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声無しの タクマ の能力(守る)の対象が 夜盲 ジャン に自動決定されました。
兎 ツェーザル は 黒猫 クロイツ に投票した
黒猫 クロイツ は 兎 ツェーザル に投票した
曜変天目 リエヴル は 声無しの タクマ に投票した(ランダム投票)
碧眼 シルキー は 兎 ツェーザル に投票した(ランダム投票)
夜盲 ジャン は 流浪人 ジェフロイ に投票した
流浪人 ジェフロイ は 絵本作家 ローレル に投票した
青銀 エレオノーレ は 声無しの タクマ に投票した(ランダム投票)
声無しの タクマ は 曜変天目 リエヴル に投票した
元・神父 アルビン は 黒猫 クロイツ に投票した
絵本作家 ローレル は 黒猫 クロイツ に投票した
兎 ツェーザル に 2人が投票した
黒猫 クロイツ に 3人が投票した
曜変天目 リエヴル に 1人が投票した
流浪人 ジェフロイ に 1人が投票した
声無しの タクマ に 2人が投票した
絵本作家 ローレル に 1人が投票した
黒猫 クロイツ は村人の手により処刑された。
曜変天目 リエヴル は、声無しの タクマ を護衛している。
碧眼 シルキー は、夜盲 ジャン を護衛している。
夜盲 ジャン は、碧眼 シルキー を護衛している。
流浪人 ジェフロイ は、碧眼 シルキー を護衛している。
青銀 エレオノーレ は、流浪人 ジェフロイ を護衛している。
声無しの タクマ は、夜盲 ジャン を護衛している。
元・神父 アルビン は、流浪人 ジェフロイ を護衛している。
次の日の朝、曜変天目 リエヴル が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、兎 ツェーザル、碧眼 シルキー、夜盲 ジャン、流浪人 ジェフロイ、青銀 エレオノーレ、声無しの タクマ、元・神父 アルビン、絵本作家 ローレルの8名。
碧眼 シルキーは、夜盲 ジャン を能力(守る)の対象に選びました。
クロイツとリエヴルを、元老の皆さまの元へご案内〜
墓下と地上の人数が拮抗しましたね。
これ以降も引き続き、チューチューしたり>>1:#1のイベント表をお楽しみください。
碧眼 シルキーは、ランダム を投票先に選びました。
おおおおぅ……。
リエヴルさんと戦いたかった……。
これ、セルウィンさんやリエヴルさんが襲撃されたとは限らないんだよね。
彼らの護衛場所が襲撃されたって可能性も十分あるわけで……。
[廊下に顔だけ出して、ローレルはきょろきょろと辺りを見回しました。
その数6(6x1)回。
人の気配はなさそうだと見て、ローレルはひょっこりと出てきました。]
[魔剣が切り裂いたのは物質ではなく、空間だった。
兎がそうしたように、通れぬはずの場所に通路を結び、リエヴルをその向こうへと引き込む。]
すまんけんど、おいはシルキーちう人を見ちょらん。
金糸雀どころか何の鳥の姿も見かけちょらんし。
[すまなさそうにジャンに詫びた。]
おいには特別な能力は何もなか。
おいは人探しには足手まといじゃ。
[ほんの少しの間、眉をしかめて考え込んだ後。
きっぱりと顔を上げて、羆がいたという方角に向かうリエブルを目で追った。
さっとアルビンを振り返り、]
あん男が一人で行くちうなら、おいは放ってはおけん。
あん男がどんだけ強いか知らんが、おいでも何か役に立つこともあるかも知れんきに。
[じゃあの、と手を振り、リエブルを追って駈け出した。]
[必死に声を押し殺す様子もまた可愛らしいもの。
いずれは、身も世もなく喘がせてみたい。
なにか鬱屈したものを抱える心をすべて暴き立ててみたい。
そんなことを思いながら、心行くまで血の饗宴を堪能し、
力果てた彼を闇の手に任せて、再び霧の中へ戻っていった。
その一部始終を、鴉の元にいる狼の前に映し出してやったのは、
ほんのささやかな親切心である。]
護衛してたのに死んだ=そこが狙撃手だった
ってことか。
もっと色々な所を護衛しても面白そう……。
というか、俺は死んでもいいんだけどな……@w@
どうしようか。
次は冒険的な場所を護衛してみようかな?
元・神父 アルビンは、絵本作家 ローレル を投票先に選びました。
元・神父 アルビンは、青銀 エレオノーレ を能力(守る)の対象に選びました。
[魔剣を連れた男に2(6x1)歩で追いつき]
おまぁが羆のとこへ行くち言うんなら、おいもついていく。
構わんじゃろ?
[答えが返ってくることは期待せず、その背に声をかけた。]
[知っているひとだ。
お花をもってゆくと、約束を交わしたひと。
……一瞬の躊躇いは欲望にかき消されて。
ドレッサーに向かいごそごそとなにやら探っているその女性に、金糸雀は狙いをつけた。息を殺してタイミングを待つ。
――なかなかどうして、隙が見つからない。
随分と警戒しているようだ。
金糸雀がいい加減焦れてきたその時だ。
窓を震わすほどの振動が鼓膜を震わせて。同時に女性の意識が一瞬、そちらへ向いた>>3:227ことに気付く。
まさに千載一遇の好機。
金糸雀はすり減った神経となけなしの魔力を使って気配を消し、魔力に「毒」を仕込む。そうして、女性の首元へと迫った。
少しだけ、少しだけ相手よりも速ければ良い。
嘴さえ突き入れてしまえば此方のもの…――]
[唇を濡れた真紅に染めて、少女は微笑う]
ふ、は。御馳走様、ガートルート。
[紅色の紗の影絵となって、古老は身を起こす。
仄かな温度を取り戻した両手が、紅榴候の頬を包む。
太古の贄姫が纏う薄絹は、音もなくその肩から滑り落ちる]
さ。次ぐるは其方の番ぞ、紅榴の娘子。
思う様、妾に触れて―興じて、召されるが好い。
[やがて二つの影姿は、そっと重なるかのように寄り添っていくだろう**]
1)羽根は引っ込めた描写する。
→流れとしてはきれい
2)そこは不確定のまま置いとく
→流れはきれいじゃないけど、後で気づいた時に何かの役に立つかも。ただし、持ち物一覧が困る
― 地下迷宮 ―
[ずいぶんと寝ていたようだ、と体を起こすと]
……あぁ……
[悟ってしまった、ここがどこか。
自分が、脱落したことも…――]
元・神父 アルビンは、夜盲 ジャン を能力(守る)の対象に選びました。
Q. ゲージ0の方がイベントで更にブラッドゲージのなくなる場合はどうなってしまうのでしょうか?
A. 「ブラッドゲージは■で示され、上限は■■■、下限は■0 (□□□)で、マイナスはありません。(企画wikiより)」なので、□□□のままです。
[てくてくと廊下を進みますが、なかなか人は現れません。
ちかちかさんや猫の人、鳥さんのようなこわい人がいないことにほっとはしました。けれども、おはなしができる人もいないのにはローレルも困ってしまいます。]
あのぉー、だれかいませんかー?
[声を張り上げてみます。
もしかして、「ゲーム」が進んでしまって、人はめっきり減ってしまったのでしょうか?
そう思いながら、早足になって進みます。]
— 地下迷宮 —
仔猫ちゃん
[目覚めた黒猫の傍ら、鳥の姿の梟はほぅ、と低く鳴く]
貴方の為の時間は少ないと言ったのだけれどね
…聞こえていなかったようだ
[笑う声は、いつかの吐息混じり>>2+22>>2+23]
餞別はやらないが、
貴方は宴には参加した。選ばれる力はあった、そういうことだね
あっ!
[23メートルほど先に誰かの背中を見付けて、ローレルは声を上げました。
どうしてそんなに遠くの人が見えたのか、疑問に思うことはありませんでした。]
/*
ゲージ0で更に食らうと、獣になった上で正気に戻れなくなったり、幻覚症状が酷くなったり、親しい人から襲ったり、そういうイベントが起きるのかなって思ってしまいました。
3人もいるからどうなるのかなとはらはら見守っています。(今から戦地に赴きます)
―廊下―
――すみません、ありがとうございます。
[声に気付けば立ち止まり、
追いかけてくるアルビン>>5へ柔らかく微笑む]
そういえば、周囲を気にされていましたか?
[彼が感じている視線のことは、知らない]
本当に凄いです、アルビンさんは。
こんなに罠の多い中、確り探索も進めていらっしゃって。
僕は"ゲーム"の目的、俄かに忘れかけていましたからね。
"餞別"がどのようなものかも、分かりませんし。
[会話をしながらも、周囲へ気を配ることは忘れない。
やがて鋭敏な聴覚に、伝わる少女の声>>9があった。
敵意は感じられず、そのまま振り返る]
― 小部屋 ―
[振動が伝わり、窓が啜り鳴く。
けれど振動の大元が場より遥かに遠い事に気づけば、意識は警戒に向いた。
背後を向けば間近に迫る金糸雀と、その嘴。
狙いが首筋だと判断すれば、金糸雀諸共、叩き落とすべく
その金糸雀が、誰であるかを探る時間はなかった。
今はただ、目の前の脅威を払うのみ―――――]
/*
少なくとも三匹の狼のうち一匹は吊れたから
最大2匹で、カウンターもろもろ考えると…
とりま、毎日がクライマックスってことだけ把握しとこ
夜盲 ジャンは、碧眼 シルキー を能力(守る)の対象に選びました。
――ひゃっ!
[すってんころりん。
足元の絨毯につまずいたのか、お目当ての人にたどり着く前に転んではしまいましたけれど。
人に会えた、というだけで気分は少しだけ落ち着きました。]
[あ、拙い。
眼前に迫る腕を認識した時にはもう遅い。
アドレナリンが出ているのか、時間がコンマ単位でページを捲るようにゆっくりと進んで見えるが。その体は一切反応を許してくれない]
きゅ、
[小さく悲鳴のように啼いて、金糸雀は壁にたたきつけられた。
内臓に重圧がかかって潰れるような、なにか嫌な音を聞く。
それきり金糸雀の意識は薄れる。
スローモーションのようにふわりと地面に落ちれば。
小鳥の体の何処から落ちたものやら、
濃紫色の花が、金糸雀の傍らに献花のようにこぼれ落ちた。
時間が経ってすこしだけ萎れ、僅かに花弁に血痕が付いているものの。それは紛うことなく、杜若。]
いいえ、お礼なんて……。
ただ、俺が戦えないので、せめて出来ることをと思っただけです。
言うなれば、自分の為ですから。
[周囲を気にしていることへの指摘は、どう返答していいか分からず、困り顔をする]
……いえ。
ちょっとここに来るまで、ずっと酷い目に会い続けて来たので……。
妙に気を回しすぎだとは思うのですが。
えっ?!
[予想外に褒められれば、少し戸惑った後、やわりと笑った]
……そういうふうにまっすぐ褒められることは、ここ数十年なかったので。
照れて、しまいます。
俺はただ……ゲームに負けたら、酷い目に遭うんじゃないかって。それくらいなら勝った方がマシだって。
……そういうマイナス思考なだけですよ。
[ジャンが振りかえったことで、少女の存在に気付いた。
おや、と思っている内に……]
あぁっ!
[少女が転ぶのを見ると、思考する前に体が駆け出した。
ふわりと拘束されてない拘束服の裾を広げ、絨毯に埋まった少女を抱き起こす]
大丈夫ですか?
残念だったな。
君がここにいる理由は、もうわかるだろう?
[やや離れた場所から声を掛ける。
魔剣は今はこちらの傍らに浮いていた。]
/*
やっぱり俺襲撃は護衛カウンターだよね!(願望
機能のシステムメッセージ、早く見たい!
とかいってただの襲撃だというwww
狼だけが真実をしっている!(びし!!
どう、とは?
貴方は宴の趣旨を知っているだろうに
[問う声>>+9に眉を上げてみせる]
夜を生きるに相応しいと示した者へ、餞別を
[諳んじる声は深く笑み、
恐れにか跳ねた体へ羽先を触れさせた]
だが、貴方が此処に降りて来たからと言って
独立そのものを妨げるものではないよ
……しかし、こうあまり不出来では、
白絽侯の恥となるのだからね…困ったことだ
王子様みたいですね、アルビンさん。
[二人の元へ辿り着くと、
素早い身のこなしを見せた青年をからかう様に褒めて]
急ぎ過ぎですよ。
…大丈夫ですか?お嬢さん。
僕たちは逃げたりしませんから。
[にこりと身を屈めて少女へ微笑む。
何となく、昔のシルキーと姿が重なった]
[ぐるぐるぐる。
目が回りました。
変わった服装の男の人>>18が起こしてくれるのを、ローレルはふにゃふにゃしながら感じ取ります。
もうひとり、先にローレルに気付いた男の人>>19は、手を振り返してくれていました。]
よ、よかっ、…………たぁ……
[安心が胸までたまってくると、ローレルはそのまま体中に入っていた力を抜きました。]
うさぎになったちかちかさんも、鳥さんも、猫さんもいないようです。
あとは、あの二人を探せたらと思うのみです。
[ローレルは、頭の中を整理しました。
相変わらず、考えていることはだだ漏れになっていましたけれども。]
― 地下迷宮>>+8 ―
ふむ。
友の苦しむ姿を見るのは辛いかね?
[くいと鞭の柄を雛仔の顎下に押し当てて、仰のかせ]
— 玄室 —
トゥルーディ
[哀惜を湛える贄の表情を見上げ、
呼ぶ者がそも少ない名をその唇が紡げば>>3:+46、誰も呼ぶものがなくなった愛称へ言い直す]
……ああ
[朧に実体と非実体を行き来する幽かな、けれど有りて在る者。
小指に触れた牙が皮膚を破れば、深く甘美な酩酊に喉を鳴らした]
[眉を寄せるのは放埒に打ち寄せる情欲を、飲み込んで。
温度を取り戻した頬と紅に染まる唇
笑む形に綻んだ唇は、もう一度訂正する>>+5]
トゥルーディ。
貴方はもっと私達に、打ち解けても良い
[300年は言い続けている。
それよりも前から時間をかけて少しずつ、遥かに霞む蜃気楼のようなこの古老を口説いて口説いて、詰めて来た距離。
時ならば、倦むほどにあった。
馴れた猛禽は満たされる喪失と官能に濡れ、紗の帳へ重なる影を描く*]
[そして、モノローグの中に気になる言葉がある事に気付いた]
……今、
鳥さんと言いました?
それは何色の鳥ですか? もしかして鴉ですか?!?!
[ジャンも同じ所に食いついたのを知り、ハッとして身を引いた。
……シルキー、あるいはカナリアを探すという話だったのに。
完全に失念していた。
自分の事ばかり考える己が、酷く矮小に思えた]
― 城の一室(客間) ―
[幻術より覚めた羆は、不機嫌な唸りを上げた。
周囲を見回し、獲物の姿が無いことに気づく。
代わりに、床に残る血痕を見つけた。
近寄って鼻先を近づけ、舌を伸ばして舐める。
血の味はほんの一瞬飢えを紛らわせたが、
すぐに一層の飢餓感を掻き立てることともなった。
鼻を鳴らしながらあたりを嗅ぎまわり、
やがて後を辿るように歩き出す。
時折風を確かめるように鼻づらを宙に向け、
のっそりと、獲物の追跡を始めた。]
— 地下迷宮 —
私達は、説教など嫌いなのだよ?
[子を持たぬ身、紅榴はそも教育に情熱を持たない]
けれどそうだね…
尋ねようか
[黒猫の姿を、出口のない薄闇の空間へ引き込んで、
梟は人型を得てその前へ腰掛ける。
優美に膝を組んだ]
何故、今しがたなにもせず眠っていた?
私達に吸われてお疲れだったのかな
あっ、ごめんなさい。
動物さん達がわいわいしてたから、ちょっと疲れちゃって……
[「鳥さん」に食い付いたふたり>>23>>25に、ローレルは目をぱちくりさせます。]
もしかしてこの人達は、黄色い鳥さんとお知り合いなんでしょうか?
[ふたりの物腰が穏やかなもので、思ったことはぽろぽろとこぼれ落ちていきます。]
さっき、お風呂にいたとき、黄色い鳥さんは私の肩にとまったよ!
「襲う」とか、「ふいうち」とか、こわいこと言ってたから、私、めって叱ったの!
そしたらね、おぼえてなさいって言って、どっかに行っちゃった。
……おなかすいてるって、言ってたよ。
[ジャラ、と鎖が鳴る。
兎の姿であっても人型で手首を繋いでいた形のまま。
しかしその鈍い銀は今は最前より光を失っているよう]
――――…
[血の気の失せた淡い赤が瞬き、
獣の足元で床の石が切り裂かれる。
跳躍した獣の軌道は壁に弾んで向きを変え加速、ヒトの首へ白に黒の切先を迫らせた。
躱すかいなすか。あるいは獣自身がやめない限り
その頭部を胴体から斬り飛ばすまで2拍]
――『幸運は必ず来る』だなんて、真っ赤な嘘。
これを今持っていたのは貴女なのに、こんなこと………
[金糸雀との距離は、そう遠くはなかったか。
側へ寄り、花を退けてやれば花弁が散った。
何枚散っただろう。
意味もなく、数えてみれば
そのどれもに血の痕が付き、何があったのかを朧気に語る]
貴女がこれを持ってきたら、一本あげようと思っていたの。
『幸せはあなたのもの』だって言うから……
でも、迷信なのかしらね。
[花を脇へと寄せ、力なく横たわる小さな身体を両手で包む。
親指で軽く撫でてやったが、反応は返っただろうか]
ああ。
良い顔になった。
[得たり、と満足げに笑む。]
このまま泣いて許しを請うだけでは、興ざめだと感じていたところだ。
もう少し、このまま意気地を保ってくれたまえ。
私が君の叩き直せるように。
[ぐいと鞭を引き、手元に引き戻す。
雛仔が握ったままであれば、手の平の皮を裂き、轍のように深い掻き傷を作ることだろう]
青銀 エレオノーレは、ランダム を投票先に選びました。
眠る貴方も愛らしく、襲いたいほどだったのだけどね?
[くつと黒猫へ笑う声は機嫌の良さを滲ませる。
説教はまったく向いていない]
体力のないようでは貴方の道を歩くうえで、困るだろう
宴の終わるまでまだ間はある…克服しようか
城にこれからも留まりたいならば、私達は頷くのみだけれどね
[出て行きたいのだろう?と尋ねる声に有無を言わせぬ強さはない
選択させることを楽しむ風情]
…きっとあんたにはわからない。
己を犠牲にしても、守りたいものがある人の意思を。
[嘆いてばかりはいられない。
なんとか時間を稼いで、治癒をしないと。
さっきから人の声がするし、タクマが連れてこられてるかもしれない。
ローズマリーも心配だ。
「力を貸す」と約束したからには守りたい。
できるだけ動かず、そして流れる自分の血を掬いっとっては舐めた]
兎さんはツェーザルさん。猫さんはクロイツ、か。
[その面子で、どうわいわいしていたのだろう。
頭に奇妙な光景が浮かびかけて、思考の脱線を防ぐために慌てて振り払った]
――…そうですね。
黄色い鳥さんなら僕の方の知り合いかもしれません。
[瞬きする少女>>29へ、相槌を打つように大きく頷いて]
え、お風呂…?
[思いがけない場所に、今度は此方が瞬く番だ。
続く言葉に、男が浮かべていた微笑は、
次第に困ったように歪んでいく]
襲う…不意打ち――…。お腹空いてる、ですか。
[確信はないが、黄色い鳥は探し人のような気がする。
ひとまず生きてはいるようだ。しかし、これは…]
[小さく溜息を着くと、
改めて身をかがめてローレルと真っ直ぐ向き合う]
ごめんなさいね。
多分、それは僕の探している女の子です。
怖い思いや、痛い思いはしませんでしたか?
もしそうだとしても、どうか赦してあげてくださいな。
本当は、とても優しい人なんです。
ただ、お腹が空いているとね、
どうしても我慢できないんです。
――そういう風に、出来ているんです。
[少女の頭を撫でようと、腕を伸ばす]
あと、教えてくれてありがとう。
[ジャンの微笑みに目を奪われ、またも頭を撫でられて目を閉じる。
ずいぶんな子供扱いをされていないだろうか。
……いいけれど]
[ジャンが何に合点が行ったのかまでは読みとれない。
黄色い鳥、女の子、というぽろぽろこぼれる情報に、力を抜いた]
[進んでいく人間の女を追いかけ、
羆もまたローレルらの元へと近づいていく。
風に混ざるいくつかの匂いを嗅いで、
今度は慎重に、気配を殺して進んだ。
狩りに慣れた獣がそうするように。]
[多分ここまで体力を奪われるほど血を吸われることはないだろうと思いつつ]
体力に関しては、これから精進いたします。
先日、いつまでここの厄介になっているのだ、
早く独立しろと血親から叱咤の手紙が届きました。
餞別はなくとも、独立させていただけるのであれば、
私はそれで十分でございます。
[いつまでもここにいることが、血親にとって悩みの種になるのではいけないと、出来損ないの血子は思うのだった。]
[ツ、と背に冷たい汗が流れた。
床が割れた、と見て取った瞬間には、兎は跳躍していた。
刹那。
壁を蹴って向きを変える兎が見えた、と思った。
一瞬一瞬が引き伸ばされたように、粘性を持って流れる。
死角だった方向から白い獣が飛来してくるのを横目で捉え、体幹を捻じ曲げて振り返る、その僅か一秒にも見たない時間をじれったいほど長く感じ。]
がああああああああああ!!
[既に獣の軌道は見えている。
捻る動きに速度と力を乗せて、そのまま腕を振り抜いて。
空中で姿勢の変えようのない兎の横腹めがけ、握りこぶしを突き出した。]
これからだなどと、つれないことを言ってくれる
[黒猫の血親の顔を思い出し、微かに笑った。
温厚で気の長い方だ。故にこの仔猫を育てるのに向いていなかったのかもしれない]
私達が、特訓を、手伝ってあげよう?
ここでならば死なせはしないよ
[今後、人の姿を保てない程に損耗する機会はそうそうないし、
その場合にはそのまま滅せられるような危険があろうと]
[今度は否やを言わせず、黒猫の顎へ指を掛けた]
[浮かび上がるような感覚に、金糸雀はほんの少しだけ目を開ける。
視界は曇りガラスのように煙り、周囲の状況はよく分からないけれど。
(ああ、分かるわ)
金糸雀の体を持ち上げて覗きこんでいるのが誰かは、分かる。
異形の身として生まれて初めて、――いや。
"死んで"初めて出来た、お友達。
(ああ、エルさん。泣かないで。)
ぼやけてしまって表情なんて分かりやしないし、彼女が何を言っているのかもさっぱり聞き取れないけれど。何故だか彼女が泣いているような、そんな気がして。
しかし声を上げようと口を開いても、出てくるのはか細い呼気だけ。]
――……、
[嫌われて、しまったかしら。
大好きなおにいさまも、初めて出来たお友達も、襲ってしまった。
――もう、眠ってしまいましょう。
そうすれば暫くすれば体も動くようになるし、その間は誰も襲わなくて済むのだもの。なにより、逃げられるわ。この目を背けたい現実から。
……でも、嫌われてしまうのはやっぱり嫌だなあ。
またひとりに、なってしまう。――――*]
[撫でられようと、目を閉じて。]
でも、おじさんとMr.セルウィンはいなくなってしまいました。
あのふたりも、どこかでローレルを探しているかもしれません。
[そのことが、どうしてもローレルの気がかりなのでした。]
[このゲームの建前は独立と赦免の前の試練であり、
参加した雛や罪人が殺されることは殆どと言って良い程無い(しかし何事も例外は存在する)のだが、
当然のことながらこの些か落ち着きのない雛仔にそれを教えてやるほど親切ではない。]
ふむ。
そういう感動的な台詞を吐いて格好を付けたいのであれば、
君はもっと色んな物を学ぶ必要があるな。
――そう、取り敢えずは忍耐と己の分を知る事から。
[腕の一振りで鞭をまた杖に変え、
ぱちりと指を鳴らす]
[何かをする前に、情報の方から飛び込んで来てくれた。
有難いことだ。どうも都合がよすぎる気もするけれど、これは苛められっ子の心配性というものだろう。
……後は、その黄色い鳥さんが、まだお風呂に居てくれればいいのだけど]
……ローレルさん?
そのローレルさんというのが、貴女のお名前でよろしいですか?
申し遅れました。俺はアルビンです。
アルビン・ローレンツ・バルシュミーデ。
/*
あれぇ?セルウィンさんて……
完全に誤認してたばい…
そもそもねこみちさんとえんじゅさんも分かってない(笑)
見物人だったら分かるけど。
でもってたゆさんもいるんだったらどこか分かったけど(笑)
あれぇ?ほかのひとは???
――…
[拳と軌道が交錯し、
獣の軽い体は天井へ跳ねた。
首を払うはずだった刃は、男の振り抜かれた腕の
肘の上へ赤い線を一周させ、落とす]
―――…
[天井の化粧板を切り裂いて、床へ落ちた獣は男へ向き直った。
その瞳が、さっきよりはっきりと細められる。
漂う血臭に僅かに鼻が動いた]
[ローレルの言葉>>42を聞いて、再度皆が露天風呂でわいわいやっている光景が浮かんだが、絶対違うと思ったので心のマジックで塗り潰しておく]
そうですか。貴女が大丈夫なら、良かった。
[少女の返事に、ほっとしたように息を吐く。
蔭りを見せないように、出来るだけ柔らかく微笑んで。
彼女>>44は目を閉じてくれたので、優しく頭を撫でる。
外見の年齢はシルキーと同じか、下手をすれば少し上位。
けれどその喋りや仕草は、ずっと幼く見えた]
おじさん、はどんな人でしょう。
セルウィンという方は、僕はお逢いしていません。
そのお二人を探しているのですね。
[それから青年>>45の自己紹介へ続ける様に]
僕はジャンと言います。
宜しくお願いします、ローレルちゃん。
[雛仔の足元がとぷりと漆黒の波紋を広げたかと思うと、
そこからぬめりを持った闇色の触手が多数飛び出し、
雛仔を取り囲み、四肢を絡め取ろうと襲いかかる。
絡んだ触手は服の間から入り込んで蠢き、
皮膚を擦り立て、敏感な箇所に絡みついては
絶えず刺激する。
艶たっぷりに微笑み、]
さて、躾のその二だ。
その子らは君の行動を妨げないから、何処でも行くといい。
君の行くところ何処にでもついていく。
ただし、私が良いと言うまで、決して離れない。
/*
間違えました。お、表じゃなくて良かった…!
(削除はpt勿体ない)
コック服
毛皮のコート
ネグリジェ
此れだけ振れば、まともなのが出る筈。
/*
凄い豊富ですねランダム…!
しかしネタにしかならないので、まああれです。
普通に時間経ったら魔力で服戻します。(遠い目)
おじさんはね、タクマさんっていうんだよ。
喋れないけど、おはなししてくれた人なのっ。あとね、服も持ってきてくれたんだ!
Mr.セルウィンは、おじさんのお友達なんだって!
そわそわしてたけど、アルビンさんと話せたって言ってた!
[覚えることがたくさんでしたが、ローレルはきちんと答えます。
すごいでしょというようにぴょんぴょん跳ねて、情報交換としゃれ込みました。]
[宙に溶け込んだ高祖に気づく様子もない儘に。
少女は寝台へと歩み、臥し墜ちた。
古代の贄姫は静かに微笑う]
(――夢を魅せてあげましょう)
(――今までお前が見せられる事のなかっただろう夢を)
[無言の聲を送り込んで、透明な躰をふわりと浮かばせた。
空気を震わせもせず、身を寄せる。
四代の"抱擁"を隔てた少女の額に口接けて。
その
[顔つきは忍耐強い教師のそれを装って、
教鞭のように杖を上下させる]
それで忍耐を学びたまえ。
そうだな、私が良いと言うまで君が充分に耐え切れたと判断したら、特別の褒美をやろう。
そうしたら、私の名も教えてあげよう。
期待しているよ。
[くるりと踵を返して手を振り。
闇に溶けるように霧の中に消えた。* ]
— 茨の間 —
[仔猫の首筋へ牙を埋め、血の精を抜く。
短期間で味わいは変わり、より複雑さと苦みを増した蜜]
…また悦くなったようだ
[同族の血を喰って深くなった味を舌上に転がし、
そのまま また獣化するまで]
あはは、手厳しいね!
え?わ!!
[また痛みに伴う攻撃がくるのかと思いきや、触手が自分に潜り込む]
ほんと趣味がいいね!…っ!!
ど、どこ巻きつい…ぁ…!!
…んぁ!!
[剥がそうとしては、食い込む。
敏感なところを刺激され悶えていた]
さあ、眠っている暇はない
起きて、闘え
[薄い暗闇に無数の気配。
太い茨が地から天から伸びて黒猫を囲んだ。
棘の少なく、流血させるよりも打擲や締め付けに秀でた触手めく植物のひとつを、梟は軽く撫でた]
これらのどれかの体内に、薔薇水の小瓶が3つ
この機会だ、薔薇にも慣れるがいいよ
[翼を空撃ちして、その場から飛び立つ**]
3つ得たたら呼びなさい
それか、もう無理だと諦めたなら。
元老の誰を呼んでもいいが……たぶん、私達が一番優しいね
あるなんとかさん????
[少女の天真爛漫な呼び名に、目を見開き、それからちょっと吹き出した。
返って長くなっている。
……それから、こういう風に笑うのは久しぶりだなと思った]
アルビンです。
呼びづらいなら、アルでも構いませんよ。
「セルウィン」さんは俺と話したことがある?
[記憶を巻き戻して考えてみる。
まさかそれがドア越しの謝罪の声だとは思いもつかず。だから、他に、話したことがあって名前が不明な人というと]
……あの闇の剣を使った人かな。
[盛大な誤認をした]
何様のつも…っ!
だから、離れろって…ああ!そこは…っ!!
ちょっと、これ取ってよ!
こら!待てって!
[触手はうにゅうにゅと、動きを増して]
どんな忍耐力だ…っ!うわー!
もう…だめっ!!
[何かがはじけ飛んで、世界は真っ白になった。
気が付いた時にはもう触手を仕掛けた本人は、もういなくなっていた。
息を切らしてただただ困惑するしかなかった]**
[――毛皮とぐんにゃりした内臓の感触に、当たった、と手応えを感じた途端、
時間は通常通りに流れ始めた。
急ぎ落下した兎の姿を探して目で追う。
吸血鬼になって以来初めてと言っていいほど、息苦しいし、胸が痛い。
あまりの集中に心臓が悲鳴を上げていた。
それが、血族の特殊能力の一つ《
吸血トラップにかかるのはいいけど、あんまり残酷なのや痛いのは、元老様たちの趣味じゃないと思うんだよね(パパを除いて)
なので、美しいトラップを考え中なう……。
[帽子さん、と言われてくすりと笑う。
少女の明るく無邪気な様子>>49は、今の切迫した状況での救いの様にも思えた]
――――…"タクマ"さん?
[そして飛び出した名前>>50は、先ほどまで話題に出ていた。
おずおずと、尋ねてみる]
ねえ、ローレルちゃん。
タクマさんって、"熊さん"だったりするのでしょうか。
[いやしかし、あの大きな黒い羆が、
この少女と仲良くしている所は流石に想像できない。
服を持って来たとかどういう状況なのだと謎は深まるが、
触れてはいけないような気がしてそっとしておいた。
跳ねる少女の姿に、偉い偉い、ともう一度撫でて]
闇の剣の人……?
[青年の呟き>>51にぎょっとする。怖そうだ]
[死に瀕して五感が恐ろしく鋭くなっている。
クスンと鼻を鳴らし臭いを嗅ぐ。
その兎からは、嗅いだことのある臭いがしていた。]
おまぁ、 チェーザル、じゃろ。
[説明を聞いた限りでは、血の渇きに囚われて獣化した吸血鬼は血を吸うまで凶暴なままと言うが。 ]
血ぃ、欲しいがじゃろ。
やるから、こっちけえ。
暴れて、人殺すんは止めえ。
[整わない息と強張る表情筋の許す限り、
ニカリと笑った。**]
[会話のどのタイミングだったか。
ふと、視界の端を黄色い物が過った気がして、顔を上げる]
……あれ?
[もしや、「黄色い鳥」かと、2人から数歩離れて。
……いや、違った。
ヒラヒラと舞うのは、黄色い蝶]
何処から来たのかな。
[その可憐な姿に警戒心を持たないまま、指を差し出した。
蝶はヒラリとアルビンの指先に止まり、次の瞬間、深紅に染まった。
と、同時にアルビンの体を虚脱感が貫いて]
っく……ぁ?!
くまさん?
ううん。くまさんには、会ったことないよ。
[ジャンさんは、くまさんに会ったのでしょうか?
ちっちゃい動物だけだと思っていましたが、とんだ動物園のようです。]
えへへー……。
[なでなでされて、ローレルは嬉しそうに目を細めます。
おじさんの優しいところを説明したくなりましたが、しゃべりすぎては淑女ではありません。
ふたりの様子が大変そうだということに、ローレルはまだ気付けませんでした。]
……、 …
[兎の口許が動いた。短い音二つ分]
───…
[獣は目を細めたまま、床の上を進む。
跳躍ではなく、後肢と縛られたままの前肢を交互に動かして。そのたびに黒い火花が小さく散った]
[男の首、男の挙動を見つめたまま、
足元に出来た血だまりから、傾く床石に沿って長く伸びた赤い澪へ]
[拒むごとく獣の動きは時折止まる。
軋むように首を伸ばし、床の血へ近付けたその鼻先にも黒い火花]
─…
[何度も火花に阻まれながら、粘つく血を舐めた]
[どこから沸いて出たのか、無数の黄色い蝶がアルビンの周りを飛び回る]
近づかないで……!!
[次々と黄色から赤に変わる蝶を引き連れるようにして、もつれる足で窓へまろび寄る。
拳を叩きつければ、ガラスは思ったより簡単に砕け散った。窓枠まで歪んでいたから、ガラスが脆かったのではなく、アルビンの方がおかしいのだろう]
[そのまま、外へ身を乗り出す。
黒の拘束服を靡かせ、そのまま、……中庭へ向けて落下してゆく。
後には、数枚の黒い羽根だけが残された]**
[>>57>>58どちらかというと弱そう、と評価されたトマト缶詰と闇の剣を纏うセルウィンさんに少し同情しつつ、どんな人なのか想像するのは放棄した。ごめんなさい、ローレルちゃん]
そうですか。
ええ、熊さんはちょっと大きくて怖いので。
もし見かけても、無暗に近づいてはいけませんよ。
[ぬいぐるみのテディベアみたいなものとは、違うのだと。
一応、少女にそう注意>>59を促しておく。
まさかその羆が、人間とセットで此方へ接近中だとは、
まだ距離が遠すぎて気づいてはいないが]
しかし、随分と状況が分かりました。
ローレルちゃんに逢えて、助かりましたね、
[アルビンさん、と声を掛けようとして、
振り返った視界に映ったのは声を上げる青年の姿>>56]
>>3:64
―???―
[少女の高祖たる吸血鬼が与えた“接吻”は、奪う為でなく与える為のもの。精神の奥深くに、堕落の種子を蒔く為の。
古老は幽体から実体へと位相を移し、娘のしなやかな両腕に冷たい指先を滑らせる]
――お前は虜なのよ、シルキー。
お前の“父”のでは、なく。
吸血の性の、でもなく、
ただ、人であろうとするが故の。
[繊い躰で乗り掛かり、指先伝いに少女の手首をくるりと巡る。紅い瞳を細めれば、その目に映るは闇色の触手。
その出処は長く艶やかな白銀の髪。
ざわめき、のたうち、裡に隠した暗黒を解き放っていた]
――ふふ。その腕も、目も、脚も。
捕らえて、縛ってしまいましょう。
[眠る少女へ二指を向けて、すい、と横へ一薙ぎ。
同じ黒が現れ出て、碧眼を宿す目蓋を漆黒で覆う。
両脚もまた同様。寝台の下から溢れ出すかの如く伸びた闇色の触手が巻きつき、絡め取り、締め付けていく]
――さ、起きて? 目覚めなさい、シルキー。
連れて行ってあげる。
闇は欲望。闇は生命。闇はお前自身。
そう気づき得る世界へ。快楽と恐怖の中へ。
[わずかに意識を取り戻したか、身じろぎする少女。
微笑んで、その胸元に掌を押し当てる。
贄姫が纏う薄絹の袖口からじわりと暗黒が滴り、侵蝕を始める。程ない内に、二人の姿は黒々とした闇に呑み込まれた]
[くまさんに近付いてはいけません、というジャンさん>>63の言葉に、ローレルは素直に頷きます。
できることなら、お城の中でくまさんとばったり! なんていうことは避けたいと思いました。くまさんとは、森の中で出会うものなのですから。
それとともに、ジャンさんはくまさんと会ったことがあるみたいだなあとも考えましたが、彼の声につられてアルさんを見てみますと――]
…………ちょうちょ?
[舞い遊ぶように姿を見せた蝶に、もしや、とローレルは思いました。もしかするとこのちょうちょも、元々は誰か別の人かもしれません。
しかし、増えていくちょうちょはどうやらひとりの吸血鬼ではないみたいです!]
……!
[血を舐めとると、背中の傷からも胸の傷からも血が流れ出し始める。
小さな白い兎はきゅうと目を瞑るとその場にへたり込んだ。
鎖が鈍銀の光を取り戻し、肌を灼く音がする。
戒めは吸血種の血に反応するもので、あまりに"からっぽ"だと封印にならないらしい]
ぷ、ぅぶ
[ぼんやりしたまま、鼻ひこひこ。
いい匂い。
鼻先をジェフの血に突っ込んでてちてち飲む]
[だらっだら流血していく穴はそのうち塞がった。
鎖の火傷も上半身いっぱいに広がった後、収束に転じる。
ふらつきながら床掃除をして、血だまりを綺麗に舐めとる頃にはジェフの靴のすぐ脇。
白兎は耳を立てて顔を上げた。
ねー齧ってもイイ?の顔]
…ぷぷっ?
[良いと言われればその出血している腕に飛びつくし、駄目と言われても…飛びつくので同じです。
溢れ出して来た血は、勿体ないから舐めてもいい奴。覚えてる。
傷口が涎だらけになるほど舐めた頃、兎の体はほどけるように人の姿へ]
[きらきらした破片が飛び散ってくることはありませんでしたが、次にローレルが目を開けたときには、アルさんの姿は消えていました。
すぐ足元に、黒い羽だけが落ちていました。]
……ジェフだ♡
ドしたの?ぶつケたの?痛い?叩かレタ?
[笑みは少しばかり心配そうなもの。
両手を伸ばして頭を撫でようとした**]
ワタシ、腹ぺこ。
アルビンさん―――…!
[いつの間にか夥しい数の黄色い蝶が、
朱へ色を変じつつ青年に襲いかかっている。
反射的にローレルの手を取り、
庇うように自分の後ろへその小さな身体を引いてから]
――駄目です、助けに…
[空色の瞳が揺らめいて、
ぽつりぽつりと小さな焔が宙へ舞う。
駆け寄りながら蝶を焼き払おうとしたが、間に合わない―]
…っ!!
[そしておそらく彼は自分達を巻き込まぬため、
窓を割って飛び降りた]
[ひらり、ひらりと宙を舞う黒い羽根を掴む。
それはまるで、鴉のような]
…………。
[他にも数枚、床に黒い羽根は散らばっていた。
それに視線を滑らせるようにして、
最後にローレルへ目線は辿り着く]
怪我はありませんか、ローレルちゃん。
[アルビンのことは心配ではあるが、
彼は回復薬を持っている筈だ。
最悪の事態には至るまい、という思惑はあった]
>>3:65
―少女の
[少女が狼狽した様子は可笑しくて、愛らしい。現実の彼女と同様に漆黒の蔦で絡め取られた肢体を撫で上げて、笑う]
くすくす。
ここは何処でもあって、何処でもない場所。
そして、私は、あなたよ。シルキー。
[言葉を聞き取れぬように暴れる幼子へ、小さく眉を顰める。癒えた傷口が胸にあると見出して、五指で探り弄った。
少女が上げる声に古老が返す声は硬く、しかし熱を帯びる]
叫んでも無駄。いいえ、叫ぶと好いわ。
あなたの悲鳴は私を愉しませるから。
そして私の愉悦は、あなたの悦びになるの。教えてあげる。
[だが――数瞬後。少女の躰から贄姫は手を引き抜いた。
代わって鋭く振られた動作と共に、暗黒の触手が虜囚の口を目がけ飛び込んでいく。
冷たい古老の視線が、闇に絡め取られた継嗣を貫いた]
誰の名を呼ぼうとしたのかしら。シルキー。
ふふ、教えて貰えるかしら?
[ぞろり、と口腔深く呑み込ませた触手を蠢かせて、問う。
明瞭な怒気を含ませて、答えぬ少女に自らの頬を寄せた]
くすくす……きっと、こう聞かされてきたのね。いつも。
『――お前は私のものだ、シルキー。』
――と。
[ジャンさん>>70が前に出てくれたことで、ローレルは直接の怖い思いをしませんでした。
6(10x1)秒ほどそのまま、庇ってくれた背中の陰に隠れてローレルは息を潜めます。
そうしておずおずと後ろから覗きますが、アルさんはもういませんでした。
Mr.セルウィンやおじさんのいなくなったときとは違って、自分で選んで立ち去った、そういう雰囲気でした。]
怪我はしてない、けど……アルさん、と、ちょうちょが……
[けれども、こういうときにはどう心配すればいいのでしょう?]
アルさんはもしかして、飛び降りるのが好きな人だったのでしょうか。人は見かけによらない、とローレルは思いました。
――――――…っ!
[ぴくり、と顔をあげた。
帽子の下の空色は、長く続く廊下の遥か先を鋭く見る。
察したのは此方へ近づいてい来る人間の気配>>38。
息を殺してその後に続く羆>>39には、未だ気づかず]
(吸血しておきたい、けど――…)
[何分、この城における貴重な餌だ。
もしかしたらこんな機会はもうないかもしれない。
しかし今一つ現状を理解しているか分からない、
ローレルのことが気にかかる。
男の眼からみれば彼女も立派な吸血鬼なのだが、
その自覚があるのかすら分からない。
そして、何となくシルキーと重なって見えるので、
其処を追求することが躊躇われていたのだ]
[などと悩んでいる内に、
或いはひょっとしたら男よりも早く、
少女は人間を見つけてしまうだろうか。
そして、]
―――――――っ。
[其の人間との距離が縮まりきらない内に、
見覚えのある羆も姿を晒すのだろうか。
もし彼が人間を喰らうと言うのならば、
拒まれない限りは、
手でローレルの目隠しをしていることとしよう**]
ねえねえ、じゃあ今からどうしよう?
くまさんを避けて、黄色い鳥さん達を探すの?
[達、と言ったのは他でもありません。
ローレルの探すふたりのことを考えているのです。
ローレルの中ではすっかり、ジャンさんと一緒に他の人を探す気でいました。
そうしていれば、アルさんもその内また合流できるように思えてきます。]
誰かと一緒にいるというのはすごいことだと、ローレルはつくづく思うのでした。
『赦さない。お前が私の元から離れていくなど。』
『お前の心は私のもの。お前の全ては私のもの。』
『居なくなるなど決して赦さない。永遠に私のものだ』
『そうだろうシルキー。さあ、答えなさい』
『誓い、口づけ、捧げなさい。お前の全てを私へと』
[嘯く言葉は何処からか読み取ったもの。
贄姫の中ではとうに消失した感情を演じ、味わうように]
――くすくすくす……あははははは!
素敵ね、素敵な言葉たちだわ。嗚呼。本当に。
[凝った闇で覆われた瞳をじっと見つめ、少女の襟元を爪で広々と切り裂いた。薄っすらと滲んだ血を愛おしむように眺め、笑う]
ふふ、まだ私の“孫の子”は本当に若いのね。
もっと、頂戴な。あなたの中から、私の中へ。
シルキー、あなたも私の血に連なる者なのだから。
[そう口にして。
露わにさせた少女の肌に、深々と吸血の牙を突き立てた。
吸い上げる血潮と共に生贄の精髄をも飲み干す如く]
[遥か昔に忘れられた呪言を贄姫の唇は紡ぐ。
彼女の血統に課せられた、呪いの祝福の言葉を]
――捧げよ。汝こそは我が聖餐。
今宵は吸血の宴なり。
[かくて、聖餐を与える者は。
ここに聖餐を受ける者となった**]
[ガートルートの指が顎にかかり、ぐいと引き寄せられ牙が突き刺さる]
…ぅ…っく……
[あの時と同じ、どんどん体力が奪われ人から猫に。
体が完全に浮いて首吊り状態で一瞬気を失う。]
[今は回復手段がこれしかない。
意を決してそれを飲む。即座に人の姿に戻る。]
…………うっ……
[微かな血の風味に濃厚な薔薇の香が完全にかぶさって、美味しいとはいえないが。]
……飲めなくもない。
[そんな感想をつぶやいていると、サボるんじゃないと言いたげに手足を茨に絡め取られ持ち上げられる。
同時に容赦無い打擲が襲い掛かる。
四方に手足が引っ張られているので動くこともままならず。
そのまま打ち続けられること10(90x1)分。
なんとか手に絡みつく茨を解いて打擲する茨にしがみつき。体がちぎられそうになる感覚を堪えて、茨にこぶしを突き立てる。
と、硬いものが手に当たり、2つ目の薔薇のエッセンスを見つけた。]
[躊躇なく瓶の中身を飲み干すと、激昂した触手が束になって襲いかかる。
空手の蹴り技や突きを駆使するも、その直後に弾き飛ばされる。
触手にしがみついて締め上げれば先から刺激のある液体を吹きかけられてピリピリする。
最後の瓶はなかなか見つからない。格闘すること12(20x1)分]
[硬いものが当たる。これで見つけたとこぶしを打ち込むが、今までと違ってゴムのように跳ね返すばかり。]
……うむ。
[食いちぎろうと噛み付いてみるがぬめってさらに刺激が口の中を爛れさせる]
…っつぅ
[今まで飲んだエッセンスの瓶の蓋は先が尖ったクリスタルでできている。それを両手に握って打ち付ける。さらに格闘すること17(30x1)分]
[ついにエッセンスの瓶を掴む。…が。]
……ぐっ…うあぁぁぁ
[思い切り体を撓らせるように投げられて、床に叩きつけられる。体中の骨が折れたかというほどの激痛に、さらに打擲が加えられる。その拍子に瓶の中身が床にこぼれた。]
……ぁ
[それを合図にしたように、茨が動きを止める。
這いずるようにこぼれたところへ向かい、エッセンスの水たまりに口をつける。
出来る限り体に取り入れようと床を舐めた。]
[床を舐め終わると体を起こす。エッセンスを取り入れているうちに体中の激痛はほとんどおさまっていた。]
……終わりました……ガートルート様
[虚空に呼びかけた。]
[声にならない音が、獣の耳に届く。
わずかに開かれた口から、息をするのが漏れ聞こえ、密かに安堵する。
右の親指で頭を軽く撫でながら、左の親指は羽に触れ、緩く流す。
何度も何度も、愛おしげに触れば、手の内にある金糸雀は眠りについたのか、反応が返らぬ程おとなしくなった。
小刻みに収縮する胸を一度だけ撫で、両手で包みなおすと、先ほどいたドレッサーの元へ]
本当はとっておきたかったのだけど……
花の代わりに―――幸運の一役に代えれるなら、安いものかしら。
[再び引き出しを開ければ、その中にはひとつの小瓶。
同じ様に薄紅色の液体で満たされたそれは、懐に仕舞ったものと同じもの。
再び元老に奪われるような事があればと、二本とも持ち去る事は避けたのだが、そんなことは言っていられない。
渇きを癒やす魔法の雫は、獣化した彼女に必要なものだろう。
けれど、今使って良いのか、すこしばかり考えてしまう。
最良のタイミングがあるのではないか。
彼女にとって、本当にこれが必要となる時が]
………彼女が目を覚ましてから考えましょう。
話もできないような状態なら、使ってもいいのかもしれない。
[口紅がしまわれていた袋の中に、エッセンスの瓶を代わりに入れる。
その袋を小鳥の側に置いた後は、目を覚ますまでずっと、小さな身体を撫で続けていた*]
[血親から届いた手紙]
前略
元気にやっていると白絽候から連絡を受けていますよ
食餌の調達も順調だとか。
あなたの顔も忘れてしまいそうです。
いつまでも同じ場所で安穏と過ごすのは我が一族としての名折れですよ?
それに、先方へもご迷惑かけてしまうでしょう?
そろそろ帰っていいと認めてもらって帰っていらっしゃい。
白絽候は最終的に宴と称する遊戯を開催します。
命題達成の折りには餞別も出しますが、
それは辞退なさい。
もっとも、あなたには命題達成はできないでしょうから
最後に徹底的に鍛えてもらってから這々の体で戻ることになるでしょう。
それでも私は歓迎しますよ?
早く会いたいです“母より”
— 茨の間 —
私達を呼んでくれるのかい?
可愛いね
[羽音を前触れに、梟が降り立った。
緩く曲げた指の背を口許へ宛てがい、考えるように首を傾げる]
二時間はかかるだろうと思っていたのだけど、
およそ半分か
貴方は己が思うよりも遥かに出来る子だよ、それを知り引き出す努力をすれば、…もっと速くなる
おいで
[腕を広げて招いた]
ご褒美に、次は貴方の望むようにシてあげよう
すぐ済むのが好き?気持ちいいのが好き?──痛いのが好き?
あいつめ!絶対一発殴るっ…!
はあはあ!…ぁ…!
[よろよろ歩きながらテオドールを探す。
触手を制止を図るが、触れれば早くなり刺激は増すばかりだった]
?
[誰かが話している。
少し遠くから女らしき人と猫の様子を伺う。
吸血場面では目を覆った。いつ見ても気分が悪い]
え?
[人は猫になり、茨と格闘している。男?
助けに行こうとしたが、触手が邪魔をするかのように制止する。
猫は何か飲むと、人へと変化した
猫?もしかしてローレルがいってた猫か?]
[何か腕の断面をもぐもぐ噛まれてる気がする。
痛いとかもうそういう次元じゃない。
この世とおさらばしそう。
白兎でなく、色彩が目に突き刺さるようなツェーザルが覗きこんで何か喋っている気がしたが、意識が朦朧として全然言葉の意味が取れない。]
おえんわ……
[呟いて、失神した。**]
本当に…可愛いことだ
少し素直過ぎるくらいだよ
[ほぅ、と息を吐いて笑む。
声に気付いて振り返る黒猫の腰を引き寄せて腕の中へおさめた]
…貴方は私達だけを見ておいで
あの子犬ちゃんは──
[猛禽の瞳を隠れた仔狼へ向け、黒猫の瞼へ接吻を落とす]
『私達』の食事を、悪いものだと思い込まされているのだよ
糧を得るうつくしさを体が拒むのは 哀れなことだと思うだろう?
見せてあげよう
[瞼に触れた唇は鼻梁を下り、
這い蹲って床を舐めた唇を啄んで艶めく音を立てた]
…貴方のからだからは今、
薔薇の薫がしている。感じるか?
[愉悦に撓む唇、
覗かせた梟自身の牙がそこへ窪みを作り、薄い皮を破って小さな血珠を浮かべた]
悦いのが好きならば、体と、心を開くのだよ
寛いで 委ねれば良い
[血を滲ませた唇を再び黒猫へ重ね、深く口付ける*]
―???―
[金糸雀は、いや、少女は半ば強制的に覚醒させられる。
霧と深い闇だけが広がり、どこを向いているのかはおろか、立っているのか座っているのかもよく分からない。曖昧模糊とした世界。]
ここは、――?
[少女は握った掌を開いて、曖昧な闇を見通そうと目を凝らした。
感覚としては先ほど干からびそうなほどの量の血を奪われたその場所に似ている気がしたけれど。ヒトの形を取れぬほどに乾いているのに、今こうして人の姿で立っている。つまりこれは夢、あるいは幻術の類なのだろう。
魔術に少々心得のある少女はそう当たりをつけた。]
――!!
[果たしてそれは、幻術の類のものであったらしい。
少女の箱庭を保つためだけに殺されてしまった屋敷の使用人達が、涙のように血を流して少女の首を絞める。異形となってから喰らい尽くしたヒト達が、恨みがましい表情で此方を見ている。
傍にいて欲しいと願ったそばから喰らってしまった、
最愛の兄の狐火が少女の身を焼く。
友人の青銀の狼が少女を苛むように威嚇し、腸を食いちぎる。
その苦痛はあまりに真に迫っていて、少女の視界はぼやけ、赤く明滅する。体の痛みなのか心の痛みなのか最早判別付かないが。
暴虐的な苦しみの中、少女は確かに幻視した。
己の身を裂く人々の幻の向こう、ずっと奥に、かの元老の姿を。
その口元は僅かに笑みを浮かべているように見えた。]
両アルビンの基盤がどっちにあるかといえば、やはり吸血鬼側なんだよね。
血を見たら欲しくなる、吸血鬼を餌じゃないと認識する=人間を餌だと認識している、裏切られない保険に血(樹液)を吸う。
とすると、吸血鬼になってしまうことがやっぱりアルビンの幸福ではないだろうか。
だとすると、黒ビンは(INT下がる代わりに全能力UPを想定していたけれど)むしろ、白ビンより大人で落ち着いてて正気っていう方が、色々うまく行く気もする。
――っ、は、あは、
[苦痛に顔を歪めて少女は笑う。]
なるほど、ね。逃しはしない、ってこと。
解放など望むな、ってことなのね。
[そう理解した瞬間、少女の体は重力に従って落とされる。
長い自由落下に身を任せ、少女が零したひとつぶの涙は、
――血で、できていた。*]
問題はこれで、過去ログとちゃんと整合性があるかどうかだな。
「浅ましい」関係の発言は、自己否定しちゃだめじゃん失敗したな、と思ってたけど、
自己診断の正確さと知性があって、大人らしくはある。
―現在―
ぴぃ、
[悪夢から跳ね起きたといった風に、金糸雀は一声啼いて友人の手の中から飛び上がった。内臓に受けたダメージは修復されており、飛行に支障はない。]
ぴぃ、ぴぃ、
[威嚇するように羽根を大きく広げて羽ばたくが、
(どうして捨てておかなかったのかしら)
(とどめを刺すなり、放置して立ち去るなりすればいいのに)
そこに考えが至れば、金糸雀は友人から数メートル離れた所に下り、おそるおそる相手の様子を窺った。
(ああ、そういえば。)
(初めてあったときも、こんなふうだったわ。)]
― 地下ホール ―
聡いことは好いことだ。
[淡とした答えに満足を示した。
指を上げれば、魔剣が宙を滑り、元のようにリエヴルの腰あたりに収まる。]
その子が、もう少し共に居ても良い、と言うのでね。
[使えと言うような刃鳴りが、高い天井に反響した。]
私も、偶には狩りをしたくなった。
[滑り台で遊ぶ梟が血を熱くした故、などとは彼が知る由もないだろうが]
出入口はあそこにひとつきり。
君は、私を殺してもいい。
ここでの出来事は、全て不問に付す。
[ごく端的に状況だけを語って、役者のように両手を広げる。]
以上から読める白ビンは、ただの善良で臆病で、トラウマを抱えた人間。
化け物の体に人間の心を宿した不安定な生き物。
どっちにもなれないまま、消極的に楽になりたいと思っている。
強いて積極的な願いがあるとすれば、
>>0:305>>0:322愛されたい、許されたい、認められたい
<白→黒ビン評価>
>>1:240狂っている状態なら、どうしていたか分からない
>>2:23空腹すぎるとオカシくなる
>>2:284凶暴化する。自制が効かない
<黒ビン発言>
>>2:302>>2:303>>2:304>>2:307
>>3:6>>3:8>>3:26
[魔剣が傍らに舞い戻る。歌うような刃鳴りの音。
指先を伸ばして柄を握れば、それは腕の筋肉と小気味よく共振した。]
これは狩りだと言うならば。
[城主の申し出に頷き、魔剣の柄頭を胸に、改めて名乗る。]
リエヴル・コウ。
[リエヴルが連なるコウ家は、「あれは”家”ではなくコウ”軍”だろう」と言われるほどの武辺の血統である。
そして、リエヴルが好んで”餌”とするのは、
戦いは、吸血鬼になる前からのリエヴルの生業であり、
──推参。
[濃くなりはじめた霧の中へ駆け出しながら、左掌を魔剣の刃に滑らせて、自らの血を呼び出す。
薙ぐように手を振れば、それは血の楔に変わり、城主の足を縫いつけんと飛んだ。]
誘われたんで喜々として真っ向バトルに突っ込みましたが、これカード振るとしたら5枚vs1枚とかになるのかねえw
コウ軍でなくて任侠的にコウ
あと、白ビンはだいたい理解できたけど、
黒ビンが結局よく分からないです。
何なんだこの黒ビンは。
誰だよ、なかのひと。俺だよ。
[名乗りと共に吹き付けてくる気迫を、目を細めて受ける。
剣気とでもいうべき鋭く冷徹な気。
眼光が、真っ直ぐにこちらを射ぬく。それを受ける心地よさ。]
名高いコウ家の血、見せてもらおう。
[赤い舌で薄い唇を湿らせた後、ふわりと身体を前へ投げだした。
一瞬前までいた場所を、真紅の楔が貫く。]
[水中を泳ぐようなゆったりとした足取りで、宙を駆ける。
その速さは、人間であれば白い風としか見えぬほど。
相手の左腕側へ回り込むようにしながら手を翳す。
彼の周囲に漂う霧がいくつか凝って小蛇の形を取った。
牙を剥く蛇たちが一斉に飛びかかる。
細い牙の先端からは、透明な雫が滴っていた。]
― 中庭 ―
[蝶は狐火で焼かれ、燃え落ちる。
だが、まだ多数に纏わり付かれたまま、アルビンは落ちていく。
耳の向こうで渦巻く風の音]
[行ったり来たりしながら周囲を探し。
そのうち、破壊を免れた壁際の壷からにょきっと生えている腕を発見した。
ねぇ、これ食べても良いやつですよね]
……!いや!
ワタシはジェフ好き。 遠慮スる
[遠慮遠慮遠慮遠慮とブツブツ呟きながら花瓶から腕を引っこ抜き、
涎を垂らした。
鼻ひすひすさせながらジェフロイの元へ戻って、座り込んで見下ろす]
…
舐めルだけ。チョットだけ
[肘から下の腕を抱えて断面をべろんべろん]
[バサァ……!!]
[その背に、大きな漆黒の翼が広がった。
真っ直ぐに地上へ向かっていた体は鋭角に浮き上がり、庭木の上へ音もなく着地する。
風を含んだ拘束服がふわりと膨らんだ後、静まった]
黒ビンは化け物だから、あまり心理描写しないほうがいい気もする。
しかし、あまり伏せると、パパが困るような気もしてる。
[額に汗を浮かべて意識のないジェフロイは、苦しそうに見えた。
仰向けの男の懐へもぞもぞ入り込み寝そべって、脇腹に背中をくっつける。
腕を両手で抱え、目の前の断面と断面をぎゅっと押し付けた。
ぬちゅっ。
でろでろの涎に接着剤効果はありますか?]
…遠慮、ワタシは遠慮
良い匂い♡ 腹ペコ──ジュル
[腕枕態勢でひとり我慢大会。
取り入れた血は、人の形を維持出来るギリギリの量で渇きが癒えたとは言い難く。
ジェフロイが起きないまま時間が過ぎれば、ヨダレの水たまりがヨダレの海に育っていく*]
[血の楔を躱して動くだろう、と予測していた。
故に、斬撃狙うはその移動の先である。
が、宙、というのは予測していなかった。
優美に翻る足取りに視線が吸い寄せられる。]
《
[紅の魔剣に呼びかけ、城主の足元の空間を斬る。
水平に真空の穴を開けて落さんと。
自分をここへ招いた術の応用であり、それをいきなり実戦で用いる、魔剣の能力を試すかの強引な技だった。]
[振り抜くと同時、左側面から矢のごとき蛇が襲いかかってくる。
回避よりも攻撃を優先した当然の報いに、カ、カッと熱い痛みが半身に突き立った。]
…くッ!
[左手で容易に届く腿や腰の蛇は打ち払わんとする。だが、腕や肩にまでは手が回らない。
やむなく食いつかれたまま、城主の上をとるべく壁を蹴って飛ぶ。
回復のために動きを止めることはしなかった。]
— 茨の間 —
何でも否定から入って目を背けるのは良くない癖だ
貴方はもう少し、
…落ち着きと言うものを学べば更に魅力的になるのだよ、セルウィン
[倒れ込んだ仔狼>>+69の上から淡い声が囁いた。
闇色の触手に拘束され這い回られる様に溜息──感嘆の、を漏らす]
スパイスか。それに…熱も
…見てご覧、仔猫の嬉しそうな顔
貴方は自ら望んで吸血鬼になった。その選択を悔いて呪うままでは、どこにも進めないよ
[髪を掴んで顔を引き上げる。
視界に、梟と猫が映るように]
[ガートルートの吸血の姿はとても美しい――
絶えず快楽を与えられていたセルウィンは、安易に側の男に同調してしまう]
美味しそう…
[ああ、僕もあの美しい人に吸血してみたい。
いやされてみたい…あの男のように…
心を奪われそうになったその時、ころっと矢が転がる。
これはどこかで拾ったものだった]
― 廊下 ―
[羆の追跡を知らぬ人間の女性は、
時折振り返りながらも小走りに先へ進む。
彼女もまた、出口を探しているのには変わらない。
廊下の先の者たちに気づかれているとも知らぬ彼女は、
思わぬ近さでふたりの男女を見つけて立ち竦んだ。
だが、相手の1人がまだ若い女性と見て
少し安心したように、おずおずと話しかける。]
『あの、お二人もここに攫われてきたのですか?』
『出口を探してるんです。
早くしないと、吸血鬼に襲われてしまう…と……』
[切々と女性は訴える。
しかし、男の方の服が血に濡れていることに気づいて、
怯えた顔で数歩後ずさった。]
[女性を追跡する羆は、獲物が止まったと見て
身を低く伏せ、襲撃の機を計る。
少し距離があるが、黒い魔獣の脚ならば何程のものでもない。
伏せてはいても巨体が完全に隠れることはないだろう。
誰かと目が合うか、大きい声を出されるか。
なんらかの契機に羆は巨体を弾ませて廊下を駆ける。
短い距離を瞬きひとつのうちに零に変え、
黒き獣は人間の女に襲い掛かった。**]
[自分にまかれた布を見て、はっとする。
これはジェフロイが巻いてくれた布で、彼の優しさを思い出す。
触手の拘束を解きながら、矢に手を伸ばす。
そして自分の足めがけて、振り下ろす。
セルウィンの足は、血で真っ赤に染まった]
目が覚めたっと…!
こいつに攻撃すると、ルール違反とか言われそうだからな!
[背中で渦巻く触手を、引っこ抜く]
[ガートルートとセルウィンと呼ばれた男の話をぼんやりと聞いていた]
(自ら望んで吸血鬼に?)
(それなのに…あの抵抗?)
[混乱していた。自分は血親に魅入られ、攫われた。人間だった頃の記憶など、とうに忘れてしまったが、望んで吸血鬼になったわけでないゆえに、汚らわしいとすら思って、暴れに暴れた記憶はうっすら残っている。]
ジェフロイ…また助けられたね。
ありがとう!
どうかひどいことされてないように。
[布をしめ直して、この場を後にして去った]**
[仔狼の前。
紅の腕は手首を掴み、腰を引き抱いて、
しなやかに背を反らした黒猫の首へ顔を埋めていた。
晒された白に紅の灯が射し、喉の尖りに舌を這わせる。
そこへ伝う赤の鮮烈も見える距離]
……私達とて、「悪者」を演るのはずっと簡単なのだけどね
貴方は──
[やれやれ、と仔狼の上で囁いていた声は消える]
[庭木の上に立った黒い翼の向こう、千々に刻まれた黄色と赤の蝶が落ちていく。
奇妙に美しい光景の中、アルビンは機嫌が悪い]
普遍の慈愛など要らない。
[無論、空腹でない時は、悪徳など感じない前提になっているから、空腹時はいつも怒っていると言えばそうなのだが]
私だけを愛して。
[喉を上げ、翼を広げて啼く]
苦しめ<愛し>て、甚振っ<愛し>て、執着し<愛し>て
[周囲の美しく整えられた庭木が、悶え震えて、色を失っていく。
醜く枯れ落ち、白く萎びていく]
でないと、貴方の心臓をこの嘴で貫いてしまうから。
落ち着きのなさは根が深い。愛らしくて好きだよ、セルウィン
…子犬ちゃんの折檻は鴉殿がしてくれるのかな?
私達は罰を定めるのは苦手でね
[梟の足元から闇色が昇った。
乱鴉の大公が喚んだと同じ触手の形になって、黒猫の身に絡み付く。
肌の柔い箇所を擦りぬらぬらと蠢く仕草は、
仔狼の身を苛んだ責めと全く同じ動きを体現した]
観客は去ってしまったらしい
声を、我慢せずともよいよクロイツ
[斑に赤く染まった黒猫の胸へ新たに牙を立てた*]
[罪もない草花に八つ当たりをして、少し鬱憤をはらしたアルビンは、庭木の上から地面に降り立った]
[自分の羽を抜き、唇を押し当てると、それは黒革の短鞭になった。
自分の喉に軽く当て、そのまま滑らせて胸、腰をゆるりと撫でる。
感触を確かめた後、ヒュピッと空気を裂いて音を鳴らしてから、腰後ろのベルトに挟んだ]
[一振りして、翼を仕舞った。
そして、数多いベルトの金具をチリリと鳴らして、歩き出す。
その視線は冷たい飢えに満ちている。
花を踏みつけながら中庭を抜け、建物へ入った]
— 粘滑の間 —
さあ、目を覚ましていなさい
[人の姿を保てなくなって弛緩した猫を床へ置く]
どうやらその姿の時がもっとも動きの悪かったようだね
[最初の小瓶を得るまでに掛かった時間>>+46を示して、
黒猫の前足へ口付けた。鋭い爪に、灼熱を宿す]
助けを貸してあげよう
起きて
糧血の腐る前に得られたなら、呼びなさい
[広い空間一面に満ちる薄い紅色のスライムの中央で、深く囚われ溶かされながら恍惚に狂う人間の雌が透け見えていた。
古城に放たれていたもの達より腐食性だけは低い毒の粘滑**]
……はぅ…っ…
[足元から袖口から這いまわる感触に全身が粟立つのを感じた。
たえず刺激される快楽地獄に突き落とす触手。
ズルリぬるりと這いずって、悦いところを探り当て昂ぶらせんと蠢き、時にチクリと噛み付くような刺激を与えてくる]
はっ…ああっ……
[とても声を抑える事はできず、あっという間に最初の快楽に押し流される。
その間にガートルートからの吸血の快楽も混ざり、意識を飛ばすこともできず小刻みに震えるのみ。]
― 地下迷宮 ―
あ、危なかったな...
[一人ならきっと堕ちていたのだ。
一人ぼっちだったセルウィンは、いろんな人と出会い強くなった。
シルキーはセルウィンの身を案じて、城へこないように言ってくれた。
ローズマリーは、初めての吸血に背中を撫でてくれた。
ジェフロイは狂った僕にも優しく、血を分けようともしてくれた。
ローレルは「ゲームをしない」って導いてくれたしっかりした子。
タクマの気持ちは聞けないけど、僕の気持ちは受け止めてくれたと思う。
声が出せない理由は、とても気がかりではあるけど]
ところで、パワーバランス的に、
色々があれこれで、だいぢぶ、かしら。
一応、参考にした基準。
ツェーザルさんが兎状態で魔法使ってたから、空腹=不能ではない。
とはいえ、ツェーザルさんはン千年物の悪名高い吸血鬼。
100年も経ってない若輩の俺がそのレベルは無理ぽ。
ただ、元老の直系=そんなに弱いはずはないだろう。
よって、潜在能力はあるけど経験不足で、八つ当たりは出来ても、戦闘は下手って感じで。
壁を優雅に歩いたり、パパみたいに瞬間移動は出来なくて、
翼でバッサバッサ飛んだり、ちょっと頑張って早く動ける程度かな。
ヘイストとかカッコいい名前ついてない、スキルでもないレベルでござる。
植物を枯らしたのは精気吸収。でもちゃんと吸えていなくて、体力回復してない。植物さんたち、吸われ損ですね。
特殊能力……血を飲んだ相手の居場所が分かるのは皆デフォで出来てるみたいだから、俺も出来るのかなあ。
でも飲んだのは、エルお姉さまだけである……。
お互いにセンサーつけるために、ジャンさんとちゅっちゅとか、楽しかったかもだね。
それにしても、いっつー!!
俺ってほんと手加減なしだな...
[刺した足は強く刺しすぎたようで、まだ血が出ている。
強く足を押さえ込んで、倒れこんだ。
いつまでも続く迷宮ー
暗闇が何処まででも続いている]
いつまで続くんだ...
こいつら元気....?.....
[触手は絶えずセルウィンの肌を這いずり刺激した。
穴という穴に潜り込み快楽は与え続け、何度も何度も果ててた。
人間とは"慣れ"というものに強いのだろう。
感じぬ人間には、この触手は弱いのだろうか?弱々しく感じたそれとも??]
...どっちかわからないけど
それ!!
[両手に矢を持ち、自らの腹めがけて打ち込んだ。
痛みは全身を駆け巡った。
触手の動きはいくらか弱まったか]
ねーねー、あんた!
これもう飽きてきちゃった!
今度は直々に伝授してくれない?
それとも道具プレイがお好み?
[テオドールに向けて、強がった]
― 粘滑の間 ―
[猫になっても触手は離れてくれない。
ただ、人の時ほど激しい刺激を与えるわけではない。
それでも、人のカタチが保てないほど消耗した体にはそれも苦痛すら伴うもので。]
フーッ!
[なんとか意識を前足に集中してみる。炎のゆらめきが大きくなった。
本当なら全身を炎で包み込めばいいのだろうが、まだそこまで至らず。
試しに前足を蹴りだして見るが、マッチの火程度の炎が飛ぶばかり。
スライムに到達すれば瞬時に消えてしまう。]
[ふと、首を巡らせて風を嗅ぐ。
恋しい憎らしい主の残り香]
[流れるような足取りで、それを辿る。
まるで夢の中から漂うように曖昧で不十分。でも、彼が本気で存在を隠そうとしたら、アルビンごときに感知できるはずがない。
クロイツに残してあった口づけと同じように、
……たぶん、試されているのだ。本当に憎い方。
濡羽色の拘束服を靡かせて目指すのは、黄色い小鳥の場所]
[まだわずか、火傷痕の残る指先で自分の喉をなぞる。
嗜虐の悦も、被虐の快も知る身だからこそ思う。
逃げも抵抗もしない獲物ほど、詰まらない狩りはない。
だから……恐れ、怯え、震えるがいい。
あの方もそれを喜ぶだろう]
― 8分後 ―
[集中し続けるうちに全身に炎が回るようになってきた]
ふぎゃー
[この状態で駆けまわってみる。さすがにスライムも気づいて反撃しようと襲いかかろうとするが、全身が炎に包まれているので掴まれない。
この段階でスライムの1/4ほどが焼け落ちた。]
― さらに18分後 ―
[次第に蹴りだした前足からの火炎砲がスライムにダメージを与えるまでになった。
……が]
……ふぎゅ……
[絡みつく触手は炎と関係なく蠢いているために
快楽のほうが勝ってしまうと腰砕けになる。
そのたびに攻撃を中断せざるを得ず。
今度は隙あらば反撃しようとするスライムから逃げるために無様な格好で攻撃を躱すしかない。
そのためスライムの半分ほどを殲滅するのに先ほどの倍の時間かかってしまった。]
[小鳥は目を覚ますと、逃げるように離れてゆく。
夢が怖かったのか、それとも女が怖いのか――まあ、あの小さな身体を容赦なく叩いたのだから、警戒されてもおかしくはないが――大きく羽ばたき、距離を取る。
此方を伺う様子は、奇しくも初めて顔を合わせた時>>0:251に似ている気がした]
……怖がらせたならごめんなさい?
でも、おイタは駄目よ。
貴女のお腹が空いていたとしても、ね。
[穏やかに微笑み、小さく釘を刺す。
消耗する小鳥に止めを差さなかったのは、出会った時に友人の影を掠めたからか。
約束通り花を携えてやってきた事に報いるつもりでか。
どちらにせよ、女には目の前の金糸雀に危害を加えるつもりなど毛頭なかった*]
― さらに34分後 ―
[腰砕けによる攻撃中断から新たに攻撃をするの繰り返しは非情にも体力を奪ってゆく。
体力は奪われるが、攻撃力は確実に上がっている。
火炎砲に加えて自分の足元は白く発熱し、触れただけで燃え尽きてしまうようになり、スライムから逃げなくても済むようになった。
そのため、スライムの9割を殲滅するのに、先ほどの倍くらいで済むように。
溶かされている女は狂わされて意識がないようにみえる。
ただし、全てを殲滅していないうちはなんとかしなくてはいけない。
タイムリミットまで、あと、3分。]
— 地下ホール —
[梟の翼は、しじまの静翔。
太い柱が支える闇の天に舞い降りて、下を眺めている>>+71]
佳いね
蛇殿も、楽しむ才が豊かなのだろう
彼を選んだのは誠に幸いだった
[舞を見ているよう。
頬杖をついて、爪先を揺らす観戦*]
― そして、1時間後 ―
[タイムリミットの1時間ギリギリでスライムを全て殲滅する。
人を傷つけずにスライムだけを倒すのにだけ手間がかかった。]
にゃー
[魔法を解除し、倒れている人間に近づき頬を舐める。着ていたものはなくなっていたが、なんとか息はあるようだ。
飢餓状態から襲ってしまいたい衝動に駆られるが、
ここはグッと我慢をして人間に頬ずりしてみせる。]
にゃぁ
[終わりましたよ、と言いたげに虚空にむかって鳴いてみる。
その直後、触手の動きで精も根も尽き果て、倒れこんでしまった。]
―廊下―
[ローレルの問いかけ>>78に、一端思考>>75を中断し]
……ええ、女性が近づいてくるみたいです。
[瞳を隠すように帽子を引き下げて、
覗く口許には柔らかな微笑みを浮かべている]
また、"ゲーム"の参加者の方でしょうか。
少し此処で待ってみましょう。
[そっと少女の肩へ手を置いて、再度視線を前に。
――非常に口惜しいが。
今、この子の前で人間を喰い殺すのは自分には無理だ。
心情的なものもあるし、その後の混乱を思えば。
仕方がないので、人間を懐柔して、
非常食として連れ歩けないかを試みよう。
にこやかな表情の裏、ひとまず方針は定まった]
[やがて声の届く距離まで迫った女性>>95は、口を開く]
御機嫌よう、御嬢さん。
僕達も出口を探しているんですよ――…。
[紡ぐ返事は穏やかに。ローレルも何か喋っただろうか。
男の手は優しく少女の肩に置かれたまま。
此処から動かないで、離れないで、と言うように。
この美味しすぎる"餌"が、罠でない確証は未だないから。
人間は、何かに気付いて後ずさった。
自分の服を見て、血濡れであることを思い出す。
――こいつはうっかりだ。
どう言い訳しようかなぁと思案した刹那、 >>96ぞくり]
[見覚えのある漆黒の巨体を]
[あの充血した苦しげな瞳を]
[再度男の空色は捉え、獣の瞳も此方を向いた気がした]
[友人だったひとの気配に殺意が感じられぬことが分かれば、金糸雀はすこしだけ警戒を解いて]
ぴぃ、ぴぃ、くるくる。
[歌ってみせた。
でも、違う。金糸雀は相手に歌を聞かせたいわけではなかった。
――あやまらなくっちゃ。
その一心で口を動かすけれど、その言葉は普通のひとには分からない歌声となって流れてゆくだけだ。]
ぴぃ、ぴぃ、
[不意に、何処かで嗅いだことのある匂いが鼻をつく。
血と薔薇の匂い。兄を助けた小瓶の匂い。それが床に置かれた口紅の袋の中から漂っている事に気づけば、
おねがい、お話をさせて。謝らなきゃならないの。
ころころと甘えるように啼きながら、その袋をつんつんと突いた。
戦闘直後に彼女が譲与の意思を示していたことは、ダメージを受けて意識の曖昧だった金糸雀には分からぬことであった。]
[弾ける様に飛び出した躯体。
色々と思うべきことはあったが、取りあえず]
大丈夫。 …怖くない。怖くないですから。
[抱きかかえるようにして、目を手で覆って、
出来るだけ少女の視界を塞ごうとする。
もっともかなり無茶は言っているし、少女が暴れれば、
指の隙間から惨状は見えてしまったかもしれないけれど]
―――――…。
[それでもこの場を立ち去る心算がないのは、
この羆が探し人の一人である可能性を見ているからだ。
そしてそれが正解なら、
リエヴルとジェフロイの安否も気にかかる。
――彼が吸血鬼ならば、人間一人も喰らい尽くせば、
正気に戻るだろうと言う見立ての元で*]
[やがて、見えてくるのは、味を知っている女性と、黄色い小鳥。
血親に可愛がられる栄誉を得たのはどちらだろうと思い、
どちらも食ってしまえばいいかと思う]
先ほど振りです、エレオノーレさん。
そして、そちらの小鳥は、もしやシルキーさんというお名前じゃありませんか?
初めまして、私はアルビン・バルシュミーデ。
[甘く微笑んで、紳士的に挨拶をする。
堅苦しくある必要はないが、礼節は大事だ]
エレオノーレさんには恩がありますので、非常に心苦しいのですが。
[穏やかに笑う]
妬ましいので脱落して下さい。
[言い様、最大速度で踏みこんで、距離を詰める。
指先は黒革の短鞭を抜き、空気を裂く音を引いて、小鳥に迫る]
[当たっても当たらなくても、手首を返してエレオノーレへ]
刃のない鞭は、殺傷力が低い。
だから、まずは手足を打って行動を封じた上で、次へ行こうと]
[突然にやってきて挨拶をするなり、「こんにちは、死ね!」と襲ってきた男。彼は何時だったかに蔦から救出した男、その人に他ならなかった。
小石が蹴り飛ばされるようにあっさりと金糸雀の体は宙を舞う。
金糸雀はスローモーションで流れる時の中、小さく歯噛みをする。ああ、ヒトの姿を取ることができれば、と。
親以外の吸血鬼と殆ど会ったことがなかった少女。
飢えたことがなかった少女。
彼女はこの壮絶な数刻の間に、確かに学習をしていた。
ヒトを相手にするのと同じではいけない、持てる魔法全てを使わねば、未だ青い彼女に勝ち目はないのだと。そしてそれら魔法は、この姿では使いようがないのだ。]
ぴぃ、
[一声啼いて、金糸雀の体は窓ガラスを割って建物の外へと落下する。さあ、相手は追いかけてくるかどうか。それとも友人の相手で手が塞がってしまっているか。
落ちた先は、"中庭"。
また彼女は振り出しへと。]
— 粘滑の間 —
…済んだら休んでいい、とは許していない
[降らせる声は厳しい。
降り立った梟は倒れ込んだ黒猫を踏み越えて、人間の雌の傍らへ。頬を包み、頭を膝へ乗せた]
時間ぴったりだったねクロイツ
ひょっとして10分で、と申し付けたらそうなったのかな?
[粘液で張り付いた人間の前髪を指でわけ、額を撫でる。
蕩けた喘ぎと共に焦点のあわない双眸が開けば、優しく微笑んだ]
最期の瞬間は正気でいたい?
そうだろうね、
[あやすように人間に甘く囁いて、その額をもう一度撫でる。
途端、人間の体が跳ねた。
絹を裂くような長く高い悲鳴が溢れ出る。
見開いた双眸に灯るたしかな正気と、恐怖。
命の尽きゆくひととき、綺羅星のような魂の煌めきを指で掬い、笑んだ]
仔猫ちゃん、これは食べても良いよ
[今ここで人の血を吸えば彼の身に起こるだろうことは、想像がつくのだろうが]
それから次へいこう
なるほど───。
[楽しくてたまらないという笑みで右腕を翳す。
渦を巻いて霧が集まり、盾の形を成した。
魔剣の一撃を完全に防ぐことはできないだろうが、威力を削ぐ程度の役には立つ。
彼の身体を噛む蛇たちを確認すれば笑みは深くなる。
激しい動きに必死に食らいついているあれらも、わずかなりとはいえ血を奪い続けるもの。
牙より滲む毒液は、相手の手足を麻痺させる。
引き換えのように、身体の中心に熱が倦んでいくような、そんな毒だ。
動き回ればそれだけ早く毒は回る。
それを待つのもまた楽しい時間だ。]
/*
男の人が「大丈夫」「怖くない」「痛くない」なんて言ってるときは、痛いし怖いし大丈夫じゃないの3セットなんだよ。ローレル知ってる。
注射なんて嫌いだよ!
[涼やかな歌声は、空に奏でて拡がるばかり。
けれど獣の耳なれば、音にこめられる差異くらいは分かる。
たとえそれが、種族の違う者でさえ。
やがて袋を突く仕草に、どうして欲しいのかを理解すれば袋に手が伸びる。
そんな折だっただろうか。
獣の鼻が血の香りを嗅ぎ取る。
朧気だった気配は、知る味と共に鮮明になった。
匂いが濃くなるに連れ、耳でもその存在を感じ取る]
[警鐘を鳴らした本能に従い、存在を知られぬよう、袋を咄嗟に懐へと仕舞う。
紳士的な態度は、初めに会った時と変わらぬ印象を抱かせたが、その口より紡がれる名には違和感を覚えた。
だが、その正体を問う前に、男は穏やかな笑みと共に、此方へと敵意を向けた]
――――お断りするわ。
[返事の裏で、後ろ足を強く踏みしめる。
力を込め、すぐにでも飛び出そうと構える前に、その牙は現れた]
[先手を取られたのは不覚。
初撃を往なす事は叶わず、手をのばす前に暴力は振るわれる。
哀れな小鳥は黒鞭に弾かれ、己が負わせた傷よりも更に酷い有様で、部屋の外へと弾かれた。
けれど追うことは出来ない。
今は目の前の脅威を排除しなければ、あの小鳥を探しに行く事は不可能。
手首を返し、此方へと振るわれる新たな暴力を止めるべく掴もうとする――――]
― 廊下 ―
[不運な女性は、最期の瞬間に背後を振り返った。
絶叫の形に目と口を開き、命の限りに声を振り絞り、
羆の爪が食い込んだ時も断末魔を上げていた。
真っ二つに引き裂かれてようやく悲鳴が止む。
羆は、前にいるふたりを気にも留めず、
裂いた身体の中へ頭を突っ込んで血を啜り、喰らった。]
[女性だったものが血だまりと残骸になった頃、
ようやく満足した羆は顔を上げ、身震いする。
全身に被った赤を振り払ったあと、
黒の剛毛もまた、ばらばらと抜け落ち、消えていく。
やがて、羆は人間の姿を取り戻す。
なにがあったのかという呆然とした面持ちで、
目の前の惨劇を見つめ、
前に立つふたりを見つめた。]
…、―――…
[上げそうになった声を呑み、息を零す。
血塗れになった自分の手に気づいて、
ゆるゆると瞳を見開いた。]**
[倒れこんでもすぐに触手は刺激を与えてくるために
目を覚ます]
ふにぃー
[食べてもいいよと言われて人間のもとへ。
背後の首筋に牙を立てる。
極限まで快楽に狂わされて、今こうして吸血鬼に供する女には背中のちくりとした痛みは感じられない程度であろう。
久々の人間。夢中で吸ってゆく。
恐怖で打ち震える人間の血は苦いと思っていたが、
飢えていればそれも美味いとしか感じない。
おそらく、この吸血が留めになったのだろうか。
吸血を終えた頃には、女は動かなくなっていた。
それから人の姿に。
途端に触手が元気に蠢く]
……っう……
[感覚が戻った体には些か強すぎる刺激に膝をつく。
が、すぐに別のところに行くと言われれば、拒否することなど出来るはずもなく。
波が引くのを待ってガートルートに付いていく。]
見ない方が良い。
[少女>>111へ返す声は、穏やかではあるがきっぱりと。
身を捩る様子に僅かに腕へ込める力を強めたが、
彼女の動きが止まれば元へ返り]
傍に居てください。
何かあれば僕が護りますから。
―――…下手に移動して、離れてしまうと不味い。
この城には仕掛けが多いですので。
[其れは本音ではあるが、都合の良い言い訳も混じっていた]
僕は足が速い。
危険が迫れば抱えて逃げます。信じて。
[囁きながらも、目線は羆から離さない。
>>116絶叫。断末魔。それらは少女に届いてしまっただろう。
一連の惨劇を空色は、無感情な眼差しで見つめていた]
[悲鳴が、あたりいっぱいに響き渡りました。
絹を裂くような、なんてものじゃありません。
全身から搾り出したような、ものすごい声でした。
湿った、大きな音が聞こえます。
液体を跳ね上げるような音。
お行儀の悪い食べ方をするような音も聞こえました。
何でしょうか?
ローレルの聞いたことのない音でした。]
――――――いいえ、違います。
ローレルは既に一度、このような音を、悲鳴を、聞いているはずでした。
――――ああ、そうだったんだ。
[ローレルは思います。
やっと、思い出したのでしょうか?
私を殺したことを、思い出したのでしょうか?]
[ローレルは仲の良かった私を殺して、
その両親は私の家族を殺して、
なかったことにしたことを、
思い出したのでしょうか?
今更になって、気付いたのでしょうか?]
/*
実はPLがローレルちゃんの過去を突きたくて、
この場に留まったとか、
そんなことは多分きっとないんですよ。
[そっと視線を逸らした]
[ローレルの語りかけてくる二十年ばかりの日々を、
絵本作家になるという夢だってろくに叶えられない呆れた彼女の毎日を、
私はすぐ側で見てきました。
ローレルを好きだからではありません。
私には、それしかなかったからです。]
[無意識のうちに抑圧していた殺人と吸血の記憶に、
ローレルは今までずっと気付かない振りをしてきました。
なかったことのように振舞う彼女が、許せませんでした。
覚えていようがいまいが、罪は罪なのです。
ローレルには、そのことを知ってもらわねばいけませんでした。]
きもち、わるい……
[おやおや、ローレルは気分を悪くしてしまったようです。
手で口を抑えています。吐き気を催したのでしょうか?
かわいそうなローレル!
自分がしたこともようよう思い出せないのに、罪悪感がのしかかってくるのでしょうか?
よくぞ、
そんな、偽善めいた、
]
[凄惨な"食餌"が終了し、漸く周囲は静けさを取り戻す。
腕の中の少女>>120がどれほど怖い思いをしたかなんて、
悲鳴と惨事に慣れ過ぎた男には気付けない。
ましてや、彼女の過去を知らなければ。
振り払われた飛び散る赤。
飢餓の呪いが解けるように、緩やかに男>>117が姿を現した。
呆然とする様子を、黙ったままで見守る。
そして彼が目を見開き、我に返り、
意識を取り戻したと判断すると、静かに語り掛けた]
――――…貴方、"タクマ"さん? "初めまして。"
[床に転がる血溜まりと残骸は、ローレルには刺激が強かろう。
故に、彼女の目隠しは此方からは解かぬまま]
[空間の裂け目に足をとられた相手へ魔剣を大上段に振りかざして斬り掛かれば、笑顔が返された。
それもすぐに霧の凝った盾の陰に隠される。
一瞬だけ、惜しい、と思った。 ならば抉じ開けるべしと刃を叩きつける。
重い手応えがあった。
捉まる前にと盾の縁を蹴り、全身をバネにして後方へ飛び退る。]
[嘔吐感がこみ上げて、その場に座り込んでしまいそうでした。
つんと鼻を刺す刺激臭は、きっと女の人の░▓▒▓█▓░░▓▒です。
目を開けてしまえば惨劇が現実になってしまうというように、ローレルは目をつぶったまま、口元を押さえました。
それ以外に、できることなど、なかったからです。*]
[剣を握る指先も痺れ、あえかな痙攣が走る。
毒が回っていた。]
…──、
[これに食らいつかれた時から、短期決戦に持ち込むしかない、とは承知していたこと。
あと一撃か、と見極めるも、じくりと意志を裏切る熱に身の内側から炙られる。
片膝が、ガクリと落ちた。]
ようやく、ハニーの2キャラ目がタクマだと気づいたアカウントがこちら←
しかも、発言時間の消去法でという()
ソマリはいつもの吸血貴族様だから、すぐわかったんだけどねー
/*
我が
この村、グロもハードエロスも制限付きなので、外道になりきれないのよ。
[人間の雌の双眸が宿す、知性ある命の煌めき。
絶望に塗り込められてなお美しいそのあたたかさが
淡く薄く、消えて行くのを慈しみの眼差しで見つめた]
— 地下迷宮・央 —
ほんとうに従順なこと
だいぶ…熟れて来ているようだしね
[時折堪えるように息を飲みながらついて来る黒猫>>+97へ微笑む。
猫の前へ拓けるのは、小さな広場のような空間。
中央の噴水の縁へ腰を下ろし、梟は優美に脚を組んだ]
体力がついてきたかな?クロイツ
次はあるいは、簡単過ぎるかも知れないが…
『私達』の血を、集めておいで
[愉悦含み、唇が綻ぶ]
手段は問わない、私達が許す
糧が足りぬならば他の脱落者から吸っても良い
……聖餐の巫女姫殿は頼めば首肯されるだろうから除外しよう
貴方の師である白絽侯、
私達…
それに乱鴉の大公
これら三者から血を、それぞれふたくち以上
首尾よく得られたなら、
私達から個人的に祝福をあげよう
期限はこの宴の終わるまで……だけど、長期戦だからと休んでいては、間に合わないかもしれないね
[さあ始めよ、と発して
組んだ脚の上に頬杖をついた*]
――――…?
[漸く、男は腕の中の少女の異変>>122に気が付いた。
流石に申し訳なさそうな視線を向けつつ、ふと思い出す。
そういえば先程、彼女が呟いていた言葉>>120は――]
ごめんなさい。
取りあえず、場所を移しましょう。
[ちら、と同意を得るように、
羆から人型へ戻った青年へ視線を向ける]
怖いものは、"彼"が全て追い払ってくれましたよ。
悪い夢は終わりました。もう大丈夫。
だから、少し休みましょう。
[この場から少女を引き離すのが先決だろう。
彼女に無理がない速度で、ゆっくりと歩き出す。
やがて寝台のある小さな部屋を見つけると、中へ]
/*
ジャンさんは丁寧に拾ってくれる方だなあ。とても手馴れていらっしゃる。
手馴れたといえば、ちかちかさんのバランス能力にも感服しております。怖いけど最強キャラにならないダメージ受けっぷりの清々しさ。
少しテスト。79<<流浪人 ジェフロイ>>
― 廊下 ―
[時間にしてどれほど経ったか。恐らく一時間は経っていまい。
床に突っ伏して倒れていたジェフロイが、ピクッと身動ぎした。
脇腹にくっついているツェーザルにもその振動は伝わるだろう。
ジェフロイの睫毛が震え、ゆっくりと瞼が開いた。
茫洋とした瞳が宙を彷徨うように動き、すぐ側に寝そべっている極彩色の塊の上で止まった。]
…………おう。
チェーザル。
元に戻ったがか。
[かすれた声で尋ね、口の端をほんの僅か上げた。]
[最後の課題はさすがに達成不可能だろうと思いつつ]
ふたくち…ですか。
厳しいですね……
ガートルート様、最初に血を分けていただけますか?
一口だけ
[むしろ清々しいくらいの馬鹿と思われる方がいいだろうということで、断られること確実など真ん中なお願いをしてみた。]
[腕をつき、のろのろと時間を掛けて、起き上がろうとした。
切断された腕からの失血と、初めての能力行使の消耗のダメージからまだ完全には立ち直れておらず、どうにも頭がふらつく。
何とか肘を支えに首をもたげたところで、右腕がちゃんとついているのに気付いた。
肘の少し上のところで、ぐるっと肉芽が盛り上がった痕が赤い線になっていたが、ちゃんと動くし、もう痛みはない。
幸いなことに涎に接着効果があったのか、それとも単に旺盛な再生力の賜物か。多分後者だろう。]
/*
えんじゅさんも、ねこみっちさんもわからなくなってしまった…中身予想ポンコツここに来まわれ…
えんじゅさんしか予想してないのは、他の参加者がわからないゆえ(遠い目
ソマリがねこみっちさんだろうけど(それだけはわかった
えー!タクマだれ?まじでだれ?すごく気になる!!w
/*
ロルで返そうと思ったんだけれど、鞭で打つってしかかいてないから、打って、それからどうするの?っていう感じなので、相手任せ。
別に痛がる描写だけで1つロルをまとめるのが辛いとかそんな。
……2行か3行で済んじゃうんだよなあ。
おまぁがくっつけてくれたがか。
ありがとな。
[涎まみれのツェーザルに、まだ疲れの残る顔で微笑みかける。
まあ、腕を切り飛ばしたのも同一人物なのだが。]
― 廊下 ―
[背中をくっつけていた体が動いた振動でハッとする]
…!
[じゅる、と涎を啜り上げてもぞもぞ、ころころ。
少し離れたところの床に座ってジェフロイの顔の方へ向く]
ジェフは好き
だからワタシ遠慮でキル、よ
[起き上がろうとする仕草を助けることのないかわり、渇いた兎は牙を剥かない。ひゅうひゅうと喉を鳴らした。
疲れたような微笑へ少し耳を揺らす]
食べなカったの。遠慮できるンだぁ♪くっつイた?
ちゃんとワタシちゃんト…腹ペコ、
[べとっとしている上着で顔の涎を拭いて、男の頭へ両手を伸ばした。渾身の友好的表現]
/*
コアでえんじゅさんが、判明w
リエヴルだね!(外してたらごめんなさい><
えー!タクマ…まじ誰よ!
知ってる方だと思うんだけど、まったく見当が(中身ぽんこつ乙
[ごろりと身を反転させ、手近の壁の残骸に寄りかかる。]
こういう時にはな、栄養剤を飲めば元気が出ると、おいは学んだんじゃ……
[ガラスの小瓶を取り出そうとポケットの中を探る。
少し指が震えるのは、まだちゃんと神経が繋がりきってないせいだろうか。
苦心してガラスの蓋を開けると、ぷんと薔薇の芳香が周囲に漂った。
そこで、ふと涎でべたべたのツェーザルの顔が目に入って]
おまぁも飲むか?
[瓶を差し出した。]
―中庭―
[体重が軽いことが幸いしたか、落下のダメージ自体は然程でもなかった。小鳥は、枯らされてしまった花々の上にかさり、と乾いた音を立てて落ちる。
カワイソウ。こんなにされてしまって。
わたし、お花はだいすきなの。
ひどいわ、ひどいわ、きっとあの杜若も枯れてしまったわ。
小鳥はその嘴で、萎びて乾いた葉を愛しげに撫でた。]
ぴぃ、
[金糸雀は細く啼いて、花達にはなしかけた。
そうだ、わたしがたすけてあげるわ。
げんきになるお呪いをかけてあげる。
ねえ、そうしたらわたしを助けてくれる?]
おや、佳いね
[始めよと告げて黒猫がすぐこの場を出て行くなら、従順過ぎるのも難だと思っていたところ]
ひとくちというのは、このくらいかな?
[左の掌を仔猫へ広げてみせた。
ついと横へ朱線が走り、自然に紅が珠を作る]
三者のうちならば私達が一番与し易い、かね
それで、貴方に血を分ける見返りはなんだと言うのかな?
[くつくつと嗤って掌を握り込んだ]
/*
バトル村を前にバトル村の練習も出来るかと思ったけど、私の描写はバトル向きではあまりないかもなあ。
自分ではわかってるけれど、相手にそれが伝わっているかがやっぱり悩ましい。
[ジェフロイの頭を撫でる前に、兎の髪がぐしゃりかき混ぜられる]
ナニ?あー…
[薔薇の匂いに鼻をひこひこ。
何故かジャンの顔を思い出した。それから、頭が真っ赤な怒りでいっぱいになったことを]
……
欲しイ
ちょうだい
血ガ、足りなイと。ワタシ我慢つらい
[両手で受け取って、瓶の口を舐めた]
[エレオノーレの体勢が崩れたのを見逃さず、その体を押し倒し上に跨る。
いつかの逆]
打って、何度も打って、みみず腫れが皮膚を覆い尽くして、
痛みと失血で気を失ってからが本番なんですよ。
とても、……気持ちよくなりますから。
[彼女の手首を強く掴み、鞭で打った痕に舌を這わせた]
……でもすみません。
今は、先に頂くものを頂きましょう。
/*
あ、でも拷問用……
……………まあ、腕が見える程度の半透明ということは、薄い生地だから大丈夫か。うんうん。ちゃんと後残るね。
ミミズ腫れの後が結構痛々しいんだよねえwww
……ん。
[自分の残り体力を考え、先程のツェーザルの有り様――凶暴化した兎の凄まじさを思い出して、天秤にかけた。
またもう一回同じことをやれと言われても無理。成功させる自信がない。
ならば、ここは一択。]
ええよ。
おまぁにやる。
さっき一本飲んだし、おいはまだ何とかなりそうじゃ。
[ニカリと笑って、手を離した。]
[小瓶の中身は覚えのある味。
ずっと鼻の奥で響いていた、美味しい匂いが気にならなくなる。
後から後から溢れていた唾液が止まって、
ああ、こんなに渇いていたんだ、と
いつぶりかに頭の中が晴れるような。といっても元々たいしてモノは考えていない]
……
ジェフ、手、どシタの?
ワタシが叩いた?
[ぎゅう、と眉を下げて、最初に聞いた]
― 地下迷宮>>+84 ―
――やれやれ。
君は本当に度し難いな。
[呆れたような笑いを含んだ声が闇の中に響き、
羽撃く音がひとつ]
何処の世界に与えられた課題を勝手に終わったことにして、
試験官を呼びつける者が居るのだね?
[更にまた離れた場所でも羽撃き]
[この数刻の間に少しずつ分かってきた「獣の身体の動かし方」「獣の言葉」。ヒトの姿であるときにできることが今もできるかはわからないけれど。
試してみないことには結果は分からない。
どちらにせよ、このままではいつ殺されてしまうかわからないのだ。何か行動を起こさなければ、その時はきっと早まるばかり。
ならば、足掻くだけ足掻いてみなければ。
きっと元老共もそれを望んでいるのだろう。]
ぴぃ、――――――。
[金糸雀は囀った。
歌は何処か神秘的な響きを帯びて、中庭全体へと響き渡る。
中庭の外の何処まで届いたかは分からない。
金糸雀が人の姿であったなら、それはきっと「呪文」として他者の耳に届いただろう。]
―――。
[小鳥の歌が止み、中庭に静けさが満ちれば。
金糸雀の倒れた場所から、じわりと草木が萌え出でた。
やがて中庭を覆ってゆく眩しいほどの緑。
美しい花々がそこかしこに咲いて、その存在を主張する。
蔦が金糸雀を包み込み守るように伸びた。
大きな葉に覆い隠され、雲隠れ。]
[シルキー・フォン・クラウゼヴィッツ。花籠の吸血鬼。
敵を迎え撃つ少女の箱庭が、出来上がった。]
[己の内の何処にこんな力が残っていたのやら。
こわいわ、極限状態って。
金糸雀は半ば朦朧としながら、自分を守る植物に体重を預けた。]
/*
つえーになりすぎてないかが不安で仕方ないが、この出目&周りが超サイヤ人なのでどうにか対抗手段作らないと勝ちロールが難しいくらいなんだよなあ。
んー、バランスってむじゅかしい。
もっとも、
君が頑固であればあるほど、
私は君を罰する悦びが得られる訳なのだがね。
[ククッと喉鳴らす密かな笑声に混じり、
何処からか鴉が谺のように鳴き交わす。]
―城の一室―
[ローレルは、吸血鬼には違いないと思うのだが。
ならば屍にあれほど生理的嫌悪を催すだろうか。
それよりも彼女の示した拒否反応と台詞は、何か思い出したくない過去を暗示しているようでもあった]
……お水、取ってきます。
[少女に寝台で休むよう促しつつ、
にこりと笑って洗面台の方へ足を向ける。
おそらくはその場にいるタクマへ、一度頭を下げて。
――些か、情報を得るために視野が狭くなっていた。
此れでも反省はしている]
おや。
[棚を開けると、コップなどと一緒に見覚えのある小瓶。
クロイツが置き土産にくれたのと同じものだ。
罠がないか警戒した後、それを拾い懐へ納めた]
[取りあえず、ローレルとタクマの二人分の水を注ぎ、
戻ってくるとグラスを手渡した。
少女が眠りにつくようなら、邪魔にならぬよう声を潜め、
タクマへと言葉をかけるだろう]
まずは、あの。すみませんでした。
あの子が此処まで怖がると、思っていなくて。
お二人の仲を裂く心算は、なかったのですが。
[フォローを入れようとしたが、あの分では届いていない。
其の一点に関しては、とても申し訳なさそうに告げて]
[けれどやがて、表情は静かな微笑に変わる]
さて、色々と伺いたいことはありますが。
リエヴルさんと、ジェフロイさんをご存知ですか?
彼らは貴方を探しに行った筈です。
行き違いになったのでしょうか。
[タクマが言葉を話さぬと知れば、紙とペンを手渡すだろう。
それでも疎通できないならば、努力は惜しまないが。
此方からも、書斎の隠し通路や物置の件も伝えておく。
それが自分の役目だろうと、思ったのだ**]
……覚えちょらんのけ?
[下がった眉と声音を見て、ツェーザルが暴れていた間のことを覚えていないのが分かった。
子供のように無邪気なツェーザルは、嘘が上手くない。
一度だけ目を瞬かせて考え、]
もう大丈夫じゃ。
ちゃんとチェーザルがくっつけてくれたけえ、全然痛くないぜよ。
[安心させるようにニパリと笑い、またぐしゃぐしゃっとツェーザルの髪を掻き混ぜた。]
与し易いとは思っておりません。
見返り、ですか…
[やはり言うと思ったと笑みをこぼす]
今の見返りはガートルート様の掌の手当を
私の身でさせていただくことでしょうか。
[そもそもそんなことをしなくてもすぐに疵は癒えるのだが。
そしてこんな小手先の嘘が通じるとも思えない。
それでも、さも当然、というようにしれっと言ってのける。]
― 地下ホール ―
[上空からの勢いを乗せて、魔剣が降り来たる。
盾を斬り裂いた刃が肉を食む。腕の半ばまで達する斬撃。
盾が無くば、腕どころか体にまで刃が届いていただろう。]
それでこそ。
[じん、と駆け昇る痛みに吐息が湿る。]
[霧を散らした時には既に相手は大きく下がっていた。
身体を一瞬霧化して空間の裂け目から逃れ、流れるように後を追う。
片膝をついた彼の姿に、目を細める。
あの毒を受けたなら、当然の帰結と知れていた。
このまま弱り切って動けなくなるまで待てば、苦も無く狩りは終わるだろう。
普段ならばそうしていただろうが]
まだ、
[呟きと共に速度を上げる。
ほとんど、床を這うような低さで飛翔し、腕を伸ばした。]
愉しませてくれるだろう?
[肩から先が銀の大蛇に変じ、膝をつく彼の喉首へと牙を剥く。]
私は、「私が『良い』と言うまで君が充分に耐えたら」と言わなかったかね?
私はまだ「良い」とは言っていないよ。
[噛んで含める物柔らかな声音だが、
その実、言の葉は蜜に浸した刃]
君に与えた試練は『忍耐』。
にも拘らず君は、耐えずにそれから逃れようとした。
それでは及第点はやれない。
それどころか、試練の放棄と見做されても文句は言えないな。
覚え てル。
ネロネロがどーんッて、そんデお湯にばしゃーんしテ、
そしたら、齧らなイデ、トマト食べロって言われタ
…あと、小鳥がぴよぴよしてた
[人の形を保てなくなってからの記憶も、ぼやけながらも残っている。
溺れてしまった後、タオルに包まれて寝かされたあたりまでは]
……
大丈夫?痛クない?ほんと、
[笑う男を細めた眼で見上げて、
髪をかき混ぜられればその心地好さに笑みがうつる]
ソだ、あのネ
友だチがー、ココの歩き方、教えテくれタ♪
[友達=温泉の蔦劇場隊。
脱出ルートは教えてくれなかったけど、ヒントや、迷わずに古城内を歩くコツを]
そんで道は蛇に聞けッテ
大事ナのは心臓?だッケ…って言ってタ
いいね、よし───と言いたいところだけど
[嬉しそうに笑みを滴らせ、背に紅の翼を開いた。
噴水の水霧を受けて羽毛が艶めく]
私達が貴方を気に入りだからといって、あまり甘やかしが過ぎては──
宴の興が冷めてしまうだろう?クロイツ
次はもっと魅力的な見返りを提示するのだね
もちろん、無理やり奪ってくれても構わぬよ
[紅の羽毛が乱れ舞って、梟の姿はわずか薄くなる]
お姉様さえ希望すれば、俺ももう一回振って……と思ってたけど、お姉様の出目からして、俺がうっかり勝てそうな気がしてならない。
なので、提案するのはやめておきました。
1:2は、2側は大きい数で勝負できるから優位だけど、相手が□□■でアイテムもなかったりするとローリターン。
1側が勝った場合は一回の勝負で2吸血出来るからハイリスクハイリターンって感じかな。
うーん……
[唸ってしまった。
相変わらず、ツェーザルの説明は要領を得ない。
恐らくとても大事なことを言ってくれているのだと思うが。]
ええっと、まあ、うん。
蛇を見つけたら話を聞いて、心臓を探せちうんじゃな。
[物凄い要約した。]
魅力的な見返り…ですか。
精進いたします。
[苦笑の後の一礼し]
極上の一口を、いただきにあがります。
いつか、必ず…
[薄くなる梟を見送る]
ン?うんー…蛇のいル方に行ケ、だっタかなぁ
[たぶんだいたいあってる、と頷いた]
あ、あとネ♡
今ミタイにチッチッチッチッって音がする時はぁ
近くにばくだんイワが来テるからー…
全力デ逃げなイト死ぬヨ!とかぁ
[チッチッチッチッ、という音を聞いてそっちを指差した]
いつか、いつか
[愉しげに笑う声も薄くなる**]
時は倦むほどに長く
また流星のように短い
悠長にしていては間に合わぬ、さあ…遊びに行っておいで
[ふんふんと頷いて、音のする方向に顔を向け、耳を傾ける。]
そうけ。
チッチッチッチッってなあ。
……て。おい。
[一瞬で顔色が真っ青に。]
[エレオノーレの手首に、牙を立てる。
出来れば美しい彼女を支配し、自分の物にしたかったけれど。
恋ではなく、憧れでもない、そんな美しい言葉ではない、執着のような気持ちを抱いていたけれど]
[……年齢と経験の壁は如何ともし難く、下手をするとこちらが支配されかねない。
だから、正攻法ではなく、ただ、魔性だけを注いだ。
彼女がこの先、「痛みを快楽として感じるように」と。
成功したかどうかは分からない]
……ああ、
癖があって芳醇な味。
私は好きですよ。
[吸い出した血は前回よりも少ない。命の危険はけしてない。
……そして、指先を彼女の体に這わせる。服の間に滑り込ませて。
やがて、探る指が抜き出したのは]
頂いていきますね。
[薔薇の小瓶。
唇を伝う血を舌で掬い、彼女の上から起き上がった]
夜盲 ジャンは、流浪人 ジェフロイ を投票先に選びました。
[一目散に音のする方とは反対方向へ走りだした。
それこそ脱兎のごとく。
そがいに大事なこつばもっと早く言わんね!と、とても突っ込みたいけど、喋る余裕もない。]
[そして、彼女をその場に残し、服の裾を払う。
軽い動きで割れた窓を、更に広げて]
では、またお会いしましょう。
エレオノーレさん。
次はもう少しゆっくり楽しみましょうね。
[ひらりと中庭へ身を躍らせた。
黄色い小鳥を追って]
[場所を移そうという彼と、ぎこちなくついていく彼女を見る。
声を掛けられても、すぐに動くことはできなかった。
ローレルは、一度もこちらを見ようとしなかった。
無理もない。
自分だって顔向けなどできない。
ひとつ違っていれば、この人間の女の代わりに、
彼女がこうなっていたかもしれないのだ。]
[チッチッチッチッ、と正確なリズム…というよりはだんだんテンポの速くなるカウントダウンを刻みながら、何か転がって来ていた。
不気味に微笑んでいるようにも見える、とにかく岩っぽい何か]
…あっ、ソッカ
[猛然と走り出したジェフロイの後を追いかけて走り出す。
全力で逃げろってこういう意味だ]
兎 ツェーザルは、声無しの タクマ を投票先に選びました。
[大人しく部屋に入ったときには、ローレルは既によれよれでした。
視線を床に落としたまま、衣服の入った袋を床に置きます。勧められるがままにベッドの上に載って、帽子を脱ぎました。
ジャンさんがお水と言った>>141のでしばし待って、受け取ります>>142。
自分でも気付いていませんでしたが、温泉で長らく過ごしたために、そのお水はとても美味しく感じられました。ひょっとしたら、脱水症状になりかけていたのかもしれません。
グラスを枕元に置いてジャンさんにお礼代わりに頭を下げると、いつも元気いっぱいのはずのローレルはしおしおとベッドに潜り込みました。
最後まで、眠りにつくまで、
ふたりのどちらもを、ちゃんと見られませんでした。]
[ふたりが視界から外れるまで、立ち尽くしていた。
それから、血まみれになった自分の身体を見下ろした。
少し考えてから、来ていたシャツを脱いで顔や身体を拭う。
そもそもシャツ自体が血まみれだからさほど綺麗にはならなかったが、多少はましになったと思いたい。
すっかり赤く染まったシャツを投げ捨て、
上半身裸のまま、ふたりの後を追った。]
[不意に足元に霧が忍び寄る、としか見えぬ形で、目の前一歩の距離に城主が出現していた。
毒で目が霞んだわけでもあるまい。ただ、力量の差が距離を埋めただけのこと。
迫るは愉悦に綻ぶ声と銀の大蛇。
それは彼自身の変化した牙だった。]
──剣は杖にする能わず
[矜持を噛み締め、魔剣を支えに立つことはせず、逆にその刃を己が首筋へ擬した。]
[ごろんごろんと何か固い、岩のようなものが転がる音が背後から迫ってくる。
後ろを振り向いて何が来たのか確認したくなったが、そんなことをしてたらスピードが落ちるので耐える。
時計の針の進む音みたいなのの間隔がどんどん狭まってきてるのだが、まさかアレがカウントダウンなのかとチラッと思った時にはもう遅かった。]
[自死を企てたわけではない。
吸血鬼たる城主は必ずや首を狙ってくるだろう──そこを迎撃するとっさの判断。]
主を出迎えよ。
[衝突の衝撃に冷たい鋼が押し返されて首の筋へ食い込む。穿たれる痛み。
注がれるのは血か毒か。
剣を離すと同時に、両手を開いた。
抱きすくめて、首筋に噛みついてやる──
最後まで身体を動かさんと足掻き、 その果てに、墜ちた。]
― 中庭 ―
シルキーさん、どこに居るんですか?
そう遠くへは行けないでしょう?
……ああ、隠れ鬼ですか?
私も昔、良くやりましたよ。
[花を踏み草を薙ぎながら、小鳥を探す]
[ローレルは、浅い眠りの中をたゆたっていました。
どうしたのでしょう、現実逃避でしょうか?
逃げ出したところで、起きたことから逃げられるわけはありません。
ねえ、ねえ。
ショックだったんですか?
でもローレル――いいえ、ローリエ。
信用を裏切られて悲しいんじゃ、ないですよね。
あなたがしたことの残酷さをようやっと思い知ったから、つらいだけですよね。
そんなことであのひとは責められませんよね。
可哀想だとは思わないんですか?
あのひとや、何より、殺された人間が。
――あなたもあのひとと同じなんですよ。]
― 城の一室 ―
[ふたりの後を追うのは容易かった。
人間一人分を喰らったおかげで、力は充溢している。
ローレルの歩みが遅いこともあって、部屋の前で追いついた。
彼らに続いて部屋に入り、水を取ってくるというジャンを見送る。
横目でローレルの様子をうかがうが、
ベッドに座った彼女の顔色は酷く悪いように見えた。
相変わらず、こちらを向こうとしないことに、胸が痛む。]
[鎖が邪魔]
わぁわァわぁワぁ
[ジャランジャラン言わせながら、両手と両足で床を駆ける。
先を逃げるジェフロイの背に追いつくかどうかくらいの頃、
チチチチチチチチチチと鳴っていた背後のカウントダウンが、]
[ドッカーーーーーーン]
ジャンさんは、お元気ですよ。
でも、
他に「大事な人」が出来たようですね。
だから、シルキーさんのことは私にくれるってことみたいです。
ジャンさんは今、他の女性と一緒にいますよ。
「ローレルちゃん」って呼んでおられました。
やりたいと思った時がやる時だと思いました。
……悪役大好き。うふふ。
しかしもうこれ、綺麗なアルビンには戻れませんね、俺。
[遊びに行っておいで、との言葉にもう一度一礼して
猫の姿に変貌する]
にゃー
[白絽候、ガートルート、テオドール。
誰か一人の血を一口でも口にできれば僥倖であろう。
そう思いつつ、迷宮の闇に消えた。*]
[戻ってきたジャンと、いくつか情報を交換する。
リエヴルの名は知っていると頷いた。
だが、ジェフロイという名には首を振る。
名は聞いたことがあるが、会ったことはない。
紙とペンを渡されればいくらか筆談は進むが、
あくまでも書くのは名前と簡単な記号だけだった。
どうしても伝わらなければ単語も添えるが、それ以上はしない。
心情等については、行き違いも覚悟の上だ。
相手からの情報提供に、こちらも知っていることを伝える。
セルウィンが目の前で消えたことと、
この城がおそらくは白絽侯の持ち物であること、
少なくとももうひとり、元老吸血鬼がいること。
その程度ではあったが。]
[拳を開き、握り、身じろいだ少女へ、囁きを投げる。
その音が届くことはないと知っていつつも。]
――ふふ。見えないわよ。
私があなたに見せようと、思ったもの以外は、何も。
[ままならぬ五感をそうと受け入れたのか、少女は訝る様子をひとまず収めた。古老は微笑み、静かな聲を送る]
元・神父 アルビンは、声無しの タクマ を投票先に選びました。
[自分がさっき枯らした場所に近づいてくる。
吸血鬼の居城だ。壊した物がいつの間にか元通りになっていても、おかしくないだろうと、
異常繁茂する草には特に注意を払わなかった]
貴女が黄色い小鳥になっているだろう、ということも、ジャンさんに教えて貰ったんですよ。
[楽しげに言葉を紡ぐ。
9割の真実の中に、1割の悪意を混ぜて]
絵本作家 ローレルは、兎 ツェーザル を投票先に選びました。
絵本作家 ローレルは、青銀 エレオノーレ を能力(襲う)の対象に選びました。
[伸ばした手は目的のものを掴む事が出来なかった。
いや、正しくは掴むことを放棄し、別の行動へと変化させただけだが。
鞭の先端から裂け、形状の変わる鞭。
分かたれた組紐は扇状に広がりを見せる。
伸ばした手で取れる選択は一つ―――ただ「受ける」のみ]
―――――ッ、
まったく、別人のようね……!
[身を庇う為に腕一つで受け止めれば、痛みに表情を歪める。
距離を取ろうと足を引くが、それは悪手だった]
[座っている状態から立ち上がった為、一歩足を引けば、椅子の足にぶつかるのも当然。
間抜けにも体勢を崩せば、隙をつかれ、床に縫い止められる。
衝撃を和らげようと、背面を強化し耐え忍ぶ。
腹に掛かる男の体重は、人の女としての軟さを残しているせいで、圧迫されて気持ちが悪い]
………ふふ、とてもいい趣味ね。
親の――――乱鴉の大公、その人の影響かしら。
[《バルシュミーデ》
その姓を聞いてから、ずっと気にかかっていた。
けれど、今まで思い出せなかったのは、元老に関しての記憶を、無意識の内に封じていたから。
白絽侯に会い、己の矛盾を知れば、封は意識的に解かれ、記憶は蘇る。
そして、かつて父が言っていた言葉も―――――]
― 爆風 ―
[古城の一角が轟音と共に吹き飛んだ。
濛々と立ち籠める煙は周囲の霧に取り込まれ濃さを増す。
どれほど大破しても、夢か幻のようにいつの間にか修復されるんだろう]
あービャー
[吹っ飛ばされるジェフロイの姿が見えた気がした。
そのまま、兎の体は異なる軽さと異なるベクトルで、飛んで行く。
爆風と共に激突した窓が割れ、外へ飛び出した]
―中庭―
『だぁれ?私の
[金糸雀はぴくりと反応をして、侵入者に向かって触肢を伸ばす。
その見た目は吸血蔦によく似ているが、吸血の機能はない。
突き刺したり追い払ったりといった用途のものだ。
幾本ものそれらが顔も見えぬ侵入者を拘束しようと動き出す。]
『ジャン?』
[その名を聞けば一瞬だけ、動きを止めて話に聞き入るけれど、]
『そう、元気なら良かったわ。大切なひとができたなら、――それは、とっても良いことね。』
[返答はにべもないもの。]
悪いけれど、されるのはあまり好みではないの。
するならさっさと終わらせなさい。
私は今、………とても気分が悪いわ。
[捕らわれる腕と男を見つめながら、最後の方は溜息交じりに告げる。
牙を飲み込んでゆく皮膚。与えた時とは違う、奪われる感覚。
元老より奪われるとも異なるそれは、随分と生易しいものだと思った。 何処か楽しげな所作に、僅かに不快を滲ませ]
ふふ、お世辞をありがとう。
[出る言葉といえば悪態にも誓い言葉。
身体を這う指に殊更不快を覚え、辿り着く先を知れば溜息がでた。
全くもって憎たらしい。
ひとつはあの子にあげると決めていたのに]
兎 ツェーザルは、青銀 エレオノーレ を能力(襲う)の対象に選びました。
ふむ。
この期に及んでもまだ注文をつけるかね。
だからこその忍耐、だったのだがね。
君にはもっと違う形の訓練が必要なようだな。
[主の思案を示すように間が空いて]
よろしい。
内容を変えよう。
『だれも近寄らないほうがいいわ、きっとわたし、誰かれ構わず襲ってしまうわ。ひとりぼっちは慣れているから、大丈夫。だから。』
[そうして、一瞬だけ動きを止めた触肢を再び動かした。]
『――だから、あなたもあっちへ行ってよ!』
[悲鳴のようにそう伝えて、金糸雀の
『話すことはないわ、その五月蝿い口を閉じて頂戴!』
次は手荒でない事を願うばかりだわ。
さようなら、アルビン。
もう一人の貴方にもよろしく言っておいて。
[窓の外へと去ってゆく背を追うことは出来ない。
屈辱が侵食する女の思考は、入り込む魔性に気付くのを遅らせた。
対処が遅れれば、相応の結果が待つのは必然。
痛みも、快楽も感じるような不完全な現状は、女にとって一番好ましくない状態だった]
[タクマの人格に関しては比較的信頼を置いていた。
ローレルが懐いている様子だったことを勘案して。
彼は言葉を多く用いない。
情報交換は簡潔に、必要なことに絞って行われた。
彼にどういった事情があるのか気になりはしたが、
それを聞くのはまたの機会だ]
―――…では、リエヴルさんとジェフロイさんの身にも、
何かあった可能性がありますね。
[思案しつつ、そういえば、と顔をあげた]
嗚呼、そうそう。
調査を終えたら集合場所は、"書斎"で、と。
取り決めておきましたので、お伝えしておきます。
[一番大切なことを告げて、会話を締めくくる*]
………ああ、無事でいてね。すぐに、行くから……
[ミミズのように腫れる痕がもたらすのは、しびれるような痛みと快楽。
修復に気をやれば、すぐに色は引いて、形はなくなる。
だが、男が残した悪戯は、暫くは女の体を蝕むのだろう*]
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