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記録の書 は 記録の書 に投票した
司書 ファミル は 司書 ファミル に投票した
作家志望 クララ は 作家志望 クララ に投票した
仕立て屋 エルナ は 仕立て屋 エルナ に投票した
運び屋 ヴェルナー は 運び屋 ヴェルナー に投票した
占い師 リヒャルト は 司書 ファミル に投票した
記録の書 に 1人が投票した
司書 ファミル に 2人が投票した
作家志望 クララ に 1人が投票した
仕立て屋 エルナ に 1人が投票した
運び屋 ヴェルナー に 1人が投票した
司書 ファミル は村人の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、記録の書 、作家志望 クララ、仕立て屋 エルナ、運び屋 ヴェルナー、占い師 リヒャルトの5名。
記録の書 は、記録の書 を投票先に選びました。
作家志望 クララは、仕立て屋 エルナ を投票先に選びました。
[フレデリカのように眠ってしまう事が怖いなら、私やリヒャルトのことじゃないというのは少しおかしい。
言いたくないなら言わなくてもいいとは続けたけれど、追及するように感じさせてしまっただろうか。
答えがあろうとなかろうと、それ以上は問うことはせず]
謝らなくていいよ。
いつでも構わないから、来てくれたら嬉しい。
あぁ、でも。
ここじゃなくて、安心して休める場所には居て欲しいな。
[せめて、泣き顔を隠せるように。
要らないならすぐに返してくれていいと断った後、私が被っている帽子を彼女の頭に乗せた*]
占い師 リヒャルトは、仕立て屋 エルナ を投票先に選びました。
占い師 リヒャルトは、運び屋 ヴェルナー を能力(襲う)の対象に選びました。
仕立て屋 エルナは、作家志望 クララ を投票先に選びました。
/*
ええと。
今、実質3:1状態で。
人狼が吊られると、即エピ入り。(3:0)
胡蝶が吊られて覚醒囁きが襲撃されてもエピ入り。(1:1)
吊り襲撃が被った場合、4日目。(2:1)
吊りと襲撃が違う胡蝶に飛んだ場合も4日目。(2:1)
ここまでは間違っていない……はず。
そして、どう転んでも5日目はない……よな、これ。
/*
クララに投票セット完了っと。
あ、ちなみにデフォはヴェルナーでした。
昨日のデフォはファミルん。
…しかし、結局ファミルのとこにお話いけなかったなぁ…
ファミル人気だから、落ち着いたあたりでと思ってたら遅かった
/*
ところで、この系の閉鎖空間ランダ村で、記録管理者系で初回落ちするの二度目なんだけど、そこは笑ってよろしいか。
とか、阿呆な事を言っていても仕方ないので、無理せず寝よう。
一人漫才で青い世界を作るのは、諸々が一段落してからでよかろうしな。
/*
しかし、なんというか。
一発で狼バレするから、少人数じゃないと出来ない、というのが唯一の欠点なんだよなあ、この方法。
ランダムだから問題ないし、PC視点では全く見えない情報だから、気にしなくてもいいとは言えるけど。
難しいところである、うん。
(あー、泣いちゃったかあ)
[ クララの方に近づくのはエルナに任せた。どういう事情かは分からないが、怯えているらしい女の子を宥めるなら親しい女友達の方が適任だ ]
ララちゃん、僕たち、あっちのカフェで食事してるから、もし気分が落ち着いたら、後で、お茶でも一緒に飲もう?
[ そして少し落ち着いたかな?と思える頃に、離れた場所から声をかけ ]
心……そうだな。
難しいし、簡単に分かるものでもない。
今回のことで向けられてる想いが何なのかはまぁ…大体察しがついたけどよ。
他を蔑ろにしたり、傷付けてまで、ってのは正直頂けねぇわ。
[抱く想い故に譲れないものになるだろうことは理解出来るが、クララの件に関してはどうしても共感出来なかった。
それに対する愚痴めいたものが零れ落ちる]
あぁ、そうする。
俺も少し落ち着いてからにしたい。
[囲まれたことにも驚いたし、それだけの数の者達に想いを向けられていたという事実に驚いている。
ファミルからの勧め>>2:144に是を返し、しばらくは香草茶を楽しむことにした。
同意を向けられた黒仔猫はファミルを見上げ、「みゃー」と返事をしている]
(……しかし、想いを向けられたとしても、どう言う風に応対すれば良いのかが分からん)
[仲が良い相手はいても、恋と称するような感情を抱いたことが無いため、向けられた想いへの対処法が分からない。
詳しそうなリヒャルトにでも相談するか、と思考して、いつしか伏せていた瞳を開くとカウンターの景色が少し違って見えた]
────ファミル?
[その原因はファミルの体勢。
いつもならば凛と定位置に座っているはずのファミルが机に突っ伏していたのだ。
椅子から立ち上がると、膝にいた黒仔猫が床へと飛び降りる。
カウンターにカップを置いてファミルの様子を覗き込めば、声に反応していないと言うのは理解出来た]
まさか───……
[カウンターに入り、ファミルの肩を掴んで軽く揺すってみる。
反応は無い。
だが眠っているようではあった]
………ファミルもか。
[唐突な眠り。
目覚めぬ花精。
結び付けられるのは、今起こっている出来事]
なんてこった……。
隣に運んだ方が良いんかな。
[眠ってしまった以上、男に出来ることは運ぶことだけ。
このままの体勢で眠らせるよりは良いだろうと、ファミルを椅子から抱え上げた。
扉はまぁ、何とか開けられはするだろう]
リア、おいで。
[ファミルを抱えたまま図書館の扉を開け、床を歩く黒仔猫を呼んで通りへと出す。
図書館の隣にあるファミルの自宅へと向かい、玄関を開けると甘い匂いが鼻へと届いた。
匂いの元を辿れば、細い花弁を重ねた雪色の花が見える。
それを目端に収めながら、奥へと進みファミルをベッドへと横たえた]
…いつまで続くんだろうな。
[いずれは自分もこうなってしまうのではないか。
そんな考えが頭を過ぎる。
「みゃー」と言う鳴き声が聞こえて、男はハッと思考を戻した]
……もう少し図書館で休ませてもらってから行くか。
[鳴き声の主である黒仔猫に語りかけた後、男はファミルの家を出て図書館へと戻った。
管理者が眠ってしまった以上、図書館を開けたまま、というわけにもいかないだろう。
臨時休館の札でも無いか、とカウンターを探すことになるのは、十分休息を得てからの話**]
[ 赤い靄のようなものが、時々視界を横切る。ただそれだけなのだけれど。妙に胸が騒いだ ]
疲れてるのかな?
[ ぽつり、と胸のうちに、落ちるコエ* ]
運び屋 ヴェルナーは、占い師 リヒャルト を投票先に選びました。
[ 一瞬の戸惑うような表情は、離れていたクララやエルナには見えなかったろう ]
とりあえず、僕、先に店に行ってるから、ルナちゃんもゆっくりおいでよ。
[ すぐには、離れにくいのでは、と、そう言って、もう目の前に見えているカフェの入り口へと向かう* ]
[彼に問う言葉を続けなかったのは、先に行くと言われたからだけじゃない。
耳に─ いや。
意識に直接それが、届いたから]
赤い…?
[胸の中、思い浮かべたはずの疑問は
誰にも届かないはずのもの]
[つづけて、もう一言ぽつり、意識に届いたけれど。
他人の声がここに届く訳がない]
…もしかなくても、幻聴か?
[視線の先にいる彼の声と似ている様にも思うけれど
自分でも分からないくらい参っているのかも、と胸の内に溜息を吐き出した**]
[ 声が聞こえて、足を止める ]
ルナちゃん?あ、やっぱり一緒に行く?
[ 彼女が追いついてきたなら、一緒にカフェへと向かう。とりあえずの注文は、胃に優しいハーブティーと、フレンチトーストあたりになるだろう** ]
ああうん、赤い靄が見えて、疲れ目かな...て、あれ?
[ 名を呼ばれた直後に、自身の独り言に反応したらしいエルナの声に、そう返事を...しかけて、再び首を傾げた ]
いや、その、幻聴じゃない、と思うよ。
[ 自分は、その独り言を、音にはしていない。そして今も、と、気づいてしまったから ]
えーと、ルナちゃん、だよね?
[ なんでどーしてこうなった?という疑問はとりあえず置いておいて、相手の確認をしなくては、と問いかけた** ]
― 図書館 ―
わからない、というのは、こわいものだからね。
事、今回に関しては知る努力がどこまで届くかわからないから厄介とも言うし……。
[語られる言葉>>5に返すのは同意の頷き]
そうだな……思うが故に、で他を傷つけるのは、私も好まない。
……その辺りを上手く伝えられればいいんだろうが……これまた難しいだろうしな。
[愚痴>>6にも頷きを一つ返しつつ、同意の声を上げる仔猫の様子に目を細めながら、定位置へと戻った。
色々と思案しているらしき様子>>7には特に声をかける事無く、自身も香草茶を味わって。
カップが空になった直後くらいに、くらり、と目眩を覚えて瞬いた]
……?
あ……れ……?
[視界が霞んで歪む。
頭の中に帳が降りてくるような感覚。
意識が続かない]
(……これは、もしかする……か?)
[呟いたつもりの声は音にはならず。
ふわりと包み込むような感触に導かれるまま、意識を手放して]
― 魔導師の研究室 ―
…………………………。
…………ここ、は。
私……は……?
[次に目を開いた時に見えたのは、全く知らない場所。
ここはどこなのか、自分は一体どうなったのか。
そんな事を考えながら、ふるり、と首を横に振った。*]
― 魔導師の研究室 ―
……んん……。
中々、引き当てられませんねぇ……。
[雪色の花弁を持つ鉢植えを魔力でふわりと包んだ後、魔導師は小さく息を吐いた]
この調子で無差別を続けると、違う意味で問題が膨らみそうですし……さてさて、どうしたものやら。
[水盤越しに見える街の様子。
一人の花精を巡る乙女心の暴走とその顛末は、魔導師の視界にも入っていた。
この手の事が何度も続くのはさすがに……と思うものの、具体的な対策は取れていない]
先に保護した個体は、明らかな異変がありましたが、今回は……っと。
[ぶつぶつと呟いていた魔導師は、微かな声>>+2を捉えて緩く瞬く。
こちらで目を覚ます者も出て来たか、と。
そんな事を考えながら、は、と一つ息を吐いて]
……驚かせてしまったら、すみません。
ぼくは、ベネディクト……あなたたちには、『長』です、と名乗った方が通りがいいかも知れませんが。
ここは、あなたたちの暮らす『街』の『外』……にある、私の研究室ですよ。
[苦笑しながら、自身の名と場所を教える。
幾つもの鉢植えが並ぶ不思議な空間。
そこに咲く花の中には、今目覚めた花精にも見知ったものがあるかも知れない。
当の花精は、自身の本体の傍にふわりと寄り添うように立っている。
振り返れば、自身よりも大きな本体の姿が目に入るわけで、それはそれで怖いかもなぁ、なんて思いつつ、魔導師は花精の様子を伺った。*]
……はあああああ!!!???
なんだ、それ、どういう事だ!?
[覚醒が追いついてきた知識が言葉の意味を理解した瞬間、らしからぬ大声を上げていた。
戸惑いながら周囲を見回せば、何やら見知った形が視界を過る]
……な。
なんだ、これ……。
[は、と振り返った視界の先には、見知った己の本体が花弁を開いている。
が、明らかに大きさがおかしい。
その理由を思考するにはピースが足りず、司書は珍しくも取り乱した風で辺りを見回した。*]
― 魔導師の研究室 ―
[こちらの言葉に対する反応は、まあ、想定の範囲内だった。
さて、どう説明したものか、と魔導師の内で思案が巡る]
……落ち着いてください……と、言っても難しいでしょうが。
順を追って説明しますので、まずは気を鎮めてくれませんか?
[この調子では、伝わるものも伝わるまい、と思うから、まず願うのはそんな事。*]
………………失礼、した。
予想外の事態に、思考が追いつかなくて、取り乱してしまった。
話を、聞かせていただけるか?
[どうにか気持ちを静めて、話の続きを請う。
ついその場に座り込んだのは、已む無しという所か。*]
― 魔導師の研究室 ―
……混乱するのは、仕方ないでしょう……こんな事、体験した事のある花精は今までいないはずですし。
こちらで目を覚ましたのは、あなたが最初ですからね。
[座り込む様子>>+9に苦笑しつつ、穏やかなこえでこう告げて]
さて、ではどこから話しましょうか。
先に『街』に出した告知と、今起きている異変については、御存じですよね?
大筋は、あの告知の通り。
原因不明の病があなたたちの本体に発生しているため、蔓延を防ぐために魔力の結界で包み込んで隔離しつつ、病の原因と治療法を探しているのがこの場所です。
今のあなたは、意識だけがこちらに……本体の傍に戻っている状態のため、本体の傍からは動けなくなっています。
病への対策が見つかれば、また元の場所で目覚める事ができますので、しばらくは我慢してくださいね?
[花精の現状を説明しつつ、本体の様子を改めて観察する。
少し元気がなくなっていたようなので隔離対象にしたが、違ったかあ、なんて思考は、とりあえず埋めている。*]
― 魔導師の研究室 ―
[こちらの説明をそのまま受け取ってくれたらしき花精の様子に、内心、安堵の息を吐く。
その後に向けられた問いと言葉>>+12には、色々と刺さるものも感じつつ]
あなたの前に隔離した方は、突然に目に見えて弱り始めたので……そこを基点に調べて行けば、何とかなるかと。
一番いいのは、病の大本を抱えている方がすぐに見つかる事なんですが……難しいところです。
[言いつつ、見回す魔法花の鉢には、一見すると異変の影は見当たらず。
魔導師はふう、と幾度目かのため息を漏らしていた。**]
[何かに驚いたような、そんな声が聞こえた気がして名を呼んだけれど。
先に行っているという彼の言葉に、声をあげたか問うよりもその後を追いかけることを優先してしまい]
うん。
クララも、また後でって言ってるから。
[>>18一緒に行く?と足を止めた彼に駆け足で追いついて頷きを返す。
本音を言えば泣いている彼女一人を置いて離れることに案じる想いもあるけれど、クララは傍目からも感情の整理がついていない様に見える。
こんな時は、ある程度落ち着くまでは一人で居たいと、私でも思うから。
せめて、少しでも早く彼女の心が和らいでくれたらと思いながらリヒャルトと共にカフェに向かい。
遅めの昼食ということで、野菜と玉子焼きのサンドイッチと柑橘のジュースを頼んだ*]
― 図書館 ―
[常から図書館は静かだが、今は特に静かに思えた。
いるはずの者がいない。
それだけでまるで景色が違う]
………
[当たり前が変わっていく光景。
花精達が不安に思うのは、この当たり前が崩れていくように見えるからかもしれない。
それは男も例外ではなくて]
……1人でいると余計に考えてしまうな。
[静寂の中で独り言つ]
「みゃー」
[その思考を途切れさせたのは、間近で聞こえた声。
視線を向ければ、黒仔猫が不満げに男を見上げ鳴いていた]
分かった分かった。
蔑ろにしたわけじゃない。
[膝の上で丸くなっていた黒仔猫を撫で、小さく笑う。
自分もいる、と抗議されたように思えた]
そろそろ行くか。
[黒仔猫を肩へと拾い上げ、使用したカップを片付けた後、図書館を後にする。
図書館の扉には『閉館』のプレート。
その下には『しばらく休館します』と書かれた紙が貼られている。
勘の良い者はファミルが眠ってしまったと察するかも知れない。
施錠は出来なかったため、中に入ることは可能だろう]
……探さないとな。
[休息を挟んだためにだいぶ時間は経っていた。
目的の花精は今どこにいるだろうか。
男は当てもなく歩き始める*]
― 魔導師の研究室 ―
[視線巡らせる魔導師>>+12に習うように、周囲を見回す。
見ただけでは異変が起きているとは思えない、色とりどりの花々。
この中に、病を抱えたものがいるのか、と。
そんな事を思いながら、司書は魔導師に視線を向ける]
……なあ、長殿。
そもそも、私たちは……なん、なんだ?
[零れ落ちたのは、ふと浮かんだ疑問。
それは、以前から抱えていたけれど、答えが出なくて沈めていたもの]
ああ、いや、その。
私たちが花と縁深い花精である、というのは認識している。
ただ……なんというか。何故、このような在り方をしているのか、というのが、その。
以前から、気になっていて、な。
[恐らく、今を置いてそれを聞く機会はないだろうから。
浮かんだそれを、躊躇いながらもぶつけてみた。*]
― 魔導師の研究室 ―
ん? どう、しました?
[呼びかけに、魔導師は視線を花精へと向けて。
ついで、投げかけられた疑問>>+13に数度瞬いた]
さて……どう説明すれば、伝わるのでしょうね。
あなた方は、言わば『心』の具象。
花に宿る想い、それを映しとったもの。
花に心はあるか、あるならば、それはどのような成長をなし得るか。
……それを、ぼくは知りたかった。
ま、「そんな事を知ってどうする」と言われてしまえば、それまでですが。
疑問に感じた事は、どうしても突っ込まないと気が済まない性分なもので……。
[は、と一つ息を吐いた後、滲ませるのは苦笑]
いやまあ……あなた方にとっては、こんな勝手な理由で在り方を押し付けられて。
……あげく、こんな騒動まで起きてしまって……いい迷惑なのかも知れませんが。
それでも、ここで投げだすつもりは、あらゆる意味でありません。
[ぼやくように言いながらも、己が所業は否定しない。
そこにあるのは知を求める研究者としての矜持。*]
― 街中 ―
[リヒャルトがエルナに声を掛ける>>14のが聞こえ、エルナの気配も短い言葉の後遠ざかる>>16。
そうして、幾許かの時間が経って]
ふう……。
[しゃくり上げるのがどうにか治まった頃、気を鎮めるようにゆっくりと息を吐いた。
エルナの帽子を本来の被り方に戻した後、眼鏡を外し濡れた目元をごしごしと擦る]
恥ずかしい所見られちゃったな。
[いくらなんでも、あんなに取り乱すことはなかったと今更ながら思う。
一連の出来事に余裕をなくしていたのは、自分の方もということだろう。
とりあえずエルナとリヒャルトの所に顔を見せなけれればと、しゃがんでいた姿勢から立ち上がったのだけれど]
……さすがにこの顔のままではいけないかな。
[鏡に映さずとも、まぶたが随分と腫れぼったくなってしまった感覚はあった。
顔を洗うついでに、軽く冷やしてきた方がいいだろう。
幸い、清い水は幾らでも手に入る環境だ]
確か共同の井戸が、あっちにあったはず……。
[人通りの少なさを今は有難く思いつつ、水を汲める場所まで移動する*]
[思う所を告げた後、見上げるのは頭上で揺れる雪色の花弁。
そこから零れる甘い香りに目を細めた後、視線は再び魔導師へ]
今、起きている事に対して、私は何もできない。
だから……投げ出さぬというあなたの言葉を信じて、待つ。
けれど。
[ここで一度、言葉を切って]
何も出来ぬからこそ……あなた自身も、どうか無理をしないでほしい、と。
そう、願うよ。
[そんな言葉を投げかけたのは何となく。
魔導師が目的のためには無理をしてしまうような、そんな風に思えたから。**]
― 魔導師の研究室 ―
……はは。
[花精から向けられる言葉>>+18 >>+19に、零れるのは苦笑]
ありがとうございます……正直、理解を得られるとは思っていませんでした。
[身勝手な創造主として詰られても文句は言えぬ、と。
そんな思いもあったから、声音に滲むのは安堵]
ええ、わかっています。
ぼく自身が動けなくなってしまっては、本末転倒ですからね。
……休息は、適宜取りますよ。
[こんな風に身を案じられたのは、いつ以来だったかな、と。
そんな事を考えながら、魔導師は頷きを一つ、花精に返した。**]
― 街中 ―
[ひんやりした井戸水で顔を洗い、さっぱりしたところで、エルナたちが向かったカフェの方へ足を向ける。
二人が席に着いているところが見えれば、やや遠くから気恥ずかしさの混じる声で]
あ、あの……。
さっきはお騒がせしました……。
[そう話し掛けてみた。
ちなみにエルナの帽子は今は外して、胸元に抱えている*]
[ 問いかけにははっきりとした返事が返った。同時に見えるエルナの強張った表情は、つまりやっぱりこれは幻聴でも幻覚でもないらしいと示している ]
やっぱり、思った事がそのまま聞こえてるんだ?
なんか変な感じだねえ。
長の術が変な方向にでも発動したかな?
[ 不思議な力を持っている相手を他に知らないから、そんな発想になる。まさか病の影響だとは、体調的な自覚がほとんど無い故に思いつかなかった* ]
─ カフェ 店内 ─
[リヒャルトと共に赴いたカフェの中は、いつもの居心地の良いそれとは違う静けさだ。
だが、客が少なすぎるために注文後程無く届いたふわふわの玉子を挟んだこれまたふわふわのパンの香りはいつも通りで。
しゃきしゃきと瑞々しい野菜の歯応えも良く、昼食を食べ損ねていたお腹が徐々に満ちていけば少なからず心も落ち着くもの。
こんな時だからいつも通りにしているんだと笑う店主も交えて会話をしていると、彼女が来るまでの時間はあっという間だった]
クララ。
ちょうど今ね、美味しいムースがあるって聞いたんだ。
良かったら一緒に食べないかい?
[>>25恥ずかし気な彼女に、気にしないでと頭を振ってから誘いをかける。
胸元にある帽子には気付いたものの、彼女から返されるまでは促すつもりもない*]
/*
ナーくんがぼっち状態なのだがな、みんな1箇所に一度固まってもいいような気もするよね。
場合によっては、明日終了だし。
― 街中 ―
[街中へと出ても、今度は囲まれるようなことはなかった。
諦めたか、先程の件で近付かないようにしているのかもしれない。
行く手を阻まれないのは好都合。
人少ない通りを進み、時折クララの所在を問いながら探し歩いた]
路地へ向かった後は分からないか…。
[例の騒ぎを見ていた人はいるが、その後の行方は分からず終い]
だいぶ時間が経ってるし、まだいるとは思いにくいが。
[唯一の手がかりであるため、路地の方へと足を進める]
[向かった先はやはり空振りで]
探すのも大変だなこりゃあ。
[あまり人が出歩いていないことも探しにくさの一因となっているよう。
目撃証言が少ないのだ]
「おいヴェルナー、あまりうろつかん方が良いぞ。
今度はお前かもしんねぇんだから」
分かってはいるんだがな…。
[移動の最中、知り合いにそう声をかけられること多々。
皆やはり、次は自分かも知れない、アイツかも知れない、と不安なようだ]
いつ寝るか分からない以上、やっときたいこともあるんだ。
[今を逃せばいつになるか分からない。
そこまで急ぐものでもないのかもしれないが、後悔を残すのは嫌だから]
その辺で転がってたら拾っといてくれ。
[まるで落し物を見つけたら拾ってくれと言うような雰囲気で知人に言い、クララを探しに行くのだった*]
/*
ヴェルナーさんが探してたのわたしだったのかー!
……いや、最初そうかなって思って単独になってみたんだけど、読み返しててもしかして自意識過剰だったのでは……と思ってしまったのです。
うーん、まあ、ほんとのとこは、はっきりしないけど。
あ、こういうのは図書館に行けば何かわかるかも。後で行って調べてみようかな。
[ 長についての記録もあると言っていたファミルの言葉を思い出して、そんな思いつきをコエに乗せる。そのファミルが眠ってしまって、図書館も閉館中とはまだ知らなかった ]
まあ、別に、困るものでもないしね。
[ 相手の記憶や感情が見えるとかいうのであれば問題だが、どうやら明確に意識した言葉しか届かないらしいから問題はなかろうと、そこはあっさり割り切ってしまった...らしい* ]
[リヒャルトの申し出もあり、クララもこの店に腰を落ち着けることにした様だ。
私の誘いにも乗ってくれた彼女から、礼と共に返された帽子に手を伸ばして]
そんなこと気にしないで。
むしろ私の被っていたもので申し訳なかったね。
クララに似合う可愛いのを持っていたら良かったんだけど。
[元々新品でもないのだし、洗ったりなんて気遣わなくて良い、と。
冗談半分に苦笑しながら帽子を受けとった*]
うん、遠慮しないで。
[ にこりとクララに笑顔を返し。後はハーブティーを口にしながらエルナとの会話を聞いている ]
(だいぶ元気になったみたいだな)
[ 泣いているとわかった時にはどうしようかと思ったものだが、とりあえず安心かと、内心胸を撫で下ろした ]
ララちゃんも確かに可愛いけど、ルナちゃんも可愛いと思うけどなあ。
[ 撫で下ろしついでに、何かぽっそり呟いたのは、癖のようなもの、かも* ]
あぁ、そうだね。
色んな職種の記録を保管しているんだから、街全体の記録もあるだろうし。
似たような事例が無いか探してみるのもありかな。
場所だけでもファミルに教えてもらえれば探すのも難しくないだろうし。
[当のファミルも眠ってしまったとはまだ知らないから、同意を意識に落として]
[困るものでもない、という言葉もたしかにその通り…というよりも。
声だけであれど、通じている相手がいるというのは現状の不安を少なからず和らげてくれているから]
困るよりも、助かったの方が大きいよ。
一人だけだと、怖いことばかり考えてしまっていたと思うから。
[意識の中に彼の声があるだけで、暗い考えに落ち込まないでいられるのだと感謝を含めて伝えた**]
ええと、お守りが欲しいんです。
いろいろあって、どうすればいいのかもよくわからなくて。
リヒャルトさんのお守りがあれば、ちょっとでも元気になれるかなって。
[原因不明の病に突然の眠り。
そういう対処の仕方もわからないものに対して、心の支えが欲しいのだと。
手を温めるようにティーカップを両手で包みながら、そう訴えた**]
うんそっか、ルナちゃんも不安なんだよね。
[ 泣いてしまったクララだけではなく、皆同じように不安や恐怖を抱えているのだろうと改めて思う ]
さっきからの感じだと、離れてても同じように聞こえるみたいだからさ、遠慮せずにいつでも声かけてよ。
僕も、こういうの、楽しいし。
[ そう告げるコエの調子は、いつも通りの明るさと軽さをエルナにも感じさせただろう** ]
/*
どう見ても散弾銃です。申し訳ない(まがお)
とりあえずやっぱりララちゃんをナーくんに会わせなければという使命感。
明日がんばろう。
― 街中 ―
[さて、探すといっても手がかりがない状態。
それならば、と人が集まりそうな場所へと顔を出し訪ね歩くことにする]
「なんだ、何か食ってくか?」
人探しの最中なんでな、また後で。
[集まる者の顔を見ればいるかどうかは一目瞭然。
捜し人の名前は出さずに捜索を続けた。
寄っていけと言う黄色い声だったり野太い声だったりがあったが、断って次の場所へ。
人が集まりそうな場所を優先した結果、人の気配が少なそうなカフェへと辿り着いたのはだいぶ後のこと*]
― カフェ ―
[こちらの要件にリヒャルトは嬉しそうな表情を見せてくれて>>39、不躾かとも思っていた花精は内心安堵する。
改めて彼の店を訪れるつもりでいたのだけれど、彼が懐から取り出したものを見て瞳を輝かせた]
うわぁ……素敵!
[赤色の宝石が星型に並んだ形は、どこか自身の本体である花を思わせる。
無論、純粋にアクセサリーとしても可愛らしいそのお守りを、気に入らないはずもなく]
これ、わたしが頂いてもいいんですか?
ええと、お代は……。
[覗き込む視線にどぎまぎしつつも、それを購入することは決定事項という風に財布を開こうとする。
無料と言われればさすがに申し訳ないと遠慮するも、最終的には頭を下げつつ受け取ることになるだろう]
俺を追いかけてた奴らに絡まれたと聞いた。
巻き込んですまない。
[クララを見て告げた後、男は頭を下げる。
その動きに合わせ肩からやや背の方へと移動した黒仔猫が、「みゃー」と鳴いてクララを見た]
あいつらには、頭を冷やせ、と言ってある。
多分、もう絡まれることは無いと思う。
[緩やかに頭を上げながら、収束させてきたことも伝えた*]
そ、そう……ですか。
[もう同じことは起きないとの言に、真っ先に浮かぶのは安堵の感情。
けれど改めてヴェルナーと向き合えば、本来責のない彼に頭を下げさせてしまったことへの、申し訳なさが浮かび上がってきた]
すみません、その、嫌なお役目をさせてしまって。
わたしがしっかりしてなかったから……。
[自分のことがなければ、ヴェルナーも必要以上に彼女らと絡むことはなかったのではないかと。
騒ぎを大きくする一旦となってしまったことが心苦しく、自分からも頭を下げた*]
[ ピンブローチを見て、素敵、と声をあげたクララに、笑みが深くなる>>41 ]
ふふ、そんなに喜んでもらえると僕も嬉しいなあ。
[ お代をという言葉には、首を振って ]
こういう小さな石の組み合わせも可愛いかと思って作ってみた試作品みたいなものだからね。あ、もちろん、いい加減に作ってはいないけど......でも今回はプレゼント。
ララちゃんの、さっきの笑顔が十分なお代になったしね。
[ 遠慮するクララを、いいからいいからと笑顔で押し切る ]
んー、それにね、ララちゃんのおかげで僕も救われたっていうかさ、病の事を調べることも、眠った人を助けることも僕にはできないけど、僕のお守りが役に立つこともあるんだなって、思えたからね。
[ だから遠慮しないで、と伝えれば最終的にクララも納得してくれたようだった ]
じゃあ、僕は一度店の方に戻るから。
[ 言ってから上着を脱ぎエルナの隣の椅子の背に掛ける ]
ルナちゃん、この上着は預けるからゆっくり修繕してくれればいいよ。えーと......出来上がったら知らせて。
[ そのままカフェを出ようとして、一度立ち止まる ]
ナーくん、女の子だけで外を出歩くのって、今ちょっと不安だから、出来たらルナちゃんとララちゃんを送ってあげてくれる?
[ 先刻の話からすると、ヴェルナーと同行するのは問題とも思えるが、半端に邪推されるより、いっそ実際に親しい友人なのだと思われたほうがマシのような気がして、そんな提案をしてみた* ]
こう言ってはなんだが……彼女らの君への態度は勝手な邪推によるものだ。
君に責はない。
それにこれは自分が撒いた種のようなものだからな…。
遅かれ早かれ、同じことが起きていただろうから。
嫌な役目というよりは、俺が収拾つけなければならないことだ。
だから、そう気負わないで欲しい。
[街に発生した現象による不安と他の感情が複雑に絡み合って起きたことだと男は思っている。
クララに矛先が向かってしまったのは、偶然手伝いをしたが故。
様々重なってのものであるため、不運や災難に類するものと考えていた]
お互い、災難だったと言うことで。
[頭を下げるクララ>>47に対して、ファミルが言っていた言葉を紡いで、苦笑を浮かべた*]
/*
両手の花をナーくんにパスする試み。
確か、ナーくんルナちゃんとも話してないよね?
僕は多分、どっちに転んでもいい程度には話せてるからなー。
/*
あとまあ、僕が落ちたら終了だから、特に同行者いなくていいけど、三人のうち誰かが眠ったら三人一緒の方が描写とか補完とかしやすいだろうからってのもあるんだよね。
は、はい。
その……そう言って頂けて、少し気が楽になりました。
なんでこんなことになってしまったのか、自分でもわからなくて。
[根本が解決したわけではないが、不運や災難のせいにしてしまえば、幾らかでも気は落ち着いた。
苦笑を浮かべる相手に、こちらも控え目に微笑んで]
いつかお礼を、とか言っていたのに、また助けられてしまいましたね。
[ふと思い出したように、そう呟いた*]
/*
そういえば、昨日吊り襲撃被ってたら、ぼっちのまま最終日とかもあり得たんだねー。
今日も、被りの確率はだいぶ高いし。
[クララがリヒャルトに頼み事をしている間は、私は口を挟むことなくムースを口に運ぶ。
自分が飲んだジュースと同じ果汁を使ったそれは、液体とはまた違う口触りで爽やかな風味が心地良い。
店主はまだ試作だと言っているが、店頭にあがればきっと女の子たちは大喜びするだろう。
リヒャルトが示したブローチに嬉し気な声をあげるクララのように]
さっきも言ったけれど、気にしないで。
[>>42クララからの礼の言葉に、リヒャルトが先に返すのを待って。
次いで自分もお返しが必要なことはしていないと返した。
そこでやってきた>>44ヴェルナーがクララに謝ったのに面食らったので、更に言葉を重ねる事はせず。
二人のやり取りで、クララの様子がおかしかった理由がぼんやりと浮き上がった]
(そういえば、あの時周りの子たち変だったな)
[思い返せば、フレデリカを抱き上げるヴェルナーに黄色い声や悲鳴が上がっていた気がする。
あの時は気にならなかったけれど、こんな時に何を考えているんだろう。
ここにいる人達に向けるべきではない思いは、内心に落とした溜息に押し込めた]
リヒャルト。
私の分まで払ってくれたのか?
[クララにはおごると言っていたけれど、自分までとは思っていなかったから申し訳なさに眉を下げた後]
すまないな、ありがとう。
[払ってもらったのにごねるのも失礼だと思い、礼を言って立ち上がって。
店から出ようとした所で、ヴェルナーへと頼むリヒャルトに目を瞬かせ]
いや、クララはともかく私までだと遠回…
[と言いかけた所で、クララとヴェルナーに起きたらしい災難が過る。
いくら言い聞かされたとはいえ、二人だけで歩いているのを見たらまた騒ぎになりかねないだろう。
だから、少し申し訳なさは残るものの遠慮はしないことにして]
遠回りさせてしまって悪いがよろしく頼む、ヴェルナー。
リアも、少しの間付き合ってくれるかい?
[ヴェルナーと、彼に同行する仔猫へと微笑みかけた*]
/*
ていうか、この設定だと実は赤ログあることを隠す意味もないんだよね、ふつーに、こんなことになったーって喋っちゃうのもアリなんだろうけど。
ミルさんがいたら、多分そっちには相談って形で話してたかもなあ。
(それはそれで面白そうだった)
[それから、ヴェルナーとクララのやり取りを経て。
上着の直しが終わったら取りに行くというコエに、あぁ、と同意し]
離れていても話ができるなんて、考えたことも無かったけれど
すぐに呼べるというのはありがたいな。
他の皆ともこんな風に出来るなら、もっと便利なのだけど。
[この状況の理由も分からないから、無い物ねだりというのはわかった上で軽く笑う。
まさか病にかかっているとは思っていないからこその軽口だと、当の花精には分かる訳もない]
えっ、ゆ……友人!?
[ヴェルナーの言葉>>70についどきまぎした反応を返してしまう。
自分を気遣ってのもので他意はないと、わかっているのだけれど]
(というか、こんなんじゃまた変な勘繰り受けちゃいますし……!)
[自分を戒めるように、ばちん、と両手で頬を叩いて]
わ、わかりました!
[拒絶する言い方も逆に申し訳ないかと、短く了解の意を伝える。
それから家の場所を訊かれて]
わたしの家は、割と外れの……森に近い場所なんです。
ここからだと、エルナさんの家の方が近いかと……。
[最短ルートでないにせよ、エルナの家の方が街の中心には近いはずと説明した*]
あれ?君は...
[ 店のすぐ外の路地で、恐る恐るといった風情で様子を伺っていたのは、先刻ヴェルナー相手の恋占いを依頼してきた娘だった ]
どうしたの?え、ヴェルナーに謝りたくて?
[ この娘はどちらかというと気弱な性質だ、周りに煽られて、クララを責める仲間に入ってしまい、ヴェルナーの言葉に我に返って激しく後悔したということらしい ]
うーん、それは謝る相手が違うかな。
それに、今はそっとしておいた方がいいと思うよ。
もし、君が本当に彼を好きなら...彼がこれ以上嘆かなくて済むように、他の女の子達にも、もうそっとしておくように伝えてあげてよ。
彼は自分のために怒ったんじゃない、そういう奴だから君も好きになったんでしょ?
[ 泣きながら頷いた娘に、占い師はにこりと微笑みかけた ]
人気者を好きになっちゃうと大変だね。でも、好きな人がいないより、いる方がいいと思うよ。
[ 励ますようにぽふと頭を撫でると、娘はこくんと頷いて踵を返し駆け去っていった ]
ほんと、人気者も、好きになる子も大変だあ...なかなか、ままならないものだねえ。
[ 小さく吐息をついて、大通りへと歩き出す* ]
…あー、そうだ。
[歩きながら、思い出したように言葉を紡ぐ]
図書館の司書のファミルって、分かるか?
アイツも眠っちまってさ。
しばらくは図書館も機能しないかもしれねぇ。
まぁ、鍵は開いてっから入れないこともねぇが。
ルトに伝えそびれたな。
[休館の報せは貼り付けてきたが、他の連中にも伝えておくんだった、と後頭部を掻いた*]
― 少し前 ―
うん?
[ 気持ちを吐き出せる場所が、というエルナの言葉に、占い師はゆるく首を傾げる ]
大丈夫だよ、僕はいつもやりたいことしかやってないし、みんなの話も聞くのが楽しいから聞いてるんだからね。
だから、占い師が天職だと思うんだ。
[ 穏やかに返すコエは、しかし、少しだけいつもより落ち着いている ]
/*
このやろう、さくっと持ち上げよる…w
花言葉に出た「献身」を主体にして動いてるので、この評価はとてもありがたかったりする。
ただ、人気者扱いは、お前wwwwってなってるからな!!w
「あなたを信じきれない」の部分は恋愛下手なところで出ている感。
― カフェを出る前 ―
そうだねえ、みんながこういうの使えると確かに便利かも。
あ、でも、関係ない人の会話とかうっかり聞こえたら困るな。
[ 混線という概念はないものの、二人以上いたら、この会話はどうなるのかを考えると、なんだかややこしそうな気がして、そう口にした ]
― 街中 ―
[突然の奇行に首を傾げられはした>>77が、特別触れられなかったことに内心ほっとして。
見送りの道順も決まり歩き始めた所で、告げられた事実>>78に一瞬足が止まった]
え……。
ファミルさん、も?
[この状況で今更驚くことではないのかもしれないが、知り合い、それも世話になっていると言える人物の名にそれなりのショックを受ける。
医術書の貸し出しなどで忙しくしていたことを思い、街にとっても損失だろうとは思うが]
……大丈夫、ですよね。
[改めて、先の見えない状況への不安が過ぎる。
それでも、立ち止まってばかりもいられないから、今は歩みを再開するのだった*]
あぁ、リヒャルトなら私から伝えておくよ。
これもあるしな。
[先程まで居た彼に伝えておくんだったというヴェルナーに、リヒャルトから預かった上着を軽く持ち上げながら答えた*]
― 大通りの露店 ―
留守番長いこと、ごめんね。ありがとう。
[ やがて自分の露店へと戻り、留守を頼んだ隣の露店の店主に礼を言うと、暇だったから気にするなと返される。どうやらもうそろそろ店じまいも考えているらしい ]
んー、まあ、この騒ぎじゃ、ノンビリ買い物だの占いだのしてられないって人の方が多いかもねえ。
僕?僕はもうちょっと、店を開けとくよ。
こういう時だからこそお守りが欲しいってこともあるかもだし。
[ 告げて納めていたグッズを広げ、そして、その中から、一つのペンダントを選び出して手に取った ]
ん、やっぱりこれかな?
[ それは、三日月形の明るい黄褐色のシトリンに、金の太陽のチャームが組み合わされたペンダント* ]
[ヴェルナーから伝えられた事に表情を曇らせるクララに、
原因もわからない以上、大丈夫だよとは軽々しく言えないけれど]
眠っているってことは、長が手を尽くしてくれているってことだろう?
だから、きっと大丈夫だよ。
[あえて、大丈夫と返しはしたけれど。
胸の内でふと、そういえば長はどうして眠らせたりできるのだろうか、と疑問が生まれた*]
ルナちゃん、君に似合いそうなペンダント見つけたから、後で持っていくね。
月とか、太陽とか、好きだといいけど。
押し売りじゃないから安心して。
なんていうか、お守り兼心が通じた記念のプレゼント、かな?
[ 声音は、少し照れたように聞こえただろう* ]
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