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次の日の朝、薔薇園芸家 ローゼンハイム が無残な姿で発見された。
戦火の犠牲は確実に広まる。
それでもなお、戦いは終わらない。
求めるものを手にするまで、人は争い続ける。
己を犠牲にしようとも。
愛する者を失うとしても。
現在の生存者は、鳥籠の支配人 、緋扇君 ギィ、 ベリアン、元小間使い ユーリエ、跡継ぎ アレクシス、元令嬢 エレオノーレ、上級楼主 ファミル、元軍人 ディーター、俘虜 マリエッタの9名。
村の更新日が延長されました。
あのさ!僕は体売ってるんだよ!
おかげで主に怒られてしまったじゃないか!
今日こそは相手になってもらうよ!
[ベットにいるフローラに、強引に口付けようとすると頬をがっしりと掴まれて]
「そんな事より勉強しなさい!それにおばさんじゃない。フローラって呼びなさい!」
[こっぴどく説教をされてから、教師と一緒に勉学に励んだのだった*]
よしよし、ちゃんとイけたね。
じゃあ、もうちょっと続けようか。
[くちゅくちゅと水音と立たせながら彼女の蜜壺を弄る。]
どうかな?
[彼女がビクビクと震えるのが分かる。もっと、女の快楽を刻み込もうと、激しく攻め立てる。]
鳥籠の支配人 は、鳥籠の支配人 を投票先に選びました。
元令嬢 エレオノーレは、鳥籠の支配人 を投票先に選びました。
うん。ずっと良くなった。
[魔の滋養を取り込んだ体は、目に見えて血色を取り戻す。
新しい血が巡り始めた身体を、闇がさらに貪った。]
どれくらい蕩けているか、直接確かめてみようか。
[指先で差し招けば、闇の蔦が獲物を格子に磔にする。]
私の血を媚薬だと思うのならば、それでも構わないよ。
おまえが、今感じている快楽を薬のせいにして、
自分の心を解放してもっと乱れたいと思うのなら。
私は、それでも構わないよ。
[今、快楽に落ちていくのは薬のせいなどではない。
言外にそう言いつつ、展翅された足の間へ手を伸ばす。]
ああ───、もうこんなに蕩けているじゃないか。
[二本の指を深く突き入れてかき回せば、淫らな水音が響いた。]
― 自室 ―
…もう勉強は。
ん…夢でしたか…随分懐かしいですね。
[しばらく寝ていたようだ。
寝ぼけながら隣を見て]
エレオノーレはまだですか。
呼んできなさい。
[召使いに呼びに行かせて、ベットからゆっくり起き上がって水を飲んでいた]
ふぁ…っ‼︎ああっ…‼︎らめぇ…あっ…‼︎
[更に責められれば、彼の指を締め付け強くなる快感に溺れる。
ただでさえ敏感になっているのに、激しくしつこく責められれば、また更に果てようと蜜壺から震える]
ファミル様…
[描いている絵は途中だし、呼ばれてもいないが、エレオノーレはファミルの部屋へと戻ってみた。
ファミルがいれば
何をなさってましたか?
と聞いただろう。]
ふふっ、気持ちいいんだね?
[彼女が再び果てるまで、責め続ける。彼女が果てるのを確認すれば]
さ、じゃあ今度は四つん這いになって。
[そう囁いて、彼女からいったん離れる。]
えっと…、こうですか?
[彼の指示に従い四つん這いになり彼に確認を求める。
なんだか、とても恥ずかしい格好だが、従わないと大変だということは承知していたから従うしかなかった]
― どこかの部屋→ファミルの部屋 ―
[絵を描いていたエレオノーレは、描いている手を止めると
道具を少し片付け、キャンバスは空いている棚に隠すようにして置き
呼ばれてもいないがファミルの部屋へと一旦戻ることにした。
途中、ファミルの召使いに出会うと>>1
足早に部屋へと向かった。]
元小間使い ユーリエは、鳥籠の支配人 を投票先に選びました。
眠っていました。
なんだか懐かしい夢を見ましたよ。
客なのに何もしなかった…私の恩人が出てきましてね。
…説教されてた夢でしたよ。
[フローラという客で、いつも体を求めてたのでなく勉強させられてしまいには、家庭教師がいてさらに勉強させられた話をした後]
[磔になった若者の背に、寄り添うようにして凌辱を続ける。
後庭を暴く一方で、格子の間から手を差し入れて胸の珠を弄った。
くねり悶える背に口づける。]
わかるかい?
今、おまえがどれほど淫らな姿をしているのか。
こんなに愛らしく肌を染めて、全身を震わせて、
しとどに濡れて雫を垂らしているおまえが
どれほど淫蕩に見えるか。
[感嘆の吐息を漏らし、
いいことを思いついたというように笑む。]
おまえにも見せてあげよう。
おまえ自身の姿を。
ごらん。
[言葉とともに、鳥籠の中に揺らめく光が現れた。
垂直になった水面のようにゆらゆらと揺蕩うそれは、
やがて鏡となって正面の光景を鮮明に映し出す。
磔にされ、黒い触手に蹂躙され、
ふたつの手指に犯されている若者の姿を。]
[クローゼットから衣服とアクセサリーと小瓶を取り出す。]
その姿勢のままね。
[そう言って、小瓶の中身を彼女の菊の門に塗っていく。天然のローションであるソレは、これから始まる調教の下準備のためのものだった。]
ねえ、エレオノーレ…
これ着てみませんか?
きっと可愛いですよ。
[バニー服とうさみみを嬉しそうに手渡した]
そうでしたか
フローラ…様
その方がファミル様の恩人なのですね
お客…ファミル様にお金を払って
教育を受けさせてくれるなんて
お優しい方なのですね
[懐かしい話を穏やかな笑顔で語るファミルを見れば嬉しそうに。]
緋扇君 ギィは、鳥籠の支配人 を投票先に選びました。
[渡されたバニー服とうさみみを見れば]
………
ファミル様…こういうご趣味が…?
ファミル様の前でだけでしたら
ぃぃ…デスケド…
んっ…、冷たい…。
[なんだか、よくはわからなかったけれど、冷たい何かが菊の門に塗られていく。
彼に言われれば、そのままの体制で待機していた]
こういう趣味ではないですよ。
エレオノーレが、うさみみつけたら可愛いかなと…
[一生懸命言い訳をして、照れて]
もちろんです。
こないだの透ける服以上に、他に見せたくはありませんよ!
フローラが優しい…あの鬼ばばあ…
[恩人が優しいという言葉に対して、当時の事を思い出して恐怖に震えていた]
まあいずれわかるでしょう…
私の強情でこの仕事をしたのですからね。
怒ってはいないようですがね。
[塗りつけて、そのままくにくにと菊の門を撫で、捏ねる。]
ここもほぐしますよー
[ゆっくりと、時間をかけてほぐしてやる。ここは時間をかけてやらないと。壊れやすいところだから。]
[他に見せたくないと言われれば赤面しつつも顔を綻ばせて]
それなら…いいですよ
今 着替えたらいいでしょうか?
[鬼ばばあと言って青ざめるファミルを見れば]
そんな言葉 お使いになるのですね
ファミル様にも怖いものがあったとは 驚きです
[くすくすと笑った。]
[ファミルと別れた後もファミルのことばかり考えていた。
絵を描いているのは、ファミルに出された課題である
【楽しませること】
で思いついたものだったが
完成した絵をファミルが喜んでくれる保証も自信も全くない。
自分のしていることは無意味なことのようにも思えたし
そんな無意味なことのために離れ離れになっているのはとても淋しかった。
何故 ファミル様のことばかり考えてしまうのだろう
何故 離れ離れが淋しいのだろう
昼間読んだ本のことも引っかかり、自分の気持ちに答えはまだ出せなかった。]
やぁ…‼︎き、汚いよ…。
[菊の門をくにくにと撫で捏ねられビクリと躰が震える。
ダメなのに、どうしても快感には勝てず撫で捏ねられる度にビクビクと震え、嬌声が零れる]
―大浴場―
誰が犯人だ……!
[耳元での大音響に思わずつっこんだものの、
自分が犯人であるのは間違いなく。
自分自身の変化に戸惑っているのだろう。
戸惑いがちな表情は、まるで花の蕾が綻ぶ様で]
ほんとお前は、大人しくしてりゃあ、
んなに可愛いのになぁ……
[己の指が触れる度、ぴくんと小さく反応を返す少女の肢体。
すべての布地を取り払い、隠すものの無くなった白い素肌は、
匂い立つように美しく。
呟いた言葉は自らの心を押し殺すためであっただろうか]
んー?
嫌かも知れんが、診るためにはだな……
元軍人 ディーターは、鳥籠の支配人 を投票先に選びました。
[湧き上がる官能を必死に押さえ込もうとする身体が闇の力で無造作に引き起こされ、檻の柵にガッシリと展翅されてしまう。
まるで生贄の羊だ。
そして、格子を隔てた背後に彼が立つ気配がした。
瞬間、感じた戦きはすぐに現実のものとなる。]
──い、
[足を開かされ、身じろぐことさえできない蕾を逆しまに指で穿られ、ほぐされる。
どれだけ力を込めても黒い拘束具はビクともせず、鈴と腕輪が無情に鳴り響くだけだ。]
汚くないよ。大丈夫。
これも立派に巣立つための訓練だよ。
[彼女の菊の花がほぐれて開花するのを感じれば、「アクセサリー」にローションを塗りながら菊に指の先だけ沈めてみる。]
[磔られた身体を嬲る動きはさらに加速する。
見えない背中に口づけられ、暁色に膨らんだ胸乳を揉み潰される。]
やめろ、 やめろっ ──…っ
[叫ぶ声とは裏腹に腰は快楽に喘ぎ、差し入れられた指に吸いついて奥へ誘うかに蠢く。
緋扇君によって官能を教えられた後孔は淫らな媚洞として目覚めていた。]
[――――きっと、もっと嫌がられるとばかり思っていたのに。
誘惑めいたマリーの言葉に、庭師の男は息を呑み]
あ、あぁ……
[少女の桃色の後ろ髪を一つお団子に結い上げると、
自らは、軽く腰にタオルを巻いた。
日に焼けた筋肉質の体躯に、
戦場で付いた古傷が幾つも走り。
その無骨な腕が、女性らしい柔らかさを帯びた裸身の少女を抱き上げる。
片手には彼女のタオルをはじめ、入浴用の道具を持って。
湯気満ちる大浴場へと足を踏み入れた]
それと君がとても興味ありそうだったので、これを用意しました。
"振動機"です。
常に震えている優れものですね。
私も"達する"と体力消耗するのでね。
それにエレオノーレ相手だと、私も余裕がなくなってしまいますし。
エレオノーレの"達する"姿―
よく見せてください。
―大浴場―
[広々とした大浴場の一角。
浴室用の椅子の上に、少女を腰掛けさせる。
そうして、自らはその前にしゃがみ込み]
――――で?
何処がどう調子が悪いんだ?
[にっこりと、微笑んだ]
んうぅ…!!
[彼の指の先が埋まるのに合わせビクリと腰を揺らす。蜜壷の時よりも彼の指の熱を感じキュッと指を締め付ける]
[次にどこに触れられるかわからない恐怖がベリアンの肌をそそけだたせる。
だが、緋扇君が鳥籠の中に呼び出した魔鏡は、問題を解消するどころか積み増した。
ありきたりの鏡ではない。
結ばれる像は眼鏡なしでもぼやけることなく、自在に距離や角度を変えて、緋扇君に嬲られ昂るベリアンの浅ましい姿を映し出す。]
あ… んうっ
[屈してはいけないと身悶えしつつ、後ろを貫かれる刺激だけで達してしまう瞬間をまざまざと見せつけられ、ベリアンは力なく呻いた。]
大丈夫そうだね。
[そのままゆっくりと、くにくにと指を蠢かせてほぐしていく。]
もうちょっとほぐしたら、尻尾をつけてあげるね。
[犬の尻尾を模した飾りと数珠がくっついたような「アクセサリー」を彼女に見せつつ。]
ファミル様…
ファミル様は 私と離れている間…淋しかったですか?
私は…とても淋しかったんです
絵を描くのは自分で決めたことですけれど
そして 今 ファミル様に会えて
とてもうれしいのです
何故 こう思うのでしょうか
この気持ちは なんて説明を付けたらいいのでしょうか
……こんなこと 聞かれても と お思いになるかも知れませんが
自分では 答えが出せないのです
[振動機を見せられれば]
え…
ファミル様…これは一体……
い いやです こんなもの使うなんて…っ
/*
やだもお〜〜
すれ違いまくりんぐ(しろめ)
リロってもリロってもファミル様の発言がないな〜
と思ってたのに(だから落としたのに)
ちゃんと発言してくれてたぁぁぁぁ
んああっ…!!あっ…。
[くにくにと蠢く彼の指に無意識のうちに腰を揺らす。]
は、はい…。
[彼からアクセサリーを見せられ恥ずかしそうに応える。]
とても寂しかったですよ。
喧嘩してしまった時は特に…
この世の終わりかと思ってしまいました。
[本音を漏らす眼差しに]
考えなさいと言いたいところですが、エレオノーレ―
答えましょう。
それは"愛"というものです。
心が通じ合うと、離れたくなくなるものです。
振り回されてしまうものです。
求めてしまってしょうがない感情です。
っ、く……
[近づく男の手を拒むように──
というよりは、ちょっぴり怯えたように。
その指先が髪を結いあげる際の、髪先が肌に触れる擽ったさに。
嗚咽のような呼気を抑えながらきゅっと瞼を落とす。
抱き上げられることにも無抵抗で、
不安定な身体も心も、どこか覚束ないまま託しきっていた]
っ、んっ……きゃ、っ……
[座らされた椅子の感触すら思考が熱に浮かされる。
半開きの濡れた唇が、押し殺そうとする声を洩らしてしまう。
それもまた混乱の背を押していて。
脚をぎゅっと寄せて閉じながら、
焦点をやや曖昧とした翠の瞳はじっとディタを見つめている]
どこって……、…………。
よし、そろそろいいかな。
[数珠のようになった部分をゆっくりと彼女の菊の花に入れていく]
どう、かな?
[ついでに彼女に犬の耳を模した飾りがついたカチューシャを付ける。]
俘虜 マリエッタは、鳥籠の支配人 を投票先に選びました。
やめろと言っても、ほら。
おまえの身体は私を求めているよ?
こんなに蠢いて吸い付いて、離そうとしない。
[拒絶の言葉を吐きながら、若者の身体は快楽に屈していく。
その証の水音をことさらに大きく立てて、
喘ぎと鈴音の協奏に更なる旋律を加えた。]
……わかりました
着替えてきます
ファミル様も達すると体力を消耗されるのですか?
でしたら あの…
お疲れのようでしたら おやすみになられたほうが…
[ファミルが眠れば振動機責めも受けずに済むかと
淡い期待を込めて言ってみた。]
んっ…。なんだか、恥ずかしい…です…。
[数珠のようになった部分が一つ一つ入って行くたび、腰が揺れ吐息が漏れる。
犬の耳を模したカチューシャをつけられ、更に羞恥心が煽られる]
もう指だけでは物足りなくなっているのだろう?
言ってごらん。
あなたで貫いて欲しい、と。
[片方の手で秘部を拡げ、指が往還するさまをことさらに見せつけながら、屈従と被虐の言葉を再び求める。]
いやですか、しょうがないですね。
…じっくり見ていたかったですのに。
[意外な反応に困惑する。
間が早すぎたのかと、またの機会を伺うことにした]
いえ、今眠ったばかりなのでぜんぜん大丈夫ですよ
[むしろ期待が膨らんで元気で、楽しみでしょうがないのだった]
ファミル様…
この世の終わりなんて…おおげさです…
[言いつつ、そんな言葉を聞けば嬉しさと愛しさが込み上げ
目頭が じーん と熱くなった。]
愛―――…
そう なのですか
しかし………
私はファミル様と まだ出会ったばかりですし
それなのに……
[まだ自分の気持ちの整理がつかずに困惑していた。]
よし、あとはこの服を着るだけだ。
[そう言って、「アクセサリー」と一緒にクローゼットから出したメイド服を着せる。下はミニスカートはであえて露出度を上げている。スカートの下からぷらん、と犬のしっぽが垂れている。]
これで、外に出るよ。
[首輪に綱をつけながら言う。]
[「いやだ」と言ったことに、強引に押して来ないファミルを見れば
少し意外そうな顔をしつつも、
「嫌なことはしない」
という約束を守ってくれることがうれしかった。]
(そういえば 先程お休みになられていたんだった…)
ファミル様 ありがとうございます
無理強いされないこと とてもうれしく思います
私も あの…ファミル様に喜んでいただけることが
できたらいいなと思うのですが
ですが やはり そういったものを使うのは
心の準備と申しますか
その…怖くて……
[そんなどっちつかずのことを言ってみた。]
は、はい…。
[大人しくメイド服を着せられている。少し短めのスカートからぷらんと垂れるのは犬の尻尾であった。
首輪に綱をつけられながら言われれば、大人しく従う]
あの…いつか そういったものを使えるようになったら
と申しますか
心の準備ができたら………
[準備などいつになっても出来そうになかったが、そう嘯いて]
今は これが精一杯です…
[ファミルの背中に両手を回すと きゅっ と*抱き締めた。*]
いいのです、時間はたくさんあります。
ゆっくり考えなさい。
…例えどんな答えでも、私はエレオノーレの答えを。
ちゃんと受け止めますから。
泣くのはおよしなさい。
私も悲しくなってしまいます。
[そっと涙を拭って]
君の苦しみは、私の苦しみです。
エレオノーレはまだ若い。
わからないことがあれば、考えればいいだけのことです。
[そんなこと、言えるはずがない。
たとえ頼る先がディーターだけだったとしても、
そんな恥ずかしいことできるはずが――…
それが、心の内に揺曳してゆえの仕草だったものの。
自ら脚を閉じるだけのその動作に、
意識を撹拌されたかのような眩暈に襲われて瞳を瞬く。
二度、三度と繰り返して、これ以上を恐れるみたいに、
しなやかな太腿から力が抜けてしまっていた]
……ん、……ここ…………
[つま先が浴室の床を擦りながらゆるゆると脚が開く。
両手は自分を抱くようにして柔らかな弾力を隠してはいるものの、
幼さの残る陰りのない淡い丘陵は隠すものなどなにもなくて]
ここを、……さ、触って――…
[視線を感じるたび微細に震え、内腿を蜜の滴で彩る――
緩くとはいえ、自ら開いた純白の脚の間を呈し、囁いた]
こん な、 いや… だ
[痙攣の余韻を纏わせながら吐き出される言葉はすでに拒絶の色を失い、単なる怯えと化している。
その間も腰はやるせなく満たされない疼きを訴えていた。
与えられた魔性の血のせいなどではない。これが己の本質。
緋扇君が籠絡を止めない限り、理性を綻ばせて淫蕩に堕ちてゆく課程を隈無く晒すことになると知れた。]
[決して荒らげられることない緋扇君の声が優しく屈従を突きつける。
ベリアンの身も心も自分のものにすると宣言した男。
彼が人を喰らう魔物とわかった以上、国元へ伴うことはできない。
それだけは確実で──]
欲し い …、
[啜り泣くように零された声が伝い落ちる。]
―廊下、自室前にて―
さあ、出なさい。
[リーリエに外に出るよう促す。彼女は羞恥心からか少し扉の向こうでもじもじとしていたが、首輪についた綱を引けば渋々部屋から出てくる。
白昼にこの格好で部屋を出るのはかなり羞恥心を煽るであろう。]
私はただ君の苦しむ姿は、見たくないだけです。
いっときエレオノーレを閉じ込めて、我が物としたい時もありました。
しかしいくら閉じ込めても、君は悲しむだけだと思うと私は…
胸がとても苦しくなりました。
[振動機について]
エレオノーレが謝ることではありません。
私が時期を図れなかったのです。
すいませんでした。
ー廊下・部屋の前にてー
ううっ…、はい…。
[彼に綱を引かれ渋々廊下に出る。けれど、羞恥のあまり、立ち止まりもじもじとしていただろうか*]
!!
[懸命に抱きしめる愛しき手に、驚いて]
エレオノーレ、ありがとうございます。
…とても嬉しいです。
[こういう温もりもあるのだと―
熱いだけが愛ではないのだと知り、その一時を大切にしたくて―
そっと*抱きしめ返した*]
[…――――感度が良いのだろう。
椅子に座らせただけで、甘い囁きが口から零れ。
脱走を目指して大暴れする普段の姿とは一変した、
朱に染まったマリーの眼差しから目が離せずにいた。
桜色の髪に映える翡翠の瞳は、
涙でうるみ、まるで何かを訴えかける様で]
…――――んー? ここ、か……?
[頼りなげに開かれるマリーの脚の間に、
そっと指を触れさせた。
秘所ではなく、胸を掻き抱き隠すその仕草は
少女の無垢さを伝えてきて]
[吐息が触れる程の距離で互いに向かい合い。
ゆっくりと、視線を少女の内腿の奥へと向ける]
…――――もっと開いてくれんと、見え無いな?
[そんな風に、告げて。
切なげに震える丘陵の奥、濡れた蜜を掻き混ぜた。
くちゅくちゅという湿った水音が響くも、
それは触れては離れる、もどかしい程度の刺激でしかなく。
少女の熱を逆に高める結果となっただろうか]
ふむ、なんだろうなぁ……、これは。
トイレでも我慢してたのか?
…なんてな。
治療する方法が無くも無いが……
お願いするなら、治してやるが?
…――――この中にお薬を挿れて下さいって、な。
ぁ……っ、んっ……
[触れる指先から伝わる体温に、ぴくんと肢体が跳ねさせて。
微かな刺激に逸るような呼気を漏らして、
きゅっと目を閉じ、自身を抱く腕にも力を籠める――
その抱擁に窮屈に押し潰された弾力が男にも伝わるだろうか。
尖る先端は覆い隠されてはいたけれど、
下肢に触れる指が微動するたびに抱く力加減が変化して。
歪む柔らかさが触れずして堪能できる光景となっているのを]
もっと、……って、…………
[注がれる言葉を、途切れ途切れの小声で反芻しながら。
ごく、無意識に。
淡い刺激にもどかしそうに身体を震わせて、
物欲しげに、意識せずとも求めるように――…]
―回想・食堂にて―
お前は絶対、俺が逃してやるから――――…
[そう、耳元で囁いた。
…――――彼女が自由の身になるその時が、
互いにとって恐らく今生の別れに等しいと。
その事実は、どうしてか男の胸に刺すような痛みをもたらして]
[羞恥に高まる体熱が、快楽の痺れを煽るかのようで。
頬の熱だけが意識を留める楔のようなもの。
それでも、深い接吻のような水音を立てる指先を、
涙交じりの視界が映せば、白い脚は無防備に開かれた]
ん……もっと、……して……
[濡れた翠の双眸を揺らめかせて小さく呟く。
それが、とても恥ずかしいことだとも分かっていても。
悪戯に煽るだけのディタを泣きそうな表情で訴えながら。
背筋を這い上る喜悦の漣を、溢れる蜜を、
経験のないそれに、薬の効果も手伝っては堪えようもなく]
……っ……薬が、あるなら……はやく――…
[最後まで綴ることを躊躇ったのは、ほんの一瞬で]
――――入れて……くだ、さい…………
家族も、記憶も、なくしちまったって事か……
その、大変だったな……
[マリーから視線を逸し、告げる言葉は
血を吐く程に、辛そうで*]
うぅむ……
俺のお薬は此処から出る!
とかやったらギャグだよな……
軽く悪戯するだけのつもりが、うん、ごめん。
理性=サンがログアウトした……!
マリーが可愛い過ぎてやばい。やばい(二度言った
それじゃあ、中庭で日向ぼっこでもしに行こうか。
[彼女の綱を引いきながら歩み出す。
犬の耳を模した飾りのついたカチューシャ。白と黒を基調としたフリルのついたメイド服。スカートの丈は短く、スカートの中から犬の尻尾のようなものが垂れている。そんな格好で首輪の綱を引かれているリーリエはまさに犬の様だった。]
誰かに会うかもしれないけど、いいよね。
[白昼、つまり人が活発に動き回る時間。誰にも会わずに中庭までたどり着くことはないだろう。]
― 自室 ―
〜♪
[ティーを飲みながら、うさみみ姿のエレオノーレを楽しみにしている]
きっと可愛いでしょうね。
ああ、可愛いからきっと悪戯したくなってしまいそうですね。
[職業病はすぐにはなくならない]
!!
さっかくだから私も何か着ているのはどうでしょうね。
[ぱちん!召使いに服をださせて。
待ってる間選び、着替えて置こうと準備した]
[着替え中―]
見た目より窮屈ですね…
痛いでしょう…!
な、なんですか!私の大事な所を潰す気ですか…
………。
これわざとつけるんですか?
レンズはいってませんが…
[文句ばかりのファミルに、召使いも苦い顔を浮かべていた]
よくできたね。良い子だ。
[望むままに蹂躙を乞う言葉を口にした黒蝶を
愛おしく撫で、腰骨に口づける。
戯れに牙の先で肌を浅く裂いて、舌先を遊ばせた。]
今度は、もっとちゃんとお願いしてごらん。
貴方を入れてください、
貴方のもので中をぐちゃぐちゃにかき回してくださいと。
───してほしいのだろう?
[更なる言葉を強いながら、手と身体を離す。
声はあくまでも甘く、だが冷たく宣告した。]
可愛くおねだりできるように、しばらく練習していなさい。
私はこれから少しすることがあるからね。
帰ってきた時に、練習の成果をみせてもらおう。
もちろん、その間も寂しくないようにしてあげるよ。
[優しく告げて、片手を翳す。]
はい…
[「ゆっくり考えなさい」と言われれば
やはり自分で考えるしかないのだ、と。
敷かれたレールの上を歩くだけだったエレオノーレは
自分にその答えが出せるのか不安にも思ったが
無理強いをせず、優しく見守ってくれるようなファミルの態度
抱き締め返してくれるぬくもりを感じれば
エレオノーレの中で何かが変わり始めていることに気付かされるのだった。]
[服に着替えるとファミルの前におずおずと姿を現す。]
ファミル様…着替えてきました
[エレオノーレの目に映るファミルの姿はどのようなものだっただろうか。]
[たちまち、闇がその姿を変えた。
網のように細かく複雑に絡みつき、
柔らかく、だが強固に獲物の身体を持ち上げる。
鳥籠の上部からさらに吊り下げた彼の足を
太い蔓が膝裏を掬い上げるようにしながら左右に割った。
鳥籠の床面からさらに闇が生え、腰を包み込むように絡みつく。
そして中心から伸びた太い触手が、肉洞を繰り返し突き上げはじめた。
一見すれば、黒い椅子に座っているようにも見えるだろう。
だが、それは蠕動し脈動する椅子だ。
格子に磔にされていた時よりは、身体を動かす余裕がある。
しかし、責めから逃れることは決してできない。
縛められた姿を、魔鏡が余すところなく映し出す。]
おまえが中で十分に達った頃、帰ってくるよ。
存分に楽しんでおくれ。
[機嫌よく告げたあと、あっさりと身を翻す。
若者の反応を気にするそぶりもまるで見せず、部屋を出ていった。
鍵が掛かる金属音が、重く響く。]
は、はい…。
[綱を引かれ、>>〜5の彼と共に中庭へと向かう。
カチューシャとスカートから見える尻尾のせいで、まるで犬のように見える。
恥ずかしさのあまり俯き彼に続き中庭へと向かう。途中、誰にも会わないようにと願いながら]
― ファミルの部屋→ ―
[ファミルの部屋へ入ったエレオノーレは暫くすると
先程と同じ格好(青いチェックのワンピース)で出て来て
また
傍らにはファミルもいただろうか。]
― 廊下 ―
[雛を部屋に残し、鍵を掛けて外に出る。
機嫌のいい足取りは、庭の方へと向いた。
庭の一隅には温室がある。
このあたりでは珍しい植物も栽培されているはずだ。
その途中、娘を連れた男と行き合い、足を止める。
アレクシス・モーガンという名を、記憶の中から見出した。]
これから散歩かい?
ずいぶんと可愛らしい子を連れているね。
[軽く手を上げて声を掛ける。
服を着た犬といった風情の娘にも、ちらりと視線を投げた。]
― 廊下 ―
[
>>~5>>~6の姿をとらえた。
遠目には髪の長い女性が、服を着せた白いアフガンハウンドを連れているように見えたが
近くにくると、女性に見えたのは身長からして男性だろうかと推測した。
その人物が連れているアフガンハウンドに見えたのは
いつぞや出会った女の子だということがわかり
何故そのような恰好をしているのか訝った。
困惑しているような女の子を見れば声を掛けずにはいられず]
女性をそのような姿にして
なにをなさっていらっしゃるのでしょうか
[黒髪の人物に聞いてみた。]
/*
>ギィ様メモ
「状況を少し細かく灰に残しておくと、後で国主様に気づいていただけるかもしれません。」
なるほどです
発言の更新はさほど問題はないように思いますが
メモが時折おかしいようです
【報告】
1d23:03:46のマリエッタのメモにオンマウスするとプロローグのギィのメモになります
2d23:19:04のエレオノーレのメモにオンマウスすると1dのマリエッタのメモになります
どちらもメモ履歴のほうは問題なく正しいもので表示されます
2つに共通して言えることは
その日の2つめのメモが 前日のものになるらしい ということです
なお、2d23:19:04のエレオノーレのメモ履歴のほうで
>>0というアンカが貼られているのですが
こちらも同様にオンマウスすると1dのローゼンハイムのセリフが出て来ます
[>>~5>>~6に気を取られ気付かなかったが
微笑みを携え、優しい雰囲気の朱い髪の人物もその場にいた。>>~7
こちらの方は女性だろうか…
黒髪と銀髪の女の子が気になりつつ、赤毛の人をじろじろと見てしまった。]
おお!
[思った以上に可愛らしく、言葉がでないほど照れていた]
とてもよいです。
美しささえ感じさせます!
いいですね、ああ、すごくいいです…
[感動しているファミルの姿は、いつもの白い服ではなく
三つ揃えのスーツに眼鏡の姿であった]
[三つ揃えスーツに眼鏡姿のファミルを見れば]
!!
ファミル様…そのお姿は一体………
[あまりにも凛々しい姿にしばし見惚れた。]
[優しい雰囲気の人はエレオノーレのことを
「お嬢さん」
と呼んだ。
声の調子と、その呼び方から男性かと察し
凝視していたことを気付かれれば気まずそうに]
あ いえ…なんでもありません
すみません
[視線を下げたが、しばらくすると気付かれぬようまたこっそりと見詰めていた。]
/*
実は絵のモデルになって欲しいエレオノーレ
\ヌードジャナイヨ!/いや、中身的にはヌードうれしいですけど←
変ですしょう…変ですよね…
エレオノーレも着替えるなら、私もいつもと違う恰好にしてみようかと…
すごい窮屈なのです…股のあたりとかですね…
[いつものゆったりとした服と違い、ぴっちりとしたスーツにもじもじとしていた]**
いえ そんなことありません
とても すてきですよ
え…股間が…
[うっかり視線を落とし、見詰めてしまえば
なるほど、ぴたりとした服は少し窮屈そうだった。
見詰めながら、ファミルが下着を着けない主義であることを思い出すと赤面した。]
[髪の長さは違えど雰囲気がどことなく似ているだろうかと思いながら赤毛の人物を見詰めていた。
黒髪と銀髪の女の子との会話が一段落すれば
少し緊張した面持ちで赤毛の人物に思い切って声をかけてみる。]
あの…私はエレオノーレ・アルフォードと申します
あなたのお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか
[相手から回答は得られただろうか。]
謝ることはないよ。
君のような人に見つめられるのは、私も嬉しい。
[こちらに声を掛けられて、
なんでもないと視線を伏せるさまからは、
青いワンピースとも相まって控えめで清楚な印象を受ける。]
───私かい?
ここでは緋扇君と呼ばれているよ。
君の名も、聞いてもいいかい?
[名乗り、問い返してから、ちらと彼女の向こうを見る。]
ファミル殿のところにいるのだね。
彼は、優しいだろう?
緋扇君…
[覚えるように復唱しながら、答えてもらえたことに少し安堵の色を見せた。]
…?
はい 申し上げましたとおり
名はエレオノーレと申します
[至極普通に本名を名乗った。]
ファミル様は………
[優しいだろうと言われると頬を染めつつ言葉に詰まった。]
/*
今、ものすごく挙動が不安定で、画面全体が点滅していたりしたのです。
私がブラウザ開きすぎなだけですか?
(たぶんそう)
/*
あ、ごめんごめん。
発言落としかけてからそちらの発言見て慌てて書き直したから、ちょっとおかしいところがあったね。
上手くつなげてくれて感謝。
/*
というか直打ちすると変換上手くいかないんだけど、やっぱりブラウザがおかしい気配。
どっか、変なキー触ったかな。
メモ帳で書いてから落としてるから、あまり不便ではないけど。
[>>~13優しい物腰と穏やかな話し方を聞けば
緋扇君は優しい人だ、と人物像を勝手に組み立てる。]
緋扇君は 今 お忙しいでしょうか
あ 今…でなくとも構わないのですが
折り入って相談事が…
[警戒心は皆無でそんなことを言ってみた。]
そんなふうに頬を染める君は
また匂い立つような可憐さがあるね。
とても、佳くしてもらっているようだ。
[秘め事の意を含ませながら、暗に庭師の手管も褒めた。
再度問うた名をそのまま返されると、小さく首を傾げる。]
ああ、言い方が悪かったね。
もうひとつ、名をもらってはいないのかい?
[非難する様子は微塵もなく、単に好奇心から聞いているのだという顔をした。]**
相談ごと?
[聞かれれば、軽く思案するような表情を浮かべた。
だがそれもすぐに、微笑みの中に溶かす。]
もちろん、構わないよ。
私でよければ、なんなりと。
[用事はないわけではないが、急いでいるものでもない。
気軽く了承を返す。]**
[心の中まで見透かされるような瞳には耳が熱くなるのを感じたが、平静を装った。]
…?
もう ひとつ…とは?
私の名はエレオノーレです
他に名などありません
[きょとんとしながら馬鹿のように同じ名を復唱しては緋扇君同様に小首を傾げた。]
実は 私は今 絵を描いております
不躾なお願い事で大変恐縮ではございますが
できましたら緋扇君にその絵のモデルになっていただきたく
ご相談させていただきました
全てを想像で描くのは
私の腕では限界がありまして
あの…無理でしたらいいのです
なってもらえるのでしたらお暇な時にでも
絵画室へ来ていただければうれしく思います
[なるべく控え目に言ってみたが、それでもかなり図々しい
絵画室(に勝手にしている部屋)の場所を説明した。]
― 暫くのち ―
では また 絵を描きにいってまいります
なにかありましたら いつでも お呼びください
…呼ばれる前に 戻って来るかもしれませんが
[苦笑しながらそのまま出て行こうとして はっ となり
青いワンピースに着替えた。
着替えている間、思案して]
ファミル様…
絵を描いているところと
未完成の絵はお見せすることができませんが
途中まで一緒にいらっしゃいますか?
あまり…ファミル様と離れ離れでいるのも淋しいので
一緒に歩けたら と…
その…迷子になるかもしれませんし……
[ファミルと離れたくない気持ちは伝わるだろうか。]
こんにちは。えっと、リーリエです。
[>>~7の彼に危うく本名を名乗らないようにアレクシスから貰った名前を名乗った。
赤い長髪の男性らしき人に挨拶をしていると、前に会った同じくらいの女の子>>~8を見かけた。]
えっと、こんにちは。あの時、怪我とかしなかった?
[ふと転びそうになった時のことを思い出し彼女に尋ねた]
[少女の両腕に抱き締められて。
幼い顔立ちと小柄な体躯には不釣り合いな程の膨らみが、
押し潰されて形を変える。
その光景と、
紡がれる"もっと…"という懇願が、
男の理性を容易く溶かした]
…――――いい子だ。
ちゃんと、お願いができたな?
[椅子に腰をかけたまま、無防備に両脚を拡げ。
目の前にしゃがむディタへと、
素直に濡れた蜜壺を晒すマリーの頭をそっと撫でる。
その声と表情だけは、
これ以上無い程に静かに優しく]
さ、おいで、マリー?
[抱き寄せ彼女を立ち上がらせる。
そうして不安げなマリーの腰を支えながら、
その身を壁に押し付けた。
少女の胸の膨らみが、
壁面の豪奢なタイルと男の胸板に挟まれて――――…]
――――可哀想に。
辛かっただろう?
[聖女を誘惑する悪魔の如く。
マリーの耳元で甘く囁く。
折り曲げた指先でしとどに濡れた入口の具合を確かめれば、
媚薬の効きは十二分。
この感度なら、痛みも一瞬で済むだろう]
そうか。
いや、なんでもないよ。
[小首を傾げたエレオノーレに笑ってみせる。
かの庭師は彼女に本名のまま働かせるつもりかなと
ぼんやり考えはしたが、それ以上は気にしなかった。
近づいて来た彼女の方へ身体を傾け、耳打ちを受ける。
そうして少し、目を見開いた。]
絵のモデル?
───ああ。
君のその指が、私をどのように描き出すのか、
とても興味があるね。
いいとも。
いつでも呼んでおくれ。
私の子が無事に巣立つまで、しばらくはここにいるからね。
[使用人を通してでも、直接でも、
呼んでくれればモデルを引き受けよう、と頷く。]
でも、 ああ…
[続く声は、さらに密やかなもの]
密室で君と二人きり、なんてことになったら、
私が我慢できなくなってしまうかもしれないよ?
[ふ…、と戯れのように、濡れた息を耳元に吹きかける。]
[エレオノーレに耳打ちを返してから、悪戯な笑みを浮かべる。]
───なんてね。冗談だよ。
君に手など出したら、ファミル殿に睨まれてしまうからね。
でも 、 少し味見するくらいはいいかな?
[冗談と呼ぶにはやや物騒な言葉を吐いてから、
韜晦するように軽やかに笑ってみせた。]
―少し前・廊下で―
[ディタへと耳打ちする密やかな声が此方にも響く。
隣国の人間とはいえ、此方の言葉を学びもしている――
――少々、片言だったり、乱暴だったりは愛嬌としても、
言葉の意味を理解はできる、のだけれど]
…………。
[漏れ聞こえたその言葉に、
瞳をぱちぱちと瞬いてエレオノーレを見つめる。
その瞳に映る表情に何だか不思議げに。
そうして唇だけが動いて、音を出さずに]
"頑張ると、いいですよ"
[ディタに何を返されたかまでは知らない。
が、きっと、ろくでもないことだろうと、
そんな予想の上でもそれを伝えて微笑んでいた*]
―回想・食堂にて―
……なに、僕を可哀想な子にしてやがりますか。
そりゃ、記憶もねーですし、家族もいねーですよ?
でも、こうして生きてるし、
別に……大したことじゃねーです。
[デコピンした指先を手元へと何事もなかったように引き戻し、
皿に残った付け合わせのポテトを摘んでそれを差出しながら。
半眼で男を見つめる瞳には負感情ではなく――…]
……思い出せないってことは、
思い出さなくていいってことだって思ってるです。
[好奇心で彩って、
それから、薬の効果を漸く思いだしたかのように。
ゆらゆら揺れる光で、食事の間ディタを映していた*]
ありがとうございます
[OKをもらえれば ぱっ と顔を輝かせて礼を一言。]
いつでも…
でしたら 今からどうぞご一緒に
丁度 そちらへ向かうところでしたので
[来ると言われればファミルとは別れ、二人で部屋へと向かっただろうか。]
[緋扇君の物言い、一挙手一投足に翻弄されれば
冗談で言われたこともわからず生真面目に]
そそそそれでしたら蜜室はやめましょう
窓も扉も開け放ってオープンにすればいいですよね
[耳に吹きかけられた吐息には紅潮しながら
早口で言うと一歩後ずさった。]
[伸びた手が頭を撫でる、その感触に。
二度めのそれは最初よりも感情を堪え切れず表情を緩ませた。
記憶を失くして、
行き先すらなくなって戦災孤児となってから。
戦渦の国での孤児院などすぐに人が溢れるせいか、
より早く大人になることを求められていたその結果。
成人前に軍に入る選択肢を選んだのは、
誰の言葉に、従ったのだっけ……そんな事を考えながら。
優しい声に促されるように]
ディー…タ…………?
[>>~21普通の口調で話し掛けられれば
自分の心配は無用だったかとしばし思案して]
リーリエ…
あの時は ええ 大丈夫です
お見苦しいところをお見せいたしました
ご心配いただき 恐縮です
えっと…あの…
リーリエこそ 大丈夫ですか?
その 恰好…
[服装のみならず、手綱で引かれていることを懸念して。]
………ご冗談ですよね…
もう……お戯れを………
[>>~23>>~24を聞けばどぎまぎしながら
早鐘を打つ心臓を鎮めるよう努めた。]
[抱き寄せられるまま、素直に立ち上がる。
それだけでも小さく苦しげな息を吐きながら。
怖い――そんなふうに訴えかける瞳の揺らぎを、
そっと瞼を伏せることで飲み込ませて。
壁に押し付けられれば、
怯えの雰囲気を滲ませはすれど、とても素直に]
ふゃ、ぁ……っぁ、ん……、
――――ディタ、はや……く……
[耳孔から染み入る甘い響きに、
ぴくんと身体を跳ねさせ花弁を辿る指先に熱い潤いを伝えて。
無防備に預けられた身体を託す囁きも、
燈された熱に蕩けてしまったかのように――]
はやく、……治して……?
/*
絵に描くのはファミル様
なんだけど、本人にモデルになってもらうのは気恥ずかしいので
なんとなく雰囲気の似ている(髪の色と長さ違い)
緋扇君にモデルになってもらおう
というわけです
ポーズを取ってもらって、下書きが済めばOKです
冗談かどうか、確かめてみるかい?
[離れてしまったエレオノーレへ、
ごく自然かつ滑らかに間を詰める。
背後が壁なら、手をついているだろう。そんな距離。
唇を彼女の顔の横に寄せて、囁く。]
君がオープンな方が好みだとは、失礼した。
もちろん私はどこでも、 いいよ。
─── しよう。
[何が、とは言わずに含ませて囁く。
暫くの沈黙を挟んだあと、喉の奥で笑った。]
許しておくれ。
君の可愛い反応を見ていると、
ついからかいたくなってしまうんだ。
……そうだな。今からというなら…
[少し、何かに耳を傾けるような風を見せたあとに頷く。]
あまり長い時間でなければいいよ。
呼ばれれば、途中で行ってしまうかもしれないけれど、
それでもよければ。
ただ、彼に許可をもらってからにしなさい。
君は今は、ファミル殿のものだからね。
既に許可を得ているのなら私の杞憂だけれども。
[庭師同士の決め事を、
互いの雛鳥には手を出さないというそれを破る気はないと示す。
どんな形であれ、当人の庭師以外と二人きりになるのなら、
通すべきものは通した方が良いと促した。]
……心配いらない。
私も、他の庭師が抱えている雛に手を出すような
無粋な真似はしたりしないよ。
それも、これほどに大切にされている雛にはね。
[身体を離せば、なんでもないことのように笑った。]
ししししようとは
一体なにを……
[酷く狼狽したあとで、からかわれていたと知れば
高鳴る鼓動を抑えつつ]
緋扇君は…お人が悪いですね
こんなご冗談を そんな真顔で仰るなんて
はい さほどお時間は取らせません
ポーズを取っていただいて 下書きが済めば
あとは一人で描き進められますので
モデルの許可を…?
絵のモデルになっていただくのに
ファミル様のご許可が必要なのでしょうか?
[割と自由にさせてもらっているエレオノーレには、そう言われたことが不思議だったが]
わかりました
聞いてみます
[許可を取ろうと]
ありがとうございます。
[可愛らしいと言われれば、嬉しそうに微笑む。]
きゃっ…‼︎
[>>~25の指が戯れるようにスカートに触れようとすれば、両手でスカートを抑えながら恥ずかしさに頬を赤らめた。]
[>>~31間を詰めて囁かれ、>>~32身体を離されればファミルの元へ]
ファミル様…
こちらの緋扇君にモデルになっていただいて
絵を描こうと思うのですが
二人になるご許可をいただけますか?
もちろん 何事もないよう
部屋の扉も窓も開け放ってオープンにいたしますので
お時間はさほどかからないと思います
下書きが済めば終わりですので
……15分 くらいかと
[上目遣いで擦り寄ると ぴたっ と躰を密着させておねだりしてみた。]
う、うん…。恥ずかしいけど、大丈夫…かな…。
[>>~29の彼女に苦笑いをしながら返す。最後の方は声が少し遅れ、実はとても恥ずかしいと伝えていたかもしれない]
もし いくらオープンとはいえ
部屋で二人きり…という状況がだめでしたら
屋外で写生させていただきます
どうかご許可いただけますよう
お願い申し上げます
[躰は密着させたまま、真っ直ぐにファミルの目を見詰めた。]
[>>~35
エレオノーレは、嫌なことをさせられているのではないかという心配から声をかけたが]
(恥ずかしい……くらいなら大丈夫だろうか)
そう ですか
大丈夫なら…よかったです
あの なにかお困り事がありましたら――…
[言いかけ、一体自分に何が出来るのだろう
話を聞くくらいしか出来ない、話を聞くといっても、次にいつ会えるかもわからない、と思うと
それ以上何も言えずに沈黙した。]
[「ダメ」な時に「ダメです」と言える人はいるだろうか
否―――…
ほとんどいない。
リーリエの様子から彼女の感情の機微を読み取ろうと注視した。
自分の心配が杞憂に終わればいいと思いつつ。]
[ファミルに擦り寄りおねだりするエレオノーレの様子を見ながら、よく訓練されているなと思う。
あれが訓練の成果ではなく、彼女の本来の性質なのだとしたら、
───きっと彼女は、良い娼婦か傾城になれるだろう。
将来が楽しみだ、という顔で二人の遣り取りを眺めている。]
[おそらく雛鳥であろう少女に>>~8尋ねられれば]
ここがどんな施設か知っているだろう?
もちろん、これもレッスンの一環だよ。
これくらいの羞恥には耐えられるようにしないとね。
[と答え、>>~25にて、尻尾の根本はどうなっているかと尋ねられれば]
ちゃんと体から「生やして」いますよ。
これはこの子が売られてから、どんな要求にも耐えられるようにするレッスンでもありますからね。
この服装一式はこのレッスンのための特注品なんですよ。
[と、微笑みながら言う。]
ですので、しっぽを触ってやると喜ぶかもしれませんよ?
[リーリエの方を見遣りながらそう続ける。]
ほう、ちゃんと「生えて」いるとは。
それは好い。
[アレクシスの説明に感嘆の声を上げる。]
ああ。どんなところへ行っても困らないように
ちゃんと教えておくのがこの子のためだからね。
さすがはモーガン家の御子息だ
私が触らせてもらっても?
[>>~41サラリと「レッスンの一環」と言ってのける涼しい顔を見れば
どこか身の毛のよだつのを感じ
緋扇君に尻尾の説明をしているのを聞けば
(生やしている とは?)
少しの興味を引かれ、リーリエを注視しつつ
3人のやり取りを眺めていた。]
/*
Σちょっと待って!!!
言葉の言い回しがギィ様のなぞりになってる!!!
ひぃぃぃ><今気付いた!!!
近くの会話に引き摺られすぎぃぃぃ
ボキャブラリーなさすぎぃぃぃ
この軟弱め!軟弱め!!!(しろめ)
[気になるのかな、と言われれば>>~44]
はい
とても…気になります…
[答え、しかし屈託のない笑顔でリーリエを撫でているのを見れば
(心配することはないかしら)
と気が緩んだ。]
この仔犬になら、噛まれても嬉しいね。
では、失礼して、
[アレクシスの快諾に、こちらも笑顔を返し、
リーリエへと視線を向ける。]
どれ、後ろを向いてごらん。
可愛い尻尾が良く見えるように。
[言葉で指示しておいて、手を伸ばした。]
[あなたが欲しいと、涙まじりの告白は緋扇君の機嫌を良くしただけで、その手を止めさせることはできなかった。
次なるステップを告げられ、身体が鳥籠の中に引き上げられる。]
待っ て、 行かない、で …──!
[焦りを伴う懇願は、強要されずともベリアンの口をついた。
けれど、緋扇君は歯牙にもかけず踵を返して部屋を出てゆく。
その背はかすかに笑みの気配をまとっているかに思えた。]
あ、あ、ああっ…!
[緋扇君が残していったのは仮初めの衣装めいて身体を覆う闇のレース。
その中心に象られた太い剛直が、足を割り開かれたベリアンの門を貫き、直前まで緋扇君の指で嬲られていた肉襞へと無慈悲な律動を送り込んでは抜き取る。
充溢と空虚を交互に与えられ、うわずる声はその間隔を正確に拾うのだった。
前のめりに身体を強張らせて責めを受けるベリアンの様子を、魔境は克明に映し出す。
同じ視線で緋扇君に見られていることを、ベリアンは疑わない。]
[魔力で動く闇に止まれと言っても通じはしない。
言う事をきけばいいという屈辱さえ無意味だ。
どうにもできない無力感に意志を削られてゆく。
歯を食いしばって無限連鎖から逃れようとするも、気を強くもっていられる時間は次第に短くなり、機械的に煽られるだけの快感とわかっていても、身体は疼いた。]
あ、あ、ああ…
[穿たれる間隔は変わらず、ただ、ベリアンの声だけが艶を帯びて弛緩してゆく。]
[>>~47「受け入れているから心配は要らないよ」と言われれば
嫌がっているとか、無理矢理じゃなければよかった、と
心配は取り越し苦労だったかと思った。
「見せてもらうか」の言葉には]
!!!
ですが そのしっぽの根本はスカートの中ですし
そのような場所を見せていただくことなどできません!!
[実際、気にはなったが
赤面しつつ、ごく普通にそんな反応をした。]
["ディー…タ…………?"
安心させるようにお団子頭を撫でる男の名を、
少女が不思議そうに呼びやった。
それは自分自身の運命を、
別に大したことでは無いと――――…
そう言い切った折の逞しさとはまた違う、
雛鳥の名に相応しい儚さで]
あぁ、マリー……、俺はここにいる……
[背後から、彼女を冷たい壁へと押し付けながら。
自分がけして抱いてはいけない感情を、
男は一人、必死に押し殺していた]
ふふっ、ありがとうございます。
[>>~39の彼に褒められれば、満面の笑顔で嬉しそうに礼をいう。
そして、>>~46の指示を受け、もじもじとしながらもきちんと後ろを向いた]
えっと、これで良いんですか?
[少女の膨らみの下に腕を回し、
だらしなく綻んだ少女の花弁に、己の強張りをあてがった。
ひくつくぬめりに従い浅く先端を沈めていけば、
刺激を欲し疼き切っていたその場所が、
脳を焼くような快感をマリーに与えただろうか]
――――……ッ、あ、マリー…力を抜こうな……?
[未だ未成熟なそこは、
媚薬に侵されてなお、男の侵入をきつく拒み。
互いの結合部から少しでも意識を逸そうと、
少女の口へと、蜜の絡んだ指を差し込んだ。
その奥に隠れる小さく朱い舌先と、男の指先が戯れ合って]
少しだけ……、痛いかもしれんが……
がまんできるか? マリー?
[そんな、破瓜直前の、最後通告を]
ふふっ、ありがとう。なら、今度は一緒にお茶をしたいな。
[>>~37の彼女の言葉にぱあぁっと明るい笑顔で応えた。
私の他にも女の子がいると思うと、とても嬉しくて次にいつ会えるのかわかりもしないのにお茶ができたらと言った]
[スーツ姿を褒められれば]
そうですか。
そう言ってもらえると嬉しいですね。
たまには庶民の服も着るのもいいものですね。
いつぶりでしょうか。
君が喜ぶなら、また着てみましょう。
[下着を着けないファミルの主義に、照れてるとは気が付かずに。
染まるエレオノーレの頬を撫でた]
[>>~50「お茶を」と言って微笑まれればとても拍子抜けして]
は はい
そのくらいでしたら よろこんで
[いろいろと話したいこともある。リーリエはプリムラのことを知っているだろうか。
いつかお茶会が実現出来る時が来るのを密かに楽しみにするのだった。]
/*
ただいま。ちょっと顔出し。(他の人に見えないよ!)
とても酔っ払いなので、変態度が加速してます。
普段はえんじゅの方が変態なんだよ!ほんとだよ!
[しばらくして絵を書きに行くと言うので]
ええ、いってらっしゃい。
エレオノーレは本当に努力家ですね。
ゆっくりしてきなさい。
[バニー姿ではっとしている姿が、とても可愛らしく思い微笑み。
座ってティーを飲み始めた]
やっぱり窮屈ですね…
[エレオノーレが着替えている間に、ファミルもいつもの白い服に着替えてしまった。
この服は89着持っていた]
/*
ちょう今更ですが…
マリエッタ、秘話のお返しありがとうございますvvv
私が送ったのあれっぽっちだったのに
こんなにしっかり返してくれて感謝感激雨霰ですっ!!!
しかもその内容がかわいいぃぃぃ!prprしたい←
ふふっ、嬉しい。
[>>~53の彼女の返事にいっそう嬉しそうにする。
二人っきりのお茶会の場所をどこにしようかな?なんて心密かに楽しみにしていた]
[他のものたちと会話をしながらも、
意識の一端は、常に部屋の中にある。
かの黒蝶がそれと看破した通りに。]
愛しい私の黒蝶。
おまえが崩れて蕩けていくさまがどれほど美しいか、
おまえは知っているかい?
[誰にも届かぬ言葉を、そっと溜息と共に吐き出して]
ひゃう…⁉︎
[後ろを向いてから尻尾に触れられ>>~54ビクリと肩が跳ね上がる。
軽く引っ張られたりすれば、声を漏らさぬように我慢した]
[倦まず弛まず突き上げ続ける無機質な責めを受け続け、
零れる声が次第に濡れて艶めいていく。
つぶさにそれを聞いていた闇の主は、
そっと手を伸ばして、闇に新たな力を送った。]
もうそんなになって。
先はまだ長いのに、いけない子だ。
[囁きが空間を超えて闇を揺らす。
同時に、黒蝶を支える黒の椅子から、二本の触手が新たに伸びた。]
これで、目を覚ますといい。
[宣言と共に、ふたつの触手が撓る。
空気を裂いて唸りを上げたそれは、
黒蝶の腓腹を打ち据えて、赤い筋を描いた。
間髪入れず、太ももへ第二撃が打ちおろされ、
さらに胸の珠を狙いすまして、第三撃が襲う。
ぴしりぴしりと肌を打ち据える音は、
突き上げるリズムとわずかにタイミングをずらして、
褐色の肌のいたるところに、新たな刺激を散らした。]
…ん?
[エレオノーレの"離れたくない気持ち"は意外で信じられなく。
もう一度言われた事を、自分の中で復唱して。
「一緒に」?「寂しい」?…]
一緒に行ってもいいのでしょうか。
エレオノーレが是非にというのなら、しょうがありません。
私も行きましょうか。
[と強がった。
内心は嬉しすぎて、踊ってしまいそうな気持ちだったのに]
[>>~55]
聞いて…
[ファミルも察しがついていると言われれば
部屋で先程見せられたものを思い出し
改めてリーリエを見やると
緋扇君が妖しげな手つきで尻尾を弄んでいた。>>~54
尻尾は本物であるはずもなく
なのにまるで躰の一部であるかのような反応をするリーリエを>>~57
固唾を飲んで見守った。
何かいけないものでも見ているかのような気持ちになったが
そこから目を離せなかった。]
[密着するエレオノーレに、囁く]
どうして君はそういう隙が、あることばかり言うのです。
目の前の男は庭師なのですよ。
ここの庭師が他の庭師の雛鳥に、手を出すことはありませんが。
仮にも男なのです。
何もされない保証はありませんよ。
万が一があったら、私は…
どうなるのかわかりません…!!
すいません、エレオノーレ。
君が取られてしまうのではないかと、気が気でなかったのです。
…ああ、そんなに震えないでください。
私が悪かったです。
私もエレオノーレ、君と―
離れてしまいたくないのです。
[エレオノーレの前ではこんなにも、ただの小さな男になってしまう自分を恥じていた]
[>>~40こちらを見ていた緋扇君に向き直り]
…と いうわけですので
先程の話はなかったことにさせてください
大変失礼いたしました
お騒がせしました
[深々とお辞儀をしながら震えはまだ収まらず
その場を立ち去りたかったが動けずにいた。]
エレオノーレ―
二人っきりは許可しかねますが、君が言うように屋外でならよいでしょう。
遠くから私も君を見ていられるのも、また一興でしょう。
[“怒り”ではなく“心配”であったらしいことがわかると
震えは徐々に収まり しゅん としてファミルの話を聞いている。]
はい…
いえ こちらこそ ファミル様のお気持ちも考えずに軽率でした
本当に申し訳ありません
反省しています
[擦り寄ったエレオノーレに、ファミルが声を荒げる。
そのさまを、愉しそうな顔で眺めていた。]
きみの
私になど構わずに、彼によく尽くしなさい。
それがきっと君のためになる。
[深々とお辞儀するエレオノーレに言葉を掛け、
ファミルへちらりと視線を向ける。]
無理はせずとも構わないよ。
貴方が、彼女をとても大切にしていることは、
こうして見ているだけでよくわかる。
無粋な真似はしないでおこう。
彼女にも、あなたにもきっと恨まれるからね。
[ファミルへ言葉を掛けながら、彼の耳元にそっと寄る。]
私としては、
彼女よりも君と二人きりになってみたいのだけれどもね。
雛鳥に手を出すのは咎められても、
庭師と睦み合うのは禁じられていないだろう?
[素早く密やかな囁きを残し、離れていく。]
えっと、ありがとうございます?
[>>~67の褒める彼に照れながら礼を言った方がいいのかな?と思い礼を彼にいう。
彼の人差し指が唇に触れれば、頬を赤らめながらアレクシスの元へと戻った]
…わかってくれればよいのです。
君に悲しい思いをさせてしまいました。
私こそ、申し訳ない事をしました。
[震える小さな肩を今すぐにでも、抱きしめたい…
しかしエレオノーレとの今後を考えるなら
今他の庭師に自分の気持ちを、悟られるわけにはいかない。
ぐっとこらえる手を握り必死にこらえて]
ただエレオノーレ―
君はもう少し色恋について学ばせないといけませんね。
…いえ
悲しいことなどありません
仮にも男性と二人になる機会を作ろうとするなど浅慮でした
ファミル様に「考えなさい」と何度も注意されているにも関わらず…
色…と 恋……
はい…
私は今まで 恋愛もろくにせずに過ごして来てしまいました
…わからないことばかりです
[絵を描くのはまた今度にして部屋へ戻ろうかと]
お気遣い感謝する。
お互いよき商売に励みましょう。
[緋扇君はかなりな切れ者だと悟った。
囁かれる言葉に]
…ほう、趣向の相違であったのか。
[そう呟いた]
う、うん。戻る。
[やっぱり恥ずかしくて>>~71の頭を撫でる彼に赤らんだ頬を隠すように俯きながら応える。
彼の部屋に向けて方向を変え、綱を引かれれば、素直にそれに従う]
そうでしょうね。
経験がなければ、経験すればよいのです。
…それに。
エレオノーレに、恋した経験がなくてほっとしています。
君を私で埋め尽くせますから…
戻りましょう…
ここではエレオノーレを抱きしめることも…ままなりません。
君をいっぱい感じたいですよ。
[甘く囁くと、首筋をそっと撫でた]
なるほど、特注品か。
さすが、物がいいはずだ。
[アレクシスの説明を聞いて、感心した声を出す。]
私の子も喜ぶかな。
───いや、さすがにメイド服は嫌がるだろうかな。
惜しいけれど、今回は必要なさそうだ。
また次の機会があれば、ぜひ。
[申し出を丁寧に断り、共に部屋に帰ろうというアレクシスとリーリエを見送る。]
それにしても、
いつか、君を調教してみたいと思っていたのだけれど…
これも、またの機会を期待するべきかな。
[誰へともなく慨嘆して、その場にいる皆へ向けて一礼する。]
それでは、私もこれで失礼するよ。
可愛い子が部屋で泣き出す頃合いだからね。
[微笑んで言い、ゆるりとした足取りでその場を離れた。]
せっかくのお誘い、残念極まりない…
私に男色の趣味はないのでね。
[聞こえたかは定かではないが、そう呟いた]
[どれほどの時間、繰り返し貫かれ続けたのだろう。]
あ、 っあ…
[やるせなく腰が跳ね、雪崩掛かる波の頂に持ち上げられる。]
…いい、 気持ち、いい──
[快楽を肯定する呻きは空虚な部屋に虚しく響く。
愛欲に耽る身体に抗う理性は蟷螂の鎌だ。
反応する者がいないのに救われて、ベリアンは苦しげに顔を歪めた。]
[この
焦れる理由がひとつ増えて、ベリアンは堪えた息を吐く。
と、狙い澄ましたかの一撃が風を鳴らして襲いかかった。]
──ッ!
[彼に見られている、その認識が瞬時に結ばれ、いやがおうにも肌の感度を研ぎ澄ました。
それは結果として、鞭打ちの痛みを劣情と不可分にする。]
ひゃう…⁉︎
[>>~77の彼に尻尾を軽く引っ張られれば、またもやビクリと肩が跳ね上がり、驚きの声を零す。
そして、肩を並べ部屋に戻る彼をチラリと見やった]
…っあ! あ、ああ、
[切れ切れの喘ぎを洩らし、身を捩るベリアンに逃げ場はない。
途切れることない往還と予測不能の乱打は、遠くにいながらにして隷属の味を教え込む。
痛みを浴びながらベリアンは快楽に貫かれ、仰け反った。
見開かれた双眸はもはや折られた刃。
甘やかに啜り泣く。]
全てファミル様で…
[言いながら ぼっ と顔を赤らめた。]
はい 戻ります ファミル様と一緒に
ぁ…ぅ……
[にっこりと笑んだあと、首筋を撫でられれば甘い吐息を]
/*
>>~74 「私の子」呼びにニヤける
>>~76 なんだろう、予測したようなタイミングだったらしい。 (秘話部分、これ読む前に投下してる
[浴室の濡れた壁に両手を添えてしなやかな脚を広げながら。
緊張に震える肩が背後から回された支えの腕にぴくんと震える。
熱く潤んだ秘所は触れてくる先端に従順に蜜を絡ませて、
擦れあうたび艶めかしい水音を奏でているというのに――]
──ぁ……っ、んっ……きゃ、んっ……
[熱に浮かされたような思考は、ただ反射的に首を左右に振る。
緩慢に侵入してくる矛先に擦り込まれる快楽に、
背を反らし壁に曲線を押し潰された双丘を弾ませながら。
浸透しきった媚薬のせいか、それとも他の理由か、
その先を求めるように無意識に身体を男に摺り寄せて]
ディ……タ……、ぁっ……っ……
[舌に触れるぬるりとした感触。
それが何かを理解して頬がいっそうの熱を湛え、
未知の刺激に、その先への期待に、脈打つように締め付けて。
ぎゅっと瞼を閉じ、小さくこくんと頷いた]
[甘い声を漏らすエレオノーレの口を、人差し指で抑えて]
…人がいる前で、そんな声を出してはいけませんよ。
エレオノーレのすべては私のものです。
[手をそっと引いて、部屋へと向かう]
[廊下を歩みゆく途中、啜り泣く声が届く。
快楽に屈し、欲望に隷属することを覚えた魂は、
甘く蕩けた声を滴らせる。
そろそろ頃合いか、と知れれば、
彼の元へと心は急いた。]
― 温室 ―
[自室を出て、人々の輪を抜けて訪れた先は、屋外だった。
庭の一角に、ガラスで囲われた瀟洒な建物がある。
二重になっているガラス戸を抜ければ、湿気と熱気が身体を包んだ。
そこは年中温暖な環境になるよう整えられた温室で、
南の地方の珍しい植物も多数栽培されている。
もちろん"有用な"植物も多くあった。]
[色とりどりの花の中を、ゆっくりと歩いていく。
赤や黄色、紫などの鮮やかな花々の間を抜け、
強い香りのヴェールを抜けて歩き回り、
やがて、ひとつの花の前で足を止めた。]
… これだ。
[どこかで見たと思っていた。
南のものにしては淡い花の色。
すらりと伸びた花がいくつも集まる可憐な姿。
あの子の、瞳を思わせる花。]
アガパンサス?
[温室を管理する使用人を呼んで、花のことを聞く。
名を聞いて、目を瞬いた。]
『愛の花』か。
あの子にふさわしい名前じゃないか。
[名に含まれた意味を口の中で転がす。]
ううん、なんでもない。
[>>~79の彼に尋ねられれば、ブンブンと首を横に振りながら応えた。
そして、彼と共に部屋へと戻った]*
[実はとても強い花で、どんな環境に植えても花を咲かせるのだと聞けば、ますます気に入ったと頷いた。]
この花を切っておくれ。
私の部屋に飾りたい。
[温室の庭師に指示をし、他にいくつか頼み事をする。
やがて、薄紫色の花束を抱えて、部屋へと戻って行った。]**
[解散する皆に一礼しながら見送ると
絵画室へ行くのはやめて
>>~80ファミルのあとを追うようにその場をあとにした。]
― 自室 ―
エレオノーレ!
[戻るとすぐに彼女を強く抱きしめて]
どうしたら私のこの熱い思いが、君に伝えられるのでしょうね…
愛しい恋人よ―
君の望みをいってごらん。
[とても柔らかい頬を両手で包むと、そっと口づけた]
―アレクシスの部屋にて―
[バタン、と扉を閉めて]
思ったより人が居たね。
[と、彼女の髪を掻き撫でながら囁く。]
/*
「あとを追うように〜あとにした」て…
「あとを追うように〜その場を離れた」とかにしなさいよ!自分!!
もおもおダメだ本当に…
ただでさえダメダメなのに
今超絶眠いし…
うん、確かに思ったよりも人がたくさんいましたね。
[髪を掻き撫でられるのに、照れながら応える。]
― ファミルの部屋 ―
[強く抱き締められれば相手の存在とそのぬくもりが震えるほどに愛しく感じる。
ファミルの腕の中で揺蕩うような安心感を覚える。]
私の…望み…
[ぼんやりした頭で口付けられれば、その優しさに蕩けていく。]
/*
もおもおファミルのイケメンオーラに
朝からずーっともだもだしてます!!!
落ちちゃダメでしょ?まだダメでしょ?
と思ってたけど
もおいいよね落ちていいよね
[もう幾日、いや半日もこれを繰り返されたら、何も考えられなくなって、虚ろな微笑みを浮かべたまま夢中で男根をしゃぶり、犬に輪姦されることすら待ち望む性の玩具に成り果てるに違いなかった。]
[ベリアンは夢遊病者めいた緩慢な動きで首飾りを外すと、自ら膝を開いて黒真珠を一粒、後孔にあてがう。]
緋扇 、 来て──
どうだった?
とりあえず、休憩しようか。イスかベッドにでも腰掛けなさい。
[しっぽのせいで腰かけることはできないのはわかっていたが、あえてそう言う。
午後からはどんなレッスンをしようか思案しながら自分は椅子に腰かける。]
ファミル様…私の望みは…
ファミル様とずっと一緒にいたいです
いつでもファミル様を感じていたいです
ファミル様が――…
………こんな時 一体どのように言えばいいのでしょうか
[ハッキリ言うのは恥ずかしく、どう伝えていいかもわからずに
潤んだ瞳で*見詰めていた。*]
う、うん。
[彼の指示通りに座ろうとすると、尻尾がつっかえて上手く座ることができない。]
えっと、床に座っちゃダメですか?
[ダメかな?と思いつつ彼に尋ねる]
床に座るなんてはしたないよ、だめ。
[と、ぴしゃりと言う。]
ベッドに腰掛ければいいじゃない。
[そんなことしたらしっぽが圧されて刺激されてしまうだろうが…]
[蒸気立ち籠める大浴場の一角で、
大柄な男が荒い息を吐きながら、壁に向かって立っていた。
その腕の中には男に覆い隠されるように、
壁に押し付けられる小柄な少女の姿があって。
たっぷりと口腔内をまさぐった指先を引き抜けば、
彼女の甘い喘ぎの絡んだ唾液が
口の端からつゥ――――…と垂れ]
は―――ァ、マリー……いい子、だ……
[小さく頷くマリーへと、声をかける。
弾む双丘の下、なだらかな腹部にかけて腕を絡め。
だんだんと垂直に――――…、
少女の花弁の奥へと屹立を押し込んでいった]
は、はい…。
[彼にぴしゃりと言われれば、仕方なくベッドに座った]
んうっ…。
[尻尾が圧せられ、更に深く食い込む尻尾に思わず甘い吐息を零す]
[甘い吐息を漏らすリーリエを見れば]
どうしたの?苦しいの?
[と、隣に腰掛けて話しかける。
近くに寄れば、彼女の可愛らしい顔が赤面していることがわかる。]
…………ん……、っ……
[マリーの手折れそうな程細い腰を掻き抱き。
なるべく痛みを与えないよう、休み休み少しずつ―――…
互いの結合を深めて行った。
それはもしかしたら彼女に内部へと侵入する異物感を、
より強く意識させる行為だったかも知れないが……
きつく絡みつく抵抗感を越え。
最奥まで貫くと、搾り取られそうな衝動と闘いつつ、
口を開いた]
……――――どうだマリー?
おかしくなってる所の具合は?
とりあえず挿れてはみたけどなぁ、状況が判らん事には、なんとも。
……――――えぇと例えば、この辺りとか?
[繋がったまま、少女の陰核を不意に爪弾く。
そこの声は余裕が無いながらも、何処か楽しげで]
その、なんだか深く中に入ってて…。
[隣に座り、近くに寄り尋ねる彼を見上げながら応える。
その表情は尻尾が挿入してあるせいか、何処か瞳が潤みどことなく幼さが残るのに妖艶さを纏っていただろうか。]
もしかして、ここが気に入ったの?
[尻尾をぐっと引っ張る。]
可愛い雛鳥だ…
[耳元で囁き、そのまま耳朶を舐める。]
ああ、なんて美しい――…
[もう一度口づけて、服にそっと手をかけた]
エレオノーレ―
君の真っ赤な薔薇の唇が、私の名を語り―
君の純真な瞳が、私を見つめる―
言葉などいるのでしょうか…
[着ていた服は、ぱたりと落ちて]
んああっ…‼︎
[尻尾をぐいっと引っ張られ、耳元で囁かれればビクリと震え嬌声を零す。
未だに快感という刺激が強いせいか、彼の服をギュッと掴み、ビビクビクと震える。
耳朶を舐められれば、嬌声は更に強くなり艶が増しただろうか]
ふふふっ、これ、抜いてあげる。
実は抜くときも気持ちいいんだよ。
[そういって、彼女を抱いて、対面させるようにして自分の足の上に座らせる。
そして彼女を抱き寄せて、ゆっくりと尻尾を抜いていく。]
どう?どんな感じ?
私もエレオノーレと一緒にいたい…感じたい…
そして乱れさせたい…
私にエレオノーレ―
君の秘密の花園を覗かせてください。
[扉を開けるように首筋に吸い付きながら、生まれたままの姿に。
花園を目指すべく、
愛しき人を横たえて、体中に印をつけてゆく―]
ああ、君はまさに咲かせようとする花の蕾―
私が咲かせたい―
[花園へと顔を近づけては、蜜を舐めつくすように舌を挿し入れてかき回した]
んああっ…‼︎あっ…。へ、変な感じ…。
[彼の足の上に座る。抱き寄せられゆっくりと尻尾を抜かれれば彼にしがみつき腰を揺らしながら叫ぶような嬌声を零す]
ふふっ、可愛い声で鳴くね…
[尻尾を引き抜きながら、唇を奪う。そのまま舌を絡ませる。彼女の口蓋を舐め、口を吸う。彼女のことがとても愛しく思える。]
ぷはっ、ん
[数珠状の器具の最後のひとつが引き抜かれた。]
んあっ…、んふぅ…。んっ…
[唇を奪われ、口蓋を舐め、口を吸われる。こちらも彼に応えるように一生懸命に舌を絡めようとする。]
んふぅ…んっ…。んあっ‼︎ああんっ…‼︎
[ゆっくりと数珠状の器具の最後の一つが引き抜かれれば、彼から唇を離し嬌声を零す。
彼にされるのがとても心地よく、気持ちがいいと思える。それを表すかのように、蜜壺の最奥である下腹部が脈打つように疼く。
何も知らぬ乙女にはこれがなんなのかわかるわけもなく。]
リーリエ、君の可愛い声のせいでこんな風になっているよ。
[彼女の手をとって、自分のものを触らせる。]
君のはどうなってるかな…?
[もう一方の手で、彼女の花園に触れる。]
とても甘い―
[愛しき人を見つめては、潤う蜜壺をさらに掻き回して。
花園の奥へと踏み入れる。
そこに美しき花の蕾を見つければ、指で蕾を突っついて刺激する]
達していいですからね。
何度でも…
[舌で蕾を転がしては、吸い付いた。
指は種を植えつけるように、花園へと一本ずつ挿し入れた。
美しき花は*咲き乱れる*]
んっ…。
[彼自身に触れ、少し目を見張る。そして、花園に彼の指が触れる。
ビクリと震え甘い吐息を零し、蜜に濡れた花園は指に吸い付くようにヒクリと震えただろうか。]
どうしたの?
ここ、濡れてるよ?
[ベッドに彼女を押し倒し、くにくにと花園の入口をほぐす。]
ふふっ、なんだろう、お前は可愛いな。
[そう言いながら、何度も口づけをする。]
ぁ、……ぅ…………ふぁ、ぁ…………
[まるで形状を教え込むみたいな緩慢な侵入に。
身体の奥まで入り込む異質なそれに支配されたような――
そんな奇妙な実感と、甘く痺れる感情に囚われながら。
張り詰めた糸が弾けるような僅かな抵抗を残して、
綻びた桜色の秘裂は息衝くように震え、紅い滴を内腿へと零し。
――苦痛は、それが最初で最後だった]
他人に侵犯されゆく恐怖も、深く刺し貫かれる痛みも。
掻き消えたかのように熱っぽい燻りに煽られるまま、
ただ溢れる衝動に素直に、稚く、腰を摺り寄せつつ]
ん、……きもちい、から、……もっと、…………
……っふ、ぁぁ…………っ…………
[切々と綴る、濡れた懇願が跳ね上がる。
爪弾く刺激に反射するようにより窮屈に締め上げて、
初めて男を受け容れているはずの甘い果肉は、
蜜を溢れさせ言葉通りにその先を望んでしまっていた]
[どうして──……
官能の潮流に弄ばれている中、途切れがちの思考を織っていく。
どうして、こんなことになっているのか――
どうして止められないのか――
どうして、嫌じゃないのか――……
そんな稚い疑問は、けれど、それより先に織り進むことができない。
ただ、そんな中でも――――…
……酷いことをされていると、分かってはいても。
酷いことをしているディーターを、嫌いだとは思えないまま]
……もっと、……して――――…
[床を踏みしめ震える少女の両脚の間を、
あざやかな鮮血が一筋、伝い落ち]
…――――はじめて、だったのか……
[半ば以上予想していた事ではあったが、
改めてその事実を目の当たりにすると、
彼女への愛おしさと罪悪感が再び沸き起こった。
"自分は、何処まで彼女を――――…"
そんな思いに囚われ、抜きかけた己の矛に。
――――少女の蜜壺が絡み付いた]
…マ、マリー……?
[破瓜の血と溢れる密の滲むそこを切なげに摺り寄せて、
つい先程まで男を知らなかった少女の肢体が
娼婦のように、夜魔のように妖しく乱れ。
それでいて瞳の奥に垣間見える戸惑いは、穢れを知らぬ新雪の様で]
……すまん……っ、マリー……
[その謝罪は、果たして何処へ向けられたものだったのか。
更なる快楽を求める少女の震える嬌声に、
苦味を含んだ男の言葉は掻き消され]
あぁもう――――この小悪魔は……
せいぜい気持ち良くしてやるから、気ぃ確かに持てよ?
[両腕でしっかりと抑え付けた少女の腰へ、
何度も抉り込むかの様な、ゆっくりとした抽挿を。
打ち付け、引き抜く度に、
男の強張りが少女の内壁を荒く掻き混ぜた。
やがて肉同士がぶつかる乾いた音と、
潤滑油たる蜜の水音が、互いを限界へと押しやって。
"彼女の中にぶち撒けたい―――"
そんな思いを無理矢理断ち切り]
……――――ァ、 つ―――、ぁ……!
[精を吐き出す間際、
己のモノを、少女の胎内から無理矢理引きずり出す。
熱く蕩け、吸い付く様だったマリーの内部―――…
そこから抜き出す事ができたのは、本当に紙一重の瞬間で。
男の白濁が、突き出されたマリーの下肢を斑に白く染め上げる。
それどころか、彼女の背中や胸元にまで飛沫は飛んで。
間近からたっぷりと注がれた少女の割れ目からは、
床に向かって滴りが伝い落ちていた]
……ッ、く、はァ――――……すまなかったな……
マリー、……大丈夫か?
[未だ、肩で息をしながら、後ろからマリーを抱き締める。
彼女は表向きでも大事な商品であり、
内心でも決して傷つけたく無い相手であった。
にも関わらず、自分は――――…ラ神GJ!
戸惑いと後悔に苛まれながら、
少女を抱き上げ湯船へと向かう。
まずは互いの身を清めるべく、
湯船の淵で、手桶に汲んだ湯を注ぎ]
[着ていた服を脱がされベッドへと運ばれればキスの雨を全身に受ける。
キツく吸われたところは淡い痛みと共にエレオノーレの躰にその華を咲かせた。
花園を覗き込まれるような体勢になれば羞恥に全身の血が沸き立ち
そこに触れるファミルの舌が生き物のようにその場所を這い回れば]
ッあ……――
だめ…だめです そんなところっ
[打ち震えながら頭では抵抗しても
その意思とは反対に満たされることを願って潤い拓かれてゆく場所。
ファミルの細い指が優しく蕾を刺激すれば小さな波が何度も押し寄せ
濡れてあたたかい舌先で転がされるように舐められれば
背筋に走る痺れがこらえきれない嬌声を上げさせる。
挿し入れられた指にねだるように絡み付く襞は
滴るほどの蜜を含ませて妖艶に誘う。]
[限りなく優しい愛撫―――。
囁かれた言葉に昂りを覚えれば自分を抑える余裕もなくなり]
あぁっ…!
気持ち ぃぃ… 気持ちいいです……っ
………
もう―――…イキます……
[小さく告げ、そこを脈打つように痙攣させると
腰にじんわりと汗を滲ませながら快感に酔いしれる。
止まることなく刺激されれば、一度達し、敏感になった部分が感覚を剥き出しにして快楽の海へと溺れされるようにエレオノーレを引き摺り込もうとし、堪らずに腰を捩って抵抗する。]
あっ―――…もう… ダメ…ですっ
― 自室 ―
[重い音を再び響かせて、扉が開く。
一歩足を踏み入れた瞬間に身体を包むのは濃密な性の香り。
爛れた悦びのアロマが空気の色さえ変えている。
その空気を、薄紫の花束がふわりと塗り替えた。]
良い子にしていたかい?
ちゃんと言いつけ通りにしていたかい?
[花瓶に差した花を鳥籠の横のテーブルに置き、
鳥籠の側に寄って差し招く。
性の生贄を下から貫いていた闇が溶け消え
彼を主の目の前へと運んでから、残る闇も消え失せた。]
[鍵が外れ、扉の開かれる音。
永遠とも思える時間、待ち望んでいた部屋の主の帰還は今度こそ幻聴ではなかった。
喜びが零れる。]
…っ は 早く 来て…
[今の自分の姿がどう見えるかなど考慮の外だ。
望みどおり、肉を犯す律動を止められた後も、ベリアンの腰は弾む。
一方的に貫かれるばかりでなく、自ら迎え入れるように突き出して快楽を貪っていた証拠。
何より、熱蜜に爛れた肉の奥に埋められた十二粒の黒真珠が余韻に震えていた。
緋扇君を呼び戻すまじないに自ら施したそれ。
ベリアンの首から連珠がなくなっていることに緋扇君はいつ気づくだろうか。]
[触手の拘束を解かれ、膝を折る。
見上げる彼はまだ格子の向こうにいた。
テーブルの花瓶に活けられたのは官能に彩りを添えるものはでなく、涼しげな色の花。
常ならばベリアンの双眸に見出される色に似たその花の名は
…待って いた
[鳥籠の中の性の狂宴など寄せ付けぬかのように清楚で高貴な佇まいで緋扇君の傍らに咲き誇る花に負けじとすらりとした首筋を伸ばす。
打擲の痕をその身体に息衝かせたまま。]
ほんとうにだめなのかい?
君の花園はそうはいっていないよ。
ああ、やはりこれは名器だ。
なんていう吸い付き。
[挿し入れた指を離さぬような、締め付けはファミルを驚かせた。
自分でなくとも、虜になってやまない花園の独占欲は高まるばかりで。
蜜を救い上げて]
ほら、こんなにも蜜が溢れているよ。
とても美味だね。
[一旦顔を上げ蜜を見せつけるように、舐めて]
気持ちいいかい…いいよ…
イキなさい…
エレオノーレ―
君の華を咲かせなさい…!
おお!
[エレオノーレを見つめて、達した顔にそっとキスをする]
とても綺麗だ…もっと…見たい…
感じたい…
ね、大丈夫。怖くないから…
[押さえつけることはせず、指は蜜壺と蕾をさらに刺激して。
指を挿し入れながら蕾を吸い続けて、快楽へと誘う]
/*
うひぃぃぃおぃえあぁぁぁぁ(ごろんごろんもだもだばくばく)
う〜ん…今日は夜まで箱確保ままならないからなあ…
お返事夜でいいかな…できるかな…(ふるえ)
あ、暗転したい…///
[快楽の渦に自らを投げ入れ、望んで狂爛の贄となっていた南洋の宝珠は、責めを解かれてもなお痴態を晒していた。
その背が、すと伸びる。
己の中に巡る貴顕の血を思い出したかのような顔を片手で捕え、口中を舌でかき乱す。
内側をどろどろに溶かしている熱が、内側から香った。]
具合がずいぶん良くなったね。
さあ、私が言ったことは覚えているだろう?
可愛らしくおねだりしてごらん。
[待ち焦がれている身体だと知りながら、なおも言葉での服従を促す。
顔を掴んだ手をそのまま顎から喉へと滑らせ、指先に当たるものが無いことに微かに表情を動かしたが、口に出してはなにも言わなかった。]
ああ、もっと奥へゆきたい…
私のものがはち切れそうだよ。
[服を脱ぎ、そそり立つ男根を取り出すと
亀頭で蜜を味わうように、蜜壺を撫でた]
君の顔がもっとよく見たい…
[達して力がでないであろうエレオノーレを、抱き上げて自分の上に座らせるように男根を挿し込んだ]
なんて熱い!
溶かされてしまいそうだ!っ!!
[奥へ奥へとゆっくりと突き出して、潤んだ瞳で見つめて口づけた]
エレオノーレ…エレオノーレ…
[求めるように愛しき名を何度も呼んで。
舌で絡めとるように、唇を重ねた]
君を絶対に離さない!
エレオノーレ!
[ファミルは寝っ転がると、エレオノーレの腰を持ち
下から自分の腰を打ち付けた]
ああ、私の愛しき女神!
[傅くように捧げるように、男根を挿し入れた]
[緋扇君の指がベリアンの輪郭を捕え、唇を割り込む舌が、甘い声をあげ続け痺れた口腔を犯す。
哀訴も虚しい鳥籠にひとり放置され、ひたすらシャフトめいた動きで模造男根に責められていたベリアンにとって生身の愛撫はいっそう扇情的だった。
宿題の成果を求められ、鈴と枷の音をさせながら格子ににじり寄る。]
して…ください。
貴方を入れてください。
[緋扇君が口にし、教えた言葉。
そんな淫らな欲望を乞い願うまでに堕した己を差し出す。]
奥まで何度もしてください。
貴方のもので中をぐちゃぐちゃにかき回してください。
[それは責められてやるせなく口走った声ではなかった。
舌に乗せる先から、身体は疼いてくる。
気の狂うほど快楽を注がれてわかった。
欲しいのは快楽じゃない。彼だと。]
この身のすべてを──汝がものに。
ああ……よくできたね。
いいとも。私のものにしてあげよう。
おまえのすべてを、私で満たそう。
[甘やかなる懇願を涼しげな音色が彩る。
耳に心地よい金属の音色も、今は快楽のスパイスだ。
満足の息を零し、格子の外から彼を掻き抱く。
望むままに染まり蕩け、愛を恋い焦がれる生き物となった掌中の宝珠へ、口づけの雨を降らせる。
零した涙を、打たれた痕を、ひとつひとつ啄んで新たな印に書き換えた。]
[一度手を離し、鳥籠の扉を開く。
鳥籠を揺らすこともなく中へと入り、愛し子を差し招いた。]
おいで。
前に教えたようにしてごらん。
私を勃たせておくれ。
[長椅子に腰かけて衣服の前を寛げる。
纏った黒衣はわずかな動作で大きく開き、裸身をあらわにした。]
[格子を挟んで交わされる抱擁。
執着の印をひとつひとつなぞられて吐息は甘やかに滴る。
同時に隔てられたもどかしさが募った。]
こっちに──中に来てください…
[檻から出たい、ではなく、その逆を求める。
係累の待つ故郷の大地に根づくことは諦め、彼が用意する場所で、彼のために咲き誇ろうと思った。
自分はもう、身体だけでなく、心も彼に囚われている。]
[鳥籠の柵は簡単に開いた。
そもそも鍵がかかっていないゆえの足鎖なのだろう。
鳥籠に入り、長椅子に座を占めた緋扇君が差し招く。
応じれば、媚肉に呑み込んだ黒真珠が擦れあって蕩けた声が出掛かった。
人魚姫もかくやと思われるほど一歩一歩懸命に耐え忍んで進み、彼の前に跪く。]
[促されたのは、「むやみに快楽に流されぬよう、おまえ自身が快楽の主となれるように」と教えられた技。
まさに今が使い時ともいえた。
足の付け根にそっと指を這わせ、赤い茂みの中に眠る器官に触れる。
薄い皮膚ながら不思議な程の白さは神秘的とすら思われた。
音をたてて先端に接吻け、わずかな塩味を舐めとる。
それからゆっくりと舌を這わせて白亜の塔を屹立させていった。]
[耳朶に響く謝罪の音が滑り落ちていく。
それを望んでないことなど伝わっているだろうから、
ふるふると首を振って意思を示すことすらせずに]
んっ──っくっ、ぅん……、ぁ…………
[転調した言葉に嬉しげに。
抉じ開けられていくたびに壁へ押し付けられた身体と声が、
擦り込まれる喜悦に上擦って掠れた小声が揺れる。
そんな刺激に蜜を滴らせる亀裂がより深く求めるように。
きゅっと絡みながら屹立を柔軟に包み、男を促した。
羞恥だけでなく昂揚に染まった頬を壁へと押し当て、
弾む呼気を零す唇が、もう、堪えきれないのだと切実に――]
────っ、ぁ……っ…………
[瞳の奥に閃光が瞬いたかのような、そんな視界のなか。
はじめての絶頂に、呼吸を上擦らせただ茫然と。
解放された下肢や背に降る熱さに、敏感に肢体を震わせていた]
ぁ、……ディ、…………
[思考など曖昧で問いかけにはただ身を竦ませながら。
抱きしめられればされるがままに男へと背を預けたまま。
弛緩していく身体にもどかしさを募らせる異変が既になく、
ただ心地良い脱力感だけが残されたことに柔らかな吐息を零し。
抱え上げた腕が揺らすままに姿勢を傾がせて、
涙に揺れる翠の双眸がじっと運ぶ男だけを映す。
避難でも、思慕でもなく、ただ好奇心で煌めかせながら]
……どーして、……謝る、ですか……?
[熱に浮かされていたとしても、
自分が望んでいたことくらいは憶えている。
だから、謝る理由が見当たらなくて、不思議そうに]
[呼ばれて歩み来る彼の足取りは巧まぬままに劣情を誘う。
ひと足ごとに腰を揺らし内股を擦り合わせるさまは、見えぬ手に犯されながら歩いているかのよう。
すぐさま引き倒し後ろを掻混ぜたい衝動にも駆られたが、足の間に跪いた彼の頭に手を置いて奉仕を促した。]
─── そうだよ。
ああ、とてもいい。
おまえは物覚えの良い子だね。
[微睡む雄を捧げ持ち、唇をつけ舌を這わせる。
教えた通りに熱を呼び覚ます彼の黒髪を撫で、首筋を指で掻き上げ、背筋に軽く爪を立てた。]
[程なくして下腹に熱が生まれ、下肢に流れ込んでいく。
重く充溢して張りつめたそれを、下ではなく上の口へとそのまま突き入れた。]
歯を掛けては駄目だよ。
舌を使って。
[指導するという仮面をかぶりながら、狂猛な衝動に突き動かされて腰を突き上げる。
黒髪を掴んで前後に動かし、喉の奥まで犯すような激しい口戯を求めた。]
ん、ッ ……
ああ…いく、よ───… …
[快感の蛇が背筋を駆け昇り、熱が溢れて吐き出される。
長く続く余韻に身体を震わせながら、黒蝶の頭を抱え込んだ。]
全部、 飲んで、しまうといい。
まだ何も、口にしていないだろう?
[あげるよと囁いて、ゆるゆると彼の項を撫でる。]
[湯船の淵に降ろされたなら、
ぺたんとそこへ大人しく座りながら。
手桶を運ぶ男を見上げて、小首を傾げる]
……聞きたいことが、あるです。
[呟いた音はほんの小さな音色ではあったけれど。
湯が滑るその感覚に瞳を細めて、
ほんの僅かだけ、綴る言葉を閉ざしながら。
それが躊躇いからなのを理解してか否か、
再開した口調は、やや硬質を帯びている]
……なんで、ディタは僕を拾ったですか。
――珍しいから?
――誰かに命令されて?
そうだとしたら……どうして……?
[逃がすなんて言うのだろう、そんなふうな表情に。
愛惜に似た感情が滲むのを推し隠しきれないまま]
[汗にしめる髪の根を掻き探る指の冷たさに陶然としながら、雄の形をなぞるように奉仕した。
これまでも今も変わらず、ことあるごとに褒める緋扇君に子供扱いされているようで少しばかり焦れるのだけれど、口づけた場所が目に見えて充溢し持ち上がってゆくさまに、報われた喜びからかベリアンの雄もまた同調する。]
[だが、口淫にも慣れてきたと思った矢先、緋扇君は豹変した。
後頭部を掴んだままベリアンが顔を起こすのを許さず、熱と質量を増したモノを奥まで突き入る。
甘やかすばかりではない魔性の主に口腔を蹂躙され、身体を強張らせて涙を零しながら、ベリアンはぎこちなく喉を震わせて兇暴な雄を受け入れた。]
[潤む視界にも、目の前を唾液で光る男根が前後する動きは、途方もなく淫らだ。
自分はこれを深く入れてくれと、こんな風に動かして悦ばせてくれとねだったのかと思えば失墜の背徳感はいや増す。
彼の声が呻き掠れるのを追うように舌を使い、極まで煽り立てられて先端から射出された精を言われるままに飲み干した。]
[味がどうというものでもなかったが、彼の指摘したとおり、ここへ連れて来られてからというもの、ベリアンが口にしたのは薬湯──催淫剤を覗けば緋扇君の血や精ばかりである。
元より一日一食主義で寡食には慣れているとはいえ、唯一の滋養として与えらたものをベリアンは丁重に舌で舐めとり、鈴口への接吻けで締めくくった。]
ありがとう ございます。
[求めれば応え、与えれば吸収する。
どれほど乱暴に犯しても受け入れ、快楽への奉仕を捧げる。
従順なその姿は愛らしく淫らで、悦ばせ啼かせたい欲求と壊れるまで責め立てたい衝動を共に呼び覚ました。]
ちゃんとできたね。さすがは私の愛する子。
礼も言えたのは素晴らしいよ。
[言われたとおりに精を飲み干し、痕を拭って礼を言う。
そんな彼を手放しで褒める。]
では褒美を上げよう。
おいで。
[腕を取って立たせ、引き寄せて抱きしめた。
下になって彼を受け止めながら、手を伸ばして足の間をまさぐった。
熱い欲が滾る洞と化している隧道を、指先で確かめる。
闇の責めを受け続けたそこは既に柔らかく広がって、二本の指を易々と奥まで呑みこんだ。]
[慣らせばもっと入ってしまうのかもしれない。
それほどに柔らかな内奥をかき回していた指が、硬いものに触れた。]
おや、これは───
……こんなところにあったのだね。
[指に従って奥から出てきたのは、十二の黒真珠を連ねた首飾り。
一粒一粒を意識させるように、ことさらゆっくり引き出す。]
闇だけでは物足りなかったのかい?
それとも、私が恋しかったかい?
[囁いて、抱えた身体に唇を這わせる。]
[寝椅子に仰臥する彼の上に身体を引き倒される。
その手が下肢へ伸ばされるのを感じ、片膝を折り曲げて彼を跨ぐように体勢を変え、弄ってもらい易くした。]
褒美 なのか。
[訊きながら答えているも同然だった。
とぷりと指が潜るのを感じ、緋扇君の胸板に手をついて背中を快楽に震わせる。
甘く滾って存在を主張する雄が彼の腹に乗り、胸の二果もまた膨らんで天を向いた。]
[奥に呑んでいた連珠を見つけられ、羞恥に顔を背けたが、緋扇君の指でゆっくりと外へ出される黒真珠のひとつひとつに煽られて身体は熱く、声は蕩けてゆく。]
汝が 居ない、 あいだ…っ
どれだけ 苦しい思いをさせられた と…っ
[欠片も悪びれぬ問いかけに、せめてもの抗議をぶつけるも、滑り出した唇にそそられて腰が勝手にうねり出す。]
う… もっと、 して
嬉しいだろう?
[褒美なのかと訊く彼に、当然だとばかりの問いを返す。
答えは聞かずとも知れた。
待ち焦がれていたのだろう体は素直に開かれ、
触れられることを熱望する場所が膨らんでいる。
背を抱く手に伝わるのは、甘い慄き。]
私のことをずっと思っていて苦しかったのだね。
愛しいことだ。
[抗議の声を微笑んで受け流し、引き出した連珠を指に巻きとる。
最後のひとつぶが出た空隙を、指の先で再び埋めた。]
おまえが望むだけ、
なんどでも、してあげよう。
[約束の言葉とともに真珠を纏った指を突き入れる。
硬い突起が内壁に食い込み擦りあげるのが、指にも伝わった。]
愛しいおまえ。
おまえを啼かせて、かき回して、
めちゃくちゃにしてしまいたい。
[囁きながら、腰を揺らす。
再び充溢し始めた肉槍を、彼のそれと扱き合わせる。
濡れた刺激が伝わって、幾度か腰が跳ねた。]
[あれほどの痴態に塗れ、淫奔な本性を晒してしまった虜を唾棄することなく「愛しい」と呼ぶ緋扇君に、ベリアンはまたひとつ繋がれる。
ベリアンを鳥籠に入れた時、緋扇君は「おまえは私の庇護下にある」と言った。
二人の最初の出会いに「我を庇護せよ」と命じたのはベリアンだ。
あれ以来ずっと、その芯は揺らぎないのだろう。
思えば数奇な運命。
ベリアンは喉と媚肉を震わせながら、緋扇君の言葉に頷く。]
して…、 乱して、啼かせて、満たしてください。
我も、汝を抱き締めたい。 愛しいひと。
[罰であり褒美でありギフトである黒真珠を螺旋に纏った指が突き込まれると、ベリアンは天鵞絨を思わす声で柔かに喘いだ。
無機質な堅さとしなやかな肉感のハイブリッド。
確とした質量とベリアンの性感を探り当てる巧みな指遣いが瞬く間に疼く熱を煽り立てる。]
あ、 はぁ…っ
これが、 これが欲しかった
[自ら腰を浮かして迎えるように動かす。
四つ這いの獣の姿勢も気にならない。
緋扇君も婉然と見守るばかりでなく、仰臥した腰をもたげて槍をあわせた。
ベリアンの濃い肌と緋扇君の蝋めいたそれとが触れ合い昂りあって銀の糸を引く。]
あっ、 い、 いいっ… とても。
も、 耐えられ ない。 いっ… ってしまう …っ
来て、 お願 い ──
[歔欷の声を迸らせ、ベリアンは腿を張りつめさせる。
熱く蕩けた肉襞は、愛によって目覚める心臓のごとく脈搏ち緋扇君を呼んでいた。]
[喘ぎ震え慄く肢体の腰を押さえ、より深く貫いて奥を探る。
ふたつの昂ぶりのぶつかり合いはふたつの肉体と魂を高みへ投げ上げた。]
行くよ …
今、 おまえに、
おまえの、 中に っ …
[乱れた息に言葉を途切れさせながら、彼の腰を引き寄せる。
蕩けた後孔を埋めていた指を抜き去り、そこに己の熱をあてがった。
先端を潜り込ませ、みちみちと深く押し込んでいく。
待ち焦がれた肉壁が絡みつき、吸い込まれる錯覚に腰が浮いた。]
[全てが収まれば、これまでにない密着感を覚える。
より深く絆が結ばれ、魂が繋がる。その感覚に心が湧き立つ。
腰に彼の身体を乗せた体勢で少しの間感触を楽しみ、
それから身体を動かし始めた。
最初はゆっくりと。だんだん速度を上げて。
突き上げ、跳ね上げるように下から翻弄する。]
もっと 、 ああ、もっとだよ ……
愛している。私の、愛しい真珠 ───
[睦言を繰り返しながら、片手を伸ばして宙を握る。
手の中から闇が伸びて、乗馬鞭を形作った。
鋭く空気を裂いて鞭が撓り、褐色の肌に赤を刻む。
闇の打擲よりも激しい、愛が昂ぶった果ての暴虐。]
[必死に空気を求めるような――――…
鼻にかかった切なげな啼き声と共に、
絡みつく少女の内壁が、きゅぅっと締め付けながら収縮し。
…――――彼女もまた、気を遣ったのだと知れた。
十分に高められ、焦らされた後の解放であったからか、
身も心も、ふわふわと覚束ない様子なのが愛らしく。
弛緩した身体を運ぶ途中、
"……どーして、……謝る、ですか……?"
と、尋ねるその瞳は実に不思議そうで]
…――――色々あるが、まぁ……
はじめてを、もらっちまったからな。
帰った後で何かされたかって聞かれたら、
何も無かったって言っとけ。
[きっとそれが、彼女の幸せに繋がるだろうからと。
そんな風に返事をして]
[たっぷりと湯の溜められた湯船の脇で。
あどけなく座り込んだマリーに湯をかけ、
その身を清めていった。
持ち込んだタオルに石鹸を泡立てて]
……ほら、脚の間も洗うから。
膝、立ててな?
…――――ん? 聞きたい、こと……?
[問い返しながらも。
少女の声に含まれた硬質さに、
来る時が来たかと、そんな気はしていた。
観念したかの様に、深く、吐息を付き―――…]
…――――俺がお前を、護りたかったからだ……
[少女の淡い桜色の髪を解き。
正面から、静かに見詰める]
…――――罪滅ぼし、とも言うかもしれんな。
マリーの故郷を滅ぼしたあの作戦で、
俺は間者として潜入していた。
名を挙げ、手柄を立てたい一心でな―――…
[求める声に呼応する言葉と身体。
指が抜かれ、緋扇君の上に腰を落とすように跨がらせられれば、ベリアンと切っ先を交えて二人分の蜜を絡めた彼の男根が分け入ってくる。]
あ、あ、あ、あ ──
[狂おしいほどに満たされ、ベリアンは性愛の架台に弓なりに磔けられた。]
[もう充分に熱い洞を緋扇君はなおも梳き返し突き上げる。
呑み込んだ屹立の他に支えるものもないその姿勢は十二粒の黒真珠を呑まされたまま全裸で馬に乗せられた遠乗りを思い出させ、自ら望んだ仕置の記憶にひどく翻弄されたベリアンは甘く啼いて首を振った。
あの時とは違い、恣に蕩かすことを許された結合部からは淫猥な水音が洩れる。
それがまた劣情をそそった。]
── 何 を、 …っ
[風を切る鞭に不意に打ち据えられて鋭い痛みに顔を歪めたベリアンだったが、その苦悶さえすでに経験済みだ。
闇に繰り返し貫かれながら打擲され躾けられた身体は、緋扇君の手で与えられる暴虐と苛烈な睦言に身じろぎ、啜り泣き、快美に酔う。]
あ、 あ、 汝の手で、 ダメにして…
メチャメチャに して ください
[昂ることで嗜虐に至る魔性の愛を無尽に飲み干す花となって熟れ咲いた。]
―回想・マリーの故郷にて―
[天然の城塞とも呼べる古いその街は、
切り立った断崖の中にあった。
美しい桜色の髪を持ったその民は、
ある時は神出鬼没の遊撃部隊として、
またある時は決して落ちぬ砦として。
敵軍にとって、
日増しに看過しておけ無い存在となっていった。
だがある日、かの街は、
内部から上がった火の手を先触れとして、
一夜にして全滅したと言われている。
たとえ占領したとしても、
長期の駐留は不可能な程の山奥であった事。
なおかつ報復を恐れた敵軍による殲滅戦がその原因だった。
桜花の民は、その日を境に歴史から姿を消したのである――――…]
[そんな地獄の最中、一人の若者が立ち竦んでいた。
炎に揺れる髪はくすんだ赤毛。
しかしながら、着ている軍服は紛れも無く侵略者側のもので]
…――――違…っ、知ら、知らなかったんだ……!
こんな……、降伏さえさせられれば、
それで終わりだって……!
[言いながら、理解していた。
彼らの進入路は自らが作った地図に、
強襲のタイミングは、
街が祭で手薄になると送った情報に依るものに他ならず。
彼の正体を知った街の住人により、
既に右の額から頬に掛け、深い刀傷が走っていた。
ここに来てから、ずっと世話になっていた優しい人だった。
それが今や、自らを殺そうと刃物を手に迫ってきている]
…――――とは言っても、まぁ、そうだよなぁ……
ごめんな、おじさん。
……良いよ、殺してくれて。
[彼の表情に、自らの死を覚悟したその時――――…
視界が、赤く染まった。
つい昨日まで、実の父の様に良くしてくれていた宿の主人が、
刃物を手にしたまま、血溜まりに倒れ伏し。
自分と同じ軍服を着た悪魔達が、人々を――――…]
―現在・大浴場―
[軽く頭を振り、そんな、一瞬の白昼夢を追い払う。
悪夢を見るのは夜だけで十分だ]
だから――――…
マリー……、マリエッタ。
…――――生きててくれて、ありがとな。
[静かに彼女を抱き締める。
流れる桜色の髪に、唇を近付けて]
桃色の髪の捕虜の話を聞いた時から、
絶対に、助けようと思っていた。
まぁ、ただ実際にお前に会ってみたら――――…
[言葉の最後は自嘲ともつかぬ、苦笑いで]
んあぁ…、変になっちゃう…。
[ベッドに押し倒され、くにくにと花園の入口をほぐされ彼の腕の中で甘い吐息を零す。]
そ、そうかな…?んっ…、んふぅ…。
[彼に返事をしていると、何度も口付けられる。それに応えようと、こちらも懸命に口付けを返す]
[打擲を与えるたびに、弾む身体が緊縮と弛緩を繰り返す。
締め付けられる毎、絶頂へ至る階をひとつ昇った。
鞭の痛みすら快感へ擦り換えるよう慣らした身体を、存分に貪る。]
ダメにするよ。
引き裂いて、打ち砕いて、バラバラにして、
私の腕の中で、 ふたたび、ひとつに ───
[咲き乱れる花を散らすべく、
その先に、あらたな縁を結実すべく、深く突き上げる。]
[指に巻いていた連珠を、彼の逆鉾に巻きつけた。
褐色の陽根を、十二の黒真珠が彩る。
その上から、手で包み込んで上下に扱く。]
ああ、愛して、いるとも。
共に、ゆこう。
私と、ともに おいで ……ッ…!
[熱を交わし呼吸を合わせ、
迸り出る思いを彼の中に叩きつけた。]
いろいろって、なんですか。
[頬が膨らむ、拗ねたような響き。
ただ、その響きもすぐに霧散して溜息を吐いた]
そんなので上が納得すると思ってやがりますか、
敵国の捕虜だった僕が――何も、されてないとか。
[>>0:20きっと先に逃がしたあの子が――
心配したにせよ、残留兵のことを報告しているだろう。
そんなことはいくら残念な自分だって理解できる]
結局のところ、
逃げ帰る先なんてもうねーわけですよ、自由になっても。
[自分を失う境界線を越えた日からのように、
まわりにいる人間を誰ひとり知らない――そんな環境へ。
あの日と違うことがあるとするなら、
自分のことだけはしっかりとわかっているくらいだろう]
[促しに反射的に頬を染めはしたものの、
素直に手を差しだして引き起こすように促しつつ。
膝立ちに誘導され、緩く脚を開いて瞼を伏せる。
まだ余韻の残るそこはそれだけでも甘い滴が伝い落ち、
それこそ男がした行為を露わにはしたものの。
何でもないことのように言葉も、視線も受け止めた。
はらりと落ちる桜色の髪が彩る素肌だけを僅かに震わせて]
……そうですか。
[護られることか、罪滅ぼしへか。
抑揚のない言葉を飾るのは翠の双眸へ映る瞳の揺らぎだけで。
束の間、記憶の旅路へと飛んだらしき様相に、
何かを紡ぎかけた唇は抱き寄せられ、
継がれた言葉に、何も言えなくなって閉ざされた]
[花園がしっとりと湿っていることを確認して、指をゆっくりと沈めていく。]
どう?きもちいい?
[尋ねながら、指をくにくにと蠢かせる。]
[痛みと官能ともに愛もまた深く刻み込まれる。
二人の間に挟まれた若木に巻かれる連珠は再び召喚のまじないをかけられて回り出し、熱泉の放出を待ち望む身体に新たな刺激を加えられたベリアンは甘い錯乱の嬌声を迸らせた。]
ああっ、 いい、いい、 気持ちいい…っ
や、 ああン 中で、 ああっ そこ…ぉ
来て ──
[身体に飾られたすべての輪を鳴らし、全身を一個の楽器と化して喜びを歌い上げる。
緋扇君が誓いを解き放つその瞬間まで。]
[共に絶頂に至り、魂までも共振させて、結ばれた。
ゆっくりと身体を倒して、緋扇君の心臓の上に接吻け、微睡むような消耗に身を浸す。]
…幸せ、です。
[桜の季節、それも落花の頃。
舞い散る花弁に酒宴があちこちで催されて、
そんな記憶が薄らと浮かび、湯気に煙る。
どうして、その日に限って街を抜け出したのか。
どうして、その日に限ってひとりで遊びに出たのか。
そこまでは思い出すことはできなかったけれど。
薄桃色の花弁が舞う小さな街は、
市街を舐めつくす劫火で赤く染まって、そこだけが鮮烈に。
それに加えて。血の赤もまた視界を埋め尽くす――
そんな景観を遊び場の古びた塔から見下ろしていたのだと。
今までけして開かなかった、
記憶の扉の向こう側が描き出す感覚に]
生きててくれて、ですか……。
んあっ…‼︎気持ちいい…なのかな?ジンジンするの…
[ゆっくりと沈んでいく指にビクリと震え吐息を零しながら応える。
中でくにくにと蠢く指に、さらに嬌声を零し、指を締め付ける]
[――けれど、過去の記憶が動かす感情などなくて。
幼い頃実際に見ただろう光景は現実感はなく、
良くできた芝居でも観劇しているような感覚でしかない。
あの日を境に蓋をした記憶は、
風化してしまったかのように、今は色褪せたままで。
それよりも密接した体躯から伝わる感情に、
瞳をぱちぱちと瞬くと――…]
じゃあ、感謝するといーです。
……そうすれば、ディタが楽になる……。
そういうことじゃねーですか、それ?
[響きはちょっぴり意地悪げに。
唇は弧を描いて、悪巧みしているときの表情そのままで]
罪滅ぼしさせてやるから、最後まで面倒みるといーですよ。
さっきも言ったとーり、僕は国に戻る気がねーですから。
どこか遠い場所……平和なとこまで連れてけです。
その先は――、僕ひとりでなんとかしてやりますから。
そこまで責任もてねー罪滅ぼしなら、
あっついクラムチャウダーあたりで顔洗ってこいです。
[ふふんと鼻を鳴らして、無駄に胸を張ろうとしながら。
身体に力が入らないせいか、よろけて慌ててるのはさておきつつ]
ちゃんと、最後まで責任もつってんなら。
とっくべつに感謝してやって、
ここを出るまで表向き言うこと聞いてやるです。
さあ、僕は女じゃないからよくわからないな。
[とはいうものの、反応で淫靡な快楽に耽っていることはわかりきっている。]
来た時はあんなに嫌がっていたのにね。
今では自分から求めるように身体が動いてるよ。
[彼女の揺れ動く腰を感じながら、囁く。
気付けばもう陽は傾き、返景が時の経過を教えてくれている。]
[結ばれた誓いの歌がゆっくりと弱まり消えていく。
穏やかな吐息と鼓動が支配する時を、暫く抱き合ったまま揺蕩っていた。
胸に捺された口づけに微笑み、黒い髪を梳く。]
おまえと出会えて、良かった。
[隠すところのない心情を、言葉にする。]
[心の望むままに穏やかな時間を過ごした後、
黒蝶の足の鎖を外して抱え上げた。
当然のように彼の熟れた後孔には闇を忍ばせて閉ざし、
闇を織った布で全身を包んで横抱きにする。
そのまま、部屋の外に出て浴室への道を辿った。
ふたりともに身を清め、情交の痕を洗い流せば
濃密な時間の痕跡は、ふたりの魂の中と
褐色の肌に散る赤のみとなる。]
しばらくは自由に過ごすといい。
おまえを連れて帰るには、まだ間があるからね。
[柔らかな布で包んで水滴をふき取ってやり、
しっとりと艶やかな肌を軽く掌で打って、
しばしの自由を許可した。]
[指に絡んだ蜜を見せ付けるように舐めるファミルを見れば ぞくり と肌が粟立ち
視られることへの悦びを感じるような例えようのない新たな感覚を呼び起こす。
敏感な部分を内側と外側から刺激されれば
快楽の波はとどまることを知らず。
声も出せず過呼吸のように空に喘ぐとファミルに優しく導かれるままに昇り詰める。
岩に打ち付け割れる波のように
悦楽は
ああ… 怖い…怖いです――ファミル様…
そんなにされたら…もう―――…ッ
[乱りに乱れて何度も頂に達すると自分ではコントロール出来ない快に恐怖にも似た感情を覚える。
ビクビクと震え、手放しそうな意識に辛うじて掴まると
もうやめてほしいという理性と、もっと狂いたいと求める欲望とがせめぎ合う。]
[ファミルの上に座らせられれば、ぐったりともたれるように眼前の流れる金糸に腕を回し、腰を沈ませながらゆっくりとファミルを包み込んでいく。
何度も自分の名を呼ぶ声に応えるように]
ファミル…様 ファ…ミル様…
[揺さぶられながら呼応する。
ファミルの体勢が変わればそれは更に深淵を貫き、また別の場所を刺激した。
跨る形でファミルを見おろしながら
最初の頃の無理矢理拓かれるようなそれとはまるで違う、優しい導きに
この人に自分の全てをあげたい
なにもかもを
そう思った。]
/*
エロル書くのに1時間半くらいかかった…(しろめ)
か…亀ですみませぇぇぇぇぇん><。
そしてお風呂行ってきます**
[官能の囀りを覚えた雛鳥は、名残の痙攣が去ってゆくまで、しばし庭師の腕の中で憩う。
こうして静かに抱き合うだけなのも好きだと感じた。
「おまえと出会えて、良かった」と耳元へ囁く声に、額をそっと擦りつけてみせる。]
身体をあわせると、感じることまで似てくるのかな。
[格子に繋がる鎖を外され、抱き上げられる。
鈴のついた枷そのものは残されたが、彼の所有の主張と思えば邪魔とも感じない。
簀巻き状態で風呂に運ばれるのも三度目だったか。
相変わらず服がない上に体力を消耗している状態だから抗わなかったが、風呂から出たタイミングで服と眼鏡を要求した。]
もう、何処かへ行ってしまったりしないと信じてくれるだろう?
──我も、汝とともに歩みたい。
[「おまえを連れて帰る」とさりげなく明かされた意図に頷き、洗い清めた十二粒の黒真珠をふたたび首にかける。]
あっ…んあっ…。恥ずかしいから…言わなっ…ああっ…‼︎
[囁かれながらも蠢く指に嬌声を零しながら応える。
窓から差し込む朝の日差しにもうこんな時間なのかと心密かに感じた。『この時が続けばいいのに』と思ったのは当然、内緒なわけで]
あなたの雛鳥をご指名で、すぐにも抱かせてほしいというオファーが来ているわ。
どうする?
そろそろ、巣立ち後のことも考えないといけない時期でしょう。
【最終課題】
頃合いを見計らって(=自分達のログが切りのいいところまでいったら)、雛鳥PLは、指名してきた「客」の素性設定なり性格描写なりをしてください。(白ログまたは狂鳴ログ)
お金持ちが妥当ではありますが、貧乏な幼馴染とかでも可です。
庭師はオファーを受けるなら、”商品”としての仕上がりを覗き部屋等から見届けること。客の趣向や交渉次第では目の前でさせるのもありです。
おもてなしは秘話ログで進めてもいいし、狂鳴ログでも構いません。
狂鳴ログの場合は、通りかかった他の人も声を聞いてしまったりするかもです。
(NPC客のロール全般を雛鳥PLが行う前提のイベントですが、ペア間で同意が成立したなら庭師PLが客の行動描写を担当しても構いません)
オファーを断るなら、任意のレッスンをどうぞ
ふふっ、お前は可愛いな。
ついいじめたくなる。
[と言いながら責めを激しくしていく。
指で蕾を捏ね、蜜壺をまさぐり、時には菊の花も撫でる。余った左手は自身の身体を支えるのに使い、舌で双丘を舐る。]
ぷはっ、そろそろ女の快楽が刻み込まれたかな?
どうだ?いいもんだろう?
/*
ペア村の最終イベントはやはり、ペアの親密度や絆を確認させるためのもので♪
そういや、天声イベントと言いつつ、村建て発言じゃなくて通常発言でしたね()
綺麗ですよ、エレオノーレ――…
っ!
[見下ろす愛しき人に惚ける。
知らなかった…
こんなにも愛とは、とても尊く愛しむものなのだと―
迷いはないわけではないけど、今はただ感じるままに身を委ねよう―]
私もイキますよ…!エレオノーレ…!
んあ!!!!!!!!
[さらに強く揺さぶると、情熱のまま愛を注ぎ込んだ]
/*
いつもの注意書きまで入れようとしたら「文字数が多すぎます」エラーになったのでメモに転記。
まあもう4回目なのでわかってるだろうし。
[官能の証たる連珠で再び身を飾った愛し子を、軽く引き寄せて口づける。]
信じているとも。
おまえは私に結ばれた。
[距離がどうあれ、繋がっているのだと胸に手を置いて笑う。]
では、あまり見えていなかったのかい?
それは惜しいことをした。
[闇を紡いで形を造り、雛の顔に掛けて調整する。]
今はそれを使っていなさい。
いずれ職人を呼んで作らせよう。
おまえには、ちゃんと私の顔を見てもらいたいからね。
[ぼやけようがないほど顔を近づけて、息と囁きを吹きかけた。]
[望むままに服を与え、浴室から送り出す。
その服も己の魔力で造り出したものだから、
自分の望むときに消せる……というのは、特には説明しなかった。
自分もまた身なりを整えて、浴室を出る。]
/*
最終イベントの難易度は雛鳥PL次第となっております。
脂ギッシュなスケベ爺にするか、金を溜めてきた初恋の人にするかで振れ幅デカいと思うんだ。
そんなに視力が悪いワケじゃない。
ただ、あった方が安心だ。
[これまでよく見えていなかったのかと悔やみ、顔を寄せてくる緋扇君が可愛いと思った。
感謝の意味もこめて素早く接吻けを盗み、眼鏡のブリッジを指先で押し上げる。]
汝のことは見逃さないし、同じように感じるよう躾けた、だろう?
[身支度を整えてもらったところだが、部屋に戻って休むことにする。
幸せだがクタクタだ。]
あの檻はずっと設置しておくつもりなのか?
[どのみち、二人の放蕩の始末をしないとあの中で寝るのは大変だろう。
ベッドが部屋の隅に寄せてあったはずと思い出し、片側を開けて寝ようと考えた。
ひとりではきっと広すぎる。]
[眼鏡を押し上げるさまが絵になっていて、微笑ましく眺める。
告げられる言葉にも。]
そうだね。
同じように。
[彼を開発したのは自分だ。
眠れる素質を開花させ、どこが気持ちいいのかを教え込んだ。
自分が知るとおりに。]
あの鳥籠かい?
しばらくあのままにしておくつもりだよ。
[問いには当然という顔で頷いた。
部屋を開けている間に、使用人が掃除程度はしてくれているだろう。]
あの揺れの中でするのも、気持ちいいだろう?
[またしよう、と暗に誘う。
己自身は睡眠を必要としない身体だったが、ベッドの片側が広く開いていれば、潜り込みもするだろう。抱き合って過ごす時間もまた豊かなものであるゆえに。]
んああっ…‼︎もっと、もっと…‼︎
[彼に花園と蕾、そして蜜壺を指で弄られ求める。
双丘を舐められれば、ビクリと震え彼にしがみつく]
エレオノーレ…
[心地よい甘い痺れに酔いしれながら、抱きしめて口付ける。
共に横たわると、腕枕をしながら彼女の髪を救い上げて弄び。
いつまでもそっと撫でていた*]
− 「客」の訪れる日 −
[眼鏡と服を新調してもらって以来、ベリアンは元の身分にふさわしい佇まいを取り戻して部屋の外に姿を現すようになった。
今日は精緻な刺繍を施したシャルワニ風の踝近くまである丈長の服を着ている。
その首元を飾るのは十二粒の黒真珠。
他にもいくつもの装身具を緋扇君から贈られ、身につけていた。
両の手首には連ねた細い金属のブレスレット。
左の足首へと巡らされた環にも鈴が取り付けられ、ベリアンの居場所を周囲にそれと知らせるのだった。
華奢に、巧妙に造られているとはいえ、それは実のところ枷であり、ベリアンが自由を制限された身であることを仄めかしている。]
― 窓辺にて ―
[考え込むように、窓の外の風景を見つめていた]
純真すぎる――…
このままでよいでしょうか…
[エレオノーレの事を考えれば、自分の手元に置くべきなのだろう。
手放したくはない。
こんなにも愛している―
それでももっとエレオノーレにとって、最良の幸せがあるのではないかという不安。
自分と一緒ではいけないのでは、と心配が深い影を落とす]
/*
即、最終イベントを開始してもいいんだけど、表でエンカあってもいいかなという算段で図書室に行ってみた。
明日になっても誰も出てこなかったら移動するー
[エレオノーレが現れたのなら、悲しげな顔をは見せず]
君に話していないことがありましたので言っておきます。
よいですか、私と二人きりの時はよいです。
私と同等の立場でかまいません。
ただ一歩出たら己の立場をわきまえなさい。
この屋敷にいる間は、私は庭師であなたは雛鳥。
話すことはよいですが、意見を言うことは駄目です。
庭師にはそれぞれ教育方針がありますので。
対面を保つことは、ここで生き残る条件だと思いなさい。
君を守るためです。
わかりましたね。
それと名前についてです。
君は名前を名乗ってましたね。
それも控えるようにしなさい。
ここでは源氏名という、これから仕事をする上でのもう一つの名前をつけることになっています。
君に源氏名をつけなかったのは、エレオノーレ自身であってほしいと思いつけませんでした。
これからを考えるなら、君の名誉を守るためにつけておけばよかったとかと思いましたが。
君が雛鳥だったことがばれぬ様、手は打ちましょう。
[幾度も奥を突き上げられ
ファミルが中で膨張すれば、より密にそれを感じ
息も絶え絶えに]
わたし も…
また……イキ…ます
ファミル様っ
[最奥に烈々たる情熱を感じると同時に
背を弓なりに反らせ ピク ピク と躰を震わせた。
ファミルの埋まった場所は与えられた情熱を1滴も残さぬよう絞り取らんとばかりに蠢動を繰り返した。
横たわるファミルに重なるように身を預ける。
自分を映す凪いだ海のような碧色の瞳。
余韻に浸りながら淡く色づくその唇に口付けを落とした。]
う、ぐ―――…
[マリーの真っ当な指摘に言葉を詰まらせる。
この国から逃しさえすれば、自由にさえすればなんとかなると思っていた。
だが――――…]
確かになぁ……
なんでお前、んなに可愛いんだよ……
[もう何度目かになる溜息と共に吐き出されたその言葉は、
紛れも無い彼自身の本音で]
――――何も無かったとか、
うちの軍全員が不能でも無い限り無いよなぁ……
[そうでない事は、彼女自身の身に起きかけた事実が如実に物語っていて。
現にディタの元へは、仕上がり次第、
もしくは調教中でも良いから彼女が欲しいという話が
既にいくつか届けられていた]
話は以上です。
しばらく、一人にしてくれますか。
食事の用意をさせてますので、食べてくるのもよいでしょう。
[一人になれば、また窓辺を見つめて考える。
不思議なものですね。
エレオノーレを見ていれば、彼女の考えはよくわかるのに。
いやわかるこそなのだろうか、自分がわからなくなる。
熱い逢瀬をしてもどんなにしても…
怖くなってしまう―
これが愛という名の感情というものなのか]
― 「客」の訪れる日 ―
[褐色の肌をした若者を「鳥籠」へ連れて来て以来、部屋で共に過ごすことが多かったが、ここしばらくは好きにさせていた。
それはとりもなおさず、教えるべきことは一通り教え終えたということ。
自身もまた部屋の外で過ごすことが多くなり、時には街まで足を延ばしてもいた。
この日も外へ出ていたが、戻ってきたところで思わぬ報せを受け取ることになるのだった。]**
[街から戻ってくるたび、土産と称して品物を若者に渡していた。
それは食べ物であることが多かったが、時に奇妙な形をした道具であることもあった。
使い方がわからないと言われれば、実際に使ってみせる。
もちろん、ベッドの上で。]
図書室に行くなら、あれは読んでおくと良い。
[そう言って、性愛に関する書物を勧めることもした。
直接営みについて説く本だけではなく、マッサージや入浴などの書物も勧めておく。
実践には、いくらでも付き合うのだった。]
――――ん…、染みたら、言えよ……?
[手のひらを握り、マリーを引き起こし。
少女に残る行為の残滓に束の間、息を呑む。
固く抱きしめた腕を緩めれば、
抱き寄せたまま、石鹸を泡立てたタオルでゆっくりと拭っていき]
そうだなぁ……
結局のところ、自分が楽になりたいだけだったのかも知れない。
――――今更許してくれとは言えない立場なのは、
そりゃ、な……判ってる。
[首元から、胸。
そして臍から臀部へと。
まるでクリームで彩る様に、少女の体が泡で包まれていく]
[そんな時に客の指名の話が飛び込んできた]
また早急な…
わかりました、対応しましょう。
[自分の熱い想いと現実の狭間でファミルは*大きく揺れた*]
− 街の土産 (回想) −
[緋扇君が様々な品を買い求めてくるたび、そんなものがあること及び、それが売られているということに驚嘆させられる。
性愛の探求に熱心なのは自分たちばかりではないらしい。]
特注ではないのか。
[一度、そう言ったら、では特注を作ろうといろいろ実測されて恥ずかしかった。]
[読んでおくといいと挙げられたタイトルを図書室で探すことを承知した後、しばし掌を胸に当てる。
身体にフィットした服は着心地がいいが、難をいえば乳首が擦れるのだ。
微弱な刺激で膨らむようになってしまった理由はわかりすぎるくらいだし、それを緋扇君に告げれば、その場に押し倒されて弄られる未来しかみえない。
もうひとつ、実はシャルワニに通常セットされているズボンなしで供与されているのだが、自国の服ではないのでそういうものかと騙されている。
前開きのシャルワニはベリアンの高貴な清楚さを引きたたせるのと同時に、指一本で前をはだけてしまえる利便性を備えた服であったのだ。]
…――――国に、帰らんのか?
まぁそりゃ、お前が望むなら、
そこまで連れて行くのは構わんが……
[そこまで言って、気不味そうに目を逸らした。
手桶で汲んだお湯を、マリーの頭からかけて。
自ら調合したシャンプーを手に取ると、
少女の髪ごとわしゃわしゃとかき混ぜる。
――――そんな、長い沈黙の後に]
責任は、取る。
だがその……俺さぁ、一人で寝れなくてな……
[シャンプーを泡立てる音に紛らわせるように。
小声でぼそりと呟いた]
…――――駄目なんだ。
いつもっつう訳じゃ無いんだが、
悪夢を見て、自分の叫び声で飛び起きるっていうな……
[軍を辞め、庭師という職業を選んだのも、
裏を返せばそんな理由だった。
ここにいれば、少なくとも雛鳥を育てている間は、
相手を抱いて眠っていられる]
だから、その……
[ドヤ顔でよろけるマリーの腕を引き、
泡まみれの彼女を再び己の腕の中に掻き抱いた]
お前が気が済む所にまで、送り届ける事はできると思う。
だからその間、嫌かも知れんが――――…
俺のだき枕になってくれ。
………あとクラムチャウダーで顔洗うってなんだ……
全力でベトベトし過ぎるだろう……
/*
>>8
ふむふむ「抱かせてほしい」かー
「買い取りたい」かなと予想してましたCO
そうか、なんとなく「商品=売られる(売り飛ばされる)」と思っていたけど
「抱かせてほしい」というところを見ると限りなく「娼婦」という感じなんだなー
「NPC客のロール全般を雛鳥PLが行う前提」
なにそれ初RP村住人にとっては鬼モードなんですががが(しろめ)
…うん、まあ
ファミル様が 好き
ファミル様を 愛し始めている
信じたい
信じて大丈夫
だって
こんなにも熱く私を求めてくれる
親でさえ
捨てた私を―――
ファミル様がいなくなったら
私にはもうなにもない
/*
これで最後に捨てられるとかいう展開になったらなったでおいしいです
\ウソ!ナキマス!!!(T_T)/
でもね、どんな展開になるかわからないからね
そっちのエンドも考えておかないとね
とーぜんです、とーぜん!
[溜息とともに零れ出た言葉に満足げに。
ただ、言葉とは裏腹に表情は不安そうな陰りもあった。
翡翠の双眸が真っ直ぐに映しだす庭師を窺うように。
どうしたいのかを探るその視線は、
髪に隠れてあまり掴めはしなかったけれど]
……ん、っ――、別に…………。
僕は赦すとか……どーでも、いいですし――…
[泡立つタオルが素肌を滑っていくたびに敏感に震えながら。
ゆるりとディタの肩口へ腕を巻き付け支えとして、
綴る言葉はゆっくりと、零れそうな感情を乗せないように]
記憶を……思い出せば、別かもですけれど。
思い出せないことは……思い出さなくていいことだって。
……それとも。
[息をこくんと飲みこんで]
ぜんぶ思い出して、おまえを責めるまで。
もしかしたら殺しちゃうかもしれないですけど。
そんなふうに責任取るってことなら、
もうちょっと真面目に受け止めてやってもいいですよ?
[きっと、酷い表情をしている。
悪戯を思い浮かべて実行したときのような、そんな表情を]
国に帰ってもたぶん、
良くて何か吐くまで尋問コースじゃねーですか。
そんなトコに帰れるわけねーですし、帰る気なんかねーです。
自分たちだけの正義を譲らずに、相手を騙したり、強いたり。
それが軍人ってやろーたちですし?
[窓辺のファミルに話し掛けるといろいろと注意をされる。
先程までの様子と一変した感じが気になりはしたが素直に話に耳を傾けた。]
立場を…はい わかりました
源氏名…そうなのですか
でしたら 出会った方々は その源氏名なのでしょうか
…雛鳥であったことがバレてはいけないのですね……
気を付けます
[いくつか弁明をしたかったが、また口答えをして今の関係を壊したくなかったので口をつぐみ、食事の席へ向かった。]
[そんな危険な言葉を吐きながら、またぺたりと床へと座る。
男が持ち上げた手桶を見て作業がしやすいように。
触れ合う体温に、身体の力が抜けたわけでは断じてない]
ちょっ――
もうちょっと、レディには丁寧に……あぅ。
[お口にお湯が入って黙った。
ごしごししている間は静かにしなければいけない、
その程度のそんな素晴らしい学習能力を発揮している……]
[――そうして暫し、
髪を洗う指先が擦り込む心地よさに意識を委ねながら。
聞こえてきた小声に辛うじて吹きだすのを堪えて、
身体をふるふると震わせている――]
……、そーですか……。
[詰まったような言葉。
堪えたものが何かなど、すぐに伝わる身体の震え。
引き寄せられて抱かれるら感触に、
堪えた何かは泡のように流れてはいくけれど]
ん。
……仕方ねーヤツですね。
1日1個のエクレールで請け負ってやっても、いいです。
[ぬるぬるとした泡の感覚が擽ったいことにして、
くすくす笑いながら回した腕でディタの頭をぽふぽふ叩くと]
ちゃんと最後まで責任とるなら。
抱き枕くらい、このマリーさんに任せとけですぅ!
― 黒エレオノーレ ―
あの男があんたなんかを愛していると本気で思っているの?
あんな手練手管にコロッと騙されちゃうんだからねえ
本当に世間知らずよね
あんたをこの世に産み落とした親ですらあんたを捨てたんだよ
そんな出来損ないで厄介者のあんたを愛してくれる人間なんて
どこにもいないね
あんたはここで体のいいビッチになるんだよ
それが親の望みじゃないか
あの男だってあんたを囲うよりは
あんたが稼いでくれたほうが何十倍も嬉しいだろうよ
あんたがあいつを愛しているなら
その愛の為にここで娼婦として働くべきだね!!!
[…は高らかに笑うと漆黒の闇に溶けて行った。]
[強い――――…少女だと思った。
過去では無く未来を見据える彼女の眼差しが眩しくて、
ほんの僅か、目を細める。彼女のそれはとても悪い顔であったが]
…――――良いよ。
元々あの時に死んでいた様な身だ。
それでマリーの気が済むのなら、
いくらでも責めて、殺してくれ。
[別に命が惜しくない訳では無かったが――――…
彼女にはきっと、その権利があると。
けれども彼女が本当に求めているのは、
もっと違う、別の何かである様な気もしていて]
帰ってもそんな目に遭うようなら、
確かに軍には返せない、か……
――――っと、ごめんな?
大丈夫か?
[どうやら口に入ったらしい。
お湯をかける手を一旦止め、
気遣わしげに彼女を見詰めた]
……いや、レディ……?
レディなぁ……
[そんな失礼な疑問形を呟く事も忘れなかったが……]
…――――って、こ、こら、笑うな。
だから言いたくなかったんだよ……!
[肩を震わせるマリーに、心底悔しそうにそう言って]
ま、まぁそれなりに蓄えもある。
1日1個は難しいかも知れんが、
できるだけ善処しよう。
だから、まぁ……
[身体を寄せながら、
自らの頭をぽふぽふ叩くマリーが愛おしくて]
お前の故郷を滅ぼし、一人ぼっちにした責任。
半ば無理やり、その身の純潔を奪った責任。
マリーの気が済むまで、取らせてくれな?
[むしろ、それは。
彼女と共にいたいがための懇願であったかも知れず]
(あぁ、くそ――――…)
[マリーの頭にお湯をかけ、
シャンプーの泡を洗い流しながら。
もう一つだけ告げていない思いを、己の内に押し殺して――――*]
よくいったです。
[不吉な笑顔とはこのことだろう。
無造作に身体を剥がして、そっと両手の指を――
――ディタの両口端に引掛けて全力で引っ張りながら]
いますぐ死ぬといいです……!!!
[とてもひどい光景を作り出しつつ。
とはいっても膂力の差は歴然で剥がされれば、
すぐに引っ込む程度の処刑ではあるけれど。
レディらしからぬ様相で睨みつけ――]
いちいち、いじいじしたやろーですね。
……ちゃんと約束しないと、また顔面崩壊の刑ですよ?
[そんなちょっとした怒りはやっぱり長持ちはせず。
そこから崩した表情がどんなものだったか、
額を合わせて顔を覗き込んだ男にしか分からないようにして]
……一度だけしか言わないです。
おまえは確かにど変態でどけだものでえろえろで、
えーとあとは、ひとりで寝れない子供ですけど!
少なくともこの国で会った中では、いちばん……
――いちばん、マシな男でした。
[酷い言葉の羅列に満足げに。
後半は、少し申し訳なさを滲ませて]
だから、その責任、一生かけて償うといいですよ。
お、おひ、なにひやがる……!
[不意に口の端を引っ張られ、
愉快な感じに顔面が歪む。
しばらく好きにさせた後にひっぺがし、
ひりひりとする頬を擦った]
ていうかどんな死因だ……!
これで死ぬのは多分、
某愛と勇気だけが友達のヒーローくらいだぞ……?
[バイバイキーン!とでも言いそうな
悪い笑顔のマリーをジト目で見詰め]
…――っておい、
誰がど変態でどけだもでえろえろで
ひとりで寝れない子供だ……!
[自分だった。
けれど、続く彼女の言葉はまるで――――プロポーズで]
まぁ、俺はど変態でどけだもでえろえろだからな……
身の安全は、保証できないが――――…
それでも良ければ、傍にいさせてくれ。
マリーがもういらないって言うまで、ずっと。
…――――一生かけて、お前を護らせて欲しい。
[額を合わせ、彼女の顔を覗き込む。
その表情に、薄く微笑み。
――――互いの口唇を、重ねあわせた――*]
―ディーターの部屋―
[翌朝早朝。
未だ朝靄が立ち籠め、日の昇り切っていないそんな時間に、
男は静かに目を覚まし。
傍らに眠るマリーの髪を、そっと撫でる。
そうして軽く着替えると、
伸ばしっぱなしの髪を後ろで結わえ。
音を殺したまま、自らの部屋を後にした]
[しばらくして戻ってきたその手には、
いくつかの品々が握られていた。
殊更大事に運んできたのは、マリー待望のエクレールで。
メイドに用意させていたのが、ようやく届いたのだった]
…――――ちゃんと、ご褒美も無くっちゃな?
[口の端だけでにやりと笑い。
男のワイシャツだけを身に纏い、寝こけるマリーの元へと忍び寄った。
沈み込むベッドのスプリングの微かな軋みと、
少女の寝息だけが静寂に満ちた]
[マリーは仔猫の様に丸まって眠っている。
男物のグレーのワイシャツからすらりと伸びた両脚の間には、
当然、隠すものなど何も無くて。
そんな無防備な少女の秘裂へと、顔を寄せる。
ぴちゃり、ぴちゃり……、と。
たっぷりと唾液を絡ませながら、
男は舌を這わせ始め――――…]
[彼女の求める声を聞いてふと、手を止める。]
まあ、今日はこれくらいにしようかな。
[彼女に「おねだり」を覚えさせるための方便だった。]
―
[ファミルから「一人にしてくれ」と言われたエレオノーレは軽く食事を摂ると
では絵画室へ行ってまいります
告げ、後ろ髪を引かれるような心持で一人絵画室(に勝手にしている部屋)へと行き黙々と絵を描き進めた。
苦労しながらも、絵は完成間近。
エレオノーレの描く絵は2(3x1)
1.非凡
2.平凡
3.ピカソ
「客」の話はまだ知らない。]
/*
「客」の素性設定と性格描写か…
誰か落としてくれたらそれを参考にしながらやろーっと←
とりあえず大まかに…
2(3x1) 1イケメン 2普通 3ブサメン
3(6x1) 1麻薬密売組織 2臓器密売組織 3切り裂きジャック
4政治家 5企業家 6その他
2(3x1) 1攻撃的 2特異性癖 3高慢
/*\キタコレ!/
外見普通の切り裂きジャックで特異性癖…(しろめ)
…ま、まあ選択肢がロクなのなかったからね……
よし、じゃあこれで設定練ろう(こねこね)
/*
Σはっ!
でも「エロ」レーティング村で「グロ」表現ってどこまでしていいんだろう…
まあ、私の書くものなんかそんなグロにはならないだろうけど
これは聞いてみたほうがいいかも…
/*
このメモの使い方はいいのだろうか…
NGだったら申し訳ありません><
あとなー…やっぱり「客」が切り裂きジャックっていうのはなー
かなり苦しい設定のような気が…
― 自室 ―
[エレオノーレに説教した後、窓辺で物思いにふけっていた。
そろそろエレオノーレのその後を、考えなくてはならない。
そのための準備に取り掛からなくてはならない。
そんな時に客がきたとの知らせを受けた。
エレオノーレはちょうど出かけているので、ファミル自身が応対することとなった]
ふふ、私は何を悩んでたのでしょうね。
まったく何をやっているのやら…
[そう言いながら召使いに自分の支度をさせて、部屋を後にした*]
― 応接の間 ―
お待たせいたしました。
私はエレオノーレの主、ファミルと申します。
[どこかの使いのような男はファミルをどこか見据えている。
お互い挨拶を交わすと、淡々と告げる。
「王の寵妃」としてエレオノーレを渡してもらいたいと]
よい話ですが、いささか早急すぎではありませんか。
ちゃんと手続きを踏んでいただきませんと。
私どもは困ります。
それに私は完成品でしか、お渡ししないことにしているのはご承知のはずだと思っていましたが。
[使いの男は困惑している様子だったが、引く様子はなかった]
(どこの王様なんだか知らないが、エロじじいめ!)
残念ですが、エレオノーレの引き取り先は決まっています。
お引き取りください。
お手数をおかけしましたので、こちらをお受け取りください。
[テーブルに置かれた布を取って、使いの男へと見せた。
そこには大量の金品と金が置かれていた。
使いの男は驚愕していたが、王の厳命が強かったのだろう]
「王が欲しいとおっしゃっているのだ。なんとかするのが君の仕事だろう」
[引くことはない。
ため息をつくとファミルは淡々と語る]
引き取り先は、エーヴェルハイム家です。
そこの嫡子が、大層ご執心なのだそうで。
[使いの男の動揺は隠せない]
あっ…、やっ、やめないで…。
[ふと手を止められ、物欲しそうな視線を彼に投げなかまら腰を揺らす]
[新しい知識を仕入れて図書室を出る。
街へ行くと告げた緋扇君がいつ戻るだろうかと、二階の回廊の途中から「天使の鳥籠」の門を眺めていた時──待ち人ではなく意外な顔を見つけた。]
スブーシュ叔父── それと、ラーマ親衛隊長も?
[自分を迎えに来たのだ、とわかった。
緋扇君の許しを得てベリアンは国元へ、「留学の帰途、海賊に攫われた。今は別の街の学び舎に匿われている。無事だから安心してほしい。我が身分にふさわしい身代を届けられたし」という旨の手紙を書き送っていた。
それを見て、取るものもとりあえず駆けつけてくれたのだろう。
国政を輔ける叔父や親衛隊長自らが出向いてくるとは予想外だったが、それだけの大金を動かしたということか。
自分が大事にされている証拠と思えば、胸が痛む。
もはや、あの手紙を送った時とは事情が違ってしまっているのだ──]
叔父上に会って話をし、納得してもらわねば。
ラーニー国第7王子ベリアン・スディーシュ・アヴァリは、もう、国には戻らないと。
[覚悟を決めて歩き出したベリアンはまだ知らない。
政権の奪取をもくろむ叔父が海賊に情報を流して嫡出子の乗る船を襲わせたことも、「天使の鳥籠」の実態を聞き知った彼がベリアンの弱味を握った上で国へ連れ帰り、傀儡の王に仕立て上げようとしていることも、支配の手段としてベリアンに行使せんと昂らせている倒錯した欲望も。
彼らが「客」として黒蝶との接触を求めたのは身分の開示を憚っての偽装だと信じ、オファーを受けるよう、戻って来た緋扇君に頼むのだった。]
[エーヴェルハイム家は世界有数の名家。
噂では王でも手出しができぬほどの、権力を持っているらしい]
おわかりですか。
王によろしくお伝えくだいませ。
戸口までお送りします。
[金品を使いの男に渡すと応接の間の戸口へと行き、追い出すように扉を閉めた*]
してほしかったら、こっちがしたくなるような「お願い」の仕方を考えてみなさい。
[にこりと微笑みながら、彼女を見下ろす。]
そんなお願いの仕方じゃいじってもらえないよ?
[目を細めて微笑む表情は変えず、彼女の頭を撫でる。]
/*
そ し て ! ! !
ファミル様のイケメンぷりに!!!
ぐはぁぁぁぁぁっ!!!(ごろごろごろ)
私の陳腐な設定は海のもずくになってくださいぃぃぃ///
「王の寵妃」とか「名家の嫡子」とか畏れ多いです本当に///(てれてれてれ)もっと妃っぽければよかったんだけどね中身私だからしかたないよね(ふるえ)
ファミル様マジイケメン!
特に>>15下段とか度々出て来る
召使いに身の回りのことを全てやらせるところが
とってもツボです!!!
Q.萌えポイントそこ?
A.はい。マニアックなんですすみません。
えっ…。えっと、もっと、私の大事な所を弄ってください…。
[微笑み、頭を撫でる彼に恥ずかしそうにおねだりをしてみる]
跡継ぎ アレクシスは、鳥籠の支配人 を投票先に選びました。
― 再び、自室 ―
[帰ってくると一息いれるために、ティーの用意をさせている]
時がきました―
エレオノーレを呼びなさい。
話があると。
[召使いに呼びにいかせた。
ファミルは出した答えを、エレオノーレに語るだろう。
それを聞いてエレオノーレの出す答えを不安に思たが、もう後には引けなかった。
ファミルの気持ちはもう揺れることはないのだから*]
もっと、はしたなく「おねだり」できないと満足しない殿方もたくさんいるよ。
[彼女の恥ずかしがり屋なところは相手の「いじめたい」という欲求を高めることだろう。もっと恥ずかしいことをコイツに言わせたい、させたい。そう思わせるだろう。
だから、ここで厳しく「おねだり」させるのが本人のためでもある。]
えっ…。ど、どうしたらいいてしょうか?
[もっとはしたなくと言われても未だ男も知らないような私にはどういう風に言ったらいいのかわからい。
思わず、彼に尋ねてしまう]
/*
ベリアンのミドルネームが「スディーシュ」で、叔父は「スブーシュ」と呼ばれてるから、先代王の名前が「ス○ーシュ」で、二人ともそれにちなんだ名前を与えられているんだよ、という設定が今できた。
実はベリアンの名前はネットで見つけたインドの俳優さんリストからつけて、叔父も同じくよくあるインド名前リストからつけたので似てしまっただけなんだけど (←
そんな固くならないで座りなさい。
ティーはおかがですか?
菓子も用意したので食べますか。
話は少し長くなります。
[ティーを飲みながら、菓子を指さした。
真っ白な皿に用意されたのは、焼き菓子にチョコレート。
ケーキが並んでいた]
エレオノーレ―
あなたは私が色にこだわって、この仕事をしていると思っているようですが。
私は私のように何でもやらないと、生きていけない。
哀れな子を生み出したくはなかった。
もっとひどい状況な子は多いです。
―応接室にて―
あなたが私の雛鳥を買いたいという方ですか…
[その男はとある成金の豪商だそうだ。気品のない顔、でっぷりと肥えた身体、なるほど欲深そうな男だ。]
「ええ、モーガン家の育てる雛鳥は素晴らしいと聞きましてね」
[ガハハ、と豪快な笑い声をあげる。豪快だが、気品を感じられない。何となく、嫌というか自分とは合わないような気がする。]
わかりました、競売の日まで時間がありますが、貴方も競売の参加者として当日お越しください。
[こいつには渡したくない、そんなことをチラッと思ったかもしれない。]
そうだね、自分の知っている淫語を並べてみたらどうかな?
それとも、「触ってほしいところ」を相手にこすりつけながら「おねだり」するとか…
[この子はまだ純粋なんだな、と思いながら例を示す。
こんなやり取りを続けていたら彼女の熱が冷めていくかもしれないと懸念する。]
ーアレクシスの部屋にてー
[彼に言われ、部屋で彼の帰りを待っていた。ふと窓から見えるのはいつぞやの中庭
窓を開ければライラックの香りが風に乗りここに辿り着きそうだなと思い、少し窓を開ける
そして、外を眺めていれば、彼が戻ってきただろうか]
おかえりなさい。
えっと、ここ…触って…。
[左手で花園に触れ、右手で顔を覆い隠すようにしながら彼にねだる]
複数に犯かされ、一日中閉じ込められは犯され一生を終える―
堕ちた人間を助けるのは、容易ではありません。
だから少しでもよい環境であるように、今まで尽くしてきました。
[エレオノーレをじっと見つめて]
私もエレオノーレの未来のために決意しました。
エレオノーレ、君は―
エーヴェルハイム家へと嫁いでもらいます。
よいですね。
呼んできますから、支度をしてここで待っていなさい。
[用意したのは真っ白なドレスと真っ白な下着を召使いが渡す。
一人では無理なので、召使いが手伝っただろう。
ファミルは大きな荷物を抱え、召使いに何かを確認すると
エレオノーレをちらっと見てから、自室に鍵かけてこの場を後にした]**
―アレクシスの部屋にて―
[ばたん、と扉を閉める。その顔には若干の疲れが見て取れたかもしれない。]
ユーリエ、君を買いたいという方がいらっしゃったよ。
まあ、正直に一言で表すと「全体的に醜い男」だ。
[以前、緋扇君にこの子を少し弄らせたことを思い出す。
その時はそんなに嫌ではなかったが、あの男が同じことをすることを想像すると嫌悪感が腹から這い上がるような気がした。]
まだまだ、もっとはしたなく淫らに。
[彼女が羞恥に顔を歪ませ、赤面し、身悶えするする姿はとても愛らしく、もっと見たいという気にさせる。
双丘の先、硬くなっているところをほんの少し、撫でてやる。]
さあ、「おねだり」してごらん。
― 「客」が来た日 ―
[外から戻ってきた男は、使用人から来客を告げられた。
客たちが通されている応接間をのぞき窓───本来は娼婦が客を見定めたり、用心棒が必要な時に現場を見たりするためのものだ───から覗く。
客の顔を確認すれば、意外な、という表情になった。
折々に外に出ていたのは、単に買い物していただけではない。
黒蝶を鳥籠から出すにあたって、後憂を残すつもりはなかった。
彼の出自と周辺の人物を調べさせ、然るべき処理の方策を練っていたのだ。
その途上、関係者として上がった人物が、そこにいる。]
― 応接間 ―
ようこそのおいでを。
御指名いただいた雛鳥の教育をしているものです。
[改めて応接間へ入り、挨拶を述べた。
客として現れた男は、尊大な態度で黒蝶を出せと要求する。
気に入ったら買い取ってやってもいいという言葉と態度に、
皇子を心配して迎えに来たという気配はない。
よほど巧妙に本心を隠しているのでなければ、
侮蔑と欲望が、あの体の中に詰まっているに違いなかった。]
───いいでしょう。
まだ雛鳥ゆえ、至らぬ処もありましょうが
それも含めてご確認されるといい。
[黒蝶とどこか似た風貌の男を、あの子の年を取らせて口髭を生やせば似るのではないかという相手の顔を見据えて頷く。]
ですが、あの子を損なうようなことがあれば
相応の対価を頂きますこと、ご承知願いましょう。
[「鳥籠」の中でなら、自分の目の届くところでなら如何様にもできる。
これはあの子にとっても有用な経験になるだろう。
例え、どれほど酷い結末になろうと。
そんな思惑を綺麗に隠して、一礼した。]
― 自室 ―
[一旦部屋に戻り、黒蝶を呼んで話をした。
「客」がおまえを求めている、という話をすれば、彼の方からオファーを受けるようにと頼まれる。]
彼らが何者か、おまえはわかっているね?
[気高い花の色をした瞳を見つめ、黒髪を撫でる。]
私の愛しい黒蝶。
たとえ何があっても、私の思いは揺らがない。
わかったね。
[おまえの全てを受け止めるとの言葉を接吻けに変えて、
「客」の待つ場へ向かう彼に贈った。]
― 絵画室→ファミルの部屋 ―
[絵を完成させると絵の具を乾かす為しばらく放置し
遠目に眺めてみた。
それは上手くも下手でもない
とても普通の出来栄えだった。]
…まあ 私の実力なんてこんなものよね
[独りごちているとファミルの召使いがエレオノーレを呼びに来た。>>18
絵はまた棚へと隠し、浮き足立ってファミルの部屋へと向かう。
―――呼ばれた意味もわからぬままに。]
− 緋扇の間 −
[雛鳥の方から、あの「客」とセッティングしてほしいと言い出すことなど普通はないに違いない。
だが、緋扇君はベリアンの希望を斥けなかった。
ベリアンはいまだに彼に本名と身分を告げていない。
彼がそれを必要としなかったからでもあるのだが、「彼らが何者か、おまえはわかっているね?」という問いは、彼がすでに背後関係を了承していることを伝えていた。]
汝は──
[一緒に来て、ベリアンが叔父に決別を告げるのを見守るというかと思いきや、そこまで過保護ではないらしい。]
わかった、ひとりで行く。
自ら望む未来のために一戦してくるよ。
[「必要な時には、いつもそばにいる」と囁く声に頷き、毅然と顔を上げた。]
[「たとえ何があっても」とは、彼は何を懸念しているのか。
ベリアンが逆に説得されて帰国すると言い出すことか。]
心配いらない。 でも、嬉しい。
[甘やかな接吻けに微笑むベリアンは、この先に渦巻く情念にまるで気づいていなかった。]
この恰好で、構わないかな。
[緋扇君の前でくるりと回ってみせ、見えぬ場所にも与えられた飾りをそのままに出向くことにする。]
― ファミルの部屋 ―
お呼びでしょうか
[絵は完成したし、呼ばれたことが嬉しくて屈託のない笑顔でファミルの元へ。]
[しかし、ファミルの神妙な面持ちにただならぬ気配を感じると笑顔は消え、固い表情に一変する。
勧められたティーにもケーキにも手をつける気にならず
ファミルの次の言葉を待った。
聞こえてきたものは―――
青天の霹靂。
胸を切り裂かれるような衝撃を覚える。]
[エーヴェルハイム家―――。
知らぬ人はいない名門中の名門。
エレオノーレの両親も度々その名を口にしては
「うちの子たちも誰かあそこに嫁げばいいのに…」
とぼやいていた。
エレオノーレがアルフォード家にいたら決して巡ってこないような良縁。
しかしエレオノーレの心に喜びはひとつもなかった。]
え―――…
お待ちください ファミル様
嫁ぐ というのは
つまりその…
しかし私は……行きたく ありません
ファミル様…私は―――…
[突然のことに混乱しつつも自分の気持ちを伝えようとするも
ファミルは取りつく島もない様子で召使いに言づけると部屋から立ち去ろうとする。]
待って!
お待ちください!ファミル様っ!!!
[追いすがろうとするも、それは召使いに阻まれ
どうにか振りほどいて駆け寄ったが
エレオノーレを一瞥するファミルからは言葉もなく
目の前で扉は締められ カチリ と鍵のかかる無機質な音だけがその場に響いた。]
ファミル様!ファミル様!!!
[涙を流しながら激しく扉を叩いていたが、暫くすると召使いに取り押さえられた。
それでも最後まで服は着替えない、と抵抗していた。]
― ファミルの部屋 ―
[中から激しく扉を叩く音が静かな廊下に響く。
喚いているようなくぐもった声が閉ざされた扉から漏れる。
しかしそれらは暫くすると止み
廊下はまた元の静寂に戻った―――。]
― 回想 ―
ははん…
見たところフローラには、家族はいない。
僕を手なずけて、自分のいいような跡継ぎを作っただけじゃないか!
断るよ!
僕は指図をされるので側でなく、指図する側になるんだ!
「そう思ってくれてもかまわない。ただファミル君なら…
多くの多くの人を助けられると思うからね」
[人を思いやることを教え、人を助けることを信念としてたフローラ―
私はその信念を引き継いだ、ただ一人の…]
― 回想、自室 ―
それが君のためです。
いつかは答えを出さなくてはいけません。
[泣きじゃくるエレオノーレには、何も言わず出て行った]
[彼の返事を受け取って笑顔を咲かせながら。
重なる刹那、唇は小さな音を紡ぎ出していた。
――I'm so glad to have met you...
それは、たどたどしい言葉と違って、滑らかで。
いつか彼と別れるその日が来ることがあっても。
きっと、それまでも、それ以降も、覆らないだろうほんとの気持ち]
―夢の中―
『――裏切り者で、人殺し。
罪滅ぼしと言いながら、傷を癒すための道具にする卑怯者』
[閉ざされた記憶の扉はもはや蓋にもならず開かれて、
その向こう側で焼け落ちる故郷の前で立っている、
あの日全てを失くしてしまった、まだ小さな女の子がそう綴る。
その翠が映すのは、
綴られる言葉が表す男のことではなくて。
成長して扉のこちら側にいる自分自身の姿で――]
『全部思い出したでしょう?
責めて、傷を抉って追い詰めて、殺せばいいわ』
[そんな言葉と唇が弧を描いているせいで、
幼い自分なれどひどく酷薄な印象を受けるのだけれど]
そうですね、思い出したです。
[そう応じるいまの自分の言葉はひどく柔らかで。
両手を真っ直ぐ伸ばし、後ろで組みながら唇が弧を描く]
――でも、過去のことです。
たくさん、たくさん悲しくなる過去。
……僕だけじゃなく、
きっと誰かさんの未来も巻き込むだろう、そんな過去。
だから、忘れたことにするんです。
誰にも必要とされないのなら失くなってもいい。
[緩やかに閉じていく扉から、一歩後退し、離れながら。
少女が炎に捲かれる光景を最後に、
軽やかな音を立て閉じたそれを翠の瞳がじっと映して]
― 自室 ―
エレオノーレ嬢―
[しばらくして部屋に現れたのは、黒い礼服に身を包んだファミルの姿。
照れながら後ろに何かを隠していた。
彼女の前に歩み寄ると]
エーヴェルハイム家が嫡子
"ファミル・エーヴェルハイム"―
エレオノーレ嬢―
どうか私の妻になっていただきたい―
[真っ赤な薔薇を差し出して、膝を折って傅いた]
―ディーターの部屋―
[髪を撫でる仕草に擽ったそうに身を竦めて。
起きる気配のないまま、身を丸めてすやすやと――…]
……だって、そのほーが、楽しいし……
[そんな、寝言を零しつつ]
[どんな夢を見ているのか、平和そうな寝息を奏でながら。
寝る前に散々やり合った格好も、
寝入っててしまえば何ということはなく。
年頃の乙女の慎ましさとかはとりあえず横置きし――]
ん、ゃ……、っ…………?
[違和感に、覚醒しかけていた意識が急速に浮上した。
舌鼓でも打つようなそんな音色と、
それに共鳴するかのような奇妙な感覚に。
大きな瞳が瞬いて翠に男の姿を映す。
もちろん、それが顔を埋めた自身の下肢までも]
ゃ、……な、なに……っ……
何やってやがりますか、このど変態?!
[朝一番の大声は、屋敷中に響いたかもしれない……]
ドレスは気に入りませんでしたか?
[真っ赤な薔薇の花束を差し出して、エレオノーレの服装が先ほどと同じなのを気にしていた]
私のために、そのドレスを着ていただけませんか?
[ゆっくりと見つめて答えを*待った*]
− 客室 −
[雛鳥を買った「客」として叔父たちが待っていたのは巨大な真鍮のヘッドボードを備えた寝台を中央に据えた部屋だった。
“実技”の調教に使われる場所であることは明白。
艶っぽい雰囲気は悩ましいが、本来の用途のため防音性能は保証付きだ。
外聞を憚る交渉をするにはもってこいの場所ともいえる。
名実ともに緋扇君のものになりたいと逸る心は、かすかな違和感を無視してベリアンを先へ進ませた。]
わざわざのお運び、いたみいります。
二通目の手紙とすれ違いになってしまったようですね。
[挨拶の後すぐ、国には帰らない、ベリアン・スディーシュ・アヴァリは海で死んだものと思ってほしいと告げる。]
ここで、自分の生きる場所を見つけたんです。
親を悲しませる不孝はお侘びしますが、決して譲れない。ご理解ください。
ああ。
よく似あっているよ。
[くるりと回って見せる彼に目を細める。
ふわりと広がった裾からは張りのある脹脛までが見えて、もっとめくってしまいたい衝動に駆られた。
指一本で前を暴かれる服装はまさに男娼らしいともいえるが、それは指摘しないでおく。]
行っておいで。
[服の下には、新しく与えた飾りも増えている。
微かに聞こえた音に微笑んで、去っていく彼を見送った。]
んああっ…。そこじゃなくて…。ここにして…。
[双丘の先、硬くなっている所をほんの少し撫でられ、快楽に身を震わせながら言う。
自ら触れるだけでは足らず、触ってと彼に懇願をする]
― 客室 ―
[待ち受けていた「客」は、部屋に入ってきた相手をじろじろと上から下まで眺めた。]
「これはこれは殿下。ご無事でなによりです。
本日は殿下をお迎えにあがりました。」
[跪き、大仰に一礼して片手を差し出す。
国には帰らないという言葉を聞けば、眉を上げた。]
「それは困りますなぁ。
貴方には国に帰っていただいて、
王になってもらわねば困るのですよ。」
[取り繕っていた仮面が剥がれて、本性が覗き始める。]
えっ、私を買いに…。
[>>21の少し疲れが見える彼の言葉を繰り返す。
ふと窓から外を見ると、彼の話した通りの男性が怒った様子で門の方へと歩いて行ったのがみてわかった]
ねぇねぇ、気分転換に一緒に森をお散歩しようよ。
[笑顔で彼に気分転換にと提案する。この後、予想もしていなかったことが起こるとはこの時は思ってもいなかった]**
「あなたは海賊に襲われるという苦難を乗り越え、
病に倒れる父王の跡をついで王位につくのです。
薄倖ながら懸命に政をするあなたを
民は敬愛し、喜んであなたに従うでしょう。
ですがあなたには海賊に犯され、
娼館に売られたという過去がある。
その過去を知っているのは、ただひとり。]
[不意に語り出した男の顔は悪しき野心で染まっていた。]
「そうだ。スディーシュ王子。
貴様は我が操り人形となってもらわねば困る。
でなければ、こんなところまで出向いた意味がない。]
[態度を豹変させた男が合図すれば、心得た親衛隊長が王子を羽交い絞めにするべく手を伸ばした。]
仕方ないな…
[彼女が懇願するので、そこを弄ってやる。もうこの娘の「弱いところ」は押さえてあるので、そこをしつこく嬲る。こうして快楽を刻み込んでゆく。]
こうされたかったんだよね?
[と、問いつつ指での責めを続ける。彼女が一度果ててしまっても止める気配はない。]
/*
ああ、狂鳴の発言ボタンて「秘事」なんだ。
確かに秘話と間違えそうだなこれ。
ログの色も似てるから発言確認でも流しそう+発言取り消しなしだからなあ。
ドンマイハニー
―鳥籠の朝―
[鳥籠の朝は早い。遅い人もいるが。
そんな、朝の静寂に――――…
何やってやがりますか、このど変態?!
何処かの部屋の窓を震わせ、そんな大声が響き渡った――――…]
[無手で帰れと言われたにも関わらず、叔父は泰然自若としているように見えた。
王子に対しての礼節を示しながら、露出の少ない上等な服に隠されたベリアンの肌を見透かすように睨めつける。
年の功だけではない尊大さを感じ、ベリアンは居心地の悪さを覚えた。
不審感は叔父の語り出した”物語”を聞いてさらに強まる。
海賊に攫われたことまでは手紙に書いた。だが、彼らにされたことまでは伝えていない。あんなこと書けるはずがない。
なのに何故、]
そこまで知っている──のか、
[自白したも同然だったが、その先の計画の青図はベリアンをさらに動揺させた。]
叔父上、 いったい何を…?!
我を呼び戻すための作り話だとしたら、冗談が過ぎます。
[自立したいなど子供の戯言だと揶揄われているのであればまだマシだった。
だが、叔父の目は本気だ。
これはクーデターだ。
顔色を変えたベリアンは背後に立った親衛隊長によって羽交い締めにされ、宙に抱え上げられる。]
放せっ!
何を口実に脅そうと、汝の思うように事を運ばせはしないぞ。
[身を捩り蹴り上げても拘束は揺るがず、鈴の音ばかりが罠にかかった獣を思わせて乱れ響く。]
/*
ベリアンの二人称「汝」は「なんじ」だったり「なれ」だったり、文脈とリズムで使い分けてます。
全部にルビふるの面倒だから、好きな方で読んでくれるといい。
し、しーっ……!
[マリーを上から押し倒す様にしつつ、
慌ててその口を手のひらで塞ぐ。
しばらくして、彼女が落ち着いたのを見計らい、
恐る恐るその手を外した]
なんつぅ声を出してやがるんだ……
いや、その、あんまりにも良い顔で寝てるから、
起こすのが悪くてな……
[濡れた口の端を舐め取りつつ、
己の身をゆっくりと起こす。
続いて手を引いて、マリーの身をも引き起こし]
…――――"ここを出るまで表向き言うこと聞いて"くれるんだろ?
>>2:0――――俺さぁ、お前に、
"道具の使い方"を教えないといけなくてさ。
[朗らかに、そんなとんでも無い事を。できないならそれでも良いと言われてた気とかしない。
"道具"と言われてもさっぱりであろうマリーの目の前へと、
浅黒い何かをポケットから取り出した]
これな、張り型って言ってな?
…――――形見りゃ、どうするかは判るよな?
[昨日まで男を知らなかった無垢な少女の手の中に、
樫の木で作られたそれを握らせた。
彼女の白い指先の中に、黒い怒張が収まって]
[その上から、潤滑油代わりの橄欖油を垂らす。
ぽたり、ぽたりと数滴が、ベッドの上に零れ落ち]
マリーはまだ慣れて無いからな――――…
膝立ちになって、
下から突き上げるみたいにやってみ?
俺はここで見てるから。
それで――――…
[チラリ、とベッドサイドのテーブルへと視線を向けた。
そこには皿の上に燦然と鎮座した、エクレールがあって]
それを咥え込めた分だけ、
あれを食べさせてやろうと思ってさ。
…――――根元まで飲み込めるよう、がんばれな?
んで――――…、いきなりだと痛いかもしれんから、
少しでもほぐしておこうと思ってさ。
……ああいう事をしていた訳だ。
いやぁ……、俺って優しいよなぁ……
[少女の前に胡座をかいて、
如何にも楽しげにそんな事を。過去の扉の向こうから、ちびマリーが全力でSATUGAIに来たかもしれない。
……――――そうこうしているうちに時は過ぎ。
ディーターの部屋の入り口を、何者かがノックした]
「ふん。娼婦に身を落とした人間が何を言う。
あげくに、国に帰らずここに残りたいと?
大方、抱かれる味を覚えて溺れたんだろう。
毎日誰彼かまわず腰を振って過ごしたいんだろ?
安心しろ。その願いも叶えてやる。
薄汚い貴様を王にしてやった上に、
毎日、俺のものをしゃぶらせて銜え込ませてやるぞ」
[暴れるベリアンへ侮蔑の言葉を投げつけ、
拳を握って一歩踏み出し、無防備な腹に叩きこむ。]
「性悪な獣には、きっちり体に叩きこんでやらねばな。
ご主人様に逆らうとどうなるか、教えてやる。」
[さらに数発殴りつけたあと、ぐいと顎をしゃくった。]
[親衛隊長が王子の身体をベッドに投げ出す。
間髪入れず、痛めつけた腹を膝で押さえこみ、
両手首を束ねて片手で握った。]
「どれほど威勢の良い事を言っても、
貴様は俺に逆らえなくなる。
これからされることを知ればな。」
[叔父の言葉を背景に、親衛隊長が王子を拘束していく。
両の手首それぞれに金属の枷を嵌め、
枷から伸びた鎖を、ヘッドレストの左右に繋いだ。]
「こんな服で、男を誘惑する方法でも教えられたか?
してくださいとおねだりしてみろ。
ちゃんと勉強したんだろう?」
[暴れて乱れた服の裾から、太ももまで足が見えている。
それを指摘して、嫌らしく笑った。]
んああっ…‼︎はい…、こうされたかったんです…。あっ、ああんっ…‼︎
[しつこく弱い所を嬲られ、絶頂へと達した]
ふふっ
たくさんしてあげるから、もっと感じなさい。
[なおも責めを続ける。このあと何度も絶頂を迎え、リーリエがぐったりとするまでこの責めは続いた。]*
[経歴の傷を暴いて王位を継げないようにするというだけなら構わないのだ。
もはやベリアンには国に戻る気はないのだから。
だが、妾腹の叔父の心は嫡出子のベリアンを傀儡にしての政権奪取、そしてそのベリアンを夜毎陵辱することに向けられていた。
王宮の日陰に生きてきた者の歪んだ欲望。
この場の支配者として武威を誇示する拳を腹に叩き込まれ、ベリアンは声を詰まらせた。
さらなる殴打に項垂れた身体を、親衛隊長が寝台に拘束する。
これまでも幾度となく繰り返してきた作業のごとく、その手際は秀逸だ。
ベリアンの抵抗は服の裾を乱し、叔父の劣情を煽る役にしか立たなかった。
むりやり連れ帰るどころか、この場で犯す気と知り、ベリアンは喉を喘がせる。]
待て、 無理矢理されるくらいなら…
[下卑た挑発にベリアンは同意を与える。
やはり男娼よと軽蔑されるだろう。怯えて言いなりになったと思われるだろう。
だが、最悪の状態を回避しつつ時間を稼ぐことで現状を打破する──そう決心したベリアンは、「天使の鳥籠」で仕込まれた心得のままにかしずく。]
…口で、 させてください。 どうか。
[相容れぬ相手に奉仕するのは業腹である。
だが、それを乗り越えてでも通したい望みがあるならば、背に腹は代えられない。
これも緋扇君が伝えた技だ、と自分に言い聞かせる。
「身体を開くのではなく奉仕する技は時にはおまえの身を守る」のだと。]
あああっ‼︎あっ…おかしくなっちゃ…。ああっ…‼︎
[尚も責められ、何度も何度も絶頂迎えただろうか。
そのため、何度目かの絶頂を迎えた頃にはぐったりとベッドに身を委ねていただろうか}*]
ー鳥籠の外ー
[彼と手を繋ぎながら鳥籠の森へと向かって歩いている。]
今日は天気がいいね。外に出てよかった。
[満面の笑顔で彼に言った。いい気分転換になればと提案してよかったと内心思った。
門の付近に近づいてから、彼がふと立ち止まった]
―鳥籠の外―
[門への道をレクシスとリーリエは並んで歩いている。道の端の花壇には色とりどりの花が咲いている。
知らない人が見れば、二人は恋人同士に見えただろう。]
お、あんなところに…
リーリエちょっとそこで待っててくれないか
[少し離れた所に彼女に似合いそうな花を見つける。彼女を驚かせるため、そこで待つように指示して自分は1人でその花が咲く場所に駆けていく。]
うん、わかった。
[>>39の彼の言葉に素直に従い、その場で彼を待っていた。
すると、鈍い痛みをうなじの辺りに感じた後に視界は真っ暗になり、私は意識を手放した。]
うん、わかった。
[>>39の彼の言葉に素直に従い、その場で彼を待っていた。]
あうっ‼︎
[すると、鈍い痛みをうなじの辺りに感じた後に視界は真っ暗になり、私は意識を手放した。]
[花を摘んで、ユーリエの方を振り返る。が、そこにはユーリエの姿は見えない。]
ユーリエ!?どこだ?
[あたりを見回すと、足早に去る人影が見えた。
そして、ぐったりとしたリーリエが担がれているのにも気づいた。]
…っ!リーリエ!
[「口でさせてください」と、申し出た王子の顔を掴む。]
「すっかり仕込まれてるじゃないか。
いいだろう。そんなに欲しいならくれてやる。」
[言っておきながら、自らは服を寛げることはなく、
ベリアンの服に両手を掛ける。]
「だが、まずはおまえの身なりを整えてからだな。
これから俺専属の男娼として飼ってやるんだ。
相応しい姿にしてやろう。」
[ばりばりと音を立てて服を左右に引き剥ぐ。
一枚肌蹴るだけで、褐色の肌が露わになった。
胸の二果を彩る飾りも。]
「なんだこれは。
仮にも王族ともあろうものが、
こんなところに飾りを付けられて喜んでいるのか?」
[胸の尖りを締め付ける輪の下に、黒真珠が下がっている。
それを乱暴に引っ張りながら、嘲りの声を掛ける。]
「首飾りとお揃いというわけか?
おまえの下の穴にも飾ってるんじゃないだろうな。
あの赤毛の男の趣味か?
おまえをさぞ淫乱に育て上げたんだろうな。
奴自身もどうせひどい淫売なんだろう。」
[叔父が言葉で嬲る間にも親衛隊長がナイフを取り出して
服を切り裂き剥ぎ取っていく。]
なんてことだ、ちょっと目を離した隙にこんなことになるなんて。
[全力で館に戻る。館に行けば猟犬と馬、それから武器があるはずだ。]
「どうしましたか、モーガン家のご子息が肩で息をして…」
[と、問う給仕人に]
僕の雛鳥がさらわれた!急いで猟犬と馬を用意してくれ!
[そう叫ぶ。]
僕は彼女の匂いがついているようなものを持ってくるから、早く!
[急いで自室に戻っていく。]
[急いで、部屋から出て、館の玄関に戻る。
小脇に抱えいるのは、本来は狩猟用に用いる銃とリーリエの着ていた肌着だった。]
馬と犬の準備はできているか?
「はい、こちらに…」
[見れば、大きく黒い毛並が美しい猟犬と白馬が待機していた。
猟犬の方に彼女の着ていた肌着を嗅がせ、その匂いを覚えさせる。]
この匂いを追うんだ、いいね?
[自分は白馬に飛び乗るように跨り]
では!準備ご苦労!
[というなり、馬を駆ってその場を去る。]
[泣きながら召使いを困らせていると、黒い礼服に身を包んだファミルが目の前に現れ
言われた言葉は俄かに信じられずに思わず聞き返す。]
――――――…ファミル様…
今 なんと仰いましたか…
(ファミル様がエーヴェルハイム侯?
そんなまさか 一体なぜ…
いえ それよりもなによりも
私を―――妻 に……?)
[真っ赤な薔薇を差し出すファミルの優しい眼差しを
先程まで泣き濡れてくしゃくしゃになった顔で目を丸くして見詰め返す。]
[「ドレスを着ていただけませんか?」と言われて
ドレスをしっかり見てもいなかったエレオノーレは
召使いのほうへ目をやった。
目に映ったのは純白のドレス―――。]
――――…
[手に収められた樫の玩具に。
視線を落とし、そしてその視線を再びディタへ]
今すぐ死ねです。
[とてもいい笑顔で、玩具をディタの顔面に投げつけた]
ーその頃、何処かの地下室ー
[目を覚ますと、薄暗く水がポチャリ、ポチャリと滴る音が聞こえる。]
んうぅ…、ここは…。
「おっ、目覚めたか。しっかしいい女だなぁ。」
[手枷と足枷のせいか、うまく動けない。なんというか、豪快な人だなと思った。
けれど、恰幅がいいというか、なんとも言えないけれどなんだか苦手だなと感じた。]
[「俺のものをしゃぶらせて銜え込ませてやる」と息巻いた叔父の欲望を叶えてやるから拘束を解いてくれと頼めば苛虐の手を止めることができると考えて奉仕を申し出たのだが、事はそう思い通りにはゆかなかった。
タイミングを読み、相手を煽てる手練手管はまだ足りない。
申し出だけを受理し、叔父はベリアンの服を剥がしにかかる。
前身頃を乱暴に引かれれば、前留めのホックが次々と外れてベリアンの身体をほとんど
その下は何も身につけていない裸身であった。
否、緋扇君が与えた装飾品がある。
ことに扇情的なのは
──っ!
[目立たぬながら、ベリアンの肌は朱を差した。]
[まさか服を脱がされることになるとは思っていなかったから外して来なかった。
それは、後孔がこれまでの十二に加えてさらに二粒の黒真珠を呑めるまでに開発された記念に緋扇君が造らせた特注品である。
その経緯まで知られることはなくとも、普通の人間が身につける宝飾品でないことは確か。]
…う、 あ、 やめ て!
[言い逃れのできないところへ、飾りを乱暴に引っ張れ、叫び声をあげる。
ただでさえ感じやすくなっている乳首が期待に膨らんでしまう。
痛みの中に熱がともり、やるせなく肌が汗ばんだ。]
[それを横目に、親衛隊長は黙々と服の布地を切り裂いてゆく。
四肢を広げさせた縛めを解くつもりはないらしい。
ほどなくベリアンは肌を隠すものの一切を奪われて、身じろぎもならない身体を男たちの目に晒すことになった。
股間が勃起していないことだけが不本意の証である。
叔父が緋扇君を嘲笑する声がする。
これ以上させないために何か手を打たねばならないと思うのに、痛みに疼き血が逸るばかりで考えがまとまらない。]
[馬を駆る。猟犬は何かに導かれているように駆ける。馬はそれを追う。その様は黒と白の風が森を吹き抜けるようだった。]
まっていなさい、リーリエ。必ず助けるからね。
[そう呟く自分の中に吹き上がる感情は何だろうか。商品を掠め取られた憎悪を含む怒りか、彼女から目を離した己への慙愧の混じった怒りか。とにかく胸の苦しくなる怒りを覚えていた。
そのうち、黒と白の風はある邸宅の前で足を止める。]
[それがクリティカルヒットしたかどうかは想像にお任せして。
危険な笑顔はすぐに消え、ぷいっと横を向きながら]
そんなもんに身を任せるくらいなら、
エクレールをあきらめたほーがマシです。
ディタはそんなモノに――
――いや、ええと……遊ぶ、僕が見たいってコトですか。
[何故か言い難そうに言葉を組み換えて。
毛布を掴んで引き寄せながら、身体に巻き付ける。
そんな恰好のまま、延々と論戦でもしてたのかもしれない。
最後の方には涙目になって、ディタの頭を殴り倒していた]
一生エレオノーレ、君を離したくないないのです―
[そう言うと困った顔で、泣きじゃくる彼女に]
すいません…
君を泣かすつもりはなく、ちょっと格好つけようかと思いまして…
[なんだか照れている]
「良い声で鳴くじゃないか。
ここがそんなに好きか?
はしたなく膨らんでるぞ。」
[乳首飾りを引っ張るのを止めて、充血してきた乳首を直接ひねり、押しつぶす。
叔父がそうして甥の裸身を玩弄している間に、親衛隊長は香油を取り出して展翅された身体に塗りたくり始める。
彼がその作業を嫌々行っているわけでもないのは表情からも明らかだった。時折肌の弱い場所を爪で引っ掻いて、反応を楽しんでいたりもする。
下腹の茂みには、特に念入りに香油が塗り付けられた。]
「俺の男娼として生きるのなら、
ここは綺麗に整えておいてもらわねば困るな。」
[叔父がそう言って暗がりをまさぐる。
その手に、親衛隊長が剃刀を乗せた。
小刀の形をした、ごく薄い刃を持つ凶器。]
「俺自ら綺麗にしてやるんだ。喜べ。」
[頑なに垂れたままの陰茎を持ち上げ、暗色の茂みに無造作に刃を当てる。]
「動くなよ。動くと変なところを切るぞ。
おまえも玉無しにはなりたくないだろう?」
[脅しながら刃を動かしていく。
そりそりと微かな音が響くたびに黒い毛が散り、さして時間も経たないうちに陰部は丸裸にされていった。]
[なんとも豪快な彼の話を聞きながらなんとも醜い人だと嫌悪を抱きつつ、彼はどうしているのだろうと思った。]
「さぁて、俺を楽しませてくれよ。]
[そう言って男性自身を取り出し、頭を両手で掴み無理やり私の口に突っ込む]
んっ…、んんうぅ…‼︎
[止めてと言っても口の中を勝手に扱われているせいか、言葉にできない。
目尻からは助けを求めるように一筋の涙が滴り落ちる。]
私は初めからエレオノーレ、君を愛していました。
でもこんな高慢な男なので、エレオノーレ―
君に意地悪して、自分の気持ちを誤魔化していました。
正直になったらなったで、エレオノーレの純真さに私自身。
釣り合わないのではないかと、とても悩んでしまいました。
この汚れきった体に、傲慢な精神―
君はとても眩しかった…
それでもエレオノーレと一緒にいれたのなら、私は生まれ変われそうな気がしました。
癒される―
君からの思いは、私をとても癒してそれでいて生かしてくれる―
何でもできると思いました。
もうすべてから逃げるのはよそうと…
意地を張るのはよそうと…
エーヴェルハイム家からも、逃げていました。
縛りつけられるのが、嫌だったのかもしれません。
エーヴェルハイムの実子では、なかったから…
自信がなかったのです。
でもエレオノーレと一緒なら、私はもっと強くなれる。
すべては君のおかげです。
[邸宅の門は閉されている。門の前の警備に話しかける。]
「どうかされましたか?」
僕は「天使の鳥籠」からの使者です。商談があってここに遣わされました。
「そんな予定あったかな…」
「天使の鳥籠」で扱う商品は繊細でなおかつ人目を憚るものでして…
警備の方にもお知らせしない方もいらっしゃるのですよ。
[どうにか言いくるめて門を開けてもらわなければ。]
通さないと、館のご主人に叱られるかもしれませんねぇ…
[と、畳み掛けると警備の者はあわてて門を開けた。そこをすかさず猟犬と共に馬を駆る。]
うぐっ…ううっ…‼︎
[強引に喉の奥まで突かれる。それが苦しくて苦しくて堪らない。
不快な何かが奥底に溜まっていく。]
「出すぞ、出すぞ‼︎」
[強引に頭を掴まれたままその男は果てる。
口で白濁とした欲を受け止めるが、未だに慣れないソレは気持ち悪くてその場に吐き出した。]
あ、 んうっ いやだ、 あうっ
[指先で乳首を荒々しく刺激されて、より大きな声が出てしまう。
厭がって身を振るわせながら感じる場所を誇示する、明らかによがり声であった。
その胸といわず腹といわず、塗り伸ばされた香油が覆ってゆく。
揮発する清涼感よりは、麝香に似た香りが知覚を危うく惑わせた。
黒子に徹した親衛隊長からも時折、味見するような玩弄を与えられ、ベリアンは彼が無関心なのではなく機会を待っているだけだと悟る。
主人から食べ残しの骨を与えられるのを知っている犬の目だ。]
[ベリアンが快楽を覚え始めたのを見てとって、叔父は揚々としている。
嗜虐者たちの目線と指はほどなく上半身から離れ、雄の印へと向けられた。
彼らがそれを同胞と見なしていないのは無造作な扱いからも明白だ。
研ぎ澄まされた剃刀がヒタと押し当てられる。]
──っ!
[動くなと言われるまでもなく恐怖で身体が凍った。
肌をなぞる刃が淡い茂みを薙いでゆく。]
[元よりベリアンの陰毛は細くて柔らかく、量も少なかったが、やはりあるのとないのとでは格段に違う。
剃り上げられた素肌は赤児のようにか弱く、気持ちまでも丸裸にされたような気になる。]
こんな ── ひど、い…
[緋扇君にもされたことのない仕儀で、しかもしばらくは元の状態には戻らない。
一線を越えさせられてしまった敗北感に拉がれる。]
[黒い猟犬と共に館の庭を駆る。猟犬は離れの小屋のような建物に向かう。]
そっちだな!?
[馬に乗ったまま全力で小屋に突進する。小屋の扉は音を立てて蹴散らされる。]
………地下か!
[部屋を見回すと、地下室に通じていそうな木製の扉のようなものが地面にあった。それを開けると地下への階段が続いていた。]
これは…夢でしょうか
こんなことが私の身に起こるなんて
[ファミルの言葉を聞いて夢なら覚めないでほしい、そう思った。]
ファミル様は ご自分が
私に釣り合わないのではと悩んだと仰いますが
釣り合わないのは 私のほうだと思いました
こんな…親でさえ捨てた人間です……
私で――いいのでしょうか
ファミル様は 一人ではなにもできなかった私に
いろいろなことを教えてくださいました
ファミル様と出会って
初めて私は 自分が“生きている”と思うことができました
[祈るように言われた言葉には はい と頷き]
これからもずっと あなたのお傍にいたいです
ファミル様…愛しています
[真っ直ぐに真剣に、その海のような碧色の瞳を見詰めた。]
「ずいぶんと良くなったな。
ほらみろ、つるつるだぞ。ガキと一緒だな。
おまえは一生、その半人前の身体で過ごすんだ。
国の連中が知ったら、なんて言って笑うだろうな」
[嘆く甥をあざ笑いながら、四肢を繋いだ枷を外させる。
引き起こした親衛隊長の手で若者は後ろ手に扼され、頭を掴まれてぐいと上を向かされた。]
「さあお待ちかねのものをやるぞ。
しゃぶりたくてたまらないんだろう、この淫売が。
そら、まずはこれを咥えるんだ。
不躾な犬に噛み付かれでもしたらたまらないからな。]
[薄く開いた唇をこじ開け、太い革の口枷を咥えさせる。
枷の中央は金属のリングでできていた。]
「それと、これも必要だな。
犬は犬らしく飾り立ててやろう。]
[手に取ったのは、これも革でてきた首輪だった。
邪魔だとばかりに黒真珠の首飾りを引きちぎって捨て、代わりに無骨な首輪を巻く。
短い鎖の先は、叔父の手の中にある。
床の上にぺたりと座らされ、後ろから親衛隊長に抱えられて押さえこまれている甥の姿に、叔父は満足の笑みを浮かべた。]
「いいぞ。犬らしくなった。
そら褒美だ。尻尾を振って舐めてみろ。」
[前を寛げて自分のものを取り出し、口枷のリングに通す。
首の鎖をぐいと引いて、息を塞ぐほどに強く顔を股間へ押し付けさせた。]
「ふふん。
おまえのような犬は、同類にされるのがお似合いだな。
国に連れ帰ったら、俺のものをしゃぶらせながら犬に貫かせてやろうか。」
[優越感に浸る叔父は、そんな未来を語ってみせる。
背後から押さえこむ親衛隊長もまた自分の一物を引っ張り出し、裸身の腰に擦り付けていた。
王族を穢す悦びが、彼の前をはちきれんばかりに膨らませている。]
「どれ。させてばかりもかわいそうだ。
俺は慈悲深いからな。おまえも気持ちよくさせてやろう。」
[鎖を繰り返し引いて喉の奥を責めながら、嗜虐的な笑みを浮かべる。
靴を履いたままの足が甥の股間に置かれ、萎えたまま床に投げ出されている陰茎を左右に軽く転がした。]
エレオノーレ…!
ああ、よかった…!
心配してしまいましたよ。
私も愛しています。
永遠に君と共に私はありましょう。
[ほっと肩を撫で落とす。
自信がなかったわけではないが、多少心配なところもあり。
平静を装いながらも、見えないようにガッツポーズをして。
感極まって抱きしめようとしたが、薔薇の花束に邪魔されて抱きしめられず苦戦した割と不器用なファミルであった]
「チッ、何しやがる‼︎」
[鈍い痛みの後に熱が集まってくる。どうやら、顔面を殴られたようだった。
確かに、彼も『きちんと飲むんだよ』って言ってた。こういうことかと身をもって理解できた。]
「さぁて、コッチも慣らすか。」
なっ、何するの⁉︎
[無理やり脚を開かれ下着を横に逸らしいきなり蜜壺へと指を沈める。]
い"っ…‼︎痛い…‼︎
[涙ぐみながら痛いと訴えるも聞く耳を持たずに中で蠢く。気持ち悪い…。
早く止めてと思ったその時に、何かが破れる音が聞こえた。]
ああ、愛しき妻エレオノーレよ―
[花束はテーブルに置いて、そっと抱きしめて口付けた]
さあ祝いましょう!
私たちに新しき門出に。
着替えておいで。
きっと似合いますよ。
[白い純白のドレスを指さした]
[幽かに彼女の声が聞こえた気がする。]
リーリエ!今行くぞ!
[銃を構えて、地下へと踏み入る。しばらくすると木製の扉があった。]
ここで何をしている!
[扉を蹴破り、中に勢いよく入ると、そこには乱暴されている彼女の姿があった。突然のことに男の方は硬直している。]
…「天使の鳥籠」の商品を掠め取るとは、怖いもの知らずですね。
[平静を装って言う。]
「心配した」はこちらのセリフですよ
私はてっきり ファミル様と離れ離れになるのかと…
もう…お人が悪い…
[ぷくり膨れたあとで薔薇の花束に苦戦しているファミルを見れば くすくす と笑って]
本当に よかったです
[花束を一度受け取ってからテーブルに置き、ファミルの背中に腕を回すと唇を重ねた。]
はい 着替えてまいります
[純白のドレスと純白の下着に着替えたエレオノーレは
おずおずと出てくると照れくさそうに、礼服を着たファミルの元へ。]
―――…いかが ですか
意地悪とかでは、な、ないのですよ…
[かなり動揺している。
可愛い子にはいじめてしまう気持ちも、あったのかもしれない。
着替えを待っている間は、エレオノーレのドレス姿ばかり想像して。
今夜も可愛がりたい衝動に駆られたら、どうしようか嬉しい悩みを抱える自分がとても幸せだと思った。]
ううっ…。アレクシス…。
[扉が蹴破られ彼の姿が見えたのに、安堵し初めて彼の名を呼んだ。
今までの恐怖からか涙がポロポロとこぼれ落ちた]
怖いよ…。助けて…。
[やっと出てきた声は恐怖で震えていただろうか。けれど、確実に彼に助けを求めていた]
そのうちに ファミル様のことを
もっと教えてくださいね
フローラ様のことなども
話すのがお嫌でなければ
おお!
美の女神、アプロディーテーも羨むほどの美しさ―
[手をそっと差し出して]
我が女神、エレオノーレ―
お手をどうぞ―
[紳士的にお辞儀をすると、愛しく見つめた]
もう大丈夫だよ、リーリエ。
[彼女を見遣り、また男に向き直る。]
今頃は後続の隊が来るころでしょう、大人しくその娘を渡しなさい!
[脅す様に銃を構えて叫ぶ。]
「ぐっ、くそ…!俺は知ってるんだ!お前のあの返答。あれは俺には売らないってのを遠回しに伝える時の言い方なんだろ!?それくらいは調べて来た!」
ならば話は早いですね。貴方の様な品のない人にリーリエは渡しません。
[ダンッと一発、渇いた音が響く。銃弾が男の肩をかすめる。]
「わ、わかった、ほら、拘束具の鍵だ…」
[投げて鍵をよこされたのでそれを受け取り、彼女を自由にしてやる。]
[純白のドレスのエレオノーレに、見惚れて]
私の事ですか。
改めて話すのは恥ずかしいですが、エレオノーレが望むなら何でも教えましょう。
フローラの事も。
私もエレオノーレ、君をもっと知りたいですね。
幼き時のこととか。
きっとその頃から可愛かったのでしょうね。
[おまえは一生そのままだ、と叔父は宣告する。
また生え揃えばと考えていたのは悠長にもほどがあると思い知らされた。
毎夜、あの恐怖と恥辱に晒される未来に声も出ない。
“彼の男妾として相応しい姿”に整えられたベリアンはようやく仰臥の姿勢から解放されたが、次に待っていたのは口淫の奉仕だ。
「お待ちかねのものをやる」と言われ、口で達かせると申し出たのは自分だったと思い出す。
それを決意したときよりもだいぶ惨めな気持ちで、叔父の前に引き据えられた。]
もう また…おおげさです
お口がうまくていらっしゃるのだから――
[手を差し出されれば、礼服のファミルの凛々しさに緊張しながら
静かに手を重ね目を通じ合わせた。]
[叔父の陽物をじっくりと見るのはこれが初めてだ。
すでに興奮を兆した陰茎はワイン樽のような、ぽってりとした形をしている。
ただ、亀頭だけはヘルメットでも被ったかのように大きくエラが張り、歪なキノコめいた印象を受けた。
どの程度、焦らすことができるか、それだけを考えて服従しようと思う。
彼らとて、いつまでもこの館に留まるわけには行くまい。引き延ばせれば打開の瞬間が来ると信じて──]
…な、 をう
[そんな消極的な抵抗は実施に移す前に遮られた。]
[馬銜にも似た革と金属の口枷を装着させられる。
口淫奉仕を強要するために造られたその枷に言葉は奪われ、ただ喘ぎと苦悶の唾液が零れ出す。]
あ、 あぉう
[これも、と身につけさせられた革の首輪の代わりに、首飾りのチェーンを引きちぎられた。
緋扇君の加護が奪われたような、やるせない気持ちで黒真珠が散るのを見送る。]
[そんな感傷を許されたのも一瞬だけだ。
首輪に繋がる鎖を引かれ、否応なしに雄を含まされる。]
えう… あ゛
[昂った緋扇君にも同じように喉の奥まで突き入れられたことがある。
その経験がなかったら耐えられず咽せていたかもしれない。
それでも苦しくて身体を逃がそうとしても、背後を固めた親衛隊長に阻まれる。
叔父の股間に顔を押しつけられて浮くベリアンの尻に当たるのは彼の男根と知れた。
戦傷なのか、それとも自己改造であるのか、男の長大な陰茎は無数の傷痕が引き攣れて鱗めいた感触をもたらす。
それで犯されることを想像すれば、戦慄が走った。]
[背後から擦りつけられる恐怖と、仮借ない口淫の奉仕、そこへまた叔父の足先で股間を嬲られ熱と恥辱を掻き立てられるコンパクトな地獄絵図に、ベリアンは涙をこぼす。]
――――うぐわ……ッ!?
[顔面に玩具がヒットする。
至近距離からの一撃に、顔を抑えながらマリーを見やると
彼女はそれはそれはいい笑顔でこちらを見やっていた。
……それがむしろ、逆に恐ろしく]
[重ねた手を きゅっ と握ると]
はい ファミル様をもっと知りたいです
お好きなこととか
もっと…悦ぶこと とかも
私の幼少期は ごく普通の平凡なものでしたよ
兄弟が多くてあまり目をかけられませんでしたし
でも ええ ファミル様のお望みでしたら
なんでもお話いたします
[握った手にそっと頬を*寄せた。*]
私は正直な事を言ったまでですよ。
本当に美しい…
[握られる手をそっと握り返して、頬の温もりに胸の鼓動は高まる]
君の親の見る目がなかったのでしょう。
こんなに光り輝く宝石なのに。
私が今悦ぶことは…
エレオノーレをより近くで感じ…
一つになることでしょうか。
こんなにもエレオノーレの温もりが欲しい…
[エレオノーレを熱く見つめて、首筋を撫でた。
彼女がよければ、そのまま手を引きベットへと*誘う*]
[その場に渇いた音が響いた後に解放されれば、彼にしがみつくように抱きつく]
アレクシス…‼︎怖かった…。
[ただ、ただ彼に縋るように抱きつき肩に顔を埋め嗚咽交じりに彼の名前を呼ぶ。]
もう大丈夫だよ。
[彼女の頭を撫でながら声をかける。]
酷いことされなかったかい?
[男の方は腰が抜けたのか、その場にへたり込んでいる。
その内、「鳥籠」の兵たちが駆けつけるだろう。]
…――――な。
まさか、エクレールよりも大事なものがあったとは……!
[乙女に対して酷い認識だった。
胡座を止め、ベッドの上に正座して]
…――――当然見たい……!
じゃなくてその、絶対可愛いと思ってな?だってほらお前嫌がるのは判ってたが、だからこそ嫌がりつつもエクレール欲しさにがんばる所を見たかったというか、嫌よ嫌よも好きのうちというか、ぴゅあっぴゅあなお前だからこそ乱れる姿がたまらないというかそ――――…ゴゲシ。
[ 鈍い音と共に、殴り倒された。
ベッドと盛大にキスをする。
奇しくもそれは、正式なる土下座の体勢だったろうか――――…]
[彼に撫でられながら声をかけられる。
彼の顔を見やれば、左の頬には殴られた跡が残っていたのがチラリと銀の髪の隙間から覗いただろうか。]
その、無理やりやられそうになった…。
[カタカタと小さく躰を震わせながら応える。目尻には泣いた跡が残っていたかもしれない。]
もので釣るですか、ほう……。
[それが土下座スタイルになる直前の言葉で。
殴り倒した後はその正面にぺたんと鳶座りして、
両手を伸ばしディタの顔を掬い上げ、身体を起こさせると]
ディタ……?
「ふん、なかなかいいじゃないか。
これなら女など買わずに最初からおまえにさせておけばよかったな。
そら、いくぞ。」
[さほど長い時間は置かずに、丸々とした怒張が脈動する。
口から引き出された奇形のキノコが粘つく白を吐き出し、ベリアンの顔を汚した。]
「まずまずの出来だな。
これなら金を出して買い取ってやってもいいぞ。」
[満足した叔父はソファに腰かけ、備えつけの酒を出して飲み始める。
その間も、甥を休ませるつもりはなかった。]
「しばらくおまえが可愛がってやれ。」
[命令ないし許可を受けて、親衛隊長が嬉々として襲い掛かる。
床の上につき倒して腰を上げさせ、四つ這いにしたうえで首輪の鎖を握った。
声を聞きたいとばかりに口枷は外される。
前戯などお構いなく猛る雄が突き入れられ、突き動かされる。
庭師の手で日々慣らされていなければ、裂けていただろう。
それでもざらついた肌を持つ男根は、異様な質感を伴って肉壁を擦りあげた。
突き入れるたびに鎖が引かれ、首輪が喉を締め付ける。
どうやら、首を絞めれば中も締まると信じているらしい。]
[雄叫びと共に親衛隊長が果て、白濁が中にぶちまけられる。
大量の精液は、裡に収まりきらずに溢れ出した。]
「満足したか?
王家の人間を犯せる機会などそうそうないからな。
もっとも、時々なら貸してやってもいいぞ。」
[ずっと眺めていた叔父は嫌らしく笑ってから、そろそろ帰る準備をするよう告げる。]
「あれを忘れるな。
ちゃんと俺のものだとわかるようにしておかねばな。」
[叔父に命じられて親衛隊長が暖炉へ向かい、炎の中に突き立てられていた金属の棒を持ってくる。
火掻き棒とも見えていたそれは、家畜に捺される焼印だった。]
[ちらりと銀髪の間から痣が見える。]
無理やり!大丈夫だったか?
[売られれば無理やりやられるのが常なのだが、今のアレクシスはそこまで気が回らない。]
それにその頬の傷…!
[後ろでは鳥籠の兵が不埒な男を連れて行こうとしていた。]
とにかく帰ろう。
[そういって彼女を抱き上げて地下から出て行く。]
すごく、怖かった…。
[無理やり手篭めにされることなどなかったので、どれほど恐ろしい物なのか、ここで理解できた。
言葉では表せないほどに恐ろしいものだった。それを思い出し、未だにカタカタと小さく震える]
うん…。
[彼にしがみついたまま首を縦に振り応える。そして、抱き上げられながら地下室を後にした]
ほんとーに……
おまえは、けだものどころか斜め上ですね……!
[噛み締めるような響きは本音がありありと。
ただ、腰を浮かせてディタの頭を胸へ抱き寄せる仕草は、
その本音の言葉とは裏腹に、とても穏やかに]
そんな道具なんかでひとり遊びは、ごめんです。
ここがどういう場所かも、おまえがどんな仕事をしてたのかも。
もう、分かってるつもりですけど――…
[その髪の上から唇を落とす。
あの浴室でされたように、ごく柔らかく]
どうしても……そんなに見たいなら、
おまえが道具の使い方を教えればいいじゃないですか。
それを拒んだ覚えはねーですよ?
……エクレール、食べるためです。
[最後に付け足した早口は、なんだか上擦ってはいたけれど。
顔を上げられないよう、しっかりと頭を抱きかかえてそう囁いた]
―「天使の鳥籠」への帰途―
[小さく震える彼女を抱いたまま、馬をゆっくり進める。]
大丈夫か?ずっと震えてるぞ?
[何があったか、口の端に付いていた白濁液からだいたい察しはついた。]
もう、男の相手をするのは嫌になったか?
[なんとなく、そう問うてみる。]
ー「天使の鳥籠」への帰途ー
うん…。もう、嫌…。
[彼に問われれば、地下室での出来事を思い出し彼にしがみつきながらなんとなく問われたことに応える。
誰かの元に買われたらまたこういうことをされるのだろうかと思うと、怖くて怖くて仕方がなかった]
そうか…僕にされるのもか?
[売られる前にトラウマができてしまった。これは立派な雛鳥に育てるどころじゃないな、という思いがあった。しかし、その他にも何となく言い表せない感情が胸の奥に渦巻いていた。
そんなことを考え、彼女とやり取りをしていると、館にたどり着いた。安全な「天使の鳥籠」である。]**
ううん、アレクシスにされるのは…嫌じゃ…ない。
[彼に問われれば、考えながら応える。何故だかはわからないが、彼にされるのは不思議と心地よくそれでいて安心できてしまう。
そんなことを考えながら応えていれば、安全な「天使の鳥籠」に到着しただろうか]**
い、いやその……その通りと言うか…………
[マリーに抱き寄せられて。
あぁ、このままトドメを刺されるのだろうと――――…
走馬灯が回る頭に、柔らかな、感触が落とされた]
…――――ッ、い、良いのか……?
[彼女の表情は見えないままではあったが――――、
伝わってきたのは、
共に有りたいという健気な気持ちで。
一人でやってみせろと迫った己を恥じる]
……何度も言わせるとか、
そういうプレイというか教育方針ですか?
[ごく真面目な響きで返した。
とはいえ、抱いていた頭を胸枕から解放して。
指先でそっと髪を梳きながら、その瞳を覗き込む表情は悪戯げで]
この館を出るまでは従いはしてやるですけど、
でも……、嫌なものは、嫌だって言うですから。
というか庭師とかいう変態職、
変態なのはさておき向いてねーんじゃ……。
[最後、心にしまうべき言葉をストレートに出しつつ。
鼻の頭に唇を寄せ、ちゅっと音を立て稚いキスを落とすと]
いーです……好きにして。
(…――――って、どんな庭師だ……)
[彼女へと迫ったその事実を恥じる
己の感情に気付いた時、悟ってしまった。
もはや彼女を雛鳥として見る事などできないと。
そして自分もまた、
庭師として在り続ける事などできそうにないと。
それはきっと、
ずっとひた隠しにしてきた己の想い――――…
マリーと初めて出逢い、
そして惚れてしまっていたあの瞬間に
既に決まっていた事なのかも知れず]
[見つめる男の金の瞳に、少女の翡翠が映し出される。
少女の眼差しは、意外な程に穏やかで]
……判った。
変態なのはさておきってどういうことかなマリー?
[少女のキスと、囁く言葉は甘い誘惑と化し。
彼女を抱き寄せ、ベッドの縁へと腰を掛ける。
膝の上に前向きに、マリーを座らせて]
それじゃマリー、やなことはやだって言いつつ、
俺の教える通りにな……?
まずはそうだな……脚を、拡げて……?
……でも。
[そんな思慕のなかでも、曇りのようなものはあって。
じっと大きな瞳にディタを映して問いかけるように]
僕は売られる……
雛鳥って、そういうことじゃねーですか?
[不安が滲み出たかのような響きはどう届いただろうか。
抱き寄せられるのを拒みもせず膝の上へと腰を落として。
ワイシャツだけの姿はあられもなく、
背を預けてそっと脚を開けば、裾は広がる脚に従い素肌を露わに。
それを見下ろすのは耐え切れないのか、
翠の瞳は部屋を彷徨って結局は緩く閉じることで落ち着いた]
そう、だな……
通常なら調教が終わった頃合いに、しかるべき客先に売り渡される。
具合の良さの確認、じゃないが……
前もってこの鳥籠の中で、伽の相手をさせられる事もあるな……
なんとかそうなる前に――――…
[この時、男はまだ気付いていなかった。
二人にとっての猶予時間が、
もはや潰えていた事を――――…
そんな漠然とした不安を拭い去る様に、
マリーのその身を抱き締める。
男の眼下には、不安げに目を瞑る少女の顔と、
ワイシャツを押し上げる豊かな双丘、
そして白く伸びる両脚の間に、僅かに丘陵が垣間見え]
えっと――――…目ぇ閉じてると、余計その、
次どうなるか判らなくて怖い気がするんだが……?
[そう言いながら、ベッドの上を手探って。
マリーが投げ付けた張形を見付け、手繰り寄せる。
少女が瞳を開けたなら、男の手に、
黄金色の潤滑油にまみれたその異形を認めただろうか]
伽……?
[難しい言葉はまだ理解できていない。
なのでそのままを繰り返し、こてんと首を傾げて。
いい加減もっと言葉を学ばねばとも思いつつ――…]
そうなる前に、なんですか?
[疑問を口にした。
時折この男が飲み込む思考をもっと知りたくて。
だから、自分が素直になるしかない。
欲しいものも、嫌なことも、全部そのまま思ったことを、
ごく素直に口にする――今も]
……酷いことはしないと、信用してやるです。
だって、……だって、護ってくれるって――…
[目は、頑なに閉じたまま]
伽ってのはあれだ、その。
一晩だけ、客が雛鳥を好きにするというか――――…
そうなる前に、俺が個人的なコネクションで
どっかに売りに出した事にしようかなとね?
[そうすれば、彼女を逃がせるだろうと、
そんな計画を明らかにして]
酷いこと、か。
――――そうだなぁ、いきなり、は確かに酷いことかも知れん。
[少女が目を閉じているのを良い事に、
ぽつり、ぽつりとその花弁に、媚薬の雫を落とし。
昨日に比べれば遥かに僅かではあったが―――…]
いや、かな……?
[擦り寄せられた張形の先端が、
それを少女の裡へと塗り込んで]
そんなの、いや……です……
逃げるなら、ディタも一緒……に――…
[気の強そうなそんな言葉とは裏腹に。
体温のない硬い質感が亀裂を滑るたびに、
甘い痺れを擦り込まれる感覚を思い出し身を竦める。
そこに落とされた雫のことは気付いてはいない。
ただ、緩やかな愛撫とともに塗り込まれる冷たさに、
少しずつ、少しずつ――…
身体の緊張も、まだ青さの残る秘所も、
信頼をあらわすかのように柔らかく綻びて]
ぁっ…………んっ、ぅ……っ……
[ふるふると首を横へと振った。
桃色の髪が揺れ、背を預けたディタを擽る]
悪いが、まだ仕上がっていない。
…――――もう少しだけ、待ってくれ。
[その場は断り、伝令を返した。
そうしてマリーへと、雛鳥として指名が来た旨を伝える。
けれど、一度は断ったものの、
何処かから情報が漏れたのだろう。
マリエッタを求める指名は、軍を中心に更に複数舞い込んで。
そんなある日、マリーが一人でいる時を見計らったかのように、
メイドが彼女を迎えに来た。
複数のメイドが少女を水色のエプロンドレスに着替えさせ。
抵抗する間もなく連れて行かれたのは、
雛鳥が客を相手にする為の一室だった。
生活感の無いベッドだけのそのあつらえは、
知識が無くともある種の異質さを少女に伝えただろうか]
…――――そう、だな。
[この時はまだ、時間があると。
そう考えていた男は、少女の言葉に首肯して]
それはそうと――――…見るのが、怖い?
[きゅっと瞳を瞑ったままなのが愛らしく。
揺れる桃色の髪へと鼻先を擦り寄せて]
まだ先っぽを、マリーの大事な所に触れ合わせてるくらいの状況だな。
これから少しずつ中へと飲み込ませてく訳だが――――…
[そんな風に解説しつつ、
親指と人差指で、少女の亀裂を押し拡げる。
ひんやりとした外気が、
普段晒される事の無いそこをなぶり。
つぷり、と、亀頭の先端を潜り込ませた]
[――でも、それはもっと先の話だと思っていたのに。
出掛けるディタにおねだりしたおみやげを想像しながら、
この国の言葉を完ぺきにすべく絵本を読んでいたある日の午後。
突然なだれ込んだメイドたちの狼藉にただ茫然としながら、
ふわりと広がるエプロンドレスの裾に複雑な表情を滲ませる。
読んでいた絵本の主人公のようなその服は、
自分では似合うのか似合わないのか、ちょっと想像がつかなくて]
……えぇ……と。
お客が来たってことでしょう、か。
[丁寧になりはしたけどむず痒さの残るその口調で、
ベッドだけの部屋を見渡し出た感想がそれだった。
メイドが何も答えないのは知っているけれど、
でも、何かを口にしなければ耐えられない――そんなふうに]
……こんな時に何でいねーですか、あのバカ……。
[ベッドの端に座って思わず零した愚痴は、
いつも通りの、たどたどしい響きではあるけれど]
……どうしよ。
[不安を滲ませてそわそわと]
……ん、っ……ディ、タって、
ホントに……ヘンタ……ぁ、ん……
[ちょっぴり呆れたような響きで返しながら。
解説に頬を染め薄く瞳を開くと、そっと下肢へと視線を滑らせる。
その景観に――
男の指がまだ慎ましさの残る亀裂を広げ、
余す所なく晒される羞恥に頬を、いや耳まで紅潮させながら。
張形が僅かに挿し込まれれば、
むず痒いような刺激に滲む蜜を滴らせて。
堪え切れず上擦った呼気を零す唇を噛み締める]
――っ、ぅ、……ば、バカ……
/*
客の設定は雛鳥担当と書いたけど、庭師がやってるのが多そうかな。
基本的にペアで合意が成立しているなら好きにしてもらっていいのですー
[誠意もなく巧みな舌遣いだったとは思えないが、正嫡の王子に服従を強いているこの状況が堪らなく征服欲を満たしたのだろう、叔父は口淫の奉仕をさせていたベリアンの髪を掴んで顔を上げさせると、そこへ白濁を迸らせる。
眼鏡をしているおかげで直接、目に入ることはなかったが、濃い精の匂いをたっぷりと吸わされた。
褐色の精悍な輪郭を伝う白と枷の端から溢れる銀糸、ふたつながらに穢されたベリアンはまさに夜伽のために誂えられた淫靡な花の風情である。
緋扇君ほど優しい口調ではなかったが、叔父もまたベリアンを褒めずにはいられなかったらしい。
自分の優位を誇示しつつ、上機嫌で酒を飲んで寛ぎはじめた。
さすがに休みなく二回戦に挑めるほど若くもないのだろう。
だが、酒は感覚を鈍くするから房事には逆効果だと、緋扇君に勧められた本には書いてあった。
むろん、それを教えてやる義理も手段もなく、ベリアンは肩で息をする。
しゃぶらされている間、自由に呼吸もできなかったのだ。]
[叔父はそんなベリアンを親衛隊長に委ね、玩弄を続けさせた。
ベリアンは犬のように叔父の前に這わされ、そのまま後ろから犯される。
乳首に留められた黒真珠と、剃り上げられ露になった柔茎とがプラプラと揺れる様子は叔父をいたく喜ばせた。
王族を守る立場でありながら王子の菊門を貫く背信の親衛隊長の男根は醜いまでに凶悪で、鱗状の古傷はベリアンの媚肉を掻き乱し往還する。
経験のない疼痛にベリアンは切なく喘ぎ、腰を高くあげて歔いた。
叔父とは比べ物にならないほど屈強な男は片手でベリアンの腰を掴み、もう一方の手には首輪に繋がる鎖を握って、ベリアンの身体を操る。
息が詰まるほどに引き絞られた鎖は、次第に切なさを募らせるベリアンの表情を叔父の酒肴に捧げるのだった。
激しい突き上げに眼鏡が飛び、それまでの理知的なイメージを一転させたベリアンの顔はひどく蠱惑的で嗜虐心を煽って止まない。]
[突撃の雄叫びをあげて親衛隊長はベリアンの中に夥しい下克上の胤を蒔く。
なおも繰り返される突き上げの勢いに、結合部から溢れる精は激しい音をたてて親衛隊長の腰に返りかかった。
解放された欲の名残はベリアンの腿にも伝い落ち、陵辱の成就をまざまざと知らしめる。
「こんな姿を国民に知られたらどうなるか」
その呪文ひとつでベリアンを従わせ恣にできると叔父はほくそえむ。
そして夜毎に恥辱の記憶を積み重ねてやるのだ。]
[だが、性愛の拷問に跳ね、喘ぎ、嬌声を垂れ流して波うち快楽を貪りさえしても、ベリアンは決して正気を手放してはいなかった。
強くなったのだと思う。
今はここに居らずとも、心の隣にいてくれる人がいる。
自分には帰りたい場所がある。
熱に乾いた唇はそっと動く。]
( 緋 扇… )
[けれど、叔父の企みはこれでまだ全てではなかった。
親衛隊長が手にしたものを見て、ベリアンの双眸は苦悩に見開かれる。
あれは烙印の道具。
叔父が自分を性奴隷どころか家畜にするつもりと知り、ベリアンの理性は戦く。
肌に直接、彼の紋章を烙されてしまえば、世界の果てまで逃げたとしても彼の所有物たることを免れ得ない。]
どこまでも非道な真似を、
[鉛のように重い身体を引きずり、白熱した先端を手で薙ぎ払うことさえ辞さず後じさる。]
[一つになる、と言われれば頬を染め]
この恰好で…ですか?
[言いながらも、何度も逢瀬を重ねた躰は知らず知らず疼き
手を引かれるままにベッドへと]
………いつも 私ばかり…なので
[緊張に脈が走り、全身が熱くなる。
ベッドの端に腰かけたファミルに自ずから抱き付き
震える唇でキスをすると
教えられたとおりにゆっくりと舌を差し入れ
ファミルの舌を絡め取るようにして口腔を刺激していく。
唇を離すと耳に熱い吐息を吹きかけ、ファミルの反応を見ながら
普段金糸に隠されたその場所へ舌を這わせる。
ネクタイがあれば外してもらうような仕草をし
服の上からファミルの胸板を撫でると潤んだ瞳で見詰めていた。]
エレオノーレだと私はぜんぜん…
我慢ができなくなるのです…
あ…
[エレオノーレが口付けから舌を挿し入れて、首筋も舌が這うとどうしようもなく興奮して。
手伝うようにネクタイを外して、胸板を撫でてもらう。
一生懸命感じさせよう頑張る、見つめる蒼い瞳に口づけて]
気持ちいですよ。エレオノーレ…
いやでなければその…口に含んでほしい…
[ズボンを脱ぎ肉棒を取り出すと、息を早くしながらエレオノーレを惚けた瞳で見つめた]
愛しい…エレオノーレ…
[深いキスをしながら、首筋をそっと撫でていた]**
[服従させたはずの獲物の抵抗は親衛隊長を苛立たせたらしい。
早くしろと急かす叔父の手前もあっただろう。
もはや王子とは思わぬとばかりに足蹴にし、
なおも抗う彼の顎を軍靴の先で蹴り上げた。
倒れこむベリアンの身体を蹴って俯せにし、
背中を踏みつけて、灼けた金属の先を腰骨の上に押し付ける。
膚が焼かれる臭いが部屋に漂った。]
「さあ、これでおまえは俺のものだ。
安心しろ。一生飼ってやる。
毎日可愛がってやるぞ。
おまえも、おまえの子供もな。」
[勝利を確信して叔父は立ち上がり、ベリアンに適当な服を着せて連れてくるようにと親衛隊長に命じる。
切り裂いた服の代わりに薄いガウンを着せ、首輪の鎖を引いて親衛隊長はベリアンを立ち上がらせようとした。
身なりを整え、それなりの威儀を取り戻した叔父は部屋を出て帰途につこうとする。
その意図は、扉を開いたところで中断させられた。
扉の向こうに、赤い闇が佇んでいたのだ。]
[ネクタイを外してもらえば普段きっちりと服を着込み
何者にも晒されていない白く透き通るような喉頚が現れる。
引き寄せられるようにその首に吸い付けば
ファミルの口から吐息が漏れ
その反応を更に煽るかのように舌先で首筋をなぞった。
口付けられ、首筋を撫でられれば汗を滲ませ反応する部分が
灼熱の愛を求め始める。
ズボンを脱ぎ、口に含んでほしいと言われれば驚きつつも]
…それが ファミル様のお望みでしたら……
[ベッドの端に腰かけるファミルの前に跪く形になり
露わになったものを見れば、震える睫毛を抑えるように
ぎゅっ と目を瞑りそっと口付ける。
目は閉じたまま、舌を出し下から上へと舐めあげてゆけば
徐々に硬度を増すファミルに愛しさを感じ、胸が高鳴る。
ファミルを包み込むように口腔全体で含むも
既に起立し始めたものは舌を伸ばしても根元までは含みきれずに
浅い場所で上下動を繰り返しながら
ファミルの変化を見逃さぬよう
舌先の感覚を研ぎ澄ませ聞き耳をたてた。
ファミルが反応すればその箇所をより一層刺激しただろう。]
いやぁ、だってマリーの可愛い姿が見たいし?
変態どころか正常正常。
[固く閉ざしていた少女の瞳が、静かに開かれた。
震える長いまつげの下、翡翠の瞳が不安げに瞬いて。
美しい、と思った]
けど、さ――――…変態、つぅなら……
[彼女の秘裂を押し拡げていた己の指先に、
滲みはじめた湿り気を感じ、にやりと笑い]
こんな事されて、感じてるマリーも随分変態だよな?
……――――なんて。
ほんとはやなのに、俺のためにがんばってくれて…… ありがとな。
[蜜の絡む指先で彼女の手を取る。
重ねたその手を挿し込まれかけている張形へと導いて]
さて……と、一緒に、押し込んで行こうか?
っ…!エレオノーレが…私を…
[肉棒に口付けられれば、びくりとし、含まれて上へ下へと擦られ、舌が這えば身を震わせる]
可愛いですよ…エレオノーレ…
んあ!そ、そこは…!
[切羽っまった顔を向け、一生懸命に気持ちよくさせてくれる彼女が愛らしく、頬をそっと撫でる。
肉棒がすべて含まれば、エレオノーレの喉に亀頭が当り快感に酔いしれる]
ああ!!気持ちがいい…!
イキそうです…!
[自分でも肉棒を動かして、さらに刺激させる]
エレオノーレの口の中も…温かい…
ん!!イク!!
[積極的なエレオノーレを前に余裕はなく、彼女の口の中で精液をぶちまけた]
はあ…はあ…すいません…
エレオノーレにされて、気持ちよくて出ちゃいました…
[申し訳なさそうに、エレオノーレの顔を拭いて]
お返ししなくてはなりませんね。
[そっと首筋に吸い付いて、ドレスの上から胸をなで回した]
[今しがたまで自分に腰を突き出して啼いていた”雌”に命令されるのが業腹とばかりに親衛隊長はベリアンに迫った。
戦闘訓練を受けた男の容赦ない蹴りを受けてベリアンは石床に倒れ込む。
軽い脳震盪を起こしたのかもしれない。さらに蹴り転がされても、ぐんなりしたまま近づく男を見上げていた。
力尽くで反抗を叩き潰され、無残に踏みつけられた身体に家畜の烙印が押される。
炉から出されて時間のたった金属は赤黒い色に変わっていたが、それでも充分な熱さをもってベリアンの肌を灼いた。
苦痛と絶望の綾なす悲鳴に、支配者の哄笑が重なる。]
[ベリアンの生涯を縛る烙印が刻まれたのを確認した叔父は上機嫌だ。
「おまえの子供も」と野心を膨らませる彼を、ベリアンは涙のベールを通して見上げる。
それは王家の血に固執する叔父の酔狂なのだろうが、悲観の底に沈められ倒懸の痛みに朦朧とした意識の中、ベリアンは男でありながら叔父の子を孕まされるのだという妄想にますます精神を蝕まれてゆくのだった。
すっかり心を挫かれたさまで呆然とするベリアンに服を与えるよう命じ、叔父は礼の言葉を強要する。
ベリアンは叔父の前に引き据えられ、首輪の鎖を掴んだ親衛隊長が耳元に囁くままを虚ろに復唱させられた。]
好くしていただいて ありがとうございます、
ご主人さま…
[目的は果たしたと、叔父が帰り支度を始める。
金で買われ、欲に穢されて、このまま連れて行かれることをもはや拒めはしないのだ。
与えられた薄物のガウンすら肌に障り、ベリアンは震えた。
扉を開けた叔父のくぐもった躊躇の声に異変を感じ、ベリアンはゆっくりと視線を上げる。
そこに、赤く揺らめく炎が見えた。]
/*
2015/04/27(Mon) 11:52:15
誤) ベリアンに服を与えるよう命じ、叔父は礼の言葉を強要する。
正) ベリアンに服を与えるよう親衛隊長に命じた後で、叔父はベリアンに礼の言葉を強要する。
ちとクドいんだけど、上のだと、服の準備をするのがベリアンとも読めてしまうので、捕捉程度においとく。
/*
叩きのめされるとすぐペシャンとなるけど、したたかに復活してくるベリアンはHP/MPの上限低めで耐久力高めな感じだろうか。
[部屋に現れた緋扇君は、いまや魔性の気配を隠そうともしていなかった。
放つ気のみで叔父を部屋へ押し戻し、中へ踏み込む。
その背で扉がおのずから閉じた。]
私の愛しい黒蝶。よく頑張ったね。
─── 迎えに来たよ。
[慄く人間たちを顧みることなく、愛しい雛へ呼びかける。]
「な、なにを…
我々は帰るところだ。そこをどけっ」
[なけなしの気力をかき集めて命じる「客」に、緋扇君はようやく冷ややかな視線を向けた。]
この子を損なうようなことがあれば、相応の対価を頂く。
そう言っておいたはずだよ?
[危険の気配を察して親衛隊長が前に出る。
邪魔な王子を叔父へと押し付けて、いきなり剣を抜いた。]
「ふ、ふん。この男は俺が買ってやると言っているんだ。
金を払った以上、俺のものだろう。何をしようと俺の勝手だ。
庭師風情が逆らえばどうなるか、分かっているだろうな」
[目の前に盾が現れて、幾分威勢を取り戻したらしい。
恫喝する叔父へ、緋扇君は嫣然と微笑んでみせた。]
その子は私のものだよ。
誰に渡すつもりもない。
私の愛しい子を、返してもらうよ。
[手を差し伸べれば見えない力が走り、叔父の手から愛し子を攫う。
首輪もガウンも、緋扇君が与えた物以外が全て吹き飛んで、痛めつけられた裸身のみが腕の中に収まった。]
[この部屋の中で、緋扇君の視線にたじろがなかったのはベリアンだけであろう。
彼のまとう人ならざるものの気配。
それ以上に、静かに立ち上る感情の冷ややかさが場を制する。
ただ一人、ベリアンに向けてだけ、その声は優雅な響きを宿した。
「よく頑張ったね」と緋扇君は囁く。
彼以外の人間に抱かれて快楽を覚え、家畜に貶められ、悄然と買われていこうとする自分は──
命を捨てなかっただけで褒められる過酷な状況からの生還者なのだ。]
緋扇…
帰るよ。 汝のもとに。
[その腕に、痛めつけられた裸身を預けて零す涙は、あたたかい。]
[口腔はファミルを含み、その頂へと導こうと懸命に奉仕した。
切羽詰まった声が届けば]
どうぞ 沢山 …ください
[ファミルが頂点を極めるべく舌と顎を駆使し
ファミルが“時”を報せれば喉の奥に熱く滾る潮騒を覚え
むせそうになりながらそのまま全てを受け止める。
最後まで搾り取るようにゆっくりと動き
まだ硬いファミルから口を離せば
受け止めきれなかった白い液体が口の端から零れた。]
[ファミルの言葉にはこちらも呼吸を荒げ]
気持ち…よかったですか
それ でしたら よかったです…
[上気させた顔を優しく拭う指を感じていた。]
お返しは…ぁッ…
ぃぃデス……
このような 恰好ですし…
[膨らみを撫でられれば、目を伏せ、濡れた声で呟いた。]
[涙を流す雛に唇を寄せ、温かな雫を舐めとる。
もう大丈夫だと、意思を込めて抱きしめる。
恋人たちのひとときを、無粋な声が遮った。]
「や、やってしまえ!」
[人外の力を見せつけられて恐慌した叔父が叫ぶ。
それを待たずに親衛隊長が斬りかかる。
その二人へ、苛烈な眼光が向いた。]
[振り下ろされる剣の先を片手で受け止め、つまむ。
それだけで剣を押すも引くもできなくなった親衛隊長と、その背後で縮こまっている叔父とに微笑みを送る。]
君たちには私の糧にするだけの価値もない。
消えるといい。
[ざ、と黒い風が吹き付けて二人を呑みこむ。
風に触れた体は、端から黒い塵となって崩れていった。
残った塵もまた、風に吹かれてどこかへ消えてしまう。
ほんの瞬きひとつほどの間に、ふたりの存在が消え失せた。]
大変な目に遭わせてしまったね。
けれども、もう大丈夫だ。
おまえを脅かすものはもういないよ。
[邪魔なものがいなくなった室内で、
愛しいものの首筋に顔を伏せて囁く。]
おかえり。私の愛しい子。
[両腕で強く抱きしめ、口づけを求めた。]
/*
しかしひどい…
ファミル様のロルを拾い切れていない…orz
あれもこれもあー!ここも反応箇所だったじゃないかー!!!><
という後悔が多過ぎぃぃぃぃ
そして後悔先に立たず…
設定とかロルとか諸々拾い切れなくて
ズミ"マ"ゼエ"ン"ン"ン"(どげざ)
[「大変な目に遭わせてしまった」と告げる緋扇君を抱擁しかえす。]
汝のせいじゃない。
心配いらないって言ったのに、汝の手を煩わせてしまった。
我の過誤だ。
…そのツケは生涯、残されてしまったけれど。
[ジクと痛む腰の烙印が再会の喜びを苦いものにしてしまう。
それを見せたくないと、長い長い接吻けをした。]
[金にも権威にもひれ伏さない相手を力で捩じ伏せようとする──叔父たちの行動は相も変わらずだった。
これまでそうして世間を渡って来たのだろうが、今回ばかりは相手が悪かった。
叔父たちの蛮勇は真っ当なまでの報復で覆され、その存在ごと失われた。
「おまえを脅かすものはもういないよ」──彼の優しいまでに冷徹な声。
全ては夢であったかのごとく。
彼らが永遠にいなくなった後も烙印が残る、それは悪夢に間違いないのだけれど。]
[思えば、いろいろと無茶なことを要求した気もする。
実際に軍と庭師がどの程度の関係性を保っているか――…
それを知らないまま自由を求めることの無茶苦茶さに、
その背景はともかく、良く応じたものだ。
今さらながらに、そんなことをしみじみと思いながら]
……客って、誰ですかね。
[諦めるのも、運命を待つだけの人形になるのも、
全力でお断り申し上げる激しい性格ではあったけれど。
あの日、自分を捕らえた将校の姿を思い浮かべ苦笑する。
あの精悍ながら滲む厭らしさを持つ将校が客ならば、
きっと、暴れてもどうにもならないかもしれない。
そんな思考に諦めるのとは違う溜息を零して。
閉ざされた扉に翠の双眸を向け、来るべき時を待つことにした]
[長く長く続く接吻けは、純粋な喜び以外のものをはらむ。
気鬱の原因は、見せられずとも既に知っていた。
褐色の肌をまさぐる指先が、烙印の端に掛かる。
彼を永遠に所有すべく不逞なものたちが烙した印。
痛みに震える背を抱きしめて、耳元に囁く。]
かわいそうに。こんなことまでされて。
おまえを縛ろうとするものは、全て消し去ってしまおう。
[彼の身体を抱き上げて、寝台の上にうつぶせに寝かせる。
背中を優しく撫でてから、彼の上で小さなナイフを取り出した。]
[銀色の輝きを宿す切っ先を、自分の掌にあてがう。
ためらいもなく刺し貫いた掌から、赤い雫が溢れ出した。]
痛くても我慢しなさい。
すぐ、済むからね。
[はらりとなにかの粉を烙印の痕に振りかけ、その上から血の流れる掌を押し当てる。
触れた場所が熱くなり、おそらくは激しい痛みも伴っているだろうが、やがてそれも収まった。
見る間に傷が癒えていく手を離せば、褐色の肌もまた生まれたての滑らかさを取り戻している。]
ほら。これでいい。
[新しい肌を軽く叩いて笑った。]
[――つまりは、けだものが正常なのだと認めた男に。
半眼で睨みあげようとして、継がれた言葉にそっと俯いた。
礼を言われることなど何一つないはずなのに。
実際に、ディタに導かれはするものの、
擦り込まれる刺激に支えがなければ倒れ込んでしまいそう。
肢体からはゆるゆると力が抜けて、
小さく痙攣するかのように反応を返しては男になされるがまま]
…………ぁふ、……
[口端から零れる呼気を音にしたような、そんな甘い声。
取られた手は素直に従って、握ったそれに]
ふぁ、あ……ぁ、ディタ……っ……
[重なる手と共にゆっくりと力を籠めて、
未だ慣れない秘裂の奥へと抉じ開けるかのように――]
ん、 うっ
[接吻けの吐息はあえかな喘ぎに変わり、ベリアンは下肢を緋扇君に擦り寄せながら苦悩に眉をひそめる。
肌をまさぐる緋扇君の指が、この身を辱めた男の紋章に届いていた。
欲情させられながら痛みを意識させられる。
この先、彼と交わる間もそれは変わらないのかと思えば、悔しくて仕方ない。]
[だが、緋扇君は消し去る、と告げた。
先程まで、鎖で四肢を繋がれていた寝台へ運ばれる。
治療には痛みが伴うと彼は告げたけれど、ベリアンが耐えると信じたのだろう、鎖を用いはしない。
触媒と彼の血により、烙印の上に彼の烙印を重ねて疵を焼き消す。
これで元のままの伸びやかな肢体で彼のところに戻れるのだと思えば、身体を熱する痛みはむしろ期待を昂らせるくらいだった。]
本当に──残ってない。 嬉しい。
[緋扇君の手をとって頬にあて、ベリアンは身体ごと感謝を伝える。]
[もっとも、ベリアン負担をかけないためか原状復帰は腰の疵のみに対して施術され、ベリアンの股間は薄ら寒いまま、後孔も浅ましくもはやこの世にいない男の精が濡らしている。
性愛に爛熟した雛鳥の企まぬ媚態が仄かに漂った。]
大丈夫か?
汝の手を煩わせたお仕置なら、いくらでも受ける。
/*
懐かしくなって、るがる3を覗きにいったら、ギィだった。
何を言ってるかわからないと思うがw
>男の胸元へ焼けた鉄を押し付けた。
>それはちょうど、射られた傷の上。
>ギィおにすぎふいた。 (←白銀さま)
>それと、ジークに。
>"これ"が、餞別だ、とな。
>餞別ふく。おに!!!!ww (←白銀さま)
その姿だから…いいんじゃないですか…
[ドレスは脱がさず、胸を出すよにはだけさせてしゃぶりつきながら、下着に手をかける。
ゆっくりおろすと、すでに愛液に満ちてる。
水音をぴちゃっぴちゃとたてて]
嬉しいです。
もうこんなに…
[ドレスの裾を上げると、秘部を蜜を舌ですくいあげてはなめ回した]
ああ…美味しい…
すごく美味しい…ですね…
[突起物を舌で転がして吸い付きながら、秘部に指を何度も挿入する]
君も…興奮してるのでしょうか…
蕾が可愛く奮えたっていますよ…
私も今にも弾けてしまいそうです…
[秘部と蕾を同時に激しく攻め立てると、肉棒を見せた]
一つになりましょうか…
君が導いてください…
[ドレスを脱がせて四つん這いにして、覆い被さると首筋に舌を這わせながらそう甘く囁いた]
―アレクシスの部屋―
[リーリエを運び込み、傷の手当てをする。]
大丈夫か、リーリエ…
すまない、僕が少し目を離したばかりに…
[肉欲を求める雛鳥としての「性癖」が育ちきる前の彼女に行われた行為は、その心に深い傷を負わすには十分だっただろう。
もし完全に「性癖」が育っていたら、少しくらいの乱暴も喜んで受け入れるし、これまで育て上げた雛鳥はそうだった。]
リーリエ、その…純潔の方は無事か?
[おそるおそる尋ねる。]
うん、純潔の方は大丈夫だよ。
[傷の手当をしてもらいながら、おそるおそる問われれば、頷きながら答えた。
幸い、いきなり指が入ってきただけだったから膜の方は破れずに済んだ。]
それに、アレクシスが悪いわけじゃないと思うよ。
[彼に心配をさせないようにと微笑みながら優しく言う。]
ユーリエ…
僕はお前を売るのをやめようと思う。
[帰途の内から思案していたことを告げる。]
男の相手をするのが嫌で、本気で拒む娼婦や奴隷は元々需要が少ない。
口では嫌と言いつつも心のどこかで男を求めるような女が欲しいから、みんなこの施設から買うわけだからね。
[更に続ける。自分でもよくわからない、彼女を自分のものにしたいという所有欲…独占欲…そういうものだろうか。]
そして、もしよかったら僕が君の身受けをしようと思う。
[肌蹴たドレスから膨らみが露わになる。
果実を食べるようなファミルの愛撫に躰の軸が熱くなる。
ファミルに奉仕していただけなのに溢れていた場所を指摘されると
満たされたいと願うように更に潤い触れられれば淫らに水音を立てた。
幾多にも貫かれ、絶頂を極めることを教え込まされた躰は熱く火照り
その場所を舐められては羞恥に震えながら
受け入れる準備を整え激しい時を渇望する。
先程達したファミルはまたその熱さを取戻しつつ
収まる場所を求めているようだった。]
[召使いが着付けてくれたドレスは結局脱がされ
手と膝を付き犬のような体勢にされ「導いてください」と言われれば]
ファミル様…そんな…
こんな恰好したことがありません
恥ずかしいです…
[濡れる瞳で言いながら、しかしその場所は求めるように妖しくヒクつき蜜を滴らせていた。]
【報告】
キャラクター一覧の[薔薇EXセット]のダミーのキャラチップが
エイプリルフール仕様のままになっているようです
えっ、なんで…。
[彼の旨を聞いて驚く。確かに、彼の言うとおり本気で拒むようでは娼婦や奴隷には向かないだろうと考えた。
そして、さらに続く彼の言葉に頬が赤らんでいくのを感じた。]
えっと、いいん…ですか?
[知らぬ間に目からは涙がポロポロとこぼれ落ちていっただろうか]
やっぱり僕のもとに来るのは嫌か…?
[零れる涙に戸惑う。]
仕方ないか、いっぱい恥ずかしい思いもさせたし…
[でも、そうなるとこの子の身の置き場がないな、と思った。]
[体中で嬉しさを表現する雛鳥の肌を撫で、
お仕置きならいくらでもという言葉に微笑んだ。]
おや、おまえはお仕置きされたいようだね。
それならば───
[悪戯な笑みを浮かべて両の手首を束ねて絹のひもで括り、
端を伸ばしてヘッドレストに結び付ける。]
これは少し、きついお仕置きをしないといけないね。
[なで下ろした手が、幼い少年のもののようになった股間に触れ、その奥の、とろみを含んだ菊門をつつく。
守りを失くした秘部の感触を楽しみながら、片手で闇を呼んだ。]
[滴るように落ちた闇は雛鳥の身体を包み込んだ。
ぬめぬめと身体中を這いまわって、汚れを拭い去っていく。
口の中も、媚肉の奥までも闇は入り込んでいった。
剃り残されていた下の毛も完全に溶かしてしまったのは主の指示だろう。
汚れを完全に拭い去って闇が去った後、足を開かせた間に身体を置く。]
おまえが二度と他の者のものにならぬよう、私の印を残しておこう。
いいね?
[問いかけたものの、拒絶が返るとも思っていない風情で、
先ほどよりもなお艶やかになった股間に手を這わせた。]
[再び呼んだ闇が、今度は柔茎の根本を包む。
今は垂れているその先端をつまんで持ち上げ、闇の仕事を眺めた。
闇はごく細い針の形となって皮膚に潜り、黒い点となって肌を染める。人間が刺青を施すのとまったく同じように、闇の文様が描かれていった。
本来ならば痛みもなく、ただ肌の奥まで闇を染み透らせるだけで行われる施術だが、今回はお仕置きも兼ねているのだ。]
見えるかい?
おまえのここが、もっと可愛らしくなるよ。
[囁きながら、黒蝶の目の前に鏡を開いて、施術の様子を映してやった。]
[やがて闇が晴れれば、そこに見事な刺青が現れた。
褐色の肌に漆黒で描かれたのは二頭の蝶。
秘部を囲むように広げた羽には、真珠がちりばめられている。
与えた名の通りの黒蝶が、本来は毛で覆われる場所に羽搏いていた。]
えっと、そうでなくて…。その、嬉しくて…つい…。こちらこそ、よろしくお願いします。
[戸惑う彼に泣いたまま笑顔で告げた]
そうだったのか…
でも、いいの?
僕は仕事でも女の子をいじめてるけど、これが本来の気質でもあるんだよ…つまり、君のことをたくさんいじめるかもしれないよ?
[つまりは今のような関係が続く、ということであるが]
それでもいいの?
[と念を押す。]
そうなのですか…?
君の花園はとても妖艶で私を誘ってるようですよ…
[滴る蜜を食い入るように見つめてから、エレオノーレの秘部に、そそりたつ肉棒をずぷりと一気に貫く]
ほら、すっぽりと挿入ってしまいましたよ…
上の口も下の口もエレオノーレーは、とても気持ちがいい…
君を思う存分堪能できて私は悦ばしいです…
我が愛しの妻よ…
私をたくさん感じ…っ!
たくさん感じさせて…ぁ!!
[左手で柔らかい腰を撫で、右手で蕾をつまんで腰をゆっくりと動かしていった]
なんでだかはわからないけれど、アレクシスにならして欲しいなって思うの。
[念をおす彼にはにかみながら応えた]
[緋扇君の笑みが身体中を温かに疼かせる。]
言い直す。
…お仕置、してください。
[効果的に「おねだり」を口にすれば、しなやかな絹で両手首を頭上に縛られて股間をまさぐられる。
「きついお仕置きをしないといけないね」と囁く緋扇君の声に、鼻にかかった甘い呻きをもらして腰を揺らした。]
[便利な闇の雫が身体を拭い清めてゆく。
肉襞の奥まで入り込まれるのは初めてではなかったけれど、そんなお仕置の喜びに背を反らして喘ぐ。
緋扇君の手が足首に触れれば自ら足を開き、あるべき茂みを失った場所を見られる恥ずかしさに太腿を震わせながら、緋扇君が示した所有欲に期待の眼差しを投げる。
敏感な肌に束ねた針で墨を刺される疼痛に身体は火照り汗ばんだけれど、緋扇君が差し伸べた指を舐めて気を紛らわした。
そうして点は線となり、墨は濃淡を織りなして、生きた画布に精緻な紋様を描き出す。
「見えるかい?」と目の前に翳された魔鏡で処置を見守るベリアンの目は陶酔に蕩けた。]
…綺麗で、 睦まじい。
そう…なのか?
もしかしたら小犬の格好より恥ずかしい格好をさせるかもしれないんだよ?
[そして、一番の問題は]
僕は君以外の女性とも、君と同じようなことをしていくんだよ?
[そういう商売だから仕方ないが、これを受け入れてくれる女性はなかなかいないだろう。]
あ…っ
…そんなに見詰めては……
[視られるほどに妖艶に誘うそこは穿たれることを待ち侘びる。
灼熱を一気に埋め込まれれば]
あアッ―――… んんっ
[躰を撓らせ与えられたものに ぞくぞく と震えながら
縋るものは前にはなく、ただ目の前のシーツを握り締めた。]
あぁ…ファ…ファミル様……
気持ち いい …ですか…
[発熱し、汗ばむ躰。
いつも与えられるばかりだった。
ファミルにももっと沢山感じて欲しい―――。
中を探るように揺れ動く腰
体中を貪るような手の動きに合わせて
エレオノーレの口からは嬌声が漏れ出るのだった。]
アレクシスの前なら…いいよ…。
[恥かしそうに彼に答える。けれど、仕事のことと言われれば、少し考えた。]
けど、それが仕事なんだから仕方ないと思うな。
[少し困ったように目を閉じてから少しのワガママを言ってみる]
じゃあ、心は私だけを見ていて?
そうするさ…
[かたく、リーリエを抱きしめる。]
だから、今から「モーガン家の商品」としてのリーリエを台無しにする。
[そう言って、熱く愛のこもった口づけをする。そして、そのままベッドに押し倒す。]
ふふっ、嬉しい…。
[かたく抱きしめられれば、腕を背中に回しギュッと抱きしめる。]
うん…、んっ…。
[熱く愛のこもった口付けを受けベッドになだれ込むように押し倒される]
まあ、これまでとすることはあまり変わらないよ…
[そう言って、彼女の衣服を脱がし、一糸まとわぬ姿にする。
陶器のような白い肌いつみても美しい。]
まずはここから…
[小ぶりな双丘を優しく、包むようにして掌で揉んだり、撫でたりする。]
[「お仕置き」に蕩けた雛の唇を吸って、
描き出された蝶の翅を指先で辿る。]
気に入ってくれたかい?
おまえが、私のものとなった印だよ。
[嬉々として告げながら、柔茎を握り双玉を掌に転がす。]
私の贈ったものを失くしてしまったのかい?
悪い子だ。
[喉元に触れ、そこにあるべきものの欠如を指摘したのちに、
片手を伸ばして差し招く仕草をする。
手のひらにどこからともなく集まってきたのは、
千切れて飛び散った、十の黒真珠。]
もう失くさないように、しまっておかないとね。
[言葉と共に、ひとつひとつを後庭に押し込んでいく。
十粒全てを中に入れてしまったあと、胸を飾る二粒もぴんと引っ張って外し、中へ押し込んだ。]
さあ。
もう出してしまっては駄目だよ。
[みちみちといっぱいになった菊門に指先で触れてから、雄芯への愛撫を本格的にする。
両手を使ってやわやわと揉みしだき、舌を伸ばして舐め上げ、先端を口に含んで吸う。そうして育て上げた怒張に、愛おしげに口づけた。]
おまえにも、されるばかりでなくする方も教えなければね。
今のままでは片手落ちになってしまう。
[言葉を掛けながら、膝立ちで褐色の身体を跨ぐ。]
おまえの蝶に、初めての花を。
[囁いて、ゆっくりと腰を下ろした。]
よい声で鳴きますね…
…もっと鳴かせたい!
[愛しき人の喘ぎ声に煽られるように、肉棒を膣内で強く突立てては抜いて
愛液が混ざりいつもに増して敏感になり、さらに快感を呼んでいく]
ええ…この上なく気持ちがよいですよ…
そしてとても心地がいい…
…もっと…もっと…!
[一度達した体は、いつまででも愛しき人を感じていたいと願い。
懸命に腰を振った]
エレオノーレ…愛しています…
いつまでも…いつまでも…っ!!
私たちはこうして一つでありましょう…!!
[エレオノーレの腰をしっかり持つと、肉棒をこれでもかと強く突いた。
愛し合う二人は、淫らに絡み合う―]
[蜜の在処を示して舞う対の黒蝶。
それは緋扇君がベリアンに与えた名の具現化でもあり、緋扇君の所有の証だ。]
隠すなんて、惜しい。
ずっとこのままでいい──
[緋扇君にもらったものを誇りたいと、胸の黒真珠と同様に人に露見する恥ずかしささえ嬉しいと、艶やかなままの股間で生きていこうと思うベリアンはきっと男妾の素質がある。
数多の男が惹きつけられたのも道理。]
あ、 ん、 んん…
[刺青が終われば、闇が抜け出した後の媚道に以前のように黒真珠を押し込まれる。
その数をひとつ、ひとつと数えて──]
あとふたつ、足りない。
[首飾りの黒真珠は全部で十二と指摘して、あの時と同じようにさらなる挿入を促す。
乳首飾りのふたつまで加えられ、もどかしい充溢感に身悶えしつつ微笑む。]
[そうして仕置を与えた後、緋扇君はゆるりとベリアンに跨がった。
優しく煽りたてた褐色の帆柱の上へ自らを沈めてゆく。]
ああ、 黒蝶が招くよ。
[これまで、抱かれることはあっても逆の立場になったことはない。
初めて分け入る緋扇君の秘奥は熱くほどけて脈搏っていた。]
[ファミルの腰が饒舌に蠢き中を掻き混ぜられれば
与えられる刺激に酔いしれる。
相手も心地よいのを知れば心も体も満たされるような充足感を覚え]
ああ もっと… もっとください
[いつしか自分でも獣のように腰を動かしていた。]
ファミル様…愛して 愛しています…あぁあ!
[愛し、愛される喜びを全身で感じ
この刹那を永遠に刻み、ひとつも漏れ零すことのないよう意識を集中させる。
深いところから抉るような波が押し寄せると]
はっ… あぁ…
ファミル様―――……イキ ます…!
[切なく啼き、小刻みに震わせて絶頂感を味わいながら
自分の中の熱い塊を柔くきつく締め付けた。]
これは、 気持ちいい… 好き?
[締めつける強さも形も温度も、触れる位置によって様々で、決して均一ではない。
緋扇君が緩やかに腰を動かしてベリアンの快楽を導けば、未知の感覚はなおも広がってゆく。
不思議で愛おしい場所。男たちが夢中になるのもわかる。
後孔に仕込んだ黒真珠を意識して締め上げ、身体を弓なりに反らして突き上げた。]
エレオノーレ…とても綺麗です…!
[感じている言葉と行動に、煽られれば追い立てて―
愛しく動く腰の動きを邪魔せぬように、尻にそっと手を添えた。
共に達しようとする心と体は、愛の共同作業のようでとても神聖なものに感じた]
私も…あああっ!!…
一緒に…っつ!!イキましょう…!
…うぁぁぁぁぁ!!
[深く熱く愛しき人への繋がりを求めて、愛を最奥へと解き放った]
ふあっ…、ああっ…‼︎
[双丘を包むように掌で揉まれる。彼に触れられる所が熱を帯び、今までよりも熱く強く快感に溺れる。]
はあ…はあ…はあ…エレオノーレ…
[一回達したのに止まらず、どぴゅどぴゅと…
白濁の液は流れていく。
ようやく止まると、愛しい妻を抱きしめて横たわり]
私は幸せ者です。
こんなに愛しく美しい妻を持てるなんて…
子供も欲しいですね。
[頬を愛しく撫でて、口付けた]
[ファミルが最奥で弾けるのを感じると
荒く息をしながらシーツの波にぐったりと顔を埋めた。
心地よい解放感で満たされ
余韻に浸り幸せに包まれながら顔だけ起こすと
その目に愛しい人を映し照れたように微笑んだ。]
ふふっ、可愛いよ。
[ひとしきり小ぶりな胸を楽しむと、下腹部に手を伸ばす。]
ここの様子はどうかな?
[花園に触れてみる。]
[無垢な雛鳥を夜の蝶に育て上げた魔物は、迎え入れる側となってもなお巧みだった。
横たわった褐色の身体の上ですべての服を脱ぎ捨て、白い肌を寄せて擦り合わせる。
少しずつ若木を呑みこみながら、時に揺らし時に締め付けて、蝶が蕾に止まるまでにたっぷり時間を掛けた。]
─── いくよ …
[微笑みながら声をかけ、しなやかに腰を動かしはじめた。
最初はゆっくり。次第に早く。
膝を使い、胸板に置いた手を支えにして、自在に抽送の速度を操る。]
ファミル様
私も とても幸せです
いつも いつまでも お慕い申し上げます
[子供と聞けば頬を染めながら笑顔で]
はい
ファミル様に似たら きっと可愛い子になるでしょう
[さらさらと流れるような金の髪と、海の宝石ような碧色の瞳にうっとりと見惚れながら口付けを受けた。]
ん …… そこ、
好きだよ。 ここが、 いい …
[感じるままを言葉に出し、角度を操って快感の源を穿つ。
同時に締め付け、押し潰し、螺旋に擦りあげて、搾奔する快楽を導いた。]
こう、すると 、 出せないだろう?
[根元をきつく締めあげたまま、ゆらゆらと腰で円を描く。
突きあげられる感覚に笑い、彼の胸と自分の胸を片手ずつで弄りながら快楽の頂を目指す。]
さあ、 出して しまうといい 。
私の、 なかに、おいで …
[息を熱く滴らせながら、最後の高みへと誘った。]
ファミル様…そういえば 絵が完成したのですが
こちらにお持ちしましょうか
それとも…あとでになさいますか?
あの…大した絵ではないので
特にご覧いただかなくても……
[このまま暫くまったりとした時を過ごしたいのと
大したことない絵を見せるのに気恥ずかしさがあり
口ごもりながら消えるような声で]
似るのは私の顔だけでよいでしょう。
性格似ると小生意気で大変そうです。
全部エレオノーレに似ると…
可愛すぎて、お嫁にやれなくなりそうです。
エレオノーレ――…
[子供のように胸にうずくまり、甘えている]
君に出会えて本当によかったです。
んっ…!
また元気になってしまいそうです。
ほんとうに触り心地がよい…
[胸をさわさわとして弄んだ]
絵が完成したのですか。
それは私にも喜ばしいですね。
是非見せてもらいたいですね。
[二回戦で達した体は重く感じたファミルは、エレオノーレを見つめて]
今しばらくこうしていたいです。
…エレオノーレは、案外絶倫なのかもしれませね。
[っと冗談交じりに意地悪を言ってみた]
ふふ
ファミル様ったら 今からもう嫁入りのご心配ですか
[くすくすと笑いながら胸にうずまるファミルの髪をさらさらと撫でた。]
また 元気に…
まあ ファミル様は底なし沼のようですね
[頬を染めつつ蕩けるように見詰めた。]
[主導権をとるのはまだ早いよ、とばかりに騎乗位の緋扇君は乱調巧みにベリアンを御す。]
は、 あ、 いいっ
な… ほんと …ッ、 達かせて 、
[翻弄され、抱かれているのと同じように喘ぎながら、次第に鬩ぎあいの駆け引きを学んで愉悦を覚えゆく。
ひとつにつながったままの解放へ導かれ、黒蝶は艶かしく羽搏いた。]
緋扇… 我をどこまで連れてゆく。
[ひとつやり遂げた後のあたたかな気怠さに包まれて、ベリアンは師にして敵娼たる男に愛しげな笑みを投げかける。]
ぜ……
そのお言葉はそのままファミル様にお返しします
ファミル様がお休みになられていれば
私がサッと取って参りますよ
それとも…こうして 寄り添っていたほうがよろしいですか?
沼…
普通ならこれしきは何でもないのです。
エレオノーレが可愛すぎるから、こうなってしまうのですよ。
私は休みたいのではない。
エレオノーレと離れたくないのです。
一秒でも今はとても寂しい。
[離さぬようにぎゅっと抱きしめて、唇を重ねた]
ん 、 ああ っ ぁ …
[受け止めた熱量に震えて、自らも快楽の徴を吐き出す。
褐色の肌を白く彩った上に、くたりと上体を倒した。
未だ繋がったまま、黒蝶を繋いでいた紐を解いて抱き合う。
内腿を伝い落ちていく雫までもが、愛おしい。]
どこまででも。
[笑みに答えて唇をつける。
そのまま唇をずらして首筋を浅く噛んだ。]
共に行こう。私の黒蝶。
私と同じ地平へ。その先へ。
ふたり、ともに。
[誓いの証をもうひとつ刻んで穏やかに微笑んだ。]
私も ファミル様と離れるのは嫌です
ファミル様がいなくなったら きっと 死んでしまいます
どうか どこにも行かないでくださいませ
私は どこにも行きませんから ご安心ください
ん…
[ファミルの背中に手を回し優しく口付けた。]
[彼もまた快感の極みへ至った証の白い糧が、褐色の肌と黒い蝶に散る。
首筋を噛む牙は紅の花を咲かせよう。
「共に行こう」との言葉に頷き、涼やかな音をたてる腕を彼の背に回して抱き締めた。]
愛してる。
[鳥籠を後に、その先へ向かう時だ。]
―鳥籠の中で―
[>>49天使の鳥籠の最深部。
客と雛鳥が秘め事を成す為のその部屋には、
たった一つだけ、高い天窓が設けられていた。
その窓から差し込む明かりの中、
桜色の髪の少女が佇んでいる。
その装いは、鳥籠に来た時に身に着けていた
黒の首輪と軍服とは一変していて。
裾のふわりと広がった、水色のパフスリーブワンピース。
たっぷりのフリルで飾られた白のエプロンドレスがその上に重ねられ、
首元もまた、水色の大きなリボンが彩っていた]
…――――よく、似合っている。
[部屋へと姿を現したマリーの
…――――そのまま彼女を、ベッドの上へと押し倒した]
ふああっ…‼︎
[花園に触れられ、ビクリと震える。彼の指を待ち構えていたかのように指に吸い付くようにヒクヒクと花園は震える]
私がどこへ行くというのです。
安心なさい。
最初から言ってるではありませんか。
君を絶対に離さないと。
ありがとう、エレオノーレ―
[抱きしめられ口付ける、彼女は優しく。
ファミルの心に染みわたる]
エレオノーレ―
愛してます、心から―
[そっと抱きしめ返す温もりはとてもあったかい]
― 絵画室 ―
[ひとつの絵がひっそりと主を待っている。
絵に描かれているのは
星から生まれたような青黒い石を持ち
色とりどりの花と妖精たちに囲まれた
金髪の少年
絵の出来栄えは極めて“普通”
それを見せれば、顔を赤らめながら彼女はこう言うだろう。]
平凡な絵…ですが
ファミル様のことを想い一生懸命描きました
本当は“今”のお姿をお描きしたかったのですが
手元に何も資料がなく…
全て想像で描きましたら 何故か…
少年のお姿になってしまいました
【楽しませる】という課題のために描いてきましたが
とてもご満足いただける代物ではないと思います
申し訳…ありません
疲れた……!
めっちゃ疲れた……!
いやぁ、似合うかなぁと思ったが、想像以上だな!
[彼女を腕に抱いたままごろりと横になったのは、
マリーにとってよく見知った――――…彼女の庭師だった]
さっきな、お前への指名を全部断って、
ついでに俺が買い取ってきた。
もう、ケツの毛までむしられる勢いだったが、
なんとかな。
…――――というわけで、だ。
マリー、愛してる。
一緒になろう。
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