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救世主候補 シグルドは天使 アレクシスに投票を委任しています。
魔物? ユーリエは天使 エレオノーレに投票を委任しています。
自称妖精 フェリクス は 天使を騙る者 シメオン に投票した
天使 エレオノーレ は 天使 ウェルシュ に投票した
天使 アレクシス は 天使を騙る者 シメオン に投票した
天使 ウェルシュ は 天使長 シルキー に投票した
救世主候補 シグルド は 天使を騙る者 シメオン に投票した
堕天使 ゲルト は 世話係 オクタヴィア に投票した
世話係 オクタヴィア は 天使 シェットラント に投票した
天使長 シルキー は 自称妖精 フェリクス に投票した
天使 シェットラント は 堕天使 ゲルト に投票した
天使長 ジークムント は 天使 シェットラント に投票した
天使を騙る者 シメオン は 天使長 ジークムント に投票した
魔物? ユーリエ は 天使 ウェルシュ に投票した
天使を騙る者 シメオン は村人の手により処刑された。
天使長 シルキー は、天使 ウェルシュ を占った。
天使長 ジークムント は、天使 エレオノーレ を占った。
天使 エレオノーレ は、天使 エレオノーレ を守護している。
次の日の朝、天使長 シルキー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、自称妖精 フェリクス、天使 エレオノーレ、天使 アレクシス、天使 ウェルシュ、救世主候補 シグルド、堕天使 ゲルト、世話係 オクタヴィア、天使 シェットラント、天使長 ジークムント、魔物? ユーリエの10名。
天使長 ジークムントは、天使 エレオノーレ を能力(占う)の対象に選びました。
/*
ゲルトには私の役職が見えてない、のかな
とすれば役職占いではなさそう
これだけシメオンに票が集まったってことは占い師が一人混じってて、シメオンが狼だった可能性が高いですよねー。
とりあえず今日もシェットラントセット。
*/
[―粗方を語り終え、収容所に戻り、新たな牢へと移され。]
…さて、これからどうしようか、な……?
[―不意に眩暈に襲われ、へたり込む。
―ああ、そうか。
これはきっと―]
記憶が、戻っ、て……。
[―さよなら、ユーリエ、前の『俺』と、どうか―]
/*直前まで会話していた人が襲撃された件についてw
さて、後はシェットラントが恋人じゃなくて尚且つ落ちなきゃ俺らの勝利だ。得票数的に微妙かもだけど。
シメオン3票
ウェルシュ2章
シェットラント2票
シルキー1票
オクタヴィア1票
フェリクス1票
ジークムント1票
ゲルト1票*/
/*
これはまた意外な。
シメオンが私投票を避けるのは当然として、こちらに投票した中に死神がいると見るべきかな?とりあえずこの辺りは明日まで放置(死神なら二回目投票はない占い師なら投票してくる、かな?)
[シグルドの着地(>>2:272)を、厳かに出迎え。
彼の身を焼く――いや、焼いていない――炎を双眸に捉え。]
なるほど。
……シグルド。そこをしばし動くな。
[力強く、腕を薙ぐように動かせば、彼の身を包む炎は綺麗に吹き飛んだ。
それから、無作法を承知で窓から彼を招き入れ、しっかと窓を閉め]
よく戻ってきてくれた、シグルドよ。
知ってはおろうが、天界全体に何かが起きておるようだ。
シグルド自身も感じ取ったのではないかと思うが……
[じっ、とシグルドを睨むように見る]
聞かせてくれ、シグルドよ。貴殿は外で、何を見た?
堕天使 ゲルトは、救世主候補 シグルド を能力(襲う)の対象に選びました。
堕天使 ゲルトは、世話係 オクタヴィア を投票先に選びました。
/*
占い師: 1人 呪狼: 1人 悪戯妖精: 1人 銀狼: 1人 守護獣: 1人
狂神官: 1人 恋天使: 1人
夢魔: 1人 死神: 1人 睡狼: 1人 呪人: 1人 貴族: 1人 奴隷: 1人
人カウント 9
狼カウント 3(2)
妖精系 2
狼を全滅させたほうが楽なんですよね
更に言うならば睡狼を目覚めさせず2連続吊り。
貴族・奴隷は道連れじゃないから扱いが難しいところ。
死神の絆は恋人絆より後回しにされる(恋愛天使自身がかかった場合は別)だから気にしない。
もし今日も同じところに投票してる人がいたらそこかな、くらい
おや、奴隷はわたしを殺しにこなかったのだね。
相互投票しているペア(仇敵予想)もいないのかー
■確定情報
シメオン 非恋・非運命
シルキー 非狼・非睡狼 / 非恋・非運命
シェイ 占い師・狂神官・夢魔・悪戯妖精のいずれか / 非恋・非運命
/*
あとウェルシュは狼じゃないですね、きっと
シルキー投票ですから
今日のシルキーが、GJor睡狼覚醒からの呪殺というダイナミックな結果でなければ…
*/
[物思いに耽って]
(考えていても仕方がないか。
出よう。)
[シャワールームを後にすると自然と雫は消えていく。
ふわり、とその身体には制服が身に付けられていく、今の体型に合うように形は変えられているけれど。]
/*
今気付いた。ゲルトにはこっちが判らないんだ。襲撃通るまで。
へー。てことは、襲撃されるかもじゃんかーwww(遅
/*秘話の理由?お約束だと思ったから。
空耳可能なように灰色にしといたし。
ちょっとリアル片付けたら『俺』復活ー。
一人称ミスを効果切れが近いからの演出にしたつもりだけど上手く行ったかな、ドキドキ。*/
/*
/(・ω・)\<シルキー様ーーーー!!!!!
襲撃、そこにくるんだ。そして、単体落ちでしたね。シルキー様窓持ちの可能性を考えて申し訳ございません。
落ちがシメオンなのは、RP的にある意味想定の範囲内。
後、ここで投票している同士に恋窓の可能性は薄いと考えられるんだけど、どうかな。
*/
― ジークムントの部屋 ―
[清涼な霊力が熱のない炎をシグルドの身体から祓いのける。
窓から入るようにというジークムントの指示にも怪訝そうな表情をすることなく、しなやかに肢体を潜らせた。]
ありがとうございます。
[問われるままに見てきた情景を語る。
ジークムントのもうひとつの目のごとく。*]
シェイ・シメオン・シルキー
彼らの共通点は「シ」から始まる名前であることだ…
な、なんだってーーー!! (我が身が危ない
天使 シェットラントは、自称妖精 フェリクス を能力(襲う)の対象に選びました。
天使 シェットラントは、魔物? ユーリエ を能力(襲う)の対象に選びました。
オクタヴィアのメモ「何というタイミング。どうしましょうか…。」は非襲撃担当狼発言とみていいかなー
明日の投票どうしよう。
パッションで恋矢きてそうなとこ狙うか。
/*
シメオンに投票した人も避けた方がいいんだった。夢占か死神の可能性ある。夢占残すかはびみょいけど。とりあえず今日は放置。
救世主候補 シグルドは、自称妖精 フェリクス を投票先に選びました。
天使 シェットラントは、世話係 オクタヴィア を能力(襲う)の対象に選びました。
天使 シェットラントは、魔物? ユーリエ を投票先に選びました。
ふむ、
奴隷がわたしに投票してこないのは、もしかしたら奴隷がさらに優先すべき勝利条件をゲットした可能性があるのか。
例えば、仇敵化したとか。
でも、相互投票ペアもいないんだよな。
あー、
恋天使と死神は矢打った片方に委任する作戦はありだな。
となると、今日複数票のとこに入れた中に恋+恋天使がいるかも。
該当するのは、
フェリクス・アレクシス・エレオノーレ・ユーリエ・オクタヴィア・ジークムント
あとわたしw
パッションで決めたフェリクスが入っているんで、このままでいいか。 (←
天使 シェットラントは、自称妖精 フェリクス を能力(襲う)の対象に選びました。
天使 シェットラントは、天使長 ジークムント を能力(襲う)の対象に選びました。
― 空中 ―
[森を抜け、庭園付近まで一気に羽ばたいて木の上に止まる。
周囲に、霧の影響があった気配は見られない。]
…やはり、不自由だな。
先にこの目の呪いだけでも何とかしなければ…
……呪い……
[少し考え、顔を一度拭い直して方角を変える。]
天使 シェットラントは、天使長 ジークムント を投票先に選びました。
天使 シェットラントは、魔物? ユーリエ を能力(襲う)の対象に選びました。
天使 シェットラントは、天使 エレオノーレ を投票先に選びました。
/*
で、RP的には、にゃーにゃー言ってるシメオンのとこに行こうと思ってたんだが(あんた襲ったでしょう?←だって襲ったのは守護天使だし)多角避けて不自然じゃないとこというと...ゲルト?(役職的には大問題
[ 光る羽が空を舞っている ]
[ 羽は時折、迷うように旋回しながら、高く低く、何かを探すように天を巡り、やがて、残された気配に惹かれるように、魔物とされる者達が捕らえられた場所の方へと近付いていく ]
[ 空を飛び回り、異常がないか見ていると ]
……異常は、よく分かりませんね……
[ ふと呟いた口調に驚く。 ]
戻った…ようですね。
[ ホッとしたような、少し残念のような、不思議な感覚でそのままゆるりと空を飛んでいた** ]
[泉へと向かう道の入り口に、
能天使権限で進入禁止の立て札を置く。
強制力や魔力はないので、そこを越えても他の天使の叱りを受ける程度のものだが、何もしないよりはましかと考えた。]
[ 脱走騒ぎは、当の自称妖精が自ら名乗り出たうえに眠り込んでしまったことで、一応収束を見せてはいただろうか。
ともあれ、誰かがそこに残っていたとしても、透明な天使の姿を捉えることはできなかっただろう ]
ばさり
[ 舞い降りた瞬間に翼が起こした風を感じた者はあるかもしれないが ]
[黙してシグルドの話を聞く。
シグルドが危機から戻ってきたことには少なからず安心した様子を見せ。
オクタヴィアとシルキーの話にも上った、狂乱してシルキーに剣を振り下ろすオクタヴィア(>>2:84)の話。
炎に包まれ、果樹園に取り残された彼自身(>>2:187)の話。
幾度も頷き。冷静な表情を崩さぬながらも、少なくとも確実な情報があるということを利用する心積りで]
……なるほど。
貴殿の見てきたもの、よく解った。きっと我らの助けとなろう。
……しかし、どうやら相当な数の同胞が影響を受けているようだな。
我々がその霧に捕まらぬようにしつつ、同胞を救わねばならん、か……
[しばし考え……意を決したように]
……シグルドよ。再度外を飛び回り、どこに異常があるか、私に伝えてはくれぬか。
必要とあらば、私が直接、事態の収束に回ろう。
……頼めるか。
[そう言って、シグルドの応答を待つ**]
[ 透明な天使は、静かに牢の並ぶ場所に足を踏み入れる。引き寄せられたのは、眠るフェリクスの元にあるはずのラピスラズリの涙 ]
......
[ その気配を感じた天使の姿が、うっすらと幻のように牢の前に浮かんだ ]
― 天使長執務室前 ―
[泉から戻り、自身の属する軍を統括するジークムント天使長の執務室前に移動。
一度顔を拭くと、重厚な扉を三回叩き反応を待つ。]
天使長!ジークムント天使長はご在室ですか?
至急、ご報告を行いたい事があるのですが…
[ フェリクスが目覚めれば、彼に、ユーリエが先に気付けば彼女に、幻のような姿になった天使は問いかける ]
透き通った翅の天使を見なかった?
[ それは天使が魔物に対する時の態度には遠い、子供が道を尋ねるような無邪気さで ]
[ どうして探すのかを問われれば、危険な霧が天界に発生していること、彼の天使が巻き込まれていないかが心配なのだ、と素直に告げる ]
[ 何も答えが返らなければ、そのまま姿は薄れて、消えるけれど** ]
/*
/(・ω・)\<そういえば、昨日はRP考えずにガチ吊り原則を遵守した選択をしたのですが、シルキー様がここでいなくなると、純粋なRP村だとKY票もいいところですよね!!お風呂に入ってなかったら、直前に変えるか迷いそうな勢いで。
今日はどうしよ。狼狙うか恋人狙うか。
なんか、私の票の入れ方って狼くさくていやん。
……おやすみなさいませ。
*/
[目を覚まし、起き上がる。]
ん……あれ、俺どうしたんだろ…。
[―彼は知らない、待ち望んでいた古い知り合いとの再会も、彼が地上に戻った事も、自分が一度ユーリエを連れて脱走した事も全て。
―記憶喪失中の記憶は元の記憶が戻った時に失われると言う、まさにその例だった。]
[寝ぼけ眼で周囲を見回せば、廊下の向こうに幻のように浮かぶ姿>>11]
ぇ……何、天界って幽霊も居るの?
[眠気やら困惑やら全部吹っ飛んで驚いた。]
[そうして驚いてる間に向こうから声を掛けられる>>15]
透き通った翅の、天使?―ああ、あの。
2回ほど見かけたけど…アイツに何の用な訳?
[思い出したソレへの苛立ちや幽霊っぽいモノの無邪気さへの戸惑いやらで些か棘混じりに問う。]
[そうして返って来た答え>>16の、正確にはその前半に首を傾げる]
危険な、霧?
[そう言えば記憶が途切れる直前、それっぽい物を見たような見なかったような。
考えてる内に幽霊っぽいモノが消えそうになってる事に気付いて、慌てて手の中の物―ずっと握りしめていたラピスラズリを付き付け呼びとめた。]
ああ、ちょっと待って!アイツの知り合いならこれ返しといて!
[もしこれが気に食わないアイツの落し物なら持って居たくない、と手渡す事は果たして間に合ったか間に合わなかったか。]
自称妖精 フェリクスは、天使 ウェルシュ を投票先に選びました。
/*昨日の朝のログ読み返してて自分で砂糖吐きそうになった…。
うん、ここが普通のRP村でユーリエがもっと早くに入ってたら普通に絆撃たれててもおかしくなかっただろうなーと思う甘さ(遠い目)*/
あ、あったあった。
[ウェルシュの言う通り、先ほどの回廊に竪琴は立てかけてあった]
ごめんな、置いていったりして。
[竪琴にそう話しかけて、しっかりと両手の中に抱きしめた]
あとはシルキーさまか。
まずはお部屋から……。
[そう思って彼女の部屋を訪ねる]
―シルキーの部屋の前―
[目的地に辿り着くと、部屋の扉をこんこんとノックして声を掛けた]
シルキーさま、いらっしゃいますか?
[暫し返事を待つが、部屋の向こうからは何の音もしない]
シルキーさま?
[もう一度声を掛けても何も起こらない]
だったら別の場所なのかなぁ。
[彼女の行きそうなところを思い出してみる。
書庫、庭園、泉……それから彼女の好きな丘。
いつの間にか進入禁止の立て札がおいてあった泉以外を一通り飛び回って]
シルキーさまっ!
[だが、彼女の姿はどこにも見えない]
あっ、君。シルキーさまをお見かけしなかった?
[途中で他の天使に聞いてみても、霧の影響もあったのか情報はあやふやだった]
[段々と表情は焦りを帯びてゆく。
どうしてこんなに彼女の姿が見つからないんだろう]
もう一度……今度は見落としがないようにして。
[再び彼女の部屋に行き、反応がないのを確かめると、失礼して部屋の中を覗く。やはりシルキーの姿はない。
その他の場所も探しつくして、残っているのは泉と収容所。あとは他の天使長方の部屋をはじめて各天使の部屋をしらみつぶしに探すことくらいだった]
……行ってみるか。
[自分が足の踏み入れたことのない収容所へと向かう**]
/*
デフォルトのままならGJだったのか……。
結局、投票はパッションでデフォルトのままでした。
ユーリエは委任かな?
天使 エレオノーレは、自称妖精 フェリクス を投票先に選びました。
/*
ううん。委任とか考えると3票シメオンにいれてるフェリクス、アレクシス、シグルドから吊りたいのだが。
暫定でフェリクスにしておこう。
/*
待て待て妖魔二人だから、かたっぽ溶けかたっぽ襲撃(シェイは占い師か狂神官)とか。
妖魔溶けの睡狼噛みもあるから、シルキー妖魔の可能性はゼロじゃないのか。
といいながら、たぶん人間のどれかだったんだろうと思っている。
くそう、パッションでデフォルト護衛なら……(また言った)
/*
逆に今日、自分以外護衛ならウェルシュ、ゲルト、シェットラントかな。(生存していて誰とも票がかぶっていない)
ついつい人間確定している自分を再び護衛したくもなりますが。
天使 エレオノーレは、天使 シェットラント を能力(守る)の対象に選びました。
[部屋にてシグルドと話していると、部屋の外からのゲルトの声(>>13)]
おお、ゲルトか。よく来てくれた。
開いている、入りたまえ。
[そう言ってゲルトを招き入れる**]
― 収容所前 ―
あれ…?オクタヴィアさん!?
[ 天使たちが脱走したフェリクスを収容所に戻すためにバタバタと動きまわった後であろうか?
石畳に倒れるオクタヴィアがそのままになっていて ]
大丈夫ですか?
[ 上半身を抱き起こして呼びかけてみるも反応がない。 ]
困りましたね……。
[ とりあえず、休ませればなんとかなるかとオクタヴィアを抱えて飛び上がる。
彼女が目を覚まさなければ、自分にあてがわれた部屋で休ませようと考えていた。 ]
[ 休ませる=自室なのだが、オクタヴィアの部屋へと言っても、本人が気を失っている以上勝手に人様の部屋に入ることになるからと躊躇いがある。
で、あれば自分の部屋に連れて行くしかないという短絡思考だけで動いていた。 ]
−ジークムント私室ー
[「失礼」と一言。
その後に扉を開け入っていく。]
霧の症状はどんな感じだろうか?
あまり影響がひどいようならなにか手をうったほうがいいかもしれんな
情報収集は…外で多くの天使が動いていたようだし充分そうかな
[意見を仰ぐように思考を開示していく]
― 牢の前 ―
[ 声無き天使を捜す問いかけに、フェリクスから答えを得ると>>19今は半透明の天使は、頷いて ]
そうか、ありがとう。
[ 微笑んだ顔は透けずに見えていたかどうか。フェリクスから返された問いにも素直に答えた後 ]
私は幽霊ではない、天使シェットラント。
この身は霧のせいで見えないようだ。あなた方も気をつけて。
[ 既に彼等が霧に翻弄されたとは知らずに、そう告げて、姿を再び薄れさせながら立ち去ろうとする ]
[ フェリクスに呼び止められたのは、完全に透明になる一歩手前>>20
足を止め、振り返りはしたが、すでにその姿は彼の目には映らなかっただろう。ただ、ふわりと宙に浮く光る羽が、差し出されたラピスラズリに近付き、その夜空の如き紺碧の鉱石の表面に星屑のような煌めきを浮かび上がらせる ]
それは、声無き天使が、あなたのために流した涙。
私には受け取れない。
[ やがて静かな声だけが響いて、光る羽はふわふわと離れていった** ]
[幽霊っぽい天使が完全に消えたのを見送り思わず溜息。]
霧のせい、ね……なんでそんなのが生まれたんだか。
[シメオンが何かやったのかとも思うが真相は藪の中である。
そのシメオンが無関係どころかむしろ霧の所為でとんでもない目に遭っているなどとは露知らず。]
それにしても…。
[ちらり、手の中のラピスラズリに視線を落とす。]
涙、って…つまり…。
[アイツ、最初に来た時も泣いてたって訳?
返事がまったく返って来ない事に苛立って最後の方はロクに顔も見て無かったから気付かなかった。]
……そんな事言われるとなんか俺が悪いみたいじゃん。
[そのまま先ほど―記憶が途切れる前―遇った時の、それも消える直前の様子を思い出してしまい。
何とはなしに胸にチクチクする物を感じてる事を自覚してしまって。]
……俺は悪くないもん!
[八つ当たり気味にいつもの位置に放り投げるとそのままシーツを被ってふて寝したのだった。…霧の影響下にあった時の方が精神的に大人と言うのもどうなのだろうか。]
[ジークムントからの「依頼」にシグルドは諾とうなずいた。>>10
部下ではなく、友人というのも違う──ふたりの関係。]
天界に、あるいは自身に異状を発見したらお知らせします。
[そこへ、黒い翼をもつ
[黒翼の持ち主は、堕天使にしては陰鬱なところがなく、爽やかな香りすらした。
ジークムントのもとを訪れるにあたり、入浴したばかりか。
あまり観察するのも厭がられるかと、目礼してジークムントの正面の位置を明け渡した。
先程、部屋に入ったのは窓からだったが、彼女の見ている前で同じようにして出てゆくわけにもいかないだろう。
ジークムントは扉に向かう。]
―地上・森―
地べたの石は剥き出しの素足を傷つけない
鋭い枝も優しく撓って路を開いた
けれど
帰らなければと思うのに 帰り方を識っていない
心の赴くまま、漂うように
森を彷徨う
御使いの気配を畏れたのか
鳥の囀りや獣の気配は 息潜めるように遠のいていた
[暫くふて寝して機嫌が直った彼が改めて気付いた事が一つ。]
そういや俺も霧に飲まれてたんならユーリエが何も知らないって事は無いよねー。
ねぇユーリエ、ちょっと聞きたい事があるんだけど…。
[いつもの調子で妹分を呼ぶ彼はそろそろ気付くだろうか?彼女の様子がおかしい事や、場合によっては部屋の位置関係の変化に―**]
『……、… 』
浅く息をつく
時を刻まぬはずの身に、今は疲労が纏わりついた
降臨するために生まれてはいない
清浄な気に住まい
神の栄光を糧にしてきた脆い天使には
地上に充ちる精気は濃過ぎ 穢れが強過ぎる
『 、 ──』
二本の脚で歩くに疲れ
やがて大木の根元へ身を預けると瞼を閉じた
静まり返った森に 剣呑な気配と響く冒涜的な言葉
そこは狩人であり盗人である者の棲む森
暴虐の賊がまさに 導かれるようにこの木を目指し来ていた*
[フェリお兄様に呼ばれたの
いつもの通りにしようとしたんだけど
お向かいに気配はなくてキョロキョロとする]
フェリお兄様、どこ?
[まっくらで怖い世界の中探すの*]
[シグルドの承諾(>>35)にこちらも頷きを返し。]
頼んだぞ、シグルドよ。
それと――貴殿自身が霧に巻かれぬようにな。
[注意してもしきれない場合もあろうが――とは、あえて言わなかった。
そうして外へ出るシグルドを見送り、ゲルトの問い(>>30)に対し]
ああ、もう大丈夫だ。心配を掛けたようですまぬな。
……ただ、外で多くの天使が動いているのも良し悪し……!!
[ここまで話すとはっとした表情を見せ]
しまった。
部下が私を探しているやも知れぬ。
こうしている場合ではないな……彼らが私を探すとすれば……執務室か。
ゲルト。参るぞ。
[そう言い。ゲルトが承諾するならば、ゲルトを連れて移動する]
―執務室前へ移動―
―天使長執務室前―
[訪れてみると、どうやら自分を探しているらしい、信頼できる部下の姿(>>12 >>14)]
ウェルシュか!
すまぬ、探されていたようだな!
[不在にしていたことを彼に詫び、ウェルシュの姿をざっと上から下まで眺め]
何か私に用事があったようだが……
今外で起きている、様々な異常事態に関することか。
そなたが無事なのは不幸中の幸いだが……
[ここで言葉を切り、ウェルシュに発言の続きを促すように]
何にせよ、用件を。
/* 凸死無し確認
コアタイムまで発言なかったらオクタヴィアの部屋に連れて行って寝かせた、ってことにして離れよう。それしかないな。 */
―回想/天界にて―
[オクタヴィアが倒れたのを見ると、流石に冷静さは欠けてしまった。
しかしこの部下達の前で慌てることは出来ない。
天使長の座に就きたがり、自分を密かに厭っていたことを知っていたから。]
誰か、早く彼女を―――きゃぁっ!?
[そしてフェリクスも伏してしまった直後、意識が二人に向いていたせいか誰かに容易く背中を押された。
予想もしていなかった事態に抗えず、体は地上の方へと落下していく。
翼を出そうにも空気の抵抗を受けてしまい、上手く動くことも出来なかった。]
………っ!
[目をぎゅっと閉じて、来るであろう衝撃に身構える。
地に落ちる直前辛うじて翼を出すことは出来たが、タイミングが悪すぎて翼をクッション代わりにしてしまう形で地面に体を叩きつけられた。]
―現在/人間界の森―
[痛む体を起こして、ここが何処かを確認するべく一度翼をしまおうとした。
途端に鋭く走る痛み。
後ろを見れば、六枚の翼のうち二枚が傷つき折れてしまっている。
飛んで帰ることは出来そうになかった。]
……どうしましょう…。
[彼女の癒しの力は強い。
しかしその代わりなのか、力を自分に使うことは出来なかった。
故に回復という手段も絶たれ、痛みを我慢して何とか翼をしまうことは出来たもののそれで痛みが治まるわけではない。]
人間界まで落ちてしまいましたのね……
……ジークムント、マレンマ!
[通信を試みるも、やはり返答はなく。]
―森の大木―
そこに残っているのは、たくさんの足跡と人間の匂いと
森の北の方からやって来た足跡は、
大木のあたりで止まり
そこで暫くたむろして留まった後
また北の方へと帰っていた
そこに残っているのは、人間の痕跡、
それと淡く薄い天使の気配
草の根に紛れるように、小さなアクアマリンの粒が幾つか
―盗賊の小屋―
[俺は、椅子を軋ませて体を揺すりながら、石積みの小屋の隅を見ていた。
人の姿をした化け物が蹲っている。
ぴくりとも動かないソレ、仲間達は街へ出たばかりで戻るまではまだまだかかる。
酒が欲しいのに瓶は空だった。
舌打ちをしてもう1人の見張りを見遣る。
いつ、こいつに襲われるかもわからん]
[森で俺達が捕まえた化け物は金の卵を生む鶏だった。
キラキラ光る青い石──一番年寄りの爺がいうには、間違いなく"まじりっけないほんもの"の宝石らしい──を袋に詰めて、仲間はそれを売りに行った。
うまくすれば一生遊んで暮らせる。
怖いのは抜け駆けして石を独り占めしようって奴だ。そんなのは皆承知だし、皆が企んでる。
だから互いを見張ることになっていて、
勿論、宝石を生む化け物が逃げないようにも見張っているのだけど、この細っこい奴は一度も抵抗する素振りすらなかった]
……おい、喉乾いてねぇか
[ずっと待っているうち、あんまり全然動かないんで死んだんじゃないかと心配になってくる。仲間を横目で見ながらそいつに声をかけた。
返事はない]
[森にいた時から、こいつは何を言ってもしてもウンともスンともなくだんまりを決め込んでいた。
最初はこっちの言ってることもわからないのかと思った。口をきかないのは不気味だったし、腹も立った。でっかい目で全員を見回すだけで。
金目のものを持ってないとわかって、服だけ剥いで捨てるか、人買いに売りつければ少しは金になるか、相談が始まった時、そいつは変な顔をして涙を零した。
そしたら見ろ、宝石がころん、だ。
大騒ぎになる。もう一度見せろと小突き回す。
皆は興奮していたが、俺はだんだん怖くなった]
おい、起きろ!
[肩を掴んで引っ張れば化け物は少しだけ目を開く。
やけに真っ青な目。
石の像みたいな顔をした、まだガキだ。男なのか女なのか、俺は他の連中みたいに確かめたいとも思わない。
こいつにじっと見られていると、ひどくそわそわした。宝石の涙を流す目なんて気味が悪いし、変な気持ちになってくる。心の中まで覗かれてるみたいで]
水だ…おら、
[器に入った泥水をそいつの顔の目の前の床に置いた。
手足は縛っていない。何度きつく結び直してもいつの間にか、縄がほどけていて──まるで縄の方が縛るのを嫌がってるみたいでそれもおかしな気分にさせた。
顔を上げて、ちょっとだけ水の匂いを嗅いだそいつはまた床に転がる。
いらないなら勝手にしろ、と吐き捨てて、俺はその目から視線を逸らした**]
師兄も、 ご無理なさいませんよう。
[挨拶をしてジークムントの部屋を辞すと、宮殿の屋上から、ふわり、宙に身体を預ける。
雪白の翼は軽やかに空を滑った。]
巡邏は二人組で行った方が安全確実ではあるが…
[行動を共にしてくれと頼む相手も思いつかず、ひとり静かに偵察に取りかかる。]
―大木の下―
……これは……天使の気配、ですね。
[感じる淡く薄い気配>>+5に誘われるように歩み寄り、そう呟く。
自分以外にも天使がいたのか。
しかし普段地上に降りるのは能天使だ。その者達が残した気配してはあまりに淡い。
周囲を探そうと足を踏み出した刹那、何かを踏んだ。]
――アクアマリン……?
[どうしてこんなところに、透き通った綺麗な青い宝石が幾つも落ちているのだろう――そこまで考えて、もしや天使のものかと思い至った。
僅かに人間達の痕跡も感じられる。
一つの可能性を考え付いた時には、既に体は淡い天使の気配を辿るように走り出していた。
人間界は欲に塗れた世界。それは身をもって知っているし、天使がいいように利用されることも多い。
慌てたように、今だけは痛みも忘れてアクアマリンを握りしめ小屋の方へと*]
―盗賊の小屋―
っ、はぁ………ここ…ですね……。
[普段飛んでいるせいか、走っただけで大分息が切れてしまう。
目の前に建つ小屋を見据えた。
…天界のように清浄な気は存在せず、そこにあるのは穢く重い空気のみ。]
―――失礼しますわ!
[昔の光景が思い起こされて足が竦む。
それを拭い去るように勢いよく扉を開き、中へ堂々と威圧感を放ちながら入って。
床に転がる、ここでは異質ともいえる天使の気配放つ存在を見て予想が当たったことに顔を顰め―]
……貴方は…?
[数度見かけたことがある、ような。
思わずぽつりと呟く彼女の頭には、盗賊のことなど欠片もなかった。]
嗚呼、近付いてくる
御使いの気配に目を開く
すぐ傍に澱んだ水があった
強く眩い光の主
天使が、近くにいる
気配が近付くにつれ、周囲の空気に漂うエーテルの濃度は濃くなり
糧を失って弱っていた体に 力が戻る
指先を丸めるようにして胸の前へ引き寄せた
祈る形に
開いた扉
天使達の頂点たる天使長の姿を認めて
ゆると瞬いた
『……… 』
音のない吐息を零す
身を起こそうと試みながら、視線をめぐらせた
ここは澱んでいて
人の子達の魂は信仰という光を得られぬまま
闇の惑いの内
―山賊の小屋―
だれだ!
[突然開いた扉に、俺は椅子から腰を浮かせる。
いつでも掴める位置にあった蛮刀を握り、仲間と共に誰何の声をあげた]
…おんな?
[背中が寒くなるような威圧感。どう見てもまだ若い小娘なのに、膝が震えた。
強そう、というより、ガキの頃おふくろに一度だけ連れて行かれた教会で感じたわけのわからない恐怖のような。
その娘の視線が、青い石の化け物の方へ向く。
俺は震えて声もでないのに、仲間の見張りは嘲るようにがなった。
『てめぇ何しに来た、お宝は渡さねぇぞ』 ]
…お、い
こいつ、 こいつら なんか なんかおかし、いぞ
平気なのかよ
[アレクシスの腕の中>>28飛行により起きる振動が体を包んでも意識は戻らず、夢の中をさまよっている。]
うーん、うーん……
[眉根を寄せ唸る。]
ね、
ねこ、
ねこの大群が…わたしの周りに…っ
[でもどこか幸せそうな寝顔であった。
故に、アレクシスの私室に運ばれるまでそのまま眠ってしまった。]
素直に従ってくださいませんか?
私、穏やかなことが好きなのですけど。
[にこり、場にそぐわない微笑を浮かべた。
シェイを安心させる目的でそうしたのだが、彼らにはどう映るのだろう。]
[ オクタヴィアを寝かせてから、ハーブティを用意する。 ]
お疲れのようですから……ローズマリーがいいでしょうか。
[ 香りを楽しむためによくハーブティーは飲んでいた。その効能も知識としては得ていたので、
オクタヴィアが目覚めたら飲んでもらおうと準備をする。 ]
/*
部下に突き落とされるとか、今考えてみるとちょっとしたトラウマですわね。
人間界に二度降りて、二度とも翼を折るとかシルキー運悪すぎですの。
―ねぇユーリエ、2つほど教えてくれない?
[少女は聞くだろう、何時になく真剣な―強張った声音を。]
霧の所為で俺がどうにかならなかったかって事と―
[少女には見えないだろう、彼が必死に鉄格子に貼り付いて彼女の檻を覗き込んでる光景は。]
なんでユーリエがお向かいさんからはす向かいさんになってんのか、って事。
[寝台に横たえられ落ち着いた環境に置かれたことで>>45、精神は安定し、寝息も穏やかなものとなる。
やがてローズマリー>>46の甘さと苦さが混ざった芳香が鼻孔をくすぐると、ゆっくりと目を開ける。]
……此処は?
[倒れたところまで記憶はあったが、見知らぬ天井と部屋に途惑い、ゆっくりと体を起こす。]
だ…だめだ
[口が渇く。
刃を握る手から力が抜ける]
渡さねぇ。 逃がしたら俺が、殺されちまう
[武器の一つも持たず、まるで絵の中みたいに綺麗に笑う女が怖かった。
ガタガタ震えながら、必死に顔を上げる。
もう一人の見張りはまるでこの威圧感を微風ほども感じていないように、
下卑た嗤い声をあげてその女に掴み掛かろうとしていた。
気紛れで女を捕えて弄ぶ、いつもの調子で]
───おい、待
ご気分はいかがですか?オクタヴィアさん
[ 目を覚ましたオクタヴィアに声をかけるリンク48 ]
ここはわたくしの自室です。
外で倒れてらっしゃったので、無断で申し訳ないとは思いましたが、お連れしました。
お疲れのようですから、ローズマリーティーをご用意しました。
よろしければ、どうぞ。
[ カップにローズマリーティーを注いで差し出す。 ]
/*
やーってもーたー
あんかーなんだけど>>を「リンク」で辞書登録してるから〜クセでやってもた
il||li _ノ乙(、ン、)_ il||li
(土下座)
*/
覚えてないの?
ううん、思い出したの?があってるのかな?
フェリお兄様忘れてたんだよ?
自分のことも…私のことも
それに性格も変わってたんだよ?
[真剣な声に真剣に返す]
不思議?怪しい人が来て
フェリお兄様の牢屋の鍵壊したから
移動になったんじゃないかな?
[少し離れただけなのに
すごく不安なのはどうしてかな?]
だから―
[もう一度説明しようとして、気付く。鉄格子の向こうにちらりと見える彼女の姿への違和感に]
ねぇユーリエ、なんで目を閉じてるの?
…殺される?
[震えながらも、必死に顔を上げて言葉を紡ぐ男>>+18を見やった。
殺されたくないから、誰かを捕える。
やはり人間は利己的だ。澱んだ気分の悪いこんなところに、利己的でない人間なんているとは思わないが。
自分の肩を掴むのは、下卑た嗤い声を上げるもう一人の人間。
それを阻止するように男の手首をつかみ、微笑みを消し去り]
その穢らわしい手で私に触れることを許可した覚えはありませんわ。
[唱えるのは護りの奇跡。範囲の調節をしたためか、光はせいぜい小屋の中を照らす程度。
穢れた魂の人間はこれに弾かれるのが常だが、果たして。]
[返って来た説明>>51に何故記憶が無いのか納得する。
納得はしたが―]
……具体的にどう変わってたの?
[なんだろう、妙に不安だ。]
アレクシスさま…ありがとうございます。
[声に振り向けば顔なじみの天使。>>49表情も和らいだものになり、頭を下げてからカップを両手で受け取る。
両手に伝わる熱と立ち昇る湯気が心を落ち着かせた。]
…あっ、フェリクスさんとユーリエちゃんは…
[一口啜ると倒れる直前助けに戻って来てくれた彼らを思い出す。
また捕らえられてしまっただろうか、それとも。
目の前に居る彼が知っているとは限らないが、尋ねられずに居られなかった。]
んーと
霧のせいで目が見えなくなったみたい
開けても見えないの
[目を開けてもこの目に映るモノはないの
見えるのはまっくらな闇だけ]
自分のこと僕って呼んでて
なにやってたか教えたら罪悪感持ったみたいで懺悔して
他にもいろいろ……
[間違ってもあっちのフェリお兄様のほうが大人だったとは言えないなぁ]
ジークムント様!
緊急事態が発生致しました為、報告に参りました。
…そのご様子ではもう、把握されておりましたか。
はい。恐らくは、お考えになっている件と同等の内容かと。
先ほど、回廊にて謎の霧が発生し、通りかかった天使の翼の制御を失わせる事件が発生しました。
相前後して、外見が不可視になる物、言葉の使い方が変化してしまう者も現れ…前後の状況から同じ霧による影響を受けたものと…
[言葉を続け、先ほど遭遇したエレオノーレ、アレクシス、シェットラントについての報告を述べる。]
……発生源かどうかはわかりませんが、
泉付近に濃い霧の発生も確認しております。
近づくと違和感があった所から、
恐らくは影響を与える性質を持ったものかと。
現在、泉への道は仮封鎖中。
まずは天使長にご報告を…と思い伺いました。
…シルキー天使長の元へは、天使エレオノーレが伝えに行くとのことです。
…!
[燭や松明とは明らかに違う、眩しい光。
俺は今度こそ武器を取り落として、その場に尻餅をついた。
おかしい、おかしい。こんな光、小屋の中が真っ昼間みたいに]
あ、うぁ
[娘に掴み掛かった仲間が悲鳴を上げてのた打ち回るのが見えた。
全部が幻みたいにゆっくりとした光景の中、床からゆらりと立ち上がる青い目の化け物──ばけもの?]
…あんたら、ちがう、
[呻いてのたうつ仲間を見下ろして、そいつは哀しそうに涙を零した。
青い綺麗な石が床に落ちて、高い音が]
化け物じゃ、ねえ 何者だよ…!
[ ───。
奇蹟みたいに綺麗だった。
光だけじゃなくて、空気そのものが明るくなったみたいで、
ずっと抱えていた変な気分が強くなる。
そいつが不気味で、怖かった…違う、恐れてるんじゃなくて俺は、
本当は畏怖していた**]
それが…
[此処に至るまでの経緯を説明する。
霧を飲み込みシルキーに斬りかかったこと、身体も炎に包まれたこと。
シルキーにも異変が生じたこと。
収容所の様子を見に行くと、何者かの手により鍵自体が壊され件の二人が逃げたこと。
自分が疑われたのを見て引き返してくれ、シルキーの一喝により疑いは晴れたこと―。]
弾かれて苦しむ人の子を見下ろす
涙が零れた
この人は澱みに目を塞がれ、自分が何をしていたかわからないだけ
低い嗚咽が聞こえる
もうひとり 水をくれた親切な人の子が泣いていた
神よ、と 呟く声
ゆるり 瞬いて、歩き出した
天使の長のもとへ
近付いて、覗き込む
[断片的な情報>>61だが、二人の行方を掴むには事足りた。]
…そう、ですか。
………。
[確かに更に逃げていたのならもっと宮殿内は騒がしい筈だ。
何とも言えない気持ちになり顔を伏せる。]
一体…この天界で何が起きているのでしょうか。
[再びカップに唇を触れさせながら、憂いを帯びた瞳を水面に落とした。]
送る思念は弱く途絶えがちではあったけれど
はっきりしたヴィジョンを届ける
天界の景色
そこに立つ、小さな翼をもった若い天使
シルキーが名もなき一天使だった頃
ひらりと漂う薄緑色の光 淡い翅を揺らして
彼女へ祝福を送ったのは何時のことだったか
思念は請うように余韻を置く
──帰らなければ
/*
昨日から悩んでるのですが、
シメオンさんへの無茶ぶりはやってはいけない類の無茶ぶりというより、押し付けだったのではないか、と
せめてメモで振っていいか確認を取るべきでした
私は、収容所前での一件といい、自分善がりや自己満足なロルを回し過ぎでした
エピで改めて謝罪とお礼をお伝えできればよいのですが…
本当に申し訳ないです
*/
[天使から送られてくる思念は今にも途絶えてしまいそうなくらい弱いものだった。
けれど、その映像は鮮明ではっきりと。
視えるのは天界の景色。
そしてそこに立つのは、天使長になるよりもずっと前。
まだ小さく弱い翼しか持ち得なかった頃の自分。]
……あなた、は、
[いつだったか。
薄緑色の光を漂わせ、淡く薄い翅を揺らし自分に祝福を送ってくれた者がいた。
映像として流れ込んでくるその存在は、目の前の天使によく似ていて。]
[そして余韻を置き、請うような言葉を聞く。
それに頷くことで応えるけれど。]
(……私の翼が回復しない限りは――)
[何もできない自分が情けなくて、憂うように溜息を一つ零した。]
そうですね…
[ オクタヴィアの話に頷きつつ>>62、自分も目が見えなくなったり、妙にくだけた口調になって、驚かれたことなどを話して ]
霧がなくなれば、騒動も収まると思いますが…
[ 憂えるオクタヴィアの表情を見て>>63 ]
お話を伺う限りでは、かなり消耗なされたご様子…
もう少し、お休みになられたほうがよろしいかと。
体調が整いましたら、お送り致しますので。
[ オクタヴィアを見つめる目は真に気遣うもの。
ジークムントのようにサッと聖句を唱えてオクタヴィアの疲労を帳消しにできるほどの力はない。
ローズマリーティーにほんの少しだけ体力回復の効果を増幅させる言葉を唱えるのが精一杯だった。 ]
大丈夫、と問われて曖昧に瞬いた
脆いエーテル体の天使は天界でしか生きられない
人に良く似た肉体を備えても、この身もやはり弱いもの
衰弱して動けなくなっていた
けれど強き天使の波動の近くあれば、おそらくは大丈夫
謝意を表すように微笑んだ
[聞かされた事柄は、自らや出会った人物たちに起きたのとはまた別の現象で驚く。>>64
そう、霧が引き起こしたに違いないのだ。しかし―それでは説明がつかないことも―]
……すみません、お言葉に甘えさせて頂きます。
[ティーに映る自分の顏は酷かった。見つめる視線にハッとして微笑みを浮かべるも、疲労の色は隠せない。
けれども茶を啜り熱が喉を通って胃へと届く程、怠さは和らぐ気がした。]
けれど、くだけた口調の貴方さまは見てみたかったですね。
[全て飲み終えると彼にカップを返し、教えられた霧による現象のひとつを挙げる。
生真面目で、悩みすぎて水浸しになる彼が、どのような変貌を遂げたのか。好奇心が疼く。]
そのほうがモテるかもしれませんよ。
[くすくす笑ってからかってみた。]
ほろほろと零れる涙は 哀しみ
迷い、恐れ、苦しみ、怒りと憎悪に嘆く者達を前にしても
救いをさしのべる奇蹟はこの身にはない
罰し滅ぼす奇蹟もない
それらは他の者の役目
御霊の器として生まれたこの身は、ただ意志なく漂い
祈りを捧げるだけ
出よう、というように
天使長の袖をそっと引いた
残るのは、目の当たりにした奇蹟に打ちのめされた男達
彼ら あまねく神の愛を受け入れ
光射す道を歩まんことを*
神の代弁者でありながら口を開かぬ 無為の天使
役目を果たさぬその存在は、いつしか忘れ去られたもの
この天使の旧い記憶の内に自らの存在を見つけ
少しばかり嬉しそうにしたのは、
淡い感情の発露
目が見えない、って大丈夫?
[姿が見えなくなったり目が見えなくなったり霧の効果って本当にバラバラ過ぎる。]
…他にも、具体的に何を?
[一体何してたんだもう一人の俺。とりあえずすっごい善人っぽい事は分かったけど。だって俺が懺悔するなんてありえないし。]
― 収容所 ―
シルキーさま?
いらっしゃいますか?
[そう声を掛けながらこわごわと収容所に足を踏み入れる。
ここは魔物がいるから近づかないほうがいい。
自分が生まれたての頃にそう忠告されて以来、本当に一度も近づいたことがなかったのだが、シルキーの姿が見当たらないとなれば、そうも言ってられない]
シルキーさま?
[名を呼びながら収容所の中、彼女の姿を探す]
オクタヴィアさんを口説いてしまいたくなる程度には、ね。
[ いつも誂われている意趣返しとまではいかないが、好意を持っているのは確かである。
あの時の口調を思い出しつつ、耳元でからかい返してみたり ]
それは頼もしいです。
もし、私にも何かあったらそのときは…頼みますね。
[また霧が襲ってくるかもしれない。その時を考えて憂鬱になりかけるが。元気になったら彼らに逢いにいくのもいいかもしれない。]
…?
[近付いてくる顏に引くことなく、小首を傾げて―]
/*
うーんうーん。投票先どうしよう。
一番票が多かったところが恋陣営だったと仮定してるんだが。
フェリクス打たれそうでもあるし、逆に打たれて無さそうでも。
相互投票してるところはないしなぁ。
と書きながら、チェックついてなくてびびった。
誤爆したことはないが、先につけてから書こう
[小屋を出て少しした頃、忘れていた体の痛みが再び現れる。
背中が痛いのは折れた翼のせいだろう。
打ちつけられた個所も痛む。
自分の隣にいる天使の存在はどこか淡い。一刻も早く天界へ戻したいところだが――]
…貴方、1人で帰れますか?
[少し不安そうな顔で、そう問いかけた。]
……っ!
[囁かれた言葉は鼓膜へ響き、理解するまで一瞬の時間を要した。
生真面目な彼からは想像もつかない台詞に、目許を僅かに赤らめる。]
ま、まだ霧の効果が続いているんじゃないんですか…?
[動揺していることを悟られないよう立てた膝に顔を埋め、そっぽを向いた。]
うん、大丈夫
でも……フェリお兄様見えないのは嫌かな
[やっぱり見えないのは寂しいな]
一緒に牢を出たり、天使様に…強く何か言ったり
それで牢に戻ったんだけれど
[これでわかるのかな?]
/*
護衛もこれ結局のところ村人陣営確定の自分護衛が一番正しい気もする。
あ、ユーリエが委任だったとしたらユーリエ非恋だろうなぁ。
そう思うと護衛候補はなるか。
[ウェルシュの報告(>>60)を真剣な様子で、幾度も頷いて聞き。
普段よりも僅かに早い口調で、こちらも自分の得た情報をウェルシュに伝える]
うむ。貴殿の報告、確かに聞き届けた。
私の知る限りでも、シルキー殿やゲルト、世話係のオクタヴィア、我が分身シグルドまでもが影響を受けた。
[ちら、と傍らのゲルトを見やり]
並の天使達も多数影響を受けているであろうとは思っていたが……やはりか。
[あえて自らのことについては触れずに。泉への道を封鎖した、その判断を評価する]
そうか。ウェルシュ、よくやってくれた。
貴殿らの活躍もあり、事態は収束しつつあるやもしれぬな。
なれば……
[斜め上を向き、どこかのシグルドに指示を伝える]
シグルド、聞こえるか!指示を変更する!
大半の者はすでに避難を済ませている!霧に注意しつつ外を見渡し、逃げ遅れたものを連れ、速やかに宮殿に戻るのだ!
[シグルドへの指示を済ませると、ウェルシュに向き直り]
そうだ、貴殿自身は大丈夫か。
[そう言ってウェルシュの表情をよく見ると……]
……む?目が赤いように見えるが。
それも、霧の影響か?
[他の影響はずいぶんと大きなものが多かった。このような小さい影響もあるのだろうか、と若干訝しげに]
ごめん、『俺』が何したかったのか全然分からないんだけど。
[なんでそこまで良い奴なのに脱走したのかとか何言ったんだとか結局戻った理由は?とか諸々ツッコミ所が多過ぎる。
―と、そんな時に廊下の向こうから微かな声>>69が聞こえてきた。]
そう、でしょうか
[ いつもの口調に戻ってしまった ]
それでも、何かと気遣ってくださるオクタヴィアさんに好意を持っているのは事実でございます……よ?
[ からかうはずが本格的に告白になりそうである。 ]
不安そうな顔へ小さく首を傾げた
痛みを、感じ取って蒼い目を細める
『…』
背へ片方の腕を伸ばし、掌を柔らかく押し当てた
癒しの力はないけれど
瞼を閉じて、胸の前で指を組む
ふ と背後に薄い緑色の光が灯り
透けた蜉蝣のような翅が
陽炎のように刹那 現れて消えた
『………、』
眉尻を下げて、緩く首を振る
──飛べない
[私がわかるわけない…と言いたいけれど
なんとなくわかる気もする
私がいたからとか
人のためにとか
恥ずかしくて言えないのと聞こえた声で言うのをやめたの]
[シルキーを探していると、そのうち牢の中から親しげな男女の話し声が聞こえてくる>>68>>71]
……言葉が通じる?
[牢の中から聞こえるということは、声の主はずっとここにいたいに違いない。
ならば我が上官がここを訪れたかどうかも見ていたはずだ。
魔物のことだから素直に答えるかどうかはわからないが、試してみる価値はあるだろう。
そう考えて、声のする前まで辿り着いた。
そして二つの牢を見比べて彼らに尋ねる]
ボクの言葉は通じるか?
通じていてもし知っていたら教えてほしい。
ここに六つの翼をもつ、金髪の髪を頭の上で二つに結った天使を見かけなかったか?
― 天使長執務室前 ―
[聞こえた名前に眉を顰める。]
シルキー様にシグルド様まで!?
天使長やその写し身に近い方まで影響を受けたなんて…
報告を受けた方々は皆、無事なのですか!??
えっ…
[普段の口調に戻ってしまい、背けていた顏を彼の方へと向ける。]
………私も、対等に接してくれるアレクシスさまは…嫌いではないです…。
…でも、あの…私は人間で…貴方さまは、天使です…。
人間が…物珍しいだけでは…。
[自分のように天界へと導かれた者は少ない。周囲が天使ばかりという環境で彼の存在は救いであった。
しかし色恋沙汰とは生涯縁がなかった為、困惑しきりベッドのシーツを手繰り、紅い顔を伏せる。]
…と、失礼致しました。
[驚いた様子で聞き出そうとするが、天使長相手である事に気付き一度咳払い。
目じりに浮かぶ涙を拭い直す。]
ゲルト様も…ということは、種族問わずに影響を受ける可能性もあるのでしょうか…
[ジークムントの視線の向かう方向をちらりと眺める。]
……そちらの方は?ずいぶんと、ゲルト様にそっくりな外見。
あの方の姿を映した天使が居たと言う話は、聞いたことがないのですが…
[女性に会釈をして、緩やかに首を傾げた。]
[自分の背に、天使の掌が柔らかく押し当てられる。
気遣ってくれたのだろうか。
癒しの力はなくとも、その行動が何だか暖かくて口元を緩ませた。]
ありがとうございます、……ええと。
[名前は何と言うのだろう。
声を一度も聞いたことはないが、もしかして喋れないのかもしれない。
そう思うと、尋ねるのは憚られた。]
[天使の背後には薄い緑色の光が灯る。
瞳を閉じ、指を組みながらの光景はどこか幻想的にも見えて。
自分たちのような純白の翼とは違う美しさがあった。
しかし翅は、現れてすぐに消えてしまう。
眉尻を下げ首を振るのを見れば、その意味を悟って頭をふわりと撫でる。]
本当は、私が天界に連れて帰るのが一番いいのですけど――翼が傷ついて今は飛べませんの。
…ごめんなさい。
[とりあえず、飛ぶ以外に帰れる方法を探そう。
天界の者達が気付いてくれるのが一番早いのだが、霧の混乱の中ではどうなるか分からない。]
[どうしよう、私目が見えないから会ったのかなんてわからないけど]
私、目が見えないから見た目はわからないのだけれど
こう…凛としてしっかりした感じの人、かな?
そんな声をした女の天使様なら、会ったかも
でも、どこに行ったかはわからないの
[別れた後のことは本当にわからない]
[少し困ったような表情をしながらウェルシュへと。]
…その…私がゲルトだ。
霧の影響でこのような姿になってしまってな。
だが、特に困ることもない。
そういうものである、程度の認識で構わんよ。
[まるで他人事かのように。]
確かにオクタヴィアさんの出自は興味を引いてやまないものではございますが…
それ以上に貴女の慈悲や立ち居振る舞いは
わたくしたち天使にはない魅力がございます。
[ 経験に裏付けされた性格的な深みは座学だけの天使には得ることができないもので ]
それに、すでに貴女は天に召されてらっしゃいます。
その点で言えば、正確には私達と同じ、といえるのではありませんか?
他の天使が何を言おうと、わたくしは、オクタヴィアさんを違う存在とは思っておりませんよ?
[ 穏やかに、告げた ]
…少し目が痛くて。失礼致しました。
[上司上官の目の前。
万が一にも、うわーこの呪いエグい!とか、能天使の宿舎でこんな呪いが広がったら阿鼻叫喚だろうなぁ、とかそんなそぶりを見せたら絶対にまずいだろうとは理解できていて。
涙が止まらなくて表情が定まらない状況を、初めて神に感謝した。]
……目が見えない?
[一見可愛らしい女性から>>81返事があると、気になる言葉を繰り返して、それからふむと頷いた]
それなら、姿は見えないか……。
ただ、確かに……お前の言うように凛とした方だ。
お前のいう天使がシルキーさまだとして、どこに行ったかわからないということは、今はここにはいないということか……。
[これだけ探しても見当たらないのなら、他の天使長の方々へ報告をしたほうがいいかもしれない]
……協力、感謝する。
[最後の一言は迷ったあげくに結局付け加えた。
牢にいるからには魔物なのではと思っていても、同じような姿形で通じる言葉を話す彼女に、最低限の礼儀は必要に感じた]
まぁ、そのうち治るだろうし、治らなくても困ることはないだろう。
それより、君への影響はさほど大きく内容で安心したよ。
[そういって、微笑んだ]
笑顔になる天使長へ、映すように口元を綻ばせる
名を尋ねられたと理解はする
指先を宙へ向け、そのまま空を滑らせた
牧人の杖───シェイベット、と文字を描く
頭を撫でられてひくり、首を竦め
一瞬間を置いてから楽しげに笑んだ
このように誰かに触れられたのは 初めて
[無事なのか、という問いに重々しく頷き]
うむ。シルキー殿やシグルド、それにオクタヴィアも危ないところではあったが、大事には至っておらぬ。
……ある意味では、現状一番大事に至ったのはゲルトやも知れぬな……
ウェルシュ。……彼女も言うとおり、彼女はゲルト本人だ。
[戸惑いを全く隠せない様子のウェルシュ(>>87)に軽く苦笑し。すぐに真剣な表情に戻り]
……何故か、自然に収まる気配が見られん。
我が力で何とか出来るやもしれぬが、影響が影響なのでな……
下手に手出しして取り返しのつかぬ事態になられても困る故、対処のしようがない、というところだ。
[真剣な口調で。本当に悩んでいる様子で。その後のウェルシュの話(>>80)には]
ふむ。それは災難だったな……我が癒しの力で何とか成るか、やってみるか?
謝罪の意を示す言葉に瞬いて
彼女も飛べない、という事実に
そっと手を伸ばし彼女の頭を撫でた
小屋を離れ歩き出すのは、森の中
あてがあるのかないのか 漂うように
[その後の「修行不足」という言葉(>>80)に、彼にしては珍しくも困ったような笑みを浮かべ……]
……修行不足、か。
[半眼でウェルシュを見つつ、普段見せないような、悪い笑みを返し]
なるほど、ということは私も修行不足ということになるな。やはり精進が足りぬか。
しかしウェルシュよ。知らぬとはいえ、上官である私を愚弄するのは褒められた言動ではないな。
……私の症状については残念ながら特別機密事項だ。教えるわけにはゆかぬ。
[口調こそ普段通りの厳格な口調だが、その言葉は本気半分冗談半分。いずれにせよ、教える気はない様子で]
[現れた始めて見る天使の問いに首を傾げる。]
あー……ごめん、俺変な霧とやらのせいで記憶飛んでるんだよね…。だから最近会ったかは俺には分からないや。
[外見特徴から噂の人間殲滅派な天使長様の事とは分かるけど。ユーリエの証言>>81からして『俺』の脱走騒ぎの時に会ってる筈だろうとも思うけど。]
ねぇ、その、シルキー様の事、なんで探してるの?
[霧と雲を見分けるのは難しい。
空の澄んだ場所をぬって進む最中に、ジークムントの呼びかけが届く。
それは、いくらか強い語調に思われた。>>74]
…何か状況の変化があったのか。
[推測を呟きながら高度を落とす。]
[天界の住人の姿を見つけ出すと、ジークムントの語調を真似て告げた。]
大半の者はすでに避難を済ませている!
霧に注意しつつ、速やかに宮殿に戻るのだ!
[瓜二つの容姿。
呼びかけるシグルドのことをジークムントと誤認した者もいるかもしれない。]
[宮殿への誘導に戸惑う者、あるいは霧の影響を受けて正常な判断ができずにいるらしい者へは、直接、傍らに降り立って説く。]
思い起こしなさい。いつかあなた方は自らの行いと共に、神の御前に立つのです。
ゆえに注意するのです。わたしが去った後、正しい道を見失ってはなりません。
わたしの言葉を聞いた全ての者は、それをまた別の者に伝えなさい。
もしかすると後者の方が、わたしから直接聞いた者よりも、わたしの言葉をよく理解するかもしれないのですから。
神よ、わたしがあなたのメッセージをあなたの民に伝えたことにおける証人であれ。
[そして、聖印を結ぶと、まだ迷える子羊が残っていないかと見渡し、飛び立つのだった。]
[面と向かって褒められると、どうにも落ち着かなくなる。
無意味に自らの髪を弄り、言葉を探した。]
…アレクシスさま…。
[彼の言うことは最もかもしれない。
主に望まれ主の傍へと招かれた者。
そこに翼の有無はない。
何より日頃より分け隔てなく接している彼の言葉だからこそ、頷けるものがあった。]
……そう言っていただけて、嬉しいです。
私は…一度主の愛を、存在を否定しました。
生き延びたことを罪と感じ、主に身も心も捧げることで贖罪を求めた…。
だから余計に…天使と私は違うのだと、思い込んでいた。
[胸に下げたロザリオを両手で持ち、目を閉じる。]
それでも主は断じることなく招き、アレクシスさまと出会うきっかけを下さった。
改めて、主の愛とお導きに感謝しないといけませんね。
[もしアレクシスがいなかったら、天使に対しての違和感は憎悪となっていたかもしれない。
はにかみながら、主への感謝を述べる。]
…シェイベットと…申しますの?
では、シェイとお呼びしても?
[シェイベットと、空中で指を滑らせながら描かれた文字を理解して。>>+33
首をすくめたのを見ると嫌だったかと思うも、楽しげな笑みに変わればほっとしたようにまた笑う。]
……貴方は、とても優しいのですね。
[ああ、気遣わせてしまっている。
頭を撫でられ>>+34、自分自身へ気付かれないよう一瞬だけ苦笑を浮かべた。
街はいけない。人間が多すぎて、シェイにどんな影響が及ぶか想像が出来ないから。
万が一悪い方向に事態が進んでしまっても、今の自分にどうにかする術はなく。]
――困りましたね。
せめて誰か、他の天使がいれば……。
[一番マシなのは教会だろうが、どこにあるか分からないのではどうしようもない。]
[ 収容施設を出た天使は、再び見えぬ翼を羽ばたかせて空へと身を運んだ。丁度エレオノーレとはすれ違いになったが、それに気付くことはなく、声無き天使の姿を探す ]
.........
[ ふと思い出したのは、ウェルシュから受けた忠告>>2:4 ]
地上へと通じる道...
[ 転落すれば探すのが容易ではないという、その道に或いは彼の天使も落ちたのではないか?
そう思い至って、ばさりと翼を翻す]
……神よ、どうかお守りください。
[遠くから敬愛を捧げるだけになってしまった父なる存在へ、祈りを。
いつまでも森にいるというわけにもいかず。
シェイの様子を見ながら、森を抜ける道を歩んで行く]
師兄、 委細承知つかまつりました。
宮殿に向かう者たちを迎え入れる準備をよろしくお願いします。
[ 地上へと通じる場所への道筋は、知識の中にある。しかし、知識と現実の景色の間には隔たりがあって、迷いながらの、ゆっくりとした飛翔になった ]
[ 飛び続けるうちに、透明だった姿が徐々に色彩を取り戻しつつあることには、まだ天使自身は気付いていない ]
あー、なるほど。
確かに普通の天使なら上司が消えたのに放置したりなんてしないよねー。義務とか派閥とか関係無しに。
ごめんごめん、始めて見る顔だしちょっと気になったから聞いてみただけだから気にしないでいいよ?
――地上・名も無き草原――
[緩く瞳を開くと、目の前に広がるのは広大な草原だった。
天界のそれとは明らかに異なる、貧相な野草が蔓延る物寂しい景色。
所々に混じる紫や白の質素な花が、唯一目を慰めてくれるようなそれ。
訝しむように眉を潜めて、直前の記憶を辿る。
泉の畔で打ちひしがれている内に、漂う霧がじわじわと濃度を増してきた。
手を伸ばせば手触りさえ感じられそうな、濃密な白い闇。
それに方向感覚を惑わされ、急速に目眩を感じたのが、手繰り寄せられる最後の記憶]
……おや、これはこれは。
紛れ込んだ不純物と悟られて、地上へと弾き飛ばされましたか。
[広がる景色を見るともなしに眺めながら、悔やむ風でもなくそう呟いた。
この風景、そして清浄さを欠いたこの空気。
ここがまだ天界だと信じるのは、あまりにも難しい。
……呟いた直後に、口から出たのが猫語じゃなくなっていた事に心底胸をなで下ろしたのは、怪しい雰囲気をまとった魔性の者、というイメージを守るためにも見なかったことにしていただきたい]
[ともあれ、猫語のあれそれで色々ぶち壊しになっていたイメージを再構築するべく、コホンと一度咳払いした。
表情を引き締めると、神経質に眉を潜めて瞳を緩やかに伏せる]
天界へ再度忍び込むのは、なかなかに手間なのですがね。
まぁ、仕方ありません。
これも自らの未熟が招いた結果です。
[シメオンのような魔性の者が、天界に忍び込むにはそれなりに力も時間も費やす。
天使達に気取られまいと考えるのならなおのこと。
面倒なことです、と胸中で独白した。今更、真面目に深刻ぶる。
吹き抜ける風が波のように野草を揺らし、葉の擦れ合う乾いた音を響かせた。
風にローブの裾を遊ばせながら、空を仰いで嘆息する]
/*
更新したら墓落ちしていて吹きました、シメオンです。
この混沌具合ときたら……!
だがそれが良い! のです。
そうでございます。わたくし達の出会いも主のお導きかもしれません。
わたくしは、そう、信じたいと存じます。
[ オクタヴィアの肩に手を回し、そっと、抱きしめた ]
/*
リミットなので、透明化終了ですよーの、フラグ撒きつつ、うーん、シグルドさんに会っても邪魔にならないかな?
[とりあえず囚われの魔物だからって暴力や暴言を行うような者じゃなくて一安心する。
まあ天界でそうした天使に出会った事は運良くまだ一度も無いけれど天使長の中には人間に関わらず悪魔と戦うための準備に専念すべきとか唱えているのもいると聞くしそっちの派閥にはそうした天使が居てもおかしくないし。
とりあえずユーリエにお礼を言ってくれたからちょっとだけ認めておく、心の中で。]
/*
とりあえず、直近のウェルシュに中身が思い切り腹筋を仕留められた事をここに告白しておきましょう。
目を擦りすぎですよと……!(笑)
こう、変顔の一種として、「ぐっじょぶ!!」と言わんばかりの表情が欲しいです。
そんな変顔があったら、独り言で多様しておりますのに……!
[行く手を、ゆっくりとした羽ばたきが蜃気楼のごとく横切る。>>102
いくどか瞬くうちに、それは天使の輪郭と知れた。]
そこの──儚き影よ。
どこへ行こうというのですか。
[先回りして進路を塞ぐべく声をかける。]
天使の傍から、必要以上に離れることはしない
まとう清らかな波動で消耗がおさえられ、疲労せずに歩くことが出来た
ゆらり
足運びも慣れて来れば、滑らかに
いつしか森のはずれが見えて来て
途切れた樹の向こうの、くすんだ色彩に唇を開いた
『…… 』
少しでも、天に近付けるだろうか
神の御許へ
[肩に回された手は、確かに男の手だった。]
…あっいた、
[そのまま目を閉じ彼に身を任せようとしたが、鈍い痛みが走る。]
…すみません、騒ぎの時…強く掴まれて…。
[先程伝えた収容所前での騒ぎの際、血気盛んな天使がオクタヴィアを抑え込んだ。
服に隠れて見えないが、肩や腕に痣が出来ているかもしれない。]
[それからユーリエに向き直ると、僅かに笑顔を見せて]
うん。見つかるといいな。
……君こそありがとう。
[温かい励ましの言葉に態度を和らげた]
[ 迷いながら飛ぶ途中、他の天使達に警告を伝えながら飛び回るシグルドの声を耳にして、視線を向ける。
見当たらぬ天使の事を尋ねに近付こうかと逡巡するうちに、向こうの方から近付いてきて、進路を塞ぐようにして問いを投げられた>>108 ]
私が、見えている?
[ ふと両手に視線を落とすと、姿が戻りかけているのが判った。
ほっとしたように微笑んで ]
透き通った翅の天使を捜している。霧に巻きこまれて地上への道へ落ちたのではないかと思って。
[ 端的な言葉は、この天使が霧の危険そのものは知っているという事実をシグルドに伝えただろう ]
俺はフェリクス、そんでそっちの可愛い子が俺の大事な『妹』―っても血は繋がって無いと思うけど―のユーリエ。よろしくね?
[名乗られたので名乗り返しておく。]
[ 天使の胸に飾りのように止められた光る羽が、能天使ウェルシュのものだということは、シグルドには見分けられるかどうか? ]
/* /(・ω・)\<園芸天使だよ!
投票はどうしよう。仇敵一人落ちの場合はもう一人と、絆持ち×最大4人。後、おちてなけらば狼×2
シメオンは、なんとなく狂信者っぽい気もしたのだけど…
ゲルト様はなんか、守護獣とかそっち系な気がして仕方ないのだけどRPに引っ張られてぱっそんが引っ張られている可能性大。んーーーー…
*/
天使 ウェルシュは、世話係 オクタヴィア を投票先に選びました。
あぁ、申し訳ありません。
痛い思いをさせてしまって。
……すこし、よろしいですか?
[ 強く掴まれた、という話を聞いて、謝る。
癒やしの歌を口ずさみつつ、痣になっていそうな部分を探すように擦る、そうすることで、痛みは少しではあるが、癒えることだろう。 ]
―天使長執務室前―
[ウェルシュの希望に一つ頷き]
では、試してみるか。
――ウェルシュに宿りし悪しき意思よ。我が声が聞こえるならば、去れ!
[そう力強く呟き、腕を振る。
さて、その効果が出るか出ないか、それはさておき]
うむ。天使長たる私が恥ずべきことだが、油断していたようだ。
反省せねばなるまいな……
[事実そう感じているかのような表情に、ウェルシュの、若干の無理すら感じる擁護と弁明(>>106)。
軽く笑みを見せて答える]
………ウェルシュよ。似合わぬ世辞も弁明も要らぬ。
能天使は多少無骨なくらいで良いのだ。
元より、それに怒る私でも無いことは知っておろう。
……む?どうしたゲルト。
[言い終えてから。ゲルトが耳元でささやく言葉(>>100)を聞き―――]
/* /(・ω・)\
一回、オクタヴィアにあわせてみる。
シルキー様と仇敵撃ちされている可能性と、表で見える状態で、アレクシスと縁故ができてから親しくなる速度が速い気がしたからという園芸視点な理由込み。秘話が大活躍しているのだとは思うのだけど。 */
む?「あの呟き」?一体何のこと……
[そう言いつつ、自分が呟きそうな場面を思い出す(>>2:155)。
今になってみれば思い出せる。確かにあの時自分は、思ったことを自然に口にしてしまったような気がする。とんだ失策もあったものだ。
しかし、誰かの耳に入るような声量でもなかったはず――――
……まて、ゲルトは昔から耳が良い天使ではなかったか(>>1:1)?]
………………………………………………………………
[数秒、硬直と沈黙。
その時。
シグルドからの霊的シグナルを知覚したようで]
……む。シグルドがこちらへ、逃げ遅れた者を連れて移動しているようだ。
話は移動しつつという事にしよう。
[冷静なジークムントとしては極めて珍しく、相当焦っている様子で。
2人を連れて、宮殿の正門の方へ移動し始める]
[ オクタヴィアと話すうちに、騒ぎの時に抑えこまれて痣ができているのがわかり ]
すこし、よろしいですか?
[服の上からオクタヴィアの腕や肩をさすり、癒しの歌を口ずさむ。少しは痛みもなくなることを願いながら。]
フェリクスにユーリエか。
ああ、覚えておくよ。
では、お邪魔した。
[彼らの名前をしっかりと記憶して、収容所を後にすると、再び翼をはためかせる。
次の目的地はシルキーと対立する天使長ジークムントの執務室]
えっと、どういたしまして
貴方は優しい天使様ですね
[心配をしたり魔物である私たちに話しかけてくれるのは
この天使様が優しいからだと思うから]
いえ、とんでもないです。私の不注意で…。
[謝る彼に慌てて首を横に振る。
許可を求められずとも、自然と肩や腕を彼に差し出した。
シルキーのように強烈な力ではない、仄かに暖かさを感じる、まるで彼のような癒しの力はじんわりと染み渡る。]
……アレクシスさん。
よければ、直接…お願いできますか?
[静かに名を呼ぶと、襟元を止めているボタンを外す。
そのほうが効気が良いように思えての提案だ。]
…私の、不徳が招いたことで…。
申し訳ありません、何から何まで。
[顏を顰める。事実露出が少ない服の下は、赤い痣がいくつか出来ていた。
そもそも自分が彼らの信頼を得ていれば―悔いても事態はよくならない。
頭を下げながら、彼に身を任せた。>>116]
ああ…気持ちいい。
[揉むだけではなく暖かな光が体内に入ってくるのがわかる。思わずつぶやいた。]
[呼びかけた先、胸に光る羽根の飾りをつけた
その羽根の持ち主が誰かまで推理は及ばなかったけれど──]
ええ、わたしの目には見えています。
[相手の言葉から、やはり霧の害を蒙ったのだろうと察して、現状を問う言葉を肯定した。]
[エレオノーレが去るのを見届けて壁にもたれ掛る。]
なんて言うか…固そうだけど悪い奴じゃない、って感じ?
[素直な感想が零れ落ちた。
最も、この場合の悪い奴=気に食わない奴なのだが。
もし彼がエレオノーレが殲滅派且つ人間の事を知ろうともしないで嫌っている事を知ったらまた話は変わるだろう。
―そのような無駄話をする天使が面会に来た事もなければオクタヴィアもそうした事は言わないのであくまで可能性の話だが。]
[体内を巡る力が収まった所で瞬き。
痛みや不快感の類は全く残っていない。]
…神のご加護に…奇跡の代行者に感謝を。
……ありがとうございます。
ジークムント様のお力、効果がありました。
[涙の消えた顔で微笑み、感謝の礼をする。
似合わぬ世辞を…と続く言葉には、ぴんと背筋を伸ばして立ち直し、若干焦りを含んだ様子で了解した旨を告げた。]
ちょ、ちょくせつ…ですか…?
[ 何を照れているのだろうと思いつつ。
それがオクタヴィアの願いであれば叶えてやりたいと ]
わ、わかりました。
[ 上半身の服を脱いでもらって、オクタヴィアの腕に、肩に、触れてゆく。
他の天使には感じたことのない柔らかな感触。
あまり凝視しないように目を伏しがちにして、
先ほどと同じように癒やしの歌を口ずさみ、傷を癒してゆく ]
[体内を巡る力が治まった所で瞬き。
痛みや不快感の類は全く残っていない。]
…神のご加護に…奇跡の代行者に感謝を。
……ありがとうございます。
ジークムント様のお力、効果がありました。
[涙の消えた顔で微笑み、感謝の礼をする。
似合わぬ世辞を…と続く言葉には、
ぴんと背筋を伸ばして立ち直し、
若干焦りを含んだ様子で了解した旨を告げた。]
その「透き通った翅の天使」については知りませんが、この先は ”天の底”。
むやみに近づくことは止めた方がよろしい。
それに、今、天使長ジークムントの名において、霧を避け、宮殿へ参集するよう指示が出ています。
あなたも引き返して、宮殿へ難を避けなさい。
逃げ後れている者の回収は、わたし、シグルドが任されています。
/*
/(・ω・)\
゚・ ・*:.。. へたれ垂れ眉顔からの開放.。.:*・゜゚・*
いや、そうデザインしたの僕だけど。
泣き顔系ってどしてもほとんど眉毛がハの字なんだなー。
にらみつけ涙以外。
[服の下にはキャミソールが一枚。
肩や腕は完全に露出させた。
赤黒い痣に癒しの手と力が降れていく。
BGMには彼の奏でる穏やかな歌声。
みるみるうちに白い色を取り戻していった。]
…すみません、ちょっと…眠く…
[大分リラックスしたことで、瞼が重くなる。
ふらついて、彼の頭に額を預ける形になった。]
―名もなき草原―
……っ、あら?
[てっきり抜けた先に人がいると思っていたのだが。
広がる草原に目を瞬かせ、零れ落ちたのはどこか気の抜けた声。]
…私、こんなところに出ようとは思っていなかったのですけれど。
迷子……いえ、考えるのは止めましょう。
[誰もいないようなこんなところで、事態を進める鍵が見つかるとは思えない。
浮かんだ可能性をすぐに打ち消すと、とりあえず探ってみようかと真っ直ぐに歩んで行く。]
天使長...
[ シグルドの言葉に>>125出て来た名は、ウェルシュからも一度聞いていたから、今は、ほとんど元の姿に戻った天使は、一度瞬いて ]
すぐに宮殿に行かなければいけませんか?
[ 相手が目上の天使であると理解した上で、何事も素直に受け入れるこの天使にしては珍しく、いや、実際には、生まれて初めて、僅かに抗う素振りを見せた ]
そんな感じ……ん?
[霧の効果が無くなったのかな
見えるようになったみたいだけど]
……ミャー?
[小さくなってるのは気のせいかな?]
導き手である御使いが揃って、迷子とは
しかし気にも止めぬよう
ゆらりふらり
褪せた花の色を嗅ぎ
痩せた蟲が飛ぶを眺め
真っ直ぐ進む天使長と距離があけば
小走りになってその後を追った
[ 目の前に近づくオクタヴィアの顔
無垢な様子で眠そうなその表情は、とても愛おしくて…本で読んだあることを試してみたくなり。 ]
……オクタヴィアさん……
わたくしの我儘を一つだけ、叶えさせてください。
[ オクタヴィアの柔らかな唇に、自身の唇を触れさせて、掠めるようなキスをした。
人はこうして愛を確かめる。ということを思い出してしまったのだ。 ]
……もうしわけ、ありません。
[ 柔らかな感触は、いままで感じたことのないもので。愛おしさがこみ上げると同時に、無理に唇を奪ってしまったことへの罪悪感などもないまぜになって、謝罪の言葉を口にするしかなかった ]
[撫で摩られた場所から痣が消え白い肌を取り戻していく。]
そうですね。
皆様、傷がついてもすぐ治されるか、つかないので、つい自分の躰のことを忘れがちになります。
でもこうして世話を焼かれるのは、嫌いじゃないで…す……
[次第に瞼が視界を閉ざしていき、彼の肩へ額を預けていく。]
……すみません、このまま…。
[眠気に逆らうことなく、そのまま意識を手放した。*]
投票を委任します。
魔物? ユーリエは、天使 エレオノーレ に投票を委任しました。
[黄金の天使は、何か心残りがあるらしい。]
自分が誰のために存在するのか考えなさい。
そうすれば、何を為すべきか判断ができるでしょう。
[静かな声で説く。]
わたしにはまだ役目があります。
あなたに主のご加護を──
[微笑んで言った言葉ならば、かなり印象も違ったろうが、シグルドは至極真面目な表情のままでそう告げ、雪白の翼を翻した。]
…なんでしょ、…っ
[揺蕩う意識の海の中、ゆるりと顏を上げた先。
すぐ近くに彼の顏があり、唇には柔らかい感触。
何かと尋ねる前に、温もりは離れ、ただ熱だけが残る。]
……いやでは、ないです…よ。
[僅かずつ熱が頬に溜まる。瞳が揺れ、何度も口を開いたり閉じたりして紡いだ言葉は、なんともあやふやな言葉だった。]
……どうか、抱きしめていて…このまま。
[意識を手放す直前。微笑みながら頬を彼の首筋に寄せる。
キャミソールの肩紐がずり落ちたのにも気にも留めず、おずおずと両腕を彼の胴に回して。
温もりをしかと感じながら眠りに落ちた。**]
[ 眠りに落ちたオクタヴィアの背中をしばらくさすって、ふたたび寝台に横たえた ]
……ゆっくり、お休みください。
[ オクタヴィアの寝顔を飽きることなく、ずっと眺めていた ]
[視界の端にちらちら映るころころ転がってる物を直視出来ず目を逸らす。
やばいおれのいもうとかわいすぎ]
え、えーと……これも霧のせいなのかなー?
[ 胴に手をまわされたので、オクタヴィアに添い寝する形で二人で横になる。
『嫌ではない、』
その言葉に赤面するばかりである。
柔らかな感触を胸に感じて妙な胸の高鳴りが収まらない。
もう一度だけ、オクタヴィアの唇に口づけをして、あとはオクタヴィアの寝顔をずっと、飽きることなく眺めるのであった ]
―執務室前(移動前)―
[ウェルシュに振るった力が期待通りの力を示すのを見れば、うむ、と頷き]
うむ。うまく行ったようだな。
神への感謝を怠るでないぞ。
[満足気に威厳を込めて言う天使長は、本当に天使長らしくもあったが――]
ああ、ウェルシュとゲルトが誘導してくれるというのであれば助かる。
[避難指示も、というウェルシュの言葉には首を振り]
いや、私はシグルドに状況の把握を命じていただけだ。
だが、どうやら殆どの者がもう宮殿に自ら動いているようであったからな。
私は仕上げを命じただけに過ぎぬよ。
ウェルシュのような優秀な者達が、封鎖してくれたのが効いたようだな。
感謝しておるぞ。
[そのような事を話しながら移動していると――]
[やばいやばいやばいやばいただでさえかわいいゆーりえがちっちゃくなってさらにかわいくなってるとかってかにゃーってなににゃーってああもうなんでおれにてつごうしぶちこわすちからがないのかこれがわからない!]
……ごめん、ちょっとだけうしろむかせて…。
[―人間では無いからかそれとも精神的に子供だからか、性欲と言う物とは無縁な彼だが…処理の必要はなくとも直視してたら理性が壊れるらしい。恐るべし、ちびユーリエ]
私は
[ 神のために生まれ出た事は疑う余地もない。
静かなシグルドの言葉>>133に、そう返そうとして ]
ありがとうございます。あなたにも神の御加護を。
[ 返さぬまま、微笑みを浮かべて礼と祝福の言葉だけを口にした。
シグルドの表情が変わらぬ事は、この天使には全く問題ではなかった ]
ミャー?ミャー……
[後ろむいたフェリお兄様
寂しくて元に戻るまで泣いてたの]
こっちむいてよぉ……
[……戻っても泣いてたけど]
[祝福とともに与えられたシェットラントの笑みを真似て頷くと、シグルドの翼は、囚われた者たちの元へも赴く。
フェリクスとユーリエの間の空気を読むことなく、単刀直入に発言した。]
正体不明の霧の危険を避け、宮殿へ退去せよと、ジークムント天使長が仰せです。
あなた方は、余計なことをせず、宮殿へまっすぐに向かえますか?
[是、との答えなら鍵をあけてフェリクスらを外へ出すつもりであった。]
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