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情報部広報課伍長 ミリアム の能力(襲う)の対象が 学生 キアラ に自動決定されました。
統合宇宙軍技術少尉 フレデリカ の能力(占う)の対象が 情報部広報課伍長 ミリアム に自動決定されました。
情報部広報課伍長 ミリアム は ジャーナリスト カーク に投票した(ランダム投票)
統合宇宙軍少尉 メレディス は 学生 キアラ に投票した(ランダム投票)
学生 キアラ は ジャーナリスト カーク に投票した(ランダム投票)
統合宇宙軍技術少尉 フレデリカ は 転校生 ローレル に投票した(ランダム投票)
ジャーナリスト カーク は 情報部広報課伍長 ミリアム に投票した(ランダム投票)
転校生 ローレル は 統合宇宙軍技術少尉 フレデリカ に投票した(ランダム投票)
情報部広報課伍長 ミリアム に 1人が投票した
学生 キアラ に 1人が投票した
統合宇宙軍技術少尉 フレデリカ に 1人が投票した
ジャーナリスト カーク に 2人が投票した
転校生 ローレル に 1人が投票した
ジャーナリスト カーク は村人の手により処刑された。
統合宇宙軍技術少尉 フレデリカ は、情報部広報課伍長 ミリアム を占った。
次の日の朝、学生 キアラ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、情報部広報課伍長 ミリアム、統合宇宙軍少尉 メレディス、統合宇宙軍技術少尉 フレデリカ、転校生 ローレルの4名。
統合宇宙軍技術少尉 フレデリカは、ランダム を投票先に選びました。
統合宇宙軍技術少尉 フレデリカは、ランダム を能力(占う)の対象に選びました。
……対策、本部。
[目を見張る。
じゃあ、此処は……"外"と言う事か!]
そうか、じゃあ、さっきの気配は、脱出口……?
けど、なんであんな所に、それも突然……。
[そうぶつぶつ呟きながら。
ふと、向き直り。]
……あ、えっと。
いきなり押しかける形になっちゃいましたけど。
俺、ここにいてもよろしいでしょうか。
[ここにいることがどんな理由であれ。
"出来ることをやる"。そうカークさんに教わったから]
……そこは言わないでいただけると嬉しいです。
[ローレルの一言>>3:69に小さく反応する。
気にしているのだ、一応。]
― 地下階層 ―
[体力の差があるのは当然。
そうカークが言う>>3:60のは尤もで、けれど足を引っ張りたくないと言う想いもあるためにやや複雑な心持ちになる。
けれど無理するなと言われれば、はい、と素直に答えて、彼らの後に続く形でコントロール・ルームへと辿り着いた]
うわぁ……。
[扉を開いた先にはある意味見慣れた光景>>3:63。
カークが低い声になる>>3:66のも無理はない]
[通信機器が使えない場合どうするか>>3:70と話題が聞こえれば]
…あ…。
えと、伝える方法は、無くもない、です。
[僅かな逡巡の後、そんな風に言葉を向けた。
明かすな、とは言われていないのだから、問題は無い…はず]
― 対策本部 ―
ええ、イベント会場に発生した異常事態の対策本部です。
その様子だと……どうやら、ランダムに開いたバイパスに偶然接触したようですね。
[ぶつぶつと呟く内容から、何となくそこを察して。
向けられた問いかけ>>+0に、僅かに目を細めた]
……それは勿論。
色々と、想定外が発生していて、人手が全く足りていないんですよ。
[どこか満足げな表情は束の間、次の瞬間にはにっこり笑って言い切っていた。
一部の者には『黒笑み』と称される笑い方で]
― 会場内 ―
ぼくは待ってただけなんだけど。
中に入ったら眠っちゃったから、起こさないようにそのまま預けてきたの。
[>>3:67凄いと言われて悪い気はしない。
頬を染めながらありがとうと微笑んで]
お父さんのお知り合いかあ。
[個人の特定が出来そうな人なら大丈夫かもしれない。
キアラの親しそうな声に警戒も少しずつ緩み始めていた]
チームメイト?
へえ、そうなんだ。
[ゲームの仲間と聞けば、なるほどと納得を。
機動兵器目当てで遠征してきたという人には、似たような親戚がいるから僅かな親近感も覚える。二人の控えめな会釈を受けて、ぺこりとお辞儀を返した]
/*
メレディスの人にも墓下見えてるの判ってるから色々びみょいw
んーと、これで、ローレルが人犬確定かな?
てことは、もう一日延びる可能性有りか。
……!
[偶然、接触、との言葉にぴくりと反応する。
なんともタイミングの良い偶然だ。俺にとっては……ラッキーな事だ。
続く言葉には、ふぅ、と一つ息を零し、しばし考え込む。
一つ、一つ。言葉を紡ぐように声を出す。]
もしかしたら、ここからでも、俺の能力、使えるかもしれないです。
やったことないですケド。
[会場との距離がどの程度有るのか。電磁波は透視能力をも阻害してしまうのかは分からない。
でも、さっきとは違う。俺に出来ることをやる。カークさんの教えは、こんな状況でも生きている筈だ。
……俺は、そう信じてる。]
もし、俺の力が必要ならば、いつでも能力を行使します。
そうでなくとも、俺、手助けになれるように頑張ります。
[そう、自分の意思で誰かを助けられるように。]
― コントロール・ルーム ―
[不意に端末から短いアラームの音が鳴る。
ハッとして端末に指を滑らせるが、結果は芳しくない]
[何度やってもコントロール出来ないバイパスの今回の出現先は少年少女らが語らう場。
茶兎を抱えた少女の傍らの空間が歪み、外への道が繋がって。
バイパスは少女を空間ごと引き込むように飲み込んだ。
抱えていた茶兎と共に少女の姿は忽然と掻き消える]
[何の説明も無い状況で起きるこの光景が、妙な憶測を呼んでいる事実は未だミリアムには届かずに居た*]
/*
ところで。
ランダムで私が投票したところが落ちてる事実にどう反応したらっ。
またですか!またですよ!!
しかもある意味自分を追い詰められるんじゃないかって言う投票先ww
うわぁん。
そして今回のデフォは自殺票www
― コントロール・ルーム ―
あれ、そうなんだ。
[伝える方法があるらしきミリアムの言葉>>2に、視線は一時そちらに。
でもどうやって──という疑問は、先ほど端末に表示された情報と結びつく。
特務部隊の回線使用者がいたらしい、という事は、と]
んじゃ、そこは心配しなくていいかな、うん。
[ならば今やるべきは、と。
思った所に返る、声。>>3:71
その続きを促すように視線を向けた、その矢先]
……って。
え?
[一体何が起きたのか。すぐに理解するのは、難しかった]
せ……んぱい?
[ついさっきまで、そこにいた人の姿が、不意に消えて。
その頭の上に乗っていた真白の猫が、ぽてり、と落ちる。
一体何が、と思った矢先に感じたのは、力のざわめきと端末の電子音。
とっさ、引っ張り出した端末には、『Chronus Drive』の文字といくつかの文章]
『Ich spüre eine heterogene Welle.
Es gibt kein anwendbares Muster auf den Daten.
Unbekannte Existenz und Genehmigung.
Eine Reaktion ist unauffindbar.』
……ちょっと待て。
未知存在、ってなんだ、未知存在って!
[思い当たる節はある。
先にミリアムから教えられた異常事態を引き起こした『何か』。
その反応が追跡不可能、という事は。
今、目の前で消えた人と関わりがある……と読めるわけで]
……いや、確かに未知部分多いひとだけど!
[その言い方、それもそれでどうなのか。*]
― コントロール・ルーム ―
[それは端末を操作している最中に起きた]
へっ!?
[メレディスから上がった声>>9にひっくり返った声を上げる。
視線をやれば、少し目を離した間にカークの姿が掻き消えていた]
え、うそ。
こっちにはバイパス開いてないのに!?
[先ず驚くのはそこ。
何やら凄い物言いをしているメレディスに、混乱めいた表情を向ける]
― 対策本部 ―
ふむ。
君の能力は確か、透視……でしたか。
確かに、それは有用に使えるもの、ですね。
[言いながら、感じ取るのは強い意志。>>+3
以前はほとんど感じられなかったそれに、笑みは自然、深くなる]
ええ、それではお願いします。
……ああ、では、これを渡しておきますね。
中で、特務に就いてくれている方と話せる特殊通信機です。
必要があれば、連絡を取り合ってください。
私への、直通通信も可能です。
[言いつつ、差し出すのは小さな通信端末と]
それと……ここにも、娘と姪の分身が現れてしまっているので。
広がり過ぎる前に、捕まえていただけると、とてもとても、助かります。
[言ってる端から、真横でなんか跳ねた。
ちなみに、先ほど抑えた一匹は、すっかり手の下でくつろいでいる]
いえ、こちらこそ申し訳ないです……!
[ローレルの言葉>>4に、あわあわする。
気にしてるのは本当だし、今回ほど大規模でなくとも小さなトラブルはよくある(多分)。
ローレルたちがよければ、そのままついていくだろう**]
[再び近くにいるフレデリカを睨んでしまう。ハリネズミ状態]
今のです。今の。
[ただし今度は拒絶するでなく。
説明できるか、と詰め寄るのだった**]
.........〜っ、まえはっ!
[ 男は、いきなり青空の下に居た...正確には、建物の屋根の上だが ]
何を、考えてんだっ!?あそこから逃げ出したって、どうにもなんねーだろうがっ!
― コントロール・ルーム ―
えっ!?
[ひっくり返った声>>10には、こっちが驚いた]
え、えーと。
バイパス、って何の話?
[前提がわからなければ、言われている意味も混乱の理由もわからない。
だから、まずはそこを素で問いかけていた]
<デモ、コワイ>
[ 頭の中で谺する子供のような声に、はああ、と大きくためいきをついて ]
だ、か、ら、何度も言ってんだろう、怖がってばかりじゃ何も始まらねえぞ。一生ここにいるつもりかよ?
[ 谺は返らず、男はがじ、と、今は猫の姿も無くなった頭を掻いた ]
あー、びびるな。
いいか、守ってはやる、だからこれ以上逃げるな、いいな?
― コントロール・ルーム ―
あっ。
[そうだった、と。
メレディスの問いかけ>>14にその部分を説明しそびれていたことを思い出す]
ええと、さっきの外部への通信にも絡む話なのですが…。
実は、特務部隊の隊長から、今回の事態収拾のために特務を請け負っていまして。
私と、サシャ君もだったのですが、特殊な波長での通信によりここからでも外部へ通信が可能となっています。
それで、その特務の一つが外へと繋がるバイパスを作り、内部に居る人を外へと解放する、と言うものなんです。
……ただ、そのバイパス作成が不安定で、出現位置をコントロール出来なくて。
今は無作為に外へと解放している状態です。
[最後辺りの説明では眉がへにょりと下がった]
でも、今回この辺りにバイパスは作成されていないはずなのに…。
ケルナーさんはどこに行ってしまったんでしょう…?
[問うような声には不安とカークを案じる色が乗った]
[そう、返事をし、端末を受け取る。
そうか、中にも誰かがどうにかしようとしてくれているんだ……。
自分に出来ることは、ちょっぴりしかないかもしれないけど。
そう、自分を信頼してくれる人がいるだけで。少なくとも俺は頑張れるから。]
……と。そうだ。
[一つ思い当たることがあり、透視モードをonにする]
["もし、俺が地下で、もふに埋もれたら救援頼む"と言われ>>2:36、それきり様子を見ていなかった。
この状況になったら、直接手を出すことは出来ないけれど。この端末を使用すれば、もしかしたら援助を頼めるかも知れない。
……見えるかな、いや、きっと見えるはず。
一瞬不安に駆られるも、やるしかないと思い立ち、能力を行使する。
……透視に、電磁波の影響はさほどなかった。
距離の違い分困難になるが、ちゃんと視える。
そして、コントロール・ルームを探し始め……]
あり?
[すっとぼけた声が漏れる。
カークさん……何処?]
[ 守ってやる、と、断言したのは始めてで、どうやら、ふるふると震えるようにしていたソレは、少し落ち着いたようだった ]
さて、特務隊長に会わねえと、かな、これは。
[ あんまり会いたくないけどなあ...と、ぼやく声は、果たして誰かに届いたか ]
― コントロール・ルーム ―
特務隊長から、事態の収拾を、って……。
それって、結構偉い事なんじゃ。
[あの人絡むと色々こわいよね、とは過去の経緯故のもの。
ともあれ、それはちょっと横に置いといて]
そうか……まあ、無作為でも外に出る方法があるのは、色々とありがたいよな……。
[無作為故に、色々と誤解を呼び起こしているとは露知らず。
眉の下がる様子に、お疲れ様、と労いの言葉を向けて]
とはいえ、そのバイパスがないのに消えた……か。
[言いつつ、視線を落とすのは手にしたままの端末]
……えーと。
なんでそれがわかる、っていうのは俺も把握できてないんで、そこの説明は省くけど。
どうも先輩、未知の『何か』と関わりがあったみたいなんだよね。
もしかしたら、それの作用で、どこかに移動したのかも知れない。
反応が今は全然追えないみたいだから、これが届かない場所……電磁波の外、が一番考えられるかな。
[わからない部分はすぱっと切った上で、自分の予測を述べた後]
……大丈夫、だよ。
先輩は、ちょっとトラブルくらいでへたばる人じゃないから。
[声音に宿る色>>16に、安心させるような口調で言葉を紡ぐ]
だから、俺たちは俺たちのやるべき事を。
ここの収拾、何とかつけないと、ね。
[全く心配していない、とはさすがに言えないが。
心配する間に動く事を、あの人なら望むだろうから、と。
そう思うから、声にも表情にも、迷う様子は浮かんでいなかった]
/*
……心情をト書きで書いてくれると、何気にありがたいんですよね、私の能力。
[※思念感応力は、相手の感情感知もできる能力です]
情報部広報課伍長 ミリアムは、ランダム を投票先に選びました。
情報部広報課伍長 ミリアムは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
[ 不必要になった能力は、封印してから退役した筈だった。
だが、今、その封印は外れ、むしろ封印前より増大していると、自分でも感じる ]
面倒なことにならなきゃいいが。
[ 屋根から建物の中に降りる場所がないかと探しながら、ためいきをついた男は、まだカレルやキアラまでも、この建物の中に居るとは知らずにいる** ]
ふへ?
[不思議に思ってその違和感を生む先を見たが、そのまま歪んだ空間に引き込まれる。]
え、や、ちょお…っ
[不思議な事は好きだけれど。
これはまたちょっと違うような。
バイパスの事を知らない少女は頭が真っ白になる。]
――…っ!
[引っ張られながら行動を共にしていた人達を見れば、驚いた顔をしていただろうか。
それを収めた後、少女はぎゅっと目を瞑って袋を抱き締めた。*]
―対策本部近辺―
…あたぁっ。
[バイパスが開いた先、少女は床に尻もちをつく。
袋を抱えたまま、暫し事態を把握できずに固まっていた。]
…あれ?
[目の前に広がっていたのは先刻までいた会場ではなかった。
何処かの建物の廊下のようで、ローレルやフレデリカ、チームメイト達の姿もない。]
えーと…?
[しかしもふもふ達が変わらず沢山いて、何人かが捕獲道具を持って捕り物をしている。
少女はもぞもぞと動く袋を抱え直して首を捻った。**]
― コントロール・ルーム ―
ええ、偉い事ですよね…。
ただ、あちらからの通信を拾ったから、と言う形なので、指名されたわけでは無いです。
[他部隊・他部署からも色んな意味で一目置かれる機関であるのはミリアムとて知っている。
故にメレディスの言葉>>17には同意を返して、労いには感謝と共に苦笑を向けた]
[こちらの説明が終われば今度はメレディスから大雑把ではあるが説明を受ける>>18]
えっ、ケルナーさんが?
……そっか、後で話すって、もしかしてそのこと…。
[少し前のやり取りを思い出して考え込む態。
不安を察したメレディスから更に言葉>>19を向けられると、その通りのように思うことが出来た]
…そう、ですね。
ケルナーさんなら、きっと大丈夫。
[口にすれば不安も徐々に薄れていく]
はい、こちらで出来ることをしましょう。
[そう返して頷く頃には、再び前を向けるようになっていた]
― 対策本部 ―
[威勢の良い返事>>+8、そこに籠もる感情は何かしら大きな変化が起きていると感じさせるもの]
(……異変が、いい方に作用した……という事でしょうかね)
[力への向き合い方も、以前とはだいぶ変わっているように見える。
そこに安堵しつつ、同時、他の力ある者たちはどうしているやら、と。
思い巡らせた所に聞こえた声]
……どうか、しましたか?
[すっ呆けた響きの声>>+9に、瞬きの後首を傾ぐ。
手の下の茶兎も、それに合わせて首を傾げた。**]
― コントロール・ルーム ―
……通信拾ったから、ってそれも大概だなあ……。
[特務を受ける切欠を聞き>>20、零れたのは素の感想。
説明はどうやら伝わったようで、それに内心ほっとしつつ。
大丈夫、と口にして落ち着きを取り戻す様子>>21に、微かに笑みつつ頷いて]
さて、そうと決まれば、まずはメインの状況確認、かな。
ダウンしてるようなら、最悪、『巻き戻し』からの強制復旧もできるだろうし。
[さら、と口にしたのは自身の『力』の一端──特定のものに関わる時流の巻き戻し。
生命体への使用は固く禁じられているが、物体相手の実験は幾度も重ねている]
それと……そこのにゃんこも、確保しとかないとな。
[カークの頭に陣取っていた、オリジナルの可能性を持つ真白。
そこも抑えねばならない重要ポイントの一つだった。**]
統合宇宙軍少尉 メレディスは、ランダム を投票先に選びました。
/*
落ちる前にランダムせっと、と。
しかし、ここでデフォ自殺票かいw
えーと、人犬と落胤の発動がなきゃ、明日エピ入りか。
それだとぴったり5月中に終わるんだよなあ。
― コントロール・ルーム ―
[零れた感想>>22には、はは…、と再びの苦笑。
断れるはずが無かったと言うのもきっと察されることだろう]
『巻き戻し』……そんなことも出来るのですか。
了解です。
メインの確認はお任せしても構いませんか?
私が見るより少尉の方が把握出来るでしょうし。
私はこの子の確保を。
[メインコンピューターを見ている間に逃げられても敵わない。
分担することを提案し、真白猫の方へと意識を割いた]
……そう言えば。
[ここへ来る前に確保してあった紐で真白猫の気を引きながら、先程メレディスから聞いた話を反芻する]
…一応、連絡入れておくべきかなぁ…。
[少しだけ抵抗があったのは、人を売るような感覚に陥ったため。
それでも、万一を考えれば報告義務を怠るわけには行かなかった。
右手に端末、左手に紐、と言った状態でしばし作業に没頭する**]
[端末を通じてシグルドへ通信を飛ばす]
ファルケンマイヤー大尉、ジーベル伍長です。
例の、未知の『何か』についてですが…。
どうやらこちらの隔離空間から外へと出た可能性があります。
カーク・ケルナー元少尉が事情を知っているかと思いますので、捜索をお願いします。
[カークの名も出して願ったのは、その安否を早く知りたかった部分もあってのこと]
それから、今コントロール・ルームに到着しました。
ラヴィ達だらけで、メインコンピューターもエラーによりシステムダウンの可能性が高くなっている状況です。
復旧可能かはまだ不明ですが、可能な限り手を尽してみます。
[通信不能ならばこちらで繋ぎを取る心算だったが、先に報告しておいても良いだろうと、コントロール・ルームについても伝えておいた**]
[うーん。やっぱり、いない気がする。
ちなみに、しっかりとメレディス少尉とジーベル伍長は見つけた。でもカークさんは……やっぱり、いないなあ。
そう考えていたら、声がかかり]
あっ。
えーっと、大丈夫です。
[そう応える。まずいまずい。
能力をつかって、カークさんを探していた……と言うのは簡単だけど。
流石にそこからどういう経緯で能力を使ったのか、と追求されると、なんとなく不味い気がする。
なんせ、許可を与えたのは既に
これは、出来れば秘密にしたいな。すくなくとも、シグルドさんの中のカークさんの印象が分かるまでは。
にしても、本当にどこにいったんだー?
まさかその人物が、"真上"にいるとは思いも寄らないだろう**]
― コントロール・ルーム ―
ま、裏技みたいなもんだけどね……。
[『巻き戻し』に関しては深くは触れず、それだけ言って。
メインの方を任される>>24と、了解、と頷いた]
分担してやった方がロス少ないしな……じゃ、にゃんこの方は、任せる。
[短く言って、一先ず手近なシートに陣取り、パネルに向き直った]
……さて……結構、ややっこしい事になってんなぁ……。
[呟きながら、アクセスを開始する。
尉官権限で触れられる範囲はそう広くはない、が。
ぎりぎり、行ける所は把握していた。
元々メカ好きメカオタで、それが高じてコンピューター関連の技術も色々と身に着けていた事の副産物……なのだが、それはさておき]
……さすがに、中枢ダイレクトは無理だし……周辺の修復の目処がたたないようなら、やる、か。
[なんて呟きながら作業する様子は、珍しくも真剣そのものだった。**]
― 対策本部 ―
どうしました?
[カレルと話している所に入る通信。>>*0
『何か』が外に出た可能性の示唆に、表情はやや、厳しくなる]
カーク・ケルナー……彼、ですか。
わかりました、こちらでも捜索を手配します。
そういう事に向いていそうな人材を確保しましたので。
[覚えのある名におや、と思いながらも返すのは諾の返事。
続いた、コントロール・ルームの状況には一つ息を吐き]
娘たちの事は想定内でしたが……そこまででしたか。
そちらの方はお任せします。外部からのアクセスは、未だにできない状態ですので。
[こちらの状況も手短に伝えた後、一度通信を切り。
視線を向けるのは、
大丈夫なら、構いませんが。
[どうもそう見えないのだが。
一先ず、返された言葉>>+21は素直に受け取っておいた]
それでは、急を要する事案が一つ発生していますので、お願いできますか?
この本部ないし、イベント会場外周のどこかに、カーク・ケルナーという人物がいるはずなのです。
緊急案件で彼とお話ししなくてはならないので、至急捜索をお願いしたいのですが。
[カレルとカークの関わり合いは知らないまま。
色々を伏せた状態での言葉は、果たして何を思わせるやら。**]
は、はいっ。
カークさん……カーク・ケルナーですね。
[とりあえず、気づかれなくてよかった。
それに、カークさんを探すのは元々の仕事だ。
そう言われると共に、姿と顔は特に確認せずに、引き続き続行する。ある意味当然だが。]
……イベント会場の、外かぁ……。
例の穴に入っちゃったのかな。
[そう呟きながら、視線をイベント会場の外に限定させる。
……しかし、なかなか見つからず。]
うぅ、でも、会場の外にも……いないですね……。
[困惑したように呟く。
透視の連続のデメリットは特には無いが、探しっぱなしは流石に疲れる……。
ぱちぱちと瞬きをしながら、ふと上を見て……]
あ……。
は、は……
発見しました……!!
あの、上、屋根の上……!!
[まさか、"真上"にいるとは思いも寄らなかった。
というか、そこにいると、危ないですよ、カークさん……!**]
[男の能力の発現は遅く、その力が確認されたのは20歳になった年のことだった。
すでにパイロットとしての訓練を始めていた男にとって、それは晴天の霹靂といってもいいような出来事で、しばらくは能力そのものをうまく受け入れられずにいた]
[だが、グローランサであることを認定されてから、すぐに配属されたリュフトヒェン基地で、同じ立場の同僚や、もっと年若いグロリアス・チャイルド達と出逢い、その中に自分の居場所を見つけてから、男の意識は変わった。
「自分の目標」であるパイロットとしては不要な力、だが「仲間のために」使うなら、それは役立つ力になる。そう思い決めてからは、能力の制御も格段に安定し、迷いも消えた]
[それが再び揺らいだのは二年前…最新型機動兵器のテストパイロットを選抜するために実施されたシミュレーション装置による仮想戦闘テストの時。
そのテストにおける男の成績は、採点不能……極限状況での単機突破という条件を付されたその仮想空間で、彼は無意識に能力を行使し、空間そのものを、破壊消滅させてしまったのだ]
[それは特異な状況下での、限定的な異常発動であり、通常は、ほぼ起こりえない事態だと、コンピューターによる検証は結論づけ、しかしその特異性故に、事実は外部には勿論、内部的にも厳重に秘匿された]
[パイロットとしての、男の適性が、疑われる事はなく、そのまま以前の通りに勤務する事も可能だった。しかし、男は自ら能力の封印と退役を願い出た。
それが、逃げであるとは、男自身が一番良く知っていた。
だが万一、制御しきれぬ事態が生じたら…仲間を守るために使うと決めていたその力で、仲間を傷付ける事になるかもしれない、その事実に、その時の男は耐え切れなかったのだ]
[夢見ていた新型機の完成が漸く形になりつつあった、その時であったからこそ…**]
はい、よろしくお願いします。
また動きがあれば報告します。
[返る声>>+22にそう返して、通信を切り目下確保すべきものへと意識を移す]
― コントロール・ルーム ―
[端末を操作する間はぶつぶつと呟く声が聞こえていたことだろう。
それが途切れれば、視線は端末から真白猫へと]
スノーウ、遊ぼう?
[暢気に毛繕いしている真白猫に対し、ひらひらと紐を舞わせる]
[真白猫の視線は紐に釘付け。
左右に揺らせば真白猫の顔も動く]
ほーらほら。
[何度か揺らせば伸びてくる真白の脚。
てしっ、てしっ、と紐に夢中になるのに和みつつ]
[真白猫は伸びる手に気付かぬまま、紐の先を追いかけて]
《もふもふ》
[ふわふわの毛並みを撫でてから真白猫を拾い上げて胸の辺りに抱えた]
思ったより大人しいー。
[そう言えばカークの頭に居る時から、この真白猫はあまり警戒等をしていなかったように思う。
紐から離されても腕の中で大人しくしている真白猫を、ミリアムは上機嫌で撫でた]
うーーーーん
[ 足元から発見されている>>+25とは気付かずに、男はやっと見つけた通風口の傍で悩んでいた ]
ここ、こじ開けると、確実にセキュリティシステムに引っかかるよなあ...
[ メレディス曰くの物理で突破、は、可能なのだが、異常事態に陥っているイベント会場と違って、ここではまともにセキュリティが働いている筈だ。
下手をすると、降りた途端に拘束という事態にもなりかねない ]
ま、俺はいいんだけど...
[ 侵入者として一時拘束されたとしても、最終的に特務部部隊長には会える筈だと踏んでいるから、それでも構わないといえば構わないのだ。
だが、問題は、極端に臆病な「ちいさないきもの」の方で ]
驚いて、また逃げ出しかねねーし...
[ 下手をすると、自分の中からも飛び出してしまうかもしれない。そうなれば事態の収拾はますます難しくなるだろう ]
いっそ、飛び降りるか。
[ 視線は屋根から見下ろす地面に向かう。建物は通常の二階建てより少し高いくらい。うまくいけば大した怪我はしなくて済むだろう ]
いや。いやいやいやいや。
あたしにも、わからないのに説明求められても困りますーー!
[警戒心丸出しで詰め寄られても>>11 >>13、分からないものはわからない。
恐らく自分の能力は空間に作用する
ローレルの勢いなどに吃驚して、少し涙目になった。]
<コワイ>
[ 響いた声に、男は、はあ、と、吐息をつく ]
宇宙から飛んできた奴が、なんでこの程度の高度怖がってんだよ。
<ケガスル コワイ>
お前は怪我なんか...あ?もしかして、俺の心配してるのか?
<.........>
[ 無言の答えに苦笑が浮かんだ ]
大丈夫だ、怪我しねえように降りるから。
[ 宥めるように囁いた時点で、行動は決まっていた ]
ふーう...
[ 一度、深く呼吸して ]
[ そのまま自由落下するかと思われた男の身体が、ふわりと一瞬宙に静止し、ゆっくりと地面に降下していくのを、或いはカレルも目撃していたか ]
...こりゃ伍長も落ち着かねえ筈だわ。
[ 自分自身に対して意識して念動を使ったのは始めてだった男は、地に足を着いた後で、先刻、浮き上がらせてしまったミリアムの事を思い出して、小さく笑った ]
― 対策本部 ―
[名前以外の情報は出していないのに、迷う事無く探し始めるカレルの様子>>+24に、おやあ? とでも言いたげな、楽しげな笑みが浮かんだのは刹那の事。
齎された居場所の情報>>+25に、笑みは呆れにすり替わる]
……相変わらず、高い所好き、という事でしょうかね。
[その評価ってどうなんですか。
とか、突っ込みの入りそうな事を呟いた後、手元のパネルを操作する。
基地全体の監視システムから情報を引き出し、見つけたのは建物の上から跳ぶ姿。>>+33]
…………遅かったか。
……ま、いいでしょう。
手の空いている誰か、彼の迎えを頼みます。
[そんな指示を出した後、向き直るのはカレルの方]
……ところで、マハラ上等兵。
彼とは、面識があったのですか?
[ゆるく首を傾いで問いかける。
声音にはどこか、愉しげな響きが宿っていた]
...さて、どこから入るかな。
[ 勿論地上の出入り口にもセキュリティや警備は配置されているわけで ]
ちょっと甘そうなのは、あっちか。
[ 普段から、散々基地の警備班とバトっているのは伊達ではない。入り込めそうな隙を狙って、男は、ふらりと動きだした* ]
[こちらが少し涙目になったのを見て、ローレルはどうしただろう。
少々落ち着いた後、半目で]
ビックリするのもわかりますが、ここにいる軍人の全員が今回のこと全てを理解してる訳でない、とご理解くださると嬉しいです。
[言葉に若干含んだ棘を隠さずにローレルに伝える。
キアラと共にいた軍人からは突っ込みが入ったが。]
― コントロール・ルーム ―
[白猫の事は完全に任せ、時折ハッキングすれすれの強制コードを噛ませながらシステムの状態を調べていく]
……末端は、俺の手持ちでも回復できそうだけど……さすがに、中枢は無理だな。
だからって、落としちまうと上が大騒ぎになるし……。
[上では未だ、一般参加者たちがゲームに興じているはずだ。
そこで、システムダウンによる機能停止を引き起こすのは避けたい。
絶対避けたい]
あーとで、怒られるだろうけど。
……そんときゃそん時、なるようになれっ……!
[ある意味物騒な事を呟きつつ、意識を集中する。
意識して力を使うのは、制御訓練が終わった時以来。
力の危険性故に厳重に封印され、もし使うような事態に遭遇した場合は、十分な注意を払うように、と言われ続けていたもの。
それを使う事に躊躇いがない、とは言わないが]
やれる事は、やる。
……逃げねぇ。
[ぽつり、と小さく呟いた後、意識を集中させる。
意識を向けるのは、メインコンピューターのコアシステム。
イメージするのは、逆回りの時計。
慌てず、ゆっくり、元のカタチへ。
そんな言葉が浮かぶのに合わせ、淡い緑と紫の光がふわ、と舞い散った]
転校生 ローレルは、ランダム を投票先に選びました。
― コントロール・ルーム ―
[不意に真白猫が、にゃあん、と鳴く。
視線と耳を動かす様子に釣られて同じ方向を見遣ると、システムの復旧を試みるメレディス>>36が見えた]
邪魔ちゃダメだからね?
[集中している様子にそんなことを真白猫に言う。
真白猫は理解しているのかどうなのか、それでも腕の中から動くことなく、ふわり舞う光に視線を巡らせていた]
[メレディスの作業を見届ける最中、彼の周囲に茶色のもふもふ達がちょんちょんと集まり始めているのを見る]
あっ、ダメダメ。
[邪魔をされてはいけないと、茶兎の方へと歩み寄った]
[伸ばした手は茶兎を捕まえるには至らなかったが、メレディスの周囲から遠ざけるのには成功した模様]
油断ならないなぁ。
[逃げる茶兎を見遣りながら、メレディスの作業が終わるまではマスコット達が邪魔しないように追い払う作業に従事した]
え、えっ。ちょっ!!
[兎に角、どうにかしてこちらに来て頂かないと。
でも、どうやって……と、考えてる間に。
カークさんが飛び移る所>>+33をリアルタイムで目撃してしまった。
……が、その心配も実は不要だったようで。>>+34]
……はぁ。
たった今、超絶ショッキングな映像を見てしまったような……。
[この方は、まぁ無茶をやる。
ゆっくりと落ちていく。驚きはしたが、不可解な感情はそれほどない。
この時初めて、自分と同じ能力持ちだと知った。]
すみません。
愚痴はこれくらいにして、コントロールルームの方に行きませんか?
あちらでなにか起こっているようなので。
[きりっ、とした半目を苦笑に変えて促す。
なにか、について問われれば]
すみません、あたしも断片的な事しか分からないのですが、あちらでも人が消えたらしい、としか。
[先ほど脳裏に浮かんだミリアムの事を考えていたこともあってか、再びミリアムの表層の情報を断片的に見たようで。
自分の能力の事など、どこまで話をしていいのか分からなかったため、差し障りのなさそうな範囲の事を口にした。]
……え?
[そう声をかけられ、目をきょとんとさせる。>>+36
なんでシグルドさんに面識があるってバレてるんだろう。
どうやら素で理由が分からないらしい。]
えーっと。まぁ、はい。
会場内で会いました。あと元々此処の人ですって。
[まあここら辺は伏せてもしょうがないか。]
ご存じでしたか?
[当たり前だ]
[ 警備の手薄そうな場所を探してうろついていると、足元でうろつく白猫を捕まえようと、わたわたしている警備兵を見つけた ]
ありゃ、こんなとこまであいつら出てんのか...ま、好都合、と。
[ 気配を殺して近付き、そっと警備兵の背後を擦り抜けようとした時 ]
『ケルナー少尉!』
[ 不意にかけられた声に、あちゃあ、と首を竦める ]
いや、俺、もう少尉じゃねーし、て、あれ?お前...
[ それは、以前に同じ部隊に居た男の部下の一人で、どうやら、誰か迎えに、という特務部部隊長の命に志願してやって来たらしかった ]
[そもそも、軍に入る契機となったのは、『力』の暴発的発動だった。
命の危機に晒された時、無自覚に使った『時間停止』。
その場に居合わせた特務隊長のおかげで、あらゆる意味で事なきを得て。
力の正しい制御を身に着けたなら、それはより多くを護れる力になり得る、と。
そう、言われて──それが、この道に進む事を踏み切らせた。
力の複雑さや、発動に纏わる諸々のリスクを鑑みて、結局は封じられていたものの。
それを、有効に使えるというなら使う事に躊躇いはない。
…………後が色々こわいけど]
― コントロール・ルーム ―
[周囲に茶兎が集まっているとか、それを追い払ってもらっているとか。
そこらに意識を回す余裕などないまま、緩く、ゆるく、時計を逆回しさせていく。
どこまで戻ればいい?
そんなに前じゃなくても大丈夫。
ほんの数時間前、まだ当たり前が当たり前だった時まで。
そんな念を向けた後、それに応じるように二色の光が瞬き、それはメインコンピューターの中央管理システムをふわりと包み込む。
イメージの中でそれを確認した所で──]
…………。
[ゆる、と閉じていた目を開けて短く息を吐く。
頭の中がしばし、空っぽになったような感覚は、力を使った後の特有の後遺症。
それから、もう一度、今度は大きく息を吐き出して]
…………つ、かれ、た…………。
[短く言うのと同時に、がっくり、とシートの背もたれに寄りかかった]
/*
昨夜はやっぱり戻ってこれませんでした申し訳ない。
しかし今日の襲撃はローレルの警戒心が倍率ドン!な感じだにゃあ。
ケルナーさん吊られてるのも、うん。
相変わらずたのしそうね、ラ神。
― 対策本部 ―
いや、探査をお願いした時、容姿の確認もなく始めたようなので。
面識があったのかな、と。
会場で会っていた、というなら、納得ですね。
[きょとん、とする様子>>+39に向けるのは楽しげな笑顔。
ご存じでしたか、という問いにはええ、と頷いて]
……彼には色々と、泣かされましたので。
よぉく、覚えておりますとも。
[聞きようによってはとんでもない事をさらり、返した]
『はあ...見つかって良かったです。特務部部隊長がお呼びです。どうか対策本部まで出頭願います!』
[ 大人しくついてきてくれないと困る、と全身で訴えかけるような元部下の様子に、男は、ぽりと頭を掻いて ]
いや、そんな、必死にならんでも...こっちも隊長殿には会わなきゃいけねえと思ってたとこだ。
案内してくれ。
[ やがて、案内に従って、男は対策本部へと向かうことになったのだが、その途中 ]
あれ?キアラ?
[ ふと視線を向けた廊下の片隅、なにやらもぞもぞ動く袋を抱えて座り込む顔見知りの少女>>+18を見つけて、男は瞬いた ]
― コントロール・ルーム ―
[追い払ったり注意を自分に向けたり。
結局、茶兎を捕まえることは出来なかったが、メレディスの邪魔になるのは防げたようだった。
そうこうしている間に、メレディスの方で変化>>43が起きる]
あっ、大丈夫ですか?
…どうです? メインの状態は。
[シートに凭れかかるのを見て、メレディスの隣まで歩み寄り、言葉通りの表情になっているのを覗き込んだ]
― 対策本部近辺 ―
[大尉の元まで案内してくれるという人達の後を付いて歩く。
途中までは平穏だったが、視界を白い何かが横切ったのに気付くと足が止まり]
…あれ?
………え、ちょ…あの中だけじゃねぇの!?
[会場内でわきゃわきゃふわもふしてた程ではないが、ぴょこぴょこふかふかしてる兎猫達に呆気に取られた]
なんでここに?つか...大丈夫か?
[ 声をかければ、案内の兵士が『お知り合いですか?』と、首を傾げる ]
いや、ヘルムスのおやっさんの娘だよ。お前も見たことくらいあるだろ?中に居たはずなんだが、どうしてこっちに...
自分で出て来た、わけじゃないよなあ?
[ キアラからはどう返答があったか、どちらにしても状況が把握出来ていないと判れば、選択肢はひとつ ]
それじゃ、とにかく一緒に行くか?対策本部てのが出来てるらしいからさ。
そっちでなら、中が今どうなってるかも判るかもしれねえし。
[ 巻き込まれただけ、とはいえ、彼女もこの事件の当事者だ、事情も知りたいだろうし中の様子も気になるだろうと、そう誘いかけた ]
あ。成る程。
[ぽんと、手を叩く。確かに、いきなり探し始めたら知ってるのも分かるか、と。
異常事態であるが故のやる気は手に入れたものの、今一甘い部分はそのままだ。]
……え。
えーっと。泣かされて、いた、ですって。
[一体何をしでかしたんだカークさん。
訊きたいような、訊きたくないような。]
ま、まぁ、一先ず無事が確認されて、良かったですね!!
[露骨に話題をそらす]
― コントロール・ルーム ―
あー、うん、だいじょーぶ。
『力』使った後は、大体こんな感じなんだよね……。
あと、久しぶりにやったから、いつもより消耗が大きかったっぽい。
[大丈夫かと問われ>>44、苦笑しながらこう返した後]
メインは、巻き戻し状態……つまり、異変が起きる前の状態に戻り始めてる。
実質、自己再生してるようなもん、かな。
ちょっと時間はかかるけど、修復はできるはずだよ。
完全な回復には、正規メンテしてもらわないとなんないけどね。
[異変は会場内だけだと思い込んでいた為、想定外につい出てしまった素に慌てて口を押さえる。
幸い同行している人達から咎められることは無く、代わりに苦笑いでまずは早く大尉の元へと促された。
それもそうだと頷き、急ぎ足で向かった先に人影が幾つか見えて]
あれ?
キアラに…ケルナーさん?
[見知った顔を見つけ、確認兼ねて名を呼んだ*]
― 対策本部 ―
……気づいてなかったんですか。
[説明されて納得する様子>>+45に、やれやれ、と息を吐く。
まだまだ、色々と鍛えないとならないかな、とは心の奥に止める呟き]
ええ、それはもう、数え上げたらきりがないくらいには。
[多分、同じくらい泣かせてる気もするが、それはそれ]
無事……ええ、そうですね。
見た所は、無事のようで何よりです。
[話題を逸らそうという試みには気づいていたが、別に過去話を続けたいわけではないので、そのまま乗っかる。
が、その物言いも、どこかびみょーな響きになるのは已む無しか]
……まあ、後は当人の話を聞きませんと。
色々と、面倒な事になっているようですからね。
[呆れられた様子>>+47に、肩を竦める。まぁ、こういうことから情報が漏れる可能性がある……というのだが、まだまだ未熟な身。
とりあえず後で説教の一つや二つは覚悟しておこうか。
続く言葉には。]
き、きりがないくらい……。
[思わず絶句する。"一見軽いけど頼りになる人"のイメージが強すぎるから、誰かを泣かすということの想像がつかない。
いや、もしかしたらああ見えて人を困らせまくってた、とかそういう……?
イヤイヤイヤ、そんな馬鹿な、と必死に頭を巡らせる。]
……そ、そうですね!
[話題そらしに乗っかってくれた>>+48のはありがたい。]
カークさんの話……まぁ、そうですね。
カークさんも、きっとこの状況をなんとかしたい筈ですから。
[そういえば、さっきのシグルドさんとのやりとりで意識を乱され、透視モードをオフにしてたんだった。
まぁ、大丈夫か。あのカークさんが、まさか迷ったりすることはあるまい。]
[ 案内の兵士も、関係者と判れば否やは無く、キアラの同意を得られれば、共に対策本部へと向かうことになる。
その背後から、聞き覚えのあるもう一人の声>>+46]
お、やっぱりこっちに居たのか。
[ 彼女が外に出た事は、すでに感知していたから、そちらに驚くことはなく ]
俺もうっかり出て来ちまったんだ。今から対策本部に出頭する。お前さんもだろ?
[ どういううっかりなんだ?とツッコミ受けそうではあるが、そんな風に伝えて、結局は同行して行く事になるだろう ]
― コントロール・ルーム ―
[能力の使用は消耗を伴う。
その度合いは保持する能力にも寄るらしいが、メレディスのものは消耗も大きめらしい>>46]
そうなんですか…ご苦労様でした。
じゃあしばらくしたら動くんですね。
良かった。
正規メンテはどの道この騒動が解決してからになるでしょうし…。
ひとまず外部とのアクセスが出来るようになれば、何とか。
あっ、スノウ確保しておきましたっ。
[大役を果たしてくれたメレディスを労った後、自身も目的を果たしたことを嬉しげに報告する。
胸元に抱えられた真白猫は暴れることなく、大人しくその腕に収まっていた。
暢気に、くわ、と欠伸までしている]
いえ、こちらこそ申し訳なく。
[ローレルの言葉>>47に、こちらもぺこりと頭を下げ。]
……何かあったらあたしが責任取りますので。
[実際にとれるかは謎ではあるが。
詳しい説明はお口チャックしつつ、コントロールルームへと向かう。]
― 対策本部 ―
[こちらの物言いにあれこれと考えてしまっているらしき姿>>+49は、微笑ましくも見えるもの。
勿論、そんな思考は表には出さず]
ええ、そこは間違いないでしょうね。
[何とかしたい、という言葉はあっさりと肯定する。
何もしないはずがない、という認識があるが故に]
さて、そろそろご本人も到着しそうですか。
[言いつつ、扉の方へ視線を向ける。
すっかり寛いだ態の茶兎も、習うようにそっちを向いた]
[対策本部について教われば]
そうなの?
うん…、役に立てないかもだけどついて行ってもいい?
[どうしてこんな事になっているのかは自分も知りたい。
向こうがどうなっているのかも――それは決していつもの好奇心ではなく。
誘いの言葉には確りと頷いてみせた。]
[やがて、シグルドの待ち受ける>>+52対策本部へと到着し、そこで、カレルの姿を見れば、一瞬驚いた顔は見せるが、彼に声をかけるより先に、背筋をぴしりと正し、正規の敬礼を、かつての上官に捧げる ]
カーク=ケルナー、出頭致しました。
[ 名乗るべき階級は無い。だが、その表情も声音も、軍人としてのものだ ]
― コントロール・ルーム ―
ん、ありがと。
[ご苦労様、という言葉に少し、笑って]
ああ、メインが復旧すれば、連鎖で他も回復するだろうから。
今は、待つだけ……かな。
そも、俺動けないけど。
[冗談めかして言った後、真白の確保を報告され]
そっちも、お疲れ様……しっかし、こいつほんとに暢気だなあ……。
[くわ、と欠伸する姿に浮かぶのは苦笑]
後は、うさっこのオリジナルがどこにいるか、か……。
オリジナルなら喋るから、見分けはつけやすいとは思うんだけど。
― 対策本部 ―
[やって来た待ち人から向けられたのは、正規の敬礼。>>+56
それに、ほんの少し目を細めたのは僅かな時間]
……お久しぶりです、ケルナー君。
直接顔を合わせるのは、君の退役以来……でしたか。
[呼びかけは、少しだけ懐かしむような響きを帯びる。
けれど、それはすぐに飲まれて消えて]
ともあれ、今の君は軍属ではない。
……楽にしてくれて、構いませんよ。
そちらのお嬢さんもね。
[カークと共にやって来た者たちにも、軽い言葉を向けた後。
す、と表情は引き締まる]
……さて。
呼び出しの理由は、既に察していると思いますが。
単刀直入に聞きます。
ケルナー君、『何か』拾っていませんか?
[投げた問いは、直球と言えば直球だが。
事情を知らなければ、どこか意味不明なものだった]
― コントロール・ルーム ―
え、そんなに消耗してるんですか。
[動けない、と言われて>>52驚きを表情に乗せた]
とにかく休息するしかない…んですね。
[待つより他無いのだし、それでも良いのかな、とも思う]
暢気ですよねぇ…。
紐で釣れましたよ。
[捕獲方法も明かしたところで、気になる単語>>53を耳にした]
……このこ、オリジナルなんですか?
[後は、と言うからには腕の中の真白猫がオリジナルであることを意味するように思えて。
はたりと瞬きながら問いを向ける]
な、キアラ。
こっち来る前、誰かと一緒に居たか?
ローレル一人だけとかじゃ、ないよな?
[自分の時も周りに人が居たのに己だけがバイパスを通って脱出だった。
自分の時は事情を知っている人が近くに居たからパニックは起きていないだろう。
けれどキアラは違う。
もしもローレルが一人残されていたりしたらパニックに陥ってるんじゃないか、と案じて問いかけた]
― コントロールルーム ―
ええと、ミリアムさんいらっしゃいます……?
[流れるように、ラヴィを抱っこすると、一度、コントロールルームの扉を叩いて中へ声をかける。]
……!
カークさん……。
[もしかしたら、さっき尋ねてきた人ともう一人……恐らく初対面の人も一緒かもしれない。
何はともあれ、無事にここまで来れてよかった。
……とりあえず今は、シグルドさんとカークさんのやりとりをじっと見ている。]
― コントロール・ルーム ―
あはは……『巻き戻し』は、効果がでかい分、それに比して消耗するんだよ。
[笑い話にしてはいるが、実際の所は生体エネルギーとか、そういったものを消費するレベルなので結構な大事だったりする。
その辺りも、気軽に使うな、と言われる一因なのだが口にはせず]
ま、ちょっと休めば回復するから、だいじょーぶ。
というわけで、動き詰めだったし、ちょっと休憩、だね。
[休息するしか、という言葉>>54に、軽いまま同意した]
……紐で、って、さすが猫というかなんというか……。
[確保の方法に、思わず呆れた声を上げた後]
ああ、先輩がそう言ってたんだ。
そいつがオリジナルだろうから、自分になんかあったら、確保しとけ、って。
[問われた事>>55に、先に交わした言葉も含めて説明を返した]
失礼します、サシャ・パーヴェルです。
[ともあれ、会話は対策本部に着いたところで一旦収め。
中に入り、カークに続き敬礼をした後。
シグルドとカークが声を交わすのを聞いていたが]
(…『何か』?)
[心当たりは、シグルドからの通信で聞いた中にあり。
思わず問いかけるように、カークを見つめた**]
[ シグルドに退役以来>>+58、と言われれば、頷いて ]
直接には、そうですね、二年振りです。
[ だが、ジャーナリストとして、騒がしく出入りしていた二年間の事は、彼にも伝わっている筈だと男は確信している。むしろ、それを見越して毎度騒いでいたようなものなのだ。
無事と近況を報せる手段としては、相当ひねくれたものではあったが ]
[ 楽にしろ、と言われれば敬礼を解いて、端的に続く問いに苦笑を浮かべる ]
やっぱり、ばれてましたか。
[勿論というか、カークの退役後のあれこれ>>+66は全て耳に届いている。
その上で、好きにさせている部分も少なからずあるのだが、この辺りを知るのは本当にごく一部だろう]
ええ、ジーベル伍長から、君が『何か』と関わりあるらしい、という報告を受けておりましたので。
……こちらで把握しているもの……外宇宙からの客人、と見て、よろしいかな?
[さらり、と告げた後、問いを重ねる口調はごくごく何気ないもの]
― コントロール・ルーム ―
[メレディスの能力がそこまで大事な消耗をする>>57など知る由もなく。
為された説明に、そうなんですか、と返すに留まる]
そうですね、今はゆっくり休んでください。
カルディナールロート少尉が居てくださって良かったです。
[自分だけでは復旧まで辿り着けなかっただろうから、と。
尽力してくれたことに感謝を示した]
[真白猫についてを聞くと、再びはたりと瞬いて]
ケルナーさんが?
どうして分かったのかしら…。
でもここで確保出来たのは僥倖だったかしら。
あの中から探せる気がしなかったですもの。
[ねぇ、と声をかけるは真白猫の方。
真白猫は我関せずの様相で、にゃーん、と鳴いて耳をぴるぴるさせていた]
[メレディスと会話を続ける中、コントロール・ルームの扉が叩かれる音>>56がする]
あら?
[聞き覚えのある声も届いたため、真白猫を抱えたまま扉へと近付き扉を開く操作をした]
アルムスター少尉。
[扉を開けばフレデリカともう一人、少女の姿をした子が居て。
ここに居ることを知った上での訪問に少し首を傾いだ]
良く分かりましたね、ここに居ると。
何かありましたか?
[ 自分とシグルドの会話に、室内の視線と意識が集中するのを感じて、男は内心吐息をつく。
巻き込まれた人間への説明義務は、確かに男にある。だからこれは覚悟の上のことだったが ]
(一気に信用マイナス評価になりそーだよなー)
[ それはちょっとキツイ、と、思わず遠い目をした ]
ジーベル伍長が...そうですか。
[ 告げられた事実>>+71に対する驚きはやはり少ない。
短く無い付き合いのこの特務隊長が、何ら手を打っていないとも思ってはいなかったし、ミリアムの様子に疑問を感じたのも確かだったから浮かぶのは「やっぱり」という感想だ ]
はい...恐らく精神生命体と呼んでいいものか、と。俺の中に、隠れてます、今は。
すっっっっげえ、臆病なんですよ、こいつ。
[ 実際今も、ぴるぴると震えるような気配が男の深層に伝わっていて、また逃げ出しはしないかと気が気ではなかった ]
― コントロール・ルーム ―
俺は、俺にやれる事を全力でやってるだけだよ。
[向けられた感謝>>59に返す言葉は完全に、素。
休んで、という言葉は言われるまでもないから、頷くに止めて]
ん、何でわかるのか、までは聞かなかった。
聞いてる余裕がなかった、っていうのもあるけど。
[というか、その後茶化し話題に転げたせいとも言うが、そこはそれ]
ん、あの中に紛れたら、見つけるのは、なあ……。
[視界の隅をぴょこぴょこしているもふたちをちら、と見て。
改めて、捕まってよかった、なんて思っていた所に聞こえたのは、扉を叩く音。
動く気力はまだないから、シートを回してなんとかそちらへ視線を向けた]
[遠い目>>+72する心理は知ってか知らずか、そこに触れる事はなく]
ええ、通信回線が繋がったのが、彼女たちでしたので。
[彼女たち、と告げる刹那、視線はカークたちと共に来たサシャの方へと流れる。
流れた視線は、続く説明に、再びカークへと流れて]
……ふむ。
精神生命体……ですか。
[ある程度予想はしていたが、実際にそれ、と聞かされると思う所の項目が増える。
しかし、現状問題なのはそれよりも]
……ええ。
異様に怯える気配は、私も感じています。
[思念感応力は、他者の感情を察知する力でもある。
故に、それはひしひしと感じられていた]
まずは、こちらに敵対する意思がない、と。
安全である、と十分に知らせる必要がありそうですか。
……でなければ、状況の改善も、難しいでしょうし。
― コントロール・ルーム ―
[扉の向こう、フレデリカの姿が見えれば、やー、と軽く手を振って。
その傍らに、先ほど知り合ったばかりの姿を見てとると、あれ、と言いつつ瞬いた]
えっと……ローレル、だっけ?
うん、俺は大丈夫。
ちょっと、疲れてるだけだから。
[大丈夫ですか、という問いかけ>>64に笑って返す。
こんな時に弱った所を見せないのは、根っからの性分]
この生命体が、現在の事態を引き起こした元凶であることは間違いありません。
しかし、こうなることを狙ってやったわけではないのは確かです。何しろ、やった当事者が一番驚いて怖がってますんで。
まあ...憑かれちゃった俺が言っても説得力ありませんが。
[ 実際、男の意見は、その生命体に操られての言葉だと思われても仕方のないところ。だからこそ、今まで簡単には告げることが出来なかった。
だが感応力の強いシグルドならば、と思ったのは当たっていたようで>>+75 ]
それは、俺も何とか納得させようとしてみてるんですがね。
何せ、ほんっとーに臆病で。
あと状況の改善ですが、何がどうなったのかが、当事者にも判ってないみたいなんで、すぐには無理かもしれません。
......一応、俺なりに考えてみていることはあるんですが。
― コントロールルーム ―
ええっとですね、キアラちゃんが突然、いなくなったのと。
ちょっとお耳を。
[一般の人もいるので、はっきり言っていいのかわからない。
ので、とりあえず(?)『グロリアス・チャイルド』に目覚めたらしきこと。
どうも、力は精神感応系……テレパシーのようだ、とも伝えた。]
……ふむ。
その様子だと、ここに来た事自体、意図してはいなかった……という事でしょうか。
[伝えられる状況>>+76に、冷静な分析を零し]
とはいえ……あまり長い時間、このままではいられません。
一般人も、多数巻き込んでいますしね。
考えている事……とは?
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