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ふさねこ スノウ は 武術教官 シロウ に投票した
野兎 ラヴィ は 士官候補生 ノトカー に投票した
士官候補生 ノトカー は 士官候補生 ディーク に投票した
士官候補生 ヒンメル は 士官候補生 フレデリカ に投票した
士官候補生 トール は 士官候補生 ヴィンセント に投票した
士官候補生 ディーク は 士官候補生 ノトカー に投票した
士官候補生 リエヴル は 士官候補生 ディーク に投票した
士官候補生 ベリアン は 士官候補生 トール に投票した
士官候補生 ステファン は 士官候補生 カレル に投票した
士官候補生 ヴィンセント は 士官候補生 ミヒャエル に投票した
士官候補生 ソマリ は 士官候補生 ステファン に投票した
士官候補生 ウェルシュ は 武術教官 シロウ に投票した
士官候補生 ミヒャエル は 士官候補生 ノトカー に投票した
士官候補生 カレル は 士官候補生 ヒンメル に投票した
士官候補生 シェットラント は 士官候補生 レト に投票した
武術教官 シロウ は 士官候補生 シェットラント に投票した
士官候補生 レト は 士官候補生 ベリアン に投票した
士官候補生 フレデリカ は 武術教官 シロウ に投票した
士官候補生 ノトカー に 3人が投票した
士官候補生 ヒンメル に 1人が投票した
士官候補生 トール に 1人が投票した
士官候補生 ディーク に 2人が投票した
士官候補生 ベリアン に 1人が投票した
士官候補生 ステファン に 1人が投票した
士官候補生 ヴィンセント に 1人が投票した
士官候補生 ミヒャエル に 1人が投票した
士官候補生 カレル に 1人が投票した
士官候補生 シェットラント に 1人が投票した
武術教官 シロウ に 3人が投票した
士官候補生 レト に 1人が投票した
士官候補生 フレデリカ に 1人が投票した
武術教官 シロウ は村人の手により処刑された。
次の日の朝、士官候補生 フレデリカ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ふさねこ スノウ、野兎 ラヴィ、士官候補生 ノトカー、士官候補生 ヒンメル、士官候補生 トール、士官候補生 ディーク、士官候補生 リエヴル、士官候補生 ベリアン、士官候補生 ステファン、士官候補生 ヴィンセント、士官候補生 ソマリ、士官候補生 ウェルシュ、士官候補生 ミヒャエル、士官候補生 カレル、士官候補生 シェットラント、士官候補生 レトの16名。
士官候補生 ノトカーは、士官候補生 トール を投票先に選びました。
士官候補生 カレルは、士官候補生 ヴィンセント を投票先に選びました。
― 中庭 ―
確かレトとカレルと、西のと一緒してたんだよな。
レトやカレルが出来んのは知ってたが、
お前も…ああ、そうか、
フェリクス先輩から直々にならそうなるか。
[>>4:171まだ3年だった頃の寮長を思い出して、懐かしそうな顔になった。そしてカサンドラの登場に驚いて――]
― 寮・自室>>4:159 ―
ああ。だから聞いている…って、そうか。
怪我のこと知っていたのか。
…そうだなあ。
その場合は確かにリエヴルから狙う………にしても、
やっぱトールが面倒くせえな。
結局、当たり方は変わらない、か。
[考え込むようにして、再び脳内に描いたシュミレーションへと軽く思いを馳せるのだが]
― 中庭 ―
そりゃ徳の高い生徒だな涙が出るぜ。
[>>4:+70思いっきり覚えのある台詞に苦笑になった。
一体どこから聞きつけたのやら。
年上の女になど適うはずがないのだ。]
あー…じゃあ帰りにバザーで何か買ってくる。
報酬は俺の裁量でいいだろう?
………?ん?ああ。
あまり嬉しいものじゃないだろう?
ほら、お前だって気にしてただろ。さっき。
[先の不満げな様子>>4:122を引いて説明をした。
これもフレデリカを”男”と思うが故の反応だったが]
なんか変か…?
[笑みを堪える様子に、首を傾げた]
士官候補生 シェットラントは、士官候補生 ウェルシュ を投票先に選びました。
いや。ドアが開けばいーや。
飯も面倒くせえだろ。食堂行こうぜ。
風呂場はどうにかする。
[他愛もない遣り取りをして、ふと足を止め振り返る]
そういや明日から試験休みだろ。
なんか採掘場に鉱石が出たとか聞いたけど、どうする?
取りに行くんなら、見に行くかな。
[以前から、ベリアンはこうしたものを採取するのを好んでいたように思う。だから聞いた。
他にもお茶会やら何やら山盛りだ。
あれこれ回れば忙しい休みになるだろうけどと、
それも楽しげな顔で、同居人へと問いを向けた*]
士官候補生 リエヴルは、士官候補生 ソマリ を投票先に選びました。
ありがとうございます。
[ぱたぱたと手>>+4:71を振られたので、恥ずかしさからの反論はグッと飲み込んだ。一つ息を吐いてから顔を上げる]
僕は、あまり私生活の余裕が多くないので。
いただける時はいただいておく主義なのです。
[その一瞬で持ち直し、笑顔で教官に答えた。
寮長>>+4:69が元同級生として扱っていたのも大きかっただろう]
なんだよ。
結局同じなら言うなよな。
……うっせぇ。
[ディークの心の片隅を知ることはないから、
シロウの指導によって感じた実弾への心構えを
語ることもなかった]
士官候補生 トールは、士官候補生 ディーク を投票先に選びました。
―バザール―
そういえば試験、大変だったみたいですね。凄いキマイラが出たとか聞きました。
お疲れ様です。
[キマイラ組の試験内容は噂には聞いていたが、自分の目で見ていないし飛び交う話の中には根も葉もない事実も混じってる気がして何とも想像だけでは判断しづらく。
ヒンメルに対する問いも他愛も無いものになった]
あ、そういえば……。
…ダーフィト先輩、大丈夫だったんでしょうか。
その、試験前に、身体が良くないようなことを言っていたので…怪我とかしていないか気になって。
[ルームメイトである彼なら知っているだろうかとそう思いながら問いかけた**]
―医務室(別室)―
[心配をしたとその言葉>>4:32に少ししょげそうになるが、
ヴィンセントからの褒める言葉もあれば、さらに嬉しそうに顔をほころばせる。
剣技の話になれば、小さく首を横に振り]
ううん、二人にはもっといっぱいいっぱい…大切なものもらってる。
とっても暖かくて、ステキなもの。
[話しながら、突っ込みの後は両腕にサポーターを巻かれて、
固定とまではいかないが安静にするように再度注意された]
[今日は気合を居れる意味でも特に念入りにきつく縛っていたさらしをほどかれると、呼吸が大分楽になる。
抑え付けられていた抵抗から開放されて少なくない自己主張をする胸に、喜んでいいやら悲しんでいいやら]
え?うそ?
いたっ…いたい……!
[あげた声は結構大きく、二人が思わず振り向くことがあったかもしれない。
今まで抑えてたから気付かなかっただけで、無理はわき腹のあたりにもきていたらしく腫れていた。
剣を受けたときに筋を痛めたらしく、安静にとの注意の言葉から、絶対に無理はしないことと厳重注意となった]
―いつかの放課後・練武場―
[リエヴルの分析>>4:70>>4:71は自分にとっても驚くほど、よく見ていると思えるものだった。
ディークに以前にいわれたことを思い出す。確かに、よく見ている。
彼から受ける剣の修練はおおむね、受け流しと、そこからの打ち込みの訓練>>72が中心となった。
体力面については、彼からなにかをいわれるということはなく>>73、
一度聞いたときに返された答えは、それが自分に可能かどうかを尋ねるような言葉になるだろうか]
銃とかもっと弾いっぱい撃てれば、近づかれた時の修練少なくてすむのに……
[無い物ねだりをしてもしかたがないのはわかっているが、思わずそういいたくなるほど特訓も優しくはなかった。
ただ、気遣いだけは、いつも忘れずにしてもらえていたと思う。
なにはともあれ、彼の卒業するまでの時間も、自分が居る時間に比べればずっと短い。
学べるうちに、できる限りをというところもあったのだろうか…、
彼の心の内まで、語られることがなければ知る術もなく…**]
― 試験直後・医務室 ―
おう、期待しないで楽しみにしておく。
[に。と笑って友>>5に応じた。
もし数日ののちに道が分かれることになったとしても。
彼とならきっと、立場を違えてもまた笑いあえる。
そう信じるからこそ]
―珈琲の思い出>>4:*81―
『珈琲と紅茶、どちらがいいか?』
[この質問を寮で耳にすることが幾度とあり、それが東西の寮での特徴の表れなのだと知ったのは少ししてのこと。
ヴィンセントの作ってくれるカフェオレはいつも美味しく飲めていた。
その口に広がる甘みは強すぎず、弱すぎず、その温かみはじーんと奥に染みるように、
まるで彼の優しさの現われのようなカフェオレ。
いつしか自分の好物の一つになるくらいに]
うーん、やっぱりブラックのめたら男っぽいかな?
[ふとした疑問の言葉に一度だけいれてもらったことがある。
今もカフェオレを愛飲していることから、結果は推して図るべし**]
…………でっ!?
[ただ、打ち身を小突かれた時には涙目になった>>7
もう友情も終わるぞとばかりに睨んでやる。
かちあう笑顔に、このやろうと悪態をつく]
―試験休みの朝・自室―
[朝目覚めると何か胸元に重みを感じる。
なんだろうと目を覚ますとどこから入ってきたのか、いつの間にかスノウが寝どころにもぐりこんでいた。
猫はくぼみで寝るのが好きって聞くけど、たしかにくぼみというか谷間はあるけど…]
もう…どこからきたの?
― 中庭 ―
その徳の高い最上級生のおかげで、テスト前におまじないとしてラヴィにさわるのをやめておいた、といってまわっていた1年生がいてな。
[全学年持ちの教官の強み]
うむ、くるしゅうない。
[わかっているじゃないか、とにこにこ。
バザーの提案に内心小躍りしているところを、重々しく頷いておく]
……だから、せんせい、と。
いや、遠慮しておこう。
――私のかわいそうな馬術技能を知っているだろう?
[馬術の実技も先生様にお願いして何とかパスさせてもらっていたという赤点上のアリアを奏でていました]
…んのやろ。あるだろ、色々と。
[無論この時、ディークも何があるかなど分かっていない。
実のところ、次期寮長の話をするくらいと思っていた。
だから何を聞かされるか、正確なところは把握してない]
ってーか、休みの間に顔貸せ。
分かってんだろ?
[それより何より。
あと数日の間に、また友と語らっておきたかった。
卒業してしまえば、どうなるかは分からない。
だからと、彼へ数年先ではない約束を要求した*]
>>4
いいこころがけだ、ウェルシュ。
引越し前こそ嵩張って値も張るが苦労して新居にもっていくほどでもない、という私物が出てくるぞ。
[生活観をかもし出しつつ同意。いいキャラをしているというジェフロイのコメントにもまるっと同意であった]
/*
えーと。うーんと。
あれこれ話をされると、たぶん、自分一緒にいるより恥ずかしい思いをしそうな予感が……だ、大丈夫かな……。
これより、スノウの刑罰について審議に入ります。
裁判官、私!弁護人、私!陪審員、私!
[あごとか頭を指先で優しくこちょこちょーってしてあげたり、肉球をつついたりしてから]
判決、有罪!
領域侵犯の罪でむぎゅーの刑だー♪
[調子にのって一度胸元に埋めるようにぎゅーっと抱きしめたり。
そのままわき腹の痛みでむぎゅーの刑はすぐに開放されることになったが。
二人に見られていたら、ちょっと恥ずかしそうにおはようと返すことになるだろう]
/*
ちょっとまった、そこはまだでしょうと!Σ
まったく……
振り直しランダム:<<士官候補生 ヴィンセント>>
士官候補生 ウェルシュは、士官候補生 ヴィンセント を投票先に選びました。
じゃあ、実技するのは禁止だけどさ。
校外に出てみたらどうだ?
外に出て動けば少しは気も紛れるし、
体力作りには役立つかもしれないし。
手合わせなら、怪我が治ったくらいに来て
いくらでも相手してやるから。
ほら、一年間は様子見にこなきゃいけないんだろ?
[試験前夜に言われたことは、しっかりと守るつもりでいた]
― 中庭 ―
強かなのはいい事だがこの野郎。
[>>4大変調子の宜しい返事に笑顔で言った。]
まぁいい。ウェルシュにもバザーで一品な。
予算は…要相談だ。
[と、ウェルシュにはそう約束して。
カサンドラの返答には、苦笑というより苦い笑み。]
あー…いや覚えてる。
タンデムでも相当だったっけか……。
[乗せてってやる、とも言えず。]
その馬との相性どうにかしとけよ?
またこっちで暮らすんなら、
指導も市街に移動するにも、面倒だろう。
[離職の事を知らないから、そんな風にも言った。]
― 4年前の話 ―
[>>1:29それを聞いた時には「止めとけ」と言ったものだ。
彼女が体術壊滅的なのは知っている。
何度か練習に付き合いもしたが、てんで向上しなかった。
教え方が悪いのかと試行錯誤したものの、結局センスと体力が無いのだという結論に達したのだった。
そんな中での彼女の思いつきに、それはそれは反対したのだった。]
せめてまずは身体を鍛えてから…。
そのためにも、睡眠はちゃんと取らねぇと。
カッちゃん、市街からの通いだろ?
それで馬と起床時間同じにって…どんだけ早いんだよ。
寝不足で倒れても知らねぇぞ?
[とさんざ忠告したにも関わらず、彼女は頑なに決行して結果――]
士官候補生 ディークは、士官候補生 シェットラント を投票先に選びました。
[試験当日姿が見えなかった。]
だから言ったってのに……。
[呆れて、心配して一度だけ、彼女の家を見舞った事がある。
仮にも女子の済む部屋だったし、
後にも先にもその1度きりだったが。]
とにかく体、早く治せよ。
…お大事にな。
[そう言って、寮へと戻った。
それが長い別れになるとも知らずに*]
[朝も少し落ち着くと、シロウからの言伝>>84をどちらかから、
もしくは二人から受け取ることになるだろうか]
自分に適した…か……
[ディークに聞くにしても、彼はすぐに卒業、
そのときはまだ、リエヴルにという発想はなかった。
彼が自分の相手をする、ということが頭になかったせいかもしれない]
――現在:自室――
うっっ
[そう言われると>>14、余計に恥ずかしくなる。]
あまり言わない方がいいのだろうかと、少ししょんぼりとしながらも。
続く言葉を聞けば、顔を上げた。]
― 中庭 ―
>>+12
[重々しく頷く。
実際、カサンドラが赤点上のアリアを奏でない実技は、科器と魔器の整備くらいだ。
武具防具の整備をやらせたら、2時間後、プレートメイルの中から脱出できなくなっていたカサンドラが発見された!などということもあった……]
実際のこれらの実技は上級生に入ってからがメインだったので、ほとんど触れることなく退学してしまったのだが]
私よりも背の高い生き物が苦手なんだ。
仕方がないだろう…ッ
[ちびっこの主張]
心配無用。歩けば健脚になるし目も覚める。
乗り合い馬車の時間に帰ろうと思うなら、仕事も捗るというものだ。
[致命的低血圧の主張]
……先輩も一緒に、ですか?
[校外にという言葉>>15に、じーっとトールの目を見つめる。
無理ならば、一人ででも出るつもりではあるが。
彼はどう考えているのだろうと、その様子を窺った。]
怪我が治る前にも、来てくれていいんですよ。
[さらに注文をつけつつ。]
/*
緊急ではないのだけど。
メモアンカーの日付が今日に入ってからずれてるようです。
(ブラウザはchromeさん)
SSも撮っておいたけれど、エピでも確認できるだろうし、
その前にたつるさんご本人のところで同じになれば気づかれるかな?
/*
うちらがスノウかわいいねーってもふもふしてる間に、
スノウは
「士官候補生 フレデリカ! 今日がお前の命日だ!」
こんなことかんがえてるんだぜ!
― 中庭 ―
はい。
ベリアンです。ベリアン・アリー。
味方にいると実に心強いですよ。
[でも西寮生だったりする。
名前が出て懐かしそうな顔をする現寮長>>+0に、自分も少し彼の先輩に思いを馳せた]
そういうものですか。
はい、心に刻んでおくようにします。
[女性ならではの品もあるのだろうしなと思ったりしつつ。
コメント評価は知らず、教官の言>>+10には笑顔のまま頷いた]
― 中庭 ―
やった。ありがとうございます。
[短く弾んだ声を挟んで。
寮長>>+12にも軽くペコリと頭を下げた。
カサンドラ教官が馬を苦手としてる話は、口を挟まず聞いていた。
寮長の主張>>+13に、確かに、と思いながら。
反論>>+14には、ご愁傷様です、と半目を伏せながら]
――いつかの放課後:練武場>>+5――
俺なんかはこっちの方が楽だけどな。
[フレデリカの言葉に、手にした模擬剣を軽く振って笑う。
最も、印象として一番手に馴染んでいるのは、やはり二本の真剣にはなるのだが。]
結局は、どのような環境で戦うか、にもよるんだ。
環境に即した人材を配置することは、つまり戦況を有利に運ぶことにもよる。
フレデリカが銃を使える戦場に常にいるならば、それは戦力として中心に据えていい。
でも、そうでないならば、な。
[そう、淡々と説明をしつつ。]
男として戦いに身を置くならば、やはり剣は覚えておくといい。
[そう、穏やかに告げて。
再び、何もなかったかのように、厳しい表情に戻って打ち込みを指示するのだった。*]
――現在:自室――
もちろん、先輩と一緒がいいに決まってます。
[トールの言葉>>23には、笑顔で返しながらも。
続く言葉を聞けば、軽く呆れたような表情を浮かべた。]
別に、手合わせだけじゃないですよ。
それ以外だって、ずっと先輩に会いた――……
[それ以上言うと寂しくなりそうなので、口を噤んでしまったけど。]
ふさねこ スノウは、士官候補生 ヒンメル を能力(襲う)の対象に選びました。
ふさねこ スノウは、士官候補生 ノトカー を投票先に選びました。
(フレデリカにゃんいいにおいにゃーん…ほわほわ)
(うーん、なんかこばらがすいたにゃん)
(そだにゃん! ダーフィトにゃんのおへやのヒンメルにゃん、あまいものいっぱいかくしてたにゃん!)
(きょうはヒンメルにゃんのとこでねるにゃん!)
―→中庭―
[そのままヴィンセントもシェットラントもそれぞれに幾ところがあるらしく、見送ることにした。
去り際の二人には、何度も安静にするようにと念押しもされたり。
あれもなく自分はぶらぶらと中庭に向かうと]
あれ、ジェフロイとカサンドラ教官と…ウェルシュ?
[そっちのほうにいきながら]
なにしてるの?
[と、何かを話していたらしい3人に何気なく声をかけた。]
──寮:自室──
>>4:183
[件の向く有り方への苦笑には、
僅か笑って目を眇めるのみに留まる。]
宜しくお願いします。
なお、忘れられている場合は届けませんので
[崩れるに返す笑みは、常のものだ。]
/*
そういえば所持金どんなもんだろう。
微妙に多そうなんだよな、こいつ。
紅茶ばっかり買ってるし。
1:心許ない
234:普通
5:おおめ
6:そんなに持ち歩くな
{5}でどうだろう。
ああ、報告するほどのことがあったらな。
[といっても報告するほどのことかどうかは、
こちらで決めるわけだが]
ん、ああ。
それは、こっちもそのつもりだったから。
構わない。
[長年の友人とあっさり別れるという選択肢は
自分の中にはなかった]
[その実戦向き、と評される剣筋をディーク相手に、
はっきり見せたのは、外でのこと。
砕く貝殻を拾うついでに泳ぎに。と、出かけた先の砂浜での話。
「…俺の剣は、あなたやカレルのようには、
なれないのだと思いますよ 」
見せたあとに、言った台詞だ。]
― 中庭 ―
カッちゃんそういうのは
苦しい言い訳っていうんだぜ……。
[>>+17ふと、そういや馬以外にも苦手はあったなと、
それは少し懐かしさも伴いながら思い出しかけたが。]
…まあ、いいや。
んじゃ土産は約束するから、頼ん…。
[>>+18だ、と言いかけたらまた増えた。]
………。
[>>+18言い訳も面倒だしおそらく回り二人が喋るだろう。
諦めたように息一つつくと。]
あー、フレデリカ。
今からラヴィの散歩に採掘場近くの
花畑まで行くがお前も来るか?
口止めと報酬はバザーで一品。
[と言って誘った。]
[>>18
ウェルシュの出すベリアンの名前に、うんうんと頷く。
候補生の手前言い出せないが、全く同じ感想である。
あれは指揮官としての才があるだろう、と。
それと同じくらい、ウェルシュに別の才能を感じたが、やはり試験結果発表前に(ry]
まあ、人にはそれぞれ向き不向きがあるという。
私は馬を克服しようとしたが、得たのはこの教訓と、馬はやっぱり苦手でどうしようもない、ということだ。
あいつら上から私の髪を餌だと思ってなめにくるからな…
[手ごろな高さすぎた]
>>0
──噂程度ですが。確認はしたかと
もしリエヴル会長の援護を誘導できれば、
仲間の状態を確認する間があきますから
そこを、とも思います、が。
親友殿との衝突を選んだ場合の方が厄介ですね
[どちらの目が出るか。と、頭の中で思考を挟み]
― 中庭 ―
ふぅん、ベリアン・アリーか。
[>>18名前に聞き覚えは…あったような気がする。
確かいい噂ではなかったのですぐに忘れてしまったが。
とはいえ西寮生ならもう会う機会すら無いのだろう。
たくさんの生徒の中に埋もれるように、その名も消えてゆくかもしれない。]
[>>20嬉しそうな声にこっちは苦笑い。
財布に余裕はあるのでまぁ何とかなるとは思っていたが。
気が付いたらもう一人増えそうな勢いである。
半目が見えればじとっと見たりもせざるをえない。]
[話題が自分の試験に向けば、微かに表情を引き攣らせた。]
こっちは、あんまり見にきて頂きたくないような相手でしたからね
カサンドラ教官の恐ろしさを知ったといいますか
[とんでもキマイラを思い出して、
目を瞑り、目頭を抑え]
…… まあそれでも。それなりに。
悪くないとは思いましたが。
[──珍しい評価を、小さく零す。]
>>2
……俺の背は、まだ伸びてますから。
[自分の背丈については、妙に、きっぱりと言い切って]
いいえ、なんにも。
[フレデリカの評価については、そのままにあるように流す。]
向いてないのはどうしようもないが
……飼い葉か…。
[>>+22
まじまじ上からカサンドラの髪を見た。
納得の飼い葉である。]
>>3
風呂場から悲鳴が聞こえても
駆けつけませんので
[わかりました。とそう頷いて、廊下へと出る。]
ああ。面白い石が出るといいんですが。、
遠駆けついで潜ろうかと思っていましたが、
いらっしゃいますか?
[明日の予定についてをそう答えて、明日の予定を話しながら*食堂へと降りる*。]
― 中庭 ―
フレデリカ。
教官もいる前では、先輩とつけた方が良くないかな?
[穏やかながらも、最初は注意のような言葉から始まったが]
でも、カサンドラ教官もジェフロイ寮長も気にはしない、か。
まあいいや。それより、身体は大丈夫?
痛みって、一日置いてからくるものもあるでしょう。
[痛みなどは残っていないのかと問いかけ]
うん、寮長に奢っていただくお話をね。
[主題はそこでないだろう、という部分を笑顔で答えた。
本人も先回りしていた>>+20から無問題だろう]
さて、いつまでも立ち話をしていると他のものにみつかって、ジェフロイが破産してしまう。……いや、それも面白そうか?
[ちら、とウェルシュを見やり、にぃ、と笑ってみせたりもするが]
――二人とも、実技試験の疲労もあるだろう。
気をつけていってくるのだぞ。
あと、ばれないように、祈っておく。
[ひらひら、と手を振って、教官棟に戻ろうとするが……ちら、と振り返り]
そりゃあ、もちろん……いや、教えるだなんてやったことないんで(しかも先輩にだ!)、できるかわかんないッスけど、一緒に作るぐらいだったら、喜んで。
じゃあ、卒業パーティの前の日あたりに、やりましょうか。
ダーフィト先輩、何か作りたいもの、ありますか?
特になければ、初めてでも簡単なレシピを俺が探してきてもいいですし。
そうだ、ウェルシュ。魔器には興味あるか?
これを渡しておこう。
[――、と、いつでもどこでも不思議なものを記録する為に持ち歩いている、最新鋭技術を搭載した映像記録魔器を出す。
なお、8年生の試験問題にこの、公国の科学が生んだ部品でもある光収束部が混ざっていたんだ。魔器の試験で、公国文化との交流を前提とした品が入っているのは、引っ掛けでもあり80点とそれ以上を分けるポイントとして設定してあったりもする]
ここを押せば、こちらにうつった風景が記録できる。
これでたんとラヴィのもふぷりてぃな絵をとりまくれ。
[そして、また誰かが紐解けば。
次の後輩がそれで苦労をすることになるのであった**]
冗談じゃねぇ。
おいウェルシュ行くぞ。
おし、フレデリカも来るなら来い。
話は馬上でも向こうでも出来る。
[>>+26カサンドラの声に、鼻が利きそうな顔を思い出して
>>+30笑顔で同行決めたフレデリカを引っ張るようにして馬小屋へと急ぐ。]
あ、買ってきたもんに文句言うなよ!
[それだけは去り際、旧友に投げかけて。]
いや、もう遅かったな…。ふえてしまったぞ。
[すっかり乗り気な彼女に、自然と口元が笑みとなる]
フレデリカ、君の活躍は聞いているぞ。
試験お疲れ様、だ。
[当然彼女の複雑な環境も教官の1人として知っている。
だからこそ、男子に混じって、体術などでも秀でた成績を修める彼女には素直な賞賛しか出てこない]
うん、ジェフロイの財布、頑張れ。
[ぐ、と拳を握り、ひらり、と手を振ったのであった]
[トールの内心の動揺には気付くこともなく。>>32]
バザーとかも色々やってもいるようですが。
少し、のんびりできるところがいいです。
ずっと生徒会やら何やらで、のんびりも出来ませんでしたしね。
[今日はもう書類のチェックは済ませてきましたから、と笑いながら。]
馬でも借りて、出ますか?
[片手で手綱を引けるかな、などと考え込んでいると。]
[続く言葉>>36が耳に入り、つい、目頭が熱くなった。]
…………待ってます、から。
[俯き、消え入りそうな声で呟き、
左手でそっとトールの服の裾を握りしめた。]
/*
今回こんな風になるとは自分でびっくりなんだよな……。
ガチで戦う方に照準をあわせたキャラのつもりでしたが。
どうしてこうなった。
トール先輩、恐るべし。
わざわざありがとよ…。
[>>+34予想通りのあれそれと、財布へのエールに
やっぱり一番いい性格してやがるよなと、思わざるを得なかった。]
ま、な。
[>>+35それでも合間に投げられる信頼には笑む。
付き合いは短いようで、思い出深い。
大体は把握している、つもりだ。]
―中庭―
[先輩をつけるべきと、確かにそうなのかもしれないが…]
だってこっちのほうが男らしいじゃん!
[事情を知ってる二人にとっては、いつも聞いてる失笑もの言葉となるだろうか]
は、はいっ。もちろんです!
[魔器にも興味がないわけではない。
最新鋭の機器には流石に触れたこともなく、差し出された光学機器>>+32を興奮気味に受け取った]
ありがとうございます!
うん、色々撮ってきて、後でヴィンセントにも見せよう。
絶対興味示すよね。
[フレデリカにも笑って言う。
自分達やそれ以降が苦労することになるなんて知らなかったし。
知っていても知的好奇心に勝つのは難しかっただろう]
うん、安静にしとけば大丈夫っていわれた。
動くなとまではいわれてないし大丈夫。
[ちなみに本日はさらしが緩めのため、いつもよりゆったりめの服を着ていたり。
カサンドラ教官よりもさらにひくい背と相俟って、いつも以上の背伸び感もでていた]
うん。わかったから。
まだあと数日はいるんだからな?
いなくなった後の話ばかりするのはやめよう。
[ぎゅっとリエヴルを抱きしめて、背中をぽんぽんとした]
/*
わああ、時間かかってごめん。
やっぱデスクトップのほうじゃ読み込みにタイムロスしすぎだな。
デスクトップのほうが打ちやすいだけどね。
(買い換えろよ)
― 中庭 ―
おまえら二人して似たもの同士か…。
[>>39邪悪な笑みに二人は近づけてはならないと強く思ったが
それももうあと数日までの話か。
>>40打って変わっての笑みと、>>41魔器を渡された時の顔には、何時もの様子も伺えたのだが。
>>+37フレデリカの主張には苦笑せざるを得なかった。
真実知ってる自分らはともかく、
現状、可愛いから許されてるレベルである。]
―バザール:>>150の前の、おはなし―
ん…?
[ダーフィトとは既に別行動を取っている。
あとで茶でも飲もう、と約束しつつ、それぞれの買い物の最中だ。
ふらふらとあちこちのいい匂いに惹かれながら、通りを横切ろうとして、
見かけたことのある下級生が出店から出てくるのに気づく]
…あれは、カレル・…なんだったか。ライオー? ライアー…、だったか?
確かキマイラ戦に挑戦していた中にいたような…
[寮も別で、接点も少ない。
名前を思い出そうとしているうちに、す、とその姿は人混みに消えてしまう]
ん…。
[出てきた店に近づき、なんとなく覗く。
――そこは工芸品を扱う、いかにもみやげ物屋らしい店だった。
店主の出迎える声に、躊躇いながら頭を下げる。]
…丁度いい、か。
何か、見舞いになるものがあれば探していこう。
[丁寧に作られている品物をひとつひとつ眺める。
……その中のひとつを手にとって、あ、と声を上げた。
可愛らしい、ウサギの根付。
まんまるい金属の鞠の中に、愛らしい茶色い耳のウサギが透かし彫りになっている。]
とにかくほら、急ぐぞ。
[とはいえ破産はごめんだ。家に帰る旅費がなくなる。
と急くようにしてラヴィをかかえたまま馬小屋へいそぎ。駆け足で花畑まで向かったのだった。]
― 寮:自室 ―
承知した。
お前、絶対にそれやるよな……
[笑顔>>27にしみじみと頷いた。
忘れていたら届けないどころか、何か別のものが届きそうですらある。
眇められる視線に、それ以上は音にせぬまま]
代わりに俺が覚えてる限り、絶、対、届けろよ?
[ささやかな要求を投げつけておく]
[剣筋を外で見せたことには意味があったのだと思う。
冷たいほどに鋭い剣先>>*0
技量でいえば、勝てないとは思わない。
けれど、ぞくりと背筋が冷えたことを覚えている。
これは実戦向きの剣だと、あの時思った]
「……なれない、か?」
[しないのかならないのか、したくないのか。
向けた問いへの反応は、どうだったか]
男らしいって。
つけてる僕はどうなるのさ。
[フレデリカの主張>>+37にも反論はするが、笑いながらのもの。
呼ばれる側がそれで良いのなら、文句つける筋合いではない。自分も、そう教わったというだけで、敬称が欲しくて言っているわけではないのだから]
そうか。なら良かった。
無理だけはしないようにね?
[安静にと言われてる>>+38のは気になったが、まあ全力で走らせたりしなければきっと大丈夫なのだろう。三人ならいざとなればフォローすることもできるはずと考えて]
はーい。
[寮長>>+33に軽い返事をしながら、厩舎についていった]
剣帯や腰縄の重しにも使えるな…。
あまり邪魔にもならないだろう。
すみません。これをいただけませんか。
[店主に根付を渡し、包んでもらう。
それを待っている間、世間話のように声をかけた]
……先ほど、うちの学校の下級生もきていたようですね。
休みの間は騒がせるかもしれませんが、ご容赦ください。
ありがとう。
カサンドラ教官も試験監督してたらしいな。
[まだ、ヤラナイカキモイラの噂は知らず、その試験の監督をしていたということしか知らない。
若し知っていたなら、このとき態度は変わっていたかもしれない。
女としてみれば、いままでは悪くはない結果だったかもしれない。>>+34
でも今回は自分でも体術の試験としてがんばれたと思う。
むしろ今までの実技試験と比べかなりの好成績だったとも思っている。
結果は出てみなければわからないが]
あれが大人しくしていられるとも思えん。
…あいつを止めておけるなら、
リエヴルを落とした後にあいつを叩くで決まりだろうけど…
なあ。その親友殿って言い方は、わざとか。
[先から気になっていることを、一応聞いた>>29]
カサンドラの恐ろしさ…?何を出したんだ、あいつ。
[思わず口調が砕ける所以は、既にベリアンには知らされてある。
かつての同級生の所業に思いを馳せながらも、
瞳は、目の前の少し珍しく思える同居人の表情へと向けられていた]
は、はい。
[ゆっくり話と言われると、何だろう……と内心で少し身構えつつも。]
馬、もダメですかね……。
では、お願いします。
[一人では出来ないことばかりだが、これも自分が怪我をしたせいだから仕方ない。
歩いていくのも微妙に時間がかかる。
相手がトールならばいいかと思いつつも。
一人で馬も乗れない状況は、なるべく人には見られないようにと願うのだった。]
[続く言葉>>43には、ゆっくりと頷く。]
いる間に、たっぷり甘やかしてください。
[くすくすと笑みを零しながらも。
ぎゅっと抱きしめられれば、真っ赤になりながらトールの肩に顔を埋めた。]
その下級生ですか?
――俺は寮も学年も違って、余り親しくないのですが…
友人の多い、とてもいい奴だ、と聞きますよ。
今回の実技試験でも、仲間とともに非常に優秀な結果を挙げたようです。
[まさか当の本人に>>4:170こーんなことを思われているとは思っていない故に、士官候補生になるべく良い印象を持ってもらいたいと言葉を紡ぐ。
…まあ、わかっていても、士官学校の名誉のためだ。
同じようなことは口にしたかもしれない。
包みを受け取り、代価を払う。
ぺこりと頭を下げ、店を出た。]
大体お前、やることは悪くないんだからもう少しだろう。
口は悪いし嫌味だし皮肉屋だしちょっと捻くれてもいるが…、
──…いい奴だし。
交わっておくのも、悪くないんじゃないか。
友達も増えるだろうし。
[にまにまと分からないなりに、先輩じみたことを口にしてみる。
一見とっつきにくいこのルームメイトが、言葉は皮肉や嫌味たっぷりの癖に、実は結構親切なのは良く知っている。
なにせ6年に及ぶ付き合いである。
長期休暇にも家へと帰ることのない彼が、
再び一人きりで過ごさなければいいと少し思う。
言えばまたおせっかいとでも言われるだろうが]
[と、話の途中でジェフロイにひっぱられるようにし>>+33]
じゃあ、カサンドラ教官またな。
[文字通りずるずるっと体格差もあって本当に引きずられてたとか]
あ、ジェフロイ。
俺安静にしなきゃいけないから、馬よろしく。
[さらりと乗せて主張、前か後ろかは任せるつもり]
じゃ、次に会うときは見上げる高さだなあ?
いやあ、楽しみ楽しみ。
[子供っぽい意地っ張りには、ふふんと笑う>>31
実際にそんな機会があるかも今は分からないけれども]
………?ふうん?
[フレデリカの件は、それでしまいになった]
悲鳴なんざ上げねえよ、馬鹿。
[悲鳴と言われて、今度はこちらが強がるような形になった。
ドアを開けて歩いて貰うのはかまわないのだが、
風呂まで頼むとなれば、あたかも重傷人のようではないか。
それだけは避けたいと、これも意地ではあった。
実際のところ、着替えやらに物凄く苦労することにはなるわけだが…]
ああ。面白そうだから行く。
[案の上のこたえに、あっさりと同意を返した>>33
だってこれも、もうあと何度もある機会ではない**]
[そしてジェフロイに顔を寄せると]
カサンドラ教官と仲がいいんだね。
[二人の去り際のやりとりとかを見て、乙女心やらなんでも恋話探知機やらなにやらが沸いていた]
―バザール>>150の、続き。―
まずは…賄賂兼菓子か。
そういえば、帝国の老舗キル・フェイ・ボウが出店したと聞いたな。
あそこの洋梨のタルトは絶品だ、外せないだろう。
…と。
[歩きかけて、>>182見知った線の細い青年に声をかけられ、足を止める。]
シェットラント・マーロウか…!
俺はまあ、菓子や文房具、書籍をな。
卒業パーティーに持ち込む物も、何か手に入れようかと。
君も何か、買い物か?
[シェットラントは既に、何か大きな包みを抱えていた。
興味深そうにそれを見やり、首を傾げる。]
[そして、ダーフィトのポップコーンを分け合いながら観戦しているヒンメル先輩>>*4:112と我がルームメイト>>*4:124にもチラリと視線を送りつつ]
ヒンメル先輩、何か卒業パーティで食べてみたいモンとか、あります?
よかったら、俺、作ってきますよ。あ、いや、そんな大層なのは無理かもしれないんですけど……。
[またしても顔を紅く染めながら、勇気を出してヒンメルにリクエストを聞いてみた。
人から望まれるものを作って食べてもらえることは喜びだからだ。また、]
……。
[「おまえはどうすんの?味見?作る?見物だけ?」と人前で尋ねるのを自重し、ソマリには視線だけ投げて反応を促した。**]
― 風呂場にて ―
くそったれ……
[肩の打ち身に苦労しながら、ぐぎぎと低い声が零れる。
それは怪我を負わせてくれた当人に向けたものでもあり、
それをわざわざつついてくれた>>25友へ向けるものでもあり]
あんにゃろ…また絶対からかってやる。
[何かの決意を新たにした。
友人との約束>>28は楽しみなのだがそれはそれ、これはこれというものである**]
― 試験休み、ある日の朝 ―
[試験休みも数日あれば、怪我も次第に癒えてくる。
かの実技試験とその前の手合わせで受けた傷は未だその跡を残していたけれども、痛みは随分と和らぎつつある。
一応湿布はまだ貼ってある。
が、それも時間の問題という程度の有様だった]
世話になったよなあ…。
[ひとけのない練武場を見渡して呟いた。
そこにあるのは、木剣やら木刀やら木盾やら弓やら、
それは雑多な修練のための諸々である。
中には
懐かしくて一度、手に取った。
これを面白がって、振り回してみたことがある。
案の定、カレルが寄ってきて>>4:*119、
そして盛大に自分にぶつけて諦めていた。
扱えることを羨ましがられたようでもあったけれども、
結局、自分もあれ以来この棍を手にしたことはない]
[器用貧乏、などということを思う。
苦笑する思いで銃を手に取る。
静止し、両手を添え肘を伸ばして的を狙う。
片隅の射撃用スペースで、それを撃ち放つ。
───…タンッ
軽い音と共に、弾は的に命中した]
実感…沸かねえよなあ。
[朝、こうしていると真っ先に来るのは大体カレルであった。
元気な声で交わされる挨拶を聞けるのも、もう数日か。
休み期間中であれば彼も朝寝をしているのかも知れず、
待つともなしに待ちながら再び的をめがけて銃を撃つ]
………、
[は。と、一人、息を吐いた。
フレデリカにしろカレルにしろ、もう残していける時間はさほどなく、自分はこの先、まったく違う世界の中で生きていくことになる。
朝早い練武場に、また、小さな音が響いた*]
― 中庭→馬小屋 ―
ああそうか、怪我してたんだっけか。
なら前に乗れ。そっちのが楽だろう。
ウェルシュ、ラヴィ頼むぞ。
[>>+42しがみつく心配がないだろうと、
ラヴィをウェルシュに渡した後、
彼女が前に乗るのに手を貸した。
それから花畑へ駆ける。フレデリカやラヴィを気遣って、スピードはさほど上げなかった。]
あ、ヴィンセント絶対喜びそう。
[ぱーっと顔をほころばせながらウェルシュ達の話>>41にとびつき]
俺も気になるしっ!
[むしろ自分も喜んでるとか。尻尾があればきっと振りたくってる]
[つけてるウェルシュの方はどうなるかって?>>+47]
もちろん、男らしい勝負で俺の勝ち!
[勝手に勝利宣言。
大人勝負は惨敗である]
えっっ
いや、それは、その……。
[まさか反撃がくるとは思わなかった。>>62
十分甘やかしてもらっているとは思うのだが……。
少しだけ、寂しい気持ちをかき消すように。
無言のままで、そっと肩口に額を擦り寄せた。]
[続いた心配する声>>47には]
うん、もう昨日から今日までで何回も言われた。
そんなに俺信用ないかな……
[単に心配から着てる言葉というのはわかる。
でも自分が無理をすれば、それだけ心配かけることもわかっているから、
特に事情を知る人間ほど、その度合いは大きくなる。
それはある種の葛藤の一つ。
やらなきゃいけないことと、本当の自分の望み、本当の自分の…]
…………はい。
[トールの言葉>>64に、素直に頷く。
やっぱり、この人は優しいなぁと、改めて思う。
こんな風だから、自分が甘えて懐いたり、我儘になるんだろうなーなどと。
人ごとのようにこっそり考えた。]
ありがとうございます、先輩。
[馬のことに関してなのか、それとも日頃のことなのか。]
[>>+44道中、フレデリカの囁きには少し笑む。
その手の質問は何度かされたことがある。
懲りずにカッちゃん呼びしていれば、目立つのだろう。]
まぁな。
[仲が良いことに否定はしない。
4年前、彼女が同級において行かれた時、
自分が彼女の一番の友人でありたいと望んだ時から
変える事の無かった呼び名。今の距離感。
現状には満足している。]
>>54の前に
え? …ええ。士官学校の。
がはいる予定だったのにコピペミスorz
あ、投票
<<士官候補生 ベリアン>>
士官候補生 ヒンメルは、士官候補生 ベリアン を投票先に選びました。
― 採掘場近くの花畑 ―
[>>3:#1
花畑に着くと、近くに馬を繋いで、フレデリカを降ろした。
ウェルシュもラヴィを降ろしたなら、
ラヴィが動く様子を微笑ましく見守っていたが。]
天気いいな。
悪い、ちょっと…横になる。
10分くらいしたら呼んでくれ。
[つい心地よい風と、花の香に誘われるように、
報酬逆手に後輩にラヴィを任せて花の中に転がった。]
>>10
ああ…、ちょっと悪夢を見たな。
マーロウは、見に来てはいないのだったか…よかった。
余り見たいものではない、あれは。
[遠い目になり、深くため息。
ふと思い出して、付け加える。]
そういえば、整備にも同じキマイラの幻像が一部使われたらしいと寮で聞いた。
もし整備選択者が身近にいれば、あの惨状が理解してもらえるかも知れん。
……ダーフィか?
ああ。流石にちゃんと薬を飲んだようだからな。
いつもは余り飲みたがらなくて、苦労するのだが。
多少二の腕を怪我したが、ちゃんと監視して消毒させる。
[苦笑し、安心させるように頷いた]
もう、随分前からなんだ。
俺も少し調べてみたが、…なかなか、難しい病のようでな…。
……魘されることもあるようなので、
生徒会室にいるときにアイツが眠り込んだら、注意してやってくれないか。
ありがとう、ジェフロイ。
[ジェフロイに手を貸してもらい前に座り>>+46、
腕を脇下に通すようにしてジェフロイによりかかり、支えてもらうような形で乗ることになるだろうか。
スピードはでていないが、なにぶん揺れる馬上のこと、さらしがゆるめなこともあって胸が揺れる感触は終始腕に伝え続けたかもしれない]
ふーん。
[自分が入るよりも前に、二人の間にもいろんなお話しが展開したのだろう。
短い言葉に、それ以上のことを聞くことはなく]
[抱きしめられるのも、頭を撫でられるのも、嬉しさと恥ずかしさが同時にこみ上げてくる。>>68]
すみません、先輩。
よろしくお願いします。
[そう声をかけてトールの姿を見送り、自らは校門前へと向かうが。]
……………………。
[そこでトールを待つという行為そのものに気恥ずかしさを覚え、つい表情を押し殺してしまうのだった。**]
>>+45
クロカンブッシュが食べたい。
[即座に憧れの菓子の名前を言う。
…本で読んでから憧れの的であったが、なんにせよ、ウェディングケーキだ。
口にしたことは、まだなかったのである]
…はっ、…いや、流石に手間がかかりすぎるな。すまん。
カークの得意はカントリー系の焼き菓子だし、この季節だ。
イチゴとブルーベリーのタルトなどもいいかもしれない。
西寮の2Fのとある部屋にね……
出るって噂なんだよ……
[どっかの誰かが聞いたら涙目の話題とか。
あれこれ話していたら、仕舞には舌をかむから黙ってれと言われたかもしれない]
― 馬小屋→花畑 ―
いいけどね。
[小動物のように喜んだり、勝手に勝利宣言するフレデリカには何だか毒気を抜かれてしまう。休暇中だしとも思えば、苦笑だけで終わってしまう]
了解しました。
ラヴィ、おいで。
[出来るだけ揺らさないために、赤子を抱くための帯も借りてしっかりと胸に抱き、右手だけで手綱を操る。
左腕の痺れが一晩で落ち着いてくれていて良かったと思う]
はい、お疲れ様。
[そっとラヴィを降ろして、様子を見守る。
先輩が転がってしまったことには多少苦笑もしながら]
― 馬上 ―
おいおまえあた
…………………………。
[>>+53いちおう、健全な男子なので、
ものが当たると堪え切れない物が顔に出る。
フレデリカが前を向いていて本当に良かったと思ったのは秘密。]
>>+58
ああ聞いたことがあるな…。
東より西のが位置的に憑きやすいとか何とか
昔どっかの霊能者が……
ってお前喋りすぎだ。舌噛むぞ。
[相槌打ったりと付き合っていたが最終的には大人しくさせて。
時々揺れるものに耐えながら花畑にたどりついたのだった。]
― 採掘場近くの花畑 ―
うわー、きれいー。
[ある意味ジェフロイと二人みたいな感じで、完全に気が抜けてたのもあって、
もう反応とかに常の男であろうとしてるものはなくてはしゃいでいた]
わかったー。
[ジェフロイの言葉>>+52にそう返しながらラヴィのそばでお花とラヴィ観察中]
ほら、ウェルシュ、この花綺麗。
[と、呼びかけて振り向いて呼びかけたり]
ほらほらラヴィがお鼻ひくひくって、カワイイよね♪
[実技試験の時の緊張からの開放とか、道中のジェフロイとの会話とかあって完全にはしゃぎモードだった]
/* ところで、この世界、電気はもちろん存在しないわけで、冷蔵庫とかもどっかで登場してたけど、ホールケーキみたいな生菓子作って大丈夫ですかね…というのが心配で焼き菓子メインにしてたんだけど、氷(貴重そうだが)で何とか冷やせてるって思っていいかなぁ。
それか、生クリーム使わないケーキにするか、迷ってたりして。 */
― 花畑 ―
うん、綺麗だね。
[フレデリカの呼びかけに>>+66頷き笑う。
しかし、そんな風にはしゃいでる様子は、割り引いてみても「可愛い」という表現しか当たらない。男らしさとは掛け離れてると思うと、性別を知らされていなくても、やはり苦笑が混ざってしまったりもするが]
ああ、そのポーズいいね。
ラヴィはその花が気に入ったのかな。
[先程借りた撮影装置に、花と戯れるラヴィを収めてみたり。
……次の精神戦の元となったらごめんなさい]
ヒンメル先輩、クロカンブッシュ、食べてみたいんですね。
[などとわざわざ口にせずともわかる、あの表情を見れば。
恐らく、彼にとって憧れの菓子なのだ。望んでいる人が目の前に居るなら、作らない理由などない。]
……わかりました。どこまでできるか自信ないですけど、挑戦させてください。
[無謀な士官候補生は、思わず快諾してしまったのであった。]
―花畑―
[撮影されてることなど知らずにラヴィは相変わらずひくひくと。>>71
自然の風を受けて座るさまをかわいいーと眺めてる自分が「可愛い」というと思われてるなんて気付かず]
こうするともっと可愛い!
[と、お花をひとつラヴィの頭につけて、花飾り。
自分の頭にもつけてラヴィを抱くと]
お揃い〜♪
>>+67
[きらきらした子供のような目で、嬉しそうにカークを見つめ]
ほ、本当か…?
ありがとう…!! 幼少時、異国の本で知ってからずっと憧れていたのだ。
しかも、君の作るクロカンブッシュだ。
好みの味に決まっている!
[感極まってその手をとり、にこにこ、ぶんぶん。]
俺にできることなら、何でも言ってくれ。
材料代や買出しくらいはいくらでも担当する。
― 花畑 ―
[黄色い声とラヴィの鳴き声。ウェルシュがそれに合わせて…
やたらに平和だなと思いながら、考えるのは次寮長の事だった。
副寮長が居ないのは、途中で落第していったからだった。
それ以後後任選ぶのが面倒で、全部自分で兼任していた。
苦労が無いと言えば嘘になる。が、それを見せぬよう、色々手を尽くし、尽くされて何とかカバーした。
そういうわけで次の寮長の決定も、一人で考えていたのだが。]
(順当にいけば7年の奴だが……決め手が無いんだよな。)
[西はおそらくリエヴルだろう。
それにぶつける7年が居ない。やりたがる者もいなさそうだ。
リエヴルに毎度食って掛かっているやつがいる、という話も聞くが、残念ながらそっちも西寮。
キマイラ戦を経てより欲しいと思ったが、寮を移るよう言うのもな…と、無いものねだりだった。]
(もひとつ下からつれて来るか…。
荷が重いって言いそうだが、そっちのが多少甘くても、
7年やら回りが手を貸すだろうし。)
(……適正よりも、どっちかってと神経の太そうな奴…。)
[と、まず同室のレトの事を思って。ため息が落ちた。
すごく、不安である。ラヴィ的に。]
― 花畑 ―
……プッ。
[確かに可愛い。可愛いが、それでいいのか。
同じ寮内で暮らしていれば、あれ、と思う場面も皆無ではない。ヴィンセントを尋ねて部屋の前まで行くこともあるし、そうした観察眼はそこそこに持ち合わせているつもりだ。
ただ確証は無い。だからここでも強いては持ち出し難く。
ついでに、気持ち良さそうな寝息を立てている寮長の昼寝も邪魔したくはなくて]
平和だなあ。
[ラヴィを抱いたフレデリカの笑顔可愛い図を記録映像に残しながら。
試験ではキマイラを敵として必死になって戦ったばかりなのに、なんてことも考えてしまい。
安堵と不安と違和感のごたまぜになった気分で、風に吹かれた**]
―花畑―
[しっかりと女の子してしまっているところ撮影されていて、
後でそれが出回った後は面倒ごとが起きたかもしれない。
ラヴィを降ろすとお花を摘んで花冠を作り、寝息を立てているジェフロイの頭に載せる]
ウェルシュ、ウェルシュ…
[ひそひそ声でシャッターチャンスだと、ウェルシュに促す]
―それからちょっと先:科学教官室―
カサンドラ・レイヴンウッド教官はいらっしゃるでしょうか?
[試験休み半ば。
教官室にカサンドラ一人だ、と小耳に挟み、
みやげ物を持ってその扉を叩いた。
内訳は
・購買の干しイチジク入りフィナンシェ(カーク製)
・購買のくるみクッキー(カーク製)
・ひよこのかたちのやわらかぴよぴよあめ
・キル・フェイ・ボウの洋梨とチーズのムースタルト
以上である。]
……教官、実はたってのお願い――いえ、提案がありまして。
お力添えを願えないかと。
[みやげ物を渡し、椅子にかけて極めて真剣な顔で膝を進める。
エルンスト・ヒンメルは、この学校に来てから何度目かという緊張を覚えていた]
教官、最近購買や食堂で非常に甘味類が売れていることをご存知でしょうか。
特に、今日お持ちしたような焼き菓子は、連日売り切れが続出するほどの人気を誇っています。
女子生徒が少ないこの学校にも、甘いものを好きな人間がどんどん増えてきている状況です。
――また、購買も食堂も、昼時には相変わらずの混雑振りです。
好きなパンを買えず、不人気の雄握りやにしんのパイをもぐもぐと頬張る一年生も多いとか…。
[にしんのパイ――正式名称「ほしをみるひと」パイ。
パイに魚が一匹頭から尻尾まで突き刺さっているという斬新な料理である。
星を眺めるように澄んだにしんの目が天を向いているため、そうつけられているのだとか]
甘味好きの需要の増加を鑑み、
また、学生への充分な昼食の供給と職員の休憩場所の確保をすることを目的として、
私は――学内にスイーツカフェを開くことを学校側に提案したいのです!
ぜひ、教官からも後押しをしていただけませんか?
[どーん。と、携えてきた要望書――兼、分厚いプレゼン書類をテーブルに積み上げる。
がさがさと、丸まった構内地図を広げた]
― 花の咲く草原 ―
[ 風に乗って楽しげな笑い声が聞こえてくる。草原には、あちこちに花が咲く場所があった。
顔を上げて見回すと、彼方に馬や人の影がちらほらと。 ]
あっちも色々咲いてるみたいだな。
さて、行くぞ、フルール。
[ 春の草原には試験から解放された学生たち、観光客、市街地の住民ものんびりと散策を楽しんでいるようだ。
顔見知りに会えば挨拶をして、ゆっくりと学校の方へと馬脚を進めていった。** ]
士官候補生 ミヒャエルは、士官候補生 ノトカー を投票先に選びました。
場所は、旧運動棟脇がいいかと思います。
元は部活動に使われていた棟で水は来ておりますし、建物も再利用できる可能性がある。
購買からも遠くありません。
表堀の近くで、眺めも良いですしね。
また、工事費用は概算で――
…あ、どうぞ。召し上がってください。
そのフィナンシェとクッキーは、購買のものですが、
定期的に仕入れをお願いしたいと考えているパティシエが作っています。
それと、こちらが、シュヴァルベに初めて出店した名店「キル・フェイ・ボウ」のタルトです。
今まで数日のみの短期出店を狙うしか口にすることのできなかったレアなケーキでしたが、やはり、安定して口にできるのは嬉しいことですね。
[菓子の袋を開けながら、長期戦の構え。
プレゼンは、カサンドラに制止されるか――手元の菓子がなくなるまで、続いただろう**]
/*
ミヒャエルー!
後から乗り込んでたかっても良かったんだが時間が…だろうか。
いやちがうここでこっちが誘えばいいのか俺頑張る。
……
[馬に揺られながら、目の前に伸びたウェルシュの髪をもぐもぐ…]
[花畑につくと、新鮮なシロツメクサをもぐもぐ…
お花畑のもふもふは、春の味覚を満喫していた。]
― (回想中)・模擬戦観戦中 ―
おお。どうぞー。
[>>+29元気のいい挨拶と共に、
カークの手がポップコーンに伸びる。
ください、あげます、という普通のやり取りが守られる事に、
何故か新鮮味さえ覚えてしまった]
あれ、作り方聞かれるのって初めて?
美味しいのって、嬉しい事だし。
自分でも作れたら楽しいかなと思ったんだが。
[驚く後輩に、不思議そうに首を傾げる*]
交渉能力
状況把握能力、判断能力
素早い身のこなし、馬術、騎射能力
情報収集能力
乳糖類への耐性、
偏った食事にて暮らす習慣
可能な限り勝てぬ戦闘を避け、生存を最優先する考え
実力主義
辺りが俺の属する場所の基本的な設定に必要らしいのだよな…。
後は、馬にのりたいな。
灯台行くか…。
あ、トールこれしゃるさんじゃね?
ちがうかな?
ベリアンるなうぇいさんかなあ…
うーぬ…
カーク社長?って思うけどろくさんはみつからないや
──寮:相部屋──
>>46
よく理解していただいているようで光栄です
[にっこりと笑って、つれない行動予測に肯定を返す。]
覚えてらっしゃる限りは。
五年、六年かかってもお届けしますよ
[そう、念押しを受け取って、]
ベリアンかソマリがねこみちさん、るなうぇいさんのどちらかかなと思うんだけども
同村したことないひとも結構いるしわかんないよね、こう
ノトカーが柚さんにしか見えないのはあれだ蛇を引きずりすぎですk
[ディークに見せた動きは模擬刀や木刀などでは、叶わないを剣筋を描く。躊躇もなくはっきりと部位を切り落とさんと狙う動きだ。まだ磨かれきってはおらずとも──向かう先を定めた太刀筋。]
─────…
[問われた言葉に、落とした沈黙は長かった。
手の平をみたままで、動きを止めて]
>>40
切りくずしを考えると──…
……禁則行為がわんさと出てきますね
[短く息を吐き、拳を口元に当て、
シュミレートするように動きを止めて]
そうご本人たちが仰っていたので。
[しらっと、聞かれたので答える態で応じる。]
────。
[ただ、覗きこむ琥珀色の視線に、軽く眉を上げる。
どことなく嬉しそうに見える年上のルームメイトの表情に、口を結んで]
>>53
… 人間は連帯による高揚感に弱いですからね。
俺にも人の子の血が流れているらしい
……
>>55
友軍を攻撃する意味を見出してないだけです。
[いい奴、とその評価は、受け取らずに]
俺は……
あなたやカレルのようにはなれないと思いますが、
[線引きのように、いつかの言葉を引いて]
──違うから、できることもあるでしょう。
懐に抱かれて飼いならされるのは御免蒙りますが、
手や、後方の目にぐらいならなります。
[新しい言葉を添える。]
>>57
…… …余裕ぶってると、あとで泣きをみますよ。
[からかいに半眼になる。フレデリカについては、そのまま何も言われずに、かくして誤解は誤解のままとなり]
>>58
…… 聞かなかったふりをしておきますので、
安心して好きなだけ呻いて頂いてもいいですから
[どうぞ存分に。と、促しをかける。実際に起こる苦労は見て見ぬふりをされることになる。]
ランタンを、二つ頼んでおくようにします
[これまでと同じように、*了解を告げる*。]
/*
>>+43 >>+45 >>*6 >>+67 >>+68おへんじするめも
よしカークと縁をつくったぞ!!
(全員と縁をつくるのはあきらめました!)
フレデリカが相変わらず少年漫画ヒロインポジションな件について。
時系列がよくわからなくなってきたw
花畑組はノトカーが採掘場に行ってる時だよね。
*/
― (回想続く)・模擬戦観戦中 ―
[ >>+43 せっかくだから一緒に作るか?と言われて
元気に二つ返事をした。 ]
わーいいの!?やるやる!!
実家でシチュー作るの手伝った事くらいはあるよ!
[ 肉と野菜を切って火にかけるだけのシチューお手伝いと
お菓子作りのスキルは大分質の違うものだと思われるが、
ド素人じゃないよ!という主張をしておきたかったらしい。
>> *6 ヒンメルのクロカンブッシュという言葉は
あまり聞き慣れないため反応できなかったが
――ノトカーの家は事情により親戚づきあいが皆無なため
身内の結婚式というイベントは未経験だった――、
”イチゴとブルーベリーのタルト”という単語に対しては
美味しそー!!と大きな反応を見せていた。** ]
/*
相変わらず夜伸びてんなァ。
つーか花畑が楽しそうすぎる…(うず)
んーむむむ。
>>+70見て、ちょっと「お?」と思った朝。
東寮かー。
― 回想・記憶が曖昧なほど幼い頃 ―
[ ラムスドルフ家の長男だったノトカーの父は、
魔石の魅力にとりつかれ、採掘場で働いていた母と出会い、
爵位を捨てて結婚したという。
ノトカーが生まれた後、男児がまだいなかったラムスドルフ家は
両親の心配をよそにたびたび幼いノトカーを豪邸へと招いた。
自分よりずっと年上の召使い、執事たちにちやほやされ
きらびやかな経験を沢山与えてもらったのだったが
下の妹、グレートヒェンがその家に招かれる事は一度も無かった。
女児だからか、生まれつき足が悪かったからか、
母親似でラムスドルフ家の系統とまるで違う顔だったからか――
妹を快く招き入れないラムスドルフ家に疑問を持ち、
ノトカーもいつしか寄り付かなくなっていった。
そして現在に至る。もはや何の交流もない―― ]
― 回想・とある日、自宅にて ―
[ 親戚づきあいの無いノトカーの家に、人が招かれる事は珍しい。
もっとも人懐っこい母は、近所に住む同年代の婦人と
お茶会をする機会もたびたびあったかもしれないが。
家族ぐるみで誰かを迎えることは、稀であった。
だから家族全員、その日を楽しみにしていた。
――もとい、微妙に浮かない顔のノトカーを除いて。 ]
>>+53 こ、こんにちは。
[ 「いらっしゃい!」と嬉しそうな顔でカサンドラに話しかける
グレートヒェンの横で、どさくさにまぎれるように挨拶を返す。
大分ぎこちない声に両親も苦笑したかもしれない。 ]
― 厩舎 ―
大丈夫だった、かな。
[その独り言はさきほど抱きしめた行為にたいしてのものだった。
怪我しているからとあれこれ気を回しても、
衝動でつい強く抱きしめてしまってはまるで意味が無い。
怪我が治るまでは我慢――と自分に言い聞かせながら厩舎に向かう]
[教官と厩務員と少しの間交渉して借り受けた馬は
高齢のため4年前に乗馬を引退して、
今は静かに余生を送っているエーデルヴァイス号。
現役時代、彼女は主に新入生をその背に乗せていた。
夜の空のような漆黒の馬体をもつ、
もの静かなお嬢さんも魅力的ではあるのだけれど。
馬に馴れない初心者でも乗せられるような、
気性が優しくて、歩いた時の振動も少ない彼女ならば、
怪我人が乗っても苦にならないのでは、と思ったのだ。
久しぶりに再会した芦毛の彼女。
当時灰色だった馬体は年齢のためすっかり白一色に代わり
エーデルヴァイス《気高い白》という名が相応しいものになっていた]
― 校門 ―
[エーデルヴァイスを曳き校門まで向かうと、
そこで待っているはずのリエヴルを見つけると]
お待たせ。じゃ、行こうか。
[そう声を掛けて、彼が了承すれば
校舎から見えなくなるところまで少しの間連れ立って歩く*]
[ 年老いた父も、ゆっくりと魔石や科学技術の話をできる
相手の来訪が、心から嬉しかったのだろう。
酒も食事もすすんだ。
カサンドラに酒を勧めて母にたしなめられる一幕もあった。
父さんばかりずるい!とグレートヒェンが言い出してからは、
好きな色、雑貨の話などになるのだったが、
やはり何のかんのと石の話が多くなる。 ]
――私は緑色が好き!カサンドラは?
[ グレートヒェンが聞くと、 ]
――緑? ノトカーの色だな。素敵な色だと想うぞ。
――私は、藍色が好きだ。
[ と。
その答えは、ノトカーの心の中で何度も反芻された。 ]
[ 家族の中で父だけは白髪混じりのプラチナブロンドだったが、
母もグレートヒェンも、ノトカーと同じ緑の髪、碧色の眼だ。
なのに何故、カサンドラは敢えて『ノトカーの色』という
表現を使ったのだろう。
気になって、紅茶を飲むフリをしてこっそりと
妹と談笑するカサンドラの顔を覗いた。
暖かい食卓の間接照明のせいか、彼女の瞳は
きらきらと光るオレンジ色に見えた。
――カサンドラの瞳は本来は茜色に近い。
しかし、彼女の家にシチューを持って訪ねた日に
扉の向こうでかすかに見えた、夕陽を映した眼の色の
記憶と相まって。
彼女の瞳の色は、オレンジ色なのだ。と
思い込むだけの強い印象となって、ノトカーの脳に焼きついた。 ]
[ 帰り際、名残惜しそうな家族たちに紛れて見送りに出る。
カサンドラが去り、妹の車椅子を引いて家の中に入った瞬間、
寂しそうに見送っていたグレートヒェンがぽつりと呟いた。
――お兄ちゃんも何か話せばいいのに。
――結局、ひとことも話さなかったね。いつもだけど。
――もしかして、カサンドラのこと嫌い…?
妹は心配になって言ったのだろう。
嫌い?と聞かれ、反射的に出た言葉は。
――そ、そんなわけがないだろ…!
『よかった。じゃあ、好きなのね。』という妹の笑顔には
反論することが出来なかった。** ]
― ある試験休みの朝 ―
卒業式かぁ…
[珍しく溜息をつきながら、ぼんやりと物思う。
もう指折り数えるまでもなく迫った、その日のこと。]
先輩たち、みんな卒業しちゃうんだろうなぁ。
……。
[初年度生の頃からずっと世話になってきた先輩とも
別れる時が近づいてきている。
いずれ、自分もここを離れなければならない。
不意に湧いた実感に、拳を握って、開く。]
/*
なあ。
…………
俺まだ3日目のログ読み途中なんだけど(((
いや主要な流れは把握してるけど細かいとことか見たいんだもんよ。
早いとこ返事とかしたいし、ちょっと家のこととか書かないといけない気になってるのでそれも進めたいんだg
間に合うか!!
― 士官学校・厩舎 ―
あ、ハラノナカガパンパンダゼ号がいるじゃん!
珍しく空いてるのかー。誰にしようかな〜。
[ 乗馬は好きだが、あまり特定の馬には固執していないため
厩舎をぐるぐると見て回る。
途中、トールと出くわして挨拶をした。>>90 ]
おはよーございます寮長!
エーデルヴァイス号もおはよ〜。
[ 厩舎を出て行く一人と一頭に元気よく手を振って、
ふたたび空いている馬を丹念に見て回る。 ]
よーし、今日はお前と行くか。ウホッイイオトコ号!!
― 試験休み中/東寮 ―
レト、いるー?
[東寮の寮長とレトの部屋の扉を叩いて声を掛ける。]
掲示板見たー?
鍾乳洞にモンスターが出たって!
一緒に見に行かない?
[ひとしきり誘いの言葉を投げてから、様子を窺った*]
[ ウホッイイオトコ号は、男ならノンケでも誰でも乗せてくれる
懐の広い馬で、人気が高い。
しかし女性が乗ることだけは頑なに拒むという――。
美しい白馬のウホッイイオトコ号曳いて厩舎を出ると、
校内に用事のある生徒や教官の姿がちらほらと目に入る。
知り合いに話しかけられれば、『バザール行ってくるよー』と
軽い調子で返した。 ]
そか。もうすぐ8年生はいなくなっちゃうんだなあ…
そして俺は6年かぁ…。
[ しみじみと校舎を眺めながら、呟いた。** ]
― 回想・蛇足 ―
――緑? ノトカーの色だな。素敵な色だと想うぞ。
――私は、藍色が好きだ。
[ カサンドラの帰った後も、何度も何度も、その言葉を反芻して。
あまりに何度も思い返したため、ゲシュタルト崩壊しつつあり
気が付くのが遅れたのだが。
風呂の中でそのことを考えている時に、突然ハッとした。 ]
………あっ。
藍色って、多分、好きな男の眼か髪の色なんじゃん。
――馬の話――
[リエヴルは、気性の荒い馬を好む。
これは結果的にこうなっているだけで、本人には好んでいるつもりも何もないのだが。
おそらく、一見したところでそう見られている。
戦場で馬を駆るならば、それは機動力を求めてのこと。
なれば、やはり足の速い馬がいい。
それがまず一つ。
もう一点、生意気そうな馬を見ると、つい従えたくなる性格なのである。
故に、彼がいつも騎乗するのは、軍馬としての能力は優れているが、気性が激しく扱いの面倒な青鹿毛のじゃじゃ馬、ブラックスピネル号。
厩舎で馬を探す時、毎回あの暗黒色の瞳でジロリと見据えられると、つい“いい度胸だ”と喧嘩を買ってしまう。]
[故に、リエヴルにとって乗馬とは気の抜けない競技なのである。
なにせあのブラックスピネル、乗り手がおとなしくしていればそれなりに言うことは聞くが、言うことを聞かせようとすると反発する。
つまりは、馬も乗り手も、似たもの同士なのだ。
その分互いに集中すると恐ろしく息があうのだが、なにぶん普段が酷い。
授業の度に周囲から半ば呆れられてはいるが、こればかりはどうにもならない。]
――校門前――
[そんなリエヴルにとって、エーデルヴァイスはまるで別の生き物のように見えた。
そのおとなしい気性も、純白の毛並みも。
トールが彼女を連れて共に現れた時は、自分と愛馬?の取り合わせと、どうしてこうも違うのかと、むしろ感心してしまったほどだ。]
……先輩、ありがとうございます。
[彼が自分の怪我に響かぬよう気を使ってくれたのではないかと思えば、自然と表情が綻んだ。
自分に気遣って、しばらく歩を進めてくれる、その様も。]
[……それにしても。
自分がトールと共にいるのは、珍しいことではない。
共に組んで実技試験にもエントリーしていたくらいなのだから、懇意であることは知られていて当然とは思うのに。
意識してしまうと、少し視線を気にしてしまうのは、困ったものだ。
隣を歩くトールには気取られぬよう、なるべくその表情を装うのだった。**]
まあ……そうだろうなー。
恋人なのかなぁ。
……べ、別に、俺には関係ないけど。
[ 関係ないと言いつつ、その日は眠りにつくまでそのことばかり
考えていた。
彼女は好きな男になんと呼ばれるのだろう。
カサンドラ。カサンドラさん。カっちゃん…
いや最後のは……と打ち消しながら、ふっと。
彼女の名を一度たりとも呼んだことのない自分が
何とも悲しく情けなくなり、毛布を抱きしめて眠った。** ]
>>95
久しぶりに出かけようかなーと。
はーい、気を付けます!!
寮長も気を付けてね〜!卒業前の大事な体だから…!
[ トールの声に実感がこもっているのは、きっと気のせいだろう。
何故なら彼は”揉め事を起こす””反省室入り”なんていう
不穏なイメージとは縁遠い。
完璧でおだやかで優しい、真面目な先輩なのだ。
真実を知らないノトカーは、元気よく手を振って答えた。** ]
/*
自分の周りしか見えていないから
何で、ケーキ2つ目が存在するのか
わかって、いない…・・・ な ど・・・・・・・
あとノトカーとカサンドラも用意したら厨房てきにたのしいことになると思うんだ
/*
そういう誤解をするなら!
ジェフロイの色にしとけばよかった!! などと思いつつも
藍色が好きな理由は、今んところ大きな意味はない。
適当であr
―西寮・自室:実技試験の終わった夜―
なーなー。
[ベッドに腰を下ろし、膝の上で頬杖をつく。
見上げるような仕草でルームメイトの顔を伺った]
購買のおばちゃんからさ、ケーキの注文請けてるだァろ?
俺、知ってるぜ。
ほォら、情報網はそれなりに持ってるからさァ。
[ふふんと鼻を鳴らして]
――――で、だ。
ついでにもう一個、おまえに頼めねェかなと思って。
せっかくだからよ、東の寮長の分も作ってやろうぜ。
[と、自分のケーキプランをカークに話す]
ああ、ちなみにケーキの形はな、
キマイラ戦でも一際(某誰かさんに対して)破壊力のあった…
[にやにや笑顔でVサイン。うさぎの耳マークだ。
キマイラ戦では対決を逃れたと胸を撫で下ろしただろうが、
そう世間は甘くない。
かわいいうさぎ顔にナイフ入刀を出来るのか否か…
さあ、ジェフロイ・スコーピオンの明日はどっちだ!?]
名前は、ジェフロイ先輩と…
あとカサンドラ教官の名前も入れといてくれ。
ほら、なにせあの凶悪キマイラを発案した人物らしいし?
……ってのは建前で。
[身体を起こし、ぴっと人差し指を立てる。
悪戯のネタ晴らしをするような、楽しげな表情]
あの人、元8年生でもあるんだァろ。
だからせっかくだからさ、一緒に名前連ねてやろうぜ。
勝手に!
[言い切り、くくっと笑う。
彼の人が離職を考えていることは流石に知ろう筈もない。
知っていたら、送別なんたらも考えたかもしれないが…
なのであくまでこの案は、ちょっとした茶目っ気であった]
流石に2つも作るのは大変だろうから、
さっきは味見役って言ったけどよ、
俺も手伝うぜ。
……といっても、料理なんてしたことねェけどなァ。
[嘆息を混ぜて吐き、金髪をくしゃりと掻き混ぜる。
ルームメイトに向ける眼差しは、少しだけ羨望の色]
おまえは凄いよねェ。
いろんなもん作れてさ。
べっつに、毎晩こそこそ隠れてやらなくても良かったのによ。
[それが紛れも無い本音であることに、彼は気づくだろうか]
ヒンメルなんて、あんなに喜んでたじゃねェの。
ああいう表情にしてあげられるのって、俺は凄いと思うぜ。
……それに比べて、俺は…
奪ってばっかりだし、
貰ってばっかりだし、
[それは摘み食いしている食べ物のことだけではなく。
人の好意とか、教えとか、そういう色々なもののこと。
窃盗を繰り返して、生を食い繋いできた幼い日々を思い出す。
最初は得ることが正しいと思っていた。
自分のモノをわざわざ払う奴は愚かだと。
この仕官学校に入り、昔と比べて成長した部分はあるだろう。が、]
…………。
[後輩たちに混じってからかって遊ぶのは好きだ。
けれど、
[掌に視線を落とす。
…ぎゅっと、爪を立てて拳を握った。強く。
その痛みに…物思いから意識が戻る]
…っ、 あー、…なんか、すまん。
俺疲れてんのかなァ。
これ以上寝言を言わねェうちに寝るわ。
[ベッドに乱暴に横になり、ばさりと布団を被る]
―バザールで・3―
[通り沿いの文具店を覗き、必要な文房具を一通り買い揃えた。
隣に位置する新刊書店にふらりと入ると、並んでいる書籍をしみじみと眺める]
…暫く来ていなかったからな。
しかしやはり、シュヴァルベの品揃えはほかと違う。
[国境沿いの中立都市――
それは、交易と外交の最先端を、この街が担っているということだ。
新式のスイーツグルメガイド(シュヴァルベ編)、
科学、魔学の参考書、
何冊かの小説――
それから両国の最新外交白書と、防衛白書を取り上げる。]
…カーク、
もし俺が、東寮に――…
なんでもない、オヤスミ。
[いつからか、胸の中でそっと考えていたこと。
其れを重く飲み込んで、眠りの淵に身を委ねた*]
………。
[暫く考え、白書類は2冊ずつ積み上げた。
会計に持ち込み、指差しながら声をかける。]
これとこれは、領収書をください。
――宛先は白紙でかまいません。
[弾き出された金額は、分厚い白書類だけで相当たるもので。
しかし無表情に財布から金を払うと、荷物を受け取って店を出る]
……資金が無尽蔵に出ていなければ、なかなか自力では手に入れられぬものだろうな。
――いや、資金が潤沢であったとしても、本来各国のこういった報告書が簡単に手に入るなど、この街だけのことだろう。
[呟き、ほんの少し、苦みを交えた笑みを浮かべる。
一冊は部屋に置いておけば、顔見知りの寮生達がこぞって借りに来ることは解っていた。
もう一冊は――
……ああ、郵便屋にも寄らねばならないとため息をついた。]
― ある試験休みの朝・練武場 ―
[今はもう休みだから、誰も来なくてもおかしくはない。
けれど、ひとつの期待があった。
その声が大きく響き渡るのに、顔が綻ぶ>>*17]
おう、はよ。
寝坊してんのかと思ったぞー…、 そら!
こいつでいいか?それとも何か?
[彼を待っていたとは言わず告げ、
予め用意してあった木剣のうちの一本を彼へと放る。
あわせて自分も同じ剣を手にしながら、これでいいかと視線を向けた*]
──休暇当日:寮部屋──
[ベリアンの就寝時間はその日の作業によりまばらだが、床の時間は大体一致している。鶏が鳴くよりは遅く、人が動き出す頃合に睡眠の影を窺わせずに、身体を起こすのが常。]
馬で出ようかと思ってますが、
手綱はとれそうですか
物資搬送用の荷馬車にのっていきます?
[半ばは冗談めかせて、そんな言葉を投げた。]
──休暇初日:校門前──
[それはリエヴルがトールを待っている間のこと>>69。
ひとりでいる様子が見えれば、躊躇もなk近づく。]]
──条件の申請は通りそうですか。
[一言、許可が下りそうかを*尋ねて行った*。]
/*
昨日の俺は何を考えていたのか<ござーる
いや、わかるんだが、わかるんだがそのノリはどうなのか
設定ぼんやり考えはじめたので
昼のうちに出しておきたい
回想とかも昼のうちがいいんだけど、なかなかなぁ
― 寮:相部屋 ―
何年の付き合いだと思ってる。
[ルームメイトのにこやかな肯定に、じとりと返した>>80
6年間、ほぼ毎日のように顔をつき合わせてきた。
人生の1/4をこうも濃く付き合えば、把握しない方が嘘だろう]
ふん。
ぜってー忘れないから、覚えてろ。
[念押しを受けるに、こちらも再びを口にした。
機会があるかも知れないこと。
けれど受け取った”ふたつ”は心の奥に仕舞い込まれる]
[なれないはならないであり、なるべきではないとも思うのか。
願望よりも意思を滲ませる横顔は、
家の話を一切しない彼の事情を思わせた。
閉ざされた唇はぴたりとして、それ以上を許さない。
だから以降は話題に上ることはなく、
けれど忘れたことはない、遠い日の思い出である>>*9]
そうなるよなあ。
ま、それはお互いにってことになるんだろうけど。
[試合には禁則行為が存在する。
けれど実戦にそんなものは存在しない。
ゆえの違いに同じく頷き、]
………だからって連呼することもないだろ。
普通でいいっつの、普通で。
[からかわれているかのような呼称については、
軽い睨みを涼しい顔へと向けておく>>81]
自覚が出来たなら結構結構。
お前、放っておくと一人でやってしまうだろ?
[それは性分であり、能力でもあろうと思う。
単独でも処理出来るだけの高い能力。
けれどそれは、寂しくもあるのではないのかとも思うのだ。
本人は絶対に肯定しないだろうから音にすることはせず、
ただ、悪くなかったと小さく零した評価>>30に向け、
他人ごとのくせに、なんだか嬉しそうな顔をみせた]
地図。
[短く告げるのは、彼から貰った秘密の地図>>0:289
もう覚えてしまっているから必要ないけど、
大事にしまいこまれてあるそれを口にして、]
あれも世話になったよなあ。
[いい奴と重ねる代わりに、別の形の感謝を音にする>>84]
…ああ、いいなそれ。
[幾つかの言葉は承知している。
らしい言葉を否定することはなく、]
ベリアンの目なら、後ろ任せられるわ。
[口元に笑みを刻んで、本音をごく小さな笑みと共に零す]
…ああ、いいなそれ。
[幾つかの言葉は承知している。
らしい言葉を否定することはなく、]
ベリアンの目になら、後ろ任せられるわ。
[口元に笑みを刻んで、本音をごく小さな笑みと共に零す]
[半眼>>86には、その時はまだ余裕の笑みを返した。
もっとも泣きは、そのすぐあとに見る羽目になるわけだが]
………くそ…。
[その後の四苦八苦に、助けは意地でも頼まなかった>>87
宣言どおり、完全に見て見ぬ振りをされている。
そのくせ涼しい顔でそこにいるのは、どういうことだ…!
頼んだだけの”手”をこなしてくれたルームメイトに、
最後はじとりとした目が向けられた──*]
― 休暇当日:寮部屋 ―
[ディークの朝も比較的早い。
運動の後の眠りは深く健康的に、そして目覚めは早く、ただ…]
………ふぁああ……
[盛大な欠伸と共に始まる]
……あ?誰が荷馬車だ、誰が。
[冗談のような口調>>102に、これも軽く返した。
常の軽口を交わして、手馴れた仕草で湿布を代えていく]
…よし。折れてねえんだし、治る。
[宣言して、準備を終えれば厩舎へ向かう構えだ。
とはいえ馬具を着けるにも騎乗するにも、
腕を動かす機会は多い。とても多い。
時折動きが止まっていたのは、ばれていることだろう。
ただ、痛みを口にすることはついぞなかった。
これもまた、意地というものである*]
― いつかの朝・食堂 ―
[まだ、食堂の座席が寮長席という名の、
最前列一番右端じゃなかった頃。
1つ下のダーフィトが隣に座っていたことがあった。
側の寮生と話をしながらスープを飲んでいると、
不意にダーフィトの身体が糸の切れた操り人形のようにぐらりと前へ揺れ
スープ皿にその綺麗な顔面をダイブしそうになっていた。
慌てて身体を掴み、椅子の背もたれに背中を固定させると
2、3発顔に平手打ちを喰らわせて、彼の目を醒まさせようと試みた]
おい!しっかりしろ!聞こえるか!
[あまりに急に倒れたものだから、
何か悪い病気なんじゃないかと相当焦っていた。
事実、彼は病気だった。
想像していた急性の病気ではなく、慢性の。
心配になってあれこれ本を探して読んでみたり、
ダーフィトに怪しげな民間療法を紹介したりして。
その行為は、病気を抱えているのも含めて
ダーフィトなのだという謎の結論を、自分が出すに至るまで続いていた。
今現在は、どんなに寝てても、生命に支障を来たすほどだったり、
食事に顔をダイブさせなければ問題ない、と思っている。
もちろん、助けを求められればいつでも力になるし、
頼られたいとも思っているのだけれど]
― 試験直後の練武場 ―
まあ、ペイント弾を2回避けたのは流石だがな。
[自分のコメントに対し、改めて礼をするトール>>4:96には、ひとつ頷いてそう付け足した。
やはり詰めが甘い、というリエヴル>>4:99には]
そこで右手を使うにしても、銃ではなく剣の方にしとくべきだったなー。
銃より剣のが自分の肩への反動は少ない。実際の戦場では、一人を倒してもまた次の敵と戦わにゃならんし。
あえて回避可能なレベルでの突きを放てば、相手の気をそちらに引きつつ右肩のダメージは少なく、左手での銃撃につなげる事も可能だ。
それと、刀を左手だけで持つんじゃなく、最初のうちから両手で刀を構えておく手もあったな。
刀を握り保持するのは左手で、右手はただ添えておくだけという構えなら、右腕が弱点だと見抜かれるのを遅らせる事もできたんじゃないか?
[フレデリカに弱点を見抜かれていなければ、色々と展開が違っただろうと。
まあ、すでに終わった実技の点数はいまさら変わらないのだが]
―校門前―
[ジェフロイの姿を探して校内を歩くことしばし。
ラヴィの元かと覗いたものの、ラヴィは拉致誘拐(?)されていた。
なお偶然その場を通りかかったカサンドラ教官は、
「私は何も見ていない」と供述しており……云々かんぬん。
ともあれ、これは戻ってきてから捕まえる方が早いと割り切り、
どこかに出かけでもするかと校門を通りがかった次第である]
― 試験翌日の朝 ―
まあがんばれ?
[うっかりすると荷台が要る、というカレル>>4:*89には、さらっと他人事なコメント。
その後の、技を教えたり…という問い>>4:*90をきけば]
なんだ、教わりたいんかー?
オレの技は、基本的な身体能力的に一定ラインを超えてるやつにしか教えねーぞ。
[からかうような笑みを浮かべて、そう応えた。
逆を言えば、教えても良いと思えるだけの身体能力を示し、教わりたいというなら、教えてもかまわないということ。
基本的には贔屓につながる個別指導はしないが、それだけの身体能力がついているなら、通常の授業だけでは足りないだろうし、補習という形で教えてもいい]
ただ、弾丸叩き落したりするくらいなら、普段の教練で教えてる内容の延長で可能だけどな。
銃口の角度から弾丸の軌道を計算して、トリガーに掛けられた指の動きから発射タイミング測って、銃弾の速度から叩き落すポイントとタイミング計算して、木刀振る位置とタイミングをあわせることができれば、な。
[ただし、相当の動体視力がないと不可能です。
ついでに力加減間違えると、叩いた瞬間にペイント弾が破裂して自分もペイント浴びます]
――少し前:校門前にて――
[ふとかけられた声>>103に、微かな笑みが零れる。]
二名ほど、保護者がいてな。
その目をかいくぐって、かつ時間を避けて……になるか。
[そう応えれば、軽く左肩を竦めた。*]
――現在:校門前――
ぐっっ
[なんでだ。なんでよりによってこいつに会うんだ。>>115
腕を痛めているところを見られるのも、一人では馬に乗れないということを知られるのも、もちろん頬が緩んでいるところを見られるのも、ご免な相手だというのに。]
春だけに、少し眠気が残っていてな。
[そう、ごまかしながらも。
それまで緩みがちだった顔は、一瞬で険しいものへとかわっていた。]
[一緒にお出かけと言われれば、トールの前で否定も出来ないが、こいつ相手では肯定もしたくない。
なので、口から出るのは、もちろん。]
そういうソマリは何をしているんだ。
暇か。暇人なのか。
[そう言って、鼻で笑うのだった。*]
― 回想・対人戦観戦中 ―
[ 隣で試合観戦をしていたノトカーが、軽やかにその向こうの話題に混ざっていくのを見て。 ]
おまえってホント懐っこいのな。
先輩とか全然気にしてないし、なんつか、凄い。
[ >>4:76 >>+43の会話を聞いて、ぽつり。 ]
菓子やケーキって自分で作れるもんなのか。
店とか、職人にしか作れないのかって思ってた。
― 回想・花畑への道 ―
[月毛の大人しい馬、モーントズィッヒェルに揺られながら。
クンと髪を引っ張られて>>79視線を下げる]
あっ、だめだよ。
向こうに着いたら柔らかで美味しい草花も沢山芽吹いているだろうから、もう少し待って。
[揺れがきつくならないように気をつけながら馬足を早めた。
多少痛くもあったけれど、話しかけるだけで頭の位置は動かさず、そのまま齧らせておきながら。
お腹大丈夫かなという心配は、春の味覚を堪能する愛らしい姿に薄れていった]
― 花の咲く草原 ―
うくっ。
[フレデリカのひそひそ声>>+72に振り返り、吹き出すのを必死に堪える。
声を抑えサムズアップ。当然のように撮影装置を構えて]
カサンドラ教官にも、良いお土産が出来たかな。
絵心ある人に頼めたら、本人にもプレゼントするのだけれど。
[ひそひそ囁きながら笑った。
フレデリカの映像は、問題になりそうなら先に見せる予定のヴィンセントが処理するのではないかと思う。同室のステファンにはその前にも見せてしまうかもしれないが。
入学当時はガッチガチだった後輩も、今ではよく気のつくしっかりした青年。
スティなら大丈夫と、心からの信頼を寄せている]
おはようございます?
[寝息は立てつつも、寮の今後を考えていたとは知らず。
フレデリカが起こした寮長>>+73に良い笑顔の挨拶を送った。
花冠は乗せたままだったらしいので、本人も気付いたものかどうか。
撮影を知られて消せと迫られても、やり方がわからないのでここでは無理と抗って。もちろん装置も渡さない。これは自分が貸与されたものだからと正論を押し通して逃げた]
― バザールにて ―
寮長、あれが欲しいです。
少し手直ししたいものがあるので。
[バザールに着いて強請ったのは、良質の羊毛が入った小袋だった。
具体的に何に使うのかは、聞かれてもいつものように笑って誤魔化す。
誰かにあげたりは殆どしないから、密かな趣味を知っているのは作るところを見ることのできる
──回想:試験終了後、寮部屋──
[>>105照れくさいんですか。と、トールの呼称については、しれとして応じる表情は、からかっているのだと告げるもの。]
>>197
…………
[ディークの言うように一人で物事をこなしがちなのは、事実でもあって黙るしかなかった。]
やめてくださいそういう温かい眼は。
俺は、
[否定を重ねようとしたところに、地図。と言われて、溜息が落ちる。]
あれは、売り言葉に飼い言葉で作っただけですから。
結果として役に立っただけでしょう。
……
[捻くれた台詞を返しながら──いいな。と零される言葉に、
何かを耐えるように奥歯を噛んだ。]
──なんて、少し意地の悪い聞き方でしたか。
冗談ですよ。
[問いかけは、届くことを望まぬように低いまま。
答えを聞く前に、*話題を移した*。]
──休暇初日、校門前──
[校門に姿をみせたベリアンは、何をしているかを問うことはなく>>116]
…………
[ただ、回答ににこやかな笑顔で動きを止めた。]
……でしたら、時間を"避けて"三ヶ月後にしましょうか。
[さらり、返答として完治しているだろう頃合を上げて*踵を返した*。]
──休暇中:厩舎──
[>>4:146 馬を連れ出しに舎に入ったときには、どうやら先客がいるようだった。]
よ。ステファン五年生。
遠出か?
[声をかけたときの反応はどうだったか。内心を知ってか知らずか、牝馬にモテモテと評判の後輩に、図書室で声をかけたのと変わらぬ調子で声を投げた。]
見てたろ。
[ステファンの態度はどうだったか。表面、態度は変わりはしないまま、主語のないまま一言聞いて、]
───どう思ったとかは聞かねえけど、
ああいうもんが渦巻くってのも
ついでに覚えとくといい。
[要らない世話かもしれんが。と、怖いといっていた後輩に伝えて視線を廻らせた。口止めの言葉もなく、それだけで話しは済んだように、視線がステファンからは、外された。]
―バザール4―
[スイーツガイドを見ながら、街を歩く。
あちこちで揚げパンのいい香りや、飴細工の屋台などが目に入るせいで、ダーフィトが懸念していた通り歩みはかなり複雑怪奇なものとなった。
目当ての菓子類の店を大方回り終わり。
重い荷物を抱えつつ、ゆっくりと通りを待ち合わせ場所の方向に進む。
卒業パーティーへの持ち込み物はどうするか。
皆が恐らく、自分は菓子を持ち込むと思っているだろうが――]
ヴォルトカルク。
[呼ばわるのは黒毛の牡馬の名前だ。名に首を巡らせる。体格はいいが、物静かな馬だ。軍用馬らしく体格がいいところと無口なところが気に入って、度々試験にも使っているのを知っているものも多いだろう。]
浮気はしてないな?
[首を撫ぜても、沈黙を保つ馬にくつくつと笑って、馬場の敷居をあけてやる*。]
…カーク・バッカーたちの心づくしには、敵わないだろうしな。
[クスリと、今度は暖かい笑みが唇を掠める。
暫く並ぶ店を眺めていたところで、珍しいものに気づき、足を止めた]
― 回想:試験終了後、寮部屋 ―
………。
本当にいい性格してるよな、お前。
[肯定の代わりにじろりと睨んで、
その先にルームメイトの表情を見遣る>>124
即座に返される否定に、唇の端が上がった]
温かい目は、居心地悪いか?
[切れた言葉の先を継ぎ足して瞳に問う]
…ははっ!
素直じゃないよなあ、相変わらず──…うん?
[捻くれた台詞>>125も、いつものことだ。
気にせず笑って、けれどいつもとは違う動きの続きに笑いを収めた]
[売り子の老婆に懐かしい言葉で尋ねると、
老婆は笑顔で商品の説明をしてくれる。]
ん…、そうか。
少し問題がないでもない気もするが。
……一度皆に味わってもらうのも、悪くはなかろう。
…ベリアン?
[届くかも分からないほど、ごく低い声>>*40
時折彼が見せる、ゆらぎのようなもの。
どういうことだと問うより早く、目前の表情は繕われている。
こういう笑顔に何かを言っても、
受け流されるだけど知るのは経験則だ]
…………。
[ディークの口元に、苦い笑みの欠片が淡く浮かんで消えた。
こたえは胸のうちに沈められ、その時音にされることはなかった**]
[皺深い、色あせた腕輪を嵌めた腕が伸びる。
ちゃりんと安銭を掌に乗せ、懐かしく、それを見つめ返す。
その意匠には、見覚えがある。
彼女は己の故郷に近い所に、住まう人間なのかもしれない。]
――
――少し前、校門にて――
[ベリアンの言葉>>131を聞けば、おや……と目を瞬かせる。]
手負いの獣を狩るのではなく、正面きって相手するということか。
どういう気のかわりようだ。
それならばそれで構わぬ。
……――――後悔、するなよ。
[零れる声音は、低く冷たいもの――…。*]
――現在――
[ソマリの言葉>>128を聞けば、軽く左肩を竦める。]
羨ましい限りだな。
俺にもその贅沢をわけて欲しいくらいだ。
[自分は暇人ではないと暗に言いながらも。
トールが気にしている様子>>139を見れば、慌てて引き下がろうと思った――のだが。]
― 休暇中:厩舎 ―
……?
[ルームメイトと前後して厩舎に赴けば、
そこにひとつの人影があった。
一瞬フレデリカのルームメイトと見間違いかけて、
ベリアンの呼びかけ>>132に、すぐに違うと思い直す]
…ふん?
[少し離れた距離から、彼らの遣り取りへと目を向けた。
話の内容は分からず立ち入らぬまま、ただ視線を向ける]
ちょっと採掘場を見に行こうかと思ってな。
そっちは?
[ステファンに行き先を問われればこう返して、
ごく軽い問いを彼へと向ける。
ゆったりとした口調と同じ歩調で歩み寄るのは青毛の馬、
ナハトと名付いたその名の通りの漆黒の馬に鞍を置く。
とん。と、馬の首筋を一度手で軽く*叩いた*]
――幼い頃の記憶――
[老夫婦との暮らしは、毎日が楽しかった。
時折訪れる、ある一日を除いては。
それは、いつも深夜に訪れた。
家の前に近づいてくる、馬車の音。
樫の扉を叩く音も荒々しく、家中に鳴り響いていた。
リエヴルが物心ついた頃から時折現れる深夜の訪問者。
その夜だけは、何も話してはならないと、老婆から言い含められていた。]
[初めて、訪問者が来ることとなった日の夜のこと。
“何もわからないふりをしていなさい。
何もしゃべれないふりをしていなさい。
そうしないと、お前は――――…”
いつもは優しい老婆の必死な形相に、幼心に不安を覚え。
縋るように養父の顔を見上げれば、そこに見たのはいつもの穏やかな表情ではなく、険しい武人の顔。]
[だからこそ。
幼子なりに、理解してしまった。
それは、恐ろしいものなのだ――……と。
現れた客人は言葉は柔らかく、甘い菓子や手土産をいくつもくれた。
だが――――…その態度とは裏腹に。
眼差しに宿る光は、優しい老夫婦のそれとは全く異なる、冷たいものだった。]
[だから、何を言われても、決して応えることはなく。
自分の名すら名乗らず。
名を呼ばれても、返事をすることすらしなかった。
ただ、老婆の足に縋り付いていた。]
[客人は、最後には幼いリエヴルを小馬鹿にしたように笑い、そのまま上機嫌で帰って行った。
馬車の音が遠ざかる中。
力なく崩れ落ちた老婆が、自分を抱きしめるのと。
養父が拳を握りしめ、無言のまま閉ざされた扉を睨み付けているのを。
ただ、呆然と眺めていた――……。]
[訪問者が止むまでに、数年を経た。
それが何を意味するのか知ったのは、更に年月を経てからのこと。
幼心に刻み込まれた恐怖だけが、今もまだ色濃く残っている――…。*]
ゆっく……!?
[ソマリの言葉>>149に、更に声を上擦らせる。
トールの手前露骨に噛みつくことも出来ず。
ただ、がるがるとその呑気な後ろ姿を睨み付けるのだった。**]
― とある朝:練武場 ―
すいません。試験終わって、気が抜けちゃって。
[笑いながら、ほんの少し嘘を言う。
投げられた剣を空中で受け取って軽く振った。
いつもの、好んで使っている剣だ。]
今日は盾も使っていいですか?
やれるだけやってみたいんで。
[断りを入れてから小振りの木盾を手に取る。
腕に固定して使う、小さな円盾。]
今日こそ先輩に「まいりました」って言わせたいです。
[きらきらと憧れに輝く目は昔のまま、
表情に不敵なものを加えて笑った**]
──校門前、リエヴルと──
>>142
会長が 俺を潰したいのであって
俺が 会長を潰したいわけじゃないってことですよ。
勝気も結構ですが、獣に噛まれるならともかく、
飼い主が保護している状態の飼い猫に手を出す気にはなりませんよ
[俺まで怒られそうですし、利がないです。と、さらりと言って]
方式はお好きに、完治なさってからでも固定すれば、
弱点狙いに対応すること実践練習にもなるでしょう
[そう軽く言い残して、ひらひらと手をふり厩舎の向こうへと*消える*。]
― 回想・入学したての頃 ―
[多分当時から、秀でていたのは器用さだった。
入学したばかりの少年の頃。
初めての実技の授業で教官が模擬刀の振りを示した。
これまで触れてきたものとは違う、実戦へと向けた授業。
ディークは、その振りをじっと見ていた。
剣の重さ、角度、反動、自分の力との釣り合い。
そんなことを思いながら、視線だけじいっと剣へ向けていた]
『じゃ、真っ先に素振りをしてみたい奴、手をあげろ!』
[教官の声が響く。
それに真っ先に反応したのは、重なり合うふたつの声>>4:*48>>4:+29
その事実よりも、やたら気合の入った勢いに思わず目を向けた]
…暑苦しいな。
[真っ先に浮かんだ感想は、身も蓋もないものだ。
けれど続く二人の素振りは面白かった。
教官よりももっと、体格の近い少年らの振りは参考になったから。
実際に手にした剣は面白く、
次第に練武場へと通いつめるきっかけとなる。
競えば負けたくない気は起こったけど、
それより何より自分の技術を磨き高めるのが面白かった。
八年前、今は遠い春の出来事である───**]
[その後でリエヴルに向き直ると]
今の行動……見てるこっちまで恥ずかしい、ぞ。
[今の行動とは、もちろん顔を突っ伏したことである]
ま、あまりぼやぼやしてて、また人にあうのも気恥ずかしいし。
そろそろ行くとするか。
[そう言うと先に自身がエーデルヴァイスに跨り]
リエヴル。
エーデルヴァイスに背中を向けて、立って。
/*
おでかけする会長とノトカーがすれ違う→
ノトカーと一緒に出かける、もしくはそこに「まったー?」てすると、(そこに二人が行くならば)花畑で会長たちのデートを見かける俺は時を駆けることに…wwww
― とある朝:練武場>>*49 ―
ったく、仕方ねえなあ。
…ま、この時期はいつもこんなもんだけどさ。
[常の長期休暇とは異なり、もっとも開放感に溢れる時期だ。
だから後輩の言い分を>>*49そのままに受け取って、
常よりも静かな練武場へと目を向けた]
おう、
[盾を使うというのに頷いて、少し考える風を見せる。
まったくこんな時に、即座に手にする得物を決めかねるのも厄介だ。
得手といえば銃になろうが、
これのみを近接で使うには試合の形にするのが聊か厄介でもある]
んじゃ、俺はこのまま…いや。
[だからと木剣のみを手にしかけ、
けれどカレルの真っ直ぐな眼差しに、気を変えた。
木剣を構えかけた両手を外し、ひょいと銃を片手に取る。
そうして無造作に、腰のベルトへと差し込んだ。
手には剣、腰には銃の変則型ということになる]
いいか?
[一応の確認を彼へと向けて、笑み返す。
当然模擬銃なのだから、防具越しの衝撃はさしたることがない。
ただ素手や足にでも当たればそこそこ痛いし、何より、]
/*
ディークへの千本ノックは楽しくてしかたがないので容赦なく連打してしまってすまない状態になっているが、
あーとーはーどこをどう拾ったらいいかがな。
ディークとは継続してまだ分岐フラグもありつつ、(まだあんのかよ)
ステファン絡みを触りつつ、カレルレトウェルシュあたりにも触りたい気がしつつ行き方を迷うんだよなあ
ヒンメルになんか土産をもっていきたいのもあるんだが。
全体相手のフラグって今何が有る状態なんだ。花火は確認してる
最後だもんな。
[だから、と。己のもっとも得意で対することを選んだ。
カレルもきっとそうなのだろうと、盾の構えを見て思う。
彼が盾の扱いを熱心に覚えるようになったこと>>4:*120
その心を、未だ知りはしなかった*けど*]
や、その、試験中で大変な時だったし。
もふ充しててもこんだけやれるんだぜ、って余裕の印とか、
見つかったら見つかったでジェフロイさんの欲求不満の穴埋めとか、そんな心算だった。
[試験勉強に励んでいるのを見ていての思いつきであり、方向性が間違っているのは否定出来ないけれど。何より、そんな暇があったら自分も勉強しろという話である。]
……、…怒ってる?
[気まずそうに伏せていた目を上げて、じ、と見て。]
別に、もふ毛仕掛けたからってんじゃないけど。
………ん。
[傍らの荷物をがさごそ。
引っ張り出した紙袋を手渡そうと、手を伸ばした。
持ち歩いていた為に袋に皺が出ているが、中身は割れから死守した。]
購買特製くるみクッキー。さっき言ってた土産。
この間僅差で手に入らなくて、がっかりさせたから。
今日は確保してきた。
……ここにいられるのも、残り少ない時間だし。
卒業前までに、って、思ってたから、さ。
[渡せて良かったのか、どうか。
軽い自問があった為、後半は歯切れが悪かったが。]
― 試験休み中:東寮自室 ―
[折角の試験休みだ。ごろごろしていても勿体無い。
同室のジェフロイは既に出かけたようだった。
いそいそしていた様子だったのは大方ラヴィでも見に行ったのだろう。
こちらも適当にぶらつこうかと着替えを終えたところでノックの音がした。]
いる。
……って、カレルじゃねーか。どした?
[開け放たれた扉からは部屋の内装が丸見えだ。
尤も、彼は何度も出入りしているから、誰しも驚くウサギコーナーも取り立てて珍しくもないだろうが。]
鍾乳洞?
モンスターを見に、って、お前、この間でっけーの倒したばかりでよーやる。
[言葉とは裏腹に、すぐさま荷物を引っ掴む。
その素早さからも愉しげな口ぶりからも、十分に乗り気であることは知れるだろう。]
モンスターって、何か危険なんかな。
戦ったりするんかな。それとも何か保護されてんのかな。
[楽しげに言いつつ準備を終え、カレルと共に部屋を出た。*]
― 西寮 ―
トール、
[うららかな春の日差しが、廊下へと差し込んでいる。
試験後の開放的な空気が満ちるその中、]
暇か?
[ディークは、友を呼び止めていた]
[思えばこうして何度こうして誘い誘われたろう。
ちょっとした気晴らしだったり、所用だったり。
一番多かったのは、ただ友と過ごしたいというだけだった気もするけれど]
お前と遠乗りに出かけたいと思ってさ。
[けれどもうじき、それも終いだ]
[人の多い寮内で共にするお茶ではなく、
遠乗りに誘うのは大体二人で時間を過ごしたいと思う時。
言わずとも通じるだろう誘いを投げて目顔で促す。
春の日差しが柔らかい。
今日は水の流れも綺麗だろうと、窓の外へと目を*向けた*]
/*
分身wwww
そうな、分身しないとやりたいこと全部やるのは無理だn
だけど俺は分身してしまうと回収できる気もしないので様子見……くっ。
― 厩舎から校門への道 ―
>>94
あ、いたいた、ノトカー。
もう出たかと思った。今から出る?
俺も今からバザール行くとこ。
[ ノトカーが騎乗するウホッイイオトコ号の女嫌いは人に限った事ではなく、牝馬のフルール号を見てあからさまにそっぽを向いた。 ]
……イイオトコは相変わらずだなぁ。
──採掘場近く、花畑を臨む道──
[採掘場に向かう道中はいつもよりも移動が遅い。たびたび速度が緩まるにには足をとめさせずも、先行する速度を緩める。]
ん
[採掘場に向かう途中で遠目に、人影が見えた。
眼鏡を外して、遠くへ向けて眼を眇める。]
あれは、ウェルシュか?
[フレデリカもそこにはいたろうか。一度そこで馬の足を止めた。下りて歩きよるまではしない。花畑を踏み荒らす事は避けて、暫しその場でその光景を眺めるのみに*留める*。]
/*
ハッ!
唐突に思い出したけど、カサンドラってキャラ予約時に
「あまりもので」って書いてた人だよねー
最後まで予約埋まったところで女性教官枠に入ったのを
なんとなく覚えてるぞ。
もしかしたらB村で見学者になる可能性あったりするのかな。
(離職がそのフラグ?)
*/
えーっとステファン的な時間軸順に並べると
ソマリの申請受け取って
会長の捺印を見届けて
厩舎でベリアン&ディークに会って
バザールでダーフィトに会って
でいいのかな
他の人とも絡みたいしウェルシュ先輩のフェルト人形とか写真にも何かリアクションしたいのぜ……「
― 回想・カーク先生の料理教室のお約束 ―
[>>+31 カークは快諾してくれた。よかった。
嬉しそうに微笑むと、身を乗り出して具体的な話をし始める]
じゃあ、卒業パーティの前日に。調理場借りれるように俺頼んどく。
何、教えてもらうかな。
ケーキだとかぶりそうだから、クッキーとか、なのかな。
クッキーは色々食ってるけども、作るとなると難易度がわからん……。
[初めてでも簡単なレシピを探してこようかという提案に、
こくこくこくと頷いた]
……すげえ。
「これは初心者向けレシピだね!」とかわかるもんなのか。
すげーー……。
よろしくお願いします。
[敬語になりつつ、きらきらと尊敬の眼差し。
いくつかの「初めてでも簡単そう」なレシピに必要な材料を
カークに聞き、覚えた。バザーに行った時に、買ってこよう*]
―回想:6年前の出来事―
[自分に足りないものは何だろう――…。
あの頃の自分は、そうやってよく自問自答していた。
今思えば、一から十まで。
勉強も、基礎体力も、観察眼も、精神力も。
なにもかも…足りないものだらけだった。
授業を通して。学友と比較して。
ひとつひとつ…足りないパズルのピースを埋めてゆく。
けれど―――当然、自分ひとりじゃ埋まらないものも有る]
[その時の直感に従って、
ソマリは時々練武場に向かうようになった。
ただし彼は練武場基準で考えると、不真面目な男だった。
カレルのように鍛錬をしに行ったのではない。
リエヴルのように組み手を観察していたのでもない。
彼が見ていたのは、ディークの行動――そのものだった。
教師や先輩への態度。
同級生への態度。
後輩への態度。
視野が広く、周りを気遣う力に長けた度量の広さ。
後輩からの信頼も厚く、面倒見の良さはずば抜けている。
天才という呼称は彼には似合わないだろう。
けれど間違いなく、卓越した能力の持ち主だった。
技量面だけでなく、精神面においても]
[何度も、彼が後輩に教える姿を見た。
後輩が、感謝と憧れの眼差しを彼に注いでいるのを見た]
(…――凄ェなァ)
[特にその光景が見たかったから、
教室ではなく、練武場に通ったのかもしれない。
…憧れに似た羨望。
観察することで学べる事柄もあっただろう。
だがそのうち、それでは物足りなくなってきて…]
[人前で努力を見せるのは、本来好きではない。
けれど此処は士官学校。
努力して、足掻いて、自分を高める場なのだ。
だから、]
/*
あと…ディークがdiaさんと思ってたけど、トールな気もしてきた
そーすると自動的にリエヴルがrokuさんになってしまうのだが…
右…?(そこか
アヴェさんネタを好む人はみんな蛇村系に見えるんだけど
蛇村に限らず薔薇下では常識だったりするのだろうか(…)
*/
[ちなみに洗礼として練武場でしこたま揉まれた。
スタミナが無く苦手にしていた実技がマシなレベルになったのは、
きっとその*おかげ*]
/*
5日目にして縁故をぶん投げる俺(
いやあ本当はもっと早く投げたかったんだが、時間足りなくてな…。
村はエピが終わるまでが本番です(キリ
/*
しかし、やりたいことがかぶってるひともいる気もするのでちょーっとエピで様子見したほうがいいだろうかなあ…(思案
だがあれでないことはたしかなので場合によってはあれして、それでだめそうならプランBでいこう
プランBの内容はいまからかんがえる(きり
まあなんとかなるなる やるより見るほうがこの村に関してはたのしいし
で、人数おおくてほんとにごめんよう
もし次回似たことやるときは人数絞ろう…
ほかにもやってみたい村沢山あるんであるかどうかは微妙だg
/*
ノトカーの設定
・能力は高いが不真面目であんまり全力を出すことがない
・妹には優しいが人間関係は希薄。
・人懐っこいがあまり踏み込まない。情が薄い。
・ツンデレ?
・子供っぽかったり厭世的だったり。二面性がある。
なんでこんなキャラにしたんだろう。
とりあえず前にやったノトカーとは真逆にしたかったんだけど
わりとひどいな うさぎ頭とかバッサリやれるタイプだしw
*/
す、すみませ……!
[トールの言葉>>153を聞けば、慌てて顔を上げる。
しかし、こんな赤い顔をソマリにも見られる訳にいかないし、果たしてどうしたものやら、と……。
この人はこれだけ俺を照れさせておいて、自覚はないのかと、むしろ恨めしげにトールを見やった。]
[が、続く言葉を聞けば、キョトンと目を瞬かせた。]
え? 背中を向けて……?
[訳がわからぬままに、トールの言葉に従うのだった。]
[ フルールの首を宥めるように撫でながら、馬首を並べたイイオトコにも『悪いね』と声をかけた。
ふんっと鼻息を付きつつも、イイオトコは我慢してくれる様子で、諾々と脚を進めている。 ]
ん、事務室に呼ばれてた。
なんか手紙。まあ、いつものだよ。
秘書の代筆。
……それより、バザールで鉱石とか、どっか扱ってる店あるのかな。この間言ってた、マリガーネット? って奴、見てみたい。
あと、送別パーティに何持ってくかだなぁ。何かいいモノ見つかるといいけど。
[ 校門を出て、士官学校を挟んで流れる川に掛かる橋へと向かった。
市街地、そしてバザールは橋を渡りきれば、すぐにその賑わいを伝えてくる。* ]
/*
メモのござーるわらた
メルかわいい……メルが言うとかわいいぞおお!!
そしてディークへの振り方があまりにもやりにくそうな振り方で頭を抱える
俺はどういう書き方をしとんのじゃ。ディークすまーーん!うわーーーん!(喋りたいのに失敗する残念さ
そしてトールありがとーう!嬉しいな、お返事するぜ!
――試験休み某日夜:西寮――
はー……。
[ペンを置いて一息ついて、ティーカップに手を伸ばす。
いつものようにノートを纏めていたが、すぐに紅茶が飲めるようにと今日は寮の食堂で行っていた。
目を細め、書いた内容に目を通す。
まだまだ、データ量としては心許ない。]
……そういえば、キメラ戦の情報収集とか、あと
トール先輩とディーク先輩の戦いの話とか
色々聞きたいんだが……誰かいないものかな。
[試合に出ていると、自分が見れなくて困る。
半ばぼやきながら、はて誰か話を聞けそうな者はいないかと、周囲を見渡した。]
>>*70
[ ふらりと食堂の前を通りかかった所で、リエヴルがいるのに気づく。 ]
あれ、会長。
こんばんは。夜もお茶ですか?
あぁ、ミヒャ――……
[そこに見えた後輩の姿>>*71に。
思わずいらんこと>>0:473を思い出して、吹きかけたのはここだけの話。]
う、うむ。
お茶というか、色々纏めているというか。
そういえば、ミヒャエルは幻獣戦に参加したんだったか?
そっちも、なかなか面白そうなメンバーだったようだなぁ。
[聞きかじった話を、ちらりと。]
ん……眠い…騒がしい……一体なんだ………
[背伸びをして、目を擦る。なんだかがさごそ…時々にゃぁんと謎の音>>+11]
フレデリカー、今、着替えてないよね。
何してるんだい。覗いても大丈夫?
[念のため、声をかけてから許可を待つ。普段から、着替えなどの時には見えない位置に移動していることは知っていたが、昨日珍しく大失敗をしてしまった為やや慎重になっている。>>+4
振り返った瞬間、養護教官オクタヴィア先生がとてもいい笑顔で立ちはだかり、部屋の一番隅っこまで強制連行。治療が完全に終わるまで、とても居た堪れない気持ちになったのだ。]
―生徒会室―
はーい。
[>>175ノックの音に返事をすると、扉は開いたが人が入ってこない。
>>177ドアの陰から顔と手だけ覗かせた上級生に、手招きされた。相手に合わせて声を潜める]
……よくご存知ですね。
そこであんまり西寮とか東寮とか考えてなかってですけど、片手落ちって見方もあるのかな……?
[>>179>>180ぺらりと差し出される紙に、目を通す。
キマイラ戦の最上級生とはつまり、東の寮長だ]
……なるほど。了解です。
[こちらは生徒会長に伏せる理由は無かったが、逆に東の寮長のケーキしか無いのかと勘違いさせてもいけないし、一緒にサプライズ]
[無理しすぎたかと思わなくもないけれど、
自力で馬に乗らせようとしたら、
どうしてもリエヴルの右腕に負担がかかる。
それを思えば大したことはなかった。
痛みが収まると、エーデルヴァイスの手綱を握って、
リエヴルに話しかける]
あ、少し、頭低くしてろよ。
前見えないから。
[そうして視界を確保すると、
花咲く草原に向けて緩やかに馬を歩かせた]
これから、スノウの刑罰について審議に入らせてもらう。
裁判官、僕。弁護人、僕。陪審員、僕。
不法侵入罪により、判決、有罪。
懲役10分…奉仕活動として、男子生徒にもふられることを命じます。
刑の執行の前に最後の晩餐の時間をあげよう。
[解放された直後のスノウの目の前に、新鮮な水を入れたカップと、魚の無煙燻製(もふ用餌・私物)を取出し様子を見る。
その後、10分…といえるかどうか。もふもふの毛玉をたっぷりと堪能して爽やかな試験休みの朝を迎えたのであった。]
>>*72
……?
大丈夫ですか?
[ 咽かけたのか、微妙に顔をしかめるリエヴルに小首を傾げた。 ]
ああ、はい。キマイラ戦に参加しました。
ルームメイトがメンバーを募集してたので……。
東寮の寮長、イェーガー先輩、ヒンメル先輩、カディーネ先輩とご一緒しました。良い経験をさせて頂きました。
―(回想)いつかの朝の食堂にて ―
[――…あまり眠れなかった日の、朝のこと。
>>*34寮の食堂はざわざわとしていて、
食べ物の匂いが遠くでふわふわと漂っている。
眠いが、眠いがしかし。それはいつものことで。
朝食を食いはぐれると後が辛い。
誰かが食事の前に何かを言っている。
多分、当時の寮長だったような気がするが、
正直よくわからなかった。
はやく食いたいなぁ、と思ったのを最後に、ぶつりと意識が落ちる]
………、………?
[なぜか頬がじんじんする。
テーブルかどっかにぶつけたんだろうか、とぼうっと思っていると、
しっかりしろ、という声が耳元で響いた。
頑張って頑張って目を開くと、心配そうな顔。
誰だっけ、とのろのろと考えて、1つ上の寮生であることに思い至る]
……トール……先輩?
[かろうじて先輩をつける。
ぶつぶつと千切れる意識と、繰り返される声。
ちゃんと聞こえなくて、もどかしい]
[首をがくがくしつつ、皿がどけられた机にぱたりと突っ伏した。
医務室が、とか、先生を、とか。またあいつか、という声。
医務室にいる教員が来れば、またか、と言われる事だろう。
心配そうにかけら続けるトールの声。
説明したい、説明を。説明………]
……眠い……だけ、です。
すみません……。
[机にのせた手を、僅かに引っ掻いた。
どうにもならない。こうなっては。眠るしか。
食堂の喧噪の中、声は届いたのだろうか]
[……トールが、スープに溺れそうな自分の首根っこを掴んでくれたこととか、
ほっぺたがびりびりする理由とか。
さっぱり覚えては居なかった事を、医務室のベッドで聞いた。
先生に、周囲の生徒が状況を説明してくれたらしい]
いいひとだ……。
ああしかし、飯を食いはぐれた。
[腹を押さえながら、悲しそうに起きあがる。
頭はすっきりとしていた]
[医師にかかれと先生は言った。いつものように。
珍しい病気だし、自分には何もできない、と]
親父が同じように、よく寝てたんですけど。
最後には、薬の中毒みたいになっちゃって。
……ああなるのが目に見えるんで、ちょっと。
[中毒みたい、ではない。完全な依存症患者だった。
薬の効きが悪いのではない。効きすぎた。
多分自分もそうなのだろう。
徐々に、
それなしではいられなくなって――…]
[医術は少しずつ進歩しているのだから、
諦めたらいけない、と声がかかる]
……そうですね。
諦めてるわけでもないんですけど。
[天井を仰いで、溜息を吐いていると。
コンコン、とノックの音がして。失礼します、と声が聞こえた。
つい先ほど、聴いた声]
[心配して様子を見に来てくれたトールに、何故かあわあわする。
後で上級生クラスへ礼を言いに行こうと思っていたのだが]
助けてくださって、ありがとうございます。
ええと、もう、大丈夫です。
[医務室の先生が、大事ないから大丈夫、と口にする。
それを聞いて、少し空気が緩んだように見えた。
……なんて面倒見のいい人なんだろう]
すいません。
俺、どこでも寝ちゃう癖があって。
[間違ってないが、説明になっているのだろうか、これは。
困惑するような空気に焦っていると、先生が助け船を出してくれた。
こいつは眠り病で、医者にも行かない悪い奴なのだ、というふうに]
……ええー……。
[だが、本当の事なので反論しにくい。
不可解そうなトールに、とにかくすみませんでしたと言葉を続ける。
……今度、何かお詫びのものでも持っていこうかな、と思った]
[買った菓子を携えて、後でトールのクラスに行こうと思ったら。
その前に彼はやってきた。……医学書や、民間療法の載っている本を持って]
……あ、ありがとうございます。
お礼に行こうかと思ってたんです、が。
[俺が遅いのか彼がテキパキなのか。どっちもか。
目を丸くしつつ、ずっしり重い本を受け取った。
貸してくれると言う。
付箋がぺたぺたと貼ってあって、彼がわざわざ調べていたことが知れる。
よく、こんなマイナーな病の載った本を見つけてきたものだ]
[こうまでまっとうに心配されると、
ちょっと眠くて、とか、医者に行きそびれてて、みたいな事は
さすがに言えそうにない。
どうしたもんかと思いつつ、微笑みながら口を開く]
ええと。
本当は、薬飲んだ方がいいのはわかってるんですが。
……どうも体質に合わなくて。
[民間療法の載ったページを、じっと見つめる。
何か試せるものがあるなら、試してみたいのだが]
[――…あれこれ試した結果。
民間療法は、ほとんど効果が見られなかったのだが。
親切な先輩がいる、という事がわかったのは、とても嬉しいことだった。
あんまり迷惑をかけたくないなぁ、と思いつつ。
相変わらずたまに居眠りをしているが、あらかじめ頬杖をついたりして
スープに溺れることからは、身を守れている*]
―生徒会室―
[>>180ソマリが立ち去ってしばらくの後、生徒会長がやってきた。>>161
固定された右腕が痛々しい]
会長、怪我の具合どうですか?
[止められなかったことを悔やんでも仕方ない。
今はとにかく彼に負担をかけないように動くことにした。
通る間ドアをおさえて、椅子を引いて、手早くかつ丁寧に紅茶を淹れて、眩しくも暗くもないようにカーテンを調整する。
しかし、承認作業を代わりにやるわけにはいかないのだった。
せめて、左手だけでも捺印しやすい角度に書類を置く]
卒業パーティに花火の申請です。
こちらは、園芸部で球根や花の種を寮生に配りたいと。
それから……
[報告や承認が必要な事項を片付ける。ホールケーキの件は内緒]
―朝の厩舎―
ヴォルトカルク、おはよう。
[逞しい黒馬と視線が合えば、にこりと声を掛ける。
愛想を振りまくような馬でないのは知っているから、反応がなくても気にしない。
ふと思い出すのは、この馬によく乗っている上級生のこと。
そもそもこの学校には、軍人になろうという者が集まっているのだ。
同級生や先輩後輩たちとの実戦に近い訓練の中で、普段の態度とは異なる苛烈さや冷徹さを垣間見ることは珍しくない。
けれど、ベリアンのあの刃捌きは、それとは違って見えた]
気のせいだと思うようにしている。
本気を出せば違う側面が見えるなんて、皆と同じ。
ウェルシュも、レトも、カレルも、彼を良き友人と見ているのだし。
うじうじした5年生の相談にも乗ってくれた、親切な先輩だ]
今日の予定?
バザールも気にはなっているんだけど、僕はちょっと出かけたい所があるから。
先に、そこに行ってから考えるよ。
フレデリカは、昨日の今日だから絶対に無理をしないこと。
安静にするんだよ。
絶対に、剣技を始めようとか思ったら駄目だよ。
シェットラントは、今日は具合大丈夫?
遠乗りで体力使ったけど、熱は出なかったかな。
[同室者の様子をじっと観察し、この後輩は無理をすることがある…と思っているために、嫌がられなければ額に手を当てて熱を測って確認までしようとかも考えた。]
…うん。君も、無理はしたらだめだよ。
休みの日だけど、昼の薬は飲み忘れない様に。いいね。
[2人に口やかましい兄のように釘を刺してから部屋を出て行った*]
[けれど――
そんなことを考えていたものだから、>>132背後からの声に身を強張らせてしまった。
図書館で掛けられたのと同じ、気安い口調だったから、振り返るときには笑顔になっていた]
ベリアン先輩。おはようございます。
とりあえず、校内だけ回ろうかと思いまして。
その後バザールに行こうかどうか、迷ってます。
――草原への遠乗り――
ふぇ……?
え、え――……
ちょうわあぁあああっ!?
[まさか引っ張り上げられるとは思わなかった。
騎乗くらいは自分で出来ると思っていたからこそ、意表を突かれた。
しかも、当のトールが苦しげにしているのを見れば、]
[>>133それでも、一瞬の緊張は気取られていたらしく]
…………。
[短い問いには、短く頷いた]
……はい。
[続く言葉にもまた短く答え、こちらから目は逸らさない。
>>135何でもないように相手の顔が黒馬へと向けば、ひそかに息をついた]
先輩、あんまり無茶はしないでくださいっ!
トール先輩のお体に触るようなことがあれ、ば――……
[と、振り向いて怒ろうとして、右手が触れて暫し悶絶した。]
……………………もう。
俺の身体を気遣ってくれるのは有難いですけど、
先輩の身体も大事にしてください。
[じーっとトールの顔を見つめつつ。
最後には、結局表情が綻んでしまうのだった。]
あ、大丈夫です。
邪魔にはならないようにしますから。
[トールの言葉>>168を聞けばそう応え、左手をトールの身体に添えながら、身体全体を右側へと少し移動させた。
普段じゃじゃ馬を乗り慣らしているだけあって、馬上でバランスを取るのは得意だ。]
……………………。
[なるべく邪魔にならないようにと思いながら。
トールの右肩に、そっと頭を寄せた。]
[>>148>>148ふと別の視線を感じてそちらを向くと、西の副寮長がいた。
そういえば確かベリアンと同室だったか、と思い出す]
おはようございます。ディーク先輩。
お二人でお出かけですか?
採掘場ですか、お気をつけて。僕は散歩と……たぶんバザールに。
はい、それでは。
[馬具の支度を始める二人に、ひとつお辞儀をしてその場を離れる]
――夜の西寮――
あ、いや、別に怪我がどうって訳では……!
[ミヒャエルの言葉>>*73に幾分慌てながらも。
告げられたメンバーには、思わず感心の声をあげた。]
なるほど。確かに凄いメンバーだな。
しかし、なんでその中にジェフロイ先輩が……。
[と、首を傾げつつも。
続く言葉>>*74には、やはり目を瞬かせた。]
………………得難い経験?
どんなのだ、それ。
[もちろん、聞いてる方に悪気はない。]
[>>147>>148ふと別の視線を感じてそちらを向くと、西の副寮長がいた。
そういえば確かベリアンと同室だったか、と思い出す]
おはようございます。ディーク先輩。
お二人でお出かけですか?
採掘場ですか、お気をつけて。僕は散歩と……たぶんバザールに。
はい、それじゃ。
[馬具の支度を始める二人に、ひとつお辞儀をしてその場を離れる*]
――朝:生徒会室――
[ステファンの言葉>>170を聞けば、軽く右手を持ち上げる。]
なーんか大袈裟だよな。こんなの。
別に湿布程度で良かったのに。
[と、笑いながら。
自分の怪我を気にされているのは、なんだか申し訳なくもあるが。]
ま、しばらくは紅茶いれて貰うことになるけど。
よろしくな。
[結局、あれこれ頼んでばかりである。]
…………しかしな。
シロウ教官、しばらく実技禁止って言うんだよ……。
つれない話だよなー。
人がせっかくやる気になってんのになー。
[本気でガックリしながら、並べられた書類に目を通した。*]
―校門近く―
[芦毛に乗って校内の散歩から戻る途中、同級生たちの姿を見かけた>>156]
ミヒャエル、ノトカー、おはよう!
バザール行くなら、一緒していいかな?
[>>160ノトカーのイイオトコ号とミヒャエルのフルール号が並んで進むのへ、少し後からついていく。3頭併走は通行の妨げになるし、イイオトコ号に尻を向けるのは何となく避けておきたい]
ミヒャエルは石見に行くのかあ。
僕はうーん、いろいろ。
たまには生徒会の用事じゃなくて、自分の趣味に走りたい。
[そんなことを言っていた訳だが結果は>>4:147]
―バザール―
[太いの細いの、長いの短いの、固いの柔らかいの、色の濃いもの薄いもの、握り心地もそれぞれ違うものがずらりと並んでいる。ペンの話である]
黒を[16]本、赤を(07)本、青を(02)本……■fuchsiaはあんまり使わないかな。
[楽しくペンを選んでいると、馴染みのある声で名を呼ばれた>>4:+66]
あ、ダーフィト先輩こんにちは!
え、あ、いいんですか?
[>>4:+67代金を持つと言われれば、一瞬申し訳ないような気がしてしまった。
だがそもそも彼が消費したものである。
少し多い代金を遠慮無く受け取って、残りは本当に菓子でも買おうと思った。
あとでダーフィト先輩も一緒に食べればいいよね]
>>*75
凄い試合でしたから……本当にご無理なさらず。
お大事にしてください。
ええと、
あれをどう説明すれば……
何と言うか、アーッ!で、ウホッ!良い男で、アヴェ先輩的な……蛇っぽいにょろにょろがキマイラのラスボスでした……
正攻法で勝てるとはとても思えないような邪道な奴だったので。
[ ごにょごにょ ]
――夜の西寮――
・・・・・・・・・・・・はい?
[ミヒャエルの説明>>*76で、思いっきり目が点になりました。]
[ひょっとして、聞いてはいけないことを聞いてしまったのだろうかと、暫し眉間を抑えた。]
なんだって、試験でそんなキマイラが……。
[溜息混じりに呟きつつも。]
あぁ、でもそんな中で一緒にやるのは、いい経験になっただろう。
そういえば、ミヒャエルはお前どんな戦い方をするんだ?
[観察するだけでなく、時には本人に聞いてみたりもする。]
>>181
ステファン、おはよう。
今日はタンツレーラーと一緒なんだな。
もちろん。一緒に行こうぜ。
そう、買うかどうか分かんないっていうか、そもそもあるかどうか分かんないけど、その石と、後は本とかかなぁ……
ステファンの趣味の買い物?どんなだろ。
――夜の西寮――
・・・・・・・・・・・・そう、か。
そう、なのか……。
[リエヴルの脳内では、ミヒャエルから聞いた説明>>*76とあわせ、
“蛇を纏わり付かせたアヴェ先輩を鞭でしばくミヒャエル”
という素敵な光景が浮かんでいる。
やはり、聞いてはいけなかったようだ。
おい、どうなってんだキマイラ戦。]
>>*78
あのキマイラの作成はカサンドラ教官の担当だったそうで。
……教官のご趣味ですかねぇ。
[ 本人に聞かれたら無事では済まなさそうなことを。 ]
― 校門近く ―
>>181 ステファンおはよーさん!
バザール行こうぜバザール!!
[ 馬に乗って、あまり急がずにゆったりと進む。
イイオトコ号が一番先頭を歩く形になっているのは、
他の馬の尻を見せないための配慮だろう。
もっとも雌馬の尻には無関心なのがイイオトコ号である。 ]
俺は採掘場で石見てきたから、書物を見ようかなー。
魔器の本が読みたい。
勉強ってわけじゃないけどね。
―バザールに行くでござーる―
改めて聞かれると、何だろう。
[>>183ミヒャエルの疑問に、自分でも首を傾げる]
趣味っていうと、やっぱり珈琲と紅茶かなあ。でも道具はもう十分買い込んだから、これ以上増やすと置き場所がない。
あ、乗馬靴の新しいのが欲しいかな。今のは履き慣れてていいんだけど、見た目がだいぶくたびれてきちゃって。あまりみすぼらしいのは、レディ達に失礼だよね。
[レディ達、が人間でないのは言わずもがな]
ノトカーも本かあ。
僕は部屋に物増やしたくないから、図書館に頼ってる。
前にお茶の本とかだいぶ買っちゃったし……。
[そんなことを喋りながらぱかぱかと。
晴れた春の休日、友人達とのんびり買い物。平和の尊さを噛みしめる]
― 休みの朝・厩舎 ―
そうだね…少し遠くまで出たいから、できたら昨日無理していない子がいいかな。
[休みの日なだけあって、厩舎の馬も生徒たちに借りだされているようだ。普段は揃って餌を食べている馬たちも、随分まばらになっている。]
…あれ、あの子も貸し出されていったのか?
年寄りの子を選ぶなんて物好きだけど…逢引の手伝いでもしているのかな。
―お茶会当日・中庭―
テーブルの配置はこれでいいかな。
じゃあ次はテーブルクロス……え、新品?
[会場となる中庭。生徒会役員たちで準備を進める中、シェットラントがバザールで買ってきた(>>4:178)という色とりどりの布に、目を輝かせる]
うわあ、さすがセンスいいなあ。どれも綺麗な色だね。
メインのテーブルはこれかな、それともこっちがいいかな?
[■wheatと■royalblueの布を手に取った。
メイン、と勝手に呼んでいるのは、ホールケーキを置く予定の中央テーブルである]
お菓子よーし、軽食よーし、茶器よーし、茶葉よーし、お湯よーし、テーブルよーし、椅子よーし、花よーし……
[あれこれと指さし確認。そろそろ参加者たちが顔を出す頃だろうか*]
遠乗りか。いいな。
[これが戦おうぜ、だとか、
街へいこうぜ、でも基本的に返事は変わらない。
いつもディークから誘われる時はこんな感じだったし、
自分から誘う時も似たようなものだった]
[普段なら、散歩の時間までのんびりと飼葉を食んでいる「灰白のお嬢さん」ことエーデルヴァイス号の姿が見えない。]
[馬はどの子も可愛いとは思っているのだが、彼女だけは印象が強すぎて引退した今でもつい、目で追ってしまう。
入学当初にWeiss(白)なんて姓、そのまますぎて可愛くない。あの馬とお揃いのedelweissにしよう、と妹に強く主張され危うく改姓されかる所だったからだ。
既にWeissで2年間を過ごした為に申請は通らなかったが、妹に甘い兄まで賛同し始めた時は、本当に終わりかと思った。]
[後に、大人しい性格の彼女は、その優しい歩調が由来なのか
「エーデルヴァイス号で逢引をすれば、甘く素敵な恋が実る」
という女子生徒口伝の言い伝えがあるとも妹から聞かされ、改めて改姓されなくてよかった…と心底安堵したのであった。]
>>185
珈琲と紅茶かぁ、でも茶器とかはともかく、はまるとお茶っぱや豆とか次から次へとほしくなるって聞くけど、それはないのかな。
ていうか、やっぱりステファンの趣味はステファンだなぁ。
誰かが気持ちよく心地よくなるのが自分の喜び、みたいな感じ。
…………思ってた以上に、酷いようだな……。
[パサリとノートを開き、そこにメモを取ろうと。
しかし、並ぶ単語が
“アヴェ先輩、蛇、鞭”
では、どうにも気が抜ける。
それはさておき。]
ん。ミヒャエルって、得意なの鞭なのか?
― (回想)模擬戦中お菓子作り談義 ―
[>>88 俺やったことある!と主張する子供みたいな
ノトカーの頭を、わしわしする。
キマイラ戦で見せた冷徹な剣さばきとまなざしが嘘のように、
ここでこうしている彼は、元気な子犬のようだった]
シチューか。鍋物もうまそうだよなー。
ノトカーは何を作るんだ?
カーク先生にお越しいただくので、大船に乗った気持ちで作れるぜー。
今度お礼させてな。
[にこーっと笑って、カークの肩をぽふり]
[>>*6 きっぱりとしたヒンメルの声。
知らない名前だったが、彼のあこがれのお菓子なのだろう。
きっとおいしい]
お前は甘味になると大変な勢いで素直だなぁ。
……そんなに手間のかかるお菓子なのか?
[カークが驚いたように、クロカンブッシュ……!と口にした。
ラスボスのように大変なお菓子なのだろう。
あのカークをして、あのような顔をさせるとは。
少し悩んだのち、カークはヒンメルをまっすぐ見つめ、
挑戦する、と言い切った。……なんだか胸が熱くなる]
……カークさん、カッコいい……。
[カークのファンがまた一人増えた瞬間だった*]
士官候補生 ステファンは、士官候補生 ステファン を投票先に選びました。
[ディークと出逢って、8度目の春。
この学舎で残された時間はあと僅か]
[――誘いにのせられた思いを受け取って、頷いた]
[ >>185 レディーたち、と表現するステファンに何か感じたのか
イイオトコ号が頻繁に後ろを気にしている。
よしよしと手綱でいさめながら、 ]
へー…牝馬はヒステリックで扱いが難しいって言うから、
俺は基本的に牡馬に乗るんだよなあ。
ステファンみたいに穏やかな性格だと、馬にも
好かれるんだろうね。
[ ”牡馬に乗る”という単語に興奮したのか
イイオトコ号が若干ハッスルし始めた。それも手綱でいさめた。 ]
俺は読んだらさっさと処分しちゃうからなー、本。
かといって図書館はイマイチ落ち着かなくて…
>>*85
得意か、と聞かれると……
武器として使用したのは初めてです。
今までは遊びに使ってた程度ですし、科目にある訳ではないので自分は鞭さばきが得意なんだと触れ回っていいものかどうか……
剣闘も格闘も射撃もこれが得意、というのはないですね。落第する程でもないと思いますけれど。
[ あくまでも真顔 ]
― バザール ―
[>>182 いいんですか、とステファンに問われ、
苦笑を返す。いやもう苦笑しか]
また俺が消費するだろうからなぁ。
……まあ、期末試験終わったから、暫くは消費しないかな。
当分試験休みだしね。
余ったら菓子か、飲み物を買う足しにしてね。
いつもありがと。
[自分でも(一応)(06)本、ペンを買い求めると。
ステファンにぱたぱたと手を振ってその場を後にする*]
そう、か。そうだよなぁ。
授業で習うことも、あまりないしなぁ。
かくいう俺も、いまだ見たことなくてな……。
武器として習熟すれば、かなり使えるという話は聞くのだが。
[と、ミヒャエルの言葉>>*87に頷きながらも。
はたと気付いた。]
―校門前―
[西寮の寮長であるトールは、
頼もしく武勇に溢れる先輩だと判じてはいるのだが…
なにせあのリエヴルのルームメイトでもあるので、
自然と半歩ほど距離をとった付き合いをしている――というのが
ソマリ側の事情である。
いい人なのだが、いろんな意味で頼りにくい]
>>*88
相手の動きを制限したり、武器を使用不可能にする、取り上げるなども出来るかと思いましたね。
今回使ってみて……。
でもまあ聞かないですよね。
ええ、遊びにです。
[ 投げ縄や的当てのようにして。というのは言うまでもないだろうと以下略した。 ]
ふむ。そんなことも出来るのだろうか。
しかし……。
[そうか。鞭で遊ぶのか……。
これ以上は、個人的趣向な部分でもあるから、立ち入らないでおこうと思った。
流石に生徒会長とはいえ、そこは踏み入れる領域ではない。うむ。]
得意がない、というのは大変そうだな。
どれも使える、といえば聞こえはいいのだろうが。
[誤魔化すように、そんなことをポツリと。]
― 回想/お別れの日 ―
[>>+14
ジェフロイを部屋に案内したのは、ジャンという名前の下宿の主人だった。
格好はどう見てもエプロンワンピースといういでたちだが、ごつい喉仏がその主人の性別を如実にあらわしている。
「あの子の友達が来るの初めてヨゥ」
「アラ、イイオトコ♪」
とにかくクネクネクネクネとしたおしゃべり好きの下宿の主人が、借部屋へと案内する。
案内したとき、部屋を借りているものは、ベッドにうずくまっていた。
だが、枕元にしっかりと本が広げてあった。
切り詰めて生活しているのが見てとれる、アイデア工夫収納用具。
もらいものばかりがあふれる統一感のない家具にインテリア。
わかりやすい貧乏人の部屋だった]
ふがいない、な。
心配かけてすまない。
……試験・・・…
[どうだった? と聞こうとしたが聞くまでもないことに気付いて、俯く]
おつかれさま。
わたしも、必ず、再試にはまにあわせるから。
[同学年2回目のダブりは退学だ。言葉は切実であり。
消え入りそうな声は、退学になったら居場所のない人間のそれだった]
ほんとうに、ごめん。 ありがとう。
[しかしジェフロイが帰る時。
外から見える部屋の明かりはついていた――]
[回想・了]
あれは……凝り出すと際限が無いよ……
[>>190豆や茶葉の話になれば、遠くを見つめた]
うっかり高級品の味を知ってしまうと、帰ってこれなくなりそうで。
消耗品だから、いいのをひとつ買って終わりってわけにもいかないしね。
材料の種類より淹れ方に拘るようにしてる。でないとお金が持たない……。
[などと語っていたら、何やらいきなり褒められて馬から落ちそうになった]
え、そそそうかな!?
改めてそう言われると照れるけど……うん、まあ、みんなの役に立ちたいとは思ってる。
……イイオトコ号、どうかした?
[>>191こちらを気にする様子の白馬へ首をかしげた]
牝馬が……そうかな?僕の知ってる限りでは、あんまりヒステリックな子っていなかった気がする。
好かれてるっていうか、反抗する気も起こらないほど下に見られてることも多いかも知れない。
ブラックスピネル号もじゃじゃ馬って評判だけど、僕にはそうでもないしね……。
[自分よりか弱いものには優しいが、上から手なづけようとするものには反発する。何となく会長に似ているなあ、と思ったものである(>>*19>>*20)]
え、図書館落ち着くけどなあ。確かに、お菓子やお茶をつまみながらってわけにはいかないから、そこは難点だけど。ていうか、借りていって部屋で読めばいいんじゃ……?
登場した馬を匿名メモにまとめようとして挫折した
ほら、B村で馬も戦争に駆り出されるかもだしさ……
A村で出てきた設定でB村に影響しそうなのはwikiにまとめた方がいいのかな
[心配しすぎだとは思わない。
現に今触れただけでも、痛そうな顔をしているのだから。
試験の前に、捻ったくらいだと思って、
右手をよく見なかったのは迂闊だった。
俺になら見せてたかもしれないと思うのは、
きっと今だからなのだろうけど。
だが来年になればその相手もいなくなる――]
お前こそ、無茶するなよ。
無茶しないかどうか見に来るためにも、
なるべくここに来るようにするからな。
[蛇足かもしれないが、口にしてしまった。]
― 花の咲く草原 ―
ん…。
[気持ちよく幸せで、面倒ごとがするっと抜け落ち、ついうとうとしてしまっていた。>>+73フレデリカの声に起こされまどろみの中から目覚めて、半身を起こすと何か落ちる音がした。]
…何だ?
[音のした方を見ても何も見えない。
と、思ったがよく見ると、花の中に束ねられた花の輪があった。
>>121半分寝ぼけたような顔で視線巡らせると、撮影装置を持ったウェルシュの姿が。]
…………てめ、まさか
撮ったのか!?
消せ!今すぐ葬り去れ!!
[>>122思い至ると眉間に皺よせたまま奪おうとするも、ウェルシュの方がさらりとかわす。ウェルシュの主張はその通りすぎて反論できない。カサンドラが教えなかったのはわざとなきがしてきた。]
後で覚えてろよ…。
フレデリカもだ、この。
これはお前の仕業だろう。
[一緒になって笑っている後輩の頭もつっつく。
花輪はフレデリカの頭に乗せ返しておいた。]
[それでもラヴィを見れば、心中はすぐに穏やかになる。
つれてきた甲斐があったと思えるほどに、のんびりとした様子には微笑ましく眼に映った。頭にささった花がなんとも愛らしい。]
ラヴィ可愛くしてもらってるな。
[もふもふ。そういや雌だったっけか雄だったっけか。]
……。
そろそろ行くか。
あ、ラヴィはバザールに移動するまで隠しとけよ。
[とはウェルシュに。
場所はと問われれば、服の中にでもと言う有様だった。]
向こうについたら籠買うからそれまでの辛抱だ。
[他に見つかって予算オーバーは避けたいらしい。]
>>*91
そうですね……軍人を志す者としては、これはという得手がないというのは悩ましいところです。
現在のところ、鞭は邪道ですし。
――――――――――!
[声にならないほどの衝撃。
それも痛みではなく、もっと甘いなにか。
肩にリエヴルの頭の重みを感じると、
胸がどきどきして止まらなくなる。
言葉少なになって、
そのときめきを草原について、
エーデルヴァイスから降りるまで楽しんだ]
― 採掘場近くの花畑 ―
[移動には、栗毛の大人しめの子を貸してもらって厩舎を出た。
初春の麗らかな陽光の下、ゆっくりとした歩調で馬を歩かせる。
風に乗って野花のふくらかな香りや、若草のみずみずしい香りが漂ってきて、とても気持ちがいい]
…あれ、フレデリカと…寮長にウェルシュ?
[一所に固まる見覚えのある姿を見て、馬首をそちらに向ける。]
皆、ピクニックで…も……
[声をかけようとして、頭に花を飾ったり飾られたりしている面子>>+69>>+72を見渡す。]
斬新な組み合わせですが――
茶色の毛と、お花の繊細な色がなんともいえない可愛らしさを狙っていますね。
[あからさまに笑いを堪えながら伝える。ツッコミを入れられても、ラヴィのことだと誤魔化すつもりの確信犯だった*]
― 中庭にて ―
[三人が中庭から馬小屋へ向かった後――
ラヴィをもふりにきた男子候補生に向かって]
私は何もみていない。
[実に爽やかな笑顔でそういいはった]
――草原への道――
俺が無茶するなんて言ったら、きっと怒るくせに。
[トールの言葉>>194に、拗ねたように応える。]
心配、しますよ、そりゃ勿論。
他ならぬトール先輩のことなんですから。
[そう、少し唇を尖らせて言ったのだけど。
続く言葉>>197を聞けば、僅かに目を瞬かせた。]
[あれ、ひょっとして。
同じように思ってくれているのかな――…?
そう思えば、自然と表情が綻ぶ。
続く言葉にゆっくりと頷きながらも。
心配して見に来てくれるなら、無茶するのもいいかなんて考えも浮かんだりするが。
……こんなこと言ったら怒られるだろうから、やっぱり言えない。]
無茶はしないので、ご褒美にいっぱい来てください。
[だから、逆の言葉が出た。]
[言葉は少なくなったけれど。>>199
それでもゆったりと流れる景色と、彼の体温は、とても心地よかったから。
時折甘えるように身を寄せながら、ゆっくりと馬上の時間を楽しむ。
…………草原について、エーデルヴァイスから降りるのが、少し惜しいと思うほどに。
一人で馬を駆る時には、全く得られない感覚だった。
……もっとも、これもトールが相手だからかもしれないけど。]
―休暇中のある日:中庭―
[誰かさんを探しながら中庭に出てみると、
ジェフロイがラヴィをもふっている日常風景が待っていた。
あと数日で、この光景も見られなくなるのか…と思うと、
なんだか感慨深くもなる]
お、いたいた。
ジェフロイ先輩。
せんじつはおたのしみでしたね。
[勿論、ラヴィ拉致(?)のことを言っている]
/*
ぬー。
膀胱炎のせいか、なぜかその前から続いてる微熱と咳のせいか、薬のせいか。
最近妙にねもくて、まともにログ読めない…寝落ちる。
(布団鳩でコロコロしてるから、という説も)
…じゃなくて。
あー… 実は、相談ごとがあるんですけど。
ちっとお時間いいですかねェ?
[ひょいとその場にしゃがみこんで。
ラヴィにニンジンの切れ端を差し出しながら、
何処か緊張した面持ちでジェフロイに問いかけた*]
―バザール―
[>>60ヒンメルの言葉に小さく笑って]
僕も同じです。自分の物と、あとは…生徒会のお茶会で使う物をいくつか。
いつもステファンに任せきりなので。
そういえば、色んなお菓子のお店、出てますよね。先輩の眼鏡に叶うお菓子はありましたか?
[ヒンメルがおいしそうにホットケーキを食べていたことを思い出して尋ねる]
悪夢…そんなに…。
[>>66深く溜息を吐くヒンメルに、神妙な面持ちになるが続く言葉に目を見開いて]
えっ、整備にもですか!?
整備は、ヴィンセント先輩が選択してたはずです…先輩、どんな映像見たんだろう…
あとで教えてもらおうかな…
[見たいものではない、と言う言葉に逆に少し見たくなってしまってそんなことを呟いていた]
薬を…。
そうですか。怪我も、大したことないのなら良かった…。
[>>67ヒンメルの様子から、大事はなかったと判断してほっと胸を撫で下ろした]
そんなに前から患って?
……僕も、以前医学書で読んだ事があります・、まさか身近にその病を患ってる人がいるなんて思いませんでしたが…。
…はい。悪い夢を見ていたら起こして、ちゃんと仕事してもらいます。
先輩も…ダーフィト先輩の薬のこと、よろしくお願いします。きちんと飲んでくださると、いいんですが。
――夜の西寮――
鞭の方が他より得意ってことか?
まぁ、邪道でもいいとは思うんだけどな。
それを使いこなせるなら。
……俺だって、多分相当邪道な方だよ。
[普段は二刀を使うが故に、ミヒャエルの言葉>>*92を聞けば、左肩を竦めて軽く笑った。]
色々使えるなら、むしろ羨ましいくらいだが。
/*
いかんデレ100%のキャラになるぞ。(顔ぱんぱん)
ちゃんともっとヘイト稼がないと。
気付くと全開でデレるのは、myキャラのデフォルトだからな。
デレてもいいけど、他には厳しく。よし。
― 回想・花の咲く草原 ―
ん?
[どこか>>157から視線を感じるような。
級友の姿は見分けられる距離にあっただろうか。
見えていてもいなくても、上げた顔に静かな笑顔をフワリと浮かべれば。フレデリカに釣られてはしゃいでいたのが、少しばかり落ち着きを取り戻したように見えた、だろうか]
[ぽてりと落ちた可愛い花冠。
花弁がまだ数枚、寮長>>+98の髪についているのは内緒内緒。
フレデリカにも視線で黙っているように伝え]
どうでしょう。
僕、記憶力悪いですから?
[暗記科目は得意分野だが。
お怒りの相手に>>+100いつもの笑顔でしれり、と答える]
[ラヴィの性別。そういえばどうなのだろう。
まあどちらであっても、これだけ可愛いのだから問題ない]
隠せと言われても、ぐるぐる巻きには出来ませんよ?
出来るだけ中にもぐっててね、とお願いするくらいしか。
[抱き帯を上着の下にすることくらいはできようが。
バザールで籠を調達するという話に、それまでならと頷いた]
やあ、ヴィンセント。
採掘場に行くのかな。噂の石が見られたら、後で教えてね!
[挨拶を残してゆく友人>>202にも、笑顔で手を振る。
言葉の使い方とその笑顔から、どこから見えていたかは推して知れるもので。これは盛り上がれると思えば、それは愉しげな笑みになっていたのだった*]
>>*95
キマイラ戦で、剣や銃を担当するよりは役に立てたかなぁ? という感触ですね。
邪道…なんですか?
会長の二刀流は格好いいと思います。
そういえばうちのチームにも二刀流いましたよ。
フランベルジュと人参の。
― 休暇中のある日:中庭 ―
[>>*93卒業を見込めばあと数日となると、
もふり納めに来るのは仕方ない。
ここのところ毎日1回はラヴィに会っていた。]
おう。ソマリか。
………何のことだ よ。
[ひらともふっていた手を振って、向けた笑みがおもいっきり逸れた。
心当たりがありまくりである。]
ん?
[>>*94が、相談と言われて、軽く瞬いた。]
珍しいな。
西寮の奴が俺に相談なんて。
[同学年でもない限り、なかなかない話である。]
俺にわざわざとなると、東寮に関係ある事か?
[座学実技をこっちに相談する可能性は低いと見て。
漠然と大まかに、思い当たる所を口にしてみた。]v
[――俺の
そう呼んだこともあった。
すらりとした肢体をもつ貴流種とはちがう、頑丈で逞しい、野生の悍馬。
縞を持つ前足を地に踏みしめた、その姿を愛していた。]
(此処に来て暫くは、遠乗りに出てばかりいたな…)
[待ち合わせ場所の喫茶店で、ぼんやりと肘をつきつつ窓の外を見る。
今日は馬を連れた若者が多い。
おそらくは母校だけでなく、近隣の学生もおなじように試験休みに入っているのだろう。
だから、思い出すのか。
苦笑してパンケーキを削り、口に運ぶ。
あまいあまいとろけるようなメープルの香りが、ほんの少し、心を和ませる。]
(……あの頃、いつも、何処を目指していたのだったか)
(何を見に、駆けていた?)
(ああ、――そうだ)
(――海、だ)
乱戦状態で鞭を使うって、かなり難しそうなんだけどな。
それだけでも、結構凄いと思うんだが。
[ミヒャエルの言葉>>*96には、素直に感心しつつ。]
格好いいかはわからないが、俺のは実践的ではあるかもしれん。
ただ、まぁ両手でってところが人に教えるにはネックなんだよなぁ。
[両利きの者ならば色々教えも出来るのだろうが。
そんなにいるものではない。]
士官候補生 レトは、士官候補生 ノトカー を投票先に選びました。
>>195
美味しい珈琲や紅茶を飲んで、相手が美味しいって喜んだりほっとしたりするのが嬉しいって思ってるんだろうなーって。
>>191 >>196
イイオトコは本当に女嫌いだなぁ…
まあ牝馬はデリケートっていうか、若いのは特に扱いづらいとはいうよね。フルールはおばあちゃんだからあんまりそういう難しさはないけど。
俺はどうしても手元に置きたい本だけ買う派だね。図書館は入手が難しい本を探しに行く場所だな。
[厩務員に無理を言って、貸し出してもらった丸い鐙と、前傾型に盛り上った鞍。
しっかりと両足で馬体を挟み、片手で手綱を引いた。
常歩から重心を低く傾けた襲歩まで、鞍に腰を下ろさない騎乗法。
馬術の授業では教えられないものだ。
大きく息を吸い、片手に持った鞭を撓らせる。
撥条の様に全身はぐんぐんと、跨る奔馬の一部となって、風を切る。
その瞬間は、すべてが無になる。
己は草を食み鬣をなびかせるいきものとなる。
――ひとつの魂。
焔の中に沈み入り混じり、鍛え上げられた鋼の刃の様に。
分かちがたく結びついた、須臾の絆。
ただ、
[うさぎごろごろ。飾られた花も、ずれてきたらぱくりと咥えてむぐむぐ…
ラヴィの性別?性別ラヴィだよ!と誰かが言ったりもしているが、ウサギをひっくりかえして確認するチャレンジャーがいたら、判明するかもしれない。先着で。
でも今は、バザールに連行されても割と大人しく耳をひくひくするお出かけ兎であった。]
野兎 ラヴィは、士官候補生 ステファン を投票先に選びました。
(最初の一年は…、確か、馬鹿みたいに鬱屈していた)
(我ながらあの頃は、喋ること自体が、得意ではなかったしな)
[思い返せば、蘇るのは羞恥と苦笑でしかない。
――まだ十四の子供にとっては、突然の環境の変化は受け入れがたいものでもあったのだ、と。
…それだけでないことは今もわかっているが。
それだけのことにしなければならなかったことを、当時も、知っていた筈だった。
何かが爆発しそうになるたびに、海を見に行った。
崖の上から覗く、荒れ狂う波濤を。
……静かに凪ぐ、水平線の境界を]
/*
馬は{1}(1:白毛 2:黒鹿毛 3:月毛 4:栗鹿毛 5:芦毛 6:連銭葦毛)の{1}(奇数:牝馬 偶数:牡馬)あたりかなー。
毛色と性別で名前も考える。
/*
ジェフロイ先輩が移動という話をしてたので、トール先輩がジェフロイ先輩と遭遇したいか否かに投げてしまった。
ごめんなさい!(とここでこっそり)
>>*100
そうですかねぇ……だったらいいんだけど。
チームの皆に当てないように必死でした。
そういえば俺、剣は右だけど銃は左なんですよね。
どっちかに統一した方が腕上がるのかなぁ……。
[他の季節にくれば青々とした緑が広がっている草原。
だが今の季節だけは違う。
白や薄紅の小さくて可愛らしい花が一面に咲き誇って、
花の絨毯のようだった]
綺麗だな……。
[捻りのない感想を漏らしてから、
馬上にリエヴルを残すと先におり。
ところどころぽつんと立っている低木のひとつに
エーデルヴァイスを繋ぐと、
手を広げてリエヴルが降りるのを待った。
他の人影は今のところは見えていない]
― 花の咲く草原 ―
[>>210おかげさまで髪に残った花びらには気づかない。
長さもあってか、しっかり絡み付いてしまっていた。
フレデリカの様子に怪訝な顔くらいはしただろうが、けっきょくこのまま。]
おまえ…。
[何時もの笑顔に、ダブるものがあって眉根をよせた。
このタイプはおそらく苦手な性質のものである。]
ああ、そんな息苦しくしなくっていい。
一応お忍びだからな、ラヴィの。
[>>211了承を取り付ければ、また任せて
来たときと同じようにフレデリカを連れ様とした。
なおヴィンセント、ベリアンの事は
寝ている最中の事だったのだろう、気づいてはいない。
特にヴィンセントにはいい笑いものである。
さてラヴィは見つかったか。
遠目のベリアンはさておき、ヴィンセントから見つかっていればフレデリカが口止めしてくれた…かもしれない。あるいは見てみぬふりか。
どのみちフレデリカが同室者へのお土産加算するのだろうから
若干上乗せされる事にはなるのだろうが。]
―回想・試験休みの朝―
[ベッドから起きだして身支度を整えていると、フレデリカとヴィンセントの声が聞こえてきた>>164]
…先輩?フレデリカ? どうしたんですか?
って、わ。なんでスノウがここに??
[顔を出すと白い毛玉と、それを楽しそうに、実に楽しそうにもっふもふしているヴィンセントの姿>>169]
…先輩、相変わらずだな…。
[苦笑すると、自分もしゃがみこんでスノウを撫でたり擽ったりした。気持ち良い。もふもふもふ]
僕は…バザールで買い物して、生徒会の準備を手伝うつもりです。
具合ですか? 少しまだ咳が出るけど、いつものことなので…。
[>>172ヴィンセントの手が伸びてくれば、気恥ずかしさに視線を俯かせてその手を受け入れる。額に当てられた手はさらりとしていて心地よかった。
心配されるのが嬉しいという子供っぽさが自分でも分かって、顔が熱くなる。具合が悪いと勘違いされそうでそれもまた恥ずかしかった]
分かりました。
ちゃんと薬も飲みますから大丈夫です。
[面倒見の良いヴィンセントに顔を緩ませながら、後姿を見送ったのだった*]
/*
これ遭遇どうしようか…。
まだ見えてないんだよな…。
うん何か遭遇したい雰囲気見えなくはないが
デートの邪魔したくないよ!
― 採掘場近く、花畑を臨む道 ―
………。
[必要ないとは言い張ったが。
右肩の付け根は未だ痛むし、盾越しに強打された左腕は未だ余り使い物にはなっていない。
ゆえに片手のみで手綱を扱う都合上、
馬を行かせる速度は常よりもゆったりとしたものになった。
それを感じるゆえだろう。
案ずるような言葉はなく、時折速度は緩められる>>157
その背へ軽く笑みを零した。
まったく、素直ならざるルームメイトだ]
?あれは…、
[先を行くベリアンが馬を止めるに、同じく視線を巡らせた。
遠く、幾人かの姿が見える。
ちらちらと動く金の頭はフレデリカか。
ウェルシュの頭がこちらを確認するように動くを見れば、
右の腕が挨拶するように軽く挙げられた>>209]
(――少しずつ変わったのは、……ああ、2年の最初、か)
(あいつと…、同室になってから)
[思わず肩をすくめ、苦笑する。
……めっきり馬に乗らなくなったし、海も、近頃、見ていない。
それは恐らく長時間の遠乗りに制限のある友人と
共に行動することが多くなった為もあるだろう。
――だがその事に、全く不満を抱いていない自分に、気づいたからだ。]
………。
堕落した、のかな。
[ふ、と息をつく。
竹でできた軽いストローで、グラスに入ったキャラメルラテを啜り上げた。]
……ああ、だが一度海には行きたい。
もし、よければ、アイツも――
徒歩では少し遠いが、南側の浜ならば、然程長く揺られることも、ないだろうか。
[崖の上から、ではなく。
何度か昇った灯台の上からのきらめく波を。
そう考えるとほんの少し幸せな気がして、小さく、唇を引き上げた*]
花の季節、か。
[緑の草原に、小さな花々が彩りを添えている。
琥珀の瞳が、春の光に細められた。
馬を寄せて一行の様子を詳しく見たならば、ジェフロイの手の怪我に気づいたかも知れないし、何より花冠という、ウサギ毛以上に珍しいものをくっつけた彼の姿を見られたのかもしれない。
そうすれば寝ている彼>>+107を起こす勢いで大笑いしたには間違いがなく、となれば実技試験前日が再現されたのかも知れなかった。
しかしそれらは全て可能性の話であり、
近寄らなかったのは、平和のためにとっての幸いであろう]
あー、 まァ、はい。…そんなとこです。
[バレバレだった――と
悪戯があっさりバレた子供みたいな顔を浮かべて、
金髪をくしゃりと掻き混ぜる]
――草原にて――
[普段あまり景色を見るための遠乗りなどもしないだけに、そこに広がる風景は新鮮だった。
この時期に訪れたことも、きっと初めてだ。]
えぇ、本当に……。
[トールの言葉>>216に頷きながらも。
両手を広げられると、ボッと顔が赤らむ。]
さ、流石におりるくらいは大丈夫、なの、に……。
[それでも、やはりトールの言うことを聞いてしまうのは、彼に心酔している故なのだろう。
広げられた両手に身をゆだね、馬を降りる。]
…………トール先輩は、俺を大事にしすぎです。
[他の上級生達からは、殺しても死なないとか、叩いても潰れないとかそんな扱いなのに。
もっとも、叩かれる度に叩き返してきたからに他ならないが。]
…………。
[気を落ちつかせるように、ラヴィをひと撫でして…
そっと手を離した。
掌に残る感触が、ふわりとあたたかい]
……でも、本当。綺麗ですね。
こんなところなら、他にも誰か来ているのかも……?
[今まで見に来ていないのは、勿体なかったな。
そんな風に思いながら、何気なく言葉を零した。]
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
久しぶりだな。
ここで、魔石の素がとれるなんて思ってもみなかった。
[辿りついた目的地。採掘場という名がついていても、鉱山独特の埃や荒れた岩地に囲まれていることもなく、半ば観光地のように整備され土産物屋まで点在している>>4:77
一般公開が始まった直後に兄妹で何度か訪れたことがあるが、魔石探索観光が流行している今は、その頃よりも遥かに賑わって見えた。]
最近見つかったということは、やはり奥の方かな。
本物が出てきたら楽しいんだけどなぁ…
[「噂の石が見られたら、後で教えてね!」そういって送り出してくれたウェルシュの言葉を思い出し、くすりと笑う>>212]
――夜の西寮――
へぇ。銃と剣とで持ち手が違うのか。
それも便利そうだな。
[二刀を使う己だけに、考えるのは、別々の腕で攻撃を加えること。
ミヒャエルの言葉>>*104に、少し、身を乗り出したりして。]
……それ、面白いじゃないか。
― 科学教官室にて ―
[試験休み。採点が終わった科学教官室は荷造りが開始されていた。
本棚の本が空になって、口のあいた木箱があちこちに詰んである。
それでも、学生が来たときの為に、テーブルに椅子、くつろげるスペースはしっかりと用意してあった]
どうぞ。
……おお。エルンスト
[甘い匂いに、目を輝かせる]
えぇと…「魔石っぽい色の石」と、「魔石発掘現場の近くから出た石」?
ごめんなさい間に合ってます。それじゃ、これを一袋お願いします。
[馬を繋ぐと、途中の土産物屋見物。
魔石の名前のついた綺麗な石の販売を断りながら、目についたクッキーを一袋買お口の中に放り込む。
そのまま、真っ直ぐに採掘場見学コースに入っていく…]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
[しかし、やっぱり続く言葉>>*105を聞けば、
キマイラ戦の想像図がどんどんカオスになっていく……。]
お願い?
[まあまあ、おかけになって、とヒンメルに席を進め、自らはお茶を淹れる。紅茶でも珈琲でもない、疲労回復ハーブティであり……
どん、と角砂糖の山と、レモンスライスをカップに添えた。
糖分とクエン酸。解り安すぎる疲労回復効果である]
この菓子は……
カークのものかッ
[個人の力による菓子であるが故。教官室と購買や食堂の距離が離れていることをこれほど恨んだことがない。
故、滅多に口にしたことはなかったのだった]
そしてこれは……最近出展してきた、キル・フェイ・ボウの…
さらには見ているだけで罪悪感にさいなまれるひよこちゃんっ
よし、ゆっくりしていくといい。
/* 誤字消しそびれた恥ずかしい…
ソロールだから、だいじょうぶだばれない…ばれない…ばれませんように */
ピクニックにはいい季節だな。
今度来てみるのもいいんじゃないか?
例のキマイラ戦の仲間とか…さっきのステファンとか。
[そう、傍らのルームメイトへと水を向けてみる。
自分の名がないのは、じきに居なくなるためであり]
……違いを知っておくのも悪くはないだろ。
[何かへの返事のように、言葉を付け加えた]
この話を、上に通す場のセッティングなどで力になれればいいと思うが……問題点がある。
まず。
この学校が誰のものであるか、ということだ。
[立てかけ黒板に箇条書きにしてゆく]
諸君ら候補生の為にある、というのは、回答の……そうだな、1/3くらいにしか当たらないだろう。
その上で、そのプレゼン内容は1/3の、その中でも甘味好きに対するアピールになれども、残りの2/3と甘味好きでないものの心や損得勘定に響かない。
では、2/3に対してどのように必要性についてアピールするのか。そこが焦点となる。
エルンスト、わかるか? 残りの2/3が何を示しているか。
[ガリガリと円グラフをかき、まずはヒンメルの回答を得てから続きをすすめる。
考える、ということが重要なのだとばかりに。ちなみにこの間も角砂糖を角砂糖のまま舐めているのがカサンドラ教官である。生徒がまねしても別に咎めない]
…あの、凄ェ唐突だし、身勝手だし、
そもそも何言ってんだかなーだと思うんですけど。
[拳をぎゅっと握り込んで、息を吸う]
俺に、…―――次の東寮の寮長を…任せてもらえませんか?
[蒼氷色の双眸が…真っ直ぐ、
金の眼差しの中に映り込んだ*]
一つ。出資者――つまり、公国と帝国の、軍に寄付金を与えてくれるえらいさんら、だ。
彼らが出資する大儀は一つ。優秀な軍人の人材確保である。
……優秀な軍人の確保と、スイーツカフェの必要性が、いかにかけ離れているか……
だが、心配することはない。
あくまで「大儀」は、だ。士官学校が垂れ流す寄付金という名の赤字が減る、という面で見れば彼らもそれを認めるだろう。
彼らを動かすには、具体的な数字が必要だ。
工事費用を払ってなお、黒字化するみこみが、な。
この「みこみ」、について一番説得力を持つものは何なのか。
これは科学実験の講義時にも話をしたが――、そう、先見性、だ。
どうすれば、それが得られるのかは考えてみるといい。
続いてもう一つ。運営者たち――だ。
単に学生の要望だから、とほいほい建てるわけにはいかない。仮にも仕官学校だから、な。
なので、このスイーツカフェがこの校訓に則しているのかいないのか、カフェがあることでどう教育がかわっていくのか、という具体的なビジョンが見えないと、建前として入れにくいのだ。
学生の希望があったのでカフェをつくりました、では、出資者や保護者、OBらに面目が立たないのだよ。
……とまあ、こんなところだ。
うれしいぞ、このような夢の計画を聞けて、な。
それとなくこういう話がある、というのを校長先生にお伝えしよう。
その上で、20分程度で、以上の問題点と解決作について盛り込んだプレゼンの資料を用意すれば、落とせるはず、だ。
実験検証もあるから、長き戦いになるが――甘党の1人として、君の戦いは応援する。
[だが、直接応援できる機会はもうないだろう。
荷造りしかけた部屋がそれを語る]
……お前がこういう扱いやだっていうなら、もうしない。
[リエヴルの気持ちを聞いてから、
舞い上がりっぱなしだった。
だから彼の気持ちも確認せずに、
自分のしたいようにしてしまったのだけれど。
もしかして嫌なのを我慢していたのかもと考えて、
しゅんとした表情になる]
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
[ 売店を離れて、採掘場の見学コースに向かおうと
ミニパンフレットを見ながら歩いていると。
遠巻きに、見覚えのある人影を見つけた。>>225 ]
ん?
あれってヴィンセントかな?
[ それほど親しいわけではないが、確か同学年のシェットラントや
フレデリカと3人部屋に入ってる、長身の先輩だ。
気づくかなあ、と思いながら、手を振ってみる。 ]
>>*111
器用貧乏みたいなものかなと思ってたんですが……面白いですか?
会長がそう言うなら、そうなのかな。
……ちょっと前向きに考えられそうな気がしてきました。
ありがとうございます。
[ 礼を述べて、小さく笑った。 *]
― 花の咲く草原 ―
[丁度、立ち去ろうかと準備をし終える直前か。
人の気配に気づくと、とりあえずラヴィを隠させた。]
ん、あいつは…?
[眼を凝らすと、遠目に白。その近くに人影二つ。
最初、それがトールだと気づかなかったのは、
同級の連れている馬が、何時もと違っていたからだった。
ちなみにこっちが乗ってきた馬は、何時もどおりである。
力強い黒毛の馬。シュタイフェ・ブリーゼと言った。
やたらとプライドが高く、実技で失敗でもしようものなら翌日は臍を曲げて乗せる事のないという雄馬で、こうして遠乗りにつれていくまでに慣れるには、ずいぶん時間がかかったものだった。]
― バザール ―
[カークが汎用的な食材を教えてくれたので、
とりあえずはそれを買い求める。
ナッツ類と、挽いた小麦と。砂糖。
バターと玉子。それと、チョコレートとカカオの粉]
……砂糖って、こんなに種類があるんだな……。
[粉のようにきめ細かいものから、粒の荒いもの。
黒くてしっかりとしたものや、グレー、白いもの。
淡い桃色や黄金色のものもあった。
店の人に声をかけながら、ひとつひとつ籠に入れてゆく]
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
[やがて馬を進めれば、程なく採掘場も見えてくる。
近づくにつれて分かるその綺麗さと賑わい>>4:77に、
聊か拍子抜けして同行者を見た]
なんだ…観光地か?
[とはいえ、ここで鉱石が見つかった>>3:#1のにも違いない。
何よりもせっかくここまで出てきたのだ。
簡単に引き返すもの癪ではないか]
…ま、進んでみるか……。
[気の抜けたような気分で馬を降り、歩き始めた。
土産物屋の元気な売り声を聞きながら歩く]
[一通り買い物を済ませると、
待ち合わせの喫茶店へと向かう。
途中で、露店に投げ売られていた安い本を、何冊か買い求める。
可愛らしくデコレーションされた菓子が載ったレシピを手に取り、
中をぱらぱらとめくってみる。
どれが簡単なのか皆目見当がつかなかったので、何冊か購入することにした。
その他に、小説をいくつか買う。
王位継承に巻き込まれた男装の王女の話。
夜毎人へと姿を変える、銀色の毛並みをした猫の話。
夢を追って、いくつもの海を越えて冒険する勇気ある男の話]
[馬の事はさておいて。
微妙な人物に出くわすと、当然微妙な顔をしたが…。
ふと思い出したようにトールの方へと近づいていった。
合図するように手を振ったから、向こうも気づいただろうか。]
お前らは待ってていいぞ。
[と、フレデリカとウェルシュにはいったが、強くは止めない。]
ああ……。
来ているのかもしれないけれど、
誰とも逢いたくない、な。
[誰かが来ている痕跡をその場で発見することが出来ていれば、
そのまま引き返して泉のほうへ向かっていただろう。
だが、現実は非常だった――]
[ベタな本ほど、好んで読んだ。
お約束が好きなのだ。
ふと、鬣の美しい馬の絵が描かれた雑誌が目に留まる。
馬上には槍を手にした男性がいた。
――それらをまとめ、代金と共に店員に渡す。
値切ったが叶わなかったので、埃をかぶった銀細工の本を渡し、
おまけしてくれるように頼む。
手提げの袋はずっしりと重たく、身体は心地よい疲労を感じていた。……若干の眠気も]
――草原にて――
[トールの言葉>>228に応じ、手をかりて馬を降りながらも。
こうしたいのだ、と聞けば、自然心臓が高鳴った。]
……………………はい。
[赤らんだ顔で、ゆっくりと頷く。
続く言葉>>229には、どう応えていいのか、わからなくて。
少し高いところにある彼の髪を撫でようと、そっと左手を伸ばした。]
いや、じゃ……ない、で、す……。
[恥ずかしそうに視線を逸らしながら、消え入りそうに呟く。]
で、でもあれですよ。
俺、調子に乗らせたらとことん調子に乗りますよ!?
[慌てたように、途端早口になりながら。
真っ赤な顔で、じっとトールを見上げた。]
……とことん、甘えてしまいそうな気がして……。
[もう、今更かもしれないけど。]
[続く言葉>>232には、くすりと笑みを零す。]
………………本当、に。
二人でゆっくり出来たらいいのに。
[そう呟いて、左手を下ろした。]
久しぶり、プティトラン。
ちょっと走ってみようぜ。カレルも一緒だ。
[徒歩には距離がある。
寮を出た後、厩舎に立ち寄り、各々相性の良い馬を引く。
ステファンはちゃんと伝言してくれたらしい。
最初こそ、ちらりとこちらに顔を向けるだけだったが、前払いで馬用の餌をやるとすぐに大きく嘶いた。現金な奴だ。]
― シュヴァルベ南西:鍾乳石の洞窟 ―
[小島にかかる橋を渡り、居住区を右手に見ながら南西へと抜ける。
カレルとはつい競うように、追い越せ追い抜けの早駆けになってしまうのも常のことか。
程なくして到着した洞窟の近くで、馬の手綱を手ごろな柵に結ぶ。]
>>*112
猫頭と兎頭と犬頭のキマイラですから……
アヴェ先輩似の尻尾を陽動するエサもありましたけどそれについての詳細は俺からは言えません。
っし到着、っと。
うわ、すげー久々。
何年前だったか、皆で一緒に来たのが最後だっけ。
あの時はカークやヴィンセントも一緒だったんだよな、確か。
[同学年で親交を深めようとしたのか、その場のノリだったか。
過去、大勢で出向いたのがこの鍾乳石の洞窟だった。
懐かしいな、と、入り口の岩にぺたりと触れながら、カレルを振り返った。]
― 厩舎 ―
ちーっす、シモン教官。
ブリュンヒルデ号、借りていっすかー?
[厩舎に行けば、「嫁を貰うなら馬っぽい奴がいい」などと公言して憚らない馬マニアな友人が、背に古傷をもつ牝馬の世話をしていた。
もとは軍馬として鍛えられながら、訓練中の事故で鞍を乗せられなくなったその白馬は、滅多に乗馬に使われることはない]
今日も美人だなー、ブリュンヒルデ。
久しぶりに、ちょっと遠乗りするかー。
[渋々でも馬術教官の一人から許可を得れば、鞍も鐙もないその白馬に飛び乗って。
背の傷跡に触れないよう、馬体を膝と腿で挟み込む形で姿勢を保ちながら、厩舎を出た。
もちろん、向かった先は鍾乳洞である]
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
[土産物屋を抜け、公開されている採掘場へと歩み入る。
ごつごつとした岩がむき出しで、
それなりにそれらしい雰囲気を醸し出している場所である。
それにしても…見学者が、多い]
これ……石が出ても分かるのか。
ああ、ちょっとは道も外れられんのか……
[用意された資料は一瞥したのみで懐に入れ、
あとは自分の目が頼りだとばかりに辺りを見渡しながら歩く]
― バザールに向かう道 ―
>>196
そだなあ、借りて帰ったら、まずお菓子とお茶用意して読むだろ。
あと疲れたら寝っころがって読むだろ。ごろごろと。
借り物だと本を傷める気がして、気が引けるんだよなあ。
[ もっとも、ステファンは何事も丁寧に扱う性格に見えるし、
同室のミヒャエルも、行儀の悪いところはあまり見た覚えがない。 ]
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
……ん?
[どの道を進もうかと考えている間に、視線を感じて振り返る>>230
特徴のある色の髪に、シェットラントの同学年の少年だと思い至り、自分が西寮の兄と誤認されている可能性も加味して、まずは手を振り返して近づいた。]
こんにちは。君も、魔石見学?
[横に立って声をかける。ミニパンフレットを持っている様子がいかにも探検を始めますといった様子に見えて、微笑ましかった。]
―回想(模擬戦観戦中)―
>>88
三人で料理…いいな、楽しそうだ。
で――では俺はぜひ味見係を。
甘いものでも甘くないものでも、ご相伴はなんでも歓迎だそ。
[ちゃっかりした事を言ってみる。
もっとも大鍋で粥くらいは作れるが、繊細さは薬にしたくもない。
菓子を愛する一方で、菓子づくりにここまで向かない男はそういないだろう]
――夜の西寮――
器用貧乏とは思わないけどな。
俺だって、右手は突きで左手は流しな感じだし。
別に礼を言われることではないんだからな。
そうだな、銃と剣の二刀流というのも、それはそれで面白い。
[既に脳内ではあれこれシミュレーションを始めている訳だが。
自分でしても意味はないが、まぁ一応。]
[が、やはりキマイラの話を聞くと、混乱が増すのであった。]
…………カサンドラ教官……。
[一体どんなことになっていたのやら。
そもそも、アヴェ先輩陽動の餌って何だろう。
俺、対人戦で良かった……。]
クロカンブッシュは、小さなシュークリームがまるでクリスマスツリーの様に連なっている、とても綺麗な菓子なのだ。
飴細工もかかっていて、その、非常に大変で手間がかかるものなのだが…。
[カークに申し訳なそうに目を向ける。
しかしその目は「食べたい食べたい食べたい」と訴えるような色に染まっていた]
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
?あれはノトカー・ラムスドルフと…
[その道行き。
鉱石よりも先に、士官学校生の顔を見つけた>>230
まず最初に目に付いたのは緑の髪、更にその先には色素の薄い…]
ルートヴィヒ・ヴァイスか?
[まず最初に口をついたのは、西寮の生徒の名であった。
フレデリカと同室のヴィンセントの顔は、かの実技試験のあと見たとはいえ、やはり馴染みは同寮の生徒の方がよほど深い]
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
>>241
あっ、気づいてもらえた!!
こんにちはー。
……。
ヴィンセントのほうだよね。うん。
[ 遠目だったので、もしかして西寮で一緒のルートと間違って
たりしないだろうか?と思ったが、近寄るとそんなことはなかった。 ]
よかったら一緒に見学しませんか!
俺そこそこ詳しいよ!
[ 道端で知人と出会ったとき、ノトカーの図々しさは
非常に高い発動率を誇る。 ]
― バザール/喫茶店への道 ―
[重い荷物を抱えながら、
待ち合わせの場所へと歩く。……どこか、懐かしい。
愛おしいものしかなかった世界。
――いつも、買いすぎてしまうから。
いっしょに………。
何も起こらなかったみたいな、穏やかな日。
柔らかい陽が地を照らし、木々の影がさらさらと揺れる。
今にもそのあたりの陰から、
あの日のままのあの子が、走り出してきそうな]
[考え事をしていたら、曲がり角を曲がり損ね、
慌てて方向転換する。
ぐるりと一回りし、裏口の方から回り込み、
喫茶店の入口へ向かう。
窓の方に目を向けると、よく見知った顔が見えた。
――……手を振ろうと、
ほんの僅か、指先を持ち上げようとして。やめる。
見慣れた顔に、
見慣れない表情が浮かんでいるのが、見えたから]
[尚も続けようと、口を開きかけた時。
ふと、視線の前方に感じる微かな人の気配。
目を凝らして確認する。その数3つ]
ああ、やっぱり先客がいたようだな。
[残念そうに呟いたが、
その人影が手を振りながら近づいてくると>>+120
残念どころじゃなくなった]
……ジェフロイかよ。
なんであいつとこんなところで会わなきゃならんのだ。
[手を振る姿に応える心境には全くなれない。
とはいえ、今更逃げるわけにもいかないので、
むすっとした顔でジェフロイに視線を向けた]
― バザール/喫茶店内 ―
――……わっ!
[静かに静かに入った店内で、
後ろからヒンメルに声をかける。
気配に気づいていても、いきなり大声を出すとは思わないだろう。
やってみる価値はあった]
おまたせ。……遅くなってごめん。
何か食ったか?
[重たい荷物を椅子へとおろすと、隣の椅子に腰かけた]
― 花の咲く草原 ―
おう、トール。デートか?
[>>245ライバルの姿をようやく見つけると、そう口にする。
真顔で言った冗談だった。こちらは二人の間に漂う物など気づいていないのだ。
相手がみせる反応はさておいて、
ポケットから丸めた紙>>3:+18を取り出して、投げた。]
ここで広げるなよ。
[と前置きしつつ。]
そいつはこの間のキマイラ戦いで
西寮のエルンストが投げてた対キマイラ用の餌なんだが…。
試験中にこっちに飛んできたんで、邪魔になるからと丸めておいた。
終わってから返そうと思ったんだがうっかりしててな。
悪いんだが、返しといてくれ。
俺が西寮に返しに行くと面倒というか…。
どのみち呼ばれんのは、またお前になるだろうからな…。
[と、珍しく、愁傷に頼む。
それも以前、西寮にちょっとした用があって行った時、用事があったのはトールじゃなかったというのに、なぜか真っ先にトールを呼ばれた事があるからだ。
「お前じゃねぇよ」と、自分もそうだが、トールにしてみれば甚だ迷惑な事が起こったので、以後西寮には近づかないようにしていたのだった。]
そういうわけで、悪いが頼む。
あと西寮は…。
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
>>244
あ、名前を知ってくれてるんだね。
うん。ヴィンセント・ヴァイス。弟の方だよ。
「ヴィンセントの方」、と出るということはやっぱり西寮組だね。
君は…えぇと…
[髪に覚えはあっても名前はすぐに思い浮かばなかったようである。]
詳しいのか。僕は最近、この辺り来ていないから道を覚えているか少し不安だったんだ。
ありがたいな。よろしく頼むよ。
[人懐こい様子には楽しそうな笑顔で答える。
呼び捨て諸々は、無頓着な方だったので全く気にしていなかった。]
……いや、なんでもない。
とにかく、悪いが、任せたぞ。
[と、何で俺がの類の反論や反応を聞く前に、
押し付けるようにして、さっさとその場を離れようと*]
――草原にて――
うっっ……。
[トールの指摘>>242に、思わず口を噤む。
やがて、ゆっくりと唇を開いた。]
…………乗ってます。とっても。
[諦めたように認め、表情を綻ばせ、彼の髪を撫でる。
甘えて構わないと言われれば、嬉しそうに頷いた。]
先輩には、敵わないな、本当に。
こんな風に誰かに……なんて。
思わなかった……。
[小さな呟きは、すぐに人の気配に掻き消えた。]
…………ジェフロイ先輩?
[本当だよ。
なんでこの人がっていう。
相手も悪いが、状況も悪い。
変なところを見られていないかと内心ビクビクとしていると。]
…………………………っっ
[耳に入った言葉>>+126に、思わず言葉を失った。]
― 回想・花の咲く草原 ―
あ。
[視線を感じた方向に顔を上げていると、後から続いた影>>220が挨拶するように腕を伸ばした。
その動きで、西の副寮長だと気がつく。何せ、彼に教えを請うている者は多い。自分で願い出たことはないが、こっそり覗くのはたまにしていた。
コッソリなのは自分のつもりだけで、気配に聡い人達には気付かれている可能性もあるが。
一度静かにペコリと頭を下げた。
フレデリカも気づいただろうか。ラヴィとのもふもふや、寮長を起こすことに集中してると気がつけなかったかもしれない。
春の光>>221を弾く髪は、いつもより明るい色に見えた、かも]
/*
あとそう、やっとログ読みがおっついてきたんだけど、
3日目だか4日目のダーヴィトヒンメル組の赤がツボにきてやばい。
すごく好みな関係だ。
― 西寮 ―
んじゃ、行こうぜ。
[軽く誘いに乗る友>>*84に、返す言葉もまた気安い。
幾度も繰り返されてきた遣り取り。
恐らく互いに分かっていることは音にしないまま、
常の調子で、友へいつもの笑顔を向けた]
― バザール ―
[ 市街地の入口すぐ、大通りを丸ごと包むようにバザールが開かれている。
大店は店の前にも露店を広げ、狭い路地には壁に張り付くようにしてまで小さな店があった。
その一番手前にある食堂とカフェを足したような店に、後で食事を取ることを約束した上で馬を預ける。 ]
じゃ、それぞれ見て集合って感じ?
[ クラスメイト達と別れてまずは、露店のアクセサリー屋から、少し大きな宝石屋までいくつか店を回ってみた。 ]
んー。普通の赤いガーネットはあるけど、マリガーネットってないのな。
― 別れの泉 ―
[橋を渡り、草原に馬を駆けさせる。
途中競争めいたこともして、存分に風を切る。
そうして、いつもの目印の木を過ぎて速度を弱める。
ほぼ同時に木を行き過ぎて、互いに視線を見交わした。
に。と萌黄が笑うのに、同じ色の笑みを返す]
あーー。走った走った……
[やがて別れの泉の程近く、
木陰なす水辺で二人、草の上に並んで寝転がった。
馬たちは、冷たい水を飲んでいる。
花の香りを含んだ涼やかな春風が渡る。
小鳥の囀りを聞きながら、草原の上で空を見上げた]
……、早い、よなあ。
[何がとは言わず。ぽつりと、呟きが風の間に落ちた*]
― (回想)模擬戦中お菓子作り談義 ―
[ >>+91
ダーフィトに頭をわしわしとされて、子犬のように嬉しそうな顔をした。 ]
俺は、そーだなあ……あっ、
雄握り(おにぎり)作るよ!!
[ 思わず大声で元気よく言ってしまい、周りの誰かに
口を塞がれたかもしれない。
ヒンメルも目で『それはお菓子じゃない!!』と叱ったかもしれない… ]
[何か渡されているようだが。>>+126
対キマイラ用の餌が紙って、どういうことなのだろう。
しかも、広げてはいけないとは……。
嫌な予感しかしなくて、じっとその様子を見守っていた。]
―回想・手紙のこと―
『マーロウ先輩とトライバー先輩って、似てるんですね! 私、最初間違えてしまって…』
[そんな言葉から始まった女生徒との会話。今思えば、緊張を隠すためか彼女は随分明るく取り繕っていたように思う。
やがて持っていた手紙>>0:338を自分へ差し出してきて]
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
……?
>>243
[ルートヴィヒ・ヴァイスか?との声に反射的に振り返る。
兄弟双方の知り合いに間違えられることが多かった為、まずは確認して説明する習慣が身についていた。]
こんにちは、ディーク先輩。
僕は、弟のヴィンセントの方です。
[居住まいを正し、ぺこりと礼をした。]
[次の日、手紙をくれた彼女を呼び出した]
…ごめん。こういうの、良くわからないよ。
[その言葉は、自分でも愛想が無く聞こえた。
それでもうわべを取り繕うより、正直に答えたほうが良いと思ったから。
手紙をくれた女生徒は、震える声で分かりました、とだけ答えて、背を向けて走っていった]
―市場へ続く道―
[>>213ミヒャエルの言葉に]
うん、最初にウェルシュ先輩が、紅茶を美味しいって言ってくれたときは、本当に嬉しかったなあ……。
こないだも、
[自室での作戦会議の話をしかけて、東寮に西寮の人が混じっていたのは一応内緒にしておくことにする。咎めたり密告したりするような友人たちではないけれど]
生徒会室で会長に褒めて貰えると、やった!って気になるね。
[西寮から来た上級生が珈琲を飲む様は満足げに見えて、それはまた自分にとっても満ち足りる体験であったのだ。
――やっぱり、いい人だ、と思う。
下級生が勝手に目撃して、勝手に怯えていたものに。
戦場には「それ」があるのだと、言葉にしてくれた。
それはカレルが教えてくれたように、熱い形を取ることもあり。
ベリアンが見せてくれたように、冷たい形を取ることもある。
自分の中で、それはどんな姿になって現れるのだろう]
……。
[どんな理由があろうと、人を泣かせるのは気持ちの良いものではないなと思った。
試しに付き合ってみる選択肢もあったのかもしれない(実際手紙にはそのようなことも書いてあった)が、
その「試し」は必ず時間を消費するだろうということは想像できる。勉強する時間、鍛錬をする時間、身体を休める時間…自分にとって、誰かと付き合うことよりもそちらのほうがずっと重要だった。
ただでさえ、己の身体は言う事をきかないことが多い。出来るときにやれることを、やれるだけやらなければ。
努力をしなければならない。
結果を出さなければならない。
そうしなければ、あの人達に認められない。
胸に去来した苦しさに、顔をゆがめた]
/*
>>*124
ここにきてwwwwまたしもwwww
またしも!!!www
金髪ミスをまた拾われるとかあああああ!
『最初間違えてしまって』
[女生徒の言葉を思い返す。ステファン・トライバー。同学年の、金髪の少年。そのころはまだ生徒会に入っていなかったから、同じ寮の同級生という認識だった。
そんなに似ていたかな、と思いながら彼の姿を探して、声を掛ける。
振り向いた彼の顔を見て、まず思ったことは]
(…あんまり似ていない気がするが)
[柔らかい表情に、優しげな目尻が印象的だった。目つきが良くないと母親からよく言われていた自分とは似ても似つかない]
「あの、さ。この間、僕に間違われてたって聞いて…迷惑かけてたら、ごめん」
[意を決して、そう謝罪したのだった*]
……そうだね、自室だと、ついくつろいじゃって。
[>>240いかにもノトカーらしい反応に、「自分はそんなことしない」などと野暮は言わない。実際に本を粗末にしていたら説教するかも知れないが、本人はそれを恐れて借り出しを控えているわけだし。
自分は、わりあい図書館を利用する方だと思う。
熱心な読書家という程ではないが、紅茶や珈琲の本を借りたのがきっかけで、今では武術の本や歴史書など、いろいろと読んでみるようになった]
そうだ、こないだ借りた応急処置の本、返却しないと。
[そんなことを話しているうちに、バザールに到着する]
―シュヴァルベ北部採掘場―
へーェ、賑やかなもんだねェ。
[馬から下りると、其処は簡易のお祭り会場のようになっていた。
珍しい鉱石による観光客増を見て、
さっそく商売人らが集まっているらしい。
ちょうどバザールの時期だからだろう、
『バザール出張所!』などの看板を掲げている店まである]
ん? お土産は間に合ってんの。
えー。ちょっと見てけ? あっ、こら! …しゃーねェなァ。
[ちっさなおさげの子供に袖を引っ張られ、結局土産物屋を覗く。
客引きのお子様の破壊力はキケンだ。
…昔を思い出したりも、するから]
俺まだ、噂の魔石を見てねェんだけど……
先に土産って、どうよ。ねェ。
[などとぶつぶつ言いつつも、結局首飾りをひとつ買った。
魔石を模した蒼い石が、革紐に結ばれた簡素なものだ]
ハイハイ、毎度ありどーいたしまして。
ま、がんばれよ。
[おさげの子の頭をぽんぽんと撫でてやる。
半ば強制的な買い物を終えて、今度こそ採掘場の奥へと向かった]
― 回想・雄握りと聞いて ―
[>>*123ノトカーの元気な声に、
心をひとつにした人々が、彼の口を塞ぎにかかる]
………、それは、
それだけはやめなさい……ッ。
お前のならどっかに高く売れるかもしれないけど……っ!!
[呻き声が漏れる。――トラウマのために。
腹がパンパンになるまで雄握りを貪る何者かの姿が脳裏をよぎり、
なんとなく背後を警戒する]
[なにかいってやろうという暇もなく、
ジェフロイにいきなり図星をさされた。
いつもそうだ。必ず先制攻撃されている気がする。
ジェフロイ相手に弱みを見せられないという気持ちで、
辛うじて表面を取り繕って]
……リエヴル と、だ いじな、話をしようとした、だけだ。
[全然取り繕えていなかった上に、若干嘘が混じっていた]
>>*117
面白い、ですか?
やっぱり二刀流使うだけあって、実戦でどうするかとか、案があるのかなぁ。
いい戦術思いついたら、……
……ええと、
俺にも教えてもらえたら、嬉しいです。
[ その後もしばらく、実技試験のあれこれを話して、お茶のお相伴に預かった。* ]
…おやん。
[道の向こうに、見知った色の頭がふたつと、
あんまり知らん頭がふたつ。
特に一番目立っているのが…緑の髪の、]
あれは…ノトカー、かねェ?
あいつの父さん、魔石科学者って聞いたことがあるし…
こーいう場所に興味持っても不思議は無いよねェ。
[遠目に眺めながら、徐々にその距離を詰めてゆく]
― 花の咲く草原 ―
[指示>>+117に従い、フレデリカのそばにいたラヴィ>>214を抱き上げ、そうっと包み込んだ。
もふもふ。ぬくぬく。シロウ教官、ごめんなさい]
はい。
[そういえば西寮長と会長は同室なのだったか。なんとも親密な雰囲気に、少しもぞりと身動いてしまう。
気にせず近づいてゆく東寮長>>+120には反射的に頷いてしまったが]
でも、あちらから見えてるのに見て見ぬ振りも微妙、だよね。
[フレデリカと顔を見合わせるようにして疑問を浮かべた。
結局、話の邪魔にならない辺りで一礼を送る所に落ち着いた]
[ジェフロイにぽいと丸めた紙を投げられると、
手を出して受け取る]
……お前が俺に何かを寄越すなんて、一体なんだ?
[胡散臭いものを感じて、これが何かを問う]
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
ん、ああ。悪い。ヴィンセント・ヴァイスの方か。
この間は…フレデリカを引っ張り出して悪かった。
[折り目正しい礼>>252に、こちらも軽く目礼を向ける。
続いて口にしたのは、彼のルームメイトの名を引いたもの。
別段謝るようなことではないし、彼が保護者というわけでもないのだろうが、試合後駆け寄ってきたシェットラントと彼の様子>>3:276に、まず気になっていた事柄が口をついた]
キマイラ用の餌?
って、お前らが受けた試験のか?
[キマイラを倒すために餌で釣ろうとしたのだろうか、
それはわかる。
だが紙が餌になるものだろうか。
しかも広げるなよとは何故だろう]
これをうちのエルンストが忘れてったのか?
ああ、別に返すのは構わないが。
[どのみち呼ばれんのは、には心当たりがある。
以前ジェフロイが西寮の誰かに用事があった時。
ジェフロイがその寮生の名前を告げなかったのか、
対応に出た寮生が気を利かせたつもりなのか、
全然関係ない自分が呼ばれて、
しかもお前じゃないとまで言われたので、
出来ればジェフロイには西寮に来て欲しくないのが本音だった]
― 市街地にて ―
[寮生となったノトカーの預かり知らぬうちの話]
こんばんは、グレートヒェン。
おじゃまします。
[実は今もこのような時間を持てていたりする。
テストも終わって時間があるなら是非に、と誘われての夕食会である]
わあ、おばさんのシチューがまた食べられるだなんて。
え、グレートヒェンも手伝ったのか。
それは楽しみだ。
[シチューは大好きだ。ほっぺたがおちる程度に。
何も知らない知らない、幸せだった時代。どんな味がしたかといえばそれはきっとシチューの味だから]
― パーティー当日・お茶会?パーティー? ―
よー、盛況だなー。
あ、オレは紅茶たのむ。それと、これ手土産なー。
[紅茶も珈琲も淹れるのがうまい生徒会役員をみつければ、そう声をかけ。
持参品のフライドチキンやローストビーフ、炭火焼き骨付きカルビなどの肉の山を渡そうとする]
成長期はやっぱ肉だろ、肉。
あと、糖分。まあ糖分は他の奴らが山と用意すんだろうけど。
[牛や鳥なども愛でるが、それと食欲とは別物として切り離している33歳。
捌いたり調理したり食したりするときに、感謝の祈りは欠かさないが**]
[ラムスドルフ氏と、魔石の発掘の話を聞き。
ノトカーは学校でどうしているのか、という話で盛り上がる]
ノトカーはぶっきらぼうな子だな、って思ってましたけれど……
学校じゃひょうきんでおもしろい奴だ、って評判ですよ。
この間もウサギみたいなのと戦う試験で剣とにんじんを持っていたりもしましたから。
[リーク中]
寮の中でも、ノトカーの部屋は学生があつまってわいわい楽しくやっているようですよ。友達も多いですしね。
[リーク中]
ノトカーの浮いた話……は、聞かないなあ。
やっぱり士官学校は女の子が少ないからね。
いたとしても、私のように、誰がかっこいいか、よりも、科学技術の話の方に熱をあげていたり、自分の体を鍛えるのに一生懸命なゴリラ系女子とかばっかりだからねえ。
[女子の事情のお話中]
――夜の西寮――
あぁ、面白いと思うな。
右手の剣は、片手だけで使えるんだろう?
それなら、左手に盾を装備して普段は防御をあげつつ
腰に銃を携えておいて、いざという時は銃を取ればいい。
[奇しくも、それは実技試験においてディークが取った方法に近いものであったが。]
両手で武器を使えるってのは、考え方次第なんだ。
銃をメインに使うなら――……ってまぁ、それも難しいだろうが。
俺みたいに、片手の剣を護りに特化させることも出来るしな。
[自身の戦い方>>1:*19を、果たしてミヒャエルは知っているかどうか。]
ん、まぁ咄嗟に考えるとなると、こんな感じか。
そうだな、もし何かあれば相談してみよう。
俺に出来ることなら、何でもな。
[いつでも声をかけてくれ、と笑いながら。
再び温かい紅茶をいれ、ゆっくりと楽しんだ。*]
私に浮いた話?
ないない。私は異性と個人的な交友よりも、歯車や滑車や魔力の仲立ちに夢中だから…
好きになったほうがかわいそうだ。世の中、相手をたくさん愛してくれる女性はいるだろうに。
[そうはいっても、…と、ノトカーの母に経験談を話されれば、一本とられましたと笑うしかない]
……西寮が?
なんだって?
[途中で有耶無耶にされた言葉を咎めながら、
さてエルンストはどんな餌を用意したのだろうか、と気になる。
大体ここで広げるなと言われたら、取る行動はひとつしかない]
[不躾にならないよう気をつけながら、フレデリカと西寮長と会長を見比べる。対人戦闘は最後の最後まで見ることが出来なかった。話は少し聞けたけれど、やはり悔しいと軽く唇を噛む]
[キマイラの餌と聞けば真顔に。
ステファンから聞いた話によると、もう1チームはスゴイ対策をしていたらしいから。そして自寮の寮長が平気で運べるようなものを予想すれば。あまり深く考えない方がいいだろう]
ノトカーとお話したこと?
それが残念なことに、先生と生徒、という話しかしていないな。
相変わらず目もあわせてくれない。
昔は照れかと思ったが、今は、鬼教官として怖れられているのかもなあ。
[そして、ただ実学を旨にしてこういう授業をやったらー、という話をノトカー父にして。
フィールドワークとかやってれば、そりゃレポートなどふれて学生大変でしょう、という至極真っ当な突っ込みをいただいたのであった]
[実は今の話・了]
― シュヴァルベ北部採掘場 ―
>>246
知ってますよー。
フレデリカは知り合いだし、シェットラントも同学年なんで。
あとほら、西寮のマドンナ…もとい美人の妹さんが……
[ ユーリエの話などを交えながらヴィンセントと進んでいく。
ふと声をかけられ、途中で彼が立ち止まった視線の先に
ディークとベリアンがいた。>>252
ノトカーもヴィンセントにならって、ぺこりと礼をする。 ]
じゃあ、みんなで一緒に行こうか!!
[ しかし出てきた台詞は、いつもの調子であった。 ]
―バザール―
わ、屋台いっぱい出てる。
何か食べようか?
[活気のある呼び込みの声、漂ってくる甘い香りや香ばしい匂い、焼き網からもくもくと上がる煙。
朝食からだいぶ時間が経っていたこともあって、勇んで友人たちに呼びかけたのだが]
……そうか、先に馬を繋げる場所を確保しないとね。
[>>250辺りは賑わっていて、人も馬も満員、という勢いだった。
ミヒャエルがみつけてくれた店に馬を預け、先に各自買い物に回ることにする。ミヒャエルとノトカーの向かった先をちらりと見て]
アクセサリーか……そうだ。
[自分が最初に立ち寄ったのは、手芸用品店]
よーう、皆さんお揃いで。
一緒に噂の魔石の見物?
[手をひぃらり挙げて声を掛ける。
ノトカーに、ディーク先輩に、
ベリアン…彼とはあまり親しくはないが、
それでも同じ西寮だ。知らぬ顔ではない。
もう一人は……ぱちり、と目を瞬く。
ルートヴィヒとはなんか雰囲気が違うような…似ているような…。
あれ? そういえば双子って噂だっけ…??
つい、失礼にもまじまじと顔を見てしまった]
あっ、すまんすまん。どっちか分からなくて。
双子さん、…だァよな?
[へらっと悪びれなく笑った]
[色とりどりのビーズを、いくらか見繕った。
小さい割に案外値の張るもので、たくさんは買えないが]
実家の姉が、フェルトの人形を作るものですから。
目とかに使えるかなと思って。
これなら封筒で送れますし。
[姉呼ばわりしてすみません、これも作戦のための偽装です、と内心でルームメイトに詫びながら、愛想の良い店主におまけしてもらった分も含めてお土産ゲット(>>123)]
[優しいルームメイトが、小さな人形を縫い上げるところを見るのが好きだった。
自分は傍らで本を読んでいることが多いのだけど、だいたいは本などそっちのけで、器用に動く手元に見入っている。
人にあげることは滅多にないようなのだが、そこはルームメイトの特権、 法服 姿の((智狼))人形をひとつ貰っている。見せびらかしたくて仕方ないのだが、誰にも見せないという条件だったので大切にしまってある]
――草原にて――
[トールの言葉>>258にも、幾分動揺しつつ。
ウェルシュとフレデリカの姿が見えれば>>261、軽く左手をあげて挨拶を。]
……まさか、こんなところで寮長達がかちあってしまうとは、ね。
[ま、険悪なムードではなさそうなんで、良かった。
などと笑いながら二人に告げた。]
フレデリカは、お疲れ様。
きちんと休んだか?
[そんな言葉もかけながら。]
あ――……
[トールが紙を広げる様子>>268を見れば、いいのかなぁという顔をするが。
その後の彼の表情を見て、キョトンとした顔に。]
先輩、ど、どうしたんですか……?
[思わず覗き込もうと、トールの傍へ。]
/*
>っていうか、ステファンが否定したらほぼ俺だよね。誰だろうね。(目逸らし)
なんだこのかわいい生徒会長は
*/
[童話にでも出てくるのだろうか、謹厳な衣装に身を包んだ、狼男の人形。
ずる賢そうな表情を浮かべているのに、ちんまりとした目鼻立ちでとても可愛らしい。
自室の机からたまに取り出しては、にやにや眺めている怪しい士官候補生**]
/*
はてさて、ジェフロイはなんてお返事くれるかねェ。
どう転ぶか分からん分、わくわくするな。
…ちなみに全てノープランでお送りしております。
なにせ東寮希望自体、ジェフロイの言が発端だ!
イチゴのタルトを大きな正円1つと細長い長円2つで焼いて、顔と耳にすんの。
他の果物の実やミントの葉で目とか口を飾って……
[スケッチブックにサラサラとイメージ図を描いて見せた。]
んじゃ、最初に頼まれた方は
こっちはココアスポンジケーキでベースを作って、粉砂糖でスノウの姿を描く感じ。
ちょうど、ほら、
[スケッチブックをめくると、数日前に描いたスノウの愛らしいスケッチ図が出てきた]
こないだ、なぜか俺のベッドに潜り込んでた>>2:17から、ちょろっとスケッチしてたんだ。
このシルエットを紙に写し取って、切り抜いた上から粉砂糖ふりかけて。
[デートと、たいせつな話。肯定してるとも取れる会話を、会長の微妙な動揺>>276が後押ししていた。口元がピクピクしそうになるのをどうにか押し殺す]
そうですね。シュヴァルベ周辺も広くて狭いようです。
けれどここは本当に気持ちの良い場所ですから。
偶然という名の必然なのかもしれません。
[すぐいつもの態を取り戻したらしい会長に、こちらも笑いながら頷いて軽い会話を交わしていた、のだが]
・・・・・・・・・・・・はい。
[きっぱり言われてしまった。>>279
そうとまで言われると、食い下がることも出来ないが。
一体何だったのだろうと、じーーーっと見つめるのみだった。
自分にこんな風に言うトールはあまり記憶にない気がするので、少し不安になったりもする。]
……それでお前らはここで何をしてたんだ。
用が終わったならとっとと帰れ!
それか別の場所にいけ!
お前らがいたら話も出来ない。
[やり場のない怒りをジェフロイたちにぶつけながら、
この瞬間は、全世界の人間が馬に蹴られればいいのになんて、
頭の片隅で考えていた]
見るなって言われたのに見ちゃうから……。
[自寮の寮長には遠慮も消えてしまっているが、この場合は尊敬の念を抱く最上級生と会長である。
たとえ、思っていたより面白い人だとか、やっぱり可愛い人だとか思ってしまっていても。
突っ込みの声はいつもよりぐっと声を潜めたものとなった]
― 回想・6年前のこと ―
[ディークが練武場に通いつめていたのは、
半ば以上楽しみや趣味のためであったと言って良いだろう。
無論、本来の目的は鍛錬である。
けれどその目的と趣味が一致したとき、
ここはディークの遊び場にも等しくなった。
上級生や同級生と、時には後輩らと手を合わせ切磋琢磨する。
やればやるだけ、結果が出るのも面白かった。
技と技をぶつけあい、そして終いには笑顔を交わす。
実戦ではこうはいかないだろう。
けれど───…いや。だからこそ、これが良かった。
これで良いのだと、年若い気性のままに思っていた]
[いつからだったろう、視線を感じるようになったのは。
リエヴルが向けてくる、不躾なまでの観察ではない。
何か武術への観察というわけでも、どうやらない。
何となく気になって振り返る>>*65]
………?
[じっと眺め来るアイスブルーと視線が合えば、
随分不審げな表情を浮かべても見せただろう。
それでも視線が外されることはなかった。
寮への帰り道に声を掛けられたのは>>*68、
こちらから聞いてみようと決意した矢先のことだった]
……えっ!?
[突然の大声>>*68に返した反応は、割と間抜けだったかと思う。
当時、まだ16歳。驚けば流石に動きも軽く止まった。
けれどあげた瞳に浮かぶ色は、真剣そのものであったから、
良し分かったと請合った、こちらも同じく真剣だった。
それならばと、まずは練武場で鍛え始めたのは余談である]
[それまでいたずらっ子のように楽しげだったソマリの表情が、ふと変わった。
深夜の菓子作りのことを黙っていた件を持ち出されると>>*27、]
いやぁ……それは……悪ぃ。つか、ソマリ、知ってるんじゃねーかなって思ってた。
だから、「昨夜どこ行ってた?」って聞かれたらいつでも白状するつもりだったんだけど……。
別に、こそこそ隠してたんじゃなくて、ちっと言い出しにくかったっつーか……。
[端的にいえば、士官候補生が製菓作りに勤しむという軍人らしからぬ行動を打ち明けるのが照れくさかったのかもしれない。
ごそっとポケットに手をつっこむと、そこには紙袋が1つ。
くるみクッキーと一緒に作ってあった珈琲クッキー(の出来損ない)。果たして、彼の口には合うだろうか?]
俺のアレはタダの趣味だし、しかも軍人とはぜんっぜん関係ないし……すごくなんかねーよ。
───お疲れさん。
[ある日。ぐったりと疲れきった様子のソマリに声を掛けた。
並んで座り、手にした一本の飲み物を彼へと渡す。
もう一本は自分で口にして、喉を潤した。
彼が同じく息をつくのを見計らい、口を開く]
お前も体力ついたよなあ。
最初の頃はどうなるかと思ったけど。
[くく。と小さく肩を揺らした。
最初の頃、彼はすぐにへばっていたように思う>>*69
それでもここまでついて来て、力をつけた。
それは彼自身の努力の賜物だと、彼へと笑う]
………………ど、どうした?
[ウェルシュの様子>>280に、僅か視線を向ける。
続く言葉には、軽く肩を竦めた。]
そんな偶然も必然もいらないんだけどな。
丸く収まるかと思ったが、やっぱり面倒なことになってそうだ。
[一体、あれは何だったのだろうと、丸めた紙の中身を気にしながら。
ウェルシュの突っ込み>>283の意味にも、気付くことはなく。]
けど…。……なんか。
[気がかりがある。
彼が見習いたいといったのは、武術に関してだけじゃない。
立ち居振る舞いを盗みたいと、彼は言った>>*68
そこが気がかりだった。
”弟子”に、自分は何が出来ているのだろう。
真剣に引き受けた頼まれごとを、
あの当時は、若い生真面目さで真剣に受け取って考えていた]
―とりあえずお茶会の会場―
シロウ教官《せんせい》、いらっしゃいませ!
[>>+133おもてなし役なので、エプロン姿で出迎える。
気分はカフェ店員。
ちなみに何年前かの文化祭で、猫耳喫茶と兎耳喫茶の企画はあまりにも軍人らしからぬということで却下されたとの噂]
ありがとうございま……す。
[受け取った包みの意外な重さに、腕がぐっと下がる。
持ちこたえて中を確かめれば、それはそれは肉でミートなお土産]
はい、みんなでありがたく頂きますね。
[何だかんだ言いつつ成長期、体も動かす学生たち。
豪快な差し入れも、きっと順調に消費されるだろう**]
立ち居振るまいってさ、どうしてんのかなあと思って。
…ああ、ソマリが出来てないとかどうとかじゃなくってさ。
[誤解のないようにと、一言添えて]
弟子を取れるほどかなあって、俺が思うわけ。自分にな。
だから指導してやれてんのかも分からんねえし。
ま…、努力してくしかないんだろうけど。
[けど分からないよなあ。と、小さく苦笑して告げる。
それは、情けない弱音と映ったかどうか。
壁に背を預け、天井を仰ぎ瞳に映した。
少しの間だけそうしていて、やがて深く息をつく]
[聞き返すも、ソマリは固く拳を握って目を閉じたまま、返事がない。
そして、おもむろに我に返ると、疲れたとベッドへ潜り込んでしまった。>>*29]
そっか。そりゃあ、疲れるさ、実技試験だったもんな。
あんなすげーキマイラ相手に、見事な戦いだったよな。
[キマイラ戦を見学していたときの様子を思い出す。
見事勝利し合格を決めた後、大勢が見守る客席の中だというのに、自分を見つけると、リボンを握った手を掲げて合図してくれたソマリのすがすがしい姿>>4:87。
自分だったら、戦闘終了直後なんて、試験や自分のことできっと頭がいっぱいだ。そういう時でも周囲を気遣える彼の器の大きさが、多くの人とのかかわりと人脈として形成し、情報網の基盤となっているのだろう。
それもこれも、ソマリの外交手腕が桁はずれに見事である証拠だとカークは思っていた。]
でも──…嬉しいんだ。だから頑張ろうと思う。
お前さ、何かあったら言えよ。いつでも話聞く。
だからお互い、
… 頑張ろうな。
[少し照れたように言って、えいと勢い良く立ち上がった。
そのまま振り返らずに、練武場へと戻っていった。
もう、何年も前の話である──**]
俺は……、遠くからでも友達見つけたら手振ってくれたり、
西寮住んでんのに、東の寮長や元卒業生の先生を気遣ったり、
周囲のいろんなことを広い視野で見られるっつーか……
[膨らんだ布団をつぶさないよう、ベッドの端にちょこっと腰を掛け、ぼそぼそとつぶやいている。]
うまく言えねーけど、ソマリのそういうとこ、
すげー、好きだぜ。
[ポンと布団の上を軽く叩き、ソマリのベッドサイドに小さな紙袋を置くと、ランプの明かりを消した。]
いえ、なんでもありません。
[ニッコリ笑顔は社交術の一手。
より正しくは渡世術かもしれないが]
そうですね。何か用事があったようだから、と思いましたが。
困ったものです。
[こちらは他意なく会長の意見>>284に同意して、こくりと頷き。二人の寮長は他所に穏やかな会話をしていたが]
あ、は、はいっ
[トールに手を取られれば>>286
歩を進めながらも、ジェフロイとウェルシュ、フレデリカの三人に軽く挨拶を。
さっきまであんなに上機嫌だったのに、あの一瞬で何があったのか。
手を引かれるままに、不安そうにトールの顔を見つめるのだった。]
はっ。野原でゆっくりさせるために来ていました。
申し訳ありません。お邪魔しました!
[元より東寮長は既に退散の途>>+129にあり。
八つ当たり的な西寮長の怒声に、直立不動の姿勢を取ると深く一礼して踵を返した。西寮長達もすぐ移動したようなので>>286距離は一気に離れたことだろう*]
― 数年前 ―
[持ち帰った鍾乳石は、非常に加工がしづらかった。
力の込め方を一歩間違えば直ぐに皹が入ってしまう。
中庭の隅に陣取って悪戦苦闘しているところに、覗き込んで来たのはウェルシュだった]
おわあっ!?
びっくりさせんな!
[不意を突いて近くに聞こえた声に、思わず手に持った石と彫り具を取り落としかけて慌てて受け止めた。]
何だ、ウェルシュかよ……、
これ? これはほら、この間行った鍾乳洞の石。
うさ、いや、何か作ってみるかと思って。
でも、どうも素人が扱うには難しいっぽい。
もうちょっと調べてから始めりゃ良かった。
[手作業は嫌いではない。
創作意欲を掻き立てる石に出会ったので試しているのだが、
素材と相性が悪そうだとウェルシュには正直に白状した。]
[ウェルシュに礼をするのも忘れて、
彼らが見えないところまで来ると、
漸くリエヴルの手を離して、その場にどっかりと座った。
そのまま無言で地面を睨みつける。
不機嫌の元がキマイラ用の餌なのは間違いがなかった。
というより、
今、告白したばかりのこのタイミングで例の餌を見る行為が、
刺激が強すぎたのだろう。
人生最大に取り乱していた]
[その後、ウェルシュの部屋で工程を見せてもらう。
何の変哲もない羊毛の塊からふわもこの人形が出来てゆくその魔法のような手捌きに、思わず飾らない賞賛が漏れた。]
すっげえ。こうやって作んのか。
思った以上に綺麗に出来るもんなんだな。
目とか口元まできっちりと…
ウェルシュさー、
こういうの作り始めた切欠とか、あんの?
[意外な友人の趣味に、そんなことも問うただろうか。
お試しにと作らせて貰ったうさぎの手乗り人形は、第89号目の記念品として寮の自室の某机に乗せられている。*]
―休暇中のある日:中庭―
む…。
いや、俺は何も知らん。
[>>*108嘘は下手だが、言い張る。
実はと開き直るには、口止め料も高くついたのだ。
ささやかな意地はここでも発揮された。]
俺の立場とか考えたら、何となくはな。
[>>*109今度はこっちがしてやったりとした顔を向けて。
ラヴィに手が伸びるのでこちらは手を引くと、
ソマリが口を開くのを静かに待った。]
はははははははははは!
[>>*113
それを聞いたあと、一瞬、ぽかんとした後、
一転、五月蝿いと怒鳴られる勢いで大笑いした。
暫くひとしきり笑ったあとで]
いや…悪い、馬鹿にしたわけじゃねえよ。
馬鹿は俺だな。
なんだ、じゃあ遠慮する事なかったなぁと思ってな…。
[笑みは苦笑になる。
笑いながら、だが真っ直ぐにソマリの方を見て。]
俺はずっと、お前を来年の東の寮長にしたかったんだ。
けどなぁ、お前西寮だし、来年は8年だ。
最後の1年だけ慣れた寮から引き抜くのもとは思ってたんだが…
ばっかみてぇだ。変な見合いしちまったな。
[そう言ってまた笑う。
どこか晴れやかな、重荷が取れたような快活な笑み。]
[トールは見るからに不機嫌そうだ。>>290
暫くどうしたものか、どう声をかけたものかと悩んでいたが。
やがて、右手が触れぬようにトールの右側に腰を下ろし。
再び、彼の髪を撫でようと左手を伸ばした。]
もう、二人っきりになりましたから。
大丈夫ですよ。
[不機嫌の内容がわからぬままに、そう、声をかける。]
お前から来てくれるのなら願ったりかなったりだ。
あと数日も無いが、お前がこっちに来れるよう…
寮長になれるよう、手続きしといてやる。
副寮長はお前が好きな奴を選べ。
他にも何か、リクエストがあるなら聞くぞ。
[俺ができる範疇になるが、といいながら*]
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