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兎 ツェーザル は 声無しの タクマ に投票した
碧眼 シルキー は 兎 ツェーザル に投票した(ランダム投票)
夜盲 ジャン は 流浪人 ジェフロイ に投票した
流浪人 ジェフロイ は 絵本作家 ローレル に投票した
青銀 エレオノーレ は 絵本作家 ローレル に投票した(ランダム投票)
声無しの タクマ は 碧眼 シルキー に投票した
元・神父 アルビン は 声無しの タクマ に投票した
絵本作家 ローレル は 兎 ツェーザル に投票した
兎 ツェーザル に 2人が投票した
碧眼 シルキー に 1人が投票した
流浪人 ジェフロイ に 1人が投票した
声無しの タクマ に 2人が投票した
絵本作家 ローレル に 2人が投票した
絵本作家 ローレル は村人の手により処刑された。
碧眼 シルキー は、夜盲 ジャン を護衛している。
夜盲 ジャン は、碧眼 シルキー を護衛している。
流浪人 ジェフロイ は、絵本作家 ローレル を護衛している。
青銀 エレオノーレ は、兎 ツェーザル を護衛している。
声無しの タクマ は、兎 ツェーザル を護衛している。
元・神父 アルビン は、夜盲 ジャン を護衛している。
次の日の朝、青銀 エレオノーレ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、兎 ツェーザル、碧眼 シルキー、夜盲 ジャン、流浪人 ジェフロイ、声無しの タクマ、元・神父 アルビンの6名。
夜盲 ジャンは、碧眼 シルキー を能力(守る)の対象に選びました。
ローレルとエレオノーレを、元老の皆さまの元へご案内〜
ドキドキしますが、健康大事に、引き続きチューチューしたり>>1:#1のイベント表をお楽しみください。
[窓を破って外へ飛び出した体は、
歪んだ空間に取り込まれて、別の窓から外へ、というよりは城の中心に近い方へ]
― 中庭 ―
っぴぁああ!
[びゅーと5(6x1)階分の高さを落ちて、
中庭の茂みに突っ込んだ]
/*
しかも獣化することなく落ちたwwwwwwwwwwwwww
うわああああああああああああああああああ
\(^o^)/うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
― 少し前 ―
聞こえていますよ。
私は「俺」だし、俺は「私」ですから。
[エレオノーレの別れの挨拶の言葉に、穏やかに冷たく微笑んだ]*
今日は2票ランダム吊りであったか。キワドい
地上はシルキーの逆ハーレム状態な?
役職内訳がどうなってんのかさっぱりだけど、1狼落ちてるのと、狙撃手と狼の相討ちが発生していないことは確実だね。
/*
三日目のログを見ようと思ったら、一番最初にテオドールがでて思わず戻るボタンを押したアカウントがこちらになります。
びびった。
― 地下ホール ―
[獲物が取った行動に些か虚をつかれた。
首の前に翳された魔剣を前に、逡巡の間は刹那ほども無い。
伸ばした大蛇の口を刃が切り裂く。それに構わず押し込んだ。
牙を首の筋に食い込ませ、力を加えて押し倒す。
勢いのまま身体ごとぶつかり、あたかも抱擁しあうような形となった。
獲物の腕が、自分の背に回る。
彼の口がこちらの首筋に近づき、鋭い牙の先端が肌にあたる。
あと鼓動一拍ほどもあれば噛み裂けていただろう。
毒は、その一拍のうちに、完全に彼の身体を侵していた。]
[からりと落ちた魔剣をそのままに、腕を元に戻す。
戻っても、掌に傷は深く刻まれていた。]
実に楽しかった。
君は素晴らしい獲物だ。
[惜しみない賛辞を投げかけながら、血に染まった両腕で彼の身体を抱き上げる。
澱んでいるだろう熱を掻き立てるように背筋に指を這わせながら、首筋へ改めて牙を埋めた。
狩りの当然の結末として、その血を存分に堪能する。]
[失血のうちに、彼の血を巡る毒は薄まりゆく。
手足のしびれは、程遠くないうちに収まるだろう。
だが身体を侵す熱は、耐えがたい疼きとなって留まり続ける。]
ごちそうさま。実に美味しかったよ。
戦いに熱くなった君の血は、刺激的だ。
その血を甘くしてみたくもなるな。
[彼の身体を再び横たえながら唇を拭う。
両手の傷は既に癒えていたが、流れた血の雫を彼の口元に垂らした。]
───もし、"欲しく"なったら、私のところに来るといい。
私を呼んでくれても構わないよ。
もちろん、他の誰かに遊んでもらっても構わない。
好きなようにするといい。
"視ている"よ。リエヴル・コウ。
[なにか含む笑みひとつ残し、魔剣を携え、
部屋の霧ももろともに薄れて、その場から姿を消した。*]
― 元・廊下 ―
[辺り一面、瓦礫の山。
壁まで綺麗に吹っ飛んで、外が丸見えである。非常に風通しが良い。
ついでに部屋の仕切りも無くなった。
その中に、辛うじて人型を保っている、血まみれのボロ雑巾みたいなのが、瓦礫に半ば埋もれるようにして転がっていた。*]
[地を蹴ろうとした足に、一瞬早く蔦が絡みついた]
……?!
[バランスを崩す、翼をバタバタと無様に羽ばたかせる。
胴がガラ空きになった瞬間、そこを蔦が貫いた]
ぐっ……ぅ……!!
[痛みに顔をしかめつつ、何故か笑う]
そこじゃないですよ、
筋肉の隙間を狙った方が痛いんです。
[身を貫く蔦に、血に濡れた指を這わせ、壮絶に哂った]
もう少し角度を深く、ね?
/*
>シルキーメモ
此方こそ、拙いロルに付き合ってくれて有難う。大好きよ。
プロローグから色々と、本当にありがとうね。
杜若、回収できてよかったわ。嬉しかった。
薔薇のエッセンスを引き出しに置いておく時間がなくて残念。
落ちるとは決まってはいなかったけれど、シルキーの分を奪われた事にするつもりはなかったのよ。
— 地下ホール —
[鼓動一拍の差異、
だがそれがどれほど深く高いものか]
…ふ、
[良いものを見せてもらった。
霧が薄れて行くを見守って、声なき聲で賛辞を送る]
[そのまま、ゆったりと瞬いて翼を揃え、
梟は猛禽の眼差しを横たえられた男へと注いでいた*]
そのままの姿で、他の者に血を与えてきたまえ。
恥ずかしい姿をたっぷりと晒して、
「血を吸って欲しい」と懇願するのだ。
のみならず、相手に芯から喜んでもらわねばならない。
また、君自身が奉仕により、
判定者は私だ。
言っておくが、自己申告は認めないよ。
/*
メモしか見てないけど「触手プレイ」とか「媚薬」とかどういう墓下なんですかここ生きて帰れるのかなあ(がたがた)
[侵入者の腹を貫く確かな手応え。
負け惜しみなんだか、率直な感想なんだかよく分からないコメントを聞けば、金糸雀も嗤って見せた]
『あら、それはためになったわ?
人体図鑑は熱心には読まなかったから。』
[そう伝えれば、突き刺したその蔦をぐりぐりと抉るように動かしてやった。気が済めば、金糸雀は植物の奥、その獰猛な瞳を光らせて言う]
『つかまえてもその口はいつまでたっても五月蝿いわね。
わたしが塞いであげるわ。』
[念入りに体と翼を拘束して、中庭の奥へ奥へと連れてゆく。]
――どうするかね?
私達の思惑には乗らないと言い放った君だ、
無論一切無視しても、私は一向に構わない。
或いは、
試練を放棄すると宣言しても良い。
すぐにその子から開放してあげよう。
何処へなりとも行くがいい。
君は自由だ。
[大鴉の声は、
楽しくて仕方がない、と告げている]
ただしそれは、
君の友人のタクマ君をも悲しませる結果になるとは思うがね。
― 通路 ―
[黒猫は歩く、求める相手はすぐに霧散する相手ばかりである。一筋縄ではいかないことはわかっていた。]
にゃー
[誰か遊ぼうと誘うように一声**]
くっ!卑怯な!
[もしかしてまたタクマが、こいつらに捕まってひどいことを]
わかった!やればいいんでしょう!
せいぜい見て楽しめばいい…
[そう言い放って居てもたってもいられなくって、闇の中へ駆け出していた*]
[音もなく、少女は消え去った。
――或いは彼女は攫われる折、
何らかの行動を起こしたのかもしれないが。
少なくともそれは男には届いていない。
ゆっくりと寝台へ歩み寄り、その造りを確認する。
至って普通に見える。
まさか脱出に成功したわけではないだろう。
以前、眼前で少女が同じように消えたことを思い出した。
此れは何らかの、"ゲーム"の仕掛けなのだろう、多分]
夜盲 ジャンは、流浪人 ジェフロイ を投票先に選びました。
[乱鴉の啼声と羽根打ち鳴らす音がけたたましく
雛仔の周囲を取り囲んで響く。]
そうそう。
奉仕の相手は誰でも良いけれど、
それには私も含まれている。
――だが、今の君を味わう気には到底なれないな。
若い、新酒の君よ。
[それが遠ざかると同時、大鴉の声も薄れ]
好きに選びたまえ
[あえかな囁きを残して跡形もなく消えた。*]
/*
タクマが酷い目に遭うのではなくて
「君が」酷い目に遭ったらタクマは悲しむのではないかと言ったのだがね
― 闇の中 ―
くっそ…!あいつ…!
タクマ…あ!
[何かに当たって、こけてしまう。
テオドールの思い通りになるのは癪だ。
何処かでタクマが困ってたら、自分を吸血して飢えが凌げればそれでいい。
それにだいぶ時がたった――
誰かが困っているのかも探さないと。
と思ってるが消耗しきってるのか、体がやけに重い。
そのまま、意識を失ってしまった]
― 地下ホール ―
[毒に麻痺した身体はどうにも動かせない。
それなのに、背を伝う愛撫に掻き立てられるものがある。
身体の芯に蛇が入り込んだかのよう。
確たる力を示した
勝者が権利を行使する間、目を閉じてされるがままに身体を任せていた。
殊更に反応を押し殺し、屍めいて。
身の裡で熱が悶える今、それは容易なことではなかったけれど。
声を上げそうになるギリギリで束縛は解かれ、「実に美味しかった」と城主の声が降ってくる。
社交辞令ならばいいと思った。]
[「その血を甘くしてみたくもなる」 そんな言葉と共に与えられる血の雫。
芳醇な酩酊が、一瞬で舌に溶けた。
疼きの炎に薪を投げ入れられたかに感じる。
名を呼ぶ声に、小さく呻いた。]
ハ…ァ
[霧が動いて城主の気配が去り、リエヴルは痺れの消えた身体を返して俯せた。
ようよう開いた双眸は東雲色を滲ませる。
気づかれずにすんで幸いだった、と顔を覆った。
"視ている”と彼が言ったのは、意識の外へ追いやって。]
[闇が青銀の娘を運んだのは、同じような小さな部屋。
佇む白は、愉悦の気配を纏う。]
あんな毒を受けてしまうなんて、失態だな。
わかるだろう?
罰は、受けなくてはいけないよ。
[嘯きながら、彼女の姿を検分する。
戦いに乱れたその姿を。]
…とても、佳い姿だ。
[ちら、と赤い舌が覗いた。]
タクマ?大丈夫?
ひどいこと、されてない?
血がなかったら、僕に言ってね。
いいんだよ、いくらでも。
[セルウィンは不思議と、黒いクマに話しかけてる。
覗き込んでは心配して、頭を撫でていた。
クマは何も言わないし、反応もしなかった。
ただそんな不思議な夢を、セルウィンは幸せに思って見ていたのだった]**
[扉の外、辿る廊下にふたたび白い紗が広がる。
だが、それは温かく、城主の霧とは別のものと知れた。
どのみち、そちらへ行く他ない。
ほどなく、辿り着いたのは浴室だった。]
──湯だ。
[そんなところに戸惑ったのは、服役前にも水垢離しかしなかった生活ゆえ。
だが、湯でもいい、この身に籠った燠火を洗い流せるなら、と服を脱いで柱にかけた。**]
/*
眠りから覚めかけのうとうとしてる状態って普通に催眠入りやすいタイミングじゃないですかやったー!言っておくけど私は催眠勢じゃない
― 中庭 ―
[やがて、がしゃがしゃと茂みを掻き分けて、
極彩色の上着が覗く]
イタ…い
ジェフ?
[軽く頭がスイカ割りされて内臓がスクランブルエッグになっていた感ある怪我をしても、
一度獣化を経由すると焦げ破れた血塗れ服も元通り]
ぅぅぅー…
[中庭に臨む壁へ顔を向ける。
どこから落ちて来たのかわからない。けれど高いところだった、とだけは考えて]
お、おばあさんなんかじゃ、ないよっ!
これからもっと、何十年もしないと、おばあさんにはならないもん!
[隣で一緒に寝ている女の子に、ローレルは慌てて反論します。
まだおばあちゃんになるのは早いのです。
もっと何十年も経って、結婚して、お母さんになって、それからじゃないとおばあちゃんにはなれません。
女の子>>+31はおっとりとした声で、ローレルに呼びかけます。
そうでした、ローレルはなにを忘れていたのでしょう?]
親友のことを忘れてしまうなんて、とんだおねぼうさんだ、と反省しました。
[親友はひとりしかいなかったはず――そう考えかけて、けれどもその疑問は、指に触れた彼女の唇に霧散していきます。]
……ぃ、っ…………
[そう痛くもありませんでしたが、予想もしていない痛みにローレルは顔を歪めました。]
……うー。
[ひどいよ、と訴えるように口を尖らせて親友を見つめます。]
…………あははっ、
[でも、それも一瞬のことでした。
親友に会えて嬉しくないはずがありません。
ローレルはひさしぶり、を言う代わりに、照れたように親友に笑いかけました。]
/*
凄くジェフさんに入れまくっているのは殺意の波動ではなく、ローズさんへ逢わせてあげたいと言う初志貫徹だったりします。あとは■いっぱい持ってたから(ひどい)
でも兎さんとのコンビは見ていて和みます。悩ましい。
[時折聞こえる呻き声と、蔦を振りほどこうと暴れる感触>>11。
金糸雀の内の少女は思わず破顔した。
続く渇きと無理な魔法の使用により疲労はとっくにピークを迎えていて、やり場のない苛立ちも募るばかりであったから少しだけ溜飲が下がったのだ。
やがて侵入者が金糸雀の隠れる蔦の前まで引っ立てられてくれば、葉の陰から姿を現して]
ぴぃ。
『喜んで?かぁかぁ五月蝿い口を塞いであげるから』
[可愛らしく啼いてやるのだ。
ロクに身動きも取れないだろう侵入者の肩口に止まると、
その嘴を深く突き刺した。
啜り上げ、舌の上で転がし、咀嚼する。
今までの苛立ちを全てぶつけるように、暴力的に食い荒らす。
からからに乾いた土に染みこむ水の味は格別であった。]
[吸血の姫は瞳を紅く光らせて、少女に告げる。
愛を囁くかのように、嫋やかな聲で]
“
与えられ、奪われることの。
自分が自分でなくなっていくことの。
この世から解き放たれる、悦びと快楽を。
[やがて、相手の体が空になるのではと思うほどの量を飲み干した後。
金糸雀は、一度散った花が再び開くように人の姿へと変じた。]
――この姿で直接お話するのは初めてね?
はじめまして、アルビンさん。私、シルキー。ご存知のようだけど。
[陶酔の表情のまま、少女は優雅に礼をして自己紹介をする。]
あなたがわるいのよ。
私、ものすごくお腹が空いていたのよ。
危ないから帰ってって言ったのに。
それでも土足で踏み込んでくるのだもの。
[正当防衛よね、とうんうん頷いた。
未だ渇きの癒えきらない喉をごくりと鳴らして、少女は言う。]
それだけならまだしも、あなた、私のおともだちだったひとにも乱暴を働いたのでしょう?
だから私、彼女の分までしかえしするわ。
[そうして鞄から銀の短剣を取り出し、にこり、笑った]
碧眼 シルキーは、ランダム を投票先に選びました。
碧眼 シルキーは、夜盲 ジャン を能力(守る)の対象に選びました。
>>+33>>+34
―地下迷宮:夜空の玄室―
ふふ。
可愛いわね、ローレルったら。
[告げた言葉に少女は怯えを宿すだろうか?
けれど次に語るのは、彼女を誘い、惑わす言葉。単なる人間の感覚を、夜の一族としてのそれに変えていく言葉]
でも、本当は今の、そんなに痛くはなかったでしょう?
大袈裟にしてみせただけで。
だってローレル、さっき、笑ってたもの。嬉しそうに。
[銀髪の吸血鬼はにっこりと、朗らかな笑顔を送る。
心の奥には堕落した愉悦を抱きつつ。
けれど、少女はそれに気づくことはないだろう。
それ故にこそ、彼女を穢したいと古老は望んだのだから]
[小鳥が出て来れば、おやおやと見る。
同じように翼を持つ血統だが、植物を操る様子に感心した]
……うぐっ。
[小鳥の鳴き声を解読することなど出来なかったが、言いたいことは知れた。
啜られ、喰われて、数度声を上げた。
限界近くまで絞り取られて、ぐったりする所へ、鳴き声ではなく声が落ちてくる]
白ビンなら死ねたら嬉しいけど、
黒ビンはどういう反応をするかな。
甚振られるのは嫌じゃないだろうし、
先から細切れにされるのは、すでに経験済みの気がする。
/*
ローレルこの娘すてき。
自分から催眠されやすくしてくれてるわ!
じゃあいろいろ弄ってみてもいいのかしら。
24h進行だと少し駆け足になりそうだけど。
[なにかが違う、と思うのです。
でも、そう思いかけた瞬間に、混線してくるように░▓░▓▒――正論でした。
痛くないのはただ軽いも░▓▒▒░▓▒――嫌ではありませんでした。
笑っていたのは――何故だったでしょうか?
親友と会えたから、ただそれだけだったのでしょ░▓▒▓█░▓▒ルー▓█▓░░▓▒▓じさ░░▓▒░▓▒▓█░▓た▒けて▓█▓░░▓▒▓█▓░░▓▒░▓▒▓░░▓――――]
— 地下ホール —
…
[緩慢に瞬いた紅の瞳は、立ち上がる男>>+24を追って動く]
……は
[翼を小さく畳み、頭を下へ向けた。
音のない急降下。
獲物に鉤爪を立てるでもなく、やさしく床へ着地して。
さやかに羽音を滴らせ、笑みを浮かぶ]
参れ…
[囁きは空間を開き、廊下に白い湯霧を立ち上らせる。
繋ぐのは紅榴気に入りの浴室>>1:+13へ]
……お友、達?
存じ上げませ、んね。
もしも、エレオノーレさんの事でしたら……、
お互いに楽しい思い、を、しただけですよ。
[減らず口を叩き、そして嗤った]
さあ、
それがお好みで、したらどう、ぞ?
私には特に、目新しいことでも、ありませんの、で。
消、滅する直前まで、端から、細切れにされるのはすでに、経験済みです。
— 湯殿 —
[薔薇と香油の薫漂う浴室。
カウチにしなだれて寛ぐ梟の姿は、深く立ち籠めた湯霧の紗の向こう。
ガーネットのグラスで血酒を舐めながら、
衣類を脱ぐ男を鑑賞している。
常に浴槽に満たされているのは、香油を含めた薬湯処方だった。
とろり 絹の手触りは体を温め、肌を柔らめて、蕾を綻ばせる繚乱の湯]
…
[おっとりと瞬いて、
気に入りの湯殿の利用者が増えることへの歓迎を、声にせず囁いた**]
/*
アルビンさんのレベルが高すぎて、凄い(再確信)
さて、凄く碌でもないものが出来上がりつつイベントロールを、諦めて投下するか破棄するかで悩んでいるのです。なんというか、求められているのはこれじゃねえ感が半端ない物が出来上がってしまってですね…。
……で、すが、
少、々、遅かっ、たよ、う、で、す、ね。
[ぶるっと一度震えると、アルビンの体がしおしおと縮んだ。
黒い羽毛が、目隠しのようにパッと散って]
クワァァ……!
[アルビンのいたはずの場所から、大きな鴉が飛び上がった]**
私は此処にいるわ。ローレル。
あなたの友人の、親友のユーリエは。
いつも、ローレルの傍にいる。
[名を呼ぶことは存在を定めること。
創世を記した書にある通り。
彼女の魂から読み取ったその名前を繰り返し、
その精神に居場所を占めるべく言霊を操った]
― 廊下 ―
[窓から廊下へコロンと転がり入って、極彩色の兎は顔を上げた。
窓を影の横切るタイミングの少し前。
顔を上げたちょうどそこに走ってくるだろう男へ、鼻をひこひこ]
んー…、消えタ人?
[着替えを届けた相手。
目の前でいきなり消えて、女の子が泣いちゃったのだ。
泣いた子にびっくりして慌てたせいでスライム罠に引っ掛かり以下省略]
ドこ行くノ?お風呂?着替エどしタ?
…齧っテいい?
……あら、まだ喋れるの。
お元気なことね。
[短剣を持っていない方の手で軽く口を押えて上品に笑う。]
随分とお痛い経験をされてるのね。
マゾヒストなの?私は、ごめんだわ。
[ふん、と鼻を鳴らすと男の背後にまわり、その羽根の根元に4(6x1)回ほど刃を突き刺してやろうとした、その時。
突然、拘束していた筈の手応えがなくなった。
否。
男の姿が鴉へと変じたことで、蔦の拘束をすり抜けたのだ>>19。]
……逃げられちゃった。
[少女はふくれっ面で飛び立つ鴉を見送った。
金糸雀になれば追えないことはないけれど、追ったところで「楽しい」以外の利はなさそうだ*]
どこまでならぎりぎり死なない、とか、
どうすると一番痛い、とか。
その辺のことは、パパがプロフェッショナルな気がする。
素人が下手に拷問すると、殺しちゃうもんね。
パパもきっとたくさん失敗して、プロになってきたのでしょう。
……俺は何の話を真面目にしてるの????w
そういえば、俺、拘束服だから、ベルトの締める位置を変えてきちんと拘束すれば逃げられなかっただろうね。
……しかし、拘束服を見て、拘束服だ、って分かるのもどうかと思うし(ジャンさん談)
ましてや、その使い方が分かるのはもっとどうかと思うねww
― 元・廊下 ―
[――たっぷり6(6x1)分ほど経って後。
そのボロ布みたいなものが、もぞりと動いた。
瓦礫を押し退けてゆらりと立ち上がると、血と砂埃で斑になったざんばら髪の間から、炯々と赤光が覗く。]
[抱き締められて、ローレルの不安は銀を溶かすように消えてゆきます。
こわいものを、たくさん見てきました。
こわいひとたちにも、何人にも会いました。
信じた人が、信じられないかもしれなくて、心細かったのです。
ぎゅっと親友を抱き締め返すと、なにも心配することなどないのだと思えてきました。
名前を呼ばれることは、支配されること。
絵本作家志望のローレルは、それにも思い至ることなく、偽りの親友の背に腕を回しました。
大切ななにかがこぼれ落ちていく気がしたのは、きっと気のせいというものです。**]
―屋上―
[霧が深い。今が昼か夜かもわからない。吹き抜ける風は強く冷たく、飛ばないように帽子のつばを押さえている]
……本当に。
吸血鬼になったことを後悔したことなんて、
なかったんですよ。
僕はそもそも、深く考えて悩むタイプでもないし。
今が良ければそれで良いかなって。
――だって、真面目に考えるのって疲れるでしょう。
疲れるんですよ。
その上、上手くいかないことも多いし。
馬鹿馬鹿しいです。
適当に表面だけ取り繕って、
美味しい所どりしちゃえば良い。
……というのが"僕"だと、
自分では思っていたのですけれど。
嫌だなぁ。
なんで昔のことなんて、思い出しちゃったんだろう。
他人に優しくするのなんて、
その方が自分も楽だからに決まっているじゃないですか。
別に思いやりなんてないですよ。
――…本当に、嫌だなぁ。
此処に来てから、悩むことばかり増えているんです。
大変疲れます。
もう面倒なんで全部放り投げようかと、何度か思いました。
でもね。壊れたら嫌だなぁ。寂しいなぁって。
ふふ、何なんでしょうね、これ。
あーあ。
このまま完全に僕の頭が可笑しくなったら、
責任とって今度はずっとお傍に置いていただけますか?
……なーんて。
我儘は言わないのです。貴方は、愛多き人だから。
可愛くない我儘は、罪でしょう?
[そう言いながら振り返る男は空色を細めて、口元は三日月の様に弧を描いた]
そうだ、でも一つ思いつきました。
もし、このゲームで勝ったら御褒美に。
僕だけの名前が欲しいです。
一つだけの、特別が欲しいです。
―――御父様。
[澄ました微笑みを見せてから、自ら締めていたタイを緩める。シャツのボタンを外して、爪先で白い首筋をなぞった]
[小部屋を出た男は、気づけばいつの間にか屋上に居た。
罠だったのか偶然辿り着いたのか知る由はない。
そして同時に、間違うはずもない父の気配を感じたのだ。
其処で大凡、どういう事態なのかを察した。
後は唯、その身を委ねるだけ―――*]
―バルコニー―
[薄明りの元、ゆらりと姿を現したのは黄金色の狐。
瞳は昏い夜の色。
尻尾を左右に優雅に揺らし、高い声で一つ鳴く]
――Ye――――――lp……!
[夜空の瞳は緋色に染まる。
狐の周囲にはぽつりぽつりと青い焔が浮かんだ。
求めるのは<<夜盲 ジャン>>の血の香**]
ジャンさんのラ神が今日もおにちくである。
ジャンさん生き残るといいね。
ところで、
ツェーザルさんはほぼ非狼だろうと思うのだけど、ジャンさんも非狼の気がするな。
すると、狼はシルキーさんかジェフロイさん。大穴でタクマさん?
元・神父 アルビンは、碧眼 シルキー を投票先に選びました。
血、
血ぃが足りん
[ひび割れた唇が、呻くように言葉を絞り出した。
全身、石膏を血で固めたみたいに砂埃にまみれている。
かつて衣服だった血染めのズタボロの布が、辛うじてその身体を覆っていた。
血色に染まった赤眼をうつろに見開き、ふらりと歩き始めた。]
/*
いや、1/5だからね、私を引くこともあるでしょうよ、あるでしょうけどw
そしてシルキーはまだ空腹状態だから男になってからwhoを振らないといけないわけで。ふはは。なにこれおもしろい。
[立て続けに重傷を負った身体は、酷く飢えて渇いていた。
怪我による失血だけでなく、傷を癒やすために血の魔力は使われて、全然足りない。
この喉の渇きを癒せるのは<<碧眼 シルキー>>の血だけ――今ジェフロイの頭は、そのことだけに占められていた。*]
/*
あっかーんwww
……あ、ジェフくんデイリーイベント6だった。せふせふw
ちょっとシルキーちゃんラ神に愛されすぎだと思いませんか…w
いや愛というよりは呪いといいますかw
/*
そして見ている間にソマリ様が出迎えてくださってる、と。
どうお返ししよう……そわそわ。
二日目をおりまぜながらお返ししたいから読み返してこよう。
― 闇の中 ―
…っ!だから…やめ…っ!
[それは一瞬の刹那――
触手に毎度起こされて、休むことなく与えられる快楽。
嫌なのは快楽自体を求めてしまってきている、自分を悔やみきれない。
ああ、とても気持ちい。もっとほしい。
できれば人の手で――]
それにしてもどうしてクマをタクマと呼んだのか…
僕もそろそろ壊れてきてしまったのかな…っ!
[不思議に思いながらも、ふふっと笑いがこみ上げた]
会いたいけどあえません><
(whoから順に振ったけどwgwhoならどうだw)
<<曜変天目 リエヴル>>で今度こそw
ちょっとは休めたからいいか…
…………。
[服がテオドールの攻撃?によってボロボロ。
触手が丸見えで、蠢いている。
さすがにこれはないと思って、暗闇を探す。
部屋があり、適当に繕って着替えた]
こいつら寝たりしないのかな…
[服の下で這いずり回る触手は、服で隠しきれるものでない。
自分の服が、ぼこぼこと盛り上がってなんとも不気味だ。
溜息をつきながら歩き出した]
ガーと鳴くのがハシブトガラス。
都市部に住んで腐肉を漁る。
ファーと鳴くのがハシボソガラス。
山に住んで人を嘲笑する。
どっちにするか悩んだけど、プロローグで使い魔がハシボソガラスだったから、揃えてみた。
高祖たる贄殿へ無礼を吐くのはこの口か?
[仔狼の背後に降りた梟の腕が、
一瞬でその首へ巻き付くとギリギリ締め上げた>>+47]
……子犬の天衣無縫を可愛いと大目に見るのも、
限度があるのだよ、セルウィン
一応ね、言葉の仕事だしね。
全く生かされてないけど、歌うま設定あるから、嗄れた鳴き声が逆に絶望ってのもいいんだけど。
テナーソリストが、グァァとしか鳴けなくなったら、きっと悲しいだろうね。
美しいではないか
[抱き締め合う二人の少女>>+44
その瞬間を切り抜いて、永久を留める額におさめてしまいたい]
…羨ましいほど
[顔の色が変わるほど絞めた仔狼の首を、緩めて見下ろす]
醜くきゃんきゃん吠えて汚すのではない
鴉殿は貴方を放免すると仰られたか?
― 廊下 ―
[ともかく早くこの血を洗い流してしまいたい。
その一心で廊下を駆けたが、ほどなく足が緩んだ。
自分が、城のどのあたりにいるのかわからない。
獣化して移動していた最中の記憶がおぼろげで、
とても、位置関係まで把握できなかった。
できたとしても、この城では無意味だったかもしれないが。]
[そもそも集合場所と言われた書斎にも戻れるのかどうか。
考えながらもともかく歩いていたら、
目の前の窓からコロンとなにかが落ちてきた。]
…!
[目に痛い極彩色は風呂で見かけた相手だ。
あの時はだいぶ飢えている様子だったが、と
観察していれば、矢継ぎ早に質問が飛んできた。]
[風呂に行くというのに頷いて、
着替えのことには肩をすくめて、
最後の問いには、暫し固まる。]
………。 ……。
[たっぷり5秒ほど考えてから、
片膝をつき、ちょいちょいと手招いた。
相手の方へ、左腕を差し出してみる。]
[幸いにも今の自分は余裕があるし、
一応は服をもってきてくれた恩もある。
なにより、飢えた吸血鬼を放置するより、
多少は安全だろう、との判断だった。]**
ランダムで相手を選ぶのは、だいたいの村で嫌がられることが多いけど、
この村は舞台設定とうまくマッチしてるよね。
でも戦いたい相手と戦えないのは残念……ここをどうにかうまくハイブリッドできないものか、
と考えてたら思いつきました。
自分がでたら任意。
くっ!
[油断した。仲間がいたのだった。注意散漫だった。背後から現れるガートルートに、首を締め付けらて苦しみを隠せないが]
殺れよ!
おまえらは、どうせ人を踏みにじり楽しむことしかできない哀れな存在…
ガートルート…!
[手を払いのけようとするが、なんて力だ。びくともしない]
ローレル…気を引き締めて…!
ゲームのやる気なやつに負けるな…!
[苦しみながら、さらにローレルに叫ぶ。これ以上自分と同じような苦しみを味わうものが、出てはほしくはないと願った]
ふむう……。
人間を襲って、エッセンスは温存……って考えていましたけど、
PC視点ではこの後人間が出る事は分からないんだし、
エッセンスを使っちゃうのもありかも。
カラスが、クルミや牡蠣を、自動車にひかせて割る話とか、面白そう。
可愛いカナリアは自力で飲めなかったのと比べて、ずる賢さ演出になりそうだ。
しかも、回復アイテム2個は相当なリーチ取りすぎだし、ここでさり気なく埋めておきたい。
ただ、問題は一旦□□◼︎まで回復したら、黒ビンが白ビンに戻るのを望むのかどうかだなあ。
/*
ジャンのシルキー様への気持ち、というのは何だろうとPLレベルで相当悩んでいたのですが、もう唯の壮大なつんでれのような気がしてきました。
面倒な奴だな。>僕
いや、本当、初期の性格設定が屑過ぎて引っ張られて酷いことに。
今も決して良い奴ではない。
痛々しさが追加されただけな気がする。辛い。
そしてジェフさんが求婚をするようです。
妹が欲しくば兄を倒してから行くが良い、と高笑いすれば良いのですね。わかります。
[まて、それはふらぐだ]
― 空中 ―
[風を捉えて空を馳せる。
屈辱。地に縛られた這草ごときに囚われ、人の姿すら保てなくなるとは。
血親に見られているかもしれないのに、こんな情けない姿を晒す事になるとは。
後の折檻を想像すると、息が凍りつくほど恐ろしいと同時に、甘美な期待が湧き上がる]
クァァァァ、コカァァァァ!
[地上を睥睨し、風を叩いて、アルビンは低く鳴いた。
ぐん、と高度を上げ、霧を引き裂き、真っ直ぐ飛ぶ]
[突き抜けた、と思った。
もっと早くこうすべきだった。城を包む魔力など恐れず。
他の地虫どもと違って、自分には翼がある。血親によく似た、濡羽色の力強い翼。
血親は滅多に褒めてくれないが、紅榴候の前で力を示してみせたとなれば、もしかしたら]
[高度を落とす。
さあ、街でも見えて来、]
[……違った。
見覚えがある中庭。尖塔と城門。
城だ。飛び立ったばかりの城だ]
クァァァ、
クァァァ、
[しばらく城の上空を円を描いて飛び、アルビンは諦めて、バルコニーの一つに舞い降りた]
スズメなどのクチバシが真っ直ぐな鳥(フィンチ)は、ちょんちょんと両足で飛んで歩く。
インコなどのクチバシが曲がった鳥は、交互に足を出して歩く。
ところが、カラスはこのどちらの歩き方も出来る。
これはカラスがとても頭がいいかららしいよ。
水鳥はクチバシの形も足の形も例外だと思う。
― バルコニー ―
[手すりの上を落ち着かなく、尾羽を振りたてながらイライラと行きつ戻りつする。
爪が金属と当たって、カチャカチャと優雅でない音がした]
[ようやく立ち止まったと思えば、せわしなく足の爪でカカカカと耳を掻き、
ふわっと羽毛を膨らませて空気を入れてから、スマートに戻る。
クチバシを胸の羽毛に執拗に擦り付け、片方の翼を広げて、クチバシを内側へ突っ込む。
羽をついばみ、撫で擦り羽繕いをする]
[神経質なほど執拗な羽繕いは、やがて自咬に変わる。
風切羽根を食いちぎり、羽毛を毟って、翼の内側の地肌が切れ切れに見える頃になって、やっと落ち着いて来た。
翼をきちんと閉じ、腰を落として手すりに座る。
バルコニーには黒い羽根が散らばっていた]
自咬は尾羽が多いんだけど、
見えない所で自分に当たるのがアルビンらしいかなって。
なんか、やっぱり白黒も鴉もアルビンなんだろうね。
白が一番周りが見えてないけど。
/*
お嬢様、イベントが残っているから今特攻すると悪いような気がして…!
そして鴉さんとお話ししたい。
わくわくどうぶつあいらんど。
[小さな黒い目を瞬かせ、右を見、左を見る。
昔、カラスが荷馬車の前にクルミをわざと落とし、荷馬車に割らせて、後から悠々と食べるのを見たことがある。
あれを真似して、エッセンスの瓶を開ける、もしくは割る事が出来ないかと考えた。
後は、荷馬車の代わりになるようなものだが……]
[耳をすます様に首を傾げる。
はて。向こうをゴロゴロ勝手に転がっている、丸い岩はなんだろう?]
[理性と本能は裏返し]
[欲望と抑圧は鏡合わせ]
[美しく飾れる言葉に意味などなく]
[忘却に沈む真実にもまた意味はない]
(愛おしい狂おしい妬ましい憎らしい)
[故に狐は言葉を持たぬ]
[焔の様に揺れる瞳に映る光は朧]
(怖い寂しい悲しい切ない暗い昏い)
[求めるのは愛しい貴女の痕跡だけ]
[儚い炎を中空に背負い、狐は優雅に微笑んだ]
―バルコニー―
[暗いバルコニーが薄らと照らされる。
青い焔を背負ったまま、黄金色の狐が姿を現した]
――――くすくす、くすくす。
[何処か見覚えのあるような、或いは初めて見るような。
羽根を散らした鴉を見つめて、ふわりと尾を揺らした]
/*
今確認して吹いた。
回復薬2個所持、本日人間イベント確定しているアルビンさん凄い。
昨日は神様がでれてくれたと思ったのになぁ…。
あれで運を使い果たしましたか。
回復薬1個で使い果たされる僕の運。辛い。
[小首を傾げ、鳥類の視線で遥か先を見ていた鴉は、不意にカッと後ろを振り返った]
コカァァァァ……
[腰を上げ、低い威嚇の声を出す。
鴉でありながら、肉食獣にも怯まぬ猛禽の視線。
それが誰かなど、どうでもいい。
空腹状態で出会ったのが相手の不運。目玉を喰らい、腹を割いて、血を啜ってやろう]
[ただ、尋常の獣でないことは、狐火から見て取れた。
鴉に身を落としたといえど、その鴉そのものが賢い鳥。
距離を測り、まずは相手の出方を見る]
ファァァァーーアァァ、
[挑発するように、高さを変えて鳴いた]
>>+44>>+53
はじめだけ、少し痛いけど。
我慢できるよね、ローレル?
[名前を呼んで、微笑んで。
小さな鋭い二本の牙を、口元から覗かせた]
だいじょうぶ。すぐに痛くなくなって、うっとりするような気持ち良さに変わるから。しびれて、くらくらして、溺れてしまうくらい。
[少女の首筋に口づけて、吸血鬼は舌を這わせる。彼女の精髄を奪うための箇所を、馴らすように]
――私は半分だけで止めるけど、ローレルは幾らでも、私から呑んでもいいの。きっと途中で、満ち足りるから。
[幼子にとっては麻薬にも等しい、古老の血潮。けれど求めずにはいられないだろう。
血液とは吸血鬼の生命そのもの。半ばを喪おうものなら、その飢えはいかなる規範も倫理も飛び越えるのだから]
[めっちゃ様子を伺いながら、手首をはぷっと咥える。
見上げた人が拒絶しないのを確かめて、牙を立てた]
んんッ、ん
[滲み出す甘い味。
口の端から涎が垂れる。
とろんと目許を緩ませてそのまま無心に吸った*]
―バルコニー―
[小柄な狐は、大鴉とさして大きさを違わない。
翼を広げてしまえば、きっと相手の方が巨躯に勝る。
>>43猛る声は重く、射抜く視線は鋭く。
けれど、眼差しを返す狐の緋の瞳は、唯、穏やかに]
(嗚呼、感じるぞ御前から、愛しき金糸雀の痕跡を)
[まるで哂っているようだ。
無邪気に、朗らかに、冷たく、嘲るように。――何を?]
(何をした何をした何をした何をした何をした何をした)
[重ねられる挑発>>44へ、ゆらりゆらりと尾を揺らす。
刹那に弾けた焔。
辺りに散らばる黒い羽根>>39を、焦がし燃やさんとする。
立ち上る煙は、揺らぐ揺らぐ霧のように]
[――――夢を見ましょう]
[悪い悪い夢を][安らかな夢を]
[貴方の周りに誰も居ない。貴方の愛する父もいない。
誰か別の大事な人を見つけて、貴方へ興味を失った。
けれども貴方は何処へも還れない。
これまで酷いことをして来たのだから当然だ。
貴方の居場所はどこにもない。
貴方の周りに、誰も居ない]
―中庭―
あの不躾な侵入者の血で、地面が汚れてしまっているわ。
お掃除しておいてくれるかしら?
[アルビンの逃走を許した後、少女はどこか楽しげに
そんなのは私達だけで十分よ。
未だ渇きは癒えないが、飢餓状態が長すぎたために相対的に正気を保っていられるようだ。
ゲームが始まってすぐの時はこの程度で我を忘れてしまっていたというのに、慣れというのは不思議なものである。
少女は、波のように定期的に襲い来る食欲に時折喉を鳴らしながら、命を救い救われた
――?くれるの?
[少女の乾きに気付いたのか、先刻侵入者を捕えた触手状の蔦が少女に向かい花を差し出した。
薄紫色で、釣り鐘のような形をした可愛らしいその花は、]
ホタルブクロ、ね。
[上向きに差し出されたホタルブクロの花の中には、とろりとした蜜のような液体が入っていた。
グラスのようなその花を受け取って、少女はゆるく笑みを浮かべる]
……そう、私ちょうどのどが渇いていたの。有難う、嬉しいわ。
[花の蜜などで癒される喉の渇きではないのだけれど、少女は至極ご機嫌だ。
友人の気遣いに応えるべく、少女はホタルブクロの花弁の縁に薄い唇をつけて。蜜を一息に飲み干した。]
[尻尾の揺れる方向にあわせ、
左、右と首を動かす。
安易にアルビンの挑発に乗らない。かといって逃げもしない。
こいつは、一筋縄ではいかない相手だ]
クァァァ!
[散らばる黒羽根は容易く燃え上がり、焦げた臭いを立ち昇らせた。
尾羽を打ち振り、体の向きを変える]
[腕の腫れは引いたが、残る残滓を治めるのに苦心する。
気持ちのいいことは嫌いではない。
だからこそ、一度感じてしまった毒を、無意識の内に留めようとする身体に、苛立ちを隠さぬまま唇を噛んだ。
与えられた毒を制御する方に意識が向き、警戒を怠ったのもまた不覚。
闇が広がりきってしまう前に逃げ出そうとするも、以前より進みが早く、足に力を込めた先から沈んでしまう]
……そこらの若い連中じゃないのに。
同じ愚を犯すなんて、本当――――雑魚と変わらないわね。
[深くため息をつけば、制御も放棄し床に倒れ伏した。
どうせ獣になってしまえば、自衛本能によって毒の排除も行われる。
これ以上気をかける必要がないと判断し、抵抗することも、その時間もなく、闇に飲まれていった。
囁かれた聞き覚えのある声に、嘲るような笑みを零して]
[たどり着いた先は部屋の一つ。
ゆるりと見回せば、内装の差異はあれど、広さはおよそ変わらぬくらいと思えた。
空より降る声は先程より鮮明で、誰であるかなど目にせずとも明らか]
本当に、失態続きでプライドが引き裂かれそう。
―――存分にお与え下さい。
全て、貴方様の気が済むままに。
[無防備に首を晒し、無抵抗の意を示す。
佳いと褒める言葉には、自嘲的な笑いを浮かべた。
(こんな無様な姿を褒めるとは、加虐趣味な方が多いこと)
覗く舌の赤さに惹かれ、暫く目を離せずにいたが、そんな自分に気付けば意識的に瞼を下ろす。
何が待つのか、考える必要はない。
ただ委ねればいい。
力の差は歴然。万全の状態でないのなら尚更―――――…]
[そうは思うものの、三度も同じ者に蹂躙される事も気に食わない。
(獣に戻ってからの飢餓の抑制に気を遣ってみましょうか。
別に、人の形に捕らわれる必要もないでしょう。
この場に招かれたということは、恐らく"餞別"の対象外だろうから)
そんな細やかな抵抗を思い描きながら、閉じられた瞼に合わせて意識を沈める。
痛みも、快楽も、羞恥も、何も感じないように*]
[瞬間、少女の周囲には柔らかくも禍々しい光が満ちて。]
――――……。
[光が徐々にその勢いを失ってゆけば、
そこに立っていたのは少女ではない。
青年は冷たい青玉の瞳をゆっくりと開いて呟いた。]
二度目の変化は最初の時ほど苦しくはなかったな。
――まったく、このガキは馬鹿なのか。文字通り鳥頭だな。
今会ったら襲ってしまうから?だから植物の奥へ引きこもることで皆を守ろうって?食欲に苛まれながら?
……阿呆らしくて笑いも出ないな。
いつまでここで痩せ我慢をしているつもりだ。
そんなんじゃあ、永久にここから出られないだろうに。
[青年は少女に対する苛立ちを露わにして悪態をついた。
苛立ちは空腹をも掻き立て、親指の爪をぎちぎちと噛む。]
オニイサマを襲いたくないのなら、オニイサマの気配を避けて探索をすればいいだろうに、……
[そう言って意識を集中させるも、兄の居場所はぼんやりと判別がつかない。
追い切れないほど弱っているのか?青年の中の少女が慌てだすのを抑えこみ、青年は大きく舌打ちをした]
っち、とにかくだ。
この城から出ないことにはずっとこのままだろうが。
それまで断食だなんて、御免だね。
[少女としての人格を振り切るように頭を掻き毟り、
青年は宣言する。]
とにかく、俺は出口と食い物ををさがすぞ。
― 通路 ―
[さて、誰か遊んでくれる人はいないか。
そんな風情で歩く猫。
触手はガートルートが消えたのと同時に消えていた。]
……。
[漆黒の羽が落ちている。ゆるりと見渡せば乱鴉の大公が佇んでいた。
猫はテオドールの足元で体を擦り付け、甘えるようにするりするりとまとわりついて]
にゃぁ
[顔を見上げて甘える鳴き声をあげた。]
[そう言ってしまえば少女に抗う術は無いようで。
青年はため息をつき中庭から出ようとして、]
――。
[一度振り返り、少女を護った蔦の方へと歩み寄った。]
有難うな、このガキを助けてくれて。
俺まで消滅するところだった。
[少しだけ声色を和らげて、その葉に
――これは、
[植物の種だ。]
なるほどな。中庭を離れても助けてくれるってわけか。
ふ、ならお言葉に甘えるとするかな。
[青年は苦笑し、手近な葉に種子を包んでポケットに突っ込んだ。]
[そうして、青年は友人に背を向け、中庭から出てゆく。
足と血の匂いの赴くまま、歩を進めれば。
<<碧眼 シルキー>>の気配が近づいてきた。]*
[そうして、青年は友人に背を向け、中庭から出てゆく。
足と血の匂いの赴くまま、歩を進めれば。
<<夜盲 ジャン>>の気配が近づいてきた。]*
[乾いた良く透る声が特徴である誘惑鴉が、
浅ましい屍肉鴉のように濁ったしゃがれ声で鳴いた]
[同時、手すりを蹴り飛ばし、矢よりも早く狐へカッ飛んだ。
悪夢に惑ったアルビンには、それは邪神のごとき血親に見えている。
手加減などしたら即座に斬り殺され。何もしなければ即座に殴殺され。何かをしても即座に叩き潰される相手だ。
死に物狂いで、あらゆる力を振り絞り、立ち向かった]
[ザリ!っと熱い音がした。
鴉は狐の片耳を食いちぎり、爪でその顔を抉って、狐の背後に通り過ぎた。
そのまま、廊下を黒い矢が飛び抜ける。
あまりの全力疾走に、ターンすら効かずに]
/*
>アルビンメモ
こちらこそ、ロルの返しがギリギリになって申し訳なかったわ。
どうせならもっと睦言めいた事をしても良かったのだけれど()
そのまま快楽の毒を受け入れるにはエルは歳差がありすぎるので、多少抵抗させていただきました(そして悪化)
[壁にぶつかれば、激突の勢いで真っ平らになりかねない速度で飛ぶうち、
やがて悪夢は薄れて行った。
何故、あれほど猛り狂ったか、自分でも首を傾げながら速さを緩める]
[鉤爪が何かを捕まえていることに気づいたのはその後。
何かの石の欠片のように見えた]
/*
関係ないけれどAV(アニマルビデオ)を一つ。
あまりにもあったかそうなので羨ましかったとか。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25492244
しかし、予定よりかなりパパラブになりすぎたな〜。
優しい綺麗ないじめられっ子のまま、解放されて幸せになる予定が……。
なんでこんなヤンデレに……?
まあ、全部、パパのせい。
(※ぱぱわるくありません(定期PO
[狂ったように嘆き怒る大鴉>>55を、
狐の緋色は涼やかに見つめている。
呻くように絞り出された声>>58は、悍ましくも哀切を帯びて。
闇を切り裂く勢いで黒の弾丸がごとき鴉が迫る。
まるでこうなると予見していたように、
狐はその場を一歩たりとも動かなかった。
――嗚呼、もはや果て掛けた身など幾らでも喰らえ。
それでもこの意識途絶える前に、一つだけ。
愛と憎しみを込めて、彼へ捧げよう]
『可哀想に』
[想いは心へ囁きかけるように。
同時に軽い体は呆気なく弾き飛ばされ、地に付した。
頭と顔面に熱く鋭い痛みが襲うが、最早流れる血液もなく。
右耳が食われた。爪の傷で右眼も開かない。
過ぎていく黒い影>>58を、片耳片目の狐は虚ろに見送った*]
大変なことが判明したよ。
一応、ちゃんと調べとこうと思って、ハシブト、ハシボソの生態を確認したら、
ハシブト(肉食性が強い=屍食鴉と言い換え)の方が、澄んだカーカーって鳴き声だった。
ハシボソ(草食性が強い=誘惑鴉と言い換え)が、濁ったガーガーだった。
全国の鴉の皆さんにごめんなさい。
― 廊下 ―
[体に流れている血と、外側こびりついた血は匂いが少し違うようだった。
血を吸いながら薄く眺めるのは、上半身裸の胸に見える何かの模様。
どこか遠くで以前見たことがあるような。なんとなく、それに触れると良くないことが起こる気がして眼を細める]
…ン!美味し♡
お風呂ハこっち♪ちゃント行ける、ワタシはチェーザルだヨ
[口を放した左手首をそのまま握って、立ち上がる兎は満面の笑み。
お風呂へ辿り着くコツだけならばばっちり習得済みだった]
室内で、天井の高い場所をぐぐり中なう。
図書室だと、完全に天の岩戸と化して、アルビンが動かなくなる気しかしないから、美術館か音楽堂かな。
― 音楽堂 ―
[パァンと高い音を立てて、大理石のかけらは砕け散った。
すうっと下降し、数度羽ばたいて、鴉は落とした石の側に着地した]
[中庭にはしばらく近づきたくなかったため、
天井の高い場所を探す内に、こんな所に迷い込んでいた。
静まり返った音楽堂に、石の砕ける音は長く深く響き、構造の上質さを伺わせた]
[砕けた石の側には、甘く優雅な芳香が立ち昇る。
石をぶつけられて割れているのは、薔薇のエッセンスを封じていた小瓶。
鴉はそれを嘴で掬っては仰向き、喉の奥に流し込んだ]
[溢れた最後の雫さえ、嘴を倒して舌を出して浅ましく舐めとり、
鴉はやっとため息をついた。
ふるふる、と体を震わせると、それは黒い服を纏った青年に変わる]
酷い目に遭った。
[満腹状態で人間の性質が前面に出ている時ならともかく、
空腹状態で吸血鬼の能力が使える状態で、遅れをとるとは思っていなかった。
己の慢心を意識した。
べ、と舌を出し、エッセンスを啜る際に、一緒に舐めてしまった大理石の粉を服で拭った]
/*
倒錯して執着しまくる鴉も、
傷つきやすい自分を見ないふりしてる狐も、
そもそも存在自体が可愛い兔も、
箱入り娘がだんだん覚醒してきてる金糸雀も、
みんな可愛い。
ジェフロイは面白い。
彼、なにに変身するんだろう。
/*
そういや、言おう言おうと思ってだいたい灰に埋める余裕がないんだけど、梟さんの性別がいまだに確信できません…!
女性形………なのか……? というレベル。
確信できてたら、やわやわふくふくのお胸にかぷするんだけど。
……?
[コトン、と小さい音が聞こえたように思って、首を上げる。
そこで初めて、甘い香りに気づいた。
苦味を含んだ、同族の罪の味とは違う。まごう事なき生きた餌の香り。
薔薇の芳香のせいだ。それに嗅覚が惑わされて、今の今まで気づかなかったのだろう。
認識した途端、酷く喉が乾いた。身体中がちゃんとした餌を求めて疼いて、堪らなくなる]
誰かいるのですか?
[音楽堂の中は薄暗い。
鴉から変じた場面は見られていないだろう、と読んでそう呼びかけた]
[夢中になっている頭にそっと手を置いて、
幾度か軽く撫でる。
柔らかで手触りのいい髪の毛は、やはり兔を思わせた。
子供がいたら、あるいはペットでも飼っていたら
こんな感覚なんだろうか。
おおよそ、らしくない感慨に耽りながら
自分の正気が保てるうちに、ちょいと相手の首筋を掴む。
そして、ゆっくりと腕を引いた。]
[吸血に夢中な相手の視線が胸に向いて>>+62
早く体を流して服を手に入れねば、と思い出す。
素直に口を離した相手は、
手首は離さずに立ち上がって満面の笑み。
チェーザル、と唇で名を綴ってから、
行こう、と指で廊下の先を示した。
風呂に連れて行ってくれるのならば、たいそう助かる。]**
怖がらないで出てきてください。
私はアルビン。
……神父ですよ。
[じりじり焼け付くような渇きを抑え、表面上は穏やかに話しかける。
早くしないと、他の吸血鬼がやって来るかもしれない。
だが、まだ嗅覚がうまく働かず、人間がどこに隠れているのか分からない。
エッセンスのせいだけではなく、鴉の姿から戻ったばかりのせいかもしれない。鴉は、視覚で獲物を見つけるものだから。
焦りのあまり、胸の中で舌打ちする。
……視線さえ合わせれば支配できるのに]
もしかして、疑っているのですか?
そうですね。こんな化け物ばかりの場所に連れてこられて、さぞ恐ろしい思いをしたのでしょう。
[霧に閉ざされて、時間経過は曖昧だが、それでも試練開始から少々経っているのは間違いない。
それだけの時間を、吸血鬼や他の魔物に食われずにいたのだから、目端が効く人間であることは間違いない]
ぐぎゃぁぁああ、、
[青年が血の匂いに誘われるままに歩んでいれば、青年は鴉の壮絶な啼き声、――いや、啼き声と言うよりは慟哭のように思えた――を聞き取る。
その声の主らしき獣は、自分のいる場所とは反対の方向へと矢のごとく飛び去っていった。
青年は眉を顰めて吐き捨てる。]
ふん、あの忌々しいお喋り大鴉か。
人を煽るだけ煽っておいて、ざまあないな。
まあ、何者かと一戦交えて考えるべきかな。
彼奴が勝ったのか、それとも負けて逃げ出したのかは知らないけれど。
[いつでも使えるよう、ポケットに片手を入れて種子の包まれた葉を軽く握り。青年は鴉の去ったバルコニーを陰からそっと窺った。]
[自分の服をひと撫でした。
それは生前は着慣れた……血親の元に堕ちてからも遊興で数度着せられた神父服へ変わる。
クロスはさすがに模せなかったので、代わりに乱鴉の大公の紋章を象ったペンダントトップにした。
「我が主」の象徴だ。ブラックジョークとしても悪くないだろう]
[そして、
鴉化した時も、吸血鬼ぱぅゎーで持ち歩いていたマッチを取り出し、舞台上のロウソクに火を灯した。
薄暗闇に、アルビンの血の気のない白い顔が浮かび上がる]
[そして、舞台上で目を閉じ、すうと息を吸う]
我が主の愛は、世界を包む
我が主の想い、空に満ちて
我が主の涙は、大地を癒す
無限の愛に抱擁されて、
我が主の子ら、安らぎ眠る
[テノールの声が、音楽堂に響く。
こんないい場所で歌うのは初めてだな、と淡く思った]
/*
私はそんなつもりは全くなかったんだけど
眠ったら死ぬぞ−になっちゃった?
眠りロル=吊りフラグ…
おっかしいなぁ
とりあえずバラけたらそっち行こうと思ったのに
ラ神がどんどん集めちゃったし
風呂場は蔦あるから行きたくないロルしたから行けないしみたいな
えーこれ全部私が悪いとか言われても納得しないよ?
/*
てか、メタると銀狼2なんだよなあ。
多分普通に▼されたか▲で人狼のみ死亡を引いたんじゃないだろか。
だれか護衛成功で狙撃手のみ死亡引いた人いるんかなあ。
小部屋
[闇がいざなった娘の言葉と態度に、低く忍び笑いを漏らす。]
おや。落ちこんでいるのかな?
そう卑下するものでもないよ。
ただ、そう。
少し、求めに届かなかった。
それだけのことだ。
[気に掛ける風を装いながら、
その実、彼女が抱える鬱屈を楽しんでいる。]
殊勝なのはよい心がけだ。
君の刑期が早く済んだのも、そのおかげだろうね。
[素直に晒された首筋に指を置き、爪で小さな傷をつける。
滲んだ血を、指先で拭って口に運んだ。]
そんなに素直だと、罰をどうしようか悩んでしまうね。
[は、と吐息を胸に落とし、牙を立てたのは自分の腕。]
[目を閉じた彼女の顎を掴み、唇を合わせて舌先で歯を抉じ開ける。
流し込むのは赤い毒。甘く芳醇な麻薬。
口腔内を舌で味わい尽くし、彼女がしっかり飲み込んでしまってから、口を塞いでいた唇と手を離した。]
君から奪ってばかりでは私も気が引ける。
しばらくそれで楽しむといいよ。
君の感覚は、ずっと鋭くなる。
視覚も、嗅覚も、もちろん触覚も。
針が落ちたほどの刺激さえ、とてもよく感じられるだろう。
[彼女が間違いなく理解するよう、得々と説明する。]
―バルコニー―
[狐は眠る。傷の修復のみに集中する。
本来鋭敏に捉えられる筈の足音すら気づかずに。
ただ、何処か聞いたことがあるような青年の声に、
垂れていた左耳が微かに動いた]
――――――…。
[ゆらり、尾が一度だけ左右に揺れた。
放り投げられたのは、薔薇の水の入った小瓶。
蔓がきちんと受け取ってくれるならば、
地に落ちて割れて無駄になることもないだろう。
狐は何も言わない。顔をあげようともしない。
両の瞳は閉じたまま。 眠る*]
[2番に入ったところで、単音が穏やかな和音になった。
重なってくるのは、低い落ち着いたバスパート。
これは、これは、……なんということだろう]
……貴方もでしたか。
[同じ教義同じ宗派の神父。
舞台に近づいてくる姿は、初老の男性。
柔らかい所に触れられたような羞恥。後ろめたい背徳感。 息苦しいほどの羨望。
調教され尽くしたと思っていた自分の中に、まだこんな感情が残っていたことに驚いた]
[同時に。
どうしても彼を、自分が失った物をまだ持っている彼を。
自分が血親に未来を奪われなければ、そうなっていたかもしれない年代の彼を。
汚したい貶めたい苦しめたい食い殺したい、
そういう思いが暴風のように吹き荒れた]
6を引いた時は少年にしようと思ってたんだけどな。
ロルを書き始めた時は、女性にしようと思ってたんだけどな。
なんか天啓降って来ましたわ。
[こちらも舞台を降りて近づく]
会えて良かったです。
よく、よくぞ今まで他の魔物を避けて生き延びて下さいました。
貴方は、間違いなく私に会わなければいけなかった。
私の為に用意されていた。
[距離が近づく。
思わず感極まった声が漏れた。
ああ、もう表情まで見える。
……最後の一文の異常さに、彼の歩みが鈍る。
しかし、アルビンは止まらずに近づいて。
少し背の高い彼の目をしっかりと見つめた]
逃げないで。
貴方は私の為の獲物です。誰にも渡さない。
[口を開くと、白い牙が溢れた。
冷や汗を浮かべ、硬直する男性の首に、押し当てる]
— 地下迷宮 —
おや…
いつ、私達は貴方に名乗ったのだろう
[仔狼が紅榴候の名を口にすると>>+51目尻に険が宿る。
首を締めるまま片手を下ろして、セルウィンの胸へ爪立てた]
貴方は、問いに答えるという礼儀すら知らず、相手を知ろうともしない
踏み躙られたくないのなら、まともに扱いたくなるような知能を見せるのだね、哀れな子犬ちゃん
三度は問わないよ
乱鴉の大公は、貴方を放免すると仰られたのか?
――!!
[放り投げられた小瓶を、蔦は確かに受け止める。
青年はぎり、と奥歯を噛み締め、怒りを露わにした。]
気付いていやがった!
――「"当て"にしていただいて構いません」だと?
本当にそのとおりになっているじゃないか、っ……くそ。
『そうよ、だってそういうひとだもの』
[敗北感のような、罪悪感のような。
どろりとした固まりかけた血のような感情が青年の内を巡る。
青年は、蔦が持ってきた小瓶をひったくるようにして取り、一気に飲み干すと。つかつかとバルコニーへと足を踏み入れて。]
――馬鹿だな、お前。本当に馬鹿だ。
[己の内に血が満ちる感覚を味わいながら、青年は蔦をバルコニー全体へと広げて、彼と狐を守るように配置した。
そして、ぐったりと眠る狐を抱え上げ、膝の上へと横たえた。]
なぁ、いい加減、面倒くさいだろう?
こんなガキを背負うのは。
[親指で狐の目元を優しく撫でてやりながら話しかける。
いつか友人であった彼女がやってくれたように。]
――良いんだぜ。
お前が居なくなってからずっとひとりだったんだから。
「壊れてしまう」だなんて、泣きべそかいて言ったけど。
きっと、平気なんだ。痛みはそのうち薄れるから。
[低く抑えた声は、バルコニーを浸してゆく。]
[彼に両腕を回して抱きしめる。
舌先に感じる脈動。首筋にかかる焦った熱い息。汗の味。生き物の匂い。
それらを味わった後、一気に牙で貫いた。
口の中に溢れ出す極上の美酒を、喉を鳴らして吸いあげる。
美味かった。今までのどんな血よりも。
アルビンは陶酔し、耽溺した]
だから、お前の生きたいように生きればいいよ。
ローレル、とか言ったか?
大事なひとができたなら、そちらを大事にしてやればいい。
ひとつ分の陽だまりにふたつは入れないから。
……そうだな、まず手始めに。
目が覚めたら、俺の血でも喰らうといいさ。
蔦で邪魔は入らないようにしてやった。
獣の身体じゃあ、小瓶の形では取り入れづらいだろう?
それに、「その方が美味しい」だろう?
[はは、と乾いた笑い声を上げた。
狐に届いているかなんて、どうでも良かった。
全ては、自己満足だから。*]
[もらって、あげる。
友達同士では、当たり前のようなことのように思えました。
でも、その内容は普通、大切な持ち物とか、温めていた秘密だとか、そういったものでした。自分と相手そのものをやりとりするとは、どういうことでしょうか。]
…………いたい、の?
[痛いのは、嫌でした。
親友の見せた牙を、不安げに見つめます。
あんなのを突き立てられたら、痛くておかしくなってしまいそうです。]
でも、
[だいじょうぶ。
その言葉だけで、冷たい不安も、悲しい記憶も、薄れていくようでした。
おとぎ話の世界の住民に、親友がしてくれると言うのです。
抵抗する必要など、もうどこにもないのです。
……それでも。]
[はじめて血を吸われる目眩の中――――
ローレルは思いました。
どうせ、怪我が治るのなら。
どうせ、血をあげて役に立てるのなら。
どうせ、自分が同じことをしたと思い出してしまうと分かっていたのなら。
あのとき、おじさんに食われた女の人は、自分であればよかったのに、と。]
なんか鳩だと挟まりまくりますね。
俺のはソロールだし、ちょっと遠慮しようかな。
まあ、初めてちゃんとかぷちゅーしてるので、しっとりねっとり描きたくもあるんだけど。
[どうせなら、それを贖罪にしたかった、と。
誰に対しても等しく無礼なことを考えながら。
ついに、口には出せませんでした。]
[壁に生んだ紅い額縁、
そこへ降る月光の幻影>>+56>>+66へ視線を向けた]
…ああ
[薄く開いた唇から舌が覗き、消える。
玄室に重なる月影ふたつ。
額の中で絵画は揺らめき、音無く沈む。
梟は古老の牙触れた指に、体に 揺り起こされる官能の記憶へ薄く淡く愁い笑んだ*]
— 湯殿 —
見ているだけのつもりだったのだけど…
[白絽侯が戦いと疼きの熱を灯した血。
蛇殿の告げたようになるか>>+5彼が耐えぬくか、見届けようと]
……しかし、
少し酔ってしまったのだから 仕方ないことだね
[溜息を滴らせてカウチから身を起こす。
鳴らした羽音は湯霧に吸い込まれて優しく響いた]
御機嫌よう、暈天の光彩よ
[薄い湯衣を肩へかけただけの寛いだ姿、
湯へ浸した爪先は水面に同心円の波紋を作る]
先程は佳きものを見せてもらい、嬉しい
私達とも踊ってもらいたいものだ
[濡れた指を伸ばす。
研ぎ澄まされた静なる切先と、刀身に揺らめく炎をもちあわせた稀代の妖剣。
その頬を掠め、耳朶へ触れた]
私達の与えるかぎろいが どのようにその身を耀変させるのか…
*抱かせて見せてくれまいか?*
大公はこう言ってたよ…
俺の恥ずかしい姿を晒して、吸血を懇願して快楽に溺れよと…
[服をはだけさせて、テオドールにつけられた触手を見せて]
お願い…俺の姿を見て…!
俺の血を啜って…思う存分…!
お願い…します…!
[惚けた瞳でガートルートを見つめた]
そして静かになるログ(まがお
くっ、
ええねんええねん……灰に埋めて満足したから、事後から始めるもん……。
というかそうしないと喉マッハ(震
そう、セルウィン
忘れているのなら、思い出させてあげるのが親切だと思ったけれど
きちんと言えるのだね
[惚けた瞳>>+71
闇色の触手は内側から彼を侵し苛んでいるのだろう]
もうひとつ、
「相手に芯から喜んでもらわねばならない。」とも仰っていたように思うのだけれど
それで?貴方は私達を喜ばせられるあてがあるのかい?
[目を閉じた彼女の顎を掴み、唇を合わせて舌先で歯を抉じ開ける。
流し込むのは赤い毒。甘い恩寵の麻薬。
口腔内を舌で味わい尽くし、彼女がしっかり飲み込んでしまってから、口を塞いでいた唇と手を離した。]
君から奪ってばかりでは私も気が引ける。
褒美の代わりに、私の力を少し分けてあげよう。
君の感覚は、ずっと鋭くなる。
視覚も、嗅覚も、もちろん触覚も。
針が落ちたほどの刺激でも、とてもよく感じるはずだよ。
[あらゆる感覚を鋭敏にする力。
痛覚や、もっと淫靡な感覚までも、とは説明しなかったけれど。]
[熱い体から腕を離し、見てと頼まれるまま視線を這わせて優しく笑む]
先程、私達は人を踏みにじり楽しむことしか出来ない、と聞いたばかりだけど
それはつまり、踏んでくださいと懇願しているの?
さあ。部屋を出て、その力を堪能しておいで。
もし、他の元老に会ったら気を付けるといい。
彼らならその気になれば、私が上げた力を吸い出せるからね。
[忠告を模して云い、彼女の背をそっと押す。
僅かな接触の間に仕掛けたのは、ごく些細な悪戯。
この部屋を出た時から、罪の印はほんの少し覚醒するだろう。
普段なら気にならない程度に、ごくごく僅かに。]*
[近づいてくる歩み>>79にも、反応しようとはしない。
ただ、草の香と微かなさざめきを感じた。
何処か懐かしいような、不思議な心地がする。
冷たい床の上から、温かな膝の上へと移される。
狐は微睡の中、訥々と語られる声を聴いていた。
優しく撫でる指先に、委ねるように僅か顔を寄せる。
何かを伝えるように尻尾は時折ふわりと揺れて、
けれどやはり、瞳は閉じたまま。
―――やがて。
欠けた耳が修復し、眼の傷が塞がった頃。
乾いた笑いを浮かべる少年>>80の傍らに、灯る青い焔。
ゆらりゆらりと、慰めるように宙を舞う。
狐はゆっくりと身を起こし、ぺろりと相手の頬を舐めた。
暫し葛藤するように、そのまま尾を揺らしていたが。
遂には彼の首元へ、牙を立てようとするだろう*]
ざっと書いて見たんだけど、長い(ノ▽<*)
俺、今日ソロールでどれだけ喉使ってるんだ……。
半分くらい使ってるんじゃなかろうか。
[五感が恐ろしく鋭敏になっていた。
今なら
ともあれ、城内に入り乱れた血の匂いから、ただひとり、やわらかく咲き匂う彼女の香りを嗅ぎ取った。
鮮烈な花のような、永遠の少女の香り。
薫りの
― 音楽堂 ―
[は、は、は、は、と荒い息が何度も響いている。
男性に覆いかぶさって、その胸部へ両手を重ねて置き、
……心臓マッサージを続けていたアルビンは、見開かれたまま動かない男性の目を見て、ついに無駄を悟った]
……名前も、
聞いてない、のに。
[もう動かないその胸に、額を押し当てて泣いた]
[……覚えている。
男性の血は旨かった。沁み渡るようだった。
これまで啜って来た中でも最上級に旨い美酒にアルビンは酔いしれ、耽溺した。
同時に、男性にも陶酔を与え、吸血される悦びを教え、そして痛みを快楽と感じる魔性を注いだ。
男性は乱れ、悦び、そして痛みを求め、最後は神を冒涜する言葉すら喜んで口にした]
[……同じだ。
アルビンが血親にされたことと、ほぼ同じだ。
違うのは、アルビンが彼を死にまで至らしめたことくらいだ]
[体中に力が満ち、そして飢えを癒されたアルビンは、
己が何をしたかに気付くや、半狂乱になって叫んだ]
い、いや、
ダメ、ダメです、死なないで!
命令です、死なないで!!
[だが、すでに手遅れだった。
まだもっと、もっと痛くして欲しいと、彼は鞭打ちでボロボロの手でアルビンの服を掴み、そして欲望の表情のまま事切れた]
[どうしてこんな事になったのか、アルビンには分からない。
……いや、本当は分かっている。
「私」もまた俺だ。「私」の感じていた嫉妬も憤怒も全て分かっている。
でも、でも、こんな、肉体だけじゃなくて魂まで汚すような、
こんな死なせ方をしなくても良かったじゃないか]
[彼を吸血鬼にすれば、蘇らせる事が出来るだろうか。名前を聞く事が出来るのだろうか。
そう思って触れかけ、そしてすぐに火傷でもしたかのように離した]
[……そんなこと、彼が望むはずがない。
魔物になって生きるくらいだったら、人間のまま死なせて欲しいと彼は言うだろう。
少なくともアルビンはそう言う。そう言った。
……だから、アルビンに出来る事はもう何もなかった]
うう……うぅぅぅ……。
……わ、
我が主よ。
ご覧になっているんでしょう!
[くしゃくしゃの顔を上げ、宙へ叫ぶ。
それは父なる神ではなくて、血親である邪神]
もう、もういいでしょう! 許して。許して下さい、どうか。
貴方の勝ちだ。この世に、貴方の他に神はいない!
だから、
俺を死なせて下さい、俺を、どうか。
[いつかと同じ状況。
アルビンが殺した死者が横たわり、アルビンは神父服を身に纏い、
……そして、同じように絶望と敗北感の中、死を希う。
違うのは]
……それがダメなら、
俺を、完全な吸血鬼にして下さい。
こんな、こんな状態は嫌だ。
……こんな不完全な心と体はもう嫌だ。
俺を、
苦しみを感じない、
邪悪で無慈悲な吸血鬼にして下さい!
[完全敗北を認める。
人間としての全てを捨てる事を望み、泣き崩れた]**
そういえば、讃美歌歌ったら灰を吐く設定は……、結局なしになりました。
「我が主」で落雷も地獄堕ちもなかったから、神様はそういう罰をお与えにならないのだと思う。
そうすると、クロス触って火傷するというのは、そうなるはずだ、という思い込み(罪悪感)からの自罰だと言える。
……でも、黒ビンはそういう罪悪感持たないと思うんだよね。
なにせ獲物を誘い出す為に神父を騙るくらいなので。
とすると、灰を吐くこともないんじゃないかな〜って。
[見知らぬその香りに絡んで、嗅いだことのある匂いもしていた。
名前は、ジャンと言っただろうか。
「大事な人を探している」と言っていた。シルキーという名の女性。または小さな鳥。
であれば、それがこの香りの主なのかも知れない。
……血の匂いこそ変わらないが、追跡の途中で微妙に体臭が変質していたが。
二人は同じところに向かっていた。
そのことの意味が分からない訳ではなかったが、香りの主の血を得ることに比べれば、些細なことのように思われた。]
しかし、このロルしてつくづく思ったけど、
動揺したり泣いたりする奴が一番苛めて楽しいwwww
だから、サディスト視点からすると、
この人間アルビンを消すのは勿体ないと思うんだよねwwww
……これ、ちゃんと吸血鬼にしてもらえるのかな。
このままずっと置いておかれそうな気も。
まあ、それはそれで。
いい匂いがしちゅう。
[すんと鼻を鳴らしては目を細め、ジェフロイはボソリと呟いた。
香りは部屋の中に続いていた。
――そしてバルコニーへ。**]
[湯はトロみを帯びて薔薇と香油の薫りをまとう。
ゆるやかな蜜に囚われたかに感じた。
戦の後、魔剣の主に血を啜られているのだ、身体が怠いのは仕方が無い。
だが、それならば感じるだろう飢えよりも、別の欲望が兆している。
天鵞絨のごとく、熱夢のごとく、深く──
視線を落せば、蛇の似姿をした雄が鎌首をもたげていた。
なるほど、彼に視られているかのようだ。]
[吸血鬼が血族を増やすのに媾合いは必要ない。
だが、人間と睦んで混血児を作る者もいると聞く。
リエヴル自身はといえば、生まれ変わる前からストイックな剣士で性愛には淡白だった。
恋人はもたず、狩人を制するを好む気質ゆえ、その部位に男性性を求めることなく百余年が経っている。]
──…、
[困惑するその一方で、狂おしい熱が身を炙る。]
/*
しろびんも可愛いのにねぇ。
敗北しちゃうのかあ。
というか、俺が俺で在ることを保つのが嫌になっちゃったのか…
身体を動かせば気が紛れるか…
[愚直に剣の型をなぞってみるけれど、怪しい体位を試しているかのごとく、疼きはかえって四肢の隅々にまでざわめいて、リエヴルは荒々しく水面を叩いた。
その打擲音さえも情欲をそそるに過ぎず、片手で顔を覆う。
同族の血への嗜好も、官能への耽溺も、同じように遠いものだと思っていたのに。]
いつの間にか、ジェフ発言にフィルターかかってた。
ひぃっ。
メモ見なきゃきづかなかったよ……。
操作ミス怖いなあ。
抱かせ…て?!
[その語意を疑うごとく反復し、見返す眼差しに差す色は潤色。
与えられた解消法が、さらなる惑乱を呼び、また撓む。]
それが御身らの支配の有り様か。
[喘ぎをひとつ呑み込んで問う。]
― 地下迷宮 ―
[音楽堂の梁の上で、きろりと鴉の眼が開く。
瞬かぬ鴉の眼の下では、丁度横たわる人の骸を前に、愁嘆場が繰り広げられていた。>>87]
素晴らしい。
まるで一幕の舞台のようだ。
[天を振り仰ぐアルビンを眺め、
感に堪えぬといった体で、黒手袋の両手を揉み絞る。]
これで相応しい弦楽が付けば……
いや、贅沢は言うまい。
[大鴉は、己が巣と定めた地下迷宮の一角に座し、
城中にばら撒いた鴉の眼で、血子の挙動の全てを観察していた。]
[無意味な独白が終われば、青年は漸く狐が意識を取り戻していたことに気付いた。]
やあ、起きたか。
俺の友人が燃えてしまうから、その焔は控えめにしてくれ。
綺麗だけど。
[くすりと笑うと、頬を舐める舌も特に抵抗無しに受け入れる。青年は揺れる尾をじいっと見つめながら言った。]
躊躇うことはないよ。
言った筈だ、「あなたが危ない目にあったら駆けつける」と。
お前は何も悪くない。おいで、可愛い子。
[それを言い終わるやいなやであったか。青年の首元に牙が突き立てられるのは。]
/*
ストーカー血親…
こりゃーアルビンも苦労するねぇ←
(放り出されたくせに
その割には逐一白絽候に報告聞いてるクロイツの血親w
まで浮かんだ(ぉぃ
[頬染めて、苛まれる身を晒す仔狼>>+78へ、
指を口許へあてがって僅か首を傾げた]
困ったな
頑張る、と言うものを…出来もせぬくせにと撥ね付けては、可能性の芽を摘んでしまう
貴方も成長しているようだし、試してあげようか
[笑んで、這う体の肩後へ踵を乗せた。
重みをかけて文字通り躙る]
だけど…
大公は「芯から喜んでいる」私達をご存知だからね?
貴方が彼の方から合格点を頂ける保証はないが、いいな
[天井を仰いで、闇へ唇を緩めた。
薄く容良い唇の間から、「何枚目か」の舌先を覗かせる。
青薔薇の花弁はなくとも、隠さぬ愉悦と戯事の証]
私達がその気になるまで、
誘ってごらん? その若く瑞々しい体で
[梟が瞬くと、
仔狼にまとわりつく闇色の触手に紅が混じる。
毒めく斑に変じたそれの頭部が、裂けるようにあぎとを開いた。
無数の牙を伸ばした触手がのたうち、
散々に弄んだ姿態を更に犯すべく、次々と肌を破り内腑を穿つ。
溢れ出る体液を啜って脈打ち育ちながら*]
お前のその苦しみこそが私への供物
お前の悲嘆と苦鳴の一節一節が
私に捧げられた讃歌なのだよ。
[慈しみと嗜虐が奇妙に同居した眼差し]
だが、お前はひとつ、
重大なことを忘れているようだ。
何度、からだに教え込もうが、
一向に学ばぬ。
[その一事において厳罰を受ける失態を犯したと、哀れな地上の
美髯の下の口の端吊り上げ、
手元に戻り次第、厳しく躾し直すこと、と脳中の備忘録に書き留めた。*]
[人の姿に戻った男は、少女の肩に両手を置く。
眸の空色は未だ昏く、渇きは癒え切ってはいない。
それでも、どうしても伝えなくてはいけないことがある]
……誤解、だ…、ッ!!
僕は確かに、立派な人格でもなんでもない。
貴女と共に居ると誓った時、
完全な正気ではなかったことも認める。
だけど、だけど、…。
本当に大切でなければ、此処までのことはしないッ。
僕が此処までするのは、一人だけだ。
君だけだ、シルキー!
[常の微笑を浮かべる余裕など、まるでない様子で。
言い募る姿は、情けなくも必死なもの]
[そして悲しげな顔を浮かべ、真っ直ぐに彼女を見つめる]
だから…、だから、痛みは薄れていくとか…。
そんなこと、言わないで―――…。
[一気に気持ちを吐き出して、漸く我に返る。
狼狽えるように視線を惑わせ、そっと肩から手を離した]
………すみません。
貴女の血を頂いておきながら、
こう言ったことが言える立場では、ないのですが…。
[混乱と渇きで、頭がどうにかなってしまいそうだ。
未だ表情を取り繕う余裕がなかったので、
目元を隠すように帽子を引き下げた]
― 温泉の前 ―
[ツェーザルに手を引かれるまま歩いていけば、
やがて、確かに湯の気配が前方から漂ってきた。
何処をどう辿ったのか定かではないし、
前回来た時とは、周囲の風景も違う気がする。
だが、間違いなく、自分が来たことのある温泉だ。
ひょっとしたら、強く行き先をイメージすることができれば、
いずれはそこにたどり着けるのではないだろうか。
もし、脱出するための出口を求めれば、
あるいは、扉を開く鍵を求めたならば。
思考は、異様な音を耳にして途切れる。]
[全身を焼く痛みに耐えながら、前方へ突進する。
スライムの大半を纏わりつかせたまま、
湯船まで強引に進み、湯の中に盛大に飛び込んだ。
この手のスライムが熱に弱い、とは知らなかったが、
なんとなく、お湯で溶けそうだの直観を実行に移したまで。
結果として正しかったのは幸いだろう。
だが、力技での突破は、酷く体力を消耗させた。]
[ぐったりと湯船につかっていれば、痛みはいくらか和らいでくる。
吸血鬼としての力が傷を癒し始めていた。
それと引き換えのように、深い乾きが意識を侵す。]
……、
[欲しい。
自分にさえ聞こえないほどの声で呟いて、ふらりと湯を出る。
<<兎 ツェーザル>>の血が欲しい。
脳裏に浮かんできたイメージが導くまま、血を求めて風を嗅いだ。]**
/*
どうでもいいけれど、
R18って可にはなってるが推奨ではない、じゃなかったっけ。
まあ可にしている時点で書かれる可能性は承知の上か。
― 温泉へ ―
[盛んに話しかけながら、手首を握って歩く、歩く。
うんとかすんとかしか言わない相手に、やがて質問を投げるのをやめて自分の話を。
それもジェフロイ曰く要領を得ないらしいから、ここまでの冒険の1/3も伝わらなかったかも知れない]
あノ子泣いてナイかな?トマトはネ、栄養あるンだって!
そんデ小鳥がピヨー♪って言って、あれは食べテモいいヤつだよぉ
ピヨーは、石であくせあり?作ってくれルって、綺麗ヨって言ったの。匂いが同じで♡
[喋り尽きないうちに歌い始める。
古の旋律は哀惜を奏でたもの、それを長調の響きで。
やがて湯の気配が漂って来た>>96]
………
お、おジさんが溶ケ…?!
[はや過ぎやしないか。
鼻ひこひこしてみれば、血を得た相手の存在は風呂の中の方。なーんだ。
粘液でヌラヌラした廊下へジャラ、と飛び降りて、耳を揺らす]
…あ♪
[スライム禍が去った廊下に落ちた残留物の中に、
綺麗な小瓶を見つけてそれを拾い上げた]
(さて、オニイサマに血をあげるのは二度目だけれど。)
[青年は不思議なほど冷静に、その状況を受け止めた。
前回は「快楽」が勝っていたが、今回青年の心を占めるものは、
不思議な「充足感」。
血が抜かれていくことは「充足」とは程遠いはずなのに。]
(あげるよ、この血は元々、お前のものだ。)
[酔い痴れるように目を閉じて、狐の柔らかい背をそっと撫でれば。
青年としての自我は溶けるように消えてゆき。あとには小さな少女だけが残った。
二人の姿が変ずるのは殆ど同時だったようで。少女が再びやってきた渇き眉を寄せつつ目を開けると、そこには見慣れた兄の姿があった。]
[おにいさまが狐の姿だから言えたけれど、こうして面と向かうと少し恥ずかしいわ、なんて思いながら誤魔化すように笑ってみせれば。突然に肩を掴まれる>>93。]
お、おにいさま、…?
[驚きに目を見張って、目の前の兄の口から紡がれる言葉を聞く。
常日頃の、滅多に崩さない優しい笑顔からは打って変わった様子にも戸惑いを隠せない様子で少女は兄の空色を見つめた。
「誤解」「正気」「大切」「一人だけ」。
――「君だけ」。
一番聞きたかった言葉が少女の胸を突き刺す。]
でも、だって、――、他に大事な人ができたって…
[少女もまた震える声で言葉を発するけれど、その返事は聞けたかどうか。兄が気付くのとほぼ同じタイミングで、此方に近付いてくる妙な気配>>90を感じ取ってしまったから。]
だれか、来るわ。気をつけて。
[五月蝿く悲鳴を上げる飢えの声を必死で無視して、少女は兄と友人に注意を促した。]
― 地下迷宮の通路>>+62 ―
おや。
いつぞやの黒猫かね。
[偶然行き逢った態を装い、脛に身体を擦り付ける黒猫に笑みを見せる。
その実は、白絽侯ほどは全てを把握しておらぬにせよ、城内の殆どを見聞しているであろうことは明らか]
ふむ。
お前は梟殿のしるしを付けているね。
[屈み込み、黒手袋の指先で喉元を擽ってやり]
よいだろう。
お前で遊んでやろう。
おいで。
[パチリと指を一鳴らし。
変身を強制的に解かせ、黒猫を青年の姿に*]
― バルコニー ―
やあ。
そこに居ったがか。
[男は扉の影から姿を表し、寄り添う二人に明るい声をかけた。
ただし、両眼はギラギラと赤光を放ち、表情の明朗さにまるでそぐわない。
見る影もなく汚れ、負傷した跡と思しい血が身体のあちこちに付着していた。
ゆらりと数歩近付いたかと思うと、深呼吸して深々と息を吸い込む。]
やっぱし、ええ匂いじゃのう。
なあ。
[ニカリと笑って]
血ぃ吸わせてぇな。
[予備動作もなしに、シルキー目がかけて飛びかかった。]
ああー!いいです…!んんっ!
ああああああ…!!!イクー!!
[テオドールの仕掛けた触手は、ガートルートの力が加わり牙を剥く。
敏感になってた感触はさらに増してて、さらなる快楽を呼び堕ちていく。
セルウィンの体は飛び散る血で青い髪まで、赤々と染めた。
体中の血が無くなるとも、恐怖ではなくさらに体を火照らせて]
— 湯殿 —
[毒蜜に綻び艶めきながら、
戸惑う面差し>>+83は寡欲な性状を示して清い]
さて、ひとの咲かせた果実を横から手折るは…
これもまた戯れか
[不承知ならば止めてくださるだろう]
私達…ああ、「私」のことだよ
私達は紅榴候──
すまないが舌癖だ、気にしてくれるな
[触れた耳朶をくすぐり、緩慢と顔をその潤色へ近付ける]
…支配 はしない。私達はね
貴方は若くとも、既に己が選ぶ道に立ちてある者
[幽か上下する喉仏へ濡れた指は伝い、そこを浅く圧した>>+85]
貴方はこれが済んだら、
コウのクランへ帰るつもりなのかい?
[現実へ引き戻すような内容を言いながら、その声音は天鵞絨の湯霧を含んで香油の薫のごとく、深く]
なれば……ただ、魅せて欲しい
貴方のまだ知らぬ貴方の光彩を
[湯面に立つ爪先が沈み、脛を水揺が隠し、
男の肩へ軽い体重を寄せるよう、膝が水底へつけば、
梟の腿で水面がとろりと揺らいだ]
― 廊下 ―
[声を枯らして何度呼んでも、血親は現れなかった。
乱鴉の大公、残酷にして冷酷、惨禍と嘲笑の王、そしてアルビンの主人……。
まだ足りないと言うのか。絶望の果てに、まだ先があると言うのか]
……っ。
[ぐい、と長袖で涙を拭いた。
アルビンが泣けば喜ぶということは知ってる。
ならば……もう、泣かないでいよう]
― 脱衣所 ―
[全体が薄緑色の残滓で粘つく脱衣所に、
どこからともなく蔦が現れて嘆きながら拭き掃除を始めていた]
ンー…
オジさん…このヘん
[キョロキョロ、鼻ひこひこ。
比較的被害の少ない衣服の山を見つけて掻き回してみたり。
シスター服 を手にまたウロウロ]
[血液を失う感覚は、力が、命が、失われていくことそのもののようでした。
首筋に突き立てられた牙への痛みだけが、ローレルを現実に引き留めています。
いいえ、こんなことが現実だったのでしょうか?
よく考えてみようと、ぼんやりした頭でローレルは思い返します。
お城に入るときから、おかしかったではありませんか。
ローレルをいざなうような城の入り口、いつまでも続くようだった廊下、せわしなく動き回る数種類の蔦、おっきなスライム。
蔦に襲われたこと、すぐに傷が治ったこと。
どう見ても、普通ではありませんでした。]
[出会った人達だって、どの人もおかしかったではありませんか。
――最もローレルに忠告を行なってくれたMr.セルウィンは、友達とローレルに信頼を示してくれたようだったのに、いなくなってしまいました。
――おじさんに襲いかかってきた猫の男の人は、人間に戻った途端に謝っていましたし、理由が分からないまま、いなくなってしまいました。
――いきなり囓ろうとしてきたちかちかさんは、怖い人かと思えば、急に鳥さんに飛びかかったりのぼせたりして、いなくなってしまいました。
――とても綺麗な声の鳥さんは、上品なご挨拶をしたのに、やっぱり血を欲しがって、最後には捨て台詞まで吐いて、いなくなってしまいました。
――助け起こしてくれたあるなんとかさんは、おはなしできるかと思ったのに、ガラスを破って飛び降りて、いなくなってしまいました。
――面倒見がいいかと見えたジャンさんは、……いなくなったとは言わないのでしょうけれど、どうしてか、残酷なものから逃げだそうとはしませんでした。
――最後に会えたけれど、最後まで顔を見られなかったおじさんは、░▓▒▓█░▓
ローレルの思考は途切れます。]
[人間としてのアルビンを消して欲しいと言う、その願いが叶えられないのならば、
……もうそれしか、飽きて貰える方法を思いつかなかった。
「私」は怒り狂うだろうが、それでもいい。
それならば、「私」が俺を消せばいい]
[ふらりと廊下にまろび出る。
沈んで灰色に見える世界の中、感情を押し殺し、必死で無表情を作って]
[喉が渇いた、とローレルは思いました。
お城に来てから、血を失うのは二度目です。
目を開けて、訴えます。]
…………おみず、
[いいえ、欲しいのはお水ではないはずでした。
トマトを持っていたMr.セルウィンを思い出します。
欲しいものは、それとも違うようでした。]
/*
1発言に許された87ptぎりぎりになったけどこれスペース入れた方が見やすかったですよね!
でも不思議な満足があります。えっへん。
/*
真面目に、表で自分がカードを引くべきか悩んでいる。
ここで消費すると、ジェフさんもう僕を襲えなくなるので、
彼に不利かなぁとかぐるぐる。
早くイベントを…!
――!!
[事前に
少女は突然の訪問者の動きにどうにか対応することが出来た。
一見快活そうに見えるその男の視線、狙った先が自分であることに気付けば少女は不快そうに片頬をひくつかせる。
直ぐさま重心を低くし、鞄から短剣を抜いた。
同時に動いた蔦が男の足を取ろうと動き、男の手がまさに少女に触れんばかりになったその時に、片足を掬い上げて逆さ吊りに。それ以上の抵抗を許すまい、と、抜いた短剣を少女にとって丁度いい高さになった首元につきつけた。]
動かないで。
妙なことをすれば首を刎ね飛ばすわ。
[目を細めて首を傾げる]
……随分とご挨拶じゃない。
あら、よく見ればあなた、ぼろぼろじゃない。
大変だったのね?
[状況にそぐわぬ優しい声音で話しかけた。]
兎 ツェーザルは、元・神父 アルビン を能力(襲う)の対象に選びました。
兎 ツェーザルは、元・神父 アルビン を投票先に選びました。
……気遣いは必要ありません。
求めの程度も推し量れぬ、浅ましい身でありますから。
実際、格下相手に劣る様を見せていれば、私の器も知れようものです。
[気遣いなどとは思っていないが、歯が浮くとも流石に言えず。
どうせこの醜態を楽しんでいるのだろうと思うと、喉まで迫り上がった言葉は、再び内へと戻された。
首を這うものが気持ち悪い。
――気持ちがいい。
傷をつける鋭い痛みが気持ち悪い。
―――気持ちがいい。
視界を自ら奪ったせいで感覚が鋭くなれば、これも失態だと心の内で毒づく。
意識しないようにしていれば、嘲笑うかのように口付けられた]
[顎を持ち上げられ、舌が歯の隙間から押し開こうと侵入する。
御身のままにと告げた手前、阻害するつもりもなく、闖入者を受け入れた。
舌と共に咥内を満たすのは、記憶に残る父よりも尚濃い熟成酒。
気づいた時には既に溢れかえり、嚥下を拒むなど出来よう筈もなかった。
蹂躙を許し、求められるままに応じ、芳醇な香りに酔わされ、薄紅の雫が口の端から零れ伝えば、ようやく開放を得る]
奪うのは強者の権利。
弱者に情けをかけるは、強者の矜持……
奪われるを望む私には過ぎた褒美。
謹んで返上したい所ですが、それもまた、泥を塗るに同じでありましょう。
なれば御身が望むままに――――
[端に零れた水の跡を、指で拭い口へ運ぶ。
忠告には頷き一つ返すに留め、恭しく一礼した。
背を押されて部屋を出れば、振り返る時には戸すらなく。
過ぎる予感は、次の歩で現実となった]
―――――――ッ、ふ
[印が僅かに覚醒し、女の身を蝕む。
拘束にもならぬ痛みだが、それは単なる洗礼のひとつ。
彼の男が残した魔性の毒が、更に女を蝕み、鋭き感覚がそれを助長させる。
たまらず支えを求め、壁に手をつけば、伝わる振動に身体が震えた。
耳が、普段よりも遠き音を捉える。
目が、先々の闇に蠢く者を、照らさずとも映す。
鼻が、既に十分過ぎるほど堪能した同族の鉄錆を、備に拾う。
今の女に研ぎ澄まされた感覚は、自身を苛むものでしかなかった]
/*
そうそう、そういえば何故か分からないのですが、フォントカラーの指定がうまくいかないのです。
蔦が迫ってきているところ、灰色にしたかったのですがブルーになっています。何故だろう。
[墓下のエロスにローレルは目を覆いました。]
ほん、とう…に、余計なもの、ばかり……
………はッ、ぁ…
使いこなせば、便利なもの…だけれど、時間が欲しい、わね……
[殊更酷く感じる痛みと快感に、両の腕を抱き、座り込む。
意図的に慣らすよう、断続的な刺激を腕へと与えながら、治まるまでは立ち上がる事も出来なかった*]
[吸血触手が仔狼から盗んだ血は、
そのまま梟の口許へ捧げられる]
うん
熱はまあ良い。だがスパイスが足りないのかな
[新酒の味わいに首傾けて、難しいものだと呟いた。
赤々と染まる青>>+92へ微笑んで、垂れた首を足先で上げさせる]
もっとかい?
スパイス…苦手なことだよ、困った
[引っくり返した仔狼の腹の上へしゃがみ、
胸へ爪を突き立てる。
皮下を抉り、胸郭を割ってその奥へ。常は肋骨の砦に守られた体の芯を暴く。
快楽に狂乱する心臓を直に掌で包み、握った]
これは温かいね
好い
[紅柘榴へじわり爪を立て、激しく拍動する動きへ愉しげに笑む]
[少女の周りに繁茂した蔦には注意を払っていなかった。
吸血蔦の罠に(温泉に常駐する愉快な一団にも)一度も遭遇していなかったのもあるし、城のバルコニーに蔦が絡んでいても普通は異常と思わない。――
だから、蔓が素早く伸び、鞭のようにしなるのを見てやっと、それが少女を守る要塞であったと気付いた。]
!!
[少女の喉首まであとほんの掌一つ分、あと少しで手が触れるというところで、強かに巻き付いた蔦に絡め取られ。
ぐいと力任せに引かれて、反動で振り子のように揺れるまま、逆さ吊りにされてしまった。
その上、首元にひたりと光る刃が擬せられては。
歯噛みするしかない。]
おまぁがシルキーさんかいの。
初めましてじゃ。
見ての通り、2回は死にかけたぜよ。
[ニヤリと笑って軽口。
一転、ガチガチと牙鳴りさせ]
ほいじゃけえ、喉が渇いて渇いて仕方がないんじゃ。
血ィ、飲ましとうせ。
[声音は常と同じく朗らかだが、瞳の赤光は薄れていない。]
/*
あ、また独り言残してなかったわ。
他にローレル相手でしたいのは、■薄い空色のワンピースを着てみせることね。
子供の頃の記憶の再現。
そこはどうにか通したいなあ。
どうやって知ったって、そんなもの吸血すればわかるのよ!
という強プレイ。
/*
気持ちはすっかり初めての何やらに挑む思春期男子みたいでどうしたらいいのだろう的なときめきと躊躇いと後ろめたさを胸一杯(ランダムによるとCカップ)に感じ取っています。血の吸い方が 分からなくて その あの
どこまで堕ちちゃうんだろうどきどき
メモに衆人環視プレイって書かれるとますます恥ずかしいよね!
/*
ちなみに勝手に名前を知っているのは、古老だから。
[説明になっていない]
まあ一言でいっちゃえば読心なのだけど、意識を読むんじゃなくて存在を読む、な設定だからサイコメトリーって言う方がいいかしら。
なので変身してもユーリエは誤認したりしないのです。
動きがとっても速くてびっくりしてしまったわ。
間に合って良かった。また砂漠のミミズみたいにからっからになるのは御免だもの。
[少女はほうっと息をつきながらそう言った。
悔しそうにこちらを睨みつける男>>112からは目線を離さずに、背後の兄の言葉>>111を聞いた。]
あら、あなたおにいさまのおともだちなの。
私のこともご存知なのね。はじめまして。
私もあなたとおんなじくらい死にかけたわ?
お互い大変ね!
[口元にあるものすべてを食い破ってしまいそうな、がちがちと鳴る牙の音など気にもとめず、少女もまた朗らかに笑った。]
でもね、おいたはだめよ。だから、
[友人だった彼女の真似っ子をして少しだけ気取ってみるけれど、目の前に無防備に晒される首元から目を離すことはできない。
ごくり、
周りにも聞こえるほどの音を立てて唾液を嚥下して、口を開く。]
― 廊下 ―
[ゆらゆらと廊下が蠢く。
道を塞ぐのは、花はもちろん、茎や葉すら闇色の蔓薔薇。
手招きするようにおいでおいでする。
もちろん、近づけばその棘でズタズタにされるのだろう]
……そこを退いて下さい。
でなければ、俺が酷い事をします。
[目を伏せ、静かな声で頼む。
しかし、蔓薔薇は揺れるばかりで]
従順なのはお前の美徳――ということにしておこう。
[畏まった黒猫の顔を鷲掴み、目隠しを。
喉首晒すように仰け反らせて、黒衣の懐深く抱き取る]
さて。
お前は、私をどのようにして悦ばせてくれるのだね?
苦痛か。快楽か。――血か。
許す。望みを答え給え。
穴を掘って、埋まってますうぅ・・・
[傍らに遺書を置いて。
その中にはこう書かれていた]
『いきることにつかれたので、9(10x1)せいきほどねむります。
<<花籠の寵姫 シルキー>>と<<絵本の少女 ローレル>>をふくそーひんに、してください。
ほかのものはぜんぶ、<<碧眼 シルキー>>にあつかいをまかせます。
それでは、またいつか』
「おにいさまとのお話を邪魔してごめんなさい」の証があってもいいわよね?
――ねえ、私今とってもお腹がすいてるの。
きっとあなたとおんなじね?
食べてもいいかしら?
[犬歯は濡れた光を放ち。
少女は不躾な訪問者へとその口を近づけてゆく。]
ああ、私の血は残念だけど差し上げられないわ。
私にもそれほど余裕はないのよ。
誠に遺憾ながら、ね!
[囁き声には隠しきれぬ喜色が混じっていたはずだ。]
……警告は、しました。
[神父服から取り出すのは、「私」が残して行った鞭。九尾の猫]
[俺に扱えるだろうか、と思ったけれど。
しかし、握ったらしっくり手に馴染んだ。
……だって、ずっと使っている物だから。
握りにはめ込まれた宝石も。今は血で汚れている組み紐も。よく見知ったものだから。
……「俺」が持つのは初めてだけど]
[あー、と口を開けてみます。
喉が渇いている、とローレルは感じました。
身体には、うまく力が入りません。
牙が出ない、と困って、頬に手を当てました。
ちらと親友の方を困った顔で見ます。
教えて、というように。]
/*
他の元老にご挨拶したいけど、みんなお相手してるから混ざりにいくのはやめとくか。
暫くして上手いこと使いこなせるようになるのもありだな。
/*
ああ、早くシステムメッセージがみたい!
セルウィン襲撃、護衛カウンターであるのではないかという予感がwしかし良い予感は当たったためしがないのたまに傷
/*
もう
ちなみに対ローレルにはここまでしないよw
放置プレイを楽しむ予定でしたw
セルウィンさん襲撃は誰でもありえるんだよね。
ただ、リエヴルさん襲撃は、タクマさん、ツェーザルさん、ジェフさんはありえなさそうに思う。
ジェンさんもやや薄いか。
やっぱりシルキーさんが狼かな。
[幾度果てたか数えてあげようというほど、親切心はなく>>+111
触手に喰い破られ血を奪われて喜び喘ぐ幼い吸血鬼に、
ただ慈愛を込めて]
いくがいい
彼の岸を覗き見て、戻っておいで
[その赤く開いた胸へ口を寄せ、爪で裂いた紅柘榴へ
さらに深く牙を埋めた───]
— 地下迷宮 —
[襤褸布のような青い狼から離れ、梟は翼を開く。
覚めない眠りへ逝かせぬように与えたのは、指先から唇へ垂らした一滴の糧]
さて…鴉殿はどう判じるのだろうね
[触手は、紅色を失い元の闇の形で狼にまとわりついていた**]
/*
セルウィンよ。
相手に奉仕してもらっているのでは、合格にならないよ。
後で梟殿のところにお詫びに伺おうか。
そうね、じゃあとりあえず、口を開けてみて。
あーん、って。
こんな風に。
[演じてみせて、同じようにさせたローレルの口腔をじっと覗き込んだ。どこにも異状のない、健康な歯並び――人間であればの話だが。]
んー……噛み付こうとすると、自然に歯と牙って切り替わる感覚、なんだけど。つん、つん。
[どれほどの回数そうしてきたかなど、古代の妖魔には数えようもない。却って言葉にしづらい感覚。別の方法を用いることにした。]
[くしゃくしゃと床にくずおれた蔓薔薇に、憐れみの視線を向けかけて……、ぐ、と前を向いた。
憐れむならば、傷つけなければ良かったのだ。
傷つけた以上、憐れむ権利はない。
蔓薔薇を踏み越えて行く。黒い薔薇は、最後の抵抗の様に、服にいくつもの裂け目を残していった]
……。
[城の中の仕掛けは、幾分減ったような気がする。
体感なので、確証はないが。
その後も、罠を辛くも抜け、立ちふさがる者は打ち倒して進んで]
声無しの タクマは、ランダム を投票先に選びました。
声無しの タクマは、ランダム を能力(守る)の対象に選びました。
拒否権?あるとお思い?
[軽く笑い声を上げれば、喉元に小さな傷をつけられたことに気付いてその瞳を凶暴な色に歪めた]
あは、痛いわ!
[有無をいわさず男の首筋に噛み付く。
普段とは上下逆向きなので少しやりにくいけれど、そんなものは些事。
少女は逆さまになった男の髪を撫ぜながら命を吸い上げていった。
乾きの癒えてゆく感覚、相手の命をかんなのように削ってゆく感覚に恍惚としながら。
吸うだけ吸って満足すれば、
蔦の拘束を緩めてバルコニーの床に横たえてやった。]
[「支配 はしない」と、薔薇の薫りが響んだ。]
紅榴… 候
[水そのものの滑らかな動きで美顔が寄せられれば、焦点が蕩けるかに思う。
喘ぎを殺しかねてひくつく喉へと、耳朶から珠の指先が伝えば目の色はさらに移ろった。
礼の動きを借りて、強いて視線を外す。
現実へ引き戻すように投げかけられる家名の軛がそれを可能にした。]
回答を、 感謝する。
おれの分限で、元老の考えを、有り様を教えてもらえるのは、光栄だ。
― 地下迷宮>>+118 ―
《 カァ 》
[暗闇の中、一声、
鴉の啼声が響いた。
それは紅い梟に謝意を伝えるようであり、
言葉にせぬ何某かを篭めているようでもあり。]
然り、 おれはコウ一門に連なる、 リエヴルだ。
[名乗られて返さぬのはリエヴルの義にもとる。
家の名を支えにするよう、今一度、紅榴候に視線を戻して告げた。]
コウ家の者を、手中に収めんと欲する者は、一門を──なかんずく
[投げかけた文言は脅しではない。そんな行為は無益とわかっている。
むしろ、自分への戒めだった。
他家ならば”絆”や”愛”で語られるものが、コウ家では”忠”に集約される。]
[「ただ、魅せて欲しい」と滴る声。
水の上にあった紅榴候の体が蜜に包まれるごとく沈みこみ、静かに肩に覆い被さる。]
この身に手をかけたいというなら、おれは抗う──戦う。
[それが矜持だと、迫り上がる息の下で宣言した。]
[重く揺らぐ湯の中で手を差し上げて、紅榴候の膝を掴む。
吸い付くような肌の感触が伝わる。離すことなど困難なほど。
紅榴候の柔らかな腿の間に満ち行く蜜に対流が生まれ、身体が吸い寄せられた。
膝裏を掬い上げて突き転がそうとしているのか、密着せたいのか、熱く滾る感覚の中で曖昧になる。
拳で腹を殴るのと男根で陰所を突くのと、なんの違いがあろうと、そんなことを考えたのは本当に自分の頭か。]
[飲んだ。
相手の口に放り込めばいいのに、前の体験をなぞってしまう間違った学習効果]
そンで、ぇと… うう、
[じゃらじゃら、後退る足が止まる。
そのまま抱きすくめられた]
おじさ ん アの、
ココ 出よ?
出口、探して 出よウね?
[つっかえつっかえ言いながら、濡れた体に額を押し付ける。
好きな人の腕を千切ったらしい後では、痛いことしないでとは頼めなかった]
可愛いおまえ。
おまえが、私以外のことを思い煩うのならば、
いっそ、私の手で壊してしまおうか。
私のことだけを考え、
私が欲しいと素直に鳴くような、
可愛らしいお人形に変えてしまおうか。
[陶然として夢想を数え上げる。
稚い仔を腕の中に囲い込み、未来永劫に縛ってしまおう。
甘く綴った幻想を、吐息ひとつで覆す。]
/*
狼吊っちゃって続いてたら白目だなあ、
というかそもそも。ここまで狙撃手だらけの編成なのにどうして今までの死体が一見普通の死体ばっかなんだ…裏で何が起きてるんだ…w
ああ、でも駄目だな。
私は、おまえの秘めたる想いをこそ、得難く美しく感じているのだから。
そつなく、柵もなく、軽やかにふるまうおまえの心の底で、熱く重く澱んでいく欲望と鬱屈を、私は愛おしく思う。
[だから。
声は音として捉えられる域を超え、ただ振動として身体を揺らす。]
おまえは自由に遊ぶといい。
私の元を離れて、望むままに生きるといい。
大切なものをいくつも作って、それを喪って、
それでも涼しい顔をしてなんでもないと嘯いているといい。
そうしておまえの心の中の澱みが膨らんで、もうどうにもならなくなって弾けてしまったら、私のところへ帰っておいで。
私が、すべて治してあげよう。
私がいいと言うまで、壊れては駄目だよ。
[掛けられるのは
肉体と精神を
掛けられた端から見えなくなっていく、秘された
そうだね。
このゲームで勝ったら、考えてあげよう。
私の、一つだけの、特別なおまえに、
一つだけの名前を。
[口に出された望みを受け入れ、捧げられた供物に唇をつけ、
"自分だけの特別な場所"に、深く深く痕を残した。]*
独り言に中身発言記号/*をつけるのは、誤爆した時の保険として有効だなあ。
自分が誤爆しないタチなんで使わないんだけど。
/*
>リエヴルメモ
「私達って言ってたから両方ついてるのかなって妄想してた時もありましたw」
両方ってなにwwww二本あるのwwww
/*
RP村の狼って大変なイメージがあったからビビって狙撃手希望したけど、これは狼引いてたほうが何が起きてるのか分かりやすくて面白かったかもしれないわね。襲撃ロールとかもいらないし赤ログもないし、そうすればよかったかもw
>>+124,+119
[指の細さをいいことに、ローレルの口腔を弄り回した。
牙に変わるべき犬歯を撫でたり、つついたり。
根本を見てみるね、と云って指腹で歯茎をなぞったり。
舌も関係あるのかも、なんて出鱈目で、指先でつまんで感触と温度を愉しんだり。ひとしきり色々試してみた。]
……うん、楽しかったちがう、口のせいじゃないみたい。
でも爪も、出せないのね……ふぅ。
ローレルから血を貰って知ってるんじゃなかったら。
まるで人間みたい、って思いそう。
[残念そうな、困ったことだというニュアンスで。
『人間みたい』というフレーズを口にする]
― バルコニー ―
[その集まりに気付いたのは、彼らがどうしているタイミングだったか。
ジェフロイを探したつもりだったが、ジャンやシルキーまで一緒とは。
ここは、さっき狐と戦った場所によく似ているけれども、この城の構造を把握するのはすでに諦めているので、良く似た別の場所かもしれない]
……お楽しみのようですね。
[その光景を見ても、表情を変えないように気をつけて、
出来るだけ平坦な口調で言う]
もうお忘れかもしれませんが、書斎で集合する予定でしたから、
呼びに来たのですが。
……俺はこれから、リエヴルさんの言っていた隠し通路と言うのに入ってみようと思います。
[そして、少し言葉に迷って]
俺がこれを言うのは、もしもトラップがあった場合、貴方達を身代わりにしようと思っているからです。
だから、別に来なくても結構。
……でも、もし脱出人数に上限があったり最初の1人しか合格にならないのだとしたら、俺と一緒に来た方が得策だと思いますが。
そこは貴方たちのお好きにしたらいい。
……どうやら、
積極的に脱出しようとしていないようですから。
[そうして、用事は終わりと、人々に背を向けた]
[押しとどめられぬ身体はツェーザルをすっぽりと腕に収める。
薔薇の小瓶から何か飲むのは目にしても、その意味は分からず、
震えながら、肩へ口を付けた。
出よう、と
その言葉に幾度も頷きながら、ゆっくり、牙を突き立てる。
なるべく痛くないように。
そう思う心は、血の味を含んだ途端に吹き飛んだ。]
>>+120
[晒された喉仏に触れるは、
髭のざらつき、唇のやわらかさ、
そして、硬い牙の感触]
お前は聡いが、
持って回った深慮は時に命取りとなるよ
[鋭い先端が皮膚に食い込み窪みを作り、
ちろちろと濡れた舌先が舐め擦る]
それがお前の選択ならば、
良いだろう、
望みの対価に、苦痛の奉仕を。
私が満足したら、褒美をやろう。
[飢えた勢いのままに啜り上げ、乾きを満たす。
無駄に傷口を広げることもなかったが、相当に容赦はなかった。
そうして心が落ち着くまで乾きを癒したあと、
今度こそ慎重に、そっと牙を外す。
そのまましばらく、ツェーザルを抱きしめていた。
ありがとう、とごくごく小さく告げた声は、
誓いを立てて以来、初めて意識して発した声は、
酷く、掠れていた。]
―バルコニー―
[ジェフロイがシルキーの首元に傷をつけた時には、ぴくりと反応しかけたが。その後、彼女が食事を楽しむ様子には、帽子を引き下げて少しだけ目を逸らしていた。
――自分の渇きを、余り自覚しないように。
しかし短期間で飢えを繰り返し経験してきた所為か、
以前より多少は正気が持つようになったように思う。
…まあ、単に自分が"血"を求める相手が、
近くにいないからかもしれないが]
どうしてますかね、ツェーザルさん。
[彼の血は非常に深い味だった。初めて彼と出会った時に惹かれた、あのぞくりとする複雑で強大な魔力を映したかのような]
………。
[いつの間にか、大理石の欠片は消えていた]
[ジャンの目の前で窓から落ちてその後の事とか。
シルキーに嘘を言って酷い目にあわされてとか。
そのことへの弁解も説明もしないまま、
ただ、言うだけ言って]
[あの書斎。
2つの隠しがあるあの場所。
やはりあそこの紫の繻子の上に置くのは、薔薇のエッセンスの入った瓶……それももしかしたら、空瓶なのではないだろうか。
そして、2つの仕掛けを同時に動かせば外に出られるのではないだろうかと予想していた]
[訪問者の男を横たえてやってからすぐだったか、バルコニーの入り口に見覚えのある人影を認めたのは。]
あら、またお客様だわ。また血を吸いに来たの?
[にこにこと問うが、
相手にその気がないことを悟れば肩の力を抜いて。]
リエヴル、書斎、……私にはわからないことばかりだけど。
[そう言って背後の兄を見やる。彼の反応はどうだったか。]
…そこに、出口がある可能性が高いのね。
なら、お伴しますわ。
身代わりになってやる義理はないけれど、ここからとっとと出たいのは私も同じだから。
…ああもし、最初の一人だけが合格になるのなら。
私は出られさえすればそれでいいから、「餞別」とやらはあなたに譲るわ。おにいさまは、どうかわからないけれど。そちら様で決めて頂戴な。
[もう一度兄のほうを見て、少女は大鴉の後をついて歩を進めた。
もし兄もついてくるというならば、その手をそっと握って。]*
>>+124>>+134
―地下迷宮:夜空の玄室―
仕方ないなぁ。
じゃあ、ローレルに、牙も爪も、無くっても。
私を飲めるようにしてあげる。少しだけ、目、閉じてて。
[少女が瞼を閉ざしたのを確かめて、銀髪の贄姫は背伸びをするように両腕を天井にかざす]
……それでね、ローレル。その間に。
ゆっくり、ゆっくり、思い出して。昔のこと。
小さな頃のこと。よく着てた服。お気に入りの色。
[掌に仄白い月光が集まって、吸血鬼の裸身に纏いついていく。幻想から実体へと変わっていく。
数秒を経て、その身体は■薄い空色のワンピースに包まれていた。その間にも、言葉は続く――]
[口をせいいっぱい開けて、中を彼女にみてもらいます。
くすぐったくはないのですが、歯を撫でられるのは不思議な感覚がしました。
その指が歯茎を撫でる頃になると唾液を飲み込みたくてならなかったのですが、口を開けていなくてはなりません。いい子にしていようと、がんばってローレルは口を開けたままにしていました。]
んー、うぅー……ぁ、
[舌は流石に違うんじゃないかとも思いますが、親友は物知りのはずです。
口の端から流れそうになった唾液を、ローレルはようやっと飲み込みます。親友の言葉――「人間みたい」に、ぴくりとローレルの肩が動きました。]
………大鴉。
[現われたアルビンの方へ顔を向けて、ぽつりと呟く。
些か今までと、雰囲気が変わっているように見受けられた。
その言葉に暫し思案して、一歩足を踏み出した**]
兎 ツェーザルは、夜盲 ジャン を投票先に選びました。
兎 ツェーザルは、声無しの タクマ を能力(襲う)の対象に選びました。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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