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村長の息子 フランツ は、雑貨屋 ディルドレ を占った。
次の日の朝、薔薇園芸家 ローゼンハイム が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、村長の息子 フランツ、ならず者 ジェフロイ、パン屋 オットー、学生 コンスタンツェ、神父 アルビン、雑貨屋 ディルドレ、旅の作家 ローレルの7名。
/*
ちょっと時間空き覗き。
投票デフォがジェフロイで、占いデフォがアルビンだった。
昨日の占いデフォがローゼンハイムだったので……?(何
あとディルドレさんは人間でした。
うん、そんな気はしてた。
こうなると4日目になる時の襲撃で死にたいw
キリングに関わらないで、今日オットー見ておいて、結果次第では襲撃されにいくのも手かな。
村長の息子 フランツは、学生 コンスタンツェ を投票先に選びました。
村長の息子 フランツは、パン屋 オットー を能力(占う)の対象に選びました。
パン屋 オットーは、学生 コンスタンツェ を投票先に選びました。
何だよ。
[何か言いたげに見えたその表情>>1:141言いたいことがあるなら言えばいいのに。そう思い背中を一睨みし
ローレルが戻ってきたのはその頃だったか。>>143落ち着こうと長く息を吐いてから、様子がおかしくなり己が部屋に連れて行ったことを伝える。]
大分落ち着いたみたいだったし、まだ部屋にいるかは分からない。
[自分に会いたくなくて戻って来ない、それは十分有り得る気がした。]
…悪いな、お前にばっかり任せて
[両親に会えないことを嘆いていた彼女だって色々思うことはあるだろうに。
しかし自分は探しに行けない事情がある、黙して見送るばかり*]
何だよ。
[何か言いたげに見えたその表情>>1:141言いたいことがあるなら言えばいいのに。そう思い背中を一睨みし
ローレルが戻ってきたのはその頃だったか。>>1:143落ち着こうと長く息を吐いてから、様子がおかしくなり己が部屋に連れて行ったことを伝える。]
大分落ち着いたみたいだったし、まだ部屋にいるかは分からない。
[自分に会いたくなくて戻って来ない、それは十分有り得る気がした。]
…悪いな、お前にばっかり任せて
[両親に会えないことを嘆いていた彼女だって色々思うことはあるだろうに。
しかし自分は探しに行けない事情がある、黙して見送るばかり*]
[それからは何もする気が起きなくて、あれこれ考え事をしながらいつものように外を眺めたり大部分を広間で過ごしていただろう。]
へえ。本当に作れたのか。
変なものが出てきたら自分で作り直そうと思ってた。
[ジェフロイが夕食を持って現れたなら何の躊躇いもなく思ったままを口にする。表情がなく他者には伝わらなかったかもしれないが感心していた。]
[食する間は文句は言わないが、美味しいとも口にせず。ただ黙々と口に運び誰にも話し掛けることはない。
自分の分の後片付けを済ませれば、二階へと上がっていった*]
パン屋 オットーは、旅の作家 ローレル を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
さて。
昨日はばーちゃんが口挟める感じじゃなかったんで
様子をみているうちに寝てしまったわけだが…
発見描写が譲り合いになってる(((゚Д゚;)))!?
発見はさくさく進めていいんじゃないかって思ってたんだけど
様子見傾向なのかね…。
うーん。明日の襲撃+吊りは発見したい人がいるだろうし
ローゼンの発見くらいやっておいたほうがいいだろうかね。
昼食たべたら考えてみよう。
/*
中身は当の昔に隠せて居ないので(
[時間差で書き込むと言う小細工はしない]
[て言うか今それをやる時間がない]
/*
しかし、メモ貼りなおして気づいたけども
今回アタシのメモはどうもON OFF切り替え漏れが多いね…
参照してる人もいないかと思うけど、すまない。
ならず者 ジェフロイは、学生 コンスタンツェ を投票先に選びました。
神父 アルビンは、学生 コンスタンツェ を投票先に選びました。
― 客間 ―
[陽が高いうちから本を読み続け、途中、それから目を離したのは訪れた者>>1:142に気付いたから]
俺を探してたの?
心配かけてごめん、もう、大丈夫だから。
[調子が落ち着いているのは見ても分かるだろう。
ただ、大丈夫と言う言葉の割りに曇る表情は、ローレルに何か思わせてしまったかもしれない]
[腹が空けば流石に引き篭っても居られない。
階下に降り、誰かが居れば何か食べる物があるかを問うた。
オットーが居たなら、表情は少しだけ困ったものになる。
問いの答えは出ていない。
それでも、それ以外なら何か言われれば答えようとする姿勢は見せた]
ジェフロイさん、有言実行したんですね。
頂きます。
[用意されている夕食があることを知れば、礼を言って口に付ける。
コンスタンツェはフランツが居るなら避けてどこかへ行ってしまうだろうか。
少なくとも姿が見えるなら、こちらにも少しだけ困ったような表情になった。
声は、かけられない]
[食事が終われば片付けて、この日も夜空を見上げてから眠りについた*]
― 翌朝/客間 ―
[目覚める前は夢を見ていた。
星空の中に佇む夢だった。
天に散りばめられる光の中、1つが一際大きく輝く。
輝いた光は尾を引いて流れ、その軌道の中に何か見覚えのあるものを映し出した。
あれは、確か]
……ふ、く?
[寝台の上で小さく呟く。
視線の先には部屋の天井。
窓からは陽の光が差し込みつつある]
…何の夢、だったんだろう…。
[上体を起こしながら右手で後頭部を掻く。
夜空を見てから寝たためだろうか。
けれど今まではこんなことは無かったように思う。
それに、何となくではあるが、ただの夢では無いように思えた]
うーん……
[悩めど、答えは出て来ない]
頭すっきりさせてからにしよう…。
[時間はまだ早朝に分類されるらしい。
朝の空気も冷たいだろうと、外に出てみることにした]
― →庭園 ―
[階段を降り、玄関へと向かう。
扉を開けて外へと出れば、少しだけひんやりとした空気が肌に触れた]
…お、朝露かぁ。
[玄関を出て直ぐにある植木に宿る雫に目元を緩める。
顔を覗かせ始めた朝陽の光を反射させ、キラキラと輝いている。
朝の澄んだ空気がどこか清々しい]
[そうして散歩がてらに庭園へと足を向けると、その一画に咲き始めたらしい薔薇の花が見えてきた]
そう言えば、夜に咲くって言ってたっけ。
[昨日家主に誘われたことを思い出し、薔薇のある場所へと足を向ける。
どうやら数種類の色の薔薇の花が入り乱れるように植えた場所らしく、様々な色の薔薇が咲いているのが見えた]
赤、黄、白なんてのもあるんだ。
あっちは─────
[薔薇を凝視していた視界の端に、誰かの足が見えた。
植え込みから覗くそれ。
その地面は、赤黒い]
ひっ──────
[引き攣った声が上がる。
見なければ良いのに、瞳はゆっくりと足の方へと向いて]
ローゼ………さ…
[薔薇を見るために夜に外へ出ていたのか、それとも呼び出されたのか、はたまた屋敷から放り投げられたのか。
仔細は判別出来ないが、胴を赤く染めた家主が植え込みに埋まるような形で事切れていた]
なん、………これ、だれ……
[衝撃的な光景に思考が乱れ、言葉が上手く出て来ない。
不思議と、悲鳴などの大声は出て来なかった。
よろめいて後退り、朝露に濡れる植え込みにぶつかる。
ひやりとした冷たい感覚があるはずなのに、感じることが出来なかった。
よろめいた場所の傍に咲く赤黒い薔薇。
どうやら、家主を染めるモノが白い薔薇にかかったらしい]
みんな、つたえ
[異常事態が起きた。
それは理解出来たから、まだ寝ているだろうとも伝えなければ、と足に力を入れる。
けれど、上手く足を動かすことが出来ず、歩くにはしばしの時間を要した]
[家主に刻まれた傷、人とは思えぬ荒々しいもの。
人狼。
直ぐにその単語が頭に浮かんだ]
(そんな、なんで)
[居ないと分かれば、皆も解放されたのに。
齎された最悪の事態に困惑は拭えない。
そんな中で巡る、父が言った言葉]
(躊躇うな……。
……そうだ、父さんはあの時もう、覚悟を、決めて)
[躊躇ってはいけない。
足が動くまでの間、頭の中で自分にそう言い聞かせ続けた*]
ハイアオ、起きてるか?
ぼくは今日、ローゼンハイムを襲うことにしたよ。
[夕食の後二階へ上がろうとする僕を呑気なことに誘ってきたのだ。今夜、薔薇が咲くのだと。
分かっていたことだが彼は人狼など信じてはいない、深夜に花ごときの為に出歩く程呑気だ。最初の獲物としては最適といえる。]
あいつがお前のいう家族でなければいいけどね。
[囁きを落としながらも足音を立てないよう気を付けて部屋を出、階段を降りて、約束の場所へ向かうのだ。
ぼくが頷いた時家主は随分と喜んで、他に受けてくれた者はいないのだろうと察することが出来た。]
…本当に食べないんだな?
[玄関の扉を開く前、今一度その確認を]
[夜の冷えた風が頬を撫でると共に姿は獣へ変わった
暗褐色の毛皮、深い青の目。雄としては小柄で痩せた狼は周囲を気にしながら庭園へと向かう。
確認をしたのは同胞を気にかけたこともあるが、狩りが不安なのもあった。初めての狩りは旅人の後をつけ村の外で、まだ誰も警戒していなかった時なのだし。]
[月の光の下、色とりどりの薔薇が咲き始めている。なんとなく目がいったのは黄色の薔薇、それはまだ開きかけだった。
その向こうに、男の後ろ姿]
[草を踏みしめる音が聞こえたのだろう、その男は嬉しそうな笑みで振り返った
どうだい、綺麗だろう。とでも“オットー”に言いたかったのか。
その表情は驚きに変わる]
ばぁか。
[なんて言ったって彼には聞こえやしない。
声を上げられる前に飛びかかり、倒れ込んだその喉元を食い千切る。飛び散る赤は薔薇よりずっと綺麗に映った。]
[それからはただ無我夢中で“食事”をする。
人間の食べ物なんかとは比べ物にならないぐらい美味しくて、赤く染まっていく白薔薇のが視線の端にあっても見えてはいない。
満足すれば無意識に緩く尾が揺れた、館を見上げて]
終わったよ。朝には誰かが見つけるだろうね。あんたを探しに行きたいけど、見つかったら不味いな。
お休み、ハイアオ
[少し名残惜しげに食べ物を一瞥し、若狼は庭園から走り去る*]
― 前日・客間 ―
[散歩してくる、と告げて広間を出たものの、歩みが向かったのは二階の客室。
立ち去り際に向けられた言葉>>1:134が痛くて、何とか気を鎮めたい、と思ったからだ]
……まったく……痛いとこ、突くなあ。
[客間に入り、ため息と共に落とすのはこんなぼやき]
確かに、ぼくは誰も救えなかったけど……ね。
[彼がその事を知っているとは思い難い。
旅の途中で遭遇した惨劇の事は、その後に自分を救ってくれた老司祭に告解した以外には仔細を話してはいないのだから。
にもかかわらず、彼の向けてくる言葉は正鵠を射ていて、それが、言いようもなく──いたい]
……難しいものだね、みぃくん。
ぼくは、ただ、残りの時間を静かに暮らしたかったから……だから、ここに戻って来たのに。
それが、誰かを傷つけている、っていうのは。
[踏み込んで問い質すべきなのだろうか、とも思う。
けれど、それすら赦さぬ距離と、壁を感じているから実行には移せない]
……早く、終わればいいんだけどね、こんな状況。
[ため息をついた後、持ち込んだ聖書を手に取りそっと広げる。
かつては救いだった教えが少しだけ空虚なものに思えて、でも、それを認める事もできなくて。
ぱらぱらとページをめくる内、時間は過ぎて行く]
[別に二度寝したって誰にも怒られない筈だけど、それでもいつも通りの時間に起床し準備を始めてしまうのは職業柄か。
欠伸を噛み殺し階段を降りていく。今日も自分が作るべきだろうか、なんてぼんやり考えて]
[一度広間に立ち寄る。大きな窓からは庭園の一部が見え昨日家主に薔薇を見ないか誘われていたことをふと思い出す。]
……あ
[そこにフランツがいた、散歩にでも出ていたのだろうか。屋敷に戻ろうとしてか、玄関のほうへ歩いて行くがどこか頼りない足取りに見えた。
昨日夕食の時自分を見て困った顔をしていたのには気付いていた。やはりきちんと謝罪するべきかもしれない、別に彼のことを嫌ってはいない。あんな顔をさせる為に言ったわけではなかった]
フランツ。
[玄関へ向かえば丁度入ってきたところだっただろうか、名前を呼び歩み寄る
しかしこちらが話を切り出す前、告げられたのは]
……え。
[目を瞬かせ、少しの間彼を見つめる。その後横をすり抜け屋敷を出て庭園へ向かった。]
っ、は… ぁ
[人の血の甘い香りに頭がくらくらする、熱くなる吐息をなんとか抑えようとするのが精一杯で動けない
ここに何があるかなんて分かりきってるのだから、近付かなければ良かった]
/*
襲撃描写はラズワルドにおしつけっぱになっちゃうな
負担に感じてなければよいのだけど
ちょうありがたいですありがとう
― 回想 ―
[時間もあったことと、猫用にササミを茹でたこともあって、
人間の方のメイン料理は、丸鶏の香草焼き。
じっくりとオーブンで火を通したそれは、
余っても朝パンに挟んで食べたりもできるだろう、と選んだ。
付け合わせはロメインレタスを主としたサラダとマッシュポテト。
スープはコンソメベースに野菜たっぷりと。
こちらはオットーが朝作ったものに肉が入っていたので、
対比を意識してあっさり目に仕上げた]
昔、旅の師匠が教えてくれたからな。
[料理を作りに入る前、>>0背を睨まれたオットーが、
>>1彼比割と素直に料理の出来を認めてくれるような言葉を発したが故に、ほろりとジェフロイの口から欠片過去が零れ落ちた。
ふっと、思いだしたように、腰につけているナイフの1つに触れる。
それは銀で出来たもので、旅の師匠のもの――ディータと名が刻まれている]
[独り立ちする時に譲り受けたナイフに触れたことで、少し彼の人を思いだすのは……風の噂で、最近、人狼騒動に巻き込まれて亡くなったと聞いたからだ。
人知れず小さく息を吐いたところで、>>4フランツの姿や、アルビンの姿……他にも人が見えたなら、有言実行したぜ?と食事を勧め]
そいつって、茹でたササミも食べるか?
[アルビンの猫には、特別食を与えれば、思いの外、喜んでもらえたようだったので、目を細めた**]
[次の朝。昨日のこともあって、いつもよりかなり早く起きてしまった。時間で言うなら、オットーが起きるよりもほんの少し前くらいだろうか]
フランツ……。
[昨晩書斎で見た彼の表情を思い出すと気分が沈む。落ち着いてこそいたものの、彼の顔は沈んだままで。
妹のこと、彼のこと、今後のこと。そんなことを考えているととても広間に戻る気にはなれず、結局昨日は夕食も食べずに個室に戻り、そのまま眠ってしまった]
― 翌朝 ―
[翌朝の目覚めはいつもと変わらぬ時刻。
身支度を整え、朝の祈りを捧げてから、客間を出る]
……食事の準備は、どうなってるかな。
[最初にそこに意識が行くのは、ここに来てからは作ってもらうばかりだから。
色々と立て込んでいて、茶菓子を作る、という言葉も果たせていないのも気になっている。
ともあれまずは、と階段を下りる途中]
……みぃくん?
[とことことついて来ていた同居猫が足を止めた。
妙に落ち着かない様子に名を呼ぶと、猫はぴょいと、と跳びついてこちらの腕の中に収まった]
……一体、どうしたの?
[らしくないなぁ、なんて言いながら階下へと。
オットーは既に庭に向かった後だったか。
開け放たれたままの玄関、その近くにフランツの姿を見止め、首を傾ぐ]
……何か、ありましたか?
[問いに返る答え。
それに、亜麻色が数度、瞬いた]
……ローゼンハイムさん、が。
[零れ落ちたのは、呆然とした声。
亜麻色は庭へと向かい、腕の中の猫がにぃぃ、と落ち着かない声を上げる]
……わかり、ました。
君は、皆に知らせてください。
[そう言い置いて、足早に庭へと向かう。
言葉だけでは実感がなくて、けれど、こんな質の悪い冗談を言う必然性が見つからなくて。
だから、自分で確かめなくては、と。
そんな思いに急かされて向かった先にあったのは]
― 前日・回想―
[結局、剣呑な雰囲気の中で食事を終え、
その後は散歩と称して邸内の散策に赴いた。]
……はっ。
アタシらしくもない。
[何が起きたわけでもないというのに、
言い知れぬ不安が胸を塞ぎ、無理矢理にでも
気分を変えねば息が詰まりそうだ。
館に居合わせた面々へ一人一人思い巡らせながら歩き、
結局その日はジェフロイの夕食もそこそこに、
早くに床に就いたのだった。
―――やけに月の眩しい夜だった。*]
[庭園でしばらく考え込んだあと、わたしは書斎へ向かいました。
向かう途中で館の主に声をかけ、食欲が無いのだとか細い声で告げ、夕食の席を辞する旨を伝えました。
早く眠るようにと言われ、はいと返事をしました。
書斎にてめくったものは、数々の昔話です。
美しい話も、恐ろしい話も好きですが
一番好きなのは、故郷を持たない旅人が、家族を得た話です。*]
[日の光を浴びながベッドに座っていると、ふとお腹から大きな音がする。慌てて周りを見回して、ここが個室であることに気付くと顔を少し赤くする]
……お腹空いた。
[こんなときでもお腹は減る。だいたい、旅では一日食べられないこともあるから、普段は大食いになりがちだ。お腹も大きくなっている]
また、オットーが作ってくれてるかな。
[昨日の晩に彼が見せた表情を思い出しながら、広間に降りた]
この屋敷…に
じんろう……が
[立ち上がろうとするもふらつきそれは叶わず、昨日のフランツのような整わない呼吸で肩を上下させなんとかそこまで口にすれば下を向いた*]
/*
……だから、ピンポでかわいい反応をするなと。
まったく、ここからスイッチ入れて行こうとしているというのに、このこは……w
フランツ!?
[広間には、茫然として何もないところをただ見つめているフランツが一人いるばかり。いつもなら起きているはずのオットーやアルビンの姿は無かった]
……何か、あったのね。
[顔を見れば、明らかに今朝何かがあった、何かを見たことは分かった。
そしてそれが、恐らくは最悪の事態。この館に"人狼"がいるということである、ということも。
それでも、確認せずには居られなかった]
お前の武者震いがうるさくて、
寝付けないところだったさ。
[夜も深いころにささやきが聞こえ、わたしはそのように答えました。
老婆心ながら、彼の狩りに立ち会うべきかと迷っていたので。
もしも彼が容赦をあたえて獲物を逃がそうとしたなら、とどめはわたしがさすべきなのだと思って。
でも、ずっと食事の時間を待っていただろうラズワルドが、獲物を逃がすことも無いだろうと、そこは信用しておりました。]
ああ、いいんじゃないか。
食べ易そうな呑気なお人だもの。
[耳を澄ませば、階段を下りる足音が、月の光より静かに聞こえてきます。
それは体重を感じさせない、人ならざる者の動き方です。]
肉体に縛られた若者はかわいそうだねえ。
お前もそのうち、影を使役することを覚えると良い。
[わたしの使う古い術は、襲撃の充実感はやや少ないため、もう使うものはいないのでしょう。
とはいえ書斎にまじないの本が置いてあったので、人がそれを言い伝えてきているのかしらん。
人にこの術が使えるとは、とても思えませんが。]
…………。
[本当に食べないんだな、という念押しの言葉には、
のどの奥でくつくつと笑って返しました。]
[ラズワルドは夜の似合う狼です。
やせっぽちなのが悲しく哀れことですが、この狩り場でたくさん食べればもっと毛艶が良くなるでしょう。
そう、この館は狩り場です。とても都合の良い狩り場。
彼の不安げな気配を感じ取れば、さあ行けと、けしかけるように告げました。
そうしてじっと待てば、人間の血のにおいが、窓の隙間から感じられました。]
[人間の食事をよほど不味そうに食べていたラズワルドが、その空腹を満たしていきます。
なんておいしそうに食べるのでしょう。]
たんとおあがりなさい。
……これからもっと、美味しいものを食べれるさ。
[わたしは既に、人をおいしいと思えなくなったものではありますが
かつての食事の素晴らしさは、それはそれは良い思い出です。
生まれたては百年に一度のごちそうにしたわ、ちょっと体重が気になる時は筋肉質な男が良かったわ。そんなことを思っていました。*]
わたしに会って、喰うつもりかい?
この身はたいして美味くないと思うがね。
おやすみ、ラズワルド。
― →玄関 ―
[ようやく動いた足でゆっくり、ゆっくりと屋敷へと戻る。
直ぐそこのはずなのに、とても遠く感じた。
呼吸も無意識に浅いものへとなっている。
服もところどころ濡れて、冷えかけたところで玄関の扉を開けた]
………オットー
外、 庭園で、ローゼンハイムさん、が
死ん で
[名を呼ばれる>>19のと重ねるようにして、外で見てきたことを伝える。
互いを見詰める僅かな間。
一拍の後、オットーはフランツを擦り抜け外へと出て行った]
[オットーが出て行って更に一拍の後、フランツが溜め込んでいた空気を吐き出すように長く息を吐く。
鉄錆の匂いのしない空気。
それを取り込むように大きく息を吸った]
あ、アルビンさん…。
[階段から降りてきた姿>>26を見て強張っていた表情がようやく緩んでくる。
オットーに告げた時よりは淀みなく言えたが、声色は固いまま]
は、い。
[皆に、と言われて声を返し、アルビンが外に出るのも見送る]
― →広間 ―
[そうしてまた一人になり、他に知らせるために移動を始める。
誰か起きているなら広間かと、先ずはそちらに。
けれどまだ訪れる人は居なかったようで、入口から一歩入ったところで少し呆としていた]
ローレル、
[そんな中、再び名を呼ばれ>>36、ゆっくりと顔をそちらへと向ける。
何かあった、と確認するような言葉に、まずは頷いて見せた]
…今、オットーとアルビンさんが見に行ってる。
ローレルは、コンスタンツェもだけど、見ない方が、良い、かも。
[そう前置いて、呼吸を整えてから唇を動かす]
───ローゼンハイムさんが、殺された。
多分、人狼、に。
[書斎でそのまま眠り込んでしまっていたわたしは、朝の気配に目を覚ましました。
廊下に出れば、何か不自然に静まり返っている雰囲気がそこにありました。
昨日はみんな、広間に集まり朝食をとっていたというのに。
何か、何か、恐ろしい空気がありました。
これは、まるで――]
じん、ろう。
[頭では考えられていても、リアリティのあるものとしては頭に存在しなかったそれが、知り合いの言葉で急激に形作られる]
じゃあ、私達の中に……?
[この館は、今完全に出入りすることが出来ない。外から野生の獣が入ってくることは、ない。
それなら、私達の中に、その人狼が居ることになる。
……全員が全員を知っている、この中に]
ーー 昨夜 ーー
そんなことが出来るんだ?凄いな…
[獲物の選択を咎められることはないとは告げる前から思っていた、けれどその後の言葉>>*9には思わず一瞬歩みを止めてしまう
何も考えず発した声は幼い子供が親に新しいことを教えてもらったように好奇心に溢れていて、すぐそれを恥じ話題を変えようと問い掛けたのだった。
自分にもそんなことが出来るようになるのだろうか、会えた時にはもう一度このことを聞こう、なんて考えてしまってはいたけれど]
……分かった。
[その笑いが答えなのだろう。ならばこれからすることは一つ、数日前のようにやればいいだけ。
余計なことはもう考えないようにしよう、と緩く頭を振って玄関の扉を開けた]
[顔色のすさまじいフランツの、静止するような弱い声はもちろん私の足をとめません。
駆け出せば、玄関の方から錆びたようないやなにおいがしました。
玄関を出て、においの強くなる方へ。
薔薇の植えられた一角の――]
き
[あれは、ローゼンハイムさん――?
そう認識する前に、喉から声が上がりました。]
きゃああああああああああああああ!
[“館を囲む壁たちは、わたしたちを閉じ込める檻なのです。”]
― 広間 ―
人の手にやられたものとは、思えなかった。
[驚くようなローレル>>42の様子に、人狼であると考えた理由を口にする。
直接見てきたがために言えること。
きっと、父もあんな傷を見たのだと、そう思った]
……そう、なっちゃう、かな。
[この屋敷に留まる者の中に。
問うローレルに肯定を返さざるを得なかった。
仮に、他の組から逃げ出した人狼が居るのだとしたら、村はもっと大騒ぎになっているはずだ。
それが無さそうと言うことは、答えは一つしか無くなる]
[随分久しぶりに口にした、彼女を己が呼ぶ時のその愛称
上等な生地を裂いたような悲鳴が響いて、おぼろげな足取りでなんとか近寄り手を伸ばそうとする]
落ち着け、コンス…!
[「人狼なんて本の世界じゃ無いんだから」と、アルビン神父さまとお話をしたことが遠い記憶のようです。
それとも、わたしはおかしな夢を見ているのかしら。
夕べ書斎で眠ってしまったから、いやな夢を見ている途中なのかしら。
無惨な死体に背を向けて、わたしは血の気のひいたまま、オットーにも神父さまにも声をかけることが出来ずに館の中へかけ戻りました。
きっとこれは現実ではなくて、おかしなおかしな夢なのよ。
いやだわコンスタンツェ、もう夜は一人で眠れるほどに強くなったはずなのに。
どこに行けば、この夢がさめるというのでしょう。
どこに行けば良いの。
どこに行けば……。]
/*
うーん、でも>>44の「制止するような弱い声」は微妙に確定描写なんだよなぁ。
俺が違う行動取ったらどうすんの?って言う。
つか違う行動する心算だったんだけd
人が居る時は相手の反応見れるような描写にした方が良いと思うよー。
そん、な……。
だって、私達みんな、知り合いで、
[フランツも、ジェフロイも、他のみんなも。
……勿論、コンスタンツェも。
皆私が小さいころから知っている人達だ。
その中に、人狼なんて、いるはずがない。居るはずがない、筈だったのに]
コンスタンツェ、ちょっと待って!
[庭園に向かおうとする妹を呼び止めようとしたが、聞こうともせず飛び出した妹。叫び声が聞こえてきたのは、そのすぐ後のことだった]
あ……
[伸ばした手は空を切る
コンスタンツェは背を向けて走り去ってしまった。満足に走ることも出来ない僕は、そのまま立ちすくんでしまう*]
/*
そして後になるwwwww
コンスタンツェ広間に来てない気がするんだけどなぁww
皆、現在地はちゃんとしようぜ!
旅の作家 ローレルは、学生 コンスタンツェ を投票先に選びました。
[わたしは昨日から気をぴりぴりさせており、そしてこの事態ですから、今はとても誰かの静止に従えるほどまともではありませんでした。
オットーの伸ばす手にだって、反応することは出来ませんでした。
まるで幼い頃のようです。
周囲の大人や姉、そして「おにいちゃん」のアルビンには内緒で、ちょっと奥深い遊び場に二人で行ってみたあの日のこと。
もう遊び場が目の前というところで、木の葉の影に驚いて、きゃあと叫び声をあげて駆け出してしまったこと。
そうして転げ落ちてしまったこと。
無事にアルビンに手を引かれ、家路につくことが出来たあの日のこと。
あれ以来、多くのことを学んだというのに、わたしはやはり肝心なときに冷静でいられないようです。
――それならば、今度はどこに転げ落ちるというのかしら。]
[ローレルの驚愕>>51も尤もだ。
ここに居るのは全て知り合い。
この中に人狼が居るとは考え難い…考えたくないだろう。
それでも。
そう考えた時、話を聞いていたらしいコンスタンツェが駆け出していくのが見えた。
ローレルの声にも止まらない]
っ………
[分かっていた、コンスタンツェが自分の制止など聞かないことは。
それでも、やはり悲しいと思う。
玄関の扉の音と、数拍してからの叫び声>>45。
高らかに響くそれに胸が苦しくなる]
ローレル、行って
[胸を押さえるのを我慢して、コンスタンツェの傍に行ってもらおうとローレルを促した]
― ??? ―
[館の中を駆けるわたしは、いつもよりも近眼になっていており、ドンと誰かにぶつかる衝撃で、ようやく我に返ったのです。]
っ、ジェフロイ、さん……?
ごめんなさい、わたしったら
わたしったら…………。
[背丈の様子から、ぶつかったのはジェフロイさんかしらと思えど。
足を止めたとたんに全身にふるえがやってきて、わたしは力なく床に座り込んでしまったのです。**]
[黒猫と共に広間へ現れた時、残っていたのは誰だったか。
フランツ以外がいても空気から既に知っていることを察するのは出来た筈だ、故に何も語ることは無くソファーの一つへ崩れるように横たわった]
……っ
[苦しげに呼吸を繰り返し、何かに耐えるように目を閉じて手を握りしめる*]
[こんな気持ちになってもまだ、酷い飢えが理性を失わせようと皮膚の下でうごめく。
くらくらする、血の香りが離れない。五年間必死に抑えていたものが一気に溢れてきているようだった*]
……無理は、しませんよ。
でも……『二度目』ですから、ね。
自分にできる事は、やらないと。
[小さく告げた声は、どう響いたか。
それを確かめる事無く、自身も動き出す。
探すのは亡骸を包む大き目の布、となればここにありそうなのはシーツの類か]
と、なると、リネン置場は……。
[呟きながら歩き出す。
目当ての品を無事に見つけたならば、再び向かうのは、血に染まってしまった薔薇の裂く場所。*]
― 庭園 ―
[改めてやって来たその場所に漂う臭いに顔を顰める。
先ほどはよく見なかったが、屋敷の主の亡骸に刻まれた傷痕には、覚えがあった。
近い所では、村長に今回の隔離を思いきらせる切欠となったのであろう、村人の亡骸。
遠い所では、かれこれ六年前、旅の途中で立ち寄った村で起きた惨劇の犠牲者たち。
そこにある痕は容易くそれらを思い起こさせるもの]
……もう、二度とって。
思ってたんだけど、なぁ。
[小さく呟いた後。
広げたシーツの上に亡骸を下ろし、その内へと包んでいく。
白いシーツに滲む色は、この先を暗示するかのように見えた]
[亡骸を包む作業が終われば、その場に跪いて祈りを捧げる。
望む望まざるにかかわらず、状況が求めるもの。
それに、どう対すればいいのか。
なんら標持たぬ身には、皆目見当もつかないが、しかし]
(……逃げる事は、できないんだ)
[その事実は厳然とそこにあるから。
目を背ける心算は、なかった。**]
[促しにローレルはどうしたか。
その間にも玄関からまた戻る音がして、誰かが屋敷の中に入ってきたのが知れた。
その後に、それよりも静かな扉の音。
しばらくして、黒猫を連れたオットーが広間へとやってきた>>62]
オットー
[名だけ呼ぶが、その様子から余裕が無いのは見て取れた。
彼の身体がソファーへと崩れ落ちる]
水か、紅茶、…飲む?
[自分が用意出来るだろう選択肢を挙げ、控えめに問うてみる。
答える余裕も無いなら、傍をうろつく黒猫の頭を撫でるのみにし、傍を離れる心算]
うん、そうする……
[席を立ち庭に向かおうとしたところで、妹が扉を開けて館に入ってくる。その顔は予想通り酷いもので、またも私の制止など聞こうともせずに館の奥に入っていってしまう]
落ち着かせたら戻って――
[追う前に声をかけようとフランツを振り返ると、彼は胸に手を当て、苦しそうにしている。そのときふと蘇るのは、昨晩の表情。
彼も、溜め込んでしまうタイプだ。今も、おそらく初めに"ソレ"を見つけたのは彼で。何の情報も無いまま見た彼は、きっと酷い衝撃を受けたのだろう。
それでも、私には妹を追えという]
ううん、あなたの方が酷い顔をしてる。落ち着くまでここにいるよ。
[その決断にはもしかすると、この状況で感情を抑えようとしない妹への不満も少し混じっていたのかもしれない。私だって、親にすらまだ会えていないのを我慢しているのに、なんで妹だけ。そんな感情が無かった、とは言えない]
うん。
[声が返る>>69と少しだけ安堵の息が漏れる。
ソファーの前で見上げる黒猫に気付けば、頭を撫でた後そっと持ち上げ、ソファーの上、オットーの邪魔にならないところへと下ろす]
直ぐ持って来る。
[もう一度声をかけ、フランツは一度広間を出た]
大丈夫。
…少し、動いていたいんだ。
[ローレルの気遣い>>70>>72はありがたい。
けれど、じっとしているのも嫌だったから、彼女の想いだけありがたく受け取って台所へと向かう。
別のことを考え動いている間は、考えたくないことを頭の隅に追いやれそうだったから]
[夕飯に出てこなかった者も多かったことを気にかけつつ、
片づけをして、そして前の夜と変わらず窓を開けて……]
んぁっ!?
[夕飯作りをハリキリ過ぎたか。
何時の間にか寝落ちていたジェフロイは、
>>45女の叫び声で目覚めた。
瞬時に覚醒し、声が上がった方向を確認する。
開けていた窓の下、庭園の方角に人の行き来する影。
そして、微かに風に乗って薫るのは、鉄錆の]
/*
寛大な心で、と自分で書いておいて申し訳ないが、NGに近いと流石に。
ロール捻じ曲げられた感じがしてダメなんだ。
そう、なら、いいけど。
[それでも、この状態の彼を置いて妹を探しに行く気にはなれなくて。ぼんやりとしながら、椅子に座って彼の動く様子を眺めていた]**
[大体、それだけでなんとなく何があったか察して、
眉間に皺を寄せた。
けれど、確かな状況を確かめる為に現場に向かおうと、
いっそ窓から飛び降りようかと急く気持ちを抑え、
客室のドアを開いた]
……っと、あぶねぇな、おいっ!
[そのまま階段を駆け下りようとした手前で、
コンスタンツェにぶつかった。
あわや階段から突き落とす形になりかねて、冷や汗をかく]
なにか、あったのか?
[階段から突き落とされかけた、というだけでない
尋常でない彼女の様子に、
「嗚呼、さっきの悲鳴はコンスタンツェか」と思い至るが
この状況で聴かないのも変か……と尋ねた。
答えが返る間に、床に座り込んだ彼女を立たせるべく、
差し出した手は、さてとられただろうか**]
ならず者 ジェフロイは、旅の作家 ローレル を能力(守る)の対象に選びました。
[引き下がってくれたローレル>>76に感謝しつつ、台所で水を汲み、グラスに入れてトレイへ。
次いで、湯を沸かして紅茶を淹れる準備をした。
状況が状況ではあるが、少しくらいは落ち着く効果があると願って]
オットー、飲める?
[湯を沸かす間にトレイに乗せた水の入ったグラスを持って来て、オットーの傍へ。
起きるのに苦労するようなら、手を貸す心算。
どちらにせよ、グラスは最終的に傍のテーブルへと置かれた]
[湯を沸かしているために少しの時間だけ傍に居た後、台所へと戻って。
慣れた手つきで紅茶をティーポットにつめ、いくつかティーセットを用意して広間へと運ぶ]
ローレルも飲む?
[自分が落ち着くために用意したものだが、多めには作ってきた。
ローレルにも声をかけ、望むならカップに注いでその前へ。
オットーの様子も気にしながら、冷えていた身体を紅茶を飲むことで温める**]
― 早朝 ―
[まだ若い心算で居ても、
世間一般の認識で言うところの年寄りの朝は早い。
先刻からどうも浅い微睡みと覚醒を繰り返しているから、
いい加減目覚めてしまったほうが楽か、寝台から身を起こす。
着替えと簡単な身支度を済ませ……ふと、喧騒を耳が捉える。
それは小さな漣であったかもしれないが、
邸内を、否、館を包む不穏に常よりも鋭敏な感覚は、それを『凶徴』と捉え]
何が起きた!!?
[階下へと急ぎ、玄関を開け放つ。
既に幾人かが降りていることは知らねど、
玄関先でフランツに会うことが出来たなら、状況を聞けたろうか。
いずれにせよ、確かめるべく庭園に踏み入ることにはなるのだが。]
……これは。
[嗅ぎ覚えのある臭いを嗅ぎ取り、足が止まる。
過去、剣戟に金属の擦れ合う音、土埃舞う中では常にこの臭いに包まれていたものだが、この館に、否、この村には似つかわしくないものだ。――『血』の臭いというものは。
眉間に深い皺を刻み、唇を引き締めた。軽い舌打ち]
[暫くの間、周囲では入れ替わり立ちかわり人の動きがあっただろうか。
彼らが語る言葉を聴き、悲鳴を聞き、けれど言葉は発さずに、
暫くは無残な躯を見下ろしていたが、やがて、ローゼンハイムの躯に近寄ると腰をかがめ、傷口を間近に眼を凝らす。]
傷口が、刃物じゃあない。
……まるで『獣』だ。
[立って、物言わぬ躯を検分する。
眼を背けたくなるような傷にも怖気ず触れ、
死後の状態を概ね眼と頭に焼き付けておいた。
医者でも検視官でもない素人、自らの経験に則って憶測を引き出すしかないが、隔離されたこの場では致し方ない。
玄人と違い多少手荒であっても、人の好いローゼンハイムは文句を言わんだろうとの頭もあった。尤も、もう文句を言える口は持たないのだが。
アルビンがシーツを掛けてくれようとすれば>>66
それを黙って見詰め、家主の身体が白い布に包まれるのを
そしてまた、彼に向け捧げられる祈りを見詰めた。]
……もしかして、あんたもだったかい?
[横の男に短い言葉を投げた。
隠し事は誰にでもある、隠す権利もある。
返答は無くても構わないが、問いに遠慮はない。**]
/*
とりあえず追いつこうね、アタシは。
現れた人の順序とかは入れ替わり立ちたちかわり色々あったよ、と暈すのでした。
アルビンが一人でいる心算だったらごめんよ、
投げてくれていたものもあったから
ついそこのとこ拾いたくなっちゃってね…!
/*
コンスタンツェのジェフロイ召喚は
明日のジェフロイ処刑への布石かな。
処刑のこと考えると、そろそろ人狼いますよー処刑しますよの流れに持っていかないとだよね…。
午後時間取れるまでに進むかな、ロール入れてしまっていいかね…。
― 少し後・邸内 ―
[多くは既に屋敷に戻っているようだ。
ローゼンハイムの遺骸が横たわる現場から一度離れ、
やがて自身も邸内へと戻るべく踵を返した。
館に戻れば、まずは手洗い場の隅で血に塗れた手を洗い落とし、
それから広間へと向かう。
こんな状況下、邸内で人が集まるとすればそこだろう。
果たして、広間にはどれだけの人数が居たことか。
何と告げたものか、考えながら食卓端の椅子に腰を下ろした。]
…―――、
[ふと、テーブルの上の茶へ視線は止まる。
動揺を落ち着かせるために淹れられたものだろう、
空気を変えその気遣いの効果を薄めてしまうようで心苦しいが
言うべきことは早いほうがいい。そう踏んで口を開く。]
…皆気づいてるだろうけども、
ローゼンハイムの死の原因は『獣』によるものだ。
あの傷、あの死に方。
ほぼ、いや、間違いなく人狼………だよ。
こんなこたァ言いたくないし、
ローゼンのアレも、事故であればよかったんだがね。
[一度言葉を切り]
はっきりアタシの見解を述べさせて貰えば、
“この中にローゼンハイムを殺した人狼が居る”。
[間違いがない、と強調したことから
かつて人狼の脅威に晒された経験も伝わるだろうか。
その上で尚、生き残っていること。
それが疑念となる可能性ももちろん踏んだ上で、言葉を重ねた。]
こうなった場合、方法は只一つしかない。
疑わしき者から………始末することだ。
人狼を探し出すには…、
巧妙に人に紛れている『奴ら』を探し出して
駆逐するためには、それしかないと踏むよ。
[どうかね?と、場の面々ひとりひとりに視線を向ける。
中でも特にフランツの顔を射抜く時間が長かったのは、
村長から何がしか指示を受けているかもしれぬからだが。
処刑すること、殺すこと……
そう口にしなかったのは、せめてもの情か。
だがしかし、有事であるがゆえに、言葉を選び
周囲を慮るだけの暇はないのも事実なのだと、言外に。**]
[……人狼に人間としての生を奪われ、次は人間に人狼として殺される?
ハイアオがここにいるかは分からないけれど、不安を声に出すことは堪えた**]
……ええ。
旅の途中、立ち寄った村で……見ました。
その村は、結局、滅んでしまって。
……ぼくも深手を負って……辛うじて、生き延びる事はできたんですけれど……その時の影響で、その。
あまり、長くは……。
[生きられそうにないのだ、と、続いた言葉はごく小さなもの]
……だから、その時喪ったひとのために祈りながら、故郷で静かに、って。
そう、思っていたんですけれど、ねぇ……。
[ぼやくような口調で、これまで誰にも明かさなかった神職への転向と、帰郷の理由を告げる。
それに続いたのは、嘆息、一つ]
……こうなってしまった以上、取れる手段は……ひとつ、ですよね。
[シーツに包んだ亡骸に視線を落とし、小さく呟く]
……大丈夫です、わかっていますから。
[他に取り得る術がない事も、ここから逃げる事が叶わぬ事も、どちらも理解している。
だから、そう動く事に躊躇いはない。
だが、他の面々はどうだろうか。
指針のない状況で、見知った者たちの中にいるはずの人狼を見つけ出して……と、そう動けるのだろうか。
疑問はつきないが、しかし、それに煩わされている余裕がないのも事実で]
一先ず、中に戻りましょうか。
皆と、話さなくてはなりませんし……。
[考えてもきりがない思考は一端追いやり、戻る事を提案する]
いつまでも、この手のままじゃ、いられませんしね。
[亡骸に触れて紅の移った手を見やりながらの言葉は、苦笑交じりだった。*]
― 広間 ―
[手洗い場で手を洗い清めてから、ディルドレに続いて広間に戻る。
室内を見回し、同居猫の居場所を確かめると少しだけ、ほっとしたように息を吐いた。
こちらに気づいた猫が振り返るのに、首を小さく横に振る。
そのままそこに、という意図は伝わったか、猫はその場を動く事はしない]
………………。
[空いている椅子に座り、ディルドレが皆に告げる言葉>>88を聞く。
視線>>89が向けば、真っ直ぐにそれを受け止めた。
取り得る手段を理解している事は、先にも告げた。
亜麻色にはそれを行うに迷いはない、と──迷う事で生じるであろう、更なる惨劇を未然に防ぎたい、と思う色が確りと浮かんで。**]
― 広間 ―
[紅茶を口に含みながら、起きたことを思い返す。
最悪の事態だ。
父が想定していた事態がこの屋敷で起きた。
庭園から戻って来て、オットーに会い、アルビンに会い、ディルドレにも会って事の次第を伝えた。
そう言えば、ディルドレに会った時、妙にホッとしたのを思い出す。
あれは一体なんだったのだろう]
[それから広間でローレルに会い、コンスタンツェが来て…。
見せたくなかったのに。
まだ、想いに身体がついていかない]
[その後オットーが来て、と思考して、気付く。
ジェフロイの姿をまだ見ていない。
彼は無事だろうかと考えて、直後、まさか彼が、なんて思考が擡げた。
浮かんだ思考を振り払おうと、ふるりと頭を振る]
[しばらくして、外に居たディルドレやアルビンも戻って来て、わずかばかりの沈黙が落ちた。
その頃にはコンスタンツェとジェフロイも来ていただろうか。
紅茶のカップを両手に包んだ状態で彼らの姿を探す]
[そうして切り出される、今朝の出来事>>87について。
人狼の仕業と断言するディルドレ>>88の顔を真直ぐに見た]
(…あぁ…今朝の、夢は)
[光の帯の中で見た物。
この村では珍しい、彼女の勝負服。
こうしてディルドレの姿を見て確信した。
自分は、”判る”のだと。
フランツの目には、彼女に
[この中に間違いなく人狼がいると断言するディルドレ。
フランツも推測はしていたが、彼女は断言した。
その違いに僅かばかり瞠る。
彼女は、何か知っているのだろうか。
ディルドレの言葉を聞きながら思考していると、彼女がこちらをじっと見ている>>89のに気付いた]
……ッ……
[顎を引いて唇を噛む。
疑わしき者から始末する。
その言葉が父の声と重なった]
……父…村長の意思も、それと同じ、です。
人狼が居た場合は、駆逐せよ、と。
そして、躊躇うな、とも。
[代弁者のように紡ぎ、唇を閉じると共に視線を落とす。
自身に言い聞かせた言葉ではあったが、躊躇いはまだ残っていた]
/*
占うけど結果は言わぬ、をやることになりそうだろうかw
ロール上は占い先指定出来ないことにしたいんだよね…。
少なくとも今日までは。
オットーの占い結果如何で出るか、隠れて単独接触するか考えたい。
/*
ジェフ 狩人
フラン 占い
アルビン 霊能?
オト 人狼?
ディル 村人
コンス
ロレ
これで合ってるかな。
コンスが『人間』って発言してる部分あったから村人なのかな?
と、思いつつ。どうじゃろ。
学生 コンスタンツェは、学生 コンスタンツェ を投票先に選びました。
― 二階階段前 ―
[>>78 ジェフロイさんの、こちらへ差し伸べられた手を、わたしは茫然自失して見つめていました。]
ローゼンハイムさんが喰われていました……。
[しかし、事態を問う質問には、真っ青になりながら、まばたきもせず空中を見つめて一息に答えます。
事実を言葉にしてしまえば、もう起こったことを受け入れるしか無いことに気づきます。
残念ながら夢ではありません、と。]
ど、どうしたら……
わたしたちは、一体どうしたら良いのですか……?
[ようやく彼の手にわたしの手を伸ばせど触れるだけで、わたしの両足に立ち上がる力はとてもありませんでした。]
― 二階階段前 ―
そうか……。
[コンスタンツェの返しは、あらかた予想できていたもの。
故に、返すは短い]
どうしたら、か。
こうなっちまったら、疑わしきを始末するしかねぇんだろうな。
[結論は、ディルドレが出したものと同じ。
その言の葉を織るのに苦笑を浮かべたのは、
差し出した手に温もりが触れど、起き上がる気配がないから]
ほら、ちゃんとしろよ。
[だからこちらから力を込めて立ち上がらせようとする。
必要があるなら抱き上げでもしよう]
[疑わしきを始末する、というジェフロイさんの口ぶり>>104 は、何か軽いようにわたしには聞こえました。]
どうして、そんな風に言えるんですか。
……何を見て、疑わしいと思うのですか。
それは、全員が納得する意見になるのですか。
「始末」なんて、ちがうわ……!
わたしたち、「誰か」を殺すんだわ!そうでしょう?
そうでしょう?ねえ……!
[父さん、母さん、いまどこにいらっしゃいますか。
あなたがたのいる館では、人狼はおりませんか。
無事でいらっしゃいますか。
あなたがたの娘のいる館は、だめです。
人狼がいるので、殺さなくてはなりません。
全員見知った相手なのに、殺さなくてはなりません。
それは誰かが誰かに、人狼役を押し付けようとしているかのようにも見えます。
自分が生き残るために。]
[わたしはジェフロイさんに見える人から手を離し、床をはいながらあわてて後ずさります。]
こ、こないで!
あなたも、人狼かもしれないじゃない!
こないで!……殺さないで!!
[「コンスタンツェ」なら、そう思ってそう言うに違いないのです。
わたしはわたしが人狼であることを、ただただ頭の中から消し去っておりました。]
/*
いいねいいねコンスタンツェ。
経験者はともかく割とすんなり処刑受け入れてる人が多くて
ばあちゃんちょっとどう反応していいか迷ってたんだよ!
……最悪、自分の命を賭しても、
此処に居る皆の命を賭けてでも、
人狼が居るなら駆逐するべきだって考えてるからかね。
[コンスタンツェの問いかけに、ジェフロイは真顔で返す。
それは今までのジェフロイの印象からすると、
異端に見えたかもしれない]
おい、後ずさると危ないぞ?
[手を離されたなら、少し苦虫を噛み潰したような顔になる。
それでも忠告を向けるのは、彼女の後ろが階段であるからで、
皆の命を賭けてでもと言ってはいるが、
好き好んで失わせたいものでもない。
危険を排除しようと、一歩彼女に近寄る。
……それが彼女を追い詰めると、気が付かずに]
[人狼を特定する方法。
その言葉>>103に対し、開きかけた唇が言葉を飲み込むように閉じられる]
(判る、と言っても信じてもらえるだろうか?
それに、まだ見つけても居ない……)
[ぎり、と唇を噛む姿は悔しげな色が滲んだ]
……父さんは、少数よりも多数を選ばざるを得なかったんだ。
覚悟は、きっと、していた。
[無実の人間、当然居るだろう。
如何に非難されようと、その手段を選ぶしか選択肢は無かったと。
フランツはそう思っている]
[人狼を特定する方法。
その言葉>>103に対し、開きかけた唇が言葉を飲み込むように閉じられる]
(判る、と言っても信じてもらえるだろうか?
それに、まだ見つけても居ない……)
[ぎり、と唇を噛む姿は悔しげな色が滲んだ]
……父さんは、少数よりも多数を選ばざるを得なかったんだ。
覚悟は、きっと、していた。
[無実の人間、当然居るだろう。
如何に非難されようと、その手段を選ぶしか選択肢は無かったと。
フランツはそう思っている]
[フランツに淹れてもらった紅茶を飲みながらディルドレの言葉を聞く。軍服に身を包んだ彼女の言葉は残酷でも、隙の無い正論。
それでも、いやむしろ正論であるからこそ、それは受け入れがたい物で]
……疑わしい人なんて、いません。
[こんなことを言っている場合ではない。なんて、そんなことは私自身がよく分かっていることだったけれど、言わずにはいられない]
みんな昔からの知り合いなんです。疑わしい人なんて、いるわけないじゃないですか。
こ、こないで……!
[>>108 わたしは階段の方へ方へと追いつめられ、頭では危険と分かっているのに、ジェフロイを見上げてみると恐怖心が増し、体が言うことを聞こうとしません。
しかし、彼の腰に揺れるナイフに気づいたわたしは、彼の腰元目がけて取りすがって、手を伸ばし、そのナイフの柄を握りました。]
ッ………
[問われて>>110、言葉が詰まった。
覚悟しなければいけないのは頭では分かっている。
けれど、気持ちがついていかない。
覚悟を決めていた父も、疑わしい人なんて居ないと言い切るローレル>>111も、どちらも羨ましく感じた。
自分は中途半端だ。
そう思えてならない]
……覚悟は、しきれてない。
でも、このままじゃいけないとも、思う。
[正直な言葉は、それでも誰かが死ぬことを容認するもの]
おいっ、ちょっ……!?
[唐突に腰にまとわりつかれ、虚をつかれる。
腰に数本あるナイフのうちの1つに彼女の手が伸びるのを見ると、
相手が女だから……と悠長なことは言えなくなった。
むしろ、ヒステリーを起こした女の方が、
行動が読めなくて性質が悪いかもしれない]
落ち着けっ!!
[最終警告のように、階下に届く程の音量で叫ぶ。
それでも……嗚呼、もし、コンスタンツェがナイフを抜いてこちらに向かってくるならば、正当防衛のための抗いをするのに躊躇いは、ない]
[その時僕は自分が疑われないよう、人間に見えるよう振る舞うのに精一杯で。
ハイアオのことなんて、考えることも出来ずにいた。]
なによ。じゃあオットーは誰が人狼だって――
[食ってかかるように彼に言い返そうとした時、聞こえてくるのは男の叫び声。思わず立ち上がって二階の方に視線を向ける、そこにいるのはジェフロイと……私の妹]
ふ、二人とも何を、
[突然のことに身体が動かず、出来ることと言えば固まって彼らを見つめることくらい]
[わたしはジェフロイのナイフを一本抜き取りました。
それは、わたしの知らない顔を持つ男に、何かしらの抵抗策を持ちたいという考えでそうしたのか、あるいは他の目的があったのか、自分のことであるのに分かりませんでした。
思考よりももっと素早い、肉体が生を求めるが故の反射的な行動のためでしょうか。
それに、目的など考える間もなく、ジェフロイの警告>>114 が届く前に、
わたしはナイフを抜き取った時の反動で、背中から階段を転がり落ちていったのです。]
[天井と床が、交互に入れ替わる様を、ただ視界にいれるだけで精一杯。
自分に何が起こっているのかは、全く理解することが出来ませんでした。
どん、どん、どん……
リズムよく転がり落ちるわたしの体。
その音は、わたしの体が階段を転がり終えることで止まります。]
― 広間 ―
[撫でられた猫は、視線が示す先と傍らのオットーとを見比べ、にぃ、と鳴く。
当の青年は、交わされる言葉に口を挟む事はなく、それぞれの思いを聞いていた。
既にこの場での在り方を固めた青年は静かで、その様子は冷静に過ぎる、とも見えようか。
そんな様子に猫はまたにぃ、と鳴いて。
結局、とんっ、と床に飛び降り、同居人の傍まで行ってまたにぃ、と鳴いた]
/*
えーとだな…。
流石にこれはどうかと思うのでちみっと。
ローレルは現在地と他者の場所の配置をもうちょっと想像した方が良いと思います。
広間には扉があります。
大体開きっぱなしと言うことはありません。
また、開いていたら階段の下の方なら見えるかもしれませんが、二階まで見えるでしょうか?
俺は見えないと思います。
色々反応しようとしているのかもしれませんが、場面や時間軸などは区切りをつけないと他の人のロールを潰しかねません。
次回からは気をつけてみては如何でしょうか。
[この場にいないのはジェフロイとコンスタンツェだ、大声が向けられた相手が誰なのかなんて見なくたって分かる。
行かなければいけない、そう分かっても僕もまた咄嗟に動けず、階段の前へたどり着いた時には]
姉さん……
……姉さん
[眼鏡のつるはゆがみ、ガラスにはひびが入ったので、視界は全くの不良でありました。
打撲の痛みも感じません、ただ、お腹が燃えるように熱く、足がうまく動きません。
この肉体はまったく人間のものですので、突然回復したり、突然力が涌いてくるなんて奇跡は起こりません。
それは、おとぎ話の中で起こることなのですから。]
姉さん、逃げて
[ナイフを抜き取られた刹那。
ジェフロイは、反撃の為に手を伸ばした。
目測で、ナイフ込みでもコンスタンツェの腕のリーチより、
自分のリーチの方が長いと判断したからだ。
正当防衛を盾に、階段に突き落とそうと、
彼女の肩に伸ばした手は、しかし、触れることなく。
ただ、階下から見た場合、男が付き落としたようにも見えなくもなかったかもしれない]
コンシタンツェッ!!
[一瞬時が止まった男は、女の身体が階下で止まった時、
我に返えり、彼女の名を叫んだ。
結果としては、己がしようとしたことと同様の結果ではあるが、
しかし、自ら行ったのとそうでないことの差は大きい。
慌てて階段を駆け下りるが、男がたどり着くより、階下に居た誰かがたどり着く方が先かもしれない**]
[ローゼンハイムを見た時と同じで、悲鳴は出なかった
僕はただ彼女が落ちてきたであろう階段の上を見上げた]
……
[そこにいた男を見上げた]
俺としての……気持ち?
[言われて>>115、はたりと瞬く。
父とは別の人間、それはそうだ。
フランツとて、自分が父と同じだとは思っていない。
否、オットーが言いたいのはそう言うことではないだろう]
[ふと思う]
[実際に自分で判断して行動したことは、これまでどれだけあっただろう?]
[呆然としていたのはどれ程だったか。
然程長くはなかったのだろう。
直ぐに廊下の方から大声>>114が聞こえたからだ]
───え、今、の
[直後、何かが転がり落ちる音>>119が響く]
何が
[立ち上がり広間を出て、音のする方へ]
え……う、そ
[妹の身体が床を離れ階段を転がるのを、私はただ黙って見ていることしかできなかった。
お腹に刺さっている何かも、その周りの赤色も、閉じられる瞳も、そのすべてがある一つの事を示していたけれど、考える事を放棄しているかのように頭が真っ白になる]
なん、で、?
え……う、そ
[妹の身体が床を離れ階段を転がるのを、私はただ黙って見ていることしかできなかった。
お腹に刺さっている何かも、その周りの赤色も、閉じられる瞳も、そのすべてがある一つの事を示していたけれど、考える事を放棄しているかのように頭が真っ白になる]
なん、で、?
[わたしは姉さんの声をたよりに、両手で這いました、必死になって。
わたしのあとに出来る赤い血の道があります。]
姉さん、逃げて……
[この、恐ろしい人たちから逃げてください。
どうか、死なないでください。
両親は、あなたに会いたがっているのです。
そんな長い台詞は話せません。
赤い血のあぶくが、わたしの口元から流れ落ちてゆきます。
わたしの灰色の瞳は、眼鏡無しではろくに像を結びません。
それでも、姉さんに取りすがり、抱きつきました。
他の人が姉さんに触れぬよう。
姉さんが、わたしの血で汚れることも構わずに。]
[男はなんと返しただろう。返事なんてどうでも良かった。
僕はコンスタンツェの傍らに屈む、彼女はもう助からない。医学の知識なんて無いけれど、それはきっと誰でも察することが出来るものだった。]
コンス
[何を言えばいいのか分からない、ただその名を呼んで頬を撫でた。
初恋の少女を呼んだ]
[そうやってわたしは、ローレル姉さんに「コンスタンツェ」の血をなすり付けました。
強く、残るように。
たとえ洗い流しても、鼻の利くものであれば感じ取れるように。
ハイアオの正体に気づくことの無いラズワルドが、「わたし」のにおいにまみれたローレル姉さんに、食欲を無くすことを願いながら。]
[男はなんと返しただろう。返事なんてどうでも良かった。
僕はコンスタンツェの傍らに屈む、彼女はもう助からない。医学の知識なんて無いけれど、それはきっと誰でも察することが出来るものだった。]
…コンス
[何を言えばいいのか分からなかった、身体は動かなかった。彼女が最期に求めたのは冷たく変わり果てた幼馴染みではなく実の姉なのだから
僕はただその名を呼ぶことしか出来ない]
― 階段下 ―
[状況を見る限り、先程聞こえた転がり落ちる音はコンスタンツェだったのだろう。
腹部に刺さるナイフに蒼褪める。
ゆっくりと階上へと視線を向ければ、コンスタンツェの名を呼び駆け下りてくるジェフロイの姿>>126。
直前の声を聞く限りは、コンスタンツェを宥めようとしていた、とも取れるのだが]
…ジェフロイさん、あなた、が?
[問うまでもないのかも知れないが、疑問の言葉が零れ落ちる]
[動きを鈍くしている間にもコンスタンツェは床を這い、ローレルの下へ>>133。
その姿が、健気と言うよりも、酷く恐ろしいものに見えた。
今のコンスタンツェはこれから起こり続けるだろう死の象徴]
コンスタンツェ、
[姉であるローレルへと縋る姿を見て名を呼ぶ]
そんなに動いちゃ、
[まだ彼女を生かそうとしている自分が居る]
ちが、う
[わたしは耳に届いたオットーとフランツの声>>132>>137に、力を振り絞って首を横に振り、否定の意を伝えようとしました。]
ちが、う
ジェフロイ は ちが
[だって、彼はわたしに触れておりません。
わたしの方から彼に近づき、ナイフを奪ったのですから。
むしろ、当然の顛末というものです。
まったく情けのないお話ではありますが。]
青いねえ。
ラズワルド、青い青い。
[わたしは痛みを感じさせぬ、いつもの調子でラズワルドに話しかけました。]
あいつは、喰うんじゃないよ。
みんなに殺させるのさ。
あいつを獣と思わせて、殺させるんだよ。
[嗚呼、彼女はもう助からない。フランツにそう告げることも出来なかった。苦しげに自分へと向けられた声だって遠くに感じる。
こんなことならもっと優しくしてあげれば良かった、自分の事情で彼女を遠ざけてそれが正しいことだと思い込んでいた。
今度は手を伸ばすことすら出来なかったなんて、後悔ばかりで頭が一杯になっていく。]
[それでも涙は沸き上がってこない]
[旅をしていた道すがら、勿論死体を見た経験はあった。
道の途中に倒れている人を見たことも、街中で揉め、喧嘩の末に殺された人を見たこともあった。
肉親の死、身近な人の死を見たのは、今回が初めてだ]
ごめん、なさい。
[妹が走り返って来たときに、すぐに彼女を追いかけていれば。小さな不満感で選ばなかったその選択肢を取っていれば。妹がこんなことになることはなかったのに。
だから私は、縋る妹にただこれだけを伝える]
ごめん、なさい、コンスタンツェ……
ハイアオ。
じゃあ、人間として殺すならいい……?
[僕の頭は“コンスタンツェ”で一杯だった。誰かに殺させることが許せないとすら思えた
憎しみと後悔で冷静な思考が回らない。あの日つけられた傷跡が焼けるように痛んだ]
[床に引かれる紅い道は、零れた命が描くもの。
この状況では、死が齎されるのも已む無し……と思っていても。
幼い頃に可愛がっていた妹分、とあれば気持ちは揺らぐ。
猫を抱える手に知らず入る、力。
気付いた猫がにぃ、と鳴く]
……ぼくは、大丈夫。
[小さく呟き、腕の力を緩める。
滑り落ちて床に降りた猫は金目で周囲を見回し、寂しげな声でにぃ、と鳴いた]
[わたしはわたしのやることを終えて、あとは完全に呼吸が止まるのを穏やかに待つのみとなっておりました。]
ラズワルド、
ここはお前の狩り場だ。
[最期に、若い仲間に言葉を遺しながら。]
人をうまく操り、殺させ、信用させ、
隙を見て喰うんだよ。
そうして、立派におなりなさい。
……なんて、説教する自分が嫌になってきたねえ。
ここからは、お前のお手並みをゆっくり見ることにするさ。
[こうすれば、今後ハイアオが彼のささやきに答えなくても、違和感は生まれないでしょうか。
それは、彼の覚醒次第にもよるとは思うのですが。
できればわたしがいなくなったことに、気づいて欲しくありません。
若者には前を向き、生きよ増えよと促したいのですから。]
[そうして、それだけで考えが一杯になってしまっている私には、妹の最期の言葉も耳を通らない]
ごめんね、ごめんね……
[抱き付いてくる妹の眼鏡をかけてやり、自らも腕を身体に絡めて。それでも、彼女の言葉は届かない]
幼い頃からを知るアンタが先を覚悟してるってのは
先に逝くべき年寄りとしては複雑なもんさね。
…言葉に言い現せないもんだ。
[小さくかぶりを振る。]
[コンスタンツェに意識を向けていたため、首を横に振る>>139仕草は見ることが出来た]
違う、って
だったら、なんで
[仔細はジェフロイから伝えられるだろうか。
説明があったとしても、納得し切れるかは定かではない。
それほどまでに動揺が酷い]
…若い頃に巻き込まれたんだ――アタシはね。
時代は戦争の最中、前線から押し込まれて押し込まれて
篭城するかのように逃げ込んだ街で人狼騒動だよ。
そりゃあ、同輩の絶望ったらなかったね。
……こっちは、幸い人狼の駆逐には成功したが、
旦那も、子供も死んだ。戦争にも敗けた。
一握りの仲間は散り散り、アタシは一人村に戻ったってわけだ。
[その時心に決めていたものは、
喪った者を背に生涯一人で生きる覚悟であったから、
この目の前の青年の決意とはまた別のものであるけれども。
自らの過去を口にして、一度眼を伏せた。]
[人狼が居ないと分かれば直ぐに帰すことが出来ると思ったのに。
居ると判断された上に、コンスタンツェがこんなことになるだなんて。
家に帰してあげたいと思っていたのに、これでは]
───ごめん ごめん コンスタンツェ
[結局、何もしてあげられなかった]
さーて、ねえ。
[彼の憎しみの込められたささやきに、ほんの少し哀れみを覚えながら、わたしは思いを気取られぬよう、軽く流すことにしました。]
…こんな状況だ。
アルビン、アンタが人狼じゃないとは言い切れない。
アタシも、アンタにとって同じだろう。
[手段も手法も分かっている相手へは短く頷く。]
でも、仮に、あんたが人狼とやらじゃないのなら、
弔う相手、祈る相手、背負うものを増やしてでも
村の未来のため戦ってくれると信じることは出来る。
[人狼という人ならざる存在を否定する要素は互いに無いが、
少なくともこれまでに見えたものへの信は、表しておくことにする。
それを彼がどう捉えるかは、己には与り知れぬこと。
短いやり取りの後、屋敷の中へと促されればそれに従った。>>94**]
― 広間 ―
ふうむ……
[提案のように私見を述べた後で、
周囲を睥睨しつつ反応を窺っていた双眸は
意見を捉えるたびに、徐々に細まって行った。
反発が存外に少ないことへの違和感だ。
経験者であるアルビンは兎も角として、
他の者の反応は果たして、どのように捉えるべきか。
沈黙し、様子を注意深く見守る。]
[ローレル姉さんに、強い劣等感を抱きながら生きてきました。
ローレル姉さんがいなくなってさびしくなったと笑う両親を見て、姉さんなんかいなけりゃ良かったのにと思うこともありました。
わたしは幼い頃からひどくばかでありましたし、今でも決して利口ではありません。]
[フランツがきらいです。
いつもいつも「父」の考えを代弁するだけの存在で、いいこさんで、自分で決断する力の無いたよりないやつだったからです。
結局わたしはいつも、フランツを通して、彼の父と話していたようなものなのです。
そしてそれは、いつも一方的なやり取りで、決して会話には至りませんでした。]
[「おにいちゃん」を、神父さまと他人行儀に呼ぶことで、
旅に出て帰ってきた彼を暗に責めておりました。
流れた時は帰ってこない、わたしはあの頃とちがうのだ、と。]
[オットーを、わたしの「おにいちゃん」にしたくはありませんでした。
だってオットーは、あくまで仲の良いお友達で、肩を並べて遊べる人間でしたので、彼を兄と見ることは出来ませんでした。]
[ディルドレさんが恐ろしかったです。
彼女の前ではひときわしとやかにふるまうことで、わたしは悪ガキのわたしの記憶を消したかったのです。
幼い頃の乱暴なふるまいは、とても恥ずかしく思い出したくないことでしたので。
しかし、いつもいつも上手にできませんでした。
彼女の顔を見るたびに、怒られたことを思い出し、くちびるを噛み締める思いでした。]
[ジェフロイさんが苦手でした。
彼が姉とよく話をしているところを見ていたので、そのときにはなんだか姉が知らない人に見えたこともありました。
そして何より、彼はわたしと姉を「姉妹」のくくりで見るのです。
そんな時には、わたしがひときわ劣っていることが、やはり露見してているのだと内心くやしかったのです。]
[流れ出る血はわたしの下にたまっております。
うつろに見上げ、光を目に入れるともせず、わたしの口はあわあわと血を吐き続けておりました。
時折、姉さんに逃げてと言いながら。
そして、ジェフロイさんは違いますとかばいながら。]
[オットーの秘めた思いに気づける訳も無く、フランツの謝罪も耳に届きません。
もちろん姉の言葉とて、何のことだか、さっぱり。
わたしは人間です。
だから、このまま、肉体から血を失って死んでいくのです。]
[両親には――
誕生日プレゼントに、長い長い物語の本をねだっておりました。
それは昔に、誰かに語ってもらったお話ですので、「そうして家族は幸せに暮らしました」という終りの一文しか覚えていなかったのですが。
誕生日……]
[彼女はしきりに繰り返す。ジェフロイは違うのだと。
でもこんな状況でどうやってそれを信じればいいんだ?それに、もし本当だとしても。
あの男のせいであることは間違いないじゃないか]
/*
……なんか意味深なメモですね……。
しかし、これ。
襲撃、どこに飛ぶんだろ。
まあ、ぼくは襲撃どんとこいなひとではあるんですけど、うん。
……てか、狩と霊はd(
[恋をしていたのはもう思い出でしない。幼いそれは本当にそう呼ぶべきものだったのかも分からない。
けれどぼくにだってこの男に憎しみを抱く権利ぐらいある筈だ。だって今日は彼女の誕生日なのだから]
[恋をしていたのはもう思い出でしかない、幼いそれは本当にそう呼ぶべき感情だったのかも分からない。
けれどこんなぼくだってあの男に憎しみを抱く権利ぐらいある筈だ。…だって、今日は彼女の誕生日なのだから]
……
わか、…った。
[我ながらちっとも納得なんてしていない声色だ、隠す気だって無い。だって独りじゃないと思える時間をぼくに与えておいてこんなのは酷いだろう。
コンスを前に取り乱したことが頼りなく写ったのだろうか。この老いた雌狼をいくらなじったって気持ちが変わらないことは短い付き合いでも分かっている。]
なんとなくだけど…もうすぐあんたを見つけられる気がするんだ。だからどっちのことだって食べないよ。
…また話しかけてくれるの、待ってるから
[それ以上ラズワルドからハイアオへ声を向けることはない。認められる為の決意からのこと。
……だけどどうしてだろう、とても不安なんだ*]
/*
覚醒で事実に気付く、ローレルを襲撃する
どちらかでもNGなら教えていただきたいです。もしそうで無ければ反応は不要です。
*/
/*
回想と合わせ、物凄く地味な非占霊CO。
しかし、能力者削りたくないけど食い先に困るようならおいで、っていうにはちょっと弱いな……。
うーん。
これ、赤引いてたらどこ襲撃してたろうな、ぼく……。
[コンスタンツェには最期まで”
仲良くなりたかった。
仲間に入れて欲しかった。
一緒に遊びたかった。
幼い頃も、抑圧されて言葉に出来ず、成長しても遠慮が勝って言えず終い。
後悔ばかりが渦を巻く]
[ローレルの腕の中、彼女が何も語らなくなっても尚呆然として動けずに
アルビンが神父として任を果たそうとしている姿に視線を向けたのもただ聞こえた声に反射的に動いただけ]
……………。
[伸ばせなかった手は床に下ろされ、流れ出る血がその袖を、ズボンを染めていく]
[ジェフロイは違うと繰り返すコンスタンツェ。
死にかけている彼女がそこまで庇おうとしているのは何故だろう?
いつもの調子なら、自分を傷つけた者を詰りでもしそうなものなのに。
言葉が交わらない日々を過ごし続けたフランツにとって、それは不思議に思えてならなかった]
コンスタンツェ…
[その灯火が消えるまで、フランツはコンスタンツェを見詰め続ける**]
/*
それじゃハイアオがさっさと寝て朝早かったらどうしようもないぞ俺……
どうしよ……ローレル襲わないと役職襲うしかないし襲う前提で展開考えてたんだよな
/*
正直、あの、ここでフラアル落とすのは今後明らかに彼らの見せ場が訪れる以上は……
いやローレルが落としていいってことじゃねえけど。ぐぬぬ
/*
けじめの為に、コンスを独りにしない為に、ローレルに辛い思いをさせない為に(これはラズのエゴ)
が襲撃理由と予定してたから正直血がついてても関係なくて……
……結構です。
[神父として、なのだろうけれど。
昔はよく遊んでいたような、そんな知り合いの亡骸を前にして直ぐにこんなことを言えるような彼に、妹は渡したくない。
いや、もう誰にも触らせない。三年もの間会わずに、つい二日前に再開して。そうして、ほんの少しの気まぐれで手を放したらもうこんなことになってしまった]
もう、手放す気はありませんから。
[そうして、"妹"を背負って階段を上る。力ずくでもない限り、誰に止められてもその歩みを止めるつもりはない]
……結構です。
[神父として、なのだろうけれど。
昔はよく遊んでいたような、そんな知り合いの亡骸を前にして直ぐにこんなことを言えるような彼に、妹は渡したくない。
いや、もう誰にも触らせない。三年もの間会わずに、つい二日前に再開して。そうして、ほんの少しの気まぐれで手を放したらもうこんなことになってしまった]
もう、手放す気はありませんから。
[そうして、"妹"を背負って階段を上る。力ずくでもない限り、誰に止められてもその歩みを止めるつもりはない]
パン屋 オットーは、村長の息子 フランツ を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
PLとして、ちょこっと。
ローレルは妹を失うという大きな出来事にあったばかりですので、これから表でRPが大きく伸びる可能性があります。
ですので、少し様子をみませんか、ということでした。
狩人の守護先と襲撃先が一度重なっても吊り数は変わりませんと念のため。
7>5>3>1
7>6>4>2
/*
んー
アルビンはこの狼面子、フランツはオットーに自分の意思について指摘されたところ。んでここが占霊と思われる
残りが伸びないわけではないんだよなー
[階段を転がり落ちたコンスタンツェを追って、
階下に向かうと既に彼女の傍には複数人の姿]
……結果的には、俺の所為になるだろうな。
[>>132オットーの、>>137フランツの言葉に、
少し間をおいて、肯定の言葉を紡ぐ。
その後に、コンスタンツェから否定の言葉が漏れるも、
それが良いように働きはしないだろうと、
ジェフロイは経験で知っている。
――……ジェフロイが人狼騒動に関与したのは、
これで4回目だからだ]
[ジェフロイとすれ違えば、鋭い視線を送り無言で通り抜ける。そこには、つい二日前談笑していた時の関係性など何処にも存在していない。
そうして個室に閉じこもると、妹をベッドに寝かせて自らは荷物を探あさり始めた]**
[案の定、>>155ディルドレから向けられる問いかけの声は鋭い。
これが信頼ある者同士であれば、尋ねる声音は変わったろう。
否、ディルドレの性格を考えると、変わらなかっただろうか]
俺が喋って事態が好転するなら喋るけどな。
[ジェフロイは、その場で詳細を語ることはしなかった。
しても、しなくても、場が好転するとは思わなかったからだ。
口を真一文字に結んで、コンスタンツェを抱くローレルを見つめた]
[やがて神父であるアルビンからローレルへ言葉がかかるが、
彼女は弔いを拒否する。
そして、ローレルはコンスタンツェを抱えて2階へあがろうとする途中、ジェフロイを睨んだ]
ローレル、俺が言ったこと覚えているか?
殺るなら、躊躇なくぶっぱなせよ。
[その表情に、一瞬息を飲む。
そして、覚悟したように、いっそのこと鮮やかに微笑んで、言の葉をその背に吐いた……仇討する気なら、躊躇なく、と。
正直、ジェフロイからしてみれば、貰い事故のようなものだ。
不条理極まりないが、その不条理が世にはあることを、身に染みて判っている]
[十に足らない時、父は人狼容疑で殺され、
母は人狼に襲われ死んだ。
ジェフロイが此処に至るまでの根本は、それだ。
もしかすれば、アルビンにディルドレに、
その話をすれば今よりは良い関係を結べたかもしれない。
けれど、それをしないのは
――…触れる、腰にある銀のナイフの存在があるからだ。
それは、志を同じくする者たちとの誓い。
コンスタンツェに奪われたものが、
これでなくて良かったと密やかに想う]
それでも、何か俺に聞きたいことがあるなら
俺は部屋にいる。
[ローレルの姿が見えなくなってから、
まだ、その場に人がいるならそう言い放って部屋へと戻る。
ジェフロイの部屋は、ローレルの隣の部屋だ。
嗚呼、コンスタンツェの件がなくとも、
元より銀のナイフの加護を向ける気はあった。
今、意識を傾けるのは、彼女が仇討を望むならば、
それを受け入れる気でいるからだ。
ただし抵抗はしないとは言っていないが……。
だから、躊躇なくと、言葉を送った。
もちろん、己の過去が故に、肉親の仇討を一番に思うけれど、
そうでない先からの殺意も男は受け取る気だ。
どう転ぶかは、神のみぞ知り
――…そして、この世は不条理であふれているのだから**]
/*
コンスの人間強調が逆にどっちか分かんないけど、
これで、もし、ローレルが人間でも
狼さんはどこ護ってるか分かる……よね?
この状態でGJは、墓下1人になっちゃうからなぁ。
出来たら避けたいところですよな。
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