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兵卒 フレデリカ の能力(襲う)の対象が 准尉 ゾフィヤ に自動決定されました。
准尉 ゾフィヤ は ユーリエ に投票した
ローズマリー は ユーリエ に投票した
兵卒 フレデリカ は ユーリエ に投票した
オズワルド は ユーリエ に投票した
ローレル は ユーリエ に投票した
カーク は ユーリエ に投票した
ダーフィト は ユーリエ に投票した
ユーリエ は ユーリエ に投票した
少尉 ファミル は ユーリエ に投票した
尉官 バルタザール は ダーフィト に投票した
ユーリエ は村人の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、准尉 ゾフィヤ、 ローズマリー、兵卒 フレデリカ、 オズワルド、 ローレル、 カーク、 ダーフィト、少尉 ファミル、尉官 バルタザールの9名。
夜明けの光がうっすらと空の明度を上げようとする頃、小さな地震があった。
眠りの浅いものは、気付いたかもしれない。
正常の行程ならば、13時には船は迎えに来る筈だった。
しかし、通信機は昨日の最後の通信を最後に返応はなく、此方からの呼び掛けにも沈黙し続けた。
そして、13時に船は来なかった。
兵卒 フレデリカは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
本日から、睡眠時の体力回復として
『体力値』を30*(精神値/10)回復してください。
また、合わせて『精神値』を『-1』してください。
上記処理後
★『精神値』が8(4x4)以下のひとは地震に気がついたようです。
それ以降熟睡できなかった様子で、『体力値』から[[1d15*]]をマイナスしてください。
……んぅ?
[微かに揺れた気がしたが、気のせいだろうか。
階下に降りて洗面所で顔を洗えば、頭はハッキリする。]
――管理人さんは、もういないのですよね。
[食べる・食べないは別として、
パウチされていた食材や缶詰を用いて簡単な朝御飯を用意しておいた。
後で伝言板にも書いておこう。]
[すぐに眠りについたものの、それは安らかなものとは言い難かった。しとどな寝汗が、寝衣を濡らして、何度も薄く目を開けさせた。]
[頭の中に、残響の様な、反響の様な、自分の、誰かの、声が響く気がする…]
[明け方の揺れには気付く事なく。
陽はしっかりと昇った頃にもぞりと起き出し
階下に降りて洗面所で顔を洗えば、頭はハッキリする。]
――管理人さんは、もういないのですよね。
[食べる・食べないは別として、
パウチされていた食材や缶詰を用いて簡単な朝御飯を用意しておいた。
後で伝言板にも書いておこう。]
[すぐに眠りについたものの、それは安らかなものとは言い難かった。しとどな寝汗が、寝衣を濡らして、夜半何度も薄く目を開けさせた。]
[ただそれも、夜明けの頃には深い眠りについたのか、明け方の地震に気付く事はなかった。軍衣に身を包み、昨日作りそびれたダーフィトへの受領証を書き記し胸ポケットに入れると、自室を出、脇の階段を下る。]
[すぐ側の洗面室に入ると、そこでフレデリカと会うだろうか]
[昨夜の夢の中。
母の声に混ざって、誰かの呻きが聞こえた気がした。]
(だぁれ?)
[問い掛けようと開いた口は声を紡がず、
ぱくぱくと動くだけだった。]
[頭が痛い。胃が重い。起きなければ。眠らなければ。わたしには、果たさねばならない任務が…]
[魘されている中、聞き覚えのある声がした気がした。しかしそれは、普段聞き慣れているものよりも、舌足らずな気がして、眠りと覚醒の間、暫し記憶の波を漂って…]
フレデリカ二等兵!!
[あぁ、これはやはり現実なのか。さぁ、早く起きて、任務に着かなければ。鋭く呼んだその声は、何処にも響く事はなかった。遅れて一つ、身の内に響く以外は。]
[タオルでごしごし拭いて、水気をとった顔を上げた所に准尉の姿があった。]
おはようございます、准尉!
[ユーリエの死を未だ知らないフレデリカは、
一晩休んだ事で大分回復したようだ。
敬礼にも力が入っている。]
あの。みなさんの食事の準備をさせていただいても宜しいでしょうか。
食材は密閉保存されていた物を使います。
食べてもらえるかはわかりませんが、
お菓子や飲み物ばかりでもつらいと思うのです。
[台所を使うなら個人個人で作るのも手間ですし、と。]
おはよう。
[快活な挨拶に、此方は静かに返し、顔を洗う。鏡を見れば、昨日の青ざめた顔色からは、少しは体力が回復したか。髪を結いながら]
そうね…。お願いできるかしら。缶詰なんかもあった様に思うから、それをうまく使って。あまり負担にならないようにして。午後には発つのだし。わたしはユーリエさんの様子を見に…
[食料庫の缶詰で思い出した。昨日地下に行った際、鍵の掛かった扉があった。]
そういえば、あなた、地階の鍵って、何か管理人から聞いていたかしら?
[自室に戻りいつの間にか眠っていたようだ。普段ならばこの様な事な無い。相当自身も疲労しているのだろう。
明け方の地震で起こされるとそのまま一向に眠れる気配もない。報告書を書いたり資料に目を通しながら過ごしていたが、そろそろ誰か起き始めただろうか?階下で物音が聞こえる]
…。
[身支度を整えれば階下に向かう。そこで部下の二人に会えば昨日のユーリエ、ローレルの怪我について詳しい事を尋ねた。]
[階段を降りながら、やはり寝不足は堪えているのだろうか。あまり体力は回復しなかったようだ]
体力 43→70
精神値 9→8
寝不足による体力−3(15x1)
おはようございます!
[上官の起床に、そちらを向いて敬礼する。]
二人で外出、旧炭鉱に興味本位で入ったところ、内部で怪我をした様子です。
監督不足です。申し訳ございません!
[殊更事務的な表現で口調すると、深く腰を折って謝罪した。その断を待つと、ダーフィトのカメラを接収した受領書を作成したので、上官の印が欲しい事、ローレルの持ち帰ったバールの扱いについて指示が欲しい旨報告する。]
わたしは今から、ユーリエさんの様子を見に行こうと思います。
[島についてから1日目の夜よりは早く眠りについた男だったが、体を揺さぶられる感覚に現実へ引き戻される。]
う…んん…
[窓の外を見るとまだ空は白み始めた頃で男が眠ってからあまり時間は経っていなかった。
もう一度眠りにつこうと目を閉じるが、結局そのまま寝付くことは出来ずにいた。
体力値 - 1(15x1) ]
お早う。
[階下に降りたところで丁度部下に行きあう。
二人とも昨日よりいくらか顔色が良い様だ。
早速と昨日の話を聞けば>>7、>>10黙って頷いた。]
それ程危険な島という事だな。私も気を引き締めなければならない。
書類か。わかった。サインしよう。
[ダーフィトのカメラの件は深く追及することなく任せようと思い了解の意志を示す。バールについてはしばし考え込んだ。
中尉殿に報告するのは勿論だが…。上官の言葉>>2:122「もしもの時」を思うとどう対処するのがいいのだろうか。所謂武器を持つならば自分の方が准尉や学兵より適している事は明白だ。]
…バールについては中尉殿に渡すといい。中尉殿がそれを拒めば私が持とう。君が手元に置きたいというならばそれも構わない。
[彼女の目をしっかりと真正面に見、言った]
だが決して無理はしない事。いいね。
[頭を下げる二人には、自分にも責任がある事を伝えそれ以上は黙った。
二人の鍵のやり取りに付いては。フレデリカががゾフィヤに何か渡したのが見えたかどうか。
どちらにせよ、二人のどちらかが言い出さない限り、詳しくは気が付かないだろう。
ユーリエの様子を見るというゾフィヤの言葉には頷いた。骨折という事は当然外傷もあるのだろう。]
女性の方がいいだろうな。
彼女の事は宜しく頼む。私は通信機の調子を見てこよう。
[二人にそう言うと自分は談話室へ向かった]
[寝不足は常のことである男にとってその疲労感はどうということはなかった。
予定していた起床時間になってから顔を洗いに洗面所に向かうと扉越しに会話が聞こえる。>>3>>6]
(ち…。まずいな。)
[内心で舌打ちをする。ゾフィヤの動向には気を配っておかなくては。鉢合わせたりしたら面倒だ。
早く地下室の探索に行った方が良いかもしれない。
洗面所に入れば二人の他に人はいたか、中にいた人に会釈をして顔を洗えば足早に引き返して階段を上る。
ユーリエの様子が気になったが、その姿を確認しに行くのは嫌な予感がして、答えを先延ばしにした。
潮風の部屋の扉をコツコツと叩いてみるがローズマリーはもう起きているだろうか。]
[責任について何も問われなかったのに、一段深く頭を下げた。]
少尉殿も、外出の際はお気をつけを。
…通信の様子は如何でしょうか。
[これは少し声を潜めて。場所が場所であるので、いつ民間人が立ち寄るか分からない。印のある書類を受取り、丁寧にまた胸ポケットに仕舞いこむと]
…わたしは民間人と接触する機会が多いですので。あまり刺激になるようなものは持たないほうがいいかと。バルタザール中尉殿にお伺いして参ります。
[それでは、失礼します、と退出を請おうとするのを、真正面から目を見て諭されるのに]
…承知しております。御配意、感謝の念に耐えません。
[何処か痛みを感じるのを、礼を言って踵を返した。]
[洗面室を出る際、オズワルドとすれ違い、会釈し、食事をフレデリカが用意している件を伝える。]
[遊戯室を通り抜けながら、何だろう、昨日よりは顔色は良くなっているのに、鉛の様な胃の腑の冷たさ、残響が響くような目眩は昨日より悪化しているようだ。はぁ、と一つ吐息吐き。応接室の扉をノックした。]
失礼します。ゾフィヤ准尉です。入ります。
[そこでは、事切れたユーリエと、それを診るバルタザールの姿があっただろうか]
[自室から出る少し前、無線機を手に取ると]
おはよう。
一つ連絡がある。
昨夜の通信終了後だが、海岸で手帳を拾った。
カークの遺書めいたものが書いてあったが、死ぬ予感でもしているんだろうか。
まあ、管理人の遺体をもしかしたら見たのかもしれない。感染症の症状かは素人目でもわかるだろうからな、不安になったんだろう。
そこに書いてあったことによると彼はこの島の住人と20年程前か交流があったらしい。
その当時の写真には診療所らしき建物が写っていてな。
残念ながらその場所が推測出来る感じではないが…
ただ、カークも気に留めた方が良いかもしれない。
島の住人と交流があり、件の診療所に行ったことがあるならば…
それに遺書を書くくらいにまいってるみたいだしな。
OO奇遇だな。いま連絡をしようと思っていた。
私も報告がある。
学兵が、准尉に何かを渡していた様だ。
小さな物であったように見える。
私の知らぬところで何かが起こっているかもしれない。
今、私が軍からマークされるのは危険だ。
もしも彼女たち、いや注意すべきは准尉か。
彼女に出会った時は、特に警戒をしてくれ。
それから言い忘れた。昨日から軍への無線機は繋がっていない。
うまい事陽動するのに使えるかとも思っていたが、これほどまで劣悪とは知らなかった。これよりもう一度通信機を確認する。
ああ、あと…
彼は診療所にタイムカプセルを埋めたらしい。
まあ、これは任務とは全く関係ない話だが、もし診療所を見つけたら探してやろうかと…
FFも時間があればだが、記憶の端にでも覚えておいてあげてくれないか。
彼が生きて見つけられるのが一番だとは思うけど、な。
オーバー
それからもう一点、彼女はバールのようなものを武器として所持しているようだ。
中尉へ渡すように告げたが、恐らくこれは言葉通りそうするだろう。わざわざ私に話してきた位だからね。
これも機会があれば確認をするし、できればこちらで所持できるよう動こう。
[OOの報告を聞けば]
カークの件了解した。遺書か。穏やかではないね。
自分も発症するとみているのか。…自棄にならないといいが。
タイムカプセルか。思い当る節がある。
どうしても行きたい場所があると言っていたな。
大事な物なのだろうね。もし見つけたら必ず彼へ返そう。約束する。
報告ありがとう、感謝する相棒、また連絡する。
[談話室に入ればこの時間だから当然か、誰もいない]
―――応答せよ、応答せよ。
[だが、応答するのは専らノイズ。
じっと聞いているとこちらまで気持ちが不安定になりそうになる。]
やはり駄目か。使えない。
[僅かに肩を落としたが、そのまま中尉殿へ報告をしようと思い。応接室へ向かう]**
>>!1
ああ、今朝方の地震で目が覚めたからな。
今日は早起き出来たよ。
…そうか、ゾフィヤ准尉には気をつけるよ。
昨日はほとんど接触していないが目をつけられているのもあるからな。
バールのようなもの…ニュースでしか聞いたことないような武器だな。
中尉の手に渡るにしろ、誰かとの立ち回りは避けたいね。俺は武器もないし。
勿論、武器があっても怪我をするのもさせるのもちょっとな。
軍の無線機が…?
…嫌な予感がするな。
わかった、ありがとう。
また何かあれば教えてくれ。
カークの件も、ありがとう。こちらこそ助かるよ、相棒。
じゃあ、調査の際には気をつけて。
オーバー
―夜明け前―
[夜の明ける前、異変に気づく。
うめき声に飛び起き、ユーリエの元へ近づく]
ユーリエさんっ!?ユーリエさんっ!
[名前を呼ぶ声は聞こえているのかいないのか、反応はなく別の言葉が聞こえる。何かを恐れる声が段々とか細くなっていき、やがて事切れた]
……。
[呼吸と脈がなくなっていくのを、ただ見るだけしか出来なかった。怪我が酷く、AEDも輸血もない環境下では救命処置も意味がない。せめてもとハンカチを顔にかけ、なんと説明するか頭を抱える]
[明け方の地震には気づくことはなく、ぐっすり眠りに落ちていた
とはいえ日が昇れば起床の時間だ。身支度を整え祖母の日記を読んでいれば部屋の戸叩く音がする>>13]
はーい
[かちゃりと音たてドアを開ければ、そこにはオズワルドがいた]
おはようオズさん
探索は早い方が良いかな
[早朝の尋ねと昨日のフレデリカとバルタザールの会話
それから察すれば軍も地下の扉に感づいた可能性がある
其れが早朝の訪問に結びついたのだろうとあたりをつけて
彼が良いというなら、宿泊所の地下への探索へ向かうつもりだ
食事に関してはカロリーメイトを持参している
彼に其れの箱とペットボトルの水を手渡せば、何か食べたほうが良いと告げるだろう
昨日から食事を摂取していない人が多いので、私は少しだけ心配になったの]
[ソファに腰掛け、虚空を見つめ呆けていると時間は経っていき、窓の外が明るくなっていく。
まずゾフィヤが部屋に入ってきた]
夜明けに容態が急変してそのまま……。
船が到着したら御遺族の元へ送るぞ。
[仮眠と、何も考えずに座っていた間に体は休まった。しかし、気力は少しづつ確実に蝕まれていく]
体力値 44+33=77
精神値 11-1=10
[扉を開ける、と床に横たわるユーリエの顔に掛けられた布を見、身体を強張らせる。容態が良くないとは思っていた、が、朝まで保たないとまでは思っていなかったのだ。]
中尉殿、これは…
[死因はやはり、昨晩の傷であるのか。2泊で2名の死者。]
…公知は如何いたしましょうか。
[判断に口を出すは僭越、しかしユーリエの状態は既に昨晩、民間人の何人もが目にしている。口さがない彼らの事だ、もう知れ渡っていると考えておかしくない。傷害からの死が理由であるなら、敢えて伏せると返って邪推を呼ぶにしかならないかと。]
おはようございます、ローズマリーさん。
起きてましたか。
今日はちゃんと部屋で寝られたようで良かったです。
[扉が開いてローズマリーが顔を出せば>>20少し冗談ぽく言って、早い方がいいかとの問いに]
…よくわかりましたね。
実は、先ほどフレデリカさんがゾフィヤ准尉に鍵を渡しているのを聞いて。
ゾフィヤ准尉も地下室へ調査に来るかもしれないので。
俺は、いつでも良いですよ。
あ、食事…そうですね。すっかり忘れていましたが、昨日は何も食べてませんでした。
フレデリカさんが食事を準備しているらしいですが、急ぐためにもこっちの方がちょうど良いですね。
ありがとうございます。
[苦笑しながらカロリーメイトと水を受け取り、渡された食料と心配そうな顔に対して礼を言った。]
[宿泊所の地下、鉄の扉の前にオズワルドを案内すれば鍵を使うことを促したろう
鍵は見事に一致し、扉は開かれた
中は少し埃っぽい
小さな音を立てて鍵が開くと同時に、センサー式の天井灯がぼんやりと倉庫内を照らした]
……
[2階の書庫から、何らかの理由でこちらに収められている本もある様子だ
失敗したかと思う。歴史の本を捨てても、重要なものは此処に納められていたのだろう
手近な本を見れば家系図だ。グラナタス姓がいくつか――祖母と祖父は従兄妹同士だったから――
それに、2,3の似通った姓が其処にはあった
島の住民のほとんどは縁戚者。祖母から噂話程度に聞いたことはあったがまさか其れほどとは
オズワルドの方はどうだろう。何か見つかったろうか
私はもう一度、他にも手掛かりはないかと探してみるけれど]
[ゾフィヤと目を合わせず、抑揚のない声で話す]
帰りの船に全員で乗るのだから、伏せる必要はない。開示していい。
管理人の死因とは別のものだ。
[全員の安否と通信機の確認、港での船の到着確認、船が来るまでにやるべきことは多い。
もう少しだけ頑張って欲しいと労いの言葉をかけ、何か聞かれて回答しづらいことがあれば、全て自分に回すように伝える]
[わかりました、と一礼する。管理人の死因とは別と聞くと少しだけ胸が軽くなる気がする。死の悼みに変わりはないのだが、仮に死因が同じだとすれば、島にその要因がある事となる。質の悪い感染性の。]
わかりました。こういった事にもなりましたし、民間人の外出には一層の留意を。
…あの、中尉殿も少し仮眠を取られてはと。フレデリカ二等兵が、食事の用意をしております。
[夜中此方に勤めて居たのだろう上官の憔悴に思わず声を掛ける。前を辞し、さて、どう告知するかとまずは食堂に寄る。ローレルはどうしているだろう。それを思うと特に気が重かった。]
[バールの事は、ユーリエの事に紛れ、バルターザルに報告を逸し、廻り階段脇に置き去られたままだった。]
そうですか、ぐっすり眠られたなら良かったです。
朝方地震がありましたが…その様子だと気付かれなかったかな…おかげで俺は少し、寝不足で。
バルタン星人…?
ふ…ああ、中尉殿のことですか。
[その呼び名にクスリと笑い、続いた話には真面目な顔をして。
軍の者に知れ渡っているならばそれより先に、と気持ちが早った。]
ああ、フレデリカさんが食事を作っていた話は准尉に聞いたので>>15、俺が顔を出さないと不審に思われる可能性もあるので、やはり急がなくてはですね。
[そう言って、彼女に渡されたカロリーメイトで久々にニコチン以外を体に入れれば彼女と共に地下室へ急いだ。]
[昨夜のうちに錆を落としておいた鍵を地下室の扉の鍵穴に差し込めば、ビンゴだった。
本当にこれが地下室の鍵だったことに少し驚きながら倉庫内へ足を踏み入れる。]
俺はあっちを見てみます。
[ローズマリーに告げれば、倉庫の奥へ進む。
小さな箱を見つけると、軽く埃を払えば蓋を開けた。]
………。
[中を見れば、ス、と目を細めてそれを取り出す。
回転式のリボルバー。片手でガチャリと弾倉を開けば3発弾が装填されていた。確認してから弾倉を戻す。]
何か見つかりましたか?
こちらには…銃がありました。
…危険物ですから軍の方にとは思いましたが、ここに来たのがバレても良くないですから俺が持っていることにします。
[別の場を探しているローズマリー>>25に声をかければ、怯えさせたら良くないとリボルバーの銃口の方を持って彼女に見えるように掲げるだろう。
地下室に行ったことがバレても軍人にこれを渡すつもりはあまりなかったが。]
[念の為もう一度。探索してみたがめぼしいものは見つからなかった
どうやらオズワルドの方はリボルバーを見つけたようだ>>29
手に掲げて見せるのをみれば、確認したわと頷いて]
私の方は家系図が
どうも此の島はほとんどが縁戚関係みたい
[此処まで来れば隠し通すことでもないだろう
彼に情報を開示する――家系図の書かれた本を渡そうか
他にも似通った物はあるから、他者が来ても数冊持って行ったとはばれまい]
そうね。事故の事もあるし身を守るものは持っていた方がいいと思うわ
でも多分、持っているのがばれたら没収されちゃうかもだから注意はしててね
[ダーフィトがカメラデータを取り上げられた件を彼に話し注意を促す
今日帰還の船が出ればそれでよい。唯――]
(もし船の到着が遅れれば。人同士が争うことにもなりやすい)
[そうなった際に、彼には死んでほしくはないなぁ、と思ったから。私はそう告げたのだ]
[食事を応接室へ運ぼうと食堂へ出ると、
ユーリエの様子を見に行くと言っていた准尉がいた。]
よろしければこちらどうそ。
[ミックスベジタブルとツナを炒めたものと
コンソメスープをテーブルに置いて。
卵が使えればもっと色々できたのだけど、と思いながら]
ユーリエさんのお加減は如何でした?
[それは彼女が今、聞きたくない質問だったかもしれないが。]
[彼女の確認の声>>30を聞いてから、銃をジャケットの内ポケットにしまい込む。]
家系図ですか。島の歴史書を調べようと思って書庫を見たのですが…何故か一冊しかなかったから、それは見てみたいです。
[そう言って、家系図の書かれた本を受け取る。]
ダーフィトさんが…?
……じゃあ、彼は島の写真撮れないんですね…
[没収の話に落胆した理由は思い切り個人的な理由だった。]
身を守るもの…ですか。
そう、ですね。こんなもの、使う事態にならないのが一番ですけど。
[何かあればという意味なら自分より非力な彼女に渡そうかとも考えたが、使い慣れない危険物を下手に渡すのはかえって危険かもしれない。
自分がこれを使ったことがあるかなんて話は聞かれもしないだろうし、言うつもりはなかった。]
うーん…思ったよりめぼしいものはないのですかね。
もうちょっと何かあっても良さそうですが。
[残念そうに眉を下げると、もう一度辺りを詳しく見てから出ようかと考える。]
[まだ早いのか、食堂には誰もいなかった。一つの椅子を引いて座る。習慣か、背筋だけは正しく伸ばして。誰かツアー客が訪れるだろうかと待つ間、我知らず考えに耽り、目の前に温かい皿が置かれて、我に返った。]
あ、あぁ…。
[温かい食事。これをユーリエが摂る事は2度とないのだ、と知らず凝視し。まだユーリエの事を知らない学兵にそれを問われると、はっ、とそちらを見]
……。昨日の傷が、原因だったみたい。
[見上げると黙って首を振り、死因を告げた。]
[辺りを詳しく調べてみたが、ローズマリーが見つけたという家系図以外にめぼしいものは結局見つからなかった。]
…あまり長居しても良くないですかね。
戻りましょうか。
すまない、少し離れる。
[ゾフィヤからの申し出に、食事だけ取ってくるとその場を離れた。
船の到着時間までに軽く食事を済ませ、ユーリエの死について説明を求められれば、その対応にあたっただろう**]
[歴史書が何故か1冊しかなかった。という言葉に内心冷や汗>>32
渡す際に、1冊だけおいた本は彼の手に渡ったのかとぼんやりと考えた]
そうなの。葉桜も撮ってたみたいだし
私も此の島の風景、撮っているのを見たかったわ
[軍の人って頭が固いわよね、なんて告げ。落胆した様子のオズワルドを慰めた
彼が記者ということは知らないので、個人的に唯ダーフィトの写真を見たかったなと私は思っていた]
使う事態にならない事が一番、だけど
それでもね。いざっていう時は――……
[私は、何をしているのだろう
祖母の憂いを断つには。此の島に来訪した全員が亡くなって
そして永遠に此処が封鎖されるのが一番、のはずなのに
それなのに私は。一方で誰も死ななければよいと思っている
本当に、矛盾している]
[談話室へ向かう途中、廻り階段の陰に何かを見つけた。]
バール?ああ。
[今朝、ゾフィヤが話していたそれだろうか。中尉殿に話は通っているのだろうか?このままここに置いていて良い物かと一瞬悩み、一先ず自分が持ち帰ることにした。後で報告申し上げようと。]
[本を処分されたとは思ってもいなかったので彼女の胸中>>36には気付くことはなく]
そうですね。風景もですが…廃墟の写真も、雑誌用にいただく約束だったんです。
彼、時々うちに写真を提供してくれているらしくて。
多分フリーだとは思うんですが。
[慰めの言葉には、まあ、軍人さん的には仕事ですから仕方ない話かもしれませんと肩を竦めた。]
ええ。本当にいざっていう時が来たら、ですけど…。
貴女と約束しましたからね、死なないって。
[そう彼女の言葉に答える。
自分のためだけでなく、誰かを…例えば目の前にいる彼女を守るためにも使う可能性はなくは無い。
本当に、そんな事態にならなければ良いとは願っているけど。]
ええ、俺は朝方ゾフィヤ准尉やフレデリカさんとも顔を合わせてしまってますし、まずは食堂に顔を出しておいた方がいいですかね。
[彼女の意見>>37に同意して地下室から出れば鍵をかけ、食堂へ向かう。]
[バールを一先ず自室へ持ち帰り、今度こそ応接室へと辿りつけば、上官が部屋から出てきた所であった。>>35]
バルタザール中尉。
ご報告申し上げます。
[敬礼をし許されれば一礼した後、一歩距離を詰める。周りに気を配りながら声量を落とし。]
通信機の不調は変わりありません。
恐らく今後も本土との連絡は取れないと思われます。
本日、船が到着すると思えば、…左程気にする事もないとは思いますが。念の為。
[その様な事を話しながら、上官の顔色が優れないように見えて。]
恐れながら中尉。
…ユーリエ女史の容態は如何ですか?
[と昨夜から気になっていた事を尋ねる。そこで彼女の死を知れば、息を飲み込み蒼ざめ絶句するだろう。
そして周りに人がいないようであれば、「感染菌」の保有の件、そして免疫の有無について尋ねる事にする。]
えええ!雑誌用の写真だったの?
わぁそれは見たかった……
[ダーフィトがムームーに時々写真を提供している>>40と知れば心底残念そうに告げる
おのれ軍め。なんて思いつつ肩をすくめる彼を見て確かに仕事だから仕方ないわねと同意した]
……そう、ね
うん。貴方なら、きっと死なないって。私信じてるもの
(祖母の願いを叶えたい自分と死んでほしくないと願う自分が同居する)
[其れでも彼が誰かを守るために手を染めるなら
その時私はどうしているだろうかとふと思った
出来れば彼には綺麗な手のままでいて欲しくは、あるのだけれど
鍵は再び施錠され。食堂へと共に向かえば其処にはゾフィヤとフレデリカの姿があったろうか]
[もう、ユーリエは助かりはしないだろうとは思っていたけれど
それでも容態をきかないのは、不自然だろうから]
おはようございます。お二人とも
あの……ユーリエさんの容体は
[沈痛な面持ちの2人。手をつけられないままのコンソメスープ
大体の事は察していた
それでも問うのはきっと、僅かな奇跡がおこるのでは?なんて
そんなあり得ない事を考えてるから、で]
(>>39)
[フレデリカの表情が強張る様子を、ぼぅ、と眺めた。不審に見られれば、我に返ったろう。どうも、今日は集中力が散漫だ。]
中尉殿に伺ったけど、情報は開示して構わないとのこと。もう船が来るだろうけど、民間人には、危険な場所に足を踏み入れないよう、念を押さないと…
[そう言いながら、フレデリカの準備してくれた朝食に口をつける。味がないのは、自分の徒労の為だろう。呑み込むように食事を続ける。無自覚の悪意、敵意、そのようなものが、制止掛ける機会が多い分だけ、ゾフィヤを摩耗させていた。]
[どうにか食事を呑み下し終わると、立ち上がり]
ごめんなさい、後片付けをお願いしていいかしら。わたしは、港を見に行きます。
ユーリエさんのことは、あなたの判断で話して貰って構わないわ。
[フレデリカと話している間に、ローズマリーとオズワルドの姿が食堂に見えた。一度フレデリカに述した事で、心の準備が出来たのか、ローズマリーの問に]
亡くなりました。昨晩の外傷が原因だったようです。
[極めて感情を押し殺して述べる。冷淡にすら聞こえたかもしれない。]
あなた方は本日の外出のご予定は?午後には船が来る予定ですので、この様な自体ですから、できるだけ邸内に留まって頂けると助かりますが…。若しくは、くれぐれも、行動が許された範囲に限って頂くことを。
[既に彼女らが地階を探っていたとは知らず。そう言って、特に質問もないだろうというように立ち上がる。]
わたしはこれから、港へ迎えの船を確認に行きます。
[ゾフィヤからの内容>>45は、想像した通りのものであった
万一助かってもあの怪我だ。感染症にはかかりやすくなっていただろうなとも思っていたから
感情を押し殺し、冷淡に述べる姿は軍人の鏡そのもの
私はそれが彼女の悲しみにも見えたけれど、隣のオズワルドはどうだったろう]
私は……そうですね。船が来るまでは邸内にいようと考えてます
後はこの周辺の海岸でのんびり海を眺めていようかな、と
流石に怪我人――死者が出たあたりには近寄りたくないなぁと思いますし……
[とはいえ、もし船が来なければ手掛かりへの道筋が降り出しへと戻ったのだ
監視の目を掻い潜りながらもう1か所探索でもしようとは考えているが
そんなことはおくびにも出さずしおらしい、ふり]
あ、ゾフィヤさんお気をつけて……
[港の方まで出かける、という彼女をそう告げ見送ったのだった]
[昨日まで傍にいた人間がこんなにも簡単に死んでしまう。
…ユーリエとは親しく話した事がなかったが、それでも計り知れないほどのショックがあった。軍人と言えどもだ。
最もそれをわざわざこの場では言葉にしなかったし、無表情に努める(上手くいってはいないだろうが)事には変わりない。]
…中尉殿。もう一点ご報告を。
ゾフィヤ准尉から「バールを見つけた」という伝達がありました。
実物は、民間人の目に触れる場所にありましたので、一時的に自分が保管しております。
当然ながら、中尉殿の許可なしに、自分が武器としてそれを使用する事はあり得ません。
今後如何いたしましょうか。
自分勝手僭越ながら…。
…できればフレデリカやゾフィヤには持たせたくない、と考えております。
[最後の一言は少し迷って付け加える事にした。
武器になる物を持つとすれば、それだけ彼女たちに危険が及ぶ。上官がその意図に気付くのは容易いだろう。]**
[食堂へ着けば、そこには幾人か人がいたか。
軍の面々、ゾフィヤ准尉やフレデリカの雰囲気は暗く、その理由を察するのに時間はかからなかった。
それでも准尉の告げた言葉>>45を聞けば、奥歯を噛む。淡々とした口調ではあったがおそらく今までの彼女を見るに職務に徹しようとしているのだろうとはわかっていても、気遣う余裕はなかった。]
…そう、ですか。
[ただ、一言だけ発して、これからの予定はという問いにも短く回答した。]
ああ…そうですね。
船が来るまではあまり出歩いたりしませんから、ご心配なく。
[行動が許された範囲、という言葉には閉鎖区域が頭に浮かぶが午後に船が来るならばそれは諦めよう。
船が来るならば、だが。
ゾフィヤの背中を見送り席に座ればフレデリカの作った食事に手をつけたものの、うまく喉を通らないのは既に胃に物を入れていたせいだけじゃない。]
[フレデリカの用意した食事はコンソメスープだけ頂いた
食事を摂るオズワルド>>49を眺めれば、やはりあまり食は進んでいないようだ
無理もない。親しい人が亡くなったのだから
先程、信じていると彼に告げた際の無言の微笑み>>48を思い出す
できれば。無事でいてほしいと。其れを使うのは自分の身を守る時であってほしいと
願うことは愚かだろうか]
(祖母の願い、『私』の願い
優先順位はどちらが、上?)
……ごちそうさまでした
[時間をかけてもやはり半分も摂取されないスープは半分冷めかけている
他の面々はどうしているだろう
ローレルを尋ねるのは昨日の事もあり優先順位は低い
さてこれからどうするか。私はぼんやり、食器を片づけながら考えていた]
――…はぁ、っは……どこで落としたんだ……?
[いつも通り目が覚めると、ほとんど空になった煙草を握りしめて窓を開ける。葉桜が揺れるのをぼんやりながめながらの一服を終えて、着替えて。
異変に気づいたのはその時だった。
手帳がない。昨日、カフェ跡を出るまでは確かにあったのに。
迎えの船が出るその前に、探し物が更に増えてしまった。
もうひとつの"たからもの"
あれまで失うわけにはいかない。絶対に。
脳へのエネルギーが足りず、ニコチンとカフェイン漬けで回りきらない頭は。誰かに尋ねることも行先を告げることもすっ飛ばし、宿泊所を抜けてあたりを駆け巡る。
浜辺には貝殻と、漂着した流木やゴミが溜まっていて。
夜ほどの風情はなく、足跡も当然残っていない。
波打ち際を歩きはしなかったし、海に攫われはいないと思うのだが。]
[肩で息をしながら、ペットボトルを煽り。
こうなったら昨日探索した場所を逆走してみようかと。
地図を取り出し行き着いた先にあったのは。
――展望台だった。
どうやらまた、右と左を間違えたらしい。]
あれ? ……っかしーな……
[記憶の中では真っ白で眩しかった展望台は、今は塗装がはげていて、ほどよく廃れた雰囲気がある。
建物を前に漸く道を誤ったことに気づいたが、せっかく来たし気持ちを落ち着けようと。周りの明るさも手伝って上までのぼることにして。]
こんな悠長なことしてる場合じゃねーけど、っと
[なんて言いつつも、手は煙草に伸びる。手持ちはとっくに空になって今はローズマリーからもらったものをじわじわ消化している。そろそろオズワルドに一箱譲ってもらおうか。]
昔は、この手摺が邪魔くさかったんだよなァ
[いつ崩れるとも知れないそれを軽く撫で、ゆるりと笑みを浮かべた。当時の滞在期間中、一番長く過ごした場所は平静と癒しを齎し。]
一旦帰って仕切り直すか
船が出るなら待ってもらわなきゃだし
[――その必要がないことは、まだ知らぬまま。
不在を気づかれないうちにと来た道を戻る。
不思議と、宿泊所へは真っ直ぐ辿り着くことができた。]
[目覚めは悪かった。時計を見ると予定よりも数時間多く寝ていたようだ。
寝起きも悪い方ではないのだが、今日に限って二度寝した上、薬の影響もあったのだろう。]
[実は夜明け前、小さな地震で一度目が覚めていた。
地震が頻繁に起こる地域に住んでいるわけでもなく、慣れているわけでもない上に昨夜の出来事である。
一度目が覚めたものの、まだ早いと再び深い眠りについた。
同じ頃、ユーリエが生死の境に、寧ろ死の淵の近くまで到達していることを想像できるはずもなく。]
[体力値14(15x1)減少]
/*
死んでねえええ!!!!
しかし空気を読んだかのごとく14も減ったwwww
しかしどう動くべきかなぁ、ショックで引き篭もってその後人を避けながら一人で徘徊(?)するか。
—自室—
[東の窓から溢れる陽光。
煩わしい明るさに寝返りを打った拍子に、私はベッドの端から転がり落ちた。
目頭に掌を当て軽い頭痛を振り払う。
散策活動も長きに渡れば消耗したか、精神的な疲労も相俟って、
太陽に起こされるまでは身動ぎすらせず深い眠りに沈んでいた。]
——……島か。
[窓を開けると海猫の鳴き声に重なって潮騒が渡ってくる。
あの1年、遠い縁戚に預けられたときの記憶は抜け落ちたまま。
心の底で埋まらない孔を空けている。
同じ時間を過ごしたはずの妹は、ついに口を開く事なく。
何年か前、軍を調べると残したきり消息を絶った。
手早く着替えを済ませると、ベッド窓際に胡座をかき。
ジッポの硬質な音を響かせて揺らぐ火を見つめる。
紫煙が一時的に肺を満たして、すぐに口から抜け出て行った。]
—自室—
[東の窓から溢れる陽光。
煩わしい明るさに寝返りを打った拍子に、私はベッドの端から転がり落ちた。
目頭に掌を当て軽い頭痛を振り払う。
散策活動も長きに渡れば消耗したか、精神的な疲労も相俟って、
太陽に起こされるまでは身動ぎすらせず深い眠りに沈んでいた。]
——……島、だったか。
[窓を開けると海猫の鳴き声に重なって潮騒が渡ってくる。
あの1年、遠い縁戚に預けられたときの記憶は抜け落ちたまま。
心の底で埋まらない孔を空けている。
同じ時間を過ごしたはずの妹は、ついに口を開く事なく。
何年か前、軍を調べると残したきり消息を絶った。
手早く着替えを済ませると、ベッド窓際に胡座をかき。
ジッポの硬質な音を響かせて揺らぐ火を見つめる。
紫煙が一時的に肺を満たして、すぐに口から抜け出て行った。]
船が来る前に回れるとこは見とかないとな。
[ステンレスの灰皿にちびた1本を乱雑に擦り付け、
3WAYバッグの中身を調整してから部屋の扉に手をかけた。
廊下に扉の開く音は聞こえたか。
昨日の話を思い出して重体の女性の様子を伺うか迷っていたところ、
2人の軍人が話し合っている場を目にした。>>41
落とされた声量、拾えるものは殆どない。
不調、本土、船。
物々しい様子に首を突っ込む事は避けるが、
部屋の近さ故に拾った単語は穏やかではなかった。
連絡がないかを伝言板で確認してから食堂に赴き、
簡素ながら暖かい手料理に、ほっとした心持ちで手を伸ばした。>>31]
体力値:51→84
精神値:12→11
/*
まじこの微妙かつ致命的な文章ミスつらい
訂正して落として別のミスみつけるのもめっちゃつらい
もっと推敲しろやバァーン!
ところで今日は各数値間違ってないよね?
探索での変動、自動計算まじありがたい……日々の体力測定も誰かにやってほしい。二桁の足し算引き算を間違えるぼくちんです
/*
ユーリエとついに合わないままだったのが忍びない。
バルタryとも出現帯が中々合わんなー。
一方、オズワルドは全時間帯に渡って出現していた。
このコアの広さと速度……考えられるのはじゅーきさんか。
今誰がどこだ状態なんでログ掘り返す。
狐2狼2村5
げほっ、げほ……。っ、ごほ……。
[一人の部屋で唐突に咳き込んだ。
建物の空気が悪い故の一過性の咳。それならば良いのだが。
船内から今まで、体調は比較的安定していた。今も症状は軽い。
だが、いつ発作が起こるか解らない。]
……っ、いたっ……。
[今は何よりも、ユーリエの状態が気になる。
最後は落ち着いた様子で寝ていたものの、ローズマリーに言われたあの言葉。
咳が落ち着いてから、身支度をしようとベッドから起き上がるが、立ち上がり、歩くけば左足に痛みが走った。
激痛、と言う程でもないが、昨日杖変わりにしたバールがあれば歩きやすそうだ。
今は何処にあるのだろう。軍人が保管しているだろうか。
誰かと会ったら聞いてみようと心に覚書をして。
何はともあれ、ユーリエが居るはずの応接室へと向かおうと部屋を出て階段を降りた。
あの言葉が離れないまま。]
(そんなわけないのに。どんな思いであんなことを人に言うのかしら)
[考えれば考える程不安は大きく募る。
階段を下りれば、そこは。]
……っ、いたっ……。
[今は何よりも、ユーリエの状態が気になる。
最後は落ち着いた様子で寝ていたものの、ローズマリーに言われたあの言葉。
咳が落ち着いてから、身支度をしようとベッドから起き上がるが、立ち上がり、歩けば左足に痛みが走る。
激痛、と言う程でもないが、昨日杖変わりにしたバールがあれば歩きやすそうだが。
今は何処にあるのだろう。軍人が保管しているだろうか。
誰かと会ったら聞いてみようと心に覚書をして。
何はともあれ、ユーリエが居るはずの応接室へと向かおうと、部屋を出た。]
<i>……ユーリエさんはもう持たないわね
夜明けと共に命の灯は消えるでしょう</i>
[あの言葉が再び脳内を横切る。]
(そんなハズないのに。あの人、どんな思いで人にあんなことを言うのかしら。
人が苦しむのを見るのが楽しいのかしら?)
[ローズマリーの心に隠された思いも何も知らないまま、言動を思い出すだけで怒り、苛立ちが押し寄せて来る。
気分を切り替えようとすれば、今度は苦痛に歪んだユーリエの表情が思い浮かぶ。
連鎖的に不安は増大し、階段を下りた先に待ち受けていたのは。]
……ユーリエさんはもう持たないわね
夜明けと共に命の灯は消えるでしょう
[あの言葉が再び脳内を横切る。]
(そんなハズないのに。あの人、どんな思いで人にあんなことを言うのかしら。
人が苦しむのを見るのが楽しいのかしら。)
[ローズマリーの心に隠された思いも何も知らないまま、言動を思い出すだけで怒り、苛立ちが押し寄せて来る。
気分を切り替えようとすれば、今度は苦痛に歪んだユーリエの表情が思い浮かぶ。
連鎖的に不安は増大し、階段を下りた先に待ち受けていたのは。]
[応接室の周辺が何やら慌しい。近寄るのが徐々に怖くなっていくが、それ以上に何があったのかを知らなければいけない。
足の痛みも諸共せず、軍人が集まっていた応接室へと走り出す。]
[扉を開ける前、室内からバルタザール(>>21)とゾフィヤ(>>22)の話し声が聞こえてくる。
信じることのできない内容――それは昨日ローズマリーが宣言したことと同じ。]
え…………?
[我慢することなど出来るはずもなく、ドアを開け軍人達の間に割り込む。
真っ先に探したのは。
ハンカチを顔にかけられ、横になっているユーリエの姿。]
(……眠ってる、ユーリエは眠ってるだけだから。眩しいからハンカチを顔の上に置かれてるだけだから……。)**
ー書庫ー
家系図から辿られそうなら……感染症に繋がるものも廃棄した方がよさそうね
[所々歯抜けになった書庫。その中で伝染病関連の医学書と軍に関する書物を選んでショルダーバッグに放り込んでゆく
医学書の方はまだ手がつけられておらず、結構な数残っており。軍関連に関しては誰かが手に一度取ったのか、埃が薄く被っている書物の中で。其れにだけうっすら拭われたような跡がついていた]
アレは確か――黒死病に似たやつだった、とおばあ様が仰ってたから
[それらを厳選し、入れて、いれて
そうでなければ鞄がパンパンになってしまう。つまりは――見つかりやすくなってしまう
誰にも見咎められぬうちにしこたま詰め込んだ後
更に書物が少なくなった本棚を一瞥すれば、そそくさとその場を退散したのだった
目指す先は無論、自分の部屋だ
初日と同じように、海に捨てるために]
/*
でもぶっちゃけ感染症の耐性菌でたよー!が臨床実験の被害者ってのはロズマリしらないので(村人なので)
おばあさまの願い=これ以上私達の過去を暴くのを止めてなので
全員死ねば解決DAYONE!のスタンスで証拠隠滅図ってます
怪我、すか
[昨夜戻った際の、静寂の理由がやっと解った。
ファミル少尉が懸念していた通りのことが起きたと。>1:85>>1:101]
昨夜は……いや、何でもないです
大変だったんすね
[戻りが遅く、事態を把握できなかったなんて何の言い訳にもならない。館内にいた者はきっと騒然としただろうと、役に立たない労いをかける。
海岸でオズワルドを見かけた時に声をかけていれば、生きている彼女に会えたかもしれない。
――届いた手紙に、もっと早く気づいていたら。
あるいは約束を忘れなければ、
彼女とは違う誰かに対しての後悔を無意識に重ね。
掴んだ袖をいっそう強く握りしめ。
突き放すような物言いに、はたとその手を離す。]
そう、ですか……遺体は、どこに?
[死因が事故死なら、管理人のように隔離されることもないだろうか。
ほんの一期でも、一会。
手を合わせ、さよならを伝えたい。
オズワルドが安置場所を知っているなら、案内を頼もうか。
これもまた、知らぬとすげなく返されれば別の誰かに尋ねるつもりで。]
/*
また!!!
「ほんの一期でも、一会」んとこうまい言い回し浮かばんくて消すつもりやったのに……のに
方向感覚以上に日本語が不自由すぎてあかん
ー潮風の部屋ー
[ばしゃんっ
ばしゃんっ
落ちてゆく書物は海の波間に消える
診療所跡やコテージなどに残っているであろう書物は知らないが
それでも大部分の情報はこうして海に沈んでいっただろう
詳しいことはわからない
病の原因に軍が関わっている。其れを再び世に出してはならない
其れが祖母から聞いたすべて
其れを暴くものには――……]
……これ、も何か関係あるのかしら
[黄ばんだ紙に書かれた集団検診の文字思いだし
被りを振って残りの一冊を海に放り込む
もしかしたら放り込んだうちの1冊は、海流に乗って海岸に辿りつくやもしれないが、きっと水を吸ってふやけてしまっているだろう
ローレルらはもう起きたろうか
このまま迎えの船が来て、何事もなく島の秘密は守られるなら――それならば
私はこのまま墓まで抱えて生きていくつもり、なのだが
船が来たという知らせは、いつまでたっても聞こえてこなかった]
…ああ、そういえば、カークさん。
[彼が一緒にユーリエのところに行くならば応接室に入る前で立ち止まり、思い出したように言う。]
落し物、しましたよね。
拾ってるんで…後で、渡します。
(>>65)
[ノックも無しに扉が開く。民間人か、と咄嗟に振り返ると、そこには最もその場に居てほしくなかった、ローレルの姿があった。]
[自分と中尉の間に割り込み、ユーリエの亡骸を見て言葉を失っするのを]
…昨晩の、怪我が理由で…。元々体力が落ちて居たようです。
[否定したい彼女の意を肯定する内容だった。体力が落ちていた、など慰めにもならない。が、彼女に不要な自責の念は持って欲しくなかった。いや、立ち入り外の場所に踏み入った責任はある、が、それは、目の前の彼女の顔色を見て言えることではないだろう。]
[立ち竦む彼女の、そっと、肘を引き、部屋外へと誘導しようとするが、黙ってユーリエを見つめる彼女はどうしただろう。]
展望台:dice54
舗装道の名残を辿ると、かっては真っ白に塗られた外壁が眩しかったろう展望台に着いた。昼にせよ夜にせよ、その景色は感嘆するばかりのものだった。暫くその景色を堪能し、貴方は来た道を引き返した。
ダーフィトは1、気分が回復した。(残精神値:12)
[これほど静かなら皆はきっとユーリエにかかりっきりであろう
船も来ない、それならば私は展望台の方へと歩みを進めようか
書き置きを伝言板へ残そうかと思ったが、やめておいた
万一船が来ても展望台からなら見えるだろうし、と考えて
私はそのまま皆が集まる応接室を素通りで、外へとぶらりと歩いて行った]
[陽が中天をとうの昔に過ぎた頃、ゾフィヤが館へ駆け戻ってきた。伝言板には目も向けず、食堂に入ると、ざっと目を走らせ上官が居ない事を確認し、談話室、そこにあった通信機に苛立たしい目を向け、次は吉備、滝匂、と上官の部屋を続けてノックする。]
[それも無言が返ると、応接室へ。血相を変え、上官を探す姿は誰かに目撃されただろうか]
応接室すね、ありがとうございます
[場所の名前が解れば、玄関ホールに掲示された館内の見取り図で位置を確認。ちょうど彼も向かうところだったようで、大人しく後に続くことにした。
踏み出した最初の一歩が、真逆を向いていたことには気づかれていないと思いたい。オズワルドのジャケットの重心が傾ていること>>29>>32に気づかなかったように。]
はい?
……ああ!
そうでしたか、良かったァー
[探し物のひとつ、そのありかが早速見つかって。>>75
これから臨終したひとに会うというのに、何とも不謹慎な笑みを浮かべてしまった。
中を見られていないかとか、写真も無事かとか。
気になることはいくつもあるが、今はひとまず故人への餞をと応接室へ。]
[まさか目と鼻の先の応接室の場所をカークが間違える>>79とは想像もつかず、彼が反対方向へ向かおうとしたとは気づかなかった。]
はい、昨日海岸に落ちてました。
[中身は既に確認済で、聞きたいこともあったがそれは渡す時に聞こうと思いながら応接室の扉を開ければ、そこには誰かいただろうか。いたならば会釈をして中に入った。
横たわったユーリエは顔にハンカチがかけられていて改めて彼女はもう…と頭が理解する。
誰かに止められなければユーリエの近くまで寄り、黙祷を捧げた。
真実を見つけて、それが彼女の自分に向けた最期の言葉。
彼女にとって意味はない言葉でも、今はそれを胸の中で反芻する。]
[応接室はさきの不穏なやり取りを聞いていればまだ尋ねる気にならず、
伝言板に予定を書き込んでから、展望台へと足を伸ばした。
白く塗られた外壁は時を経たことで輝きを失っているが、
日光に浮かびあがって遠目からもどこにあるか分かりやすかった。
舗装道の皹割れた隙間からは雑草が方々に伸びている。
透き通るような晴天。
レンズに映るフレアのように網膜に映る景色が光で白く滲む。
かつてこんな絵を私は見ていたのだろうか。
展望台の突端に足を掛けて、断崖に打ち寄せる白い波を見下ろした。]
[中尉との話を終えると、そのまま応接室へ入る。
タイミングによっては誰かーローレルやオズワルトーと会えただろうか。
ユーリエの変わり果てた姿を見れば、ようやくそれが現実である事を実感した。そしてそのまま跪きそっと手を合わせた]
安らかに。
……護れなくてすまなかった。
[何の為に監視や保護という名目で自分はここにいるのだろう。自責の念を振り払う事もできず、応接室ソファーの末席に腰掛ける。
応接室を訪れる者があればそちらの対応もしただろう。]
あーやっぱり。マジ助かりました
はい、また後で
[災い転じて福と為す。あのまま彷徨っていたら余計に無駄な時間を使ってしまったことだろう。
オズワルドに続き中に入る。
誰かいてもいなくても一礼して遺体に近づく。
横たわる身体は、ひとによって様々な感情を揺さぶるだろう。>>76
ところどころ煤けた服が、彼女の身に起きたことを想像させた。>>2:118
覆われたハンカチの下を覗く勇気はなく。
傍らに膝をつき、瞳を閉じて手を合わせる。退院祝いどころか見舞いすら間に合わなかった。>>2:180ことをこころの中だけで詫びた。
永遠の眠りの先にある世界は想像もつかない。]
ー展望台ー
[其処に手摺がなければ、空と海との境界線なんてないかのようだ
切り立った崖の、更にその端にある展望台を私は慎重に昇る
老朽化が進み、所々危険な個所があるから、もしかしたら上り下りの際に怪我をする人もいるかもしれないわね、なんて思う
ペンキは剥げてはいたものの、石段の壁の目立たぬ所にこっそり相合傘が書いてあるのをみればくすりと笑う
人の息吹が感じられるというのは、どうしてこうも郷愁を誘うのか
海岸線を望み、天高く流れる雲を視界に納めれば
此の島に独り取り残されている気分になる
此の島、ではないか。この世界に、か]
お父さん、お母さん、シュテラ、シュテルン
――私だけ、どうして生き残ったのかな
[夏でも長袖ロングスカートな出で立ちなのは、傷を隠すためだ
それがふわりと潮風に煽られ、醜い傷跡は一瞬顕になった
暫し海の方を眺めていたが、折角だ、島全体を眺めてみようと森の方へと視線をやれば]
……?
[東の森のその奥に。何やら一軒家がある
深い深い森の片隅で光るそれは陽光を反射した擦り硝子の窓?
崖の際にあるだろうその民家。かつて人が住んでいたのだろうか
――にしても、どうしてあんな場所に1軒だけ……]
時間があれば行ってみても良いかもしれないわね
[船が来なければ、なんて思いながら
私は暫し展望台で時間を潰すことにしよう
ふと足元見れば煙草の吸殻
もしかしたら私以外にも展望台に足を運んだ人がいたのかもしれない
ダーフィトとすれ違ったことには気づかぬまま、じっと水平線を黄昏が宵闇に姿を変えるまで見つめていた]
/*
ひとの行動とか感情を確定させないってむずいね
なにか失敗してなければいいなあ…
だめなとこおしえてください…
というかRPむずすぎて情けない…
じょうずになりたいけどむずかしいね
[応接室ではオズワルドやカークと居合わせた。そこでは何かしら言葉を交わしただろうか。少なくとも明るい話題ではないだろう。
暫くそうしていれば扉が開かれる。ゾフィヤ>>89 だ。
その勢いと困ったような視線に、僅かに身構えれば、一つ頷く。]
…。
[報告を聞けば、僅かに眉を潜める。苦々しい思いが表情に出るのを恐れた。オズワルドの視線を感じ>>90目を閉じると、そのまま言った。]
迎えの船が遅れているようだ。
昨日、死者が出た事は本土に報告済みだ。
…何かあったのかもしれないが、迎えは必ず来る。
どうか動揺せず、到着を待って欲しい。
[船に関しては、隠しておく事もできないだろう。簡潔にそう言った。通信機の不調についての開示は、上官の指示を仰ぐ事にする。最も昨日本土に報告済である事は事実であった。
今後通信の期待は、できないのだが。]
…。各々思う事もあるだろう。
何か不服があれば、フレデリカやゾフィヤではなく私に言って欲しい。
少尉では頼れんと思えば、中尉殿でもいいだろう。
繰り返すが、どうか動揺せず、信じて待って欲しい。
[周囲を見渡せば、できるだけ平静を務めてそう繰り返した]**
此処は遺体の御前ですので。
[弔意以外の話題は避けたい。と暗に続く話題を抑制し。遺体に関しては、此処は人の出入りも多い玄関脇部屋、できれば彼女が使っていた部屋に安置するか、若しくは地階はどうだろうと。]
食料庫は流石に無理ですが、その脇にも倉庫のような部屋がありました。現在は施錠されていますが、おそらく鍵と思われるものは見つけましたので、使えるかどうか、確認して参ります。
[そう報告すると、踵を返し地階へ向った。]
[応接室の扉を抜けると、思い出したように振り返り、ダーフィトへ声を掛ける。先ほど顔を見た際は、船に関する報告が頭を占めていた為、渡しそびれるところだった。]
遅くなりましたが、カメラの受領書をお渡しします。
責任を持ってお預かりしておりますので。
[自分に割り振られた部屋、机の鍵の掛かる引き出し。それは上官も知らないだろう。鍵は荷物の内ポケットに仕舞われていた。]
…残念です。
[写真を見たい(>>0:284)、と言った言葉に嘘は無かったのだろう。私情が零れたのは船の未着が、張り詰めた気の落とし所を失い綻びが出た為か。そのまま地階へ続く廊下へと姿を消した。]
[何でも、の言葉は既に素直には受け取れないだろう。その不信のまま見詰める視線でカークにも伝わっただろうが]
物置はありますが、地階を提案したのは主に冷暗所的な意味合いです。物置なら…彼女が使っていた部屋にせめて…
[床に横たわったままのユーリエの遺体に視線を向けると、目を伏せた。民間人を護れなかった責は、端々で心を噛む。]
何でしたら、一緒に来ますか?
[何かしらを探っている事は先の言からも伺える。ならあるものを見せてしまえば納得するのか?少なくとも、目の届く範囲に置いておけば、昨日の様な自体は防げるのではないかと、こちらからもひとつ提案をした。]
[青い髪の中尉への挨拶は先送りに決め、静観していた男二人にそれぞれ視線を向けて。]
んじゃ、俺はこれで
あーオズワルドさんこの後どうします?
『例のアレ』、なるはやで受け取りたいんで
どっか行く時は伝言よろしくー
[盛大なブーメランを彼に投げかけ、ゾフィヤに続いて応接室を後にしようか。]
うそ……うそ……。
[次に続く言葉が出て来ない。
ゾフィヤから残酷な現実が告げられるが(>>76)、彼女やバルタザールに視線が向くことはなく、ただユーリエ一点のみを見つめていた。
身動き一つしないユーリエと同じように、自身もまるで魂を抜かれた蝋人形のように、動かず。]
(ハンカチを取って顔を確認したい。息苦しいわよね?
温かい腕を握って安心させたい。昨日、寒かったわよね?)
疲れてるから……ゆっくり、寝ているの……よね?
ほら、朝よ……。起きて、ね……朝弱いの……?
[眠っているはずのユーリエに漸く声を掛けることが出来たが、その声は彼女の耳に届くはずもなく。
その前後辺り、室内に別の軍人が入ってきたか(>>82)。
会うことが出来たとしても、暫く視線が向くことはなく。]
[遅れて入ってきた為に、中の様子を掴むのは一泊遅れる。
傍らのファミル、ゾフィヤの軍人組が無言の会話を繰り、>>89>>91
オズワルドが彼らを眺めている。>>90
ゾフィヤの肩越しに此方を見るカークと目が合い、瞬いて反応を返した。
床に横たえられた何かには白いハンカチが乗っており、>>19
この人が事故で重体だった彼女かと、ぼんやり認識する。
ファミルが眉を顰めて後、開示した情報を聞いて、>>91>>92
これも軍の陰謀だろうかと眉に皺を寄せ疑問を浮かべるが、
彼らの困惑ぶりに少なくとも送迎船の不良は彼らの想定外だと推測し直す。]
……本土はなんと言ってるんですか。
船が遅れてんのに理由を言わないことはないでしょう?
[朝途切れ途切れに耳にした言葉を思い出し、軍人2人にかまをかけてみる。]
[ファミル少尉の説明>>92を聞けば特に表情を変えず]
…わかりました。
船が来なかった理由や迎えが手配された連絡があったら教えてください。
[とだけ答えて、カークの嬉しそうな様子>>94には手帳に書かれていた件だろうと推測した。]
(あんな遺言めいたことを書いていたから管理人の死、その原因に相当まいっていたのかと思ったが…そこまで心配することではなかったか)
[そんなことを考えて。ユーリエの遺体の安置場については]
…俺も、彼女の部屋に寝かせておいてあげるのが良いと思いますよ。
[冷たい床の上で息を引き取ることになった彼女をせめて布団の上に寝かせておいてあげたい、そう思って。
地下室に行くらしいゾフィヤに対しては、人が入った形跡に気づかなければ良いがとは思いつつ誰が入ったかまではわからないだろう、と高を括って聞き流していた。]
[ゾフィヤが部屋外へ誘導しようと自らの肘を引いた。
彼女の行為は役割を考えれば当然のことだが、追い出されたくなかった為、抵抗しようと試みたが。]
[何故か、今ユーリエの顔を見ておかないと、二度と見ることが出来ないような気がした。
彼女は眠っているだけのはずなのに。]
待って! せめて……顔を……!
[一般人が軍人に敵うはずはなく、抵抗空しく途中で諦め、応接室の外へと出ることになった。]
[地階へのナビゲーションはゾフィヤに任せ、数歩後ろを後頭部で腕を組みながら歩く。一瞬沸いた食欲はまた引いてしまった。]
そーいやオズワルドさんが言ってた
薄緑髪の女の子ってローレルだよな
あいつは何ともなかったの?
[不在の間に起きた事はほとんど把握しておらず。
道すがら、そんなとこを尋ねて。
昨日、食糧を調達した時はさして気にも留めなかった飾り気のない鉄扉。
自分はそこを開ける鍵は持っていないが、"連れて"きている。]
――…開けてもらえる?
[腕を組みかえ、ニヤリと笑いかける。
ここから先については、彼女の返事を待ってから。]
管理人の遺体も、そのままです。
[目を伏せたまま言う。2日の間に2人が亡くなった。もうこれ以上が無ければいいと思うのは軍人からの意のみではなく。]
ではこちらに。
[断られるかと思ったが、案外すんなりと受け入れられて、何処か安堵した表情を見せる。宿泊所地下に、大層な傷を負うものなどないだろうがそれでも。ましてや隠さねばならないものなど。]
ローレルさんは軽傷でした。命に別状はないかと。
[背中を向けたまま階段を降り、すぐ左手の扉に、手持ちの鍵を差し込む。既に一度解錠されているとは知らず、錆が詰まったのか、うまく咬み合わない。屈んで鍵穴を確かめ。]
あら…?この鍵で、合ってると思うんですが…
[困惑したようにカークを見上げ、試してみて欲しいと言うように鍵を手渡す。]
[月夜のランプに星の蝋燭
夜ごと彷徨うハリネズミではないけれど、誰もいない海岸を、靴と靴下持って楽しげに歩く
ぱしゃり、と足を黒い海水が掬っても、夜だもの傷は見えないでしょう?]
……まぁ予想はしていたけれど
やっぱり、迎えは来ないか
[水平線の向こうに船は見えず
きっと色々とユーリエの遺体安置やら迎えの遅延やら何やらで
宿泊所は大わらわ、だろう]
みんなみんな、いなくなれば
[そうすれば、きっと――きっと。再びアレらは歴史の闇の中]
返ってくるまではかかりそうですね。
……すみませんがもう一つ。これ、かけてやっといて貰えますか。
[ゾフィヤから受領書を受け取ると、カメラのケースを彼女に手渡した。
長くなるのであれば裸のまま置いておくのは躊躇われる。
残念だと落とされた言葉には、爪先を床に擦ってしばし俯き。>>100]
三度目は、ないんでしょうね。
[感染症の死者に加え、事故に寄る死傷者も出た。
二度とこの島を撮ることはできないのだろうと、表情を翳らせた。]
業務用冷蔵庫にアイスノンが沢山入ってると聞いたんですが。
あれを乗せた上から毛布をかけたら。
彼女、遺体の傷みを抑えられるかと思います。
[そうすれば、食糧の隣に置く必要はないと示し。
移動させるならそこまで持って行こうかと提案をかける。]
[ふと、足元に流れ着いた1冊の本が目に入る
是は確か、初日に窓の外に捨てた――歴史の本]
帰ってきたかったの?
馬鹿ね。私なんかに見つかって
[そのまま黒い海へと放り投げよう、力いっぱい
ぱしゃん!音がすれば其れは再び水底に
そういえば遺体はどうするのだろう。船が来ないなら4月だ、腐敗も進むし数日放置していれば感染症の温床になる
此の島を襲った物とは違う病に皆罹る恐れもあるが]
……まぁ、それを指摘するのは野暮、よね
[ポツリ呟き、夜の散歩を再び開始した]
[ファミルからの報告>>41に耳を傾ける。
通信機は通じないまま、新たに死者が出たことを伝えることは叶わぬようだ。
もっと早く、昨日の晩にも迎えがきてくれれば違ったかもしれないというのに]
ユーリエ・モローは明け方に息を引き取った。
[ファミルの顔色がほんの僅かに変わるのを見て、何か言おうとしたが、感染菌について尋ねられたのでそちらを伝える]
彼女に感染菌の保有の傾向は見られなかった。
免疫もないだろう。
[バールの発見については、少し考えた後にファミルの部屋で保管するように指示を出した]
お前の判断に任せる。
身の危険を感じたら躊躇わなくていい。
……武器として使用する状況にならないよう努めよう。
…死因が、異なりますので。
[不審死と事故死。同様に扱うことはできないと。]
…監督不行き届きです。もう少し、ちゃんと見ていてあげればよかった…!
[前日に、きちんと案内すると言ったのだ(>>1:109)。押し殺して押し殺して言う悔恨だが、最後だけは悲鳴のように漏れた。どんくさい、の言葉にむっとしたような表情をするが、カークも似たような結果だった。]
いえ…昨日確認した時は、錆の詰まっている様子は無さそうでした。誰かが、入ったのかしら…。
[戸惑うところに、放り投げられた鍵を慌てて受け取る。裸電球の地下の廊下で、如何にも軍人らしい彼女の爪先が、似つかわしくなく淡紅色に染まっているのは気付くだろうか。]
/*
役職確認したら霊媒師だった(ふるえ)
村4のうちダミーとリーリエで2人村人
残りは睡3村2天2首1霊1
バルタン霊
ゾフィヤ首
天がカークと……ダーフィトか?
[構わない、それどころか寧ろ余裕の様な物を感じるカークの言葉>>94には思い当る節がある。彼の地を探しているのだろう。>>1:107]
中尉殿は午前中に御見かけしたきりだな。
特段どこへとは聞いていないがこの様な状況、さほど遠くには行かれていないと思うが。
[次の>>105ダーフィトの質問にも努めて冷静に答える。]
…遅れるという連絡は入っていないな。故に原因も知らされていない。私も定刻通り到着すると思っていたのでそこは何ともな。恐らく気候や波風が原因とは思うが。
元々通信機も本調子ではなかったから、そこでも行き違いが出来ているのかもしれん。これからもう一度通信を試みようと思う。
[>>106続くオズワルドの「教えてください」との依頼には「約束する」と答えた。]
…そうだな。できれば私も彼女には自室で眠って欲しいと考える。…見知らぬ土地の地下で眠るのは、寂しいのではないかともな。
[衛生面の問題もあるが死者に対する敬意は同じ。オズワルドの意見に賛成する意思を示し。続くダーフィトのアイスノンの提案にも賛成した>>113]
じゃあ、通信機も今はきかないってことですね。
他に連絡を取る手段もまずないと。
こういうときって情報がないのが一番混乱するんで、
なんか分かったら、分かり次第教えてもらえると嬉しいです。
[ファミルの返答に改めて偶発的なものであると。
無線の不調も聞き出せれば、最悪数日先まで考えた方が良いかと懸念する。
ローズマリーが口にしている脱出の二文字も頭をよぎった。]
ああ、オズワルドさんもまた。
明るいですけど気をつけて。
[外の空気を吸ってくると言ったオズワルドを首肯いて見送り、>>110
地階の手が足りないようであれば、助けに行くだろう。]
[応接室を出ると、さてどうしたものかと考える。カークにあの写真を撮った場所はどの辺りか多少でもあたりはつかないか聞くつもりだったのだが。
昨日行けなかったあの閉鎖区域、あそこに行ってみようか。
まだ行っていない西側を見てみるか…彼方にはカフェ跡にコテージ跡。
時間的に周れるのは一箇所といったところ。]
[応接室の外に出た後は、出発の準備をする為、誰とも話したい気分ではなかった為、足早に部屋に戻った。
部屋に戻ってからは、再び一人泣き崩れる。大声で嗚咽を上げながら。]
(私が、ユーリエを、殺した……。)
[あの時外へ出ようと誘わなければ。炭鉱内で私が前を歩いていれば、と昨日後悔していた同内容がループする。
しかし現実は無慈悲であり、迎えの船が来る時間が刻一刻と近づいて来た。]
――これで、悪夢は終わる。
[終わらないことは自身の頭の中では理解していた。
だが“踏み出す勇気“が無かった。最大のチャンスを逃したのだ。]
/*
まだ昼の時間軸をやっているという。
これは明日からまた平日なのでこのペースではやばいな…!
クエも1つもしてないまだ! 23時でしょ!
そーいうもんなんだ?
[どちらの死も痛ましいし尊い犠牲だが、天秤の片側に比べれば興味は薄く。等しく"死"と受け止めていて。]
あんたはあいつらのお目付け役で
その上で任務を放棄した結果こうなったのか?
違うだろ? どっちかっつーと島の管理不行届きじゃねーの
もし、本当にユーリエの件が軍のせいなら
責任は1/4だろーが
鍵ひとつ開けられねえくせにかっこつけてんじゃねーよ
[自責の念を拭うのは難しい。>>117
もし彼女と立場が入れ替われば、似たような気持ちを抱く
――かどうかは解らないが。パケット通信も分け合う時代だ。
軍人同士、一般人同士、軍人と一般人。
歓びも重い責務も、分担して受け止めればいいのにと。
要するに慰めるつもりなのだが、正しく伝わるかどうか。]
恐らく後に、検死が入ると思いますので…
[尋常ではない死因の管理人に関しては、語尾を濁す。]
わたしは、軍の人間ですから、あなた方を護るのが、使命ですから…!
[管理人部屋の哨戒という任務があった。それはわかっている。しかし、身についた、それこそ生まれ持ってそこを目指した軍属意識が、成されなかった結果を責める。]
[しかし、鍵一つという、理念ではなく、非常に現実的な指摘をされると、意表を突かれたように見返し、思わず、泣き笑いの様な笑みを漏らした。]
カークさんだって、開けられなかったじゃないですか…。
[迂遠なりに慰められているのは伝わったようだ。]
[船の到着が遅れていると誰ともなく聞くと、急ぎ港へ向かう。
感染者が出て、島に来た者全員が切り捨てられるかもしれないことは想像したが、まさかこの時代にそんな手段を取るとは信じられない。
少し遅れているだけ、そうであって欲しい。
その想いが強く歩みは段々と早くなり、港が近づく頃には駆け出していた。
港は静かで、水平線の先を見渡しても船の影すら見えない]
[本日二度目の応接室に入ると、先程挨拶も碌にできなかったバルタザールが居た(>>120)。
彼は自分に近づき、事もあろうに頭を下げて来た。]
……いいえ、悪いのは私ですから。頭を上げて下さい。
昨日は、いえ今日もありがとうございました……。
[力なく頭を振り、先程触れることの出来なかったユーリエの遺体にそっと触れ、ハンカチを取った。
外傷は怪我の具合から考えると少なく、綺麗な状態のままだったのは不幸中の幸いだろうか。
涙を必死にこらえながら、冷たくなった彼女の頬や髪、腕をそっと撫でる。]
ごめんね……ごめんね……。
[下を向いたまま、一言ぼそっと呟いた。
彼女の細く冷たい腕に出来ていた傷の上に、自分のハンカチを巻いて。]
―応接室前(AM)―
[ユーリエの最期と菌の保有について聞けば>>116]
それは…。
では感染源はまだこの中にいるという事…ですね。
[表情を強張らせたままそう言った。
検死結果を聞くのは恐ろしかった。だが自分の上官が(内心は想像もつかないが)いつも変わらずに自分の前に立っていてくれている。それはやはり安心感があった。その事がどれほどまでに、自分の心の支えとなってくれているか。本人には知る余地もないだろうが心で感謝した。]
バールの件、承知致しました。
はい、私も武器として使用したいとは毛頭微塵も。
…元より私が『肉体派』ではない事、中尉殿が一番良くご存じでしょう。
[上官の気遣いを感じれば、そこは僅かに表情を緩めた。]
船……来ないのでしたら、少し散歩に出てきますね。
……本当に、ご迷惑を、お掛けしました。
[ユーリエとの別れを告げた後、バルタザールに断りを入れ、頭を下げ応接室を後にした。]
[宿泊所を出て東側、林道を歩いていくとだんだんと背の高い下草が目立つようになり、歩いて通れる道がなくなってしまった。
先を見ると]
あれの先が怪しいんだが…。
[緑に埋もれた有刺鉄線で覆われた門戸。どう頑張ってもその先は見えず、入れず。
どこかから回り道が出来たらいいのだが。
…天文台からならわかるだろうか。
そう考えつくも既に日は落ち始めていて、今からではよく見えないだろう。]
…明日にするか。それか、誰か天文台から此方を確認して何かに気づいた人はいないか聞いてみるか。
うーん…
[これ以上の進行は諦めて元来た道を引き返す。]
保証はできませんができるだけ気をつけますんで。
では、ちょっと行ってきます。
[ゾフィヤに頭を下げられるとひらと手を振り、応接室を後にした。>>119]
……近寄らないようにか。
[彼女の忠告は心から出ているものだと信じているが、
ここに至って尚、軍への不審を拭いきれない自分を自嘲気味に嗤った。
被りを振って、不審を押し込めると行動を起こすことにした。
遺体を1人で運ぶのは少々骨が折れるので、まずは保冷剤のみと地階へ赴く。
カークとゾフィヤが倉庫を見ているのとはすれ違ったかどうか。
業務用冷蔵庫から保冷剤を複数重ねて持ち出すと、【寒咲】へ運び込んだ。]
[戻らないか、の言葉にこくりと頷き]
あの…
[と恐る恐る声を上げる。それは様子を見た推測でしかないのだが]
何か、探してるんですか…?機密に関する事はお答えできませんが、わかる範囲の事でしたらお答えしますので、あまり、危険な場所には近寄らないで…
昔の島の様子も、父から聞いた範囲でならわかりますので。
[これ以上、誰にも危険な目に遭ってほしくないのは真意なのだ。特に船上から、何か掛かりのあったカークには。]
[どうかした?と問われるのに自分でも気付いたように爪を見返し]
あぁ…なんでしょう、これ。何処かにぶつけたのかしら。
[それはネイルのように均質ではなく、場所によっては濃紅と、マーブルというには不吉な斑を爪の上に描いていた。]
んー? そうだよ。大事な探し物があってさ
――…そうだな。昔、この島にあった診療所
今だとどの辺になるか解るか?
ガキん時にちょっとだけこの島に遊びに来ててさ
[自分ひとりで見つけられれば良かったが、さすがに限界を感じていた。
あの写真についても、カメラに詳しそうなダーフィトあたりに尋ねてみようかと考えて。ふと、新たな記憶の揺らぎを感じるも。]
……おい、これって
[目の前の爪に現れた異変に掻き消される。>>136
ネイルアートでないなら、もしかして。]
今すぐ、中尉に診てもらった方がいいんじゃないか?
[それが"何"かと。想像したものを告げる勇気もなければ確証もなく。
進言だけして、アイスノンを運ぶダーフィトやファミル少尉とすれ違う時には既に遺体は運ばれていたか。]
/*
すれ違い過ぎすまんファミル!!wwwwww
なんか、よくあるよな。うん。
2秒差は色々仕方ない。どっちに合わせるか……
[バルタザールに断りを入れたので、伝言板に書かなくても大丈夫だろうと、応接室から出たそのままの足で宿泊所を後にした。
今は誰とも話す気分にはなれず、一人になりたかった。そして、なるべく遠くへ行きたかった。
普段よりも遅いペースで歩き続け、宿泊所から一番離れている理由で選んだ場所はカフェ跡。]
[港までは中々の距離がある。気持ちは競るがなかなか辿りつけない。
もっとも辿り着いた所で、依然として静かなまま。
…船が来るという気配はまるで感じられなかった。]
…いつ来るというのだ…。
[誰に言うでもなく呟くと、そのままそこでしばらく待機を。やはり船が来ない事が解れば、そのままカフェ跡へと向かうだろう。]
[カフェは比較的新しい造りだ。第一次住人退去後の
リゾート時期に建てられたもので、知人から写真を見せてもらったことがある。白い屋根も色あせ全く違った印象だ。
その頃は果物が名産だったと聞いたが、今もまだ山林に自生したりしていないのか気になった。
裏の勝手口から入り見渡すと、ガランとして何もなくなっているが、シンクにペティナイフが残っている]
危険だな。
[誰もが簡単に入れる場所だ。もし、船が遅れていることで、自害でも考える者がいたらと思うとぞっとする。
布を巻き付けると鞄にしまい、宿泊所へ戻った]
/*
もしかして:ゾフィヤが睡狼or首無し?
メモ見る限り、今んとこ最低値なの彼女なんだよな…
ところで。またしても割とどころでなく好き勝手楽しく遊ばせていただいてますがみなさんいかがお過ごしですか?NGに触れてませんか?ってそろそろ震えて参りました。
デリカとバルちゃんが遠い……ローズマリーの振りも拾ってあげたい
[宿泊所へ戻る道すがら、応接室でのやり取りを思い返す。
無線の不調に迎えに来ない船。
自分たちを呼んだこの島は、どうやらまだ帰したくないようだ。]
厄介なものに魅入られたものだな…。
[小さく呟く。応接室でのやり取りを思い出すと同時に浮かぶのはユーリエの遺体。
そういえば、部屋で寝かせてあげたいなどと言っておきながら運ぶのを手伝うということを忘れていた。
あの時は船が来ないだとか無線の不調がとか、そちらにばかり気を取られていて。]
…俺はどうしてこう
[気が利かないんだ、と頭をガリ、と掻いた。
『デリカシーナッシンなんて言って〜』>>0:158『オズさん、優しそうだから』>>1:49
そんな風に彼女は言ってくれたけれど…]
全然、優しくなんかないよ。
[苦々しく呟くと立ち止まり、煙草に火を点けてため息と共に吐き出した。]
[カフェはリゾート時代の名残と聞いていた。
建物は比較的しっかりしている様だし、足場も昨日のコテージ同様悪くないように思う。]
これは?
[救急箱だろうか?傷薬や疲労回復剤もあるようだ。この様な古い傷薬が今も効果があるとも思えなかったが、試しに一つ疲労した上腕二頭筋に塗ってみようか。]
[傷薬1つ使用 8(5x3)回復、残り二つは持ち帰る事にした]
/*
ヒクイドリ……だと……(探索ログローレル
とりあえず探索しようというのと。
フラグなんも持っとらんのだよな、鍵しかり民家しかり。
閉鎖個所は多分フラグ必要だろうから、
まずフラグ狙いで展望台回すか。
[月が昇る頃、こっそり宿泊所に帰ってきたけれど
幾人かはまだこの場に留まりいるみたい]
ああ、やっぱり迎えは来なかったのね
[まぁ、薄々気づいていたけれどと独りごちる
皆バラバラに動いて、何処かに探索に出かけているなら私は腹ごしらえでもしましょうかと
冷蔵庫を開ければ2日前のサンドイッチ
流石に是は食べられないかと溜め息。忘れてたのよね、入れてたの
簡単に自分で夕食を摂取しようと取り出したのは――林檎
この島の特産でもあったそれ
布で拭いてしゃくりと齧れば、甘味が口に広がって]
人死に、かぁ
[自分にとっては身近でも、他者にとってはそうとは限るまい
さて皆の動揺いかばかりか
私は食堂の椅子に座り、テーブルに頬をくっつけて暫し思案した]
だったら大人しく、護られてください。
[照準合わせてくる一回りは大きい男に、それくらいの不服の諧謔返せるくらいには、気分は持ち直したようだ。男の加護への失心はどうであれ、等しくそれは護るべきものだった。]
診療所ですか…。あ、あぁ、[あの、軍の、と口中で呟き]…南側になる筈ですよ。
最も、炭鉱の閉鎖や島民の現象で、かなり前に閉鎖された筈ですが。展望台の、少し向こうです。あの辺りは道の崩れもないと思いますが…あまり、ひとりでの行動は慎まれるように。
[その紅い指先で、この辺り、とでもいうように空中に地図を描き。進言にはやはり軍人らしい固さがあったが、中尉に、という言葉にふふ、と笑った。]
大袈裟ですよ、痣ぐらいで。演習だと、身体中もっと酷い痣になります。
[では、戻りましょうか、と階段を上りかけ。くるりと廻ると、カークに向けてただ普通の礼をぺこりとひとつした。そしてそのまま、階段を駆け上がっていった。]
/*
分岐はイベント・武器orアイテム入手・フラグ入手
炭坑は入る判定がまず数種類、
入った後見つけるものの判定が数種類で難易度が高い。
展望台は『森の民家』→不明(閉鎖個所か炭坑のフラグか?
大浴場に『大浴場鍵』→宿泊所(家系図・リボルバー)
コテージ、カフェのフラグが不明。
ローズマリーは、准尉 ゾフィヤ を投票先に選びました。
准尉 ゾフィヤは、准尉 ゾフィヤ を投票先に選びました。
あ? やだよガキじゃあるまいし
俺は騎士にはなれないが姫も御免だ
[邪魔くさい、という態度を作りはしてもそれが本気の嫌悪でないことくらいはそろそろ伝わるだろうか。
診療所についての位置、現在の名称について蟀谷をぴくりと震わせる。
今日、最後の探索先が決まった瞬間だった。]
ふうん、なるほど
そうだな。事故があったばっかだし気をつけるわ
[指先で描く地図は平時でも頭に届かない。>>151
今は、その爪先で揺れる痣を凝視しているので尚更。]
いや、でも。一応な?
こんな時だし、ホウレンソウは密にしとけ
[一般人のような礼には頷くだけで返し。
歳相応の笑顔を見せながら階段を駆ける背中に。
――それ以上、かける言葉は見つからず。]
[宿泊所に戻れば、何人かは外へ出ているようだ。
応接室を覗けば既にユーリエの遺体はなかった。
ダーフィトや他の誰かが彼女を自室へ運んだのだろう。
心の中で感謝する。]
…そういえば。
[カークに手帳を返さなければと思い立てば自室へ戻った。]
カークは、准尉 ゾフィヤ を投票先に選びました。
展望台:dice33
舗装道の名残を辿ると、かっては真っ白に塗られた外壁が眩しかったろう展望台に着いた。昼にせよ夜にせよ、その景色は感嘆するばかりのものだった。暫くその景色を堪能し、貴方は来た道を引き返した。
ダーフィトは2、気分が回復した。(残精神値:14)
展望台:dice83
かっては色とりどりのタイルで舗装されていたろう展望台への道も、今はガタつき、足を取る。貴方は何度か蹴躓きながら、展望台へと到着した。島の名に違わない風景がそこにあった。暫くその景色を堪能し、貴方は来た道を引き返した。
ダーフィトは1の傷を負った。(残体力値:83)
/*
くそ!!全然!フラグが!回収できない!!!!
運悪すぎだろwww
ぬおおおおお……これが……運命力(逆)
明日どこ回そう。
[カフェ跡は比較的新しい建物なのか損傷が少なかった。
正面のカフェ入口は施錠されたままだが、裏手に廻ると勝手口から屋内に入ることが出来るようだ。
昨日旧炭鉱に入り、あの惨劇を招いた所だったが、今は自分一人のみ。
悩むことなく勝手口から屋内に侵入すると、食器や調理器具などは住民が退去した際に片付けられたのか残っていない。
店舗側まで足を踏み入れると、これはメニューだろうか? ヒクイドリの文字が見えた。]
……ヒクイドリ?
ヒクイドリって……何? 火の鳥?
[どのような鳥か全く想像出来ない。
炎に包まれていて炎を吐く鳥なのだろうか(勿論思い違いである)。
この島にはかってそのように恐ろしい鳥を食べる習慣があったのだろうか。]
……今も、居るのかしら。ヒクイドリ。
精神値7→6
[宿泊所では、
ユーリエの遺体を部屋へ運び、痛まないように冷却していること。
船の到着が遅れていることに、錯乱するほど動揺したり、絶望している者は出ていないこと。
外に出ている者が多いが、今日は負傷者が出たという知らせがないことを確認した。
昨日あんなことがあったが、外出について咎める気もなかった。
気分転換は必要だ。
それに……]
っ!駄目だ。
[感染源がこの中にいるのなら、不運な事故で亡くなってくれればと一瞬でも思い浮かんでしまい、強く否定する。
研究が進み、ワクチンも出来たと聞いたことがある。
特効薬だって、きっとどこかに……。
やるべきことをと、通信機を見てみるが反応はない]
少し自室に戻った。
やはりというか迎えの船は来なかったな…。
ユーリエは保菌していたのだろうか?
中尉に聞いていたなら教えてほしい。
今日の成果だが地下室は家系図と…銃があった。
銃については俺が保有している。
家系図も一冊持ち帰った。
この島の住人はほとんどが縁戚者だったらしい。
狭い島だから当たり前かもしれないな。
銃は…使うような事態にならないことを願っているが。
それから、閉鎖区域へ行ってみたが…有刺鉄線付きの門は見えたんだが、緑が深くてな。
草木が邪魔で先へは行けなかった。
どこからか回り道をしなければ多分無理だろう。
[実際、爪よりも身体を苛んでいたのは、身内に抱えたような鉛の冷たさと重さだった。地下からの階段を駆け上がった後、はぁ、と一つ息をついた。カークもすぐに上がってくるだろう、リネン室に身を隠すように寄せると、しゃがみ込んで息を整えた。]
(貧血かしら…)
[額に手の甲を当てると、身体は冷たいのに、じっとりと変な汗を掻いていた。ゆっくり立ち上がる。船はまだ来ない。指示に従うだけの自分より、上官たちの責任の重さは如何ばかりと思うと、これくらいの事で更に負担を掛ける気にはなれなかった。]
[リネン室向かいの洗面室に入り、「平常の」顔を確かめると、幾度か頬を叩き、玄関方面へ足を向けた。]
しかし、2日続けて人死にとはな…
明日もまた誰か死ぬと思うとさすがに焦りが出てくるな。
FFも大変とは思うが、あまり無理はするなよ。
オーバー
[禁断かつ英知のおすそ分けは、遠慮なく受け取った。>>161
料理の味そのものは悪くない。
調理者と会うことができれば直接礼を述べたいがはたして叶うだろうか。]
ああ、そーいやそんな話聞いたことあるかも
なんだ。じゃーあんたらが原因かもな
収穫は?
[既に暴かれた跡だと聞けば、ほっとして。
視線だけの問いかけに、黄水晶の返事はノー。
もうひとつの素朴な疑問に関しては、しばらく口籠り。]
――…さっきさ、ゾフィヤと一緒にいたんだが
爪に、出てたんだ。あの"痣"が
[彼女だからこそ告げられる、もうひとつの報告を。
口にしたとたん、食事の味を感じなくなった。]
兵卒 フレデリカは、准尉 ゾフィヤ を投票先に選びました。
……あんた″ら″?
[言葉尻にぴくり、と反応する>>162
自分とオズワルドが地下へと探索に赴くのを見ていたのか、それとも
まぁ良いか、と目を閉じた後]
収穫はそうね、家系図かしら
[地下から持ってきた家系図の本、其れを彼に見せる
此の島の殆どの人間が血縁関係だと示すものである
自分がこの場を離れてから、何もなかったのだという彼だが――
其れを聞いた瞬間、僅か眉間に皺がよる]
爪に。不味いわね
栄養剤とか、そういったものはないの?
アレは一度発症したら急激に体を蝕むわ
[自分が知っている、祖母からの又聞き、あやふやな知識では
延命としてはそれしか方法がないのだ]
[応接室を覗くと、そこにはもうユーリエの亡骸はなかった。ダーフィト等が運んでくれたのだろう、誰も居ない空間に向って礼をする。]
[伝言板を見遣り…→展望台 3h と記入する。展望台に行くには長い。どうせなら、その先、下見をしようと思ったのだ。何かあるか事前にわかれば安心だろう。]
姫なんていう柄じゃないわ。
[くっと喉奥で笑い、何があるか報告してやれば悔しがるだろうかと、意趣返しではないが、そう思うと多少愉快だ。]
[そう思っていると、背後から掛けられる声に振り向き(>>164)、敬礼する。]
は!外にでる民間人も多いようですし、今から少し、見廻りを行う予定でおります。
[腹腔の重さを堪えて、あくまで健常を装い応答した。医官である、上官に隠し通す事ができるはわからなかったが。]
少尉 ファミルは、准尉 ゾフィヤ を投票先に選びました。
[船が来るまでは宿泊所内に居ただろう。
昼過ぎには、帰りの船が来る予定だ。
陽も真上を過ぎた頃だったか。
慌ただしく戻って来た准尉の様子に緊張が走る。
船が遅れていると聞けば、窓の外に目を向けた。
空は晴れて、波が荒れている様子も無い。何故だろう。
フレデリカは、胸の内に溜まる不安を追い払うように、宿泊所の外へ出た。……生真面目にも、伝言板に行き先を書き込んで。
ずっとこの中にいると息が詰まりそうだ。
展望台が良い。
あそこはとても見晴らしが良いから。]
オズワルドは、准尉 ゾフィヤ を投票先に選びました。
あんたと、ゾフィヤ
彼女が持ってる鍵で開けたから
[ほんのり上がる語気に首を傾げ、己の言葉足らずを捕捉。>>165
彼女もまた、"鍵"を"連れて"地下へ向かったとは思い居たらない。]
へえー、家系図
なんでんなもんわざわざ倉庫に保管したんかね
[皿の端にそっとグリンピースの山を築き上げ、拡げられたそれを覗き込む。
他に気がかりを複数抱えた頭ではとても把握できそうにない。
症状と、その対処法についてはふむと頷く。
感染経路は解らないが、発症した可能性がある者と接触した以上、己も既に保菌している恐れがあると思えば背中に嫌な汗が流れた。]
どうだろうな。一応、中尉だっけ?
医療に詳しそうなやつに診せろとは言ったが
[聞く耳を持たないだろうことは想像がつく。>>162>>167
彼女の後頭部にだってけっこうなブーメランが刺さっているだろうことを、本人は気づいているのだろうか。]
/*
急募可愛い女の子のRP方法
ちなみに遊戯室に入ったらグリード振るつもりでした。
ちょっとやってみよう
【 E 】【 G 】【 $ 】【 D 】【 R 】【 G 】
―カフェ跡からしばらく離れた場所で―
OO無事か。
カフェ跡地で傷薬を見つけた。
一つは既に自分に使用したが残りは二つ。
有効に使おうと思う。君になにかあれば譲渡しよう。
通信は相変わらず繋がらないし、船も来なかったな。
いつ来るやら解らないが、こちらのやる事は一つ。
ああ、中尉殿から聞いた。
ユーリエ女史は保菌者ではなく、免疫も持っていなかった。
…つまり、本当に巻き込まれただけの…普通の民間人だった。
…何ともやりきれない話だな。
[星明かりが夜空を彩っている。
視界が悪く、舗装道のタイルに何度か躓きながら展望台へと辿り着いた。
床に腰を下ろして背嚢から水を取り出し、まずは一息つく。
自室や展望台での一服で徐々に減っていた赤箱の重みを、>>87
手から手へと投げ受けを繰り返し。
月の光を飲み込みそうな黒の海の向こうに遅れた船を探した。
暗礁に乗り上げたツアーの行く先は見えない。]
——3本目か。
本当に、廃坑に隠し通路なんてあったりしてな。
[箱から1本取り出し口に咥え火をつける前に呟いた。
感染症を封じ込める手段としての孤立を同じく考え、>>130
船がこのまま来ないならそんな脱出もあり得るだろうかと。]
ご配意、感謝致します!
…その上で僭越ながら、まだ明日があるからこそ、……ユーリエさんの事もありましたし、出来るだけ外部の安全の確保に努めたいと思います。
[仮配属の身としても、此れだけ気遣いを頂ける上官を持つ自分は幸せものだ、と思う。だからこそ、少しでも身を砕いて努めたい。一心にその思いを込めた目で上官を見詰め返した。]
銃、か。
これはまた物騒だね。
まあOOが所持していれば安心だ。変な話だが。
私が死んでも君さえ生きていればそれで良い。
そうだ、朝話したバール。
無事に回収してあるよ。
こちらも同じく使う事がないといいのだが。
軍でも演練は苦手でね。
平和主義、とはよく言ったものだよ。
OVER
/*
でもって「恐れ」と「可能性」は逆が正解だった
他のRP村でメモでアンカーや諸々のやり取りをするのは最低限にとどめたい方ではあるものの!
こういう時訂正できないのがトゥライ
間違えなきゃいいだけの話だな
いっ……!
[考えに耽っていると指先に軽い傷みが走って、煙草を投げ捨てた。
落ちた煙草はフィルターのオレンジの部分しか見えず、
短くなりすぎたのに気づかなかったことを苦笑した。
体力値:84→83
精神値:12→14
最後に吸い込んだ煙をゆっくりと吐き出して、靴の裏で煙草をもみ消した。]
ダーフィトは、准尉 ゾフィヤ を投票先に選びました。
[強い意志に負け、苦笑すると条件を付ける]
……分かった。
ただし、無理はするな。暗くなる前に戻り、明日の午前中はゆっくり休め。船の到着の確認には俺が行く。
[送り出す際に、少し離れてから呟く]
君のような熱心な部下がいてくれて助かる。
[こういうことには慣れていない為、相手に聞こえたかどうかは分からない。返事を待たずに部屋へ戻った]
指先だけだし、気づかない方が自由に動けるかなというパッション。なんかいつも強く手を握ってそうだし。
超普通の人だから仕方ないね。
嗚呼、成程。ゾフィヤさんがもう1本を持っていたのね
[納得すればそれ以上は深入りはしない。さて、あの鍵は何本あったのだろう
出来れば他者にこれ以上見つからなければ、よいのだが]
さぁ……もしかしたら『これこそ』隠さなければいけなかったんじゃないかな
たとえば血縁にのみ出来る『抗体』とか
じゃあここで私の仮説を言うわね
伝染病とは所謂ウィルス。事前予防するには牛痘等ワクチンが必須
其れを作るのは抗体を持つ苗床だ
苗床として最適なのは何?――答えは簡単。安定した、遺伝的に齟齬が少ない個体達を集めること
実験用マウスだってそうでしょう?
マウスが人間になった。それだけの違いじゃないかしら
「集団検診」ってのも怪しいものよ。とはいえ是があってるかどうかは、わからないんだけどね
[その山盛りのグリンピースの様に、なんて視線で揶揄
感染経路は分からねど、飛沫感染なら不味いわよねぇと思う
何せ――船旅から今までで、私達はほぼ全員、あの准尉と接しているのだから]
あの人は見る限り無茶をしがちに見えたわ
……私達でちょっと注意して見ておいた方が良いわね
何かあってからじゃ、遅いもの
[似た者同士よね、貴方達なんて感想を抱くけど目の前の彼には内緒]
傷薬か、それは役に立ちそうだな。
ああ、もし怪我でもするようなことがあれば使わせて貰えると助かるよ。
…そう、か。ユーリエは保菌者ではなかったんだな。
[苦い声で呟くように言って]
銃に関しては、所持していることはローズマリーには知られているが誰かに言ったりはしないと思う。
バールはFFが回収したか、それは俺も安心だよ。
任務遂行のためなら確かにどちらかが生きていれば良いけど…な。
出来るなら二人とも生還したいと願ってるよ。
はは、立ち回りは苦手か。
それでも武器さえあれば威嚇にはなるし、そうそう使うような事態にはならないさ。
オーバー
尉官 バルタザールは、ランダム を投票先に選びました。
[巡見の許可を得られると]
有難うございます!
[と一層敬礼の指先に力を込め礼を述べた。玄関扉に手を掛けた際に拾いあげた声に振り向くと、上官は背を向け立ち去るところだった。]
ご期待に添えますよう、全霊を込めて…!
[この短い任務の間にも、口少なとわかる上官からの言に身を震わせると、その背が消えるのを見詰めてから、外への扉を開いた。]
尉官 バルタザールは、准尉 ゾフィヤ を投票先に選びました。
[あれこれとカフェ内を散策して回ったが、傷薬以外目ぼしい物はない。だが上腕二頭筋の疲れは先ほどに比べるとずっと楽になっている様だ。]
案外効果があるのかもしれないな。
[そう独りごちると、不安を振り払うように腕を振って歩く。自分が表に出て歩けば、丁度カフェへ向かうローレルの姿を見かけただろうか。>>159]
…ローレル。
話は聞いた。君の怪我は大丈夫か。
ユーリエの事…すまない。保護の名が聞いて呆れる。
だから、どうか自分を責めないでほしい。
[一人になりたくてこんな辺鄙な所にやって来たのかもしれない。そうは思うも、声を掛けずにはいられなかった。
―最もそうした所で気の利いた事など言えないのだ。そんな己に増々腹が立つ。
気分転換も必要だろう。自分が見た限りカフェ跡は危険地帯でもなさそうだ。
そう思えば、そのまま彼女に別れを告げ、宿泊所へと戻るだろう]
抗体、か……
そういえば集団検診の案内がカフェ跡にあったな
[彼女の仮説はまるでミステリ小説のあらすじのようだが。>>176
いくつかの断片を手にしている今、夢物語というよりは自叙伝に近いものを感じながら相槌を打つ。
示されたグリンピースの山。
あいつも、その家族も。その一部だったかもしれない。
家系図の中で、掠れて読み取れない部分をそっとなぞる。
ますますその豆を口にする気がなくなった。]
何かあってからじゃ遅いは同意だ
――既に手遅れじゃねーといいんだが
[似た者同士。>>177
それが性格を指すなら己については後者だ。とは視線のみで告げる。別に届かなくても何ら問題ない。]
[ローズマリーの話を聞きながら、どこか落ち着かないのはやはり手帳が――もっと言えば写真が手元にないから。
せっかく作ってもらった食事を残すのは偲びないが、どうしても飲み込めなかった緑豆だけ皿に残し。]
色々ありがとな
じゃあ、俺行くとこがあるから
ユーリエのこともあるし、あんたも気をつけろよ
[食器を片付けると、いつもの一服は後回しに。
明るいうちに探索に出たいが、何はともあれオズワルドの元へ向かおうと。]
ああ、なかなか効き目のある薬の様だ。
もし体力に不安が出来れば、OOも探してみるといいかもしれない。カフェ跡地だ。
ローズマリー女史も共に探索したのだったね。
彼女の成果はどうだった?同じものだったのだろうか。
まさか二丁拳銃という事もないとは思うが。
なんにせよ、臨床記録はなかったのだな。
[任務遂行の話になれば、ふ、と笑う]
そうだな。共に生きて帰りたい。私もそう思うよ。
ありがとう。
OVER
[陽は中天を過ぎ、西へと暮れ急いでいる。中尉との約定を守るためには、急がなければならないようだ。駆けるのはさすがに辛く、早足で歩を進めるが、息が乱れる。確かに座学はできても、演習は苦手だったが、こうまで疲れやすかっただろうか…?やはり初任務という重圧が身体に不調を起こしているのか。歩きながらまた頬を一つ叩いた。]
[名所だった展望台近辺は舗装が残った道がある。その先、島民の居住区に近くなる程、複車線の道は単線となり、やがて、舗装もされないままの道になった。それでも、幾分残った轍を辿って歩く。それもそのうち、草で覆われ]
…あそこか…。
[これは流石に、立ち入るのは無理だ。背伸びして、向こうを伺うが、足を踏み入れる隙もない緑の障壁。]
[これを素直に伝えた所で、受け入れるかを考えると溜息が出る。ふ、と息を吐くと重い身体を引き返した。]
―こちら絶海島ファミルだ、応答せよ
―――聞こえているのか?こちらファミル…
[宿泊所へ戻れば、まず一番に談話室へ。
やはり通信が繋がらない事には皆の不安も消えない。そう思い何度も繰り返し問いかけてみるが、返ってくるのはやはりノイズの波。
この音を聞いているだけで胸がざわついた。
事実を告げるべきであろう。
そう思うと流石に気は重い。
疲れた足取りで自室へ戻り、疲労したその身のまま今日は休むだろう。
船は、まだ来ない]**
[ただ少なくとも此処までの道に危険はなかった。それはよしとしよう。そう思いながら道を引き返しつ、展望台の前まで来た。]
………
[伝言板には展望台と書いたのだ。入れ違いなど、齟齬があっては問題だろう。そう思うと、何度目かになる展望台への階段を登る。調度時間がずれていたのか、フレデリカとダーフィトはまだそこに姿を見せて居ないようだった。]
カークさんも見たのね。あのチラシ
[思い当たることがあったのか>>181、相槌には妙な実感が籠っているように見えた
緑の豆。其れはかつて遺伝の法則で有名な生物学者が仮説の証明に用いたという
だとすれば今の自分達の現状はさしずめ蟲毒ね、なんて思う
坩堝に入れられ発症した人か弱い個体から死んでゆく]
……手遅れじゃない事を祈るしかないわ
現状あの病が本土で見られたなんて聞いたこともない
あったとしてもニュースでトップ一面でしょうしね
治療法は確立されていないと見るべきだわ
[視線には肩をすくめ、わかりましたといわんばかり
彼がその場を去るのなら、手を振って見送ろう
残されたグリンピースを指で弾きつつ、呟き1つ]
[暫くやり取りを眺めていたが、体調を気遣う中尉を振り切り准尉は外へ出て行った。>>175>>179
一体どこまで真面目なのだろうと思いながらも、どこかで倒れやしないか心配になった。
思えば船で逢った時から彼女は無理のし過ぎで倒れるのではないかと抱いていた懸念だったが、現実味を帯びてくる。
しかし上官ですら止められないのだ、自分には尚更無理だろうと考えながら背中を見送った後、食堂から出てきたカークに気づく。>>185]
ああ、食堂にいたんですか。
俺も今帰ったとこなので、お気になさらず。
[そう言うと、手に持っていた手帳を差し出す。]
はい、これ。お探しのものです。
――気をつけても、抗体がなければ何れ私達は
しんじゃうのにね
[弾いた緑の豆、ころころ
テーブルの下に落ちて転がる。まるで命が落ちる音みたい
そういえば伝え忘れたなぁ、森への道、見つけた民家の事
ゆるりと若葉を細めればそう考えつつ、未だ帰らぬ数名を、窓の外の闇を見つつ思った]
カフェ跡か。
西から北はまだ行っていないし、時間があれば見にいこう。
ん…ローズマリーの方も家系図を見つけたくらいだったみたいだ。家系図は先に彼女が見つけたんだけどな。
さすがに銃は一丁だけだったよ。
残念ながら、臨床記録や繋がりそうなものは無しだ。
ああ。早いところ任務を終わらせたら、FFとも気兼ねなく直接話したいものだよ。
オーバー
ありゃ、残念でしたね
へえ……じゃあ、文字通り境界になってるんすね
んーそっち方面はまだ展望台しか行ってなくて
これから隔離箇所に行くつもりだったんですが
違うとこから攻めた方がいいのかな
[ただ、面白い物を求めてきたという男。>>193
ライターという職業を合わせれば拾った手帳を開くことに躊躇はないだろうと思われたし、実際、誰かに見られて困るようなことはない。
建物がある以上、どこかに道はあるのだろうか。さっぱり見当がつかないと首を捻り。]
ああ、なるほど。確かにそうだ
[尋ねる前に告げられた拾得届けを思い出し。]
――…残念でしたね
[二度目の言葉は、彼が失ったファンに向けて。]
[展望台を目指す、緩慢な階段を上がっていると、また蹴躓いた。今度は以前の様に(>>2:262)不意に足場がぐらついたのではない。街路樹に手を着くと、息を整え、流石に、何処かしら自分の不調を自覚していた。]
[とはいえ、管理人の亡骸も直接は見ず、ダーフィトから接収したカメラの中身も確認していない為、その爪の斑が、季節外れの濃い桜が指先に乱れ咲くようなその病症が、直接の死因である事など知らずに居たのだ。]
[ローレルとともに来た時はまだ夕暮れ前だった。一人で前に訪れた時は夜だった。今はまさしく夕暮れだった。]
[絶海島。ただ広がる眼前に、海面に溶け落ちていく太陽以外は、ただ海しか見えない。この先にはもう、何もないように。父が、あの島にはこの名しかないと言っていたのがわかる気がする。それ程までに、こんなにも美しいのに、もう此処から何処にも、迎えは来ない気持ちにさせる。]
[新兵だった父はこの島に来た。やがて、元島民であった母と婚姻をした。それがどの地の事であったのか、既知か偶然であったのかもすら、兄達も誰も知らない。この島でどのような任務に当たっていたのか、軍務の事は家族内でもタブーが多い。勿論そういった事に口軽い父ではなかったが、絶海島の事は尚更。]
[ただ、任務に関係ない、この島の華やかなりし頃については、懐かしむように偶に話してくれた。若かりし頃を過ごした思い出として。だからけして、それは、悪いものではないのだと思っていた。]
[絶海島に任務で、と報告した際、低く頷く事しかしなかった父。]
[そして今、無力と消耗と、それでもわずかな希望を尽くして、若かりし頃の父と同じ海を見ている自分。]
[潮風を肺にいっぱい吸い込めば、気分も少しは良くなってくる。
(精神値12→15)
ふ、と以前此処に来た時のことを思い出す。]
そういえば、ダーフィトさんはこの島については詳しいですか?
[民家が点在している辺りを指して]
あの辺りが居住地跡ですよね。
[そこから、すっと腕を動かして、指先は森の中。]
一件だけ民家が離れて建っているの、見えますか?
あれ、昨日見つけたんですけど、
こんな本土と離れた島に住んでいるのに、その上あんな森の中にぽつんと建っているのって不思議だなって思って。
まるで何かから逃げているみたいだな、って。
思っていたんですよね。
いや、おっしゃる通りゴミは持ち帰らないと。
こうしてお嬢さん方に叱られるんで。
[フレデリカから飛び出た真面目な言葉に噴き出しかけて、
慌てて真面目くさった顔を作り、冗談めいた口調で混ぜ返した。
小さく落とされた謝罪にはゆっくりと首を振って仕方ないと告げ。
しばらく同じように暗い海を見、ふっと表情を緩めて呟いた。]
ここいい景色ですよね。
昼間にも見にきたが、星空の下となるとまた絶景だ。
ほら、空と海の境があんなに遠い。
……遅れた連絡船が見えないかと探してたけど、
ま、やっぱり気配はないです。
[水平線をなぞるようにもう一度見渡して。]
漁師船でもいたら本土と連絡を取れるなと思ったんですが。
明かりで信号を送ったりなんかして。
そうですか…。
ここから素直に向かっていっての林道からアプローチは無理だと思います。
まあ、俺が探してる場所があの境界線の向こうにあるとは限らないのですが…立ち入り禁止なだけにどうしても気になって。
[手帳の中身を見たことをカークは気にしてないようだった。その手帳を見る視線は穏やかで本当に大切なものなのだろう、と思って]
…そこに書かれていたメッセージの物、俺も探してみますよ。
見つけたらカークさんに渡しますね。
[前置きにあった、彼が死んだらという部分は敢えて無視して、そう告げて。
残念でしたね、の言葉には]
…はい。とても、残念です。
お気遣いありがとうございます。
[小さく頭を下げた。]
[宿泊所を出る前、足の痛みは治まっいたので、これなら大丈夫と遠くまで歩いてきたが。
長時間歩き続けた上、空腹も手伝い、疲労を感じ始めたので、座れそうなスペースで休憩することにした。
先程発見したヒクイドリのメニューを訝しげに眺めていた時、突如名前を呼び止められた(>>180)。
人が他にもいるとは思わず、慌てて振り向いた先に居たのは]
ファミル……さん。
偶然、ですね。お仕事、でしょうか?
[午前中に応接室で会っていたが、碌に話も出来なかった。
彼にも迷惑をかけてしまった、謝らないと。
口を開ける前に、彼が先に謝罪の言葉を発した。]
はい、お陰様で。私の怪我は大丈夫です。
ここまで歩けましたから。
……ユーリエの件については、ご……謝らないで下さい。
ファミルさんや、皆さんは悪くありませんから。
色々と、ありがとうございました。
[何時もの癖で「ごめんなさい」と言おうとしたが、「自分を責めないで欲しい」と先手を打たれた為、はっとなりその言葉を飲み込むことが出来た。]
私は、もう少し、ここに居ますので。
ファミルさんも、ご自分を、責めないで……下さい……ね。
[手を振り、宿に帰る彼を見送った。
優しい言葉が自分を慰める為、励ます為、元気になって欲しい為に掛けてくれるのだろうと、頭では理解しているはずだった。
だが、今の自分の心は、ガラス以上に脆かった。
涙声となった最後の言葉は、か細く小さかったが、彼には聞こえただろうか。
聞かれていないことを切に願いつつ、小さくなっていく姿をぼうっと見ていた。]
ローレルは、准尉 ゾフィヤ を投票先に選びました。
なるほど、ありがとうございます
じゃあ旧炭鉱か、大浴場跡か――後者にしときます
昨日の、今日ですし
禁止、って魅力的な言葉ですよねェ
[そういえば"あいつ"との出会いもそうだった。なんて昔を懐かしみ。
彼からの情報を元に改めて探索先を決める。
手帳に遺した"さがしもの"についての手伝いは快諾した。]
まじすか。やっさしー
ありがとうございます。是非、お願いします
今のとこ昔の診療所が候補なんですが
だいぶ記憶があやふやなんで
いやいやそんな、かしこまらないで
[助かります、と繰り返し。
頭を下げるすがたに慌てるように手を振ると、早速出かけようと出口に向かう。]
[宿泊所に帰り着いたのは、陽が暮れた頃だった。暗くなる前に、との中尉の言葉だったが、存外足取りの重さに遅れ、その顔を見れば謝罪しなければ、と思う。玄関ホールには誰か居ただろうか。伝言板の、行き先表示を黙って消す。]
[腹底の鉛は、冷たさか熱さか、よくわからなくなっていた。早めに身体を休めよう、と湯に浸かったが、一向にその奇妙な冷えも熱さも消えなかった。]
昔、来たことがあったらしいんですけどね。
全然覚えてないんで詳しくは。
[居住区の家々が目に入る、そこから彼女の指を追って視線を動かすと。]
——あれが?
[暗く目を凝らしても森の中は見え辛く。
彼女の指先になにかが光ったようにも思うが確信はない。]
多分、見えたと思うけど家かどうかまでは分からないな。
あの辺りは、閉鎖されてる場所ですっけ?
いや、旧炭坑の方が近いか。
[森の東側、地図を思い出して関連のありそうなところを上げ。]
なんにしても調べておきたいですね。
島史を見てたら集団で行動していたような話もありましたし、
一つだけ離れてるのは不自然だ。
なるほど、ありがとうございます
じゃあ旧炭鉱か、大浴場跡か――どっちがいいかな
禁止、って魅力的な言葉ですよねェ
[そういえば"あいつ"との出会いもそうだった。なんて昔を懐かしみ。
彼からの情報を元に改めて探索先を考える。
手帳に遺した"さがしもの"についての手伝いは快諾した。]
まじすか。やっさしー
ありがとうございます。是非、お願いします
今のとこ昔の診療所が候補なんですが
だいぶ記憶があやふやなんで
いやいやそんな、かしこまらないで
[助かります、と繰り返し。頭を下げられ慌てるように手を振る。]
[ダーフィトの口調>>198に微かな揶揄を感じ取ってさっと目元に血が集まる。彼にその気があったかどうかはわからないが。
小さく息を吸って、吐いて。]
――文字通りの絶海、ですよね。
そういえばカークさんがここからの景色は夜が良い、って
熱く語っていましたっけ。
[静かな波の音に、真っ暗な空と海を背景にすれば
星はより美しく輝く。
けれどそれはつまり、本土の明りも、
海の上を滑る船の明りすらも見えないということで]
島と本土との距離では信号灯でも目視は難しいでしょうね……
近くの海域を通る船があればよいのですが。
[手は柵を無意識に、尤も初歩的な信号を叩いていた。
トントントン、ツーツーツー、トントントン。――“SOS”]
/*
こんなに誤字脱字や加筆修正で削除するの初めてかも
まじどっちにしよっかなー
さっきは大浴場跡が出たけどなんかこう、こう、旧炭鉱のが美味しいの?って気もして
ユーリエにあんなことがあった矢先に?とも考えたがそういうこと気にするカークじゃなかったわそういえば
[脱衣場で軽く髪の水気を吹き、自室に下がる。今日の報告書を作成しようとして、ふと、ダーフィトのカメラの保管場所を誰にも告げてなかったな、と一人ごちる。
鍵を持つと、同じ並び、廊下の端、『八重』の扉をノックした。フレデリカの部屋だ。]
じゃ、今日こそ明るいうちに戻りたいんで
行ってきますね
オズワルドさんもどうか、お気をつけて
[一体何に気をつければいいのか自分でも解らないが。
他にこれという言葉も見つからず。
ホールの伝言板にはアバウトに『展望台方面』と記入した。
具体的な行先が決まっていないからであって。
決して、明記した場所へ行き着く自信がないからではない。]
[フレデリカの事を思い出すと、目眩に似たものを感じた。]
[頭の中で反響する、これはモールス信号だろうか?眉間に指を当て、しばし耐えた。]
[また涙が出てしまった。
気分を晴らす為、再びカフェの探索を続けることにした。
今度は先程と逆側にある部屋へと足を進ませ。
食器や調理器具などは住民が退去した際に片付けられたのか残っていない。
棚を探ると、小さな救急箱があった。その中には絆創膏や、頭痛薬などの家庭薬が少量残されていた。]
薬、宿に忘れてきちゃった……。
[喉も渇いてきた。
普段飲んでいる薬とは違うが、別に副作用が出て体調を崩しても良い。
[薬箱に入っていた内服薬を1つ飲み干し、先程多少痛みを感じた左足には傷薬を使用し、残る1つは鞄の中に入れ持ち帰ることにした。]
[体力値7(5x3)+5(5x3)回復]
[皆出かけたか部屋に籠ったか
念の為廊下に人気がないのを確認。その際ゾフィヤが出てきたのを確認する>>202
ふらふらしている彼女に。栄養をとる様に等告げなかったのは
もう手遅れであるとはっきりその背に死相があらわれていたから
それを見送れば風呂場へと身を滑り込ませる
湯船に漬かろうとしたがふとこれが――水で感染するなら不味いかと考えて
とった手段はそう 男性用の風呂に入ることだった
勿論ちゃんと誰もいないか確認しましたよ?ええ
湯の中に身体を沈ませればほぅと一息
まぁ自分の躯に刻まれた傷跡ならどちらの風呂に入ろうが問題ないだろう。そう、楽観視
詳しくは聞いていないが、数日はきっと船が来ないだろう
それなら明日――明日、自分が生きているなら森の奥の道にある民家に歩みを進めるのもいいかと。今度は誰も巻き込まず、ひとりで
ぱしゃん、ぱしゃん
海岸で聞いた波の音みたいに水面を揺らす
温まればさっさと脱衣所で着替え
寝る前に飲み物でも飲もうと再び食堂を訪れた]
[扉を叩いて暫く待ってみたが、応答はない。外出しているのか、伝言板を先に確かめればよかったと思い引き返す。]
[が、すぐ側の、玄関ホールへ続く階段を降りる気力はない。引き返し、自室の扉を閉めるとその扉に背を預けついに蹲る。は、は、は、と浅く呼吸が漏れた。]
(熱?風邪?そんな場合じゃないのに…)
[蹲ったまま、頬を何回か叩くと、扉に手をつき、備え付けの家具を伝って窓を開ける。海風が部屋を吹き抜け、一瞬だけ気分が良くなった気がした。]
ああ、お互いまた別の方面を探索して情報交換するのがいいのかもしれないね。
銃は一丁か。それを聞いて安心した。
そう言えばそうだね。局で話すことも無かったし。
この任務が無事終われば、二人で共に酒でも飲みに行こう。
…これでは死亡フラグのようだな。
よし、今日はここまでにするか。
OO,明日もくれぐれも無理しないで。ではね。
OUT
[昔にも此処に来た事がある、と聞けば驚きに目を円くした。
このような島に二度も足を運ぼうと思うのか。
覚えていない程昔なら子連れでやってきたのか。
どちらにしても自分には考えられない話だが。]
旧炭鉱と大浴場跡の間辺りでしょうか……
……旧炭鉱はとても危険なので踏み入らないでくださいね。
あれを調べに行くのなら自分もついて行きます。
[問いかけの形は取らない。
一人でこっそり行ってしまう事まで阻止するのは四六時中見張っているでも無ければ難しいだろうから、現実的ではないだろうけれど。]
[ここでしかできない咥え煙草で、島内を突き進む。
20年前、父の仕事の関係でしばらくこの島で暮らしていた。
近寄ってはいけないと言われていた診療所に踏み込んだのが、あいつとの出会いのきっかけだ。
遊ぶ場所がほとんど無い中で見つけた遊び相手。
意気投合するのに時間は必要としなかった。]
そういや……
これ、誰が撮ったんだっけ
[失くさないよう、写真を手にしたまま歩き。
何故か今まで感じなかった疑問に行き当った。
適当な性格は自覚しているが、ここまで健忘症だったろうか。
何故、こんなにも大事に想う友との約束をすっぽかしたのか。
共に遊ぶ相手は、果たしてあいつひとりだったか。
――まだ、忘れていることがいくつもある気がする。]
[不意に。
ぎゅう、と心臓が掴まれるような心地がした。]
……?
じゅん、い?
[何故准尉だと思ったのか、自分でもわからないまま胸騒ぎを覚えて]
[窓の桟に掛けた手を見ると、爪先の色の濃さが、先よりも濃くなっているように感じる。場所によっては、血の塊の様に。風呂に入ったせいかと、反対の手で爪を撫でた。]
[倒れるように寝台の中に潜り込む。薄く固いベッドだが、横たわること、シーツの冷たさが心地よく、胎児の様に丸まった。浅い呼吸が漏れる。何故だかこのまま、目を瞑ってもいい気がした。眼の奥の闇に、その向こうに、身を委ねてもいい気がした。]
そうだな。二手に分かれた方が効率が良いだろう。
…ああ、是非飲みにでもいこう。
約束だ。
[死亡フラグという言葉に苦笑して]
そのフラグは折れるように頑張るさ。
じゃあ、また明日。
おやすみ、FF。
アウト
[食堂の冷蔵庫の中から取り出したのはミネラルウォーター
其れを体内取り込めばぷはーっ!と親父の様な声
とても20の女性が発するセリフではございません]
……ある日森の道、クマさんに出会った♪
[果たして明日、待ちうけるのは熊か蛇か毒かそれとも――
フレデリカが森の一軒家を発見したのは知らないから
祖母の形見の日記帳に書き込む
『展望台から見える景色、東の森のその奥に
小さな小屋が1つ。森を突っ切り迂回すれば入れる』と
――何で、こんなヒントみたいなことを書いているのだろうか
そう、独りごちながら]
海の絶える島、でしたね。
高い崖がこの島と外界を完全に切り離している。
[素直に顔や態度に出る変化を見て、面白いなと悪戯心が芽生え>>205
揶揄いが過ぎたと手を挙げる軽い反省は表面的に。
絶海の言葉が出れば、出航前から持っていた資料の一節を読み上げる。]
ええ、海がずっと先まで続いてますしね。
こうして見ている分には人工のものがなくて綺麗なんだが——。
緊急事態なのは伝えてるからいずれ来ると思うんですがね。
ま、こんないい天気なんですから。大丈夫ですよきっと。
[叩く指先の音を聞いて繋がらない無線を思った。
根拠のない大丈夫を言ったのは己を安心させる為か彼女を安心させる為か。
とにかく明るく言って立ち上がる。]
[辺りはすっかり暗くなっていた。
もうどれくらいの時間、このカフェ跡に居たのだろうか。
空を見上げれば、美しい星々が一面に広がっていた。
船に乗り、海を一人眺めていた時、ゾフィヤと共に展望台に来た時にも考えていたこと。
私はこの旅で、少なくとも大自然の壮大さを目の当たりにした。
それと同時に、私という存在がいかにちっぽけであることを思い知った。
もしもあの海が消えたなら。
もしもこの大地が、空が、星が消えたなら。
どうなる? 想像もできない。
少なくとも人、人だけでなく全ての生きとし生けるものたちは生存できなくなるだろう。
でも、私が消えたとしたら?
何も変わらない。数人に僅かな時間影響を与える程度。
[ヒュー、ヒュー、と、いつか唇から息が漏れていることも気付かなかった。]
父様、兄様…
[口をついて出たのは、呼び掛けでもなく。自分はちゃんと、軍に連なる一族として、その本懐を遂げられているのかということ。溌剌とした学兵(>>0:7)、彼女に何かを伝えてあげることはできたのか、口少なに、それでも此方を見てくれていた上官(>>175)、そして]
(ああいう方のように、なりたかった)
[出会った初日の、金糸の上官の厚情に触れ(>>0:275)。尽くしたいと思ったこと。喉から漏れる息の熱さに襟元を弄るが、不思議と顔に苦悶はなかった。]
[ヒュ…と最後の息が漏れた。]**
フレデリカ…?
[意識が途切れる前、何故かまた、初めての部下の顔が思いよぎった]
(どうしてそんな顔をしてるの?あなたのいいところは、その笑顔でしょうに。)
[ヒュ…と、ゾフィヤの生の最後の吐息が、フレデリカに届いただろうか。]**
……准尉。
ゾフィヤ准尉。
[震える声で呟く。
こんな小さな呟きじゃ、隣に居る人にも聞こえるかどうかわからないのに。]
もう、目の前で人が亡くなるのはいやです。
高いところから、ねェ……
[オズワルドの話によれば、旧炭鉱も大浴場跡もある意味外れらしい。
ユーリエの件がある以上、特に前者は選択しない方がいいのだろうけど。]
――…いっそ、行ってみるか?
[賢者は歴史に学び、愚か者は経験に学ぶと言う。
自分がどちらに当てはまるかなんて考えるまでもない。
ユーリエと、ローレル
二人が経験したこと、帰還時の有様を己は知らない。
知らないからこそ、恐れずに踏み込める。
行き先を旧炭鉱に決めれば、汚れないよう写真を手帳ごと鞄に仕舞い、きちんとファスナーで塞ぎ。
煙草も携帯灰皿に押し込め、一歩を踏み出す。
1時間ほどかけてたどり着いた先は2(3x1)
1.旧炭鉱 2.大浴場跡 3.展望台]
/*
ファッ?!
すごい今更なことを言っていいか。
あめやさんローズマリーの方かwww(メタ的な意味で
あ、ああ。そうだよな。うん。
設定的な部分は全部やってくれてる。
――!
[少し離れた位置からかけられた声>>221にびくっと肩を震わせる
だが、その声は聞きおぼえがある。こわばりは直ぐに霧散し]
ああ、オズさんこんばんは
私もちょっと……眠れなくて
[ミネラルウォーターのペットボトルを掲げ、そう告げる
彼はユーリエの死を知り、どうしたろうか
悲しんだのか、自身を責めたのだろうか
何故か気になるのはきっと何度か会話を交わしたからだろう
――寝る前に飲み物をと言った彼を眺め
風呂場から此方に向かう際、1つだけ遊戯室のものだろうか――
1つ落ちていたグリードダイス
其れをコロン、と日記帳の傍に、落とした【 G 】]
(ゴールド、ね)
[1つだけで役が成立するダイス。其れならばと目を一度だけ、瞑った後]
私ね、昼前位に展望台に登ったんだけれど
その際に東の森の奥に一軒家を見つけたの
オズさんはこれについて何か知ってるかな
[森の深いふかい場所。目をこらさねば気づかぬだろう
森の最奥、崖の際にひとつの民家があるのだと]
――元々私は死ぬつもりでここに来た。
病を患い、大事な人とも別れ、何も良いことなんてない人生。
ここなら、静かにひっそりと消えることができると思っていた。
だから、いつ消えても良かった。
でも、目の前で他の人が消えた時。「死」という重さが、想像を遥かに超えたものだと認識した。
管理人さんにユーリエ。
皆、前日まで普通に話していたのに。翌日にはもう二度と動かなくなっていただなんて。
いつ消えても良い私が残って、何故消えちゃいけない人達が居なくなるのだろう。
ユーリエの変わりに私が死ねば良かった、と思ったと同時に、「死は怖いもの。生きたい」という欲求も、僅かながらに生まれたの。
このまま此処で野垂れ死ぬことも少し考えたけど、きっとユーリエに怒られるわね。
動かなくなったユーリエを見た時に。
「残された人は、死んだ人の分も生きないといけない」と思ったの。
もう少し、生きることを頑張ろうかしら。
[……また、通り過ぎてしまったらしい。
しかも森の中に迷い込んだせいで、だいぶ時間をロスしてしまった。
経験にも学べない人間は果たして何者と呼ぶのか。
機会があれば<< ローズマリー>>に聞いてみたい。
急遽放逐されたかのような浴場。
カエルのロゴが印刷されたプラスチック風呂桶はからからに乾き。
ロッカーには誰のものとも知れないタオルの残骸。
砕けたタイルの瓦礫に埋もれるスリッパ。
娯楽の少ない島で、ここがどのような位置づけだったか。
思い出せはしないが、伝わるものがあった。]
今日こそゆっくり風呂に浸かりてーなァ
[だいぶ疲労も、洗濯物も溜まっている。
ひとりごちながらひび割れたタイルを踏みしめ進む。
ふと、鼻をつく消毒臭を感じた。
発生元と思しき浴槽を除けば、不自然にばら撒かれた白い粉。]
ゾフィヤさんを撮った写真、すぐに見られないのが残念……。
データを送れるようになったら、忘れないように渡さないと。
はぁ〜あ、本当にインスタントカメラにしておくべきだったわ……。
[重い腰を上げ、カフェ跡から宿へと帰ることにした。
宿ではそのゾフィヤが、病に冒されていることを知ることもなく。
遅すぎて怒られちゃうけど仕方ないわね、と心配をしながら帰路を歩んでいた。]
気分が悪くなったら言ってくださいよ。
そしたら背負っていきますんで。
[フレデリカを気にしながら舗装路の悪い足下を慎重に降りて、
宿泊所に到着したら、彼女とは別れただろうか。
今や習慣になった伝言板を確かめる作業をして、
何か見落としたことがないか確かめる。]
[体を強張らせた様子>>224に]
…すみません、また驚かせてしまったようで。
[眉を下げて謝った。]
眠れない、ですか…気持ちはなんとなくわかります。
[自分の寝つきが悪いのはいつものことなのだが、船は来ないし不安もあるのかと推測してそう言った。
彼女の胸中とは的はずれだったかもしれないが。
冷蔵庫からビールを持って戻る。]
せっかく貰ったのに、飲んでなかったな、と思いまして。
[そう言えばグラスにビールを注いで呷り何故か彼女が取り出したグリードダイスを不思議そうに見つめ]
…ローズマリーさんの目的は果たせそうですか?
[カークの探し物の件もあり、ふと気になったことを尋ねた]
/*
『展望台から見える景色、東の森のその奥に
小さな小屋が1つ。森を突っ切り迂回すれば入れる』
つーことは、森の小屋のキーはカフェ跡かコテージ跡。
対角線のカフェ跡が本命かね。
――――……。
[一瞬。ほんの、一瞬。
さっと顔から血の気が引いた。
けれど、すぐに“笑って”]
自分は大丈夫です!
昔っから風邪ひとつひいたこともないんですよっ!
[誰もいない台所で、ローズマリーからもらった林檎を齧り。]
そうそう、っと
[冷蔵庫『飯、ゴチソウサマでした。急募:肉』と書いたメモを貼りつけ。ついでに名前を隠されたビールを取り出した。]
ひとは、死ぬまでしか生きられねーからな
[ローズマリーの言う通り。>>190
誰もが何れ死ぬ。それが今日か、明日か、10年後か。
――今この瞬間かは誰も解らない。
『to David.』
『Kirk Knight』の署名の下に記した名前は、気づかれなくても構わない。明日もし自分がいなくなった時、このビールが食べるのを忘れられたサンドイッチのような末路を描くのを防ぐための。
単なる予防策だと誰に向けるでもなく言い訳をした。
――…行動に、深い意味など、ない。]**
/*
描くじゃねーよ辿るだ
ダーフィトとフレデリカがいい感じになるならお邪魔する気はないですよ、っと展望台を双眼鏡で覗き込む午前3時
[ダーフィトは自分の反応を強がりだと思うだろうか。
足元に注意しつつ慎重に宿泊所へ戻る。
何事もなく辿りつけば、おやすみなさい、と一言告げて
そこで彼とは別れるだろう。]
[結局この日も、ゆっくり入浴するような時間も余裕もなく。
今日帰れるつもりだったので余分な服は持ってきていなかった。昨日着ていた服を洗濯機に放り込み、終わるまで待とうとリネン室の隅にしゃがみ込む。
ゾフィヤはあれからどうしただろう。
ちゃんと診察を受けて、何らかの処置を施して貰えていればいいが。
気になりはしたがこの時間に女性の部屋を訪れるのは忍びない。
悶々とするうちに歩き疲れた身体は、ごうんごうんと回る機会音を子守唄に、いつしか深い眠りに堕ちていた。]**
ああ、大丈夫気にしないで。ちょっと考え事をしてたからびっくりしただけだもの
[謝らないでと手をぶんぶかと振る>>230
彼も眠れないのか。やはり後悔や不安もあるのだろう
そんなことを会話から、思った
彼の手に収まったビールを見れば、そういえばと船でのやりとりを思いだす
思えば随分事態は急展開。迎えのこない孤島、今日明日発症するかもしれない恐怖に怯える事になる
グリードダイスを振る姿を不思議そうに眺める視線、ころころ転がるダイスは黄色の文字を示す
もし1つで役が成立しないものが出たならば
私はこの情報を抱えて1人で森の奥へ向かうつもりであったのだ、けれど]
……私の目的、叶ったら皆いなくなっちゃうかもよ
[尋ねる声には揶揄口調で自嘲する――と]
/*
毎日せっせと死亡フラグ建築してるがこういう時に限って死なないし体力的にも多分生き残れるってちかちゃん信じてる
ローレルまだ起きてたのか…喋りたがったが残念ながら時間とptががが
明日は平日だしもーちょい出力さげてみるかなー
過去についてのオチもそろそろ考えないと
……まさか明日終わったりしないよね?(首こて)
[独りで向かうつもりだった
でもそう提案したのはほんの、気まぐれだ――そう、気まぐれなのだ]
……ああ、もし私が明日感染症で死ぬか、独りで行きたいなら
その時は祖母の形見の日記帳、あげるわ
その中に簡単な場所を記しておくから
[だからもし自分がいなくても。同行を断っても
独りでも探索できるようにはしておくわと
告げる私の顔は『普段通り』
さらっと告げる自分の命への無頓着さだった]
考え事、ですか。
[確かに考えることは今の状況は募るばかりで、それは人それぞれ内容は異なるだろうけど。
目的は果たせそうかとの問いの答え>>239に瞬きを数回。]
…それはちょっと、困りますね。
[そう苦笑しながら返して]
道、覚えてるなら良かったです。
ありがとうございます。
[展望台から見たというなら多分、あの先に行ける道なんだろうと、彼女が気紛れでも何でもそれを教えてくれたことに感謝する。]
あ、いや…すみません。
つい、興奮して。
[年頃の女性に失礼なことをしたと反省しつつ、落ちつかせようと促されれば、深く息を吐き]
はあ…落ちつきました、大丈夫です。
えっ、一緒に行って貰えるなら、是非。ただ、立ち入り禁止区域になりますから、危険かもしれませんが…。
[心配そうに言うと、でも、と付け加えた。]
それらしいところを見つけたら同行する約束でしたし、一緒ならきっと守れるって思いますから。
これでよし……と。
今日1日多大な迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ありませんでした。少し落ち着きました。
私はもう大丈夫なので、皆気にしないで下さいね。
ローレル
[伝言板の隣に、メモの切れ端をセロテープで貼り付けてから、部屋に戻り就寝した。]
(明日からは、いつも通り元気で居られるから大丈夫。)
[しかし、数時間後にそれは無残に打ち砕かれることとなる。
無慈悲な現実はすぐ近くまで押し寄せていた。]**
[ダーフィトと別れて、玄関脇の階段を上がる。
すぐ目の前、「八重」の扉を見て、――南側へ続く廊下を歩いた。
ノックをするのは、「青葉」の扉。]
夜分に失礼します。准尉。
[コンコンコン、]
――いらっしゃいますか、准尉。
[反応は、無い。
この時間だ、あまり大声で呼ぶことも憚られるし
ただ寝ているだけかもしれない。
そう、こんなのただの、胸騒ぎ。
でも、それだけで済ませられない何かがあった。]
[私の目的、いっそすべて吐露してしまおうか>>244
そう思うが苦笑しつつ皆いなくなるのは困ると告げた彼に話すのは躊躇われた]
どういたしまして
……まぁ、此の島は狭いし、迷いはしないわ
[微かな記憶。私は祖母に連れられ一度だけ此の島に訪れたことがあるから
その時何をしていたのかは思い出せない
唯、朧気なだけ。今の自分は祖母の遺言を叶えようとしている、だけ
彼が落ち着いたならほっとした吐息零して]
まぁ、謎が近くにあったら興奮しちゃう気持ちはわかるわ
だからきっと良い記事が書けるんだろうな、とも
大丈夫なら良かった
[そう告げる声は落ち着いたもの
同行を了承する声は心配そうで、其れに少しだけ自嘲しそうになる
――私は、危険でもかまわないのと]
[だから続く言葉に顔が強張る
違う、ちがうのよ]
(守ってくれなくていいの)
(私なんて、守ってくれなくて、いいのよ)
[カークに冗談めかして騎士と、ナイトと揶揄したのは
彼なら自分の目的を持ってそちらを優先すると知っているから
でも目の前の責任感の強い人は、いつか誰かをかばって死にそうな気がして――]
……オズさん。1つだけ約束してくれないかな
もしあなたか私か、死にそうになったとして。1人しか助からないなら
自分の命を優先してね
守ってくれるのは嬉しいけど、その腕はきっとローレルさんみたいに、ユーリエさん、みたいに
か弱い、守られるべき人を守るためにあると思うから
[私の為に、もうこれ以上だれか死ぬのは見たくない
冀う様に彼の服の裾に伸びた手は、無意識
振り払われぬならその服の裾を頼りなげに掴んだろう]
[続く言葉にはくすり、と笑う]
そうね、もう誰も死なないでほしいものだわ
[それでも、祖母の遺言を、願いを
叶えるためには皆死んだ方が良いと知っているのに
私はそうならない道を今探る、なんていう矛盾なんだろう
特に目の前の人には、情が通い過ぎてしまった]
(ああ、どうしてだろう。彼には死んでほしくないなぁ)
[それが祖母の願いと矛盾することだとしても
そう願ってしまうのだった]
夢の中ではしゃぐ子供。
今は、真夜中。家を抜け出し展望台で寝転がっている。
『タイムカプセルを埋めよう
ナイトたちがまた、この島に来てくれるように』
わざわざそんなことしなくても、遊びに来ると。
へらりと笑ってみせれば、くしゃりと頭を撫でられた。
一瞬悲しそうな顔をしたあいつは、知っていたのだろうか。
どちらの約束も、果たされることはないと。
それぞれの思い出の品をつめたクッキー缶。
どこに埋めようか、島を一望しながら相談した。
『あ、あそこがいいんじゃないか』
『いいね、そうしよう。目印は――…』
『忘れないよう、写真も撮っておこうか』
/*
しかしどんどこ情報があつまっていく(ふるえ)
てきとーなところでアボンする予定だったのだよ…!
いや、精神マッハだから明日位に死ぬる予定ではあるがな!な!!
/*
ばくしょう
これで本当にそうなったら盛大な巻き込まれ事故だな
あと4時間でゾフィヤとお別れかーやだやだ寂しい
ユーリエとあっちで仲良くな……お墓どうなってんだろ
明日こそバルタザールローレルフレデリカと話したいしダーフィトも直接弄りたいんだけども
コアずれの壁を越えるにはどうすればいいんだろう
……。
[青葉の部屋の前で暫し考え込んでしまったが、
こんな根拠の無いものを他人に話す事も出来ず、
かといって扉を勝手にどうにかするなど言語道断だ。
諦めざるを得ず、その場は下がった。
それでも直ぐに眠れる気分にはなれずに、
夕飯を食べていなかった事を思い出して食堂へそっと降りた。]
[だけど、その後彼女が出した約束、それにはまた、困ったような顔をするしかなく>>251]
…ごめんなさい。
その約束は、難しいです。
ローズマリーさんが自身をどう考えてるかはわかりませんが、俺には守るべきじゃない人、とは思えないので。
[約束を断れば彼女は同行を辞めるかもしれない。だけど、その約束をするのはたとえ口約束でも嫌だったから、そう答える。
だって、袖に伸びた手は小さくてこんなに弱々しく見えるから。
その手をいつかのように自分の手で覆えば、今度は彼女が手を引かない限りは離さずに。]
ええ、誰にも死んで欲しくないです。
死なせない、ですから。
[彼女の言葉>>252にそう頷いた。]
[地階の食糧倉庫に寄ると調理せずに食べられる物を幾つか拾って、
部屋で情報を整理しながら食事を取った。
かつて、この島を覆った不審死。
呪いから始まり、島民の人工調整の噂やら、外国が水に毒を混ぜた話やら。
出発前に集めた資料には様々な仮説が立ち並んでいた。
まずは島史情報と耳にした話、管理人について拾った話から、
一連の死と今回の管理人の死は感染症であるとコミットする。
軍の診療所が拡大した後に感染症が発症した事実と、
島内一斉の予防検診の紙は、嫌な仮説を導き出す。
予防と看板を掲げて、病原体をひとつひとつ打ち込んで行く作業。
——自分の妄想に吐き気を感じて考えを振り払った。]
――じゃあ、約束変更
死なせないで、死なないで
[せめて私の目の前で、貴方はいなくならないで
懇願するかのように呟く言葉は、祖母の願いと矛盾する
風呂上がりだからソックスを履いていない
スカートと靴との間、僅か見える醜い事故の傷跡は、注視しなければわからないだろう
本当は私だって――皆に生きていてほしいと、願っているのよ]
寝ておかないと、な。
[精神的な疲れなのか、どうもここ数日眠気が強い。
湯を使うのも億劫で濡れたタオルで身体を清め布団に潜り込んだ。
ふと、展望台での会話を思い出して笑いが零れ。
きっとなんとかなるだろうと落ち着いた気分で眠りについた。**]
/*
私が女の子RPをすると漢女にしかならない悲しさプライスレス
ローレルちゃんとかデリカちゃんとかゾフィヤちゃんとかユーリエちゃんとか
ああいった可愛い子になりたい
オズ=サンも2日連続同行者が漢女ですまん(ふるえ)
でもなんか明日襲撃で私死にそうな気がしないでもない
もしくは首無吊られて終わりそうなきがしt(
…俺は、お人好しではないですよ。
[困り顔の彼女>>260にそう苦笑して言う。]
誰かのために死のうとか常に考えてるわけじゃないですし。
…こういう言い方は困らせるだけかもしれませんが、大抵の場合なら迷わず自分の命を優先しますよ。
そんな、約束なんてなくても。
[「二度と」私のために死んで欲しくないという言葉の意味は、詳しくはわからなかったけれど]
もちろん俺も死にたくはないですから、やっぱり、どちらも死なないように努力します。
…というのが妥協点、です。
[湛えた雫を零すわけではないのに、哀しみを宿した若葉を見つめて言った言葉を彼女が受け入れてくれたら良いのだが。]
[苦笑しつつ、告げる言葉に耳を傾ける>>263
大抵の場合自分の命を優先するのなら、それなら私あんな約束取り付けなくても良かったかもしれない
でも。貴方の読者であるユーリエの命が風前の灯だった頃
見守る彼の思いつめたような姿を知っているから、其れが不安になったのだと
その言葉は喉から出かかって、でも結局言えないのだ
どちらも死なないよう努力すると。妥協点の様に紡がれたもの
其れを私は信じてみたいとそう思った
もしも、もしも自分が本当に祖母の血を引いていて
もっと此の島の事がわかっていたならば
私は誰かの助けに、なれたのだろうか――今眼前にいる、彼の様に
だからこそ。約束を変更したいと
自分の意思で、私は祖母の願いに抗ってみようとした
これ以上人が死なず、祖母の願いも叶えられる道を探そうとそう、思ったのだ]
[変更した口約束、笑顔で頷く姿を見れば何故か安堵する自分が心の中に確かにいて
視線が足元注がれるのを見ればはたと何時もの長靴下を身につけていないことに気づき
醜いものを見せてごめんと小さく告げて肩をすくめた]
じゃあ『また』明日に一緒に探索しましょう
森の奥の一軒家。何があるんでしょうね、其処に
[祖母の日記にも書いていなかった小屋の存在
それは無性に心を掻き立てる
その小屋の存在を知る者がもう1人いるとは――今の私は、気づいていなかった]
[彼女の目的、それが何かはわからない。
もしかしたらそれは、自分のやるべきことと相反するものかもしれない、とは薄々思ってはいた。
そして彼女は、死を恐れないのではなく死にたいとすら思っているのではないかと。
でも、約束を変更した彼女を見てそれは違うと思えたから、内心で安堵の息を吐いた。]
昨夜はあまり寝付けなかったので、もし明日俺が寝坊したら、起こしてください。
俺もそうしますから。
おやすみなさい、ローズマリーさん。
また明日に。
[そう告げれば、手をそっと離して部屋に戻っていった。**]
[互いに、お互いの事に関して安堵をしているとは知らぬまま>>267
それでも紡がれた言葉は心に沁みゆく
脚の傷が醜いと思わないと、そう告げる彼に向ける若葉はきっと揺れていた事だろう
そんなこと、初めて言われた]
……ありがとう
[小さく呟いた私の頬はきっと僅か紅に染まっていたと思う
それくらい、嬉しかったのだ
告げられた言葉も、交わした約束も
一度強く握られた手。その力強さに私はほっとする
嗚呼、大丈夫だと。無条件でそう思う様に]
そうね、きっと――……『集団検診』『家系図』『一軒家』
色んなパズルのピースはある。後は欠けたものを探して組み合わすだけ。私達が島に呼ばれたことはもしかしたら運命かもね
[謎が自分達を呼んだのなら。その答えはきっと眼前にあると
彼の目を見て微笑んで。そう、紡いだ]
はい、了解しました。任せてね?
……おやすみなさい、また明日
[手が離れるのが少しだけ名残惜しいと感じたのは隠して微笑み
私は潮風の、自分の部屋へと戻る
ベッドに身体を横たえながら祖母の形見の日記帳をそっと撫で
――そして静かに、目を閉じた
明日はきっと、良い日になると信じて*]
[地階へ降りればすぐ左手に目に付く鉄扉。
扉をよくよく見れば、確かにあの小さな鍵に合いそうな
特徴的な形の鍵穴が見えた。
准尉はこの中を見たのだろうか。
わからない。が、鍵が手元に無い今、確かめる術は無い。
食糧庫の中から動物性たんぱく質をいくつか探しだして
食堂へ運んでおいた。]
島から帰ったら、お疲れ様会がしたいのです。
上官の方や、管理人さんもみーんなお呼びして楽しむのです。
[ふわりふわりとした思考は声音にも反映されて
どこか実年齢よりも幼げな口調でわらう。]
[からころ。] [からころり、]
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