情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
次の日の朝、語り手 が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、KUMA 熾王、特務部少尉 カーク、統合宇宙軍少尉 メレディス、情報部広報課伍長 ミリアム、特務部准尉 ゾフィヤ、プログラマー シェットラント、特務部軍曹 ハンスの7名。
KUMA 熾王は、KUMA 熾王 を投票先に選びました。
特務部少尉 カークは、KUMA 熾王 を投票先に選びました。
― 探査衛星展示ブース ―
[くまを探しながら人の合間を縫い、探査衛星の展示ブースまでやってくる]
……外宇宙探査衛星かぁ。
[近々打ち上げが決まっている外宇宙調査のための衛星。
くま帰還にも関わるもの]
うーん…
[もし寂しいのだとしたら、と探査衛星のホログラフを見詰めながら考える。
帰りたくないからなのか、帰りたいからなのか。
どちらなんだろう、と思考が巡った]
特務部准尉 ゾフィヤは、KUMA 熾王 を投票先に選びました。
[そうしてしばしホログラフを見詰めていると、視界の端、ミリアムの足元直ぐに動くものを見つける]
………くま君?
[視線を向けると、先程までのミリアム同様、探査衛星のホログラムを見上げるくまが居た。
ミリアムはそっとその傍にしゃがみ込む]
ね、くま君。
皆心配してるよ?
…「怖い」って、何があったの?
[捕まえるのではなく、先ずは”声”を届けようと。
手は伸ばさずに首を傾げ、ホログラフを見上げるくまの横顔に声をかけた]
もしかして、寂しいの?
[次いで問いかけるのは、カークとの会話で浮かんだ疑問。
何か聞けたなら原因の解決も見込めるかと思ったのだが]
──── あっ、
[くまは一度ミリアムを見た後、何も言わずにブースの奥へと駆けて行ってしまう。
思わず手を伸ばすも、腕を掴もうとした手は空を切って。
ミリアムが立ち上がった頃にはブースの機材の陰へと姿を消してしまった]
くま君……
[はふ、と息を吐いて、目撃情報を伝えるために端末を取り出す]
あれ、メール?
[いつの間にかメール>>1:194が届いており、緩く瞳を瞬いた。
中を覗けば、カークからの追加指示が書かれている]
あー……休憩……。
[ぐぅ、とお腹が鳴った]
…………何かお腹に入れてから再開しよう。
[誰かに聞かれてなきゃ良いな、なんて思いながら、返信に休憩する旨と探査衛星展示ブースでくまを目撃した旨を書いて送信した*]
統合宇宙軍少尉 メレディスは、KUMA 熾王 を投票先に選びました。
情報部広報課伍長 ミリアムは、KUMA 熾王 を投票先に選びました。
プログラマー シェットラントは、KUMA 熾王 を投票先に選びました。
[ 視線に気付いたゾフィヤに向かって、再度口を開こうとした時、ミリアムからの連絡が届く ]
今度は探査衛星展示ブースか...あー...うん。
[ 何か、飲み込んだように小さく唸って、ゾフィヤに視線を戻した ]
さっき、くますけが最後に見ていた映像資料が判ったって連絡あったんだがな、それが『シュヴェーアト』事件のものだったらしい。
[ 静かに男が告げた内容に、ゾフィヤは何を思っただろう? ]
……ふにぇ?
[告げられた内容>>6に、きょとり、と瞬く]
あん時の、映像資料って……。
[一体どれだ、何を見たんだ、と。
思ってしまうのは、まあ、色々とあったから、なのだが。
むう、と眉寄せたのは数秒。
はく、とアイスティのストローに噛みついた]
……くまー、は、さ。
なんかが怖いんだよねぇ……。
[ぽつ、と。
零れ落ちたのは小さな呟き]
ウチ、あん時は、色々夢中で……こわい、って最初はあんまり考えてなかったなぁ。
んでも、それって、結局。
みんながいて……途中から二人になっちゃったけど、同じ立場の子がいて……ひとりじゃなかったから、なんよね。
……プロジェクト進行すれば、くまーは、仲間のとこに向かうはず、だけど。
会える、って確証、ないんよね。
それが……ひとりぼっちになるんが、こわいんかなぁ、やっぱり。
[呟きと共に落ちるのは、小さなためいき]
……宇宙、彷徨うって。
結構、しんどいもんね。
ウチもやった事あって、まあ、半分以上眠ってたけど。
……思い出したくないもんなぁ。
[それと共に零したのは、遠い昔の、いたい想い出。*]
─ 広場 ─
あちらが近くを通る可能性を考えてなかったわけじゃないけど……いざそうなると対処出来ないものね。
[そもそも発信機等の用意をしていないため、接触することは頭から排除していた。
それでも追いかけたのは、反射と言うものである]
とりあえずラヴに何も無くて良かったわ。
[先程のことが尾を引いており、追いかけて見失った直後に慌てて確認したが、データの漏洩等は特に無かった。
得手の事柄でありながら得手で対処出来ないのがもどかしい]
最悪、大尉と顔を付き合わせてどうにか対処するしか無いわね。
[深刻な影響が出た場合はそれも已む無し、と。
一旦ベンチへ戻り、体力的な休息を取った**]
ひとりぼっちになるのが怖い、か...
確かにそういうのはあるかもな。
[ 半年前、あの臆病ないきものは、捕まることを恐れたくせに、人の集まる場所に引き寄せられてこの基地に現れた...]
...けど、もうひとつ、可能性があると俺は思ってる。
あいつは、もしかすると人間の「欲」や「悪意」の怖さを、見ちまったのかもってな。
[ そして、それは自分にも責任のあることかもしれない、とも、男は内心思っていた。
半年前、男自身と共鳴したいきものは、男が自身の力を恐れた理由が、『シュヴェーアト』事件を引き起こしたものへの恐れと同じ根に発していると気付いてしまったのかもしれない、と ]
ま、ほんとのとこは、くますけ自身に聞かないとわからないけどな。
[ 逃げ出しておきながら、未だ与えられたくまの姿は捨てずにいる、あのいきものは...もしかすると ]
意外と、あいつも...ほんとは見つけてほしいのかもしれない。
[ 本当はここに戻りたかった、男自身のように** ]
/*
ま、予想はつくでしょうが、くま失踪の真相は、村建てにも判ってません。(どーん!)
シュヴェーアト事件を知って、なんかこわくなった、までは、想定してたんだけどねw
意外とくまにも良く判っとらん、というのも有り得るわねー**
もう一つの、可能性?
[言われた言葉に、ひとつ瞬く。
「欲」や「悪意」の怖さは、違う意味で覚えのある──ありすぎるもの。
だからこそ、それを恐れる気持ちも理解はできて]
……うん。
それ、怖いのはウチにもわかります……。
[それによって失ったものはたくさんあったから、こくん、とひとつ頷いた]
……そーですね。
くまーの気持ちは、くまーが言うてくれんとわからんですし。
[だからそれを教えて、と。
強引にリンクしてまで伝えたのだが、それはどう伝わったのか、と。
ふと、そんな事を考えつつ]
ですねぇ。
本気で逃げるんだったら、くまぐるみにこだわらなくてもいいんですし。
[依り代となったぬいぐるみは、あれふれた材料で作ったハンドメイド品。
特別に楔になるような仕掛けは何もない。
本気で逃げだしたいなら、そこに宿り続けている必要はないのだから、と思いながら残りのクレープを平らげて]
ん、よし。
甘いもの補充した所で、気合入れてやってきますわぁ。
勝手にいなくなったりしたら、あの子らだって寂しいんだってこと。
ちゃーんと、教えてやらんといけませんしねぇ。
[以前の騒動でくまと仲良くなった少年少女の事を思いつつ、ぴょん、と立ち上がる]
御馳走様でした!
それでは、ゾフィヤ・シュペルリング、これより任務に戻りまーす。
[背筋伸ばし、ぴし、とやや格好つけな敬礼を決める様子は。
先ほどよりもしっかり立っているように見えた。*]
― イベント会場内 ―
[熱量補給のために出店のある方へと歩く途中も、やっぱりあちこちでよく捕まった。
最新鋭機のパイロット、という肩書き、それ自体がある種の宣伝価値を持っているのは理解しているから、突撃してくる子供たちを無下にする事はない]
うん、今はちょっと、別のお仕事中。
さっきの続きは、そっちが終わるまでちょっとだけ待っててくれなー?
[リッターかっこよかったー、とか、続きまだー? とか、色々と向けられる無邪気な問いに答えつつ、取り囲む子供たちの頭を順に撫でてやる。
こんな所はほんと、どこにでもいるおにーさんの態だった。
別にサービスとして作っている訳ではなく、全くの素なのだが]
……っ!
[何気に見回した視界の隅を掠めたのは、茶色の影。
何度か見た事のあるそれは、こちらの視線に気付いたように立ち止まり、じいっとこちらを見つめた──ような気がした]
くま君、ちょっ……。
[ちょっと待って、と。
呼び止めようとしたものの、それより先にくまぐるみは身を翻す。
追いかけようにも周囲を子供たちに取り巻かれている現状ではそれも叶わず]
あー……行っちゃった、か。
[は、と零れたのはため息とぼやき。
子供たちがどしたの? と問うのに何でもないよ、と返して]
んーと……一番近いのは、探査衛星のブースか。
向かった方向は……バトルフィールドの方、かな?
[一先ず解放された所で、位置を確かめて。
そのデータと、くまぐるみの向かった方向と、休憩はいります、という短いメッセージをまとめてカークに送る。
とはいえ、休憩に入るにはもう二、三、包囲網を抜ける必要がありそうだったが。*]
― イベント会場内 ―
[念のため探査衛星の展示ブースを隈なく探したが、くまの気配は無く。
空腹もピークに差し掛かってきたため、出店ブースへと足を向ける]
…あら?
[その途中、子供達に囲まれる姿>>19を見つけた。
誰なのかに気付けば、囲まれる理由も容易に知れる]
― イベント会場内 ―
[予想通り、包囲網は厚かった。
なので歩みは遅々として進まないが、まあ、そこらは楽しんでもいる所。
そもそも、子供の相手自体は嫌いじゃないのだから。
そんなわけで、わいのわいのとしている所にかかる、声。>>21]
っと、やあ。
ま、これも俺の大事なお仕事ですからー。
[ひら、と手を振り、冗談めかした口調で返した後]
そちらは、これから休憩?
[軽く首を傾いで問いかけた。*]
― イベント会場内 ―
[お仕事、と言いながらも楽しそうなメレディス>>22に返るのはやはり笑み]
えぇ、実は昼食がまd《ぐぅぅぅ〜…》
[問いの答えに重なる音。
微笑ましさに油断した結果だった]
……まだ、食べてないもので。
[「なんかきこえたー」「はらのおと?」「でっけー」などと子供達に口々言われる。
何も今鳴らなくても、と思いながら言い直した*]
[>>1:189大騒動になった、というメレディスが遠い目したのには気付いたが、そこには触れなかった。
この基地に限って言えば騒動は割かし切っても切れないものだと思うが、おおっぴらに話せる事と話せない事は当然ある。
自分自身、初めて遭遇した騒動記憶があるだけに、やっぱり苦笑するだけに留まったが]
うっす。
ありがとうございます。
[遠慮なく言ってくれていいというメレディスに、安堵の色を浮かべて礼を言ったのは自分自身だけでなく。
彼女の側に、似た境遇の先達が居てくれることへのそれも含んでのこと。
最も、>>1:190続く話を聞けばその色も隠れてしまうのだが]
[>>1:192彼女の怒る理由の根底が何なのか、解らない程の鈍さじゃないと思ってる。
簡単に会えなくなった自分を心配してくれてる、その気持ちが伝わらない訳がない。
でも、それでも]
アイツが気ぃ張ってる所見たら多分俺、無理すんなって、言うてまうから。
アイツの頑張りに水差す真似したないな、て。
俺がそう言うたら、アイツも余計意固地になりそうやから。
[これがお互いほかの人間相手ならここまで考えることは無いだろう。
でも、相手が彼女で、彼女の相手が自分でだと、こうも構えてしまうのは多分、始まりが悪かったのだ。
この腐れ縁の、一番最初の切欠が]
[腐れ縁になる前は、お互いただのクラスメートで。
元気で良く喋って、多少気の強い所はあるものの気の良い女子、くらいの印象しか無かった。
それがある日、彼女の背中に小さな蜘蛛が付いてるのを見つけて。
潰れたら可哀想だし取ってやろうと声をかけた、それが切欠。
いつもの様子はどこかへ消えて、弱々しげな涙目で早く取ってと請われその通りにした。
以降、顔を見るたびに誰にも言うなと釘を刺され、言う気は無いと返すのを繰り返し。
ようやく釘も刺されなくなった時、やっと信用してもらえたのかと思ったあの時感じた仄かな優越感。
その理由に気付かなかったのも、悪かったことの一つだろう。
腐れ縁と呼ばれる程に近くなって、他人に守られたり庇われたりする性じゃないと解っても。
声をかけたあの時、自分の中にインプットされてしまったのだ。
守りたい、支えたいという存在を考えたとき、一番に浮かぶ顔が]
[彼女を追いかけるように軍に入って、その存在の特殊さを知ってもそれは変わらない。
同じ場所に立って、同じ方向を見て、同じ速度で進めるように。
一番きつい所に入れてくれと大尉に我儘を言って、派遣部隊でしごいてもらうようになって、でも、まだ足りない。
早く追いついて、隣に立てる位になれば、きっとこんなこと思いもしないんだろうけれど]
…我ながら、バカやなぁて思うんですけど。
あいつが怒ってくれてる内はまだえぇかな、って思うてたんです。
…でも。
[言葉を切ったのは、メレディスから聞かされた、最近の彼女のこと。
自分の小さな意地が余計に彼女をいらつかせる事になっていたなら。
それは通すべき意地なのか、疑問に思うまでもない]
特務部軍曹 ハンスは、KUMA 熾王 を投票先に選びました。
─ 広場 ─
[体力的休息を取った後、意識は再び電脳世界へと移る]
時間経過も加味すると、『シュヴェーアト』のドッグ裏からどこかを通って広場まで来た、と考えるのが妥当かしら…。
さっきの進行方向から行くと、今度は───。
[途中で引き返したりしていなければ、この基地カメラの範囲内だろう、と。
いくつかのカメラに当たりをつけて重点的にスキャンを行った]
― イベント会場内 ―
[問い自体は何気なかった。
何気なかっただけに、そこから繋がったあれこれに、あ、となったのは已む無しか]
……あー……。
まあ、それは最強の敵だからねぇ。
[苦笑しつつ、口々に騒ぐ子供たちに視線を向けて]
はあいはい、あんまりいわないのー。
女の子からかうのは、行き過ぎるとカッコ悪いよー?
[軽い口調で諫めの言葉を向ける]
こーゆー時に、さらっと流せるようじゃないと、ヒーローは務まんないからなー?
よーく、覚えておく事!
[なんて、ついさっきまでの話題──『ヒーローになるにはどうすればいいの?』となんて疑問にも答えっぽいものを返したりする。
それに返る良いお返事に、よし、なんて言って笑った後]
さて、それじゃあ、おにーさんはそろそろお仕事戻らないといけないから。
後でまた、バトルフィールドに来てくれなー。
[にっこり笑ってこう言って、どうにか解散に成功する。
子供たちが散っていくと、やれやれ、とひとつ息を吐いて]
……お互い、それどころじゃなかったわけだけど。
飯抜きでこれ、はやっぱり辛いよねぇ。
[しみじみとした口調で言いつつ、金平糖の袋を出して、食べる? と問いかけた。*]
─ 広場 ─
[スキャンする基地カメラは探査衛星の展示ブース周辺のもの。
飛行カメラアイも近くまで辿り着き、死角を映し出そうとしたその時]
《にゃぁん》
[それぞれの画面に懐かしくも小憎たらしい白猫のアップが映し出された。
勿論笑っているように見える]
………アンタ大人しくしてるんじゃなかったのっ。
[実際は異変の一つであるために白猫本体は関係ないのだが、過去の記憶が記憶だけにまた遊ばれているような感覚を抱いてしまう。
白猫のアップは数秒表示された後にふっと消え、画面は再び人の流れを映し出した]
あーもう、まだ引っ掛かるかしら。
[改めてスキャンをしてみるも、何も検知出来ずシェットラントは小さく息を吐いた*]
― イベント会場内 ―
[うぅ、と羞恥に顔を赤くしていると、メレディスが子供達を窘め始めた>>33。
子供達にヒーロー視されている彼の言葉は絶大で、あれやこれやと上手く纏めてしまう。
良いお返事の後に解散の様相が見て取れ、こちらにもバイバイ、と手を振って来る子達にミリアムも手を振り返していた]
えぇ…休憩自体は早めに取ってたんですけど、模擬戦を見に行ってたので昼食は後回しにしてたんです。
……それに、お昼は一緒に、って約束してたので。
あっ、ありがとうございます。
[何気に惚気ながら差し出された金平糖に感謝を向けて、袋の中から一つ拝借する。
口に含むと優しい甘さが口いっぱいに広がり、自然とホッとした笑みが零れ出た*]
― イベント会場内 ―
あー……。
先輩と、か。
[さり気ない惚気>>37は、いろんな意味で慣れているというか慣らされた。
だからほんのちょっとだけ、なまぬっくい何かが滲んだのは赦されろ、という所で]
それじゃ、ほんとに災難というかなんというか、だねぇ。
早いとこ片付けて、ゆっくりできるようにしないと。
[滲んだ何かは軽い言葉と共に飲み込んで、自分も金平糖を一つ、口にする]
そのためには、なわけだけど。
……あの子も大概、神出鬼没だからなあ。
さっきも、見かけた、と思ったらするっと行っちまったし……。
[あの子、が誰を意味するのかは言わずもがな。
視線は茶色の後姿が向かった方へと向いて]
なんか、こう。
見てると切ないんだよなあ、今のくま君。
[ぽつ、と零れたのは、先にふっと感じたもの。*]
/*
……さて。
前村ではネタフリだけで終わってしまったあれこれが、とんでも倍返しで返って来たわけですが。
……どうしてくれようか、もう……!
いや、全力で返すけど、ね……!
[ 口にした憶測に、解る、と返して頷いたゾフィヤに、男はどこか柔らかな視線を向ける ]
くますけにも、全然気持ちが伝わってない、てことは無いと俺は思ってるんだけどな。
だからこそ、早いとこみつけてやらないと。
― イベント会場内 ―
[カークを示唆される>>38と、えぇ、と頬を染めたまま頷いて]
…でも、くま君のことも心配なので。
昼食は、いつでも一緒に出来ますから。
[災難と言う言葉には同意しながらも、今やるべきことはそっちだと、半ば割り切ったような様子で口にした]
そうなんですよねぇ…。
私もさっき探査衛星の展示ブースでくま君を見つけたんです。
衛星のホログラフを見ていたところに声をかけたら、逃げられちゃって…。
……そう、ですね。
寂しいのかな、なんて思ったりもしたんですけど、聞いても答えてもらえませんでした。
[くまが切なく見える>>39ことには同意を示して、自分が思ったことと問いかけた結果も口にする]
出来る限り力になってあげたいんですけどね。
[その方法が分からない、と小さく苦笑を零した**]
おう。
[ 甘味を補給して、元気を取り戻したらしいゾフィヤの敬礼に男も立ち上がって ]
よろしく頼む、シュペルリング准尉。
[ 敬礼を返した時だけは、軍人らしい表情を保っていた* ]
― イベント会場内 ―
[割り切ったような様子に、あー、やっぱりこの基地の女性は強いなあ、なんて感想を抱きつつ]
そか、衛星のホログラフ、かぁ……。
[それであっちから来たのか、なんて思いつつがじ、と頭を掻いて]
寂しい……か。
それは、あるんじゃないかな、やっぱり。
[推測の形を取ってはいるが、どことなく言い切るような口調で言って]
ただ、くま君が『それ』をどう埋めたいのか。
それがわかんないと、力になりたいって気持ちも空回るから……ね。
ま、結局は捕まえて、どうしたいのか、を言ってもらうしかないんだよね。
……わかってくれ、って主張だけじゃ、どうにもなんないからなぁ。
[呟きに妙な実感がこもるのは、それが実体験に基づくから……というのは、知っているのはごく僅か。
一瞬、遠い所に彷徨いかけた意識は、ふる、と首を横に振って振り払い]
ま、なにはともあれ。
まずは、ちゃんと熱量とろう、うん。
腹減ってると、ネガティブ陥りやすいからねー。
俺たちが沈んでると、あの子も一緒に落ちちゃって、悪循環するかもしれないしさ。
[一転、向けるのは軽い口調とあかるい笑み]
それに、休憩ちゃんととらないと。
……絶対、先輩に突っ込まれるから。
[そこだけは確信を持って言い切りつつ。
歩みが向くのは、出店ブースの方だった。*]
ん……そーですよね。
伝わってない、って事はない……ウチも、そう思ってます。
[今は拒否されているが、幾度となく精神リンクを繰り返した相手、思いは通じている、と思っているから素直に頷く。
続いたお約束発言には、ぁー、と短い声も上がったが、それはそれとして]
はい、それじゃ、行ってきます!
[返された敬礼に、真面目な表情で返した後、ぱたぱたと駆けだした。**]
― イベント会場内 ―
やっぱり先ずは捕まえるのが先決ですかね。
[答えを聞く前に逃げられてしまうならそうするしかないか、と。
メレディスの言葉>>45>>46に頷きを返す]
はい、お腹に入れないと体力も続きませんし。
……えぇ、そうですね。
[確信を持っての言葉>>47には、言われるだろうなぁ、と思わず苦笑が零れた。
出店ブースへと歩き出すメレディスに続き、ミリアムも足を向ける]
― 出店ブース ―
良い匂い、何にしようかなぁ。
[漂う香りに再び腹が鳴りそうで。
鳴らないでー、と祈りながらいくつかの出店を物色する]
甘いものよりはちゃんとお腹に入れたいかな。
[そうは思うものの、どれも美味しそうでつい目移り。
結局は再び匂いに負けた焼きそばとアイスティーを手に席を探し始めた*]
― →出店ブース ―
うん、それに。
見つけてもらえないとさ、かくれんぼって、寂しいしね。
[冗談めかした口調でさらりと言って、移動する。
瞬間、視線がどこか遠くへ向いたがすぐに進行方向へと戻った]
……ほんと、ちゃんと食べとかないと身、もたないよなー。
[なんて呟きつつ、とりあえず手軽に食べられるので、とホットドッグとコーヒーを買い求め。
空いている席がなさそうなら、一度ドッグに戻るかな、なんて思いつつ周囲を見回した。*]
さて、と。
[ 元気に駆けていくゾフィヤを見送ると、男は端末を改めて確認する ]
大分絞り込めて来たか。
[ データを送ると、コントロールルームから「シオウ」の出現予測範囲が送られてくる。徐々に狭まってきたその予測に従い、電磁網による包囲も用意されつつあった ]
無理矢理捕まえるのは避けたいとこなんだがなあ。
[ ぼやきながら歩き出すと、丁度、休憩にやって来たらしい、ミリアムとメレディスの姿が見えた ]
よう、二人共、ちゃんと休んでるな?
[ 基地の中でも最も親しいと呼べる二人に、笑顔で声をかける* ]
/*
ハンスは今日来れるかしらねー。来れないともだもだしそうだけど。
一応ここはさらっとタッチするだけの予定なんだが、まあ展開次第。
……ん。
[見回した所に聞こえた声>>52に振り返る。
そこにいたのは、予想通りの人物の姿]
そりゃあ、勿論。
だって、休まなかったら、何としてでも休ませるでしょー?
それこそ、物理も併用して。
[けらっと笑って返す言葉は、本人的には冗談交じり。*]
― 出店ブース ―
[見つけてもらえないかくれんぼは寂しいと言う言葉>>51に至極納得する。
見つかるまでの間、隠れる側はずっと独りだ。
そんなのは寂しすぎるから、必ず見つけようと決意を新たにする]
あっ。
[席を探して少しして、クレープ屋の傍にカーク>>52が居ることに気付いた。
あちらも気付いたようで、こちらに声をかけてくる]
えぇ、今から休憩するところよ。
…カークはもう休憩終わり?
[少しくらいは一緒に居られないかと窺うように問うた*]
─ 広場 ─
……なぁんか、探そうとすると狙ったように邪魔が入るわねぇ。
[何かの意思が働いているようにも思うが、探さないわけにもいかない。
対象を見失ってしまったため、再び基地カメラ全てを対象にスキャンすることになった。
カメラアイは出店ブースの方へと進路を取る]
あら、ケルナーさん達だわ。
[カメラアイに映った姿に気付いて小さく笑う]
休憩中かしらね。
アタシももう少ししたら食糧調達に行こうかしら。
[動き回らずとも頭を使えば腹も減るというもの。
甘いものが欲しいわねー、なんて考えながら、しばらくの間カメラ越しに出店ブースの並びを眺めていた]
─ 広場 ─
[出店の事前調査をしていると、電脳世界でプログラムが検知音を発した]
っと。
居たわね……あら、バトルフィールドの傍?
[検知したのはバトルフィールド傍の基地カメラ。
物陰から物陰への移動時を検出したようで、そこに居た、と言う情報しか得られなかった]
出没先の関連性が見えないわねぇ…適当なのかしら。
[小さく唸りながら移動先の予測を別のプログラムで試算させる。
その間に取得した位置データはカークの端末へと転送された*]
[カークが居る席が人数分空いているようだったため、その隣へと着席して]
クレープじゃ足りなそうね…。
少し食べる?
[美味そう>>59と言われたのに問い返し、焼きそばを箸で摘みあげる]
はい。
[焼きそばを覗き込むカークの口元へと焼きそばを運んだ*]
まあ、指揮権を任されたからにはそーでしょーけど。
[返された真面目な言葉>>57は、さすがだなあ、と思いながら受け取るものの]
…………でもそれって、先輩にも当てはまりますよね。
[続いた言葉には、にぱ、という書き文字の浮かびそうなえがおで突っ込んだ]
……ま、それはそれとして。
馬に蹴られる趣味はありませんし、お邪魔虫は撤収しますかね。
[ミリアムとのやり取りに、軽い口調でさらりと言う。
ここで中てられる趣味はないし、何より、うっかりしているとまた包囲網に捕まるかも知れないから]
俺は、他に座るとこ探しますんで、また後でー。
[どこまで軽くこう言うと、返事が来るより先に歩き出していた。*]
/*
[さらりとにげましたね]
[いや、あっちの回想書くのに集中したいんや……!]
[まあ、こっちは桟敷の主だというのもあるしな!]
さんきゅ♪
[ 口元に運ばれた焼きそばを、何の躊躇いもなくぱくりと食べて ]
ん、んまいな。
[ 口をもぐもぐさせながらミリアムに笑いかける様子は、既に完全に素の表情だ。
...この瞬間、メレディスの存在はすっかり忘れ去られている* ]
[ぱく、と箸に食いつく様子>>63に目元を緩めて]
でしょう?
良い匂いがしてたから、絶対美味しいと思ったの。
[零れた感想に笑みと頷きを返して、ミリアムもまた焼きそばを口へと運んだ]
美味しいー。
[左手を頬に当てて至福の表情]
あっ、カルディナールロート少尉、また後程!
[同じく一瞬メレディスのことを忘れていたものの、立ち去る姿には声をかけておいた*]
― イベント会場内 ―
……さあて、とはいうものの。
どっから手ぇつけたもんかしらねぇ……。
[気力充填して気合も入れて、さて、ここからどうするか、と。
考えながら、周囲を見回す。
とりあえずは、と出店ブースからは離れて歩いていくが、くまぐるみの姿は見えず]
……もっかい、『レルヒェ』でサーチしてみるか、それとも……。
[センサーに頼らず、自分で探すべきか。
どちらにするか迷いつつ歩みを進めて行く途中、特務に所属する年上の同期が声をかけてきた]
あ、お疲れ様ー。
……進展具合? まあ、そこはお察し、ってとこかなぁ。
[言葉を濁すと、同僚はそーか、と言いつつ肩をぽん、と叩いてきた]
『大尉、予定切り上げてちょっと早く戻るようにするらしいから。
……無理しすぎんようになー』
ん、そうする……。
[それもそれで大変だろうけど、と思うものの口にはせずに素直に頷くと、同僚はそう言えば、と話題を切り替えて]
ん? どしたん?
『あいつ、帰ってきてたけど、ちゃんと顔出したか?』
[直接名指しはされていないが、誰の事を言っているかはわかる問いかけに、表情がかわる。
それだけで、向こうには言わんとする所が伝わったようだ。
悪かった悪かった、と肩を叩いて宥められ、どうにか爆発するのは押し止めたが]
『しかし、お前さんたちも飽きずによく繰り返すよなあ……』
……好きでやってるわけじゃないモン。
[しみじみ言われ、拗ねた声音でこう返す。
それに同僚は苦笑を深めた後、ぴりり、と鳴った端末を手に取った]
『おっとっと、呼び出しくらった。
……んじゃ、また後でなー』
[通信に答えつつ、ひらり、と手を振る同僚を見送って。
一人残ると、盛大にため息をついた]
……ウチだって、怒りたくなんかないってば。
ただ……。
[一言で言えば、派遣部隊で駆け回っている元同級生が心配で。
帰って来たら、ちゃんと無事を知らせてほしい、というそれだけなのに。
心配が、他の感情も取り込んだ上で一周回って怒りに変換してしまうのは、自分でもちょっと制御がきかない部分だった]
……ほんと、人の気ぃもしらないで、さぁ。
[は、とため息おとしてぽてぽてと歩いて行く]
[幼い頃は男の子に混じって駆け回っていたから、怖いもの知らずだと思われていた。
実際、自分でもそう装っていた。
それでも、昔から蜘蛛だけはどうしてもダメで。
これが絡むと、リュフトヒェンで暮らすようになってからは押し込めていたもの──ある意味、自分の素と言えるものが表層化してしまう。
本当に偶然から、そんな素を見られて。
誰にもばらすな、と散々言っていたのは苦手の存在よりも、そちらが自分の素である事を他者に知られたくないからだった。
その内、言わなくても黙っていてくれる、という事を認識してほっとして。
気を許しても大丈夫かな、と思えた所から、腐れ縁が始まって]
[それでも、多分。
『シュヴェーアト事件』がなければ、自分の中の認識は、大きく変わらなかったかもしれない。
でも、あの時に、力の事を一番最初に知られて。
それでも、何も変わる事なく接してもらえて。
それに、物凄く強い安堵を感じて。
自分が軍属になった事で腐れ縁も切れたかな、と思っていたら思わぬ形で再会を果たして。
嬉しかった反面、事前に知らされていなかった事にちょっとだけむかついて手が出たのは、違う感情の裏返し]
……あー、もう。
[多分、裏返しになったそれをぶつけてしまえばいいんだろう、とは思う。
ただ、その根底にあるものがなんなのか、が言語化できない、というのが現状で。
結果として、話を聞いてくれるメレディスに愚痴って宥めてもらう、というのが日常になっていた]
……滅入ってたら感度落ちるんだから。
落ちたらダメだってば、ウチ……。
[苦笑しながら呟いて、ふる、と首を横に振る]
滅入ってたら、くまーにも避けられるのがオチ、なんだから。
[落ち込んだ感情同士はシンクロするか反発するかの両極端なんだから、と。
言い聞かせるように呟いた後、ぺち、と自分の頬を叩いた。*]
[存在が忘れられるのは想定内、だからさっさと逃げた、というのはきっと言わずもがな。
なので、そこらは全く気にしていなかった……のだが]
…………。
[撤収する背に向けられた言葉、最後の呼びかけ>>64に、笑顔が引き攣ったのは赦されろ。
なんて思いつつ、距離を開けて]
……ったーく。
その呼び方は使うな、って何度言っても聞きゃーしねーし。
[『レディ』と言う呼び名、そこに込められているものは知る由もない。
知ったら知ったで、対処に困るのは間違いないから、知らなくていいのかもしれないが。
青年に取ってその呼ばれ方は、今はいない存在にも繋がるものだから、あまり使われたくない……というのは。
諸事情あって、口に出来ずにいるのだけれど]
[最初に『レディ』呼びをされた時──ちょっとした伝説とでも言うべき、『歓迎会』の後の顔合わせの時。
そもそも、一連の流れでふつっといった後だった事もあり、非常に沸点が低くなっていた。
正規配属される直前まで、力の暴発を防ぐための感情制御の訓練を受けていたはずなのにそれすら吹っ飛んだのだから、結構キテたんだなあ、とは後でしみじみと思い返した事、というのは余談として。
ともかく、呼ばれた直後の反応は、非常にわかり易いものだった。
『よろしくするのは、構いません。構いませんけど……』
『……その呼び方、使うなあああああ!!!!』
と、全力で怒鳴ると同時に拳が出た。
ぶち切れると文字通り手が出る、という認識は多分この頃からあって、それが『グライフ』に電磁ナックルが装備されている遠因となっているという説もある。これまた余談だが]
……まあ。
単なるいじり……と思っときゃ、いいのかも知んないけど。
[たまにそう思えないのが困り物で。
そうじゃなかったら、理由が同じだったらちょっとなあ、というのもあって。
とりあえず、呼ばれると笑ってないえがおで返すのが常となっているのだが]
でも、絶対理由あっても言わねーよなー……。
[そんな所もわかっているから、頭が痛い、と。
愚痴は言葉にせずに、飲み込んだ。*]
ん?
[ ほぼ、ただのいちゃつきに過ぎない会話の合間に、シェットラントからの情報が入る ]
バトルフィールド...か、ある意味好都合っちゃ好都合だな。
[ 呟いてコントロールルームに指示を送る。...シェットラントの予測データを元に、バトルフィールドの周囲に模擬戦用の電磁網を拡大展開 ]
データが正しければ、これで、あまり遠くには行けなくなる筈だが。
[ 続けて、その位置情報を捜索している全員に転送した ]
後は、誰が見つけるか...時間の問題てことかな。
[もぐもぐと焼きそばを食べ進めながら、カークの言葉>>78を聞いて、咀嚼していた口の中の物を飲み下してから頷きを返す]
うん、会えて良かった。
一緒に食べるのはまた次の機会もあるんだから、気にしないで。
今はくま君探してあげないと。
[優先すべきことがあるのだから、と求めすぎはしない。
カークが気にしすぎないよう理由をつけて言った後、埋め合わせについても諾を返した]
[そんな会話の合間、カークに通信が入った>>79ようで、彼がそちらの対処をしている間はもくもくと焼きそばを口にする]
…くま君居たの?
[それが一段落する頃に問いかけて、焼きそばの口直しにアイスティーを啜った。
程なくしてミリアムの端末にも位置情報が届く*]
ぁー…まぁなぁ。
ちぃと飯食いっぱぐれてて。
[ドックに向かう途中、盛大に鳴った腹の音を下士官に聞き止められて苦笑を浮かべたものの。
事情を知らないらしい彼らから、シュペルリング准尉をお探しですか、なんて聞かれて苦笑は更に色濃くなって]
まぁ、その通りなんやけど。
顔合わせた皆が皆そう聞いてこられるんも何だかなぁ。
ああ、だいぶ範囲が絞れたから、もうすぐ見つかるだろう。
食い終わったら行ってみよう。
[ 一緒に、とは、ミリアムには言わずとも伝わっただろう** ]
……お?
[とりあえず、ちょうど空いていたベンチを確保して熱量補給に勤しんでいたら、端末に情報が届いた]
あー……あのまま、バトルフィールドの方に行った、か……んじゃ、このまま予定通りいくとしますかね。
[早めに確保できるならそれがいいはず、と。
急いで熱量補給を終えて]
……の、前に。
あっちに何か引っかかってたりしないか、確かめてみるか……。
[小さく呟き、端末を起動して]
[そう言うと慌てた様子の下士官に、気にさせたら悪かったと手を振った後]
准尉探してるんもそうやけど。
さっきのバトルフィールドの騒動からこっち、なんや変わったことやら困ったことなん起きてへんか?
対処できんことが起きた時自分らだけで何とかしようする気持ちも大事やけど。
抱え込まんと、ちゃんと助け求めるんも大事やからな。
[割とトラブル慣れはしているだろうけれど、情報が無い中での対処は大変だろうと声をかけた後。
ふ、と視線を感じて振り向いたが、そこには何も無い空間があるだけだった*]
[そう言うと慌てた様子の下士官に、気にさせたら悪かったと手を振った後]
准尉探してるんもそうやけど。
さっきのバトルフィールドの騒動からこっち、なんや変わったことやら困ったことなん起きてへんか?
対処できんことが起きた時自分らだけで何とかしようする気持ちも大事やけど。
抱え込まんと、ちゃんと助け求めるんも大事やからな。
[割とトラブル慣れはしているだろうけれど、情報が無い中での対処は大変だろうと声をかけた後。
ふ、と。自分も含め皆に捜されているくまも、助けを求めているんかもな、なんて胸に過ぎった*]
うんっ。
[言葉にはなっていないが、意図するものは通じた。
カークの言葉>>84に頷いて、残る焼きそばを消費し始める。
その合間に、もうちょっと食べる?とカークに箸で摘んだ焼きそばを運ぶのは最早お約束**]
/*
成功を確認したので発言をちょろっと訂正。
くまっこ捕獲できてるんにナニかの残滓とか怖いしな(
やぁ、それにしてもポイント稼げんかったの俺だけやとか。
いやまぁ面識ないし当然といえばそうなんやけど。
出目は総じて高目やったんけどなぁ…
[起動させたままの『Chronus Drive』と端末を介してリンクする。
直接の接続は色々危ないから、やるな、と言われているから、というのは置いといて]
……っ!
『Ich bemerke, daß sich ein Muster einschrieb, als eine Geschichte.
Ich übergebe Verfolgungsjagdinformationen einem Raumzeit-Meister zu jeder Zeit.』
って、えーと、つまり。
[端末に表示された文字列は、『Chronus Drive』の探査範囲──つまり、機動兵器ドッグからバトルフィールド近辺で精神生命体の波形を感知した、という情報と、追跡情報を随時送る、という内容で]
とりあえず、行きゃあ随時追っかけられる、と。
そーいう事なら……!
[行くに迷う必要はない、と走り出す。
表示に記された単語──『Raumzeit-Meister』というそれの意味は、ちょっとだけ気になったけれど]
細かい事は、後回し、っと!
[今は、横に蹴っ飛ばしておいた。**]
/*
いや、うん。
ここで出たら全力わらうわ……! と思うとやらかすのがラ神だけど!
わかった、わかったよ……過去話洗い浚い吐くよ……もう、それをやれと言われてるとしか思えん……!
/*
ちなみに、>>88の原文。
『履歴より登録されたパターンを検出。
追跡情報を時空の主に随時転送。』
引っかかってるのは、『時空の主』の部分なのだよ。
─ 広場 ─
[データ送信から程なくして、カークから通信>>79が入る。
示される情報は先程こちらで試算したものと、電磁網の展開規模]
ん、これでこれ以上逃げ回ることが出来なくなる…はずね。
これだけカバー出来ていれば大丈夫だとは思うけれど。
[逃れていた場合も考え、周辺の基地カメラを中心にスキャンを続けておく]
捕まえるのは慣れてる人の方が良いわね。
こっちはあまり近付かない方が良いし。
[ぴょこ、と籠から顔を覗かせる茶兎に視線を向け、その頭を軽く撫でてやった。
あれから影響は出ていないものの、油断は出来ない]
さて、そろそろ腹ごしらえといこうかしらね。
[籠を抱えてベンチを立ち上がると、出店ブースがある方向へと歩き始めた*]
っと、そうそう。
[走る途中、ちょっと足を止めて、カーク宛にメールを飛ばす。
『『Chronus Drive』が、くま君を捕捉。
追っかけます』
急いでいる事もあり、内容は簡潔なそれを送るとまた走る。
時折、子供たちや軍オタの面々に呼び止められる事もあったが]
ただいま極秘任務中につき、ちょっとごめんねー!
[軽い口調でそう言って、向かうのはバトルフィールド]
― バトルフィールド ―
……さて、と。
[そんな訳でやって来たバトルフィールドは、一見すると静まり返っていた。
ドッグ側の入り口から入って周囲を見回すが、くまぐるみは見えない。
けれど]
……ん、波形はあの辺りから、と。
[『Chronus Drive』から送られる位置情報は確かにこの場所の一角を示しているから。
その場所へ向けて、ゆっくりと歩き出した]
― イベント会場内 ―
……んん?
[移動の途中、入って来た情報>>79に瞬く]
バトルフィールドの方、か。
さすがに、そろそろ逃げ場もないかぁ。
[小さく呟いて、『レルヒェ』とリンクして近場の状況を確認すると。
バトルフィールドへと向かう人の姿>>94が、リンクしたセンサを介して見えた]
あれ……メレさん?
[迷う様子もなく進む姿に、瞬き一つ]
あー……『クロノス』の方でも、捕捉できたんかなあ。
[それなら、あちらに任せた方がいいか、と。
思いながらも、やはり、歩みはそちらへと向いた。*]
― バトルフィールド近く ―
[ ぽてんぽてんと、くまのぬいぐるみが歩いている ]
......コワイ
............コワイ?
[ 立ち止まり、イベント会場へと振り向いて、それから空を見上げた** ]
― 出店ブース ―
[焼きそばを食べ終わりアイスティーも飲み切って、後片付けをするとカークへと向き直る]
バトルフィールドだったよね。
行こう。
[目的地を確認し、カークと共に移動を始めた。
急ごうと早足にはなるものの、背が低いために背が高い人の通常程度の速度しか出ていない*]
― バトルフィールド ―
[『Chronus Drive』から送られてくる情報を追って歩けば、やがて目に入るのは空を見上げる姿。>>96
多分、今なら強硬策もとれるかな、と思うけれど、それじゃ多分解決にならないかな、とも思うから。
近くまで行った所で、声をかけた]
くーま君。
そろそろさ、かくれんぼと鬼ごっこ、終わりにしない?
[答えがあろうとなかろうと構いはしない。
とにかく今は、思いを伝えて、それを受け取ってほしいから、と言葉を紡いでいく]
くま君がなんで逃げてるのか、何をしたいのか、俺にはわかんないけどさ。
何かあったならあったなりに、やっぱり、それ、話して欲しいんだよね。
俺たちにとって、君は大事な友達だし、だから力になりたいって思ってあれこれやって来たわけだし。
……なのに、何にも言われないで、いきなりいなくなられたら、やっぱりきついよ?
[諭すような口調で告げるのは、以前、違う所に対して抱いていたものと]
それに、さ。
……何も言わないで逃げるのって、きついだろ?
[以前、自分自身が抱えていたもの]
……俺もね、前に同じような事やった。
自分の力とか、それが周りにどう思われてるかとか。
そういうのがとにかく怖くて、逃げ回った。
[何気ない口調で語るのは、自分の存在が引き起こした爆発事件の後の事。
自分の力が、人間の存在を消してしまった事を目の当たりにして。
何もかもが怖くなって、とにかく逃げ回った時の記憶]
……でも、その内にさ、きつくなって来た。
ひとりで抱え込んでるのが、辛くなっちゃったんだよねー。
それで、色々に押し潰されそうになったんだけど……見つけてもらって、話、聴いてもらって。
そしたら、ちょっとラクになった。
まあ……その時の色々は、まだ抱えてるし。
今でも、きついっちゃ、きついんだけどさ。
少なくとも、形のない、よくわかんないものをこわいって思って逃げ回るよりは、ずっといいんだって……今は、そう思ってる。
だから、さ。
[さて、どう言おうか、と。
そんな事を考えながら、一歩、距離を詰めて]
……みんな、ちゃんと、君の話は聞いてくれるから。
絶対、間違いないから。
だから、話してくれないかな?
一体、何がこわくて、君はそれをどうしたいのか。
その方が、ひとりで寂しい思いしながら逃げ回るよりはずっとラクだし。
俺もみんなも、君がひとりで抱え込んでるのを見てるよりは、ずっと安心できるんだ。
[言いながら、もう一歩、近づいて手を差し伸べる]
それに、ね。
……見つけてもらうまでがかくれんぼで、捕まるまでが鬼ごっこ、なんだよ。
[にっこり笑ってこう告げて。
手が届いたなら、柔らかな頭をぽふり、と撫でる]
……でも、見つかって、捕まったら負け、もうおしまい、じゃなくて。
そこから、次の遊びを始められる。
……ずっとひとりで隠れてたり、逃げてたらそれ、できないだろ?
だから、一度、戻っておいで。
みんな、心配してるから。
[物言いは、冗談めかしているけれど。
声音にこもるのは、本気で案じている、とわかる響き。*]
カルディナールロート少尉が?
そっか、もう直ぐくま君見つかるのね。
[カークの様子>>98からは確信に似たものを感じる。
時間の問題、と言う彼に頷き、歩調を合わせてもらいながら移動した。
気遣いが嬉しくて自然と笑みが浮かぶ。
加えて、急がない様子はメレディスを信頼しているが故のもののようにも見えた*]
[ 近付いてくるメレディスを見ても、今度はくまは逃げなかった。
周囲に張り巡らされた電磁網の存在を感じて、逃げられないと諦めたのか、それとも、別の想いがあるのか、ぬいぐるみの表情は変わらないから解らない ]
トモダチ...
[ けれど、ぽつと、呟いた言葉は、怯えたいろではなく ]
キミもコワイ?
[ ぽふ、と頭に手を置かれるのも拒む様子はなく、ガラス玉の瞳が、メレディスを見上げる ]
ミンナ、シンパイしてる?
[ へしょり、と、くまぐるみは、そこに座り込んだ ]
ゴメンネ。デモ、コワイんだ。
[ 短い足を投げ出すようにして座り込んだくまは、その両足をぱたぱたと動かしながら、けれど、やっぱり、逃げ出そうとする風ではなく ]
カエリたいけど、コワイ。
コワイけど、カエリたい。
ソシタラ、ミンナ、コマル、よね?
ダカラ、コワイ...
[ 言葉が、ぽつぽつと零れ落ちる* ]
うん…くま君には、直球の方が良いんじゃないかな。
回りくどく言うと余計に混乱しそうだし。
真っ直ぐに伝えた方が良いと思う。
[説得に関するカークの意見>>108には同意を向けた。
あれこれと考えすぎていたりする時は、シンプルな言葉が一番効く。
それは身を以て体験したことでもあったりする。
だからきっと、直球で向かい合うメレディスは結構適任なのではと思っていた*]
うん、そーだね。
今でも、いろいろ、こわいまんまだ。
[見上げながらコワイ? と問う言葉>>106に否定は返さない]
そりゃ心配してるよ、いきなりいなくなるんだから。
[へしょり、と座り込むのに合わせて膝を突いて。
ぽつぽつと零れ落ちる言葉>>107に、ひとつ、瞬いた]
……んー……結局、くま君は帰りたいんだよね?
[少し考えて、投げかけたのは、直球の疑問]
いろいろ考えて、ぐるぐるしてきたら。
取りあえず、一番やりたい事をやればいいんじゃないかな。
……それに、こわい、って言って、閉じこもっちゃう方がみんな、困るよ?
だから……。
[言いつつ、またくまぐるみの頭をぽふっ、と撫でて]
あれこれ悩むより、自分のやりたい事をやっちゃえばいいんだよ。
だって、君の道は君にしか決められないんだから。
君がやりたい、って思ってそれを通すんなら、ここにいるみんなはそれに手を貸してくれるから。
……だから、大丈夫。
絶対。
[きっぱり言い切る言葉に、根拠なんてないけれど。
でも、それを惜しむような者はここにはいない、とも思うから。
声音に迷いは欠片もない。*]
─ 出店ブース ─
[カーク達とは入れ違いでやってきた出店ブース。
様々な店が立ち並ぶ中、シェットラントは迷うことなくいくつかの出店に寄った]
やっぱり美味しいわねぇ、ここのドーナツ。
[贔屓にしているドーナツ屋から3(6x1)個のドーナツを確保して、次いで飴を取り扱う店へと寄る]
フルーツキャンディあるかしら?
3つ頂戴な。
[目的のものがあるかを確認して、棒つきのフルーツキャンディを3つ確保。
持ち運びしやすいように包んでもらい、茶兎に同居してもらった]
これ好きだったはずよねぇ。
[今も駆け回って居るだろう人物を思い浮かべながら次の店へと移動した。
お土産も兼ねて食糧調達をした後、ようやく、シェットラントもバトルフィールドへと向かう*]
[ 結局帰りたいんだ、と...そう言われると、すこし迷う風に頭を傾げて、やがて、こくんと頷いた ]
カエリたい、ソラに。
ソラが、ボクの、バショ。
デモ...
[ ポツリ、ポツリとそこまで言って ]
ダイジョウブ?
[ 少しの躊躇いも無く断言された言葉に、再び、じっとメレディスの顔を見上げた ]
ジャマする、ヒト、イテも?*
お、居たな。
[ バトルフィールドに近付くと、メレディスとくまの姿が漸く見えてくる。一旦足を止めて正確な位置情報を、全員に転送した。
恐らく、各自が自分の判断で、最も効果的と思える行動をとってくれるだろうと信じているから、位置を教えただけで指示は出さないままだ* ]
ん、そっか。
[カエリたい、と頷く様子ににこり、と笑って頭を撫でる。
大丈夫、という断言に対し、じっと見上げながら向けられた問いにも、笑みを崩す事はなく]
ああ……大丈夫。
君が、ちゃんと帰れるように、みんなが力を合わせるから。
……勿論、俺もね。
絶対、邪魔なんかさせない。
……そらと、そこにあるものを護るのは、俺の。
一番大事な、誓いでもあるから、ね。
[その誓いを交わした人は、もういないけれど。
それは決して消えないものだから、宣するに躊躇いは、ない。*]
/*
一体誰なんですか、それ。
→レディ呼びをした元祖さんです
→なお、色気は一切、ない!(言わずもがな
メエエエエエエエ
[ 白い羊が、くまのすぐ横に現れ、その背に、よじよじとくまのぬいぐるみがよじ登る ]
メエエエエエ
[ もう一声鳴いた羊は、くまぐるみを背に乗せたまま、とことこと、建物の方へと早足で駆け出した。
その姿は、なかなかに愛らしいもので、見かけた一般客を、意味不明ながら、とても和ませた、とか* ]
[レディ呼びに苦笑いが浮かんだのは赦されろ、という所。
けれど、それに感情を波立たせる事がなかった……のは、突如現れた羊のせい、という事にしておこう、と思った]
……やーれやれ。
どうにか、落ちついた……かな?
[妙に愛らしいような、微笑ましいようなそれを見送った後、空を見上げる]
……忘れて、ないよ。
[小さく小さく、紡ぐ言葉は今は遠い人へと向いたもの]
だから、俺は。
……ちゃんと、やり通すから。
心配、しないで。
[とーさん、と。
最後の部分は、声に出さずに呟いた。*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新