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シスター フリーデル は、行商人 アルビン を占った。
次の日の朝、楽天家 ゲルト が無残な姿で発見された。
ついに犠牲者が出た。人狼はこの村人達のなかにいる。
しかし、それを見分ける手段はない。
村人達は、疑わしい者を排除するため、投票を行う事にした。
無実の犠牲者が出るのもやむをえない。村が全滅するよりは……。
最後まで残るのは村人か、それとも人狼か。
現在の生存者は、負傷兵 シモン、シスター フリーデル、神父 ジムゾン、パン屋 オットー、羊飼い カタリナ、村娘 パメラ、ならず者 ディーター、行商人 アルビン、旅人 ニコラス、農夫 ヤコブ、青年 ヨアヒム の 11 名。
[紅は自然とロザリオの小さな鎖を伝い、やがて十字の先端へ。
紙の上へ紅が落ちる、まさにその時。]
…………!?
[過去に幾度となく試行した儀式では、ぴくりともしなかった十字。
それが、ぐるりぐるりと回り出す。]
これって……!
[念じる。
奇妙で不穏なことを口走っていた、楽天家な青年の名を。
だが――……]
[
ぴちゃ
ぴちゃ
回る十字は、念じたものとは異なる、ある一つの名の上でだけ、紅を落としていく。]
…………。
[十字の回転が止まると、フリーデルはその紅をじっと見つめた。]
[紅は、見るみるうちに透き通った無色へと変貌し。
やがて、一瞬で蒸発したように消えていった。
その様を見届けると、フリーデルはぼろぼろと涙を零す。]
……ちゃんと、できた。
成功、したわ。お父様。
誰にするかを選ぶことは、できなかった、けれど……。
もう、私……できそこないなんかじゃない、でしょう……?
[泣き笑ったような笑みを浮かべながら止血し、紅で汚れたロザリオを拭き終えると、フリーデルは椅子から崩れ、床へ落ちた**]
シスター フリーデルは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
シスター フリーデルは、農夫 ヤコブ を能力(占う)の対象に選びました。
/*
リスカの結果くっそわろた
しかし狂人だれだ(まがお)
私の狂人希望を奪った狂人ちゃんは誰なんだ……!
予想としてはカタリナ?かな??
ヤコブだったら俺が死ぬ(まがお
− 2ー8号室 −
雪、止まないなぁ。
[カタカタと震える窓から1人、闇の外を見つめて
その夜は時間を潰した。
物音など吹雪の音に隠れて判らないだろうが、
それ以上に、左目が疼いて眠れなかった。
嫌でも判る。
きっとこの宿に、左目の仲間がいるのだろう]
― 深夜 ―
[外の猛吹雪で、室内の音はほとんど聞こえないと分かっていたけれども、万が一誰かが起きてきたらすぐに知らせようと注意を払いつつも、惨劇の初めから終わりまでずっと見物していた。
やがて全てが終わったのだろう、ゲルトの部屋から出てきた同胞が、こちらを見て笑いかけたのを合図に、赤毛の狼に姿を変えて、内部へ侵入する。]
……。
[太腿の柔らかい部分を口にすると、今日はそれで満足したと部屋を出て行った。**]
[戦闘に役立たない怪我人の利用法。
人狼だと言われる存在の左目。
恐らく化け物を見極める力が得られるのではと
思っていたのかもしれない。
もしくはあの化け物と同じ、及ばずとも
戦闘に利用出来るほどの能力が手に入るのでは。
そんな上手い考え等叶うはずもなかった。
見極める目も、化け物の身体能力も得られなかった
俺に残ったのは、赤い赤い濁り切った左目。
何も映さないのに、血の赤だけは鮮明に見える気がする。
包帯の下でぎょろぎょろと動き回って、
何かを見ようと、求めているのが判る]
[ 判る。
この左目は俺を狂気へ導こうとしている。
仲間の元へ戻るために。
俺には故郷も待つ人も守る人もいなかった。
だがこの左目は還りたがっている。
きっと仲間がいるのだろう。
還してやりたい、還るべきだと。
それを当然と思っている俺は。
もう既に狂っているのかもしれない]
/*
えwwwwwwwwwwwwwwwwww
狂人wwwwwwwwwwwwwwwwwww>>7
くっそwwwwwwwwwくっっっっっそwwwwww
そんなん大草原に決まってるやんwwwwwwww
対抗COカモン!カモン!!!!!!!!
Wunderbar!(ヴンダバ) なんと素晴らしい。
[ゲルトの部屋から出てきた同胞へ、賞賛の言葉を惜しみなくかける。]
特にあの血文字と前脚の痕>>1:356は最高である。
そなたが先に宣言していた、ショーの始まりに相応しい。
最前列で見せてもらえて、非常に満足した。
[それから、低い声でくくくと笑いかける。]
明日の朝、あれを発見した人間の反応が楽しみであるな。**
負傷兵 シモンは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
/*うおおーっ。役職盛大に読み間違えた!
占い師:フリーデル
霊能者:(多分)アルビン?
狩人:ヤコブ
狂人:シモンか。
めっちゃはずかしー!
― 吹雪の朝 ―
[神父は昨日一晩、くっそぐっすり寝ていた
そりゃもう、外の吹雪の音とか気にもせず
但し、疲れていたのと。過去の夢で
飛び切りの寝起きの悪さであった]
うーにゃ……ねむいぃ
[寝汚い神父であるが、寝ぼけ眼で思い出したのだ
昨日ヤコブに酒とつまみを頼んでいたのに
貰う前に寝落ちていたことに―――!!
とりあえず神父服着ろ。と言われそうだが
パジャマのままヤコブのお部屋にノックノック
未だ、階下の惨劇には気づいていない*]
そうだろう、そうだろう。
もっと褒めてくれても良いんだよ。
[確かに満足した。
たまには狩りをしなけりゃ、体も鈍ってしまう。]
でも。
これだけで終わりじゃ、ないから。
[もう隠れて生きる日々は飽きた。これからは、表舞台に出る時代なのだ。]
/*
2Fじゃそりゃまだ1Fの事は気づかんだろうってことで
カタリナが呼びに行った方が綺麗かなーとおもって
(などと供述している
[早朝、オットーはまだ起きていた。
何を思うか、自分の掌を見つめて。
そしてくすりと笑うのだった。]
ようやくこの日がやってきたのさ。
僕の美しさを、村人皆が理解する日がね。
[ずっと、待ち続けてきたのだから。*]
――夜半――
[勢いを増していく風と雪が、窓枠をがたがたと掴んで揺らす。
机の上にランプを置いて、くくり罠の構造を調節していく]
[用心だ、用心のためだから、と何度も言い聞かせながら、思考を深めていく。扉には鍵があるし、何より普段通る場所へ仕掛けるのは危ないだろう。ならばと、畑に置くための仕掛けを、窓に付けられるものへ変えていく。
中々上手く行かなくて、いくつかを駄目にして、出来上がった頃には眠気が手先をふらつかせていた]
[そのまま、倒れるように眠ってしまう。
――もう既に、守れなかった村人ができてしまったことを、知らないまま]
[むにゃむにゃ言ってるジムゾンがうっかり倒れないよう気を付けつつ、ほら起きろーと声を掛ける。フリーデルは毎朝どうしているんだろう、ジムゾンがずっと村にいるようになった>>1:293当時のことは一応覚えているけども、その頃だって流石に泊まったり泊めたりはしていない。朝の習慣とか特段知らない]
[――ああそうだ、習慣と言えば、昨夜は風呂に入り損ねた気がする。
このジムゾンを部屋に戻すか着替えさせるか食堂に連れていくか、とにかく何とかし次第、風呂へ行こう]
[……寝起きの頭は昨夜の不安を鈍らせて、懸念が、階下で結実している可能性も、1階から届く微かなにおいの存在も、まだきちんと捉えない]**
── 翌日・朝 ──
[天候は昨日と同じ、夜よりは収まっている程度。
窓辺に立っても空の色から時間を測ろうとするのは難しい。
しかし仕事の癖がついた身体は、いつも通り起きたのだろう。
廊下に出て、階段を降りて
途中起きてきた誰かに会うことがあったとしても
寝てる者がまだいたらと、静かに歩くのは変わらず。
目指す先は決まっていた。
放っておけばいつまでも寝る兄を起こす
避難生活だからといって、怠けさせない。
あの人だって羊飼いの息子なのだから。]
― 新しい朝絶望の朝 ―
[よく寝たけれど外が雪のせいかなんだか気が重い]
んもぅ!しっかりしろあたい!
[ぺちぺちと頬を叩いて起きる
昨日はあんまりがんばれなかった分がんばらなくちゃね]
兄さん、ぼくだよ
もう起き……
[ノックをして、ドアを引いたのは無意識
家でそうするように癖が出てしまった。
……しかし、抵抗無くドアノブが回る。
片眉が上がる、鍵も掛けていないのか
起きているにしては中から物音が無いのだが。
これは朝から説教も有り得るな
そう考えながら、ドアを開ければ──]
[むせ返る鉄錆の臭いが廊下へと押し寄せる
元より漂い、彼女が認めなかった臭気が濃くなる。
視線の先、部屋の中には
赤の海
倒れ込む見慣れた金髪。]
兄さん……?
[喉が引き攣った音を漏らし、それ以上言葉が出ない。
汚れるのも厭わず──いや、それも認知出来ないまま
一歩、一歩。ふらふらと最愛の兄に歩み寄っていく。
本当は、ただ会いたかっただけだった。
わたしは今でも怖がりのままで、誰かに助けてもらえなきゃ自分の不安も消せなくて。
どれだけ口煩く言ってもこの人が大好きで、心の支えにしていて──
呆れるような呑気な言葉を、
飽きもせずに欠伸を発する喉が潰されている>>1:354
胸には何かを突き立てた跡──>>1:355
他にもまるで獣に襲われたような痕跡があったのだが
真っ白になった頭で妹が認識出来たのは目立つその二つ。]
待ってお兄ちゃん!
わたしを置いて行かないで……!!
[絶叫が響いてすぐ
声を聞き付け人が集まる前のこと。
少女の腕は悲痛な声と共に虚空に伸ばされた。
まるで何かを掴もうとするように
そこに誰かがいるかのように──]*
やーだー兄ちゃんと飲むー
あーうー……朝―……?
[頭をわしゃわしゃぽふぽふされて、
にへーとしていたが――
何処か冷たいような掌は、まるで一晩
布団に入らないで寝ていたかの様である>>12
神父、ようやく覚醒した]
………お、おぅ……
[やってしまったと盛大に手で顔を覆った
この神父昔から寝起きはとっても悪いのだ]
[体を支えられたりしつつ、神父、漸く起きた]
……おはよう……寝ぼけてた
昨日酒飲むつもりだったんだが寝落ちてたわ……
やっぱり風呂に温泉引いてるとやばいね
体がすごいぽっかぽかだった
、あれ。
[何か冷えてないか?体。と
寝ぼけ眼を擦って尋ねる――嗚もしかして
寒すぎて寝れなかったとかかなぁ、と
合点した神父は、ふぁあと1つ大あくび]
ヤコブ、冷えてるんなら風呂入った方がいいかもね
俺は腹減ったし着替えてご飯食べてくる
でもレジーナいないから自分で用意しなきゃ、か
昨日のスープまだあるかなぁ……
[部屋の前で少女はへたりと座り込み
理解が追いつかないのか目を大きく見開いたまま
暫く誰が声をかけても自分からは動こうとしなかった**]
カタリナ、カタリナ!!
[血塗れに、汚れていたのは、靴か
それとも跳ねる血によって足もなのだろうか
その時の彼女は未だ虚空に手を伸ばしていたのか>>21
それとも、茫然としていたのか。兎も角――
落ち着けなんて言えない。こんなん落ち着けるわけない
大丈夫か?んなもん見りゃわかる全然大丈夫じゃねーよ
なら、どうするか
答えは簡単。唯ぎゅっと後ろから抱きしめるだけだ
人間、心臓の音を聞けば少しは落ち着くらしいし]
……
[慕っていたレジーナに加え、兄を喪った娘に
どう声を掛けていいのか
多分、絶叫を聞きつけた人が集まってくるだろう
とりあえずカタリナを落ち着かせた方がいい
この場では余計に、混乱してしまうだろうし]
――カタリナ。カタリナ
[何度も彼女の名を呼んで。叫ぶ彼女を何とか
この惨劇から遠ざけようとした
だが、彼女だけが多分、気づくだろう
一見、混乱しながらも指示を出す自分は冷静な様で――
彼女を落ち着かせるために細いその体を抱いた
手が、幼馴染を喪った恐怖と悲しみと、
そしてそれを齎した者への怒りに震えていたのを
――瞳に薄っすら水の膜が張っていたのを*]
神父 ジムゾンは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
みんなは。他の子たちは無事なのかい!?
[その答えは、知っている。まかり間違えて本当に他にも犠牲者が居たとしたら、今度こそ本気でひっくり返るが。
それでも。これまでオットーがずっとそうして来たように、彼は言葉を放つのだった。*]
[見えない何かへ伸ばしていた腕は、今は口許を覆う為に使われていた。
血は靴だけではなく、履き慣れたズボンの裾まで。
穏やかな挨拶を交わしたばかりだった友達>>24
彼女が声を上げても>>26来ていることすら分からない。
飛び込んできた誰かに名前を呼ばれた時>>23すらもそう。
すぐ隣の蹴破るような音なんて、大きく届いた筈なのに。>>30]
ああ、あああ……!
戻さなきゃそうだよ戻してあげなきゃ
全部、全部直したら、戻って来るの!
[虚ろな目は涙を流しながら、無残な姿に固定されている
叫びの合間のうわ言は、他者に理解は難しいもの。
凍えたように震え、今にも崩れ落ちそうだった身体を
何度も名前を呼ぶ>>28彼が後ろから抱き締めた。
その行為により、なんとか立っている。]
[確かに生きている音が密着した身体から聞こえる。
わたしを抱き締めるあなたも、震えている。
死者ではないものを捉えたわたしの目は、
あなたの瞳に気づいた。]
……わたし、わたし
護らなきゃならなかったのに。
ごめんなさい。
[赤に汚された部屋から離される最中
発した声は小さく、傍の一人にだけ届く。
乱された心のままでも
その悲しみに、気づいたから。]*
/*
お前白にも程があるだろカスと思われてそう
ごめんなさい…村役職になるつもりは無かったの…
自分の立ち位置から出来ることを頑張りたいと思います…
[朝。
真っ先に飛び込んだのは見慣れぬ天井だった。]
ぁ……。
[ぐっすり寝てたのだろうか?
それなりに疲れは取れてるけども。
窓の外を見たところで見える空は灰色、時間がわからない。
どうせ今日は薬草園の手入れも出来ないし。
きっとこのままぐでっとしてても問題はないだろう、と寝台の中でごろごろしておれば、しばらく後、廊下を行き交う音がする。
ぼちぼち起きよう、と身体を起こせば、階下から絶叫>>20
一気に目が覚めた。
寝台を転げるように降り、扉を開け放ったまま階段を駆け降りる。
よく知っている、嫌な臭い。
神父が叫ぶ声>>23がした。]
→ 1階 ―
[もう戻ってこない。なんていえなかった
彼女だってわかってる筈だ
わかっていても、縋るしかない
虚ろな瞳が、かつての己に重なった
帰ってこない親を待ち続けた時の己に
死んだ躯が、他とひとまとめにされ焼かれるのを
遠目からしか見られなかった見た時の己に]
……カタリナ
人はね。死んだらもう直らないんだ
どんなに直したくても
どんなに、逢いたくても
[直して。そう繰り返す彼女に
直すなんて言えない。できることといえば
無残なその体を、凍える空気に触れさせないことだけだ]
――もう、なおせないんだ
俺でも、駄目なんだよ
ごめんなぁ。俺でも、だれでも。治せない
[だから、少しだけでも落ち着く様に
――食堂の方に行こうと彼女を促そう
このまま此処にいても、消耗するだけだ
ゲルトだけでなく
彼女迄儚くなったとしたら。きっと
俺は俺を、許せなくなる。永遠に*]
[昨日、妹を頼むよと>>1:291
呼びかけたゲルトの声が、蘇る
――ああ。任された
牧場まで共に行くだけじゃなく
傷ついたこの子を、任されたよ、ゲルト
きっとそんな意味で言ったわけじゃあないだろうけど
この小さな子を。悲しみに暮れる子を
どうして放っておけようか]
さすがジムゾンだ。君のような人物がいるから、この村の夢幻は守られてきたのさ。
ヨアヒム、君もなかなかに紳士じゃないのさ。
そしてパメラ、君の青ざめた顔も。
カタリナ、君の震える背中も。
素敵だよ。
[そこには悪意すらも存在してはいなかった。
ただ、いつもと変わらぬオットーだけがいて。
それでいて、その行動だけが邪悪だった。]
違う。違うよカタリナ
兄ってのは護られたいんじゃない。妹の幸せを願うもんだ
……謝る必要はない。ゲルトはそんなこときっと、望んでない
それは誰よりも、傍にいたリナだから、わかるだろう?
[彼女が呼び名を過去に戻すなら>>34
此方もまた、過去の彼女に呼びかけたように]
でも、つらいよなぁ
[護りたかった君の心も
兄を喪った悲しみも、何もかもが、つらいよな、と]
ゲルトを今迄護るために必死に頑張ってきたのに、なぁ
[君が悪いんじゃない。でもそう言っても
君は自分を責めてしまいそうだから]
[カタリナがなにか支離滅裂な事を言っている。
大切な存在がああなったら、あんな声がでるものなのか。
そんな事をぼんやり考えつつ。
嫌な臭いと、ちらりと見たモノに顔を顰めたまま、食堂の扉を*開けた。*]
だから。ゲルトの分まで、などとは言わない
ゲルトの命はゲルトのもんだ
でも、ゲルトが何よりも大事にしてたリナを
傷ついたままには、したくねーんだわ、俺が
[だから、今。君を支えたいんだ
望まれていないかもしれなくても、どれ程哀しくても
それすら押し込めて――護りたいんだよ
頭をぽんぽんと、撫でる
昨日の様に――或いは昔、みたいに。落ち着かせるように*]
/*
身体を直せば戻るっていうのは
本人がいるのを見たからこそね。
でもおかしいことなのは確かだし、誰も力を知らないんだから分からない。
[とりあえず食堂にカタリナを連れて行けば、
湯を沸かして、飴湯を作って彼女に手渡すだろう
大丈夫、■indianred色の飴だから美味しい筈だ**]
[彼を認知し、心が戻って来ていても。
自分の為に語られる全てに言葉を返すのは難しい。
それでも、それらは確かに耳に届いて
ゆっくりと呑み込むように、頭に染み込んでゆく。]
…… ありがとう
[何もかも受け入れて今すぐ立ち直るのは無理だ。
それでも、その一言だけは伝えたかった。
そう思えたことで、ある程度の落ち着きが取り戻されたのだろう。
兄の為に心を痛め、
妹の為に思うことを声にしてくれている彼に。
──結局、大丈夫だなんて言葉は嘘になった。]*
/*
思わぬところとついちゃったな
ここヤコブと繋がりあるから護衛誘導くる可能性
やべてシスターまもっで
メンタル豆腐を活かしたい……
[夢を見た。
手を繋ぐ男と女が、そこにはいた。
私の冷えたこころを融かすほどに、その手はあたたかくて、やさしくて――
それなのに、]
― 朝 ―
ぅ……。
[劈くような悲鳴>>20に、目を覚ます。
まだ気持ちの悪さは残っている。
おまけに床で寝てしまって身体が痛い。
儀式の翌朝はいつもこうだ>>1:53]
[けれどいつまでもこうして倒れているわけにはいかない。
右手とずきずきと痛む左手を支えに身体を起こし、ベールとロザリオを身に付けて。
重い身体を引き摺るように、ふらふらと声のする方へ向かう。
青褪めた顔で到着するのは、皆にだいぶ遅れてのタイミングになるだろう**]
─ 夢 ─
お兄ちゃん、お兄ちゃん!
行かないで。
[ 幼い私が泣きながら兄に縋っている
その姿を俺≠ェ後ろから見ていた
繰り返し、繰り返し見た夢だ
人ならざるものに襲われた傷
真っ白な雪の中に散る大量の紅
それが妙に生々しくて目に、記憶にこびりついて離れない。
………笑っちゃうね、ただの夢なのに。 ]*
、どうし………
[ ゲルトの部屋に行けば
そこには大勢の人が居た
その混乱の渦の中心で
紅い花を散らすのは、
……カタリナの兄だった ]
/*
三日目に向けて
旅人が吊られのためのアップを始めました(真顔
ああ、でも多角地帯のど真ん中に飛び込むのはアホだったぁぁぁ
[ 動揺する人が沢山いる。
ゲルトをこのまま放ってはおけない。
…そう思うのに身体は動かなかった。
やっぱり、ディーターやジムゾンのようには動けないんだよ。
止められなければ
右手の血を落とすために覚束無い足取りで
脱衣場の洗面台に向かおうとした ]**
− 2-8 −
[俺の足元に転がっているのは無残な死体の山だった。
食い殺された?
まだその方がマシだろう。
食い喰われるのは動物なら自然の営みだ。
だが死体は無残な姿にも関わらず、獣の気配はない。
皆人間の、俺たちの手で死んでいった者たち。
憎悪の籠った命宿らぬ眼球が俺を見上げている。
見知った顔もあるはずなのに。
どれも同じに見えて、何の感慨も湧かない。
ああ、やっぱり俺は狂っている。
それに安堵するように、諦めるように溜息を吐いた]
− ゲルトの部屋へ −
今の声は、下か。
[床に着けた左脚の調子も悪くない。
これなら誰かの助けもいらないだろう]
何があった?
[そこには誰が集まっていたか。
床に広がる赤を見つけることは容易かっただろう。
何より左目が痛い位疼いている]
……ゲルト?
[赤の主が誰か、確認しなくても判るけれど。
咎められなければゆっくり近付いて、
傷の見分でもするように覗き込もうとする]
ふん。
人間にしては行儀の悪い。
獣にしても食べ方が汚い。
遊びに近い。
[弱者を戯れで嬲る。
人間だってやる事だ。
動揺もほとんど見せず、昨日何かを見たと
告げたゲルトの瞳がまだ残っていれば。
見開いているならば、そっと閉じるように掌を置いただろう**]
/*
昨日はまさかのシモンさん狼陣営が発覚(というかさりぷるのフラグアンテナがポンコツなだけ)で、興奮しすぎて朝4時を過ぎるまで眠れませんでした(
あぁ^〜どんな展開になっちゃうの
/*
自分で言うのもなんだけど、わたしが死んだらSAN値減らしそうな人がそれなりにいるし、初回で襲撃死したい気はする
ただニコラスさんも死亡確定してるので.ニコラスさんの死亡を見届けてから死にたい気がしなくもないしなああ
― ゲルトの部屋 ―
[ローブの上から左手首を抑えながら、既に大方の人が食堂その他の場所へ移った後でその場へと。
部屋の扉は閉まっていたかもしれないけれど、噎せ返るような鉄錆の匂いに吸い寄せられるように、中へと入っていった。]
ゲルトさん。
[先の声はカタリナか。パメラか。それともニコラスか。
高い声は女性のものであろう事は判ったが、当初は判別できるほど頭が働いていなかった。
けれど、無残な姿の主を知れば、自ずと答えは絞られる。]
[悲鳴に匂い。
事前に得た情報から、ある程度の覚悟はできていた。
昨日のレジーナの時のように、取り乱すことはしない。
ゲルトの遺体は既に毛布かなにかで覆われていたか。
敢えて捲って見るようなことはしなかったけれど。
壁に書かれた文字>>1:356は、まるで遊んでいるかのようだ、と嫌悪感を顔に出して、その直後に――]
/*
ディーターニコラス
オットーパメラ(個人的にやり取りが印象に残っただけかも)
シモンフリーデル
赤の男たちが皆それぞれ女の子と関わりが多いのね
カタリナ?カタリナは女だが女の子ではない。
― 2-7 ―
[男はベッドの中でじっと横たわっていた。ゲルトの遺体を発見させるのは、他の人間と決めていたのだ。
只でさえ第一発見者は疑われる、そも朝っぱらからゲルトの部屋を訪れる理由なんて自分にはない。
最高のショーを実現させるために、
それでも我慢しきれず、ドアをわずかに開いて宿の様子を確認して。何度目だろうか、悲鳴>>20が響いた。]
あれはカタリナか。
[被害者の妹、なるほど世話焼きの彼女が楽天家の兄を起こしに行くのは自然だ。
一階に駆けつける足音をやり過ごし、発見時の混乱を避けてから、さりげなく現場へ向かう。]
→ 1階 ―
皆、おはよう。随分と早いな……むっ、なんだこの臭いは!
[あくびをしながら現れたときには、既にゲルトの遺体は布団で覆われていたけれど、鉄錆のような臭いはあたりに漂ったまま。人間の身でも十分嗅ぎ分けられるそれに、顔をしかめて見せた。
そこに誰がいようとも、自分は羊飼いの悲鳴を聞いてないとの前提で、何も分かってない表情を浮かべながら1-2号室を覗き込んで、ひっと声を上げた。]
なっ、げ、ゲルト!ど、どうしてこんなことに……。
[変わり果てた幼馴染の前で、しばし呆然と立ち竦む。
しばらくして焦った様子で辺りをきょろきょろすれば、目を見開いたままの妹>>27を発見した。]
パメラ、おい、パメラ!
[へたり込んだ彼女の肩をしばしがくがくと揺すぶる。しかし自分から動こうという気配はない。
少し考えてから強引にパメラを厨房へ連れて行く。宿屋ではレジーナの手伝いで料理をしていたから、ここが一番馴染む場所だろうと判断したのだ。]
お前はもうこんな残酷な場面を見ちゃいけない。あとはお兄ちゃんに任せるんだ。
[男はいつもと同じ、妹を愛する兄の顔を取り戻していた。
パメラを椅子に座らせ、その前のテーブルに熱い珈琲を置く。香ばしい豆の匂いで、血の気配を少しでも消そうと。*]
→ 食堂 ―
[宿にいる全員に行き渡るよりも多い量の珈琲を入れて、サーバーやカップと共に運ぶ。]
飲みたくなったら遠慮なく持っていってくれ。お代わりも自由だ。
[敢えて配らずにセルフサービス式にしたのは、既にカタリナが飲み物が入った器を手にしていたため。
それがジムゾンが用意した飴湯と悟ったら昨日の惨事を思い出し、”飲むな!”と叫んだだろう。男は飴が何種類もあるとは知らない。
いつものように暖炉の火を起こしたあと、男は第一発見者であり被害者の妹へ話しかけた。]
カタリナ、ここにいたのか。心配したぞ。
[余計なことは言わない。長椅子に座る体に、寒くないか?毛布かけようか?と気遣いの言葉をかけた。]
/*
ああ、まぁヨアヒムはディーターきたらすぐ任せるって書いてあるからいいか
ただ、ヨアヒムには反応してほしいなーって
[その裏で、男は冷静に俯瞰的な視点で周囲を観察する。
ベッドの中でごろごろしながら、今後の対応はショーの始まりを知ったときの人間の態度次第と考えていたから。
人狼を恐れ、憎み、敵とみなして排除しようとする者は多いだろうが、逆に人狼側へ引き入れられそうな者はいるか。
男を信頼する人間は、あるいは疑う人間は誰だろうか。]
……。
[悲しいのに泣けないと言った風情でため息をついているのに、幼馴染を襲った悲劇を心から悲しめない己を自覚しながら、男は頭をフル回転させた。
最悪の場合同胞と二人で計画を遂行しなくてはいけないだろうが、協力者は得られた方がずっといい。
さてそれは何者か。あの狂乱に満ちた舞台を見せ付けられて、それでも共にショーを盛り上げたいと希望する酔狂者は。
いるなら出て来いと男は心の中で挑発的に叫んだ。*]
さて、と……。
[余り見たくはないものだけども、確認するべきだろう。
意を決してゲルトの部屋を覗き込めばシモンがちょうど遺体を確かめていた>>55。
嫌な臭いが鼻をつくし、昨日まで生きていた存在が無残な姿になっているのも悍ましい。
とっさに手で鼻と口を押えつ、思わず遺体から目をそらせば、壁に書かれた文字と、やたらに大きな犬(?)らしき脚の後が飛び込んできた。>>1:356]
……。
[食べ方?行儀が悪い?>>56
どういう意味かと、思い切って視線を向け、近づく。]
……。
[遺体をみたところでシモンが漏らした言葉の意味はよくわからない。
ただ、かなり大型の獣が噛みつき、爪を立てただろうことは見てとれた。
もう少しよく見よう、としゃがみかけて、のど元を胃液がこみあげてくる。
押さえていた手にさらに力を込めつつ、せめてここでは吐くまいと、涙目になりながらあわてて2階の洗面へと*駆け込んだ*]
[今伝わらなくても、時を重ねた何時かに
彼女が立ち直る一助になればいい
今は、心を落ち着けるきっかけになればいい
自分の願いは、それだけだったのだ。でも
ありがとう、の言葉
どれ程気力を振り絞って伝えたんだろうか
――それが胸に、痛かった]
……頑張り、過ぎるなよ
[頑張れなんていえない
大丈夫じゃないのもわかってる
だからこそ。無理してくれるなと思った
若しも”昔話そのまま”であるのなら
次に起こる事はきっと。彼女をまた傷つける
人狼の、昔話。
再び襲われないために村人は話し合い、1人を――*]
[ちなみに、奴が悟って叫んでいたなら
大声出すな馬鹿たれ、あと空気読めと此方はジト目で抗議したろうが
まぁ多分、カタリナの様子からは自分の用意した
飴湯とは分らないだろうし、悟らないのではなかろうか>>65
彼女もゆっくりと飲み干したようであるし>>57
長椅子に体を横たえたカタリナ>>57に話しかけるのを見れば
ここはディーターに任せた方がいいだろう、と
自分はパジャマから神父服に着替えるべく
2階へと戻ろうとしたろう
――死体見分をしよう、とは
今は思いつかなかったし考えが及ばなかった
なにせ自分もまた、混乱していたのだから
凍死したレジーナは、眠るように目を閉じていた
でも。ゲルトは違う。苦しんで、苦しんで死んだんだろう
一面の血、噛み千切られた喉
ふざけた、一文から犯人は文字が書けるわけで
――なのに、獣の様な痕がある理由は?]
……。
[じーさんがよく読み聞かせた昔話
忘れるな、と念押しされるのを”忘れたくて”
聞かないふりしていた。だって昔話だろう?こんなん]
(いい子で、まっててね)
(すぐにかえってくるから)
『隣村の生存者だ、**が出て――……
俺以外全滅して……ん?なんだって?
ああ、この子はあの夫婦の
どうも、その、あのな
流行病があって、君のご両親は――』
昔話、じゃあないんだ
これは現実。だってゲルトが死んだ
ゲルトが、死んだ]
[いつもは着崩す神父服
だが今日はかっちりと着る。だって
ほら、死んじゃった人がいるなら弔いをせねば
――たとえそれが幼馴染、でも
今は泣けない。俺は、神父だから]
……あー……どうし、て。なんでだよ
[どうして、こんなことに
その言葉だけをぐるぐる頭の中を、巡らせながら
食堂に再び向かう足取りは、重い*]
今じゃ…誰かを信じたくても信じれないわ。
……まだ、信じれるうちに。
誰か、あたいを殺してくれないかしら。
[つい漏れた言葉にどんな反応されたかしら
しっかりしたいと思ってもダメだね
カタリナのこととかもっと心配しなきゃいけないのに
心配してくれた人にも何か言わないといけないだろうに
どうしても、うまく頭が回らないから**]
[ジムゾンが想像した通り>>69、幸い男が飴湯に気付くことはなかった。すっかり他のことに気を取られていたし。
カタリナから離れようとする気配を感じて、顔だけ向けて幼馴染へ意思を伝える。]
”今朝何を見たか、お前の知っている範囲でいいから後で教えろ。できればカタリナがいないところで。”
[できればと注釈を入れたのは、辛い状況を改めて耳に入れることもあるまいと思ったのと。ジムゾンが今何を考えているのか、他人に邪魔されにくいところで知りたいと思ったため。
食堂を出て行く背中を見つめる目は、いつになく鋭い。*]
[食堂の扉が開く音で振り返ると、顔を出したパメラが目に入る。
明るく元気な妹から笑顔が失われていることに気付き、声をかけそびれているうちに。とんでもない台詞>>73が聞こえて、びくっと飛び上がった。一旦カタリナから離れ、パメラを椅子に座らせようとした。]
<b「>誰か、あたいを殺してくれないかしら」って、何を言っているんだ</b>
お前はこれからもいっぱい笑って、明るく元気な娘でいて。
……こんなこと認めるのは正直癪だが、俺に勝てるくらい強く、俺よりも大切にしてくれる男に嫁いで、たくさんの子供に恵まれて、幸せにならなきゃいけないんだぞ?!
だから……だからっ。
[妹の独り言に焦った男は、迂闊にもその呟きを周囲に撒き散らしているのだと全然意識していない。
何か言わなくてはいけないのだと思っているのに、全然言葉が出てこなかった。*]
― 一階廊下 ―
[恐らく皆もう食堂へ行った後か。
自身も食堂へ行く、その前に、カウンターへ立ち寄る。
恐らくは新品のそれがあるだろうと、机の中を探ってみると、何も書かれていない日記帳を見つけた。]
お借りします、レジーナさん。
[もうカウンターに立つことのない、奥の支配人部屋で眠る主へ声をかけてから、自身も食堂へ。]
― 食堂 ―
申し訳ありません。
気分が優れなかったもので、遅くなりました。
…………。
[沈黙から、既にゲルトの事は知っているということは、皆に伝わるだろうか。
手に持った日記帳を、中央の机の上へ静かに置いた**]
[食堂から出ていく際、ディーターからの目配せで、
何となく言いたいことはわかった>>74
伊達に20年くらい幼馴染やってないわけでありまして
だが、幼馴染であるとはいえ。腹に抱えたものまで知る由もない
背を刺すように見つめる鋭い視線も
交わらなければ人間なのだ。気づきようもないだろう]
”カタリナが落ち着いたなら、お前の都合のいい時
お前の部屋で話すことにするよ”
[自分の部屋、と言わなかったのは
唯単に残り2本程カバンにあるヤコブ作秘蔵酒を
かっぱらわれない様にというだけである
カタリナに聞かせたくないっていうのには同意だ
――とはいえ、死体の見分はしていないから。カタリナを
落ち着かせるときに見た事位しか、話せないだろうけれど
それ以上に、彼が自分が今何を考えているのか
知りたがっていることには、気づけない*]
/*今まで全然機会はなかったけど、無自覚に天然に、そしてPL的には最大限に意図的に、軽率タラシをしたいものである。(何。
っていうか、このディーターって絶対ムッツリ助平だろ!とか思っている中身。人妻にやらしく迫るタイプやー!(待て。
……何か、あったのですか?
[パメラの発言>>73によって食堂に緊張感が充満しているようなら、恐る恐る尋ねてみる。
遅れて入って来た自身は知らない、から*]
― 2階・洗面 ―
[げぇげぇと、潰れたカエルのような声とともに胃の中のものををぶちまける。
吐くのと同時、生理的な涙と鼻水があふれ出た。
しばらくはそうしていた後立ち上がって洗面へ。
そういえば、朝起きてから顔を洗ってもいなかったと思い出しながら、乱暴に顔を洗い、何度も口を漱いだ。]
あ゛……。
[喉が痛む。
とはいえすきっ腹に薬はあまりよろしくない。
かといって食欲などある訳はない。
それでも、せめて何か温かいものでも飲めば少しはマシになるはずだと。
青年は再び階段下へと。
先とは違ってのろりとした足取りで。]
― 食堂 ―
[扉を開け、全員そろっているのか見回そうとすれば、怒鳴る声。>>75
あれが妹を思う兄、ってものなんだろう。
嫁いだり子供を産んだりするのが幸せかどうかは青年にはわからないけども。
ああけども。
「殺して欲しい」って言葉は、まだわかる。
仕事柄、そんな言葉を聞くことは幾度もあったから。
あいにく毒薬 ―本来は害獣を駆除するための― は持ってきてはいないけども。
薬も過ぎれば毒になる。
兄と妹を横目に見ながら、青年は既に準備されていたコーヒーをカップに注げば、シスターが入ってきたのが見えた>>77。]
……飲む?
[カップを軽く掲げて。
飲むと答えられれば、今持っているカップを渡し、*もう1杯注ぐだろう*]
[どうしようと混乱しかかっていた男は、ヨアヒムがフリーデルに呼びかける>>81ではっと我に返った。どちらかに相談しようか、藁をもつかむ思いで二人を見つめていると、タイミングよく問いかけられる>>79。
フリーデルが珈琲を所望するなら、カップに注がれるまで待ったあとに話しかけた。]
ああ、実はパメラが。
「信じられるうちに自分を殺してくれ>>73」とか言い出したものだから。
いくらなんでもそれはないだろう、と。止めていたんだ。
[敬虔な修道女なら、何か言ってくれるかもと期待の視線を向けたところで、中央の机に置かれた日記帳>>を発見した。]
なんだこれ。誰が持ってきたんだ?飯食うとこで使うもんじゃないだろ、普通。*
あ……はい、ありがとうございます。
頂きますわ……。
[>>81ヨアヒムがカップを掲げれば頷き、珈琲を一口頂いた。
ディーターからの説明があったのは、その直後>>82]
そうですか……そんなことが。
パメラさんにも言いたいことはありますが、先にその日記帳についてお答えします。
それは、わたくしがカウンターから拝借したものです。
恐らくは、これから必要になるものです。
――議事録として。
図書館等に残された本によれば、100年前、この村が季節外れの吹雪に覆われたとき、村の人の一人が、人によるものとも獣によるものとも取れない亡骸に変えられたそうです。
……それが、人狼騒動のはじまり。
[ゲルトさんのように……とは、カタリナやディーターの手前で口にはせずにそう告げて。]
今となっては、当時の議事録から書き起こされたというその本の内容が真実なのかどうか、わかりません。
ですが……
壁にあった文字から、ゲルトさんをあのような姿にした犯人は、“100年前の人狼騒動”を再現しようとしている可能性が高いのではないかと、わたくしは思います。
わたくしたちが策を講じなくては、遠くないうちに全員が死にます。
――犯人を残して。
[シスターが発するにしては過激な言葉を。
きっぱりと言い切った。]
ですから、パメラさん。
貴女が犯人でないなら、どうか逃げないで。
貴女が死ぬことで、貴女の大切な人が命の危険に晒されるの。
[パメラへと身体を向け、できるだけ優しく諭そうと試みるけれど。
彼女はどう反応したか**]
青年 ヨアヒムは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
[──嫌な予感を結実させるような悲鳴>>20にさっと血の気が引く。思わずそれまでの会話>>22を投げ捨てて、ジムゾン>>23と共に1階へと駆け下りた]
[パメラにもカタリナにも長く見せるものじゃない、とりあえず少しでも遮れないかと、中に踏み込んだは良いけれど──慣れない身で死者を直視すれば、動揺と狼狽で動けなくなるのが関の山]
[だって、ここにはこれ以上隠せるものがない。唯一のシーツにも赤黒い飛沫が跳ねている]
[……布団を“持って来れば”いいのだと>>29気付くには時間が掛かって、結局、オットー>>30の持ってきてくれた布団が掛けられる>>36のを見ていることしか出来なかった]
そうさ、シスターの言う通りさ。
[オットーは立ち上がる。
今立たずして、いつ立つと言うのだろうか。
決意を込めた瞳で前を見据え、つとめて明るい声をあげるのだった。]
涙の嵐が吹き荒れたって、逃げちゃダメだ。
ハッピーエンドを迎えようじゃないか。
僕たちは伝説になるんだよ。
さあ、吹雪の向こうにある明日へ向かって共に歩こう。
100年前の人狼騒動の再現だなんて、そんな。美しくない。
[100年前の話なんて、前説に過ぎないに決まっているじゃないのさ。]
だから僕は。
[数秒溜めて、決め台詞でも言うのかと思えば。]
すっかり今朝の事で忘れていたパンを焼いてこよう。
[かっこいい事言った直後にこれである。
だが、それが彼の良いところなのだ。
彼が嘘と血に濡れていなければ、の話ではあるが。
全てが愛おしい。涙、叫び、運命、その全てが。]
─ 脱衣場 ─
[ 何度も何度も。
ゲルトに触れた時ついた血を洗い流した
そうすれば悪夢の残滓もまた
ゆるゆると清められてゆく
大きく溜息をつくと脱衣場を後にした ]
/*
SAN直撃系は引き受けるよ〜
のつもりでは居るんだけど、
パメラも誰に殺して欲しいとかあるだろうから、超遠隔(*´-`*)
[食堂に戻れば、議事やら、オットーの演説やらの真っ最中
パメラの自分を殺してほしい発言は、生憎神父は聞いていなかった
――ただ。少しだけ思うことはあった
どうして皆、こうも元気なのだろう、とも
すぐに具体策(記録をとる)など思いつくのか
――100年前の昔話。それを知っていれば、まぁわかるか
だとしても、あれは確か――1日に、1度、1人を
犯人と見定め、処刑するのではなかったか、”自分たちの手で”
それを言い出すのは気が引けた
議事録、その存在が、自分たちの生きた証になるのだろう
ゲルトが言っていた狼か犬かを2匹――見つけられなければ
そう、ゲルトのいっていたのは人であり、人でない
人狼、だったのだろうなと薄々感じている
獣が冬の寒さを超すための、栄養を蓄えるための貪りではなく
”ショー”であると銘打ったもの]
[>>90オットーの同意は、一部ついていけない言い回しはあるものの、心強いものだ。
自分は間違ったことを言っていないのだと、そう思えるから。
けれど、ひとつだけ。]
……伝説になりたいわけじゃないわ。
私はただ、認められたいだけなの……
[小さな呟きは、傍にいた者にすら聞こえたかどうか**]
ギジロク?
[聞きなれない単語>>83に首を傾げた。勉強熱心なフリーデルと違い、男は100年前の記録に目を通していない。しかし説明には続きがある様子>>84>>85なので、大人しく拝聴する。]
……!
[”全員が死にます。”と言い切られた瞬間は、信じられないものを見る視線を向けてしまった。それは修道女らしからぬ過激さを感じたからではなく。]
(いや待て、いくら俺たちでも誰彼構わず命を奪ったりしねぇぞ。っていうかそこまで考えてなかったわ。)
[という意味で。自分の前でゲルトの名前を出さないフリーデルの優しさや気遣い>>84は読み取れなかった。
単純で刹那的で、目の前の享楽に飛びつきがちな男ではあるが、今は人間としての情や理性の方が強く働いている。]
[パメラへの呼びかけ>>86に少し安堵した男は、妹はどう反応するか気にしつつも。100年前の騒動をただ再現するだけじゃ面白くないだろ?俺は模倣犯になる気はねぇよ、などとずれた感想を抱いていたが、突然立ち上がるオットー>>90にびくっとした。
お前、一体いつ来た!]
……。
[普段と全く同じ幼馴染なのに、言っている意味がワカラナイのですが?とあやうく突っ込みそうになったとき、オットーが発した決め台詞>>91にがくっとなり、額をテーブルにぶつけてしまう。痛い。]
で?策を講じるとか、明日へ向かって歩くとかって言われたけど、具体的には何すんだ?
俺、そういう話には疎くてな。全然分からん。
[お手上げと言わんばかりに肩をすくめながら周囲を見渡し、食堂に戻ってきた頼りになるジムゾン>>95>>96に視線で訴えた。]
(さっきのオットーの台詞、翻訳してくれ。)*
昔話、では。あんな風な人狼騒動――100年も前のことだが
それが起こった時には、集まった奴の内
1日に犯人を1人決めて、夕暮れ、日没に処刑していたらしい
俺はじーさんの昔話は話半分にしか聞いてないんで
詳細ではないかもしれんが、どーも
人狼ってのは、夜に力がすごく強くなるらしい
んで、昼間は人間とおんなじ位の力、らしい
だから昼間に、話し合って処刑していったんだそうだ
伝聞だから実際そうなのかどうかは知らんがな
外は凄い吹雪だし、ショー、って言ってたことから
言いにくいが、その
……多分、この中に集まった奴の中に犯人は、
いるだろう
つーても、手がかりもなんもない中で
どうすっか……
[結局八方ふさがりとばかり、神父頭を抱えるのでありました*]
昔話、では。あんな風な人狼騒動――100年も前のことだが
それが起こった時には、集まった奴の内
1日に犯人を1人決めて、夕暮れ、日没に処刑していたらしい
俺はじーさんの昔話は話半分にしか聞いてないんで
詳細ではないかもしれんが、どーも
人狼ってのは、夜に力がすごく強くなるらしい
んで、昼間は人間とおんなじ位の力、らしい
だから昼間に、話し合って処刑していったんだそうだ
伝聞だから実際そうなのかどうかは知らんがな
外は凄い吹雪だし、部屋の壁に態々
ショー、って書いてあったことから言いにくいが、その
……多分、この中に集まった奴の中に犯人は、人狼、は
いるだろう。獣が文字を解するとは思わんしな
つーても、手がかりもなんもない中でどうすっか……
[結局八方ふさがりとばかり、神父頭を抱えるのでありました*]
[人間らしいこをと言って、
――――として信頼を得て、
事件を解決に導けば、
私を認めてくださるでしょう?お父様。]
[ジムゾンは説明しながらも、いつもより自信なさげに見えた>>100。]
(いいてことよ。オットーの台詞を正確に解説できないのが俺だけじゃないって分かって、ホッとしたわ。)
[言われなくても幼馴染の謝罪の声が聞こえてくるようで、慰めるべく左手を軽く上げた。
それに続く言葉>>101は理路整然としていて、なかなか興味深い内容が含まれており、男は目を見張る。さすがジムゾン、いつの間にフリーデルのように勉強していたのかと感心した。
”人狼って夜は強くなっても、昼間は人間と同じくらいの力なのか。覚えとこ。”
ばりばり初心者マークのため、この部分は頑張って記憶しようと努力している。
そして処刑と聞いた途端、眉を潜ませた裏で考える。
”なるほど、どうやらこの状況を上手く利用すれば好機になりそうだ。”と。]
[ジムゾンが話し終わるまで待ったあと、がたーんと椅子を後ろに倒しながら勢い良く立ち上がる。]
処刑だ?!自分が何言ってるか分かってるのか?
まさかと思うが、100年も前の、ここにいる誰もが体験してない昔話と同じことしよーってんじゃねぇだろうな?
だとしたら、だ。百歩譲って、今朝のアレが人でも獣でもない何かの仕業らしいつーことは認めても。お前自身、何も手がかりがないって中で、まだ只の提案とはいえ他人の命を奪おうって覚悟、本当にあるのか?!
[強い視線を幼馴染に向け、真意を問う。
同時に自らにも同じ疑問を投げかけていた。既に奪ったあととはいえ、本当にゲルトの命を、そしてこれから死んでいく誰かの命を背負えるのかと。*]
……その通りです。
[>>101処刑、という言葉に重く頷いて。]
無実の方を殺めてしまうこともあるかもしれません。
……100年前にこの村が人狼騒動によって荒廃したことが事実であれば、恐らくは、その時は多くの人を……。
間違えることはとても怖いです。
たとえ殺める相手が犯人……人狼だとしても、……この手にかけられるかどうかは……正直言って、自信はありません。
ですが、何もしなければ、ここでただ滅びることを待つだけでしょう。
できるか、できないか、ではなく……しなければならない、と思います。
[そうして。
ジムゾンの、手がかりがないという言葉を受け、ひと呼吸置いてから。]
手がかりでしたら、ひとつだけ。
確実に人、と言える人はいます。
アルビンさん、です。
[行商の男へ視線を向け、もう一度呼吸を。]
わたくしは、【占い師】と呼ばれているものです。
一日に一人だけ、人狼かそうでないかを知ることができます。
[最初は、儀式の試行も兼ねてゲルトを占うつもりでいた。
結果的にアルビンになったのは、怪我の功名なのだろう。
なぜなら。]
アルビンさんは、二日前にこの村へ来たばかりだと聞きました。
素性がわかりづらい方でしたし、その……昨日ゲルトさんの仰っていたことも気になったので、調べさせていただきました。
……疑うような真似をして、申し訳ありません。
[理由は後付けだけれど、実際彼はここへ来て日が浅い。
こうなった以上、恐らくは、真っ先に疑われかねない存在。
だからきっと、占ったことは間違いではないのだ*]
[立ち上がる幼馴染に。思わずこう叫んだ
――普段、冷静であろうとはしても
動揺はしていた。カタリナの前では
なるべく大声を、あげたくなかった。だが]
―――じゃあどうしろっつーんだ!!
代替案があるなら、言ってみろ!!
……何を言ってるかは百も承知だ
じゃあ言うがお前には、あるのか
誰かが死ぬのを黙ってみてることを選択する覚悟が
[此方も強い視線を向ける]
農夫 ヤコブは、シスター フリーデル を能力(守る)の対象に選びました。
誰も言わんなら!お前すら、言わないなら
この村の奴で。昔話を聞いてたであろう奴が言わんなら
――誰も、背負いたくはないのなら!
俺が言うしかないだろうが……!
犯人がこんなかにいるであろうに放っておいて
また誰か犠牲者を出して
それが自分になるかもしれなくて
そんな恐怖、ないのかお前には
[問いかけながらも、人間としては――
ディーターの感情論の方が強いのではないかと思っている
だが。そうであっても己は神父であった
代々、受け継がれる名前しかない。苗字はない
この村、の。神父であった]
農夫 ヤコブは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
/*
どうしよう。
本当にこのご主人様たちを支えた方がいいんだろうか
このまま雪に埋めてしまった方が美しい気がしている狂人
[それでも迷っている部分はあった
本当に、昔話をなぞるだけでいいのか
――最終的に村は滅びたのだ
間違った手段ではないのか、と。だが
それを肯定する言葉が、シスターから現れる>>107]
……占い師
[ああ、聞いたことはある。確か昔話、には――]
1日に1人だけ。獣かそうであるかを判別するんだったか
[その方法までは知らないが、昔話ではもう1人
特別な力を持った人が、居たという
霊能者と呼ばれる――死者の魂を見れる者
占い師なら兎も角、死した人間がわかるなんて眉唾ではあるが
だが、彼女が本物かは分らない
偽物が、例えば狼がそう言うた可能性は、あったから]
リデルが本当にそうだ、としたのなら
アルビンはひとまず人間であると信じていいだろう
――なんでも、こういった状況で
能力に目覚めた人がいたらしいとか、じーさん言ってたし
[それか、代々そういったことを生業にしてた人が
そうであった、とかあったらしいが]
……ただ、占い師が。こんな風に大多数の中出ちまって
狙われんかが、心配ではあるが
[せめて自分に誰かを護れる力があれば良かった
しかし、残念ながら己は神様を信じない神父様
――特別な能力など何もない唯の、人間であった]
『いい?ジム
―――人狼はね。昼の間は人間とおんなじなの
でも、夜になると獣になって、人を襲うのよ
おとうさんの生まれた村は。今おじいちゃんが待ってる場所は
そうやって一度、滅びたのよ』
(寝物語に囁いてくれたのは誰だ)
『だからもしかしたら。貴方も何時か
”私たちと同じように”そういった騒動に
巻き込まれるかもしれない
私たちは自ら――人狼を倒しに行っているけれど
貴方は私に似ちゃったのね。おとうさんと違って、
何も力はないわ。唯の、人間。なんとなくわかるわ
でも、貴方の言葉が、思いが誰かを救うことになるかもしれない
誰かを助けることができるかもしれないの
その時は――……*』
[幼馴染の叫びに対し、こちらも自然と声が大きくなる。]
馬鹿野郎!誰が処刑に反対だっつったよ!>>106
レジーナやゲルトが死んで落ち込むのは分かるが、人の話はよく聞け!
[代替案>>110だの黙ってみている選択だの、想定外の台詞に男も一気に頭に血が上った。
この考え違いだけは許せなくて、絶対訂正せねばならない。]
仮にも誰も背負いたくないなら俺が、なんて口にするくらいなら。最初から、どうすっか、なんて他人の意見を伺うような、女々しい台詞を付け加えるなっつってんだ。
お前は他の誰でもない、村の神父なんだろ!なんで自分の意見を堂々と述べない?
[そう言いながら、机を左の拳でガンと殴りつける。]
自分が犠牲になることが怖いから、犯人を絶対捕まえようって、何故正直に言わない?お前はいつから、そんな遠まわしなことしか言えねぇ頭でっかちになったんだ!*
(まるで、魔女狩りだ)
[忘れ得ぬ故郷に思いを馳せる。]
(始まるってしまうんですか
この村で
この村でさえも……?)
[だってここはあの場所とは違う。
いつ終わるともしれない戦火に怯え続ける、
彼の故郷とは似ても似つかなのに。]
そうですね……。
もし、守護と呼ばれる力を持つ方がここにいるとしても。
わたくしを信じていただけなければ、すぐにでも……。
[殺されてしまうのでしょうね。
>>113ジムゾンの言う通り、狙われるリスクはある。
人狼を見つけたわけでもないのに名乗り出ることは、愚かしいことなのかもしれない。
けれど。]
きっと……嫌だったのだと思います。
[情報を持ったまま隠れて、皆を不安にさせることが。
――自分の守りたい人が、自分よりも先に死んでしまう、そんな姿を見ることが。]
[どれだけ怖かろうが――どれだけ、血濡れたものであろうが
やらなければ誰かが死ぬ]
……ゲルトにカタリナを頼むって
言われた、からな
誰も守らんなら、俺が守る
[実際はあの行き帰りだけだったろうけれど
それでも確かに頼まれたから
だから、誰も言わんなら俺がやるしかない
――そう、一人呟きながらも手は恐怖に震えていた
誰かを殺さねばならぬ覚悟などできていない
その様子は、若しかしたら
長椅子に横になっていたかもしれぬカタリナからは
見えていたかもしれない
後ろ手に、隠していたから*]
[今、宿にいるのが10人足らず。
ゲルトの言葉を信じるとするなら、
人狼は二匹ということになる。]
人狼は、恐ろしく頭の働く切れ者なのでしょうね
そうでなければ、
この人数の中、潜みつづけるなんてきっと難しいでしょう
そして、その難しいことも、なんなくやってのけられるような算段が、ついているのかもしれません
あんな挑発的な文言を残すくらいですから……
(ああ判ってる。お前は喜んでいるんだろ。)
[背中を見送りながら、俺の中でざわつく存在を感じていた。
近い感情は昂揚感。
戦場で初めて人を殺した時、一日手の震えも止まらず
眠れなかった。
次は俺だと幻聴まで聞こえて、そんな連中ばかりでは
戦いにならないから、時折鼓舞する声がした。
恐怖を振り切るため、正義はこちらにあると、
勝利は近いと雄叫びを上げ続けるうちに
本当にそんな気がしてくるのだ。
いつしか、人を殺すことで昂揚感すら生まれるようになった。
忘れていた感覚]
(左目が踊っている)
[仲間の存在に喜んでいるのか、殺戮を喜んでいるのか。
どちらにせよ、長く1つでい過ぎた俺も、何処かで喜んでいる]
反対でないならば
ならば。背負う覚悟がどうとか言ってんじゃない!
背負わねば”ならんのだ”よ
[考え違いだとなじる男に
堂々意見を言えと宣う、こんな時でも真っすぐな男に
今まで抑えてきたものが少しばかり顔を出した]
言ってどうする、言ってどうなる!
馬鹿垂れが……俺らは”大人”だぞ!
自分が自分がだけで、この場にいる奴を
どう説得しろっつーんだ!!
――そして。この場で一番傷ついている
兄を喪った娘がいる事、忘れるな
[それを。自分が怖いから、なんて正直に言えるか]
[疑われるのは職業柄、しかたない。
そうでなくても、アルビンは。]
えっと、疑われることには慣れておりますゆえ……
[お気になさらず、と口の中でつぶやく。]
すみません、私が不甲斐ないばかりに
守っていただいて、ありがとうございます
[眉をしかめ、頭を下げる。
しかし、他の者からすればきっとこれは有益な情報だ。
終わりを一日逃れることができたのだとしたら、
フリーデルのしたことは間違いなく、村のためになる。]
人狼たちもあなたの力は予想されていなかったかも
そうだとしたら、希望が一つ、見えてきます
[力強くうなずいて、フリーデルに微笑んでみせた。*]
[ジムゾンの後を引き取るような形で話し始めたフリーデル>>107へ、真っ直ぐ視線を向けた。普段と同じ、敬虔な修道女にしか見えない。
だからこそ、無実の方を殺めてしまうこともあると告げた言葉に、背後からナイフを突きつけられた気分に襲われる。一体彼女は、どんな想いを抱えていたら、こんな無情な台詞がつらつらと言えるのか?と。]
(占い師?よくは分からないが、我々の正体を見抜ける者ならば、迂闊に目をつけられたらやっかいだ。)
[めまぐるしく思考を巡らせて、そんな結論を出していると、アルビンは人間>>108>>109との結果が出される。彼女の能力がどれほどのものかは不明だが、少なくともこの結果は、自分が知っているものと同じだ。]
いきなり占い師と言われても、正直俺はまだ混乱していて、君のことをどう考えたらいいか分からない。ただ人狼騒動に精通しているらしいし、今後はあれこれ教えて貰えると助かる。
[そう言いながら、内心舌打ちしていた。占い師を守護する存在>>119についてフリーデルが言及したからである。
予想していた以上にショーの開催には障害が多いらしい。*]
[死こそ平等に訪れる幸いだと。
静かにゲルトの瞳を伏せさせた]
……お前、カタリナを心配するなら
もう少し冷静に動くべきだったんじゃないのか。
[掛けられていた毛布でゲルトの身体を包みなおし、
何とかベッドに寝かせようと試みる。
レジーナほどの重さもなく、ベッドも近いなら
1人でもなんとかなるだろう*]
ー 食堂へ −
[ゲルトの身体を動かしたのだから
毛布越しであっても、服のあちこちに血液が
付いていただろうが、騒がしくなった食堂へ顔を出す]
……今度は何の騒ぎだ?
[顔を出せば殆どの人数が揃っていた。
よく判らないが議論が白熱し過ぎているのは判る。
誰か冷静に現状を説明してくれる者はいないのかと
見回してみたが、興奮している者ばかりなら
逆に静観を決め込んだように扉の近くで話を聞いている*]
[そしてアルビンの推理に1つ付け加え>>122]
或いは、楽しんでいるのかもしれん
この状況すらも、だ
潜み続ける難しさを知らなかっただけとも考えられるが
だが、それ以上に狡猾さはあるのだろう
アルビンを除けば皆、この村の住人だ
旅人のニコラスでさえ、5年も昔に一冬この村に滞在した
顔見知りを殺害しても今だに平然と混じる事ができる位に
そいつは恐ろしく、大胆でありながらも
狡猾なんだろうとは、思う
[だとすると。今まで騙されていたのだろうか
誰かが、だましているのだろうか
其れとも成り代わっているのか――それとも
最初から人狼だったのか。ああわからない
誰かを信じられなくなりそうな自分が、怖い*]
いいえ、あの……
……こちらこそ。
[ああ、占った相手に感謝をされることもあるんだ>>127
それだけで、少し報われた気がして――
泣きそうになった。]
[半ば、破滅願望的なものだ。
たとえ自分は死んでも。
“占い師として”村を“平和に導いた”のなら。
きっと父は私を認めてくれる。褒めてくれる。
――そして、私の死を、少しでも悲しんでくれるといい*]
よーやく本音が言えるようになったみたいだな。
[背負わねばならん>>126、その一言に満足げに頷いた。勿論抑えてきたものを出したジムゾンにも気付いている。
けれども、”お前俺には無理するなと言っといて、自分は我慢するのか?”と続けようとした言葉は、兄を喪った娘という言い回しで途切れた。]
……。
[しばし黙ったままジムゾンの意見を聞く。
かつて豊穣の村が滅びた原因、その一端について彼の祖父が口にしたという重い事実>>128に打ちのめされて、何も言えなかったのだ。
そこで仲裁>>121が入り、男は大きく息をついた。そのままテーブルに両手をつき、素直に頭を下げる。]
アルビンすまん、つい声を荒げてしまった。
ジムゾンも悪かった。正直言いすぎた。お前は皆がどう思うかまで計算して、説得のために慎重に話を進めようとしてくれてたのに。*
[中々、その場を去ることが出来なかった。
ヨアヒムのように嘔吐く>>68でもなく、密やかに歓喜を抱く>>124でもなく――いやそもそも、他者の細かな様子を気にし汲み取る余裕は、無くて]
……いやだ、
[無意識に零れた否の言葉に、自分の心を知るので精一杯]
[死んで欲しくない。
ああやって、獣に遊ばれるようにして、死んで欲しくないんだ。
皆、老いて死ぬまで緩やかに続くはずの生だったんだ。悲喜が波のように訪れるとしても、こんな、急に喪われるなんて思ってなかった。じいさんの後悔はじいさんの記憶でしかない筈だったんだ]
[――結婚なんて変化要らないくらい、いつもの生活を、そのままの村を好いていた、のに]
だっておれ、昨日みんな回ったんだ、
他には誰もいなかった。
そりゃあ、入れ違った可能性はあるけど…
やっぱり山の獣くらいだと思うよ、他にいるとしたら。
[でも、ほら。そこで開かれた様子のない窓を指して、力なく笑う]
なのに…窓から獣が入った痕は、ない。
それに昨夜の雪は、やっぱり最初と同じで酷かった。
外から来て、また帰るなんてできないよ、
……レジーナさんだって死んだんだ。
……なあ、ニコラス、
おれたちの中で、誰が人狼だと思う?
[――それを考えなきゃいけないんだ。
人の温もりを求めるでもなく、支え合うでもなく、ニコラスの名を呼んでいるのに、独り言の様にも響く。自分の足で進まなきゃと言い聞かせるように]*
[ああ、すまない。僕とした事が喧噪には入っていけなかったよ。
助かったと、言うように2人が落ち着いたところで厨房から戻ってきた。]
簡単な話さ。間違えなきゃいいじゃないか。
人間同士で殺さずに、犯人を倒すのさ。
ああ、怒らないでおくれ。僕だって、何か策がある訳じゃないさ。
けれでも、なぜだろう。何とかなる気がするのさ。
この美しい村で、酷い事がこれ以上起こるはずがないってね。
[彼らしい、甘い言葉。だが溺れる者は藁をも掴むという。
絶望のさなか、目の前に偽りの希望が現れたとしたら、人はそれを拒絶する事ができるだろうか。
今はそうでなくても、いつかは内側から心を蝕んでいくものだと信じて。]
……俺も悪かった。かっとなったのは言い訳、できん。
誰かの死が、怖かった
同じように獣に襲われて死ぬかもと
自分の死が怖かったんもな
――だからこそむきになった。指摘されてな
ほんっとお前は、真っすぐだよ
その真っすぐさ、失くすなよ?
[だからこそ――悲しいぐらいに輝いてるよ
こんな中でも、な*]
[そして澄んだ薄紫の瞳で。
奥底に潜めた、鋭い牙で。
フリーデルを見つめるのだった。]
ああ、シスター。アルビン君の言うとおりさ。君は一筋の光明だ。
やはり君には素敵な秘密があると思っていたよ。
[それこそ嘘である。]
だが待っておくれ。僕たちにも分かりやすく言っておくれよ。
どうやって分かると言うのだい? それに、1日にみんなを占う事は。
[困ったように、その場にいる者達の顔を眺めるのだった。
彼らにとって、ここで知っておく必要があるのだから。*]
(なんだこの茶番は)
[扉に背を預ける形で各々想いをぶちまける様子を
静かに見ていたが、騒がしいのは左目も同じで。
包帯で抑えているとは言え、動いているのが
見えるのではないかと思わず手で押さえたほどだ。
この中に、こいつの仲間がいる。
さも人間のように、死を恐れ死を、仲間を語っている中に。
とんだ茶番だと溜息すら出そうだった]
[心遣いで用意された飴湯の違った一面を知りはせず
優しい味と温かさを喉に通し、空にするまで静かだった為
男性たちが叫んだり、それに抗議をする事態は>>65>>69起きなかった。
例え悲劇の再来の味だったとしても、昨日の彼のような大きな反応にはならなかったのだろう
落ち着いたからといって、いつも通りになったとは言えない。]
……ううん、大丈夫。
[実際、話し掛けられた時も返したのはそれだけ。
あまり多くの言葉を向けられなかったのは、有難かった。
無理矢理作った笑みは、きっと下手だったし気づかれなかった可能性もあるが
兄の幼馴染、友達の兄。幾度も頼った近しい大人に心配を掛けないようにしなければという気持ちからのものだった。
涙は見せないながらに様子から見える悲しみは>>66実にディーターらしいと思えた。
食堂の出入りは激しく、徐々に人が集まって来る
飴湯を飲んだ後は長椅子に横たわったまま、その殆どに顔も向けず目を閉じていた。]
当然のことだと思います。
占い師、だなんて、あまりにも非現実的な響きですものね……。
精通しているといっても、人狼騒動を経験したことはないのです。
ただ……人狼騒動に関する書物を、読み漁っていただけで。
ですが、わたくしにわかることであれば、なんなりと。
[>>129ディーターの内心など知らず、そう応えて。]
[切れ者だの算段だの>>122、それから狡猾だの>>133、えらく買いかぶられている評価に、男は背中をむずむずさせながら周囲を見渡し、食堂へ顔を出したシモン>>132に気付いた。]
いつからいたんだ?声をかけてくれたらよかったのに。
[そう言いながら、説明のために話しかけるアルビンを見つめた。]
で?シモンは人狼について、どう思う?
[話が終わった直後に聞いた。今一番知りたい情報、それは人狼が現れたと知った人間がどんな反応を示すかだから。
とんだ茶番だ>>148とため息をついているとも知らずに、シモンの本音を聞きたいという一点のみを気にしている。そしてそれにはこちら側に引き込める余地があるのかどうかも。
今までも会話では、ジムゾンやフリーデルは無理そうだと感じている。*]
え、ええと……
秘密というか、むしろ隠していて申し訳ありませんでした……。
[>>145見つめてくるオットーには、一歩後ずさり。
牙に気付いたわけではない。ぶっちゃけ単に苦手なだけである。決して嫌いなわけではない。繰り返すが嫌いではないが、溢れ出んばかりの語彙と言い回しが以下略]
……占いには、わたくしの血が必要なのです。
それなりに多くの。
[そう言って、ローブの下――左手首に巻かれた包帯を見せた。]
ひとりを占えば、気を失ってしまうので……
一度に皆さんを占うことは、できないのです。
[それができれば、どんなによかったことか。
済まなそうに眉を下げた。]
[占い師、の占い方について
――正直、こんな風なもんだとは知らなかった
自分の一族の中にも時々そういった力が芽生える人がいるらしい
とーさんがそうだったらしいが、残念ながら己にはそんな力はない
故に、占い師、に関しての知識はあまりなかった
1日に1人占える、位しかわからないのだ
若しかしたらフリーデルがこの村の教会に預けられた理由は、それなのかもしれない
唯、自分の血を使うのだ、ということは知らなかった>>154
――アルビンのいう通り
ゲルトはこんなことの為に生きてきたわけじゃない
誰かの”ショー”の為に
殺されるなんて間違っている、と思う。
だが、だれがこんなことをしたのかなんて分らないのが本音だ。
全員信じたいのに信じれない、それが
どれ程辛いのかを――俺は今まで、知らなかった
俺は、無知だ。昔も、今も*]
[ジムゾンが口にせずとも、神父として気張らねばならぬ立場>>141はやりとりから理解できた。だからこそ気まずさから謝ったのだ。]
誰だって死は怖い。親しい誰かの死だって。当然俺もだ。
[けれども真っ直ぐだという評価は、少し寂しそうに笑うだけで答えなかった。
何故なら自分は、”顔見知りを殺害しても、皆の前に出て、平然と混じる事ができる”のだとずばり指摘された直後だったから。]
アルビン>>147も気にするな。お前が止めてくれなかったら、どこまでヒートアップしていたか分からん。
[そう答えたときの口調で、自分でも気落ちしていることが良く分かった。
二人との会話はここで一旦打ち切る。*]
……俺が出来ることがあるとすれば人殺し位だ。
後は……解体でもすれば人間と違う器官でも
見つけられるかもしれない、位か。
[俺は死んでも良いかと思っていても、
左目は子供のように駄々を捏ねる。
ああ、そうだった。
こいつを仲間の元へ返さなきゃいけないんだった。
こいつが仲間と共に遠くに行くことが出来たら、
それは俺にとっても幸せだろうか。
そんな錯覚が、まだ俺自身に利用価値があると
思わせなければならないと咄嗟に理由を作り上げた。
見ても判るはずがない。
いや、もし見つけることが出来たとしても。
黙っていれば判りはしない*]
[六年間感じ続けていた無力感が強くなり
絶望を、恐怖を、孤独感を覚える。
だから、その後は何も言えずにいた
そして、とても言葉を挟めるような状況では無かった。]
…………。
[まるで首を締められているように息が苦しい。
議事録なんて宿に要らないじゃない>>83
兄さんは御伽話だって言ってたわ>>84
聞きたくない、恐い>>85
伝説なんかになりたくない>>90
何もしたくなんかない>>99
分かってる、やめて、分かってる、恐い>>101
最初に部屋に踏み込んだ者として、認め難い現実を理解した妹として状況は分かっている。
人間が作れる惨状では無かった、そして、あの跡は犬のものなどではない。
けれど何もかもが唐突で、受け入れることが難しくて。]
/*
え、まさかの占い1CO(困惑)
た、対抗出て、おねがい
まあでも人狼騒動RP村って1COの村結構あるんだよね……
なあ、そんな…死にたがってるみたいな事を、言わないでくれ。
…死なせたくないから、人狼に、殺させたくないから…
……ひとを、殺すんだろう。おれたちは。
[ならそんな、どうなっても構わないとでも言いたげな様子で居ないでくれと、願う。例え、ならお前が殺せるのかと言われようとも――左目を隠した彼には最早、そんな言葉が通じないのだとしても]*
[シスターの様に、それこそ魔術の様に
命を見分ける存在がいるかもしれない。
もしそんな存在が出てきたら。
それこそ俺自身が処刑台に立たされる可能性もある。
過ったかどうか……左目はしらない*]
/*
しかしこの流れからどうパメラを殺すのだろうか
襲撃は私っぽい感じではあるが(ディーターの科白諸々見て)
とりあえず怖い怖いいうとけばいいかな
部屋の鍵明けて(重要)
[オットーがフリーデルに問いかけている>>145。
口を挟む余裕こそなかったが、それは我々にとって有益な質問だと感心していた。
フリーデルの答え>>154に、胸の中で満足そうにほくそえむ。
どうやら昨日はアルビンを占っただけで精一杯だったようだ。]
(嗚呼敬虔な乙女よ、無理はせずともよい。血を流し、体力を削り。その上で、まだ一度に全員を占いたいと健気な意見を口にする。そんな自己犠牲は必要ないのだ。
何故なら、その方が我々にとって都合がよいのであるから、な。)
[胸の内に隠した獣の本音に酔い、笑いながらも。男は彼女がそれほどの献身を見せることに泣きそうになった。*]
[なにより一番許容出来なかったのは
この中に犯人がいる、その現実だ
大人たちはわたしとパメラを置いて話し合いを続ける。
目まぐるしいやり取りは兄の死を想い、自分たちのこれからを思うもの。
まだ顔を出していない者もいたかもしれない
だけど、全員を把握する気力のないわたしには、
わたしが大切に思い、頼りにしていた人達──余所者のアルビンにすらも、好感を持っていた──が
兄を殺して平然と人間に混じっているということが
わたしと同じ部屋にいることが
11人の中にいる人狼の存在と身に迫る危機より恐ろしかった。]
[聞きたくない。誰かが誰かを殺すなんて言葉
しなければならぬとはわかっている
誰かが、手をかけねばならぬということも
でも、それに名乗り出る勇気もない
自分が死んでもいいなんて言いながらも、
自分がやるといった、シモンの言葉に
いっそ押し付けてしまいたいと思う自分も確かにいた
だが、それを肯定することはできず]
……1人がすべてを請け負う必要はないだろう
その時生きている大人が。持ち回りでやればいい
[そうでなければ。遺族の、或いは
友を殺された人の恨みがシモンに集中するかもしれない
ああ、この期に及んで俺は未だ綺麗事を*]
[>>153執行者の申し出。
ずきりと胸の痛みを感じる。
彼の目には未だ己が血に濡れているように映るのだろうか。]
ひとを殺す、のは。
あなた一人では、ないのですよ。
[未だ処刑に納得のいかない者もいるだろうが、皆で背負うのだ。
何の慰めにもならないだろうけれど、呟かずにはいられなかった。]
今のシスターに人狼の疑惑を掛ける者はいないだろ?
アルビンだって。
シスターやアルビンと俺たちの間の命は今不平等だ。
……そういう事だ。
より不平等の端に俺がいると言うなら受け入れる。
それだけだ。
[ああ、でも、と左目を押さえた手を離しヤコブの肩に
手を掛ける]
分からん。今の所は。
……だけど、もし怪しい人を
見つけたなら。
躊躇するな。
[ 挫けそうな自分にさえも言い聞かせるよう、敢えて強い断定を添える
目の前の彼が人狼であったら
内部犯である事を指し示し、警戒心を煽るような事を言うだろうか?
旅人にはそうは思えなくて。
だから今の段階では彼を人狼とは思っていなかった ]*
…早く起きろよ
大切な妹が待ってるぞ
[ ポツンと呟いてそっと
ゲルトの顔を丁寧に撫でた
何で今?と思うかもしれない。
……
今はただ。
これ以上人を疑いたくない
疑い合う人々の中に入っていきたくなかっただけ
その姿は、まるで何かしらの
証拠を消そうとしているようにも
映ったかもしれない ]*
あんまり。
あんたを殺したいとは思えないな。
[笑顔も何もない真顔で、淡々とだがはっきりと声は伝える]
一応俺も死にたくないから出来そうなことを
提案したが、役に立つかどうかも判らん。
[ぶっきらぼうに、もう少しだけ言葉を続け
通行の邪魔かと扉から離れると近くの壁へと
背中を預けることにした*]
/*
本当は食堂行こうと思ったんだけど
多角過ぎて訳分からんくなって止めてしまった(´□`川)オーイ
ま、まぁな
話せるのが食堂しか無いからな…(遠い目
[この時わたしにとって問題であったのは
兄を殺した者が人間か化けものか、その部分では無かった。
その──兄の言葉を信用すれば二人の──心だった。
嘆き悲しむわたしの姿は面白おかしいショーの出し物なのだろうか。密かに笑われているのだろうか。
宿に集まる知った者にそう思われていて、一体誰を信用すればいいのだろうか?
大きな音と荒らげられる声>>106に怯えが滲む目を開いた
ジムゾンも大声になり>>110大人の男性の言い合いが始まる
争いの最中、淑女の声は何故か鮮明に届いた>>108>>109
彼と違い>>112聞いたことは無く、思わぬ内容は頭に残る。
場が収まるまで、彼らのやり取りをただ見ていた。]
[占い師という存在について
目が不自由になった兄の時折見せた不思議な一面を
……ジムゾンとの話題にしたあの発言を思うのならば
そして一部に知られる名なのならば
受け入れることは、出来る。
けれどわたしには百年前をよく知る親族はおらず
伝承自体も深く調べたことは無かったから。
常人には見えないものを視るものが三人も宿に揃っていた。
そんなことが偶然に有り得るのか、疑問は残る。]
[あっさりと処刑役を申し出るシモン>>153へ、素で表情に戸惑いの感情が出た。ヤコブや止めたり>>159>>161アルビンが訴えたり>>163>>165する声にも、口をはさめずにいる。
だがそれ以上に、出来ることがあれば人殺し>>158、この一言が頭の中をぐるぐると回っている。]
……。
[口から言葉にならない何かが漏れた。二人から続けて出た制止>>167>>168に対する返答も、男は大いに気に入っている。
”これほど肝が据わっているこいつは使える。”と、男の中の獣がうるさいくらいに囁きかける。
シモン>>181に近づき、左手で優しく肩を叩いた。]
こんな状況で、嫌な役目を引き受けると言い出したことに感謝する。だが俺もジムゾン>>182と同じ考えだ。お前もこの村の一員だと思っている。
[横たわったまま、言い争う声に怯えて開いた目は
皆が気づかないものを見た、呟きを聞いた。]
……ジムゾンさん。
[思わず小さく呼んだ声は、議論の中の彼には届かなかっただろう。
兄と二人、弄ばれているような絶望と疑心
それが一度鳴りを潜め、思考が切り替わったのは
皆の為に辛いことも持ち出し、恐怖を隠そうとする
何もかもを背負うには若い彼の心をそこに見たから。]
処刑役を引き受けると言ったお前の思いは本気だと確信した。だからこそ問う。
その力、ちっとばかし俺のために使ってみないか?
[神父が訴えた言葉とは、間違いなく対極の位置にある台詞を囁きかける。]
神職だから特別なんてことはないわ。
もし、この件で教会を追放されたとしても。
たった一人にひとの命を背負わせるくらいなら、その方がましです。
[>>182ジムゾンとほぼ同時だっただろうか。
シモンのどこか投げやりな立候補>>181に、頭に血が昇ったか、眉根が上がる。]
あなたがそうは思っていなくても、わたくしは……
私は、あなたを……仲間だと、思っているのに。
[それは、自身もまた“豊穣の村の住人”であることを認める言葉であることに。
フリーデル自身も気付かぬまま。]
[議論が一旦収束を迎えつつあることを察知して、獣は仲間に呼びかける。]
さて、我々もそろそろ次の犠牲者について、考えた方がよさそうであるな。
オットーは、誰か目星をつけているか?
/*
因みにあれです、
前の村でも、その前の村でも超多角に突っ込まれて死にそうになりましたCO
んーでもそうだよな
今話してる内容、ニコラスが知らんのはマズイよな…。
[三人を自分の考える信頼が出来る順に思うのならば
二人が並び、一人が落ちる。
それに兄は視覚に頼らない感覚が鋭くなったと説明をつけることも出来るかもしれないが
占い師は、なんと言えば万人が納得出来るよう語れるだろうか。
その面では、もう一人こそが占い師より説明し難い力を持っているのだが。
それはこの場では役に立たないものでしかないから。
疑心と絶望、怯えからそう思考が回ったのは
言い争いの最中、彼ら二人どちらも村を思うからこそだとその言葉から感じたからこそだ
昨日も率先して動き、周りを気遣っていた二人だから。]
[そこまで考えて──はっと口を覆う
わたしは、今、何気なく自然に
──知った人たちを殺す為の手順を考えた?
勿論その者は“最愛の兄を殺した”ことになるのだが
……それでも、なんて恐ろしい。]
[書物を読んで覚悟はしていたというのに、占い師を騙る者が現れる気配は今のところない。
ゲルトやレジーナが能力者であったと考える者がいない限り、自分とアルビンはもはや、処刑の対象には挙がらない。
自分そのものを――もしくは、占い師という存在を信じないという者は、いるかもしれないけれど。
11人中の2人が、人狼の候補から外れるということは、情報としては大きい。
良いことをした。父に褒められることをしたとすら思っていた。
だから感覚が麻痺していたのだ。
自分は、不平等の存在であり>>170、不平等を作り出しているのだと、考えたこともなかった。]
[熱くなったせいか>>184、疲れた表情で机に右手を付き]
……すみません。
貧血が酷くて……
少し、部屋で休ませていただいてもいいでしょうか。
[自分は本当に正しいことをしているのだろうか。
村を平和に導けたとしても。
本当に、これでいいのだろうか。
占うということを。
――自身の家のことを、もう一度ちゃんと、考えてみたかった*]
そうか。無闇に君に傷を付ける訳にはいかないからね。
それでも充分さ。それが唯一の手掛かりなのだから。
[珍事のうちにまで入る彼の暗い表情は、一見しただけではフリーデルを案じてのもの。
それにしても。
人間ってのは、どうして迷いを見せるのだろう。どうして深く考えてしまうのだろう。
僕には分からないよ。
全ては決まっているんだ。全て、委ねてしまえ。]
……すまない
着替えて、少し休みたい。
何かあれば部屋に来てくれ。
[いつも通りに聞こえるよう意識しながら、使っている部屋の番号を口にする。
そうして、わたしは立ち上がり
逃げるように食堂を後にしようとした。
その途中、拭いもせず寝たせいで長椅子に血が付着してしまっているのに気づく。
その赤は──非現実が現実になったことを、示しているようだった。]*
[人狼を見分けられる>>108>>154、そう名乗り出たフリーデルにも、殺してくれないかと直截に聞いたパメラにも>>73。後から伝え聞いたなら、どうして、やめてくれと、やっぱり零してしまうだろう]
[だれが疑わしいかはまだ分からなくて、それこそ、死にたがらないでくれと願ったこの口で、死んでくれと言うことになるかもしれないけれど……それでも、己にとって受け入れがたいのは、ただ死を願う言葉]
(…エゴ、なんだろうか。……なんだろうな)
[誰かが死ぬのを見たくないから、殺す――ひどい矛盾だ]
[でも、何もせずに見てしまえば、もっと酷い後悔が一生を蝕むと知っている。こうなってしまえば、殺すしかないのだということも。……昔のじーさんにも力が、殺していく以外の手段があれば、あんな悔恨は綴られなかったのだろうから]*
いずれは全てを手にするつもり。誰からだろうとそれは大きな問題ではないのさ。
[通り道は重要じゃない。
最後にこの場に立っていることこそが重要だ。]
ただ。
スマートに決めるつもりなら、そうも言ってはいられないね。
[人間という存在は本当に面倒だ、と男は心から思う。
自分が死にたくなくて、自分の大切な人を死なせたくなくて。だから危害を加える人狼を探すために、無辜の人間であっても処刑をしようと言い出す。
にも関わらず、処刑役を申し出た人を、村の一員だ仲間だと引き止める真似をする。
正直男は矛盾していると思いつつも、どれも間違いなく彼らの本音だと痛いくらい感じ取れる。だからこそ面倒なのだ。
いっそ自分も、芯から獣になったら楽なのにとため息が出るほどに。]
ジムゾンもフリーデルも落ち着け。ヒートアップするのは分かるが、まだ誰を選ぶか決まってないだろう?こんなときだからこそ、焦りは禁物だ。
[右手をついたフリーデル>>189とカタリナ>>193に頷き返す。]
分かった、部屋ではちゃんと休むんだぞ。*
[追い込まれた鼠は、猫どころかライオンにだって噛み付くだろう。
人として暮らす自分は、人の恐ろしさを何よりも知っているから。
だから、断ち切らなくては。]
シスターは僕たちにとって大きな災いではあるけれども。
今日の事で彼女はより注目されるだろうから。
もう少し、考えさせてくれ。君はどう思うのかい?
[殺したいとは思えない、その言葉が胸の中で渦を巻く]
…嬉しい、のかな。
[喜んでいいのかわからない。自分への疑いが、自分が殺される可能性が減ったと、そう考える事も出来るはずなのに。…だっておれは]
死んで欲しくないだけなんだ。
自分が死ぬ事を、前提みたいにしてほしくなくて…
……でも、ありがと、シモン。
[シモンの意識が、彼自身の死から逸れたような気はして。考え直してくれたとまでは行かないんだろうけど、それでも彼の所へ言葉が届いたように思えた事ならば――少し嬉しい]
2人して止めておけ。
ゲルトは言っていただろう。
『狼は2匹いる』って。
示し合わせて点数稼いでると思われる。
あんたたちが本当に人間なら
それ以上は止めておけ。
[仲間だと、住人だと言われていること。
思われていると判っても、冷酷な事実が口に出る。
もしかしたら2人が本当にこいつの仲間だったら
面倒だなとは思うのだが、
こいつは騒ぐだけでこの中の誰が、を教えてくれないのだから、
仕方ないで済ませるほど、命を投げ捨てていた*]
確かに。今回人間たちの話を聞いて、予想以上に困難が多いと思っておる。
スマートに決めるなら、決定は慎重にせねば。
[オットー>>*4へ頷き返しながら、獣は低くうなった。]
この村に存在するか否かは不明ではあるが、守護とかいうやっかいな話も聞かされた。
我もフリーデルは気になっておるが、守護がいるなら、同じように注目していることと思う。
だから、今彼女を狙うのは得策ではない。
[意見を問われ、思ったところを正直に述べる。]
守護らしき人物を狙うのがベストであるのは間違いないのだが、な。
だから我もしばし考えてみる。
何か分かれば、真っ先に伝えよう。
[もっと人間たちを観察せねば、と獣は少し面倒くさそうにため息をついた。*]
[だが、耳を傾けた瞬間。
彼の言葉を聞いた瞬間。
左目が、カッ、と熱く疼いた気がした]
……なんだ。あんただったのか。こいつの仲間は。
[この疼きは昨夜覚えがある。
役立たずだと思っていた左目の反応に
思わず嗤って声を返す]
/*
三日目、1人ずつ来いとは言わんから、お願いだから全員集合は止めてな(震え
え、っていうか話の流れからすると
大多数の合意の元処刑→皆寝る→襲撃ってことか?
各自フラグ建てて殺して貰うイメージでおったわ……
/*
信頼 ジムゾン、ディーター
一応今は白扱い シスター、アルビン
わたしの本当死なないで パメラ
って感じ?
二人には本当PL的にもPC的にも負担ばかりで申し訳ないな…
ジムゾンは長生きするのが村の動きにとっていいだろうね
別に構わん。
こいつをあんたの元に返すために生きてたようなもんだ。
元々尽きたはずの命だ。
好きにしろ。
[やっと役目が終えられるとでも言うように。
安堵すら感じさせるように、俺は俺の命と残った正気を
ゲルトを食い散らかしただろう化け物へと放り投げた]
ああ。でも。
人は……殺したい、な。
[そんな願望も共に*]
確かに、だれを選ぶかは決まっていない
だが――期限はきっと日没までだ
じーさんの昔話が真実ならの、話だ
[今は大体昼くらいか>>196と、ディーターの言葉で思う
だとするのなら――……あまり時間がない中で
この様に三々五々、ばらばらで
果たして人狼は見つけられるのだろうか]
示し合わせで点数稼ぎと、その忠告は貰う
だが、それで言えないまま獣に噛まれて死ぬか
疑われて処刑される位なら
言っておいた方がいいだろうとも思う
人間だからこそ、言わねばならんときもある
……が。
お前が譲るつもりもないのは分るからこそ
今は言わない
[シモンにはそう告げ>>198]
/*
んーまーでも
今日はこういう話をする日で疑いを決める日じゃないと思うんだよなパメラがあんな感じだしな
土台つくり?頑張ろう
ジムゾンが怒涛の秘話送信なのは多弁喉枯れ勢だからだとさっき思い至った
……カタリナ。無理だけはしないで
[ゆっくり休めと、カタリナに言うディーターの聲を聞きながら
自分が心配していたのは。1人になることで
押しつぶされてしまわないかどうかという、心配で
――彼女の背に投げかけられた言葉。届いたかどうかはわからず]
――俺も一旦部屋に戻ろう
[誰にともなくそう告げて、食堂から部屋の方へと向かう
ああそうそう、ディーターと日没までに逢うことがあれば
確かゲルトの遺体を発見した当初の事を
聞きたいといわれていたんだったか(アイコンタクトで)
此方もアイコンタクトで、時間があればなとばかり
一度シモンと話す様子の彼を見遣って、食堂を後にした*]
/*
妹を頼むよはマジで何も考えずに言わせてたので
展開に影響しちゃって背負わせちゃって罪悪感すごい
ジムゾンPLの拾うべきものが多すぎる
[シモンから耳を傾ける気配>>201を察知して、微笑を浮かべる。
仲間と思っている、間違いなく男の本音だった。尤もより正確に言えば、聖職者二人とは対極に位置するものも含まれているけれど。]
まあ、それ以上言うな。誰かが聞いていたら驚く。これが原因で万が一お前が疑われてしまったら、俺も嫌だしな。
[シモンを心から心配するような、気遣いに満ちた口調で呼びかけた。]
[離れていくのはヤコブも同じ。
少しだけ残っていた正気で応えれば
ヤコブの表情は和らいでいたように見えたが、
多分彼が処刑に選ばれても、もう何も躊躇わないだろう。
たった今、残った正気も命も左目が
見つけたこいつの仲間へと投げ棄てたのだから*]
[シモンを心から心配するような、気遣いに満ちた口調で呼びかけた。]
そうだ、俺は仲間だ。
[こいつとは誰を示しているのか分からないまま、それでもわらう声に明確に答える。
自ら正体をばらしたようなものだが、全然構わなかった。好きにしろ、その一言は背中をぞくぞくさせる。自分の依頼に彼は応えてくれるだろうとの期待で。]
俺はお前を買っている。お前が命を預けてくれるなら、有難く受け取ろう。
[かつて狼に引き裂かれた左手を伸ばして、シモンの右頬へ触れようとした。]
だからもちろん、お前の願いも叶えるつもりだ。*
/*
人狼面子みてたら、村滅びたほうが
神父的には幸せになるかもしれない
(狂人になったら皆死んだらずっとこの村にいてくれる
はっぴぃ!になってたので)
そうか……良かったな。
仲間の元へやっと戻って来れて。
[そっと皆から隠れるように左目を押さえる。
神父もシスターも、俺を仲間だと言ってくれた。
しかしそれはこいつを知らないからだ。
俺がやってきた過去を見たことが無いからだ。
拒絶は強く、闇に入り込むディーターの声の方が
余程心地よかった]
買う必要はない。
自由に捨てろ。
ああ、だがもう1つ。
俺の命を捨てる時、こいつだけは持って行ってくれ。
[願いが叶うと聞けば笑顔は歪む。
頬に触れた手も拒むことなく笑みのまま。
押さえた左目を指さした後、戯れもそこまでと目を細め尋ねた*]
― 2-3号室 ―
[父からの、初めての手紙へ再び目を通す。
“フリーデル”へ宛てられた手紙に綴られていた内容は、
双子の兄ロベールが、病によって亡くなったこと。
そして、]
アルビンさんの時は、それらしい理由を捻出できたけど……
もし、今夜も思った人を占えなかったら。
[皆にも――できそこない、と言われるのかしら**]
[シモンが左目を押さえる動作に、嗚呼それが我々の仲間かと真実の欠片を受け取る。
そこで明確に頷いた。]
そう簡単に捨てる気はないな、そんなこと言われちゃこっちとしても残念だ。だがあくまで仮定の話ならば了承する。
……お前も何もできずに死にたくないだろ?命は一つだ、お前が思っている以上に大切にしろ。
[手袋を通して伝わる頬の感触に目を細めていたが、戯れはそこまでと言われて、すっと指を引いた。]
ならば命じる。フリーデルがお前を仲間と言うなら、そこに付け込め。できるなら、彼女の信用を落とせるのがベストだ。
難しい注文だが大丈夫か?
[正直ハードルが高いとは思ったけれど、期待を胸に言うだけ言ってみた。]
[人が少しずつ減っていく。
まるで俺が何かしたみたいじゃないかと
勝手にバツの悪そうな表情もして見せるが
神父の声>>203にディーターから一度
視線を離して彼へ向けた]
……判った。
なら言いたくなったら言えばいい。
死んだら何も言えないのは正しい。
[彼の胸に生まれた疑念を予想出来るはずがなかった。
実際無意識にそれを利用しているのだろうから。
むしろ意識して不自然な言動をしなくて済んだことに
感謝すべきだといつか気付くときがあるのだろうか]
少し寝た方がいいんじゃないか。
[部屋へ戻るだろう神父に掛けてやれる
気遣いとしてはそれくらいだった**]
[ぐるぐると押し黙ったまま考えていれば、シスターが、占い師でアルビンは人だと告げる>>108。
彼女の言葉を信じて、いいのだろうか?
信じられるなら、信じたいものだけども。
どうにも理解が追いつかない。
人狼だっておとぎ話の存在だと思ってたのに。
人狼かそうじゃないかを見破れる占い師なんて。
正直わからないとこぼすディーター>>129に思わずこくこく頷く。
シスター自身も非現実だと自覚してるようだ>>151。]
[シスターが、包帯を巻いた左手首を見せる>154。
普段なら自己犠牲なんて馬鹿らしいなんて、切り捨てたかもしれない。
けど、彼女の力がホンモノなら。
何の力もない人間からすれば縋りたくなるもので。
ましてや、昨日廊下や厨房で見かけた彼女の様子を想えば、ショーのはじまりだなんて誇示して人を殺す様には思えないし思いたくない。]
(分かった、思ったより時間がかかったし、無理はさせないさ。)
[出て行く直前にジムゾンから送られたアイコンタクト>>205に、男もアイコンタクトで返した。
当然自分の部屋で>>78と伝えられたことも覚えている。時間が許すかどうか怪しいから、実現しなかったらしないで、他の方法を考えなくてはならないだろう。
何せ処刑の期限が日没までなら、案外時間は残っていない。
一体誰が選ばれるのだろう、男は激しく思考を巡らせる。*]
/*
今、確認のために”首つり 楽”でググったら。
>相談先のご案内 日本:
>0570-064-556
>こころの健康相談統一ダイヤル
なんて表示されましたwwwwww
……いやうん、笑いごとじゃないんだろうけどね。
[命を大事にしろなんて、化け物も優しいところがあると
思うべきか、それとも利用価値としてか。
しかし判断するのは向こうの役目。
投げ捨てた俺はこいつの仲間の望みを叶えるのが役目だ]
信用ね。
考えては見るが俺のおつむは弱いんでな。
[確かにフリーデルのあの力は厄介だろう。
何とか対処は必要だろう。
彼女の占い師としての信用が落ちれば
なし崩しにアルビンも利用出来ると言う事だ]
だが受けた命令だ。
最悪俺の命利用してでもこなしてみせる。
[信用が落ちた占い師の末路など考えもしない。
そこに処刑台があったとしても、きっと俺は
仕方ないとしか思わないだろう。
俺の命も他人の命もシスターとは違う
平等に扱う様に、命令に頷いて離れよう**]
[処刑人の役目を、シモンが名乗り出る>>153。
止めはしない。
神父は汚れ仕事だというが、そもそも彼は兵なのだから。
元々それが仕事の筈だ。
とはいえ、シモンが一体どういう手段での処刑を考えているかわからないし、青年自身血なまぐさいのは好まない。]
……薬殺、という手段もあるよ。
鎮痛剤を過剰摂取すれば死ねる。
よほど鎮痛剤に慣れてない限りは、そう苦しまなくて済む筈。
[”過剰摂取させれば殺せる”と。
言えないのは青年自身まだ覚悟がついていないからで。]
[乞われて与えた事はあれども]
ただ、……人狼に薬が効くかわからないのがネックだけどね。
人と人狼じゃ、身体の作りも違うだろう。
なら薬の効き方が違う可能性もある。
まぁその時は改めて他の手段で……ってなるかな。
難しいからこそお前に頼みたいんだ。
俺が表立って動けば、きっとフリーデルは警戒する。挙句目をつけられ、人狼だ!などと騒がれたら。今のフリーデルには、ハッキリ言って俺は太刀打ちできない。
[溺れる者は藁をも掴む、占い師との名乗り出を皆がその勢いで信用してしまったら。その恐怖は払拭できなかった。]
だがお前は人狼である俺とは違う、ただの人間だ。疑われ占われたとしても、信用が高まることはあれ、それだけで疑われることはない。
それこそがお前の、フリーデルに対する強みの一つだ。
[シモンへ命令した真意を明かしながら、男は思考をフル回転させる。
作戦を成功させるためにも、自分も何かアイディアを出さねば。]
第一、既によいことも言ってくれてるじゃないか、フリーデルに。『示し合わせて点数稼いでると思われる』>>198ってな。
あれを足がかりにいちゃもんをつけるのも、よい方法だと思うぞ?
[自分なりに考えたヒントを提示したあと、命令をこなすと告げるシモンへ微笑を向けた。]
それは頼もしいな。期待している。
[離れる直前に、新たな仲間への信頼の証として。左の手袋を口に咥えて手から引き抜き、三日月型に持ち上げた唇の端から牙と、指先に生えた爪を見せた。**]
[シモンとの会話を終わらせ、人が散って閑散とした食堂の中で、男は満足げに椅子へ腰を下ろして珈琲を飲み始めた。
あれほど熱望していた仲間となる人間を、遂に発見した。
おまけに無事約束も取り付けた。それはフリーデルの信用を落とすこと。現在最も懸念している占い師に対処できれば、これほどの収穫はない。]
(ようやく楽しくなってきたな。)
[食堂での話し合いは神経を使い、気をすり減らすことも多かった半面、収穫も得られた。そう、全ては始まったばかり。
処刑までのあれそれに備えて、男は短い休憩を取り始めた。**]
/*PC発言では対処できない相談なので、中身発言で。
ジムゾンのメモから質問が来ているけど、どうしましょうか。
俺は少し前に匿名メモで宣言したいと思っています。
その方が心の準備ができそうだからね。
今は頭が回ってないので、寝て起きて明日ロルで適当な理由をつけて回すつもりですが、襲撃候補はヨアヒムを一番に考えてますよ。ご意見ありましたら、おいてくださると助かります。
おやすみなさい。**
[オットーがパンを焼いてくれてはいるけども、それだけだと物足りないだろう。
何事もなければ料理は女性陣に丸投げるつもりだったけども、それぞれそれどころではなさそうだ。
昨日のヤコブのスープも、もうぼちぼちなくなってるかもしれない。
なら、簡単な野菜スープでも作ろうと。
この状況では食欲もあまりわかないだろうけど。
食べなければ余計に*参ってしまうだけだから。*]
/*
落ちる人は落ちる前にしたいロールがあるものだと思っているので、コアが始まりそうな20時頃には暫定の襲撃先は伝えておきたいかなと。
今のところこれといったアイデアはないので、ヨアヒムさんなら無問題です。
[いろんなことがあり過ぎて頭がパンクしそう
存在すら忘れられてそうだよね
重要そうなのはえと、うらないしがフリーデルで
アルビンは人狼じゃない
処刑はお日様が沈む前、くらいか
ほとんどみんな食堂から出てっちゃってる]
ううん…。
[あたいが死ぬのはむずかしいかもしれない
厨房から持ってきたすっかり冷めてしまった珈琲を飲む]
流石に、まずい、苦い。
[殺してくれないかしら、って言ってもあれだもの
反発は多いかもしれない
説得しても全員を納得させられるかどうか
殺してくれそうな人は数人はいたけれど
殺そうと思う人であたいの名を挙げる人は何人か
信じたい、信じれない]
/*目が覚めちゃったので、ちょっと覗きにきました。
俺も20時頃に暫定の襲撃先を伝える意見に賛成します。
では、明日はヨアヒム襲撃しましょう。賛成ありがとうございます。
彼は参加が不定期気味なので、明日だけ襲撃予告を早めに、襲撃決定ロルを回したらすぐにした方がいいかな?と、たった今思いつきました。ちょっと言い出すのが遅いですが。
どう思いますか?と置いて、再び寝ます。**
頭を冷やすために誰かとお話してくるわ?
[今のあたいは笑えてるんだろうか
誰も疑いたくないと言うのを吐き出せば楽になるかもしれない
でも吐き出せるのは誰だろう
そう考えて、階段を上がり自分の向かい側の部屋
ニコラスの部屋の扉を叩いてみた
その前に会うかもしれないけれど**]
― 食堂を去る前のこと ―
……わかりました。
では、お手数ですがわたくしの借りている2ー3号室へいらしてくださいますか。
[小さな声>>217には、同じように小さな声で。
何用かも、彼が何者かも確証はないけれど、恐らく夜でなければ大丈夫だと。]
……。
[自分は既に誰かを疑い始めている。
その事実を意識して、苦笑した**]
― 2ー3号室 ―
[約束を取り付けた通り、ヨアヒムはここへ来るだろうか。
彼が座れるように椅子は空けておいて、自身はベッドの端へ座る。]
痛……。
[傷口の痛みに顔を顰めた。
獣の肉を取り入れれば異質なものを見つけ出す力は弱まる。
そして左手というものは神聖なものなので、異物を入れてはならない。
代々言い伝えられてきたことだ。
つまり傷薬も塗ることができない。
そのため、常に傷の治りは遅い**]
─ 束の間の ─
[ ベッドにトスンと腰掛けて
ぼんやりと自分の手を見つめていた。
その手は綺麗では無い。決して。
生きるため、仕方なかった。
こちらへ刃を向けてくる相手に向かい私も冷たい刃を振り抜いた
相手の身体を私の刃が切裂く重い感触、吹き上がる血飛沫、相手の事切れる間際の憎悪の滲む眸──
…全て、全て、この手に刻まれている
旅を続ける間に犯した罪を
神に使える二人が知ったらどう思うかは知らないけれど。 ]
─ 回想 譫言 ─
[ 匿われた直後。協会で眠る旅人はその時高熱を出していた。
悪い夢でも見ているのだろうか
両の眸からは、ゆるゆると涙が零れていた ]
ごめんなさい、ごめんなさい
私は、何人も…人を殺した
[ 眠りながら繰り返した
懺悔にも似た小さな譫言は
誰かに届いたかは分からないけれど。]*
─ 回想 譫言 ─
[ 匿われた直後。協会で眠る旅人はその時高熱を出していた。
悪い夢でも見ているのだろうか
両の眸からは、ゆるゆると涙が零れていた ]
ごめんなさい、ごめんなさい
私は、何人も…人を殺した
[ 眠りながら繰り返した
懺悔にも似た小さな譫言は
誰かに届いたかは分からないけれど。]*
これ、どうぞ
[ 渡したのは暖かいお茶とチョコレート。
少しでも心が落ち着けば良い。
受け取るかは別として
彼女の近くの机に置いた ]
…皆、変わってしまったね。
[ 疑いたくないのに、信じる事は出来ない。
その痛みが滲む声でポツンと呟いた
かつて訪れたこの村では皆暖かく迎えてくれた、パメラも皆に愛され愛らしい笑みを浮かべていたというのに。
…その優しい記憶は深い雪に覆われてしまった]**
→ 2-3号室 シスターの部屋 ―
[ざくざくと野菜を切り、 乾燥ハーブやローリエを入れて香草スープに。
後はことこと煮込む状態にまで準備してから厨房を出て、何も持たずにシスターの部屋へ。
とんとん、と2階ノックしてから開ければ、ベッドの端に座るシスターの姿。]
失礼、お邪魔するね。
あーその……傷は大丈夫かな、って思ってね。
見せてくれる?
[真っ向から確かめたいとは言わずに。
*気遣いのふりをして。*]
[厨房へ向かったパメラがすっかり冷めた珈琲>>224を持って戻ってくる。]
そっちはもう冷めてるぞ、こっちに温かい方にすればいいのに。
[珈琲を入れた本人は呆れず、むしろそんな風に律儀な妹を慈しみ、優しい目を向ける。
やがて難しいことはわからないと嘆くパメラ>>225の髪をそっと撫でた。]
さっきは悪かったな、急に大声出したりして>>75。お兄ちゃんの方こそごめんなさい、だ。ジムゾンともかなり怒鳴りあってしまったし。
[人が減って冷静さを完全に取り戻すと、自分が何者であれ、激高した事実が恥ずかしくなってくる。妹にだけは、その後悔を引き摺りたくない一心で本音を明かしたとき、]
……えっ。
[ぽつりと呟いた内容で動揺し、目を丸くした。妹に自分の正体を知られてしまったのか?と急激に心拍数が上昇したが、慌てて否定したところを見れば、その懸念は当たっていないかもと思い直す。]
それだけは、駄目だ。
[いつもの笑顔を見せる努力を最大限に払って、首を横に振った。それとは何か、頑なに明らかにしないまま否定の姿勢を明らかにする。]
お兄ちゃん、お前の望みならどんなことだって叶えてやりたいけどな?さっきお言われたことだけは、絶対に聞いてやれない。
パメラがどんなに辛い想いをしているか分かっていても。すごく苦しんでいる姿を見て、助けてやりたくても。超えてはならない一線はある。
万が一それをやってしまったら、俺はお前のお兄ちゃんを辞めなくてはいけない。
[淡々と発してはいるものの、分かってくれと必死に懇願する思いから、声が僅かに震えた。
獣の心を持っていても、出会ってから今まで大切に守ってきた妹を手にかけたら、自分にとっての世界は本当の意味で終わる。一度腹をくくったらまず変えたことのない男は、話し終わるとぎゅっと口をつぐんだ。
食堂を出て行くパメラ>>226に、分かったとだけ返答した男は、休憩したのに先ほどよりも疲れた表情で椅子に深く座りなおした。*]
― 2-3号室 ―
どうぞ。
[>>233訪ねてきたヨアヒムを迎え、椅子へ座るように促す。]
あ、はい……
……あまり、見て気持ちのいいものではないですが。
[自分に気を遣ってくれたのだろうと解釈したフリーデルは。
躊躇いがちに、包帯を取った。]
[フリーデルの左手首には、
昨晩付けたばかりの生々しい切り傷と、
一月ほど前に付けたと思われる比較的新しい傷跡と、
既に薄くなってはいるけれど、百は軽く超えるような細かい傷が、
刻まれていた。]
……これまでにも、ずっと教会で、儀式……占いを、してきたのです。
でも、成功したことは一度もなくて。
ほとんどは、神父様を占おうとして失敗しました。
初めて成功したのは、昨晩のことです。
……神父様を疑って占おうとしたわけではないのですけど、やっぱり後ろめたいので……
[神父様には内緒にしてくれますか、と小声で**]
[窓の外の天候を確認する。夜に比べれば吹雪は激しくないようだ、外を歩くくらいならできる程度には。
だが村外れの風車小屋まで行って戻ってきたら、夕刻―ジムゾンが告げた、処刑のタイムリミット―に間に合わないかもしれない。その懸念が男をためらわせた。
パメラが宝箱と呼ぶ赤いガラスの小物入れを取ってくる約束だったけれど、 これでは無理そうだ。悪いがあと一日だけ我慢してもらおうと考える。
その決断を悔やんでも悔やみきれなくなるときが来るのは、まだ先の話――。**]
[獣は考える、いかにも人狼対策について頭をひねっているように見せかけながら。
次にショーの舞台へ招く人間、即ち犠牲者として誰を選ぶべきか。
食堂での会話をできる限り正確に思い出そうとする。
次々と皆の顔を思い浮かべる中、スポットライトを当てたように、その中の一人がハッキリとまぶたの裏に浮かんだ。]
オットー。次の主役はヨアヒムにしないか?
[同胞に静かに呼びかけたときには、完全に獣の顔を取り戻していた。]
あやつは死に至らしめる薬>>216を持っておる。しかも薬師としての腕前は折り紙つき。
人狼に薬が効かなければ改めて他の方法でとあっさり口にしたところを見ると、万が一のときは、きっとためらわぬに違いなかろう。
用心に用心を重ねるならば、まだ他の人間がいるうちに。相互監視の目が行き届いている間に、危険な芽は摘んでおくに限る。
薬に慣れ親しんだヨアヒムが”死ねる>>216”と言い切ったからには、他の人間が扱いかねる大量の鎮痛剤を、容易に摂取させられる手段を持っているはずだろうから。
[自分が狙いを定めた理由を丁寧に説明すると、獣は覚悟を決めた口調で続けた。]
あやつの部屋に疑われることなく侵入し、襲撃する手段も思いついたのでな。
今回は我に任せてくれないか?きっと上手くやると約束しよう。
それと、朗報を一つ。
[先ほどとは一転、楽しげな笑みを浮かべた獣は、重要な秘密を打ち明けるような口調で切り出した。]
シモンが我々の仲間になった。
フリーデルの信用を落とすことを承知させたのだ。
その代わり、自分も人を殺してみたいと希望された。だから我も、処刑役にシモンをさりげなく推す予定である。
人間たちが決めたこととはいえ、誰もが嫌がる仕事を積極的に引き受けたら、いつ誰に疑われるかしれたものではないゆえ。
[特にフリーデルに手をかける前は、あまり目立たぬ方が得策であるし、と。最後にメリットを提示する。**]
/*
中世ヨーロッパでは喪服は白や菫色だったらしいんだけど
ここは近世だそうなので、黒でいいみたい。その頃から黒が使われるようになったんだって。
ならず者 ディーターは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
/*泣く泣くパメラに投票をセット。
自分としては>>239でパメラの死亡フラグを立てたつもりだし。
第一ぎりぎりまでセットしなかったら、パメラの処刑やら襲撃やらでセットしそこねる阿呆をやらかしかねん。
[ディーターの言い分も尤もだと頷きながらも
訊いてみたいことがあった]
信用落としなど回りくどい事しなくても、
そのまま殺してしまえばいいんじゃないか?
俺を彼女が信用してくれていると言うなら
まだ夜に訪問しても警戒は薄いと思うが。
それに信用を落としたところで彼女は
見極めを続けるだろう。
彼女の信憑性が改めて確認された時、
白が黒に、黒が白に一気に裏返る事もある。
[他にも何か危険性や生かしておく価値があるのかと
問い掛ける。そしてもう1つ]
あの壁の派手好き誰だ?
[あの壁と言えば、判るだろう。
わざわざ楽しんでいると書き連ねた血文字を残したもう1人。
ディーターと話した様子から、慎重な彼が行ったとは
俄かには思えず少々呆れた声になってしまったが。
答えと共に信頼の証が見えたなら]
腐っても仲間なんだな。
左目が喜んでる。
見たければ見に来るといい。
[明らかに化け物の証を目の前に、動揺を見せることなく
俺も自分の左目を指さした**]
[左目が仲間に逢えて喜んでいるのはいいが、
その仲間から齎された指示は、俺にはなかなか
ハードルが高そうにも思える。
シスターの信用を貶めると言っても、
今彼女は既に期待を受けている。
彼女の能力が偽物と示すべきか、
それとも人狼を見つけられぬ無能と貶めるべきか。
未だ俺がシスターに信用されているうちに
襲ってしまえばとも提案したが、実行するかどうかは
彼らの判断だ。
ひとまず他の連中も含めて観察した方がよいだろう]
/*
自分で言うのもなんだけど、だよなぁw>ハードル高い
超正縁故の相手と対抗したかったよ!!!!!!むしろ黒出ししてほしかったよ!!!!
吊り順的にわたしが4日目辺りに襲撃されて破綻ルートになりそうだけど
神父様にあそこまで熱くなられると不安になる。
だから冷静な目を持っているあんたが頼りだ。
周りをしっかり見て判断してくれよ?
俺はそう言うのは苦手だからな。
[言われてもっともな疑問を呈したシモンへ大きく頷いた。
そこに気付いたとは、しっかりした考えを持つ仲間が増えて嬉しいと思い切りの笑みを見せて。]
そうなのだ、仲間とも話し合ってフリーデルは大きな災いと結論はでているのだが。もう一つ、俺たちが忌避すべき重要案件に気付いたため、一旦襲う時期を遅らせようと考えている。
何でも、守護とやらいう存在がいれば、人狼の襲撃から守ってもらえるらしい>>119。
本当にこの村にいるかどうかも、いるなら誰なのかすらも分かっちゃいないが、せっかくの獲物を横取りされるのは絶対に避けたい。
今日のことでフリーデルは大いに注目された、俺が狩人だったら、まず間違いなく彼女を守る。
だからこそ、お前に信用を落としてもらいたいのだ。本物の占い師という価値が揺らげば、つけいる隙がなからず出てくる。そこを好機とする。
それに俺は人狼騒動について、全く知識がない。しばらく生かしておいて、俺たちに有益な情報を引き出せないか、つついてみる予定だ。
[危険性や生かしておく価値について一通り説明すると、大きく息をついて一旦休憩する。]
[処刑人として手を挙げた俺に熱弁を奮ってきた
神父様とは違い、微笑と共に軽い信頼を
ヨアヒムに預けると、厨房へ向かう背中に
俺も何か腹に入るものを、とちゃっかり頼んでいた**]
嗚呼、あれか。あれはオットーだ。
[壁の派手好きとの言い回しに、思わずくすくす笑いつつ答えた。]
100年ぶりに開催される惨劇が楽しくて仕方がないらしい。
もし他の奴に人狼の疑惑をなすりつけるつもりなら、オットーだけは避けてやってくれ。何があってもマイペースを崩さない、しっかりした男だ。
[そう説明したあと、信頼の証に動揺しないシモンへ頼もしげな視線を向けた。]
さすが肝が据わっているな。では、そちらは二人きりのとき改めて。
[最後に楽しみにしていると囁いた。*]
[シスターへの襲撃の計画はどうやらもっと
慎重に行うべきだと予定されているらしい。
確かに俺も人狼騒動なんてゲルトが眠い目を擦りながら
適当に話してくれたのを聞いただけだ]
守護か。
もしその守護を見つけられたら、それもどうにか
しなきゃいけなさそうだな。
あんたたちが警戒するくらいだ。
[その点も頭に入れておこうと真摯な顔で頷いたのも一瞬]
── →惨劇の部屋 ──
[着替えた後、少し休んでから階段を降りる
食堂には戻らず、兄がある場所を再び訪れた。
ドアは開いたまま、通りがかる者が気づけるようにした。
被害者の妹、境遇のみ見るのなら一番疑われない筈
だが──実際はどうだろう?
人狼という伝承の存在、確実に見知った者の中にいる殺人犯
悪意を感じさせる血文字の言葉
全員がこの状況なら理解出来る、“らしい”反応をしている中
誰かを疑い、殺さなければ死ぬ事実。
親無しの養い子は、そこまで信頼されるものだろうか。
百年前確かにいたという占い師を名乗る者に認められた行商人のほうが、余程。
自分も容疑者候補だと言うことは忘れてはいけない。
それが新たな恐怖になるとしても。]
なんだ。いつものオットーか。
[壁の派手好きの正体は、言われれば納得しかしない。
裏も表もなくオットーだったなと呆れは隠さない]
別に擦り付けるつもりはないが、言っといてくれ。
注文取りに行ってるのに無視は止めろと。
[人狼とは全く関係ない話で、困っているのだと
世間話のように語る。
俺を無視するのは構わないが、何一つ返って来ないのは
困ると伝言を頼んだが、別に伝わらなくてもいい、と
思う程度にはこの数年で慣れてしまっていた]
こんな格好、やっぱり似合わないよな。
ああ、でも……もういないのかな。
[着替えは暗い茶色のセーターに、黒のロングスカートを選んだ。
女の子なのだからスカートくらい、そう少し前に母親に買い与えられ結局しまったままだったもの。一応と持ってきて、出来れば着用しないつもりでいた。
初めて履くのが喪服として、それも兄の死の為だなんて思いもしなかった。]
……それとも、変だって笑ってるかい?
[──わたしにはもう兄は視えない。
レジーナも、昨日あちこちで探して見つけられなかった。
幼いわたしがお化けを怖がったのは
寝室の暗がりなどではなく、葬儀の場の陰や薄闇時の墓地。
この村で誰かの家族が神の御元に帰る度、視続けてきた。
父が解体した羊も、家族だった牧羊犬も。弱っているところをパメラと保護して結局死んでしまった小鳥だってそう。
彼らの魂は、わたしの目には違う色の光を帯びて映る
それがきっと、それぞれの種の差なのだろう。]
[誰にも言えなかった。
兄もきっと、幼い子が怯えているだけだと思っただろう。
卑しい生まれ方をした、母親と共に父親に捨てられた子供が
頭がおかしいのだと、育ててくれた兄の両親に思われたくなかった。
助けを求められず、孤独の中で怯え続け
視ないようにする内に、わたしの力は変質する。
死者を確認出来るのは、その死から暫くの間だけ
その代わり、遺体に魂が離れた名残を見るようになった。
目の前の無残な姿も、心臓の位置が淡く光って映る
静かな悲しみを抱かせるような、清廉とした
今まで見送ってきた人間の魂と同じ色。
──人狼の魂は、どんな色をしているのだろう。]
まぁ。
もしかしたらあんたの前だけじゃなく、
皆の前で見せるときが来るかもな。
[人間たちの味方としてか敵としてか。
どちらで利用するかは判らないが
利用価値はあるだろう、それだけは判ると言いおいて
離れる彼を見送った**]
[
わたしはあの日のことを
今でも後悔しています
今でも心が痛みます
わたしは、わたしが怪我をすれば良かったのに
わたしが凍えて倒れれば良かったのに
──わたしが襲われて死ねば良かったのに。 ]
[ そんなこと、言えない。
もっと生きたかっただろう兄を思えば
疑いたくないと死を望むあの子を思えば
きっと自分だけが見た“あの人”の弱さを想えば。
何も言えやしないのだ。 ]
[背に投げられた言葉は届いていた。
あの日も、昨日も。いつだってそう気にしてくれる人。
こんなわたしを見ていてくれている
──あなたよりずっと、頑張れていないのに。
無理をしているのは、あなただってそうなのに。
それなのに、自分の考えが恐ろしくて逃げたくて
何も言えずに傍を離れたのだ。]*
[立ち上がり、視線が巡る
室内は掃除の跡が伺えた。
誰かの行いに感謝すると共に、思うことが一つ
──これはいつ行われたことなのだろう?
皆話し合いに追われ、そんな余裕は無かった筈。
参加せず、ここにやって来て
時間を掛けて作業をした者がいるのか。
此処から何かの証拠を見つけるのは、もう無理だろう。]
…………。
[それは、生きる為に足掻かなければならない者として
脅威に晒された人間の行いとしてはどうなのだろう。
家族の癖に、何もしなかった癖に
誰かの善意にそんな考えが浮かぶ自分が嫌だ。]**
/*ぎゃー、霊能者はカタリナだったー!
……どっちにしろ、俺と縁故があるから、大丈夫。
どんまいどんまい。(呪文。
あ、それからオットーにもう1つ。
普段俺に話しかけないのに、急に近寄って来たら
あからさまに不自然だから。
演技が下手そうなら俺は疑うようにするから
自信なければ近付くなって言っといてくれ。
[普段と同じ行動に俺は入っていないだろう、と
念押しも忘れなかった**]
/*
ヤコブさんが誰を護衛するかだなぁ
白出しされてるアルビンさんか霊能者のカタリナさんを護衛してほしいけど、カタリナさんCOしてないもんな
― 2-3号室 シスターの部屋 ―
傷見るのは慣れてるから大丈夫さ。
[警戒されないように笑みを作っていたのに、思わず顔を顰めてしまった。
付けたばかりの傷だけじゃない、他にもたくさんある傷痕に>>237。]
それは、内緒にしておくけど……練習してた、ってこと?
……や、占ってものが僕はよくわかってないんだけど。
シスターのは、人か、そうでないかを区別するためだけの占、ってことかな?
[占星術は医学や薬草類とも関わりはあるけども。占星術そのものに関しても、青年は詳しくない。
その辺も学んでおけば、シスターが本当のことを言ってるか、それとも嘘か見破りやすかったかもなぁ、なんてちょっと後悔。]
あと、さ……傷薬、塗ってる?
うん、ちょっと治りが遅い気がしてさ。
もし持ってないなら分けれるよ?
[使えない事情>>228も知らず、提案を*。]
― 回想・食堂 ―
[なるほど、首を折る>>241なら。
うまくやれば一瞬だし、遺体の損傷だって少なく済む。
普通の人間には難しいだろうけど、シモンであれば可能な手段なんだろう。
すこしほっとしつつ。]
睡眠薬?
ああ、あるけど……なるほど、そういう使い方もありかな。
ただまぁ、眠くなるまで少し時間がかかることを考えると……どうだろね?
その待つ時間が辛いかも、だし。
[青年からすれば別に隠したいことではない。
この環境下では眠れない人もいるだろう、必要なら渡す心算だ。
睡眠不足も、心身を消耗させる原因になるのだし。]
まぁ……そっちも仕事柄、だしね。
そんな風に思わなくてもいいんじゃないかな。
[そうして、シモンの人物評には>>242ちょっと意外そうな表情を。]
……それは買いかぶりすぎだと思うよ。
今だって理解が追い付いてないし。
人狼?そんな化け物なんておとぎ話の存在だって思ってたしね。
それに、処刑、だなんて……
自分で、誰かを殺す選択なんて、ね。
決断出来るか不安で仕方ないよ。
[過去のアレは、乞われたから。殺したのじゃなく死なせた。
青年の中では大きく違う。]
もし、全体が見れてるのなら。
多分、僕が余所者だからかもね?
特定の誰かに強い思い入れがないから、そう見れてるだけ。
[特定の誰かに強い思い入れを持てないのは、余所者だからじゃなく自分の特性だと知っているし、それは一般的な人間らしさではないのだろうとも知っているけど。
それじゃぁ、と厨房へ向かおうと。]
ま、そんなだから、冷静ってほどでもないよ。
けど……そうだね。
可能な限りは。
僕だって、殺されたくないしね。
[もしかして。
シモンも僕より先とはいえまだここに来て数年だから、親近感持たれているのかな?
なんて見当違いしつつ。
”そんじゃ何かぱぱっと作るよ”と。
10分ほど後、目玉焼きと昨日の残り物のスープを。
他にも誰か欲しがるなら、*同じものを*]
……そうです。
[>>250練習、と問われて頷いて]
わたくしは、未熟者ゆえ。
初めて成功するまでに、長く時間を要してしまいました。
[なぜ、幾度となく傷つきながらも占いに固執し続けたかまでは語らず、誤魔化すようにそう付け足す。]
占いの内容については、その通りですわ。
名を記した紙に落とした術者の鮮血が透明になれば人間、黒く染まれば人狼……。
……現実的ではないでしょう?血の色が一瞬で変わるなんて。
[改めて言葉にすると、自分でも気味が悪いと苦笑する。
血の色が変わるなんて、自分も人間ではなくなってしまったみたいだ。
実家にいた頃は、当たり前のことだったのに。]
傷薬は……
持っていますが、塗るわけにはいかないのです。
傷口に異物を入れてしまうと、次の占いの支障が出てしまう。
……わたくしに占いを教えた方は、そう仰っていましたから。
ですけど、大丈夫ですわ。
生命に関わるほど、失血しているわけではありませんし。
[オットーへ「それなりに多くの血が必要>>154」と言っていたことを、彼は忘れてくれているといい。
にこりと笑ってみせれば、その辺りで会話は終わるだろうか。
あと何度血を流せば、この宿屋に平穏が戻るだろう。
――あと何度、自分は血を流せるのだろう**]
― 回想 ―
[高熱で魘される旅人の身体をそっと拭いていると、零れる雫と懺悔。
ごめんなさい、と。人を殺したという衝撃的な言葉が漏れる。]
……あなたの過去はわからないし、訊かない……訊けないけれど。
あなたはとても、人を殺めたことを悔いているのね。
そして……ご自分を、許せないのね。
[神様は許されている、なんて、安易な言葉は言えない。
けれど、何か言わなければならない気がして。]
大丈夫。
ここにはなにも、あなたを傷つけるものはないわ。
[だから、安心して。
体だけでなく、傷ついた心を――自分で傷つけた心を休めて。
あえて零れる涙を拭うことはせず、静かに彼女の額へ手を置いた**]
― 2-3号室 シスターの部屋 ―
……そうだね。
[視線をゆっくりと落とす。]
正直に言うとね。
その、占いってのを信じ切れていない。
そうやって、自分を傷つけてまで、やってくれてるのにね。
そして……信じきれてないのに、止めることも出来ない。
まぁきっと、止めたところでシスターは続けそうだけども。
ま、せめて食事と睡眠だけはしっかり、ね。
オットーのパンもそのうち焼きあがるだろうし。
それに……倒れられても困るし。
[ついこの前、オットーのパン屋の前で出会ったのが遠い日の様に感じつ。
とりあえずは貧血に効く食材をなるべく献立に取り入れようと密かに思う。
シスターの占いが真実の可能性だってあるのだから。]
それじゃ、お邪魔様。
―――また、後で。
[ゆっくり椅子から立ち上がり、部屋を*出て行った。*]
わたくしの人生は、この占いと共にありました。
だから、占いが存在することが当たり前でしたけれど……
信じていただけなければ、占いなんてないも同然ですものね。
……もっと、頑張らないと。
[皆に信じてもらえるまで。
たとえそれが原因で命を落とすことになろうとも。
父に認めてもらうために――
――本当にそのために?]
[ああ、やっぱり覚えていたか>>262
聡く、感情に流されず、冷静なこの青年は、人であればきっと、自分がいなくなってもこの地を平和に導いてくれるのだろう。
大丈夫とは言えないのだろうと言われても応えることはできず、困ったように笑うのみ。]
ええ……ありがとう。
今夜は、占いを終えたらちゃんと寝床で眠るつもりです。
[昨晩は床で寝てしまったし。硬い所で眠るのは痛い。
疲れる要因を無駄に増やしてはいけないだろうと、忠告>>263には素直に頷いた。]
はい。また、後ほど。
[部屋を辞すヨアヒムを見送り、ベッドの上へ仰向けに倒れると。
暫く、天井を見つめていた*]
[数代前のタートザッヘ家の主は、人狼騒動などなくとも、自らの意思で他者の正体を暴くことができたという。
人狼騒動を未然に防ぐことのできる、強い異能を持つそのひとは、多くの人に信仰されていた>>0:244
それは――何もしていない人狼を炙り出し、処刑するということでもあった。
けれど、人狼の脅威に怯えていた人々は、それが正しいことだと信じて疑うことはなかった。
異能は、次の世代へは受け継がれず。
子供が何の力も持っていないとわかった周囲の反応は冷たかった。
タートザッヘ家はたちまち廃れ、貧乏貴族となった。
父の代になり、人狼騒動を生き延びた占い師だという女性と結婚し、生まれた双子は。
兄だけが、数代前と同じ特別な力を持っていた。]
[もともとは男に強く継がれる異能らしい。
生まれたときから期待を背負っていた兄は、“栄光”“勝利”を意味する名を与えられた。
けれど妹の方の名は、“孤独”“触れるな”を意味していた。
はじめてそれを知ったのは、図書館でとある本を読んだときのこと>>0:402*]
[天井を見つめながら改めて、儀式が成功した理由を考えてみた。
そして結論する。
恐らくは、ゲルトの死――人狼騒動のはじまりがトリガーだったのだと。
無意識下で理解していたからこそ、ゲルトの遺体の前で微笑んだのだ>>60
自分は敬虔なシスターなどではない。
異常に承認欲求が高く、自分のことしか考えていない、ただの人格破綻者だ。
呪いの手紙を読んでから、フリーデルとしての自分と――――としての自分がないまぜになっている。
今の自分はどちらなのだろう。
それすらもわからなくなるほどに。]
[フリーデルは仮の名で。
この村も、教会も仮宿で。
“村人に慕われる敬虔な修道女”は、偽りの姿――
その、はずだったのに。
いつしか、そんな自分が嘘なのかほんとうなのか、わからなくなっていた。]
[それでも、今の自分がほんとうなのだと認めてしまえば、
この村に心を置いてしまえば、
家族に捨てられたことを、認めなければならないようで、
怖かった**]
御伽噺なんて大人が子供の躾の為くらいに
話すものくらいしか思い浮かばなかったが。
あれを見ればいるんだろう。
化け物が。
[あの無残な姿を見た後でも腹は減る]
余所者。
それを言うなら俺も余所者だな。
この村外からの人間が多いのだろ?
じゃあ余所者の村の住人と言う意味では
お前も俺も同じだな。
[同じ輪から外れるなら共に、とばかりに
少しだけ困ったように笑いながらも
目玉焼きとスープが出てくれば
笑顔ははっきりとしたものへ。
そのまま一気に腹に収めてから食堂を出る気になった*]
− ゲルトの部屋へ −
[食堂から出てもシスターを陥れる算段は
まだ浮かばない。
出来ないまでも、あの獣2人に容疑が向かないように
しなければならない]
……あの派手好きの始末でもしておくか。
[最初に浮かんだのは目立ちすぎる壁の血文字。
よくよく見比べれば誰かの字に似ていると
気付く者もいておかしくはない。
安穏と村で日々を過ごしていた時と違い、
頭が冴えてくる気がするのは戦場に似ているからだろう。
敵を欺き、何としてでも殺して自分は生き残る。
人の命を奪う時の昂揚感と共に、頭はただただ冷えていく]
生きてさえいてくれたら……。
馬鹿な事を言っていると思っても。
ゲルトが疑われても。
ゲルトは獣じゃないと俺が言ってやれたのに。
[咄嗟に利用するなら死んだゲルトではないかと。
頭に浮かんだままカタリナに告げていた]
こんな風に殺されてしまったら。
ゲルトが人間だなんて言っても意味がないじゃないか。
[毛布の上からゲルトを撫でるように掌で触れながら
表情を見せぬように、それでも声だけは
なるべく悔しさを滲ませた**]
― 5年前、冬の日の ―
――……
[その魘されながら紡がれた言の葉を聞いた時
神父は、考えた]
(もし。このことを尋ねれば”彼”は――
この村を、出て行ってしまう
”二度と戻ってこない”
ならば言わずにおこう。何時か
彼自身が此方に告げてくれる日までは )
[神父は、怖かった
――誰かがいなくなることを極端に恐れていた
そんな自分に気づいていなかった
だから、匿った直後の旅人でさえも
この村の住人になる可能性があるのなら――
そう思って。その言葉は胸の奥に密やかに仕舞われた
だが、その際に彼の頭を撫でつつこう、囁いた]
……それでも。生きていてくれてありがとう
[何度も。許しを与える様に紡がれる聲は
木枯らしと同じくらいに深々と、褥に落ちる*]
[神父は、部屋のベッドに転がっていた
何かしなければいけないのは分っている
だが、気力がふつりと途切れたように
疑うことを恐れてなのか。知り合いを疑いたくないのか
自分の思いが偽善なのではないか
そんなことを考えながら、暫しの仮眠をとっていた]
(――ああ、これは夢
俺は親との旅の記憶なんざ粗覚えてないのに
どうしてこんな夢を見るのだろう )
[とある村。旅をしてる親子に、親切だった肉屋のお兄さん
そのお兄さんが、明日隣の花屋のお姉さんに
告白するんだ、内緒だぞ坊主って言って
俺にキャンディをくれた日の夜だ
とーさんが、水鏡に血を落としている
手首から溢れる緋色が、水を黒く染めてゆく
見つけた。と小さく紡いだ様子を
僕は”見なかったことにして”布団に潜り込んだ]
[かーさんが寝てる隣に潜り込んで
寝たふりをする。そして忘れなきゃいけないんだ
――次の日に。お兄さんが多くの人に袋叩きにあっている
どうして?――お兄さん何にもしてないのに
とーさんは首を振る。これからする。過去にしたかもしれない
だからこそ、退治せねばならんのだ、と
お兄さんが、最後まで握りしめていた
お姉さんに渡すはずだったネックレスの
ペンダントトップがかつり、って
血だまりの床を。転がってゆく――……]
……なんだ、こりゃ
[頭をふるって。今の奇妙な夢を振り払うようにして
とりあえずディーターとの約束でも果たすか、と
部屋を出れば向かいの部屋の扉をノックする
この時居たなら話でもしようとするだろうが
若しも未だ食堂で休息をとって不在なのならば
そろそろ日没。己も食堂の方に戻ることだろう
今日の処刑者を決めねば、ならぬし*]
→ 2-7号室 ―
[食堂でだらだら休憩しながら、誰の意見を聞こうかとあれこれ考えていたのだが、どうにも集中できない。出て行くとき、背中からぎゅっと抱きついたパメラの行動>>255が気になりすぎて。
あれは一体どういう意味があったのか。絶対何かあると予感がしているのに、霧に飲み込まれたかのように真実が見えてこなかった。]
ああっ、畜生!
[イライラした男は、厨房で燻製したチーズと肉をくすねてから自室に戻った。腹に何かを入れて、少し落ち着こうと思ったのだ。
階段を上がって廊下を曲がったところで、ドアをノックするジムゾン>>278に気付いた。]
ああ、わざわざ来てくれたのか。待たせて悪かったな、軽い食いもんも持ってきたし、遠慮せず入ってくれ。
[目配せの約束を思い出し、にこやかにドアを開けてジムゾンを手招きする。]
羊飼い カタリナは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
[ジムゾンには付属の椅子を勧め、自分はベッドへ腰を下ろした。
申し訳程度に切った燻製肉を齧りながら、ジムゾンにも食べるなら遠慮するなと乗せた皿ごと差し出す。]
さて、今朝お前がゲルトを見つけたきっかけから、俺が1階に行くまでの間に何があったか、教えてくれ。ざっとでいい。
[あくまで自分は何も知らずに現場に赴いたのだと、カタリナの悲鳴は聞いてない前提を崩さないよう、慎重に問いかけた。*]
俺が無残なゲルトを見つけたのは
カタリナの悲鳴が聞こえたから、かな
割と大きな悲鳴だったので、多分結構な人間が聞いたと思う
俺が駆けつけてからちょいとの間には
パメラやヤコブ、ヨアヒム、オットーといった面々も来たしな
で。俺が部屋に着いた時には
カタリナが口元を抑えて、兄の死体を呆然と見ていた
壁に血文字でショーの始まりだ。って書いてあるのが
やけに気にはなったな。それからその文字の隣に
でかい獣のような痕があったのも
カタリナをとにかく落ち着かせるために
ゲルトに誰か布団をかけてやってくれって頼んだら
オットーがかけてくれて。パメラは言葉を喪って
へたり込んでたな。んで俺はカタリナを
食堂の方まで誘導した……ってところだ
ゲルトの死体についてはあんまじっくり見てない
ただ、喉と胸に血がべっとりついてたのは見た
[太腿の齧られた後までは見ていない
此処までは、眉根を寄せつつ事実を述べる
推察迄は言わずに。ああ、ジャーキーがやけに口の中の
水分を奪って、ゆく*]
[面食らった様子で出迎えられてしまった>>284。無理もない、食堂で喧々諤々やった口論は勿論ハッキリ覚えている。
しかしジムゾンは、”あの”フリーデルと教会で共に過ごした仲、彼女がどうやって占い対象を決めるか不明であるが、長年一緒に暮らした神父の意見を参考にするかもしれない。そんな考えから友好的な態度を選んだのだった。]
……ほう、なるほどねぇ。
[ジムゾンの説明>>285は理路整然として分かりやすかった。
やはりこいつに聞くのが一番分かりやすいなと、自分の選択を自画自賛しつつ、助かるありがとうと礼を告げる。]
俺が顔出したときには、ゲルトに布団がかけられていたの、オットーがやってくれたのか。
あとでちっと部屋覗いてみる。パメラが気になって、良く覚えてねぇんだ、情けないことに。
[幼馴染の前で自分の迂闊さを少し恥ずかしがりつつも、全く隠す様子はない。]
[だがゲルトの様子について話題が移ると、左手を自分の顔の前で振る。]
そりゃ悲鳴上げたカタリナが、目の前で呆然としていたら、な。お前がそれをほったらかしにして、別のもんに気ぃ取られるとか、ないない。
むしろ遺体にばかり注目してたら、俺がゲルトの代わりにお前殴ってたわー。
[ある意味幼馴染の人となりの一端をしれっと口にしつつ、思いついたように言い訳めいた台詞を口にした。]
やっぱこんなつまみになるもん食ってたら、喉が渇いてしゃーないな。
[昨日ジムゾンから巻き上げた?ヤコブ秘蔵の酒瓶を取り出して、歯で豪快に開封する。口に含んだ封を、そのへんにぶっと噴出してから、豪快に直接煽った。]
お前も飲むか?
[子供の頃、いたずらを思いついたときのような表情で瓶を差し出す。
あ、コップ?男は豪快にラッパ飲みだろ!*]
/*
この二人のやり取りがね
すごい好きなの
今思ったが神父様占い師霊能者狂人狼その1と関係深い
しゅぎょい
いや霊能者は深いというか構ってもらってるだけだった
[ディーターは少しばかり勘違いしているかもしれない
フリーデルにとって己は他人。己にとっても、フリーデルは他人であった――神父は少なくともその認識だ
共に15年暮らしても――何処か誰かと接する際に
壁があるような娘に対しての己の反応は割と淡白だった
一転。あの後にしてはやけに友好的な態度には何か心境の変化があるのだろうか。まぁ考えてもわからんか。思考をいったん他所に遣る]
俺も後で弔いに行かねばなーってな
レジーナの様に、御霊を神様の元へってね
……しゃあねぇだろ。妹放っておいて
ゲルト検分なんざできねーし詳しく覚えてらんないって
[と、慰めたら自分の方にブーメランしてきた。ぐぬぬ
だってカタリナ放っておけねーじゃんか]
遺体については、俺以外の誰かから聞いた方がいいかもしれん
俺は布団をゲルトにかぶせて貰って以降、
部屋には入っていないしな
検死でもすべきなんだろうけど……正直
ゲルトは俺にとっても幼馴染だったから
まともに、冷静に見れる気がしなくてな
[それが俺の弱さだろう。自分の人となりをしれっという彼に
そんな分かりやすい男かねぇ俺、と
ちょっぴり落ち込む20代である
唯――カタリナを放っておくことなど、絶対にできなかった
(それはかつての己の様であったから)
そんな折に、差し出された酒は、おいそれ昨日
俺が献上することになった奴じゃねーか
……夕暮れから酒なんて、阿呆と言われてもしゃあないが
今は、唯飲みたかった
今が悪夢。なら一時だけでも忘れたい
それに自分が処刑対象にでもなれば、もう二度と
ヤコブの酒は飲めないんだと思えば差し出された瓶に手が伸びる]
おい、コップ用意しろよコップ
[しゃーねぇなぁ、とラッパ飲み。ぐいっとな!
まぁ元々酒は好きなのだ。喉を焼く感覚も
酒の力を借りて。少しだけ漏らす言の葉
弱音ではなく、それは――]
……多分。直接の犯人でない奴なら何人か目星はついてる
だからそれ以外、と思う
まずシモンは違うだろう。文字をまだ
あんな風に流暢に書けるとは思えん
文字を書くってのはペンを使っても意外と難しい
数年前に習い始めた奴が血文字をあんな風に書けるとは思えん
もう1匹なら知らんが、な
カタリナは違うと思う。自分の兄を殺した上での
第一発見者なんかにゃならんだろう
それに、犯人ならゲルトと長く付き合う上で、
幾らでも殺す機会はあったろうしな
ってのはまぁ建前で
多分俺は、あの子だけは疑いたくないんだ
[それが、本音]
あとは占い師と言ってたフリーデル、その白のアルビンは
今は信じていいんじゃねーかなぁ、って
だから、ゲルトへの下手人は他の誰かだろうなーって感じだ
遺体でも見れば何かわかったかもだが
[そんな風に嘯きながらゆらり、琥珀の揺らめく瓶を揺らした*]
[ゲルトをあんな風にした奴は絶対に許せない
必ず敵はとってやりたい
――……でも、例え狼が滅ぼせずとも皆死ねば
ずっとこの村には。”いる”ことにもなるのか
そんな風に考えている事だけは
この幼馴染には絶対に悟られたくなかった
もしその本音が零れていれば詰られるか
其れとも阿呆と言われるのか――は、分からんが
彼は薄々感じているかもしれない。自分が嫁を貰えやらと
声を掛けているのは、”他所から来た人間”か、ディーターの様に”旅に出る”村からいなくなる可能性のある人間だけであった
それが自分の無意識に封じた過去の蝕みからきていることは
未だ気づかぬ、のである*]
[兄妹として一緒に暮らすと決まった瞬間から、パメラを全力で可愛がってきた男は、一緒に暮らしていたのにお互い他人と認識していたジムゾンの心境>>289は分かってない。主に想像力の限界のせいで。
慰めを素直に受けつつ、神父様我が幼馴染のためにお導きをと真面目にお願いする。]
分かった。さっきお前が挙げた中から誰かを捕まえてみるわ。……当然カタリナ以外にするつもりだけど。
[言わずもながかなと思いつつも、当然の選択外しをしんみりとした口調で呟く。
俺はこいつのように、幼馴染であり兄仲間たるゲルトの死を悼む資格を喪ってしまったのだなあと、目の前にいる神父には絶対言えない懺悔を抱いて。]
馬鹿、神父だからって自分一人で何もかも背負う奴があるか。できないことはできないで結構、俺みたくあとから人に話聞くなり、方法はいくらでもある。
[落ち込んでいるジムゾン>>290を揶揄するのではなく、淡々と当然のことを口にしているだけという体で慰める。
一時的にも忘れたい、そんな気持ちを読み取っているのかいないのやら。”コップなんてねぇよ。”程度のやりとりも面倒くさがって返事しないくらい、判別しがたい態度で、酒をあおる幼馴染を見つめた。]
酒臭いのは、あとでヨアヒム特製のハーブのなんちゃらで誤魔化せばいいさ。
どうせ俺らは、不良神父と粉ひき屋の乱暴者で通ってきたんだ、今更説教なんて怖くない。
[どちらかといえば、神父を酒飲みの言い訳に使っているような感がなきにしもあらず。
しかし犯人の目星と聞くと、わずかに身を乗り出した。]
この村の人たちは本当に
良い人たちばかりだね。
…本当に、そう思う
[ 素性も知れぬ旅人を優しく看護してくれた多くの人たち
そこで過ごした冬は、その気候に似て暖かかった
だからこそ。今の寒さが心を苛む
付き合いの長い彼女であれば尚更だろう困ったようにそっと微笑みかけた ]
…俺、は
ジムゾンが人狼だったら
嫌だなって。
………!
ほら、ジムゾンを信じる人は
多いんじゃないかなぁ、って思うし。
[ 思い出したように理由を添える
彼は、旅人が信頼する
数少ないうちの一人だ
それが裏切られない保証など
何処にも無いのだけれど、
裏切られたら何かが崩れてしまいそうで ]
[ 兄が、ディーターが人狼だったら怖いだという声を聞いて ]
ディーターは人狼じゃない。
だってディーターは君のお兄ちゃん
なんだから。
それにさ、あんなに強いんだ
人狼なんかに負けないさ
だからどうか、君だけは信じてあげて。
[ そこに裏付けなど無い。
パメラの兄だから
ただそれだけで、彼を信じろという。
少し酷な事かもしれぬとは思いつつ ]
、分かるよ
信じたい、置いてかれたくないと
願う気持ち。
[ 心の中で幼き日の自分が
泣いている声がする
その声にそっと蓋をして。 ]
───
もし貴女が望むなら。
私が♀垂ヲるわ
[ 本音を話してくれた彼女には
旅人の本当の声を。
…本当は。
他の皆のように彼女を止める事が。
励ます事が。
正しい道なのかもしれない。
けれども、彼女の
人をこれ以上疑いたくない
その想いに共感したからこそ
旅人は彼女を止めなかった ]*
…昨夜のうちに作ったんだ。
でも、作り替えるのが難しくて…ひとつしか出来なかった。
[家にあるものを全部引っ張ってきたのに、他は皆どこか駄目になってしまって、部品取りなら出来ても“同時にふたつは使えない”。
だからここを守らせてくれと、フリーデルに告げる]
今夜、扉には鍵を掛けて。
日が落ちたら、絶対に外へ出ないで。
…何が聞こえても朝まで開けないで。
[鹿なんかとは勝手が違うのかもしれないけれど、窓に仕掛けた罠が仕事を果たした所で、壊して逃げられるのかもしれないけれど──動きを止められれば、追い払える可能性はぐっと上がる]
…賭けたいんだ。
占いで人狼が見つかって…
…また、誰も知なない日々に戻れるように
[──全員で生きることは出来ないとしても]**
お前の考えを知りたかったんだ。誰もいないとこの方が遠慮なく話せるもんな。
[酒が入ってもすぐに酔うほど男は弱くない。今度は燻製チーズを齧りつつ、ふむふむと拝聴の姿勢。
その結果、名前を挙げられた人物に対する評価は妥当だと判断を下す。]
ああ、その意見は納得できる。
俺は占い師って存在初めて知ったようなもんだから。フリーデルが本物偽物、どちらかと断言できるかつーとまだ無理としか言いようがない。でも少なくとも、現時点では彼女が嘘をついているようには見えん。
[自分の考えを下手に曲げず、かといってのちのちフリーデル偽物論が起きた場合にも対応できるような、あいまいな考えを口にした。]
ところでお前ばっか飲んでるな。俺にもよこせ。
[琥珀色の瓶を揺らすジムゾンから酒を強引に奪い、再び煽る。*]
[ジムゾンが隠したい本音には、幸いなことに男は全く気付いていない。というよりも、全く考えたことがないと表現した方がより正しいか。
元々最愛の妹が寂しがっていると分かっていて、それでも旅に出るような、自己中心的かつ勝手な性格をしている。仮に幼馴染が自分の過去を洗いざらいぶちまけた上で、行くなと制止したところで――この男がそれを了承するかは、かなり怪しいに違いない。
ただ、もしもジムゾンが本音を漏らすようなことがあれば、だ。
”そんなこと考えるくらいなら、僕を追いてかないで!って懇願してみろよ、この頭でっかちが。”と、素直になれないことの方に呆れるだろう。*]
[かつて、彼に兄になれない。と零したことはあった
だがそれは過去で。今はそうでないと彼が思ったかもしれないし
或いは想像すらしていないのかもしれない
俺は妖怪人間サトリではないので、奴の心は読めないのだ
お導きには任されましたアーメンと返しておいて>>293]
そら、それでカタリナ選んだら俺はお前に
バックドロップしに行くわ。間違いない
……。
[だが、続く言葉に。お前だって1人で背負うってか
突っ走るじゃねーかとツッコミは入れておく。当然]
だが。人に聞くにしろ、混乱もしているだろう中で
どう的確に聞けるかって問題もあらぁな
疑われているんじゃないか。そう思うだけで
人ってのは頑なになるからな。視野が狭くなるというか
[慰めにわりーなーって素直に言うのは多分
俺も心が弱っているのだろう。と客観的に分析]
そーだな。あの飴で誤魔化すか
白い奴以外なら美味しいらしいし
……ま、確かにな。1人酒臭くさせてたら
でも俺パメラの説教は怖い。あれは背後に鬼神がおる
パメラに2人して怒られそうだから
お前には■thistle色の飴をやろう
[大丈夫。白じゃないですから
さて、自分の犯人以外の、目星について
何処か身を乗り出すように聞いてきた彼に告げた後は
少しだけ、自分の一族の噺でもしておこうかと。ぽつり
自分は無能力だが――……]
俺の考えはなー
あの場所じゃ確かに言える雰囲気じゃなかったわ
[そういえばヨッパになるのはいつも自分が先だった>>306]
俺の一族は。時折占い師が生まれたらしい
だからこそ、俺の名前はジムゾンで。とーさんもジムゾンで
じーさんもジムゾンで。先祖とおんなじ名前だそうだ
もしかしたらフリーデルを預かったんも
じーさんがフリーデルの遠縁だったんかもしれんし
占い師を輩出したことがある一族だから
俺んとこの教会に預けたんかもしれん
だからこそかもな。フリーデルが占い師だと
割と信じられそうだと思ったのは
唯。人でありながら狼に協力する輩もいるし
フリーデル自身が狼かもしれない可能性はある
でも、俺も同じように。あいつが嘘ついてるようには
あまり思えないんだよな
[曖昧な返答に、ゆらり、と氷色を見遣って]
――で。ディーターは。犯人の目星はついてるんか?
[と、今度は此方が尋ねる、番]
っておま、返せばーろぉ
[いいえ、それはディーターにあげたのだから
ディーターの酒ですと神様がいたら突っ込まれそう
とりあえずぶすくれて燻製肉をかじるのでした。がじがじ*]
[でも、どーせお前素直に言っても出てくんじゃねーか
と、多分。自分は呆れられたらそう返したかもしれない
だが。まぁこういう男なのだ。己は
奴が基本真っすぐなのと一緒
自分は弱虫のひねくれもの。なのだから
それでも、約束は守る気でいたのだ
――大事な幼馴染の。お前とした約束は
必ず止めてやる。お前が無茶しそーになったら
必ず。命を懸けてでも*]
[ジムゾンと話をしながら考えを固める。それは勿論、今夜は誰を襲うかについてだ。
既に目星をつけている、薬師ヨアヒムに。
腕前が良く、薬に精通した人物を放っておく訳にはいかないからと仲間には説明してある。
何せ昼間の自分たちの能力は、獣の姿を取ったときと違い、人間と全く能力であるらしい。ならばきっと薬も効き目があるに違いない。どう転がるか未知数な、危ない芽は早めに摘んでおくに限る。
おまけにヨアヒムは、余所者の自分は特定の誰かに思い入れがないため、全体が見られると言っていた>>252。
これには強い危機感を持っている。情やらつながりやらでつけいる隙を見出しにくい上に、冷静な客観視点により、自分達が人狼と見抜かれる恐れがあるからだ。]
(守護とやらが守ってないといいのだが。)
[こういう場合、神に祈るのは不謹慎だろうなと思いつつ、男はショー開催の無事を強く願った。*]
/*
ヨアヒムいっちゃう?
でもあれか、面子的にアルビンかヨアヒムと思うかそりゃ
フリーデル疑わせたいのならアルビン残すか……
……?
どなた……
[戸を叩く音がする>>303
名乗りがないのは気になったけれど、まだ外は仄かに明るい。
もし自分に害意が見られるようなら、大声で叫べば良い。吹雪でないうちなら、声も通りやすいだろうから。]
……ヤコブさん。
どうされまし……っ
[客人は農家の男。
その手にあったものは罠。
一瞬凶器のように映って怯んだが、攻撃しようとしているわけではないらしい。ただ自分に見せようとしているだけのようで。]
あの……何を仰って……?
[作った?ひとつしか?
言葉の意味を理解できず、首を傾ぐけれど。
続く言葉に、漸く理解がついてきた。]
貴方は……。
[守る。
それが可能な存在は――]
……わかりました。
[戸締まり等に関する指示に頷いた。
もとより、そのつもりでいたのだし。]
生きている人間が見つけることが出来ないなら。
そいつらに殺された恨み辛みを持った人間の
死体を集めて……。
実験に使われたのは俺たちのように怪我をして
戦いに使えない人間だった。
俺の左目はあれから何も見えない。
そう思っていたのに。
昨日、ゲルトの言葉を聞いた夜。
夢を見たんだ。
黒い無数の影が輪になって踊る中、
1人ゲルトがいた。
いつものように暢気な笑顔で、
楽しそうに踊っていた。
他の連中が黒い靄で隠れて見えないのに、
ゲルトだけははっきり輪郭まで見えて。
そう……そうですよね。
完全に元に戻ることは、難しいのかもしれないけれど……
もうこれ以上、犠牲が出ないように……。
でも……本当に、わたくしで良いのですか?
[未だ、占い師の存在を疑う者もいるというのに。
――もしかしたら、まだ占い師を名乗る者が現れるかもしれないのに。
全員の命がかかっているのだから、もう少し慎重に決めてもいいのでは、と冷静な自分が考える。]
夢だと思った。
だが、朝起きて、俺の見えない暗闇の左目に
ゲルトの姿が浮かんでいた。
意味が分からなかったが。
シスターが占い師だと名乗っているのを聞いて。
意味が分かった。
あれは、ゲルトが化け物じゃないと左目が
教えてくれたんだって。
[一気に語った過去は捏造と事実が混ざったもの。
シスターの様に皆に宣言したわけでもなく、
恐怖を煽るようなものだ。
しかし半分は事実なのだから、多少は真に迫っているだろうかと
背中のカタリナの気配を探る*]
俺はヤメロって言われたら、止めるもん。多分。
[バックドロップにはお前に俺が投げられるか?と笑うのみに留め、突っ込みには律儀にボケの余地を残した返答をする。これ、いわゆるお約束って奴だ。]
まぁな。こんな状況で、疑わないでくださいって懇願したって、逆に言われた方が困る。
相手だって疑いたくて疑ってる訳じゃねぇ、気の弱い人なら疑ってごめんなさいって追い詰めることになりかねん。
[人に聞くには聞くで持ち上がる問題を提示されて、静かに肯定する。それも、男が疑われて当然とすっぱり割り切れる立場にあるせいだった。
犯人はある意味気楽だ、今後の被害者候補兼容疑者に比べればずっと。]
ってめー!俺にわざわざ白い奴を食わせたのか!
[図らずも知れる真実>>308、男は背中に鬼神を背負った。そこはそれ、血は繋がってなくともパメラの兄である。幼馴染を見る目は、鋭く剣呑だ。
ぐぎぎと謎の音を喉から発しつつ睨みつけるのも僅かな時間、妹の名を出されてしゅんとなった。]
うん、俺もなるべく怒られたくない。だから白くない飴をお願いします、神父様。
[両手を出して、できるだけ可愛くおねだりしてみた、つもり。
その直後、ジムゾンが予想しなかったことを言い出した>>309ので、驚きの余り絶句する。]
……。
[”まさか、そんな。”と唇の動きだけで告げた。]
お前が占い師の血統だったなんて。だがだとしたら、100年前の騒動について知っていても不思議じゃないわ。
これからは人狼騒動についちゃお前を頼ればいいってことか。
[実はフリーデルが狼に協力する人間だとか、狼そのものだとかいう話は、聞いただけでややこしくて理解できないので、まるっと投げて、お気楽な意見を述べるに留める。
それを聞いて、ジムゾンがどう感じるのか考えもせずに。
だが犯人の目星と言われると、少しむくれた。]
バーロー、俺がそんな賢いとでも思っているのか?第一目星がついてたら、ここでお前と酒盛りしてねぇで、とっくにそいつんとこ走っていってるわ。”お前がゲルトを殺したんだろ!”って。
[そして問いに完全に答える前に、酒を煽り、ぶすくれて燻製肉を齧るジムゾンへにやりと笑いかけた。]
同じ村の出身だからとか、仲間だからとか。そんなくくりなしで信じられるのは……ジムゾン、お前だけだ。今も昔も、そしてこれからも。
[男がゲルトを殺害した獣であっても、紛れもない本音を漏らして、残りわずかとなった酒瓶を押し付ける。]
食堂に戻らねぇか。皆集まってくる頃だろうし、二人きりの話もあらかた出尽くしただろ。*
/*
うし、襲撃貰いっ><*
正直、転職前でアレコレあるんで、助かる。
てかこの村企画された時は、転職するなんて思ってなかったんだ……/(^o^)\
[例えジムゾンが自分をどう評価してようと、男は信じていた。信じきっていた。
絶対に自分との約束を守ってくれる、と。
止めろよ、止めてみせろ。いや止めてくれ。
でないときっと、自分は壁にぶつかり、人を傷つけ。そして自らも破滅したって暴走し続けるに決まっている。
命を賭けなくったって、そんくらい簡単にできるだろ?お前なら。
――なあ、神父様。*]
化け物、か……
[それが、何食わぬ顔をして紛れ込んでる、ゲルトが言ってたことが正しいなら2人……いや、二人と言うべきなのだろうか?
ゆっくり、ゆっくり、ゲルトが死体になってから、見聞きした事を思い返して。]
……あれ?
[ディーターとパメラ。二人は兄と妹の筈なのに。
なんでパメラは、”お兄ちゃんが狼ならいいのに”>>225なんて言ったのだろう?
血がつながってるなら、そんな風に思う筈なさそうなのに。
2年前にここに来た青年は、二人の血がつながってないと、未だ知らない。
ついでに言えば、カタリナとゲルトも、実の兄妹だと今も思ってる。
これまで知る必要のない情報だったし、そもそも同じ屋根の下住んでるなら家族としか思わない。]
まさか……ね?
[人狼は、誰かに成りすませることが出来るのだろうか?
それとも、二人は血がつながっていない?*]
確かめなきゃ、かなぁ。
/*予定の20時を過ぎたので、襲撃予告>>311を落としました。
返事がある前に申し訳ありません、これ以上遅らせたくなかったので。
[とは言え、スープの煮込み中、離れる訳にはいかない。
次に食堂に来るのは誰だろう?
そんなことを考えながら、しばらくはぼんやり火を眺めてる*。]
お前多分っつったな今多分って
お前だって自信ないんじゃねーかよ!
[ガチンコで対決したら多分空を舞うのは神父だろう>>319
ボケの余地が残ったところにはすかさず突っ込む。お約束である]
寧ろ言われたほうが、怪しいって余計疑心暗鬼になるし
カタリナとかパメラとか傷つきそうだなぁと、思う
[気の弱い、で真っ先に思い浮かぶのは
ゲルトと、こいつの妹2人、であった
気が弱いというよりか、優しいと評したらいいのか
――疑うことに罪悪感を抱えそうで。それが悲しいほどに
優しく尊いことであると、神父は思っている
とはいえ、それとは別に自分は恐れている
疑われることも。また、疑うことも
間違うことを恐れているのは、無知な村人だからだろう]
はっはっはっは!
気づかぬディーター君が悪いのだよ
[どやぁ。と自慢げに某飴湯のネタ晴らしをすれば
おお、こわいこわい。背後に鬼がおるよ
流石パメラの兄。だが可愛い妹のことになると
とたんに背後のは引っ込むから、こいつらしーよなぁと
神父は、思った]
可愛くないからやめーや。まずはひげをそって
胸元にメロンパンを入れようか。話はそれからだ
……ほら、どーぞっとな
[自分は■brown色の飴を舐めつつ、
そんなことを言いながらぽつり、と]
知ってる、けど……
[この話と何の関係があるのだろう?
浮かんだ疑問はすぐに解消された、が
──あまりに恐ろしい内容に息を呑み
それ以上相槌も打つことが出来ず、固まっていた。
真面目で、仕事人のような印象があったシモンはいつもと変わらない様子で、淡々と語る>>314
人間の業を感じずにはいられない話から
兄の名前が出て、移り変わる>>315>>317]
……つまり、君は自分を人工的に作られた占い師だと
そう、言うんだな。そして、兄さんを占っていた。そういうことなんだな。
[再び口を開いたのは語りが終わった後。
わたしの声からは怯えと、聞かされた内容を受けての真剣さが伝わるだろう。
誰かの口を通してでしかしらない戦場という場所
漠然としていた恐怖が形を持ったようだった
それ以上にこの人が可哀想で、悲しくて。
言葉を自分なりに選んだつもりなのは、この数年で抱いた親愛に、その内容はとても即興で思いつくものとは思えなかったからこそ。]
兄さんもそうだけど……
人狼を見つけられる人間が、こんなに?
[そこに役に立たない自分を一応含めるのなら
──あまりにも多すぎるのではないだろうか。
思わず口にしてしまった疑問
それは、一度置いておくとして。]
すまないな、言わせてしまって。
口にするのも辛い話だっただろう、ありがとう。
ぼくは……
占いで人狼を見つけるというのも、
そんな人権を無視した実験で、力が身につくというのも
……正直なところ、よく分からない。
[だけど、シスターの話よりイメージがしやすかった。
兄のことを悔やんでくれる彼を良く思っていた。]
[チョコ味の飴はおいしかった。ミントも入って後味さわやか]
つーてもじーさんも俺も能力はない唯の人だがな
とーさんにはあったらしいが死んでるし
寝物語に耳タコで聞かされたからな
話半分でもまー覚えているもんだ
……ま、俺が導いてやる!とは確約できんが
ゲルトの仇は、討ちたいからな
[(狼に身内を殺されて泣くのは、僕だけで十分だ)
――あれ。今の、何だ……気のせいか。俺きっと疲れてるのよ
お気楽な意見は何処か信頼されているようで
嬉しくもあり。泣きたくもある
誰かからの信頼というのは、この疑心暗鬼の中
泣きたいくらいに嬉しいんだなぁと、思うから
唯。だ]
でも、君も彼女も嘘をついているようには感じなかった。
君は……
[シスターのように皆に名乗り出るつもりなのか
そう言うつもりだったが、すぐに思い至る。
ただでさえ対象は死んでいる。
それにこんなことを皆には言いづらいのだろう
知られたくないだろう、と。]
人狼に狙われないように、気をつけて。
もし、左目に、兄さんと違う映り方をする人がいたら
……君の信頼が出来る相手に言うといい。
ぼくからは皆には黙っておくよ。
[そう言い切れば、近寄って
労いのつもりで肩を叩こうとした。
それ以上話が無いのなら、先に出ていくだろう。
伝えられたばかりの情報に思考の多くを使いながら。]*
俺もだよ。ディーター
信じてる。だから、死ぬなよ?
[死んでくれるな。狼の牙で
人の恐怖で、悪意で、死んでくれるな
お前を変わらず人と思ってるからこそ]
そーだな。俺はゲルト弔ってから
食堂に戻るとするが。弔いは一緒に来るか?
[時間が結構経ってしまったし。どーすると尋ねる*]
/*
とりあえずパメラ処刑を煽って、後は殺されるだけだわん。
出来れば、事故死とか、自殺とかはさせたくないし。
普通の人狼騒動村、処刑に持ち込んで葛藤するのも美味しいものだしね。
[俺は、お前の信頼を裏切りたくはない
幼馴染で。心を許して――
ずっとお前の真っすぐな生き方を
応援して、見守って、時には暴走しそうなときは引き留めて
逆に自分が袋小路の時は引っ張り上げてくれた
素直になれない俺の感情を引き出してくれる君よ
だからこそ。俺はお前の約束だけは
絶対叶えるから。だから――
幼馴染
神父様、だけど。1人のジムゾンとして
助けてみせるよ。君が俺に止めてくれ、と
俺を呼ぶのなら。何時だって*]
― 断章 ―
「あなた、どこへ行くの?」
「何、そんなに遠くない場所さ。
豊穣の村、というんだがね。
そこの教会に、私の遠縁が住んでいるというんだ。」
「なるほどね……そこにあの子を……」
「ああ。……しかし、あの子が自分から神様に仕えたいと言ってくれて助かったよ。
そうでなければ、今頃は……。」
「お父様、お母様、何の話してんの?」
「ああ、なんでもないよ、ロベール。
ほら、疲れただろう。父様がおんぶしてやる。」
[一定の距離を保ちながら歩く少女には、彼らの話は聞こえなかった*]
おやばれたか。
[律儀な突っ込みにしれっと応じながら、こいつとはいつまでこんなやりとりができるのかと思わずしんみり。
けれどもその気配は完全に絶って、二人の妹に触れられた男は俯いた。]
実はその二人を想像しながら言ってた。しっかりしているように見えても、俺にとってはまだ保護すべき子供だ。
犯人が身近にいますってだけでもきついのに、余計疑心暗鬼にならせたらとためらってて、二人には誰が怪しいとか聞くの難しいわ。
[疑うことに罪悪感を抱えそう、それは図らずもジムゾンと同じ意見である。]
……。おう、ありがとう。
[自慢げな幼馴染>>327に、じっとりとした視線を向ける。
貰った飴で口の中が塞がってるのをいいことに、メロンパンがどうのと言い出す神父に何も返事をせず、じっと何かを考え込んでいた。]
占い師? 俺をそう呼べるかどうかは知らん。
シスターのやり方の方が遥かに占い師に思えるからな。
[2人きりだからか、背後でカタリナが息を呑み
固まる気配がよく判る。
そしてその声に隠し切れない怯えがあるのも>>328
占い師ではないが、途中まではある意味真実だ。
人間の業を感じさせる過去だけは
重さを伴って言葉に滲んでくれただろう]
占ったとすら思えない。
俺自身どうやれば見えるのかすら判らないからな。
[シスターの様に理由を求められては詰まるだろう。
だから俺の意志ではないと、責任を放り投げるが
人狼を見つけられる人間の数>>329に
関してはピクリと肩を揺らした]
そんなに人数が多い事自体、おかしいんじゃないか。
……判らないが……シスターは本当に
見つけることが出来たんだろうか。
シスターが狼だなんて思いたくない。
もしかしたら……化け物に大事な何かを
盾に脅されてるんじゃとか、思うんだ。
あの人は、自分の命を盾に脅されて
嘘を吐くような人じゃないと思うから。
[あからさまにシスターに疑いをかけることはしない。
彼女を庇うように、しかしその能力にだけは
疑いを掛けるように呟いた]
/*
▼パメラ▲ヨアヒム
▼ニコラス▲フリーデル
▼シモン▲ヤコブ
▼オットーorディーター▲襲撃あるならアルビン
でジムゾン・カタリナ・LWの最終日を予想してみるのです
[ようやく話せるようになってから、しみじみと呟く。]
そっか、代々力が伝わる訳じゃねーんだな>>330。だとすると、便利に見えて却って不便っつーか、思っている以上にややこしい能力な気がする。
例えば、粉ひき屋に長男として生まれた俺が、後を継げと生まれた直後から期待されるように。
占い師の血統に生まれたら、能力持ってたら占い師として生きろと強要され。逆になければ、厄介者として放り出される。そんなことになりゃしないか?――お前が気楽に能力がなかった、って言えるなら、大丈夫そうだけど。
[思いつくまま、気の向くままに考えを駄々漏らししていた男は、迂闊にもジムゾンが嬉しいと思っていることを見逃している。まあ、泣きたいくらい喜んでもらえるのは本意ではあるがな。]
わーったよ、俺も久しぶりに頭使ってみる。もう湯気吐きそうだけど。
[いかにも神父らしい説得>>332に、劣等生丸出しの返答を一つ。
実際騒動が始まる前から、珍しくあれこれ思考したせいか、湯気云々はかなり本気だ。]
やあ、ヨアヒム。
スープの出来は順調そうだね。うん、蜂たちを誘う蜜のように、僕の鼻をくすぐるよ。
[相変わらずの物言い。
だが、それに一つ付け加えるのだった。]
ところで、何か言ったかい? 確かめるだとか。
[やはり、地獄耳である。
人とは、思えぬほどに。]
― 一族のことについて ―
[占い師の能力、というものは有名なタートザッヘの様に、
大体が隔世遺伝といった形で生まれるものだ
……と、じーさんが言っていた。本当かどうかは知らん
異能を生み出したいだけなら異能者同士で番えば、
子に能力が芽生える可能性が高くなる>>266らしいが
そんなもんが無くても、いい。と
じーさんもなんも力のないばーさんと結婚したし
偶々占い師として覚醒したとーさんがどっかから連れてきた
かーさんが普通の人間でも、笑って受け入れた
当然俺にはそんな力は芽生えなかった
”ジムゾン”の一族は遠縁のタートザッヘと同じく
占い師、の能力が芽生えた者にのみ使命があった
それは大昔のタートザッヘの様に、或いは
数代前の力あるタートザッヘの様に
人のために尽くし、その力で人狼の脅威を払うべしと
故に父は宣教師として各地を旅していた。妻と幼い子を連れて]
演目には、適役の役者がいるものさ。
君に任せようじゃないか。
それに彼は何か気が付いているかも知れない。いや、それを伝える術がなきゃ問題ないさ。
[死人に口なし、である。
それにディーターの事は信用している。
オットーとして、彼をよく知っているのだから。]
/*
ちょっともうジムゾンさん設定すてきすぎるんですが
と思うと同時に、わたしジムゾンさんの占い師希望を弾いてしまったのでは……?(震え
!!!信じてくれるのか?ありがとう。
[だからジムゾンから言われた台詞は予想外で。それ以上にすごく嬉しくて。……だからこそ、心が切り刻まれるくらい切なかった。
嗚呼、その言葉を後ろめたさなく受け取れる自分だったら。そんな夢みたいな仮定すら、頭に浮かぶほどに。]
もちろん、死なない。約束する。
[ジムゾンの想定とは違い、”狼の牙にかかって”限定で強く肯定を返す。少なくとも嘘は言ってないから、表情にも態度にも表れない。
だが弔いを一緒にするかとの誘いは断った。]
それはお前に任せる。俺は、お前とカタリナ以外にも今朝の話を聞いてみたい。俺の分まで頑張って祈ってくれよ。
[そう言いながら部屋を出ようとジムゾンを促し、廊下へ移動してから、不意に思い出したといわんばかりの表情で告げたあと、ひゃっひゃっひゃと笑いながら一目散に逃げた。]
メロンパンを胸に入れろとか言い出すなんて、お前はやっぱりシモンから聞いた通り、おっぱい星人だったんだなっ。*
[シモンが仲間についた。
何とも嬉しい事だが、一体彼に何があったと言うのだろうか?
自分が知る限りでは、彼からは何も感じられなかったが。
いいや、今はそんな事は重要じゃない。]
やっぱりだ。思った通りさ。
この吹雪の舞台に、僕たちに魅せられている人はいるんだ!
[なんだか違う気もするが、オットーの脳内ではそうなっていた。
こういうところは演技ではなく、元の性格なのだ。]
ならば、新たな時代の夜明けに彼も連れて行こう。
それがいいさ。
俺は結構お前を信用したから言ったんだぞ。
神父様も言ってたしな。
言いたいこと言わずに死ねないって。
― 二階廊下 ―
[それはヤコブと別れた後か。
少しだけだるさの引いた身体を起こし、向かう場所はゲルトの部屋。
まだ、ちゃんと弔いをしていなかったから。
目的を同じくする人>>333と、廊下で会うことはあっただろうか*]
[お前は真っ直ぐだと、いつだってそんな言葉で、前に進むだけしか能のない男を認めてくれたジムゾン。
だからこそ、男もジムゾンが迷っているときは手を差し伸べ、何しているんだと発破をかける。
二人はずっとそんな関係だった。そして、できるならこれからもずっと続けたいと願う。
万が一のときには助けてくれが素直に言える。振り返ればいつだって、幼馴染がいると信じられる。
もしもなんて一生来ない方がいいけど、きっともうそれは叶わぬ願い。自分が壊した、平和な世界へ二度と戻れないほど粉々に。
せめて最後は、迷わずお前の名前を呼ぼう。*]
ばればれだっつーの!
[ああ、このやりとりが終わってしまうかもしれない可能性
俺はそれが、怖かった>>335
しんみりとした空気は一瞬だから気づかず]
……そっか、お前やっぱにーちゃん、で
ディーターだなぁって少しだけ、安心した
それな。俺も難しい。それになんつーか
多分大分憔悴しているから――
自棄になりそうなのが、こわいなぁとも
[パメラの呟きを聞いたなら。より危機感は持った筈だ
だが、残念ながら神父はその時食堂に居なかった]
はっはっは、どういたしまして
[無論じっとりとした視線には、どや顔をしておいた
言いたいこと言ったら自分も飴玉ころころ。おいひいれす]
ふうん。それはなかなかハードなクエスチョンだね。
[ヨアヒム、何を考えている。
場合によっては捨て置けない。
苦笑いの下で、警戒するように目の前の青年を見据える。]
他人の僕の口からはなかなか言えない事だからね。
彼女らは特別素敵な繋がりを持った兄妹さ。
それで充分じゃないか。
[こんな時でも彼らではなく彼女ら、なんて言うのだが。
大事なのはそこではなくて。]
それでも君がパンドラの箱を開ける勇者だというのなら、今夜にでも直接聞いてみるがいいよ。
[途切れた運命の道への誘い。]
血を使うらしいからな。貧血気味のやつとか大変そう
あー。俺ん家はそういったのはなかったな
偶々生まれりゃ儲けものとかじゃないんかね
寧ろ――……フリーデルとかの方が
占い師というならそういったんはあったかもしれんな
そもそも異能を持ってるやつが珍しいんだけどな!
[実際は能力が芽生えた者にのみの使命があったのだが
残念ながら、無能力者には伝わっていない>>341
若しかしたら――じーさんは、占い師としてのあれこれを
フリーデルに伝えていたかもしれないが
孫には一切、伝えなかった。それこそ
その頃はヤコブの家の畑でモグラ見つけて遊んでたし
ディーターん家に行って、あーそーぼーとか言ってた
村長の家に花の汁で落書きしていたクソガキでありましたから]
よし頑張れ今すぐ頑張れがむしゃらに馬車馬に頑張れ
でも湯気出るなら頭雪に突っ込んで来たら収まるんじゃね?
いや、じょーだんじょーだん、風呂にでも入って
リラックスするとよいぞディーター君
[湯気に関して揶揄1つ。でも心配してるのは本当だ]
どーいたしまして、だ
[信じているから。親の事とか話してるんだ
人であると。お前はお前だと信じているから
だから、彼が罪悪感に身を浸していることも
夢みたいな仮定を抱いたことも知らなくて]
そっか、なら、いい
[お前死んだら、泣く奴いっぱいいるからな
――俺を泣かすな。とだけ言って
でもその想定に齟齬がある事すら、知らなくて]
分かった。じゃあ俺はゲルトの部屋に行くな
任された
[飛び切り丁寧に送ってやるから。と言って
彼の部屋を後にしようとしたときであった
そのとき しんぷに せんこうが はしる――!]
[こんな悪夢が終わったら
きっと前みたいに。これからも
お前と俺との関係は続くと思ってる
――そうであると、信じたいんだ
できるならこれからも、ずっとずっと……
真っすぐすぎるお前だから助けたいと思うんだ
強くて、でも頑張りすぎて何時か
冬の枝の様にぽっきりと折れないか
それが心配で。だから少しくらい背負わせろ、と
強引に後ろをついていって
たまに、振り返ったあいつに、心配すんなって
笑いかけられる距離で
もしもを知らない。そんな未来が訪れることも
だから今は―――君を信じ続ける俺がいるんだ
多分真実を知っても恨めそうにもなく
だけれど、彼の願いを叶えるのは俺だと
其れだけは頑固に、ずっと、思ってる*]
/*
ジムの好感度的には
無意識に幼い頃の自分と重ねてな
強い庇護意識の感情がカタリナにあって
何処か脆そうなニコラスを護りたくもあって
でもフリーデルには守護感情がわかないのは
多分、弱みを見せないからだと思われる
(弱い所見せられると弱いちょろい神父であった)
男性側では
幼馴染のディーターとはまぶだちずっともで
ゲルトもずっともで、アル兄には懐いてて
オットーは……>>わからん<<
……神父様。
[ちょうどジムゾンと出くわし、少しだけ気まずそうな表情を浮かべつつも。
彼から目的を聞けば>>353]
わたくしも、そのつもりでした。
ご迷惑でなければ、お供します。
[目的は同じと知り、同行を申し出た*]
……?
[気まずげな表情に首をかしげる
何かしたか?俺。ああ食堂で大声出したな]
迷惑ではないさ。弔いなら
死化粧とかこまごましたのは
やっぱり俺じゃ手が回り切らんからね、よろしく
[同行には快く応じ、向かう先はゲルトの部屋
其処に未だシモンとカタリナが居たとするなら
ゲルトを弔いに来たことを告げるだろうし
2人がいないのなら、まず驚くであろう
あの凄惨だった場所で無残になっていたゲルトのかんばせが
血塗れではなくなっていたこと、それから
あの血文字が壁から、消えていることに*]
[実の兄弟なら、その言葉には肯定も否定もしなかった。
ただ、黙って頷く。
そして続いた質問にこう答えるのだった。]
ああ、心外だなぁ。
僕が100年も生きているように見えるかい?
[いや、絶対そういう意味じゃない。
そんな呆れた考えに至るのは、よっぽどの馬鹿か、本当にそうかくらいなものだ。]
それに、僕は過去じゃない。
明日しか見えない男なのさ! はーはっはっは!
[フリーダムな言葉で煙に巻くが、彼は何一つ重要な事に答えちゃいない。]
わかりました。
[死化粧を任されれば頷く。
正直男性の化粧は得意ではないし、レジーナの時のように縁の深い人にして貰った方が彼も喜ぶだろうとは思う。
けれど食堂でのカタリナの様子からするに、それは難しそうかも、とも。
ゲルトの部屋へ着く前に。
ジムゾンへ、小さく耳打ちした*]
嗚呼、了解した。我に全てを委ねるがいい。
[今回自分に託してくれたオットーへ、獣は胸を張って返事をする。
死人に口なし、実によい言葉だ。例え真実を掴んでいても、伝える術がなければどうにもできない。
腐れ縁の幼馴染として、自分もまたオットーを良く知り、信用している。
だからそれに応えるべく、今夜は張り切って立てた作戦を遂行する予定だ。]
なるほど、魅せられている、か。そなたは実に的確な台詞を考え付けるものだな。
[シモンの過去と思惑とを完全には把握しきれていない獣は、オットーへ素直に感心した。
時々大仰すぎね?と思うことはあれど、幼馴染は驚くほど鋭く本質をついてくることがある。
我もそう思うと同意を返した。]
それと、シモンから伝言が二つほどある。
” 注文取りに行ってるのに無視は止めろ。”
”普段俺に話しかけないのに、急に近寄って来たらあからさまに不自然だから。
演技が下手そうなら俺は疑うようにするから、自信なければ近付くな。”
だそうだ。
[意図がずれないよう、シモンの言葉をなるべく正確に再現した。*]
占いの力のこと、黙っていてごめんなさい。
……いつか、ちゃんとお話しします。
[ずっと、ジムゾンを占おうとし続けていたこと。
彼の祖父から、占い師としての振舞い方や能力の使い方を教わっていたことを。
周りの人の気配がある今は、詳しい話はできないから、今は、これだけを。
いつか、がいつになるかなんて、わからないのに*]
……っていうのは冗談で。
あたいの部屋で殺してほしいってこと。最悪この部屋じゃないとこで死にないってこと。
服を選んでほしいってこと。
みんなへの手紙を書かせてほしいってこと。
……どうかな?まだ増えそうな気がするけど。
殺してくれるなら、殺し方はお任せするよ?
[殺し方によって色々変わるけれど
優しさに甘えて、しまおうか*]
あはは、君なら……100年生きてても、オットーだしなぁ、って?
なにせ星や小鹿たちと通じ合えるんだしさ。
[勿論、そういう意味ではなく。
神父の様に祖父母から聞いたり、シスターの様に文献で知ったり、という意味だったのだけども。]
そんじゃまぁ、神父様かシスターかに後で聞いてみるかな。
どうせそろそろ皆も集まってくるだろうしね。
― 自室 ―
[ベッドに腰かけて考える。
窓を開けて考えこんでいたから、頭はすっかり冷え切っていた。
処刑にはタイムリミットがある。
だから、夜が来るまでに結論を出さなければならない。
けれどアルビンは、自身の結論を出してしまうわけにはいかない。
それはアルビンが余所者で、この村の事情に精通していないからだ。
他の者に比べて情報量が圧倒的に少ない。
その中で誰かを選ぶなんて、言いがかり以外にない。
フリーデルの占いで“白”と断定されているアルビンが結論を出せば、
村の決定を左右しかねない。
だから、アルビンは、――信じられる者を探すことにする。
“あの人かもしれない”、そう思う人物がいたとしても、今は。]
――別にかまわんさ
占いの力は、”身内以外には教えるな”
じーさんの言葉だ。代々うちの家系はそうだった
それは異能者を護る為に大事なことだから
だから気にしてないし、
話すってんなら気長に待つさ
リミットは俺が狼に殺されるか
狼と疑われて死ぬまでだけど
[詳しい話とは何か――は、分からないが
気には止むなという俺が失望すらしないのは
彼女を家族と思っていなかったからだ
兄妹の様になりたいとは思っていても
彼女の壁に、触れても弾かれるそれに
諦念を抱ていたからだと、無意識に俺は
残酷に。身内と思っていないから、教えなかったのだろう
そう言っていたことにも気づかぬままの労りを口にする
真実そう、思っていたから*]
── →廊下 ──
[会話を終えれば部屋を出る
シモンは、どうしただろう。
続いたかもしれないし、残ったかもしれない。
自分達の話はもう終わったから、どちらにしても同行することはなく。
食堂へ向かうつもりで足を進めれば、
神職の二人が連れ立って歩いてくる>>356>>359]
神父様、シスター。どちらに?
[問い掛け、教えてもらえたのなら
「お願いします」と頭を下げて、出たばかりの部屋に戻ることになった。
家族としてそれは当たり前のことだ
開いたドアの一歩後ろ、その位置で弔いを見届ける。
それ以上は入らず、彼らにも兄にも近づかなかった。
向ける視線は二人それぞれに
物言いたげなものを含めていたのだが。
その種類は、大きく違う──]**
[彼の祖父から、血の繋がりについてまでは聞いていない。
ただ、儀式について知っていた、それだけのことで。
気にしないという彼だけれど、身内以外という言葉が引っ掛かり、――痛かった。
けれど、彼が自分を家族と思っていないならそれも仕方のないこと。
自分から、壁を作っていたのだから。
家族に捨てられたことを、認めたくないばかりに。]
……私、貴方とほんとうの――――になりたかった。
[肝心な部分は音にならず。
それ以上、耳打ちすることはなかった*]
[廊下でカタリナと>>368シモンと逢うならば>>369
その足取りは食堂で横たわっていた時よりも
はっきりしていたことに少しだけ、安堵した]
俺は、今からゲルトの弔いにね
[頭を下げる様子に、小さくうなずいて
フリーデルがゲルトの死化粧を終えたなら
手に持った聖書を開いて、悼みの言葉を諳んじる
幼馴染を喪った悲しみの中
妹を遺さなければならなかった心残り
それはきっとあるんだろうな、と感じながらの聲は
世話になっていたレジーナへの弔いと同じく
宿るは強く、切ない哀悼であった
向ける視線の温度には気づかない
今は。ゲルトの幼馴染の1人として。彼を弔っていたから*]
→ 食堂 ―
[ジムゾンの叫び>>352が聞こえないくらい素早く食堂へ。鉄拳制裁が届かないうちに。
しかしさすがに酒飲んでの全力疾走はきつい。椅子にもたれてぜーぜーと息を吐く。
ジムゾンが挙げた名前>>285の中から、できればヤコブに会いたかったのだけれども、生憎彼はまだ戻ってきていないらしい。
そのうち誰かが来るさと、のんびり椅子へ座った。
来なけりゃこちらが動けば良いし。]
注文・・・・・・?
[彼の言わんとする事はよくは分からなかったが。
とはいえ、無駄に動く必要もあるまい。一理あるだろう。]
分かった。
[素直である。]
[ああ、部屋に入った時のゲルトの
綺麗になってた顔に泣きそうになる]
……ゲルトの顔、ああ。まるで眠ってるみたいだ
[ぽつり、と零す言の葉
自分も見ていたから。鮮明とはいえないが
――カタリナを抱きしめた時に見たゲルトは
目を見開いて事切れていたから
カタリナが扉の外、一歩後ろで待つ様子を見れば
お兄さんの為の祈りは――任せてくれ、と
小さく目配せし。悲しみの色を称え乍ら
聖書の句を唇は、諳んじる*]
行商人 アルビンは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
…えぇ、心置き無く準備して。
後で貴女の部屋に行くから
[ ニコッと微笑んだ
服を選んでと言われたけれど、正直なところセンスに自信は無い。
方法については怖がらせそうなので見せるなは気が進まなかったけれど、鞄から一振の短剣を取り出した
心臓を一突き
……苦しむ事は殆ど無いでしょう。 ]*
パン屋 オットーは、青年 ヨアヒム を能力(襲う)の対象に選びました。
パン屋 オットーは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
旅人 ニコラスは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
村娘 パメラは、村娘 パメラ を投票先に選びました。
[自分の父親は水見式。彼女は、タートザッヘに伝わるもの
違いはあれど、遠い血縁だからか触媒に血を使うことは、同じ
ディーターとパメラの様に、ゲルトとカタリナの、様に
家族を欲しがれど、その作り方もわからぬ幼子は
大人になった今でも。まだ、分かってなくて]
……ん?何か言ったか
[俺には彼女の言いたかった言葉は聞こえなかった
でも。彼女が占い師なら
此処に守護者がいない限り何時か死んでしまうかもしれない
其れより先に俺がくたばるかもしれない
だからこそ、彼女の顔は見ないままに小さく、呟いた*]
ずっと名前、呼ばれなくても
それでも。俺はじーさんと一緒に
妹
お前と家族になりたかったよ。リデル
[>>368カタリナに声をかけられた。
恐らくは、食堂へ向かおうとしているところか。
先よりは元気そうだけれど、――いや、元気なわけは、ないのか。
先にジムゾンが旨を述べれば>>370]
弔いの前に、お化粧も必要でしょう。
……カタリナさんは……
[彼女も化粧をする意思はあるかと、控えめに尋ねてみた。
ゲルトの死に顔を見ることはつらいことかもしれないから。
彼女が参列するというのなら、ゲルトの部屋へ。
>>369既にいたシモンに多少驚きはするも、彼もゲルトを見送るというのなら快く応じる。
カタリナがシモンに疑念を植え付けられたことを知らぬまま。
死化粧を終えたなら、鎮魂の詩を捧げるジムゾンの横で自身も祈りを。]
……ごめんなさい……
[段々と強くなる雪の音に掻き消えそうな声で、ぽつりと。
ゲルトへ向けられた声、それは誰かの耳に入っただろうか*]
それにしても、ひげそって胸元にメロンパン、ねぇ。
つまり可愛くなりたければ女装をしろってか。
[ジムゾンの台詞>>327をかなり自己流に曲解して、そんな自分を脳裏で想像する。
女性の格好をするなら、顔にある目立つ傷も化粧か何かで隠した方がよかろうと実行した結果。]
……ありえねー。
[男は頭を抱えて俯いてしまった。]
待ってるわ。
早めに準備できたら来てね。
多分、お願いすることが多くなると思うから。
お願いね?
[短剣をじぃっと見つめた後
怖がりもせず満足気に手を振って
一度自分の部屋に戻った*]
/*ヤコブメモ>
元々フリーデルは護衛の可能性をPLPC共々視野に入れて襲撃先決めたから、大丈夫大丈夫。
メモで中身発言残す必要ないと思うので、独り言で。
ならず者 ディーターは、青年 ヨアヒム を能力(襲う)の対象に選びました。
[パンはそろそろ焼けた頃。これで暫くは持つだろう。ヨアヒムのスープはどうだったか。
食堂にパンを並べ終え、何を思うか宿をふらりと歩く。
ゲルトの部屋で弔いが行われていた事は知っていたが、遠巻きに見つめるだけだった。]
生き物は牙を立てれば血を流すし、いつかは死ぬものさ。
[誰にも気付かれぬように呟くと、興味を失ったようにその場を後にする。
それに苦言を呈されたって、悲しい場所とは合わないと言い逃げるつもりだった。]
― 自室(206) ―
[みんなに手紙を書こう
楽しかったこと、苦しかったこと
独りになるのが嫌だったこと
置き去りにされるのが耐えられないこと
みんなを疑うのが耐えられないこと
勝手なことをしてごめんということ
ああ、ごちゃごちゃになるから、ここまででいいか
なるべくきれいな字で書けるようにがんばった]
[食堂につけば此方にやってきた彼>>383の質問に
思い出すようにんー。と眉間にしわを寄せ]
なりすます、か。俺のじーさんの昔話ではそうさな
そういうこともあるとは言っていたかな
あとは、もともとは人間だが、
人狼に襲われた時に運よく生き残って
自分が人狼になっちまったりとか
それから、人狼と人間のあいの仔が
ある日何かの切っ掛けで覚醒したとか
まだ、どれが本当かわからないんだけれど
[”なってしまう”のは色々あるらしいけれど。でも――]
なり変わられるのは家族や友人が辛いだろうし
自分がなっちまう、ってのはきっと苦しいんだろうな*
[ いつまで続くかは知らぬけども。
窓の外は相変わらず雪が吹き荒れ
日没も近い
別の場所で、処刑対象を決める会議の事は知らない。ただ己の信じる行為を成すだけ ]
そうね、きっと今は
帰れない。
[ 懐かしい場所に?
それとも皆を信じていた自分に?]
えぇ、待っててね。
[ そっと手を振った]
─ しばらく後 パメラの部屋 ─
調子は、どう?
[ パメラの部屋をノックして
返事が返ったなら中に入れてもらおう
パメラの願いが何であれ、出来うる限り叶えたいと思う
ただ、時間が無い。
今は人が少ないように感じるけれど
皆が寝るため2階に来たならば
止められてしまうだろうから──]*
さんきゅ。今日もすごく美味しそうだ。腹が減っているし、早速頂こう。
[食堂で焼きたてのパンを並べたオットーへお礼を言い、よい匂いを漂わせるそれを齧る。美味い。
夢中で味わっていると、食堂へ戻ってきたジムゾンへヨアヒムが問いかける声が聞こえてきた。]
(誰かになりすます?>>383……どこかで聞いた覚えがあるな。)
[気になった男は興味のない振りをしつつも、オットー>>386と同じくそっと二人の会話に耳を傾け始めた。]
なる、ほど。
……ってことは、血縁であっても、いつの間にか人狼に入れ替わってたり、人狼に覚醒したり、なんてこともある、と……。
となると……結局、誰もが疑わしい、って事ですね。
[それは、余所者ってだけで自分が疑われる可能性は下がるかも、だが。
そうして、んー……と口元に人差し指を当てて考え込み。]
そう、ですね。
死んでしまったことすら気づけない。
そしてもし、その人狼に殺されることになったら、絶望、かな。
人間だったのに人狼になったら……それまでの様に暮らせるなら、気にしないけど。
うん、参考になりました、ありがとうございます。
[神父へお辞儀を一つ。]
/*
ジムじーさんの知恵袋マジ便利
(意訳:ご都合主義。つまり狼に変身★って
なんでもありじゃね?
PL的にはどんななりかたでもええとおもうんやで!
ってやつでございます)
あたいは元気よ!
もうこれ以上ないってくらい元気!
[空元気で返すけど、もう、それも出来なくなるのだなと]
ワンピース、いつものと白と、他のと、どれがいいかしら?
[服を広げて、ニコラスが選んだ服を着る
隠す必要もないだろうと、時間もないのだし]
君もそんなことを言うんだな。
[ジムゾンも、ディーターも以前からそう
自分はどれだけ頼りないのだろう。
彼>>344には昔は知られていない筈なのに。
……何も守れない役立たずなのだから仕方ないか。]
女の子だから、なんて言うのなら。
……女性のシスターを、気にしてほしい。
大丈夫さ、ぼくは。
[彼の立場を考えれば言う相手が違うのかもしれない
だけど、偽物であると考えながら思っているように見えたから。
自分と兄のようにならないようにと、そう伝えたのだ。
伸ばされた手は、少し考えて避けない。
その受け入れるまでの間は、兄ではない男性だからだと自分では解釈し、納得した。
そうして一度、部屋を出る。]*
[投薬も考えた、ただ薬は苦手だったし、処刑の対象になるかわからなかった
それに、ニコラスにお願いがあった
それで殺してくれるというならついでだった]
お願いなんだけどね。
あのね、オットーに悪いんだけど。
この薔薇を、あたしの血で濡らしてほしいの。
黒薔薇…にはならないだろうけど、赤黒くなるだろうから。
みんなに。
これは、あたいの気持ちなんだって言っておいて。
[ポンチョに挟んだままだった青薔薇を差し出してそう言う]
自分でも知らないうちに、ってのが後者の場合怖いけどな
だから、こうして特殊な異能持ちの結果を頼りにしたり
話し合ったりして人狼を見つけようと
村人は知恵を出し合ったんだろうな
100年も昔の、この村は
――ただ、100年前は滅びたけど
[何か気になる事でもあったのだろうか
彼に答えながらも、自分も頭を巡らせて――
思ったのは確かにそれは絶望だ、と
大事な人が死んだことに気づかぬまま慕って
それがその人を殺した人狼であったら
悔しくて死んでも死にきれまい]
いや、何か気になる事があるなら
それを解消するのは大事だしね
[どういたしましてと此方も一礼]
/*
黒薔薇の花言葉
I absolutely detest you until the end of my life.
(死ぬまで君を憎む)が
真っ先に出てきて震えたとか
……そうか、ありがとう。
シモン、ぼくは君に会えて良かった
[少し驚いてから返した言葉
いつかもこんなことを言ったような気がする。]
ぼくは、君が本当のことを言っているのなら
その気持ちのままに、生きる為に足掻いてほしいと思う。
そして……君を心から信じられるようになりたいと思うよ。
[そう口にした時点で
彼に傾いているのは、まだ意識の外だった。]*
[祈りが終われば、もう陽はほとんど落ちていた>>379
食堂、多分皆いる。
その言葉に、処刑対象を決めなければならない時間が近いのだと実感する。
カタリナやシモンはどうしただろうか。
ともあれ自分もジムゾンへついていかない理由はないため、重い足取りで食堂へと向かおうとするだろう。
もし呼び止められることがあるならば、応えるけれど。
食堂へ着けば、ジムゾンはヨアヒムと話をしているようだし、自分は厨房へ向かおうと。
処刑はとても大事なことだけれど、食事も摂らなければ皆倒れてしまうのだから。
ここへ来てから、自身はろくに調理をしていないし*]
[その薔薇は枯れかけかもしれない、萎れてるかもしれない
不吉な薔薇がどう思われるかわからないけれど
ニコラスにだけ、そっと囁いた]
後ね、あたしにくれたあの巻貝、シモンに渡してほしいんだ。
あの人、海を知ってるみたいだから。
少しでもって思って。
後は……あとは、ないかなぁ。
[うん、これくらいでいいかなと]
[2人揃った背中は、何も知らぬ者でも、
いや知らない者こそ縋り、救いを求めたくなるだろう。
これを崩すのは骨が折れる、悼む気持ちと
同じくらい頭を悩ませる。
それでも祈りが終わるまでは神妙なふりをしていた]
食堂……ああ。
[白い闇の色が濃くなっている。
神父が言っていた刻限が近い。
さて、誰を殺すのだろう。
俺も何か意見を出さねばならぬのだろうが
誰を疑うべきだろうか。
明日、俺が告げるべき相手に繋がるように
しなければと雪にやられた脚はもう治ったのに
いつもよりも歩みは遅かった]
大丈夫、生まれる前は死んでたんだから。
あたいは怖くないよ。
あたいに頼まれたんだから。
ニコラスは悪くないんだよ。
[とりあえず思った事を呟いて]
多分。ね、ごめんね。
泣くつもりなんてなかったんだけどね。
笑って死にたかったんだけどね。
……ごめんね、早く、終わらせてくれるかな?
[そうして、その時を待った
ああ、触れれるなら、その髪を撫でて、動きを止めたい*]
[さて、ヨアヒムとの話が一区切りしたところで
ざっと食堂を見渡して
ふ、と気になったことがあった。どうも
自分のタイミングが悪いのか、本日ニコラスに
出会っていないような気がする。今もおらず]
あれ、ニコラスと――パメラは、どこだ?
誰か知らないか
[他にもいない面子はいるかもしれないが
1人はディーターの妹、もう1人は女性だと、知っているため
何処に行ったんだろうと気になった2人であった
いざ処刑対象を決める、段階ではあるが
2人も不在で大丈夫かという思いもありの、呟き]
/*
いや、他の皆には話すけど俺スルーされたら
そう言う方向性だなって思うやん。
ニコラスとか未だに話せてもいない人もいるし
絡める絡めないとかは別に構わんかったのだが、
ご主人さまと狂人の関係だとちょっと問題が起きるので
言わせてもらったんだ。すまない。
[後腐れなく適当に怪しめる人物と考えて、
思い浮かんだのはもう一人の旅人だった。
過去にこの村にも訪れた旅人。
また来てくれたと言う事は気に入ってくれたのだろうと
詳しい過去を知らぬからこそ、都合よい過去を
でっちあげる。
少なくとも、俺が後悔する相手でも悩む相手でもない。
さて、そいつはと獲物を探す様に
金の長い髪を探したが、食堂で見つけることは出来なかった]
結果を、素直に信じきれたらいいのですけどね……。
その……能力自体が本当に存在してるのかな、って。
……どうにも理解が追いついてなくって。
[苦笑いをこぼす。
それなのに、誰を処刑しようかなんて考えようと矛盾。
死にたくない、殺されたくない、って我が身可愛さ。
ましてや、ゲルトみたいな姿になんてなりたくない。
そしてまた厨房へ。
スープは煮えた、なら食器の準備もしておこうと。*]
パメラさんと……ニコラスさん?
[>>404呟きに、厨房へ向かおうとした足を止める。
「殺して」と言っていたらしいパメラ。
謝罪はしていたものの、納得していないように目を逸らしていた>>222パメラ。
ニコラスは――ニコラスは。
いつか、看病していたときに自分に言っていた。
私は、――――――と。]
……探しにいってきます。
[ざわざわと胸騒ぎがする。
食堂を辞して、二人を捜しにいこうと*]
[そうそう、因みにもし
彼の脳内を知ったなら――>>378
そういう意味じゃねーよ!!と
オリハルコンハリセン持って突っ込んだろうけれど
残念ながら神父はエスパーでないので、分からないのでありました
ところで女装したディーターさんは何カップでしょうか
神父気になって夜しか眠れません、あなかしこ*]
[ジムゾンの問いかけ>>404が耳に届いて、パンを齧りかけながら動きを止める。]
そういえばパメラは、”頭を冷やすために誰かとお話してくるわ?”>>226って出て行って以来姿を見ていないな。
ニコラスは、そも今朝から会ってない。食堂に来てなかったろ、確か。
雪の中黙って出て行くとは思えんから、宿屋のどこかだとは思うが……。
[そう説明したところで、フリーデル>>408が探しに行くと言い出した。]
― ヨアヒムとの会話 ―
まぁ、異能者の能力は強力だから
――大抵、本物と。偽者が
出るらしいとは聞いたことがある
だが、矢張り能力という指針が無ければ
暗礁に乗り上げる小舟の様なもんだろうしなぁ
結局は、信じられるか
それに尽きるんだとは、思うんだ
[と、言いつつ。厨房からのスープの臭いに
ぐぅと鳴った腹の音を誤魔化した*]
……すみません、シモンさん。
わたくし、どうしても行かなければならないのです。
[制止しようとするシモン>>412へ、首を横に振る。
一緒に行くというのなら、止めることはない。
この行動は後に、旅人の暴走を止めようとした仲間の動きのように、思われるのだろうか。]
俺も行く!
[男が淹れて、すっかり冷めてしまった珈琲を飲んだときの、むくれて口をとがらせたり撫でられて笑ったりした妹を思い出しながら、すっかり血の気が引いている。
ハッキリ言って、嫌な予感しかしない。]
[心のうちは揺らぎ、乱れていても。
目配せに静かに頷いて見せたわたしは、穏やかに見えただろう。
実際、彼への気持ちはそういう温度だったのだ。
本当に優しい人、弱さを堪える強い人
兄を殺され、皆に疑心を覚える中で
何度も彼のそういった部分を見せられてしまった。
信用出来るのはこの人と、あとは──]*
…赤黒い薔薇、が。
うん、分かったよ
[ オットー。
破天荒に見えて、一瞬で性別を見破った鋭い感性の持ち主。
彼がその花に託した思いは知る由もないけれど、彼女が望むならそのように。
きっと伝えよう
彼女の気持ちを。 ]
[ 避けられなければ彼女を
そっと抱きしめようとした
まるで壊れやすい宝物を
掻き抱くかのように
そっと彼女の髪を撫で──
背中から心臓の辺りを一突き。
過たず突き刺したならば
痛みを感じる時間は少ないはずだ ]
俺はとりあえず、これスープかな?
人数分のスープ配膳して待ってることにするよ
ヨアヒムもそれでいーかー?
[厨房のシェフに尋ねながら、配膳係に立候補したのでした
若しも、ニコラスとパメラの一部始終を知れば
どうしていかなかったのだ俺は。と
後悔する事になるのだけれど――
あとにくやむ、と書いて後悔と読むのだと
今の俺は知る事もなく]
当たり前じゃないか。
[恐らく気を使ってくれたのだろう、捜索隊の一員に自分を指名してくれたジムゾン>>418に感謝しつつ、男はせかせかと立ち上がり、食堂を後にしようとした。
かろうじて、フリーデルやシモンの動きに注意を払うことは忘れていない。*]
[スープを配膳しながら、
オットーのぽつりとつぶやかれた言葉が頭の中で巡る]
(”知恵だけでは滅びてしまう”)
[知恵だけでは。では何を得れば
どうすれば滅びないのだろうか
ああ、どうしよう不安ばかりが、募る]
パメラさん。ニコラスさん。
[食堂を飛び出すようにして、廊下へ。
どこにいるかなんて皆目見当もつかないけれど、まず思い当たる場所はニコラスかパメラの部屋。]
お二人の部屋は確か……
[二階の西側だったはずだ。
駆け上がるように、階段へ。]
実は僕も2人の事が気になっていたところだよ。
[話題がパメラとニコラスに移ると、同意する。]
この僕が丸1日話しかける機会が無かっただなんて、よっぽどの事だからね。
[ある意味で正しいのだが、どうあがいても自分で言ってはお仕舞いだ。
それに、それは彼にとっても予想外の事だったから。]
最後にパメラの栗髪、ニコラスのみなぎる緑を見たのは誰だったかな。
[議事録として置きっぱなしのレジーナの日記帳
食堂と廊下は扉で隔たっている
更に2階と1階だ
配膳が終われば、大きな声やらがしない限りは
多分何があったかは気づかない
遅いのなら、自分も探しに行くかもしれんが
今は、とりあえず議事録にしたためることにした
自分が発見したゲルトの状況と、
この場に集まった人々の名前、と
――それから、占い師だといったフリーデルの事やその結果らを
したためるペン先。ぽたりとインクが滲んで、染みを作った*]
[パメラの名が出たことで当然ディーターも
慌てて腰を上げていた。
彼のあの顔は何処まで本物なのだろうと
仲間の証を見せてくれた彼に視線を向けたのは
一瞬だけだった]
狭い宿だ、すぐ戻る。
[一言だけ置いて、彼女の部屋へと向かおうか*]
[フリーデル>>430の後を追い、自分も走り出す。]
パメラの部屋は俺の隣、2-6だ。
ニコラスは分からん。
[そんな説明をしながら。
だがどうしてだろう。いつもより階段が長い気がする。これでは二階に到着するのがおそくなってしまうではないか。
焦った男は唇を噛み締めた。*]
信じる、か……。
[呟きながら、スープを皿につげば、何やら食堂が騒がしい。
知らされるのはパメラとニコラスの不在。]
……二人が、人狼だったり、ね?
[ぽつりと小声で漏らしつ、探しに行く人たちを見送って。]
あ、はい。
神父様お願いします。
[とっとと食事して。
殺す決断なんて、重苦しい事はとっととすませてしまおう。]
[もしもオットーが捜索隊に携わらぬのならば
己は1つ問いかけるだろう]
知恵だけでは滅びるというのなら
――どうすれば、滅びないと思う?
何時もみたいにシンプルでビューティフルな
言葉で、頼む
[溺れる者は藁をも掴む。何か少しでも事件の解決に
なる手掛かりが得られればいいと思っての、こと*]
― 深夜・2-5号室 ―
[人間の姿のまま、足音を忍ばせてヨアヒムの部屋の前に立つ。]
ヨアヒム、すまない。開けてくれ。不注意で怪我をしてしまった、傷薬が欲しい。
[悲痛な声と共にドアをノックした。
最初は突然の腹痛とか頭痛とか、どれを言ったら怪しまれないかを頭を絞って考えた結果。自分にとって、一番都合のよい言い訳を選んだ。]
[ヨアヒムに中へ入れてもらったら、男は手袋を取った左手の甲を右手で押さえながら、素早く中に侵入する。ドアを開けたまま薬師の背後に立ち、静かに問いかけた。]
どうして人狼が誰かになりすますとか思いついたんだ?>>383
[その返事があってもなくても、またどんな内容であっても、返答が必要な場合は”……そうか。”の一言のみ。ただしパメラとの血縁関連に触れられたなら、こう答えるだろう。]
そも家族って何だ?例え血が繋がっていても、憎しみ合い、傷つけ合い、お互いを認めない人間は世の中にいっぱいいるじゃないか。下手をすりゃ、なまじっか血縁関係にあるばっかりに赤の他人よりも酷い争いになった、なんて聞いたりする。
だが俺は間違いなくパメラの兄で、パメラは大切で愛しい俺の妹だ。それはずっと変わらない。
[もしも血縁的に狼とか人間とか言われたなら、一切回答しない。
そも男には関係ないのだ。半年前、旅に出た先の山で狼の爪で傷つけられたことが、今回人狼として目覚めたきっかけになったのだから。第一男本人も、何故人狼になってしまったのか、原因を知らない。]
[ヨアヒムが振り向く前に、左手だけを赤毛の狼の腕に変化させた。]
そなたのような目ざとい人間は目障りである。
[口早に告げて、素早く一気に爪で左胸を貫く。腕を引き抜いた途端、鮮血が辺りに散った。まるで赤い花が一瞬で咲き、はかなく散ってしまったかのように。
舌を出して指についたヨアヒムの赤を舐め取りつつ、静かに呟いた。]
真実を見つけるのは、いつだってそなたのように客観視点を喪わない者と相場は決まっておる。
我は憎まれても仕方がない、お前にはその資格を有しておる。
……だが、もう止まることは出来ないのだ。何があっても。
[部屋を出た直後、仲間がいる方向へ視線を向けて、”我の役目は果たした。”と告げたあと、着替えるために1階の脱衣所へ向かった。
妹は、パメラは。自分がこんな騒動を起こしたせいで死んだのだ。
だから今夜ばかりは、獣としての食事をする気には到底なれない。*]
知って……
……わたくしからは、申し上げられません。
とにかく今は、お二人を捜さないと。
[>>433知っているのか。
問われて、口を噤んだ。
言えない。
彼女の重大な秘密に関わることだから。
ディーターも同行するようだ>>418
止めた方がよかったのかもしれない。
もしかしたら、彼にとって最悪の場面を見せてしまうことになりかねないのだから。
けれど今は、一刻も早く行かなければとの思いの方が強かった。]
[ 彼女が何か話すならば
旅人は出来る限り応えようとした
…
彼女に動きが無ければだが
そっとベッドの上に運ぼうと。
…自分が此処に居ては不快に思う人も居るだろう
旅人は向かい側、自分の部屋に戻った
眠れる筈も無かったけれど ]*
ありがとうございます。
……パメラさんのお部屋へいきましょう。
[死への願望を口にしていたパメラを、ニコラスが――
だとしたら、場所は恐らくパメラの部屋>>435である可能性が高いと。
早く。早く。
焦る気持ちが足を縺れさせて、間に合わせてくれない*]
[ひみつ、ひみつ、ひみつ、ひみつ♪
ひみつの、ディータちゃん♪
という訳で(何が)、女装したディーターのおむねはワンカップ♪
今日も元気だ酒が美味い!
……嘘です冗談です。多分Dカップくらい?(願望込みで)]
[不在者の捜索に出る者と
そうでない者。
気の重くなるような話は早く済ませてしまうに限る。
そう思ってアルビンも名乗りでなかった。
厨房からの暖かい香りにちらりと意識をやってから、>>423]
結論が出たなら、実行に移さないと
この村は終わる
100年経っても、今度はもう……戻らないかもしれない
そうならないためには、信じられるなにかを
(誰かを)
見付けないと
[どの結論を下しても、結局は賭けになるだろうか。
つぶやきながら、しきりに食堂の入り口に目をやった。
まだ来ないのだろうか。
パメラとニコラス。彼らは、まだ……?*]
[そいつの前では 男の子
女装するのそれはなに
それはかがみかがみのなかからわおーん
ディー子ちゃんがあらわれたー♪ってなんでやねん!!
ということで(何が)、Dか……好みはBだなと
神父は思うのでありました
因みにワンカップ酒は美味しい今度飲もうぜのまのまいぇい*]
― 2-6 ―
パメラーっ!
[すんなり開いたドアに何一つ疑問を抱かず、勢い良く開く。
だがベッドに横たわる姿>>444を発見して、そのままへなへなとへたり込んだ。]
― パメラの部屋 ―
[扉を開けたのは誰だったか。
自分よりも先に、ディーターが開けたかもしれない。
だって彼はパメラの兄だから、誰よりもパメラを大切にしていたから。]
あ……あ、
[そうして、眠る彼女>>444を見て、蒼白になりながらへたりとその場に座り込む*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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