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技官 カサンドラ は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
前哨狙撃兵 ダーフィト は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
傭兵 クロイツ は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
隻眼の軍人 ノトカー は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
竜騎兵連隊長 ディーク は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
斥候部隊長 ソマリ は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
帝国軍大佐 ジェフロイ は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
帝国軍少尉 ヴィンセント は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
少尉 フレデリカ は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
帝国軍少佐 ウェルシュ は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
公国軍大尉 レト は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
公国軍大尉 ベリアン は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
情報将校 ミヒャエル は 隻眼の軍人 ノトカー に投票した
隻眼の軍人 ノトカー に 13人が投票した
隻眼の軍人 ノトカー は村人の手により処刑された。
技官 カサンドラ は、帝国軍少佐 ウェルシュ を占った。
次の日の朝、情報将校 ミヒャエル が無残な姿で発見された。
竜騎兵連隊長 ディーク は、少尉 フレデリカ を護衛している。
次の日の朝、技官 カサンドラ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、前哨狙撃兵 ダーフィト、傭兵 クロイツ、竜騎兵連隊長 ディーク、斥候部隊長 ソマリ、帝国軍大佐 ジェフロイ、帝国軍少尉 ヴィンセント、少尉 フレデリカ、帝国軍少佐 ウェルシュ、公国軍大尉 レト、公国軍大尉 ベリアンの10名。
竜騎兵連隊長 ディークは、少尉 フレデリカ を能力(守る)の対象に選びました。
投票を委任します。
傭兵 クロイツは、前哨狙撃兵 ダーフィト に投票を委任しました。
前日の青ログを見たら
すでに桃色だったwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ふいた
だから、嘘をついたんだ。
そうすれば諦められるかもしれないって。
でも、出来なかった。
ヴィー……。
約束しただろ?
ずっと忘れたことなんてなかった。
今もまだ愛してる――…………。
傭兵 クロイツは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
前哨狙撃兵 ダーフィトは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
/*
墓ログがいきなり桃だった件
このテンションの差、噴くわwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まあだが流れ次第で今日死んでも、とは思うんだが
どう、すっかなー
ディーク次第だなーちょっと待とう
進行任せてしまってすまん…!
帝国軍少佐 ウェルシュは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
/*
おお。フレデリカに票がwww集まっているww
やはり死亡フラグでしたよね、そうでしたよn
ふぉおおお……くっそつらいww
フレデリカは最後まで護衛しとくよ!!!w
―トゥーレーヌ公爵私室―
申し訳ございません。
非常時ですし、私や護衛官以外でここを訪れる方がいるとは、思ってもみませんでしたから。
[>>4:608 降参の手の片方だけが閉じている。冗談めいたやりとりのようなので特には気にして追及することもない。]
自分自身、影武者向きとは思っていませんが、できれば、顔見知りの方が良いとの判断だったようです。
[今度は箱の中の印を取出し、継ぎ目がないか、不審な点がないかを調べる。
見た限り、普通の印のようだった。]
――イェーガー大尉…何か…
[急に笑い出した様子に振り返ると、掌から現れたローズクォーツの輝き。>>4:612]
…………通信石…???
>>4:616
あぁ、確かに…レイヴンウッド主任代理が同席していました。
それで……
[納得したように頷き、掌の通信機を摘み上げて眺めてみる。]
…そうですよね。これと、ほぼ形も同じようなものです。
[懐に手を入れ、並べる様に自分の通信機を取り出した。]
大事な何か…で通信機ということは…
恋人か婚約者と通じていたのでしょうか。
今は戦場なので外されていたようですが、准将が以前、左手に指輪をしているのを見た覚えがあります。
詳しくは教えて頂けませんでしたが>>2:581、個人的に連絡をされていたとしても、不思議はありませんね。
多分知らないとは思うのですが一応、ノトカーの容体が落ち着くようなら、詳細を聞いてみます。
[石の表面に手をやると、暫くは通信が行われていなかった様子で、冷たい感覚のみが*返ってきた*]
/*
ウェルシュに殺してもらうのもありかと思ったし書いたけど、実際やられると凄く労力を削られるんだ。
ようは連日のわかめに疲れている。
ので休むぞうんそれがいい。
[頬が触れあえば、懐かしい感触に息が詰まりそうになる。
間近で聞こえる声も、その温もりも。
全てが恋しくて――…、]
………………やっぱり。
先輩は、ずるい……。
[言葉と共に。
ポタリと、涙が落ちた。]
[記憶が戻れば、心に受けた痛みは今もなお残っていて。
それでも、彼の言葉を聞けば、それに縋りたくなってしまう。
――――どうあっても。
彼を嫌うことなど、出来ないのだから。]
嘘なんて言われて、も――…
[言葉に、詰まりながらも。
姿勢を変え、不安そうにトールの顔を見つめた。]
……………………先輩……。
/*
更新直前にわかめってたので、メモの流れを見落としてた…
ウェルシュお疲れ様…(*><)
(もふもふもふもふ) */
― 公国拠点・会議室 ―
……。ミヒャエル・フォン・デンプヴォルフ大尉には、
[独断で離脱した。と、報告を受けている。
確認することがあると彼は部下に言い置いたという>>4:181
何らか思うところがあったのだろうが、それは知れない。
このまま置いておけば、勝手に持ち場を離れた彼は、
命令違反として処分されても致し方ない…けど]
諜報として、特に今作戦においてカサンドラ・レイヴンウッド技官が帝国に奪回された折には帝国内に潜入、再奪回の可能性を探るよう……命が与えられていた。
…───と、いうことだ。
[あの時は、ことさら感情を交えないようにつとめていたから、
言葉だけでは冷たく聞こえたかもしれない。
だが、通信機の見えない先では、
自身の放った言葉に、
自分自身が、彼にそう言わなければならないことに
胸に痛みを覚えていた――]
[リエヴルの顔が向きをかえて視線がぶつかる。
それだけで、どうしようもなく恋しくなってしまう]
当たり前だ。
俺を……嫌わないでくれ。
竜騎兵連隊長 ディークは、傭兵 クロイツ を投票先に選びました。
(さっきから、余分に笑ってばかりだな)
[そんなことを頭の片隅の、冷静な部分で思う。
……多分。
この部屋の雰囲気が悪いのだ。
まだ、持ち主が生きているような気配。
扉から、さらりと気取った態度で入ってきそうなのに。
手には、遺体を担いだ感触がまだ…残っている。
冗談でも言ってないとやってられない――…。
おそらく、本音は此処だ]
むぅ……。
[トールの言葉>>+6を聞けば、拗ねたように頬を膨らませる。]
ずるいずるいずるいずるい。
何がずるいかって――…。
[そんなことを思い出しても。
未だ、彼への愛情が溢れてくることで。]
こんなに、好きにさせて――…。
ああ、指輪。おまえさんも気づいてたの?
[そういえば自身の口調がすっかり砕けていたことに今更気づく。
私室に釣られたか。まあいいかと思い直して、]
一時期だけ嵌めて、すぐはずされた。
嵌めたのは、赴任後でフラウ作戦の前。
外したのは、学校跡地での正面衝突前だ。
[自分が知っている情報をすらすらと並べたて]
恋人か婚約者……ねェ。
[なぞるように言葉を紡ぎ]
……おまえさん。
そうか、まだ知らねェのか…。
[しばし瞑目し、不吉な程ゆっくりと眼差しを上げ]
ノトカー・ラムスドルフ…大佐は亡くなられた。
帝国軍の、ミヒャエルが来ててな。
相打ちになって…。
……連れていっちまった。あいつら、仲良しだったから。
[そんな単純なことではないだろう。
ないだろうけど……やるせない感情が最初に紡いだのは、
そんな戯言だった*]
― 学校跡某所・少し前 ―
[>>4:398ショックから3秒ほどで立ち直ると。
慌てて人だかりの元へと走る。
ざわめく兵たちを掻き分けて。
……倒れ伏す2人と、うち1人の傍に跪くカサンドラを見た]
――…ミヒャエル………?
[彼は公国にいたのではなかったか。何故ここに。
二人の伏した状況から、彼とノトカーが相討ちになった事が知れる]
[>>4:397情報官、というカサンドラの言葉。
公国の情報局は優秀であると聞いていたが。
彼がそこにいたとすれば、納得ではあった。
――…少し離れた場所から、ソマリとカサンドラの会話を聞く。
カサンドラが、監視と共に臨時執務室へと向かうのを眺めてから。
ソマリに声をかける]
……怪我、増えてないか?
[数名の兵士が、周囲に倒れており、
小競り合いがあった事が知れた。
それに目をやり、ソマリをじっと見たが。……新たな怪我はなさそうだ]
そろそろ痛み止めが切れる頃だと思って、探してた。
……休めるのが一番、なんだけどな。
[次々と移り変わる事態に、休む暇もないだろう。
溜息と共に、その掌に鎮痛剤を落とし込んだ*]
公国軍大尉 レトは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
公国軍大尉 レトは、前哨狙撃兵 ダーフィト を投票先に選びました。
公国軍大尉 レトは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
/*
メモ見てとりあえず、
ジェフロイおつ…!と言いたくなった。
昨日のカサンドラとの遣り取りは良かったなあ。
臨場感もあって。
そういうことだ。
[意を汲むレナトの言に、
ふと苦笑に似たものが口の端を過ぎる>>12]
ここに至れば、してやれるのもその程度だからな。
せめて……帝国軍が大尉を葬ってやってくれればいいが。
向こうの司令の耳に届けば、…滅多なことにはならんだろうよ。
[恐らく、リエヴル亡き後の指揮を継ぐのはジェフロイだろう。
ならばと向けるのは、かつての同級生への奇妙な信だ。
恐らくは彼でなくとも、士官ならば…かつての友ならばと。
甘いといわれれば甘いのだろうが]
帝国軍少佐 ウェルシュは、公国軍大尉 ベリアン を投票先に選びました。
/*
くくく、くそおおお!!<口笛ソマリ
刃を首に当てるとか超ぞくっとしたやないかこの野郎……!!その色気はなんなんだよ!!!はんぱねえよぐぬぬぬ
うむ、時系列勘違いしてたから一旦テクスト破棄。
現在軸としては、ジェフロイの元にみんなで集おうぜにならないと話が回らないか。
カサンドラとのお話は終わってるから、ウェルシュと会合になるのかな。そこにわしわし行けばいいのかな。招集でもかけるか
だってよ、カレルだぜ?
全部をシュヴァルベにしちまおうなんて、大真面目に言っちまうような奴だぜ?
殺し殺されるこんな場所に居たって、
心根まではそう簡単に変わるわけはないって、
きっと帝国兵の中に揉まれて、困ったような顔を浮かべてるに違いないって、
それでも、きっと耐え抜いて、生き延びて、
[重ねられたベリアンの手から、熱さが伝わる。
こんなところで、確かな生を感じるなんて。]
……また会おうって約束したんだ。
なん…っであいつが、先に、 ……ッ
[表情が歪み、ぱたぱたと床に雨が落ちる。
懐かしいシュヴァルベはもう、無いけれど。
いつか、新しいシュヴァルベが誕生する日には。
仲の良かった同級の中で、真っ先にそこに立って欲しいと、勝手な願いすら抱いていた。]
……っ、悪い。
お前を責める意図はないのに、こんなこと訴えんのはなんか、変だ。
偶々お前と当たっただけだ。分かってる。
それに。わざわざお前が俺に言いに来たってことは、
お前にとっても、あいつはあいつだった、ってこと だろ…?
[「大事な友人」と、ベリアンに向けてカレルをそう称しても素直な同意が得られる気がしなかったから、敢えてどうとでも取れる言い方をした。
或いはただの自分の願望かもしれない。
友人が同じ想いであると思いたいというだけの。
みっともなく涙が出たのをがしがしと袖で拭いていたら、
ゆるりと手が離され、わしわしと髪をかき回される。]
[謝られはしたものの。>>+12
本当は、わかっていた。
彼が悪い訳ではないのだ。
身分や立場を考えれば、それも当然のことなのだと。]
………………先輩……。
[寂しかったのか。
哀しかったのか。
それとも、拗ねていたのか。
今になれば、なんとなく自分の感情がわかった気がしたが。]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[ジェフロイと話が終わったらしいカサンドラが、
部屋から出てくるのが見えた。
ウェルシュが部屋に入ろうとする所を、呼び止める]
ドーベルニュ少佐。……お加減は。
[問うてから。
軽く一礼した後に、開かれたドアの入口で。
ここに来た理由を口にする]
ラウエンブルク大佐。失礼いたします。
……差し出がましいかとは思いましたが。
情報の共有と、今後の方針についての指示については、直接頂いた方がよろしいかと存じます。
皆に、こちらに集まるよう、伝達してもよろしいでしょうか。
[そう口にして、ジェフロイの判断を仰ぐ。
彼が頷けば、帝国の高等武官及びその補佐等に、それが伝えられるだろう*]
― ヴァルハラ? のもふもふ中庭 ―
[美味しいチーズケーキを堪能し終えれば、またもふもふに埋もれて幸せに浸る。
隠密わんこ隊のみならず、ラヴィやスノウまで居る。まさに天国]
今頃、あいつら仲直りして、ちゅーでもしてやがんのかねー。
[もっふもっふもふもふもふもふ。
カレルか誰かが近くに居れば、世間話にそんな事を言ってみたり]
死んだ後まで、公国だの帝国だのシガラミだのにとらわれる必要もねーんだし、好きなようにすりゃーいいんだ。
なー、柴九郎。
[が、しばし其れに視線を落として]
…備蓄の残りは、どんだけある?
こうも連続して戦闘があって、負傷者も山盛りだ。
足らねェだろう。
[鎮痛剤を噛み砕くことなく、懐に仕舞う]
敵さんへの突撃の時に薬切れだ――なんて言われたら
洒落にならないからねェ。
…今は、まあ。我慢しときゃいい。
なんとかなる。
[疲れを隠せない侭、薄く笑みを模した*]
………ま、オレが言うべき事でもねーかな。
[リエヴルとカレルが一生懸命洗ってブラッシングしてくれた直後のような、隠密わんこ隊のもふもふの毛並みを撫でながら。
そんなことを呟き、辺りに居る面々を見回した。
ノトカーやカサンドラたちは増えているだろうか。
それとも、まだやってきていないだろうか。
いずれにせよ、その場にいる面々たちに聞こえるように、『話がある』と前置きをしてから。
地面につきそうな程に、頭を下げた]
――わるかった。
お前らが死ぬことになった……戦争の原因の一端を担ったのは、オレだ。
[詰られようと罵られようと、殴られようと切り刻まれようと、こちらの世界で再び死に目を見ようと、構わない。
事実を彼らに告げないまま、彼らといつまでも一緒に居る事はできない。
だから。己が王太子と大公を、公国の国務大臣の指示で暗殺した事実を、*自ら白状した*]
[五年前も今も、生活はあまり変わらない。
元々不健康な部分もあったが、今は食は栄養管理がしっかりなされているが、多忙で睡眠時間は短くなりがちで、やはり健康とは言いがたい生活である。
逞しいトールの身体に寄り添えば、やはり、羨ましげに溜息が零れた。]
………………うっ
[が、質問には自然と言葉が詰まる。
その反応だけで、もう答えを言っているようなものではあるが。
……ややあって、ごく小さく、頷くのだった。]
― 学校跡・しばしの休憩時 ―
[しばしば確認していた"コイン"は、沈黙を保っていて。
音を出すことも、光を放つこともなかった。
これがどこに繋がっているかもわからないのだから、
いちいち落胆してどうする。
そう思えども、様子の変わらないそれを見るたび、がっかりした気持ちに襲われる。
なんでもいいから。
これが、どこに繋がっているのか、教えて欲しかった。
落胆するなら早い方がいい。
そうは思うのに。
もし、これが彼へと繋がっていないのなら。
……ずっと沈黙してくれればいい、とも、思っていた]
[寝袋に横になろうとして、いつも通りコインを取り出すと。
それは僅かに光を放っていて。
寝る、まじ即寝る、と思っていた目が、ぱっと開いた。
震える手で、ボタンらしき部分を押す。
耳をくっ付けて、しばし息を顰めていると、何かが聞こえた。
――……声。ほんの微かな。懐かしい名前を呼ぶ声]
……メル………。
[久しぶりに。本当に久しぶりに、彼の声を聴いた。
河を挟んでいたときは、聴こえなかったから。
溜息のようなそれは。掠れた声で名前を囁いて。
どれだけ耳を澄ませても、それ以外の声は聞こえなかった]
メル、メル。……どこにいる?
[口にしてから、自分の阿呆な問いに眉を顰める。
彼が公国にいるのなら、居場所など言う訳がないのに]
声、きかせて。もっと。……お願い。
[ちかちかと光るコイン。
縋るような情けない声は、きっと向こう側に届いている。
何もかもが変わってしまって、もう遅いのだとしても。
――…届いている事を。確信したくて*]
/*
公開囁きプレイ(白ログ)
ぐぬぬ、どうやってメルに会えばいいのだ
うわーーんわからーーーん!!
というか俺はどうすりゃいいのよ
どうすりゃいいのよ
……自分の出身国のことを話さないのが規則だったけどさ。
そんなの守らなくていいから。
もっとお前がどこの人間で、何を望んでいるのか。
話しておけばよかった……。
―トゥーレーヌ公爵私室―
…私はとても話し相手向きの人選とは思えませんが…
リエヴル准将の生徒会時代の親しい方々は、ダーフィト中尉以外はほぼ、公国側の可能性が高いのでしたね。
………それなら、あまりお役に立てないままこうなってしまい申し訳なかったです。
[かつて、多くの生徒会員に囲まれてお茶を飲んでいたリエヴルの姿を思い出す。
士官学校生はほぼ軍人として仕官するはずなのに、その周囲に当時の生徒会役員の姿を見る事は出来なかった。]
[卒業時に連絡を交換しあった自分とシェットラントやユーリエとアリーセのような例は稀で、大抵は同国で再会するまで、どちらの国の人物かすらわからない。
冗談のつもりで語られた言葉>>5に、真面目な面持ちで言葉を返す。]
指輪は流石に、目立ちましたから。>>7
……フラウ作戦の頃につけはじめ、すぐに…
それでは、お相手が本国の方という可能性も低いかもしれないですね。
……もしかして、これとも、何か関係が…
[掌に載せたローズクォーツの通信機を差し出す。
言葉を続けようとしたところで、目が、合った>>9]
ミヒャエル…?
……………「ミヒャエル・キルドルフ」の事ですか?
ノトカーと、かつて同部屋だった……
[聞かされた内容と、ノトカーとの交遊関係を考えると、冷静すぎる程平板で落ち着いた声。
淡々と答えながら、指先で弾いてしまい家具の傍で逆さまになったローズクォーツに手を伸ばす。]
[トールの言葉>>+21を聞けば、寂しげな笑みが零れる。
あぁ、やはり変わっていない。
自分が惚れ込んだ、あの時の人柄そのままに。]
……先輩は、そう……仰るだろうと思ってました。
[琥珀色は、長い睫毛で覆われる。
目を伏せながらも、先ほどまでより、幾分淡々とした声が紡がれた。]
自分が間違っているのは、わかっています。
ただ――…
帝国と敵対する者を、屠ること。
それが、
[面に浮かぶのは、自嘲気味な笑み。]
相討ち…ノトカーは既に内部に移動して治療も受けていました。
公国兵がそう、簡単に潜入できるというのも疑問なのですがそれでも、貴方が偽りをいうはずもないですし…
[表情は、いつもと変わらぬ冷静さを保つ。
手の中から零れ、ソマリの足元すぐ傍まで転がり揺れる通信機を拾い上げる。
ゆっくりと落ち着いた声で、状況を分析するように呟いた。]
[続く言葉>>+22には、苦笑いを浮かべる。]
生徒会長に向かって、それはないですよ、先輩。
一応は、生徒達に規則を守らせる立場にあったんですからね。
[やがて、溜息交じりに一言。]
あの頃は、自分が公爵家を継ぐなんて、考えもしていなかったから。
ただ、幸せだった――…。
[遠い日を懐かしむように。]
…そう…ですか…。
友人同士で…共に……
[不吉な知らせを告げる言葉、戦闘での被害報告を聞く時と同じような様子で*受け取った。*]
…………先輩、は。
俺のこと――…恨んでは、いないんです、か――…?
[なるべく、感情を押し殺して、問いながらも。
一瞬だけ、琥珀色が揺らいだ。]
― 公国前進拠点・会議室 ―
[ディーク・フォン・ベルンシュタイン大佐を中央に据えて通達は滞りなく進む。デンプヴォルフ大尉の件は初耳で、軽く眉を上げたが発言はせぬまま、ローズクォーツの通信石を見やるのみに留める。]
>>331
────。はい、…いえ。
[声がかかるに顔を上げて、維持については受けてから控えめに首を横にふる。将を守りきれぬは傍に居た己にも責がある。ただ、名が呼ばれぬに微か視線を上げて目を眇める。]
ベルンシュタイン大佐には、
馬を失ったところを
補助して頂き、…命を拾いました。
[口元、微かに上げて返す。補助、とそう言葉を向けて、長く止まる琥珀色を見返した。]
[通信機への声に、ピジョン・ブラッドの赤い魔法弾からつくられた、兎耳をつけたような石を机の上に置き、]
>>4:333
──傍受を警戒している様子が窺えます。
それほど通信の数は多くはない。
重要な作戦情報はほとんどありません。
将たるリエヴル・ド・トゥーレーヌが死亡した際に、
いくらかの混乱が聞こえた程度のものですね。
恐らくノトカー・ラムラスドルフと思しき声が
カサンドラ情報官に、それは危ない、と
指摘をなしており、カサンドラ情報官の声も
そのときまでは聞こえましたが──
危険物については、残念ながらうわ言に近い声で、
具体的に、はっきり何かとまでは。
[そう、報告を上げる。防衛策については、頷いて同意を示す>>4:350。中央を攻める決定打を待ち動くべきだろう。>>4:352以上、とかけられる声に反対の声はあげずに、語られだす言葉へと耳を傾ける。]
[鼓舞の言葉の合間に、口は挟まない。
>>4:355
──対等。もしくはそれ以上の戦術的勝利。
目指す先を得るために示される言葉に、
微かに紫眼を伏せた。]
…、
[平和の理想を語る声は、どこか空色の瞳を思わせる。]
[ただ、頼む。と言葉が締めくくられれば、
口端を上げてから、敬礼を返した。
己の求めるものが、報復に似ることも知っている。
利己的な理由でここにいる。
それゆえシロウの件での迷うことはなかった、
──けれど。]
……
[苦い笑みを噛みしめるのは、平和の理想を語る空色の瞳を思い出すせいか。]
奪還しようとしてた奴らの他に、
抹殺指令を出した奴がいる、にしても、
…同士討ちか。
[レトからの報告の途中>>505 ラムラスドルフが敵兵に撃たれたとの報告に視線を落とす。ウェルシュの名前に微かに目を眇めるも
>>591
その途中で、通信が入ったとの報に、
顔を上げて視線を投げた。]
[席を立ち通信機を耳に当てる仕草へが見え為される視線のやりとり>>597]
────。
[>>598 そして告げられるミヒャエル死亡の報告に、暫しの間、言葉を失った。は… と短く息が零されて、額へと掌が置かれた。]
― 学校跡某所・少し前 ―
そりゃよかった。
……しかし。状況変化が目まぐるしくて、
把握するのも一苦労だな。
顔色、酷いぞ。
[>>26指摘しなくとも自覚していそうなことを口にする。
ソマリへの敬語が吹っ飛んでいるのは、そこに気力を使う事をやめたためだ。どうせ部下はここにはいない。
……あまりに容易く人が、旧友が死んでいく。
自分も、今日を生きられるかわからない状況である事を思い知らされて、なお]
こんな状況でも眠くはなる。……が。
とにかく、体勢を立て直さないといかんので、
ラウエンブルク大佐の所に行ってくる。指令があったら、伝えに来るな。
[薬品の備蓄について聞かれ、首を軽く振る]
不足しがち、ではあるが。
……突撃もそうだが、休む前には飲むんだぞ。
痛くて眠れません、って訳には、いかないだろう?
俺はどれだけ痛くても寝るけど、お前はそうはいかないだろ。
[口に入れられることなく、懐に仕舞われた鎮痛剤を見ながら、
静かにそう、口にした*]
[ミヒャエルへの処置について口を挟む事はない。
勤めを果たした死人の名誉を汚したところで意味はない。]
>>15
そうなるな。
[沈黙で諒解を伝えつつ、フレデリカの確認に、
そのままの理解を伝えた*。]
少尉 フレデリカは、帝国軍大佐 ジェフロイ を投票先に選びました。
公国軍大尉 ベリアンは、公国軍大尉 ベリアン を投票先に選びました。
暗殺という行為そのものは卑怯だし、
それを推奨する輩には怒りをぶつけたくもなる。
ただ恨んで……それで何かが良くなるわけでもないから。
恨むくらいなら、どうやったら暗殺なんて起きない世界を作れるのか。
それを考えたほうが余程建設的だ。
それにな。
こんな状況になっても、
俺がお前に惚れていた事実は変わらないし。
どうしようもないことに、
……まだお前を求めてしまうんだ。
/*
こういう感情の持ち方って不自然で想像力の欠如だったりするんだろうか。
大公はNPC。リエヴルはPCだからかなぁ。
そりゃ動いてるリエヴルのほうが可愛いと思ってしまうのは確かなんだが。
― 公国軍前進拠点・会議室 ―
―――現状、戦線停止に異論はありません。
兵の疲弊も色濃い。
少なくとも補給物資の到着を待って、建て直しを図りましょう。
[異論なしを提示し、続く言葉を聞く。]
/*
そっと夜兎ずっこいと思っているのもあり自分に票を移しつつ、
ジェフロイ呪狼と思われてるんじゃないか疑惑が
俺の中にずっとあるんだが、
そのままだと、畳む際に
畳みにくかったりしないんかなーと思いつつ
[なおも深く聞きだそうとするトール>>+26に、軽く拗ねたような表情が浮かぶ。]
……最初のうちは、自分の境遇を呪いました。
そんな立場には置かれたくもなかったし、全てを拒みもした。
でも――…
その立場についてしまった以上は、どうあっても、貴方とは共にいれないのだと――…そう、気付いてしまった、から。
俺、は――――…。
[そこから先は、言葉を濁して。
ただ、長い睫毛が頬に影を落とす。]
[トールの言葉>>+29を聞けば。
やはり、涙が滲む。
こんなに泣いてばかりではダメだと思うのに。
感情が制御出来ず、すぐに視界が潤む。]
[帝国も、公国も、何もなく。
ただ、求めていたのは、安らげる場所。
温かな思い出。
――――そして、愛する人。
昏い檻に閉じ込められたまま。
ただ、ひたすらに手探りで、彼に出会えることだけを求め続けていた。
……その両手は、既に血に塗れて。
己が家系には、そんな手段しか伝わってはいなかったけれど。]
ま、本心はあいつに聞いてみなきゃ分かんねェけど。
たださ――其処までいうなら知ってんだァろ?
あいつは、自分の気に入った奴にしかイイ顔見せない。
嫌いな奴は傍に寄り付かせもしないって。
[仮にも准将に向かってあいつ呼ばわり。不敬の塊である]
だから。
おまえさんを傍に置いたのは、…置きたかったからじゃねェの。
勝手な想像だけど。
役に立ったかどうかは、向こうが決めるこった。
おまえが決めることじゃねェ。
[謝罪を封じるように、しれっと言い置く]
[首を振って、余計なものを払い落とし。
先程の話の接ぎ穂を探す]
あー…うん、だから、 ノトカーには聞けない。
そんで…おまえさんも言うように、指輪とその通信石。
――繋がるんじゃねェの、っていう予感がある。
[視線を、ヴィンセントが拾い上げたローズクォーツに向ける]
もしそうなら…
今、その片割れを、誰が持っているか―――。
[双眸を笑みの形に細めて]
まァ、なかなか面白いことになりそうだよねェ。
つーことで。
[通信石を手にしたヴィンセントの肩を、ぽんと叩く]
ラウエンブルク大佐への報告、よろしくな。
俺が言うとさ、ほら、此処に不法侵入したのがバレちゃうし。
[これ幸いと、報告ごとを相手に押し付けたのだった*]
[そこまで口にして頭を振る]
いや、お前が馬鹿なんじゃない。
馬鹿は俺だ。
ディークの言っていた通り、
お前が帝国に戻る前に、俺がお前を攫っていれば……。
お前に苦しい思いをさせなくて済んだんだ……。
― 公国前進拠点・会議室 ―
[カレルの死を語るに、名を呼ぶことは結局なかった。
ただ。薄い笑みを刷いて補助>>38と返る言葉に、
物言いたげに琥珀の相貌が僅か細められる]
傍受なあ…そいつのことは知らんと思いたいが。
向こうもピリピリしているということか。分かった。
レイヴンウッド情報官についても──…何かあれば報告を。
[報告の最後、危ないとの単語に眉をひそめた>>39
けれど少ない情報では今これ以上のことはなく、
ただもどかしさに口を噤むだけのことになる]
………………馬鹿、なんです。もう。
[トールの言葉>>+34には、ただ、頷くしかなかった。
涙は止めどなく溢れ、感情を抑えることが出来ない。
ただ、彼の言葉>>+35を聞いて、喉元まで出かかった言葉だけは、理性でかろうじて押さえ込んだ。]
…そうだな。帝国軍の出方は常に監視の必要がある。
陣の動きに出入りの観察、それに川の警戒。
そういった意味合いでの偵察ならば、幾らでも必要だな。
[フレデリカの発言>>50に目を向けて、]
但し、潜入任務は必要としない。
あくまでも敵陣に対する備えとしてだ。
[付け加えるのは、ミヒャエルの例があるが為だ]
俺も……お前にずっと逢いたかった。
お前とまた逢える世界が欲しくて、
俺は帝国との恒久的な和平を望んでいたんだ……。
[泣き縋るリエヴルを抱いた腕に力を込めて、耳元で囁く]
ヴィー……。
俺たちの部屋に行こうか。
もっとお前のぬくもりを感じたい……。
[琥珀をじっと見つめた。
もし彼が拒まなければ。
お茶会の会場に戻るのは{5}時間後]
―トゥーレーヌ公爵私室―
…ありがとうございます。
[視線を少し逸らすが、>>51真面目、との評価は聞き慣れないものではなかった為、そのまま素直に受けとる。]
……………
学生時代を思い出すと、納得のできる話ではあります…
今となっては、確かめる術はないのですが…
[一見不敬に見える話し方だが、それだけに生前のリエヴルとの親しさ、こちらの言葉にも気を遣っているらしい様子を感じ取ることができた。
繊細さを自由闊達な振る舞いで覆い隠すような、そんな印象を受け心の中で密かに人物像を書きかえる。]
>>54
単身で敵陣地へ…?
…まるで、特攻…ですね……。
私のかつての同室者も、二人とも公国軍人です。
いつか…彼らの屍の上を通り、帝国の軍を通すことになるのかもしれませんね…。
[>>55 同室、という言葉に反応してぽつりと呟く。既にシェットラントはこの世に居ない事は知らない。]
>>+4:207
あぁ、ステファン、ありがとう。じゃあ切り分けを頼んだ。
[チーズケーキはステファンに任せて、ゆっくりと椅子に座る。
足元では、みんなで分け合いながらも肉にむしゃぶりつく柴犬たちが。
わんこたちを眺めて、こちらまでほっこりしていると、そこへ現れたのは鮮やかな金髪の同級生だった。>>+4:179]
……カレル。
[ついさっき、幻のような光景で見かけた彼は、凄惨な戦死を遂げた帝国軍の兵士で――]
久しぶり、だな。
[死後の世界での再会、この不思議な空間で出会う旧友に向けた言葉を探すが、こういう時になんと言ったらいいものか。]
その、なんつーか……お疲れサン。
[――あまりにもありきたりの挨拶になってしまった。]
…………
……………承知いたしました。
面白くなるかどうかは保証できませんが、報告についてはお任せ下さい。
元より、想定しての回収作業です。
一応、今の私はラムスドルフ隊に所属する者なので、「元隊長」の確認をしてから、報告に上がらせて頂きます。
……………失礼、致します。
[>>56>>57 笑みを浮かべるソマリとは対照的に、にこりともしないままで答えて、背筋を伸ばしまっすぐな足取りで部屋を*出て行った。*]
先輩……。
[彼もまた、自分との為に動いてくれていたのだろうか。
それなのに、どうしてこんなにも道を違えてしまったのだろう。
どれほど考えたとて、もう、過去に戻ることなど出来ないけれど。
それでも――――…。]
― 安置所 ―
……………。
[ノトカー・ラムスドルフの安置されている場所は、すぐに発見することができた。
人目をはばからず号泣する者、静かに手を組む者、周囲には大勢の隊員が取り囲み、「英雄」の最後の姿を目に焼き付けようとしている。]
ラムスドルフ隊は、新たな命令が出るまで一旦待機。
追って、新しい編成が発表されるだろう。
[嘆く隊員たちに事務的な言葉をかけ、遺体の傍に立つ。
血色の無い青白い顔。白い軍服は、返り血ではなく自らの血で染められた跡が見える。]
……後でまた、盛大に動くと思われる。
嘆きに浸るのも構わないが、前線に出る兵は休めるうちに休んでおけ。
それが生死を分けることもあるのだから。
私も、招集がかかるまで、暫く休息をとる。
何かあったら他の副長に声をかけてくれ。
[淡々とした様子を崩すことなく、義弟になるはずだった青年の躰に背中を向け、そのまま、人気のない空き部屋を探して歩き出した。]
― 会議後・公国前進拠点 ―
[会議後、どれほどの時がたってからだったろうか。
ディークはベリアンの元へと向かっている。
部屋を訪れるなり、人払いを要求した。
彼と二人きりになれば、片手に持ってきた瓶を放り投げた。
先日>>3:56とは、ちょうど逆だ]
あってもいいだろう。
[理由をいつものように短く告げた。
そうしてから少しの沈黙を挟む。
暫し口を閉ざしてから、再び開いた]
礼を言うなら、つき返すな。…命の恩人からの命令だ。
[言葉を低く足して、アルコールの入った瓶を押し付ける。
口が重い。無理に開くことをせず、沈黙の後にまた開いた]
…… あれを撃ったのは、
… 俺の意思だが。
お前がやられそうなら、たぶん、また撃った。
そういうことだ。
[あの一瞬>>3:335
ベリアンの動きが変わった───変わって見えた。
或いはそれは、気遣いだったのではなかったか。
自分が再び発砲するより前に、敢えて斬りかかりはしなかったか]
……あいつも全力だったろう?
だから。あれはお前の所為だけじゃ、ない。
[短く一言ずつ言葉を紡ぐ]
─────後ろの目。だって言ってただろう。
[あれはいつだったか。最終試験の頃の話だ。
自分の剣はカレルやディークのようにはなれないけれど、と。
そう前置きをして、彼が言ったことがある。
違う分、別のものにならばなれるだろうと]
目は、二つあるもんだ。だからな。
…お前。いつまでも一人だと、思ってんじゃねえぞ。
[寮から家に帰ることのなかった、元の同居人を。
公国で出会って以来、よそよそしくあった癖に、
肝心なところには、昔のように黙って気遣いを運んでくる男を。
真正面からじろりと睨みつけた*]
前哨狙撃兵 ダーフィトは、公国軍大尉 ベリアン を投票先に選びました。
― 公国前進拠点・会議室 ―
ファロン少尉。
先に言った通り、現状は敵陣監視の上での戦線停止だ。
よってそれを踏まえた上での行動であれば許可するが──…
……他に何か、気掛かりでもあるのか?
[軽く眉を上げて逆に問う]
いえ、これは気がかりというわけではありませんが…、
必要であれば敵地への潜入も考えていただけです。
[彼の言葉に、自分の思いを素直に答えたのは、彼に対してはあまり隠し事をしたくないと意識が働いたためか、
先だってトールがリエヴルとあったときのことを問われたときにも、彼に全てを隠し通すことはできなかった]
― 士官学校跡 空き部屋 ―
ユーリエ…なぁ……
さっき、ノトカーがそっちに行ったよ。
ちゃんと、迎えにいってやったかい?
ちゃんと…一緒になることはできた?
[空き部屋の隅。半分ほど毛布に包まったまま、天井に向かって掌を上げる。窓の隙間からは生ぬるい風が吹き込み、顔にひんやりとした感触を残す。]
シュヴァルベの学校、懐かしいよね。
今日は多くの知り合いがそっちに行ったよ。
生徒会のリエヴル会長や…西寮長のトール先輩。
レトとよく勝負をしていたカレルも目の前で運ばれて行った。
ミヒャエル・キルドルフは、卒業以来初めて消息を知ったな。
やっぱり、公国だったんだ。
よく、ノトカーと三人で一緒にお茶会をしてたよね。
…そういえばノトカーの卒業式の時に、ユーリエの所にノトカーを連れてきてくれたのも彼だった…ね。
知り合いが増えたら、ユーリエが寂しくないからいいのかな。
君が仲良しだったアリーセや、レトは公国だから…僕達が、いずれそちらに送るかもしれないし…
もう、そっちにいる可能性だってあるのかもしれないね。
僕の部屋のフレデリカも、シェットラントも公国側だから…いつかは……
……これから…後、どれくらい、呼ばれるのかな。
いつになったら……も………に……―――
[顔の上で両手を交差し、滲む視界を隠す。
全く眠気はなかったが、無理にそのまま*目を閉じた*]
そうか。なら俺の考えを言っておく。
現状において、敵地への潜入は必要ないと考えている。
ひとつには、既に潜入でデンプヴォルフ大尉を失っていること。
これにより、帝国軍内部の警戒が高まっていると予想されること。
つまり現状においての帝国軍内部への潜入・偵察行動は、
帰らざるを意図するものとなる可能性が高いこと。
ふたつめには兵が疲労していること。
ファロン少尉麾下の兵とて同じだろう。
現状は一旦停止状態といえど、
次に動けば双方大規模な作戦行動となる可能性が高い。
よって、それに備え置くことを現在は第一優先と考えている。
…だからな、少尉。
気持ちは分かったが、ならば少し休め。
[最後、口調を少し和らげて置く。
とはいえそれだけでは気が済まないだろうと彼女を見遣り、]
然る後に…帝国軍前線部隊の偵察、監視を命じる。
今は本隊から小隊を割いて当たらせている。
これと入れ替わってくれ。あっちも休みなしだからな。
だがな。偵察はあくまで偵察だ。
俺はこれ以上、無駄に部下の命を失うつもりはない。
[それだけではない私情は、今は抑えおく]
それを忘れないでおいてくれ。**
ますます男だらけの三角関係じみてきてどうしよう…wwwwww
ソマリに任せてダーフィ残して死ぬのがきれいかなあとは思うんだが
うまくもっていけるかどうか
(本当に三角関係の報われないほうの役好きですね!)
(好きじゃないもんでもなれてるんだもん)
―回想/ローとの通信―
[魔石に触れれば、その表面に浮かぶのは細かな文字。
くるりと認識番号を切り替え、暫く待つ。
噛み付くような勢いで、慣れ親しんだ声が受話する。
草原で使われている言語を使い、声を潜め、笑った]
――ロー。無事か。
……ああ、わかった、わかった。そんなに怒るな。反省している。
俺は取り敢えずは大きな怪我もなく無事だ。
後方拠点は、問題ないか?
[恐らく前線での混戦にやきもきしていたであろう部下に苦笑し、――やがて、声を低めて囁く]
……今から、重要なデータを送る。
お前は、それを持って直ぐに此処を離脱せよ。
ああ。――シュヴァルベ、いや、この大陸を、だ。
政局が恐らく、大きく変わる。
鎖の国にデータを持ち帰り、分析を依頼するんだ。
――公国側より回り、事前に相談した漁船を頼れ。
俺はもう少し此処に残り、戦局の流れを監視する。
[通信機の向こうで憤激する部下に、苦笑して]
……仕方なかろう。成り行きでこうなったが、なかなか都合がよい立場だからな。
アリデには黙っていろよ。
草原の猛禽が翼を広げるには、今が好機だろう。
両前線指揮官の戦死に事態は混乱し、
何より、両国内の開戦派の勢力と、和平派の勢力が拮抗しているうちに。
逆に言えば――時を待てば待つほど、和平派の力は強くなるばかりだ。
戦局は戦術的勝利を目指す方向に舵を切っている。
………、…ああ。
港湾調査の結果、戦艦の製造も、少しずつ進んでいるようだ。
今すぐ動かす事は両国とも不可能だろうが、
戦争が終結したあとに完成すれば、諸外国への備えも出来上がる事になる。
益々、海路を塞がれているうちに動くほうがいい。
[鎖の国の目的は、正確には侵略ではない。
…好機と見せかけた情報を流し、鷲の国を大陸にけしかける事、だ。
それにはどれだけの迅速を以っても時間がかかる。
終戦には間に合わないかもしれないが、今動かねば、機会は失われるだろう]
取り敢えず死亡フラグと、外敵に備えた和平エンドできるよ、という種まき。
しかし意図が通じるかどうか。
一応、まにあわないかも、戦艦完成したら防備されるだろうしうまくいかないかも、という話にはしてるので。。。
しかし偵察行も先手も封じられてる状況なので、動きづれえ…膠着状態だよな…
ディークは帝国から仕掛けさせたいのかなあ…
― 公国軍拠点:執務室 ―
[会議が終わり暫くの後、ディークの個人執務室の戸を叩く。
入室が許されれば一礼して足を踏み入れた。]
失礼します。
先刻の会議の件で参りました。
一先ずは、旧市街地北の補足――と、追加報告という形になるでしょうか。
[言い置いて、話し出す。]
カサンドラ技官と護衛隊の出立を確認後、我が隊は接触予測地点よりやや南に位置取り、ウーツ隊と共に潜伏。
技官は上手く演技を行いつつ、帝国側の動きを此方に報せつつの行軍となりました。そこまでの連携は円滑であったと思います。
途中から現れたドーベルニュ隊が外周からの包囲を狙うような動きを見せ始めたため、隊を二分して応戦に当たっています。
[ここまでは報告通りの流れだ。
確認するまでもないとは思うが、一度言葉を切る。]
それから暫し後、共有回線にて接敵の連絡を受け、カサンドラ組の元に急行しましたが――
[言葉を捜すようにしながら、順序だてて説明する。
急行した時には、敵将ジェフロイの銃口がカサンドラ達に向き、フレデリカがカサンドラの首にナイフを押し当てた状態で対峙していたこと。
フレデリカの持ちかけた「取引」で――カサンドラが帝国側に受け渡されたこと。
伏兵のウェルシュが姿を現し、カサンドラの抹殺を図ったかのように見えたこと。彼女を庇うよう動いたノトカーとの間で交わされたやり取り。
そこでノトカーが射抜かれたこと。
結局「取引」など成立せず、カサンドラが奪われ逃げられる結果になったこと―――]
…誤解の無いように言わせて頂くと、そのような流れになったとはいえ、フレデリカの責を問う意図があるわけではありません。
予想だにしなかった展開に、すぐさま総攻撃の指揮が出せなかった俺にも責任はある。
………ただ。
潜伏を考慮し常の人数より少ないとはいえど、指揮官二人と各々率いる小隊とが、傍に身を隠していた。フレデリカやカサンドラ技官の付近にはミヒャエル注意も。
であるにも関わらず、独断でフレデリカは彼女にしか分からぬ「最善策」を推し進めた。
…誤解の無いように言わせて頂くと、そのような流れになったとはいえ、フレデリカの責を問う意図があるわけではありません。
予想だにしなかった展開に、すぐさま総攻撃の指揮が出せなかった俺の責任も多分にある。
………ただ。
潜伏を考慮し常の人数より少ないとはいえど、指揮官二人と各々率いる小隊とが、傍に身を隠していた。フレデリカやカサンドラ技官の付近にはミヒャエル注意も。
であるにも関わらず、独断でフレデリカは彼女にしか分からぬ「最善策」を推し進めた。
…誤解の無いように言わせて頂くと、そのような流れになったとはいえ、フレデリカの責を問う意図があるわけではありません。
予想だにしなかった展開に、すぐさま総攻撃の指揮が出せなかった俺の責任も多分にある。
………ただ。
潜伏を考慮し常の人数より少ないとはいえど、指揮官二人と各々率いる小隊とが、傍に身を隠していた。フレデリカやカサンドラ技官の付近にはミヒャエル大尉もいたはずだ。
であるにも関わらず、独断でフレデリカは彼女にしか分からぬ「最善策」を推し進めた。
恐らくは彼女のことです、カサンドラ技官の命を優先とした心算なのでしょう。
敵兵ジェフロイは知己ゆえに、殺さぬと判断したのやもしれない。期待したい、その心情までは俺にも分からなくもない。
ですが、カサンドラ技官が帝国側から抹殺の可能性を示唆されており、それを共有の通信に乗せていた。軍議の場でも述べた通り、帝国に渡った時点で生存の可能性は低いこと、判断できぬわけでもないでしょう。
[努めて淡々と喋るようにはしたけれども。
元々の性質と対照的な物言いは長くは続かない。]
カサンドラ技官が身を挺して危険な任務に就いてくれた。
周辺で起きた戦闘にて、多くの兵が命を賭して戦った。
円滑な陽動と、何より、作戦を可能な限り成功に近づける為に。
それら全てを捨てても、一人でどうにか出来ると考えたらしい。
――――どうやら残念ながら、俺たちは彼女に信頼されていなかったようだ。
っと、
[気づけば口調が崩れていた。
姿勢を正し、改める。]
何を言っても、過ぎた事はもう仕方が無い。
そこで、大佐への申し入れをと思ったわけです。
任せろと言った手前、どういう顔をすべきやら分からんのですが、端的に申し上げます。
我が隊では彼女を扱うには力不足のようですので、現在我が隊に所属させているファロン少尉を、今後大佐の指揮下に移して頂きたい。勿論、ご迷惑にならなければ…ですが。
[じ、っとディークを見据えた。]
恐らくは、彼女もその方が力を発揮できるでしょう。
…それに、目に届く範囲に居た方が、あなたもご安心かと。
[何をどこまで気づいているかはすっ呆けるが。
ごく僅かを言葉の端に滲ませながら、双眸を細めた。]
失敗の轍を二度踏まぬために。
聞き入れて下さいますよう、お願いします。
[一礼した。**]
/*
手離す予定で動いちまって、フレデリカはごめんなー。
中の人は、何か色々考えさせてしまった為に起きた事故であるかも知れないのは承知しておいるのだけど、レトはこうせざるを得ない。
意識させてしまってもアレなのでメモでは言わないけど、
ディークの役職を鑑みての受け渡しでもある。
何か彼女絡みでしたいことがあるのなら、直接配下として動かれたほうがやり易かろうとも。
― 回想:学校跡地周辺・某所 ―
[>>4:579 嫌そうに、記録を残す案件を脳内で選定していると。
好きも過ぎれば、という言葉]
……ん。同じベクトル、かなぁ。
でもちょっと、…………。
[あれらも、これも、"好き"であったのだと。
言えるものかは、迷う。
ただ、それをうまく説明はできなくて、言葉を止める]
[―――彼が。
切りたいのか、切りたくないのかは、わからない。>>4:580
どちらが彼にとって、よいことなのかも。
だからこそ。
――切れる、と口にする。
もし彼が、扉を開けたいと、外に出たいと思った時に。
それが可能なのだ、と、言いたかった]
まあ当面、やる事はなくならんだろうけど。
……つか、なんで受け身なんだよ。
せめて、必要と"する"場面って言え。
[>>4:580やることがなくなるその前に。
彼がそこを出られたらいいのに。
でも、彼は有能だから、簡単に放されはしないのだろう。
あの女が今すぐ死ねばいいのか、と。
不穏な事をぼんやりと思う。
……恩があると言っていたから、憎まれるに違いないが]
[>>4:581 別の夢、と口にしても。
他人事のように、苦く笑うばかりだった。
彼にはそれが叶うように思えた。自分には――……。
……だからこそ、それ以上は言えなくなる。
まじないのように、前向きな言葉を呟く。
せめて、言葉だけでも。希に似たものを。
――…思えばこれも、らしくない事では、あった]
……阿呆言い過ぎお前。
今日だけで何回、俺に言ってんだ。
[ソマリに怒られても、文句を言われても。>>4:583
特に腹は立たないのだが。
矢継ぎ早に突っ込みを入れられつつ、きりきり怒られる。
もどかしいような、
苛立ちのような、何か……]
そんなに阿呆言わなくても、わかっ―――……
.
[息を止めて、彼の顔を見つめていると。
しゅるんとナイフが彼の手元に戻り、鞘に収まった。
まるで、何事もなかったのように]
(――そんなに阿呆言わなくても)
(わかって――……)
―――……わかって、なかった、かも。
[……言いかけた言葉の語尾を。
事実に沿ったものに変える。
帰るぞ、との彼の言葉に。無言で頷くと。
――――学校跡地に向かい、歩き始めた*]
― 学校跡・廊下 ―
[拘束もされずに連れて行かれるカサンドラ>>4:618を見て、ああやはりと思う。ジェフロイが甘いかどうかはさておき、一度生け捕りにした者を無為に殺す人ではないだろう。
利用する気か。ただ逃がすということはなかろうが]
……。
[あの時>>4:29彼女は命乞いはしようとしていなかった。
耳では聞こえなかった声、それではあたらない、という教官の言葉もそれを証明していたように思う。
彼女はどちらにも属して、どちらにも属さないのだろう。
軍人ではなく教官だった。そんなことを考えながら、互いに視線を外してすれ違った。それが戦場での別れとなる]
/*
ソマリありがとでした!一旦締めだーー!
あーー焦ったどうしようかと思った
でもこれは返して〆だよね 素敵ロールをありがとうソマ……!!
― 学校跡・教室 ―
[臨時の司令執務室となっている教室のドアの前で、取り替えてきた上着を軽く整える。
こんな時でも身なりを気にしなければいけないような習慣が一部に根強くあるのが帝国。良くも悪くも、古い国。
足は手当てを受け直すより報告を先としたので見目悪かったが、そこは自分でも目を瞑る。中にいるのが気にするような人でないので、簡単に諦めることが出来た]
カディーネ中尉。
……結局運ばせてしまったようで、申し訳なかった。
休ませてもらったから大丈夫だ。
[入室の許可を求めている間に、ダーフィトもやってきた。>>25
少し視線が泳ぐのは、担がれたのだろうなと思うからか、意地を張り通せなかったからか。
肯定と感謝を合わせて頭を軽く下げた顔は、やはり良いとは言えないものだった]
自分も中尉に賛成致します。
技官の処遇も決まったのであれば、一刻も早く立て直しを図り移動するべきかと。
ここは守る為の拠点ではなく、攻める為の拠点ですから。
中尉、アイゼンシュタイン少尉にはこちらでも伝えられる。
他の士官を優先的に。
[口添えれば了承が出ることとなっただろうか。
ミヒャエルとノトカーの一件もその間に聞くことが出来るだろうか。弱っていた代償として失った時間は、旧友の死を受け止めて悼む機会も失わせていた。
それは良かったのか悪かったのか。よく分からない**]
アイゼンシュタイン少尉。
司令部の方まで来て欲しい。
[通信傍受への警戒>>39は確かにあった。
ただ、この通信が齎すアドバンテージを切り捨てるには、被害も大きくなりすぎていた。
集合とは言わずに呼んだが、ここで話さないこと=会議となる可能性が大きいことは、傍受されていれば簡単に気づける範囲であったかもしれない**]
こればかりは、謝られても困ります。
せんせいの心がそれで軽くなるのなら、受け取りますけれど。
[眉を下げて言葉を続け、視線を伏せる。]
でも、戦争が始まったのは、せんせいのせいじゃないですよ。
たくさんの人が、戦争を望んでいた。
誰、とは言いません。
敢えて言うなら、時代の空気が。
[声が、少しずつ固くなっていく。]
/*
Σそうか、あとはソマリしかいねーんだ
ジェフロイ・ウェルシュ・ソマリ・ダーフィト・ヴィンセントの5名か。
↑ ↑ ↑ ↑ ↑
呼ぶ側 知ってる 俺が伝達 俺 ウェルシュが伝達
幹部少なくなったな……
/*
ぐおお、メル、もしもしの勘違いごめん……;;;
留守電だとどうして勝手に思ってしまったのか
また読み違えだよぉ……。゚(゚´Д`゚)゚。
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[カサンドラが退出した後、汚れた箇所を軽く掃除していると、
>>25>>105二人の姿が見えて顔を上げた。]
カディーネ中尉、ドーベルニュ少佐。
……ああ、すまない。
士官らの召集はかけようと思っていた。
これからドーベルニュ少佐との話や、報告の提出があるので
一刻後にここに集まるよう伝えてくれ。
そうだな、少尉の分は良い。
[そう告げてダーフィトに召集命令を頼むと、次はウェルシュの方を見る。顔色はあまりよくない。ちらと足元を見れば治療の痕があった。]
少佐、まずは座れ。足に響く。怪我の方はどうだ。
本来ならゆっくり休ませてやりたいところだが…
まずリエヴルの命令について、頼む。
[既にカサンドラへの処分は決めてしまっていたから、これは本当に事後報告になるのだろう。
だがドーベルニュ隊、あるいは他の者が、どれだけ彼女に不信を抱いているか。それを図るためにも避けて通れぬ問いでもあった*]
[どこにいる、との問いに、惑う。
声を聞かせてほしいと望む声は、あの頃のまま、縋る子供のような柔らかさに満ちていて。
乾いた唇を舐め。
何度も紡ぎかけては、言葉をとめて。]
(ダーフィト。もう)
(もう――『メル』は)
[やがて震える唇をかみ締め、搾り出す様に息をつく。
息を整える。
――ゆっくりとした低い響きが、己でも驚くくらいの冷ややかさを以って零れ落ちた]
………。
……イェン=サラーをどうした?
これは、奴に持たせていたものの筈だ。
…………殺したのか?*
― 少し先の話/学校跡地・中庭 ―
[それはおそらく会議を招集する間の事か。]
カッちゃん!
[>>4:629銃声に不安を覚え、教室を飛び出した後、たどり着いた中庭で見たものに顔色を変えた。
一番近くで銃を持った兵が、憎しみとも後悔とも悲しみとも後悔ともつかぬ声で呟いた「やはり信用できません」と。
この兵士はドーベルニュ隊の者だったか。
沈黙を持ってカサンドラを抱えていると、更に言い募ろうとする声が聞こえたが、それは非難めいた音でしかなく言葉が認識できなかった。]
…………いい。言うな。
お前の判断は国を思っての事だろう。
……だから監視をという命に反した事については問わん。
[馬鹿だなと思う。カサンドラが裏切り行為をしていたと言えば命令の範囲内であったのにとも。
だからそれを咎める事はできなかった。
自分の甘さと半端な対応が招いた結果なのだろう。]
[倒れたカサンドラを抱えあげ、
流れる命を押さえ止めようとすると温かかった。
まだ生きている、と、思うよりも先に駆け出していた。]
治療班、治療を……
技官の治療を頼む!
[取り乱さぬようにと極力律したが、動揺は声に現れただろう。]
死ぬなよ、カッちゃん。
まだお前にはやる事が残ってんだろうが…。
[目を閉じたままのカサンドラにそう語りかけて、ようやく衛生兵らの元へたどり着くと、カサンドラを渡して後は任せた。
傍についてやる余裕は無い。おそらく許されもしない。
血塗れた手で、小さな手を握り締め
死ぬなと何度も願いながら、そこに背を向けた*]
/*
シロウの件があるから、死を後に保留する分には多分いいんだよなと思ったが不味かったらすいません…。
わりと手一杯な状態なのに更にこれから盛大な看取りロール→精神不安定での指揮とかやり始めると頭パーンしてしまうので…。
― 軍議の前:帝国前進拠点某所 ―
…───。
[──八年だ。同級と、あの士官学校で過ごしたのは。開いた六年よりもまだ人生の中で共にした時間の方が長い。>>17 零される息に目を閉じる。]
>>18
……そうだな。
[語られるカレルの像に口端を上げる。
全部をシュヴァルべに。
大真面目に、真剣に、──本気で、
そんな事をいう奴だった。]
/*
ジェフロイ>その場で殺しておけばあっさりしたものになったものをな!!!!!
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
生殺し決定!!!!!!
いゃっふー
― 通信ON ―
[言葉を繰り返せども応答はない。
……気のせいだったのか?望みすぎて、自分の都合の良い声が、聞こえたような気に――……]
―――…ッ。
[>>114滑り落ちる冷たい声に、びくりとした。
やはり、つながっている。
掠れるように呼ばれた名前は、切なさと甘さを纏っていたのに。
今響いてくる声は、感情の一切を削ぎ落したものだった。声は、コインの持ち主の安否を問う]
――…死んだよ。
クロイツという男の話を聞こうとしたら、言わずに死んだ。まあ俺が殺したようなものか。
頭思いの部下だな。
[彼の部下の死。……彼に献身的な。
その死に関わった以上、
こういった反応は当然といえるのかもしれない]
[続く言葉に、手首を掴む手に微かに力が篭った。
自分の足で立って、前を見て、困難にも負けずに。
──真っ直ぐに、立ち向かって]
───、…
[堰を切って、零れていくようなレトの声。
約束。とその言葉に一度息を吐く。]
>>20
… ほんとな
[なんであいつが先に、と。それにぽつ、と零す同意は、ただの本音だった。新しい平和の地がまた生まれるのなら。そこにはあの姿があるような、何処にいても生きて、生き延びて、果たすような──気がしていた。ずっと。]
[床に落ちる雫の丸を、視野から外すように、紫眼は前を見る。]
>>21
……いい。俺の分も含めて頼む。
偶然だろうが、なんだろうが。
やった奴にゃ。… 出来ねえからな。
[道を閉ざした張本人が、悼むわけにはいかず、だから。真っ先にレトの顔が浮かんだのだろう。]
友人悼んでる友人の──世話焼いてるだけだ。
どーしても気になんなら、後で返してくれてもいいが。
[少し冗談めかせた声音で──そういって。わしゃ。とレトの頭に手をおいて、顔を下げさせる。泣き顔を態々覗き見てしまわないように。]
… わかってる。
[責める気がないのも。それでも、感情が暴れるのも、当然だ。──友人だった。その証だ。少しだけ常より柔かい声を向けて声が笑う。]
────。
[暈された言い方に、微かに苦笑して、]
皮肉屋の肩代わりしてくれるような
素直な奴がいて、大助かりだな。
…ありがたい。
[ゆるり、手を離して下ろす。]
…──上で、決着か。
[空色を見上げて、目を細める。花火のひとつでも打ち上げれば、上からも見えるだろうか。そんな事を思い、]
[……メル。どうしてそんな声を出すんだろう。
俺がお前を撃ったから?
俺がお前の大事な部下を死なせたから?
……それとも、もう、俺が―――、]
クロイツ。
いや。これはたしか、敬称か。
――………シューニャ。
[彼の本名を口に出し、反応を伺う。
別人のような音。彼を司る本当の音]
お前の名をイェンに言ったら、驚いていた。
……伏せている名前なんだろう。
/*
さて同時進行で投票悩むな…。
フレデリカか、ベリアンか、俺か、か。
あー昨日の発言数とかちゃんと見てりゃ良かったなぁ。
[こだまじみて戻る台詞に、片側の眉を上げる。
紫眼は真剣な色浮かべる緋を見止めて]
>>23>>24
─────。ったく、愛されてて困るな。
[茶化した言い方でレトの視線を受け止めたままに、息を吐く。]
二回も死ぬのか?俺は。
それは参るな。
[死んだら殺すぞ。と、その台詞に──
く。と小さく噴き出した。]
/*
いや確か禁止なのは投票理由についてだからギリセーフ…
とかいう問題じゃねぇなここいらは触れないのが正解だorz
黙ろう、
[ぱん、と掌同士が打ちあわされて音を立てる。
一瞬ばかり目を見開いて、]
───了解。 …レト、お前、長く生きろよ?
なにせ、俺の命がかかってる。
[口約束だ。それと知りながら、それと知る故に意を受け取る。──死ぬなよ。と、声に出さぬままの思いをのせて交わされる言葉は、*ひとつ背負うものを増やす*。]
帝国軍大佐 ジェフロイは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
…、わァった。それでいい。
[ヴィンセントとノトカー。
己が知らぬ絆が、彼らの間にあったのかもしれない。
死者を悼む時間くらいは、お互い持っておきたいものだから。
堅い表情の侭、辞する銀髪の背を静かに見送り。
…やれと溜息をついて、ソマリもその場を立ち去った*]
/*
約束は破れても美味しいと思いつつ。生存欲が出てしまう気もしつつ。仇をうたれるもいい。と思いつつも、仇討ちされるならカレルの理想に殺されたい、ので
そこらのフラグを立てないとなあ。
ディーク相手にできるだろうか。
戦術的勝利ーーはーーーだよなーーーーーーと思いつつ、
帝国側がせんめつうううううの気構えだったらそのようになるだろうしな。
ジェフロイ後でもっかい注目しないと……
[何を言ったらいいのだろう。
何を言っても跳ね返されそうな声音に思え、
顔を顰めて口にする]
―――メル。
話がある。………会いたい。
[声は、少し掠れ。迷いを多く含んでいた。
俺に話はない、会わない、と言われれば、そうか、としか言いようがないように思える。
……何か、話をしなければならない理由が欲しい。
どうしても、自分に会わなければならない、理由が*]
/*
脅すしかないかなー
おぞましいから嫌な行為だけど
お話したいだけで、ないしょの話を誰かにするつもりはなかったのに、
ずばっと口封じされるダフィ
すげえありそうである
/*
あーーーーーイエン生きてることにして
人質(エア)すればよかったじゃないかーーー!!
ばかばか!!!<どのみちぐう畜
もういちど、みなで”シュヴァルベ”に立ちたかった。
この戦争が終わって、復興だなんだに走りまわって、
新しい”シュヴァルベ”をもう一度俺たちの手で作って、
…昔は、大変だったんだぞ、とか
若い奴らに、えらそうに言ったりして、
たいへんだったなぁ、 なんて
紅茶でも 飲みながら みんなで … 話し 、て …
[言葉が、嗚咽に途切れる。]
[唇を噛み締め、頭を緩く振り、
レトとベリアンを、潤む目で見やる。]
ここは、いいところだよ。
でも、二人が来たって入れてやらない。
ずっと後にしろよ。
戦争が終わって、平和になって、
くったくたに疲れたころにこっちに来たら
お疲れさん、って言うからさ。
レトとの勝負の続きもしよう。
もちろん、109回目は俺が勝つけどさ。
あっ、こっちに来る時は、若い姿で来いよ。
年取ったから負けた、なんて言い訳は聞かないからな。
[届かないとわかっていても、語りかけつづけ]
/*
振られてるのに縋っている人っぽくてつらい
話があるんだ、とかマジそれっぽい
( ;∀;)縋ってもいいけど
さみしいなあ
後でアップルケーキの続きを歌うように喋りたい
公国軍大尉 ベリアンは、帝国軍少佐 ウェルシュ を投票先に選びました。
―学校跡某所・少し前―
[ダーフィトとの会話が終わり、その場から立ち去る前に。
…ふ、と。視線を地面に注ぐ。
帝国の軍服に身を包んだ、公国の侵入者…
かつての旧友の物言わぬ姿]
………。その亡骸は、
[ノトカーの部下をちらり盗み見る。
彼らは、死んだ敵兵への恨みよりも、尊敬する上司であり英雄の死への悲嘆が大きいようで、亡骸に注意を向ける素振りは無い。
それを確認してから、]
…仮にも、あちらさんの士官だ。
使い道はあるかもしれねェから、脇に置いておけ。
[嘯いて、手漉きの兵に運ばせる。
本音は、後からジェフロイに許可を貰って…
何処かに、ささやかに埋葬出来たらと]
[ミヒャエルに対しては不思議と怒りはなく、心は冷めていた。
旧友同士が殺しあう現状に、次第に麻痺しているのかもしれない。
ただ、やるせなく…切ない。
日を追うにつれて、悲嘆の声が増える。
血の匂いも。火薬の臭さも。死の濃さも。
積み重ねた、その先には――――…何が、あるのだろう。
拾い主たるファミルが、
好敵手だったリエヴルが、
この前線にいる――多くの者たちが。
描いている
そうして………自分は、**]
― 5時間後 ―
[色んな話をして。
満足げな顔をしながら、
リエヴルの手をぎゅっと握って、お茶会会場に戻ってきた]
ええと、お騒がせした。
たぶん、もう大丈夫だから……なっ
[そう口にすると、同意を求めるようにリエヴルの顔を見た]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
……はい、失礼します。
[座れと言われて>>109腰を下ろさせてもらう]
一人で歩ける程度には問題ありません。
馬も片足浮かせば乗れるかと。
休息も取りましたので、そこのお気遣いは無く。
[自在に動けはしないだろうが、行軍に付いて行くことは可能だと主張する。実際、自分より怪我の酷い兵士はいくらでもいた]
レイヴンウッド技官の件ですね。
あの場でラムスドルフ少佐に告げた通りです。私は方針決定の後、司令に呼ばれ別命を受けました。奪還ではなく処分をと。
奪還は容易でないものと思われ、また全面攻勢に出るとなればそちらに時間を割いている余裕もありませんでした。
しかし、ラウエンブルフ大佐もラムスドルフ少佐も技官とは浅からぬ縁をお持ちの上、通信を聞く限りでは生かしての奪回に執心しておられるようでしたので。士気の低下はさせず短時間で片をつける策として選ばれたようです。
私も同意見でした。
[リエヴルに責任を全て押し付けてしまっても良かったが、まだ疑惑が残っているので正直に伝える。
隠していても不和の種が増えるばかりだ]
敵の手にあるくらいならば、消してしまう方がいい。
不安の芽は早くから摘んでおくに越した事はないのですから。
間諜である可能性も捨て切れませんでした。
ラムスドルフ少佐は勘違いと言われましたが、フラウ=クスで奪回される時に違和感があったのが一つ。
公国側の動きも的確すぎたことが一つ。
フラウ=クスのような大掛かりな仕掛けを直接目にしながら、あまりにも怯みが少なかった。シロウ=ファーイーストが作戦概略を伝えただけでは、あそこまでの統率は取れなかろうと思われます。故に、他にも工兵関係の中に間諜の存在が疑われました。
また通信機の会話が一方的であったのが一つ。
技術の供与を目的とした奪取であればそうも粗略に扱いはしないでしょう。なのに聞こえてきたのはこちらを焦らせようとするような会話の断片。与えられる情報が少なければ、罠の可能性を考えても行かざるを得ない。
こうした点から疑わしいものと判断し、戦場に於いてそれを放置する危険の排除を優先しました。
ただ、それもみえみえでは後の士気低下を招きましょうから、乱戦に持ち込みその中での事故の形をとる予定でした。
……思うようにはなりませんでしたが。
短期決戦の上ではあそこで片をつける必要があると、単体でも動きました。結果は、ご存知の通りです。
[ここまでを一気に話すと、フゥと息をついて]
大佐は今も違うご意見のようですが。
技官はあくまでも攫われたものでありましたか?
[そうとは思えない、という顔でジェフロイの心情を推し量るようにじっと見た*]
斥候部隊長 ソマリは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
そういえば死んだ時、ユーリエ迎えに来るシーン入れようか迷ったんだけどね〜
グレートヒェンとか父母でもいいんだけど(グレートヒェンだとシスコンぽくなるのが難点)
/*
あ、士気低下させずに、を言ったのは自分だった。ミス。
リエヴル先輩、それは違うーてなってたらごめんなさいです。
さて、今日中に次の戦闘入れるのかなあ。入れないとコアずれてる人が辛いと思うので、頑張って巻きたい所存。
――西寮・自室――
[二人で訪れたのは、生前に柴十郎を抱いて
寂しさを紛らわせた懐かしの部屋。
あの時は、この部屋にトールがいない、ただそれだけで
寂しさに押しつぶされそうだった。
でも、今は違う――――。]
――5時間後――
[トールと共にお茶会会場に戻ってきた時には。
そこには、誰がいただろうか。
トールの手を握りしめながらも、幾分恥ずかしげに視線を逸らす。
その面にはあきらかに疲労の色が浮かび、どこか足元も覚束ない。]
は、はい……。
もう、大丈夫、です……。
[記憶のことも。
そして、彼とのやり取りについても。]
― 少し先の話/学校跡地・中庭 ―
[銃声が聞こえても、走れないので到着はジェフロイがカサンドラを抱え駆け出したのより後となってしまった。
最初から話してあった数人以外の部下にはカサンドラを「裏切り者」とだけ伝えてあった。細かく説明している時間もなかったからだが。
それを訂正していなかった結果の出来事に眉を寄せる。
傾いたベンチに残る色は、まだ、緋かった]
……いつまで呆けている。
[まだ銃を手にしたままの部下に近寄ると、頬を軽く張って意識を戻させる。若い兵だった。自分を誤魔化すことも知らないような、朝令暮改もある命令を追いかけるだけで精一杯の世代。
裏切り者と聞いたのに手の一つも縛られていない、それが不安だったのかもしれない。バレッタを付け直す仕草>>629すら怪しく思えてしまうほどに]
大佐が問わないと言われたのなら、この件でお前に責はない。
会議が終わればすぐに次の作戦へと入る可能性もある。
それまでに銃を整備して、意識を入れ替えて来い。
[やるべきことを与えてその場を去らせる。
遠巻きにしている者達に見えないよう、そっと溜息を吐いて。
救護室には向かわず出てきた教室へと戻った*]
― 士官学校跡 空き部屋 ―
「アイゼンシュタイン少尉。
司令部の方まで来て欲しい。」
――……ウェルシュ…何……司令部…?
…今日は、休…講…
[落ちていた意識の隅で声が聞こえる。
聞き慣れた友人の声が、集合を伝えている。
暫くの間、その場で目を閉じているとこんな時でも睡魔は訪れていたらしい。
気怠そうに数回首を振り、緩やかに意識が覚醒していく。]
ん………
今……何時だ……。
あぁ…報告も……いかないと……
[毛布を抱え込んだまま反対側に転がり、のろのろとした仕草で、ポケットに仕舞い込んでいた赤い通信石を取り出す。
眠りにつく直前、辛うじて回線を開きなおしたのが幸いした。
声が聞こえなければ眠り込んだままだったかもしれない。]
――こちら、アイゼンシュタイン少尉。
了解致しました。
ただちにそちらへ向かいます。
[普段と変わらない淡々とした口調で通信を返すと、畳んだ毛布を手に取って*立ち上がった。*]
――こちら、アイゼンシュタイン少尉。
了解致しました。
ただちにそちらへ向かいます。
[>>*0 何の要件か…など、余計なことは返さない。
最低限、必要な返答だけを通信で返してきた。*]
[通信機の向こうの声は途方にくれていて。
その変わらなさに、柔らかい感触に、益々、わからなくなる。
会いたいという言葉には、一瞬言葉をなくした。
状況をわかっているのだろうか、と面食らうような思い。
揶揄するように、囁いてやる。]
…逢って、どうする?
また、弾倉に空にするまで撃ち尽くす積りか?
お前は、俺に逢って、どうしたいんだ……?
― 学校跡地・臨時執務室・少し前 ―>>105
[少し気まずそうなドーベルニュ少佐に、不思議そうに首を傾げて。
暫く後、体面と意地というものの存在について、ようやく思い至った。
自分が、どこででも眠り込んでは担がれたりしていたため、
そのあたりの羞恥心に欠けているのだろう]
……では、アイゼンシュタイン少尉への伝達はお願い致します。
他の士官には、私から。一刻後に、執務室、ですね。
[そう考えつつ、誰に伝達するか指折り数えてみる。>>108
思いのほか早く数えきってしまう事に、……愕然とした]
………。………では、失礼いたします。
[一礼して、臨時執務室を辞した]
― 学校跡某所・少し前 ―>>107
人の処理能力を超えてるように思うが。
これが、戦争ってやつだと、知ってたつもりだったんだが。
今回は……。
[今回は、知人があまりにも多すぎる。
敵にも味方にも。柔らかで優しく、楽しい思い出。それらが、纏わりついた死の記憶]
自覚はあると思うが、言う事に意味があるからな。
俺も寝たいよ。……もう少ししたら、寝るつもり。
[先ほどからがじがじと噛んでいる口内は、じわりと痛み。鉄の味が拡がっている。
こんな痛みでは気付けにもならないが、ないよりはマシだ]
[>>110大佐に話がある、とソマリは言った。
もしかしたら行き違いになるかもしれない]
一応、声はかけるぜ。
招集があるだろうし、時間が合うかわからないから。
[野暮用とはなんだろう。そう思いながらソマリを見ていると
彼の視線が旧校舎へと向けられる]
……ぼろぼろだな。補修が必要かもしれない。
その前にケリを付けたい所だが。
無理はするな、と言っておくよ。
無駄だと思うがな。
[>>111 乱れている息を、整えようとするのに気づき、
小さくため息を吐いた]
……じゃあ、また。あまり遠くへ行くなよ。
指令を伝えられないから。
[そう言って手を振り、臨時執務室へと向かう*]
― 通信ON ―>>144
――…その、呼ぶなっていうのは。
思い出すと切ないから、ってことで、いいの?
[くす、と笑ってみせる。
硬い声音が。僅かに揺れを滲ませていた。
呼ぶな、という言葉の意味。
―――…覚えているのは、自分だけでは……]
呼んでいた意味も、呼ばれていた時の事も、覚えているんだろう。
……メル、とも呼んでいたけどね。
[懐かしい、愛しい、愛しいものを語る声で、言葉を紡ぐ。
こうして何年も隔てられて、何もかもが変わってしまったのに。
向かう気持ちだけが、時を忘れて揺蕩っている]
―――……会って。
話がしたい、だけ。
あの時できなかった話を。……顔を見て、したい。
[>>145 逢ってどうする、という問い。
何がしたい、と尋ねる口調は、戸惑いを色濃く滲ませている]
弾倉を空にって、聞きようによってはあれだね。
そんなに俺に、シューニャって呼んでほしい?
[くすくす、と笑ってみせる。
怒って回線を切るかな。やりすぎたか。
そんな気もしたが、止まらなかった。
久しぶりの会話に、舞い上がっているのかもしれない*]
/*
レーティングに気を付けながら
EROい会話するの大好きです
むしろ直接的な表現はいらんしな
意図、あってるかなー?
― 公国軍拠点・レナトの執務室 ―
[ディークと話があると、レナトにはそれまでここで待機するように言われていた。
自分の起こした行動についてレナトから細かく言及されることはなくて、
自分がすぐに話さなかったせいか、あるいは彼の目が…自分に対する思いを物語っていたのかもしれない]
しかたないか……
[さほど長くない最近に、ここで再開したときのことを思えば心苦しくはあったが、独断を行ったことは事実。
彼らの位置取りが正確につかめていられない状況であったとはいえ、どうして信じなかったと言われれば反論の余地はない。
結局、自分は、はぐれものの生き残りなのだなと胸中の思いは感傷に浸りきる前に抑えこむ。
彼の申し出>>93に対する、ディークの返答を得たレナトからの正式な通達は追っ手のことになるだろうか]
/*
ソマリに殺されるエンドとかあるんかな
基本的には、襲撃もロールもウェルカムなのだけど。ソマは結構引いてくれる人なので、むしろこっちがキリングを考えた方がよさそう。
ダフィーだけなら、眠くて階段から落ちましたオタワ\(^o^)/でもいいんだが
キリングされそうになったらちゃんとこっちもキリングします。
なかなか、相対した方がその日落ちではないケースが続いているけど、機会が来たらちゃんとやるよーー!!
[状況が見えぬ男ではなかった筈だ。
寧ろ、誰よりも理解していた筈。
潜入捜査という理由が事実であるにしろ、ベルンシュタインの気遣いゆえの言葉であろうと。
彼は何故、危険を承知でラムスドルフの前に姿を現したのだろう。
――何が、どんな思いが、彼をそうさせたのだろう。*]
/*
メル(クロイツ)が思ったよりやわらかい
もっとにべもないのかとおもってた
ソマと話したことで、彼の未来を考えたことで、自分もちゃんとしなきゃ、と思っているからな。
出来る限りポジティブに動くのかな。
それと同時に、身体が溶けて石になって、無機物でメルについてゆくという夢も見ているのだが
/*
ダフィーはハイパータフネスだけど、
やっぱしあのアレなおうちから生還して、こういう思考力を持ってるって事は、職場環境が良くないとこうはならないと思うんだわ。
ソマリの力だよねえ。
彼はもうちょっとねじれてもいいのに、
踏み止まっている。
踏み止まっているだけじゃなくて、残ったものを切り分けている人なんだろう。
ソマリさんまじぱねぇっす まじいけめんです
きっとダフィーは恩を返し切れない
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[>>134>>135>>136
リエヴルの命とウェルシュの見解を聞けば、微かに眉根を寄せた。]
……成る程な。
准将はよほど俺とノトカーが信用できなかったらしい。
[それはある意味正しいだろう。
殺害の命令を受けていたら、動揺はあっただろうし、撤回するよう進言もしたのだろう。それでも最終的に従っただろうが。
ノトカーは、どうだろうかは解らないが。同じような事をしたのではないかと、今となっては思う。]
奪回に執心していた事については否めないな。
俺たちに命令されたのは“救出任務”だったからな。
スパイの確証がない限り、殺したくはないと思っていた。
[あの最中、一体どんな確証が出るのか想像もつかなかったが。]
[>>137射抜くような目は、真っ直ぐに受け止めた。逸らす事もせずに。
全体には伏せておくつもりであったが、不信根深い少佐の目をかわすことは由とはしなかった。]
……少佐には話しておこう。
[長くあった沈黙の後、手は上着のポケットへと移る。]
カサンドラ・レイヴンウッドは公国のスパイだった。
本人が自白した。証拠もある。
[そう言って、取り出したのは通信石のついたタイピン。
角度を変えてみせれば、きらりと光る緑石は見えるだろう。]
今は切ってあるから安心しろ。技官は何も出来ん。
だから本来であれば処分せねばならんのだろう。
―――が、技官の命は俺預かりにさせてもらう。
…甘い処分だと思うだろう。その通りだと思う。
[我ながらと、苦笑したくなったが堪えた。
感情的にならないように、目を閉じて波を抑える。]
理屈を言い訳にすればいくらでも、殺したくない理由はある。
技官の今後の有用性…その知識が帝国に齎す利益、
また英雄の命がけで賭した行為を無下にすれば、
ラムスドルフ隊を始め、兵の士気に関わる――…
逆に彼女を生かしておいて、不信も出るだろう。
公平に、また現場の視点で今後を考えれば
処分するのだ妥当であり安全である事はわかっている。
それでも……殺したくなかった。
[静かに、淡々と、なるべく感情のない音を選んで呟いたそれには、願うような色だけが僅かに滲んで周囲に溶けて落ちる。
僅かに瞼を持ち上げれば、視界に入るのは汚れた床だった。
いつの間にか、視線が落ちていたのだろう。]
だが少佐のように、納得しないものも居るだろう。
故にこれより24時間、技官には見張りをつける。
部屋には女性技官を同室させる。
選任はドーベルニュ少佐に任せよう。
彼女に不信を抱く兵士を選んで付けていい。
そしてもしも、技官がスパイ行為と思う
疑わしき行動をとったならば…その場で射殺しろ。
これは本人にも伝えてある。
これが―――…今の俺ができる最良だ。
[これで納得するだろうか――いや、しないだろう。
それでも、もう下した処分を撤回する事も、譲る気もないのだと、
ウェルシュをじっと見据えながら、音のない息を落とした*]
/*
ジェフロイさんイケメンやなぁ
関係ないけど、カっちゃんって言われると、
どうもどっかの麺類を思い出してしまうのは俺だけか……
深夜は……おなかすくんですよね………
ジェフロイとノトカーの違うところはー
ノトカーなら、カサンドラがスパイ確定したら殺しただろうな
ってとこだね。
あの采配は出来んなー多分。
本当は市街地でキリング予定だったんだけど、流れ的にあんなことに…
あれは庇うしかないなーと。反射的に。
ガチは当然そうだけど、RP村もどう転ぶかわからんなぁw
しかし最終的にこの両国、どうなるんだろうw
多分和平というかハッピーエンドになる気がしているが(どっちかの属国エンドがあるなら見たいけどwww)
/*
やること。
・ベリアンへのお返し(愛)
・カレル・リエヴルとの過去話
・ウェルシュ・ヴィンセントに貰ったもの
・トール追悼
俺はいつトールに会いに行けるんだろう…!
ディーク・フレデリカ関連の後になろうかな…。
― 公国前進拠点・会議室 ―
[言葉にされる事のない名前に、同じに名を上げないまま琥珀色の視線を受け止めて暫しの間を置く。]
>>58
警戒は、傍受が発覚しているというよりは、
疑念からでしょうね。
シロウ・ファーイーストの存在もありましたから。
最も、これにあまりに頼りすぎてもでしょう。
通信よりは遅れはしますが、
直接の面談なり鳩なり馬なりで連絡を取られれば、
どのみち、こいつからは聞こえませんから。
[兎耳に似た金属が生える受信機は魔石を用いた通信の傍受ができるだけだ。向こうの動きを全て知ることができるわけではない。]
…はい。
[カサンドラについては、先に報告を上げた以上の確証が持てる情報は未だなく、何かあれば。と、その言葉に了解の頷きを示すのみとなった*。]
― 会議後・公国前進拠点、天幕 ―
>>66
───なんです?
[人払いベリアンが部屋として使っているのは天幕だ。中央に地図がおかれた机があり、奥に寝床がおかれ、脇に曲刀の手入れ道具が置かれている簡素な作りだ。投げられる酒に、どうも。と返しつつ瓶を揺らし、足される言葉に紫眼を暫し向けて、]
…。
では、ありがたく。
[引いてきた椅子を進めて、受け取った酒を金属製の飾り気もないコップに入れて、どうぞ。と差し出し、]
>>67
─────。
[あれ。と、指示語で語られる出来事に、動きを止めた。腕の震えを受けて、微かに持ったコップの中にばかり、丸くさざ波がたつ。]
…
[レトに対していたときのように、表情は崩れない。
崩せなかった。ただ、微かに何かものを言おうとするように口が開いてから閉じる。]
あんまり──、炯眼にすぎると
月の女神に目をつけられて、
鷹の姿に変えられてしまいますよ
[何についての忠告だとも言わず、平坦な声がそう零して]
…もしも、手を抜いてたってなら、
後ニ、三発はぶん殴ってきます。
[全力だった。と、その言葉には緩く息を吐く。
──少なくとも、己は全力だった。手加減などして勝てる程安い相手ではもとよりないのはわかっていたし、持つ手札の最善を尽くした。それは、戦う相手への礼儀だ。]
……
[それは、わかっていて、友軍の援護は、
選択として正しい事はわかっていて]
[だから、これは唯の個人的な我侭だ。カレルが、他の誰に討たれるのを嫌だと思ったのも、ディークに、カレルを撃たせたくなかったのも。]
…… … カレルは。
[出されぬ名を、あえて先に口に出して、
琥珀色を見止める。]
俺の、獲物でした。
[手を出すな。と言うには弱い声で、
そう、言葉を繋ぐ。]
― 5時間後・中庭 ―
[ケーキを味わったりお茶を味わったりした後。
焼き鳥再開&厨房でくすねてきた酒を楽しんでいれば、そのうちにトールとリエヴルが戻ってきた]
お た の し み で し た ね 。
[昨夜は、とつけるのが正式だが。昼夜の感覚がない空間なので、そこは入れないでおいた。
ちなみに、わんこたちも一緒になって深皿に入れられたお酒をぺろぺろ舐めて飲んでいるもよう**]
… 敵将の──名としても、口にだせないようでは、
貴方には。渡せません。
[或いは、口に出されぬ名は、自分への気遣いなのかもしれなかったが。それを判った上でも、はねのける言葉を口にして]
>>70
…─────。
[随分、懐かしく感じる言葉を、口にされて押し黙り、]
[睨むような琥珀と紫眼がかちあう。かつての面倒見のいい同居人の変らぬ眼差しを正面から受けて、]
…… 思ってませんよ。
[いつまでも一人だ、などとは。思っていないと、苦笑する。]
俺の目の前にいる誰かさんがいつもいつも妙に家庭的な菓子をおくりつけてきたり、何かとお節介を焼かれて、
おかげで、──ひとりにも戻れずに困ってならいますが。
ひとりだと。そう思っているだの誤解されたら、うっかりレトあたりにはマジ殴りされそうなんでその言い方はやめてください。
[言葉どおりに受け取られたら、本気で腹を立てられそうだ。と、そう思う。ステファン辺りも恐らく、眉を下げるような気がする。それは、流石に勘弁願いたかった。──どちらも、だ。]
恩知らずの薄情ものめ、と 思われているとは知りませんでした。
[責めるようでもなく、常の皮肉が返る。]
ひとりも何も。貴方と、
…カレルですよ
──最初から、俺を、放っておかなかったのは。
[名を出して、くしゃりと黒髪を片手で握る。
掌の影から、そうでしょう。と、紫眼は琥珀色を見返した*。]
―廊下―
[缶を懐にしまおうとすると懐に固い感触を覚えて、息を呑んだ。
恐る恐る手を懐に偲ばせると、もうひとつ出てくる缶>>486]
え…??
[驚きに目を見開き、持っている缶と出てきた缶とを見比べる]
どうして、二つも…?
……。
[缶を開けると、中にはキャラメルが入っている。それは昔、ヒンメルがくれたものと同じもの。
一つ口に入れると]
…甘い。
[喉にじわりと染みる懐かしい甘さ。あの時に貰った優しさを思い出して、切なさに目を閉じた]
[改めて校舎を眺めながら歩き始め、医務室の前で足を止めた。そっと扉を開けてみる]
ここのソファで居眠りしてたこと、あったな…。
ヴィンセント先輩が起こしに来てくれて…。
[備え付けられたソファの背もたれをそっと撫でる]
――…。
[廊下を歩いている間聞こえていたざわざわとした声は、ここに来て少し小さくなっていた。代わりに、苦しむような、痛みに耐えるような…そんな呻きにも似た声が聞こえてくるのはここが医務室という場所だからだろうか。
その中に、知った人の声が混じって聞こえた>>4:336]
ウェルシュ先輩…?
それに、ダーフィト先輩の声も…。
……。
[ステファンの言っていたようにこれが本当に現世の声なら、きっとここは悲惨な戦場となっているのだろう。戦場にいるのであろう声の持ち主達を思って目を伏せるが]
自分だって戦争を望んでいたくせに…。
今更心を痛める資格なんてないだろう。
[自嘲の笑みを浮かべた]
…お茶会に良さそうなもの、なかったな。
まあこの辺は教室だし、当然といえば当然か…。
…ん?
[医務室を後にし、そろそろ戻ろうかと思いながら再び廊下を歩いていると、近くの部屋から声が聞こえた>>74
他の声よりもはっきりと聞こえる、懐かしい声。]
まさか…
[震える手で扉を開ける]
―空き部屋―
[そこに思い描いた人物はいなかった。
しかしなおも聞こえてくる独り言のような、誰かに語りかけているような呟き。
目をこらすと、部屋の隅がうっすら光ったように見えて]
…・・・・せん、ぱい…?
そこに、いるんですか…
[唇を震わせながら、呟いた]
[部屋の隅、ぼんやりと光るそこのかたわらに膝をついて、聞こえてくる言葉に耳を傾ける]
『今日は多くの知り合いがそっちに行ったよ。』
……
[>>75羅列される名前は信じられない名前ばかりだった。それでも心を落ち着けて彼の言葉を聞くことに集中する。
そうして、自分とフレデリカの名前が出てくれば>>76、大きく瞠目し…顔を歪める]
……先輩…・・・ごめんなさい。…僕は…
[>>77弱弱しく聞こえてくる声。手を伸ばして、かたわらの光をそっと撫でた]
先輩…。生きて、ください。先輩には生きていて欲しいです。
フレデリカにも…。
……2人が、生きてくれることが僕の…。
[そうして彼の気配が部屋を離れるまで>>142、その光を撫で続けていた**]
/*
ウェールシュの動きは、 これは傍受の話題が出てるってことは、
半分くらい俺宛とみて拾うべきな気がする。
会議室時間軸で 拾うのがいいんだろうかなああああ
後の方がいいんだかなあ。
ヤヴァイ
話していたい
通信切りたくない
というか切っていいかもわからない
でも切ったほうが自然な流れの気がする
うおおおおおお
(まよっている
― 士官学校跡 技術班待機所 ―
…そうですか。
やはり、我々が持つ通信機と同じ…ではあるが、そちらで登録されているものでもないと。
[ただちに向かいます、と答えた所会議の開始は一刻後だった。
念のため、ローズクォーツの通信機について技術班に確認を取る。
石の色合いや形状は、帝国の技術班で作成された記録はななく、リエヴルが、自分たちが知らない間に開発させたものではないらしい。
恐らくは、帝国側で開発されたものではないか>>0:141との回答]
………帝国側……あちらに通信機技術がわたるとしたら…
[思い出す。この技術が流出したであろう事件を。
今日、天に還ったばかりのノトカーの、唯一の心残りであろう事を。
自分に与えられた通信機を、じっと見る。]
[眺めてから、回線の出力を最大にする。おもむろに大きめな声…遠くの者にも、聞こえやすい位の声で語り始めた。]
それでは、このローズクォーツの通信機や、公国側に配備された盗聴器の数々は、
ギリアン・ラムスドルフ氏が配置されたものなのですね。
[何かにあたったような、こつんという音。不意に通信機から伝わる音が大きくなる。
まるで、何かの事故でスイッチが動いたかのように…]
それでは、このローズクォーツの通信機や、公国側に配備された盗聴器の数々は、
ギリアン・ラムスドルフ氏が配置されたものなのですね。
あの方も気の毒でしたね。
ラムスドルフの公国側縁者に妻と義理の両親を惨殺されて…
単身、諜報活動に入られている精神力には感服します。
彼のもたらした情報は、今までも…これからも…必ず、帝国側の勝利に役に立ってくれると確信しております。
あの方も気の毒でしたね。
ラムスドルフの公国側縁者に妻と義理の両親を惨殺されて…
単身、諜報活動に入られている精神力には感服します。
彼のもたらした情報は、今までも…これからも…必ず、帝国側の勝利に役に立ってくれると確信しております。
……おや、申し訳ない。
うっかり通信出力が上がったままになっていましたか。
こんな内容を傍受されては大変です。
以後、気をつけます。
[出力部分を弄り、今まで通りの範囲に調整し直す。]
[唖然とした様子の技官に、手元のメモに偽情報を流すテスト、と書きつける。
別に効果を期待しているわけではない。
思いついたので、試してみてもいいか…と、そう思っただけ。
帝国側からみたら、誰もがわかる偽情報で、一刻後の集合の際にも改めて説明をするつもりだった。]
……おや、申し訳ない。
うっかり通信出力が上がったままになっていましたか。
こんな内容を傍受されては大変です。
以後、気をつけます。
[何かを弄る音。音量は急に小さくなり、今まで通りの音の拾い方に戻っていた。]
話す事も、ない。
お前の目で見たものが全てだ。
それでは、不服なのか。
[いまさら、何を伝えても遅い気がした。
どんな言い訳をしても、もう、あの少女は戻らない。
………彼を置いていった事実も、恐らく傷つけ続けている事実も、消える訳でもないのだ。]
(それに)
[己は今に至っても、彼に知られたくはないのだろうと、そう自嘲する。
今この時彼を死地に追いやっている遠因に、己が関与しているという事実を]
[続く揶揄の応酬には、ゆっくりと息をつき]
……そちらの用事で呼びたいのなら、な。ダーフィト・カディーネ。
国許から娼婦でも呼べばいい。
それとも、力づくで捕虜にでもするか。
――『ヒンメル』よりは、上達していると思うぞ。
………どちらも、な。
[挑むようにあまく唇を引き上げて笑み、再度声を低める]
用事がそれだけならば、切るぞ。
お前もわかっているから撃ったのではないのか?
――今の俺は、お前の敵だ。
[通信スイッチに手をかけながら、そう*語りかけた*]
――青い世界:中庭にて――
[戻ればやはりというか、待ち構えているのはシロウの言葉で。>>+79]
・・・・・・・・・・。
[トールはトールで笑顔で応えているし。>>+87
嬉しいやら、恥ずかしいやら、照れ臭いやら、どうしたらいいのやら……。
トールが酒に手を伸ばしているが、あいにくリエヴルは酒が強くはない。
ましてや、疲れ切っている今ならば、すぐに眠ってしまいそうな気がして。]
ステファン、紅茶。
さっきより、もうちょっと甘めで。
[と、ステファンがいたならば、どこか仏頂面で声をかけたことだろう。]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
あの件に関しては、ですよ。
御本人がそう仰っていました。
[密かに呼ばれた時の会話>>2:324を思い出して小さく訂正を入れる。>>155
確かにリエヴルは滅多に他人を信用したりしない人だった。だからこそ自分が呼ばれたのだと思う。一部の例外を除いて一定の距離を置いていた自分なら、感情を横に置いて切り捨てられると思われて。そして実際、そう動いたのだから]
敵の手にある時点で確証など得ようがありません。
それを残すような人物ならもっと早くに何か気がつけている。
……いえ、この部分は堂々巡りでしょうからやめましょう。
結局は優先順をどう置いたか。そういう話です。
[睫を伏せて一度目を逸らし、それから金色を見据え直して問いを投げた]
[正面からぶつかり合う視線。息の詰まるような沈黙が流れる]
……やはりそうでしたか。
[推測が確信となっても、態度は変わらなかった。
証拠品>>156が取り出されれば軽く目を眇めはしたが]
お借りしても?
[手を出して、渡してもらえたなら簡単にそれを確認し、すぐ返す。
どうやら自分の知る技術とは異なるものが使われているようだ]
取り上げたからといって安心は出来ませんね。
[閉じられた瞳>>157を再びじっと見上げながら]
……しかしそうであるならば、公国側の情報源としても有用となりますか。ゆっくり尋問している暇などありませんが。
[譲歩するように、そう言った]
甘いとは思います。
ですが、お言葉それぞれに理はあります。
一番確実で一番楽なのはどの方法か。
自身の不利益を理解された上での命令ならば否定致しません。
[感情を殺しているからこそ、より感情を感じる言葉というのもあるものなのだな、と。
静かな声音の願い>>158を聞き、下を向く顔を見て思う]
それにラムスドルフ少佐をあそこまで傷つけたのは私の失態です。
それを取り返せるのなら、私自身の信の在り処はさておき、十分に利用すれば宜しいかと。
[けれどここで薄い共感を表しても、逆にジェフロイも納得できまい。>>159
敢えて利だけを求める言い方をして、薄く笑った]
了解しました。
ではこちらからは情の寄らないだろう者を回します。
大佐の命もそのままに伝えておきますので。
[それが暴走に繋がるほど、命じた者が疲弊してると気づけなかったのを後で悔いることになるが。
この時は命令をそのままに受け、指示を出すために一度部屋を出ようとした*]
ベリアン!ディーク!早く戻ってこい!
今なら混乱に乗じて、帝国を叩き潰せる!
[最早届かない声で、必死に。
帝国より先に彼らがこの事態に気づくように祈るが、
帝国の技術である通信機の差なのだろうか。
気づいたのは帝国のほうが早かった――]
[今ならば、もう耳を澄ますだけで彼らの声が聞こえる。
いや、目を閉じれば、その風景すら脳裏に浮かんで――…。]
ソマリ――…
お前が見つけた、か……。
[ノトカーに告げたローズクォーツの通信機の在処。
それがソマリの手へと渡れば、苦笑いが零れるのだった。>>4:531]
― 士官学校跡 技術班待機所 ―
「アイゼンシュタイン少尉…ちょうどいい所に。
この前の、ラムスドルフ少佐から託された通信機
>>2:51>>3:219>>3:220の解析結果が出たのですが…]
…早かったな。どんな感じだ。
[待機所の机を借り、ローズクォーツの報告用情報を纏めていた所で、技官に声をかけられる。
受け取った内容は音声媒体が中心。
再生用の魔器に残された内容を確認しながら、眉を寄せる。]
[敵の総大将同士でそんなものを持っていたと知られたなら、また呆れられるだろうか。
それとも、怒られるだろうか。
自分達にとっては、それは、むしろ不仲の材料ともなってしまった。
もっと上手く使っていれば、衝突を避けることも出来たのだろうか――…いや、互いの立場を考えれば、それは夢物語でしかないことも、わかっている。
わかってはいるはず、なのだ。
それでも――……。]
…………どう、なるんだろう、な……。
[自身の手が離れた両軍司令部ホットラインとも言える通信機を、不安半分、期待半分といった眼差しで見つめるのだった。]
【シュヴァルベ陣内にて鹵獲された他国諜報員の装備品について】
記入者:ラムスドルフ混成中隊・第一工兵隊副長
ヴィンセント・アイゼンシュタイン少尉
本内容は、数日前のシュヴァルベ戦線にて斥候隊により発見・処分された傭兵隊員の所持品の解析より得た内容である。
・記録内容
音声媒体中心。画像数点。画像はいずれも解像度が荒く不明瞭。
地形調査・報告を中心とした内容になっている。
>>0:264>>0:265>>0:272
記録地は、帝国・公国双方。氷乙女作戦以前の陣内の構成や詳細報告も含まれる。
音声の種類は三種類。いずれも男性。
帝国公用語を使用する者一名。訛りの強い言語を使用する者2名。
氏名等は不明。認識番号でのやりとりが行われていた模様。
帝国側調査地点は、シュヴァルベ北部の鉱山地帯及び
内陸の湾岸都市。
内陸都市ではフェルゼンベルク湾岸に関する報告が特に多め。
何らかの意図を持ち収集したことが伺われる。
公国側調査地点は、特に港湾部の情報が多く、諜報隊が内陸ではなく港を経由した移動を行っていたことが推定される。
陣地情報については、時期は古いが貴重な公国内部の情報であると判断。本国にて再解析予定。
記録媒体本体については、既に情報取得済の空器状態であること、現在の戦況を考慮し、斥候隊預かりとする。
新たな情報及び接触がある場合は適宜報告を提出するものとする。
[聞いた限りの情報を、報告書にまとめていく。
召集の際には、ローズクォーツの通信機情報と共に
提出される*予定*]
[ヴィンセントの言葉>>32を聞けば、苦笑いが浮かぶ。]
むしろ、こっちから無理なことを頼んだと思っているよ。
[そう、申し訳なさそうにしながらも。
ソマリの言葉>>5には、むすっとした表情を浮かべた。]
………………るせ。
話し相手なんざ、ごまんといるに決まってんだろう。
[勿論、本音で話し合える相手など、殆どいない。
なればこそ図星でもあるのだが、素直に認める気は勿論ない。]
[ソマリにもヴィンセントにも指輪のことがバレていたとあれば、恥ずかしそうに頬を赤らめるのだった。
……その指輪は、今再び自身の指に光っているわけだが。
それを彼らに知らせる術も、もう無い。]
/*
まぁ普段何考えてるかのわからないとか、あいつ宇宙人と会話してる気分だとか、思考回路の次元が違うとかよく言われるので、
今の本音のところちらりと、
なんとかしようとする意思はあります。でももう動くための燃料がありません。
こうしたい、こうしようかな、こうふうになるようにもっていこうかな、というものが…
入村時
E■■■■□□□□□□□□□□□□□F
一日目開始時
E■■■■■□□□□□□□□□□□□F
一日目終了時
E■□□□□□□□□□□□□□□□□F
ディークと…
E■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■F
今
E□□□□□□F
なにかロール投げてもらえればソノ分の燃料で動きますけど…
…………ううん。
ただ、こうしていた方が、安心できる気がして……。
[トールの言葉>>+99に、少し照れながら笑う。]
先輩とは、こうして一緒にいられるから。
あとは、皆がどうなるか、だけど――……。
………………それは、もう。
信じて見守るしか、出来ないから……。
[少しだけ不安げな表情を浮かべれば。
甘えるように、トールの肩口に寄り添った。]
― 公国前進拠点・会議室 ―
…すいません。
[それはディークとの会話中のこと、机の上に置かれたままのピジョンブラッドが不意の大音量で明瞭な声を上げた>>172>>173>>174。]
──ローズ・クォーツの通信機
[それは、トルステンの手にあった通信機の片割れの事だろう。と、そう当たりをつける。どうやら、あちら側の手にあるそれも、回収されたようだ。とそう声から判断をつけて]
ギリアン……ラムスドルフ。
[ラムスドルフの名前と、流れてくる情報に思案の色を浮かべる、流れてくる情報は、ヴィンセントの声で、ギリアン・ラムスドルフが帝国の諜報員だと告げている。]
… ラウツェニング中将より、
入手の経路はお聞きに?
[ディークへと確認を投げる。魔石の産地は帝国側へと集中する。もとより、公国内に通信技術を持ったものは少なく、それゆえ入手経路は限られる。魔法技術を持った人間は、公国内には元より極少数しかいない。]
── 唐突に明瞭になった情報を
完全に信用は出来ませんが、
追わせて──
[ギリアンの名前それ自体は、公国の情報局にも既に伝わっている。>>1:533>>1:535>>1:550>>1:551 ミヒャエルの調べにもある通りにギリアンが帝国の間諜であるとの報はやや疑わしいが、]
… いえ、
[ただ、追わせてみますか。と確認の形を取りかけた言葉は、途中で切られる。赤い通信石から伝わった声を思う。不明領ながら、ノトカー・ラムラスドルフの声として、伝わってきた声が語っていた夢の内容は──随分と、]
ギリアン・ラムスドルフの足取りを辿るよう
情報局に通達を入れておきます。
さしあたり、ラウツェニング家の出入りは洗っておくべきかと。
[優しいばかりの夢だったからか。ゆるく息を吐き、]
シロウ・ファーイーストの件も含めて公国警備がざるだとあちらに伝わるようでは問題でしょう。
ラウツェニング家の近くに、帝国の間諜"かもしれない"男がうろちょろしていたなどと、不穏の種を残しておく必要もない。
[俺らが此処を離れるわけにはいきませんが。とは付け加えつつも通信機の入手経路の確認と、ギリアン・ラムスドルフのその後を追わせるように書類を手配する胸を伝える*。]
体力ない奴に、あんま無理させんなよー?
……まあ、繰り返してる内に体力つくかもだが。
[最初は厨房からくすねてきた酒を飲んでいたが、物足りないなーと思って東寮で昔よく酒を隠していた辺りを漁ったら、ビールや東方伝来のお米のお酒、スピリタスなどまで出てきた。
今は焼き鳥をつまみにビールタイムのようだ]
そうだな……。
ずっと帝国に勝たないとって、
ここに来てからも気を張っていたし、
どこかで感覚が麻痺してたんだろうな。
……旧友同士が傷つけあうなんてないほうがいいに決まっている。
この戦いの行方がどうなろうとも、
もう誰もここには来ないように、願うだけだ。
/*
通信機の秘密は暴いていいもんなんだろうか…
もぐもぐなやみつつおちよう。
本国側の情報他、さすがにそろそろ俺も個人の立場を
出し始めるべきなんだが あれ なんか すごい
個人的に はずかしくてな……
[トールの言葉>>+104を聞けば、嬉しそうに微笑んだ。]
…………はい。
[だが、続く言葉>>+105>>+106には、意外そうに目を瞬かせた。]
俺は、何も……。
むしろ、大事なことを思い出させてくれるのは、先輩の方です。
[彼とこうしてここで話をしなければ、こんな気持ちになることもなかったのだろう。
自分はあの昏く澱んだ古き帝国の貴族社会に、すっかり浸りきっていたのだから。]
…………本当、に。
みんな、ここに来るなら
寿命を全うして、よぼよぼになってから来ればいいんだ。
[そう、悪戯っぽく笑った。]
[シロウの露骨な言葉>>+102には、唖然とするも。
トールがすんなりと返している>>+107のを見ると、何も言えず。]
……ビールって、苦くないのかな。
[そんなことを呟きながら、自分は甘めのミルクティーをいただく。]
[トールの言葉>>+108は、相変わらず耳が痛い。
それでも、彼と共に居れることが幸せであったし。]
……大丈夫、です。
これでも一応、軍人ですから。
[彼に我慢はさせたくないと、そんな強がりを。]
…っ、とに、おまえは、昔から――…!
[涼しい顔で何事もこなし、常に一歩前をゆく]
こんなことまで、先じゃなくてもいいだろうが。阿呆ッ!
[明かりを絞られた室内に、低く詰る声が響く]
あの指輪…トール先輩からの、だったのか…?
[一度は嵌め、そうして外した薬指の]
期待か、それとも未練だったか。
…。まァ、人のことは、言えねェけど。
[胸に手を置いて苦笑する。未練ばかりは他人のことを笑えない]
/*
っていうか、別にキスして血の味ってそんなつもり(唇が赤くなるとか)じゃなかったんだけどねwwww
そんな風に描写されると、恥ずかしいじゃないか(*ノノ)
――後は向こうで勝手にやんな。
トール先輩と仲良く逝ったんだしよ。
死んだ後くらい…… 身勝手に生きても、いいだろうさ。
[公爵としてではなく、ただのリエヴルとして]
…。結局おまえは、どちらで居ることを、望んでいたんだろうな。
[戯れのように、死を纏った相手に呟く]
………いいや、違うか。
どちらでいることのも、望んでいたのかねェ。
[てめえは欲張りだから。と、薄く苦笑して背を向けた*]
なあ。
ディークとかよぼよぼの爺さんになって来たらさ。
……笑ってやろうぜ。思いっきり。
[そうすることが出来れば、どれだけ幸せか]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[再び戻ると、今度は本国からの通達と、個人的な手紙が届いていた。
「放熱」「風」「炎」の“問題がなければ”の到着予定時刻を知らせる物と、
本国からの改めての戦争意義、そして、いわゆる「落としどころ」についてだ。
>>4:512概ねはカサンドラが言っていた通りの事が書いてある。
戦術的勝利、あるいは引き分けを望むもの。
それらを短期間で成果として出せとのお達しだった。]
勝手言ってくれんな相変わらず中央は…。
[眉根を寄せ、今度は手紙の方を見る。
蜜蝋の印が押されたそれは、兄からの物だった。
剥がして開けると、先ずは苦労を労う言葉と安否の確認。
そして兄の方の近況と、帝国側の兄が知る限りの事情が綴られていた。]
― 学校跡地・公国側橋付近(死亡直後)―
[静かに目を閉じた自身の遺体とともに、
リエヴルの遺体を一緒に回収するようにベリアンが命じると>>93
複雑な心境になる。
こうして遺体であっても共にいられればと願う一方で。
公国にリエヴルの遺体が渡れば、
恐らく戦争犯罪人として辱められる扱いを受けるのだろう。
彼をそんな目に合わせるよりは、帝国で英雄として祀ってほしくて。
固唾を飲んで事態の推移を見守っていると、
ソマリがリエヴルの遺体を取り返しにくる>>124]
ソマリ……。
ヴィーをそっちに……連れて帰ってやってくれ。
[公国の指揮官としては、あるまじき願いを口にした]
ま。天寿を全うしてからコッチに来ても、こっちに来た時には若返ってるかもしれねーけどな。
オレも、死んだ時よりか若くなってるみてーだし?
[よぼよぼになってから来ればいい、という声>>+110>>+114にはそんなコメントを入れておく。
牢に繋がれている状態で、筋トレで多少鍛えていたとはいえ、与えられる食料はさほど多くなかった。
鏡を見たわけではないが、処刑される頃には、かなりやつれていた筈だ。
それが、逮捕されたばかりの頃の筋力や髪の長さに戻っているのだから。
天寿を迎えた者がここに来る時には、やはりあの頃の外見に戻っていても不思議ではなかろう]
でも、たしかに。
ディークもジェフロイも、天寿迎える頃には髪がどうなってるか気になるよなー。
[自分はふっさふさで毛の薄さは心配いらないので、気楽である]
『帝国も疲弊している。
おそらく早期決着を望んでいる。』
[それから、前々から行っていた兄の領地の蓄えについて。十分になったと書かれていた。
中立を公言しながら、不本意とは言いつつも叔父譲りの狡猾さで帝国のお偉方の間に立ち行き来する兄は、この戦争が始まってから少しずつ、物品の備蓄を初めている。
こういうのが戦後役に立つからと笑っていたが、そこには色々な思惑もあるのだろう。
それに対して何を言うこともないのだが。]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[命じた通り一刻後。臨時に作られた執務室に集められた士官を前にした時の顔色は、良いとは言い難いが最悪でも無かっただろう。
軍服は血塗れたままだったが、着替える余裕は無くそのまま立って出迎えた。]
負傷している者は楽にしろ。
――…召集が遅くなったことをまず詫びる。
既に聞いているだろうが、トゥーレーヌ中将が名誉の戦死を遂げられた為、暫くはまた俺が指揮を取る事になる。
中将の死については聞いているか。
敵将トルステン・フォン・ラウツェニングとの相打ち…。
[と、言いかけて、ふっと息をついた。]
リエヴルとトールとの仲は、聞いた。
仲良く相打ち出来たんだ。…本望だろう。
それからうちの戦死者の報告だ。
リエヴル・ド・トゥーレーヌ中将
ノトカー・ラムスドルフ大佐
カレル・フォン・ブラオクヴェレ中佐
…………。
[そう二階級上げた士官の名と、それから戦死者の総数が告げられた。
死が数として語られる事にも、もう違和感がない。]
[不意に、耳にソマリの声>>192が響く。
今までなら喧嘩でも売られたかと、こちらも同じような態度で返したのだろうけど。
………………でも。今、は。]
………………悪い。
色々、お前にゃ俺の後を任せてばっかりだ、な……。
[少しだけ申し訳なさそうな表情で。
素直に、そんな言葉が零れ落ちた。]
また公国側の士官、
指揮官トルステン・フォン・ラウツェニングを始め、
ミヒャエル・フォン・デンプヴォルフ、――――……
以上の戦死を確認している。
もう一つ、懸念されていた
シロウ・ファーイーストの件だが。
レイヴンウッド技官からの情報によると、
大公暗殺容疑で本国へ送還されたらしい。
先の戦闘で本隊、並びに別働隊の方には存在が確認され無かった。
イザというときの切り札として、
控えさせてる可能性も無くはない。
が、そもそも今回の奪還作戦に対して使ってこずに、
むざむざ技官の奪還を見過ごした…
というのは向こうにとっての失策だろう。
そうしてまで、温存しているとは思えない。
別に、先にくるつもりはなかったんだけどな。
[ソマリの言葉>>193に、頬を掻きながらも。
ただ、
…………お前は、すぐに来るんじゃねーぞ。
こんなとこでまで、お前の顔なんざ見たくないんだから……。
[言葉は素直じゃないけれど。
心配そうな眼差しを、いまだ負傷の癒えぬソマリに向けて。]
[ソマリの言葉>>194には、苦笑いが零れる。]
どう、なんだろう……な。
ただ、どうしたって、気持ちは消せやしなかったんだ。
敵同士であっても。
ずっと、好きだったから――…。
[当人がすぐ隣にいることを思い出せば、恥ずかしそうに声の調子を落とす。]
……結局、最後まで手放せなかった。
今は、これで良かったとも思ってる、けどな……。
[地上の友に向けて、届くはずのない笑みを。]
………………おう。
…………ありが、とう。
[ソマリからの言葉>>195に、小さく鼻を鳴らす。
怒るだろうと思っていたジェフロイも、ソマリも。
皆がそのように言ってくれるとは思わず。
ただ、じんわりと涙が滲んだ。]
どちらでも、ないんだ……。
俺は、全てを超えて、彼と共に居たかった――…。
………………うん。
確かに、欲張りなのかもしれない。
[その望みは、生きていては適うことはなかったけれど。
でも、きっと誰かが継いでくれるのだろう。
自分よりも、もっとよりよい道で――…。*]
それに、元々二重スパイなようだったからな。
その責を問われた形になったんだろうと思っている。
その情報を提供した、レイヴンウッド技官の事だ。
ラムスドルフ大佐の献身叶い、無事救出できたのだが…
スパイ容疑を兵に問われ、撃たれた。重症だ。
現在治療中ではあるが、今後戦線での活躍は望めまい。
[カサンドラの事を告げるときは自然眉が寄ったが、
それも次の話に移り変わると、再び解けた。]
[トールに撫でられれば>>+113、
嬉しそうに目を細める。]
……辛いことも多かった、ですが。
でも、こうして皆の声を聞ければ――…。
[地上から届く声に零れそうになる涙を、堪えながら。]
……貴方が、全て受け止めてくれたおかげ、です。
やっぱり、先輩には勝てないや……。
[何も、それは剣ばかりの話ではない。
彼の人柄も。真っ直ぐな、その生き様も。
その全てが――…誰よりも、愛おしかった。]
………………そ、そう、ですね……。
[が、年を取ったディークの姿を想像した瞬間。>>+114
ミルクティーを噴き出すのを堪えるのに、必死である。]
あ、俺、あんまりお酒強くないので……。
甘いものなら、少しは……。
[トールの言葉>>+115には、恥ずかしそうに応えた。
社交パーティなどで飲む機会はあったが、帰路で馬車の中で眠ってしまうのが大半であった。
トールが一緒ならば、酔いつぶれても問題はないのだろうが。
しかし、珈琲のみならず苦い物はアルコールでも苦手だった。]
…それを踏まえて、今後についての大よその方針だ。
本来であれば、公国将が死んだこの機を逃さず、
今すぐ打って出たい所だが…こちらの消耗も激しい。
このまま砦戦にでもなったら戦果は上がらんだろう。
先ずは休憩と治療とを並行して、後方から来る魔道具の到着を待つ。
それから――…
公国の前進拠点まで進むつもりだ。
前に出なければ、ここに出てきた意味がないからな。
元々短期決戦というのは周知しておいたとおりだ。
それに向けて、公国の前進拠点周囲の調査、また警戒強化を行う。
向こうがどう出てくるか解らん以上、
警戒が足りないという事はないからな。
これは各隊を順番に任に回すつもりだ。
ただし負傷者が多くて手が足りんという所は申し出ろ。
部隊を再編成させる。
[腰を壊すなというシロウの言葉>>+117に、また顔を赤らめるのだが。
がんばります、とか。
気を付けます、とか。
そんな言葉を返すのも恥ずかしくて。]
………………むぅ。
[ただ、赤い顔で教官を睨むのだった。]
[続く言葉>>+119には、僅かに目を瞬かせた。]
あ、そうなんだ。
残念、ソマリの年とったところとか、見たかったのに。
[そう応えながらも。
先輩二人の髪の話には、あえて触れずにおいた。]
先ほど本国から通達が来た。
数年に続く激戦に伴い、国力も低下しており、
本国も公国との和平交渉を考えているそうだ。
だが交渉に入る条件は、戦術的勝利、あるいは引き分け、だ。
前進拠点を落とすか、あるいは落とさなくとも、
被害を与えられれば本国も納得するだろうと踏んでいる。
これまで様々な犠牲があった。
犠牲の大小を計ることは出来ないが、
傷を負ってない奴など居ないだろう。
そんな中で戦果を、今へと繋いでくれた
各々のこれまでの武功には感謝している。
しかし、あと一息だ。
あと少しだけ、帝国の為に力を貸してくれ。
[そう告げると、士官らに頭を下げた。]
大よその作戦を先に話したが、各々の報告も聞こう。
異論も勿論受け付ける。
他に勝率の目がある作戦立案が出来れば、そちらを優先しよう。
また報告内容如何で、
作戦詳細を変えるつもりであるとは念頭に置いていてくれ。
[こちらの通達が終われば、
とりあえずは報告をと、集まった者らを順に促した*]
― 通話中 ―
……………。…………。
[>>175 ヒンメルは死んだ、と、通信機は語る。そっけない声。
きっぱりと。……終わった事のように。
ふわふわと浮いていた気持ちは、一気に地面に落ちて。目の前でしんなりと潰れている]
……エルンスト・ヒンメルの遺族は、
彼の遺体を確認したいそうだよ。
よく似た別人かもしれないから。
[溜息みたいに言葉を吐き出して。
軽く首を振った。
聞く耳も、語る言葉も、彼は持っていないのかもしれない。
死んだ、だって。
――……そこに。そこに、いるのに]
それでは不服、っていうか―――……。
[>>176 通信機の前で、何かをぱらぱらと捲る音]
手元の資料によると。ある要人の死に、エルンスト・ヒンメルが関わっている、とある。
彼の遺族は、少女の殺害しか目撃していないらしいが。
[捲っているのは、この辺りの地図。資料なんぞあるわけがない。
――……リエヴルは何と言っていた?
なんでもいい、繋げ。注意を引け。……ハッタリでいいから。
何も知らないことを悟られるな。
冷や汗が掌に滲むが、声音には微塵の揺れもない]
そういえば、エルンスト・ヒンメルは、他国の出身らしいね。
生前は傭兵団にいたと聞いたけど。出自はどこだっけ。
ああ、資料によれば、――……どこかの少数民族みたいだね。
[再び、頁を捲る音。……手近にあった、ただのダイムノベルである。
本当に捲っているのは脳内の資料室。
彼の出自ははっきりとは知らないが。
少しだけ聞いたことのある故郷の食べ物の話や、故郷の風習の話を手掛かりに。
各地の風習や民俗学の本を頭から捲り、そこから似たようなものを選び出し、より分け続けていたことがあった。
絞りきれはしなかったが。……口にするのは、曖昧なものでいい。
この数年、何もしていなかったわけではない。
……彼の手がかりを、丹念に追っていた日々]
/*
投票先なー… まだちょい迷っている。
クロイツとダーフィトがどのあたりでぶつかるだろうかというのをちらちら見つつ…。
/*
冷や汗やばい
ハッタリぶっかまそう計画しか思いつかなかった!
要人って、皇帝を意味していないけど
皇帝を意味してもいいじゃない的な
[使い物にならなくなるとか聞こえた。>>+132
しかも、腰が悪くなったりするのかとか、確認してる。
大丈夫なのかな俺……と、ちょっと不安にならなくは、ない。]
いやー。リエヴルの方はいくつになっても初々しいな。
おもしれーおもしれー。
[赤い顔で睨んでくるリエヴル>>+130と、まったく動じないトール>>+132に、悪戯っぽい笑みを浮かべて言った後。
ふっと表情を和ませる]
………こんな風に、またオマエさんたちと話せるようになるとは思わんかったな。
お前らが死んだのは惜しいが。
[などと、思わず零していたが。
腰を悪くする話には、くくっと小さく笑って]
さあなー。
オレもこっちで試した事はないから知らんが。
……………死んだ後でも疲れてる奴[と言いながらリエヴルを示し]が居るんだから、腰痛めたりしてもおかしくねーだろ。
今その民族が、どうなっているのか"知らない"けど。
[知らない、というアクセント。意味深な。
実際、知らないのだが]
大変だね、これが公になったら。……どうなってしまうんだろうね。
ひとりの犯罪者の、単独の犯行のようには書かれていない。
もっと組織ぐるみのもののようだ。おそろしい民族だね。
身の内に入れて守るよりは、一族ごと突き出しちゃった方が早そうだ。
――……ほら。尻尾きりの方が、楽だろう?
[くつくつと笑って見せる。さも楽しそうに。
固有名詞をまるで出さない会話。
情報を出し惜しみしているように、聞こえていてくれたら――…*]
[>>178 揶揄には、肩を竦めてみせる。
投げた揶揄が、冷たく返り――……。
なんだか、ひどく淋しい気持ちに襲われる。
(――…声に出すな。滲ませるな。余裕を保て)
必死で何かを叱咤する]
――…どちらの用事か知らないが、特に困っていないのでね。
お気遣いはありがたいが、外注の必要はないかな。
やっぱりそういうのって。愛がないとね。
無理やりとか、技巧ばっか重視とか、つまんないでしょ?
……たまにはいいけどね。
[含み笑い。
腹を括ったのだから、走るしかない。
……通信機の向こうの声に、必死で耳を欹てて、言葉を紡ぐ]
[次々と戦死者の名が呼ばれてゆく。
かつての旧友たちの顔がよぎって、感情の裏へと過ぎる。
戦死者の総数。
…おそらく公国側も似たようなものだろう。
今回だけで、これだけ多くの命が消費された。
一度の戦でこの調子では……これからどれほど消耗してゆくのだろう]
[シロウの言葉>>+135に、赤らんだ顔をふいっと背ける。]
あまり、からかわないでください。
[そう拗ねたように応えながらも。
続く言葉には、ふと目を細めた。]
……そう、ですね。
こんな形ではあっても。
少しでも、こうして穏やかな時間が持てるなら……。
[きっと、幸せなことなのだ……と。
小さく、独りごちた。]
― 回想・卒業の後 ―
果たし状がきたぁ?
…相変わらず、暑っ苦しい奴だな……。
[ジェフロイの手紙>>4:437を見ての、第一声がこれだった。
あいつあの手の怪我どうしたんだと内心思うも、この手紙を送りつけてくる程度には回復したんだろうと納得しておくことにした。
つまり、知らん。心配するだけ無意味だろう]
ロッカーに手紙なあ。
[ラブレターか。とは、流石に口にしないけれども。
呆れ顔で、それでも立ち会うとなれば、
溜息混じりに付き合うこととなった。
何のかのと、こいつらに付き合うのもこれが最後だ]
[トールとジェフロイ。ずっと張り合い続けてきた二人だ。
その勝負は互角であり続けた。
面白がって眺めていたこともある。
少し羨ましいような、はみ出したような気分で見ていたこともある。
けれどそんなことは何も言わずに、面白おかしく眺めていた。
そんな立ち位置が良いと、ずっと8年間を過ごしてきた]
見ててやるよ。
[そんな自分に、今この立場はぴったりだ。
二人に宣言して立会いの傍に佇む。
開始の宣言などしない。案の定、必要なかった>>4:438
ジェフロイの、そしてトールの声が響く。
勝負は互角に推移して見えた。
裂帛の気合で重い木刀同士が打ち合わされる。
ジェフロイが木刀を薙ぐ、トールがそれを受け打ち返す。
それをやっぱり、面白がるような羨ましいような気で見ていた]
[打ち交わすこと、どれほどの時が経ったろう。
やがて鈍い音が響いて、トールが痛みに顔を歪めた。
見れば同時に、ジェフロイもまた腹を押さえている>>4:438
それでもやり合おうとする様子に、息をついた。
おもむろに木剣を手にとって、]
おい。決闘じゃねえだろうが。終わりだ終わり!
[べしべし。と、叩いて少し乱暴に仲裁を試みる。
怪我人になるべく容赦はしてみたけれども、
冷静さを失った同級生どもにはさてどうだったか]
それにしても、お前らさあ……
[どうにかこうにか双方引き剥がして、息をついた。
何やら引き剥がされても叫びあっている様子を、
しらしらと眺めみてやる>>4:439
結局なんだ。8年か。8年、こいつらこれを続けてたのか。
そして俺は8年こいつらに付き合ってきて───]
かっっ っわんねえよなああ!!
[成長してないというのか、もやは性分か。
自分もトールもジェフロイも。結局8年間、これか。
そう思うと無性におかしくなって、けらけらと笑った>>4:439
両方から睨まれた気もするが、気にしなかった。
おかしくておかしくて…残念なような気が少しだけした。
それも全部、笑い飛ばしてやった*]
[それが今。トールは欠けてしまった。
もはや彼らが剣打ち交わすことはなく、
それを眺める機会が巡り来ることも決してない。代わりに、]
…───あれも引き分けだったっけ。
[卒業前の立会いを思い出して、苦笑の形に唇の端を上げた。
勝ったと言い張ってはみたけれども、それだけだ。
結局、勝負はついていないのだ…自分たちも、まだ。
8年の後に巡り来た6年で、自分たちは何が変わったろう。
…何が変わっていないのだろう。
彼に再び勝負を挑む可能性のあろうこと。
それが嬉しいのか悲しいのか分からなくて、
知らず、唇から音のない息が零れた*]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[ソマリ達がやってくれば、軽く目礼を送って。
戦死者の報告を聞きながら睫を伏せた。
ノトカーの話はこの直前に副官から聞いた。ミヒャエルがやってきていたということも。彼が何のためにここまで来たのかは分からない。
そこは倒れてはいけない時に倒れていたら終わってしまっていた。自分がノトカーを撃ったことも、微妙に薄れているところがあるらしい。触れないのが徳ですねと副官に言われた。
カサンドラのことも、どの隊の兵であったかは告げられなかった。どちらも士気を維持するためには当然の運び。だが。
自らの内に沈めておく真実は、時に重たく圧し掛かってくる]
(―――……嫌だ、嫌だ、切らないで)
(繋がりを消さないで)
(死んだなんて、言わないで)
[――……喉の奥で、誰かが泣きながら叫んでいる。
涙なんて。
いつだって。
何の役にも立たないと、幼い頃から知っている]
―――……切って、いいの?
俺は良いけどね。
[>>178 通信機の向こうに。くすくすと笑ってみせた*]
[不意に抱き寄せられ、蟀谷に唇が寄せられれば>>+136
そのまま、安堵したかのように、トールの身体に身を寄せた。
見られていたのだろうかと思えば、少し、恥ずかしくもあるが。
彼がこうしてくれていることに、心がじんわりと温まるのだった。]
………………はい。
今、もう……しあわせ、です。
[囁きには、笑顔を返し。
軽く周囲の様子を気にしながらも。]
また公国側が此方の魔道具到着を、
指を咥えて待ってくれるとは思えません。
あちらからすれば、到着前に決着をつけたいところでしょう。
激戦で国力が低下しているのは、公国も同じ。
もし仮に公国も同じように――戦術的勝利あるいは引き分けを
望んでいるのであれば、尚更、
自国の前進拠点まで攻め込ませはしないでしょう。
全力で阻止に掛かる筈です。
/*
>>186
Σヴィンセントさんマジ有能な人!!かっこいい!!
俺知ってた
俺知ってた!!!(←なにも設定考えてなかった人)
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[>>198 一刻後、士官クラスが居並ぶ中に混ざり敬礼。
自分は一応仮眠をとれたが、血の付いたままの軍服のジェフロイの姿に、彼が今迄どれだけ忙殺されていたかを窺い知ることができた。]
[>>199 並べられる死者の名に、一瞬視線を伏せる。]
――――っ!……
レイヴンウッド技官が……
[>>201 カサンドラが凶弾に倒れたことは初耳で、一瞬声をあげかけて止める。
ノトカーが助け、寄り添うように手を握っていた姿を見たのが最後。
両手を強く握りしめた。**]
軽いの、っつーと…
超定番なとこで、紅茶にブランデーとかか?
[焼き鳥にはあわなかったが。
ミルクティーになら、上質のアップルブランデーは合うだろう、と。
先ほど飲んでいたカルヴァドスのボトルをリエヴルへ差し出した]
先生。
俺はともかく、あまりヴィーをからかわないで下さいね。
コイツを弄っていいのは俺だけだから。
[さり気なくシロウを牽制をして>>+135]
はは、まだ戦っている連中には申し訳ないですが……。
俺らはこの青い世界にいてどこにも逃げ場がないのに、
いつまでも啀み合っていたら……キツイですからね。
[シロウに対して怒りを向けたのは、自分からしてみるとついさっきだが。
ここまで来てそれを引きずるのは、さすがに不毛すぎるだろう]
ああ、成る程。疲れるくらいだ。
ならばある程度自重しつつ……が一番いいですかね。
[シロウの推論に笑って頷いた]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
自分もイェーガー大尉と同じように思います。
元よりこの学校跡地は防衛に向かないと分かった上での移動。
敵もそろそろ次の補給を得られる頃でしょう。大型の火器を持ち出されでもしたら、後退しても堪え切れるか不明です。
[伏せていた目を上げる]
私の隊も、斥候に出してる残りが2割の損傷を受けております。
それでも進軍継続が戦術的勝利を得るには必要かと思います。
大掛かりな動きを察知すれば敵将も前に出てきましょう。そこを幾つか欠けさせることが出来れば、敵の士気を下げられる。
前者をクリアするなら、狙いはこちらの方が宜しいかと。
[つまりは、更に旧友を屠ることで得られる勝利の掴み方、だった]
[トールの言葉>>+140をじっと聞きながらも。
どうして自分が泣きそうになっていたのかまでわかっているのかと思えば、やはりこの人には勝てないと――そんな想いが過ぎるのだった。]
……また、泣き虫って、言われません?
[口から出たのは、ちょっと意地悪な言葉だったけど。]
…………それって、結局勝てないじゃないですか。
[続く言葉には、頬を膨らませながらも。
……本当は。
そんなことはもう、ずっと前から知っていたのかもしれない。
だって、自分はずっと彼の背中を追い続けているのだから。]
は、はい。
カクテルくらいなら、なんとか……。
でも、そんなに多くは飲めません、が……。
[トールの言葉>>+141に、引き気味に応えつつ。
嫌な予感がするのは、気のせいだろうか。]
[案の定、シロウから何か差し出されてるし。>>+142]
い、いや、別にいりませんから!!
[困ったように、トールの方へと視線を移した。]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[――……ソマリに声をかけ、執務室へと足を運んだ。
>>198 楽にしろ、というジェフロイの言葉の、厚意だけ受け止める。本当に楽にしたら即寝である。
指揮をジェフロイが取ることが明言される。
勿論、どこからも異論は出ない。
リエヴルの、……指揮官の戦死と。
ノトカー、カレルの戦死が、相次いで伝えられる。
聞きなれた階級の2つ上。
……ああ。
もう彼らは、帰らないのだと。……静かに思った]
二回位で済むと思うなよ。
[常の調子とは行かぬけれど、噴き出すその様を見て、
ほんの微かに口許が上がった。
カレルを喪って得た傷は、ずっと心に残り続ける。けれど、]
……おうよ。
お前の「了解」が聞けただけで、寿命が100年延びたわ。
[掌を打ち合わせた衝撃が、腕の裂傷に響いた。
だが、そんなことも今は気にもならぬ。
友と交わした言葉は己にとっての糧となり刃となり、――そしてきっと、盾ともなろう。*]
[トールの視線>>+144に、不思議そうに見つめ返しつつ。
別にそこまで純情な訳ではない。
ただ、人にからかわれること自体に、慣れていない。
人には強気に出がちなリエヴルのことである。
こんな風に話しかけてくる相手自体が、ごく稀で。
公爵家の当主となってからは、尚更である。
結果、どうしたってトールからの言葉には照れてばかりになるのだが。
どうして彼の言葉ばかりでこんなに心揺さぶられることになるのかすら、自分ではわかっていない。]
はは、わりぃわりぃ。
[からかわないで、と。
拗ねたように言うリエヴル>>+137と牽制してくるトール>>+143とに、からからと笑う]
何しろ、何ヶ月だか何年だかわかんなくなるくらいに、独房で鎖に繋がれてたからなー。
人とまともに会話すんのも、すっげー久しぶりだし、愉しくてついなー。
………公爵様になった後のリエヴルんトコいた頃は、軽口叩けるような雰囲気じゃなかった、つーのもあるけどー。
[張り詰めた弓のようなピリピリした空気も嫌いじゃなかったし、そんな雰囲気じゃなくても当然のように軽口を叩いてはいたが。それはともかく]
ん?
紅茶にブランデーを香りつけ程度に垂らすのも、旨いと思うんだが。
[別に紅茶入りブランデーにしろといってるわけでもないんだし、と。
困ってる様子のリエヴル>>+148には、きょとりと瞬いた]
― 会議室 ―
[フレデリカの返答>>に、ごく短い息が落ちる。
今この時、瞳に柔らかな色の浮かぶことはなく]
…。休息はお前自身も含めてだぞ。フレデリカ・ファロン。
無理は集中力の低減に繋がる…とは、
ありがたい恩師の言葉でな。
[彼女自身の纏うどこか無理を押す気配、
何も見えないと思っているのかと告げるのは表情のみ。
その恩師>>3:238も、どうしているか今は知る由もない]
連携にはそれなりの準備が必要だと、
……6年前に教えておいたはずだが。
[階級を外し呼ぶのは、
上官としてではなく個人としてでもなく”先輩”の顔をして]
…しかし。
デンプヴォルフ大尉を失って、些かそちらが手薄なのも違いない。
レナト・デ・フォルテア大尉。構わないか?
[フレデリカは未だ、レナトの指揮下にある。
彼へ確認を置いてから、再び頷いた]
ああ、そうしてくれ。
貴官の任務は先陣でも暗殺でも特攻でもない。偵察だ。
情報と命持ち帰ることを優先しろ。
[約束を。とは、今この場では口にしない出来はしない。
ペリドットに触れることも出来はしないし、
抱きしめてやることも出来はしないが]
──…。無理はするなよ。
[言葉を重ねて、とん。と、短く細い肩に手を置いた*]
/*
レトいいねレト
そこの同級生縁故素晴らしいね。
お前ら二人が残れば良いのにwwww
そしたら狙撃ランダムしにお出かけ出来ますしn(
[泣き虫とか>>+149、馬鹿とか。>>+151
言われて、むぅ……となりはするものの。
それを言うのがトールであり、またその言葉が愛情に溢れたものと知っているから。]
いいんです、もう。
[むくれ気味に応えながらも。
トールの姿を見つめれば、それだけで心が温かくなって。
……やはり、こんなにも好きなんだな――というのを、実感するのだった。]
[が、シロウだけではなく>>+152
トールからも言われては>>+153、とても弱い。]
ね、寝てしまったら、ちゃんと運んでください……ね?
[そんなことを確認しながらも。
困ったように、ボトルに視線を移した。]
/*
帝国は「放熱」で川を干上がらせでもしたらいいのでh
「風」でこっち本隊かき乱してくれてもいいy
「火」はwwwどうなるんだろうwww
…………紅茶に垂らす程度で酔いつぶれるほど弱かったっけか?
[たしか、どっかの夜会(で護衛した)時には、ワインを飲んだりもしていたような…と首をかしげた]
普段は口つける程度です、よ。
[そもそも紅茶にブランデーをいれたことすらない。
どの程度いれるものなのだろう。]
/*
ちなみに、中の人はチョコレートボンボンも敬遠するアルコールの弱さ。
桃のコンポートを食べて真っ赤になったりしたよね……。
/*
ディークメモ>
実は今それを進言しようかと書いてたところでした。
(兵器で河を…)
でも大佐が言うのを待った方がいいかな、と思ったので少し待機してみます。
ジェフロイ先輩、作戦とか全部押し付ける形になっててごめんなさい。二人での会話に、そこも挟んでおけば良かったかも…!
私もあまり戦略図は浮かべられてないのですがorz
/*
魔法石ごりごり砕く。は、拾っておくべきかなあ。
どうすっかねえ。ごく少量!!!ってしておくかね。
帝国側から「封じられたー」になりすぎてもなというところのバランス。
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[>>200 離反したシロウの話。
彼が本国に送還された事。大公暗殺容疑をかけられていること。
無言で、ジェフロイの話を聞いた。
>>220 ソマリが挙手をして、質問を口にする。
後方の魔道具の到着時期。
――……悠長に待つことなく、
早期決着を目指すことが、彼の主張であるようだった]
/*
あれ、自分の投下発言を見ていたら。
これじゃ橋を強行突破しようって言ってるみたいですよね。
まあそれもありかもしれない、ですけれど。
敵将引きずり出すというのは達成できるはず。
それは策にもなってない!というところはもう。
バトルは好きでも、大戦略とか苦手な人なのでお察し下さい(汗
そしてダーフィトの丁寧な拾い方を見て。
巻こうとまた焦っている自分がいるのを発見する次第。
急がば回れかもしれないのに、すみません…。
……資料?
[困ったような声は、やがてぱらぱらと何かを捲る音に掻き消され、続く言葉の意外さに眉を寄せる。
――要人暗殺。
ダーフィトの言葉は、トゥーレーヌ先代公爵に対してのものであったろうか。
だが、己が思い浮かべたのは別のことだった。]
……何が言いたい?
エルンスト・ヒンメルが、何に関わっていると?
[寝台に手をつき、身を起こした。
暗い天幕のなか明滅する魔石を眺め、慎重に、声を低めて問う。]
……資料?
[困ったような声は、やがてぱらぱらと何かを捲る音に掻き消され、続く言葉の意外さに眉を寄せる。
――要人暗殺。
ダーフィトの言葉は、トゥーレーヌ先代公爵に対してのものであったろうか。
だが、己が思い浮かべたのは別のことだった。]
……何が言いたい?
エルンスト・ヒンメルが、何に関わっていると?
[寝台に手をつき、身を起こした。
暗い天幕のなか明滅する魔石を眺め、慎重に、声を低めて問う。]
[……とはいえ。
まずは、橋の向こうのアレをなんとかしないと、
前進拠点には進めない状況のような、気がする]
まあ、粘ってもらって。長い補給線に喘いでもらうのもいいけどな。
……とはいえ、こちらも同じか。一応拠点はあるが。
市街地にでも潜んで、補給部隊を個別に叩く――……のはどうだろう。撤退を促せるだろうか。
同じことされないように気を付けないとならんけど。
あー、防衛にもまわすと、兵力たんねー……。
[口の中でもそもそと呟きつつ、
発言のタイミングを伺ってみる*]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
>>202>>203
…魔道具の使用…ですか。
レイヴンウッド主席代理が前線にいることを想定していた計画であったのなら、送られてくる可能性の高い属性陣は、「放熱」「風」「炎」>>1:748を組み合わせたものでしょうね。
上手く運用すれば一気に片をつけることができます。
…ただ、射程距離の問題がある。
士官学校に設置した場合、間に川がある為、通過中に強い水属性の影響を受け威力もある程度相殺されてしまいます。
最も効果的に設置するなら対岸。
公国兵をある程度退け、橋の前に陣をおく必要があるかと。
[少数民族。――その言葉に、きり、と唇を噛む。
何処まで知られているのか。
いや――『ヒンメル』からそれは辿れない。
ヒンメルが、ボルドゥの民と名乗った事は一度もない筈だ。士官学校が喪われた今は、尚更。
自らの出自は、学長と――恐らく彼により記入された書類にしか残ってはいまい。
そう言い聞かせてはいたが、不安は消えず。
やれやれ、という調子を装って囁いてみる]
……ほう? 教えてほしいものだが。
そんな資料を、何処で手に入れたというんだ?
[彼が自らの足跡を追っていた事は知らなかった。
――卒業してからも、故郷の詳しい話はしていなかったと、その記憶も手伝っていた故かもしれない]
/*
説明くさい一文
あんましあれこれやっちゃうのも良くない
どっかで激戦になって死ぬことが村の目的
ガチで考えたらあかん
というか、あちこちの防備まで兵力回せない状況の方がいいよね。
― 学校跡地・臨時執務室 ―
ああすまん、到着は明後日、明朝だ。
[>>220ソマリに到着予定時間を聞かれれば、
言い忘れていた事を付け加えて。]
ただし『無事だった場合』というのが頭につく。
無論護衛もつけて届けるだろうが。
明後日までならば、とは思ったが…それも難しいだろうか。
[とはソマリ、ウェルシュに問う。]
現状橋を塞がれている状態だからな。
そこを一掃して速やかに進む為には、
魔器があった方がずっと有利に進む、と踏んだが。
― 学校跡地・臨時執務室 ―
ああすまん、到着は明後日、明朝だ。
[>>220ソマリに到着予定時間を聞かれれば、
言い忘れていた事を付け加えて。]
ただし『無事だった場合』というのが頭につく。
無論護衛もつけて届けるだろうが。
明後日までならば、とは思ったが…それも難しいだろうか。
[とはソマリ、ウェルシュに問う。]
現状橋を塞がれている状態だからな。
そこを一掃して速やかに進む為には、
魔器があった方がずっと有利に進む、と踏んだが。
……それでも難しそうか。
[各々の隊からの声に眉根を寄せる。]
その場合、橋の前にいる連中を一掃し、
その足前進拠点を叩く…は、少し厳しいか。
あるいは、手を分ける。
橋前に敵を引きつけておく間に、別隊が渡河し、拠点を狙う。
[どう足掻いてもリスクが伴うが、
成功率でいえば後者の方がまだ目があるだろうか。
意見を伺いつつ。]
……それでも難しそうか。
[各々の隊からの声に眉根を寄せる。]
その場合、橋の前にいる連中を一掃し、
その足前進拠点を叩く…は、少し厳しいか。
あるいは、手を分ける。
橋前に敵を引きつけておく間に、別隊が渡河し、拠点を狙う。
[どう足掻いてもリスクが伴うが、
成功率でいえば後者の方がまだ目があるだろうか。
意見を伺いつつ。]
/*
帝国の動きが出てくる前に、こっちの陣形定めるのも都思ったが、あれか。やっとくべきでしたかね……
かもしらんな。
その場合、公国の補給部隊が何処にいるか、何処を通るか、からだな。
[>>237ダーフィトが呟く声を拾うとそう告げた。]
斥候を出して補給経路を調べて――これも時間が必要となるので、
斥候隊がそのまま補給路を襲う形になるだろうが…
そうだな。防衛も足りん。
[意見というよりは、考えをつらと口にしたようなそれにも返したが、我ながら纏まりはみられない。]
は、はい……。
[笑われているのが恥ずかしい気もしつつ。>>+158
紅茶にブランデーが入れば、軽くトールに礼を言って。
そっと、ティーカップに唇をつけた。
0〜30:平気、31〜70:ほろ酔い、71〜100:Zzz…48 ]
― 通信オンライン ―
[気のなさそうな返事。
だが。―――食いついてきた。>>239
慎重に、慎重に。……へまをしないように]
――……情報の出所を安易に教えるほど、
平和ボケしてねぇつもりだが。
とある貴族の筋、とだけ言っておこうかな。
多すぎて特定できないだろうが、ね。
……そっちの方にも興味がある方だから、
俺も色々調べたんだよ。
[そっちってどっちだろう、と内心苦笑する。
彼の中の想像が、いくつかの点を結ぶ事。――……それを待つ]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
明後日……。
[ジェフロイの補足>>240を受けて、ソマリとダーフィトの方を窺った。補給の頻度などは彼らの方が詳しいだろう]
いえ。間に合いそうならそれに越したことはありません。
あれは我が軍の圧倒的なアドバンテージですから。
[眉根を寄せるジェフロイ>>241に、ゆるく首を振る。
完全否定しているわけではないのだと]
渡河も今のままではポイントを絞られていると思います。
カディーネ中尉の所では遭遇戦もあったようですし。
[言いながら、自分も考えを纏めるため下唇に指を添える]
[たいして入っていないはずなのに、ほんのり顔が赤らんでいる気がするのは、きっと疲れているせいなのだろう……。
そう、思うことにした。]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[>>242 ぎくり、と肩を震わせる。
……声、大きかったか。
素直に手を挙げて、発言の許可を求める]
――……どのみち。
斥候部隊は、敵本隊との交戦には向きません。
公国の補給路を探りつつ、ゲリラ戦を挑んで
個別に妨害する方がお役にたてるかと。
橋向こうの奴らには、今度はこちらから火矢を放ってやろうかと思ってたんですが。
甲冑で魔法は防げても、中身は生身の人間ですから。
[前回の交戦で、しこたま撃ちこまれた火矢。
――……多少はお返しをしてもいいだろう]
……先輩は、そんなにいつも飲むんです、か?
酔ったりしない、の、かな……。
[よく知るのは、学生の頃だったから。
普段はどうしているのだろう、と。
じっと、トールを見つめ、聞いてみた。]
はい、偵察し情報を無事持ち帰ります。
[命を復唱し]
それをすれば…迷惑になる人がいますので。
[肩に置かれる手が、とても暖かく、大きなものに感じられた。
それを…求める場ではないことも理解しながら]
― 蒼い世界 中庭のベンチ ―
[目を開く。
血に汚れた軍服ではなく、教官時代の白衣に簡素なシャツとスラックスという格好だった。
ただ流しているだけの髪も変わらない。
すっかり染み付いた動作で、バレッタで邪魔にならないように髪を纏め上げる]
『 ぷぅ…』
[足元を見れば、兎が愛らしいしぐさで誘っていた]
……シチューが、食べたいな。
[呟いた瞬間、兎も身の危険を感じたのか、全力で兎ジャンプして去っていった]
……だから、弱いって……言って、るのに。
[ティーカップを受け取り、再び口元へと運びながらも。>>+165
幾分拗ねたように呟き、僅かに目元を赤らませたまま、じっとトールを見つめた。]
[トールの答え>>+169を聞けば、口元からティーカップを離し。]
………………いい、な……。
[羨ましそうに、ポツリ、呟いた。]
……俺も、先輩とお酒飲んだり、したかった……。
むぅ、ずるい……。
[誰に対してずるいと言っているのかも、よくわかっていないが。
酒を嗜むトールという、自分の知らない彼の一面があることに、幾分拗ねているようだ。]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[会議ではこれまでそうしてきたように、誰かの意見を聞いてからそこに自らの意見を添えてゆく形だった]
カディーネ中尉の提案された作戦も悪くないかと。
幸い、ここは水に囲まれた地。魔方陣を利用したあの道具を使う現地としては不利ですが、逆に言えば水は豊富にある。
火矢の応酬そのものに対する備えは、此方の方が若干有利となるはずです。
後にここの残骸の利用を諦めて人的防護を優先に応戦すれば、数日内ならどうにか耐えられるものではないかと。
それより後に、届いた魔具を利用しての殲滅を狙う……。
[ソマリの発想>>252に、ヴィンセントを見た]
/*
……中の人は、酔っ払いRPは何度もやっているんだ。
わりと得意な方だとも思う。
しかーし! 女キャラでしかやったことがない!!!
男キャラでって、どうなのそれ!!!!
落ち着けよ俺!!! 色々おかしいだろ!!!
― 通信ON ―
[>>246 何かまずったかな、と。
内心冷や汗をかきながら、どうにか会話を繋いでいく]
目的?
……そうだね、まずは金かなぁ。
それと、情報。
[とりあえず、俗っぽいベタなところを口にする。
多少は油断してくれるといいのだが]
俺自身は、さして"そっち"に興味はないんだよね。
でも、情報は高く買ってくれるところに売りたいし。
何を知ってるか、だって。……ははっ。
これまで、見返りもないのに得られる情報なんてあったか?
[笑って見せながら。
……息が、苦しい。そろそろ引かなくては。
長く続けるものじゃない。ぼろが出る、わかってる。でも。
――……内容がどんなものでも。
話を、声を―――]
/*
疑問なのは、数日後にするにしても作戦決まってないと動けなくないですか?という部分だったのですが。
魔具届いた!これ使って派手にいっちょやろう!で最後までノンストップGoするのもありなのかなとも思えてきました。
違ってたら人の流れについてくのを頑張るとして。
あと、大型火器って前線拠点に据えられるのでしたっけ?
やっぱりそこまで攻め込みはしなければいけなかったのかもしれない。ジェフロイ、重ねて余計なことごめんなさい。
[>>247 苦く笑って。……ぽつりと、口にする]
遺族はまだ、彼の帰りを待っている。
……俺はその気持ちを、大切にしたいと思ってる。
[遠い遠い誰かの。……悲しい声を。
胸に満ちるそれから、僅かに距離を取ろうとして――…]
されるか、じゃない――…必要かどうかなんだよ。
[――…距離を、取りきれず。
言葉に、淋しさが滲んでしまった*]
[先ほどまでは荒れ果て、あちらこちらに焦げた形跡のあったシュヴァルベの士官学校とは違う]
[かつてのように、中庭には木々と下段があり、暖かい春の風が吹いていた。
優雅な学生はよくここでお茶をしてたものだ、と振り返る。
そんな優雅さはついぞ欠片も持ち合わせず、慌しく駆けて転ぶか、アルバイトをしていた自分にはまるでご縁がなかったが]
ずるいって……。
ディークとか、レナトとか、ステファンとかミヒャエルだぜ?
一緒に飲んでたのは。
[貴族である彼らとは社交界で繋がりがあったから。
自然と共に呑む機会は作っていた。
もちろん、一番多かったのはディークなのだが]
それに今、一緒に飲んでるじゃないか。
[あまりビールは好かないのか。
いつの間にかグラスに入った酒は、カルヴァドスに変わっている]
/*
ちなみに、発動条件が『液体』なので、油の中にぼちゃんしても発動するんだわ…
だから、炎と放熱を油とともにぶち込めば、公国軍のレアステーキができ、かつ風向きを「風」で帝国軍に来ないようにすれば一方的な殲滅が可能です。戦車で来られてもこれでは生きていない…
ただ、打ち返されたら悲惨。
/*
ダフィー必死過ぎだよ〜〜〜あと喋りすぎ
もっとぼかしていいんだよこういうときは!!
とほほほ
それっぽく見えててくれええええ!!
/*
ダーフィトとクロイツはいいなぁ。
いっぱい通信機ごしにおしゃべり出来て。
これが立場の違い……か。
(回想はしたけど)
― 学校跡地・臨時執務室 ―
数えればこれから丸2日程度、だな。
中央も「終わらせる」という意識なんだろう。
出し惜しみせず準備していたんだろうな。
[>>244>>245ソマリとウェルシュを見やりながら。]
そうだな、橋以上に経路が限られかつ危険を伴う渡河は、
あまりやりたくないのもある。
全経路を張られる事は無いとは思うが…
鉢合わせの可能性が付きまとうのもな。
だからこその魔器、だが。
ふむ…それで良さそうなら、明後日明朝まで
ここで持ちこたえさせて、それからだな。
成る程。
[>>248肩を竦ますような素振りは気に留めず、
手を上げれば許可し、意見については、また暫く考え込む。]
斥候隊をどうするかはさておいて、
火矢か、防衛にも役立ちそうではあるから、
今からでは十分な数の用意は難しいだろうが…
多少でも用意させておくか。
[纏まらない考えは一度置いて。>>253ウェルシュの意見にも同意するように頷くと、矢に関しては準備をする事に。]
/*
冷たく交渉をしながら、淋しさも出していく!
そんな高等テクニックが俺に可能だと思うか!!!
ちっくしょーーーーーむずかしいよおおおお
・・・・・・せん、ぱい?
[どうしたのだろう……>>+172
と、ティーカップを唇につけたまま、軽く首を傾げた。]
帝国軍前線部隊の偵察、監視。
デンプヴォルフ大尉の担当区域をというのであれば…
先の一件もあります。偵察範囲は一回り狭く。
[確認が向けば、フレデリカからディークに視線を移し頷いた。>>233
潜入でなく偵察であれば、と念を押す形だ。
本来ならば無理をするなともう一押し止めるところではある、が―――]
わかった。フレデリカ・ファロン少尉。
貴官に任を任せる。
[必要なことは上官が告げてくれたから、彼女への声掛けは簡潔だ。
部下の肩に手を置き、言い含めるかのようなディークの声に、
どこか柔らかな想い滲むのは、気の所為ではないだろう。>>233
先輩顔で暗に休息を促す表情がやや硬いのは、却って、内に秘めたものを押し隠すようにも見えた。
後にディークと相対する時、相談を依願という形に変えたのも、この情景を見たからとも言える。* ]
[が、続く言葉>>+174を聞けば、再び拗ねたような顔つきへと戻る。]
俺だって、先輩と、そう、したかった……。
一緒にお酒も飲みたかった、し……。
逢いたかった、し、それに……。
[元より国が違うのだから無理な話でもあるのだが、そこまで頭は働いていない。
今一緒に飲んでいると言われれば、どこかとろんとした目でトールを見つめた。]
…魔器なんだが、
[>>252ソマリの質問に被さるようにして、>>238こちらもヴィンセントに疑問を投げた。]
炎はわかる。使い方も明快だし、その使用を中心に考えてもいた。
それ以外の組み合わせについてが、いまいち解らなくてな。
技官が健在であれば、直接意見を聞きたかったのだが
…残念ながらな。
………カサンドラ、せんせ?
[懐かしい校舎の中から、当時のカサンドラがそのまま現れたかのような。
白衣姿の元教え子で元同僚の姿を見れば、驚いて瞬いた。
幻でも見ているのだろうか、とも思ったが。
「シチューが食べたい」という、昔も今も変わらぬカサンドラの台詞と、あわてて逃げ出す仔ウサギの姿に、思わず吹き出した]
よぅ。久しぶり、か?
[自分にとっては久しぶりだが、カサンドラにとってはもしかしたらほんの数時間前にわかれたままかもしれない。
自分にはその辺りはわからないので、あいまいに声を掛けてみた]
[アルバイト内容は様々であった。
兎に角運動能力が壊滅的に駄目だったが、家庭教師をするには若すぎた。
結果、起用な手先を生かす工房などに出入りして小遣いをかせいでいた。
仕事は選ばない。
その中の一つに、とある樹の樹脂の加工成型があった。
「士官学校の学生さんも買いにくるのよう」
と、仕事を紹介してくれた下宿の女将(男)はいっていたが。
まさか後に同級生になった学生が愛用することになるとは知らなかった]
少尉 フレデリカは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
[一方、かつての優雅な学生代表は、
中庭で優雅なティータイムを洒落込むつもりが、
なぜだかほろ酔いモードである。]
ほんと、おなかすいていたんですよね。
[何せ公国軍の食事情が悪すぎた。
最後に食べたものは何だったか――
そうだ、マムシにイモリだ]
あ、シロウ先生、この間は干物ありがとうございました。
美味しくいただきました。
[伝えそこなった感想をいいつつ。
ありがたくぱっと出てきた焼き鳥とショットをいただいた]
[>>258 考えつつ、口を開くジェフロイを見やり]
……火矢については、既に若干の用意はありますが。>>4:262
改めて手配を頂けると、そこそこの数は揃うかと。
斥候隊の運用については、改めて
ご判断を仰ぎたいと考えております。
[ソマリの方をちらっと見つつ]
明後日、ですね。それまで、兵の休息と準備に努めるとして。
魔器については、アイゼンシュタイン少尉のご説明を伺って、補助等に尽力できればと。
前哨狙撃兵 ダーフィトは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
竜騎兵連隊長 ディークは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
[夢でも見ているのだろうか。
報告できく、壮絶な相打ちを遂げたことになっているトールとリエヴルが、中庭でほろ酔いイチャコラしている。
一気に飲み干した酒の見せる幻かとおもって目をこすった。
幻じゃなかった]
……お前が側にいれば、お前ともそうしていたさ。
[リエヴルは今まで、自分の側にいなかったのだから――。
だが、そう出来なかった過去を並べ立てても、
もう元の時間には戻らない]
わかってる……。
今まで、お前と過ごせなかったぶん……。
今から取り戻そう、な。
[優しく笑いながらも、
とろんとした琥珀の色に、心が熱くなるのがわかる]
まだ酒には酔ってないはずなんだがな……
[ぽつりと零してリエヴルを見詰める瞳は、
同じようにとろりと甘さを湛えて]
そうか、カサンドラ先生には、『数日振り』程度だったか。
[自分と目の前の女性との死んだタイミングの差を確認する。
これほどにココに来る前の時差が大きいのは、自分だけなのだろうか]
オレは、投獄されて処刑されるまで、大分掛かったからな。
つーことで、ひさしぶり。
………アレを美味しく食べれるあたり、つくづく……
[マムシとイモリの干物をおすそ分けした事を思い出した。
薬の材料にする予定だったが、処方する前に自分が投獄されたから、あれはそのまま廃棄されただろうか]
そんなだから、保護したくなるんだよなー。
ほら、もっと焼くから食えー。
[焼き鳥とショットグラスを手にするカサンドラに、追加で焼き鳥を焼いていく。
最初に準備した串はそう多くなかった筈だが、なんだか焼き始める前より、生肉の刺さった串が増えてる気がした。
つくづく不思議空間だ]
/*
まだ死んでませんwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
私にとっての青ログは、
「夢」です
今のところはねwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なので、カレルとかがやっているような地上との絡みはやらない方針
公国軍大尉 ベリアンは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
[可愛いと言われれば>>+186
少し恥ずかしそうにトールの瞳を見つめるが。
続く言葉>>+187を聞けば、赤らんだ顔で、ゆっくりと頷いた。]
やくそく、です……から、ね?
その、………………。
……いろいろ、がんばります、から……。
[自分で酒に誘っておいて、酒が飲めないという状態になることに気付いて、そう、言葉を選びながらも。
それでも、やはり一緒にいたいという思いが強い。]
― 公国軍拠点:執務室 ―
入れ。
[会議後、言葉通りにやって来たレナトを迎えて、
報告>>87に耳を傾ける。
こと細かに語られる報告は明晰だが、報告書の通りでもある。
確認するように繰り返された報告>>88を聞くうち、]
・・・・・・・・・・・・・・・ん。
[ま、いっか……とばかりに、トールに甘えるように身を寄せた。
普段なら、人目を気にして照れたり恥ずかしがったり隠れたりとするところであるが。
酒が入ってしまった為か、容赦なくトールにすり寄っている。
カサンドラが来たことにも、まったく気付いていない。
というか、多分周りは目に入っていない。]
帝国軍少佐 ウェルシュは、少尉 フレデリカ を投票先に選びました。
……?
[一度、彼の言葉が止まった>>89
それに目を向け、沈黙のままその先を促す]
…、なるほど。
その「取引」に敗れて奪われた、か。
ん…?
だから───…潜入して奪還したい、と…?
[そういうことだったのか、と。浮かんだ推論に眉を寄せる。
現状において、潜入任務などは通常考えがたいのだ。
なのに何故彼女は、あのようなことを口にしたのか>>73
或いは自分の失点を取り返そうと思ってのことだったのか]
ああ、いや。フレデリカのことじゃない。
心の動きというのは…厄介なもんだとしみじみ思ってな。
…これは、俺の想像だが。
フレデリカ・ファロンはジェフロイのやつを慕っていた。
相当に、な。
これは貴官にも分かるだろうが、
…ジェフロイにはそういうところがあったから、
[そうやって人に慕われるところがあった。
少し懐かしむようにして口にする。
目前の彼もまた、かの同級生とは同室であったはずだ]
信頼してないとかじゃなく。
信頼したかったのかもな。
感傷的だし褒めるわけにも認めるわけにもいかんが、
[それは恐らく。ミヒャエルにもあったのではなかったか。
彼も任務よりも、咄嗟に心で走ったのではないのだろうか。
彼もトールも……シロウにも、また。
心あればこそ暖かく、あればこそ厄介でもある]
……理解は… …
[出来なくはないとまで音になることはない。
本来ならば、これすら上官として口にすべきではないのだろう。
それでも少しの口調の崩れ>>92に、
少しの本音を滲ませることは許されようか。
僅かの苦味は、琥珀の瞳の笑みにも混ぜて]
───もっとも、それで判断を揺らしているようでは困るが。
[息をつくように、言葉を締め括った]
そのままでいい。
[姿勢を改めたレナトに、短く告げた>>93
いうが、口調改まるならばそのままに]
力不足か。手厳しいな。
だが…承知した。ではファロン少尉はこちらで預かろう。
いや。どちらにせよ偵察任務は本隊で統括する。
本隊の指揮を執る以上、そちらに移しても構わんだろう。
[真っ直ぐ見据え来る紅瞳>>93を見返して諾を返す]
それこそ、任せておけと言うべきかも知れんがな。
……、なに、俺が安心…?
[ただ。
続けられた意外な言葉>>94には、僅か目を見開いて瞬いた。
ディークは士官学校時代から女性との付き合いがある。
けれど一方でカサンドラに笑われるほど疎くもあり、
つまり、周囲に色々気づかれているとは思ってもいない]
もう、小さい後輩ってわけでもないんだがなあ…。
[だから彼の言葉は、そういうことかと。
微妙にずれた方向に理解して、苦笑を返した*]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
アイゼンシュタイン少尉。
その3つは連用前提で用意されているものでしょうか。
[視線を向けて、ヴィンセント>>238に尋ねる]
イェーガー大尉の質問にも通じますが。
もし「放熱」単独で川を一時的にでも干上がらせる事ができれば、特定ポイント以外から渡河するも可能にならないかと思いまして。
前に使われた「風」「放熱」の組み合わせによる嵐は、それこそ大量の海水がなければ出来ないものだったかと記憶しております。
「火」と「風」は、敵本陣攻略の際に使えればより効果的ではなかろうかと。
[ソマリ>>252やジェフロイ>>261にも向けて、最新の魔器事情には詳しくなくなってしまったが久しぶりに魔器の効果を頭の中で展開しながら考えを口にした。
最後のは火を風で煽るイメージなのだが、具体的にどうなるかはそれこそ専門家の意見を仰ぎたかった*]
・・・・・・・・はいっ
[トールの言葉>>+197には、笑顔で頷く。
不自然な間になど、当然気付きもしない。]
[が、続く問い>>+198を聞けば、数度琥珀色を瞬かせた。]
・・・・・しげ、き?
おれ、が? せんぱいを?
[甘えるように、その胸元に寄り添いながらも。
何のことだろう……と不思議そうに首を傾げた。]
戦争の前線に居たんだ。
死の間際まで、色々と忙しかったろうからな。
仕事的にも、精神的にも。
[妙な気分、というカサンドラ>>+196の頭を撫でる手を止めて、また焼き鳥を焼き、お米のお酒をちびちびと飲む。
自分も、死の間際まで――栄養失調などで処刑前に死なない程度には与えられていたが――あまり食事に恵まれていなかったので、カサンドラほどではないが食欲は旺盛だった。
だが、続く言葉に手が止まる]
…………ノトカーと、ミヒャエル?
あいつらも、死んだのか……
いや、少なくともオレはまだ見てない。
まあずっと投獄された末に処刑されたオレが、皆より先にこっちに来てたくらいだし、死んだ順番とここに着く順番には、多少の差はあるみたいだが。
/*
>>+202
へ、平気で受け入れた……だと……!?
先輩、強い、な……!!
ちょっ、えーと、これで受け入れられたら、俺どうしたらいいんだろう……(悩)
あ、新しいパターンだ……えーと。えーと。えーと。
/*
元気を失いそうになると
昨日のソマリのロールを読む
(;゚∀゚)=3 色気により復活する
本当ええろぐみせてもろたわ……
どうやってあれを構築してるのかガン見してしまうよな。そしてまたグラがすごくいいんだ……
/*
ど、どうしよう。
制止されると思っていたが、まさか受け止められるとは……!
ええっと。ええっと。
やばい、こっちが恥ずかしくなってきたー……!!!!
精神的な疲れ、とかそういうものはなかなか崩れるまで自覚しえなかったのが、本当に、ね。
[ため息をつき、もう1杯。
顔色が変わらない不思議]
――そうです、か。
うん、先生のほうが私よりも長生きしてそうですね。
[まだ彼女は死んではいないのだが――
そう呟き、暫くおなかを満たすのに食べまくった**]
[厳密にはまだ死んでいないカサンドラが、この世界にやってきたとは思っていない。
トールやリエヴルたちと違って、自分が死ぬより遥か以前の戦場での生者たちの声は、その耳に届かないから、知る術もない]
まあ、長生きっつーても。
誰と話すでもなく、ただ窓もない牢ん中で繋がれて、ぼーっとしてただけだけどな。
[カサンドラがまだ食べるようなら、追加の焼き鳥をさらに焼きつつ、『もっとちょーだい』とねだってくる隠密わんこ隊やスノウなどに、ネギなしで肉だけを焼いたものを献上したりしていれば。
さらに、その場の顔ぶれに変動がでたりするのだろうか**]
[優しく撫でられれば>>+202
嬉しそうに目を閉じ、その掌にすり寄った。
が、トールの言葉>>+204を聞けば、寂しげな表情が浮かぶ。]
……おれは、いつだって、せんぱいにふれていたい、な……。
[困ったような声音に、しゅん……と肩を落とすのだった。**]
そして俺に――…旧ブラオクヴェレ隊を含む騎兵隊の統率を、
新たな責務として任せていただけませんか?
[真剣な色をした蒼氷の双眸が、真っ直ぐ金の瞳に注がれた]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
[>>252 ソマリの言葉に顔をあげる。ウェルシュの視線も同時に感じた>>253。
そのまま、発言許可を貰い説明を始める。]
全く威力がなくなるとまではいきませんが…
炎の場合は、攻撃力が格段に落ちます。
河は、水分が巻き込まれて濃霧が発生し、一時的に水位の下降が起こるでしょうね。
その後の隠密行動、奇襲攻撃には便利かもしれませんが、攻撃力が高く稀少な炎魔法をそれで消費するのは…どうなのでしょう。
更に、敵陣営の渡河の危険性も増します。
水と組み合わせて利用する作戦なら…一番有名なのは「嵐」
組み合わせは「放熱」「風」そして「大量の水」
2年前、海に落として>>0:403公国海軍を壊滅させた方陣です。
範囲指定ができません。帝国軍の拠点が河に近すぎる為、採用するなら公国に気がつかれない内に拠点を放棄する必要があります。
[>>261 ジェフロイの言葉には、少し考える様に記憶を手繰る。]
「風」と「放熱」だけの組み合わせで攻撃力を重視するなら、「竜巻」が出てくる可能性はありますね。
熱により、風の流れに強い影響を与え、突風の通過位置にあるものを薙ぎ払います。
「嵐」と異なるのは、一定範囲内での制御が可能なため、範囲指定、誘導が可能です。
但し、一回につき数射しか使えず、効果範囲はさほど広くない。効果時間も比較的短いため、地下や堅牢な岩山等に陣を置く相手には不向きです。
この条件を考えると、攻撃兵器として一番考えられるのはやはり…「炎」に、油や魔法石の鉱塵といった触媒を足したものが一番考えられるかもしれません。
[>>275 ソマリにいつも通り向けた視線。
返ってきたまなざしに、僅かに違和感を感じ。
ん?と思った時には。
既に、ソマリは口を開いていた。
――…斥候部隊長を辞して、騎兵隊を率いたい、と]
.
>>272
ドーベルニュ少佐の言われる放熱単独で干上がらせる方法についてですが、理論的には不可能とは言いません。
ただし、かなり大量の魔力が必要になります。
具体的に言うなら、河全体を沸騰させ、全ての水を消失させる程の熱量が。
中途半端に水を残すとわが軍の馬は熱湯の中を超えて移動しなければならなくなりますから。
実行するなら、完全に干上がらせること前提ですね。
火と風が効果的なのは、間違いなくその通りですね。
炎の方向性を風で誘導し、ある程度意図的な方向で攻撃を与える事ができる。
この組み合わせが採用されているなら、比較的扱いやすい兵器になるかと思います。
[あからさまに、げ、という顔になる。
一言の相談もなかった。完全な不意打ちである。
いや、まあ、それは今は置いておいて。
意図は――……?
そう思いながら耳を傾ける。
斥候隊は、本隊との交戦に向かない。
先ほど自分が口にした言葉だ。
公国の竜騎兵隊は強い。
統率のとれた騎兵による応戦が必須だろう。
……確かに、カレルを失った隊をソマリが率いるのは
妥当なように思われた]
>>272
…運用についてですが…
私の記憶にまちがいなければ、これらの陣は、原版がレイヴンウッド技官のオリジナルが1つしかない特殊陣形です>>1:750。
氷乙女のように、事前に準備をしていたとしても大型魔器に装填できるだけの魔力を準備するには一月程度の時間がかかる。
それぞれ一度くらいしか使える量はないのでは…と考えます。
[隊長職を拝命するかはもとより選択権はない。
降りてきたら従うだけのことだ。
――…ディーク・フォン・ベルンシュタイン。
ソマリの口から出た名に、目を細めた。
つい先日、相対したと思われる相手。
(……つまりは。
("師匠"と、一戦交えたいんだな……)
……わかるけど。
無意識に額に手をあて、
小さく、息を吐いた*]
…これは、あくまでも渡河もしくは橋を超えた時前提の話ではあるのですが…
もし、事前に最前線での拠点調査を行うなら、工兵隊の技術班を伴い、確認させて頂きたいかとは思います。
どんな魔器がくるにせよ、使用条件・設置場所の条件が厳しいものが多く>>1:750、むやみやたらな箇所に配置することができません。
位置を誤ると、自軍への損害が発生する可能性もありますから。
元士官学校敷地内から運用するなら、大体の調査は終えていますので、その場合は特に問題もないの*ですけどね。*
……わかります。
あの人は、そういう人だ。
すぐ感情的になるし、人にも自分にも厳しいし、苦労性で、きっといつか禿げるに違いないと思ってるんだ。
しかも何だかんだ…
……情にも、厚い。
[敵国の指揮官を余り褒める訳にも行かないが。
目の前のディークであれば、ジェフロイとも近しい。
常ならば相応しくない表現を自分に許して、腰元に下げた剣に視線を落とした。]
即座にファロンやカサンドラ技官を打ち抜かなかった、
打ち抜けなかったのも、恐らくはそうした甘さでしょう。
それはノトカー…敵指揮官のラムスドルフにも言えることですが。
[沸々と言葉の端々に滲むのは、怒りだろう。
敵兵に対し情けをかけて、彼ら自身の身を危うくしたことへの。
戦場で相対しておきながら、矛盾した想いだとは思うが。
場と状況に相応しくない言葉は口にすることなく、
本筋から逸れぬようにと、削りながら、言って。]
そりゃあな、人間らしい心の動きですよ。
信頼した相手、親しい友、慕う先輩や可愛い後輩を、信じたいというのは。
……それが許されるというなら。
それで戦が終わるならば、俺だってそうしたいさ。
………だが、違うでしょう?
[シュヴァルベの地で見送った幾人もの知己を思う。
けれど、大多数の命を背負えば安易な判断は許されない立場でもある。
自分たちは国の駒の一つに過ぎず、
今立っているこの地は戦場なのだ。
まだ、「情」で情勢が動く段ではない。
それでは血は流され続けるばかりだ。]
――――、
俺とは違い、「ディーク先輩」ならば、また違う道も示してやれるんじゃないか?
フレデリカと先輩を見てて、そんなことを思ったんだよ。
[どういう意味かまでは断定せずに、犬歯を覗かせた。
何に気づいているとかそういったことは、笑みに隠すだけ。]
多分……、断らないと思ってた。
というわけなので、よろしくお願いします。
俺にとっても大事な後輩なのには変わりない。
ああ、別に厄介払いとかじゃあねえってことは、
あいつに伝えなきゃならんけどな。
[彼女はどうも、そんな風に思っているきらいがある。
それもまた、信頼関係が浅いゆえだろうと苦笑するばかりだが]
……俺からの報告は以上になります。
[最後だけは“後輩”の態度は鳴りを潜め、
きちりと踵揃えて上官に向けての敬礼を取る。
そして、そう締めくくった。*]
― 公国軍拠点:執務室 ―
そうか。すまないな。
であれば貴官から説いて貰うのが適当だろう。
───頼む。
[既に叱責を行ったとの言>>290、
ならば説明も彼から行われるべきだろう。
それを宜い、ごく短く頷いて]
禿げる、か。…ははっ。
それはあいつにも聞かせてやりたいな。
[どんな顔をするだろうか、あの不器用にも思えた同級生は。
きっと怒るだろうと、軽く笑う。
あまり懐かしむわけにもいかないのは分かっている。
彼もきっと、そうだろう。けれどいま少し。この空間でだけ]
…ああ。
[怒り滲む言葉たちを苦笑する思いで耳にする>>292
怒りはどうやら、彼らへと向けられたものだ。
それは…彼らの身を危うくする情に向けてのものであり、
必然的に彼の───レナトの情をも浮かび上がらせるのだが]
あやうい、よな。
[それらは音にはせず、短い同意のみを向けるに留める。
続く代弁>>293には、言葉添えずに似た笑みのみを返し]
ああ、違うな。
俺たちが情に流れては、無駄に兵の命が失われる。
それでは俺たちのいる意味がない。
無識のままあれば俺たちは大義を失う……
…ただの、人殺しになる。
[短く苦く笑う]
────…
[情の話に、少しだけの沈黙が挟まった。
彼は自分がカレルを撃ったことを知っているのだろうか。
彼の死の引き金を引いたことを。
少しだけ迷って口にはしなかった。
言っても、きっと切ない思いをさせるばかりだ]
なんつーか設定間違ったというかさびしいというか縁故ないというか
シェットラントとカーク以外、誰が死んでも余り悲しんでない気がする…
いや寧ろ「悲しいけどこれ戦争なのよね」というか
それで割り切れるキャラになってしまった
あるのは良心の呵責で、運命への呪いじゃない
村趣旨果たせてなくてまじすまん/(^o^)\
でもみんなが果たしてくれてるから見てるだけで幸せだ!!!!!
[疑問はあるのだ。ずっと。
消そうとしても消そうとしても、消えないままに。
ただ、今はそれを問おうとはしなかった。
或いは彼の胸にもあろう疑問。
平和の為に人を殺し続ける矛盾への疑問。
けれどそれは口にはしない。───…してはいけない]
揺らすなよ、お前も。
[それは自身の死に繋がるから、と。
困ったような表情>>295に告げ、続く言葉に小さな笑みを零す]
分かってる。……いや。
「力不足」とまで評されるフレデリカが、な?
どれだけの評価を得たのかと思うと、
[少しおかしかったのだ。と、言葉足して>>295小さく笑い、]
……?
[不意にレナトの口調がくだける>>297
その内容にまた琥珀の瞳が瞬いて、不審げに微かに眉が寄った]
レト?お前、なに言って…… ?
[問いは笑みに遮られる>>297
そ知らぬ振りで続く言葉に、問いの機会は失われたまま]
…。承知した。
では、そこんところは良く話をしておいてくれ。
俺じゃそこのフォローは出来ん。
[フォローするつもりはあること、無自覚に覗かせて]
ご苦労だった。
[同じく、上官としての答礼を返した*]
まあうん、夜中に考えていると落ち込むな…\(^o^)/
こう、ダーフィに殺されないとどこにも行き場がない気がしてきた
― 公国前進拠点・私室 ―
[フレデリカが陣を離れるよりも前のこと。
ディークは一度、彼女を私室へと呼び出した。
以前と同じく、人払いは済ませてある。
彼女と二人きりになれば、男はじっと、彼女を見つめた。
やがて────]
[ くしゃり ]
[金の髪に手が伸ばされる]
[くしゃり][くしゃ][くしゃ]
[細い金の髪を無言でかき混ぜるように撫でて、
そうしてそのまま腕を回して、小さな身体を抱き寄せた。
声が直接響くように胸元に彼女の頭を抱き寄せて、漸く口を開く]
俺は今は、上官でも先輩でもない。
そのつもりで聞け。
───…。
…。他の男に心許してんじゃねえよ、
… 馬鹿。
[低く告げる。
やがて彼女が顔をあげれば、苦笑帯びた琥珀と視線が交わろう]
話は聞いた。お前、あいつと顔合わせたんだろ。
ジェフロイのやつと。
…。知ってるよ。
お前が何となく、あいつに憧れてたんじゃねえかってこと。
ひょっとしたら──…
[好きだったのかとは聞かない。
ただ胸のうちに、密やかに沈めるままに]
/*
でぃーく
wwwwwwwwwwwww
wwwwww
いや、ちょっとごめん。更新したら不意打ちで。
夜中に(多分本人より先に)独占欲ロールを目に入れてしまったこの衝撃よ…。
けどな、フレデリカ。
俺は……、心が狭いから、
[彼女の顔を覗き込むように屈みこむ。
碧の双眸に微笑んで、頬に手を添えた]
…。あいつでも。誰のことも。
お前が心に残してなけりゃいいのにって、そう思うよ。
[苦笑して言い、また彼女の髪を撫でる]
…───本当はこのまま、
国に連れて帰って、腕の中に守っちまいたいけど、
[この手の届くところなら。駆けるところなら。
守り抜いてみせると、そう誓ったから]
けど、なあ…。
トールのやつが、余計なもん押し付けて逝きやがったから、
[苦笑して友の名を口にする。
殿下でも公子でもなくトルステンでもない、古い名を]
…だから。止めはしねえけど。
[出来ないけれど]
必ず絶対帰って来い。何をおいても帰って来い。
帰ってきたら…──この戦いに決着をつけたら。
一緒に帰って、そして…約束通り、ずっと俺が守ってやるから。
お前さ、知らないだろ?うちのこと。
結構田舎に家があってさ、母上の焼き菓子が美味いんだ。
俺の好物でさ…食べさせてやるから楽しみにしてろ。
[間近に微笑んで、未来を告げる。
そうして指の先をペリドットに触れ、]
お前を──…フレデリカをまた守るように、な。
[石に微かに口付ける。
おまじないだと、言って*笑った*]
ディーク終わったら投下しようと思って待ってたが割りと気まずい…wwwwwwwwwww
///<●> <●>///
こんな気分
………済まない。……
[ちいさく呟き、もう一度、頬を撫でる。
恐らくは今ここで、己しか知らない謝罪の理由。
その懐に、キャラメルの缶を抱かせようとして。
――暫く考えて開封し、幾粒かを己のポケットに入れる。
口にするつもりはなかった。
……ただ、出来るところまで持ち歩こうかと、そう考えたのだ。]
[死者が増えていく事に感慨を抱かなくなったのは、いつの頃からだろう。
――或いは、あの懐かしい名前を捨ててからのことだっただろうか。
胸を締め付けるのは、呵責にも似たもの。
彼らの生に、死に、自分が負う責を思う]
(これは悲しみではないのだろう)
[惜別に泣く事もできない。
運命を呪う事もできない。
懺悔を請うことも、できない。]
『ダーフィト、何を読んでいるんだ?』
[いつもすこし変わった小説を捲っている親友が開いていた、ハードカバー。
図書室のものだろうか。変わった表紙は古くて、文字は細かく詩的に綴られている。
それは、ひとりの老人が悪魔と賭けをする物語だった。
この世の真理に絶望し、不幸の底を漂う彼に、ある言葉を口にさせれば悪魔の勝ち。
彼の魂は、悪魔のものとなる。]
『面白そうだな。――なんて言葉を?』
[そう尋ねた己に、彼はそのページを開いて指し示してくれた]
(時よとまれ、汝は――)
[天幕の入り口を捲り、屍と血の臭いが充満する内部から出る。
入り口では何人かの士官が、目を真っ赤にして俯いている。
彼ら、彼女らの朋輩が犠牲になったのだろうか。]
――………。
[あの時、あの言葉を唱えていたとしたら。
己の魂と引き換えに、全ては違っていたのだろうかと思う。
すべては平穏に美しいままで、誰も傷つくことなく、この地は平和に、 ]
そんな……
[思わず顔をみあげると、彼と視線が交わり、
離すこともじっと見つめることも定まらず、言いかけた言葉も詰まらせてしまい]
ごめん……
[結局でたのは、そんな謝罪の言葉だけだった]
うん…、ジェフロイにはあってきたよ……
憧れ……、どうなんだろう……近いのかな?
あの頃の私は、男でいなきゃって、でも…女であること捨てられなかった。捨てたくなかった。
私のことを知っている人たちに守ってもらってた。
お兄ちゃんみたいには、思ってたよ。
ジェフロイも、シェットラントも、ヴィンセントのことも……
リエヴルは師匠?みたいな感じ。
[彼の胸に飲み込んだものを察したわけではないが、その答えにはなっていただろうか]
うん…、ジェフロイにはあってきたよ……
憧れ……、どうなんだろう……近いのかな?
あの頃の私は、男でいなきゃって、でも…女であること捨てられなかった。捨てたくなかった。
私のことを知っている人たちに守ってもらってた。
お兄ちゃんみたいには、思ってたよ。
ジェフロイも、シェットラントも、ヴィンセントのことも……
リエヴルは師匠?みたいな感じ。
[彼の胸に飲み込んだものを察したわけではないが、その答えにはなっていただろうか]
ディークのことは……大切だよ……とても……それ以上にずっと……
[言葉は続かずに、一度途切れ]
初めて、こんな気持ちになる相手……。でもこれが…そうなんだって。
心がつながることが気持ちいいだけじゃなくて…、ずっと…そうして…繋がっていたいって……
[恥ずかしそうにしながら紡ぐ、慣れない言葉は、とてもたどたどしかった]
ディークに背負ってもらってるものはもっと希望に満ちてるものだから、
投げ出したりとか……
[駄目と、彼にいうことは…躊躇われ]
もし、そうしたいときがあったら…、
そしたら、私がディークを守ってあげるよ。
隊長がいってた…大切なもの…守りたいもの、私の光だから…ディークは。
[投げ出すわけにもいかないからと、あてられる額、彼との距離がとても近く感じられる]
うん、ディークのこと待たせたら悪いからね。
ディークなら公国に……、
ううん違うかな、シュヴァルベに平和を取り戻してくれるって信じてるから。
そしたら今度こそ、普通の女に私、戻っても…いいかな……?
[許しを請うように聞いてしまうのは、自分の重ねてきたものと、失ってきたものも、
全て、捨てることができずに胸に残っていたから]
―偵察任務中・渡河ポイント付近―
[馬上の人となり、3人だけの小隊は偵察任務を行う上では身軽だった]
異常なし、と。
[川沿いを北上しながらみていく予定ではじめた偵察。
渡河ポイントについてもいくつか聞いており、ソノ周辺ではより気をつけるべきかと。
何事もなく進む偵察任務に、部隊員の気持ちがだれ気味であるのを感じ]
退屈かもしれないけど、何があるかわからないのが戦場だからね。
次の瞬間には、狙撃兵に狙われて撃たれt…
[意識を少し、自分の隊員たちに向けすぎたのかもしれない。
帝国が要する独特の銃声と、横腹に走るするどい痛み、落馬しながら地面に転がる。
馬に踏まれないように注意しながら、続いて打ち込まれた次弾は馬の頭へとあたりすぐにおとなしくなった]
馬鹿……
[気の毒だとは思うが先ほどまで乗っていた馬の影に隠れ]
狙われる……頭……下げ……
[二人に声をかけながら、血を吐き出す。
やばいところ入っちゃってるかなと、傷口を詳細にみることはしない。
自力で動けそうにないのと、二人の蒼白な顔からなんとなく察することはできる]
たぶんあっちの茂みかな…見える……?
[狙撃銃を抱えなおしながら、撃たれたと思わしき方向を確認させ、
隊員から茂みに二人の狙撃兵の姿の報告を受ける]
二人に任務頼むから……お願い……
[二人が頷くのを確認してから]
私が、あっちをとめるから、その間に伝令にいくこと…
ここの報告と、それと……
[受け取ったナイフで、ディークとの約束の契りを、切り落として渡し]
指くらいで…そんな顔しない…ディークにごめんって…伝えて…
それじゃあ…お願いね……いって……
[二人にそう任せると、狙撃銃を手に馬上から乗り出し、報告をうけていた茂みのひとつに狙いを定めて引き金を引く。
着弾の確認はしない、はずさない自信があったため。後ろで聞こえる音が遠ざかっていくのを耳にしながらすぐに弾込めに入る。
もう片方へと狙いをつけ、こちらに銃口がむいてるのが見え]
っ……
[飛んできた弾はほほを掠め左耳を打ち抜いていき、奥歯をかみ締めながら狙いははずさずに引き金を引く]
ありがと…ディーク……
こうかあったよ……
[弾を撃ちつくした狙撃銃はそのまま落として、馬を背にぐったりともたれかかって座り込む。
遠くぼやける視界の向こう、二人の姿をみながら]
レナト…大尉……
二人…いまからそっちにいくので、お願い……
[短い通信をその先へと送る。
言葉の様子から、なにかおかしいことは伝わっただろうか、
向こうからの応答も聞こえてきた気がしたが、それ以上の言葉は再度吐き出した血で続けることはできなかった]
[ああ、失敗したなと通信をした後に、これも渡しておくべきだったと。
機密のために、襟元の通信機を外すと壊し]
……
[胸元のポケットを探る。
クロイツにもらったキャラメルを手にすると、最後の晩餐にはちょうどいいかなと、口の中へと。
甘さは感じられず、血の味しかしなかったけども**]
/*
そっか、時間の問題かー……
てっきりディークの元で作戦を動かしつつ、帝国側の縁故もちの人と何かやるのだとばかり。
見込み甘かったか。そうか。
複雑な手順になってしまって悪かっただろうかな。
まあ、とりあえず落とすものは落とすね…!
― 公国軍拠点 ―
[ディークの部屋を辞したのち、与えられた部屋に向かう。
フレデリカを待たせてある、急がなければ次に差し障る。
次から次へとすべきことが山積みで、未だトールに別れを告げることも叶わずに居た。]
ただの、人殺し―――か。
[大儀の元に剣を振るい、生を断ち切る。
平和への礎に、などと態の良い言葉であやふやになる命。
意味はあるのかと自問する。
葛藤もある。
ディークも、心に惑いや迷いを抱くのだろう。
全てではないだろうが、兵の多くも、恐らくは。]
揺らさねえよ。
[少なくとも戦場では。
どれだけ心が揺れようとも、信を揺らがしてはならない。]
……後悔すんのは、終わってからだ。
[自らに言い聞かせるように。*]
状況が悪くて、直ぐに話をする時間が取れなかったのは悪かった。
お前のことだ。どうせなんか思い詰めて、自分だけの所為だとでも思ってたんだろ。
偵察なんざ言い出したのも、それでか。 …違うか?
[フレデリカの答えはどうであったか。息を吐いて。]
多数の兵の命を「仕方ない」で済ませる訳には行かないが。
もう、過ぎたことだ。
先に述べたよう、こっちにも責は多分にあるからな。
だから、あんま気に病むな。
[気にするなといって気にしないわけもないだろうし、
彼女の進言どおり偵察任務は話が進んでいる。]
状況が悪くて、直ぐに話をする時間が取れなかったのは悪かった。
お前のことだ。どうせなんか思い詰めて、自分だけの所為だとでも思ってたんだろ。
偵察なんざ言い出したのも、それでか。 …違うか?
[フレデリカの答えはどうであったか。息を吐いて。]
多数の兵の命を「仕方ない」で済ませる訳には行かないが。
もう、過ぎたことだ。
先に述べたよう、こっちにも責は多分にあるからな。
だから、あんま気に病むな。
何か文句ありゃ聞くし、言う事あるならここで言え。
[気にするなといって気にしないわけもないだろうが。
余り上手い言い方が出来ずに、フレデリカの言葉を待つ態。]
[言葉があるのであればそれに返答する形となるが。
それが終わってから、少し考えるような間を取った後。]
ただ――そうだな。
決して、向いていないとは思わないが。
…だがフレデリカ、どうも俺には、お前に軍人は適職には見えねぇんだ。
[ともすれば誤解を招く言い方であるかも知れぬ。
慎重に告げるが伝わったかどうか。
能力は高く認めているのだ。ただ、]
軍人は、いつだって命の計算を強いられる。
何年か前の最終試験に、そんな問題があっただろ。
可哀想な赤ん坊一人と、馬車の乗員どちらを助けるか―――と。
命を天秤にかけるんだ。
情やら感情を排し、「一般的に」最善と思われる策が求められる。
軍が好きだ、軍人で居たいというなら話は別だが。
俺には、あんまりそうは見えてねえ。
この戦が終わったら、軍服脱いで着替えちまうのも良いんじゃねえか。
[真面目な顔で、両の手を手前で組んだ。
もしかしたら、彼女を士官学校に、そして軍に繋ぎとめている何かは、そんなに簡単なものではないのかも知れないが。それでも、確信を得たゆえに、口を開く。]
………引き取り手が出来たろ?
[ディークには言わずに置いた言葉を、フレデリカには向ける。
どのような反応が返るだろうか。
かつて鈍感の極みと評された自分でも、そう遠い予測ではない自信があるのだが。
是が返るにしろ否が返るにしろ、言葉を続ける。]
…戦場で惚れた腫れたの話も妙だけどな。
何時死ぬかも分かんねぇ時は、惚れた奴の傍に居るのが一番いい。
これはさ、ホントのことだぜ。
[近くに居られるのであれば、後悔のないように。と。]
フレデリカがどう捉えているかは分からんが。
お前に対し、失望したり嫌ったりはしていない。
ましてや、厄介払いなんて思ってはいねえ。
多少、残念に思うことはあったがな。
それはきっとお互い様だ。
お前はな、ちょっとだけ俺の嫁さんに似てんだ。
あー……まあ、見た目だけな。
だから、俺が何思ってたか言っちまうと、
もう殺させたくないし、殺されて欲しくもねえし。
前に出られんのも、傍でちょろちょろされるのも不安だ。
いや、お前の能力は十分分かってるし信頼もしていた心算だけれど、それでもだ。
……勝手な思いだ。
だからといって任務に手抜かせたりはしてねえから、
エゴか惚気か感傷かとでも思って聞き流してくれりゃあいいが。
だから、今回の異動も、そういうことも込みだと思ってくれ。
全力で護ってくれる奴の傍に、お前が全力で護りたいと思う奴の傍にいて欲しい。
万一嫌だってなら、もう一度ディークの所に相談しに行くが。
……なんてな。
[通信機は、迷ったものの手元に置く旨を告げた。
専用回線が開いているのは、偵察時にも、今後の作戦時にも便利だと思うゆえ。]
ま、単に所属が変わるだけだ。
別に、そんな改まった挨拶も要らんと思うけど、一応。
短い間だったがご苦労だった。
預けた兵はお前の兵だ。好きに使ってやってくれていい。
[フレデリカとは、暫く言葉を交わしただろうか。
ディークのお呼びがかかったとして部屋を辞すならばそれを見送って―――
まさか、偵察任務が彼女の最期となるなんて思いもしなかった。**]
― 通信中 ―
[>>273 金に困っているのか、という問い。
実際困ってないこともないので、首肯する]
うん。薬がね。
量が増えてるのと、値段が高くなってるから、
いろいろと形振り構ってられない。
……戦場で眠ったら、それで終わりだろ?
[嘘はない。本当のことだ。
両国の関係が緊迫したものになってから、
医薬品の価格が急激に上がっている]
[興奮剤は特に、前線で好んで用いられる事が多い。
品薄のため、値段は上がる一方だ。
借金をしていないのが不思議なくらいだった]
……買ってくれる気があるなら、2日以内に連絡くれ。
部下の仇と取引なんて、嫌だろうけどな。
ない場合は他に売る。
それじゃ。
[一気に言い切ってから。
通信をOFFにするために、通信機のスイッチを軽く*弾いた*]
―――――……。
[どっと疲れた。
ものの数分なのだが、なんだかひどく疲れた。
嬉しさと悲しさがない混ぜになっていて、何とも言い難い気持ちだった。
彼と離れた時の事。
思い出すのも辛いのに、それを、取引の材料として使おうとする。
他に何も思いつかなかったとはいえ、………苦しかった]
(―――…エルンスト・ヒンメルは死んだ)
[彼はそう言った。
記憶の中の甘い声と、同じ声で]
……メル。
[せっかく会えたのに。
……もう、手遅れなのだろうか。
話し合いはおろか、会話もままならない]
[顔を両手で覆い、目を閉じる。
足下から何かが崩れてしまいそうだった。
(――……会うために、生きてた)
彼が全てをくれて、それを支えにしてきたから。
それ以外の生き方が、よくわからない。
精神的に依存してきたツケが、まわってきているような気がする。
こんな迷いを抱えたまま動いたら、自分の命のみならず、部下をも危険にさらすだろう。
立て直さなければならない。
でも、……どうやって]
………どうしよう。どう、したら。
……………。
[途方に暮れた溜息が、部屋に重く揺蕩っていた*]
メル:ダーフィがダーフィがダーフィがダーフィが(′;ω;`)ウッ
クロイツ:おい、落ち着け! 昔の男などに関わっている暇が… ダーフィが(′;ω;`)ウウッ
現状俺の中でこんな感じである
ごめんよ ごめんよ ごめんよ;;
/*
ダフィーはぐにゃ〜〜〜っとカイジばりの状況になっています。
でもこの人タフだからきっかけ見つけて浮上すると思われる。
浮上しなくちゃ愛をささやけないもん。
お前はお前の言いたいことを言い、伝えたいことを伝えればいいのだ(叱咤
ただ多分、囁いてもメルは返事はできないだろうからねえ。悲しませたくないな。
小さな花を投げてるみたいな、軽くて阿呆でわらっちゃう言葉を選べたらいいのかな。
読んでて切ないログと、読んでて楽しいログをつくりたいなあ
相変わらずよくわからんままPCを走らせているのだが、路線はこれで良いのか…?
良くなくてももう転換は無理か
今日が村下孝蔵の命日と聞いて
なーまーえさえー よーべーなーくて
仕事中に『初恋』が流れて、あっこの歌詞ノトカー→カサンドラの歌やん!!と思ったとこだった()
放課後の校庭を走るカサンドラは想像しづらいけどな!!
(罰ゲームかなんか?)
今のとこ村建てとして見つけた一番の問題点は、狼の襲撃負担の大きさですね…。
寧ろ「上位二名を処刑・襲撃」にしたほうがよかったのかなあとも で、襲撃は立候補による入れ替わり有り。狙撃の意味が薄れるんだけど、LWさんの負担考えると…。
LWさん本当申し訳ない!
あとやっぱ、長丁場なので人数絞るべきだったなーとか、魔石と科学でバランス悪かったかなーとか、まあ色々ありますg うっうっ
キリングする人とキリングされたい人のバランス問題もあった…うん
しかし、明後日って兵器着くまでの間かー
どう出ようかなあ…
取りあえず金を作る算段…
1)公国の情報売る
2)鎖の国の情報売る
3)魔石残す
1は大した事知ってないしねえ 事前調査の結果は向こうの魔石内だし
2は… 鎖の国と繋がってる父の旧友が誰なのか(一応伏線は仕込んでる)くらいか
3は指輪ごと渡すという鬼展開 しかし鬼すぎて誰得になるか瀕死で渡すくらいしか思いつかない あ、ダーフィのと交換してもらえばいいのか
― 学校跡地・臨時執務室・会議中 ―
[>>289 ヴィンセントの魔器解説を聞きながら、
なんだか小説に出てくる魔対戦みたいだな、と思った。
とはいえ、物語ほど魔法の扱いが簡単であったなら、部隊運営や戦闘の方法自体が全く違うだろう。
魔器は、選ばれた研究者や技術者のみが適切に扱うことのできる、難解なものだった]
……技術班の拠点調査か。
俺も行くか、斥候部隊の誰かも連れて行った方がいいか。
調査結果は無事に持ち帰らないと意味がないからな。
[ソマリの方をちらっと見てから、ヴィンセントに向かって口を開く。
もう承諾のために見なくとも良いのかも、と思い、苦笑が漏れた。
偵察任務等で自分が同行できない場合は、メルクーリオあたりをつければ失敗はないだろう。
若干、不注意な奴ではあるが*]
― 公国・個人執務室 ―
あいつの方が、つええかも なあ…。
[レナトとの会話を終えて独り語ちた。
苦笑する思いで、先の彼との会話を思い返す]
…揺らすな…、ね。
[偉そうに言っておいて、自分はなんだ。
揺れっぱなしじゃないか。
ベリアンを助け、カレルに銃口を向けた時のことが頭にある。
あの時、カレルを先にカレルと認識していたなら。
自分には撃てただろうか。躊躇わなかっただろうか。
躊躇っていたなら、ベリアンは失われていたのじゃないか]
まったく…。
[それでは駄目だ。指揮官としても兵士としても失格だ。
ベリアンがベリアンではなく、
ただの兵士であったとしても…いや。ならば余計に。
私情で負けを選ぶこと、個人の手合わせならばいざ知らず、
今、自分たちの肩の上にあるのはもっと大きなもの。
兵に民、大きな大勢の命を背負って戦っているのだから]
…───いや。違うか。
[強い、と。レナトを評した。
違うのかも知れない。確かめるように紡がれた言葉>>294
ジェフロイたちの名を出した時に滲んだ、温かな心>>291
彼もまた、一心に自分に言い聞かせながら戦っているのじゃないか。
分かる、と。分かち合いたいような気も少しする。
けれどこれは、今はまだ沈黙のうちに、
心のうちに交し合っておくべきものであるのだろう]
…死ぬんじゃねえぞ、レト。
[カレルの分もと口にする資格はないけれど。
まるで違うようで、どこか、かつての可愛い弟子を思い起こさせる部下の面影へ向け、呟いた*]
…───いや。違うか。
[強い、と。レナトを評した。
違うのかも知れない。確かめるように紡がれた言葉>>294
ジェフロイたちの名を出した時に滲んだ、温かな心>>291
彼もまた、一心に自分に言い聞かせながら戦っているのじゃないか。
分かる、と。分かち合いたいような気も少しする。
けれどこれは、今はまだ沈黙のうちに、
心のうちに交し合っておくべきものであるのだろう]
…お前は死ぬなよ、レト。
[カレルの分もと口にする資格はないけれど。
まるで違うようで、どこか、かつての可愛い弟子を思い起こさせる真っ直ぐなレナトの面影へ向け、呟いた*]
― 公国前進拠点・私室 ―
[腕の中に抱き寄せてしまえば、彼女はひどく華奢で小さい。
温もり分かち合うように腕に抱いて、小さく落ちる言葉を聞く>>324]
…いや。
[返した音はごく短く、口の端には苦笑が微かに滲み続ける。
自分は随分と勝手なことを口にしていると知るがゆえに]
ん…、そっか。
俺あんとき、気がついてなかったからなあ……。
[彼女が名を挙げる、懐かしい名前たち>>325
既に亡い者、敵として向こうにある者]
兄、か。
[気づいていなくとも、彼女は女の子だったから。
誰か好きだったのではないかと勝手に勘ぐってみて、
…そしてこの答えに、少し安心もする。勝手なものだ]
馬鹿。そういう意味じゃねえよ。
なにもなかったことにも、心壊すことも出来ねえだろが。
…そうじゃなくて、
[その先は音にしない。
こたえは彼女が思う>>326よりも、ずっと子どもじみたものだったから]
違うから惚れたんだし。
[矛盾するような言葉を紡いで、また小さく笑う]
………ああ。
繋がってんだろ?ここが。
[とん。と、胸を指して]
そして───…
[言葉を切って耳朶に口付ける。そのまま音を紡いだ]
…──俺もだよ、フレデリカ。
[ふわりと甘く触れる、熱]
…………、
[処刑。と口にする彼女の髪をくしゃりと撫でた>>328
個人ではなく国に雇われた彼女を…彼らを、国はどう処するだろうか。軍の暗部として処するだろうか。
その先は見えることなく、
それでも任せておけというように黙ってその髪を撫で続ける]
うん…?
[やがて額に額あわせてぼやくに、返る言葉>>329
それらを聞いて、少し笑った。
一度目を閉ざしてから再び開き、にっと笑う]
[まったく、このざまだ。
トールといい彼女といい、こうも信じられたら>>331、
他に言いようがないではないか]
シュヴァルベに…、いや。二つの国に。
平和を取り戻してやらねえとな。
その時は戻れ戻れ。どんどん普通に戻っちまえ。
俺もそのまんまに戻りたい。
ただの女と、ただの俺とで……暮らそうぜ。
[許しを請うような響き>>331に気づきながらも気づかぬ風で、
瞳を細めて笑み返す。
故郷の話に漸く明るい笑顔を見せた彼女に、やわらかな視線を注いで、]
─────…
[甘いまじないを受け取った。戯れのようにまじないを返す。
やがて見交わして微笑んだ。
これが最後になるだなんて思わずに、まだ甘い夢をみていた*]
★状況まとめ
帝国側
・学校跡地は三割程度が焼失、損傷が激しい状態
・学校跡地橋手前に重装歩兵と弓兵隊を配備 公国側と睨み合い
・魔法陣の到着は明後日
・火矢を多少用意済み
・斥候部隊が補給路を個別に叩く案あり
・魔法陣を利用した渡河案あり
公国側
・学校跡地正面に重装歩兵、騎馬隊を配備 双方睨み合い
・橋からの進軍を徹底防衛
・篭城戦の場合抑え続け、本国からの大砲の移動を待つ(時期不明)
・敵進軍の場合橋を囲むように戦列を敷き、移動を狙い包囲。火力を中央に集中
・渡河が問題点
・補給路は変更されてる
・食糧の補給は来た
・潜入は禁止
― 会議後・公国前進拠点、天幕 ―
…ああ。
[ごく短い言葉の遣り取りで、物が交わされるのは昔のままだ。
ただ視線向けられるまま、それでも酒を素直に受け取る様子には、やはり同じく短い音が返った>>161
酒がコップに注がれていく。
それを目で追い、勝手にそこらの椅子に腰を下ろした。
やがて差し出されたコップの動きが止まる>>162に、目を向ける]
…。素直じゃねえか。
[平坦な声>>163に、噛み合わぬような言葉を返す。
差し出された手からコップを受け取り、腕を下ろした。
未だ酒を口にすることはしないまま]
目は昔からいいもんでな。
おかげで狙撃も捗る。
[しらと嘯いた]
、ふん。
…全力のあいつと正面切って戦って、
お前一人で、偉そうな口を叩けると思うな。
[二、三発殴るとの言葉、続く獲物との言い分まで聞いて鼻を鳴らし、]
カレルは、
…─── 俺の最初の弟子だ。
[過去形を使うことはしない。
漸く名前を呼んで、些か弱く言葉繋ぐ紫眼を見返す>>165]
…だから。偉そうに言ってんじゃねえ。
お前一人で、したことじゃ… ねえだろ。
[言葉は複数の意味を孕みながらも、端的に事実を示す。
恐らくは抱え込んだだろう男へ向け言葉を投げて、]
──────…。
[続き返される苦笑>>167に、
今度はこちらが少しの間、押し黙った。
悔しいのやら悲しいのやら、揺れる感情を落ち着かせるように、
ぐっと口元を引き絞って息を吐く]
…ったり前だ。
くそ生意気なルームメイトが、
見てりゃ随分寂しそうな顔しやがって、
[あの頃には言わなかったことを口にしてやる。
多分、当時言っていれば喧嘩にもなったであろう]
皮肉ばかりでつんけんしやがって。素直じゃなくて。
…そのくせ、部屋を出たあとも寄ってきやがって、
[いつは初めて人を斬ったときも。
シロウの処分が行われた折も。
無言のうちに顔を見せ気遣いを置いていくのも、彼だった。
いつか約した、優しい言葉は売り切れたまま。
距離は離れてあるままに、遠く過去を通じ繋がっている]
だからお前、…駄目だったんだろう。
俺とカレルは、
[そうして、未だ酒の残るコップを手にして立ち上がる。
感情押さえ込むように、黒髪を片手に握る>>168彼の元へと]
……お前には。駄目だっただろう。
[恐らくは。思った以上の衝撃を受けたのだ、彼は。
そのことに再び衝撃を受けたのではないかとも、今思う。
ほんの少しだけ低い位置にある黒髪に、
撫でるではなく、ぽんと一度乱雑に手を置いて]
―軍議時―
――持久戦、という事ですか。
[敵本拠への攻城を行わず、潜入による撹乱戦も封じる。
ディークの方針を改めて確認し、思案しつつ言葉を紡ぐ。]
確かに今、自陣は非常に消耗している。
下手に動かず、補給を第一とすることは得策とも言えましょう。
……しかし、帝国側はそれに付き合ってはいられない事情もある筈です。
まず、先立っての戦果により、敵本拠は火矢を浴び、相当の損傷を蒙ったと見られること。
また、立地の問題。――士官学校跡は二本の橋に阻まれ、守りに堅い一方、一度本拠に籠れば後方への迅速な散開が難しいという不利点があります。
前方の橋を破られ攻め入られた場合、本拠内の帝国兵は、後方の一本の橋を通してしか後退する事は出来ない。
同時に橋の前にて重曹歩兵らが睨みあっている状況、こちらが攻勢に転じた場合に、現状の侭では敵は総力戦を覚悟せざるを得ないでしょう。
バランスを崩した途端に、本拠を攻め落とされるか否かの瀬戸際に立っている、とも言えます。
――この場合、俺が向こう側ならどうするか。
まず、本拠を捨て、後退する方法。
これは有り得ますが、我が軍にとっては余り警戒する必要はないでしょう。
警戒ラインが常に戻るのみです。
或いは正面突破を避け、別働隊を渡河に回し敵軍を挟撃する、
もしくは陽動を行い、手薄になった正面を精鋭により突破するという手。
こちらは常道であり、大佐の仰る通り充分な川縁の警戒が肝要だと考えます。
――ただ、既に敵が、技官の報告にあった強大兵器の補給を要請していた場合は厄介です。
自軍が巻き込まれないよう策を講じた上での使用は無論のこと。
それに加えて大量の増援を要請し、主力部隊が敵正面を引き受ける一方、遠距離武器にて川向こうの手薄な箇所を殲滅。
馬筏を以て強引に行軍――という手も考えられます。
馬を泳がせる方法は時間も体力も奪い、また、人数も必要とする。
常は矢の的になるだけですが、それらが揃えば不可能ではありませんので。
――尤もこの方法には多数の手勢を必要とする為、後方拠点を極めて手薄にすることにもなる。
両刃の剣とも言えましょうが、一応、ご警戒の程を。
も。
[ゆっくりと首を傾げ、付け加える]
もうひとつ――
補給のことですが。
物資、特に大砲類についての運搬路の警戒を強化すべきかと進言致します。
もっとも厄介なのは敵軍斥候部隊による巨大兵器への攻撃、破壊工作が行われる可能性です。
魔器の運搬についてこちらから同じ手を仕掛ける策もありますが、敵魔法陣はこちらの兵器に比べ、起動も運搬も比較的容易であることが不安材料かと。**
― 校舎跡屋上 ―
[>>184 ヴィンセントに礼を言いつつ、
彼が作成した報告書の写しを取り。
それを拡げながら横になる。
月明かりを頼りに。
唇に指をあてながら、それにじっと目を通してゆく]
……フェルゼンベルク湾岸に関する報告、ね。
細かい地形調査。
公国も帝国も調査対象に入っている………。
[地理探索を行い、地形や気候についての情報を集める事。
――…シュヴァルベに来たとき、我々斥候隊が行った事と同じだ。
意図はおのずと透けてくる]
[声の主は3名。うち1名は多分、”イェン”のものだろう。
そして、うち1名は――――……]
帝国と公国が争っている間に、
第三国がいいとこを掻っ攫おうとしてるのか、な。
軍事介入の準備として。
まずは地理の把握と、続いて戦況の把握。
……メルはその偵察に来た、と見るのが素直か。
[普段用いている地図よりも、一回り大きな地図を手に取り、
丸めていたそれをぱらりと拡げる]
とすれば、戦乱は。長く続く方がいい……。
[ぼそりと呟いて、ポケットからコインを取り出した]
[――…コインを、ぼんやりと月の明かりに翳し。
目を細めて眺めやる。
こういった通信機には、
……二本足の獣を用いたものもあると、聞いたことがあった。
その時はまさかと思ったが。もし、それが本当なら]
(――…俺だと、何色だろう)
(淡いグレー……?)
.
[生身でついて行くことが叶わないなら、
小さな石になって、手元に置かれたい。
メルはもう、自分に興味などないようだから。
受け取っては貰えないだろうけど。
もし荷に紛れられても、捨てられてしまうか、
様々な美しい石たちに混ざって、忘れられてしまうか。
(……それでも、きっと)
(―――今よりはずっと近い)
そんなことを、ぼんやりと思った]
(何ぼーっとしてんですか。サボらないでください)
[振り向くと。
仁王立ちしているメルクーリオがいた]
……いや、月が綺麗だと思ってさ。
(とか言って、そこで寝ないでくださいね、手間だから)
(ただでさえ忙しいんですからね)
[……何故かもりもりと怒られる。
まだなにも、悪い事はしていないのだが。
――咄嗟に掌に握りこんだコインは、ひんやりと冷たい]
サボってないよ。休憩がてら、監視しながら報告書読んでた。
ここからだと、橋の向こうまで、良く見えるからな。
外壁の補修、ごくろうさん。
[ひらひらと手を振ってみせる*]
/*
報告書を拾ってみた
プロローグにもう一度目を通してみたけど
\(^o^)/おかしかったらどうしようごごーん
そして、結構怖いモノローグ。
なかなかのサイコさん
でもダフィこういう人だよな……
どっかで書こうと思っていたんだ!
/*
エスパーかなって思ったけど、
戦時下における周辺国の介入は予想される事ではあるので、思い至らない方が不思議であるという結論に至っています。
― 帝国側・会議中 ―
ありがとうございます。
浅瀬でなくとも、簡易堰を作るなりして範囲を限定した上で使用できればと思ったのですが。干上がらせきらなかった時の考慮が足りませんでしたね。
水をギリギリ飛ばせたとしても、熱泥の上を渡らせるわけにはいかない。木材の用意は……盾として消耗した後だと難しいか。
[ヴィンセントの意見>>28を聞き、後半は半分以上自分の思考に沈んでの具申とまではならない意見だった]
そうでしたか。
それでは想定がされていなくとも再調整はできませんね。
届いた形からどう活用するか。
[運用についても教えられ>>286、小さく溜息を吐く。
カサンドラの協力が得られない以上、という言葉は飲み込んだ。それは疑いを消すことが出来ず、部下の行動予測も出来なかった自分の言える言葉ではない]
工兵隊とアイゼンシュタイン少尉頼りになりますね。
[旧友の能力を高く評価すると同時、負担が集中するだろうことを少しだけ申し訳なく思う感情が僅かに漏れた*]
……そんなこと、しなくて、いいのに。
[トールの言葉>>+207を聞けば、目を細めて笑う。
言葉が途切れがちだったり、息が熱かったりするのは、アルコールのせいだろうか。]
………………ずっと、えんりょ、してたの?
[トールの意思を窺うように、じっとその瞳を見つめた。]
――――――……ん……。
[だが、耳をつままれたり撫でられたりすれば、
くすぐったいやら、嬉しいやら……。
それより、動物みたいに思われていないだろうかと、複雑な表情である。]
― 公国・前進拠点(死亡直後)―
[萌黄に映る光景は、
かつて夜通し語り合って、
一緒に酒を呑んで、
同じ旗を仰いで共に戦ってきた人達の姿。
指揮官が戦い半ばで敵将と相打ちになるという事態に、
彼らは何を思うのだろうか。
その心までは見通せない。
ただ……ベリアンがリエヴルの遺体まで
回収しようとしたのは。
恐らく、生前叶えられなかった願いを
死後にという心遣いなのだろう。
彼に一礼して感謝の意をあらわした]
― 軍議時 ―
…いや。持久戦ではない。
[クロイツの言>>378に首をゆるく横に振る]
向こうとて、いずれ自らの状況に気づくだろう。
ゆえにこの状況が続くのは、恐らくは数日。
もって数週…まではいかんだろうな。
[と、自らの予測を彼の予測>>379へと重ねる]
ただ。この数日が、得がたい時間でもあるというだけだ。
― 帝国側・会議中 ―
[魔具の方の思考から、火矢を用いた一時防衛に思考を移そうとしたところで、ソマリの発言>>275が出た。
確かにソマリなら十分に率いれるだろう。かつての寮長としての優秀さを知っている。何よりリエヴルが倒れた時も彼の統率力>>4:143が物を言ったと聞いている。
不安なのは彼の怪我の深さだが、そんなことを言っていられる状況でもなかった。
そして出てきた名前>>281に、ああなるほど、と、理解する]
……イェーガー大尉を支持します。
竜騎兵隊は、戦力だけでなくその機動力でも脅威です。
工兵隊が確認に出る際にも、陽動的にその動きを抑えておくなど出来れば有効な手となりましょう。
[ダーフィトも突然のことで驚いてるように見えた。
頭痛を堪えるような仕草>>288に僅か苦笑が滲んだ*]
ああ、そうだな…分かった。
それはそのように取り計らおう。
[クロイツから提言なされる
警戒>>380と進言>>382に共に頷き返した。
既に運搬経路は、トールの手により見直されてある。
本国からの食料・弾薬についての補給状況だ>>4:326
トールによって変更されたルートに基づき、
補給はおおむね順調に進められているはずだが]
大砲は潰したくて仕方なかろうしな。
[つまりはそれだけ大きな切り札なのだ]
大砲が届けば、敵拠点を遠方より直接叩ける。
向こうの魔法弾に比べ、こちらは射程距離が長い。
警戒もされようが、有利にもなるであろうな。
[だからこその進言>>382ではあろう]
到着予定は明後日だ。
大砲が届き次第、敵拠点へと攻撃を仕掛ける。
向こうも黙って見ているとは思わないが…
あちらからでも大砲は良く見えるだろうからな。
ゆえに、配備が終わるより前に、
戦闘状態が再開される可能性も高かろう。
さて、向こう側にある魔器は、「放熱」「風」「炎」だったか。
天候の良い無風の日には「火」に注意、だったな…。
[カサンドラの言葉、ミヒャエルの報告を思い返す>>1:750]
とはいえ、向こうさんは圧倒的に射程が短い上に、
使用条件もなかなかシビア>>1:750だ。
そこが救いといえば、救いといったところか。
大砲に油と「火」は……見たくないもんだ。互いにな。
[いつかのベリアンの言葉>>2:165を思い返す。
「火」が火薬に引火すれば、敵味方共に地獄を見かねない。
せめて投石器で打ち込む>>1:749との現状が、慰めか]
…よってだが。これまでの予測を踏まえ、
帝国軍が動きを開始した場合、大規模兵器の使用を睨みつつ、
主戦はこれまで通りに部隊によって成されるものと考える。
大量破壊兵器は諸刃の剣だ。
無闇に振り回してくることは、恐らくすまい。
投入するならば、それなりに段を整えてからとなろう。
…だがこれも予想は予想だ。
向こうが矢鱈に来るならば、応じざるを得まいがな。
但し。───…そうなれば死者は格段に増える。
[予想よりも確固たる事実を置く]
ゆえに、それより前に決着をつけること第一の目標とする。
無駄な損害を増やしても仕方あるまい。
本国より言って寄越してきた終戦の条件は、
戦術的勝利…もしくは対等の勝負。つまり引き分けでな。
可能な限り、この目標を達成することが第一義だ。
[一旦口を閉ざし、
ここまでの流れを確認するように視線は一同へ向けられる]
陣についてだが……
本隊、中央のゲオルグ大佐麾下にアリー大尉並びにクロイツ中尉。
左翼、つまり本隊の北側にフォルテア大尉。
右翼、本隊の南、この拠点前方に竜騎兵隊。
このように布陣するよう、今は考えている。
本来は俺が本隊を指揮すべきではあろうが、駒が足りん。
無理に編成を動かすより、
現状をそのままにした方が効率が良いと判断した。
なお。これは弾薬と共に本国に要求しているものだが。
魔法石の屑が、ごく僅かだが届けられる手筈になっている。
これは届き次第、卿らに渡るよう手配している。
兵に配るまでの量はない。各士官の判断で使ってくれ。
気休めかも知れんがな。
[口にするのは、魔法銃への対策だ。
カサンドラが以前語った>>2:194「対応策」のことである]
俺からは以上だ。別案があれば聞こう。何かないか?
[漸く男は口を閉ざし、ぐるりへ視線を巡らせた*]
しっかし、トールの奴。
6年分溜めっぱなしだったのかねー。
若い奴らは元気だ。いや、オレもまだまだ若いけど。
[他にも人が居る中庭で二人の世界を作っていちゃこらしてる2人を酒のつまみにしているオッサン。
一緒に飲んでくれる人募集中]
/*
ものすごくゆるすぎて伝わらない両者痛み分けの方法であるwwwwwww
<大砲に火
お互い兵器が枯渇=決め手がない=和平とかの!
― 学校跡地・臨時執務室 ―
問題は、近々到着する魔器が、どのような性質をしているか…ですね。
ここで色々設計を考えても、実際には全く異なるものがくるかもしれませんから。
レイヴンウッド技官の作成した以外の版が採用される可能性も、無きにしも有らず…ですしね。
[考え込むソマリ>>287には、そのように説明を足した。]
>>356
…そうですね。工兵隊にも戦闘工兵はいますが、主だった隊長クラスは橋を出た後の前進拠点構築に回したい。
それと、陣地外での単独戦闘ではどうしても専門兵種には劣ります。
できれば、小回りの利く斥候隊に護衛を頂けると助かります。
…人選は、そちらの隊の作戦内容を優先した上で、ダーフィト中尉にお任せします。
万が一、調査が必要な場合は…よろしくお願いいたします。
[工兵隊としては、ダーフィトの申し出に賛同を示して頷き、同意を求める様に*周囲にも視線をむけた*}
>>389
河への対策を考えるなら、使えそうな魔器がなかった場合はラウエンブルク大佐の>>241別隊案が一番現実的でしょうか…
問題は、公国側にもシュヴァルベ士官学校の出身者が多いので、あちらにも知られている可能性が高い事ですが。
逆に、こちらへ入られない様に警戒を強化する必要はあるでしょうね…
[会議が進むと、ローズクォーツの通信石の事、通信機の解析結果などの説明
>>184>>185>>186>>187を差し挟みつつ、作戦が練られて行く様子を*確認していた*]
[トールの言葉>>+212を聞けば、嬉しそうに表情を綻ばせる。]
はい……。
そのほうが、いい、な。
[そう呟いて、甘えるようにトールの肩に額を寄せる。
だが、耳元に触れられれば、軽く目を細め、身をよじった。]
[トールの言葉>>+213には、少し拗ねたように。]
え……だって、くすぐったいじゃないです、か……。
[何を当たり前のことを……と。
赤らんだ顔で、トールを見上げた。]
[ディークが机の上の手紙に気づいて、
それを手にする。
じっと見守る前で、
棚にふらつく身体を預けた彼の瞳から涙が零れた――]
ディーク……。
[もう一度友の名を呼ぶ。
届かないとわかっていても、そうせずにはいられなかった]
済まない……。
ずっとお前にだけはわかってもらいたかったのに。
お前であっても、言うことは出来なかった。
それが……。
敵であるヴィーへの思いが、兵の士気を、
そしてお前の信頼を損なってしまうのなら、
隠すことが俺の義務であると思ったから。
それがもし今のお前を苦しめてしまったのなら……。
俺はお前になんと詫びればいいのか……。
[そうして僅かの間、言葉を切り。
執務室にはディークの啜り上げる音だけが響く]
[同じ年に士官学校に入って。
同じ寮に入って。
なぜだか馬が合って、多くの時間を彼と過ごした。
やがて時が過ぎ、公国で再会し。
同じように公国の名門の家系で、
それでも互いに自由にしていられる立場だと知って。
それからも、共に学んで共に遊んで、語り合った。
ほぼ同じような昇進をして、
同じ時期にシュヴァルベに配置されて。
自らがほんの少しだけ上の立場に立たされたのは、
少しだけ家の立場が上だっただけだったけれど。
任された以上は、彼が自分に寄せているであろう期待に応えたかった。
指揮官としての立場だけではなく、彼の友として。
そしてこうして想いを、そして通信石を託すのも。
やはり――信頼する友ゆえに]
/*
本来ならディークが本隊を離れるは、ないな。
大砲の使用タイミングどうするのっていう。
だがね…ソマリに指名受けましたんでね…
許されてくださるといいwww
― 学校跡地・臨時執務室 ―
何だ、イェーガー大尉。
[>>275折り入っての頼み、と改めて言う様に、
思考と顔が、一度ソマリのほうへと向けられた。]
…何?
[先ず出た言葉には僅か目を丸くして。]
[>>276次に出た言葉には、開いた目を半分ほど閉じた。
睨むように――というよりは、見極めるように。
>>277言い分に利はあり、訴える眼差しは、いつか見たものよりもずっと鋭くこちらを刺した。
ディーク、という名には驚いたようにまた目を開く。
あいつも来ていたのかと、そう口の中で低く呟いた。
最後に会ったのは確か、トールと打ち合った時だった。
最終的に大笑いされた。
その笑みが記憶に一番鮮烈に焼きついたままの、旧友。
あの、と告げるソマリと、ディークの仲には覚えがあった。
詳しくというわけではないが、浅からぬ仲であることは、
知らずとも言い様で知れる。]
[そうしてじっと彼を見守っていたが、
ディークが気持ちを切り替えた風なのを見て、
自身も物思いを振り切るように]
あーあ。そんなに涙で顔ぐしゃぐしゃにして。
声も酷いじゃないか。
[ディークを揶揄る立場に立ったことなど、
およそ初めてじゃないだろうか]
/*
ちょっと待ってみよう。
斥候隊をどう使いたいのか読めない。
一応、どうする?っていうのは白ログ(ぷらすメモで確認程度)で聞いているので、どうしたいかを待ってもよさそう。
ヴィンセントが行くの…かもわからな……い。
フレデリカのヴィンセントへのロールによっても、手の出し方が変わりそうなんだよなー
やっぱロール待ってみよう
すまんな。
お前には学生時代の頃からフォローして貰いっぱなしで。
今またこうやって尻拭いを押し付けたけど。
それがお前の仕事だ。諦めろ。
ああ、それからさ。
昔の借り、返せないで来ちゃったな。
それ、あと五十年ほど、貸しといてくれ。
いいか、それより早くこっちに来ても絶対に返さないからな。
[望んでいるとはいえ、既知同士を向かわせる命令は、酷く罪深いものにも思ったが、感傷は僅か一瞬で消えた。本当に今更すぎだ。]
―――いいだろう。
[故に逡巡は一瞬。承諾に返した声は、低く鋭い。]
旧ブラオクヴェレ隊は任せよう。
竜騎兵隊相手にすのだから、
他から腕に覚えのある物を集めてもいい。
対竜騎兵となれば、自ら志願する者もいるだろう。
旧ラムスドルフ隊あたりは士気も高い。
竜騎兵に対抗できると思っただけの補充は許す。
威勢のいいのを連れて行け。
[そう、再編についてはソマリに任せた。]
…期待している。必ず勝って、帰って来い。
[止めてみせると力強く言う男へ、
そう言い、勝利と無事を約束させようとした*]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
ふむ…。
[他に様々な意見が飛び交う中、
主に魔器の使用について思案していた。]
魔器で遠距離の攻撃は難しい。>>283
また河を干上がらせて兵の運搬も難しい。>>203
学校跡地からの攻撃であれば比較的容易だが、炎は相殺される。>>283
効果的な攻撃を選んでの使用の場合はまず下調べが必須>>289
魔器の使用はそれぞれ一度きり、か。>>286
「嵐」は…止めた方が良いだろうな。
公国軍を川岸近く、あるいは学校跡地へ誘い込んでの使用になるが、おそらく向こうもそれは危惧しているだろう。乗って来ない可能性が高い。
渡河にも使えんとなると、やはり別な形で敵軍を叩く事に使うべきだろう。
出来る事なら、橋の前に居る連中にも使いたくない。
斥候隊と工兵隊、そして護衛を含む別働隊が、
前進拠点付近で使う―――のが最適だと思っているが。
[どうだ、とはヴィンセントへ向けて問う。]
ああ、無論、
渡河に向いたものが来るなら、そちらに使うのもいいだろう。
で、3種以外の到着の可能性もあるのか…。>>400
そういえば報告には、“魔器”としか書いてはなかったな。
[そっちの問題もあるのかと、
寄せた皺を解すように、ふぅと息を吐いて。]
物が来ないとどうにも…か。
仕方がない。何が来ても良いよう、
使う場所の候補だけは選んでおこう。
斥候隊、渡河経由で公国側へ渡り、
魔器の使用に向いた場所を探し出してくれ。
場所は複数選出しろ。
一箇所だとそこに陣を張られていた場合、戦闘後の使用になる。
後手に回るほどこちらが不利になるからな。
[>>356ダーフィトとヴィンセントに向けて、そう任せた*]
― 会議後・公国前進拠点、天幕 ―
[天幕の天井は高く酒の匂いはさして篭りはしない。
ゆらゆらと揺らす手元の中から立ち登り消える。
>>370 素直との評には言葉を挟まず、
じろりと視線を向ける。]
……狙い撃つために遠くばかり見ていると、
近くを見落としますよ
[嘯く台詞に向けてそう応じ]
― 回想・軍学校時代 ―
フェリクス先輩って、前の寮長か。
針持ってるとことか想像出来ねぇけど、人は見かけによらないな。
そういや、あの人も無類のラヴィ好きだったっけ…
[羊毛がウェルシュの手の中で形を変えて行くのを眺めながら、中庭の芝に寝転んでいる。
おやつに持ってきたパパイヤをひょいと失敬しては、口に運ぶ。見つかるとラヴィがまた毛を逆立てるので、こっそりとだ。]
ん? 美味い。
じゃなくて、美味そうだと思うぜ。
ちょい貸してみ。……うん、もっちょい背中がふっくらしていたらシチューに出来そうだ。
[リアルさ加減を食欲そそられるかで計るのには、特に疑問も抱かずに。ウェルシュの手から羊毛兎を借り受けて、裏返したり斜めに見たりしながら真面目に意見を述べた。>>4:227
兎はウェルシュの手に戻り、再び微調整が為されてゆく。
趣味に勤しんでいる時のウェルシュは本当に楽しそうだ、と思う。]
───… 。
[鼻を鳴らされ向けられる言葉に軽く口を曲げて見せてから──落とされる名前に、視線を向けて]
>>372
…俺は、
[口にしかけた後の言葉が続かない。ひとりで勝手にもっていくな。と、言われているようで、微かに息を零す。]
[ディークが押し黙る間には、視線をおいたままに、同じに沈黙を保ち酒を揺らし>>373]
>>374
… さ、
[ただ、指摘に思わず口を挟みかけて──続ける言葉が失われた。]
― 学校跡地・臨時執務室 ―
現状、こちらの作戦は魔器に頼る物が大きい。
が、万一…あまり考慮したくない万一だが、
魔器が到着しない可能性も考慮して、
大まかな作戦は、先ほど言った通り
『橋前に敵を引きつけておく間に、別隊が渡河し、拠点を狙う』
になるだろう。
また竜騎兵隊が出てきた場合は、
イェーガー大尉率いる騎馬隊を出す。
おそらく今回の主力となるだろう。
装備、弾薬の補充は重点的にこちらに回す。
[つらつらと自分への言葉が続いた最後、
ぐい。と目前で酒が煽られる。]
それは…
… しくじったな。
[放っておけるか。と、そう言われて、
零す感想はそんな台詞だった。]
生意気な部下に情けない顔を見られるかと思えば、
貴方も、気が入るかと思ったんですが、
[顔を見にいった理由を、そんな風に言うも、黒髪の上に手が置かれれば自然、顔が俯く事になる。]
─────、…恩ばっかり、俺の頭の上に乗せないでいただけますか。返せなくなるでしょう。
[下を向いたまま、ぽつりそう呟いて、飲め。と、差し出された酒を受け取る。暫しそれに視線を落とし、]
────。
[息を吐いて、喉の奥へと酒精を流しこんだ。]
魔器が到着した場合の作戦変更についてだが、
基本利用姿勢は先ほど言った、公国の前進拠点への使用を念頭にする。
それ以外の有用性を持つ物が来た場合…
渡河や橋向こうの敵に使う場合は、その都度考える。
ただし到着や連絡が遅れた場合、
魔器の使用はアイゼンシュタイン少尉に一任する。
その際の連絡は不要だ。
特に通信機を使っての連絡は避けろ。
傍受の可能性が消えたわけではないからな*
理想家が理想家をうち落とすところなぞ、
あんまり儚すぎて、
…見てられなかっただけですよ。
[駄目だったんだろう。と、言われる言葉に、そう返す*。]
………
………
[上げた右手が不自然な位置で半端に止まった。
ヴィンセントがドヤ顔で語った言葉。
本命がレト? 本命って何だ。何のことだ。]
―――、
[ラヴィの鳴き声に、はっとして。
中途半端に食いかけだったパパイヤを咀嚼して、飲み込んだ。]
美味いってさ。
[ラヴィがそう言ったかは知らないが、ヴィンセントにそう答える。
うっかりポロリの緊急報告とウェルシュのニマリ笑い>>489に直ぐに言葉を返せる気がしなかった為の時間稼ぎだが、実際パパイヤは美味かった。]
……で?
アリーセって、西寮のだろ。
金髪の―――なんか、大人しそうに見える癖、やたら押しの強い。
[最近漸く名前を覚えたばかりの女生徒。
なんだよ姫って、と眉を寄せた。
ユーリエが西寮のマドンナと呼ばれているのは同級の間でよく話題になるために知っていたが、あの娘がそんな有名人なんて聞いてない、という顔。]
………別に。ただの知り合いだし。
何か練武場を覗いてたから、
見ない顔だと思って声掛けただけで、他には何も――って、おい。
ウェルシュ、その顔はなんだよ。にやにやすんな。からかうな。
[突然の事に動揺と困惑と羞恥とが混ざったような心地で、わざと素っ気無く言って、目を逸らした。]
まー……、 まぁ ナンだ。
女ってのはその手の話が好きだからさ、
きっと何か噂が誇張されて伝わったんだろ。
何があったわけじゃなし、絶対違うって。
[ヴィンセントの部屋に来ていたのがユーリエだけでなかったのは知らないので、その時は何かの間違いだと片手を振ってそれっきり話題にはしなかった。
きちんとした形で友人らにアリーセを紹介することになるのは、猫兎スイーツカフェの開設後―――カフェの手伝いを行っていた彼女に袋掴まれてからの話になる。*]
― 公国前進拠点・天幕 ―
…うん?
[どれほど時がたってのことか。
机上のピジョンブラッドが不意に音声を発するに、
同じく瞠目してそちらを見遣った>>188]
いや。聞いていないな。
[同じく流れ出た音声に耳を傾け、首を横に振る>>190]
しかし…匂うな。
あまりにもあからさまに過ぎると思うが、
………、ベリアン…?
[確認に頷きかけた動きが、彼の言葉>>191と共に途切れた。
少し考え込むような間が置かれる。
黙って目を向けたが、出された提言に否はなく]
ああ。ではその報告は、お前に任せる。
内容もそれで問題はない…
[言いかけた音が宙に途切れる。
つかの間、思い浮かべた面影は]
ギリアン・ラムスドルフ… …
…ノトカーの義兄…、か。
[”あの”ノトカーの。
寮に来た彼をはじめて案内した時の笑顔を今も覚えている。
そして──…彼が成した地獄のような光景も、また]
/*
ウェルシュ襲撃先大丈夫かなぁ。
もし悩むようならC二人もいるんだし、赤で中身出して相談してもいいとは思うんだが……。
ごめんな。もっと手伝ってやれなくて。
― 会議の二日後 帝国軍拠点―
……レイヴンウッド技官らしいというか…いや、技術局の仕業か。
この陣形からいうと…暴発しそうで怖いのだが、いや、そう扱うしかないのか…仕様説明にも、確かにそうなっている。
効率的といえばそうなんだが…正直、持ち歩くのもぞっとしない…
[届いた魔器を前に技官全員で考え込む。届いた魔器は2種類。
一つは、「
[書かれた陣の術式と説明では、「放熱」と「風」を組み合わせ、一見「竜巻」のようにも思えたのだが、その合間に複雑に「雷撃」…取扱い難易度上位>>1:708素人が触るな危険コーティングも難しいとされている魔方陣が混ぜ込まれている。]
[何が彼をそうさせたのだろうと心に思う。
けれど今目の前に並べられるのは、憶測材料ばかりだ。
彼の身に何が起こったのかを知る術は、今はないまま]
…───頼む。
[だから繋がるかも知れぬ糸。
その先にある事務的な連絡に、ごく短く頷きのみを添えて返す。
調査を進めれば、見えるものもあろうからと納得をして*]
恐らくは、構造と効果は単純。竜巻の破壊力に雷撃の付属効果を練り込んだものだろう。
制御…というか敵陣に放り出すには、箱の横に配備されている魔法弾の山をありったけ放り込んで押し出すという力技らしい。
…まぁ、公国には魔法弾がないからそれでいいのだろうが。
これ、下手な場所で投げ込み失敗すると自爆だな…
やはり、橋前に陣地を形成する必要はあるのか…
[なんとなく、頭を抱えた。]
そしてもう一つは………
予想通りだな。
―――「
「炎」の陣で形成され、触媒は油と魔石の混合物。
ただし、込められている魔力は通常の魔器とは比べものにならない高さ。
一見小さいが、最高値まで圧縮された魔力の塊だ。下手につつくんじゃないぞ。
まさに、短期決戦向きの兵器が送られてきたわけだ。
― 学校跡地・臨時執務室・会議中 ―
[>>401 ヴィンセントの工兵隊の説明を聞き、頷いてから]
了解。人選については少し考えさせてくれ。
調査が必要かどうか、俺には判断できんのだが。
>>289 設置場所の条件が厳しいなら、したほうがいいんじゃないかとは思うぜ。
……お前は行くのか?
[手元の部隊表を眺め、斥候隊の配置や分担を確認しつつ、問う]
[トールの言葉>>+225を聞けば、何故か頬を真っ赤に染める。]
どこって……その……。
[耳元で囁かれれば、思わずぴくりと身を竦ませた。
トールの口元に浮かぶ笑みに気付けば、むぅ……とふて腐れた表情を浮かべる。]
……………………せんぱいの、いじわる……。
/*
兵器の名前のかっこよさがあがったな・・!
雷神の槌《トールハンマー》でないのが残念だけれどwwwwww
こりゃ、神々の黄昏《ラグナロック》とかくるぜ・・・!
[>>407 良いだろう、というジェフロイの言葉に、
一瞬天井を仰いでから、また表情を消す。
>>411斥候隊への命と、こちらに向けた視線。
隊長に繰り上がった事をがっくりと受け止めつつ、口をひらく]
承りました。
……何が来るかわからない、というのが、難しい所ですね。
隊を幾つかに分けて、調査に同行いたします。
[目を伏せて、静かに口にした*]
/*
お強い武器出てきたなあ。
パワーバランス…とはなりつつ。
もしや帝国軍は、圧勝したいのであろうか……
弱点描写が、見えぬw
― 学校跡地・臨時執務室 ―
渡河ポイントについては、斥候隊から受けた報告からも大体。
そう、公国側もここの地形に疎くはない。
こちらも警戒はしておきます。
[ヴィンセント>>402に応えながら、別動隊ともなれるよう部隊を動かしておく意思を表明して]
ああ、通信については。
こうして集まれる間は当然用心を優先すべきですが。
戦端が開かれてからは、適宜利用すべきと思います。
要は敵が反応できるよりも前に、こちらが連携して動いてしまえばいいのですから。
敵の動きが変わった時だけ共有するのでもいい。
こちらと同数、あるいはそれ以上に傍受端末が用意できているとは思えません。伝達速度のアドバンテージは放棄すべきでないかと。
[大体纏まったところで>>419少し大胆な意見も上げておいた。
そして準備が進んでいった二日後、魔器は到着した*]
帝国軍少佐 ウェルシュは、帝国軍少尉 ヴィンセント を能力(襲う)の対象に選びました。
――……。
[光のうせた魔石を暫くじっと見つめ、大きく息をつく。
彼は本当に何らかの情報を手にしているのかどうか。
……余りに固有名詞のない、曖昧すぎる文言を前にしては、それは怪しいものだとは感じている]
お前にしては、歯切れが悪すぎる。
……ダーフィト・カディーネ。
[苦笑し、魔石を嵌めた手の甲に唇を押し当てる。
――だが、彼の元にはイェンの石がある。
9年間の共同生活と、其処から取り出せる情報。
それらを照らし合わせれば、なんらかの手がかりにはなるのかもしれない]
/*
そりゃめるは騙せませんよ〜〜〜ぐぬぬ
でも俺頑張ったもん!!わぁん!
おまけしてよ、めーるー!めーるーめーるー!
/*
連日の諸々のせいでわりと体調もよろしくないし
吊り希望したいんだけど、
この状況で頭落ちって収集つくのかな…。
あまり投げたくないのでギリギリまで希望しなくていいかしら。
たしかに偵察のことも……
[もし彼に先に言われていなければ潜入することまで申し出るつもりだったことは言わずにおいた]
レナト大尉のいうとおりです。
[彼の吐き出す息に込められた思いの深く間では思い至ることはできないが]
すみません、最後まで気遣いをさせてしまい。
[気に病むなとそう告げる言葉に、困った顔を見せ]
/*
クロイツはさ〜〜俺の事なんともおもってないくせにさ〜〜、いちいち魔石はめた手にちゅってするのがドキドキするんだよ!
なんだよ〜〜〜!!ときめくだろ!!
お前もめるなんだよ。俺にとっては
・・・・・・・・・!!
[トールの言葉>>+227を聞けば、少し涙目になる。
離れた手を寂しげに見つめながら、そっと、トールの服を掴んだ。]
…………ごめ、んなさ……い……。
そんなの、とてもいえないって、おもった……から……。
[拗ねた理由を口にすれば。
さらに顔を赤らめて、俯いた。]
[軍人に向かないと、確かに自分でもそれは感じている。
でも、たとえそうなのそうだとしても…]
それでも私の今の居場所は、ここしかないんです。
それしか……
[いつかの試験の話を聞き]
どちらか……、なつかしい試験ですね。
[あの時の私は、赤ん坊は死ぬのが確定するようにかかれていたが、
乗員はそうかかれていなかったことからと、ずいぶんとひねくれたことも考えていたと思う。
今も、あまり変わりはないのかもしれないが]
私はその天秤を…ずっと、片側に落としてきたんですよ。
[無抵抗の子供すら手にかけている。それでも情や感情はそれでも捨てることなく……]
一般的では、たしかにもう、なれないのかもしれません。
[軍を好きかと問われれば]
わかりません、でも大切なものがある場所でもあるんです。
手にいれて失って、また新たに手にいれて、失って…、
そんなことを繰り返してきたなかのひとつ、確かに大切な場所……
[語る口調は徐々に部下としてのものではなくなり、続いた言葉に]
レナトのいうこと、わかるよ。
好きな人の傍に、大切なものを大事にしたい、誰だってそういう思いを抱いてる。
一部例外も、いるけどね。
[自分の元いた部隊の人たちが何をおもい、何を抱いて散っていったのか、
深くは知らない人ばかりである。
それでも、隊長のもとに集まった、17分隊の皆は最後まで人であることだけは捨てなかった]
ありがとう、優しいんだね、レトは。
[失望でも厄介払いでも、嫌いでもはないと、彼に笑顔で]
私もレトのこと好きだよ。こんな形でだけども、あえて嬉しかった。
[血肉に塗れた時間の中で、奥底でセピア色に色あせていった記憶のかけらのひとつ。
ディークがそれを守ってくれた人ならば、彼はそれを掘り起こしてくれた人なのだろう]
奥さんのこと、大事にしてあげてね。
[嫁さんの話にくすりと笑みを浮かべて]
戦争で不幸になる女、あんまり増やさないであげてよ。
私が言うと、すごい説得力あるでしょ。
[彼の表情はどうだったか、それでも自分の笑みは変わらなかっただろう]
[彼の部下については自分にそのままつけてもらえることになり]
ありがとう、返すときには歴戦の勇兵にしとくよ。
[彼に最後に見せたのは*笑顔だった*]
フェンリルすげーwwwww
あれだ、こっちも
戦車×2
無反動砲×3
迫撃砲×3
機関砲×10
くらい装備していいかな…wwwww
(そういえば)
[ソマリの異動を支持した後で、ふと思う]
(言えなくなったな)
[覚悟を固めて向かう朋友に、余計な情報は邪魔となるから]
(最悪となって生き残ったら大佐に打ち明けるか)
(敵将と取引しても……応じてくれる相手がいればいいが)
[いつになく、不安が表近くまで上がってきていたらしい。
弱気だと一度は深く沈めたが、消えずにそのまま残る……]
/*
う、ううん。
ダーフィトが持ってる通信機の扱いはどうなってんだ。
メモではどっかで説明された〜って書いてるが、
ダーフィトのみか?それとも公示された?
公示された場合、スパイのもんだってことで没収になりそうなんだが。はて…。
/*
カーク宛の文章を書いていて、
それが物凄く長くなりそうだから、
なんとか喉のある今日のうちに投下したかったんだけど
間に合いそうにない・・・・・。
どうしよう。
でも6日目は、ディークとの戦闘が待ってるし
絶対喉使う・・・・。足りない・・・。
まず途中まででも落とすか。
それから続き書くか。
すごい喉とにらめっこする。
・・・・・・いえないようなところ?
[トールの言葉>>+229に、暫し考え込む。
よくわからぬままに、あまり人前でくっついたらダメということだろうか、とぼんやり考えれば。
少し寂しそうにしながら、トールの腕にもたれかかった。]
……ちゃんと、がまん、します。
[そう、小声で告げながら。]
/*
うーーーん?
通信機って隠しる…でいいのかな。
ダーフィトの重要アイテムだから取り上げる訳にもいかんし、
変なところにつっこんで墓穴掘りたくない。。
― 学校跡地・臨時執務室 ―
不服か?
[>>439ソマリの方へ意識を持っていっていたが、
ダーフィトが天井を向いたりしていたのは見ていて苦笑する。]
が、イェーガー大尉を除けば、
斥候隊の隊長はお前が適任だろう。
任せたぞ。
[それから、その他の報告も聞く。
>>184>>185>>186>>187
記録媒体の件になると微か目を細め聞いていたが。]
傭兵の記録媒体については、報告のままでいい。
斥候隊預かりとし、何かあったら連絡を。
[と告げた。
通信機である事が書かれていない為、そこは見逃された形となる*]
―学校跡地・西寮―
[かつて自室として使っていた場所に足を踏み入れる。
…自分の荷物はひとつも置かれていないのに。
備え付けの家具がおかえりという声を幻聴する。
窓ガラスはとうに割れ、
かつて隣人と交わしていた合図を試すことは出来ない。
積もった年月の分だけ、埃が我が物顔で床を占拠していて。
一歩。二歩。
進めば、足跡が来訪者の痕跡を刻む。
向かい合わせの形で、壁に据え付けられたベッド。
座ればぎしりと軋む音。螺旋はすっかりいかれている]
[7年間。この片方に自分はいた。
そうして6年間、]
(……――――おまえがいた)
[同室者が使っていたベッドへ、黙って視線を向ける]
[この感情をどう表現したらいいんだろう。
笑えばいいのか。
泣けばいいのか。
叫べばいいのか。
罵ればいいのか。
…分からなくて。
最後は無表情に辿り着く]
聞こえているか? もう、眠ったか…?
[明かりを落とした部屋で、
寝転がりながら昔もそんな風に声を掛けた。
返事があると決まって、ベッド越しの会話が始まる。
盛り上がって、そのうちお互い起き出してしまって。
寝台の端に腰掛け向き合って、月が傾くまでの夜を明かした。
翌日揃って、欠伸を合唱し眠気眼を擦ったのもいい思い出だ]
/*
あ、いや、メモを見る限り
先に調査は入るよな。
二日後のログを打って今投下しようとしたのだが、なんというかな、その、な、二日後、とか言って良い状況なのかすごく悩むんだな。
や、やめてみよう。ドキドキ
フレデリカと特に絡みはないのと、ヴィンセントとフレデリカのニーズが全然読めなくて、どうしたらいいのかわからない〜〜〜部下を派遣するだけでいいの〜〜〜俺がキリングした方がいいの〜〜〜わからん〜〜!!(じたばた
ログを見る限り命中してるよな。俺ここで死ぬのか……?www
待って、当たってもいいから(その結果今日青わかめでもOK)メルに会わしてくれ〜〜〜www
…おまえを殺したのは俺だから、
おまえがもう、何処にもいないことは分かっているけれど。
いや、それ以上に。
俺が――…こうしておまえを呼ぶ資格があるのかも、分からねェけど。
(…聴いてほしい)
[喋らずとも眼差しで伝わっていたあの頃に思いを馳せつつ、
蒼氷色に願いを篭めて、幻に浮かぶ鳶色を見る]
あー… でも、
なにから話せばいいんだろうねェ。
[手のひらを額に押し当て、
くしゃり。と困ったように笑う]
…5年。
長かったかな、 やっぱ。
―戦地・部下の去った後―
[薄れた意識のなかで近寄る人がいるのを感じる。
こちらを見ながら近寄ってくる姿、顔の判別がつけられなかったけど、
着ているのは帝国軍の軍服で]
……
[傍によったその姿に、懐から取り出した銃を突きつけ…、
その動きは、幾たびもその手を、身を、血の海に漬けてきたことを物語る、洗練されたもの。
瀕死の淵にありながら、最期まで敵を撃つ意思の表れ。
突然のことか、自分が瀕死であるがためか、もしくは自分を知る人だったからか、
安全装置を外し引き金を引き絞るそのときまで反応をさせずに]
……
二日、……か。
[今日より二日後。
ダーフィトが持ち出した期限に思考をめぐらせ、眉を寄せた。
――彼は公国にとっての、その意味を知っているのだろうか。
或いは、……帝国にとっても、それは意味のある期限なのだろうか。]
おまえが卒業してから、どうしてきたのか、とか。
俺、何にも知らねェや。
あんな、最期の時間だけじゃ。
短すぎた。
短すぎたよ…。
― 某所 ―
(……でもなあ。通信機よりは、自鳴琴みたいになって)
(好きだってことを、くり返し伝えられたらいい)
(でもあんまし同じ事言うと飽きられるか)
(100種類くらいのお菓子のレシピをランダムで喋るとか)
(……あ、ちょっとそれ、いいかも)
[弾のこめられていないそれは、乾いた金属音だけを響かせ、
それきり腕から離れて落としてしまい、その腕も力なく後を追うように。
残りの弾、全部預けてきたのは失敗だったかなと、おぼろげな意識で。
相手が帝国の兵士ならば、彼に繋がるかもしれないと、どうせならばと]
……
[小さな呼吸交じりに、唇は音を漏らさず。
けれどもその仕草が伝えたい思いを相手に伝えることができるだろうか。
腰の小箱を示す仕草。
もしそれが自分の知る人のもとに渡れば、気づいてもらえると。
一番最後に入った、自分の同室者であり、兄であった人の認識票が一番上に入っているから。
シェットラントの名を刻んだものを]
[――…既に、何のための石なのかよくわからない。
そもそも、100もレシピはあったっけ。
……見たものは大体覚えているが。
指折り数えつつ、
時間を見て緩く口をひらく]
俺は、…卒業して、ほとんど軍に居たな。
あちこち行って、あちこちでナイフを振るって。
おまえを――…殺ったように、 たくさん、殺してきた。
おまえは…どうだったんだろうな。
おまえの手は、そういう血塗れのもんよりさ。
…それこそ、菓子とか、イイ匂いのもん。作ってる方が、 いいな。
ずっといい。幸せで。平和で。
おまえには、その方が――…きっと似合うよ。
といっても。
俺もおまえも、士官学校の出だ。
甘いこと言ってられねェ、っていうのも、分かるけどさ。
[手のひらを、目の前に伸ばして。
其の手で摘み取ってきた、多くの命のことを、考える]
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