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風詠み リュカはつむじ風の白狼児 ゲルトに投票を委任しています。
野良猫姫 アイリはつむじ風の白狼児 ゲルトに投票を委任しています。
つむじ風の白狼児 ゲルト は 水破の精霊師 ガートルード に投票した
疾雷の刀士 カナン は 水破の精霊師 ガートルード に投票した
精霊師 マリエッタ は 水破の精霊師 ガートルード に投票した
渦雷の騎竜師 シロウ は 水破の精霊師 ガートルード に投票した
水破の精霊師 ガートルード は 水破の精霊師 ガートルード に投票した
風詠み リュカ は 水破の精霊師 ガートルード に投票した
野良猫姫 アイリ は 水破の精霊師 ガートルード に投票した
精霊師 ウルズ は 水破の精霊師 ガートルード に投票した
水破の精霊師 ガートルード に 8人が投票した
水破の精霊師 ガートルード は村人の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、つむじ風の白狼児 ゲルト、疾雷の刀士 カナン、精霊師 マリエッタ、渦雷の騎竜師 シロウ、風詠み リュカ、野良猫姫 アイリ、精霊師 ウルズの7名。
投票を委任します。
野良猫姫 アイリは、つむじ風の白狼児 ゲルト に投票を委任しました。
― 島 草原 ―
……うん、まあ、ね。
[振り返り、告げられた言葉>>3:269に、こくり、頷く。
人の姿をしていれば、へにゃりと眉を下げた苦笑になっていた所だろう]
でも、ほんとは、最初に確かめて伝えなきゃなんない事だったから、ね。
……そこは、俺も甘えてたから。
[だから、ね、と。
謝罪の言葉を重ねる事はせぬものの、そう告げて]
……ん。
[白狼の聴力故に捉えた呟き。>>3:270
言葉として、何か返す事はしなかった、けれど。
どこか嬉し気にしたぱたと揺れた尻尾に、思う所は現れていた]
……んー?
[そうして、カナンを見送った後。
重ねられた二つの言葉>>3:262に、こてり、と首を傾ぐ]
俺は、俺が正しい、と思った通りにやってるだけだよー。
俺にとってはどっちも……カナン殿も、アイリも、どっちも大事だからね。
[半妖というだけで厭わなかったものと、仲間と見なすものと。
どちらも大事だから、と告げる言葉はどこまでも素、だった。
……この辺り、先達と見なす連中が本音を隠す傾向にあるためか、逆に飾らない仕様になっているらしい]
ガートルードが、だと…?
直ぐにファサン殿にも言伝を伝えろ。
[ディークの下へ、と言うのならばファサン殿に確認してもらうのが確実だ。
私は捕まえた船員にそう指示を出し、ファサン殿の下へと向かわせた]
─ 南の入江 ─
[女を飲み込んだ波は、不可思議な引き方をしていった。
潮の流れも解らず、まるでどこかに落ちていくような感覚の中、溺れぬようにと流れに逆らわず息を凝らして泳ぎ。
そろそろ限界という所で、突然排除されるような感覚を身に受けて]
っは…!
[気が付くと、見覚えの無い砂浜、波打ち際に座り込んでいた]
─ 南の入江 ─
はぁっ…はっ…
[状況把握よりも、まずは不足した酸素を補給しようと浅く深く呼吸を繰り返す。
どれだけそうしていたか、呼吸を落ち着かせるとようやく周囲へと視線を巡らせた**]
…ここ、どこなんだ?
― 島 草原 ―
……んー、さて、どうしよっかな。
[船へ戻る者の方が多いようだが、多分、自分はここにいた方が回復が早い。
船は副長たちに任せて、ここで寝ちゃおうかなー、なんて思っていた矢先、それが感じられた]
― 南の入江 ―
[もぐもぐと果物を食べていると、入江が再びうねり、近くまで水が押し寄せた]
うおっと!
……ん?
[波が引いた後に見えたのは、見覚えの無い女性の姿>>+0]
……え、これっ……!
[海の方から、何か、力を感じた。
大きく波がうねるようなそれ>>3:265が、自分の身の内にあるそれと同種である、との認識は、説明を受けた直後だけにすぐに理解に落ちた。
落ちたけど]
……また、なんか、あったって事っ……!
[そう思って走り出そうとしたものの──やっぱり、すぐには動けなかった]
……ぅ〜〜……。
ここまで動けねぇのは、にぃにやられた時以来だなぁ……。
[なんてぼやいている所に駆けて来たのは、伝令の船員。>>4
伝えられた言葉に数度、瞬いて]
……ガートルード殿、が?
あ、んじゃ、ちょっと待って。
[こちらの姿に驚いているのは無視して、意識を向けるのは、異空間の方]
投票を委任します。
渦雷の騎竜師 シロウは、つむじ風の白狼児 ゲルト に投票を委任しました。
『キューィ!』
[ ヤクモが声をあげるのと、入り江に波が押し寄せるのと、どちらが先だったか ]
んあ?!
[ 浅い眠りから引き戻されて、ディークは、ふるりと頭を振る ]
ヤクモ、どう...
『キュィ、キュィ!キュー!』
[ どうした?と問うまでもなく、思い切り覚えのある陽竜のはしゃぎ方に、目を見開いて、文字通り飛び起きた ]
まさか?!
……おーい、そっち、どうなってるっ!?
[意識を向けて、問いかける。
視界に入ったのは、波打ち際に座り込んだガートルード>>+0と、そこに駆け寄るクレステッド>>+3の姿で]
…………。
[突っ込もうかどうか、悩んだ。
いや、突っ込みは他に任せた方がいいかもしんない、と思って、何か言うのはやめといた]
……あ、ごめん。
ええと、カナン殿に伝えてくれるかなぁ。
例の異空間に、ガートルード殿が現れた、って。
とりあえず、意識はあるみたい。
なんかあったら、また知らせる、って。
[所在なさげにしていた船員に伝言託して送り出し。
はあ、とため息をひとつ、ついて]
ルーディ!?
[ 傷の痛みも何もかも吹っ飛んで、振り向いた先、予想通りの人物の姿と、いきなりスキンシップを試みるクレステッドが目に入れば>>+3思わず、がり、と頭を掻いた ]
懲りねえ奴...
……ん、まあ、なんていうか。
俺がやってる事で、誰かが喜べるなら、それはそれでいいや。
[自然な笑みを見せたアイリ>>5にそう告げた後]
……んで、話は変わるけど。
色々、力使いすぎたっぽいから、俺、寝てていい?
ここだとそんなにしないで回復するだろうから。
[なんでここだと回復が早いのか、の説明はしなかった。
それだけの余裕がなかった、とも言うが、それはそれとして。
返事を待たずに白狼はくるり、その場で丸くなる。
目が覚める頃には、周囲の気を吸収する事で、動けるレベルまでは回復しているだろう。**]
[ ガートルードの反応はどうだったか。どちらにしても、ちゃんと意識もあり、無事な様子に、内心、ほっと息をついて ]
なんで、艦長代理までこっちに来ちまうかなあ...この調子じゃ、そのうち「蛟」無人になっちまうぜ?
[ 呆れたように、常と変わらぬ軽口をきく。その表情だけは、微妙に柔らかくはあったけれど ]
あー、多分、一応無事。だと思う。
けどこの調子で、どんどん飛ばされて来たら、こっちが開拓場所になっちまいそうだな。
[ ゲルトとアイリには、そんな風に応えてちょっと遠い目になる。うっかり敬語を使うのを忘れる程度には、実は動揺していると、気付いた者はあったかどうか** ]
[そのためにはやらねばならないことがある]
ガートルードのことは問題無い。
彼女の言う通りディークの居る空間に現れたそうだ。
無事だとも言付かっている。
それから、資材を得るために請け負わねばならないことが出来た。
恐らくは戦闘になる。
しっかり休息を取り、万全の状態にしておけ。
[蛟の副船長にガートルードのことを伝え、懸念を取り除いておく。
それから船団全員に今後の伝達をさせ、食事を取って纏まった休息を取ることにした]
[何か生温い視線があったように思うが、これと言った突っ込みは無かった]
[いや、声をかけた当人から突っ込みがあったかもしれない]
[ともあれ、ディークが現れた女性と知り合いであることと、ゲルト達も様子を見に来たことから、女性が開拓団の一員であることは知ることが出来た]
なーディーク知り合い?
紹介して?
[とても良い笑顔である]
ここを開拓してもなぁ…。
まぁ、食事には事欠かねーけど。
あっ、後で魚も獲ろう。
[すっかり忘れていたことを口にしたりしつつ、開拓の言葉で一つ思い出すことがあった]
そーだ、開拓!
飯食ったら湿地行ってみねぇ?
ここから出るための手がかり捜さねーと。
[この隔離空間で出来ること、やるべきことを口にして、ディークと女性を交互に見た**]
― 草原にて―
生まれる、か。
[そう言いながら男が考えていたのは外交面での事。
対立国の王族を乗せる事が、
どういう意を持ち、またどういう意を抱かれるか、
知らぬわけでもなかろうと。
それでも乗せたという事は。
その意に気づかぬ男でもなかったが。]
…それがシンシャに有益である物ならばな。
[>>10どこかしどろになりながらも語るリュカへ、
そう静かに言うに留めておいた。]
[足場の悪い湿地に、長く太い胴体が滑り行く。
しゅる、と鳴くような音は左右から。
擡げた頭は二つに別たれ、大きな二つの口からはシューシューと威嚇する音が零れ落ちた]
[ずる]
[ずる]
[湿地を這い回る不気味な音が、途切れることなく続いている]
☆4日目墓下イベント:西の湿地を這い回る双頭蛇
・フィールド
島の西にある湿地。
・登場敵
様々な姿をした妖魔。
(姿や能力は好きなように設定してください)
・ボスキャラ
双頭の巨大蛇。
・判定方法
撃破描写と絡めつつ、fortuneをactで最大5回振る。
【判定のリミットは、7/9の23:30です】
【判定数値は、メモに記載お願いいたします】
― 島 砂浜 ―
[念のため、見張りは交代で立たせる。
万一魔女が先手を打ってきた場合に備えるためだ]
私も少し休息してくる。
皆も休んでおけよ。
[そう告げて私は船内にある自室へと足を運ぶ]
― 船内 自室 ―
傷は癒えたが…血は戻らぬ、だったか。
[ウルズが言っていたことを思い出しながら、私は備え付けの寝台に身体を横たえる。
軽い失血に濃い疲労。
横になると私の意識は直ぐに沈んで行った。
声をかけて目覚めることが出来るかは、その時でなければ分からない**]
― 砂浜―
蛟の艦長代理まで攫われたのか。
[砂浜に戻り、何かと慌ただしい様子に事情をきき、
男はまた眉間に皺を寄せた。
ガートルードが被害を最少に食い止めたのは、
不幸中の幸いというべきものだったが。]
…ディークと同じ場所に居るというなら、
そう悲観する事もあるまいて。
[知らせてくれた船員へとそう述べて、
食事と休息をとの号令に、男もまた物を口にいれる事にした。
十中八九と予想通り海老料理だったが、
存外に美味く食べられた事もまた幸いの一つか*]
[ クレステッドへのツッコミは、或いは、ばっさばっさと羽ばたいて、大喜びでガートルードに懐きにいったヤクモに押しのけられる事で果たされたかもしれない ]
ああ、知り合いてか、うちの艦の艦長代理だ。
[ ヤクモにひっついていれば、濡れた服も乾くだろうし丁度いい、と、そちらは放置して、クレステッドの問いに答える>>+9 ]
紹介はいいけどなあ...
[ どういう意味で紹介して欲しいんだよ?と、内心突っ込みつつ、引き合わせは必要だと感じたので ]
えーと、大体知ってるとは思うが、こいつが、クレステッド、マリーのとこの押し掛け船員てやつな。
色々面白い奴だぜ。さっきは俺も助けてもらった。
[ ざっくりとした紹介だが、クレステッド本人からも、売り込み...もとい自己紹介はされただろう ]
[ それから、この空間の様子や、あちこちに不穏な気配があるから、入り江の周辺以外での一人歩きは危険なこと、など、必要と思われることをガートルードには先に教え ]
「蛟」に伝えたい事があったらファサン殿かアイリ嬢に伝言を頼めばいいと思うぜ。まあ、ウルズも居るし副艦長ならうまくやるだろうけどな。
[ どうせ「蛟」のことも自分以上に気にするだとうから、と、そんな風に言った ]
ん、湿地か、確かに調べる必要はあるな。
[ やがて、クレステッドからの提案を聞くと頷きはするが>>+11 ]
けど、艦長代理は流されてきたばっかだし、少し休んだ方がいいと思うぜ。ヤクモ置いてくからよ。
[ ガートルードを止めようとするのは、ゲルトから異形との争いの途中で消耗のため後退したと聞いていたからだ。彼女が自ら後退を選ぶとしたら、そうせねばならない程、その消耗が激しかったという意味に他ならない ]
[ ガートルードは承知しなかったかもしれない、ディークの傷の状態を案じるヤクモもどこか不満そうに『キュィ』と鳴きはしただろう ]
[ 否と言われれば、ディーク自身もそれ以上は止めない。代わりにヤクモから絶対に離れないこと、という条件だけはつけるだろうが ]
[ 結局湿地には、皆で来る事になったかどうか、ともあれ、足を踏み入れた途端、襲ってきたのは、鋭い刺のある蔓草で ]
走れ、クレス!!
[ 次々と押し寄せる蔓草を全て切り払うのは無理と、隣にいるクレステッドを促してとにかく駆け抜けようと試みた ]
ち...!
[ いくらかの傷を新たに作りながら、蔓草の群生を抜け、湿地の中央を目指す。
しかし、やはり簡単には辿り着けそうに無い、と、覚悟はしていた** ]
[眠りに落ちる前に聞こえた声>>*3には、だねー、と同意して]
……うん。
とはいえ、そこ開拓しても仕方ないし、こっちも色々頑張る。
無理、しないでねぇ?
[口調の崩れたディーク>>+7の様子を気にした風もなく、いつもの調子で返し。
ガートルードから何か言伝があるならば、それを受け取るまでは頑張ってから。
ぱったり、意識を落として沈黙した。**]
休息を経ての呼びかけに、現れたのは獅子の姿をした『王』たるもの。
闘いで受けた傷は既に癒えているようだった。
『……支度は良いのか……ならば、向かうとしよう。
おお、その前に』
こういうと、獅子は一同を見回し、一つ、咆哮した。
合わせて真白の光が弾け、それはきらきらと煌きながら降り注ぐ。
『……我と、我の守護神の祝福を。
彼の魔女の用いる悪しき幻術……その全てを打ち消す、とはいかぬが。
ある程度は、それに対する力となろう』
真白の光が全員に触れて、消え失せると獅子はゆっくりと歩き出す。
森を迂回するようにぐるりと回り、上陸地点とは反対側に位置する草原へたどり着くと獅子は足を止め。
『……この先は、彼の魔女の領域となる。
我が踏み込む叶うはここまで……後は、頼むぞ、異邦人たちよ』
そう、告げるや獅子の姿は掻き消えて。
直後、響いたのは甲高い笑い声。
『……愚かなる獅子王に惑わされし異邦の者共が』
『……妾を退けられると、本気で思うてか』
嘲り含んだ笑い声と共に、草原に霧が湧き上がる。
その霧の中に、複数の影が浮かび上がった。
『……何れにせよ、妾の領域を侵せしものども……まして、彼の獅子王の力受けしものを見過ごすはできぬ故』
『……その血と魂、妾に奉げるがよい!』
その言葉に応じるように、霧を裂いて奇声が上がる。
奇声の主──歯を剥き出しにした白い顔と黒い髪の妖魔は、問答無用の勢いで、襲い掛かって来た。
☆4dイベント:魔女ランダ鎮め
・フィールド
ランダの領域内の草原。霧がかかっていて、やや見通しが悪い。
・登場敵
ランダの使い魔チュルルック。白い顔に、むき出しの歯と歯茎に黒い髪をしている。
・ボスキャラ
バロンの宿敵たる魔女ランダ。
主に、魔術を駆使して戦う。
・判定方法
基本は、使い魔へ向けてのfortune利用のアタック。判定手数はこれまでと変わらず5回まで。
だが、ランダの幻術による妨害を避けられたかどうかを判定するべく、判定と同時にomikujiを引く。これは、一つのactにまとめてOK。
結果が吉系なら、惑わされずに攻撃成功。凶系の場合は攻撃失敗。その分の数値は加算されなくなる。
※まかり間違って誰の攻撃も通らなかった場合は、全員でfortuneを振ってその数値で順位を決めます。
【判定のリミットは、7/9の23:30です】
【判定数値は、メモに記載お願いいたします】
/*
そーいやね。
なんかこう、やっててずっと違和感あったんだけどね。
……理由、わかった。
シンシャ組から、ファサン姓で呼ばれてるからだwww
黒わんこの時はその呼び方、ほんの数人だったから、なんか妙な違和感があるwwww
そうでなくても、当人名乗り忘れるような家名だから、余計にあれなのかもw
― 回想 ―
[ともあれ、休息のために水夜の方へ戻ると、
ガートルードが異空間へと行ったと知ると]
ルーねえさん……。
[しょぼぼぼ、と落ち込むのであった。
……出てきた海老料理で復活するのもどうかと思うが。*]
― 八幡船内 自室 ―
ん………
[深く短い眠りから意識が浮上する。
起こされることなく自然に目覚めることが出来たお陰で、身体は少し楽になっていた。
水で濡らした手拭で顔を拭き、寝起きの状態から意識をしっかりと覚醒させる。
全く動けない、と言うことは無さそうだ]
[調子を確かめるために少し身体を動かした後、食べ損ねていた食事を自室へと運ばせる。
見事に調理された海老料理を口にしながら考えるのは草原で話したこと]
…ユウレンとて我々と群島諸国との間の亀裂は承知のはず。
それを知り尚、あの者に乗船許可を出した。
何ゆえ……。
[思考しながらも食事は腹へと収め、空腹が満たされたために思考力も戻って来る]
群島諸国と遭遇した場合の人質の意味合い。
同じく交渉の切欠。
しかしこれらの効力は無かった。
あの者は群島諸国に切り捨てられている可能性がある、か。
[私掠艦隊と出くわした時、アイリは艦隊の横暴に怒りを見せたとファサン殿は言っていた。
アイリが群島諸国と深く繋がっていない可能性は割合高いように思えてくる。
が、ファサン殿があまりに信じすぎていると言うのもまた、私に不安を残していた。
彼が信じる分、私は警戒を残すと言う心理に近い]
王女と言う立場…。
それをユウレンの宰相が知っていたとするなら。
……………
[内紛の誘発、次代への布石。
思いつくものはいくつかあったが、どれも確信には至らない。
少なくとも、群島諸国に何かしら一石を投じる結果になるのを狙っているのではないかと思えた]
王女と言う立場…。
それをユウレンの宰相が知っていたとするなら。
……………
[内紛の誘発、次代への布石。
思いつくものはいくつかあったが、どれも確信には至らない。
少なくとも、群島諸国に何かしら一石を投じる結果になるのを狙っているのではないか、とは思えた]
王女と言う立場…。
それをユウレンの宰相が知っていたとするなら。
……………
[内紛の誘発、次代への布石。
思いつくものはいくつかあったが、どれも確信には至らない。
少なくとも、群島諸国に何かしら一石を投じる結果になるのを狙っているのではないか、とは思えた]
[考えれば考えるほど、どちらかと言えばアイリが利用されているような気がして来て、思考を一旦取り止める]
この先のあの者の言動で判断すれば良いだけのことだな。
[結論はやはり出なかった]
/*
何か物凄い色々間違えて撤回しまくった。
勿体無い。
そしてこんなこと考えてたので群島諸国内紛ネタが頭に浮かんでいる背後です(
― 南の入江 ―
ぬおおおお! 何するんだヤクモ!!
あ、でもすげーふわふわ……。
[きっちりヤクモに押し退けられ>>+14、クレステッドは弾き飛ばされる。
ふかふかには勝てません]
へええぇ、艦長代理なのか!
[一般的な紹介をしてもらい、クレステッドも紹介してもらいながら女性へと向き直る]
俺はクレステッド=フィダンテ。
28歳独身! よろしく!
[余計なものも付随した]
あ、そうだな。
[女性は休ませた方が良い>>+16と言われ、それもそうだと頷いて]
果物食って良いよ。
さっぱりするぜ!
[残っていた果物を女性の傍へと果物を置く]
― 西の湿地 ―
ぬおおおおおおおおお!!
[走れと言われて>>+18、クレステッドは全力で駆けた。
ディークが斬り払った蔓草を擦り抜け、先へと進んで行く。
尚、誰かしら女性が近くに居る場合は喚く頻度が格段に落ちるのがクレステッドの仕様である]
[駆ける横、散発的に立ち並ぶ木から何かが跳躍し、クレステッドの頭の上を掠め行く]
おわっ!?
[頭上を通過したものは反対側の木の枝へと着地し、再びクレステッドの頭を狙って後方から飛び掛ってきた]
んなろっ!!
[片手で銃を握り、引鉄を引く]
[銃口から鎌鼬が5連弾発射されたが、飛び掛るもの──耳の尖った猿のような妖魔へ届いたのは1発だけ]
げっ!!
[鎌鼬を擦り抜けて来た猿に対し、頭を護ろうと左腕を翳した]
っつぅ…!!
[上着なしの腕に紅い線が数本走る。
繰り出される一撃は軽い。
左腕もまだ動かせるが、何度も喰らえばそうも行かなくなるだろう]
[力んだことで銃に精霊を封じる力も加わり、銃口からは連弾の最大数、6つの風弾が射出された。
引鉄を引いたのは猿がこちらへと跳躍してきた時。
空中で逃げ場がなくなったところに放たれた風弾は1発こそ外れたものの、残りの5つは全て着弾し、猿を包み込む竜巻となって木々を揺らした]
人間舐めんなよ!!
[ドヤ顔で言うことでもない]
─ 南の入江 ─
[水で溺れかけたのは初めてで、少なからずショックを受けていたのは否めない。
呼吸を整えている間、周囲への注意力は普段より落ちていた。
その為、クレステッド>>+3に気付くのはかなり接近したところで]
え、あ、な、何!?誰!?
[冷静に考えれば彼がディーク以外に海に落ちたというクレステッドだとすぐに導き出されるはずだが。
基本人の目を惹くマリやウルと一緒だし、普段の言動も相まってお嬢さん呼ばわりなぞ滅多にされる事はない。
肩を抱かれるなんてことも初めてで、パニくりながら相手の顔を見あげた。
嬉しそうな鳴き声>>+4が耳に届いたのとはほぼ同時で]
ヤクモ?
─ 南の入江 ─
[問う様に名を呼んで間を置かず、ばさばさとじゃれつきに来る姿を見止めて自然笑顔が浮かぶ。
その後ろ、驚いた顔>>+5も見えれば、より笑みが深まって]
ディー!
良かった、やっぱり思った通りだった。
[良いことばかりではないが、顔を見られたことで安心しきり、つい子供の頃の呼び名で呼びかける。
先に海に落ちた彼らとは違う所に行くかもという不安が胸の内にあった為、安堵の息を吐きながらじゃれつくヤクモを抱きとめる。
濡れた身体も服も暖かい羽に包まれて、心地良く温められながらディークの軽口>>6を聞いて]
─ 南の入江 ─
あぁ、そうだ。
ウルに、無理に蛟に居なくてもいいから自由に動いてくれって伝えてなかった。
[ディークの言う通りウルには蛟に残っていてもらった方が艦長代行としては安心だが。
水が怖い彼女のことだ、自分かマリが傍にいないときっと辛いからと、幼友達としての不安を口にする。
ゲルトとアイリに伝言を頼むよう勧められた>>+15ので、そのまま二人に頼むことになっただろう]
─ 南の入江 ─
と、そういえば…貴方は。
[つい先ほど肩を抱いてきた男性がどうしているかと気になってみれば、ヤクモに弾き飛ばされていた模様>>+20。
知り合いかと問うクレステッド>>+9の言葉に、ディークからも補足の紹介>>+14を受け]
俺はガートルード=カガチだ。
よろしく頼む、クレステッド殿。
[笑顔で右手を差し出し、握手を求めたがそれは返されたか。
抱擁が返されたなら、ヤクモにガードしてもらうことになったろう。
その後湿地へ向かうという二人から休んでいるほうがいい>>+16>>+22と言われたが、頭を振り]
─ 南の入江 ─
いや、大丈夫だ。
ここに来る前にもう充分休ませてもらっている。
それより、ディーク殿こそ大丈夫か?
確か蛟から離れる時、手当てしないままだったろう。
[この問いかけに返る答えはあっただろうか。
有耶無耶にされたなら気にしながらも、ヤクモに添われる形で彼らと同行することにした**]
― 休息後/草原 ―
[皆の状態を確認し、準備が整ったと判断すると船を護る数名の船員を残してバロンの居る森の近くへと向かう。
呼びかけると傷が癒えた姿でバロンが威風堂々と現れた]
………?
[向かう前に、とこちらを見て咆哮を上げるバロンを不思議そうに見遣る。
周囲で真白の光が弾け、煌きが私達へと降り注いだ]
これは……
…なるほど、魔女は幻術を操るか。
ありがたく受けよう。
[伸ばした手に真白の光が吸い込まれる。
これといって変化があるわけではないが、何かに包まれるような心地が僅かにした]
― 魔女の領域 ―
[バロンの案内で森を迂回し、別の草原へと辿り着く。
バロンが足を止めるのに合わせ立ち止まり、彼の言葉を聞いた]
引き受けた。
[短く返し、姿が掻き消えるバロンをしばし見遣る。
それと入れ替わりに響く甲高い笑い声。
耳障りと言えそうな声だった]
…なるほど、バロンとは相容れぬと言うのも頷ける。
[響く声に、バロンの時には感じなかった邪なものが感じられる。
それが海原の者の力なのか、魔女──ランダのものなのかまでは判断出来なかったが。
立ち込める霧と、浮かび上がる複数の影に私は瞳を細める]
──…我らはここで果てるわけにはいかぬ。
貴様にくれてやるものなど、一つとして無い!!
[声を張り上げ、霧に紛れ奇声を上げる妖魔に対し、私は雷霆丸の柄を握った]
/*
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwww
芝生やすなって方が無理wwwwwwwwwwwwww
[振り抜いた刃は空を切った。
霧の向こうに実体が無い]
っ!!
これが幻術か…!
[見通しの悪い霧の中でそこに居るように見せ掛ける類の幻術か。
この様子なら、居ないように見せ掛け、その実そこに在る、と言うのもあるかもしれない]
霧自体が幻術のようだ。
影の無い場所にも居るやもしれぬ。
用心せよ!
[檄を飛ばし、抜き放った雷霆丸を両手で構え直す。
場合によっては他の者と連携を取るべきか、とも考えた*]
― 休憩後/草原 ―
[十分な休息の後、船を守る船員を残して昨日バロンと出会った森へと向かう。]
……高位の方になるとこういうことが出来るようになるんですね。
[バロンの咆哮と共に降り注ぐ光に、目を細める。]
― 出発前/南の入江 ―
[差し出された手>>+33は勿論握る。
握ったついでに抱き締めようとしたが、ヤクモが間に割り込んで。
結果ヤクモを抱き締めることになった。
これはこれでもふもふなんでOKと思っている]
えっ、ディーク怪我してたのか!?
早く言えよ!!
[>>+34 知っていたら化け物退治なんてさせなかったのに……とは言わなかった。
言うはずが無かった。
だって怖いから。
ディークが怪我を有耶無耶にするようなら、しばらくの間口酸っぱく手当てしろー、と言い続けたりしている*]
― 魔女の領域 ―
[バロンの案内で森を迂回して、島の反対側の草原へと辿り着いた。
バロンが足を止めるのに合わせ立ち止まると、彼の言葉を聞いて。]
頑張らせていただきますね。
[掻き消える相手に最後まで聞こえたかどうかはわからないが、思いを口にし。]
[続いて聞こえてきた声には――]
あたしの血なんて捧げても、おいしくないですよ?
[とんちんかんな返答を返しながら、ワンドを握った。]
/*
よしやることやってきた!
そしてさっきは青しか読んでなかったんで見落としてたが>>21俺海老に負けてるwww
いいよいいよ気にしないよそういう所も可愛い。
― 出発前/入り江 ―
[ 子供の頃の呼び名で自分を呼び、安堵の表情を見せたガートルードの様子に>>+31やっぱりちょっと無理してたんだな、と、確信してしまったのは口にはしなかった。
代わりに、休ませようとしたのだが、案の定それは却下され、思わぬ切り返しが来て>>+34少し焦った ]
(気付かれてたかあ...)
[ 周囲への目配りは怠らないガートルードの気質なら、それは有り得ることだったのだが、今そこに突っ込まれるのは、非情にまずい ]
― 出発前/入り江 ―
怪我ってほどのもんじゃねえよ、応急手当は、ちゃんとしてるしな。
[ クレステッドまで一緒になって手当をしろと言い出した>>+36のには閉口したが、本格的な手当はどちらにしても、ここでは無理だから、と、そこはいなして、傷を確かめられることは避けた。
ヤクモのおかげで、ある程度は浄化されているように感じるが、まだ瘴気の毒がのこっているかもしれない傷に、ガートルードやクレステッドを触れさせるわけにはいかなかったのだ ]
― 草原 ―
[草原で身を丸めつつ、見るのは遠いいつかの記憶。
生まれた山野から突然離され、人里に降り。
それでも、母が生きている間は、暮らしていけたけれど。
母を失った後、半妖の子は里の中で持て余され。
結局、そこを離れて一人で生きる事を余儀なくされた]
[一人彷徨っていた頃の事は、思い出したくない事の方が多い。
それもあって、記憶にはいくつもの綻びが出来ていた。
そんな綻びだらけの記憶が鮮明になったのは──こちらに手を差し伸べて笑う、静かな琥珀色の瞳を認めた瞬間から]
『出自とか、血筋は関係ないんだよ』
『力になりたいっていう意思、その思い』
『……それがあれば、俺は、十分だ』
[そう言って、笑いかけてくれた人の周囲には、温かい風と光があった。
それは、物凄く強い安堵を齎してくれて。
そんな風に言えてしまうひとが、そんな風に笑える人を支えようとするひとが、自分の存在の大きな礎だから。
白狼児は基本的に他者を拒絶せず、疑より先に信を置く。
──それが、痛みを齎す事もある、とは、知っているけれど。
一度決めた信念というヤツは、そう容易くは曲がるものでもなくて──]
……んー……。
[唐突に落ちた意識は、同じくらい唐突に繋がる。
獣の姿のまま、くぁ、と欠伸をしてから身体を伸ばした。
痛みは感じられず、特に強張るような感覚もなかったから、傷は大分回復しているのだろう]
んー……はらへったー。
やきえびー。
[そこはしっかり覚えていたらしい]
あと、えーと、何だっけ。
えーと、『蛟』の精霊師さんに、伝言ー。
[覚書をするように復唱しつつ、一度、船へと戻る。
妖力の吸収とそれに伴う傷の回復はできても、食べなければ身が持たないから、と。
変化は解かず、ぽてぽて、砂浜へと戻って行った。*]
/*
傷を残してるのはぶっちゃけ、墓下イベントの都合であるw
このこの性格だと、何がなんでも前に出たがるからねー、首取りする人の邪魔にならないように後方待機するときは、傷が悪化する予定(酷
─ 西の湿地 ─
[入江にてクレステッドと握手した後、ヤクモがもふもふされたのは何故だろう。
クレステッド殿寒かったんだろうかとかそんな事思いつつ、ディークの返答>>+38に納得いかないまま湿地への移動に同行した。
無理やりにでも傷の具合を見てやろうかとも一瞬思いはしたのだが、それをすれば多分余計意固地になるだろうとも読めたからせめてと移動中はじと目をむけ続け。
そうして足を踏み入れたそこは、やはり一筋縄ではいかない所だった]
ヤクモ!
[鋭い蔦を駆け抜けていくディークとクレス>>+18>>+24。
先陣を切り道を開けるディークを案じ、騎竜を傍に行かせようとその背に掴まる形で駆けぬけた]
― 魔女の領域 ―
[耳に騒がしい声が落ちてくる。でもアタシは不機嫌だ。
白い顔。黒い髪の妖魔が出たってやることは一緒]
どちらでもいいじゃない。
[その言葉に歓喜するように火の精霊が...の周囲を舞う]
― 魔女の領域 ―
精霊の術、通じたみたいです!!
[多少は通ったらしき悲鳴を聞いて、きりっとした表情になる。
戦闘中の長時間の気の緩みは危険なのは知っているため、すぐに気を引き締める。]
― 魔女の領域 ―
[闇雲に斬ったところで当たりはしまい。
それならば、と私は雷霆丸を頭上に振り被り、上段の構えを取った]
────奔れっ!!
[霧の中、見えぬものを斬るが如く雷霆丸を袈裟懸けに振り下ろす]
─ 西の湿地 ─
邪魔をするな!
[小瓶の中から一滴落とした水を膨らませた球を蔦に投げつけ、怯んだ隙をついて駆け抜け]
ヤクモ、俺は一人の方が戦いやすいって知ってるだろ?
だからお前はディーク殿のところに、急げ!
[傍ら護ろうとしてくれる友の背を、在るべき傍に向かえと言って叩く。
それでも傍にいるなら、自分がディークの傍へと移動する形になっただろう]
― 湿地 ―
[ ガートルードは、まだ案じているようだったが、敢えて気にせぬ風を装って共に湿地に向かった。
最初に足止めされた蔓草の攻撃を抜けてみれば、丁度、クレステッドが猿のようなものを見事に仕留めたのを見る>>+29 ]
うまく使えれば、そうなるのか、やっぱり凄い武器だな。
[ 竜巻を生む弾丸に感嘆して、そう賞賛の言葉を投げた ]
― 休息後/草原 ―
[戻ったシュタイフェ・ブリーゼで、副長他、付き合いの長い面々からは総突っ込みをもらった。
あんまり無茶するな、お前以外の誰がこのじゃじゃ馬操れるんだ、わんこだからって大将と同じ事するな他色々と。
それらは全て、ごめんー、という軽い言葉とへらっとした笑顔でまるっと受け止める。
そんな予定調和の後、しっかり飲み食いして色々を回復させて]
……うわ、もう回復してるし……。
[呼びかけに応じ、現れたバロンの様子に、思わず上げたのはこんな声。
その後に降り注いだ真白の光──祝福と称されたそれから感じる力は大きくて]
ほんっとに、『王』なんだなぁ……。
[改めて、その事実を噛みしめつつ、誘われるままに森を迂回して]
― 魔女の領域 ―
[やって来た先で聞こえた声。
威圧感は確かにある。
力ある者というのは、はっきりとわかる。
わかるが]
……なんつーか。
あわねー。
[これはダメだ、いろんな意味であわない。
そんな事を考えつつ、深呼吸をして身構える]
魔女の領域
[見通しの悪い霧の中を奔る光は辺りを照らしながら、一つの影を捉える]
そこか!!
[雷を受け悲鳴を上げたのは黒髪白面で歯を剥き出しにした不気味な妖魔。
追撃をかけるべく悲鳴が上がった方へと踏み込んだ]
― 魔女の領域 ―
[見通しの悪い霧の中を奔る光は辺りを照らしながら、一つの影を捉える]
そこか!!
[雷を受け悲鳴を上げたのは黒髪白面で歯を剥き出しにした不気味な妖魔。
追撃をかけるべく悲鳴が上がった方へと踏み込んだ]
『キューィ』
[ ディークの元へ行け、というガートルードの言葉に>>+40ヤクモはふるふると頭を振り、困ったように鳴く。
もともと懐いているガートルードを護る役目を任された以上は、それを放棄する気はないようだった ]
『キュイィ!』
[ 代わりに、ガートルードが急げるように道を切り開こうと、蔓草の向こうから飛びかかってくる猿もどきに光のブレスを浴びせる ]
[湿地に虫は付き物だが。
無駄にでかい羽虫がこちらに向かい飛んでくるのを見れば流石に気持ち悪さがこみ上げる。
太股のホルダーから苦無を抜くと、逆手に持ちかえて]
こっちに 来 る な !
[狭い胸部へとざくり突き刺し、引き抜きついでに遠くへ投げ捨ててから傍らのヤクモへと視線を向けて]
― 魔女の領域 ―
[雷を受け動きを鈍らせた妖魔を雷霆丸の刃で捉える。
先程居合いを放った時とは異なる手応え。
妖魔は断末魔の叫びを上げて霧の奥へと消えた]
炙り出しながら沈めるのが効果的か…?
[突出しすぎないように一歩後ろへと下がる。
周囲の様子を確かめながら、効率の良い方法についてしばし思案した]
[ 光のブレスは、素早い動きの猿達に躱されて、2〜3匹を排除した程度に見えた ]
まずいな...
[ このままでは分断されかねない、と足を一度止める ]
― 魔女の領域 ―
[振るった爪は霧を裂き、それと共に、妖魔を的確に捉え、断ち切る]
……目で追うより、感覚で追った方がいい感じ、かなっ!
[カナンの檄>>33に、そんな呟きを漏らしつつ、意識を集中する。
本性で追えば捉え易いだろうとは思うが、さすがに何度も続けて変化はできないから]
[苦無が眉間に突き刺さった猿が地に落ちる。
光のブレスを受けた猿も、見れば既に倒れていて]
ありがとな、ヤクモ。
[そう言って礼を言えば、嬉しげな鳴き声が返ってくるだろうか。
騎竜師の元へ行けと言った女にいやいやする竜>>+42には内心困りはするも、その気持ちは嬉しいから羽を撫でる手つきは自然優しくなって]
んじゃ、俺も一緒に行くから。
ディーのところに行こう?
[呼びかける声は、子供の頃のあどけなさを宿したものになった]
と、なると…
[周囲に視線を向け、ディークとクレステッドとの位置を目測で確かめる。
思ったよりすばしこい動きの猿達を深追いすることで分断されるのはまずいし、何より此処は異空間。
何があるかわからない。
小瓶の水を一滴掌に落とすと、じめりとした地面に当てて]
[ ぬかるんだ泥の中から、泥と同じ色の人形のようなモノがぼこりぼこりと湧いて出る。その一つに足首を掴まれ、ディークは、ずるりと足を滑らせて ]
くっそ!離しやがれ!!
― 魔女の領域 ―
[横薙ぎの閃、初手は標的を掠めるに留まったものの。
近くにいる内に、と立て続けに払った一閃は、確りとした手応えを伝えて来た。
連撃を警戒したのか──はたまた、バロンと立ち会ったもの、と気づかれたのか。
周囲の気配が、なんか、ざっと遠のいたような気がする]
……う、距離とられるときついんだけどっ……!
― 砂浜 ―
[男は食事の後、鳴丸を砂浜へと降ろした。
龍はよく休息をとっていた、つまりは寝て食べていたようで、
背の羽もすっかり良くなっていた。]
これならば飛ぶに問題はなさそうだな。
[此れからまた一仕事あるからなと、
男が鱗の並ぶ背を叩くと、龍は短く応えるように鳴いた。]
[そして出発の何処かで、男は一度南東の姫の元に向かった。]
南東の姫よ。
興味で、ここに居ると言われたな。
ならば問おう。
貴殿はその興味の果てに何を見ている?
/*
あまりにもなものが出てしまったので、ここでちょっと止まっとこう。
連続首取りするつもりはないのだしね。
貴殿がまことの”うつけ”でなければ、
ユウレンの船に乗りシンシャと関わり交わる事で、
何が起こり得るかは理解しておったはずだ。
現に今、貴殿という個が無害を訴えるとも、
周り全てがそうとはみなしてはおらん。
シンシャとユウレンの同盟はまだ浅いと言えよう。
そこに亀裂入れるやもしれぬ行動を起こしてもなお、
この船に乗ったのは、「ただの興味」だけか?
…それとも軽い興味本位のつもりが、
ユウレンの宰相の後ろ盾を受ける事が出来、
これ幸いと考えなしにその話に乗ったか?
[だとすれば王族と言う物を重んじる立場の
男からしてみれば許容出来ぬ事。
男の目は、すと細められる。]
…大一番ある故、今すぐ答えは無くとも良い。
だがこの任を終えるまでには答えてもらいたい。
[言い残すと、男はその場を離れた。]
― 魔女の領域直前 ―
[>>#0踏み込む前に得られた守護に、
鳴丸が身を震わせたのを男は宥めた。
龍から伝わってくる感覚は、何とも微妙な、
くすぐったいようなもどかしいような、そういう物で、
身体を地面に擦りつけるような仕草に眉を寄せた。]
…痒いのか?
[問えば短い鳴き声が返る。
詳細不明だが、あまり相性が宜しくないらしい。
だがこの先何があるとも不明の為、
守護を取れとも言えずに、
男と龍もまた魔女の領域へと踏み入れた。]
― 魔女の領域 ―
某個人としての恨みは無いが、
あちらにつくと決めた以上、手は抜かぬ。
[>>#1退けさせてもらうと、男は太刀に手を添えた。]
[女の力と特に馴染んでいるのは水と土の精霊だ。
その両方が揃っている湿地は、女にとって術を施行しやすい場所で]
この地の土よ 更に水を得敵を捕えよ
[すばしこく動く猿どもの足元の泥を沼に変え、地に身体を沈ませる。
己の周囲9(10x1)M程の範囲の猿はこれにより身動きが取れなくなったことだろう]
[ 横凪ぎに揮った刃は、泥人形の首を宙に飛ばし、同時に、その姿は泥に還って、ぼたぼたと地に落ちる ]
まったく、次から次へと...
[ 舌打ちしながら、周囲の泥人形を見据えると、刀を左の肩口に引き寄せて ]
......届かなくとも...届くまで諦めねえ!
[ 右へ一閃、左へ一閃更に、身を翻して下弾からの一閃...連撃の刃を泥人形達に向かって揮う ]
[大小の鉄扇を開き右足を軸にゆらりと周りながら鉄扇を払い、霧の中熱の風で広範囲を焼き、わずかに小さい鉄扇が誘うように揺らぐと、小石ほどの大きさの火の礫が連射される。手ごたえはどちらも薄くあったが、気には留めず、ただ一つの術を形成していく]
[そんな最中、聞こえた声>>+48に振り返ると倒れるディークの姿が見えて]
ディー!?
[慌てて駆け寄ろうとするも、その行く手を遮るように大ムカデは鎌首を擡げながら近寄ってきた]
― 魔女の領域 ―
ん?
[さて、どっしよっかなー、と悩んでいたら声>>60が聞こえた]
うん、そんな感じ?
そうでなくても、まともに見るの難しい状態だし。
感じたとおりに動いた方が、上手くいくかも。
[考えるより動け、とか、細かい事は後で考える、は、ユウレン水軍第一艦隊ではよく言われている……というか。
頭領が身を持って体現しているのは、知っている人は知っている余談である]
― 魔女の領域 ―
[精霊師に広範囲に作用する術を使ってもらうのも手だが、それでは消耗も大きく効率が良いとも思えない]
幻術を見破ることが出来れば一番良いが…。
[バロンの祝福も完全ではない。
思案するも、それを補う方法を思いつくことは出来なかった]
……っ!
[動きを止めているのを好機と見たか、妖魔が霧の中から飛び掛ってくる。
影の無い場所からだったが、警戒はしていたために何とか反応することが出来た。
噛み付いて来ようとする妖魔に対し、刃をぶつけることで直接の接触は避ける。
後方へと飛び跳ね行く妖魔に薙ぎを繰り出したが、直ぐに霧の中へと紛れてしまった]
ならば……鳴け、雷霆丸!!
[雷霆丸を右手のみで握り、私はその場で回転する。
腕を伸ばし、一閃するように雷霆丸を繰り出すと、不規則な動きの雷が放射状に放たれた]
ち...だめかっ!
[ 足場が悪いせいか、未だ技を磨き切れぬ未熟故か、泥人形には浅い剣戟しか当てることが出来ず、わずかに、攻勢が緩んだのみ ]
だから…
邪魔するなって、言ってるだろうが!
[ムカデの体液で刃を汚すまいと水を纏わせた手甲鉤を思い切り振るう。
気持ち悪さと苛立ちを乗せた一撃は、その胴を真っ二つに切り裂き沈めるに至り]
ディー、大丈夫か!?
クレステッド殿、ディーを頼む!
[倒れたディークを案じるも、即座駆け寄る事ができず。
クレステッドにフォローを頼んだ**]
わ、わひゃっ!?
[気配にワンドを叩き込んだはいいけれど、前の攻撃よりも効果は低く。
距離を置くように気配が離れる。]
……うむむ。
新しく協力しあう技を増やさないとダメですね……。
[変な所で研究熱心だった。]
― 魔女の領域 ―
[自分の周囲を網羅するが如く雷は伸びたが、私の周囲から妖魔は離れたようだった]
離れたかっ…!
[悔しげに声を零した直後、近くに気配を感じた。
考えるよりも先に、反射的に身体が動く]
破ッ!
[迎え撃ったからか、斜めに切り付けられた使い魔は、
絹割くような叫び声をあげて背後に飛び散ったが、
>>33ほど近くから発せられた、
幻術という言葉には僅かに目を見開く。]
成程ただの霧では無いという事か。
[初撃は運が良かっただけかもしれぬと思い、
男は直ぐ傍に連れていた龍へと視線を向ける。]
鳴丸!
[雷撃を周囲に打ち込めと命じると、龍は口を薄く開いた。]
― 魔女の領域 ―
[体勢も整わないままの不安定な腕の振り。
咄嗟の動きだったが、その行動は正しかったことが後に分かる]
───横ではなく上だったか……。
[手応えがあったのは振り上げが頂点へと到達した時。
短い悲鳴を上げて、妖魔は霧の中へと消えて行った]
[昂揚する。激情に舞に集中していた。といっても何も考えていなかったわけではない。]
(だいたい変な事件ばっか起こるし、殿下には変に思われちゃった気がするし、おねーちゃんはアタシなのにマリーに甘えてばっかだし!ルーは無茶していなくなっちゃうし!しかも海にいかされるし!)
[雑念ばっかだった。だが感情こそ力となる...にはこれで十分であった]
大技、いきます!
[熱風に煽られ、火の礫が火花となり白い霧が緋色に染まり]
ふっとべーーー!!!
[そこを中心に熱が一気に凝縮し、轟音をたてて爆発を起こした]
……なるほど。
そういうのもありなんですね!
[ユウレン国水軍の頭領が身を持って、考える前に動けを実行していることをマリエッタは知らない。
知らないが、気合は入ったらしい。]
[勘とか賭け。とかですらない問答無用の力技。
爆破が幾多の周囲を問答無用で薙ぎ払い焼き尽くした]
はぁ…はぁ…つか…れた…
[思いっきり発散したからか幾分すっきりとしながらも、無理をしないように少し後ろに下がるのであった**]
[マリエッタはもちろん知らないが、
\ここは無茶しいの集まりか!!/
と、叫んだ人もどこかにいるらしい。
しかし、叫んだ人も十二分に無茶しいなのも余談であろう。多分、きっと、おそらく。]
― 西の湿地 ―
使いこなせなきゃ意味無いけどね!!
[ディークの賞賛>>+41はありがたいが、思った属性、出したい弾数が出るわけでは無いため、上手く行くかは運次第。
なかなかギャンブル性が高い武器だった]
[雷撃は周囲をその雷光で照らしたものの、
手応え有りと男は感じなかった。]
避けられたかあるいは…。
[先の守護の効きが悪いせいかと、男は眉を寄せた。]
鳴丸、主は警戒を怠るな。
某よりお主の方が、このての手合いには目鼻が効こう。
[雷撃が外れた事に不満げな龍を宥めながら、
ふと>>72ウルズの姿が見えて、
>>37噛み噛みだった台詞を思い出しつい目を細めた。]
(某相手にそう畏まらんでいい。
此れからも宜しく頼むぞ。)
[>>37こちらからの礼に、
世慣れていないような顔をみせた娘だったが、
ことこの場においての動きや大技は悪くない。
成程腕はやはり立つ様子に、
ならば蛟もまた安心できそうだと思いながら、
男は太刀を握り、周囲の気配を探る。]
/*
1:火 2:水 3:風 4:土 5:雷 6:スカ
3(6x1)
3(6x1)連弾
もいっちょ
1:火 2:水 3:風 4:土 5:雷 6:スカ
1(6x1)
2(6x1)連弾
って、うぉい! そんなのも居るのかよ!!
[現れた泥人形を見て思わず足を止める。
ディークが先に足を止めていたため先行する形となったクレステッドは辛うじて泥人形の包囲から外れていた]
おっしゃあ頼まれた!!
[ガートルードの声援(違)>>+54を受け気合十分。
銃を構え、泥人形に対して二度、引鉄を引く]
ううん。
やはりここは新技を……
[ねえさんたちのように大技らしい大技があるわけでないので、
すえっこはうんうんと唸るのでした。]
[先に放たれた3つの風弾を追うように2つの火弾が走り行く。
一番最初に放たれた風弾の1つはそのままの状態で泥人形を一体貫いた。
残りの各2弾は走る途中で融合し、熱風となって泥人形が固まる一画へと着弾。
水分を奪い、脆くなったところを風化させた]
― 魔女の領域 ―
うん、そういうのもあり。
[なんか気合が入っているらしき様子>>74に、こちらも力を入れて頷いて。
不意に、轟いた轟音>>72に、え、と短く声を上げてそちらを振り返った]
……うわ、派手い……。
[轟音を齎した炎、それが成した事に呆気に取られるのは一瞬]
あ、そーいえば。
[直後、ふと託されたものの事を思い出して、後退したウルズ>>75の所へと向かい]
えーと、ウルズ殿って、あなただよねー。
ガートルード殿から、伝言だよー。
『無理に蛟に居なくてもいいから自由に動いてくれ』。
だって。
[彼女らの間にあるものは知らない。
けれど、強い絆がある事だけは感じていたから]
……もし、向こうに伝えたい事あったら、俺かアイリに遠慮なく言ってね。
心配抱えたまんまじゃ、思いっきり動けないから。
[伝えた言葉に、返る言葉はあったか。
何れにしろ、話を終えた白狼児はすぐに前線へと引き返す。*]
浅いか…!
[斬り上げた太刀は確かに敵を捉えたものの、
斬り込み浅く切っ先を掠めただけだった。
滅しきれなかった使い魔が、
声を上げながら背後に下がっていく気配を感じ、
男は再び周囲を警戒する。
>>52ゲルトの考えるより動け理論は何となし理解しつつ
>>74それに応えるように気合入れる
マリエッタの姿が続いて目に入ると、
>>20少し前の、きょとんとした様子やら思い出して、
天然の二文字が頭を過ったとか。]
― 魔女の領域 ―
ハッ!
[風の力を借りて、飛びかかってくる妖魔の頭上を軽く飛び越え、着地と同時に短剣を後ろに突き出した。
ギャッという悲鳴が上がり、頽れる妖魔。急所を刺せたようだ]
そこっ!
和光一起成爲、雷跑!
[風を今度は手元に集め、雷へと変化させ]
― 魔女の領域 ―
[伝言を託した後、再び戦いの場へと取って返す。
霧の中には未だ気配が感じられるが、やはりというか、こちらは警戒されているらしい]
……まあ、そっちがそーくるなら。
[それならそれで、やりようというものはあるわけで]
ルーディ!俺のことはいいから...!
[ そっちこど気をつけろ、と、こちらを気にするガートルードに向けて>>+54叫び返した時、ふいににゅるりと泥人形の頭が伸びて、背後からディークの左腕にがぶりと噛み付いた ]
ぐあっ!
[ もともとバランスを崩していたこともあって、避けることもできず、更に負傷していた左腕だ、たまらず、そのまま引きずられそうになった時、クレステッドの放った風と火の弾が、泥人形達を襲う>>+58 ]
いってえ...
[ ぼろぼろと風化して崩れ落ちる泥人形達の中で、まだ起き上がることの出来ないまま、ディークは、息を吐いた ]
[相手が近づいてこないなら、遠くまで届く攻撃を使う、というのは直球の理論。
そして、自身にとっての遠距離攻撃となると、念動鋼糸による一閃──なのだが]
……ちょっと、大味すぎたかなっ!
[横一線、広範囲を払う動きは手応えを返す事無く。
舌打ちしつつ、く、と鋼糸を引き戻し]
ディーク!!
[弾が着弾する直前、泥人形に噛まれるディーク>>+59が見えた。
泥人形が崩れたのを確認した後に足元に気をつけながらディークの下へと駆け寄る]
大丈夫か!?
[このまま泥の中に沈みでもしたら拙いと、無事そうなディークの右腕を右手で掴み上げ、彼を立たせようとした]
[横で当たらないなら、縦に行け。
理屈自体は至極単純なもの]
切斷!(断ち切れ!)
[掛け声一つ、妖力を左手の鋼糸に纏わせる。
振り下ろされたそれは、霧の中の妖魔を捉え、刃の鋭さを持って断ち切った]
クレス...すまん、助かった...
[ 吐く息が熱い。恐らくあの泥人形からも瘴気の類いは湧いていたのだろう。
闇の瘴気は血に反応して傷口から入り込み、身体の内にまで影響を及ぼすのだ、と教えてくれたのは師匠だったか... ]
[横に斬り放った一閃は空を切ったかにみえたが、
何も無い所からは悲鳴が聞こえると、
じわじわと現れ、倒れた使い魔の姿があった。
確かにこれは目に見える情報は当てにならんらしいと、
男は胸中思えば太刀を構え直す。
この使い魔をどうにかしなければ、
おそらくあの魔女には到達出来まいと、
男はもう一度、鳴丸に雷撃を放つよう言った。
鳴丸が少し嫌そうに鳴いて返してきたのは、
おそらく先ほどの効きが悪かったせいだろう。]
鳴丸よ恐れるな。
お主が外しても某が補おう。
人龍一体、それが騎竜師であろう。
[男が赤い目を見て告げれば、
龍はじっと見つめ返してきた後、長い髭を震わせた。]
[慌てて回避。草原を転がる。
背中に僅かな痛みを伴い、気持ちの悪い息が掠めていった]
気持ち悪い、なぁ!
壓破!(押し潰して!)
[振り返って手をかざすと、光の向こうに僅かに赤く染まった歯が見えた。カッとなりつつ手を振り下ろす。
上から吹き下ろす風の勢いで妖魔を地面に縫い付け]
折れちゃえ!
[更にその頭を上から踏みつけた]
[ 右腕を引くクレスに頼る形で>>+60、ようやく立ち上がり、刀を腰の鞘に戻す ]
もう大丈夫だ...ヤクモと、ルーディは?
[ その頃には、ガートルード達も追いついていたろうか。
大丈夫、というディークの顔色が、とてもそうは見えない事は誰の目にも明らかだっただろう ]
─ 西の湿地 ─
ありがとう!
[クレステッドの了承>>+57に礼を言い、自分達も駆けつけようと傍らの竜へ視線を向け]
ヤクモ、ちょっと待っててな。
この地の土よ 過分な水を排除せよ
─ 西の湿地 ─
[手甲鉤を外した右手を地につけると、沼と化した部分を元の泥へと戻し猿達の下肢を確り埋める。
精霊の力を借りて手についた汚れを落とすと、ディークの元へ向かおうとして聞こえた声>>+59に目を見張る。
どうやら左腕に攻撃を受けたらしいが、元々怪我をしていた箇所を放置したままだとしたらその苦痛は如何ばかりだろう]
大丈夫か!?
行こう、ヤクモ!
[声をかけずとも、竜は既に騎竜師の元に向かっていただろうか。
女も可能な限り急いでその傍へと駆け寄った]
― 魔女の領域 ―
[バロンの祝福により全く攻撃が届かないと言うことは無いが、幻術に惑わされ撹乱されることも少なくない。
それでも全体的な撃退状況は上々と言ったところだった]
勝てぬ相手…ではないな。
[海原の者の力の影響を受け力をつけているらしいが、歯が立たない相手というわけでもなさそうだ]
[自分の足で立ち上がったディーク>>+62を見て、掴んでいた右腕を離す]
2人共無事だぜ。
…お前他を心配してる場合じゃねーだろっ。
顔色悪すぎんぞ!
おら、ヤクモに乗れ!
[これでは歩かせるわけには行かないと判断し、追いついたヤクモにディークを乗せようとした]
─ 西の湿地 ─
何が大丈夫なもんか。
どう見たってきつそうだぞ。
[駆けつけると、丁度クレスがディークを立たせたところ>>+60>>+62で。
じと目で見上げるディークの顔色は、どう見たって平常ではなかった。
吐く息も荒く、無理をしていると解るもので]
ディー。
艦長代行命令だ、四の五の言わず腕を見せろ。
国の宝である騎竜師の命、たとえ本人であろうと軽んじることは許さん。
[あえて立場を前面に押し出して、拒否し辛くなるように怪我を見せるよう要請した]
投票を委任します。
風詠み リュカは、つむじ風の白狼児 ゲルト に投票を委任しました。
つむじ風の白狼児 ゲルトは、精霊師 マリエッタ を投票先に選びました。
― 西の湿地 ―
[クレステッドも同じようにディークを気遣いヤクモに乗せようとしてくれる。
彼がいてくれなければディークはもっと酷い怪我を負っていたかもしれず]
ありがとう、クレステッド殿。
貴方がいてくれて助かった。
[先と今、両方の感謝を伝えた]
無事か...良かった。
『キュィィ』
[ ガートルードに先行する形で飛んできたヤクモが、案じる声をあげる。
クレステッドに、ヤクモに乗れと促されれば頷くが>>+65、まだすぐには動く事も出来ない様子で ]
― 魔女の領域 ―
[手応えを伝えて来た鋼糸をくい、と引き戻して、手首に巻き付けておく。
霧は未だに晴れないが、気配は大分、少なくなった気がした]
……っても、このままじゃ埒あかねー……。
[言いつつ、見回した視界に入ったのは、転がるリュカの姿>>97で]
って、リュカっ!
[とっさ、そちらに足が向くのは、条件反射]
霧の幻惑は攻撃の多くを逸らす結果を招くものの、妖魔の数は確実に減ってゆく。
それに業を煮やしたか、それとも、対する者たちに興味でも抱いたか。
ゆらり、霧が揺れて──甲高い笑い声が、響いた。
『……彼の獅子王を仮初とはいえ退けしは、伊達ではない、という事か』
『……良かろう、なれば妾自ら、相手をしてくれる』
宣と共に揺れた霧の一部が左右に割れて。
そこから姿を見せたのは──異形の老婆を思わせる姿。
しかし、その周囲に渦巻く力は、それが只者でない事をはきと物語っていた。*
いや、ちょっと、それは...
[ 艦長代理の権限を盾に、傷を見せろと迫るガートルードに>>+66困惑して、逃げ場を探すようにヤクモの方を見るが『キュイ』と鳴いてそっぽを向かれた ]
...わかった、見せるけど、触れるなよ。
多分、瘴気の影響受けてる。
[ 最後の味方を失ったらしいことに消沈して、仕方なく左腕を縛っていた布を外してみせた。
その下に隠れていた傷は、そう深くは見えないが、腫れて熱を持ち、今もじわじわと血を滲ませていて、明らかに普通の傷とは違う様相を見せている ]
[ディークの様子に、表情を険しくしていたのだが。
ガートルードから礼>>+67を言われると瞬時にそれが笑みへと変わる]
どう致しまして!
[しゅた、とその傍へと寄り、ガートルードの指を右手で下から掬い上げるように持ち上げんとした。
隙あらば持ち上げた指に軽く唇を落とすつもり]
/*
遅くなってすみません、一応
ウルズ 【196】5/5 [89]>>44[×]>>45[28]>>52[16]>>53[63]>>65
ゲルト 【189】5/5 [43]>>47[12][58]>>52[×]>>87[76]>>90
カナン 【172】5/5 [×]>>31[46]>>45[60]>>48[×]>>65[66]>>67
シロウ 【164】5/5 [88]>>59[×]>>68[6]>>77[43]>>85[27]>>93
リュカ 【148】5/5 [65]>>88[×]>>85[42]>>87[41]>>91[×]>>96
マリエッタ 【140】5/5 [28]>>36[×]>>47[97]>>60[3]>>61[12]>>75
アイリ 【放棄】0/5
[龍は周囲の霧ごと、その長い胴へ息を吸い込む。
幻術の素でもあろう霧を身体に入れ大事ないのもまた、
あの獅子の守護の力であったかもしれぬと男は思った。
弾けるような音が、鳴丸の口元から漏れる。
十二分に雷気を蓄え、龍は周囲を見回した。
何処に打つか、考えるように。]
目で追うな。
お主が一番不快だと思う場所、
そこ中心に狙うといい。
[おそらくそこに使い魔は群れているだろうと、
男は言いながら、言葉だけで指針を示す。]
/*
お疲れ様、いつもありがとうですよー。
リアル事情とかもあるんだし、無理なしで、ね。
へ?
あ、いや、無理にこんなことしなくて良いんだぞ?
[クレステッド>>+70に手を取られて目を白黒させながら、無理に女扱いしなくて良いと返し。
手はすぐに引っ込めたから、隙はあまり無かっただろう]
/*
ふむ、マリー落ちか、落ちてる全員と知り合いだから、こちらとしては楽っちゃ楽だねえ。
クレスが張り切りそうだし。
しかし、ユウレンに赤二人集中してるから、仕方ないけど、艦長クラスばっか落ちて、カナン様の心労が大変そうですww
[雷龍は応えるよう一度瞬いてから、
その長い身体で地を這う事数瞬、
雷気が高まるのを見計らい、雷撃を放った。
放たれた雷撃はまた手応え無く四散するも
だが、霧は一瞬晴れた。]
其処か!
[晴れた先に居た複数の使い魔の群れ。
それ目がけて男は直ぐさま走り込むと、
そこに居た使い魔を切り伏せた。
全てを切り捨てる事は出来なかったものの、
随分と数を減らした感覚はあった。]
え?
女性を女性扱いするのは当然だろ?
[ガートルードの返答>>+71を聞いて、何で?と言うように首を傾げる。
彼女の在り方についてはあまり知らなかったし、女性に対しては普段からこうであるため自分の所作は当然と言った態だ。
手を引っ込められるとそれ以上の行動には移さない]
渦雷の騎竜師 シロウは、精霊師 マリエッタ を投票先に選びました。
むぅ?
[うつけ問いう言葉は始めてきいたもので意味はすぐに理解でなかったが、
その後に続く言葉からなんとなくの意味を察した。
ただ、その上で首を微かに傾げ]
シンシャにとっては南東にある島は全て敵ということか?
[いざこざのことを知らないわけではない、同盟の諸国として自分が知りえた情報は、
騒ぎの起きた両国の主張両方であり、当事者としてそれを知るわけではない]
南東軍諸国内では一方的にシンシャの方がと話が多かった。
大陸にきてからは一方的に南東軍諸国の方がという話が多くなっていた。、
それぞれの国からみた視点もある、一方的に判ずる材料とはいえない。
国同士のいざこざで自らが悪いがと開き直る国もないな。
[シンシャからみた南東郡諸国についてを、むしろ今生で知ったともいえる]
しかし、嵐を抜けた直後の様子を見れば、いまの過剰に思える反応は確かに無理がないのかもしれないな。
[シンシャからみた南東郡諸国についてを、むしろ今生で知ったともいえる]
しかし、嵐を抜けた直後の様子を見れば、いまの反応は確かに無理がないのかもしれないな。
亀裂?そんなにシンシャとユウレンは仲が悪いのか?
私が言うのはおかしなことかもしれないが、信じる為に共にやっていこうと決めたのではないのか?
ああ、全てを信じるものでも、国としての利益もあることは理解している。
私を南東諸国への憎しみから、憎む気持ちはわかるが、
ユウレンにまで及ぶ必要はないと思っている。
[どこか完全に理解にまで至らないのは文化や考えの違いなのだろうかと感じながら]
[クレステッドの言動に慣れぬものはあるが、それに驚いてばかりはいられない。
ヤクモにもそっぽを向かれて観念したらしいディーク>>+69の左腕の傷は、本人が言う通り瘴気に侵されていて]
…この、ばか。
我慢したところで悪化するだけのものを、隠してどうする。
[言いながら、首から提げたままの小瓶から傷口へと一滴落とし]
[飛び下がり戻ると、鳴丸の髭が半端に垂れていた。
当たらなかった事がやはり口惜しいのだろうが、
心底落ち込んだ様子もないのは、先程の言葉のせいかと男は思う。
鬣を撫でつけてやってから、
男は警戒怠らぬようにだが、その場から下がった。]
幻術が厄介なだけで、
こやつ等自体はそう倒すに難しい相手ではなさそうですな。
[自身の周囲は粗方片付いたと判断し、
男はカナンの傍に立ちその周囲の警戒を強めた。]
こいつはカガチの家の井戸水で、何より清い。
時間はかかるかもしれんが、これで穢れは払えるだろう。
ウルのような治癒は出来ないから、怪我までは治せんが。
[水は全てを洗い流す、汚れも穢れも差別なく。
何時から瘴気に侵されていたか解らないから、払いきるまでの時間はわからないが、必ず払えるだろうとヤクモにも安心させるように言い聞かせた**]
[ ばか、と呼ばれれば否定はできないと、眉を下げる>>+73 ]
ヤクモの陽気の浄化で、なんとかなるかと思ったんだよ...
っ...!
[ 水滴が落ちると、沁みたらしく、顔をしかめた ]
[ディークの治療はガートルードに任せ、クレステッドは周囲の警戒に入る。
耳を澄ますと、ずる、と何かを引き摺るような音が聞こえた]
………なーんか、やな予感するなぁ……。
[森に居た暴れ巨大牛。
それと同等のものがここに居ないとは限らない]
……ガートルード、ディークと一緒にヤクモに乗ってくんない?
[連続して聞こえる音に(あ、逃げらんねぇ)と覚悟を決めた]
−→魔女の領域−
[シロウとの会話の後、皆と行く前に包帯の交換をしていくようにはいわれ、
左腕に受けた傷は、元のことを思えば通常の人よりも少し早く直っているようにもみえ、
アヤカシになれたユウレンの人にとっては、それと同じような感じに見えたのかもしれない。
ただ、先ほどの激しい動きもあったせいで傷口が開いてもいて、今回はきちんと治療を受けなおしてからいくようにと言われた]
むぅ、私のはたいした怪我では…
[そこまで言いかけたところで、宰相からいうことは聞くように約束したのではと、ある種の切り札を出されて黙るしかなかった。
あったときにも、ゲルトの言葉とか、シロウとの会話のときとか、なんか節々にも感じるところはあったが、
こんなところにまでしっかりと予防線張られていて、只者ではないといった印象は深くなっていた]
敵にまわしたくない類だな……
[おとなしく治療を受けてから、さらに今回ついていくのははいいが安静にするようにいわれて、
しぶしぶ皆が戦うのを見るだけとなった]
わりい...
[ ガートルードの持つ水は、彼女の術の媒介でもあり、補充の効かない今の状況で、無駄遣いさせるのは忍びなかった...と、言えば余計に怒られそうなので、そうは言わず ]
...ありがとう、ルーディ。
[ 今度は意識して、昔の呼び名のまま、感謝を口にした ]
― 魔女の領域 ―
[どうにか、という感じで起き上がるものの、お世辞にも安定している、とは言えない様子>>105に舌打ちしつつ。
周囲の気配を手繰り、左手の鋼糸を撓らせる]
てめーら、ちょっとさがってろ!
[まあ、ちょっとで済ます気はないのだが、そう言いながらリュカに近づこうとする妖魔を弾き飛ばして駆け寄った]
……なんかお前、調子悪くないか?
[問えば、霧の影響について聞く事はできるか。
他にも色々と影響は出ているようだが、見知ったもの相手となれば、齎されている変化は容易に察する事ができる。
このまま、一人で戦闘領域から下がらせるのも覚束ないか──との判断は、早く]
……仕方ないなぁ……後ろまで連れてくから、ほら、乗れ。
[軽い口調で言いつつ、鋼糸を手に巻き付けて白狼に変化する。
戦うには覚束ないが、移動だけならこれが一番早い]
あー、すぐに戻るからだいじょーぶ。
四の五の言わない、お前になんかあったら、俺殺される。
[有無を言わさぬ口調で言って、背に乗せる。
先の対峙で獅子の血に触れた身には、僅かながらもその気が残り。
少なからず、魔女の干渉を退けるやもしれないが──例によって、そこらは無自覚。
ともあれ、リュカを後ろに下げた後、白狼は再び、前線へと駆けてゆく。**]
/*
お大事に、無理すんな、と。
言ってる俺もちょっと調子悪いとか、ね……!
とはいえ、今日一日頑張れば4連休なんだから、うん。
頑張って乗り切ろう……!
[ やがて、聞こえて来る不穏な音 ]
クレス...?
[ ガートルードに一緒にヤクモに乗れと促す言葉に>>+78、顔をしかめる ]
馬鹿言え、お前だけ置いていけるか!
[ 声を張り上げるが、足を一歩踏み出した途端にふらつく ]
...っくそ!
[ これでは、地上にいても戦えない、まだヤクモと共に上空から援護する方がマシなのは目に見えていて...情けなさに唇を噛んだ ]
[引き摺るような音の正体。
それは森に居た牛と同じくらい大きな蛇。
胴体は丸太のように太く、鱗の下には筋肉が隆々と盛り上がっていた。
擡げられている頭は喉元当たりから二手に分かれ、二つの大きな口からは赤い舌がチロチロと覗いている。
喉からはシューシューと音が聞こえ、4つの鋭い瞳がこちらを睨みつけていた]
ああもうまたでっかい奴…。
[情けない声が出るのはクレステッドである以上許されたい。
それでも逃げ出すことはせず、一度深呼吸をして銃を握り直した]
ディークは無理しねーの!
……まぁ、ちっとは援護もらえると嬉しいかな。
[自分だけで対処出来るとは最初から思っていない。
声を張り上げるディーク>>+80にそう言って、情けない笑みを浮かべた]
精霊師 マリエッタは、精霊師 マリエッタ を投票先に選びました。
へ?あ、はい。アタシがウルズです
[ちょっと休憩。無理しないで後ろにいながら、息を整えていたところで話しかけられるのは初めてで、ユウエンの人だー。と思いながら答え]
伝言なんてできたんですね。……ルーからの伝言、わかった。ありがとね。
[変にあそこにいても、船を動かす上では役にはたたない。というのと自分の弱点についての気遣いもあるが、一番は声を聴かせることだったのだろう。と思えている
幸か不幸か、かしこまってしまう二人の視線>>77>>89には気づかずにいた...は仄かに笑みを浮かべながら伝言>>82を受け取った。伝える言葉を少し考えて]
― 魔女の領域突入前 ―
…成程。
[>>101ただの興味、それにはやや目を細めたが、
続いた言葉に男は彼女の国を垣間見る。
好奇心と言いながらも、その奥にあるものが見えれば、
少しだけ彼女に向ける気配を和らげた。]
じゃあディーク…落ちていった騎竜師には、『アタシが目を離した隙にルーを押し倒しちゃだめよ。』って。
[まあないだろうけど。とは内心で付け加える。二人の関係がどうこう以前に堅物でヘタレだもの。とからかいまじりの言葉を送っておこう。常の調子とすればあちらも安心するだろう。]
無論、個としては違う者も居るだろうが、
国としてはそう思ってもらって構わぬ。
[>>102少なくとも男の目にはそう映っていた為、
全て敵かというアイリの言葉には肯定を。
それからシンシャが悪いとの話にはまた少し視線を細めた。
何をと言いかねない台詞ではあったが、それに対して今は黙して。]
ルーにはね…
『かっこよく活躍しとくから悔しがってなさい。』
[声は地を這うような冷徹な響きを混じらせながら笑顔でいって]
二人への伝言お願いします。ファサン・・・さん?
[ちょっと名前を呼ぶのに不安を抱きながらも、お願いをして、今一度前線へと戻るのを見送った]
......クレス。
[ 感じる恐怖を隠さない彼が、それでも、残って戦うと言う。それは、ディークにとって尊重すべき意志の力だった ]
判った...俺がダメでもヤクモは動ける。出来る限り援護する。
『キューイ!』
[ 騎竜師の言葉に同意するように、光の竜は鳴き、ガートルードも術による援護は請け負っただろう ]
気をつけろ、絶対に無理はするなよ?
シンシャとユウレンの仲については…
悪い訳では無い、が。
[男は悪くないと言いつつも、語尾を曖昧に濁した。]
だがシンシャと南東の関係は、
それを壊す程の事だという事だ。
[その事について、アイリは知らなかったと言う。
本来であれば、知らないでは済まされぬ事がだ、
男は嗚呼と思う。
文化の違いもだが、
そもそもの立ち位置のような物に、かなりの差があるのだと
男は彼女の言葉から思い知る。]
[それは無論、良い事ではないが。]
…此方にも有益はあった。
軽いか、重いかの話であれば、
貴殿はおそらく重い方でしょう。
[知らぬ事は多いが、知ろうとする意識と、
何より言葉に偽りがないだろう事を、
>>106機会を得られたと無邪気に喜ぶその姿から、
男はこの会話で見たのだった。]
……某相手でよければ。
[>>106話をしようと言われた男はそれに応じる旨を伝えると。]
知を求める姫君よ、
貴殿が得た知識を国に持ち帰り、
祖国の柱となるべき事を、
某は願っております。
それは引いてはシンシャの為にもなりましょう故。
[そう言うと、男は一礼し南東の王族の前から下がった*]
むー…。
[今の状況で新技挑戦、なんてことは無理無茶無謀の三揃え故に。]
シンシャに帰って落ち着いてから、が一番いいですねー。
[不服ではあるけれど、扱いなれた術で応戦している。**]
― 魔女の領域 ―
[乱戦故視線には気づかなかったものの、
男は主の怪我のない様子には安堵するよう笑んだ。]
恐らくは。
あの獅子の守護がある分、こちらが有利。
[>>110油断は出来ませぬがと添えつつ、
見解はおおむねカナンと同じではあった。]
― 魔女の領域 ―
[乱戦故視線には気づかなかったものの、
男は主の怪我のない様子には安堵するよう笑んだ。]
恐らくは。
あの獅子の守護がある分、こちらが有利。
[>>110油断は出来ませぬがと添えつつ、
見解はおおむねカナンと同じではあった。]
[手に余裕があったからこそ、
男は少し前の事を思い出してふと口を開く。]
…若、あの南東の姫の事ですが。
この任の間に話す機会を持つと良いでしょう。
さすれば南東諸国の実情、少しは見えましょうぞ。
[見えた先でどうするかは解らないが。
話す事は確かに有益らしいと、男は主にそう伝えた。]
[>>#4伝え終えた前後、周囲の霧がゆっくりと晴れてゆく。]
…出て来おったか。
[甲高い声を睨みながらも男は前へは出ない。
鳴丸が近くで警戒しつつも、
先程放った雷撃2発の疲れか、
やや緊張途切れ気味にくたりとしていた為、
先んじて前に出る事を良しとしなかったからだ**]
/*
ああアイリはお返事ありがとね…!
数日かけて来てくれればと思っていたんだが
予想外にすぐ来たありがとうすまん。
/*
あ、判定不可じゃなくて回答拒否か
(メモみて気づいたというか何か勘違いしてた)
そして若の羨望がこう そわっとするな…!
撫でたいんだが撫でられないジレンマ。
おぅ。
ヤクモもよろしくな。
[返事をするようなヤクモ>>+83に笑いかけ、ディークの言葉に頷きを返す]
分かってるさ。
援護、頼んだぜ。
[言って、ゆっくりと迫ってくる双頭蛇に向き直った]
近付くのは厳禁だな…。
胴体巻きつけられたら一巻の終わりだ。
[筋肉に覆われたぶっとい胴体に捕まったならどうなるか、想像に難くない。
幸いクレステッドの武器は銃、遠距離が一番効果を発揮するもの]
まぁ、先ずは一発……。
[まだ距離のある双頭蛇に対し銃口を向ける]
景気良く喰らってくれよな!
[照準を合わせ引鉄を引くと、気合に呼応するかのように火弾が6連、尾を引き渦を巻きながら湿地を駆けた。
通った後の地面から水分を蒸発させ、硬い地面へと変えてしまう]
/*
あと首取ゲルトもウルズもお疲れだ…
とメモでものっそ言い忘れていたからこっちで言おう(
いやウルズはこれからだけど。
疲れるの目に見えてるからこう。
[ 援護は任せたという言葉には、黙って頷き>>+84 ]
いくぞ、ヤクモ。
[ 地上での対峙は任せると決めたのであれば、動くのは速いほうがいい、ガートルードの手も借りて、ヤクモの背に乗り、ガートルードを後ろに乗せると、陽竜は空へと舞い上がる ]
ヤクモ...頼むぜ。あいつには借りがあるんだ...。
[ 未だ瘴気の熱に霞もうとする意識の中、己の半身たる竜にむかって、ディークは祈るように囁いた ]
話す、か……。
確かに、会話せず相手を知ることは出来ぬな。
[一人推測のみを巡らせても仕方が無い。
相手を知るには相手の言葉を聞くのが一番だ]
話す、か……。
確かに、会話せず相手を知ることは出来ぬな。
[一人推測のみを巡らせても仕方が無い。
相手を知るには相手の言葉を聞くのが一番だ]
……少し余裕が出来てから、だな。
今はまだ、優先すべきことがある。
[少なくともこの場で会話するのは難しい。
敵を目の前にして気を散らすことに繋がるのだから]
だが、必ず機会を持とう。
[師が言うのだから、きっと何かしら見えたものがあるのだろう。
私はシロウの勧めに是の言葉を返した]
[そんな折、周囲の霧が不自然に揺れる。
次いで聞こえるのは耳障りな笑い声]
ようやくお出ましか。
[離れた箇所で揺れていた霧が左右に割れ、異形の姿が現れた。
醜悪とも言える姿に、私は思わず眉を寄せる]
如何なる力を持とうとも、我らは負けぬ。
[離れた位置でも感じる魔女の力。
それは今まで感じたことの無い強大なものだったが、それに屈する心算は毛頭無かった]
精霊師 ウルズは、精霊師 マリエッタ を投票先に選びました。
『キューィ!』
[ 双頭の蛇とクレステッドの上空を旋回しながら、光竜は鋭い鳴き声をあげる。未だ攻撃を仕掛ける事はないが、蛇の意識が少しでも上空に向けば、クレステッドに集中出来なくなるかもしれない** ]
[シンシャ国の騎竜師の力はシロウ様が見せた。
ファサン殿がユウレン国の強者の姿を見せた。
次はシンシャの精霊師だ。
それに囚われているのは自分の国の人ばかりだ。もしあの獅子のようなののいうことが本当ならば、すくい上げるために尽力するのはアタシ達だろう。だからといって殿下の手を煩わせるわけにはいかないし、おねーちゃんっぷりを見せないといけない。
だから多少の消耗を気にはしてられない。]
[炎の渦と化した火弾は双頭蛇を巻き込むような軌道で到達。
着弾と共に火柱が上がり、煙と水蒸気により一旦視界が遮られた]
どーなったか見えねー…
どぅわ!?
[距離を取りながら様子を窺っていたが、突然地面が大きく揺れる。
炎渦が通り水が蒸発し、硬くなった地面。
その表面が大きく罅割れ始め、開いた亀裂から双頭蛇の尾が跳ね上がってきた。
ベシン!と見事に顎を叩き上げられる]
っっっってぇ〜!!
そうか、コイツ、泥地帯だと潜るってことか…!
[一気に詰められた距離に泥地帯から草地に逃れようと地を蹴った。
叩かれたのが顎であるため少し頭がクラクラする。
左手で顎を押さえて、トン、トン、と何度か地を蹴り草地の上へ。
援護があればそれに合わせ、右手で握った銃の引鉄を引いた。
凝縮するのは水属性の力。
銃口から飛び出した3連弾の水弾は地面の亀裂から這い出ようとする双頭蛇から少し逸れてしまったが、乾いた地面に着弾したことで潤わせ、少し固めの泥が胴体を地面に埋めたままの双頭蛇を捕らえた]
『ヒャッハー。ババァは消毒だー!!』
[幸い火の精霊もテンションが高い。睨みつけるようにしてこちらにプレッシャーを与える老婆に声は発しなかった。ただ鉄扇が響いた]
よっしゃ、今のうちに総攻撃!!
[まだ少し目が回っていたが、身動きが取れずに居る双頭蛇の様子が確認出来たため、銃口を向けて何度か引鉄を引く。
時折スカりながらも精霊弾を撃ち込むと、濛々とした蒸気が再び辺りに立ち込めた]
どうだ……?
[徐々に晴れてくる蒸気のベール。
そこに居たのはあちこち焦げ痕や打撲などを負った双頭蛇の姿]
まだ倒れてねーーーーー!
[あの筋肉の鎧は伊達ではない。
4つの瞳でクレステッドの姿を捉えると、双頭蛇は先程より倍以上もある速度でクレステッドを追いかけ始めた。
当然、捕まりたくないのでクレステッドは全速力で逃げに入る]
[逃げれば追いつかれはしないが、攻撃することが出来なくなる。
どうしたものかと思案したその時、上空から鋭い鳴き声>>+89が響いてきた。
その声に双頭蛇の関心が上空へと向き、クレステッドを追いかける速度が著しく落ちる]
もういっちょ……喰らえ!!
[逃げの体勢から振り向いて、気を逸らした双頭蛇に銃口を向けた。
銃身に凝縮するのは風属性の力。
風弾が1つしか射出されなかったが、その一撃も確実に双頭蛇の生命力を削っていた**]
疾雷の刀士 カナンは、精霊師 マリエッタ を投票先に選びました。
[戦いの合図は鉄扇に焔が宿るのと、身を刺すような冷気から始まった。
パリン!と高い音をたて、ランダが呼び出した氷が砕け、破片が四方より取り囲むように複雑な軌道を描き。
ゴォっと音をたて、周囲より炎が現れ、その氷を全て溶かしつくし]
はっ!
[防御だけではない、鉄扇を強く振るうと、炎に熱せられた土がマグマとなって、ランダを喰らわんと走らせる]
[だがそのマグマも魔女が掌をかざすと一歩手前でマグマは主に土と火の混合だ。火は自分が制御している。ならば土の力でとめたのだろう。
氷、土。霧もだせたからきっと風?水?なんにしても多彩だ。
生まれついてより火の親和性が高いため、補佐や治療として光の精霊を使役できるだけで他は何も使えない自分とはえらい違いだ
あー、もう、あのにやついた顔が腹ただしい]
『もう我慢できねー!!』
『叩いて燃やしてのして広げてスルメイカにしてやるぜー!!』
[とりあえず誰にも聞こえなくてよかった。って思う精霊の言葉に今は同意する。苛立ちや怒り、嫉妬、全てが力となり、術師としての威圧感が膨れ上がる]
[マグマが飛散した。お互いに次の手に出る。剣士にとって鍔迫り合いのように、術師同士のやりかたで同じ舞台で戦う。
舞うように鉄扇と体を滑らかに動かし術を唱えるのはアタシ。
憎たらしい笑みを浮かべ観覧するように茶々をいれてくるのがランダ。
ランダが風刃を出せば、アタシは火の礫で燃やし尽くす。
アタシが鉄扇より火炎の鞭を伸ばせば、ランダが腕より水の蛇をだし、絡み合わせて蒸発する。
ランダが雷撃を飛ばせば、アタシは炎の手でそれを掴みとり壊す。
長期戦で有利なのは後ろに味方がいるアタシだろうか。それとも、ここを根城にするランダだろうか。]
[マリーや殿下、シロウ様に頼れば、よいのかもしれない。あるいはユウレンの誰か。
でもそれは猛烈に嫌だった。
指揮もできないし船も動かせない自分。戦いは役にたつがそれは皆もできること。治療という点では役にたったが、それだけだ。
誰かに頼る以上。自分も頼りになるところをみせないといけない。
意地をみせてこそ、この航路開拓の仲間になれるのだ。と奮起して。
迫る風の鞭を見て、足に力をこめて、左にもつ鉄扇をたたみ腕に沿うようにもって受ける]
[鉄扇の守りを最低限に受けた腕が刻まれる。
痛みは、士気低下を招けば、一気に術師としての能力が低下するのだが、生まれついての気性が、むしろやられたらやり返すための不屈さと逆襲の心へと転化する]
よかった。
[この戦いで初めて言葉らしい言葉を吐くウルズ。
この笑顔も...には攻撃という感情が含まれる。右腕には彗星のような輝きを帯びた極大の炎。海をも炎に包む。海炎家の焔]
…ありがとう。
[囁く声は一撃を与えたことで口元を吊り上げていた老婆は...が発した言葉の意味か、炎を目にしてか、初めて慌てるような感情をみせる。
もしかしたら色んな意味で未知なものへの恐怖もあったのかもしれない]
…さよなら
[穏やかでありながら、冷徹な気を纏う声が落ちると同時に、腕に宿る彗星がどろりと粘着質な液体のようにランダの体を覆い、眩い閃光を放ち破裂した。]
[何か最後にランダはいっていたかもしれないが...はそれを聞いていなかった。それだけ消耗していたのかもしれない。
周囲に撒き散らすような炎であったため、少々地形を変動させながらも、自分の術で傷つくことがなかった...は無事な腕で鉄扇を振るうことで、火を鎮火させた]
…か、勝ったぁ…はは…っ…あいてて…
[元より実像があったのかさえ怪しいランダは跡形もなく消えていた。霧は晴れたのか、見回す気力もなく、当然風刃に刻まれた左腕もそのままで、後ろにいる皆のほうへと振り返り]
…つ、…かれた…
[二、三歩歩いたところ膝から崩れ落ち、気を失った**]
[ ヤクモの鳴き声に蛇が気を取られた隙を狙ってクレステッドが風の力を放つが>>+95、まだ蛇を倒すには至らない ]
...ルーディ、少し近付くぞ。しっかり掴まってろよ!
[ 痛みに意識を持っていかれそうになりながらの状態では、有効な援護が出来るのはこれが最後か、と、一気に高度を下げ ]
ブレス!
[ クレステッドを巻き込まぬよう、蛇の尻尾の部分を狙って光のブレスが放たれた** ]
― ランダ出現前/魔女の領域 ―
[初めて話しかけるとか、そういうことを気にしないのは素の気質。
故に、口調も声も常と変らぬ調子のもの]
うん、伝言。
手は出せないけど、話す事はできるからね。
[伝えた後に見えた仄かな笑み>>114から感じた絆に、自然、こちらも表情は柔いものになるが]
[託された伝言>>115 >>116には、一瞬、きょとん、とした。
いや、主に内容とか、表情とかに。
それでも、そこに確かな思いがあるのは感じられたから]
……うん、了解。
あっちも今はちょっとばたばたしてるみたいだから、落ち着いた頃に伝えとくー。
[にぱ、と笑って、伝言を受け取って]
んじゃ、またねっ。
[不安げに名を呼ぶのに、こちらは軽く返してから、前線へと駆け戻って行った。*]
― 魔女の領域 ―
……お。
[とたたた、と後ろに下がった所で、目に入ったのはこちらにやってくるアイリの姿。>>113
戦闘参加禁止令の事は事前に聞いていたから、無理していない事に一先ず安堵した。
……治療班の皆さんは逆らうと怖いんです。
というか、まあ、そもそもシュタイフェ・ブリーゼの人員は後方支援班の方が強い、という説もあるのだが]
うん、俺はだいじょーぶ。
でも、こっちはだいじょーぶじゃないから、ちょっと見ててね。
[任せておくといい、という言葉に素直に頷いて、乗せて来たリュカを降ろして前線へと戻り]
……おー。
出て来た、か。
[霧を割り、現れた姿>>#4に、変化する事で色を違えた目を細める。
動こうか、と思った矢先に目に入ったのは、先に言葉かわした人が進み出る様子>>131で]
[先に話した時の様子からは、疲労も伺えた。
だから、大丈夫なのか、との思いも過れど]
……なんか……やる気?
[炎の精霊と語らう力はないが、属自体との相性はいい。
故に、周囲にある火の気が昂っている>>133のはおぼろげに感じられて]
下手に手ぇ出さない方がいいかな……。
[そう、思いつつ、それでも、援護が必要ならば、と構えるのは忘れない。**]
力と力の交差の果て、魔女の身体は閃光を放って破裂する。>>140
最後に上がったのは、言葉にならぬ悲鳴──それは霧を揺らし、魔女の領域に響き渡った。
その声が消えて行くのに合わせるようにす、と霧と、そして妖魔の気配が消えて行く。
霧が晴れた後、広がるのは緩やかな草原。
そこかしこ、戦いの跡は残っているものの、それ以外は穏やかと言える光景だった。
霧が晴れ、周囲の雰囲気も落ち着いて間もなく現れるのは獅子の王。
『……よくぞ、我が宿敵たる魔女を鎮めてくれた……感謝する、異邦の者よ』
『……先の約の通り、必要なものは叶う限り供しよう』
『……必要であるならば、我が眷属の力も用いるとよい』
厳かな言葉で告げた後、獅子王はゆるりと尾を振って。
『……ただし、要以上に求める事は叶わぬ』
『……求めると与えるは、均衡を保つもの』
『……要以上に求めるは、それを崩し、多くを乱す』
静かな口調で言って、笑うような唸り声を上げた。**
/*
しかし。
回答拒否から始まって、大薔薇吉を経て凶で終わるとは……荒ぶったな、おみくじ。
まあ、相手が相手だし、ランダムも一筋縄じゃ、とか思ってはいたけどね!
― 魔女の領域 ―
[それは舞の舞台のようだった。
戦いが始まっているのにも関わらず、ウルズの動きは舞そのもの。
滑らかに運ばれる鉄扇、彼女の四肢。
放たれる術は苛烈さを纏いながらも、舞を際立たせる効果を持っている]
────………
[思わず私は固唾を呑んで見つめていた]
[ランダが多彩な術を放てば、ウルズは炎を巧みに繰り打消し行く。
逆もまた然り。
しばらく続いた拮抗に変化が訪れたのは、ランダが風の鞭を繰り出した時だった]
!!
[風の鞭を、ウルズは炎ではなく鉄扇で受ける。
私の方が声を上げそうになったが、炎を使わなかったのはウルズの作戦であった]
[落ち着いた様子の彼女の内に激情が秘められているとは気付けない。
ウルズの右腕に掲げられた炎は極大な彗星の如く煌きを帯びてきた。
炎でランダの術を打ち消さない代わりに生み出された灼熱の星。
ランダを包み込んだそれは閃光を放ち、私は眩しさに目を瞑ってしまった]
[閃光が収まり瞳を開くと、変動した地形の前に立つウルズの姿が見えた。
ランダの姿はどこにも見当たらない。
魔女の消失と共に周囲にあった霧と妖魔の気配も消えていた]
ウルズ!!
[こちらへと振り返りながら崩れ落ちるウルズ。
気付けば私は彼女の下へと駆け寄っていた**]
/*
スカが出ねぇぜ…!(ふるふる
こっちで外れない分、あっちで回答拒否が出たんだな。そうなんだな。
[風弾が当たると双頭蛇は再びクレステッドへと瞳を向ける。
散々攻撃されて頭にきているのか、シューシューと口から零れる音が一際大きくなったように思えた]
ばぁか、俺一人じゃねーの忘れたか。
[睨まれても逃げなかったのは、上空でヤクモが急降下して来た>>+96のが見えたため。
尾を狙ったブレスを受け、双頭蛇は奇声を上げてその場でのたくった。
焼ける尾を地面へと叩きつけるのは、泥で冷やそうとしているからだろうか。
叩きつけるごとに泥が四方へと弾けたが、それに構わずクレステッドは駆けた。
双頭蛇の口を狙えるその場所へ]
外が硬ぇなら……内ならどうだ!
[二つある口に向けて銃を構える。
銃身に凝縮するのは雷属性の力。
引鉄を引くと4つの雷弾が放たれ、双頭蛇の口へ2つずつ、光の速さで飛び込み───弾けた]
[筋肉に覆われないその場所へと走った雷弾は内から双頭蛇の全身を駆け巡り。
頭の天辺から尻尾の先まで雷撃が走った後、身体を硬直させて双頭蛇は泥地へと倒れる]
た、倒せたあああああああ!!
[我慢の限界だったらしい。
女性の目の前だったが、クレステッドは情けなく喚き声を上げていた]
─ 回想/巨大蛇出現前 ─
[無理しなくていいと言ったこちらに対して不思議そうに首を傾げるクレステッド>>+72に、こちらもきょとりと瞬いた。
彼の人となりはこの空間に送り込まれてからの事しか知らないが、自分に素直で正直なのだろうと解る。
女性に対して誰にでもこうなら、成る程親衛隊をものともせずマリに抱きつけたのも納得だなどと、クレステッドに対して失礼な納得の仕方をした後、ディークの傷の具合を確認して]
無理だな。
ヤクモの浄化より、瘴気の進行の方が早い。
それが解らんお前でも無いだろう。
[顔を顰めるディーク>>+75に言葉を返し、続いた謝罪には謝る位なら最初から、と言い掛けたのだが。
言い直された礼に、それを収めて微か笑い頷きを返した]
─ 回想/巨大蛇出現前 ─
気にするな。
いつもディーには助けてもらってるし、少し位は俺も役に立ちたいんだから。
[清めた傷口に応急処置を施しながら言った後、一旦戻ろうと提案しようとしたのだが。
周囲から聞こえる不穏な音>>+77と、クレステッドからの問いかけ>>+78に遮られた。
程なく見えた姿>>+81に俺も地上で援護する、と言い掛けた言葉はふらついたディーク>>+80を支えることで途切れ]
…ありがとう。
俺も上から援護する。
[意地を張ることなく、それでもディークを気遣うクレステッド>>+82にそう告げて。
ヤクモが不自由無く動ける様、ディークと一緒にその背に乗って空へと上がった]
俺のことは気にすんな。
ディーとヤクモの邪魔はしねぇよ。
[着実に力を削げてはいるものの中々決定打を入れられない様子>>+94>>+95に、近付くというディーク>>+96へ了承を返し、支える腕に力を込める。
一気に高度を下げたヤクモがブレスを吐く瞬間、左手のみを開放し]
…頼りっぱなしでごめんな。
でも、もう少しだけ助けてくれ。
[小瓶の蓋を開け、声をかけた後水を数滴落とし]
霧となり 彼の者の熱を奪え
[体温を下げて動きを鈍らせようと、蛇を取り巻く形で冷気の霧を生み出した。
それはクレステッドの放った雷>>+98を更に蛇の身体へ届かせる助けになっただろうか]
[雷撃が弾け、蛇の巨体を駆けていく。
水に近い音をたてて倒れる双頭の蛇が動きを止めるのを見つめ]
クレステッド殿!
怪我は!?大事ないか!?
[倒せたという声>>+102を聞き、ヤクモの背から彼に呼びかける。
それから程無く、地に下りて駆け寄るとまた同じ問いかけをしただろう**]
だっ、大丈夫、大丈夫…。
[大丈夫そうではない声を出しながら、クレステッドはガートルードの呼びかけ>>+108に答える。
ふるふると身体が震えているのは今頃出て来た武者震いだ]
[地上に降りて来たガートルードにもう一度問いかけられると、情けないながらも笑みを浮かべることが出来た]
顎いてーわ。
まだちょっと頭揺れてる。
[へにゃりと眉を下げて紡ぐ言葉は偽り無いもの。
相手に心配をかけてしまうから、などと意固地になる性格ではなかった]
あ、そうだ。
ガートルード援護ありがとな。
動き鈍らせてくれたお陰で狙い外さずに済んだよ。
[術を放ってくれていた>>+107に礼を言う。
抱擁などの過剰行動が出ないのは、震えで上手く身体が動いてくれないからだ]
[身体が動くようになるまで少し休み、双頭蛇が倒れた場所へと近付いてみる]
……ん? これって…
[そこに双頭蛇の姿は無く、代わりに砕けた煌く石が落ちていた]
精霊石じゃねーか!
そうか、これがあの化け物作ってたんだな。
[故郷では稀少な精霊石。
欠片となってしまっているが、持ち帰ればそれなりの価値がつくもの]
― 回想/巨大蛇出現前 ―
...さっき噛まれるまでは、ここまで酷くはなかったんだよ。
[ ガートルードの言葉>>+103には拗ねたようにそう言ったものの、やはり隠していたという事実の前に立場は弱い。
情けなさを内心で増幅させつつも、いつも助けられているという言葉には、「お互い様だ」と、笑った ]
自分勝手に国を飛び出した俺が騎竜師ヅラしてられるのは、親父さんやルーディのおかげだからな。
[ 皇家遠戚の立場にありながら国を出て、勘当され、素性の知れぬ師と騎竜を伴って舞い戻ったディークを、歓迎出来ぬとする者も軍部には多かった。
それを圧して、水軍へと引き取ってくれたのはガートルードの父であり、ガートルードが艦長代理となってからは、彼女の信頼を得ている事が、外圧への直接的な牽制になっているのだ、と、彼女自身は気付いていたか ]
[戦いの舞台が消え、穏やかな光景が戻った後、しばしして現れたのはランダの鎮めと頼んで来たバロン]
感謝する。
なれば船を修繕するための資材を貰い受けたい。
[対価を願い、彼の眷属の協力も得られることに礼を紡ぎ。
続く忠告には同意を示すべく頷いた]
心得ている。
資材と、修繕の手を借り受けられるならばそれで十分だ。
[交渉、交易でも欲張ってしまえば痛い目を見る。
相手が均衡を重んじることは先のランダとの関係を聞けば明らかだ。
それを崩すようなことはせぬべきだろう]
[ 飛び立った騎竜の上でもガートルードに支えられ、なんとか援護の一撃を放つ事には成功した ]
やった...!!
[ クレステッドが蛇の口に向けて放った雷撃の力が、内側から蛇を灼き、その巨体が、泥の中に力を失い横たわるのを見ると>>+99、歓声をあげ ]
ヤクモ!
『キューィ!』
[ 呼ばれた名に心得たとばかりに鳴き声を返した光竜は、ゆっくりとクレステッドの傍に舞い降りる。ガートルードが彼を案じて駆け寄るのは>>+108竜の背の上から見送った ]
[ 竜の背から降りずにいたのは、まだ支障なく動ける体調ではなかったのが半分、もう半分は更なる敵が現れた場合の警戒のためだったが、どうやらそれは杞憂だったようで ]
また、精霊石か...?
[ クレステッドが大喜びで拾い集めている精霊石を見ると>>+113、ポケットに入れた巨大牛の残した精霊石を取り出して眺める ]
そういや魔法陣がある、と言ってたな...
[ ガートルードという精霊師も居ることだし、そちらを調べにいくべきかもしれない、と、考え及んだ ]
― 魔女の領域 ―
ウルズねえさん、綺麗……。
[舞のように戦う姿を見て、感じたことを口にする。
凪いだ海のように見えても、海中は荒れ狂っている。]
[一通り精霊石の欠片を集めると適当な布に丁寧に包んでポケットへ]
一旦戻って休息するか?
流石に疲れたわー。
ディークも一回ゆっくり休んだ方が良いだろ?
[ディークとガートルードに声をかけ、この後についての相談。
走り回るし殴られるしでクレステッドはへとへとだった。
へとへと過ぎて左腕の浅い引っ掻き傷のことをすっかり忘れていたりする]
ん?ああ、そうだな。
[ 北の丘の事も気になるし、などと、すっかり考えに沈んでいたので、クレステッドの言葉を聞くと>>+117、はたと我に返り ]
クレス、お前も怪我しただろう?ちゃんと手当しろよ。
[ 傷がどこにあるかまでは、騎竜の上からは見えなかったが、とても無傷とは思えなかったので、そう声をかける。お前が言うなという話ではあったが ]
― 魔女の領域 ―
ウルズねえさん、綺麗……。
[舞のように戦う姿を見て、感じたことを口にする。
凪いだ海のように見えても、海中は荒れ狂っている。
クールビューティーに見えて情深いウルズがマリエッタは大好きだ。]
忘れてたああ〜……。
[認識した途端、左腕が痛くなってきた。
傷自体はそこまで酷いものではなく、放っておいても塞がるものなのだが]
― 魔女の領域 ―
……うーわー。
[他に、言葉がなかった。
力と力がぶつかり合い、舞い散ってゆく。
その力を制する一方の動きは、舞、と称する以外にないもので]
……すっげぇな。
[先の妖魔との戦いの時にも思った事を、改めて感じつつ。
ランダが閃光となり、消え失せた後に零れたのは純粋な感嘆を込めた声]
[戦い終えたウルズが振り返る。
崩れ落ちる様子に、あ、と短く声を上げたものの、カナンが駆け寄るのを見て、大丈夫だな、と尻尾を振った]
……よっと。
[霧が晴れ、妖魔の気配が遠のいた所で変化を解いて身体を伸ばす]
さてとー、とりあえず、これで『王』の依頼は果たせたかなっと。
忘れてんじゃねーよ!
[ 相変わらずと言えば相変わらずのクレステッドの様子に>>+122思わず突っ込み入れた ]
とにかく戻るか。あっちなら綺麗な水もあるしな。
[ クレステッドも瘴気を受けているという事はないと思いたかったが、ともかく手当と休息は必要だと、入り江へと戻ることになる ]
― 魔女の領域 ―
[周囲を見回しつつ、呑気な口調で呟いて間もなく、一度は姿を消した獅子が再び現れる]
ん、そーだよねぇ。
[求めると与えるは均衡を保つ。
それは、山野で生きていた頃から身に着いていた当たり前だから、ごく素直に頷いて]
……ま、これで当面の問題は解決しそうだし。
問題は……。
[海にあるという存在と、海中の結界。
ついでに、自分たちに起きている現象。
これらを、どう、解決するか、なのだが]
……あーのーさー。
この前の話だと、このどたばたの原因って、海にいる何かが急に力をつけたから、なんだよね?
[こてり、と首を傾げつつ、獅子に向けて問う]
んで、その力は今まではなかったもので。
それが残ったまんまだと、色々は解決しない、と。
[確かめるような言葉を、獅子は首肯して。
それから、じい、とこちらを見つめて来た。
その視線を真っ向、臆する事無く受け止めた白狼児は、微か、笑む]
……つまり。
諸々解決するためにも。
でもって、ここの均衡をまた崩さないためにも。
海にいるそれを殴らなきゃなんない、と。
『……うむ』
で、結局、海にいるものって、いったい何?
[確認に肯定を得た後、投げるのは直球の問い。
獅子はしばし、思案するように尾を振るものの、やがて、短い唸りをあげて]
『……彼の存在は、我と神域を違えるもの』
……神域?
『……力を及ぼす領域……神が神として力振るえる領域は、その在り方により異なる』
『……我の神域を、この『南』に属する島とするならば、彼のものの神域は、『東』の海』
……東……つまり、ほんとなら、蓬莱海とかにいるはずのもの?
『……左様』
[返る肯定に、しばし、沈黙する。
なんだろう、ちょっとだけ、嫌な予感が過ったけれど。
浮かんだ疑問は、そのままにはできないから、問いを続けた]
……それって、さぁ。
…………龍族、とか。
言わないよね?
[東の海が神域の力ある者、なんて言われたら、真っ先に思いつくのはそこですとも。
海に住まう龍王のお伽噺は、海で暮らすようになってからは聞く機会も多いものだった。
己が後見人がそこに関わりある血筋、とまでは知らないのだが、それはそれとして。
少しだけひきつった問いに、獅子は]
『……恐らくは』
[あっけらかん、と肯定を返して来た]
だってそれどころじゃなかったしよ〜…。
[突っ込み>>+123にも情けない声。
集中力が高いとも言えるが、クレステッドのことなので間抜けさが際立つのだった。
その後は入江へと戻り、砂浜に寝そべってしばしの休憩]
……いやそんな、あっさり肯定されても困るし。
『……しかし、事実だ』
……いや、そーだろーけど。
規模、でかいってば……。
[ぼやくぐらいは赦されろ。
そんな思いを込めて、ため息ひとつ、吐き出した。*]
ウルねえさん!!
[ウルズが振り返りながら、崩れ落ちるとあわあわと近づいて。]
え、あ、はい!できます!
[カナンの言葉に、どこぞの民芸品のように首を縦に振る。
マリエッタは使えないことはない。使用頻度がひくいだけで。]
[ ガートルードに与えられた水の浄化のおかげで、酷かった痛みは徐々に和らいでいる。
おかげでどうやら意識を失うこともなく、入り江に戻る事が出来た ]
船団の方は、どうなったかな...?
[ クレステッドの傷は応急手当をして、ディーク自身は相変わらず陽竜に抱え込まれるようにして休息をとりながら、ふと思い出して意識を向ける ]
― 魔女の領域 ―
[なんか思ってたより厄介なのがいるみたいだよわーいこれどうしよ。
なんてぐるっとしたのは短い時間]
……っと、そーいえば。
[向こうはどうなったかな、と。
意識向けるのは、異空間の方]
おーい。
そっちの方は……。
[問いと共に意識向ければ、入り江で休息を取る姿が見えた]
……あんまり、大丈夫じゃない、っぽい?
[どうやら一騒動あったらしい、と察しはついたから。
声音には僅か、案ずる響きが込められていた]
― 魔女の領域 ―
[ファサン殿とバロンの会話には口を挟まず耳に入れるのみにする。
順序立てて状況を確認し、問題の中心となるものの核心へと迫った内容はどうやらファサン殿に心当たりがあるらしい]
龍族…?
[耳にして思い起こすのは騎竜師が連れる竜のこと。
けれど彼らは空を領域とする。
海原の者、とは呼ばれぬだろう]
ファサン殿、龍族とは何だ?
[アヤカシの類となれば我らに知は無い。
知る者に問うのが一番と考え、私はファサン殿に問いかけた]
おー、ゲルトぉー。
でっかくて頭二つある蛇がいたぞー。
[砂浜に寝転がったまま、聞こえた声>>*5に返す。
左腕は簡易ながら手当てがされており、ぐったりしている様子からどんなことが起きたかは容易に想像出来るだろう]
でさー、でかい奴、精霊石で出来てたらしい。
ぶっ倒したら欠片になっちまった。
[気になったことをもう一つ報告。
その精霊石が何を意味するかは未だ推測すら出来ていない]
[――が囁く、焔を放て、燃やし尽くせと。
――が叫ぶ。爆破しろ、破壊しろと。
ぐるぐると狂いそうに回る思考
どこにアタシの意志がある。どこにアタシの心がある。
だれか、誰か。ダレカ…]
ファサン殿!そちらの様子は?無事に出発出来そうですか?
[ 丁度案じていたところへ、ゲルトの呼びかけが届き>>*5、思わず問い返す形になる ]
あ、ああ、こちらは、また妖魔と一戦交えたところです。
[ 妖魔が消えた後に残された精霊石のことなども伝えて ]
やはり、この空間は何かの意図をもって造られたものかと。後で北の丘と湖の魔法陣というのも調べてみますが。
[ そう自身の予測と、先の予定を告げておく ]
[そんな夢をみていた...は無意識に傍に殿下やマリー。一人ならば片手で、二人ならば
両手で服の一部をむぎゅっと手で掴んだ。
とはいえ意識不明の状態であるため、払おうと思えば容易く払えてしまうだろう**]
あー……と。どういえばいいかなあ。
四方の海に住い、それぞれの海域を統べる、龍王って呼ばれる存在がいるんだ。
えと、シンシャにもあったりしない?
海にある龍宮のお伽噺とか、そういうの。
[ここで一度、言葉を切って。
は、と一つ、息を吐き]
……まあ、なんていうか。
なんでそんなのがこんなとこにいるんだよ、とか、なんで暴れてんだよ、とか。
突っ込みたいとこは、いっぱいあるんだけど、ねぇ……。
― ランダ撃破前/魔女の領域 後方 ―
ちょっと、やられちゃった。
[アイリが駆け寄ってくる>>145のとほぼ同時、ゲルトの背中から下りる。眉を下げつつも、なんとか苦笑くらいは浮かべてみせる]
ゲルト兄、ありがと。僕の分もよろしく。
…無茶はなしでね?
[前線へ戻るゲルト>>145にもう一度礼を言う。
付け足した一言には、賛同と、お前の台詞じゃないだろう、という視線が後方要員から飛んできた、かもしれない]
えっと。下がってきたんだから。
先に背中の手当てしとくべき、だよね。
[もうふらつくほどではなかったが、アイリの思いが嬉しかったのでそのまま手を借りつつ。次に何かあればまたすぐ動けるようにと、大人しく治療を受けておいた*]
大丈夫、ウルねえさん
[優しい表情で服を握った手を取り、両手で軽く挟んだ。
ゲルトとバロンのやりとりに口をはさむことはしない。]
[クレステッドとディーク、それぞれの返事に、こてり、と首を傾ぐ。
まあ、向こうからは見えないが]
また、妖魔が出て……しかも、精霊石でできてた?
まあ、あれって力が集まってできるものだから、力あるものの結界の中で生成される、っていうのは、なんとなくわかるけど。
[でも、なんでそれが、と思いつつ。
他の場所も調べてみる、というディークの言葉にそだね、と返した]
今は、精霊師さんもいるし、もう少し突っ込んだ事まで調べられるかもね。
あ、こっちは、魔女鎮めが一段落して、どうにか修繕資材が調達できそうだよー。
ウルズ殿が大活躍だった。
……ただ、まあ。
どーやら、その場所作った奴って、一筋縄じゃ行かない相手みたいなんで、ちょっと大変なんだけど。
[はあ、と。
大げさなため息は気配で伝わるか。
とりあえず、今、獅子とのやり取りでたどり着いた事を伝えておいて]
……あ、そうだ。
忘れないうちに。
ディーク殿と、ガートルード殿に、ウルズ殿から伝言あるよー。
[これから修繕やらなんやらで忙しくなったら、伝えそびれるかもしれないから、と。
先に託された伝言>>116 >>118を伝えておく。
仔細の再現はできないから、その時の表情やら声音については、大ざっぱに説明するにとどまったが]
[ 勢い込んで話しかけた結果、クレステッドと一部報告が被ったわけだが、それはそれとして、返ってきた返答に>>*7目を見開く ]
東海龍王の眷属?そんなものが何しに神域を出てこんなところまで...
[ 意外そうに呟く口調からは、他の者より、伝承に詳しいことが伺えるか ]
んじゃ次は湖調べつつ丘だなー。
[どうせ通り道だし、と一括りにする。
ゲルト側の進展>>*6を聞けば、おー、と感嘆の声を上げた。
尚、名前だけ聞いても性別は分からないので特にこれと言った反応は無い]
― 魔女の領域 ―
[少し距離があったから、ウルズの様子はちゃんと把握できてはいなくて。
僅かに見えた表情の変化>>179の意味には、気づけなかった。
……見えていても、多分、理由までは気づけないだろうがそれはそれとして]
そもそも、龍族自体があんまり出てくるようなものじゃないしねぇ。
ユウレンでも、海の龍王は遠い存在、守り神、って言われる事の方が多いし。
[単なる話、というカナン>>181にこう返し]
あー……龍族自体を捜すのは、多分、何とかなるんじゃないかなぁ。
俺とアイリがあの場所を見れるのが、向こうとの共鳴が原因なら。
近い気配を追っていけば、掴めるような気がする。
まあ、問題は、鎮める方だけど……。
[ここで一度、言葉を切って]
―― ガサガサッッ
[ゲルトとバロン、そしてカナンの話を静かに聞きながら、
ウルズの治療をしていると、繁みから物音が聞こえ。]
……え?
[くる、と振り返った先には、異常に長い舌と大きな牙を持った妖魔がいて。]
おしたお...
[ 続けて伝えられたウルズからの伝言>>116には、一瞬赤くなるものの ]
...「そんな暇あるか」と伝えてもらえますか?あと「張り切りすぎて船まで燃やすな」と。
[ 無理をするなとか無茶をするなとか、言いようは他にもあっただろうが、ウルズに対してはこんな応酬が常だったから、いつも通りの言葉を返す ]
ん、順番に見てくといいかも。
とはいえ、森と湿地がそんな様子だった、ってなると、警戒は怠らないでねー。
[クレステッドの言葉>>+130に、注意も交えてこう返し]
……あれ、知ってるんだ?
[東海龍王、という言葉がすらりと出てくるディーク>>+129に、上がるのは意外そうな声。
大抵は、先のカナンやクレステッド>>+131のような反応をされるから、その名がここで出てきたのは驚きだった]
んー、伝えるのはいいけど、今すぐは無理。
……魔女鎮めに全力使い切ったみたいで、今、眠ってるみたいなんだ。
まずは、ゆっくり休ませた方がいいと思う。
[更なる伝言を託してくるディーク>>+132に、先ほどは端折ったウルズの今の状況も交えてこう返す]
あ、でも、落ち着いたらちゃんと伝えておくからねー。
きゃぁ!?
[ウルズの治療を優先していたため、油断していた。
甘いにもほどがあるが、そこがいい、と親衛隊の面子なら言うのだろう。
できるだけカナンやウルズを守る体勢を取ろうとするも、
その前に妖魔の術を受け、その場から消えうせる。
妖魔は、術をかけ終わると同時、嘲笑するような声をあげていずこかへと消えて行った。**]
─ 回想/巨大蛇出現前 ─
ばっかだなぁ、そんなの放っておいたから酷くなったに決まってるだろ。
いつまで此処にいなきゃいかんかも解らんのだから、もっと慎重になれよ。
[傷の浄化を施しながらディーク>>+114に遠慮ない言葉を向けるも、表情を見れば心配している事は隠せないだろう。
次いで口にした常の感謝は、ディークからお互い様だと返された。
義父はともかく、自分のおかげといわれる理由は解らなくて首をかしげたのだが、聞こえてきた異音>>+77にそれ以上話を続ける余裕は無くなり。
地上に残り戦うクレステッドの援護に専念することになった]
─ 回想/蛇討伐後 ─
それじゃヤクモ、ディーク殿を頼むな。
[地上に降り立ったヤクモ>>+115にディークを任せると、見事巨大蛇を倒し終えたクレステッドの元に向かう。
空の上から聞こえた返事>>+109は震えていたけれど、再度問いかけに返された声>>+110は先よりも落ち着いていて。
顎が痛いという彼に早く休息を勧めようとして、歩けるかと問いかけた所で言われた礼にぱちり瞬き]
いや、俺は大したことはしてねーよ。
上手くいったのは、クレステッド殿とヤクモがしっかり弱らせてくれてたお陰だ。
[笑って、こちらからもありがとうと礼を言った後、動けるまで休むという彼に付き添っていたのだが]
─ 回想/蛇討伐後 ─
?
何かあったのか?
[いつの間にか双頭蛇の姿が消えていて、その場所を確認するクレステッドが何か見つけたらしい>>+111のに気付いて傍に近寄る。
その手元、拾い上げた石>>+112>>+113を見て、眉を顰めた]
精霊石が、あの蛇を作ってた…
この空間の中に居る誰かが俺らに敵意を向けてるってことか?
─ 回想/蛇討伐後 ─
[自然の生物ならばともかく、精霊石があれだけの実体を得るには何者かが手を加えなければ難しいだろう。
そもそも精霊石自体純度の高い力を要するものだったと思うのだが]
…今は考えても仕方ない、な。
一度戻ろう。
クレステッド殿もヤクモも休んだ方が良いし、ディーク殿だって本調子には程遠いだろ?
[考えようにも情報が少なすぎるからと、一旦思考を中断して休息を提案する。
怪我のことを忘れていたというクレステッド>>+122には思わず笑いながら、手当てするからと声をかけ入江に戻った*]
─ 南の入江 ─
クレステッド殿、傷を見せてくれるか。
一応大丈夫だとは思うが、ディーク殿の件もあるし浄化をかけておきたい。
[入江に戻り、念の為クレステッドの傷を見せてと頼み、応急処置を施した後。
ディークの口にした疑問>>+125に、そういえばと湿地にいる間ゲルト達の声が聞こえなかったことに気付いた]
もしかしたら、向こうも何か出てきたんだろうか。
[そんな声を上げたところで、聞こえたそれ>>*5に知らず安堵の息を吐いた。
クレステッドとディークがそれぞれ報告をしてくれた>>+126>>+127>>+128ので、こちらは声を挟まず。
ゲルトから返された報告>>*6に、幼友達が手柄を上げたらしいと知れば自然誇らしい気持ちになった。
最も、続いて伝えられた情報>>*7で暢気に喜んでもいられない状況だとも知らされたのだが]
─ 南の入江 ─
解りました。
こちらも、休息を取り次第探索範囲を広げ…
伝言、ですか?
[ゲルトに今後の行動予定を伝えかけた所で、ウルからの伝言>>*8があると言われ。
聞かされたそれは、赤くなるべきか青くなるべきか解らないものだった。
結果、微妙な表情になりながら息を吐いて]
─ 南の入江 ─
そっちこそ。
傍で見せられないのが残念だって、伝えておいてくれますか。
あと。お手柔らかに、頼むって。
[苦笑しながら付け加えた言葉は、幼友達の内にある激情を案じてもいるものだが、別に伝わらなくても構わない。
ウルの傍にはマリがいるから大丈夫だ、と。この時はそう、思っていたから*]
...俺の師匠はユウレン出身の騎竜師だった...らしいので。
ヤクモも、そちらで生まれた竜です。風龍峡ではありませんが。
[ 知っているのかという言葉>>*9に、返すのはどこか微妙な事情だが、詳しく話す暇はどちらにもないだろう ]
全力使い切った、ですか。
[ ウルズの様子を聞かされると>>*10では、伝言は手遅れだったかと、小さく吐息をつく。ガートルードはもっと心配の様子を見せただろうか ]
はい、伝言はいつでも構いませんから。
そちらも無理はなさらずに。
[ アイリの事情までは知らなかったが、ゲルトがユウレンの代表として、色々と背負っているだろう事は知れたから、そう応じた ]
え?
そーゆーことだったのかー、って思っただけさー。
お邪魔はしないから!!
[ディークのじと目に笑顔で返す]
― 魔女の領域 ―
そだね。
ユウレンの海に生きるものには、とても大切な存在、かな。
[龍族に対する評>>186には、素直に頷いて。
沈黙と共に向けられた笑顔>>187にこもるものには気づいていたのかいないのか、表情は変わらず]
力を暴走させた妖を殴って鎮めた、って話、ユウレンには史実伝承、両方たくさん残ってるよー。
[可能なのか、という問い>>188に、さらりと返して]
─ 南の入江 ─
東海龍王?
[ディークが呟いたそれ>>+129は馴染みのない言葉で、首を傾げる。
艦長を長く務める義父あたりなら多少なりと耳にしたことがあるかもしれないが。
それが何か問うよりも、続いてゲルトから聞かされた現状>>*10に意識が向かった。
人のことを豪快だの何だの言う割に、自分こそ限界振り切ることのある幼友達だから意外ではないけれど]
…マリ。
マリエッタ・ミヅハを傍につけておくようにと頼んでいただけますか。
彼女なら、ウルズ・カイエンのストッパーになれますから。
[伝言については出来なくても構わないと頭を振った後、願ったことは叶わないとこのときはまだ解らなかった]
まあ、真面目な話。
今、ここにいる龍族が、まともな状態じゃないのは確かだし、何とか押さえつけなきゃなんないわけで。
……龍も力あるもの、鎮めるには相応、力を示すしかないと思うんだー。
まあ、実体はあるだろうから、きっと何とかなるなる。
ていうか、しないとなんないんだしっ。
[力あるものに、力を持って対する事への畏怖がないわけではないけれど。
今はそれが必要だと思うから、そう、言い切った]
そーゆーことって、あのなあ...
[ クレステッドの笑顔に>>+141、こんにゃろー!と言いたそうな表情になるが、何かどっと疲れてしまって反論はそこまでになった...のは、良かったのか悪かったのか ]
ユウレン出身の騎竜師?
あー……あの、もふっとした子、こっちの生まれだったんだぁ。
[何やら微妙な物言い>>+140には、特に突っ込みは入れなかった。
そも、ユウレンの騎竜師は昔から国王直下の存在で。
水軍にいる身には接する機会もあまりないから、特に追及するような事もなく]
うん、だいじょーぶ。
俺が動けなくなったら、シュタイフェ、動けないからね。
[無理は、という言葉には冗談めかして返すものの。
無理はしないが無茶はする、という気質を知る者はここにはいないから、そこへの突っ込みは飛びようがなかった]
あ、うん、わかった。
[ガートルードから向けられた願い>>+142にも、見えないけれど、頷き交えてこう返す]
今、ちょうど近場にいるから、直接伝えておくよー。
[返す口調は、まだ、軽いものだった]
― 魔女の領域 ―
[カナンとやり取りしつつ、同時、意識は異空間へも向けられて。
あちらからの願いの言葉を受けて、ウルズの傍らのマリエッタへと視線を向ける。
異変が生じたのは、それとほぼ同時か、それともあちらが僅かに早いか]
……まだ、いたっ!?
[茂みから現れた奇怪な姿の魔女の一撃。>>185
唐突過ぎるそれに対する余裕はあらゆる意味で、なかった]
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