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優等生 エレオノーレは試験官の契約者 めりーに投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
試験官の契約者 めりー は 優等生 エレオノーレ に投票した
筋肉 ゲオルグ は 優等生 エレオノーレ に投票した
中二病 ロー・シェン は 優等生 エレオノーレ に投票した
盲目 クレステッド は 優等生 エレオノーレ に投票した
富豪の娘 ドロシー は 優等生 エレオノーレ に投票した
優等生 エレオノーレ は 中二病 ロー・シェン に投票した(ランダム投票)
高校生 フィオン は 優等生 エレオノーレ に投票した
中二病 ロー・シェン に 1人が投票した
優等生 エレオノーレ に 6人が投票した
優等生 エレオノーレ は村人の手により処刑された。
盲目 クレステッド は、中二病 ロー・シェン を占った。
次の日の朝、中二病 ロー・シェン が無残な姿で発見された。
次の日の朝、富豪の娘 ドロシー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、試験官の契約者 めりー、筋肉 ゲオルグ、盲目 クレステッド、高校生 フィオンの4名。
ヒュ〜〜〜…… ……バーン
どこから、誰が打ち上げているのか。
祭りでも始まったかのように、絶えず夜空へ色とりどりの火花が咲く。
【火属性の舞台へチェンジ】
【お知らせ】
本日(48h)のミニディアボロス遭遇率『2(9x1)以上で遭遇』
ランダムの振り方は1日目と同じようにお願いします>>1:#3
★場所移動について。
[[1d28 ]]を振っても、任意の場所へ移動しても、移動しなくても構いません。
また、全員が同じ場所へ行っても構いません。
要するに自由!動きやすいように動いてください。
★本日の吊りについて。
最終日につき、吊り先の指定はいたしません。
また、24hに収まりそうでしたらコミットも可となります。
【お知らせ終了】
羨ましいならくれてやる!
才能に嫉妬され呪われろ!
存在に狂愛され呪われろ!
運命に憎悪され呪われろ!
訪れない安息に呪われろ!
否定される痛みに呪われろ!
泣きながら目覚める恐怖に呪われろ!
[ロー・シェンの腹を今度は足で蹴りつけ
その体を床へと押し倒そうか。
そしてそのまま、憎悪に満ちた瞳で相手を睨み付けながら――]
7(10x1)
8(10x1)2(10x1)
5(10x1)7(10x1)
9(10x1)9(10x1)
8(10x1)7(10x1)
4(10x1)6(10x1)
8(10x1)6(10x1)
9(10x1)2(10x1)
4(10x1)9(10x1)
1(10x1)8(10x1)
7(10x1)10(10x1)
/*
そういえばドロシー、今日明日用事が入ったそうだけれど、村建てメッセージ大丈夫なのかしら……。
ちょっとしんぱい……!
そして私はクレステッドさんにお墓からレスを返したら、素直に寝てきましょう……。
今日のお仕事後半戦がきつかったので、微熱下げないと明日のリアルがマズイわ……(ぶるり)
寒気してるのがなお怖いのよね、これ以上熱を上げると微じゃない熱になるので、それは避けたい……ッ。
『このままで終わると思わないでね?』
[今まで姿を消していた――否、存在が希薄になっていたうさぬいは。
消滅直後の少女へ、“少女の声で”囁いた。]
[じゃらり、じゃらり、音を立て、
床から金色の鎖が伸びる。
月と呼応するように、影をも打ち消すほどの輝きを放つそれは、
真正面から襲い来る獣を、その主ごと仕留めんと、彼女らの背後へと忍び寄り。]
っ――――!
[金色の鎖の端を両手で引きながら、
獣の爪から逃れることはかなわず。
身をよじり、急所は外したが、
左の肩から腰、足にかけて、振り下ろされた爪が引き裂くが。]
は、 っ……
つかまえた。
[膝を着き、猛獣と白の魔女を睨み上げる隻眼には、金色の光。
獣の胴へ、 少女の首へと巻き付く長い鎖は、
ぎり、と、 きし、と
軋むほどに、その身を締め付けて。]
[傷口から、徐々に身体が冷えていく。
凍り付いた手の中から鎖が消えて、
固まる足元に落ちる、白の石。]
『クレステッド、早く回復しないと、』
っせぇーな、わぁってら。
[震える指先は、何度か白の表面を撫で、
どうにか、拾い上げて、
浮遊感。25(28x1)へ、飛ばされたらしい。]
[ゆらり ゆらり
ただの小さな詩奈へ戻った少女は、波の上をたゆたうように空中を泳ぐ。
意識を失ったらしい少女の身体は、19(28x1)へと。]
―二階トイレ―
[さすがと言うべきか、トイレまで広い。
閉まった便器の蓋へと腕を置き、顔を伏せた状態。
丸めた背は、小刻みに震え、
正座するよう畳まれたままの足には、凍り付いた赤い線。]
[組んだ腕の中、握った白を左目へと押し当てて。
裂けたままのジャケットの中、
白い肌には、傷一つ残らない。]**
― 子供部屋 ―
[子供部屋のベッドへ降ろされた少女は、おもちゃやぬいぐるみに囲まれながら眠っている。
ぬいぐるみに混じり、うさぬいがベッドへ肘をついて少女を眺めていた。]
『ねえ、聞こえてるんでしょ詩奈。』
[語り掛ける声は何重にも重なって、異質なものであったけれど。
まぎれもなく、少女自身の声だった。]
『……思ってたよりずっと早く、あなたに勘繰られちゃったなぁ。
あーあ、人狼はむしろ、嬉々としてあなたを堕とそうとしてくれると思ってたのに。
フィオンの指摘が決定打になっちゃった感じ?
ねえ、まだ気付かない?
わたしはあなた。
厳密には、あなたが今まで放出してきた憎しみや殺意を濃縮したものだよ。
……
ここまで言えばわかるよね?』
[憎しみや殺意――負の感情の濃縮体。
ディアボロスを仲間として呼び寄せることのできる存在は。]
……ディア……ボロス……。
『あはっ!
殺人の手伝いをしようとするわたしを全く疑わなかった姿は、滑稽でしかなかったよ!
大体ねえ、意思を持つ無機物なんてそうそう存在しないって。
ぴょん吉は特別な“ともだち”だから、魂が宿っててもおかしくないなんて思っちゃってた?(笑)』
[――いなかったのだ。
“ぴょん吉”なんて存在は、はじめから、自分の中にしか。
否、自分の中にいたからこそ、こうやって自分から生まれた悪意が、“ともだち”の姿を取ったのか。
義父に弄ばれ、母に見捨てられ、人に縋ることを諦めて。
絶望の中で見出した希望は、少女の
舞台上に自身を助けようとする存在がなかったら、大切な人がいなかったら。
更なる絶望へ叩き落されていたのだろう。]
『全くさあ。
魔ッスルがあのまま脱落しなかったのは大誤算だよね。
脱落してから“真実”を伝えれば、きっとあなたは絶望すると思ったのに。』
……真実……絶望……?
『……ま、今となっちゃ伝える気もないけどさ。』
[何を言っているのだろう。
乳児期の記憶を持たない少女は混乱するばかり。]
/* 占い文と新しい魔法二つ考えるのか……[しろめ]
とりま、エレオノーレさんは影系で、
エーヴァルトさんは具現系で考えたい
あと占い文は今までと違う感じに。
……あーやっぱり炎はあつい。
『いや、当たり前でしょぉ。』
うまく、できなかったしなー。
せっかくの月が残念だ。
[魔法が解けた少年と黒猫は22(28x1)で暫し休憩**]
『でもね。
あなたが希望を抱いたところで、わたしにはまだ、逆転の一打は残ってるんだよ。
ヒントは……
わたしはディアボロス。
だけど、紛れもなくあなたの契約者。
契約した以上、わたしには、ある重大なことを決める権限があるの。
オンラインゲームとかにおける管理者権限ってやつ?
プレイヤーの動きを制限はできないけど――
……ここまでにしとこっか。』
『……ああん、無理に仲間を呼んだせいでまた存在が薄れてきちゃった。
結局あれも圧倒的逆効果だったね、無駄なことしちゃったよ。
ま、暫く消えててあげるよ。
権限を弱める為に、精々足掻いてみせてね?
じゃあね、
[すぅ、とうさぬいは再びその姿を消した。
少女は、まだ目覚めない*]
すぴ〜。
[羊が降り立った場所は、二階の廊下。
客用寝室と子供部屋の間で、通行の邪魔をするがごとく、でーんと体を伸ばしながら眠っている]**
あ、れ……?
こっち、でも……なの?
[唐突な浮遊感はこれで3度目。
背中のもふもふ感はなくなり。
青年とハヤブサは、19(28x1)へと……。]
誰かの人形で居続ける呪いは喰らってやる。
お前は、紛れもなく人間だ。
この可能性が広がる世界で絶望に沈まないことを願っている。
夢が魔女としての自分に反映されるってのは、強ち間違ってねえのかもしれねえけど
みんな、そうだろうし
[そこまで言い、さらに悲しげに]
…俺は、プロになりたかった。プロになって、きらきらしたライトに照らされたステージの上で、アコーディオンを弾きたかった。でも、もう叶わないから、いいんだ。“空っぽ”のままなら、“楽”でいられる
[瞳は暗く昏く
しかし続く言葉を聞き、瞳にはわずかに光が宿った
……あぁ、そうだな
それでなら、弾けるかもしんねえ……覚えてたらだけど
[どこか、救われたような、そんな色を宿して]
[少年にぶつけたのは呪いの言葉。
少年が消えるまで、突刺していた十字架を落とせば
纏った炎は消え、ただ黒いジェムを残した。
ジェムを拾えばその力を確かめる。
ああ、またこれで1つ。残り19の戒めを解くことができる。
安心し、息をした瞬間――]
ッ!?が、ゲホ、ゴホッ――!
[突然訪れた、何かの逆流。
喉元を押さえ、苦しみを押さえようとしたけれど。
中々収まらないこの苦しみに、違和感を覚える。
可笑しい、自分が苦手とする天候ではないのに。]
知りたい、か。それでも立派な願いだ
「…まぁ、一般人には知りえぬ世界じゃからのう」
[うんうん、と頷く契約者
願いは十人十色なのだと、改めて実感する]
漫画描いてるんだ?読んでみてえなぁ、忘れちまうのがもったいねえよ
お兄さんならきっと、面白え漫画が描けると思うぜ
[無邪気に、笑う
メジャーデビューしたら彼の漫画も読めるのだろうか
覚えていたらの話だけど]
『……馬鹿野郎。
無条件に人を呪い続けておまえ自身何もないわけあるか……!』
[崩れ落ちる青年を背中で受け止めたのは狼。
白銀の狼は青年の体と共に消え――次に現れたのは28(28x1)**]
[浮遊感に襲われたのはその時か
ゆらり、揺れる視界に目を閉じかけ]
お兄さん、また会ったら離そうぜ
[にっと笑いかけ、今度こそ目を閉じ
次に目を開けた場所は 17(28x1)*]
[クレステッドへ飛びかかる間際、彼の魔法が発動するさま4が見て取れた。
じゃらり、じゃらりと鳴る金色の鎖。
床から伸びるそれを睨みつけてなお、エレオノーレには余裕があった。
リエーフが、彼を仕留める方が早い。
踊り手の美しい氷像の完成を、疑いもしなかった。
自らの契約者に対する信頼と、そして慢心。
それらが、クレステッドの実力を見誤らせる]
[だから、仕留め損ねたと気付いた時にはもう手遅れ]
――ッ、
[無慈悲に首に絡み付く、冷たく重い鎖の感触。
ギリギリと首を締め上げるそれに喘いだところで、ひとかけらの空気も吸い込めない。
苦しい、なんて生易しい。
鎖に込められた力は、小娘の首の骨を砕くには充分な威力を有している]
[間近に骨の砕ける嫌な音を聞いた。
それが最後に残る記憶。
急速に薄れゆく意識の端に、自らの契約者を案じる気持ちが閃き、そして全てが闇の中。
後に零れた白いジェムは、踊り手の手の中へ>>7*]
[そうして試練と言う舞台から転落した小娘は、7(28x1)の隅っこで膝を抱えた女子高生になっているのである]
……信ッじられない。
『まぁそう言うな』
言うわよ。信ッじられない。
『……まぁあれだ、永恋。元気だすのだファイト』
[傍らに寄り添う白いライオンが、いつぞや人狼の仲間に送った無責任な声援を真似る。
膝に顔を埋めたまま、そのたてがみをえいと引っ張ってぐすんと鼻を鳴らすのだった。
信ッじられない、私の馬鹿ぁ!!**]
― 回想・牧場 ―
[空っぽが楽>>+12なのは理解できる。
自分だって、ストーリーを考えずにコミカライズの仕事だけしていれば、精神的にはきっと楽、とはごくごくたまにだが考えなくもない。
それでも、青年は”自分がすべて考えた漫画で感動させたい”からあきらめてはいない。
あの言葉たちが、少年を完全にあきらめさせてしまったのか?
青年は表情を曇らせていたけども。
別れ際の少年の笑顔>>+14は、年相応の朗らかなものに思えて、すこしホッとする。]
俺も、君のアコーディオンをまた聞きたいなぁ。
[最後の言葉は、*届いただろうか?*]
― 子供部屋 ―
[見覚えのある、大人が使うには若干小さめな調度品。
すぐにアンティークドールと踊った場所だと思い至る。
死角の位置から異質な声>>+3。
青年は物音立てないように、そっとそちらを覗き見た。
ベッドの上、眠る少女、その周りにはおもちゃやぬいぐるみ>>+2。
彼女も脱落したのだと、思い至るのは容易なこと。
起きているなら声でもかけたが。
さすがに成人男性が女の子の眠る部屋に一緒はまずかろうと黙って出ていこうとして。]
……?
[相変わらず、エコーでもかかっているような異質な声だけども、それは確かに少女の声。
再びベッドの方をを覗き見る。]
―――……。
[そもそも青年は、少女の事情など一切知らず。
あの男とやらもわかるわけがない。
けども。
やはり、少女の契約者はろくでないものだったか、と、元から疑っていた青年はすぐに気づく。
やがて、別れの言葉とともに、ベッドに肘をついていたぬいぐるみが消えた。
アレがぴょんきちとやらかと思いながら、青年は一つ息を吐き、ベッドの傍らへ。
少女の顔は、前に出会った時よりも白く見える気がした。]
……まったく。
君もどんなひどい目にあったのやら?
殺人、だなんて……なぁ……。
恨み?憎しみ?悲しみ?恐怖?絶望?
―――もしかして、全部かい?
[渋い表情浮かべたまま、青年はベッドの端に*腰を下ろした*。]
しかし……魔ッスルはまだ脱落してないのか。
なら……あの人が魔女になれば、君を救ってくれるのかな?
あの人、君を気にかけてたみたいだし。
[まさか、少女の父親とは思いもよらぬけども。]
『いや……もしかしたら、その前に何らかの手を打たないと、かもな?
あの契約者……ろくでもないこと考えてるぞ。』
ああ……管理者権限……?
[何のことだろう思考巡らせ、はた、と思い浮かぶのは。
ハヤブサに勧誘された夜、聞かされた魔女の世界のお話し。
勿論、試練に脱落した際のリスクも聞いている。]
……喪失?
『Yes.』
……って言われても、なぁ……。
何ができるんだ……?
[どうしたものかと、青年はベッドに座ったまま頭を*抱えた。*]
[人狼と思われる仮面の少女とクレステッドの勝敗がついた頃、ドロシーの石を手に入れる]
……。
[しばらくそれを手にしながら物思いにふければ、やがて花火の音が聞こえただろうか>>#0。
そして16(28x1)に飛ばされる気配]
これをローシェンに届けるのであったな。
『そしてまだ終わらぬか!どうやら、どうやらやはりドロシーというものは人狼では無さそうだな!』
[言ったであろう?とドンに言いながら、石をジーンズにしまう。
彼女たちの会話は途中途中しか聞こえなかったがある程度までは把握は出来たつもりである。
あとは自分が生き残りつつ人狼を倒すだけ]*
―― 2F寝室1 ――
……
[やはり男は慣れたもの。飛ばされた先ではラットスプレッドのポーズ。
広背筋を広げて背中の広さを強調し、より一層逆三角形の肉体に思いを馳せる事の出来るポーズである。
背中の広さは度量の広さ。その背中に見合った存在になる為に男は今日も精進するのだ。
しかし、今回はそこで思いにふけることは叶わなかった]
ぬっ……?!
[そこでは壁から、天井から、床から、全方位から湧き上がるディアボロス。
その数〆て39体。
そのどれもが燃え上がるような黒き陽炎を揺らめかした人型の影。
のろのろとした速度ではあるが迷いなく男へと迫ってくるなんでだ。最後だからって大盤振る舞いすぎるでしょう、筋肉的に考えて]
『貴様!貴様!恐らくそのドロシーとやらの石を求めているのではないか?!奴らにとっても芳醇なエサとなりうるからな!
それを手に入れようと数で押してきているのだろう!まるで砂糖に群がる蟻のようにな!』
――これは渡すわけにはいかんのである。
[これはローシェンとやらに渡すとドロシーと、詩奈と約束したのだから。
それ以外の誰にも男は渡すつもりはなく、さらに]
我輩は今絶好調、かつ気合十分である!
そう、今の我輩は
我輩は今、
[フィクションの世界ならば、男の頭は金色に染まり逆立っていたかもしれない。さらには筋肉の気を溜める事でキンニク波を放つことも可能であっただろう。
だが、男の武器は今も昔も己が筋肉のみ。その武器を解放すべく男は叫ぶ]
[男は今 怒りを越え、悲しみを越え、修羅となった!
全身コレ筋肉の塊たる男がディアボロスの群れの中に突撃すれば、巻き起こるのは筋肉の大旋風。
ただ、ディアボロスを倒し、叩き伏せる魔女という名の災害である。
なお巻き込まれても災害保険はおりませんのでご注意ください]
/*
あ……ありのまま今思ったことを話すぜ!
わたしは試練を降りたと思ったら、いつの間にか横に成人男性が座っていた
[たとえば。
自分の魔女が脱落しても、致命的なものを喪失しないよう、極力務めようとする契約者は存在するのだろう。
たとえ、現実にそれが叶わなかったとしても。
けれど――
少女の契約者は、悪意の塊であるがゆえに、全く真逆のことを考えている。
勿論、喪失させられる範囲に限度はあるけれど。]
…………?
[試練は降りた。
かけられる“少女の声”も聴いていた。
自身は今、どこかのベッドへ横になっているのか。
すぐ傍におもちゃやぬいぐるみがあることを考えれば、ここは子供部屋。
そこまでは把握できた、けれど。]
/*
うさぬい関連はまだ解決してないけど、投げっぱなしにしてるわけじゃないのです。
これからどう進めばBEになるかTEになるかは考えてるので。
フィオンさんがヒントくれたので>>*1、BE回避の道筋はなんとなく見えてる。
[灰色を侵すモノクローム。
白さえも、黒が蝕んで。
画面の割れたテレビジョン、黒衣の切れ端を下敷きに。
横たわるリモートコントローラー。
押し込まれた黒色は、機体に食い込んだまま。
機械的な笑い声から逃げるように、
白の指先は薄れて消えて。]
[ザ ザザ ザ―――――――]
― 子供部屋 ―
[衣擦れの音>>+28。
かかる声>>+29。
あ、起きてしまった。
気まずそうな表情浮かべ、青年は振り返る。]
そそ……お疲れさま。
[どうしたものか、と青年は思案。
試練が終われば忘れてしまう存在だし、少女の身に何か起きたところで自分にはなんら影響ないだろうけども。
聞いてしまった以上、放置するのも後味が悪い。
その後味の悪ささえ、忘れてしまうと*わかっていても。*]
かわったのはいつからかわらないのをえんじていればよかったのからっぽでひとりきりひとりぼっちどうしてえんじたいみがないじゃないかへいきへいきだいじょうぶへいきだよそうだいじょうぶへいきねぇおれをころせるのあのねだいじなこがいるんだそのこがいきるにはおれはいちゃいけないんだわらってほしいんだいちどでいいからこころからでもどうすればいいかわからなくてふれられなくてもあゆみよることはできるかなだれかにひかりをあたえられるそんなそんざいになれたらなつきはたいようがないとかがやけないいいんだもうたいようのひかりなんてしんじてないもういいんだもうしんじてないんだよもういいよねぇ
[壊れたブラウン管。
液晶の割れ目は、白い手を幾つも生み出して。
その指先は、 首へ、頭へ、足へ、腕へ。
けらりけらりと、甲高い嗤い声。]
『クレステッド!やめなさい、それ以上視ちゃダメよ!』
[契約者が叫ぼうが、
灰色に光は戻らない。
喉元を何度も何度も引っ掻いて、爪を立て、
開かれた唇は震え。
急激に力の抜けていく身体。
何かに捕らわれたように、硬直した足からシューズが落ちて。
女の手に引かれ、どうにか床を踏みしめるも、
逃がすまいと何かが足首を掴むような。
扉へと、思い切り倒れ込み。]
―二階廊下―
『クレステッド、 クレステッド!』
[扉の中からなだれ込むように、
廊下へと、倒れ伏す。
虚ろの隻眼は包帯に隠され、
白と黒の髪が床へ散る。
喉へと入り込む空気が心地よい。
肩を上下させて、肌には汗を滲ませ。
細く、長く、 息を吐き出す。]
なんだ、いまの。
『……魔女の中にはね、視てはいけない子もいるのよ。
アンタの甥っ子はそれだったのでしょうね。』
視てはいけない?
『ええ。恩恵によるけども、視た者を呪い殺してしまうような魔女もいれば、視られてしまうと魔女として死んでしまうような子もいるの。
相手の頭こじ開けて覗いてるようなモンだからね。普通は気付かないけど。』
それじゃあ、
『安心なさい。極稀に死んでしまった子を見てしまうってケースもあるの。
視た世界の中に色が無ければそうよ。生きてる子は、何かしら色も見えるものよ。
まぁ、どちらにせよ――アンタの甥っ子、脱落しちゃったけども。』
『視てはいけない魔女を視たせいで、魔力もごっそり持ってかれちゃってるわね。
さっさと変身して回復なさい。まだ試練は終わってないわ。』
[促されるまま、指輪を左目へと重ね。
裂け目もなく、黒を隠した白衣裳。
7(4x3)のジェムを引っ掴んで、ジェムへと押し当て。]
ああ……、聞こえてた。
こっちだと、他人の契約者も見えるし、声も聞こえるのな。
[青年のすぐそば、羽休めていたハヤブサが、挨拶に”ほー”と一声。]
俺たちはこの世界のこと、すべて知ってるわけではないからね。
契約者から教えられたことを信じるしかない。
……騙されても仕方ないさ。
ましてやそいつは、君のともだちの姿だったんだろう?
まー、昔から、モノに魂が宿って付喪神となるだなんて話もあるくらいだしさ。
ちょこっと夢見てしまったって、仕方ないんじゃないかな?
ま、今は後悔はこれくらいにしておこうか……。
[近くであれば、項垂れた少女を撫ででもしただろうけど、生憎こちらはベッドの端。
手の届く*距離ではなかった*。]
ディアボロス、か……ふーむ……。
―――なら、退治できないのかな?
―― 寝室1 ――
[筋肉の過熱。それは男の体力を奪うがしばらく休んだ後でジェムで回復すれば十分だろう。
部屋の中は熱気に満たされ、まるでサウナの如し。
そろそろ周囲のジェムを回収するかと思った頃だろうか。
少し心地の良いひんやりとした風が入ってきたのは>>33]
うむ。お互いにまだ残っているようであるな!
[例え体力や魔力が減っていたとしてもへこたれている様子を見せるわけにもいくまいと、男はサイドチェストのポーズを取りながらかれへと挨拶を返した。
おはよう筋肉こんにちわ筋肉こんばんは筋肉。挨拶が大事なのは万国共通。ボディランゲージも万国共通なれば筋肉による挨拶も万国共通である]**
この階には、俺とアンタしかいねぇみたいだけど。
他の奴ら探してくるわ。
[どうにも、この筋肉に襲い掛かる気にはなれず。
寝室の扉を離れて、階段へと歩き始めた。]**
―寝室2―
[ぽふん、と柔らかい感触
手に触れる布の感触で、自分が布団の上で寝転がっていることがわかった
ゆっくり、起き上がる
窓の外には季節外れの花火が上がっていた]
火属性、ってことか
「そのようじゃのう。して、主様よ。こちらの世界にもディアボロスは出てくるが、変身はせぬのか?」
変身するって言っても、ジェム無くなっちまったし……
[右鎖骨――自分のジェムのあった位置を撫でる
そこには黄金の石はもう嵌っていない]
「わらわの力を特別に貸してやろう。さて、どういたすか?」
…………
[脱落前の言葉と、つい先程聞こえた言葉がせめぎ合う
やがて、千代へと手を差し出した]
……最後くらいは、甘えてもいいよな?
[触れる手
寝室を、眩い黄金の光が包み込んだ**]
なぁ、死神黒猫《スミェールチ》
意外と死ぬって心地良いんだな。
『それはあんただけよぉ…。』
そう?死ぬってわかると俺はむしろ気持ちよかった。
『あんたねぇ…変わり過ぎよ。』
だって痛いの大丈夫《ヘイキ》だし。
怖くなかったし。
[黒猫を抱いて床に転がって。]
『いいから、少し休んどきなさい?
あんたが完全に壊れたら心配する人いるんだから。』
…んー。
[花火の音を聞かないように丸まってきつく目を閉じた**]
そういう、ものなんだ。
あ、はじめまして……。
[彼の契約者は鳥さんか>>+32
鳴き声に一度顔を上げ瞬きつつも、ぺこりと一礼。]
……わたし、ちっちゃい頃から、ぴょん吉とお話しできたらいいなぁ……って思ってて。
沈んでた時にそれが叶って、舞い上がっちゃったんだ……と、思います。
でも、後悔してる……っていうのは、ちょっと違うのかな。
もちろん、してる部分もあるけど……
……ここに来たから、いいこともあったし。
[人間万事塞翁が馬というのか。
騙されて来たからこそ、出会いも再会もあった。
だから続いた問いには。]
……ごめんなさい、せっかくなんだけど。
自分を苦しめるから、傷つけるから……
消したり、傷つけ返す……のは、ちょっとだけ違う気がして。
[もし今うさぬいを倒したところで。
植え付けられたトラウマは、きっと消えないから**]
もうちょっとだけ……
他の方法を考えてみたいんです。
我儘言っちゃって……ごめんなさい。
/*
この時点(というかパパの手を取った時点)で、義父を殺さなきゃ(使命感)って考えは消えちゃったから出た返答なんだよなぁ……
でなければ迷わずうさぬいも殺ろうとしてただろうし
なるほど……想像以上に過酷であるのだなこの試練は。
[告げられた内容>>35に感嘆するような響きの声。
魔女となる為の試練、そこまで容易とも思っていなかったが、これだけの人数まで減ると言うのはなかなか厳しいと言えよう]
うむ、まぁ、こやつらは我輩からモノを奪おうとしたのでな。
かかる火の粉を振り払ったまでよ。
まぁ、魔女に対してはまた別筋肉である。
[甘いものは別腹というような感覚で言っているが、理解されるかは男は知らない。
どうやら、あれだけ暴れても来たのはこの人物一人のみ。
それならば近くにいたのは目の前の人物だけだろうと男は予想する]
うむ、我輩も回復してから追いかけるとしよう。
ああ、そうそう。
[階段へと歩きはじめる背中>>36に]
ところでローシェンという男、今どこにいるか知らないであるか?
[さて、答えはあるかどうか。
まだ他に人を見つけていなさそうなので空振りに終わるだろうとは思っている]*
ローに用事があるんなら終わってからにしな。
あいつ、もう脱落してっから。
[魔ッスルへと背を向けたまま。
声色は、常通り。]
残ってるのは俺と、アンタと。あとは水色の髪のんと、絵描きの魔女くらい。
最初からずっと隠れてるやつでもいなきゃあな。
絵描きはどうかわかんねぇが。ここんとこ見てねぇし。
[男が知っているだけでも、四人は脱落している。
アヴェ戦で視た魔女に白の魔女を足して、その四人を引けば。
右手の人差し指から小指の、四本指を立てて、肩越しに魔ッスルへとひらりと振る。]
[また、爪先を前へ前へと。
階段を数段降りたところで、
たん、と、段を蹴る。
踊り場に、7体の巨大ガラパゴス携帯。
浮いた足が、ダンスシューズが、
灰色に輝いて。]
― と或る心の平静不動の記憶 ―
[あたり一面に咲いた紅い花畑。
花畑の周りには倒れている数人の大人。
花畑の中心に居るのは女と少年。
花を咲かせたのは女。、背から、口から。
何れは黒くなる花を零れ落とす。]
「お願い……どうか、私の代わりにこの子を――――」
[女は、涙を流しながら少年を抱きしめ、狼に縋る。
その狼は女以外に誰からも視認されない。
また、大きく咳き込めば女は赤い花を零す。
女の腕の中で守られている少年の頬へそれは落ちた。]
『それ以上喋るな!助かるものも助からなくなるだろう……!』
[狼は唸る。
自らと契りを交わし魔女となった者へ――
奪われてたまるものかと、吠える。
けれど女は首を振る。
自分はもう助からないと言わんばかりに。]
「貴方にしか……、頼れないの……。
お願い……この子が大人になるまででいいの……」
[腕の中で守られている少年の頭を震える手で撫でる
眠る少年を見て優しく微笑み]
「私の代わりに、この子を守って…………
愚かな女の、最後の願い……
大切なパートナーである貴方に……」
[狼へ、語りかける声はだんだんと弱っていく。
肩を大きく動かし「ひゅー、ひゅー」と息をする音が段々と大きくなる。
もうきっと喋ることさえも辛いのだろうに]
『わかった――その願い、叶えよう……
ただし、そいつが成人するまでだ!』
[折れた狼の言葉に女は安心からか顔を綻ばせる
そして、彼女の体は崩れ落ちた。]
「ありがとう……私の優しいパートナー。
次に貴方の名前を呼ぶ者が――運命に抗う強さを持つ者でありますように。」
[駆け寄る狼の前足にそっと手を置いて
ゆぅるりと、最期に笑いかける]
「次に貴方を呼ぶ子が心優しい人でありますように。」
[そして、女は――笑いながら逝った**]
/* フィオンくんのお母さんの契約者だったんか
さてなんでこうなってるのかが!きにな!る!
結構ドロドロな気配はある
― 地下階段の踊り場 ―
[あの時の少年が、あの時の女と同じように苦しげに呼吸をする。
狼は、忌々しげに舌打ちをしては]
『お前、人を呪わば穴二つって言葉知ってるか?』
[狼の声に、目を細め睨み付ける。
馬鹿にしてるのかといわんばかりに]
知ってるけど……それと何か関係があるのか。
[漸く落ち着いてきたのか、呼吸の乱れが収まっていく。
この狼は一体何を知っているというのか
狼は一度、目を閉じ――話し始める]
『お前は……今まで何人を呪ってきた。』
そんなの…………
『分るわけないよな。
最初は覚えていたかもしれない。自分から希望を奪った奴は忘れられないよな。』
…………何が言いたい。
『お前は、呪いの人狼……言わば呪狼として覚醒し続けた。
俺が何度もその存在を正そうとしても。』
[狼はタン、と音を立て階段を上っていく。
自分を見下ろす形になり、そこでまた視線がぶつかり合えば]
『そこでさっきの言葉通りだ。
人を呪えばその代償が返ってくる。
ましてやお前は今は正式な魔女ではない。
さっき、あの魔女を呪おうとしただろう?』
[ああ、そうだ。
我を忘れかけようとした。羨ましいならくれてやると]
……ああ、そう。そういうこと。
この変な体調の変化もそういう……
[何処か納得したのか、ゆっくりと立ち上がる。
狼は、2人目の己の魔女を見て目を細める]
『……そこまでして、ただ人を呪う存在になりたいのか。』
[そう、問いかける狼に
ゆっくりと視線を向ける、そして、そのまま歩き出した――**]
[落ちたジェムを拾い、一つを灰に重ね。
残りは、ポケットの中。
一階へと降りれば、玄関ホールにまた三体の影。]
「ガキが調子乗ってんじゃねぇよ。」
そのガキに負けてるようじゃあ、アンタもまだまだってだけだろ。
「キモイんだよ、消えろよ。」
ははっそれは聞けねぇなぁ。
「しんじゃえ、 しんじゃえ! ―――の邪魔してんじゃないわよ!」
要件は、以上かね。
『ファンの次はアンチか。アンタ、ほんっと愛されてるわね。』
褒め言葉として受け取るぞ。
[階上まで、一階全体まで響きそうな金切り声を上げる影へと足を振り上げ、振り落とす。
三つのジェムをそのままに、一階廊下へと。]
[青年は不思議そうに瞬き。
少女へと問う。]
……そのいいことを、すべて忘れてしまうとしても、それでも君にとっては良かったこと、だったのかな?
俺は……ここでの出来事を忘れてしまうのが惜しいがね。
[そうして、続いた言葉>>+41に、再び瞬き。
誰かを殺すという願いは、この世界に来たことで変化したのだろうか?]
ん、そっか……。
これは君の問題だ、君が決めるべきだし。
その決断に部外者の俺が口を挟む筋合いはないからね。
けど、さ……
どうしても辛くなったら、信用できる人間に縋るといいんだよ?
[少女の殺意の理由は知らない。
けどもきっと、誰にも縋れなかったからこそ、殺意が育ってしまっただろうから、と。**]
/*
そういや、クレスはレトに夢をあきらめろ、みたいなことを言ったんだろうかね?
それ、こいつが知ったらめっちゃ切れただろなぁ。
こいつが、夢を叶えてるからこそ、ね。
ともあれ、エピで秘話を見れるのが楽しみである。
わたしも、忘れたくないけど……
でも、全部なかったことになるわけじゃないって、思いたいな。
[そんなの、都合いいかもしれないけど、と付け加えて。]
うん、大丈夫……。
どうしても心が折れそうになったら、ちゃんと助けてって言います。
[もう諦めて一人で抱え込むことはするまいと。
彼の勧めに強く頷いた。]
……あ、そうだ。
試練が終わったら、忘れちゃうし、変なお願いだってわかってるんですけど……
あ、握手、してもらえませんか?
[ベッドの端から中央へにじり寄り。
若干震える手を差し出した。
これはきっと、自分の第一歩目**]
― 使用人室 ―
『ロー、朔夜ー、さっちゃーん?』
[ぱちり。
少年は目を覚ます。
抱いていた黒猫を解放すると慣れさせるように背伸びして。]
……いつもなら、もうちょっとすっきり起きれるんだけど。
『怠そうねぇ?
火属性だからかしらぁ?』
んー…いや、あんな短時間に人に感情向けられたことって久々だったからかな?
ちょっと変なこと言ったかもしれないけどさ。
[花火の音に耳鳴りがするけれど。]
まぁ、其処に在るだけで起こる悲劇というのもある。
例えば、同じものでも愛され、疎まれる。
護ろうとするものがあれば壊そうとするものもいる。
……でも、普通は。
過去に起きたことは変えられない。
覆水盆に返らず。
零れてしまった牛乳について嘆いても無駄。
どう思うかが大事か…だと思う。
……我が言うことではないがな。
(ずっと昔、純粋だった自分はあの時死んだ≪コワレタ≫のだから。)
……さて、どうするか。
流石にこのままのんびりしてるわけにもいかぬだろうし。
散策でもするか。
試験≪ブタイ≫も終わりが近いかもしれぬし…な…。
[扉を開ければ少しだけ見たあの羊>>9
少年は思わずもふもふとして考えていたこと≪エンジルコト≫を忘れてしまいました。]
……すまなかった。ありがとう。
[モフモフを堪能した後、羊に謝罪と礼を言って。
移動します。
不意に聞こえた声>>38>>40に苦笑します。]
……本当に、観客席みたいだ。
違うのは此方が見えて、彼方は見えないということか。
[自分のことだとしても、やはりどこか他人事のようなのはそのせいか。
元々の自分の性格か。
見送り、見過ごし、でも何かを諦められない。
そんな歪んだ様なわかりにくい性格。]
[寝室の扉を開け、外へと
そこで待ち構えていたのは6体のぐにゃり蠢く影達
それらが伸び縮みし合わさり、やがて大きな2対の車輪へと変わる]
…なんだこれ?
「はて、わらわにもわからぬ」
[車輪の前、暫し呆然]
……お前は何時でもそばに存在《イタ》のか?
『そりゃあ…生と死は紙一重だからねぇ?』
……そうか。
[我《オレ》って…いったいなんなんだろう。
しばらく、廊下でぼんやりと*]
[突然、車輪から火が噴き出る
それは段々スピードを増し、こちらへと迫って来て]
ちょ、うわああああああああ!?!?!?!?
「曲者!であえ、であえ!!」
[2階の廊下を全力疾走する青年と少女
彼らの絶叫と謎の車輪の轟音はフロア中に響いたか*]
……そうで、あればいいね。
[青年自身は、そこに関してはほとんど諦めている……
否、割り切っているというのが近いのだけど。
それでも、目の前にいる、自分なりに進もうとしている彼女も、そしてあのアコーディオン弾きを夢見た少年も、少しは前より良い方向へ行けばいいのに、と思う。]
ん、いいけど……?
[にじり寄る少女>>+45のお願いに。
断る理由もないから、素直に右手で握ろうとして、気づく。
かすかに、震えている。
もう怖がる必要などないだろうに。
そういえば、先の声は”あのおとこ”と言っていたか。
もしかしたら、男性が怖いのか?
そんなことを考えながら、壊れ物でも扱うような柔らかさの*握手を*。]
君が、君なりの
[この舞台上には、なぜか触れられても嫌悪感を覚えない人がいた。
“触れられる”ことではなく、“触れる”ことを避けていた唯一の存在があった。
けれど、それだけじゃ駄目なんだ。
完全に義父の
誰かに力を借りたとしても、最後には自分で打ち払うんだ。
そう強く思ったとき――少女の額から汗は消えていた。
がっちりと握手を交わしてから、ゆっくり手を離そうと。]
/* フィオンさん、予想当たってても当たってなくても多忙勢や思うからなるだけ待ちたいんよね。
でもこの、入村時恒例の睡眠不足頭痛が今来るという空気のよめなさね。
一時まではがんばるの……
……エレオノーレ?
[そういえば、あれから同胞の声が聞こえない。]
おい、エレオノーレ?返事位したら……
[そこまで言って、ふとあることに気づく。
気配が感じられない。ここにはもう、自分しか居ないことに。]
なにがどうなってるんだ?
[花火とは違う大きな音>>+53
廊下にいた少年はぽかんとして。]
(あれ?我逃げた方がいいかな?)
[変身の仕方がわからなくなっている少年は固まった。]
――…………はは。
[目を閉じて、まだ少し痛む左胸を押さえる。]
こんな、呪いしかかけられない奴が生き残るより
君のように純粋に魔女に戻れた子が残った方が……よかったのに……
[ああ、もう自分は戻れない。
運命を引く者には帰れない。自分は呪いを詠うものになってしまったのだから。]
――――もう、後戻りはできない。
[あの日、白いヘビが自分を唆した瞬間から。
もう、あの世界に帰れないことは知っていた。
書斎へ続く扉を開く手は重く――]
―書斎への扉を開き―
[幾分か、楽になった体を動かして
書斎への扉を開く。
一刻も早く、闘わなければ。
一刻も早く、力を奪わなければ。
でないと、自分が自分で無くなってしまう。
そんな気がして、心に焦りが募る。
呪わないと、自分の存在意義が無くなってしまう。
たとえその命を削ったとしても……呪い続けなければいけないのに]
ったく……体が、追いつかないのか。
[それとも、今まで無造作に呪いをかけた罰なのだろうか。
それはわからない。
けれど、ここで脱落したらきっと……いい方向に転ぶはずがない。
契約者は脱落を望むが……]
きっとこれがこの試練最後の演目。
そして見習い達が魔女として最後に立つ舞台。
[かつん、とブーツを鳴らして
机の上に座り込む。いきなり、襲い掛かってくることはないだろうと]
ねえ、あんた等どうして魔女になりたがってるの?
こんな世界いいことなんて何もないよ。
ただ人の負の怨嗟が蔓延るだけの苦しい世界だ。
願いが叶えられたとしてもそれ以上に働かなくちゃいけない。
もしかしたら人狼になるかもしれない。
[黒いジェムを手にしながら……唇を静かに開き――]
それでも、君たちは魔女になりたいのかい?
[その問いには何が返って来ただろうか。
だとしても、こちらも譲るつもりはさらさらないのだが*]
はらり はらり
屋内も屋外も関係なく、無数の薔薇の花びらが舞い落ちる。
それは試練の最初と同じ光景。
【無属性の舞台へチェンジ】
[ずっと華奢で小さな手が、いや、少女の体ごとだろうか?
強く跳ねるのを感じて>>+56、視線を上げる。
前髪の向こう、額に汗をかいているように見えた。
けども、青年は声をかけない。
きっと、彼女なりに進もうとしてるのだから。
なら、大人は今は見守るだけだ、と。
手に力がこもれば>>+57、青年も等しく握り返し、笑って力を緩めた。]
あー、そっか。
君もここに、来てるよね……。
そうだね、縁があれば……会える、かもね?
[言ってふと浮かぶのは、試練の直前に出会った魔ッスル、クレステッド、そしてカナンと名乗った少年のこと。
まさか、その3人ともがまだ試練を戦い抜いてるなど、青年は知らず。]
ん、行ってらっしゃい。
気を付けて、ね。
[その時も彼女が笑えればいいと、強く願いながら、その背>>+58を見送る。]
『ディアボロスが出るかもしれないから、変身しておくといいぞ。』
[ハヤブサも声を掛けたが、声は届いただろうか?]
/*
ちなみに魔法の五線譜は出そうと思えばいくらでも出せる設定
ただ、その分消費魔力も馬鹿にならないけども
消費魔力を抑えて五線譜を細く弱くできるってのも考えてた
魔女になる理由か。
怨念だのなんだのは、どうだって良いんだよ、俺には。
そんなものは、普通に生活してるだけでも嫌と言うほど付きまとってくる。
こっちが切ろうとしても切れねぇモンを理由に、逃げてどうするよ。
ああ、そういえば、 言ってなかったっけ。俺の肩書みたいなん。
[どうせ、隠すことでもない。
息を呑む女を後目に、 唇の端を、持ち上げる。]
願忘の魔女
忘却を願う魔女。それが俺の肩書みてぇだな。
名前通りだ。 忘れられれば良いんだ、俺は。
血反吐吐くほど忙しいんなら上等。元よりそんなのには慣れてる。
それ以上が来るならば立ち向かってやろうじゃねぇの。
俺は、魔女になることを願うよ。全てを断ち切るために。
ま、こんな願い、アンタらの願いに比べりゃあちっぽけだろうけどな。
[筋肉も来ていたなら、そちらへも。
視線をやり、からり、わらう。]
いやはやいいもんだね。
少年少女の成長というものは。
『おっさんくさい視点だな。
……いや、父親か?』
そんなもんじゃないさ。
ただ……
俺が描きたいのはそんなストーリーだから。
読んでくれた子たちが、ドキドキワクワクしつつ、夢を見られるような……。
『ああだから……あのレトって子にも、あんなお節介焼いたのか?
お前はもっとドライな人間だと思っていたからびっくりしたのだよ。』
……さぁて?
あの子のアコーディオンをまた聞きたいのは本当だけどね。
[言って、青年はそっぽを*向いた*。]
/*
うわぁぁぁぁっ、クレスの願い知っておきたかったっ!!!!
こいつ、この願いだけはばっかじゃねーの、と全否定してぶん殴ってたよっ!!!!!
……忠告なんて、優しいね。
俺の知る君じゃないなんてのは、当たり前だけども。
変わるきっかけが悪かったのか、過程が悪かったのか。
どうして人狼になったのかはわかんねぇが。
根っこンとこは変わってねぇみたいで。
[青年の問いに、魔ッスルがいれば彼が答えるのを待ってから。
書斎へと、一歩だけ踏み入れて。]
/*
ってかレトに対しても、願いを忘れろなんて言ったのかな。
うん、それ知ったらブチ切れるねぇ。
あーもうPC視点でめっちゃ知りたいっ。
知る機会があるか怪しいけどっ><
[ぎりり、車輪の動きを封じ、縛り上げ
やがて破裂した車輪は6つの影となり、透明のジェムへと変化する
一曲終え、一息]
散々だ……
「全く、人前ではしたない姿を見せてしもうた……」
[あぁ恥ずかしやと扇子で顔を覆う千代
そんな契約者を後目に落ちたジェムへと近づく
周りに人がいると気がついたのはその時か]
あ、どうも……えーと、お疲れ様です?
[一先ず、挨拶をしてからジェムを拾った**]
[舞台は変わる>>#2.どうやらスーパー筋肉タイムは終わりを告げたようだ。
クレステッド>>54について行く形で階下へと降り、男は書斎へと足を踏み入れる。
敵意を込めた視線をフィオンから向けられた>>56ならば、その視線を向ける様にダブルバイセップスのポーズ]
どうやら、魔女の試練終着駅はここのようであるかな。
[魔女候補が、これ以上隠れているとも思えない。ならばここにいるのが全員という事だろうか。
人狼からの問いかけに>>58男は]
うむ。
我輩はなりたいがためにここに来た。
そして――脱落できぬ訳もできた。
ならば進む道は1つであろう。
[例え筋肉の時間が終わりを告げようとも、男の筋肉は今日も絶好調である]
/* よく語るクレステッドと
無駄に語らないゲオルグさんが対照的やなぁって
かさとくんもあと数年たてば良い大人になるんじゃないかな。たぶん。
荒れてた数年間は、人間としてのブランクや思ってるからPLは
俺はきっとこの試練に合格しても人狼で在り続けるだろう。
そして、呪いを喰らい、撒き散らしていく。
[ふわりと飛び上がり、十字架を構える。
自分に立ち向かう2人の見習い魔女へ向けるのは――]
さあ、勇敢なる見習い魔女。
この
呪うことでしか自分の存在を見出せない哀れな狼を。
呪いを喰らうことでしか生きる価値のない狼を。
魔女と成る為に――その願いと呪いを渡すがいい。
[眉根を下げ、困ったような微笑みだった**]
……しぃちゃんも、落ちちゃったんだね。
残念。
[そう言えば彼女はどんな反応をするのだろう。
悲しがらせたらと思うが。]
『嬉しがってるんじゃないわよぉ…。』
あ、見える?
俺の契約者、黒猫のスミェールチ。
[感情を誤魔化そうと自分の肩を指さしてそう問いかけた。]
[音がしなくなって見てみれば。
お疲れの様子のお兄ちゃんとお姉ちゃん>>+67]
お兄ちゃんお姉ちゃん、お疲れさま。
力になれなくてごめんね?
[額にあったはずのジェム。
今は指でなぞっても普通の感覚しかない。]
(と、いうか変身できるの?
おい黒猫≪スミェールチ≫目をそらすな。)
[肩に乗ったままの黒猫を小突いて口を尖らせた*]
わー、猫さん!
……す、すめるっち……?
…………すみちゃんでいい?
[すごく発音しづらかった。
ロシア語かなんかかな?と思いつつ、黒猫の頭を撫でようとそろそろと手を伸ばし。
けれど視線は少年へ。]
……前にさ、「皆とは違う」って言ってたよね。
さっちゃんが話したくないなら、なんで違うのか訊かないよ。
だけどね、
お疲れ様です、レトさん。
ごめんなさい、わたし変身の仕方がわからなくって。
えっと……わかるかな、私……ドロシーです。
[特徴はほぼ変わっていないけれど、セーラー服で髪も焦茶。
一応と、改めて名乗りを上げた**]
『……終わりが近いのかもな。』
ふーん……そんじゃ、ぼちぼちラストバトル、って事?
『だろうな。
人狼が脱落で終わるのか、それとも人狼が残るのか……。
……ああそうだ。
脱落してない連中の様子も実は見れるぞ。
生憎あちらからはこちらの様子は見れないが。』
なら……見届けにでも行くかな。
『あ、念のために変身も忘れずに、な。』
→2階・廊下−
おや……?
[魔女の姿に戻った青年の目に飛び込むのは、少年少女たち。
二人は知ってる、けども一人は知らない。
誰だろう?
いつか魔ッスルが言ってた情報提供者とも違うのはわかるけども。
該当しそうなのは、翼か、黒か、もしくは仮面を外した少女か。
ともあれ青年は手をひらり振る。
ハヤブサはひゅーいと飛んで、すぐに戻ってきた。]
『ああ、1階。お前が最初にいた場所だ。』
ん……。
[ひらりと手を振ったまま、青年は*1階へと。*]
→1階・階段−
あはは…人狼様の攻撃は大丈夫なはずなんだけど。
……俺はちょっと弱かったみたい。
[悲しそうな彼女>>+71の頭を撫でて苦笑する。
触れられなかった分、今だけでもと。]
未練がないならいいけどさ。
あ、スミェールチ、オスだけど大丈夫?
『すみちゃんでいいのよぉ…うふふ。』
[触れようとする彼女>>+72に思わず声を出してしまう。
自分の心配のしすぎだったならそれはそれでいい。
黒猫≪スミェールチ≫は撫でてほしそうに見ている。]
本当は自分を殺して別の存在になるつもりだったけど死にたくなくなっちゃった。
でもね、俺の受けた恩恵、幸運は強すぎて。
それがなくなるってことは…ちょっと眠らなきゃいけないかもしれない。
でもさ、ちゃんとしぃちゃんに会いに行くよ。
離れ離れになっても、時間がかかっても。
どんなしぃちゃんでも俺は好きだから。
……んーあとは。
終わりが近そうだから見に行きたいってくらいかな?
[囁き終わって、一息。]
あ、我はロー・シェンだ。
わかるかわからないが。
[お兄ちゃんへ手を振ってみるがどうだろう。
髪色や肌の色は変わらないが、服装も身長も違ってたし。
見かけたくらいだったような気がするからわかるかはわからない*]
――1F・居間――
[魔女――、もとい人狼へ戻り、また“悪”を裁く。
ずっとそのつもりでいたのに、こんな形で脱落しようとは。
これから先の予定が総崩れだ。
元通りに裁判官を目指す選択肢は残るけれど、魔女じゃなければできない事も沢山あったのに。
リエーフの温かさを傍らに感じながら、ぐすんと鼻を鳴らした。
……それに、エーヴァルト相手に『ここで私を倒せないようじゃ魔女になっても何も成せない』とか大見得切ったのにこのありさま。
悔しいやら恥ずかしいやらで顔を上げられない]
『まぁ、羞恥心凄いとか思ってられる内は大丈夫だな。ふむ』
何で的確に私の心理を読むのよ!
『君は顔に出てないつもりなのかね……!?』
[やたら冷静に感想を述べるリエーフへ、きぃっと喚くと鋭く切り返された。
言い返せないので、頬を膨らませてそっぽを向く。
ほらそういう所が、と言いたげな視線を感じるけれど、気付かないふりだ]
[そうこうしていると、微かに聞こえる同胞の呼び声>>*3
硝子一枚隔てたように遠く響くそれは、耳を凝らさねば聞き落してしまいそうなものだ。
宙を仰いで耳を澄ませ、しばらくしてから微かに笑った]
……違うわ、フィオン。
私、ただの魔女に戻るつもりなんて微塵もなかったのよ。
[彼はエレオノーレなら純粋に魔女に戻れる、と思っていたようだけれど。
エレオノーレにとって、魔女か人狼かなんて関係がなかったのだ]
私には私の“正義”が全て。
そうして私にとっての“正義”は、他の魔女にとって“悪”なんですもの。
[自分の価値観で他者を罪人と定め、その魂を喰らう。
エレオノーレという人狼は、ずっとそうして生きてきた。
そうして、試練に合格した後も、そうし続けるつもりしかなかった。
人は変われる、悔い改めて新しい人生を選ぶことだってできる。
そんな綺麗ごとじゃ、世界はどうしたって変わらない。
上辺だけのお綺麗な理想の下に、“悪”を裁けば救われるはずの人間が、どれだけ踏み躙られているだろうか。
どれだけの人間が、永恋のように大切な人を奪われて涙しているのだろうか。
――誰かが手を汚さなければ、現実は変えられない。
そのためならば、どんな業を背負おうと構わなかったのに]
……やっぱり、悔しい。
[ぼそりと呟くと、リエーフがふぅと短くため息を吐いた]
『まぁ、君なら違う道でもやっていける事だろう。
試練に落ちたら最後、もう君の信念は潰えてしまう、というわけじゃないのだろう』
……それはそうだけれど。
[自殺した彼のような人を救いたい。
その気持ちは、今も変わらない。
きっと、これから先も。
だって今も、永恋は彼への想いを断ち切れてはいないのだから。
潰えたのは手段のひとつで、信念そのものではない]
……。
『…………』
[互いに暫しの沈黙を挟んだ後で、エレオノーレはおもむろに立ち上がった。
制服のスカートを払い、居間の扉を睨み据える]
とにかく、私行くわ。
こうなったら仕方ないもの、フィオンの行く道でも見届ける事にする。
[なんにせよ、ここまで試練の道のりを共にしてきた仲間がまだ戦っているのだ。
ひとりで拗ねているわけにもゆくまい。
最後まで見届けなければ落ち着かない]
『……ふむ、それが良かろう。
彼については、少々懸念事項もあるしな』
……懸念事項?
[自らの事に必死だったエレオノーレと違い、リエーフは彼に何か異変を感じとっていたようだ。
問い質すと、まぁそれはあとで、と言わんばかりに鼻先で背中をぐいと押された]
『それより君、変身したらどうかね。
こちらでもディアボロスは出るぞ、餌食になりたくは無かろうに』
まぁ、それはそうなんだけれど……。
他の皆にどんな顔で会えばいいのか……。
『君、変身後の方が仮面で顔を隠せていいんじゃないのか?
言っておくが、君の場合は変身前も変身後も容姿は同じだぞ』
……そ、そうね。
[的確すぎる指摘に負けて、背中のジェムに指輪を――、あれ?]
『あぁ、こちらでは君のジェムはないから、私の力を貸すことになる』
言うのが遅いわ……。
[恨めし気な眼差しをリエーフに注いで、ぼそりと非難を。
時折、彼に遊ばれているんじゃないかと言う気がするのだけれどどうだろう*]
――1F・書斎――
[少し後、書斎の居間側の扉の横に、仮面の魔女が佇むだろう。
傍らに白いライオンを侍らせて、事態の推移を見守るのだ**]
君を蝕む呪いを生きる価値とするなんて、笑える話だ。
そんなの、 生きているって、言えないじゃないか。
君も、 もう一人も。
深淵に身を投じるには、 まだ、若すぎるというのに。
なんて、かなしいいきもの。
[白のシューズが、灰に染まる。
右手側へと右足を置き、
揺れるように三拍子を刻み、
身体の向きを反転させるよう回りながら、右へ、と。
決闘場を舞台へと転じさせるための武器は、魔法は、
悪役へ挑む勇者と言うには覇気のないもので。
さて魔ッスルはどう動くか。
彼が青年へと挑むならば、此方は準備を進めるのみ。
もし、 手を出すこともできないようならば、
早々に仕掛けるべきではあるか。]**
/*
今回、本当に皆さんの設定を拾って広げられなくて悲しいわとしみじみ……。
予想以上に余裕がなかったというか、職場で一人、村の始まる直前に一週間欠勤する人が出ると判明した時点で参加を辞退しておくべきだったわねと今考えれば。
役職希望が人狼だったので、直前で翻すと収集が付かないんじゃないかしらと懸念していたのだけれど、参加してもこの動けなさじゃ、もう諸々申し訳なさすぎるわ……。
本当に動きの悪い人狼で申し訳御座いませんでしたと謝罪をば。
フィオンにも重荷を背負わせてばかりで申し訳ないわ。
/* バーランセッバーランセッシェーネッくるりんとーん!
って動作を文字に起こすのが難しくて
振りを文字にすんのってむりやね。
くるりんとーんはトゥールジュテって習ったけどどうも違うっぽい。名前わからん。
[手を振ったお兄ちゃん>>+77に手を振って。
鳥さんと共に降りて行ったのを見送って。]
まぁ、最悪でも死ぬことはないだろうし。
とりあえず。しぃちゃんも見に行く?
気になるんじゃない?
他にも見に行く人いるみたいだし。
いっしょに行かないか?
[何もないなら彼女の手を引いて下に向かおうと。
なにかしたそうなら、ちゃんと聞いて。
行きたい場所があるなら、案内しよう**]
[囁かれた言葉に、再度顔が真っ赤になったり。]
……そ、そそそそうだね。
わたしも、試練がどうなるか、ちゃんと見なくちゃ……。
レ、レトさんはどうします?
見に行きますか?
[シゲオが、そしてフィオンがエレオノーレが、灰色の魔女が。
きっと最後の戦いに臨むのだろうから。
そのうちの一人が脱落したことは、まだ知らないけれど。]
……自分を殺すつもりだったなんて言わないで……って言いたいけど、わたしもいっそのこと感情のない人形になりたいって思ったことあるから、何も言えないよ。
でも、死にたくないって思ってくれてよかった。
もしさっちゃんが、わたしにわかる場所で眠るなら、毎日会いに行く。
わたしの手の届かない場所で眠っちゃうなら、ずっと待ってる。
信じてるから、会いに来てね。
ただ会うだけじゃダメなんだよ。
それからずっと、一緒にいてくれなきゃ。
いつか言ったよね、旦那さんになる人に好きな料理を食べさせたいって。
……わたし、ちゃんとさっちゃんから料理教わりたいから。
オムライスやカレーとか……さっちゃんの好きな料理、いっぱい教えてね。
わたしもね、さっちゃんが好きだよ。
ごめんって。
でも痛くなかったから、大丈夫≪ヘイキ≫。
[可愛いからつい、彼女>>+92をたくさん撫でてしまう。
可愛い可愛い。]
イエス。オス、男の子、male。
『うふふ、そんなに驚くことかしらぁ?』
[可笑しそうに黒猫≪スミェールチ≫は笑っていたが。
撫でられてご機嫌になっていた。]
見に行こう?
足元、気をつけて。
[彼女が行くというなら>>+93>>+94
そのままお姫様をエスコートするように手を引いて。]
なに、その割には助けを求められなかったのであるからな。
[ゆえに無力で気弱という訳では無さそうだとも思っていた。
魔ッスルは弱きを助け強きをくじくが、助けを求められなければ執拗に手を差し伸べるべきでもないとも思ってはいる]
[残りの人狼の困ったような微笑み>>68に、さてどうしたものかと様子を見ればクレステッドが何やら準備をしている様子>>71。
ならばと男は前へ出て]
なに、我輩とて呪いには多少縁があるのである。
そう。後悔という名の呪いであるがな。
[あれはつらいぞーとサイドチェストのポーズを取りながら沈痛な面持ちを。
自棄のまま、全てがどうでもよくなってしまったり、それでも何とかしようとあがき続けたり。
それでも何も得られぬまま時がすすむのだ。
男はそれを新しい目標を見つける事によって克服しようとしているが、目の前の人狼はそうできる人物か否か。ともあれ]
ではお言葉に甘えて、この筋肉の魔女。
青年の呪いごと叩き伏せる所存である。
覚悟するのであるよ。
[そう言ってファイティングポーズを取りながら、クレステッドの前へと足を踏み出し、筋肉のままに突撃した]*
― →書斎 ―
[何処がその地になるかわからなかったから。
だいぶかかってしまったかもしれない。
それとも、前に階段を降りたお兄さん≪エーヴァルト≫>>+77が真っ直ぐ行っていたのをついていったか。
他にも来ている人がいただろうか。
ともかく、その場所に、着いた*]
/* ゲオルグさんがいてよかった
もうケアとかそういうの全部投げてよき?
このフィオンくんを浄化できる能力は私にはないし
狂人って言われてる当たりうわークズだわーって思われてそうだし
何よりやっぱり私にまともな人ができるはずがなかった
[青年が書斎にたどりつけば、そこにいるのは4人。
魔ッスルと、白と、翼と。
壁際に仮面。
おや、と思うも。
仮面の傍らの白いライオンに、彼女も脱落したのだろうと察し。
軽く手を振ってから、青年も廊下側の扉の本棚に凭れ掛る。
ハヤブサは後から降りてくる者たちに、ここだと示すように、書斎の前でしばらく旋回していた。]
あ、エーヴァルトさんの……。
案内、してくれてるのかな?
[>>+100書斎の前で旋回するハヤブサを目に留めれば、少年へもあっちへ行こうと促して。
そうして書斎へ着いたときには、既にシゲオはフィオンと話し終えていたか。
幸なのか不幸なのか、自身とシゲオの関係を現すかもしれない言葉を聞く事はなかった>>72]
あれ、4人いる……あれ?
[仮想生存者が全員揃っているからやっぱり4人残ってるの?と思ったら、エレオノーレの傍に白いライオンがいる事に気が付いて。
そうか彼女が脱落したのかと、少々ばつの悪そうな表情を浮かべながら、先客たちにぺこりと頭を下げた**]
……。
[青年は押し黙ったまま、彼らの言葉を聞いていたが。
忘却を願うと聞けば、眉がぴくと跳ねる。]
……てっきり俺は、君が再び踊るのを願っていると思ってたんだけどね。
忘れたいといいながら、魔法は舞台の様相、って素晴らしく矛盾じゃないか……
魔女でいる限り、忘れられないのじゃないかね?
[向ける瞳は冷めたもの。]
しかしそうか……魔ッスルさんって……。
[なら、きっとあの男とやらから彼女を救い出してくれるか、と。]
/* 魔法の名前についてちょっとまとめよう。
初期魔法→ダンサーっぽくそれっぽく名前つけただけ
黄金ジェム→レトさんが五線を鎖に例えてたからよーしシェネ使うぞーってなった
青ジェム→突然のバレエ用語縛り。エーヴァルトさんは知りたがりさんっぽいから、好奇心で猫を連想。
からの猫の足、パドゥシャ。
白ジェム→どないしよ、どないしよ、あ、影と踊るとか。パドドゥ使える
以上 大抵適当
高校生 フィオンは、盲目 クレステッド を能力(襲う)の対象に選びました。
高校生 フィオンは、盲目 クレステッド を投票先に選びました。
盲目 クレステッドは、高校生 フィオン を投票先に選びました。
[ハヤブサ>>+100と彼女>>+102に促され。
書斎に入ったときは生き残りの彼らの話が一段落したところだったか。
聞かなかったのは>>61>>70
幸福なのか不幸なのか。]
望みが幸せとは限らない。
妬みが不幸とは限らない。
……って、聞いたことはあるよ。
……なんて、かっこつけてみたいだけだけど。
[ぽつりと呟いてから。]
(……あれ、名前あんまり覚えてない。
名乗られてても忘れてそう、うん。
俺頭悪いからなぁ……。)
[こんなことは置いておこう*]
それはとてもとても苦しい呪いだっただろうに。
なら、その後悔を忘れるために舞台から落ちるべきだ。
あとさ……顔とポーズは一致させよう?
[うん、言おうとした台詞すっ飛ばしてツッコミを入れていた>>74]
後悔して、もがきながら前に行くのはそれは苦しいこと。
一体足掻いた所で何が見つかるか分らない。
それを呪いというならば、俺が喰らってあげよう。
そうしたら、苦しみも悲しみも忘れて楽になれるからさ。
[けれど、この魔女はきっと違う。
後悔をして、前に進める人間なんだ。
ああ、自分もそうだったら――そうなれたら、よかったのに。]
[ここが外だったら、きっと自由に戦えただろう。
立地はこちらにとても不利だとしても――]
あんたの魔法はもう見切ってる!
[上昇した際に、まるで踊るように回る姿を見つければ
魔法を発動させまいと
十字架の先端をクレステッドに合わし――]
光撃魔法「“月”から与えられた光の槍」
[瞬間、標準のように合わせられた切っ先から
光の槍が現れる。
その槍は、まっすぐに踊る魔女――クレステッドの方へ飛んでいった*]
[両の足で床を踏み、跳ねる。
右の爪先を左ひざに寄せ、
そこから流れるように、左の爪先を右の膝に寄せ。
パドゥシャ、そう呼ばれることの多い、ステップの一つ。
名前通り、猫の足のようにしなやかに、軽やかに。
そして、再び床に足を着ければ、
シューズに纏う灰は、一層強まり。]
[nya-o.
シューズからあふれた光が、猫の形を形成する。
灰色の毛に、青の瞳。
目前に迫る槍に、桃色の肉球が愛らしい前足を伸ばし、
刹那、 槍が掠めたのは、猫の足でもなく、踊り手たる男でもなく。
冷気纏う白銀の長剣。
あくまで、弾いたのではなく、掠めて矛先を逸らしただけ。
左肩を裂いて壁へ突き刺さる槍を横目に、
長剣の柄を、握り込む。]
[それまでに男の描いてきた灰の点は消えておらず、
まだ術式は途絶えていない。
猫の足を呼び出したために、点同士、距離を開いている部分はあるが。
右手に長剣を携え、切っ先を青年へと向けたまま、旋回。
紅に染まりゆく左腕を力なく揺らすも、
書斎を囲むための舞踊は、続けられ。]
(にゃんこ!)
『落ち着きなさいよぉ?
動物好きなのはわかってるけどぉ…。』
[黒猫《スミェールチ》にてしてしされながら。
光の槍>>80にも落ち着かない様子で顔を俯かせた*]
……?
一致しているであるよ?
[>>77男の表情は沈痛な表情。
さらに今回のサイドチェストは、この鍛えた腕と胸筋を再現するのはなかなか長い道のりであったと言う意味を込めたポーズ。
汗と涙と苦労の結晶=筋肉。筋肉とて楽して手に入るわけではない]
すまんが、楽になりたいわけではないのであるよ。
我輩は、この呪いと一生付き合っていくと決めているのである。
[付き合い方は人それぞれであるのであるがなと。
忘れて終わるのなら、それは大切なモノを得て手に入れた幸いさえも否定してしまうのだから。
どんな結末だったにしろ、妻を得て娘を得て、家族を得たという幸いはずっと持っていたい物だから]
/* 魔法の魔力消費について
舞踏会→点を打つ時点でじわじわ(広範囲でも1割いかないくらい。マーキング程度。)
詠唱で点にさらに魔力がこめられ発動。
魔力消費:大
シェネ→大体上と同じだけど、後から魔力を込めて光を強めることも可能。
魔力消費:小〜大(長さによる)
パドゥシャ→これは点やのうてステップで発動。猫召喚の時点で魔力消費→以降は消費無
魔力消費:小(1〜2割)
パドドゥ→舞踏会に同じく。
/* 使いやすさで言えば
パディシャ>>>>シェネ>>>>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>>>パドドゥ>舞踏会
はい、そうです。
初期魔法が一番使いにくいんです
― 少年が堕とされた日 ―
「少年よ――――お前の全てを奪ったものに復讐したくはないか?」
[ヘビが笑いながらそう言った。]
「フィオン!聞いちゃ駄目だよ!!
復讐なんてしちゃ駄目だ!そんなことしたって意味はない!」
[契約者である小鳥は叫ぶ。
自らの契約者を堕落させまいと守るように必死に]
………………。
[けれど、肝心の魔女は口を閉ざしたまま俯く。
小鳥も、ヘビも見たくはないと言わんばかりに]
「なあ――――フィオンと呼ばれた少年よ?
家族になりたかった者に存在を否定された哀れな少年よ。
こんな運命は残酷だと思わんか?」
[――ピクリ、身体が反応する。
そうだ、自分は弟だと思ってた子に家族じゃないと否定された。
ようやくあの痛みを忘れられると思ったのに、否定されたのだ。]
あれは――……気が立っていただけだよ。
本当はとても……優しい子で……
「では何故そんな優しい子がお前を否定する?
生きる希望を奪われたお前を突き放すのだ?」
[ヘビは笑う。
少年の否定の言葉を論破しながら、嘲笑う。]
「本当に優しい者は、痛みを知ることができるものだ。
そいつはお前のために涙を流したか?
そいつはお前のために怒ったことがあるか?
――――否、ないだろう?」
「黙れ!それ以上フィオンに変なことを吹き込むな!」
[ヘビの言葉を遮ろうと小鳥は叫ぶ
心が折れかけている魔女に、この甘言を聞かせてはならないと。]
「ふははははははは!何を言っても無駄なことだろう?
いいか少年。お前を受け入れてくれる存在は!認めてくれる存在は!
もうこの世の何処にもいない!
お前を狂愛し、嫉妬し、憎悪した者に奪われたのだ!」
「違う!!フィオンにはまだフィオンを愛してくれる人が居る!」
[ああ、小鳥が叫んでる――
自分のために叫んでくれるというのに――何故だろう。
あの子の言葉が、自分に響いてこない。]
…………れ、ば……
[沈黙を貫いていた少年が、唇を開く]
どう、すれば……僕は、取り戻せる?
[目からは、ぽろぽろと大粒の涙を零し]
運命を従えるだけの力を手に入れるだけじゃ駄目なの……?
[すっぽりと手が隠れた袖で涙を拭いながら]
どうすれば……僕を、必要としてくれる人が現れるの……?
[縋るような声に、ヘビの口は狐を描いた]
「ならば、我を受け入れろ!
そして奪略者どもを呪うのだ!!
運命を従えるには力?何を言っている!
運命を破壊するには何時だって怨嗟の力なのだ!」
[ああ、そうなんだ――――
心が壊れかけた、折れかけた、沈みかけた少年は――]
「手始めに――そうだな、その契約者を俺に喰わせろ。
そうすればお前が復讐すべき相手を教えてやる。
そして、死ぬよりも辛い罰を与えるのだ!」
[それが、あの世界へ帰るものだと信じてしまったから]
「フィオン、あんな奴の言葉を…………」
[小鳥へ、手を伸ばす。
そしてそのまま、小鳥を握り締め――――]
はい。これで――……僕は僕の世界へ帰れるんでしょ?
[契約者をディアボロスへと差し出した]
「フィオン!?嘘でしょ?冗談だよね!?
そんなことしちゃ駄目だ!帰れなくなっちゃう!
駄目、フィオン、フィオンやめて!!」
[しゅるり、自分の手に巻きついたヘビ
くつくつと楽しげな笑みを浮かべたまま]
「イタダキマス」
[小鳥を、飲み込んだ――]
[自らの契約者を喰わせた魔女はヘビを見つめる。
その目は虚ろで、希望を見出せなくなってしまったような顔]
「少年よ――お前の居場所は、心の安寧の地は訪れない。」
「さあ、全てを呪え!!」
「この世界にお前を受け入れてくれるものなどいないのだから!」
「はははははははははははははは!!!!」
[ヘビの声に従うまま、自分は
自分の全てを――手始めに、母を奪った男を一人――呪い殺した
そこからの記憶はもう曖昧で、きっとそこが自分が堕ちた最初の記憶。
もう元に戻れない――後悔の記憶**]
― 書斎 ―
[わたしたちも邪魔にならないところへ行こう、と、北の窓際の本棚へと少年の手を引こうとし。]
……わたしもね、望みを……願いを持ってここに来たけど。
叶えても、幸せじゃなかったんだろうなって思うよ。
きっと、越えちゃいけない一線を越えちゃった後悔が先に来てた。
さっちゃんに合わせられる顔もなくなって、助けるって声にも耳を貸さないで……暗くて深い海の底に沈んでたんじゃないかな。
[>>+104少年の呟きに呼応するように、少女も独り言のように呟いて。
捜し人はもうここにいる、とシゲオを見ながら頷いた。]
魔ッスルさんね、見ず知らずのわたしのこと、助けるって言ってくれたんだ。
そんなこと無理だって思って、一度は拒絶しちゃったけど、あのひとは立ち上がってきた。
そのとき思ったんだよね。このひとはきっと、何度拒絶したって、呆れるくらい何度も立ち上がって手を差し伸べてくるんだろうな……って。
……なんとかする方法はひとつしかないって決めつけないで、ちゃんと考えようって思ったんだ。
きっとね……
自分を傷つけようとする人間も、自分の中にある呪いも負の感情も。
ほんとは、誰かに押し付けたり、消したり、傷つけ返したりするものじゃないんだろうなって思う。
その時は救われても……後悔したり、後で自分に返ってきたり。
もっともっと苦しむことになるんだろうなって。
わたしはさっちゃんを避けてたときから、無意識にそれがわかってた。
……気付くのは、ちょっと遅かったけど。
[そう言って、少年へ苦笑してみせ、再び視線は戦いの舞台へ。]
もうちょっとなの。
たぶん、もうちょっとで答えが出るの。
わたしが生んだ、負の感情にも……。
[子供部屋以来、声を聴いていない
タイムリミットは近いのだろうけれど、不思議と焦りの気持ちはなかった**]
一生付き合っていく?
そんなの無理に決まってる。
いつか呪いに負けて絶望し、逃げるんだ。
人間なんてそんな生き物なんだよ。
[特に後悔は――忘れたくても忘れられない呪い。
何時までも残り続ける呪い。
耐えられずに逃避するものも多いだろうに]
ただ、一直線に向かわれても意味はないんだよ。
忘れたの?俺は空飛んでたでしょう?
[ふわり、浮いた上体から今度は空を蹴り落下する。
筋肉の魔女はあの調子だとそこまで大きな魔法を打てないはず。
ならば、先に沈めるのはクレステッドで決まり。]
煉獄魔法「“太陽”が導く炎の加護」!
[クレステッドの目の前に降り立ち魔法を妨害せんと
その腹を抉ってやろうと炎属性が付属した十字架を大きく振りかぶった*]
それでも、追いかけてでも引っ張ってるんだろうな。
……俺は。
[彼女と共に本棚付近に移動しよう>>+109
彼女が攻撃に巻き込まれないように警戒して。]
嗚呼、筋肉さんは魔ッスルって言うんだ?
筋肉が印象的すぎて……。
とにかく、真っ直ぐでいい人。
……ゆっくり考えて?
俺はしぃちゃんの味方。
失敗しても、間違えてても。
俺はしぃちゃんの気持ちを大事にする。
[彼女に微笑んでから。
自分のことを、ぼんやりと思い出す。]
ん、その通り。
良い一撃貰ったけどね。
愛らしい曲芸師さんも、鋭い爪を隠していたようで。
[構えた長剣をくるりと回し、
空を切るよう、斜めに振り下ろす。
その一場面だけを切り取れば、
戦場を舞台とした舞踊歌劇のように。]
おあ、 火気厳禁だっつーのに。
[振りかぶりが大きいならば、一般的には隙も大きいと言われているが。
隙を見せるほど単純でもなかろう。
その考えの元、振り上げた刃が狙うのは、
自分よりも低い位置にある、 両の瞼。
単に、反射を誘うだけの一閃ではあるが、
彼が避けなければそのまま瞼を、または眉の上を裂くこととなろう。
それは、つまり、
避けもしない男の腹への一撃を許すこととなるが。]*
なん……であると……?
[クラッシャーとは一体何なのか。そう言えば筋肉で辺り一帯を荒らした事もあるが]
逃げたい時は逃げるといい。
支えを得てまた戻ってこれるのが人間である。
[逃げ続ければ、やがてどこへとも出れない迷宮に迷い込むこともあるだろう。
だが、光明を得れば、迷宮を形作るモノを無くせればあるいは]
『(なあ、夏南…………
お前、どうしてあのタイミングで呪いの代償が来たのか本当に分らないのか。)』
[契約者は静かに目を閉じる。
人狼で在り続ける事を望む自分の2番目の魔女へその言葉をかけることはなく]
『(お前は、昔のお前に戻りつつあるんだよ。
だから呪いがお前を拒絶したんだ。)』
[なのに、どうしてそれに彼は気づかないのか。]
『(後はお前が――魔女となりやり直したいと願えばいいんだよ。
ただ、それだけなんだ――……)』
[自分から、言ってもこいつは否定してしまう。
だから狼は押し黙り全ての結末まで見届けようとまた、目を開いた]
[幼い頃、起きた事件。
楽しみにしていたあの日。
信じていたものが無くなった日。
炎に包まれる中。
手を引くはずの両親の姿はすでになく。
誰も自分の手を引かず。
ぼうぜんとしていれば。
自分を助けようと伸ばされた手が。
自分を確かにとらえていた目が。
炎に、包まれて。]
―決戦の間にて―
[部屋に入り、見回す
ドロシー、少年、牧場で会った青年、そして見慣れぬ仮面の魔女――脱落した者達
灰のお兄さん、魔ッスルさん、十字架の魔女――試練の合格候補者達
今ここには試練に参加した全ての者が集まっているのだろう]
「…連音や、見届けよ。それがぬしの魔女として最後の務めにもなるのじゃから」
あぁ、わかってる
[例え忘れてしまうことになっても、見届けなければならない]
[身体は無事でも自分の心はもたず。
言い訳ばかりで、いつも通りな両親に。
どこか、壊れて。
心配はかけさせまいと。
――大丈夫《ヘイキ》と言って。
ほとんどを諦めて心を保って。
それが、今まで。]
/* んーパドドゥは展開次第で美味しくなるよう魔法発動法かえるか。
いや、候補としては
・対象の影を踏む
・点で囲う
のどっちかやし。まーどっちかで。
邪魔……しないでくれるかなぁ!?
[振りぬくのをやめ、飛び掛る魔女からの奇襲を防ぐため
十字架を防具代わりに男を受け止めようか。
それでも防ぎきれないのであればまた宙へ飛び逃げるだけ]
[繰り出される魔法のひとつひとつはまさにショーの演目のよう
今ここで見守る者はさながら役目を終えて舞台袖へ引き下がった演者であろうか
今目の前で戦い舞い踊る演者達を見守っているのだから、おそらくはそうなのだろう
この試練の場も、もしかしたら一つの演目なのかもしれない
演奏会なのか、人形劇なのか、舞踏会なのか、戦隊もののショーなのか、ドラマなのか、はたまたアニメーションの世界なのか、わからない
何故なら登場人物が同じでも主人公によって演目は異なるのだから
――それもまた、ひとつの
入り口に近い壁へと寄りかかる
見守る瞳からは寂しげな色は拭えずに]
……でも、諦められないんだよなぁ。
[いっそ、今みたいに空気のような存在なら。
諦めはついたんだろうが。
だから、羨ましかった。
少なくとも母には愛され、才能に恵まれていた彼が。
狂っていても、強い愛を受けることができた彼が。
呪うことのできる彼が。
自分は羨ましかった。]
きっかけは舞台でも、
君と仲良くなれたって思って、嬉しかった。
だから、 生きてるってわかって、安心したよ。
甥っ子怯えさせたのはおいこらって思ったけど。
怒ってたのは事実だし。でも、
[長剣を床へと落とし、
灰色の足跡をつけながら、歩み寄る。
爪先を伸ばすのは――彼自身の、影だけども。]
[できることなら、もう少し話したりしたかったものだが。
自分は頭が悪いから怒らせるだけだっただろう。]
……かーちゃん。
[叔父様《クレス》のことだって庇いたい。
もう傷ついてほしくない。
でも、脱落した自分にはなにもできない。
……苦しいけど、見守るしかない*]
/* 完全にゲオルグさんにびんじょってるだけの
ゲオルグさん好き……この、裏表ない真っすぐな言葉たまらんゲオルグさんファンです
#定期
/* フィオン君は境遇が悲しすぎて安定の家族に優しくないGMG
丁度こいつが舞台に立てなくなったのと同じくらいの年齢ってのが余計に。
あっ口上くっそかっこよかった。すき。
そんなの……そんなの、ないんだよ!
あんたに分るか?家族になれると思ってた人から拒絶される痛みが!
[手を伸ばしたって、振り払われるに決まってる。
だから、伸ばすのが怖いんだ。
失うのが怖いから、その手を引っ込めていたんだ]
どうやって取り返せばいいんだよ!
死んだ人は還って来ない!俺の生きがいだった演劇はもうできない!
俺の世界は……俺の世界が、なんだったかさえもう、思い出せないんだよ!
[地に倒れ付しながらもなお、叫び続ける。
思い出せないんだ、自分の世界の形さえ。世界の色さえも。
十字架を握り締める力は強く――どちらが近づいてきてもいいように――]
気づけ……
[自分を想う声……そんなの、何処にだってない。
世間体を気にする女に、その子ども2人。
それに自分を構成させようとしてくる契約者。
どこにそんな存在がいるんだ。]
バカだよ……お兄さんは……
俺はもうあのときの“かなん”じゃないんだ……
あんたの甥っ子怯えさせて脱落させたのにさ……
[歩み寄ってきた魔女。
そのまま、影に自分が隠れればゆっくりと顔を上げる]
……そんなに、俺をそう諭すのなら。
[十字架を握り締める手
それは、逆十字へと変える。]
俺へ手をさし伸ばしてくれるって言うのなら……
[そのまま、切っ先をクレステッドの先端へ向け]
俺のためにどっちかが舞台から降りればいいだろう!
[これが上手く行くか分らない。
ただ、目を閉じて思いっきり、力の限り――
その左胸を抉り刺そうと十字架を突刺した*]
わたしもね、さっちゃんの味方だよ。
わたしがさっちゃんのことで知ってることなんて、きっとほんの一握りだけど。
でも、わたしにはわたしの知るさっちゃんが大事で……これからもずっと変わらないから。
[言いながら、少年の手をぎゅっと強く握った。]
[フィオンの悲痛な叫びは、ずきずきと少女の胸を痛める。
少女にとってだって他人事じゃない。
うさぬいに誘われるまま魔女になっていれば、きっと誰も信じず、伸ばされる手も拒んでいたのだろうから。
それでも、それでも――どこまでも追いかけて、拒んでも引っぱろうとする手があるのなら。]
……手を、伸ばしてほしいな。
[ただただ、願うことはそれだけ**]
盲目 クレステッドは、盲目 クレステッド を投票先に選びました。
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