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ヴァイスヴァルト王国女王 ツィスカ の能力(守る)の対象が 黒焔狼 レト に自動決定されました。
ユウレン王国陸軍新兵 ロスリン の能力(占う)の対象が ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ に自動決定されました。
黒焔狼 レト の能力(襲う)の対象が ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ に自動決定されました。
ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ の能力(襲う)の対象が ユウレン王国陸軍新兵 ロスリン に自動決定されました。
ヴァイスヴァルト王国女王 ツィスカ は ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ に投票した(ランダム投票)
ユウレン王国陸軍新兵 ロスリン は 鋼の騎竜師 タクマ に投票した(ランダム投票)
雲外鏡の各務さん アリーセ は ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ に投票した(ランダム投票)
シンシャ王国第一王子 カナン は ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ に投票した(ランダム投票)
黒焔狼 レト は シンシャ王国第一王子 カナン に投票した(ランダム投票)
鋼の騎竜師 タクマ は ユウレン王国陸軍新兵 ロスリン に投票した(ランダム投票)
ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ は 鋼の騎竜師 タクマ に投票した(ランダム投票)
ユウレン王国陸軍新兵 ロスリン に 1人が投票した
シンシャ王国第一王子 カナン に 1人が投票した
鋼の騎竜師 タクマ に 2人が投票した
ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ に 3人が投票した
ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ は村人の手により処刑された。
ユウレン王国陸軍新兵 ロスリン は、ユウレン王国王宮付女官 ヴェルザンディ を占った。
ヴァイスヴァルト王国女王 ツィスカ は、黒焔狼 レト を守護している。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、ヴァイスヴァルト王国女王 ツィスカ、ユウレン王国陸軍新兵 ロスリン、雲外鏡の各務さん アリーセ、シンシャ王国第一王子 カナン、黒焔狼 レト、鋼の騎竜師 タクマの6名。
……自業自得とはいえ、巻き込まれた国の人たちには説明、謝罪と、外交交渉しなきゃだめね。
[歩きながら今回の事の計算をしているのは、自分の母譲りか。]
ヴァイスヴァルト王国女王 ツィスカは、ランダム を能力(守る)の対象に選びました。
/*
やっぱりな!来ると思ってたYO!!!
とはいえタイムリミット来てるんでメモだけ貼ってお休みなさいしようそうしよう。
/*
ランダムにしてもヴェルザンディだったとwwwwww
そして思いの外、票が集まったな。
襲撃はどれかなー。
GJか被りか人犬か。
/*
うん、傷は負ってないから、少なくとも各務さん襲撃ではないのねー。
……ところで、デフォがまたしんくろしているのだけど。
しかも、黒いこで。
/*
そして私は芝を生やさざるを得ないwwwwwwww
占い→ヴェルザンディ(人狼)
そこ占ったのwwwwwwwwwww
ユウレン王国陸軍新兵 ロスリンは、ランダム を投票先に選びました。
ユウレン王国陸軍新兵 ロスリンは、ランダム を能力(占う)の対象に選びました。
シンシャ王国第一王子 カナンは、ランダム を投票先に選びました。
ヴァイスヴァルト王国女王 ツィスカは、ランダム を投票先に選びました。
― 渡り廊下 ―
……ん。
[渡り廊下を駆けていた動きがぴたり、止まる]
……何事、か。
[零れ落ちるのは、低い声。
自身の力が、意に染まぬ形で引き出されるような、そんな感触に、紅の瞳に険が宿る]
異なるモノの干渉……か?
[低く呟き、何とか制してみようと試みるもののそれは思うようにはいかず。
解放された力は何処かへ向かうものの──不意に、掻き消えた]
……事の元凶。
…………あとで、死なねぇ程度に、殺す。
[実際にはまあ、やる前にストップがかかるだろうけれど。
ともあれ、物騒な気配を述べた後、魔精霊はまた、移動を再開した]
黒焔狼 レトは、ランダム を投票先に選びました。
黒焔狼 レトは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
雲外鏡の各務さん アリーセは、ランダム を投票先に選びました。
鋼の騎竜師 タクマは、ランダム を投票先に選びました。
/*
しかし、なんというか。
『見事に2IDだけが残った』
のだわ……。
一応、黒いこと各務さんの同時落ちはないけれど。
これ、次の夜明けで終了は十分あり得るのだわね……。
― 道具倉庫 ―
明らかに幣六だった時より質量が多いよ。
やっぱり悪あがき?
「嫌がらせとも考えられるな」
「でもあの手の付喪神って質量と大きさが完全に一致するとは限らないじゃないか?」
[道具倉庫の番をしていた同僚としばらくの間、特に益の無い御幣談義を続ける。
あれこれ議論したが、結局結論は出ないままだった]
どーでもよくなってきたわ。
また行って来るよー。
[ひらひらと手を振って、同僚と別れ再び王宮の廊下へ。
同僚はまだ談義を続けていて、交代のためにロスリンを引き止めるのをすっかりと忘れてしまっていた]
― 王宮内廊下 ―
さってと。
そろそろ筆連中見つけないとなぁ…。
……あ。
[いい加減本腰入れるべきか、と考えて居ると、廊下の先で絨毯を抱えた筆被害者仲間のヴェルザンディ>>2:92を見つける。
絨毯を抱えているということは、あれも付喪神化していたのだろう。
倉庫へ運ぶなら手伝おうと、ロスリンは彼女の下へ駆け出した]
ヴェルさーん、手伝うよー。
[ぶんぶんと手を振りながら駆け寄る最中。
振っているロスリンの手から再び薄い靄のようなものがゆらりと滲み出た]
うぇっ、なに、また!?
[驚いている内にも靄はヴェルザンディへと近付いて、彼女の身体をさっと通り抜けていく。
それと同時、ロスリンを追い抜くように森の香りのする風>>#0がヴェルザンディ目掛けて翔けて行った]
……………えっ? …あっ!?
[何事、と思う暇も無く、風がヴェルザンディを翔け抜けると、彼女の姿は忽然と消えてしまう。
その光景を目の当たりにしたロスリンの頭には、更にもう一つ情報が滑り込んで来ていた。
色々なことがいっぺんに巻き起こり、ロスリンはしばし呆然としてしまう]
………………………
────どっから突っ込めば良いんだよこれ!!
[ヴェルザンディが消えた。
消えたヴェルザンディはどこかの空間の繋ぎにされていた。
どこかの空間とは何か。
何故そんなことが判るのか]
[突っ込みどころが多すぎる]
― 廊下 ―
……ぁ?
[ツィスカと別れた後、元凶となった妖精を探し廊下を歩く。
時おり小さな付喪神が足元を走り抜けていくが、一瞬聞こえた声に目を細める。]
……えーと。
ヴェルザンディさん、アレの影響受けてたの、か?
[でも、気づいてなかったっぽいよな。]
……ちょっと探してみよう。
[二年半前のアレソレを、思い出して、先程ヴェルザンディとあった場所に向かった**]
― 王宮内・廊下 ―
……あらら?
[かたかたことこと。
落ち着いた貝稚児と別れた後、相変わらず賑やかなぷち百鬼夜行を引きつれていたのだが。
空間を飛び交う力に、その歩みが止まった]
……ほんとに、騒がしくなってるのねぇ。
[ぽつり、そんな呟きを漏らした後、思案するように首を傾げる]
……まあ、多方面からの抑えはかかってるみたいだけれど。
それが逆に作用していたりするかも知れないわねー。
[その辺りの解析ができたからと言って、解決するとは言い切れないが。
ともあれ、各務さんはマイペースにかたかたとたとた、音を引き連れまた歩き出した]
/*
……もしかしなくても、ヴェルザンディ大人気だった?
[吊り・襲撃・占いが集中していた説浮上]
[銀狼とか首無し同士だとふつーに発生するんだよなあ、これ]
― 湖上庭園 ―
[情報の整理のために私は湖上庭園に留まった。
ユウレンの文化に触れるために式典への参加を志願したが、それ以上の、なかなかコアな部分に触れることが出来たように思う。
元精霊だが何かの切欠で付喪神となったらしい各務さん。
今は封ぜられているが、かつて四玉をその手に収めていたと言われる魔精霊の化身。
どちらもユウレンを訪れなければ触れることが叶わなかったもの]
触れることが出来たのはありがたいが……目まぐるしいな。
[新たな発見の連続で、少しばかり疲れてしまった。
私は湖上庭園の花の傍に座り込んで休憩をとることにした。
そんな風で居たため、王宮内で起きたことは終ぞ知らぬままに]
― 王宮内 ―
……先考えると頭痛いけど、庭園にでも行こうかしら。
[少し疲れたのもあって、湖上庭園へと足の方向を向けた。
術に反応は、ない。**]
― 王宮内廊下 ―
ちょっと整理しようぜ自分。
えーっと、まず自分のこと。
ヴェルさんの前にも、ハズレ、ってのが頭に浮かんだのあったな…。
で、ヴェルさんはどこかの空間の繋ぎになってた。
つまり私は、その空間の繋ぎになってる人が誰か判る、ってこと?
なんでだ……。
そもそもどこかの空間ってのは何なのか。
前は各務さんが作った空間に飛ばされたとか言ってたけど…。
今回は各務さんは関わってないっぽいしなぁ。
あー、でもこれ伝えれば各務さんなんか分かるかな。
でもってヴェルさんが消えたのは何なんだ。
てかどこ行っちゃったんだ……。
……あ、絨毯。
[あれこれ考えていたが、オーバーヒートしそうだった。
結局分からないことだらけで、頭が煮えそうになったので床に転がってしまっていた絨毯を拾い上げ、倉庫へ運ぼうと考える]
とりあえず分かりそうなのは各務さんかなぁ。
呼べば来るなら楽なんだけど、どこに居るだろう。
各務さんやーい。
[冗談交じりに呼んでみながら、道具倉庫へと足を向けた**]
― 王宮内・廊下 ―
……んん?
[当て所なかった歩みがぴたり、と止まる。
ぷち百鬼夜行がどーしたの、と問うようにかたかた鳴った]
誰か、呼んでるみたいなのだわー。
……みんなは、好きに遊んでくるといいのよ。
[軽いノリの言葉にぷち付喪神はきゃーあきゃーあと跳ねた後、方々に散っていく。
それを見届けた後、各務さんは音もなく床を蹴って、跳んだ。
直後にその姿はふっと掻き消えて]
……はーあーいー。
呼んだかしらー?
[文字通り空間を跳んだ各務さんが現れたのは、名を呼んだ者──ロスリンの頭の上。
廊下の高い天井から天井下りよろしくぶら下がり、声をかける様子は何だか物凄く楽しそうだった。**]
― 王宮内・廊下 ―
[物騒な事を呟いた後、気を取り直して駆けて行く。
先ほど自分を介した力が向かった辺りに行けば何かわかるか、と思いつつの疾駆は不意に、止まった]
……なんだ?
[小さく呟き、周囲を見回す。
どこかで猫が鳴いたような、そんな気がして]
……って!
[飛んできたそれに気づけなかったのは、よほど集中が乱れていたからか、それとも飛来物が火の力を帯びていたからか。
理屈はともかく、きゅるる、と音を立てて回転してきた火吹き竹は頭を直撃して、かこーん、といい音を立てた後。
からん、と落ちた]
[火吹き竹が飛んできた方を見やれば、嬉しそうに跳ねる五徳猫]
……てめぇ。
[その様子に零れたのは冷えた声。
それにさすがにやばい、と感じたのか五徳猫はくるっと回れ右して走り出す]
……逃げんじゃねえよっ!
[逃げる背に向け怒鳴りつけ、迷う事無く走り出す。
当初の目的どこ行った、と。
突っ込む者は生憎といなかった。**]
― 王宮内廊下 ―
[絨毯を抱えての移動は大して距離を進まずに足を止めることになった]
ほぎゃあ!?
[呼びかけに応じる声>>19が天井から聞こえて、跳ね上がる勢いの驚き方を見せる。
年頃の女性とは思えない悲鳴まで出た]
かっ、かかか、各務さん!?
[呼んで出て来るとは思っていなかったため、見上げながらの声はひっくり返ったものとなる。
縦に抱えた絨毯をベアハッグする羽目にもなった]
〜〜〜っくりしたぁ…。
…あ、えっとさ。
呼んだのは、各務さんなら分かるかなぁと思って。
さっき、ヴェルさん……ヴェルザンディって言う女官の人が目の前で姿を消しちゃったんだ。
んで、その人、どこかの空間の繋ぎにされてたみたいなんだよね。
各務さん、前にも似たような騒ぎ起こしたんだよね?
何か分かんないかな。
ヴェルさんがどこに行っちゃったのか、とか。
[話には聞いていても詳細は知らない。
前回飛ばされた場所は叔父も聞いた話でしか知らなかった。
ここは当人に聞くのが一番、と縋るような想いで天井に居る各務さんを見上げながら問いかけた*]
― 王宮内・廊下 ―
あらあらあら。
だーめーよー、そんな声上げたら。
せっかく可愛いのに、台無しなのだわー。
[そも上げたさせたのは誰ですか、って話だが。
最初に返したのは、悲鳴>>24への突っ込みだった。
絨毯抱えて見上げる顔に対する笑顔は、例によって楽しげなもの、だったが]
……ふうん?
[向けられた問い>>26に、表情はちょっと真面目なものになる]
前に、メルるんが無理した時と似たような状況になっちゃった、って事かしらー。
[あの時は、自身の力の『種』を与えた者を媒介として、作り出した『鏡映しの空間』へと王宮内の人物を放り込ませていたのだが。
どうやら、それと似たような状況が発生しているらしい、と認識して]
いろいろと、力が流れて交差しているのは感じたけれど、その行く先とかはわからないのだわ。
……同じ状況になっているのだとしたら、力の継ぎ目になっているこにも、制御はできないでしょうしねぇ。
[そこから繋がる推測を口にした後。
ふと、ある事に思い至って、あー、と短く声を上げた]
……ああ、でも、もしかしたら。
とばされたこは、『ここ』……ユウレンに、いないかも知れないのだわ。
[その可能性が浮かんだのは、
西の森の妖精さんの悪戯で、ユウレン……四玉の外と繋がる、捻じれた道が開いた可能性もあるのだわ。
そのくらいでなかったら、あの黒いこがひとりで動くのを、ルナちゃんが赦すとは思えないのよ。
[黒いことか、ルナちゃんとかの説明は全くせずに、そう言って]
細かい事は、黒いこ本人に確かめないとわからないけど。
……各務さんに言えるのは、この位なのだわー。
[そう話をまとめた後、緩く腕を組んで思案の素振りを見せた。
逆さまのまま。*]
― 王宮内廊下 ―
驚かせたのはそっちだろーーー!?
[各務さんの突っ込み>>27にぷんすこしながら言い返す。
軽く流されるだろうが、言い返さずには居られなかった]
[それどころではない、と思い直し伝えた話に返る言葉>>28はいつもよりも真面目なもの。
ロスリンもまた幾分真面目な雰囲気でその内容を聞いた]
私は話にしか聞いてないけど、状況は似てるんじゃないかなぁって思うんだ。
人が急に消えてるし…。
私、どこかの空間の繋ぎになってる人が判るみたいだから。
[以前各務さんが作り出した状況に似ていると肯定して、続く言葉に困ったような表情になる]
うぅ…各務さんにも分かんないか…。
[それでも紡がれる推測は現状を把握する情報足り得る]
制御出来ないなら、どうすればいいのかな…。
[考えながら話を聞いていると、各務さんが何かに気付いたように声を上げた]
えっ、ユウレンに居ない!?
どどどどこに行ったっての!?
[狼狽えて問い返すと、更なる推測を聞くことが出来た>>29。
が、ところどころ分からない単語も見え隠れしている]
えっと……四玉以外のどこかへの道が開いた可能性があるのは分かったけど…。
黒いことかルナちゃんって、だれ?
[全く心当たりが無くて、疑問符を飛ばしながら、逆さまのまま思案する各務さんに問いかけた*]
― 王宮内廊下 ―
[ヴェルザンディと別れた後、彼女が向かうとしたら道具倉庫の方で。]
……お?
[向かった先にいたのは、金髪の少女と、しょう、ねん?
俺は足を止め、首を傾げた]
― 王宮内・廊下 ―
驚かすのは妖のお仕事なんだから、当然なのだわー♪
[言い返し>>30には、どこまでもさらりと返していた。
ここでいい反応が来るからつつきたくなる、というのは、どうやら彼女の叔父と同じらしい……などと不穏な事を思いつつ]
話を聞いた感じでは、似た感じのようね。
……とはいえ、それだけの規模のものを、単独で作り出すのは結構大変なはずなのよ。
……よほど、相性のいい磁場でも生じていたのかしらね。
[そうでなければ、ここまで諸々は広がらないはずだから、と呟いて]
継ぎ目の子が気合でなんとかするか、或いは、自然に消えるのを待つか……その、どちらかでしょうねぇ。
大本の力が沈静化しないと、どうにもならないのだわー。
[どうすれば、という疑問にはこんな見解を示し。
次いで向けられた疑問に、逆さまのまま首を傾げた]
どこか、まではわからないのだわ。
妖精さんが干渉していたなら、その縁の地、の可能性は高いけれど。
少なくとも、四玉内ではないと思うのよ。
[どこにという疑問にこんな捕捉を付けて。
黒いこ、とルナちゃん、について問われると>>33、ああ、と言いつつくすりとわらった]
……軍務の一番偉い人のお名前は、なんだったかしらー?
[後者はそれで類推できるだろうが。
さて、前者はどう説明するか、と僅かに思案して]
黒いこは、黒いこなのよ。
普段は、黒くてもふもふしているこ。
今はちょっと違う姿をしているみたいだけど、王宮の中を走り回っているのではないかしら。
[五徳猫相手にキレている、とは、さすがに思ってもいないが。
走り回っているのは、間違いないだろう、と予想を付けて]
……ひとりで動いてるなら、そうねぇ……目印になりそうなのは、瞳かしら。
多分、紅い目をしていると思うのよ。
[紅は血の色であり、焔の色。
彼の存在を象徴する二色の一方は、必ずどこかに帯びているだろうから、という視点からの予測を口にして]
いろいろと危ない所もあるこだけれど。
少なくとも、噛みつきはしないと思うから、探してみるといいのよ。
各務さんの見えていないものが見えているかもしれないし。
[傾げた首を戻しながら提案する。
一部、不穏な物言いになっているのは、半ばわざとだったりする。*]
[なんて提案をしていたら、こちらにやって来る姿>>34が見えた。
天井からぶら下がっている分、視界は広いんです]
あら。
あなた、確か、西の森のこ……だったわよねー?
[以前の騒動の時にも見かけた姿は、確り、記憶にあるから]
ええと、確か、タクちゃん……だったかしらー?
[そこから引っ張り出した名を交えて、呼びかけてみた。*]
― 王宮内廊下 ―
[各務さんの反応>>35にムキーっとしたが、今はそれどころではないことも分かっていたため、それ以上は返さない。
ただ、表情は分かりやすくぷんすこしていた]
気合…どうにかする良い手は今のところ無い、ってことかぁ。
大元の力……ってぇ、そう言えばその大元になったひとってどこ行ったんだろ。
あちこち走り回ったけど、四玉由来以外のナニカ、は見なかったよ。
[既に異空間に取り込まれているなど露知らず。
大元も探さねば、と思い立つ]
えーと、四玉以外で来てるって言ったら、ヴァイスヴァルトとナハティガル……。
あれ、妖精が居るって言ったら、ヴァイスヴァルトだっけ。
てことは……えー!
中央挟んで反対側行ってる可能性あんのー!?
[距離をものともしない空間がある可能性が頭から抜けているのは、妖精や精霊との接点が薄いため。
物理の人間故に物理的に思考が働きやすかった。
聞き慣れない呼称の問いかけに対して返ったのは別の問い>>37]
んと、軍務総括の名前……ヴェルナー・ファサン様?
ヴェルナー……ヴェル、ルナー……… ああーーーーー!?
[ようやく気付きました]
えーっと、えーっと。
てことは普段は黒くてもふもふしてる…だから、いつも軍務総括の傍に居るあの子?
[その後は連想ゲームのように答えを導き出していく]
違う姿なのか……紅い眼してるんだね、分かった。
噛み………つかれたくはないな。
とりあえず探してみるよ。
[危ないと言う言葉に少し不安げにしたが、手がかりとなるなら探すしかない。
ぐぅ、と小さく唸ってから天井逆さまな各務さんに頷いた]
へぅ? タクちゃん?
[各務さんが誰かに気付いた>>39のを受けて、ロスリンもまた各務さんの視線の先を追う。
また知らない名前だ、と思いながら、聞こえた呼び名を反芻してその人物を見た]
ところで……ヴェルザンディさんって、もしかしてもしかしますか……?
[確認でひきつる顔は、相手に何があったかを理解してるのがわかるか。]
― 王宮内廊下 ―
あっ、ヴァイスヴァルトの。
私はロスリン=チュアンと言います。
ユウレン王国軍務省陸軍所属です。
[噂の、と枕詞の付いた自己紹介>>44に姿勢を正し、ロスリンもまた名乗り返す。
見るからに年上であり、他国の要職者となれば言葉遣いも丁寧なものとなった]
はぁ……それで、そのばかは見つかったんですか?
[謝罪には、ホントだよ、なんて思ったが、それは流石に内に押し留めて。
恐らく対応に走っているんだろうと推測して問いを投げかける]
[タクマからの問い>>45には眉を下げて]
もしかしました。
絨毯を置いて姿が掻き消えちゃいましたよ。
…そう言えば、その直前に風が吹いたなぁ。
森の香りがする不思議な風でした。
[そこまで素直に返したが、少し考えて、あれ、と首を傾げる]
ヴァインズさん、何で知ってるんです?
― 王宮内・廊下 ―
……そーお言われてみれば、大元さんの姿は見ていないのだわー。
それだけの力があるなら、もっと目立ちそうなものなのに。
[ロスリンの言葉>>40にそこに思い至り、あれ? という感じで瞬きひとつ]
まさか、自分の作った道に自分が落ちた、なんて事はないでしょうしねぇ。
[そのまさか、なのは知る由もなく。
大声を上げる様子>>41に、微かに笑んだ]
空間の捻じれた道なら、十分にあり得るのだわ。
そういう道は、時間も距離も無視してしまえる事があるのよ。
[だからこそ怖かったりなんだり、なのだが、そこを説明すると長くなるので一度棚上げして]
はあい、よくできました。
[連想から導き出される答え>>41 >>42に、にっこり笑ってぱちぱち拍手]
まあ、大丈夫のはずよ。
たべていいものとわるいものの見分けは、つけられるはずだもの。
[フォローしているような全然していないような。
探してみる、というロスリンに返したのは、何とも微妙な言葉だった]
ええ、本当に、やらかしたみたいねぇ。
[こちらに気づいて名乗るタクマの謝罪>>44には、遠慮まったくなしの言葉をさらりと返していた。
外交的なあれこれもそうだが、ユウレン的には内政面でもちょっと頭が痛い部分があるから。
そのうちまた、あの子休ませないとねぇ、なんて不穏な思考は内に飲み込み、今はロスリンとタクマのやり取りに耳を傾ける]
― 王宮内廊下 ―
……チュアン?陸軍?
……あ、あの後光がさしそうな人の血縁ですか?
[地味に酷い事を口走った気もするが、うん。
声音や名前から察するに少年ではなく、少女らしい。]
……それが恥ずかしい話なんですが。
現時点で見つかってないんです。
……いくら妖精とはいえ、こうも見つからないのはちょっと……。
[一応、容姿は上に伝えてあるから、他の人も探してくれてる、と思う。]
― 王宮内廊下 ―
もし探しても居ないとなったら……可能性ありそうな…。
[まさか、と紡がれた言葉>>48が否定出来ない気がして、呆れに近い表情で呟く。
空間が捻れていれば遠方にも飛ばされると知ると、姿を消したヴェルザンディの安否が更に気になった。
黒いこについてのフォロー>>49は安心出来るようなそうじゃないような。
違う姿、と言うのがいつもよりも大きいとかそんなイメージになってしまった]
後光?
[名乗りに返った言葉>>51を聞いて、ロスリンは何度か瞳を瞬く。
叔父の頭の後ろから光がぴかーっと差す光景が脳裏に浮かんだ]
ご、後光、って……ぷくく。
[堪えきれなくて噴出してしまう]
そ、そうです。
陸軍統括の姪です。
[笑いすぎて滲み出てきた涙を拭いながら改めて答えた]
[どうにか笑いを収めてタクマの話を聞くと、大元となったものはまだ見つかっていないらしい]
うーん、見つかってないんですか…。
これって、もしかして。
[先程各務さんと話した内容を思い出し、視線が彼女へと向かう。
こちらから突っ込んだことへの返答>>52を聞くと、あー、と納得する声を上げた]
そっか、私だけじゃあないんですね。
そう言えば前も影響受けた人沢山居たんでしたっけ…。
[聞いた話を思い出しながら、ロスリンは小さく息を吐く]
この様子だと他にも影響受けてる人居そうですね。
― 王宮内・廊下 ―
[確かにあれは後光が差しそう……なんて、酷い事をちらりと考えつつ。
眼下でかわされるやり取りに、逆さまのまま腕を組んだ]
……大元さんが自分で作った道に落ちた可能性、否定できなくなってきたわねぇ。
[こちらを見やるロスリン>>56に返して、緩く肩を竦める]
取りあえず、あとは黒いこにも話を聞いてみないと、だわね。
力の流れとか、そういうものには一番敏いはずだから。
[なんて呟いた、その直後。
遠くない所から響いてきた、妙に必死な猫の鳴き声に、んん? と首を傾げた。*]
― 王宮内・廊下 ―
[五徳猫を追いかけ、走っていた足がぴたり、と止まる。
理由は一つ、進行方向から感じた気配のため]
……雲外鏡……か。
[呟く声音は、物凄く、物凄く嫌そうな響きを帯びたもの。
その間に、五徳猫はすたこらさっさー、と逃げていくが。
ある意味、天敵とも言える存在の気配にそちらへの怒りは半分くらい冷めていた]
……とりあえず、行くか、仕方ねぇ。
[それでも、ここで立ち止まっていても仕方ないから、と。
五徳猫が向かった方へ向けて歩き出す。*]
― 王宮内・廊下 ―
……あら、五徳ちゃん。
[首を傾げていたら、駆けてきたのは先にも見送った猫型付喪神。
五徳猫は天井下りな各務さんに気づくと、にゃーにゃーにゃー、と何やら訴えかける]
……あらあら。
黒いこに悪戯したら、追い回されるのは間違いないでしょうに。
頑張って、逃げ切るのだわー。
[必死の訴えに対して、さらり、と返すのは非常な言葉。
この言葉に五徳猫はしゅーん、という感じで項垂れ……たかと思うと、びくうっ! っと跳び上がる。
同時に感じ取るのは、人ならざるものの気配、ひとつ]
黒いこ、こちらにくるみたいねぇ。
[それが何かを察した各務さんは、実にのんびり、こう呟いた。*]
― 王宮内廊下 ―
だねぇ。
何はともあれ、まずは黒もふ探しかぁ。
[軍務総括の傍に居る黒いのが何と呼ばれるのかまでは知らなかったから、仮称黒もふと呼んで。
各務さんの言葉>>57に同意の頷きを返す。
それから少しして猫の姿をした付喪神が各務さんに泣きついて来て>>59、何かを訴えかける様子に瞳を何度か瞬いた]
黒もふこっち来てるの?
探す手間が省けたな。
[各務さんも五徳猫も気配を察しているらしい。
ロスリンも五徳猫が来た方向へと視線を移した]
[黒もふ、についての心当たりは一つしかなくて。]
……あいつって、単独行動するんですね。
[普段は人の黒い方と一緒なイメージがあったから、首を傾げた**]
― 王宮内・廊下 ―
[黒もふ、という仮称には何も突っ込まなかった。
何せ、今、彼の存在がどんな姿をしているかとか全然知らないわけで]
ええ、五徳ちゃんが悪戯して怒らせたみたいなのよ。
[こっち来てるの、という問い>>60に返すのは逆さまのままの頷きひとつ]
[小さくなる様子に浮かべるのは、楽しそう……なんだけど、どこかくろい笑み]
ええ、そうよー。
雲外鏡の各務さん、なのだわ。
[確かめるような問いかけ>>61に名乗りを返し]
四六時中くっついてるわけじゃあないのよ。
……今回みたいなのは、多分、珍しいけど。
[一時的に離れている事は多々あったが、ここまで明確な意思を持って単独行動をしていた事は、各務さんの知る限りではない、はず。
首を傾げるタクマ>>63に返しつつ、同時、面倒な事になってるのねぇ、なんて思っていたりする]
― 王宮内・廊下 ―
[行く先で話されている事は知る由なく。
人の気配の集まるその場所、やや離れた所で足を止めて。
最初に紅の瞳を向けるのは、天井下りな雲外鏡]
……相変わらず。
[小さく呟き、逸らした視線は他の二人へ。
どちらも、漆黒の仔犬の姿で幾度か会っているからこちらからすれば見知った者たち]
西の騎竜師と、陸軍の新米、か。
こんなとこで何やってんだー……ってのは、聞くだけアレか。
[恐らくは騒動の関係で集まっているんだろう、という予測はつくから。
口をついたのは、そんな言葉]
― 王宮内廊下 ―
言いませんて。
[タクマの言葉>>62にクスクスと笑う。
言わないとは言え、顔を見る度に思い出して笑ってしまうかもしれないが。
影響を受けた人数についてはさっぱりだったため、首を傾げるに留まった]
あぁ、この子追いかけてるわけかぁ。
[黒もふについて>>64を聞けば、納得の頷きを一つ。
五徳猫が怯えてるのもそのためか、と理解する。
そうして姿を現したのは、パッと見は普通の青年>>66]
……いぬじゃない……
[想定外のことに開いた口が塞がらなくなっていた。
問われたと気付いたのはもう少し経ってからのこと]
────あっ、
えっと、目の前で居なくなっちゃった人が居たから、その話を。
[ヴェルザンディが森の香りのする風が吹いた直後に姿を消したこと。
彼女がどこかの空間の繋ぎにされていたこと。
自分がそれを知ることが出来るらしいこと。
他、各務さんやタクマと話したことは粗方、仮称黒もふへと伝えた]
― 王宮内・廊下 ―
[五徳猫とのあれこれでの加熱は、一応落ち着いていた。
なので、そんなに気は立ってはいなかった──のだが]
……あ゛?
誰が、いぬだってぇ?
[普段は諸事情あってもふもふ仔犬の形はしているが、本来の姿は漆黒の巨狼。
何気に、犬扱いは地雷の一つである。
そのためつい低い声が出たものの、ぎりぎり、自重はした。
何せ、ここにちょっかいかけると、後で盟約者がうるさいから]
……目の前で、か。
[どうにか気を鎮め、状況の説明>>69を聞く]
空間の綻びに、他所に由来する力が作用して、遠方に繋がる門に変容してたのは感知してたが。
……人が落ち始めた、ってなると、面倒だな……。
[主に後始末的な意味で。
収拾自体は、多分つけられる……とは思うのだが]
繋がった先がどんな場所か、までは、察知してねぇからな。
一応、殺気や邪気、瘴気の類は感じなかったから、命にかかわる大事にはならねーだろうけど。
[それら負の感情は一番の御馳走とも言えるもの。
それが微塵も感じられなかったからこそ、羽目を外す気になったのだが、それは棚に上げといて]
さて、どーすっか、な。
[空間の繋ぎが存在していたというなら、それが全て断たれれば、というのは予測もつくが。
それだけでどうにかなるか、となるとまた、悩ましかった]
― 王宮内・廊下 ―
……普段の姿が姿だから言われても文句いえないのだわ。
[いぬ、という単語に反応して声を低く様子>>70に、ぽそり、と小声で突っ込む。
それでも、自制はしたようなので後は何も言わずにおいた。
なお、五徳猫はじりじりじりじり、逃げ出す隙を伺っていたりする]
― 王宮内廊下 ―
ひぇええぇ!!
だ、だっていつもはぁ!!
[普段の姿が印象深いため、仮称黒もふが狼だと言うのはほぼ頭に無い。
プライドが高いなどと言うのも知る由もなかったため、その反応>>70に怯え泣きかけた。
立てた絨毯の影に隠れて顔を蒼褪めさせる]
遠いところに繋がってるのは確かなんだ…。
落ちた人を呼び戻すことって出来るのかな。
[黒もふから齎された情報>>71はこれまでよりも詳しいもの。
新たな事態が判明すればその分疑問も浮かんだ]
う〜〜〜ん……考えても分かんない。
[元より知識不足なのもあり、これと言った案が浮かばない]
……元々の道自体が、不自然に開いたもの、だからな。
力の流れを均し、正す作用の過程で自然と戻される可能性はある。
[この状況自体が不自然であるのだから、元に戻そうとする自浄作用が発揮されれば、とは思うものの]
ま、そのためにゃ、この不可解な状況を起こした力、それ自体をどーにかするしかねぇとは思うが。
干渉で生じたものを抑える、ってのが、一番手っ取り早い、かね。
どうすりゃそれができるか、が問題っていやあ、問題だが。
[幾つか手段として浮かぶものはあるが、如何せん、それができる品とその使い手はそろって表の業務に手を取られている。
そんな状況でどうするか、は、悩ましかった]
― 湖上庭園 ―
[王宮内であれこれと話が進んでいる最中。
私は事態の把握もしないままに休息を続けていた]
───ん?
[ふと、楽器の音が聞こえた気がして視線を巡らせると、杖を突いた人物が近付いてくるのが見える。
ただし、その顔は琵琶の形をしていた]
中途半端に人型……だな。
[各務さんは完全なる人型だったが、大体の付喪神はこんな形なのかもしれないな。
そんなことを思っていると、琵琶の付喪神は庭園の中央に座り込み、自分の顔を弾き始めた。
琵琶の音が緩やかに広がっていく]
― 王宮内廊下 ―
はぁい……。
[改めなければ喰われる。
各務さんの入れ知恵のお陰でそんな風にしか思えず、訂正>>75には小さな声で答えた]
[絨毯の陰に隠れたままに、問いの答え>>76を耳にする]
干渉で生じたものを抑える、かぁ。
私が繋がりを感じ取れるのも干渉が影響してると思うんだけど…。
元からこんな力持ってないもん。
[抑えるとはどうすれば良いのやら。
それに関しては仮称黒もふも決定打が無いらしい]
現状だと、治まるのを待しかない?
……まあ、な。
気分転換?
[肩を竦めながら黒もふの現在の姿を見て、そんなことを呟いた。
黒もふからもたらされる情報に]
あの時よりたち悪いな……。
[収拾がつかない的な意味で。]
― 王宮内 ―
……?
[何処からか楽器の音が聞こえてくる。
なんとなく引き寄せられるように、そちらに向かって。]
……あら?
……もしかしたら、あの方がタクマが言ってた方かしら。
[琵琶のアヤカシの近くにいる青年>>77>>78蒼狼と共に傍に近づく。]
― 王宮内廊下 ―
てことは、まだしばらく人が消えるのが続くんだね…。
命の危険は無さそうっても、不安だなぁ。
[聞かされた仮称黒もふの持論>>84をそう解釈し、眉を下げながら言葉を紡ぐ。
目の前で起きるのは正直心臓に悪い。
落ちた先がどんな場所なのかも分からないため、不安は募る一方だった]
[ユウレン王宮にて、各々が合流して情報交換をしているその頃]
………一体何が、どうなってるのかしら。
[女は一人見知らぬ地に立ち尽くし、独りごちていた]
― 湖上庭園 ―
[琵琶の付喪神は撥で弦を打ちながら、朗々と歌を詠み上げる。
遥か昔の出来事を詠み上げる辺り、かなり古い琵琶の化身なのだろう。
私は瞳を閉じ、詠み上げられる歌の内容を夢想しながら、しばしの時間を過ごした]
[どれだけ時が経ったか。
ふと瞳を開くと、こちらへとやって来る人影>>85があることに気付く]
おや……?
[眼鏡をかけ、蒼い狼を連れた人物。
琢磨に伝えられた特徴を持つ者がそこに居た。
私は立ち上がり、身嗜みを整えてから彼女の前に立つ]
ヴァイスヴァルト王国の女王陛下ですね。
お初にお目にかかります。
私はシンシャ王国第一王子、カナン・ユウゲツと申します。
以後、お見知りおきを。
[私はシンシャ式の目上に対する仕草でヴァイスヴァルト女王に挨拶をした]
― 王宮内・廊下 ―
…………。
[やって来た魔精霊とロスリンのやり取り。
口出しせずに聞いていた各務さんだったが、魔精霊の紡いだ言葉>>90に、僅かに目を細めた]
……また、何かやらかす気かしら。
[魔精霊の盟約者もまた、色々と無茶をしでかす者の一人。
特に、物理的な色々を被る無茶を全面的に引き受ける部分があるから、そこが心配で。
自然、魔精霊に向く視線はやや険しいものとなっていた]
― 湖上庭園 ―
こちらこそ、お初にお目にかかります、カナン様。
以後、どうぞお見知りおきを。
[シンシャ王国式の丁寧な礼に、こちらもヴァイスヴァルト王国式の礼をとる。]
どう見ても王宮じゃないわよねぇ…此処…
[さっきまで自分は確かにユウレンの王宮の中に居た。
タクマから受け取った絨毯を保管倉庫へと運ぶ途中で、向かいからロスリンが手伝うと言って来てくれて>>6>>7]
その刹那か、何度目かの違和感に気付いて立ち止まって。
それまでと同じ様に周囲を見回そうとした時、嫌な予感がした。
咄嗟に絨毯を手放して、次に気付いた時にはもう此処に立っていたのだ]
…やっぱり、気のせいじゃなかったのねぇ。
にしても、何で最初の違和感の時にこうならなかったのかしら。
[目に見えて変化に気付かなかったから、気のせいだと片付けていたけれど。
まさかこんな形で変化が現れるとは思っていなかった。
そもそも何回か同じ違和を感じていたのに、何故今回こうなった、と考えて、ふと違いに気付き]
そうか、風だわ。
今回は風が吹いてきたのよ。
[そうだ。
違和を感じて立ち止まった自分に向かって、風が吹いてきた。
木と日の匂いに、水気が混ざったそれは普段ユウレンを翔けるものとは異なっていて。
理由はわからないけれど、これはまずいと直感で思い、絨毯を手放し少しでも身軽になろうとしたのだ。
その結果がコレである]
…仕組みは解らないけれど。
付喪神達が動き出したのと同じものが、原因かしらね。
[というか、それ以外に心当たりが無い。
どうしたものかと悩みはすれど、現状打開策は浮かばない。
そもそも此処がどこなのかすらも解らないので、まずは現状把握を優先しようと周囲を見渡した]
― 王宮内廊下 ―
心構えは…うん。
[既に目の前で消えるのを見たから、その点は多分大丈夫。
ロスリン自身が消える羽目になっても、これだけ情報が出ていればパニックを起こすことも無いはずだ]
話には聞いてても、実際目の当たりにすると驚くって…。
[新兵故に水面下の事柄についてはまだ触れる機会はない。
ただ、身内が上に居る以上、飛び火してくる可能性が無いとは言い切れなかったりする。
そんな立場にあるが、ロスリンはまだ経験と覚悟が足りないのも事実だった]
まぁあれだ。
目下やるべきことは付喪神の被害食い止めることだよね。
[各務さんが目の前に居るが、そこは軍部としてやるべきことである]
この度は我が国の民が、私の不明が引き起こした騒動に巻き込んでしまい、大変申し訳なく思っております。
女王として、一個人として。
そして、その者に代わり、御詫びを申し上げます。
[今は相手に対して、謝罪を口にすることしかできないから。
ペコリ、とカナンに頭を下げる。]
― 湖上庭園 ―
[もっと年上かと思ったが、然程離れてはいないようか。
女王と聞くと、つい母ぐらいの年齢を考えてしまう。
返される挨拶>>92を受けながら、私はそんなことを考えていた]
あぁいえ。
驚きはしましたが…滅多に無い体験をさせて頂いていますよ。
私自身への影響は、然程。
[全く無い訳ではないが、実害が少ないのも事実。
得るものも多いため、私は女王の謝罪>>95にそんな風に返す]
これだけのことを起こせるとは、余程力ある者なのでしょうね。
[非難を通り越して感嘆にも値するのではないだろうか。
何事も力は使い方次第、ではあるのだが]
…やっぱり、ユウレンじゃないみたいね。
[辺りに生えている木や草を無造作見ただけでも、見覚えの無いものが入り混ざっている。
くん、と匂いを嗅げば王宮で自分に向かって吹いてきた風と同じそれで]
…ユウレンじゃないのは当然として、潮の匂いがしないってことは、多分シンシャじゃない。
となると、ナハティガル…?
あ、でもこの森結構大きそうよね。
ヴァイスヴァルトの方が可能性高いかしら。
[客人が原因らしいとロスリンから聞いた話を元に推測しつつ、これからどうしようか考える。
此処がどこであったとしても、今の自分は恐らく異邦人。
しかも(自分の意思で来た訳ではないが)無許可での来訪だから見つかれば色々不味いだろう]
― 王宮内廊下 ―
立ち直りを短くかぁ…。
まぁ、努力する。
[黒もふの言葉>>96は真理ではあったから、自分が頑張るしかないと気合を入れ直す。
好きにすれば良いと言われれば、そうする、と返して]
その前にこれ置いてこないとだ。
倉庫行って来る。
[絨毯を示して抱え直し、道具倉庫へと続く道に足を向けた]
まぁ、此処で問題になったとしても事態が収束すれば何とかなるでしょうけれど。
…むしろ、自分の身の安全を考えるべき、ね。
[原因がユウレン側にないのなら、仮に此処で捕まっても無罪放免となる可能性は高い。
むしろ、ここで自分に何かあった場合のほうが自国とこの国双方に迷惑をかけそうだと思い、ひとまず様子見しようと身を落ち着ける場所を近くに探した**]
……余計な手出しは、無用だぜ?
[物言いたげな雲外鏡に、釘を刺すような言葉を向ける。
何に対しての手出しか、は言葉にはしない。
言わずとも、向こうにはわかっているはずだから]
― 王宮内・廊下 ―
……それは、わかっているのだわ。
[向けられる言葉と瞳>>100に、返す言葉は静かなもの]
あのこたちは、あのこたちの意思で途を選んだ。
……それは、各務さんが介入する部分ではないのよ。
[声音も口調も静かだけれど。
瞳にはどことなく、遣る瀬無さのようなものも滲んでいた]
― →道具倉庫 ―
[はぁい、と黒もふの言葉>>99に返事をして、ロスリンは道具倉庫へと向かう。
話していた場所からそんなに離れてはいない。
少し歩けば直ぐに道具倉庫へと着いた]
はい、これもよろしくー。
沈黙してるけど、いつまた起きるか分かんないから、しっかり管理してよー。
[そう言って番の同僚に渡すと、起きてもすぐには動けないように、と紐で括ることにしたようだ。
丸めて紐をかけておけば、確かに飛んでいくこともあるまい]
/*
残り10分切ったところでpt残数が20!
でも何を落とせとwww
このまま更新迎えるのが良いかな。
だいぶ色々とお話出来たので満足ではある。
落ちても大丈夫w
― 湖上庭園 ―
そうですか。
[カナンの言葉>>97に少しほっとした表情になる。
恐らくは自身とカナンは年齢が近いのだろうな、と思う。
父は己が元気なうちに、と座を譲ってくれたのだが、その内情までは口にすることはなく。]
ええ、まぁ。
性格には難がありますが、能力はとても。
[御付きとして選ぶ程度には、高かった。
先を考えると軽く胃が痛くなるのは、気のせいだと思いたい。]
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