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負傷兵 シモン は 村娘 パメラ に投票した。
シスター フリーデル は 村娘 パメラ に投票した。
神父 ジムゾン は 村娘 パメラ に投票した。
パン屋 オットー は 村娘 パメラ に投票した。
羊飼い カタリナ は 村娘 パメラ に投票した。
村娘 パメラ は 村娘 パメラ に投票した。
ならず者 ディーター は 村娘 パメラ に投票した。
行商人 アルビン は 村娘 パメラ に投票した。
旅人 ニコラス は 村娘 パメラ に投票した。
農夫 ヤコブ は 村娘 パメラ に投票した。
青年 ヨアヒム は 村娘 パメラ に投票した。
村娘 パメラ は村人達の手により処刑された。
シスター フリーデル は、農夫 ヤコブ を占った。
農夫 ヤコブ は、シスター フリーデル を守っている。
次の日の朝、青年 ヨアヒム が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、負傷兵 シモン、シスター フリーデル、神父 ジムゾン、パン屋 オットー、羊飼い カタリナ、ならず者 ディーター、行商人 アルビン、旅人 ニコラス、農夫 ヤコブ の 9 名。
神父 ジムゾンは、旅人 ニコラス を投票先に選びました。
農夫 ヤコブは、旅人 ニコラス を投票先に選びました。
負傷兵 シモンは、旅人 ニコラス を投票先に選びました。
行商人 アルビンは、旅人 ニコラス を投票先に選びました。
シスター フリーデルは、旅人 ニコラス を投票先に選びました。
── 辿り着いた先 ──
[この足取りは朧で、鈍い
後を追う彼>>2:448に気を向ける余力も無く
なにより立ち上がるまでに時間が掛かったから。
一人が声を掛けて回っていた時から>>2:449
二人がへたり込んだ時から>>2:451>>2:452
少しの時間が経っていただろう。
朝の挨拶の時、パメラがどの部屋から出てきたかは見ていた。
だからそこに迷いはなく──あったとしても、彼らの存在によって難しくはなかった筈だ。]
ああ、……
[そして、見てしまった。>>2:444
ベッドに横たわる少女は眠ってなどいない。
既に息絶えた印が、血液などより明確に
──宙に浮かぶ。]
旅人 ニコラスは、旅人 ニコラス を投票先に選びました。
― 2-6 ―
[へたり込んだ男>>451とほぼ同時に座り込んだフリーデルの気配に気付いて、のろのろと動き出す。]
ぱめら、ぱめら……。
[赤く染まった白いワンピース>>.2:393>>2:419に包まれた体を抱き寄せ、返事をしなくなった妹の名前を壊れたように繰り返した。
いつの間にか、男の目からは涙がこぼれている。*]
[聞き止められるとは思っていなかったのか、ジムゾンの問い>>437に驚いたように顔を上げた。]
ああ、それはとても難しい質問だね。
けれども、僕は思うのさ。
じんろー? が何をしようと考えているのかだなんて、人狼しか分からないだろう?
僕たち人間がクール・アンド・スマートに考えたって、それは人間の道理でしかないのさ。
[珍しく、熱を帯びたように語る。
流暢さはいつもの事にしても、それは彼本来の想いが多分に混じっていただろうから。]
だから、彼らが何を考えているのかを僕たちが正しく知ることだろうか。
あえて、言うならば。
本能、かな。
そして、何よりも大切なのは。
僕たち人間が人狼よりも愛し、愛し合う事さ! 花園にまう蝶達のようにね!
さあ、皆で手を取り合って踊ろうじゃないか!
[そこにはいつも通りのオットーがいた。]
無理な話かも知れないけれど、あまり気を張りすぎないでおくれよ。
君もまた、この村を照らす星々の一つなんだからね。
[そう。流れ星として落ちる、その日までは。]
ぱ、ぱめらさ、ぱめらさんが
[>>1呼ぶ声に、振り返ることなくパメラを指した。
なぜ彼女はこんな姿になっているのか。
殺してと言っていたのだとしたら自殺なのだろうか、むしろそうであって欲しい――などと、一瞬でも不謹慎なことを考えてしまう。
だって、他殺だとしたら、これをやった人は絞られてしまうわけで。
傍に紙のようなものはあったかもしれないが>>2:385、今は、パメラの亡骸から目を逸らせずにいた*]
──…… パメラ。
[わたし、最低の友達ね。
あなたの魂、とても綺麗だと思ったの。
遺体ではなく、空中を見つめ涙を溢れさせ
その場に崩れ落ちるように座り込んで。
彼女が視えなくなるまで、見つめ続けていた。]*
また一歩、近付いたんだね。
僕たちのハッピーエンドに。
[ああ、これ以上の幸福感があるだろうか。
たったの2つの魂、シモンを入れたって3つ。それを群れとは呼ばないけれども。
仲間と共にある今は、愉しい。]
その声はシモン>>1か……。
[最愛の妹から目を離すことなく、呼びかけに応じる。
認めたくなかった、考えもしなかった。
パメラが本当に死を選んでしまったことに。生きることを諦めてしまった、絶望的な事実に。]
俺は、俺はっ!
たった一人の妹が、傷つき苦しんでいたのに。助けることができない、おろかで無力な男だ。
[延々と吐き出される嘆きには、嘘も演技も混ざらない。
男は生まれて初めて味わうほど大きな絶望と悲しみの中に存在していた。*]
[朧な足取りを追って。己が見たのは、息絶えた友人を
呆然と見ているように見える、カタリナの姿
虚空を見ているその様子が痛々しい
魂の輝きを見る事の出来ぬ己は
それが何処か、死した兄や友を追ってしまうかのような
儚さを秘めて見えて、しまって]
……カタリナ
[座り込んだ彼女の傍に
彼女が天を見つめなくなるまでは傍にいる
その場には少し時間が建っていただろう。だから
他にも誰かいたのかどうかは分らない]
――……
[大事な人2人もなくして無事なわけもないだろう
と、己は思う
だからこそ。何も言わず唯、見守って
そっと優しく頭を撫でようとしたろう
どうして彼女ばかりこんなことに、と
悼む胸を隠して*]
[だが、この時既にもう、ディーターがいないのなら
きっと己はカタリナがある程度落ち着いたら
お前を探しに行くだろうさ
でも日没だ。今声を掛けるのも逆効果かもしれん
見つけたら。或いはその場にいるのなら
お前の髪を一度ぐしゃっとかき混ぜるだろう
それから、各々をもう夜が来るから
食事を摂る者は摂り、摂らぬ者は部屋にと声を掛けたやも
頭への一撃は
言葉ではなく、唯、それが
宝物を喪った幼馴染への慰め方だった*]
[ディーターがパメラを抱き寄せた>>3際に、見てしまった。
背中から血を流している。
これは他殺だ。
処刑をしなければならないのだから、誰かが死ぬのは当然のことなのかもしれない。
けれど、処刑対象を決めたわけでもなかったのに。
独断で殺めてしまったの?
それとも、パメラの希望で?
パメラの死の悲しみもある。
けれど、今後集まるであろうことが考えられるあのひとへの疑惑に、どうすればいいのか頭を巡らせていた。]
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……。
[パメラの死の悲しみよりも先に、ニコラスの今後が頭を過ったことへ。
恐らくこれをやったのであろう、ニコラスを止められなかったことへ。
その謝罪は、周りからはどのように映ったのだろう*]
俺よりかは、心配なのは沢山いるがね
忠告は貰っとく、ありがとな
[そう言って微笑む。彼が笑みの下で
どんな本能を飼っているのかを。俺はまだ知らない*]
[2人を呼べば、1人からは動揺が>>6
1人からは慟哭が>>8宿の中に響く。
化け物も、こんな風に泣くんだな。
人間と同じか、それよりも情は深いのだろうかと
正面の扉から離れず、指さされた奥を見つめる。
カタリナや神父の姿を見ても近付くことは無い。
代わりにシスターが気にしていたからだろう]
ニコラス、あんたが殺したのか?
[その問いは俺自身か、それとも本人へ聞こえたなら
答えは貰えただろうか*]
[フリーデルは何故、誰に向かって謝っている>>12のか。
パメラの死に打ちのめされた男は、ぼんやりと考えた。
分からない。何も分からない。
たったひとつだけ理解できる、目の前の残酷な光景が夢ではなく現実だということ。]
悪いな、フリーデル。またパメラに化粧して貰えるか?
[回らない頭でそんな依頼を出しつつ、妹をそっと寝かせて、両手を胸の前で組ませた。
パメラを手にかけた人物は誰かすら、今は全然意識していない。悲しみに暮れていたせいで、余裕が全然なかった。*]
[一人亡くなったことにより、処刑の中止が決定したか。
ああ、パメラの弔いをしなくては。ディーターの願いにゆるく首を縦に振る>>16。パメラは自分の化粧道具を持っていただろうか。無ければ自分の道具で彩ろう。
その後は、厨房に充分な食事が用意してあればそれを配膳しつつ、一品二品足りないようであればその場にあるもので簡単なものを作り、力なく食して。]
……占いの準備をしなければなりません。
失礼いたします……。
[のろのろと、自身の部屋へと。]
― その日の晩 ―
[ヤコブに言われた通り>>2:304、しっかりと施錠をしてから。
昨晩と同じように、フリーデルはベールを脱ぎ、ロザリオを外して儀式を始める。
ナイフで左手首を切りつける。
昨日の傷もまだ治りきっていないけれど、そんなことはどうだっていい。]
――汝は、人狼なりや?
[零れ出す紅。回り出す十字。
自身が念じた名は、ニコラスのもの。
けれど――]
― 最期の夜 ―
[誰かのノックの音と呼びかける声>>2:439に目が覚める。
本来なら、この状況で扉を開ける愚など犯さなかっただろう。
だが相手はディーター、妹を亡くしたばかりで。
彼が人だと信じてる訳ではないけども、それでも流石に無碍に追い返す気にはなれなかった。]
なにをしてるんです、もう……。
[眠い目をこすりながら、扉を開けて中に招き入れる。
さて、こういう時ってどう慰めるべきなのか、いっそ慰めない方がいいのか。
そんなことをかんがえながら、置きっぱなしの薬箱の鍵を開けようとして、かけられる声>>2:440。
背筋に悪寒が走ったのは本能的なモノだったのかもしれない。]
あ、待って……違うの!
[紅が落ちる。
けれどそれはニコラスの名の上でなく。
そして結果は、やはり昨日と同じく、人であることを示すもの。]
この……できそこない!!
[悔し気に右の手で机を叩いてから。
熱くなって出血が激しくなっていることに気付き、慌てて止血してから、ベッドの上へ**]
ごめんなさい……
わたしが、役立たずだから……
[絶望と嘆きに満ちた場で
そんな小さな声が耳に届くとすれば
それは傍で頭を撫でる彼にのみだろう。]*
シスター フリーデルは、ならず者 ディーター を能力(占う)の対象に選びました。
[シモンを追い越したとき、どんな表情をしているか横目で見られていた>>2:449ことを、切羽詰って、悪い予感を抱いて思いつめ、何かにおびえるような恐ろしい顔をしていた男が気付いていない。
今は視線>>15を感じながら、静かに泣いている。
だが、弔いの依頼を受けてくれたフリーデルの声>>17をきっかけに、ようやくパメラの前から移動しようという気になった。ゆるく頭を振った拍子に、残された手紙>>2:385に気付く。]
パメラ。
[急いでそれを広げ、もう一度名前を呼んだ。
ああ、おろかな俺は、妹の心からの叫びを、訴えを受け止めてやることができなかった、と。
手紙を持ったまま、のろのろと部屋を後にする。涙のあとを頬につけたまま、すっかり青ざめて。*]
[謝る聲。違う、違うよ
役立たずだから誰かが死んだとか
そんなことはないんだ。違う――……
そう、告げるよりも尚深い絶望と嘆きが
彼女の口からまろび出る]
……役立たずってなら俺もだ
もっと早くに気づければ、助けられた
ごめんなぁ。守ろうとしてんのに
護りたいのに。カタリナの、心を護り切れてない
リナは。役立たずなんかじゃ、ないのに
そう思わせてしまってる今の現状を
解決できてないのが、悔しい
[小さな声が胸に痛い。今の自分にできるのは部屋へと戻る際に
怪我をしないか、倒れはしないかと見守ること、だけであった*]
[夜中の一声の後。
しかし、彼の浮かない声には流石に気が付いたのか。]
ディーター。
君は、パメラの事を。
[あえて言葉は紡がなかった。
それを言ってしまえば、何かが壊れてしまう気がして。]
[カタリナはそのまま、部屋へと戻る
その際に。ニコラス、と
確かに彼女は、言った
十中八九、あの場でいなかったのはニコラスだから
彼女が下手人と考えて相違ない
だが、どうしてそのようなことをしたのか
それがわからぬまま、夜が来る
布団に転がれば目を閉じる。風の音が酷く煩く
まるで誰かの嘆きの、様に*]
[部屋でパメラを抱きしめて泣いていた時間が長かったものだから、あとから来たカタリナとジムゾンにも遭遇した。
今はまだ何も喋る気になれないと、二人に会釈をしてそのまま通りすぎようとしたとき。突然ぐしゃっと髪を一度かき混ぜられる>>10。]
?!
[驚きの表情でジムゾンを一度見つめたあと、泣き笑いで応じる。それが幼馴染なりの慰め方なのだろうと推測したからだった。
一旦隣の2-7に引っ込んでから、迂闊にも着替えがなかったと気付いた。*]
[シスターの謝罪が響く>>12
やはり何か彼女は知っているのだろう。
そのシスターに妹を飾ってやって欲しいと
頼む男の顔は見慣れた兄のものだ>>16
幽鬼の様にふらりふらりと出ていく姿>>22も
演技には思えない]
(遅かれ早かれ皆死ぬんだろう?)
[パメラが俺の様に狂わぬ限り、彼女にも
死の運命しかなかったはずだ。
それを彼は考えなかったのだろうか。
それとも自分の手で殺すつもりだったのだろうか。
身内だからこそ見えていなかったのだろうと
納得する俺の方が冷酷だろう。
それとも、いざこの手で殺すときに初めて
知らされるのだろうか。
そんな時が来るかどうかも判らぬのに]
[無理すんな。なんてそんな泣き笑いの顔で言えない
唯、そんな風に笑うお前の心を想えば胸が痛かった
どれだけ大事に大事にパメラを想ってるか
ずっと見てきたから
今のお前に慰める言葉が出てこないんが
ぶっきらぼうな慰めしかできないのが、哀しい*]
→ 食堂 ―
[宿にある服で何とかやり過ごしたあと、食堂へ向かう。
その場にいる皆へ、パメラの手紙>>2:385を披露した。請われたら直接手に取り、読むように促す。
長い長い、空虚な食事時間を終えると、早々に部屋へ向かった。
酒を飲んだのに眠れないことは却って有難い、今夜の自分には果たすべき仕事があるのだから。**]
[オットーだけでなく他の皆も顔を出してくるだろう。
俺は誰にも交らず、最後にそっと近付くつもりだ]
パメラ。
……手伝い……ありがとうな。
助かった。
[今までの彼女に感謝と共に別れを告げて、
その日は処刑どころではなくなっただろうから
パンでも残っているなら幾つか貰い、部屋で
腹に収めながら今日あった事、明日からの事を
考えていた**]
[無理するな、と言われていたとしたら、してねぇよと表情を変えずに答えたであろう。
それは幼馴染に気を使ったからではなく。]
(背負わねば”ならんのだ”よ)>>2:123
[男に向かってそう言った、幼馴染を思い出していたため。
これからの男は、より一層無理を”しなければいけない”。少なからず縁のある人間を手にかけ、人々が殺しあう様を見続ける……ときには自らがそれに加担するだろう。
そんなときに、大切な妹が死んだことがどれほどショックでも、それに捕われてはいけないのだ。
――こんなこと、今はまだ幼馴染には言えない。
言う訳にはいかなかった。誰よりも仲間たちのために。
慰めがないのは却って有難かった。今の男にその気遣いを受け取る資格はない。*]
/*
発狂のタイミング逃したわ……
ニコラスは元々何考えてんのか分からない奴だったけど、今はサイコパス感強すぎて何考えてんのか全く分からない(´□`川)
→ シモンの部屋の前で ―
[食事を終えて部屋へ戻るシモンに声をかけた。
周囲をよく確認して、二人きりであると確信したあと、こう切り出す。]
……悪かったな。さっきは取り乱したとこ見せちまって。
情けねぇ、本当に情けねぇ。俺はこの結末を全然考えてなかったんだ。いや、考えないようにしてたつーのが正しいか。
そういう意味では、お前の方がよっぽど肝が据わってるよな。
[パメラの遺体を発見したところを見られていた仲間にいつわりのない本音を漏らす。
身内だから見えていなかった、シモンがずばり指摘したことは当たっていたのだ。]
[その直後、男は表情をがらりと変え、シモンの目を真っ直ぐ覗き込んだ。]
だがようやく俺も決心がついた。これからは何があっても立ち止まったりためらったりしねぇ。
俺は、お前が命を賭けて依頼を引き受けるだけに相応しい人狼になる。これからもよろしく頼むぜ。
だがその前にひとつだけ。
昨日見たければ見にこいと言ってくれた左目に、俺の仲間に会いにきた。是非見せて欲しい。
皆の前で披露する前に、一人だけで立ち合いたいんだ。
[内心シモンが呆れるかもしれない、そんな懸念が払拭できないので。もし拒まれたら、それ以上の無理強いはしない。
場所を変えたいというのなら、大人しくそこへついていくだろう。*]
/*
更新前はもっとバラけません…?
皆が旅人を怪しむのは大歓迎、というか怪しまれるよう動いてはいたけど
何も話す前から居ない≠セけで犯人確定になる流れは、ちょっと違うと思うんだ。
今回は私が吊られ確定だったから問題無いんだけどね
なんだいなんだい…………
神様のところへ行けない罰当たりな魂なんてのは、あたしだけで十分なのにさ………
ほんと、浮かばれないよ………
バカな娘だよ、パメラ。あんたって娘は………
ヨアヒムは、災難だったね。
人狼は何が狙いであんたを…………
ただ言えるのは、ゲルトを襲った人狼と………ディーター………ディーターの姿をした人狼…………とじゃ、考え方も目的もちょっと違うんだろうねえ………。
ああ、最初の惨劇は目撃できなかったんだ。
仰々しい現場…………
わざわざ自分たちの存在を見せつけるような…………
100年ぶりの晴れ舞台だって言うのかねえ……ふざけんじゃないよ………。
でも、さっきのディーターからは、そんな雰囲気はまるで感じられなかった。
必要だから殺した………そんなふうに見えるねえ。
………ごめんよヨアヒム。でも、あんたは人狼にとって何かしら厄介者だった……あたしたちには必要な存在だったのかも…………残念だよ。
― 朝 ―
[目が覚めてはいるものの、身体は動かない。
短期間で血を流しすぎたせいだろうか。
昨日のように悲鳴が上がるか、誰かが呼びに来ない限りは、動くことはないだろう。
あのあともニコラスが姿を見せることはなかった>>29
立場が悪くなるだけなのに。
パメラの手紙を読んだって>>27、納得のいかない者はいるだろうに。
――だから占いたかったのに。
結局、ロザリオが選んだ相手は、絶対に占ってはいけない人。
尤もらしい理由を付けたら、人狼に狙われる可能性が跳ね上がるだろう。
そうなるくらいならば――**]
[普段と変わらないように聞こえるオットーの声>>*1。
お互い変わり者と言われてきた幼馴染の言動で、獣は過去数え切れないくらい何度も気が楽になってきたのだ。
そして勿論今回も。彼にはいつもこうして助けて貰っていた。いつの間にか入っていた肩の力が一気に抜けた。]
心配は無用である。我なら大丈夫だからな。
[浮かない獣の声に気付いたオットー>>*2へ、ハッキリと返答する。
それは強がりではなく、同胞のお陰で気持ちを取り直したからであった。]
今までの俺はパメラを大切にしていた。誰よりも。
だがこれからは違う。
[オットーが濁した言葉の先にあるものは分からない。だから獣はいつもの口調で本音を告げたあと、がらりと雰囲気を変えた。]
[オットーが濁した言葉の先にあるものは分からない。だから獣はいつもの口調で本音を告げたあと、がらりと雰囲気を変えた。]
我らのハッピーエンドに近づくために。理想郷を築くために。
今後もよろしく頼む。我はより一層努力を怠らないと、改めて誓おう。
本当にありがとう、オットー。そなたが同胞で本当に良かったと感謝しておる。
[暗い笑みを浮かべた獣はその場を離れた。この表情を浮かべるときは、獣としての本性が現れているときに限られている。
体についたヨアヒムの血を洗い流すために。**]
― 朝・2-7 ―
[目が覚めているのに、ベッドの中でじっとしたまま動かない。
ゲルトでさえ第一発見者になることを避け、他の人が来るまで待ったのだ。
ましてや自らが手を下したヨアヒムを見つけたら、どんなぎこちない言動になってしまうか分からなくて。そこから正体を悟る人間が現れるかもしれないと不安になってしまう。]
(誰か、一刻でも早く見つけてやってくれ。)
[浮かんだのは殺す直前に見た、自分の願いに応じてドアを開けたときのヨアヒムではなく。
一昨日事件を起こす前、食堂で話をしたときの表情であった。**]
── 記憶・五年前 ──
[綺麗な人、もしかしたら大きな街の生まれなのかもしれない
羊飼いの娘なんかが何度も通ってはいけない
気があるのだと、勘違いで嫌な思いをさせるかもしれない。
教会には神父様が、シスターがいるのに自分なんて迷惑なだけ。
そうは分かっていても、どうしても気掛かりで。
初めて会った時から>>0:398優しくしてくれるから、嫌う気持ちも芽生えなくて。
家の手伝いの合間、足を運んだ。
外から来た金髪の男性なんて、何度も見た。
その中で金とも見えた淡黄の髪の彼に、何故そこまで思い入れるのか。自分でも、不思議だったけれど──]
頑張り屋で、笑顔が可愛くて
すごくいい子なんだよ。
[そう友達の話をしたのは、兄のことを語った後
打ち解けて口調も崩れた頃だ。
本当は、自分の話なんか退屈だとは分かっている
パメラのことはディーターが話しているだろうとも、思っていた。
……だが、彼が村に来た経緯はあまり普通とは言えず
知らないなりに、思うこともあって
旅の話や身の上を聞くのは躊躇われ、話題を探した結果だった。
綺麗な場所だとか、大きな街のことだとか
それくらいなら聞いてみたことはあったけれど。]
……ニコラスには、大切な人はいる?
[彼自身の深い部分について聞いたのは、その一度だけだった筈だ。
自分なんかが聞いていいことなのか、迷いながらの言葉だったから
話したくないのなら、或いは濁すのなら。その反応を悪く思うこともしつこく聞くことも無かった筈。]
[いつだって帰るときは同じ言葉を口にした。
拒まれなければその手を包むように握り
心からの願いを乗せて。
シスターに教えてもらったように──]
あなたが、──……
[わたしは清らかな修道女にはなれない。
無条件な愛なんて、持ち合わせていない。
わたしは、そう
まだ若い彼を通して顔も知らない父親を見ていた。
親無し子が大切に育ててもらって、
村人にも優しくされ、恵まれているのに
彼のようなきょうだいが欲しいと思っていた。
──思っていたのだ。]**
/*
まあここでこれ振るというのは
そういうことなのだ……
そしてそれが叶う叶わないに限らず
その魂を見てしまうのだ……
[呼ばれるか悲鳴が上がるまで動かないといったな、あれは嘘だ。
のろのろと起き上がり新しい修道服へ着替えると、全員の無事を確かめるべく部屋を出る。]
アルビンさん、おはようございます。
フリーデルです。
[まずアルビンの部屋の戸をこんこんと叩く。
真っ先に確認したのは、隣だからということもあるが、自分が人と判定したため、狙われやすいと思ってのこと。
無事が確認できたなら、ほっと胸を撫で下ろし、不在のようなら鍵がかかっていることを確認してから、
その隣のヨアヒムの部屋の戸を叩く――]
ヨアヒムさん、フリーデルです。
おはようございます。
[反応はない。
もう起きて食堂にでもいるのだろうか。
薬師の朝は早いのだろうし。
とはいえ、一応留守であることは確認しなくては。]
……失礼します。
[戸の取っ手を握ると、あっさりと扉は開き。
昨日と同じような匂いが鼻をつく。]
[目の前に広がるものは暴力的な赤>>2:441
急所から広がっているそれは、部屋の主が生きていないことを一目で知らしめる。]
な、な……?
[昨日、自分は彼に何と思った?>>2:265
人狼も彼に同じことを思ったからこそ、彼を狙った?
――ああもう、冷静に考えることを自分の中の衝動が許さない。]
だ、誰か……
誰か来て!ヨアヒムさんが!!!
[声の限り、叫ぶ。
自分は、部屋の前で立ち尽くしたまま、誰かを待つだろう**]
→ 2-5 ―
[吹雪で窓が揺れる音が少しずつ減っていく。どのくらい時間が経ったのかと考えていると、”誰か来て!”>>40と叫ぶ声が聞こえた。]
部屋の中にいても、案外筒抜けなんだな。
[新たな発見に驚きつつ、2-5へ駆けつける。部屋の前で立ち尽くしたフリーデルを発見して、顔を覗き込み声をかけた。]
今声を聞いて、急いで来た。ここで待っていろ。
[他に誰かいてもいなくても、つかつか部屋に入る。真っ直ぐヨアヒムの元へ近づき、体を抱き上げてベッドに寝かせて布団をかけた。
しかし遺体の状況を確認しようとする人がいれば止めないし、布団をめくるなとも言わない。ヨアヒムがどのように人狼に襲われたのか確認できるよう、なるべく痕跡を残す努力も試みた。口元についている血すら拭わない。]
[左胸に見えた名残は、当然のように人間のもの。
薬師の大切な薬草を潰えさせる雪のような、その冷静さを思わせるような清浄で冷えた色。
また人間が死んだ。
人狼は、生きているのに。
何も言わず、少しの間布に隠された彼を見ていた。
ごめんなさいヨアヒム。
あなたが嫌いだったわけじゃないわ
わたし、涙がもう残っていないの。]
皆を呼んでくるよ。
[第一発見者と、真っ先にやって来たディーターへそう言ってから離れた。
多分、多くは声を聞いただろうし
そうしている間にも誰か来ていたかもしれないけれど。
もし、出てくる気配が無い部屋があれば
ノックして、声を掛けるだろう。「ヨアヒムが死んだ」と。]
[それが終わってから、再びフリーデルへ話しかける。]
何か飲むか?俺が用意できるのは、珈琲くらいだろうけど。
[下手に大丈夫かとか、しっかりしろとかは言わない。遺体を発見した若い女性が、そんなこと言われても平気でないのが当然と考えている。
しばらくためらったあと、フリーデルの耳元で囁いた。]
俺、ジムゾンから聞いた話を昨夜あれこれ考えててさ。やっと思い出したんだ。君の実家、タートザッヘ家についてちょっとした噂話を。
酒場で聞いたから、本当か嘘か怪しくて、ずっと忘れた。
[さすがに本人の前で、”奇妙な儀式に精通してる”だなんて言えないので、そこは誤魔化す。]
俺はずっと、粉ひき屋の息子に生まれたことが正直悔しかった。なんで俺がこの小さな村に縛り付けられるんだって。だから、パメラが寂しがってるの知ってるのに、一人きりにして、旅に出て。
そのせいで、神様の罰が当たったんだ、きっと。
[”そのせい”とあいまいな表現に留め、一旦息をついて言葉を切る。]
もしかして、と思うが。君が”一度に全員を占うことができない”って申し訳なさそうにしてたの>>2:154。占い師の家系に生まれたとかって理由じゃないよな?
俺が家とか世襲制とかに縛られるのが嫌いだから、こんなこと考えるのかもしれない。あまり無理はするな。占い師として使命を果たしたいのは理解できるが。
[フリーデルの責任感を否定しないよう、慎重に言葉を紡ぐ。]
俺は……以前からずっと、敬虔な修道女としてフリーデルを信頼している。
[占い師としてと告げるのは、獣の本能が拒んでいる。従ってほんのわずかためらってから、普段抱いている印象を素直に告げた。
ジムゾンが以前呟いた台詞”俺は何時まで経っても兄にはなれないようだ”>>0:124が頭を過ぎったが、構わず告げる。]
そして、いつもそばにはジムゾンもいるじゃないか。俺の幼馴染は誰よりも頼りになるぞ。何かあったら相談してやって欲しい。きっと喜ぶから。
[お節介すぎるかと思いつつ、その何かはまさに今じゃないかと感じたので、ハッキリと口にした。
それでこちらからの話は終わりにする。*]
[そしてわたしは気づくのだ。
ねえ、ニコラス
あなたは朝から何処に行ったの。
ヨアヒムが死んだのに、部屋にもいないの。
あなたは昨日もそうだった。
早く起きただけ。
あんなことがあったのだから、ゆっくり寝ていられるわけもない。
冷静で、疑心が無ければそう考えられたのだが。
羊飼いは旅人を、ゲルトの部屋のこと同様に偏った目で見てしまっていた。]
ニコラスが部屋にいない。
[再び部屋の前に戻れば、二人に告げる。
彼らの交わした言葉は、聞こえてはいなかった。]**
分かった、よろしく頼む。
[皆を呼んでくると告げてその場を離れたカタリナ>>44へ返事をする。その背中を見ながら、昨日彼女が食堂で無理矢理作った笑み>>2:149を思い出している。
パメラと同じく守る存在と思っていた。妹のように接していた。だから食堂での議論のときも、無理に話題を振らず、誰をどう思っているかすら未だ聞けていない。]
(だけど、本当にそれでいいのか?)
[突然疑問が浮かぶ。
カタリナは最も近しい兄ゲルトを失った。これから先も彼女が頼りにできるような人間は減る一方。何故なら人狼の未来のため、男が仲間と共に殺戮を続けるから。]
[獣の視点で考えれば、カタリナがこれからも弱々しい少女のままでいてくれた方がずっと有難い。より容易に場をかき回し、自分の思う通りに支配できる。
だが幼い頃よりゲルトと共に見守ってきた兄の意識がそれを妨げた。ここは成長を促すべきだ、任せられることは任せてみようなどと、自分でも甘すぎる思いが頭をもたげる。
そんなことを考えていると、カタリナの報告>>48に驚愕する羽目になる。]
ありがとう……って、何、ニコラスが?!
そういえば、昨日は結局食堂に顔を見せなかったな。パメラを見つけたときも、俺は顔を見た覚えがないし。
[一体どこで何してるんだと呟いて、はっと思いつく。これは疑惑をなすりつける絶好の機会かもしれないと。]
もしや自分が殺したヨアヒムを誰かに発見させるまで、どこかに身を潜めているんじゃ?
[まさに男が実行した作戦を口にする。
カタリナが疑いを抱いているとは知らないまま、”後ろめたいことがなければ素直に顔を出せるはずだ。”と、煽るような台詞を口にした。**]
人狼でもなんでも。
お兄ちゃんはお兄ちゃんよ。
なりかわってたとしても。
お兄ちゃんの一部で、お兄ちゃんは一部なのよ。
[ぽつりと呟く]
……ショーなんて言葉。
使いそうなのはオットーくらいかと思ってたけど。
違うのかしらね、どうかしらね。
[純粋につらつらと言葉を連ねてふっとお兄ちゃんのそばにいく
見えてないんだろうけどね]
お兄ちゃん。
お兄ちゃんはだらしなくて喧嘩っ早くてあたしを独りにさせて寂しくさせてあたしを心配させて、酒臭くてあたしを怒らせて。
……それでも、あたしのことを考えてくれてて。
自慢で大事なお兄ちゃんだったのよ。
なのにどうして。
どうして、人狼になったなら教えてくれなかったの!
あたしがお兄ちゃんを殺すと思ったの?
そんなわけないじゃない!
ならず者 ディーターは、旅人 ニコラス を投票先に選びました。
/*ちょうど顔を出したら、墓下のパメラにバカと言われてしまった。
こんなおにいちゃんでごめんよー。
[切ない、しかしめっちゃ美味しいと唐突のPL発言。]
― 2ー5号室前 ―
……ディーターさん。
す、すみません……
[昨晩あんな形で大切な妹を失った男が、気丈に振る舞っている>>41
それなのに、足がすくんで何もできない自分が歯痒かった。
村の人間とは一定の距離を置いていたように見えたヨアヒム。
けれど、ちょっとだけ悪戯っぽい一面もあって>>0:409
占いを信じられないと言いながらも、自分を気遣ってくれていた彼はもう、いない。いないのだ。]
[続けて現れたカタリナが皆を呼びにその場を去り>>44、ディーターがヨアヒムを寝かせた後。
そのディーターに、何か飲むかと問われれば>>45]
……はい。
[酷く喉が乾く。断る理由もない。
皆に告げなければならないこともあるし、食堂へ行く必要はある。
等と考えていると、囁く声。]
噂話……それは……。
[彼は言わないが、儀式についてのことだろう。
まさか彼が知っていたとは。
占い師を名乗り出た以上、隠さなければならない理由もないのだろうが。]
[ディーターの話を黙って聞く>>46
曖昧な箇所については、特に疑問に思うことはなく。
パメラをひとりにした、そのせいで妹は死んだのだと、ただ自分を責めていると解釈する。]
そんな、ことは……。
[家に縛られる。
その言葉にどきりとした。図星だったから。
今でも自分は家の呪いに縛られている。村のために死ぬことで、父は誉めてくれる、なんて、今でも。]
あ、ありがとう、ございます……。
[>>47敬虔なんかじゃない。喉から出そうになった言葉は飲み込んでいると、彼が出した名前は。
15年間共に暮らしていながら、壁を作って弾き続けていたひとのもの。]
……っ……め、迷惑じゃない、でしょうか……
わた、わたしは、ずっと……
あのひとを、遠ざけてきたのに、今更っ……
[相談して欲しい、きっと喜ぶからと言われて、急にぼろぼろと涙が零れた。
本当に今更。今度はあの人から避けられるのではと思う。
――けれど、今一番、話を聞いて欲しい相手でもあった。]
わかり、ました……
ちゃんと、相談します。
……話します……。
[涙を拭うことなく。
こくこくと、ただ頷いた**]
― 花の意味 ―
[黒薔薇に黒赤色の薔薇に意味はある
死ぬまで恨みます、増悪、恨み、化けて出る
貴方はあくまで私のもの、決して滅びる事のない愛、永遠の愛
さて、少女が遺すのにふさわしいと思うのはなにか
血に濡れた青薔薇に皆は何を思うのか
それは、今の少女にはわからない
ただ、一つ、奇跡はあまり起きないから奇跡なのだ
不可能なものは不可能で夢叶うのは一部なのだ**]
/*
ふむふむ…ヨアヒム殺害疑惑。
投げられたら全力で答えたい感じ
…超人、なってみちゃう?一晩に二人殺害マン←
もはや庇いようが無いわ 笑
[わたしは冷静でもヨアヒムの死をなんとも思っていないわけでもない
その証拠にシスターの様子がおかしくても、気遣いを向ける余裕もない。
嘆き悲しむようなラインはもう、あの子を殺された時に越えてしまっていた。]
ニコラスはあの時、何をしていたんだろうか。
[ディーターの言葉>>50にも淡々と返す
改めて昨日あの場にいなかったのがニコラスだと確認出来た。]
……そうか、そう思うか。
ぼくたちは、彼に会うべきだね。
[一人の少女を思う者同士、殺された者同士
すんなりと彼の言葉が染み込んでいくようだった。
続いた内容も、煽りではなく推理として受け入れる。
数度頷き、納得を示した。
何よりパメラを殺した理由すら聞けていない。]
[昨日は結局何も言えない内にパメラの事件が起きた。
多くはパメラが人狼だなどと思わないだろう。
仮に思っても、殺された兄が“二匹”と言ったことを思えば
何よりヨアヒムが殺された現状。
今日こそ処刑が行われる。
心の内は押し込んで、話を聞くつもりだ。
パメラが口にした悲しい台詞も覚えている
彼女が望んだ、それも浮かんでいた。
だが、わたしは、このままいけばきっと
──あの人の魂を見ることを望む。]
[その時。漸く気づいた。
“占い師”に“左目に見る者”、“魂を見分ける者”
分けて考えていた二つが繋がったのだ。
無関係などでは無かった。
人狼の魂も今までの動物と同じように
人間ではないなんらかの色として視えるのならば
その役割は、証明すること──]
[──そして、絶望した。
誰かが死んだ後、命が絶えた結果を見るだけの力なんて
なんて役に立たないのだろう。
何故、あの二人が言うような力ではないのか。
誰も守れずに心配ばかりされる女にはぴったりだ。]
外に出ていないのなら、厨房か食堂だ。
風呂という可能性は……無いんじゃないかな
ここは任せてもいい?
[誰にも止められなければ、階段を降りていく。]**
― 2-5 ―
[その瞬間に、やってきたのは妙な浮遊感。]
あ、れ………?
[瞬きとともに瞳が開く。
さっきまでいた部屋。けども、視点の高さがおかしい。
自ずと右手が左胸を抑えるけど、なんともない。
足元にゆっくり視線を落とせば。
ああ、僕だ。
ぽかりと開いた穴。心臓をぶち抜かれたのだろう。
血が飛び散り、辺りを濡らしている。
そして、今の自分は浮いている。]
……なるほど?
そうか、はは……。
[現実主義の青年は、幽霊だって信じてなかったけど。
実際にこうなってしまっては信じるもなにも。
これこそが青年の現実なのだから。]
[フリーデルが口では否定した>>53ので、まさか図星をついたとは知らない。俺の推測は間違えてたのか、ならいいやと考え、占い師の責任感の話は打ちきった。
ただお礼に対して黙って頷く。
迷惑じゃないかと言われて>>54、]
(今更、なんて。ジムゾンは細かいことは気にしねぇよ。)
[そんな台詞が頭に浮かぶ前に、突然フリーデルが涙をこぼし始めたので、男はてきめんにおろおろした。基本的に年下の女性に泣かれるのは弱い。どんな相手でも妹を連想するから。]
[相談しますとの返答>>54を得られると、ようやく落ち着きを取り戻した。]
それはよかった。あのお人よしなら、今更なんて思わずにフリーデルをきっと受け入れてくれるさ。
幼馴染の俺がアドバイスすると、ワイロを持っていけば更に効果抜群。例えば美味い飯とか。
[彼女の気持ちを楽にするよりは、焦った自分を取り繕う目的で妙なことを口走ってしまう。神父が誤解されないといいがと後悔したが、一度出した言葉は取り消せない。
だが、この涙を拭うのは自分の役目じゃないから。一刻も早く二人が顔を合わせられるよう祈った。*]
[パメラの死を確認中も不在だったニコラス。その指摘>>55を受けて、はっと気付く。パメラを命を奪ったのは”彼”ではないかと。]
そうだ、俺たちはニコラスに会わなくては。すぐ探そう。
[激しく頷きながら同意を返す。
疑いを煽る自分の意見に納得するカタリナの姿を見て、単純な男はニコラスを落としいれようと計画的に物事を進める予定をあっさり放棄した。
”彼”がパメラの命を奪ったならば、是非聞かなくては。何故そんなことをしたのかと。
ヨアヒムを殺害した人狼へ尋問することよりも、妹のことで頭がいっぱいになっている。
そのせいで、意識せずにカタリナと共鳴を起こした。友人を殺された少女と妹を喪った男、同じ人間の死を目の当たりにした者同士が、お互いの言葉を受け入れていると感じられる。]
/*うぎゃー!
飴を一個もらったのに、あと235ptとか、お前は馬鹿かー!
つまりここまで一気に965pt消費したって訳だよな。
馬鹿かお前。せっかく喉節約のために襲撃ロルを前日に落としたのに。
自重しなくては自重。(自分に言い聞かせる。
/*ところで、脳筋暴走機関車ってめっちゃ動かし易いんですけど!何この快適な操縦感!!!
……つまりそれって中身が(事故により、以下の発言は削除されました。続きをお読みになりたい場合は、次のボタンを→
それにしても憎む、か……。
こういう時にはそれが当たり前だろうに。
……そういう感情も、湧いてくれないんだな。
[憎悪がどういったものかも、知識として理解はしている。
けども、理解してるだけで、*実感は伴わない*]
[ぐし、と袖口で涙を拭うと、カタリナの報告があった>>48]
ニコラスさんが……?
[そしてディーターから上がる疑惑の声>>50
ああ、やはり疑われている。
彼女を占うことができればよかったのに。
ねえ、ニコラスさん。
あなた、何を考えているの?
私は、あなたを信じたいのに。
このままじゃ、私もあなたを庇えなくなるわ。]
……そうですね。
あのひとに、会わなければなりませんわね。
[このままでは、何も話を聞いてもらえないまま処刑されてしまうもの。]
わたくしも参ります。
ヨアヒムさんをあのままにしておくのは、心苦しいですが……。
[けれど生きている者を優先させるべきという考えもある。それに、現場をよく見ておきたい人も、いるだろうし。
後にちゃんと死化粧を施して弔おうと思いつつ、自身もディーターの促し>>62に応じて、食堂へ。]
― 食堂 ―
……ニコラスさん。
貴女、どうして……
[ひとりでパメラさんを殺めてしまったの?
尋ねたかったけれど、100%彼女と決まったわけではない以上は続けず。
食堂の片隅へ座る彼女>>29へ、ゆっくりと近づいた**]
/*
なんか
人狼なんか動物と一緒って言ってるみたいだな
人間ではないものの例が動物だったんだけど……
書き方下手すぎてずーっとやらかしてる
/*
やる事メモ
フリーデル、ジムゾン、カタリナの秘話返事
食堂での謝罪会見(?)
ディーターを煽ってぶっ飛ばされる(重要)
オットーに会って花の意味を話す
シモンに会って巻貝を渡す
(ヨアヒム殺害疑惑引き付け)
…意外と忙しいなオイ
農夫 ヤコブは、シスター フリーデル を能力(守る)の対象に選びました。
[ディーターの口元に見えた赤に目が釘付けになる。
その血はいつ付いたものか。
彼が部屋に入って来た時は確認してない箇所だから、判断がつかなかった。]
え……と、私は他の方を呼びに行って参ります
シスターフリーデルをお任せしてもいいですか
[なんとか言いつくろったが、不自然さはぬぐい去れなかった。
敏いものならアルビンの胸中などお見通しだろう。
二人が部屋を出ていくのを見送ってから、
食堂へと集合をかけるべく、アルビンもその場を去った。**]
/*
疑い先にするなら明日以降でしょうし、襲撃先としては正直タイミング的にまだかなって思うんですよね。
さすがに今日わたし襲撃にもっていくと思いますし。
明日以降わたしが生きていたら、もう狼さんは詰んでしまうと思います
/*
状況的にこっちか。
ど、どないしよか。
きっとフリーデルに起こされてるのに三人も先にいるから混乱したのね。すまない。
/*
正直この疑い方は「PL視点で狼が見えている」からこそだと思うのですよ
声が聞こえたかどうかなんてPLの気分次第なところもあるし、あまりそれは材料にしないほうがいい気がする(ト書き等で「ここ疑ってね!」アピがあるなら別ですが)
さすがに今回の狼陣営さんが完全勝利を狙っているようにも見えないし、そこは信用していただきたいなって思うの
[役目は果たした。
明け方になってそう囁きかける仲間、ディーター。
けれども本当は彼の考えている事すらも読めちゃいないのかも知れない。
ごろりとその場で寝返りを打った。]
世界を呼び覚ます朝よ、光に包み込む優しき朝よ。
今日だけは、少しばかり遅れて来てはくれまいか。
[そんな願いも虚しく。
今日も太陽が顔を覗かせるのだった。]
行かなきゃ。
/*
「夜中に物音がしたから廊下へ出てみたら、○○が被害者の部屋から出てきたから、こいつが人狼だ!」に通じるものを感じてしまうというかね
PLの考えに左右されるところが大きいからね、声以下略は
これからはね。
ああ、僕も君が仲間で本当に良かったと思うよ。君でなきゃいけなかったんだ。
[だから僕も守らなきゃ。
大切な仲間たちを、僕たちの理想を。
できるに決まっているさ。なんたって、この僕なのだから。]
[今日は誰かが起こしに来るまで、部屋から出なかった。
なんとなく、そんな気分だったから。
やがて慌てたように飛び出していくけれども。]
ああ、ヨアヒム。君までいってしまうだなんて。
大きすぎるよ。哀しみが。
このままじゃ僕はただの負け犬じゃないか!
くっ、君の思いは絶対に無駄にはしないさ。
羊飼い カタリナは、旅人 ニコラス を投票先に選びました。
─ 食堂 ─
[ 食堂の片隅。
左手首に雑に巻いた
包帯を隠すように俯いていた
昨晩気を失う少し前
一思いに短剣で切り裂こうとして
──出来なかった。
その白に滲む赤は弱さの証。
人の命を奪っておきながら
尚も生き続ける自分は。
大嫌いだ。 ]
……
私はパメラと同じ思いだよ
[ 断定された訳では無いから返す言葉もまた抽象。
フリーデルの顔を見上げ、宿を包む雪のような顔色で、ほやっと微笑んだ
共感したから殺めた
…その事が伝わるかは分からないけれど。
その表情からは何かがあった
事だけは確実に伝わるだろう
これ以上人を疑いたくない
……だから殺して欲しい。
その思いは変わらない ]
[ パメラと話して気付いたんだ
私がずっと旅して探していたのは
失踪した兄ではない
───死に場所だったんだ
話し合いに参加しなければ容易に疑いの目が向くだろう
それでも昨日参加しなかったのは何故?
その間にゲルトの部屋を綺麗にしたのは何故?
今、ディーターに挑発するような言葉を
投げたのは何故?
………。
少女の願いを聞き
人の道に外れる行為をしたのは何故?
全部全部 ──── 。]
/*
ディーターは色々お疲れ様だよ(・ω・`)もふもふ
RP村の狼って、本当に負担掛かるよね
今まで入ってきたRP村が特殊だったのかは分からないけど、
この村では役職が役職してる…だと!?
更新前に団子状態…だと!?
ってガクブルした記憶があるから、私が狼だったら発狂してたかもしれないwww←(軟弱豆腐メンタルCO)
/*
ディーターさんが仰ってくださっているので、わたしから申し上げることは何もありませんね
後はエピでお話できたらと思います
しかし狼さんは毎回お疲れ様です……
……っ!
[ニコラスから投げかけられる視線>>75は、初対面だった”彼”を思わせる強いもの>>0:160。男は無意識に喉を鳴らしそうになった。
5年前にはなかった獣の本能が、怯えた野生動物さながらの敵意の篭った視線に食欲をそそられたのだ。]
(嗚呼、何て美味そうな。)
[誰かに聞かれたらヒンシュクものの感想を抱いて、両目に欲望を灯したのはほんの一瞬。すぐ元の鋭い目つきに戻って、ぶっきらぼうに告げた。]
色々聞きたいことがあるんでな。でも今は珈琲用意しないといけないし、もっと人が集まってからにするわ。
[本当は今すぐパメラについて色々問い正したい。かといって、目立つことも避けたい。そんな複雑な思いも抱いていたから。*]
[ニコラスへ声をかけるのはフリーデルに任せた。だが抽象的な言い回しに、却って”彼”が何を思って皆を食堂で待っていたのか、理解しがたくなる。
ただ一つ、昨日パメラが口にした”誰か、あたいを殺してくれないかしら。”>>2:73と同じ気持ちを抱いているのではないか、とだけ推測した。それが当たっているかどうかは、甚だ疑問ではあるが。]
俺もカタリナと同じ気持ち>>81だ。言ってもらわないとお前の考えは理解できない。
[眉を下げた羊飼いへ顔を向けて、首を縦に振って共感を示す。
ただ、ニコラスを強く追求したい気持ちが急速にしぼんだことは確かで。まずは相手の出方を見極めようと黙り込む。*]
同じ思い?
それって……
[ニコラスの顔色は心なしか白く感じた>>77
殺されることを願ったというパメラ。
そして、彼女の手紙にあった言葉>>2:385
つまりそれは、]
貴女も……殺してくれと?
だから、あえて憎しみを背負うような真似を?
[フリーデルなりに真意を推測すれば、眉根が上がり。]
私はこんなことの為に、いつか貴女を介抱したわけではないのよ!
……だから、それは受け取れないわ。貴女の手でシモンさんに渡してください。
[自分を棚にあげて、ひどいことを言っている自覚はある。
同族嫌悪なのかもしれない。
自ら滅びようとしているひとを見るのは嫌だった。
彼女が巻き貝を渡そうとすれば、首を横に振って拒否した。
受けとれば、彼女の死を受け入れてしまう気がして**]
[夢を見ていた――夢を、見ていたんだ
それが夢だと分かるのはかーさんが、俺を抱きしめているからだ
もういない貴女が。俺を]
『ジム。』
[優しい声だ。幼い頃だから覚えてないと思ってたけど
柔らかな彼女の淡金色の髪が、頬をくすぐる
かーさん。と呼びかければその人は綺麗に笑う
その頬に紅葉の様な手を、伸ばして――]
『貴方の言葉が、思いが誰かを救うことになるかもしれない
誰かを助けることができるかもしれないの
1つだけ約束してほしいの、ジム
その時は決して―― 』
[母さん。貴女は何を言おうとしていたの?]
― 翌朝 ―
……ぶえええ……
[やっぱり神父の寝起きは最悪だった
パジャマのまま、もそもそ起き上がった時
聞こえたフリーデルの悲鳴に、驚いて起き上がろうとして
布団に滑って勢いあまって再び布団に顔がめり込んだ]
ぶがっ!
……いっててて
[と、鼻を抑えつつ、暫し悶絶した後
悲鳴が上がった方へと足を向ける
パジャマのままで行儀が悪いが、
自分がヨアヒムの所に来たのは
ディーターが遺体をベッドに寝かせ、諸々が終わった頃だ
――ディーターとフリーデル、カタリナの会話等を含め、
アルビンや彼らが食堂に向かってから
そして知るのだ、ヨアヒムの死を]
オットー……
[負け犬、とはきっと狼に負けているってことなんだろうな。
―――今は通常運転の彼の言葉が
少しばかりは心を落ち着かせた]
……オットー、君はゲルトの時も現場は、見たろう?
これ、どう思う。1番目の時より、何というか
残虐性が薄れてる様な……
[どう思う?と彼に意見を求める
二言三言会話を交わせば、とりあえず
パジャマ姿はまずいだろうと一旦、部屋に帰って
神父服に着替えてから食堂に向かう
また死んだ。殺された。昨日はゲルト、今日は、ヨアヒム
人狼はいる。絶対に。ならば――たとえ無辜を
手に賭けても、成さねばならぬことがある
このまま全滅を待つことだけは、してはならないのだと
神父はぐ、と胸元の十字架を握りしめた*]
どういう事だい?
[何も存ぜぬ、と言うように尋ね返す。
なるほど。狩りの仕方はそれぞれって事さ。]
ああ、でも確かに今日は何も書いてないね。
幾分クレバーな印象を受ける。
昨日のがそう、貴族のフルコースだとすれば。今日のは洗練されたエスプレッソコーヒーのような。
[僕はどちらも好きだが。]
ヨアヒムを見つけた時、ニコラスは部屋にいなかった。
……パメラのこともある。
ぼくとディーターは、彼が人狼なのではないかとそう思って、来たのだけれど。
[パジャマな神父は、オットーの言葉に考えた>>92
尋ね返されて、詳しく言うと――どうも
昨日と手口が違う気がしてと、推測であると説明しただろうが]
……えらく抽象的だが、何となくわかる
予想ではあるが。あちらは知らしめるもの
此方はただ、殺さねばならぬから殺した
そんな風に見えるかな、って
だから華美な商人欲求を満たす様な殺人と、
洗練された命を奪うための殺人
1人がそんな対照的なことをするとは思えない
……人狼は交互に殺しでもしてるんだろうかね
[或いは、昨日ベッドに横たわっていたパメラが
人狼の1匹かもしれないが――無残になったゲルトを
発見してへたり込んでた彼女が
アートの様な文句を壁に描く様な感じにも思えず
矢張り、死を選んだパメラは人間であったのだろうと思う
だとしたら――まだ、人狼は2人、いるのではないだろうか]
それよりも気になった事があるんだ。
僕だって、ただレディ達に愛を囁いているだけじゃないのさ。
[胸に手を当てて語るが、それはない。
オットーがオットーである時は、それだけであった。]
どうして2人とも鍵が開いていたのかな。
壊されていたのなら、分かるのだけれども。
[暗に、親しい者の中に人狼がいるのではないかと。
言葉の中に疑念を滲ませる。]
昨日は派手に。今日はクレバー
……彼らは一体、何をしたいのだろうね
ショーの開始って書いてあったことから
ショーみたいに人の疑心暗鬼でも楽しむんだろうか
[狼の思考は人とは違うのではなかろうかという
昨日のオットーとの会話で一つ考えたことを
再び脳裏に巡らせつつ
矢張り神父は、五里霧中の中であった*]
ふむ、君の言う事も興味深いかもね。
見立て殺人って言葉もあるし、あえてそうしているとも考えられるけれども。
[ジムゾンの言葉には同意しておく。
なかなか鋭いじゃないか、と。
そうだ。自分は知らしめるために文字を刻んだ。
これは人狼騒動であると、認識してもらわなければ意味がないのだから。]
僕も気を付けておこう。
それに・・・・・・いいや、忘れてくれ。
[パメラの部屋で拾った黒薔薇をそっとしまい込むのだった。]
いや。
憎まれ役を買って出ようなんて
殊勝な事は考えちゃないさ。
生憎と、そんな健気な憎まれ役を
見ていてくれる神様なんて何処にも
居やしないからな。
ただ…
パメラが人を疑いたくないと
願ったから、
その純粋さを守ってやりたかった。
[ 手を掛けた時。
旅人の心にあるのはそれだけだった。
今は奥底に抱えていた衝動に気付いてしまったけれど。]
…、じゃあ
俺がシモンに渡しに行くのなら。
はい、さよなら。
ってこの部屋を出るのなら!
お前たちは快く見送れるのかよ!
こうなるんだったらあの時っ…
[ 彼女ならそう言うかもしれない
そんな予想はあったけど。
ささくれだった気持ちが邪魔をして
思わず語気は荒くなる
…自分は何を言おうとしたのだろう
ごめん。
謝って間に置かれた巻貝を見つめた]**
……成程。
俺は先程、オットーと話したのだが
俺はリナや、ディーターとは逆に
ニコラスは人狼ではないのでは?と思っているよ
ゲルトや、ヨアヒムの現場の事なんだが。
昨日殺されたゲルトは兎も角
どうしてヨアヒムは鍵をかけていなかったのかと
オットーに指摘されて気づいてね
殺されたのは夜。余程親しい人でないと
開けないのではないかと
まぁ、ヨアヒムならお人良しだし
怪我だといえば扉を開けてしまいそうな気がするが
[そう告げた神父は。”おあつらえ向きに”
隠された躊躇い傷>>73
ニコラスが作っているのを未だ知らず]
ニコラスがいなかった理由は――……
[女である事を隠すために早朝風呂にでも行っていたのでは
と、性別を知る己は思ったが]
俺にもわからんが。死ぬのが怖くて
……余り眠れなかったからかもしれない、とも*
[状況を知ったのであれば、ニコラスの語らいをじっと見つめる。
黙って聞くその表情からは何も伺い知る事はできない。]
どうにも死に急ぎすぎる人が多い。
何か死の音色に誘われているようだ。
それも気になる事ではあるかもね。
[そっとジムゾンに呟いた。]
パン屋 オットーは、旅人 ニコラス を投票先に選びました。
[ジムゾン>>90への回答はカタリナに任せる>>93。二人はそのまま話しこむ気配を感じたので、そちらへは意図的に意識を外した。
そこでふと、カタリナがパメラの手紙>>2:385を読んでいないことを思い出す。そこで彼らの会話が終わるタイミングを見計らって、カタリナに手紙を差し出した。]
昨日パメラの部屋で見つけたんだ。妹が大切に思っていた友人の君には是非読んで貰いたい。*
/*
これ村だからってのを除くと
二日連続そんな人が出たら二回目は処刑もやっちゃいそうじゃない?
そこはニコラスしか怪しくない、でいいのかなーうーん
/*洗練された命を奪うための殺人>>94
ぎゃー!
[男は恥ずかしさの余り、床をごろごろしているごろごろ。]
こういう言い回しは自分で酔って、「無辜の民よ、刮目せよ!そして我の慈悲に縋れ!」と言う大仰な前置きのあとで、「これこそが洗練された命を奪うための殺人」とか言うのは全然平気なのだが、人に言われた途端赤面しまくるのはなんでだろうね?
死の音色に例え誘われても
お前は、死ぬなよ
何時もみたいなシャイニングなあれで
吹き飛ばしちまえよな、オットー
[この村で育った同世代は皆幼馴染でもあるんだし
呟きに、そう返すのであった*]
……たとえそれでパメラさんの心は守れても、兄のディーターさんの、親友のカタリナさんの心はどうなるのですか。
それに、あなたの心だって……
[あの日、あんなに心を傷つけていたのに。
まだ傷つけるつもりなのかと>>102
>>103語気を荒げる姿には、流石に怯む。
けれど。]
何でそういう話になるのよ!?
どうしてあなたが死ぬことが前提みたいに言うのよ!
……お願いだから、生きることを諦めないで。
[謝る彼女に小さく首を横に振る。]
……こんなことなら、あなたを占えていればよかった。
[小さく呟くも。
他に話し声がないなら、他者の耳にも届くだろう*]
[神父は。知っていた――旅人が隠していた秘密も
あの時>>103、と――言いかけた言の葉の
続きの、言の葉にも予想はついていた
だからこそ、フリーデルの叫びは自分の叫びと同義であった
あの時、 若しかしたら死んでしまえば良かったとでも
言いたかったのかもしれない]
……フリーデル、ニコラス。落ち着け
俺としては、フリーデルに同意だ
殺した方だって傷つく。例えパメラが望んだとしても
殺された奴と親しかった奴も傷つくんだよ
それに。自棄になっているようにも見える
俺には、だが
[言い添えつつ目を伏せる
その時に小さく呟かれた言葉>>110が若し聞こえているか
誰かから指摘されたなら――俺は
一体どんな顔をしていた、だろう*]
……俺はお前が犯人でないと。思うからこそ
生きていて欲しいのに
[あの日、聞いてしまった魘された言葉
生きるために人を殺したことへの無意識の懺悔を
そんな彼女があんな派手な”ショー”などと
壁に書くことはないだろうし
そんな彼女が昨日の今日でヨアヒムを殺したとも思えず]
誰かを思いやって、生きるのに疲れた子を殺そうとするやつが
ドアには鍵がかかってなかったんだ
――ヨアヒムを騙して、殺そうとしないだろうから*
/*
わたし慕ってた料理の先生にお兄ちゃんにあの会話を幼少期にした友達死んでるんだけど
病み真顔連発のあの流れはそれでもするなと思う感じだったのかな
あいつが狼に違いない!殺す!厨房からナイフ貰う!みたいにせずに対話しようってしたつもりだったんだけど
フォロー足りなかったかな
/*
シモンさんのニコラス●への反応
ニコラスさん処刑
ジムゾンさんとお話
(襲撃周りは最悪4D赤墓ログへ)
タスクいっぱいあるのにこなせる気がしない……
[ニコラスの説明>>101は、思いついたことを口にしている印象を受けた。その言葉の間には、いくつもの過程や前提が隠されているのかもしれないとも。
だがその隙間を埋める術を持たない男は、分かるような分からないような微妙な表情を浮かべる。
おまけにパメラの純粋さを守った>>102と言われたら。お前には手を下せないと本人にハッキリ宣言した>>2:235男は黙り込んだ。パメラが生きれば生きるほど、自らがその純粋な心を壊していただろうから。]
……。
[フリーデル>>109とジムゾン>>111が、自分の心を気遣う台詞を言い出して。二人の気持ちが有難いだけに、肯定も否定もできない。
だが逆にこうも思うのだ。死を望むのならば、叶えてやろうか?と。ただしそれは聖職者二人の訴えとは正反対の内容。今言い出しても効果は期待できそうにない。
ならばと男は思考を巡らせる、最高のタイミングを計って。*]
[ニコラスが打ち明けても、
それにシスターが、ジムゾンが反応しても。
わたしは小声の話以外には、黙って彼を見ていた。
思うことはある、けれど
ここで口を挟んでもややこしくするだけ。
ジムゾンとの話が終えたところで
思わぬものを渡されて>>105
会話を聞きながら、読ませてもらう。]
……ああ、パメラ。
[本当に純粋な子
きっと彼女の透き通る脆い心では考えられなかっただろう。
浮かんでもなお、耐えられなかったのかもしれないが。
皆、そうして死を選んだのなら
人狼が喰らうまでもなく、滅びるのみ。
兄の遺した言葉は何の意味も成さない。
自身の死期を早めただけということになる。]
/*
PL的に護衛先強すぎるだろ!の話かと思ったら 違った
いやあの、フリーデル襲撃したかったら狩人だと知って襲っていいのよアピール、あのロルだけじゃ足りなかったかなーという話かと…
あとPC視点を曲げて物語全体の盛り上がり狙ったこと、PLとして一度もないんだ…各シーンを美味しく書けたらいいなあとはいつでも思うけど…
/*
流れ次第は正論なんですけどね
1CO状態じゃ仕方がないとはいえ、さすがに今日は落ちる日だと思うので
どうにか護衛を外す方向へこちらが動くしかないのか
[以前の自分であれば。
血が通った体を持って現世に生きていた、少し前までの自分であれば。
その正体が何であろうが、一人一人の首根っこを捕まえて説教してやったところだろう。
異常な状況、極限状態だからこそ、その渦中にある一人一人の秘めていた一面が顕になる。
それがみな、自分で自分を傷つける姿に見えて。]
ホント、バカばっかりだよ……………お人好しで…………誰だって自分がかわいいに決まってる………それなのに…………いいや、それだから………?
自分を犠牲にすることに躊躇しないんだ…………。
[どこか諦めたふうに、傍観して呟く。
不確かな存在になった今、かつては存在した心の芯さえも、朧なものとなったのだろうか………………]
[思うことがあった。
兄の死をショーだなどと語った人狼が
あのような目立つやり方で殺した末に、こんな風に自棄になるのかと──最も、ヨアヒムの遺体は様子が違ったが
彼の話を聞く者たちは、どうするつもりなのだろう。
流れは、ニコラスへの慰めに向いているようだった。
ならば、人狼を探す場ではないのなら
ここにいる理由は無いのだろう。
それに死にたい人をどうするかという話に加わるのは
パメラがあのように死んだ後では、辛い。]
ありがとう。
……とても、悲しかった。
[手紙を再びディーターに返し
わたしは、食堂を出ようと皆に背を向ける。]*
− 回想・昨日の事 −
[結局俺はニコラスの顔を見る事も声を聞くことも出来なかった。
俺が扉を叩いた部屋がニコラスの部屋かどうか
確証を得ることも出来ないままだったと気付くのは
自分の部屋に戻ってからだ>>29
静かにもそりもそりと、オットーのパンなら旨いはずなのに、
味に意識を向けられないまま、義務の様に
胃の中に食事を落とし込んでから、明日をどうしようかと
頭を悩ませる。
今日はなし崩しに処刑は行われなかったが、
明日からは確実に始まるはずだ。
誰を名指しすべきか、俺らしい理由を考えている所で
掛けられた声>>30に足を止める。
周囲を確認はするが、危ない話だと
部屋へ促したが誰にも見られなかっただろうか]
− 2-8 −
……お前も不憫な奴だな。
[散々世話になったうえに、俺が盾となるべき
人物に向かって出たのは憐れむ様な音だ]
どっち側にも守りたいものがあるなんて。
どっちも守りたいなんて、無理な話だ。
[自分一人を守るのが手一杯なのにと
今更ながら、己の業を悟ってしまったディーターに
命のやり取りを知っている先輩として淡々と語る。
人狼にも人間より情が深いものがいるものだと、
彼がどうして人狼と呼ばれる存在なのか、経緯を
知らぬ俺は、それを人狼本来の情だと解釈していた]
……あほか。
俺の事は気負うな。
背負うものなんて少しでいい。
あんたの身内はもうオットーしかいないんだ。
オットーを大切に、守ってやれ。
[表情をガラリと変えて決意を語る主を前にしても
やれやれと苦笑が混じる。
覚悟を決めたのなら切り捨てる物と守るものを
明確にしろと語る声は少し笑っていたかもしれない]
ああ、でもお前は身内の事となると
頭に血が昇って後先顧みない行動を取りやすいから。
気を付けろ。
[嘗て絡んできた者たちから守ってくれた時に
似たような忠告をした気がする。
立場は変わったはずだが、もう一度同じ忠告を繰り返し]
そうだな。
俺の左目もうるさいんだ。
少し静かにしろと言ってくれ。
[左目との対面を望むなら拒みはしない。
感動の対面となるかどうかは判らないが、
俺の部屋に入っていたならそのまま、
しゅるりと頭に巻いた包帯を解く。
全て解くまでもなく、緩んだ包帯の隙間から
赤い赤い血走った獣の瞳孔が
ぎょろりぎょろりと忙しなく俺の視線とは全く
関係なく動き回り、ディーターを認めると
凝視したまま爛々と輝くのを見ることが出来るだろう。
瞳孔の周囲は朽ちた灰緑の色をしていると言うのに、
命ではなく執念を感じさせる仲間の姿を
彼はどう見るのだろうと、俺の右目が
じっとディーターを見つめていた]
……わたしも。
今のところ、アルビンさんのことは、あまり考えていないよ。
シスターは……正直、占い師がよく分からないんだけれど。
でも、ね。
死ぬのが怖い人があんなことを言うの?
あの人は、パメラの気持ちが分かったんじゃないの。
……死ぬべきなのはパメラじゃなくて人狼だったのに。
[普段向ける違う口調で、そう語れば
最後の一言でふ、と。表情は固くなった。
彼の言葉を肯定することは無かったが
人狼かどうかは、ニコラスの様子からも曖昧に戻った。
その為それ以上話し合おうとはせず、視線は逸れる。]*
死にはしないさ。
僕は笛に吹かれるよりも、笛吹きになりたいのさ。
血のくすんだ赤も、僕の鮮やかな色で塗り替えてやろうじゃないか。
[ジムゾンににっと笑ってみせる。
無用な心配であると。
そうさ、全ては僕の色に染まるんだ。
それまであと少しだ。]
[パメラの手紙を手にしたカタリナ>>113をじっと見つめていた。妹はこの友人に、自分の思いを打ち明けていたのかどうか、気になって。
どちらかと言えば、答えは否、であろう。優しいパメラはカタリナにすら言えず、言わず。死後伝わるように手紙を残したとしか考えられない。だからこそ、カタリナはニコラスに詰め寄ったのだと推測できた。]
ああ、そうだな。俺もとても悲しい。
[年齢も性別も違うのに、カタリナの思いには凄く共感できる。勿論彼女が食堂を出ようとしている理由も。
だから何も問わず、出て行くなら黙って背中を見送る。*]
俺の部屋には酒も何も置いてないから
腹を空かせても何もないぞ。
[人間としてのディーターに対してか、
人狼としてのディーターに対してかどちらにも
通じる冗談で彼を追い出しかけて思い出す]
そうだ。
カタリナに、俺が化け物の見極めが出来る、
フリーデルは誰かに脅されて、誰かを守るために
あんな事をやらされているんじゃないかって、
話しといたから。
ゲルトは人間だってカタリナには言っといた。
[フリーデルの信用を落とす方法が思い浮かばなかったから
頭悪くてすまないと謝ってから]
まだ表に名乗り出てはいない。
フリーデルを人狼だと思えないから、
例え嘘を吐いていたとしても、彼女が
占い師と名乗る事で守られる可能性が
あるならっていい人になってみたけど……。
効果がなかったらすまん。
カタリナが信じたかどうかは五分五分だ。
[大事な事、抜け落ちてないだろうかとカタリナに
話した内容を思い出しながら説明した後は
ディーター達に丸投げだ]
失敗したら、遠慮なく俺を食えよ?
少なくともそれで俺が人間だと言う証明にはなる。
[だから俺を身内だと思うなともう一度念を押して]
じゃ、おやすみ。
酒が欲しかったら厨房か神父様の所にでも行け。
[誰かに聞かれても困らない最後の声だけは
明るくディーターを追い出した*]
/*
わたしの参加村は大体狼さんがものすごく苦労されているので、襲撃周りに関してはどうしても狼側寄りで見てしまうんですよね……
狩人さんのご意思も聞こうとせずに狙って占おうとして申し訳ないです
− 朝 −
[誰が死ぬのかわざと確認はしなかった。
知った上で演技なんて出来る訳がない。
それでも、誰かが死ぬと他の村人とは違った意味で
知っているのは妙な気分だった。
だが今日の占いと呼ばれる先は決めていた]
ディーターは人間だった。
[昨夜のパメラを呼ぶ声が耳に残っている。
だから彼の夢を見たんだと言えば
彼の悲痛な姿を見た者たちが疑いはしないだろう。
ただこれから先の選択は難しい。
他に告白する人物も選ばなければ。
神父はシスターと運命を共にするには
納得しやすいから余計な手は出さない方がいい]
そんな……ヨアヒム。
[俺の驚きは他の皆とは違うものだ。
折角利用出来そうな人物だと思ったのに、と
蒼褪めたと言うより睨むように死者を射抜く。
俺の他にも既に集まっている人物はいて。
残った顔触れから次に信に足りるものと偽る存在を探す]
[まだオットーと神父による見分は続いていただろうか。
2人が言葉を重ねているを聞きながら、
やはり神父はわざとシスターの仲間のままに
見立てておいた方がいいだろうと考える。
そしてふと、オットーを疑わない理由が
浮かんでしまって頭を抱えかけた]
(オットーが人狼なら、女性であるレジーナさんをむざむざ凍死させるような勿体ない事はしないだろう)
[いや、これあんまりじゃないかと蹲らない俺を褒めたかった]
./*
あまりにもひどい理由だけど気に入ったので灰に埋め埋め。
ま、僕はその舞台から下ろされた。
後は天国か地獄か……呼ばれるまでは見守るだけ、ですね。
[自分のことなのに、やはり僕は他人事のように捉えてしまう。
だからこそ、憎悪も湧かないんだろう。
そしてそういう部分も含めて、客観的に見れる人物と思われたのかもしれない、と。]
― 前夜・回想 ―
[シモンに部屋へ招かれ、そっと滑り込んだ。
何を言われるかと緊張で迎えた第一声>>116は、予想外過ぎる憐れみを感じた。えっと驚愕の表情を浮かべる。]
まあ、確かに。どっちも選べないなんて贅沢だな。
[喧嘩っ早いといっても、命のやり取りにまで発展したことのない男は、先輩の言葉を拝聴する。というか図星過ぎて耳が痛い。]
――昨夜――
[妄想だと、そう自分でも思う仮定>>2:447が頭から離れなくなって、頭を冷やしたくて、食堂>>2:371へ顔を出す前に雪の中へと踏み出していた。実際に用事はあったのだ、罠の見える場所を確かめたりしなければとは思っていたから]
[けれど結局、そうして自分の思考から逃げているうちに――真意を彼女の声で聞くことなく、叫び声>>2:451で結末を知ってしまった]
[雪を払いもせず2階へ上がり、人々>>0>>1>>9>>12の後ろから、悲嘆に暮れるディーターの姿を捉える>>3]
……っ、
[見ていられなかった。見ていられないと思ってしまう事が嫌だった。少し妄想が膨れていたら、処刑という形を借りて己が為していたかもしれない事の筈なのに。
部屋の中には入れず、後からやって来たオットー>>21>>23と入れ違うようにして、階段を下りていった]*
[どうやらシモンは、男が思っている以上に取捨選択がハッキリしているようだ。
なるほどこうやって覚悟を決めてきたのかと、恐らく死線をかいくぐってきたであろう仲間へ感心する死線を向ける。だから主と思っていると分かったら、死ぬほど気恥ずかしいに違いない。]
分かった、どうも俺は贅沢でいけない。
苦労の末せっかく手に入れた仲間を手放すのが、つい惜しくなってしまって。
[オットーを守ってやれとの言葉に、苦笑したあと。以前聞いた忠告が繰り返される。あのときは反省したとか言いながら、結局同じことをしただけという気しかしないが。]
お前は本当に、人のことを良く見ているな。そうするとあっさり言っても説得力なさ過ぎて我ながら情けないが。忠告は有難く受け取る。
[いつになく神妙な態度で首を縦に振った。]
[左目に会うことを拒まないシモンにホッとしつつ。その瞬間を胸を躍らせて待つ。
ほどなく包帯の隙間から、血走った赤い瞳孔が、”やっと見つけた。”と言わんばかりの様子で男を凝視し始めた。]
ああ、これが俺の仲間か。
[爛々と輝く目を見つめて、嬉しそうに邂逅を感謝する。間違いなくこいつは俺の仲間だと、獣の本能が叫びだす。共鳴する心が、その瞳に惹かれて吸い込まれんばかりであった。
シモンが右目でこちらを窺っているので、ついうっかり出そうになる獣のときの口調は封じて礼を述べる。]
会わせてくれてありがとう。こいつをここへつれてきてくれてありがとう。思っていた以上に良い気持ちだ。
[パメラを喪って以来浮かべていなかった、満面の笑みが復活していた。]
ジムゾンは部屋を見ていた。
人間たちも、探りを入れ始めているのかも知れないね。
けれども、まだ真実には気が付いていないようだ。
君も何か変わった事はあったかい?
[己の見てきたものを共有する。
これからの事を考える必要もあるだろうから。]
ニコラス・・・・・・フリーデル・・・・・・
みんな様子がおかしい。
[それはとても都合が良い事。
だがしかし。]
未だに月はこちらを照らしているようではあるけれども、僕にはどうしても分からないんだ。
彼らが何に惑うのかが。
[犠牲心、謝罪、あるいは単なる混乱。それのどこに信念がある。美学がある。
一体何を求めると言うのさ。]
バーロー、俺だって見境なしに食ったりしねぇよ。
[こちらも、人間でも人狼でも通用する冗談を飛ばしつつ、追い出しにかかるシモンへ素直に応じようとしたとき。カタリナへ実行した作戦>>119>>120を聞かされて、目を丸くした。]
いや、とんでもない!予想していた以上の作戦だ。フリーデルの信用を落とすことは、言い出した俺すら難しいだろって思っていたし。
効果はどう出るか、これからじっくり見極めればいいさ。俺たちも最大限生かせるよう努力する。
ありがとう、ありがとう。
[手を取らんばかりに頭を何度も下げる。]
……分かったよ。それがお前の望みなら。
[食われることで自分の命を投げ出そうとするシモンへ、ただ頷きを返した。それが彼が選んだ道とハッキリ分かってしまったから。]
おやすみ。大丈夫、酒ならとっくに飲んだ。
[何が大丈夫なのやら、シモンへ同じように明るく返した。無理せずそう応じられるくらいに、シモンのお陰で気持ちを持ち直せていた。*]
ジムゾンが、そうであるか。
昨日はカタリナに気を取られたと言っておったので、きっと今回はと思ったのであろう。
[オットーの報告へそんな感想を口にする。人間たちも探りを入れ始めているとの意見は、獣も同じ見解だ。
変わったこととタイミングよく切り出す同胞へ、獣はシモンとの会話を思い出した。]
嗚呼、報告せねばと思っておったのだ。
シモンにフリーデルの信用を落とせと指令を出したであろう?
なんと、シモンはカタリナに「自分が化け物の見極めができる」、即ち占い師だと宣言したそうだ。
[それを皮切りに、シモンの作戦>>119>>120を、本人の言葉をなるべく再現して詳細に伝える。]
まだ結果は未知数だが、期待できそうだ。
[しかしニコラス矢フリーデルの様子をいぶかしがるオットーへ、思わず人間側の意識が出た。]
きっとみんなあれこれ考え過ぎちまうんだろ。
人ってのは案外面倒くさい生き物だからな。
[お前が理解できなさそうなのも分かるけど、と付け加えつつ。]
占い師は、何というか
証明が難しいものだとは聞くね
――ただ。死者が見える者でもいれば別だが
[この村にそう都合よく”霊能者”が
いるかなんて甘い期待はしていないし
もしいるのなら名乗り出ていると思っていた
――彼女がそうであることには気づかずに]
死ぬのが怖いが
疑われるのも、自分から死を選ぶのも
どれもが怖いんじゃあないだろうかとは思うな
気持ちを理解した、とは言っても
その理解は果たして本当にそうだったのかは
本人じゃないと分からなくは、あるね
――カタリナ……そう、だよな
俺もパメラは。人狼ともおもえない
[その、強くはっきりとした言葉には
彼女の苦悩も、痛みも、現れている気がして
ああそうだよ、俺もそう思う
死ぬべきは――パメラではなかったと*]
笛吹き、か
お前らしいよな、オットー
オットー色とか極彩色になりそうだけれど
[実際は――白銀なのかもしれないけれど
己は彼の狼の姿を見ていない
にっこり笑う姿はいつも通り自信にあふれていて
何故か根拠もなく大丈夫そうな気もするのであった*]
シスター フリーデルは、パン屋 オットー を能力(占う)の対象に選びました。
── 2-5号室 ──
また、人間が死ぬのかしら。
[呟きながらも
正直に言えば、分からないでいる。
ジムゾンの話を聞いたことで、もう一度ここにやって来た。
わたしにとって気にかかるのは、彼の身体
どうして兄とヨアヒムの扱いはこうも違うのか。
兄は、憎まれていたのだろうか。
それとも二人いるのなら、それぞれ単独で?
心を痛め何も食べれなくなった人が残した食べ物
そんな遺体に向けるには酷い例えが浮かんだのは
自分自身が昨日食べ物を口にしていないせいか。
そんなこと、絶対にありはしない。
一体彼らに何を悲しむことがあったというのか?
兄の死をショーと呼ぶ人狼なんかに。]
あなたのように賢ければ良かったのに。
[仮にニコラスが人間なのならば
他に気にかかる相手がいない。
シスターは、シモンが言うには脅されているのだし
実際兄の弔いの時の彼女は──
でも、出来ることはある。わたしが“視”ればいい。
最早、パメラを思ったニコラスの行為より余程残酷な思考だった
わたしのことを、誰かに話さなければならない。]**
/*
RP村の占い師?初回襲撃でもいいじゃんおおげさだなあくらいに思ってるからついついね。。。
ほんと2d襲撃でもOKだったんですが、難しい展開になってしまいましたからね
占い師として活躍したいんじゃない、占い師RPをやりたいだけなんや
/*
あと以前占い師をやった時にRPガバッガバでおもきし殴られて吊られてしまったので、若干トラウマ的なものもあって真っぽい占い師やって今度こそ襲撃貰おう!と意気込んだ結果、襲えない占い師になってしまったね……
[まだオットーと神父の見立ては続いていただろうか。
やはり神父に頭や口では敵いそうにない。
シスターの側に置いておいた方が良いだろうと
判断すれば、話が盛り上がっているようだから
後で判ったことがあったら教えてくれと残して
部屋を去ることにした*]
/*ゲルトの遺体とヨアヒムの遺体の状況との違いからあれこれ推測されてるのを読むのは興味深い。
PLが解説するPCの心境としては、パメラを喪った直後、ディーターはどんな風にヨアヒムを襲撃すっかなーってぼんやり考えて。
きっとこいつは単純だから、悲しくてどうしようもなくて、なんかこう、頭がわーーーーーってなっちゃって、そのわーーーーーって勢いでヨアヒムを襲っちゃったので、あれこれ工作する元気も思考も残ってなかったって感じ。
なお、胸を一突きして殺害は、オットーにヨアヒム殺害を提案した時点で思いついていた設定なので。きっとディーターが単純で面倒なのが嫌いな性格だからじゃないかなって考えてます。以上。
ヤコブ、いるか?
[あの2人の会話に巻き込まれたくは無いと、早々に
退避を決めてから宿で探し始めたのは
昨日少しだけ想いの丈を渡したヤコブの姿だ。
何処で見つけることが出来たか。
他に既に話している者がいれば、
話があると伝えはするが腰を折るような真似まではしない*]
[自身の失言>>110を、指摘した者はいただろうか。
けれど、もとより皆に伝えるつもりだったこと。
これまでタイミングを見失っていたから、切り出すために無意識に出た失言だったのかもしれない。]
……皆さんに、申し上げなければならないことがあります。
わたくしの占いは――
不完全なのです。
[皆に向き直って。
フリーデルは、穏やかな笑みを浮かべながら口を開いた。]
昨日、アルビンさんを占ったことは事実です。
そして、今日も別の人を占いました。
ですが、いずれも“わたくしの意思”で占った方ではありません。
昨日申し上げたアルビンさんを占った理由は、後付けのものです。
本当は、アルビンさんのときはゲルトさんを占うつもりでした。
犬だか狼だかというあのときの言葉が、気になりましたので……。
そして昨晩は、ニコラスさんを占うつもりでいました。
ほとんど皆の前に姿を見せることなく、処刑の対象を決めるよりも前に、……独断でパメラさんを殺めたと思われる方でしたから……。
[本当は、人ならば自分だけでも彼女の味方になりたいと考えてのことだったけれど。
ニコラスを悪く言うようで胸が痛むが、事実を占い理由として述べる。]
ですけど、失敗してしまいました。
昨晩、わたくしが占った方はヤコブさんです。
アルビンさんと同じく、人、でした。
わたくしは自分で占う方を選べない、半端者の占い師です。
それなのに、一人前のようにしゃあしゃあと振舞って、皆さんを欺いて……
……結果も、出すことができなくて……申し訳ありません。
[人狼と守護者の言動は似るものだと、文献にあった。尤もらしい理由を付けようとすれば、人狼の目からは守護者に映るかもしれない。実際、自分も人狼かもしれないと思ったことはあったし>>2:316、人という結果が出て初めて守護者と確信できた。
ならば、守護の力を持つひとに矛先が向きにくいように。
ヤコブを占った理由は特にないのだと協調するように、失敗した結果が彼であったと告げる。
自身の無能を曝け出そうとも。
このことで信頼を失い、守護を失い、野晒しの占い師となろうとも。
人狼に対抗しうる守護の力を持つ者が死んでしまうよりもいいと、そう判断してのこと**]
極彩色か。確かに僕にぴったりかもね。
[言い得て妙だ、と笑う。
美を追究するために泥臭くなり、信念を通すために信念を曲げる。そんな気まぐれ。
自分そのものじゃないか。
だが、ひとたびシスターの告白が始まれば。
一気に警戒度は増していく。]
綺麗事は止めてよ
命は等価値じゃあない。
…そうでしょ?
もし生き残ったとして
君は℃р信じられるの
[ 多くの人の前で。
一人称が変わった事すら気付かずに
くすくすと笑う
その姿は気が触れたようにも映っただろうか
優しく、皆の心の拠り所でもあるシスターへぶつける言葉では、ない。
けれども転がり出た言葉は止まらなかった ]
[ 嘗て譫言のように呟いた告白を
彼女は覚えていない
ただ頭に触れる大きな掌の感触と
夢の中聞こえた言葉が
あまりに優しくて。
旅人の恐れる事は
一つの場所に向けて留まり心を許す者が出来る事。
それぞれ違う恐れを抱いているかもしれないとは気づき得ぬままに。
夢の中聞こえた彼の声は
それでも旅人の大切な記憶の一部なのだろう ]*
それにしても。面倒な奴よな。
[食堂での話し合いを聞いていた獣は、舌打ちしかねない口調で呟いた。]
アルビンという商人、せっかくニコラスが疑われるような状況になるかもしれないところで、余計なこと>>129を口にするとは。
”人であることの証のひとつ”とはな。
このままあやつを生かしておけば、我の障害になりそうで気が滅入る。
[我々の、ではなくわざわざ我のと言い出したのは。
”自分はアルビンを襲撃候補の一人として考えている”という意思表示だった。]
オットー、そなたの考えも聞かせてもらえないか?*
俺はお前に死んで欲しくないし、
出来れば殺す様な事はしたくない。
ヨアヒムに相談して、良いんじゃないかって
言ってもらえたら、お前にも相談しようと思ってた。
[そこまで言い切ると、一度区切ってから
ぽつり、語り出す]
ヤコブ、お前……シスターの力を信じているか?
[既に彼女を守ろうと知恵や力を貸している事も
知らずにシスターへの疑念と共に、俺の左目に
ついてカタリナにも語ったことを語り出す]
俺自身、シスターが口にするまで
占い師の存在なんて知らなかった。
俺が昨日から見えない左目が見ているのが
それに当てはまるものだって事に
ようやく気付いた時には、すでにゲルトが
殺されてしまっていた。
俺は、シスターが名乗っているような占い師のような
力があるらしい……。
自分で制御も出来ない唐突に夢と左目で
視てしまうだけなんだ。
[目の前のヤコブの様に、動揺することも熱弁を
奮う事もせずに淡々と説明する俺を
彼はどんな目で見るだろう*]
[フリーデルの失言>>110を聞き逃していた男は、突然話を切り出す様子>>136に目を見張る。
今日はまだ占いの結果を言ってなかったなと今更のように思い出すのは、きっと人狼騒動に精通していないせい。]
(昨日はアルビンを占って人間、今日はヤコブを占って人間。)
[結果を頭に刻み込みつつ、何と面倒な力だという感想が浮かんだ。
占いたい人を選べない、占い師として使命感を持っていたように見える彼女にとって、それは自嘲すべき事柄なのだろう。
選択を失敗しても、結果が合ってるならいいじゃないかと思う楽天家の自分とは大違いだ。半端者の占い師>>139などと謝ったりせずに、最初から最後まで自分が選んだのだ!と堂々と言い張るに違いない。
とはいえ彼女のこの告白が、人狼にとって吉と出るか凶と出るか。判別しがたくて、悩んでしまった。
そんな男は、彼女が意図せず仲間や自分を占う可能性を秘めていることに気付いていない。**]
[皆の意識よりもすっと引いていたり>>2:153、身の危険を顧みずに己の力を明かしたり>>2:108、そういうひとに意識を取られていたからか、ヨアヒムの様子に、一歩引いた所で冷静に思考を進められるひとだ>>2:265>>2:348>>2:383>>2:441という印象は抱いていなかった]
[――普段からそうだった。
過ごした時間の差はあるけれど、一歩引いていると感じたことはあまりない。彼は生業を通したりしながら皆と関わっていたから、ヤコブは壁を感じていなかった。何せ教会内での距離感>>54をそういうものなのかと流してしまう位だから、元々自分が聡い方ではなかったのだけれど]
[血を失った白磁の顔が、昨日の厨房では、皆のために食事を用意する優しさを抱いていたんだと覚えている]
…昨日、フリーデルにも似たようなこと、言われたけど>>2:316。
良いも悪いも、信じるも信じないもないよ。
…人を殺さず、狼を処刑できる可能性、って。
フリーデルに賭けたとき>>2:305しかなかっただろ?
[だって、占いが出来ると言ったひとを、己は彼女しか知らな”かった”。
彼女を信じないということは、曖昧な自分の妄想だけで殺して、殺しながら探さなきゃいけないということ。彼女の力に賭けて、人か狼か確かめてから処刑するのとは、全然違う]
[なら、賭ける先はひとつしかなかった。
良いのかと聞かれるなんて、思ってもみなかった]
[でも今――シモンの言葉>>152が、前提を覆していく]
……これだけしか人がいないのに。
ふたりも、いるものなのか。
[”あの日どうすれば良かったのか”を積み上げた曾祖父の日記に、人狼騒動の類型までは含まれていなかった。往々にして異能を持つ者は珍しく、一人づつしかいないことも、人狼に肩入れする人間が現れることも――ヤコブは知らない]
シモンはどう思うんだ、
フリーデルの…力について、さ
[信じて良いのかと、真っ先に問うようなものなのだろうか。
フリーデルの言葉>>2:316を伝え、それが“己が護りたいと言ったこと“に対する返事だったとも明かして、シモンに問いかける]
[淡々とした説明は、何ら違和感を抱かせるものではなかった。訳が分からなくても見えていることは事実なら、その意味に気付いたのなら――シモンのように、“そういうものだ“と語れるものなんじゃないのだろうかと、そんな感想すら抱かせる]
[そうして落とされた一滴が、違和感を疑念に染め上げていく]
[フリーデルが、嘘を、ついているのでなければ。
信じていいのかと、問いはしなかったんじゃないか、と]**
……傷ついていなければ
ディーターやカタリナの”方が”なんて
言い方はしない筈だよ、ニコラス
[むきになる彼女に。諭すようにそう告げた
だって自分は知っている
冬の日。魘された彼女の呟きを
軟な態度に隠された、彼女の繊細な部分を]
礼を言う事じゃあ、ないよ
俺が信じたいだけだもの
今こうして、傷ついてるニコラスを
[ぎこちなく告げる言葉に小さく微笑む
大丈夫だよ。と傷ついたのであろう君に
あの冬の日の様に*]
[そんな時に聞こえたフリーデルの”占い先が選べない”
その言葉を聞いて、己は少しばかり不可思議
……といった顔をする
(とーさんは、念じてその人の事を占っていたから)
唯、偽物であるのなら
半端な事しかできないのだとは言うまいとも]
半端だろうが、一人前だろうが
正直、俺らは君の結果を指針の1つとしている
今正直に、答えてくれたのは有難く思うよ
多分。日数が経ってからなら俺だったら信じ切れんかったろうし
どうしてその人を占ったのだろう、
そんなに――犯人の様だったのか?とかさ
起こりえた可能性はあったわけで
多分言いにくかったろうに、言ってくれてありがとう
[と、彼女に告げる――ただ、少しばかり眉をはの字にしていたのは若しも。彼女が意図せず占った先が人狼なら――
俺は。その結果を信じられるのかと考えていたからだった*]
─ 回想 :金髪の少女と ─
[ 色合いは多少なりとも違えども。
陽の光の中では旅人の目からは似たように見えたその髪色を。
何故気に掛けてしまったのかは
旅人にも理由は分からなかった ]
カタリナも。
…いつも頑張ってるね
偉い偉い。
[ ニコッと微笑みかけた
旅人の目からは、何故か彼女の兄だというゲルトより、彼女の方が大人びて見えた。
それでも大柄な旅人から見れば彼女はまだ小さく見えて、思わず守りたいと、そう願ってしまう
本当に時々だけれども思わず小さな子にするような口調で話してしまうのはカタリナと話す時の旅人の悪癖だ
その髪を撫でたいと虎視眈々と狙っているが
それが達成されたかは、果たして。 ]
[ そんな平和な日常。
…途切れたのは深いとこを聞かれた一回。]
───…俺、は…。
[ 決して誤魔化そうとしたわけでもないし
話したく無かったわけでも無い。
それでも咄嗟には答えられなかった
大切な人を、心を許す人を。
作らないようにと生きてきた
本当の姿を晒す事もない
臆病な私≠ェ其処に居た ]
[考えてみれば単純な話だ。
疑いを撒くために、俺が少しでも話をするだろうと
思わせる選択肢を消去した結果だ。
元々人狼の2人に話す必要はない。
神父はシスターの仲間にするのが一番自然ではないかと外し、
カタリナには既に話しかけている。
この状況でニコラスに話しかけるなんて
俺の頭では利用価値を見出せない。
残ったのはヨアヒムとヤコブとアルビンの
3人と言うだけで、ヨアヒムが消えた今2択。
そしてシスターの力を嘘だと言っているのに
アルビンに話すのは危険だという位は
理解出来ているからこその実質一択だ]
……正直判らん。
ただ、結果から言えばゲルトも視る事が出来ていた。
そう言った力を持つ者が集まるのか目覚めるのか
知らんが、多すぎるとは思う。
俺みたいに多分能力だと思えるものを
得るためにどれだけ犠牲があったか……。
その悔しさもあるだろうが、シスターを
申し訳ないが信じきれない。
嘘じゃなく、彼女の力が本物なら
協力して人狼を見つけることが出来るはずなのに。
……俺はあんなに世話になって、あんなに
俺のこと窘めてくれるているのに。
都合よく捻じ曲げようとしているのかもしれないな。
だから俺は失敗作なんだ。
[最後の一言は偽りない自嘲だ。
人間のままの心でもいられない、人狼にもなれない。
何処にも行き場のない。
図らずもシスターを捨てた家族の言葉に似て
できそこないだと冷たい笑いがこぼれた]
[一気に胸に溜めていたものを吐き出したせいか、
表情は少しだけ柔らかくなる]
ここで目覚めなければ、素直にシスターの
力を信じられたのに。
協力を申し出る程、信じられない癖に。
偽物だと糾弾出来ない位は……俺はシスターを。
好きなのかも知れない。
[捻じ曲げてでも踏み切れない。
最後に出てきた理由に、初めて少しだけ
罪悪感が沸いた。
この感情を、おそらく大事なはずの感情を
こんな形で利用するなんて最低だと。
もう一度自嘲の笑いが漏れる。
きっとこれも偽らざる本音だ。
ただ、切り捨てるべき感情だ]
……お前は、俺を笑うか?
[彼がシスターをどう思っているかの
確認が優先だろうと思うのに。
零れた問い掛けは、罅割れていく
棄てた心の最後の問い掛け**]
/*
シ゛モ゛ン゛さ゛あ゛あ゛あ゛あんんん゛ん゛(ゴロゴロゴロゴロゴロガタアアアアアァァァァーーーン
── 一階 ──
[わたしがヨアヒムの部屋にいた時間は
どう前後したか、他の誰かと重ならなかった筈だ。
あまり戻る気になれずに、階段を降りてすぐの場所に佇んでいる
そうしながら、考えたのは色々なこと
シモンは何も言わない、きっと人狼を見つけていない。
食堂でシスターがニコラスに向けた様子
何故そこまで必死なのだろうか。
彼は人間なのではないか、そう迷いが生まれたのに
言い切るには彼女への疑念が邪魔をした。
──とても、問い詰められる空気ではなかったが
あの日語ったわたしの友達を
どんな気持ちで誰にも言わずに殺したのだろう。]**
/*
これくらいの言いがかりしか出来ないわ
言えることはあったけどあの状況で言っても周りにもニコラスにもよく思われないだけだし
……もう、投票先を決めなければなりません。
[気がつけば陽が傾いているようで。
完全に沈むまでに、投票先を決め、開票し、――処刑しなければならない。
昨日はあんな形で処刑が回避されたけれど、今日こそは。
自身も殺す為の投票をしなければならない。]
[パメラを殺めたニコラスは、どのくらいその身に票を受けるのだろう。
人狼と決まったわけでもないのに。
あんなふうに冷たく突き放すのも投票される為なら、なおのことしたくはない。
大体、人狼が殺して欲しいようなことを仄めかす発言をするのだろうか。
パメラが人として、便乗すれば人と思われると考えてのこと?
ごちゃごちゃと考えても、結局は投票する選択肢は出てこない。
ただただ、彼女に死んで欲しくはない。]
これをあなたの形見にしないで。
[呟きは音にはならない。
ただ、悲しそうな眸を彼女へ向けながら、ローブの上から右手首の蒼玉を撫でた**]
/*
シモン・ジムゾン・ニコラス→むり
アルビン・ヤコブ→自分の白
ディーター・オットー→まだ狼に投票する時じゃない
PL視点が混ざるともうカタリナさんしかないのよな……
[何と返答しようか迷っているうちに、ジムゾン>>162からの意見が挙がる。
内心大いに助かったと思いながら、自分の意見を纏めながら話している……ように装いつつ、実際に考え考え、慎重に言葉を選ぶ。]
ジムゾンはそういう、意見なのか。なるほど、人狼騒動の知識を持っているお前は違う。大いに参考になった。
俺にとってフリーデルの考え方や行動が占い師として一般的なのかなって思うくらい、他の占い師を知らないもんでな。急に半端者って言われて、そうなの?ってちょっと驚いたわ。
嗚呼でも、ジムゾンの言う通り気にするこたぁねぇよ。この村に皆の前で名乗りを挙げた占い師はフリーデルだけだ。だからもっと堂々としてりゃいいんだよ。
君には君の、理想とする占い師像ってもんがあるかもしれないが、自分ができることをすりゃいいのさ。
[シモンがカタリナに占い師として名乗り出たことを念頭に置いて。
しかしひとつ、フリーデルの信用へ一石を投じる要素を手に入れたと思っている。問題は、これをいつどう使うかだ。*]
[唐突な告白を始まる>>167。それを聞いて、ふぅと大きなため息をついた男は、首の後ろを左手でかきながら、ニコラスを見つめた。]
お前さ、自分が何言っているか、分かってるの?
今俺たちが聞きたいのは、そういうことじゃないんだよ。
[この緊迫状態で、”彼”が自分の想いを上手に表現できないだろうとは分かっていても、声には抑えようとしても抑えきれない苛立ちが混じる。]
妹殺されて、その相手から好きだなんて言われた俺の気持ちを、考えたことあんのかよ!
俺の方が痛いって言えるなら尚更だわ>>148。
[少し息を溜めて、感情を一気に吐き出す。]
なんで……どうして……もっと痛くするようなこと口にすんだ!
[どんどん声が大きくなって、食堂に響きはじめたことが自分でも分かっていて、でももう止められなかった。気持ちが吹雪のように吹き荒れて、制御できなくなっている。]
俺は、俺は。さっきからパメラを手にかけたのは、ひょっとしたら止むを得ない事情なのかなって、必死にお前を糾弾しそうになるの、我慢してたってのに。
[だから本当はこんなこと言いたくないし、言うつもりもないのに、と人間の情が叫んでいる。男は自分でも意識しないうちに涙を流していた。]
もういい!俺はちっと頭冷やしてくる。
[これを聞いたらニコラスが傷つくだろう、悲しむだろう。
理性の欠片が訴えているのに目を逸らすように、男は大股で食堂を出ると、バタンと扉が壊れかねない勢いで閉めた。*]
→ 階段 ―
……ああ、カタリナか。ちょうどいい、今君に一番会いたかったんだ。
[抑えきれない気持ちを持て余して、2階にある自分の部屋に戻ろうと歩いていると、階段を下りてすぐの場所にカタリナを発見した。少しほっとして、声をかける。
ヨアヒムを発見した直後、その意見と感情に凄く共感した相手だったから、これは紛れもなく本音だった。
洗ったり拭ったりしなかったから、泣いた直後の顔はハッキリ跡が残ったまま。そこへ無理矢理笑みを浮かべる。
何を言おうかと考えた結果、まず先ほどの激高が頭に浮かぶ。]
……あのさ。もしかしてさっきの俺の怒鳴り声>>178>>179。ここまで聞こえてた?
[大騒ぎした自覚がある男は、食堂から離れると少し恥ずかしくなった。カタリナには昨日のジムゾンとの喧々諤々も見られている訳だし。
返答がどんなものであっても、静かに話し始める。]
[単純で直情的な男は、ある意味暴走機関車のまま。考えていること感じたことを、年下の少女、それも妹のように思っていた相手へぶちまけた。]
ヨアヒムを見つけた直後はさ。
ニコラスがパメラ手にかけたっていうなら、何でそんなことしたんだ!って聞いてやるとか。
お前がゲルトやヨアヒム殺した人狼じゃないか?と糾弾してやるとか、そんなことばっか考えてたんだよ。
でも実際はどうだ?ニコラスの話聞いたら、何も言えなくて。なのに不満ばっか溜まって。挙句の果て、昨日と同じように怒鳴るだけ怒鳴って、食堂飛び出したんだ。
……恥ずかしいよな。こういうときこそ、俺が率先して皆を纏めなくちゃいけないのに。
[それからカタリナを真っ直ぐ見て、彼女だけに聞こえるよう声を潜める。]
/*
うーんこれわたし吊りへシフトしてる?
明日以降村側吊ったらPPだけど、RP村的にはPPじゃないから大丈夫、とか?
俺がカタリナの年くらいだった頃、年上の村人がしっかりしているように見えて。俺も25過ぎたら大人になれるのかなって何となく思ってた。
[それは、幼馴染たるジムゾンやオットーの前では口にしていなかった思い。
子供だった男と同年齢のカタリナだからこそ、素直に告白できた。]
だけど実際はどうだ?あのときから全然変わってない気がする。頭に浮かんだら後先考えずにぶちまけちまう。
パメラを思って、時々俺に忠告してくれるカタリナの方がよっぼど大人だよ。
実は俺、君がパメラのこと大切にしてくれる証だって、ずっと嬉しかったんだ。怒られてるのにさ。
[なるべく淡々と、感情を滲ませないよう気をつけていたが、最後に懇願するような切羽詰った感情が溢れた。]
だからいますぐでなくていい、カタリナの都合を待つから。”何やってんだ!”って喝入れて欲しいんだ。どうも俺、定期的に誰かに怒られないと駄目っぽい。
……君に頼っていいかな、俺?
[それから、あー恥ずかしいこと言っちまったわーと真っ赤に染まった顔をごしごしこすり、階段の下から二番目の段に腰を下ろすと、さて今度は君の話を聞く番だと表情を引き締める。]
その代わりと言っちゃなんだが、教えて欲しいことがあったら遠慮なく言えよ。**
/*
んんんんんこの村投下しに来たら誰かに接触されてる
教えてほしいこと……教えてほしいこと……なんだろう
相談したいことじゃなくて教えてほしいことか
/*
うーん
フリーデル襲撃ならシモン責めつつディーターに精神的ダメージを無意識に食らわせることする?
明日はほぼ確実に赤吊りの日
フリーデルは狼でねぇってなってるけど白が二人いるのは後日に効く
/*
あんまディーターにあれこれしないほうがいい気がするんだけどなディーターVSジムゾンはあるだろうし
でも本人が狼になりきれない部分を推してきてるか
/*
早く出れたら良かったんだけどね
死にたかったパメラ吊り、殺したニコラスも死にたいでは一体どこで出たらいいものかとなる
[フリーデルの言葉が、村の指針の一手となっている。
それにはアルビンもうなずいた。>>162]
シスター フリーデル
あなたがいてくれれば、この村が滅びることは決してありません
時間がかかってしまっても必ず人狼は見つけられます
[鼓舞するように声をかける。
“能力者には偽物がいるらしい”といつかジムゾンが言っていた。
それが心の隅に残っている。
なぜ人狼は、脅威の対象になり得るフリーデルでなくヨアヒムを襲ったのか。
襲おうとしたができなかったのか、それよりも優先したいなにかがあったのか。それとも、あえてそうしなかったのか。]
シスター
ニコラスさんを占いたかったと、あなたは言っていました
結論とは別にして、私はあなたがどうしたいのか聞きたい
話してもらうことはできますか?
[占えなかったニコラスをどうしたいのか。
酷なことを聞いていることはわかっている。
だから、フリーデルが拒否すればそれ以上は追及しないつもりだった。]
[同じようにニコラスにも問いかけようとしたが、
ディーターが食堂を出て行った後では、>>179
なにも言わず黙っていた。]
“誰も疑いたくないから”と言って亡くなったパメラさんが人狼だったとは思えませんが、それは宿にいる全員同じことです
断定できるとしたら、仲間を知っている人狼、
それ以外にいないのでは……?
仮にパメラさんが人狼だったとしても、仲間が生き残っていれば、
また誰かが襲われてしまいます
[ここに来て日の浅いアルビンには、この村でなにか築き上げてきたものはない。
けれど、“村の未来を潰してはならない”
その使命感と危機感が膨らんで大きくなっている。
炎に燃えて焼け焦げていった故郷のようになってほしくない、そんな思いがあった。**]
[自分の力を上手く操れないと告白した自分へ、ジムゾンやディーターは優しかった>>162,>>177
大きく信頼を失い、最悪自分が処刑される可能性も、言ってしまってから考えていたから。
この二人は信じてもいいのではないだろうか。能力者は優しい言葉に惑わされることが最も危険だと知りながら、やはり心は弱いものだ。]
[>>185アルビンの問いは残酷だ。
自分の口から、言わねばならないのだから。]
……わたくしは、わたくしとしては、ニコラスさんを処刑したくはありません。
でも……わたくしは占い師です。
わたくしの我儘だけで、独断してはいけないことはわかっています。
皆さんが、ニコラスさんを処刑するというのでしたら……
/*
ところでわたしのPCが先に好きと言わないケースってはじめてなのでは?????
こいつはねー好きに免疫がないからねー
好きがよくわからないんですよねー
家族にも言われたことないし
― おまけ・今日は4/26(良い風呂の日) ―
[ヨアヒムを襲撃した直後、血で赤く染まった服を着替えるために脱衣所へ向かった。
水よりも重い液体を含んでいるせいか、体にまといくつような気がする。少々苦労して裸になれば、仕事で日焼けした肌と程よく体についた筋肉とが顕になった。
男は、例えば運動などで意図的に肉体を鍛えたことはない。しかし幼少時から実家の粉ひき屋で手伝いを強要されていたため、重い小麦粉の袋をよく運搬したり荷車を引いたりしていた。その積み重ねの賜物である。
喧嘩に巻き込まれても相手の引けを取らない程度には、腕っ節には自信があった。]
どうせ着替えるなら、風呂にも入っちまうか。
[一糸纏わぬ姿で呟き、風呂の扉を開けた。
今の時間なら誰も来ないだろう。例え吹雪の音で目が覚めても、この寒さの中風呂に来る気にはなれまい。
そんなことを考えながら、ぎゅっと目を閉じて頭のてっぺんから思い切り湯を被った。まるで全ての罪と後悔を洗い流すかのように。]
[それから長身の体を湯船につけた。豊穣の村自慢の、薬効高い温泉がふちから勢い良く流れ出る。]
あ〜〜〜〜〜。
[まだ若者と言ってよい年齢の癖に、心地よすぎて中年親父のような声が出た。熱すぎず冷たすぎもしない湯は男を芯から程よく温め、色々なことで冷え切った身も心も包み込むように癒してくれている。
少し濡れたタオルを頭に乗せれば、これぞTHE☆湯治、というスタイルが完成する。]
今度誰か誘ってみっかな。
[そんな独り言を呟きながら、思いがけず長い間入浴を堪能した男は、脱衣所に上がる直前、絞ったタオルでバシッバシッと体を叩いて水分を振り切ったのだった。お約束。*]
/*宿の風呂は温泉♪と設定投げたときから書きたかった風呂ーる。
白で投げるには喉が足りない!だし、赤で投げたら墓下に晒すのが恥ずかしいし(白で全員に晒すのは、覚悟ができるからまだまし)で、こんな感じに。
/*
パメラ殺害の90%がPLの意思だから
PCに上手く説明させられないし、サイコパス感がヤバすぎて笑うしか無いwww
うん、まぁ、今いきなり好きだよなんて言ったと思ったらキレるよなうん……(目逸らし
ああ、シスター。そんな顔だけはしないでおくれ。
もう僕たちは4人の笑顔を見る事はできないのだから。君の笑顔まで、失いたくはないんだ。
月は満月でなくとも、三日月の姿で照らす事だってあるじゃないか。
[もっとも君は、僕の太陽を覆い隠す黒き新月だが。
慰めはいらぬと分かっていても、オットーならばそう言うだろうから。]
けれども、困ったね。
僕は君の全てを受け入れられそうにない。
[髪を1つ掻き上げる。
ああ、残念だ。両の手を広げた。
そして真っ直ぐニコラスに視線を向けた。]
僕も皆が大好きだ。僕は全てを愛して生きたかった。
[その言葉は誑かすための虚構か、それとも。]
ニコラスは人なのかも知れない。
いや、人であるのなら。人であるからこそ。
全てを信じたくともたった一つしか真実はない。真っ先に信じたいとは思えないんだ。
[ハーメルンの笛吹きが、笛を吹いた。]
僕には、ニコラスがパメラを殺した。
その事実だけが見えている。
不安という名のカラスに、僕たちの楽園は荒らされてしまったようだね。
僕もその一人さ。
[そっと目を伏せた。]
僕の言葉は、君にさらなる不安を与えるのかも知れない。
君の信じたい者の代わりだなんて、いくら僕が素晴らしかろうとできない相談さ。けどね。
[いつの時か、シスターは僕の真実へと辿り着くのだろう。
残酷な運命さ。ならば、約束しよう。
言葉に魂が宿った。]
僕は君を残して逝ったりはしない。
[これに似た言葉を吐いたのは何度目か。
100回? 200回? いや、もっとか。
それでも、これまでのどれとも意味が違っていた。]
ここでじっとしていても、埃を被ってしまうだろうさ。
雪を溶かして水を作るの、誰か手伝ってくれるかい?
[そう言い残すと、席を立つのだった。**]
/*オットーの言い回しは凄いな。オットーの人となりが良く分かる上に、とても個性的。
俺には全然思いつかないわ。
面倒事が多すぎる。
虫たちも賑わいとは言えどもね。
[だが、度が過ぎれば草木は枯れ果ててしまうだろう。
自分の一言で、ニコラスへの矛先が戻ってくれれば良いが。]
シスターの牙城を崩すのは難しいかも知れないよ。
シモン君という影矢を放ったとしても、ね。
[今の人間たちは、占い師という光明に依存しすぎている。
誰が占われるかが分からないというのも厄介だ。
運任せほど危険なものはあるまい。]
それでも彼女を襲うのが難しいだろう、それなら君の言う事もアリかも知れない。彼は彼女の信を得ている。
後は同じ理由でヤコブ君か。
神父の件は僕がもう少し接触しておきたい。
いつかシスターの目が真っ直ぐこちらを見た暁には。
僕たちは真っ正面から対峙しなくてはならないだろうね。
例え望まぬとも。
[避けては通れない道さ、と嘆くのだ。
きっと大いなる壁に違いない。]
その時には狩ってみせるか、人間に狩ってもらうか。
頼んだよ、シモン君。
[人である彼に声は届かないが、そっと呟いた。]
パン屋 オットーは、行商人 アルビン を能力(襲う)の対象に選びました。
[仲間へ手早く、最も重要な事項を伝える。]
我もフリーデルを襲うのは時期尚早と思っておる。
以前予想した通り、溺れる者は藁をも掴む。占い師という希望に、人間たちは縋っておるからな。
だとするとアルビンか、ヤコブか。
ジムゾンについては、オットーに託したい。
やはり直接話を聞いたそなたが、より詳しい話を引き出せると考えておるしな。
[しばらく慎重に考え込んでから、ハッキリと告げた。]
オットーの意見も加味して考えた結果、我はアルビンを推す。
本来ならば、アルビンは村へ来たばかりの新参者。疑惑をなすりつけるには格好の相手である。
だがフリーデルによってその道が消えてしまった以上、我々にとって利用価値は低くなったと言わざるを得まい。
フリーデルが信用されている今、あやつの発言力は日を追って大きくなる一方である。
それはヤコブも同じではあるが、奴は本日はまだ食堂に顔を見せておらぬ。これからどう考え方が転ぶか未知数だ。
ならばアルビンがフリーデルの支えとなる前に、血祭りにあげるのが良い。どうだろうか?*
/*こっからはPL視点由来のヤコブ襲撃外し。
シモンがヤコブに話しかけようとしているのが見えたからね。
こりゃ占い師COするのかしら?って思って。なら話しえすぐ襲ったら、さすがに悪いかなというか。自分がフリーデルの信用落とせと命じておいて、その努力を無にする行為になる気しかしなかったんで。
/*
いや違うか
僕を占って人狼と告げるいい、僕は殴り勝って君を処刑してみせよう
ってところか
いいでしょう、もとより明日生きていればオットーさんを占うつもりでしたし
シモンについては、あやつのやりたいように任せよう。戦場の混乱をかいくぐってきた歴戦の猛者である。
何かあっても自らの手で事態を把握できる能力を持っているであろう。
それに元々人間なのに、我々人狼へ命を捧げると言い出した時点で稀有なことであるからな。
かの者が実らせた果実をもぎ取る努力は、我々自身で行うべきであると考えておる。
[ちょっとだけオットーの言い回しに影響されたっぽい台詞を口にすると、薄く笑った。]
それなら、それが一番だよ。
[今夜のディナーはアルビン。
商人さんよ、君の生涯一の商品を僕たちが買おうじゃないか。]
こうして2匹が揃った事も、希有な事なのかもね。
それでいて決めたんだ。間違いはないさ。
嗚呼。現時点では、どうもフリーデルはニコラスを死なせたくさそう、としか考えが読めないのが難点であるな。
特に、疑っているなら一体誰になるのか、最も気になる情報が分からぬ。
自分を半端者と言い出したり、精神的にはさほど強そうに見えず。上手く隙をつければと考えぬこともないのだが、いかんせん姫を守る騎士が鉄壁過ぎる。
彼女と対決するならば、最悪一度に複数人を相手にすると覚悟せねばならぬやも。
[フリーデルとの対決を言い出したオットーに頷きながら、今抱いた懸念を告げた。*]
嗚呼、間違いない。
[稀有なことと言われ、嬉しそうな笑みを浮かべてオットーへ同意を返す。]
そなたに間違いないと言われると、大変心強い。
我は良い同胞に恵まれた。心より感謝する。
相談が纏まったところで、今夜は誰が襲う?
ヨアヒムは我だったから、順番的にオットーだろうか?
だが支障があるならば、遠慮なく言って欲しい。*
/*
ただ黒出ししたところで、殴り勝てる気はしないんですよね
カタリナさんはシモンさん派、ディーターさんは機を見てフリーデル糾弾の構えだし、アルビンさんの信頼もちょいと揺らいでる、ヤコブさんはかなり怪しんでる、ジムゾンさんは黒が出たら信じられるかわからない、だし
……普通に吊られて終わらない?
[オットーが教えてくれたジムゾンの話は大変興味深かった。二人に共通する幼馴染はなんと面白い男であるかと、目をきらきらさせながら拝聴する。]
これは、良い話を聞かせてもらった。
ならば期待通り、現実にしてやればよい。きっと目を惹く最高のショーの開催となるであろう。
そなたに任せた。今夜も楽しみであるな。
[口角を上げるオットーに頼もしげな視線を向ける。]
[ぽつり、と一点染みの様に広がったものがある
今迄己は何をしてきたか
ゲルトとヨアヒムを弔った。ディーターと話をした
その中で多分犯人でないだろうと思われる人は
誰か。と話を、した――ただ、それだけで
ヨアヒムやゲルトの遺体をつぶさに見たか?
弔う頃には清掃されていたが
”筆跡位見ておけばよかったのではないか?”
何かヒントが隠されていたのかもしれない
だが、重大な筆跡というものはもう無い
なまじ知識があることで、フリーデルの
能力頼りにしかしていなかったのではなかろうか]
(多分、今日の処刑はニコラスになるだろう
”パメラを殺した”その感情論で、だ)
[きっと今からでは時間がない。彼女ではないとは思うのだが
それを止めるだけの証拠が、見つからない]
[この場に残った面々は誰だろう
アルビンとフリーデルはいただろうか、
或いはニコラスもいたかもしれないが]
……先程のディーターの言葉で考えたのだが
皆100年も昔の人狼騒動について
ほとんど知らないのではなかろうか
というよりか、多分人狼や、それに対抗できた異能について――
詳しく知る人はいるのだろうか
俺の知る限りでは人狼に対抗する為に、1人を占い
その人が人間か狼を判別する占い師という存在と
死者の魂の色を見て、それが人だったか
人でない者であったかを判断する
霊能者、という存在がいる
後は異能者を護る守護者――狩人、と
じーさんは呼んでいたが、そういった者がいる、らしい
他にもいるかもしれんが大体は――
近しい能力を持つ者が傍にいると、
発現しにくくなるといわれている
つまり、占い師も、霊能者も。大体は
いたとしても1人しか現れないというやつだ
いないこともあるかも、しれないし
多分。この場には。占い師しかいないのだろうな
若しかしたら2人以上現れることもあるかもしれんが
正直そんな文献は見当たらんし、俺も聞いたこともない
じーさん曰く大体は。人狼がそういった異能に対抗する為に
偽物の占い師を擁立してくることがあるんだそーだ
今回はないみたいだが
若しかしたら、ヨアヒムが襲われたのは
占い師、を護る存在をなくして
フリーデルを襲う為かもしれんな、と
フリーデルが、守護者のことについて
昨日言ってただろう。
それを人狼が聞いたのなら。多分
フリーデルを護っていると思っても相違なかろうとも
或いは――狩人を探す中で
自分たちにとって邪魔な人間を排除していった
の、かも、しれない
だとすればヨアヒムの何が、人狼達にとって邪魔だったのか
それを考えた方が良いのかもしれないな、
1人だけではなく、皆
/*
そう言われてもなあ
自分がしたかったことはニコラスにとってはそうでないように見えたし、ああなるとシモンも●出せないし
他に容疑者の選択肢ないから死にたいから死なせる路線しかないのではないだろうか。
霊能は自殺者しか見てなくて次も実質そうで自分の前で霊能の話しされてないから出れなかったよ
フリーデルの能力が1つの指針になっているのは
アルビンに同意する。俺もそう思っている
だからこそ。――占い師というものは
得てして人狼に狙われやすいともいう
それが生きているだけで、自分たちの死が近づくんだから
だが。そうさな
だからって、結果だけ聞いて処刑はどうする?ってなった時
つまり今、だ。俺は一寸気づいたんだけど
俺ら全く話し合ってなくないか?
ゲルトが殺された。パメラが殺された。
フリーデルの占い先は、アルビンと、ヤコブが人間であった
じゃあ。ゲルトやヨアヒムの遺体について
見て、気づいたことなどを
”全体”に発信した奴が1人でもいたか?
俺が知る限りでは、感情をぶつけあって
恐怖に、怯えて
んで、気持ちの整理ができないままに
時間だけが過ぎてった感じしかしねーんだわ
ゲルトの遺体現場はもうきれいに整理されてるし
現場を調べられるのはヨアヒムの位しかないかもしれん
ゲルトの傷自体は見ることはできるかもしれんが
死後1日経ってるんだ。正直あんま期待はできんと思う
ヨアヒムももう、夕刻だ。朝から大分時間が経った
これで、犯人なんて捜せるわきゃねーだろ
守護者が殺されたら、或いは元々この村にいないのなら
フリーデルが之からも結果を遺せるかわからん中で
皆、考えてるのか?感情に唯流されてるだけじゃないのか?
――ってのが、俺は、一番、気にはなってる
[そこで一旦、呼吸を整えて]
んで。とりあえず今日の事を詰めたい
日が暮れるその前にな
俺は今日現場に来た時
既にヨアヒムは布団に寝かされてたわけなんだが
この中で、”その前”に現場にいた奴はいるか?
詳しく話を聞きたいんだが。その時のことや
――その場に自分以外誰かいたのか
その時とった、それぞれの行動
そういったのを聞けたらいいんだが――……*
[相変わらずオットー語は難解だけれど>>190、たぶん彼なりに慰めてくれているのだろう。
苦く笑い返そうとするも、続く言葉に困惑を見せる。]
……わかっています。
[ニコラスがパメラを殺した>>191
改めて音となる言葉は重い。
そう、それだけで疑惑を集めるには充分で。
そして他に、疑う決め手を持つ人もいない。
人を殺したからという理由は感情論だとは思うが、人狼でない証拠もなくそれを止めたいと訴えるのも感情論だ。]
[幾度となく耳にしてきた言葉>>192は、これまでと違う意味を持つ>>193ことに気付くことなどなく。
今は殺し文句くらいにしか聞こえない。
――もしその時が来るならば気付くのだろうけれど。
胸元のロザリオは誰にも気づかれぬよう淡く光る。]
……わたくしは雪を運ぶお手伝いは出来そうにありません……
申し訳ありません。
[運動をするには血が足りない。
済まなそうに頭を垂れた*]
[やがてジムゾンが口を開けば>>198]
異能については、わたくしも文献などで知りました。
霊能者……が、姿を見せないのは。
パメラさんが人であったか、既に亡くなっているか……どちらかだと思います。
最初に殺害されたゲルトさんは、恐らく人狼が二人いるという言葉を遺しました。
何かしらの力はあったのではと思いますが、霊能とは異なるものだと思います。
また、死を願っていたパメラさんがそうだったとは思えません。
残るはヨアヒムさんですが……
霊能者や……守護者だったとも、全く違うとも言えません。
ですが、あの方は一歩引いたところから広く物事を見聞きし、感情に流されない方です。
その冷静さを、人狼は邪魔に感じたのではないでしょうか……。
[実際、自身も彼に思ったことだ。彼が生きていればこの場所を平和に導いてくれるとも。]
[そういえば、話し合いらしい話し合いを全くしていない。
言わば言葉をぶつけ合うだけのドッジボールでただただ時間が浪費されていった。
そして、話し合いをしていないのは自分も同じなのだ。]
……申し訳ありません。
そうですね、今からでも話し合いましょう。
ヨアヒムさんを最初に発見したのはわたくしです。
床に倒れて、心臓を……中心に、部屋中に血が飛び散っていました。
人を呼んで……
わたくしの覚えている範囲ではアルビンさんとディーターさんとカタリナさんがいらして下さって、ディーターさんがヨアヒムさんをベッドの上へ運ばれて。
カタリナさんが他の方を呼びに行かれて、ニコラスさんが居ない事を教えてくださいました。
……すみません、呆然としていたもので、他のことはあまり覚えていないのです。
[何か情報になればいいのだけれど。
あまり役には立たなさそうだと考え、肩を落とした**]
ああ、ジムゾン、やっぱりあんたもそう思うかい(>>94)
あたしと同じ見方だね………(>>+5)
その違いが人狼の正体を知る手がかりとなるのか………
なんにしても、誰が味方かわからないからこそ、全員で話して考えていかなきゃいけない…………
フリーデルの力は確かかもしれないが、一つの希望だけにすがってちゃいけないのさ……………
そういうところも君の良い部分だ。
感情的になるばかりじゃなく、悪いことだと自覚も出来ている。
出来ない人もいると思うよ。
それに、皆のためにちゃんと行動しているじゃないか。
そんな君だから、パメラは慕っていたんだ。
……こんな状況下で人間を殺す人より、
そんな相手を慰めるより、余程共感出来る。
君はとても人間らしいよ。
あの場で何も言えなかったのは、こっちも同じさ。
駄目だね。ぼくたちは人狼を殺さなきゃいけないんだから。
どんな話がされていても、それを割ってもちゃんと言いたいことを言って知らなきゃね。
だから、ぼくにその権利があるのか分からないけれど。
……君が望むのなら、きっとそうするよ。
[赤に染まる様子を見れば、緩やかに目を細める
どこまでも変わらない人だ。見せられる全てが、素直に感じる。
階段の隣に座り、少し考えてから。]
教えてほしいこと、か。
[最初は、自分が出てからの食堂の様子を聞いた
シスターの打ち明けを聞かされれば、少し表情に苦いものが浮かぶだろうが
それは彼が何を語るか次第だろう。]
ありがとう。
もう一つ……これは、君の考えを教えてほしいのだけど。
ヨアヒムの身体は何故、兄さんのものと様子が違ったのだろうか。
人狼が二人いるのならば、それぞれ別の者が襲った
兄さんのほうだけが酷く恨まれていた……ぼくではそれくらいしか考えられなかったのだが。
あれは食べられてもなく、ただ殺されただけじゃなかったか?
[もう一つ、自分自身の状態のせいで浮かんだ考えは
あの時馬鹿らしいと切り捨てたまま、彼と話すときも思い出すことすらなかった。]
そろそろ行こうか。
……時間が来る前に皆のところに行かなきゃね。
[話が終わった頃合いで立ち上がる。
振り向き、彼も続くだろうと待っていた。
彼がこれからどうするのかに限らず
腰を上げたところに近寄って、囁くように]
ああ、最後に。
こんなことを聞いても気が違ったか、人狼の嘘だと思うかもしれないけれど。どうか聞いてほしい。
──ぼくには子供の頃から霊魂が見えていた。
ずっとずっと、この村で死んだ人を見送って来た。
いや、人間以外のものもだな。どんな生き物なのかによって、みんな違って見えるんだ。
あなたの妹の魂は、透き通り美しかった。確かな人の子の輝きだった。
ぼくは明日それを今日処刑される人の魂の結果と一緒に、皆に言うつもりだよ。
多分、パメラを疑っている人は、いてもとても少ない
だからこそ何も言ってないんだ……自分がどれだけ重要か、分からなかったのもあるけどね。
それでも、彼女の完全な潔白を証明したいと思う。
村に置き去りにされた余所者の子だからって、何か言われたら可哀想だ。
まあそれは、……ぼくが明日も生きていたら、だけど。
[“死者が見える者”と神父が口にした時
羊飼いは息を呑み、少しの間固まったが
彼がそのことに気づいたかどうかは
会話を途切れさせた羊飼いには知れぬこと。]*
[フリーデルの話を聞き>>207、ふむ、と考えながら整理してゆく]
ふむ……この村は一度人狼騒動があって滅びた
その当時に出稼ぎに行ってた人が、その村の様子を見て
書き記したものだってあるし
議事録として被害者が記録に残したものも存在する>>2:84
後はまー、昔話とかでよくこの村の奴らなら聞かされてたろ
”悪いことすると人狼が吹雪を呼んで、食べにくる”ってさ
文献に関しては割と此処は豊富だったんだろう
だからこそ。お伽噺の様なものだと考えていたから
――異能があることも、あんま広がらなかった、ともいえるか
霊能者に関しては、そうだな、俺もそのどちらかだと思う
とはいえ、ゲルトのは占い師に近いものな気がする
唯、犬か狼が2匹と表現していたことから
どーもあれだな、狼の気配のみで特定個人に関しては
分らん類のものだったんじゃねーかと、俺は推察する
パメラだってんな力あればまずディーターに言ってるだろうしな
[ ……。
その後彼が大股で出ていったから、それ以上を言う間を失くした。
パメラを殺してごめん
は絶対に言う気は無かったけれども
酷いことを言ってごめん
は言うべきだったろうに。
…疲れたように座った ]
[ もしもの話。
もしも旅人が彼の正体を知る時があったなら。
彼がその手でヨアヒムの命を奪ったと知る時があったなら。
彼を大切に思う人から彼を奪った事をどう思うのか…
彼が今まさに感じている哀しみを
他の誰かに味わせた事をどう思うのか…
聞いてみたかった。
…けれどもその時は永遠に訪れないだろう。旅人が彼の正体に気付く事は無いし、旅人に残された時間は極わずかだから ]*
[ その後の未来のための状況確認には黙ったまま。
ただ、シモンが来るかどうか
周りを見ていた。
来たならば巻貝を託し、
……その後の事も頼もうとしたかもしれないけれども。 ]**
ヨアヒムに関しては、今迄の付き合いから
確かにそんな感じだと思うし
今回の騒動で、パメラとニコラスがいないって騒いでた時とか
俺はカタリナが心配で残ったが
彼もまた、その場に残る選択をした
理由は分らんが、多分この食堂が日没までに
無人になるのを防ぐためだったんかもしれんな、とも
――広い視野が。冷静さがある
確かに、それが襲撃理由なのかもしれない
その当時、フリーデルの人間であると証明された
アルビンよりも、邪魔に思っていたのかもしれない
[一理あるな、と頷きつつ
話し合いは漸く、始まりを告げて>>209
さて、その時ディーターは。カタリナは>>215、
その場に居たろうか。そうであるならば何時から
聞いていたのであろうか。この場の噺を
カタリナは。己が自分の知る、異能について
話し始めた頃>>198には居ただろう]
[ああ、俺は阿呆だから―――愚かだから。今漸く
自分ができる手立てで何とか
ニコラスを救えないかと、探している
彼女が違うと、思うからこそだ
見落としていないか。人狼への手がかりを
――もっと早くに始めるべき、だったのに
俺は何時も遅いんだ*]
[だって――― 他にも誰か気づいたかもしれない、が
俺は気づいた。君の小さく息を飲んだ
そんな僅かな、姿
(だって、俺は。君が一等心配だったから
その場にいる君の挙動を目が。追った*) ]
[――小さく息をのんだ姿を”見た”から
だが。其れについて問うのは今じゃない方がいい
出来れば、誰もいないときであった方がいいと
咄嗟に判断し、頭を切り替える]
ははは、だよなー。
[カタリナから君らしいと返答を貰い>>212、左手で自分の額をぺちりと叩いた。優しい彼女は責めてこなかったけれど、恥ずかしさには変わりはない。]
でも、そう言って貰えて安心した。
[明らかにほっとした表情を浮かべる。
そしてカタリナが口にする本音にうんうん頷きながら聞き入った。再び声を潜めた。]
そんなに誉めてくれるな、調子に乗りそうで怖い。
だけど、嬉しく思っているのは本当だから。そこは覚えておいて欲しい。
俺も、君の気持ちにはとても共感できる。
これからも是非意見を聞かせて欲しい。
[人間らしい、その一言だけは、少し複雑な表情を浮かべる。
獣として生きるなら、それを切り捨てた方がいいだろうかと思い始めていたので。しかしカタリナは、恐らくそれを誉め言葉として使っているのだろうと解釈し、付け加えた。]
……だから、なのかな。俺もカタリナがとても人間らしく見える。
年齢も性別も違うのに、君の感情に一番共感できて、凄く近くにあるような気がするんだ。
[そして遺体の状況を聞き。思考する]
……ヨアヒムの部屋は、2-5だったっけ
で、それぞれの部屋はディーターが2-7
カタリナは2-9、フリーデルが2-3、アルビンが2-4
やってきたのは位置的に、叫び声を聞いてアルビン、
カタリナ・ディーターが少し遅れてって所か?
推測だし、フリーデルの呼び声を聞いたのが寝起きか
そうでないかなどの誤差はあるかもしれないが
ふむ……俺が来たときは既にベッドに寝かされていたし
その時はオットーがいた
そしてオットーが指摘したことだが
ヨアヒムは、ゲルトもだが
部屋に”鍵をかけていなかった” ……ん?
[そこで少しばかり引っかかった
”どうして2人とも鍵が開いていたのかな”>>95]
[食堂で何もいえなかったことに対する、カタリナの覚悟の一端>>213を見たような気がして、男は知らず知らずのうちに背筋を伸ばした。
けれども望みを聞くといわれた途端、柔らかな笑みが浮かんだ。]
ああ、君の言う通りだ。俺たちはもう迷う余裕など残されていない、人狼を探さなくては。
だから力を貸してほしい。俺たちがずっとバラバラに動いていたら、この先良い様に操られるだけ。
[カタリナに頷かれた男は、張り切った余り自分の立場も正体も忘れきっている。いつになく情熱的な口調で熱く主張した。
そして自分と同じように階段に座ったカタリナからの問いに、少し首を傾げ試行錯誤しながら答える。]
[ヤコブのと話は何処で終わっただろうか。
もしかしたら誰かに呼ばれたかもしれない。
彼の心に何を残し、彼から何か得られるものが
あったかは彼の胸を裂いても見えはしない。
ただ、食堂に顔を出し、そこでシスターが
占った相手と理由を知れば間を置いて
そうか、としか言わなかった、言えなかった。
信を置いたと思い込んで今宵の夢に
ヤコブに狼の皮を被せようかと考えていたが
それで良いか否か悩みが増える。
人狼を探さなければいけない上に、
陥れる相手をでっち上げると言う作業も加わり、
なるほど、頭が良く無ければ出来ないな、なんて。
自嘲が漏れるほどだ]
……フリーデル。1つ聞くよ?
君は”最初に”ヨアヒムを発見したんだよね
そして人を呼んで
アルビン、ディーター、カタリナが来たわけだ
なぁ、”その時オットーは居なかったんだよな?”
―――ゲルトならまだわかる。惨劇の前だもの
カタリナが叫んで、それを聞いて俺とヤコブが来て
直ぐだったしな。だがどうして
ヨアヒムの部屋”も”
”鍵がかかっていない”と分かったんだろう
フリーデルが鍵を開けて、そして発見した可能性もあったはず
あの時話した時には気づかんかったが……
まぁ。ただ単にそう思っただけ
ってのもあるだろうがな。オットーだし
[それですべてが済むオットークオリティである]
そうだな。やっぱり一番大きな出来事は、フリーデルの思いがけない告白だな。突然自分の占いは不完全>>136と言い出したんだ。
どういうことだ?って思ったら、アルビンを占ったのは事実だけど、本当はゲルトを占うつもりだったんだと。犬だか狼だかって台詞が気になったそうで>>138。
そして今日はニコラスを占うつもりで、ヤコブを占って、結果は人間。どうやら占いたい人を自分では選べないらしい。こちらの理由は、”人なら自分が味方になりたい”だったかな?>>138
いかにも占い先を自分の意思で選んだみたいに言ってごめんなさい、と謝ってもいたな。
[ニコラスが皆が好きと言い出したことは、自分の叫び声で薄々察せられるだろうし、カタリナが聞きたいとは思えないから省略する。
可能ならフリーデルに疑惑をつけたい。しかし男の頭ではこれが限界の上、変な情報を入れれば、のちのち齟齬が出そうで怖かった。
カタリナがフリーデルに抱いている感情や印象も知らないし。]
……ニコラス。
[渡されたのは恨み辛みではなく、パメラからの贈り物。
海を思い出させる巻貝に彼女の優しさを思う]
ありがとう。
パメラ……馬鹿だな。
海が好きなら、こんなので良かったら
きっと俺、いっぱい知ってたのに。
[海の話、してやれば良かった。
彼女への思いに偽りはない。
明るく優しく心の痛みに耐えられぬ繊細な子。
思い出せるのは彼女の笑顔だけだ。
俺にとっては良い思い出は無いけれど、
彼女が喜ぶなら]
話してやれば良かったな。
[後悔と呼ぶには浅いが、流すには重い。
ぽつりもう一度繰り返して]
それで……君はパメラの為に何をするんだ?
[彼がパメラの命を奪った。
詳細はきっと文字だけでは追えるものではないだろう。
だが言葉で通じる程、彼と心通わしたわけではない。
だから惑わされぬように、これからを尋ねた*]
[自分が人間ならそんな細かいとこまで見てられないと思っている男は、ゲルトとヨアヒムの遺体の違いに疑問を抱いたカタリナ>>214に内心舌を巻いた。これは心してかからねばと気を引き締める。]
ゲルトが言った通り人狼が二人なら、それぞれ違ったものが襲った。だから手口が異なっていた。ここまでは俺も同じ意見だ。
だけど、君のお兄ちゃんが誰かに憎まれていたなんて、そんな有り得ない。楽天家でおっとりして、すごくいい奴だったゲルトが恨みを買うことなんてしたはずないと、俺は幼馴染として断言できる。
[獣が知っている情報を極力排除しつつ、しばし考える。再び頭から煙を吐きそうになったが、何とかこじつけの理由をひねり出した。]
俺の考えは、ゲルトのときはまだ誰も人狼がいると知らなかったからじっくり時間をかけて工作できたけど。ヨアヒムのときは、既に人狼の仕業と分かっていて警戒されてたから手早く済ませたかったとか。
[オットーが派手な演出をしたのは文字通りショーの開催と解釈してて、自分のそれは面倒だったからが一番大きな理由だが、それは口にしなかった。
カタリナに促され、俺も行くと立ち上がったところで、囁きかけられる。]
/*
人狼BBSっぽいど状態のシンプソンであった
ガチでいえば多分今考察発言あたり
(塗り壁的によくなるあれ)
RP的にはあれ。まぁオットーだし!!で済むあれ
えっ?!
[カタリナの告白は、男を困惑させるのに十分だった。
そもそも霊魂を見られること自体、初めて聞く話なのに。魂で人かどうか分かるなんて。
パメラが人間の輝きを持っていたと聞くと、再び泣きそうになったけれど。ぐっと堪えてカタリナの話を最後まで聞く。目元をごしごしと拭ってから、潤んだ瞳を隠さずに告げた。]
教えてくれてありがとう。信じてもらえるか自信のないことを誰かに告白するのは、とても勇気が必要だ。その相手に俺を選んでもらったことに感謝する。
正直霊魂と言われて混乱しないと言ったら嘘になる。
でも他ならぬ君が言うことなのと、パメラの魂は美しかったと言われると、これは本当のことだろうなって感じているよ。
妹の潔白は是非晴らして欲しい。だけど、今は黙ってないと駄目だ。俺も他の奴には絶対言わない。
フリーデルの命が狙われるんだったら、人狼に知られたら君も狙われるかもって思いついたんだ。
[自身の唇の前でチャックを閉める動作をして、口止めを誓う。
こう言うのは今夜の襲撃を決める前にカタリナが告白していたら、きっと彼女を推薦していただろうとの思いがあるから。]
/*
パメラ死んだから悲しかったんでしょだからあんた狼をやる気は実際はないです
ディーターと共通する点を出しつつ、万が一確定狼になるのなら人狼にも心はあるんだって知る切っ掛け、みたいな……
ああ。カタリナ頑張れ。俺も頑張る。今度こそ俺たち二人、勇気を出さないとな。
[カタリナの一歩後ろを歩きながら、男も食堂へ向かった。*]
……え?ええと……
確かに最初に発見したのはわたくしだと思います。
先に見つけてそのまま立ち去ったという方がいた可能性は無くはないでしょうが、人を呼ぼうとする方が自然だと思いますし……。
[>>230ジムゾンの問いに頷いて。
オットーのことを訊かれれば、はて、と首を傾いだ。]
……その時はあまり冷静ではなくて……オットーさんの声を聞いたような気もするのですが。
ああ……そういえば大事なことなのに失念していましたね。
鍵はかかっていなくて……すんなり開いたんです。
ゲルトさんの時も、そうだったのですね……。
どうして……どうしてなのかしら……?
[ジムゾンの疑惑にはまだ気づかぬままに、思い出したことを付け足した**]
/*
すまない、君に精神的ダメージいや泣かせたくてつい
自分が生きていてフリーデルが襲撃されないなら何をするべきかも分かるかもしれない
……
[シスターの言葉に。もしも。と思う
もしもオットーがその現場に己よりも前に
フリーデルらとともに居たのなら
再び舞い戻って、ヨアヒムへの哀悼の言葉を
捧げていたことになる
何方であっても不自然で。だが信じたくない心がある
だってあいつだって、昔っからの知り合いだもの
どうしてか――そのフリーデルの言葉には]
― 食堂 ―
[やがて、それぞれが青年の自室を立ち去り、青年も一緒に食堂へ。
やはり視線はディーターへと向けられることが多くなる。
観察対象。
人ではない存在が、人をどう欺こうとするのか。]
……しかし、皆僕の事買いかぶりすぎだってば。
僕は誰かを思いやれる感情なんてのがないだけで。
だから……パメラがあんな風にならなきゃ、パメラを処刑するように仕向けようなんて考えてたしね。
殺されたいなんてのも演技じゃないのか、って。
シスターにだってそうだよ。
きっと普通の人なら、あんなものを見たら素直に信じてしまうだろうね。
―――それでも僕は信じきれなかった。
→ 食堂 ―
[ジムゾンが異能について説明し始めた頃に戻っていたら、まるで学校の勉強みたいだと顔をしかめる。ややこしい話はハッキリ言って嫌いだ。
したがって一切口を挟まず、知識がある者にお任せと最初から丸投げの姿勢に走る。
フリーデルの説明>>209に、大体そんな感じだと頷いたあと、ヨアヒムの遺体の状況を付け加えた。]
ヨアヒムの傷は心臓を一突き、あと口元に血がついていた。
俺は昨日ジムゾンが検死がどうのって言ってたの思い出したから、ベッドに移動させたけど、なるべく触らないようにしてた。
だからヨアヒムを弔うときは、ちゃんとしてやって欲しい。
[そして、ヨアヒムの部屋に駆けつけた人物の部屋を確認するジムゾン>>227へわずかに顔を向ける。
オットーの話題が出て、つい気になったのだ。まだ疑惑の段階ではなさそう>>231>>240と判断して、フリーデルに返答を任せる。*]
/*
メリバ大好きだから目指してたけど、残念!
最悪のバッドエンド直行なんだよなぁ
した事を誰にも認められないのは
想像以上に……(クル
そして非協力的になる悪循環。
多分、ディーターじゃなきゃ開けなかったかな。
宿の薬箱の傷薬使ってくれ、って追い返した。
けど……まぁ流石に妹亡くしたばかりの人間を追い返すのもね。
慰めれなくても。
もし吐き出したいことがあるなら、聞こうかな、って。
それだけでも、少しは気がまぎれたりするし。
なんせこの状況下だ、変に自棄を起こす人間が増えたら困る。
人狼じゃなく、パニックで殺しあいなんか始まっちゃったら最悪だしね。
……って、言ったところで、神父様には聞こえないんだよね。
[苦笑い。]
[人狼がいればそれを見つけ出せる者が、
見つけ出せる者がいればそれを守る者が、
人智を超えた存在は多数存在しているらしい。
ここまで聞いて、やはり体験してみなければ
おとぎ話としてしか受け入れられないだろうと、
改めて思う。
フリーデルの言葉にようにうなずいて>>209
その情報が確かだと示す。]
[確かにアルビンは狼を探していない。
霊能者がいることがわかって、パメラが人であるか否か、
そこからなにかわからないかと考えを巡らせていただけだ。
パメラが狼であったなら、彼女を殺害したニコラスは、
仲間の可能性が低いのでは、と。
それでも“狼が誰か”という問題の解決にはなりえないのだが。]
[ヨアヒムとゲルトの状態はどうだったか。
今は記憶もおぼろげだが、残された獣の足跡の大きさははっきり覚えている。
彼らが本気で向かってくれば、アルビンになすすべはないだろう。
必死に抵抗しても、つめ跡ひとつ、残すことすら叶わないのではないか。
夜になる前でしか人間の身で打つ手はないのだと、今さらながら痛感する。
そうしているうちにオットーの話題も終わった頃。*]
……困ったね。
偽物だとしたら、何の目的でそう言うのか分からない。もし本物なら、彼女に人狼を見つけたと言われても信用するのが難しい。
[ああ、やはり。
そう思い表情が苦くなる一方で新たな疑問。
理由を考えるのが難しくなった、なんて浮かんだけれど
そんなことがあるだろうか、彼女はとても聡明だ。
シモンのように最初からそう言われるとすんなり納得出来たのだが──
伝えられた内容>>232はシスターがどちらであれ難しいことになった。]
やはりそれしか考えられないか。
一体どういったところが違ったことで、手口が別れたのか。それが分かれば、少しは人狼の正体も見えてくるのかもね。
[その後、二つ目の問いの答え>>238
意見の多くは肯定され、納得と共に頷く
その中で一つ、否定された内容。
本当は、感激するべきなのだと思ったけれど
妹ととして礼を言い、対面する壁を無意味に見つめるだけ。
そうね。何もかもが過去形だわ。]
なるほど、隣の部屋に人もいたわけだしな。
まあ、……ショーと言った割に派手なのは最初だけか、そうも思うけど。
ありがとう。やはり大人の考えを聞くのは良いことだった。
[最後に吐き捨てるように付け加えたのは
推理というよりは、無残に兄を殺された妹の個人的感情だった。
そしてそこで話を終わらせ、立ち上がり。
彼に一つ、囁きかけ。幾つか言葉を交わした。
それが食堂に向かうまでの出来事。]*
ぼくにそんなに思い入れてくれていいのかな。
もしかしたらぼくには心なんて無くて、自分の兄をショーとして平然と殺したのかもしれないよ。
……なんて、意地悪だったかな。
信じてくれてありがとう、君には真っ先に伝えるべきだと思ったんだ。
[困惑するのは最もだ、そこからの変化も当然。
彼女の兄として当然のものと見えた
でも、今の自分はこんなことも平気で言える。
果たして人間らしいと称されて良かったのか、分からない。]
ああ、そうしてくれると助かる。勿論、今夜は言わない。
だって処刑の後に聞かされたって、そこから何かをする体力は皆に無いだろう。場が混乱して、下手をすればただの殺し合いが始まるかもね。
……明日ならいいだろう?
[自分より大きく高い位置にある彼の顔を見つめ、聞いてみるが。
答えはどうだったか。]*
[ただ少し気になったのは
自分が疑問に思いながらも、受け入れた褒め言葉に
彼は複雑そうな表情を見せた時。
この空間では最上限の言葉だと思って口にした。
実際、昔からそういう人だと思う。
一体、どこが気に掛かったのだろうか──]*
── 食堂 ──
[その場にはいたが、感情に動きはない。
自分が辿り着いた結論、少し前のあの人との密やかな会話
そこに確信が追加されたのみだ。
力を持つ者の話の間、静かに目だけを伏せていた。
この場で声をあげる気は無い、シスターが語ったとおりだ。
パメラは自殺した。
ニコラスを信じる者がいても、パメラが狼だったに違いないと意見した者はいない。
現状の自分は何も力が無い人間と等しい。
それに、ここまで黙っていて今出たのならば
人狼が乗ってきたと見える、そう考えた。
ただ、あの子の為に伝えるべき者には伝えた。
そして、何も手を尽くす気がないわけでもない。
どれもこれも、周りが自分を信じられるかどうかとは別の話。]
── 食堂 ──
[その場にはいたが、感情に動きはない。
自分が辿り着いた結論、少し前のジムゾンとの密やかな会話
そこに確信が追加されたのみだ。
力を持つ者の話の間、静かに目だけを伏せていた。
この場で声をあげる気は無い、シスターが語ったとおりだ。
パメラは自殺した。
ニコラスを信じる者がいても、パメラが狼だったに違いないと意見した者はいない。
現状の自分は何も力が無い人間と等しい。
それに、ここまで黙っていて今出たのならば
人狼が乗ってきたと見える、そう考えた。
ただ、あの子の為に伝えるべき者には伝えた。
そして、何も手を尽くす気がないわけでもない。
どれもこれも、周りが自分を信じられるかどうかとは別の話。]
/*
実はちょくちょく覗いてたりはするんだけど
何言ったって好意的に解釈される事はまず無いからなぁ……と
[旅人 は 尻込み している ようだ!]
…RP、RP。
否定されてるのはPCの行動であって、PLじゃないんだからさ\( ˙꒳˙ \三/ ˙꒳˙)/
そうだ、魅力だ。もっとオオカミの魅力を語らなきゃ。
[白狼にとっての雪ってのは麻薬のようなものだ。
気が付けばどんどん危険な方向へと思考が傾く。
君にも分かるかい? ・・・・・・パンの魅力が。
中でも僕が作るメロンパンは特別だよ。
甘い愛情を注げば、生地も甘くなるのさ!
[オットーがもしも人並の聴覚だったとすれば、そんな彼が近付いてくるのにも気が付かずに過ごしてしまったかも知れないが。]
― 少しだけ前に ―
そういえば、オットーさんの声を聞いたのは食堂へ向かっていた時だったかもしれません。
わたくしの記憶違いかもしれませんし……
あまりこの辺りの証言はあてにしないでくださいましね。
[>>241真剣に考えている様子のジムゾンへそう付け足した**]
― 今は昔 ―
[青年の家は代々薬師で、修道院とも関りが深く、両親は敬虔な信仰者でもあった。
善意の塊。
誰かを助けられる事が喜びそのもの。
そんな両親を見ていたから、同じような振る舞いは身に着いた。
けども、それは空洞で、善意の欠片もなかった。]
[不治の病を鎮痛剤でごまかし続ける老人がいた。
ある日、青年がいつものように鎮痛剤を届けに行けば、
「殺してくれ。」と乞われてしまった。
望まれたなら叶えるのが当然、と鎮痛剤を大量に投与した。
けども長く鎮痛剤を投与する日々が続いたからか、なかなか効かない。
ならばと濡らしたハンカチで老人の口と鼻を覆って殺してあげた。
そのことを両親に伝えたら、烈火のごとく怒鳴られ、青年は家から追い出されてしまった。
青年は今も、なぜ追い出されたのか理解していない。]
― 階段前でカタリナと ―
[カタリナがフリーデルに下した評価>>246、それを真偽判定が難しいと解釈した。口にされない疑問には当然気付いてない。
ただ、シモンもカタリナからは信用五分五分と聞かされていたので、単に彼女が慎重な性格なだけかもしれないけど。]
占い師を良く知らない俺も困惑したくらいだ、君がそう言うのは仕方がない。
[そこで、彼女がそう考えるに至った過程についてのみ感想を述べた。これ以上迂闊に言葉を重ねれば、シモンのことも口走ってしまうかもと心配して。
けれどもゲルトの人となりを話題にした途端、礼を言うカタリナの様子が変わったような気がして、男は懸念を抱く。自分が過去形を使っていた意識はなかった。]
……。
[その懸念は、最後に吐き捨てるように付け加えられた一言で明確になった。男にひとつの決心が浮かぶ。
そこで更に言葉をかわしてから、食堂へ向かった。]
[人との付き合いなんて結局はパターンだと。
それでなんとかやってきたのだけども。
だからこそ、オットーのような、いわゆる変人に部類されるタイプは、どうしても苦手意識が*付きまとっていた。*]
当然だ。でなければ、男が簡単に信じると言ってはいけない。
[カタリナが意地悪だと称した言い回しに、そんな簡単な返答だけする。今は。
処刑の後に〜との意見に、それはそうだと首を縦に振った。]
疲れているだけで、正常な判断を失ってしまいがちだ。しかも、処刑なんて非日常的な事件を経験したあとだと、君が心配する事態になってもおかしくないわ。
賢明だな、俺は君の選択を支持する。
……明日。うん、君がしたいようにすればいい。俺は反対しないよ。
ただ誰が処刑されるかまだ決まらない、早い段階を勧める。でないと、また誰を選ぶか決めかねて混乱した結果――最悪、君が矛先になるかも……。
[言いかけたところで、カタリナの視線に気付いた。
頭に浮かんだ懸念に耐えきれず、カタリナを抱きしめようとする。避けられたら無理強いはしない。
どうなろうとも必死に囁きかける。]
無理するな、カタリナ。俺もカタリナを無理させたくない。
大人だとか子供だとか、そんなの今は関係ない。苦しかったら苦しいって、辛いときは辛いって。我慢せずに吐き出してしまえばいい。
確かに俺は君より年齢は上だけど、年を重ねれば誰でも大人になれる訳じゃない。逆に言えば、年を取ったら絶対大人として振舞わなきゃいけない理由はないんだ。
急には無理だろうから、せめて俺だけでもいい。時には子供っぽくわがままを言って欲しい。
[彼女が髪を切ってスカートをはかなくなって、どのくらい経っただろう。
けれども男の脳裏には、男の子に泣かされた内気な少女がまだ残っている。*]
[もし男が人間か獣、どちらかに完全に寄っていたら、カタリナの人間らしいとの言葉を素直に受けただろう。
だが自分は獣として割り切って振舞うことをシモンに約束しながら、未だに人間の情に振り回されるおろかな存在だ。
カタリナの言葉が気に障ったのではない、ただ自分がおろかなだけ。だが彼女にそんなことなどとても言えるはずもなく。]*
うらないし。
これでうらないしと書くのか。
[明日には俺もこれに書き込もう。
そう思えば占い師の文字だけを何度も繰り返し
見つめて覚えていく。
まるで初めて字を学んだときの様だ]
ありがとう。
やっぱり俺は物覚えが悪い。
[そこは事実だとくすりと笑みを浮かべ、
礼を言って離れた後はニコラスの前へ*]
ならず者 ディーターは、行商人 アルビン を能力(襲う)の対象に選びました。
[>>234ジムゾンに字を尋ねるシモンを、黙って見つめていた。
なぜ神父様だけに?と考えないでもなかったけれど、ジムゾンが書いたものならジムゾンへ尋ねるのが道理だと自己完結した。
“うらないし”と反芻する姿も見ていた>>260
その言い方には、自身もその文字を書く意思があると取れたけれど。
きっと自分でも議事録を書いてみるつもりなのだろうと、少しだけ穏やかな表情を浮かべた。]
― 食堂 ―
[戻って以来ニコラスには話しかけない。それどころか視線さえ向けなかった。
最初に激高したのは自分だから気まずいとの理由もあるけれど、それに加えて食堂を離れる直前耳に入った言葉>>219がこびりついているから。]
(俺がたった一言でも大切な妹……パメラの願いを、どうでもいいと口にしたことがあったか?!ましてや人狼なら良かったなんて、言いがかりにも程があるだろ!)
[冷静になって会話を振り返れば、自分の説明足らずな箇所に気付けただろう。しかし男はまだその段階に到達していない。
曲解過ぎると抗議したかったが、実行すれば言い争いになるだろうと必死に我慢するだけで精一杯だった。
自分を信じて大切な話を打ち明けてくれたカタリナの想いに胸に、ひたすら耐え続けた。*]
[落ち着いているように見えても>>150、シモンのような>>168俯瞰の視点はどこにもない。単純な話であったとしても、瞼を降ろしてしまえば、あまりに近すぎれば、正しく見られはしないもの]
[眠りを必要とする>>152、あるいは身体的な限界によって>>2:154、一日一度に限られるのだとしても、だ。10人の中から1人を視るのならば、フリーデルとシモンは別のひとを視ているだろう。そして仮に、狼がまだ見つかっていないなら――二人ともが本物だという仮定は、ヤコブにとって、四人のうち残る半分が人狼であるということ。
上手く行けば明日には、己の前へ人狼が炙り出されるということ]
[――一度でも紙に書いて確かめたなら、この仮定が“有り得ない程”上手く進んでいる奇妙さにも気づけたかもしれないけれど――議事録の書き手>>2:432がいる間は、ペンを握ることもないだろう]
── 回想 ──
[疑問は口にしたことも思うことも全て
ニコラスに必死に呼びかけるシスターの様子から疑念を抱いていた以上、シモンに寄っていた。
しかし、シモンからは何も言われない。わたしはそれを人狼を見つけていないと考えている。
現状、彼と彼女について今話した以上に何か言えはしないのだ。
何もかもが過去形なのは、兄の性格人となり人間関係、彼を取り巻く全てのこと。
ディーターが口にしたのは「いい奴だった」のみだろう。
一つ問いを投げ、それは頷かれた。
だからそのとおりに行動するつもりだ。
しかし、そこで話は終わらない。
彼の行動を、わたしは一度受け入れる。
至近距離で話を聞いて、それから声を発した。]
……ねえ。
兄さんもヨアヒムも、レジーナさんだって死にたくなかった。
パメラは、純粋過ぎて耐えられなかった。
遺されたぼくはやらなきゃいけない。
ぼくは、あなたと神父様を助けられるようになりたい。
もうそういうのは止めにしたいんだ。
ねえ、分かるでしょう。
もう何もかも、元には戻らない。
あなたが見なきゃいけないのは、ぼくのことじゃない。
あなたも、もしぼくが敵だと思う時が来たら、殺さなきゃいけないんだよ。
[確かにぼくは人狼ではない
だけど、言いたいことはそういうことではない。
この優しい優しいわたしの本当だった少女の兄は
人狼を見つけても、相手によっては情を掛けてしまう。
そう感じたからだ。]
ディーター。
子供扱いは無しだよ。
らしくはないけれど、これでも一応嫁の貰い手を心配される歳の女さ。
[伝えたいことを全て語れば、すっと離れる。
こういう時は笑うものだろうと、口元を緩めてみた。
彼を促し、食堂を目指す。]*
だから、失敗作なんて言うなよ。
おれは話せて良かったし…
[戦場を知らない己には、シモンの奥底にあるものを>>172知れないように、積み重ねられた犠牲>>170の重みが理解できていないだけなのかもしれないけれど]
…望まれてたのに満たないものだとしても、さ
いまおれは、その力のあるシモンだから
話して、気づける事があったんだって
助けられたって、思ってるよ
[――素直な言葉だった。死んで欲しくないと願ったように。
崩れていくシモンと焦点のあわない己では、視線がかみ合わないとしても]*
― 少し前・階段近くでカタリナと ―
[カタリナへの問いに答えるだけでなく、その場の感情で勢い任せの行動を取った男は。何をやっているんだと我に返るよりも先に、カタリナの言葉を耳にして固まった。]
[なにもかも元には戻らない。
その言葉を聞いて、自分の甘さに冷や水をぶっかけられた気がした。すっと視線を逸らせる。]
そうだな、今更の話だったな。
残された俺たちには、いなくなった人のために、そして守りたい人のためにしなければいけないことが、ある。
だったら、是非俺を助けてくれ。俺の力になって欲しい。
[人間としての素直な思いか、はたまた獣がカタリナを利用しようとしているのか。両方混じった複雑な思いを囁きかける。]
[嗚呼、自分はいつもこんなことばかり言われているなと。
きっと何もかも抱えすぎるのだ。贅沢で、わがままで。気になったものは全て関わらないと気が済まない。そんなどうしようもない子供。]
そうだな、できればそんなときなど来て欲しくないが。
[カタリナと自分が実際に敵対する可能性は100%ではない。彼女に正体を見抜かれる前に襲ってしまう手がある。だが既に自分は彼女が敵とする存在になっている。彼女の兄を手にかけた瞬間から。
そのせいか思っている以上にぶっきらぼうで、冷たい口調になってしまった。
未だに情に振り回される己とは違い、カタリナは友人の兄が人狼と分かれば、きっと冷静に手を下すだろう。さした根拠もなくそう思い込んだ男は、彼女がした忠告は返さずにいる。
きっと自分の進言は実行されるだろうから、念押しもしなかった。それでも自分を信用してくれたことを思い出して、柔らかい口調に変える。]
[未だに情に振り回される己とは違い、カタリナは友人の兄が人狼と分かれば、きっと冷静に手を下すだろう。さした根拠もなくそう思い込んだ男は、彼女がした忠告は返さずにいる。
きっと自分の進言は実行されるだろうから、念押しもしなかった。それでも自分を信用してくれたことを思い出して、柔らかい口調に変える。]
子ども扱いが嫌なら、立派なレディとして立ち振る舞えばいいか?俺は無骨な男だけど。
そういえば、言うのが遅れたけどそのスカート。似合ってるじゃないか。
[そう言ってカタリナを開放し離れたところで笑いを求められ、言われるがままいつもの笑みを浮かべた。
食堂に向かったのはそのあと。*]
子ども扱いが嫌なら、立派なレディとして丁重に接すればいいだろうか?
俺はそういうの苦手な男だけど、それでも構わないなら。どっちかっつーと、オットーの方が得意だろ、この手のアレって。
そういえば、言うのが遅れたけどそのスカート。似合ってるじゃないか。
[冗談と共にカタリナを開放する。離れたところで笑いを求められ、言われるがままいつもの笑みを浮かべた。
食堂に向かったのはそのあと。*]
[もう、投票しなければならない。
紙とペンはカウンターから拝借すればいいだろうが、投票箱になりそうなものはどこかにあっただろうか。
無ければ即興で作ることになったのだろうけれど。
“確実に人狼ではない”アルビンとヤコブ、“信じられる”ジムゾンとディーターをまず除外する。
そして――]
(……やっぱりニコラスさんの名前は書けない。)
[恐らくきっと彼女が処刑される。予感はあれど、嫌だった。抵抗したかった。
自分だけでもその瞬間まで味方していたかった。
感情的な面で言えばシモンだってそうだ。ゲルトが襲われる前に交わした会話に気になる言葉がなくはなかったけれど――それで疑わしいかと言われれば否だ。少なくとも、今はまだ。]
[カタリナは、一度に兄と親友を失い、表情と言葉の数が少なくなった気がする。
無理はないだろう。]
(私も、兄を失ったことを嘆ける人間であればよかったのに。)
[ただ、そういう立ち位置の者は疑われづらい。それを利用している可能性はなくはない。
けれど、それはあくまで無実の理由ではないだけで、疑う理由にもならない。]
[それでも信じたい人はいる
信じるのをやめれば、人として終わってしまうと、思っている
――疑うものは多い。その中で
それでも。信じられるものを見つけたい
それは願望なのか、それとも甘さなのかは
未だ分かっていないが。それだけが
きっと今、気力を振り絞りこの場に立たせているのだ。俺を
―――信じたいと思った者の1人が人狼である事
それは今は分らない。が――
それでも神父は今自分にできることとして
人の言葉から、示される状況から
人狼を見つけ出そうとしていたのだった
それが、きっと。元の様に平和な日常を
皆取り戻すことができるのだと、
人狼の殺された者の仇を討てると信じて*]
[オットーは――どこまでも平常運転で、そしていつものオットーだった。
無理をしているのだろうか。
疑う要素は――……あるといえばある。
“ニコラスは人かもしれない”そう言いながら、ニコラスの処刑を煽るようなことを言っていた>>191
それだけでは疑う要素とは言えない。
皆、どこかで彼女を人かもしれないと思ってはいるのだろう。
人狼である確信なんて、余程のことがなければ持てないのだから。
けれど、“人であるのなら、人であるからこそ”とはどういうことなのだろう。
貴方は、人だと思いながら彼女を殺すの?
こんなものはニコラスへ投票しない為の強引なこじつけに過ぎないと考えながらも。
胸の奥にあるたった一つの引っ掛かりは、フリーデルに端正な字で紙に“Otto”と書かせた。]
[投票箱に関しては、正直そんなもん
宿屋にあるわけもないんで台所をあさって
クッキー缶でも見つけ出してそれにした
……かも、しれない>>276
投票には誰にも見えぬ様に
自分はニコラス以外の1人の名前を書いた
――とはいえそこまで強く疑っているわけでもないから
きっと処刑はされないだろうと思って
(それは狡い考えだろうか)
(それは、ニコラスではないだろうと思うからこその
逃避なのではなかろうか)
折りたたんで入れて。書いた名前が見えない様に
――ああでも。之を見て思う
矢張りあの壁の文字は、綺麗になっていたけれど
遺すべき、だったのではないかと
こうやって筆跡で分かった可能性もあったかもしれない*]
勿論。
[返す言葉に迷いは無かった。
わたしはその為だけに生きている、ただ、それだけ。
人狼が誰なのか、明確になった時どう思うかは分からない。
それでも、だ。]*
[投票を終えた後。ヤコブの声が聞こえる前に
カタリナに声を潜めて、言の葉を投げる]
……少しだけ後で時間をとれるかな
できればあまり人がいる中では
指摘しない方がいいような気がして
[もしあの、一瞬の間が何か
異能の事で知っていることがあるとすれば
”ゲルトは――もしや霊能者ではなかったのか?”
この時の自分はそう、考えていて
先程の息をのんだ時の様子を思い出してのこと
彼女自身が霊能者である可能性は、見落としていた*]
……本当は皆誰かを疑わなきゃいけないんだろうが。
なんでかな。
お前の口から出ると、何か……不思議な感じだ。
そうか。
お前も俺も死にたくないもんな。
[そんな当たり前を繰り返す。
彼の寂しそうな笑みに釣られるように、同じように笑みを浮かべ]
……ありがとう。
信じて欲しいとかそう言うんじゃなくて。
聞いてくれて少し、胸がすっとした。
[ニコラスの説明とその時の状況も、多分伝聞や議事で知れただろうけど。
取り敢えず考えられたのは、ニコラスとパメラ両方が狼というのはなさそうだなって位で、パメラが生に疲れた狼でも、ニコラスが生の苦行に共感した狼でも、あり得る気がしてしまった]
[――ふわふわした暗い妄想に向き合うのは、どうにも辛い。
だからこれも、暫く黙考した所で止めた]
― 独り白銀の中で皆を想う ―
[お兄ちゃんがヨアヒムを殺していた、そのずっと後
吐き出して酷いこと言ったなと頭を冷やそうと外で横になっていた]
……むぅ。
[すり抜けて白が積もって視界が塞がれかけた
起き上がって窓から食堂を覗き込む]
…………。
ああ、勿論だよ。
あなたのタイミングで、頼む。
[視線も向けないのは他者に気づかれないように
察されているのかと、考えて
少し考える間が空いたのだが
彼ならばきっと大丈夫、そう思い至った。]*
[投票箱なるものが用意されたと分かったときに男が抱いた感想は、”めんどうくせぇ”の一言であった。
身も蓋もない言い方をすれば、誰が誰を殺したいのか、ぱっと見は分からないようにするためだろと思っているが、今日は誰が選ばれるか大体察しがついてるのに、手間をかける必要はないのでは?と疑問を抱いたのだ。さすがに人前で言うつもりはないけれど。
ジムゾンがクッキー缶を探しに行くなら一緒に、そうでなければ自分が行くと言って、戸棚をあさったあと。ついでに酒瓶を持って食堂に戻る。
いろいろあったあとで疲れてしまい、気を使ったりきちんと考えたりすることを放棄した男は”本人が死にたいっていうなら死なせてやりゃいいんじゃね?”程度の考えでニコラスに投票した。
慈悲だとか同情とか、そんな感情は一切ない。そこにあるのは、仲間と自分と、それと気にかける人たちが処刑されなければいいという勝手な感情だった。]
[オットーが人狼だと思っているわけではない。
ただ、消去していった結果。それが心苦しかった。彼に受けた恩だってたくさんあるのに。
折りたたんだ紙を震える手で投票箱へ入れると、ジムゾンがどこかを見ていた>>282
その視線の先には、自身と同じような左手首の包帯。
そしてその主は――ニコラスだった。
彼女は占い師ではないのだから、手首を切る必要はないはずだ。
ならば、なぜ?]
――っ、オットーさん。
[考えていると、まさに投票した相手から声がかかり>>287、びくりと跳ねた。]
神父様に聞かれたら、シスターと結婚しろって
しつこく言われるに決まってるから。
[からかわれるのはごめんだと蒼褪めて]
彼女には……幸せになって欲しい。
レジーナはお母さんとは違うけれど。家庭的じゃなかったけど頼れるいい人だったのよ。
ゲルトは楽天家過ぎだったけど。それでも、カタリナ思いのいい人だったのよ。
シモンはね。ちょっと不器用だけど。よく考えてくれるいい人なのよ。
フリーデルは…もう少し自分に自信を持てばいいのにね。あなたは素敵ないい人なんだから。
ジムゾンはね。ちょっと真面目じゃないし。お兄ちゃんをお酒に誘うのは赦せないけど。それでも、ちゃんとみんなを見て考えてくれるいい人なのよ。
オットーはかっこいいのにね。どうしてみんな避けるのかしら?いつもパンを焼いてくれるいい人なのに。
……ありがとうございます。
氷の十字……
美しいけれど、すぐに融けてしまうのが寂しいですね。
[処刑されることはないだろうと思いつつも投票してしまった罪悪感からか、素直に受け取った*]
カタリナ、ごめんね。カタリナはいい人だから…引き止めると思って話せなかったの。
泣かせちゃって、ごめんね。
アルビンはあんまりお話出来なかったけど。あたいがわがまま言った時優しくしてくれたよね。きっと、いい人よ。
ニコラス。ニコラスは…本当によくしてくれた。……あはは、旅の話聞かせてって約束、死ぬ前に思い出してれば…話してくれたかな?
ヤコブはいいお野菜や果実をたくさん作ってくれてたよね。いい人よ?でも、お兄ちゃんに果実酒をあんまり渡さないでほしいなぁ…。
ヨアヒムはあたいが薬のこと聞いた時。ちゃんと説明してくれたよね。いい人だよ。あたいにとっては。
お兄ちゃん。お兄ちゃんはお兄ちゃんよ。
それは変わりないわ。ずっと、これからも。
……ああ、でも。
/*
罠、なんだよな。シスターに疑念を持った段階で、すぐ外しにいくような、護らないと宣言するような真似を、フリーデルに対して…するだろうか…?
メンテナンスをするから、と言って外すことは出来る…でも今…?
[本当の想いを預けたら、残る空っぽの俺の中を
満たすのは狂気だけだ。
礼は言ったが、ヤコブに死んで欲しくないとは
もう言わなかった。
渡した言葉は、いつか来るだろう彼の死に対する餞]
今度庭で育てられる簡単な野菜教えてくれ。
[空々しい希望だけを述べて食堂へ*]
お兄ちゃんが狼さんなら。
ちょっと触ってみたかったなって。
[冗談をちょっと言ってみて
難しい話をぼんやりと聞いていた*]
[少しの間に。矢張り彼女は何かを秘めているのは感じた
だからこそ。得策ではないと判断したのだ
今ここで問うことは。其れは多分
守護者がいるかいないかわからない中
――大勢に。伝えることは不利になるだろうと
考えての事であった]
わかった。じゃあ
ヨアヒムを。今日処刑される人を
弔った後にでも
[そう告げて。皆が投票され終わる迄待つだろう
――そう、待つことになる、だろう*]
[今夜も長い夜となりそうだ。
雪はいまだ止まず降り続いているか。
窓の外を伺ってから、ふと、
暖炉の残り火が小さくなってきていると気づく。
シモンとパメラが運んでくれた薪はいつまで持つだろうか。
積もった灰を集めて回る。
捨てるついでに薪の残りを確認しておこう。
引いてくれるロバを失ってしまったからもはや荷物になるだけだし、
薪がなくなってしまった時は、荷車を解体すればいいか。
そんなことを考えながら。]
[“薪の継ぎ足しに行ってきます”
近くのものにそう告げて、食堂の外へ向かう。
気が進まないながらも、ペンを走らせた紙を握りしめ、
何度か逡巡してから、箱の中に押し込んだ。]
早くやめばいい、こんな雪
[苦々しくつぶやいて、逃げるように早足で裏手へと向かった。*]
わあ、ど、どうしたんだと言うんだい?
ま、まさか。
[思っていたのと違う反応にこちらも驚きはしたけれども。
顔を青ざめさせて。]
この僕がレディをびっくりさせてしまったと言うのかい?
ああ、なんてことだ!
[別の意味で驚かせた事は数え切れない程だが、果たしてこちらは素なのかどうか。]
受け取ってくれるのかい?
ああ、君はなんて優しいんだ。
これじゃあ君のほうが聖母じゃないか!
[多分、素な気がする。
より丁寧にクロスを渡したのだった。]
[処刑が始まるのに、酒をぐっとラッパ飲みする。
今日だけは、どんなに飲んでも酔えない気がした。妹を喪ったばかりだから。
ヤコブの指摘>>271で、食堂に戻ってきてから初めてニコラスへ一瞬視線を向けたが、もう気持ちは動きそうにない。
温度を感じさせないくらい冷たい目で、問いかけるヤコブを観察していたが。酒の勢いに任せ、不意に後頭部へ左の手を伸ばし、軽くはたこうとした。]
投票は済ませたか?まだなら早くしろ。
[手首の傷跡なんて微妙なもんを、本人に問いただす馬鹿がいるかと呆れている。*]
/*
シモン名乗り出てないから…狼も知らない可能性は見込める(初回で襲われてないし)…ばりばりのガチ思考だけど脳裏は過ぎりうるライン…
ふわふわした頭でふわふわ動いてもろくなことにならない、という認識は出来てるだろうし…。
[投票が終わり処刑者が決まれば
誰がその命を終わらせるを担ったか
――誰になったとしても。自分は
その人を弔おうとすることだろう
ゲルトやパメラに行ったように聖書を諳んじ
ヨアヒムにもまた、行おうとする
それが神父である自分の役目でもあると思っていた
でもできれば。もう誰も死んでほしくはなく
なのに無力な自分に嫌気がさしてくる
人狼は必ず”いる”
今日も無残になった死体があった
明日は誰?明日は俺?それともリナ?それともフリーデル?
それともディーター?わからない
嗚でも。この村の人間の誰かで
この場に集まった人の誰かであることは間違いなく
それが心苦しさに一滴の痛みを、滲ませる*]
/*
アーッおれが護衛に悩んでいる間にシモンからのお返事が!!!!!!
正直どきっとするんだよシモンいいやつすぎて…(偽黒出されようとしてたのはふわっとスルー)(羽毛のように
[>>296あ、これはいつものオットーさんですね。]
え、ええ、少し驚いてしまって……。
…………すみません。
[投票したことへ謝罪はしたくはない。
なので、驚いたことへの謝罪ということにした。
なお丁寧に渡された時はいつものように若干引いた。
とはいえ、融ける瞬間までをじっと微笑みながら見つめていたけれど*]
[開票が終われば、やはり予想通りの結果が出たのだろう。
冷静であるべきなのに、涙を隠すことはできなかった。]
ばか……。
[それはひとりでパメラを殺めてしまったニコラスへか。
パメラを止めることができなかった自分自身へか。
わからないままに、弱々しい罵倒が漏れる。
せめて処刑には同席させて欲しいと願い出て。
彼女の命が尽きれば、ジムゾンと共に弔おう。勿論、ヨアヒムも*]
/*
ごめんシモン 今おれシモンの返事読んだら呻いて硬直して更新越える気がする!!!なので先に現軸を書かせてもらう…!
― 処刑後/2-2号室前 ―
……神父様。
[その日の夜。
深夜になる前に、周りに誰もいないことを確認してからジムゾンの部屋の前へ立った。]
そのままで構いませんので、聞いてください。
[彼からすれば、自分は人狼の可能性がある。逆も然りだけれど。
だから、扉越しでいいと、開けようとすれば止めただろう。]
既にご存知かもしれませんが。
わたくしの実家……タートザッヘ家は、占いの力に通じる家系です。
その昔には、わたくしなどよりずっと強い異能を持った方も、いたそうです。
そして……兄ロベールは、その方と同じように、人狼騒動でなくとも人狼を見つけ出せる、強い異能を持っていました。
わたくしは、――私は、力をほとんど持たない、できそこないだったのです。
強い力の代償だったのでしょうか。
10歳を前に兄は病気がちになり、ただでさえ貧しい家は困窮しました。
ある日の夜……偶然、私は両親の話を聞いてしまったのです。
「できそこないの方を“売る”しかない」と。
そう言っていました。
当時の私には、何の話か理解ができませんでした。
だけど、怖くて、恐ろしくて。
翌日に、私は自分から「神様にお仕えしたい、兄の体がよくなるようにお祈りしたい」と言っていました。
― 外 ―
[外に出てみれば歩けないこともない。
雪にまみれた荷車を横目で見てから、
倉庫の薪を抱えて再び宿へ向かおうとする。
短い時間でも冷たい風で手がかじかんだのか、
薪を一本取り落とす。
拾おうとしてかがめばまた数本、腕から滑り落ちる。]
ああ、もう
[緩慢な動きでしゃがみこみ、落ちた薪を拾う。
薪を拾う背中は無防備で、吹きすさぶ風の音に紛れて聞こえて周囲の音も気づかないまま。*]
……そうして、兄の病院の帰り、私はこの村に来たのです。
ここへ来たのは自分の意思だと、そう思っていないと、父様が……家族が私を捨てたことを、認めることになりそうで。
私は、あの人達の家族だと信じていたくて。
そんな気持ちが、この村へ心を置かせないようにしていたのだと思います。
――本当は、あの人達から家族なんて思われたことはないと、わかっていたのに。
[そこまで言って、自嘲的な笑みが漏れる。]
― 回想/いつかの教会 ―
わかりました、お父さ――
――っ
[>>8男を人前で父を呼ぼうとした瞬間に、鬼のような形相で睨まれ、少女は言葉を切って誤魔化した。
その遣り取りは一瞬だったけれど、当時のジムゾンからは見えていただろうか。]
[ 投票の時間
旅人がマジックでデカデカと書いた名前はニコラ
…終ぞ見せることの無かった本当の名だ。
それが終わるとシモンを促して自分の部屋へ向かおうとする
あまり大勢の人には見られたくない
伝えた希望は一つだけ。
手加減はしないで。
この世から一時でも早く去りたかった ]**
実は……教会にいた時、月に一度、15年間。
神父様を占おうとしていました。
結局、占うことはできませんでしたが……。
兄のような占い師になりたくて、父に認められたい一心で、したことです。
勝手なことをして、ごめんなさい。
[実験台にされるなんて、気分のいいものではないだろう。
けれどたとえどんな批難を受けようと、ちゃんと言っておきたかった。]
私には、もう家族はいません。
そして……貴方とも、家族になることはできませんでした。
[家族はもうない。友と思っていた女性も。
恐らく明日になれば、一瞬だけ心に触れられた気がする
孤独。
父のかけた呪いの通りだ。]
でも、フリーデルとして貴方と過ごした日々は、とても楽しかった。
フリーデルが、本当の私だと思えてくるほどに。
これは本心です。
ありがとう。
おやすみなさいませ。
どうか、貴方は生き延びられますように。
――ジムゾンにいさま
[聞こえてくれているといい。
聞こえていないといい。
相反する願いを持って、初めて彼を兄と呼んだ。]
[ニコラスを。そしてヨアヒムを弔った後
神父はカタリナの部屋を訪ねることであろう
彼女が居たならば。少しばかり部屋の中で
話せないかと問いかけて
――そして食堂での彼女の
霊能者。その単語に息を止めた
その姿を思い出しながら尋ねるのだ]
間違っていたら、すまないカタリナ。君は
霊能者について――心当たりがあるのか?
[と、ゆっくりと切り出す
それはきっと夜になる前。吹雪で見えぬ陽が
未だ落ちぬ頃にであろう*]
[弔いには、少し距離を置いて参加していた。
身体から離れ、現れる光
その光の色を、確かに視た。
いつか返された秘めやかな言葉を思い出す。
わたしはそんな言葉を二度と、
誰にも言われることは無いのだろう。]*
―そしてその日の夜のこと―
[夜に。パジャマ姿で寝ようとしていた頃
ドアの外から声が聞こえ
――すわ、襲われるのは自分なのか
と、覚悟を決めた時のことであったが
如何やらドア越しからの言の葉の様で
そしてその内容に耳を傾ける
扉は明けぬまま。その声の主が
フリーデルであると気づき、つつも]
…おれの、気のせいかもしれないじゃないか。
[雪が降る前からあったものかもしれないじゃないかと。
――結局そんなことはなくて、急かされながら紙片に書き付けたのは――]*
― 15年も昔 ―
[聞こえていた。彼女の父が
父親と彼女が呼ぼうとした瞬間
彼女を睨んだことを]
(ああどうして、んなことすんだよ)
(子供だろう、大事な、愛されるべき)
(俺にはもうとーさんもかーさんもいない)
(若しかしたらずっと別れることに
なるかもしれないその子をどうして
そんな風に扱えるんだ。父親だろう、あんた)
[だからその時俺は決意した
何時か。この子がこの村を居場所にすればいいと思った
だからそのために何かできればって思って
色々話しかけようとするけれどそのたびに壁に阻まれる
はじめ俺が兄になればいいと思ったけど
この子の兄はあのロベールって呼ばれた子がいたし
なら。ねぇ。この村を何時か好きになってくれるかな
此処で育って。好いた人を見つけてさ
そしたら、その人と幸せな家庭を築いてさ
無表情だったその顔をずーっと幸せな笑顔になった頃
俺を兄さんって呼んでくれるかな
カタリナや、パメラがそれぞれの兄に呼びかける様に]
− 食堂 −
[うらないし、と何度も見直しつつ、
シスターが占った先がヤコブだと気付けば
一度だけ2人をそれぞれ見つめるだろう]
ヤコブ……人間なのか。
[うらないしの文字も、ヤコブの名も指でなぞる。
人間だと書くときの文字も覚えるのは大変そうだ。
だが覚えなければならない。
それにしても、ヤコブが人間となったら
どうすればよいだろうか。
このまま彼を信じては、シスターを
信じることになる。
どうすれば良いかと見つめる目は真剣だった*]
お兄ちゃん……。
[静かに怒りたかったけどそれは出来ない
もう、あたいは死んでしまったのだから]
ニコラス…。
[自分の行動、それによって起こる結果
感じてはいたけれど、とふわりとニコラスの部屋へ向かった
ニコラスの最期をちゃんと見ておくために*]
[だから――そのおやすみ、が
聞こえる前に]
俺も、君に伝えていないことがある
明日が若し互いにあるのなら
聞いてほしいことがあるんだ
[足早に立ち去る彼女に聞こえたかどうかは――*]
(だって俺は、ずっと)
君を、リデル――妹だと
呼びたかったんだよ?
[言い逃げなんて狡いじゃ、ないかと
ほろり、一筋涙がこぼれた*]
理由?
戦う事を諦めた奴は、皆を巻き込んで全滅させることがある。
脱落者を気遣うだけの余裕が集団に無いなら
速やかに排除すべきだ。
[人狼と疑ったわけではない。
群れを生かすためだと言い切って、
男にしては柔らかで細い手を取り食堂から出て行った]
――――っ……
[>>319声は、届いていた。
自分に明日があるかはわからないけれど――
ちゃんと聞こう、そう思いながら自室へと*]
そりゃ悪かったな。
[以前と違いはたき返してこないヤコブへ、誠意がない平坦な声で返答する。
そうだ、もう諌めてくれるパメラはいない。まさしくヤコブが想定したままの理由で、男は酒に手を出したのだった。
それだけではない。もし処刑が自分の目の前で行われたら、素面で立ちあえる自信が全くなかったのだ。
だけど、飲めば飲むほど意識が覚醒していく気がする――。*]
− ニコラスの部屋 −
[彼の部屋はやはり俺が扉を最初に叩いた部屋だった。
だが何も言わない。
扉を閉めれば、その顔を見ないように
そっと背後から抱きしめる。
回した両腕は腰ではなくその細い首。
ぐい、と喉に腕を掛けて]
あんたとはもう少し話しても良かった。
[さて、また夜がやってきた。
随分と満ちた月も暴風雪にかき消された闇夜。
まだ少し時間は早いが、のそりと部屋から獣が這い出る。]
この宿は僕には暑すぎる。
喉の渇きが止まないよ。
[夜目の利くその眼光を煌めかせ、歩を進める先は階段ではなく裏口。]
こうでなきゃ。僕は吹雪に生きる運命なのさ。
[白い世界へ紛れ込むその姿は幻想的で、自己陶酔するのも頷ける程。
動物が目を瞑りながら空を見上げていると考えれば可愛らしいのだが、現実はそうもいかない。]
やあ、アルビン。
君は確か、行商人だったよね。僕は君とビジネスがしたいのさ。
[獣には似つかわしくない、表情豊かな。あまりにも豊かすぎて不気味な笑み。
そしてオットーの声で話しかけるのだった。
逃げるか、それともその場に立ちすくむか。
どちらだっていい。僕がする事は変わらないのだから。]
最高のコマーシャルを考えたんだ。
成功した前例だってある。それも、100年間も伝わったんだよ。
[まさかこんなにも長い間とは考えもしなかったが。
一度目の伝説は、もうなされていたのだから。]
代わりに僕が君に求めるものは、そうだね。
[耳元で囁いた声に彼はどんな反応を示しただろうか。
俺はそれを聞くことはしなかった。
囁きと同時に、喉と額に添えた手を
あらぬ方向へ力を込めた*]
/*
シモン ちょっ これ うええ…
うええ……悼むしかできない……
……そんな……ああ……いや始まった以上はきっと遅かれ早かれ、いやそれでも何度でも言う奴だこれは……ああ……
― 2-3号室 ―
[部屋に戻った後は、これまで通り儀式の準備を。
これまで通りにナイフを引けば、左手首からこぽこぽと零れる紅。]
――汝は、人狼なりや?
[もはや誰かの名を念じたところで意味がないと、考えるのをやめた。
十字を伝い零れ落ちた紅が示す名とその結果は――**]
この場には”占い師が1人しかいないから”
まだ、君が襲われる可能性は低いだろうが
できればその異能は。あまり公にはしない方が
いいかも、しれない
死者の魂には色が滲むといわれている
そればかりは嘘が付けないから――
人狼にとっては、その力は占い師よりかは優先度は下がる
だが、厄介なのは変わりないからね
君が霊能者だってことは
君が公表するまでは胸の内に収めておこう
そして隠したいならそれに協力しよう
[もしこの時占い師が”2人いる”と知れば
――その霊能者の価値は、何よりも重要になる
そう、言えたのだが]
[結局、ニコラスの処刑は本人の希望により自分の部屋で行われることとなった。
ホッとした男は、弔いには真面目に立ち会う。酒の匂いを纏ってはいたが。
少しだけためらったあと、ニコラスの顔を見ながらぼそりと呟いた。]
悪かったな。食堂では酷い言葉をかけてしまって。
[わざわざ参加した理由の大部分は、単にこれを言いたかっただけ。生きているうちに伝えなかったから、自己満足もいいところである。
残りの少しは――パメラの最後に立会い、その心を汲んでくれた相手への誠意、みたいなものだろうか。自分でも良く分からなかった。*]
[一瞬にして喉元に食らいつく。
人の姿は消え失せ、あるのは獲物を捕らえた肉食獣の姿だけ。]
最高だ。
これはもっと良い条件にしてあげなきゃね。
[数口喰らっただけで満足だ。
左腕だけを相棒へのお土産に手にすれば、アルビンの亡骸を背に乗せる。]
どうするかな。
ここに置いてちゃ、すぐには気付いて貰えなさそうだけれども。
[それじゃあコマーシャルにならないだろう?
部屋へ連れ帰るかな。
そう考えた際にふとよぎる。フリーデルにプレゼントした氷のクロス。]
よし、あれでいこうか。
[宿の裏。元は肥だめだったが、今は雪だけが貯まったその箱にアルビンを投げ入れる。
これで明日には、美しい氷の彫像が完成している事だろう。*]
だから――頼むから、生きて
[君までいなくならないでくれ
――それだけが。今の俺の
君へのたった1つの、願いだった]
― 2-1号室 ―
[処刑が終わり、部屋へ入れば。
事切れたニコラスの姿。]
……これ、あなたの形見になってしまったわね。
[尤も、それを持つ自分もいつまで生きられるのかわからないけれど。
蒼玉のブレスレットを大事そうに撫でると、いつかしたように彼女の額へ手を充てた**]
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