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次の日の朝、語り手 が無残な姿で発見された。
戦火の犠牲は確実に広まる。
それでもなお、戦いは終わらない。
求めるものを手にするまで、人は争い続ける。
己を犠牲にしようとも。
愛する者を失うとしても。
現在の生存者は、後世の歴史家 ナイジェル、独立解放軍盟主 ディーク、辺境伯嗣子 オクタヴィアス、正規軍剣士 クレステッド、平原の民 エディ、正規軍兵士 ダーフィト、老将 チャールズ、独立解放軍副将 マーティン、伝書屋 カーク、傭兵 クロイツ、元将軍 コリドラス、熊殺しの森の民 サシャ、正規軍戦士 ツェーザル、傭兵剣士 ガートルードの14名。
本日は、2d→3dの墓落ちPCを決める事前投票日です。
2/15の24:00=2/16の00:00までに、墓落ちに推すPC2名をメモに記入してください。(立候補も可)
投票の指針は、企画wikiの「墓落ちについて」を参照のこと。
希望理由は不要です。
0時直前は霧が発生することも考えられますので、うっかり自殺票にならないよう余裕をもって記入しましょう。
皆さん魅力的なPCで悩ましいと思いますが、よろしくお願いします。
― クリーク砦北側 ―
[轟と燃え上がる赤い色>>1:577。
枯れ草へと足を踏み入れていた前衛の歩兵は為すすべなく炎にまかれた。
油がまぶされた枯れ草を蹴散らしていた者が足を炎に包まれ、悲鳴を上げている。
ただ、身を挺して散らした部分は炎の勢いが減り、無理矢理突破するのも可能なように見えた]
ッ、
いけるか? いや、もう一段 ────
[あと少し、あと少しで砦にとり付けるところまで来ている。
引かせる号を出さなければ、歩兵達は当初の予定を実行するように動くだろう。
だがそこに引っ掛かるものを感じた]
/*
……さて。
この格好いい面々から、どこを削ればいいんですかと小一時間……!
ほんとにこれ、悩ましいどこの騒ぎじゃねーぞ。
― クリーク砦北側 ―
[轟と燃え上がる赤い色>>1:577。
枯れ草へと足を踏み入れていた前衛の歩兵は為すすべなく炎にまかれた。
油がまぶされた枯れ草を蹴散らしていた者が足を炎に包まれ、悲鳴を上げている。
ただ、身を挺して散らした部分は炎の勢いが減り、無理矢理突破するのも可能なように見えた]
ッ、
いけるか? いや、もう一段 ────
[あと少し、あと少しで砦にとり付けるところまで来ている。
引かせる号を出さなければ、歩兵達は当初の予定を実行するように動くだろう。
だが引っ掛かるものを感じ、思案する間が空く]
………騎兵隊、突入準備。
[来る、と判断し、正規兵の騎兵隊に指示を出す。
馬が駆けるには足場が悪く、獣は炎を忌避する。
けれどそれは乗り手がカバーすることも出来るもの。
疲弊した歩兵隊を援護すべく、オクタヴィアスはタイミングを測った//]
[伏兵を看破したらそこにいる兵が消えるわけでもなく、仮に伏兵とならずとも包囲のためにと兵を配置しているという考えにうつるだけだ。
その意味では警戒を煽るようにあえて音を出す手段は悪くはない。
こちらから罠を森に張るような余裕もなかったのだ。落ち着いてできるだけ有利になるように対応する。それ以外ないのに、そうとも見せず笑っているからこそ、たぬきおやじ。などとツェーザルの父親やその他からも言われるのだろう]
警戒はそのままにして一人は大将に報告にいきなさい。
[クレステッドへと一人、伝令のために軽騎兵が駆けていった]
―サクソー川:橋の北側―
へッ、まだまだ小僧には負ける訳にはいかねぇんでね。
[>>1:580 軽口の応酬は、口調ほどには怒気を含んでいない。
寧ろ、軽口を言えるほどには、この戦いを愉しんでいた。
自分の勢いに怖気づくことなく、果敢に攻めてくるこの若い戦士を、認めていたのかもしれない。]
―――……勿体ねぇな。
[この緑髪の戦士も、息子やディーンと同じくらいの歳なのだろうか。
出会う場所が違えば、彼のことを息子のように可愛がることだって出来たのかもしれないのに。
勿体無い。]
[>>1:584 戦士の腕は確かだった。然し、まだ若かった。
自分の腕を負傷させたことに、多少の慢心が、そこには生まれていたのだろう。
その隙を、自分は逃すことなかった。]
――――……甘いッ!!!
[ がああああん!!!
再び、鉄と鉄が擦れ、騒々しい音が草原に響いた。
大斧は相手の戦槌を弾き、宙へと舞わせた。
武器がなくなれば、此方の思う壺だ。]
― クリーク砦・北側見張り台 ―
(弓には当てれなかったか)
[目的の物に当てそびれたものの、射手には当たり距離は掴めた。>>1:560懸念していた通りタイミングをずらされてきたが、それでも間が空く隙は必ず出来る。その合間を縫い、次第に精度を更に上げながら一人、また一つと、射手か弩を潰しにかかる。
意識は弓兵らへ向いていた為、見張りとしての役目は疎かになり、崖への警戒は薄れていた。
盾に厳重に守られたオクタヴィアスへの警戒もまた、同じように。]
[>>1:561>>1:562絞り出すような声も、吼えるような声も、サシャには聞こえない。
だから危ないと肩を引かれるまで、若獅子が喉に食らいつかんと放った一撃には気づけなかった。弩の列から離れていたのも、少しだけ他の弩とのタイミングがずれていたのも要因の一つか。
慣れない手が、だが決意と覚悟を持ち放ったそれは、いつだったか熊が当てられた>>1:197王の気とまるで同質のものを纏ったように―――。]
喰らえ――――…… ッ !
[若い命を摘むのは惜しい。
けれどもこれは喧嘩じゃない。戦争だ。
再び振るわれた斧は、相手の首元。
防ごうにも、もうその戦槌は手元には無い。
護るべき盾はあっただろうか、それを構える時間はあったか。
―――……或いは、銀灰の剣士が、再び自分を阻んだかもしれない。**]
(――――え!?)
[顔に熱を感じると同時、視界の色が一瞬で変わりサシャの体が傾いだ。何が起こったのか、一瞬理解出来ずに惚けた顔でいると、大丈夫かと口々に叫ぶ人らの顔を見え、自分が怪我をしたのをようやく理解する。]
ぅ…
[呻きながら、手を当てると掌は真っ赤にべとついた。
掠めたのは――――目、の上 ]
ぅ…ん、へいぎ、だけど…。
[傷は浅くはないようで、だらだら流れる血が視界を遮る。
瞳が傷つかなかったのは幸いだが、弓放った相手を知れば良かったとは言えないだろう。
射られる瞬間、誰に手傷を負わされたかが見えた。
弓の持ち方も格好も、弓兵とはまるで違うそれは明らかに初心者の様相が見えて。
練度に遥かに劣る相手に負わされたこれは――恥だ。]
[手早く出て引っ込むことを考えれば、手勢は30人もいればいいか。
チャールズがつけて寄越してくれた兵と簡単なブリーフィングを行う。
まずはチャールズの基本運用どおりに3人でチームを組ませた。]
中央は弓、左右は命中範囲の広い長柄武器と盾を用意しろ。
馬は足を薙げばいい、兵に留めを刺す必要はない。
怪我の方がむしろ敵方に痛手を与えられる。
[救急搬送や治療に手がかかるからだ。怪我人は飯も食う。]
あと、水を頭からかぶっておくこと。口もとは布で覆っておけ。
炎の後ろから飛び出して敵を掻き回すぞ。
[自分は水を被るついでに髪の染め粉を洗い流しておいた。
元の色の方が似合ってると言われたしね。]
……………。
(傷がついたのはいい)
(でも、射られた)
(よりによって、
――――弓が射てなさそうな奴に!)
[ざわ、と誇りを傷つけられた怒りに顔色が変わる程血が昇る。
殺そう。そう頭に血が昇ったまま思い矢を掴もうと鏃に手を伸ばすと、ふと手の先に薬缶がふれた。]
[飛び出す準備を整えながら、砦の北側と南側にそれぞれ設置された重厚な門扉の開閉機構を見上げる。]
この狭間に閉じこめるのも手だね。
[最終的に砦を放置するとなった時のことを考え、
その場を守っている兵に少々、細工を頼んでおいた。]
(あ、
…そうだ、 …った)
[思い出したように振れた物を取り出し、中に入っている生薬を塗る。それで血がすぐ止まる事はないが、化膿するのは防げるだろう。
少しひんやりした薬と匂いが、登った血をゆっくり下げて行く。
とても心配そうな顔をした人らに、傷口を抑えながら、申し訳なさそうな顔をした。もう大丈夫と言いながら。]
…ごめんなざい、降りよう。
ごごは捨でて、中の方から援護じよう。
[見張り台は狙われ過ぎたし、弩も全部は減らせていないし、視界をやられたこのままでは反撃が難しい。
無理はしない、を思い出し、サシャらはそこから撤退すべく見張り台を降りてゆく。]
― サクソー川/橋の北側 ―
[緩めた表情>>1:591に気付く余裕はない。
もし、気付いていたとしても、返す言葉はできねぇよ、の一言だけ……というのは余談として]
……っ!?
[高く響く金属音>>1:587に、意識が奪われる。
はっと振り返った先に見えたのは]
……ツェルっ!
[覚えある戦槌が弾かれ、宙に舞う所と。
容赦なく振り下ろされる、斧の刃。>>10]
……っ!
やらせ、ねぇっての!
[目の前で起きている事は、そのまま容認できるものじゃない。
だから、と。
強引に身体の向きを変えて、地を蹴った。
提げた太刀は、下段の位置。
二人の間に強引に割り込み、柄を両手で持って刃を跳ね上げた。
自分の腕力では、完全に跳ね飛ばすのは難しいかもしれない。
けれど、刃を受け止め、戦友が態勢を立て直すくらいの時間は、稼げるはず。**]
[仕掛けられた帯状の枯れ草に火が放たれ、合図とともに砦の扉が開かれる、その隙間から飛び出した。]
生きて帰った全員にエールをおごるぞ! 行くぜっ!
[炎の壁に行く手を阻まれた敵へ、炎の後ろから飛び出して急襲する。]
[注意の声をあげると、軽歩兵が足を使って枯れ草を散らそうとする。
その際に枯れ草に振りかけられた油が皮鎧へと付着する。
これでは逆効果だ。
今すべきことは枯れ草を散らすことではなく、火矢を警戒して後退することでもなく]
重歩兵!盾を密集させろ!
矢が飛んでくる隙間を作るな!
[だが、罠に気づいて命令を出すより先に、仕掛けた相手の動きのほうが早い。
正確な射撃で放たれた火矢は違わず枯れ草に燃え移り、瞬く間に広がってゆく。
それだけではなく兵に飛び散った油へも引火し、兵は火の粉を散らそうと身を捩る。
幸い皮は燃えにくいのか一瞬で炎に包まれるということはなかったが、それでも兵が動揺する効果は十分に出ていた]
― クリーク砦北側 ―
[放った短矢が見張り台へと吸い込まれていくのを見る。
当たったかどうかまでは判じ得なかった。
彼の名手ほど視力が良いわけでもない。
その一矢を放つ間にも弩兵は名手に狙われ、2名が負傷、2名は弩を破壊された]
彼らの弩を使って。
見張り台からの攻撃が無いようなら、他の人達の援護を。
[3にまで減った弩兵を、負傷した者が使用していた弩を持たせて5に回復させ、2-3の組で射撃を再開させる。
見張り台からの攻撃は途切れた模様。
オクタヴィアスの一矢は功を奏したと言えそうだった]
/*
増えてないと思ったら更新時間過ぎていただと……?
そして今更ながら先に書いておけよと思う私。
えーとカークが来たのと援護が入るんだな。
(後半書き直し)
投票を委任します。
熊殺しの森の民 サシャは、後世の歴史家 ナイジェル に投票を委任しました。
怯むな!
軍人だろう!これしきのことで動揺して軍人が務まるのか!
大軍の兵に囲まれることに比べたら何事のほどでもないはずだ!
[口調は傭兵というより、完全に軍人のそれである。
敵の見事な計略で、思惑通り時を削られていっているのだ。
こんなところで立ち止まってはいられない]
負傷者は後方へ下がれ。
残ったものは――。
[前進しながら隊列を組み直せ。
そう指示を出すつもりだった。
一度下げて枯れ草を迂回させても、上からの脅威に晒される時間が長くなるだけだ。
ならばこのまま突破してしまったほうが、被害も少ないと判断した。
が――++]
/*
テレピン油調べてみたら、他の油に比べてめっちゃ燃えるのなあ…!
ぱっと燃え上がる油とは何か…の検証が出てきて面白かった。テレピン油は非常に燃える(サラダ油なんかはそうでもない)
松脂なんかから精製したそうで、飛行機の燃料(!)にもなったそうですね。知らなかったさーーー
カークの荷物を見てから大急ぎで調べ始めたやつ((((
/*
うーん、戦闘は2日目いっぱいまで引っ張った方が良い、のかな。
誰が落ちるのかにも因るけども。
こっちにいる面子で落ちる人が居るなら引っ張った方が良いか。
居ないなら後半日で突破する方向でも良いかもしれない。
後半日になってから向こうに合流→戦闘は難しいだろうからなぁ。
と言うことで寝ようかな(そこか
[弩からは依然として矢が放たれて続けている>>25
弓からの矢よりも少し間隔が間遠とはいえ、その威力は脅威であった。
真っ直ぐに飛来する矢に喉を射抜かれ絶命する者がある。
ある者は辛うじて盾を翳したが、その威力を受けきれずに肩に重傷を負って蹲った。砦側の射手にも、徐々に出血が増えつつある。]
投石器を控えさせよ。いや、まだいい。
もう少し待て。
[結局、工兵に組ませた投石器>>1:361は、使えるものは4台にとどまった。
それも本格的なものではない。
が、人が手で飛ばすよりは多少多くの石を遠く飛ばせる。
結局のところその程度のものではあるが、しかし、敵が砦に近づけば多少は役に立つであろうと思われる。
それらを砦の前庭、カークたち攪乱兵の出入りしていくより少し北の空き地辺りを狙わせ据えた。
それらは沈黙のまま、今はまだ少しの*時を待つ*]
― サクソー川/橋の西→ ―
[ 駆け抜けようとする騎馬小隊を、弓騎兵は見逃しはしなかったろう。
狙いを絞られれば、避けきれず転倒した馬から落ちた者、鎧で庇えぬ場所に弓を受けて、倒れた者もあったか ]
ちっ!揃いも揃って、いい目をしてやがる。
[ 恐らく彼等の大半も軍人ではない、まるで集団で狩りをするかのように、蛇行する馬の行く手を個々に予想し、自然に息を合わせるかの如き斉射は、訓練された弓兵より、余程脅威に思われた ]
無理はするな!逃げ切れなければ退け!
[ 背後の部下に向けて声を張り上げながら、それでも先頭を走る自身は、その馬足を緩める事は無い。
鎧は身に着けていたが、視界を確保するために兜は被らずにいるその首筋を、矢の一本が、掠めた ]
く...は...!あ、ぶねえな...。
[ 傷を確かめる暇はない、ただ痛みの度合いと首から背へと流れる血の感触で、掠り傷と判断して、そのまま駆ける ]
/*
今落としているのは更新みずに書いてたけれど、タヴィアとはそうそう火の勢いの認識はずれてない……と思うんだよな。
足で枯れ草を散らしてた人の損害は足元とか。
突破しようと思えば出来なくもないとか(火が燃え続けている認識はある)
/*
あっ、明日出る時に被害描写忘れずに、と。
歩兵これ多分半数は減ってるだろ…。
…多いかな、いやでもな。
集中的に狙われてるし炎まかれるし、実働可能はそれだけ減ってても良いかも。
後は最終的に騎兵が目減りする感じ、歩兵化した傭兵の損傷分。
弓も1割落ち…るかな、狙われてたっけ。
明日確認しよう。
/*
ん、ここでカークたちとやりあって、カーク達が離れてから追う→投石器飛ぶ?
カーク達が離れるは、向こうさんの決めることだからなるかわからないが。
前進してたら投石器先に当たるんだが、カークの到着が先っぽいしな。
[水のおかげで燃えはしないと頭で理解していても、炎の熱さに包まれた瞬間には息を呑んだ。
そして、炎の向こうは既に敵の支配領域だ。
炎に巻かれて叫ぶ兵の、馬の嘶き。
身震いしないといったら嘘になる。]
ウうらアア──!
[自身を鼓舞するため、そして地獄から出てきた悪鬼めいた畏怖を叩きつけるため、吼える。
少しは親父に似てるといいな、なんて。]
[自分の状況判断がそれほど遅かったとは思ってはいない。
並みの連中相手なら、素早く隊列を組み替えて対処にあたることは可能だった。
だが、火矢のタイミングと同時に飛び出してきたかのような、叛乱軍の連携は見事なもので。
この作戦を考えだした将と、実際に実行にうつした兵たち。
それだけではなく、そもそも日頃から良く鍛錬を積み、将の指揮も的確であり。
わかっていたことだが叛乱軍と侮れないだけの実力が彼らに備わっている証拠であった]
[ 駆けながら、一度、矢の飛んできた方向に視線を向けた、遠く見えた姿に、僅か見覚えがあるような気がしたのは錯覚だろうか? ]
[ だが、今はそれにも構う事は出来ず ]
おら、邪魔すんじゃねーって!
[ 騎馬を阻むための壁となろうとする重歩兵の喉元を狙って長槍を突き入れる。浅くとも急所を狙った槍先は、迫ろうとする歩兵を少しは怯ませたか ]
うおっ!
[ しかし、こちらも歩兵に阻まれ足が鈍れば、また矢の雨が馬上を狙う ]
...たく、侮れねえとは、判ってたが、なっ!
[ ここまで優秀とは思わなかったというのが正直なところ、それでも、未だ退くという判断はしない。
敵兵の喉から抜いた槍を振り、矢を払う。
盟主を狙う意図はある、だが、それが簡単に為せるとも思っては居ない。
それでも、退かぬ理由は、自分を狙う矢が多ければ、他を狙う矢は減る。そんな単純な理屈だった** ]
― サクソー川/橋の北側 ―
…。まーったく、勿体無いッス
[相手の呟き>>6を捉え、同じ言葉を笑って返す。
こんな強い年長者が、正規軍にいれば。おなじく大物の獲物を使う相手だ――色々と教えを請うことも出来たかもしれないのに。
…またあるいは。出会う場所が違えば、父親のように慕うことだって出来たかもしれないのに。
――――…全ては実現しない夢物語だ。]
[がらん…
少しは慣れた位置に、戦槌は落ちた。
手を伸ばしても……届かない。
一歩ずつ、坊主頭の敵副将が近づいてくる。
死神の鎌よりずっと凶暴な、戦斧が振り上げられて、
ああ、くそ、
此処で終わり… ]
[それは衝動のように込み上げてきた、 拒否だった。
だって、自分は、まだ、為していない。
オクタヴィアスさまをお守りするって…
なのにこんなところで、死ねない!!!]
――ッ、!
[呼ばれた己の名>>21にも後押しされるような心地で、ツェーザルは両手を受け皿の形にして首の前に出し、降りてきた斧の刃を必死で掴んだ。]
[手のひらに刃が食い込み、破けた皮膚から鮮血が溢れ出す。]
…ぅ、ぐ ………っ …
[だが――――
切断されるまでの痛みは無かった。]
[よく見れば、斧の刃を受け止めるもうひとつの白刃の煌き>>22がある。]
クレ … ス…?
[まるで彼自身のような白銀の太刀が、代わりに受け持つとばかりに斧の加重を肩代わりする。
赤にぬめって滑る斧の刃が上がって、抜け出す隙間が出来てゆく…]
[ツェーザルは急いで全身を左に転がして、斧の下から逃れた。
肩で大きく息をしながら立ち上がる。掌の鮮血が指を伝い、ぽた、ぽたと、地面に赤い水玉模様を描いた。
ずきずきとする痛みがある。両手が失われなかっただけマシだが、かなり傷は深そうだった。]
すま、ん クレ ス…――
恩に、着る、… ッス
[彼が来なければ、命は無かった。それだけは間違いない。]
[荒い息の侭、ゆるりと敵の副将に視線を移す。]
…。 は はっ、
強い ッス なあ……
[殺されそうになった相手だが、不思議と憎しみは無かった。
負けて悔しいという想いと同時に浮かんだのは、
相手の強さを賞賛する――戦士としての本能に似た何か*だった*]
[吼える声が聴こえる。
並みの人間が聞いたら畏怖を感じて、棒立ちになるような迫力だ。
だが、その声にまけじと声を張り上げる]
あんなものに負けるほど、お前たちは弱くはない!
お前たちの強さは、オクタヴィアス様の信念の強さだからだ!
[傭兵たちというより、掛ける言葉はそれより遥かに多い正規兵たちへのもの。
彼らにとってオクタヴィアスは忠誠の対象。
その名を呼んで兵を鼓舞するほど、効果のあるものはない。
そして、その言葉は期待通りの働きをし、兵たちは再び士気を高めてゆく]
/*
wikiでマーティンの武器が戦斧っていうのを見てから
実はとっても一騎打ちしたかったんだよね…
大物武器同士。
たのしい。
いや〜〜〜〜、実現できて良かったあああ!!!
マーティンには大感謝。
― 回想:ベルサリス修道院跡/軍議中 ―
…う、ぐ、 ぐぅぅううう、
〜〜〜〜〜〜 ???
ぬ…
[最初はありがたい忠告という名の小言なのかと身構えていたら、コリドラス>>1:495から発せられた台詞を最後まで聞いてみれば、誉め言葉の方だった。
最初身構えた分、拍子抜けした素振りで、]
あ、あの、
どうも …ッスよ。
[結局お礼が、ぽそぽそと歯切れ悪くなってしまった。
彼が宰相派ではなかったことは、昔に親父から聞いたことがある。
だからこそ、宰相派に組した将軍ターリスの息子たる自分は、気に入らないんじゃないのかと思ったこともあるのだが……
たぬきおやじ呼びにしても、割と毎度、好々爺めいた反応をされてしまい…
そんな相手の態度が、少しこそばゆかったりも――した**]
[敵の数はおよそ30ほど。3人1組でこちらの撹乱を誘うように攻撃を仕掛けてくる。
ならばこちらも数で対抗するべきだ。
数自体ではまだこちらが優位なのだから]
重軽
それを三組で一組として運用。
傭兵は予定通り遊撃だ。
それですぐに蹴散らしてやれ。
[当初のオクタヴィアスの運用を少しばかり変形させた形だ**]
[と、どこか見覚えのある顔に気づく。
あれは軍隊ではない。傭兵になった後に見知った顔。
傭兵でもない。確か伝書屋だ]
なぜ、彼がここに……?
[なぜ、彼が先の領主側のものたちと一緒に戦っているのか。
理由は無論知るはずもなかった]
― マーチェス平原 ―
[まるで吹き荒ぶ嵐のようだ。
先陣で巨躯を奮うマーティンにはそのような形容が胸に浮かぶ。
いかなる備えがあっても、気迫で負ければ木っ端微塵に破壊される。
彼が獲物振るう度、地を伝う衝撃が届くほど。
敵としては恐ろしいの一言だが、自軍に在っては頼もしい。]
!? 待て、血気に逸るな!
行き過ぎだ、戻れッ…!! ……っ!!
[一方で、命中に勢い付いたか、向こう見ずな同胞が我彼の距離を見誤り吶喊し、敵の切り返しに直撃を受け地に落ちたのが見えた。
体勢を立て直す隙を作るべく即座に矢を番え弦を引き絞り放つが、敵も動く。
仕損じた後では遅い、一人は射抜けても二人は間に合わない。]
…っ、く、っそ、
[敵の射程圏内で墜とされた彼の末路に、奥歯を噛む。
練度の差と言い切るのは簡単だが、そうはしたくない。
羊を追うだけの民でなく、獣を追い払う受身の弓ではない。
獲物を追い立て命を繋いだ民としての矜持がある。]
[その時、敵右翼――
自陣においては左翼の軍勢が動いたのを目端に捉える。>>514
側面を滑らかに包囲する動きは熟練のそれ、
絶えず周囲への注意を配りながら僅かに接近し、指揮官はと目を凝らす。]
……あれか。
[砦に残してきた幼馴染とは違い卓越した視力は持たないが、
俊足騎馬の間に見えた老兵の顔は書物上でだが覚えがある。]
側面を重鎮が固めているのか。
[ウォーレン・コリドラス。
見たら忘れない髭はさておき、かなりの知将と聞いている。
確か一線を退いたと聞いているが、参戦しているとは。
重鎮が控えているのは予測していたが、こんなにも早く目に見える位置に出てくるとは、と、驚嘆が毀れ落ちるが、返り血と共に拭って捨てる。]
いいか、切り拓くのは我らではない。
盟主殿、それにマーティン殿らの道を均すのが役目と心得よ!
[全力を以て当たらねば命散らすのは易い。
だが道半ばで無駄に捨てる訳にも行かぬ。
矛盾は承知、困難な道だ。けれど、譲れぬものもある。]
[序戦と言えど、混戦の中負傷者と死者は積み上がる。
徐々に数を減らし、160を割り込むか――
士気は未だ衰えてはいない。*]
/*
まてまて。
解放軍側から見て西ならば地図上の東側になるけれど……
どっちだ。
マーティンさんが中央で、地図上の東側からコリドラスさんが横槍。
助け求められてるので対応するとして、
湿原側(地図上西)に居たダーフィトさんが霍乱のため移動してきて……??
ちょっと位置関係が混乱してるね。(僕が)
なんとなーく、ふんわりいける か な
[マーティンの相手は戦槌を操るらしい。
火力同士が火花を散らす中央は未だ拮抗しているが、
解放軍から見て左翼側に大きく崩れた箇所は見受けられない。
突出して来た敵騎を狙い、騎手が狙えぬ時は馬を射抜き、
行く手を阻むことに専心しながら、機を狙うが、]
マーティンさん!!!
[その最中、陣形を変えた隊列に目を瞠り、叫ぶ。
直後、前方から衝突音と苦悶の悲鳴。>>0:567
軽歩兵騎馬が隊列を成し、協力な突撃を行ったらしい。>>0:523
マーティンの叫びに呼応するように、エドルファスは横に伸べた手を前方に振り下ろす。即時対応の合図だ。]
駆けろ!!!
連中、横っ面を狙って来てる!
[前方に力を集中させていれば、どうしても横方への対応は疎かになる。敵手勢20余名とは見えるが、一撃離脱を繰り返されれば綻びは生じ、そこを大きく狙われれば決壊を免れない。先程見た正規軍の統率とまでは行かぬのだ。]
駆けろ!!!
連中、横っ面を狙って来てる!
[前方に力を集中させていれば、どうしても横方への対応は疎かになる。敵手勢20余名とは見えるが、一撃離脱を繰り返されれば綻びは生じ、そこを大きく狙われれば決壊を免れない。先程見た正規軍の統率とまでは行かぬのだ。]
無理はするな、とは言われたものの…
[唇は自然、弧を描く。]
そうだね……無茶はしない。
無理は、……無理だよな。
そんなの、意地でも持ち堪えさせてやるよ、
盟主殿からの直々の「意志」だからね――― …なぁ?
[応、と傍らの兵らからの強い共鳴。
彼らもまた、ディーンに惚れ込み、
命賭してでもその悲願に力添えしようと集った者達だ。]
力押しじゃ無理だ。
個人か馬に届くギリギリで狙うよ。
出来るだろ? …よし。
[中央に展開するマーティンらへ尚も追撃を行わんとする軍勢へ、更に横から騎兵50を2組に波状攻撃を仕掛ける。
距離を詰め、明確に崩し阻む意図でして放つ矢だ。
残りはその奥、待機列を狙うことが出来れば上出来だが、旧き戦場の雄に通用するかどうか。
ぐっと弦引きながら、ともすればマーティンへ向きそうになる首は今は堪える。
前だけを見て居れば良い。確たる信の現れがそこにあった*]
/*
ちょこちょこアンカーがあかんことになってるorz
wwwwwwwわかめめええええ
いや笑い事ではない。すまない。ごめんなさい。
で、ダーフィトに向かおう……
過去編組み入れたいところだけど、
難しいかなどうかな、それよりも吶喊をどう受け止めっか。
それ終わったらサシャのお返事とかね。
返事は大丈夫とか言われたけど何かがっつり積まれて笑いが出た ので 。おぼえてろ的な。
[意訳:死亡フラグ積みたいのこころ]
/*
エディが戦闘中にややキャラが変わるのは多分仕様です。
ちがうんだ、兄さんの前でだとデレるだけなんだよ!
[※エディはノーマルだと思うので安心なさるといい]
/*
それはそれとして、
ログを読んで突っ込みたいところとか灰で是非一言言わせて頂きたい(よいいみで)ところとか沢山出てきたんだけど、こうさ、リアルタイムじゃないと、今更感あったりしませんかと思ってつい灰を自重してしまう→灰があまり使えない
というループに陥りつつある僕です…。
エピ後に灰ピックアップして読む場合前後関係とか該当ロールとのログ的遠さは見ないから、埋めておいてもいいんだろうけどね。
笑わせて貰ったり和んだりにやっとしたり、色々してます、とは。
/*
初期配置>>462
↓
中央おしくらまんじゅう(ディーン達)
↓
地図上東のコリちゃんがマーティンさんにどーん>>523
コリドラスさん本陣は動いていないので東で変わらず。
マーティンさんが受けている>>567
↓
>>590マーティンさんの位置が「橋の北側」になっている
つまり>>514の動きを僕が理解出来ていないのかな。
東側に居て西の状況が見えない状況で「側面」っていうと、反時計回りに中央陣の東側面を狙ったもんだと思っていたんだけど。
で、マーティンさんが受けてたもんで僕はマーティンさんが受けられる位置にいると思い込んだんだな。
もしくは、個人ピックアップで読んだため時系列の飛んだロールを勘違いしたか…。
ちょっと位置によっては今あるロール全部書き直すことになるかもしれない。
ダーフィトさんはお待たせしてしまって申し訳ない。
― サクソー川/橋の北側 ―
[紅が散るには間に合わぬものの、掲げた白刃は、戦友の命奪われるを押し止めるには間に合って。
は、と一つ、息が落ちる]
……おう。
貸し、一つ、な。
後で、ちゃんと返せよ?
[恩に着る、という声>>41に軽い口調で返す。
実際には、重量を支えるのでぎりぎり、余裕は余りないのだが]
[ツェーザルが距離を取ったなら、いつまでも競り合う必要はない。
そも、こちらより重い武器を受け続ければ、太刀が歪み兼ねない]
……打ち直してる時間なんざ、ねぇからなっ……!
[そんな軽口と共に、わざと力を抜いて、打ち合いの状態を崩す。
落ちる刃を受けぬよう同時に後ろに飛びずさり。
片膝突き、太刀を下げた姿勢では、と一つ、息を吐いた。**]
― サクソー川/(地図上)橋の北東〜中央寄り ―
[マーティンらが一旦の危機を脱した頃、
弓騎兵隊は主戦場をサクソー川の北東より北中央付近へと移しつつあった。ディーンの指令に応じ、名将が橋の東側を陣取り中央に攻勢をかける以上はこちらにも兵数を割くことは免れないが、一定の距離で断続的に矢雨を降らせるのはいずれ弓歩兵ら>>519を中心とする方が効率が良い、との判断からだ。
それに先んじて事前に橋の西側を哨戒させていた遊撃小隊が、とんぼ返りのように戻ってきたのを見て報告を受ける。
齎されたのは、向かって右翼―――西側より複数の騎影あり、との報。]
数は? …目算10名強、そうか。
では偵察か霍乱だな。
[圧力をかける余力が此方の兵に無いのか、
否――恐らく右翼と中央に注力する余り、
隙を作ってしまった可能性を見て、眉を寄せる。]
西へは――僕が出る、
知らせてくれた者らは場所を教えて。
彼らのほか20ほど、後に続いてくれ。
他は、残って盟主殿の合流まで引き続き中央を援護!
東の敵将に気をつけろ、あれは名うての将の差配下だ。
いつまでも同じ動きが通用するわけもない、
直接対峙を避けて、混乱狙いで。
[地理にあかるい平原出の騎兵とはいえ、
既に接敵されて相応の被害は出ている。
残してゆくのも迷いはするが、遊撃を放置するわけにもいかない。
端的な命を放ち、馬首を西に向け疾駆する。
振り返る余裕はないが、足元に視線向ければ
草の影と共に馬影30ほどが確かに、戦の風に揺られて映る。]
……見つけた。
[目視された場所から直線経路で予測を立てた地点を外れた場所で、件の正規兵の一団を捕捉する。蛇行しての接近であったため幸い時間が稼げたとはいえ、地図上の中央やや東寄りに居た弓騎兵隊が彼らを捕捉出来たのは中央にほど近い位置だ。
成る程と翠の双眸が細まった。
斉射の合図と共に一斉に射掛ける。]
ふっ………!!
[ひゅんっと鋭く風切る矢が、騎馬小隊を捉えた。
初撃は命中に恵まれても、既に相手に気付かれた後はそうは行かない。
防がれ避ける隙を与えぬと間髪入れず弓を番え、再び斉射の備え。]
狙いは盟主殿だ。
なんとしても到達させるな!
[ディーンを直接狙わせるのは、
狙わせることを許したのは、解放軍としても余りに拙い。
敵兵も敵兵、遊撃として剣や矢を引き付ける囮の役割も兼ねているのやもしれないが、それでも、余程の度胸がなければ裏に回る動きは取れまい。
互いに擦れ違う直前で馬首を返し、
半ば並走、やや遅れを取る形で対峙する。]
[敵騎兵の携えた槍の一閃で矢が払われる。
金属音を立てて打ち返されたそれらは大抵が空しく地に散らばるが、運悪く彼ら近くを走っていた自軍の軍馬に当たったのを目視した。
高く嘶いて前脚を高く上げた馬に不意をつかれ姿勢を崩し、
草原に墜ち転がる同胞を避けきれず咄嗟に手綱握り飛び越えた。]
ばっ……何やって…っ!!
[責める響きはなく、滲むのは焦燥だ。
自分が気をつけておけば拾えたかもしれない。
止むを得ず、追撃が無ければ近くの歩兵と合流しろ、と後ろ手に合図する。
呻き声が遠くなり、ぎりと奥歯を噛む。]
[気が散った理由は明白だった。
前をゆく男、あの茶の髪、茶の瞳。]
……どこかで見覚えがあると思ったんだ。
ダーフィトさん……
[正規軍に所属していると聞いていた。
戦場に知った顔を見ると矢張り内心に複雑な思いが浮かんでは消える。
慣れぬ州都で良くしてくれた軍部の者ら。
この秋に晴れて軍属だと晴れやかな顔で話してくれた友。
彼らもまた、同じ平原で刃交える敵兵に紛れているのやも知れず。
尤も――ダーフィトにとっては旧知の義理の息子というだけであり、会ったことを覚えているかも、定かではないのだが。]
― 過去の出会い、そのひとつ ―
[何時もより帰りが遅いと、
時計を見ながら義父の帰りを待っていたある日。
帰宅を知らせる扉鐘に出迎えてみれば、義父ともう一人、客人の姿があった。]
「初めまして。エドルファスと言います。
あっでも、今は、エドルファス・ハーウェン。
義父さんの「ハーウェン」を貰ったので」
[生まれた頃から持つ名に、
州都に育った軍医の家名を貰い、名乗る名は。
未だ気恥ずかしそうに、けれどもどこか誇るように明瞭に響かせて、客人の男の茶の瞳を真っ直ぐに見上げた。]
[二人分の茶を淹れて応接室に運んだ時には、
平原出身であることは義父との会話で知られていたようだった。
彼らの仕事の会話にひと段落がつき、子供も会話に混ざることが許されてから口を開くという原則は守っていたが、いざ口を開けば問いばかり。]
「ダーフィトさん…って、お呼びしてもいいのかな。
州都での慣わしについて、気をつけた方が良いことってありますか?」
「行軍練習を、街の外で見たんです。
整然として、練習なのに気迫が立ち上るようで、凄かった」
[あの頃は、全てが物珍しく全てが新鮮で、
会う人会う人に色々なことを尋ねては親切を享受したり、
また相手によっては面倒臭がられたりもしたが、臆することも無かった。丁寧な返答にはうんうんと頷きながら一心に耳を傾けて頭に収めてゆく。彼が相手でも同じように。]
「今、学問も齧らせて貰っているんですけど、
身体を鈍らせたくもなくて。
ダーフィトさん、きっと強いんですよね。
どうしたら強くなれますか」
[州都に暮らし、何不自由ない暮らしが保障されていながら何故、とでも問いを向けられることがあったなら、守りたいものを守るために、と答えただろう。]
「あっ…そうだ。ご迷惑じゃなかったら、
近くの修練所を教えてくれませんか。
… 一応、弓と。 それに剣を使えるようになりたくて」
[戦になることを見据えての言葉ではない、が。
今にして思い返せば、ディーンとの関わりの中で。彼のことをひとつひとつ知ってゆく中で、自ずとその覚悟の基盤は出来つつあったのかもしれない。]
[ダーフィトの言葉は風のように掴み所なく、
けれど明朗な人間性は確かに感じ取ることが出来た。
何より、高々14、5の子供の言葉にも真摯に耳を傾けてくれるのが嬉しくて、話は止まずに。
義父が「余り困らせてはいけないよ」との助け舟を入れたほどだ。
結局、その日は彼の時間を予定以上に奪うことになってしまい、夕食を共に、と勧めることにもなったのだけれど。*]
[過去は過去、そして今は今だ。
だが、会いたくはない――が正直なところで。]
[けれど、互いの成すべきことの為、
そんな感傷は捨てねばならぬのだろう、戦場の風に。]
……ッ!
[今度は後方から取り縋る形で、
目的遂行のために騎馬走らせる彼を追う。**]
最初の戦火は二か所で上がった。
北では辺境伯の子が独立解放軍が拠る砦の突破を図り、
南では解放軍の盟主が橋を守る正規軍を越えようとする。
進まんとするもの、防ごうとするもの、
立場を違え、志を違えながら、相似の戦場が形作られる。
誰もがラモーラルの明日を憂い、良き未来を得んとしていた。
ゆえにこそ、戦いの炎は益々高く燃え上がっていく。
─── Nigel Buhler 『ラモーラルの戦い』 第2章
― サクソー川/橋の北側 ―
[将同士の苛烈なぶつかり合いの傍ら……歩き組の兵たちもまた、激しい攻防を繰り広げていた。
雪崩込むようにぶつかってきた敵の軽装歩兵は、最初こそ正規軍の連携に戸惑っていたようだったが…、混戦になってしまえば連携の利は大幅に減る。
そうなれば普段野や森を駆け回っている敵兵の動きは、先の戦でも実感したことだが、目を見張るものがあった。
更に、
飛来した矢>>47が的確にまたひとつ、兵の命を射抜いた。]
「………くそっ、怯むな!!」
[小隊長を務める男は慌てて声を張り上げる。]
[……と、不意に敵の隊列が乱れた。
味方騎兵の一群が、戦場を横切るように駆け回ってゆく>>1:523のが見える。
波状で行われる突撃は、岩壁を削り取ってゆく荒波のように鋭く絶え間無い。
うおおお、と味方の士気があがった。]
「この機を逃すな、ゆくぞ!」
[此処は決して通らせはすまい…
更なる闘志を燃やして、歩き組の兵たちは敵兵に突撃していった*]
― サクソー川/橋の北側 ―
[痛みと貧血で顔色を悪くさせながらも、]
…ああ。
期待 して… おけ ッス
[頼もしい戦友>>58へ向ける双眸に深い感謝を灯したまま、
口調はあくまで軽さを装って、にしっと笑う。]
/*
>>76カーク
実は炎上がった時、騎兵隊はそこに居ないんだぜ!
って埋めとくww
まぁ最初に暴走したのが居るのでそれなんだろう、と脳内補完。
投票デフォがクロイツさんだあああああ。
/*
カーク見つけて撤退するの見えたら門扉内に滑り込みたくなるんだが、英雄としてやって良いことなのか悩むターン。
腹心とか星の欠片だったらやってたよね……。
登坂乗り込みとかも英雄じゃなかったらやってたよね……。
[詰まりやりたかったことを口にしている]
さて、どう動くかもうちょっと悩もう、仕事中に(
まずいな。───弓兵、矢を!
攻撃を集中させろ!
[腕を伸ばし指し示すのは、兵の一点。
敵の要、的確な指示を送る敵隊長、恐らくはマルコ・クロイツと聞く、かの男のある辺りだ。]
投石器、用意。
あいつらの撤退に合わせて、
追い縋ってきた敵兵の頭上に石をお見舞いしてやれ!
いいか、あいつらを見捨ててはならん!
撤退を援護せよ───…
、ふん…。
[最後、微かに鼻を鳴らした男の視線は目下の激戦ではなく、少し遠く、オクタヴィアス率いる本隊へと向けられている。
いい兵を前進させて来てくれたものだ。
おかげさまでもう、砦近くでこの有様である。
あそこにはまだ、無傷の兵があろう。
恐らく突破には一気に攻勢を掛けてくるものと思えた。]
射撃途切れさせるな。向こうからも来るぞ。
湯は沸かしてあるな?よろしい、用意させろ。
下の敵兵らが勢いづいて間近に来たら、窓から落とせ。
[指示を受け下がる兵の声を背に聞きながら、戦場を見据える。
さて、どこまで持たせられるか。
ちりちりと焦げるような思いで、機を*計り続ける*]
― 演説の少し前―
[ふと、クロイツがこちらを見ているのに気付く。
もちろん、お互いに見える位置を取ったのはわざとだ。]
…不思議だけど、あのリーダー殿は正規兵の誰よりもキミを信頼しているみたいだからね。
[オクタヴィアスが、実力の伴わない者を盲信するとは、もはや思わない。
指揮官の影響力を最も反映するのは恐らくクロイツだろうと、目星をつけた。]
傭兵頼みとは…人には、恵まれなかったのかな…?
…いや、今回の場合、子飼の部下はラモーラル本国と考えるのが自然か。
となると…ここを超える前には、もう少し接近しておきたいところかな。
[勧告が始まり、良い声を響かせる若者の背を、じっと見つめた。]
[オクタヴィアスの勧告に応じ、姿を現した男。
年輪を経たその顔を、すぐに判別することは出来なかったが…]
チャールズ・フォスター…
[かつてのラモーラルに暮らしたならば、平民でもその名は知っていた。
武勇で名を馳せた、領主の片腕たる戦士。
街人が敬意と共にその名を口にするのを、何度も聞いた覚えがある。]
…貴方のような者が、再びこの地に戦いの火種を落としたと言うのか…
やられたから、やり返す。
それだけの人間だったと、そういうことなのか…?
[彼の返答に耳を傾ける。
全てを言葉通り受け取るほど、幼くはない。
悪意の感じられるような言葉でもない。
それでも、「戦いの始まり」という、突き付けられた事実に、胸がざわめいた。]
[進軍が始まってまもなく。
前方で、暴走した馬が早々に罠にかかった。>>1:421]
…馬で突破出来ちゃえば楽だとおもったけど、さすがにそうは行かないね。
消耗を避けて、こんな砦はさっさと開け渡すかとも思ったけど…
最小限でも、効果的に足止めしてきたな。
チャールズ卿の武勇は、健在ということか…
[今のところ、戦うことに関してのみ、だけど。
そんな言葉を飲み込み、さっさと踵を返す。
ここを押し通せなどという命令は、例え下っても素直に聞けない。
案の定、クロイツは即座に動き>>1:422、指揮官の下馬の命令もすぐに下った。>>1:458]
賢い指揮官だと部下もやり易いよ。
キミもご苦労様。
[古馬の首をぽんと叩くと。]
で、ここからどう攻める?
[指揮官とクロイツが言葉を交わす様へ、視線を移した。]*
独立解放軍副将 マーティンは、栞を挟んだ。
[指揮官の提案>>1:461を聞き、ちょっと驚く。]
ちょ、今すぐこの崖を登るって…
簡単に行ってくれちゃって、この坊ちゃんは!
[思わず悪態が漏れる。
いくら何でも、道具もなければ時間もなかろうと、その崖に視線を移した時。]
……足場が、ある…?
[一見、ただのくぼみや落石の跡にしか見えなかったが。
順を追って見ると、一定間隔の足場が、あるような気がする。
そして、その足場を利用して、曲芸のように高い場所へ登る様を、かつて自分は見たことがある。]
…ギデオン…?まさか…
[あの行商人のことがあったからだろうか。
自身の中で、ある男の記憶が急速に大きくなって行く。
かつて自身に「生きる術」を教えてくれた師とも言える男。
その男なら、この崖も難なく登るだろう。
本当にあれが彼の残した「仕掛け」なのか。
自身の思い込みが見せたただの自然のいたずらなのか。
それとも…全く別の何者かなのか。
確かめてみたいという思いが、思わぬ申し出となって口をついて出てしまった。]
僭越ながら指揮官殿。
そのお役目、私が賜りましょう。
…まあ、この絶壁ですから、上手く行く保証なんてないんですけどね。
[軽く肩をすくめ]
人数はいりません。
元より、団体様が通れるような場所じゃない。
人手と道具をいくつか、そしてしばしの時間をお与え下さい。
[オクタヴィアス自らの提案ゆえ、是非もないだろう。
そう見切りをつけ、後はよろしくとばかりにクロイツに手を振ると、さっさと準備に取り掛かった。]**
/*
二人も休んで皺寄せもろ食らってぐったりしてたけど、ガートルード姐さん見てテンション上がったひゃっほう!!
よし頑張る。
先ずは帰るところから(
[本日、残業3時間コース]
― クリーク砦 ―
火のにおぃ…
[見張り台から降り、片目の周りを軽く布で巻いて駆ける中。血の匂いに鼻がやられている中で、焦げ臭いにおいを嗅ぎ取って足を止める。ばっと、窓代わりの穴から外を見れば、地に赤く揺らぐ熱を見た。]
(チャールズさん、火計使ったんだ)
[戦術の詳細は知らなかった為、初めて目にしたそれに彼の人の意図を知る。足止めという点で効果的な火のの壁は、だがそれだけではないように思う。]
(このまま防衛…だけじゃない気がするけど…)
[じっと片目で見ていると、討って出る物の姿が映る。その中に、髪の色が変わった、というか戻した友人の姿も。]
がーぐ…!
[気付くと同時、するりと穴から半身を出す。
危ないと言われても、聞こえないから知らないふりをする。
このくらい、樹の上から射るのよりは簡単なのだから。
フードを被り目立つ赤毛を隠し、縁に脚をかけたまま、小柄な体を伸ばして弦を引き、機を待つ。
サシャがてこでも動かないと知れば、もう一人も諦めて隣の窓から顔を出し待った。]
[サシャには戦場の音は届かない。
熊の遠吠えも聞こえない、静かな世界に一人在る。
敵兵の唇が動いているのは知れるが、位置が遠く解らな。ただ同じ言葉を繰り返しているような動きは見えた。
歌だろうかと思ったが、違うような。理解出来るのは、敵兵の希に満ちた顔から、鼓舞の形という事くらい。
嫌な形、と胸中だけで呟きながら。]
[人数差的にそのまま討って出っぱなしではないだろうし、チャールズの命令はみんな生き残る事だ。
なら早いうちに引っ込むはず、との読みは当たる。
>>76カーク率いる遊牧民らが槍を投げ、引き返すのに合わせ、殿が飲み込まれないよう狙いをつける。]
――――シッ!
[>>84チャールズの号令よりやや早い援護は、殿に伸びた敵兵を邪魔するように狙い射る。
もう矢もあまり無いが、弩に再び狙われるまでは、そこからカークらの撤退を手助ける心算で*]
/*
わぁじ=私
りぃぐ=ディーク
えりぃ=エディ
まーでん=マーティン
じぁーうずざん=チャールズさん
がーぐ=カーク
…を、メモに張ろうか迷っている…
/*
多分ガートルードこっちこないかなー
ってチャールズさんも思ってる気がする。
今日はたゆたゆしてよう(たゆたゆ
―サクソー川:橋の北側―
[ (キィ、……ン!)
予想に違い、劈くような鉄の音が再び響いた。
斧に皮膚や肉を破る感触はない、代わりにあるのは鉄の感触のみ。
確かに命を奪うがために振り下ろした斧。
>>22 しかし、視線の下には、かの銀灰の剣士が立ちはだかっていたのだ。
再び重なり合う鉄と斧。白露と呼ばれる刃には、好敵手と再度会い見えた己の爛々とした表情が映る。]
ツェルと言ったか。
……お前さん、良い将を持ったなぁ。
[>>39 両の掌を受け皿のようにして、己が戦斧を防ぐ若き戦士に声を掛けた。
咄嗟の判断とは言え、手を盾代わりにするとは、良い度胸と判断だ。
経験の無い兵ならば、首を竦め、身を縮めるだけに終わるのだが。
それにしても一介の兵士の為に、命の危険を冒してまで助けに来ることが出来る将は、なかなか居ない。
多くの将は、兵士たちを駒か道具かにしか思っていないのだから。
そうでないとしても、なかなかその勇気を持ち合わせるだけの猛者は居ない。
それだけこの兵士と剣士には、強い絆があるということなのだろう。]
――――……チッ
[>>41 銀灰の剣士と睨み合う一瞬の隙を付いて、緑髪の戦士は斧の下を潜り抜けた。
>>59 それを見とめるやいなや、クレステッドも態勢を崩し、自分と距離を置く。
睨みあう態勢は一旦解除され、間合いが取られる。]
然し、……これはちぃと不味いなぁ
[相手に聞こえるか聞こえないかの声量で、マーティンは呟いた。
敵将交えた、二体一の戦いとなると、たとえ腕に自信があったとしても、厳しい戦いとなるだろう。
>>1:567 先程、自陣は側面からの奇襲に合い、コンディションは万全とは言えないのだから。
このまま戦いが長引けば、風向きが悪くなることは容易に想像できた。]
[しかし、]
……がっはっは、
こんな時にこそ戦わねぇとなぁ!
ここで逃げちゃぁ、
殿で護ってくれている兄貴や、
先陣切って戦ってくれている若に、
儂ァ、合わせる顔がねぇよ。
[それでもこの副将は、笑う。
逆境こそ、華だと云わんばかりに。]
[助けは唐突に訪れた。]
……エディ!
[>>53 耳慣れた声が、自分の名前を呼んでいる。
視線を軽く寄越すと、猛スピードで此方へと駆けてくる一群。
先頭には、エドルファスが指揮を執る姿。
やはり走り慣れた平原なのだろう、その脚は速い。
>>57 ある程度の距離まで詰められたのち、エドルファスは馬の足を緩める。
>>1:571 側面を狩らんとする敵の騎馬隊に向けて、波状攻撃を仕掛けていく。
戦に慣れていない平原の民とは言えど、日々の狩で鍛えた目が、利く。正規軍とも互角に張り合う姿は、ひどく頼もしく見えた。]
すまん、恩に着る!
[此方とて、敵将を目前に控えているのだから、完全に振り返る事は出来ない。その分大きく声を張り上げて、エドルファスに感謝の意を伝えた。
果たしてその声は届いたかどうか。いずれにせよ、エドルファス率いる弓騎兵隊のお陰で、軽歩兵隊は大破を免れた。]
[>>60 弓騎兵隊は、サクソー川の北東より北中央付近へと移動していくようだった。軽歩兵隊が危機を脱したのを見とめ、他へと援護をしに行くのだろう。]
これ以上、若ぇ奴らに迷惑は掛けられねぇなぁ……
[自分は未だに、サクソー川の南側へと渡ることを赦されてはいない。
目の前に立ちはだかる、銀灰の将が、それを阻んで止まない。
先程から右腕が鈍痛を訴えている。
痛めた腕では、この大斧を充分に振る舞う事は出来ない。
が然し、それを悟られぬよう、左側に重心を傾けて、大斧を持ち上げた。
左腕で斧を振り翳し、クレステッドへと向き直り、]
/*
ちょww投げたワカメ一欠片が、どえらく増殖してるんですけどー?!
いや、ありがとうねエディ。
これは俺、君に倒されるべきかもしれないな。
/*
しっかし、投票悩むなあ...毎度胃が痛いったら...
初手自薦するには我ながら難しいキャラ立ちしてしまった感が...
[ だってね!15年前を知ってる人が一人くらい、こっちに居た方がって、思っちゃったんだよ!でなければ傭兵に行ってたよね...クロイツさんの部下とか超萌える(←あ ]
― 少し前:突撃時 ―
ほっほっほっ。無理せずにやりなさい。歩兵隊にはこちらを追撃する余力はないようですからね。
[断続的であった矢玉の層が増した>>57
とはいえそれですぐ引き返す選択もない。弓はある程度重装で防げる。一矢受けたところで当たり所が悪くない限りすぐ落命することもないだろう。
また元々弓がくるなど想定して盾も装備させていた。何より叩けるうちに叩く。それは今だ。時間がたてば今よりもっと手間がかかるようになるだろう。]
馬に乗りながらあの射撃はお見事ですね。
[特徴的な髭を弄りながら呟く。おそらく生まれてから馬とともに生きてきた者達だからこそできる芸当なのだろう。そして素早い対応をみるに良い指揮官もいるのだろう
射撃により突撃を完遂せずに、馬首を南に向けるもの負傷や脱落する者もいる中、新たに指示をだす旗が数度振られた。
正確に撃たれる矢。だからこそ避けるタイミングも難しくない。
放たれた矢が落下する横を滑り抜けて歩兵へと突撃をする騎馬隊。おちょくるような駆け引きをした後、完全に部隊が射程範囲に入る前に一時南へと離脱した]
― 騎兵引き下げ時 ―
[崖を登る提案に対し手が上がったのは女性の傭兵>>93だった。
女性であることに驚いたのは刹那のこと。
けれど無茶とも言える提案に是を返してくれた勇敢さに表情は直ぐに笑みへと変わった]
行ってくれるか、ありがとう。
多勢では通れないのは承知の上だ。
やってもらいたいのは砦に潜入し、門を開放すること。
可能ならば敵の弓兵の霍乱をお願いしたい。
同行には身軽な者を選抜しよう。
道具は後ろの積荷から必要なものを持っていくと良い。
[女傭兵の願いを聞き入れ、必要なものの用意をさせる。
同行者には砦の構造を知る正規兵を1人含めた、身の軽い者達を数人選抜した]
[そして女傭兵が発つ前にオクタヴィアスは声をかける]
貴女の名前を教えてもらえるかい?
[作戦を託すことになった勇ましくも美しい女傭兵の名を問うた*]
[オクタヴィアスは素早くいくつかの指示を出してくれた。
特に、砦に詳しい者を道案内につけてくれたのは、ありがたい話だ。]
…あながち、思い付きだけでもなかったってことかな。
そして、こうと思ったら行動が早い。
側近の者は、案外振り回されたりしてるのかもな。
[勝手に想像し、苦笑する。]
[そして出発しようとしたその時、リーダー自らが来て、名を問うてきた。>>111]
私の…?
…ガートルードです。
[傭兵の名など、余程必要でなければわざわざ聞いたりはしない。
一瞬戸惑った分、返答は素っ気ないものとなってしまった。]
…期待はほどほどでお願いしますね。
あ、でも成功報酬はぜひともお忘れなく。
[素っ気なさを隠すように一言軽口を付け加えると、足早にその場を後にした。]*
― サクソー川/橋の北西あたり ―
[ 間断なく、追いすがるように、放たれる矢を、盾で防ぎ、槍や剣で振り払って進む ]
『ひゅー!やるもんだ』
[ すぐ背後についていた騎兵の一人が、落馬した兵の上を咄嗟に飛び越えた敵将の技>>66を見て、感心の声をあげたのに苦笑が零れる。
例え敵であっても、優れた乗り手を見れば賞賛の気持ちが湧くのが騎兵の性と言うものだ ]
まったく、さすがだな。
[ 声につられるように、その敵将を目にすれば、苦笑はどこか、柔らかな色に変わった ]
(やっぱり、彼だったか...)
[ 離れた場所から、そうではないかと思った相手。恩人でもある元軍医の養子だ。
出逢った時と比べれば、ずいぶんと逞しく、大人になったな、という印象を受けるが、その澄んだ瞳の色は変わらない ]
だいたい三名ですか…
[敵中央は弓騎兵と敵本隊からの援護で思ったより崩せなかったが、こちらが崩れることもないだろう。その間に敵側の顔ともいえる将の数を把握する]
それにしてもこちらに随分と張り込んでくれましたね。ほっほっほっ。
[注意がこちらに向けば必然多方向への圧力が弱くなる。中央は別として左翼は動き回れるだろうか。そのダーフィトが単騎で動き回ってるのは流石にしらない]
ですがもう一働きするとしましょうか。ほっほっほっ。
[後退。そしてUターンするように舞い戻った、コリドラス率いる騎馬隊は構える重歩兵を、斜め方向から突き崩すに騎馬は駆けた
単純に側面をむけばいいわけでもなく、こちらに一度に圧力を向けるには目まぐるしく隊列を変える必要があり、射程範囲をばらすことで、一斉射の効果も薄める]
盾を掲げ進むのですよ。敵に肉薄せず落馬するなど騎馬の恥。恥を笑ってすませられる年ではないでしょう。
[錘を掲げた元将軍を先頭に、中央側面の重歩兵を斜めから北西部に突き抜けるような進路をとって、盾を掲げ騎馬隊は駆けた。]
― 数年前 ―
[ 母親を早くに亡くし、庶子であるが故に父の正妻に嫌われ、本宅から離れて育った彼は、幼い頃から家族というものに縁遠かった。
ラモーラルで宰相に引き取られてから暫くの間は、1才になったばかりだったオクタヴィアスの子守りのような役になって、彼の母にも善くしてもらった。それが彼にとっては初めての団欒というものの記憶だ。
今はもう、望むべくもないその思い出が、屈託なく話しかけてくる若者の澄んだ瞳の中に蘇るようで、ついつい際限なく相手をし、教えを請われれば、出来る限りを語り、逆にエドルファスからは平原の民の様子や、狩りの話を聞いたりもした ]
― 数年前 ―
守るため、か。
[ 強くなりたいのだというエドルファスに、医師の養子である彼が、なぜ、それを望むのか?と尋ねた時、返された答え.........その時の、若者の瞳の中に、遥かな平原の広がりを、力強く吹く風の気配を感じたような気がしたことを覚えている ]
彼は、いつか.........
[ 別れ際、彼の養い親に、感じた事を伝えるかどうか躊躇いながら口にすると ]
『ああ、あの子はいつか、平原に帰るだろう』
[ 当然のこと、と言うように、そう口にして、だが、それまでは自分の息子だ、と、暖かな笑みを浮かべた元軍医に、彼もまた頷いて微笑み返した** ]
[数では押されるとすぐに悟ったのか、次のカークの指示はこれ以上もないほど的確だった。
何本もの投擲槍と弓が、自身を目掛けて飛来する。
いや、それだけではない。砦からもカークたちを支援するように集中して矢が放たれる]
盾!
[反射的に声をあげながら、左へと身体ごと大きく飛んだ。
無論すべてが避けられるはずがなく、弓は右の背中、それから右の腿へと突き刺さる。
両手をつきながら着地し、片膝をついた状態のところで、頭上と正面に盾がかざされる。
まだ、こんなところで死ねない。
オクタヴィアスを無事に砦の向こうにいかせるまでは――]
/*
うん。なんかそんな気はしていたけど、書き書きしていた文章を落とす前にコリドラスが来てたよね。
だが落とす。
整合は後でつけるぜ。
― サクソー川/橋の北西あたり ―
俺を覚えてたか.........
[ こちらに向けられるエドルファスの視線に、それを感じる。
けれど、浮かんだであろう葛藤を振り払うように、平原の風は再び走り出した ]
………しゃーねえな。
[ 薄く笑みを唇に佩いて、片手を挙げ ]
おい、あの弓騎兵隊、本気で削りに行くぞ。
[ 今はもう、混戦模様の敵味方入り乱れる中央近くに到達し、味方に当たる危険を考えれば、さしもの弓騎兵隊も、そうそう乱射をするわけには行かぬ筈、と、そう読んで、彼は、途中倒れずここまでついてきた七騎ばかりの騎兵にそう指示を降す ]
― サクソー川北岸 ―
[戦場の只中にあって、盟主の周囲は奇妙な沈黙があった。
戦の喧騒は周りに満ちている。
武具が打ちあう音も、吶喊の声も。
敵本隊へ突撃した軽歩兵隊は、途中で騎馬隊の横撃を受けながらもよく耐え、正規兵相手に食らいついている。
その頭にして頼もしき副将が銀の将ともう一人の勇敵を相手に奮戦しているのも見えた。
突撃してきたもう一隊の騎馬隊───その先頭に見知った顔を見つけたが───は、重歩兵たちが良く防いでいる。>>33
さらにその後方からエディがやってくるのも見えていた。>>72
必ず止める。その意思が、一瞬繋がった視線に届く。]
[マーティンの勇戦。エディの援護。
中央の戦況は混沌としていたが、行くべき道は見えていた。
敵軍の要である銀の将がマーティンの斧の範囲に入った今こそが]
行くぞ!
皆、続け!
[重歩兵の一部を軽歩兵らの守りに残し、残りの重歩兵たちの元へ駆け戻る。
牽制に来ているらしき敵騎馬隊>>1:563との小競り合い程度にとどまっていた重歩兵隊の前に盟主は立ち、声を上げた。]
[直衛の騎兵の1人が突撃の喇叭を吹き鳴らし、駆け出した盟主の後を追うように30騎が、そして重歩兵たちがにわかに動き出した。
中央の混戦の東側をかすめるように、南へ。]
我らの勝利は殲滅ではない!
友軍が拓いた機を逃すな!
[将兵を鼓舞し、前へと進む。
立ちふさがる者があれば踏み潰さんという気迫をもって。]
あっちは...
[と、指すのは敵軍の盟主の一隊の方]
コリドラス将軍が、相手してくれてるしな、あの乗り手とまともにやりあえるのは俺達くらいだろう。
[ 数の上では相手は倍かそれ以上、飛び道具も持っているとあれば、彼自身を入れても八騎の寡兵で「まともに」戦えるという方が、普通はおかしい、が ]
「りょーかい」
「面倒な相手好きっすよね、たいちょー」
[ それまである程度の距離をとって駆けていた騎兵達は、多少めんどくさそうな声で是を返し、忽ちのうちに、彼を中心とした密集隊形をとる ]
[この突進を止める者があるとすれば]
ウォーレン、コリドラス。
[かの騎馬隊の先頭にあった>>1:572将の名を口にして、その姿を視界の端に探していた。]
[ 前方に盾のみを構えた二騎、両脇に盾と剣を持ち、横からの攻勢に備えた二騎ずつがつき、後方を警戒しつつ、後ろにつくのは長槍を特に得手とする騎士だ。
隊長を中央に守る形で、足並みを揃えた小隊は、一斉に馬首を返して、追いすがる弓騎兵へと向かっていく。
だが、その軌道は、真っすぐではない。時に横に逸れ、一旦散開し、また集まり、形を変え続けながら一つの意志を持った生き物のように、狙った獲物に近付くのだ// ]
― クリーク砦北側 ―
[クロイツの檄により持ち直した歩兵隊が、砦から躍り出た敵突撃隊に対応する。
一時は炎によって混乱した隊列も、次第に整然としたものに戻りつつあった。
しかし矢は相変わらず降り注ぐ。
矢を防ぐ者と敵突撃隊に対応する者へと自然に分担されていった]
[前線をここまで押し上げるために負傷した歩兵は多い。
負傷者は順次後方へと下げられていたが、その場で力尽きる者も少なくなかった。
騎兵は直ぐに下げたものの、最初の前進で馬が暴走して振り落とされたり、馬に射掛けられたりで50は脱落している。
乗り手を失った馬は砦側へ突っ切ったり、あちらこちらうろついたりしていた]
[勢い良く燃え上がった枯れ草は次第に燃え尽き、赤から黒灰へと色を変える。
騎兵隊に指示を出しながら馬上へと戻ったオクタヴィアスは色を変えた前方を見据えた。
その中に垣間見える、明るい色]
───── !?
[見覚えのある色にオクタヴィアスは目を瞠った]
[手綱が強く握られる]
……戻ったんじゃ、ないのか。
[否、戻ったのだろう。
彼が戻るべき場所へ]
ッ 、
[言葉にならず、ぎり、と歯を食い縛る]
…… 、
間も無く前衛が砦に到達する。
登攀部隊も砦へと届く頃だろう。
弓兵隊は射撃維持。
騎兵隊は、 私に続け。
[歩兵に転化した騎兵は150。
残りの400の騎兵の前に立ち、オクタヴィアスは馬腹を蹴った。
弓兵を左右から避けるように追い抜き、馬避けが仕掛けられたエリアへと足を踏み入れる。
馬を御し切れず遅れる者も出るが、騎兵の一団は着実に砦へと近付いていった*]
/*
NPCの崖越え不可については、何人までとか兵器持ち込みとかの線引きが難しいので、一律不可ってルールにしてあるのでした。
オクタヴィアスとガートルートは対応ありがとうな。
潜入はとても燃える…!
/*
色々ごちゃごちゃ書いてるけど、要は矢を避けながら近付いて騎馬戦に持ち込もうとしてるよって話です。
馬降りて白兵戦でもいいんだけどね、それだとエディの隊のかっこよさが出ない気がするんで。
ほっほっほっ。やはりきましたか。
[静かな無風から号令>>123>>124をもって。切り裂くほどの烈風へと切り替わる。それを予想できたのは、知恵がまわった。などというものではない。
ただ単に、その父、クレイグ侯を知る人物だからこそといえた。
逆に言えばここでこなければ中央の側面を今度こそ押しつぶし戦況に変えようもないダメージを与える心積もりでいたしそこまでの存在ともとっていた
よって一度後退した。最高の速度。最強の突撃をもつために。
迎撃などという生温い考えはもたない。崩落させるほどの意志をもって逆に叩き潰すだけの意志をこちらももたねばなるまい]
[撤収するカークたちを追うように、部隊は前進する。
追われるものと追うもののほんの僅かな間を狙いすまして、次は石の雨が降り注ぐ。
兵士達は勢いがつきすぎていたのか、石を避けることは出来ず直撃を免れない。
後続の足が止まる。
その間に、追われるものとの差がぐんとひらき、追撃は成功しなかった]
いい。
我々の目的は、あくまで砦の通過だ。
[カークを逃したことは後々の脅威になるかもしれない。
が、それに拘っていては、本来の目標を見失う]
兵(つわもの)たちよ!捧げなさい!その一生!その一死!ラモーラルの未来へと!
[常に飄々と笑う元将軍の、激した声に驚きとともに天を衝く焦がすほどの昂りが騎兵隊を覆いつくす]
―ズワンズ谷岸壁・少し前―
[谷の西側の岸壁まで行き、この仕掛けの肝となる道具、ロープ付の梯子を立て掛ける。
師は分解可能な簡易梯子を使っていたが、持ち運びを考えなくていい現状ならば、工兵隊に借りた梯子で十分だ。
さっと登り。引き上げ、次の足場に立て掛けてみる。]
…届く。やっぱり…でも…
[三つ先の足場にも届くことを目視で確認する。
が、予測していた通り、その足場は数人が留まれるような広さはない。
そもそも仕掛けそのものが、単独用のものなのだ。]
…残念だけど、無理だね。これは。
強引に行けば崩れて落ちるし、もたもた往復してる時間はない。
手伝ってくれてありがと。
キミたちは戻って、指揮官殿に報告よろしく。
[嬉しそうに戻って行く者がいないのを見ると、見所のある者たちを選んでくれたのだなと感謝しつつ。
兵の一人から、砦の構造を出来るだけ聞いておく。]
…門の開閉装置はそこか。
南北両方は結構厳しいね。
そもそも片方開けた時点で見つかってるだろうし。
あとは逃げ道ね。
[そして兵たちを見送り、改めて上を見上げると。]
…さて、これがあの「仕掛け」じゃないとしたら、あまりの偶然に自然の神秘を信じたくなるね…
けど、まさか…
(ギデオン…おじ様が、この戦に参加しているのか…?)
[考えたくない想像を、一度頭を振って打ち消し、登攀を開始した。]
/*
良い死亡フラグがきましたねー。ほっほっほっ。チャールズさんと絡めないのだけはその場合は心残りですが
英雄位置のオクタヴィアスさんと現在軸で絡めないままクレステッド(ここは緑で囁いてますが)とダーフィトさんとツェーザルさんを落すわけにもいきませんからね。
まあ私も絡みたいのですが、老人位置なのでそこは若者よりは我儘いわないことにしましょう
― 登攀部隊出発時 ―
ガートルードさん。
貴女が私の軍に加わってくれたこと、ありがたく思う。
険しい道程となるだろうから、不可能だと思ったら戻って来て
構わない。
けれど、私は貴女が見事成し遂げてくれると信じているよ。
[期待は程々に>>114とは言われたが、手を上げた時のガートルードは自信があるように見えた。
故に期待ではなく信と言う形で彼女に言葉を向ける]
/*
とはいえ、私破れたら南に突破できてしまう・・・のだろうか。それだと翌日に村終わっちゃうような。とかだと生き残らなきゃならないだろうし…難しいですねぇ。
[もう一段、砦に近い場所に設置された枯れ草の山を、馬を跳躍させて飛び越えた。
突撃隊は自分が
熱いのは嫌いじゃないぜ。 くれ!
[要請するまでもなく火矢が飛んできて背後に再び炎を点す。
先程のものより火勢が弱いのは油を撒いてないせいだが、ついさっきの経験がある以上、敵が二の足を踏む期待はできる。]
― 戦場東側 ―
[駆け始めた重歩兵へ、馬蹄の轟きが近づく。>>117
視線を向けたそこに、予想した姿があった。
やはり、との思いが胸に過ぎる。]
足を止めるな。
[走り始めた部隊を立ち止まらせて防御を固めさせるのは、猪の突進を止めるよりも難しい。
だから、進む向きを変えさせた。
迫りくる騎馬隊を正面から飲み込まんと、部隊が動く。]
ウォーレン!
[視線が通じた瞬間>>136、その名を叫んでいた。]
隠居は、できなかったようだな!
[盟主と共に先行する騎馬隊、その数30
数倍の相手に飲み込まれる危険を承知で、なお直進していく。//]
―ズワンズ谷岸壁・微妙に前―
[砦相手に単独で奇襲は意味がないし、そもそも命令は開放と霍乱だ。]
…てゆーか、一人で襲いかかったらただの玉砕だよ。
命がいくつあっても足りやしない。
[目的が潜入である以上、最優先なのは速さよりも見つからないこと。
注意深く、隠せるところは身を隠し、慎重に登って行く。]
[幾分登ると、戦場の一部を上から見ることが出来た。]
…あれも、仕掛けかな。
[枯れ草の絨毯は、上から見ればより不自然だ。]
落石もなければ、伏兵もいなかった。
ここで壊滅させる思惑は感じられない。
あの枯れ草なら、堀か落とし穴。
…いや、掘ってる時間と人手があったなら、むしろこの谷で何か仕掛けてくるだろ。
残るは…
[崖を登りつつ、そんな思案を重ねていた時。]
火、か…
[当然、油が使ってあったのだろう。
炎は不自然に大きくなり、歩兵の列があからさまに乱れ始める。]
チッ…
[思わず舌打ちする。]
今更、あの程度の炎におののくこともない。が…
…気分が悪い。
あっちにいなくて良かったな…
[燃える炎が、ちらりと脳裏をよぎる。
しかし自身の緊張を感じ、ふっと一息、肩の力を抜いた。]
[そのまま戦場の喧噪を背に疾駆し、扉の内側へ飛び込む。
煤けているが、まずは無事だ。ありがたい。]
扉はそのまま開けておけ!
「そう来られれば、相手は武器を出すことが出来ない」ってな。>>0:228
[いわゆる「空城の計」である。
兵が逃げ込んだ砦の扉が無造作に開放されていれば、罠があると考えるのが道理。
それを逆に利用して深入りを躊躇させんとする策だ。]
親父みたいな猛将には逆効果なんだけどさ、
ここの敵さん、頭いいようだから。
[もっとも、本当に侵入してきたら分断殲滅する手は整えてある。>>17
敵の方でも工作員を進攻させていることは、まだ知らず。>>110>>138]
…混乱してる戦場からは、相手だってなかなか目を離せない。
今のうちにだな。
[ラモーラルという地ゆえだろうか。
気を抜くと奥底より去来してくる様々な「過去」を、無理矢理胸に押し込めた。]
/*
帰宅ったー
って更新したらどえらいものが見えた。
重装槍騎兵隊と軽装弓騎兵隊ってひええええ。
しかも自由隊列と来るか。
しぬがよい ってことかもしれないので投票見たいとこだけど時間的にあれだな。ログ書こう。
/*
ログが増えて来た(ころころ
ところでカークのとこ?と思ったので調べたら、
翼鏡って鴨の羽なのか!なるなる←
/*
わりと、どうでもいい話ですが。
これでまかり間違ってエディをやっちゃうとですね、たぶんサシャちゃんにめっさ憎まれて後で撃たれるというそんなシナリオが見えたりするわけで、ちょっと美味しい。
しかしその場合、また矢で死ぬのね俺、という。
[ るがるだけじゃなく、人狼騒動村でも、死んだ時は矢で射られたのでした。(それ以外は食われた)
たまには斬られて死んでみたい。槍でも可 ]
[炎が収まるのを待たずに、味方の歩兵は迅速に体勢を立て直して行くように見える。
しかも後退せず、わずかずつ前進しながらだ。>>26]
…いいね。退いたら相手の思うツボだ。
クロイツかな…いい用兵をする。
[しかし間をおかずに、砦からも追撃の兵が出た。>>31]
…速い。
策は単純なのに、いちいち動きがいい。
山賊の寄せ集めなんて、とても言えないね。
…でも、大軍が控えてるにしては、やっぱり外の仕掛けが簡易過ぎる。
この砦は、やはり手間取っちゃいけない場所だな。ふう…
[これだけの登攀はかなり厳しい。
が、戦場に煙の立っている今は好機でもあると判断し、速度を速めた。]*
[馬を下りると、先に戻った仲間に声をかける。]
突撃隊、お疲れ。
敵をビビらせてやった上に、軍馬を戦利品にしたのは上等だぜ。
濡れた服を脱いで、酒堡でエール飲んで休んでくれ。
怪我してるヤツは控えめにな!
俺は守将殿に報告に行ってくる。遅れるから気にせず先にやっててくれ。
──解散!
[彼らの献杯は、仲間の腕の中で息を引き取った重傷者たちの冥福を祈って捧げられるだろう。
30人のうち8人が戦線を離脱した。
美味いだけの酒ではあるまい。
だが、今日は充分に働いたと、生き残った者同士、結束を強めてほしいと思う。
そこまで込みで、隊を預かった者の仕事だ。]
[ウォーレン・コリドラス。
少年の時に一度だけ会った印象は覚えていたが、
彼に関する知識はその後に得た物の方が大きい。]
ウォーレン?
あのへんなやつか?
[チャールズが持ち出してきた名前にそんな言葉を返したのは、2年ほど前のことだ。]
……あいつ、そんなにすごい奴だったのか。
[チャールズの人物評に、記憶を掘り返してみる。
周囲の人間が、軍人も文官も気持ち悪い顔で機嫌を取ろうとする者が少なくなかった中で、ごく当たり前に、威張るでもなく腰をかがめるでもなく接してきたことは覚えている。>>1:24
他の偉い将軍たちと比べて全然違うというのが、その時の印象。]
[こうして今、戦場で対峙してみれば、チャールズの言葉の意味が分かる。
彼の、そして彼が麾下にもたらした気迫を肌で感じる。
真実、彼がチャールズの思うような人間であるならば、
───こちらも、全身全霊をもって当たるべきと心得ていた。]
[背後から馬の嘶きが聞こえる。
振り返ると、オクタヴィアス率いる騎馬軍団が前進を始めていた。>>132
ここから砦までの距離はあと僅か。
それにガートルードが成功していれば、そろそろ砦へ潜入しているはずだ。
それを見越したのだろう。
ならばこちらも立ち止まってはいられない。
皮鎧を貫いた矢を渾身の力で引き抜き立ち上がると]
あともう少しだ!
全軍、前進!
火など恐れることはない!
[号令を下す。
砦の前では再び火の手があがっていた。
だが先ほどより火の勢いは弱い。
なにより、もうすでに着火しているのならば、いかようにも避けることが出来る]
[チャールズの姿を求めて階段を上る。
人目がなくなったところで、腹から息を吐いた。
倒れた敵兵を踏みつけた感触が足裏に蘇って膝が萎える。
皆の前では溌剌と振る舞ってみせていたが、戦場に身を投じるのも、人を目の前で死なせるのも初めてだ。]
ああ…、
痛い ねえ
[死んだ者の名を記録しておこう。後で身内に手紙を届けよう。]
― 戦場東側 ―
ほっほっほっ。その声はダンクラード様ですか。ええ、全くもって困ったものですよ。
[嵐のような戦場に置いて響かせる声>>145は懐かしく。その一声で察することができた]
ですが、故郷に転機がやってきた。その機会に立ち会わず安穏とするほどおとなしくなかったのですよ。
[元将軍の後方を追うように、グレイブを構える騎馬部隊。
片手で手綱を握りながら、馬も人も叩き潰す錘を振りかぶる。
直進してくる30の騎兵とは既に数瞬もすればぶつかる距離にて、よりその御姿を拝見しながら、だが迷いなく、錘を叩き付けるように馬首辺りを目がけ横薙ぎに振るった//]
独立解放軍副将 マーティンは、栞を挟んだ。
― 戦場東側 ―
ほっほっほっ。その声はダンクラード様ですか。ええ、全くもって困ったものですよ。
[嵐のような戦場に置いて響かせる声>>145は懐かしく。その一声で察することができた]
ですが、故郷に転機がやってきた。その機会に立ち会わず安穏とするほどおとなしくなかったのですよ。
[元将軍の後方を追うように、グレイブを構える騎馬部隊。
片手で手綱を握りながら、馬も人も叩き潰す錘を振りかぶる。
直進してくる30の騎兵とは既に数瞬もすればぶつかる距離にて、よりその御姿を拝見しながら、だが迷いなく、錘を叩き付けるように馬首辺りを目がけ横薙ぎに振るった//]
/*
ごめんね。ごめんね。
もう一度火にかかっても良かったんだろうけど、先に見えてるのならいいかなって……。
あとは熱湯だっけ。
― サクソー川/北側 ―
[片膝突き、呼吸整える所に響く笑い声。>>104
は、とひとつ、息がもれた]
……規格外も、大概にしろっつーの。
[ついで、口を突くのはぼやくような呟き一つ。
それでも、その言わんとする所はわかるから]
決着つける、っつーのは、ま、悪かないが。
……俺、けっこー浮気性なとこあるんで、そこは承知してくれよ?
[全力を持って当たらねばならぬ相手なのは承知の上。
だが、自分には個としての在り方以上に、優先しなければならぬものがあるのだと。
冗談めかした口調で言った後]
ま、何にしても。
あんたどーにかしねぇと、身動きとれねぇからな。
[宣の後、一つ息を吐いて立ち上がり]
クレステッド・フォラータ。
……押して、参る!
[踏み込みから、放つは下からの斬り上げ一閃。
いつかとは違い、振るう刃に迷いはない。//]
[深呼吸して、姿勢を立て直す。]
今は、進まねぇと。
こっちが近道かね。 せいやっ!
[剥き出しの梁に手をかけてよじ登る。
そんなところを通るのはメンテナンス要員か隠密くらいだろうが。*]
― サクソー川/橋の北側 ―
ツェーザル。
――― ツェーザル・ガーウィン ッス。
[ツェルと呼んできた感慨深げな面持ちの敵副将>>102へ、まずは名乗りを返し]
…、ああ。
[助けに駆けつけてくれた戦友。
かけがえのない将だと、なによりツェーザル自身がよく、分かっている。
だから。]
― クリーク砦北側 ―
[駆け行く先、前線である歩兵隊に矢と投石が降り注ぐ。
突出して来た敵突撃隊は引かんとしているらしい]
恐れるな!
門が開いた今が駆け抜ける時!!
[門扉の前面に立ち上がる焔>>143。
だが先程よりも大きなものではない。
馬は炎を恐れるが、それを御し更に馬腹を蹴った]
跳べ!!
[門は閉じられていない>>149。
ここまで周到に罠が用意されてきた。
この先にもあるやもしれない。
そうでなくとも敵兵が詰める砦の中だ、待ち構えられている可能性の方が高いだろう]
[クレステッドへちらりと流し目を送ってから敵将に対して胸を張り、]
いーだろ ッス
[あっけらかんと素直に、誇らしげに。
八重歯を覗かせて自慢げに笑った*]
― 戦場中央・正規軍 ―
[橋を背にした中央部の情勢はめまぐるしく動く。
混戦状態では弩の援護もままならぬ状態。
それでも、歩兵の奮戦>>78 >>79、騎馬遊撃の援護>>1:523もあり、長槍の壁は未だ完全には崩れてはいない。
橋を渡らせまい、とする気迫を持って立つ壁は、当初の200よりも数を減らした170。
弩隊も、踏み込み許し少なからぬ数が削られている。
重装歩兵への牽制に動く中央の騎兵20は、被害らしきものはなかったものの。
唐突な突撃の号>>123に戸惑い、突撃>>124へ対しきる事はできなかったが]
「あー! このままだと、またクレスに突っ込まれるー!」
[そんな、場に似つかわしくない絶叫が響いた後。
騎兵束ねる隊長は、馬首を返す]
「中央の援護、戻るぞ!」
[混戦が加速するなら、少数の利を生かした撹乱を、と。
/*
次の発言貼り付けしようとして削除が押されてしまったと言う事は、まだ落とすなと言うことなのだろうかな。
確かにちょっと早いかもしれないw
ガートルード離席してるしw
― クリーク砦 ―
[>>98鴨の風切り羽根を使った独特の青矢は、友を助けて殿を守る。だがカークが率いた全員を守る事は叶わず、何人かが散ってゆくのが遠目に見えた。犠牲が出るのは解ってはいるものの、散り行く命へ眉根を寄せて。
>>149それでも半数以上が砦へ飛び込むのを確認すると、弓の援護も引っ込んだ。]
行ごう、……ぁ、ええど
[言って他3人を見ると、全員に睨まれていてぎくりと固まる。]
あの、……ごめんなざい。
[無茶をして、と叱る形の口した兵士には眉を下げる。
隣で一緒に援護していた弓兵も、同じ形をしていた。]
ぅ、れも、上がらのがづごうが……ぅ……。
[兵らは遊牧の出の人らなので、森の味方がいない。
言い訳が聞かずに、ちょっとだけしゅんとしたものの、そんな場合でもないのでお叱り少な目なことにほっとしながら、再び移動を開始しする。カークらが討って出て、撤退したのなら、今がきっと、引き時だ*]
― クリーク砦北側 ―
[駆け行く先、前線である歩兵隊に矢と投石が降り注ぐ。
突出して来た敵突撃隊は引かんとしているらしい]
恐れるな!
門が開いた今が駆け抜ける時!!
[流れ来る矢を掲げた盾で防ぎ、檄を飛ばし速度を上げる。
門扉の前面に立ち上がる焔>>143。
だが先程よりも大きなものではない。
馬は炎を恐れるが、それを御し更に馬腹を蹴った]
跳べ!!
[門は閉じられていない>>149。
ここまで周到に罠が用意されてきた。
この先にもあるやもしれない。
そうでなくとも敵兵が詰める砦の中だ、待ち構えられている可能性の方が高いだろう]
[だがこちらにも手が無いわけではない]
[こちらの目的はこの砦を突破すること。
オクタヴィアスは単騎で乗り込むことになったガートルードを信じ、遅れず着いて来た十数騎と共に焔を飛び越え門扉へと突入した//]
― 戦場東側 ―
[互いの表情がつぶさにわかるほどの距離で、言葉が交わされる。
年重ねた彼の将の、変わらぬ笑みの奥にある気骨が、言葉に垣間見えた。
飄々とした口調とは裏腹に、叩き付けられる錘は重く激しい。
受ければ受けた得物ごと潰される。
その軌道を読んで、馬の腹を蹴った。]
ならば見るがいい。
これが、変革の先の姿だ!
[現状に挑む者としての名乗りを上げ、馬を跳躍させる。
草原の馬はよく応え、天駆けるがごとく高く跳ねた。]
[錘の上を飛び越え、人馬はそのまま敵騎馬隊の脇を抜けるように一旦駆け抜ける。
武器は抜かず、ただ駆けることだけに集中する。
追随する騎馬も、正規兵の武装とまともに打ちあえるような統一した装備は持ち合わせていない。
部隊を擦り合わせるようなすれ違いで数人が落とされながらも、盟主に続いて駆け抜けた。
さほどいかぬところで騎馬の小隊は再び敵将の方向へ向きを変える。
上手くいけば、後続の重歩兵隊と挟撃の形になることを目論んでいた。//]
―サクソー川:橋の北側―
へくしっ!
[不意にクシャミが出た。
悪寒はしない。どこかで噂でもされたか。
>>149 今頃息子が何やら小難しい計略を企てているとは露知らず。
息子の言う通り、もし自分がそこに居たら喜んで扉のなかに突っ込んでしまうかもしれない。]
………っへへ、アイツらは元気にしてっかねぇ
[息子を始め、サシャ、そしてチャールズなど、殿を護ってくれている者たちを想う。]
よぉ、兄者ァ、
――――そっちは無事かぁ?
[努めて明るい声で、囁きかける。
辛い時ほど、不敵に笑うものだ。]
こっちァ今、大物が釣れたところよ。
――――……クレステッド・フォラータ
若と兄者なら、よぉく知ってンじゃねぇのかい?
[そう言って先程、心の裡で聞いた名前を再度繰り返す。]
[>>123 やがて、我等が盟主の号令が響く。
ディーン率いる重歩兵が、南へと進軍していく。
喇叭の高らかな音が平原に木霊したのと、マーティンがクレステッド達と対峙したのは、時間差はあまり無かっただろうか。]
盟主の道を、
狼が道を、
―――――……切り啓けッ!
[騎馬隊の攻撃を喰らい、些か士気が落ちていた軽歩兵隊であるが。重歩兵が進軍したのを見て、軽歩兵隊たちも勢い付き、再び進軍を開始する。
サクソー川の南側へ渡ろうと、足を速め、剣を振るう。]
若、
――――……いざとなったら、
儂の背中を踏み台にしてでも、あちら側に行きな。
[それは文字通り、踏み台という意味だったか。
或いは、屍を越えてでも行けという意味か。]
[覚悟を心の裡に乗せて。再び敵軍の副将へと向き直る。
>>160 冗談めかした口調には破顔して、]
がっはっは! この色男が!
――――……男ってぇのは一筋の方がモテるんだぜ?
[同じように冗談めかして返す。
ふと、タンポポの花が脳裏に浮かぶ。
あゝ、妻は今頃、戦場に行ってしまった夫と息子に対して、何を想っているのだろう。]
[後から駆けてくるオクタヴィアス率いる無傷の騎馬隊よりも、歩兵隊のほうが辿り着くのはどちらが早かったか。
先陣がたどり着くと同時に、上から熱い湯が降り注いだ。
浴びた兵士は火傷を覆い、何度も罠を突破した歩兵隊は、辿り着く前に満身創痍ではあった。
その前に開かれる扉。
罠かもしれない。いや、必ずあるはずだ。
だがもう既に何度も罠をくらいながらも突破してきたのだ。今更怖気づくほどではなかった。
むしろ歩兵隊が罠に掛かることで、オクタヴィアスが罠に掛からないのであれば、それは幸いなことだ]
いくぞ!突破する!
[単純明快な号令を飛ばし、砦へと乗り込んだ]
マーティン・グリズリー
………受けて立つッ!!!!
[>>161 迷いのない一閃を、斧で受けようと横に向けるが、]
くっ、
[ 重い ]
……この前と違うな!
[上手く受け流す事が出来ず、僅かに態勢を崩した。
それでも隙を見せるまでには至らず、マーティンは戦斧を切り返す。]
ぬん―――……!!
[戦斧はただ切るだけが能ではない。
力任せに切るばかりではなく、突きの状態にすると盾のようになり、剣や槍などの攻撃を防ぎ、受け流すことが容易となる。それは先の戦いでも示してきた。
また鎌のように緩やかな弧を描いている部分で、相手の首元や首を引っ掛けることも出来るのだ。
力任せばかり振る舞うことを辞め、マーティンはクレステッドの腰元にある鞘を引っ掛けようとした。
もし上手く引っ掛かることが出来れば、相手は身を崩すだろう。
その隙を付き、敵将の首を掻っ裂く算段だ。//]
/*
んー…ちょいガートさんの動向を待ちつつ、周り見つつ撤退予定…かな。
そして振り返ってみても私熱い展開…ではないな。
添え物のような感じ。
今はまぁこれで良いか…な…ぁ。
あかんかったら立候補しよう(
こっちは、ウォーレンと会ってる。
[続けて、自身の現状を伝えた。]
強いな。
腕っぷしだけじゃなくて、全部が。
/*
過去分返しそびれないかなと個別に読み直しに行って、>>1:529の父上に何度も笑いそうになるw<素直なこたえ
でもそうだね、私が演出してもそうなるわ(
[マーティンから届く声>>*3に、一瞬息を詰めたが]
わかった。
その時は、思いっきり投げ飛ばしてくれ。
[軽口の中に、誓いに似た意思を潜ませた。]
[現在位置より南近く、混戦極まる橋方面からは
怒号と鬨の声、打ち合わされる金属の音が間断なく届く。
剣と長槍持つ小隊と対峙する形に、双眸は細くなる。]
……拙いな。 近づかせるな!!!
距離をとって対峙するんだ!
[一挙して押し寄せるかとまず様子見に射掛ければ、
ダーフィトを隊長とするその一群は盾で弾き
蛇のようにするりと逃れてしまう。
距離を取るよう指示したものの、
獣とは似て非なる動きに翻弄される。
「裏をかく」という行動は人間ならではのもの、狩りの理屈だけでは対応できぬ。]
ほっほっほっ。でしたら焦らぬことですな。なにせここは戦場
[錘はそのまま空を切るようにしつつ、近くの騎兵にもったいないとばかりにぶつけて、一騎脱落させる。もう一振りとすれちがう瞬の間に、二騎叩き潰す。
横を抜けるようにそれを逃がさぬとグレイブを向けられ脱落させたものも数名いたようだが、最初の衝突をしてたかだかその程度の成果であったが特に不満もなく。一度背後を振り返り]
日常にこそ本当の変革があり、その日常は馬のように跳躍できず。重く一歩ずつしか進めぬのですからな
[その言葉は届いたかどうか。]
/*
ものすごく今更なんだが、その、扉というのがええっと…
内部、なんだな!?なのかな????で、止まってrrr
ちょっと読み直す。内部だと騎兵はきつい、な?
/*
そうだった投票(ぉぃ
ツェーザルは一旦残したい気がしないでもない。
私を庇って死んで欲しい系(ぇ
実のところクロイツはありだったりする。
ガートルードはもうちょっと引き出してみたい感じ。
コリドラスはキャラ楽しいって意味では残したいけど、立ち位置的には落ちても良いようにはしてそう。
ダフィ兄様も実は落ちても良いぜオーラが見えてる(中の人予想込み)。
テッドにはまだ苦労してもらう←
[個々で動くよりも隊列を保ってじりじりと距離を取りたい。
が、追随兵が放つ矢も精度を欠き空しく叩き落される。
読みきれずに囲い込まれる者も出始めた――]
東に報せを。
中央が突破口を拓いてくれるまで、何とか持ち堪える。
[倍数を揃えはしたが道中で数名が欠け、それでなくとも、
弓騎兵隊は白兵に持ち込まれれば不利の一言でしかない。
複数で削りにかかれば時間をかけても落とせるだろう、
だが彼らの練度はそれを易々と許しはしまい。
1騎落とすより早く、何人が落とされるか。
正規軍の防具を備えた生粋の騎士らと渡り合えば時間の問題と、
弓騎兵隊の残り部隊へと援軍を寄越すよう伝令を走らせた。
ディーンやマーティらへは―――伝えるまい。中央の要だ。
彼らに刃向けさせぬのが役目と、馬を操る。//]
―サクソー川:橋の北側―
そうかい。
ツェーザル・ガーウィンか。
………良い名前だ。
[>>163 掌を傷つけてもなお、誇らしげに笑う姿。
その微笑ましい様子が、羨ましくも想う。
それだけで彼等にある絆を、はっきりと知ることが出来るから。
本当に、喪うのが惜しい。
と同時に、これほどの好敵手と武器を交わすことが出来る幸運に感謝する。]
なァ、ツェーザル!クレステッド!
お前さんたち、纏めて儂らの軍に入っちまえよ!
[クレステッドと剣を交えながらも、冗談半分本気半分の勧誘の言葉を投げかける。
もし今直ぐに此方へ寝返ってくれるというならば、マーティンはまるごと受け入れてしまうだろう。]
それが嫌なら、
――――……さっさと此処を退くんだな。
[尤も、その見込みが薄いからこそ、これほどの好敵手たる所以なのかもしれないが。
もしツェーザルが武器をとり、再び自分に襲いかかってくるというならば。
今度こそ、命を摘み取る勢いで相手をしなければならない。
――――そうしなければ、やられるのは此方だ。//]
/*
あちら側は、首脳3人はひとまず外して。
サシャは借りがあるそうなので一旦置くw
カークはマーティン奮起には良い感じ。
けど影武者ネタで落ちて欲しい期待感。
エディは…どうなんだろう、出し切ってる感はそこはかとなく感じる。
と、感じたものを踏まえて投票指針確認しに行こう。
[クレステッドが代わりに敵副将と対峙してくれたおかげで、
ようやっと周囲の戦局に意識を払うことが出来る…
ツェーザルは小さな眼を凝らし、右翼、左翼の様子を眺めやった。
――と。
静から動に移る、鮮烈なさま。
敵軍の盟主の一隊が、東に迂回しながら南下を目指す動き>>123が視界をナナメに横断していった。
中央兵隊が、敵副将率いる兵とがっぷり組み合って、動きが鈍っている機を逃さず仕掛けたのだろう。
ずっと潜伏して爪を研ぎ隙を伺い――、一気に大空へと羽ばたいて獲物へ鍵爪を振り下ろす鷹にも似た動き。]
/*
おおう、やっぱり待ったほうがよかったかな。
タヴィアが突入するならこちらも入ったほうがいいんだろうかなとか、ちと焦ってしまった……。
[東側はコリドラスが守っている場所だ。
先程まで中央付近に波状攻撃をしかけていた騎馬部隊は、既に東に戻っていたようで、今は敵盟主の進行を防ぐような位置に陣取っている。]
…… さすが、動きに無駄が無いッスな。
[両者への感嘆を飲み込んで…
傷を負った両手をそろりと動かす。
痛みは走る、が、――――完全に使い物にならない訳ではない。]
/*
これ明日の展開にもよりますねぇ。
私死亡でもまあどうにか今はできますが、明日になったら急にできなくなる。ってときもありますしね。案外今日死うのが楽な気がしますね。っていうね。
まあそれなら自分に票が自然と集うから私は違うことかんがえておきましょう
…──鐘が鳴ったら、弓兵工兵の支援を。
[最後、声は少し潜められる。
必ずその時は来るだろう、けれど声高に知らせることでもない。
いかに混乱なく素早く退けるか。
それが損害の程度を分けるであろう。
砦の壁をなくしてしまえば、騎兵に弓兵や工兵の当たって勝ち目のあろうはずがない。]
[>>*5 感慨深く零れた盟主の心の声]
そうかい。
早く来ねぇと儂が倒しちまうぞ。
[実際、自分の力だけで倒せるかどうかは分からない。
それほどの強者であることは、痛いほど知っている。
けれども、そんな不安は心の裡には乗せない。]
― サクソー川/橋の北側 ―
[道を拓けと轟く号。>>173
それは長槍の壁を少なからず震わせる、が。
元より、不退転──引かぬ覚悟を持って、前列を志願した者たち。
それを持って槍を繰り出し、軽歩兵の進軍を押し止めんとする意思は固い。
それを支える歩兵もまた、同じ覚悟を持ってそれぞれの武器を振るう。
進む気迫と抜かせぬ覚悟が、橋の前で交差した]
一途、ねぇ。
ま、気が向いたら、そっちの生き方模索してみるわ。
[けらっと笑って返す軽口。>>174
なお色恋沙汰に関しては、色々と浮名絶えないらしい、という余談はさておいて]
[受けて立つ、という宣>>176を心地良いと感じるのは剣の道にある者の本能故か。
上がる口の端が笑みを刻む]
……こないだとは、目的が違うんでねえ!
[先の対峙の際は、先に進むが目的。
今の対峙は、押し止めるが目的。
故に、刃に映すものは異なると。
仔細は言葉にせずに、太刀を振り切る。
刃は相手を捉えきれはせぬものの、態勢を崩すには至った、が]
……ちっ……さすがに、一筋縄じゃいかねぇかっ!
[追撃許さず、切り返される斧の一撃。
ならば、と太刀を引かんとした所に振るわれたそれは、予想外の所を狙っていた]
って、このっ!
[鞘が引かれ、態勢が崩れる。
これはまずい、とは本能的な察知。
とっさに太刀を傍らの地に突き立て、引き抜いたのは『
近接では、太刀よりもこちらの方が立ち回れると知るが故]
……太刀は打ち直せっけど、鞘の拵は替えがねぇんだぞ……!
[そんな場違いな文句を言いつつ。喉元狙う斧へ向けて、刃を振るった。//]
ウォーレン……
そいつァ、先程兄者が言ってた奴かい。
[>>*6 ウォーレン。
>>1:*46 それは先程も聞こえた名前。
智将とも、引き込める可能性のある人物とも聞いた。
そんな人物と、ディーンが今、対峙している。]
んじゃあ、若。
ちょいと、そいつを口説いてきてくれや。
[そんな冗談を、ふっと零してみせた。]
───── かかったぞ。かかれ!!!
[それに負けぬ大音声が響いた。
わあと声が上がり、階上から突撃部隊へ向け矢が放たれる。
それと同時、左右の階段から歩兵が手に武器を構え、突撃部隊の横ぐらへと襲い掛かった//]
/*
ああああ!?投票あと20分じゃね!?
wwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwww
私今日さあ、朝さあ。
村建てさんが「全員自殺票なんですけど」っていう夢を見ちゃってねwwwwあるわ。と思って目覚めたやつ。あるわ……ほんとな。
/*
まあ票はこれでいいでしょうかね。
一応死ぬにはいいシーンでもありますが、思いのこしがあるうちは立候補はやめておきましょう。
チャールズさんもこちらにいたら全力で立候補なのでしたけどね
― 戦場東側 ―
人は、
[向きを変えた馬を、再び駆けさせる。
重歩兵の列へ突撃していく将の背を追うべく。>>181]
変革を待てない時がある。
だからこそ、誰かが、未来を、希望を、
見せなきゃならないんだ。
それが、俺の、役目だ!
[駆ける馬の一歩ごとに、声を上げる。
敵将が経てきた年月と同じ重さで響く言葉>>181を、正面から受け止めて。]
[西へ一旦離れる小隊には目をくれず、数討ち減らした騎馬の一団は騎馬隊本隊を追う。
横からの攻撃を速度をもって切り抜ける意思に、随伴の騎馬兵たちに緊張が走った。
敵騎馬隊の突撃を受けた重歩兵の列は、斧を打ち込まれたかのように左右に切り開かれた。
先頭を行く将の猛威はすさまじく、たちまち絶叫と怒号が渦を為す。]
足を止めさせろ!
馬の足を狙え!
[盟主の声に応えて、長柄の武器を持った者を中心に突撃の阻止を試みる。疾走する馬を捉えようとする試みは、さらなる出血の拡大を伴うだろう。]
―サクソー川:橋の北側―
[狙い通り。態勢を崩す事には成功した。]
……へっ、
女は替えがあっても、鞘は替えがねぇってか?
[>>194 浮気癖のあるらしい銀灰の剣士をからかいつつ。
しかし、冗談を紡げるほどには、この剣士は舐めて掛かれない。
その一瞬の隙を逃す事なく、マーティンは掻っ裂くが為に斧を振るう。]
――――どるぁぁぁああッ!!
[愚直な一振りは凶悪だ。
然し、それゆえに視野がどうしても狭くなりがちだ。
太刀ばかりに気を取られ、脇差の存在に気が付くのが遅れた。]
ぬぉッ?!?!
[唐突に引き抜かれた刃に、咄嗟に身を引く。
首と胴体は辛うじて、無事に繋がったままであるが。]
ぐっ……
[こけた。//]
/*
赤と白のサンドイッチには、赤にも時間軸入れとかないとな。
そうだなwwってなってる。
すまない、コリドラスの話はさっきじゃねえ。
結構前にした話なんだ、な。マーティすまん…
もう少し時を差し上げたいが───…
… 遊びに残された時間はありませんぞ。
[時がない、と。
そんな言葉で、クリーク砦の今を伝えて]
― サクソー川/橋の北西あたり ―
[ 盾で守りを固め、動きを変えながら迫る騎兵から弓騎兵隊は距離を取ろうとしていた。それを許しては反転した意味がない>>179 ]
弓、馬、人!
[ 短く発した隊長の声に、おう!と頷き、こちらの動きに翻弄されて隊列から零れた兵を中心に狙う。まずは弓の弦を斬るか弓自体を壊す、次に狙うのは馬、そして最後に狙うのが人だ。
得物を狙われても人は大きな恐怖は抱かない、故にその攻撃は通りやすい。
もしそれを守り通そうとするなら、野生の本能を持つ馬を狙う。人は恐れに勝る意志を持つことが出来るが、動物には命の危機より大きいものは無い筈だからだ。
だが平原の民は弓を手足同然に操り、馬とまさしく一体になって動く。
狙いは普通の軍を相手にするよりも低い効果しかあげられず、敵の数を劇的に減らすには至らない。
ぐずぐずしていれば、援軍も来るに違いないと思われた ]
ああ、それは───
[困る、とマーティンに答えかけて、言葉が途切れた。>>*8]
…仕方ないな。
なるべくさっさと抜けて、こっちに振り向かせてやらないと。
[続いたのはやはり軽い口調だ。
マーティンの現状を知っていたら、もう少し真剣みのあるものになったかもしれないが。]
オクタヴィアス・ノイアー。
存外、若と気の合いそうな青年に育ちましたな。
[自ら突入してきた敵大将を、こんな風に評した*]
― サクソー川/橋の北西あたり ―
[ もともと軍隊としての運用は未経験な筈の平原の民.........しかしここまでは正規軍に対して十二分に効果的な動きで主力の援護と撹乱に働いている。
その働きを可能にしているのは、多くを学び、平原に戻ったあの、若者だろう。
彼自身が守るべきものを「守る」ために ]
(なあ先生、大したもんだよ、あんたの息子は)
[ 心の内のみで、恩人に向けて賞賛の言葉を送る ]
...狙い絞るぞ、指揮官を落とす。
[ これから彼の命を奪うことになるかもしれないという、その時に。
詫びるつもりはない。躊躇うつもりもだ。
己が手を汚し、終わりの時まで戦うことを誓ったのは、もうずっと前。引き返す道は無い ]
[ やがて速度を上げた騎馬小隊は、これまでとは違う直線の動きで、まっすぐにエドルファスの前へと迫ろうとする// ]
……わかってる。
[いさめるよう届いたチャールズの声>>*11に、不承不承の態で返し]
こちらも、そろそろ抜かないとな。
[時が無い、との知らせに表情を引き締めた。]
/*
うええええいろいろ悩んだけどもう今日はこれで提出する…
どこ落としても障りがありそうでうわぁん(つД`)
できれば、目の前の奴は口説いて帰りたいけど。
[マーティンの冗談>>*9を、案外と真面目に受け取ってもいた。]
/*
!!!!!1票貰えてるぞ!???
wwwww落ちたいねwww
もう、そろそろ。と、思われるように頑張りますね!!!
あんまり立候補は悪いかと思って、でもそのうちするかも知れん((
お墓恋しい。
ディークに投票されると凄く凹む……(´・ω・`)
ごめんね、指揮とかできない人で。役立たずだよね。。。
(存じておりますよ)
[己の役目を短くも声高く掲げるへと内心でのみ呟く]
15年前に一度一足飛びに変革の始まりがなされました。そこから生まれた負の財産を今貴方は率いているのですよ。
[対するこちらは説き伏せるでもない。こちらが正しいと声高に叫ぶわけでも間違ってると否定するわけでもない。
ただ教授するように過去の事例より口にするのみ、悲鳴を割るように錘で叩きつけながら]
東に抜けますよ。ほっほっほっ。
[敵兵は盟主の声により崩落から立ち直り頑強な抵抗を示す>>198ように長柄をかちあげ振り上げ叩きおろし、より出血を強いながらもこちらも同様に幾多の騎兵を脱落させつつ手薄なところを狙うように進路を取る。
馬蹄の音がこちらを喰らおうとするだろう>>198と察する。
元々敵を切り裂きながら進む上に、重騎兵と軽騎兵とでは足の速さは後者に軍配があがれば、時期、後曲に食らいつかれるだろう]
[その一方。側撃のために回った重騎兵の機動力では軽騎兵を追えないと判断し、突撃されて混乱しているものを狩るように動きだした//]
事前投票集計の結果、次の更新で墓落ちするのは、【ガートルート と ツェーザル】となりました。
【投票をガートルートにセット】してください。
お二人は、華々しく熱血な結末に向けて準備をよろしくお願いします。
メモでの相談はあまり推奨しませんが、戦いたい相手がいればラブコール禁止はしません。
退場ロールが更新に間に合わなかった場合は、地上PCによる演出に一任されます。
墓下との意思疎通は行いませんので、更新前の霧発生も考慮に入れつつ、退場ロールをやりきるよう尽力してください。
(退場ロールを早めに投下して、更新時間まで回想シーンのみでも大丈夫です)
なお、PCを恰好よく死なせるためといっても、対戦相手のPCに悪役をやってもらうのは企画趣旨から外れます。
正々堂々と戦って、なおかつ生き残るのが最終日メンバーと心得て恰好つけましょう。
[>>*10 いつもと変わらない調子の声音が心の裡に響く。
その声だけを聴いていると、砦は無事なのだろうかと錯覚してしまう。]
おう、兄者。
無事だったか!
……っはは!
うちのカークも多少は使えるだろ!
[実際は、炎の渦に包まれているなんて、此方からでは想像もつかない。
息子が送ってきた絵具や油があのように使われているなんて。
知る由もない。]
元将軍 コリドラスは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
後世の歴史家 ナイジェルは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
後世の歴史家 ナイジェルは、正規軍戦士 ツェーザル を能力(襲う)の対象に選びました。
[>>*13 続く言葉は、先程盟主に向けたもの。
軽い口調のそれは、今の現状とは遠いものに感じる。
厳しい状況だとしても、きっと彼等はその憂悶を、ここには零さないのかもしれない。]
がっはっは!
アイツぁ、浮気性らしいからな!
若が熱心に口説けば、振り向いてくれるかもしんねェな!
[そんな冗談も交えつつ。]
/*
落としたくなかったとこー><
ツェーザルには会えないかなこれは…。
ふんわり浮かんでるものが上手く纏まって欲しい。
間に合うかな。
辺境伯嗣子 オクタヴィアスは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
傭兵 クロイツは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
熊殺しの森の民 サシャは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
独立解放軍副将 マーティンは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
独立解放軍盟主 ディークは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
/*
んー...個人的にすっごく惜しい二人になってしまった(ツェーザルは成長が見れそうで、ガートルードは背景が気になってた)が、まあ仕方ない、か。(しょんもり)
つーか、ガートルードのこと知らないんですよ!追悼できないじゃないかっ!!><
伝書屋 カークは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
/*
しかし、後半はどうやって場を収めるかの勝負という気がしてきたな。英雄腹心陣に期待するしかないか。
[ おまえも働け?あ、はい ]
― サクソー川/橋の北側 ―
[とっさの判断は功を奏し、喉を裂かれるのは辛うじて避けられた、が]
……っつ……。
[無理な姿勢からの一閃は、引かれる刃に腕を裂かせる結果となり、紅が散った。
それでも、止まってはいられない、と思った矢先]
……は?
[つい、惚けた声が出たが許されろ。
なんて思いたくなるぐらい、予想外な事態が目の前で発生していた。
それでもこの期に態勢を整えなくては、と。
そう思考が動いたのは本能か、それともある種の現実逃避か]
[ここで畳みかければ、それこそ喉を掻き切るのも容易いだろう、とは思う。
けれど、そうしたくない何かがあった]
……つーか、おっさん。
この状況で自分とこ来いとか、どんだけなんだよ。
……いや、ある意味、似た者同士なんか?
[誰と、とは言わないが。
先に向けられた言葉>>184への、率直な感想を吐き出して]
……俺は、どこにもいかない。
あいつに……オクティに、そう、約束した。
あいつが帰ってくる場所を、あいつを出迎えるひとを、護る。
そう、誓った……俺の魂たる、この『霧雨』にかけて。
[言いつつ、見やるのは傍らに突き立てた太刀]
……でも、俺はそのひとつを護れなかった。
だから、これ以上……誓いを、約束を。
破る真似は、できねぇんだよ。
……て、わけで。
口説かれても靡くわけにゃいかねぇし、ここを通してやる事も、絶対できねぇってわけ。
……おわかり?
[告げる口調は冗談めかしているものの、銀灰に宿るのは揺るぎない意志の光。
隙なく身構えてはいるものの、立ち上がるのを阻む動きは、取る事はない。//]
/*
ところで砦側はクロイツ狙い、ってことだよねこれ。
これはクロイツの後に突入、の方が良いかな。かな。
だが騎兵十数騎、砦内に入ったところで階段からの射撃だと攻撃し辛いwww
正規軍戦士 ツェーザルは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
平原の民 エディは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
/*
あ、そっか。
敵弓兵は歩兵に任せて、敵歩兵に当たれば良いのか。
[敵歩兵の存在が抜けていた(ちゃんと読みましょう]
正規軍剣士 クレステッドは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
/*
カークいいキャラだな……
ほんといいキャラだな。
その弱みはどこかいいところで見せておいでよ。
おじさんは影で見守りたい。
/*
そして多分、俺は三日目に死ぬ枠だよね。
チャールズさん来ないかなーwktk
[ 今日、票が入らなかったのは、チャールズさんとタヴィに会わせてやろうというみんなの温情だと思っているいきもの ]
― クリーク砦 ―
[最上から途中足止めに足を止めつつ、また階下へと移動する最中。脚に振動を感じ、数歩先で止まると他の3人は驚いたような焦ったような、そんな顔をしていた。それで何が起こったかを悟る]
撤退、手伝わないど
(チャールズさんたち殿だろうし…)
[そういやカークは無事に逃げられたのかなとふと思い、たぶん、きっと大丈夫だと一度脇腹のあたりに手を置いた。
その下には、二つに畳んだ四葉のカードが隠してある。幸運のお守り、だと勝手に思って持ってきた物だ。]
…?
[そんな中、ふと、視界に何か見えた気がした。
誰かいるのだろうかと、少しの間様子を伺うが、誰も居なければ、すぐさま外へ続く道を行く*]
/*
ガートの動向が見えないので、とりあえず見るだけ見て、またちょっと待って…でいいかな…仕事してないって思われたらすいませn(ごろーん
こんな時、なんて言うべきか迷うと、自分がまだ若造だって自覚しますね。
[パンと自分の頬を叩いてチャールズの前を辞した後は、砦の南側に向かう。
胸壁の内側にロープをいくつか用意させておいた。]
敵が南側に洩れたら、ここから滑り降りて追いかけて挟撃すんだよ。
[問われれば、そんな説明をして。]
―サクソー川:橋の北側―
[>>200 マーティンがこける前の話。
>>208 勧誘をしてみたけれども、返ってきたのは相手の呆れ顔だけ。
予想はしていた。
けれども、残念だ。
それほどに、この二人は喪うには惜しい存在だからだ。
同時に、敵だと非常に厄介だという事も。解っていた。]
いやぁ、
もしかしたら案外ころっと来てくれやしねぇかなぁ〜
なんてなァ! がっはっは!
[実は、兄将と若にこっそり「クレステッドを口説いてみたらどうだろう」と提案したのは此処だけの話である。
自分の考え無しが、露呈してしまった瞬間である。]
[>>210>>211 続く宣には、静かに微笑を浮かべ、]
――――そうかい。
お前さんの大将を、見たくなったよ。
[まだ見ぬ敵将に、想いを馳せ、攻撃を再開するのであった。**(>>199)]
[盟主の声に鼓舞され奮戦する重歩兵たちだったが、それでも突進する騎馬の勢いを完全に止めることはできなかった。
そもそも、重装備の正規兵に効果的な打撃を与えられる武器は揃っていない。
ただ馬の足を刈り、あるいは跨る兵を引っかけ引き落として仕留めることはできる。
横からの攻撃を躱した盟主と直衛の騎兵も、突撃する敵騎兵の後を追って歩兵たちの間を駆け抜けた。
馬の鞍より弓を取り、至近の射撃によって相手の鎧を射抜きながら、先頭の将に言葉を向ける。]
わかっている。
だがもう止められはしない。
[負の遺産。
その響きに顔をしかめながらも、言葉は認める。>>204]
新たなひずみを作らないためにも、
15年の始まりから見てきたものが必要だ。
俺のところに来い。
道を示せ。
[敵騎馬隊が重歩兵の列を抜けようとする寸前、
血なまぐさい戦場には似合わぬ、直截な誘いを投げた。]
[一方、隊を断ち割られた前方の歩兵たちは、襲撃してくる少数の騎兵にさらに出血を強いられていたが>>205、次第に隊列を組みなおしつつあった。
長らく戦場を離れていたとはいえ、元はラモーラルの兵たちを主体とする部隊である。戦いにおいては、それがいくらか有効に働いていた。//]
[手庇をして南の方を眺めやる。
平原の戦いはさすがに見えないし、州都を落さずにディークらが砦に戻ってくることはすなわち敗戦を意味するから、再会するのはこちらから会いにゆく時だ。]
親父──まだ遠いな。
くしゃみなんかしてんじゃねぇぞ。
― サクソー川:橋より北西 ―
(……まだか)
(……… まだ だ!)
[文字通り一歩誤れば串刺しの緊迫感の中で、
矢の減りを指先に感じれば舌打ちひとつ。
首を滴る汗をぶんとかぶりを振って振り払えば、
エディ、と鋭く名を呼ぶ同胞の声を聴く。]
なん、っ!!!
[眼前に迫る敵騎兵に双眸を瞠る。
そこに来て漸く、敵兵が一極集中で自分を狙いに来たと理解が及ぶ。
及ぶ、が、このままでは突撃からの激突は免れない。
剣を抜けど数が数だ、受けきれはしない。]
く、っそ!!
[刹那、鐙を外し跳躍した。
騎乗したままでは的になるだけだ。
馬を捨てる形、どうあっても悪手だが、咄嗟に身体は動く。]
正規軍兵士 ダーフィトは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
[飛びずさった反動で地に短く線が描かれる。
摩擦熱に眉を潜め、しかし手をついている暇はない。
刃が落ちてくることを見越し地を転がると即座に起き上がり]
ヴィダン族レイナルドが長子、
エドルファス・ハーウェン!!!
独立解放軍盟主より一隊を任された将として、
貴君に一騎打ちを申し入れる!!
[剣を抜き放ち、そこで漸くと名乗り上げる。
ざっと弓騎兵隊の矢先が今度は敵将に向くも騎兵の輪はさほど距離無くそこに在る。
そも、受け入れられなければ、終わりだ。
弓騎兵隊に任せ歩兵に紛れる道も念頭にありながら、
ひとり地に立つ様は精一杯の強がりにも等しい。
…背筋を汗が伝う。//]
― 遠い昔 ―
……へ?
ディー兄さんのことを教えろって?
[12になったばかりの春の頃。
クマ事件から間もなく散策に出た森の道で、
不意にサシャが大真面目な顔して話をせがむので、
野苺の蔓を弄る手を止め、瞠った双眸を瞬かせた。]
なんでまた?
[自分で聞けばいいのに、と言い掛けて噤み、
ぺきっと音を立てて野苺を毟る。]
ま、分からないわけじゃないけど
……うーん………
[森のクマことマーティンを見事仲間の一員として引き入れたディーンの話はある意味伝説となり、ヴィダンの民の間でも酒飲み話に用いられるほど有名になっていた。
大真面目な冗談のように語られる覇気なる単語は良く分からなかったけれども、
ディーンの備える力のようなものならば実感として得ていたから、
サシャが興味を持つのは当然のことと思えた。 ]
どーしようかな。
[が、しかし、エドルファスは渋ってみせた。
口元に手を当てて、眉間に皺寄せて。]
…
…っ。 はっはは、
[相手の表情を確認してやろうと思ったが、
確認する前に、自分が崩れた。]
……いや、ごめん。
[沈黙に堪えきれず、突っ伏すように笑う。
どう受けとられたにしろ、ごめん、と二度、告げる。
何か聞かれても、首を振って、]
教えるよ。 教える。
ええと、ディー兄のことだっけ。
僕に語らせたら長いから、覚悟して。
[聞かれたことにも、聞かれぬことも、彼との出会いや
自分の口から話しても大丈夫なことは話してやった。
誇らしげに語るその口ぶりは弟分のそれだ。
別に後ろめたいことでなくとも、褒めちぎるのを聞かれるのはと、
誰かが来れば流石に口を噤んでしまうが、話題は尽きなかった。]
浮気性なのか、あいつ。
[マーティンからの追加情報>>*18に、へえと微妙な声を漏らす。
生憎と、こちとらごく平凡かつ純朴な女性経験しかない。
浮気性と言えるほど…とやや一瞬羨ましく思ったのは、秘密だ。]
……けどあいつ、オクタヴィアスにベタ惚れだったけどな。
[代わりに、そんなふうに言っておいた。]
[ディーンのこと、その他近況、それから。
空白を埋めるように話を重ねる中、話を出来なかった時期からこの時までの間のサシャの変化にも薄っすらと気付き始める。
それは成長と共に齎される自然の――過去の彼女の言葉を借りれば季節の変化にも似たものであり、また一方で、経験から得た全く異質の変化も入り混じっている。
彼女の両親の死、あの日の出来事は人伝にしか聞くことが出来なかったが、彼女を始めとする森の民だけでなく少年期のエドルファス自身の心にも深い影を落としているのだった。]
……兄さんには成すべきことがあるんだって。
それが何なのかまだ聞けていない。
でも、人の心を掴む強さと魅力を持った人だ。
サシャも知ってるように、森のクマさんのあり方を変えたように。
あれかな、「みちびく」ってことなのかな。
…とか、人が言うと安っぽく聞こえちゃうかも。
でも、兄さんについて聞きたいということは、
サシャ自身、似たようなことを何か感じたってことだろうし。
[木々の合間のその先、どこか遠くに向けていた視線を
傍らの娘に戻し、まだ幼い少年は小さく笑みを向ける。]
ご苦労だった。
[カークにかけた労いはごく短い。
煙に煤けた青年の表情は、常の如くに飄々としたものだ。
先の戦闘は短いとはいえ激戦だった。
炎と叫喚、自失していてもおかしくないと思ったが。
無理もあろうが、それを押し込め働く様はたいしたものだ。]
ああ、カーク、
[立ち去る青年の背へ、声を投げる。]
お前さんの親父さんも相変わらずのようだぞ。
随分暴れているらしい。
[何によって得た情報だとか、そんな説明は一切ない。
彼ならば知るであろうか、彼の父と若き主君の間にある絆を。
知るか知らぬか問うことはせず、ただ確信に満ちた音のみを投げ]
あとはサシャが見て話して判断するしかない、…けど。
―――僕は、僕が信じて付いてゆけるひとだって自信を持って言えるんだ。
[ディーンの何に興味を持ったか、
エドルファスは具体的には問わない。
語れば聞くが、聞けずとも予測だけは心に埋めて。
自分の言葉をそっと補強するように、結ぶ。]
だから、きっとこれからも、
大人になっても。信じて付いてゆく。
……聞きたいことは他にある?
[読み取れるようにゆっくりと言葉を紡ぐためか、
サシャとの時間は思った以上に早く過ぎ行く。
そうこうしているうちに、友らとの待ち合わせの時間になってしまうだろうか。
行こう、と野苺ひとつ片手ひとつサシャに差出し、何時もの場所に向かったのだ。]
[サシャを取り巻く世界が変わってしまった後、
それでも変わらぬものはあるのだと伝えたくて、
毎日のように訪ねて行って家の戸を叩いても、
色よい返事は貰えずに、次第に距離遠のいた長き冬。
それを超え、ふとした切欠から再び道交わった春のことを
エドルファスは時々思い出すことがある。
何せ「クマ退治」――あの日があればこそ、
サシャの笑顔が戻り、カークという取っ組み合いの好敵手を得、
ディーンを中心に集う4人の形が出来たのだから。*]
― そして現在 ―
[近くで攻防繰り広げる友、
遠く離れた地で防衛に専心する幼馴染らを、思う。
彼らへ向ける信は今も変わらずに在る。
彼らの存在があればこそ、引かぬ、引けぬと、
確たる意志に火を燈し、此処に立つのだ**]
オクタヴィアスは、
あいつ、あんなにチビだったのにな。
[チャールズが守る砦を、今も激しく攻撃しているだろう彼に、暫し思いを馳せる。]
それなら一度会ってみたいけど、
……許してくれないだろうなあ。
[チャールズの評>>*14に、なにを、が曖昧な感慨を呟いた。]
―クリーク砦・外壁―
[崖を登って砦に辿り着き、素早く周囲を見ながら、腰に下げたフック付ロープを外す。
と、空気の循環のためだろうか。外壁に格子が見えた。]
…外せるか?
あそこで立ち往生だけは勘弁だけど、ねっ!
[フックを外壁ではなく、その格子に引っ掛ける。
すぐに壊れるほど脆くはない。]
…行ってみるか。
[元々軽装の鎧から、さらにかさばる部分を結ぶ紐を切って引っ掛かりを最小限にし、するするとロープを登る。格子の中はどこかの階の天井だろうか。組み合わされた梁が見えた。]
よっ…と
[木製の外壁から、最小限の格子を引っぺがした時。
喚声が上がり、自軍の本隊が前進して行くのが見える。]
独立解放軍副将 マーティンは、栞を挟んだ。
/*
返答だけだと場違いこの上ないので
現在軸とちょっとばかり交錯させておく。
でもね僕は言いたい。
こんな12歳は嫌だ。
wwwww
今度こそどっちか死ねたいね…… (どっか見た)
死亡フラグは負けないぞ、というか、
ぶっちゃけ今日、割と死ねる位置にいたよねと思う。どうか。
…北門が…開いてる?
突破したのか?でも…
[この大きさの砦でも、門そのものを破壊すれば、その音は大きく響くはず。
もし門が閉じられていないとすれば。]
…まずいな、南門だ。
[砦そのものを使うなら、大掛りな仕掛けも出来る可能性があるし、全滅でなくとも、万一オクタヴィアスに何かあった場合、この軍を取りまとめられる人材がいたようには思えない。
いかに有能であっても、クロイツは傭兵なのだ。]
…可能性の欠片も見られないヤツらだったら、楽だったんだけどな。
[眼下の戦いを見ながら、ふとつぶやくと、するりと砦内部に滑り込んだ。]*
― 回想・20年前 ―
…子どもが一人?
[20年前、当時も精力的に領土を拡大していたウェストマール王国に真っ向から逆らい、攻め滅ぼされた地があった。
国境近くの砦に滞在していたチャールズの元に、一人の少年が連れてこられたのはそんな話のあった直後のことである。>>1:253
当時、男の下にはハーウェンという名の軍医がいた。
のちに平原の民の少年を一人養子に取ることになるこの軍医は、以前よりチャールズ・フォスターの率いる軍に加わることがあり、この時もそうしていた。
子ども───少年は傷を負っていた。
ぼろぼろの衣服には、元は良いものであったろう名残が見て取れる。
平穏な身の上ではないだろう。それくらいのことは一目瞭然だった。
けれど男も、ハーウェンもまたそれに触れることがなかった。]
傷の手当を。
目覚めたら食事を取らせてやれ。
…あとは着替えを。
[少年が目覚めた時、彼は新たな衣服を目にしただろう。
元々纏っていた彼の衣服はそのまま処分された。
伝令は速やかに、アルブレヒト・ノイアーの元へ遣わされる。
曰く、『遠縁の少年を保護しました。』、と。
更には『怪我を負っているゆえ、少し休ませた。』…、とも。
少年の身の上について推測は成り立ったものの推測は推測でしかなく、しかし少なくともノイアー卿の名を出すならば、少年にはノイアーの元へ辿りつければ、どうにか出来るだけの見込みがあるのだろう。
ならば男にしてやれるのは、せめて少年に食事を取らせ休息と衣服を与え、ノイアーの元へ辿りつくための手助けをしてやることだけだった。
それ以後のことは、この少年の才覚に掛かっている。
そうは思いながらも、やはり、後日彼の無事な姿が見られれば内心嬉しくも思ったものである。]
儂はチャールズ・フォスターという。
ダーフィト・エイワズ? そうか。
ダーフィト…、良い名前だな。
[他愛のない、二言三言。
それでも彼が正式に軍に加われば、また少しは言葉交わす機会もあったか。
ウェストマールの圧力は、次第に強くなりつつあった。
ラモーラルは未だ平穏の中にあり、けれど軋みは徐々に見えぬ亀裂を広げつつある。そんな時期の話であった。]
エイワズ、久しいな。
…ほう、君も槍を使うのか。
[武器を振るっているのを見たのは、一度きり。
たまたま鍛錬の場に行きあったというだけだから、さて若者の記憶に留まっているのかどうか。
男の中にもそれはごく淡く、けれどあの日の少年が立派に成長している喜びをもって記憶の隅に記されてある。]
筋がいい。───励めよ。
[たったこれだけのことである。
これだけのこと、遠く、未だ明るかった頃の思い出である──*]
傭兵剣士 ガートルードは、傭兵剣士 ガートルード を投票先に選びました。
/*
しかし初っ端から戦闘激しいから
平原の民としての意識とか、僕個人がディーンに付いた経緯とか何気にまだログに起こせていないのです。
現状、幼馴染感情論だけしか出せていないような。
まあ、エディ個人は
「兄さんらぶ!!」「兄さんについてくぜ!!」が8割な気もするんですが(
※ノーマルだと思うから安心なさるといい(二度目)
会話の中で出して行くのも、
皆さんやりたいことあるだろうと思うと割と厳しい。
落ちる前には色々やっときたいけど、回想入れますかあ…
/*
それはそうとコリドラス氏がいちいち格好良いな。
チャールズさんなんて様付けで行きたいほど。
おっさま方が輝く村だよね、なんて眼福。
……類は友を呼ぶっつーか、なんつーか。
[ほろ、と。
意識に声がもれたのは、半ば無意識]
口説き口説かれ、結構いろいろやっちゃいるが。
斬り合いの真っ只中で口説かれたのは、さすがに初めてだわ、俺。
[やって来た『いろいろ』と、この場で受けたそれは、当然の如く違うのだが。
つい、そんな事を言いたくなるくらいの驚きだった]
……あちらさん、なんつーか。
似た者同士の集まり、なんかねぇ……。
― サクソー川/北側 ―
[コケた敵将>>200に、刃を向ける事はしない。
立ち上がる猶予を与えているだけ、というのはわかるが、それでも。
真っ向立ち合った上で、と思ってしまうのは、剣士としての性によるものと]
……東側、盛り上がってんな。
[大分様相の変わった戦況に、意識が引かれているが故。
先に裂かれた腕>>207の痛みから、意識を逸らす目的も少なからずあるけれど。**]
おっと、騒がしくなってきたぜ。
[北門方向から聞こえる喚声に目を細める。
炎と投石と熱湯の障害を耐えて、オクタヴィアス自ら扉の内側へ突入してきたなんて予想もしていないが。
北に押し寄せる敵はチャールズに任せ、自分は命じられた遊撃を担うべく、そして鐘と共に民兵を退避させるべく、再び梁に身を宿す。]
サシャにも礼を伝えんとな。
[邂逅は如何に。**]
― クリーク砦 ―
[迫り行く炎の奥、聳え立つ砦から外に向けて液体が投げられた。
湯気が上がっている ─── 熱湯だ。
熱に熱を重ねた妨害に先を行く歩兵達は疲弊し始めている。
それを補うためにも、オクタヴィアスは疾く駆けた]
[そうして焔を飛び越え、門へと飛び込んだのは、クロイツが率いる歩兵達が砦内で襲撃を受けたしばし後のこと]
騎兵は敵歩兵に、歩兵は階段の弓兵に当たれ!
[騎兵の大多数は仕掛けにより遅れを取っていた。
一部の者は自発的に負傷兵を回収したりもしていることだろう。
故に砦への到着は段階的なものとなる。
オクタヴィアスが率いる騎兵は寡兵なれども馬の扱いにも慣れた正規兵。
やや密集状態となっている砦の中でも、騎乗したまま敵歩兵に槍や剣を突き下ろした。
率いた十数騎の騎兵に護られるようにして、オクタヴィアスは砦の南門を見据える*]
― サクソー川/橋の北側 ―
[いきなり何を言い出すかと思ったら、あっけらかんとした勧誘>>184だった。
勿論冗談だろう。けれど本気も所々に混じっているように思うのは気のせいか。]
……… くっ
くッく く、
[込み上げた笑いを噛み殺すと、変な音の息が口の端から漏れた。]
あんたこそ――…
おいらたちの軍に来たらどうッスか?
そーしたら、おいら、あんたを くまおやじ殿 って慕っちゃうッス。
[ツェーザルは、冗談十割の勧誘しか返さなかった。
ここまで直接遣り合って、彼の信が揺るがぬ様を肌で感じていたから…]
― 回想/下町巡り ―
[なかなか会えなくなる、と思っていたにも関わらず、ダーフィトは宣言>>1:46通り、度々王都へと足を運んでくれた。
ただ、その半分以上は稽古ではなく、王都の中を遊び歩く>>1:46ことだった。
上屋敷の使用人、特に古参の侍女長はそんなダーフィトを良く思っていないらしく、小言を言うこともしばしば。
20歳の祝いにダーフィトが画策したこと>>1:50に対しても、「いい加減になさぁぁぁぁい!!」と大きな雷を落としたのだった。
結果、その目論見は潰えることになる]
この広い王都であのように暮らしている人が居るとは思わなかった。
[それは初めて貧民層の生活を垣間見た時の感想。
他を圧倒するような国の中心でも、手が届かぬものがある証]
全てを分け隔てなく、と言うのはこの豊かな国でも出来ないこと
なのかな。
……私は、ラモーラルに住む全ての民に手を差し伸べられる
ようになりたい。
[紡ぐのは、下町を見て回るようになってから想うようになった願い]
― 閑話 ―
[平原の少年が州都に養子に行くこととなり、さてその先の名を聞いたときは些か驚いたものである。
ハーウェン、と。
名を確かめるように呟いた時の表情は、ディークや他の者にも知られていたか。聞かれれば知った名だと答えていたし、信頼置ける人物だとも口にしたろう。
彼を巻き込むを恐れ周囲を警戒し、15年前より彼にも連絡をしてはいなかった。けれど6年前、エドルファス少年の移住の後に数度だけ遣り取りめいたことをしたことがある。
それほど大した遣り取りではない。
こちらから送られたのは、偽名で記した少しの挨拶。
代わりに送られてきたのは、見覚えのある薬が少しばかりだ。
それででも旧知の無事を喜び、祈る心は通じていたものと恐らく思う。]
それから、領主だから平民だからと、言葉を交わし難い現状を
打破したい。
そうすれば、民の声も聞きやすくなる。
何を改善するべきなのかも見えやすくなる。
[そう思ったのは、あの馬車での出来事が意識に引っ掛かっているせい。
何故、と思った答えは、今なら理解出来る]
民が望む生活を、出来うる限り支えたい。
……下町に住む人達は、とてものびやかに暮らしていた。
[ラモーラルに住む全ての民が、あんな風に過ごせたら良い。
そんなことをダーフィトに語った]
[20歳の時にあがった祝いの話には]
えーと……
もう1・2年したら連れてってよ。
[侍女長の目と耳を掻い潜って、そんな風に囁いたと言う**]
退けねぇッスよ。
退きたくもない。
ラモーラルの明日を担うのは、オクタヴィアスさまだ!
あんたの盟主が、それでも我を通し此処を通るというのなら
おいらは、
…おいらたちは、
全部まるっとまとめて――… 止めるのみッス!!
/*
北砦はガートルードさんの活躍で陥落する方向だよね。
多分燃え落ちるロマンがそこにある。
南はどうなる感じかなぁ。
こちらが誰か落ちないと撤退し難い&体勢立て直しにくいから、4日目に僕あたり、が順当なんかな。
日付更新30分で死んだあのひとのことを僕は今こそリスペクトしたいよ…。
[両手を負傷し、満足に武器を扱えない。
その状態で強敵と呼ぶに相応しい相手と戦う…
けっして安全な道じゃあ、ない。
それでも、
出来る、できないではなく。―――― やる。
ラモーラルへ帰還している新たな主君を迎える為に。
オクタヴィアスさまの紡ぐ未来を、望むがゆえに。
…願いを叶えるためには、此処で、
この好敵手たる敵副将を押さえることが必要ならば、]
[―――馬に引き倒され、馬上からの一撃で倒される兵と。馬の脚を狩られ、あるいは引きずり落とされる兵。
互いに意地をみせるように、その身を盾にするように突進を受け止めようとするラモーラルの民。死に掛けになりながら馬脚を斬ろうとするものラモーラルの民。
長柄や矢で体を生やしながらも一体でも多くとグレイブを突き立て、少しでも奥へとかけ陣を壊そうとするラモーラルの民。
馬から引きずり落とされたもの剣に持ち替えて多勢に無勢と承知で戦うラモーラルの民。 彼らもまた頑固で、そして戦っている。]
―クリーク砦内部―
[クリーク砦は木と土で出来ている分、骨組みとなる柱や梁には、頑丈で太いものも多かった。
高さはあったが、巧みなバランスで、するすると移動しつつ。
人が通った時は伏せて身を潜め、その会話に耳を澄ます。]
…南門は、砦をほぼ横切らなきゃならないのか。
厄介だね。
[また人の気配。
現れたのは、小柄な女性だった。
弓などで武装しているところを見ると、雑用や料理番ではなさそうだ。]
(遊牧民や森の民は、女性でも戦士だったっけ。)
立ち去るのを見届けようとした時、不意にその女性がこちらを見上げた。>>215
/*
wwww
マーティン様からのエールwwwwww
ありがとう。美しいエールをありがとう。
でもありがとうでいいのかなこれ、
収まりが付かないというだけの強がり(とても略)
僕の反応でダーフィトさん困らせてないといいな…っ
[咄嗟に伏せて身を隠す。]
(気付いた…!?
やり過ごせるか…?それとも…)
[気配を消せていないつもりはない。
それでも気付いた相手となると、消耗した現状で、一息に始末出来るか。
手を腰の剣に触れつつ、息を殺す。じっと…]**
[重歩兵の列はもうすぐ抜け切る。というその寸前に]
ただ…この戦いの勝者が決定した頃に、私からの使者がくるでしょう。もしそれが貴方ならば、斬り捨てずにお聞きください。そうすれば道の補助にはなるでしょう。
[裏切らない。そういった舌の根も乾かぬ内に贈るものがあると小声で告げる様は狸親父とよばれてもしかたなかろう。]
ほっほっほっ。
[返事も聞かずに、飄々とした笑いを残し騎馬部隊は最後の重歩兵の層を突き破っていった//]
…………?
相手側に好い人でも居たの?
[類友、の示すものがピンと来ず、続く言葉だけを受けてそんなことを言う。
友の噂>>192は何だかんだで耳に入って来るのだ。
誰を相手にしているのか分からないための言葉とは言え、相手を思えばその受け止め方は良い迷惑だろう。
似た者同士、と言う言葉も、ダーフィトがダンクラードに誘われた話を知らないため、やはりピンと来ていない雰囲気を伝えた**]
[ツェーザルは大地に転がっていた戦槌の傍まで歩き、しゃがんで、柄を握る。
…ぬる。と赤で指が滑った。
舌打ちして、懐刀を取り出し、軍服の長い袖を肩の付け根のあたりで切り裂き引き抜く。
次に、もう片方の手と口を使って、左手と戦槌の柄を即席の細長い布でぐるぐる巻きにし固定した。
土に汚れて血の滲んだ――戦場色に染まった布が、
愛用の武器と己の左手を確かに繋ぐ。
これで、戦える。
役に、立てる。
試し撃ちにと、一度軽く戦槌を宙で振るった。
ぶぉん。と重い風切り音が鳴る。]
…。即席に、しちゃ 悪くないッスね
[動かせば動かすだけ痛みは深くなった。
けれどそれは、顔には出さずに飲み込む。
逆に、けらっと笑ってやった。
だって、そうだろう?
こうして武器を使えれば、それだけで―――― 上々、だ。]
/*
>>263
>特に頭でっかちな宰相や、なにがなんでも自分の意志を通そうとする我儘領主とか。
良いキャラ過ぎるwwwwww
それ言えるの貴方だけだwwwwwwww
[ツェーザルが準備をしている間に、敵副将は……こけていた>>200。
まあ、なので、こちらも…悠長に出来たという面がある。
こけた相手が起き上がるのを待つクレステッド>>248のことは、
…甘いとも思うし、
…気持ちは分かるとも思う。
此処は戦場だ。
本来ならば呑気なことは言ってられない。
――…その間に、あるいは味方の兵の命がひとつ、散らされるかもしれないのだから。]
まあ、でも。
らしい… ッスよね
[彼のそういう甘さが、
時には大事になることもあるだろうと。
なんとなくツェーザルは考えている。
そしてそんな風に考える自分も十分、
甘ちゃんの仲間なのかもな――と内心で笑う。]
クレス、
[あくまで声は軽く。]
止めようぜ ッス。
[いつかの戦場で、共に強敵と戦った時のように――…
彼の隣に並ばんと前まで歩み出て。
戦槌の柄の先を、挑むように敵将へと*向けた*]
/*
後は美味い事、こう、上手い事!!
相手出来れば良いのだけど遠距離職…(ふるえる
ちょっと一回練って考えよう…
― サクソー川/橋の北西あたり ―
[ 一塊となった騎兵小隊が、全速に近い速度で駆ければ、途中で止められる者はほとんどいない。
代わりに、矢を避ける動きは出来なかったから、盾と鎧で弾き返せなかった数本は、守りに回る騎手の庇い切れない足や腕に突き立った ]
うおらああああ!!
[ 文字通り身を呈しての防御の中心で、未だ掠り傷程度で済んでいた隊長たる男が雄叫びめいた声をあげる。
彼が守られて在るのは、まさに、この瞬間のためだった ]
[ 声と共に、前面を固める二人の騎手の盾の間から、飛び出す煌めきがある。
エドルファスが、仲間の警告に気付いて馬から飛び降りたと、それはほぼ同時 ]
ザンッ......!!
[ 騎馬の疾走の勢いを乗せ、馬上に在ったエドルファスを狙って投じられた槍は、目標を喪って、その遥か背後の地面へと空しく突き刺さった ]
『このっ!』
[ 側面から駆け寄った騎手が飛び降りた相手に更に剣を揮うが、素早く転がって避けた若者には届かず>>225 ]
待て...!
[ 背後を護っていた騎兵が長槍を構えて畳み掛けようとしたのを、槍を投じてすぐに抜き放っていた長剣を前に差し出して止めた。
同時、朗々とした名乗りと、一騎打ちを願う声が響き渡る ]
[ ふ、と我知らず、口の端が上がった ]
それは、俺に対する申し入れ、と思っていいかな?エドルファス・ハーウェン殿。
[ 彼は自分の名を呼ばなかった。忘れているか.........いや、それは無いだろう。敵将と知己である、と互いに周囲に知らせるを良しとしなかったのかもしれないが、生憎、彼はそんな事にはまるで頓着しなかった ]
久しぶりだな、エディ。父君のご不幸は伝え聞いた。だが君が看取って差し上げたなら、父君も安らかに旅立たれたろう。
[ この際とばかりに、恩人への弔意を述べる。
そんな場合ではないだろうに、周囲の両軍共、二人の将に矢を射かけようとも隙見て斬り掛かろうともしない ]
(きっと...)
[ きっとそれは、両軍の戴く二人の若者、異なる色の、けれどどちらも眩く明るい光を放つ二つの魂の抱く誇りが、双方の軍に宿っている証、なのだろう ]
ラモーラル正規軍小隊長ダーフィト・エイワズ、一騎打ちの申し出お受けしよう。
[ そう告げると同時、自らも馬を飛び降り、エドルファスに向かって駆け出す。
開始の合図も挨拶もない、不意打ちに近い動きだが、相手が迎え撃つ体勢を整えるだけの間を、僅かにその歩速で調整はしている、とは、手出しを控え、仕方ないなとばかりに苦笑した部下達だけが知ることだった// ]
― 15年前/親父side ―
[それは宰相アルブレヒトが、反乱を決意する直前の話――…]
[月が殆ど欠けた夜。
夜陰に紛れてラモーラル州都の大門を通り抜けようとする影>>0:285を、ひとつの声が呼び止めた。]
「チャールズ」
[今宵の見張りを“気紛れに”買って出ていた将軍――ターリスは、そのまま、…ちらり。と、相手の“荷物”に視線を流す。]
[だが何も問いただすことなく、ただ一言]
「………行くのか」
[深い嘆息とともに呟いた。
夜の闇はフードを被った互いの顔に影を作り、その表情も、その内心も覗かせない。]
[何故此処にといぶかしがられただろうか。
それとも、宰相派を表明している自分に警戒を向けただろうか。]
「…。そうさな、
今 此処で――… あるいは、貴様を止めれば、」
[ターリスは腰に下げた鞘から剣を引き抜く。
白銀が薄い月明かりを集めて、鈍く光った。]
「後の禍根は消えるかもしれん」
[戯れのように切っ先をチャールズに向ける。]
[――が、する気は無いという意思表示に、
すぐに下ろして鞘へとしまった。
仄かに笑う気配が、闇に滲んだ。]
「だが生まれるものは、
禍根だけでは無いと…
夢見る俺は、阿呆かな」
[これから反乱に組し、現主君を裏切ろうとしている自分が、何を世迷いごとを…というのはターリス本人も自覚している。
それでも、今の言葉もまちがいなく、彼の本心だった。
(手を取り合う未来が何処かにあれば……)
今だって、反乱しか本当に道は無かったのかどうか――…
…。其の答えはもう、誰にも、分からないけれど。]
[落ち延びるチャールズ“たち”の影が小さくなるを見届けてから]
「…ラモーラルの未来に幸いあれ」
[くるりと踵を返し、ターリスは彼らに背を向けた**]
独立解放軍副将 マーティンは、栞を挟んだ。
/*
統合の道は皆無ではないけど、現時点でその意識に行くかと言われると、まだ微妙かなぁ、と言う感じ。
でも私が願っているのは「全ての民に手を差し伸べる」なので……後は分かるな?(何
― サクソー川:橋の北西ほど近く ―
……無論、貴君に。
[間近で見れば違えようもない。
その姿、その声、敵将として立つその人が
州都においての知己の一人であることを。]
… ダーフィト・エイワズ殿。
[名をなぞる声色と表情に滲む苦味を自覚する。
弓騎兵隊は全てエドルファスが州都に居たことを知るヴィダンの者だ。
敵将の言葉にも表情を動かすことはないが、ただ、ダーフィトの率いた一隊の卓越した用兵を目の当たりにし翻弄された彼らは弓番える手に多少の迷いが乗るようだった。]
[義父への弔意を受け取れば、
馬上の敵将に据えた翠色は僅かに瞠目し、和らいだ。]
…丁重なお悔やみ、傷み入る。
生前懇意にしていただき、故人も感謝していたでしょう。
……あなたのことを、義父は好ましく思っていたようでしたから。
[視線を逸らすことなく、事実を粛々と述べる。
飄々としたところはあるが、あれは善い青年だと、
彼の名を何かの折に耳にする度、頻りに褒めていた。
ダーフィトと義父の関係が20年も前からのものであり、
チャールズと義父との繋がりの一端でもあるというその奇縁は、
彼らに纏わる事情ゆえかエドルファス自身は聞くことはなかったのだが。]
…… 出来ることなら、会いたくはなかった。
[音にはしないこれもまた、偽らざる本心だ。]
[彼とまみえるのは初めてのこと。
ゆえに、駆け出す速度が計算された歩速であることにまで思い至ることはないが、弓騎兵隊がザッと草の擦れる音を立てて輪を大きくするだけの猶予は「与えられたもの」だ。
それを感じ取れる程度には修練を積むことは出来た―――彼のお陰でもある。
剣の切っ先はどう狙うか。
左の腰に付けたバックラーを弾くように外し、
臨戦の構えを以て刃牙を迎え入れる。*]
[ダーフィトの剣とまみえるのは初めてのこと。
ゆえに、駆け出す速度が計算された歩速であることにまで思い至ることはないが、弓騎兵隊がザッと草の擦れる音を立てて輪を大きくするだけの猶予は恐らく「与えられたもの」。
それを感じ取れる程度には修練を積むことは出来た――彼のお陰でもある。
剣の切っ先はどう狙うか。
左の腰に付けたバックラーを弾くように外し、
臨戦の構えを以て刃牙を迎え入れる。*]
/*
\キャーダーフィトサーン!!/
唐突な申し入れを受けてくれたうえに
馬なしに合わせてくれたダーフィトさんの紳士ぶりに感涙のあまり視界が滲む僕です…。
ありがたい。ありがたい。(拝もう)
/*
触れたいと思って触れていなかったけど、
ツェーザルは口調とってもかわいいよね。
出てくる度かわいいかわいい思ってるなんてそんな。
─ 15年前の乱後 ─
[親父が亡くなるまでの間。
ツェーザルは時折、父の口から彼の名を聞いた。
「…俺なんかよりずっと、義に厚いやつだ」
と。]
うーっと…
今はいない…ッスよ ね?
[乱後、親父に連れられ挨拶に行った、主だった将の顔を順に思い返してみるものの、…あの、いささか厳しそうなお堅い印象の将軍には行き当たらない。]
「いれば、今もっと楽できただろうがな。
…あいつの堅実な手腕は、こういう土台固めで頼りになるんだが」
[親父は仄かに、笑いを浮かべた。]
「ツェーザル」
「ひとは、誰しもが己が信じる道をゆく。
俺も、……あいつも」
「おまえも──…後悔のない、自らの道を、見つけなさい」
[そう告げた親父の表情は…
信じる道を貫いたという親父の元同僚──チャールズという将の名と共に、よく覚えている。
幼心に、そのような真っ直ぐな御仁に一度会ってみたいとも憧れたものだ。]
[その彼が今、主君と砦で激しい攻防を繰り広げている…。
──15年前から決まっていた必然だったのか、どうか。
ツェーザルは今はそれ以上を考えるのをやめた**]
― サクソー川/橋の北側 ―
[呼吸整えていた所に届いた、声。>>274
視線を向けた先、戦槌と手を固定した姿>>270に、目を瞠った]
ツェル、おま……。
[言いかけた言葉は、飲み込む。
先に彼が上げた声。>>260
そこに宿る想い、そうしてまでここに立つ覚悟を思えば──止める事はできない]
……おうよ。
やってやろーぜ。
[ここで無理をさせるべきではない。
元より少ない戦力、それを更に危険さらすような愚は犯すべきではない。
それは、わかっている。
けれど、個としての在り方は、ここで下がるを是としない意志を無下にするのを拒んでいた。
『白露』は鞘へと戻し、突き立てた『霧雨』を手に取る。
感じる傷の痛みは、押し込めた。**]
好い人……好い人な、うん。
悪い人じゃあねーわ、確かに。
[返る言葉>>=1に素で返す。
相手は好漢と言える人物。だから、言葉的には間違っていない]
っても、斧担いだおっさんに口説かれて嬉しいかってぇと、なー。
ま、これが美人さんだったとしても、靡くわけにゃあいかんけど。
[それだけ聞くと誤解を積み上げるような言葉を返し。
しばし、空白]
……あー。
勘違いすんなよ、妙な意味で誘われたわけじゃねーぞ?
[なんか伝わってない雰囲気に、少し慌てて言い添える。
なお、自分の浮名のあれこれが伝わっているとは思っていないので、なんでそういう話になった、という焦りめいたものは少なからず声音に滲んだ]
あちらさんの副将のおっさんがな、俺とツェルに自分のとこに来い、とか言いだしてさ。
……ダフィの旦那も、挨拶行ったら口説かれた、なんて言ってたから。
似たようなの、揃ってんのかな、ってさ。
[先は伝えなかった話も交えて、呟きの所以を説明し]
ま、心配すんな。
どんなに口説かれても、俺は落ちる気ねーし。
ツェルも、そこは変わんねぇみてぇだから。
[軽い口調で言って、それから]
あ、そうそう。
一つ言い忘れてたけど、戻って来たら、ツェルの事、よーく労ってやってくれな。
……伯を『連れて帰れた』のは、あいつの頑張りおかげだから。
[言いそびれていた事を一つ、付け加えておいた。**]
/*
チャールズ宛のは、
朝起きて読み直して、足りない…となって
慌てて追加したやつ。
たぬきおやじとくまおやじがいるから
あとなんだろうな。
いわおやじ…?
後はオクタさまには何か投げたいね。
これはやっておきたい。
/*
WWwwwWWWWwwWWwWWWwwww
wwwwwwwww
wwwwwwwwwwwいらっしゃい……
来ると、思ってたよ。
wwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwww
/*
縁故すげーな。すげーことになってんな。
ふわっとも触れないのはクロイツのみだな!?
wwwwwwwwwwww
wwwwww
wwwwwwwwwありがとうwww
[死が振りまかれる戦場で、互いに武器を振るいながら
交わされる会話としては奇妙なものだったろう。
けれどもこの会話に、ある種の清々しささえ感じていた。]
そうか。
[誘いを断られ、答える声は短い。>>263]
ラモーラルの民は、本当に頑固だな。
[続く言葉には、微かな笑みを含む。
かの宿将を心より欲したのも事実。
だが、あっさりと頷かれては落胆しただろうことも事実。
チャールズが評した通りの人物だと納得する。]
[手が届かぬまま、将に率いられた騎兵は兵の列を破っていく。
最後に告げられたこと>>269にいくらか面喰って、追う足が緩んだ。]
…わかった。
やっぱり、へんなやつだな。おまえは。
[同じように小さく答えた声は、相手に届いたかどうか。]
戦いが終わって、生きていたら、俺に下れ。
いいな?
[離れ行く背へ大きな声を上げたから、今度はきっと聞こえただろう。]
[敵騎兵に続いて、盟主と旗下の騎兵も兵の列を抜けた。
振り返り見る陣は、惨憺たる様相を呈している。
重騎兵が残していった傷跡と、横たわる死の痕に、半瞬瞑目した。
死なせすぎたかもしれない。
敵も味方も等しくラモーラルの民なのだ。
正面突破を掛けたのは誤りだったかもしれないとの思いが頭によぎったが、今はそれを断ち切る。
今が機だ。
己の前にある道を行くべき時。]
隊列を組みなおせ。
すぐに次が来るぞ。
[重歩兵隊の列の横を、先頭に向かって駆けながら、陣の立て直しを急いだ。//]
― 14年前:辺境伯の館―
[普段はわんぱくかつ粗野で通っているツェーザルも、流石に一人で辺境伯の館を訪ねた時は、借りてきた猫みたいに大人しく、緊張していた。
親父が亡くなり、ガーウェンの家督を継いだ齢12のツェーザルは、これから自分が仕える主君に挨拶をしたいと――辺境伯の館の門を叩いた。
「一緒にいこうか?」という親戚からの申し出は断った。
この身ひとつで、信を預けることになる相手を感じ取りたいと欲したからだ。]
[促されて入った部屋には、年重ねて威圧を放つ辺境伯アルブレヒトと、その嗣子であるオクタヴィアスが待っていた。]
ターリス・ガーウィンが子息、
ツェーザル・ガーウィン ッス。
…本日より、亡き父に代わりまして
アルブレヒトさま並びに
オクタヴィアスさまに お仕えさせていただきまッス!
[はきとした声で宣し、直角よりも深い角度で低頭する。]
[まだ軍学校に通う身だ。今出来ることは少ないが、それこそ――オクタヴィアスさまの時代になれば、力になれることも増えてくるだろうと。
顔をあげた眼差しを、すぅっと、年下の少年まで流す。
…真っ直ぐ澄んで綺麗な瞳だな、と思った。
これからのラモーラルの明るい未来を、映すいろ*だと*]
― 閑話/回想 ―
[起て。と、男が口にしたことはない。
態々そのようなこと口にする必要もなく、男自身の意思は伝わっていただろう───と、思う。
何故ならば、男はダンクラードに対し父のように振舞うことありといえども、臣下としての礼、立場。
それらを崩すことは一度たりとてなかったのだから。
ダンクラード…例えディーンと名乗り、そう呼ぼうとも、彼は正統なるラモーラルの主であり男の戴く主でもある。
主たるものは臣下の敬意を受けると同時、その敬意に値する力量と覚悟を示し続けられる存在であらねばならぬ。
彼にはそれだけの器量がある。
男はそう思っていた。ただの贔屓目ではないと思う。
彼がただ領主の息子として産まれたからというだけでない。
彼がそれを自覚し、己を創り上げてゆくさまを。
太陽の如きに明々と魂の輝くさまを。
身近に見てきたからこその感想である。]
[起て。と、男が口にしたことはない。
ダンクラードは領主の息子として生を受けた。
けれど今は、平原や森の民と共に暮らす少年である。
森のおばばの託宣はある。
地の柱との言葉は聞いた。そうかとも…そうだろうとも思う。
…けれど。
けれどもし彼が起つならば、行く手は血に覆われるだろう。
ラモーラルの同胞の血に、その手を浸さざるを得ないだろう。
───させたくないとの、思いがある。
ただの、”父親”の感傷である。]
[男も元は軍人であった。
だからこの手で武器振るったことも、人を殺めたこともある。
最初に人を殺めたときの、身震いするような思いも遠く覚えてる。
それからもう、その何倍も何十倍もの人間を死に追いやってきた。
それに嫌気が差すほど繊細でもなかったが、…それを良いものとするほど鈍くもなかったつもりでもある。
”息子”に、そんな思いはあまりさせたくないなと思った。]
― 決起の前(回想) ―
[決起のどれほど前のことだったか。
定かではないが、男はディークとラモーラルについて言葉交わしたことがある。
無論それが最初ではなく、何度目かの、日常的な会話の延長といった趣ではあったが。]
そうですな…。
ノイアーは、確かにこの国に平穏を齎しましたな。
[淡々と事実を口にする。
彼が辺境伯に納まったことによりウェストマールの脅威はひとまず除かれ、ラモーラルは戦火に攻め滅ぼされることもなく、平穏の中にあるように見える。]
だが───…、
[けれど、と。男は僅かに視線を落とす。
その平穏から零れ落ちていくものがある。
鈍い軋みは一見塞がれたように見えても、未だ閉じていないように男の目には映っている。]
… ラモーラルは、緩やかに死につつあるように儂は思う。
あれもまた、あれの信念に従ったのでしょう。
ディーク様。
儂はノイアーが、単に己の私欲の為に、
貴方のお父上を弑したのだとは思わん。
───だが。正しいことをしたとも、やはり思わん。
…。あれは民を戦火から守ったつもりでいるでしょう。
それは一面、正しくもある。
だが。
あれの成した結果、ラモーラルはウェストマールの地方になった。
ラモーラルに根付いてきた民を切り捨て思想を捨て、ラモーラルはやがて、ウェストマールのただの田舎の一地方と成り果てるでしょう。
その時にラモーラルは死ぬと、儂は思う。
[深く静かに息を吐く。
それでもそれで良いのだと、かつての友は言うのであろうか。]
ダンクラード様、目を曇らせずに開いておかれませ。
何が正しいのか何が良いのか、じっくりとご自分で見て考えておかれませ。
人には各々の正義があり、
各々、己の信じる道を行く───…人も、国も。
そうして動いていくものです。
[男は口を閉ざして、主と仰ぐ若者へと目を向けた。
彼が背負うものは彼だけの背に負わせるには、あまりに重い。
その重みに縛られぬようにとの願いは、音に出さずに胸に*沈めた*]
― クリーク砦・現在 ―
[混戦になった。
砦の内部は、ある程度の広さを確保されているとはいえ、所詮建造物の内部である。
様々な攻撃と障害を乗り越え、飛び込んできた満身創痍の敵兵らは、まず精鋭と言っていいだろう。
矢を受け倒れた者がある。横撃に倒れたものもある。
それでも立ち直って剣を向けてきた、あれはラモーラルの守備兵か。]
……弓兵隊、下がれッ!!
敵歩兵隊を近寄せるな!
[現在、この砦内にある歩兵は都合170…ではあるが、残念ながらこの場に全て集合しているわけではない。そもそも場所がない。
南門を守り固めるもの、各所に配置されていた者、そうした者らを差し引いて大体80弱の兵がこの場にあったか。
これは階上の弓兵を入れない数ではあるが、ともあれ、こう乱戦となっては正確な数の把握というのは実に難しい。]
──── 通さんぞ!!
[チャールズはその砦内、南門との間の、つまり最も戦闘が激しくなる中央に位置していた。
矢は次第に間遠になり始めている。
直接敵の攻撃を受けつつあるという所為もあるだろう。
混戦になるにつれ、誤射を恐れて矢が放ちにくくなる事情もあろう。
分かっていたことだ。
歩兵の残り、その一部は、彼ら弓兵や工兵らを敵の追撃から守り逃がすために分けてある。]
騎兵か…、…ふんッ!
[馬蹄の音が響く。凛とした青年の声が響く>>251
勢いにあわせ、馬上から突き出された剣を槍の柄で受け、ぐるりと回転させて逆に剣に絡めた。バランスを崩した騎兵が、狼狽の声と共に落馬する。]
自ら来るとは、やはり、
( … 気の合いそうなことだ。 )
[音ならざる声に届けたこと。
それと同じ感想を胸に落として、僅か苦笑する。]
[砦の元守備兵の中には、男の顔を見知るものがあるらしい。
それもそうだろう。
ダンクラードの演説の折に顔を見たのかも知れないし、それ以前より知るのかも知れないし、或いは砦占拠の折に見知ったのかも知れない。
ともあれ、あれが将だと見て、刃向けてくる果敢なる者らがあった。
男はそれらに向け、…──同胞に向け、迷うことなく槍を振るう。
────がつ。と、槍の穂先が再び敵兵を薙ぐ。
その衝撃に、背から腹に巻いた包帯が湿り始めた。
さすがの軟膏も、この短期間では万能では有り得ない。
男の額に汗が滲む。微かに唇の端が*上がった*]
/*
正直言うと昨日からだいぶナカノヒトのMP削れてて、もう自分に投票しようか、明日にはいろいろ諦めて森に引っ込んで隠居生活すると言い出そうかレベルだったのだけれども
これはもう、やるしかないよね。
やりきるしかない。うん。
/*
ああ。ありがたいわ。何度でもいうけどありがたい。
なんかこの、ナカノヒトの凹み具合を見抜かれてるのかってくらいありがたい。
おし。ちょっとがんばろう。
― 回想・15年前、州都 ―
[暗闇の中を、少年を庇いながら街路を抜ける。
じきに街を抜ける。声を掛けられたのは、そんな場所だ。
足を止めた男の身体に緊張が走ったのを、少年も恐らくは気づいただろう。
フードから続くマントの下、腰に帯びた剣の柄に手が掛かる。
男はそれを抜かぬまま、相手の名を呼んだ。]
ターリス・ガーウィン。
… 夜遊びの道にでも迷ったか?
[名を呼ぶ声に返す声は、つとめて軽い。
闇は深く相手の表情は未だ見通せぬ。
信に篤く、武には長けた男だ。
この場で打ち合えば厄介だなと、そんな思いが脳裏を掠めた。]
/*
中の人の凹みっぷりの原因の一つが、立ち位置を定め切れてないというのがあるんだろうねと思う。
今のままだと、単に平地に乱を起こした前領主の残党なだけで、義が無いんだよ。
誇りとか遊牧民の生活がとかいろいろ言って見てはいるけど、ここらでそろそろ筋を一本通したい。
ヒントはもらったし、やらなきゃいけないことだし、そろそろ決起を決意した場面を書きましょうかね。
[ぎり。と、奥歯が噛み締められた。
呻くような声が喉の奥から絞り出される。
叶うことなら、今からでも王宮に取って返したい思いがある。
王宮に引き返し、主たるクレイグを救いに駆けつけたい思いが。
…だが。男はそのクレイグ自身に、彼の息子たるダンクラードを護れと命じられている。その務めを、男は投げ出すわけにはいかなかった。
この少年を無事に逃がしきるまで、戻るわけにはいかなかった。
もしもこの、ターリスが味方してくれていたならば。
彼までもがノイアーの手に落ちていなければと、思う悔しさが、彼の言葉に隠せず滲む。]
― 回想・14年前 ―
………死んだか……、
[ターリス・ガーウィンの訃報は少し遅れて男の耳にも届いていた。
未だ乱の名残色濃く、身辺落ち着いたとはいえなかった頃の話である。
呆気ない死の知らせに、男は黙って口を閉ざした。
怒りがないといえば嘘になる。
当時州都にいなかったコリドラス将軍などとは違い、ターリスは自ら選んでノイアーについたのだ。
主君を裏切り死に至らしめた男への怒りは、今をもって消えることはない。……けれど、]
『──生まれるものは、禍根だけではないと…、』
[あの日あの男は、確実に自分が何を逃したのかを知っていただろう。
”可能性”を永らえさせた男の心中、全てを知れるわけはないけれど。]
『 夢見る俺は、阿呆かな。 』
… 阿呆が。
[まだ早い、と。
苦い痛みの呟きは、聞く者とてなく平原の風に流れた───*]
(ターリスにも息子があったはずだが。)
[決起に際して敵となるであろう正規軍側の面々を挙げていく中、ターリス・ガーウィンの名も…正確にはその息子の名前も挙げられている。
ツェーザル・ガーウィン。
確かダンクラードより僅かに年上だったかと記憶してるが。
彼もまた、父の志の跡を継いだか…父の意思を知るだろうか。
同じくその父の跡を継ぐオクタヴィアスの元に名を連ねる彼の名を見て、そんなことを思った*ものである*]
― 戦場東側 ―
ほっほっほっ。思った以上にやられましたね。
[重歩兵隊>>294を抜け、しばらくかけたところで、脱落者の数の確認をし、馬首を反転させるがすぐに行動はできない。突撃後の隊をまとめ直すのにしばしの時間を要する。
立ち止まって戦うなどするぐらいなら下馬して闘うほうがいい。だがそれでは受け止めれない以上、判断が間違っていたとはいわないが]
あちらの出方次第ですかね。
[橋を目指すのなら後ろから追い立てる。
兵を分割しこちらに向けたとしても密集した陣ならば迂回し、横長に広げたならその一点を突破して後背に食らいつく。
多勢を、あるいは全ての兵をこちらに向けるというならば戦況でみれば時間稼ぎの役割を果たすことになるが、後は他の部隊に任せるしかないだろう
側撃のために離れた部隊>>205は無理せず一撃離脱でもしているとおもうが、声の届かないものを指揮する術はない
基本的な方針を決めた後、考えるのは先ほど、背に投げられた言葉>>293>>294を含む一連の事柄]
[二年前まで将軍であった男は新兵や誰かの直属というものでもなければコリドラスが練兵を行わなかった兵の数のほうが少ない。麾下の重騎兵はもちろん、先ほど突き抜けた重歩兵群もまた見知った存在であった。
『正しいことに力を使いなさい。少なくとも自分がそう信じれることにですよ』
そう聞かせた言葉を忠実に守っていたのだろう。彼らはディークへと正しさを見出したのだろう。て手心を加えないのが戦場の常であるが裏切りではなく成長ともとれる。
同じように成長を見た。クレイグ侯の子供。然程かかわりをもたずにいたコリドラス。なにせ、彼は領主の息子というだけで媚るものもいた。
皆が皆そうして過大な扱いをしていたら歪んでしまう恐れもあったから...は普通に父親の臣下としての分を弁えた立場で接した。
それは湾曲的にクレイグ候が偉いのであって。クレイグ候の子供は別段偉くもないのだ。という意味も、奇妙であるという印象の裏には隠されていた。
同時に自らの手で従えるだけの器量を身に着けてほしい。そんな願いを密やかに抱いていた]
(もうあの方の息子。としてみるわけにもいきませんね)
[誘いに心が震えなかったかといえば嘘になる。
よく育ったものだ。と、いつもの飄々とした笑い声をあげた]
[尚、この状況でも変わらず笑っている。と、とりあえず笑っとけ作戦が勝手に発動し、周囲の兵が未だに元気になっているのに気づくのは少しだけ後のことである。//]
/*
チャールズの返事嬉しいねえ。へへへ。
この、いろいろ汲み取って貰っている感がたまらない。
村前から親父絡みでチャールズと遊べたらいいなあを
思っていたので、やれて満足!!!
今回の村はものすごい短距離走やっているけど(…
やりたいことは摘めている気がする。ありがたいね。
[そしてダンクラード様のの成長の第一の存在を思うように、一度クリーク砦の方向を見て]
― 回想:15年前 ―
[それはまだ宰相が領主を討つ前の話]
ほっほっほっ。わざわざ見送りに来ていただけるとはご苦労様ですね。フォスターさん。
[ウェストマール王国から麾下に加わるように打診を受けてから時が過ぎ、すでに返答の期限が間近まで迫っていた。
そしてラモーラル領に最も近い王国の軍事拠点に兵が集っているという情報が入り、それを受けクリーク砦の守将にコリドラスが任じられたのがつい先日。そして兵を率いて州都をたつ折、その見送りにきてくれたチャールズへと飄々と笑いかけた]
ところで今日も変わらずやってらっしゃるのでしょうね。
毎日毎日飽きもせず、まるで子供のようですね。
[今後のラモーラルをどうするか議論のことを差す、事態はそんな簡単なものではないと知りつつもあえて呆れたような調子に言う。]
少々飽きてきたので私は気分転換に北にいってきます。そちらのことはよろしくお願いしますね。
[こちらについてはそれなりに本心を口にする。
コリドラスが守将に任じられた理由の一つには、コリドラスは独立独歩の道を歩むも、王国の意見を飲むことにも強いこだわりがなかったというのもあった。
領主であるクレイグ侯派であるが、クレイグ候が宰相の意見に折れればそれに従うし、自分の意見を貫けばそれに従う。そういう考えであり、むしろいがみ合うように意見を交わすのが嫌になったという側面もある。これからクリーク砦にいく面々はコリドラスと同じように考えている人間が多くいた。]
無責任かもしれませんが私がいても、「一枚岩のように皆で進みたい。」としかいえそうにありませんからね。
どちらを選んでも苦難が待っている…ですが一つになって進めばどうにかなる。……なんて、楽観的な考えを私は好きですがフォスターさんはどうですかね?ほっほっほっ。
[そのような簡単な事態でないにもかかわらず、願いを口にして飄々と笑う]
ですが協力し成し遂げる喜び。…あの甘美で眩い心地をまた皆で味わいたいですね。
[それもまた飾ることのない本心として打ち明けながら特徴的な髭を弄る]
無責任かもしれませんが私がいても、「一枚岩のように皆で進みたい。」としかいえそうにありませんからね。
どちらを選んでも苦難が待っている…ですが一つになって進めばどうにかなる。……なんて、楽観的な考えを私は好きですがフォスターさんはどうですかね?ほっほっほっ。
[そのような簡単な事態でないにもかかわらず、願いを口にして飄々と笑う]
ですが協力し成し遂げる喜び。…あの甘美で眩い心地をまた皆で味わいたいですね。
[それもまた飾ることのない本心として打ち明ける]
皆、故郷のことを考えてくれている。それを信じていますからどのような決断でも構いませんよ。
……私は強大な敵に立ち向かう覚悟も。屈辱を耐え忍ぶ覚悟も。どちらもすでに完了していますからね。
[皆をクレイグ候も、宰相のアルブレヒトも、ガーウィンも、フォラータも、もちろん目の前のこの男も。
信じているからこそ自分の意志など置いていける。そしてどのような道を辿ろうとも覚悟が決めれるのだ。と普段の飄々とした態度と裏腹の強い意志を言葉にして]
ですので私は軍事的にも外交的にも必要なこと…国境に眼を光らせておきますよ。
[こちらは任せておきなさい。と強い覚悟を既に決め終えたという将軍は出立のために騎乗して]
それと、もしウェストマール王国が寄せてきても十日はもたせますので、「準備を万端にしてからきてください。」とお伝えくださいね。どうも、うちには自由に突っ走りたがる人が多くて多くて…そちらのほうが心配ですからね。
いやはや貴方には苦労ばかりかけますが、その時には私が第一功をあげている間にみなさんの手綱をしっかり握っておいてくださいね。ほっほっほっ
[憎たらしい笑い声と軽口を残し、どうせまた会うのだ。と別れの言葉すら口にせず、未来を信じて任せた将軍はクリーク砦にむかっていった。
その後、宰相が領主を討つということが起きるとも知らずに*]
― 回想終了 ―
― クリーク砦内部 ―
(やっばり誰かいる)
[森で獣を相手にしていたサシャですら、気づくまでに時間がかかった。他の3人は既に先へと進んでいる。
味方なら隠れる必要はない、杞憂以外の可能性はひとつ。
足を止め、注意深く視界に映したものを見極めようと、じりじりと近づいて―――]
っ、誰っ!!
[視界に相手の姿が映ると瞬間、何時ものように急いで弓を構えようと背に手を回しかけて、近すぎる距離に手は慌てて腰の鉈へ伸びる。そのため大きな隙が出来てしまう。
声に気付いた兵らが戻ってきていたが、その足音はサシャには聞こえない。]
[いつもは弓を使い遠くから敵を射殺す役ばかりで、間近に敵を見る事が無かった為、自分と同じく珍しい女性兵に、自分の事を棚に上げながら、胸中驚き、少し動揺していた*]
― 起つを決めた日(回想) ―
[きっかけは、ある一家との別れだった。]
「もう、ここではやっていけないんだよ」
[寂し気な顔で言ったのは、平原の民のひとり。
ディークらが都より落ち延びてきた時、匿ってくれたひとのひとりだった。]
「放牧していた場所がずいぶん農地に変わってね。
豊かな土地はみんな農地になっているのさ。
作物を作って、王国で売った方が稼ぎになるからね。
うちも、羊を放す土地が無ければやっていけない。
それでなくても、税が重くなっているからね」
[羊を手放して、街で仕事を探すのだと言う彼の背が、ずいぶんと小さく見えた。]
[都より落ちて15年。
始めの頃こそ追手を恐れ、闇に忍び、草を噛むようにして生きていたが、平原の民に受け入れられてからは友にも恵まれ、城にいた頃と同じか、もっと自由に伸びやかに過ごしていた。
あの日の赤の光景を忘れたことは、1日たりとて無い。
けれども、ラモーラルの民が望み、それが良いと判じて父を除いたのであれば、このまま草原の中に生き、森の土に還るのも悪くはない。そうとさえ思っていたこともあったのだ。
だがそうしている間にも、父が護ってきたラモーラルは、自分が大好きだったラモーラルはゆっくりと変わっていった。
都では新しい技術がもてはやされ、新たな作物がもたらされ、人や物の流入と共にウエストマール王国風の暮らしが入り込んでいた。
一方で平原は焼かれ森は切り開かれて農地が広げられていく。
ウエストマールの王を主君と仰ぎ、王国に人を税を作物を収め、王国の民と同じ生活をするならば、ラモーラルはいつか消えてしまう。
草原を去りゆく一家は、その象徴のように見えた。]
[誰かが、ラモーラルの象徴にならねばならぬ。
ラモーラルの民であるという誇りを忘れぬための形にならねばならぬ。
ラモーラルが積み上げてきた歴史を、大地を、祖霊を守らねばならぬ。
それは自分の役目に他ならなかった。
それが、上に立つものとして生まれた自覚であり、
自分以外に為せるものはいないという自負でもあった。]
ラモーラルを取り戻す。
[愛するラモーラルがこれ以上失われる前に。
この日、
― 起つを決めた日(回想) ―
[起つ。
告げたのは、その言葉だけだった。
厳しくも忠実に守り扶けてくれた臣に手を伸ばす。
森の中よりついて来てくれた漢に手を伸ばす。
触れた先で響き合うのは、あの日の赤い都城。
燃えあがる炎に呑まれんとする光景は、
やがて旭日に映えて輝く城の姿に変わる。
炎の中より生まれる、新たな力強い姿へと。]
おまえたちの力、存分に揮ってくれ。
[待たせた、と。微かに唇が告げた。]*
[起つを決めた心の中には、いくつもの言葉があった。
何かの折に、チャールズと交わした言葉もそのひとつ。]
ラモーラルが死ぬのか?
[言葉を拾って、目を開いた。]
[ラモーラルは、今は穏やかに時を刻んでいるように見える。
人々は、父が生きていたころと同じように過ごしていて、
この平穏を壊すことなど望んでいないのではないか。
そんなことを思っていた矢先だ。]
… 死ぬのは、嫌だな。
[本当は気づいていた。
何かが失われつつあることを。
守り受け継がれてきたものが、削られつつあることを。]
[常に傍らにあるこの男が、自分を主と仰いでいることはわかっていた。
ラモーラルの新たなる主であるという自覚は、あの時>>40からいささかも鈍っていない。
主と仰がれるならば、主たらねばならない。
生まれへの誇りと臣たるものの視線が、青年に上に立つものとしての意識を育ててきた。]
俺が、信じる道は───
[見えていた。
けれども、踏み出す勇気が無かった。
あの時は、*まだ*]
/*
何回やるんだという気もするけれども、改めての決意表明。
折に触れてやっておかないと揺らぐのよ。
特に、状況が厳しい時は。
/*
コリドラスのタヌキ親父っぷりがまた良くてな。
あの笑いっぷりに騙されるけど、中身は熱い奴であるという感触。たまらぬ。
― サクソー川/橋の北側 ―
[物言いたげな様子>>291を僅かに覗かせたものの、
クレステッドは其れ以上何も言わなかった。
…言わないで、いてくれた。
その事実に、口の端に敷く笑みを色濃くしてから―――]
[剣呑と覚悟を混じえて、ツェーザルは敵副将に向き直る。]
マーティン・くまおやじ!!
ここはぜってーー 通さねえ ッス よ!!!
[その宣が、開始の合図だった。
だんっ。 と、右の足を大きく踏み込み、
…駆ける。
大股で三歩の距離を詰め、
初手は、相手の左肩を狙ってそのまま右下へ、
大きくナナメに戦槌を振り下ろした。]
― 14年前/辺境伯の館 ―
[その人と最初に会ったのはもう14年も前のこと。
オクタヴィアス7歳の時だった。
父に付き従ってきたガーウィンの当主が逝去し、家督を継いだ少年が挨拶に来た>>296のだ]
────………
[ツェーザルと名乗った少年>>297は特徴的な語尾で勢いのある宣を紡ぐ。
オクタヴィアスは自分より5つ上の少年が、己の目線ほどに頭を下げるのを円い目で見つめていた。
やがて彼が顔を上げ>>298、自分へと視線を向けてくる。
はた、と一度瞳が瞬き、視線が交わった]
「…ツェーザル・ガーウィン。
君の父、ターリス・ガーウィンは忠義篤く武技に長けた
御仁であった。
彼のような忠義者が喪われてしまったこと、至極残念に思う。
ツェーザル、今はまだ学ぶ身であるが、将来、父を超える傑物に
なるよう、期待している。
[父がツェーザルに向ける言葉をその隣で聞く。
次いで、父に挨拶を促すように背を押され、改めてツェーザルを見上げた]
えっと……
よろしくおねがいします、ツェーザルさん。
[辺境伯の子としての扱いに未だ慣れていなかった時期。
戸惑いこそ無かったが、年若いこともあり気の利いた言葉は出てこなかった。
代わりに満面の笑みを浮かべてツェーザルに握手を求める]
たまに、おはなししてくださいね。
[これまでにない歳の差に、口調を迷って結局敬語になりつつ。
友や兄以外が前以上に畏まるような対応になってしまったことを忌避して、ツェーザルにそんな願いを向けた*]
[大味の攻撃だ。
避けられることは想定済み――…
今の助走で得た先端の勢いを殺さぬまま、]
うぉりゃああぁぁぁあああ ッス!!!
[戦槌ごと、ツェーザルは上体を時計回りに捻転させた。]
[ ぶぅるおおおおおぉぉん…ッ ]
[重い旋回音とともに、戦槌が宙に獰猛な円の軌跡を描く。
少しでもこの円に触れれたならば激しく弾かれるだろう。//]
―サクソー川:橋の北側―
ってぇ……
[尻餅を付いたまま、左腕を戦斧に手を伸ばした。
それを杖のようにして、立ち上がる。
>>248 マーティンが態勢を整えるまでの間、クレステッド達は自分に刃を向けることはしない。]
ったく、何処までも真っ直ぐな野郎だぜ……
かっけぇなぁ、おい。
[小さく相手を賛辞した言葉は、果たして届いたか否か。]
[>>270 もう一人の勇猛な戦士も、戦うことを諦めてはいない。
掌を傷つけられてもなお、握る愛用の武器。
無理矢理布で縛る姿は、意地でもこの戦場から背を向けようとしないがゆえ。]
はッ、
――――……どいつもこいつも!
本当に惜しい奴らだぜ!
[>>252 くまおやじとツェーザルが慕う様子が、容易に想像できて。
微笑ましい。そんな夢が、現実となれば良いのに。
現は、常に残酷だ。]
正々堂々と戦う姿、 儂ァ、大好きだぜ。
………掛かってこい!!!
――――……な…!
[>>336 ツェーザルの攻撃は予想外だった。
まるで、巨大な鉄の塊が襲いかかってくるかのようだった。
捻転した勢いは増し、その円は凶悪なスピードでマーティンに襲い掛かる。
咄嗟に、柄を横に突き出すようにし、豪快な攻撃を防ごうとしたが、]
…ぐッ、ぅお!?!?
[マーティンの巨躯ですら、勢い付いた円には敵わなかった。
烈しく弾かれた身体は、橋の側面に激突する。
気が軋む音がして、僅かに橋が揺れた。]
くそッ、 ……止まりやがれ!!!!
[また力任せに斧を振るうだけでは芸がない。
マーティンは近くで力尽きている兵士の盾を拾いあげた。
下級兵士の粗悪品だが、無いよりかはマシだ。
そのまま手前に構えると、]
えっ……
[>>=2 口説かれた相手が斧を担いだおっさん。
悪い人ではないと言われても、友の貞操の危機、と蒼褪める原因には事足りた]
[今すぐ逃げて、と言いたかったが、今は戦場であることを思えば逃げろとも言えず。
意識下でぐるぐるしていると友から訂正>>=3が入る]
……違うの?
[否定されて勘違いに気付き、ホッと一息ついた]
あぁ……そう言うことか。
相手を認めて自分の下に欲しいと思うのは、なんだか覇王的だね。
配下までそんな風に動くなら…似たような人達がダンを認めて
その下に集ったのかも。
[その行動もまたダンクラードらしいと思う。
彼は生まれながらの王だ。
周りを惹きつけるものがあることはオクタヴィアスも認めている]
…うん、ありがとう。
[どんなに口説かれても落ちやしない。
その宣>>=4は素直に嬉しい。
友は、約束を忘れてなどいないのだ]
あは、ツェーザルさんもそう言ってくれてるんだ。
嬉しいな。
[オクタヴィアスは己に自信が無いわけではないが、特筆して優れているとも思っていない。
辺境伯の後継と言うだけの自分に、これほどまでについて来てくれる人がいることは本当にありがたいことなのだ]
………うん、 そ っか
後で、直接お礼を言うよ ───
[震えそうになる声。
それをぐっと堪えて友に是を返す。
今は気を緩めている場合じゃない。
そう自分に言い聞かせた]
[緩みかけた気を改めて引き締めて、オクタヴィアスは一呼吸置く]
……テッド、もう 直ぐ、
もう直ぐだ。
砦を、 突破する。
[砦の内部まで侵入した。
後は時間の問題だと、そう、伝える*]
― クリーク砦 ―
[南門へと視線を向けるその途中。
進攻を阻むように仁王立つ将の姿>>303を見た。
騎兵が突き出した剣を槍で絡め取り落馬させる動きに無駄は無い]
やっぱり手強い……
[歯噛みするように呟く]
[砦に詰める兵は皆、民兵のような様相。
戦いには慣れていないだろう彼らを纏め、正規兵とも互角に渡れるよう指導したのは彼の将の手腕に違いない。
この民らも、彼の将も、交わらぬ道の上にに在ることを悔しく思った]
フォスターさん!
まだ、 抵抗するか!?
[諦め切れぬ想いが投降を示唆する言葉を紡ぐ]
[歩兵の隊列から正規兵が数人、チャールズへと斬りかかる>>306。
砦を奪われた無念さ、憤りを胸に揮われた刃だったが、歴戦の将は槍でそれを弾き、正規兵の身体すらも跳ね除けた]
くっ!
[騎馬の足元へと飛んできた兵を避けようと手綱を引き、馬に鑪を踏ませながら僅かに後退する。
己が敵う相手か、と刹那、自問した//]
― 戦場東側 ―
[隊列を整え終えた重歩兵たちを見渡し、人数を目算して打ち減らされた数に瞑目する。
視線を上げ、橋を見た。
このまま遮二無二橋を渡り、都を目指すか。
否。敵騎兵の追撃から逃げきれはしないだろう。
重歩兵をもって足止めとすれば抜けられるかもしれないが、ごく少数の騎兵だけ伴って行っても意味はない。
都にはまだ守備兵力もあるはずだ。
ならばどうする、と視線を動かす。
視界にとらえたのは、マーティンと対峙する銀の将。]
[辺境伯を失った正規兵がここまで頑強に抵抗するとは、正直なところ予想外だった。
それこそ"ラモーラルの民は頑固者"の証だが、なによりも彼らの中にまだ精神的支柱があるのだと思われる。
それがオクタヴィアスであり、彼の側に常にいた銀髪の少年───銀の将であるとも。]
クレステッド。
彼を
[目標を敵総大将へと改めて設定し、重歩兵隊は再び盟主を先頭として駆けた。
未だ組み合う軽歩兵隊とは違う側面から、敵本隊を挟みこむように吶喊する。]
[この時、敵重騎兵に背後から攻撃されれば、挟撃の憂き目にあうのはこちらの方だろう。
相図の喇叭が鳴らされ、軽歩兵の支援を行っていた重歩兵の分隊が再び合流するべく移動を開始する。
彼らの移動が間に合えば重騎兵の突進を受け止めることもできるかもしれない。
間に合うかどうかは賭けであるうえ、重騎兵らが他を狙えばさらに出血は広がるとも予想されたが、今のところこれが最善手かと思われた。]
―邂逅―
[…じっと、息を殺す。
しかし、運命は別の方向から、近付いて来ていた。>>249]
!?
[まさか、自分以外に天井の梁を歩いている者がいるなどとは、夢にも思わない。
突然感じられた人の気配に、集中が乱れた。]
「――っ、誰っ!!」
[同時に下方より誰何の声。
一瞬にして敵が2人出来る。]
チッ――
[少女の弓に警戒し、咄嗟にそちらを見てしまった。
同時に放られる、何か。>>343]
(飛び道具かっ!?)
[狭い梁の上で体を捻りながら前転し、同時に抜いた剣で弾いたのは…短剣ではなく、小さな金属片、コインだった。]
(!?…しくじった…)
[仕留められたタイミングを完全に失したのを知る。]
[梁から下までの距離を見る。少なくとも3m以上。]
…いいのかい、粗末にして。
大事な小遣いなんだろ?
[言葉で、踏み込みの間をはかりつつ、目前の人物を見る。]
(…若いな。行けるか…)
[焦りもあったのだろうか。
相手を十分に値踏みすることなく、間合いを詰めた。]
…急いでるんだ。
屋根の修理は後にしてくれるかい。
[滑るような動きで、腰から下を狙い、横一文字に薙ぎ払う。斬るよりも、バランスを崩させることを狙った一撃]//
― クリーク砦・内部 ―
[砦の中央から、敵方の弓兵隊にむかって指示が飛ぶ>>302
その弓兵隊に手を掛けることが出来れば、戦いは格段に楽になるだろう。
だが、そうしたくとも敵の歩兵隊の攻撃に阻まれて、弓兵に届く攻撃は出来てはいない。
砦にたどりつくまでに歩兵隊は散々消耗していて、どれほどが内部に侵入出来ているのか実数は把握出来ていない。
そして広いとはいえ砦内部のことだ。
階段の手前という密集地帯での戦闘では、数があろうとも活かしきれてはいなかった。
ここは部隊をわけて一部は更に南へと進ませる。
方針を決めて指示を出す、その前に。
気迫のこもった声が中央から飛んだ。
さきほど見張り台でオクタヴィアスと対峙していた将の姿がそこにあった。
老将はその言葉を証明するかのごとく熟練の槍さばきを見せ、精鋭であるはずの騎兵はあっさりと馬上から振り落とされる]
[女は剣を抜き放って飛来したコインを防いだ、のだと思う。
確かな質量をもつはずの剣の動きが見えなかった。
不意打ちに驚愕したような表情をしていたが、その妙技に目を奪われたのはこちらも同様だ。
即、不審者から危険人物に格上げ。]
マジで、あんた何者…?
[挑発的で蠱惑的な声に気を抜いたわけではない。
充分に警戒していたけれど、なおかつ相手の動きの方が流暢だった。
瞬時に詰められる間合いと横薙ぎの一撃。]
──ッ!
[やはり刃は見えない、 が、予測はできた。
ジャンプして頭上の梁を掴み、腹筋で身体を持ち上げる動きで前蹴りを入れる。
強いられた回避から無理に繋げたものだ、クリティカルヒットとはいくまいが。]//
― サクソー川/橋の北側 ―
[飲み込んだ言葉と、そうした意は伝わったか、と。
濃くなる笑み>>330に、ふ、と小さく息を吐く]
……卑怯な真似して勝っても、寝覚めが悪ぃんでね。
特に、おっさんみたいなの相手の時はな。
あの世の親父に怒鳴られちまう。
[届いた呟き>>338にぽつり、と小さな呟きがもれた]
「……クレス!」
[牽制の後、中央の援護に戻って来た騎兵の一騎が、近づいてきて名を呼んだ。
自然、動きが止まる]
どした!
「敵さん本陣、こっち突っ込んでくる!」
……はあっ!?
[つい、裏返った声が出たのは赦されろ]
……いや、らしいっちゃ、らしいけどよ!
[そんな悪態をつきながら、振り返った先。
見えたのは、こちらに向かう重歩兵隊>>348の姿]
[見据える敵本陣の先、
マーティンと対峙するのはクレステッドばかりではない。
隣に立つ男にも見覚えはあった。
新しくは、辺境伯の遺体を命がけで連れ帰った背中に。>>0:322
もっと古い記憶は、彼によく似た将と共に。>>0:323
あれは誰だったか。
辿る記憶に、痛みが差し挟まった。]
……は。
こっち来てくれるってんなら、出迎えねぇわけにゃあいかねえな……。
弩組、構え! 射程に入ったら、遠慮なく撃ってよし!
歩き組は道開け、槍隊構え!
[橋を護る列に指示を飛ばした後、振り返るのは戦友の方]
ツェル、悪ぃ!
浮気させてもらう、おっさん任せた!
[聞きようによっては大概な物言い残し、太刀を片手に、駆ける。
その口許に刹那、笑みが浮かんだ。++]
― 15年前の記憶 ―
[いつになくざわついた城内から連れ出され、
チャールズと共に闇の街を駆けた。
なにが起こるのか、全てを知ることはできなかった。
ただ、父の眼差しと、行けという声の深さが少年の背を突き飛ばした。
不安を噛みしめながら街の外へと向かう途中、彼に会ったのだ。>>279]
[ターリス、と名を呼ぶチャールズの背に身を寄せ、現れた人物を窺う。
相手の顔には見覚えがあった。
父が「あれの腕に並ぶものはそうそういない」と評していた男。
護身用の短剣を握る手が、汗でじわりと滑った。]
───…。
[声を出せば、何かが起きてしまう。
そんな思いで、ふたりの遣り取りを見守る。
チャールズの緊張が伝わって、鼓動の音がうるさく感じた。]
[なぜターリスが、その剣を振るわなかったのか、
少年にはよくはわからなかった。
ただ、言葉の端だけが耳に残る。>>282
なにが夢なのだろう。
彼は、何を求めているのだろう。
ただ、生かされた、という思いだけは感じた。]*
[あの時自分たちの前に現れ、夢を語って見逃した男。
信に篤く、武に長ける。
チャールズが、何かを押し込める顔でそう評した男。
彼の息子は、父親が為したことをどう思っているのか。
父親が何を夢見たのか知っているのだろうか。]
ツェーザル・ガーウィン。
[思い出したその名を唇に乗せ、
マーティンの前に立つ彼に視線を注いだ。]
/*
多分、今までやったバトルの中で、一番狭い足場で戦ってる。>梁
直線的な動きしかできないとか、垂直移動はありとか、楽しい…!
― 14年前/辺境伯の館 ―
[親父の死を心から悼んでくれる辺境伯の気持ち>>334が、嬉しかった。思わず胸が熱くなる。
そうして…子供である自分に対しても、しかりと対応してくれる様子に、伯の誠実さを感じた。
――親父が信を尽くすと、決めた相手だ。
傑物でなかろう筈がなかった。]
…、はい ッス!!!
おいら…――精一杯がんばるッス!!
[少年が満面の笑み>>335を浮かべると、
ふわっと春の日差しが差し込んできたような心地がした。]
(なんてあったかいんだろう…)
[主君の御子息――失礼なことがあっちゃいけないと緊張しながら、
身を屈めて高さを低くしてから、おずおずと握手に応じる。
すべやかでぬくもりのある手のひらは、
彼の笑顔と同じように柔らかだった。]
[その大いなる壁の前へ立つ、砦へと侵攻したオクタヴィアスの姿。
老将とオクタヴィアスはまだ互いに仕掛けてはいない。
かわりにオクタヴィアスを護るように兵が壁に挑むも、いとも容易くそれを跳ね除ける。
いかに鍛錬をつんだ正規兵といえども、とても敵うような相手ではないのだ。
それどころか、自身でも敵うかどうか。
老将の体格や目の前で見せられた槍の腕から相手の力量を押しはかりつつ]
タヴィア……!
[乱戦の中をかいくぐり、オクタヴィアスへと近寄ろうとする。
いざというときにオクタヴィアスを護れるように。
右半身に痛みが走る。
戦いの最中の昂揚で痛みを感じさせていなかった傷だったが、時間経過とともに効果が薄れてきていた]
お、 …おはなし、 ッスか…?!
[主君とは敬うものだと、親父から叩き込まれていたツェーザルだったから、親しみを滲ませているオクタヴィアスの態度には大分戸惑った。]
あー、……ええっと
あんま、タメになることとかは
しゃべれないと 思うッスけど
…、おいらで良ければ――…
[距離感に迷いながらも、結局そんな返事をした。
相手の笑顔にほだされたのかもしれない。]
どうぞ、よろしくッス。
オクタヴィアスさ――――…、
[ツェーザルは其処で、ふるりと小さく首を左右に振った。
緊張しっぱなしで乾いた唇を舌で湿らせ、]
オクタ さま
[畏まらないを求めている様子の相手への、
ツェーザルなりの、精一杯の愛称呼びだった*]
[横なぎを避けようとした相手は、バランスを崩して落下する。
はずだった。
しかしその若者は一瞬早く上へ飛び、更に高く足を蹴り上げてきた。]
(上!?だと…)
[足場の悪い梁の上で、更に上へ跳べる者などそういない。
追撃の余裕などない。
そのまま腰を大きく落とし、極限まで姿勢を低くして、その体技をかわす。]
…やるな!
[本気でやらねばならない。
今度はそう判断し、下から薙ぐようにして剣を突き上げた。]//
― クリーク砦内部 ―
! がーぐ!!
[女剣士に意識が向いていた為カークの存在に気付いたのは、女剣士がコインを弾いた後だった。
何であんな所にと思うより早く、梁の上で始まった攻防は、樹の上を根城にする山猫のそれに似ている。いやそれよりも難解な動作を、何とか片目でった。
鉈を手にしたまま、適切な射程範囲までじりじりと下がる。
その間にも、二人の攻防は続いている。]
っ…
[下がれた所で弓を取る。矢筒に残った矢はあと2本。外したくはない。構えたまま、梁の下で同じく様子を伺う兵の一人に声を出す。]
上がら
じぁーうずざんに伝えで!
[こっそり入って来たということは、こっそり何かしようとしていたと言う事だ。何をしているか、していたかは知らないが。その声に兵士の一人が階下へ走ったのを見送れないまま、張りつめた様子で矢羽を握る。
外したくないが――間違えば、怪我をするのは味方だ*]
― サクソー川/橋の北西あたり ―
[ 槍を主武器とする騎兵の盾は主としてタージと呼ばれる四角い中型盾だ。
だが彼が今手にしているのは、タージよりも視界を確保できる丁度上半身の三分の二程をカバーする円形盾だった。
これは、今は騎兵を率いているが、彼が最も長く修練し扱いを極めていたのは片手持ちの長剣であった故のことだ ]
[ その盾を左腕に通して左胸の前に突き出すように構え、右手の剣は、左脇下に刃をかかえるようにして走る。まっすぐに見つめるエドルファスが、弓騎兵達に合図を送り、その輪が戦いの場を設えるように広がるのを見て>>287目を細め、地を蹴るスピードを上げた ]
はっ!
[ バックラーを手に身構える相手に>>287そのバックラー自体を跳ねあげるように、左下から剣を一閃、それが決闘の始まりだった// ]
/*
サクソー川が錯綜川に脳内変換される…
あと2.5時間!
がんばれおいら。がんばれ。
そしてダンさまからも反応きてるね。うれしい。
/*
クレスを死なせる場所でもないでしょうから、間に合うことが前提でどのタイミングで間に合うかだけ考えつつ、あちらに何か考えがあって潰さないかだけ心配であります
[女の身体が低く沈み込む。伸ばした足先が空を切った。
そのまま上の梁を膝と踝で抱え込むようにしてぶら下がることで位置を交差させるつもりだ。
両手を梁から離してスイング──の最中に、胸元に熱い痛みが一筋走る。
赤い血が飛沫き、遅れてドクンと心臓が打った。
鎖骨のあたりから臍近くまで切り裂かれている。]
…ぐ、
[自分の体重を支え切れず、女の足元の梁に俯せに落ちた。]//
[絶句するような気配>>=5にあ、やっぱ伝わってなかった、と思いつつ。
とりあえず、説明で誤解は解けたようで、そこには安堵した]
ああ……なんつーか、見た目によって懐深いっつーか、な。
……覇王的……ん、そうかも知れん。
[その印象自体は、否定すべくもない。
幼い頃に受けた印象と、今、この戦場に見えるものと。
双方から、それは改めて感じていた]
……ばーか、改めて礼言うような事か。
[告げられる感謝>>=8に、そんな言葉を返して]
あいつだけじゃねぇ、ここで踏ん張ってる全員が、お前を信じて待ってんだ。
……自信もって、戻ってこい。
[改めて、ここに帰りを待つ者がいるのだと。
その事を、伝える。
礼を言う、という言葉>>=10にはん、と小さく頷く気配を返して]
……おう。
こっちも、ぼちぼち正念場ってとこだが。
……持ち堪えて見せるぜ。
[砦を突破する、という言葉。
それは、今の自分たちにとって、何よりも心強い報せとなるもの。*]
[可愛らしいのに妙にザラついた、不思議な声が下方より響く。>>372
下には弓兵がいたはずだ。しかも気配は増えている。]
…くっ
[何人でも、遅れを取るつもりはない。
が、砦内で友軍に何が起こっているのか考えると、常にはない焦燥感がふつふつと湧いてくる。
確かに、遅れは取らないはずであった。
相手が並の兵隊であったならば…]
― サクソー川/橋の北側 ―
[笑みを刻ませたのは、遠くより響く友の声。
着実に前へと進んでいる、との報せは、この場に置いては何よりも心強いもの。
だから、細かい事は全部抜きにして]
……お前ら、よおっく聞け!
我らが主君、オクタヴィアス様は既にクリーク砦に突入され、突破は時間の問題だ!
だから、もう少しだけ、持ち堪えろ!
あいつは……俺たちの主は、必ず戻って来る!
あいつが帰る場所を護るための正念場だ、気合入れるぜ!
……正規軍の意地と根性、見せてみろ!
[右手の太刀を天へと向けて、檄を飛ばす。
防戦続きで折れかかる兵の心を繋ぎ止めるために、自身の気合を入れ直すために]
……さぁて。
大舞台の始まりだぜ……!
[先陣切ってかける姿に、く、と低く笑みをもらす。
歩兵隊が射線上から引いている意味は伝わるだろうが、構いはせず]
弩隊……ビビって外すんじゃねーぞ……!
[射程に捉えたなら、掃射の号を出すに躊躇いはない。**]
/*
ほっほっほっ。ダンクラード様も迷っているようですが、ひとまずお二人がぶつかってその後襲い掛かる、ぐらいのタイミングでよいですかね。
― 14年前/辺境伯の館 ―
[求めた握手に返る手>>367。
この時から研鑽は始まっていたのだろうか。
大人ほどではないが、己より大きな手はとても頼もしく感じた]
なんでもいいんです。
ぼくがしらないこととか、もちろんしってることでもいいし。
…おはなしすれば、ツェーザルさんのこと、
もっとしれるとおもうから。
[戸惑わせてしまった>>369ことには、あ、と思ったけれど、是を返してくれることが嬉しく。
やや興奮気味に言った後に、柔らかく微笑んで理由を添える]
[よろしくと言う言葉と共に紡がれた、愛称での呼び名>>370]
──── うんっ!
[あちらから距離を縮めてくれたことに、年相応の無邪気な笑みを返していた*]
― クリーク砦 ―
[敵兵の向こうに、淡い金の髪を揺らす青年の姿が見える。
優しげな容姿とは裏腹、凛として響き渡る声に男は顔を上げた。]
──── オクタヴィアス殿!
[声を上げる男の顔には、笑みがある。
面白いことを聞いたというような笑みを刷いて、彼を見遣った。
それを隙と見たか、斬りかかって来た歩兵を槍で薙ぐ。]
/*
こっちの一騎打ちは夜明けまで引っ張ってもおけ、だよな、よし。
この調子だと三日目までこの戦闘が続く見込みかなあ?
これは抵抗にあらず、我ら信念のための戦いである!
我が主、ダンクラード・ハーゲン・ディ=カルスト・ヴァン・ラモーラル王の為。そして我が祖国、ラモーラルの為!!
この場を武力で押し通らんとするもの、
見過ごすわけにはいかんのだ。
[く。と、男は口髭蓄えた口元を笑みの形に歪め、]
貴方が武力によらず通るなら、お通ししよう。
なれど武により押し通らんとなさるなら、
────武により阻まれるものと知れ!!
― サクソー川/橋の北側 ―
[弾いた手応え>>340が確かにあった。
足元で橋がきしきしと揺れる。
――が、相手は其処で終わらなかった。
諦める気配がゼロだった。
回転しているツェーザルには仔細を把握できなかったが、
盾を掴んだマーティンは
そのまま巨躯を生かして体当たり>>341を図る!]
[がががががががっ。と鉄と鉄が擦りぶつかりあう音が
鼓膜を引っ掻いた。
ツェーザルの腕に重い衝撃が走る。]
んっ、 のぉ…!!!
[気力を振り絞って、戦槌を掴む腕を振り切らんとする。
と、――――…]
[短いうめき声と共に、相手が足元に落下する。
それでも梁からは落ちないその身のこなしが、一層警戒心をつのらせた。
油断なく身構え、ふっとその顔を見る。]
(…本当に若い。このような者までが戦に…)
…何者…と問うたな。
ラモーラルを愛する者。
そう、言っておこう。
[一瞬の迷いを打ち払うように、小さくつぶやく。
嘘ではない。
それでも、誰にも語らなかったことを口に出したのは、声に出して、自分自身に確認したかったからだろうか。]
…ッ、ス!??
[粗悪品だった盾に亀裂が走り、中央から真っ二つに割れた。
その片方が大きく宙を飛び、ツェーザルの左肩を強かに撃った。]
…、痛つぅ……
[鉄の円はついに動きを止めた。]
[傷は浅い。
この男が立ち上がれば、更に援軍を呼ぶだろう。]
…命までは取らん。
だが、二度と私の前には立たせん。
[弧を描く刃をス…と、構えた。]//
[敵本隊へ肉薄する部隊をまず出迎えたのは、弩から放たれる矢弾だった。
各々が盾を翳し矢弾を防ごうとするが、弩の威力は高く、盾をも貫通してくる。
先頭を進む盟主の周囲にも容赦なく矢弾は降り注ぎ]
…っ!
[盟主を守るべく身を盾にした騎馬兵が1人、射抜かれて地に転がった。]
[落ちた兵に視線を向けることはなく、前方の槍衾を見据える。
追いついた重歩兵たちが、盾を重ねて矢弾への壁を作った。
それでもなお抜けてくる矢が髪を、身体をかすめていくが、傲然と顔を上げた。]
クレステッド・フォラータ!
臆病者の謗りを受けたく無くば、俺の前に来い。
来なければ、こちらから行く!
[戦場の風を突き抜ける声が、銀の将の名を呼んだ。]
/*
本気モードのガートルードさんがかっこいいです。なんで会えんのや...(血涙)
全力で口説いたのに(待ちなさい
― サクソー川/橋の北側 ―
[先頭の最中、耳慣れた声が心の裡に響く。刹那、]
若ッ!!!
[>>348 重歩兵隊がやってきた。
他ならぬ、我等が盟主が先陣をきってやって来る。
その双眸に並々ならぬ炎を燃やしながら。]
―――ったく。
お前さんは無茶ばっかりしやがって。
[>>*37 先程響いてきた決意に違わぬ行動に。
苦笑交じりの言葉を漏らして。前を見る。]
[>>361 戦況変われば敵将だって黙ってはいない。
クレステッドを始めとした兵士は、盟主を討とうと向きを変えた。]
――――……軽歩兵隊ッ、
この機を逃すな!!
若に、道を創れ!!
[我等が軽歩兵隊はその為に進軍したのだ。
盟主が来た今、その命をいつ果たす。
マーティンに鼓舞された兵隊たちは、怒声とともに橋を突っ切ろうと、剣を振るう。
幾らかの命が舞い、絶命した兵士たちの骸が川へと落ちた。]
[>>389 鉄と鉄が擦れあう嫌な感触がする。
肩や腕に何度も戦槌がぶつかり、その度に身体が悲鳴をあげる。
それでも、]
うおおおおおおおおおおおおおッ……!!
[自分を鼓舞するかのように吠え、円を止めようと突撃することを辞めない。
(――――カァ、…ン!)
粗悪品である盾が二つに割れる。
>>391 鋭い悲鳴をあげた盾の片割れが、ツェーザルの肩を直撃した。]
ハッ! ……運も実力のうちよ!
[その好機を逃さない。
動きを止めた戦士に向かって、熊のように太い脚で相手を蹴り上げようとした。
もし蹴りが入ったならば、素早く相手の肩を掴み、そのまま頭突きを喰らわせようとしたか。
何度も殴打を喰らい、巨大な斧をまともに振るだけの力は、それほど残されていなかったのである。
ゆえにマーティンは斧から肉弾戦へと移行しようとしていた。**]
[弩の斉射に晒されている重歩兵隊の背後より、再び敵騎馬隊の足音が迫る。>>375
本隊を援護するべく移動していた分隊は可能な限り足を早めたが、機動力の差でわずかに間に合わないかと思われた。
だが、もしも本隊がいくらか突撃を受け止められたなら、横から攻撃することが可能、かもしれない。
横に対して作られていた盾の壁が、じわりとやや後方へも回される。]
/*
みんなでラモーラル愛を語るの図。
オクタヴィアスが最初にラモーラルに愛する国とかルビ振るもんだからねちょっと愛するはやめようかと思ったんだけど、無理だったね。
ラモーラル大好き。
― クリーク砦内部 ―
[牙の先を左右に変えながら、動きを読もうと目を凝らす。
皆がしていた剣の稽古に似ていたものの、読み易いとは言えない、手練れた動きに翻弄されそうになる。カークに当たるかもという恐怖もあった。
迷いに鈍る最中、宙に赤色が飛んだ。]
――――
[倒れたのは、カーク。
喪失へのざわつきに、足の先が冷えた。]
(殺させるものか)
[動きが緩んだ今がチャンスと、手にした青色の羽を離す。]
あ ―った゛れ!!
[狙うのは動きの軸になる女の肩。
その構えた隙を抜くように、一閃が飛んだ*]
早く来ないと、と言ったのはおまえだぞ、マーティン。
[冗談の言葉を引っ張り出してきて応える。
身を案じてくれる心は有り難いと思いつつも]
このくらいの無茶を通せなければ、
この先、なにも為せやしないさ。
[ここで倒れはしないと、意思を燃やした。]
― サクソー川:橋の北西付近 ―
[ダーフィトの繰り出した下方からの一撃が盾を跳ね上げんとする。前に広く構えた盾は刃を受け止めんと動き、がぁん、と鈍い音を立てた。
受け止めようとはしてみたものの、腕は元の位置から上方に盾ごと跳ね上げられ、反動で肩にかかる負荷に眉が寄る。]
(……こっれは …重い)
[この人を相手に甘い目論見を抱いてなどいなかったが、
それでも初手でこの鋭さはと内心で呟く。]
……は!
[胸元を開けぬよう身体を捻って間合いを取り直し、
その勢いのまま続けざまにダーフィトの肩先を狙い突きを繰り出した。//]
…────、
[声の飛び交う間、男は少しの沈黙を保っている。
察するに、どうやらそろそろ大詰めというところか。
ならば殊更声をかけるのも邪魔と思えた故ではあるが、]
― クリーク砦 ―
[チャールズの腹の底からの声>>384が砦内の空気を揺るがす。
鼓膜だけでなく、肌にもビリビリと振動が伝わるようだ]
─── あぁ もう……!
[何があっても揺らがぬ人だ、と。
目を細めながらも口元に笑みが浮かんだ]
[この地に立つ者達がラモーラルの民であるならば、喩え眼前に立ちはだかる者だとしても民であることに変わりは無い。
これ以上傷つけ合うのは本意では無いと考えていたのだが。
その想いが残す甘さ、それを露呈された]
(分かったよ、フォスターさん……)
ならば 押し通る!!
[既に始まったものを戻すことは出来ない。
己の甘さを内へと呑み込み、チャールズに負けじを声を張った]
ならば 押し通る!!
[既に始まったものを戻すことは出来ない。
己の甘さを内へと呑み込み、チャールズに負けじと声を張った]
……まったく、どちらも。
[やれやれと実際に見据えているのはオクタヴィアスだ。
あれもまあ、無茶といって差し支えはないと思う。]
オクタヴィアス殿も御自ら砦にいらっしゃいましたぞ。
ゆっくりと持て成したいところですが──…
… あまり、茶菓子も用意出来ませんでなあ。
[時をおかずして、この砦は彼に抜かれるであろうと。
そんな言葉で、今この時を彼ら二人へ伝えおく*]
[高らかな宣に周囲の兵も沸き立つ。
ふと、その合間にこちらへと向かって来るクロイツの姿>>368が見えた]
クロイツさん!
[前線を駆け抜けた彼も満身創痍といっていい様相をしている。
受けた矢傷が痛々しい。
その姿に案ずる色と感謝の念を込めて呼びかけた//]
[弓弦の弾ける音。>>403
目の前の男に集中し過ぎたのは…その男に、知らず何かを感じていたからだったのだろうか。]
なっ…!?
[下からの射撃に対して、咄嗟に身をよじる。]
ドシュッ…
[かわし切れず、青色の羽根の矢が右腕を貫く。
よろけながら見降ろしたそこに。
続けざまに構えられた矢が見えた。]//
― ある過去の話 ―
………あのね、兄さん。
僕は、あなたが好きだよ。
[まだ平原に暮らしていた6年前のことだ。
カークやサシャを交えての何時もの狩りを終えた帰り道。
ふと、ディークに告げたことがある。]
あ……えっと、あの、当たり前だけど、
というかわかってると思うけど、
変な意味じゃ、なくってね?
[割と常に直球を投げる方ではあるが、今回は特に
唐突な言葉となってしまったかと、念のために補足を入れる。
傾いた陽が背の高い草原の草波に深く影を刻み込む。
それらを暫し見詰めたのち、長い話になるけれど、と、前置いて口を開く。]
がっはっは!!
そう言えばそんなことも言ったけかぁ?!
[>>*39 冗談を引っ張りだされて切り返されれば、豪快に笑う。
まだ冗談を言えるだけ――――此方は大丈夫だ。まだ戦える。]
おう、そうさなぁ。
若はまだまだやるべき事があるんだからなぁ。
こんな所で倒れるような、軟に育てた覚えはねぇぞ!
[闘志を燃やす様子には、力強く頷いて。]
[ヴィダンの民は、遥か昔より多くの国々を移動してきた
少数の流浪民の一団が徐々に集まって現在の形を作り上げた一族で。
旅の途中で様々な血が交ざり、その関係上、結託は強いものの、
古来よりラモーラルに居住してきた先住遊牧民たちと比べると
生活の場に対する考え方は比較的淡泊だ。
まず、さほど土地に執着をしない。
こちらが駄目なら他所への移動を考える、という
効率重視の考え方で生き延びてきた。
一方で、土地に腰を落ち着ける基準となったのは常に、『人』だった。
まず筆頭は"国主"であり、"領主"であり、
時に"その国に住む民"である。
―――『民こそが国、ゆえに土地でなく民を知れ』
―――『ヴィダンの民は国に根付かず、人に根付く』
その言葉は、どんなに世代交代が行われようと親から子へ伝えられる、一族の教えのようなものだった。]
[しかし、そうやって各地を転々としてきたヴィダンの民も、
ラモーラルに於いては少々事情が違う。
古きを知る同胞によれば、この地に訪れてから25年近くになるという。
領内平原を転々とはしていたが、そも、10年を超えて同じ国に腰を据えていること、それ自体がヴィダンの民としては異例なのだ。
最初の頃は、元辺境伯の統治下にあったラモーラルの気質が肌に合ったということだろう。では辺境伯が下克上によって代替わりしたその後の数年間は、どうか。
様子を見るための猶予時間はあったろうが、王国の支配下に置かれた影響で居住できる土地の減少や税の重さ、届かぬ恩恵に徐々に不満が蓄積されていたのだから、疾うに移住を始めていてもおかしくはない。
それなのに、この地に留まるものが多い上、
独立開放を望む声すら上げ始めている。]
深く国に根付こうとしなかったヴィダンの一族までもが、
『国民』として声を上げ始めているのは、これまでになかったことなんだって。
たとえ手の届く範囲は短くたって、
ラモーラルにある大切なものの、
ラモーラルに居る大切なひとたちの為に、と動き始めてる。
…、 多くが変わり始めている。
長い年月をかけて、ゆっくりと。
[ラモーラルの変化。
国民の生活の変化。……一族の変化。
それはつまり、大切な国を。
愛するラモーラルを守る、に繋がるうねり]
― サクソー川/橋の北側 ―
[盟主の姿、それに応じた号>>397に敵兵が動き出す。
応じるように動くは弩の射線から引いた歩兵隊]
「オクタヴィアス様が戻られるまで」
「この場所を、護る!」
[先に飛ばされた激、それに戦意を奮い立たせた歩兵たちが、駆けて行く。
交差の果て、地に伏す者あり、川に落ちる者あり。
けれど、引く意思を見せる者はなく]
……左翼の連中に、連絡飛ばせ!
これそうならこねぇと、祭りに遅れんぞ、ってな。
[先に報せを持ってきた騎兵にそんな大雑把な言伝を投げる。
左翼方面の動きはほぼ一任していたため、状況の把握は殆どできていなかったが。
間に合う間に合わないはさておき、呼ばない理由はない]
[弩の掃射が大気を裂く。>>394
盾をも鋭く穿つ矢は、連射が効かないのが最大の欠点。
故に、列交代で畳みかけるが基本……なのだが]
…………っ!
[大気裂く音を制し、声。>>395
己が名を呼ぶそれに、息を飲んだ]
……は。
やれやれ、モテる男は辛いねぇ。
[零れるのは笑みと冗談めかした言葉。
ぉぃ、と横合いから入る突っ込みに、軽く肩を竦めた後]
……ま、ああまで言われちゃあな。
弩隊、列交代後、構えで待機だ。
[そんな大雑把な指示を出した後。
躊躇う事無く、槍の列の前に進み出た]
[距離超えた場所より届く声に、一瞬ぎくりとする。>>*41
もう仕方ない。
げんこつ喰らっていたときの、これも条件反射だ。]
無茶じゃない。
…あ、いや、通すべき無茶だ。
[軽く狼狽えた口調で言い返してみたが、
そんな呑気な会話はいくらも続かなかった。]
……『ヴィダンの民は国に根付かず、人に根付く』
僕はこの国に生まれ育って他の地を知らないけれど。
ディーン兄さん。
[じっと正面の草波と木々とを見据えていた翠の双眸は、
傍らを歩くひとを、当時はまだ少し低い位置から見上げる。]
[彼と最後に見えたのは、彼の争乱の起きる前。
それでも、すぐにそれとわかったのは、揺らがぬ意志の焔の影が見えたが故か]
……こっちに来られちゃ、適わんのでね。
お望み通り、出て来てやったぜ、盟主殿?
[呼びかける口調は、少年の頃と変わらぬ軽いものだが。
銀灰の瞳は、その時にはなかった鋭さ帯びて。//]
僕はあなたが好きだから、
いつだって、あなたの力になれるように、って、思うんだ。
[繋がり持つ者らへはそれぞれに違う想いがある。
ディーンに向けるそれは、親愛を越えた忠誠に近い響き。
彼が独立解放軍を率いるとまで、この時は思っていない。
ただ、彼を取り巻く光の存在は、確かに感じていて*]
オクタヴィアスが、自分でか?
[そんな奴だっただろうか。
いや、昔から負けず嫌いな奴だったなと思い直す。
そして伝えられる状況に表情を引き締めた。>>*42]
なら、ますます無茶を通すしかないな。
[オクタヴィアスの率いる兵がここへ到達する前に。
きり、と歯を噛みしめる。]
― 6年の歳月 ―
[それから間もなく、偶然か必然か州都に赴くこととなる。
多くと出会い、様々なものを見て回る日々は充実してはいたし、
王国の影響下にあって齎されたものに感銘を覚えはすれど、複雑な葛藤も募る。
一地域でしかないラモーラルにおいてウエストマール王国の存在は強大で、
感情論は横に置くにしろ、国としての在り方として、
王国を容れるのは国政としてはある意味で正解であるのだろう。
そこには国政を担う者らの苦渋の判断もあったことだろう。
そこまでは子供でも分かる。 ………だが。
エドルファスは医術によって命を掬い上げられた。
王国の知識なくば成し得なかったことであるかもしれない。
しかしそれは非常な偶然であり、幾ら技術や医術があれど、
それらが届かず命喪う者もまた、州都を一歩出れば多いのだ。
裏町や貧民外の現状、そしてヴィダンの民を含む遊牧民や森の民など、
州都では「届かぬ者」などと形容される層の生活を思えば、感謝や感銘は抱くことはあれど、心底から王国流の生き方
[大局を見据える視線で生き方を決めることの出来る人間は稀有であり貴重だ。
だが、自分を含め、一般民衆はなかなかそうはゆかぬ。
焼け付く陽光によって生まれた影ならば、なおのこと。
…――影は、
[行く手を阻むものがあれば、本来ならば騎馬用の武器である片手剣を抜き、斬りつける。
そのたびに背中にひきつけるような痛みが走るが、構ってはいられない。
その姿が両者の視界にうつったようだ。
老将の視線>>386を感じながら、オクタヴィアスの呼びかけに頷くと>>408
彼らの間に割り込むようにして立ち、剣先を老将に掲げる]
この勝負……。
オクタヴィアス様の代わりとしては不服だろうが、私が相手になる。
[二人の間に割って入ることは、彼らにとっては興ざめになるかもしれない。
それでもそうしたのはオクタヴィアスを信じていないからではない。
オクタヴィアスには、あの扉の先を一刻も早くくぐり抜ける義務があるからだ]
マーティン。
[いつもの、豪快な笑いのあと>>*43、告げられる言葉>>*44
何故かそこに、父の最後の言葉と同じ深さを感じて]
───わかった、待ってる。
けど、長くは待たないぞ。
[強いて、笑みを加えた。]
― サクソー川/橋の北側 ―
[戦友>>361の声に強く頷く。]
クレス、おまえはおまえの役目をしてこい!
ここはおいらにまかせて行けッス!
[そうして。
この橋を己が守り抜かんと――改めて敵将に対峙する*]
[ぜいぜいと、苦しそうに息を継ぎながらも
ツェーザルの眼光はまだ闘志を失っていない。
しかし連続した激戦と、負傷を負ったままの無茶は
流石に少しずつ着実に彼の体力を蝕んでいた。
今だって、別に止まりたくて動きを止めた訳ではないが
身体が…段々と言うことを聞かなくなってきていた。]
――――… ふぐッ!!!?
[マーティンの蹴り>>400は、容赦なく腹に入った。
身体が一瞬ふらつく。
柄を縛っていた布は、荒い扱いに耐えかねて緩みが生じていたようだ。
身体がくの字に折れた今の反動で、戦槌が――あたかも役目を終えたとでもいうかのように――橋の上に、落ちる。]
…ハッ、
[肩を掴まれる。
頭に衝撃が走る。]
お かえ …し ッス… !!!
[今度はこちらから、頭突きを返した。
自らへの反動も省みず、全力で相手にぶつける。//]
[返る肯定>>=12に、うん、と一つ相槌を打って。
感謝への返答>>=13には笑う気配を返した。
嬉しかったのだから仕方がない、感謝を紡ぎたくなったのだ]
……うん、間に合わせてみせるよ。
[友の言葉>>=14から敵本隊との戦いが激化していることが窺える。
早く駆けつけたいと気持ちが逸るが、焦りは心の内に押さえ込んだ。
己が成すべきことのために、意識は目の前に集中される*]
/*
>>425
[ホントは声の張り上げと同時に突っ込もうとしてたなんて言えない( ]
我慢したよ、我慢したさ…!ww
───それで宜しければお受けしようが?
[時間稼ぎにもならぬ勝負であれば、最後まで付き合うつもりとてない。
抜け抜けとそう言い切って、得物の槍を横に構えた//]
― 戦場中央東側 ―
[呼ぶ声に、弩が沈黙で応えた。>>417
ほどなくして、槍の列の間から銀の将が姿を現す。
年月を経ても変わらぬ面影に、口の端が上がった。]
久しぶりだな、クレステッド。
[旧友に掛けるように、言葉を紡ぐ。]
おまえとは、一度やってみたかった。
この15年で、どちらが強くなったのか。
[馬から降りて、手近なものに手綱を押し付ける。]
ラモーラルの王が、直々に相手をしよう。
来い。
[掛ける言葉の少なさは、相手を知ることの裏返し。
止めようとする者を無視し、両の腰より山刀を引き抜いて、誘った。]
命よりも大切なものは、ある。
な、に…っ!?
[右腕の鋭い痛みが、一瞬その言葉にすげ変わる。
胸の奥、遠い遠い過去より響く言葉。]
ギデ、オン…!?
[懐かしい名。優しき、愛しき名…
目の前の若者に、昔日の面影が重なったその時。
再び、輝きが一閃した。]
― サクソー川/橋の北側 ―
は……ッ、
[>>428 蹴りを受け、戦槌が役目を終えたと云わんばかりに橋の上に落ちる。
鈍い音が響き、僅かに橋が揺れる。
つるっ禿げの頭突きはよく効く。
いや、髪の在る無しは関係無いかもしれないが。
勢いよく頭突きを喰らわせたものだから、こちらも痛い。]
もう一発―――……、
ぐ、 ぅ、 ……!
[再び喰らわせようとしたが、今度は向こうから襲い掛かる。
視界に星が瞬き、一瞬脳内がホワイトアウトする。
その痛みが浸透したとき、不敵な笑みを副将は浮かべた。]
痛ぇ、
嗚呼、痛ぇ……
[痛いと呻きながらも。
若き戦士に贈るのは嬉しそうな笑み。
相手を戦士と認めたがゆえの、それ。]
あんたァ、やっぱ殺すにゃ惜しいよ……
[物寂しそうに呟いた言葉は、一瞬だけ。
息子とそう変わらない年齢の、若き命を摘むことへの罪悪感。
敵に見せた、刹那の弱い表情は。ふ、と消えて、]
/*
3D→4Dは死ぬには良い日 かと思ってたら
結構そこかしこで戦闘勃発しててふく。
投票にそこ気にしなくていいとは分かりつつも
うん、みんな頑張れ!!!
[並の矢ならば、万全であったならば、己の剣技は矢を弾くことも出来た。
しかし…]
ドシュッ…
…うぐっ!
[負傷し、バランスを崩したその身はかわすことも出来ず、矢が右の脇を貫いた。
…本来ならば、肩当ての届いた場所。
だが、そこを護るはずだった鎧は、捨ててしまっていた。
矢は深々と突き刺さり、先端を肺の奥深くまで埋めた。]
がはっ…
[一瞬にして、気管の奥から血が溢れ、喉を焼く。
致命傷だった。
それは、傷を見ずともわかった。]
っ、うぉ、 りゃぁぁああッ―――……!!!!
[2メートルもある巨躯を生かし、マーティンはツェーザルの身体を背負い投げした。頭突きを喰らわせ合うほどには詰まった距離だ。
襟元を掴むのは、容易い。
首元を掴み、そのまま勢いよく前へと重心を傾け、放り投げる。
上手くいっただろうか、若しその身体が宙へと舞ったならば。
悲鳴をあげる全身に鞭を打って、マーティンは戦斧を掴んで。]
[衝突と悲鳴が背後から聞こえてきた。>>430
騎馬隊に追いつかれたのだ。
振り返らずともわかる。
重歩兵たちは再びの突撃によく耐えていたが、それでも後方よりの攻撃に抗しきれるものではなかった。
隊列が崩されていくさまが、武器打ちあう音と悲鳴の距離でわかる。
1合。よくて2合。
素早く決着を付けねば、突撃はここまで届くだろう。
それが困難なことは、よくわかっていたけれども。]
― サクソー川/橋の北西付近 ―
[ 一対一の戦いにおいて、初撃はその後の流れを決める大きな一撃である、と、彼は習い、その通りであるとの経験も得ていた。
だから、教本通りとも言える万全の構えから放った一閃が、狙い通り敵手のバックラーを跳ね上げたのは当然とも言える、が ]
(さすがに...!)
[ 並の兵なら剣の威力に怯み、防御を崩された事に焦って、腰が引けるか、半端な反撃を試みるものだが、エドルファスは、即座に身を捻り、素早く盾を構え直してから、着実にこちらの肩を狙ってくる ]
良い、判断だ、が...!
[ エドルファスの剣先は狙い違わず肩を突くが、同時に半身を開いて、その威力を殺そうとする動きが功を奏して、剣は鎧の表面を軽く窪ませるだけで終わる ]
鎧の弱点は、そこじゃない!修練で習わなかったか?
[ まるで、教え諭すような口調で、声をあげながら、そのまま左腕の盾を大きく振って、踏み込んで来たエドルファスの頭を横殴りにせんとする。
彼がそれを避ければ、続けざま、右手の剣が先のお返しとばかりに、喉元目がけて突き出される事になる// ]
/*
wwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwww
あ、あちこちの決着が 早くて、
すげえきょどる。がんばれがんばれ……
はやい。
/*
ツェーザルとマーティンさん、
ガートルードとカークとのロールがそれぞれ熱くて滾る。
そしてわあああああああ
\キャーダーフィトサーン!!!/
カツーンッ…
[剣がはるか下の床に落ち、硬い音を立てる。]
…まだ…まだ、倒れるわけにはいかんっ!
[胸を焼く痛みを押し込め、気力を奮い立たせると。
梁から飛び降り、駆け出す。
それは、重傷を負っているとはとても思えない動き。]
…開かなければ。
せめて…道を…
[なりふり構わず、南門を目指す。]
/*
[色々読み返してきた]
うーん、交差の道の可能性を出すには、ウェストマールの将来も見据えた動きにしないとなんだよなぁ。
まぁでも現状での独立は得策じゃない、ってのは共通結論。
で、その辺りの話はウェストマールの中立的な有識者との対話が必須な気がする。
なかなかハードル高いんじゃないかこれw
そしてこの手のことはウェストマール人を受け入れてる辺りでぶっちゃけ出しにくいネタでもあるのでした(
将来的な独立教唆はちと難しいかなぁ。
― 14年前/辺境伯の館 ―
[人となりを知りたいのだと、理由>>381を明かされれば、
相手の表情につられたように…ツェーザルの笑みも自然と柔らかいものになる。]
なら、…あの。
おはなししたら、
……おいらも、オクタさまのことを
もっと知れるようになりますッスね。
[それはなんだか、とても素敵なことのように思えた。
それ以来、他に誰かがいるところでは――ツェーザルは臣下の立場を崩さず、呼称もオクタヴィアスさまの侭だったが。
“おはなし”する時には、親しみを篭めて、未来の主君の愛称を口にしたという*]
/*
なんかものすごい確定を見たぞ。大丈夫か。
まあ多分大丈夫なんだろうと思うけど、ちょっとドキドキするな。
[どこをどう通ったのか。
途中、誰と出会ったのか。
数人の兵に遭遇するも、剣を持たぬ今、体術を駆使して切り抜ける。]
ハア…ハア…南、門…
[南門の開閉装置に辿り着いた時、果たしてオクタヴィアス、希望を背負った若者の軍は、どうなっていただろうか。
確認する余裕は、既になかった。]
…進め。オクタヴィアス…クロイツ…
力のみでなく、知恵と優しさで、戦い続けろ。
命よりも大切なものの、ために…
[道を開く。
不確かなもの。
でも、それでも希望を感じる者たちのために。]*
/*
まぁ基本の、現状維持で広く恩恵が行き渡るように働きかける、を念頭に動くしか無いね。
変わるかどうかは進行中の掛け合い次第だし。
― クリーク砦内部 ―
[家族が居なくなったサシャにとって、カークは残った大事な絆の一つ。今失いたくないのだという願いが梁を越え、右腕を貫いた。
森の新緑のような瞳がこちらを見下ろし、その身体が体が傾ぐ前に最後の一羽を番える。もう後は無い。
その事実と、赤色に焦る心を押し込めて渾身の矢を放った。]
――――破あ゛っ!!
[カークにに言葉が放たれるのと、強く引いた手が離れるのはほぼ同時。
一閃が、女剣士を貫いた。]
― 橋の北側 ―
確かに久しぶり……か。
あん時以来だからな。
[最後に見えたのは、父より『白露』と命を託される前、剣の稽古の時だったか、と。
過去に飛んだ意識はすぐに引き戻す]
……なんつーか、ま、お変わりないようで。
[おどけた口調でさらりと返した後。
向けられた誘い>>435に、銀灰を細めた]
……おー、奇遇だねぇ。
俺も、お前さんとは一度やり合ってみたかったわ。
ガキの頃は、大体勝負つかねぇ痛み分けだったからなぁ。
[言いつつ、ゆっくりと太刀を構える。
右腕にはまだ痛みがある。
長い時間は打ちあえぬか、と思いながら]
……あ、そうそう。
俺には『王』なんてぇ存在は関係ねぇんで、そこだけは言っとくわ。
[自分に取っての重要事項をさらり、伝えて]
んじゃまあ、時間もねぇし……。
……クレステッド・セイガ・フォラータ。
……参る!
[宣と共に仕掛ける。
小細工なし、真っ向からの横一閃。
宣の際、滅多に名乗らぬ自身の正式な名を名乗ったのは。
青年のなりの敬意の現われ。//]
/*
ガートルード…………!
追悼したいけれど、そのためにはピンチを切り抜けないと!
死ぬかどうかは投票集まるかどうかだから、どう転がるかわからないなぁ。
毎回次は自分だろうなーとか思って過ごしてますが。
(そもそも初回落ちかもと思っていた)
[肩に当たったそれが致命傷かは読めなかったが、落ちてくる剣が当たらないよう、少し下がったのが災いした。
不意を突かれ女が飛び降りると、駆け抜けていってしまう。]
っ、 あっ…
[急いで矢を番えようとしたが、既に撃ち切った後。
待て、と代わりに追いかけるのは最後に残った歩兵の一人。
サシャも追いかけようとして、だが足は動かず上を見上げた*]
がーぐ!だいじょぶ!?
[女はカークが口にした言葉を復唱した。
その後、唇が発した名は、まさに伯父のもの。
躊躇うように詰まった呼び声に籠められた情は──
眼差しが交錯する。]
…おいッ
[再び開いた女の口から溢れたのは、深紅の血。
カークのそれと混じりあう、熱さ。]
― クリーク砦 ―
[クロイツがチャールズへと宣した声>>425に、馬上から再びチャールズを見遣った。
師が何を狙って割って入ったかは理解している。
手綱を握る手に力が籠もった]
[だが歴戦の将>>432もそれは理解しており、牽制とも言える一言をこちらに放ってくる。
クロイツは問いに答えない>>450。
オクタヴィアスもまた事の成り行きを黙って見ていた]
(ここを突破するのが大前提。
名のある将を討ち取れたなら重畳、といったところだけど…。
そう簡単には行かない相手なんだよね)
[擦り抜けて行くのが一番良かったのだが、チャールズのあの様子ならば、その素振りを見せた途端にクロイツを躱してこちらに向かって来そうだ]
(扉は ────)
[工作のために別口で乗り込んでいるはずのガートルードを想う。
チャールズに向けられていた視線は刹那、その後ろの南門へ//]
え ぁ
[無事を聞くのとほぼ同時、上から降ってくる男が一人。
思わず手を差し出すが、大の男を抱える力がある訳もなく。
ドカッという音と同時に下敷きになった。]
ぐぇ…
[カエルが潰れたみたいな声を出しながら、べしべしっとカークをはたく。早くのいて、と表して。]
[変わってないのはお互いさまだと、呟くのは心のうちに留めておく。
大体、子供の頃は剣で勝負していたはずが、いつの間にか取っ組み合いに発展していたものだ。
剣で勝負を付けようというのは、おそらくこれが最初。]
王が必要ない者なら、それでもいい。
[さらりと伝えられた言葉に、頷く。]
俺は、俺の道を行くだけだ。
[そして、その道に立ちふさがるおまえを斬る。
最後の言葉を視線に込め、相手の宣と共に地を蹴った。]
[クレステッドの剣術が一風変わっているように、
ディークの剣技も、正統からは少し外れる。
基礎となるのは城で学び、チャールズに鍛えられた制式のもの。
そこに平原の民、森の民の独特な武術が混ざる。
姿勢を低くし、地面を滑るように駆けた身体から、二刀が繰り出された。
横一閃の太刀を下から掬い上げるよう、刃を滑らせるように右の一刀で軌道を変え、下をくぐるような姿勢で相手の懐へ左の切っ先を伸ばす。
狙うのは、足の付け根。]
― サクソー川/橋の北側 ―
いし、あたま… ッスな……
[2度の頭突きの応酬>>438で、頭の中がぐらぐらする。
今にも倒れそうな上体を支えているのは、皮肉なことに、がしりと己の両肩を掴んでいるマーティンの両手だった。
強い、――――相手だった。
どうしようもなく、強い。
これだけ足掻いても、届かない。
悔しいのに。
でも、きっと、悔しさだけでは… なくて。]
!!!!!
〜〜〜〜〜〜ぐ、ぅッ …
[背負い投げ>>441に抵抗する気力も体力も、もう無かった。]
あがッ !!!
[橋に勢いよく叩きつけられ、全身に打撲の衝撃が響く。]
[マーティンが戦斧を取りに走る姿を、
視界の端に映しながら、
無理やり身体を引き剥がして、
橋の中央に仁王立ちするように、立ち上がる。
両手を、大きく横に開き、
通せんぼをするような格好で――――…]
乗ってすまん! だが助かった!
借りは身体で返す!
[クッション代わりにしてしまったサシャの上から躙って、膝立ちで詫びる声は明瞭なもの。
傷は大きいが深手ではないとアピールするように。]
いかせ ない …ッス ……
だって、……
ま だ あんたの…盟主と、
オクタヴィアスさまは、
会って…す ら いな、い……!
ぐ、っ、 …く、っそ、
[くらりと眩む視界で見れば、正規兵の纏う鎧には辛うじて目視可能な窪みひとつ。鎧を破壊可能なのは高威力の打撃武器か、鎧に混ぜ物が多く粗悪な品であった場合だが、後者はあり得ない。知った上で放った一撃ではあるが、いざ剣を奮ってみるとその実感は手ごたえとして確かに伝わる。]
…っつう… 弱点はそこじゃない、か。
……いつだったか、あなたにも聞いた…
[盾の一撃を貰う直前に発せられた声が蘇る。
ふ、と息吐き出して、頭の側面を伝う赤を手で乱暴に拭う。]
胸がザワザワしやがる。
すまん、サシャ、肩を貸してくれるとありがたい。
[あの女剣士は間違いなく伯父の薫陶を受けた人間だ。
カークにとって姉にも近しい。
だけど、呼びかける名前も知らない。
カークは女が手放した剣を拾って杖代わりにしながら女の後を──血の痕跡を辿る。
自らの血で上書きしながら。]
……首周り、 …頭、
そして鎧の継目―――!
[ぐっと踏み込み地を蹴った。
間髪入れず剣が突き出されるなら、それを盾で防ぐ動き、
間に合わぬだろうか、それであれば甘んじて受けて。
腰の僅かな継目を狙い剣を横薙ぎに振り切った。
懐かしい、などと感傷に浸る暇はないが、
確かに彼に教え請うたときの通りに、狙う//]
―回想・15年前―
[戦いの喧騒が、どこか遠くに聞こえる。]
…街が…燃えてる…
[瞳に映る赤は、鮮血か、それとも…
過ぎ日の炎であったか。]
[先程ちらりと見えた、彼の盟主の姿>>365。
かつては、…いずれ主君と仰ぐのだと、思っていたひと。
…親父が夢想した未来のことは、
死の間際に、少しだけ聞いた。
その時は正直……よく、分からなかった。
こうして再び乱が起きて。
大勢の人間が死んで。
この先、どうなるのか、
親父は正しかったのか、
本当のところは、よく、分からないけれど。]
[街が燃えていた。
父一人、娘一人、慎ましやかな暮らしを送っていた街は、
炎と夕日が溶け合い、世界そのものが紅に包まれる。
鬨の声、怒号、鋼鉄の軋み合う音。]
[「隠れていろ」
そう言われていたのに。
恐怖に追い立てられ、飛び出した街は、まるで巨大な炎そのもののように、少女の目には映った。
おとう、さん――
一度なのか、何度も叫んだのか、わからない。
一瞬なのか、長い間さ迷った末か、思い出せない。
ようやく辿り着いた時。
ホッとして、足が震えた。
目を見開いた父が駆け寄って来る。
鍛冶で鍛えたたくましい腕が、自分に向かって伸びてくる。
そこで、世界は暗転した。]
[目覚めたのは、やわらかいベッドの上だった。
誰かが、何か話しかけてくれている。
でも、体が熱く、痛かった。
だから、何を聞いたのかも、何を叫んだのかも覚えていない。
叫び疲れて、眠り、痛みに起きる。
それを繰り返した。
時折、誰かが傍にいた気もする。
火傷が冷たい何かで包まれるたび、少し楽になった。
何度も繰り返し触れてくれたあの小さな手は、いったい誰だったのだろう。]
[戦火の中、助けてくれた男は、ギデオンという役人だった。
傷の癒えるのを待って、彼は一度、燃え落ちた街へ連れていってくれた。
そして、自分は瓦礫の下で、半分炭になった父親の体に護られていたのだと知った。
一生分の涙は、そこで使い果たした。]
それ でも… おい ら…は、
信じたい。
オクタヴィア スさま …と、
( 親父が信じた )
…………も う ひとり…を、
[ギデオンは物静かで優しい男だった。
時折、彼のもとを訪れていた親族たちも、皆温かい人たちだったと思う。多分。
優しいおばさん、騒がしいハゲ、そして小さな男の子。
ただ、心を閉ざしてしまっていた当時の自分には、
家族、というものが、自身が失ったものを目の当たりしているようで、いたたまれなかった。]
[心を支えてくれたのは、ギデオンの教えてくれた剣だった。
力無い自分は、全てを失った。
力があったなら、何が出来たのか―?
それが知りたくて、剣を振った。
そしてずっと…振り続けている。]
[カッと目を見開き、絶叫を残して、
ツェーザルは自らの命を奪う戦斧>>442を受けた。
一文字に裂かれた腹から、盛大な血飛沫が溢れ出る。
心臓が、その鼓動を止めても。
彼は、通さぬという意志を貫かんとするように、
死して尚、―――― 其の場に仁王立ちして*いた*]
/*
基本的には表であんまり笑わない&全員名前呼びをしているのだけれども、エディにだけは笑うし、愛称呼びなあたりで、何かを察していただきたい。
くっそう返す。絶対後で熨斗つけて返してやる。
/*
ツェーザルので泣きそうになってたのに「>>482 騒がしいハゲ」で涙引っ込んだ(ごめん
マーティンたのしいよマーティン…w
感謝する。フォスター殿。
[チャールズの名乗りに礼を述べた。
前方へ突き付けていた剣を持つ右腕を引いて、自身の右肩へとと引き寄せて構えをとる。
オクタヴィアスもチャールズの問いには答えなかったが、自身の意図は十分にわかっているだろう。
つまりこの作戦とも言えない作戦は、自身がどれだけチャールズを引きつけられるか。
それだけではない。ガートルードが潜入を成功させて門を開けられたか。
その二つが揃って初めて成功なのだ]
/*
鎧の継目どこよ??
ってなって画像検索に必死だったが、
画像ってあんまり出てこないのな……
ダーフィトさんはお待たせしました。
更新かからなくてあれっとなったけど、そういえば
日付の隙間は0:30だったっけね。見失っていた!
何が出来る、か…
命一つ護れたら。
扉一つ開けられたら。
それでいいのかな…
父さん…おじ様…
[やがて、南の扉は、ゆっくりと開き始めた。]**
― ・・・ ―
[昔、州都で会った物売りに、
王国の美味しい菓子を今度買ってきてほしいとねだったことがある。
自分は、軍隊に属していて、あまり外を知らないから、
いろいろなところを巡っているのだという物売りの話は珍しく楽しかった。
だからまた今度会えたら――…
何か、外のものを味わってみたいと、依頼したのだ。
そういえば、あれは、どうなったのだっけ。
……確か、食べ損ねたんだっけかな。そうッスかな。
もったいない*]
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