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風詠み リュカはつむじ風の白狼児 ゲルトに投票を委任しています。
野良猫姫 アイリはつむじ風の白狼児 ゲルトに投票を委任しています。
つむじ風の白狼児 ゲルト は 精霊師 マリエッタ に投票した
疾雷の刀士 カナン は 精霊師 マリエッタ に投票した
精霊師 マリエッタ は 精霊師 マリエッタ に投票した
渦雷の騎竜師 シロウ は 精霊師 マリエッタ に投票した
風詠み リュカ は 精霊師 マリエッタ に投票した
野良猫姫 アイリ は 精霊師 マリエッタ に投票した
精霊師 ウルズ は 精霊師 マリエッタ に投票した
精霊師 マリエッタ に 7人が投票した
精霊師 マリエッタ は村人の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、つむじ風の白狼児 ゲルト、疾雷の刀士 カナン、渦雷の騎竜師 シロウ、風詠み リュカ、野良猫姫 アイリ、精霊師 ウルズの6名。
つむじ風の白狼児 ゲルトは、つむじ風の白狼児 ゲルト を投票先に選びました。
それは、その通りだな。
力を示す、か…。
それしか方法が無いのなら、やるしかないな。
[やらないという選択肢は選びたくない。
それはただの諦めであり、努力の欠片もないのだから。
何より、救いたい者達がいる]
それは、その通りだな。
力を示す、か…。
それしか方法が無いのなら、やるしかないな。
[やらないという選択肢は選びたくない。
それはただの諦めであり、努力の欠片もないのだから。
何より、救いたい者達がいる]
─ 南の入江 ─
違うよ。
ウルはディーク殿をからかうのが好きなんだ。
[クレステッドとディークの会話>>4:+141>>4:+143に、苦笑しながら口を挟む。
昔から変わらぬやり取りに、思う所がない訳ではない。
女らしからぬ自分を心配しての冗談だろうと思うけれど、ディークの迷惑になるようなら今後ウルには控えてもらおうと思いつつゲルトの了承>>4:*12に「お願いします」と返した]
えー、そうなのか?
てっきりディークはガートルードに気があるのかと。
[ガートルードの訂正>>+0に驚いた風。
ディークはガートルードに頭が上がらないっぽいし、と本気でそうだと思っていたようだ]
疾雷の刀士 カナンは、つむじ風の白狼児 ゲルト を投票先に選びました。
口説くな!
[ クレステッドのドヤ顔>>+2に、口と手が同時に出たのは条件反射...だったか
頭をはたこうとした手が届いたかは判らないが ]
あだっ!!
[動く気がさらさら無かったために叩き攻撃は見事クレステッドの頭へ]
なんだよー、やっぱ気があんじゃんー!
― 魔女の領域 ―
……どーなってんの、気配とか、全然感じなかったのにっ!
てゆっか、そもそも今の何っ!
[雷をひらりと避けた妖魔が消えた辺りを見やって、上ずった声を上げる。
それに対する回答は、わりと近い所から聞こえた]
『……あれは、我が宿敵たる魔女の眷属』
……へ?
[ぽかん、とした声を上げて振り返るのは、獅子の方]
『……彼の魔女の業を引き継ぎ、いずれ、新たなる魔女となるものなり』
……つか、そーゆーのがいるなら、もっと早く言ってよ……!
[思わず飛ばした突っ込みにも、獅子は悠然としたままで]
……てーいうかあああっ!
どこに飛ばされたのか、とか、心当たりないの、
『……魔女の領域に、今の者の気配はない』
『……考えられるのは、海原のものの残滓に囚われ、異空間へと誘われた、という可能性、か』
……それって、つまりー……。
……あー……あのさ。
盛り上がってるとこ、悪いんだけど。
[傍目にはじゃれているようにも見えるディークとクレステッドの様子に、なにしてんのこのひとたち、なんて思いつつ呼びかける]
……今、突然トラブル発生して、さ。
マリエッタ殿、そっちに飛ばされたかも、しれない。
[ぽそり、と告げた後、今こちらで起きた出来事を簡単に伝える。
……声音が妙に疲れているように聞こえたら、きっと、気のせいじゃない]
そういう問題じゃねえ。お前のは軽すぎるんだよ。
[ ぷい、と横を向いて、クレステッドに>>+4言う姿は、どこか子供じみて見えたか。
実のところ、ガートルードにきっぱり否定されて>>+0、内心ショックを受けた事が、逆にショックだったという微妙なおとこごころの成せる業だった ]
─ 南の入江 ─
そう見えるとしたら、長い付き合いだからだよ。
俺みたいなの相手にするような物好きじゃないって。
[苦笑しながらクレステッドの誤解>>+1を訂正する。
頭が上がらないように見えるのもこちらが艦長代行だからだろう。
それはディークに限らず自分に気を持つ者などいないと思っているからだが]
は?
いや、だからそういう冗談は要らないと。
[予想外なことを言うドヤ顔>>+2に思わず突っ込んだ。
もっともディークのツッコミ>>+3はより直接的だったわけだが]
...て、え?
[ そこへ、聞こえたゲルトの声>>*0 ]
マリーが?
[ はっとして、ガートルードが現れた辺りに視線を向ける ]
― 魔女の領域 ―
[今の所、その姿は見えないが、空間自体に揺らぎめいたものが生じていたのは感じていた。
その揺らぎは、誰かが飛ばされた時に感じたものと同じそれで]
……いやまあ、完全行方不明よりはいいんだろうけど、さぁ……。
[なんでこうも、と。
思わずため息つきたくなった]
─ 南の入江 ─
マリがこっちに!?
ていうか、トラブルってどういうことですか!?
ウルは、皆は大丈夫ですか!?
[矢継ぎ早に問いを投げた後、マリエッタを探しに行こうと立ち上がったのと彼女が現れるのはどちらが早かっただろう**]
[なんて、やっている間に下がっていたリュカたち>>4:190も合流してくる。
ちゃんと治療したかどうか、最初に確かめたのは已む無し、としておいてほしいところで]
ん、そうだね。
ここにいつまでもいるのは、あんま良くないし。
……戻って休んで。
それから、やる事やんないと。
[カナンの言葉>>7に返すのは同意]
ガートルードを好きになる奴が物好きなわけねーよ。
美人で優しくて気風が良いんだからさ。
アンタは自分が思ってる以上に好い女だぜ?
[更なる訂正>>+6にはきっぱりとした言葉で言い返した]
[そんなことを連呼したりしていたわけだが、状況はゲルトの言葉>>*0で一変した]
マリエッタ!?
マジかよ、こっちに!?
[クレステッドのみならず、ディークも驚き、ガートルードに至っては取り乱しているよう。
反射的に見たのはディーク>>+8が見た場所と同じ方向]
― 魔女の領域 ―
あぁ、まだやるべきことは残っているからな。
[ファサン殿に頷き返して、私達は船へと戻ることになった。
ウルズが目を覚まさぬようなら運ぶことになるが、これはシロウに、というよりは鳴丸に乗せてもらうよう頼む。
人の手で運ぶよりは身体にかかる負担も少ないだろうと判断してのこと。
船へと戻ったなら、資材を手に入れることが出来る旨を船員へと伝え、早速船の修繕が開始されることになる。
修繕は他の者に任せることになるため、私はその間にしっかりと休息を取ることにした**]
[ 軽い愛ってどんなんだよ?!とか、クレステッドに更に突っ込みたい部分はあったが、ガートルードが零した言葉>>+6に対して返した様子を見ると>>+12、口をつぐんだ ]
(見るとこはちゃんと見てやがるし...)
[ なんとなくもやもやしている、その感覚も、恐らくマリエッタがその場に現れてからのクレステッドの言動によって、色々帳消しになるのだろうけれど** ]
[投げた言葉が招いた状況に、あーらーらー、と思いつつ。
例によって、手出しはできないので、は、とひとつ息を吐き]
……とりあえず、
無事だってわかったら、俺にでもアイリにでも、報せてねー。
[そう、呼びかけてから、異空間から意識を離し]
― 魔女の領域 ―
うん、マリエッタ殿も他のみんなと同じところに飛ばされた可能性高いし。
……本来の目的に戻るためにも、ね。
[カナン>>10に返して、自分たちも、と船へ戻る。
状況を説明し、資材調達可能になった事を伝えた後]
[ディークが思っていることなど知る由もない。
マリエッタが現れたなら真っ先に駆け寄って]
大丈夫か
[突然抱きつくことまではしないものの、正面から両手を肩に添えて顔を覗き込もうとする。
尤も、またヤクモに弾き飛ばされる可能性がとても高いのだが**]
と、いうわけで。
一休みしたら、手伝うから。
修繕の方、一先ずよろしくー。
[いつもと変わらぬ調子で言って、眠りに落ちる。**]
[坂道の先は開けた空間。
頂上に立てば中央の湖を見下ろすことが出来る場所]
[ばさり]
[ばさり]
[覆うものが無いはずの上空を遮る大きな影。
おどろおどろしい、不気味な鳴き声が辺りに響いた]
☆4日目墓下イベント:北の丘を支配する巨大鴉
・フィールド
島の北にある小高い丘。
・登場敵
様々な姿をした妖魔。
(姿や能力は好きなように設定してください)
・ボスキャラ
四枚翼の巨大鴉。
・判定方法
撃破描写と絡めつつ、fortuneをactで最大5回振る。
【判定のリミットは、7/11の23:30です】
【判定数値は、メモに記載お願いいたします】
― 南の入り江 ―
……う?
[光の粒らしきを纏いながら、ガートルードと同じ場所に現れる。
暫く術を掛けられた際の恰好をしていたけれど、おそるおそる目を開けたはいいのだけれど。]
にゃーーー!!??
[クレステッドの勢いに吃驚して、叫び声が猫っぽくなってしまったのは、やむなし?
少し落ち着いたら、こちらに来た経緯を分かり易く話しつつ、
ガートルードやヤクモをぎゅうぎゅう抱き締めて懐こうと。]
ルーねえさんだぁ……。
[役得なんて、言わないよ?**]
船の修繕を終え、再び戻った洋上。
波はやや荒れ、漂うのは落ち着かない空気と、何かの気配。
波の下で蠢いていたそれは、船団を認めると大きく波を揺らして──。
ざっぱーん。
とか、やっぱり書き文字の浮かびそうな勢いで、跳ねた。
それを伴い甲板に降り立ったのは、人間大の巨大海老。
更に、どうやって船体をよじ登って来たのかは定かならぬが、巨大な蟹も姿を見せる。
現れたものたちが向けてくるのは、先と変わらぬもの──明らかな、敵対の意思だった。
☆5dイベント:海上最終決戦
・フィールド
調査船団の船上。
※2d同様基本は船上戦ですが、飛行能力を持っていたり、精霊術などの遠距離攻撃が使える場合は、海面や海中の敵を狙う事もできます。
・登場敵
2dにも登場した巨大海老と、同じく人間大の巨大蟹の混成チーム。
海老の弱点は相変わらず。蟹も腹部装甲は……。
・ボスキャラ
東海龍王の眷属。らしい。
・判定方法
戦闘描写と絡めつつ、fortuneをactで最大5回振る。
【判定のリミットは、7/11の23:30です】
【判定数値は、メモに記載お願いいたします】
─ 南の入江 ─
[ゲルトから呼びかけられる少し前。
クレステッド>>+12が冗談で言っている訳ではない様だとわかると、少し目を瞠った。
それをすぐに、困ったような擽ったいような笑みに細めて]
そうか。
…ありがとう。
だが、クレステッド殿がそう思ってくれているとなると、口説かれるのは問題があるな。
俺は少しばかり訳有りなんでな、そちらの迷惑になりかねない。
[本家の直系ではない上出自も表に出せぬ娘であっても、女は女だ。
国に倣い義兄の代わり女に家を継がせよとか、他国の有力者へ嫁がせる後ろ盾を引き受けてやろうとか、物知り顔で言い寄ってくる者は多かった。
物心ついたばかりはそういった者達の接触は家族に阻止されていたが、大きくなるにつれ活動範囲が広がれば家族の守りも追いつかなくなった。
男の様に振る舞うようになったことで飾りに使う価値もないと思われ、表向きは静かになった連中も、女が女として生きようとすればまた煩くなりかねない。
少なくとも、義兄に代替りするまでは現状を維持した方が、きっと良い。
周囲を巻き込むことも、望まぬことに利用されるのも避けたいから]
─ 南の入江 ─
[女の言葉にクレステッドやディークが何を思うかは解る訳もなく、知る暇も有ったかどうか。
ゲルトからの呼びかけに、マリエッタがこちらに送られてくるらしいと知れば女の意識は完全にそちらに移った。
他の二人と同様、自分が気付いた時に座り込んでいた砂浜へと視線を向け]
─── マリ!
[程無く光を纏いながら幼友達の姿が現れた>>+19のに、名を呼び駆け寄ろうとしたのだがそれよりも早く動いたのはクレステッド>>+16で]
─ 南の入江 ─
ま、マリ!?
[聞こえた叫び>>+20に、先とはまた違う慌てた声で名を呼びながら駆け寄った。
クレステッドを押し退けたか、彼が自分から場を開けてくれたか。
マリエッタの前まで来ると抱きついてくる彼女を受け止め、抱きしめ返し]
─ 南の入江 ─
うん。
ごめんな、心配かけたろ。
[ヤクモにも抱きついたりしただろう、徐々に落ち着いてきたらしい彼女の話を聞きながら胸元に懐くその頭をよしよしと撫でて。
ゲルトとアイリにマリの無事を報せた後互いの情報を交換してから、北の丘へと探索に向かった**]
― 南の入江 ―
もう無茶はいやなんですからね!!
[年上の幼馴染>>+25に撫でられながらも、無茶な要望を口にする。
ゲルトとアイリの声がするのには、こてり、と首をかしげたが、島に上陸した際に異空間の事を口にしていたのを思い出し。]
ウルねえさん――魔女さん倒したひとなんですけど――に無茶したらいやですよ!
って伝えてください。
[ふんすふんす、と鼻息荒くしているのを、ゲルトたちはどう思ったかは知らない。
が、ウルズが見ていたら高確率で撫でられていた、かもしれない。
一通りの情報交換した後、ガートルードたちと共に北の丘へと探索に向かい。]
― 入り江 ―
[ マリエッタの姿が見えた途端、すっ飛んでいったクレステッド>>+16には「あー、やっぱり」という表情になったが、いきなり抱きつきまではしない様子に、そのまま放置していたら、なんとも素っ頓狂な悲鳴が上がった>>+20 ]
あー...
『キューィ』
うん、行ってこい。
[ すぐにガートルードが駆け寄っていったが、まだ微妙にぱにくっているマリエッタの様子に、すでにうずうずしていたヤクモに行けと促した。
ちなみに、それまで懐きに飛んでいかなかったのは、一応まだ回復途中のディークから離れるのを躊躇ってのこと、だったらしい ]
― 入り江 ―
[ やがてどうやら落ち着いたらしいマリエッタに、状況を説明して、北の丘へと向かうことになったが ]
すまん、マリー。行く前に治癒の術頼めるか?俺の左腕と、クレステッドも怪我してるんだ。
[ マリエッタに治癒術をかけてもらえば、ガートルードのおかげでだいぶ瘴気の薄れた傷は、動くに支障ないまでに回復する事ができた ]
― 北の丘 ―
[ やがて近付いてきた丘には、多くの妖魔の気配 ]
丘の上から攻撃されるとまずいな...俺とヤクモが先行して露払いする。
三人とも、気をつけろよ!
[ そう宣して、光竜を駆って舞い上がる ]
[ これまで戦ってきた妖魔に似た姿のものも、見た事のないものも、群れの中には混じっているようだったが、進路を塞いでいた半数ばかりは、ヤクモのブレスによって薙ぎ払われた ]
[ それをきっかけとして、残ったもの達が一斉に襲ってくるのは避けられないわけだが** ]
渦雷の騎竜師 シロウは、つむじ風の白狼児 ゲルト を投票先に選びました。
/*
私は40歳(挨拶)
昨日はコアタイムに向けてとった仮眠がガチ寝になっ…(遠い目をした)
最近お疲れである。すまぬ。
― 船修繕中 ―
[ウルズの残りの治療は八幡で行うことにし、彼女を八幡の船室へと運んだ。
目覚め、ある程度回復するまでは八幡で過ごしてもらうことになる]
君が眠っている間に、マリエッタがガートルード達の下に飛ばされてしまった。
ひとまず無事だと聞いている。
君が倒れた直後で、現れた妖魔から君を護ろうとしていたようだったんだが…。
[私はウルズが目覚め容態が安定してから、マリエッタが異空間に飛ばされたことを告げた。
状況を説明し、護れずにすまないと彼女に謝罪する]
― 回想・魔女の領域 ―
[>>4:126返された言葉に直を見て、男は口端上げるも
視線はすぐに警戒すべき場所へと移る。
遠巻きに向こうも警戒しているのだろうか、
幸いにも此方に来る使い魔の数は少ない様子ではあったが、
男も龍もまた油断する事なくにらみを利かせていた。]
……ウルズ、彼女らを救出出来るまで、八幡に居ろ。
[気を失っている時の彼女の仕草が気になり、私は出航時に八幡に留まるよう促す。
目の届く範囲に置いておかなければいけない気がしたからだ。
それを辞し蛟へ戻ると言うなら、止めることはしないが。
その場合は蛟の副艦長にウルズの様子を見ておくよう命じることになる]
[マリエッタについて水夜の船員へ通達すると、とても暑苦しい反応が返ってきた]
泣き喚く暇があったら修繕を急げ!
それがマリエッタ達救出に繋がる!!
[暑苦しいと共に情けなさを感じたため、檄を以て律する。
マリエッタへの熱い想いは賞賛に値するが、それが支障となるのは頂けない。こやつら、鍛え直す必要があるのではないか?]
― 船修繕後/八幡 ―
[急ピッチで行われた修繕は、バロンの眷属の協力もあって予定よりも早く終わった。
皆、それぞれの船に乗り込み島を後にする]
目指すは龍王の眷属とされるもの。
これはファサン殿が辿れるらしいからな、シュタイフェ・ブリーゼに先行してもらうことになる。
いつ何が現れるか分からない。
油断するなよ!
[船員に指示を出し、私は甲板にて進路を見据えた]
少々ですがな。
[>>4:127視線は向けなかった為弟子の表情は見えなかったが、
多少ながら驚いている様子は声色から伺えた。]
不遜な様子在れば、
すげなく切り捨ててやろうかとも思いましたが。
[冗談のように笑み含みながら言うも、
男はあの時は本気でそう思っていた。
そうなる可能性は低いと見ていながらも、
シンシャに害あると見なせば、後に咎を受けようとも、
独断で決行する事を男は厭わないのだった。]
…某があの姫に何を見たか、
何を思ったかは言わずにおきましょう。
[他人の言葉で視界を曇らせるよりは、
自分の目で見て計るべきだと暗に言う。]
今回の一件、見逃すには大きい難題でありますからな。
[>>4:129そしてカナンから了が返ると、
男は弟子の賢明さに笑みを深めた。]
ただユウレンの宰相は今回の一件で
ユウレン、シンシャ間に波風が立とうとも、
あの姫が今回の任に必要だと判断したのでしょう。
[どう必要だったかまでは言わぬものの、
2手3手と先を読む宰相だと聞き及んでいたため、
男はそう予測した事を添えた。]
― 回想・魔女の領域 ―
[そして魔女と精霊師の戦いで、男は見に回る。
精霊師の戦いを見慣れていない訳ではなかったが、
男は眼前のそれを、目を細めて見ていた。
出る幕無しと完全に判断するのは、
その見事な演武が幕引くその間際だったが。]
片がついたようですな……と。
[太刀を収めながら言うのと
ウルズが倒れ込むのはほぼ同時。
それに駆け寄る主を、男は止めはしなかった。
労いの言葉は主から出たために、男は目礼するに留めるも、
治療を受ける様子を見て大事ない事を知れば安堵もした。]
[獅子との会話に男は口を挟まない。
方針に関しては男の関与すべき所でもなく、
また獅子の弁には異を唱える物もなく、
つまりは黙したままそれを受け入れる旨を伝えた。
龍王云々に関しての
ゲルトと獅子の会話にもまた男は口挟む余地無しと判断した。
だが龍の部分には関わる物もあるため、一人思考に耽っていた為、
>>4:185マリエッタが襲われるのに気付くのは遅れた。
鳴丸の名を呼ぶも、雷撃は一手間に合わず。]
……油断しましたな。
[口にするのは他ではなく己に対して。
抜かったわと低く唸りながらも、過ぎた事は仕方なく。
恐らく無事らしいのは、バロンとゲルトの会話から知れた為、
苦い顔は崩さずも意識は切り替えるよう努めた。]
[>>10元々海岸までは多少と距離があるため、
カナンの手を煩わせる訳にはいかぬと承諾は早い。]
一足先に八幡まで運ばせましょう。
鳴丸、良いな。
[蛟や水夜よりは余力を残す精霊師が多いだろうと、
眠るウルズを八幡にまで運ぶ事にする。
鳴丸が承諾するように鳴いたのを見ると、
男はウルズを乗せて空へと飛んだ。
地を往くよりは揺れず、また運ぶ時間も少なく、
さほど労せずに八幡へとたどり着いただろう。]
― 八幡 ―
[船に着くとウルズを抱えて船室に運んでおく。
それから精霊師を呼ぶ男の元へ、
水夜から船員らの一部が徒党を組んでやってきた。
用件は水夜のアイドルマリエッタの無事についてだ。]
………………。
[言うまでに間があいたのは止む無し。]
マリエッタは妖魔に襲われ、行方不明だ。
……行先や無事の如何は、
ユウレンのファサン殿が知っておろう。
[そう真実告げた時の親衛隊らの顔は、
筆舌尽くしがたい物があった。
直ぐさまゲルトの元に駆けていく様を見送りながら。]
………これで水夜の士気が上がるか下がるか。
どっちであろうな。
[ぼそりと落ちた呟きだったが、
>>16後のカナンの激のおかげで下がる事は無いようだった*]
― 南の入江 ―
んー、何抱えてんのかまでは分かんねーけど。
本当に相手を想ってるんなら、多少の障害は苦じゃねーんじゃねぇか?
むしろ一緒に乗り越えるとかするもんじゃねーのかな。
[どこか他人事のような物言いになったのは、ディークのことが頭にあったから。
やんわり拒絶しようとするガートルード>>+21に、返したのは軽さがあまりない表情だった]
俺だったらいつだって好きな奴の味方になるぜ。
迷惑とか抜きにしてな!
[それで悩むことになる場合もあるだろうけれど、その考え方はずっと変わらないクレステッドの在り方だった]
― 南の入江 ―
そうか、叫ぶほど怖かったのか!
大丈夫だ、俺が傍に居るぞ!!
[自分に対して叫ばれた>>+20とは認識せず、都合よく解釈して掴んでいた肩を引き寄せ抱き締めようとする。
あと数センチと言うところまで引き寄せた時]
[ヤクモの突撃>>+28を受けて横へと弾かれた]
(あぁくそふかふかだあああ〜〜〜)
[もっふりとした感触は憎めない。
クレステッドは左半身を砂浜に埋める形でマリエッタから離れたのだった]
[マリエッタが入り江に現れた、という報せ>>+25に意識をそちらに向けたのは、浜まで戻った頃。
抱きついたりもふもふしたりなんだり、な状況には、やっぱりなにやってんの(ry的なものも過ったものの]
……あー、やっぱり、かぁ。
とりあえず、一人で逸れちゃうとかなくて、良かった。
[そこは気になっていたので、ほっとしたように息を吐いて]
うん、わかったー。
直接は難しいかもしんないけど、なんとか伝えとくねー。
[マリエッタから伝言を頼まれる>>+26と、にぱ、と笑って素でこう返して。
北へ探索へ向かう、という面々無事を願いつつ、意識を目の前へと引き戻した。*]
― →湖経由丘 ―
[ディークがマリエッタに治療を頼み>>+29、クレステッドにもその手は分け与えられる]
マリエッタがやってくれるならきっと全快するぜ!
[その前にガートルードにも手当てしてもらっているため、クレステッド自身は結構元気だった]
[治療を受け、丘へと向かうために湖を経由して進む]
……ん?
最初より魔法陣光ってるよーな…。
[その変化は以前の状態を知るクレステッドにしか分からないものだったろう。
しかし精霊師ならば湖に浮かぶ魔法陣が活性化し、魔力を帯びていることが感じ取れるはずだ]
精霊石の妖魔と関連してるかもしんねーな。
[最初と変化があったとすれば妖魔を退治したことくらい。
その可能性は十分にあった]
[湖を経由して辿り着く小高い丘の麓。
多数の妖魔の気配に情けない表情になりかけたが、女性が居るので我慢した]
分かった、そっちも気をつけろよ!
[露払いに行くと言ったディーク>>+30に返し、クレステッドもまた銃を握る]
おぅ、任せとけ!
[マリエッタの声援(違)>>+34にキリッとした顔で返し、ヤクモのブレスを免れた妖魔>>+31に銃口を向けた]
/*
……これはどうなの。
ギィの頭を撫でてみた。照れたように笑う様子が可愛かったので、つい出来心でキスをしてみると急にするなと怒られてしまった。急じゃなかったらいいのだろうか?
http://shindanmaker.com/458063
[妖魔に狙いを定め、引鉄を引く。
銃身には精霊の力が─────]
………あ、あれ?
[────集まらない]
― シュタイフェ・ブリーゼ ―
[休息から目覚めた後は、他の船員に混じって修繕作業に勤しんでいた──のだが]
……はい?
[その作業の最中にやって来た一団──『水夜』の船員の一団。
……立て続けに向けられた問いに、しばし、ぽかんとしたのは赦されろ、とかちょっとだけ思いつつ]
あー、はいはい、落ち着いて、落ち着こう。
[ぱたぱた、と手を振って、質問からなんか違う方向に盛り上がろうとしていくのをなんとか止めた]
ええと、うん。
マリエッタ殿の無事は、確認した。
[そこは、向こうからの報せもあり、自分でも見て確認したからそのまま伝え]
クレス殿とか、『蛟』のガートルード殿たちと合流できてるし、怪我もないみたいだから、だいじょーぶ。
[とりあえず、聞かれた事に答え……たら、また、盛り上がられた。
なんなのこのひとたち、というのを言葉しないくらいの自制心があったのはきっと何よりでした]
……ええっと、なんていうか。
向こうも凄く凄く頑張ってるから、さぁ。
だから、おにーさんたち。
いつまでもここにいないで、早く戻って『水夜』を万全に仕上げた方がいいよー?
戻って来た時に、船が傷ついてたりしたら、寂しいだろうから、うん。
[ともあれ、ここで騒がれると困る。
シュタイフェの整備ができねぇ、という意味で。
そんな意図には気づかれたのかどうかわからないが、妙に意気を上げた一団は、来た時と同じくらいの勢いで去ってゆき]
……よく、わかんね。
[その姿が見えなくなると、自然、そんな言葉が口を突いた]
……つか、どこにでもいるのね、あーいうひとらって。
[その脳裏に何やら浮かんでいたのは、とりあえず、余談としておいて。*]
こんだけあるし、うん。
カナン王子!
[ハンカチの上に転がり出た砂糖漬けは4つ。
サッと包むとカナンを呼び止めて]
ええと、ウルズさんにこれ、嫌いじゃなかったらって後で渡して貰えませんか?
僕たちが消耗した時の特効薬なんです。
あ、甘いの嫌いじゃなかったら、単なる疲労回復に使ってもらっても、勿論。
[回復を祈りながら、受け取って欲しいと差し出した]
……お疲れ様です。
[何やら失敗しているらしきクレステッドに、苦笑しながら、マリエッタは次の詠唱を紡いでいる。]
― 八幡 甲板 ―
[波が荒れ始めたのは島を離れどれほど経った頃か。
覚えのある感覚に私は眉を顰める]
……総員、海中に注意しろ。
[何かが蠢く気配。
大きく波を揺らすそれは船がその付近に近付いた時に一際大きく揺れて]
[水飛沫と共に飛び跳ねてきた巨大海老に私は思わず溜息を漏らした]
何故また我らを襲うか!
総員、襲撃者を排除せよ!!
[戦闘指示を出し、私も雷霆丸の柄を握る。
見れば海老だけでなく蟹まで船をよじ登って来ていて、かなり防御力の高い一団が押し寄せていた]
この甲殻類どもめ…!
刀ではなく打撃武器で応戦せよ!
斬りつけるよりは効果があるはずだ!
[蟹の甲羅は海老の外殻以上の硬さを持つだろう。
刃などものともしない可能性が高い。
私も斬りつけるのは関節のみとし、打撃武器を持つ者と連携を取って当たることにした]
─ 南の入江 ─
[マリがこちらに現れる前。
こちらの言葉に返された答え>>+35に、真剣な彼の顔を思わず見つめた。
本当に想っているなら、一緒に乗り越える。
確かにそうだろう、けれど自分がそれを望むのは難しくて──怖くて]
…クレステッド殿は、強いな。
[迷い無く言い切り快活に笑う彼>>+36に、素直な賞賛を込めて呟くような声を向けた]
─ 南の入江 ─
[それから程無く現れたマリに駆け寄ったクレステッドがヤクモに弾かれたり>>+39しつつ。
抱きしめ頭を撫でていた幼友達から要望を向けられる>>+26と苦笑が零れた。
自分の在り様はどうしても無茶と背中合わせだから、破ると解っている約束は出来ないが]
…無理はしないって所で、大目に見てもらえねぇかな?
[ぽふり、頭を撫でる手を置いたところで、マリの反応を見。
何とかこちらの状況は落ち着いた所でゲルトとアイリに呼びかけて。
マリがウルへと伝言を頼んだのに、自分も同じくと口を挟んだ]
─ 南の入江 ─
俺もマリもいないからって、羽目外しすぎないようにと伝えて頂きたいのと。
カナン様に、ウルを八幡に同乗させてもらえるように頼んでいただけませんか。
[ウルズが胸の内に激しさを秘めている事は、何となく察せられる。
時として彼女自身を飲み込んでしまう程のそれを、マリや自分が傍にいることで抑えているのだろうとも。
でも今はそれが出来ないから、せめて何かあった時助けてもらえるようにと。
既にカナン自身がそう命じていてくれる>>15とは知らず頼んだ後、マリが負傷している二人の治癒を終えるのを待ち北へと探索に向かった]
ありがたく頂戴する。
必ずウルズに届けよう。
[私は甘党と言うわけでは無いため、砂糖漬けは全てウルズに届ける心積もりで]
感謝する、リュカ殿。
[差し出された包みを受け取り、気にかけてくれたリュカ殿に礼を言った*]
― 回想/ウルズ見舞い時 ―
あぁ、そうだ。
[ウルズにマリエッタのことを告げた時。
去り際に懐から包みを取り出しウルズへと差し出す]
リュカ殿が君に、と。
ユウレンでは精霊師が消耗した時の特効薬なのだそうだ。
甘いものが嫌いでなければ……だが。
[包みを開けば砂糖漬けが4つ、顔を覗かせた]
それを食べて少しゆっくりすると良い。
[そう告げてその場から立ち去ることになったのである*]
[北の丘を目指して進む途中、湖を見たクレステッドの言葉>>+41に視線を向けると、確かに魔方陣が活性化しているのが解り]
…最初はもっと薄かったのか?
[問いかけはするも、この魔方陣が何に作用しているか解らぬ以上下手に触れるのは憚られた。
まずは探索を済ませてから、改めて調べにこようと置いて予定通り北へと向かい]
─ 北の丘 ─
[そうして移動した先には、多くの妖魔の気配があった。
先行するというディークとヤクモ>>+30に視線を向けると、頷き]
解った。
ディーク殿達こそ、気をつけろよ。
[声をかけて上空へと飛び立つ陽竜と騎竜師を見送った後、マリ>>+34とクレス>>+43に向き直り]
あぁ。
俺もマリも、艦を長く留守にする訳にいかんし。
何より、ウルがいないと寂しいからな。
何とか早く戻る手を見つける為にも、頑張らねーと。
まだだ、まだ終わらんよ!
[何か言いつつ、マリエッタの労い(?)>>+46を受けて復活する。
めげずに銃口を妖魔に向け、引鉄を二度引いた]
[先に射出された岩弾は4つ。
地を駆ける妖魔の手前で地面に着弾し、局地的な揺れを作り出した。
着弾点では小規模の地割れが起き、妖魔の足を亀裂へと落としている]
[後から射出された水弾は2つ。
亀裂へと足を落とし、身動き取れずに居る妖魔を高水圧の弾が貫いて行った]
─ 北の丘 ─
そうだ、マリ。
[呼びかけながら、中身の少なくなってきた小瓶を手に笑い]
俺が無理したら、マリだけじゃなく怒るヤツがここに居るから。
だから心配しなくても大丈夫。
マリこそ、無理はするなよ。
[出発前に言われた言葉>>+50に、裏づけの証拠を見せた後、案じる言葉を向け。
ディークが露払いをしてくれた先へと駆け出した]
― 船修繕中/八幡 ―
[そんなこんなでどたばたしつつの修繕の合間を縫い、『八幡』を訪れる。
目的は、頼まれた伝言を伝える事。
とはいえ、向こうは静養すべきだし、こちらは色々と忙しいから、長居をする事はなく]
えーとね。
『無茶したらいやですよ!』って、マリエッタ殿が言ってた。
あとね、ガートルード殿から、『俺もマリもいないからって、羽目外しすぎないように』って。
[一言一句、違わずそう伝えて、それから]
……二人とも、すごく、あなたの事思ってた。
それ、見てるだけでもわかった。
……だから、なんていうか。
ちゃんと休んで、万全にして。
また、会えるよーにがんばろーね。
[自分が見て、感じたものを伝えた後、その場を辞した]
さて、あと、もう一つー。
[伝言を頼んだ後、もう一つ託された言葉を伝えるべく、カナンへの取次ぎを頼む。
伝えるのは、ガートルードの願い──ウルズを『八幡』に乗船させてほしい、というものだったが。
それが、カナン自身の判断で促されている、と知ると、ほっとしたように、笑んで]
なら、よかった。
こういう時に、寄りかかれる人がいないの、辛いからねー。
……ひとりきり、って、楽だけど、きついから。
[ほろ、と零したのは、一人彷徨っていた頃の経験からの言葉。
ともあれ、やるべき事をやった所で白狼児は慌ただしく、自分の仕事へ戻っていった。*]
しなれ!
[苦無を振りぬくと鞭の形となった水が、小鬼を打ちつける。
そのまま更に腕を振り、ディーク達へ向かう集団に水の鞭の切っ先を向けて]
[6体の妖魔を纏めて地に叩きつけ、とどめとばかり踏みつける。
先に進む為に最短距離を移動しただけとも言うが]
こんだけ数が多いと、やっぱ各個撃破よりも纏めて相手する方が楽だな。
砂浜で休めたお陰で精霊達も回復できてるし。
[現状の把握をしながら移動しようにも、すぐに他の妖魔がこちらに向かってくるのが見え]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
……ってぇ、とぉ。
[『王』の眷属の協力も得て、修繕は進み。
出発の準備が整うと、気持ちを引き締めて舵を握った]
……同じ感覚、同じ力。
追いかけてけば、たどり着ける……はず。
[気配の感知は、本能的なもの。
意識を済ませ、今の自分に近しい、と思えるものがいる、と感じる方へと向け、舵を切った。
同じ共鳴を起こしているアイリに補佐を頼みつつ、海を進んで──たどり着いた先は、どこか、くらい海面]
……いる。
[最初は、何が何だかわからなかったけれど、今ならはっきりと感じられる。
遠いけれど近い、知っているけど知らない力の主が、近くにいる、と。
それを感じると同時にざわめく海面]
シュタイフェ各員、戦闘配備!
お客さん、いらっしゃるよ!
[念の輪越し、艦内に通達するのと、それらが甲板に現れるのはほぼ同時で──]
………………。
[沈黙]
あー……そっか、そういう事か。
龍宮の護衛は、でかい海老とか蟹……。
[つまりこいつら、あちらさんの眷属なのね、と。
今更のように理解した後]
……なんにしても、やる事は、ひとつ、と。
[舵を離した手に現れるのは、焔宿した金の爪]
こんなとこでいつまでも立ち止まっていらんないんだから、な!
[そもそも、目指すべきは真逆の方角。
だから、ここで足止めをくらい続けるわけにはいかない、と。
そう、思い定めつつ、甲板に上がって来たものたちとの距離を測った]
…まだだ、もう少し。
[こちらに向かってくる妖魔達との距離を測り、近付いたところで地を蹴り上げ]
矢となりて 眼前の敵を射抜け!
[力ある言葉を吐くと同時、小瓶の蓋を開けて前方へと散らすと、更に詠唱を続けた]
土に纏いて 矢を弾に変えよ!
[土精と水精によって作り上げた弾は、こちらに向かってきた妖魔達を射抜き、地に倒す。
そちらに視線を向けることなく、蓋を開けたままの小瓶と、蹴り上げた際服についた砂を払った指へと唇を寄せ]
ありがとな。
今は頑張りどころだから、引き続き助けてくれよ。
[水と土、両方に礼を言い、助力の継続を頼んだ]
[周囲に目を向ければ、まだ妖魔の数は多くある。
纏めて倒すにも限度があるし、今みたいな技は周りで戦う仲間を巻き込む危険もありそう何度も使えない]
(今なら、成功するだろうか)
[島で妖魔達を相手にした時、発動すら出来なかった技を思い、浮かべる。
小瓶の水で指についた砂を濡らすと、首元のチョーカーに触れ]
― 船修繕中/八幡 ―
[修繕を任せての休息の最中、取次ぎ願い>>43を受けてファサン殿と顔を合わせた]
あぁ、そのことならウルズに伝えてある。
……あれでは一人にはさせられぬよ。
[その判断を下したのは漠然とした感覚だったのだが、ガートルードからも願われるとなると判断自体は間違っていなかったのだろう。
言伝への返答に返された言葉を聞くと、私は笑みながらも眉を下げた]
…そうだな。
ひとは支え、支えられて生きているのだから…。
[ファサン殿の境遇は知らぬが、その言葉に何かしら思うところがあると言うのは感じ取れる。
ウルズもまた、一人は寂しいと言っていた。
そのように零す者を一人にはさせられぬ。
彼女の友であるガートルード達の代わりは出来ぬが、居ると居ないでは大違いだろう。
私はファサン殿の言葉に同意を向け、言伝を胸に刻んで戻る彼を見送った*]
土の体に水を得て
我に害なす者達を締め上げよ
[言葉を紡ぐと、願う通りに土が作った形を水が留める。
クレステッドが倒した双頭のもの程ではないが、巨体の蛇が妖魔達を纏めて締め上げ、その形のままに土へと戻り埋もれさせた**]
[向こうがが見えるのもゲルトと自分という、ある意味ユウレン側の方
なにか、関係があるのかないのか…、今回のきっかけとなった何かがいるとして、
話し合いで解決とかそういうのが可能な相手ならいいのだが、なんとなくこれまでの旅路を見るとそんな気が不思議と起きない。
どうにもならないときには…]
とりあえず殴ればいいな
[同じ境遇の誰かと似たことを言っていたかもしれない]
…それに、助けられるのを待つばかりの人たちではないですからね。
[責任を感じている殿下に自分にも言い聞かせる意味もこめて、出来る限りの笑みを浮かべた]
えーっと、えーっと。リュカ…殿?
[個別認識が追いついていなかった。多分ユウレンの人だろうとか思っていたら殿下がフォローをしてくれたか。]
ありがとうございます。リュカさんにも後でお礼を言わなければいけませんね。
[全ての精霊師の薬。というわけではないが...にとって精神を休ませるのに役に立つという意味では...にとっては薬となる。
僅かに声を弾ませながら、殿下が退室外の熱狂が少しした後治まったことで、ああ、あの地震のようなものは夢じゃなかったんだ。と思っていた]
― 八幡 甲板 ―
[海老や蟹が近くに居ない間はウルズの状態を確認して。
部下が間近の蟹の爪を受け止めたのを見れば、根元から斬り離さんと雷霆丸を振り被る]
はっ!!
[気合と共に振り下ろすも、蟹もまた爪を振り上げ拮抗状態を解除したために硬い殻に刃が阻まれた]
ちぃっ!
[それならば、と蟹から距離を取り、雷霆丸の切先を左下へと流す。
距離を取ったまま、蟹に対して雷霆丸を右上へと斬り払った]
― 北の丘 ー
……数、多いですね。
[改めて言うことでもないが、もう一度口にする。
早く在庫(?)尽きないかなー、とぼんやり思ったり思わなかったり。**]
― 八幡 甲板 ―
叩け!
[如何に硬いといえど、物理攻撃以外ならばそれなりの効果があるようで。
雷は蟹を捕らえ痺れを齎す。
動きが鈍ったところを打撃武器を持った部下に攻撃させ、蟹に更なる衝撃を与えた]
せいっ!!
[ふらつく蟹に対し刃は使わず、正面から蹴りを放つ]
ち...!ちっとは知恵が働くか。
[ こちらが狙いを定めていた事に気付かれたらしく、妖魔の群れはブレスを避けて散り、さらにその後方から、大きな蜂に似た妖魔達がブンブンと羽音をたてて飛んでくる ]
うっぜえな!ヤクモ!
[ たかるように迫って来る蜂達を躱しながら上空へと高度を上げる、あまり低い高度では下に居るガートルード達を巻き込んでしまいかねないからだ ]
― 八幡 甲板 ―
また海老か…。
[甲板に上がり出て来たそれに、男は微妙な顔をする。
振り返り龍社を見れば、鳴丸の方は尾の先を振っていたが。]
まだ食べるつもりか鳴丸。
[やや呆れて言うと、当然というような気配が返ってきて苦笑する。
一仕事はしたからかと思うも口にはしなかった。]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
ん? ああ……。
[距離測る所に届いた、声。>>62]
海老とか蟹とか襲ってきた理由がなんとなくわかった、ってだけ。
龍王の居城を守るのって、こーゆーでかい海老とか蟹のお役目なんだ、って、何かで読んだの思い出した。
[そんな、大ざっぱな説明を返した後]
まぁやる気ならば良い…ゆくぞ鳴丸。
[鳴丸を龍社から出すと太刀を抜き、
再び甲板にわらわらと出てくる甲殻類を睨む。
気付けば蟹まで出てくる大盤振る舞いに、
男は渋面、龍は嬉々としてそれぞれに当たった。]
[ 陽竜の輝く羽根に陽光の光が集まる、取り込んだ陽気はさらに輝きを増して、小さな太陽そのものの光となって ]
いけーっ!
[ ディークの合図で光の洪水となって放たれた ]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
いよ、っと!
[軽快な掛け声とともに、突き一閃。
前に撃退した時の感覚は残っているから、どこをどう突けばいいのかはわかっている。
金色の爪は海老の腹部の柔らかい所を貫き、その動きを止めた。
動かなくなった海老は蹴りで引き抜き、そのままくるりと方向を変えて]
― 船修繕中 八幡 ―
[睡眠から一旦醒め、いただいた砂糖漬けを食べたりする。バリバリゴリゴリ…音がおかしいのはきっとまだ眠いせい。
修繕などの時は役に立たないのをしっているため何かしようとはせずちょっとぼんやり空気でも吸おうと船室を一旦でてぷらぷらしたところで、ユウエンの船長>>41さんに出会う]
アタシついに人気者になったのかしら…あ、なんでもないです。
[考えたらこれは外交ということになるんだろうか。と思ったが時は戻ってはくれません。と思ったらまた伝言だったようだ]
…もう、二人ともアタシをおいて勝手にどっかいきながらその言い草とか
[むぅ。とむくれた。行きたくていったわけじゃないのだろうが、でも言いたかったのだから仕方がないけどさー]
よし!ヤクモ!
『キューィ!』
[ 光の洪水は蜂達の殆どを灼き尽くし、そのまま陽竜は、急降下を始める。
その背の上で刀を抜いたディークは、地上へと近付いた竜の背から飛び降りた ]
うおおおおおお! 蛇!!
[見えたものに少しぺっしょり。
ガートルードの術であるためこちらには来ないのは分かっていたが、思わず叫んでしまっていた。
問答無用で逃げ出さない辺りトラウマ、と言うわけでは無いようだが]
はぁ……ホントもういい加減居なくなってくれよなー。
[数の多さにも辟易する。
銃を自在に扱えるならば広範囲を攻撃出来る精霊弾を撃ち出せるかもしれないが。
引鉄を引いて飛び出たのは雷弾が1つ]
しょぼっ。
[現状ではこんなもんである]
『傍でアタシを監視させるために助けるから待っときなさい!』ってまたお願いしていいかな。
[なんて伝言をまた頼んだりしつつ]
…うん、貴方もありがとう。大丈夫。というかアタシ、船とか全然操れないし修理もできないからこういうときまるで役に立たないんだ。だからその間にうーんと休んどくんだ。
[あはは。と笑いつつ、ユウレンの船長さんの気遣いに感謝を伝えた*]
[ ヤクモの急降下に、ばらばらと逃げ惑う妖魔達は、追撃の刃に易々と捉えられ、次々と散っていく ]
破ァッ!
[ 湿地で動けなかった分のストレスが爆発しているせいかもしれなかったが ]
― 八幡 甲板 ―
[蹴り飛ばした蟹はバランスを崩し、甲羅を下にしてひっくり返った。
起き上がろうと爪や足をバタバタさせていたが、やがて観念するように動きが止まる]
腹も柔らかいようだが…こうなってしまうと起き上がれないのだな。
[仰向けを狙うのは難しいかもしれないが、これはこれで対処がしやすい。
部下が腹を打撃武器で叩きのめし、完全に沈黙させるのを眺めながら蟹への対処法を分析した]
え? 今日は蟹料理?
……好きにしろ。
[蟹好きの船員が嬉々として蟹を解体していく。
それには呆れ顔で返し、私は甲殻類討伐へと戻った]
[ 視界の端、マリエッタの術が、妖魔達を吹き飛ばし、クレステッドの銃も...スカったりはしながら、当たれば間違い無く妖魔を屠る力を発揮しているのが見てとれる ]
ふ...
[ ガートルードの造り出した蛇が、妖魔の群れを巻き込んで地に沈めるのを見れば、小さく笑みが零れた ]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[振り下ろしの一閃、初手は牽制。
振りかざされた鋏が狼焔を受け止めるのに逆らわず、左手の風牙に力を込め、硬い鋼の糸を作り出し。
それで、蟹の鋏を二本まとめて絡め取った]
……せぇ、の、っと!
[その状態で身を屈めて甲板を蹴り、風牙を思いっきり引っ張りながら蟹の上を飛び越して反対側へ着地する。
勢いだけでひっくり返す、本能に従った無茶戦法は功を奏し、蟹はまともにひっくり返る]
……いよっし。
鍋の材料、とった!
[ひっくり返って動けなくなった蟹の腹に爪を突き入れつつ、言うのがそれというのもどうなのか]
― 八幡 甲板 ―
[海老、蟹共に雷撃は通るものの、範囲を広げたために威力が薄まったようで。
一瞬動きを止めただけで再び元気に動き出していた。
それでも一瞬の停止を捉え一撃加える船員達が居たりしたのだが。
そのうちの1匹を鳴丸が食べていくのを見ると思わず苦笑する]
本当に好きなのだな。
[嬉々とした様子にそんな言葉を零した]
[ 騎竜の翼は護りの翼...けれど、ただ後ろに庇うだけが護る事ではないのだと、ディークは既に知っている ]
[ いみじくもガートルードに向かって、クレステッドが言ったように共に戦い全てを乗り越える、そのための、その力と意志を護るための自分とヤクモだと ]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
波荒いよね。
あんまりいい感じしない…
[修繕を終えて戻った海上。
潮目を見ながらゲルトに相槌を打ってると]
まーたーかー!
海老はもう十分なんだけどなっ。
[ざっぱーん。
跳ねた巨大海老にジト目を向けて文句を言った。
甲板に上がってくるのを指差し]
拆開!(バラバラにしちゃって!)
[複数の風の刃を向ける]
― 八幡 甲板 ―
[そして時はすぎて出航…したはいいけれど。
外が騒がしいので海怖いと毛布をかぶりながら甲板にでてみたら]
えー!またー!?しぶといよ!
[巨大なエビだった。海老だけじゃないよ!とばかりに蟹も鋏を天に掲げるように伸ばしていた。とてもやる気満々のようだ]
行くぞ!
[ 頭上から、舞い降りたヤクモが妖魔達を爪にかけ、離れた場所にはブレスを放って追い散らす。
その援護をうけながら、ディークは刀を肩に構え、幾度も試した連撃の剣を再び揮おうとする ]
― 八幡 甲板 ―
[周囲に目を向けていると、横から海老が大きく跳躍してくる。
軌道から手前で着地することを推測し、一歩後ろへ引くことで着地様の攻撃を仕掛けられるのを避けた。
引くと同時、雷霆丸を突き出すことで雷の軌道を確保し]
奔れっ!!
[刃を取り巻く雷をハサミを伸ばしてくる海老へと放つ]
/*
1:火 2:水 3:風 4:土 5:雷 6:スカ
6(6x1)
6(6x1)連弾
もいっちょ
1:火 2:水 3:風 4:土 5:雷 6:スカ
5(6x1)
3(6x1)連弾
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
向こうが、こっちにいい感情持ってないっぽいし、仕方ないんじゃないかー?
[いい感じしない、というリュカ>>75に、軽い口調でこう返す]
ま、海老が十分なのは、同意ー。
[それでも、獲った分は食べる気でいるが。
蟹は任せろ、とそちらに殴りかかるアイリ>>76には、はーい、了解、と呑気に返して]
[放たれた雷弾は地を駆ける尖った嘴の鳥へと喰らい付き、正面衝突の勢いも得ながら鳥を後方へと弾き飛ばした]
そーいや数は多いけど、1体1体はそれほどじゃ無ぇ?
[1発だけで吹き飛ぶ様子に僅か首を傾げた。
とは言え、考えている暇など無いため、再び銃を構え引鉄を二度引く]
― 八幡 甲板 ―
[一体に対してなら動きを止めるには十分な威力。
それを受けた海老はハサミを上に跳ね上げた状態で瞬間的に硬直した]
はぁっ!!
[雷霆丸の切先を右下へと下ろし、左上へと斬り上げる]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[跳び上がって来た海老に向け、カウンターさながらに撓らせた鋼糸は海老を真っ向捉えて打ち据える。
衝撃に目を回したのか、海老はそのまま、甲板にぽてり、と落ちて動かなくなった]
そっち、誰かまかした!
[そちらの止めは他の船員に任せ、左手首に鋼糸を絡めつつ、意識向けるのは、前]
あっ!
[勢いよく踏み込んだところで、バランスを崩してこけた。迫る鋏の刃に咄嗟に横に転がるが、左わき腹に浅くない傷をおう。]
いっつっ…もう本当しぶといな…
しぶといのと一途は違うんだからね!!
[なんだか違うことで怒りながら横転した後起き上がる]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[真っ向攻めれば硬い蟹。
ひっくり返せば攻めやすい。
わかっているなら、それをやるのは当たり前、で]
い、よ、っと!
[身体の下に爪を突き入れ、力を入れてひっくり返そうと試みる。
抵抗の鋏が腕を掠めたりもしたが、蹴りも交えて強引にひっくり返した]
― 八幡 甲板 ―
[狙いは正確だった、はずだ。
けれど刃が到達する直前、妨害するように狙っていた海老と私の間を別の海老が突き抜けて行った。
雷霆丸は突き抜けた海老の外殻に阻まれ、有効打とはならず。
動きを止めていた海老は部下が殴り倒すことで食材へと変貌した]
味な真似を…!
[予想外に阻まれた一打は手に痺れを生み出していて。
しばらくの間休ませる必要がありそうだった]
チョキがグーに勝てるか!
[振り下ろされたハサミを横から殴って軌道をそらし、手にじんわりとした痛みが広がる。
そのまま懐に潜り込み]
破あっ!
[男は大鋏の根元を横から一閃して断ち切ると、
蹴り倒して蟹を向こう側に倒した。
鋏が一本失われたからか、なかなか起き上がれそうにない様子に、
男はなる程有効かと思い振り返ると、
海老の頭を齧りとった残骸が残っていた。]
[妖魔を狙い放たれた雷弾の3連星は不規則な動きをとり3体の妖魔に1つずつ届く。
着弾と同時に弾け、妖魔の全身を雷が駆け巡り、煙を上げて妖魔らは地面へと崩れ落ちた]
うん、やっぱ1体の力は然程じゃねーっぽい。
[だったら怖くねーぜ!の勢いで、キリッとしたまま銃の引鉄を引いた]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
そうそう、そゆことー。
余裕できたら釣りやって魚もいれよう。
[ひっくり返した蟹に止めの一撃入れた所で、リュカ>>85に頷いた。
ここだけ妙に呑気というかなんというかだが、ある意味では平常運転と言えるかも知れない。
とはいえ、こんなやり取りの一つ一つが、妖としての本能の暴走を抑える大きな要素となっているのだが]
うん、そうそう。
殴り合いたいっていうなら、お返ししないとねぇ。
[アイリの言葉>>88に返す様子も、ある意味場違いにお気楽な響きを帯びて]
[銃口から放たれた雷弾はまた1発だった。
けれど]
お、おおおおおお。
[強気が影響したか、1発の割には極太の稲光となって一直線に居る妖魔を吹き飛ばした]
……毎回こうなら良いのに。
[もっと技術を磨きましょう]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
ま、それもあるんだろーな。
元々、なんか暴走してたっぽいけど。
[眷属やられて、それで更にキレた可能性は否定できないけれど。
先に手を出して来たのが向こうなのは確かだから、リュカの言葉>>90は否定しない]
[今度は蟹の腹にかぶりついたらしい鳴丸を見つけると、
その後何やらずずずという音を男は聞いた。]
蟹味噌を啜っておるのかお主。
[そういえば海老も頭ばかり食べていたように思う。
考えれば竜が満足する量、味噌ばかり集められる訳もなく。
ならば多少は仕方がないかと、男は思う事にした。]
[甲殻類に夢中な鳴丸はしたい様にさせておく事にすると、
男は周囲を油断なく見る。
蟹が燃える匂いに向こうを見れば、
ウルズが先程の戦いの消耗のせいか、
やや勢いのない炎を揺らめきを見て、
其方側に向かおうとする甲殻類の足止めに匕首を放った。]
[海側から飛び上がった海老がいまだとばかりに襲い掛かってくる。
前回の襲撃の際に海老嫌いなことが海老業界に伝わってるのかもしれないとかよくわからない思考をパニック気味の頭が組み立てて]
ぎにゃーー!
海老は、ご遠慮だ!
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[話している間に、横から近づく気配。
ある意味緩い様子を隙あり、と見なしたのか、ぴょこぴょこと寄って来た海老が鋏を繰り出す──が]
……ばれてる、っての!
[くるり、身を翻して鋏を爪で受け止め、弾き飛ばす。
そのまま踏み込み腹に一撃入れて、海老を沈黙させて]
……大分、減ったか、な?
[ぽつ、と呟き、視線を海面へと向けた]
― 八幡 甲板 ―
[前に出られぬため、皆の様子に気を配ることにして、私は周囲を何度か見回した。
師と鳴丸は問題なく甲殻類に対処している。
確実に屠る様子は安心して任せることが出来た]
[一番気にかかるのは八幡に残るのを同意してくれたウルズのこと。
あの時話した限りではしっかりとしていたように思うが、やはりどこか気にかかるのだ。
護られるだけを是としないのは、あの時の会話で理解はしているのだが。
脳裏に蘇るのは縋るように伸ばされた手]
……………
[自然、私はウルズの姿を捜していた]
[尚、リュカ殿を知らない様子には、ユウレン所属であることと外見的特徴を伝えてある]
[やっぱり苦手な海老だとうまく力が入らなくて、倒すにはいたらず。
そばに降り立った海老は両ハサミを頭上に掲げて、チョキチョキしながらゆっくりと歩いて近寄ってくる]
無理無理無理無理…
海老無理、海老反対!
[ゆっくり後ずさると船べりにすぐに背がぶつかった]
[足止めは程ほどに有効だったらしく、
動きの鈍ったそれは他の船員に食材へと変えられて行ったが、
それを最後まで見届ける前に、男はカナンの方へと向かう。
以前の事を覚えているならば、
無茶や無理はしていないだろうという信頼はあるが、
それでも長い事傍らを空けるのは、
男の任から外れる行為であるとは認識している。
それでも左程の距離はないため、直ぐにたどり着けるのだが。
>>87カナンが海老と対峙し、
見事一撃を繰り出したのは見て取れた。
もう一匹の妨害が無ければ倒せただろう。]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
こんだけやられて。
逆に冷静になってくれたりするといーんだけど。
[そのためにはもう一押し必要になるかな?なんて。ゲルトの言葉を考えながら自船に意識を戻せば]
アイリッ!
和光一起成爲、發麻!(痺れろ!)
[腕をそちらに伸ばした]
[
『へへ、こっちから襲撃したとはいえとんでもねーことになっちまったな』
『ええ、そうねアナタ。でもアナタを死なせはしない』
『おいおい、そりゃこっちのセリフだーろ』
『でもアナタにはどうしてもいきていてほしいの』
『…蟹美』
『…海老助』
]
[
『ぬぉ!火だ!ぐぁぁぁ!?蟹美お前だけでも』
『だめ・・・私ももう・・・』
『そうか。大口叩いたのにこのざまか…お前にいいたいことがあったってのに』
『いいの・・・わかってるから』
]
/*
遅れてすみません
ゲルト 【332】5/5 [54]>>66[97]>>67[53]>>80[41]>>83[87]>>95
シロウ 【327】5/5 [34][55]>>66[96]>>91[43]>>98[99]>>106
リュカ 【288】5/5 [93]>>75[62]>>85[28][79]>>92[26]>>106
カナン 【218】5/5 [44]>>61[96]>>63[23]>>71[47]>>78[8]>>82
ウルズ 【201】5/5 [23]>>77[22]>>79[2]>>81[68][86]>>94
アイリ 【172】5/5 [41]>>76[30]>>88[76]>>89[15]>>99[10]>>107
/*
戻ってきて>>109>>110が真っ先に目に入ったせいでおもいっきり噴いた…www
相変わらずいいセンスしてるなぁもう大好き過ぎるw
腕の方は大事ありませぬか。
[外殻への一撃が有効打にならなかったこと、
筋良くまた効果的な一撃に成り得た事が伺えたからこそ、
男は蟹を切り捨てながら、
カナンの元で気がかりをまず口にする。
>>103それから視線の先を見て。]
……あの娘が気になりますか。
[見たままを指摘し口にしてみた。]
/*
集計お疲れ様で、ありがとうですよー。
細かくやってもらえて助かってるんで、遅くなったとかは気にせずに!
『キューィ!』
[ 周囲に居る妖魔を、あらかた片付けたと思える頃、ふいにヤクモが警戒の鳴き声をあげた ]
キイィィィィィ!
[ 甲高く不気味な鳴き声と共に大きな影が陽光を遮る。
空を覆う黒雲と見まごうばかりに巨大な、四枚の漆黒の翼を持つ異形の鳥。
四人の来訪者によって、着実に数を減らしていく妖魔の群れに焦れたように、その黒い翼を大きく振ると、巻き起こった嵐のような風が、小型の妖魔達までも吹き飛ばしていく ]
……それに、何と言うのだろうな。
何でもないように見えるが、助けを求めているように感じたのだ。
[それはあの時だけの様子だったのかも知れないのだが、伸ばされた手を忘れることが出来ない]
もし手を伸ばされているのなら、差し伸べてやりたいと思う。
ヤクモ…!
[ これを地上だけで迎え討つのは無理と、そう悟って、ディークはヤクモの背に戻ると、再び空へと身を運んだ ]
ルーディ!クレス!マリー!多分、こいつが、この丘の親玉だ!
[ 恐らくは前の蛇や、牛と同じように精霊石から産み出された妖魔。これを倒せば帰還の道が開けるかもしれない、とは、伝わっただろう ]
/*
明日は出かけるんだよなぁぁ!
いや今夜じゅうにやるなら…と思ったが、
どちらにせよ時間十分とは言い難いのが。。
うひっ。
[空が翳り、不気味な鳴き声が響く>>+79。
思わず身を強張らせたのも致し方ないだろう。
天を見遣れば目に映る、黒く巨大な四枚羽の鴉。
巻き起こった風は余波がこちらにも届いて、舞う砂埃を防ごうと左手を顔の前に掲げた]
ぷあっは!
んじゃあコイツを倒しゃあ良いわけだな!
[ディークの言葉>>+80に返し、頷いてから改めて天を仰ぐ。
強大な敵を前にしても逃げることは無い。
経験と、一人ではないことがクレステッドの逃げる意思を薄れさせていた]
/*
やっちゃってから何ですが、なんだろうねこのこの熱血ヒーローっぷりは。どうしてこうなった?
騎竜師だからかしら?
[土と水によって作り上げた蛇は、首尾良く妖魔達を縛り纏める。
今度はちゃんと応えてくれた精霊たちに礼を言おうとしたところで聞こえた叫び>>+68に驚き目を見開いた。
そういえば双頭の蛇を怖がっていたっけか、と思い出し]
すまない、クレステッド殿。
この形が一番馴染みやすいんで、つい。
[カガチ家の紋に蛇が刻まれている為か、形を成すのが容易くつい使ってしまったと謝った。
最もクレステッドはこちらに気を取られるよりも、周囲を囲む敵達により当初辟易している様子だったが、どうやら打開策を見出したよう。
マリも風と雷を自在に操り地道ながら着実に数を減らしていっており、地上の二人は援護の必要はなさそうに見えた。
ならば、空に居るディークとヤクモはどうかと視線を動かせば、竜と呼吸を合わせ戦う姿が見えて。
綺麗だな、などと場違いなことを思い、見惚れた]
[だが、それもほんの数瞬。
甲高く響く鳴き声と共に現れた影>>+79に、意識を戻される。
巻き起こった風に倒されぬよう足を踏み込むと、前を見据えて]
蛇の次は鳥か…!
ったく、ウルがいたら手っ取り早く焼き鳥にしてもらうのに!
[愚痴りながら、ディークの声>>+80を聞き]
わかった、援護する!
[>>+81へと了承の声を返した]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[海へと視線を向けていた所に届いたアイリの悲鳴。
また海老でぱにくった!? と振り返れば、ちょうどリュカの絶妙の援護が入ったところで]
……大丈夫、かな?
[リュカに抱き着くアイリの様子に、とりあえず任せてもいいかなー、と思ったその時。
海側に、異変を感じて視線は再びそちらへ向いた]
甲殻類の襲撃の間も、それは、波の下で海面を睨んでいた。
一つ、二つ、眷属の気配が途切れる様子に、それは苛立ちを孕んだ唸りをあげる。
それは、不吉な響きを伴い、海上へと響き渡る。
怒りと苛立ち、それから異様な熱を孕んだその唸りが海風にな吹き散らされた直後──それは、波の下から海面へとその身を押し上げた。
それによって生じる波、水飛沫。
それらに重なるように、甲高い咆哮が響く。
──本来ならば、東の海にあるべき、深き蒼の鱗の巨大な龍。
それは、爛々と輝く真紅の瞳で、船団を睨み付けた。
/*
ははあ、地上も同じ流れになったか。まあゲルトがトップとるとこうなるよね。今回ラは割と良い仕事してるかな?
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[唐突に響いた不吉な響き。
それは、何故か身の内に響くような心地がして。
その感触が、声の主が何か、を感じさせた]
……くるっ!
[落ちる呟きは、独り言めいたもの。
とっさに駆け出し、掴むのは舵]
シュタイフェ・ブリーゼより、全艦へ!
なんか、でかいの来るよ!
[それと同時に、念の輪を介して通信を送り。
波を荒立てて現れるもの、その咆哮に目を細めた]
……うっわぁ。
でっかいの、来た、なぁ……。
[現れた深い蒼、その中でひときわ目立つ真紅を見つつ。
内側の動悸を抑えるように、一つ、息を吐いた。*]
― 八幡 甲板 ―
ならば良いのですが。
[>>115先立っての時よりは幾分余裕のある顔に、
僅かの間に成長した様子が見て取れて、
男はゆると笑みを作った。
>>116引き締まるような顔のわりには少し言い澱むような様子に、
内心ふむと思いながらも、男は表にはそれを出さぬよう心掛けながら、
>>117乗船前の事を思い出して成程と。]
内側に気質を秘める性質なのでしょう。
― 八幡 甲板 ―
[シロウと会話しながらも視線は周囲へと向く。
ウルズのことを話していたから、視線は当然彼女へと向かっていて]
っ!!
[ウルズへ迫る巨大海老もまた私の視界に入ってきた]
― 八幡 甲板 ―
ならば良いのですが。
[>>115先立っての時よりは幾分余裕のある顔に、
僅かの間に成長した様子が見て取れて、
男はゆると笑みを作った。
>>116引き締まるような顔のわりには少し言い澱むような様子に、
内心ふむと思いながらも、男は表にはそれを出さぬよう心掛けながら、
>>117乗船前の事を思い出して成程と。]
内側に気質を秘める性質なのでしょう。
ウルズ、伏せろ!!
[叫びながら、私は痺れる腕をおして雷霆丸をウルズの方向──巨大海老へと切先を向ける]
鳴け、雷霆丸!!
[光の矢と化した雷が巨大海老目掛けて伸びた]
…カイエン家は生まれつき持ち得る激情を、
飼い馴らす事を家訓としておると聞いたことがあります。
強い感情は強い力を生みますが、
強いがゆえに扱いが難しい。
それを抑える為に、幼少の頃から感情を抑える訓練をしている、と。
まだ若い娘故、完全には飼い馴らせておらんのかもしれませんし、
ふとした時に抑えていた物が零れる時もあるのでしょう。
[>>117助けを求めたのはそれ故なのか、
あるいは別の何かがあるのか男は解らなかったが、
知りうる事を主に伝えておいた。
視線は周囲を警戒していたものの、
それはこの周囲であって、先程居た場所とは遠く、
ウルズに背を向けている状態では、彼女の事までは気づけなかった。]
焼き鳥かー、それも良いなー。
食えんのか知らねーけど。
[ガートルードの言葉>>+85にそんな反応をしつつ]
火属性の弾に当たれば焼き鳥出来るかもしんねぇ。
[淡い期待を抱いて引く引鉄]
[銃身に凝縮するのは水属性の力]
ちぇ、外れか。
でも攻撃は……外さねぇぜ!!
[撃ち出された水弾は6つ。
六角の魔法陣のように広がったそれはそれぞれの頂点を繋ぎ、四枚ある翼の内の一枚へ減り込むように絡みついた。
その場所からじわじわと染み込むように広がり、翼の動きを奪っていく]
[ 大きな烏に似た妖魔は、四枚の翼から嵐のような風を地上へと送りながら、「キィィ!」と再び甲高い声をあげる ]
うっるせーんだよ!
『キューィ!』
[ 直接攻撃に近付こうとすると風に阻まれる、故に高度を上げ、上空からまずはブレスを羽根に向けて放った ]
「ギャァ!」
[ 狙いは過たず、右の羽根の付け根に浴びせられる光、クレステッドの放った水弾の力>>+87と、それは相乗効果となって大烏の羽ばたきが緩み、地上を襲う風も弱まる ]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
うわぁ……!
[大きく揺れる船。飛んでくる水飛沫。
真紅の瞳を見上げて、ゴクリと息を呑む]
…あ…
[壊しかたとか。もやしかたとか。それは生まれてすぐに――から教わっていられた。
でもそれは自分の心が軋みをあげていたから、自分がされたことを人にすることを覚えただけで、自分を守る術なんてその時は知らなかった。
だから手をとってくれた二人は嬉しかったのだけど、そうだった。二人はいまいないんだった。なぜか冷静に高速で思考が進んだとき。あれ、確か、アタシの名を呼んだ人は――]
[――伏せろ。といったんだった。
考えることなくただ言葉に従って、幼児が頭を守るように伏せた
鋏が髪を幾本かきり取っていくなか――すぐ近くで轟雷の音が聞こえた]
これだけでかいと大味でまずいかもな。
[クレステッド>>+86に軽口を返しつつ、効果的な戦い方を探す為に暫し手を出さず様子を見る。
クレステッドの弾>>+87が翼の自由を徐々に奪っているようだが、ディーク達が近付くにはまだ足りぬようで>>+88]
ディー、ヤクモ、ちょっと離れてくれるか。
マリは余裕あったら手伝ってくれ!
[ディーク達を巻き込まぬように声をかけた後、友人に援護を頼む。
是か否かの返事を待たず、地を蹴り上げて]
あのデカブツの羽に取り付け!
[先程と同じ様に舞い上げた土に術を施す。
鴉自体の羽ばたきにより舞い上がる土煙へも効果を広げた為に女の力だけでも期待する効果は導き出せた。
だが友人の風の力を借りることが出来れば、確実に大きな翼全体へと土を纏わりつかせることが叶っただろう。
そして残り僅かになった小瓶の水を、2(10x1)滴程残して撒き散らし]
頼む!
協力してこのデカブツの自由を奪ってくれ!
[水を含むだけでも羽は重くなるはずだが、そこに土を加えたことで更に重く鈍くなるようにと考えた策略は上手く嵌っただろうか**]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[一先ず、龍が立てた波が船のバランスを大きく崩さぬよう、制御するのに意識を傾けて。
安定した所で、再度、通信を入れる]
シュタイフェ・ブリーゼより、全艦へ。
どーやら、親玉さんのご登場っぽい。
相当ご機嫌ななめっぽいから、殴ってどうにかしないとダメみたいだね、やっぱり。
[通信にのせる口調はごく軽いものだが、近しいものならそこにある昂揚ははっきりと感じられるか]
……て、わけで、今から殴りに行こうかと思うんだけどー。
ちょっとそっとじゃ倒れてくれそうにないし、援護してほしい。
[そうでなくても強大な力を持つとされる龍の眷属。
『個』の力でどうにかできるとは思い難いから]
シュタイフェで近づいて、向こうに取りつければ多分、何とかなるから。
そのための隙と時間、稼いでくれるとありがたいんだけどなー。
[何がどう何とかなるのか、の説明を端折るのはどうなのか。
その辺り、本能的な理解なので、上手く言葉で説明できない──というのが、実状なのだが]
[ただ、感覚ではわかっている。
あの龍が何故暴れているかはわからないが、鎮めるには彼の存在を上回る力を示す事が必要だ、と。
それとあともう一つ──多分、共鳴しているこの力を還す事も必要なんじゃないかと思うが、そのためにもまずは鎮まってもらえないと話にならないから]
……ま、早いとこ片づけて、のんびり寝たいから、ねぇ。
[嵐に遭遇してからこっち、色々ばたばたしているし、と呟きつつ。
舵を握る手に、ぐ、と力を込めていた。*]
― 八幡 甲板 ―
!
[カナンが動いたのに遅れて、男もウルズの危険に気づくも、
無事退けたらしい事を知れば、安堵の息を零した。
そのうち親玉の龍の事で指示があれば、
男もまた鳴丸と共に向かう事になるか。]
[ところで鳴丸を好きにさせておくと、
そのうち海老と蟹を積み上げ始めていた。
持って帰るつもりらしい。
後ほど何をしているのだと問いかけると、
竜仲間のヤクモへの土産用と返ってきたので、
呆れるにも呆れられなかったのだが**]
っっはっ・・・はぁ…
[極度の緊張で顔を青くしながらも先ほどまで命を狙っていた海老がぷすぷす煙をたてながら焦げて動かなくなっているのを見上げ]
ぅ…死ぬかと…思った。
[体が震わせながら、それでもゆっくりと立ち上がって]
…………でいっ!!
[焦げたまま動かなくなってる巨大海老をげしっと蹴った。甲板に倒れた。満足した。
先まで恐怖に震えながら怒りをあらわにする、浮き沈みの激しさを露呈しながら、殿下のほうを振り向いて]
おう、頼むぜ!
[ ガートルードの声>>+90が届くと、それが彼女が術を使う為の要請と気付いて、大烏から距離を取って旋回する。
そして、大烏自身によって巻き上げられた土煙を伝うように、土と水の混ざり合った呪縛が漆黒の羽根に絡み付き地へと縫い止めようとするのを見た>>+91そこには、マリエッタの風の力も加わっていただろうか ]
さっすが!
『キュキュ!』
[ 自分は使えぬ術の力、その見事さにディークは感嘆の声を漏らし、ヤクモも同意の鳴き声で応じる ]
行くぜ、ヤクモ!
[ 産み出された機会は最大に活かさなければならない、そう決意して陽竜を促すと ]
『キューィ!』
[ 一声鳴いたヤクモの輝きが強くなり、光輝く竜は、もがく黒い妖魔に向かって、真っすぐに飛翔する ]
[あらかた片付くころ、親玉がでてくるか。とその前に、自分の腹部を治療すると]
御怪我はありませんか?
[と、殿下やシロウ様や船員に聞くのであった**]
― シュタイフェ・ブリーゼ ―
やっぱ、言葉が通じそうな状態じゃない、ね。
[軽く目を伏せ、深く息を吸い込んで、吐き出す。
もう一度見上げた時には、決意の表情が浮かんでいた]
なら、こっちの言う事聞いてくれるようにするまで。
そうだよねっ!
[方針を聞いて、見張り台に上がった。
暴れる風を宥めるため身の内にも呼び込んで。逆巻く風に捕まらないよう、帆が必要な風を受け止められるよう、流れを詠んでは伝えてゆく。そして]
請風聚集(風、集まって)
成為風的鎖鏈,阻礙活動(鎖となって、動きを阻んで)
[いよいよ近づいてくれば、取り込んだ風を練り上げて。
怒れる龍の動きを鈍らせようと、鎖として絡みつかせた**]
キイィ!
[ 輝きが迫るのに気付いた黒い翼がバサバサと動き、そこから散った漆黒の羽根が、生き物のように固まって渦を巻く。
ひとつひとつが尖った針のような無数の羽根は、明確な意志を持って、陽竜と騎竜師を阻もうと飛来するが ]
すまん、ヤクモ...!
『キュィ!』
[ 目を細め、囁いた騎竜師に、先刻承知と言いたげに陽竜は鳴き、そのまま、襲い来る羽根を避けることなく、大烏の元へと突進した ]
[ ヤクモの纏う、陽気に、半分程は灼かれたり弾かれたりしたものの、残る無数の羽根の尖った切っ先が、ヤクモとディークの身体に、幾筋もの赤い傷を刻んでいく ]
この程度で...止められると、思うなッ!!
[ 刀を抜き、眼前に迫った羽根を斬り払い、切り裂かれた傷から流れる朱に身を染めて、紅輝と呼ばれる騎竜師は、妖魔の血色の瞳を睨み据えた* ]
シュタイフェ・ブリーゼに伝えよ。
八幡始め全艦委細承知。
可能な限りの援護を行おう。
そちらは近付くことに集中すると良い。
[伝達員に命じ、私の言葉を統制室から全艦へと届けた。
これで八幡、蛟、水夜はシュタイフェ・ブリーゼ───ファサン殿が近付くための援護連携を実行することになる]
シュタイフェ・ブリーゼに伝えよ。
八幡始め全艦委細承知。
可能な限りの援護を行おう。
そちらは近付くことに集中すると良い。
[伝達員に命じ、私の言葉を統制室から全艦へと届けた。
これで八幡、蛟、水夜はシュタイフェ・ブリーゼ───ファサン殿が近付くための援護連携を実行することになる]
シロウ、もう一仕事、してもらえるな?
[この中で唯一空を制すことが出来る存在。
何をしろ、とまでは命じない。
言わずとも彼ならばやるべきことを成してくれると信じているが故]
/*
また水だし次はスカるし!wwww
もっかい!!
1:火 2:水 3:風 4:土 5:雷 6:スカ
4(6x1)
4(6x1)連弾
不味いんじゃいらねぇなぁ…。
[返って来た軽口>>+89に同じように軽口で返す。
ガートルードが鴉の翼に水と土の枷を与えるのを見ると、ディーク同様感嘆の声を上げた]
やっるぅ!
風の勢いがほとんど無くなった!!
[得られた機会を無駄にしないため、ディークがヤクモと共に鴉への接近を試みる>>+94。
鴉が近づけまいと羽根を散らすのに気付けば、クレステッドは再び銃を鴉へと向けた]
大人しく……してろっての!!
[引鉄を引くと銃身に再び水属性の力が凝縮する。
撃ち出された2つの水弾は鴉の目を目掛け疾駆し、眼前で弾け細かい水の針となって降り注いだ。
直接的なダメージは無いにしても、ディークの姿を見失わせることは出来るはず]
[二発目は残念ながら不発に終わったが、続けざまに引鉄を引いた三発目。
銃身に凝縮するのは地属性の力。
放たれた岩弾の4連星は駆ける間に互いにぶつかり合い、細かな飛礫となってディークが駆ける先にある尖った羽根の一画を貫き、道を作る]
ディーク行けぇ!!
[紅くなりながらも鴉を墜とすべく飛翔するディークとヤクモに声援を飛ばした**]
― 八幡 甲板 ―
[海面へと現れた深い蒼色をした巨大な龍。
対照的な真紅の瞳がこちらを睨みつけており、敵対の意思は明らかであった]
……これが、龍、か。
[ユウレンでは守り神として尊ばれている存在。
しかしこの南の海では荒神として航海を阻んでいる]
我らにとっては御伽噺でしか知らぬ存在だが、臆することは無い。
ここに在るは我らのみならず。
シュタイフェ・ブリーゼが接近するための援護に徹しろ!
龍の眼をこちらに向けるのだ!!
[八幡が先頭に立ち、それに蛟、水夜が続く。
龍を中心に放射状に広がり、龍の正面に3隻の船が並ぶように配置した。
これにより龍の背後は死角が増えることになる]
攻撃は無理に当てる必要は無い。
目晦ましにて龍の視界を奪え!
[甲殻類の襲撃で消耗したものも多い。
その負担と、ファサン殿が狙っていることを加味すれば龍の妨害をするだけでも効果は高いと考えられる。
下手に傷をつけて暴れまわられるよりは良いはずだ]
[船を動かし龍の気を引きながら、我らシンシャの船はシュタイフェ・ブリーゼが龍に接近するための隙を作るべく動き始めた]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
ああ、そーゆーことっ!
……んじゃ、風は任したっ!
[リュカ>>143に頷いて、見張り台に上がっていくのを見送る。
ああしろこうしろ、と細かい指示を飛ばす事はしない。
言葉で言わずとも、
己はその風を正しく捉え、向かうべきへと走らせるのみ、と舵を確り、握り]
[ごく自然に使っている殴る、という物言いが思わせている事>>148は知る由もなく。
伝えられた言葉>>149に浮かべたのは、笑み]
シュタイフェ・ブリーゼ、了解。
みんな、ありがと。んじゃ頼むねっ!
[全艦に向けてそう返し、それから]
シュタイフェ各員、衝撃備えとけよ!
他の艦が引きつけてくれてる間に、一気に近づいてぶん殴る!
精霊師は、風はリュカの補佐、水は波の牽制!
向こうは、水を操る術じゃこっちより上のはず……だから、機動に関しては風中心で対する。
手ぇ空いてるヤツは、セイル制御に回れ! 無茶駆けすっかんな!
風と水に回んないヤツは、攻撃術待機! 俺が舵離れたら、一斉に打ち込んでよし!
[指示に応じて、船員が動く。
どこか緊張した、けれど、熱を帯びた空気が船内に広がって]
んーじゃあ、行くぜ。
……
翠嵐龍の加護と共に、いざ、参る!
[宣と共に、ぐ、と舵を切る。
正面から近づけは、龍の起こす波に遮られるだろうから、近づくならば側面、ないし背後。
龍の視覚から、不意を打って近づくため、取るコースはやや大回り。
それでも、速度・機動性重視のユウレン水軍の艦であれば、相応の速度を持って近づけるはず。
そして、それを保つための風の加護はある、と信じているから。
進む疾風に、迷いは、ない。**]
/*
だだっと書いて、んじゃ落とそうか。
→りろーどしたら連投が見えた。
……いつもながら、このタイミングは……wwww
[ クレステッドの放った水の針が>>+97、陽竜の放つ光を弾いて煌めきながら大鴉の瞳を貫き、その視界を奪う。
後を追って無数の岩礫が、漆黒の羽根を打ち砕き、飛翔する騎竜の前に、道を拓いた ]
いけえっ!
[ その道を魁とばかりに、ヤクモの放つ光のブレスが奔り、漆黒の大鴉を陽光の輝きが包み込む ]
[ ガートルードの水と土の力に、マリエッタの風の力が加わって>>99もがく大鴉の反撃の動きを阻む ]
キイィィィィィ!!
[ 甲高く怒りの声をあげた大鴉は、最後の抵抗とばかりに、自らの鋭い爪を正面からやってくる光に向けた ]
[ 自ら放った光焔を突き破るように、陽光の竜が大鴉の目前に現れる。けれどその背に騎竜師の姿は無く ]
我が刃は
穢れ祓い 闇裂く 旭光
我が
[ 大鴉の頭上から朗として響く声 ]
[ ブレスが大鴉へ届くと同時に、そのブレスと同じ光輝を纏ったまま一度高度を上げたヤクモから宙に身を躍らせたディークの刀が、妖魔の首めがけて、袈裟懸けに振り抜かれる ]
我名
ギャアアァァァァ!!
[ 旭光纏った刃は、大鴉の首を大きく切り裂き、断末魔の声と共に漆黒の妖魔は四枚の翼をばたつかせて足掻く ]
堕ちろっ!!
『キュイィィ!』
[ 既に、術によってぼろぼろになった妖魔の翼をディークを背に受け止めた、ヤクモの爪ががしりと掴んで、トドメとばかりに引き裂いた ]
[ 首を裂かれ、翼を引き裂かれた大鴉は、錐揉み状態となって、黒い羽根をまき散らしながら、地へと堕ちていく ]
[ その姿は、地に着く前に、形を喪い黒い霧と変わって、ばらばらと地に撒かれたのは、粉々に砕けた精霊石の欠片だけだった** ]
終わった、か...?
[ 大鴉の姿が消え去ると、群れなしていた妖魔も同時に消滅していく、そして、中央の泉の魔法陣が、強い輝きを発しているのを、上空から見つけ、ディークはヤクモと共に地上で待つ、三人の元へと降りた ]
さっきの湖の魔法陣、発動してるかもしれねえぞ。
[ その魔法陣が空間を繋ぐものであることは、精霊師が確かめれば判るだろうか。
ともあれ、しばらくの間は、休息と傷の治療の時間が必要だっただろうけれど ]
― 八幡 甲板 ―
力を見せ付けたなら、あちらとて放っておきはすまい。
[強大な力を持つ存在は力を示すことで鎮めるとファサン殿は言っていた。
鎮めること自体はファサン殿に任せるとしても、こちらもただ妨害するだけではいられない]
……雷霆丸、往くぞ。
[長く深い呼吸を一つ挟み、私は雷霆丸を両手で構えた]
顕現せよ
[リン、と鈴が鳴るような音が響く。
両手で構えた雷霆丸を持ち上げ、自身の右上に切先を置いた]
大雷 火雷 黒雷 裂雷
[呪言と共に、雷霆丸の切先をゆっくり右下へと下げ、左下へ移動。
左上へと持ち上げた後に再び右上へと戻す]
若雷 土雷 鳴雷 伏雷
[次いで雷霆丸の切先を頭上に掲げ、自身の右へと滑らせ、足元、左へと流した後に再び頭上へと持ち上げた]
我が身を介し 開け 黄泉の門
八雷率い 翔けよ
鳴神!!
[眼前に現れたのは八芒星の魔方陣。
その中心を雷霆丸で貫き、右手のみで頭上へと突き上げた。
刀身から迸る黒い雷光が天を突き、一時姿を消した後に蒼き龍へと降り注ぐ。
耳を劈く轟音が辺りに響いた*]
[ すぐにもまた湖へ偵察に出ようとしたら、また呆れて止められたか、少しは落ち着けと言われて、漸く思い出した顔で ]
マリー、治療してくれたおかげで動けた。ありがとな、風の力も頼りになったぜ。
クレス、今度もいいタイミングの援護だったよ。おかげでヤクモはほとんど無傷だ。
『キューィ』
[ 鳴いたヤクモが、クレステッドにすりすりと鬣を擦り寄せた ]
ルーディ、大技使って疲れなかったか?
すげえ助かったけどな...ちゃんと、休んでくれよ。
みんな、ありがとうな。
[ ツッコミもどこかで入ったかもしれないが、最後にはそう言って、晴れやかに笑った** ]
― 八幡 甲板 ―
某は大事ない。鳴丸もな。
[>>142カナンに続いてウルズの傍に寄った後、
怪我の有無を問われればそう返す。]
此方よりはお主の方だ。
…腹の傷具合によっては無理をするでないぞ。
[自ら傷を癒す様子に、やや険しく目を細めて言った。]
[>>150カナンに命じられると男は然りと頷いた。]
無論。
此度の最後の大仕事と参りましょう。
[言われずとも己の役割は
おおよそ理解しているというように男は礼し、
ふとウルズに囁きひとつ頭を下げてから、
鳴丸の元へと向かった。]
無理をするなとは申したが…
済まぬが若を頼む。
御一人で居られるよりは、
おそらく誰かが傍に居るほうが、
あの方は己を御しやすい。
万一何かあろうとも
回復手のお主が居れば安堵も出来よう。
[頼むと短く告げると、男はその場を離れた。]
[甲殻類の小山を作って満足げあった鳴丸だが、
龍の出現とその唸り声に、落ち着きなく周囲を這っていた。
それを宥めるように鬣に手を添え動きを止めさせると、
男は鳴丸を見た後に海の方を見た。]
相手はお主に類する物故やり難いだろう。
だが某の騎竜ならば、やってもらう。
それがシンシャを、
引いてはシンシャに住まう者を
護るという我らの役目ぞ。
[その土地を守護するという騎竜師の本文を、
違える事なかれと言えば
龍は暫しの沈黙の後、鳴きもせず羽を広げ、
男はその背に乗った。]
― 上空 ―
[海風に流されぬよう、男と龍は空を舞う。
海からの強い水気は上空まで押し入るよう肌に感じ、
男は傷のある頬を片手で撫でつけた。]
あの烏賊もよう化け物だと思うたが、
これはまた別格だのう。
[そう言いながら、口元に浮かぶ笑みもある。]
/*
Q. 雷霆丸って闇寄りなんですか?
A. ノリと勢いです(
いや、これを受け継ぐから騎竜師になるのを諦めてると言うのも加えて良いかな、と思ったので(
軍事を継ぐ=黄泉の門を継ぐ みたいな。[どんなだ]
[クレステッドが拓いた道を抜け、ヤクモが、ディークが鴉へと迫る>>+101。
ガートルードとマリエッタの術によって動きを制限された鴉にそれを躱せるはずも無く。
最後の足掻きとばかりに爪を繰り出すのを見て、クレステッドは思わず声を上げた]
ディーク!!
[しかしそこにあったのはヤクモの姿だけ。
声が、遥か上空から朗々と響いていた>>+103]
[振り抜かれた刃に断末魔の叫びが上がる>>+105。
首を斬り裂かれた上で翼をもがれたなら、さしもの鴉も宙には居られないだろう]
下がれ!!
[錐揉み状態で地に堕ちて来る>>+106のが見えると、衝突を懸念してガートルードとマリエッタの前に立ち、両手を広げて下がるよう促した。
しかし鴉は落下途中で黒い霧となり、砕けた精霊石となって地へ降り注ぐ。
終わったのだと、目に見て実感出来た瞬間だった]
ぃよっしゃああ!!
[ディークの手柄に歓声を上げる。
どさくさ紛れにガートルードとマリエッタに抱きつこうともした]
[抱きつこうとしたのにはどんな突っ込みが入ったかはさておき。
上空から降りて来たディークの言葉>>+107にガートルードにも伝えた湖の変化を思い出した]
そうだ、魔法陣!
光ってるんだったら発動してんじゃねぇか!?
行ってみ………る前にディークの治療だな。
そのままじゃ行かせねぇ。
[きっとそれはガートルードやマリエッタも同意してくれるだろう]
へへ、前に出れねぇ分、そのくらいはしねぇとな。
[ディークからの言葉>>+108には気分を良くして自慢げに笑う。
ヤクモが擦り寄ってくると、遠慮なくぎゅーっと抱き締めた]
怪我無くて良かったなぁ、ヤクモ!
[もふもふ加減を堪能している]
ディークもお疲れさん。
ガートルードとマリエッタもな!
[多分一番消耗の少ない男も3人を労って笑った*]
[御しやすい。とはどういう意味だろうか。少し考えて自分なりに思いうかぶことはあるがそれは口にはださず]
も、勿論です。アタシだってシンシャの人間です。殿下に仕えるのは光栄であっても断るなどありえません。
お任せください。
[護衛としての心得を学んでいるわけではないが、それでもやる気と緊張とを半々でいながら、声が大きくならないように注意して、シロウ様へと応えた]
え、えっと…はい。御傍にて力を尽くします。
[シロウ様の言葉と殿下の手を貸してほしい。という言葉とがごっちゃになり、少しおかしいことになりながら、手を握った。堅い男の人の手だ。でもどこか安心して、緊張がほぐれていく]
[殿下やシロウ様が戦いの準備をする中、考えていたのは自分の援護についてだ。疲労しているというのもあるが、自分の炎は主に破壊だ。ルーやマリーとなら合わせれるが他と一緒にしてはあの龍を攻撃しようとする術ごと破壊してしまう可能性が高い。となると。
リン。と鈴がなるような音>>160が聞こえた。体は本能的に鉄扇を開き、緩やかに光の精霊がウルズの近くに漂う。
甲板の上で、流麗にウルズは舞う。魔女と戦っていたような猛々しさや苛烈さはなくゆったりとした動きに呼応して光の精霊も踊った後、殿下やシロウ殿や鳴丸の元へと向かう
負担を軽減させ、殿下やシロウ様の力をより強く導き出せるように、攻撃ではなく補佐に務めた**]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[龍の正面に、放射状に広がる船団。
その先頭に立つ艦から、いくつもの光が見えた]
……光……と。
雷?
[呟きながら、
龍の意識は船団へと向かっている物の、それが動く事で生じるもの──不規則な波は、こちらにも影響を及ぼす。
それを、艦全体の連携で乗り切りつつ、龍へと近づいた]
[海の龍に対し舞う、空の龍。
落ちる雷が、海の龍の動きを阻む。
真紅の瞳は、海と空にて己に牙剥く雷と、それを支える光に向かっていた]
……っし、行ける。
操舵、そろそろ交替!
[進むべき進路を定めた後、待機させていた操舵士に舵を預け、自分は舳先へと駆けてゆく。
それを合図に、精霊師たちが攻撃術の準備を始める中、呼吸を整えた]
[見張り台から、上がる声。
鎖となった風が、海の龍へと絡みつき、その動きを封じる]
……いよっ、とお!
[それに合わせて舳先を蹴り、同時、全力で鋼糸を伸ばした。
龍の鬣に絡みつく糸、それを手繰って龍の背を強引に駆け上がり。
頭までたどり着くと、不安定に揺れるそこを蹴って、更に跳んだ]
あんたがなんで荒れてんのかは知んない、けどっ!
[言いながら、掲げる右手に現れるのは、焔纏いし金の爪]
しょーじき、こっちゃ、
[狙い定め、降下する。妖の金瞳が見据えるのは、龍の角]
迷惑、なんだよっ!
[宣と共に、全力で繰り出す一撃は、海の龍の片角を捉え]
[本来ならば、傷つけるだけでも容易くはないはずのそれ。
しかし、身に宿した龍自身の力が作用したか。
それとも、多くの援護を得た白狼児の気合が龍の力を上回ったか。
はたまた、その両方か。
ともあれ、振り下ろされた爪は龍の角に深く、喰い込んで]
……弄碎!(……砕けろ!)
[宣と共に、身の内に巡る力を全力で叩き込む。
力は紡がれた言霊に応じ、海の龍の片角を打ち砕いた]
[静寂は刹那。
後、響くのは咆哮。
風の鎖に捕らわれた龍は、波を荒立てはするものの、他を飲み込むまでのものは起こす事はできず。
やがて、海へと沈みゆく。*]
─ 龍の頭上 ─
[頭に取りついてた相手が沈めばどうなるか。
……そりゃ当然、一緒に沈みます。
なお、そこまで考えていたかどうかは]
……あ、やっば……!
[この言動でお察しを、という所か。
荒ぶる波間に沈んでいく龍から離れる間もなく、白狼児もまた、波の下へと飲まれてゆく。*]
そうか……あの時の光か。
[ウルズの方へと振り返る。
見れば鉄扇を持ち緩やかに、滑らかに舞う姿が見えた。
島で見た時とはまた違う麗らかな舞に私は再び目を奪われる。
しばし見詰めた後、私は再び龍へと視線を向けた]
[空を制する竜から迸る光。
範囲広く落とされたそれに龍の動きは制され、空と海に龍の意識は囚われる。
シュタイフェ・ブリーゼが駆け抜け、届くまで後僅か]
制水!!
[精霊師達への短い指示は水の精霊を御すもの。
如何に龍が水の属とは言え、複数で押さえつければ波も少しはこちらの意に副うというもの。
ユウレンが風で龍を封じるなら、こちらは海中にある龍の動きを封じた]
あ、そーいえば。
[ 北の丘で治療をうけている最中に、ふいに声をあげた ]
さっき上で俺が叫んだ名前な、俺の
[
人前で使ったのばれると、親父に殺されるから内緒にしてくれな?
[ いたって暢気に、そう告げる。彼等にその名を知られた事は、ディーク自身の中では、全く問題にはなっていなかった ]
/*
カムナの家は、皇家そのものの神名を護る家なんじゃないかしらね、神刀とか奉じたりして、と、ちょっと脳内で捏造してはみてますが、カナン様の設定と齟齬起こすとアレなんで、妄想するだけで埋め埋めしておくなり。
あ、ちなみに、バレバレですが、神名使うと神降ろしが出来ますが(ディークの守護神は明けの明星の神様)その分寿命が縮みます。(ありがちすぎる)
かむな?
[聞き慣れない言葉>>+116に一度反芻。
どれを示すかに思い至れば、あー、と声を漏らして少し笑った]
聞き慣れねーし、覚えらんねーから大丈夫だろ。
あ、でも使った、って事実も隠さなきゃなんねーのか。
言いふらさなきゃ良いんだよな、任せろ。
[言動は軽いが口が軽いというわけではないはずだ]
[多分]
― 海中 ―
[引き込まれるように落ちた海の中。
視界に広がるのは、泡立つ水が忙しなく荒れる様]
(……やっば……!)
[何とか海面に、とは思うけれど、荒れた水はそれを思うように行かせない]
(このまま、沈むわけに、は……!)
[まだ、何も見てない。
まだ、行くべきところにたどり着いてすらいない。
だから、沈めないし、何より]
(……沈んじまったら)
(……帰れ、ない……っ!)
[必ず戻れ、と言われて>>0:23、それに頷いた。
それを違えるわけには行かないのに、と。
そう念じながら、海面を目指している所に、声が、聞こえた]
『……荒魂は鎮まれり』
(……へ?)
[ちょっとまってあんた誰っていうか何の話!?
なんて感じで、思考がぐるり、と回るけれど、それへの答えはなく。
代わりに、周囲をふわりと力が取り巻いて、水を退けた。
直後に、目の前に蒼く煌く光が集まる]
『……我らが神域に生きるもの』
『……此度の件は、我が眷属内の諍いより始まった』
『……それに敗れし眷属はこの地まで流れ、異なる地の気を取り込み、それに酔い痴れた』
[確保できた呼吸に文字通り一息ついている所に響くのは、厳かな声]
……それって、結局、龍族のいざこざに俺らが巻き込まれただけ、って言わない?
[ざっくり切りこんだものの、答えはなかったが。
その沈黙は、肯定としか思えなかった]
ま、落ち着いたんなら、いいけど。
……んで、とりあえず、鎮まった、って事でいいんだよ、ね?
『……狂いし我が眷属は、あるべき領域へ』
『……されど、過剰なる力、ありし場へ戻すは能わぬ』
[淡々と、声は語る。
その物言いに、なんかすごく、嫌な予感が過った]
『……我が眷属の力を受け、されど、それに飲まれず退けしもの』
『……汝に、狂いし力の一端を託す』
て、ちょ。
[やっぱり言ったー! なんて思ったのは赦されろ。
なんて突っ込みを入れる間もなく、声は続く]
『……無垢なる力より生じし新たな眷属を』
『……海原にて導となるものを』
『……迷いなき地のいとし子に、託す』
[一方的な言葉と共に、蒼い光が形を変えていく。
やがて現れたのは、先ほどまで相対していた龍を物凄くものすごく──肩乗りサイズまで縮めたもの。
変化が終わると同時に、声も途切れて。
白狼児は、球形の結界の中で、ため息をついた]
……もー。
どうしろっての、これ。
[ぼやくように呟きつつ、がじ、と頭を掻く。
むしろここからどうするか、の方が問題な気がするけれど。
一先ずは、無茶をした反動で、行動を起こすのも難しいような気がした。*]
[自分が攻撃をさしはさまずとも決着はついたらしく、沈み行く姿を見ながら]
むぅ、ゲルトはあのままでは…
[そう思ったときには体はすでに動いていた]
― 海の中の結界 ―
[とりあえず、シュタイフェに連絡入れたりなんだりしないとなぁ、と。
そう思うのと、肩乗り海龍が物言いたげに海面を見上げたのは、どちらが先だったか]
……どしたの?
[こてり、と首を傾げて問うと、肩乗り海龍は結界の上の方に近づいて、てしてし、尾で叩く。
その動きに伴い、結界はぽかり、と海面に浮上した]
― 海面 ―
て、これ、押せば動いたのかぁ。
[呑気な口調で呟いて、周囲を見回す。
各艦の位置を確かめて、と思考が動いた結果だったのだが。
目に入ったのは、明らかに波のそれとは異なる、色。>>194]
て、ちょ、アイリーっ!?
一体、何やってんの!
[お前が言うな、の総突っ込み必至の言葉と共に、結界をそちらの方へと押す。
折よく揺れた波の後押しもあり、そちらへ近づくのは容易いか]
おう、頼むぜ。
[ 一見、安請け合いに見えるクレステッドの言動も>>+117、それが本音のままの言葉であるが故の事と、今は思えるから、ディークはあっさりと信用する。
ガートルードやマリエッタも、恐らく秘密は守ってくれるだろう ]
んで、そろそろ行くか?
そういや、船団の方は無事かな?
[ 龍王の眷属と殴り合おうという、無謀な話は、一体どうなったのか、と改めて心配になった ]
殿下そのいいかたはずるいです。
[拗ねるようにいう。今までは緊張していてそんな素顔を見せはしなかったが、今は自然とできた。緊張がほどけたのは握ってしまった手の影響もあるのだろう]
…で、でもですね。
一人でなんでもできるなんて思ってないですよ。だから大丈夫です。ルーやマリーが帰ってきたらアタシの分まで働いてくれますし、ディークやヤクモが帰ってきたらシロウ様の負担も減りますからね…でも今は………
[皆、いないけれど]
−海面−
ゲルト、お主が海に沈んでいったから助けにきたんじゃないか。
[ぱしゃぱしゃっと慣れた様子で泳いでゲルトの方へと近寄り]
心配しないわけがないだろう。
−海面−
ゲルト、お主が海に沈んでいったから助けにきたんじゃないか。
[ぱしゃぱしゃっと慣れた様子で泳いでゲルトの方へと近寄り]
心配しないわけがないだろう。
― 海面 ―
[アイリが近づいてくると、肩乗り海龍がぺち、と結界の壁を尻尾で叩く。
それに応じるように、結界の一部が口を開けた]
……あー。
[沈んでいったから、という言葉>>202と、続いた突っ込み。
がじ、と軽く後ろ頭を掻いた]
どーすれば、一番きっちり力を示せるかなあ、って思ったら、あれしか思いつかなくてさー。
まあ、色々ごめんねー。
あと、わざわざありがと。
[苦み帯びた表情は一瞬、すぐに浮かぶのはいつもと変わらぬ素の表情で]
とりあえず、そのまんまだと冷えるから、こっち上がって。
[その表情のまま、ひょい、と手を差し伸べた]
むぅ、別にゲルトが悪いとは思っていない。
[謝罪の言葉には困ったようにしながら]
ゲルトがいってなければ私がいっていたかもしれないからな。
― 海面 ―
うん、そんな気はしてた。
[こちらが行かなければ、という言葉>>205に冗談めかして返しつつ、結界にアイリを引っ張り上げて]
まあ、落ち着いた、と言えば、落ち着いたかな。
……違う面倒も増えた気がするけど。
[言いながら、見やるのはちょこまかしている肩乗り海龍]
ま、とりあえず、シュタイフェに連絡入れて、拾いに来てもらおーか。
カナン殿たちにも連絡いれないとならないし、向こうの状態も確かめないとなんなんいしね。
[軽い口調で言いつつ、首の輪に手を触れて]
白狼児より、シュタイフェへー。
とりあえず、無事だよー。
海の上にいるから、拾いに来てー。
[呼びかける声はあっけらかんとしたもの。
一応、全艦レベルに広げていたので、声は八幡の統制室にも届きはするか]
― 一方その頃/シュタイフェ・ブリーゼ ―
[八幡統制室よりの問い。>>186
それに副長が何か返すより早く、届いたのは、アイリが飛び込んだ、という報せで。
……その瞬間、副長の背後にナニかが見えた者はどれだけいたか。
それが鎮まった頃に、お気楽な通信>>208が入り。
……空気が固まったのは、一瞬の事]
『シュタイフェ・ブリーゼより、八幡へ。
……艦長、お気楽にぴんぴんしているようなので、これから釣り上げてくる。』
[妙に力の入った通信は、向こうに何を思わせるか。
ともあれ、
おぅ、ディークが動けるなら行くか。
[ディークの言葉>>+118に頷いて、湖へ行くべく準備をする。
ちゃっかり砕けた精霊石を回収したりもしていた]
船の方は聞いてみりゃ良いんじゃね?
[移動しながらでも、と返す声は軽かった]
精霊師 ウルズが「時間を進める」を選択しました
[ お願いを聞いてくれたマリエッタにも「ありがとな」と笑って、クレステッドの言葉に頷く>>+122 ]
よし、じゃあ、俺はヤクモと先に様子見てくるから。
そっちも無理せず来いよ。
[ 元気そうなクレステッドはともかく、ガートルードやマリエッタはそれなりに消耗している筈だ、と、そう言って騎竜と共に湖へと先行することにする ]
そうか、面倒事は生きていれば常に沸いておそってくるものだ。
[そう笑いかけながら]
そうだな、連絡をいれなければ。
ところであっちの様子は、どうなんだろうか?
こっちを解決したならば、あっちも解決しているか?
[そうして通信する様子や反って来る返答とか待った]
― 湖上空 ―
やっぱり、活性化してるように見えるなあ...
[ 上空から見た魔法陣は、やはり何かの力を発動しているように見える。辺りに妖魔の気配が無いのを確かめてから、湖の畔に降りた頃には、他の三人も追いついていただろう ]
― 手直し版・某日の紅さん ―
え、今回の航路開拓に行かないのかって?
行きたいのはやまやまなんだけどねぇ……。
[小さく苦笑しながら、大きくなったお腹を擦って。]
旦那……ええと、ヴェルが目の届かない所で怪我するの、嫌だし。
ヴェルを悲しい気持ちにさせたくないんだ。
だから、行かない。
[優しい顔で紅は笑った**]
― 海面 ―
[お気楽な通信に対し、副長から返されたのは、『そこを動くな。』という一言で。
あ、ちょっとヤバいかも、なんて思いつつ]
んー、どうだろね。
こっちが鎮まってるから、向こうにも変化が起きてるとは思うけど。
[アイリの問いかけ>>210に、意識向けるのは異空間の方]
おー、そっちは頼んだ。
[妖魔が完全にいなくなったとは限らないため、ディークの言葉>>+123に頷いて先行してもらった。
ディークの治療の間も休息していたため、クレステッドは比較的ピンピンしている。
ガートルードとマリエッタの疲労があまりにも強いようなら背負うことも出来たが、どうだったか。
どちらにせよ、2人の負担を考えて湖にはゆっくりとしたペースで移動することになった]
[そうして辿り着いた湖では、ディークが言っていたように魔法陣が活性化しているようだった]
さっきと全っ然違うな。
これぜってー発動してんだろ。
[光り輝く魔法陣を覗き込む]
そうか、次の問題は…
[ゲルトと目を見合わせて困ったように笑いながら]
殴って解決できそうにない人、どうやって鎮めるかだな。
おーい。
こっちは大体収まりついたけど、そっちはどーなったー?
[常と変わらぬ軽い口調で問いかけるのと、クレステッドの呼びかけ>>+127が届くのは、ほぼ、同時]
あー、動いてるんだ。
……他に、出口っぽいもの考えらんない……んだよ、ねぇ。
そこ、使えば、出られる……かも?
[確信はないものの、何となくそんな気がして口にした言葉。
それを肯定するように、肩乗り海龍がきゃう、と鳴いた声もまた、異空間へと響いて行く]
おぅ、そっちは終わったのか?
[ほぼ同時に聞こえた声>>*5にタイミング良いなー、なんて思う]
なんだよなぁ、他は外に通じてるような場所は見当たらない。
ただ、これ使ったらどうなるかがさっぱりでさ。
出られるにしてもどこに出るのか、とか。
海の只中とかは勘弁だぜ?
[返る声に返しつつ、ゲルトとアイリ以外の声(?)が聞こえたことにクレステッドは瞳を瞬かせた]
何だ? 今の。
─ 回想 ─
ありがとな、マリ。
じゃあ、頼む!
[ディークとヤクモが旋回した>>+92のを確認してから、快諾を返してくれたマリ>>+100に礼を言い、助力を願う。
マリの風が舞い上げた土を孕み、その土が水を含んで巨大な翼を地に押し付ける重しとなった。
出来た機会に接近を試みるディークとヤクモへと抵抗の羽根が向かうのを見れば息を飲むも、集中の邪魔になりたくないと必死に名を呼ぶを耐え。
水精と土精が鴉の翼からはがれぬよう、その姿がディークの手によって精霊石へと戻される>>+106まで術の制御を続けた]
─ 回想 ─
終わった…よな?
やっぱこいつもあの蛇と同じだったか。
[周囲の妖魔も消えたのを確認しながら、声を落として。
地上に降りてきたディークから魔方陣について聞かされる>>+107と、思考がそちらに少し動いたけれど]
魔方陣発動してんなら尚更休んでから行くべきだろ。
ていうか、俺だけ疲れたかとか、そんなに情けなく見えるのか?
うん、とりあえず、龍王の眷属は、殴って鎮めた。
[終わったのか、という問い>>+128にさらりと返し]
どこにでられるか、はわかんないけど……ただ、そこを作り出したご本尊は落ち着いたちゃったから、空間自体もいつまでもつかわかんないんだよねぇ。
[ある意味怖い事をさらっと言った後]
あれ、声、届いた?
あーと、鎮めた龍王の力からできたっていうちっちゃいの、押し付けられてて。
それが、なんか……大丈夫、って言ってるみたい。
[言葉自体はわからないが、鳴き声には肯定の響きがあったから、感じたままにそう返す]
─ 回想 ─
[かけられた声>>+108に返すのはちょっとした意地悪。
けれどすぐに、「嘘だよ」と笑って]
俺は精霊達に助けてもらっただけだし、大して疲れてねーよ。
ディークとヤクモこそ疲れたろ、ありがとな。
マリに治療してもらって、少し休んでから湖行ってみようぜ。
[ぽふ、とディークの胸に手の甲を当てて見上げ、クレステッドとマリにも笑いかける。
ディークから内緒にと頼まれたことは、元々カムナ家と親交があった為そうだろうと思っていたからすんなりと頷いた*]
あ、そうか。
原因が落ち着いたならここ自体が危険なのか。
[さらりと怖いことを言われたが、それはその通りなのでそのまま受け取って。
届いた声の説明には、なんじゃそら、なんて声が出た]
大丈夫……大丈夫なのか。
うーん、大元と同じやつ、ってんなら良いのかな。
ですね。
悩んでるより、行っちゃいましょうか。
[クレステッドやゲルトのやり取りを聞いて、思いきり良く魔法陣に飛び込もうと。
意外と思いきりは、いい方だった。]
― シュタイフェ・ブリーゼ 見張り台 ―
っは、あ。
……っ!
[ゲルトの姿が波間に沈み、後を追いかけてアイリが飛び込む。弾んだ息で見張り台の手摺をグッと掴むと]
『「『お前まで行くなよっ!?!?!?』」』
[甲板にいた船員達のユニゾンが響き、動きが止まった。
そうだ、アイリが行ってくれたのだから、自分は迎える側にならなければ。深呼吸で息を整え、分かったというように大きく手を振り、海面に目を凝らした]
……いたっ。
副長、十時方向、二人とも揃ってる!
[報告をするのと、ゲルトのいつも通りな声>>208が届くのはほぼ同時。分かっているが、船中で起きたのと同じように脱力して手摺に寄りかかった]
[休憩もそこそこで先に行くというディークを、仕方ないなと言いたげに見送った後]
あぁ、俺は大丈夫。
歩けない程無茶はしてねーよ。
[背負おうかというクレステッドの申し出に笑顔で返し、言った通りしっかりとした足取りで湖へと向かう。
ちなみにディークが仕留めた直後はそちらに気をとられていたので、どさくさ紛れに抱きつこうとしたクレステッドには肩くらいは抱かれたかもしれない。
そして到着した湖では、確かに魔方陣が先よりもつよい光を放っていた]
― シュタイフェ・ブリーゼ 見張り台 ―
まったく、人騒がせなんだからぁ。
回収したら、ゲルト兄の持ちでみんなで休憩しようねーっ。
[つまりは確保されてる甘味を残らず出してもらおうとか。何気に酷い相談を、本人にも聞こえる念の輪を通してしたりしつつ。
浮かぶのは、笑顔]
そっちもありがとうでしたー!
[黄土の雄龍はまだ空を舞っていただろうか。
シンシャの船団の方へ、感謝を風に乗せて大きく手を振った*]
風詠み リュカは、つむじ風の白狼児 ゲルト を投票先に選びました。
[こうしてみていても、初めてみる形の魔方陣で作用はさっぱりわからない。
どうしたものかと考えていたところで、クレステッドがゲルトたちへと呼びかける声を聞き]
飛び込んでみるか。
[クレステッド>>+127への返答>>*5に、導き出した答えはマリたちと同じものだった]
[ 丁度クレステッドが声をかけると同時に、届いたゲルトの声>>*5。しばらくは会話をクレステッドに任せて、聞いていた ]
まじで、殴って鎮めたのか...
[ 途中、ぼっそり呆れ顔で呟いたりはしていたが ]
[豪快だな、という言葉>>+133には、まーね、と笑って]
うん、だからきっと、大丈夫。
[根拠はないがこう言い切って。
どうやら、魔法陣を使う、で一致しているらしい様子に、後はやってみるだけかな、と思いつつ、意識を戻し]
んー...
[ 魔法陣の効果については、保証があるような無いような、微妙な状況、ではあったが ]
よし、行くぞヤクモ!
[ 全員の意見が一致したと見ると、真っ先に飛び込んだ ]
/*
ギィの頭を撫でてみると、安心したのか目を瞑ってそのまま寝始めてしまった。起こしたら悪いと思い離れようとすると、もう少し撫でてと手を掴んで引きとめられた。望み通り、もう少し撫でていてあげよう。 http://shindanmaker.com/458063
埋めとく
よっしゃ、行くぜー!
[真っ先に飛び込んだディーク。
それにマリエッタ、ガートルードが飛び込んだなら、クレステッドは最後に魔法陣へと飛び込む]
[ 出る先がたとえ、海の真ん中であったとしても、ヤクモならば凌げるはず、後に続いた者を救い上げるも可能だろう、と、そう計算してのことでもあったが ]
[ いつもの通り、と言えば、その通りだった** ]
[大元を殴って鎮めたという声>>*7には、つい笑みが零れた。
嬉しそうなアイリの声>>*6の微笑ましさも笑みの一因でだったが]
ここに何時までも居たくはねーし。
戻れる可能性があるなら、それを試さない手はねーだろ。
仮に別の所に飛ばされるにしても、同時に飛び込むなら皆一緒だろうし。
[一緒ならどこでも不安はないと、魔方陣へ足を向けた]
力のあるものが、その力を誇示してくるのならば、
こちらも力を示して鎮める。
合理的に思う。
[みんなの様子からゲルトのフォローをしておいたけど、
ただの脳筋二人に見えたかもしれない]
― 海面 ―
こっちが殴られれば、わかってくれるひとも世の中にはいるよー。
[怒られるのは已む無し、と思っているから、アイリ>>216に返す声は軽かった]
……ってー。
[そこに届いたリュカ>>219の声に、笑みは僅かにひきつる]
こらそこ! 勝手いわなーい!
[まあ、恐らくは多勢に無勢で負けるだろうけれど、突っ込みだけは飛ばしておいて。
こちらに向かい海面を統べるシュタイフェ・ブリーゼの姿に、一つ、息を吐いた]
[魔法陣を通り辿り着く場所。
クレステッドとディークには見覚えのない場所だが、ガートルードとマリエッタならばそこがどこであるか気付くことが出来るだろう]
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