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風の囁き は 風の囁き に投票した
冷血伯爵 フェリクス は 風の囁き に投票した
ギィ は 風の囁き に投票した
風の囁き は村人の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
咆哮が止み、輝かしい朝が訪れて村人達は知った。
――全ての人狼を退治したのだ!
名前 | ID | 生死 | 陣営 | 役職 |
---|---|---|---|---|
語り手 | master | 襲撃死 | 村人 | 村人 (村人を希望) |
風の囁き | enju02 | 処刑死 | 人狼 | 銀狼 (銀狼を希望) |
冷血伯爵 フェリクス | enju | 生存 | 村人 | 村人 (村人を希望) |
ギィ | nekomichi | 生存 | 村人 | 村人 (村人を希望) |
[ 貫かれた体は、掻き立てられ煽られて翻弄されているだけではなく、貪欲に求めているとギィが教える。
賞賛であっても認めるのは躊躇いがあるけど、甘美な疼きは止められない。]
おまえに されているからだ…
[ 彼の手管に身を捩らせながら、共に感じられるようになりたいと希った。]
[ 触ってと主張しているのは、彼との間に挟まれた雄茎のことかと思ったが、ギィに乳首を捏ねあげられ、舌啜音に妄想を植えつけられて、新たな淫楽の扉が開かれた。
性器ほど直接に反応が返るわけではない。
けれど、そこだけで達してしまえそうな可能性は秘めていて、だからこそ、強くいっぱい弄って欲しくてたまらなくなる。
どうしようもない渇望の色が顔に出てしまう。*]
[身体が求めていると指摘すれば、反発ではなく肯定が返ってきた。
おまえにされているから、と限定付きで。
なんと嬉しい言葉だろう。]
君にもっと求められたい。
[熱量を増した自身を、彼の内側に擦り込む。
境界など溶かしてしまいたいとばかりに。]
[胸の果実を啄めば、彼は身体で応えてくれた。
もっと欲しい。物足りない。
言葉ではなく訴える姿はなまめかしい。]
いいとも。
ここからは、人ではたどり着けない場所へいこう。
[人外の力を使うと宣言して、敷布を撫でた。
たちまち寝椅子の下から実体ある闇が湧き出してくる。]
全てが私の手だと思って。
[彼が恐怖を抱かないよう、掌でを塞ぎ、唇を合わせて塞ぐ。
伸び上がる闇はふたりを下から押し上げ、形を変えながら受け止めて、もっと無理なく入れやすく感じやすい形へと支えた。
ここからが本番だと意気込む主に応えるように、闇がざわめく。*]
[ この先は人外の領域と告げられて、ギィが人ならざるものだったことを思い出す。
そんな彼をも受け入れられる準備が整ったのだと、困惑しつつも嬉しい。]
いいとも
[ 同じ言葉で同意を返した。 ]
[ 変化は、彼自身ではなく横たわる床から起きる。
いくつものクッションをあてがわれたかのように、
押し伏せられていた背中が持ち上げられた。
けれど、それは彼の手にも等しいという。]
ギィ──
[ 柔らかに視界と声を塞がれ、却って知覚が鋭敏になる。
彼を求めて腕を投げかけた。*]
[同じ言葉が共鳴する。
互いを受け入れ求める言葉が往還する。
身体だけではなく心も繋がっているのを感じた。
闇のゆりかごの中で、ふたりの身体はより密着する形になっている。
身体を支える必要がなくなった両手は、彼の体を自在にまさぐった。
髪の間、うなじ、首筋、脇腹、背中。
未だ見いだされていない快感を探る。]
これが欲しい?
[手とは別に、細い闇を二本伸ばす。
しなやかな触手は彼の胸の尖りにそれぞれ巻き付いた。
片方は適度な強さで締め上げ、揉みしだき、時折爪にも似た硬さの先端を押し当てる。
片方は柔らかく濡れた感触を伴って根元から絞り上げ、充血した膨らみを舐めるようにくすぐった。
手技と口技を真似た刺激を与えていく。]
それとも、これがいい?
[先ほどよりも太い触手を一本作りだし、彼の太股の付け根をなぞる。
次の瞬間には、風を切って太股に打ち付けた。
心地良い刺激と音を生み出すだけの強さで、幾度も打擲を繰り返す。*]
[ さまざまな角度に持ち上げられ、寛げられてギィと媾合う。
そのどれもが気持ちよく狂おしく、もっとしたいと願ってしまう。
唯一、気掛かりがあるとすれば、彼も同じように気持ちいいのかという点だったけれど、快楽の種類は違ってもきっと喜んでくれているはずだ。
彼の声も指先も、飽くことなく触れてくる。]
んん─…っ いい…
俺を、 こんなにして どうする気──
[ 人外の力まで動員したギィの玩弄の手管は、いっそう淫蕩さを増した。
突つかれ、揉まれ、舐め上げられ── それが同時に何箇所にも施される。]
っは… も…、 おかしくな る…
[ しどけなく瞳を蕩かすけれど、突然の打擲には、訳がわからず身を強張らせた。]
[ とっさに触手を掴む動きは普段の鍛錬の賜物だ。]
ギィ、 これは──
[ 痛みはないと気づいて怪訝そうな顔を向ける。
お仕置きがご褒美になる概念は持っていなかった。*]
[いくつもの愛撫を一身に受けて、彼の体が満ちていく。
潤むような瞳の色は、臨界が近いことを訴えていた。
その眼差しが、不意に強張る。
打擲する触手を掴んだ彼に、笑みを向けた。]
君は初めてかい?
打たれることで、身体はもっと感じるようになる。
心地良い痛みに筋肉が締まり、肌は敏感になって、刺激が身体の奥で何倍にも膨らむ。
いずれは打たれる音だけで腰の奥が痺れるようになるよ。
[この後、彼の身に起こる変化を言葉にして、打擲を再開する。それと同時に、新たな触手を操って彼の手首を絡め取った。]
縛られることでも感じてしまうはずだよ。
ままならない身体の全てを任せることで、君の中から感じる事への枷が外れていく。
君はもっと身を任せていい。
私が、どこまでも君を連れて行くから。
[囁きながら彼の両手を束ね、こちらの首へとかけさせる。
外そうと思うなら、彼が自分の意思で外せる緩さだ。
腕に囲われた距離で、再び彼と唇を合わせる。]
最後に、君がいかないようにしてしまおうか。
もっと君を感じさせて、乱れさせてみたい。
ちゃんと、おかしくなったところを見せて。
[精を放って終わりではつまらないと、新たな闇を呼ぶ。
細い細い闇の糸は、先ほどから濡れそぼっている彼の雄へと絡みつき、先端から中へ潜り込んでいった。
深いところにわだかまって射精を封じると共に、絡みついた全体が細かく振動しながら螺旋に動く。]
ほら。
これで、いくことを心配しないで感じていられるよ。
[完成した快楽の形を満足とともに確かめ、改めて腰を動かす。
闇の手を借りて、彼の体を引き上げては落とすように、奥まで繰り返し突き上げた。*]
[ 打擲が何故、快楽の手立てとなるかをギィは言葉にして解説してくれた。]
なるほ…ど
[ 一度、理解してしまうと、肌に鞭の弾ける音は、もはやこれまでと同じようには聞けない。
緊縮した肉襞が密着度を増して、摩擦による快感が四肢を駆け抜ける。
縛られ、逃すこともできない余韻に、喉をのけぞらせて喘いでしまう。]
ギィ──
[ 拘束され制約された動きの中で、彼に接吻け、濡れた息を交わした。]
本当に俺が、縛られたり、鞭の音だけで
達ってしまえるようになったら、おまえ…
[ その可能性も抜かりなく見込んでいた彼によって、闇の封印が施される。]
う…っ
[ これは去勢ではなく、ギィと一緒に達くための措置なのだ。
けれど、彼の手によって性愛の悦びを感じるように開発されたばかりの身を、狂おしいまでに追い詰める効用もまた確かにあった。 ]
っぐ、 ギィ── …っ
[ 呼べば、彼は嬉々として侵略を再開した。
このまま続けられたら、どうにかなってしまう。
それは確かにわかっているのだけれど、奥まで送り届けられる彼の熱に悶え、乱れ、溺れてゆくのを止める術はない。]
ん、 ── っあ
[ いつしか腰を揺らし、彼とリズムを合わせて深く咥え込んでいた。*]
[魔の技でいくつも縛られた彼が快楽にあえぐ。
全身塗らした彼を愛おしく抱いて、接吻けに応えた。
与えられるばかりでなく、共に悦びを分かち合おうとする姿が、たまらなく愛しい。]
ウーヴェ、 愛してる。
こんなにも、君は私を魅了する。
ああ……もっと …――、
[自ら腰を揺らす彼の動きが、うねるような快感を生む。
操る闇の隅々までに知覚をいきわたらせていた。
震え悶える肌も、濡れて香る汗も、すべて官能として味わう。]
これ以上は無理だと思ったら、私を呼んで。
一緒にいこうと、誘って。
[鍵を手渡して、なお彼との媾合いに没入する。
合図を出す余裕もなく彼が限界を迎えたなら、その時もまた共に頂へ駆けのぼりたい。*]
[ 人外のやり方で快楽を与えながらも、ギィは繰り返し名を呼び、愛していると伝えてくれる。
だから、どれほど振り回されようと、怖くはなかった。
その愛が、冷血漢と呼ばれた男に何をもたらしたか知るがいい。]
どれだけ美味しくなったら、 食べてもらえる?
[ 打擲される肌でも、捏ね上げられて膨らんだ胸の頂でも、幾度も突き上げられ彼の形を刻みこまれた隘路でも、封じられた射精を伴わないまま繰り返し愉悦に至り、その都度、磨き込まれた木材のような色香を加えてゆく。]
[ 身体中が彼によって一度、蕩かされて、生まれ変わるようだった。]
おまえも、どんどん熱くなって る…
[ そんな発見に喜んで、綻ぶような笑みを浮かべる。]
[ああ。彼の悦びは私の歓びだ。
繋がるすべての場所から彼が満ちていくのを感じる。
磨くほど美しくなる玉のように、身をよじるたび肌が震える度に匂いたつような艶が増していく。]
私も、溶けてしまいそうだよ。
[熱くなってる、と微笑む彼に肌を擦り付ける。
互いの体温は、いまや区別がつかない。]
[どれだけ美味しくなったら。
ねだるようなことを言う彼から漂う芳香は、甘く熟れて抗いがたい誘惑となっている。
人ならざる身の愛欲は肌を重ねるだけでは終わらないと、彼は本能で理解しているのか。]
そうだね。
食べてしまいたいよ。
[彼に抱擁される。熱と香気に包まれる。]
ねぇ… わたしの愛しい ウーヴェ
[支えるだけの闇を残して、触手たちを全て下げる。
自分の肌で、彼を感じていたい。
想い溢れるままに、固く抱きしめる。]
こんなになって、
もう、我慢できないよ
[囁きとともに、彼の首筋に牙を埋める。
上も下も繋がって、世界が拓ける心地がした。*]
[ 天鵞絨の柔らかさで二人を持ち上げていた正体不明のうねるものが引いていって、肉体がどれほど重くぎこちないものか、改めて思い知る。
それも、ギィが強く抱きしめてくるまでだった。
再び世界は彼で満たされる。]
ギィ──
[ 我慢できないと告げる声に、彼もそれほどまでに熱ってくれたのだと教えられて幸せだった。]
[ 指先で彼の長い髪を辿り、首の後ろに潜らせる。]
喜んで捧げよう
[ 彼の唇の裏に並んで粒立つ白磁の牙を首筋に受ければ、目を閉じていても、視界は紅に変わった。]
は ──… あ
[ 耳元に血潮の滾りを聞きながら、自ら飲み干すよう喉を鳴らす。
彼の一部になってゆく甘美な陶酔。*]
[彼が喉を鳴らす音を聞きながら、彼そのものを飲み下す。
数多の歓喜で熟成された赤い甘露はとろりと滑らかに香しく、喉を伝い落ちる先から体に火を灯すかのように温かい。
舌のみならず心まで魅了する美味に、唇を離すのが困難なほど。
けれども、ただ愛をもって自らを制し、牙を抜き取って痕を舐める。
唇を嚙んで滴らせた血は、彼の傷も癒すだろう。]
…… 美味しかった
[雲に漂うような心地で囁き、唇を合わせる。
存分に舌を吸って離したところで、まだ繋がっていることを思いだした。]
まだ達きたい?
[散々喘がせたあとに血を吸って、無理をさせた自覚はある。これ以上は辛いようなら、ふたりで寝台に転がるのもいい。
そう思いながら、手を回して彼のものに触れた。*]
[ 啜り上げられる最中、彼の背に爪を立てる。
その確かな感触が嬉しい。]
ギィ、 愛してる
[ 吸血には、昂っていたものを陶酔に変化させる効果もあるようだった。
夢見心地で、そっと頭を彼にもたれかけさせる。]
[ ギィの声もまた温かく、自分の血を彼が気に入ってくれたのがわかる。
魔物としての欲望を満たしてなお、彼は気遣いを見せてくれた。
達きたいかと聞かれ、繊細な手つきで触れられれば、そこに仕込まれた闇の封印が主に反応する。
そこ以外の場所ではもう何度も極めてきたけれど。]
まだおまえが中にいる──
[ 下腹部で内臓を押し上げる力強いものを腹の上から撫でた。]
吸われた分、補給させてもらおうか。
[ ほのかに妖艶さを覗かせる流し目で笑う。
傷を癒した魔の血が、その主の資質のいくばくかを滲ませたのかもしれない。*]
[休ませてと言われても頷くつもりだったのに、彼は艶やかな眼差しで私を誘った。
中にいると名指しされたものが、一段と熱く猛る。]
ならば存分に、
君に注ごう。
[鏡写しに笑みを浮かべ、新たな形に彼を導く。]
[彼を抱き寄せて体を傾け、横向きに寄り添う。
互いに触れあえる姿勢で唇を交わす。
伸ばした手で彼の昂りに触れ、指先でなぞるように施した封印を抜き去った。]
一緒にいこうか
愛しいウーヴェ
[時に不可視の手をも使いながら、彼との営みを再開する。
はじめは穏やかに、次第に情熱的に、彼と肌を擦り合わせる。
合間に幾度も接吻けと愛の言葉を挟んだ。*]
[ 互いに身を横たえて柔らかに体の輪郭を撫でる。
癒されると同時に昂められて、愛の囁きは吐息に濡れた。]
ああ、ギィ── とても、いい
[ 封印を解かれれば、喘ぐ声はより艶めいて迫り上がる。]
一緒に、ギィ、 一緒がいい──
[ 願いを口にすれば、官能は背筋を振るわせ、魂を開花させるかのよう。
共に作り出すからこそ、この媾合の虜になる。]
いこう…
[ 指と指を絡ませ、人魔の境界を超えて、ひとつになるべくダイブした。*]
[一緒にと求められれば、体の芯から欲望がせりあがってくる。彼の封印を取り去ると同時に、自身の制御をも失くしたようだ。
互いの息が混ぜ合わされて甘く香る。
ふたりだけの媚薬に身も心も蕩け落ちていく。]
ああ、一緒だ ―――…
一緒に、 いこう ……っ
[絡み合う指に思いの強さを託して、最後の一押しを加えた。]
[解放は、愛と幸福のみでできていた。
愛おしさを彼の中に放ち、合わせた肌から彼と溶けていく。
これほど満ち足りた瞬間を、他に知らない。
人でもなく魔でもなく、ただ愛し合うものとして彼と結ばれる。*]
[ ギィの声にも切羽詰まった情愛が溢れている。
手を取り合って彼を受け止め、同時に解放された証を散らした。]
ああ…、ギィ 一緒になれた
[ 吸われた分ばかりでなく、置いてきたすべてを補って余りある実りを得て、満ち足りて彼の唇に微笑みを押すのだった。*]
村の更新日が延長されました。
村の更新日が延長されました。
[満ちて満たされて、唇に息を絡め合う。
触れあっているだけで幸せだった。
彼の内側に潜り込んでいるものは少しおとなしくなっていたけれど、おそらくすぐに勢いを取り戻すだろう。魔物の回復力ならではだ。
とはいえ、人間はそこまで早く回復しないというのも一応は理解している。
彼の肌に手を滑らせて形を確かめ、胸に手を当てて鼓動を感じ、余韻を十分に堪能してからここがどんな場所かを改めて思い出す。]
一度流そうか。
汗もかいただろう?
[汗どころではないのはともかくとして、彼と抱き合ったまま闇を呼んで運ばせる。
繋がっている場所を抜くのは惜しかったので、離れないまま湯の中へと滑り込んだ。*]
[ 事が成った後もギィは労りを示してくれた。
体を洗い流すという提案に、恥ずかしさに顔を赤らめながら同意する。
気持ち良さの証拠ではあるが、彼を染めてしまった。]
そうしよ …う ?!
[ また不可思議な方法で移動したのもさることながら、彼がまだ抱擁を解こうとしないことが嬉しくもあり新鮮であった。]
[ 湯の中で続きなどしたら、今度こそノボせてしまいそうだけれど、彼に丸洗いされるのは、以前とはまったく別の経験になるはずで、きっと素敵だ。]
水風呂でも熱くしてしまうかもな。
[ くすりと笑い、彼の耳朶を甘噛みする。*]
のぼせそうになったら、そのままベッドまで運んであげるよ。
[安心できないことを言って笑い、彼とともに湯に沈む。
幸い、そこまで湯は熱くはない。]
[抱き合ったままでは動きづらいので、繋がったままで器用に体を返し、彼を背後から抱える形になった。
興奮しているときは痛いかもしれないが、落ち着いている今ならこんな芸当もできる。]
これで洗いやすくなった。
[彼を上にのせて漂いながら、両手で肌を擦っていく。
先ほど闇や手で刺激した場所は、いっそう丹念に念入りに揉んで洗った。*]
[ ギィとの風呂は、やはり戯れの要素が多くなった。
浸かるというより潜ってみたり、浮かんでみたり。
怖いとは思わなかったから、抵抗せず、隙を見て偶然を装って、彼の体── 彼が教えてくれた敏感な場所── を指先で掠めてみたりする。
彼が背後に回り込んだ時には、顔が見えなくて少しばかり残念に思った。
鏡でもあれば── と言いかけたところで、自分の姿も見せつけられるはめになると気づいて却下する。]
ギィ、そこ… また洗ってる
[ 無意識にひくひくと動いてしまうのは、外側だけに限ったことではないけれど。*]
[湯の中での戯れは、闇に支えさせるのとは違った浮遊感があって、これもまた楽しい。
ウーヴェも寛いだ様子で、時折悪戯な手を伸ばしてきた。
予期せぬタイミングで触れられれば身体も弾む。
押さえる必要も感じなかったから、奔放に声も出した。]
んっ、 そこ 、
気に入ったのかい?
[触れられた分は、きっちりと返すのも忘れずに。]
[姿勢を変えたとき、彼が僅かに表情を変えた。
どこか寂しげにも見えた横顔の意味を考えて、はたと思いつく。
指を掲げて宙に円を描けば、中空に淡い光を帯びた魔鏡が現れた。
湯気で曇ることも、水面の反射で眩惑されることもなく、魔鏡はふたりの姿を映し出す。]
ごらん、私たちがよく見える。
君の顔を見ながらできるよ。
[彼の意識を魔鏡に向けさせて、耳朶を唇で啄む。
彼の前面をまさぐる両手の動きも、彼の反応も、よく見えた。*]
[ ギィの艶かしい声に聞き入っていると、倍返しに玩弄される。]
っあ、 いィ…っ
[ 浴室は声が反響して大変だ。
思わぬ効果だった。]
[ ギィが指先を離したかと思うと、その指し示す先に切り開かれた空間が、否、大きな鏡が出現した。
魔の力でか、宙に浮いている。
そこに何が映っているか、ギィに教えられ、視線が吸い寄せられる。]
なン──
[ 彼の顔が見られないのは淋しいと思ったのは事実だけど、鏡は彼が今、何をしているかをも明確に映し出す。
あまつさえ、注視していると察したかのように拡大投影までされた。]
[ 恥ずかしい。
だが同時にそそられている。]
や、 こんな…
[ 嫌がるような声を出すけれど、目のやり場に困っているだけだ。
でもやっぱり、見てしまう。*]
[鏡に映るものに気がついて、ウーヴェが声を上げる。
直後に映る光景が拡大されたのは、彼の意識が鏡に影響したからだろう。面白い。]
そこに触れて欲しい?
[大きく映された部分に手を添えて揺らす。
鏡越しに見ながら触れるのも新鮮な体験だ。]
君が触れられたい場所を、もっと教えておくれ。
[嫌がるような、でも気になるような声と態度の彼へ、もっと見せてとそそのかす。
移り変わる映像を追いかけて、都度彼に触れていった。
時々は介入して、触れたい場所を映し出す。
あるいは、感じている彼の顔を大きく映して楽しんだ。]
他の場所を映そうと思えば映せるよ。
ただの鏡ではないからね。
[彼の耳朶を舐めながら指で下を差す。
魔鏡の面に映る光景が、違う角度に変わった。
浴槽の底から見上げるようにふたりを映している。
そこからなら繋がった場所がよく見えた。]
どんな風に動いているか、興味あるだろう?
[囁いて、腰を動かす。
出し入れされるその場所から、薄い白が滲んで溶けた。*]
[ 鏡が映し出すポイントに触れて欲しいかと聞かれれば、躊躇いつつも同意を返してしまう。
ギィは誘導がとても巧い。
おかげで、これまでなら考えもつかなかったようなことまで許してしまう。]
ああ…、 うぅ
[ 鏡の映像はあちこちへと移動して、どちらの欲望を映し出しているのかわからないくらいだ。
あられもなく喘いでいる顔の大写しは絶対にギィの差金だけれども。
恥ずかしくて背がよじれる。]
[ どんな角度でも自由自在だという鏡が、秘所の映像を濁らせたのは故障ではなく、実際にそこの水が白濁したからだ。
耳の後ろを舐められて熱くなっていた最中だったけれど、そうと気づく。
彼が放出したものが溶けていってしまう。
とてももったいない気がして、いまだ繋がったままの部位を締め付けるのだった。*]
[映像を介した分、彼がいくらか大胆になる。
欲しいものが目に見えると、欲望に素直になるらしい。
触りやすいよう動きを指示できるのも良い。
羞恥に身悶える彼を抱きしめるのは、最高の経験だ。]
[官能を引き出すべく繋がりの場所を映した直後、彼がきゅうと締め付けてくる。
不意打ちのようなそれに、思わず声が出た。]
くぅ、 …んっ、
[完全に目覚めた雄が熱いものを滲ませる。
息を吐いて官能を逃がし、彼の首筋を甘噛みした。]
なんだい?早く欲しくなったのかい?
君が望むなら、いくらでも注ぐよ。
[締め付ける圧を堪能しつつ、突き上げて揺らす。*]
[ ギィの切なそうな喘ぎに、もっと歌わせたい欲望が芽生える。
それでも、首筋にギィの唇が触れれば、吸血の官能を思い出して、四肢の先から力が抜けてしまいそうになった。
さっきの今でまた吸われたら、前後不覚になって、あられもないことをしでかしてしまいそうだ。]
欲しい、のは本当だ。
ただ、今のは惜しいと思ったから…、
[ だって、おまえが最初に俺の中で達った記念だぞと口の中で言葉を転がす。]
いくらでもって、そんな…、
[ 本気で言ってるのは間違いない。
それだけ夢中になってくれるのは嬉しいことだが、迂闊に頷けば、魔物の精力が尽きる頃には、こちらは正気でいられないのではないかと思う。]
…口で受ければ、零さないで済む ?
[ 流してしまうより食べてしまえたらなどと、我ながら変態っぽい。*]
[首筋に触れられた彼の体に漣が走る。
吸われる官能を身体が覚えているのだろう。
いつか、吸血だけで達けるようになるかも。
そんな妄想をする。
けれども、不確かな未来は彼の言葉で吹き飛んだ。]
―― なるほど …
そんなふうに思ってくれたとは。
[早く欲しいと肯定した上で、共に達した証を失うのが惜しいと言うのだ。
愛おしさで胸がはち切れそうになった。]
[ならばそれこそ、溢れるほどに注いでしまおうという意気込みがそのまま発揮されていたら、おそらく彼が懸念する事態が起きていただろう。
だが続く言葉はさらに意表をつくものだった。]
――… 口で?
ああ、もちろんだよ。
君が飲み干してくれれば、私が君の一部になれるね。
[彼の方からそんなことを言い出してくれるなんてと、驚きと嬉しさで声が弾む。]
湯の中ではしづらいだろうから、また出ようか。
先ほどの寝椅子では狭いかもしれないね。
もっと広いところで、寝転がってしよう。
[嬉々として彼を抱え、そのまま湯から出て飛んでいく。
魔鏡は距離を変えずについてきていた。*]
[ 唐突な発想だったが、ギィは喜んでくれたようだった。
そもそも、彼はいつも肯定的で前向きだ。
彼にとっての一部を分け与える、ではなく、彼が一部になってくれるという表現にも、彼の惜しみない情が見て取れる。
そんなところも、愛してる。]
ああ、おまえが欲しい。
[ 運ばれてゆくことに否やもなく、彼に身を委ねる。
鏡が当然のような距離感でついてくるのを、どこか微笑ましく思って笑った。*]
[空中を滑りながら、弾む心のままにくるりと回転する。
飛行の最後には自分の背中から着地して、そのまま横向きに回り、彼と並んで横になった。
床には柔らかな布が敷き詰められ、その下は砂地になっている。さらに下には湯が通っているので、布の上も温かい。]
まずは抜いてしまおうか。
零さないように気をつけて。
[言葉を掛けてから、ゆっくり身体を離す。
と見せかけて再び突き入れたりして、戯れながら彼の中から自身を引き出した。]
栓もしておこう。
君がうっかり零してしまわないように。
[抜いた後の後庭にすかさず指を押し当て、質量ある闇を流し込む。
隘路を遡る闇は太さを増し、先ほどまでそこを占めていたものと同じほどの大きさになった。]
どうすれば良いか分かるかい?
[互いの身体を拭ってから、改めて向き合う。
彼が誰かに口でしたことなど無いとは思うが、知識はあるだろうか。]
私が実演してもいいけれど、君を達かせるのも達かせないのも辛そうだからね。実際にしながら覚えればいい。
[ 運ばれた先はエリア全体が寝床になっているような不思議な場所だった。
これも文化の違いだろうと、連鎖的に郷里のことを思い出したが、そこはもう帰りたいと渇望する世界ではなかった。
ギィとこうなる前だったら、いくらかの悲しみはあったかもしれない。
けれど、もはや義務感だけを残したセピア色の情景だ。]
ギィ、 おまえの手管には本当に驚嘆しかない
[ 栓をすると言われたのもそうだと苦笑しつつ、彼に協力して足をあげたりする。]
[ 彼のを飲む、については、口を開ければ彼がそこに入れてくれるようなことを予想していたのだけど、別の方法がありそうだった。]
教えてほしい
[ 教授料だと、彼の体のあちこちにキスを降らせた。*]
[教えて欲しいという彼から、キスの雨を受ける。
これほど生徒が熱心だと、教える方にも熱が入るというものだ。
お返しに彼の胸元にキスマークをつけてから、大きな丸いクッションに身体を落ちつけた。]
まずは手でしてみておくれ。
自分でしたことはあるだろう?
同じように、私に触れて。
[自身の屹立に甘く香る香油を垂らして彼を呼ぶ。
彼が自慰などしてこなかった可能性もあるけれど、その時はその時だ。*]
[ ギィの唇が胸に烙され、牙をたてずとも跡を残すことができるのだと知る。]
これは素敵な印だ
[ そうして、香油の滴る熱源にそっと指を添えた。
これが、自分を何度も貫いた殊勲者だ。
可愛いような、弄り倒したいような。
撫でたり揉んだりしているうちに、香油の香がいっそう立ってくる。]
次は砂糖でもまぶす ?
[ くすりと笑いながら、下の方へも指を伸ばして転がしてみた。*]
うん …、 素敵だ
気持ちい い …っふ
[彼が柔らかな手付きで雄を揉みさする。
声を抑えることなく、快感を汲み上げた。
彼も楽しんでいる様子で下の方まで指を伸ばしてくる。]
そこも、いいね。
あぁ… 腰が浮きそうだ ……んっ
[腰を動かして手に押しつければ、新たな刺激にまた声が出た。]
[彼に丹念に触れられた屹立は、先ほどよりも大きくなっている。
せり上がる欲望は、次の段階を求めた。]
砂糖はないけれど、舐めてみてくれるかい?
舐めたら口の中に入れてみて。できるだけ奥まで。
舌と唇で、私を達かせてみて。
[新たな指示を出して、彼の髪を撫でる。
たくさん食べて欲しいと微笑んだ。*]
[ この手で彼に快感を得てもらっていると考えると、浮き立つ気分だ。
睦合う間、彼が笑顔でいたのが理解できる。
奉仕することは喜びだ。]
いいとも
[ 口で愛撫してみてという指示に、チロリと舌を出して見せた。
舌と唇の使い方のコツを掴むまで、まずは先端を舐めたり、軽く含んだりしてみる。
それから、だんだんと全体へ。
歯を押し当てたら、やっぱり痛いんだろうか。
わざとはやらないけれど、いろんな舌使いや強弱を試してみた。*]
[口でという指示に、彼は忌避感を示さなかった。
ちろりと舌を見せる仕草が愛らしい。
初めはひとつひとつ確認するようだった舌使いも次第に滑らかになって、様々な技を使うようになってきた。]
そこ、 そこが気持ちいい …
舌先で、つついて …あっ、いい……
音を立てて啜ってみて 、 そう…あぁ、うん、
とても良いよ、 あぁ…好きだ ……
[してほしいことを伝えながら、彼の口技に身を任せる。
愛しさと快感が共鳴し合って、身体の奥がふつふつと沸き立ってくる心地がした。]
少し動くよ。
[快感に突き動かされるまま、腰を揺らす。
喉奥を突くほどの力は込めないけれど、彼の口を犯す構図に興奮する。
両手で彼の頭を挟むのは愛しさの表れであって、無理矢理掴んでいるわけではない。
奔放に突き動かしたい欲望を制御しながら、彼の愛技に没頭していく。*]
[ どこをどんな風にするといいのか、ギィが言葉にして伝えてくれる。
初めて体験する身にはわかりやすくてありがたい。
最初のうちはいちいち考えながら対応していたけれど、次第に、彼が感じていることがわかるだけで興奮してきた。
別のことに口を使っていてしゃべれない自分の代わりに声を出してくれているような気もする。共鳴だ。]
んふふ
[ くぐもった笑いと、輪にした指で彼の芯を撫であげることで、愉しんでいることを伝えた。]
[ 続いて、舌ばかりでなく口全体を使って刺激する方法を教わる。
彼が動いているというのがいい。
じっとしていられない感じが伝わってくる。
そうだ、もっと擦り付けて。
まだ嵩を増す存在感に目を細めながら、いつ出されても零さないよう吸引を強めた。*]
[今やもう、細かな指示など出さずとも、欲しいところに彼の舌や指が触れてくる。
時折零れる笑いが、彼もまた喜んでいると伝えてきた。
愛を重ねるたびに、きっと彼は才能を伸ばしていくだろう。
この先幾度でも愛し合いたい。
未来の光景に、胸が躍る。]
[吸い付く強さが増して、背筋がゾクゾクと震える。
気持ちいい。たまらない。感じている。愛しい。]
ああ、…もう、 たまらない
[膨れ上がった愛が出口を求めて暴れ出す。]
いくよ …!
全部、 受け止めて …っ
[蕩けた吐息と共に、彼の舌の上に溢れる思いを吐き出した。*]
[ ギィの声の粘度が上がり、限界が近いことを知らせる。
それをこんなに間近で経験できることの幸せに酔いしれた。
一瞬でも気を逸らすまいとするから、言葉に紡ぐことはできないけれど、全身全霊をこめて彼に愛を注ぐ。
彼もまた、思いの丈を解き放った。]
ん、 っふ
[ 飲み込む前に口の中で転がし、味と匂いと舌触りを確かめる。
そうして、自分の一部になれと命じながら、ゆっくりと喉を降らせた。
この先、幾つの夜を共に過ごそうと、始まりの記憶は大事に語り継ごう。
残さないよう舌で彼の塔を拭いながら、微笑みが止まらない。*]
[己の放った愛欲が、彼の喉を下っていく。
そのさまが限りなく愛おしくて嬉しくて、彼を抱え上げて接吻けた。]
ウーヴエ、愛している。
これでもう、私たちはひとつだ。
私の生涯をかけて、君を愛すると誓うよ。
[滾る想いを言葉にして吐き出す。]
君を私の血族に迎え入れて永遠を共にしたい。
そうすれば、今よりずっと気持ちいいことが出来る。
君をもっと喜ばせたい。
[血族に迎え入れる、すなわち彼を人間の生から離れさせ、魔の領域に連れてくることを望む。
言葉通りの永遠の誓いを以て、彼を求める。]
私と共にきてくれるね、ウーヴェ。
[互いの息を交わす距離で、真摯な眼差しを向けた。*]
[ 再びギィと顔を突き合わせ、接吻けを交わした。
彼とひとつになれたという喜びに、生涯の愛を誓う言葉がさらなる幸福をもたらす。]
望むところだ。
[ 快楽もさることながら、彼と共に過ごす未来を求めて頷く。]
ギィ、おまえを愛している。
[ 彼の顔を手のひらで束んで、音高く接吻けた。*]
[彼からこだまのように愛が返る。
愛は互いに送りあうことで、何倍にも共鳴するのだ。
高く鳴る接吻けは、祝福の鐘のよう。]
ああ、ここから、
新しい日々を始めよう、ウーヴェ――
[もう離さないと、固く抱きしめる事で伝えて]
では次はどうする?
君が舐められてみるかい?
それとも私に入れてみたい?
改めて寝室に行ってもいいね。
水の中でもっと楽しいこともできるけれど。
そうだ、
ちょっと変わった浴槽もあるから、次はそちらで…
[彼としたいことがいくつもいくつも溢れてきて、しばらくは止まりそうになかった。*]
[ ギィから抱擁をもらい、そのまま共に横たわって彼の計画を聞く。
後から後から迸るようにお楽しみを並べ立てる彼を微笑ましく見守った。]
おまえと出会えて本当に感謝してる。
[ いつか、二人であの密林を再訪するのもいいかもしれない。
彼の体に腕を回して寛ぎながら、彼と育む愛に満たされていた。**]
[幾日かの後。
ウーヴェの故国に、引き裂かれて血を吸った彼の衣服が届けられる。
獣に食われたとおぼしき遺品を目にして、人々は『領主はもう亡くなったのだ』と理解する。
爵位の継承は問題なく行われ、盛大な葬儀の後に伯爵の弟が領主の座に着くだろう。
届けた者たちは調査団だと名乗る2人組の男であったが、それ以上の事は誰も知らず、不思議と詮索されることもなかった。
ふたりが何者であるかを知るのは、彼ら自身のみである。***]
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