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声無しの タクマ の能力(守る)の対象が 黒猫 クロイツ に自動決定されました。
兎 ツェーザル は 抗う者 セルウィン に投票した
黒猫 クロイツ は 兎 ツェーザル に投票した
曜変天目 リエヴル は 碧眼 シルキー に投票した(ランダム投票)
薔薇の香り ローズマリー は 夜盲 ジャン に投票した
碧眼 シルキー は 薔薇の香り ローズマリー に投票した(ランダム投票)
抗う者 セルウィン は 碧眼 シルキー に投票した
夜盲 ジャン は 青銀 エレオノーレ に投票した
流浪人 ジェフロイ は 薔薇の香り ローズマリー に投票した
青銀 エレオノーレ は 元・神父 アルビン に投票した(ランダム投票)
声無しの タクマ は 薔薇の香り ローズマリー に投票した(ランダム投票)
元・神父 アルビン は 抗う者 セルウィン に投票した
絵本作家 ローレル は 曜変天目 リエヴル に投票した
兎 ツェーザル に 1人が投票した
曜変天目 リエヴル に 1人が投票した
薔薇の香り ローズマリー に 3人が投票した
碧眼 シルキー に 2人が投票した
抗う者 セルウィン に 2人が投票した
夜盲 ジャン に 1人が投票した
青銀 エレオノーレ に 1人が投票した
元・神父 アルビン に 1人が投票した
薔薇の香り ローズマリー は村人の手により処刑された。
曜変天目 リエヴル は、声無しの タクマ を護衛している。
碧眼 シルキー は、夜盲 ジャン を護衛している。
抗う者 セルウィン は、声無しの タクマ を護衛している。
夜盲 ジャン は、碧眼 シルキー を護衛している。
流浪人 ジェフロイ は、黒猫 クロイツ を護衛している。
青銀 エレオノーレ は、碧眼 シルキー を護衛している。
声無しの タクマ は、黒猫 クロイツ を護衛している。
元・神父 アルビン は、流浪人 ジェフロイ を護衛している。
次の日の朝、抗う者 セルウィン が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、兎 ツェーザル、黒猫 クロイツ、曜変天目 リエヴル、碧眼 シルキー、夜盲 ジャン、流浪人 ジェフロイ、青銀 エレオノーレ、声無しの タクマ、元・神父 アルビン、絵本作家 ローレルの10名。
夜盲 ジャンは、碧眼 シルキー を能力(守る)の対象に選びました。
ローズマリーとセルウィンを、元老の皆さまの元へご案内〜
地下迷宮では、ブラッドゲージに関係なくチューチューして構いません。
そちらでもどうぞお楽しみください。
脱出ゲーム継続組は本日も>>1:#1のイベント表をお願いします。
昨日のイベントでやり終わらなかった範疇は、やりくりできそうなら続けてもいいし、キャンセルして本日のイベントに移ってしまってもOKです。
各自のペースでお楽しみください。
曜変天目 リエヴルは、ランダム を投票先に選びました。
曜変天目 リエヴルは、声無しの タクマ を能力(守る)の対象に選びました。
― 中庭>>1:+27 ―
[溢れ出る血潮は甘く苦く、喉に熱く。
爛酔の溜息さえ血泡に紛れ。
重なる影は
闇色の翼が花茎を打って力強く広がり、
何処かに御座す白絽侯の眼を遮るように
全てを影の下に覆い隠した。
――薔薇園には、肉を穿ち引き裂く鈍い音と、
淫靡に籠もる水音だけが満ちて。
全てを見知るは血飛沫に濡れた薔薇のみ。]
― ??? ―
[先ほどまでいた場所から急に暗転し見慣れぬ場所へ。どこについたかは皆目見当がつかない]
……ここどこよ
[急に不安になり、辺りを見回した]
………ふふ、綺麗ね。
貴女に恨みは無いけれど、私の糧になってもらうわ。
[赤に染まる肩を視界に納めれば、薄く笑う。
そのまま体重をかけ、押し倒すように力を込めた。
倒れるようならのしかかり、
踏みとどまれるなら女は腕を引き、距離を取るか]
― 露天風呂 ―
[呆然としていたのは1(6x1)秒ほどだろう。
わざわざ元老吸血鬼が用意したこのゲームが、
そうそう簡単にいかないのを思い知らされる。
別の道を探すか、と顔を上げた時、友の顔が見えないことに気が付いた。]
[クロイツの声を聞き、くす、と嘲った。
くすくす、と嗤った]
そうですね。
清らかな人間なんて、居ませんよ。
だから、居たらきっと価値がある。コレクションの一つになるに値する。
だから、贋物はそれを模し続けなければいけないんですよ。
[バサッと大きな羽音がする。
アルビンの背に広がるのは、漆黒の翼。
……元・神父? 誰がだというのだ?
それはまさに、ただの穢れた堕天使]
[一瞬で、クロイツの眼前に迫る。
その喉を爪の長い手で掴み、首筋に顔を近づけて]
……。
[すん、とその首筋を嗅いだ]
やっぱりそうだ。
貴方から、あの方の匂いがします。
あの方にお会いしたのですか? いつ? どこで?
[「あの方」について、何のヒントも出さずに、答えを迫る]
[しかし、どうしたことでしょう!
登っていったはずのおじさんは、ローレルの目の前に戻ってきていました。]
あ、あれ……?
これって、手品……じゃない、よね?
[ローレルは目をごしごしこすります。
同意を求めようとMr.セルウィンを振り返りますが、彼の姿もありません。]
……かくれんぼが流行ってるの?
[大きく首を傾げて、ローレルはおじさんに困った顔を向けました。]
― 廊下 ―
………
[2分もすれば、ぜーはーいいだした。
渇いた体にはきつい]
むー ・ りー♪
[べしょっと廊下に突っ伏す。
突っ伏した直後、そのまま走っていたら激突する位置を巨大な鉄球が通り過ぎて行った。
そのまま息を整え、鼻を蠢かせる。
<<兎 ツェーザル>>の気配、近いかな?]
[兄の美しい「自己犠牲」の言葉。
少女はその瞳に複雑な感情を窺わせた。]
――やめて。
……ああ、いいえ、気持ちは嬉しいのだけど、……
私、さっき初めて「自分が怖い」と思ったわ。
制御できない本能が怖い。
誰かの手によって理不尽にあなたを奪われるよりも、
自らの手によって永遠に喪ってしまうことの方が。
ずうっと恐ろしかったわ。
[握られた手に、少女もぎゅっと力を込めて]
はやく出ましょう、こんなところ。
……あまり離れたくはないけれど、手がかりを探すためにはきっと手分けしたほうがいいのよね。
[目を伏せて迷いを見せた。]
― 階段 ―
[無事な方の手で怪我した箇所を押さえようにも豊満な胸が邪魔する。
縦に横にと揺れて弾む白い鞠。
使いこなせばいっそ凶器になるかもしれない。
もっとも、今はそんなことを企てる余裕もなく、意識と命を持って行かれぬようにするので精一杯だった。]
…──、
[「綺麗ね」と襲撃者は笑う。
その目に映るのは「糧」としてであったが。
彼女もやはり、個人的に因縁があるわけではないと語った。
覗く牙からそっと目を逸らす。]
………
[鉄球が横切った時、ぷちっ、という無残な音がした]
ン?
[顔を上げる。細めていた眼を開けて、眺めた。
そこには、ぺしゃんこになった蔦と、
その周りを囲んであわあわしている6(6x1)本の蔦。
周囲には何か桶やら石鹸やら衣服らしきものが散乱していた]
……んン?
[相手から殺気は感じられなかった。
敵わぬと悟れば抵抗はしない。
相手を喜ばせるようなことは。
何でもないことのようにやり過ごす──刑に服している間に身につけた、理不尽に耐える処世術。
冷たい石床が背に触れるのを感じた。]
[無残になった仲間の周りで嘆き悲しむ蔦。
蔦劇場。
そしてぺしゃんこになった蔦の分の荷物も6本共同で運ぼうとして、重さにふるふるしている。
蔦劇場]
……不味ソう♡
[しみじみ呟くと、蔦×6がキッ!とこちらを振り向いた]
あっ
[険しい顔で周囲を見回し、異変の残滓を見出そうとする。
だが、周囲に変わった様子はなく、
セルウィンがいたという痕跡も残っていなかった。
考えられるとすれば、彼だけ転移の力を受けたか。
この近くに、転移を誘発する仕掛けがあるのか。
だとすれば、ここに留まり続けるのは危険だ。
ローレルへ顔を向けて短く首を横に振り、
背に手を添えて、今度は廊下へ続く扉を指す。
ついて来るかどうかは見ず、温泉から出ようと歩き出した。]
声無しの タクマは、ランダム を投票先に選びました。
声無しの タクマは、ランダム を能力(守る)の対象に選びました。
あ、えーっと、ローズマリー
久しぶりだね。
[ローレルと一緒だったからか、しっかり見て判断して名を発する]
ここどこなんだろうね…
[ローレルはきょろきょろと辺りを見回しますが、Mr.セルウィンはどこにもいません。
いくらかくれんぼの名人だとしても、突然隠れてしまうなんてどうしたんでしょう?
恥ずかしがり屋さんにしては、妙な隠れ方でした。
おじさんの方を見上げれば、怖い顔になっています。
首を横に振る様子がまるでMr.セルウィンを置いていくように思えて、ローレルは悲しい気持ちになりました。]
[ローレルはきょろきょろと辺りを見回しますが、Mr.セルウィンはどこにもいません。
いくらかくれんぼの名人だとしても、突然隠れてしまうなんてどうしたんでしょう?
恥ずかしがり屋さんにしては、妙な隠れ方でした。
おじさんの方を見上げれば、怖い顔になっています。
首を横に振る様子がまるでMr.セルウィンを置いていくように思えて、ローレルは悲しい気持ちになりました。]
― 廊下 ―
[そして、]
へー。お風呂デ働いてルの?皆?
大変ダね♪
[蔦達と談笑しながら荷物運びを手伝う兎。
食欲の湧かないし首もない相手だけに、襲うこともなくすごい打ち解けている。むしろ会話している]
ネー、ココどうやッテ出るのかな?
あ、こっチ?うん♡
えっいいヨゥ、着替えの運搬クらい、お腹すいてルけどー
[周りを見渡すと、そばには見覚えのある人物、セルウィンが>>+3]
あれ?セルウィン。こんなところで会えるなんて奇遇ね。
……久しぶりってほど時間が経ってないかもだけど久しぶり。
……ここは、嫌な予感がするわね。
出口に続けばいいけど、続いてないなら閉じ込められた形かしら。
[その彼女に災難が襲いかかろうとはその時は夢にも思わなかった。
できるだけ罠に注意しながら、城内をそぞろ歩く。]
手がかり、手がかりのう。
森で鳥や野兎の巣を見つけるんは得意なんじゃがのう。
[どうも屋内は相性が悪い。
適当に最初に見つけた扉に入ってみることにした。]
/*
RP村に飛び入りするときは、あんまり灰を埋め過ぎないほうがええんやでってお友達に教わったから控えてたけど、私もアルビンさんみたいにネタりまくって!いいのかな!?
そんな余裕あんまりないけど!
―廊下―
[声を掛けた女性とは、何か会話しただろうか。通り過ぎた刹那、ふと気になって振り返ると]
―――…?
[その姿は消え去っていた。忠告通りに逃げて行ったのだろうか。でも、それにしては酷く悪寒がする。このゲームには、何か未だ自分の知らない仕掛けがあるのだろうか]
― 脱衣所 ―
いージャん、ヒントちょうダい?チョっとだけ?
ワタシここ嫌い。出たイの
[どんな手を使っても、と笑顔で続ける]
おーネーガイ♡
[荷物運搬を終え、脱衣所の拭き掃除を始めた蔦達に、ねーねーねーねーと付きまとう]
[彼女の迷いながらの提案に、少し間を開けて頷いた]
――そうですね。
幸か不幸か互いの居場所も認知できますし、
二手に分かれましょうか。
[突然消えた女性のことを思う。
もし脱出に何らかの時間制限があるのなら、
急いだ方が良さそうだ]
ツェーザルさんも、やっと諦めてくれたみたいですし。
[追ってくる気配が途絶えたことを、併せて告げた]
― 地下迷宮 ―
[城の仕掛けがふたりの吸血鬼を呑みこみ、地下へと誘う。
石の壁と石の床がどこまでも続く、明かりの無い世界。
吸血鬼であれば闇とて見通せるものも多いだろう。
その吸血鬼の知覚をも惑わす霧が、ふたりの周囲に立ち込める。]
こちらだ。
[どこからともなく響く声は、ふたりにはそれぞれ別の方角から聞こえたように思えるだろう。]
……。
[アルビンの背に広がっていた翼はいつの間にか消えて。
ただ、
はらはらと数枚の黒い羽が散る]
……軽蔑したでしょう?
[クロイツから一歩を離れ、目を逸らしてアルビンは自嘲する]
― 客室 ―
[そこは小綺麗な部屋だった。
暫く誰も使っていなかったらしく、ひいやりとして人気がなかったが、調度は埃一つなく綺麗に整備されている。
ふと見ると、テーブルの上に小さな小瓶が一つ。]
……あれ。
[激しくデジャヴュ。この部屋とても見覚えがある。いや絶対に前に一度来ている。
試しに机の上のガラスの小瓶の蓋を外して匂いを嗅いでみると、薔薇の香気が漂う。]
……やっぱしおんなじじゃ。
[一体どういう仕掛けなのだろうか。
落とし穴に落ちて下の階に下がったはずなのに、何故また同じ部屋に行き着くのか。瓶が無くなったら補充する人がいるのだろうか。
それとも同じ内装の違う部屋なのか。瓶がまたあるところを見るとその可能性が高いが。
……頭がグルグルしてきた。]
飢餓状態じゃない時の「俺」は、心から本気であの方から逃げたいと思ってるし、
死にたいと思っています。
……でも、「私」は、それがあの方に気に入られる為の演技だと言う。
「俺」はどっちの俺が本当か分からない……。
いえ、本当なんてどっちでもいいんです。
俺は「自由」になりたい……。
[そして、片手で顔を覆った]
……行って下さい。
俺はこういう最低な奴です。
離れて下さい。
元・神父 アルビンは、流浪人 ジェフロイ を能力(守る)の対象に選びました。
僕も久しぶりに思えくって…
ローズマリー
君によく似た、しっかり者の女の子ローレルって子と一緒にいたんだよ。
どうやら連れてこられたみたいだね。
僕は二度目なんだけどね。
元老吸血鬼の仕業だね、これ。
え?え??ええ???
……いや、落ち着いて考えるんじゃ。
こん瓶がまたあるちうことはじゃ、きっとこれは重要なアイテムながじゃ。
ただの香水じゃあなかちうこっちゃ。
[そうなれば気になるのは、ローズマリーの「あなたは持っておいた方が良い」という言葉。
うーんうーんと無い知恵を絞って考えて、取り敢えず舐めてみることにした。]
毒ちうことはないじゃろ…多分。
>>1:+20,>>+1:+21,>>+1:+27
― 数刻前:玄室のひとつ ―
[豪奢なソファに身を横たえた旧き贄姫は深い昏睡に陥ったまま。
薄絹に包まれた腕が持ち上げられ、
乱鴉の大公が手に頬寄せようとも、
ぴくりとさえ身動きしない。
青褪めた肌色は鼓動さえ止めて、凍てついた彫像のように。]
[けれど、元老たる吸血鬼の牙が触れた、その時にだけ。
可憐な花弁の形に少女の唇が開き、極僅か、細い吐息が漏れる。
一見の表情にはまったく変化が無いままに。
屍人形のようだった寝姿は、それまでと異なった様相を魅せる。]
[何もかもを受け容れ、傅き、赦すかのような、艶かしさを帯びた気配。
それは太古の昔、少女がまだ生きていた頃の。
力ある吸血鬼に捧げられるべく育まれた日々の。
“聖餐の贄”たる姫巫女として調えられた、本能の現われ。]
[やがてテオドールが唇を離したなら。
少女の躯は再び冷たい人形となって、
目覚めるまでの時間を過ごす。
牙の痕だけを、繊い手の甲に留めて。**]
うん、"約束"。
[絡んだ小指はすぐにでも解けてしまいそうで、それでいてとても強固に思えるもの。]
は、……針千本じゃ、許さないわ。
[喉の奥をせり上がってくる涙の波。
いいえ、泣くのはこのお城を出てからでいいわ。
少女は涙を押しとどめるべく鼻をすすって、
きっと目線をきつくした。]
ええ、二手に別れましょう。
あなたが危ない目にあったら、きっと駆けつけるわ。
[強がるように笑う。
そこでふと思い出したように、かぶっていた帽子を脱いだ]
……これ。
ごめんなさい、罠にかかった時に壊してしまったの。
[申し訳無さそうに帽子を差し出す]
[恐る恐る一舐め。]
……こいは。
[意外と美味い。
ひとくち飲んでみる。イケる味。
気が付いたらゴクゴクと一気飲みしていた。
プハーと口を手の甲で拭った。
何となく活力が満ちてきた気がする。]
こいは栄養剤じゃったがか!
[疲れた時に飲めちうて置いてあるんじゃな、と一人合点して頷く。
……当たらずとも遠からずである。]
…趣味が本当にいいね。
[よく目をこらすと、一面の暗闇。
石畳が不気味さを一層煽った]
「こちらだ」
ローズいっちゃだめだ!
[制止する声がローズに聞こえたかはわからない。
セルウィンは耳を塞ぎ、動こうとしない]
誰がいうことなんか聞くもんか…
僕はゲームなんかしないんだ!!
[心ばかりの抵抗。希望を打ち砕かれた絶望。
蹲っても、声は響いて気が狂いそうだった]
― 脱衣所 ―
[脱衣所に戻ったところで、目に痛い極彩色が飛び込んできた。
さきほどせっせと雑用していた蔦たちに話しかけているものがいる。
後ろを振り返り、ローレルが安全な位置にいるのを確認してから、
いかにも不審な相手にゆっくり近寄っていった。]
[突如霧が辺りを立ち込め声が響いた>>+5]
……なるほど。元老吸血鬼直々のご招待みたいね
行ってやろうじゃない。ここに留まっても仕方ないしね
[そう言って、声のする方向に走り出す。制止する声>>+9は耳に届かなかった]
>>+6
私に似てる……ちょっと会ってみたかったかな
……なるほど、どうやらそう見たい
もー……
[ポイ、と蔦を捨てて振り返り、
そしてそこに人がいたことに気がついた]
あ♪
[パッと笑う]
えートね、服!持って来たノワタシ、手伝ッた!
[取り敢えず元気いっぱいになったことではあるし、探検再開である。
ローズマリーがくれた小瓶も多分同じようなアイテムなのだろうが、彼女との友情の証として大事にとっておくことにする。]
どっちへ行こうか……こっちじゃ!
[何となく足の向いた方へ進んだ。]
/*
「狙撃手のみが死亡する」(28%)
タクマ襲撃↑これだとロマンだな//
ないだろうけどw(システム的な意味でw
― 現在:玄室のひとつ ―
[休眠というには極々短い時間。
緩やかに少女は目蓋を開ける。
そして、横たわったまま静かに一度呼吸した。
再び目を閉じて、周辺の地下迷宮に存在するものを探った。]
(……二人、増えておるの。若い血の者。)
[脱落者 ―とは、あくまで彼女の認識の中でのことだが― が、
地下迷宮へと送られてきたことを知る。
とはいえ、それ以上は行動に移さぬままだった。]
/*
何処へ行ったらいいか分からんけえ、神様のお導きに従ってみるけえ。
だ・れ・に・し・よ・う・か・な♪
<<夜盲 ジャン>>
今を受け入れる……。
[ゆっくりと目を開き、指の隙間から離れていくクロイツの背を見送った。
思考はぐるぐると回り、深くへ落ちて行く]
[自由にしてやろう、と血親は言った。
独立し、親元を離れる試練なのだと紅榴候は言った。
離れたい、と思う「俺」が居る。
いやだ、離れたくない、と思う「私」が居る]
/*
・指定しなかったけど「抗う者 セルウィン を殺害した。」のメッセージに心が痛みます。
・ジェフロイさんとお会いしてみたいなあ。
・ローズマリーさんとは全く逆の性格にしてみても楽しそうでした。
・頂いた人物情報「シルキー・ローズマリー・ジェフロイ・アルビンはまだ話せた」ですが危ないアルビンさんともういないローズマリーさん。アルビンさんに出会って「危なくないって言ってたのに!」ってイベントがあっても楽しい妄想。
・ひとりごとに表情を付けるのにもじもじする私です。
— 地下迷宮 —
おっと
[走って来た若い蝙蝠>>+10を長身が受け止める。
いかにも衝突されたような風情]
このように見通しの悪いところで走るものではないよ
[微笑する梟の背で羽音がひとつ]
ローズマリー!ダメだ!
行っちゃ…!
ローズ…声を遮断されたか…
似てるというか双子みたいだったよ!
タクマ…!助けて…!!
タクマ…
[さっきまで一緒に居た、友の名を懸命に叫んだ。
いくら呼んでも届きはしないのに]**
ふふ、針千本じゃ、死にませんねぇ――…。
吸血鬼ですから。
[少女の瞳>>31が滲むのを察してか、男は態とのんびりとそんなことを言う。
強がるように笑う少女>>32へ、静かに目を細めた]
……それは、心強いですね。頼りにさせて頂きます。
[自分も同じだと言うことは、言わずもがな。
渡された帽子を受け取ると、男の魔力で修復される]
嗚呼、拾って頂いてありがとうございました。
これは少し特殊なので、
直せるように細工してあるんです。
[大丈夫だと、大切そうに帽子を撫でてから、被りなおす]
それでは、どうかお気をつけて。お嬢様。
[一度小指を掲げると、男は彼女と別れて歩き出す*]
…、……。
[あ、 うん。
そんな間を置いて頷き、それでもまだ警戒しながら近づいて、
持ってきたという荷物を見る。
確かに服があるのを見て取ってそれを指さし、
自分を指さしてから、首を少し傾げた。]
[柄にもなく、アルビンに説教くさいことを言ってしまった。]
まだ、若いのでしょうかね…アルビン殿は
[そんなつぶやきとともに手頃なドアを開ける。
戯れにそこにある机の引き出しをあければ]
おや、これは僥倖
[さきほどアルビンにあげた薔薇のエッセンスを見つけた。
薔薇の馨は得意ではないが、背に腹は代えられぬという時は自分で飲むつもり。
そして、エッセンスと共にあったのは、バラの刺繍の入った小さい巾着袋。
それもしっかりいただいて、懐に仕舞いこむ。]
>>+13
わわっと、すみません!
[霧の中走っていると目の前に見覚えのない人物>>+13。ぶつかってしまったのは確かなので慌てて謝る]
……え〜っと、あなたもここに落とされたんでしょうか?
[初対面なので、とりあえず猫かぶりしつつそう聞いた。こちらを誘う声はまだ響いている>>15]
[廊下を歩みながら、探索が全く進んでいないことを思い出す。
いや、しかし、そもそも、―――…]
……本当に、"出口"なんてあるんですかねぇ?
[この宴を仕組んだ面々を思い浮かべるに、
非常に厄介な可能性にも思い当たるのだが…。
いやいや、それは流石に。
などと思案を重ねている折、黒い影が目に映った。
はっとするとその姿を追いかけ、彼が消えた扉を覗く]
クロイツ、ご無事でしたか。
[脱出ゲームでまず安否確認をしている自分に、
違和感はもはや覚えない]
[ローレルは少し後ろから、ふたりのやりとりを見守っていました。
ちかちかさんは、おはなしが通じる人なのでしょうか?
なにか渡している>>45のが見えます。あれはおじさんが着ていた服でしょうか? 預かりっぱなしになっていた上着がありますが、あれも返さなくてはいけません。
おじさんに声を掛けようとしたところで、ちかちかさんがこちらを見ました。]
……はらぺこ?
[ちかちかさんの口から、よだれが垂れています。
困りました。ローレルはなにも持っていません。]
あの、私……トマトの缶詰、持ってないんだ。ごめんね。
[眉を下げて、誠心誠意ちかちかさんに謝ります。
Mr.セルウィンみたいに缶詰を持ち歩いていればよかったと、ローレルは深く反省しました。]
― 廊下 ―
[クロイツが居なくなっても、ただぼんやりと立ちつくし、
アルビンは己が葛藤に思い悩んでいる]
[試練に、敗北すればどうなるのだろう。
まだ彼の庇護下に縛られる/居続けられるのだろうか?
……いや、だがあの方はそんな見苦しい血子を赦すだろうか。
罰として、死よりおぞましい、死でも生でもない奈落に永遠に封じられるのではなかろうか。
それを歓迎しないということでは、どちらのアルビンの意見も一致した]
私達は最初から此処にいるよ、ローズマリー
[誘う声>>+15へ顔を上げ、
支えた蝙蝠から手を離す]
…向かうのかな?
[見苦しく敗北し飽きられて捨てられるよりは、
勝利し独立した方がまだましだ、と「私」は思う。
しかし、あの方の興味を惹くための飾りである「俺」は、
けれど、独立した大人の吸血鬼として存在してゆくには邪魔すぎる]
[「俺」のせいで、「私」は本来の能力を発揮出来ない。
下級の魔物にも後れを取る、貧弱な人間モドキのまま]
[ならば、アルビンの「自由」とは……]
[あえて残され続けた、人間としてのアルビンの消滅。
「俺」は消えたい。「私」はマトモな吸血鬼になりたい。
意見は一致した。
餞別にはそれを希望する。
だから……アルビンは勝利を目指す。
脱出を目指す]
[すっかり綺麗になった帽子を被りなおして背を向ける大切な兄を、少女は見えなくなるまで見送った。
見えなくなってから、すう、と息を吸い込んで目を閉じれば。
確かに遠ざかる彼の気配を確りと感じ取ることができた。]
……は、ぁ。
[気が抜けたからか唐突に襲い来る疲れに、少女は耐え切れずに壁に寄り掛かる。体の疲れは然程でもないが、思った以上に精神が疲弊しているらしい。
重くなる瞼を必死に持ち上げて、少女は呟いた]
すこしだけ。
すこしだけ、仮眠を取りましょう。
[そうして少女は頼りなげな足取りで歩み、客室らしき空き部屋へと入る。綺麗にメイキングされたふかふかのベッドを見ればもう我慢の限界で。
少女はベッドの上にどうと倒れこみ、丸まって寝息を立て始めた*]
[これは、相当に危険な相手ではなかろうか。
とは思えども、満面の笑みで荷物を差し出されれば
頷いて、それを受け取った。
褒めろと言いたげなので、頭にそっと手を伸ばしてみる。
…が、腹ぺこ、と涎を垂らしたところで止まった。]
[血を受け入れたくないとダダをこねること200年
気長に現実を受け入れるのを待っていた血親は
とうとうしびれを切らしてこの古城に連れてきて]
「根性を叩きなおしてくれ」
[そう言い残して立ち去った。
それからの日々はまず元老吸血鬼たちの玩具となり、時に陵辱されたり喰われたり。それでも死なない我が身を呪い、幾度死にたいと願ったか。
しかしそんな思いは木っ端微塵に砕かれて、現実を受け入れざるを得なかった。
開き直ってから、人を自分の意志で襲うようになってから楽になったのを覚えている。]
― 地下迷宮 ―
ああ、愛しき我が
[くつくつと笑い声響かせ、石畳を闊歩する]
そんな可愛らしいことを考えていたとは。
[城の玄関ホールでは、花や小鳥の意匠に紛れて鴉の彫刻が血子を見下ろしている。
瞬かぬ黒石の瞳が一挙手一投足を見逃さず見つめ続け、耳はどんな囁きをも拾う、
哀れな
お前はただその小さな
愚かしく考える必要など無いのだ。
碧眼 シルキーは、ランダム を投票先に選びました。
[最初から此処にという言葉>>+17から、目の前の人物がどんな存在か推測できた]
……もしかして元老吸血鬼!
[分かった所で、こちらにできることはないだろうけれど]
ええ、向かいますよ。何もせず、ぼーっとしてるよりかは動いた方がいくらか気も紛れますし。
[そう言って、目の前の元老吸血鬼に背を向けないようにしながら、声が聞こえる方へ走っただろうか]
[どうやら相手は飢えているらしい。
近づいてはいけない、とローレルに警告しようとしたところで、
ぞくりと背筋に悪寒が走った。
めまいがして足元が不意に揺らぐ。
セルウィンが掛かったのは、もしかしてこれだろうか。
そうは思えど抵抗する術もなく、身体と心とが闇に呑まれた。
その場にいた他のものたちの眼からは、
不意に消え去ったように映ったことだろう。]
[改めて霧の中を走り始める蝙蝠>>+19に笑みを滴らせる]
そう、まだ挨拶をしていなかったね
[こちらを気にする様子に、音のないはばたきでふわり、ついていく。
手を伸ばすよりは遠い間合いに留まり、変わらぬ音量で言葉を送った*]
私達は、貴方に送った招待状で不興を買ったらしいね
不躾であったようだから詫びようと思っていたのだよ
…私達は紅榴候
歓迎するよ。上でも、此処でもね
[くしゃ、と髪を掻き上げた。
自分の幸せなど、願ってはいけない。
他人の為に頑張って、脱出口を見つけて、そして皆で脱出しよう。
血親がここに居ようと居まいと、出来ることはその一つしかない……]
[床に散っている黒羽の一つを拾い、拘束服の内側に仕舞った。
そして、クロイツが去ったのとは違う方向へ、当てもなく歩きだす]
― 地下迷宮 ―
[低く口遊む交響曲の旋律に合わせ、
重い杖を指揮棒のようにかろがろと振り、拍子を取る。
それは唐突に霧の中から、友の名を呼んで泣き叫ぶ雛仔の前に現れた。]
おや。
また逢ったね、新酒の仔よ。
[ふ、と微笑みかけ、大きく両手を広げた。
壮麗な黒衣に整えられた髭、消えぬ微笑。
鎖に繋がれた身に暴虐を加えた男だと、雛仔は思い出すだろうか。*]
[走り寄る男から薔薇の馨を嗅ぎ取り、それが参加者だと確信すれば]
順調ですか?
私もこのゲームの参加者、クロイツと申します。
[優雅に、一礼してみせた**]
―???―
[――そして少女は目を覚ます。
時間にして数十分も経っていないはず。
目を開いても何も見えない。純粋な暗闇が広がっているだけだった。
おかしい。異形の視力で見えぬほどの暗闇など、そうそうある筈がない。
真っ暗闇の中、少女が身じろぎをすると。
そこではたと気付く。
両腕両足が紐状の何かに拘束されていることに。
闇が見通せないのも、手足と似たもので目を覆われているからであるらしいと。]
だれ?
ここは何処?おにいさま、っ、ん、――――!
[漸くただごとではない何かに巻き込まれたのだと認識し、少女は力の限りに拘束を振りほどこうと暴れ、声を上げる。
が。兄の名を呼ぼうと口を開いたその時に、何かが口の中に突っ込まれて。
意味のある言葉を発することはできなくなる。
それでもくぐもった声で不明瞭に何事かを叫べば。
ひやり、
頬に霧のように冷たい何かが触れて、]
『―――――――。』
[耳元で囁かれました。
少女は闇の中で目を見張らせて尚も抵抗を示しますが、]
っん、――!
[ふかく、ふかく。牙が突き立てられれば。
少女は一声呻いた後、拘束された体をびくびくと痙攣させる。
先ほど兄に許した時とは比べ物にならぬほど深く、容赦なく、少女の命の水は奪われてゆく。
僅かに動く指先はがりがりと床を引っ掻き、
足の爪先は宙空にぴんと伸ばされる。
……嗚呼、空になる。]
[とりあえず、部屋をひとつひとつ開けて行く作業に切り替えた。
だいたいの部屋には鍵がかかっておらず、抵抗もなく開いた。
だが、同じくだいたいの部屋には酷い物があった。
下級の魔物であったり、見慣れた拷問具であったり]
……?
[だが、その一つに、ちょっと違う物があった]
……これはさっきクロイツさんに貰った……。
[周囲に罠がないかを伺ってから、その小瓶を手に取った。
満腹とはいえないが、「俺」を維持し続ける程度の精力はある。
考えた後、すぐには消費せず持って行くことにした]
エエえ?泣いテる?痛いノ?
お話でキる人?今の?探スから!今!探スから大丈夫だよォ
[泣いてるのは怖くて辛い時だ、とさっき学習した兎、へどもど。
男の消えたあたりの床を手で探った。
手枷についた鎖がジャラジャラ鳴る]
大丈夫だヨ、あっほら、ネ? ココになにカ──
[手探りする指先に、でっぱりを見つける。
即座にぽちっと押した]
― 闇の奥 ―
[失神していたのはそれほど長い時間ではなかったのだろう。
目を覚ましたそこは、真なる闇に包まれた場所だった。
光は無く風の流れも無い。
一応床はあれど、踏み鳴らした音が跳ねかえってくる気配もない。
まるで様子のわからない場所に一人で投げ出され、
暫く途方に暮れた。]
[幸いというべきか、渡された荷物はまだ手に持っていたので、
手探りで服を引っ張り出し広げてみる。
ボンテージ や 眼鏡+三つ揃えのスーツ らしきものもあったが、
無難にシャツとズボンを選んで着替えることにした。
ようやく窮屈かつむやみに涼しい衣服から解放され、
人心地ついたところで探索を再開しようとする。
だがその足を踏み出すことはできなかった。**]
―中庭―
[少女は意識を失った状態で"振り出し"へと戻された。
可憐な花がそこかしこ咲き乱れる中庭の真ん中で、
少女はうつ伏せで眠る。
彼女が人の姿を保っていられたのはそこまで。
花弁が散るように少女の体はほどけてゆき、
ひらり、最後の1枚が地に落ちた時。]
ぴぃ、ぴぃ、ころころ。
[そこには掌に乗るほどの金糸雀が佇み、さえずっているのだった]
[ちかちかさんは、急には襲ってこないようです。
ローレルは少しだけほっとしながらも、でもやっぱり怖くて泣きやめませんでした。
ちかちかさんの手についているのは鎖でしょうか? 見慣れないものはローレルの不安を誘いました。
いやいやをするように目元を拭うと、いなくなってしまった二人の上着が余計に寂しさを増長させたようです。]
流浪人 ジェフロイは、絵本作家 ローレル を投票先に選びました。
イ、いた、やだ
あっ君だめーコレ いたイから離…って、あつイ!
[ひっくり返って背中を床に押し付ければ、逆に腹側へゼリーが回って来て被害が広がる。
銀の鎖だけ溶ければ最高だったけれどそんな奇蹟が起こるわけもなく、
うっかり手を出せば少女にもスライムが絡み付くだろう]
もうヤだココぉ!うぇっ、
[どろどろに溶かされた上着の下、素肌にも赤い斑が広がり、
泣きそうにしゃくりあげた兎の輪郭が、崩れた]
……!
[元々渇きでギリギリだった力が損傷で削られ、
人の形を保てなくなって。
薄緑色のスライムの中で白い小さな兎がちたぱた、ちたぱた]
だめっ! だーめっ!
ちょっとそこの君っ、ちかちかさんから離れてよっ!
[ちかちかさんが制止>>79してくるのにも構わず、ローレルはべしりとスライムを叩きました。]
あぃったぁ……!
[ローレルは思わず飛び退きました。手はじんじんと、火傷したときのように痛みます。でも、ちかちかさんの泣き声みたいな悲鳴を聞いてはじっとしていられませんっ!
えいやっ、とスライムに手桶を投げつけました。
しかし、スライムは全くローレルに取り合おうとはしません。
あれよあれよという間に、ちかちかさんだったものは、
ちいさなうさぎになってしまいました。]
い、今しかないよ……!
[ローレルはかけっこをするときのように、ものすごい勢いでスライムの方へと走りました。
でも、スライムをやっつけるためじゃありません。
うさぎになったちかちかさんを捕まえるためでした。]
ちかちかさんげっとおおぉおお!!!
[ずさー、と勢い余ってスライディング。
スライムを蹴ってターンしたことで新しく足が痛みましたが、そんなことはいいのです!
方向を考える余裕がなくて浴場へ逆戻りしてしまいましたが、それは些末なことというものです。]
……、
[白兎は68%くらいハゲ兎になっている。
そして全体が薄緑なグリーンスライムパック兎になっている]
… …!
[まだビリビリするのか、盛んにもだもだと暴れた]
[ふたりから受け取った上着も、自分の着替えも荷物もその場に置いて、ローレルは浴場へと走ります。ぴくぴくしているちかちかさん(うさぎ)>>82は、手の中で今にも死んでしまいそうだとローレルは思いました。
不如意なローレルの足下には、石鹸などもいくつか転がっていました。]
ひゃわっ!?
わっ、ととっ……あっ、わあぁっ!
[テンションが上がったせいでしょうか、それとも足下が濡れていたせいでしょうか。
ローレルは大いに転んでしまいます。]
あっ、あああっ、……!
[こんなちかちかさんを湯船にぽいするわけにはいきません。ローレルはちかちかさんではなく、自分が水面に叩き付けられるようにとぎゅっと胸に抱き込んで、]
[湯船の中に、二度目のダイブを果たしたのでした。
しばらくの間、スライムの方にある服を取りには行けないことでしょう。
誰かが来たら頼むしかないと、ローレルは熱い湯を全身に浴びながら考えました。
替えの服があるとしたら、せいぜいが カシュクール くらいでした。]
/*
カシュクール! まとも!
温泉とまともな格好に恵まれてる!
戦闘になったらローレルはビギナーズラックで戦うしかないのかなあと悩みます。獣になっても鳩や鴉の予定。
ふふ、随分お疲れのようですね。ジェフロイさん。
……ええ、僕達は"ゲーム"の参加者ですよ。
このお城に居る、大体の方はそうなのではないでしょうか。
[口許へ指を当てつつ、やや思案して答える。
これまで出逢った吸血鬼は、元老を除けば概ね参加者だ。
彼も脱出の手掛かりを掴めていないと聞けば、苦笑を零して]
貴方もですか。
僕も正直、立ち回るので精一杯だったりします。
――お恥ずかしながら。
[緩く帽子のつばを引き下げた]
[癖のような仕草で隠された空色は、
刹那、帽子の下で静かに見開かれることとなる]
…………ッ!
[感じた。否、正確には、消えた。
先程まで辿れていたシルキーの気配に、生じた違和]
失礼、"異常事態"です。
[にこりと二人へ微笑みを向けると、
扉を押し開けて廊下へ飛び出て駆けていく。
最後に彼女を感じることが出来ていた、城の一室まで**]
そういえば、クロイツさんは選択肢を間違ったんじゃなくて、
どんな返答でもあまりい酷いことをする気なかったんだよと開示しとこう。
血を与えて、奪い返すとか、ちょっと面白みがないなと思ってたので。
まあ、想像以上の完璧な戦意失墜返答ではあったけど。
でもそんなに酷いことされたかったら、やれば良かったな。
アルビンはMだけど、中の人はどっちもいけますよ、よ。
あ、
アルカイック使えて良かったな〜と思ってたんだけど、
いや待て、なんで黒アルビンをドS設定しておきながら、使わないと思ってたのか、なかのひと。
出てこいなかのひと。
あ、はい。
― 階段・踊り場 ―
あら……抵抗しないの?
てっきりされるものだと身構えたのだけど……
まあ、しないなら無駄に消耗しなくて有難いわ。
[女の背を床へと押し付ければ、起き上がれぬように腰を落とす。
肩には爪を突き立てたまま、露わになる首元に顔を近づけた。
皮膚の下に流れるそれを思えば、自然と喉が鳴る。
逸る気持ちを抑えながら、ゆっくりと牙を突き立てた]
[同族とはいえ、血は血。
奪われ、消耗した生を補うに足りる、格好の馳走。
苦味と共に拡がる甘露に目を細めながら、少しずつ吸い上げてゆく。
縫い止めるように刺した、爪の力は弱めない。
身を焦がす飢餓が幾らか治まれば、吸い上げるのをやめる。
体を満たす力に追加を強請ろうとする本能を、戻る理性で引き止めた。
牙を抜き、傷より僅かに溢れる雫を、惜しむように舌で拭う。
身体を起こした時、視界に入れた女の顔はどんな表情を浮かべていただろう。
いずれにせよ、申し訳無さそうに眉尻を下げ、苦笑とも取れる笑みを滲ませながら、女の身体を開放した]
……ありがとう、助かったわ。
とてもお腹が空いていたの………
急に襲いかかってごめんなさいね?
[指を伝う雫に唇を這わせながら、先程の凶暴さを納めて告げる。
立ち上がる事が出来ぬようなら、手を差し伸べただろう。
無事に立ち上がるのを確認すれば、両の手を組んで]
感謝のついでに教えるけれど――このゲーム、結構面倒そうよ。
と言っても、トラップや謎解きとは別の意味で、だけれど。
[自分のことをは棚に上げながら、くすくすと小さく笑う。
目の前の女が、既に別の者に襲われたと言うことは知る由もない。
けれど自身が今に至る原因を、忠告するべきだと感じていた]
――――常に気を配りなさい。
元老の戯れに巻き込まれないように。……私のみたいにね。
[暗に先程の暴走はそのせいだと告げ、女の側を抜けるように階下へと歩を進める。
名は問われなければ言わない。
たとえ引き止める声が掛かろうとも、気に駆ける事なく背を向けたまま闇へと消えるか*]
/*
私のみたいにねってなんだ。
………メモに起こしてから気に食わなくて書き直すとコレだ。
ヽ(`Д´)ノプンプン
/*
しかし、リアル事情とはいえリエヴルおまたせしてた。
本当、ごめんなさいね。
メモを書く時間くらい貰えればよかったのだけれど…(´・ω・`)、
異常事態…ですか。
[すでに閉じ込められたことが異常であり、何が起きてもおかしくないのだが]
どうされます?ついていきますか?
[傍らのジェフロイに尋ねる。
彼がどう答えようと、自分は、少し離れて付いていく心算…――*]
/*
なんか嬉しいね。
かつての活気がある感じ。
来るか来ないか分からないとか
なんとか一発言だけして凸回避とか
そういう人続出〜な村が続いてたから
私が寡黙の部類に入るのがとても新鮮だし
懐かしいし
あぁ、まだこんな素敵な場所があったんだ。
と感動中
村建てしてくださってありがとうございます。
結論早いけど、この村に入れてよかった…
>>93
参加資格……
そんなええもんじゃったがか?
おいには到底そう思えんけんど。
[ちょっと疑わしい目になってしまった。
自分と似たり寄ったりの酷い目に遭ってるらしい(彼らの方がもっと波瀾万丈だったが)のを考えると、参加できるのを待ち遠しく感じるようなそんな楽しいゲームとは思えないのだが。
とかやってる間に、新たに知り合ったジャンとかいう男が『緊急事態』と言って突然駆け出して行った。>>87
呆気に取られて後ろ姿を見送って]
……ほじゃのう。
後を追ってみようかい。
大変なことが起きちゅうかも知れんけえ。
[クロイツに尋ねられ>>94、取り敢えず頷いた。*]
― 浴場 ―
[ばっしゃああああん。]
……!
[溜められた湯に全身が浸かる。
熱に弱いのか、まとわりついていたスライムが薄くなり消えて行った]
…
[兎の動きが弱くなる。
女の子の胸の谷間に抱き込まれたまま静かになって深紅の目を閉じた]
[丸みのあるふくらみへ、ふに、と鼻先を押し付ける。
柔らかい弾力をくいくい押してぬくもりにくっついた]
…
[スライムに溶かされた諸々はゆっくり治っていくが、消耗自体が戻るわけではなく。
一方で、兎の体には細い銀鎖が巻かれている。
直ぐに焼け爛れるわけではないようだったけど、そのうち滑らかな女の子の肌にもアレルギーのような赤みが浮いて来て。
身じろぎで気付いたか、自分で眼を開けたか、白兎は湯船の中で胸を離れる]
…ぷ、ぷ
[うさぎかきをする元気はないのか、沈みかけるのを手に掴まって、
瞼を開けたり閉じたり]
…
[ローズマリーと違って薔薇の匂いはしない。
薔薇の匂いがしなくても、温泉に混じって美味しそうな良い匂いがずっとしていた。
両の前肢で指を握り、その先をはぷっと口に咥えた。
牙立てようと顎の力を入れる前に、伺うように女の子の顔を見上げる]
…?
[齧るけど、いい?]
/*
セルウィンの情緒不安定設定ってなにやれば治るの?
永久効果なの?
会話イベントでどうにかできる気がしない
/*
兎もたいがい人の話聞かないし頭ぷーで酷いけど。ベタ狙いだお!
そしてテオおじたんがプロメモで好きにしていいって言ったからだお!
/*
あ、投票も護衛も自由にって書いてあったので、投票はランダムセットしていく心積りです。
護衛はデフォルトに身を任せます。
青銀 エレオノーレは、ランダム を投票先に選びました。
ところで、
首にチュッてされただけのクロイツさんから、パパの匂い嗅ぎとるとか、俺どんだけえ鼻効くねんて話ですね。
そして、
そうするとウサギさんからはどれだけ感知しちゃうんだろう。
だが、ウサギさんを吸ったのはパパじゃない可能性が微粒子(ry
いや、逆に考えるんだ。
クロイツさんは俺が感知出来るように、パパがワザとしてたのかもしれないよ?
— 地下迷宮・玄室の一つ —
[軽い羽音が二度、響く。入室を告げる前触れ]
贄殿
[応答を待って、玄室に紅が降りた。
豪奢なソファに身を預けた聖餐の贄へ深く膝を折り、首を垂れる]
お目覚めの気と察し、参じましたが
侍らせて頂いても構いませぬか?
[ゆるゆると瞬いて、背に羽撃きを起こす。
羽毛が舞えば紅の紗が玄室を覆った*]
……ユーリエ
[薄く隠す帳の中、
梟は纏う薄皮を一枚剥いだように、活き活きと色付いた微笑を浮かべた]
急にたくさんのひとが来て、疲れてしまってない?
[ソファの足元へ寄り座って手摺に肩を預け、
ひどく馴れた猛禽の見せる親密さでくるくると喉を鳴らした。
年古りて表舞台から退いた魔物へ、元老とはいえ遥かに若い梟は儀礼の柵を踏み倒した懐きを見せる]
今回は、血族の縁ある者を呼んだだろう?
もし気が乗るようなら、ユーリエも上へ行って遊べれば嬉しい…と思ってるんだけど
しんどかったら私達の體血ならばいつでもあげる
…霊体でないユーリエに触りたいな
[年月の大半を非実体で過ごす贄を見つめて指を伸ばし、少女の青白い頬のあたり。花に遊ぶ蝶のようにひらり揺らした*]
―廊下―
[全速で駆けるが、彼女の気配は薄れていく。霞んでいく――]
―――――…ッ。
[するりと男の姿は黄金色の狐へ変じ、更に速度を増した。
別れた二人がどうしたかを気にする余裕はなかったが、
床には爪傷が残り、男の痕跡を辿るのは容易であろう。
――何故、自分が此処まで必死になっているのか。
元来、人当たりは良くとも、薄情であると自負している。
面倒事は苦手なのだ。苦悩より享楽に逃げた方が楽で良い。
辛い想いはもうしたくない。 したくはない。
ならば、何故]
…………。
[部屋の前へ辿り着くと同時、人の姿へ戻り着地する。
やはり既に少女の血は感じない。それでも何か手がかりは、と、そのまま部屋へ押し入った]
―城の一室(客間)―
[部屋に入った瞬間、ぞくりと全身に寒気が走った。
――罠がある。此の部屋は不味い。一刻も早く出るべきだ。
尖らした神経が脳へ警告を送るが、振り払い視線を滑らせる]
…………窓?
[繊細な細工で彩られた窓から、月明かりが差し込んでいる。
古城は宴の為、霧に包まれていた筈だが…。
その仄かな優しい光の方へ、一歩ずつ足を進めていく。
そして窓ガラスに手を触れて、見下ろす先に映ったのは]
―美しい花畑の中で、唄う金糸雀―
[そして次の瞬間、視界は反転する。
これは幻術の類だ。現実ではない。逃げるべきだ。
思考は冷静な判断を下すのに、
身体は縫い付けられたようにその場から動けない――]
―彼が見た幻覚、或いは過去の現実―
[それは穏やかな夜でした。
深い漆黒の空に白月の映える、心地良い夜でした。
僕はこっそりと御屋敷を抜け出して、
花屋でニッコウキスゲの種を買いました。
花を咲かせるまでには何年もかかるでしょうが、
ゆっくり育てて行けば良いでしょう。
お嬢様は、喜んでくれるでしょうか。
御屋敷の外で花を見たいのが本音だとは分かっていましたが、
まずは今出来ることをしようと思ったのでした。
御屋敷に帰ると、不自然な静けさに違和感を覚えました。
いつもなら未だメアリーが、
慌ただしく明日の支度をしている時間です。
心配になって廊下を歩いていると、普段は施錠され、
使われることのない扉が薄く開いていることに気づきました。
そして僕は]
[心的外傷なんて大層な物じゃないんです。
ただ、心臓が潰されそうな程に締め付けられるだけ。
ただ、呼吸をしようとしても酸素が取り込めず喘ぐだけ。
ただ、全身を伝う冷汗に脳が焼けるように麻痺するだけ。
ただ、止まらぬ震えに煽られた恐怖が心を喰らい尽くすだけ。
でも大丈夫です。
何があったのか、覚えてなんていませんから]
―城の一室(客間)―
[状況を全て理解していながら、身体は一切の挙動を拒絶した]
―――――――…ぐっ。
[まず背後から心臓を一突き、壁より飛び出した茨に貫かれる。
赤い血の雨を降らせながら、見開かれた空色。ふわり、人形のように男の身体は突き上げられる。
腕を、肩を、体幹を、足を、四方より茨は突き刺すが、
男は抵抗も、身じろぎ一つできずに。
虚ろな瞳は見開かれたまま、何処にもない空を映している。
やがてゆっくりと、その身は床へ降ろされる。茨は霧のように溶けて消え去り、後には血溜まりの中に横たわる男だけが残された。
感覚など麻痺してしまったようなのに、
傷を負っていない筈の眼の奥だけが気が狂う程に痛い。
痛みを胸に刻みながら、男は静かに、眼を閉じた*]
流血トラップをどの元老さんが仕掛けたのかと思うと、それもまた妄想滾りますね。
どの方の趣味でもないものは、下僕に適当にやらせたんでしょう。
― 階段・踊り場 ―
[揶揄するごとき笑みと言葉にも反駁することはしなかった。
騎乗位をとる
右肩に楔めいて打ち込まれた爪の存在が熱い。
すでにはだけられていた胸元はそれ以上の饗応を必要とはせず、襲撃者が上体を傾ければ、白く弾力ある乳房が、襲撃者のやや小振りなそれと触れ合って柔軟にひしゃげた。
首元におりてくる牙の冴えた感触。
閉じないままの双眸に青白い光を過らせる。]
[全身が沈んでいたのは、ほんのわずかな時間のことでした。]
ひゃんっ、
[胸に抱き込んだうさぎのちかちかさんが、身じろぎした感触がしました。くすぐったいのですが、ちかちかさんも怖い目に遭って不安なのでしょう。
ローレルはそう思って、優しく抱き締めました。]
――――ぃ、っ……!?
[しかしどうしたのでしょうか、ちかちかさんを抱いているとじりじりと肌が焼かれるように痛みました。スライムのときよりもひどく痛む気がして、思わずローレルはちかちかさんを手放しそうになりました。
その前に離れたちかちかさんが、沈まないかとローレルは手を差し伸べます。]
[血を啜られる音。
それは自分の経験と容易に擦り合わさって喉が渇く。
襲撃者が時折、身じろぐのは肉を噛み裂きたい衝動をこらえてのものか。
しなやかな肌の緊張と零れた血の香りが言葉にならない睦言めいて感じられた。
早く終われと念じるうちに、襲撃者は牙を抜き、傷痕を舌で舐めとる。
母狼が仔狼にしてやるような振る舞い。]
[ぷかぷか浮いていると、さっきのできごとが嘘のように思えてきました。]
そうです、ゲームに乗る人なんてきっといないんです。
そんなことをしても、得をする人なんていないはずですから。
[ローレルは改めてそう思いました。
着衣のままお湯に浮いているのは変な感じがしましたが、リラックスできたようでした。]
これであとは、おじさんと合流して――――、?
[考えを口にしようとしたとき、指になにか別の感触を得たのをローレルは感じ取りました。
うさぎのちかちかさんが、ローレルの指をくわえているようです。]
[略奪を済ませた襲撃者は、様相を一変させていた。
しおらしく謝罪の言葉を口にし、支えの手さえ伸ばしてくれる。]
今さら、だな。
[飢えに駆られてやむなく、というのは事実なのだろうが、応答は恬淡としたものになった。
無抵抗でいたものの、人助けだとか、そんな意識はない。
むしろ記憶に残さずにおいてくれと思う。
だが、吸血の官能に背を向け、強いて不感症であろうとふるまうリエヴルも、感謝のついでにと与えられた情報と警告は無下にすることなく受け取った。]
/*
[村に入ったとき、まさか自分が温泉担当およびぱふぱふ担当になるとは思いもしなかったのでした。]
いつかバトルをできるようになってみたい私です。
金属アレルギーはひどくはないのですが、お城に来たら諸々(回復能力・運動能力・アレルギーなど)が強化された感じで。
[黒幕を指摘されたことで、テオドールのことを思い出す。
この城内で実物を見ている。証拠として充分すぎるほどだった。]
なるほど、「面結構倒」 か。
[襲撃者が下へ向かうのを引き留めることはしない。
そちらには、また
城から消えたのか、あるいは自分の探知能力が歪められているのか。
元老が介在しているならば、どちらも同じくらいあり得ると思った。]
あっ、ちかちかさんたんまっ!
だーめっ、噛み癖をつけちゃいけないんだよ!
[噛み付かれる前に、ローレルは声を上げました。
さっき、おじさんが襲われた相手も猫でした。このままにしていたら、ちかちかさんもあんな風にいきなり人を襲う人になってしまいます。いいえ、人を襲う吸血鬼になってしまいます。それだけはいけないとローレルは思います。]
トマトを食べたりだとか、美味しいもの食べるとか、蔦に頼んでなにか持ってきてもらうとか、色々とやれることはあるはずだよ。
[めっ。
ローレルはちかちかさんをたしなめました。]
[首と肩の傷が塞がるのを待つのも兼ねて、しばし壁にもたれているうちに、胸の腫れがひいた。
薬液の効果時間が過ぎたか、血とともに有効性分が吸われたか──おそらくは前者だと思うが、後者であっても責任はとらぬ。]
この先、武器が必要になる事態も想定しなければな。
[二度の襲撃を経て、いっそうの護身の必要を感じた。
投獄前に愛用していた、かつトレードマークでもあった
代用品でもこの際、入手しておきたいと、昂然と顔をあげれば、正面の壁に先程までなかった扉が出現している。]
[部屋に押し入ろうとした時に、流れてきた空気に凍りつく。
寒くて固まったわけではなく、吸血蔦が血を求めて貪ろうと罠を張っている時の独特の空気。]
(この中に、入ったら………)
[なかに入るのを躊躇していると、蔦が暴れる時のズルっという音がして…――]
──…、
[これもまた元老の仕掛けだというなら、回避しても無駄だろう。
より酷い形で再び供されるのはわかりきっている。
リエヴルはドアノブに手を伸ばし、ガチャガチャと
あっそういえば、
ローズさんとは遊んでみたかったな。
これ言うと、俺がローズさん投票してないの透けるから言えなかったけど。
面白いひとだと思ってました。
― 廊下 ―
[脱出のヒントになりそうなものは、結局見つけられなかった。
……情報を整理してみよう。
アルビンは廊下の壁にもたれかかり、少しでも体力を温存しながら考える。
もしも、血親がただ見物してるだけではなく、この試練に一枚噛んでいるならば、無闇に動き回っただけで解決出来る訳がない]
[少女はヒトが好きでした。
殆どは写真で見たり聞きかじったりしただけの実のない知識でしたが、少女の心はいつでも外の世界への憧れできらきらと輝いていたものでした。
市場というものに行ってみたいわ。
美味しそうな果物をコインで買って、恰幅のよいおばさんにひとつおまけしてもらいましょう。
海というものを見てみたいわ。
陽の光に反射する広い海で、小さな子供達がきゃあきゃあとお水をかけあってはしゃいでいるのでしょうね。
お姉ちゃんも一緒に遊ぼう、って誘われたりしてね。
学校というのも興味深いわ。
じいやみたいな先生のお話を、沢山の友達と聞くのだわ。たまに退屈で寝てしまうかもしれないわね。]
[……血親がここに居る。
もしかしたらアルビンを見ているかもしれない。今にも、首筋に吐息がかかり、あの低い声で名を呼ばれるかもしれない。
そう思うだけで、鳥肌が立ち、指が細かく震える]
[ベルトだらけの服ごしに、自分の腕をさすった。
こんな恐怖反応が、演技で出来るはずがない。
「俺」は、「私」が見ている夢なんかじゃない。
深く呼吸して気持ちを落ち着けた]
― 鍛錬場 ―
[扉の先に広がっていた空間は、武術の稽古に使うとおぼしき鍛錬場と思われた。
その中央には、紅の刀身をもつ長剣が垂直に浮かんでいる。
あまりにお誂え向き──それはまるで、リエヴルの言葉を聞いていたかのような展開だった。
と、操り手の見えない長剣の切っ先が流れるように動き、リエヴルに向けられる。]
ほう──、
[唇を洩れた声は驚愕ではなく、愉悦を含んだものだった。]
[しかし、異形となった少女はある時気付いてしまうのです。
『お父様』が何処からか攫ってきたらしいヒトと二人きりの暗い小部屋。怯えているそのヒトに外の世界のお話を聞かせてもらって、お礼を言って。
――そうして、喰らった。その時に。
私はもうとっくにヒトではないのね。
ヒトのことは大好き。その気持ちに嘘はないけれど。
これは、酪農家が飼っている牛を可愛いと思うのと同じ感情なのね。
何処まで行っても、被食者と捕食者でしかないのだわ。]
―現在―
[今思えばその時だったのだろう。己がどうしようもなく異形であることを本当の意味で受け入れたのは。
だから少女は、いや、一羽の金糸雀は、仔牛を求めて彷徨う。
くるくると喉を鳴らせば、美しいさえずりがあたりの空気を震わせた。]
ぴぃ、
[震える指を、ぐっと握り込んで、今はそこから意識を引き剥がす]
[普通に考えていてはだめだ。
脱出ルートは、普通じゃない場所にあるはずだ。
誰もそれが出口だなんて思わないような場所。
目に入っては居ても、無関係だと見過ごしてしまうようなもの]
城の……中心かもしれない。
[脱出しようと思えば、普通は外周を調べる。
だからその逆。
中心に何かヒントがあるかも。
そう結論し、歩き始めた。
……脱出ルートなんて最初から存在しない出来レースかもしれない。そんな危惧も、今は仕舞っておいた]
―温泉―
[そうして本能の赴くままに飛んでたどり着くのは、浴室。脱衣所でうねうねと暴れるスライムには目もくれず、すいすいとその攻撃を避けて温泉の中へと。
湯船に浸かる女性と兎を見つければ金糸雀は]
ぴぃ、
[こんにちは、こんにちは。
一声啼いてご挨拶。可愛らしく湯船の縁に止まって首を傾げる。]
ころころ、
[ねえ、あなたは食べてもいい人間?
喉を鳴らして、女性の肩口にとまった。]
ローレルが兎とか金糸雀とかに狙われ囲まれてて、まじ絵本w
そしていつまでも風呂w
風呂人気スポットだなあww ありがとうw
/*
お嬢様が可愛くて癒されます。
そして薔薇の小瓶を頂いてしまいました。
基本的に、他の方のご厚意のみで、
生き延びている気がするジャンです。
どうしようもねえなこいつ!
親切を無下にしたくはないが、お嬢様用にとっておきたい。
whoランダム振って考えましょうか…。
黒猫 クロイツは、兎 ツェーザル を投票先に選びました。
黒猫 クロイツは、碧眼 シルキー を能力(襲う)の対象に選びました。
黒猫 クロイツは、夜盲 ジャン を投票先に選びました。
― 闇の奥 ―
[先ほどまで、ほんの一瞬前まで何もなかった背後に
圧倒的な気配が生まれていた。
振り向こうとするより早く言葉が耳を通り抜け、
胸の中心で熱が弾ける。
罪の刻印から茨が噴き出すように姿を現した。
手足を絡めとりながら茨は太く長く蔓を伸ばし、
床に根を下ろして、捕えた身体を持ち上げる。]
/*
いや、回復入れた上で、
無理やり自分の血を呑ませる方が確実だな。
被害も一番少ない。
その後のことは、おいておくとして。
[刻印の茨によって体は宙に浮かされた。
磔のように固定され、振り返ることも難しい。
身じろげば、鋭い棘が容赦なく肌を突き破った。
背後から声が掛けられ、背に手が触れる。
牙が食い込んできた瞬間には、呻きが零れた。
上げそうになる声を、必死に噛み殺す。
『あなたが望んだことよ?』
『だってあなた、そう言ったでしょう?』
血に濡れた顔が脳裏で囁く。
自分の罪が。
言葉を捨てると誓った相手が。]
[吸われていく陶酔。強いものに圧し拉がれる被虐。
反発と拒絶と同じくらい惹かれゆく自分を感じ、
その自分にまた嫌悪する。
力が欲しかった。
血の親の暴虐を跳ね返す力が。
友を守れるほどの力が。
でも、あなたを殺して得る力など、欲しくなかった。
失血と共に意識は混濁し、もがく手足から力が抜けていく。
牙が離れるころには、ぐったりと項垂れていた。*]
― 書斎 ―
[目を覚ましたのは、乾いた紙の匂いのする場所だった。
ここが何処かを認識するより先に、視界が赤く染まる。
赤いのは周囲ではない。
心が、思考が、赤に塗りつぶされていく。]
グ ル ルゥ …
[喉の奥から漏れたのは、獣の唸りだった。]
[体を持ち上げた腕が太さを増していく。
肩や背中が盛り上がり、黒い剛毛で覆われていく。
短く伸びた鼻づらの下、唸り声を上げる口からは
異常に伸びた円錐形の牙が突き出していた。
本来の体躯の二倍ほどに膨れ上がった黒い羆は、
周囲の壁がびりびりと震えるほどの咆哮を上げ、
血を求めて、廊下へ飛び出した。
羆を導くのは、<<夜盲 ジャン>>が残した匂い。]
[体を持ち上げた腕が太さを増していく。
肩や背中が盛り上がり、黒い剛毛で覆われていく。
短く伸びた鼻づらの下、唸り声を上げる口からは
異常に伸びた円錐形の牙が突き出していた。
本来の体躯の二倍ほどに膨れ上がった黒い羆は、
周囲の壁がびりびりと震えるほどの咆哮を上げ、
血を求めて、廊下へ飛び出した。
羆を導くのは、<<流浪人 ジェフロイ>>が残した匂い。]
[魔剣の動きは果敢にして優美だった。
閃く刃と添うように体を入れ替え、受け流し、手中に収めんと試みる。
それもまた舞踏にも似たステップだった。]
― 浴槽 ―
[だーめ、という声を兎の耳は聞く。
今まさに指の腹に孔を開けようとしていた牙が止まった]
……?
[トマトとかおいしいもの。おいしいものはヒトか吸血鬼だ。
ヒトは見かけない。この子がおいしそう]
………ぷ
[めっ、と嗜められながらも、前肢で抱えた女の子から離れ難く、咥えた指先を吸った。
舌を絡めて無心にちゅうちゅう吸啜したところで、指は哺乳瓶ではないので血は出て来ません]
― 客間に続く廊下 ―
[嗅いだことのない匂いではあったが、迷わなかった。
階段を駆け上がり廊下を駆け抜け、
重い足音を立てながら疾駆する。
目指す場所に近づけば、血の匂いが風に混ざり、
狂乱の獣をますます駆り立てた。]
グァア!
[吼え猛りながら、扉へと突進する。**]
[兎は、女の子の肩にとまった小鳥に襲いかかることにした。
距離を測って、跳躍して、首を落とす。
明快な計画に基づいて、
とうっ]
[ばしゃん]
[地面のないところでジャンプするとどうなるか?
沈んだ]
[紅の刃が翻り、リエヴルは首を逸らして致命の一撃を躱す。
その指先は魔剣を撫でるように触れ、また離れた。
身体を密着させるダンスのごとく、両者の鬩ぎあいはさらに速度と喜悦と際どさをしてゆく。]
……!? …
[がぼがぼ。
水中を掻く前肢は鎖で縛られていて、
さらに悪いことにトラップが発動する。
この温泉は源泉掛け流しではなく、循環濾過式──]
──!…! !
[浴槽の底に空いた排水溝が周囲に渦を作りながらズボボボと音を立てた。
小さくて軽い兎はもがもがしながら、驚きの吸引力に引っ張られて行く*]
― 地下迷宮 ―
[鴉と青の狼が邂逅するその場所へ、闇を伝って一匹の蛇が這寄る。
手の届かぬあたりで鎌首を持ち上げて、赤い舌をちろと出した。]
ずいぶん可愛らしい声が聞こえてきたから来てしまったよ。
ああ、鴉殿。これからまたお楽しみかな?
[穏やかな声で告げて、青狼を眺め、
乱鴉の君に親しげな礼節を示す。]
[魔剣とリエヴルの技量は互角。
いつまでも勝負のつく気配は見えなかった。]
あはははは!
おれに組み伏せられる相手ではないな。
ならば──真っ向、口説こう。
おまえを支配するとは言わぬ。
おまえが望むだけの間、この手に抱かせてくれ。
[胸に掌を置き、武人らしく率直な礼を示す。]
彼の方が素直なようだから、彼と遊んでこようか。
君が嫌と言うのだから仕方ない。
[ゆらりゆらりと蛇の尾が揺れた。**]
―城の一室(客間)―
[薄く瞳は開かれる。朧に映る天井。
酷く身体が怠いのは、失血の為だけではないだろう。
ただ、背に触れる寝台の温もりは優しく、
誰かが運んでくれたのだろうと言うことを知る]
――――…。
[もう何度目の空腹か。
人間を攫うのは不得手ではなかった。
だからこの城にやって来る迄、
極限状態などそう何度も経験していた訳ではない。
正気と狂気を繰り返し、自分の存在が朧になる。
僕はいつまで僕でいられるのだろう。
嗚呼、 の血を、 の血を求めなくては―――!
ゆっくりと起き上がり、置かれていた帽子へと腕を伸ばし]
[昏く染まりかけていた思考は、置き土産>>119に遮られる]
クロイツ―――…?
[此処に来る前、見せて貰った小瓶を思い出す。
メモの繊細な文字も、彼の筆跡だと思えば酷く納得がいった。
追いかけて来て、くれたのだろう。
そして自分を寝台まで運んでくれて――。
そんなことをしても、彼には何の得にもならない筈なのに。
自分は気絶していたのだから、
あのまま血を奪われていたって文句は言えないところだ。
だって、これは"ゲーム"なのだから]
…ありがとう。 この恩は、必ず。
[望むこと成す為には、己が正気でなければいけない。
男は素直に友人へ感謝し、その小瓶の中身を口にした*]
……?!
[ズンズンと重量級の何かが通り過ぎる音がする。
鉄球でも転がっていると言うのだろうか。
恐る恐る、音が収まった廊下を覗いたが、
何かはすでに去った後のようだった]
何かがある、ということはこちらで間違いないのかな。
[城の規模までははっきり分からないが、大分歩いたと思う。
そろそろ中心くらいだと思うのだが。
見回すと招くように半開きの扉があった。
周囲を警戒してから開ければ……]
うわああ!!
[鋼の思惑は未知数なれど、魔剣は抜き身のまま、リエヴルの腰に寄り添った。
傍目には剣を下げているように見えるかもしれないが、実際には浮いている。]
喜びを共に。
[歩き出そうとしたところに鈴を振るような音がして振り向けば、クッションを敷いた鳥籠の中に美麗な小瓶が置かれていた。
鳥籠の格子は開いており、取れと言うがごときである。]
― 書斎 ―
[一眼見るなり警戒心を投げ捨てて、
歓声をあげながら部屋に駆け込む]
本が!
こんなに本が!!
[味わうように背表紙に指を這わせ、そのタイトルに視線を走らせていく。
古今東西の貴重な本や資料、すでに失われたと言われている原本など、読みたいものを抜き出したら山になりそうだ]
[トラップならば、もっと選択の余地なく飲まされるだろう。
元老たちは強引だが、貴族趣味であることも多い。
これは、贈り物と見た。
魔剣の姿なき操り手からかもしれないと想像する。]
Para Bellum,
[すなわち「戦いに備えん」を乾杯の祝辞として瓶の中身を呷る。
濃密な薔薇の香りが滴り、身体に活力を蘇らせた。**]
[一冊だけ、一冊だけなら……と思って、指先に力を入れかけるが、
どう考えても一冊で終わる気がしなくて堪える。
読み始めたが最後、試練が終わるまで、座り込んで片端から読みまくってしまうだろう。
この部屋はアルビンを捕らえるトラップか何かなのか]
……。
[でもやっぱり、聖書はないな、と微苦笑した。
内容は完全に諳んじて言えるから、読みたい訳ではないけれど]
/*
・しまったメモに全裸って書いちゃった……まだ脱いでなかった。脱ぐ気満々COしたみたいになってる!
・あちこちで動物大発生してるこのお城。おじさん(森のくまさん状態)と遭遇しなくて良かったとほっとしています。襲われたら泣いてた。
・ちかちかさんを最初、「トマトを食べれば元気になるよ!」って言ってトマト缶を探す旅に連れ出そうと考えたりもしました。
……全く同じ装丁で同じ副題を持ってるけど、年代と作者が違う。
これだけの蔵書を揃えた人が、それを知らないとは思えないけど……。
[呟くと同時、後ろでガタンと音がした。
素早く振り向くと、ただの壁にしか見えなかった場所に物入れのような空洞が出来ていた。
近づいてみると、紫の繻子が敷かれ、中央にくぼみがある。
すでに誰かが何かを持ち去った後か。
それとも、何かを探してきて、ここに置けということか]
そんなに大きいものじゃない……持ち運べそうだ。
でもある程度重みがあって……そして貴重な物みたいだ。
[これだけ血を流せば、標的になることは不自然ではない。
狙われているなら、下手に今部屋から出るのは危険だろう。
しかし相手の正体は何だ。
扉側の壁に背を付け、今度こそ聴覚を研ぎ澄ます。
猛獣、それも、かなり大きい。足音は重い。狼の類ではない。
猛るのは隠れる気がない証拠。
我を失っている、または、力に絶対的な自信がある。
男は白いシーツを手に取ると、扉脇で息を潜めて構える。
そして黒熊が扉へ突進してきた>>135その瞬間]
―――――ッ。
[狐火で着火したその白い布を、
獣へ向かって被せるように投げる。
攻撃目的と言うよりは、唯の時間稼ぎの目暗ましであるが。
そして同時に、襲撃者の正体を瞳に焼き付けることとなる]
[さて、この男は困ったとき、
表情を隠すために敢えて笑顔を浮かべる癖がある。
此度もその例に漏れず、彼はにこりと笑顔を浮かべて思った]
( 絶対無理。勝てない。 )
[何故熊が此処にいる。
いや、あれはおそらく吸血鬼の獣化だ。
そして確かなことは、
友好的態度は望めそうもないことだけだ*]
[それらの特徴を持つ物を今までに見たかどうか、考えてみる。
真っ先にバラのエッセンスを思いついた。
それなら、複数個用意されている理由も分かる。
早速試そうかと思ったが]
……他の人と一緒に試したほうがいいかもしれないな。
[ミスった場合にアルビンが消えたりしたら、それではダメなのだという有益な情報もまた消えてしまう。
また、正解でも時間制限があるならば、呼びに行っている間に終わってしまうかもしれない]
/*
何で僕はいつも流血の中に居るんだ…。
いえ、愉しいですし、お相手様には感謝しかありませんが!
まったり探索パートとか、
のんびり露天風呂パートとか、
あっても良いんですよ、ら神様!
しかしローレルちゃん周辺を見る限り、
純粋にキャラクターの問題のような気もしますね。
僕も今からゆるふわ癒し系路線に転向すれば、
平和な時間が遅れるようになるでしょうか…。
[もしかして:手遅れ]
/*
アルビンさんの探索パートが本当に素晴らしい。
僕は生きるだけで精一杯な毎日しか送っていない。
どうしてだ…。
どうしてこの差が生まれたのだ…。
そしてカードを引くのが怖い。
きっとおそらくたぶん負けるに違いない。
だって、僕だもの。
その場合の動き方が非常に厄介ではある。むむう。
― 廊下 ―
[歩きながら考える。あのまま弱ったジャンを襲うことだってできたはず。
でもそれをしなかったのは…――]
(人が多いほうが、狙われる確立が下がるかもしれない)
[おそらく気まぐれで参加者を襲うのだから、いつでも誰かを襲うわけではないだろうが、ターゲットは多いほうがいいだろうという打算。
さらに、アルビンの反応から、アルビンはテオドールの血子であろう。
他の元老吸血鬼たちの血子もいるだろう。
無碍に扱って最終的にしっぺ返しを喰らうのも癪である。]
[ともかくだ。
中心が怪しいという予想は当たった。
まだはっきりしないが、書斎には何かあるらしい。
一歩前進できたと思おう]
[誰かに見られている気がして、またも腕をさすった。
……きっと被害妄想だ。
たぶん]
[叱ったところ、ちかちかさんは動きを止めてくれました。
話せば分かる!
ローレルは危険な視線>>134にも気付かず、内心でガッツポーズを取りました。]
ちょっ、くすぐったいよ……
[会心の笑みを浮かべることに忙しくて気付きませんでしたが、ローレルの指はちゅうちゅうと吸われていました。
どうやって止めようかローレルが思案し始めたとき、愛らしい鳥の鳴き声>>125が耳に入ります。鳥が、今にも肩にとまろうとしてきていました。]
どうしてこんなところに鳥さんが?
そう思いましたが、猫もいればうさぎもいます。
ローレルは、ここでは色々な動物に会えるのだろうと思いました。
[綺麗な鳴き声にうっとりとしかけたとき、その言葉はローレルの耳に飛び込んできました。
「食べてもいい人間」?
肩にとまった鳥が、急におぞましいものに思えてローレルは固まります。
何と答えたものかと悩み始めたとき、うさぎのちかちかさんがにわかに動きました。ローレルの手元を蹴って、ジャンプしたのです!]
あっ、ちかちかさんっ!
[しかしジャンプ力が足りなかったのか、計算を誤ったものか、ちかちかさんは湯船に沈んでしまいました。排水溝からはどえらい渦が巻き起こっています。]
ちょっ、ちょっとだけ、待って!
私、食べられたくないけど……それより、このままちかちかさんを放ってはおけないよっ!
[肩の鳥さんに制するように手を挙げて、ローレルは姿勢を低くしました。
排水溝近くへと手を伸ばしましたが、果たして間に合うのでしょうか?]
/*
ほほぉわくわく動物ランドって92年までやってたのね。
小学生時代から高校時代までかぁそうかぁ
年がバレる事を言ってみるテスト(笑)
― 階段 ―
………さて、何処を目指しましょうか。
門はおそらく無意味でしょう。
向かっても構わないけれど、徒労に終わる様が見えるわ。
[気配を探りながら、一段一段、しかと踏みしめ進む。
階下へ辿り着く様子は未だにない。
随分と時間が経ったように思えるが、その実、幾らも経っていないのかもしれない。
時間の流れを曖昧にする城の中で、正確に読み取れる者がいるとすれば、元老の者くらいか]
[石造りの壁を観察しながらも、視界の端に留めるのは襲撃の痕。
既に乾いてこびり付く名残を、口に含み、唾液と熱で融かす。
癒え切れぬ渇きを紛らわすように。
気配と共に刻まれた甘露を、僅かでも長く堪能するように。
舌先で緩く溶かしながら歩を進めれば、階段の様相は螺旋を描き始めた]
全く、居場所が特定できなくなる仕掛けが多いこと。
とは言え城の全てを把握する程、探索できてはいないけれど……
何処まで続くのかしら?
[人差し指に貼り付く名残が形もなくなる頃、螺旋に僅かな変化を感じる。
さて、螺旋は終わりを見せるのか―――――
奇数:廊下へ 偶数:扉の前へ
[おや。
兎が妙な挙動をして自爆し、それを女性が助け出す一部始終を不思議そうに見守りながら金糸雀は思案する。
どうも私の言葉が通じているらしいと。
これは僥倖。
鳥の言葉が通じるなら少なくとも"ヒト"ではないのだろう。ならちょっとやそっとじゃ壊れてしまわない筈。
金糸雀は歌いながら小鳥の言葉で喋りかけた。]
ぴるぴる、ぴぃ、ぴぃ。
[おねがい、おねがい。
しぬほどお腹がすいているの。]
くるくる、ぴぃぴぃ。
[たすけて、たすけて。
たべつくしたりはしないから。
懇願するように歌って、女性の首もとへと頬ずりをする。]
普通のカナリアは、いいなとは思いつつも飼いたいとは思わなかったんだけど。
鳴きローラーの声を初めて聞いた時は震えが来た。
猫居るから無理だけど、いつかは飼ってみたいね。
[タクマの捕らえられた映像を見れば、顔色を変える]
…や、やめて。
タクマを吸血するなら僕を…いくらでも…
お願いします…!
[蛇の前で膝まつき、懇願した]**
[そのときです。
肩にとまった鳥さんがぴぃぴぃと鳴き始めたのは。
ただの鳥の鳴き声のようでしたが、ようく耳を澄ませるとその意味は伝わってきました。]
鳥さんも、血を吸いたそうにしています。
ただし、あの猫の人みたいに無闇に襲うという風には、ローレルの目には見えませんでした。
しかし、どうやって鳥さんが血を吸うのでしょうか?
うさぎのちかちかさんは囓ると言っていましたが、鳥はつつくのでしょうか。
[ローレルはしばらくの間、首を傾げながら考えていました。]
助けてあげたいのはやまやまだけど、血をあげるのって何だか怖そうだし……食べ物でどうにかならないのかな?
[何と言っても、ローレルは吸血鬼に血を吸われた経験がないのです。
誰にだって、血を提供することには気が進みませんでした。]
ぴぃ、
[金糸雀は、ハチドリのようにストロー状になった嘴で軽く女性の首元をつつく。飢えに乾いた金糸雀には、その白い首筋がさながらフルコースのように見えた。
どうやら、もうあまり我慢が保ちそうにない。
ヒトの形を取っている時よりもずっとずっと非力になってしまった鳥の体では力ずくで血を奪うのは難しい。だから「媚びて」油断を誘わなければならないのだが、――]
ぴぃ、ぴぃ
[その間にも食事を求める本能は五月蝿く悲鳴を上げ続ける。
(無防備に肩に乗せるなんて、不用心な子。)
(今なら首筋は目と鼻の先。きっと、間に合う。)
だから金糸雀は、女性の質問>>164には答えずに。
その針のような嘴を首元に突き刺そうとした。]
ところで、リエヴルさんとバトりたい。
でも、黒アルビンは鞭を使う予定なんだけど、
剣VS鞭ってどうやるのかな@w@
一応聖職者崩れなので、刃のついた武器はあうとです。
かといって体力的に鈍器も難しいので、拷問用具でもある鞭が妥当かなって。
キャットオブナインテールとかどうだろう。
……でもぐぐってみたら、殺さないで苦痛を与えるための拷問具であって、殺傷力は低いらしい。
むむ。吸血鬼パワーでもどうにもならないかしら。
ふむふむ。
猫の尻尾の先に石などをつけたら、外傷性ショックで死に至ることもあるらしい。
優雅に宝石でも付けようかしら。
パパの杖にも宝石埋まってたし、いいかもしれない。
←ちなみにこれは普通の猫じゃらし
― 書斎 ―
[ひとまず当初の目的地──書斎へ戻ろうと思った。
タクマがまだそこにいるかわからないが、いるならば情報交換もできよう。
蝋燭を灯して本棚の裏の通路を探ってみるのもいい。]
書斎へ戻るぞ。
[声に出して言えば、魔剣はリエヴルの側を離れずついてくる。
そのまま迷うこともなく書斎の前へ出られたのには、なんらかの意図の介在を予測させたが、どうせ答えは得られないだろうと問いはしなかった。]
[書斎の中には男がひとり。タクマではない、初めて見る顔だ。
身体を擦り、何か警戒するような気配がある。
ただ、どちらかと言えば逃げている側の印象だ。獲物を狙う目ではないと感じた。]
失礼、邪魔をする。
脱出口は見つかったか。
[戸口のあたりから声をかけて反応を窺った。]
黒猫 クロイツは、兎 ツェーザル を投票先に選びました。
風呂=ツェーザル(兎)・ローレル・シルキー(金糸雀)
廊下?=クロイツ・ジェフロイ?←エレオノーレ?
客間=ジャン・タクマ(羆)
書斎=アルビン・リエヴル
……まだ、です。
[戸口の辺りに立つ人へ、視線を向けた。
ちゃんと断りを入れて声をかけてくれた人に、なんて失礼な反応をしてしまったのだろうと、申し訳なく思った。
それを埋め合わせる為に、今知ったばかりの情報を早口で伝える]
でも、もしかしたら関係のありそうなものは見つけました。
良ければ、これを見て貰えませんか?
[本を拾って適当な机に置き、さっき開いた壁の隠し物置を示した]
何かが持ち去られた後か、
何かを置く為の場所だと思うのですが、どう思いますか?
— 古城・不自然に長い階段 —
ああ…これは、素晴らしい
[長い階段の半ばにあって、
梟は鏡のように磨かれた段差を指で辿り、頷いた]
蛇の方の趣味は 実に
佳いものだ
[しみじみ呟き段差に腰を下ろす。
紅榴候においては本音と建前なり責任なりがあるにせよ、その行動の多くは、
純粋にその瞬間にやりたいことを希求するようにできている]
[涼やかに笑んで、段差の一つを踵で踏んだ。
それと同時に一斉に残りの階段も引っ込み、できあがるのは胸躍る長い滑り台>>1:189
梟の姿は階段の上から下まで一気に滑り降りると、床へ触れる前に羽音となって消えた*]
そういえば、バトル相手は、ランダムより選べた方がいいなーと思った。
決まっているならそこ、いないならランダム……でどうかな。
カードバトルはとてもいいと思う。
……俺まだカードバトル出来てないけど。献身スキル高すぎて。
ぴぃ、ぴぃ
[はなして、はなしてったら。
首根っこを摘まれてしまえばもう主導権は向こう側。金糸雀はきぃきぃと喚き、じたばたと翼を動かす。]
ぴぃ、ぴぃ、くるくる。
[せっかく上品にごあいさつしたのに。向こうにいるスライムだって、追い払ってあげないんだからね。
小鳥の言葉で悪態をついて。
実際に追い払うことができるのかはさておく。
(もう、こんどヒトを襲うときは挨拶なんてしていないで、)
(ふいうちしてやるんだから。)]
くるくる、ぴるぴる。
[おなか、すいた。ひからびてしまいそうだわ。
尚もじたばたと暴れれば、女性の手から逃れることはできるだろうか。]
/*
タクマさんの戦闘ロール格好良いなぁ。
[ほれぼれ]
吊襲撃なんですが、■を沢山持っている人から落としていけばよりカオスになりますよね。収拾がつかない、ともいう。
[こちらの存在に気づいた男は本を取り落とす。
何かに怯えてでもいるのか。
男の名乗りを聞いて、わずかに眉を動かす。
その家名を帯びる者が恐れるものなど、そう多くはないだろうと。]
リエブル・コウだ。
[同じように血統を知らせる。家柄的にも敵ではないはずだ。]
[そして、アルビンは自分の発見したものを惜しげもなく教えてくれた。
隠し物置。紫の繻子が敷かれているからには、貴重なものがあったはず。]
おれに心当たりはないが──
[タクマが発見した可能性はあると思った。]
ここに他に誰かいなかったか?
うー。耳が、耳がいたいよぅ。
[ぴぃぴぃ、という鳴き声といっしょに、女の人の声が混ざって聞こえてきます。
どちらも単体で聞いたならば聞き惚れてしまうような声音でしたが、ローレルの頭は慣れない聞き取りで痛んでいました。
手の中で鳥さんはばたばたと暴れています。
「襲う」「ふいうち」「ひからび」、そんな言葉が途切れ途切れに頭の中で響いて、ローレルはガンガンと痛む頭に手をやりました。
その拍子に、指に込められた力が緩みます。
するりとした感触は、鳥さんが逃げだそうとする動きによって起きたもののようでした。]
/*
たとえば、ローズマリーとセルウィンが狼だとして
シルキーが守られていれば
今日終わってしまうわけですな。
セルウィンがどうもランダムカウンターっぽいんだよなぁなんとなく。
セルウィン襲おうって思う人いたっけか?
全然わっかんないなぁ
まあ今日終わる可能性があるとすれば
・すでに狼が一人は下にいる。
事を前提として、
・今日の吊りで狼が吊れる
・カウンターで襲えない
の両方が決まった時だよね。
すでに狼が一人は下にいそう。
そしてシルキーは守られてそう
そんな予感がひしひしと
他の人への認識まとめ
---お話しできそうな人(信頼&上着を所持している二人)---
タクマ:おじさん。しゃべれない。優しい人
セルウィン:Mr.セルウィン。ちょっとそそっかしい。トマト大好き
---実際に会ったこわい人達---
ツェーザル:ちかちかさん。無邪気だけど怖いうさぎさん
クロイツ:無闇に人を襲う危ない猫のお兄さん
シルキー:鳥さん。話せるらしいと聞いたが名前を知らない
---不認知の壁---
ローズマリー:似ているらしい?
アルビン:話せるらしい
ジェフロイ:同上
リエヴル:多少の警戒
ジャン:情報なし
エレオノーレ:同上
元老吸血鬼のみなさん(友情出演)
(スタッフロール風・敬称略)
よろしくお願いします、リエブルさん。
[その家名の意味には気づかなかった。
上位の吸血鬼への礼節など、最低限の躾はされていたが、
知識的なものはまだ足りておらず]
脱出に協力しあえたら、有難いです。
故あって、俺はあまり団体行動が出来ないのですが……。
[質問には首を振る]
いいえ。
俺は誰も見ていません。
あ……でも、俺が来た時、ここの扉は開いていました。
それと、関係あるかどうかは分かりませんが、
この辺りからどこかへ向けて、何か大きくて重いものが移動する音がしました。
方向は……はっきりとは言えませんが、恐らくあちらです。
― 廊下 ―
[ジャンの跡を追って、クロイツとともに走り出したは良かったが。
後ろ姿がいきなり金毛の狐に変わった>>99だけでなく、同行者までが黒猫の姿に>>110なったとあっては、もう目を真ん丸にして驚くしかない。]
うぇ?うええっ?!
[人間の走る速度では、四足の獣の駆けるスピードには勝てない。
ジェフロイは、吸血鬼となって以後は何度も鹿や野兎を走って掴み取りしてきたし、駆け比べには自信があったが、相手は吸血鬼が変身した魔獣である。
こいも吸血鬼の特別な能力なんか、と思うものの、どうやっても追いつけるはずがない。
たちまち引き離され、あっという間に見失った。]
[己を掴む女性の力が緩んだ瞬間を逃さず、金糸雀はするりと手から抜けだした。未だ吸血を諦めきれぬといった様子で、その場を何度かくるくると飛び回ったが]
ぴぃ、ぴぃ、
[お、おぼえていなさいよ!
漸く諦めがついたのか、そんな三下の悪役みたいな捨て台詞を吐いてみるのだった。そして腹いせとばかりに翼で湯船の表面を叩いて、耳を庇う女性の顔の方へとお湯をはね上げた。
相手にきちんと湯がかかったかどうかも確認せずに身を翻して、金糸雀はいまだ蠢くスライムの横をすり抜けて逃げ出した。
ヒトの姿を取っていたならばきっと半泣きだったに違いないが、生憎金糸雀の姿。その表情を理解するものはきっといまい。*]
― 書斎 ―
[影の中できろりきろりと鴉の目が動き、
本を手に取る
見事書棚の仕掛けを見破った>>149のを見、瞬かぬ眼をきろりと回した。]
《 クゥルルル…… 》
先程、おれはここでタクマという男と出会った。
見つけた隠し通路──ああ、その壁龕とは違う──の先を探索すべく、蝋燭を手に入れて戻ってきたところだ。
時間がかかってしまったし、一緒に行くという約束をしたわけではないんだが…
[タクマがひとりで探索に赴いたならそれで構わない。
ただ、危険であろうとは思う。
と、そんなタイミングで、アルビンが条件(?)つきながらも協力しあいたいと申し出る。
「故あって」とか、言葉を封じたままとか、一癖ある連中が多いことだ。]
何人が「団体」に当たるかは知らないが、
その窪みに嵌りそうなものについて、注意しておくことにしよう。
― 地下迷宮 ―
これはこれは蛇殿。
[優雅に腕を振り、腰を曲げて一礼。
同族の主催者に慇懃な礼を返し]
ふむ。
熱とスパイスを少々ね。
[薔薇園でのやり取り>>2:+3を知らぬものには分からぬ言葉を吐いて、涼しい顔で微笑んだ。]
[その笑んだままの目で、恐怖に打ち震える雛仔を見下ろす。>>+23>>+31
一見して物柔らかな物腰、温厚な微笑を作っているが、
その双眸は。]
ああ、詰まらないねえ。
もう折れてしまったのかい?
あんなに威勢良く私達を罵倒していたのだから、
もっとたっぷりと愉しませてくれると思ったのだが。
[如何にして獲物の臓腑を引き摺り出そうかと思案して悦に浸る
猛禽の眼]
―城の一室(客室)―
[巨体の羆の突進>>172は、暴力的に扉を吹き飛ばした。
被せた布も数秒と経たず、鋭い爪に引き裂かれる。
白と焔の隙間より、姿を現す獣の顔。
焦点の合わぬ瞳は、何処か苦しげにも見えた]
―――――…あらあら。本当に困りました。
[刹那に振りかぶられる腕。
あれ程の威力の攻撃、一発貰ったら御仕舞だろう。
帽子の下で空色は限界までその軌道を見定め、
ぎりぎりのタイミングで横へ飛んで逃れた。
ふわりとステップを踏むように着地したのは、
己が先程作った大きな血溜まりの中心。
両手の指先を赤に浸して、
自身の多量の血液を魔力の媒介として、術を掛ける]
[帽子の下の空色は、夕日のような茜へ染まる。
幻術――常なら人間に掛けるのが精々で、
同族への施術など未熟な己には至難の業だが。
偶然にも手元に膨大な媒介が在り、
相手が正気の精神を喪失している今ならば或いは。
羆は動きを止めた此方へ、
追撃を重ねようと向ってくるだろうか。
獣の視界に、白い霧が広がっていく――――…。
施術が成功したならば、
相手は暫しの間、男の姿を見失う。
それどころか、自分の居場所も見失う。
霧の晴れた後、羆の目に映る景色は、
彼にとって縁深い何時か何処か。
過去の風景の中に囚われる。
…さて、何処まで術が掛かったか。
少なくとも逃亡中の足止め位は出来るだろう]
[ずるりと血の滴る指先を持ち上げ、軽く払って。
羆の横を、ゆっくりと通り抜けていく]
またの機会にお会いしましょう? Darling。
[戸口の所で人差し指を口許に当てて嘯くと、
静かに微笑んでその場を後にした*]
ローレルについて
・「デミアン」から頂いて、名字はジンクレールにしようかと思う出遅れっぷりです。
・きっとローレルが筆名で、ローリエが本名。
・絵本作家「志望」の可能性が大。
・地の文と台詞とが混在しているように見えながら、地の文は実はルーチェによるものだったら面白いなと思っています。
[ヒソヒソ、そよそよ。
兎の耳元で何かが囁く。
びしょ濡れで噎せている小さな兎を覗き込んでいるのは───]
[着替えて女の子が戻って来る頃には、そこには兎の姿はなく、水気が綺麗に拭き取られてタオルも何もなくなっていた。
代わりに、どこへ続くともしれない下り階段が暗い口を開いている*]
夜盲 ジャンは、流浪人 ジェフロイ を投票先に選びました。
/*
ローズさんに逢いたいかなぁという理由で変更してみます。
決して■が多いから選んだわけでは、ちょっとありますけれども!
むしろ本気で、そろそろ僕が落ちたら良い。
[蛇の同族の言葉の毒が雛仔を散々に打ちのめすを眺め、
その傍らで素知らぬ顔。
主催に敬意を表し、第一に獲物を嘖む機会を譲ったのもあり、
白絽侯の手並みを間近で見物したき思惑もあり、
哀れっぽく跪いて嘆願する雛を置き去りにして、
銀蛇が闇に姿を消す>>+33を見届けて]
……さて
[改めて雛仔に向き直り、破顔一笑]
君の友人のタクマは蛇殿が罰すると仰っているので、
私は君を躾けるとしようか。
[ごてごてと宝玉の飾りを付けた黒杖が
腕の一振りで鋭き棘をびっしりと蓄えた茨の鞭と化す。
鞭は風を切って唸り、床を打ち据えて鋭い破裂音を響かせた。]
そうそう。
好きなだけ泣いたり叫んだりして構わないよ。
私は決して途中で止めたりはしないから。
[慈父の如く、莞爾と笑った。*]
―廊下―
[何とか無事に危機を脱することが出来たが、
体調が万全でもないのに魔力を遣い過ぎた]
…………。
[衣服の破れは羆襲撃前に修復していたから良いとして、
その後再び血だまりに浸ったのが宜しくなかった。
おかげで全身血塗れの状態である。
しかし再度これを修復するほどの魔力は今はない。
水場があれば何とかしようか、と思案はしつつ。
非常事態の中、入浴すると言う発想は彼にはなかった]
急がないと。
[分かっていたことではあるが、
時間が経つほど空腹状態の吸血鬼は増えるのだ。
殆ど餌の供給がない古城で、
血を失う罠ばかり仕掛けられているのだから当たり前だ]
タクマさん?
[知らない名前だ。
だが、それでさっきの「誰かに会わなかったか?」という質問に繋がるのだと理解できた。
覚えておこう]
隠し通路まであるのですね。
……成程。
この書斎は随分重要な手掛かりがある大事な場所のようです。
[リエヴルが聞こえた咆哮は、アルビンにも届いた。
ここには猛獣までいるのかとギョッとする。
あの血親ならやりかねない……と思うが、同時に、出迎えてくれたあの紅榴候らしくはないと思う。
……数語かわしただけなので、読み違いかもしれないが]
……俺も、行きます。
[悩んだ末に、そう答えた。
リエヴルの後を足早に着いて行く。
リエヴルにつき従っているように見える剣には、不思議そうな視線を向けたが、必要ならば彼が言うだろうと口にはしなかった]
[近づいてくる人影に気付いて顔を上げる。
僅かに警戒も滲ませたが、片方が見知った顔だと分かると]
……アルビンさん!
[どうしてそんな恰好をしているんですか、
と思わず口をついて出そうになったのを堪えて]
御無事で良かったです。
先刻は、すみませんでした。
恥ずかしながら、些か正気を失っていたようで――。
[苦笑を交えながらそう告げて、もう一人の男性へ視線を]
初めまして。 ジャンと申します。
[まずは名乗り、頭を下げた]
― 厨房 ―
[巨大な竃に明々と焔が踊っていた。
焔の真上、鍋をかける棒に吊られた白い塊]
[濡れたぬいぐるみを干すのがとても上手な誰かによって、兎は無事に──
違う。
洗濯バサミよろしく首や肩に食いついた吸血蔦は、穴を開けても血を吸い出せないのか幾度も噛み付き直していた。
強火の遠火で炙られる白兎はびしょ濡れの状態からすっかり乾いて、カラカラに渇いて]
― →廊下 ―
[螺旋の終わりは、入り込む光によって知れた。
人が二人横に並んでも通れる程度の侵入口から、それより外の光が差し込む。
通り抜ければその先は、少し前にみた廊下と似た通路だった。
後ろを振り返れば、それは尖塔へと昇る為の入り口。
女が本調子なら壁に爪を突き立て滑り降りる事も、獣に変じて駆け下りる事も可能だ。
だが、そもそも最上部へ登らせるつもりなど無かったのか。
再び螺旋階段へと足を踏み出せば、周囲の壁が音を立てて口を閉じ、昇ることは叶わなくなった]
内部の変化も自由自在……
これでは本当に出口があるのかすら怪しいところね。
甘い言葉に惑わされて、人形劇を踊らされているみたい。
―――まるで俎上の魚のようだわ。*
[自己紹介が終われば、
こちらからもリエヴルへ、「俺の調子が悪い時に看病してくれたのです」、とジャンの美徳を伝える]
[そして、
書斎で自分が見つけた隠し物置と、リエヴルから聞いた隠し通路について明かす。
その後]
こちらに何か大きな物……というか重い何か……みたいなのが来ませんでしたか?
― 廊下→客間 ―
[ジャンを寝かせた部屋よりも上の階の廊下を歩いていた。
ゆえにジャンの身に起きていた事も知らなければ、誰かに出会うこともなく]
体力温存しないと、いけませんね
[手近な扉をあければ、そこは客間で、ベッドをみれば横になる。
しばしの休息を、と思うまもなく意識は闇に沈んだ*]
[そして、ふっと眉を下げて]
……ところでジャンさん、
どこか怪我を?
服がすごいことになっていますが……。
[アルビンの服もある意味、別の方向に凄い事だが、そこは置いておいて。
ポケットから小瓶を取り出す]
よければ、こちら、使いますか?
さっき俺もひとつ頂いたのですが、精気を回復できる物のようです。
[失血しきった獲物から何とか搾り取ろうと、鋭い蔦が心臓を貫く。
弛緩した兎の体が揺れて胸の鎖がジャラ、と鳴った]
──…
[引き抜いて突き刺してを何度か繰り返し。
まだ奪えるものはないか鎌首で兎を揺すり始め、
その蔦が音もなく、バラバラになった]
───……… …
[兎を吊り下げていた蔦も、竃に渡された棒も全て等間隔に断面を晒し、焔の中へ落ちて行く。
支えを失った白兎も落ちて、焔が赤から黒へと色を変えた。
厨房中に真っ黒な火花が無数に散る]
/*
ひとりにしていて、なおかつ会っていない人ってエルさんとジェフさんかしら。
スライムにどいてもらいたいけど、そうしたら服を着替えることが可能になってしまう葛藤。2(6x1)
<<声無しの タクマ>><<碧眼 シルキー>><<声無しの タクマ>>
/*
………………。
エピローグに入ったら笑ってやってください。
ここのランダムは色々と空気を読みすぎてる。
会いたい人を出してくるなんていけずですっ。
― 廊下 ―
[何かが崩れて落ちる音が響く。
廊下のどこかから、他へ向けて断続的に移動しながら鳴り続ける破壊音]
[兎が跳ねる。
ジャラジャラと鎖が鳴り、
飾り甲冑の頭部が吹き飛び、
照明具が落下し、
肖像画が切り裂かれ、
生けられた薔薇は一つ残らず花を断たれ、
扉は上下に分かたれて蝶番でぶら下がる]
[赤い眼に映るものを片端から切り裂く兎の後ろに続く音は、<<曜変天目 リエヴル>>の方へ]
[着替えが完了しましたが、今度はじゃーんと言うことはしませんでした。
借りた服は、血と破れとでぼろぼろになってしまっていました。それを軽く折りたたむとき、ローレルはしょんぼりしてしまったからです。
気を取り直して■deepskyblue色のカシュクールで、ローレルはお風呂場へ戻ります。]
ちかちかさーん、だいじょう、ぶ……って、あれっ?
[戻ってきてみれば、ちかちかさんがいなくなっていました。
代わりに、下り階段がぽっかりと開いています。]
……いかにも、です。
いかにも降りてみなさいという風でした。
あやしいです。
とってもあやしい階段です。
[どこからどう見てもあやしいので、脱衣所のスライムがどいてくれるようにとローレルは5(10x1)分ほど待ちました。]
[拘束服を理解できる時点で異端だと言うことは理解しており、
故に突っ込まなかったと言う事情もある]
いえ、重傷の貴方を置いて行ってしまいましたので。
ジェフロイさんからもお名前を聞いていたので、
気がかりだったのです。逢えて良かった。
[アルビン>>195へ再度申し訳なさそうに告げてから、
安堵したように微笑んだ。
ただ、続く話題には表情をやや陰らせて]
――――…あの方、シルキー様は。
色々とあったのですが、今は逸れてしまっていまして。
辿れる気配も弱くなっているので、…心配です。
ただ、探す途中でも、また色々とトラブルが。
[全てを語ると途方もなくなりそうだったので、簡潔に。
トラブルの内、羆のことは知らせておくべきだろう。
口を開きかけたが、一端アルビン>>196へ会話を譲り]
[自分に付け足された説明へは、
看病なんて大層なことをしていないのに律儀だな、
と感想を内心で呟き。
隠し通路や物置の話には、
感心と驚きで暫し言葉を詰まらせた。
探索所ではなかった自分を、情けなく思いつつ。
可能な限りの協力を誓った。
やがて問われた言葉に、はっとして]
……嗚呼、そうそう。
この先へ向かうのは危ないですので、
止した方が良いですよ。
羆が出ました。
正確には飢餓状態で獣化した吸血鬼の方でしょうが。
少し足止めはさせて頂きましたが、
長く持つとも思えませんので。
兎 ツェーザルは、黒猫 クロイツ を投票先に選びました。
兎 ツェーザルは、黒猫 クロイツ を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
ちなみにタクマは「ゲームを"楽しむ"わけではない」というところに同意しただけでゲームそのものにはまだ取り組む気でいるのだよね。
彼は自分もセルウィンも元老吸血鬼に逆らえば簡単に滅ぼされるだろうことを理解しているから。
根っこは生真面目ちゃんだし。
ということをタクマも解説しないだろうから埋めておく。
― 廊下 ―
[分かれ道に行き当たった。どっちに行ったか分からない。
匂いを嗅いでも分からない。]
何で分からんのじゃ。
ついさっき通り過ぎたばかりやろに……
[途方に暮れて立ち尽くす。
時間が来ると自動で部屋や廊下の配置が組み変わっているなんてことは、当然知らない。]
何故単なる食餌として、死ねなかった…――
[この城へ来てからしばらくは、用意された食餌(弱った人間)を与えられていた。
食餌は所詮食餌。人が畜獣の肉を喰らうのと同じだと言い聞かせて飢えに逆らうことなどできずにその人間の血を取り入れるしかなく。
ただ、自分の身が汚らわしいだけで、与えられた人間を手ひどく扱ったこともある。
しかし、そうやって血を得ても美味しくない。
だから趣向を変えた。
人間が話せそうなら話を聞いてやる。
だいたいこんなところに食餌として連れてこれる人間なのだ、いつ野垂れ死にしてもいい浮浪者か孤児がほとんどで。
でも、人が喜びそうなごちそうを与えて話を聞いてやるとそれはそれは喜んで、話を聞かせてくれる。
年配の人間からは知恵を聞かせてもらった。]
― 地下迷路 ―
…こんな方法で血を奪うなんて。
[どれくらいたっただろうか。
永遠とも感じる時の中で、空虚な気分を味わっていた。
「ゲームをしない」――
という希望は無残にも崩れ去り、大切な友は元老吸血鬼の手の内にある]
ごめん、僕はこんなにも無力…
[友を助けたいという思いは、友を助けるどころか足かせにさせているかと思うとさらに絶望の内に立たされているようだった。
茨の鞭の攻撃は激しかった。
傷はなかなか治癒せず、ただ無駄に血は流れ出した]
……ヒグマ、ですか?
[あの重量級の音はそれだったのだろうか。
タクマなる人はそれに襲われたのか。
それとも、その人そのものが?
タクマという人を知らないアルビンに、判断は着かない]
[小瓶を返されれば、一度心配そうな顔をしたものの、
ジャンの表情を見て、それ以上押さずに引っ込めた。
なお、拘束服についているのは正確にはポケットではなく、
猿ぐつわ入れである。中は布が詰まっている]
[そうして喜ばせ、つかの間の上流階級気分を味わわせれば、年寄りなら察しがつく]
「なぁ、若い吸血鬼殿、夢をみせてもらって
ありがとう。
最後にひとつだけ願いを聞いてくれんか。
このまま、眠るように死にたいんだ。
痛い思いしなくていいように…
そうすれば、あとは儂の血肉などくれてやるわい」
[その願いを聞いてやった。深く眠れるよう酒を呑ませ、リラックス出来る薬草を呑ませた。
そして深く幸せそうに眠る老人から得た血は……
今までにないほど甘味で、心地よかったのだ。]
[さて、ここで気になる物が複数出来てしまった。
行方知れずのタクマなる人。
同じく行方知れずのジャンの大事な人。
書斎の仕掛けに関係するかもしれない道具。
自分に出来る事は何かと考える]
[「優しい」という評価には少し複雑な気分になる。
俺は本当に優しいのだろうか?
献身的であろうと、自己犠牲になろうとするのは、
本当に俺の意思なんだろうか?]
[考えれば考えるほど、アイデンティティが不安定にんるようで]
[それからというもの、最後の晩餐と、リラックスさせる薬草、そしてつかの間の心の安らぎを与えてだまし討ちにする日々が続く。
やがて自分で“獲物”を捕らえて来るようになっても、功を奏して、あまり苦労しないで食餌にありつけるようになっている。
もがき苦しみ、悲痛な思いをさせて血を啜るのを好む吸血鬼に当たった人間は可哀想だとは思うが。
…むしろ自分のような吸血鬼のほうが珍しいのかもしれない。
苦しめずに、食餌を得る吸血鬼のほうが。]
[明るい声がして、振り向いた]
ジェフロイさん!
無事だったのですね!
良かった……。
[居るだけで周りを明るくする、不思議なひとだと思う。
訛りの強い話し方だけではないだろう。
アルビンが空腹時の自分について警告した時も笑い飛ばしてくれた……]
多角なので別れたいけど、どうしようかな。
落とし穴ネタ、蔦ネタは出尽くした感があるので、
タクマさんが壁ぶち破ったとか、どうかな。
しかしたぶん、タクマさんは戻ったら幻惑ロルをクリアしてからになると思うので、
皆さんの時間軸を止めてしまそうな気も……。
[ただ、自分が見にくい存在であることに変わりはない。
しかし、それでも、人間のつかの間幸せな笑顔を見るのは、何かいいことをしているような気分にさせてもらえる。
子供が、また明日…なんていいつつ眠るのを見るのは少しだけ胸が傷んだが、それでもこの子を市井に戻せば待っているのは今までと同じ貧困と飢えだけだ。
偽物の幸せでも、ないよりはマシではないか。
そうやって、自分に言い聞かせるようになっていくうちに、
人の血を啜ることへの罪悪感もなくなり、
これが自分に与えられた運命ならば、受け入れようと決めた。
それから、積極的に人間を連れてくるようになり、この度の独り立ちということになったのだ。]
ぴぃ、
[羽ばたきながら金糸雀は思う。
そうだわ、こんなとこさっさと出て、おそとでヒトをさがせばいいんだわ。
こんなことにきづかなかったなんて。
我ながらいい考えだと満足して、とりあえず建物の外へと出ようと試みる。が。]
ぴぃ、きゅるる、ぴぃ。
[なんだっていうのよ。
金糸雀は苛立って悪態をつくが、それは美しいさえずりとなるだけ。
建物の外へ出よう、そう考えた瞬間に。
進めど進めど城の中心に向かってゆくようなのだ。
やがて一度通ったような気がする道ばかりになって。――金糸雀の忍耐は限界に達していた。
乾く。どうしようもなく乾く。
はやくしょくじを、はやく。]
――!
[考えが変われば、城はそれに応じて形を変える。
そして小鳥は<<青銀 エレオノーレ>>の姿をその視界に認めた。
まさに血を奪い合えと言わんばかりのタイミング。しかし金糸雀には既にそこまで頭を回しているほど余裕がなかった。
サファイアの瞳を怪しげに光らせ、背後に忍びよった。]
おお。
おまぁこそ大丈夫やったがか?
[アルビンの手をぎゅっと握り、笑いかける。
ちょっと服装は変わっていたが、怪我はもう治ったのか、血色も大分マシになっていた。]
安心したちや。
ジャンも血相変えて走って行ったけんど、緊急事態とやらは何とかなったんか?
[一頻り二人の状況を確認したあとで]
ええと。こんお人は?
[初めて見るいかつい男――リエブルに目を向けた。]
[身体の傷は治ると、アルビン>>208は言う。
それでは、治ることのない彼の傷がある場所は――]
……、あの。
[シルキーの件への相手の親切な言葉を聞き、
同じように悲しげな表情を浮かべてくれる姿を見つめ、
散々思案した挙句に口を開く]
今はあの方の状況が分かりません。
ですが、もし。切迫した状態になってしまっていたら。
貴方を頼ってしまうかもしれません。
その時は、ごめんなさい。
[あまり見苦しいことはしたくないのだが、
それよりも不安が勝った。
"頼る"とは具体的には小瓶のことだと示すよう、
彼のポケット(猿ぐつわ入れ)へ一度指先で触れた]
こちらの方は、リエブルさんです。
[リエヴルとは一応は協力関係を結んだ仲である。
武者のように見えるといいすっかり信じている。
そして、ジェフロイには書斎のことや、ヒグマのことを簡単に説明した]
……ここで、気になる事が同時にいくつか出てきましたね。
緊急なのは2つ。
ジャンさんの見たヒグマです。
どうやらこのヒグマは書斎の方からこちらへ向かった様子。
書斎に居たという「タクマ」さんの様子が気がかりです。
緊急のもうひとつは、ジャンさんの大事な方の事です。
状況が分からない、というのは尋常じゃないことだと思います。
急いでどうにかした方が良いと思います。
急ぎではないことは、書斎の調査ですね。
……ですので、ヒグマ捜査と、ジャンさんの大事な方……えと、お名前は?そう、シルキーさんですね。
シルキーさん捜査と。
ふた手に分かれた後、書斎で合流するのではいかがでしょうか?
[それからおずおずと]
……俺は、今の状態では戦闘能力がないので、申し訳ないですがシルキーさん捜索の方が、まだお役に立てるかと思います……。
/*
この流れ、ヒグマ討伐隊みたいな感じに見えてきました……。
吸血どころか食いちぎられそうです。
投票と襲撃にやっぱり迷う今日。
試しにひとつ。<<曜変天目 リエヴル>><<曜変天目 リエヴル>>
[周囲に気を配りながら、宛もなく進む。
血の匂いで、物音で、他者の存在を感じ取りながらも、
己のように血を求め、彷徨う者がいる可能性を考えると接触を避けてしまう]
自力で、と言うのは……他者と協力した場合どうなのかしら。
交渉も自分の力に含まれるなら、考えなくもないのだけれど……
いずれにせよ、優位性が取れないのならば、危険な橋には変わりないわね。
[水面の底に留まる泥のように、満たされぬ飢えはあるものの
凶暴化する同族も、ある程度相手にする事は可能だろう。
だが、一番の脅威に対する対抗策がない。
今の状態で再び元老に襲われようものなら、理性を保つどころか人の形すら保てない]
/*
ランダムさんなにか入ってるよねこの村!!!
襲撃の参考は? <<曜変天目 リエヴル>><<絵本作家 ローレル>>
……無闇に他者を襲って、敵意を向けられるのは面倒ね。
無駄な障害は増やしたくないし……
本当、どうしたらいいかしら。
[道中の部屋を、ひとつひとつ確かめながら考えを巡らせる。
人間が放たれている理由も得心がいき、ピースが少しずつはまるような感覚を覚えるものの、未だに脱出への糸口はもたらされない。
僅かな手がかりを探すように、更にひとつ、探索を進める為に部屋に入れば、微かに香る薔薇の香り]
この香りは……まさか。
[獣の鼻を頼りに出元を探ると、ドレッサーの引き出しに目当ての物を見つける。
薄紅色の液体で満たされた、小さなガラス瓶。
渇きを幾許か癒やす薔薇のエッセンス。
タイミングがタイミングなだけに、他者の思惑が垣間見えるようで気分が悪い。 最も、本当にただの偶然であるかもしれないのだが]
絵本作家 ローレルは、曜変天目 リエヴル を能力(襲う)の対象に選びました。
元・神父 アルビンは、黒猫 クロイツ を投票先に選びました。
[アルビンの状況説明は、聞けば聞くほど深刻だった。
羆が暴れているというのも凄まじいが、シルキーというジャンの連れの気配が完全に消えたというのも不安の種だ。]
戦闘能力のう……
戦えんちことはないが。
[長の旅暮らし、剣を振るって野盗相手に戦ったことも何度かある。
多少腕に覚えはあったが、ちゃんと戦士の訓練を受けたことはなく、あくまで必要に迫られて我流で身につけた程度である。]
武器が欲しいところじゃのう。
― 城の一室(客室) ―
[振り下ろした一撃は空を切り、
肉の代わりに床板が深々と抉られる。
獲物を逃した苛立ちに短く吼え、
飛びかかろうと身体のバネを溜めた。
その視界が不意に霧に包まれる。]
グルルゥゥ……
[警戒の声を上げて周囲を見渡せば、
無残に引き裂かれた女の姿が目に入った。]
[幻術に掛けられた。
そう判断するだけの理性は、無い。
狙った相手がすぐ側を通り抜けていくのにも気づかず、
記憶の中にある光景に囚われる。
あれは、血の親の暴虐から救ってくれた養い親。
深く心寄せたひと。
『あなたがいつも言っていたから。』
『あげるわ。私の力を、全部。』
笑顔で言う彼女を引き裂いて貪り食っているのは、
───今と同じ、獣となった自分だ。]
[飢えの狂乱に塗り込められた心が軋んだ。
やめてくれ、と魂が哭く。
自分の罪を見せつけられるのは、もう嫌だと。]
クオォォォ …… ォ …
[哀切の声が喉から迸った。]
声無しの タクマは、曜変天目 リエヴル を投票先に選びました。
/*
投票に困りましたがデフォルトのねこさんのままにしておきます。
襲撃はランダムに従いましてリエヴルさん。
まだ続きそうですよ……ね……?
[5分待って、更に9(10x1)分待ちました。
スライムはどこかへ消えてしまったものとみえます。
ローレルはほっと胸をなで下ろして、温泉の外を窺うことにしました。
また服が破けたり、汚れたりしてはいけません。
自分の服に加えて、最初に会ったおじさんと、Mr.セルウィンの服を抱え直します。お風呂場で見付けた布の袋に入れたそれを持ち、おどおどと廊下に出ました。
足を向けた先にいるかもしれないのは、<<夜盲 ジャン>>。]
[「私」になれば、鞭と魔力を振るい戦う事が出来る。
……でも、進んでそうなる気はしなかった。
血に狂ったアルビンが、外敵と戦うという保証はない。
この周囲の顔みしりから襲っていく可能性は十分にあった]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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