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次の日の朝、語り手 が無残な姿で発見された。
戦火の犠牲は確実に広まる。
それでもなお、戦いは終わらない。
求めるものを手にするまで、人は争い続ける。
己を犠牲にしようとも。
愛する者を失うとしても。
現在の生存者は、船長 ローゼンハイム、執事 シグルド、 ユーリエ、次男坊 カーク、好事家 ソマリ、占い師 シメオン、 ギィ、御曹司 ルートヴィヒ、 フィオン、メイド カサンドラ、三下 ツェーザル、おじきの娘 ミーネ、経営者 ディークの13名。
御曹司 ルートヴィヒは、船長 ローゼンハイム を投票先に選びました。
/*
あ、更新した。
そして挟んだ。ごめん。
ビーチサイドの方が、第二お題がしやすいのでそっちを選ばせてもらった。
指輪も、お坊ちゃまの物持ち扱い。
人にぶつかってコロコロ転がす。
ちなみにビーチドレスが解らなくて調べたら、白のビキニに、黒のレースのガウンタイプがくそエロかったけど、ワンピタイプもよかったので、ワンピの方にした。
メイド カサンドラは、船長 ローゼンハイム を投票先に選びました。
船長 ローゼンハイムは、船長 ローゼンハイム を投票先に選びました。
フィオンは、船長 ローゼンハイム を投票先に選びました。
次男坊 カークは、船長 ローゼンハイム を投票先に選びました。
三下 ツェーザルは、船長 ローゼンハイム を投票先に選びました。
― 客室 ―
お嬢ー、やっぱ……
同じ風呂使ったなんてバレたりしたら俺、山に埋められるっス
[ジャケットを脱ぎ、留め具の指輪を抜いた赤いネクタイを首にぶら下げた状態でミニバーを漁る。
グラスに氷を放り込んでミネラルウォーターを注ぐのは、水割りを作らされ慣れきった下っ端ならではの手際]
もしお嬢が部屋の鍵かけて、外に出ないでてくれンなら、俺はなんかどっかでザッと浴びて来られるんでー……
[H2O率100%のグラスをカウンターに置いて、お嬢の表情を伺う*]
経営者 ディークは、船長 ローゼンハイム を投票先に選びました。
背中を?
じゃあ、俺が君の躰を洗ってあげるよ。
……おっと。
[そういうのに、カサンドラはそんな手管をわかっているとでもいうかのようにするりと自分の腕を潜り抜けてしまって。
男の下心など見破られていたらしい。
やはり一筋縄ではいかないのが彼女だ]
テーブルマナーなんて、考えなくていいのに。
食事は楽しくすればいいんだよ。
[そうは思うけれど、カサンドラの水着姿も魅力的ではあるので否定する理由もない。
ドレス姿も見たいが、それはまた別の機会に譲ろう。
シャワーの間は大人しくしていた。
それこそ、お預けをされている犬のように。
そうして彼女に触れたい欲を押さえている方が、後で触れられた時の喜びが大きくなるからだ。
それこそ、よし、がもらえた時の犬のように。
彼女という大きなご褒美はどんなに甘美な味となるだろう]
[鍵を閉め、防水加工のされている腕時計で時間を確かめる。
まだプールサイドは開いているだろう]
ああ、もちろん
[>>1:312
すっとカサンドラに腕を差し出すと彼女に掴まらせる。
遅い時間を狙ってきたから、日傘はもう必要ないだろう。
でも念のために、と自分用のサングラスを彼女に渡して。
自分も水着に着替えて上には白いパーカーを羽織っている。
会場に着いたら人が思い思いに過ごしているようだ。
ビュッフェスタイルで食事を取りに行って。
腹ごしらえより先に、プールで食前酒代わりに何かを飲んで、水も滴る美女を楽しもうか、と傍にいるカサンドラをちらりと見た。
近くにいるスタッフにタオルの準備をするよう目くばせで命じる]
カサンドラ、カクテルでもどうだい?
[酒はいける口かな?と尋ねながら、自分のパーカーを脱ぐ前に、まるで自分が彼女の従僕でもあるかのようにいそいそと、彼女のビーチドレスを脱がすのを手伝うだろうか*]
/*
あるじぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。
思わず叫んでしまったよ。
えっ、えっ、あれ。えっ…。
ああ、恋する青年。でもカサンドラは気づいていない。
そしてまさか、ちょ、ドレス脱がなくても、こー人前で脱がされている気分になる()
[サングラスを受け取る。それは日差しに弱い自分への気遣いだと解るから軽く頭を下げる>>0
腕を絡め寄り添うように、会場までいけばそれなりに人がいる。
そう言えば一つの処に、こんなにも人がいる場所に足を踏み入れるのはどれくらいぶりか。
思い思い、過ごす様子を、眺めてしまう]
え…はい。そうですね。
どのようなものがあるのか、確認して…。
[声をかけられて、はっとする。
どうも人々の様子をぼっと見つめていたようだから…]
…っ、ルートヴィヒ様!?
さすがに自分でできますし、これでは立場が逆ですよ。
[ぼっとしていたからこそ、ビーチドレスに手をかけられていた事にも気づかなかった。
気づけば咎めはするが、止める事は時すでに遅かったのである]
[なんだか人前で脱がされたような気分になってしまうのは、上に着ていたもの形のせいだろう。
それよりも、人前で水着姿にならないと言ったような…。
そんな事が浮かんでは、消えて行く。
一度気恥ずかしさを覚えたからか、白いビキニ姿になると、人の視線が刺さるよう。
それも普段は、肌の露出がない黒い服ばかりのせいだからかもしれない。
が…一番は目の前の男の視線が一番刺さる気になる]
ルートヴィヒ様、カクテルは私が貰ってきます。
どのようなものが宜しいでしょうか?
[逃げ出したいから、取りに行こうとするが、相手が何を好きかは知らない。
勝手をしても良いが、飲めないものを持ってきても意味はないと思い、何を貰ってこれば良いのか伺ってから、取りに行こうとするのであった**]
/*
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ。
なんだか、恥ずかしい。
つか脱がされているようと書いてしまった。
テヘペロ
そして離れたら、第二イベントをやるんだ。
[ とん、 と グラスでテーブルを叩いた。]
嗚呼、 そうとも。
僕は"自由"だからね。 恵まれてもいるさ!
─── 自由が許されているのだから、
折角ある選択肢を "選ぼうともしない"のは 失礼じゃないか。
[もっとも、仮装の衣装という玩具がそこら中に在ったから、すぐに関心は他へと逸れる。
だから、彼が覗くたびに別の場所にいるのを発見しただろう。
蝶の羽を背負っていたのはたしか三度目くらい。
四度目はフルーツてんこ盛りの帽子をかぶっていた。
彼が着替え終えて出てきた時は元のゴスロリ姿で出迎える。
凛々しい立ち姿に、己の見立てが間違っていなかったと確信した。]
よく似合うよ。
おまえがそうしていると、空気が凛と澄むようだ。
[手放しに誉め、満足の面持ちで頷く。]
[ こういうときだって 男の舌は回り続けていて、
嗚呼、 此処は"似"なくて 良かった、 等と これは"何"心だろうか。
"ソマリ"という男は、ユーリエの紅の瞳を、
けして避けようともせず、 極々、普通に
そう、 言い放っていた。
皮肉の響きもなく、 揶揄する言い方でもない。
そりゃあ、 本心だとも。
"他人"を慮って我儘を抑える男じゃあ、なかった。
譬え目の前に "選べなかった"少女が 居ようと、
─── 多少ばかり嫌な言い方である自覚はあるが。
此れは 態とだった。 ]
[ けして、 怒っちゃいなかった。
寧ろ、 そう 微かに笑ってさえ居たのだ。
"帰る" という 少女の言葉に、
珍しくも"自我"を 感じさせるような
"ソマリ様"の 知らない"誰か"の 言葉に、
何か こころを決めたような、 ]
君は、 帰りたいかい。
[ 譬え、 何れ、"ソマリ様"と呼ぶ"誰か"が
居なくなる場所であっても ─────
…と、 までは 聞かなかったが、
只、 握りしめられたフォークを見下ろし、
ふ、 と 指を立てた。しぃ と ジェスチャー。
間をとるためのものだ、
" 否、 " ちぃさく呟いて、]
[ 周りの音が、 聞こえないような気さえ した。
頭のなかを己の声が響くようで、…にんまりと 笑っている。 きっと。
"代わり"なら もう 十分だ。
彼女の "成長"を 認められないわけじゃあない。
寧ろ 大変に認めている!
──── だから、 こそ、 もう、
"ソマリ様"は 邪魔だろう?]
[ 彼女が、例えばひとりで戻ったところで、
ソマリ家の運転手は迎えに来るし、
誰も、責めることは しないだろう。
─── 其れだけ、 "息子"の放蕩は予測されたものであったし、
"ソマリ様"が彼女に語らなかった事実のために、
父親も、 使用人たちも "ユーリエ"との距離は 微妙なものだったはずで
呪詛の元兇が居なくなったならば、きっと、彼等は語るだろう。
"買われた子"は "保護された子"に、
"従者"は "客人"に、
選べなかった子は、 選ぶことのできる子に。]
嗚呼、 僕のことは心配しなくて良い。
これまで 追うのが仕事だったからね、逆に言えば…
捕まらないように 逃げる方法にだって詳しいのだよ。
[ …少し 口が滑っていた。
此れは 酒のせいだ …たぶんね。
消える方法は 幾らだって有る。
例えば──────
……" うみのそこ "に 消えてしまったことに する とか**]
― パーティー会場 ―
[パーティーが始まってから時間が経っているようだったが、プールサイドはまだ多くの者たちで賑わっていた。
思い思いの仮装で過ごしている者たちを見ているだけでも楽しい。
通り過ぎる者たちの多くがこちらを振り返るのにも気づいていた。
確かに、なかなか目立つ二人組だっただろう。
黒一色で装ったずいぶんと背の高い女性(?)と、中世の物語から抜け出してきたような騎士のペアは人目を引く。]
[それにしても、ここはとても開放的だ。
ごくわずかな布しか身に着けていない若い女たちなど、我が騎士には刺激が強すぎただろうか。
無論彼は貞節の美徳に従って慎み深く直視を避けているのだろうが、リボンの端に掴まってついて来るさまはどこか可愛らしい。
愛しさと誇らしさと、己の騎士をもっと見せびらかしたい欲とを抱えて人々の中を縫うように歩いていたら、プールの上に面白いものを見つけた。]
あれは、何をしているのかな。
相手を水に落したら勝ちという遊戯だろうか。
[浮き舞台>>1:#2を囲んで騒ぐ者たちに興味を引かれて近づいていく。
彼らがなにをしているか把握したら、面白がって己の騎士を送り込み、再び濡れ鼠にさせていたかもしれない。
鎧を身に着けていなくて正解だった、という感想が聞けただろうか。]
[だが近づくより前に、行く手を遮るものがあった。]
「失礼。私はこういう者なのだが」
[妙に態度の大きい男は、目の前に立つなり名刺をひらりと出してきた。*]
/*
こう、 "ユーリエの肖像画がかきたい"
同志に出会うルートを考えてはいるんだけど
とりあえず 埋めるだけ埋めておこう
/*
ロールに含めようと思って没にした案
・ソマリ氏「君だって僕が選んだのだよ」←性格が悪すぎるのでボツ
・ソマリ氏「僕だって決められてたことぐらい有る(軍学校に行かなきゃ行けなかったこととか)」←お前が言うなと中の人が切れたのでボツ
・ソマリ氏「ユーリエ大人になったなあ…」をもう一度書く←たんにロールが永くなったので切った
ソマリ氏、 とても動かしやすいので 捗りすぎてロールを削る作業が入ってしまう。
[ ミーネとツェーザルとの楽しいひと時の間は、兄のことも父のとこも忘れて自由になれた。
ミーネが手にしていたカクテルで、シグルドの空白がまた興味深くなったところでもある。
もう頃合いだと部屋に向かおうとしたところで、恰幅のいい男に声をかけられた。
今度は明確にカードルームに誘われる。
胸のバッヂから、これが議員とやらか、と推測して同行を承諾した。 ]
― カードルーム ―
[ 葉巻を勧められたが遠慮しておく。
部屋に漂う焦げたフレーバーは嫌いではないが、ヒヤシンスの方がいい。
プレイするのはブラックジャック。
賭け用のチップはシグルドに交換に行かせた。レートは任せる。 ]
[ 適当に気をぬいて、チップは気前よく置いて遊んだが、7:3くらいの優勢だった。
手持ちのチップが少なくなってきた議員が秘書らしき金髪美女の腰を抱き寄せながら、「彼女を賭けよう」と言った。
ああ、なるほど読めた。
次はそこの
チラと背後のシグルドを見やる。
部屋に帰る口実を作れと、そんな無茶振り。* ]
[ 何時も、思っている。
"買われて"から、ずぅっと
この時 "ユーリエ"ならどうするべきか、と。
ひとの行動をなぞるのは 得意だった。
生きる術だ。 ]
[ "思い至った"と 同時、
"思い至らなかった" 行動、
水のグラスを引っつかんで、
マナーなんて、"従者"なんて知らない顔して、
─── 正面 主の顔に中身をぶちまけた、! ]
[ 主が笑っていたのは 見えていて。
反対に、まったく"似ず"に、"ユーリエ"は真顔だった。
空っぽになったグラスを派手にテーブルへ置き、
もうひとつ、…中身は多分主の何かだけれど、
…まあ いいか、って、"たぶんね"。
"代わり"のことは飛んでいた。
今のは 多分、"わるいおとな"の真似だ。
何時かの聡いこどもは 狡賢くもあったので、
こういう時だけ、都合の良い過去を振り返る。
目の前の"主"は、
…水もしたたる男だったかどうだったか。
決して"良い"なんてつけてやらないけれど、 ]
───── 、 ……
[ 今度は多分"怒って"いた。…多分。
何せ ユーリエ と名付けられた誰かは、
こんなことをした記憶が全くないので。
自分の知らない自分に驚くのはまた後の話として、
紅を一度 閉じ、
息を吸って、 ]
でも だったら
断る選択肢を、…選んだらどうなんですか。
"呪い"まで言っておいて選ばないとか
そこまではっきりしないのって 馬鹿じゃ無いんですか。
わたしの時、みたいに お金積んで決めたらどうなんですか。
こんな 、…全く関係無いおんなを
適当に連れ回して、逃げようとしたみたいな、
碌でなしに育てられた 覚えは、無いのですけれど
[ …勘違いの話も、このこどもは知らないので、
何がどう正しいのかも全くわからない まま、
もう一度かけますか って グラスの水面を向けつつ、
─── 酔っていない。全く。
強いて言うなら自分の激情に"吞まれた"ような。 ]
……何考えているのか いつも分からないです
別に興味も無いですけど、
でも 言うべきことすら言わないくせに、
全部 ソマリ様の都合で決めて、
……さっき わたしのために怒るとか言っておいて、
ほんとうに そうなんですか、これ
[ ───── まで、言い切って、 ]
[ …………、急に冷えたらしい。
多分、恐らく、目が 据わっていたのだけれど、
此処で漸く ふわ と 泳いで
濡れた主の 碧と 目が合った! ]
………………、帰って 辞めます。
"ソマリ様で無い誰か"に …雇われて、きます。
[ 何時もの調子に 戻った、とはいえ
…… 口が滑ったって、話じゃあ 無かった。
すみません、って 言い忘れてしまったし** ]
/*
突然のあれで だいじょうぶか と おもいつつ の
何時も踏まえて だいじょうぶだろう と、おもうのだけれど
あれだったらごめんなさい…!
[主があちらの女性になにか耳打ちするようなシーンは、見ないふりしつつ確り観察しておくのが、できる使用人の心得。
いずれにしても主が話している間に口を挟む立場ではなく、去り際に「良いご旅行を」と告げる程度だった。]
興味深い方々でしたね。
[十分に離れてから、そんな感想を零す。]
[部屋に戻る素振りの主に声を掛ける者がいた。
相手を認識して、眉がぴくりと上がる。
例の議員だ。
カードルームに誘われたのはちょうどいいというべきか。
近づく手間が省けたのは確かだ。]
― カードルーム ―
[主は気づくだろうか。
議員の周囲に薄く漂っている邪念に。
彼も、かつてはもう少し品のいい人物だったはずだ。
様々の用をこなしながら成り行きを見守る。
幾度目かのゲームを終え、次に相手がチップとして提示したのが、金髪美女だった。]
おじきの娘 ミーネは、船長 ローゼンハイム を投票先に選びました。
え、うん。
[彼の発言の意味するところに気付くのは、部屋の扉を開けてベッドに腰掛けようとしたところ]
ば、ばっかじゃないの!
そういう意味じゃない!!
[そういうとベッドに横たわる。顔を覆うように。]
[ 寧ろ 声さえ上げて、 愉しそうに、
寂しそうに、
君が"思い切る"なんて!
笑い声に混ぜて、 そうも語っていた。
水を 掛けた瞬間、 周囲の目は充分に引いていたけれど、
男の反応は "女をもてあそんだ男"の其れで
譬えふたりの言葉が聞こえずとも、 周りにさえ知れたろう。
──── " これは男が悪い。 "]
[ "勝手だ。" ──── そうとも。
"碌でなし!" ──── よく知ってるだろ?
"はっきりすれば良い。"
──── 出来たらね。
…ある種、 自分を貫いても居た。
ほんとうのことは言わない。
はぐらかすことに 抵抗はない。
…これ以上の 踏み込み を 許さない。
"煽る"に 近い 物言い。]
[ 只、 もう一杯、 色のついた水は勘弁したいので、
そっと、 カップを 手のひらで蓋して、 ]
─── 何だ、 "未だ"従者を選ぶのかい。
折角 自由になれるのに。
[ …これは、 皮肉の響きを、 確かに持っていた。
死ぬことだけは、 許さないからね。
そうとも、 言い添えて。 ─── 呪いさ。 ]
[ 指輪を手渡された男が、突き返せなかったのは、
かの女の家の問題と、
彼女が 最早ストーカーレベルで "ハーヴェイ・A・ソマリ"という男を 好いている、というのが ある。
( 男の方は…何とも思っちゃいないのだが… )
突き放したところで、諦める女でないことは
目に見えていたし……
"何時も連れ回している"
"素性のわからないおんな"
──── ユーリエ に 矛先が向かないとも、限らなかった。
…勿論 こんなこと ユーリエには"関係ない"のだから
話も、 しなかったのだけれど。 ]
[ ──── "仕事上"、
" 誰か "と 必要以上に親しくなるつもりなんて、
決して、 無かったんだ。
─── だから、 "仕方がない"。]
[ 彼女が席を立つと言うなら、きっと止めなかったし、
部屋に戻る、と言うなら 鍵を渡しもしたろう。
暫く、碌でなしは碌でなしらしく、
ドリンクは二杯目に手を伸ばし、
反らした碧は、プールの乙女たちを眺めていて ]
──── 嗚呼、 でも、
君が 僕じゃない誰かに 使える姿は
見たくないなあ……
[ 呟いたときに、 少女の姿は あったか どうか*]
[ ─── すこぅし たって、
濡れた男のテーブルに立ち寄る 男がいた。
如何にも 画家 然とした男ではあったが、
"仮装パーティー"である以上、ほんとうは どうだったか。
男が語るには、
" 先ほどの白乙女を是非 絵に書かせてくれ。" と
…要約すればそういった話。
ふぅん、と 鼻を鳴らして、 ]
彼女が 良いって言うなら、 良いんじゃない?
[ 勝手にやってくれ、 って 調子だった。
只、 と 指をたてて、 ]
出来上がった絵は 写真に撮らせてほしいな。
[ と、 それだけの "依頼事項。"]
[ ─── "ユーリエ"には 関係のない話だが、
写真立ての向う、収められたものは、
"幼い頃に良く似た" 少女の肖像画 の "写真"で
良いカメラで撮ったわけじゃあないんだろう、引き伸ばしたように画像は荒かった。
──── もうひとつ 関係のない話。
箱の投げ込まれた引き出し、 箱の下 聖書の 更に下。
何の用心のためだか、 おもたい鉄のかたまり───銃、 と 身元を示す手帳が隠されている。
"Harvey・A・Somari"
"Naval Criminal Investigative Service"
"Special Agent" **]
好事家 ソマリは、船長 ローゼンハイム を投票先に選びました。
[あああー!そういういみじゃなかったーーー!!!]
[そりゃそうだろ。
という冷静なツッコミが頭の中でめぐるめぐる。
部屋の中に入っていく耳がネクタイと同じ色になっていたとか*]
占い師 シメオンは、船長 ローゼンハイム を投票先に選びました。
― 客室 ―
ね、聞いてました?
[どっかから引っ張り出したトレイに、水滴拭いたグラスを乗っけてベッドルームへ]
俺が外のシャワー探してくる間、鍵してカーテンも開けないで、ここでじっとしててくれます?
[小うるさい、に相当するかもしれないけどさっきの話の続き。
だってもう意識しちゃったし女友達じゃないし壁の向こうにお嬢がいるのに全裸になることがもうヤマしいことのようなやだやだ勘違い野郎恥ずかしい埋まりたい殺されるあああああ***]
俺が君にしたかったんだから、別にいいだろう?
それに、ここではパートナーであるんだから、ね。
[ドレスを脱がそうとすると、咎められてしまう>>1。
そんな咎めの言葉はまるで無視してしたいようにするのだけれど。
人前で水着姿にならないと彼女はいっていたけどここでのドレスコードは水着だから仕方がない。
普段の飾り気のない格好と違い、白いビキニは大胆なデザインで黒いドレスの下から見える素肌の美しさとその水着の際どさに、思わず凝視をして喉を鳴らしてしまった]
ダメだよ。俺も行く。
こんなところで君を一人きりにしておいたら、変な虫が寄ってくるかもしれないだろう?
[もっとも所詮言い寄ってきた相手がたとえ強かったとしてもたかだか人間ごときに彼女が負けるわけはないのだが。
むしろ]
軟弱なこの俺が放置されて、かどわかされたら君だって困るだろう?
若い男を餌にしようとする誰かにナンパされるかもしれないし。
[しれっと言うと、当たり前のようにカサンドラの肩を抱き、プールサイドのバーカウンタまで彼女をつれていく]
彼女にはスクリュードライバーを。
俺には……そうだな、カシスソーダで。
[彼女の好みはわからないし、どうせどのような酒なのか、彼女はわからないだろう。
それなら2つのうち好きな方を選ばせようと女性好みのようなものを選んでオーダーした]
昔、学友に聞いたんだがカクテル言葉というのがあるらしいね。
この選んだカクテルの意味を君は知ってるのかな?
2つとも君にぴったりなんだけれど、……意味は知らない方がいいだろうけれどね。
少なくとも、この旅の間はね。
[それはそれはひどい意味だから、と肩をすくめて笑った**]
/*
ぶはぁぁぁぁぁぁ。
あるじぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。
他の人とのエンカするかねとロル書いていて、更新してみたら、主が。
しかもどうして、その二つなのかと思ったらwwwwwww
スクリュードライバーってどんなのかと思いつつカクテル言葉を調べたら。
まじか。
カシスソーダは【貴方は魅力的】
スクリュードライバーは【貴方に心を奪われた】
だから、まさかそれ込めてと思ったら、まさかだった。
あるじさまぁぁぁぁ。ああああああああ
………。
[そう言われたら、何も言えない。>>46
ただ、言わないが、視線から逃れるように身を捩ってしまう。
早く逃げたいから、答えを待つ時間が長く感じていたら、今度は自分が咎められてしまう>>47
変な虫が寄ってくる方が本望]
ルートヴィヒ様が、そう簡単にかどわかされたりするとは思いませんが…解りました。
[朴念仁と噂される彼が、そう簡単にかどわかされる事はないのは解っている。
それどころか、一人残して誘われたとしても、冷たくあしらうのすら予想がつくが、そこまで言われて断る事も出来ない。
例え断っても、聞こえなかった振りをされそうだと、肩に回された手に視線を一度落として、連れていかれる。
その態度が、従者にするそれではない事に、戸惑いがどうしてもついてしまわるのであった]
そのようなものがあるのですね。
いえ、存じ上げません。そもそもその二つがどういうものかもわかりません。
[解る酒と言えば、そのままのもの。ビール、ワイン、ウィスキーなど。
カクテルに関しては何一つ知識はなかった]
ひどい意味だと仰るのに、ぴったりとは…意味が解りませんよ。
[きっと聞いても答えないのは解っているから、いぶかしげな表情を向けるのであった]
[オーダーも彼がさっさと済ませてしまう>>48
カクテルに疎いので、注文したものがどんな物かすらわからない。
きっと自分一人では、こんなにスマートに注文を済ませる事は出来なかったのが目に見えている。
密かな感謝をして、カクテルを待っていると、
ざわりとするから何かあるのかと視線を向ければ、少女が、青年に水をかけた後だったようだ>>23>>36
何かあったのだろうかとみてしまう。見ても解らないが、きっと喧嘩か何か何だろう。
喧嘩を誰かをすると言うのは、どこか羨ましくも感じる。
……そんな風には今まで思わなかったのに、そんな風に浮かんでしまうのはきっと、傍に居る男のせい。
自然と男に視線を戻して見上げてしまう。
しばらく見つめていたが、はっとなり視線を逸らせば、プールの方にいる迫力のある女性?とそれに付き従う騎士の姿が目に入る>>14
あれくらい、迫力のある女性が、ルートヴィヒをナンパしたのなら、きっと断れないだろうと勝手な予想。
だからこうして一緒にカウンターまで来たことは良かった事だと、自分に言い聞かせるのであった*]
/*
初めの予定と変えて、せっかくだから見かけるだけ見かけてみた。
坊ちゃま…ジンライムの【色褪せぬ恋】
マルガリータの【無言の愛】(今は無言だ)
カンパリオレンジの【初恋】
でも良かったのではないでしょうか?
と思いつつ、あれか。スクリュードライバーを飲ませて酔わせて…。
レディーキラーでもあるからなぁ。
/*
見かけたとしたけど、主様、やって良かった?
大丈夫?大丈夫だといいな。
せっかくだからやらないとと思ったの。
ごめんね。主。
つかある意味だしにしているよなorz
ごめんなさい
/*
そういえばト書きの中を拾ってしまった。
あああああ、主、ごめん。
許して。orz
なんだその矛盾と思ってしまったのが出てしまった。
いや、確かにカサンドラにしたらその意味は、ひどい冗談のようだからなぁ
[グラスに注がれていたであろう水を飲むために、のそ、と立ち上がって。
小うるさい、とは思わなかったが、何やら引っ掛かる彼の要求は、]
やだ。
[と棄却して。側にいろ、とまで言うつもりもないが、単に外に出してシャワーや寝室を独占するなんて、組をまとめる立場として、(誰に言われるわけでもないけど)恥ずかしい]
外で女捕まえる気でしょ。
[身にあまりすぎる台詞と触れられた目元に
何故だろうか。
心が、酷く震えてしまう。]
ああ…、 ディーク…様
[私も、
この御方にお仕えして本当に良かったと
心底思っているくせに
そんな感動的なシーンとは裏腹に
今から始まろうとする占い(?)を予感した
元気100倍シメオンマン!な玩具の中身は
期待で脈打ち、さらに窮屈になっていく。]
[主の掌の温かみを感じ
すっと己の手が避けられたのを合図に
先ほどまでとは打って変わった
激しい抽送が始まって]
────ッ!!
[咄嗟に息を飲んだ。]
……ん、ん、…、んぅ…っ
[下唇を噛んで
必死に声を押し殺そうとするも
時折、与えられるスクリューに飲まれるような動きに
どうしても鼻腔から声が漏れて
主に気持ち良さを訴えようとしてしまう。]
[床なんて目じゃ無い、
月とスッポンくらいに違う、なんて…
比喩も思い浮かばないくらいに気持ち良すぎて
迫り上がってくる感覚に、堪らず]
イ……ッ、 いい、感じ…です、
───ああッ!
[つい、いつものようにイク!と
言いそうになって
直した言葉尻もさらに跳ね、
慌てて両手で口元を押さえ込む。]
/*
日付変更直後の秘話が見逃されてると思ってフォローしようとしたけど見逃されてたとしてもこれで話は成立している感じになったやっただいじょうぶだ
[端を握り締めていた布地が
その瞬間から、
ずり落ち始めたことにも気づかずに
(イクっ、 イクッ、 あああああ)
昇りつめながら
ずっとずっと見つめていたのは
ディーク様の瞳、で。]
んンっ、 出ます…ッッ!!!!!
[楽になれ、との言葉を追いかけ
とてつもない開放感と共に
──実際にも堂々たる露出っぷりだったが
かつて無い程の量を
かつて無い程の飛距離を記録し、吐き出していた。]
[はぁ…、はぁ…、と肩で息をしながら
ナニかが付いた秀麗な顔を
ぼんやり見つめていると、視線が落ちて…]
◎▲☆×▽※………!!!??
[釣られた先の視界には
ぬとぬとした液体にまみれ
テラテラと聳え立つ、己のモノがあった。
声にも言葉にもならない悲鳴を上げて
紅潮した顔を、真っ青に変えながら
どうか気付かないでください、とか
今すぐ透明になってしまいたい、とでも言うように
俯いたまま
存在感を消し去るべく…カチン、コチン、と固まった。]
[動きを取り戻したのは
我が社の、大切な大切な社長が
何も無かったかのように占い結果を尋ねてくれた時。
確かに頭がクリアになって
知りたかったことが
次々と鮮明に浮かび上がった。
東の国では、これを賢者タイムと呼ぶらしい。]
は…いッ、出ました!!
業務提携を予定しているV.P.R社は
抜け駆けをしようとしている節があります。
もうひとつ、候補になっている
小さいけれどヤリ手の企業がありましたよね?
すぐに、そちらへ変更の手続きを。
あと、バレンタインに合わせて
Bubtterの利用者に
抽選でおしゃぶり型チョコをプレゼントする企画は
良い宣伝になりそうです。
[久しぶりの会心の視え方に
大変清々しく
晴れやかな気持ちで
目の前の彼の顔を、笑顔で見遣った。]
ヤダって
[そんな。
お嬢の心、下っ端知らず。
しかしこっちの心配もお嬢には伝わっていない]
お嬢を守るって大役があンのに、オンナなんざ行くわきゃねーでしょ!
[※豪華客船に浴場系風俗店がある前提でものをしゃべっています]
〜未来予想図〜
てめぇ おじょうに やましいこと しただろう
つぇーざる「おれじゃあない おれはやってない!」
(たたく)はけ はくんだ
つぇー「いっしょのおふろにはいりました」
(たたく)さてはそれだけじゃないな
つぇー「いっしょにねました」
(おとしまえをつけさせる)
"けっこん"
ニア"タマをつぶす"
……
[おそろしい想像をした]
[お嬢を溺愛しているのは父親だけではない。
なんだかんだと愛されている。それは可愛らしい自分たちのお嬢さんというだけじゃなく、将来の親方、頭を継ぐものとしても]
…………
[やはり、この船を降りたら女の子にされてしまうかもしれない]
じゃあお嬢は俺が汗臭くても良い──くはないッスよね
じゃああの、俺が同じ部屋の風呂使ったこと
ぜっっっっっったい誰にも言わないでくださいよ
ひみつッスよ
旅の恥はカキ捨てッスよ
[戻ってきた手には、盆の上にグラスを二つ載せていた。
中で揺れるのは、薫り高い琥珀色の酒だ。]
いかがですか?
[まずは議員の側で腰をかがめ、グラスを勧める。
にやついた笑みとともに何か言われたが、頭を下げたのみで特に答えなかった。]
[向きを変え、主の元へグラスを運ぼうとする。
その足先がテーブルの脚に引っかかった。]
―――っ!
[つんのめったはずみに銀盆が傾き、グラスが跳ねる。
とっさにグラスを押さえるが、中身は見事な放物線を描き、主の胸元へと降りかかった。]
申し訳ございません…っ
[慌てて盆を置き、ハンカチを取り出して拭く。
だが酒精の染みは拭ったところでますます香るだけだ。]
大変な失礼をいたしました。
なんとお詫び申し上げればよいか……
[深く頭を下げて、謝罪の言葉を繰り返した。**]
…………っ、っっッ、
[そこに、己の官能の証が
乗ってしまっているのを見つけてしまって
とてつもない興奮が襲う。
大切なものを汚してしまった
冒涜感とか背徳感が、───とにかくヤバい。
もっと、もっと
己の色で塗り込めてしまいたい気持ちが
どんどんと膨れ上がる。]
/*
シグルドさんのドジ!!!!!!!!
ごちそうさまです。
ああ美味しい。美味しいよ。
そしてこういうのでもいいのかと思いつつ、そんなことしたら喜ぶだけというか、あれそれだと思うのと二番煎じはいけません。
で、当初の目的通り指輪をコロコロするつもりだけど…まず指から外さないといけないから、出来るのか。
大役があるのに他の部屋でシャワー行くのはおかしくない?
[バーガー屋さんの1つも見つけられなかったのに。]
[何やら小さなことを気にしていたらしいことが分かると]
もぉ、むしろなんでツェーの方がお風呂云々気にしてんの。
普通女の方でしょ。
黙っといてあげるからさっさと入ってきなさい
[女の子にするまでもないかもしれない、とか]
こういうところは、損だよなあ。
[立場が上というだけで、相手が気を遣いすぎること。
この船にいる人間の多くが体験していることだろうけど。
この辺を気にしないのが、ある意味では「主」なのかもしれないが。
座るのに椅子を引いてもらうような立場には、なれそうもない。
汲んでくれた水を、舐めた*]
[その中でも強烈なのは
この人に“触れたい”という欲求で。]
今のは、亀甲占いのアレンジと申しましたが
基礎はマーラ占いの理論に則しております。
身体に貯まった良くないモノの排毒を促しながら
その量や飛んだ方向などで占うのですが
社長の
さらに詳細に未来を知ることができましょう。
お部屋で行いますと
このように後片付けが手間ですので
バスルームが良いようですね。
お顔も汚れてしまいましたし、
シャワーついでに、試してはみませんか?
[実しやかに囁きながら、白濁に汚れた顔を見つめて
コクリと唾を飲み下した。*]
うう……そうッスけど……
[そうだ、どんなに戸締りさせたってバルコニー経由で窓を割られたら侵入できる。
ここにはイヌもいないし、お嬢のそばにいるのは自分だけ]
でも気にするもん
[もん]
お嬢は自分がイイ感じだってこと自覚した方がいいッスよ
[じゃあ風呂借ります、と。結局命令に逆らう選択肢なんかないわけで*]
/*
ミーネ、可愛いなぁ。
食べちゃいたい♡
気を使っても、主の方がべたべたしてきます。
ええ、背後は意味が解っている分、あああああああってなる
[つーかそもそも私の側が出ちゃいますからね。ぷん。]
な、なにそれぇ〜!
[捨てセリフとしてはかなり強烈なその発言に、まだ風呂も入ってないのに顔を染めて]
良い感じなのは自覚してるもん。
[もん。むしろ足りてない自覚はそこじゃない、気がする。]
彼とは長い付き合いなのですが──
[ 相手の興味を引きつつも無難な話題で時間稼ぎをしていれば、器も中身も高価な年代物と見える洋酒の支度をしてシグルドが戻ってきた。
議員が彼に囁く様子には、おやおや、といった表情で微笑してみせる。]
[ 環視の中、シグルドは失態を装い、カークの礼装に盛大に高級酒をぶちまけた。
オーク樽とピートの香りが二人を包む。
力強い豊穣を吸い込んで、目を細めた。
膝をついて濡れた服を拭うシグルドの髪に指を差し入れて掴み、仰けさせる。]
そうだな、責任をとってもらわねば。
[ 周囲に漂う邪気がぞわりと蠢いたのを感じた。
なるほど、やはりか。 ]
来い、シグルド
[ 議員が口を開く前に立ち上がり、会釈する。]
所用ができましたので、これにて。
中座の代価にチップは献納いたします。
それでは、よい夜を。
[ ひったてるようにシグルドの肘を掴んで背を向けた。*]
[13(10x3)分後]
すいやせん、お先ちょうだいしやしたーーっ、ぅゔぇっくしゅ!
[スーツ姿からおきがえ。普段着(ジャージ)で出てきた]
[シャワー浴びた後、バスルームを掃除して。
今は改めてバスタブにお湯をたっぷり溜めている最中]
やー、どこもかしこもクソ豪華ッスにゃ、ふべっクシ!
なんてお風呂上がってすぐ寒そうなの?
[まさかそのまま浴槽掃除してるなんて思わないので。
素朴な疑問をぶつけつつ]
っていうかせっかくなんだからもっとゆっくりすれば良かったのに。
どうせいつも満足に湯浴みできてる訳でもないだろうに……
[言いつつ、自分の着替えを重ねて。
不用意にナイトブラを一番上に置くのは、旅行慣れしてないポイント。]
[ …多分、夜の話。
"買われて"、外の世界に連れられて、
昼夜の感覚を掴んできた頃の、冬の話。
月の満ち欠け、星の名前、
空から降る 雨、とか 雪、とか、
教えて貰ったことを考え直せば 時間は潰せるわけで、
つまりは何時間も "待っていた"。
…当時はまさに 雪が降っていた訳だけれど。
あの頃の顔立ちは、
きっと未だ、代わりになり得て、
"誰か"に近しかった。
屋敷の奥から、使用人の声がかかる。
─── 今日はきっと戻ってこない、って。 ]
[ 主となった"ソマリ様"の仕事は、
……重ねて言うとおり、興味の無いものであって。
それでも 未だこどもの自分にとって、
戻りの分からないものであることは 感じていた。
きっと 見目と異なって
聡くて、狡賢いこどもは、そんなだから、
一回一回、 "お勉強"にかこつけて、 ]
………… 戻られたら、
辞書を開く 約束を。
[ 傘の下で 可愛げの無い
"約束事"を結び直していた。
……流石に夜も遅くなってしまえば
大人しく自室へ引っ込むのだけれど、 ]
[ 自分の意思かと問われれば、分からないと首を振る。
…… 只、"ユーリエ"は きっと、
どれだけ天気が悪かろうと、大人しく待つのだろうし、
実際 待っていた。
…風邪を引いたのは当然だけれど それはそれ。 ]
[ "手を引かれる"ことは、"触れられる"ことは、
何時かのように、殺されるような感覚であって、
…此は未だに そうで、
それでも あの時、
お帰りなさい を告げた時に、
冷たく 長い手に 抵抗もなく、
初めて髪を梳いて貰った。
風邪引き寸前だったから、ぼんやりとしていたけれど、
ずっと待っていたかどうかは
多分、…聞かれた気がして、 ]
どちらがいい?それとも、両方とも飲むかい?
[カサンドラはどちらを好むだろうか。
自分が選ばせる時はいつも二択。
その方が自分を出さない相手には、選びやすいかなと思うからだ。
でも、これは二択に見えて三択。
両方飲んでもいいという選択肢が増えているから。
彼女が両方飲むと言っても新しくオーダーすればいいだけの話ではあるし。
自分のほうにはそれでも彼女にスクリュードライバーは選んでほしい下心はあったりなかったり。それでも]
[ ──── 呟きは、拾っていなかった。
ほんとうのことは 言わないし。
はぐらかすことに 抵抗もなければ、
これ以上の 踏み込み を 許さないような、
…そんな話 あんな状態で聞く気にならなかったので。
部屋に戻るために 今度は片手に鍵を握って、
水着の入った鞄を持って歩いていて、…
そう 多分 追いつかれたのだと思う。
"わたし"の歩みは そんなに速くないから。
─── 少し待ってください とか、
─── 絵を とか、
言われた 気がした、けれど、
"そんなこと"より、肩を掴まれた から ]
──── さわらないで 、
[ 拒絶だった、確実に。
…たったひとことだって言うのに、
"どうしたら"が先立ったものだから、
絞り出したみたいな感覚すら あれど、
……きっと誰にもそんなこと分からない。
ひとつ 言い訳をするなら、
気が立っていた 訳じゃあ無い。
─── "おとこ"に触られるのが怖いだけだ* ]
カサンドラ・・・・・・俺にもくれないか?
[彼女が一口、どちらかの酒を選び、一口すすったとしたら彼女の腕を引いて唇を奪ったことだろう]
やはり、こうして飲む酒は特別に旨いな。
[そう、彼女の唇を離して、自分の唇を舐めてささやく。
誰かが見ていたかもしれないけれど、別にかまいやしない]
[後ろのほうが騒がしくなり、彼女の視線につられて振り返れば、どこかふてぶてしそうな男の様子が見て取れて、きっと男が女に不誠実なことをしていたのだろうと周囲の冷たい空気と同じような目で何かをかけられていた男を見てしまう>>36]
どうした?
気になる男でもいるか?
そこの、中世の騎士みたいなのとか。
[ずいぶんと気合いを入れて仮装をしているペアがいる>>14。衣装を持ち込んだとは考えにくいからきっと船の中で調達したのだろうけれど。
そこまで考えて、自分みたいに他人からしたら訳も分からず大荷物を運ばせて船旅に同居させる人間もいるのだから、関係ないかとも思い直した]
─── 部屋 にて ───
[ …"帰る"支度をしようとも、
抑も、自分だけの荷物がまるで無かった。
部屋に戻ったところで準備は直ぐ終わってしまう!
着替える際 シャワーを浴びた、とはいえ、
お湯をはらないと、…とか、何時もらしい思考になり、
結局するのは"使用人"じみたこと。
( 船から降りるまではどうにもならないのだし… )
出る前に片付けたというのに、
すこぅし目を離しただけで そこかしこ、散らかっている。 ]
食事するために来たけれど、先にプールで少し泳がないか?
[そんなことを言って、特別に泳ぎたいわけでも泳ぎに自信があるわけでもない。
ただ、カサンドラの水着姿を堪能していたいだけだ。
プールサイドから離れたら、きっと彼女はまたビーチドレスを着こんでしまうだろうから。
ちなみにドレスとパーカーははバーカウンターで飲み物を手にした時にボーイに預けてある]
ほら
[プールの水を掬って彼女にかける。
ライトに照らされた水飛沫がきらきらと砕けた氷のようにきらめいて綺麗だ。
彼女の肌に流れる水滴も水晶のようで。
それはまるで、水辺ではしゃぐ恋人のように見えただろう*]
[ 片付けは 最初に覚えたことだから、
そりゃあ 手慣れたものだった。 ]
[ すっかり忘れていた 写真立て。
─── 起こすのだって直ぐの話で。
"忘れないように"って、取りだそうとしたちぃさな箱。
─── 変に重くて、
"違うもの"を見つけるのだって 直ぐの。 ]
──── ………、
[ 疑問符、だったと 思う。
……すこぅし違う。写真立ての向こうに関しては、
"ほら やっぱり そうだ!"って 其れだけだった。
テーブルにならんだ "似ている"顔と、
おもたい 鉄のかたまりと、手帳。
中身を読んで、単語をなぞって、
…幾ら聡かろうと、
多分此は"習っていない"。直ぐに置いた。
多分、そう "追いかける人" とだけ。
あと 真面目そうなところ、と。
……幾ら顔が似ていても
あんなところで買って良かったのか、は浮べど、 ]
[ だから、分かるものを 取り敢えず見ていた。
荒くて すこぅし旧い写真。
─── 物を放置していることもある主のこと、
此を直ぐ出したということは、…"そういうこと"だって、
写真の向こう、"だれか"に関しては、
だいぶ 分かりやすかった。
片付けの時に、…何時もの癖。
メイド服に着替えていたので、
ポケットからちぃさな、
少ない所持品の果物ナイフを出し、
( 林檎の皮むきは"先輩"に教わったことだ。
このあたりは 器用だった。 ) ]
[ 写真の だれか と、
顔立ちはすこぅし異なったとはいえ、
きっと 髪は似たような長さだったので、
…離れるのだから すっぱり、とか
そんな"どうでもよさそうな"理由だった。 ]
[ ─── このくらいかな って 一房、
軽率に、白髪を切り落とそうと、 ]
[ ─── ぷつ、と 切れる、ちぃさな音がして、
多分 同時、扉の開く音がして、
…… 腕が一瞬だけ止まり 扉の方へと紅が向く。
目の前には"そっくりな"写真と、
おもたい銃がひとつあるものだから、
( ……そういえば、銃も"わからないもの"なので、
自然と視界の外に置いていた、… )
……ナイフを持ったおんなの光景は、
見ようによっては、
"死ぬ" ちょっと前 だったかもしれない。 ]
/*
あるじぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃぃ。
なに、なに、え、もう抑えるのはやめたってこと!?
それと、主のロルの落とし方はあれだな。
ユーリエのが終わったと思って落としたら、まだ終わってなかったを繰り返したんだな。
*がついていたら、ロルが終わったと思うものな。
水が冷たくて……
あっ、お湯もちゃんと出るっスよ
[いつもは時間に追われたり、兄貴の背中流したりでまあ、たしかに湯船にじっくり体を沈めるのは滅多にない、けど]
らって、俺がケツつけた風呂にお嬢をいれるわけにゃ
──……
[不意に顔を背けた。みてないみてないアレなんてみえてない後で目ン玉えぐられるなんてそんな]
[首筋がゾクゾクする。
船に乗ってからずっとだ。
これはもしかして、危険信号の本能じゃなくて、ただの寒気なのでは?という気がしてくる]
……
[煩悩を滅するには滝行だ、水垢離だって誰かが言ってた
うそだ
そういうのは坊主とかがやるから効果あるんだ
結論:たしかに縮んだけど、クソさむいだった*]
うぇ、そう言われると急に入りたくなくなってきた。
[ケツと言われると意識してしまう。
また、不意に顔を反らされると、なんだろうと思ってしまうのが、人間で。
察した先に、白く、あまりにも地味なそれがあったので、二重の意味で赤面しつつ]
わ、わかりやすい奴!
[急いでパタンと戸を閉じた。
こちらはきっと、長風呂を堪能するだろう]
ふぅ。
いい湯だった。
[一度ゆっくり湯に浸かれば、その前に考えていたことなどすっかり忘れてしまうのが、人間というもの。
寒気?こちらはそんなこと全く感じたこともなく。ヤクザの娘と言えど普通の人間だし]
とりあえず一回寝る?
[流石に今回は意味を取り違えないだろうその台詞を吐いて。]
あーでも、プールとか、あるんだっけ。*
[豪華な部屋のすみっこで膝抱えていたわけです。
ぞくぞくぞわぞわ]
お、おつかれーした
[立ち上がったけど、]
プール……行きたいっスか?
[どことなく気が進まなさそうな声にはなる]
[髪を掴まれ、仰のかされ、主と目が合う。
悪い顔をしているな、とふと思った。
案外、そんな顔も様になる。
なんて、口元が笑みを浮かべそうになるのを、唇を噛んで誤魔化した。]
仰せのままに。
[立ち上がる主に合わせ、議員に素早く一礼して背を向ける。
カードルームを出るまでは、悄然とした様子を保っていた。]
── 申し訳ありませんでした。
[カードルームを出たところで、小声で謝罪を付け加える。]
18年物を飲まずじまいにしてしまって。
少しくらい、味見していただくべきでした。
[冗談だと示すように微笑して、このまま部屋へ、と囁いた。*]
■第3イベント
次の寄港地に到着する前日、乗客の皆さんに、紙で作られた小さな気球のような灯篭が配られます。
夜になると、その灯篭に備え付けの蝋燭に火をともして空へ飛ばすイベントが開催されます。
この灯篭には、想いや願い事を書く習わしだとか。
あなたは何を綴りますか?
[スクリュードライバーのグラスを受け取り、一口だけ口に含む。
甘い味のするお酒――。これならば飲みやすいと思う。
相手も気になるみたいだから、グラスを差し出そうとするもののそうではない]
!?
[まさか、こんな人がいる場所でこんな事をするとは思わなかった。
いや、そもそも触れられるのは恐くないのかと、される事、一つで混乱する]
ルートヴィヒ様!?
[思わず男の名前を呼んでしまうが、気にしたそぶりを見せない。
それどころか、自分が視線を向けた相手の方に意識を向けるから、特別な事をしたと言う意識がないのかもしれない。
やはりなぜと思うが、それよりも男と言われて、首をかしげる。
気にしたのはどちらも女性。男の方にはあまり意識が行ってなかったから]
ルートヴィヒ様がいますのに、他の男に目移りなどしませんよ。
気になったのは女性の方です。
あの騎士の方の傍にいる女性に言い寄られていたのなら、断ることも難しいのではと思ったのです。
一緒に来て……。
[と思っていた事をほぼ口にしてから、何でもないと言っても遅い。
そんなところを見なくてすんだからと、言ってるようだと浮かんでしまった。
どうしてそんな事が浮かぶのか……どこかで何かが変わったような気がしてしまう]
――えっ…きゃっ……
[とにかく言い訳をと考えていたから、返事も送れ、水がかけられてから気づく始末。
どうすればいい――迷う心はあるから、残りのカクテルの飲み干してグラスをカウンターに置くと、プールに寄って、お返しとばかりにばしゃりと豪快に水をかける]
お返しです。
[水をかけた時に、指先できらりと指輪が光るから、付けていろと言われたが、今更だろうが水につけるのはいけないと思い指から外す。
…そこまでは良かった、カウンターに置かせてもらおうと、振り返り一歩踏み出したときに、足を滑らせる。
酔いの為か、それとも慣れぬ扱いの為かは解らないが――。
そんな事をしたせいで、手にしていた指輪は手から離れとどこかへと…人の間に消えて行く]
――ぁっ…。
[追いかけようにも転びそうになったせいで、すぐには動けず、指輪の存在も見失うから、後ろを振り向けない。
男がどういう顔をしているのか見る事が出来ないから*]
/*
うぉぉぉぉぉぉぉぉ。
第三イベントが来てしまったwwwwwwwww
第三イベントが来たところで、第二イベントをするとか。
一周遅れすぎですね。
ええ…初めに襲っていたから()
/*
カークとシグルドが気になる。
ミーネとツェーザルも気になる。
カークとシグルドは今度こそお楽しみを希望!!
ミーネとツェーザルは、ツェーザル男を見せろ。
がんばれってなっている。
しかし、おれも未熟だな。
あの議員に取り憑いているモノを炙り出したのか、煽られたのか確信がない。
[ シグルドに対して行った行為を分析して、息を吐く。]
まあ、あんなイカサマな手を使ってくるくらいだ。
おまえを脅してモノにするネタも掴んでいないんだろう。
おれを虚仮にして笑いたかったのかもしれないが。
お嬢がいくとこにはついてくッス
[部屋に閉じ込めておこうなんてできっこなかったわけで]
でもその、夜のプールは……エロいふいんきなので!
昼の方が逆に思いっきり遊べると思うッス!
[ばーん、とナイトプールの写真が載ったパンフを広げた。
メシの席でさえ声かけられたんだから、きっとえっちな水着(希望)を着たお嬢なんてヤリチンどもにナンパされまくりに決まっているのだ。
もしかしてちょっと防御が甘いかもしれない気がしてきたお嬢のビキニ(希望)に群がる男どもを前に、暴れ出さないでいられるか?いや暴れる]
今日は寝ちゃって、明日早起きしませんか?
俺、ちゃんと見張ってるんで
気に入ったかな、このカクテル。
スクリュードライバーはついつい飲みすぎてしまう。
だから、この酒を飲みたいと思った時は俺以外と飲んではいけないよ。
[大きな声を出すカサンドラに微笑んで念を押す。
レディーキラーの異名を持つカクテルの別名は話せない。なら、なぜそんなカクテルを飲ませたのかと思われたら困るからだ。
人がさざめくパーティの中、カサンドラの大声は目立たなかっただろう。
そんなパーティでも耳目を集めていた人のことをカサンドラに促してみたが、返事は思いがけなかった]
……へえ?
つまり俺の趣味はあの女性みたいな感じだって思ったってこと?
[えー、そうかなぁ。
そう思いながらカサンドラと思わず見比べてしまう。
自分の好みはどういう風に思われているのだろうと考える。
まさか迫力から断れないだろうと思われているとは思ってもいない]
それより、俺がいるのに他の男に目移りしない、というのは嬉しいね。
カサンドラが俺のことだけ考えているみたいで、さ。
[ボディーガードの役目も持っているカサンドラだから、そういう意味なのだろうけれど。
あえて他の男にと言われたことがなにやら面はゆい。考えすぎだとわかってはいるが]
[ 主の警護は最優先にしても、悪事を見過ごすことのできない性格の騎士は、女性の悲鳴があがる度に神経をとがらせたが、女性たちは大概、楽しそうだった。いささか困惑する。
中には酔漢に言い寄られて眉をひそめる女性もいたが、すかさずスタッフが間に入っていた。安心だ。]
この宴の主催者は、うまく統括できていますね。
[ 自分たちの容姿がいくつかの場所で引き合いにだされていることには気づいていない。]
ははっ……いいね。
[お返しに水をかけられて、眼鏡にかかる水滴もそのままに笑う。
しかし]
カサンドラ、危ない!
[>>85よろけた彼女をとっさに支えようと手を伸ばす。水場なのだから足元が滑りやすいのだ。
手から零れ落ちる指輪を追いかけようと彼女はそちらを向いたまま。
慌てて自分の腕の中に抱きとめると、ほうっと肩から息を漏らした]
怪我はないか?
……カサンドラ、指輪はどうした?
[抱きしめているカサンドラの左手の薬指は裸だ。
もしかしたら落としてしまったのかもしれないと彼女に確認を取ろうとしたが、カサンドラはこちらを向かない]
こんな広く混雑しているところのどこに落としたのか、わかるわけもないよな……。
[冷静に状況を判断して言う。
確かに婚約指輪風な指輪があった方が便利だったが、なくても別に困らない。
必要ならば新しいものを買えばいいだけである。
しかし珍しい彼女の失態である。これをそのまま済ませるほど優しい自分ではない]
/*
カークって霊媒師的な何かかな?
シグルドは護衛つーか、アシスタント的な感じなのかなぁ。
俺のお嬢に手を出すなとかやってくれないかな。
ツェーザルは。
/*
って気楽に呟いていたら、あるじぃぃぃぃぃ。
その、そのお仕置と言うのが不意に目に入ったから、ふぉぉぉぉって声が出た。
ぞくぞくっとしてしまった。
いや、お仕置されたかったとかではないから。
狙ったけど、違うから。
ああああ、ありがとうございます。
じゃない。ふふふ、見ごとに乗りましたね。
[ ふわ、 と 地面が揺れていた。
…今さら思い出す。 此処は 海の上だ。
最早船に酔うようなことは無いとは言え、
酒に酔うようなことぐらいはある。
トロピカルカクテルってなんか度数高いんだよな。
たった、 二杯であれど
速度とテンションが合わさってしまえば 巡りも早いのだろう。]
[ 男の歩みだって、大分遅かった。
(二歩進めば一歩下がるような様子であったので、仕方無くはあるが……)
結局、後を追うようになってしまうのは、 戻るところが一緒だからで、
途中、 どうやら 文句を言いたげな様子の男に、出会し、
" あのおんな 、" と、はじまったものだから、]
フラれたのかい?
君、 最初に彼女に "ご挨拶"をしなかったろ。
あの子は触られるのが大層嫌いなのさ。
[ 丸で、 "結果はわかりきってた"みたいな顔をして、
鼻であしらい、
─── 数歩 離れ、 振り返り様、 ]
[ 酒のせいじゃあない。
潜入捜査 の 割合がとても多く、
その為に、海軍基地の外への 出入りも激しかった。
嘘も 誤魔化しも "距離"も、 そう、失敗したことはない。
嗚呼、 それでも時々、 "酔って"しまうんだ。
──── "僕"は 誰だったか、 ]
[ その日は、 随分と久しぶりの帰宅だった。
"ユーリエ"を保護してから どれだけだったか
辞書のどこまでを開いていたのか、 忘れるくらいには長期に渡っていた。
"報告書を纏める前に 一度、帰って寝ろ。"
チームの上官に勧められるがままだった記憶もある。
…きっと 歩き方さえ忘れていたのだ。 ]
[ 今日も 雪の降る 真白の夜。
口笛で 映画音楽をなぞりつつ、車を降り、
──── 傘をさす少女に、 真っ先に出迎えられた。
否、 "出迎え"じゃあない。
待っていたんだ、 と けして鈍くはない男のこと、気づくのだって早かった。
おんなじように冷えてしまった身体を 暖かな暖炉の前に寄せ合いつつ、
髪の感触と 体温とは 確かに"在る"ものだ、と
──── その時ばかりは 肖像画の"姿"は忘れてしまっていた。]
[ 扉の手前で、 立ち止まっていた。
うーん、 ちぃさく唸りもして、髪も掻いたが、
ノブを回してしまえば "表情"は もと通り。
扉を通りすぎ、碧を 上げたとき、
一瞬で "皮"が 剥がれ、
凍り付いたように 瞳を見開いて、
─── 嗚呼、 随分と長く感じた。]
[ 白のひと房が落ちるまで、 ナイフが何のためのものか、冷静に判断することさえできなかったようで、
髪が落ちると同時に、酒に負けて、酒精を孕んだ血液さえ"落ちた"ようで、
(瞬間的に"酔い"など吹っ飛んだとは言え!)
その場に ゆるゆると しゃがみ込んだ。
は────、と 大きく 息を付き、 ]
びっ くり したなあ、 もう……
[ このときばかりは 自慢の舌もこれきりで、
真白の 濡れた服の裾を ぼんやり眺めるまま
肖像画のことなんて 見えちゃいなかった。**]
/*
ギィさんに関しては男…?ともなったので
勘が察知した"男"は中性とか フィオンさんの存在とか そういうものも ふくむ と いうことで……
はい。このように甘い飲み物を口にするのは、久しいので気に入りました。
……?
解りました。
[普段、休息中に口にするのはお茶が多い。たまに珈琲。
甘いものはお茶うけのクッキーとかをたまに…。
お酒も甘い飲み物も、もうずっと口にしてはいない。
だからこそ、久しぶりのものに、素直にもっとと飲みたいと思う。
思うが飲み過ぎると言うのも納得してしまう。甘くて飲みやすいから、お酒だと忘れて飲み過ぎるのだろう。
飲んではいけないと言われても、多分もう飲むことはないだろうから、返事は簡単に出てきた]
そういうわけではありません。
あれくらいのご婦人でしたら、ルートヴィヒ様の冷たいあしらいを物ともせずに、迫る事が出来ると思ったからです。
[またしても口を滑らせ、素直に口にしてしまう。
もし本当にそんな事が起きたら…きっと何もしずに見送るしかできないから。
だからこそ、一緒に来たことに安堵をしていると…]
当たり前ではないですか。なぜ他に目移りしないといけない……。
……っ、そ、それは………な、何よりも安全を考えての事です。
[不意に言われた事に言葉が詰まってしまう。
なぜ、どうしてだとしても、彼の事ばかりを考えているから。
それを見透かされたようで…でも、それはいけない事だから、だから誤魔化したのであった*]
[男の話は無駄が多くて長かったが、要約すれば「その騎士を売り出したい」だった。
曰く、自分は大手芸能事務所のプロデューサーで、幾人も人気俳優を世間に送り出してきた。彼ならばきっと売れっ子になれる。だからうちの事務所に来てくれ、と、そういうことらしい。
周囲の人間の反応からすると、男の話や名刺には一応の真実がありそうだ。
熱弁はいつまでも途切れることなく、放っておいたら永遠に話し続けそうな勢いだった。
さすがに飽きてきて、男の目の前でぱんと手を打ち鳴らす。
周囲の人間も含めてぎょっとしたように沈黙し、視線がこちらを向いた。]
私の騎士が他の者を魅了するのは当然のことだ。
それを見抜いた慧眼には感心する。
けれども、彼は私のものだよ。
彼を見世物にするつもりはないし、手放すつもりもない。
そこをどいてもらおう。
す、すぐに探してきます。
[見つけないとと思うが、抱きかかえられたままなのを忘れている。
振り解くことなんて、普段なら簡単な事なのに、ひどく混乱しているせいでそれすらできない。
どうすれば…どうすれば――。
今の自分はかなりおかしい…。
探すこともできないから、覚悟を決めて男を見上げるのであった**]
[居丈高な物言いに相手の男は鼻白んだ様子だった。
だがすぐに、翻意するよう言い募り、あまつさえ直接目当ての相手を口説こうとさえし始める。
冷ややかな眼差しでそれを眺めた後、後ろに視線を向けた。]
フィオン。
彼は少々酔っているようだね。
頭を冷やすよう手を貸してあげなさい。
[これも要約するならば、排除してよいという許可だった。**]
[ 不揃いな白髪と、メイド服と、
……"買われた"時と、何処か 重なる姿で、
片手にナイフと、もう片手に、写真立てを持ち。
しゃがみ込んだ主に歩み寄った。
ちぃさな ちぃさな、足音。
……至って自然だった。
どうしてそんなに驚かれたの?と 思いすらして、
紅を 再度 向けた。 ]
…… "このひと"と
似た髪型だったので、切ろうかと。
もう 船から降りてしまえば、
"かわり"で、…ないのですから。
[ 正面にしゃがみこんで、写真立てを手渡す。
こちらから言うことなんて
それ位しか 無かったのだ。
…メイド服のスカートが ふわ、と 広がったから、
おんなじように、裾を見下ろしながら ぽつ。
着慣れた服。成長に合わせて、仕立て直し続けた。
── きっと、今日で終わる。 ]
お風呂、…お湯ははっておきました。
冷えたかもしれないので、温まってください。
わたしは その後で…
あと ベッドも整えて、………
[ 何時も通りの、
"おかえりなさい"の 後のように 続け、 ]
……… ソマリ様、聞いてます?
濡れたままだと 風邪、ひきますよ。
[ …濡らしたのは誰か とか、
図々しくも、それは"関係ない話"として。
重ねて言うと、
確かに紛らわしかった とはいえ、
本人は死ぬつもりなんて無かったし、
肖像画のことだって、"かわりなんだ"で終わってしまう話で、
手帳と銃は、わからないもので、
…… つまり、主と全く違う空気だった。
碧を覗き込んで 聞いてますか?って
もう一度** ]
あちらにだけ飲ませたのが、少々癪です。
先ほど下がった時にもっと良い酒を見つけておきましたから、後で届けさせましょう。
[大股で歩く主の一歩後ろにぴたりとついて後を追う。
未熟だと吐露した横顔には、そっと視線を走らせた。]
演技に熱が入ったのでしょう。
それに、ああいうあなたも、たまにはいいものです。
[いささか冗談の範疇からはみ出す熱を差し挟む。]
あちらがあそこまで私にご執心なのは誤算でしたが、
あるいはむしろ、やりやすいかもしれません。
向こうが力押しを思いつくより先に、仕掛けてしまいましょう。
[主のために部屋の扉を開き、不敵な笑みを浮かべる。]
これが最初の実戦です。
[主の後に続いて部屋に入り、ぱたりと*扉を閉めた*]
― 客室 ―
[部屋に入れば、すぐにも主を脱がせに掛かる。
シミ抜きは時間との勝負なのである。]
先にシャワーを浴びてしまいましょう。
[ほとんど酒精の被害を受けていないボトムまで手際よく剥ぎ取って、シャワールームへと誘った**]
……さては行ったことあるな?
[その詳しさに、ちろと瞼を半分に下げて。
別にいいけど。
しかしまさかナイトプールがエロいとは。深夜営業の銭湯みたいに同業者がいっぱいいる系のそれかと思ったのに。ひょっとして胸のこれも浮くんじゃないだろうか。
でもせっかく水着買ったのになあ。]
んー、じゃあまた明日にしよっか。
どうせ、ちょっと、眠いし……
あ、めんどくさいからまた他で寝るとか言い出さないでね。
私、一回寝たら一生起きないから。
[釘を刺しつつ。隣のベッドに目を遣った。]
でも寝言言ったらスルーしてね。
……っ
[見つめ返される緋色は艶を帯びており
真剣な儀式──と、認識している──の場には
相応しくないことに、情欲が煽られてしまう。
ズクリと下腹が重くなるのを自覚しながら
それでも最後まで目は逸らせなかった。
否、瞬きも惜しんで見つめていたのだ。
いつまでも視界に入れていたかった。]
……あ、ああ。そうか、成る程。
[そうか。彼は達したのか。
だからあんなにも艶っぽい姿を。
占いの結果を訊ねつつ、
ぼうっとしてしまう頭で状況を飲み込んでいった。
結果を聞いている間、
果てる直前の彼の瞳が脳裏にチラついてしまい
内容を理解することに難儀する。]
RV技研と提携を結ぶのだな
あれはまだ規模が小さいながら
社員達皆に覇気があり……
(シメオンのは小さくなかったな)
チョコレートの配布か、良い案だ
ちょうどバレンタインも近いしな
(おしゃぶり咥えたシメオンもきっと可愛い)
[いやオレは一体何を考えているのだろうな!?]
[何とか結果についてはコメントしたが
占いの理論は頭に入ってこなかった。
目の前で真剣な表情をしているから
しっかり聞かないと失礼だと思うが――、
蠱惑的な緋色の瞳雑念に、邪魔をされ。
あとで録音を聞き直すことにした。]
バスルーム。……わかった
[辛うじて耳が拾った
汚れを落としに行くという部分に同意して
歩きにくさを感じながらバスルームに移動する。]
……え。何をするんだ?
[どうやら顔を洗うだけではないと
理解したのは移動したあとで。
下半身の状況について
知られてしまうタイミングで
謝罪と罪の告白をするだろう。]
……っ、すまない……
お前を見ていたら
こうなってしまったのだ
[真剣な占いの最中に――、
然も同性から興奮されるなど気持ち悪いだろう。
そう思うからこそ、項垂れて。**]
[ 服の 裾よりも
膝を抱える掌の 違和感 を 見下ろしていたのかもしれない。
視界にフリルを纏った黒が舞い落ちるまで、
不思議そうに 強張ったような 微かな 震えを
眺めていた。
不随意な反応だった。
……珍しくも、 ]
[ たぶん 言葉は半分くらいしか聞いていなくて
差し出された写真立ても、 今は"どうでもよくて"
受けとることもなく 碧は 通り過ぎ
覗く紅色を 見上げていた。]
──── 死んで、 しまうのかと、
[ 問われたわけでもなく 溢れるように
"返事にならない返事" ]
[ ──── そうまで 呟いて
これだって無意識だった。
それだから 後々 思考が追い付いて、
手の 震えも、 血が下がるような 此れも、
──── "死"なら幾らでも見てきたのに、]
" 此れ、僕が来てから100回目の事件なんですよ。"
" 記念撮影していいです? "
" 嗚呼、……そうですよね、不謹慎だ。 "
" 何で思い付かなかったんだろ… "
[ 海軍兵同士の喧嘩で命を落とした、
"名もない誰か"を 背景に、 ]
[ 自分の発した言葉を 反芻するようだった。
"どうして?" が 自分に帰ってくるから、
凍ってしまった舌はやっぱり、これ以上は動かなくて、
写真立てを受けとりつつ、 漸く立ち上がった。
体温のない どこかのだれか。
写真を一瞥してから、 ]
…暖まってくるよ。
[ バスルームを目指そうと、膝を払って、
…その時、 床に落ちた白が 目にはいったから、]
切るなら、 ─── 濡らしてからの方が良い。
乾かしながら、 切ってあげる。
[ "君の求める長さに。"
…返事を聞かないまま、バスルームに 消えた。**]
ヤスのアニキの新しいシノギっス
[酒と音楽とスパイスと。
クラブみたいなもんだ、って言われて納得した覚え。
”警備員”がしっかりしてれば女達は安心してはしゃぐ、なるほど。教わるイロハを覚えて早く一人前にならねば、と、
まあ要するに混じって遊ぶ暇はなかった遊びたい盛り]
甲板で朝日を見ながら体操?するイベントあるみたいッスよー
[誰がそんなもんいくんだ、というプログラムをパンフレットから適当に指差したり]
一生起きなかったら死んでるんでわ……
[しかしクギを刺されたので廊下かソファで寝るって言い出しにくくなった]
了解ッス!
お嬢の寝言の秘密は絶対誰にも言わないでカンオケまで持っていくッス!
[巨大ベッドでばいんばいん跳ねて遊んだり、どのスイッチがどの灯りを消すやつかわかんなくてパチパチ点けたり消したり。
布団に潜れば、冷水かぶった寒気にぬくぬく。ほかほか。
お嬢が寝たらソファに逃げ出そうと思ってたのにもう手遅れ。オフトゥンからの脱獄は困難なのだった]
[自分以外と一緒の時に彼女が酒を口にすることなどないだろうけれど、それでも注意してしまうのは心配だから。
彼女はあっさりうなずくけれど>>109、他の酒も飲ませてみたい気もする。
そして、甘い酒は好むようだという情報もゲットできた。
こうして少しずつ、彼女のことを知っていく。
そんなのも悪くないだろう。
なぜか自分のことで慌てているような様子のカサンドラに、不思議には思うけれど、なぜか嬉しくて。
思わずにやにやしてしまう*]
探しにいこうとする彼女を抱き寄せて、行かせまいとする。
彼女の方が力が強いから、彼女が振りほどこうと本気を出したとしたら、自分は敵わないだろうけれど、彼女は困惑したように自分を見上げているだけだ。
それとなく高価なものということをアピールしてカサンドラの罪悪感をかきたてておこう。
実際のところ値段は見てないから知らないが。それほど変なものでもなかったから一般的な感覚からすれば、それなりな値段はしただろう。
ストラ家の資産からしたら微々たるものだろうけれど]
まずは腹ごしらえしようか。
大分お腹が減ってきたよ。
[彼女を安心させるかのような笑顔を見せる。
指輪のことはとりあえず忘れなさい、というように。
食事くらいは美味しく食べたいだろうし]
[カサンドラをエスコートしながらまずはテーブル席を確保しにいく。遅くきたせいか、食事エリアのほうはもう人はまばらになっていて、悠々と座っていられるようだ]
好きなものを取っていいから。
なにを食べる?
[もしかしたらヴュッフェでの食事の仕方を知らないかもと思いフォローするように皿を渡す。
なにをのせるかを見て、彼女の好みをさらに探るつもりだ。
なんとなく目についたものを皿に取り、席に戻ろうとしたら、目の前の空いていた席に誰かが座った]
あなたは……。
[眉をひそめて前に陣取る男を見つめた。
それは、ストラ家のライバルとも言われるような、裏方世界での大物。
カサンドラの力を使って彼の記憶を垣間見、弱点を引きずり出してようやく一歩リードすることができたような人物。
どんな人間にも弱点はあるのだなと思うのだけれど、この男の弱点は意外すぎて忘れられなかった]
「お久しぶりですな、若き当主。こんな所でご一緒するとは。」
[そう声をかけられても、自分はまだ父の跡を継いでいない。継いでいるものは1つだけ。
それを知るものはほとんどいないのだから、彼がかまをかけている可能性を見て無視するに限る。
しかし、相手は自分に話しかけているようでいて視線はカサンドラにしか行っていない]
「そちらのお嬢さんはどこかでお会いしたことありましたかな。
そうそう、おたくのパーティーでしたかな。あの時は気付きませんでしたが、このように美しい方がいらしたとは」
[慇懃なまでにうやうやしくカサンドラに礼をとって、いやらしい笑顔を浮かべてくる。
ドレスをまとわせずに食事処につれてきてしまったので、彼女の見事なプロポーションは彼の目を思い切り楽しませているようで。それが物凄く不快に感じて、自分の迂闊さを後悔した。
そういえばこいつは女好きだという情報があった]
「どうでしょう、ルードヴィヒ殿。
私はこのお方と仲良くなりたいと思いましてね。一晩お話し相手になっていただきたいのですよ。
……もちろんその御礼といいましたら何ですが、引き換えに、貴方の仕事の成功をお約束いたしましょう。
貴方はお気づきではないかもしれないですが、貴方の仕事の取引先は、うちの者の会社でね。
たった一晩でいいんですよ。
ああ、貴女にも油田を差し上げましょう」
悪くないでしょう?
[案の定面倒なことになった。自分が隣にいてもこれなのだ。
お話相手だけでは済まないことはわかっているが、それは相手も同様だ。
カサンドラなら喜んでその誘いにのりそうだろうけれど、どうするつもりだろう。
ちらっとカサンドラの方を見て、彼女の出方を見ようとした**]
/*
[>>133一番上]
どうせ見つからないよ。
誰かに拾われて盗まれてしまってもおかしくない値段のものだしね。
[見つかるかどうかわからないものを探すために、貴重な時間を捨てたりしない。
/*
あるじぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
ああああああ。
これはあれですか。直接のお仕置と、エロおやじによるお仕置どちらが良いのかという(違います)
さてどうするか。
…………っ。
[値段なんてわからない。言われるままに買ったものだから。
解っていたら、何か言えたかもしれないが、買い物に疲弊していて気にする余裕がなかったのである。
外すのではなかったと思っても、後の祭り。
もし冷静であれば、このような船に乗る方が拾って懐に入れるなんてしないと言うのが解るだろうが
それを思いつく余裕が今はなかった]
――えっ。は、はい…。
[もっと怒られるのかと思った。
あんな囁きを落とすのだから…だからこそ、食事をしようと言われると拍子抜けしてしまう>>133
気を取り直そうと思うがすぐにまた囁かれた言葉にびくりと肩が跳ねる。
それは絶対だと…その為の腹ごしらえなのかもしれない]
[こういう場所は、テーブルの確保も必要なのか>>134
自分一人では、そう言う事も解らなかっただろう。]
――好きなもの、ですか?
[問われて、並べられている料理に目を向ける。
いろんな種類のものが並べられていて、目移りがするほど。
だが、どうすればと思っているのを察しくれるのか、皿を渡されるので受け取る。
男がいくつかの料理をさらに取り分けていくのを見て、やり方を理解する。
サラダと、肉類を数種類選んで、席に戻ろうとすると、男の動きが止まっている>>135
知り合いのようだが、視線は男より自分に向いている。
相手は、自分の事も知っているようだが、自分には覚えがない。
パーティーで言うが、それこそそんな時の客なんて覚えるはずもない。
どうしてもの相手以外…]
お久しぶりです。
[と一応笑みを浮かべておく。
せめて当たり障りの良いようにと…。
相手の男がペラペラとルートヴィヒに提案を投げかける>>136
自分にとっては、それくらい構わない。
それどころか…これは…いいのですか?と、問うようにルートヴィヒに視線を向ければ、彼の方も自分に視線を向けていた>>137
これは任されたのかもしれないと受け取り]
確実を取るなら、貴方様のご提案をお受けするのが一番でしょう。
ですが、ルートヴィヒ様のお仕事は、私が貴方様のお話し相手にならないといけないようなものなのでしょうか?
ああ、成功は解っているから、ルートヴィヒ様に袖にされたくなく私を出しにしたのですね。
油田まで持ち出さなくても、よろしく頼むの一言で、確実です。
[まるで男の真意に気づかないように答えて、にっこりと笑いかける。
それからルートヴィヒのちらっと見つめて、これでよろしいですかと問いかけるのであった*]
[彼と出会う前の自分は…と言えば、]
もしもし、僕です。僕。
あ、分からないのも無理ないですよね。
お会いしたこと、まだ1度も無いかったですし。
貴女のかわいい孫ですよー!!
[偏屈で傲慢でケチ、
誰もがそんな風に言う老婦人を騙し
少しばかり金を巻き上げてやろうと考えていた。
“おや、アタシに
孫なんざ居たんさねェ?
あの親不孝モンは死んだとばかり思っていたよ。
…………元気にしてんのかい?”
口調も態度もツッケンドンだが
寂しさと…温かみのようなモノを感じ取った僕は]
[最初のうちはお小遣い目当て(貰えなかったけど)。
そのうちなんやかやと理由をつけては家を訪ね
笑わせようと頑張るようになったのだ。]
おおー 流石っ。
やっぱ、老婆は1日にしてならず!…ナンチャッテ。
[毎度、“つまんないよ”とバッサリ切り捨てられるけど
ほんのり柔らかくなる表情に
次こそ、絶対に大笑いさせてやる!!と
当初の目的も忘れ、気合を入れ直したりしていた。]
ごめん、ばあちゃん。ちょっと時間がナイチンゲール。
だから今日はお茶1杯だけ、なー?
[いつの間にやら、茶飲み友達みたいになっていた。]
[頻繁ではないが暇を見つけては顔を出し…、
1年くらい経った頃
彼女は ぽっくりと天に召されしまった。
葬儀の日、
皆が話すのは生前とは真逆の評価。
“ケチだと思ってたけど本当は違ったのね”、と
感心しきりの声だ。
どうやら、子どもの命・健康・権利を守る某機関に
全て譲る旨の遺言が見つかったらしく
節約していた分、かなりの額にのぼるらしい。]
ほらな? やっぱ優しいじゃん。
[バファリンを超えてる!、とは言わなかったが
僕は知ってたよとばかりに頷いて
ばあちゃんのことを見送った。]
[この時、使っていた偽名は
五輪の競技をTVで観戦し
たまたま選んだ名前であったが
まるで気づきもせずに
大金を掴みそこねた詐欺師であった。(キリリッ!**]
あいつはホントに……
[しょうもないと言ってはいけない。堅気をやってないのがもったいないくらいの、目敏さというか。
まあ、遊びつつ、色々勉強すればいいのはではないだろうか、とか。自分だってどっちもまだまだだけど。]
セレブたちの体操、逆に見たいけどね。
[宗教染みてそう。
あきれた顔をしてたら本当に瞼が落ちてきた。いつの間にか、眠りにつきそう]
[ 名刺を出してきた男に、主は早くも興味を失ったようだった。
それと察した騎士は距離を詰める。
自分の時間は終わったのだとまだ気づかない相手の前で、主は掌を叩き合わせた。
その優雅な響きに周囲は水をうったように静まり返る。
それはなんと心地よい一瞬か。]
[ けれども、自己を肥大化させた男はなおも我を通そうと画策する。 ]
お引き取りください。
[ 騒音を遮るように、主の前へ出て告げた。
だが、それ幸いと男は矛先を変え、彼の抱える若く華麗な団員に加わるよう持ちかけてくる。]
ご遠慮申し上げます。
[ 申し出を吟味するまでもなかった。
この相手は自分が主にどれだけ忠誠を誓っているか、それすらもわからぬのだから。]
退きなさい。
[ 三度目の拒絶は、丁重なれど警告の色を含む。]
[ その声がいいとか捲したてるのを止めない男に、主は薄い笑みを掃く。
頭を冷やすよう手を貸してあげなさい、との言葉に、騎士は顎を引いた。]
この者に安息を。
[ そっと肩に手を置けば、男は不意にへなへなと崩折れて、隣のビーチチェアに倒れこんだ。
それを見届け、 主の前に膝をつく。]
お許しいただけますか。
[ どうか機嫌を直してください、と希う。*]
そうだな、夜は我らの味方だろ。
[ シグルドが口にした「実戦」という言葉に、胃が持ち上がるような気分だ。
いよいよか、という期待と、未知なる扉を開くことの覚悟と。]
― 部屋 ―
[ 本日二度目のシャワーに案内される。
今度は、洗い流すのは汗ではなく酒とシガーの香りだ。
あるいは、禊でもあるのか。*]
[ ─── 主の呟いた言葉を、反芻するようだった。
"どうして?"を、言わずとも抱いていて、
だけど 主の舌は凍ったみたいに動かないし
自分だって、何を言えたわけでも、…無くて。
結局 無言のまま 写真立てが離れていく。
…体温の無い、 どこかの だれか。
…"わたし"がなぞっていた だれか。 ]
[ …今度は、紅が見上げていた。
立ち上がる主を見た 時、
─── 肩から白が かるぅく落ちて、
"そんなこと"良いです とか、言う前に。
"何"心がそうさせているのか、
スカートは再び持ち上がって、
……何時までも変わらない かるぅい足音。 ]
…わたし "どうしたい" とか、
やっぱり、…無い みたいで、
髪も "あのひと"と、違えば良いかな 程度で…
[ だから、…まで 言うには言った。
その先は どうにも舌が回ってくれなくて。
…"怒って"いたのは何処へ行ったのか、
"はじめて"見た顔に、すっかり収まってしまったのか、
あの時出ていた声が、上手く出てくれないから。
扉の向こうから、何が返ってきたかも、
返ってくるかもわからないけれど、 ]
[ 濡らしてから、───…
なんて言葉も無視して、そのまま立っていた。
ナイフだって仕舞って、
両手はスカートを握りしめたまま。
……何時かの雪の夜より
ずぅっと 長かった気がする。 ]
― そして ―
ぷーーーーーる!
おまかせくださいお嬢!お嬢の浮き輪は俺が!俺がみごと膨らませてみせるッスぅぅ!
[風邪ひきイベントがくるかと思いきやそんなことはなかった。そう、風邪ひかないのである。今まで一度も。
熱は出なかったが、なぜかマラソン大会でカレーパン食い競争する夢を見た]
/*
相方さんは忙しいようだな。
無理しませんように。
私は他の人たちを見てニヤニヤしているから大丈夫だからねと届かない事を書いておく。
ぷ、ぷーる……
[まさか水着がこんなに布面積が少ないものとは。スウェットを来て誤魔化しているけど、テンションが完全に逆転している。
まあ、つまりは隠すほどのそれなので、ツェーザルの希望はある程度通ったと言うことになる]
う、浮き輪なんていらないよ。
泳げるし!
[プールを泳ぐところだと思っている辺りがプール初心者だとも思わず。
ちなみに学校指定の水着なら問題なく着れるので、本当に泳ぐことは可能だったり。]
/*
ミーネは可愛いね。
食べちゃいたい。だめですか?
ダメですね。知ってます。
というか、カークはもしかしたら天敵なのかもしれないとちらっと思った。
[一面の大海原!デカい船!そして太陽がさんさん七拍子!輝くプール!]
えーでもヒヨコちゃんの浮き輪ッスよ
ぜってぇカワイイッス
……ところでお嬢、なんでそんな日曜の昼間みたいな格好してンです?
[こちらはアロハであるが、下が海パンなので逆に今までになく周囲の光景に馴染んでいた]
ヒヨコちゃんか……それはとてもいいな
[日曜の昼間にこんな格好をしてると思われるのは非常に癪であるが、
確かに今の環境にそぐわない格好なのは確かで。
特に今世界一プールの似合っている男に言われると何も言い返せない]
え、ええい、ままよ!!
[そこは任侠の女。煽られて黙ったままではいられない。
黄色のチューブトップに包まれた胸元に、黒色の蜂さんの絵を映えさせて。]
[まいったな……。
思わず眼鏡をかけなおしながら表情を殺した。ともすれば唇が笑みの形になりそうなのを必死で押さえて。
カサンドラはきっと無意識なのだろう。>>140
意図的だったとしても、それはきっとメイドとしてパートナーとして、自分を立てるべく最善の言葉を選んでのことだっただろうけれど。
彼女がそのつもりではなくても、彼女はルートヴィヒさまの成功はわかっていると言い切り、自分の誇りを守ってくれた。
それでいて微笑みながらも男の目論見からずれる言動をとって、自分に誘いをかける相手を歯牙にもかけていない。
彼女は外の世界で働くルートヴィヒを知らない。
単なる若造で、これからの仕事が成功するかどうかは7割ほど。
それを知っているからこそ、男は揺さぶりをかけてきたのだろう。
どちらにしろ相手の目的はカサンドラ。
そのウィークポイントして自分を突いてきたのだから、ここでカサンドラを守るのは自分の役目だ。
もっとも、カサンドラからしたら「せっかくの血液を得られるチャンスだったのに」と有難迷惑かもしれないのだが。
こんな腹黒な血を飲んだら、腹を壊すかもしれないから主として許可は出せない]
[どちらにしろ、今夜これからのカサンドラの予定はもう既に埋まっている。
隣に座るカサンドラの手をとると、そっと指を絡めた]
申し訳ないですが、彼女は私と大事な用事がありましてね。
忙しくてあまり彼女との時間を作れないので、ここで少しでも二人きりの時間を過ごすつもりなのですよ。
お引き取り願いたい。
[意味ありげな言葉を選択し、そして相手の提案はまるで無視する。
仕事を成功させたいという人間なら、カサンドラを喜んで相手に献上してしまっただろうけれど、仮に自分の技術を認めないなら他所にもっていけばいいのだ。
それくらいには自分に自信がある。
カサンドラが男を選んだのならともかく、そうでないなら許さない。
それに、これが普通のメイドならともかくカサンドラが油田を貰っても喜ばないだろう。
新鮮な人間の血液がわく田んぼだったら喜んだだろうけれど]
「それならばストラ家の坊ちゃま、しばしの間お黙りくださいますか?
元々貴方の許可を求める必要はなかったのですよね。
この美しいお方に直接お願いいたしましょう。
……ストラ当主が持つペンダントの正当な持ち主である方に」
[自分相手は無理だと悟ったのか、さっさと切り替えてくる相手はさすがに一筋縄ではいかない。
本性が現れたな、と感じたが、その発した内容にはこちらの方が無意識のうちに顔が強張った。
相手のいうことは正しくはないが外れてもいない。
父がもつあのペンダントはただのペンダントではあるが、そこに込められていたカサンドラの力は彼女のものだ。
その力の持ち主が本当はカサンドラだというのなら、ペンダントの正当な持ち主はカサンドラということになる。
どうやって手に入れた情報かはわからない。
恨みを買ってのし上がってきた一族だから、仕返しをしようと探られている可能性だってある。
これも相手がストラ家に関する断片的な情報を集め、その結果推理したものかもしれない。
だからこそ、自分から迂闊なことが言えない。
言ってることがわからないな、とでもいうような静かな目で相手の顔を見返した]
「貴女が私を望んでくださるというのなら、このペンダントを、貴女にお渡ししますよ。
これでどうでしょう?」
[彼がポケットから出してきたものを見て、空気が凍る。
目の前にあったのは、家を出る時挨拶した父の首に、確実にかかっていたペンダントだった]
……。
[なぜそれがここに、と訝しくは思うが、相手の言葉がばかばかしくて鼻で笑ってしまった。
これが本物なら、カサンドラに返すわけないだろうに。
彼らがカサンドラの封じられた力のことを知り、そして本当にペンダントを父から奪ったとして、もしこれが父のものだとしてもそれを利用できなかったに違いない。
だから、その元凶がカサンドラだと思ったのだ。
ペンダントだけでは力の行使はならず、そのためにはカサンドラが必要で、当主は常にカサンドラを傍らから離さないのだろう、とでも思ったか。
この当主以外の人間がカサンドラを連れて外出をする今回は、彼らからすれば天啓に思えたに違いない。
カサンドラの力を使い、ストラ家と同じことをしてのし上がっていくために、なんとかしてこの旅の間にカサンドラを手に入れようと画策していたのだろうか。
何しろ他人の記憶を覗く力というのは、どんな交渉事でもアドバンテージを取りやすくなるのだから必死だろう。
まずは真向から交渉。そこで終われればそれでよし。
そしてこれを断れば、自分の命の方が危なくなりはする。
かといって、脅しに負けるのもつまらない]
……無粋だな。
[軽蔑しきった目をして相手を見やり、座席を立つ。
男の相手をしていたから、皿に手を付けられなかった。マナー違反だけれど仕方がないだろう]
女を口説くのに、そのようなものと引き換えにしようとするなんて、片腹痛いですね。
女は誠意を込めて心で落とすものでしょう?
[恋人いた経験が0な男が何を言う、なのだがそこはそれ。
カサンドラに手を差し伸べて、行こうか、と囁いた。
食事は船室で食べたほうがまだましかもしれない]
仮に貴方のいうそれの正当な持ち主がカサンドラだというなら、カサンドラにあげてください。
確かに先祖から伝わっていたものによく似ていますが、たとえ本物だとしても私はいりませんしね。
私がストラの家業に手を染めていないということから、貴方ならわかるでしょう?
[嫡子である自分が力を放棄する……それはストラを継ぐつもりはない。ひいては吸血鬼の力はもう必要ないか、既に失われている。
それを暗喩させて、あえて彼に背中を向けた**]
!!!
みちゅばち!
[おなかが眩しい上下セパレート
胸元の蜂さんはやはり蝶のように舞って刺すタイプのさすが任侠のオンナ……?]
えーかわいいーー!あっお嬢が!可愛いッス!
[胸いっぱいを満たしたなにかが溢れそう。
ヒヨコちゃんの浮き輪を抱えて、思い切り息を吹き込んだ]
ま、待ってください
今この浮き輪を……浮き輪を
[思い切り吸って全力で膨らます全力で全力の全力──
ヒヨコちゃんはあっという間にむくむくと大きく成長し、パンパンに張り詰めて、そして]
ぶわっ!
[バン!と破裂した*]
う、うるさいなあ。
これじゃナンパされるのとそんな変わらないじゃん
[大分変わるけど。
ちなみに蜂さんは単純に好きだから。可愛いし。花の似合う女になりたい、というのは後付けだけど。]
きゃんっ
あーヒヨコちゃんが……
[一体何の隠喩なんだろうか、とすら考える彼の行動に悲しそうな顔をして。]
可哀想に……
/*
あああああああああ、あるじぃぃぃぃぃぃぃ
好き。
もうなんというか、そこはかとなくエロイ。
色気がある。
もう本当に好き。好きだ。
そんな萌え転がっていたら、ツェーザルに笑かしてもらった。
浮き輪を割るって。どんだけw
……この失態の責めは……覚悟してるッス……
[とかいいつつ、もう一個浮き輪を取り出した]
弔い合戦だ!俺に浮き輪は不要!バタフライで生き延びてやらぁ!
[言われみれば(言われてないけど)すごい肺活量だ……プロレスラーみたいだ、なんて思いつつ]
どんだけ浮き輪持ってきてんの。
むしろツェーザルの方が泳げないんじゃないの?
[恐る恐る水の中に足をちゃぽん、すると、冷たい!*]
ふ、ふたつッスよ
前に海に蹴落とされた時は生きて帰ったし、お前のバタフライすげぇなって褒められたッス!
[それは溺れてたのではって言ってはいけない]
[ごるぁ!お嬢が使う水を冷たくするたぁいい度胸だ番人は誰だツラ貸せおぉお!?]
お嬢大丈夫ッスか!ひなたぼっこに作戦変更しやすか!
[今度は慎重に膨らませたヒヨコちゃん2(今度はうまくやるだらう)をお嬢の足元の水にさっと浮かべた]
[男の目の前で、ルートヴィヒに手を取られ指を絡められるそれだけでぴくっと肩が跳ねる。
やり取りは甘い関係にも見えるやり取りと言葉>>166
だが思い浮かぶのは、それほどまで怒っているのかと言う事。
申し訳なさなのか、視線を下げ伏目がちになる仕草は、甘い時間を過ごすために恥ずかしがっているようにも見える。
意図してやっているわけではないが、周りから見れば、深い仲に見えるかもしれなかった]
……。
[ストラ当主が持つペンダントの正当な持ち主と男が言うが、自分にとっては?しか浮かばない。>>167
伏目がちのまま首をかしげてしまう。
ペンダントは何かは解る。
だが持ち主と言われると違う。それは人がそれに封じただけで自分のものというわけではないから。
中身は欲しいが、それがここにあるはずがない。
不思議そうに男を見れば、ペンダントが確かに手にしている。>>168
どうでしょうと言われても、それがここにあるのが信じられない。]
[じっとペンダントを見てしまう。
だがそれが本物だとも思えない。思いつくのは 罠
昔も取り返したと思ったら偽物だったことがある。
きっと今回もそうだろう。
そうでなければ、ペンダントがここにあるはずがない。
ルートヴィヒの態度もこの男も全部、罠にしか思えない。
ペンダントを受け取れば、それこそ何をされるか解らない]
…おっ――
[そんなものにやすやすと引っ掛かるつもりはないから、断りを口にするより先に、ルートヴィヒがバッサリと切り捨てる。
罠で、グルだと思っているから、驚き見上げると浮かぶ表情にまた驚いてしまう。
差し出された手を取り、頷く。>>170
驚いていたから、送れて何を言っているんだと視線は、驚きに変わる。
何を言っているのか。それしか出てこない。
だが、これももしかしてと思う。思いたい……。
思いたいから、ルートヴィヒにつれられて背を向けるから顔だけ男に向けて]
何か勘違いしているようですが、それは私のものではありませんよ。
[とだけ告げ、後にする。
プールサイドから出る前にボーイから荷物を受け取る。さっと着ようとするのにまた手伝われたりするが今度は何も言わない。
気になる事が他にあるから。
すぐに聞きたい。聞きたいが、どこで誰が聞いているか解らない。
部屋まで我慢をする事になるのであった*]
[部屋に入ると、ルートヴィヒに向き合い]
坊ちゃま…先ほど言っていた事は、本当なのですか?
その…いらないと言った事は……。
[気になるから聞いたが、聞いてからもしかしたら聞かない方が良かったのかと思い、男の目を見つめ真意を探ろうとする]
/*
今日は朝のお返事。
眠たい目を擦るより、起きてからにした。
ああ、主、主ってなっていた。
これは、告白タイムくるの?とか。
もしかしたらエピでかもしれないな。
今日でエピだし…がんばろうね。
[我が愛しき騎士は粗暴とは無縁の技で男を沈黙させた。
今頃、男は夢の中で彼の理想の舞台を作り上げているだろうか。
頭の中は自由だ。そこまでとやかくは言うまい。
だが、もしも男が再び騎士に手を伸ばしてきたなら、世界には触れてはならぬ領域があると思い知るだろう。
興が削がれた忌々しさに、思考が苛烈になる。
それを和らげたのも、私の騎士だった。]
[跪く所作は端正にして清廉、それでいて柔らかな情愛に満ちている。
手を取る仕草ひとつで、蕩けてしまいそうだ。]
おまえを許さないということがあるだろうか。
[彼の手を引き寄せて唇を寄せ、さらに抱き寄せ膝裏を掬い上げる。
愛しさが溢れすぎてつい、な姫抱きだった。
決して体格の劣らぬ、体重ならば確実に上だろう騎士を抱き上げる姿に、周囲で変な色のどよめきが起こる。]
ここは人が多いね。
どこかもっと静かなところに行こうか。
しばらくは、このままで。
[顔が近くなった彼の耳元に囁いて、ヒールを鳴らしながら鳴らしながらプールから出ていく。
後にはざわつく人々と、安らかに眠るプロデューサーが残された。**]
[ 反語による赦しとともに、指の関節を羽毛のような感触が掠める。
千の言葉よりも雄弁な慈しみに胸を震わせる。
何度示されても、この喜びが色褪せることはない。
そのまま手を取られ、引き寄せられるとみるや、横ざまに抱えあげられた。
決して筋肉質に見えずとも、淑女の装いをしていても、その膂力は揺るぎなかった。]
[ さすがに、二人の関係で、これはめったにある行為ではなかった。
周囲にさざ波がたつ。 ]
大丈夫です。
[ 怪我などはしていない、という意味で告げ、おろしてくれるのを待ったが、主は抱擁を緩めようとはしなかった。
その腕は捕らえたものを離さない狩人のそれである。
このままで、と囁かれれば、主が抱きやすいように余計な力を抜いて身体を預けた。
いざという時にはこの身をもって盾にもなろう。
それまでは──この密接な体験を全身全霊で味わうべきだ。*]
[汚れた衣服をさっさと洗濯サービスに出した後、先ほどと同じように主が身を清める手伝いをする。
先ほどよりも入念なシャワーの後、やはりバスローブを着せかけて寝室へ送り出す。自分もまたバスローブ姿で後を追った。]
では、始めましょうか。
こちらをお持ちください。
[差しだしたのはネクタイピンだった。
先ほどの議員から黙って拝借してきたものだ。]
ベッドに上がってください。
仰向けでもうつ伏せでもどちらでも。
うつ伏せの方が姿勢が楽なのでお勧めしますが、顔を見ていたければ仰向けでもいいですよ。
[主をベッドへ導きながら、小さな瓶を取り出してくる。
中身はマッサージオイルとはまた違う香油だ。]
あとはリラックスして私にお任せを。
……説明は必要ですか?
[ベッドを軋ませ片膝を乗せたところで、ふと尋ねた。*]
[ 夜はまだ長い。別段、急ぐ気持ちはなかった。
シグルドが満足するまで身体を流させる。
バスローブを羽織って寝室へ赴くと、後から来たシグルドに尋ねた。 ]
おまえの食事は?
おれが忘れていても、ちゃんと食えよ?
[ 優秀な執事は、どこか一瞬の隙に食べているのかもしれないが、労働条件を過酷なものにするつもりはない。]
[ シグルドは、始めましょうと言って、何か光るものを差し出した。
ブランドの刻印がされたネクタイピン。特注なのか、名前も彫ってあった。]
上出来だ。 よくやった。
[ 家伝の"技"を発揮するには、対象となる相手の持ち物が必要なのだ、ということは知っている。
長く身につけていたり、思いのこもったものの方がいいというのも。
名は呪であるから、これで充分役に立つだろう。
入手手段は気にしないことにする。シグルドなら事後のことも考えていると信用できる。]
[ 次の段階は、何か瞑想めいたものを行うはずだ。
意識の奥深く、世界そのものとつながっている無意識の領域に入り込むための。
香を焚くか薬を飲むのかもしれないと予測していたから、シグルドが手にした香油の瓶に、やはりと思った。
けれど、うつ伏せが楽とか、顔を見ていたければ仰向けに、という部分は理解が及ばない。]
説明をしてくれ。
肝心のところは、伝授されていない。
[ 執事が知っていて、後継者が知らないという図は、歴史を顧みればいくらでも例がありそうな話。
それでも少々、負けているようで悔しい。
話を聞くのに顔は合わせておきたいから、寝台に仰臥した。*]
……いじめられてるの?
[もう、帰ったらちょっとばかし躾が必要だ。
しかし、ツェーザルがチクったとならないように立ち回る術は知らない]
まあ、泳げるならいいけど。
よ、っと。
[ちゃぽん、と水の中へ入って。(この擬音は乙女補正がかかっています)
日向ぼっこ作戦は、無し。なぜなら泳がないのにプールに行くなんて、身体を見せに来ているように感じるから。そんなはしたないこと箱入り娘にはできませんことよ。]
意外と深い!
ね、ツェーも早く入りなよ。
[プールサイドに居るであろうツェーザルを見上げるような形で。ヒヨコちゃん2号は脇に挟んだ。]
[承諾をしてくださったものの
バスルームに向かう
足取りはどことなく重いように見受けられる。
(私の、不埒な欲を
見透かされてしまっただろうか…)
不安を抱きながらも
鞄から先程も使ったローションを取り出し
そっとローブの影に忍ばせると、後を追った。]
[扉を開いた先の
白を基調としたバスルームは
広々としていて、やはりとても美しい。
中でも目を瞠るのが
二人が身体を伸ばせそうなバスタブの前面に
大きな窓があることだろう。
移り変わる世界の風景を目にしながらの入浴は
船旅以外では味わうことの難しい
醍醐味なのかもしれないが、
(今から、ここで……)
この開放感が為に
日の高いうちから大切な主君に対し
“イケナイこと”をしようとしているのだと
より強く印象づけられて、酷く高揚してしまう。
いや、実際は イケないではなく、イかせるのであるが。]
まずは此方で
バスローブにお着替えいただきます。
[ディーク様の上質なスーツを
濡らしたり汚したりしないよう願い出ると
戸惑うような疑問の声が。
違和感を抱かれたせい?
それとも、ただ占い方法が不明だから?
いずれにせよ、もう押し切ってしまうつもりで、
にっこりと微笑み返す。]
この占いもまた
さして難しいものにはございません。
ディーク様にご協力いただきたいことは
その都度 お伝えいたしますので、大丈夫ですよ?
全て、私めにお任せください。
[そうして、有無を言わさず先を急ぐべく
にこやかな表情のまま
ジャケットのボタンに手を掛けた。]
[遮られそうになっても
”家に帰るまでが遠足です!”と同じノリで]
準備から全てが占いですから。
[そんな風に納得させて、
スーツの上質さを指先でも感じながら
ひとつ、ふたつ…。
そうして、ジャケットが開かれた頃だろうか。]
………………ぇ、?!
[主の言葉を理解したら
かあああ、と顔に血がのぼってきて
くらりとした。
収まった筈のモノもまた
顔をすげ替えられた、アンがパンするヒーローのように
元気100倍!とまでは流石にいかないが
50倍くらいには張りを取り戻しつつあった。]
[ただ、落ち込んでいるようにも見える
敬愛する雇い主の様子に
(ああ、つられての勃起とはいえ
同性のを見て…というのはやはりショックが?!)
そう考える自分の方も、一瞬
元気20倍くらいに、しゅん…とした。]
[けど、目の前のその膨らみには
なんでこんなに?と思うほど唆られてしまって
(早く、早く触れたい…)
という想いが止まらなくなる。]
疲れマーラという言葉を
聞いたことがあるかと存じますが
それは毒が貯まっている証拠にございます。
お身体のためにも、さあ急いで占いを!!
[下着1枚の上から、タオル地のローブで包み込み
己も急ぎ同様の格好になると
広い窓の前、浴槽の中へと主を
[ボタンを操作し、
膝下くらいまで貯まるようお湯を張りつつ]
ディーク様は
窓に向かって立っていただけますか?
できるだけ視線は遠くに。
[そう指示をして
彼の背に寄り添えるよう自分も位置取り
持っていたチューブを、ぶちゅりと掌に絞り出す。
蛇口から勢いよく溢れるお湯と混ぜ
粘度と温度の調整をすると]
それでは、始めますね。
[抱きしめるように両腕を回し、ローブの裾を割った。]
[興奮で息が荒れてしまいそうになるのを
極力抑えながら、
下着もゆっくり引きずり下ろし
温かくぬめった右手で優しく握り込む。
(ディーク…様に……触れてるっ、)
密着しているせいで
バクバクいう心臓の速すぎる鼓動も
結局、100倍に戻ってしまったソレの脈動も
伝わってしまいそうな気がしつつ
ぬちゅり、ぬちゅり…
ゆっくりと掌を前後に滑らせ始めた。
視界に捉えられない分
形を、張りを、ぬくもりを、肌で感じ取ろうと
左手でその輪郭を辿ろうとすることだろう。*]
いじめ?なんでッスか?
[海に蹴り出された結果、
”たまたまつかまった浮きの下に、現金の詰まったカバンがつないであった”
などという嘘のような運を発揮したので後で褒めてもらえた]
えー足つきます?
見下ろす角度のお嬢も可愛いッスね
[一度首筋を撫でた。
いやな感じは今日は全然ない。きっと大丈夫。
アロハを脱いで、そーーっと水に足をつけた]
うぇっつべてっ
──……
[プールサイドにがっしりしがみついてじわじわ体を水に沈めて行く。
ぽちょん、と水が跳ねた]
ふ、ふか、ふかい、えっ
[これがセレブ品質?]
[ 夜はまだ長い。別段、急ぐ気持ちはなかった。
シグルドが満足するまで身体を流させる。
バスローブを羽織って寝室へ赴くと、後から来たシグルドに尋ねた。 ]
おまえの食事は?
[ 優秀な執事は、どこか一瞬の隙に食べているのかもしれないが、労働条件を過酷なものにするつもりはない。]
[ シグルドは、始めましょうと言って、何か光るものを差し出した。
ブランドの刻印がされたネクタイピン。特注なのか、名前も彫ってあった。]
上出来だ。 よくやった。
[ 家伝の"技"を発揮するには、対象となる相手の持ち物が必要なのだ、ということは知っている。
長く身につけていたり、思いのこもったものの方がいいというのも。
名は呪であるから、これで充分役に立つだろう。]
[ 入手手段は気にしないことにする。シグルドなら事後のことも考えていると信用できる。
次の段階は、何か瞑想めいたものを行うはず。
意識の奥深く、世界そのものとつながっている無意識の領域に入り込むための。
香を焚くか薬を飲むのかもしれないと予測していたから、シグルドが手にした香油の瓶に、やはりと思った。
けれど、うつ伏せが楽とか、顔を見ていたければ仰向けに、という部分は理解が及ばない。]
説明をしてくれ。
肝心のところは、伝授されていない。
[ 執事が知っていて、後継者が知らないという図は、歴史を顧みればいくらでも例がありそうな話。
それでも少々、負けているようで悔しい。
話を聞くのに顔は合わせておきたいから、寝台に仰臥した。*]
普通海に蹴落とされなくない?
[いくらあいつらが野蛮というか、まあそういう気質の奴らが多いにせよ、あんまり聞かないなあ、とか。
若いので海行くなら一緒に連れていってよ、とか。]
上目遣い、うまいでしょ?
[そう言うと一層顎を引いて、黒目を天に向けた]
あはは、良い反応。
大丈夫だよ、私でも足つくんだから。
[ほら、と手を取って。
そうすると思ったより体が距離近くなるけど、あまり気にはならない。]
そっスか?普通なのかと思ってた
[お嬢が一緒に海来てくれるってなったら、みんなテンションの迸るままに高飛び込み大会を始めるだろうし、
なんなら盛り上げるためだけにあらかじめ海の家の運営を始めるまである。
いいシノギになったりするかも]
お嬢は見下ろす立場ッスからね
なんか新鮮
[別に普通に並んで立てば視線の高さ違うけどそういうことじゃなく]
あ、足つくのか
[プールの壁からお嬢の手へと掴まる対象を変えて。
そろそろ伸ばしたつま先がプールの底に到着すれば、ほっとしたのが漏れ漏れの顔]
へへっ
海の上なのにプールってなんかおかしーッスね
でもバカンスーー!って感じ
[ゆらゆらの水面。
黒い蜂ちゃんも、彫り物も水の下だ]
俺ら今カタギっぽくない?
[腕の中に愛しい重みを抱いてプールを離れ、足の赴くままに歩く。
何処へという認識も無かったが、気が付けば船の舳先付近にきていた。]
ここは視界が広いね。
どこまでも海、だ。
[目の前にある頬に口付けてから、彼を甲板に下ろす。
そのまま船の先端に歩み寄った。]
ごらん。
こうすると周り全てが海になったようだ。
[舳先の手摺に体を預け、さらにぐっと体を乗り出した。
吹き付けて来る風が気持ちよくて、思わず笑いが零れる。*]
[ 馬に跨るのとも違う、横抱きに運ばれてゆく感覚は新鮮だ。
顔がずっと近くにあるのもまた嬉しい。]
触れてよろしいか。
[ 囁いて指を滑らせ、輪郭に触れる。]
[ やがて辿り着いたのは船の突端。
人いきれから逃れた主は、水平線を独り占めできることの場所が気に入ったようだった。
普段暮らす城からは望めない眺めでもあったからだろう。
抱擁をとかれて身体を離し、歩いてゆく背中を見守る。
そうしているだけで愛しかった。
ごらん、と誘われてその傍らに寄り添う。
手すりから乗り出す主の腰に手を添えて、肩越しに覗き込んだ。]
あなたの目の中にまで、海が満ちておりますね。
[ 大海原を渡ってきた風を一番に受ける場所で、二人は比翼連理の鳥となる。*]
/*
ギィとフィオンを拝んでる。
いい。すごくいい。
相方さんは忙しいんだろうな。
待たせているとヤキモキしてる気がする。
良いんだよ。リアル優先だからね。
私はこうして人のロルを拝んだりしているからと…念を送っておく
/*
さわられて大丈夫すけーる(今)
ソマリ様=ともだち≧おんなのひと>>>おとこのひと
ってイメージでした
多分ソマリ様段階踏んでそうで
貰われた直後は、
"買った人"なので大丈夫ってやつだと思うけども。
/*
体調、良くなるといいなあ。
インフルでなさそうでそこは良かったのだけれども
風邪もしんどいからな…。
最近周りの人が体調悪そうで、
ほんとうに…ご自愛ください…
[彼の未来を見通すその特異な能力は
掛け替えのない神聖なものだろう。
普段あまり構ってやらない愚息が
その神聖な儀式の最中に反応してしまったのは
単純にショックな出来事であった。]
疲れマー……?
[今日はよく喋る彼について行けない。
理解できず首を傾げているうちに
下着一枚の上にバスローブを纏わされていた。
然し、雄弁な今の姿を好ましく思う。
傍らに置くようになってからというもの
どうしてか、別人のように
大人しくなってしまっていたから。>>0:230]
浴槽の中に立って窓の方を向き
出来るだけ遠くを見る……
[指示に従い、バスローブを着たまま浴槽に入る。
シャワーも浴びずにこうするのは
なんとも不思議な感覚だった。
これまた変わった手順の占いだが、
信頼する社員の言葉であるから疑うまい。
――というより、疑いたくなかった。]
[人を見る目には自信があった。
真に信頼出来るものだけを
選び取り傍らに置いてきた。
出会った時の彼に戻ったような
雄弁な今の姿を好ましく思う
その気持ちに偽りはない。しかし。]
(今してることは会社の未来にとって
必要なこと、なんだよな……)
[バスルームへの移動を促された辺りから
その緋色になにか不純なものが
浮かぶようになった……気がしている。
それが気の所為なら良いのだが。]
[溜まっていく湯によって
足先から温まり体がぽかぽかしてくる。
指示の通り窓の外の遠くを見つめ
魚が跳ねるのを捉えた視力は両目とも2.0。
背後の気配がより近づいてきた。]
……っ!? 何だ!?
[背面に感じた体温に、
あ、抱きつかれたか。と理解すると同時に
下半身がヌルヌルしたナニカに包まれて
やけに気持ち良く、全身が粟立った。]
/*
もうすぐエピだから、エピになる前に…。
ひーくんありがとうね。
そちらからは大変なのに、わがままを聞いてくれて、本当にありがとう。
とても楽しかったよ。毎日、主にじたばたさせられたりね。
あと…攻めが無理なのが解ったのも大きな収穫。
本当にありがとう。
ルートヴィヒ様合わせて大好き。
そしていつかは、逆のをやろうね。
[自分のものでないと言い置くカサンドラの言葉>>181に、肩先がぴくりと揺れる。
ペンダント自体が彼女のものでない、ということだろうか。
それとも、その中に彼女の力が存在していないということだろうか。
そのままその場を後にしたが、二人とも沈黙を貫いてしまう。
ドレスを彼女に着せてやろうとしても、今度は彼女は何も言わない。
何かを考えこんでいるかのように押し黙ったままだ。
あえて話しかける必要も感じられず、そのまま二人で船室まで戻る。
鍵を外し、中に入るとと待ちかねたようにカサンドラが声をかけてくる]
/*
あとそうだ ろーるうつとき
海軍犯罪捜査局調べて 某ドラマが出てきて
色々納得しました。
なるほど…。
仕事回り、ユーリエあんまり聞いてない気がして
ふわっとになってしまったやつだけれど も!
それはペンダントのことか?
ああ、そうだな。あれはいらない。
[あれ、が本物か偽物かはどうでもいい。「ペンダント」は自分には必要ないからだ。
もしあれで気にするとしたら、父の消息の方だ。
本物のペンダントが奪われているとしたら、彼の命も一緒に奪われている可能性が高いのだから。
ペンダント自体は形骸である。
そのことを知るのは自分と父と……祖父程度のものだろう。
カサンドラから奪った力を使う時は、いつもカサンドラが感じ取れるようにわかりやすくペンダントから利用していたとは聞いている。
ペンダントに封じられている、とカサンドラが誤認していれば、それ以外に力があった場合、彼女に奪われ返されることはないからだ。
そして、その力は移行されている。
その本質の力がどこにあるのかは、この世でたった一人きり。
持ち主であるカサンドラすら知らないこと。
元はカサンドラの力だとしても、その力が発動されなければカサンドラはそれを感知できない。
それは長い間、彼女と共にあった一族の研究結果だ。
そうして「受け継いだ」者の安全を確保するのだ]
確かに君の力は俺には要らないが、君には絶対に返さない。
わかっているだろうけどね。
……本当の君は、いったいどんなに力を持つ魔物だったのだろうね。
力の大半を奪われてもなお、恐れられているんだから。
[そして、力を半ば失っても、まだ人を魅了する力を持っているのだ。
さぞかし恐ろしい存在だったに違いない。
その頃の彼女に会ってみたいとも思うが……遭ったとしてもどうせ一顧だにされずに黙殺される存在だったか、ないしは彼女の餌にしかならなかったのだろう。
こうしてある程度、彼女とイーブンの存在とあり得たのは単なる幸運であり、彼女を何重にも縛り上げた上でできたのだから。
力を彼女に奪われたら……カサンドラはきっと、そのまま自分とそして一族を殺し、闇の中に帰っていくのだろう。
あのペンダントは要らない、という言い方で、カサンドラはきっと男がもっていたペンダントは偽物だったと思うだろう。
そしてまだ父がペンダントを持っていて、そこに彼女の力が存在していると信じることだろう。
自分は嘘が下手だ。しかし隠し事はできる。
カサンドラの力を使う必要は自分には確かにない。しかしカサンドラを縛るためには必要だ]
君の力を返してもらえるとでも思ったかい?
甘いよ、カサンドラ。
君は俺から逃げられないし、俺に従わざるを得ないんだよ。
さぁ、お仕置きの時間だよ。
【跪きなさい】
[体の中に流れる魔力。彼女を調伏したという先祖には敵わないけれど、彼女を従わせることができる誓約を発動させることができるもの。
彼女に対して使うのは実は二度目。
いざという時に本当にできなかったら困るからと、父に命じられ父のいる前で、彼女を言葉で縛ったことがある。
彼女は自分がしでかしたことに気づいていたのだろうか。
気づいていたとしても、父がしたことと思ったかもしれない。
あまりにも覿面な効果だったのに驚き、まだ子供だった自分はそんなことができる自分に対しても怯えたものだったが。
彼女に誓約がちゃんと発動したのを確認したら、悪い笑顔をこぼす]
いいね、カサンドラ。
そのままドレスを脱いで水着姿になって。
下の水着だけ膝まで下して四つん這いになって、大事なところを俺の方に見えるように高く上げるんだ*
ああ、そういう……
[確かに立場で言えばそうだけど。
それが普通であると思われるのはやや本意でなく。
少なくともツェーザルを怯ませる上目遣い攻撃はできていないらしい]
そうだね。なんか今まではバカンスってよりは会合って感じだったし。
[頭の娘であるミーネにとって、豪勢、煌びやかな世界というのはともかく、セレブ達の堅苦しい雰囲気というのは、そう珍しいことでもなく。
新なる意味で新鮮なのは、こういったバカンスチックなものであった。]
カタギっぽい!多分ふつーにカップルだと思われてると思う!!
/*
ディーク様は、
耳も目もめちゃくちゃ良いんだなあwww
才能がありすぎるっ。
そして、とても格好いいのに
いろいろ知らなすぎて。かわいい。かわいい。(こくり
食事は後でとらせていただくつもりでした。
ご心配いただき、ありがとうございます。
[使用人の労働環境にまで気を配る主はまさに得がたいもの。
礼節ではなく心から感謝を述べて頭を下げる。
この方にお仕えしていることが誇りであるし、ただ純粋に好きでもあった。それは幼いころ、共に遊び回っていた頃から変わらない思いだ。]
[主がベッドに仰臥する。
緩く結んだ帯がほどけ、胸元が露わになっていた。
はっとするような色香が漂う。]
── 私の一族は代々、皆様にお仕えするのと同時に、
精神世界へとお送りする船であり水先案内人でありました。
私はその知識と能力を得るための儀式を終えております。
どうぞ、全て私に任せてください。
[説明を求められて、まずはそう告げる。
共にベッドに上がり、主の腰を跨ぐように膝立ちになった。]
あなたを精神世界に導くために、ふたつのことが必要になります。
一つは、あなたが絶頂を迎えること。
ひとつは私があなたに直接精気を送り込むこと。
つまり私があなたを抱くことが要件です。
[実際は、香なり薬なりでトランス状態に導く方法もある。
だが今回はそれを取らなかった。
直接繋がることが最も効率よく、力も最大に発揮できる。
なにより、自分がそうしたかったから。]
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