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次の日の朝、薔薇園芸家 ローゼンハイム が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、准尉 ゾフィヤ、 ローズマリー、兵卒 フレデリカ、 オズワルド、 ローレル、 カーク、 ダーフィト、 ユーリエ、少尉 ファミル、尉官 バルタザールの10名。
朝。準備される筈の朝食は食堂の長卓に並ばず、火を使った形跡もない。
館の宿泊者の朝は思い思いの時間だろうが、流石に姿を見せない管理人に不自然さを感じた誰かが、やがて彼の住処の扉をノックしただろうが、応えはなかった。
幾度目かの呼び掛けの際廻したノブに手応えはなく、拍子抜けに開いた扉の向こうの、寝台の膨らみ。
夜半に窓は開け放たれていたのか、部屋は冷えきり背筋を震わせ、横たわる彼の身体からすっかり体温を奪っていた。
熱に魘されたのか開いた上襟、それを掴んだ爪には赤黒い斑点が浮かび、事切れた彼の死の要因が常のものでないのはその現場を見た誰の目にも明らかだった。
本土へ送った緊急事態の連絡は辛うじて繋がったものの、元より不調の通信機は、以後、耳飽きる程の潮騒の様な音を発し続け、何処にも繋がる事はなかった。
/*
この日、管理人の遺体が発見されました。それと共に、通信機の不調も噂として広まっています。
この日より毎朝、『精神値』を『-1』し、ステータスに反映してください。
また、不審死した管理人の調理した食事を摂取したということで、幾ばくか体調に影響も出ているようです。
★全員 [[1d200*]]/『精神値』を『体力値』からマイナスしてください。
今日より、探索イベントが解禁されます。
http://g910-spo.info/sodo/
詳細はwikiにてご確認ください。
一部事前ルールより変更となり、
探索結果は、コピーでなく、ダメージ値や得られた結果などを、ロールへ適宜反映をお願いします。
不明点については、wikiへご質問をお願いします。
※探索について
・一つの探索箇所に3〜5程度の分岐があります。
・他の場所でフラグを得ないと進めない分岐があります。
・フラグ条件数値が変更する事があります。
・探索の結果、何も得られない事があります。
・一度得ると、他の人が得られない結果があります。
*/
[朝、食堂に姿を現す]
ふああ、よく寝た……。
おっ、みなさんお揃いで……ってあれ?
まだ朝ご飯の準備、できてないんですかい?
[まだ開かない目をこすりこすり言った]
/*
推敲する暇がないとやらかすなww
適当に次のロールでオズワルドと前後した感じに。
鳩で書ける人は凄い。
補完は夜までに何とかしたい。
探索が鳩でも動くかくらいは見ておこう。
[30分くらい経っても、料理を準備する気配はなく
軍人さんの誰かが呼びに行ってくるというので
気になった人たちでついていくことにした]
[なんだかやけに気になって、ユーリエもその列に加わる]
[帰るまでに何も起こらなければいいと願い、浅い眠りについた。
立ち話をした際に、体調が良くないと言っていた管理人は、注意してみてやらないといけない。
いつもより早く目が覚めて、まずは食堂に向かった。
おそらく、管理人が朝食の支度をしているだろう]
『管理人さん、管理人さん、いないんですか?』
[ガチャリと先頭の人がドアを開けて、中に入るが
呼んでも答えがなく、人の入っていそうなベッドを調べると…]
……!
もしかして………?
[昨夜、八重の部屋に戻ると緊張の糸が切れたのか
ぐっすりと意識が闇に落ちていたらしい。
あの管理人は体調が悪くても構わず働きだしそうだから、早起きして朝御飯は自分で先に用意をしようと思っていたというのに、うっかり寝過ごしてしまった。]
あぁっ! もうこんな時間……
え? 管理人さんが見当たらない……?
い、いきましょう! 見に行きましょう!
[起き上がれない程体調が悪化しているのかも。
ひょっとしたら熱とか出ているのかもしれない。
他にも幾人か人はいただろうか、管理人室の扉をドンドンと叩いて]
管理人さんっ!
大丈夫ですか!? 管理人さん!
[しかし返事はなく、扉に鍵がかかっている様子もない。]
[布団をめくった人も含めて、
前の方にいた人たちは、すぐに悟ったらしい]
[念の為、近くにあった布などで手をくるみつつ、
ユーリエも苦しそうな表情のまま動かない管理人の脈を取ってみる]
――脈が、ないみたい……。
……どなたか、どなたかお医者さんは、いらっしゃいませんか…?
[呆然としながら、みんなの方を振り返ってそう聞いた]
(体力 31(100x1)÷7 減少)
[管理人がいない。待てどもやっては来ない。
時間は決まっていたはずだ。
数人が見てくるというので食堂で待った。
それが、判断の誤りだったとは気がついた。
慌しい声に異変を感じ、すぐに管理人の部屋へ向かった。
管理人の変わり果てた姿は、誰が見ても明らかに噂の伝染病を連想させるものだった]
……皆さん、ひとまずこの場から離れて下さい。
原因を調べて後ほどご報告します。
兵卒 フレデリカは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
[人混みをすり抜け、周りを見渡しそっと自室へ。後ろ手にドアを閉じると]
OO、現れた。
「あれ」はどうみても感染者のそれだ。
………感染源が、いる。
予想通りとは言え、いいものではないな。
早いところ原因の大元を突き止めなくてはならないね。
打たれた抗体もいつまでもつのやら…、君も十分気をつけて。
私はかつて人の行き交いが多かったというコテージ跡を調査しようかと思っている。
OVER
[デジャヴュを感じた。
浮かび上がる嘗ての記憶を必死になって頭から追い払う。]
さがって……、さがってください。
[上官の指示を自分も繰り返す。
が、その声に身は無い。
体力値:25(200x1) /(14-1)
そしてユーリエさんはお疲れすぎている気がするのです、よ。]
[人払いをした後、手袋を嵌めて遺体に近づく]
管理人は俺が調べる。
他は近づくな。
[その場に残った者がいれば、そう宣言してから眼球や咥内、指の先などを念入りに確認していった。
これは島の感染症に間違いない。
問題はそこではない。それは誰が見ても判断がつくことだ。
よほどの専門知識と視力がなければ、見分けがつかないだろう症状の違いに、徐々に血の気がひいていった**]
/* >>思い出したかのように中身記号<<
ふむ、こういう村で情報の抱え込みはよくないからな。
感染源についての話は今日は軍人のみ、明日から全体に発信しよう。船が来ないと分かって開示だな。
医学知識はあるから不安なら来なさいっていうのは今日メモでしよう。
まとめおわりで後は帰ってきたら22時までに探索だ。
[彼女の顔色の悪さに>>20 何か他の言葉を掛けようかとも思ったが、気遣いを逆に察してしまっては意味もないか。
それよりも、元来責任感を重んじるタイプだろうと判断し。]
ゾフィヤ、ここは任せる。
何かあったらすぐ中尉殿に知らせる事。
…民間人の対応もだ。
伝染病などという噂を真に受けたものに、責められたとしても、お前が責任を感じる事はない。全部ファミルのせいだと言っておけ。
[最後は勿論冗談だが我ながら何のセンスもないなと、思う]
…私は通信を試みる。>>9
迎えを早めてもらおう。第一は民間人の保護だ。いいね。
[そう言うが早いか二階談話室へと向かった]
[FFからの無線で飛び起きれば]
っ…
[現れた。その言葉が意味するもの。
つまりは死者が出たということ。
誰が、という疑問と不安が頭を巡るが頭を落ち着かせる]
そうか…了解した。
早いとこ調査しないと誰も生きて帰れないなんてことになりかねないからな。
俺らも絶対安全とは言い切れないから、調査の際は気をつけて。
コテージ跡…西か。
…俺は、東を見てみようかと思う。
取り敢えず展望台、出来るならその先も。
オーバー
[急いで階段を上がり、談話室へと早足で進む。目的の通信機は軍へと即座に繋がるよう設定がされている。そういえば初めて触る。到着の報告は中尉殿がしてくれたのだろう >>1:91]
――こちら、陸軍士官少尉 ファミル・シェリー。
応答願う。緊急だ。
――…?聞こえているか?こちらファミル。応答願う。
[軍の通信室からは何故か不釣り合いなノイズが聞こえる。
島を知る軍の者から、彼の通信は期待しないほうがいいと笑い話に聞いていたが、これがまさか現実とは。]
――緊急事態だ、人が死んだ。
明らかな不審死だ、応援願う、聞こえているか。
[ノイズの端に了解した、という声が確かには聞こえた。
だがそれが最後だった。その後はノイズ音だけがその耳に届く。…配線の具合かとあれこれと調節をしてみるが、うまくはいかない。]
…くそ。
[珍しく歪ませた表情を、他人―とりわけ自らの部下―に見られることがなかったのは唯一の救いか]**
[唐突にフラッシュが走るのに目を細める。反射的にその方向を見ると、カメラを構えるダーフィトの姿があった]
そこ!!
[鋭い声で咎める。]
投票を委任します。
ダーフィトは、准尉 ゾフィヤ に投票を委任しました。
今日に限って上司の家にお呼ばれであるぐぬぬぬぬぬ
システム動くか不安だしロール廻したいし何より今日死にそうなんですけどぉおぉおぉおおぉお!!????
[観光客の数名は管理人室の様子が気になるのか、覗こうとする姿も見られたが自分にはそのような勇気もなく。
だが、一人になるのは怖かった。
戻って来た人――船の中で見かけた線の細そうな女性(>11)に声をかけてみる]
大丈夫ですか……?
一体何があったのでしょうか……。
[管理人の姿を見ていない自身は、様子を見たであろう彼女に問いかけた]
体力値 35(200x1)/9-1
/*
外でPCを広げるのって周りの目が気になるよな……
PC視点じゃバルタry医師は知らないし、
折角咎めて貰えたんで負を振ってみる。
首無し:ローズマリー
医師 :バルタザール
[朝に弱い。
煙草の吸いすぎか、野菜が足りていないか。
その両方かまったく別の要因か。
とにかく朝に弱い。
目が覚めてもしばらくはぼんやりと、窓を開けて紫煙を燻らせ怠惰な時間を過ごし。
浴場でシャワーを浴び、飲み物を求めて向かった先では既に騒動の一通りが終わり。
管理人の変死について周知されていたか。]
えっ……?
[管理人の訃報を初めて知り(>>39)、暫く次の言葉を発することができないまま沈黙が続いたが]
そう、ですね……。軍の方なら……。
[病による急死なのだろうか。
真実が判らないまま不安ばかりが先行し、今回の旅に軍隊が同行している理由――。
今までは「珍しい」程度にしか考えていなかったが、管理人が死去という重い現実。
周囲の不安、不穏さをリアルタイムで感じ取り、不安は徐々に大きくなっていく。
ここには“軍人が同行しないといけない何か”があるのだろうか。]
……明日には船が来るのですよね。
このまま、帰ってしまって大丈夫なのでしょうか……。
[寧ろ一般人が首を突っ込む方が問題であるのだが。
乗客の中でも一際世間を知らないであるが故の感想が漏れた。]
――そうね、お茶にしましょう
皆落ち着いたらこんな怖い空気、なくなるでしょうしね
[彼の言葉>>48に同意する。ペットボトルの水はあるが、其れを渡すよりかは軍の備蓄を使わせた方がいいだろうという心算
とはいえ汚染されていない水が確保できないなら此方から差し出すもやぶさかではない
確かに皆冷静さを掻いてぴりぴりしている
一色即発、流血騒ぎでも起きそうな剣呑具合だ
そういった意味ではカークの提案はありがたいものだ
力がものいう事態になれば、一般人よりやや劣る体力の自分では
直ぐに死んでしまう、だろうから
小声の囁きには頷き1つ
こんな時にも冷静さを忘れぬ自分が、異常であるなと感じつつ
私も皆が集まる食堂へと向かった]
[食堂で温かいココアを飲む
ココアには鎮静作用があるというが、実際の効果のほどは如何ばかり也
皆が各々不安げにしているのを見つつ、こうも思う
―――混乱している今こそチャンスなのでは?
これから先、軍の監視下におかれてしまったなら探索もろくにできなくなるかもしれない
今のうちに。軍の監視が甘いうちに此の館の地下だけでも探ってしまおうか
コップを洗って乾燥機に入れた後
私は宿泊書の地下を独り、調べる事にした]
(後で、軍人さんが戻ってきたら、聞いてみましょう。
何があったのか……。)
[少しでも多くの情報が欲しいが、胸騒ぎがして仕方がない。
単なる好奇心で聞ける話なのか。
楽しむ為の旅のはずなのに、どうしてこんな事が起こってしまったのか。
現実を離れ非日常を味わい、気分を紛らわせたい。
その願いは、皮肉にも別の苦い出来事により叶えられた。
不安は変わることなく。
居ても立っても居られず、管理人室の近くで聞こえるざわめきに耳を傾けようとも思ったが、踏み出す勇気もなくその場に留まった。]
[告げた言葉に血の気の引いた顔で沈黙する女性>>49を見れば、無理もない、と思う。
彼女は軍人でもなければこういった事態に慣れているわけでもなさそうだ。
むしろ死など目の当たりにしたことはない、極々普通の平和な生活をしてきた女性だろうから。]
……明日には。そう、ですね。
[どこか歯切れ悪くそう返して]
緊急事態ですから、本来ならば直ぐにでもツアーは中止の状況でしょうけど…
帰るにしてもいろいろと面倒なことにはなるでしょうね。
[詳しくはわからないと言った割に、騒ぎの原因に心当たりがあるような口ぶりを彼女は不審に思うだろうか。
世間知らずそうな見た目と様子からはそこまで深く考えやしないだろうかとも思いながら、妙に冷静な口調で言った。]
[地下に降りて直ぐだ。左手に飾り気の無い鉄扉がある]
……レバー式のものみたいね……んっ、と
[力を込めても握りは下りない。どうやら鍵が掛かっているようで
よく見てみれば鍵穴に特徴があり。ピッキングも考えたが、これはどうも鍵がないと入れないようだ]
鍵か……何処かにあるのかしら
[呟きつつ、祖母の日記帳の空白部分にメモを書く
『宿泊書地下、左鉄扉あり、鍵がなければ開閉不可』]
鍵ねぇ……何処にあるのやら
[ぽつりと呟けば目を瞑る
どうやら此処にはなさそうだし、外の施設を巡るしかなさそうだとも
軍人達に見つからぬようこっそり階段を上って何食わぬ顔で戻る
この混乱が落ち着いてから外の探索はした方がよさそうだ
――此の宿泊所内部ならともかく。外で勝手に探索したとあっては
治外法権の此の場所で、殺されてもおかしくない、もの]
/*
めっちゃ恥ずかしい(顔覆い)
ね、寝起きだったんだ……
なんでみんなそんな早起きなの?
未発言ラストでカークんびっくりしたよ!
[管理人室はとうに封鎖されただろう。
中を調べるのは軍人も目を光らせているに違いないしさすがに無理か、と考えながら辺りに視線を巡らせる。
玄関付近に軍人がいるならばまだ外へは出してもらえないだろうか。
昨日のうちに東側も見に行けば良かったかとも思いながら、まだチャンスはある、とその機会を窺うことにした。
食堂に現れて飲み物を用意するカーク>>48の姿が目に止まれば、 その場で不安そうにしているままのローレルにも、何か飲んで落ち着かれてはと声をかける。
一度現れてからどこかへ向かうローズマリー>>51の姿は視界の端で追い、何かを考え込むように暫し黙り込んでいただろうか。]
少し、辺りの様子を見てきます。
[誰にともなく告げると、食堂から出れば玄関ホールでため息を一つ吐いた。]
[ユーリエに管理人>>56が亡くなったということを聞けば、無言で頷いた。
詳しく聞き出すのも悪いかと思っていたが、続けて発せられた「尋常ではない」「あれってきっと」の言葉には]
…感染症の症状…ですかね。
[表情をあまり変えずに呟いて、気休めですが、と彼女が死体に触れたかは知らなかったが携帯用のアルコールティッシュを渡した。
本当にそれは気休めにしかならないとは思ったが。]
>>59
はい、ありがとうございます。
[その場に残る様子のユーリエに答えて。
いくらオカルト趣味や中身はおじさんなどと言っていてもやはり年相応の女性なのだ、こんな状況で廃墟を見にいこうなんて気分になれないのは仕方ないだろう。
こういった時には女性の側についていてあげるべきなのだろうかとも思ったが、自分の柄ではないとわかっていた。それに、やるべき役目はそれではないということも。]
>>53
[彼の推測通り、実際死をこんなに身近に体験したことはなかった。
しかも昨日話していた人物が唐突に。確かに顔色は良くなかったが、翌日に息絶えているとは思いもせず]
すぐにツアー中止とか、出来ないですよね……。
[普段通り明るく振舞おうと思っても不謹慎では、と表情も動きも徐々に硬くなりつつあった。
「帰るにしろいろいろと面倒」の言葉の持つ意味には気づかなかったものの、同じ客のはずなのに取り乱すことのない冷静すぎる態度を目の当たりにし、頼もしさと同時に、僅かに不安を覚え。]
はい……気をつけて下さい。
[辺りの様子を見てくると言った彼を見送り、その場に残った。
普段なら無理を言ってでも付いていっただろう。
僅かな不安が、それを妨げたのだ。]
>>53
[彼の推測通り、実際死をこんなに身近に体験したことはなかった。
しかも昨日話していた人物が唐突に。確かに顔色は良くなかったが、翌日に息絶えているとは思いもせず]
すぐにツアー中止とか、出来ないですよね……。
[普段通り明るく振舞おうと思っても不謹慎では、と表情も動きも硬くなり。
「帰るにしろいろいろと面倒」の言葉の持つ意味には気づかなかったものの、同じ客のはずなのに取り乱すことのない冷静すぎる態度を目の当たりにし、頼もしさよりは僅かに不安を覚え。]
はい……気をつけて下さい。
[辺りの様子を見てくると言った彼(>>55)を見送り、その場に残った。]
[>>39>>56男性と女性に話を聞いていたが、女性は目撃したのか(>>57)状況を伝える様子はたどたどしく]
尋常じゃない……? あれって……?
[男性の説明時にははぐらかされていたものの、最後の何かを知っていそうな女性の言葉}(>>56)には思わず反応した。]
人が、亡くなったのですからね……。
[男性を見送ってから同じく食堂に残ったとはいえ(>>59)、じっとしていると不安はますます膨らんで来る。
気分も晴れない。気分が晴れないのは仕方がないのだが、このままでは気から病になってしまう。]
えっと……。これから、どうするのですか?
[まだ名前を聞いていなかった。自分の名はローレルだと名乗り、同じ女性客の行動予定を聞いてみた。]
[玄関ホールで地図を広げる。
地図の東の方角に目線を滑らせて]
…まずは展望台に行ってみるか。
[行動を許されている範囲内だ、大きな収穫は期待出来ないかもしれないが高い場所から見てみれば何か発見があるかもしれない。
管理人室の方を一瞥すればそこにはまだ誰かいたか。
少し出てきますと告げれば伝言板にメモを貼る。
同行する物好きがいるかはわからないが、もしいたならばそれが軍人であれ一般人であれ愛想よくどうぞと怪しまれないように言うだろう。
もし軍の者に注意を受けたならば少し外の空気が吸いたくてと適当な言い訳をして誤魔化そう。
こんな状況でまでオカルトスポットだなんて言ってられるほど能天気ではありませんよ、と。]
/*
は、何かカッコがおかしかった!
ほへー探索ってこんな風になってるのか。いざとなればソロでもいけそうかな。
んー設定をどうするか。最初から病気(島の感染症とは別)で、それによる余命が近いを無自覚にしておくつもりだったけど(直前になってコロコロと変わる安定のインスタント設定)。
笑顔をなかなか使えないので灰で笑わせておこう
怖い空気をなくすのはさすがに無理でも
少しでも軽くなるといいな
[ローズマリーの同意に薄く笑みを浮かべる。>>50
ひとはこういう時、ちょっとした言葉で魔法にかかるものだ。
医者ではないので管理人の死因が何かはわからないが、水、ではないだろうことは想像できた。
生活の根幹がやられているにしては、犠牲者が少なすぎる。
用心を重ねたのもあるが、"汚染されていない水"と、先に宣言することで口にするものに対する警戒を下げ、食欲を湧かせようと。
地下の食糧庫から封を切られていない紅茶や珈琲、ココアに緑茶の缶とペットボトルの水を運び、湯を沸かす。
冷たいものよりは温かいものがいいだろう。
ついでにビスケットやクッキー、煎餅といった幾分腹に溜まる菓子も見つけた。個包装なら持ち歩くこともできる。これも食堂に置いておこう。]
……意味わかんないだろ?
少し前に見つけたんだが、消印はかなり前だし
それから色々調べてもイマイチはっきりしねーし
そこへ、近々島が閉鎖されるって聞いてさ
自分の目で確かめる最後のチャンスかもって
――…もっと、早く来られたら良かったんだが
[マグカップの中、黒い液体を揺らす。
目的の全てではないが、"もうひとつ"はごく個人的な用なので。
今は告げる必要はないかとそこで話を区切り。]
痣については、何かの本に載ってて覚えてた
でもそいつの身体にも、同じものがあったか
どうかはわかんねえ。遺体は見てねーし
[記憶の中の姿は、幼い頃のままで止まっている。]
[ぐい、と残りの珈琲を飲み干すと深く息を吐く。
話すことで、目的意識がはっきりしたような気がした。]
俺が、知ってるのはこれだけだよ
たいした話じゃなくて悪いな
[肩を竦めて、おどけたような笑みを見せると吸殻や食器を片付け、時計を確認する。明日には迎えの船が来るんだった。
死人が出たことで予定が変わるかもしれないし、悠長にしていられない。
友に降りかかった不幸の原因や真相はともかく、"探し物"はこの島でしか見つけられない。
それだけははっきりしているのだから。]
/*
・絶海島を覆った感染症が、島民を対象とした臨床実験による耐性菌の発生が原因であった
・真相を知っているのはスパイだけ
っと、大丈夫よな?引っかかってないよな?
具体的に言うと死んだ本人も原因がわかってないやーつ
/*
行き先は阿弥陀で決めると言ったな
実際はダイスだ
1コテージ跡
2宿泊所(地下)
3展望台
4閉鎖箇所
5旧炭鉱
6大浴場跡
7カフェ跡
7(7x1)
この島は昔は人が少ないけれどいたわ
貴方の友達と同じようにいたのよ
それでも少子化の波は容赦なく襲い。人はだんだん減っていったけど
それでも1村はずっと残ってた
だから目をつけられたんだ、と思うわ
[声を小さく落として、続きを呟く]
この村を襲った流行病。其れに寄って一気に人は少なくなった
伝染病が、こんな島でどうして起こったかわかる?
それを、探して。再び起こらない様に止めるのが私の目的なの
祖母の唯一の心残りだから
[『我らの悲哀を、叶えておくれ――』
大丈夫よおばあ様。私が、止めてみせるから]
――地下に。この宿泊所の地下に鉄製の扉があるわ
鍵がないと入れない。もし何処かで鍵を見つけたら地下を探してみればいいかもしれない
何か手掛かりが、あるかもね
[呼び捨てで良いよ、との返事には頷き]
ありがとう、じゃあユーリエって呼ばせてもらうわね。
どこに行く?
[年の近い同性の客仲間だからか、話している間に自然と肩の力は抜けていき、呼び捨てするなら、と口調も自然と砕け。
宿泊所近辺の施設が何処に何があるかと記憶を辿る。
何かあった時の為、すぐ戻ることが出来るよう近場の方が良さそうだと思い]
ここから近いのは、展望台と旧炭鉱だったかしら。
展望台は昨日行ったけど、景色は綺麗だったわ。
もしくは、気晴らしになりそうなのは海岸…?
[幾つか近辺の場所を提示する]
――私が帰らなかったら。叶えて欲しい
此の島を利用する奴らを、許さないで
[そう呟けば、今のは忘れてねと首を振る
一般人である彼に其処まで頼めないか、と目を閉じて]
私はこれから島の奥に行くわ
……引きとめちゃってごめんね
[鍵があるならきっと人が良く出入りしていた所だ
ならばカフェ・コテージ・大浴場の何処かだろう
そう思った私は席を立つ
もし同行する人がいるなら心強いけれど――今日は皆動揺しているし
其処までぜいたくは言えないわ]
[私がまずやってきたのはカフェだった
正面の入口は施錠されたままだったが、祖母の日記によれば裏手があるらしい
其処に廻ると勝手口から屋内に入ることが出来た
昔は此処もにぎわっていたらしいが――食器や調理器具は全く残っていない
住民が退去した際に片付けられたのだろうか。他には何かないかと棚を探ると、小さな救急箱があった
中には特に役立ちそうなものはなく、骨折り損かなと肩をすくめる
しかし他にと探せば随分と黄ばんだ、古い藁半紙を折り畳んだ物が出てきた
島内一斉の、予防検診のお知らせ]
……予防検診?
[目を瞬かせつつ思案する
何を予防する目的だろう。是は祖母の日記には書いていなかった
日記帳に仕舞い込み、私はコテージの方へ歩みを進めた]
[私が次にやってきたのはコテージ
人がいないからかその周囲の空気は淀んでいる様に感じた
本館脇に、ちょっとした診療所並みの規模のコテージ備えの救護室があったから
私はそっと中に入ってみようと歩みを進めた
最も、此処も既に立ち退かれているので、あるのは取り残されて錆びが剥き出しとなったパイプベッドのみだろうけれど
それでも救護室なら何かあるかしらと
――何か、手掛かりが]
……けほっ!埃っぽい!
[埃っぽい!とぱたぱた仰ぎ空気を入れ替える
そうしていれば救護室に光が入り、薬棚に目が入った
ほぼ空であるが、右の引き出しに一箱だけ転がっている
赤いマジックで大きく罰がつけられていた、箱だ]
ん……『こうせい、物質?』
[かろうじて読める文字を諳んじる
破傷風や何かの治療に役立つだろうか。私はそれをショルダーバッグに入れ、コテージを後に皆のいる宿泊所へと戻ったのだった]
[海岸をぐるっとまわって帰ったから。気がつけばすっかりあたりは暗くなっていた
月は相変わらず、蒼い]
――こんなに月が青い夜なら。きっと不思議な事が起こるわね
[ポツリ呟き見つめるは窓の外
皆探索に出かけたのか、それとも恐怖におびえているのか
いずれにせよ私は今日は疲れたとばかりに談話室で、祖母の日記帳を横目にソファに倒れ込むの]
[展望台は昨日カークに聞いていた通り朽ちてはいたが、そこからの眺めは見晴らしがよく、暫くその景色に見とれていた。]
穏やかな景色だな。
…まるで、何事もなかったみたいだ。
[伝染病も、今朝の管理人の死も。そんなことは島には関係ないというように美しい景色。
その空気の澄んだ場所で煙草に火をつければ、綺麗な空気と混じった煙で肺を汚す。]
空気の綺麗な場所て吸う煙草は、なんでこんなに美味いのだろう。
[精神値 7→8]
[景色は堪能出来たが何も目ぼしいものは見つからなかった。展望台から島を見渡し]
…どうするかな。
ここからなら…旧炭鉱と大浴場を回って帰るかな。
気になるのは…閉鎖されたあの立ち入り禁止区域だが…。
[辺りを見回す。近くに人の気配はないし、今なら…。]
って、おいおいンなこえーこと言うなよ
むしろ、どっちが先に真相にたどり着くか
競争しようぜ、くらいの気概を持とうや
["帰らなかったら"――その、可能性があるのか。
彼女にも、自分にも。
今聞いた話がすべて真実なら、杞憂だとも言えず。]
いや、俺の方こそ助かったよ
……無茶だけはするんじゃねーぞ
やばい事が起きたら逃げて、助けを求めろ
[船で見かけた時から感じていた、彼女に纏う不穏な空気。
立ち込める暗雲を払うように。
避けられなければ、ぽふりと頭を撫でて。
先に出ていく姿を見送った。>>76
個室に籠れば警戒を強めるだろうと、台所の一角で交わした密談に気づいたものはいただろうか。]
……閉鎖区域は止めておくか。
[人の気配がないからといって、どこから監視されているやらわからない。
チャンスがあれば行きたいが…何だか嫌な予感がして展望台を降りれば旧炭鉱と大浴場跡を見に行くことにした。]
まずは旧炭鉱、あっちか。
[宿泊所の様子はどうだったか。
既に何人か外出しているようで、先ほどより閑散としていた。>>62>>63>>72
心情として、今は宿泊所の中より外に出たい気持ちは理解できる。
闇雲に探してみつかるものでもないが、手掛かりがない無いに等しい以上仕方ない。
島を歩き回るうちに海馬が活性化するのを期待しよう。
もしくはそろそろ、誰かに助けを求めるか。
不安と気迫に満ちた若葉色を思い出しながら。
地図を広げ、山林の中心に煙草を立てて倒れた先は"カフェ跡"。]
そーいや、割と最近できたとこだよな
["探し物"がある可能性は低いが、事件については何かヒントがあるかもしれない。用意を済ませ、伝言板に行先を記し出かけようか。
途中誰かに会えば、表面上はにこやかに応対するだろう。ローズマリーとの会話について明かすかどうかは、相手次第。]**
[旧炭鉱に辿り着くとその錆臭さに服の袖で鼻と口を覆った。
わかってはいたが、入り口は廃材と瓦礫で塞がれている。]
どこか入れる所は…。
[周辺を歩いて入り込めそうな場所を探すが見つけることは叶わず。]
ない、か…。
[日が暮れかけてきたのを感じて、これ以上探しても危険かもしれないと、収穫がないことに焦りを感じながらも暗くなる前に大浴場跡を目指した。]
/*
あ、マリーと同じだった。
行き先打ち合わせてないしこういうこともあるよね。
カフェ跡探索できるのはあと1回てことかな
ていうか!すげえ!かっけえ
あめやさんイケメンすぎる
ー探索の少し前ー
あはは、そうね。気概かぁ
持たなきゃだめよね、貴方みたいに
[帰るつもりはなかった。もう私を待つ人は誰もいないのだから
だからこそ彼の言葉>>84は新鮮で]
でも、無茶しなきゃ手掛かりが得られないならそうするわ
…助けを呼んだその時は助けてにきてくれる?
[そうおどけてみせただろう。間に合うことはないとわかっていたし
彼に助けを願うつもりはなかった
――生きることを諦めない人を巻き込むほど。私は恥知らずではないから
頭を撫でられれば何年振りだろう、と少し照れてそそくさカフェ跡へ向かう
密談に気づいた人がいたなら応対はするだろうけれどさてどうだったろうか]
[カメラ背面は、張付き伸ばされた死人の姿が大写しになっている。
その特徴を伝えたローズマリーと覗き込んだカークの意味深長な話を、
ゾフィヤとの攻防の間に、耳から拾うと血の気が引いた。>>45>>46
画像データの露出に彼女の険が深くなり>>43
抑えた怒気が声を震わすのを聞けば、やや冷静さを取り戻し。]
……一般人ですよ。
報道協定がないからさらに信用ならないか。
[稚気じみたとも言える個人的な軍への嫌悪を彼女に向けていたと。
ストラップをカメラに巻いて電源を切ってから手渡した。]
協力はしますが、終わったらデータ以外は返してくれますかね。
一応は虎の子なんで。
[感情が乗らないように抑えたはずの声は、やはりどこか刺々しく。
カメラを渡した後も募る苛立ちは足踏みとなり表出した。
無意識に煙草の箱に手をやると、ビニルのつるりとした手触りがあった。]
[大浴場跡に辿り着く頃には日が沈み始めていた。
朽ちた脱衣所にはタオルや牛乳瓶などが散らかっていて、思わず感嘆のため息を漏らす。
がらんどうかと思っていただけに、その取り残されたような雰囲気は射し込む夕陽も相まって、凄く雰囲気があった。]
…これはちょっと、テンションが上がるな。
[本来の目的も忘れかけそうになる自分を抑えて、中を探索する。
所々割れたタイルを革靴で踏みしめながら浴場内を見渡していると、タイルの隙間に何かを見つけた。]
ん…?なんだ、これ。
[広いあげてみればそれは錆びついた【小さな鍵】だった。]
どこの鍵だろう…
[首を傾げてそれを見つめ]
何故だかそれを捨てるに忍びず…か。
[少なくともボタンよりは役に立ちそうだと詩の一節を呟いて、ハンカチに包むとポケットにねじ込んだ。]
/*
ちな、林檎鳩からやったけどちゃんと動作したよ!
って開始前にあめやさんが確認してたのは知ってるけどね。
ほんとすごいなー。ありがとう、ありがとう><
[大浴場跡で小さな鍵を拾った後]
こちらは予定とおり東側の調査を行った。
展望台、旧炭鉱、大浴場跡。
展望台は特に何も見つからず、だ。
旧炭鉱には入れなかった。もっとよく見れば入りこむ場所はあるのかもしれないが、時間がなくてな。
大浴場ではどこかの鍵を拾ったが…どこの鍵かは不明だ。
あまり収穫がなくてすまない。
俺は一旦引き上げるよ。
オーバー
[旧炭鉱とか、字面だけでお化けいそうじゃない? と軽く口にするとほぼ同時に、上陸手続きの話題が出て]
そうね、同じこと少し思ってたわ。
軍隊が同行とか、普通はありえないわよね……。
最初は、ミステリーツアーで国有地ならありなのかしら、と軽く捉えていたけど。
[彼女が途中で引っ込めそうになった言葉には、空気を察し程々に相槌を打ち]
そうみたいね。
少し、調べてみましょうか。
[話をしながら歩いている間に、入り口が厳重に封鎖された旧炭鉱に到着した。
長らく放置されていた為か崩落が進んでおり、バリケードも一部崩れていた。]
/*
ぎゃー傷負った!w それに武器とか! 使わないのに!w
普通の女の子だし武器で殴りかかるpvはしないだろうなぁ…
他の人の履歴見てると、ここはやはり冒険用箇所なのか。おかげでコピペして文章は作りやすいg
ありがとうございます!!
[崩せそうな感じかどうか、確かめるために押してみると]
――わ、わわっ!!
[積み上げられたガレキの山がユーリエの方に崩れてきて
直撃してしまった
体力 53→44]
……ってー……。
あ、あはは、ゴメン、大したことないよ、ヘーキヘーキ。
[心配そうに見るローレルにを、不安がらせないように笑って]
/*
バールをどうやって持って帰ろうか持って帰る理由が…(
現地に置きっぱなし、キープしておいてもいいのかな。
ってユーリエがむっちゃ重傷負ってたあああうわあああああ;;;;;
[旧炭鉱の入り口を調べようと坂を登れば、衣類まで銅色に染まりそうな金錆の臭いが一層鼻につく。
廃材と瓦礫が粗雑に積まれ、炭鉱奥への入り口を塞いでいる。
そっと手を掛けて見ると、それは少し崩れた。風雨に晒され、思いの外組まれた障壁も不安定になっているようだ。
ここで退かず、更に力を込め、石壁を崩そうとしたが。
ひとつ、大きな石を取り崩すと、その石で支えられていた周囲の瓦礫が、自らの足元へ崩れた。]
っ……!? きゃっ…………!
[体力値64→62]
[ローズマリーの上げた悲鳴>>100に目を瞬かせた後、口元を押さえて小さく笑ってから]
…いや、驚かせてしまってすみません。
はい。ただいまです。
[驚かせたことと笑ったことの謝罪と帰還の挨拶をする。怪我はないかとの問いには]
ええ。無事ですよ。むしろ良い気分転換になりました。
展望台以外の場所にも少し足を伸ばしてはみましたが、研究施設は残念ながら見つかりませんでしたよ。
[船で交わした約束を思い出せば、当初の目的地は見つけられなかったことを残念そうに報告した。
そんなものを探している場合ではないと不謹慎だと思われるだろうか。それでも、まだここに着く前のままのように振舞えば、人死にが出た事実を少しは忘れらて何事もなかったような気になれる気がして。]
[遊歩道の名残を辿れば余裕だろうという楽観も、迂闊な迷子の要因となっていた。道はほとんど朽ち、あちこち草だらけだ。]
しゃーねえ、ちょい休憩すっか
[座るのに手頃な切株を見つけたのを機に足を止め、煙草を咥える。
決して、道に迷ったことを認めるのが嫌で拗ねたり、不安に思っているわけではない。
一服のついでにローズマリーから聞いた、島についての内情を忘れないうちに書き留めようと。手帳を取り出し、ペンを走らせる。
先にLEDライトがついているので多少周りが暗くなっても問題ない。]
っと。――…それから、
[……もし、万が一。
彼女よりも先に己がどこかで果ててしまった時に。
遺体を見つける誰かが、バトンを繋いでくれることを祈って。
"もうひとつの願い"も、別のページに記しておこう。]*
[そうした具合であったので、茶の提案には助けられ。>>48
私は被りを振ってから食堂まで彼らの後を追った。
道すがら、カメラを失った手を鞄に突っ込むと昨晩増えたもう一箱。>>1:172
煙が非道く恋しくなったが、彼女のヒントを思い返すと衝動を抑制し。
この一箱は必要になるまで開けるまいと、私は意志を固めた。]
…………病か。
[新品のパッケージを破き、ジッポで火をつけると、
細く青い煙を吐き出しながら、展開した地図を眺めた。
注意深く淹れられた珈琲を傍らに何をすべきか思慮を巡らす。
行動を始める前に地図にペンを入れようとして、
ベルトバッグから物が落ちる隙間がまた開いているのに舌を打ち。
軍人は最早一人一人を見張ってもいられなだろうと思うが、
先に悪目立ちをしたばかりである。
行動が制限されないうちに遠方をとカフェ跡に目標を定めた。]
[やはり帰った方が良いのだろうか、と瓦礫の裂け目から身を潜らせ、壁を伝い歩くが、どうにも足場が悪いようだ。
カラリカラリと乾いた音がする何かを、先から何度か蹴った。]
あいたっ……。
[入り口から差す光では足元は見えず、何度目かに細長いそれに完全に足を取られ躓き、床に手をついた。
鈍い痛みが左手に滲む。錆びた棒の様な物に手を置いた様だ。
重みのあるそれを持ち上げると、牙にも見える切っ先が鈍く光を反射した。]
これは……? バール?
[それは全長100cm近くもある鉄挺だった。
普段なら持ち帰ることを考えるはずもないのだが、先程足に瓦礫が崩れ落ちた時、足に僅かな痛みを感じていたのだ。
杖代わりに使えるかしら、と、右手に鉄挺を持った。]
[ローズマリーの問いかけ>>17に一瞬躊躇うものの、
隠せる事でも隠していいようなことでもない。
普段の挨拶すら忘れて本題のみ告げる。]
……、管理人さん、が、部屋でお亡くなりになっていま、した。
ただいま、調査中ですので。
いましばし、待機をおねがいします。
[様子のおかしい自分を慮ってか、
この状態では寧ろ足手まといになると判断されたか。
ファミル少尉の指示>>15に頷いて、
食堂へ移動する人がいれば共に。
しかし食堂にいた面々をフレデリカ一人で引きとめることは出来ず。
宿泊所外へ出ていく人達を見て慌てて伝言板に行き先を書き込んで追いかけていく。]
む、むぅ……笑わなくてもっ
でも。無事なら良かった
[小さく笑う姿>>103を見れば、それが真実だとわかるから
良い気分転換になったのなら喜ばしいことだ
人死にがでる。それはきっとストレスにもなるであろうから
研究施設が見つからなかったのは此方も同じであるので私の方も見つからなかったのと添えるだろう
残念そうな様子に噴きだしつつ、そうだと手をパチンとたたく]
あのね、私はコテージとカフェ、それから此の施設の地下に行ったんだけれど。此の施設の地下、鍵のかかった鉄製の扉があったのよ
鍵があれば入れそうなんだけど、何処にあるのかわかんなくって
[不謹慎であろうがなかろうが、人死にがでたならそれを逃避する行動に出るのは人として当たり前
だからこうして心の防衛機構に走る彼を
人らしいな、と思うことはあっても不謹慎とは思わなかったの
だからこそ自分の情報を開示しよう。彼ならば良いかと]
/*
マリーの信頼度の差がひでぇ
オズ>カーク>ダフィ>>>超えられない壁>>いっぱんぴーぽー>>>>超えられない壁>>軍人
うえええん女の子と行動できてなーい>M<
[時間的に展望台、炭鉱、大浴場と廻るのが精いっぱいだろうか。
島の地図と太陽の位置を確認して、おそらくこちら、と
海岸沿いに東へ走る。]
[手袋を取り、手を洗いに洗面室に向かった。
昨日、食料を物色した時に食堂内を見たが、特に問題はなさそうだった。
管理人の遺体に、何かに噛まれた傷などもなかった。島内の動物が元でもなさそうだ。
周囲を見てまわろう。何か他に原因があるのかもしれない。
島の外からきた人間の中に感染源がいた。
その可能性は認めたくなかった]
菌を保有した生物が亡くなれば、感染菌の増殖は止まり、多くの菌は死滅する。
[水を流しながらそう呟き、念入りに洗い続ける。
明日帰るまでに、少しでも安心出きるように勤めなければならない]
[展望台。ここまで走って息を切らせていたが
この階段は流石に慎重に登らざるを得ない。
残念ながら人の姿は見えず、肩を落とし
さて次の場所へ向かおうと踵を返した時。]
あれは……?
[深い森の木々の中に、異質なものをみつけて、目を細める。]
おうち?
[あんな所に、一件だけ民家が?
首を傾げつつも、旧炭鉱へと歩みを進めた。]
[階下に降りると既に人は疎ら、あるいは不安げな者もいただろうか。
誰とも視線を合わすことなく真っ直ぐに管理人室へ。特に何事もなければ、中にいるであろうバルダザール中尉へ報告の許しを得る事にする。
許されれば、通信が不安定であったこと。一瞬聞こえてきた「了解」の声(だがそれが何に対する了解なのかは不明)、そして何よりも肝心な、「以後通信はできそうもない事」を報告するだろう。
部下の二人にもしも出会えば、同じように伝達をする。(不安を煽らない様な言葉を選ぶつもりだが、うまくいくくだろうか)。
それら伝達が終われば、自分は一先ず玄関ホールへ。伝言板で各々の行く先を確認するだろう。]
鬱蒼としてるな、直に向かうのは不味いか。
[3WAYバッグを部屋から取って、
地下の食料庫から保存糧食と手つかずの水を詰め込んで。
宿泊所からまっすぐ歩みを進めると、木々がずらりと立ちはだかる。
カフェ跡に向かおうとすると山林を突っ切る形になる。
方位磁針を取り出してまっすぐ向かうか悩み、
進路を取り直して、コテージ跡からカフェ跡へ回って行く道にした。]
コテージ跡:dice20
本館とコテージを繋ぐ廊下に、事務室があった。書棚に、古い冊子が幾つか。島史のようなものもある。
この島に炭鉱が見つかったのは、戦争中期の頃らしい。当初は島外より人夫を連れてきており、その頃には既に軍の診療所もあったという。やがて島民が炭鉱で働き始めるようになったのは自然の流れで、軍の診療所はいつしか炭鉱付属ではなく、島民全体を診るようになり、予防検診なども行うようになった。元々病院などなかった島であるので、島民には大層感謝され、それは当時、戦中の美談として知られたという。
[ここから先は、民間人だけでの立ち入りは禁止されている区域。
旧炭鉱に辿りついたはいいが、フレデリカは途方に暮れてしまった。]
入口が、ふさがれている……?
[真っ暗で見えなかったが、足場がない!
そのままバランスを崩して落ちていき、
しばらくして地面に叩きつけられた]
あぐっ!!!
[どうなったのかわからないまま、血の気が戻るのを待つと
頭と背中がズキズキと傷んだ。
どうやらかなり高い所から落ちて打ち付けちゃったようだ]
う、うっ、うう……。
[もしかしたら、骨にヒビでも入ったかもしれない。
打ち付けた部分を押さえて、しばらく、
倒れたままでいることしかできなかった。
体力 44→21]
だって、あんなに驚かれると思わなくて。
探索は慣れてるんです。滅多なことでは怪我などしませんよ。
[不謹慎だと思われるかと思っていたから、吹き出す様子には一瞬目を瞬かせたものの、柔く笑んで。彼女も見つけられなかったということを聞けば]
そう、ですか。ローズマリーさんも探索に行っていたのですね。
こちらが出るより先に気づいていたら同行したかったですが、無事なようで良かったです。
怪我とかはしてません、よね?
[コテージとカフェと地下室、彼女の行ったという場所を頭に刻む。]
…此処の地下室に鍵が?何か大事なものでも入っているのですかね…。ああ、そういえば
[思い出したようにポケットからハンカチを取り出す。]
これ、大浴場跡で見つけたんですが、どこの鍵かは検討もつかなくて。
[何かの目的があってここに来た彼女には深い隠し事もあるだろうとは気づいていたから、多少は心を許してくれているのだろうかと思いながら、それならばと此方も唯一の収穫物である鍵を見せる。]
/*
・参加者全員共通イベントが毎日1つ(必須)
・参加者が任意で(上限3回まで)行える探索イベント
ログは全体で共有か。
んーと、3回探索はしきりたいからカフェ跡まではソロで。
バルタry・ファミルの軍人組とユーリエが未エンカ。
うぅん……。
[あっちへきょろきょろこっちへきょろきょろ。
どこも瓦礫ばかりで、入れそうな場所が見当たらない。]
だ、だれかいませんかぁ?
[中から音が反響してくるようなきはするのだが、
微かすぎて波の音か風の音かもしれない。
それどころか、ここに立ち止まり続けたら生き埋めになってしまいそうだ。
帰ったら報告をするとして、先へ進むことにした。]
[伝言板を見れば各々で探索、あるいは気分転換にでも行ってしまったのだろうか、目的地がそれぞれに記載されていた。]
…
[地図と照らし合わせ、自分も後を追おうかとも考えるが、ここから向かったところで追いつけなければ監視にはならぬか。
ちょっと迷った後、行き先を「コテージ跡」「カフェ跡」とした。うまくいけばカークや他の者にも出会えるかもしれぬと期待を込めて。]
[通信から戻ってきたファミルの報告>>114を聞き、黙って頷いた後に判明したことを伝える]
検視の結果、管理人は感染症の元となる菌の保有者ではない。
[免疫のない者が感染すれば即死、菌保有者が亡くなれば他者への感染する可能性は低いことを確認すると同時に、自身の精密検査で免疫がないとも告げた。
なるべく小さな声で、管理人室の者以外には聞かれないように]
俺が今日死んでも動揺を見せるな。
通信が不鮮明であっても明日には船が来る。今の話は他の者に言って不安を煽るんじゃない。
[すぐに船が来る、そのはずだ。
しかし、この島の歴史と惨状を見ると、万が一の場合が過ぎる]
もし急に天候が変わったなどして、明日船がこなかった場合にのみ、島にいる全員に情報を開示しようと思う。
その前に俺が発症した際は、代わりに伝えておいてくれ。
話は以上だ。
周辺の探索に行ってくる。
[そう話を打ち切ると、先に部屋を出たファミルにもう一言声をかける]
……くれぐれも、気をつけるんだぞ。
[何にとは言わず、それだけ言うと一度部屋に戻ってから宿泊所を出た*]
だ、だってびっくりしたんだもんっ
……そっか。なら、良いの
[滅多なことでは怪我はしない>>119その言葉を信じたいとそう思った
柔らかい笑みを見れば此方も魅せるは穏やかな笑み]
皆動揺してたみたいだし、そのまま探索に赴けば怪我をするでしょう?
それなら1人の方が良いって思って
でもオズさんと一緒の方が危険が少なかったかも
ふふ、大丈夫。私は怪我はないわ
[無事を喜ばれるのは何となく気恥ずかしく嬉しいものだ
彼から取り出された鍵1つ
其れをしげしげ眺め]
……もしかしたら其れかもしれないわ
ね、良ければ明日にでも一緒に宿泊施設の地下を見ない?
そのカギであってるとおもうんだけど……何か大事なものが入ってるなら。其処に手掛かりが、あるかもしれないわ
[地下は意外と広いから、もしかしたら扉の場所をど忘れしてしまうかも。2人なら見逃しも少ないだろうと考えての、提案兼お願いであった]
― カフェ跡 ―
[だいぶ手間取ったが、何とか遭難死を逃れてカフェ跡に着くことができた。なのに、正面のカフェ入口は施錠されたままだ。]
? 新しい足跡があるな……
[大きさからいって女性のものだ。
もしかしたら先に出たローズマリーが、ここを訪れたのかもしれない。>>77
無駄足だったか。いや、まだ彼女とは決まったわけではないし、何か見落としたものがあるかもと。裏手に周り、勝手口から中に入る。]
んー……?
[展望台ほど損傷が激しくなく、カフェらしさを感じさせるような調理器具も残っていない。ただ、救急箱がひとつ。
中に入っていた藁半紙は、やはりごく最近開かれた跡があった。]
島内一斉の予防検診、ね
またうさんくさいことで
[携帯を取り出し、紙面を撮影するとまた元の状態に戻す。
今のところ、他にめぼしいものは見当たらない。]
[伝言板のメモを見ると皆、別々の方面に散っているようだ]
近場を調べるか。
[展望台と旧炭鉱を見て回ろうと決めた。
その前に外に出るとまず、宿泊所の給水タンクに異常がないことを見た。
破損や汚れはない。
外部から何かが入ることも、入れられることもないだろう]
[此方の「だって」に「だって」で返すのが>>125何だかおかしくて
クスクスと笑ってから、魅せられた穏やかな笑みには安心を覚える。]
そうだったんですか。確かに皆さん動揺されていましたね。無理もないですが。
ええ。今度からはお一人で行かれるのが危ないと思ったら、声をかけてくださいね。
[怪我はないとの言葉に、それならばよかったです、と安堵した表情を見せた。]
この鍵が、地下室のものかもしれない、と…?
そう、ですね。鍵だけ持っていても何にもなりませんし、試してみる価値はあるでしょう。
わかりました。今日は遅いですし明日にでも見にいきましょう。
[屋内とはいえ危険がないとは言い切れない。
彼女は一人でも危険を承知でどこへでも行きそうだからという思いもあり、その提案とお願いを快諾した。]
[叫び声が響き渡った頃には既に周辺に人は居ず(>>120)、目の前で苦しそうに蹲っているユーリエを、今にも泣き出しそうな顔で必死に抱き上げたが]
ユーリエッ、ユーリエッ!!!
[彼女が地面から滑った現場は見えなかったが、頭を打っているかもしれない。
綺麗な顔が苦悶に歪むのを見るしかなく、不安は募る一方で]
ごめんなさい、ごめんなさい……! 私のせいで……。
どうしよう……。
[先程まで我慢していた涙がどんどんと溢れてくる。
このままでは冷静な判断も出来なくなりそうだ。
自分に何が出来るか。とりあえずこの場所に居続けるのは危険。
一国も早く宿泊所に戻らないと判断し、彼女を背負って帰ろうと決めた。]
―管理人室―
バルダザール中尉、失礼致します。
[表情を一段と引き締め、硬い敬礼の後、報告を許されれば先の件を伝える>>114…自分の声は中尉の前で震えていなかったであろうか?
だが、その様な心配などを他所に中尉から続く言葉。精密検査…免疫…。
…そういう事か。この為に中尉殿が呼ばれたのか。
ならば。ならばより一層自分はこの方の盾にならねばならないのだ。
そんな意とは裏に「その前に俺が」と言葉が続く。
…上官の前で決して動揺はしてはいけない。だが自分が今どのような顔をしているか全く想像もつかなかった。]
拝命、承知致しました。
[秘めたる情熱は秘めたるままで構わぬだろう。許されれば再び敬礼をし、踵を返す。
背中にかけられた言葉には、再度振り返り敬礼を。
「勿体ないお言葉です」と伏し目がちに言えば、そのまま管理人室を後にした。]
—コテージ跡—
[コテージ跡まで歩を進めると、リゾート時代の夢の跡が私を出迎えた。
量産的な造りの建物自体には爪先ほども食指が動かない。
しかし、風に擦り切れた看板や鄙びた店々、潮に腐食されたドラム缶。
時の流れが付随すると凡庸な建物が一転、風情ある一景に変化する。
感嘆の声は波の音に持って行かれた。
つくづく、カメラを失う短気を起こしたのが惜しい。
奥歯を噛み締めながらコテージ跡を彷徨っていると、
本館との廊下の間に事務室を見つけた。]
お邪魔しますよっと。
[扉を開けると色褪せたカーテンの隣に書架があった。
窓の光が防がれていたため、冊子は状態が悪くなく読みやすい。
島の歴史についてのもののようだ。
戦争中期に炭坑を発見し、島外から人を集めた背景。
元は軍の施設であった診療所の役割を拡大した経緯などが、
詳しく記載されている。
美談として纏められているのが癪に障ったが、
本館内で見つけられなかった軍についての資料。
情報を持ち帰るため、背嚢の中に積み込む事にする。]
/*
やべ23時までにステータス確定まにあわない
リアルをぶちころしたい…
探索はコテージオンリーにしようか…
どうすべどうすべ
さて、ここからどーっすっか
[ペンライトであたりを照らし、中と外と出入りし色んな角度で眺める。
今は"もうひとつの探し物"の最中。
写真と照らし合わせるながら屋内外を行き来して、やはりこの辺ではなさそうだと判断し、安堵した。
コンクリートを貫ける掘削機など持ち合わせてないし。
あったとしても、探し物は無事では済まないだろう。]
そうなの、地下室のものの可能性、高いと思うんだ
――やった!約束ね
私が明日いなくても、真実に辿りついてね……
[最後は小声で告げればにっこり笑んだ後
そうだと慌ててバッグから上着を取り出す。ありがとうと照れつつお礼を告げながら]
[管理人室へファミルが戻るのを見ると(>>114)敬礼し、撮影を行っていたダーフィトよりカメラを接収した旨を報告する。以後の通信の件を聴けば、僅か血の気を失ったが、了承だけを短く返答した。]
[閉じた扉の中で、上官たちが話をしている(>>112)気配を感じる。くぐもった声が漏れるのみで、内容自体は聞き取れないが、声音の響きから、自体は余程深刻なのだろう。]
[やがて上官たちが部屋から出てくると(>>114、>>122)、この部屋は封印処理とすることとした。施錠し、軍の刻印をしたテープで縦、斜め十字に封印する。玄関入ってすぐ脇の、視界に入る扉に非日常さながらの封印は威圧感を与えるだろうが、民間人より軍人が少ない今の状況、いつまでも張り付いている訳にも行かない。勿論、定期的に確認にくるつもりではあるが。]
[大浴場跡には最近誰かが踏み入ったような形跡があった。
しかし、今はもぬけの殻。
どうやら入れ違ってしまったらしい。
自分はつくづくタイミングが悪い。溜息を吐いた。
ぐるりと見渡すと、まるで営業途中に突然何かがあったかのように
タオルや牛乳瓶が散乱している。
気味悪さに早々に引き返そう、と踵を返すと
カツ、と何かに躓きそうになった。
しゃがみ込んで、タイルの隙間に挟まっている錆付いた小さな鍵を拾いあげる。
ぱちくり、暫く見つめるとハンカチに包んでポケットに仕舞った。]
―コテージ跡ー
[コテージは比較的新しい建物なのだろうか。足場も悪くないようであった。今見てもその周辺の街並みは朽ちてると言えども、まあ、かろうじて見て取れるものであったし、リゾート時代の名残といえばそのような装飾を思わせた。
本館とコテージを繋ぐ廊下に、事務室があった。
存在感のある書棚も古めかしい物ではあったが、思うより造りはしっかりとしているようであった
が、それよりも。
視線の先に男がいた>>134民間人の一人だろう。
外見の特徴とファイルの内容を照らし合わせるに、ダーフィト・ルグィンだろうか]
ダーフィト・ルグィンか。
[やはり特に含みもなく声を掛ける]
―展望台―
[展望台への道はかなり悪くなっていた。
朝からあんなことがあり、調子も優れず疲労が激しい。
元より肉体派ではない]
よりによってこの島か。
[潮風に吹かれながら思い出す。
珍しい感染症の症例があると、教えてもらったのがこの島のことだった。
聞いていくうちに随分と詳しくなった。
菌保有者とそうでない者の症状の違い。目視でそれが判別できるようになるとは思わなかったと、そいつは嬉しそうに言っていた。
とは言っても、この島の出来事だと気づいたのは昨日のことだ。
知っていれば来ない。
代わって欲しいと言ってきた奴のように]
……いい眺めだ。
[暫しの間、海を見ると来た道を引き返し、旧炭鉱へ向かった]
はい、約束です。
明日、必ず。
地下室のことは注視していなかったですが気になりますし。
あんな場所にあった鍵が地価の鍵ならば、なんだか浪漫がありますよね。
[なんて、と小さく笑い]
あ、上着…。
すみません、煙草臭かったでしょう?
他に掛けるものも見当たらなくて。
[返されたジャケットを受け取りながら気恥ずかしそうに目を逸らした。]
>>139
[自身は軍人では無いどころか、体育会系でもなく体を鍛えている方ではなかった。
ユーリエは細身で華奢とはいえ、自分自身も先程足に軽く怪我をしているため体力の消耗も人一倍激しく。
背中の上でか細い叫び声や呻き声が上がれば、罪悪感はより強くなり]
(悪いのはユーリエを外に出ようと連れ出した私。こんな場所に来なければ、こんな目に遭うことはなかったのに―
――どうして、私じゃないの……。)
悪いのは私だから、ユーリエは何も悪くないから……。
ごめんね、本当に、ごめんね……。
[先程手に入れた鉄挺を杖代わりにし、双方ボロボロになりながら何とか宿に到着すると、入り口に着くなり]
お願い……誰か……。
[声を必死で上げようとするが、上手く発することも出来ずその場に座り込んだ。]
―旧炭鉱―
[旧炭鉱の中を、道を変えながら探索するも、瓦礫が崩れるだけで先へは進めなかった。
軽傷を負い、時間も経過したところで宿泊所へ戻ることにした]
結局、感染症に関しての情報はなかったな。
[明らかに危険なものは周囲に見つからなかった。
それがいいことなのか、悪いことなのか、どちらとも言えない。
明日までの時間を過ごす分にはいいだろう]
私は潮風の部屋なの。もし起きてこなかったら起こしに来てね?
――きょ、今日はちゃんとお部屋で寝るつもりなのよ……?
そうね。別々の場所に隠されたものが引きあう浪漫
そうだとするととっても素敵
[此方も微笑ましげに笑った後、気恥ずかしそうに目をそらされたら私もドキッとしてしまう
沈まれ頬の赤み!ぱちん。なんてちょっとだけ頬叩いてごまかして]
何だか安心できたわ
……温かかったから嬉しかったの
[告げる声は小声だけど]
[半ば老朽化した階段を注意深く進み、コテージ跡の奥へ。と、不意に開けた場所に出た。]
カウンター。ここがロビーであったのか。
[ロビーの奥で何かを見つけた。パネルだ。何枚かあるようだ。
…皆が皆、良い顔で写っている。
井戸の周りでじゃんけんをしている姿や―恐らく肝試しなのか?どの写真もなぜかチョキばかりを出しているように感じる―、中には親しげな男女で寄り添っている物もあった。]
ここは確かにかつて人が生き、笑っていた場所なのだ。
だからこそ。
[誰に言う訳でなく呟いた。]
/*
「どうして、私じゃないの……。」の元ネタは「どうして、俺じゃないんだ……。」です。使いたかった(
今日の吊りユーリエになっちゃうのかなうううう私が死にに来たはずなのに……。
明日襲撃されてますように。
睡狼? そんなわけない私の輝く純白力で来るはずg
あ、でも襲撃死したら死亡ロール書けない?(
カフェ跡:dice55
正面のカフェ入口は施錠されたままだが、裏手に廻ると勝手口から屋内に入ることが出来た。食器や調理器具などは住民が退去した際に片付けられたのか残っていない。
棚を探ると、小さな救急箱があった。中には特に役立ちそうなものはなかったが、随分と黄ばんだ、古い藁半紙を折り畳んだ物が出てきた。島内一斉の、予防検診のお知らせのようだった。
[応接室で仰向けになって、
腕を両目に乗せながら荒い息をしている]
はぁ、はぁ……あうっ……
はぁ……、マズったねぇ……
[ユーリエは看護師という職業柄、怪我人が一人出ると
どれだけ周りの手が必要かよく知っていた
ましてや、病院もない孤島で、変死が起きた直後
そんな時にみんなに迷惑をかけてしまうなんて]
――ごめんね、ローレル……
[横目で様子を見ると、ローレルもかなり満身創痍だ
宿までは気力を振り絞ってくれていたのだろうけど]
/*
ぬー、ダイス目が振るわないな。
最後は宿泊所に戻ろうと思ったが……
状況を考えると探索って雰囲気でもないかもなー。
しかし、灯台下暗し。
メタ的にベースとなる宿泊所に良い手がかりはあるような気がする。
/*
カフェ跡:
比較的新しい設備です。早期に人が施錠し立ち退いた為か、
屋内の荒廃は他と比べ少ないようです。
ローリスクローリターンかもしれぬ。
カフェを連続で探すよかは余裕のあるうちに展望台か炭坑寄るか。
あ、鍵がないと宿泊所は開かん感じか。
閉鎖個所も同じ理由で後回しだな。
[宿泊所の玄関ホールには、丁度ゾフィヤ准尉も居て、ユーリエの身体を支えていた>>147。
ローレルも憔悴しきっている様に見えるが、きっと准尉が応接室までは運んでくれるだろう。
救急セット――ガーゼや絆創膏、消毒液、酔い止め程度の簡素なものだが――を手に応接室へ駆け戻った。]
はいッ!
……ユーリエさん、少々失礼しますね。
[傷口を消毒するべく、服の裾を少しだけ失礼して。
フレデリカに医療の専門知識は無く、これは下手に動かさない方が良いだろうと判断。
ユーリエの言う通り>>152にそっと頭の下にタオルを敷いて。]
ローレルさんも怪我、してますよね?
消毒しておきましょう。
准尉 ゾフィヤは、 ユーリエ を投票先に選びました。
兵卒 フレデリカは、 ユーリエ を投票先に選びました。
ユーリエは、 ローレル を投票先に選びました。
ユーリエは、 ユーリエ を投票先に選びました。
オズワルドは、 ユーリエ を投票先に選びました。
佐野ね。其方の方から山桜の、葉桜が見えたりするのかしら
そんなことをあちら側の部屋割の人が言ってたから
……う。だ、大丈夫だし、きっと寝るものお部屋で!お部屋で!!
[目線が戻って不思議そうな顔、されたなら
何でもないわと誤魔化して手をぶんぶんと振る
照れくさそうに頷く彼にまた照れて仕舞う
誤魔化す様に視線を虚空に彷徨わせていれば――何やら階下が騒がしい]
……?何かあったのかしら
ねぇオズさん、行ってみない?
[彼の裾をくいと引っ張り尋ねてみる
ひとりが心細く感じるなんて、今日の私どうにかしてるかもしれない]
/*
この死亡フラグの立て方を見るにローズマリー非狼かな?
いつも通りまったく死ぬ気がなくて失礼します
でもって今日はログが動いて嬉しいーやっぱ土曜日だからか
諸事情(※お察し)によりもう少しカフェ跡待機で
[ユーリエの声と表情は痛々しく(>>152)、脂汗が流れていた。
一緒に出る時は、あんなに元気そうだったのに。]
どうしてユーリエが謝るの……。謝らないで……。
悪いのは私だから……。
私が連れ出さなければ、私が先を進んでいれば、こんなことには……っ。
[ぎゅ、と両手で彼女の手を握りしめ。
こんな時にも自分を気遣ってくれる(>>158)ユーリエにひたすら申し訳なさしかなく。
本来なら、傷つき不安な彼女を安心させるために笑顔で「大丈夫、私は元気だから」と言うべきなのだが、その考えも思い浮かばないくらいに正気を保っていられず、動転していた。]
ローズマリーは、 ユーリエ を投票先に選びました。
[負傷者が出た>>160と聞いてすぐに先導にしてもらい、応接室に入る]
……名前は……ユーリエだったか。
失礼します。
[すぐに近づき声をかけ、一言断りを入れてから、応急手当を確認する。
応急手当としての問題はなく、設備のない現状ではこれ以上できることはない]
的確に処置されています。
明日、船がきてすぐに病院へ行きましょう。動かずに安静にしてください。
[――これは長くない、それほど酷い状態だ。
近くで座り込んでいるは、確かローレルだ。
話を聞くに一緒に何処かへ出掛け負傷したのだろうか]
ローレルさんですね。
落ち着いたら手を貸してもらえますか。
[ユーリエは息も絶え絶えといった具合で、
話をするのも辛そうだ。
一瞬、黙って――と注意しようとも思ったが。
二人の会話の邪魔をする程野暮にもなれずにそっと見守ることにして
ゾフィヤ准尉とバルタザール二尉を待った。]
[一通り見て回ったが、他に特に目ぼしいものはないようだ。
帰り道すがら、行く途中には気が付かなかった倉庫―丁度コテージ脇に位置していた―に気が付く。
扉に手を掛けてみると施錠はされていない様だ。]
これは花火か。
リゾート時代に打ち上げたのだろうか。
[手持ち花火と簡単な打ち上げ花火。
手に取れば湿気ている感じもなく、まだしっかりとしている。芯も残っているようだ。
これもまあ火気と言えるか。そう考えるとそのうちの幾つかを持ち帰る事にした]
……なんか調子が狂うな。
[珍答に瞬きを繰り返し、信実に回答すべきか勘案。
濁しはぐらかして混ぜっ返せば、返答の堅さが薄れるだろうか。
否、この手の類いは冗句にすると話が脱線する。]
あー、そうですね。
人の視野はおよそ水平200度なんで声をかける前に、
視界に入るよう心がけてみるのは如何でしょうか。
近寄りすぎても驚きますんで、1メートルは離れるのがお勧めです。
[事務的な口調で立て板に水を流すように説明をし、
風変わりな自己紹介を受けると、噴き出すのを堪えようと腹と口元を抑え。]
ア、アルミ……ホイル……!
それはたいそうな間違われようで。2文字は合っているが。
[すっかり毒気を抜かれ、笑いで頬を引き攣らせながら手を差し出した。]
ダーフィトです、御存知でしょうが。
ああ、葉桜は見えましたね。
花が咲いていないのは残念ですけど。
[窓を開けた時に見えた光景を思い返せばそう答えて]
はい、あまり女性が寝室以外で寝るのは良くないとも思いますし。
[くつくつと声を殺して笑う。
何でもない、と手を顔の前で振る彼女>>168が何だか微笑ましく、
照れた様子に漸く気づけば同じように空を見て。
裾を引っ張る感触にハッとしたように我に帰れば]
あ、はい。そういえば、さっきから少し騒がしい、ですね。
行ってみましょう。
[何だか嫌な予感がしてしまうが、それを悟られないように答えて。
心細そうに見えたその華奢な手を一瞬だけ自分の手で覆えば、すぐに離して階下へ向かったか。]
ダーフィトは、 ユーリエ を投票先に選びました。
私は大した怪我じゃないので……だいじ…っったぁぁっ!!
[大丈夫ですよ、と言おうとしたと同時に、フレデリカに左手甲傷口に消毒液を塗られ、思わず悲鳴を上げてしまった(>>161)]
ごめんなさい、大丈夫じゃないです……。
[強がることを止め、左手靴下を脱ぎ瓦礫が当たった箇所を見せ、素直に治療を受けることにした。
その間、何処へ行ったと聞かれれば(>>166)]
……旧炭鉱です。
本当に軽い気持ちで入っただけでした……。
まさかこんなことになるだなんて……。本当に、申し訳ありません。
[差し出されたハンカチで涙を拭いながら、俯きながらゆっくりと答えた。]
>>170ローレル
[ただただ不安そうにするローレルには]
はぁ…はぁ…、ローレル……たしか、住んでるとこ
うちの近くってさっき言ってたよね……。
…こんな危ないとこじゃないんだけどさ、
他にもいろんな面白いとこ、おじさん結構行ったことあるんよ。
あたしがケガ治って退院したら、退院祝いで一杯おごって☆
そんとき、いろいろ面白い話、するからさー。
あー、なんなら、オズさんと、マリーさん…だっけな、
あの人たちも呼んだ方がいっかなぁ…。
てか、もうこの際、軍人さんもカークさんもみんな呼ぶかぁ…。
[できるだけ普段通りの声に近づけるようにして、
そんなことを言った]
ほんと?其れなら嬉しいわ
だってお気に入りの本なんだもの。毎回楽しみにしてるの
だからモチベーションにつながったのなら良かったって思う
[彼と話してる今だけ。背や足の傷も託された願いも
全て忘れてひとりのローズマリーに戻れている事に
私はまだ、気づかない
それでも今は彼と話すのが、楽しかった>>174]
ふふ、葉桜も乙なものよ
むしろ碧のカーテンが素敵だから木漏れ日の中お昼寝するのもリラックスできるわ
とはいえ桜の季節に間に合わないのは残念なんだけどね
[なんだかんだいって桜は見たかったのだ
――でも声を殺して笑うのにはちょっとだけ頬を膨らませた
階下の喧噪、彼も嫌な予感を感じたのだろうか
一瞬だけ彼の手で覆われた自分の手。それに心臓跳ねさせながら
一緒に階下に向かえば――]
ローレルは、 ユーリエ を投票先に選びました。
[痛々しい声>>177に、思わず表情を崩しそうになるが、奥歯を噛み締めて堪える]
どうか気を病まずに。
我々は近くにいますから、何か欲しいものがあれば呼んで下さい。
[喋るのを止めようかと思ったが、こういう時は好きにさせた方が本人にも、周囲の人間にもいいだろうと黙って少し離れる。
頷いたローレル>>181に頷き返す]
彼女の近くについていてあげてもらえますか。
[わざわざ言う必要もなく、この様子だと離れることはないとは思うが、こうして頼むことによってローレルの気が少しでも紛れたらいい。
何か起こったら、自分のせいにしてもらっても構わない。
そういう役割だと、声には出さず自身に言い聞かせた]
>>176
[後学の為にとは言ってみたものの、実はさほどその解答に期待をしてはいなかった。
が、彼のそれは思うよりも興味を惹いたようで]
視界にか。一理ある。
だが、それはそれで「急に現れるな」などと言われるのでは…ああ、1メートルか。なるほど。
[二つ頷きながら、両手を広げ1メートルとはこの辺りか、もう少しか、などとぶつぶつ。]
そうだ僅か二文字だ。
だが四文字の名前とすれば打率は5割…。
[そこでおやと気づく。そちらの計算法ではもう少し点数が伸びそうだ >>1:86。カークに悪い事をしてしまったかと思案していると、眼前の男はなぜか愉快そうに手を差し伸べてきた]
ああ。ご丁寧に。
ダーフィトだな。以後宜しく頼む
[と昨日の反省を生かしフルネームをやめ、同じように手を差し出す。]
[ゾフィヤ准尉がバルタザール二尉と共に戻ってくれば、ユーリエの傍から離れて中尉が診やすいよう場所を譲る。
応急処置に問題は無かったようで>>171、ほっと胸を撫で下ろした。しかし、安心しても居られない。
中尉の表情や声音が、そう物語っている。]
小さな怪我でも油断禁物、ですよっ!
[上がる悲鳴>>179に常より少しだけ厳しい口調で。
消毒した傷口にガーゼをあてて、テープで固定をしておいた。
ローレルから今日の話>>179を聞けば思わず眉間に皺を寄せる。]
自分も旧炭鉱まで見に行きました……
けど、その時には瓦礫で入口がふさがっていて。
あの中に居たのですか……?
[息を飲んで、……吐き出した。]
本当に、こうして戻られて、よかった、です。
>>180
うん、一緒に行こうね。
飲んだ後は、二次会三次会徹夜コースでね。
私は成人したてだから、色々教えてもらわないとね? ユーリエ先輩っ。
[彼女普段通り話そうとしている様子は伝わってくるが、彼女が感じている痛み苦しみを隠すことは出来ず。
逆に痛々しく聞こえていたのだが、真実を言うことも、顔に出すことも出来なかった。
せめて私も、と彼女と同じように、普段通りの声と感情に近づけるように努力したが]
皆で宴会? それも良いわね。
約束したから、楽しみにしてるからね?
明日には船が来て、病院に連れて行ってもらえるみたいだから、もう少しだけ……我慢してね……。
[やはり無理だった。
最後は涙声になり上手く話せなかったが、聞き取れただろうか。
一番辛いのは彼女なのに。自らが不安にさせてどうするのか。
――自分自身のことが、どんどん憎くて嫌いになりそう。]
ユーリ…エ…?
[応接室で苦しそうにしているユーリエの姿が目に入れば目を見開いて立ち尽くす。
何故?まさか、感染?いや、違う。怪我をしているようだった。
今朝食堂で会った様子から外には出たくなさそうだと、傍にいるのは自分の役目ではないと考えて>>60出て行ったことにどうしても責任を感じてしまう。
そんな思いがグルグル頭の中を巡っていた時に、ローズマリーが背中を叩く合図>>184で漸く足を動かすことを思い出せばユーリエの近くに寄る。]
ユーリエ、大丈夫…なのか?
どう、して…そんな。
[どう見ても大丈夫に見えないのに、素の口調で出てきた言葉はそんな間抜けな台詞で。
緑髪の女性を見れば彼女も怪我をしている。
彼女が中尉に話している事情は耳をすり抜けるばかりだが、自分が出た後二人で出かけたのだろうかとまた後悔の念が強くなる。
まるで水の中にいるかのようにおぼろげに聞こえる説明の中から旧炭鉱の単語が耳に入ったならば、その思いは一層強く男を苛んだ。
ギリ、と血がでるんじゃないかというくらいに強く握り締めた拳は自身への怒りで微かに震えていたかもしれない。]
>>187
喜ぶ人がいたなら美談か。その通りだな。
…情けない話、誰が見ても美しい話など存在しないのではないかとさえ思ってしまう。いや、それを求め続けるのが軍人なのだが。すまん…聞かなかった事にしてくれ。
[管理人の爪の斑点、通信機、中尉殿の言葉…色々な思いが脳裏を駆け巡ってつい弱気になってしまった。らしくはない。]
ああ、そうだ。来たばかりだ。
東へ行くのか。私も付いて行けたらいいのだが。
ここの探索を終えて時間があれば行くとしよう。
どこに何があるともわからん、気を付けていくがいい。
[そう言うと彼を見送り、自分ももう一度書棚に向き合った。]
/*
……おれはだいぶ寝ぼけているみたいだ。
(一人一日三か所を、一か所一日三回と勘違い)
もうコテージ調べられねーなーと思って帰るフリしたけど行けたね!まーいーやダーフィトとすれ違ってからランダ振ろう。
いっそファミルんとこ行くのもありかな?
なんて議事読み返している間にユーリエ離席してもーた
[ふらりとユーリエの近くに寄り、状態を確かめるように声をかけるオズワルド>>192
握りしめられた拳から、彼が自分を責めているのだろうなという事はなんとなく感じた
声をかけて慰めて。それをするのは今じゃない
今命の灯が消えかかるユーリエと言葉を紡ぐのを邪魔するわけにはいかない
軍人の動向に目を配っていれば、バルタザールとフレデリカがどうやら鍵のやりとり>>195をするようだ
どうも大浴場でと聞こえ――形状はオズワルドが見せたものに酷似していた]
……
[はやめに鍵のついた部屋を探索した方が良いかもしれないな
そう考えつつもやはり、ユーリエに寄り添うオズワルドらのメンタルが気になった。そして帰ってこない、カークやダーフィトが気になるんだ
死にゆく人より、生者の今後がきになる、なんて。私って血も涙もないのかもしれない
呼吸が穏やかになって意識を深い所にたゆたせる>>199ユーリエを見ればこのまま安らかにと願う
最後の刻まで苦しいなんて、そんなの悲しすぎるわ]
[一通りコテージ跡での探索を終えると一息、
ダーフィトを追ってカフェ跡へ行こうかとも考えたが、見れば随分遅い時間になってしまったようだ。
花火を手に一度宿泊所へ戻ることにする。
―――…まさかあのような悲しい騒動が起こっているとは思いもせず。]
[冗談混じりで返してくるユーリエ>>198の返事。
内容はいつもの彼女の調子で、だがその声は弱弱しく聞こえた。]
…そう、でしたか。
じゃあ次に取材に行くときは俺も一緒に行かないと駄目ですね。
OJTの間は先輩がついていないとですから。
[そう、彼女に合わせて返してはみるが声は明るくというわけにはいかず。
苦しそうな様子にこれ以上話させるのは酷だろうという思いもあって彼女から何があったかを詳しく聞こうとはせず。
ただ、「真実を見つけて」という言葉には]
はい。絶対に見つけます。
だから、今は。
早く良くなることだけ考えてください。
見つけたらきっと、教えますから。
[ユーリエのその言葉は冗談だったのかもしれない。
こちらを心配させないための優しい冗談。
だけど、彼女に答えた言葉は今度は冗談に合わせた冗談ではなくて、本気の言葉だった。
/*
1日に同じ箇所を何回探索しても構いません。
また、探索で得た情報、アイテムなどは、一旦その場所を探索したPCのものとなりますが、ロール上での情報の共有や、アイテムの共有、譲渡、破棄などロールに応じて行っていただいて問題ありません。
但し、その場に居なかったPCが、PL情報として得たそれらの情報をロールに反映する事はお止めください。
あーやらかしたかも
ローズマリー藁半紙持ち帰ってた?ね?
議事も、wikiも、都度都度確認しているのに何故こんなイージーミスを起こすんだ
[宿泊所に戻り、玄関ホールに入ればどうも様子がおかしい。
幾人かが応接室へ集まっているようだ。]
…何かあったのか?
[横たわった女性と付き添う様に数名に囲まれているのを見、誰に問うでもなく呟いた。]
/*
改めて振ろう2(2x1)
1展望台
2コテージ跡
言い訳すると、探索ログ見てたらなんか同じとこ何度も行けないような気になっちゃったんだ。あと寝ぼけてた
カークは、 ユーリエ を投票先に選びました。
[ユーリエが目を瞑り、眠りにつくのを見ると、応接室の一人掛けのソファに座り大きく息を吐く]
各自休むように。
[誰に言う訳でもなく、その場にいる人達に聞こえるように言うと、仮眠を取るために目を閉じた。
声をかけられれば目を開け、答えるだろう**]
―コテージ跡地―
[ダーフィトの気配が消えれば隠れて小型無線を取り出す]
すまない、応答が遅れた。OO無事だね?
こちらはほとんど収穫はなかった。
パネルと、花火と、ああ歴史書があったか。
診療所についても書いてあった。
中尉殿については少しだけ解った事がある。
OVER
[大浴場跡からの帰り道、暫く後に応答が入れば]
ああ、俺は探索中に特に負傷などはしていない。
パネルと花火…は、役に立つかはわからないが、歴史書は収穫かもしれないな。
宿泊所の書庫、あれを昨日調べたんだが不自然に数が少なかった。
特に歴史書は一冊を残して全く見当たらなくてね。
診療所のことが書いてあるなら特に。
…場所の見当がつきそうなことは書いてあったか?
中尉のこと…何かわかったのか。
俺はまだ会話すらしていなくてね。というか顔を合わせていない…。
後で聞かせてくれると助かる。
オーバー
/*
ていうかこれ、探索フルネームなのおれだけでちょう恥ずかしい。
ナイト様だよ!
明日感染するのは<<尉官 バルタザール>>
抗体あるのかなーないのかなーあるといいなー
はぁ……またあんたかはこっちの台詞だ。
ペンライトは人に向けるもんじゃないでしょ。
そっちもお疲れさん、俺俺詐欺ですか?
[フラッシュの奇襲を受けた目は昏さに慣れないが、声は間違いようもない。
気安い人物に温い安堵を覚えて、揶揄混じりに両手を挙げる。
表情をはっきりと見ることはできなくても、漂う空気で分かるのは小癪だが。]
……チョコレートよりうまかった。
[染み付いたフレーバーを誤摩化しても仕方ない。
暗に負けましたと語る行為はいっそ素直である。
ずらされて空いたスペースに勝手口を見つけ、中を探索したのかと合点し。]
めぼしいもんはありました?
>>196
ご丁寧にありがとうございます。
でも、フレデリカさんからもう預かってるので……。
[何も言わずにバルタザールからハンカチを差し出されれば、フレデリカから既に借りていたことを伝え(>>179)丁寧に返事し、再びユーリエの方に視線を向け(>>199)]
うん……ゆっくり休んでね。
私も今日は疲れたから、早く寝られそう。
おやすみ。また明日ね。
[彼女の荒かった呼吸が少しずつ穏やかになり、やがて静かに寝息を立て始めた様子に安堵し、久々に笑顔を覗かせた。]
少し落ち着いたようですね。良かった……。
でも……どうしましょう。
ユーリエ、このまま床で寝かせたままで良いのでしょうか…。
[彼女自身は床で寝る方が良い、と言ったのもあり、今は落ち着いた様子で寝ている。
がさがさと物音を立てれば起こしてしまうのではないかと判断に悩みながら、青い髪の軍人の判断を仰ぎ]
さーせんね、条件反射でつい
へえ、そりゃ良かった
[ペンライト然り、俺俺詐欺然り。>>213
まったく悪びれないまま、やけに素直な返事にふは、と笑いが漏れた。
そういえば今朝、ゾフィヤに相棒を没収されたのだったと思い出せば、彼のフラストレーションを無駄に増やす言動は控えておこうかと。]
めぼしいもの……んー。微妙っすかね
壁に[[alpha5]]とか「敵対者との闘争」って
落書きがあったり、床に*シュトーレン*が転がってたり
あとは、見てのお楽しみで
[殊勝は心がけは秒も保たず。
つい、生来の気性故ないことないこと吹聴してしまった。ネタバレしては面白くないという優しさを相手がどう受け止めようと知ったことではない。]
そうだ、ちょうど良かった
コテージ跡ってここからどっちに行けば着くかわかります?
[勝手口に向かう背中を見送ろうとして呼び止め。彼が現れる前に、地図の上にペンを立て、そして倒れた施設の名前を挙げる。]
さーせんね、条件反射でつい
へえ、そりゃ良かった
[ペンライト然り、俺俺詐欺然り。>>213
まったく悪びれないまま、やけに素直な返事にふは、と笑いが漏れた。
そういえば今朝、ゾフィヤに相棒を没収されたのだったと思い出せば、彼のフラストレーションを無駄に増やす言動は控えておこうかと。]
めぼしいもの……んー。微妙っすかね
壁に「死した者の帰還」って落書きがあったり
床に*パンドーロ*が転がってたり、そんな感じ
あとは、見てのお楽しみで
[殊勝な心がけは秒ほども保たず。
つい、生来の気性故ないことないこと吹聴してしまった。ネタバレしては面白くないという優しさを相手がどう受け止めようと知ったことではない。]
そうだ、ちょうど良かった
コテージ跡ってここからどっちに行けば着くかわかります?
[勝手口に向かう背中を見送ろうとして呼び止め。彼が現れる前に、地図の上にペンを立て、そして倒れた施設の名前を挙げる。]
[応接室を一瞥すると、民間人の男に声を掛けられる>>212
カーク、ダーフィト、ではないとすれば残りは一人だ。]
君がオズワルド・オブライエンか。
ユーリエ…ああ。
[ファイルにあった華奢な女性の事だなと思い当る。付き添っているのはローレルの様だ]
怪我?悪いのか?
[一見すれば穏やかに眠っているようだが…。
オズワルドに言われるまま視線をバルダザール中尉へ向けるが、目を閉じる上官>>211 に何かを問いかける事は憚られた。休めと言われれば従うしかなさそうだ。]
何時でもお呼び下さい。
[そう声を掛けると静かに応接室を後にする。具体的な事は後でフレデリカかゾフィヤに聞くことにし、一先ず自室へ向かおうか。]
/*
貴重なptを茶番に費やしてしまう楽しみ
なんのためにランダテストしたんだろうねおれは
削除もったいないーしかも本文にも抜けがあった
「倒れた"先に記された"施設の名前を挙げる」が正解
反応が面白くてつい絡んでしまう。ダーフィトごめんね
明日こそバルタザールと話したいし間に合えばユーリエにも声かけたい。
1500ptがこんなに少なかったなんて知らなかった
今自室に戻った。
歴史書には。
戦争中期に炭鉱が見つかった事。
元より軍の診療所があった事。
いつしかその診療所は軍付属ではなく島全体の物になった事。
その診療所で予防検診なども行った事。
…診療所が島民から大変感謝された事。
そんな事が書いてあったな。場所まではわからなかった。
察するに。
その島全体への「予防検診」とやらが臨床実験になっていたのではないかな。もう少し詳しく知りたいね。
歴史が捻じ曲げられているのか、無知の物であるかはわからない。
どちらにせよ…あってはならぬ事だ。
[此方の名を問う少尉>>220に]
ああ、はい。オズワルドです。
[顔を把握されていなかったということは准尉以外には目をつけられてないということか、フレデリカはわからないが、と思いながらソファに座る中尉を一瞥するが、おそらく彼も自分のことはよく把握していないだろう。]
…あまり、よくは無いみたいです。
[そう答えてユーリエの寝顔を見つめる。
まだ息をしている、そのことに安堵すると同時に、そんなことを考えてしまうことが辛くて、少尉が出て行くのを視界の端で見送った後に自分も応接室から出る。
玄関から外に出れば煙草を銜えて海岸の方へ歩いて行った。]
少尉 ファミルは、 ユーリエ を投票先に選びました。
[一人海岸に佇んで眺める夜の海は昨日見たそれよりも黒く、重く、不気味な生き物のようだった。
握りしめたままだった手を開けば、掌の真ん中には自身の爪がつけた赤い線が出来ている。
掌をじっと見つめたまま、暫くそうしていただろう。]
事情は知らないわ。だからこそ私は尋ねるの
貴女は、ユーリエさんの怪我で憔悴しているように見えるわ
それは自分に責任があると感じているから?それとも自己憐憫?
何にせよ。人は何時か死ぬの
それが今日であるか1年先か10年先かわからないけれど
[ココアをこくり、嚥下する
ひとでなしの言葉だ、彼女の責めが向かう矛先が自分ではなく、『私』であれば。そう思っての言葉]
ユーリエさんは、例え貴女に責任があったとしても
怨む様な人なの?
貴女へ声をかける姿から私はどうしても思えなかったわ
じゃあここで問題よ
そのユーリエさんは、今の貴女を見てどう思うかしら
良かないですよ、また癖になりそうだ。
[別の依存先も没収されれば必然、煙に収束する。
笑いを耳が捉えると、苦笑しつつ愚痴っぽい響きを落とした。
どうにもならぬ依存なら笑い飛ばすしかない。
煙草がなかった場合の精神を思うと、救われているのかもしれないが。]
パンドーロが転が……? それミイラ化してるんじゃないか。
腐りもせず残ってるんなら奇跡だ。
死した者の帰還ってのは意味深だけど。
……ま、あまり成果はなかったという感じですかね。
[探索情報に要らぬ遊び心が入る余地があるとは思わず。
落書きやパンドーロまで真面目に受け止めたのは、後に後悔することになる。]
このまま心を病んでしまうのを
後悔に苛まれるのを。自分を責め続けるのを望むかしら
そして貴女は恵まれているわ。とても
――だってこのまま命を絶つ選択の自由すら、与えられているのだから
[さらり、と桃色を靡かせ私は囁く
悪魔の様な言葉を]
ねぇ、ローレルさん
もう一度問うわ。貴女は今、何のために此処に。絶海島にいるの?
何をしに来たのか。その結果どうなったのか
全て吐き出して御覧なさいな
今ならこの人でなししかいないんだから、思う存分本音をぶつけても
誰も聞いちゃいないわよ
[だってここにいるのは冷血漢だものと告げる
慰めは今の彼女にとっては毒にしかならないだろう
――是で少しでも。彼女の心の負担が軽くなってくれればよいのだが]
ふむ、俺が読んだ歴史書にはあまり診療所の話は書いていなかったからな…
場所がわからないのは残念だが、ありがとう。
…なるほど、予防検診と言えば不審に思われずに島民全体が募れるし投与も出来る。
それなら効率が良いだろうな。
…残酷な話だが。
俺の方も報告がある。
大浴場から持ち帰った鍵、あれをローズマリーに見せたんだが、彼女は地下室に行ったらしくてな。
鍵がかかっていたようなんだが、そこの鍵じゃないかと言われた。
宿泊所の地下室はノーチェックだったが何かあるかもしれない。
鍵が合えば、だが、調べてみるつもりだ。
オーバー
まああくまで予想だが、さほど遠くないと思う。
大規模な人体実験という訳だね。
…恐らく、明日も感染は広まるだろう。
幸い、というかなんというか、我々は明日も顔を合わせる事が確定している。
OOも無理はしないで。
そうだ中尉殿は、どのような経緯かまでは解らないが、検死が出来る様だ。
管理人は感染症の元となる菌の保有者ではないと断言していた。
この島へはその為に呼ばれたのかもしれない。
ああ、そうだ。
中尉殿自身も菌は持っていないとの事だった。
…変な話だが。
私が先に死ぬようなことがあれば、抗体を打っていることも明白になるだろう。
できるだけ、OOとの繋がりは見せぬ方がいいかもしれないね。
鍵か。なるほど。
そこで当たりかもしれないね。
…もしやローズマリー女史と鍵を開けに行くのではないのか?
[やや意地悪く聞いてみた]
OVER
/*
スパイくっそたのしいwwwwwwwwwww
でもあんまししゃべれなくてごめんね(;×;)
オズワルドわかめのひとだよね?
喋ってると安心感が凄いからたぶんそう
……聞き捨てならないすね
こんな立派な地図があって迷うわけないでしょー
[今や通信講座から返送されたのかと見まごうほど、細かい道筋が記された紙を翻す。まるで俺が方向音痴みたいじゃないかと。
そんな立派な地図を持ちながら、道を尋ねたことが図星だと。
気づかないのは残念ながら本人だけ。]
んじゃ、ごゆっくりどーぞ
[実際、そうのんびりもしていられない。
山林でのロスもあってあたりはだいぶ暗かった。ライトで地図を照らし、何度か振り返ってカフェ跡の位置を確認しながら進んだ結果。
無事に、コテージ跡に辿り着くことができた。
ダーフィトからの追記と説明がなければきっと通り過ぎていただろう事実には目を向けない。]
明日も恐らく。
…そうだな。早く感染源を見つけないと。
ああ。俺たちはまだ抗体の効果もあるし、調査で無茶さえしなければ死にはしないだろうからな。
もちろん、任務遂行の為にも命を一番に行動するよ。
…中尉が検死を。
なるほど確かに医療に長けているようだったな。
管理人は誰かから感染させられた、つまりは船で来たメンバーの中に感染源がいるのは確かってわけか。
そしてそれは、俺にFF、中尉以外の誰か、か。
…そうだな、検死をされるような事態にならないことを願うが、俺らの繋がりは見せないようにしておかないと、か。気をつける。
身の危険を感じたら無線機や証拠になりそうな物は破棄するつもりだったが検死が出来る人物がいるならそれもあまり意味がないからな。
ああ。何故宿泊所の地下室の鍵がとは思うが、当時の大浴場は賑わっていただろうからあの館の主が落としたのかもしれない。
っ……?
ま、まあ、鍵だけ見せびらかして連れて行かないのも悪いだろう。
それにあちこち歩き回られるよりは彼女自身の危険が少ないとも思うから、な。
…オーバー
ふむ……『もう1つは』失敗したかなぁ
[がり、と頭を掻く>>234
想像以上に頑なな性格だったようだ。そして感情のまま行動を起こすことを是としない
振りかえることすらなく自室へ戻るのを見れば――まぁ其れもよしとコップを片づけて。これならばきっと大丈夫と思った
――そう。本当の目的は、彼女にユーリエの死に目を看取らせないことであったのだから]
心を砕いた人の死ってね、結構来るのよねぇ。間近で見れば
それも自分が原因ならば、尚更に
[くすくす、場違いに明るい声だ
守られる儚さ併せ持つお姫様。彼女の事はきっと軍人達が保護してくれるだろう
彼女に同行を申し出る人がいなければお人よしなオズワルド等にそれとなく近況を知らせ守ってもらえるよう頼むのもいいかもしれない
自分を責める人ほど、早く死ぬ]
― コテージ跡 ―
[時間も時間なので手早く済ませようと、足元をライトで照らしながら比較的歩きやすい所を選んで進み。
途中立ち寄った事務室に残された冊子の一部にざっと目を通す。
軍の診療所についての件で辿る指を止めた。]
そういや、あいつのジーサン軍医だったっけ
[ふいに昔の記憶が少しだけ蘇り、しばし思案して。
手に取った本を元の場所に仕舞うと、今日はこれくらいにしようと宿泊所に戻ろうと地図を取り出し。
増えた線が、宿泊所まであることに歯噛みした。>>229]
―ー…ドウモアリガトウゴザイマス
[お節介ではなく、適切な親切に対して。
棒読みでの伝え損ねた挨拶を、向けるべき人物はここにはいない。]
[勝手口の隙間から身を捩じ入れ足を踏み入れた屋内は片付いており、
積もった塵や褪せた壁紙を除き、荒廃の陰がないに等しい。
踏み抜く穴もない床にパンドーロのミイラは欠片も存在しなかった。]
あいつ……謀ったな……!
くそっ、何度目だ。
[会う度にしてやられているのは気のせいではない。
冷蔵庫のビールを入れると会ってないときまで被害を被る計算。
見る人が居なくとも地団駄を踏むのも躊躇われ、ただ溜息が追加された。
背の鞄から懐中電灯を取り出して、
薄暗くなった屋内の棚を照らしながらひとつひとつ開けて行く。
カフェ跡の表記が嘘のように、皿の一つ、調理器具の類いすら見つからず。
結局手がかりらしきものは、
空ばかりが目立つ棚の幾つ目かに救急箱を発見しただけであった。
期限の切れたオキシドール、擦り切れた包帯。
持ち出すような価値のあるものはない。
新しい情報も予防検診の知らせが藁半紙に書いて配られていたと知る程度。]
ホント馬鹿よね。私ってば。易にならないことをして
――どうせみんな、死ねばいいとおもってる癖にね
それとも……怨まれたかったのかなぁ
[自分で自分の感情がわからない
ああこれ以上情が移るその前に、何とかならぬものだろうか
溜め息1つ吐けば未だ帰らぬ男性2人を宿泊所の玄関でぼんやり待ち続けよう
オズワルドまで出て行ったとは知らないので。寒さを気にも留めず唯ぼんやり]
/*
ローレルちゃんにはマジサーセンwww
素直に慰める事が出来ないロズマリであった
むしろ初期ではおまえのせーだよって責めようかと思ってた
こいつくずい(確信)
…そうだな。
船員の誰かが感染源なのだろうな。
中尉殿は緊急で呼ばれたのだろう、オリエンテーションにいなかったのも説明が付く。
…この旅自体が軍によって仕組まれているのではないかとさえ思ってしまうな。
[いや実際そうなのだ。自分は軍の駒の一つなのだろう。]
そう言えば…中尉殿は「免疫のない者が感染すれば即死」という言い方をされていたな。
…免疫物質が存在するという事だろうか。
その辺は解らないが、よくよく考えたら感染源は一人とも限らない。
中尉殿の検死を頼りにする部分も出てくるかもしれないね。
[うーんと考えながら言った]
[ローズマリー女史に話に及ぶと、ははとひとつ笑い]
彼女の危険ね、OK,
まあ何かあれば君がいた方が心強いか。
ただ、もし君が。
臨床記録を発見した場合は、持ち帰って来てくれよ。
彼女の事は全く知らないが、誰の正義もみな同じという訳ではない。
あれが闇に葬られては、島民たちがあまりにも浮かばれないのだ。
[言いながら、だが少し考え]
いや、君と私の正義も違って当然か。
君の正義を信じるとしよう。私は元よりそのつもりで来ていたのだ。
OVER
[カフェ跡に見るものは存在しないと見て帰り道を急いだ。
暗くなっているが、それ故に山林を抜けるのは危ないとの判断。
方位磁針と地図さえあれば迷っても切り抜けられる自信はあるが、
虫や事故の可能性は減らしておきたかった。
直線上に並んだ配置を見るにどちらから戻っても大差ないが、
西回りを選んだのは路だけでも見ておこうと、
旧炭坑を途中通り過ぎたが暗い中では足下の悪さが致命傷となりかねない。
明日船が来るはずと思っていれば冒険はせず、外から見るだけにする。]
よし、今日はそろそろ休むとするよ。
明日には禁止区間の探索も視野に入れねばならないかな。
一筋縄でいくとも思えないが・…。
ではまた明日。
OUT
この旅自体が仕組まれたもの…か。
…まあ、俺らも人体実験の被験者に近いんだろうな。
抗体の効き目も含めてさ。
免疫が無いもの…あるなら即死には至らないってことか。
…そうだな、感染源を一人見つけたところで解決にならない可能性もある。
手っ取り早く全員調べられたら苦労はしないのにな…
それが無理だからこんな任務にあてられてるわけだが…。
何にしろ中尉に頼る部分が出てくる可能性があるなら、彼にも死なないよう気をつけてほしいところだ。
そこは、FFに任せたいが…あまり人と行動を共にしないようだから難しいか。
[感情に任せ食堂から去り、ユーリエの眠る応接室を素通りし階段を駆け上がり、2階の自室へと戻った。
部屋に入るなりベッドに飛び込み、うつ伏せのまま暫くぼうっと考え込んでいた。]
そして貴女は恵まれているわ。とても
――だってこのまま命を絶つ選択の自由すら、与えられているのだから
[ローズマリーが放った言葉が、あの時の挑発したような表情と共にずしりと響き渡る。]
――あなたに、わかるの?
――私の、何がわかるの?
[感情の揺らぎが体にも影響してきたのだろうか。
今日の探索が理由ではない、別の体のだるさを僅かに感じ。
うつ伏せになっていた体を起こし鞄を弄り、ポーチの中から幾つかの錠剤を取り出し、所持物の水で流し入れた。]
[薬を飲んだ後、眠気はすぐに訪れる。
薬の影響で、通常よりも長く眠ることが出来るだろう。
朝日が昇ると共に起こる悲劇を、この時点で知ることはなく。]**
…勿論、任務は遂行するよ。
[彼女や、ユーリエ、他のメンバーもだが…情が移ってないと言えば嘘になるが、と考えながら]
俺の正義、か。
それがFFの信ずるに値するものなら良いな。
俺も貴方の正義を信じたいと思ってる。
禁止区域に行くなら気をつけてくれ。
別の場でも怪我人が出ているしな。
では、また明日。
アウト
[寄せては返す波の音は、静寂の中で響き渡る。
地図を出し入れするのに面倒だからと。
半開きにしていたバッグから、一冊の手帳が滑り落ちるも。
僅かな振動は、波音に掻き消され、砂に吸われてしまう。]
[声をかけられ、生者の帰還を知る>>242]
ああ、おかえりなさい
ずいぶん遅かったみたいだけど怪我はない?
[寒さは平気よ、とくるっとターン。声音からは心情は読み取れないだろう
さて、と思案する。彼はローレルと仲がよかったろうか
声を潜めこれから待ち受ける事を告げようか]
あのね、今日炭鉱現場でユーリエさんが怪我をしたみたいで
其れも重傷でもう助かりそうにないの
丁度、ローレルさんが同行していたみたいでね
ローレルさんって知ってる?緑の髪の女性なんだけどね
ちょっと彼女のメンタルが心配なの。良ければそれとなく気にかけてあげてくれないかな
[あ、これ私が言ってたのは内緒だよ?としーっと口だけ
四月も終わり。されど夜は寒い
かじかむ手は後ろ手隠してお願いしてみた]
やあ、これを読んでいるということは
俺は何らかの理由でこの世を去ったんだな
好奇心か、野次馬か、必要に駆られてか
中身を見た理由はどうでもいい
ただ、お代として俺の願いを聞いてほしい
1枚の写真が挟まっているだろう?
※天使みたいに可愛い方が俺だ
その写真が撮られたと思しき場所を探してくれ
どこかにタイムカプセルが埋まっているはずだ
それを回収して、墓に備えてほしい
中に入っているのは何の価値もないガラクダだが
俺にとっては得難い宝物なんでね
あんたを信じてよろしく頼む Kirk Knight.
[ブラウンの皮カバーに包まれた年季の入った手帳には
20年という月日を経たにしては状態のいいポラロイド写真
しかくい枠の中では、愛らしい子供が二人、ピースサインを掲げている
その背景はぼやけているが、隅に写る建物はどうやら診療所のようだ
タイムカプセルの中身や外見の特徴は
筆者自身も記憶していなかったのか、記されていない]
ん……? 何かあったのか?
[様々な場所で寄り道や茶番を広げていたせいで、宿泊所に戻ったのはだいぶ遅い時間だった。
海岸でオズワルドからも感じた重苦しい空気は、管理人の死によるもので、かつほとんどが就寝したのだろうと解釈して。
なるだけ静かに自室に戻り、着替えを手に風呂に向かう。
一日まともな食事を摂っていないわりに、何故か空腹感はほとんどなく。さっぱりすれば冷蔵庫から水のペットボトルを1本拝借した。
何故か向きの変わっていた缶ビールには首を傾げるが、本数に変化はないのでまあいいかと。>>1:227
目に見えぬ脅威とは別に起きた、不慮の事故についても。
それがもたらす不幸な結果も。
大事な持ち物を紛失したことすら。
部屋に戻るまでに誰にも合わなければ、気づかないまま。
歩き疲れた身体をベッドに投げ出すだろう。]**
[宿泊所へ向かい歩いて行くカークの背中を何か考えるように見送って、その姿が見えなくなって暫くすれば帰路につく。
その折に砂浜に落ちたばかりの手帳>>244は埋もれるもなく、波にさらわれもせずに月明かりに照らされていて。]
月夜の晩に拾ったボタン
波打ち際に落ちていた
それを拾って役立てようと僕は思ったわけではないが
何故だかそれを捨てるに忍びず…と。
…この詩を読むのは今日二回目か。
まあ、どちらもボタンじゃないが。
[感傷的な気分になっていたせいか、男にしては珍しく長い独り言を言いながら、詩に出てくる男と同じように、それを拾って袂ではなく懐にしまい込んだ。]
月夜の晩に ボタンがひとつ
波打際に 落ちていた。
それを拾って 役立てようと
僕は思ったわけでもないが
なぜだかそれを捨てるに忍びず
僕はそれを 袂に入れた。
月夜の晩に ボタンが一つ
波打際に 落ちていた。
それを拾って 役立てようと
僕は思ったわけでもないが
月に向ってそれは抛れず
浪に向ってそれは抛れず
僕はそれを 袂に入れた。
月夜の晩に 拾ったボタンは
指先に沁み 心に沁みた。
月夜の晩に 拾ったボタンは
どうしてそれが 捨てられようか?
/*
多分ここでおれが感染死するのが客観一番オイシイ
PC的には抗体持ちの方が美味しい
PL的にはそんなんどーだっていいからもっと生きたい
探索したい
生きてたらのリスト
・オズワルドに手帳返してもらう
・早寝早起きしてフレデリカと話す
・お医者さんとも話す
・迷子を活かしながら探索する
遠くまで出ていたんで遅くなってすみません。
成果は特にあがりませんでしたけど、おかげさまでピンピンしてます。
[彼女が軽やかに回転するのを見て、ほっと嘆息する。
表情声音も窺い知れず、見た目こそ常通りに見えるがどこか不穏が漂う。
囁かれる情報には軽くショックを覚えて、難しい顔をして額に手を当てた。]
重症って……そうか。
ユーリエというともう1人の女性か。
[炭坑現場での事故の話を聞くと、十字を切って御愁傷様と瞑目した。
怪我した姿も見ていなければ2人が事故にあった話も実感は遠い。
ただ、出会ったときの涙の跡を思い出せば繊細さが気になって。]
船でいたときに少し話したけど、心配だな。
ああ、彼女のこと見ておくよ。
わざわざ伝えてくれてありがとう。
[内緒と後ろに腕を回して頼む彼女の抱える寒さは知らずとも、
微笑みを保って内心を隠す性格は知っている。
去り際に無理はするなよと伝え、振り返らないままふらりと手を振った。
伝言板の確認後、上がった2階は八重から順に廊下を廻り。
異常がないか確認をしてから部屋で眠りについた**]
うむ、ぴんぴんしているなら何よりなのだ
人間健康が一番なのだからね!
[何処か芝居めいた口調でそう告げる>>252
だって。死んだらすべておしまい、なんだもの
齎した情報聞いた彼は難しい顔で十字を切る
Jesus Christ、零れたミルクは器には戻らない
どうやら彼とローレルは既知らしい>>252
そのことに少し安堵しつつお願いね、と再度告げた]
此方こそありがとう
……でも私は無理なんてしないわよ
弁えているもの。……自分の″役割は″
[去り際だったから。最後の方の言葉はきっと聞えていないと信じたい
彼が去ってしばらくすれば、私もそろそろ入浴して寝る事にするわ
伝言板を確認後、一端部屋に戻って着替えをとって。其れからお風呂へ向かうの]
[湯につかるたびに思い知る醜い傷跡。視界の暴力
意識朦朧、気づいた時にはすでに肩に背負うは4人の命
自分の意思で死ねば残された祖母はどうなる?
――そして祖母が死んだならようやく家族の元へといけると思ったのに
託された願いがまだそれを許さない]
明日に船が迎えに来る、か
――ほんとに、来るのかな。私はそうは思わない
そんなこと許すはずないじゃない。悪意が押し寄せるのに
ね?そうでしょう、おばあ様
[ぱしゃん、と湯を叩いて若葉を細める
何だか体がとってもだるい。とてもだるいの
きっと慣れぬ気づかいしたせいよねと独りごち
ざばっと音たて湯船から身体を離した]
[風呂から上がれば今日はちゃんと潮風の部屋で眠りに就こう
入浴で暖まったはずの体は寒さを訴えるけれど
――それでも、明日は平等にやってくるのだから
そう、私は信じていたの*]
[宿泊所に戻り伝言板が視界に入れば]
…あ、忘れてた。
[海岸までは大した距離ではないしまあ良いか、と洗面所に戻る前に応接室を覗く。
そこにはまだ中尉か准尉はいただろうか。いたならば会釈をしてユーリエの姿を確認すると、小さく息を吐いてから洗面所へ向かった。
手を洗い、うがいをしてから自室に戻れば先ほど拾った手帳を開くとその内容、そして写真に僅かに目を見開いて。
地図や自分の手帳、歴史書が置かれたデスクの上に並べた。]
…今日は疲れた。
風呂に入ったら寝よう。
[今日もまた、夢見は悪いのだろうけど。**]
― 夢の中 ―
おっかぁ、お話さしてけろー。
[真っ暗な部屋の中、枕元にともるちいさな灯りでぼうっと人の顔が浮かび上がっている。
母の顔だ。
娘が母にせがむのは、親が子に聴かせる寝物語。
なかなか寝付かないものだから、今日はここまでね、なんて言われて頬をふくらませる様も、よくある母子の光景。]
『昨日ばどこまで話したっけね?』
おっかねぇ鬼さ島のみんなくっちまうとこ!
『あぁ、したっけ、鬼退治さね』
退治! みんなでやっつけんね!
[夢の中の会話は朧。
この話はなんてお話だったっけ?
思い出せない。
でも、母の顔が悲しげに歪んだ事だけは、覚えていた**]
(>>179)
[旧炭鉱、という言葉に眉を潜める。何故そんなところに、と口をつこうとして、ユーリエの苦悶が聞こえると、今言うべきことではない、と飲み下した。ローレルの憔悴しきった様子を見ると。撫でる背を、落ち着くようにと、軽くたたく形に変え]
………
[次は悔恨。何故きちんと様子を見ていなかったか。玄関ホールには駐在していたのだ。何故、彼女らが出掛ける前にひとこと、危険な場所には近寄らないように、と(効果があったかは別として)、念を押して置かなかったのか。]
…バール、ですか。
[ローレルから返ってきた返答に(>>175)、彼女らが帰還した際、そのようなものは見ただろうか、そういえば杖の様なものが?と記憶を探る。後で確認しておこう。放置していては危険だろうから。]
[上官の表情と、ユーリエの呼吸の浅さを見るに、決して楽観できない状況であるように感じる。何故こんな、何の罪もない女性が。絹糸の様な髪に、土塊が固まっているのを、眠りについた彼女を起こさないよう、そっと取る。]
[上官の、各自休め(>>211)との言葉に、今自分が此処に居ても何もできる事はない、不要な人数が居ても、ユーリエの眠りを阻害するだけだろう。]
畏まりました。それではわたしは、まだ宿に戻らない者の様子を見て参ります。何かございましたら、お呼び付けを。
[小さく応え、敬礼すると、もう一度ユーリエの様子を気遣わしげに見て、応接室を退出した。]
[この時点では、まだ数名が宿に戻ってきて居ないようだった。ダーフィトと、カーク。ゆゆしげに眉を潜めるのと、諦めるような嘆息が半分。首を振り、ぱんぱん、と頬を叩く。]
[玄関ホールを見渡すと、扉すぐ近くに、先程のバールが落ちていた。拾い上げると、周り階段の影に立て掛ける。これの処置は、明日、上官に確認することにしよう。]
[電灯もない、ま暗い道を走る。胃の底にずっと、鉛の様な重さがある。コテージで誰何を行うが、応えはない。無人の、ただ広い施設に自分の声だけが響く。通りすがりに開きっぱなしの扉を覗けば、そこは倉庫として使用されていたのか。今は何の用途になるとも思えない、花火が幾つか散らばっているのを一瞥して先へ進む。]
[西側方面では成果はなかった。こちら側は特に危険な場所はない筈。先程のユーリエの、白い肌を侵食するような痣を思い出し、掌に嫌な汗を掻く。もう戻っている音いいのだけど、と来た道を逆に戻り、…宿泊所を過ごして、展望台の方へ足を伸ばした。]
[墓碑の様に崖端に尖り立つ、展望台へ向かう緩慢な階段を上がる途中、踏み込んだ瞬間に、元より罅のあったタイルが割れて滑り、重心が崩れた。咄嗟に手をついたが、掌に小さな石が食い込んで小さな苦痛の声を漏らす。顔を上げるが、当然そこも無人だった。立ち上がり、引き返そうとして、]
…………
[全くの人工灯のない環境で、冴え冴えと恐ろしいほど空は済み、星を瞬かせていた。空の紺と海の紺の境は溶けて、こんな事態であるのに、その美しさにゾフィヤは足を留めた。]
[こんな事態であるのに、全く関係無く、此処は美しい。つ、と片側から頬を冷たいものが一筋走った。]
[正しいこと、をしている筈だ。なのに一体、何が足りないのか。何がこんなに、焦燥に駆らせるのか。何故、管理人は不審な病斑に覆われて事切れ、守るべき民間人であるユーリエすら、次に目覚めをこんなに不安に思うような事態になっているのか。]
[無駄な思考は害悪である。考え始めると留まる事が無さそうな不安を腹腔に押し戻し、その場で踵を返す。]
[宿泊所に帰り、応接室を覗くが、特に状況に変化はなかった。伝言板を確認すると、2人とももう館に戻っているようだ。安堵の息を吐き、同時にどっと疲れがでた。任務は明日いっぱいだ。身体を休めたほうがいいだろう。]
[風呂を使い、新しいリネンを取る。そういえばその先、地下への階段。一応見廻っておくかと地階へ下る。シン、と冷えた地階に人の気配はない。]
[そういえば、食料庫の隣、この扉はなんなのだろう。レバーを引こうとするが、固く動かない。鍵が必要なのか。何処に?管理人室?]
[変わった形状の鍵穴を記憶すると、上官、もしくはフレデリカに聴いてみようと思い、その場を後にした。]
[部屋に戻る。そうだ、ダーフィトへの受領証を書かないと、そう思いながら、ベッドに少し横たわると、そのまま意識は闇に呑まれた。]**
夜寝といてよかった頭痛取れたー。
しかし昨日はほぼソロールだったのでいい加減誰かと話したい。
うぇー。何処に襲撃くるかなぁ。
[夜明け前、眠ったままのユーリエが小さく呻き声を上げる
近くにいた誰かが気付いたかもしれない]
うっ……ううっ……!
[苦しみながら思う。
ああ、これはあたし、もうだめかもわからんね……
メイ、ごめんね、あたしがいなくなったら
夜勤のシフト大変だよね……
でも、あんた来なくて正解だったよ……
ローレルは責任感じちゃうかもね……
オズさんも……ごめんなさい……]
[薄れゆく意識で最期に見たのは
あのとき、浴室の窓から見た
暗雲の中に浮かんだ無数の亡霊の顔
それが今は物凄い嘆き声を上げながら
ユーリエを飲み込もうと迫ってきていて
思わず声を上げた]
うっ……や、やだ……、こないで……
怖い……いや…、そっちに、つれてか、な………**
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