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風刃の騎竜師 コンラートは風の紡ぎ に投票を委任しています。
竜人の末裔 アリーセは風の紡ぎ に投票を委任しています。
風浪の精霊師 ウェルシュは風の紡ぎ に投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
風の紡ぎ は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
閃影の騎竜師 レト は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
鋼鍛侯嫡子 ファミル は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
籠鳥 マリエッタ は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
白の剣士 ジークムント は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
精霊師 リーゼロッテ は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
風刃の騎竜師 コンラート は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
玄海の精霊師 シュテルン は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
暁紅の騎竜師 ラートリー は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
異国の兵 ロー・シェン は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
竜人の末裔 アリーセ は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
風浪の精霊師 ウェルシュ は 風の紡ぎ に投票した(ランダム投票)
細氷の騎竜師 キアラ は 風浪の精霊師 ウェルシュ に投票した
風の紡ぎ に 1人が投票した
風浪の精霊師 ウェルシュ に 12人が投票した
風浪の精霊師 ウェルシュ は村人の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、風の紡ぎ 、閃影の騎竜師 レト、鋼鍛侯嫡子 ファミル、籠鳥 マリエッタ、白の剣士 ジークムント、精霊師 リーゼロッテ、風刃の騎竜師 コンラート、玄海の精霊師 シュテルン、暁紅の騎竜師 ラートリー、異国の兵 ロー・シェン、竜人の末裔 アリーセ、細氷の騎竜師 キアラの12名。
― 陸戦場 ―
何をしている! 取り乱すな!!
[馬を駆り、声を上げながら足並みを乱す友軍を叱咤する。
ジーク殿に任せていた小隊の副官も対処しているようだが、如何せん小隊長負傷の報は動揺を誘発する効果が大きい]
今からこの隊は私の指揮下に置く!
皆、私の声を聞け!
心強くあれ!
汝らの力はこんなものではなかろう!
足で地をしっかり踏み締めろ!
呼吸を整え、敵を見据えよ!
さすれば勝機見出せん!
[騎馬で友軍の間を駆け抜けながら、張り上げる声を届けていく。
混乱続く中、一部はそれで自分を取り戻す者も居たか]
/*
……あれっ?
あ、えーと。そか、ジーク墓落ちが無くなったの、か(襲撃でジークが落ちるのかなぁそれなら捕虜になった方がウェルシュと話せるんじゃないかなぁ、とか、思ってt
! シュテルン、着いたか。
[河の方で声が上がった>>2:461。
河からの伏兵隊が到着したのだ]
好機を逃すな!
伏兵隊と連動しろ!
[この指示に応じれた者もどれだけ居るか。
けれど伏兵隊の登場は進路上の兵の減少を齎した>>2:476]
退けぇ!!
[駆け抜ける傍ら、武器を振り被ってくる敵兵に対しレイピアを払う]
ジーク殿!!
[呼びかける声。
届く範囲に彼らは居るのかどうか]
ちっ!もう来やがったか!
[エリザにジークムントを乗せたウェルシュはどこまでいったか。]
無理に迎え討つな!引き寄せて横合いから槍を突き出せ!
[判断の迷いは瞬間的にかわる戦場で致命的だ。
こちらは備える数が減っている、無理に防御をしたところで支えきれるかは心許ない。反応できる者たちが道を割り開き、そうでなかったもの、指示が遅れたものは、レイピア>>1の餌食となったか。]
鋼鍛侯嫡子 ファミルが「時間を進める」を選択しました
投票を委任します。
鋼鍛侯嫡子 ファミルは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
─ 戦場 ─
…………───っ
[紡がれる理由>>2:431に、唇をきつく結ぶ。
自分が捨てた訳ではない、捨てられたのだ、と。
ずっとそう、思ってきたけれど]
……当たり前じゃない。
だってあたし、死んだ人間だもの。
故郷なんか、関係ないわ。
[肯定の言葉を吐いて、冷たく笑う。
身体の震えを止めようと、腕輪を強く握って耐えて]
[通信にて側面から攻撃の一方が入る。
河を利用したのであろう攻撃に思う所はあるが、眼前の旧友に背を向けてまで向かう心算はなかった]
─ 戦場 ─
[震えていると彼女には伝わったかどうか。
続く彼女の話>>2:432は、こちらの心情にも重なるもので]
(あぁ。やっぱり似てるね。私達)
[そう、小さく呟く声は彼女に届くか届かないかといった所。
無意識に浮かべた表情は、一瞬で消えて]
ぁあ…あれは?…まじか。
[さすがにこんな場所まで単騎突入する気概が己の元雇主にあるとは思っていなかったので以外そうに言葉を発する。
とはいえ、何度も騎馬の突撃を受け止めきれない。ジークムントとの戦いで負った消耗は決して安いものではない。
この場を動かなかったのは見張りの意味もあったが、満足に戦える状況ではなかったこともあったが、それでも盾と槍を構えた。]
―― 陸戦場・上空 ――
[ロー・シェンからの通信を受け、急降下して河より来る別部隊へと攻撃を仕掛け。]
おら! どきやがれ!!
[胸中を渦巻く複雑な想いを苛立ちへと昇華してそれを氷竜軍へとぶつける。
ある程度の攪乱が出来たあたりでその場を離脱し、皆と合流すべく再度空へと舞い上がった**]
風刃の騎竜師 コンラートが「時間を進める」を選択しました
─ 戦場 ─
けれど?
…何、あたしに退けって?
バカにしないでよね。
退けないのは、こっちだって同じなんだから。
[言葉に冷たさを戻して、言い放つは本心。
腕輪に括った二色の羽、二人に記した印から伝わる交戦の気配。
皆が戦っているのに、自分が逃げる訳にはいかない]
護るものがあるのは、あんただけじゃないのよ。
[感じる息苦しさを悟られぬよう、強く言い切った]
異国の兵 ロー・シェンが「時間を進める」を選択しました
籠鳥 マリエッタが「時間を進める」を選択しました
― 陸戦場:上空 ―
[空戦は、祖母に竜の乗り方を教わる折に教え込まれた。
戦が始まって以降も、幾度か海精の者らしき他の騎竜師と相見える機会はあった……が。]
……くっ……!
[空戦に向かぬ、剣技。
>>2:478それでどうにか矛先を流すも、勢いを殺すまでは至らずに。軍服が裂け、手首には鈍い衝撃が奔る。
翻る鳥翼の竜と、正対して。
>>2:480……虚を突かれた表情で固まる閃影に、手綱を取り直し。]
精霊師 リーゼロッテが「時間を進める」を選択しました
……ウシャス、
[己の胸元に揺れる水晶翼に、気付く。
……恐らくは、見えたのだろう。ならばもう、何かは察した筈。
狼狽に、ウシャスが低く唸る。
――――……訝しげに。意を問い直すように。]
― ウシャス ―
まって りる・らてぃ
だめ だよ だめ
あのひと りるの、だいじ でしょ?
おともだち でしょ?
[事情を知らぬ愛竜は。
戸惑いを帯びた声音で、必死に言い募る……が。]
……っ……煩い!
聴こえなかったのか、ウシャス。
[何も知らない頃になど戻れる筈が無い。
健康で、家族から愛されて。コイツはもう、それで、充分に幸せな人生だっただろう?]
……禍根はこの空で全て断ち切る!
私の弟は、フランツただ一人だ!!
[悲鳴に似た主人の命に。
炎竜は、戸惑いを帯びた音のまま空気を震わせて。]
[……結局。その翼を震わせ、強風を起こすに留めた。]
なっ……ウシャス!?
[強風、とは言うが。
幾ら図体がデカくとも、ウシャスは炎竜。風竜の起こすそれとは、風量は、比べ物に成らず。]
何故……ウシャス、どうして!?
[逆に、思わぬ攻撃に整わぬ体勢のまま。
上体は傾ぎ、安定せぬまま、手綱を取り直す*]
白の剣士 ジークムントが「時間を進める」を選択しました
暁紅の騎竜師 ラートリーが「時間を進める」を選択しました
/*
つーかやね、これって実質、最終日まで生存確定よね?(^^;
もうこの際だから、海精軍の人とも交流すっかな(ぽりぽり)
/*
あー、なんか見苦しいことをつぶやいていたこっちがアレである。まあでも味方を処断する流れとかはちと厳しくもあったからな・・・
っ く!
[横から繰り出される槍>>2にレイピアの刃を打ち付けようとするが、咄嗟のことでタイミングが合わず、右腕を穂先が掠めていく。
散る紅に表情を歪めたが、ここで引き下がるわけには行かなかった]
邪魔を……するな!
[馬首を返し、立ち塞がる兵達へ再び突進する。
愛馬もまた主を援くよう、蹄を踏み鳴らし、兵を蹴散らさんばかりの勢いで地を駆けた。
色味の薄い月毛にも紅が滲んでいたりもするが、怯む様子は無い。
何度か突進を繰り返すと、目の前に盾と槍を構えた男>>6が立ち塞がった。
それが誰か、理解しながらも突撃の速度は緩めず擦れ違うと同時にレイピアを揮う。
金属同士がぶつかる甲高い音が響き、手には固い感触だけが返った]
ロー・シェン……。
ジーク殿は、どこだ?
[馬上から睨み下ろし、ジーク殿所在を聞く。
この場に居ないと言うことが何を示すのか、薄々理解しながら*]
─ 戦場 ─
[悲しげな顔>>9を見据えながら、胸の痛みに堪える。
無意識のうちに出てしまった内心は、自分でも気付かぬままに消えてしまったから]
………何。
[案じるような声>>13が、ともすれば己の本心を曝け出してしまいそうで。
思わず目を逸らしてしまったのは、彼女にどう思わせたか。
それを突き詰める場合でもなく]
─────…っ
[地を蹴り放たれた言葉>>15に、咄嗟腕輪を翳し]
― 救出へ向かう前 ―
[背に投げかけられた言葉>>2:467。
言葉は返せなかったが、耳に届いていたとしても是も否も返さなかっただろう。
私は
けれど、
敵対している以上、アリーセにはまだ真実を告げることは出来ないのだ**]
― 戦場 ―
Windes! (風よ!)
[刃が届くより早く、力ある言葉によって生み出した風。
マリエッタに向かい吹き付けるそれは、体勢を崩させることが出来るだろうか]
―陸戦場―
[ファミルが立ち去った後、こちらを気にしながらも何名か、あるいは大多数はそちらについていっただろうか。
それでも立ちふさがる姿はあり、それは立ち去った彼女を護るためだったかどうか。
少なくとも自分の感覚ではそう見えた]
今のボクは加減を知らない。去りたまえ……
[それでも向かってきたその刃を、左腕にある鱗部分で受け止め]
去れ……
[右手の枷の宝石が強く光を放ち、右の拳を叩きこむ。
封の力に抑えられ、命を奪うほどにまではいかなかっただろうが、その身を飛ばすのには十分だったであろうか]
投票を委任します。
竜人の末裔 アリーセは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
投票を委任します。
精霊師 リーゼロッテは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
……わけ、わかんねぇ。
禍根とか、弟は一人とか、何の話だよ、それ。
[呼吸整え、投げかけたのは、疑問。
問うてはいけない、踏み込んではいけない──そんな、警鐘めいたものが心の内を過ぎる、けれど]
大体、なんで。
あんたが、俺と同じ『お守り』持ってんの……!
[幼い頃から片隅に積み上げてきた、幾つかの引っかかり。
そこに繋がる何かが見えるかも、と思ったら、問わずにはおれなかった。**]
/*
昨日のメモのやりとりについて個人的見解を。
ファミルの言い分は分からないでもないですが、一PLとしては確定で挟み撃ちという状況を作られた、というのが引っかかります。
と言うのも、軍として挟み撃ちにされるという事は大打撃を受けかねない状況であるからです。
その流れで砦まで進軍出来る軍勢ではない、そうかもしれない。
PLとして小競り合いで済ませて砦まで進軍する気は毛頭なかった、そうかもしれません。
しかしいくらそうだとは言え、ピンチに気づく余地すらなく確定されてしまうと、海精軍はそれにも気づかず間抜けにも挟み撃ちされてしまう軍であるとも確定されてしまうのですよね。
基本的にロールのやり取りは仕掛けた方ではなく、仕掛けられた方が決定権を持つと考えています。
軽いやり取りならテンポ悪くなるのでこの限りではありませんが。
つまり挟み撃ちにするよ!
じゃあこっちは気づかず挟み撃ちにされちゃった!or気づいて回避した、を選ぶ余地というのはあってもいいのではないでしょうか。
それを気づく事すらダメと言われてしまうと…。
別に責めたいわけじゃなく、意見として埋めさせていただきます。
閃影の騎竜師 レトが「時間を進める」を選択しました
― 戦場 ―
なら向かってくるなよな!
[突っ込んでくるもの>>17に言い返す。
巻き込まれ討たれたものと、けがを負いながらも左右に避けていけば、自然と、自分への道が出来上がる。揮われたレイピア>>17は、あいつのよりはやくはあるが軽い。吹き飛ばされることはなかったが、槍を突き出すのではなのではなく堪えることを重視して、それを球状の形を生かして横に流した。
不快な金属音。そのあとに続く声>>18はより冷え冷えを響く]
お久しぶり、というべきか?
ま、世間話はともかく、ジークが心配ならばもっともっと…奥。砦までいけば会えるぜ。
[軽い口調であるが、隠し立てはせず、だが手遅れであることだけ匂わせて]
行くなら行くで…指揮官がいなくなった軍をたたくほうが俺ら楽だし。
[突出してきた指揮官にて元雇用主にそう付け加えた]
しかし……止まる訳には!
―― 迸れ ――
[足元に生まれた術の足場を踏みしめて、強引に加速する。
交差した腕を左右に広げて、本来より数秒遅れの刃を振るった**]
投票を委任します。
籠鳥 マリエッタは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
[ゆっくりとした歩みは止めることなく、向かう先はコンラートの待つ友軍の側]
……
[邪魔するものがあれば、その腕を*振るうことになるだろう*]
─ 戦場 ─
[放った術は、足止めをする為。
叶うなら、このまま他者に紛れて離脱をと思っていたがどうやらそれは難しく。
けれど、聊か怯ませることは出来た>>27その隙に、こちらも剣を抜き]
退く訳にいかないって、言ったでしょ…!
[波刃の峰で、振るわれた刃>>29を受け止める。
彼女の眼前に近付いた腕輪を隠すことも出来ず、そもそも腕輪に気を払う余裕も無い。
詰められた距離を再度開ける為、強引に振り切ろうとした**]
投票を委任します。
風刃の騎竜師 コンラートは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
― 陸戦場:上空 ―
……ウシャス……っ……!
[何故? どうして?
そんな物、己が一番解っている。戦を嫌う愛竜でも動けるよう、常に自分の指示は愛竜の意を尊重したそれだった。
……自分の指示は、愛竜の意に沿わなかった。ただ、それだけだ。
また低く、空気が震える。]
― ウシャス ―
……だめだよ りる
ころしちゃ だめ
おとーと なら もっとだめ
いまは それでよくても
ずっとずっと あと
くるしむのは あなたよ りる・らてぃ
[ふるふる、と。
首を振り、竜は過度の羽ばたきを止める*]
……知った口をっ……!
[己より図体はデカいが、愛竜は己よりも若い。
その彼女は、「“弟”ならば殺すな」の、一点張り。]
後に苦しむのは私、だと?
今が苦しみではないのなら、何を苦しみと呼ぶ!? その後の代償など、幾らでも受けとめられる、だから……っ!!
[手綱をきつく握りしめ、身を折り嗚咽を堪える主は裏腹。炎竜は体勢を整え、閃影の騎竜師……否。ルアルの方へと、向き直る。
「攻撃して済まない」「怪我は無かったか」。そんな眼差しを、影竜とその主とに向けて。]
[……やがて。
>>25聴こえた声に、顔を伏せたまま。]
…………お守り? これが? 貴様の?
[どうやら本当に何も聞かされていないらしい、と悟るが。既に、言葉を選ぶ余裕すらなく。]
……笑わせるな。
これは、私の母がお前へ送った物だ。
本来なら、私の婚礼に祝いの品として持たされるべき水晶だ。私が持っていて、何が悪い?
[乾いた哂いは喉に貼り付き。
母譲りの琥珀の双眸に、霧を纏わせて。]
[その言葉に意識がどこに向くか。周囲をみれば包囲するように動く槍隊が見えるだろう。だが包囲はいまだ完成せずに、退くならば大した痛手を与えれないだろうが…
どちらにせよ、予想外の逆撃を受けた以上こちらも立て直しに負傷者の治療など必要にはなることは確実といえた**]
知らぬのならば、教えてやろう。
19年前。リッター家に連なる貴族が、行儀見習いの娘を手籠めにした。
十月十日が満ちた末、娘は男児を産んだ。……が。生家に戻された後、子はその家の子息として育てられる事となった。
その貴族には妻が。そして、生まれたばかりの娘が居た。
しかし、その所業を知った妻は心を病み。後に生まれた息子と真っ当に顔を合わせる事の無いまま、生家に帰され……自害した。
まあ、ごまんとある話だ。……そうだろう?
[どこか歪な笑みのまま、ゆっくりと顔を上げて。]
娘の生家は……コリルスの豪商、アイヒェ家。
娘の名は、レナーテ……レナーテ・アイヒェ。……貴様の、母親だろう?
[尤も。娘のその後は、彼女の知る所ではなく。
ただ、霧に垣間見える双眸を、睨みつける。]
貴様と出会ったローティスは、母の生家だ。
ユーディット・ラトリエッテ・フォン・リッター。
それが、私の名。
……貴様の姉の名だ。
[……その色が、どこか弟の菫色にも似ていた事は、脳裏から振り払って*]
/*
今気付いたんだけど、俺ってば、ローの武器の名前間違えてますかーーーっ?!
あああああ、またやった……orz
[マリィは気付くだろうか。
それこそが、エリーザベトが死んだ理由だということに。
それを知られてしまうことこそ、自分は避けるべきなのに**]
/*
ところで今更な話なんですが。
エリーマリィと呼び合ってると某錬金ゲームを連想してしまう私がいます。
マリーだとまんま過ぎたのでマリィと呼ぶことにしたのは内緒の話。
何気にユーディットさまもユーディーって呼ぶととてもやばいことn
三作目までしか持ってないけどな。(
/*
書いたかどうか解らないけど探すのがあれだし今書かないと忘れそうな補足ちらり。
ウシャスの言う「りる・らてぃ(らーてぃ)」は、「リトル・ラートリー」。ちっちゃい方のラートリー、とか、そんな感じ。
名前的にドイツ語圏っぽいけど、面倒なので英語採用の、愛称でした。らーてぃ(らてぃ)は、ウシャスの舌が回らないからその呼び名になってるらしい。
擬音に直すと『……ぅるるるるるぅ……(※重低音』とかそんな感じの鳴き声ですが。舌っ足らず。
「ますたー・らーてぃ」はおばあちゃんの方。同じ《らーとりー》なので、尊称(&おばあちゃんは略さず呼ぶ)で区別。
おじいちゃんの事は、「ますたーの番い」、弟(フランツ)は「ふらん」。母親は「りるのまま」で、父親は……「あのひと」とか、かな(そもそも好んで接触はしなさそうだったので、あんま考えてなかったけd)。
/*
後、父親も一応騎竜師ですが。現役からは早めに引退して、普通に貴族やってそうだ。
……うんまあこの辺はリーゼとかの状況も加味しつつ、ではある、けど。
母親の事は、愛してたのかどうか。
ただ、少なくとも彼女の死後、他の妻を迎えたりはしていない様子。自殺されちゃったから世間体が悪い説は、多いにあり。
というか、レトの実母は今どうなってるんだっけ……? 確か出てなかったような気がする、けど(ねむけでたどれないともいう
……寝るか**
― 戦場→砦 ―
[ 狼の背に揺られながら、彼の意識は無意識の闇と浅い覚醒の間を揺れ動く ]
『ジークはジークだ!』
[ 示した拒絶に対して、幼馴染みが叫んだのは、過去にも聞いた事のある言葉 ]
『父上の望み通りにしなきゃ駄目だって、みんな言うんだ…でもボクは、嘘をついているみたいで…なんだか苦しい』
[ 父の元に引き取られてしばらくして、なんとか貴族の子弟らしさも身に付いて来た頃、自身の内面と外面の落差に悩んで、ウェルシュに、思わずそう漏らした時のことだ ]
[ いつも通りの、まっすぐな瞳と何の気負いも無い声と笑顔で、でもジークはジークでしょ?と、あっさり言われた ]
[ 自分は自分だと、どんな姿をしようと、どんな言葉を使おうと、どこに居ようと…そんな当たり前の事を当たり前に、まっすぐに伝えてくれる。彼にとってウェルシュは、真実を写す鏡にも似た存在だった ]
[ きっと彼女自身には、そんな意識は欠片も在りはしなかっただろう。ただ見たまま感じたまま、思うままを口にしただけのことだった筈だ。だからこそ、大切だった。自ら傍を離れた後も、変わらずにいて欲しいと願っていた ]
(ウェルシュ…)
[ 懐かしい、暖かな毛皮の感触と獣の匂いに、胸の痛みが増す。自分の言葉が、彼女をどれほど傷つけたかと、彼の心もまた、返す刃に切り裂かれて ]
[ けれど、謝ることすら、もう彼には出来ない。例え真意が別にあったとしても、向けてしまった言葉の刃を無かった事には出来ないから ]
[ けれどせめて、自分を庇った事で、彼女が辛い立場に置かれない事を…その為に出来る事が、あるなら、と ]
― しばらく後・クラタエグス砦 ―
…私の名は、ジークムント=キース=バルト。
サイプレス王国軍中将バルト候の庶子だ。
[ 砦に運ばれ、一応の治療を施された後、捕虜として尋問を受けた彼は、そう名乗りをあげた ]
バルト候の放蕩息子…そう言えば、この砦にも知ってる奴はいるんじゃねえか?
[ 海精軍の中央に近い位置に在る将軍の息子…そう知れれば、主筋に当たる彼を生かそうとしたウェルシュに罪有りと断ずる事も躊躇われるはずだ、と、そう踏んでの、新たな賭け ]
[ 例え、どんな名を名乗ろうと…そう彼のクイーンに告げた通りに。そして幼馴染みに告げられた通りに ]
(俺は、俺だ…俺なりのやり方で、最後まで、戦う)
[ 命ある限り、折れるつもりはない** ]
― 陸戦場 ―
裏切り者に向ける挨拶など無い。
[切り捨てるかに見えるその言葉は、少なからず信を置いていたことの裏返し。
人手不足のところに少人数でも現れた傭兵達のことを、本当にありがたいと思っていたのだ。
彼らは傭兵だが、隊の一兵士と同等に見ていた私は、彼らが傭兵としての立場故に海精軍へと寝返ったことを理解しきれていなかった。
その失望が声に現れている]
………砦、だと。
[所在を問うて返った言葉>>28に、私は大きく眉を潜めた。
予測していた答えが現実となる。
今ここに来たようにそちらへと駆け出さなかったのは、妙に冷えた頭が自分の立場を思い出させたため]
……ジーク殿、 応えよ。
─── ジーク殿!!
[通信を限らず、ジーク殿に向けてローを目の前にしながら声を張る。
通信を聞くことが出来る者が居たら、彼に異変があったことを知ることが出来るだろう]
[どこからか返る声はあったか。
焦りと怒りを含む声は、通信を聞いた者に私の状況を伝えることになろう]
……私は指揮官だ。
ここを放って駆け出すわけにはいかぬ。
[激情を抑え込みながら、自分の周囲に包囲網が形成されていく>>35のを見る。
完成する前に手綱を引き、私は愛馬を立ち上がらせ、威嚇するように嘶かせた]
丁重に持て成せ。
いずれ、貴様らを穿ち取り戻しに行く。
[現状、捕虜交換を可能とする手札は無い。
ここは引くことに決めて、馬首を返し未だ綻びのある包囲網の隙目掛け助走の無い突進を敢行した]
全軍に告ぐ!
各々敵の応対をしながら後退せよ!
一度引き、態勢を整える!!
[平原部隊の中央から伝播する指示。
隊の両端に届くまでは幾許かの時間を要するだろう。
コリルスまでは戻らず、敵から離れた平原の只中で隊の再編成をするつもりでいる。
霧を味方につけたなら、それも叶うと判じてのこと。
ただ、それ故に戻らない者に気付くことに遅れるだろうことは、その時はまだ頭に浮かんですら居なかった**]
― 陸戦場 ―
裏切り者……な。あいにく命なぞいらんといえるほどの豪気な自殺願望者じゃないもんでな。
ジークと違って捕虜返還のための交渉なんて傭兵相手に指揮官がいるとも思ってないんでな。実際あってもしなかったろ?裏切ったか見捨てたのが先かってだけの話だ。
["彼"が傭兵というものを隊の一人のように思っていたことを知らない。
指揮官としてふるまうその表層的なものしか見ることが叶わなかった身。その心に触れる機会がなかった者は、失望>>44の声を『所詮は金に尾っぽを振る傭兵』とでもいっているように聞こえていた]
ま、うちの上のやつらは保身が大好きなんで捕虜に下手に手出しなんてする度胸ねーだろうけどな。
[見捨てられる対象にて命が軽いと見られる傭兵や、あるいはただの兵ならば関係のないことだが、小隊長や貴族のものであれば違う。
こちらも捕虜に手を出さないのだから、自分たちが捕虜になったときも手荒な真似はするなという無言の取引。というものを悲痛な叫び声を上げた後、無理矢理激情を抑え込むファミル>>46>>47にその意味は通じたか。
とはいえジークムントが海精軍の主筋にあたるもの>>42のような立場であるとは知れば関係のなかったことかもしれないが]
[包囲の綻びより逃げる>>47のに、追撃の命は下さない。ファミルの力は知らないが、今の状態でよくて相討ちになりかねない、その先に死しかない戦いなどやりたくもない。それは周囲で包囲網を形成しようとしていた傭兵も同じ。誰一人撤退するものを追うことはしない。]
いったん態勢を立て直すぞ。負傷者は精霊術師に治療してもらえ!戦場の習いだ、使える武器あったら拾っとけよ!
[鋼鉄候の武器だ。さぞかしうよい装備となる。
その回収される武器の中には戦友≪とも≫のツヴァイヘンダーも混じっていたか…はわからない、あったとしても重くて置いていったかもしれないがそれはともかく。]
悪い。予想外の逆撃を受けたんで一旦態勢立て直すんですぐには動けない。あちらも後退の指示を出していたんでそれが好機ならば活用してくれ。
[通信機で海精軍のものにそう伝え、士気こそ高いが先に伝えた報告の通り、相手が後退するのに合わせて一時態勢を立て直すことにした**]
[敵の気配も徐々に遠のくか。双方の事情によりすぐに交戦はできぬ。警戒は怠らぬように迎撃できる姿勢は整えながら、自身も治療のために精霊術をつかえる傭兵の下にむかった**]
/*
ふむ。
折角の作戦だったのにあちらがあまり受けてくれないのはやはり悲しいものだな。
同じことを他の人にやったことがあるから、その人の心境がこんな感じだったんだろうと思う。
さて、軍団戦以外にバトル舞台作るとなると、お互い呼び出してー、とかになる気がするが。
どうにか砦まで行けないかなぁ。
捕虜になってしまったらジーク殿が外に出てくる機会なんて無いだろうし。
……いや、あの人なら何かやりかねないか。
様子見つつ考えよう。
今問題なのは、如何にファミーユをストレスマッハにしないかだw
/*
ところで捕虜返還についての知識があまりないのだが。
解放交渉する場合、何を担保に返還要求するのか。
こちらにも捕虜が居る場合は、それと交換が妥当なのだろうけど、居ない場合はどうするんだろう。
まぁぶち抜いて助ける宣言しちまってるんで、考えなくても良いのかもしれないがな!(脳筋
― 陸戦場→ ―
[ローの取引>>50の意図に関しては気付ける状況にはなかったが、元より捕虜をどうこうするつもりは無い。
尋問は流石に行うだろうが、拷問まで施行するほど、私に度胸は無かった。
兄ならば、躊躇い無く行ったのだろうけれど]
リューエットワール……すまない、もうしばらく辛抱してくれ。
[未完成の包囲網を突破する際、愛馬は胴に切り傷を受けたようだ。
労わるように首筋を撫で、指示に従う兵達に紛れ私も後退する。
ある程度下がると愛馬から降り、自分の治療よりも先に愛馬の手当てをした]
……あぁ、私は大丈夫だ。
…どうした?
[兵の一人に声をかけられ、それに応じる。
確か、ジーク殿の小隊の副官だったか。
副官に連れられ場所を移動すると、そこにはジーク殿の愛馬と彼が揮っていたツヴァイヘンダーがあった]
……そうか、お前が回収してくれたのか。
感謝する…。
[沈む声に何を思われたか。
私の激昂をあの副官は近くで見ていたはずだ。
諸々を察してか、副官は一礼の後その場を後にする]
ジーク 殿 ────
[”私”のナイトたるを誓ってくれた彼。
傍に在り共に戦うものだとばかり思っていたのだが]
必ず、助けに。
[そう心に誓うも、彼を取り戻すための案がまだ浮かんでいない。
こちらも捕虜を取って捕虜交換をするのが確実とは言え、そこまで漕ぎ付けられるかも怪しい。
地面に置かれたツヴァイヘンダーに触れながらしばし考え込んでいたが、やがて緩く首を横に振った]
今後についての作戦会議が必要、だな。
[一人ではどうしても煮詰まってしまう。
少しでも良い、誰かと話をして方針を決めたい。
今時刻はどのくらいだろう。
霧のせいで空が明るい、以外は判別が難しい。
夜の帳が下りてくるようなら、戦況がどうあろうが互いに引き、一時の休息を取ることにもなるのだが**]
[──引っかかっていた事が、全くなかったわけじゃなかった。
けれど、それらの違和感、ひとつひとつはあまりにもささやか過ぎて、単体ではその意にたどり着ける事はなく。
──何より、少年がそれを知ることを望まぬ者もいたから。
伝えられる事はなく、時は、過ぎて、そして]
[けれど]
……わかんねぇ、よ。
[わからないことだらけだけど]
レナーテなんて名前、聞いた事もねぇし。
これが、どこから来たものかなんて、全然教えてもらえなかったし。
いきなり姉だのなんだの言われたって、ぜんっぜん、わけわかんねぇ、けど!
[わからない、で怖がっている場合じゃないのは、わかってるから]
[ぶん、と大きく首を振った後、霧かかる琥珀を見返す。
同調の作用である、紫紺がかった瞳が暁紅に思わせるものは知らず。
今は色違えるそこに宿るのは、揺らぎと迷い]
……後退、了解。
今、向こうの部隊長クラスと出くわしてるから、撒くのにちょっと時間かかるかもしれねぇけど、必ず合流する。
[通信で仲間たちに伝えた後、意識を再び対峙する暁紅へと向けて。
唐突に、上へ向けて羽ばたいた]
……っせい!
[上昇の頂点から素早く切り返しての急降下。
意表をついた動きから斬撃を繰り出す一撃離脱は、己が得意手ではあるが。
この時は、どうしても──太刀を振るう事ができなかった。
迷い映し翳る『月影』は、緋色にも暁紅にも触れる事ないまま、ただ、空を包む霧を揺らし]
……一先ず、勝負、預けるっ!
[代わりに、離脱間際に残すのは、こんな言葉。
逃げ出している、という自覚があるからこそ。
負けず嫌いな気質がそう、言わせていた。
それに対しどんな反応が返るのか、確かめる事もないまま。
褐色は翼を返し、白の中へと飛び込んでいく。*]
/*
今ふと思い出してラートリーの設定見直しに行ったら、弟は病弱じゃなく気弱だった。
だが気弱なフランツ…w [やっぱり笑ってしまう( ]
― 戦場・上空 ―
[対峙の空から離脱した後。
合流予定地点に向けて、すぐに飛ぶ事はできなかった。
頭の中がぐるぐるして、身体が震えて。
どうすればいいのかわからない──そんな思いが、心の中を占めていて]
……俺、は……。
[掠れた声で呟く。
迷いは同調を揺るがし、断ち切れたそれが衝撃を伝えて]
……っ!
[衝撃に、身体が大きく震える。
きゅぃぃ、と影竜が鳴く声が耳に届いた。
このままじゃまずい、気取られたらいい的になる、と。
合流地点からはやや離れた、人気のない場所へと褐色を舞い降りさせた]
……ああ。
だい、じょうぶ。
大丈夫、だ。
[舞い降りるなり、きゅぅぅ、と不安げに鳴く影竜に力なく笑って見せるが。
感覚を重ね意を同調させる影竜に、隠し事ができるはずもなく。
諌める鳴き声を重ねられ、一つ、息を吐いた]
ちょっと休んで、落ち着けば、大丈夫。
……こんな情けねぇとこ、見せらんねぇよ。
[それでも、意地は残っているから、こう言って。
鞍から滑り落ちるように降りると、柔らかな羽毛に埋もれるように顔を伏せた]
……レナーテ・アイヒェ。
[告げられた名を繰り返す。
ほんの数文字、綴りを変えればそれが自分の名前──レナートゥスに変わるのは、わかった。
望まぬ形で子を生した後、若くして世を去った愛娘の忘れ形見だから、と祖母がつけたという、その由来までは気づく由もないのだけれど]
ユーディット・ラトリエッテ・フォン・リッター……か。
[もう一つの名も復唱する。
リッター家の名は知っている。
昔は商いの繋がりもあったけれど、ある時からぱたりと途絶えた──という話は、店の誰かから聞いた話。
家業については兄任せだったから、さらりと聞き流していたのだけれど]
もしかして、その理由って……俺?
[そう、考えるのが、自然なのだろう。
裏側にある様々な思惑は知らぬけれど]
……俺……は。
[どうすればいいのか。
どう動けばいいのか。
わからない、思考がまとまらない。
早く合流しないと、という思いもあるのに、頭の中がぐるぐるして、身体が動かない──動けない。
無意識、褐色にしがみ付く手に力がこもる。
影竜は、宥めるように少年に顔を擦り寄せ、きゅぃ、と鳴いた。*]
どうすりゃ、いいんだよ……。
わけ、わかんねぇ……よ……!
[褐色の羽に埋もれて漏らした掠れた呟きは、偶然起動した通信具が拾い上げていたけれど。
それに気づく余裕は、どこにもなく。*]
投票を委任します。
閃影の騎竜師 レトは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
/*
うみゅ。
半分は、風さんに委任してるっぽいな。
これなら、大丈夫そうである。
さて、ここからの立ち直りを考えつつ。
上手い具合に、リロにラートリー情報をパスせねば。
しかし、このタイプは。
普段悩まない分、落ちるとループがひでぇなw
― 陸戦場 ―
[船より降りた伏兵達の戦いは徐々に苛烈さを増していく。
相手取るべきはティユル河付近に配備していた兵に加え、新たに配備された兵>>2:476]
こっちに兵士が多く来たってことは、
どっかの兵士が減ったってことだよ! 目の前にいるのが増援じゃなければ!
[実際その通りであるとはまだ知らず。>>1
敵へ立ち向かう者達へ向ける言葉は、励ましになっているのか怪しいものの元気よく響く]
[当初に比べて縦に長く伸びつつある伏兵達の位置。
前陣の様子が少年に伝わるのにもだいぶ時間差がついてきた。
平原部隊との合流、敵の騎竜師の接近>>7、他色々。
残念ながら少年は、「合流したら一緒に戦え」とか「敵の騎竜師にはなるべく近付くな」とかの、
大雑把に過ぎる指示しかできないから、
細かい部分はあっさり副官に投げた。
投げて―――本来の役目に集中する]
―― 停滞を ――
[味方の兵の持つ剣がまた一本、
少年の声に応えて水の精霊の加護を得る。
味方の白兵攻撃の威力を高め敵のそれを減衰させる、そんな、加護]
そういえば、後退指示が来たら僕達どっちに退けばいいのかなー。
平原部隊と同じ方向でいいか。前の方はもう合流したし。
こっちであってるよな。
[指差した先の視界は霧で阻まれよくは見えない**]
玄海の精霊師 シュテルンが「時間を進める」を選択しました
……エリー。
[離れたけれど、まだ互いの顔が見える位置で、精霊師は旧友に呼び掛けた]
そういえば、まだお伺いしておりませんでしたわ。
貴女の、理由。
[騎竜師の名家であるリッター家としてなら、参戦する理由もあろう。
しかし、彼女はそれを離れた身だ。
しかも、実の親からすら死んだ者として扱われるという形で]
投票を委任します。
異国の兵 ロー・シェンは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
―― 陸戦場 ――
[相変わらず霧が漂っていて視界の悪さに舌打ちをする。
元々この辺りは霧が発生しやすいとはいえ、これだけ晴れないのは。
こんな馬鹿げた争いを止めろとでも言いたげだと思う。
猟師に育てられ、森の恵みを受けて育ってきたから自然の意思という物を考えずにはいられなかった。
河より来る別部隊を牽制がてらある程度蹴散らして。
あまり深追いしても自分の身が危険であるし、ロー・シェンより通信が入った(>>51)事もあり。
さっと空へと舞い上がり友軍の元へと向けて飛び立つ。
友軍の姿が見え、ひらりと手を振ってその場に降り立ち。]
ちょっと通信じゃ状況はよく分かんなかったんだけど、今どうなってんの?
[視線は通信で名前の出たウェルシュと狼の背中に乗せられている銀髪の男へと交互へ動き。
そしてアリーセがいれば彼女へと向けられるだろう。
怪我などしていないだろうか、といった心配そうな色を滲ませて。]
[その後悠長に情報交換をする時間などあっただろうか。
ともあれ、負傷者も多く混乱も大きい事もあって一度体制を整えるべく撤退する事になる。
戻る時にネージュに共に乗る者がいれば。
常とは違い暗く沈み物憂げに考えに耽る姿を見る事が出来ただろう*]
― 陸戦場辺縁・上空 ―
[ルゥリィラ、とトルメンタが鳴く。
宥めるような歌声は戦場に似付かわしくないものだった。かなりの高度も取っていたから直接耳にする者は殆どいなかっただろうけれど、聞こえれば戦意を削いでしまったかもしれない]
……大丈夫。
戻らなきゃ。あの人と当たるのは、まだ嫌だけど。
[ごしごしとリーゼロッテに印をつけてもらった左手で涙を拭う。>>2:380
その左手をじっと見て、ポカンとした後慌てていたレトの態度を思い出すと詰まっていた息が抜けた。>>2:390
リーゼロッテはすまながっていたけれど、あれはそうじゃないと思う。あの時は戦うことに期待すら持っていたのに]
……あっ。
[リーゼロッテの位置も当然見失ってることに気がついて、目を閉じて渡した羽の位置を探すために集中した。
ついでに竜の気配も探る。3つ、いや4つ。2つは一緒に、あとの2つはバラバラに。1つはさっきまでいた場所から殆ど離れていないよう。その場の兵は苦戦してるだろう]
トルメンタ、戻る……。
[指示を出しかけたところで、通信が異変を知らせてきた。>>46]
ジークムントさん、どうかしたんですか!?
[何かあったことは分かる。
けれどそれ以上を知りようもない場所に、いた]
退却……わ、分かりました。
こちらは敵竜騎士と既に離れています。
援護できるような位置に、入ります。
[とても申し訳なさそうな声で通信を返す]
― 戦場 ―
[あの後、武器を集め、けが人の治療。周囲を警戒しながら過ごしていたが十人程の代表とでもいうべき傭兵たちと話していた]
「どうすんだ。ロー。」
[厳密に勝利とはいわないが、優勢に進めたことでの熱気は、冷めるのも早い傭兵たち。それよりも先ほど起きたことが彼らの心中に新たな不安を与えていた]
[そこにいたのは、氷竜軍時代に一緒に捕虜になったものから、海精軍にいたものたちの混合体。
先の戦いで命を張って力を示したことで、彼らとの間により結束を高められた。と思っていたが問題は別にある。
それはさきほどのウェルシュの裏切り行為を、特に現場で見ていた傭兵たちにとって軽視できる問題ではない]
元々今回の戦いは内乱だ。あちらの軍とこちらの軍とに知り合いがいる。同郷のものだっているだろうからな。
「後ろからばっさり斬られるなんて俺はやだぜ」
「まだあの嬢ちゃんはいい。身を投げ出したってだけなんだからな」
それでも迷惑だがな。あの時は運がよかっただけだ、下手したらこっちの死に直結する。巻き込まれ事故はごめんだ。
[まったくだとうなずく周囲の面々。今後さきほどのようなことがないとは限らない。その時も無事であるという保証は一切ない。]
[傭兵はなにより機転がないと生きていけない。味方がこちらをおいて逃げることで敵中で孤立する。それどころか酷ければ敵味方関係なく矢だって放ってくる。そういったことをしてきそうなものを知っておかなければならない。知っておけば、臆病な指揮官の下であれば、いつもより早く撤退をするなどと備えれる。
氷竜軍にいたころも、海精軍に移ってからも、味方の情報を得ようと努めていた。彼らにとって危険なのは目の前の敵でもない。空を駆ける竜でもない。自分たちの横にいて後ろにいる味方であった]
「あっちの傭兵と渡りとつけて八百長試合でもするか?」
それも取るべき手の一つだろう……氷竜軍に伝手はあるやつはいるか?
[出た提案。それに対して向けた問いには、二、三人の手があがって、無言で頷きあった]
どちらにしても味方だと思ってたやつのせいで死ぬなんて間違いは冒したくねぇ。だが全員が覚悟を決めてないとも言い切れないからな……信じてみてもいいかもしれないやつもいるならば…その時は…間違ってやるつもりだ。
「またかよ…」
[呆れるような声を出したのは氷竜軍のときから知ってる傭兵だ]
ああ、今まで何度も間違えてきてんだ。今更、一つ二つ増えたとこで問題ないだろ?
今のところは無理せずに様子見だ。
[今度は海精軍に元からいた傭兵たちにも呆れられながらも非難を受けることなかったため、結論づける]
「あっち(氷竜軍)じゃここまで気にする必要ないぐらい楽だったのにな」
「お?そうなのか?」
「ああ、ローが戦ってた人のおかげでな。楽させてもらえたぜ」
「そうなのか。羨ましい。そういう奴なら生き残ってもらいたいもんだな。」
[話し合いがひと段落ついたところで世間話に移行していった。戦場でありながらも程よい緊張感を保ちながら警戒を続ける。
その後、指示があればそれに従って動くだろう**]
― 後退時 ―
了解した、必ず戻れ。
[レトからの通信>>63に一言返し、キアラからの通信>>=1を耳にした]
…敵の捕虜となったようだ。
私が駆けつけた時には、もう。
[それは指揮官自ら最前線に立ったことを意味するが、ひとまず置く]
私は一足先に下がる。
皆、間違っても深追いはするな。
態勢を整える、必ず戻って来い。
[キアラの声は申し訳無さそうだったが、責めるようなことは言わず、ただ必ず戻るよう指示した]
― 陸戦場・上空 ―
少し戻って高度低めで牽制するよ。
退却する味方の援護をするから。
[敵兵で追って来る者があれば矢や槍は避けたり弾いたりしなければいけない。その覚悟だけはつけなおして、トルメンタに指示を出した]
それくらいはしなくちゃ。
ジークムントさん、無事だといいんだけど。
それに、シュテルンも。
[ジークの名を呼んでいたファミル。もしも戦線が崩れたせいで何かが起きたのだとしたら。逃げてきてしまったことを後ろめたく思うため、思考は良くない方にばかり向いてしまう。
それでも退却する氷竜軍の上まで舞い戻ると、河の方を時々チラチラと気にしながら、何度か上昇と降下を繰り返した]
捕虜っ!?
[ファミルが教えてくれた事実に驚いて、上擦った声をあげた。>>=2
立て続けての動揺は抑え込もうと、ゴクリと唾を飲み込んで]
はいっ。ファミル様はお先に。
追撃の警戒をしてから、深追いはせずに、戻ります。
……ふぅ。
[指示を復唱するように答える。
深追いしなければ、コンラートとの再交戦も可能性は低いだろう。小さくついた息までを通信機は拾っていた]
投票を委任します。
細氷の騎竜師 キアラは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
細氷の騎竜師 キアラが「時間を進める」を選択しました
―― クラタエグス砦・竜舎 ――
[捕虜となったジークムントの尋問に参加する事はなかった。
興味なかったのもあるし、そういった場に参加するのは上官達の仕事であるので。
もし参加して彼の名前を聞いた所でなんとなく聞いた事あるかもな、くらいなので役に立つ事もなかっただろう。
竜舎へと足を運びネージュを優しく撫でてやる。
甘えるように身体を摺り寄せるネージュへと笑いかけ。]
疲れは取れたか?
あん時は無茶させたからなぁ。
[きゅう、とネージュは大丈夫だと鳴いて。
しかし争いが激化してこれば、あの時以上の無茶を強いる事も出てくるだろう。
困ったもんだ、と眉を下げて溜息をつく。
戦いが本分のロー・シェンや真面目に軍人やっているラートリーなんかは違うのだろうか。
彼らは自分とは少し違うと常々感じていて。
出会った頃からずっとそう感じていた事を再認識する。]
―― 回想:ロー・シェンが捕らえられた頃 ――
[アリーセのお目付け役兼世話役としてクラタエグス砦へとやってきてすぐだったか。
ラートリーが捕虜を捕らえ、そしてその捕虜は同僚となった。
軍人らしい軍人となろうとしているラートリー。
傭兵らしくその軍人とはどこか違った雰囲気のロー・シェン。
二人の対比は見ていると面白く、しかしどこか他人事のように眺める事が多かった。
そもそもコンラート自身は軍人ではないと思っているし、傭兵のように戦う事が仕事でもないと思っている。
ある意味で一番中途半端な人間であった。
それだけにどちらに属する人間であろうと気兼ねなく接するし、馴染む事も出来る。
表向きは、との注釈はつくだろうが。]
ローはさ、この軍のヤツらをどう思う?
[一度尋ねた事があった。
それに返答があったかどうかはさて置いて。]
俺はさ、指揮官のおっさんは馬鹿だと思ってっけどね。
案外この軍のヤツらって抜け目ないよなぁって。
ま、馬鹿ばっかだったらとっくに瓦解してるよなぁ。
[笑いながら言う。
アリーセを起用した事や、なんだかんだで砦を守れている事もそうだし。
連携がなさそうに思えて纏まっているあたりもそう。
優秀な人間がいる事は想像するまでもなく。]
別にあんたが裏切りそうだから釘刺したいってわけじゃねぇけどな。
俺としてはね、アリーセが無事ならどうでもいいんだけどさ。
[この時は冗談半分でそう言ったのだが。
まさか敵を庇ったりなんて行動を起こすのがウェルシュだとは思っていなかったのだった*]
/*
今見返すと、このこの設定が一番浅いわねー。
まあ、そのおかげで初回バトルに漕ぎ着けた感はあるんだけど。
[ というか、初期設定が浅いのは毎度のこt ]
そして、何故かどんどんロー・シェンに肉付けされていく不思議。
[ だからそれも毎度のこt(ry ]
いや、ほんとありがとう。愛してる。
―― 現在:クラタエグス砦・竜舎 ――
[幼馴染の存在に心が揺れる。
アリーセを護る事を第一に、敵であるキアラは倒すと決めた。
それでも揺らぐ気持ちを持て余していて。]
いっそ俺も記憶喪失になったらよくねぇ?
[割と本気で言ってみれば。
ネージュからは心配しつつも温い視線が送られた。
違うと感じている二人だってそう割り切れているかどうかは分からないと。]
…ただ一緒に空飛べたらなぁって、ダメなんかねそういうの。
[呟く声は霧散して消える。
こうやって呑気にしてられるのも後少し、きっとすぐに収集がかかるだろう事を思えば。
溜息をつく暇もないと内心で嘆くしかなかった。]
― 後退位置 ―
[前線を離れ、交戦地とコリルスの中間辺りで隊を止める。
コリルスには戻らない。
一度戻ってしまえば、また移動に時間を費やさなければいけないためだ]
少しずつ、あちらへ進むことが出来れば良いのだが。
[そのためには敵軍を押し返さなければいけない。
けれど、その最前線で兵を率いていたジーク殿が囚われてしまったのは大きな痛手だった]
先の副官に1隊を任せて、騎竜師達についてはレトに任せるしかないか。
[通信で今後のことを相談すれば良いのだが、未だ戦場にて後退の援護をしている者も居よう。
その状態で声をかけるのは愚であったため、通信機は受信のみにしていたのだが]
/*
戻らないってのはちゃんと示したんだけどな。
見落とされたなら仕方ないけど…。
ただ、明確に書いている以上、あちらが砦まで戻ると言うなら、こちらは進むことを選べる。
重箱の隅を突くようだが、戦争ってそんなもんじゃないか?
……無理には聞かないが。
[何かを抱え込んでいるようだというのを先の声から推測したため、レトの返答>>=5には先ずそう返す]
吐き出せることなら、吐き出せ。
私相手でなくとも良い。
お前が、信を置ける相手にでも。
一人で溜め込んでいても、良いことは無い。
[直接的で不器用な言葉だったろうが、レトを案じる想いを載せて]
お前は……お前も、独りではなかろう。
[ジーク殿から貰った言葉を、自分の言葉に組み替えてレトに向けた]
/*
挟み撃ちされてそれなり打撃受けたっぽいのにそんなすぐに立て直せるのか凄く疑問。
んー…一応俺が見つけて攪乱はしたけど完全に抑えられるとは思えんしなぁ。
無理やり被害は最小限で抑えられたって事にすんのか。
なんかね、全部氷竜軍にこっちが合わせてる感じがね。多少は柔軟にいきません?
[戦闘の合間も、通信を耳には入れている。
指示の変更など、いち早く耳に入れるべきだと思っているからだ。全てをしっかり聞けているかは怪しいし、必ずしも答えられる状況にあるとは限らないけれど]
……レトも?
[レトの最初の言葉を聞き流してしまったけれど、ファミルに返していた言葉は意識が拾い上げて、ぽつりと呟いていた。>>=5
それでも彼は戦っていた。そう思うとまた少しだけ心が重い]
…先ずは、無事に戻って来い。
私からはそれだけだ。
[離れたままで居るのは得策ではないから、合流するよう促して。
僅かに、笑む気配を載せた]
[エリーから返答はあっただろうか。
いずれにしろ、意識はもう一つの気懸りにも向けられていた。
河の方角から現れたという伏兵。
この霧の中、船を動かせる人物として、思い当たるのは一人しかいない]
―― 陸戦場にて ――
[狼の背に乗せられた銀髪の男へと目をやり、取り敢えずは狼を止めて。]
河寄りにいた部隊は結構な打撃受けてる。
あっちも本気でやる気あったのかどうかは知らねぇけど、一撃離脱でちょこちょこやってたっぽいね。
[だから壊滅的被害ではないと告げ。]
でも一旦引いた方がいいと思うよ、混乱してるしさ。
こんな状態ですぐに体制整えるって無理あるし?
それにさぁ、コイツ放っておいたら死にそうだしな。
いや、首だけ相手に送り返すってんならいいけどさ。
[医療の知識はないが、未だ意識の戻る気配のない男の顔色は悪い。
精霊師が手当を施してはいるが。]
[だが、ただの一兵卒である自分の言葉は軽く、あまり本気には取られないかもしれない。
こちらが引いている間に氷竜軍が進行してくる事を恐る声も大きい。
ちらり、とラートリーへと視線を送り。]
しゃーねぇな、俺がコイツ砦まで運んでくる。
なるべく早く戻って来るから。
アリーセはどうする、一緒に来る?
[一応お目付け役の自分がこの場を離れるのなら。
彼女をこの場に置いて行くのは命令違反である。
一応お伺いを立て、否と言われなければ連れて行くだろう。
話し合いの結果、自分は銀髪の男を連れて砦へと戻り。
残りの部隊はまあラートリー達が話し合ってどうにかしただろう*]
― 陸戦場・上空→後退位置 ―
トルメンタ、氷波!
[開戦時に放ったのと同じ、威力の弱い
生ぬるいといえば生ぬるい。この程度では寒さで動きを鈍らせることはできても凍傷などは殆ど与えられない。けれど撤退戦だから相手を無理に倒す必要はない。追ってこれなくすれば十分]
レトは出来た事、私が出来なかった分。
ここは譲らないんだから。
[意地のように最後近くまで戦場に残っていた
ほどなくして海精軍も指示が徹底されて引ゆく。>>51
それを確認してから合流地点へと移動した]
[誰にと言われなくても、当然誰のことかは分かって]
………………うん。
知ってる人、だったみたい。
[先と同じような、申し訳なさそうな声で肯定する。>>=10
正確な事実が確認出来ていないことから、会話の途中で逃げ出してしまったことも想像は出来ようか。
8歳以前の記憶がないこと、シュテルンの父には話したが、それ以外では誰になら話したことがあっただろう]
……それ、でも。
退けない、なら。
やんなきゃなんない……んだろう、けど。
[でも、と。
そこでまた、思考はループに落ち込んで。
自然、言葉は途切れがちになっていく。**]
― 平原の何処か ―
[もそ、と。
羽に埋もれた状態で、身動ぎする]
…………。
[通信で交わした言葉。
それのおかげで、多少は持ち直したものの、迷いの全てが断てるには、まだ至らずに]
……ったく。
なっさけねぇ……な。
[ぽつり、零れ落ちるのは、自嘲の呟き。**]
― 後退位置 ―
[いくつかの通信を終え、私は砦のある方へと視線を向ける]
(溜め込んでいるものを吐き出せる相手、か)
[それが出来た相手は、今傍に居ない。
そんな仲になれただろう相手とは、陣を異にしている]
(
兄上の体裁は貴族相手が主だし……)
[どこから漏れるか分からないと言う部分はあるが、ここに居る者達にとっては
それはきっと、ジーク殿の言葉のお陰]
(でもまぁ、きっと今更なのかしらね)
[言おうが言うまいが、恐らく結果は変わらないのだろうと思うから。
今は、やるべきことをしなければ。
兄の代わりと言う建前ではなく、
当たり前、なんだ。
そうだよね。敵と味方に分かれてしまったら。
[戦場というものを、基本的に理解できていなかった。
レトの話に耳を傾けて。>>=13]
……うん。
[コクリと頷くような気配が漂う。
ループに入っていくかのように途切れた言葉には何も返さず。いや、返せず。沈黙が降りた>>=14]
― 戦場:上空 ―
[>>60……ああ。この子供は、本当に何も知らない。
レナーテの名を知らぬと言われれば、更に表情が強張った。]
――……戦など、互いの都合の押し付け合いだろう?
[>>61聴こえた声に、返す声は固く。
都合や懸想、利害や理想。己の周りには、そんな物が多すぎる。
生まれてから、今までずっと。愛を求めど、扱いは道具。
血の繋がりは、自分を縛り盾とする物でしかない。
……剣を握りしめるが。愛竜は、微動だにする気配がなく。
>>62>>63対峙する少年が、仲間から何かの報を受け羽ばたく様子を、ただ、見守る他無くて。]
…………次に会う時には。
私と、私の家族の為に……死んで貰う。
[>>64遺された言葉に、口中呟く。
褐色は白に溶け。やがて、その軌道すら追えなくなった頃。ようやく、ウシャスは翼を異なる方向へと向けた。]
……ウシャス……。
[背を、鱗を、撫でる。
……後悔があるとすれば、この優しい竜に人を殺させかけた事。人を殺す道具として“使おう”としていた事。
竜は上空で低く啼き。ただ、蒼天を見つめていた*]
― 氷竜軍・後退位置 ―
[最後尾の隊と一緒に戻ると、隊の整理の邪魔をしない場所にトルメンタと降りた]
ごめんね、トルメンタも不安にさせて。
大丈夫だからね。今は大丈夫。
[何度もその体を撫でて、顔を摺り寄せあう。
ひとしきりそうやって労わりあった後]
さっきの……あ。
[弾いたコインは引っかかったまま、落ちずにいてくれた。
絡んだ紐を、羽を傷つけたりしないよう慎重に解いてゆく]
うん、同じコインだ。
[紐を通してあるコインは胸元から取り出したのと同じ意匠が彫られていた。現行通貨ではない、不思議なコインだ]
もしかしてこれをくれたの、あの人なのかな。
コン……兄。
[記憶を辿るように、そっと口にしてみる。
胸が苦しくなって、二枚のコインを握り締めたまま、押えた]
もういらないってことなのかな。
敵、だもんね。
[覚えていないことを怒られた。
知らない相手だと思ったほうが、自分もあの人も戦いやすいかもしれない。通信で聞いた言葉を思い出して、そんな風にも思う]
―― クラタエグス砦 ――
[戦線から離脱して捕虜たる銀髪の男を連れて飛ぶ。
意識のない相手だ、後ろに乗せるわけにもいかず抱えるようにして。]
……女だったらともかく…嬉しくねぇ。
[ぽつり、と呟く。
やがて砦へと辿りつき。]
あー…取り敢えず救護班!コイツの事看てやって。
ソイツ捕虜だから気をつけてな。
そんで指揮官どこか教えてくれる?
[捕虜の姿にざわめきが広がる。
コンラート自身は銀髪の男に見覚えはなかったが。
兵の中には見覚えのある者もいるらしく、ひそひそと囁かれる声が洩れ聞こえてきた。
ぐるりと辺りを見回して。]
投票を委任します。
玄海の精霊師 シュテルンは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
あ、ソイツ捕らえたのローだからな。そこんとこよろしく。
[にこりと笑ってそう言った。
その後は事情を聞かれ、捕虜たる銀髪の男は完全の指揮官である上司へと渡り。
即座に戻りたくともネージュをあまりこき使うと戦う事すら難しくなる。
多少の休憩を挟み(>>86>>90)また戦場へと戻るだろう*]
─ 戦場 ─
[咄嗟。
剣を峰で受け止めたのは、刃がこぼれるを防ぐ為に見えたろう。
それでいい、真意を知られたらきっと揺らいでしまうから]
っ…は!
[腕を振り切るとほぼ同時、力ある声>>73と共に下がった彼女。
互いに数歩の距離を開けたところでかけられた問い>>74に、一瞬息が詰まった。
反面、まだ気付かれてはいないのだとも安堵はした、けれど]
……あんたには、関係ない。
[突き放そうと放った言葉は、動揺に震えてしまって。
まずいと思ったものの、重ねられたそれ>>75を聞けば尚更抑えることは出来ず]
─ 戦場 ─
………っ!
[頬に、堪え切れない筋が一つ流れる。
それを拭うことも、腕輪を隠すことにも気はまわらず、必死に彼女を睨みつけて]
あたしは。
エリーじゃ、ない。
だってあたしは、死んだことにされてるんだもの。
─ 戦場 ─
…ここにいる、理由、なんて。
それだけで、充分でしょう?
[冷たく笑おうとしたけれど、上手く出来なくて。
更に何言か続けようとしたところで聞こえた通信>>46に、遮られた]
─ 戦場 ─
…ジークムント?
[普段の冷静さを欠いたその声に、表情は変わる。
状況は解らないものの、何かあったのだろうと頬の涙を拭って]
退く訳にはって言ったけど。
一旦、退いてあげる。
[手に持ったままだったフランベルジュの切っ先を真っ直ぐ、眼前の彼女へと向け]
/*
うーん…
いまいち、エリーの抱えているものを理解し切れていない。
設定通り、「騎竜師として才能がないから勘当された」でいいんだろうか。
─ 戦場 ─
マリエッタ・ヴォルケンシュタイン。
あんたの知るエリーザベトは、もういない。
だから。
もう、気安く、呼ばないで。
[出来る限り感情を抑えこんだが、どこまで出来たものか。
マリィの返事を待つことなく、周囲の喧騒に紛れる形で彼女から離れた]
― 戦場 ―
[白騎士の捕縛やウェルシュの行動、それに河の伏兵。
その全てを、空の上で聴いた後。高度を下げ、自分の部隊が居ると思わしき辺りへと。
ただ、その最中。
>>31距離を取り合い戦う、自軍の精霊師らしき鮮やかな色の髪が見えて。]
……マリエッタ、無事か!?
[振り切る積もりなのか、それとも追撃の体なのか。その高さからは見えずに、更に高度を下げる。
ただ。下りる途中、どうやら相手は喧噪に紛れマリエッタからは離れたらしい。ほっと、息を吐いたのは刹那。
――――……垣間見えたのは、>>111敵軍の少女。]
/*
ウェルシュは味方を妨害したってことで砦で待機で良いんじゃないの、と思うわけだが。
Wikiにも後方ロール可能ってなってるし。
現場に置くより良くないか。
……エリーザベト……!?
[一瞬。
一瞬、その立ち姿が、幼くして天に召された又従妹と重なって。
そんなはずはない、と思う間もなく。離れる姿に、悲鳴じみた叫びを挙げた*]
― 後退位置 ―
伏兵隊と平原部隊を統合する。
負傷の度合いで優先をつけ、重傷者から治療に回れ。
軽傷者・微傷者の人数を報告せよ。
平原部隊の小隊を中心に、伏兵隊をそれぞれに振り分ける。
[部隊編成については私一人でも可能なため、他が戻るまでに指示を出し。
人数の把握が出来次第、隊を二つに分ける。
多少の焦りはあったが霧の中であるため、合流には時間がかかる可能性を見越し最終確認までの時間を多く取った。
結果、戻らぬ者の把握がかなり遅れることとなる]
キアラ、戻ったか。
ご苦労だったな。
[最後尾の隊が到着したとの報告を受けて、その殿を務めたキアラに声をかける]
しばらく休んでおけ。
部隊編成が終わったら、この後どうするかを考えねばならん。
─ 戦場 ─
[指示>>48と、それに続く通信は聴こえていた。
レトもキアラも、それぞれ様子がおかしく思えて気にかかるけれど、反応する余裕など無かった。
マリエッタから目を逸らさぬまま、離脱し始めたところでようやく通信を入れて]
こちらリーゼロッテ。
遅くなってごめん、今戻…
[戻る。と続けようとした言葉は、途中で途切れた。
聴こえた声>>113が、それを遮ったから]
― 氷竜軍・後退位置 ―
[でもまだ捨てる覚悟まではつかなくて。
チェーンと紐、二重に首にかけていつものように服の中へと落とした]
ファミル様。
[声をかけられて、くるりと体を反転させる。>>115]
はい。休息はちゃんと取ります。
レトも、少し離れたところにいるようですし。
あの、少しよろしいですか。
─ 戦場 ─
[足が止まる。
紛れて逃げようとした、戦場の中では危険な行為。
けれど、それに気を回す余裕など無い。
今呼ばれた名前。
その響きは、はマリィと同じ位、忘れたことの無かったから]
……ゆーでぃっと、さま?
[いけないと。
理性では解っているのに、唇は震える声でその名を紡いでいた]
― 氷竜軍・後退位置 ―
……黙っていてはいけないと思うので。
[緊張の面持ちで息を吸い込み]
私、今の戦闘で、ちゃんと戦うことが出来ませんでした。
敵騎竜師の前から逃げてしまって。
申し訳ありませんでした!
でもお許しいただけるなら、次はこのようなこといたしませんので。まだご一緒させていただきたいです!
[ガバッと深く頭を下げた]
― しばらく後・クラタエグス砦 ―
[ 上げた名乗りの効果は、それなりにあったようだった。砦の指揮官である貴族にはことのほか ]
『バルト候だと!…本当か?!』
[ 目の色変えた表情は、どちらかというと戦略ではなく謀略を計算し始めたという顔で、慌てて尋問を中断すると、彼はそのまま、砦の営倉へと収容された。
捕虜を監禁するのは、本来地下牢だったようだから、死なせないように、という、配慮が働いた結果らしい ]
は…親父に、感謝するべきかな?
[ 曲がりなりにも寝台も毛布もある部屋に入れられただけでも重畳だ。皮肉な笑みを頬に刻み、彼はまだ自力で動く事は出来ない身体を横たえる ]
― 少し後・戦場にて ―
済まない、戻るのが遅れた。
皆、無事か? 伏兵が出たと聞き及んだが、状況は?
[自部隊の歩兵を見かけると、手短に状況を問いかける。
大まかな状況は既に>>51ローから通信が入っていたが、負傷者の搬送にも話が及んだ頃、>>93コンラートに視線を向けられ。]
そうだな……今回の被害は甚大だ。
一度拠点まで戻り、体勢を立て直すと共に。特に重傷を負った者は、容態を見ながら前線から後退させよう。
……うちの部隊は、ウェルシュの件もあるしな。
[銀髪を背に乗せた狼を見つめる。
今この状況で前線に置くよりも、負傷者を伴い幾つかの部隊で砦……最悪でももう少し後方の拠点へと戻し、前線を立て直しに集中させる方が良いのではなかろうか、と。その場に居合わせた別の部隊へも、進言し。]
…………白の戦士、か。首だけ送るには、大きすぎるな。
ああ、済まないが……頼んだ。
[と。ここで話が出るのが、アリーセの件で。]
ああ、まあ……今回の戦は【戦場ではぐれた部隊】がやたら多いからな。
正直、私はもう、何があっても見て見ぬ振りに徹しようと思っているが……アリーセ、どうする?
[……どうだ? と、自部隊に視線を向けるが。。本来ならこの部隊は今、砦に近い河沿いに居る筈なのだ。そこは皆概ね、同意なのではなかろうか。
但し。騎竜師で部隊長格、となると、この場には自分しか居ない。ウェルシュを砦に戻す事になれば、必然ウェルシュは他の隊に任せる事となるのだろうが……*]
― しばらく後・クラタエグス砦 ―
[ 敵方の兵として捕虜になった将軍の放蕩息子…政略争いの駒として、彼に大きな価値がある、と、あの指揮官が考えたのは判る。そしてそれが間違いであることも ]
どのくらい、時間…稼げるか…
[ 治療は為されても、内蔵を傷つけた身は容易には回復しない。熱を持ち始めた身体に、断続的な痛みが波のように襲ってくる ]
くっそ…いってえ…ローのやろ…ほんと馬鹿力……
[ 苦痛に身を縮めて耐えながら、情報を得る方法を考える。急がなければならない。あの指揮官が、父に連絡をつけてしまったら、彼の利用価値は暴落する。
父は決して、彼を息子とは認めないだろう。敵軍の将として、即座に処刑せよと断じる可能性すらある ]
― 後退位置 ―
どうした?
[少し良いかと言われ>>119、緩く瞳を瞬かせる。
続いた言葉は、今回の交戦でキアラがどんな状態にあったかを正直に告げるもの>>121。
その告白に僅かに瞳が細まったが、頭を下げる様子にそれも直ぐに緩んだ]
逃げたのには何か事情があるのか?
[先ずは一つ問いを投げてから]
ここでお前を切り捨てては、我々の士気にも戦力にも影響が出る。
お前を下げるつもりは無い。
…それにな、敵前逃亡したと言うなら、私も似たようなものだ。
状況は違うのかもしれないが……竜人を前に他のところへ行くことを選択した。
[自分のことを付け加えて、咎める気はないと告げる]
― ??? ―
[少女はよくも悪くも、あるがままを口にする。
それは、森の暮らし以外の世間を知らぬということも大きく。
それ故に、ジークが願った通り>>39>>40に少女は育った。]
― しばらく後・クラタエグス砦 ―
[ 戦況がどうなっているのか?ウェルシュはどうしたか? ]
ファミーユ…
[ 最後に聞こえた通信で、必死に自分の名を呼んでいたその声が今も耳に残っている。あの時は声を出す事も出来ず、今は、当然に術具は取り上げられていて、答えを返すことは出来なかった ]
― 戦場 ―
[>>120呼ばれた名は。いつかの昔、幼い又従妹が紡いだ、小さな声に似ていて。
>>125すぐ近く、本来ならばすぐにでも手を伸べ自陣へと連れ帰るべき彼女の事も。瞬間、意識から抜け落ちて。]
……エリーザベト。
エリーザベト……なの、か?
[不可解な点は山ほどある。
見えた光景に相違が無ければ、マリエッタと対峙していたのは、精霊師。リッターの血筋には居ないはずの、存在。
何よりも。名を呼んだ又従妹は、もう、10年も前に……。]
……どういう事なの、エリーザベト。
本当に、貴女なの?
私は……ずっと、本家から、貴女は死んだと聴かされて……。
[口調は常の物ではなく、“貴族の娘・ユーディット”の物に。
見つめる眼差しは、初めは、純粋な驚きを以て。
……けれども。徐々に、戸惑いと……疑念を帯びて。
恐らくは。正しく、亡霊を見たかの如き物に。
戦場の波の中。竜の羽ばたきは、緩く*]
― 戦場 ―
――こちらシュテルン。
ジークがどうした……ってかジークに何かあったのか!?
[ファミル>>46からの通信を拾った者達を始点とし、緊迫感が漣のごとく、広がる。
ジークムントに何かあった可能性を重く見てのこと。
さすがジークムント、味方であることを頼もしく思う――と暢気に思っている場合ではなく]
まさか、やられたわけじゃないよな……。
[空を仰ぎ、ぽつり、と呟いた]
[彼の言葉>>41に傷ついたのは確かだが、
少女は少女で、彼に放った言葉が返す刃となって苛んでいた。]
[突き放されたのが悲しくて悔しくて。
つい口にしてしまっただけなのだ、と。
言いたくても言えなくて。
ただ黙ってコンラートとその騎竜によって運ばれるのを見送った。**]
[後退の指示が届けば、>>48
少年が特に何も言わずとも、周りの兵達は足並み揃えて指示に従いだす。
後退先は無論、伏兵部隊のスタート地点であるティユル河ではなく、平原部隊のスタート地点に近い方。
けれど少年はすぐには動けなかった]
……。
[半ば睨みつけるようにして、
白く滲む霧の向こうを、見ていた*]
/*
そう言えば。
凄く今更な話だけども、海精軍どんだけぐっだぐだなん……?
あ、えと。勿論PLがという話じゃなく、話の流れ的な意味で。
まあ、お貴族様が指揮権握って……とかってんならこんな感じなのかなー……とかなんとかもまああるけども。既にイメージはリアル軍隊ってより、某108名回収RPGの2作目冒頭辺りに出てくる少年舞台とかその大元の国とかあんなイメージになってってる件に付いて。
[後、あれだ。これ、個性派部隊多いよな、うちの軍。多分。]
……リーゼロッテ?
[途切れた通信からの声>>117。
無事は確認出来たが、途切れたことで何かと遭遇したかと思い、声を返す]
ジーク殿は……敵の捕虜となった。
一度態勢を立て直す。
お前達も周りに合わせ後退せよ。
[シュテルンからの通信>>134にもジーク殿について説明を入れて。
指示は届いているだろうが後退についても加えた]
― しばらく後・クラタエグス砦 ―
[ 考えはまとまらず、熱に浮かされた頭には、次々にとりとめもない記憶と、言葉が浮かんで消える ]
[ 夢の為に退けない、と言ったシュテルン、戦場で、何かに迷い、行き先を見失ったような声を漏らしていたレト… 全てがやがて遠ざかる]
─ 戦場 ─
[マリィからの声>>118に、答える気はなかった。
いや、答えられなかった。
走ってでもこの場を逃げ出したかったのに]
……な、ん…で…
[騎竜の背にいるその人>>132の声に、足が止まったまま動かない。
どういう事と、問うその顔>>133に浮かぶ表情が徐々に変わるのを見ても、まだ]
― 氷竜軍・後退位置 ―
えっ?
[ファミルの宣言と聞こえたものにビクンと背中を強張らせて。>>128
続いた言葉に、きょとんとなった。
それでもすぐに顔を上げることはできなかったけれど]
は、い。全てお話すると長くなってしまうのですが。
こんなところで会うなんて予想していなかった人で。
そうと分かったら、私、動揺してしまって。
[問いかけは柔らかく聞こえて、まずは簡単な説明をした]
ファミル様も……?
[下げるつもりがないと断言されてホッと息を吐く。
他のところとは、通信からしてジークムントの所だろう。それは必要なこととも自分には思えて、優しい気遣いをそこに感じた]
……はいっ。
ご期待に沿えるよう、頑張ります!
[肩に乗せられた手は温かい。
頼むと言われた言葉は心を掴む。
ようやく顔を上げて、ファミルの顔をじっとみてから大きく頷いた]
[でも]
…あたしは。
あたしの名前は、リーゼロッテ。
エリーザベトなんて名前じゃ、ない。
[振り切る。
大好きな友達だけでなく、又従姉が此処に居るのなら、尚のこと]
死んだ人間が、生きてる訳ないでしょう?
[笑う。
冷たく笑って、嘲って。喧騒の中に、今度こそ溶け込んだ*]
[ファミルの声>>=16は耳に届いていたけれど、答える余裕はなかった。
通信を切ることすら出来ていなかったから、もしかしたら自分の声>>137>>140は拾われていたかもしれない。
喧騒に紛れあの場から逃げ出して、一時撤退する味方の中に紛れたところでようやく落ち着きを取り戻し]
こちらリーゼロッテ。
さっきはごめん、今戻ってるところ。
[と、端的に報告をしてから、通信をファミルのみにつなげて]
…ファミル。
悪いんだけど、後で少し、時間作ってもらってもいい?
/*
メモに書こうかなと思ったけれど、表もドンドン動いているようなので、当事者達にお任せして。
マリエッタ>私が殿引き受けを言い出したせいで混乱させたならごめんなさいです。
せめてものお仕事、と思って動いてしまいました。
ちょっと今回時間軸の混乱が酷いですね。私も実は把握できてないまま動いてるから…混乱拡大させてたら、すみません。
狭義での戦場が確定してないと、48Hを使うバトルは難しいのかもしれないと、これはエピ用メモに。
― 後退位置 ―
…そうか。
それならば、尚のこと私と同じだ。
[思わぬ人物と会って動揺した>>138。
それはミリカ村に行った時の自分と同じ。
ただ、遭遇する場所が違っただけのこと。
だから、キアラに対してそう言葉を重ねて、小さく、笑う気配を声に載せた]
その意気だ。
期待している。
[顔を上げこちらを見るキアラ>>139に笑んで、彼女の肩から手を離しつつ頷き返す]
さぁ、休むと良い。
お前には頑張ってもらわなければいけないからな。
[リーゼロッテから返る声>>=18。
何事も無かった、とは言えないらしいことは意図せず通信機を通ったリーゼロッテの声から知れる。
しかしそれに対しては何も言わず、私にだけ繋がれた通信に対し、こちらもリーゼロッテにだけ繋げて]
あぁ、構わんぞ。
[短く承諾の言葉を返した]
捕虜……!? と、とにかくわかったよ。
平原の方に後退するなら援護は望めそうにないよな。
[戦場の大まかな地図を頭の中に思い浮かべつつ。
伏兵部隊が位置するのはおそらく、氷竜軍の布陣からすれば相当本陣より遠く、かつ端の方]
全力で逃げの一手だ!
ラートリー様。
[暫くして、竜の上の部隊長を振り仰ぐようにして、問い掛ける]
側面から攻撃を受けたというお話ですが……そちらと当たった隊の動きは、どうなっていますか?
この霧の中、河を遡り伏兵を運べる者など、心当たりは一人しかおりません。
その存在を見落としていたのは、わたくしの落ち度ですわ。
[真意は別にあれど、主張するのは自らの責任]
ですから――行かせてください。
撤退を助けるためにも。
[承諾>>=19に、内心に安堵が広がる。
状況を考えたらこんなことで安心している場合ではないけれど]
ありがとう。
ファミル。
それじゃ、合流するから。
一旦通信は切るわね。
[感謝を返した後、撤退の波からはぐれぬように通信を切った]
― 戦場 ―
[>>118横から聴こえる声。
旧知の仲、だったのだろうか? そう言えば、本家は各地の貴族や領主とも積極的に交流を深めていた筈で。
>>137止まった足に、確信する。
……この少女は、死んだはずの又従妹だ、と。]
……何で、は、私が聴きたいわ。
一体、貴女の身に何があったの?
[事と次第に依っては、本家に戻るよう手筈を整えよう、と。
何も知らぬながらも、その傍へ向かおうとして。
……その姿は、喧噪に掻き消えた。]
…………嘘。
なら、何故……!
[>>140思い出すのは、冷たく嘲笑う瞳。
……無邪気で、幼い又従妹が、あんな顔をするなどと。]
……マリエッタ。
[>>145居合わせたマリエッタの言葉に、ちらりと目をやる。
彼女は、何か知っているのだろうか?
全てを問いただしたい衝動は、一瞬。]
……上空からの様子と、通信での報告を合わせた物になるが。
[>>76視覚の情報と、軽い報告とを総合して。]
コンラートが対応し、牽制程度に場を散らしたそうだ。
……が、逃げ遅れている部隊が無いか。その報告は、未だだな。一応、海精側の流れは、拠点側に向いてはいたが……。
[そう呟けば、>>146返った返事は思いもよらぬ物。]
そうか……済まない。ならば、任せよう。
但し……無茶はするな。
[邂逅の衝撃で、機動力のある自身が、という正論は脳裏からすり抜けて。心当り、の言葉に、頷き返し。護衛の兵が要るようならば、と、撤退途中の海精軍歩兵に目を向ける。]
投票を委任します。
白の剣士 ジークムントは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
― 氷竜軍・後退位置 ―
[ファミルの笑う気配に緊張が溶けてゆく。>>142
会いたくない。けれど会いたい。もう一度あの人に。
その気持ちも分かってもらえたような、そんな気がして]
はい。休ませていただきます。
あ、でもファミル様もちゃんと休んで下さいね?
なんでも一人でされちゃったら寂しいです。
[それは、この間の偵察の帰り道に思ったこと。
もう一度頭を下げるのに付け足して、ファミルのそばを離れた**]
─ 戦場→後退位置 ─
[聴こえた声>>147に、返す言葉は無かった。
返せるはずがなかった。
口を開いてしまったら、きっと余計なことを言ってしまう。
マリィ同様、何も知らぬはずの又従姉に知られてはいけない。
本家にとっては有ってはならないこと、だから]
……─── っ
[紛れ込んだ喧騒の中、踵を返し。
あの場から少しでも早く離れようと、それだけで頭はいっぱいで。
後退する小隊の中に入って、ようやく気持ちは落ち着いた。
預かった羽と印とを追ってキアラとレトも無事後退しているのを確認してから自分も後退する旨を通信で送り直し。
そのまま、小隊とともに後退位置まで移動した]
[自身の提案により、エリーの事に関して問い質されるのを免れた>>149とは、思いもよらず。
ラートリー>>150からの返答に、頷く]
この霧です、互いに方向に迷い、戦闘が長引いている可能性はありますわね。
ですからわたくしが、その方たちの一助になればと。
[無茶をするなと言われれば>>151、曖昧な笑みを浮かべつつも頷く。
申し出は精霊師にとっては有難いもので]
では、申し訳ありませんが、何名かお借りします。
……遠距離攻撃や援護の術は使えませんが、極力戦場を避けて進むつもりですわ。
[護衛が必要な理由と、兵を護るための精一杯を示すつもりで言った]
─ 後退位置 ─
[後退して、態勢を立て直す為の休息に入る。
通信の様子からして、シュテルンはまだ戻っている最中だろうとは解っていたから心配だったけれど。
通信を通じて、レトとキアラの様子も気にかかっていたから、まずは二人を探した。
二人とは話せたか、それより先か。
ファミルに時間を作ってもらい、彼と二人だけで話をしたいと願った。]
…あぁ、きちんと休む。
心配するな。
[やらなければ、と気負っていた部分は確かにある。
背負い込みすぎるなとは言われたが、寂しいと言われたのは初めてで、少し面食らってしまった。
けれど、”独りではない”と言うのが感じられて、同時に安堵も覚えていた。
キアラの言葉に頷いて、彼女が離れていくのを見詰める]
ああ……正直この混乱の中だ、まともに動ける隊も少ないだろう。
何かあれば、通信で。……重ねて言うが、無理はするな。
[そう告げれば、動けそうな歩兵数名に援護の指示を出し。
そのまま後を任せ、皆の元へ飛んだ。
……問いたい事は山のようにあった、が。
最善を尽くそうと、翼は風を切る。
その瞳には微かに、動揺を浮かべたまま**]
ごめんね、ファミル。
色々やらなきゃいけないのに、時間とっちゃって。
でも、ちょっと話さなきゃいけないことが出来たから。
[設けてもらった場で、口を開くも少し、淀んで]
あたし。
ずっと、隠してたことがあるの。
あぁ、用心して戻れ。
[謝辞と、一旦切るとの言葉>>=21に、承諾と一言加えて。
相手が切るのに合わせ、こちらも通信を切った]
― 後退位置 ―
[霧のせいか、回収出来なかったのか、兵の戻りは芳しくない。
特に伏兵隊は離れたところに居たためか、陣に戻っていることを確認出来た人数の方が少なかった]
シュテルンもまだか…無事であることは通信で確認出来ているのだが。
[隊の登録リストと現在の収容リストを照らし合わせ、小さく零す。
しばし状況把握等をしていたが、やがてリーゼロッテから話がしたいと願いあり>>155、そちらの応対をすることにした]
ここに呼べ。
それと、話をしている間は誰も近付くな。
[リーゼロッテを招く指示を出し、念のため人払いもしておく]
あたしの名前、本当はリーゼロッテじゃないの。
あたしの…私の名は。
エリーザベト・シャルロッテ・フォン・リッター。
今は海精軍に属する、リッター家現当主の長子であり。
十年前、公式の場に出ること無く病死した、娘。
…騎竜師の血を持たない者は不要だって。
追い出されたから、今こうして此処にいる。
追い出すだけで殺さないでくれたのは、せめての温情だったんだろうと思うけど。
私が死んだことにされた、本当の理由を知られることはきっと許されない。
だから。
家を出された後はずっと、リーゼロッテとして、生きてきた。
……けど。
今日。
私を、エリーザベトだと知る人と、会った。
それも二人も。
会ってしまった、から。
もしかしたら、あたしが此処にいることで、迷惑かけることになるかもしれない。
だから。
ファミルには、言っておかなきゃって、思ったの。
もしも何かあったら、あたしのことは切り捨ててって。
― 戦場・河岸方面 ―
気配が薄く広がっているのは……援護の術のせい?
[術の残滓に眉を顰める。
海精軍側が僅かに押されて見えるのはそのせいか。
しかし氷竜軍側も攻め続ける意志があるにしては少数で、引くに引けない状態なのだろうと判断する]
――皆さん、わたくしの援護はもう結構です。
[そう声を掛けたのは、海精軍側の後方に紛れる形になった後のこと]
ここから一気に前方へ。
奇襲にて氷竜軍を下がらせてください。
[自らも精霊の力を借りて全力で駆けつつ。
取り残された海精軍に向け、力の限り叫ぶ]
みなさん、お下がりください!
殿は我らが務めます!
氷竜軍側も撤退に移っています――深追いせず、下がって!
― 後退位置 ―
いや、問題無い。
それで?
[謝罪>>159に対しては緩く首を振り、何の話かと先を促す]
…………
[隠していたことがる。
そう切り出されるのに対し、黙って耳を傾けた]
[本当の名前は違う>>161、そう言って本来の名前、素性、名を変えた経緯などが伝えられる。
貴族等、血筋を重視する家ではありがちな話ではあった]
リッター家か…代々騎竜師を輩出する家柄だな。
騎竜師としての素質が無く…か。
[その話を聞いて、兄の考え方が重なる。
単なる貴族である私達はリーゼロッテのように素質が無いからと言って冷遇されることは無いが、相応しくないから排除すると言う考え方は持ち得るもので。
兄の
[そんな彼女が、素性を知る者と遭遇したと言う。
2人もと言う数にも驚くが、続く言葉にはしばし考え込む間が空いた]
……………………
迷惑とは、どんな迷惑だ?
リッター家から圧力でも入るか。
そんなもの、敵対している現状、何の意味も持たない。
お前がどんな風に考えているかは知らないが……。
私はお前を切り捨てるつもりは無いぞ。
こう言っては酷かもしれんが、お前はもう”リーゼロッテ”として過ごしているのだろう?
リッター家とは関わりの無い、リーゼロッテ・ヴェーラーとして。
ならば何の問題も無い。
胸を張って生きろ。
……まぁ、その知り合いが親しい相手なのであれば、苦しいかも知れないが、な。
[言いながら、思い出すのは
私の場合は彼女が私のことを兄と誤認しているため、リーゼロッテほどの苦しさは無いのだが]
/*
やっぱり部隊戦描写難しいよ〜
シュテルンとは1対1の前提で早々下がらせるようにしちゃったけど。
実際はあり得ない動きとかしてそう…。
…大丈夫。
敵対すること自体は、珍しくないもの。
それに。
次はちゃんと、リーゼロッテとして向き合うから。
[柔らかく笑って、頭を振る。
そしてファミルへと、真っ直ぐな瞳を向けて]
ありがとう、ファミル。
指揮官が貴方でよかった。
[心からの感謝を、言葉にした**]
― 回想:数ヶ月前 ―
『傭兵なんて、所詮金で動く連中でしょう?信用できるんですか?』
[ ロー・シェン達傭兵の小隊と手を組むと決めた直後、不安気に尋ねてきたのは、副官の少年だった。少年の言葉は、きっと、彼の下につく少年兵の多くの者の代弁なのだろうと判る。
一様に年若く、純粋な彼らにとって、金で命のやり取りに加わる傭兵などという人種は理解し難いものだろうから ]
ああ、信用していいぜ。
[ その不安に返した彼の言葉はあっさりとしたものだった ]
金で契約したんだ。その契約が切れるまで、あいつらは裏切らねえ。
傭兵は雇われて戦うことで生きてるんだ。雇い主を裏切るってことは信用を失って働き口を無くすってことになる。
― 回想:数ヶ月前 ―
ま、命大事で手を抜く事はあるかもしれねえけどな。でもそんなのは、傭兵でなくたってある事だ。
誰だって、一番大事なのは自分の命だからな。
[ その言葉には、副官の少年は不満そうだった。自分達は命を惜しんだりはしない、と言い返すのを、彼は睨みつける ]
馬鹿言ってんじゃねえよ、命を惜しまない奴が勝負に勝てるわけねえんだ。いいか、勝つのは最後まで生きて、戦った奴だけだ。
あいつらは、それを知ってる。戦って生き抜く方法をだ。お前らも見習え。
― 回想:数ヶ月前 ―
あいつらが裏切るとしたら、俺たちが奴らを見捨てた時か、俺たちが命を預けるに足らないと見限られた時だ。
傭兵に見限られるような無能だと思われたくなきゃ、まず奴らを信用しろ。
[ 言い切ってから笑う ]
心配すんなよ、もし、見込み違いだったら、俺が必ず落とし前つけてやる。任せとけ。
― 回想 ―
[ 結局、傭兵達は去っていった。だが見限られたのだとは思わない。見限るなら、先に突出し過ぎた彼を見捨てれば良かったのだ ]
『…置いて逃げるしかなかったから、見捨てたと思われたんでしょうか?』
[ ロー・シェン達が海精軍についたと判った時、再び副官が問いかけてきた。ずいぶんとしょんぼりした様子だったのは、共に戦った二ヶ月ほどの間に、彼なりに傭兵達への考えが変わったからだろう ]
思われたかもしれねえな。あいつらを取り戻す為だけに交渉する余裕は、実際に俺達にはねえ。
[ 彼がすぐに動けたなら…その悔いは残る。だが、そもそも彼が倒れなければ、傭兵達が取り残される事はなかったのだ。それは悔いても詮無いことだった ]
だが、あいつらはやっぱり生きて戦ってる。
俺たちも生きて、奴らに落とし前つけに行こうぜ。
好きで見捨てたわけじゃねえって、知らせてやりにな。
『……はいっ!』
[ どこか泣きそうな顔で頷いた副官は、無事に生きて戻れたろうか? ]
― しばらく後・クラタエグス砦 ―
[ 次に目覚めた時、身体から熱と痛みは随分と引いていた。或は寝ている間に、更に治癒の術が使われたのかもしれない。まだ万全とは言い難いが、なんとか動くことは出来そうだった ]
『食事だ』
[ 目覚めてすぐに、兵士の一人が、スープとパンだけの食事を運んでくる。後ろに監視の兵らしいのが二人もついている辺り、随分と大袈裟に警戒されているものだと苦笑が零れた。誇大広告の効果覿面といったところだろうか? ]
……なあ、この軍に竜人がいるよな?
[ 兵士が立ち去る前、ふと思いついて声をかける。兵士はどんな様子を見せたか。あまり良い感情を抱いているようには見えなかったかもしれない ]
…いや、珍しい奴を抱えてるもんだと思ってさ。単なる好奇心、てやつだ。
[ 本当は、伝えたい事がある…だが、それをこの兵に言う事は、彼女の立場を悪くするだろうと、諦めた ]
― しばらく後・クラタエグス砦 ―
ローへの伝言の礼も、言いたかったんだけどなあ。
[ 呟いて、吐息をついた。そもそも彼女はまだ戦場にいる可能性が高い。あの戦闘は、そう簡単に終結はしていないだろうから ]
なんとか、しねえとな。
[ 戦場の状況に気持ちが移ると、動かなければという想いが強くなる ]
連絡だけでもできりゃ…
[ 彼が、とりあえずは無事であることだけでも知らせることが出来れば、と、考える ]
術具を使えれば、早いな。
[ 一瞬だけでもいい。そう交渉することは可能だろうか?** ]
/*
マリーいいいいいいいいいいい
もうすべてきゅんとくるんだけど何が一番かって>>165
援護のエンチャント拾われた わあい!
― 戦場 ―
[傭兵たち会話のしばらくの後、後退するという方針>>124を聞き、他の隊と合わせた位置へと部隊を移動させるべく行動する]
おっと、お前ら、あまり今回のことは騒ぎたてるなよ。功名がほしい奴らにねたまれたら馬鹿らしい。他の奴らに言い聞かせろよ。
[戻っていく者たちに、先の戦いの成果について釘を打つ。
戦に参加してるさまざまな理由の一つのうちに数える、名誉だとかを求める者への対策であった。]
「そういや、偵察隊でも放って森のほうに不審な影があったとでもいってそっちに行くのもありじゃねえか?」
…必要なときはそうするか。
[一人が思いついたように告げる言葉に頷く。
敵に備えるにしても側面から攻撃をするにしても、悪くはない。様子見のために前線からも外れられる口実になる…と、そんな先の行動を考えながら、味方部隊の後退位置、はぐれた部隊の一つはラートリー隊>>124への合流へと向かった*]
/*
うん、目一杯愛をこめたからねっ!>ロー@メモ
バトルで、やれるだけの肉体言語は交わしたけど、まだまだ絡みたい気は、やっぱり俺もしてるよ。
そう都合良くいかないのが村だけどね…
脱走しちゃっていいものかも、まだ悩んでるのよねー
俺、一応せっかくの戦利品だしなあ。すぐ逃げたらラートリー隊とか傭兵さん達の立場がないよね?
/*
流れメモ
1.奇襲>>165→それなりに対応
2.シュテルン周辺、ジークに何かあったっぽいことを知る>>134→引き気味
3.後退指示を受け取る→退き始める
4.しかし一部の面々が海精軍の動きの変化を察知(さらりと触れる程度で)、シュテルンも精霊術の反応を探知し停止>>135
5.マリーと対面>>167
― 回想:海精軍に雇われた直後ぐらい ―
[氷竜軍との契約から海精軍への契約へと移行して少ししたぐらいか。傭兵以外は積極的に接触してくることはなく、自分からも最低限以外は接触しようとしていなかった中。声をかけてきたもの>>87がいた]
率直にいうには少し戸惑いが出るな。
[まだ入りたての頃、波風を無駄に立てたくない...は直接的な表現を避けて答え、笑いながらいう言葉>>88に否定も肯定も返さずに、結局何を言いたいのか測るようにみていたら、答えは次にやってくる]
俺に釘をさしにきたわけではないのならば…惚気か?
[嘘ではない、だが額通りの意味でもない。当時はそう受け取りながら茶化すように答える]
というかな。あれはお前の趣味じゃないなら戦闘奴隷か何かか?ま、込み入った事情があるならば深く聞く気はないがな。
[竜人であることよりも、それが鎖で繋がれているほうに目に言ったため、そちらの疑問がつい口に出るが、それについて何か返事があったか。
口にはしなかったが、軍はどう思うか?とあれば、「向いてる方向が偶然一致した集団」と思っていた。その意味ではよくも悪くも向く位置をばらばらにしないだけの実力が、あるいは運が指揮官にはあるとみていいのだろう。
この男の言葉一つとってもそうである。そしてそれは後に、己の眼前で行動によって示されることとなったのであった**]
俺に釘をさしにきたわけではないのならば…惚気か?
[嘘ではない、だが額通りの意味でもない。当時はそう受け取りながら茶化すように答える]
というかな。あれはお前の趣味じゃないなら戦闘奴隷か何かか?ま、込み入った事情があるならば深く聞く気はないがな。
[竜人がいることについてどうこういうよりも、その竜人が鎖で繋がれているほうに目に言ったため、そちらの疑問がつい口に出るが、それについて何か返事があったか。
口にはしなかったが、軍はどう思うか?とあれば、「向いてる方向が偶然一致した集団」と思っていた。その意味ではよくも悪くも向く位置をばらばらにしないだけの実力が、あるいは運が指揮官にはあるとみていいのだろう。
この男の言葉一つとってもそうである。そしてそれは後に、己の眼前で行動によって示されることとなったのであった**]
― 平原の何処か ―
[もそ、と身じろぐ。
回線は開けたままにしているから、味方の状態は大体伝わってきている]
……戻らねーと。
[戻って来い、といわれた。
そうでなくても、単独でいるのは危険が大きい。
普段ならいざ知らず、今のような状態では、特に]
……っきしょ。
[わかっているのに、いざ動こうとすると、動けない。
交わした言葉、見えた表情、琥珀の瞳。
今まで向けられた事のない感情に、どうしていいかわからない]
[わからない、は、暁紅へ返すべき感情だけでなく。
自分自身の在り方にも、かかる。
当たり前と思っていたものが実は違って、真実は、受け入れ難い上に複雑で。
それへの戸惑いは、どうしても、つきない]
……そりゃま、黙ってればいいっちゃいいんだろう、けど。
[周りには、多分、この事を知っている者はいない。
だから、押し込んでしまえばそれでいいのかも知れない。
けれど、何も知らなかった頃ならいざ知らず。
『自分』の存在が生み出した波紋──その果てに向けられたもの。
それを抱えたままで飛べるのかと言えば、その自信はなく]
……う〜〜〜〜っ……。
[褐色の羽毛に埋もれて、唸る。
影竜は、案ずる紫紺を少年へと向けるのみ]
……っあー、もう。
いっそ、全部ぶちまけちまうか、みんなにっ!
[しばらく唸った後、たどり着いたのは──極論。
影竜が、きゅぃぃ、と短く鳴いた]
んな声上げんなよ、ルアル。
……しょーじき……怖いよ、俺も。
実は、敵方の血縁でしたー、とか。
笑って言える話でもねーじゃん。
今まで当たり前だった自分が、実は当たり前じゃなかった、とか、さ。
自分でも……認めたくねーって気持ち、あるし。
でも、このまま独りで抱えてたら、俺、飛べそうにない。
飛べなかったら……護れねぇ。
俺の、大事なもの……なんにも。
[小さく呟きつつ右手は、術の施された左手の上を軽く、撫でる]
ぶちまけて、どーなるか、わかんねぇけど、さ。
少なくとも……このまま動けないで、なーんにもできねぇよりは、多分、マシだから。
それに……。
[途切れる言葉。影竜は、小首を傾げて、きゅ? と鳴く]
吐き出せるなら吐き出せ、って、ありがたいお言葉ももらってんだし。
……大体、このままうだうだしてるって、カッコつかねーじゃん。
[言いながら笑う少年に、影竜はきゅい、と鳴く。
割り切りなんてついてないし、迷いも断ててなどいない。
けれど、いつまでもここで止まっていても、何も変わらない。
それなら、今は動こう、と。
そう、思ったから──甘やかすように包み込んでくれた褐色の羽毛から、ゆっくり、身を離して]
よっしゃ、んじゃ、合流すっか!
[立ち上がって軽く身体を伸ばした後、褐色の背に飛び乗る。
淡い紅には少しだけ、いつもの力が戻っていた。*]
[交代位置へ向かうべく、霧の中へと舞い上がり。
少し躊躇いはあったものの、通信回線を開いて]
こちら、レト……っと、遅くなっちまったけど、今からそっち、合流する。
[最初に飛ばすのは、現状報告]
んでもって、それから……えっと。
[しばし、言葉を探すものの。
でも結局、言葉を飾るのはできなくて]
戻ったら、ちょっと、聞いてほしい事ある……みんなに。
あんまり楽しい話じゃねぇんだけど……さ。
[そう告げる声音に滲むのは、苦笑の気配と、微かな震え。*]
/*
ていうかだな。
ていうかだよ。
……俺が寝てからのログの伸びwwwww
…………うーっかり忘れたけど、世の中は今日までの三連休だったんよね……(←昨日までの四連休だったいきもの)。
さて。
戻ったら、出生打ち明け話と決意表明だなw
そして、どーやら縁故遭遇は上手く回ったようで何より。
何気に心配やったん、そこの遭遇……!
― 氷竜軍・後退位置 ―
私、変なこと言いました?
[ファミルに驚かれてしまって、きょとんと目を瞬いた。>>156
記憶のない自分にとって「今の時間」はとても大切なもの。思い出が少ない分、今いる人の役に立ちたいという思いは強い。
だからこそ、トルメンタと通じ合えたからばかりではなく、騎竜師としての修行も積んだのだから。
その根底には、未だ果たせていない約束と、「家族」の役に立てるようになりたいという幼い頃そのままの気持ちもあったりはするけれど。それは意識の外のこと]
よかった。
じゃあ、私、お水貰ってきます。
[心配するなと言われ、もう一度こっくり頷くと補給を受けにその場から立ち去った。>>157
外で休む時は必ずトルメンタの傍にいた。緊急時に即動けるようにするためでもあり、心落ち着く場所でもある。
この時も、トルメンタ用の水を分けてもらった後は氷竜の隣に座っていた]
ロッテ!
無事で良かった。
[途中で中断の入った通信が気になったのはこちらも同じ。リーゼロッテの無事を直接確認できれば笑顔が浮かぶ。>>155
お互いに探して歩くと大変なことになるのはシュテルンと街の中で体験したことがあったから、どうしてもの用事がない限りは動かない癖がついていたけれど]
ごめんね、途中で大きく離れちゃった。
次はもっと気をつけるから。
[まずはそう謝って]
シュテルンはまだ船の方にいるのかな。
レトはルアルが一緒だし大丈夫と思うけど。
[まだ直接会えていない二人のことを口にした。
シュテルンにも河の近くでコンラートをフリーにしてしまったことを謝りたいと思っていたのだが、それどころでない状況が待ち受けていたとはこの時まだ知らずに**]
了解、レト。
[入った通信に、聞いてますの合図を兼ねて声をかけて。>>=23]
うん?
レトが話したいことなら、私はいいよ。
[みんなに、というから。
彼らしくなく感じるお願いの仕方に、いつでもどうぞという調子で答えた**]
[接敵中の海精軍の動きが、変わる。
波が引いていくように下がっていく気配がする。>>166
深追いすれば戦果があげられるかもしれない――
いつもならそう考えているところだが、
追いたくなるのをひたすら耐えて、立ち尽くしたまま]
大丈夫、……後からちゃんと行く。
[感情を、押し殺したような声で告げれば、
最後まで残っていた副官も後退姿勢に入る。
白くけぶる霧の向こうにその姿が消えるのを見送った後、]
そうだよ。
僕の…… 船で、部隊のみんなを連れてきた。
[かくして二度目の対峙が始まる。>>167
正確には“少年の船”ではなく“少年の操縦してきた船”だが、
そこは、そう、少しだけ見栄を張りたくなったというやつ]
それにしても遅かったな。
[決して待ち合わせなどしていないのにそんな言葉をかけたのは、
てっきりマリエッタがティユル河――水場の近くに配備されていると思っていたせい。
マリエッタや彼女の仲間達を責める意図はないのだが、
色々遅きに過ぎると、そう思っているために声には苦いものが滲む]
船からは離れちゃったし……。
それに、
仲間が一人、捕まっちゃったんだ。
僕が突っ走ったら止めて来るしこの前の偵察の後も説教食らったし、
うるさいんだけど、――……嫌いじゃない。
だから、
[震える手でホルダーから短剣を1本抜き、
刃先をマリエッタへと向ける]
退いてくれないか。
でないと、どうなっても知らないからな……!
[
その気持ちをぶつけたい、散らしたい、どうにかしたい。
その気持ちにまだ、歯止めをかけていられるのは、目の前にいるのがマリエッタだから、なのだけれど。
それも――いつ外れるかわかったものではない。
ゆえに声は懇願の調子を帯びて辺りに響く]
/*
ぬおおおおおお ぶん投げ状態すぎて言葉もでねえええええええ
とりあえずジークへの愛が漏れたせいでこうなtt
色々と相乗効果はあるけど
逆上して刃振り回すなんてのっと
― 後退位置 ―
……いや。
[謝罪>>172には短く返して首を軽く横に振るに留め。
続く言葉>>173を聞いて、僅かに口端を持ち上げた]
…そうか。
余計な心配はしなくて良い。
今は、前だけを見据えろ。
[貴族間の潰し合いなんてざらだ。
それを恐れては先には進めない。
本当に何か干渉してくるようなら、こちらとて手が無いわけではない。
その辺りは父に頼むことになるが…悪いようにはしないだろう]
ふふ、私も指揮官らしくはなっているのかな。
良いか、リーゼロッテ。
名前が変わろうがお前はお前だ。
今の生き方に誇りを持っているなら……迷うことはない、胸を張れ。
[ジーク殿から貰った言葉をリーゼロッテに向けて、私は彼女に対して微笑んだ]
さぁ、休める時に休んでおけ。
また活躍してもらわねばならん。
[そう言ってリーゼロッテに休むよう促した*]
分かった。
あちらも引いているらしいが、用心して戻ってくるのだぞ。
[レトからの通信>>=23にそう返して。
躊躇いながらも紡がれる言葉を静かに耳にする]
…ふむ、了解した。
到着したら私の下に来い。
[苦さの混じる気配と微かな震えを宿す声。
先の呟きに関することだろうかと考えるも、それは口にせず。
到着後に時間を作ると告げておいた]
― 後退位置 ―
[リーゼロッテと別れた後、一人部隊編成作業をしていたところに通信が入り、応じる声を返す]
……今日は随分と、踏み込んだ話を聞かされる日だな。
[皆何かしらを抱えているという証拠だろうか。
敵に知り合いの居る者、名を偽って居る者。
さて、今度はどんな話を聞かされると言うのか]
…私も、頃合なのかも知れないな。
[私もまた、明かせぬものを抱えている身。
ただ、絶対に明かせない、と言う状態からは緩和されつつある。
言おうが言うまいが、今後に影響しないと思っては居るが、更に先を考えると明かしておきたいという部分はある。
私はもう、兄の変わりにはなり得なくなっていたから*]
[レトの声が聞こえる。>>=23
頭煮えてた頃よりは大丈夫そうだが、
今ははっきり言って自分の方が大丈夫ではない。
通信回路を切る余裕もないが、かといって内容を聞いている余裕もだんだんとなくなっていく状態]
嗚呼。そうでしたわね。
[あの剣士が倒れた後の顛末を思うと、こちらの胸にも苦いものが過ぎる。
けれどそれを口に出す事はなく、シュテルンの震える手を静かに見詰める]
けれど、彼と対峙していたお方も、共にいた方々も、命懸けの戦いでしたわ。
ここで貴方の意を汲むことは、その方々の思いを無駄にすること。
[懇願する声に揺らぎそうになる感情を押し込めて、極めて冷静に、両の剣を抜く]
この戦乱が続く限り――
前に進み続けるしか、ないのですわ。
―― 砦について暫くしてから ――
[ジークムントを救護班へと渡し、事情聴取を終えた頃。
ラートリー始め、そちらの部隊は陣を張り休憩中、もしくは出陣準備が終わった頃だろうか。]
こちらコンラート。
あの捕虜は救護班に渡しといた、取り敢えずまだ生きてるよ。
そんで色々聞かれて、ウェルシュの事も…うん、隠せるもんでもねぇし報告はした。
でも俺現場にいたわけじゃねぇからそうらしいって話ししかしてねぇから。
近いうちそっちにも事情聞きに連絡来ると思う。
[ウェルシュは今どうなっているのか。
別部隊の誰かが連れて来ているのかもしれないが、ネージュで移動した自分より先に来る事はないだろう。]
そんでそっちの状況はどうなってる?
流石に俺もネージュも少し休憩してからしか出らんねぇから、悪いな。
[本当なら多少の休憩とは言わず、一晩、いや丸一日は休憩にあてたいところではあるが。
贅沢は言ってられないだろう*]
― 後退位置 ―
[ばさり、と。
真白の霧を音を立てて割きながら、褐色が舞い降りる。
合流に気づいた、自衛団の顔見知りの少年兵たちが安堵したように呼びかけてくるものの、いつものような軽口は飛ばせない。
そこまでの余裕は、まだなくて]
ん、ああ、へーき。
……俺、ちょっと報告行かなきゃなんねーから、行くわ。
[一目でらしくない、とわかる表情でそれだけ言うと、足早に人群れを抜け出した]
[人群れを抜けた後、先に伝えていた通りファミルに向けて通信を飛ばす]
……今、こっち、合流した。
てわけで、これからそっち行くけど、大丈夫か?
[大丈夫か、と問うたのは、指揮官業務への気遣いもあるが。
断ち切りきれない迷いもまた、その一環。
だから、問う声は少しだけ、力ないもの]
前に――、
[はっ、と息を呑み、目を見開く。>>200
やがて、ゆるゆると首を横に振り]
そうか……その人達の思いを乗せて、マリーは前に進むんだ。
なら、僕も……しっかりしなきゃ。
[少し、照れくさそうにマリエッタを見つめ返す。
そうやって、マリエッタに色々と教えられてきたことは、少なくない。
短剣は向けたまま、背伸びするように居住まいをただし]
マリーが前に進み続けるしかないっていうなら、
僕は止める……氷竜軍の一員として。
僕の思いだけじゃなくて、
仲間の思い、倒れていった人達の分まで背負っていってやる。
――だけどこれだけは、覚えといて。
マリーが、自分の意思で行きたいところに行くのを見守ってるから。
兄弟子として、
[一呼吸の間を置いて、手の中の短剣が地へと滑り落ちる。
少年が落ち着きを取り戻したため、それは本来の役目へと収まる。
すなわち――術の媒介としての]
『玄海の精霊師』シュテルン・レーゲンシャウアーとして……っ!
[続けてもう1本、短剣を地面へと落とし、
力ある言葉を、口にする]
/*
[時計を見る]
[状況を見る]
[だ い じ ょ う ぶ か]
さすがに、連続で同じ事はきついよ!
つか、今日も引っ張るとなると、アンカー誰かにやってもらって、天候関係は朝鳩からになるんだが!
[←00時半には寝ないとまずい陣営]
─ 後退位置 ─
えぇ、そうする。
[余計な心配は不要というファミル>>196に頷く。
実際に迷惑をかけることになったらという不安が消えた訳ではないが、それは今案じるものではない。
何より、向けられた微笑み>>197を裏切りたくないと思えるから]
ファミル。あなたも。
人に任せられることなら任せて、休んでよね。
[微笑みを返して、促されるままこの場を後にした]
[ファミルとの面談後。
聞こえてきた通信>>=23に、最初浮かんだのは安堵。
けれど、どこか言いよどむのにどうしたのか、と訝しんで]
レトも?
あ、と…じゃなくて、別に話くらい。
いくらでも聞くけど。
[続いた言葉に、思わず口に出たのはファミルに話したことをレト達にもと思っていたからだが。
了承の言葉を言い直した]
[レトからの通信>>=28に書面から顔を上げて、彼へと通信を返す]
あぁ、大丈夫だ。
他にも声をかけておこう。
[まだやることはあったが、時間を作ると言ったのはこちらだから、それには承諾を返して。
その返答の後に他の者にも集合の通信を向ける]
レトが戻って来た。
皆、私のところまで来てくれ。
/*
レトくんのお話を聞けないのは大変残念なんだけど、まあ、聞いても、だからどうしたしか言わない気がするので良いか。
それにしても氷竜軍、一斉に打ち明け話のターンになってて笑うw
俺か?俺のせいか?!(多分そう
フロイラインの言動には、とても愛を感じてるよ、ありがとう。(ぎゅむぎゅむ)
─ 後退位置 ─
キアラ。
キアラこそ、無事でよかった。
ごめんね、通信聞こえてたのに。
[ファミルと話をする前。
キアラ>>190と顔を合わせられたところで、安堵に顔が綻んだ。
謝られる>>191と、ううん、と頭を振って]
キアラ達は空を自由に翔けるのが仕事だもの。
あたしのことは気にしないでいいの。
あたしこそ、ろくに援護できなくてごめんね。
─ 後退位置 ─
[こちらからも謝り返し。
まだ戻らぬ二人のことを聞けば、うんと頷いてから]
シュテルンの船、結構進ませてたから。
戻るのが遅くなるのは、仕方ないと思うけど…
レトは…うん。
大丈夫。戻ってくるよ。
と…ごめん、ちょっとあたしファミルのとこ行ってくるね。
[不安はある。
通信から聞こえた声が、気にかかって。
それでも、大丈夫と言い切った後ファミルの元へと向かった*]
― 後退位置 ―
[通信で投げた問い、それへの承諾に、一つ、息を吐いて。
それから向かうのは、ファミルの所。
それでも、途中で一度、歩みが止まって]
……しっかりしろ、レナートゥス・アイヒェ。
こんなんじゃ、『守護者』の名が泣くぜ?
[小さく紡いで気合を入れ直した後は歩みは止まる事無く]
何はなんとも……合流遅くなっちまって、すまねぇ。
頭ん中煮えちまって……動けなくなってた。
[集まっていた者たちに、最初に向けたのは、こんな言葉。
通信に漏らした声から、弱っていた事はバレているとわかっているから。
今更、そこを飾りはしなかった]
ありがとう。
ではわたくしは、師と兄弟子に恥じぬよう、この先もあり続けますわ。
[術の媒介たる短剣が、少年の手を滑るのが見える。
自身もまた、低く腰を落とし、相手を見据えて]
『海燕の精霊師』マリエッタ・ヴォルケンシュタイン。
行きます!
―― 躍れ ――
[足元を薙ぐ水流を、術の力を借りた跳躍ですれすれにかわす。
前方に跳ぶ勢いで一回転し、着地すると同時に地を蹴って飛び出す。
そして、刃が届くか届かないかの距離。
両腕を左へ流すようにして、一瞬背を向ける程に体を捻る]
そこっ!
[大きく体を回転させながら、突き出すように伸ばすのは右腕。
術と術の間隙を突くべく、本来の間合いより外側から攻撃を仕掛けた]
― 後退位置 ―
[────シュテルンが戻らない。
流石にここまで時間が掛かるとなると不安が頭を擡げてくる。
通信も届かないとなると、何かあったと考えざるを得ない]
探しに……偵察は必要か。
その流れで探して───
[そんな風に思考を巡らせていると、集合をかけた者達が集まり、レト>>208もこの場へとやって来た。
簡易椅子を並べた場所に皆を座らせると、レトが話し始めるのを待つ]
いや、無事で何よりだ。
…整理は出来たか?
[最初の言葉に返すのはそんな言葉]
/*
これ読み方どっちだ……? >>210
「かいえん」か「うみつばめ」か
BGMのせいもあってかテンションがおかしい(※わりとよくあること)
[ファミルへと話終え、レトの通信に返答して。
暫くは休息の為に身体を休めていたが、まだ戻らない二人のことは心配で]
…良かった、レト戻ってきたんだ。
今から行く。
[ファミル>>=30の声に、ほっと息を吐いて返事をしてから]
シュテルンは?
連絡、きてない?
[ファミルにだけでも通信がいっていないか、と問いかけた]
……いや、来ていない。
後で偵察を兼ねて誰かに捜索に向かわせようと思っている。
この霧で道に迷っている可能性も否めない。
[リーゼロッテの問い>>=31に、やや気勢の落ちた声で返す]
─ 少し前 氷竜軍・後退位置 ─
それはいいの!
ロッテの力は私が借りるだけのものじゃないもん。
どうしても手が離せない時があって当然だし。
[それを気にしてシュテルンにも呼びかけ損ねているのだが。
リーゼロッテの謝罪には、やはりぶんぶんと首を振った。>>207]
それに竜人の人も一緒にはいなかったし。
援護受けられるような状態でも、なかったから……。
そうだよね、仕方ないんだよね。
もう少し待ってみないと。
あっ、ごめんね。
用事あるのに、ありがとう。
[ファミルの所に行くリーゼロッテを見送って、通信機を指で何度も弄っていた*]
はい、キアラもそちらに向かいます。
[ファミルからの通信に答える。
レトの声、リーゼロッテの声。ジークムントの声がしないのは、知らされていても心に重い。そして]
……シュテルン?
[我慢しきれずここで一度だけ、そっと呼びかけた。
何かしているなら邪魔をしないよう、潜めた声で]
…そう。
なら、偵察はあたしに行かせてくれない?
移動は竜の方が早いけど、精霊の目はこの霧でも問題ないし。
迷ってるなら、精霊師同士の方が道案内もしやすいもの。
[あえて他の可能性は出さず、ファミル>>=32に返す。
ただでさえジークムントを捕われているのに、不安を増すことは言えず。
明るく、何事でも無いように笑って申し出を投げた]
……さっきの戦闘で、海精側の、緋色の炎竜使い……暁紅の騎竜師と、接触して。
向こうが、俺がじっちゃんから持たされてた『お守り』と同じの持ってたから……なんでか、聞いて。
そしたら、とんでも話、聞かされた。
[もし、あの時あの煌めきに気づかなければ──そんな想いは、今は、抑える]
……俺の父親が、実は、中央の貴族で。
母親が、アイヒェ家の娘で。
俺と、暁紅が、姉弟なんだ、って。
あんまりにも唐突すぎて、実感、ぜんっぜん、ねぇし。
正直、どーしていいか、今でもわかってねぇ。
でも、独りでぐるぐるしてて動けないままなのも、嫌だったし。
だったら、とにかく話しちまった方がいいかな、って思って。
[ここで一度、言葉を切る。
淡い紅は、いつになく頼りない様子で、揺らいでいた]
ふむ…。
そうだな、機動力ならば竜の方が上だが、この天候だ。
精霊師の方が離れていても位置を確認しやすい。
ではリーゼロッテ、偵察とシュテルンの捜索を頼む。
何ならレトかキアラに乗せていってもらうと良い。
精霊の目と竜の機動力の両方があれば、探しやすくもなろう。
[リーゼロッテからの申し出>>=34にしばし考えた後、承諾の言葉を向ける]
ただし、敵に遭遇した場合は深追いせずに戻って来るんだ。
良いな?
─ 後退位置 ─
[呼び出しを受け、ファミルの元>>213に向かう。
椅子に座って待っていれば、程無くレト>>208もやってきて]
…おかえり。
[通信から聞こえた声も、今の表情も。
普段とは違うそれに、流石にいつもの憎まれ口は出なかった。]
[そして紡がれる言葉>>216を聞いていたのだが。
緋色の炎竜使い>>217と聞いて、大きく目を見開いた]
…それ、って。
[彼女の二つ名は知らない。
ラートリーと名乗っていることも知らない。
ただ、戦場で再会した時の姿を思い浮かべ]
ユーディット・ラトリエッテ・フォン・リッター?
/*
今更だけど、いきなり肩書き名乗るのって不味かったのかな。
この世界における術師や騎竜師の立ち位置とか、いまいちわかってなかったりします。
騎竜師の肩書きは見習い卒業で師から与えられる…だと思うけど。
(マリエッタに関しては卒業認定で称号は与えられたけど、普段は名乗る事もない…くらいのイメージで)
/*
氷竜軍はなんか身の上告白祭り?
海精軍側はそういうのないのかな。
もしあるとしてウェルシュが実は人間じゃないんだってくらい?
でも竜人のアリーセいるしそれくらいどってことないよ、むしろ浮世離れした感じに納得したなーってくらいか。
それはそれでほのぼのエピソードでいいけどね。
─ 氷竜軍・後退位置 ─
[レトが戻ったとファミルに呼ばれて集合する。
用意された簡易椅子にちょこんと座って話を聞いていた]
レトはお姉さんと敵味方に分かれちゃった、ということなのか。
[中央とか、家の名前は耳に覚えが無い。分かったことだけを呟いて。リーゼロッテまで驚いている様子なので、レトの顔と交互に見た。>>220]
そうね、竜に乗せてもらえるなら移動も早く済むし。
手の空いてる方に頼んでみるわ。
[ファミルからの承諾>>=35に自分も頷いた後]
了解。
でも心配いらないわよ。
あたしレト達みたいに無茶じゃないもの。
それじゃ、今からそっち行くわね。
[冗談めかして答えてから、呼び出しに応じた*]
そ、っか。
[レトの返答>>221に、微かに目を伏せた。
キアラ>>222と顔を見合わせるのを見ると、こく、と軽く息を飲んで]
そりゃ、知ってるわよ。
又従姉だもの。
[出来る限り、何でも無いように口にした]
[マリエッタからも精霊師としての名乗りがあがる。>>210
さながら、合図のよう。
初撃は跳んでかわされた。
水流は引き波のように戻らずにどこかへ消え、
地を蹴って走るマリエッタばかりが視界に入る。
刃が届くか届かないか。
瞬時に判断しにくい距離でマリエッタがぐるり、と身体をひねる。
刃を絡めとってやろうと目の前に水柱を2本、飛沫の音とともに出現させ一歩後ろに]
― 後退位置 ―
そうか…。
分かった、ならば聞かせてくれ。
[整理がついていないというレト>>216に頷いて、彼の口から紡がれる言葉を静かに耳にする。
先の戦闘で海精軍側の騎竜師と接触したこと。
その人物がレトの持つ『お守り』と言うものと同じものを持っていたこと。
レトが、中央の貴族の血を引き、その騎竜師と姉弟であること──。
彼が整理出来ないで居るのも無理もないのだろう。
秘されていた事実は、聞いただけでも重いものに感じられた]
……貴族とは、総じて面倒なものだからな。
今まで秘されてきたのも、それに巻き込まぬためだったのかも知れん。
[その面倒な中に居るため、そのくらいの推測は出来る]
レト。
今お前が抱えて居るものは、今すぐ解決出来るものでは無いだろう。
だから今こうする、と決める必要はない。
だが、出自や身分はどうあろうが、お前はお前、違うか?
コリルスの『守護者』、”レナートゥス・アイヒェ”。
私達からすれば、それ以外の何者でもない。
どうしても悩むなら、今一番大事なものが何か、思い浮かべてみよ。
それが今、お前がやりたいこととなるはずだ。
[貴族たる私はレトの心情を正しく汲むことは出来ないだろう。
それでも力になれることがあれば。
そう考えて、今まで得たものの中から与えられる言葉を選び紡いでいく]
― 氷竜軍・後退位置 ―
あっ、そうだったんだ。
[とてもアッサリと言われたので、何の疑問も抱かずに、自分だけ知らないことだったのかと軽く受けていた。>>223]
って、そんな簡単なことじゃないよね。
知ってる人と戦うとか。
[普通に答えてから、へなりと眉が下がった。
胸に下げているコインは今は二枚。
服の上から握れば、カチャリといつもと少し違う音がする]
/*
>>228「それが今、お前がやりたいこととなるはずだ。」
ちょっと失敗したな。
「それが今、お前がやりたいことに繋がるはずだ」の方が良かったかも。
ファミル。
さっき、あたしのこと知ってる人二人に会ったって話したでしょ。
レトの言ってる暁紅の騎竜師が、その一人よ。
[動揺は表に出さないようにと気をつけても、声が震える。
レト>>224とキアラ>>229に、向き直って]
又従姉って言っても、もう10年会ってなかったけどね。
何せあたし、死んだことになってるから。
向こうもあたしが生きてるのは、知らなかったみたいだし。
[だが。
マリエッタの剣は水柱にかすりもしなかった。>>211
想定より外側からの攻撃はすなわち、視界の外からの攻撃。
精霊が“剣が水柱に触れない”ことで騒ぎ、それを感じ取るも、
反応の遅れは確実に出る]
……くっ!
[とっさにしゃがみ、後方に身を倒すも、
身体のどこかを剣が切り裂いていくのは避けられなかった。
集中が断たれ、2本の水柱が消える]
―― 舞え ――
[痛みを堪えて告げ、断たれた流れを新たに起こす。
マリエッタの足元に、彼女を舞い上がらせる水の流れを作ろうとする]
― 後退位置 ―
[リッター、その家名を紡ぐリーゼロッテ>>220。
彼女の告白の中にも出た名に、一度視線はリーゼロッテへと向いた]
……なるほど、騎竜師の素質があったのは、そのためか。
[血を継ぐ証拠にもなり得る事柄。
それはともかく、レトの姉がリーゼロッテの又従姉となると、つまりはレトとも血の繋がりがあると言うことか。
私は周りの会話を聞きながら、一人状況の把握に勤しんだ。
その最中、リーゼロッテ>>230から先程の話についてを告げられる]
…そうか、レトの姉が。
[理解を示すように頷いて、レトとキアラに説明する様子をしばし見詰めた]
/*
リーゼロッテの通信に返したい気もするが、表の流れ考えると蛇足にしかならなそうなので、そのままにしとこうかなぁ。
いやしかし慣れないことをすると長考っぷりが半端無い。
投票を委任します。
暁紅の騎竜師 ラートリーは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
風の紡ぎ が「時間を進める」を選択しました
風の紡ぎ が「時間を進める」を取り消しました
――――かはっ!
[かわし切れず、年齢に比しても軽い精霊師の体は宙に舞い上がった。
衝撃に思わず息が漏れる。
崩れた姿勢で打ち上げられたためか、それは乱れた回転を伴っていた]
う……っ、く、
―― 滴れ ――
[姿勢を正すべく、力ある言葉で下への流れを生み出す。
回転を抑え、空中という大きな隙をなくすべく、自らを落下させる術。
しかし迫る地面に到達するまでの時間は、戦場においてはもどかしい程に長く感じられた]
― 氷竜軍・後退位置 ―
[ファミルの話は静かに聞いていた。
自分が思う以上に複雑らしい、ということを覚えておく]
そんな。
……相手も知らなかった、んだ。
[またもあっさりと口にするようで、リーゼロッテの声は震えていた。>>230
何を言えばいいのか分からずに、ただじっとその顔を見ながら、レトが問いかけるのを聞いていた。>>235]
竜人の末裔 アリーセが「時間を進める」を選択しました
うん。
あと一人はね、精霊師になってたわ。
[ファミル>>232に頷き、言葉を続ける。
まさか今彼女がシュテルンと対峙しているなどと思いもしていないが]
ファミルの言うとおりよ。
レトはレトでしょ。
あたしだって、今はただのリーゼロッテだもん。
[笑って首を傾げる様子は、続いた問い>>235にぎこちなさを伴った]
/*
毎度の事だけどテンポが難しい。
今回は空中に居るって相手としちゃ絶好のチャンスだよね…!とここで止めてみました。
(ほんとは着地まで書き掛けた)
― 後退位置 ―
少しは持ち直したようで何よりだ。
[レトから向けられる感謝の言葉>>234に、ほんの少し口端を持ち上げた]
そう、簡単に変わるものではない。
今レトに、そして先程リーゼロッテに向けた「自分は自分」と言う言葉は、ある人が私へと与えてくれた言葉だ。
私もそれを受けて、自分のことを見詰め直した。
名が変わろうが、出自がどうあろうが、「自分」であることに変わりはない。
[私が
他もそれが当てはまるはずだ]
どう、って。言葉通り。
騎竜師になれない子供は要らなかったから。
10年前に病死したことになってるの。
まぁ、あたしも3年前まで知らなかったことだけどね。
実際は、こうして生きてるし。
あたしの先生が、リーゼロッテって名前も、くれたから。
[少し震えるのは、ずっと黙っていたことだったから]
…今まで話せなくて、ごめんね。
―陸戦場―
[数名ほど倒したところで先ほど見せたものや友軍の位置に近くなったこともあり、邪魔されることなくなった。
自分を避けるようにするのは敵だけでなく、味方もだったが。
しばらくいって、コンラート達と合流したのはファミルが去った後になるだろうか]
いや、ボクはここに残ろうかと思うんだが…、
[その誘い>>94に珍しくコンラートの傍を離れる言葉を返せば少し驚いた様子を皆に返されたかもしれない。
ちらりとラートリーの方を見れば、かけられた言葉>>124に]
それなら残ることにするよ。
[理由を問われることがあったなら、思うところがあるからとそう返した。
コンラートと離れる間は、お目つ役の名目のため誰かとは一緒にいることになっただろうか]
― 暫くの後:通信 ―
……そうか、生きているか。
いや、無理はするな。只でさえ、連日の霧だからな……。
[>>~0>>~1拠点へ後退した、少し後。
コンラートから状況を報告されれば、そう答える。明日の天気は解らぬが、少なくとも、それまで長く続いた霧を思えば、無理を勧めるワケはなく。
何れにせよ。白の騎士に纏わる出自の話を聴くのは、どのような形であれもう数日後の事となったろうか。
ただ、報告を受けたとて、ラートリーにはその真偽を確かめるコネクションは無い。上の駆け引きを、見守る形となっただろうが。]
……状況は……。
[そうして。それまでにあった事を、手短に伝える。
彼が経った後誰かの身に何かあれば、それも、可能な範囲で*]
細氷の騎竜師 キアラが「時間を進める」を取り消しました
細氷の騎竜師 キアラが「時間を進める」を選択しました
― ??? ―
[気が付けば、少女は昏い場所にいた。]
あ、れ…?
ここ、どこ…?
[なぜ、ここにいるのか。
エリザはどこに行ったのだろう。]
……確か、気を失ったジークをコンラートに預けて……。
[そこからの記憶がすっぽり抜けている。]
― 陸戦場 ―
……え?
……あ、ああ。そうだな。
前線は今、少しの戦力も惜しい。
――――……アリーセ、ありがとう。
ただ。済まないがコンラートが戻るまでは、部隊の誰かとは行動を共にしてくれ。
[>>244思わず漏れた呟きは一瞬。珍しい、というのが本音ではあるが。今は何より、戦力が貴重だった。
アリーセはコンラートが見張っている……とは言え。逆に言えば、コンラートが居る事によってアリーセはある程度、護られてもいるのだ。当人達や周囲の認識は、また、異なったかもしれないが。]
…………。
……何か、あったのか?
[ただ。
最後に、それだけ問いかけたが。思う所がある、という言葉に、それ以上問いかける事はなく。]
…………そうか。
[頷き。負傷者たちを搬送する部隊と、それにより穴の空く布陣を、他の部隊長と相談して*]
― 後退後:拠点 ―
[結局その後。自分は、残存兵を率い拠点へと引き返し、コンラートからの報告や周囲の連絡で状況の把握に努めていた。
伏兵の被害を確認しに行ったマリエッタは、その後どうなっただろう。ただ、又従妹の件は確かめられないまま、慌ただしく時間は流れ。]
…………。
………………。
[戦場で出会った二人。“弟”に、又従妹。
同軍であればまだ良かったのだろうが……再会はどちらも、最悪の形で。]
― 回想:コリルス参戦直後 ―
閃影の騎竜師?
へえ、号を持つ騎竜師か。そりゃ心強いな。
[ 国全体を見渡しても、そう数の多くない騎竜師、そのうちの一人が味方に居るという事実は、単純に彼を安堵させた。
何しろ、ここに配置された者の年齢は皆、若すぎる。単騎でも大きな力を持つ騎竜師の存在は、少年兵たちにとっても心の支えになるはずだ ]
俺もせいぜい頼りにさせてもらうか。
[ …と、暢気に笑っていられたのは、しかし、最初のうちだけだった ]
…………護らなければならない物。か。
[皮肉にも、思い出すのは>>2:453“弟”の言葉。
物を問われれば、即答する。生家と、同腹の弟。それに……祖父母。
それだけ護れるのならば、他の覚悟はできていたというのに。
――――……今になって考え出す、その想いの正体も、掴めずに。]
……どうしろと、言うんだ。
[拠点の天幕の中。独り呟いた言葉は、響きを持って。]
― 後退位置 ―
精霊師か。
[共に在れば切磋琢磨出来たのだろうなと思うも、流石に口にはせず。
リーゼロッテの説明>>240に一言だけ紡ぎ、また一つ頷きを返した。
リーゼロッテについては事前に聞いていたため、彼女が問いを向けられたり、問いに答えたりするのを黙って聞いていた]
― 回想:コリルス参戦直後 ―
[ 年若い騎竜師は、自らの手で街を護ろうという気概に満ちていて、そのこと事態は、信頼に値する者と彼の目には好ましく映ったのだが、元々の気性なのか、閃影と呼ばれる騎竜師としての性なのか、誰も気付かぬ内に、戦闘の最前線に先行していること多数。その行動は神出鬼没を地でいって、戦果は確かに上げているものの、傍目には、危なっかしく見えて仕方が無い ]
お前の目的は街を護ることだろう?レト。先に自分が落ちちまっちゃ、護りたいものも護れねえんじゃないか?
[ 前線で顔突き合わせた何度目かに、呆れてそう声をかけたのも覚えているが、その後行動が改まったかというと、そんな筈もなく…というか、段々、彼自身その必要を感じなくなった ]
[ 確かにレトは限界ぎりぎりまで無茶をする。だが、限界を超えたら、飛べなくなることは判っている。飛べないということは騎竜師にとって死と同義だ。だから、彼は決して……落ちない ]
[ そう信じるようになってから、レトに対して多くの言葉を費やす事はなくなった。時折、限界ぎりぎりの無茶に釘刺す事はあるにしても、最後にはレト自身の判断に全てを任せ、それを頼りにしてきた、だから… ]
― 氷竜軍・後退位置 ―
要らないとか、そんなのってないよ!
……あ、ごめん。
[その一言に反応し感情的に立ち上がりかけ、座り直す。>>243
嫌な気分になる言葉に過剰反応してしまった]
……。
[そのまま俯いてしまう。
ファミルが言って、リーゼロッテが肯定した言葉。
レトを落ち着かせた言葉。
自分は自分。正しいと思うのに。
それを受け止められないせいで、また少し不安定になっていた]
― 回想 ―
(大丈夫だ…お前は、落ちない)
[ 意識を無くす前に聞こえた声に、届かぬ呟きを返した…いつもの通りに* ]
……ばっかやろ。
そこで、謝んなよ。
それ、どう考えても、一番きついのお前だろーが。
[言い放つ、口調が少し素っ気なくなるのは、性分故]
だから、謝んなくていいし……んな顔、すんなよ。
[口調は素っ気なくとも、そこにこもるのは、心からの想いの一端]
―― 回想:砦へと戻る前 ――
[ここへと残るというアリーセ(>>244)に一瞬難しい表情になり。
しかしすぐ笑顔を向けて。]
分かった。
じゃあラートリー後の事は頼むな。
[喉元まで出かかった別の言葉を飲み込み、そう告げた。
本心を言うのならば離れている間に何が起きても手出しは出来ないわけで。
見張りだとかそういう事はどうでもいいが、アリーセの身に危険が及ぶ事は避けたかった。
それを押し付けられる立場ではない。
ただの自己満足で彼女を縛る事なんて出来るはずもなく。
まるで度量の広い男であるような振る舞いで誤魔化す事しか出来なかった。]
なあ、アリーセ。
思うところっての、戻ったら教えてくれる?
[アリーセへと近づき、こそっと囁くと返事も聞かずに彼女から離れ。
そのまま砦へと向けて飛び立つだろう*]
閃影の騎竜師 レトが「時間を進める」を取り消しました
閃影の騎竜師 レトが「時間を進める」を選択しました
/*
こんにゃろうwwwww
さすがだと言っとくwwwww
ていうかな、今回あっちゃこっちゃでさらっとしれっと持ち上げやがってwwwwww
わざとだろ、あれ絶対わざとだろwwwwww
うん。
多分水精と相性が良いんだと思う。
[ファミル>>250に頷きつつ、対峙した時に思ったことを伝え。
続けた言葉は、10年の間に感じる痛みも薄れてきたものだったけど]
キアラ。
[立ち上がった彼女>>253に、思わず目を向けたものの。
すぐに謝られれば、緩く笑って]
…ううん、ありがと。
……キアラ?
[礼を返した後、俯いた彼女>>254にどうしたのかと声をかけた]
― 回想:戦場・散会前 ―
……まあ、少しの間ならどうにかなるだろう。
ああ、後。部隊の“誰と”居るかは、アリーセに任せる。それは安心しろ。ただ、飛んで行かねばならない折には、必然私と同行となるのだろうが……。
[>>259任された。やはりこの男も、アリーセが置かれた状況は気にしていたようだ。
封印された竜人……というのは聴かされてはいたが、そもそも自分もこの男も常に“竜”と接する身だ。部隊の一部、今の言葉に視線を逸らした面々よりは、気負いなく受け止められるのもあるのだろうが。
アリーセとコンラートの瞳を、交互に見遣った*]
――…っ、
[舞い上がる水によって打ち上げられたマリエッタのあげる苦悶の声が耳に届く。>>238
しばし呆然と、それを見上げ]
けど――、十分!
[そう、十分すぎるくらいだ――体勢を立て直すには。
ふと、通信具の放つ柔らかな光に気付く。
耳をすませば潜めるような声も聞こえ、
思わず、笑んだ――若干傷の痛みに引きつってはいたものの]
[短い、応答を返しながらも、マリエッタが着地すると予想されるところに短剣を1本残し。
少年は後退しながら命を告げる]
もう一回、
―― 打ち払え ――
[落下するマリエッタを真っ向から迎え撃つべく水柱が吹き上がる。
通信に要していた時間はわずかではあるがマリエッタに体勢を立て直しきる時間を与えていた。
飛ぶ鳥を落とすような真似をするのを、
心の奥底が拒んだかのごとく]
[レトが言いかけた言葉>>257には、緩く握った手に少し力が入った。
けれど。]
……ん。
レトも、ありがと。
[素っ気ない言い方>>258でも、その想いは伝わるから。
礼を言って、久しぶりに素直な笑みを向けた]
―― 回想:ロー・シェンが仲間になったすぐの頃 ――
惚気ってなんでそうなんだよ!?
[自分としてはアリーセとは普通に友人として接しているつもりで。
全く恋情とかなんとか、そういった感情がないとは言わないが。]
…奴隷なぁ、そう見える?
[ロー・シェンの言葉(>>183)にすっと目を細め、僅かに滲み出るのは殺気で。
アリーセを縛る鎖や枷はそう見えるだろう。
しかし感情として、その言葉を口に出される事すらも苛立たしく。]
そう言われるくらいなら俺の趣味って事にしといてくれていいよ。
[即座に殺気を仕舞い込み、やはり笑顔でそう答えたのだった*]
/*
ぽつり。
見返りを求めず注ぐ愛は美しく、望まれる物でもあるけども。残念ながら愛の受け皿って大概、穴開いてる物なんだよね……恐らくラートリー含めて。
ちなみに。ラートリー周りに付いて、唯一「献身」って言葉を使っていいのは、ウシャスなんじゃないかなぁとか思っているなう。
あ、らとりは愛の見返り求めすぎです。特に、ウシャスに。
と、レト戦時に思ってまとめてメモに残ってたのを今更ぽつんしてみr
/*
や、やっぱ傍から見ててもきゅんきゅんするなああああああこいつうううううう >>266>>267
どうしてこうなった(たぶん3回目)
― 後退位置 ―
[キアラの異変>>254は目端に留めつつ、リーゼロッテ>>261からの追加情報に言葉を繰り返す]
水精と相性が良い…。
[確かシュテルンも同様ではなかったか。
そうは考えるも、そこから同じ師の下で学んだとまでは繋がることはなく。
一つの情報として記憶に留めることになった]
― 後退後:拠点の天幕前 ―
[はぐれた傭兵部隊はといえば、先に拠点とするべき場所を聞き、そこに直に向かい、必要な指示をしたのち、雇用主の下へと向かう]
ロー・シェンだ。入ってもいいか?
[天幕>>249の中で何を考えているかはわからぬ...は遠慮もなく外から声をかけて、入るための許可を求めた]
― 氷竜軍・後退位置 ―
[ありがと、と言われた時には、はにかんだような笑顔を浮かべたけれど。>>261]
ううん、ロッテたちは自分をちゃんと持っててすごいなって思ったら、何だかこう。
私も、もっとしっかりしなきゃだよね。
[名前を呼ばれて、小さく首を振りながら顔をあげた]
……っと、それはともかく。
シュテルン……幾らなんでも、遅くないか?
[口にするのはずっと気になっていた事]
俺、合流するまで休んでたよーなもんだし、余力あるし。
なんなら、哨戒がてら探してくる、けど?
―陸戦場―
それでかまわない。ボクを一人にするのは不安なのもいるだろうしね。
[鎖と枷、そして精霊術による封をかけられてるとはいえ、自力で空を飛ぶ姿は何人も見ていることからもろもろの不安はなおのことだろう]
礼を言われることではないよ。
[ラートリーの問いかけ>>246に答えは短いもの>>244。
詮索されることもなければ、自分からそれ以上言葉を返すこともない]
[一瞬難しい表情になるのは>>3:259見えていたが、目を伏せて僅かに視線をそらし]
大丈夫、こっちは任せてほしい。
[そう告げてから、コンラートの方に視線を向け]
このことで始末書が必要なら、ボクも一緒に書くよ。
[いつもは何かあっても、この戦場にきたあとも全てコンラートに任せていたそれをすると、告げて]
大丈夫だよ、コンラート。ボクは護られるだけの存在ではないからね。
またコンラートが戻ったら一緒に戦おう。
[彼の心中を感じたわけではないが、一緒に>>1:189と彼と交わした言葉のことを思いそう返していた]
―― 回想:戦場から離脱してすぐ ――
[アリーセの事はラートリーへと任せた。
ラートリーの事は信頼している、下手な事は仕出かさないだろうが。
ただ一つ気になる事があるとすれば。]
…アリーセのやつ無茶して困らせなきゃいいんだけど。
[少々失礼な事を呟き、空路を急ぐ。]
[飛び立つ前に感じたラートリーの視線(>>262)を思い出し溜息をついた。
彼女の思惑を正確に感じ取ったわけではないが、気遣われているであろう事は感じ取れ。
本来なら気遣うとかどうとか以前に普通に接してくれるのが一番ではあるのだが。]
…ちょっとだけ尻尾あったりするだけで普通の女の子なのになぁ。
[ぼやく言葉を聞く者は相棒のネージュと、未だに青褪めた顔で意識のないままの銀髪の男しかいない。
なので喋りたい放題言いたい放題である。]
顔だって可愛いしさぁ、性格はちょっと変わってるけどそこも可愛いし。
別に変なもん食うわけでもねぇし、まあちょっと力強い気がしないでもねぇけど戦うんだったらその方がいいし。
なんも悪いとこねぇのになー?
[コンラートの言葉にネージュはなんかズレてる、と思いつつもきゅう、と返事する。
コンラートの言う処の多少の差異が、人に取っては大きなものである可能性。
勿論それは分かってはいても。
言葉を交わして、共に行動して、感情を共有出来るのならば。
それはもう仲間であるだろうと、そう言いたい。
竜と共に歩んでいる自分だからこそ、そう思えるのだろうか。
出立前に視線を逸した面々(>>262)を思えば、そう遠くはないのだろう。
悲しい事だと思う反面、ある種の優越感を覚える事も否定出来ずにいた*]
― 後退位置 ―
[粗方話が一段落した頃、レト>>272からシュテルンについてが上がり、視線をそちらへと向ける]
その件に関しては、偵察がてら探してくるようリーゼロッテに頼んである。
余力があるなら共に向かってくれ。
風の紡ぎ が「時間を進める」を選択しました
風の紡ぎ が「時間を進める」を取り消しました
― 回想:海精軍に雇われてすぐの頃 ―
ははっ!すまんすまん。どうやら違うようだな。
[あわてる様子>>266笑った。少なくとも表面上は。
笑って、滲み出るような仄暗い殺意に、やはりか。というように今度も笑った]
見られたくないならば解放してやることだな。
[できるできないは知らないが]
戦闘用の奴隷として売られた。なんてのは余所じゃ珍しくないもんでな。彼女がどうあれそう見られても不思議じゃねーよ。
その様子じゃ違うみてぇだがな。咎人でもないならばなーんであんな趣味の悪いことになってんだかな。
[上っ面にしか見えない笑顔に笑みを返すことなく、淡々と事実を述べるだけのように返事をしたのだった**]
見られたくないならば解放してやることだな。
[できるできないは知らないが]
戦闘用の奴隷として売られた。なんてのは余所じゃ珍しくないもんでな。彼女がどうあれそう見られても不思議じゃねーよ。
その様子じゃ違うみてぇだがな。咎人でもないならばなーんであんな趣味の悪いことになってんだかな。
[上っ面にしか見えない笑顔に笑みを返すことなく、淡々と事実を述べたのち最後に感想を述べるように返事をしたのだった*]
……!
[呼びかけへの答えを得た時には、まず連絡が来たことを喜んで。>>=37
たぶん、とついてることに少しだけ不安が残った]
うん。頑張って…!
[何かに手間取ってるらしいと感じて、短く声援を送った]
―― 砕けよ ――
[両腕を交差させながら、迫り来る水柱へと突っ込む。
水流は精霊師の肌に触れる度、自ら砕け飛沫と化す。
無論、シュテルンの意に従う水は抵抗し、こちらの肌にぶつかりあるいは切り裂いていく。
だがその硬い水塊をも、己に従わせんとするように、手を伸ばし掴むような仕草をした]
……――はあ……っ!
[水流を支点とした、強引な前転。
全身びしょ濡れで、傷も負っていたが、それでもどうにか抜け出す事には成功する。
多少無様ではあろうが、足から着地して]
この程度で、怯みはしませんわ……。
[水の勢いが、シュテルンにより近い位置へと体を運んでくれていた]
―― 迸れ ――
[立ち止まりかけた足を後押しするように。
術の足場を蹴り、駆ける]
[レトに向けた笑顔は、今まで言えなかったことが言えたからもあるけれど]
そうかもね。
でも、嬉しかったから。
[8年前と同じように。
真っ直ぐな言葉をくれる彼>>269に対して、自然に出たものだった。
こちらの問いかけに返されたキアラの言葉>>271には、ぱちりと瞬き]
何言ってるのよ。
キアラ、しっかりしてるじゃない。
トルメンタだって、キアラだから一緒にいるんでしょう。
[め、と言うように指でキアラの鼻を軽くつついた]
― 後退後:拠点・天幕 ―
失礼するぞ。
[構わないと返事を聞こえ、しばらく中から聞こえる音が消えたところで天幕に入る]
すまないってのは……ああ、ウェルシュのことな。ま、あれは指示を仰げるだけの余裕があったからできたこと。余裕がなかったらためらいもなく殺してただろうけどな。
…とりあえず負傷者はそれなりにいるが死者は少ない。治療もしてるからまだ戦える。ただ武器が破損してるから補充はしてもらいたい。
[ウェルシュについてはその時の状況を簡単に、傭兵部隊については、事務的な報告をするにとどめた後に]
ウェルシュについての報告はどうするつもりだ?事実をありのままに、敵将をかばったとでもいうか。
それとも『敵将を殺すよりも捕虜にしたほうが利用価値がある』と考えたために『ジークムントを殺そうとした俺を止めた』が持ち場を離れた独断の行動により謹慎とするか。どちらだ?
[じっとラートリー>>280を見返して問いかけた]
― 氷竜軍・後退位置 ―
ふぁ。
[リーゼロッテに鼻先をつつかれ、少し間抜けな声を出しながら目を丸くした。>>286]
う、うん。そうだね。
トルメンタと一緒にいるのが、私。
[それだけは間違いないと、自分でも断言できた。
そっかあ、と頬を赤くして頷く]
ありがと、ロッテ。
ありがとう、ラートリー。
空にいくのが必要な時には、そうするよ。
[視線を受けれ>>262ば、縦長の瞳を僅かに細めて見返してから]
大丈夫、無理もしないし、迷惑もかけないようにはする。
[それから拠点に戻るまでは、適当に何事もなく過ごすことになるだろうか]
― 氷竜軍・後退位置 ―
うん。
もうすぐ戻れる、とは言ってたけど。
[レト>>272やファミル>>279からシュテルンの話が出ると、気を引き締めるように背筋を伸ばして]
トルメンタよりルアルの方が早いよね。
敵にも見つかり難いし。
[自分が行きたいとも思わなくはなかったけれど。
ここはより確実な人に頼るべきだと、堪えるように手を握った]
― 後退後:拠点・天幕 ―
いや、有難いよ。本当に助けられた。
……そうか。武器及び防具、補充が必要な物があれば、随時北の武具庫へ向かうよう伝えてくれ。補給班には、話を付けておこう。消耗品に不足はないか?
[>>288事務的な報告に頷いて。
その後、ウェルシュの件に及べば。]
……事実はありのまま、だな。
軍法会議となれば、取られる調書は我々の物だけではない。下手に庇おうとして他の目撃者の証言と食い違えば。それだけ、ウェルシュに余計な罪科が及ぶ。
特に……ウェルシュ当人が、その嘘を貫くには、難しいのではないか?
[どこか俗世離れした気配を纏う少女に、後者を思う余地はあっただろうか?
それよりは、『結果として敵将が死ななかった』方を推す方向にしてしまおう、と。その瞳を見返して*]
でしょ?
あたしは騎竜師じゃないけど、騎竜がどれだけ騎竜師を信頼してるか位は解るつもりよ。
トルメンタが信頼してるキアラのこと、キアラ自身が信じなくてどうするの。
[可愛い声をあげたキアラ>>289ににこっと笑って首を傾げ]
どういたしまして。
キアラも。
さっき、いらないって言った時怒ってくれてありがとね。
嬉しかったわ。
―― 回想:ロー・シェンが仲間になってすぐの頃 ――
…開放なぁ、出来るもんならとっくにやってるっての。
[むぅ、と不満そうな表情になり。]
……あんたに言った所でなんも変わんねぇか。
悪いな、関係ねぇのに八つ当たりしたみたいで。
[八つ当たりとは殺意が漏れ出た事に対しての言葉。]
― 後退位置 ―
あぁ、船から上陸させたからな。
あの辺りで戦っていたはずだ。
よろしく頼む。
[レトからの問い>>287に頷きと共に肯定を紡いで。
彼らが出発すると言うなら、それを見送るつもり]
…通信があったのか?
[キアラの言葉>>291に一度瞳を円くして。
けれど無事が確認出来たことには安堵の色を宿す]
そうか、ならば迎えに行ってやる方が早いだろう。
キアラも心配だろうが、こちらにも戦力は残しておかなければいけない。
陣周辺の哨戒を頼む。
[それから表情を緩め。]
一応さ、同じ部隊の仲間だから。
あんまそういう事アリーセに言わないでほしい。
ま、こそこそ気遣うくらいなら本人に直接聞くくらいでいいと思うよ。
[その結果アリーセにぶっ飛ばされても知らないが。]
俺はあんたが…ローがこの軍に対してどう思っていても構わねぇけど。
少なくとも同じ部隊の俺…いや、ラートリーに対しては信用してくれると有難いね。
その方がお互いに長生きできる、そうだろ?
[信頼を寄せろとまでは言わない、それを言える程彼の事は知らない。
自分とアリーセに害がなければそれでいい。
その後幾ばくかの会話を交わしただろうか。
言いたい事は結局それだけだったので、話し込む事もなくその場を立ち去るだろう*]
シュテルン探しに行くなら、あたしも一緒に連れていって。
元々ファミルに偵察頼まれてるし。
[レト>>272に手を軽くあげて言うと、ファミル>>279からも同様の説明があり。
了承>>287の後、確認の問いには少し考え]
そうね。
船から下りたとしても、多分河から遠くは離れないと思う。
[シュテルンの術は水と馴染みが深いから、と推測を混ぜて答えてからキアラの話>>291を聞いて]
…レト。
あたし、すぐに出られるけど。
[不安を煽るだけの推測は口にせず、ただ早く出発しようと声をかけた**]
―― 回想:ウェルシュ謀反の知らせを聞いて ――
[ウェルシュが敵を庇ったと聞いた時に真っ先に思い出したのが過去に交わしたロー・シェンとの会話だった。
信用に値する動きをする男、自分の中でのロー・シェンの評価はこうだ。
その彼がウェルシュの処置に殺害を持ち出してきた時。
ウェルシュが殺される事も、それを同じ仲間であるロー・シェンの手によって為される事も。
どちらも見たくないと感じたと同時に。
殺されても仕方がないとも感じたのだ。
彼の行動は優しかったと思う。
即座に武器を振り下ろし、その命を絶っていてもおかしくはなかったのだ。
ただ一人の行動で多数の犠牲が出る事も有り得たのだから。]
――――――…。
[結局はラートリーに追従する形で綺麗事を吐き出し。
見たくない事から目を背けてしまった己の汚さに舌打ちをする。
これでは信用される事はないだろうし、信頼など以ての外としか言えない。
全てにおいて中途半端な自分が堪らなく嫌になる。]
(キアラ…俺は軍人としてお前を……。)
[倒さねばならない。
なのに軍人にはなりきれず、ただの幼馴染として対峙する事になれば。
この武器を奮う事が出来るのだろうか*]
……、うわ――
[術が砕かれた、そのことに。>>284
思わず感嘆を口に出そうとして、止める。
マリエッタとの距離は縮まり、向こうは速い。
ゆえに次の手を即座に行おうと口を開く]
―― 運べ ――
―― そして、纏え ――
[先程マリエッタに砕かれた水柱の基点だった短剣は、
水の流れに押し流されて少年の手元へ。
それを拾い上げ、二つ目の命を告げれば――
――短剣が水を纏ってその刃を長くした]
― 氷竜軍・後退位置 ―
うん。本当だね。
トルメンタは「今の私」を認めてくれたんだもの。
……えへ。戻ったら怒られちゃいそう。
[間違いなく、いつものように翼でバフリとやられるだろう。
けれどそれも絆の一つと思えば嫌ではない]
私は思ったことを言っただけだけど。
ええと、どういたしまして。
[笑顔のリーゼロッテにペコリと頭を下げた。>>293]
[少年にも扱いやすいよう、マリエッタの長剣ほどの長さは持たないそれは、
元が水であることを示すように、
刃の向こう側の景色を写しながらゆらゆら揺れていた]
――いけえっ!
[駆けるマリエッタへと短剣を向け、
マリエッタが振るう剣の刃に、水の刃を当てようと振り抜いた。
動きに迷いはないがいかんせん、相手に比べれば遅い。
それでも、刃がぶつかれば。
水の刃はまとわりつくような水流となって、マリエッタの手から剣を落としにかかる]
/*
謎のやる気とは:短剣に水の刃を纏わせること
遠距離戦から近接へ?
Q.結局色替えタグつけて白字にしなかった件 >自分メモ
A.………箱が重かったのでついかっとなってやtt
/*
……ロー、ごめん。
嘘吐かせる方が「甘ったれた事言いやがって」に繋げやすい気はしたんだけど、なんか、PCウェルシュがそういう嘘吐けない→話がどんどんややこしい方向に、のコンボが……こう…………!
[反応に凄く困らせてしまった気がする!]
― 氷竜軍・後退位置 ―
はい、呼びかけたら。短くでしたけど。
そうだ、これだと個人モードのままになっちゃうんだった。
[通信機になれていないから、まだこんなミスもしてしまう。
みんな聞いていたものだと思い込んでしまっていたのだった。
目を丸くしたファミルに頷いて。>>296]
分かりました。私とトルメンタは哨戒にあたります。
ロッテ、レト、そっちはよろしくね。
[リーゼロッテ達に信頼の眼差しを向けた。>>298]
― 後退後:拠点・天幕 ―
有難いと雇用主に思われるのは光栄だが、報酬のほうに色をつけてくれるとこっちも同じぐらい有難いぜ。
[冗談のようで冗談じゃないことを軽い口調で述べて]
北の武器庫な。わかった。消耗品も頼むぜ。負傷者治すのやらなんやらで使っちまったしな。
[細かいことまで気づくことに僅かに感心の色が漏れる。実際自身も傷を負った脇腹には包帯が巻かれているのだ。そしてウェルシュへの判断をラートリー>>292がどうするのかとうかがうのに神経をひそかに尖らせて]
……傭兵たちは黙らせることもできるだろうが…確かにあいつじゃあ隠しきれんだろうな。戦場にいること自体間違ってるようなやつだしな。
[ウェルシュはどう見ても、狡猾に立ち回るには色々と足りない。
平和な世であるときは美徳であるがこの場に置いては欠点となりえることに思わず苦笑めいたものを浮かべる]
その後は素直にいうことをきいて、敵将をもって帰っていった。こちらからウェルシュについては以上だ。
[ウェルシュについて報告すべきことを終える。後どうなるかは自分の及ぶことではないと思考から外した]
――――!?
[速度では勝ったと思ったのも束の間、水の刃はこちらの剣へ絡み付いた]
しまっ……
[咄嗟に剣を引きつつ後退しようとする。
しかし、後方にあった左の剣は、どうにか攻撃を免れたものの。
右手の剣は水流に絡まれるがまま、その場に落とされた]
綺麗ごとを並べないようでほっとした。
[率直な感想をつぶやいて、そこで瞳を細める]
ま、例え、内乱で自分が見知ったものが敵となったとしても、戦うと選んだのは自分たちだ。責務だとか守るためだとかいろいろあるんだろうが、やる気がないなら家に引っこんでベッドの下で震えていればいい。…そうは思わないか?
[熱のない淡々とした口振りでラートリーへと向けた*]
[3人が立ち去った陣の中。
短く、小さく息を吐く]
……いずれ私も話さないとな。
[先程はレトのこともあり、自分のことを口にするのは控えた。
もう少し余裕が出来てからの方が良いかと考え、次の機会にすることにする。
先ずは、シュテルンを探す方が先決だ]
…ジーク殿の隊の負傷者が多いな。
あちらに伏兵隊の兵をほとんど回すことになるか。
[編成は粗方纏めることが出来た。
小隊は2つ、軽傷者・微傷者を含めて100よりやや多いか、くらいで。
残りの治療班・重傷者に関しては、一足先にコリルスへ戻すことにする]
………人手不足は慢性的だな。
[そこを作戦で補わなければいけないのだが、さて、使える方法は残っていたかどうか。
一人で背負うなとは言われていたが、人員を他に割いている以上、私は一人方法を模索する**]
[今度は少年が口元を少しだけ緩める番。>>307]
進め――っ!
[力ある言葉ではないが、自分を鼓舞するようにそれは、紡がれて。
右手の剣を落としたことに勢いを得て、一歩、前に踏み込む。>>308
水流は再び短剣にまとわりついて水の刃と化し、
空いた、マリエッタの右手側をめがけて振り下ろされた]
――……っ……
―― 流せ ――
[迫る刃をかわし切れぬと見て、素早く術を放つ。
水の刃である以上、ある程度は鋭さを殺せると考えていたが。
やはり皮膚を覆う程度の防御術では不十分だったのだろう、右手から緋色が飛び散った]
う……
[鮮血が滴る右手を、だらりと垂らす。
術によって出血の勢いを弱めるが、それ以上の治療は戦闘中には出来そうもない]
……長引かせられそうには、ありませんね。
[呟き相手を見た瞳には、諦めと決意が半々に浮かんでいた]
あまり……この術は、使いたくはなかったのですが。
[左手は相手に向け掲げつつ、右手で精霊石をそっと包む。
その力が、全身へ伝播していくのを感じながら]
―― 巡れ ――
[息を大きく吸う。
全身に力が漲り、思考も明瞭になったような気がした。
瞳に映る景色すらも、くっきりと輪郭を持ったように感じられて]
では、改めて。
[地を蹴り駆け出す身が、いつもより軽く感じられた]
― 海精軍に雇われた直後 ―
それは失礼なことした。何分こっちにきて間もないんでな。
[できないと不満げにいうコンラート>>294へと八つ当たりへの意趣返しのようにいう]
別に気にする必要はねーよ。余所者だからって敬遠して近づいてこないやつよりはマシだ。
[そこには一つ本心を混ぜる。実際険悪に接しているつもりは...の中ではない]
ああ、気を付ける。ただなんでああなってるのか不思議に思ってたんで聞いただけだしな。
[たからいつもアリーセの近くにいたコンラートがいたからこれ幸いと聞いただけだ]
ちょっと前まで敵方にいたやつにほいほい話しかけるやつや雇いなおそうってやつがいるんだ。それに返すぐらいの信用はする。それに歩兵だけじゃ戦いになんてならねーってのはわかってるからな。それにうちの雇用主は相当お人好しみたいだしな。
[敵対関係だったものに通信機を渡されたときはちょっと呆れたものだと、ラートリーのことを思い出して苦笑しつつ、雇われたことを受けた以上、彼の言葉>>297に否はない。傭兵として動くことはあるとしても、氷竜軍にいたころと同じ。こちらから信用を崩す真似をする気はなかった*]
― 後退後:拠点・天幕 ―
……、……。……ああ、善処する。
[>>305一瞬の間は、己で自由にできる財を算段した物。いっそもう、水晶翼以外の母親の形見にも手を付けてしまうか、と。大まかな帳簿は完成する。]
だろうな……そちらも、次の出撃までには全部隊へと配備される。軟膏1つ、蹄鉄1枚に及ぶまで、隠さずに申告して欲しい。
[まあ、特殊な物でなければ……と言い添える。逆に言い換えればそれは、次の出撃までには万全な状態となるよう、早急な確認を促す物でもあったのだが。]
元より、人の口に戸は立てられん。
その後命令に従う様子を見せているのであれば、まあ……情状酌量の余地も生まれるだろう。
[>>306向き不向きは、敢えて答えない。
元より彼女の参戦動機は、人探しだ。]
何より。傭兵部隊に嘘を吐かせるワケにも、いかないだろう?
一つの成果が明日の雇用を左右するのは、皆同じ事。もし虚偽の申告が露見すれば、皆共倒れだ。
……義理の無い嘘は、誰も得をしない。
綺麗事を挟む余地など、何処にある。
[ただし。参戦したからには、自隊の兵。
ウェルシュの話は、“救う”事が前提で応じていた。]
[……だから。
次に続いた言葉>>309には、緩く首を振って。]
……我々のように納得づくで参戦した者なら、それでその通りだろうが。どうやら、そればかりでも無いようでな。
我々の砦には少ないが……領主への納税の代替として徴兵で駆り出された農民や、貴族が参戦に花を添える為の水増し人員として騙して雇った市街の貧困層。そんな兵が居る事も、確かだ。
[特に、中央が酷いらしいとも言い添える。
そんな中。氷竜の鋼鍛侯は兵にも一定の練度を求め、戦功持ちの傭兵や退役兵、血気盛んで義に厚い鉱夫らを中心に雇い入れた私兵軍を編成し、各地へと派遣したらしい……とは聴いてはいた。彼もまた、そのような傭兵の1人だったのだろう。
但し。鋼鍛侯が領地・ラヴァンは、製鋼の地。鉱山という収入源に、何よりも、良質な鉄鋼が産む武具。それを持たぬ弱小領主や底辺貴族では、到底真似のできぬ事でもあったが。]
/*
先に判定のつもりで落とした方が良かったのかな。
自分から書くと「走って斬る」しかかけないんだよね。
(判定後の補完は出来るにしろ)
ならば。
兵個人の覚悟がどうであれ。それを見極め用いるのが、将校の役目。と、私は考える。
ウェルシュにも、衛生兵の多い部隊への転属を勧めた方が良かったのだろう。
[それは、自隊の面々が個性豊かすぎるが故に学んだ事。この戦で掴んだ物。]
ウェルシュの行為は、本人だけを責めるべき物ではない。精霊師……当人の能力故に、適正から目を背け部隊に置き続けた将校の責任と言えよう。
……この場合は、私だな。ウェルシュの件は、これらを含めた提言として、上へ持ちかける腹積もりだ。
[緩く、首を振る。前線ばかりが兵の仕事ではない。そう、続けた。]
………………。
[……しかし。
不意に、重ねた状況に。漏らした呟きは、本当にぽつりと。]
……私とて。
もう一度、出会ってしまえば。斬れるかどうか、解らない。
[思い浮かべたのは、戦場で相見えた2人の顔。]
…………本当に護りたい者など。
いつだって。
この手から、すり抜けていく。
[戦えば戦う度、護りたい物から遠ざかる気がするのは、何故だろうか。
見つめた掌。
右手を曲げ伸ばしし、広げて、じっと見つめる。
伸ばした指の合間に。
今もまだ、>>0:110あの日の蒼天と白百合とが、見える気がした*]
― 回想:数か月前・クラタエグス砦 ―
[石造りの回廊を、独り辿る。
向かう先は。先の戦で捕えた、氷竜の傭兵達の元。]
……気分はどうだ、ロー・シェン。
[捕えたが故に、気になった。最初はそんな、報告書の記述も兼ねた様子見の積もりだった。
だから。問いかけたのは、本当に、気まぐれ。]
…………今、尚。
生きる途を、考えているか?
[>>0:468別れ際のそんな言葉が気になって。
独房、とも言うべき扉の、小さな格子越し。侮辱を跳ね除けたあの目が見えないか、と、覗き込んで**]
―後退後・拠点・天幕の外―
[拠点に戻るのはラートリーと共になるだろうか。戻ってから一人空を見上げる。
霧が深く空は見えない為、夜であっても昼であっても星を見ることはできない。
先ほど遭遇した
自分が今幽閉の身にある一因でもあり、それと同時に
人の世の事情にもう少し敏感であれば、
あるいは、もっと
判断がつかないことが、一番はがゆい……
[掴めない、見えない…、双星の姿]
どちらであっても、君が敵ならば……
[敵として対峙するならば、戦うことになるのだろう。
その思いやいきさつがどうであれ、自分の前に敵として、戦士として
それに応えるのが自分の矜持であり、相手に対する礼儀にもなると]
迷う暇は、あまりなさそうだね。
[見上げる空から視線を外し、天幕の方を見つめる。
話し声までは聞こえてこないが今後について、ロー・シェンやラートリーたちが話しているのだろう]
[砦の方を見ながら]
こればかりは、ボクとあっちの問題なんだ。
[飛び立つ前の彼の様子を思い出すと、なぜか少し胸が*痛んだ*]
― 後退後:拠点・天幕 ―
[善処してくれるらしいので、口元を緩め頷いた。とはいえその沈痛>>319な様子は、む?とさすがに思ったがわからないことなので口には挟まない]
えらく急かすな。とはいわない。わかっている。
[霧の向こうに敵が布陣しているのだ。手早く動こうという気持ちはこちらも変わらない]
確かにそうだな。余所から見えたやつだっていただろうしな
でもよ戦っていて忘れてしまいそうな日常を思い出させてくれるようなやつは貴重だ。
共倒れは嫌だが、助かってほしいと思うやつもいるかもしれねーぜ。
[感情面でいらだつところはあるが、そういう気持ちもなきにしも非ず。とはいえ結論はすでに下されているしラートリーの決定>>320に不満がない以上はいうこともない。]
将校の責任ってのもあるかもしれねーが、俺が思うところそこじゃない。
[緩く首を振って、この軍の、いや、この国の現状を口して自分の責任を口にするラートリー>>320 >>321 >>322だがそれを肯定してやるつもりはない。]
事情はそれぞれあるんだろう。金のためだとか。責務だとか……色々な。好き好んで殺戮という名の戦争にいくのは狂っちまったやつだけだ。
ってことはつまりはだ……事情もなくこの場にいるやつはいねーんだよ。こちらにもあちらにも、この国…いや、この世界で起こる、ありとあらゆる戦にかかわってしまってるものはな。
そんな俺からいえることは二つだけだな。不幸?可哀想?……いいや、違う。
一つは……事情なんて知らん。誰しもが苦悩の一つにぶち当たってるんだ。だから誰も特別なんていねーんだよ。
[三年もの傭兵生活の間で培われたシビアな思考は斬って捨てて]
あいつは…ウェルシュは…なんでもっとはやく誰かに言わなかったんだろうな。そりゃどうしようもなかったかもしれねーぜ。でも…違う道もあったかもしれねーのによ。
[戦いを邪魔されたこともあるが、冷静になった今ではそう思い、ふん。と不機嫌そうにつぶやく。彼女>>323 >>324もまた、何かしらを見て、そして出会ってしまったものなのだろう。それだけは察することはできたが]
言いたくない事情ってのがあるのかもしれねぇ。それをいう気がないならばそれでもいい、自分に逃げて永遠に逃げ続けるならそれもいい。俺はごめんだがな。
ただそれも自分一人の影響の及ぶ範囲でならばだ。…無理だってんなら事情の知らんもんからはこういうしかないな。勝手に一人で突っ込んで勝手に死ね。ってな。
長々と喋ったが、ま、そんだけだ。
[聞き出しはしない。だが手を伸ばさないものに差し出されるものは何もない。
何かがあるのだと知りながらも、冷たくいい置いて、最後は嫌に軽くいい終える。
それに何と答えたか、とはいえ報告が済んだ以上そののち戻ることになるだろう**]
お互いに、……な。
[右手より血を流すマリエッタ>>315に重苦しく告げて、短剣を持った手を引くと同時。
言葉に呼応したかのように、水の刃が崩れ落ちた。
もともと長くはもたない術だったが、
戦闘前の消耗でさらに持続時間が減ったためで]
左手の剣も落としたかった……。
[ぼやく眼前、マリエッタを取り巻く力の流れが変わった。
周囲を薄く漂う漣が、巡る、大きな力にぶつかって、やたらとうるさく騒ぐ]
(………無茶、してないか?)
[言いたかった言葉は何とか呑み込んで]
わかった。
じゃあこっから更に本気でいくよ!
―― 集え ――
―― そして阻め ――
[短剣を掲げ、命じれば少年の周りへと水が集う。探知のため薄く残された漣までも。
そして二つ目の命で、集まった水は形を為す。
出来上がったのは、前方を朧気にしか映さない、水の壁。
打ち払うための水流とは違い、完全に“阻害”に特化したそれは、
少年が最も得意とする術]
[少年の周囲、集っていく水の壁。
防御に特化した術を、左手の剣一つで抜けるかは――]
やるしか――ありませんわ!
[精霊の力を巡らせた体は、常以上の反発力を誇る。
その足が地を踏み締め、そして]
―― 翔けろ ――
[水流ではなく、自らの術により、体は宙へ舞い上がる]
やあ――――!
[左手の剣に、右手を添え。
高さによる速度と力を借りて、水の壁へ振り下ろす]
[本気じゃなかったのか、と問う言葉には、
短剣を持っていない左手を意味ありげに揺らして、うっすら、笑い返したのみ。>>339
過度の消耗を恐れてなるべく1本ずつ使ってきたが、
どうやらそうも言ってはいられないらしい。
とはいえ、“今はまだ”左手を空にしたまま、
マリエッタが、水の壁に向け剣を振り下ろす>>340のを見据える―――]
/*
普通だ…… ランダム神は僕にもっと頑張れと言ってるのか
ところでマリーの判定act見てすっごくごろごろした! ごろごろしたの!!!
/*
マリー落ちかぁ。
こっちがウェルシュ・マリー落ちて、あっちは一人も落ちはなしだけどジークムントがほぼ落ちも同然(今のところ
ジークムントには脱出したらと言いたいけど、人数差的に言いにくいなこれ。
でもずっとソロールってのもね…。
風の紡ぎ は、籠鳥 マリエッタ を投票先に選びました。
[壁は、破れない]
―― 落ちろ ――
[命じれば壁は崩れる。
マリエッタの身を、1本だけの剣を半ば捕らえるようにしながら。
そうして、少年との目線の高さが同じになったところで、
短剣をマリエッタに向け、振りあげた。
柄にはまった精霊石は自ら淡い光を放つ。
マリエッタのペンダントにはまった石と同じ、色]
僕の、勝ちだ。
どうする? おとなしく捕まってくれるか?
捕まらないなら……。
[声が、一瞬凄みを帯び、短剣を握る手に力がこもる]
ちょっとの間だけでいいから、
マリーと同じ行き先を目指したかったよ……。
[かと思いきや続く言葉は弱々しく、脈絡なく。
空気に、溶けた*]
/*
“捕虜になればちょっとの間だけど同じ行き先を目指せるよ、ただし自由意思ではない、みたいなっ!” >>343
ぬあああああああああああああん
なん、て。
わたくしも、本当は……貴方と……。
[その先の言葉は続かなかった。
ペンダントから蒼の光は消え、術の加護を失った体は、ゆっくりと崩れ落ちていった**]
/*
5時すぎてしまった……あああああううううう
にぎゃああああああああ(言葉にならないのでとりあえずごろごろびたびたしておく
風の紡ぎ が「時間を進める」を選択しました
/*
つうか、ほんとに。
無茶しやがって……!
だいじょーぶなのか、りある生活……!
この形式の課題は、時間配分だなあ……そこら、もすこし詰めなおさにゃ。
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