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ならず者 ジェフロイ は ならず者 ジェフロイ に投票した
パン屋 オットー は ならず者 ジェフロイ に投票した
神父 アルビン は ならず者 ジェフロイ に投票した
雑貨屋 ディルドレ は ならず者 ジェフロイ に投票した
旅の作家 ローレル は ならず者 ジェフロイ に投票した
ならず者 ジェフロイ に 5人が投票した
ならず者 ジェフロイ は村人の手により処刑された。
次の日の朝、旅の作家 ローレル が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、パン屋 オットー、神父 アルビン、雑貨屋 ディルドレの3名。
パン屋 オットーは、雑貨屋 ディルドレ を投票先に選びました。
パン屋 オットーは、神父 アルビン を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
能力的なあれこれがないから、そちらがある人の意見優先でやっていただければいいなあ、と思うのでした。
しかし、でふぉると……ここは自殺票で受けを取るところじゃないんですか……!
[ちなみにジェフ→ディル→ディル]
それにしても。
今回も、見事に赤縁故スパイラルだったんだね……。
― 客間 ―
[開け放たれた扉の向こう側。
目に飛び込んできた不可解な状況に
眉間の皺は深く深く影を刻む。]
……なんだこれは。
[狭い客室に倒れ伏すジェフロイとローレル。
刃傷を負い蹲るオットーを見ればより大きく目を瞠った。
発砲音を聞くまでは彼と共に階下に居たのだから、
生き残ったどちらかとオットーが対峙したのだと予測される、が。]
銃。ナイフ。これ、 は……
まずローレル、が、
…ジェフロイを殺ったのかい……
[疑問符ばかりの思考を何とか回し、整理を試みる。
ローレルがジェフロイを問い詰めに行くのは
コンスタンツェの件もあり、筋が通ると思われる。
だが、しかし、状況的に妹の仇となるジェフロイを
彼女が銃で射殺したとして、その後何が起きたのだろうか。
ローレルから先に仕掛けたとも思いにくいのだが、
逆に同様、オットーがローレルに刃を向ける意味はどこに?
―――何が何だか分からない。]
[―――残念なことに。
この女は、銀のナイフが人狼に有効であることを知らない。
人狼騒動に関わったのは数十年もの昔であり、
今よりもずっと人狼に纏わる情報が少なかったゆえに。
そしてまた、長い年月を平和な村で過ごしてきたゆえに、
新たな情報もまた耳に届くことはなかったのだ。
だから、目に見える傷よりもずっと大きな苦悶の声の理由がナイフの存在と符号することはなく。
所持者であった男と同じように、此処にももしかしたらまた
銀製のナイフに覚えのある者も居るのかもしれないが――
その小刀は一旦は老女の目を擦り抜ける形となる。
暫く検分された後、
扉のすぐ横の小机に置かれた。]
/*
ナイフは拾うべきなんだろうと思いつつ、
気づくのもそこに触れるのもアタシじゃあないだろうと。
なんとなくアルビンをチラッとしつつ(使うならどうぞ的な)置いておくよ。
……アンタ、なぜ、ローレルに刃を向けた?
[オットーが落ち着く頃を見計らって、
ゆっくりと口を開き、問いを向ける。]
大方、ジェフロイを撃ったのはローレルなんだろうが。
ローレルがアンタまで撃とうとしたか?
それとも、ジェフロイが殺されたのを見て突発的にか?
ジェフロイとアンタは、
そんなに深い関係性だとは見えていなかったんだけどね。
[仇討ち、突発的な行動。
どちらを取っても、オットーの性格と行動の不整合が拭えない。]
……それとも……、
人狼でも見つけた か?
[カマ掛けと、一縷の願い、
二重の意味を短い言葉の内に隠して、問うた。*]
……休んでも、いいですか。
[疲れていた。もし止められなければ部屋へ戻るつもり
ふらり立ち上がり小机のナイフへ向けた視線が怯えを含んでいたことに、気付かれただろうか*]
……なるほど。
ローレルに殺されそうになったから、
防衛のため応戦した、ということなんだね?
[ふむ、と唸る。
ローレルがオットーを殺そうとした、
その真偽を確かめる術はもう、無い。死人に口無しだ。
仮にそれが真実であるならば、
ローレルが限りなく人狼として疑わしく、
又、オットーへの疑念は薄くなろう。
そして一方で、仮にそれが虚偽であるならば、
上手く躱された形となるのだが―――
楽観的な想定から最悪の想定まで、浮かんでは消える。]
[対話が進むならその言葉に耳を傾ける心算でいたが、
アルビンがオットーに部屋と休息を薦め、本人にも休む意思がある>>7のを無理に押し留めてまでは会話を続けはしない。
だが、疑心暗鬼で死者の山だけが増えてゆく
現状への苦渋は表情に滲んでしまう。]
怪我してるってんなら仕方ない。
……でももう、悠長にしている時間はないよ。
もう、3人きりしか残っちゃあいない。
今回の件で人狼が駆逐出来ていりゃあ僥倖だが、
そうでなければ明日はわが身 ……。 何事もなければいいがね。
[遺骸の移動となれば、先日同様安置場所の用意に動き、
その後は難しい表情で部屋に篭ることとなる。*]
雑貨屋 ディルドレは、雑貨屋 ディルドレ を投票先に選びました。
[幾分か鈍くなった動きで目指そうとしていたのはアルビンの部屋。
そこに確かに彼はいるのか、強く鼻をつくようになった血と死臭の中生者の匂いを嗅ぎ取ろうとした時]
……!!
[何かに気付き、四つ足は一度動きを止める。
そうして向かうのはアルビンの部屋でなく]
[死者が横たわる、生の臭いなどしない部屋。
しかし獣はそこに何かを感じとっていた。
それは今まで探しても手掛かりすら見付けられなかったもの、気付くことが出来なかったのはその獣が若く未熟だったせいだ。]
……?
[しかし踏み入った部屋に獣が思っていたものは見付からない。
困惑しながら室内を見渡して、……気付いた]
[何故理解することが出来たのか、それは分からない。人でない者としての識を教えてくれる存在をその獣は持っていなかった。
故に説明をつけるなら、本能としか言い様がない。]
[獣は悲しげに一声鳴く。人間に聞こえてしまうなんてことはもうどうでもいいとすら思えた。
そうしてその部屋に再び生きた存在はいなくなり静寂が訪れた夜、犠牲となった人間はいなかった*]
/*
狼が気付くことすらNGに接触するのかが分からんのでぼかしたつもりではあるのですが
NGであるなら同族同士で分かるナニカだったんじゃないかな…影操るぐらいだし何かそういうアレがあっていいんじゃないかな……
― 夜半 ―
月は。……今夜は問題ないようだね。
[頃合を見計らい、音無く寝台から降りる。
人目を憚りながら慎重に廊下を抜け、安置場に立つ。
人狼が姿を現すよりも早い時刻のことだ。]
[邸内に集められてからたった数日で、
賑やかだった館は静まり返り、人が集まるのは唯一、
幾つもの遺骸が安置されているこの客間となってしまった。
彼らはかつての談笑も忘れ、物言わず横たわる。
出来ることの限られた中でも、骸は丁寧に弔われている。
静寂と闇に包まれた中で淡い月明かりを借り、
目当ての遺骸を探し出せたならば、その傍らに立った。]
ジェフロイ。
寝ているところ、悪いね。
ちょいとばかり、…血を、借りる。
[服の間から手を入れ、処置済みの銃創に爪を立てた。
傷口に手を当て、その血に触れ、
コンスタンツェにしたのと同じよう
静かに対話を行ってゆく―――魂の色を見る為に。]
……フン。
やっぱり、ねえ………
[ジェフロイは人間である、と、視えた影は語る。
自分に視ることが出来るのは一日に一人で、
ローレルとジェフロイを一度には判断出来ない。
ジェフロイは確かに人間だが、では、ローレルは何だ?
そして彼女と対峙したオットーは『何』だ?
それに、運よくか計算尽くか、惨劇の場にうまく
居合わせずに居るアルビンは―――
人狼の正体を見破れる力であれば良いのに、と
何度悔やんだろう。この力はまるきり後手に過ぎず、
多数の人間の中では一定の行動指針となるだろうが、
少数の中に残されてしまえば、まるで無意味なもの。
そも、人狼が何人居るのかも分からぬのだ。
何一つ確信を得ることが出来ないのが、歯痒い。]
…お…っと。
いけないいけない。
[踵を返そうとして、
寝台の傍でずるりと何かに滑りかけた。
慌てて声を殺し体勢を立て直す。]
……やれやれ。耄碌してきただろうかね。
[苦い響きを喉の奥に押し込みながら、
安置所に姿現した時と同様に、自室に戻る。
己が立ち去って暫くの後、“人狼”が同じ場所に立ち入るなど夢にも思わない。]
[老女は気づかなかった。
拭き取り切れなかった血溜りを靴が踏み、
点々と、安置部屋からこの自室まで
切れ切れの 赤い 足跡を残していることに。
寝入り際に聞こえた獣の声は、夢か現か。**]
/*
く、苦しいなあああ。
最早これしか思いつかなかったんだ…。
もしも喰うならその跡に便乗しようかと思ったんだけど、流石に死体は喰わないよね。うん。
オットーが出入りしてるから足跡そちらにもついちゃうんじゃという懸念もある、あるが…
時系列的にどうしても、わおーん聞いてからじゃおかしいので、前にせざるを得なかった。
ここの部分(時間前後すること)想定外だったらすまない、と言うね!
/*
不自然さを極力抑えるならオットーを狼と断じて
殺し合いする方向になるんだろうけど、
ローレルもジェフロイもオットーが狼だとなぜかピンポイントで当てちゃってるので、アタシはできればしたくない。
それに「襲撃」でなく「吊り」部分をオットー(人間面)に委ねるのは非常に気が引けるんだ、人狼モードではアルビン襲撃もあることだし。大変だろう普通に。
出来ればアルからの疑いが欲しいところだけど、どうだろうねえ。ほんと毎日苦しいなこれ。
予想外多すぎで動き悪くて申し訳ない。
― 客間 ―
[手当の後、落ち着きを取り戻したオットーにディルドレが状況を問う。
それに対する答えに、視線は倒れた二人へと向いた]
…………。
[ローレルがジェフロイを、というのは、コンスタンツェの事を思えば理解できる。
その後、オットーに刃を向けた理由は何なのか。
考えられる可能性は多く、真実を問おうにも、声は既に返らぬ状態。
結局、亜麻色をそちらから逸らして、は、と一つ息を吐いた]
……そう、です、ね。
[悠長にしている時間はない。
これで終わるならばともかく、そうでなかった場合は、確かにその通りだった。
ふる、と首を軽く横に振る。
理性と感情、相反する二つは、それぞれ違う相手を人だと認識したがっている。
だが、確定するだけの要素は自分にはなくて。
そろそろ数える気も失せてきた嘆息を落とすと、弔いのために動き出した]
(……まさか……ね)
[思い出すのは、痛みに苦しむ様子に比して、浅いとも見えた傷。
あれほどまでに苦しんだ要素が、自身の知識のそれと合致するなら。
するとしたら、と。
冷静に分析しようとする理性を、感情が抑え込む。
その様子に気づいた猫がにぃ、と鳴いて、意識を現実に引き戻した]
[安置と弔いがすんだ後は、部屋へと戻ったものの。
こんな状況でも食事を要求する同居猫の存在は、ありがたいやら違うやら。
間を置かず階下に降り、猫に食べさせるついでに野菜多めのスープを作って胃に入れる。
食欲などないも同然の状況なのだが、それでも、身体は熱量を受け入れた]
……食べないと生きられない、っていうのは。
基本……なんだよね。
[どんな生き物にとってもそれは変わらない。
そんな当たり前の事を実感した後は部屋へとこもって色々と思考を巡らせる。
起きた出来事、死した人、生きている人。
そこから見えるものを考えては打ち消し、考えては打消ししている間に、時間は過ぎて]
……血の、足跡……。
[安置室から、隣室に至るまでに点々とついたそれ。
隣は数少ない生者の部屋だ。
何故、そこに向けてこんなものが、と。
思わぬ事態に、思考はやや、停止する。
昨日、銀の刃に気づいた時とは逆に、理性が状況の分析を拒否しているようだった。**]
[アルビンが起床するよりも早く起きていた男は、隣室に続く赤い跡へ気付くこともなく
部屋を出て丁度正面にある書斎に足を向けていた。]
[扉を半開きにしたまま無造作に床に座り込んで捲っているのは、絵本。
初日に暇潰しに訪れ……人へ戻る方法が載った本を探していた時厚い本と本の隙間に挟まっていたこれが偶然落ちてきたのだ。何故今は亡きこの部屋の主がこれを持っていたかは分からないが、何かしら捨てられない理由や思い出があったのだろう。
自分もまた、この絵本に思い出があった。]
[黒く暗い闇の中を漂っていた。
ふっと、何かに引かれるように、意識が浮上する]
あー……、結局ローレルも死んじまったのか。
[意識が浮上して尚、何処か蒼みかかって見える世界。
広がった視界の中、横たわる己を含めた死体の中に、
最期銀のナイフを託した女の身体も見えて苦笑する]
[束の間、物想いにふけるように瞼を伏せた。
……と、静かに扉が開かれる音がして、瞼を持ち上げる]
夜這いされるなら、
若くて綺麗なねぇちゃんがいいんだけどな。
[現れたのはディルドレ。
彼女が自分であったものに声かけるのに、
聞こえぬと判っていて茶々を返し肩を竦めた]
ばぁさんは……もしかして……。
[死者の魂を視る者なのだろうか。
彼女のすることを見守った後、思い至ったのは、その可能性。
狩人として渡り歩く中で、そういう話も聴いたことがあるし、
そうだという人物にも出会ったことがある]
[嗚呼、もしディルドレと、もう少し話ができていれば、
また違った結果が得られていただろうか。
そう、考えて首を横に振った。
『狩人』は、居るかもしれないということも、
人狼の抑止力になる。
長く生きている人狼ほど『狩人』の存在を知っている可能性が高い。
だから、『狩人』は、よほどのことがないと自らのことは語りはしないのだ。己が死しても尚、抑止力になるように、と。
今回の場合は、その抑止力が働く相手ではなかったようだが……。
そのような自身の経緯と様々な事情を考え見ても、彼女とそのような会話ができるほどの信頼関係は築けなかっただろう。
どうこう考えても、今が全てだ]
/*
予定外の労働のお陰で既に眠いw
地上の皆様が見事な動きをしている中、早々に落ちた子はコンスタンツェにべったりでお話聞いているのでしたw
ジェフロイ達に反応するかどうか。
まだお話聞き終えてないよーw
おっと、気を付けろよ、ばぁさん。
……せめてアンタは、真実を逃さず
老い先短いかもしれねぇが生を真っ当しろよ。
[何かに躓いたディルドレに、彼女には聞こえぬ言葉をかけて、
ふわりと浮上したジェフロイの魂は屋根の上へと。
暫くすると、先ほど己が居た場所で、狼の遠吠えを聴いたが、
今は確かめに行く気にはなれず、夜が明けるまでは、
屋根の上で腰を落とし、月と星がまたたく夜空を、陽が昇るまで見つめていた**]
[刻の流れを感じさせない空間。
けれど生ある者達の刻は確実に流れている。
コンスタンツェと言葉を重ねる間の出来事は意識外に近く、ジェフロイ達のことを直ぐには気付けなかった]
……………あ。
[コンスタンツェは気付いていたのだろうか。
結局、フランツが彼らに気付いたのは会話も一段落してからのこと。
自分と同じ状態に在ることに眉が下がった]
[死した今、後は成り行きを見守るしか出来ない。
ああしていれば、こうしていれば、と考えても詮無きこと。
今、生ある3人がこのまま生き延びて欲しいと思えど、坂道を転がる石の如く、疑い合うことは止まりはしないだろう。
夜更けに響く悲しげな鳴き声>>14。
その響きの意味を知ることは出来ない。
ただ、気遣わしげに声のした方を見遣るのみだった]
― 廊下 ―
[廊下の足跡に思い悩んだ時間はどれほどか。
ふるり、と首を横に振り、一度部屋へと戻る]
……使いたくない、なんて。
言ってる余裕はない、よね。
[言いながら、鞄の奥から取り出すのは深い真紅の布に包まれた物。
包みの中は、精巧な細工の施された短剣。
旅の途中で手に入れて、身の護りとして使って来たもの。
招集に際し、念のためにと持ってきたそれを包みごと手にしてから、改めて廊下に出た]
[逡巡はしばし、隣室を訪れる前に、歩みはそちらへと向かう。
半開きになった扉の隙間から様子を伺おう……としたら、ついてきた猫が勝手に中に滑り込んだ]
……あ、こらっ……。
[押し止める間もなく書斎に滑り込んだ猫は、きょろりと周囲を見回した後、にぃ、と鳴いた。*]
/*
どーお動くか悩み中。
最終的には、ディルドレさんキリング行く心算ではあるんだけど、どう行けばそこにすんなりたどり着けるか。
とりあえず、オト君の生存を確認→ディルさんに特攻かなー、とはぼんやりと思っているんだけど。
ていうか、オト君安置室でなにしてたん!
そこがわかんないから、安置室見に行く、ができんかったんだよなぁ……。
いや、行けば落としてくれたのかもだけど。
……あ
[心は過去に遡り、遠くへと。それを引き戻したのは猫の声
視線を上げ、黒猫を、入ってきた扉を見る]
どうしたんですか。
…入って来たらどうです?
[そこにいるであろう人間へ呼び掛けた]
……それで、貴方は
[目の前に開いたまま置いてあった絵本を、閉じる。幸せな終わりを迎える前に]
そんなことを聞く為にここに来たんですか?
[昨日アルビンの話を聞いて逃げ出し、その先でローレルを殺めた
ディルドレには問い掛けられたが、彼には未だ何も。聞きたいこともあるでしょう?と首を傾げ*]
……オト。
[数拍、間を置いて。
口にしたのは、幼い頃の呼びかけ方]
ぼくが、旅に出てから、帰るまでの間に。
君に、何があったの?
[口調を崩したのは、意識しての事。
これは、村の神父としてではなく、昔遊んだ兄貴分として聞きたい事だ、との意思は伝わるか。*]
…その話か
[どうせなら昨日のことを聞かれたほうが良かったな、と思えどアルビン>>39はずっと気になっていたことだろう。
息を吐いて、視線は閉じた絵本へ向ける。顔を見ながら話すことは少し難しくて]
…あなたが帰ってくる一年前、
父さんと母さんが用事で店を空けてる時、客と口論になって。
その男に暴力を振るわれた、それだけですよ。
それから人と関わるのが嫌になった……これで納得出来ます?
[大事なことは伏せながらもそこに虚偽はない。
それは彼が何かがあったことは確信している様子なのもあるが、兄として語りかけられて嘘をつくことは出来なかった。]
[村の大人達が、いや同年代すらも自分が変わったことに驚き噂を立てていたことは知っている。
反抗期だと笑い飛ばしていた母もやがて何も言えなくなったことも。自らがどんな風に見られているかなんて、知らないわけがない。
だから口にしづらくとも戸惑いはなく淡々と話すことが出来た。しかしこのことについて話したのは今が初めてのこと]
……ディルドレさんは?
[彼女が死んでいる筈はないことは分かっているが。これ以上詳しくは聞かれたくなくて話題を変えることを試みる*]
[>>3:+44 自身を見つめ直して楽な方に逃げたと告白するフランツの言葉を、わたしはだまって聞いておりました。
>>3:+45 もし本当に、彼が来世に生まれ変わったとして、この記憶を引き継ぐことが出来るなんて断言はできません。
ただ、死んでなお悔い怨みをつのらせるのは、なんだか見ていてすっきりしないことですから。
わたしも多くのひどい言葉でフランツをいじめたので、話を聞くことで、罪滅ぼしをしているのでしょう。
>>3:+46 生きている間に会話ができて、こうして笑いあっていたのなら、何か変わったのかしらん。]
[>>3:+47 わたしは彼の確認の言葉に、うなづきました。]
そう。
彼は長年飢えていて、耐えきれずに食べたの。
人狼だもの。そりゃあ食べられそうな人が目の前にいたら
食べちまうんだわ。
― 朝 ―
[寝覚めも夢見も悪かった。
朝からどうも体調が優れぬようだ。
精神も体力も日々消耗が続き、心なし動悸が早い。
狼の遠吠えがいやに耳から離れない。
あれは夢ではなかった、と思い返したならば、
鳩尾の奥が引き絞られるように痛む。
死傷者の有無を確かめる為に重い身体をおして寝所を後にした。]
さーて、ようやく気づいたわね。
[>>14 その悲痛そうな獣の声に、だけどわたしは申し訳ないともなにも思っておりません。
そもそも人狼というのは孤独です。人にまぎれて人を喰い、捕まり殺されぬように誰も信用してはならないのですから。]
その痛みはどうせ一瞬よ。
喰らい殺した命の分だけ、生きていくのね。
[それを直接伝えることを忘れたのは、少し悔やまれますね。]
[部屋を出てふと、斜め前の書斎から話し声を耳にした。
独り言ではあるまいに、複数――つまり、
オットーとアルビンであろうと予測を付ける。
微睡みの中で捉えた遠吠えは確かに狼のものであろう。
聞こえた方向から推測するに、階段か安置室か。
自身も夜の間に一時的とはいえ足を踏み入れた場所だ。
時間が悪ければ遭遇していたのかと、今更ながらに震えが走る。
同時に確かな事実もあった。
オットーとアルビン、この二人の中に人狼は、いる。
昨日命を落としたふたりが人間であったというのであれば、
状況からより疑惑の深いのは――。
自ずと、護身用の短刀を握り締めていた。]
[下を向いたオットーの表情>>48は伺えない。
見るが叶うは、下から見上げる猫だけか]
……うん。
[細く、小さくなる声で返される言葉>>49に、亜麻色は僅かに細められる]
……叶うなら、望めるなら。
こんな事には、ならないでほしかったよ。
[どちらが人でどちらが狼か。
要素からの推測はできても、確証は得られない。
……状況的には、ここに残るという青年の方が疑わしい、けれど。
感情がそれを認めるのを阻んでいるのが、現状で。
対する理性も、不自然な赤い足跡が意味するものを図り切れずに混沌としていて。
さて、どちらを選ぶべきか、と思案しつつ、扉を開けた。
扉の向こう、佇むひとの気配には、気付かぬままに。*]
長年……じゃあ、ずっと。
[この、人の集まる村で耐えて来たのかと。
コンスタンツェの話>>+8を受けて、飢えに苦しみ続けていたらしいことを知った。
今回のことがあるまで人狼が出たと言う話は無く、平穏が続いていた村。
この平穏は彼の努力の上に成り立っていたらしい]
…………
[言葉にならない。
何を言えると言うのだろう。
仮に彼が人狼だと知っていたとして、何が出来たと言うのだろう。
人狼である彼と相容れただろうか。
自分が相容れたとしても、村は、村長たる父は]
……───
[唇を噛み締める]
何だか、歯痒いな。
[何も知らなかった。
何も出来なかった。
そしてこれからも、何も出来ない]
コンスタンツェ、君は────
………いや、何でもない。
[問いかけて、しばしの思案の後、問うのを止めた。
上手く言葉にならなかったのもあったが、今更聞くことでもないと思ったため。
自分も、彼女も、もう現世の者ではないのだ]
───変えたかったな、この未来を。
[誰も死なない未来。
理想論だろうことは分かっている。
あの時の自分では作り得なかったもの。
不可能だったからこそ、今焦がれてしまう。
後悔するが故に夢想する]
コンスタンツェ。
ローレルのところ、行かなくて良いのかい?
[引き止めたと言う自覚があるため、最後にそんなことを問う]
お……っと。
[突然開いた扉に、思わず双眸を見開く。]
……おはよう。無事でなによりだね。
二人が中に居たんで、踏み込むのに迷った。
ああ、内容はよく聞こえなかったから、安心しな。
[次の言葉に刹那迷うも、結局は本題を切り出すことに。]
ところで……
――昨夜、人狼の声を聞いたよ。
折角夜間の犠牲者は無かったんだ、
夢であれば、と思っていたが、どうやらそうでもないらしい。
アタシ視点では、アンタたち二人の中に
人狼がいる…ってことになる。
[鋭い眼光が、目の前のアルビンと
その奥に居るオットーとを交互に射抜き]
そろそろ腹括って、処刑にかからないといけない。
[短刀を手に、一歩、中に踏み込もうと。*]
……!
ディルドレ、さん
[アルビンが開けたドア、その先にまさに話題にしていた老婦人がいた]
……
…話し合う気は、もう無いと?
[射抜くような眼光、手にするは短刀。女性でありローレルよりも衰えた彼女が、恐ろしく感じた。
所持していたナイフはジェフロイの部屋にうち捨てたまま、使えるものは何もない。
座ったまま後退りし、壁を背に思考を巡らせる*]
……ええ、それでしたら、ぼくも聞きました。
選ばなければならない、というのも、理解しています。
[静かな口調でそう返した後、一歩、後ろに下がる。
亜麻色は、前後に位置する二人の間を行き来して]
だから、そのために、ひとつ確認したいんですけれど。
……安置室で、何をなさっておられたのですか?
[問いたいのは、血の足跡のついた理由]
何故……血の跡を残すようなことになっていたのか。
[昨夜聞こえた獣の声は、そう遠くない場所から響いていたようにも思えた。
場所的には、安置室かその近くか──そんな予想が、思考を大きく偏らせて。*]
/*
絵本はねー昔ディルドレの家に一晩預けられたことがあって、その時読んでもらったってことにしたかったけど迷いを産み出させるだけだからやーめーたー
話し合い、で済めば良かったんだけどね。
[人狼騒動には協議と議論がつき物だが、
この邸内で話し合いはもう、今更のように思えた。
それが叶うなら、きっとここまでの惨事にはなっていない。]
……昨日、アンタにローレルの事を聞いた時に、
アンタはローレルから襲って来たって、そう答えたね。
だけど、あの娘は人間だった。
人間であるローレルがアンタを狙った、その理由は何だろう?
何か決定的なものでも掴んでいたんじゃないか、
だからこそアンタを狙ったんじゃないか、
アタシはそうも思えてならないんだ……
[じり、とオットーの方へ一歩。]
あ、あれは……!!!
……っ…ああ、確かに昨夜、安置室へ行ったよ。
死者の魂と語らうために。
[昨日、アルビンに伝え損なったこと。
努めて動揺を隠すように口にしたが、このタイミング、この状況、
多少不自然に思われかねぬことは理解している。]
血の跡は……大方、その時にドジ踏んだんだろう。
真っ暗闇の中じゃ見えるべきものも見えない。
[足跡の説明は推測を口にすることとなる。
何せ、自身にも余りに想定外の事故だったからだ。
胸を押さえる。己の心臓の音が痛い。]
[そして困惑しながら二人の話を聞いていた。
一度ディルドレが離れても、動かないまま]
は……?死者と?
[男はこの村から出たことがない、…最初に旅人の後をつけて喰らった時以外は
故に死者と語らい魂を見分ける者が存在するなどとは知らない、長くを生きた同胞からも聞いていない。
何を言っているのか、全く分からないが。]
……殺した謝罪をしに?
[己を偽る獣は、自然そんなことを口にしていた**]
最初は、人狼が一匹だと考えていたんだよ。
でも、そうじゃなかった。
コンスタンツェの死後も殺しは続いた。
だから、アンタの言うとおり、二匹居たんだ。
仮にも殺し合いをしたアンタとローレルが
仲間であるはずはない。あれは演技には見えなかった。
ローレルが人狼ならば、アンタは潔白だろう。
だから――昨日は少し期待をした、ん、だが、
昨夜の遠吠えを聞いてしまえば、もう。
その線は消してしまっていいだろうと思った。
[ローレルが限りなく人間に近いと判じたのは
消去法に過ぎぬことを認めつつも、他の可能性を精査した上での結論なのだと。
ゼロではないが、3匹以上が存在するという可能性は考えない。
経験からの理解を大きく超えた話であるし、そも、家主を入れて8人の中に3人も人狼が潜んでいたら、もっと早くにこの村は滅んでいたはずだと踏む。]
……
ジェフロイは、確かに人間のようだったよ。
[ぽつりと、付け足す。]
謝罪は必要だが――…手にかけたことじゃあ、ないねェ。
[何を思うか、今や他の生あるものの気配のない
全ての客室の扉、そして廊下の足跡を再度一瞥すると、
再び短刀を握り締め、立ちはだかるアルビンを押し退けようと]
……ッ……、 っく……!!!
[―――したところで、
締め上げるような胸の痛みに、蹲った。
浅く呼吸を繰り返すが、手に力が入らず、息が出来ない。**]
……なるほど。
[一度目を見開いた後、ため息をつく]
確かに二人も殺そうとするなら、僕のことは夜に襲ったほうが怪しまれないだろうしな……
だけど、な。
[苦し紛れの主張が下手なものであったのは認めよう。
彼女が行った行動は、狼としては合理的でない。目撃した自分をその場で襲う理由は薄い、妹の仇を討ったのを見て“オットー”が彼女を即座に人狼と断定することは無いのだから。]
……あんなに怯えてたコンスタンツェが人狼だって?
あんたのその大層な力で見えたモノは果たして本物なのか、…ねえ?
[言い当てられた以上その能力は本物なのだろう、…昨夜訪れたのはコンスタンツェの遺体のところだ。
しかし、推測に過ぎないが はコンスタンツェではないあの同胞と語らったのは短い時間に過ぎないが、長くを生きたらしい様子は演技には聞こえず。
また、コンスタンツェと過ごした時の全てが嘘にも思えなかった。…そう思いたいだけかもしれないが。
恐らく、 は何処かで少女の身体を己の物としたのではないか。そう思うのは一つ人知を越えた話を聞いていたからでもある。]
僕はこう思う。
あの姉妹はどちらもこの状況に怯えて錯乱した、ただの可哀想な女の子だったんじゃないか……って。
[論理的でない主張はやはり苦しいものとなったが]
[それでも、 は自分に二つ嘘をついていた。
姿を見せず正体を表さなかった同胞は、コンスタンツェとアルビンを殺すなと言った己に自分がコンスタンツェだとは告げず。
また、…死の間際にもそれを悟られないように振る舞っていた。
そしてあの振る舞いだ、人狼ですらも彼女を人間だと信じていたのだ。
結局この推測も全て間違っているのかもしれない、しかし、
の願いはきっと本物だった。]
あの子は、人間だったんだ
[だからぼくは、信じてなどもらえなくてもこの主張だけは崩さない。
人として生きていた無実の同胞を巻き込み、死んだことにも気付かなかった。罪滅ぼしにもならないと分かっているが、彼女に出来ることはもうそれしかない。]
[語られる論>>64 >>65は、冷静に聞けば納得のいくもので。
『ディルドレの視点』では、その結論に至るのも自然なのだろう、とは思う]
…………。
[コンスタンツェの怯え方、死に際しての姿、どちらも自分の知る人狼の像とは結びつかない。
それは自身の甘さによる補正もあるのだろうが、今はオットーの主張>>68 >>70の方がするりと自分の内に落ちた。
また、この限界状況に至るまで告げられなかった事にも一抹、疑念が過る。
状況的なものがあったのは、わかってはいるが、それでも。
話すに至れなかった心情が語られていなかった事も、疑念を積み上げる要素となって]
[だから、ディルドレが自分を押し退けようとした時にとったのは、それを阻もうとする動き。
彼女の言葉の真偽を測る術はないが、青年の中の天秤は、そちらに傾いていた]
……っ!?
ディルドレ、さんっ?
[短刀を抑えようと手を伸ばすものの、それが届くより先にディルドレは崩れ、蹲る。>>66
とっさに傍らに膝を突いたのは、素で案ずる意識が現れたが故]
どうしたんです、かっ……。
[問いながら背に手を伸ばそうとするのと、オットーが立ち上がる>>71のはほぼ同時。
気配に気づいて振り返った時には、彼は動いていたか。
何れにしろ、それを止めるには色々と、遅かった。**]
[その世界に気付いた時、彼の――ジェフロイの魂はすでにその場にはなく、私は静かな部屋にただ一人ゆらゆらと浮かんでいた]
あー……
もう本、書けないなあ……。
[不思議と浮かぶのは、そんなことばかりだった。感情が抑制されているのか、強い衝動は起こらない]
[アルビンとオットーの反応を見れば、
己の置かれた状況はすこぶる悪いのは分かる。
疑念が疑念を呼び、常よりも剣呑な声からも、
今は恐らく、疑念がこの身に向いているであろうことも。]
……は 、っ
アンタは ほんっとに、 昔、っから、
[にも関わらず、咄嗟に案ずる姿を見せるアルビンには
思わず小さな苦笑が漏れてしまう。
自身の見立てが間違いなら彼にも人狼の可能性はあった、が、
この行動を見てしまえば、矢張り縁起では有り得ない、と。
理論による裏づけがあるわけではなくとも、
感情の方が先立つのは矢張り人間だからだろうか。
優しい良い子だったのだ。
アルビンは元より、彼に懐くオットーだって、本来は。
人狼と判じなくてはならなかったコンスタンツェだって―――]
[ふらふらと館内を移動して、いつの間にか庭園に来ていた。
思えば、庭園で有名なこの館に来たのに、じっくりと花々を見るのはこれが初めてだ]
よく見ると綺麗だ、やっぱり。
[庭園を回りながら、一つ一つ眺める。
見たことの無いような色のものには立ち止まりながら、美しさに感嘆した]**
ごめんなさい。
[立ち上がり胸の前でそれを構える。扱い慣れぬ素人の手つき。]
僕は大人に二度も殺されたくないんです。
[その言葉はどう聞こえるか、何にしてももう隠す気は無かった。今まで話を続けていたのは、二人の気を引く為なのだから。
それでもまだ刃を降り下ろさないのは……相手はきっと覚えてはいない、見知った人間達を殺した人狼がそんな理由で躊躇うなど、思いもしないだろう。*]
/*
どうでもいいがあの子は人間だと言い切った時点でオットーではなくラズワルドを、コンスタンツェではなくハイアオを選んだんだなあ
/*
リー(邪気悪魔)俺:二日目処刑→ナユタ(人狼)俺(過去:ススム、僕):二日目処刑→オットー(人狼)僕:最終日生存
大人に、二度… …?
[意味を量りかねて、鸚鵡返す。
様々な意味に届くその言葉から、
今こうして己が彼の処刑にかかろうとしている他もう一つ、
彼の過去に何かあったのだろうと推察はされるが、
それに思い当たるものもなければ皆目見当もつかぬ。
短刀は奪われ、今やオットーの胸元にある。
ぎり、と奥歯を噛み締めた。]
………ハ。
…もう、無理そうだね。
[分からぬながら思考を巡らせようとするも、
その間も心臓は引き絞られるようだ。
呼吸が浅く速くなり、己の身体の限界くらいは分かる。]
今、アタシが出来るのは
疑わしきを弾くことだけ なんだが
……それも、 身体が追いつかん なんて
[過去、数多の人間を殺してきた人狼――それを
今度こそ排する心算で文句も言わず召集されてやったが。
結局のところ、待っていたのは苦悶と絶望の上塗り。]
[切れ切れの息のまま、ぶるぶる震える身を起こし、
最期の力でオットーに向かって地を蹴った。]
――――この ……!!!
――――
―――…
[飛び掛ることは叶うかどうか。
指先一つでも触れることが出来たにせよ出来ぬにせよ、
その次の一手が彼に向かうことはない。]
[懐かしさから捲っていたのは
幼い頃、両親の都合でディルドレの元に預けられた時に読んでもらった絵本だ。
……幼子にとって彼女は厳しく恐ろしいだけの存在ではなかった。]
[呆然とその姿を見下ろしていた男……いや、獣は
唇を噛んで残る人間へ向き直る]
……後は、貴方だけだ。
[かつて兄と呼んだ存在へ刃を向ける*]
[星の瞬きは、やがて白く染まる空に飲まれる。
その様を見上げていた屋根の上から立ち上がったのは、
館の中で動きが見えた頃合い。
もしかすれば、見降ろした庭園にローレルの姿が見えたかもしれないが、今は声はかけず、ジェフロイの魂は疑い合う生者のある場所へ]
そうか、コンスタンツェは人狼だったのか。
[その場に他の魂の姿は在っただろうか。
ディルドレからもたらされた情報に、ほぅっと溜息を吐いた。
唇が音無く、よかった、と形作る。
彼女の力を信じるならば、己の死は、きっと無駄ではなかった……そう思えた]
まさかこの少人数に2匹も人狼が混じってるとは、
思わなかったけどなぁ。
[昨日の時点では、コンスタンツェが人狼という情報はなく。
その状況で人狼と疑った先はオットーだった。
そして、コンスタンツェが死んで尚、狼の鳴き声が上がったということは……。ほぼ、人狼だろうという確信を持って疑い合う3人の中、オットーを見つめた]
おいっ、ばぁさん!?
[と、頽れるディルドレの姿を見、思わず声が上がる。
どうやら事切れた様子に、また溜息が出る]
老い先長くはねぇだろっていっちまったが、
こんなに早いとは流石に思ってなかったなぁ。
[殺しても死にそうになさそげな、矍鑠とした老婆だっただけに、その死はやけにあっさりとしすぎていて呆気にとられてしまった。
けれど、人の死というのは、案外そのようなものかもしれない。
狩人として人狼騒動にわざわざ巻き込まれに渡り歩いていたジェフロイだからこそ、そう思ってしまうのだろうか]
[そして、ジェフロイの視線は、残る2人の生者に注がれる。
どうやら色々2人の間にはあるようだったのは、生前のやり取りで欠片知っている。
どの様に運命は振れるのか……。
狩人としては人狼の死を望みつつも見やるその運命の先は、当人達にとってみれば大事であろうも、ジェフロイにとっては最早対岸の火事でしかない。唯静かに見守るのみだ**]
[>>+10 お人好しフランツの、死んでも治らぬお人好し根性ただよわせる表情を見つめながら、わたしは肩をすくめました。]
人狼にとって人間はごはんだわ。
[それでも「歯痒い」>>+11なんて言い出すフランツに、わたしは首を傾げました。
名を呼ばれれば、今度は逆方向に首を傾げます。]
そういう言葉のひっこめかたって、「何でもある」ってことじゃないの?
聞いて良いのよ、なんでも答えてあげるから。
そうよね、こんな結末はわたしもいやだった。
だから、わたし、お家に帰してって言ったんだわ。
[この言葉もやっぱり、未来を変えたかったなんて言うフランツ>>+12 へのささやかな意地悪です。]
「わたし」は人間を喰う気がなくても、彼は違ったんだもの。
そりゃあ、もうやる気満々だったわ。
美味しそうに食べてたわよ、ローゼンハイムさんを。
[わたしはあえて、人間にとって残酷な言葉を口に出しました。
そろそろ、フランツは人間であり、「わたし」は人狼であることと
死んだとて相容れぬ存在であるということを示したかったからです。
ジェフロイさんやローレル姉さんも死に、ここにあるのは人間の魂ばかりです。
人間は人間とともにあった方が、やっぱり良いものではないかと思うからです。
そして、わたしは確かに「コンスタンツェ」ですが、わたしは「わたし」なのですから。]
[わたしはディルドレさんに魂を盗み見られたとき、「わたし」を見せました。
わたしは人間として死にました。肉体も確かに人間でした。
しかし魂は、どうしようもなく人狼です。
肉体の縁が切れたのだから、これ以上わたしが人間を名乗るのも、厚かましいこと。
ローレル姉さんだって、コンスタンツェの姉ではありますが、わたしの姉ではありません。]
[だから、ローレルのところに行かなくて良いのか>>+13 と言われれば、苦笑してこう返しました。]
いやよ。
わたしの忠告を聞かず、仇討ちなんて似合わないことをしちゃって。
ばかなんだから。もう。
それに、「わたし」なんかより、姉さんのそばにいるべき魂がこっちに来ちゃったじゃない。
お邪魔虫になるのは、いや。
もう少し、ここでじっとしているわ。
あの子がどんな選択をするのか、見ていたい気もするしね……。
[わたしはフランツから目をそらし、じっと、生きている彼らへと視線を注ぎました。**]
…うん。
[人狼が人間を狩るのは、人間が猪等を狩るのと同じ。
糧を得るため。
生きるため。
理解は出来ても、それでも、と考えてしまう。
コンスタンツェの言葉>>+21に理解を示す一言を零した後、問いを止めるのに返る声>>+22を聞けば]
ん……何か、聞かなくても、何となく分かったから。
[首を緩く横に振って、苦笑気味に笑った。
聞きたかったのは、ディルドレが言っていたことを受けてのもの>>3:+20>>3:+21だ。
その答えは、確証ではないにしても、今までコンスタンツェと話したことで薄っすら見えてきている]
[その漠然としていたものも、続くコンスタンツェの言葉>>+23で確信に至った。
それでも、彼女は人を喰らってはいないらしい]
コンスタンツェには見えていたんだね。
…気付いてあげられなくて、ごめん。
[紡ぐのは謝罪。
謝るのは筋違いなのかもしれない。
けれど、口にせずには居られなかった]
一度喰らってしまったから、止められなくなっちゃったのかな…。
[長らく耐えて来ていたのなら、それも仕方が無いのかもしれない。
隔離が無くても、歯止めが利かなくなり他にも犠牲者が出てしまったとしたら、結局は人狼探しが始まったことだろう]
変えたくとも変えられない未来、か…。
[人と人狼が相容れぬ以上、帰着するものは同じであるように感じた]
[ローレルの下へ、と問うたのに返ったのは苦笑>>+26]
……そっか。
[コンスタンツェは会話の間も周囲を把握していたらしい。
彼女がそう言うならそれ以上は何も言わず、フランツもまた繰り広げられる生者の行く末を見るべく視線を移した*]
……これ以上、誰の血も流されないというなら。
誰の命も損なわれないというなら。
……そして、君が生を諦めないのであれば。
残り少ない命など、惜しくもないから、ね。
[元より、死は近しく覚悟していたもの。
今更忌避するいわれもない……のだが]
……あ、でも、その前に、一つだけ。
さっき言った『二度』って、どういう意味なのか、聞いてもいいかな。
……『一度目』は、さっき聞かせてくれた話と、関わり、あるの?
[このまま、何も知らずに逝くのは少しだけ嫌で。
常と変わらぬ口調でそう、問いかけた。*]
/*
いや時間早かったしもっとやり取りしてからかと思ってたの
実際夜はアルビンとしかやり取り出来ない状態だし
やっぱり不愉快だったっぽいなごめんなさい
[言い募る様子に、向けるのは困ったような笑み]
……わかってるよ?
この状況を見てまで、わからない、なんて言えないもの。
それに、ね。
恨み言なんて、出せと言われても出てこないし。
抵抗するほどの体力もないし。
……救えなかったのは事実だけど、それで君を憎めるかって言うと、無理だし。
[向けられた言葉の一つひとつを柔く受け止め、否定してゆき。
最後に零れた、素の口調の呟きに、苦笑を深めた]
……そう、はっきり言われるとちょっとショックだなあ。
[冗談めかした口調で紡ぐ様子は、昔と変わらぬ素の表情]
……で。
話してもらえるの、かな?
[緩く首を傾いで問う。
拒否されても別に構いはしないけれど、との想いは態度に滲んで。*]
ふぅん……――。
[オットーとアルビンと、二人のやりとりを見ていたジェフロイは、小首を傾げる。所詮想いとは、その人で無ければ正しくは判らないものなのだろう。
アルビンの言い分は、判らなくもない。
オットーの言いようは、相変わらず、嫌いという言の葉は、好きの裏返しに聞こえてしまう。
他の人にはどう感じるのだろうか……そう思った時、ふっと思いだすのは、コンスタンツェとフランツの魂のこと。
あの2人の魂も近くにあるのだろうか?と意識すると、初めて近くにあったとしたなら認識することが叶う。きっと魂というのは、そういうものなのだろう。もし、向こうもこちらに気が付くことあるならば、よっと、ジェフロイは片手をあげて見せる**]
僕は人狼に噛まれて、こうなった。さっき言った客の男にね。
……ああ、お優しい神父様は村が心配で浮かばれなくなっちゃうかな。大丈夫、そいつは旅人だったから。
[数日前から滞在していた旅人の男。
今思えば、彼もまた同じように獣とされ絶望の中生きていたのかもしれない。]
……人間としては死んだのと同じ、だろ。
さあ、これで満足?
[一歩、一歩と近寄っていく。]
[魂というものは現世の理を受けないもの、らしい。
そこに在ると思えばそこに在り、見ないと思えば見ずに済む。
他の魂を認識する場合も同様らしい]
ジェフロイさん。
[あちらからも意識を向けられた>>+32からか、直ぐにその姿を見つけることが出来た。
片手を上げる様子にフランツは目礼する]
……どう思いますか、今回のこと。
[フランツはやりきれない想いでいっぱいだ。
他の人はどうなのだろうと問いを向ける*]
……人間としては……うん。
そこを、否定する事はできないね。
『二度目』は嫌だ、っていう気持ちも……完全には無理でも、わかんなくはないかな。
[僅か目を伏せ、小さな声でそう紡いで。
満足? と問う声にゆるりと亜麻色を上げた]
……うん。
君が何故、そうなったのか。
それを知らないままではいたくなかったから、その点では満足、かな。
[一歩、一歩と近寄る姿に、猫がにぃ、と鳴く。
その頭にぽふり、手を置いた]
……あ、そうだ。
できれば、みぃくんは、殺さないでほしいなぁ。
この子は、空虚になったぼくを生かしてくれた、たいせつな同居猫さんだから。
[向ける願いは、やはりどこか、場違いなものだった。*]
あんたさ、バカじゃないの
[死の瀬戸際の人間が口にするには場違いな願いの後、呆れたようにため息をついてそうぼやく
けれどそれよりもむしろ、未だ態度を崩さず村人達の仇の過去を聞いて同情した様子を見せたことへの感情だった。]
そう、じゃあ…………
……死になよ。
[オットーの姿はアルビンの目の前で人狼へと変わった。
飛びかかり、仰向けとなるその身体の上へ獣はのしかかる。]
[青い目をした人狼は唸り声を上げ、最後の犠牲者を見下ろす]
……………。
[しかしいつまでたってもその力を振るうことはない。
そして、瞬きをする間に、……その姿は夢であったかのように人の形へと戻る
狩りへの高揚感も滅ぼされる人への嘲りもない、青年となった男が見せていたような無表情]
……最期に、言っておこうと思って
……最後まで。全力で生きて。
[死は与えるも得るも容易いものだから。
より、得るのが難しい生を貫けと。
短い言葉を言い切るのと、爪が振り下ろされるのはどちらが先か。
裂かれる痛みはいつかと同じ。
ただ、あの時よりも消耗している体は、それに耐える事など叶わない。
猫が忙しなくないているのが聞こえて]
……ごめん、ね。
また、ひとりぼっちに、して。
[そ、と紡いだ短い言葉は如何様に響くか。
それを知る術は、既に断たれて。
意識はふわり、冥き淵へと墜ちて──それっきり。**]
[フランツとコンスタンツェが認識できたところで、この館の主のことも思いだす。あの人の良い主のことだから、もしかしたら魂になってさえ、庭園で花をいつくしんだりしているのかもしれないと、想像する。さて、実際はどうだったのだろうか]
ん?どう、って……――。
[フランツから酷く曖昧な質問を向けられて、答える間を作るべく後ろ頭を掻いた。その時、聞こえたのはオットーが、人狼に噛まれて人狼と化したという話]
……
[赤く赤く染まった身体で、呆然ともう何も応えてはくれないその人を見下ろしていた。どれだけ時が経ったか、やがて上から退き、傍らへ膝をつく。
最期の謝罪は傷を負った彼を支えていたという同居猫へのものだろう…そうでなければいけないのだ。]
俺は、コンスタンツェが真実人狼であったなら、
この先、人間に人狼が関与して起こる悲劇を
僅かでも減らせたなら良かったと思っている。
[コンスタンツェが、どのような人狼であったかは、ジェフロイ視点では見えない。だから、オットーが人狼に噛まれて人狼になったことを苦しんでいたとすれば、未来に同じような苦しみを得るかもしれない者が出る可能性を減らせたことを、もっと端的にいうならば、喰らわれる者や、このような人狼狩りで失われる人の命を僅かでも減らせたとことを良しとすると]
[それは、過去両親を人狼による騒動で亡くし、狩人という道を選んだジェフロイだからこその感想かもしれない。だから]
で、お前はどうなんだ?
[フランツの思うところは違うのだろう。
おそらく、その想いを聞いて欲しいからこそ、自分に問いかけを向けたのではないか?と思い、問いを返した*]
最後まで、ねえ……
[二匹が生きる部屋に掠れた声が響く
“最後まで、全力で生きて”その言葉までは否定し受け入れないことは出来ない。
まるで
バカで偽善者で訳の分からないことを言い遺して……なんで神父になっちゃったんだろうね?
…兄さんみたいなのはさ、大人しく行商人をしてれば良かったんだよ。
[この部屋で命を落とした二人の亡骸を、きちんと横たえ胸の上で手を組ませて整える。
もう謝ることはない、赦されることなど求めてはいないのだから。]
……お前、これからどうしたい?
[それから黒猫へ視線を移す。
その主の願いを叶えるつもりではあったが、生かすとしてもどうしてやればいいのだろう。**]
[問いに返るジェフロイの言葉>>+35。
彼はこうなったことを後悔してはいないらしい。
その言葉だけでは彼の体験等を測ることは出来ないが、一種の達成感のようなものが感じられるように思う。
問い返されれば>>+36、少しだけ惑う様子を見せ]
…俺は───
『にぃ』
[問われた猫は、か細い声で一声、鳴き。
横たえられた同居人の顔に頭をすり寄せた後、問うてきた青年を見上げてもう一度、にぃ、と鳴いて。
ついていく、と。
そう言わんばかりに青年の足元に身を寄せた。**]
[ハイアオの亡骸は人と変わらない。
その正体を知る者はいなくなった、これで……]
……これで、今度こそ
[彼女は、人間として死ねる**]
どうして、相容れない、か。
そりゃ、人狼が人の形をして、人の思考をして、
それで尚且つ人を喰らうから、じゃねぇのかな。
[落胆の色滲むフランツの言葉。
彼がその言葉の裏に滲ませた真意は、多分ジェフロイは拾いきれない]
つーか、まぁ、相容れないのは
人間と人狼だけの話でもねぇだろ。
人間同士でも相容れないものは相容れんさ。
[故に、あっさりそんな風に返した*]
[わたしは視線をオットーらにやったまま、ジェフロイさんとフランツの会話をぼんやり聞いておりました。
ジェフロイさんの言葉>>+35にも、とくに表情を変えることはありません。
だって、聞かれもしなければ、別に答える必要はないわ。わたしの目的なんて。
勝手に言わせておきます。そうでしょう。]
[あっさりと言われたこと>>+39にフランツは苦く笑う]
はは……それもそう、ですね。
…………
人同士なら、まだ、頑張れる気がしたんです。
努力次第で並び立てるんじゃないか、って。
…でも、決定的な違いは、近付きたくても離れていくだけみたいで。
───……悔しいんです。
[表情はそのままに、抱いている想いをぽつりぽつりと吐露した]
人を喰らう人狼に恐怖を抱き、排そうとしてしまう人間の心情は勿論理解出来ます。
誰だって死ぬのは嫌ですからね。
…それでも俺は、彼らに近付きたかった。
仲良くなりたかったんです。
[幼い頃からの願いは今でも変わらない。
喩え、彼らが人とは相容れぬ者であったとしても。
そう本心を露にした時、込み上げる悔しさが頬に雫を零れさせた**]
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