ない正気濃度となる予測である
…………、っ
………おつかれさま。にいちゃん。
[あの日、戦うために永らえた命。
体のほとんどを機械に変えて。
ただひたすら戦いに明け暮れた兄は、今その役目を終えて
――漸く、休む事が出来るのだ]
( あ゛ーーーーーーーーーー )
( ムカつくなオイ )
( 何がムカつくって俺の弱さにだよクソが )
[体は失われつつあったが。
思念だけが、まだ其処にあった。]
ヴェルさん!
[>>103魔王の腕と、時間を奪った彼の体は、
バラバラの無機質な音を立てて地面に落ちた。
頭部が生きているのが見えたけれど、
魔王に近すぎて駆け寄れない]
[>>97魔王の頭に突き立てられた剣、
>>98勇者を捕らえようと動く腕]
フィオンさん……!
[祈る。ただ、祈る。
そして聞こえてくるのは、何かの砕けるあっけないような音だ]
風に戻ったと思ったら、
やけに体が重くなっていたわ
ようやく大人のナイスバディになれるのかと思ったじゃないの
妖星に取り込まれたですって?
夢の方がひどかったわ
ちぎれたはずの腕が、
風に溶けた筈の身体がある、
あるように思えるけれど、これはまぼろしね。
わたしたち妖星に取り込まれて、
新しい魔王が、星さえも飲み込んで生まれようとして、
奇跡の元に消えていく……
これも夢かしら
[>>111崩れてゆく。
巨大な「魔王」の体。
あれほどの威圧感が嘘のように、
まるで砂の像ででもあったかのように、さらさらと]
……セル、様。
[もしかしたら。
元通りの彼の姿が現れるのではないかと、
心の底ではかすかにそんな期待をしていたのだけれど。
そこには、何も残らない]
蒼禍星 セルウィンが「時間を進める」を選択しました
蒼禍星 セルウィンが「時間を進める」を取り消しました
[>>106視界を覆う黒い腕がぱきりと折れ、指が砕け、
次第に色を失っていくのを間近で見る]
……これで、
[視界が開けて、周りが見えるようになれば、
ヴェルナーとタチアナの姿を捜して呟こうとした。
ばきん、と。
さらに下から音がして、
ぐらり、と足下が揺れる>>109。
黒い魔王の身体にも、次第に皹が広がっていく]
[慌てて、後ろを振り返る。
流れていくのは白い粉だ。
上から下に。
音もなく。
クレーターを覗き込んで居た頭に積もったそれも、
すぐに雪の様に消えていった]
―少し前―
[エレオノーレに視線を向け、聞こえた声に目を細める。>>+67]
俺も、聞いたのは自分が出る直前だ。
それに………この姿になることは、今初めて知った。
[あらかじめ知っていた所で、何も変わりはしなかったのだが。
律儀に本当のことを答える。]
――――………。
[真っ直ぐに立ち、食い入るように画面を見つめる。
やがて、視界の先で聖なる剣が魔王の本体を捕らえ…
全てが、終わるまで。>>101]
蒼禍星 セルウィンが「時間を進める」を選択しました
[少女は、戦いの間只管に願った。
タチアナの傍に在る夏の人形に、祈りを届けよと――
どうか、セルウィンの姿を人として留めて欲しいと。
人形を象徴する向日葵は、日回草とも伝えられる。
巡る時のひとつひとつを追いかけるその花は
生命の動きもまた追いかける。
それを、せめて人のものとして留めよと。]
ヴェルさん!
[>>115健在、と答えた彼に。
魔王の「欠片」が消えながら降り注ぐ中、走り寄った]
ええと。
[躊躇いがちに、その頭部を抱え上げたところで、
白い塵の中見えたのは蒼い石>>119]
……あ。
[>>121手を伸ばしても、届かずに。
ひび割れた石は地面に落ちて、砕けた。
ただ、その破片の一つだけが、跳ね飛んできて]
いたっ。
[小さく、少女の額を打った]
[>>122蒼い髪の青年の姿が見えた気がした。
いつものそっけない声が聞こえた気がした。
だけど]
……セル様。
[たとえそれが、愛しい人の最後の頼みだったとしても、
叶えてなんかやらない。
自分にとって、その人はやっぱり「セル様」だから]
[様々なものを割り切る事が出来ない少女の願いである。
世界を救いたい。
皆が無事で居るように。
せめて人として眠りに就かせてあげて欲しい――――
実に身勝手な願いだろうが、それでも止めはしないのだ。
奇跡を起こす神が居るのならば、そんな願いの欠片でも
持っていたとしても良いだろうと。]
……ごめんなさい。
[>>124抱えたままのヴェルナーの頭に向かって詫びる。
少し躊躇ってから、小さな蒼い破片を片手で拾い上げた]
フィオンさん……お怪我は?
[>>120巨大な穴を覗き込んでいた彼に、呼びかける]
これで……終わったの、でしょうか。
[任務完了、とヴェルナーは言った>>112。
辺りの瘴気が薄れてゆくのを、確かに感じる]
……ここを、出なければ。
/*
でも人じゃないから叶わないという。
このあたりの考えの浅はかさは年端も行かない
娘っこだからとかで通用するじゃろうか…13歳、13歳…。
[雪の粉を見る中で、
ぴん、と。
何かが飛び出した]
あ。
[呆けた声をだして、放物線を追う。
それは、まだ蒼く煌めくなにかであったような気がしたけれど。
>>127タチアナが拾い上げた頃には、
蒼いかけらは輝きを失っていて、
吐息と笑みを綯い交ぜにして吐く]
有意提言。
当方はここに残るのが有用である。
この地の瘴気は一度は浄化されども、多くの人の眠る地は再び瘴気を呼び込みやすい。
当方は瘴気を燃料にして動く戦闘兵器。
眠りも食料の補給も必要ない。
見張りとしての性能に自負あり。
[首だけのありさまでそう淡々とのたまう]
/*
なにげに俺、LW初じゃないですかね……?
良かったかなあ、これで良かったかなあ(挙動不審)
だが、時間配分は上手くいったと思っている!
2時までに終わったぜ!
僕は、大丈夫。
タチアナさん、怪我ない……うわっ
[>>129タチアナの声に振り返って立ち上がる。
光の剣はいつの間にか消えている。
敵の姿がまだあれば消えたりしないと思うから、
終わった、の問いには頷こうとするのだけど]
ヴェルナーさん!?
[タチアナが抱きかかえる首に目を見開いた]
え……。
[>>131思いがけない提案に、腕の中のヴェルナーをガン見]
そ、それは確かに睡眠も食事も必要無いかも知れませんが、
何かあっても逃げることさえお出来になりませんわ。
>>133
当方には自力修復システムが搭載されている。
何かが起こる時には自力活動可能となるであろう。
[ガン見された視線をやはり無表情に受け止めていた]
[>>131どう見ても大丈夫じゃない。
問いかける隙もないくらい大丈夫じゃない姿だが、
ヴェルナーは淡々と続けていく]
そうだよ。逃げるのも大変そうだし。
……見張りって。
なにかあったらどうやって知らせてくれるの?
[置いていく。
その言葉に理論的に抵抗するには、それくらいの理由しか思いつかずに、タチアナの言葉に頷いた]
フィオン様。
[疲れを労う言葉を検索し]
大義であった。
[えらそうになった]
当方は人間ではない。対魔物用戦闘兵器である。
首だけでも自律活動は可能である。
…………。
[>>136あ、それ王様とかに言われるやつだ。
ぽかんとした顔のままヴェルナーを見る]
じりつ……
[タチアナの手からヴェルナーの首を借りると、
そっと地面に置いてみる。
つついた]
[視界の中で崩れ落ちて行く巨大な姿を見つめ、
幼い願いは届かなかった事を知る。
願った無事も、ヴェルナーの受けた傷を見るに
これすらも叶えられなかったのかと、肩を落とした。]
……ヴェルナー、残っちゃうの…?
どうして?
[せめて、地上に戻り…普通の活動が出来るまでに
修復してもらえるようにはならないのかと首を傾げる。
…彼の身の構造やその仕組みを詳しく知らない少女の背後、
フレデリカはきっと浮かぬ顔をして居る事だろう。]
( 未来、か )
( さて、どんな未来を描いていたかなんて、忘れたな )
[そもそも、人間であった時も、未来を描いた事はあっただろうか。
覚醒してからは、欠けた物を満たした時点で、満足して。
その時々で自分の楽しさの追求だけをしていた、気がする。]
( ひと時だが、今までにない程楽しくはあったな )
( ……それでも、ムカつくがな )
[そうして、最後の意識も、闇に閉ざされた。]
[>>137タチアナの視線に腕組みして唸る]
……でも、瘴気の無い所じゃヴェルナーさん動けないのは間違いないし……
ぼくらじゃ直してあげられないし……
[共にあったフレデリカなら、対策も持っていたのかも知れないが、
今になっては尋ねることもできない]
……たまには、ぼくも見回りに来ていいかな?
花火が、打ち上がらなくても。
[散々唸ったあげくに口にしたのは、
自分の最大限の、譲歩。
どうかな、とタチアナにも聞いてみる]
…………。
[フィオンにヴェルナーの頭を預けると>>139
>>140地面に置かれてつつかれた何とも言えない表情を見下ろす。
>>142瘴気が無ければ、というフィオンの言葉に、息を吐く]
……わかりました。
ヴェルさんには、いったん、こちらへ残って頂きましょう。
当面の危険は無くなったようですし。
でも……。
私達、きっと戻って参りますから。
皆さんの亡骸も弔わなければなりませんし。
[フィオンには頷いてみせた]
>>142
当方にはフィオン様の行動を制限する権利はない。
辞書検索。該当する言葉を抽出。
勝手にしろ。誰にも迷惑かけるなよ。
以上である。
>>144
受諾するものである。
[二人を見上げる。珍しく一度瞬きしたが、すぐに無表情に言葉を続けた]
しばしの別れである。
最適な言葉を抽出。
元気で。
[フィオン達の相談の中、これでいいのか、と
言いたげな顔でイェンスを振り返る。]
……さみしく、ないの…かな。
[生きて行けるのかどうかより、先にそちらが
気に掛かって呟いた。]
[>>146命令権とやらはまだ生きているのだろうか、とちょっと思ったりもしたが]
ええ……。
次にお会いするときまで、どうか、お元気で。
[首だけのヴェルナーを、心配そうに見遣りながら、
それでも、笑顔で別れることにした]
参りましょう、フィオンさん。
[預かっていたゾフィヤの鞄はそのまま自分の肩に掛け。
木の杖を持ち直して。
歩き出そうと、仲間を促した**]
うん。
[>>143真面目な顔をして頷く。
良いことがあったら笑うもんだ、とか。
ヴェルナーさんは笑顔似合うよ、とか。
いろいろ探しだした理由はあったけれど、
自分の今の気持ちを表すように、笑顔を向けてみた]
……。
[>>145向けられる言葉に、一瞬瞳が揺れる]
…………。
勝手にするから迷惑もかける!
[共に歩んでくれる人たちはもう居ない。
思いついた事をごまかすように、ぷうと頬をふくらませ]
[笑顔を向けられても、望まれたように笑い返すのは、ヴェルナーには少し難しい。
いつものような無表情でそれを受け止め、やがて背を向けて、地上へ戻る二人の背をじっと見つめていた*]
そうだね。
みんなのこと、いつまでもここに、置いてはおけないし。
[>>144弔ってあげなくちゃ、と。
タチアナと頷きあって、見上げるのは高い、天井の方。
ヴェルナーからの、最適な別れの言葉に頷く]
――うん。元気でね。
[仰々しい別れの挨拶はいらない。
来たいときに来ればいい。
ここにはもう、立ち入りを拒むモノは何もない。
瘴気も、魔王も、無くなったのだから**]
剣を背負った少年 フィオンが「時間を進める」を選択しました
魔力付与者 タチアナが「時間を進める」を選択しました
/*
>>146
瞬きしたのは霊能者らしく何か見えたってことなのであったりするとめもをはりつつ
コミットそろわなかったかー
まぁしゃあないな。ただ、お別れロールをするのにここ出る前にやったほうがええ、っていうコミット押しだからなぁ
ねよう…
/*
って、そろってるwwwwwwwwwwwwww
わーい!wwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
/*
ああ、終わってしまうんだなぁ…。
エピじゃもっと切なくなるんじゃろうから、
「エンディングまで泣くんじゃない」の精神でガンバリマス!
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