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村娘 パメラは負傷兵 シモンに投票を委任しています。
少年 ペーター は パン屋 オットー に投票した。
少女 リーザ は 少年 ペーター に投票した。
農夫 ヤコブ は 少年 ペーター に投票した。
負傷兵 シモン は 少年 ペーター に投票した。
仕立て屋 エルナ は 少年 ペーター に投票した。
パン屋 オットー は 少年 ペーター に投票した。
青年 ヨアヒム は 少年 ペーター に投票した。
村娘 パメラ は 少年 ペーター に投票した。
旅人 ニコラス は 少年 ペーター に投票した。
少年 ペーター は村人達の手により処刑された。
旅人 ニコラス は、パン屋 オットー を占った。
次の日の朝、旅人 ニコラス が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、少女 リーザ、農夫 ヤコブ、負傷兵 シモン、仕立て屋 エルナ、パン屋 オットー、青年 ヨアヒム、村娘 パメラ の 7 名。
/*
ニコさん……
最終現在地にちょっとだけ噴いたじゃないかー!
ああああああ。
これスーパー人狼オットーさんどうやって尻尾出すん……?
なんかナカノヒトの赤と村の敵対する村での村負けのトラウマめいたのが刺激されそうで
なんか、なー……
(ちなみにペーターのいた村での話である)
/*
いくら村負けもあることを念頭に入れてCOしたというにこれは……
まあとりあえず、がんばろうか
(ニコさんの変顔のような表情をしたい)
/*表に出すか今のところ不明なのでここで。
兵士時代のシモンのあだ名がローテス キューケン(赤いひよこ)なのにはいろんな意味がある。
赤は当然血の赤だが、ひよこは以下の通り。
・外見(金の短髪で小柄だったから。12・3で兵士になった頃は145センチ前後)
・鳥頭(脳筋のおバカ)
・尾行が得意だった(生まれたばかりの雛が、最初に見たものに着いていく様子を連想させた)
/*
元々墓ロルはそんなに回さない方ではあるのだけど、今回は特に灰に死んだらそれっきりと落としたりしてたしな……。
ペーターが死後動くかというと、そうは思えないのでした。
にゃー。
墓で寂しかったらごめんなさい。
……まだ、死ぬつもりはなかったんだけどな。
[生死不明なら、それはそれで彼女が縋る希望になるだろうか――なんて、甘い期待を頭の片隅で考えながら、ぼやく。
死ぬことは何も怖くはなかったけれど、それでも。
それでも、あと少しだけ、もう少しだけ、
――生きていたかった**]
/*
ああ、因みにニコラスに殺されてたら今日一日回想するつもりだった…なんて。
いや、襲撃ロック入ってた時点でニコラス死にそうだなあとは思ってたけども!
─朝・談話室─
──それで、ペーターがジムゾンを陥れていて、それでいてジムゾンが無実であるという証拠はどこにあるの?僕には見当たらないのだけれども。
[昨日のペーターを巡る出来事の成り行きについて改めてシモンから話を聞くと、一つの疑問を口にしてみた。]
成る程確かに、彼がジムゾンを殺そうとしたのは確かだろう。でも、少なくとも君から聞いた話で僕がわかるのはそれだけ。
或いはこれも、君達のそれと同じ、数ある妄想的な仮説の一つだけれども。例えば、ジムゾンがペーターを襲ったことは本当で、二人が事故で怪我を負ったことが嘘──つまり、ペーターがジムゾンを殺そうとしたのだとしよう。ジムゾンが襲ってきたため、ペーターが咄嗟に壺を叩きつけたということだね。そして、ペーターは自分のしたことが恐ろしくて──或いは他の何らかの感情から──隠そうとした。それならば、それを彼自身の罪だと感じることもあるだろう。伺い知る限りの彼の言動とは、矛盾しないように感じる。
そして、こんな単純な可能性を考えもしないで、確かめられるだけの要素も得ないまま手を下したことも不思議でしかたがない。
シモンとペーターの二人を疑っていたヤコブが、最終的に二人の供述を疑いもせず、鵜呑みにしていることも。シモンがそんなヤコブに疑問すら抱かず、ペーターが刺されるのを黙って見過ごしたことも。不思議でしかたがない。
これだとまるで、はじめから決まっていた結末へと流れていっただけに思えてしまう。
[ともすれば、相手を責めているかのような口調だが、責めるつもりも疑いをかけるつもりもないのだった。その場にいる人には聞こえたであろうその言葉は単純に、純粋に、疑問を口にしただけ。或いは己の落ち着いた様子から、そのことは簡単に悟られるかもしれない。]
──殺す理由が欲しかっただけ。
そう結論付けたのだけれども、どうだろうか。
[付け加えた言葉も、疑念は含まれていない。或いは、シモンとヤコブの二人が自分達人狼とは別の人外で、村を滅ぼそうとしているのかもしれないとも考えた。が、それこそ妄想に過ぎる話だと頭から打ち消した。]
/*
オットーさんの論がかっこいい……!
わくわく。
エルナさんは霊判定出るんだよね。
お手紙があるからヨアヒムさんの方に向かいそうだけど。
どうなるかなぁ……?
―朝・客室―
―――――――――…っ!
[いつもの夢で目を覚ます。
乱れた動悸と呼吸を無理やり抑え込みながら、
この夢にも、いつまでたっても慣れないなと苦笑し
ベッドの傍らに置いたナイフを手に取った。
血はぬぐった。
返り血も洗い流した。
それでもそのナイフと自分の身体は
鉄錆のような臭いを、まだ纏っている気がする。
少年を刺したときの感覚が、まだ手に残っている。]
[少年が人狼であった確かな証拠はない。
それでも手を下したのは、
少しでも可能性があるなら殺せという恋人の遺言のためと
自身の中に棲む“何か”に苦しめられる少年を救ってやりたかったから。
息を引き取った少年の穏やかな顔を見て、間違いではなかったと思うものの。
正しいことをしたとも思えないのはなぜだろうか。]
――――――…ッ!!!
[跳ね起きて見上げた天井は、自宅のもの。
荒い息が溢れれば、嫌が応にも数時間前を思い出して。
彼は、……ニコラスはどうなったのだろう。
本当はもう理解しているハズが、そんなことを考える自分が酷く厭になった。]
――…
[ガリ。ガリ。ガリ。
ゆっくりと頭を引っ掻く。言葉が。求める言葉が出てこなくて。
ガリ。ガリ…
立ち上がってひた、と手を這わせるのは――壁。
…トン。
一度、緩く手をぶつけ、]
[――――…!!!!!!!!!
……もう一度。思い切り、殴った。]
……馬鹿……ッ!
[掠れ、引き攣れたような声は誰へと向けたものだか。
友を救おうとして仕舞いには命を落としたのであろう幼馴染みにか。それとも…中途半端にヒトの心を残したままの自分へか。
…分からない。分からない。分からない、けれど。]
――……馬鹿、やろ…
[奥歯を縛って零す言葉は凍り付いて直ぐに地面へ落ちてしまうけれど。それでも。
もう一度、壁へと叩きつけた拳を緋色の滲むまで握り込んだのだった。]**
― 宿屋談話室・早朝 ―
[昨日の出来事を改めて説明したとき、疑問を呈したオットーを黙ったまま見つめる。ペーターと共に過ごした家族の考えを確かめるために。]
そうだな。確かにオットーが言う可能性について、否定できる材料は提供できない。
[話>>1を最後まで聞いて、感情を見せないオットーに感化されたように殊更淡々と返答する。]
俺はペーターの告白だけでなく、ジムゾンが”疑うなら疑いなさい。”>>2:313と告げたときの様子から総合的に判断して、ペーターがジムゾンを陥れたとの考えに至った。両方見ていないお前に、そのときの空気を含めて正確に伝える話術は流石に持っていない。
従ってオットーが、”ジムゾンはペーターを襲った。”と主張しても仕方がないと思っている。
[ペーターと双子であるもう一人の少年の名前は何だろうか。今となっては確かめる術はないし、自分にとって一緒に過ごした少年はペーターであるから、そのまま名前を呼び続ける。
ただ、オットーがジムゾンについてペーターがした嘘の証言を、一部でも違う可能性があると言い出したことにほっと安堵している。]
ヤコブが供述を鵜呑みにしたとの指摘だが。少なくともジムゾンの失踪は俺が手を下したと疑っている可能性はある。単に追求されないだけで、勘違いしたと訂正された覚えはないからな。
従ってお前の言う「はじめから決まっていた結末へと流れていっただけ」に、ヤコブと俺とが共謀してペーターを陥れたという意味も含まれるなら、それは違うと否定する。
尤も、これについても証言のみで具体的な証拠はないが。
[一旦言葉を切ると大きく息をつき、”流石に穿ち過ぎなので、もう少し素直な意見を出す。”と前置きしてから再び喋り始めた。]
死ぬのが自分以外なら誰でも構わないから、殺す理由を探した――この場にニコラスがいてオットーの言葉を受けたら、そう突っかかってきそうだな。
だが俺の真意は違う。ヤコブがペーターを疑った理由も、その結果殺すと決断したことも、納得したから止めなかった。
[苦しんでいたペーターは生を放棄したがっているように見えた以上に、自らの意思で命を奪うことを決断したのだと暗に主張する。自分達を責めるつもりも疑う気もないと理解しているからこそ、穏やかな口調で。]
[息を引き取ったペーターの顔は予想以上に安らかだった。昨日談話室から倉庫へ運ぶとき、少年が最後に抱いた思いを想像する。せめて苦しみから解放されているといい。
オットーとの会話に区切りがつくと、朝飯を作る。ジャガイモとベーコンを炒めたものに半熟卵、ミルクを使ったスープ、ヨーグルトにジャムを添えた。]
そういえば昨日ヨアヒムは何処にいたんだろう?
[昨日一日顔を見ていないことを思い出して独り言を呟いた。
幼馴染組の中で、唯一誰かを疑ったり誰かに疑われたりして声を荒げた姿を見ていない。彼は今何を考えているのか。
同時にヤコブも気になっている。
お前は俺のようになるなと伝えたくて”ちょうどいい。>>3:188”と口にしたのだ。何故なら”躊躇わず殺すよ。”>>2:179と言ったニコラスの評価は当たっているのだから。**]
― 朝・宿屋3F/エルナの部屋 ―
[昨日よりもさらにどこか精彩に欠け、目の下にくまを作った状態でいる。
実際、よく眠れなかった。
数時間おきに薄く目を開け寝返りを繰り返すという状況。
それでも空が白んできた頃にベッドから抜け出し、
窓の外に月を探した。
死後の世界がどんなところか分からないが、ともかく。
先に逝った片割れと同じところに辿り着けるものなのだろうか――
と、まあ、そんなことなどをつらつらと考えているうちに、“見えた”]
―談話室前―
[食欲はないが喉はカラカラだ。
水でも飲もうと階段を下りれば、シモンから話を聞いたらしいオットーが独自の見解を述べていた。>>0>>1
シモンが丁寧に自論を展開するのも聞こえてくる。>>8>>9
なんとなく入るタイミングを逃して、ドアの外でそのまま様子を伺った。]
・・・・・・。
[ジムゾンとペーターになにがあったのか、真実を知る術はもうない。
オットーの言うような可能性>>0に思い至らなかったのは、死を望むペーターを憐れに思う気持ちの方が強かったから。
シモンのことだって信じたわけではない。
ただ昨夜の「怪我を負うところを見てはいない」>>3:158という証言を聞いて、ペーターと共謀しているわけではなさそうだと感じただけ。
共犯なら「ジムゾンがペーターを襲った」と口裏を合わせれば済む話だ。
庇いあうにしては証言が噛み合っていないから、2人は仲間ではないと結論づけた。
『はじめから決まっていた結末へと流れていった』に至っては、事実自分はそんなことはしていないのだから、違うとしか言いようがない。]
[しかし、ただ一点だけ間違いとも言えないことがあった。]
…『殺す理由がほしかった』>>1か。
そうかもしれないな。
[自分は焦っていたのかもしれない。
恋人の遺言を果たさねばならないと。
子供に手を下せない。大切な人を疑えない。
そんな理由で処刑をためらっているうちに、あの村は滅ぼされた。
『…少しでも人狼の可能性があるのなら、ためらいなく殺しなさい。
たとえそれが、大切な人でも。』>>2:228
自身が人狼となった恋人は、誰が人狼であってもおかしくないことを知っていた。
だから、相手が誰であろうと手を下すことをためらってはならない。
たとえ人間だったとしても、そうすることで人狼への牽制になる。
それが彼女の意図だろうと解釈していた。
『殺す理由がほしかった』と言われても否定はできない。]
―それから少し後―
[幾ら心中が不穏だったとしても時間は常と同じく流れていくもので、昨日から何も口にしていないせいか、きゅるりと鳴く腹の虫を黙らせる為だけに、青年は宿へ戻ることを決めたのだった。
――…不思議と、喉は"渇いて"いなかった。]
It's man that I long.
……It's nice to be able to cry and laugh.
[何処か虚ろな寝ぼけ眼を擦りながら身支度を整え、外へ出る。
意外にも、降り積もった雪はそう多くない。
歩き出すのと同時の鼻歌混じりは何時ぞやの口遊びの続き。]
―宿屋へ―
[歩く先、やがて広場を通れば静まり返っていた。
もう、ここへ戻ってくる人間はいないのかもしれない。
……もしかすると、青年でさえ。
少し前にここへ来た時とは何もかも変わってしまった。
既に――…戻れない場所まで。
短い郷愁を払うように、ひとつ。
咳払いをすると、青年は広場を後にしたのだった。]
嗚、ヨアヒム。
……おはよう。
[何処にいるのかと考えている本人が唐突に目の前に現れたものだから、何を言ったらいいか迷った結果、朝の挨拶をする。]
ちょうどいいところで会った。朝飯ができているんだ。食べないか?
[そう呼びかけてから、ワゴンを談話室へ運ぶ。]
――なるほど。
[シモンからの反応>>8>>9を受けて、納得しているのか納得していないのか判断に難い表情で返す。或いは、元より疑念を投げかけているわけではないために、反応さえあれば納得するしないの概念自体がなかったのかもしれない。]
納得したから止めなかった、か。
[特に意味もなくシモンの言葉を繰り返してみるが、その意図はどう取られただろうか。
その後、しばらくは例のごとく、特に何をするでもなくじっとして過ごすのだった。ヤコブが談話室に入ってきても、ともすれば拍子抜けするほどに全く反応をしめさなかっただろうか。**]
[食事に手をつけないヤコブ>>24を確認すると、それ以上は勧めない。
さて今朝まだ姿を見せない人は――と談話室を見渡しかけた途端聞こえてきた問いかけ>>25に、ヤコブへ視線を向けた。]
嗚呼そうだよ。正直言うと、あんなことに慣れたくはなかったがな。
軍人だった期間は約10年だが、俺にとっては永遠に続くかとも思えるほど長い長い時間だった。
[人狼だから?というニュアンスには気付きつつも、自分は人間なので、軍人だからという理由のみ返す。ごく真面目な表情で。]
無理矢理にでも慣れなかったら、とてもじゃないが神経が持たない。
[ペーターに”怖いという感情を忘れてしまった人間は、ある意味始末に負えない。”>>1:198と言ったときのことを思い出しながら告げる。]
[談話室へと降りる前に、ニコラスの部屋へと立ち寄ることにした。
扉をノックする。返事はない]
起きてくださいー、朝になりましたよー、
食べなきゃ勿体ないですよ……
[ここ数日、談話室に行けば”ご自由にどうぞ。”というメモとともに朝食が用意されている。
こんな時に、と思うか、こんな時だからこそ、と思うかは人それぞれで、
エルナの場合はばっちり、後者だ]
………、ニコさん、先に降りたのかなあ。
[そう思うことにしてひとまず談話室へと向かった]
[ヨアヒムの返答は想像以上にあいまいなものだった。少し考えてから、返答への感想ではなく、別の質問を投げる。]
ただ……何だ?お前が言いよどんだ続きが聞きたい。
[ヨアヒムをじっと見つめてから、紅茶で喉を湿らせて慎重に言葉を紡いだ。]
具体的に誰が気になるのか、名前を挙げて貰えれば、俺が知っていることは全て話そう。
だがヨアヒムは気にならないのか?人狼を放置すれば、談話室に姿を見せない内の一人に自分がなるかもしれないんだぞ?
[遠まわしに死ぬことが怖くないのかとのニュアンスを込めながら。]
[ところで、「人を殺すことに慣れる」とはどういうことか、“彼女”に無理矢理聞かされた覚えがある。
『――私は人間ではないのだから当然その例からは外れるのだけれども』と始まったその話は、今でも印象深く覚えている。
『人を殺すことに慣れるということはね、命の価値を見失うということよ。』
それは彼女の主観だっただろう。しかし、成程的を射ていると思うのもまた事実だった。
『生きたいと願えるような人は、本当の意味で人を殺すことには慣れていない。もちろん例外の存在も否定はしないのだけれども、その例外が存在するのならば余程に特異なのでしょうね。本当に人を殺すことに慣れた人間は、得てして己の命の価値すら見失うのよ。』
『――貴方みたいにね。』と付け加える彼女に、己はどのような反応を返したのだったか。或いは特に反応を示さなかったのかもしれない。
『こうは言っても、私の言う“真に人を殺すことに慣れた人間”なんてそうはいないわ。慣れたと思い込んでいる人だったり、殺人鬼だったり、それに近い人間はそれなりにいるのだけれどもね。“本物”とは程遠い。それにもかかわらず、貴方は人を殺していないにも関わらず、本当の意味で人殺しに慣れた人間と変わらない』
言われた当時はピンと来なかったその言葉だが、昨晩ニコラスをこの手にかけてから、今更ながらに「その通りだった」と納得しているのだった。]
――この中では、
[心の中でつぶやく。
――或いはニコラスも“それ”だったのかもしれない。
勝手な想像に過ぎず、今となっては確かめる術もないが、彼の表情を思い浮かべながらどことなく考えるのだった。]
…そうですか。
[質問の意図を知ってか知らずか、シモンの答え>>29は“軍人として”慣れざるを得なかったというものだけだった。
まあ、人狼だったところで正直にそう言うはずがない。
予想していたことだ。
特に態度を変えず、淡々と言葉を返す。]
誰だって慣れたくはないものでしょうけれど…
…僕は少し、あなたをうらやましく思います。
[決して皮肉ではない。
恋人の遺言を守ると決めたはずなのに、1人殺しただけであの有様>>3:185の自分を情けなく思った。
感情なんてなくなってしまえばいい。
もっと冷酷になれれば。
それとも、あと何度かすれば、自分も慣れるのだろうか。]
/*なんかニコラスに触れたのが無理矢理感でちゃってるかな。
一応勝手な想像に過ぎないとは言ってるけど、適当なこと言ってすみません(土下座)
[何処か固いようなシモンの声を聞いていれば、青年の瞳は彩度を消失させて、ぱちりと一度瞬きをした。]
――…誰が。……誰が?
……そう、例えば。
『ニコラス』、とか。
[知っていることがあるなら話してもらおうか、と促してみるけれど、声のトーンを上げたのはその場にいる他の誰かにも聞こえるように。]
放置すれば、と言うが、俺は自分が人狼でないことしか識らない。
その上、何匹犬っころが紛れ込んでいるのかもわからねえっていうのに。
[犬っころと痛烈に揶揄る言葉は半ば自分へと向けたものであったけれど、シモンはどう思っただろう。]
手前が死にたくねえだけなら、この村に居る自分以外を殺せばいいんだろうさ。……でもな。俺はそんな事はしたくもねえし、仮に自分が生き残るためとしたって…御免だ。
[目を伏せて吐き捨てるように、嘘を吐いた。]
――人を殺すことに慣れるということは、己の命の価値すら見失うこと。生き残るために成るものじゃない。
[ふとヤコブとシモンのやり取りを耳にしたならば、丁度考えていた話題と一致したために呟きとして己の喉から漏れ出した。
それの声は小さく、談話室にいた人には聞こえただろうか聞こえなかっただろうか。どちらにせよ気にすることではないと、目を閉じて静かに意識を埋没させた。]
羨ましい?
[ヤコブの返答>>37が思いがけないものだったから、一瞬動きが止まる。流石に皮肉だとは考えもしないが、何度か目を瞬かせたあと、おもむろに紅茶を飲み干した。]
そうかもな。俺が人を殺したときの罪悪感と後味の悪さから逃れたのは、慣れることだったしな。
[まるで気軽な雑談をする口調で、物騒な話題を口にする反面、少しほっとしていた。ヤコブがまだ自分とは違うということを理解したから。
尤も殺人に慣れてないからと言って、即人狼ではないと否定しきれないとは思っている。]
だがヤコブは、何故俺みたいなのが羨ましいなんて思うんだ?
[単にペーターを殺したときの感情から逃れたいだけには見えなかったので、一転真面目な表情を浮かべて尋ねる。]
[ヨアヒムは、渇いて仕方がないと言っていた。
オットーは、一心不乱にこの体を貪っていた。
――殺されてもなお、彼らを異端者だと思うことは出来ない。
むしろ、どうすればその呪いから解放できたのだろうか、と言うことばかりが脳裏を過ぎる]
[ヨアヒムとオットーが人狼だった。
他に仲間は居るのだろうか。
もし、村に現れた人狼がその2人だけだとしたら――
――残されたヤコブは、どうするのだろう]
/*さて、回想をどうしようか。
ぶっちゃけ何も考えてない。
周りの人が過去の設定とか色々考えているのにビビッて適当に取り繕って考えたものが、まさか今日まで回想し終わらないものになるとは……。
ニコラス?……んー、俺は昨日談話室に出て行ったときから見ていない。
その直前にエルナに声をかけていたから、彼女に聞けばもしかしたらニコラスの行動がか分かるかもしれない。
[少し考えこんだあと、談話室にエルナがいれば視線を向けながら、ヨアヒム>>39に答える。
だが犬っころとの単語に目をぱちくりさせた。まさかヨアヒムがそんな単語を使うとは思わなかったし、誰が人狼か然程関心がなさそうだった分、ヨアヒムの意図が理解できず首を傾げる。]
自分が生き残るために、自分以外を全員殺す、ね。実行する気がないとはいえ、また過激な思考だ。
[目を伏せるヨアヒムが嘘をついていると気付いているのかいないのか、微妙な口調で感想を述べた。
無論本当は、ヨアヒムの考えを掴めずにいる。]
[エルナに宛てて認めた最期の手紙。
それが人の目に触れることを、心のどこかで恐れている。
彼らは、獣でも異端者でもないことを
幼い頃から共に遊び、語り合ってきた友人であることを
よく知っているから。
獣や異端者として裁かれる事を、恐れていた]
/*
朝の独り言についてだけど、あれだ 突き詰めて考えていったら
疑い合う村人同士を傍観するLWって構図の最終日になったらやだなーっていう ナカノヒトの美学的に
トラウマがトラウマとなった要因は別にあるから、
蒸気のこんな最終日はやだなーとは関係がない
[そのとき、オットーが不意に口を開いた>>40。
会話が途切れた瞬間に耳に届いた言葉は思いがけない内容だったから、深く心に染み渡る。]
己の命の価値、ねぇ。
[紅茶のカップは空になっているので、ジャガイモとベーコンに手を伸ばしながら呟いた。
今まで自分は、自分が死にたくないから、生き残りたいから止むを得ず犯す殺人の罪悪感から逃れるために、それに慣れようとしてきたのだと思っていた。だがオットーはそれとは逆の意味があると言う。
普通のパン屋だと思っていた青年の意見としては随分突飛だなと思ったので、興味が湧いた。肯定も否定もせずに純粋な好奇心を向ける。]
何故オットーはそう思うんだ?もっと詳しく教えてくれ。
『何故俺みたいなのが羨ましいなんて思うんだ?』>>41
[そのまっすぐな問いかけに、肩の古傷が軋んだ。
痛みに顔を顰めて、少し苦しげな表情で口を開く。]
…あなたのように“慣れて”しまえば。
僕は恋人の…フローラの願いを、もっと楽にかなえられるからです――
[3年前のことは、誰にも話していない。
ましてや人狼かもしれない相手に。
どうしてそうしたのか、自分でもわからない。
けれど、気がつけばすべてを話していた。
3年前、恋人と出かけた先で人狼騒動に巻き込まれたことも。
その恋人が人狼に憑りつかれたことも。
恋人を自分の手で殺したことも。
そして、恋人の最期の言葉>>2:228も、
それに関する自分の解釈>>14もすべて――]
――…じゃあ、他に何を知っていると?
[知らないと言われれば、そう訊いてみただろう。
視界の片端に特徴的な髪色>>44を捉えたが、そちらは後でいいと視線を外す。]
過激な思考だって?
――…誰が人狼かわからないんじゃあ、アンタがやろうとしてることも結局同じことなんじゃねえの?
[過激だと、返る評価には肩を竦めて薄く笑う。]
狼と疑わしきものを疑う?そりゃあ、結構なことさ。
でもな、自分以外を信じられないのなら、――自分ひとりになるまで人狼はいなくなったと断言できないのなら……、それは、自分以外を殺さなきゃ安心できないのと同じことだろう。
アンタは――、どれだけ殺せばこの村に人狼はいないと断言できるんだい?
[言いながらにシモンの瞳を覗き込んでみたけれど、男は読心術なんてものは生憎身につけちゃいないのだった。]
/*
一人で複数人と同時に会話するってのは、それこそ分身でもしなきゃできない事で。
俺はそれをしたくないので多角が怖いのです。
でも談話室に人が集まってることが多いからなあ…厳しい。
[雪を踏みしめても、何の音もしなければ感触もない。
冬景色の中で佇んでいても、寒さも感じない]
――なるほど、確かに死は救いなのかもしれない。
[物理的な苦痛の全てから解放される。
だけど、魂がここにあるかぎり、それは逆に苦行となる。
声も届かず、触れることも出来ない。
ただ――見ていることしか出来ない]
――…。そうか。
……ニコラスは。何か、最期に……、いや。
――…何でも無い。
[今更、常と変わらぬ声色を聞いたところで、ああ変わりがないなと思うくらいには慣れてしまっていた。
口篭もり、…ややあって。]
……我慢し過ぎなきゃあそれでいいさ。
[それだけ伝えて黙りこくった。]
俺が知っていることは大したことじゃない。例えば――昨日、お前が何処で何をしていたかも分かってないし、な。
[ヨアヒム>>48に目を細め、はぐらかすように言う。何を知っていると告げた、ヨアヒムの真意を知りたかったから。だが薄く笑われたときには何も反応しない。]
どのくらい、か。
実のところ、俺もこういう形で人狼と遭遇するのは初めてだから。どうなったら人狼がいなくなったか判明するのか、良く分からないんだ。
[過激と評価した行為は、お前がやろうとしていることと同じという指摘には敢えて答えず。後半の疑問のみ返答する。何故ならそも人狼がいないと断言できる状況が分からないから、同じと言われてもピンと来ないからだった。]
そういえば、例の本には何か書いてなかったか?俺は勉強が嫌いだから途中で断念したんだが、ヨアヒムは熱心に読んでいただろう?
[滅んだ村の記録だから、自分の期待できる内容はあるか怪しいと思ったけど、一応聞いてみた。]
……?
[思いがけずかけられた声>>46に、目を開ける。詳しく話してくれと望まれたため、当然のように口を開いた]
昔、ある人に聞いた話だよ。大した話じゃない。
或いは、単に“慣れる”という言葉の定義の違いかもしれない。
[シモンの瞳を覗きこみつつ、そう前置きする。そういえば、“彼女”に教わった話を他人にしたのは初めてかもしれないと、特に感慨があるわけでもなく考えた。]
例えば、日常生活――この状況で日常などという言葉を使うのはどうにも皮肉めいているかもしれないのだけれども――の中で慣れるということは、価値を見失うということ。
この例えはいささか語弊を生むかもしれないけれども、敢えて気にせずに言うのであれば、人は当たり前のように食事をとるし、眠りもする。もちろん、楽しんで食事を取る人なんかもいるのだろうけれども、真に慣れたと呼べる行為に対しては楽しむ感情すら生まれない。
人の命を奪うことに慣れるということは、命というものの尊さを貶める行為に他ならない。命を奪うことに慣れてしまえば、その行為に何も思うことはなくなり、何時しか他人と自分の命の区別すらつかなくなる。
そんな人間が、自分の命に価値を見いだせるはずがない。
殺人鬼なんていう存在でさえも、そこに何らかの感情が含まれているのであれば本当の意味で慣れたとは言えないのだろうさ。戦場で戦う兵もまた然り――或いは、“適応”や“順応”なんて言葉を使うのが適当かもしれない。
だから、この世に本当の意味で人殺しに“慣れた”人間なんて殆どいないのだろうね。そう考えると、余計なことを呟いたのかもしれない。成ろうとして成れるものじゃないから。
[最後に、「まぁ、言葉遊びみたいなものかもね。人から聞いた話だから、多少は勝手な解釈が含まれていたりするかもしれないし、否定とかされても反論に困るのだけれども」と付け加えたのだった。]
/*どう見てもただの言葉遊びです。本当にありがとうございました。
うーみゅ。この話をもっと深くできるような思考力を付けたいね。私の思考力だとこれが限界。
[すべてを話し終えると、深く息を吐く。
3年間封印してきた記憶。
誰に話す気もなかった。
話せる日が来るとも思っていなかった。
しかし、話している間は意外と冷静で、話し終えてみればこんなものかと思った。
3年という時間のためか、
こういう状況だからなのか。
それはわからないが。
いずれにしろ少しだけ、胸のつかえが取れた気がした。]
そんな人……いるんですか?
[自分に向けられたエルナの思わぬ言葉に、
唇から薄い笑みは消え、きょとんと目を瞠る。
魔法使いが当の彼女自身を指すとは知る由もないから]
もし、この村にもそういう人がいてくれたら、わたしたち……
ペーター君だって……殺されずに済んだかも知れないのに。
[呟き、唇を噛んだ]
/*そうそう。実際人狼がいなくなったなんてどうやったらわかるのさ!って突っ込み入れると、それを見なかったことにしないとエピローグがエピローグにならない気がしてならないので突っ込んでません。
なんかこういうところ難しいね。また書いてはまた消してって作業結構やってるし。
ということは。エルナはニコラスが部屋に戻ったかどうか確認できていない訳だな?現在何処にいるかも確認できていない、と。
[よどみない答え>>51に対して、念を押すように告げる。内心これからニコラスを探索する展開になりそうだと考えながら。
ニコラスには思い切り反発してきたが、姿が見えないとなると話は別だ。潜伏しながら反撃の機会を窺う人狼なのか、あるいは人狼の犠牲者なのか。真実はまだ分からないが、放置しておく訳にはいかないと思う。
だがリゼットに魔法使いの話>>52を聞かせるエルナに、わずか首を傾げる。何処かでそんな話を聞いたような聞かないような……?]
[シモンと話す傍ら、リゼット>>49とエルナ>>51の声は聞いていたけれど、割り入ることはしなかった。
それでも、魔法使い>>52と聞こえれば目はちらとそちらへ向いたけれど。]
――…、奇遇だな。俺も昨日はアンタが何をしていたのか知らない。
[売り言葉>>53のようなものには買い言葉。
青年の知らないところで何が行われていたのかは語られるまで青年には知りようもないし、同じようにシモンが青年の行動を知ることもない。なればこそ。]
それで、人狼を駆逐するってえのかい?
そりゃあまた随分とよく出来た夢物語だなァ。
[肩を竦めてみせれば、本の話はするりと、]
なァんにも?
そもそも、何処へ行っちまったのか。見当たらねえんだ。
[つい先日まで本の置いてあった机を指差してみた。]
[ある人に聞いた話>>54>>55と告げるオットーに、表情にこそ出さないが納得する。
見たところ人狼騒動に巻き込まれたこともなく、人殺しに慣れる環境にいたとは思えない青年が抱く思想とは思えなかったから。]
慣れることは価値を見失うこと、か。
[感慨深い口調でオットーの言葉を繰り返した。
正直他人と自分の命の区別がつかなくなっている気はしないけれど、オットーが言わんとしていることは理解できるし。慣れではなく“適応”や“順応”なんだと言われると、それも一理あるなと思えてきた。
だから否定も反論もしない。]
なるほど。興味深い話をありがとう。とても参考になった。そういう考え方もあると理解できたよ。
え、……ヨアヒムさん、……知らなかったんですか?
[少女の独白を耳にして眉を顰めるヨアヒムを見つめ、驚いたように目を瞬かせる。
彼は自分より先に談話室にいたから、既にシモン当たりから事情を聞かされていると思っていたのだ]
あの、シモンさんに……聞いて下さい。
[言い難そうに、ぽつり、それだけを口にする。
ペーターの最期について、自分の口からは言いたくなかった。
とは言え、さすがにヤコブ当人に説明しろとは、いくら彼のことが怪物のように思えても言えるわけがない]
[泣き笑いのような表情を浮かべるヤコブに、ふっと表情を緩める。]
なりたい自分になれないから困っているのか、はたまたなりたい自分になる過程で困るのか。それは大きな問題だ。
――だがな。
[一旦言葉を切ると、無理矢理半熟卵を口に押し込む。しばらく無言で咀嚼したあと、ごくりと飲み込んで付け加えた。]
単なる俺のわがままだが、ヤコブはそのままでいて欲しいと思う。お前の正体が人狼であれ、人間であれ、関係なく。
[まだヤコブを信じきってないことも含めて、正直な思いを。]
なるほど。そりゃ確かにそうだ。
[売り言葉に買い言葉的に返すヨアヒム>>60に、淡々と事実を認めた口調で頷く。]
だったら、具体的に何が知りたいか教えてくれないか?俺が把握している範囲で説明する。――尤も、それが真実かどうか、信じるも疑うもお前次第だが。
[疑いの目を向けられた経験が頭をよぎり、皮肉ではなくごくごく真面目にそんな言葉が口をついて出た。
ただ夢物語と言われると、自分でも確かに甘い考えだと思っているので、短く”そうだな。”とだけ返した。]
本がない?!いつの間に誰が持っていったんだろう?
[しばらく首を捻っていたが、リゼットの言葉でペーターの死について漸く気付いた様子のヨアヒムに昨日談話室で起きたことを、部屋の隅に置かれたままの花瓶を指差しながら説明した。
その直前にリゼット>>65へ反応して、分かったと首を縦に振ってみせる。]
[長いため息をつくエルナにそれ以上は問いかけない。]
ではまずニコラスの部屋に行き、いるかどうかを確認。不在ならば、昨日と同じように宿屋の一階共有部分、外の順に探索してみよう。
[今後の予定を告げながら、口調が軍隊所属時のそれになっている気がして、我ながら微妙な気持ちだ。
因みに滅んだ村の記録の最初の方に占い師の記述があったのに、残念ながら殆ど記憶に残ってない。]
[しかし、それに続く、自分のことをまだ疑っているのを認めるかのような言葉で、彼が人狼である可能性は薄いように感じた。
自分は過去を話して弱みを見せた。
お前のことを信じていると言えば、簡単に味方に付けられそうなものなのに、そうしなかった。]
シモンさん…
あなたは他の人から意見を引き出すばかりで、シモンさん自身の考えがよく見えません。
自分では、誰が人狼だと考えているんですか?
[自分の感覚を裏付けたい。
そんな心理をあらわすかのように、『そのままでいて欲しい』という言葉には反応を返さないまま、気になっていたことを訊ねた。]**
["シモンさんに聞いてください。"
リゼットの口調>>95から既に彼女は知っていたのだと悟る。
シモンがペーターを殺したとでも?]
――…アンタ、ペーターを…?
[知りたいことは何か?>>67そんなの、ペーターが何故死んだのかということだ。
だから、真っ先にそのことを訊いた。
本は、勿論青年が持ち去ったのだが、白状するつもりはほンの少しも無いのだった。
昨日の出来事を説明されれば、相槌も適当に聞いていたけれど、顰める眉はそのまま――寧ろ更に機嫌を損ねたような顔になっていたかもしれない。]
……ペーターは、…。
[本当に、人狼だったのか?…疑問を呈する口は直前で引き結んだ。ニコラスの捜索をする>>70と言うのなら、詰問するよりも先に自室へ一度戻っておく必要があったから。]
/*
このヤコブとヨアヒムのお互いスルー感がすごい。
あと、シモンが四人くらいに分身してるよな。これな。
もう…多角いやん。
……。
[目を丸くするヤコブ>>69を前に、今更ながら自分がとんでもない台詞を言ったと照れくさくなった。勝手に頬が染まる。
だからそれについて反応を返さないヤコブに、内心感謝した。]
誰が疑わしいか。そうだな。
[極力意識を疑問の回答に向けると、フォークをスプーンに持ちかえて考え込む。]
昨日時点では、ニコラスを一番怪しんでいた。雪の跡が続いていた三階に部屋を取っているし。ヤコブがペーターと俺を疑ったときに便乗する意見を言った>>3:53から、ヤコブを味方につけたい人狼か?と思ってな。
今は何処にいるか分からないと聞いたので、捜索をしてから改めて考え直そうと思っている。
[ヤコブが自分から何を引き出そうかについては全く頓着せずに、素直な意見を口にしたあと。話が一区切りついたら、ニコラスを探しに行く考えを表明した。]
思う。
[ヨアヒムへの回答>>76に結論を真っ先に述べる。]
ペーターはヤコブに対して、”貴方も人殺しになればいい。>>3:153”と言った。
俺はペーターが人狼で、ゲルトかフリーデルを手にかけた罪悪感に悩んでいたと考える。でなければ、ペーターが殺人を犯すとは信じられん。
[因みに人狼に協力する人間のも例の本に記述があったが、占い師と同様忘れている。]
但し俺にはエルナが言う魔法使いの力とやらはない。単なる推測だ。
[あったら便利だが訓練すれば身につくのか?とずれたことを言いつつも、予想以上に反応を示さないヨアヒムに、あれ?と目を丸くした。]
おう、一緒に行こう。
[同行を申し出たエルナの、意思を曲げないことを示す視線を真正面から受け止めて了承する。
彼女がニコラスと結託して何かする気はあまりしない。ゲルトもフリーデルも自分が捜索を申し出た。今回もそうなる可能性が高い。
ならば自分をどうにか一人で行かせて、あとで席を外したエルナがニコラスと合流した方が都合がいいと考えている。
ただエルナ本人が疑われることを気にしていない様子なので、口調にも表情にも信頼を込めずに視線を外す。
その先にはオットーがいた。]
オットー。お前もニコラス探しに行かないか?
[ニコラスと幼馴染である彼が、部屋を見たときにどんな反応を示すかという興味が目に宿っている。]
さて。談話室に残る人は少し待っていてくれ。
[話に一旦区切りがつくと、ナプキンで口を拭ってから席を立つ。
他にも同行を申し出る人がいたら同意するし、ヨアヒムが部屋に戻るようなら、何を言っても分かったと頷く。
もしニコラスが犠牲者だった場合は、女性にはきつい光景が広がっていることが容易に想像できるが、そんな理由でエルナが引くとは思えないので黙っていた。]
― →談話室
― 宿屋三階・ニコラスの部屋 ―
[ニコラス、戻っているか?と念を入れて声をかけながら、扉を三度ノックしても返事はない。ノブに手をかければ、容易に開いた。
オットーに声をかけたことで、エルナとニコラスとの共謀を心配していると思われても気にしない。]
いないな。
[大きく開いた扉の前でぐるりと部屋を見渡せば、姿が見えないことはすぐ分かった。つかつかとベッドに近寄り、下を覗き込んだあと、掛け布団をめくってシーツに手を置く。]
昨夜寝た気配はなさそうだ。早ければエルナと別行動になってすぐ姿を消したかもしれん。
[シンプルな造りの客室は、隠れられる場所はない。引き出しには目もくれず、一階に戻ろうと声をかけた。だから誰かが引き出しを開けて、気付かれないよう手紙>>3:214を懐に入れるチャンスはいくらでもある。
但し手紙があると言われても、他人宛のものは勝手に読まないので、エルナ本人から閲覧を許可されなければ内容を知る機会はない。**]
ん、良いよ。僕も行こう。
[シモンに誘われた>>79ために、やはり当然のように是と応える。自分が殺した相手であり、加えて幼なじみでもある人間の捜索だ。通常ならば、誘われるまでもなく同行を申し出て然るべき場面だろう。
いや、同行を申し出るには幼なじみであるという理由だけで十分だ。それでも敢えてシモンの方から誘いを入れてくるあたり、意識的か無意識的か、此方の性質を悟り始めているのかもしれない。もしも誘われなければ、きっと己は捜索に行かないで、変わらず石像のようにじっとし続けていたのだろうから。
シモンの瞳を覗き込み、そこに映る興味を読み取りながら考えた。**]
─宿屋三階・ニコラスの部屋─
[扉を開けて部屋へ踏み込むシモン>>81に続き、部屋へと入る。当然ながらニコラスはいなかった。まぁ、仮にいたとしても驚きすらしないのが己なのだろうけれども。]
──……。
[…は部屋に入ると、何かを感じ取ったかのように、引き出しを開ける。中には、手紙が入っていた>>3:214。]
──エルナ、君宛だ。
[手紙を手に取ると、己は当然のようにエルナへと渡そうとする。エルナはそれを受け取っただろうか。
自分の殺した相手の遺したものだ。普通ならば中身を確かめるか懐に忍ばせるかはするだろう。
しかし、自分は普通ではない。中身を気にする感情など持ち合わせない。
──或いは、ニコラスの何らかの願いが己に宿ってしまったのかもしれない。
と、漠然と考える。中身を気にせずエルナへと手紙を渡そうとする姿はその場の人に、どのように捉えられるだろうか。それもやはり、漠然と考えた。**]
/*
すまん…すまん…。
難しいことを考えるのが苦手と言いながら、体も腕も使わず談話室で安楽椅子探偵やっていて、それなのに脳筋だから肝心なところを覚えていないというのが、気になって仕方ない…。
[ニコラスの捜索には加わらなかった。
シモンのことはまだ信用してはならないと言い聞かせつつも、彼に過去を話して少し気分が変わった。
用意された朝食に手を伸ばす。
スープに口をつけながら談話室を見回した。
他に誰かいたなら、声をかけるつもりだ。]**
― 宿屋談話室・回想 ―
ニコラスにも言った>>3:76が、俺に突っかかっただけでなく、俺を疑ったという理由だけじゃ人狼とは思わんな。自分以外誰も信用できないような極限状態に置かれた人間が、疑心暗鬼で取り乱すことはよくある。それは単なる人としての心理であって、相手の正体には関係ないと考えるからな。
[ヤコブの疑問>>84に答えると、リゼットに一瞬視線を向けた。本人に気付かれないよう素早く。]
だがお前が三階に泊まっていたことは事実だから、今でも警戒は怠ってない。言い忘れてすまなかったが、さっきの答えはあくまで現時点最も疑っている人物を挙げただけだ。何せ他人を信用することも滅多にないんでね。
恋人の願いを叶えたい>>47と思うなら、お前も自分の動きをよくよく考えた方がいいと思うぞ。お節介だがな。
[首を振るヤコブ>>86の思いを読み取っているのかいないのか、分かりにくい表情でしれっと告げた。
因みに自分はヤコブからどんな理由で疑われても、全く気にしない。]
―回想・約十年前C―
[その日の空は牢獄のような雨雲に閉ざされて、日差しは完全に遮られ、暖気が悉く食い尽くされていた。
吹き荒ぶ風は悲鳴を上げるかのように跳ね回り、木々へと襲いかかっているかのようだった。空間そのものが、酷く暴力的なもののように感じたのを、今でも脳裏に焼き付いているかのように、鮮明に覚えている。]
ん、塞がるまで、あと二日三日ってところかな。
[それは誰に頼まれてか外界と村とをつなぐ道を確認しに行ったときのこと。
異変に気が付いたのは、確認事項を確認し終えて店へ戻ろうとしたとき、この日が、“彼女”と出会った日とやけに似ているということに、気が付いたときのことだった。]
あれは……。
[自分と同じくらいの年齢の女性が――凡そ一年と半年前に姿を消した“彼女”が――倒れていた。]
―回想・約十年前C―
[その日の空は牢獄のような雨雲に閉ざされて、日差しは完全に遮られ、暖気が悉く食い尽くされていた。
吹き荒ぶ風は悲鳴を上げるかのように跳ね回り、木々へと襲いかかっているかのようだった。空間そのものが、酷く暴力的なもののように感じたのを、今でも脳裏に焼き付いているかのように、鮮明に覚えている。]
ん、塞がるまで、あと二日三日ってところかな。
[それは誰に頼まれてか外界と村とをつなぐ道を確認しに行ったときのこと。
異変に気が付いたのは、確認事項を確認し終えて店へ戻ろうとしたとき、この日が、“彼女”と出会った日とやけに似ているということに、気が付いたときのことだった。]
あれは……。
[自分と同じくらいの年齢の女性が――凡そ一年と半年前に姿を消した“彼女”が――倒れていた。]
[よく見るまでもなく、その女性は血に塗れていた。空気に触れてからどれだけの時間が経っているのか、血は既に固まっており、まるでその女性の身体の一部であるかのようだった。
血がこの上なく似合っていた。血を流しているのではなく、まるで血から女性を求めて張り付いているかのようにすら思えるのだった。雪に染み込んだ血の赤は、女性を中心に根を伸ばし、雪からすら生命力を奪っているかのような、どこか禁忌めいた神聖さを主張する。
――あの日と、全く同じだった。]
生きてる?
[近づいて、空気の温度と同じような声質で問いかける。最初、助けるという考えはなかった。誰からも望まれていなかったから。]
――あはは……。もう会わないって決めていたのに、私も滑稽なものね。
――ええ……生きているわ。久しぶりね。助けて頂戴。丁重に、誰にも見られないように。
[彼女は寒さに絡め取られてしまったかのような弱弱しい微笑みを向けながら、そう応えてきた。それはまるで、今にも燃え尽きてしまいそうな燈火のようで、しかし、その反面で自分勝手な要求ばかり向けてくるのは相変わらずのことだった。]
[その後、店へ連れ帰るとスープとパンを振る舞った。「――相も変わらず現実的な料理ね」と言いながらも、彼女の見せる笑顔は瞬く星の煌めきのようで、己の乾いた心も水源を得たかのように、どこか安らぎを覚えているのだった。
彼女についていた血はやはり彼女のものではなく、つい先程喰らったばかりの人間のものだとのことだった]
[食事が終わると、彼女は無風状態の水面のように、打って変わって静かになった。
それからしばらくの間は、無言の状態が続く。彼女は何も望んでいなかったし、こちらから一年半の空白の理由を聞くこともなかった]
――聞かないの?一年半も、ここに来なかった理由。
[沈黙を嫌ってか、あるいは気まぐれか、彼女は水面に表れた波紋のように、ぽつりと声を漏らす。]
聞いて欲しいの?
[尋ねると、彼女は「――そうね。そうして頂戴」と、やはり弱弱しく答えてくる。]
――私ね。本当はもう二度と貴方に会わないつもりだったの。私の特異性は知っているわよね?
――私の願いが、貴方を欲しがっているの。貴方の、その機械のような呼吸を止めてしまえと。貴方の、その処女雪のような身体を貪り喰ってしまえと。
[彼女が言うには、突如としてこの村に訪れなくなった理由は此方を喰らわないようにするためらしい。こう、言葉にしてしまえば単純だけれども、彼女にとってこのことはそう単純な話ではない。彼女は此方のことを喰らいたいと願った。それと同時に、彼女は此方を喰らいたくないと願った。彼女にとって、何かを願うことの意味は想像を絶するほど大きい。故に、彼女は過去に一度たりとも相反する願いを同時に抱いたことなどなかったし、本来であれば抱くはずのないものだった。恐らく彼女は、膨らみ続ける願いに身を裂かれ、心が壊死していくかのような感覚を味わっていたことだろう。]
良いよ、僕は。君が望むのであれば。
[──喰らわれてしまっても。
そんな此方の言葉に、彼女は何も応えなかった。
──その日、彼女は泣き疲れた子供のように、穏やかな寝息を立てて意識を閉じるのだった。]
―回想・約十年前C終了―
/*まさかの終わらないという事態発生。つかなげぇーのです。回想しすぎぃー。すみません。
今日死ぬようなことがあったら墓下で続きを書こうそうしよう。
どうしてこうなったんだ……。そしてやはりオチは未定。
/*
帰ってきたけど、これさあ…
今日ヨアヒム死なないなら襲撃役回ってきてる感じがする…というか、オットーがする気無さそうで。なあ…。
困った。ヨアヒムあまり人を食う気分じゃなさげ…。
―幽界―
[ニコラスの最期>>3:230を、そして彼の手紙>>3:215を。
結局のところ、フリーデルは全て見ていたわけで。
彼が、本当に死んだということを――エルナの支えがまたひとつ、消えてしまったということを。
それを受け入れるのにまる半日掛かった。
……そうして、ようやく受け入れた彼女は。
佇むニコラスの前>>+6に、ふわりと着地する。
表情こそ穏やかなものの、握った拳は震えて、目線はやや鋭いもので。
声もまた、何かを押し殺すように震えている]
………………ニコラスさん………………
…………あなたまで、“こちら”に来てしまったんですね………
―少し前・談話室―
[――…思う。>>78とそう答えたシモンは本心で言っているように青年には見えた。
(何を言い散らかしやがったんだか…あいつ。)
ヤコブへの言を聞いたなら、内心で舌打ちをひとつ。
ペーターが余計な事を口走っていなければいいが。]
そうか。……あんな子供だったってのになあ。
[それでも、さも、悲劇だと言わんばかりにやれやれとため息を吐いてみせて]
仮に、そんな力を持つ奴が居たとすれば、こんな状況だってェのに名乗り出ねえ理由が俺にはわからねえよ。
人が死んでるんだぞ?…仮に、今更名乗り出られたところで俺には信じられねえなあ。
["魔法使い"の話へは否定的な意見を述べた。
そう。人が死んでいる。…だから、仮に誰かが名乗り出たとて、何故言わなかったと問責することは容易い。
それを疑惑の種へと変えることも――また。]
[そのままシモンがニコラスを探しに行くと出て行ってしまったので、暫し談話室を辞するタイミングを見失ってもう一杯と紅茶を飲んでいたけれど、その間誰かから話しかけられることがあれば、受け答えをしただろう。
それでもカップが空になれば、何も言わずに談話室をふらりと出て部屋へ上がっていったのだった。]*
/*
リゼットとパメラは襲撃しても被襲撃ロル回せなさそうだし、シモンやヤコブはPL的に村の進行考えると落とせねーし、エルナは手紙発見してからのアクションがどうなるかっていうあれそれで……。ううううう。
/*
本当にこの村時間軸無いに等しいなあ…。
合わせたほうがいいのかなあ…。でも分身すると収拾つかなくなるしなあ…どうしよううう…。
―自室―
[自室の扉を開ければ、…さすがに個室まで捜索の手は及んでいないのか、及ばなかったのか、以前に青年が持ち出してそのままにしている例の本が机の上に置かれたままになっていた。
手早くそれを天井板の隙間へと仕舞い込めば、一息。
暫く――青年がここへ寝泊りしている間は、一時ここへ訪れたくらいでは見つかりはしないだろう。
本の中へ書かれていた記述>>70>>78を読まれて、ここに居るとは限らないにしろ…名乗り出るよう呼びかけられたりなどすれば面倒だと、思ったから。]
[ひと段落。
――…そういえば、と辺りを見渡せば、昨日の出来事など起こらなかったかのように何の痕跡も残っていなかった。
汚すな>>3:218と言い残したのだから、当然といえば当然だったかもしれない。唯一無二の同胞は…そういう男なのだから。
――…しかし、]
/*
みんな移動が一瞬で完了するから移動してるとこで話しかけるのが出来ないっていうね。
ぐぬぬぬむずかしい…。
あ。リゼット来てる…けど、時間軸が違うから絡めないいい。
[ニコラスの探索中、ヨアヒムの返答>>95についても考えた。]
名乗り出ない理由?確かに俺も理解できないな。皆が人狼探しているって分かっているんだし、黙っていたら余計混乱させるだろうに。
[名乗り出たら人狼に邪魔者と思われて襲われる可能性も、本当に能力者かと疑われて名乗り出を躊躇う可能性も頭に浮かばないまま、ヨアヒムに同意すると頷いた。]
……。
[ただ、信用できないとの言葉には無言で頷くだけだった。ペーターが殺されずに済んだのかもしれないのにと言ったリゼットの顔>>58が浮かんだから。
ヨアヒムも、ペーターの死をリゼットと同じように気の毒と思っているのか。だから今更名乗り出られても信じられないと言っているのだろうか。
あのときの真意について考えていたら、ふと視線を感じてそちらに顔を向ける。何かを手にしたヨアヒムの姿に気付いて、何をしているんだ?と目を細めた。]
/*
何故宿屋の二階からの視線を察知するんだこの男!
さては妖精か、第三陣営か!?そうなのか!?
うえええスーパーシモン怖い!
[ニコラスを探しに出る一行を見送って、紅茶を飲むヨアヒム>>96に目をやった。
そういえばさっき目があった>>30気がするが、話すタイミングを逃してしまった。
何か情報を引き出さねばと思ったが、自分が聞きたいことはほとんどシモンが訊ねたのと同じ内容だ。
どう声をかけようか迷っているうちに、彼はカップの中身を飲み干し出て行った。
仕方なくそのままもう一度視線をさまよわせると、今度はリゼット>>103と目があった。
頭からかぶった毛布の下で身構えているように感じたが、一昨日のやり取りを考えれば当然だろう。]
…魔法使いなんて当てにならないよ。
[彼女は自分なんかに声をかけられてもうれしくないだろう。
そう思って話しかけることはしなかった。
ただエルナとリーザのやり取りを思い出し、独り言のようにつぶやいた。
能力者に関してはヨアヒム>>95と同意見だ。
なんの能力を持たないヤコブにとっては人狼か人間かを見分ける力なんて、存在すら疑わしい。
能力者を名乗るものが現れたところで信じる気はない。]
―広場―
[まだ、来るつもりはなかった、と彼は言うが。
フリーデルは絞りだすような声でそれに応えた。]
……じゃあなんで手紙を遺したんですか。
死ぬ覚悟、最初からしていたってことじゃないですか……!
[全て見ていたのだから。
少なくとも、あのような手紙を残すというのは、最初から生きて帰れることはあまり期待していなかったということだろうということくらいは、簡単に推測出来るわけで]
……歯を食いしばってもらえますか。
……私がそうすることをエルナさんが望んでいるなどとは思いませんし、死者に鞭打つなどシスターとしてあるまじきことですが。
[徐々に、徐々に。語気が荒らげられて。
生きていた頃ですらしたことがないほど、攻撃的な目線をまっすぐにニコラスにぶつけて。]
一回この手で殴らないと、私の気が収まりません!!
/*
なんでそんなに視力いいのおおおおおお
元は狙撃手か何かなの!?!?!?
わけがわからないよ!シモン襲撃したら全く勝てる気がしないぞ!!!
……あたしには、
この村に、そういう人がいるのかは分からない……ごめん。
[思考の渦にはまりそうになるのを断ち切って、答えた]
― ニコラス捜索中 ―
[部屋に足を踏み入れる。気がつけばマフラーの淡い色合いを探していた。
昨夜からこの部屋に戻ってきていない、と状況を分析するシモンの言葉が耳に届けば、>>81
ひっそりとため息をついた]
…、あたしに?
[そんな中、オットーが引き出しの中から手紙を見つけて手渡してきた。>>83
何か居場所の手がかりでも残されていないかと、部屋の中はくまなく探すつもりだったので、
先を越された形である。
オットーとは意見の一致を見た、ということか、とぼんやり思いつつ]
……ああ、あたしこの手紙を読みたいから別行動取るわ。
[あっさりそう告げて自室に戻る。
その表情は部屋に入る前とは違い、雲間からわずかに陽が差したみたいな明るさがあった]
[独り言のように呟くヤコブ>>105に顔を向けた]
ヤコブさんにはそうでも、
わたしには、それくらいしか縋れるもの、ないですから。
[自分の弱さを彼は軽蔑するのだろうなと思い、自嘲気味に口元を歪めた
パメラに縋れば、自分の弱さが彼女を道連れにしてしまうだろう。
奈落に落ちてのは独りで充分だから。
どんなに助けて欲しくても、パメラにだけは縋ることは出来ない]
……でも、結局、意味のない期待でしたけど。
[リゼットの問いにエルナは長い沈黙の後、"分からない"と口にした>>108
その沈黙の意味を読みとろうとしても、恐らく答えは得られないだろう]
あ、でも。
魔法使いじゃなくても、一つだけ、分かること……ありますよ。
多分、ヤコブさんは狼じゃないだろうなって。
[シモンから聞いた状況を鑑みるかぎり。
ヤコブが人狼だとして、ペーターを皆が見ている中で殺害するのは拙劣に過ぎた。
口封じをするなら他に遣り様があることくらい、リゼットにも分かる。
もし――ヤコブが狼ではないと考える理由を問われたならば、そんなことを口にする]
― 宿屋3F/エルナの部屋 ―
……違う。
[小さく呟き手紙を取り出した。
自分は誰も信じられなくなったわけではない。
ニコラスは人狼なんかではない。―――その二つの意味を込めた呟き。
同封されていた髪飾りのことに先に気付き、>>3:216
どこか、安心感を与える宝石の輝きに目を細めると、髪に挿すことを試みる。
普段こういうアクセサリーをつけないため非常に、慣れない]
……。パメラあたりにでも見てもらった方が――、って、
そもそも何勝手につけてんだろあたし。
[結局髪飾りはポケットにしまった。
それから手紙を無言で最後まで読み>>3:215>>3:216]
…………。
はは、あははははは……!
なるほど、……そういうことだったんですね。
[ひとしきりタガが外れたように笑った後、
手紙は机の引き出しにしまい、まだ刃を布でくるんだままの包丁を手に自室を飛び出した。
まだ談話室でくつろいだ様子を見せていようと構うものか――と考えていたが、
ちらりとのぞいた室内にヨアヒムの姿はなく、宿屋内を探すことにする]
――…置き忘れ…とはらしくねえなあ。
[流れてきた涼やかな聲には返事らしき返事を返さずに、ナイフ片手に囁く聲は不機嫌極まりない。]
…幾らでも、誤魔化しようは、ある。
[それでも足す言葉は一言。]
[搾り出すような声に、驚いたように目を開く。
そして、ほんの少し非難の色を浮かべて「手紙を覗くなんて趣味が悪いと思います」とぼやいたが果てさて、色めき立つ彼女の耳には届いていたか]
……そりゃ、相手は友人とはいえ人狼ですし、生きて帰れる保障がなかったから、シスターの仰る通り手紙を残したんですけどね。
彼は僕の友人だから。
僕が止めなければいけない――違うな。
止めたかったんだ。
[そんなのは自分のエゴでしかなく、結局はこうして死んでしまったし、エルナを独りにしてしまった。
殴らなければ気が収まらないと言うフリーデルには何も言わず、ただ、怒りを受け止める覚悟を示すように黙って目を閉じる]
―談話室―
[談話室へ戻ると、その場にいる人間には特に興味を持つこともなく、適当な位置に移動して例のごとく石像のようにじっとし始めた。シモンはヨアヒムに気が付いたようだったが、特に気に留めず、単独で談話室にまで戻ってきたのだった。]
[誰かにエルナとシモンについて尋ねられたのならば、エルナについては部屋に戻った>>109と。シモンについては何やら確認したいことがあったらしい>>106ために置いてきたとでも、軽い状況説明も交えながら答えただろうか。その他にも、何かを望まれたのであれば応え、何も望まれなければ何もしなかっただろう。]
[ヨアヒムの返事>>116は、たまたま自分の問いかけに対してつじつまが合う内容だとは気付かない。世の中そう簡単に偶然が起こる訳がないと思っている。
向こうも声を張り上げているのが分かったので、左足を軽く引き摺りながらもなるべく早足で近寄り、再度声を張り上げた。]
別にお前が部屋にいること自体は気にならない。
だが!今手に持っているものを隠そうとしただろう!何だ、それは。
[気になる疑問点をずばりと問いかける。
元々視力は良い方だが、隻眼になって以来視野が狭くなったり遠近感が掴みにくくなった。これも戦場から離脱する理由の一つである。]
置き忘れか……。なるほど確かに、我ながら、らしくない。
[返ってきた聲に、ただそう返す。]
まぁ、僕は望まれなければ動けない。特に望まれなければ、今日どうするかは君に任せるよ。
[と、「誤魔化しようはある」との聲に対してはそう返した。]
投票を委任します。
村娘 パメラは、青年 ヨアヒム に投票を委任しました。
わたし、ヤコブさんを、信じてるわけじゃないですよ?
だって怪しいと思われたら、ペーター君みたいな目に合わせられるって、確信してますし。
[忠告めいたヤコブの言葉を受け、彼の目を見つめながら、はっきりと口にする。
挑発するつもりは全く無かったが、彼の怒りに触れるかも知れないが]
……それでも相手が獣じゃなくて、人間なら、
生き残るために取引をすることだって、出来るはずですから。
[問題は彼がどこまでやる気かということ。
これまでリゼットが半ば脅迫観念に追われて思い込んでいたように、
自分以外の皆を殺し尽くすまで、ヤコブに止まる気がないのであれば、こうして言葉を交わす意味は無くなる]
[小さい呟き>>+11は、フリーデルの耳に届くことはなかった。
実際の所エルナ宛に手紙を遺したという事しか知らないわけだが……それだけ見れば、推測するなど容易なもので。とはいえ、ニコラスが手紙を全て見られていると思っていることなど知る由もなく。
だが。
「止めたかった」と言われれば、少し目線を和らげもして]
…………男の戦い……
……という、こと、ですか。
[まだ拳は握ったままだが、とはいえそれを振ることはなく。
僅かに態度も手も緩めて、ニコラスを見たまま。]
……勝手です。
……使い古された文句ですけど、男なんてみんな。……勝手です。
[悲しげに、しかし口を尖らせて言うものの。こんな村でも、外のことは情報としては入ってくるし。そもそも小さい村だからこそ見える人間関係というのもあるのだ。
これが「男の戦い」と言うのなら。女である自分が口を挟んではならないのかもしれない、とも、思うのだ]
/*
!?!?
このシモン灰が見えているのか…!?
いや灰には埋めてない…俺の心を読んでいるのか…!?
こいつ、直接頭の中を…!!!
[殴られる覚悟を決め……しかしフリーデルの手が振られることはなく。
目を開けると、その表情は幾分和らいでいるように見えた]
そう、ですね。
勝手だと思います。
誰にも、エルナにすら話さず、1人で決めてしまった。そして殺されてしまった。
……それでも僕は、ヨアヒムやオットーを化け物だと思うことが出来ない。
どうすれば2人を呪いから解放できただろうって、そんなことばかり考えてしまうんです。
でも結局殺める以外に方法がないなら、やっぱり僕の手で果たそうとしたでしょうし――異端者として裁かれるような事にだけはしたくなかった。
……彼らにだって、死と言う救済と平穏を、平等に与えられる権利がある。
そう、思うんです。
[その声は、届かなかったけれど。
少し寂しそうに、目を伏せた**]
…そうか。それならいいんだ。
[少女は少女なりに考えているようだ。
信じているわけではないという少女>>120に苦笑しながら、先ほどシモンに抱いたのと同じような感想を持つ。
自分を人狼ではないと予想しながら、それでも信じ切れないのは人間ならではのように思う。]
なら取引するかい?
僕たちは、お互いを人間だと信用して危害を加えない。
もし害をなす者が現れた場合は、お互いを守ると。
[そう持ちかけたのは試す意味もあったが、少女を見くびった罪滅ぼしでもあった。
少女がどう受け取るかはわからないけれど、受け入れられれば約束は守るつもりだ。]**
――…望みを完璧に叶える…のは、失敗ってワケだなァ?
[淡々と返ってくる聲に怒りを募らせる男は。]
――…望まれなければ?
ああ、そりゃ結構。それなら次の獲物でも見定めておきゃあいいさ。
[吐き捨てるように言ったけれど、言いながらに浮かべた表情は伝わらなかっただろう。]
少女 リーザは、青年 ヨアヒム を投票先に選びました。
[激高していたので、ヨアヒムが窓を閉じたことには気付かない。
しかも、自分の声が部屋に届いたかどうかすら確認していなかった。]
/*
あー……どうしよっかねぇ、これ。
確定回されちゃったことはまぁ個人的に禁止してないから問題なし。
様子からヨアヒムが死ぬ場合のことも考えてはいたけれど、今から襲撃ロル回すのは……。
というか大分最後まで展開見え始めた感。
んー、どうしよ。
パン屋 オットーは、青年 ヨアヒム を投票先に選びました。
/*
吊り襲撃ぐだぐだして申し訳ない(土下座
特にエルナとシモンは押し押しでごめんよう…。
あと、赤がほとんどなry
ううう…。
―それから―
[フリーデルとの会話をどれだけ交わしたか。
男の魂は、手紙を見つけたエルナの傍にあった。
手紙の内容に顔つきが変わっていき、包丁を片手に部屋を出て行くその背中を追う]
――ごめん。
君に、そんな顔をさせたくなかったのに。
[誰よりも彼女の笑顔を望んでいたというのに、彼女から笑顔を奪ったのは
――紛れもなく、自分だ]
/*
あーうー。動くにしても、設定上ヨアヒムが殺されるまで動けないし。殺された後でも今の全員の居場所的に一人だけを襲撃する展開とかキツイ。
ちゃんと相談しておくべきだった。
しかも、寝不足続きでもう結構つらい。
[窓が閉まる音が響く。
だがエルナはひるむ様子を見せない。むしろこれで逃げられる可能性が減ったとすら思いながら]
ニコさんが教えてくれたんです。貴方のこと。
全部………あなたの仕業なんですか?
[ここでヨアヒムを殺せば全て終わるのかという問いを、
何にも優先して、放つ]
[ヨアヒムが誰かと怒鳴り合う声が聞こえる。
その部屋の中に、エルナがそっと押し入る。
そして、窓が閉められ――
狭い部屋の中、大切な2人が、守りたいと思っていた2人が。
殺意を剥き出しにして対峙しているのを、ただ、見守るしかなかった**]
[少し考えて取引を受けるという少女。>>129
取引を利用したい人狼だという考えがないわけではないが、手の内を明かした彼女をとりあえず信じることにする。
もう一つ隠された切り札のことを読めるほど、ヤコブは鋭くはない。
仮に彼女が人狼だったとしても、シモンとは違って幼い少女なら対抗できそうだ。
――実際には人狼なら子供であろうと1人で大人の男を殺害できるほどの力を持っているのだが――
これまでの様子を振り返って、そう認識を甘くする程度には彼女を人間とみなしていた。]
…よろしくな。
[ポケットの中のナイフをテーブルに置いて、彼女と闘う意思はないことを示しながら、手を差し出す。
おそらく自分を嫌っているであろう少女と契約を結ぶとはなんとも皮肉なものだと苦笑しながら。]
/*
ほんとなあ、
ナカノヒト的にはヨアさんあんま落としたくないしでも自分は落ちたいしフラグ建ってるところ他にないしぬおお
テンションとかいろいろ追いついてないけど愛はある、あるんだ
[対峙している口から"その名"が出れば、ああそうか。とぼんやりと納得する。
…失念していた。――…ニコラスが、エルナに好意を寄せていたのは…分かっていたはず、だったのに。
どういう方法で死の際の幼馴染がそれをエルナへと伝えたかはわからないが、ともすれば識っているのだろう。男が、人ならざる存在であるということを。]
――……さあなァ。
それで、アンタは――俺を、
[怯む様子のないエルナへと進むのは…一歩。]
殺しに来たってワケ?
[二歩。近付けば、シモンへ秘したナイフをエルナへと向け、返す言葉のうちに窓の外のこと>>127なんて意識の外に出てしまった。]
/*
ところでデフォでシモンにセットされているんだけど、これは…運命?
あと、今日は襲撃なしになりそうな気配がだな…。
/*
7>6>4だから、襲撃なくても縄は増えないよな。うん。
襲撃する人狼がこの体たらくで不甲斐ねえや…。
…それと、灰汚し大変失礼しております。
/*
というか、巻いてしまおうかなとか言ったけど、エルナが攻撃してくれないと俺から刺さりに行くわけにいかないんだった!
いや、日付超えても回想とかで回してくれれば墓で補完するけどね。
/*
こいつの動きひどすぎる言われてたらどうしよう…
もしアレだ、興醒めしてる人がいたら本当に申し訳ない…と、エピでも謝りたいけど灰でも…。
/*
あっ…あとあと…せっかく幼馴染の縁故いただいたのに生かせなかった…それが一番心残りな俺。
特にヤコブは全然話してないのに先立つ不幸をお許し下さい…
………。
[こちらへと歩みを進めながらヨアヒムが口を開く。一歩]
見て分かんないんですか?
[二歩。包丁を持った手を前へと突き出す。
たとえば―――獣に取りつかれた者を救う方法が殺す以外にあったとしても、
結局エルナはこの方法をとるのだろう。
言葉により屈服させるのではなく武器を取り命を刈り取る方を]
死んでください。……村のために。
[険しい表情に一瞬悲痛を宿らせながら、告げる。
エルナもまた、窓の内と外で交わされていた会話について、
深く考えるのを忘れていた]
仕立て屋 エルナは、青年 ヨアヒム を投票先に選びました。
――いや?確認。本当に、殺せるのか?って…ねえ
[近づく距離、刃が突き出されれば一歩、後ろへと…
(――…もう、終わりにしよう)
それは、ただの幻聴であったのか。不意に、聞こえた声に。…声に、目の前のエルナの顔がニコラスの顔と重なり、男は――…青年は、立ち竦む。]
――……ニコラス、
[呼ぶ名前と同時か、それとも、僅かに後であったか。
青年の首を的確に抉った刃は夥しい量の赤い液体を身体から吸い上げ…部屋中に撒き散らした。]
[…続く音なんて聞こえちゃいないし、聞いちゃいない。
意思に反して足は言うことを聞かず、身体は崩れ落ち、床へと叩きつけられたけれど、その痛みを感じるよりもどくどくと脈打つ心臓が――生命の泉が、青年の身体から命を外へと投げ捨てていく音の方がずっと痛くて五月蝿くて。
身体を包む液体は暖かいのに、身体はどんどん冷えていって、寒くて、鳴る音が五月蝿くて、痛くて、]
『 』
『 』
[ひゅうひゅうと喉を鳴らしながら、何事かを呟き]
ぼく は
[漸く音に成った言葉ひとつを最後に、
……青年の意識は白く塗り潰された。]*
[命の際、虫の羽音にも負けずおとらず小さく]
ごめん
[二回、呟けば同胞へは届いただろうか。
返事は返らぬまま。求められようと、きっと風の音が返るだけ。]*
[向けた刃は、食い破るみたいにして青年の首筋を抉っていって。
おびただしい量の赤い液体が 部屋に]
………… あ、 ああああ ……。
[最後に何を言おうとしたのか。気に留めることはない。
だって、相手は人狼、なのだから。
なのにどうしてこうも胸が痛くて苦しいのだろうか。
青年との関わりは決して多い方ではない。
ただ、村に来て最初の冬に、ニコラスからその人となりは聞いていた。
村出身の旅人に、旅の話ではなく村の話をせがんだ結果である。
幼馴染の話をするニコラスの顔が今も印象的な記憶として残っているから、
だから、最後の願いくらいはせめて叶えてあげようと、ちゃんと、思ってはいた]
あはは、 …… これで、
これで、いいんですよね、ニコさん。
[崩れ落ちた身体を助け起こすこともせず、
刺した後手からこぼれ落ちていた包丁を拾うこともせず、
死した後の安寧を願う仕草も何もせず、
立ち去ることを決める。後ずさる]
これで …… 全部、片付きました。
だからもう大丈夫です。だから―――……、
[何も聞こえない、何も。
誰かが近付く声や音があったとしても今は意識の外で]
ねえ、お願いです……答えてくださいよ………。
[その言葉を最後に、身を翻して赤く染まった部屋を後にする。
そのまま宿屋からも姿を消した。
勝手口を通って、わずかに赤い足跡を残して**]
/*
そして夕方〜夜にかけて寝たせいでこんな時間に眠くなくなるぱたーん! #よくあること
でももうちょっとがんばるん……
[誰に刺された?と問いただしたい気持ちを抑えて、ヨアヒムの怪我を確認する。]
駄目だ!
こんなに出血が多かったら、止めようがない!
[医術の心得はなくても一目で理解した。もうヨアヒムを助ける術はないと。]
/*
まあ、喉をバサーと頚動脈バサーはまた違うらしいけどね。
ヨアヒムは頚動脈付近をズバーとやられて血管と気管の両方に運悪くヒットしてしまった感じ…の想定…だった。
― エルナの日記帳 ―
[明け方に書いた『ペーターは人間』の下に、
震え気味の筆致でこのようなことが記されている]
『あたしは人間。死んだ人間が人狼かどうか見分けられる。
リデルは人間。人狼に対抗する術を知っている。狩人の家系って言ってた。
ニコさんは人間。全部じゃないけど人狼が分かる。
ヨアさんは人狼。手紙にそう書いてあった。
神父さんはおそらく人間。昨日の朝に“人間の”魂がのぼっていくのを見た。
あと五人』
[あと五人、の横には既に書いたものを塗り潰して消した形跡があるだけで、
それきり記述は途切れている**]
……一体誰がヨアヒムを手にかけたのか?
[床に落ちた見覚えのない包丁に視線を落として独り言を呟いた。
ヨアヒムはナイフを手に持っている>>133。自殺の場面としては不自然なので、包丁を持った誰かにナイフで応戦しようとしたと解釈するのが正しいだろうと思っている。
しかも首の傷がつけられた角度から、正面から切りつけられたとしか見えなかった。]
まずは皆にヨアヒムが刺されたことを報告しよう。
[倒れたヨアヒムの体を床の上に横たわらせて、胸の上で手を組ませると、目が開いていたら閉じさせる。
それから部屋を出て行った。一体ヨアヒムは何を苛立っていたのだろうかと疑問を抱きながら。]
― 宿屋談話室 ―
[赤く染まった見慣れない包丁をタオルで包んで証拠として確保し、談話室へ向かう。足が不自由でなければヨアヒムの身に起こった異変に間に合ったかもしれないと、自責の念にかられながら。]
皆、大変だ!ヨアヒムが刺された!
[談話室に入ると同時に叫ぶ。
ヨアヒムが談話室>>96を出て行ったことを覚えている人はいるだろうか?]
実は――。
[ニコラスの探索を終えて宿屋に戻る途中で視線>>100を感じて顔を上げたら>>102、自分に気付いたヨアヒムが何かを隠す動作>>104をしたので、言い合いになったあと部屋に行ったら、刺されたヨアヒムを発見したと経緯を説明する。
手にした包丁が宿屋に置いてあるものではないとも告げた。
このとき談話室にエルナ以外の全員が揃っていたので、不在にはすぐ気付いた。
必要があれば、ヨアヒムの部屋に案内して、状況を説明するだろう。但し部屋は血まみれだから、見るには相当の覚悟が必要だと前置きをして。]
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