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次の日の朝、語り手 が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、統合宇宙軍少尉 メレディス、Pure angel マリエッタ、事務員 ノーラ、統合宇宙軍技術部少佐 ヴィクトリア、学生 コンラート、整備士 エディ、女学生 コンスタンツェ、医学生 ヒンメルの8名。
村の更新日が延長されました。
医学生 ヒンメルは、統合宇宙軍少尉 メレディス を投票先に選びました。
整備士 エディは、統合宇宙軍少尉 メレディス を投票先に選びました。
[ともあれ、悩んでいても始まらないだろうから、と。
散っていた面々が戻ってくると、ひとつ、息を吐き]
みんな、お疲れ様!
アクアマリンも無事突破できた所で……えーと。
[さて、どうしようか。
そんな逡巡がしばし、言葉を途切れさせ、それから。
会場に聞かせられない事だし、と全員に向けてチャットを飛ばす]
「ちょっと、会場に聞かせらんないんで、文字でごめん」
「多分、みんな気づいてると思うんだけど……今回のイベント、想定外の異常が発生しててね……今、並行作業で修正と原因の特定をやってるとこ」
「おそらくこの先のステージでも、想定外が起きるとは思う。
何がどうなるかはわかんないから、十分に気を付けて」
[気を付けて、というしかできないのがもどかしいといえばそうなのだけれど。
今は、それしか言えないのも事実だった。*]
『僕の武器は、HP残量が少ないほど攻撃力上がるっていう特性があってねえ。クリティカルも出やすいんだけど、さすがにちょっとやりすぎたな』
[ びっくりしたというエディに>>1:419説明というか言い訳というかを送ってしまったのは、やっぱり照れ臭さ半分のせいだろう。
レアアイテムなうえ、運用も難しい部類の武器だから、見たこともないというプレイヤーも多いだろうとは思っていた。 ]
『ありがとう、そっちもお疲れ様だ。』
[ コンスタンツェからのメッセージ>>1:418にも返信して、連続スキル使用で、こちらもカツカツになっていたMPを回復アイテムで補充する。
見渡せば、皆結構消耗はしているようだった。 ]
「――ま、了解はしておくよ」
[深く言えない事情ならば追及はしない心算でいる。
相手が何故か"軍服"で現れた人間であることは、既に知っているのだから**]
…にしても、さすがに、あの麻痺攻撃は……
[ 一通りの回復措置が済むと、改めて疑問に感じるのは、自分が食らった冗談にならない海竜のブレスのことだ。 ]
(なんか、6年前を思い出すんだよなあ…)
[ 全く状況が同じというわけではない、だが、あの時も、言葉にならない違和感が積み重なった果てに、事件が起こったのだ。
しかし、それを口にだすのはさすがに躊躇われる、と、思っていたところへ、「神拳」からのチャットメッセージ>>1が届いた。 ]
「想定外の異常って…」
[ 普通にチャットで返しかけて、一旦停止する。 ]
『だからスポンサーが統合宇宙軍なんですか?』
[ 個別メッセージに切り替えてメレディスに送ったのは、かまかけに近い。** ]
[ばさばさー、と。
全快するまで竜騎士を回復して、他にも回復が必要な人はいないか聞いて回る。
それらが終われば、またバディから下りて砂地にぺたりと座り込んだ。
消耗分の回復である]
[その辺りで届く、メレディスからのチャット>>1。
事情を知る故に返信することはないが、浅く溜息のようなものを吐いた]
(そうねぇ、そのくらいしか伝えられないわね)
[そんな風に思いながら、周囲の様子を眺めた*]
Pure angel マリエッタは、統合宇宙軍少尉 メレディス を投票先に選びました。
女学生 コンスタンツェは、統合宇宙軍少尉 メレディス を投票先に選びました。
「やめられない事情も、ちょっとあってね」
[ゲーム大会を恙なく終わらせつつ、裏側で暗躍している連中を潰す、という目的もあるなんて、さすがに言う事はできないから。
問い>>3に返せるのは、それだけ。
了解>>4が返ると、ありがと、と短い感謝を送り]
[チャットからメッセージに切り替えて送られてきた問い。>>5
送り主が誰かわかれば、ありゃ、と小さな声が漏れた]
『6年前知ってる勢には、思う所あるかもしれないけど。
俺としては、あんまりそこに踏み込ませたくないから、後は察して』
[前回大会の顛末を知っているなら、読めてしまう部分もあるかもしれない。
あの爆発は、表向きは『事故』とされているけれど、その不自然さは会場にいたものならば目の当たりにしているだろうから。
わかっているから、返せるのはぎりぎりの返信のみ。*]
統合宇宙軍少尉 メレディスは、統合宇宙軍少尉 メレディス を投票先に選びました。
[ゲーム内では色々と深刻な流れになってはいるが。
会場の方は、それまでのノリを維持している。
その辺りが作為なのか天然なのかは見た限りではわからないが]
「アクア・ドラゴン、撃破!
逆境からの大逆転、素晴らしい連携からの見事なオーバーキル!」
「こんな絶技、そうは見れません!」
『そうねー、いつも見れたらありがたみがないのだわ』
「……うささん、突っ込み厳しいですよね、何気に」
『そうかしらー?』
「いやそんな、『可愛いは正義』の体現みたいな仕種で言われると突っ込めないんですけど」
[司会、真顔で言った。兎は呑気にこきゅ、と首を傾げているが]
「……えと、それではそろそろ第三ステージのご紹介!」
[生じた微妙な空気を飛ばすように、司会、話題を切り替える]
「第三ステージは、火口エリア、ルビークレーター!
地形ギミックとしてたまーに火山弾とか飛んだりするんで、ちょっと戦い難い事で有名ですねぇ」
『頭上注意、って事かしらー?』
「ま、そんな感じです。
で、今回はここに、特別ギミックをひとつ仕込んであります」
「敵を撃破すると、一定の確率でアイテムがドロップ!
ノーマルからSレアまで、種別も色々とそろってますので、頑張ってゲットしてくださいねー!」
[なんて、解説が流れた後。
一先ずの休息が終われば、再びのステージ移動。
広がるのは一転、熱気の立ち込める火山の火口付近。
熱い風に紛れて危険物が飛び交う中、動く影は今までよりも剣呑な気配を纏っていた]
☆第三ステージ:ルビークレーター
・フィールド
火山の火口付近。やや荒れた地面と岩場、低木の茂みで構成されている。
フィールドギミックとして、たまに火山弾が飛んでくる。
・登場敵
トカゲや小型の竜族が中心。炎の精霊もたまに出没する。容姿や能力は自由に設定してOK。
・ボスキャラ
深紅の鱗を持つファイア・ドラゴン。
スタンダードなフォルムの西洋竜。翼を持ち、低空だが飛行も可能。
特殊能力はファイアブレス、爪や牙による直接攻撃。
本来は搭載されていないダークブレス(命中率低下)を使用してくる。
それ以外は自由設定OK
・判定方法
撃破描写と共に、cardを実行。引いたカードによってptを加算していく。加算値トップがボス撃破を担当。
同時に、ゲーム内アイテムを獲得する。失敗もあり。
アイテムの効果や種別は好きに決めてOK。
A,JOKER:SRアイテムゲット +8pt
J,Q,K:Rアイテムゲット +5pt
5〜10:Nアイテムゲット +1pt
2〜4:ゲット失敗 +0pt
☆判定リミットは11/27 00:00です。
判定数値は各自メモに記載お願いします。
統合宇宙軍技術部少佐 ヴィクトリアは、統合宇宙軍少尉 メレディス を投票先に選びました。
[メレディスには何かしらの質問等が返っているとは思うけれど、それに関しては彼に任せて。
マリエッタは逐次取得していたモニタリングデータを確認し直す]
(最初はステータス異常程度だったけど、
今回は当たり判定にまで影響が出てたわね)
(介入深度が深くなってる、と考えるのが妥当かしら)
(となると、次のステージは『影響』がもっと顕著に出てくるかもしれないわね)
[外部での見解には、大会で使用するエリアのどこかに『巣』があると言う話だったか。
全く以て面倒な話である]
(とにかく、『巣』があるんだとしたら、そこまで行くしかないわね)
[自分が行くことでデータを転送する形になっているため、ステージを進まないことには探すことも出来ない。
進むことが解決への近道なのだ**]
─ アクアマリン ─
[海竜の背中に乗ったまま、他PLが着実にダメージ重ねていくのを見つつ。
自分も振り落とされない&ターゲットを取らない程度にちまちまHP削りに専念していた。
深雪に壁を作れないか頼んだのは、挑発切れが起きても後方に下がれないようにしておきたかったからだがかなり消耗させるとも思ったから断られても仕方ないと思いつつ、だったのだが]
おぉー!
あの子、あのレベルでこれはすごいな。
『無理させてごめんな、頑張ってくれてありがとう!』
[>>1:412自分の背後、海竜の足元に起きていた波が凍り付く。
上手い具合に描かれた半円は波打ち際へと誘導する形に開かれていて、なおかつ触れれば凍った波の形が海竜の肌を傷つけるように尖っていて。
深雪がそこまで意図していたかは分からないが、要望以上に応えてくれた彼女へと笑顔マーク付きのチャットを送った]
[そうこうしている内に、海中に沈んだままの竜騎士が動くタイミングになったようだ。
>>1:400紫電を纏うシャムシールを構える青年の姿が見えて、その体勢が大技のモーション前だと気付けば邪魔にならぬよう背中から尾の手前まで下りておく。
然程の間もなく大きな衝撃が頭側から伝わってきて、それに耐えたのも束の間]
う、わぁあ!?
[>>1:406下から伝わる衝撃の大きさに耐え切れず、マハトごと海へと弾き飛ばされた。
海竜が浅瀬にいたことが幸いして溺れるなんてことは無かったけれど、多少はバシャバシャと海水をかき分けて浮かぶ時間が要ったわけで。
海面に浮上したころには、既に>>1:410天使が竜騎士の回復に入っていて]
学生 コンラートは、統合宇宙軍少尉 メレディス を投票先に選びました。
[ そんなこんなで、ローレルに解説を加えながら、楽しげな様子を見れば微笑ましげに眺めたり ]
あの天使とか、可愛いよな。ローレルは、どんなタイプが好みだ?
[ なんて、それむしろゲームの話からずれてる、という話題も織り交ぜたりしていたのだが。 ]
おー、ボス登場!
[ 海竜の登場に、会場が軽く熱気を増すのを感じながら、ふい、と目を細めた。 ]
……なーんか、やっぱ、一筋縄じゃいかねー、感じかな。
[ ぼそりと落ちた呟きは、ボス戦の難易度だけに向けたものではない。** ]
お疲れ様でしたー!
俺ももうちょっと中距離頑張んないとなー。
[海の方にいた面々が砂浜の方に戻って来たなら、笑顔で出迎える。
それは先程のテンションと変わらなかったが]
流石に少し疲れたかもー…。
[そう言って、バディと共に砂浜に腰を下ろす。
攻撃の届かない位置にいたのでHPの減りはないものの、MPの減りは見逃せない。
先程は立ち話をしていたが、流石に休憩した方が良いだろうと。
本日はまだ手付かずの回復アイテムに手を伸ばす。]
「良かった。
何か”違う“なって思ってたんですよね。」
「運営が意図してこういう修正やってるんじゃないって分かって安心しました。」
「今回の件が無事に解決したら、皆が安心してGUで遊べるようになるんでしょ?
だったら、俺が出来る事は協力しますよ。」
[いつもは軍用の機体を常に万全な状態で使えるように調整するのが青年の仕事。
勿論、それが大事な仕事なのは分かっている。]
[けれど
この電脳世界でなら、やれる事も増えるかもしれない。
大好きな場所が大好きな場所のままであれるように、僅かでも助けになる事が出来るといい。
隠された情報について勘づく事はないが、そう思った。]
「というわけで、引き続き頑張ります!」
[青年の腹は決まった。
今は万全で次のステージに臨む為の休憩を。*]
―回想・魔法使いとの出会い―
[それは休日に野良でGUをプレイしていた時の事。
仲の良さそうな女性プレイヤーが近くで戦っていた。
威勢のいい魔法使いと、
それを最大限活かす為に動き回るプレイヤー。
苦戦するようなら援護も視野に入れていたのだが、二人と二匹の連携の見事さについつい見入ってしまい。
彼女達がクリーチャーが倒し終えた後、
拍手の絵文字を頭上に浮かべながら、彼女達に話し掛けた。]
お疲れ様です!
すごい息ぴったりでしたね。
見ててもうわくわくしちゃって、
[そこまで言って、はたと我に返る。]
や、すみません。
いきなり話し掛けちゃって。
これ、驚かせたお詫びと言うか。
いい戦闘を見せて貰ったお礼です。
これからも頑張って下さい!
[彼女の連れに回復アイテムを渡すと、それじゃ、とバディと共に離れたのだった。
後で友人に話したところ、それ、不審者じゃね?言われた記憶は彼女の中にどう残っていたか。**]
/*
今日はカードですね。
アイテム貰えるといいな。
不審者()
解答編のつもりで書いたけど、これ、下手すると本当に不審者()
素直すぎるわんこRPが捗ってしまう。**
―アクアマリン―
[いわゆるハードモードとなった海竜が、
『竜騎士』の、己をぎりぎりまで追い込んだうえでの一撃で倒れるまでには様々なプレイヤーの奮闘があった。
例えば……そう、『狙撃手』。
海竜の巨体に飛び乗り背中へと直接攻撃を仕掛けた、あれも自分的には十分無茶だ。
しかし彼はやりきった。嫌がらせじみていようと十分海竜のストレスにはなっただろう。
やっぱり『狙撃手』もすごい。
そんな彼からの案だ。自分も頑張らなければと思ってはいたが、
結果については自分でも予想以上だ。>>11
退路を断つだけでなく、海竜が触れれば傷つくような凍らせ方ができたとは]
[ほどなくして『狙撃手』からも喜ばしげな返事が返ってくる。
戦線を見据えながら返信する]
『いえこのくらいちょちょいのちょいですよ!』
(――あくまでまぐれなのですけど!)
[だが力の一端を認められたように思ったのも事実だ]
[そんな戦いの後、最後に無事を確認したのもまた『狙撃手』であった。
どうも海に落ちてしまっていたらしく、相棒と共に海に浮かんでいる。
全員に届く声>>13に苦笑しつつ手を振る。
メッセージを返してきた『竜騎士』にも同じように手を振って>>2]
(えぇと回復回復……)
[それから、海岸に座り込んで一息ついていたわけだが]
え、ええと、何かな? 緋色の――
[おっと?
普通に言うことをすればいいのに、続きらしき言葉がチャットで飛んでくる。>>0>>1
内容は――あんまり穏やかではないもの。
少女はわりあい聡く、ゆえに困惑のアイコンをアバターの頭上に浮かべることはしなかった。
ただ内心では静かに困惑した。
違和感の正体について納得できた、だけどそれに対して気を付けることしかできないとは]
『わかりました。言ってくれてありがとうなのです』
[真面目な話だ。返信するメッセージも素に近い丁寧語になっている]
『万一何か起きてからでは遅いと思うのです。でも』
[ここでイベントをやめてしまったらどうなるのだろう。
悲しんだり困ったりする人がいるかも。
あるいは、このゲームを離れる人がいるかも。わずかしか知らない6年前の昔のように。
彼の望みは自分と同じはずだ。
このイベントが無事に終わること]
『信じてもいいのですよね。原因をなんとかしてくれるって。
『緋色の神拳』さんとしての実力はこの目で見ましたけどプログラムとかそういう方面はさっぱりですし……』
[それから僅かの間を置いて、]
『何より私が信じたいのです。
だって同じゲームで遊んでいる仲間ですから』
[少女は彼の、軍人であるという以上の素性も、裏で動いていく思惑のことも知らない。
しかしゲーム内でかっこよく立ち回る彼の姿を見た。
グラスランドでのやりとりを思い出せば、彼がこのゲームを好きなのだとも伝わってきた。
信じたくもなろうというものだ]
『それで、私もできる限りのことはお手伝いというにはおこがましいのですけど頑張るのです。
この電脳世界を楽しみたいですので、私』
[電脳世界で勝ちたい、とは言わなかった。
それが少女のメッセージのすべてであった*]
/*
やったーこれで隠しネタが放出できるぞーと言いたいところだがおねえさんのバディがまだ決まってない
飛べてはやい幻獣……?
[そんな状況を知ってか知らずか、ステージ上からはいつもの調子で声が飛んで来る>>#0。
あのもふもふのキャラクターにちょっと半目になりつつも、次のステージの紹介を聞いて]
おっと、火口ステージか。
あの辺、ブレネンは元気になるんだけど……。
[ただし属性で言えば、炎耐性・吸収持ちがいるのが面倒な所だ。
それに火山弾は物理的に痛い。
とはいえプラス要素として、アイテムドロップのギミックがあるようだ]
うん。いつも通り、やるしかないねぇ。
[ゲームに対してか、それ以外の何かに対してか。
覚悟決めるように言った後、両手で自身の頬をぴしゃりと打った*]
/*
ひとりごと振り返ったらおねえさんレーサーとか書いてたのに結局記者に転向しておる まあ軍とも噛める立ち位置にしたくなかったから仕方ないね
─ アクアマリン ─
[>>24こちらの無茶振りに応えてくれた深雪からの返答に、頼もしいなぁと思いながらにっこり笑顔のアイコンを出して返す。
まぐれだったとは気付かない、というかそもそも前提から勘違いしていたので本当に無茶振りしてたとも気付かないまま。
『ドナー』と『竜騎士』の連携によって海竜の討伐が成され、ついでに衝撃で自分が海へと落っこちて。
『緋色』からのメッセージにそれぞれが反応するのを見ながら、自分が思うのもやっぱり皆と似たようなものだった]
「俺もこのままイベ続行に異論は無いよー。
むしろ運営の方針変わったとかじゃなくて安心したし。
GUには長年遊ばせてもらってるし、困ってる時はお互い様でしょ。」
[難易度の調節は難しいものだけれど、ここまで違和を感じた部分は無理ゲーになりかねないものだった。
あれが仕様だと言われたら流石に不信が募っただろうし、はっきり異常だと教えてもらえただけで充分安心できたから。
メッセージを送ると砂浜に上がり、相棒ともども大の字に寝っ転がってMP回復に努めたのだった]
[そんな中、ぴこっとメッセージを送ったのは今回のMVPである二人。
アバターネームは知らなかったから、『ドナー』と『竜騎士』を視覚に収めて]
『ボス討伐おめー。
二人とも連携凄かった!』
[未だに二人がリアル連れだと思っていたので、普段から練習とかしてんのかなーと思いながら戦果を讃えた*]
[メレディスが告げた内容に返る反応はそれぞれ。
大きな反論はなさそうな様子を見れば、マリエッタもまた少し息を吐き出した。
何も返信をしないことから何かしら悟られることもあるだろうけれど、開発メンバーであることは特に隠してはいなかったから、聞かれても事前に聞いていたと答える心算でいる]
次のステージはルビークレーターね。
ここのギミックも厄介なのよねぇ。
[少し油断すると頭上に落ちてくる火炎弾が降り注ぐステージ。
頻繁ではないにせよ、無視出来ないダメージを叩き出してくるため、いくらか対策が必要なステージでもあった]
あら、アイテムドロップのギミックが入ったのね。
普段は手に入らないものも出ちゃったりして?
[面白そうじゃない、とバディに乗りながら声を弾ませた]
― ルビークレーター ―
[休息を終えて移動した新たなステージは緑の少ない岩のエリア。
低木こそあるが、火山の火口付近なのもあり、荒廃しているようにも見えた。
けれどそこにも生き物の姿はある。
火口の熱気に耐え得る小型の竜族達だ]
たまに現れる炎の精霊なら水も効果があるだろうけど、竜相手にはやっぱり氷かしらね。
[温度差で動きを鈍らせる効果も高く現れそうだ。
とは言え、属性変更の付与は光しか持ち合わせていないため、ここではあまり役に立てそうに無い]
それじゃあいつもの通りにー。
[バディの上で、翼を大きく広げる]
脅威を前にする全ての者達へ
エンジェリック・エンカレッジ!
[『影響』のことを思えば出し惜しみなど出来ない。
各種バフの上位魔法に位置する、全能力強化の魔法を各プレイヤーとバディに飛ばした]
/*
■二つ名:『砲弾』(キャノンボール)
■タイプ:近接物理型。扱う属性は炎。
■メイン武器:剣
■バディ:シムルグタイプ。追撃スキル及び追撃の起点となる炎攻撃を出したりできる。イングリッドを乗せてひたすら飛び回るのもする
■その他メモ:コンセプトとしては世界樹の迷宮に出てくるソードマンに近い感じ。
[効果の程はまぁまあといったところ。
第一のお仕事を終えると、バディに乗ったまま周囲を見回した]
落下物は今のところなし、と。
クリーチャーは……出てきたわねぇ。
[わらわらと竜やトカゲの姿をしたクリーチャーが押し寄せてくる。
流石にヴァーチュに頑張ってもらわなきゃダメかしら、と思いながら、肌触りの良いバディの首筋を撫でた*]
─ ルビークレーター ─
[そんなこんなで休息タイムも過ぎていき。
今度のステージはアクアマリンとは真逆の熱気に満ちた岩場と低木が目立つ火山フィールド。
ランダムで飛んでくる火山弾もあって、また気が抜けないとこだなーとは胸の中だけでぼやいておく。
>>#1アイテムドロップのギミックは、運営なりの手助けなのかなぁとも思うがやはり声には出さず]
んー…茂みに潜むことは出来るけど、熱風ダメのこと考えると動きつつのが無難かなぁ。
マハト、また暫く足になってもらって良いかー?
[傍らの相棒の背にぽんと手を置いて問うと、応じて返る声一つ。
乗りやすいように身体を低く落とす相棒に「ありがとなー」と声かけてから、背中に乗ったところで>>36また光り輝く羽根が頭上から降り注ぎ]
おぉ…めっちゃ大盤振る舞い。
『ALLバフありがとー、MP枯渇しないよう気を付けてなー』
[誰がくれたかなどはもう分かり切ったことだし、天使が開発に関わってるのも古参には有名な話だから心配は要らないだろうとも思うけれど。
全強化はさすがに負担があるだろうと、チャットで感謝アイコン付けてお礼を送る。
そうしている間に、自分の前に出てきたのは二本足で立つトカゲ。
リザードマンと呼ばれる種族で槍を用いての近接戦が得意、と頭の中で情報確認してる間にもマハトが後方へと飛び退り]
GRAUUUUUUUU!!!!
[戦闘態勢が整っていない自分の代わり、相棒が先制攻撃をこなしてくれた。
咆哮が生んだ衝撃波がリザードマンの胴体をしっかり捉え、何メートルも弾き飛ばして。
こちらには幸運、リザードマンには不運なことだが弾き飛ばされた先と火山弾の着弾地点が重なっていた。
その結果、]
おぉ、SRだ幸先良いな!
[何が出たかは確認しないと分からないが、ランクは分かる。
今は確認してる時間も無いし、とりあえずゲットだけしとくかーと拾い上げて。
さて、俺も頑張らんとなーと背中のライフルに手をかけた**]
― →ルビークレーター―
[電脳兎と司会者のやり取りも三回目。
彼には事情が知らされているのか、それとも。
メレディスとのチャットを経た今では微妙に複雑な気分ではあるが、会場を盛り上げてくれている事だろう。
砂浜は一転して荒れた大地へと変貌する。
火山の火口付近を模したステージだ。
アナウンスの通り、たまに火山弾が飛んでくる事から、周囲への警戒、或いは対策も疎かには出来ない。
休憩時間とアイテムで回復も万端。]
っし。
[先ずはクリーチャーとの戦闘。
けれど警戒をするに越した事はなく。]
[岩場から小型のトカゲが現れる。
ひたりとしがみついて動かなければ、岩の一部とも見間違えそうなカラーリングだが、
潜んでいる気はないようだ。
四肢に力を入れて飛び掛かる構えを見せてくる。]
早速来たな…!
[そう言いながらシャムシールを構えた。]
[トカゲを素の攻撃で倒し、ドロップしたのはノーマルアイテム。]
早速一つ。
気前良いなぁ。
[大会を盛り上げる為のギミックだろうが、
レアなアイテムが手に入る可能性を考えると中々に太っ腹といえる。
戦利品は後で確認する事にしようと、今は荷物の中に。]
「……ここは、俺にとっても、物凄く、大切な場所だから」
「だから、護りたいんだ。
この場所も、ここに集うみんなも」
「……そのために、俺にできる事を全力でやるから、みんなの力を貸してほしい」
[異常データの根源である『巣』を潰さなくては、この状況は改善できない。
そのためには、先に進まなければならなくて、でも、それは一人ではできないから。
改めて、全員に向けて言葉を向け、一礼する。
合わせて、相棒もぴょこり、とお辞儀をした。*]
[もしも自分以外の誰もが「止めた方がいい」と言えばその流れに逆らえまい。
何せよくよく考えなくても分かっていた。情熱以外の何かを持ってるわけじゃないということ。
だが、訝りながらも了解する者もいれば、むしろ快く協力すると告げる者もいる。
ひとまず考えてた最悪の事態にはならないようであった。
会場アナウンスもまるで不穏を悟らせまいとするかのようなノリの良さ……ノリの良さ?>>#0]
(確かにツッコミ厳しいのです……)
[それはさておいて、次のステージの解説に耳を傾ける。
ルビークレーター。あの場所は義姉の求める装備の素材集めに駆り出された時によく行った。
炎と対極たる氷の術が敵によく通るからとひたすらあてにさせられたものだ。
もちろん少女がある程度プレイ慣れしてきた頃のこと。
異変の影響。果たしてあの時と今と何が違うのか。
すべては自分の目で確かめるしかあるまい。そうして――願いをかなえるのだ]
……ねえさん。
[ぽつ、と。
通信機能を介し、今も修正に走っているであろう叔母に向け、言葉を落とす]
やっぱり、俺。
これ、やっててよかった。
[短い言葉にこもるものは、多分、伝わるだろうから。
それ以上は言わ、今は意識を目の前に向ける]
[天使の仕事に気付いたのは、アイテムを拾った時だ。
その一際眩い光と共に齎されたのは、全能力強化。]
『ありがとうございます!』
[今はボス戦ではないが、危険が事前に予測できない現状において、能力の出し惜しみしない姿勢は有難い。
短く感謝のメッセージを送ると、バディと共に移動しようと。]
[──したところに何かが飛んできた。
飛来物を躱せば、岩に固いものがぶつかる音がした。]
…やっぱいきなり来るなぁ。
っとぉ?!
[不意にバディにマントを食まれる。
そのまま横に引かれ、ぐるりと回る視界の中で小型のドラゴンが此方に向かって突進を仕掛けていた事に気付かされた。]
[確実に落とせそうな小型トカゲを狙ったからか、ぽこんと落ちたのはノーマルランクのアイテム。
貧乏性なので拾っておくが、大量の敵を捌くような状況ならほったらかしにするかもしれない]
ま、いずれこのステージで役に立つものかもしれないしね。
[イベント用の特別ギミックというものは、往々にしてそのステージの攻略に役立つものが仕込まれているものだ。
まあNアイテムは微妙な所だが]
― ルビークレーター ―
[いうだけ言って、自分の中で覚悟を決めて。
休息の中、聞こえた会場での漫才>>#0に、ぉーぃ、と思いつつ]
……次、あそこか。
[あそこもよく走ったよな、なんて感慨に耽る時間は短いもの。
ステージ移動の後、吹き抜ける熱風に僅かに目を細める]
……っと、さすがに大盤振る舞いだなぁ。
[早々の全体バフ>>6に、小さく呟いた後、ありがとね、という短いメッセージを送り]
っしゃ、気合い入れていくぜ、相棒!
[傍らの相棒に呼びかけつつ、狙いを定めるのは前方に群れる中型のトカゲの群れ。
ただし、口からちろちろ、火がこぼれていたりするが]
「いざとなればアイテムもあるから大丈夫よー」
[コンラートからのチャット>>39にはそんな返事にブイサインを添えて送る。
前のステージでの回復分もあるし、極力アイテムを使わない主義といっても持っていないわけではなかった。
そもそも、スキルを使っての支援が多いのだから、MPは他よりも多いくらいに割り振ってある。
上位魔法を連発しない限りは枯渇するまでは行かない、予定である]
[わっさわっさと湧いてくるポイント、所謂湧きスポット。
そこをヴァーチュだけで潰すのは骨が折れる、のだけど]
あら。
[攻撃が届かないところへ飛来する一矢>>45。
痒いところに手が届く攻撃だ]
これなら何とかなりそうだわ。
ありがとうね。
[狩人に笑顔を向けて礼を言う]
[とは言え、湧きスポットであるためにその数は多い。
ここは動きを止めるのが得策、と翼を広げ、光輪に光を灯した]
天の怒りに縛られよ
ヘヴンズ・パラリシス!
[既に湧いたクリーチャーを範囲に含め、麻痺付与の魔法を放つ。
周囲に現れた数多の羽根が、噴石のようにクリーチャー達に降り注いだ]
よっ、と!
[幸い、走るルート上に火山弾が降る事はなく。
接敵と同時に連撃をお見舞いして、最初の一体を吹っ飛ばす。
いつもなら同時に仕掛ける相棒は、火山弾の警戒。
何せこれ、ランダムで飛んでくるから軌道が読めないのだ]
とりあえず、一体……!
[特殊ギミック的には外れを引いたが、そこに意識は回っていない]
― ルビークレーター ―
[火口に挑むにはいささか暑すぎる格好のアバターが、
肩にバディを乗せて行く。
熱は再現されない空間とはいえいつ見ても暑苦しい場所だと思う他ない。
天使の人の大盤振る舞いともいえる強化>>36を受けつつ目当てのクリーチャー湧きポイントまで行く]
……さて、と。
[溶岩じみた色の二足歩行のトカゲが寄ってくる。
それらをまとめて相手取るのはまずは少女ではない]
念のためだ、嫌がらせをさせてもらうよ! フロスト!
[その時フロストの額の石から光線が迸った。
それは敵を包み込みたちまち混乱の渦に追い込んだ。
あらぬ方向を攻撃するやつ、さまようやつ――
いずれにせよ誰もこちらを見てはいまい]
[上から飛来するものに案外慣れているのか、あれよと言う間にクリーチャー達は効果範囲から外れていく。
それでも数匹には効果が現れ、羽根を受けた場所で動きが止まった。
トカゲの姿をしたそれらには麻痺のエフェクトが現れていた]
ヴァーチュ、やっちゃってー!
[動きが止まればこっちのもの。
後は蹄の蹂躙が待っていた]
[しばらく後に麻痺したトカゲ達がその姿を消す。
後に残ったのはNランクのアイテムが一つ]
開けるのは後々。
[回収だけして散らばったトカゲ達へと意識を移した*]
[もう一体潰した所で、相棒が甲高くなく。
警戒の響きに、とっさに後ろに飛び退いた。
直後、それまでいた所に火山弾が落ちる。
火山弾、というには大分、大きいが]
……いやまて、これ、火山弾っていうよりプチメテオ……。
[直撃したら痛い通りこすだろ、とか。
あちらさん、本気でこの中でやる気なのかよ、とか。
物凄い量の剣呑な突っ込みがぐるっと回ったが一先ずそれは飲み込んだ。*]
サンキュ。
[安全の確認をしたバディにマントを離される。
よしよし、首の横を撫でた。
こけるのは堪えたが、まだ少し視界が回っている。
システムによる判定の所為か、ドロップはなし。]
……あのドラゴン、あんなに素早かったっけか。
[データを観測していない以上、異常値が出ていたという判断はつかないが、
あのままぶつかられていたら、吹っ飛んでいた事だろう。]
うわ、あっち、かなり敵が集まってるなぁ。
[けれど天使に弓使いが助力に入っているようだから一先ずは安心か。
天使には頼れるバディもいる事だし。
低木の茂み辺りを探索してみようと、周囲に気を配りながら歩いていく。]
ふう、【夢幻領域】っと。
[フロストに覚えさせた嫌がらせ光線スキルのひとつ。
それは相手に対しステータス異常を与える代物だ。
効果は睡眠・麻痺・混乱のいずれかからランダムである。
火山弾にぶつかったトカゲに氷柱をぶつけてやれば、
撃破エフェクトとともにアイテムアイコンが出現。
そーっと近付いて拾い上げる]
レアアイコンか、幸先は良さそう。
残りもさくっといけるといいけど。
[杖を一振りする。
こんなスキル名だが与えたステータス異常は決して無限には続かないのだ]
[木に留まっているのは尾の長い一匹のトカゲ。
首には襟巻のような皮膚が付いている。]
結構可愛いんだけどな…!
[しかし襟巻が広げているのは威嚇のポーズ。
このクリーチャー、
爪で引っ掻かれると、一定確率で麻痺状態になってしまうという、小柄でも侮れない敵だった。]
先手必勝!
[青年は即座に片刃に黄色い雷を宿らせる。]
ついにフィールドにもちょっかいかけてきた、って事なんかなぁ、これ……。
[直撃クリティカルしたらヤバいサイズの火山弾が混ざってるとか、明らかに普通じゃない。
となれば、原因は一つしか考えられない。
ねえさん、これは早く修正して……! と思いつつ、視線を向けた火トカゲは火山弾(大)のとばっちりを受けてはいたが、数は減っていない]
……てか、あれ食らって耐えてるこいつらも大概だろっ!
[底上げしすぎだ、色んな意味で、と思いつつ、視線向けるのは滞空している相棒の方]
― 移動前/アクアマリン ―
[ 6年前に実際何が起こったかを、深く知るわけではない。しかし、ただの事故ではない、とは察していた。
あの日会場に軍医である父が突然駆けつけて来たのを知っているからだ。
父は怪我人の治療にあたった後、軍本部に呼び出されて、帰宅したのは3日後だった。
息子が会場に居たことは知っている筈なのに「事故」に関して、一言も言及しない様子に、事が機密事項に関わるのだな、と、軍人の家族として察しないわけにはいかなかった。 ]
(なんていうか……素直だなあ……)
[ だから、メレディスから返ったメッセージに>>8抱いた感想はそんな、呆れとも感心ともつかぬもの。
なんのことかわからない、という振りをすればいいものを(そうしたら、それ以上突っ込む気もなかった。)律儀に察してくれと頼んでくるとは。 ]
─ 回想 ─
[>>47緋色から肯定が返ってきたので自分がこれ以上問う事は無く。
他からも温度の差はあれどイベント続行で構わなさそうなので、気にしなくても大丈夫かと全力回復の姿勢に入る。
そんな中、このステージでのMVP二人にメッセージを送った訳だが]
『もしかしてアレぶっつけ本番だったとか?
すげぇな二人とも、息ぴったりじゃん!』
[>>40ドナーからの返答に、どうやら初めてだったとは分かったがそれが出来るくらいに息が合ってるんだなーとか思ったので未だに誤解は続行だ。
自分の事を褒められればちょっと照れくさいものの]
『ありがとー、あれは緋色が上手かったからが大きいけどね。
と、そういやまだ名乗ってなかった。俺は「狙撃手」。
改めてよろしくなー、二人の名前も教えてもらっていいかー?』
[そんな感じで自己紹介した後、ぴこっと名刺を送っておいた*]
[蹄で蹴散らした辺りで、視界に紅い薔薇が咲く。
監視ツールによるアラートだ]
…あー、さっきの、状態異常耐性が上がったのね。
[ちゃっちゃか逃げていったクリーチャー達は避けたのではなく、耐性上昇による効果ミスだったらしい。
異常値を示したモニタリングデータを外へと転送する]
[そうして続けざまに咲く紅い薔薇。
今度は新たに沸いてきたクリーチャーが対象になっていた。
少し離れているにも関わらず、突進するように真っ直ぐにこちらへと向かって来る]
!?
索敵範囲拡大に、追尾値の上昇!?
随分攻撃的に設定したわね!
[パン、とバディの肌を叩いてしがみ付くと、バディは突進してきた大型のトカゲに対して蹄を持ち上げて。
地を這うトカゲの背を踏み抜こうとする。
対する大型のトカゲは噛み付こうと大口を開けていた]
おっと、少しはいいものが落ちたかい?
[と、アイテム回収の動作を挟んだところで、ガルルゥ!とバディが常よりも高い声で鳴いた]
はっ!
[上空で羽音が響くのを聞きつつ、反射的に転がり避けで火山弾をかわす。
全強化バフのお蔭か、感覚的にも体が軽いような気がした]
ブレネン、無事だね!?
[バディに向けた声に、肯定の意ではなくもう一度警戒音が響いた]
なに……って、うわっ!
[二連続回避を入れた所に、火山弾ではなく火炎弾が通り過ぎた。
ステージギミックとは別物、ということは]
こいつかっ!
[発射地点と思しき方向に、ふよふよと、火の玉に似た精霊系クリーチャーが浮かんでいる。
物理攻撃は効きにくい相手だが]
連射しまくればいつかは倒せる、はず!
[幸い、物理でも最低1ダメージは通るような仕様になっていた。
攻撃手段に乏しい内は、そうやって強引にでも突破していたものだ。
とはいえ数体に一度に囲まれれば為す術もないが]
[翼の羽ばたきが起こした突風が火トカゲを吹き飛ばす。
火山弾(大)のダメージはそこそこ大きかったようで、大半の火トカゲはこれで消滅したが]
……でかいのは、残るわけね。
[一回りは大きい火トカゲが一体、残っていた。
地形とクリーチャーの属性があっていればリジェネレイト効果が発動する。
それによって持ち直したらしい]
その辺りも倍掛けとかしてないだろーなー……。
[何があっても不思議じゃない。だからないとは言えない。
とりあえず、考えても無駄、と割り切りそっちは置いといて。
改めて距離を測っていると、火トカゲがくわ、と口を開けた]
[一撃でクリーチャーは消滅。
残念かな、アイテムのドロップはなく。]
…あれに囲まれるのは苦手だな。
この辺りって、あいつらがよくいたんだっけ。
[野良プレイの時に囲まれて麻痺状態になったところを
同じく野良プレイヤーに助けて貰ったのを思い出し。
それで交友が広がったので、棚から牡丹餅、の気分ではあったが。]
って、あぁ、また…!
ルングル、半分頼んだ!
[木から現れたのは、エリマキトカゲ型のクリーチャーが2体。
往々にして、来ないで欲しいと思う時に来るものである。
青年は左側、バディには右側を任せる事にして、シャムシールを構える。
纏わせるのは黄色の雷。]
[先んじたのは、バディの蹄。
向けられていた大口の更に上から踏みつけた蹄は、大型トカゲを一時的に地面へと縫い付ける。
速度を上回れたのは、最初に付与した全能力強化魔法のお陰だった]
蹴飛ばしちゃえ!
[その声にバディはくるりと後ろを向き、後足で掻き揚げるように地面に縫い付けられた大型トカゲを蹴り上げる。
湧きスポットの傍へと逆戻りしたトカゲは、それでも消えることなく立ち上がろうとしたのだが]
[先んじたのは、バディの蹄。
向けられていた大口の更に上から踏みつけた蹄は、大型トカゲを一時的に地面へと縫い付ける。
速度を上回れたのは、最初に付与した全能力強化魔法のお陰だった]
蹴飛ばしちゃいなさい!
[その声にバディはくるりと後ろを向き、後足で掻き揚げるように地面に縫い付けられた大型トカゲを蹴り上げる。
湧きスポットの傍へと逆戻りしたトカゲは、それでも消えることなく立ち上がろうとしたのだが]
あ。
[そこに火炎弾が振り落ち、プチッと潰されてしまった。
流石にこれは耐え切れなかったらしく、アイテムを残して姿を消す]
ギミックに助けられるとは……。
…て言うか、火炎弾落ちる頻度上がってない?
[離れたところから飛んでくるRアイテムを回収しつつ、あちこちで落ち始めたステージ特有のギミックに嫌そうな顔をした*]
─ ルビークレーター ─
[マハトの背中に乗ったままライフルを手に周囲へ警戒を向けるのはステージギミックの特性だ。
リザードマンを一撃で滅した火山弾の威力は自分が知ってるものよりも大きくなっている。
通常なら火傷くらいのダメージのはずだが、今の火山弾はPLでも当たったらただでは済まないだろう]
敵の強化だけじゃ済まないってことだろな。
まぁ当たらなければいい話か。
[この辺軽く考えているのはマハトの脚を信じているから。
危険察知のスキルを発動させて周囲の警戒を強めればより避ける確率は上げられるし]
不意打ち食らうのも避けるべきだしな!
[咄嗟に横へ跳んだ直後、今まで居た岩場に火山弾に潰されたのと同じタイプのリザードマンの槍が突き刺さった]
[もとより、当たると落ちる軽装型、バフ効果があるとは言え、火炎攻撃は食らいたくない。
とはいえ、避けに専念すると攻撃のタイミングを外すから、というわけで選ぶのは跳躍による強引な回避からの特攻]
いよ、っと!
[上からの踏み付けからの連打。
大抵はこれで落ちるのだが、やっぱり一筋縄ではいかないらしく、尻尾の一閃が飛んできた]
っと!
[ぎりぎり回避に成功し、火トカゲの上から地へと飛び退く。
その後ろの方に、通常サイズの火山弾がどん、と落ちた。*]
― 移動前/アクアマリン ―
『ありがとう。でも討伐はみんなの成果だよ。……ていうか、下からは見えなかったから、そっちには合図出来なくて済まなかった。』
[ コンラートからの祝福のメッセージ>>32には、そう返して「ゴメン」というアイコンをつける。彼が最後に海に落ちてしまったのは、完全に自分の確認漏れだろうという意識がある。
残りHPとダメージ計算でいっぱいいっぱいだったとはいえ、チームプレイ中に仲間の位置を把握していないのは自分的にはアウトである。 ]
『上に君が居たから、無茶が通ったんだ。ほんとに助かった。』
[ 謝罪だけではなく、改めての感謝も忘れずに伝えておく。
一人では出来ない無茶だったという自覚は、十二分に持っていた。** ]
[今までを考えればこの後ボスが待っているのは確実だし、第1第2と強さが増していたことも踏まえてMPは温存の方向で実弾使用のフルオート。
幸い物理特攻が効く相手だったようで、手こずることも無く倒し切れて]
おー、またSRだ。
なんかラッキーだな。
[SR特有、二度目のキラキラとしたエフェクト纏うアイテムを拾い上げてボックスに投げ込むと次のターゲットを索敵し]
よっし!
[流れるように十字斬りを仕掛けたトカゲは消滅し、レアアイテムがドロップした。
一方、バディの方はトカゲにブレスを仕掛けたが、避けられて有効打にはならなかったらしい。
すばしっこいので絡め取るのも難しい相手だ。]
ルングル、こっちで貰う。
[青年はそう言いながら一息に距離を詰めて]
さーてもうひとつ……、あっ。
[ノーマルアイテムをひとつ拾い上げた直後、
目の前に火山弾が落ちてくるのにフロストともに反応した。
すぐさま後ろを向いて走って回避。
バフのおかげか早く走れる]
いやでもこれって焼け石に水……って、うわわっ!?
[今度は横合いから火山弾が迫る。
しかも余波でダメージを負いかねない大きさだ]
ふ、フロスト対応!
[直撃は避けたものの余波を喰らいかねない位置。
だがダメージが入る前に対応が間に合った。
心なしかいつもより大きい薄桃色の障壁が、着弾後に巻き上げられる岩や煙からアバターを守ってくれた]
― 移動前/アクアマリン ―
[惚けたり誤魔化したり、も、選択肢としてはあった。
ただ、少なからず事情を知っている相手に誤魔化す事はしたくなくて。
ぎりぎりのラインで投げた返信。
それに対し、返された言葉>>72に、ぇ、と小さく声が上がった]
(軍医、って)
[それ、お世話になってるひとだったらシャレにならなくない? なんて思ったのは許されてほしい。
とはいえ、仔細を聞くのはちょっとどころではなくためらわれたから]
『ありがと。
なるべく、そういう事態にならないようにはしたいけど、ね』
[少し間をおいてから返したメッセージには、わりと切なる思いが込められていた。**]
[エリマキトカゲを撃破すると、
先程ドロップしたレアアイテムを拾って茂みから離脱する。]
エリマキトカゲは暫くお腹いっぱいだな…!
[その後は湧いて出てくるような勢いのトカゲや小型ドラゴンなどの撃破に専念しよう。*]
……に、二連続とか初めてなのでは?
[頻度が上がっているように思える。
師たる義姉は「第六感を効かせて動き回っていればそんなに当たらない」と言っていたが、
剣の道をきわめたからそんなことができる義姉に言われても……という感じである。
ともあれいつもより早く走っていれば、
>>77やがて見つけたのは弓の人と――]
精霊ちゃん!
[数体の炎の精霊だ。
うち一体には矢が浴びせかけられている]
う、っわ!
[突然至近距離に沸いたリザードマンに驚き、咄嗟に出た動きは銃を構えるではなく、単純な殴打武器として用いるというものだった。
逆手に持ったライフル、肩当て部分で殴りつけた相手は怯んだもののそれで撃破とは普通いかないはずなのだが。
怯んで行動不可となった所に降って来た火山弾の直撃という形での止めに、なんか今回ラッキー多いなーと思いつつ]
あ、今度はノーマルだ。
まぁ普通に考えて3連続は無いよな。
[残されたアイテムに、SRばっか出る訳じゃなかったんだなーと当たり前のことを思いながら先と同じくボックスに入れておいた。
所で、またすぐ近く──といっても今さっきよりは離れた所にリザードマンが出現して]
もしかしてここ湧きポイントか?
[ランダムで変更される特定モンスターの出現箇所に居るっぽいと気付いて、ちょっと面倒だなと眉を顰めた]
だ、だいじょうぶか!?
今、ちょっと手伝うから!
[訊きつつ、あんまり大丈夫そうには見えなかったので、すぐさま詠唱準備。
彼女も頑張っているのだが、やはり精霊系には魔法、魔法あるのみである]
― ルビークレーター ―
[ちら、と周囲を見回すが、やっぱり火山弾の威力やら頻度は普通じゃないらしい]
……いや、元々きっついステージではあったけどね。
[どうしてもソロになりがちだったから、苦戦したのも今だから良い思い出と言える場所。
声をかけられれば同行したけれど、自分から誰かに声をかけて行動した事は、現役時代はほとんどなかった。
だから逆に、目立っていた、とも言うかもしれないが。
この辺りは、現役当時のリアルの影響が大きかったのは否めない。
自分の力の事やら何やらを自覚してからはある程度吹っ切れたけれど、あの頃は周囲と一線どころか五、六本線を引いていたから]
[ふる、と首を横に振る。
今は、昔を振り返ってる場合じゃない。
エンゲージしている敵はまだ、動いているんだから、と気を取り直し]
そろそろ、落とさないとな……。
[まだ第三ステージ、つまりはまだ先がある。
ここで消耗するのは得策じゃない。
なら、さっさと仕留めるに限る、と思い定めて]
そろそろ、落ちろよな!
[言いつつ、繰り出すのは拳から蹴りへと繋ぐ連続技。
最後に爪での一撃を叩き込むと、火トカゲはころん、と何やらドロップした後姿を消す。
転がったそれに、一瞬きょとん、としたのはご愛敬。
色々と考える事が多すぎて、アイテムドロップの事はほとんど忘れていた。*]
[ そして、こちらは、飛竜に乗ったまま上空へと急上昇を敢行した。
火山弾を視認したら、わざとその軌道の後を追って急降下しつつ地上のクリーチャーを狩る作戦だ。
同じ軌道を二個のオブジェクトが重なって落ちることはない、という、仕様を利用しての動きだった、の、だが。 ]
いやちょっとこれ、でかすぎないか?
[ 見つけたというか嫌でも目に入った火山弾は、火口より大きいんじゃないか?と本気で疑う大きさで>>63思わず目が点になる。 ]
これも異常事態ってやつ、かな?
[ 多分そうだろう、と思いつつ、仕方ないのでそのまま巨大火山弾を追って急降下。
幸いにしてというか、火山弾に驚いて、地上から飛び上がって来た羽蜥蜴の群れがいる。 ]
[ひゅん、と振り落ちてくる火山弾は、今のところ離れたところに落ちている。
ここに落ちてくるのも時間の問題だろうと思いつつ、落ちる場所はランダムなので落ちてこない可能性も意外とあったりした]
あらら、あっちに精霊出たのね。
[湧きスポット周辺のクリーチャーに降り注いでいた矢が止んでいたことに気付き見回すと、狩人の下>>77に炎の精霊が現れている。
幸い、撃破出来ている>>93ようだったから、一時安堵の息を零した]
あれにはやっぱり魔法が効果的なのだけど。
[出来て光属性付与であるため支援に少し悩んだ。
そうしているうちに視界に適任たる人>>92の姿が飛び込んでくる]
あっち、任せても良いかしらね。
[彼女も視線は狩人の方へと向いていたようだから、自分は別をどうにかしようと視線を移した]
死霊タイプなら瞬殺なのだけれどねぇ。
[唯一の攻撃魔法とも言える、浄化の魔法。
死霊タイプにしか効かない代わりに、発動したなら消滅確定のダメージを与えるというもの。
ここでは1ミリもダメージが通らないため、使うことも無かった*]
おお。
[弓の人が連射で精霊を一体倒しきるも、>>93
敵の数はゼロではなく、
そう離れていない位置では天使の人がバディと奮闘していた。>>81
そんな乱戦じみたエリアに近付いていたようだ]
……ええ、まだ残ってるそいつらならやれる!
[声をかけられればしっかりと頷いて、続く言葉にも内心でガッツポーズをした。>>98
ここで合流できたのはありがたい。
彼女のバディは飛べるからパーティーの良い目になってくれるだろうし]
ありがとう! お互い幸運を祈るよ!
というわけでやっちゃうよっ!
『あれは俺が居場所アピってなかったのが悪いんだし気にすんなー。
むしろさっさと離脱しなかった俺に謝れって言っていいんだぜ?』
[そんな風に笑った後]
『なぁ、それってレア武器だろ?
ソレ使いこなしてんのすごいな!』
[歴だけは長いから、ある程度のレア武器防具は押さえてて。
精霊刀を使ってるPLは初めて見たと目を輝かせて笑ったのだった*]
『水精招来』
[ このフィールドの敵は概ね火属性だとは分かっていたので、水属性を精霊刀に纏わせ、羽蜥蜴の名の由来である皮膜翼を切断すると、消滅エフェクトと共にアイテムが落ちる。
しかし、アイテムそのものに意識を向ける暇は今は無く、続けざまに刃を揮った。 ]
[さて、そんな尊敬にも似た視線を向けた相手は見つかったかどうかだが。
動かした視線の先、(アバターの性別が)女性陣がそれぞれ協力して戦果を上げているようだ。
特に深雪が調子良さげなのは属性的な相性からかなーと思いつつ]
天使も意外とやれてる感じだなぁ。
ユニコーン型って戦闘もいけるんだ。
[天使は完全支援型だと聞いていたから、倒しているのはバディの方だろう。
ステージギミックが味方してのラッキーもあるんだろうけれど、大したもんだなと思いながら自分も弾倉交換を手早く済ませて]
[異常だらけのこの状況を観測したモニタリングデータを随時外へと転送しつつ。
相変わらず湧いて出るトカゲを前に、バディの首筋を一撫でした]
ヴァーチュ、あれやろっか。
[そう声をかけると、バディは鼻先をやや上へと向けて、勢いよく頭を振り下げた。
額の角が空を裂くと同時、本来は鳴らないであろう音が響く。
続けざまにバディが頭を振れば、それは音階となり調べを奏で出す。
それに重ねる、天使の歌声。
バディとの連携技、魅惑の歌声だ]
[ 精霊刀を揮ううちにも地面は近づいてくる。そろそろ上昇をかけなければ、と、思ったところで、横合いから火の塊のようなものが飛んで来た。 ]
ちっ!火精か?!
[あたたかな光を放つ精霊が、冷気を前に吹き飛んでいく]
束になってかかられようが私の敵では……って、
[だが上級精霊が1体生き残っている。
おまけにターゲッティングしたところ魔法防御が上がった状態になっているではないか。
肩の上のフロストが手を振る。
強化を打ち消す光がたちどころに飛んでいく。
ここまでは想定の範囲内だ。
だがもし、HP満タンの時にしか使わない強化魔法を今、使ったとしたら……、
考えるのは後だ。再び氷柱を連射する]
[スコープモードに変更したゴーグル越し、先まで居た場所に時間湧きしたリザードマンに狙いを定めて引鉄をひく。
銃口から噴き出た火はそのまま真っすぐにリザードマンの身体を撃ち抜いて]
……またSR、だと…?
[ドロップしたアイテムのエフェクトが、本日3度目のキラキラと分かると流石に大盤振る舞いすぎやしませんか、と呆気にとられた。
いやまぁ有り難いのは有り難いのだけれど]
………この後のボス戦、どんだけきついんだ…?
[SRアイテムを使用する想定でのドロップ率だと考えると、この後は今まで以上の難易度になってそうで考えるのが怖くなった*]
[トカゲ達に付与するのは、一時的に自分の味方につける魅了。
麻痺付与の時よりも多い数のトカゲがバステにかかった。
トカゲ達はくるりと向きを変えると、魅了を受けていないクリーチャーに対して攻撃をし始めた。
殴り返されたりしたなら魅了が解けたりすることもあるが、今回はかかりが良いらしく同士討ちがしばらく続く。
やがてダメージを負って我に返り、向かってきたトカゲをバディが返り討ちにして、湧きスポット周辺のクリーチャーの数をだいぶ減らすに至った]
よし、結構上手くいったわね!
[上々の結果に満足そうに笑った*]
[ 火球が弾けて消えたのは、地面すれすれ。 ]
メイスっ!!
[ 指示に応じて、急上昇した飛竜の足に、邪魔するように火トカゲが飛びついてくる。 ]
うん、大丈夫。回避優先で……!
[バディに声を掛けつつ、自身はその動きへも意識を傾ける。
ブレネンが旋回を違う動きを取ったなら、その位置には火山弾が落ちるということだ。
つまり火山弾の動きを予測し利用するのに使える]
[果たして、バディが大きく身を傾け、翼を左右非対称に打ち下ろした]
そこっ!
[地面へ向けて一矢放ちつつ、自身は大きく後方へ飛ぶ]
/*
……なんか俺最終戦手前でボス撃破もらうの多いよね!
いや、まだ締め切り前だけどA三枚出してる時点で俺確定だろコレ。
アイテムも決めなあかんしどーしょっかなー。
[ 何とか地上に激突は免れたが ]
うわっ!!
[ 巨大火山弾が地面に落ちて爆裂した煽りで、飛んで来た大量の熱した礫が飛んで来て、地味にダメージを被ることになった。
天使の加護がなければ、もっと削れていただろうから、しみじみと感謝するしかない。 ]
むむ、計算が狂ったか?
[魔法を使う様子はない、しかしどうも前より硬い。
未だ撃破に至っていないのがその証拠だ。
出し惜しみはいけない。
そんな思いを胸に刻みつつ、再び詠唱。
他に近付く敵はいない。ゆえに大規模な術を惜しげもなく叩き込んで]
……よし、どうにかなったのです。
それで、アイテムは……ええっノーマル!?
[どうもかけた苦労に見合わないように思うのは考え過ぎではあるまい。
ともあれ自分の手柄には違いない。しっかり拾い上げ荷物に加える]
こっちは終わったよー。
[振り返って声をかけてようやく、
弓の人が先に敵を片付けていたことに気が付いた]
おおっと、そっちが早かったんだ。お疲れさま。
[気付けば獲得アイテムはR3つとN1つになっていた。
NはMP回復アイテムだったよう。
出し惜しみせず戦う必要がある現状では何気にありがたいアイテムだ]
こっちも確認したいけど……。
[そろそろ出るかな、と周囲の様子を見遣り、確認の手を一度止める]
[狩人と深雪の方を見れば、あちらも一段落したよう]
お疲れ様!
ダメージは受けてるのかしら?
[ボスが現れる前に処置出来れば、万全の状態で当たれることになる。
二人に手を振って確認を取り、他の人達にもチャットでダメージの有無を確認しておいた*]
「ステージが敵、なんていわれるルビークレーターですが、こちらもそろそろ大詰めの気配!
ボス、登場でーす!」
『……ここだと火の何某さんになるのかしらー?』
「そこ、先読み禁止です!
とはいえ、お察しいただけますよねぇ……ファイア・ドラゴン、登場でーす!」
[司会の声に応じるように、火口が震える。
震えは火口だけでなく、その周辺にも及び。
ちょっとこれまずいんじゃ、という空気が漂うのとほぼ同時に、それは姿を見せた。
火口から飛び出す大量の火山弾、という超迷惑と共に]
『キシェアアアアアア!!!』
[火口の上で翼を広げて咆哮するのは真紅の竜。
その咆哮と、火山弾の雨が、三度目の竜退治の始まりを告げた。*]
/*
さて、ラス1チャレンジしていたらどうなってたのか。
と言っても今回はどう足掻いてもトップにはならなかったけれどね!
お試し→
[ 状態を確認しようと一旦、上昇し、取得アイテムを見ると ]
………いや、役にはたつけどね。
[ 普通の実、普通の薬草、普通の健康飲料 、普通のトカゲの黒焼き……見事に初級回復アイテムばかりであった。* ]
[そうして回復を受けたりしていた所に、ボスの登場が告げられる。
ここでもやはり敵はドラゴンらしい。
そしてこれまでのパターンを思えば、色んな意味で通常通りではいかない相手だろう]
[そう考えていた矢先、火口から振動と共に、爆発的な音がした>>#4]
って、回避――!!
[上空のガルーダがガーッ!と警告のような怒声のような声を出しつつ、激しく飛び回って火山弾を回避している。
属性の関係で、多少掠める程度ならダメージが入らないのが有難い。
しかし無論、プレイヤーはそうはいかないわけで。
ゲームキャラとしての"回避能力"を頼りに、必死に回避行動を取り続ける*]
どういたしまして。
でも、貴方に助けられたのは私も同じ。
足止めしてくれたおかげで、出し惜しみしないで倒すことを選べた。
前より硬かったんだよね……あの精霊ちゃん。
[お互いをねぎらう雰囲気の中につい混ぜてしまった不穏。>>124
だが一瞬の間を置いて笑顔のアイコンを頭上に出現させ]
とにかく、本番はこれからでもあるんだし気合、入れないと。
[……と、あちらも奮戦を終えたようで『天使』が手を振って声をかけている。>>123]
私は大丈夫。ラッキーだったねいやはや……。
[大きい火山弾が当たっていたら、と思うとぞっとしない。
ねぎらうようにフロストの頭を撫でておいた**]
……ん。
そっか。
[届いた通信>>*0には、短い言葉だけを返す。
肩の上の白猫は、もの言いたげに尻尾を振ってはいたけれど]
― ステージ近辺 ―
にしてもまあ、好き放題にいじってるわねぇ。
[リアルタイムで流れてくる情報に、上がる声は呆れと感心の両方を帯びたもの]
この熱意をもーちょっとマトモなとこに向ける気にゃならないのかしらね。
ある意味、勿体ないわ。
『……『Meister』、それができるようなら、こんな事してないと思うにゃー』
ま、そうだけどね。
しかし、ここも異変は大きいけど、反応はナシ、か。
やっぱり、最終ステージが『巣』で間違いない、と。
……何仕込んでるかわかんないけど、そろそろ、こっちの警戒も強めさせた方がいいか。
[呟きつつ、作業の片手間に特務のスタッフにメールを送っておく]
……後は、と。
[小さく呟き、通信機能を起動させて]
レディ。
そこも色々あれてるけど、『巣』……大物の在りかじゃないわ。
お約束すぎて呆れるけど、次のステージにあらゆる意味でのラスボスがいる。
次のステージじゃ向こうもやる気で来ると思っときなさい。
……プレイヤー本体へのダイレクトアタックだけは、こっちで止めるから。
そこだけは、心配しなくていいわ。
[短い通信。
物言いはやや素っ気ないが、声音には少なからぬ案ずる色が滲んで。*]
了解っ。
[狩人からの要請>>126に是を返し、羽根を舞わせて回復を載せる。
軽傷であれば、一回の回復で十分量回復することだろう]
バフも維持しておくわ。
このステージでバフを切らせるのは自殺行為だもの。
[そう言って、効果時間が切れ掛かっていた全能力強化バフをかけ直す。
勿論これは全員の分をかけ直した。
だいぶ減ったMPを、先程取得した回復薬で補う]
[そうしているうちに、司会からボス登場のコール>>#4が飛んだ。
それに合わせ震える火口。
周辺をも震わせるそれは、噴火という形で嫌な予感を実現させた。
狩人のバディが警告>>127するように声を上げている]
馬鹿じゃないの!?
馬鹿なんじゃないの!?
[これはどちらの効果なのだろう。
公式の方だったら後で説教だわ、なんて思いつつ、バディにしがみ付いて飛び散った大量の火山弾から逃げ回った]
うわっ
ちょっ
多すぎるでしょ!!!
[逃げながらの突っ込みは途切れない**]
……まあ、途中のステージにはないと思ってたけど。
[叔母から届いた通信に、お約束だよなあ、と思いながらぽつりと呟く]
ん、了解。
……そっちは、ねえさんや特務のみんなを信じるよ。
俺はこっちで、やれるだけ、やるから。
[先に、皆に告げた言葉は心からのもの。
だから、今は自分にできる事を全力でやるのみ、と。
告げる声音に、揺らぎはない。*]
[通信機能から聞こえた声に、こちらも声を返した後]
……なんだかんだで、うさっこも楽しんでるよな。
[ていうか妙に息あってないか? なんて思いつつ、ステージからのコールを聞く。>>#4
合わせるように揺れる火口とその周辺の様子に過った嫌な予感は的中し]
……こんなん、当たんなくていいっ!!!
[真紅の竜の登場と同時に弾けた火山弾。
それに対し、最初に突っ込みが飛んだのは許されろ]
馬鹿じゃなかったら考え付かないだろ、こんなんっ!
[天使の声>>130に反射的にこんな事を叫んでしまったのもまた已む無し。
バフが継続されているから、避ける分には何とかなりそうだが]
……て、言うか……。
[ぐ、と拳を握りしめる。ふわりと灯るのは、やや色濃い緋色のエフェクト]
やりすぎだろ、色んな意味で!
[叫びざま、目の前に落ちてきた火山弾に向けて緋色を纏った爪を突き出す。
天属性を付与した爪は、当たり所が良ければ地形破壊も可能な一撃を繰り出せる。
相応の消耗はあるが、避けきれないなら砕いた方が早い。
もっとも、これも全体バフがなければ無理な所業だが。*]
……とはいえ、あんまり消耗もできねぇんだよな。
[火山弾をひとつ、強引に砕いた後、独り言ちる。
先に叔母からもたらされた情報。
次に――最終ステージに文字通りの、事の元凶がいる、という話。
ゲーム内から現実のプレイヤーへの干渉は全て止める、と宣言されている。
だから、いつぞの自分のような事には――ゲーム内でのダメージがマシンを通じて苦痛としてフィードバックされて動けなくなる、なんて事にはならないはずではあるが。
突破を考えると、消耗は抑えなければならない。
となれば、速攻戦、と行きたい所ではあるのだが]
……どうしたもんかね、これ。
[低空とはいえ飛行する事もある火竜相手となると、これまたやり難い。
騎乗ができないわけではないが、自分から飛び込んでいくスタイルとの相性の悪さは推して知るべし]
基本は、さっきと同じになる、か。
[ターゲットを取りつつ、牽制中心で動くか、と思案しながら、とりあえず火山弾を避けた。**]
[>>118>>121終わったよーと声を掛け合ってる様子に仲良いな女性陣、と思いつつ。
ちょっと一段落ついてる間にゲットしたアイテムの確認しとくかーとボックスの中を覗き見る。
SR3つとN2つ。
NはMP回復と一定時間速度UP、どちらも良く使うし有り難いアイテムだ。
SRの方は──と、確認しようとしたところでまた場にそぐわない陽気とも呑気とも取れる>>#4声が響き]
………ちょ、それ反則だろーーーーー!!!?
[ドドドドドッと音を立てて飛び出す火山弾と共に火口から姿を現した真紅の竜に、思わず大声で文句を言った。
>>129天使からのバフ継続もあって多少直撃食らっても即死するなんてヘマは無いだろうけれど。
>>127>>130あっちこっちで聞こえてくる声から、大体皆同じような思いを抱いてるのだろう]
[にしても、だ。
ただでさえ火山弾は脅威なのに流石にこの量はまずい。
戦いが長引けばその分きついのは目に見えているが、この場で特効属性得意そうな深雪は火竜相手にするのは流石にレベルがまだ足りないように思えるし。
自分は全属性覚えているが代償として初〜中級までしか使えない為威力に難あり、かといって他の面々はレベルは足りていても特効は持っていなさそうとなると]
なんか良いの出てないか…!?
[今入手したばかりのSRに望みを託すことにした。
その間マハトに回避専念してもらいつつ、アイテムボックス内の確認を進めていって、出たのは一定範囲内のPL蘇生&全回復と、属性指定タイプの全体魔法攻撃。それと]
きたーーーーー!!!
火・風属性完全無効+特効付与ーーーーーー!!!!
[他PLに譲渡不可というデメリットこそあるが、火竜に対しては一番効果の高いSRを引き当てて。
思わずガッツポーズをしてしまったが、そんな呑気なことしてる場合じゃないとばかり相棒からバウっと吠えられたのだった**]
『ドナーに竜騎士な、俺も覚えた!
まぁこっちは狙撃手っつっても遊撃もするしどっち付かずなんだけどな。
銃撃特化って意味ではプロって言えるかなぁ』
[そんな感じで照れ笑いしつつ]
『でもほんと、二人の連携めちゃくちゃ強かったぜ!
コンビ組んで長いのか?』
[連携の練習してるなら教えてもらえないかなという魂胆含んだ質問で、誤解がとけることになろうか**]
[身近な人達からも、一端の男扱いをしてもらえるのはまだ稀でしかない現状。
尊敬している人生の先輩の歴史>>+0を知るのは何時の日か]
うん、とっても!
あんな子を守って戦えたらカッコいいなぁ。
[話題>>+1の天使の活躍を見ながら、軽く頬を染めて答える]
でも、強化したり、回復したり、あの子がみんなを守ってもいるんだよね。ユニコーンに乗ってるのもすごく似合ってるし。
カッコ可愛いっていう方がいいのかな。
好みのタイプ?
んー、普段は元気な子と一緒にいる方が楽しいけど。
[話題が移るまでは、ちょっぴり赤い顔のままだった]
えっ、えっ、これ大丈夫なのっ!?
[ボス登場な上に参加者も慌てるレベルとなるのを見て、声のトーンが一段上がってしまった]
が、頑張ってー!
[ぎゅ、と拳を握って応援している**]
[各所で繰り広げられる戦闘、女性陣の連携は視界の端に。
魅了攻撃も乱戦においては有効なのだなと思いつつ。
先程よりも火山弾の落下する間隔が縮んだ気がするのは、例の不具合の所為か。
少し落ち着いた頃に確認したアイテムは回復ポーションと氷属性のアイテムだった。
一度使用すれば消えてしまうが、一定時間、氷の盾として機能する。]
これ、このステージで使えるかな。
[有効なら出し惜しみするつもりはない。]
『ありがとうございます。
こっちは大丈夫です。』
[乱戦でのダメージはごく軽微。
>>123天使からチャットが来たなら、そう返しておいた。*]
[これは、どっちだ。
馬鹿じゃないの、と叫ぶ声が聞こえてくる。
これが運営の意図で行われたものなら、全面的に同意だ。]
まだ後1ステージ残ってるだろー!?
[ステージの雰囲気も相まって、まるで世紀末の様相だ。
此所でこうなら最終ステージは一体どんなものとなるのか。
──今は考えない事にする。]
[飛んできた火山弾は落ち着いただろうか。
けれど、あれで終わりではないだろう。
今回のボスであるファイアードラゴンは、低空だが飛行が可能だ。
ファイアブレスに爪や牙による直接攻撃は備えている事だろう。
他に何を隠し持っているか、知る手掛かりはない。]
取り敢えず、削る!
[それが攻略への第一歩だと。
今度は紫電を纏わせると、上空にいるドラゴンの腹目掛けて斬撃を放った。*]
─回想・アクアマリン─
[それはステージ内が阿鼻叫喚になる前の事。
海竜撃破後のチャットでは]
『俺がやったら、目測誤ってダメージ足りなくなって、カウンター喰らって落ちると思う。』
[>>141戦闘中の精霊刀の運用に関してはそう落としつつ。]
『狙撃も遊撃もこなせる方が戦法も断然広がるじゃん。
いい事だと思うんだけどな。』
[>>142照れ笑いする様を眺めつつ、コンビについて触れられれば]
『俺達、出会ったばっかだよ?
戦闘イベントの間にフレンド結ばせて貰ったけど。
ですよね、竜騎士さん。』
[何処かですれ違っている可能性がなくはないが、忘れていたりしたら失礼なので後半はヒンメルに確認して。*]
[回復持ってない身としては全体蘇生&回復が自分で出来るのも有り難いし、上級魔法使えない身に属性選べる全体魔法が一回使えるのもめっちゃ助かる。
が、このステージにおいて火・風ダメ無効は本当ありがたい。しかも特攻付き。
難を言うなら自分しか使えないって所だ。
譲渡できるなら竜騎士に渡してさっきと同じように大ダメ入れてもらえただろうが、残念ながら自分がやるしかない訳で]
…最大に強化重ねてMPHP全注ぎのゼロ距離掃射、かなぁ。
あーーーーーーー、せめてハンスが来てたらもうちょい楽だったのに…!
[今ここにいない友人の二つ名ではなくリアルあだ名呼んでしまったのはそれだけ切実だからと思っていただきたい。
拳闘スタイルの友人のシルフ型バディが使う風魔法は回復に速度UPに障壁にと一緒に戦う上で相性がかなり良いのだ。
当の友人も近接攻撃特化だがその分ダメージ稼ぐにはもってこいだし、無茶振りしても心は痛まなかったのに、悲しいかな心で文句言うしか出来ない訳で]
ぐだっててもしゃーない、とにかくやれるだけやるか!
ごめん皆、今から特攻準備すっから暫く時間とダメージ稼ぎ頼む!!
[言いながらN・R・SRランクそれぞれのHPMP上昇アイテム消費してMAX値を上げられる限り上げていく。
ライフルの弾倉も魔力消費も大きいがその分攻撃力高いものに取り換えて。
その間にも忙しなく降り注ぐ火山弾の回避はマハトに全任せで、火竜の残存HPの確認をしつつ突っ込むタイミングを計ろうと**]
[弓の人が回復をもらっている間に、
先程手に入れたアイテムの種類をチェックする。
二つ手に入れたノーマルアイテムはHP回復とMP回復が一つずつ。
MP回復の方はありがたく使用しておくことにする]
そういえばこの兎さん本当に頭がいいよねえ。
[「しゃべる兎さん」にもいつの間に慣れている……と思いつつ。>>#4
肝心なのは、そう、そろそろ強敵が現れるだろうということだ]
あ……、
[炎の竜が登場すると告げられた直後、火口が震えた。
いや、火口だけじゃない。とにかく震えが近い!?]
[まずい、の一言もいうことはできなかった。
それより先に上空からもすぐそばからも声があがっていた。>>127
弓の人とそのバディによるもの]
わ、わわっ!
[慌てて身を翻して目の前の火山弾から避ける。
避けた先にもまた火山弾があったが、薄桃色の光に弾かれ細かい岩となって降り注いだ。
脅威に対し――フロストは自らと相棒を守れる程度の障壁を張ったのだ。こちらの指示なく。
だが良かった、と安堵している場合ではない]
(今のうちにやれることをやるのです!)
うわあああああ……
あれは登場演出ということでノーカウントにしてほしいのですけどっ!?
とにかく、この辺の小さいのは止めるの頑張るけど駄目だったら逃げてっ!
[そう、弓の人と天使の人に告げて、回避のための移動を止める。
飛んでくる火山弾に照準を合わせ術を発動する――火山弾VS氷柱の一騎打ちである。
もっとも先に告げた通り、即座に対応できるのは小さい火山弾だけだが。
ともあれ、いくらかの小さい火山弾が凍り付いてその場に落ちていった。
いくらかの阿鼻叫喚の声>>130を背景において]
[逃げるのはバディ任せであるため、その間に拾ったアイテムの確認をする]
あ、これ……。
[一つは回復量の多いMP回復薬。
もう一つは、回復量が少ないものの、座らずとも自然回復の効果を得られるアクセサリだった。
座れば効果が重ねがけされるため、意外と重宝する。
アクセサリは早速装備しておいた。
そして最後の一つを見て、SRアイテムの当たりを引いたコンラート>>139の方へと向かっていく]
コンラート!
これ、使っときなさい!
[呼び止めて、引き当てたアイテムをコンラートへと投げ渡す。
渡したのは短い間ながらステージのギミックを無効化する消費アイテム。
現状、火竜に有効な手立てを持つのは特攻アイテムを手に入れた彼だろう。
如何にステータス強化をしたにしても、あの高ダメージギミックは厄介なはずだ]
任せたからね!
[指を銃の形にし、火竜へ撃つ仕草をして片目を瞑った。
アイテムを渡したならコンラートの傍を離れ、万一に備えて魔法が届く距離へと位置どる。
乱舞していた火山弾はだいぶ落ち着いた頃。
ギミックでダメージを受けた者がいたなら、回復を飛ばす心算で待機した**]
[大量の火山弾相手に、皆が悲鳴を上げつつ逃げ惑う。
弓使いにしてはやや重めの装備は、多少のダメージには対抗できるものの、極限的な状況では割り切った回避特化より分が悪い。
拾った回復ポーションを、早々に一本使用して、ついでに拾ったアイテムをざっと確認する]
残りはHPとMPの回復が一本ずつ、と……。
バディと武器の短時間強化アイテムか。
[ハズレでこそないが、バディも武器も共に炎属性特化だ。
この場面で強化しても、効果は薄いように思える]
『――貴方、その感じだと、多少は炎に突っ込んで無茶が出来るね?』
[狙撃手に向かってチャットメッセージを送る。
内容的には音声でも構わないのだが、火山弾の轟音やらが被ってしまう可能性があったので、音に左右されず見返しの出来る形を取った]
『こっちはバディと武器の強化アイテムを持ってる。
そいつを使って、火山弾を強化しつつ誘導して、相手にぶつけてやろうと思うんだ。
――決定打は無理にしろ、足止め程度にはなりそうだろう?』
[暗にとどめ役は任せたと匂わせつつ提案する]
『乗ってくれるなら、タイミングは合わせるよ。
――それじゃ』
[と一旦会話を打ち切ったのは、火竜が翼を動かし飛行体勢に入ったからだった。
射撃攻撃は飛行状態の敵に対しダメージが上がる特性を持っている。
どのみち削りが必要な以上、この機を逃すわけにはいかなかった*]
[火山弾のせいでこっちも無傷というわけにはいかなかった。
やっぱり演出的なものだったということでノーカウントにしてほしかったものだ。
想定外の事態のせいだったらごめんなさいと内心謝りつつ。
氷柱を放った直後に自分も回避をしたものの、
そこそこ大きい火山弾の着弾の余波を喰らったのだ。
かけなおされた大盤振る舞いのバフのおかげだろう、>>129
一撃で倒れることはなかったものの]
(とはいえ回復しちゃうには微妙にもったいない……)
[そう思っていると、レアアイテムを引いた時じみた叫びが聞こえてきた。
というか、本当にすごいレアアイテムを引いてたらしい。>>139
なんとも羨ましい。いや、自分的にはこういう場合「魔法攻撃ダメージ倍率アップ」の方がありがたいのだけれど。
何せ氷の術はほっといても効く]
了解!
削りはこっちに任せて、必殺よろしく!
[どうやらドロップ祭りで特攻アイテムをゲット出来たららしい狙撃手の声>>149に返し、意識を火竜へと向ける]
……グライフ!
[同じ結論に達したらしいエディが斬撃を放つ>>146、それに僅かに遅れて同じ場所に、相棒が翼で起こす真空波を叩きつけた。
同じ位置への連続攻撃や同時攻撃は、大ダメージに繋がりやすい。
この局面では有効だろう]
ターゲットは、俺が持ってくから!
[地上に意識を向けさせれば、上からの攻撃もやり易くはなるだろうから、と。
海竜戦と同じく、ターゲット集中のスキルで火竜の意識を引き付ける。
上からつつかれるのはちょっとばかり面倒ではあるのだが]
あたらなきゃ、どうって事ねぇんだよ!
[真理ではある。
ちなみにこれ、パイロットとしても通す思考である。
これが基本なもんだから、整備班をひやひやさせる一因にもなっているとかいないとか。*]
[火山弾の雨が降った時、細かい火山弾は深雪のお陰>>152で取り除かれ、大きめのものを回避すれば何とかなるぐらいにまではなった。
けれど、大きな火山弾は余波も大きい。
直撃は免れても余波でいくらかのダメージは受けていた。
そのダメージは先程装備したアクセサリの効果で少しずつ埋めていくことにする]
「ありがとうね、助かったわ。
そっちはダメージ大丈夫?」
[火山弾の迎撃をしてくれた深雪にはお礼のチャットを送っておく。
回復についても必要か訊ねておいた*]
無事に帰ってこられる感じでお願いしますよー!
[囮を務める心算の彼の姿を目に収めつつ、そんな言葉を掛けて。
無事に帰って来てくれるからいいものの、心配はするのだ。
『神拳』のスキルを阻害しない程度に意識を引き付けようと。]
『狙撃手さんが頑張ってくれるみたいだけど、
やっぱ火属性に君の属性魔法は有効だと思うんだ。
こっちで引き付けるんで、でかいのお願い出来るかな?』
[魔法使いにはそんなチャットを送った。*]
― 電脳世界 ―
[ゲームで支援に徹する傍ら、転送データとは別に白猫へとメッセージを飛ばす]
「スノウ、必要ならこの『道』を使って、って伝えて頂戴」
[誰に、を省いた文章だったが、白猫に送ったことがその答え。
外から対処する方法はあるのかもしれないけれど、恐らくそれは警戒されているのではないか、と考えたが故の言葉。
メッセージはシェットラントのアバターを介しているため、正面から入り込むことが可能な状態だ。
自分を隠れ蓑にすることが出来ることを含めての提案は、相手にどう捉えられるか**]
[『狙撃手』も一つの属性に特化しているわけではなかった……はずだ。
しかし引き当てたアイテムの力で動くことに決めたようで。
声の上がった方向に視線を移せば色々と強化しているエフェクトが見える。>>149]
わかったー! こっちはこっちで頑張るー!
ね、フロストもそうだよねー?
[距離が離れれば見えなくもなる少女のバディは、
離れても見えるくらいの光を「狙撃手」へと向けた。
脅威をいくらか退けるであろう護りの光である]
[『狙撃手』がすでに火竜に挑むにはレベルが足りないという判定をしていたとは知る由もないが。>>138
確かに自分はまだ、弱い。
だから極力無茶もしない。
このゲームをやりたての頃に教わったからだ。
困った時は周りを頼りにしていいと。(ただし一声かけてから、とも言われたが)
そんな自分でも義姉にあてにされるようになり、今はイベントをともにするプレイヤーにもいろいろと声をかけられるように……
と、あんまりしみじみしている場合でもない]
『どういたしまして!
後6割って感じなのでちょっと心もとないかなぁ……。
あ、無理そうならいいよ。回復アイテムはさっき手に入れてるから』
[天使の人>>164にはそう応える]
[この状況でのターゲット取りは、先よりも難易度が高い。
何せ、火山弾を避ける、というおまけまでついてくる。
直撃を免れているのは全体バフと、回避極振りなステがいい感じに噛み合っているからだろう。
装備品も一見すると初期装備だが、外見はいわゆる見せ装備。
中身は現役当時の最高ランク、というのも、ぎりぎりの囮役を成立させる要因となっていた]
任せなさい、って!
ちゃーんと毎回、帰ってきてるでしょ!
[掛けられた声>>167に、軽い調子で答えながら火竜に向けて短距離の気弾を叩き込む。
視界の隅、相棒を呼び寄せる姿>>166が見えたなら]
『上、頼むね!』
[そんな短いメッセージを送り、また、前へと集中した。*]
おおっ、私の方こそありがとう、ノーマルでもじゅうぶんだよ。
[それから弓の人から渡されたのはMP回復アイテムであった。>>165]
あ、そうだ……
お礼と言っては何だけどこれ、使って!
[果たして彼女が相棒と宙に舞う前に間に合ったか、>>166
アバターがアイテムを手渡す動きを見せる。
拾ったものの自分ではイマイチ使いどころに悩むアイテム――
レアアイテムのひとつ、一定時間速度を上昇させるしろものである]
私が持ってるよりは、飛び回れる相棒と一緒の人が使うのがいいと思うから……、とにかく気を付けて!
――火山弾は、一旦落ち着いているみたいだね。
[バディに話し掛けるように呟くと、がる、と肯定するような声が返った。
回避行動自体はバディがとってくれるはずだから、自身は振り落されないように頑張るだけだ]
ひとまずはダメージを稼いでおかないと。
ブレネン、安全確認したら、3秒滞空!
[周囲警戒スキルで火山弾への反応を上げつつ、攻撃態勢に入る。
狙いは先に前衛組が攻撃していた、すなわち鱗が削れた所]
[その合間にも火山弾が見えれば、その都度回避を促す声を上げた*]
[HP/MPの底上げを済ませると、今度は物理・魔法攻撃力UPと並行してスキルで弾倉と自分のステータスのデータを直結させる。
これで自分のMPとHPが自動で魔力弾に変換されるので、チャージする時間ロスが無くなる訳だ。
その分HP管理しないと即死に直結することもあるので滅多としない奥の手なのだが、今は虎の子使うべき場面だろう]
おぉ、めっちゃいいじゃんありがと助かるー!!!
[同じく今のアイテムゲット祭で入手したのだろう>>154天使から回ってきたアイテムに歓声をあげる。
なんせ火・風ダメは無効に出来ても物理ダメは普通に通るのだ。
天使が継続してかけてくれてるバフの御陰である程度耐えられるが、ギミック自体無効にできるのは本当に助かる。
>>155任せたという言葉には親指を立てて返した所で今度は>>168光が自分とバディを包み込んで]
これはー…深雪か!
ありがとう、こっちも頑張るからなー!!!
[護りの光が重なったおかげで防御力もかなり上げられた。
この分なら爪や尻尾の直撃を受けても暫くは耐えられそうだし、後はもう少しダメージが削れてくれればいけそうだ。
とか思った所で>>158チャットメッセに気が付いた。
視線を向けた先、空を飛ぶガルーダの背から弓を射る女性アバターはここまでもテクニカルなサポートをしてきているしこの提案は現実的だろう]
『足止めは願ってもない、めっちゃ頼む!
俺のバディの遠吠え三回目で始動って可能かな?』
[現状飛行状態なので下りてくるのを待つ間に特攻準備も完了する。
射撃状態の特性も分かってるので削れる限りは削ってもらってから送る合図を伝えつつ、視界に映る光景に神拳無茶してんなーとか思ったり*]
― 回想・アクアマリン ―
[ 話し方の感じから、なんとなくそんな気はしていたが、コンラートは、自分とエディを元々の知り合いだと思っていたらしい。>>142 ]
うん、会ったのは初めてだね。フレンドになっておいてもらったおかげで、さっきも助けて貰えたし、ラッキーだったよ。
[ 訂正を入れるエディの言葉に>>147頷いて ]
アバターの変更をしてないなら、僕が、今回のメンバーで知ってるのは、天使殿と神拳殿だけかな。
[ そう付け加えたものの、多分、その二人は「知人」の括りじゃないな、と、内心自己ツッコミを入れていた。 ]
そうだ、良ければ君もフレンド申請していいかな?
[ 回復タイムの終わり際、思いついて、コンラートに申し出たが、返事はどうだったか。
了承が得られれば、フレンドリストの一番上に「狙撃手」の名が増えることになったろう。** ]
『にゃ』
[不意に、白猫が尻尾をもふりと振って、遠くを見た]
どしたの、スノウ。
[送られてくるデータ異常――主に火山弾のあれこれを修正しつつ、視線を肩の白猫へと向ける]
『『Meister』、あっち側からお知らせなのにゃー』
お知らせ?
[あっち側、が何を意味するかは大体わかる。
ゲーム内から、リアルタイムで情報を送ってきている者の事だろう]
『必要なら、『道』を使っていい、って言ってるにゃー』
……『道』……?
[短い言葉、それが何を意味するか。気づくまでの時間は、さしてかからなかった]
あらまあ……中々、粋な計らいしてくれるわねぇ。
[く、と落ちる笑みは楽し気なもの]
わかったわ。
必要に応じて、使わせてもらう、って返しといて。
[外周からの干渉には、あちらも気づいているだろう。
次ステージでは何かしら、手を打ってくる可能性も高い。
だが、示された『道』ならば、と。
そう思うから、返すのは是]
に、しても。
[ちら、と視線を向けるのはモニターに映る甥の姿]
……あの性格は、どっちに似たのかしらね。
まあ、90%、ルキだと思うけど。
[ぽつ、と落ちた呟きは、周囲の熱気にかき消される。*]
[メレディスがヘイトを稼ぐなら、後衛である天使は厄介なギミックである火山弾を警戒すれば良いだけになる。
離れていれば、仮にブレスが飛んできても何とか対処も出来るだろう]
「残り6割は結構削られたわね…。
ギミックのこともあるし、回復しておくわね。
MP回復アイテムも手に入ったし、余裕はあるわ」
[深雪>>169にはそう返して、羽根を介して癒しを届ける]
「手に入れたアイテムは取っておくといいわ。
いざという時に使えないと拙いもの」
[更に文章を送り、笑顔のアイコンを添えた*]
[ファイアドラゴンは地上からの攻撃に意識を向けているようだ。
天使のバフがかかっているとはいえ、『神拳』の速度には敵わないが、青年は攻め手を緩めない。
弱点を見つけられないかと、狙う場所を変えて攻撃を続けていたが、
それが煩わしかったか、ドラゴンが青年に向かって口を大きく開いた。]
…ッ…!
[咄嗟に雷属性の障壁を張ったが、頭上で暗色のエフェクトが生じ、消える。
ドラゴンの吐いたのは火属性のブレスではなく、命中力低下のデバフ効果を持つものだった。
その効果は事前に掛けて貰っていたバフの効果をほぼ相殺する程。]
すごい人って無茶苦茶言うものなのかなぁ……。
[アクアマリンよりも不利な状況下で、>>170
なお囮役として飛び回る『緋色の神拳』を見て、>>161>>162
そう、呟いてしまったのは、
義姉もわりと「当たらなければどうということはない」を信条とする人だからだ。
……しみじみしているのは置いておこう、ひとまず]
『任せて。何せ彼だけに頑張らせるわけにはいかないから』
[次に飛んできたメッセージ――宛名を見れば『雷鳴(ドナー)』とあるようで――に了承の返事を送る。>>167]
やっらしー攻撃。
これ、狙撃手さんには絶対当てさせらんねーぞ。
[彼は今、最大限に攻撃効果を高めているところ。
この能力はそれを無駄にしてしまいかねない。
目に収めていたかもしれないが、全体メッセージで命中率低下のデバフがかかる事を伝え、注意を促しつつ。]
当たるまで繰り返せば!実質無害…!
[手数を増やすまでだと剣を振り抜けば、飛んでゆくのは黄色いブーメラン型。
アクアドラゴンに対して行ったような複数回攻撃に切り替える。*]
[それから送り主である金髪の人にちらりと視線を向けた。
その時、やっぱりしみじみしたくなるようなことを思い出せそうな気がして――]
かっこいいところを見せてくださいな!
[ひとまずそう告げるにとどまった]
/*
電気が通る石とかあったら、礫攻撃が出来そうとか思ったんですが。(それは剣士ではない)
トンデモ攻撃を作るのはやめるのだ…。
[攻撃力の上昇も確認できたので、次は速度UPに入る。
これでアイテム使用のターンは終わりかなーと思った所で、さっきゲットしたSRの全体蘇生回復を見てちょっと考えた。
今回の参加者は天使が完全支援タイプでいてくれるから回復に心配は要らなそうだけど、ちょっと保険をかけておきたい]
深雪ー!
これ渡しとくから、やばそうだったら迷わず使ってー!
[周囲見回し、天使を覗けば一番周囲を見渡せそうな位置にいる魔法使いに声をかけてSRアイテムを送付した。
受け取り拒否されない限りはそのまま彼女のアイテムボックスの中に放り込まれる仕様である]
─── Eiszapfen Sturm... Laden!
[唱えたスペルが、弾倉に氷属性の魔力を満たしていく。
充填完了したところで、自分が引いたアイテムと天使に貰ったアイテムをすぐに使えるように準備をして]
GRAU, GRAU,
GRAOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!
[火竜が着地体勢に入ったのを確認した所で相棒が空へと高く遠吠えた後。
アイテム消費のエフェクトと共に火竜へと駆け出した*]
[返されたOKアイコン。>>172
後は任せてよし、と思いつつ、挑発を交えた攻撃でターゲットを取る。
その辺りの動きが無茶と思われているのには気づいていない。
気づいても、いつもの事、で終わってしまうが]
……だから、帰ってこれるんだけど、ね。
[軽口に返された言葉>>179に落ちるのは独り言。
送り出してくれる者がいて、帰れる場所があるから、飛べるんだ、とは。
今の所、誰にも言っていない、自身の思い。
ともあれ、それは振り切り火竜への攻撃に集中する。
高さがあるから、どうしても自身の攻撃は威力控えめの間接攻撃になってしまうが。
そこに時折、相棒が真空波を重ねる事で火竜の体力をそぎ落として行った]
[そんな攻撃の最中、見えた暗色のエフェクト。>>181
一見すると何が起きたかわからなかったが、その効果のほどは全体メッセージで伝えられた。>>183]
……ダークブレス、か……そんなんなかったろ、あいつ。
[となれば、その原因はひとつ。
面倒な、と思いつつ、挑発を重ねて火竜の注意を引き付ける。
今回の切り札に使われないように、という点で思考は一致していた。*]
何と言うか。
無茶をいう子が多いわねぇ。
[メレディス然り>>162、ドナー然り>>183だ。
言いたいことは分からないでもないけども]
[それはともかく、とドナーを襲ったブレス>>181の詳細を調べるためにモニタリングデータを引っ張り出す。
本来搭載されていないスキルであるため、予想はしていたのだけど]
……やっぱり書き換えられてるわね。
[案の定の結果を見て、厭うように目を細めた。
その視界の隅に、メッセージ着信のアイコンが点る。
ゲーム内のメッセージではない、外部からのものだ]
─── ん、伝わったようね。
これで一発奇襲はかけられる、と。
後はあっちの腕次第、ね。
[みるみるうちに対処されるプログラムデータを見れば、その腕は疑いようも無かった]
さて、と。
もう一仕事しておかないとね。
[ばさりと翼を広げ、光輪に光を灯す]
天の裁きに萎縮せよ
ヘヴンズ・アトロフィ!
[火竜に向けて放つのは、弱体化の魔法を載せた羽根の矢。
少し遅くなりはしたが常套手段を放ち、攻撃をする者達の援護をした*]
[フェンリルの咆哮>>187と同時、速度上昇、武器強化、バディ強化と立て続けにアイテムを使う。
遠景からはどん、と破裂音がして、火山弾が宙に打ち上がった]
狙いはあれだ。
行くよ、ブレネン!
[相棒に声を掛ければ、ガルゥゥゥウ!と気迫の声と共に、全身の羽根が赤く燃え上がった。
真の力を発揮したガルーダは、翼の一打ちで急上昇する。
緩い螺旋軌道を描いたのは、火山弾を挟んで竜の反対側に移動するため]
見えた!
[火山弾と上下に交錯する一瞬。
バディの手綱を強く引いて、下方へ方向転換させる。
自身とバディ、両者の瞳にしかと火山弾を捉えて]
燃やせ、ブレネン!
[ガルーダの持つ『攻撃強化と炎属性付与』の能力を、火山弾へ向けてかけさせる。
結果、岩石の炎は勢いを増し、更に落下速度を上げた。
しかしこのままでは、微妙に落下地点がずれる。
自身の武器を強化したのは、そのためだった]
はあああっ!
[弓を火山弾へ向けて構え、斜め上から矢を連射する。
岩に突き刺さる威力を持った矢は、その衝撃で岩の落下方向をずらした。
弓自体の効果によりさらに炎の威力を上げながら、火竜の頭上向けて落下していく*]
[ 火山弾の雨を凌ぎ切った後のボスアタックへの連携は、今までよりも更に早く組み上げられていた。 ]
(なんかいいチーム感出てるよなあ)
[ 内心しみじみしつつ、こちらは常道で、一度限界近くまで高度を上げる。全体を俯瞰する位置から見下ろして、手薄な箇所と、敵の動きを確認するためだ。 ]
狙撃手殿の戦闘スタイルだと、狙いはゼロ距離か。
[ コンラートの呼びかけに>>149「了解!気をつけろよ!」と、返信して、急降下する。
ノーラがコンラートと連携して動いているのも見えた。メレディスは、相変わらず少々無茶に見える囮役、天使は援護に徹しているようだ。 ]
にゃ?
[耳が拾った声に周囲を見回すと、遠くない場所で尻尾を揺らす白猫の姿が見えて]
あ、意外と近いとこにいたんだ。
スノゥちゃんもやっぱりお仕事中かぁ。
[軍服を着た人と行動しているということは、と呟く。
丁度浮かべられていた楽しげな笑みに、ちょっと怖い、なんて思ってしまったのは何故だろう。
掴んでいる手に、ごく軽い力が入った]
[なんでそんなことを言いたくなったのかって?
それはいずれ語られるかもしれない話だ。
……ともあれやるべきことは定まった。
布陣は地上4、上空2といったところか。
『雷鳴』しかり他の人誰かが存分にひきつけて置いてくれるならそれが自分にとっての好機になる。
無論メッセージのやり取りをした『雷鳴』の方を注視していたのだが、]
っ……やつも見たことのないブレスを、
[命中力低下のデバフ。>>181
近くで見ていたのでその効果は一目瞭然だが、>>183
だからこそ何もできないのが歯がゆくもある。
フロストはある程度のバフ解除はできるがデバフの治療はできないのだ]
いや当たったら元も子もないでしょーにっ!
[結果ものすごくまっとうなツッコミをしてしまった。
アクアマリンステージでの『竜騎士』のぎりぎりな奮戦の件もあり、
もしかしてけっこう無茶する人ばかりいるのでは……と疑い掛けたのは内緒である。
そんなだったから、『狙撃手』から投げられたアイテムを受け取った後には>>185]
わ、わかったよ、だけど貴方もあんまり無茶しないでよ!?
(いくら全体に対する蘇生&回復アイテムがあるからって!
それは保険であった方がいいのです!)
[とまあ内心じたばたしていたものだった]
(さて、あと、僕にできそうな事は…)
[ 上空を旋回しながらコンラートが動き出すタイミングを測り、ファイア・ドラゴンの頭近くを掠めるように横切る軌道を取る。 ]
(回復アイテムもあることだしなあ)
[ いざとなれば、コンラートにブレスが当たらぬよう、盾になるつもりだ。
状態異常なら今更だし、ファイア・ブレスであっても、一発なら凌げるはずだった。
…あくまで計算上は、だが。 ]
よーっし、了解!
[ドラゴンの挙動に注意しつつ、直前までコンラートから気を逸らそうと。
竜の足許をめがけて紫色の斬撃を放った。
三つ放った内の二つが命中し、ドラゴンの動きを阻害出来たか。]
[コンラートの狼が三回吠えたと同時、
弓使いを乗せたガルーダが急上昇してドラゴンの反対側に飛んでゆく。
その先には火口から飛んできた火山弾。
何をするのかと思いきや、彼女はバディの力でその岩石を燃やし、弓を連射する。]
…すっげ、
[思わず声を零していた。
勢いを増した火山弾は竜の頭めがけて墜ちてゆく。]
ギミックをあんな風に使うだなんてね。
[厄介者であるギミックが武器となる。
そんな光景は今まで見たことが無い。
頭上で行われる、目を疑うような光景>>196を眺めながら、尾を引くように落下して行く火山弾の行く末を見守る]
[誰かさんがまた何かをしようとしている>>205のにはまだ気付かぬまま]
[大掛かりな攻撃が始まったということは、そろそろ仕掛けに入るということ。
コンラートの狙いは大体分かっていたから、回復魔法を放つ準備をしておいた。
最後の悪あがきも想定して、全体回復を飛ばす心算でいる*]
[ 佳境に入ったバトルを見つめるローレルの表情は、わくわくどきどきびっくりと、忙しく変化していく。 ]
あー、今からボス戦だからな、あのアイテムは役に立ちそうだ。
[ コンラートのあげた歓声に、ローレルが混乱エモ化したのを見ると、その効果を解説しながら、思わず、ぽんぽんと軽く頭を叩いて笑った。 ]
今度も見応えありそうだぜ。
[ 火山弾の豪雨から、ファイア・ドラゴンの登場、そしてダークブレスが放たれた時に、周囲に走った緊張…見応え以上の手応えありすぎ状態に、内心ため息は落ちたけれど。** ]
[駆け出した先、先行するように放たれた>>192光の羽根の矢が火竜の力を削いでいく。
その矢を放った天使がくれたアイテムでステージギミックも無効化された御陰で最短距離を駆け抜けて。
火竜の正面に躍り出れば当然視界に捉えられて、これまた当たり前のようにこちらに狙いを定めた口が大きく開かれる。
それに対してこちらが行うのは後退ではなく前進あるのみ]
GRAOOOOOOOOOO!!!
[咆哮と共に、マハトが飛竜の眼前まで高く跳躍する。
コォォォ、という音と共に火竜の口中集約された力が後数瞬で放たれる、と思われたのと同時。
>>196頭上から降ってきた火山弾が、大きく開いた火竜の口を無理やり閉じさせた]
[火炎弾が火竜へ向けて落下していくのを見届けた後、ガルーダは大きく翼を広げて水平に姿勢を戻していく。
かなり無茶な軌道を連続したのもあり、大鳥は勿論だが騎乗者自身の衝撃緩和も兼ねて、大きく旋回する軌道となった。
もう身を起こしている余裕もなく、羽毛に必死にしがみつくような格好となる]
[まだ周囲を見る余裕はない、ただ狙撃手たちの攻撃の邪魔にならないよう、敵から大きく迂回する形で飛んでいるはずだ。
もっとも、敵が悪足掻きで暴れたりすれば、プレイヤー側の反応は間に合いそうもない*]
[ノーラとガルーダの共闘によって増していた火山弾の威力はそれだけに留まらず、火竜の身体を前方に揺らがせる。
それは火竜にとっては些細な隙、けれどこちらにとっては大きな好機。
閉じた口の上にマハトごと乗り上げて、ジャキ、とリロードを手早く済ませると火山弾によって鱗が剥がれた部位を探して銃口を押し当てて]
Sieg oder tot!!
[対象が倒れるまでMP、次いでHPを消費し弾を生成し続けるスペルを唱えながら引鉄を引いた。*]
[もちろん、防御力が心もとない自分と違って火竜の攻撃に耐えられるかもしれない、『雷鳴』なら。
だがそういう話でもないのだ。
想定外の異常がある、という話を聞いてから、少女の中では否が応にも緊張感が増していた]
(だけど私だって――ここを守る手伝いくらいはしたいのです……!)
[機が熟すのはいつか。少女は待った。
やがて声が来る。>>186
『狙撃手』は愛用の武器を掲げ、彼の相棒は三度吠え、それが合図となった>>187]
いっけーなのです!
[『雷鳴』の放った斬撃が命中したところ、>>206
そこにさらに駄目押しの氷柱四連射をお見舞いする。
ひとつは逸れてしまったものの残りが立て続けにヒットしていた]
[と、上空から火山弾が隕石じみて火竜の頭へ落ちていく。
弓の人とそのバディの連携によるものだ。>>195>>196
ギミックは敵にとってもまた完全に無視はできない。
だが、落下を偶然ではなく必然的に引き起こすとは……]
こ、こんなの見たことない……
[図らずも天使の人>>208と同じような感想を零していた]
[ 見事なタイミングで火山弾がファイア・ドラゴンの顎を閉じさせ、その隙にバディの背に跨ったコンラートが疾風の様に駆け抜け、ドラゴンの上に飛び乗った。 ]
毎度、いい度胸だな。
[ これなら盾役は不要かとも思うが、警戒は怠らず、コンラートから離れ過ぎない位置を旋回する。 ]
『水練刃!』
[ ついでに、通り抜けざま、ドラゴンの首に、水の刃を飛ばしておくのも忘れない。ダメージ量は少しでも多い方がいいはずだ。* ]
[地肌に直接銃口を押し当て引鉄引き続け。
みるみる目減りしていくMPはあれだけ底上げしたのにもうゼロになりそうだ。
頭という急所に攻撃を受けている火竜も大人しくしている訳もなく、こちらを撥ね退けようとのたうつように身体を揺らす。
時折尻尾や爪が届きはするも仄かな光に弾かれてダメージには至らず、けれど大きな身体の動きに振り落とされそうにはなって]
堪えろマハト!
お前が落ちたら全部崩れる!!
[四足の爪を立て、竜の身体にしがみつく相棒に振り落とされないように声をかけ。
>>206雷鳴の斬撃、>>215竜騎士の水の刃、>>213深雪の氷柱も火竜を怯ませる助けとなってくれて、掃射は途切れること無くMPゼロと相成りHPが減少し始めた。
眩みを感じるのはこのまま減少を続ければ死亡するという警告だが、気にせずに引鉄は引いたまま]
[どれ程底上げした所で、威力不足はやはり否めない。
有効属性に特攻付与も付いているから効いてはいるが、時間もかかっていて。
そろそろ諸々の無効化が切れそうか、それよりもHPが底をつくのが先だろうか。
なんとしてもその前に削り切りたいと、なんとか開いたアイテムボックスから無造作に取り出したHP回復の錠剤をガリガリっとかみ砕き]
いい加減……
これで、終われええええええ!!!!!
[気合と共に何とか増やしたHPを注いだフルオートを、最後まで撃ち込むと。
火竜が大きな咆哮と共に、後方へズズン…と倒れ込んだ*]
[タゲ取りに集中しつつ、アタッカーたちが動き出す時を待つ。
合図となったのは、咆哮。>>197
応じて天から落ちたのは]
……あー、そういう使い方もありかぁ。
[落下速度と角度を意図的に調整した火山弾。>>195 >>196
フィールドギミックを利用するのはよくやるが、ここまで大掛かりなのは多分、初めて見るから。
零れ落ちたのは純然たる感嘆の声]
[落ちた火山弾は火竜に大きな隙を生じさせ、その隙をついてフェンリルが駆ける。
取りつく様子に、後は任せるのみ、と思いつつ]
……届けよ……!
[文字通りの心身削る攻撃。
どちらが力尽きるのが先かの勝負は、気合いの叫びと共に叩き込まれたフルオートによって、狙撃手に軍配が上がる。
咆哮と共に火竜が倒れ込むと、一つ息を吐いた後]
てか、生きてるよなっ!?
[最初に投げたのが安否確認なのは已む無し、と思ってほしい。*]
――流石に……このスピードは効くねぇ。
[白いものがちらつく視界を見て、数度瞬く。
VRとしては"良く出来てる"というべきかもしれないが、反射神経やら三半規管やら、時折辛い時もある。
ともあれ、バディの背にしがみつきながら薄目で状況を見て]
[身を削るようなゼロ距離射撃を続ける狙撃手。
他の面々が、それぞれの持てる力でそれを補佐する。
そして]
「ルビークレーターボス、ファイア・ドラゴン撃破!」
「アイテム効果と連携を駆使した見事なアタックでした!」
『大盤振る舞い、だったのだわー。
火山弾も』
「……うささん、そこ突っ込まないで」
[兎の容赦ない突っ込みに、司会、ちょっとへこたれた]
「……それはともかく、次はいよいよラストステージ!
天空神殿スカイテンプルです!」
[天空神殿スカイテンプル。
その名の通りの空中ステージであるそこは、高難易度ステージとして有名であり、そこにいる光属性の竜の美しさはゲーム内でも群を抜く事で有名だった……のだが]
「……ぇ」
[実際に移動した天空神殿の最上階。
空が見える吹き抜けの祭壇の間の最深部にいたのは、光属性とはとても思えない、闇色の鱗をした五つ首の竜]
「……(やべえ、ボスキャラ自体が変わってるし、クリーチャーも配置してたのと全然違う)」
[想定外の極みな事態に、司会が固まる。直後に、兎がぴこり、と耳を揺らした]
『……司会さん司会さん。
お名前紹介がないって事は、ボスさんは名無しさんなのかしらー?』
[こきゅ、と首を傾げつつの問い。
直後、司会はつけていたインカムに手を当てて]
「はい、うささん大正解ー!
最終ステージのボスとクリーチャーは、今回のための特別仕様、ネームレス!
過去にデータのない敵を相手に、どう立ち回るか!
各自の奮戦に期待しましょー!」
[表向きは陽気さを損なってはいないものの。
司会の内心がかなり色々ヤバっていたのは、言うまでもない]
☆最終ステージ:スカイテンプル
・フィールド
天空神殿の最上階。吹き抜けの広いホール。壁があるので落下の心配はない。
奥には祭壇があり、その前に闇色の五つ首竜が鎮座している。
・登場敵
闇色のオーラを纏った魔神。容姿はいわゆる悪魔に似たものから、巨大骸骨まで多種多様。
不死属性やら魔属性を標準装備しており、攻撃方法も多彩。詳細は好きに決めてOK
・ボスキャラ
闇色の五つ首竜ネームレス。
五つの首を持った四つ足竜。翼はあるが飛行や移動はしない、定点守備型。
五つある首はそれぞれ、毒、雷、氷、炎、酸(攻防低下デバフ)のブレスを吐く。
[火竜が倒れるに合わせ、頭の上に居る自分達も投げ飛ばされるように倒れていく。
HPぎりぎりまで削った自分には受け身を取る余裕も残っておらず、着地も全てマハトに丸投げて。
マハトに襟首を咥えられてぶらーんとしながら、倒れた火竜の頭上を保持していた訳だが]
『おー、なんとかHP残せたー』
[>>219>>220オープンとフレンド、双方から飛んできた安否確認に生きてると声を返しつつ。
竜騎士から投げ渡されたアイテムを受け取ると「助かるありがとー!」と礼を言って、早速ぐっと飲みほした。
少量ではあるがHPMPの回復が出来たおかげで身体の動きも楽になった所で火竜の身体が消えていって、地面に到達し]
沈黙確認……オールグリーン。
…………………おわ、ったあああああああ…
[足を着いた岩場に腰を落とすと、そのまま大の字に寝転がった**]
・判定方法
A:3(6x1) B:5(6x1) C[[1d6:]] D:2(6x1) E:2(6x1) F:4(6x1)
上記数字を魔神の撃破pt、×10した値をHPとする。
各自、手数はfortune5回。魔神1体につき1回fortuneを振り、出目がそれぞれに設定されたHPを上回っていたら、撃破。
1回の攻撃で倒せなかった場合はfortuneを振り足し、合計値がHPを越せば撃破となる。
5回の手数で撃破できた魔神の撃破ポイントを合計し、その点数で順位を決定する。
魔神は、PC各自に対し6体を個別に設定。誰かがAを倒したら他の人はAを倒せないという事ではないので注意。
※ちょっと特殊な形式のため、味方への強化・回復魔法は『Aを狙う誰か(or全員)に援護』という形にして個別にダイスを振る形式になります。
※数値が足りなかった場合は、『重ねがけした』とか『直後に殴った』とかで振り足してください。
※弱化魔法は基本システム同様、『判定後の撃破描写はなし』の形式で。撃破自体は他に丸投げしてもOKです。
☆判定リミットは11/29 00:00です。
判定数値は各自メモに記載お願いします。
― ステージ近辺 ―
……ったく、やってくれるわ。
全書き換えと来るとはねぇ。
[ステージで固まった司会に割り込みで指示を飛ばした後、女はは、と息を吐いた]
『『Meister』、どうするのにゃ?』
どーするもこーするもないわ。
干渉しようにもあの神殿周り、予想通りバリケード作られてる。
……居座ってる連中を撃破した後、『巣』を摘出するプログラムを直通で送るしかないわね。
[ぼやくように呟いた後、女は通信機能を起動させる]
レディ、聞こえる?
最終ステージにいる連中、あいつらが作ったシロモノよ。
元になるデータはゲーム内にあるだろうけど、別物と思って挑んだ方がいいわ。
大物を潰したら、その後ろにある『巣』を摘出・隔離するためのアタックを仕掛ける。
大事にできないから、ちょっと演出いれるんで、文句言わずに協力しなさいね。
[甥に伝えた内容は、白猫を介してもう一人の繋がっている相手にも送られる。
ただし、こちらはにゃん語変換されているが]
……さぁて、と。
[通信を切った女が浮かべるのは、不敵な笑み]
連動しそうなごたごたは、特務に任せて。
アタシはアタシの戦いに集中するとしようかしらね。
『『Meister』、楽しんでるにゃ?』
そりゃそうよ。
……こんなの、腹黒鬼畜眼鏡とトライアルした時以来だわ。
[何と何を同列に並べているんですか、と。
腹黒鬼畜眼鏡と称される当人がきいたら、呆れながら突っ込んだのは間違いない。**]
[火竜が倒れるに合わせ、頭の上に居る自分達も投げ飛ばされるように倒れていく。
HPぎりぎりまで削った自分には受け身を取る余裕も残っておらず、着地も全てマハトに丸投げて。
マハトに襟首を咥えられてぶらーんとしながら、倒れた火竜の頭上を保持していた訳だが]
『おー、なんとかHP残せたー』
[>>219>>220オープンとフレンド、双方から飛んできた安否確認に生きてると声を返しつつ。
竜騎士から投げ渡されたアイテムを受け取ると「助かるありがとー!」と礼を言って、早速ぐっと飲みほした。
少量ではあるがHPMPの回復が出来たおかげで身体の動きも楽になった所で火竜の身体が消えていって、地面に到達し]
沈黙確認……オールグリーン。
…………………おわ、ったあああああああ…
[足を着いた岩場に腰を落とすと、そのまま大の字に寝転がった**]
[火竜が倒れるに合わせ、頭の上に居る自分達も投げ飛ばされるように倒れていく。
HPぎりぎりまで削った自分には受け身を取る余裕も残っておらず、着地も全てマハトに丸投げて。
マハトに襟首を咥えられてぶらーんとしながら、倒れた火竜の頭上を保持していた訳だが]
『おー、なんとかHP残せたー』
[>>219>>220オープンとフレンド、双方から飛んできた安否確認に生きてると声を返しつつ。
竜騎士から投げ渡されたアイテムを受け取ると「助かるありがとー!」と礼を言って、早速ぐっと飲みほした。
少量ではあるがHPMPの回復が出来たおかげで身体の動きも楽になった所で火竜の身体が消えていって、地面に到達し]
沈黙確認……オールグリーン。
…………………たおせ、たあああああああ…
[足を着いた岩場に腰を落とすと、そのまま大の字に寝転がった**]
[文字通り全てを注いでのフルスロットル。
本当に無茶をする、と思う反面、それだけのことをしないと倒せない相手だというのは理解していた]
いっけぇ!
[あと一息、となった時、底がつきそうになったHPをアイテムで回復して、最後まで撃ち込む様子>>217に思わず叫ぶ。
火竜の身体が後方へと倒れ込むのを見るや、バディと共に前へと駆けた]
[駆けつけた位置は、全員が効果範囲に入る場所。
当初の予定通り回復を飛ばすため、大きく翼を広げた]
我願う、癒しの御手を
エンジェリック・ヒーリング!
[溢れた光は癒し持つ羽根となり全員へと降り注ぐ。
何人か傷付いたものがいるなら、全体回復の方がコスト的にもお得だというのは知られた事実だろう]
皆お疲れ様!
[ボス撃破を祝ってカラフルな光粒を周囲へと飛び散らせる。
そうしてから大の字に転がるコンラートの下>>226へと移動した]
[バディを降り、転がるコンラートの傍にしゃがみ込む]
全く、無茶したわね。
貴方の場合、計算してのやり方じゃないから、竜騎士よりも性質悪いわ。
[倒すためには仕方が無かっただろうと言うのは分かっていても、やっぱり文句は口を突いて出た。
竜騎士の時のように怒鳴らなかったのは、”コイツなら絶対やる”と言う謎の確信が最初からあったためだ。
うりうりとコンラートの頬を突いてやる]
まぁでも、貴方のお陰で撃破出来たわ。
お疲れ様。
[頬を突いていた手をコンラートの頭に置いて、ぽんぽんと軽く叩く。
そうして足りない分のHP回復も施して、その場から立ち上がった**]
よしっ、あれならブレスは防げた!
[火山弾が火竜にぶつかった後にガッツポーズをとった。
ただまっすぐに火竜を目指す『狙撃手』とその相棒を阻むものはこれでない。>>210
その後繰り広げられるのは盛大な銃撃戦であった。
海竜相手の嫌がらせとは違う、
振り落とされないよう必死で抵抗しながらの本気のゼロ距離射撃。>>216>>217
魔法媒体の銃使いといえども弾切れはする――
かつてどこかで聞いた話を裏付けるように、
『狙撃手』のMP、そうしてHPゲージまでもが、撃つたびに減っていく。
削りきれなかった時のことを考えてそわそわはらはらしてしまう]
/*
闇、闇か……!
不死属性は特攻いけると思うんだ、けど。
魔属性は多分効かないなぁ、浄化の魔法は。
まぁいつも通り支援で行くかな。
浄化の魔法使う場合は、先にダイス見て撃破出来たらやる形にしないと色々齟齬が出r(
[一体どのくらいの時間そうしていたのだろう。
ひときわ大きい咆哮を響かせて火竜が地へ倒れ伏し、
慌てて『狙撃手』たちの姿を探した。
……ものっすごく最初に安否確認をされている。>>219
まあ無理もない。気持ちはわかる。
ゆっくり辺りを見回した。今回も全員無事だ。
弓の人乗せたガルーダもゆっくり地上へ降りてくる。>>222
健闘を称えるべく手を振った]
『みんなお疲れ様。
どきどきしちゃったよー私ったら』
[カラフルな光の粒が周囲を彩る中全員宛に労いの言葉を送信しつつ、思う]
(…………次で最後、なのです)
[そこにて待ち受けるものを少女はまだ知らない**]
よし!
[思わず左手の拳を握っていた。
狼がドラゴンに乗り上げて、頭部に銃口が押し当てられる。
零距離の連続射撃。
鋭い銃声がVR空間に響き渡った。]
…っ、もってくれ。
[引き金を引く度、狙撃手のMPが、次にHPが目減りしていく。
彼のバディは倒されまいともがくドラゴンにしがみついていた。
万が一の為に、駄目押しの攻撃を余力は残していたが、きっとやり遂げてくれると信じて。]
お疲れ様です!
回復ありがとうございました。
[天使にはそうお礼を言って。
岩場で大の字になった功労者の側で、青年も回復アイテムで消費したMPを回復させ始める。
見えた二人のやり取り。
頭に過ったのは、]
何か、姉弟みたいだな。
[頑張った弟を誉める姉の姿に見えたのだ。
ぽつりと落ちた言葉は、彼らの耳には入ったかどうか。]
[先程の弓使いが地上に降りてくれば、]
お疲れ様でした!
先刻の攻撃方法、目から鱗が出る思いでした。
バディとの連携の賜物ですね。
[あの状況下で冷静に考える頭脳と確かな腕前がなければなし得なかった事だと。
言動には尊敬の念が滲み]
あ、後、
火山弾の事も教えて貰えて目茶苦茶助かりました!
[ありがとうございます!と言って頭を下げた。]
お疲れ様でーす!
[他の面々にも言って回り、
コンスタンツェにはでかいのかましてくれてありがとうを。
メレディスにはおかえりなさい、と常のように出迎えの言葉も向けると、バディと共に暫しの休息に入った。**]
/*
ヒンメルさん忘れたわけではないんだ…。
既に結構構って貰ってるから、あまりポンポン投げていいのかなという。
最後のステージ前に満遍なく絡みたひ。(腰重い勢の願望)
……は?
雰囲気真逆じゃん…!
[広がった光景にそぐわないクリーチャーの姿に思わず突っ込んでしまった。
吹き抜けの祭壇の前にいるのは五つ首の竜。
鈍く光る闇色の鱗は、空間の厳かさとは真逆の雰囲気を放っていた。
前座となるクリーチャー達もこのステージよりは冥界めいたステージにいるのが似合いの風貌をしている。]
[司会のよく回る口が止まった事から、これは全くの想定外なのだと分かる。
それは此処が運営の管理から離れた領域だという事。
未知のクリーチャーの放つ威圧感に、青年は無意識にごくりと唾を飲み込んでいた。
──けれど垂れ耳の救世主がその沈黙を破り、司会者はそれに乗っかる形となって。]
……、何だよ、もーっ。
開発中のデータ間違えて出しちゃったのかと思ったじゃんかー!
一足先に攻略出来ると思ったのにさー。
[陽気な声。振舞い。
これが用意されたステージだと信じきっているように見えるだろうか。
今もいるのだろう会場の観戦者達に、そう思って貰わなければならない。]
[大会は中止に出来ない。
ドロップアウトするつもりもない。
これが、腹芸の得意ではない青年に出来る精一杯。]
絶っ対に倒すから、運営はご褒美弾んでよろしくっ!
[ファムシールの切っ先をクリーチャーに向けての勝利宣言
──と見せかけて、自分の大好きな場所を脅かす何某への宣戦布告だ。
若干やり過ぎと思われるかもしれないが、それはご愛敬。
今も運営側がゲームを修復してくれていると信じて。]
[その後は各自、散会となったか。
何か追加で情報が得られるのならば、動くのはそれを聞いた後。]
行くぞ、ルングル!
[バディと共に
クリーチャーに向かって駆け出してゆくのは変わらない。*]
/*
いつもだと皆さんちらほらお顔が見えてる時間の筈。
締め切り時間もありますし、そろそろ始めます。が。
…間違えてフィルターかけてないよね?
― ルビークレーター ―
……なら、よかった。
[とっさの呼びかけに返る声>>226に、ほっと一つ息を吐く。
自分も無茶する自覚があるから、あまりごちゃごちゃ言う気はないが。
やっぱり、心臓にはよろしくないのだ]
……ん、お疲れ様。
[天使の羽が舞い散り、ダメージを癒してくれる。>>229
その後に舞い散る光粒と声に、自分も皆に向けて短い声を投げて]
ん、ただいま。
[聞きなれた出迎えの言葉>>242に、こちらもいつもと変わらぬ調子で返して。
傍らに舞い降りてきた相棒にもふっともたれかかりつつ、休息をとる。
次がラスト、という事は何かある、間違いなくある。
だから、今はしっかり休息を取るつもりだった。*]
― ルビークレーター ―
ま、姉弟ですって。
[ドナーの言葉>>240に思わず笑う]
確かにアタシの方が年上ね。
アタシ自身は末っ子だったけど、アタシよりも年下の子供達の相手をしてたこともあるものねぇ。
この子もその一人だし。
[口元に手を当てて、コンラートを示す。
コンラートには聞き覚えのある話だったかもしれない*]
なるほど、……そういう"趣向"なわけかい。
[司会の口が一瞬止まったのは、あちらにとってもこれが想定外ということだろう。
つまり、今回の事態の影響が、あからさまな形で表出したということになる]
ここが闇の勢力に占拠されるなんて、そうそう見れるもんじゃないよ。
[休息タイムが終われば、いつもの如く軽いノリの声が届く。>>#5
うさっこ、手厳しいな、なんて思うと同時]
……ぅぇ、選りによってあそこか。
[ステージ自体は嫌いじゃない。
ないけれど、ここは自分的には因縁の場所だ。
6年前の事件の際、最後にいた場所――それは転じて自分が、
……別に、他意はないんだろーけどなー。
[なんて思いながら、移動した、その先には]
― スカイテンプル ―
って、ちょっ……なんだよ、これ!?
[移動した先で待っていたものに、思わずこんな言葉が口を突く。
陽気な司会が絶句していることから、これが想定外事態なのは容易に読めた]
……どーすんの、これ……。
[この状況はヤバい、いろいろヤバい。
会場に異変がバレたら……と思った所に入る、兎の突っ込み。>>#6
そして、それに対する司会の返し>>#7で、一先ず場は持って。
直後に飛び込んできた通信>>224に、ひとつ、ため息をついた]
普通じゃないとは思ってたけど……了解。
とりあえず、俺たちは全力で、こいつらを叩けば良いわけね。
[この状況では、それ以外にやれる事はないのはわかっている。
だから、返す声に迷いはない]
その辺りは俺、門外漢だからねえさんに任せる。
協力は、まあ……うん。
わかってる。
[どーせ拒否権ないもんね、とは言わなかったが多分伝わる。
だから、それ以上は言わずに]
「……えーと。
みんな多分、予想はできてると思うけど、こいつら、本来用意されてた敵キャラじゃない」
[通信の後、全員に向けてチャットを送る]
「ただ、こいつらを叩かない事には、異常の原因そのものを取り除く事が出来ないんだって、今、外から連絡があった」
「プログラム的な対処は、統合宇宙軍のトップクラスSEが請け負ってくれるから、問題はない」
「だから……」
「こいつらを潰して、この場所の本来の在り方を取り戻すために」
「みんなの力、貸してほしい」
「勿論、俺も、全力で行く」
[宣の後、場にいる皆を見回し、一礼する。
改めて言わずとも伝わるであろうことは、宣言する姿>>247 >>256を見れば、一目瞭然だけれど。
これだけは、言わずにはおれなかった。*]
― ルビークレーター ―
[火竜撃破の功労者である『狙撃手』に駆け寄る者は少なくない。
『雷鳴』もその一人。>>238
一方少女はリアルでいうところの「腰が抜けた」状態で、立ち尽くしたままである。
ロールプレイも抜けてる。まあそういうことは今に始まったことではないのだけど。
アバターの見た目も相まって、『雷鳴』のことはけっこうおてんばな女の子だと思っている。
その印象は初めての偶然的な出会い>>21>>22を思い出した後でも変わらず――]
― スカイテンプル ―
[休息を経て移動した最終ステージは、高難易度ステージとして、ボスグラフィックが壮麗だとして有名な天空神殿]
[──── の、はずだった]
っ、これ……!
[目の間に広がったのは、明らかに真逆の属性を宿したクリーチャーの数々。
祭壇の前に鎮座する竜も、いつもの光の竜ではない。
やりやがったわね、と心の中で呟く]
[視界に現れる監視ツールのアラートの数々。
紅い薔薇が咲き誇るかのように現れるそれは、ステージ全体の異常を告げていた。
その中に白猫のアイコンが飛び込んでくる]
(スノウからのメッセージ?)
[緊急性を示すアイコンも添えてあったため、その場でメッセージ>>224を開いた]
(……何かしら、スノウに言われるとちょっとイラッとするわね)
[主に『文句言わずに』の部分で。
とは言え、これを送ってきたのは別の人だろうことは理解していたから、感情はそこで抑えて。
了承のメッセージを返して、視界をVR画面だけにした]
大会特別仕様だなんて、随分と手が込んでるわね。
だ け ど
アタシ達に不可能はないわ!!
[パーン!とマクロを発動させて後方に小さな爆発を起こす、決めポーズモーションをとった。
爆発はヒーローアニメ等でよくあるあれである。
白い煙はしばらく漂った後に風に流されるようにして消えていった]
「もっちろんよねぇ。
さぁ、全力で行くわよー!」
[メレディスからのチャット>>260>>261にはそんな風に返し、意識をクリーチャー達へと向けた*]
─ 回想・ルビークレーター ─
おー、大丈夫生きてるー。
そっちも削り頑張ってくれてありがとなー。
[>>238ドナーからも安否確認が来たので、マハトに襟首咥えられたまま手を振って。
>>239撃破の祝福を受け、彼の援護にも助けられたと礼を返した。
>>234>>235深雪から届いた声にも彼女の方に手を振ってみせ、視線を上に向ければばゆっくり地へと下りていく>>222ガルーダと、その背に身体を預ける彼女を見止め]
そっちこそ、火山弾の誘導凄かった!
おかげで助かった、ありがとなー!
[竜騎士から貰った回復アイテムと空から舞い散る光の羽根のおかげでファイト一発よろしく大きく手を振って御礼を言った後、回復促進と精神的疲労回復の為に大の字に寝転がった]
[連携プレイをああして見知らぬ人から褒められるのは初めてだった。
そこに加えて義姉がしれっと自分を持ち上げるのだから、
慌てて褒めちぎり返した時から自分もいくばくか成長したのだろうか。
もう慣れたステージならソロでもいけるし、
義姉に手加減してもらわずともボス格に自力でとどめを刺せるようになったりとかしてるんだろうけど、
いかんせん最近は予定が合わないからなあ……]
やー、特攻出たから頑張んないとだったし。
皆が頑張ってくれた御陰で俺でも削り切れたし、ほんと助かったー。
あ、もう身体動くし自分でアイテム出せるから大丈夫。
ありがとなー。
[光の粒が綺麗だなぁと見上げていた所に下りてきた>>227竜騎士にもお礼を言って。
皆強くて心強いには本当にその通りだと頷いていたら、天使もこちらに駆けつけてくれた]
うんまぁ、計算とかしたこと無いから賭けだったけど。
最悪でも深雪にアイテム使ってもらえば良いかなって思ってたからなぁ。
[経験則としてイケルと思ってはいたけれど、要はただのゴリ押しを通しただけで。
>>231竜騎士より性質悪いと言われても苦笑を浮かべるだけでされるがままに。
>>232お疲れ様、という言葉と頭を軽く叩かれる感覚に、ん?と思ったのはまだ確信もなかったわけだ、が]
[ともあれ今の少女はねぎらいの言葉を恐縮することなく受け取った。>>242]
あっどういたしまして!
貴方も使うはずのないブレスのことすぐ教えてくれてありがとう。
もう大丈夫……だよね?
[そういえば障壁越しにではあるがブレスを喰らっていたし。
『天使』の回復は全体に(自分にも)及んでいるからだいじょうぶだとは思うが……]
この先何かあったらこれ、使って!
せっかく貴方も頑張ったんだしほら!
[拾ったHP回復アイテム(ノーマルアイテムの二つ目)を渡そうとする。
ウインドウの展開に合わせてアバターも何かを手渡すしぐさをとる]
[>>240>>251ドナーの呟きに返された言葉を聞いて、ぱちっと瞬く。
子供の頃から自分の相手をしてくれてたお姉さんに思い当たる節なんて無──いや、あった。
あったが、いや待て、まさかそんな]
・・・・・・・・・・・ろれったさん?
[確かめるように名前を呼んではみたが、内心には既にそうなんだろうと確信めいていて。
自分は天使に対してPLとしての尊敬はあっても特別な感情は持っていなかったからショックではないけれど。
かつてのロレッタ親衛隊にして、今は天使のファンである友人の顔を思い浮かべ、また阿鼻叫喚を宥めることになるのかな…と遠い目になった**]
―ルビークレーター ―
[ 互いに健闘を称え合ううちに、天使の羽が癒しをもたらす。>>229 ]
毎度お世話になります。天使殿。
[ 礼を言ってから、近づいてきた天使がコンラートに声を掛けるのを見守る。>>231
おや?と内心で首を傾げたのは、自分の時との怒り方の差……ではなくて、なんとなく心理的な距離が近い、と感じたためだ。 ]
へえ、狙撃手殿、天使殿と、そんなに長い付き合いだったのか?凄いな。
[ やがて、エディの「姉弟」みたい発言>>240に対する天使の返答から>>251どうやらその予感が当たっていたらしいと判断して、そう呟く。
ただ、こちらはエディと違って、それがリアルの話とは思い至らず、きっとゲーム初心者の頃に天使が手ほどきしたとかなんだろうなー、という解釈だった。
何しろ天使はこのゲームの開始当初から存在する、いわば名物キャラクターだ。コンラートが子供の頃に出会っていたとしても不思議ではない。* ]
[そういえば『狙撃手』から渡されたアイテムはまるっと手元に残ってしまったわけだが。
この先無茶な事態が立て続けに起こったら勿体ぶらずに使おうと思った。
少女の決意は固い*]
― 回想・ルビークレーター ―
そうよー、この子には言い忘れてたみたいなんだけど。
[リアル知り合いであることを突っ込む様子>>262には、軽く肯定を返しておく。
性別誤認は当然されているだろうなぁ、と言う予測はあるが、ここでそのことについて口にすることは無い*]
/*
回復と攻撃どっちを優先にするか、みたいな思考が実は深夜のロルの行間にあったりする >>272
普通に回復優先でいいじゃん!! キャラ的に!!
― 回想・ルビークレーター ―
[何かに思い当たった様子のコンラート>>274には何も言わず、人差し指を口元に当てて片目を瞑ってみせる。
流石に分かっただろう、と思ったため、それ以上は何も言わず*]
[意識を眼前の状況に戻す。
ステージ上には、多数の魔神が配されていた。
多量に下級クリーチャーが湧くこれまでのステージと違い、各自が担当した敵を各個撃破していく形が効率的だろうか]
とりあえず――空のあいつは、私が落とす!
[蝙蝠を巨大化させたようなクリーチャーが、プレイヤーに狙い定めるように空中で羽ばたいている]
ブレネン、あいつを追って!
[索敵や警戒は、このステージでは必要ないだろう。
飛行型バディの本領発揮とばかりに、ガルーダが巨大蝙蝠を追い立てる]
え、いいの?
…えっと、ありがと。
[アバターでも手渡す仕草を取られれば、厚意ごと受け取る事に。]
次も頑張ろうなー!
[そう言って手を振ると、彼女とも別れた。*]
[ガルーダの突撃は、今にも飛び掛からんとしていた大蝙蝠の体勢を崩した。
しかし不規則な飛行により、弓は狙い通りの所を射貫けなかった]
くっ、もう一発!
― スカイテンプル ―
[ その後もあれこれあったかもしれないが、やがて次なるステージを紹介するアナウンスが軽快に……響き渡る前に、放送事故めいた沈黙が落ちた。>>#6
なんかウサギがフォローしている時点で、気分的にはアウトである。 ]
(ものの見事に、ひとつもデータに無いクリーチャーだなあ)
[ そこへ届く「神拳」からのチャットメッセージは、端的に状況を説明し、改めて協力をと願う言葉。>>260
ため息ひとつついて、周囲に視線を巡らせる。全員が緊張しつつも、闘志も冷静さも失っていないことを確認して、うん、と、内心で頷いた。 ]
『毒を食らわば皿までって、まさにこういう時に使う格言だな。』
[ 返事は全員宛のチャットメッセージ、初めて使うウィンクのアイコン付きで送ってみた。 ]
―そして、開戦―
さーて、どう出るか。
ま、属性は変えらんないから、出来る事をするだけだけど!
[最初に相手取るのは、悪魔の姿をしたクリーチャーだ。
背中には羽が生えており、手には槍を携えている。
赤い瞳はひたりと青年達に向かっていた。]
でりゃあああ!
[黄色い雷を纏わせると、一気に距離を詰める。]
……ったく。
復帰戦でこれってのは、ホント、シャレになんないよなあ。
[思いを伝えるだけ伝えた後、吹っ切ったように闇色を見据える]
でも。
……せっかく帰ってきたんだから、全力出していかねぇと、な。
……俺は、もう、二度と。
ここから、逃げねぇっ!
[宣の後、走り出す。
銀色と緋色が絡み合って翻った。
駆ける先に立つのは、青白い巨躯にねじれた角と皮膜翼を持つ魔神]
[突き出された槍を避け、
渾身の力で以て振り下ろした剣は、過たずクリーチャーを切り裂いた。]
よっし、次次!
[青年は勢いのまま、次の敵に向かってゆく。]
/*
うーん、支援もどれかを狙う人に対して、ってなると、全体強化が使いにくいというか……。
どーしよっかな。
[強襲からの一撃は魔神を捉え、深手を与えるものの削り切るには至らない]
体力どんだけあんだよっ……!
[なんて、ぼやくのは刹那。
直後、上空に舞った相棒がきゅーい! と甲高く鳴いた]
うんっ、次もこの調子でばばっとやっちゃおうよっ!
[アイテムが受け取られれば笑顔のアイコンを頭上に浮かべ。
手を振って『雷鳴』とは別れた。>>282
向こうには思い出したような様子はどうも見受けられない。>>281
「おひさしぶり」とも「あの時のお返し」とも言っていなかったからだろうか。
このゲームの世界は広いし自分だって思い出すのに時間はかかったし、とやかくは思わない。
落ち着いたら積もる話もできたらいいのだけれど*]
[二体目は巨大な髑髏。
青紫色の、人魂めいたものが傍に幾つも浮かんでいる。
中央に位置する髑髏がカタカタと歯を鳴らしている様は、まるで哄笑しているかのようで。
うぞり、と何処か粘着質な動きで人魂が一斉に飛んできた。]
くっそ…!
[二、三は剣で振り切ったが、残る一つが身体に触れる。
うすら寒い心地がしたかと思えば、体力ゲージが削れて行くのを感じた。]
[ 天空ステージなればこそ、飛竜を駆る戦闘スタイルは変わらない。 ]
『光精招来!』
[ 上位精霊であるが故、召喚にコストのかかる光の精霊の呼び出しにも躊躇いはなく、精霊刀に眩い虹色のエフェクトがかかった。 ]
…!
これは、まずい!
ルングル…!
[バディは青年の腕に絡みつく人魂にブレスを仕掛ける。
人魂は消滅させる事が出来たが、また一つ髑髏から現れるのが目に入り。]
無尽蔵かよ…!!
[どうやら本体を叩かねばならないらしい。
青年は目標を髑髏に切り替える。]
人魂の方は、頼んだ…!
[バディにそう言い残すと、
HPが多少削れるのは覚悟して、髑髏に向かって突っ込んでゆく。]
─ スカイテンプル ─
[さて、ある意味衝撃の真実を受け止めつつ回復に努めた休息タイムも終わり。
次はいよいよラストステージと相成ったわけなのだが]
うわー………すっげぇ。
[>>#6天空神殿は本来光属性の竜が鎮座している場所だ。
なのだがゴーグル越しの視界に映るのは闇色の五つ首。
初めて見たなーと思った所にネームレスとの紹介が聞こえてきて、これも想定外の異常の内なんだろなーと思った所に>>260神拳のチャットが届き。
「大丈夫、ここまで来たんだから最後までやり切るよ」と返事をしてから]
特別仕様かー、手探りで戦うの面倒なんだけどなー。
とりま何が泥できるか楽しみにしとくかー。
[>>246ドナーに続くように陽気な物言いで、自然体に振る舞ってみせた]
[大見得きっての一発目。
初手は勿論皆への援護だ]
これなら光属性付与の方が効果あるかしら。
[全体強化魔法を放とうかと思ったが、底値を上げるよりも属性付与の方が良いかと思い直し、翼を円の形に広げる]
天の力分け与えん
シャイン・アトリビュート!
[特定のクリーチャーへ向かっていく者達へ、属性付与の魔法を飛ばした]
[硬質な音がして、ファムシールが留められる。
相棒のブレスで消滅した分、生み出された人魂がひたりと肌に張り付いた。]
くっそ、流石に硬いか…!
[髑髏に足をかけて引き抜くと、紫電を宿らせ]
これなら、どうだ…!
[相棒の鳴き声に合わせて後ろに引く。
それに合わせて、真空波が魔神へと炸裂した。
さすがにこの合わせ技は効いたようで、魔神は闇色の粒子になって消えていく]
……見た目によって、魔属性持ちが多い……か?
それなら……。
[相性は悪くないはず、と思いつつ。
視線を次の標的へと視線を向けつつ、拳を握る]
[ 光の軌跡に断ち切られて、ゆらゆらと揺れていた幽鬼の姿は消滅する。 ]
次行くぞ、上だ、メイス!
[ 停止することのない飛竜は、「ルォーン!」と鳴いて、頭上に浮かぶ大釜を持った死神のような相手に向かっていく。 ]
[三体目は骸骨の兵士。
簡素な鎧やロングソードを装備しているが、
けれど頭だけは守る防具を身に付けていなかった。]
骸骨続きか。
先刻よりは固くなさそうだけど、
油断しないで行くぞ…!
[青年はバディの援護を得て、骸骨の兵士に向かってゆく。]
[属性付与であれば多少は攻撃力も上がる。
続けざまに放つのは、クリーチャーへ対するデバフ魔法]
天の怒りに縛られよ
ヘヴンズ・パラリシス!
[悪魔の如き様相をした敵に対し、麻痺付与の魔法を飛ばした]
[皆それぞれ思いはあれど、戦う意志に違いは無さそうだ。
ラストステージだしあきらかどの敵も闇色オーラ纏ってるし、温存してる余裕も無いだろうと最初からフルスロットルでいこうと弾倉に魔力を込める。
空はガルーダとワイバーンが押さえてくれるし、自分は地に居る方を─と視線を下ろし]
っし、いくぞマハト!
[ぽん、と傍らの相棒に声をかけて駆け出した先にはゆらり曖昧な輪郭を持つ幽鬼の群れが居て]
[追加で放った弓が当たれば、ぱっとクリティカルを示すエフェクトが散った。
先にこれが出ればと思うが、未知の相手ゆえ仕方ないと割り切る]
弱点狙いで大ダメージ出せるのが、弓使いの強みなんだけどね……!
[重要なのは予習だが、ここの敵には全くそれが通用しない。
しかし考えてみれば、これまでのボス戦もそうだったのだ]
これまでの集大成って……お話的にはよくあるシチュエーションだけど!
[フリーになっていたバディが、上空で警戒の声を発した。
見れば細身の人型に近い悪魔が、音もなく眼前に移動してきていた。
その口が聞いたこともない呪文を詠唱する]
とっとと地獄に帰れ!
[ ほぼほぼ、目の前の敵ではなく、それを作った誰かに向けての悪態をつきつつ、正面から死神の胸を貫いて消滅のエフェクトの中をメイスと共に突っ切った。 ]
まだまだ!
[ 再び旋回して、今度は闇色の炎を吹き出す悪魔へと狙いを定める。 ]
[緋焔が示すのは、天属性の付与。
先にもらった天使の光属性>>300との相性も悪くない]
……っらよ!
[低い姿勢のダッシュで距離を詰めたのは、ハルバードを持った首なしの巨大骸骨。
それに向け、爪を引っ込めた拳を連続で叩き込む。
骸骨タイプは打撃で砕け、のお約束は有効だったらしく、一撃目で態勢が揺らぎ、二撃、三撃と続けて打ち込んだ結果、五撃目で肋骨が砕け、崩れ落ちた]
[捩れた角を持つ山羊の如き悪魔。
麻痺付与の魔法を飛ばすも、どうにも効果が薄い]
デバフ効き難いのかしら……!
[こちらへと迫ってくる悪魔の足は止まらない。
次手をあぐねいている間に接近され、バディに対し爪が振るわれた。
避け損ねたバディが鳴き、棹立ちになる。
それに対し必死にしがみ付き、落馬だけは避けた]
―スカイテンプル―
[だが、まさかこんな不安を駆り立てる代物が待ち受けていたとは――]
(今の、不自然な間は何なのです司会者さん!?)
[明らかに調子の狂った司会者にツッコミを入れる少女がいるのは、
今まで一度しか行ったことのない天空神殿、最上階。
光属性の竜 VS 孔雀じみた緑色のシムルグを駆る義姉、という対決を見たその場所には、
明らかに出る場所を間違えている気しかしない敵どもがいた]
(くっ……笑うのです、私も)
[できるはずだ、だってここには皆がいるじゃないか]
ッ!!
ヴァーチュ!!
[バディの首にしがみ付いた状態で声を上げる。
声を受けたバディの瞳に光が宿り、振り上げた蹄をそのまま悪魔に向けて振り下ろした]
「つまり、あいつがラスボスってことなのですね」
[息を落ち着けて『緋色の神拳』からのメッセージに返す。>>260>>261]
「やります。私も、力を貸すのです」
[だから今は笑うのだ。
誰だって不安に威勢よく、あるいは楽しそうにふるまってても不安には違いないが、
憧れの、あるいは力をくれた彼らのように――]
/*
援護はダメなんだよ……このゲームには向いてないんだきっと……。
だがトップ取る気は無いので良いかな!!
…………まったくもうお茶目さんですねっ!!!!
[前言撤回。やっぱりまずちょっとだけ怒った。理不尽な状況へ]
ああ、でも、ここまで一生懸命やってきたんだ。
今更あなた達なんかに邪魔は……させない。
[杖を向けたのは有象無象の魔っぽい一団の一角、
ぼろぼろのローブをまとって幽鬼のように浮いているクリーチャーだった。
まずは様子見、などと考えずに氷柱を五連射する]
……そういうお約束は、踏襲してる、と……!
[気弾の飛んできた先を見やれば、闇色の炎の塊のような魔神がふよふよと浮いている]
実態ない系……か。
[最初は物凄く苦手だった。
苦手だったから、特効ある属性はなんだと突き詰め、手を出したのが天属性だった。
上げるのが面倒でスキル取得の条件も高くて色々と苦労した結果、マスタークラスまで叩き上げるに至ったわけだが]
ま、お約束踏襲してるなら……!
[蹄は悪魔を叩き付け、鑪を踏ませる。
けれど倒し切ることは出来ず、悪魔は再び爪を振るって来た。
マリエッタを庇うようにしてバディがその爪を受ける。
今度は棹立ちにはならず、代わりにバディが身を低くするように頭を下げた]
も、一回……!
[マリエッタ自身は回復魔法の準備をしながら、バディにもう一度指示を出す]
[光属性を纏った一矢は、悪魔の心臓の位置を一直線に貫き、即座に沈黙させた]
よし……!
[苦手そうな相手を一撃で落とせたのは大きい。
続けて視線を向けた先には、影を浮かび上がらせたような、実体に乏しい魔神がいた。
体は伸縮自在なのか、平べったい刃状の攻撃がこちらへ向け飛んで来る]
こういうのは、属性攻撃が効くはず……。
ブレネン!
[バディが一声鳴いて、炎羽の矢が落ちてくる。
振り回される影刃に鎧を掠められながら、敵へ向け構えた]
[四体目は臙脂色のマントを被ったクリーチャー。
その中身は真っ黒で、目らしき箇所にある二対だけが黄色く光っていた。
その傍で浮いているのは柄の長い鎌。
死神を模しているのだろうか。
そんな事を考えた時、ぶわり、とマントが広がる。]
…!
ルングル、ブレス!
[それが何かの予兆に感じ、咄嗟にバディに指示を出す。]
/*
まあ、繋がるからいいんだけどねー……!
供養のために、独り言に埋めておこう。
――――
中々しぶとい……っと!
[巨大骸骨を倒した所でひとつ、息を吐く。
さて次は、と思った所に、闇色の気弾が飛んできた]
っとと!?
[慌てて回避するものの、僅かに掠めたそれは体力を抜き取っていく]
――
これが>>316の前に入るはずだったのでした。
…っ!
[マントから吐き出されたのは、おどろおどろしい色をした気体…毒だ。
一つ一つは小さなダメージだが、積み重なれば大きなものとなる。
一部はバディのブレスで帳消しとしたものの、自分の体力ゲージが少しずつ削れてゆくのを見る限り、防ぎきれなかったようだ。]
あー。
盾使えば良かったか…!
[青年は先程のステージで手に入れたアイテムの存在を思い出した。]
第二波が来るまでに倒す!
[モーション的に、待機状態なのだろう。
臙脂のマントの中身にその場から攻撃しようと大理石の床を踏みしめた。]
[ 揮った刃は過たず悪魔の首を切り飛ばし、闇の炎も霧散する。 ]
あと、少しは保つか…
[ 連撃に近い動きをしているのは、光精の召喚はMP消費的に時間の限界があるためだ。 ]
メイス、もう一度上だっ!
[ 残りわずか、ならば、他のメンバーが狙いにくい上空へと集中すべきと飛竜と騎手は翔け上る。 ]
まったく、悪趣味だなっ!
[ 闇色の雲に大量の顔が浮かんだ、お子様が見たら泣きそうな見た目の魔神に顔を顰める。 ]
/*
四体まで撃破できましたー?
(これ、人によって描写違っても大丈夫よな?という顔)(先に作っていた所為であまり見れてない)
[突進したバディは、悪魔を掬い上げるようにして首を持ち上げ、遠くへと飛ばす。
この一撃でどうにか削りきれたようで、悪魔はその姿を霧散させていた]
意気込んだけど、バステが効きにくかったのは痛いわね。
ヴァーチュ、ありがとね。
[二度もダメージを受けたバディに回復魔法を施し、少し下がる位置で周囲の様子を窺う。
属性付与が功を奏している様子が見えれば、ホッと安堵の息を零した*]
[実態ない系は、大体回避力も高い。
しかし、捉える事ができれば、落としやすい。
属性が乗っている現状なら、なおの事]
……っせい!
[気合いと共に繰り出した爪の一撃が、炎の塊の如き魔神の中心を貫く。
接近して触れた瞬間、体力を抜かれる心地がしたのは、さすがに効いたが]
……ったく。
接触ドレイン系は、格闘系と相性悪いんだよ……っ!
[消滅を確かめた所で、思わず落としたのは、愚痴ひとつ。*]
[ローブから出ているぼろぼろの腕でもってミイラ男は人魂を飛ばそうとしていたようだが、
そうなる前に撃破してしまった。なんと幸先がいいのか]
って喜んでる場合でもないのです、次っ!
[合間を縫うように向かってくる剣装備のガイコツへ杖を向ける。
属性の相性はとにかく悪い、しかし胸に刻んだ思いを胸に突き進む]
相手が何だろうと、倒れるまで当て続ければいつか倒れるんだから……!
[ 切り裂かれた雲は、ぎいぎいという耳障りな悲鳴と共に空に散る。 ]
…と、ここが限界か。
[ 同時に虹色のエフェクトが消えた精霊刀を一旦納め、一時旋回しながらMPの自然回復を待つことになる。** ]
[赤マントを切り裂けば、まるでそこに在ったのが嘘のように霧散して消えた。]
…あー、減ってく。
減ってくー。
[小刻みに減少する体力ゲージに苦笑しつつ、
クリーチャーに届かない位置で回復アイテムを選択する。
状態異常回復のポーションを飲めば、毒状態は治まった。]
っしゃ!
[光属性が付与された御陰で、弾が当たるだけで容易く幽鬼が掻き消える。
この分なら前哨戦はそれ程の消耗も無く片付きそうだ。
視線を動かしてまた別の集団に狙いを定め]
[次の敵も一撃のもとに倒した。
……と、その時遅れて大事なことに気付く]
光属性付与きてる! ありがとう!
[氷柱は光のオーラをまとってガイコツを粉砕していた、ゆえに気付いた。遅ればせながら。
『天使』に手を振っている暇はなさそうだったが声だけ飛ばした、その直後]
うっ……!?
[一つ目の蝙蝠がその巨大な目からビームを放ってきた。
すかさず肩の上のフロストが飛んで自分とバディの脅威から身を護ろうとする]
[高難易度のステージなこともあり、クリーチャー ─── 魔神のステ値はかなり高い。
バステも特定のものは無効、なんてものもあるかもしれなかった]
そうじゃなくとも書き換えが起こってるだろうしね…。
[会場には聞こえないほどの声で呟く。
それならば、敵にデバフ・バステを飛ばすよりも、味方を最大限強化した方が効率が良さそうだ]
あれ、使おうかしら。
[普段はあまり使う機会の無い、けれど強力な効果を持つ支援魔法。
祭壇の前にいる未知の敵と戦うならば、きっと役に立つはずだ。
デメリットも勿論あるが、彼らがいるならばきっと何とかなるだろう*]
[先行したマハトの死角へと向けて弾倉に残った弾を全て撃ち尽くす。
やはり絹を裂くような悲鳴を残して消えていく幽鬼を見送った後]
あー……やっぱ属性付いてると楽だなぁ。
[魔力だけを込めた時とまったく違う手応えに、呑気な感想を零したのだった*]
[愚痴っていても始まらない、と気を取り直す。
敵クリーチャーはだいぶ数を減らしているが、まだその勢いは衰えていない]
……しかし、あいつ。
動かねぇな。
[ちら、と視線を向けるのは、闇色の五つ首竜。
ボスの中には定点を守備して動かないものもいる。
そしてそういうのは大抵、後ろに何かを守っているもので]
……あいつの後ろに、『巣』があるって事か。
[叔母の言葉を思い出しつつ、小さく呟く。
確かに、全部潰さないとどうしようもないよな、なんて考えたのは短い時間]
とりあえず、こいつらなんとかしないと、な!
[言いつつ、横っ飛びに回避行動。
直後、それまでいた場所に槍の穂先が走る。
いつの間にか後ろに忍び寄っていたもの――鱗に覆われた蛇頭の魔神が苛立たし気に舌をちろちろとさせた]
どんだけ、隠形スキル高いんだよ!
[なんて突っ込みを飛ばしつつ、突いた片足を軸にターンを決めて]
フロスト……ナイス判断……
[防御ではなく反射障壁にしたのは良い判断だと思った。
一つ目の蝙蝠のビームには厄介なバステがつくと聞いたことがあったから。
跳ね返されたビームが翼に当たったもののまだに翼をはためかせる蝙蝠。
だが半分以上は削った。これなら多少手数を減らしてもいけるか]
[炎は僅かだが闇系統の敵に有効判定が入る。
ここのクリーチャーもその傾向はあるようで、影の魔神は撃ち抜かれた部分から、掻き消されるように消滅した]
律儀で有難いというかなんというか、だね。
[属性付与や切り替え可能な者との連携があるとはいえ、自力である程度のダメージが出せる方がやりやすいのは事実だから。
ほっと息を吐いた所に、頭上からギャアギャアと騒がしい声がした。
黒雲のような蝙蝠の群れ――『群れで一体とみなすタイプの敵』と察しがついた]
ブレネン、こいつは散らしちゃ駄目だよ。
[群れに刺激を与えないよう、迂回しつつ更に高度を稼ぐよう指示を出して。
自身は蝙蝠の群れがこちらに引き寄せられてくるのを待った。
そして群れはこちらの頭上に達し、急降下しつつの波状攻撃を仕掛け始める]
――今だ!
[連射する弓は、群れを狭い範囲に集めつつその内側を穿っていく。
そしてブレネンが、上空で一声を鳴いた]
[低い姿勢から距離を詰め、爪を繰り出すのはいつものパターン。
だが、今回は違う技へと繋げていく。
距離を詰めた所で仕掛けるのは体当たりからの態勢崩し。
後ろに向かって倒れ込んだ所に上から相棒が急降下し、鋭い爪と嘴が魔神を強襲した]
よっしゃ!
[連携が決まり、魔神が消滅するのを見てあげた歓声。
合わせるように、相棒がきゅー、と高く鳴いた。*]
むうう、数が多い……、
[一つ目の蝙蝠は倒したが、その背後からわらわら湧いてくるのは二足歩行の角をはやした生き物――悪魔の群れだ。
一つ一つは少女のアバターの身長の高さしかないそれらが迫る]
まったく次から次へと……
[杖を、円を描くようにして振れば範囲指定が可能となる。
神殿の床がうっすら白い光を放ち、円内の群れの足元から氷柱が生えてくる]
[幾らかの蝙蝠が攻撃を擦り抜けるのは想定の範囲内だ。
その攻撃は単純な物理攻撃でなく何らかの属性が乗っているのか、見た目以上にHPが削られる。
しかし回避は考えず、群れを倒し切ることに集中する。
ある程度数を減らした所に、上空から撒かれた炎の羽根が一気に群れを燃やし尽くした]
――よし! 完璧だよ、ブレネン。
[遠隔からの命令に完璧に答えた相棒を称賛する]
[ガルーダはと言えば、魔神の攻撃が落ち着いたタイミングでこちらへ降りて来た。
プレイヤーの体力が減った時に取る防御優先行動だ]
……うん、ありがとう。
[狩人の本分――遠隔からの一撃離脱も、未知なる敵の多彩な攻撃相手では封じられることもある。
それを痛感させられる魔神たちの猛攻だった*]
[皆のステータスを見てみると、一癖も二癖もある敵であるためか、ダメージを負う者が少なからずいた。
ボス戦前は万全に、を念頭に、全体回復魔法の準備をしておく]
皆良い調子ね。
[高難易度ステージであっても引けを取らない活躍っぷりに感嘆する。
爪や剣が闇を裂き、矢と銃弾が急所を貫き。
相性が悪いだろうに、氷柱がそれをものともせず闇を貫き砕いていた]
阿呆なことを考えてる連中に負けるはずが無いわ。
[外でもサポートしてくれている人達がいる。
きっと成功する、そんな確信を得た*]
[周囲を見回せば、魔神は大体撃破できたようだった。
それを確かめた後、改めて五つ首の闇竜を見る。
低く唸る声には、微かな憤りの響きが感じられた]
……さて、残るはあれだけ、と。
[さて、どうするか。
結構な大物だし、普通に殴ってもダメージを通すのは難しいかも知れない。
やろうと思えば大ダメージを叩き出す術はあるが]
……ねえさんの口ぶりだと、そっちは取っといた方がよさそうなんだよなあ。
[演出がどうの、という事は、多分、大技を要求されている。
なら、『神拳』の名の由来は、そっちに取っといた方がいいわけで。
そうなると必然、自分はほとんど動けないから]
「先にちょっと、こっちでごめん」
[思案の果て、飛ばすのは全体チャット]
「あのボス倒した後、ちょっと外と連携しなきゃならない事があるから、俺、あんまり動けないんだ」
「相棒で首一個引き寄せるくらいはできるかもだけど、ちょっと派手には動けない」
「……だから、ネームレスの撃破、頼む」
[本当は自分でぶん殴りたい所だけれど、というのは、多分言わずとも伝わるだろうが。*]
我願う、癒しの御手を
エンジェリック・ヒーリング!
[一段落した頃を見計らって、準備していた全体回復魔法を発動させる。
癒しの力を乗せた羽根が全員へと降り注いだ]
とっときの支援魔法をかけるわ。
その代わり、アタシは動けなくなっちゃうの。
だから、後は頼むわね。
[ボスである闇竜へと向かう前、全員に対してそう断りを入れておく。
伝えるのと前後して、全体チャットで届くメレディスの言葉>>348]
「了解よ、と言ってもアタシも動けなくなるけれど」
「派手にぶっとばしてやりましょ」
[送る文章の最後にサムズアップのアイコンを添えた*]
[……とはいえ悪魔が群れる範囲は広く、円状に放った魔法の一撃だけではすべてを倒しきるには至らない。
というか魔法を感知して左右に避けるやつまでいる。
小賢しい小悪魔がヤリで突いてくるが、
少女の前に局所的に発生した猛吹雪にさらされその動きを止める。
これはもちろん少女が放ったもの。
止まったところに着実に円範囲の魔法を何度かぶつけ、
それでようやく一掃が完了した]
…………ふーーーーっ。
[肩の上のフロストが小さく手を伸ばしてくる。
その手に自分の手を触れさせてハイタッチ]
[装備欄を呼び出すと、装備アイテムの中からあるアイテムを選択する。
装備を決定すると、背の翼が1対のものから3対のものへと変化した。
MP最大値増加の効果を持つそれは、特定のスキルを使うための条件でもあった]
こんな条件つけるなんて、チーフ達何考えてたんだか。
[馬鹿ねぇ、なんて呆れつつ、バディから降りて6翼をそれぞれの方向へ大きく広げた]
数多なる天の加護を与えん
セラフィム・ブレス!
[光輪に強い光が宿り、背の6翼へと伝って数多の輝く羽根が宙へと舞い散る。
羽根に宿るのは各能力の強化バフ、HPMP最大値上昇、バステ・デバフ耐性の上昇、光属性付与、更にはHPMP自動回復と。
ありとあらゆる支援が詰まった、最上級の支援魔法だった。
その大きな恩恵を維持するには、当然代償も必要。
MPの大量消費は勿論、自分で支援を終了するか倒れるまで効果を持続させることが出来る代わり、その場から一切動けない。
当然、攻撃の回避も出来ない状態になる。
MPも一定数減り続けるが、自動回復が付与されるため、枯渇で支援が途切れることは考えなくていいのは楽だった]
「だね……色々とやってくれた分のあれこれはお返ししないとだし」
[サムズアップアイコンの添えられた天使の返信。>>350
派手にぶっとばしてやる、というのはこちらも望むところ、故に返すのは同意]
「うん。
必ず、護って見せるから」
[何とかする代わりに、との言葉に続いて綴られた文字。>>352
それには迷いなくこう返して]
[ふわり舞い落ちる羽根が、魔神戦の疲労を癒してくれる。>>349
そういや動けなくなるとっときの支援魔法、ってなんだろな、なんて思いつつ、自分もステ欄を開いて、幾つかのスキルにかけておいたロックを解除した]
……しょーじき、これ、使いたくない部類なんだけどなあ。
[なんて呟いた直後、6翼に姿を変じた天使から、輝く羽根が舞い散った。>>355]
って、ホントに大盤振る舞いだね!?
[羽根のもたらすバフ効果に、思わず声が上がる。
とはいえ相手は未知数存在、これだって足りないかも知れない]
ま、手ぇ抜ける局面じゃないし、なぁ……。
[ここで手を抜けば、向こうの思惑を潰せない。
実際問題として、ここにあちらが狙うものがいるのかは読めていない、けれど。
そこはある意味、二の次になっていた]
……てわけで、俺もちょっと集中入るからね!
[宣言の後、スキルの一つを発動させる。
発動してから数ターンのチャージが必要となるのは、アース・ドラゴン戦で使った技と同様。
そしてその間は動けなくなるのもまた同じで]
……鬼神、解放。
[その場に片膝を突き、片手は床に当てる。
緋色の光が舞い散り、足元に魔法陣のようなものが浮かんだ。**]
(他の人のところもある程度片付いたでしょうか……)
[『雷鳴』から応援されていたとまでは気付けていなかったが、>>344
辺りを見回しその姿を見つければ小さく手を振った]
お疲れ様ー。
あとはあの……首がいっぱいある竜だけか。
ネームレスって言ってたっけ。
[兎の機転の利いた発言に乗っかる形でつけられた名前。
こいつもデータ上は名前があるはずだがこんな適当な名前で呼ばれてかわいそうに……と、
作った機械に名前を付ける癖のある少女は思うが、
前座に怒ったようにこいつにも怒っているので名前はつけない。
それより考えるべきは]
(悪魔に吹雪が通った、なら……
[周囲を見渡せば、それぞれ大なり小なりダメージはあるものの大体魔神の片は付いたようだ。
かくいう自分はMPの消費こそあれマハトが率先して突っ込んでくれたおかげでダメージは無く、代わりにマハトのHPが結構減っている訳で]
マハト、おつかれさん。
だけどもうちょい頑張ってもらわなきゃだから、今の内にこれ食べといて。
そろそろラスボス様が腰を上げそうだ。
[>>347低い唸り声をあげる五つ首に視線を合わせながら、傍らのバディに回復兼体力UP効果の生肉を渡す。
>>348緋色からのチャットが届いたのは、丁度この時。
動けないという一文、撃破を頼むという願いに込められている想いは、察する位しかできないけれど]
『わかったのです。
ぶん殴るのは私にはできないのでぶん殴る以外のことを全力でします、『緋色の神拳』さんの分まで』
[やがて送られたメッセージに返すのは確かな意思だ。>>348
小賢しい小悪魔から負わされたダメージは、
天使の羽根が降り注いだことによってみるみる癒されていき。>>349
バディとともに戦うもの達は各々立ち向かっていく。
先陣を切るように勇ましく鳴くガルーダに乗って狩人が飛ぶ。>>353
――そう、さっき狩人と言ってたのだからこれからはそういう呼称にするのだ>>256]
さて、これが最後の大仕事だ。メイス。
[ 飛竜の背を軽く叩くとばさりと羽ばたいた翼から虹の光がかすかに散る。 ]
あれ?これ天使殿の属性付与効果か?
[ 上空までは届かなかったかと思っていた属性付与はどうやらワイバーンの方にかかっていたらしい。道理で、闇の炎やらの攻撃が掠めても平気な様子でいたはずだ。 ]
これなら…
[ もう一度光精を召喚するのはきついと思っていたところだ、だが、飛竜が光属性を纏っているなら、精霊刀には敢えて別の精霊を召喚するという手も使える。そう考えたところへ、天使からの最大級の支援が飛んだ>>355 ]
「ありがとう、思い切りやれそうだ。」
[ 礼のメッセージを送って、精霊刀を舞い上がる飛竜の背で抜く。 ]
[後衛である自分は、ネームレスの方を見据えたまま準備として、
先のステージで手に入れたアイテムを使う。
レアアイテムの二つ目――効果はMP全回復+最大量の上昇。バディにも効果が及ぶ優れものだ]
わっ。
[そんな中何か装備でも変えたのか、『天使』の背の翼が一対から三対に増えた。>>354
見とれている間に少女のステータスも大幅に変化する>>355]
こ、これがとっておき……!
[まさに大盤振る舞いではないか]
[これからやろうとしていることは、少女にとっては『深雪』とフロストの限界以上の力を引き出しかねないもので。
それに対する小さなおそれはその時消えた]
「ありがとう。派手にやっちゃうよ」
[そう、『天使』に向けてメッセージを送った後。
今度は彼女以外の全員に向けてメッセージを送る]
「これから吹雪系の最上級のやつを撃つ準備に入る。
合図はする。そうしたら悪いけどちょっとネームレスからは離れてほしい。巻き込まれないように。
おおよそ3秒したらフロストが壁張ってくれるからそれまで」
[大型の敵すらMPさえあればフルオート射撃じみて吹雪の中に閉じ込めることができる。
ダメージに加え回避・命中・速度低下まで与えることができる。
もっとも未知の敵にデバフも含めてどれだけ効くかはわからない。
だが初手にこれを選ぶ。
業火でもなく雷の槌でもなく吹雪が心をとらえ、それゆえに今の戦闘スタイルを選んだかつてを思い出しつつ]
……さあて、フロスト。目にもの見せてやろうか。
[あえて自分を鼓舞するように呟いた**]
[バディの背を撫でながら話しかける。
虹蛇の鱗は連戦で艶が褪せたように見えた。]
ルングル、目茶苦茶助かってるぞ。
ありがとう。
…もうちょっとだから、頑張ろうぜ。
[控えのクリーチャーを次々倒されて五つ首の竜の雰囲気は剣呑なものに変わったように思える。
>>362魔法使いに手を振られれば笑顔で振り返し、皆が視界に入る場所へと移動した。
>>349全体回復が施されれば、受けたダメージは帳消しとなり。]
分かりました。
[>>350とっておきの魔法を使う為に動けなくなる、という天使には頷いてみせた。
今までも的確な援護をしてくれた彼女だ。
その天使の“とっておき”というのはとても心強い。]
[バディのスキルがカンストすればその制限も解除されるのだが、まだ一歩届かない。
雷属性の全スキルをカンストさせる直前──青年の就職後に新規スキルが追加されたからである。
当時はバディに更なる能力が追加されて嬉しい反面、後少しだったのにと悲喜交々だった。
きっと同じ思いをしたプレイヤーは他にもいるに違いない。]
[空間が揺らぎを見せたかと思えば、橙色と白の斑模様の体を七色の帯が包み込む。
これぞ虹蛇の名に相応しい、青年が見惚れたバディの勇姿。]
援護頼むぞ。
[シャムシールに纏わせるのは虹色。
属性は雷のままではあるが、その効果は黄色や紫色の上をゆく。]
先ずはっ、一撃…!
[虹色の斬撃が五つ首の一つに襲い掛かる。]
[バフもかかった一撃は確かに首に当たったが、お返しとばかり、火炎ブレスが吐き出される。
予備動作から察して横に飛んで回避したが。]
うぉ、っと…!
もしかしてこれ、全部効果違うとかあり得るかー?
[避けきれずに受けたダメージは、継続回復が癒してゆく。]
「取り敢えず、この首の攻撃の種類を探ってみるんで。
有利取れそうなの見つけたら、どんどんやっちゃって下さい!」
[上空組のやり取りは知らず。
全体チャットを飛ばすと、取り敢えずはネームレスの攻略法を探ろうと。**]
[飛び立つ自分を追い掛けるように、舞い散るのは輝く羽根>>355。
視界の中に、強化を示すアイコンがはみ出しそうなくらいに並ぶ]
なるほどこれは……とっておきだねぇ。
[アイテムを駆使しようが、自力ではとても達成できない強化状態に感心の声を漏らす。
そして『緋色』も大技準備のため、その場に膝をついた>>360]
さて、あとはこいつをどう落とすかだけれど……。
[見た所その場を動かないタイプのようだが、その能力は未知数だ。
思案している所にチャットメッセージが入る>>368]
『それは有難いね! 了解したよ』
[願ってもない申し出に了承の意を返す。
属性特化型には出来ないサポートの仕方に、改めてチームプレイの有難みを感じた]
なっ……こいつ!
[チャージショットほどの速度が乗っていないのは確かだが、これほど完璧に対応されるのかと。
別の部位を狙い数度射撃するが、結果は似たようなもの]
首が五つなら目は十個、ってわけかい……!
[首が多いことの利点をまざまざと見せつけられ歯噛みする]
でも、少しでも削ってやらなきゃ、埒が明かない……!
[ならばといって、チャージショットの構えを取った眼前。
竜の大口が開く]
……! ブレネン!!
[手放すように弓を放った後、バディの手綱を引いて全力回避。
しかしその視界に、紫電の煌きが散らばった]
きゃあっ!!
[ブレスの勢いにより、空中を大きく吹き飛ばされる。
壁に激突し落下しかけた所を、ばたつきながらもどうにか体勢を直したバディが拾い上げてくれた。
壁がなければ、虚空に投げ出されていたところだ]
麻痺が入ってる……。こいつはやられたね。
[天使のバフがあり回復までの時間は短いが、乱戦中にこうなってしまえば致命的だ。
幸い動かすことの出来る手でチャットを送る]
「首の一つは雷のブレスを使う。
あと、生半可な攻撃は別の首が出て来て防がれてしまうみたいだ」
[速射は叩き落とされて通らず、空中に留まればブレスの的になる。
弓使いにはなんともやりにくい相手だった]
「首を落とすか一斉に意識を逸らすかしないと、攻撃が通らないかも……」
[そう自身の見解を添えつつ、チャットを送信する*]
「今は火、雷、毒が属性割れてます!」
「麻痺ですか。きついですね。
狙いを絞って確実に一つずつ落とします?」
[調査結果を報告しつつ、>>383彼女の見解を踏まえての戦術提案。]
「後は、そうだな。
目潰しみたいな事でも出来たら良いんだけど。」
[あの五対の視界を塞げば、多少は攻撃が通りそうにも思える。
長く同じ場所に留まらないようにしつつ、壁を蹴り、勢いを付けて攻撃を仕掛ける。]
りゃあ!
あー、くそ。そっちじゃない!
[属性の割れていない首を狙った十字の斬撃は、虹色に輝きながら雷属性を持つ首に当たる。
闇色の鱗が僅かに削れた。*]
/*
属性分からない相手なのでトライアンドエラーな感じに。
一つ二つ落とす事が出来たら、状況好転する気が。
首は毒、雷、氷、炎、酸(攻防低下デバフ)のブレス持ち
それぞれに優位取るとしたら、
毒、雷、氷(エディ/雷)、炎(コンスタンツェ/氷)、酸
ヒンメル:風(切り替え可能)→毒or酸?(風で飛ばすみたいな)
コンラート:切り替え可能 →雷?
ノーラ:炎 →毒or酸?(燃やして無効化みたいな)
[了解、という短い応え。>>361
短い、けれどそこにこもるものの多さは感じられ、張りつめていたものが僅か、緩む]
「ん、ありがと。
俺にできないやり方で、思いっきりやっちゃって」
[殴る以外の事を全力で、という言葉>>365は頼もしくて、軽口めいた言葉を返していた]
[憧れ、という言葉>>364に、何とも評しがたいものが過ったのは許されてほしい。
撃破数記録を叩き出した辺りからの周囲の評価は当時、何とも言えずこそばゆいものがあったのだから]
「ん……やるべきことは、わかってるから。
最後まで、貫いてみせる」
[それでも、今は。
長く離れてなお、そう言ってくれる気持ちが嬉しかったから。
返すのは、こんな宣言]
「ん、撃破は任せた。
こっちは大丈夫……俺が、俺にしかできない仕事全力でやるの、知ってるでしょ?」
[お仕事頑張って、という言葉>>372に、リアルのあれこれも交えた軽い言葉を投げ返す。
それこそ、広告塔から特殊機を駆っての出撃まで、全力でやらない事の方が珍しい、というのは、多分、知られているだろうから]
[それぞれが得手を生かして闇色に仕掛けていく。
視認範囲が広いのは、多頭竜タイプのお約束か、それぞれの首は連携して動くよう。
更に、首ごとに異なるブレスも用いるらしい]
……見た目からありそうだとは思ったけど、いざやられると厄介だな……。
[呟いて、チャージ加減を確かめるが、簡単にフルになるものじゃないのはわかっている。
傍らには青い翼の相棒が控え、何かあればガードに回る態勢を整えてくれていた]
……てか、この技。
俺があんだけ無茶な使い方したのに、修正あんまり入ってないぽい?
[近接格闘系のスキルを全て振り切り、かつ、一つの属性を一点特化でこちらも最大値まで振り切る事で使えるようになる特殊技。
鬼神系、と括られるそれは、現役当時とあんまり変わっているようには見えなかった。*]
「属性わかんないのはあと二つか。
――しばらく遠距離からちょっかい掛けてみるよ。
そっちもよろしく頼むね!」
[と地上組に声を掛けつつ、バディの首筋を軽く叩いて再出撃する。
互いの攻撃範囲ぎりぎりから、あえて目障りになりそうな攻撃をばら撒いた*]
/*
誰かと組んで一つ落としにかかるか、
全体魔法とか、そうゆうのを起点に何かしら仕掛けたい。
氷のどでかい魔法で動き鈍ったところにとか。
[ここがラストステージだからもう後を考える必要は無し。
自動回復も貰っているから多少の無茶も出来そうだと傍らのバディの背にぽん、と手を置いて]
さて、最後の大仕事だ。
もうちょっとだけ気張ってくれな、マハト。
[言いながら、銃の弾倉に魔力を満たしていく。
交換の手間を考えると先の火竜討伐に使ったスペルを今回も使うべきかなーと思いつつ顔を動かして巨大な的を視界に収める。
属性看破が済んでない以上、無謀な特攻をする訳にもいかない]
[>>377七色の帯に包まれた虹蛇と共に虹色の斬撃に襲われた首が火炎を吐き出し、>>380それとは別の首を狙った一矢をまた違う首が叩き落す所を見止め。
>>383狩人から届いたチャット、それに応じた>>385ドナーのチャットを確認したこちらの判断は]
「今んとこ地属性って確認できてないよな。
攻撃通るか確かめついでに首全部巻き込んでメテオ落とすわ。
竜騎士とガルーダの姐さんタイミング合わせて距離取ってもらって
メテオHITしたら集中攻撃ってどーお?」
[さっきのステージで拾ったSRアイテムを利用する作戦をもちかけてみた*]
[ 風の刃は三つの首を掠め、残る二つの首にはブレスで迎え撃たれた。 ]
『風属性に弱点表示無し。一つは氷属性ブレスだ。もう一つは、属性不明だが、もう一つが毒なら、酸の可能性が高いな』
[ 見えたエフェクトとダメージ値の表示から導いた答えを全員にチャットで回す。 ]
[他のプレイヤーから了承の返事がいくらか送られてくる。>>375>>380>>394
それを見ていると自然と口元が緩んでいくのを感じる。
「OK」と書いてあるやつだの笑顔アイコンだのを断続的にアバターの上に浮かべつつ辺りを見回せば、
それぞれの得手とする攻撃が飛び交っていた。
[虹色となった『雷鳴』の斬撃、『狩人』の射撃、
飛竜乗りの人による風の刃と様々である]
おおっ、蛇が虹色に……
まだ変身的なのを残してたのかー、いいなーすごいなー。
[>>377『雷鳴』がこのタイプをバディに選んだ理由がわかった気がした。
一方でレベルの差もはっきりしたが。
フロストもその力が高まればもうちょっと大きくなってガード能力も高まるらしいが、
あいにくまだ肩の上に乗るレベルでしかない]
(いかんいかん羨むのは後なのです……)
/*
吹雪全体魔法イメージなのつたわりきってない……?
まあ単体最大で余波もあるよみたいな感じでもいいか どうせスキルレベル低いし
「おー、ありがと!」
「ええと、それじゃあ、毒、雷、氷、炎、酸(未確定)?
酸って、デバフかかるんだっけ。
厄介だし、早めに消したいな。」
[竜騎士より全体チャットが回ってくれば、感謝を告げると同時に自分の嗜好整理の為にも纏めてゆく。
自分なら、氷相手に優位が取れるだろうか。]
[ラスボスというだけあって侮れない。
色んな敵がてんでんばらばらに攻めてきた、魔族大集合みたいな一団との戦闘と違い、
五つの首はどうも連携してアタッカーたちを責め立てている。
そうして五つの首はそれぞれ違う種類のブレスを吐いてくる。
目まぐるしい勢いで情報が判明していく。
途中『狩人』がブレスを派手に喰らうという危ない場面もあったが……>>382]
/*
水属性なら自力で虹も出せそうなんですがそこはそれ。
雨に伴う自然現象だし、wiki的には雷の記述もあるから大丈夫。
/*
カンストで制限解除は、一回カンストしたらきっと制限解除されたままだと思われます。多分。
(スキル増える度に制限喰らったらモチベ下がりそうだし)
属性…地 最上級 全体魔法……セット。
良いぞ、マハト!
[アイテムの属性選択を済ませると、準備万端の相棒に声をかける。
応じた相棒の「GRAUUUUUUUOOOOOOOO!!!」という遠吠えが響き渡り]
───Meteor Wolkenbruch!!
[コンラートの声に応え宙から現れた何十もの隕石が、五つ首全てへと降り注いでいった*]
「うん、炎の首なら有利に戦えそう。
それに吹雪よ吹雪! 範囲広いから周りの首にも効くし、
命中・回避・速度低下もつく……あいつにはあんまり効かないかもだけど」
[魔法使いさん、という自分を差してるであろうチャットに添える形で自分もチャットに加わる。>>398
それから、先に飛んできた『狙撃手』からの提案>>395を思い出し]
「とりあえず『狙撃手』さんがメテオどーんって撃ったら私が炎狙いで追撃してみるけどいい?」
[飛ばした魔法に随分と驚かれたようだが、何があるか分からない以上、万全を尽くすにこしたことはない。
それに最終ステージなのだ、派手にいかないでどうする、なんて考えもあったりした]
これなら多少の無茶も出来るでしょ。
[小さく笑って呟く。
追加の援護は難しいから、後は彼ら任せになってしまうけれど。
ここまで切り抜けてきた連携があれば突破出来る、と。
そう信じて見守る]
(あとは、こっちも)
[アバターの操作はほとんど出来ないが、遠隔端末で操作するもう一つの電脳世界は操作出来る。
『外』から『中』へと入り込むための『道』を維持し続け、その『時』に備えた]
(演出に関しては少尉がいれば大丈夫だと思うけど)
(一応、補佐の準備はしておこうかしらね)
[その『時』に直ぐに動けるように、各種ウィンドウを開きスキル位置の入れ替えやアイテムのピックアップ等も並行して行く*]
[ 天空を貫き、フェンリルの咆哮が響き渡る。>>405 ]
メイス!
[ バディの名を呼ぶまでもなく、飛竜は大きく旋回してメテオの効果範囲から退避した。
そして、降り注ぐ隕石の群れが、五つ首を襲う。 ]
こんなに近くで見たのは初めてだが、壮観、だな。
[ 呟いてから、ぼんやりしている場合じゃない、と、精霊刀を肩に担ぐ。
魔力と体力を直接刃に注ぐチャージの体勢だ。
いつもならなかなか使えない手だが、今は天使の加護がある。 ]
『酸かもしれない属性不明には、こっちから無属性ブレスと物理攻撃をぶつける。さっきのブレスの範囲を見る限り、メイスの速度なら反撃は避けられるはずだ。』
[ それぞれが、当たろうとする竜の首を決める様子に乗る形で、全体チャットメッセージを送った。 ]
[メテオを放つ一寸前。
>>406深雪からの追撃申し出には、「勿論!」と返した]
「俺のはアイテム頼りの一発限りだからね。
追撃できるならどんどんして貰えた方が助かるー!」
[アイテムを使ってしまえば後は各個撃破狙いしか出来ない身の上。
できることは何でもしちゃってとばかり笑顔で手を振ってみせてから、数多の隕石を闇の竜へと降り注がせて。
見た所、五つ首すべて平均的にダメージ受けてる様で]
「ダメ受けてる感じ的に、地属性は持ってなさそうだな。」
[耐性も持ってなさそうに見えるし、攻撃もこのまま地属性使用してくかーと思いつつチャットで情報共有しておいた*]
……え?
[前ステージ以上にハラハラしながら見守ったファイアドラゴンの撃破に、また全力で拍手を送り。
いよいよ最終ステージ、と、期待を込めてカーク>>+15の説明を聞きながらモニターを見つめていたのだが。美しい光景と対称的な敵の禍々しさに、へにょりと眉が下がった]
似合ってないというか。
ええと、これはギャップ萌え、とかいうのとは違うよね…?
[どうにも違和感は拭えなかったが、ラヴィを通してフォローされた司会の説明に不信を覚えることはなかった。
それは参加者達が色々と気を使ってくれたお陰でもあっただろう。その勇姿と心意気に感動させられたがゆえに]
「ありがとう任せて!
貴方は是非氷お願い。酸も気になるけど、首が減ればそれだけ避けやすくなるでしょ。
まだ『緋色の神拳』さんのすごい攻撃も控えてるみたいだし」
[反応が見えれば>>408返事をする。
連携が厄介ならその連携をたちどころに崩してしまえばいいという考え。
そうこうしている間にフェンリルの咆哮が響き渡る。
続けて『狙撃手』の宣言の後、
魔弾――ではなくアイテムを用いた地属性最上級攻撃が降り注いだ>>405]
うわぁ……。こんなのひとたまりもないよ普通なら……。
[メテオの威力を間近に見て唖然としていたが、
竜が未だ倒れていないのを見て我に返る]
[>>405合図の遠吠えが辺りに響き、上空の味方の避難を促した後にメテオが使用された。
五つ首に向かって、数えきれない量の隕石が降ってゆく。
神殿の床が震え、熱風が頬を撫でた。
地属性に有利を取る首はいないようだし、これだけの量を浴びれば無傷ではいられまい。
土埃から軽く目を庇いつつ、体力ゲージを見据える。]
…ん、ゲージ長いけど、効いてる。
[最終ボスだけあって、その体力ゲージはかなりの幅が設定されているが、隕石によって確実に削れていた。
ダメージ的には全て平均といったところか。]
『了解。
よろしく!』
[>>411属性未確定に当たってくれるという竜騎士にはボイスの方で返して。]
「うん! 行ける! もうちょっとだけあいつからは離れてて!」
[何はともあれ自分のやるべきことをすべし、である。
『狙撃手』からも了承はあったし。>>412
『狩人』からのチャット>>407に返信すると詠唱準備に入る。
この魔法は自分とフロスト両方の力を必要とする。
肩に乗っていたフロストが淡い光とともに浮き上がり、
額の石から蒼い光を『深雪』の武器へと注ぐ。
その様子は他のプレイヤーからもよく見えていただろう。
やがて光は消え、一瞬の静寂の後、ネームレスの頭上と足元に一瞬魔法陣が浮かび上がる]
発動……【コキュートス】ッ!!
[二つの魔法陣から吹き付けるのは猛吹雪だ。
神殿の一角が白く染まる。うっかり足を踏み入れたくなくなるくらいだが、
すぐに仲間たちにはフロストが吹雪防ぎの障壁を施したので安全である]
って……やっぱり回復より減る方が多いっ!?
[ちなみにこの【コキュートス】の難点だが、
やたらとMPを喰うのである。
『天使』のバフと自前でのMP増量によってやっと数ターン持つ――つまり自分的に使用に耐えうるというありさまである。
ひととおり叫んだ後ネームレスのステータスをチェックして状況をチャットでまとめて伝える]
「うん、炎の首にはよく効いてる。氷はイマイチ。あとはそれなりかな。
あとデバフ入ってる首が3つある……炎と雷と氷」
[毒の首と、属性不明(酸?)の首は吹雪こそ効いているがデバフの方は弾いている。耐性が高いのだろう]
「そんなわけだから『竜騎士』さん、気を付けて」
[属性不明の首に当たると伝えてきた彼>>411に伝わるよう今更ながら文章を送信する]
『それじゃ、魔法発動を合図に同時攻撃だな』
[ 帰ってくる返信と、コンスタンツェの詠唱準備の動作を見ながら、再び全体へとメッセージを飛ばし、飛竜の高度を上げた。
狙うは得意の急降下からのワイバーンのブレス攻撃と、竜の目を狙った斬撃の連続攻撃だ。* ]
ブレネン! ちょっと羽根もらうよ!
[吹雪に相手が怯んだであろう隙に、ガルーダの羽根を燃える矢に変えて構える。
雷使いが動くなら、即座にチャージショットで追撃するためだ*]
[バディの援護によって加速バフのかかった足で床を蹴り、
瞬く間に距離を詰めると、その顔面にシャムシールを振るう。]
おらぁ!
[虹色の二連撃。
そのまま顔面を蹴り、回転を付けての三撃目には一際強い虹色を乗せて。]
これ、でっ、どうだぁ!
[体力ゲージを確認する前に弓使いにチャットを投げる。]
「お願いします!」
[視線は弓使いに。
そうして彼女の攻撃を邪魔しない範囲に離脱した。*]
[ やがて発動した猛吹雪の中、コンスタンツェから飛んだ注意喚起には、さもありなんと頷いた。おおよそ予想通りだ。 ]
「了解、気をつける。ありがとう。」
[ 返信してから、飛竜に合図を送る。 ]
行くぞ、メイス!
[ 吹き抜けの上に覗く天空から、まっすぐ降るような急降下。 ]
「ルオォオーン!!」
[ 一声鳴いて、ブレスを吐いたワイバーンの方へと竜の頭がぐるんと振り向く。カッと開いた顎から反撃のブレスが吐き出される前に、飛竜は急上昇、更に再びの急降下を敢行する。
慣れぬ騎手なら、三回は振り落とされようかという激しい動きだが、チャージの体勢のままの竜騎士は微動だにしない。 ]
おおぉ、すっげぇ…
[メテオに続いた深雪の追撃はどうやら>>416彼女とそのバディの協力技。
闇竜には視界遮る程の猛吹雪を、施された障壁越しに見て感嘆の声を上げる。
深雪はそのまま炎の首に攻撃を加える予定のようだし、>>408>>417氷の首にドナーと狩人、>>411属性不明の首には竜騎士が当たるらしい]
そしたら俺はフリーの首二つ引き受けるわ。
つっても海竜にやった嫌がらせレベルなんで、ダメはあんま期待しないでほしーけど!
[他の首への援護に回せない為に、毒と雷に攻撃を加えると宣言しつつスキルを発動させてライフルを複製する。
この大きさの銃を二丁一度に扱うなど現実では不可能だが、この世界はゲームだ。
既に魔力を込めた弾倉は装填してある、二丁分ってことで消費MPも二倍になるから属性は付けず]
──Sieg oder tot!
[まさかまた唱えることになるとは思わなかったスペルだが、天使からの支援によるMPHP自動回復があるから何とかなるだろう。
MPを消費しながら、二つ首へとそれぞれの照準を合わせて。
指定が入らぬ限りはこのまま魔力弾を当て続けていく*]
「ありがとう! ありがとう!
動きが鈍っている間に他の首はなんとかお願い!」
[チャットメッセージのテンションが心なしか上がっている少女である。
「ありがとう」は『狩人』に向けてのものだが、>>418
残りは皆へ向けての言葉といえた。
数ターンの攻防が戦いの結果を――未来を、分けることになるのだから、と]
おお……!
[『雷鳴』と『狩人』の連撃が決まる。
地上と空中、炎と雷が交錯する。>>424>>425
『竜騎士』は振り落とされることなく刀を振るいまくり、>>426>>429
残り二人の首には『狙撃手』による二丁ライフルによるフルオートが襲いかかる。>>427>>428]
「ありがとう! ありがとう!
動きが鈍っている間に他の首はなんとかお願い!」
[チャットメッセージのテンションが心なしか上がっている少女である。
「ありがとう」は『狩人』に向けてのものだが、>>418
残りは皆へ向けての言葉といえた。
数ターンの攻防が戦いの結果を――未来を、分けることになるのだから、と]
おお……!
[『雷鳴』と『狩人』の連撃が決まる。
地上と空中、炎と雷が交錯する。>>424>>425
『竜騎士』はワイバーンから振り落とされることなく刀を振るいまくり、>>426>>429
残る二つの首には『狙撃手』による二丁ライフルによるフルオートが襲いかかる。>>427>>428]
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