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次の日の朝、語り手 が無残な姿で発見された。
戦火の犠牲は確実に広まる。
それでもなお、戦いは終わらない。
求めるものを手にするまで、人は争い続ける。
己を犠牲にしようとも。
愛する者を失うとしても。
現在の生存者は、兎 ツェーザル、黒猫 クロイツ、曜変天目 リエヴル、薔薇の香り ローズマリー、碧眼 シルキー、抗う者 セルウィン、夜盲 ジャン、流浪人 ジェフロイ、青銀 エレオノーレ、声無しの タクマ、元・神父 アルビン、絵本作家 ローレルの12名。
システム上は2日目となりましたが、昼夜もわからない霧に包まれているので、時間経過は適当でいいです。
減っているブラッドゲージは、そのままの状態です。
本日以降も、ランダムイベント>>1:#1を振ってください。
次の更新から、墓落ち=元老吸血鬼による地下迷宮への拉致が発生します。
投票・襲撃・護衛は自由にセットしましょう。
ただし、【委任やパスは禁止】です。
どこにセットしたかも秘密にしておいてください。
ロールに反映させる必要もありません。
……ネ
いイ匂い♪
[後ろ肢で耳の後ろを掻いて、兎の声は明らかに人のそれ、小さく軋んだ音で鳴く]
なニしてるのぉ?
イベントは?物騒ドして?
薔薇の香り ローズマリーは、流浪人 ジェフロイ を能力(守る)の対象に選びました。
曜変天目 リエヴルは、ランダム を投票先に選びました。
曜変天目 リエヴルは、声無しの タクマ を能力(守る)の対象に選びました。
……怪我……、あ、そうか。>>274
匂いで?
[確かに血痕は激しいが、それが見えるほど彼が近づいていて、
アルビンが全く存在に気付かなかったとはさすがに思いにくい。
だとすると、嗅覚ではないかと推測した]
それでわざわざ見に来て下さったのですか。
なんて親切な方なんでしょう。
お気遣いありがとうございます。
[首のハンカチを解いた。洗って返さないとと思うが、血はなかなか落ちない。
新しい物を差し上げる方が早いかもしれない]
この通り、怪我はもう治りました。
その……こちらも親切な方のおかげで。
[エレオノーれのことは事情が複雑になるので、簡単にそう説明した。
……最後の接吻を思い出して、また少し赤くなった]
まて、エレさんに目をつけられてる?!
前門の兎、後門のエレさん
私絶体絶命!でもこんな事態自分で解決するんだから!
次回『私吸血されて墓送り!』デュエルスタンバイ!
ま、待ってよ!
待ってくださいっ!
[くるんと回転したおじさんは、怪我はないようでした。
ローレルはそれにほっと胸をなで下ろしながらも、どうしたらいいのか分かりません。
だって、お風呂に入っているところに男の人が入ってきたのなんてはじめてです。
どうしようどうしようとあわあわするのですが、でもやっと人と会えたのです。
話さなくては損というものです!
慌てるあまり、背を向けたおじさんに追いすがろうとざばっとお湯から上がりました。湯煙が立ち上ります。
ローレルは石を敷き詰めた地面を踏んで、駆け寄らなくてはと1(6x1)
偶数:思ったところを、すてーんと転んでしまいました。
奇数:走り寄り、可能なら後ろから捕まえようとしました。]
急に襲ってくる参加者にも会いましたが、親切な方もたくさんおられますね。
[ここに来て、たくさんの吸血鬼に会った。
吸血鬼にも色々居るようだと勉強になった]
……あ、
申し遅れました。
俺はアルビンです。
アルビン・ローレンツ・バルシュミーデと言います。
― 廊下 ―
[階段を降りたことろでたどり着いたのは地下通路。
いくつか扉が並んでいる。]
武器があればいいんだが。
[手前から1(6x1)番目の扉に手をかけてみた。]
「銀狼」の襲撃選択肢に、他の「銀狼」も含まれる。
かつ、「銀狼」は襲撃担当が誰だかわからない(赤ログ扱いなので見えない)ので、自分が襲撃したけれど噛めなかったのか/別の銀狼が別のPCを襲撃したのかわからない。
「狙撃手」の護衛していた相手が襲撃死しない役職であっても、襲撃先がそこに決まればGJとなる。
結論: カオス
―バルコニー―
[口許の血を拭い、舐めとる。
その際、手の甲に浅い傷が付いていることに気付いた。
シルキーの付けた傷か。
痕が残れば良いと願う先から、綺麗に修復されていく――]
――ありがとうございました。
貴女は、…御綺麗になりましたね。本当に。
何よりも満ち足りた、時間でした。
[頭を撫でる指を滑らせ、彼女の頬へ。
静かに微笑みながらそう告げて、名残惜しそうに指は離れていく。
細い声で『死んだ』時のことを少女は口にする。
嗚呼、"あの人"が彼女の命を奪ったのだ。
どろりとした感情は、胸の内へ仕舞い込む]
[再び掴まれた服の裾。賢い少女は何かを察したのだろう。
男はゆっくりと腕を持ち上げ、彼女のその手を――。
…その手を優しく、握った]
さて、此れからのことを、少し考えましょう。
与えられた課題は古城からの脱出ですが…。
どうやら、かなり"悪意ある"罠が仕掛けてあるようです。
恥ずかしながら、僕も囚われてしまいまして。
元老吸血鬼の方に血を奪われてしまいました。
余り何度もあいたい仕打ちではないですね。
――少なくとも、今は。
[少しその時のことを思い出し、遠い目をしつつ首筋を押さえた]
脱出経路を探すのも大切ですが、
まずは安全確保でしょう。
空間転移の罠もあるようですので、
いつ別れることになるか分かりません。
僕は血を頂いたので、お嬢様の居場所は分かりますが――。
[自分の血を呑むか、と彼女に問おうか迷ったが。
吸血鬼であることに未だ抵抗があるように思われる少女へ、
それを勧めることが出来ずに言い淀む]
大丈夫です。きっと、見つけますから。
[にこりと微笑み、彼女が安心できるよう囁いた。
やがて話が終わったら、相手の体調を気遣いつつ立ち上がる]
――…お手をどうぞ。
[そして遠い日の約束を果たすように、彼女へ手を差し出した*]
>>0
……しゃ、喋ったー?!
[ただの兎だと思っていただけに驚いて大声で叫ぶ]
……もしかして吸血鬼さんでしょうか?
イベントはまだ続いてるし……まぁあちこちでドンパチ騒ぎしてたり、妙な罠が張り巡らされてたりで物騒かなと
[吸血鬼の中には獣化する人もいるらしいし、ウサギに獣化しててもおかしくはない。目の前の相手もきっとそうなのだろうか。
そう考えた時、ふと聞こえる囁くような怪しい声>>1:279]
……なんだか物騒な渦中にいる気がするんですけど……
あれ?
さて、RPとしてはさっさと墓落ちして、我が主に甚振られるのもアリだけれど……。
一応はガチで生存ルートも考えてみようか。
まず、ベストは▼狼◆狼
これで護衛成功死はない。
縁故も大分結んだから、襲撃死・吊死もないと思う……たぶん。
とすると、後は吊り先としても護衛先としても狼を探すゲームだなあ。
元・神父 アルビンは、抗う者 セルウィン を投票先に選びました。
元・神父 アルビンは、絵本作家 ローレル を能力(守る)の対象に選びました。
夜盲 ジャンは、碧眼 シルキー を能力(守る)の対象に選びました。
夜盲 ジャンは、ランダム を投票先に選びました。
[待てと言われて足を止めたせいだろうか。
走り寄ってきた手に背中から捕まって、
………この温かくて柔らかな感触は、
これは───
背筋に鉄板でも入ったかのように硬くなって立ち尽くした。]
― 階段の奥の部屋 ―
…乾く…血がほしい…
吸血もできないくせに…うっ!
なに?体が熱くって、痛いよ!!
[口元を抑えた。
こんな弱ってるところ、吸血鬼に見つかるのは面倒だ]
苦しい…苦しいよ…タクマ…
[苦し紛れに友を呼んで倒れた。
倒れたセルウィンの体は、小さくなって髪の色と同じ青い狼へと変化していた]
[目の前の兎が、いつかすれ違った極彩色に変わるのが見えた>>10]
いやー私なんか美味しくなんかないですよー?
ええ、美味しくなんかないですとも、はい!
[何とか猫かぶりで対応しようとするが、現状2人の吸血鬼に狙われているという状態。しかも、多分半人前の自分とは比べ物にならない人たちっぽいので、逃げるのも困難だろうか]
……あははは……どうしよう
[もう笑うしかないかもと思いながらじりじりと壁に向かって後ずさる]
[扉に手をかけた途端、ものすごい力で中に引き入れられ扉が閉められる。]
……っくっ……
[夜目が効くはずなのに何も見えない。ただ、バランスを崩した体は暗闇の中で這いつくばることしかできない。
首筋にかかる指、そして吐息に背中が粟立つのを感じた。]
……っはぁ…ぁっ……さまっ……!!
[直後首筋に突き立てられる牙の感触は、元老吸血鬼のものだと分かる。
先刻兎に噛みちぎられた腕の疵も癒えきらぬうちの吸血になすすべなく、目をかたく瞑り、この時間がすぎるのを耐えるしかない。
自身の血を吸う吸血鬼の名を紡ぐこともままならず、荒くなる息をなんとか堪えようと歯を食いしばる…――]
/*
わあ、ラッキースケベだよっ!
こんな健全なえっちっぽさは想像してなかったね!(独り言なのであえて表でしない顔)
[ローレルの胸は、3(6x1)くらいありました。
1:A 2:B 3:C 4:D 5:E 6:F]
— 湯殿 —
あの仔は不承知であったようだけどね
[ものごとには限度がある、と言ちた狐の声を思い出して含み笑う]
私達ならば…望むよ
私達の血がどれほどあつくなり、
貴方がどれほど私達を堪能するのか
[うなじから鎖骨へ辿る気配へ、滑らかな肌理に灯る熱。
ゆるく喉を反らして吐息を滴らせる]
教えよう、すべて
[体を開き、胸中の紅柘榴へ愛撫を導いた*]
[吸血鬼の常識も「バルシュミーデ」の名も知らない男は、アルビンの話をすんなりと受け止める。]
やっぱし襲ってくる参加者が出よったか。
[顎に手をやって唸ったが。
すぐに朗らかな笑みを取り戻し、アルビンに手を差し出す。]
せめて道理の分かるもんだけでも、力をあわせていきたいもんじゃ。
城から出たらええちゅうことなら、そいまで協力せんか?
エー?そなノ?
いい匂いなのにぃ
[そういえば、口の中になにか美味しい名残がある。
おぼろげに、さっきどこかで何かを齧ったような気がした。齧ったと言うか実際には噛み千切ったのだけど。
口をもぐもぐ]
ワタシはねー美味しイんだよ?
ヴィンテージブラッド♡
/*
あ、でもクロイツは薔薇のエッセンスもってるじゃん。
………でも獣化はするんだろうなあ。
奪って、エッセンス飲んで、■■にするか。
奪って、更に誰かから奪って、エッセンス飲んで■■■にするか
の、選択肢かのう。
…………。
ええーっ、と。
[勢い余って、ローレルはおじさんにぶつかってしまうほどの勢いで捕まえにいきました。
しかしどうしたことでしょう。
よくよく考えてみれば、ローレルはお風呂に入っていたのです。
背中と胸がごっつんこしています。
人並みとはいえ、知らない人様と密着するのは恐れ多いのです。とりやめなくてはなりません。]
あ、あわっ……わあ……、
[ローレルには言えることもなく、狼狽えながら、前にいるおじさんが振り返らないように祈るばかりでした。
なにを言えばいいのでしょう?]
― 階段 ―
[印を得たところで手を緩めれば、
いまだ名も知らない相手だが、追いはしなかった。
ただ、彼が去り際に残した負け惜しみとも決意ともとれる言葉を思案する。]
跳ねっ返りか。
あのっ、あのぉ……
おはなし、したいので……
…………ふ、服を……取ってきてもらえない、……ですか?
[分からなくなって、ついには小さな声になり。
目を逸らしながら、お願いしました。]
俺の方も、そう提案したいと思っていました。
願ってもない申し出です。
[差し出された手を、右手で握った。
……いい手だと思った。アルビンの生っ白い手が貧相に思えた。
生前は畑仕事も動物の世話も良くしていたが、
血親の手に堕ちてからはそういう物には縁がなく、マメも傷も消えてしまった]
……ただ、俺、特殊能力も何もなくて……。
あまりお役には立てないかもしれません。
それと、空腹すぎるとオカシくなるので……その時は遠慮なく撃退するなり、見捨てるなりして下さい。
すみません。
どうせならジェフを庇って、ゲージ減らしたいけど……。
ジェフより早く動くシチュが全く想像つかない。
それこそ、吸血蔦くらいかなあ。
(は!俺また気絶してた!!でも体がなんか軽いな!)
[自分の変化に気づくことなく、立ち上がる]
(おー!なんか早いなー!わーい!!)
[階段を意気揚々と駆け上がり廊下の扉を突き抜けた]
(ん?知ってる匂い??わーい!ジェフロイ!)
[犬みたいにアルビンと話しているジェフロイに駆け寄る青い狼]
さて、 あいつと別の方向に行くつもりなら、下りて来たこの階段を登らないとならないのか?
[見上げる。
構造的におかしいくらい長い階段だった。
下り続けたところで、どこへ辿り着ける保証もない。]
…是非も無し。
[と、踵を返して
元・神父 アルビンは、流浪人 ジェフロイ を能力(守る)の対象に選びました。
— 地下迷宮・中庭 —
[地中の闇の中で不自然に拓けた空間、
陽を知らぬまま咲き誇る青薔薇の苑に、羽音立てず舞い降りる]
醸酒とは、
──ものは言いようというべきか
[乱鴉の大公の言説>>+44にくつと微笑む。
褒められたには違いない]
また若く、より純な血も良いものだ
…参加者の中には恐ろしく夥しい血を喰らった稀なる血もあるが
鴉公におかれては、セルウィンの血は物足りなかったかな?
>>18
いやー……いい匂いって言われるのは私としては嬉しいですけど
今の状況だと、あまり嬉しくないかも?
[ここでいういい匂い=美味しそうな匂い=オレサマオマエマルカジリになるので手放しには喜べない複雑な心境。
目の前の元白兎さんが口をもごもごしていて嫌な予感に拍車がかかる。もうすでに誰かの血を吸っているのではないかなと]
ヴぃ、ヴぃんてーじ……?
け、結構大先輩な吸血鬼なんですね……
[ヴィンテージブラッドに多少の興味があるが、それを口にする前に私の血が吸い尽くされる未来しか見えないのは気のせいではないはず。
今は、とにかく逃げ出さなければと辺りを見回すが、助けが来るかは絶望的だろうか]
― 階段 ―
人間の女なんて、久しぶり。
………でも、あんな餌を用意しておくなんて、思っていたよりも過酷なのかしら。
[咥内に残る余韻を舌で探りながら、ぼんやりと独り言ちた。
吸血蔦に、血気盛んな参加者。
それだけでは整合性が取れないような気がして、違和感の原因を探ろうと思いふける。
足は丁度1(6x1)段目を踏んだところか]
[立ち尽くしていれば、背中でうろたえる気配がする。
…のはいいのだけれども、その、なんだ、
温かくて柔らかくてまるっこいそれを背中に押し付けるのは、
そろそろ止めてくれまいか。
───と、思ったことを口に出すには
言葉を捨てた誓いは固く。]
……。
[溜息ひとつついて上着のボタンを外し、
袖を抜いて背後の彼女へと投げかけた。]
[消え入りそうな声でお願いされて、断るはずもない。
彼女が離してくれたなら、肩越しに頷いて近くの棚を探る。
すぐに目についたのは■salmon色のタートルネックとジーンズだったが、女物にしては少し大きいような気もした。
視線を巡らせれば先ほど躓いた蔦のようなものが
せっせと洋服を畳んでいるのが見える。
ひょっとしたらこちらかもしれないとその服も取り上げ、
大きな籠にふたつを入れて、彼女の側へ戻った。]
…。
[籠を床に置き、籠のふちをとんとんと叩いた後、
少し離れて背中を見せて座り込む。]
/*
全開にしておいてよかったですねwwwwww
してなかったら獣まっしぐらの、しかも対処の仕様がない状態。
(・д・)あっぶね。
[先程は何もなかったその段を踏んだ瞬間、天井から■tomato色の液体が撒き散らされた。
とっさに振り払ったものの、相手が液体では完全回避とはいかない。]
…っぷ、
[今のところなんともないが、この城のことだ。ただの色水でもなかろう。
できるだけ飛沫を拭い、それから、身体を洗い流せる場所を求めて階段を登っていった。**]
[気が付くと、食い千切られた傷は癒えていたが、ひどく飢えていた。
――…さらに]
にゃぁ
[飢えのために人の姿に戻ることができない。
扉は閉まっているが、猫なら通れる隙間を見つけてそこから部屋を出た。
廊下に出ると、<<声無しの タクマ>>の血を求めてさまよいだす。]
[男の掌は大きく、長の旅暮らしのお陰で、吸血鬼であっても固くざらついている。
アルビンの白い手と比べれば、浅黒く見えただろう。]
おいも特別な力は何もなかよ。
役に立つとか立たんとかそげぇなことはどうでんよか。
仲間じゃけえ。
[アルビンの手をしっかと握り返す。
笑顔にほんの少し差した翳りが気になったが、ならばと余計に朗らかに笑った。]
何かあってもそん時はそん時じゃ。
どうするかはおいが決めるけえ、今からそげえな心配はせんでよか。
[もう片方の手で、ぽんぽんと肩を叩く。]
わおーん!わおーー!!
[なんだ俺ふざけてるのか?
犬の真似なんか。
ああ、血が…血がほしいのに…<<元・神父 アルビン>>の血が…]
あの、何か言っ……ほえっ、?
[無言が気まずくなったローレルは、おじさんになにか言おうとしました。
と、そこに降ってきたのはまさにそのおじさんの服でした。
これを着ていろということでしょうか?]
で、でもっ。
おじさんの上着、濡れちゃうよ……?
[おじさんから手を離します。
ローレルは受け取った衣服を手にして、前を隠すようにしました。
でも、なるべく濡れないように身体からは離します。
知らない男の人が、自分の服を探しているのはとても不思議な感じがしました。]
[おじさんは服だけ用意してくれたようですが、ラッキーなことにかごにタオルが入っています!
やったね、ローリエ! ルーチェも大喜びだよ!]
ありがと、…………ございます。
あっ、あっ。
ちょっと待っててくださいね!
[呼び止めて話を聞こうというのに、おじさんを待たせては悪い子になってしまいます。
ローレルは大急ぎで身体を拭くと、下着を身につけ、タートルネックの方を着てみます。大きいのか、ローレルの身体にはだぼっとしています。]
じゃーん! お着替え完了だよっ!
[誰も見ていないにも関わらず、濡れた床の上で言ってはまたくるりと一回転。]
おじさん、おじさん! お待たせしましたっ!
―バルコニー―
[男の礼を述べる言葉には、事も無げに首を振る。]
白絽侯にもそう言われたわ。
体がすこし大きくなって、そしてそのまま止まっただけよ。
本当に小さな子どもだったのが、すこし大きな子供になっただけ。
[口を押えて密やかに笑って]
――そうね、でもあなたは変わらないわ。
見た目も、中身も。
[そうして懐かしそうに目を細めた。頬に触れる男の指先に頬ずりするように首を傾ける。
男の服を握りしめた手を取られれば、安堵の表情を浮かべた。
真面目なトーンになる男の言葉にじっと耳を傾ける。]
脱出。……そう、そうだったわね。
「餞別」なんて求めてはいなかったから、あまり真面目に参加する気はなかったのだけれど。そんな罠がいたるところにあるならば、あまり長居はしたくないわね。
[血を奪われたという男の方を気遣わしげに見やった。続く言葉には目をぱちりと瞬かせ]
あら、人の血を取り込むことにはそんな効果もあるのね。
知らなかったわ。
[同族を吸血したのは先刻が初めてであったし、
それより前に人間を「食事」として取り込んだときは、
――その哀れな犠牲者を生かしておくことはなかったから。
少女はヒトであった頃を懐かしみはしても、
その本質は異形であった。どうしようもなく。]
[そう言われて意識を集中させてみれば。
おや、不思議。頭の隅に先刻ひとくちだけ「味見」をした兎の居場所をぼんやりと認識することが出来た]
……本当だわ、あの人の居場所が分かる。
ぼんやりだけれど。
[独り言のように呟いたその言葉を、眼前の男はどのように捉えただろう。
「あなたの血もすこし、分けて?」
そう言いかけた言葉は、"貧血"状態から脱したばかりの男を気遣って、発せられることはなかった。
彼が回復したらお願いしましょう。
そんなことを考えながら、少女は差し出された手を握った。
少女の足は軽やかに2(6x1)歩、ステップを踏む。*]
抗う者 セルウィンは、声無しの タクマ を能力(守る)の対象に選びました。
>>34
[とりあえず今襲ってくる気配はないようなので少し気を抜きながら]
いやー私吸うのは好きですけど、そこまで吸われた経験も無いので……
吸われるのに若干抵抗があるというかなんというか
[相手ののほほんとした様子に一旦壁から離れて椅子に座る。いつでもダッシュで部屋から逃げ出せるように]
私は詳しく知りませんけど、廊下の隅で白兎状態で倒れてましたよ。
……誰かとやりあったとかですかね?
[こちらも首をひねりながら、推測してみる]
[こんな場所にいるから、なんらかのトラップかもしれない。
そんな可能性もチラと考えたものの、直前までフレンドリー出会った為に、
そこまで強く警戒していなかった。
しゃがみ、手を差し出すアルビンの首元は、狼にとってとても都合のいい位置にあったろう]
……!?
[様子がおかしいと気付いた時にはもう、牙が目前にあった]
、え
護衛はタクマ鉄板!
「狼が死亡するが、狙撃手の役職が「人狼」に変化する」(16%)←確立の問題
これも狙いたいところだねえw
ジャン、シルキーを落としたいところだねえ
元老となじみが深く、カップル的な意味合いでも
▼シルキーかな
今度は元老が送ってほしい人選ぶってどうかな?
お気に入りでもよし、説教お仕置き目的でもよしみたいな!
元老吸血が俺的にはやりずらいかな。
俺がソロール苦手なのもあるけれどね。
抗う者 セルウィンは、碧眼 シルキー を投票先に選びました。
― 露天風呂 ―
[どれくらいさまよっただろうか、隙間をくぐりくぐって辿り着いたのは露天風呂。
男女が話をしているのが見えた。
するりと二人に近づいていく。]
……
[どうやらふたりともこちらを見ていないようだ。
音もなく近づき、男の方へとびかかった。]
[じゃーん、と可愛らしい声が聞こえて笑みがこぼれた。
呼ばれて振り向いたときにも、少しそれが残っていただろう。
大きめの服を着ている彼女は、控えめに言っても可愛い。
うんうんと頷いて、そのあたりから椅子を二つ持ってくる。
ひとつを彼女の前に置いて、自分はもうひとつに座った。
話を聞く体勢になる前にひとつ、
手のひらを立てて彼女の方へ向け、
自分を指さしてから、喉の上に二本の人差指で×印を作ってみせた。]
てーコー
[現代、同族喰いが眉を顰められる趣味と知らない兎はふぅん、と曖昧に頷いた。
耽溺すれば相手を死なせる大罪と紙一重である危険性とか、その昔吸血鬼の同族を多量に喰い殺した魔獣がいたらしいという伝承とか、そのへんの仕組みもよくわかっていない]
倒れテた?
あー…きっとバーン!っテなったからダ♪
[違う]
がうがうがうがう!!!!
[極度の飢餓状態だからか、狂暴化してるからか。
嗚咽が狼に変化したからなのかもうセルウィンにはわからない。
混乱した狼は、アルビンに噛みつくだけ噛みついて離さない。
目の色を変え、血が飛び散っても惨劇は繰り返される]
[周囲を警戒しつつ歩いてはいたのだが、
それは余りに唐突だった。
平坦に見えていた床が、突然、消え去った]
え、うわっ。 お嬢様…!
[反射的に繋いでいた手を離し、彼女を突き飛ばす。
するりと男の姿を飲み込んで、床は再び元通り。
ぱさりと帽子だけが取り残された*]
ワタシ、ツェーザル
[思い出したように名乗って、花の匂いに顔を向けた]
吸われルのも気持ちイーよ♡ キっと
してみる?
[お口をあーんと開ける]
? 恥ずかしがらんでええよ。
[まさか人間であった頃は年上だったなどとは知らないから、何故アルビンが慌てるのか見当もつかず、ニコニコと笑っていた。
ふと、後ろから何かが近付く気配を感じて]
ん?犬?
[臭いや音で気づくより向こうの走ってくる速度の方が速い。
青いもふ毛と四足のシルエットを見て、犬だと感じたのだけれど。
それが、何故か全力で尾を振ってやって来たと思ったら、突然向きを変えてアルビンに飛びかかった。]
なん、
あと、この服。
ありがとう、ございました。
[ローレルはぺこりとお辞儀をします。
慣れない敬語で、ぎこちなくなってしまいましたが構いません。
おじさん>>46は笑っていてくれるのです、変な雰囲気じゃありません。
頷いていますし、椅子を促しているということはおはなししてくれるのです。]
あ、あのっ……、……?
[言いかけようとしたとき、おじさんはなにかのジェスチャーをしました。
――喋れないのでしょうか?]
おじさん、もしかして――
[なおもローレルはなにか言おうとしましたが、後ろから何者か>>44がやってきていました。
ローレルは気付いていません。さあ、大変です!]
[───と、
背後から忍び寄る気配に気づいたのは、
まさに飛びかかられた直後だった。
咄嗟に半身をひねって首筋を庇ったのは、ゲームの主旨を思えばこそ。
左の上腕に鋭い痛みを感じながら、
襲ってきたものを振り払おうと強く腕を振る。]
あぐぅ!
[飛びかかられて堪らずに倒れた。
必死に、犬?の鼻先を握る。それ以上深く噛まれないように、犬の唇を牙の下に押し込む。
引きはがそうとしたが、深く噛みつかれて離れない。
血の甘い芳香が立ち上った]
あぁ!
[喉笛を噛み切られることは防ごうと、なんとか犬と体勢を入れ替え、自分が上になろうとする]
こンの、離れえ!!
[ジェフロイには、それが先ほど別れたばかりのセルウィンが変化したものだとは分からない。
組み付いて、とにかく抉じ開けねば、と青い狼の顎に手をかける。
剥き出した歯が牙鳴りし、腕の筋肉がぐっと盛り上がった。]
おにいさま?なにが、――きゃ、
[握っていた手がするりと解け、少女は突き飛ばされる。
慌てて振り返れば、ぐにゃりと手応えなく歪む床、下に吸い込まれてゆく兄の姿。]
!!おにいさま、まって、――
[慌てて手を伸ばすも、少女の掌は無為に空を掴み。
為す術なく、消えてゆく兄の姿を見守るしかなかった。]
おにいさま、いや、ひとりにしないで、
[脳裏に甦る絶望に目を見開いて。
少女は兄の帽子を抱きしめ、バルコニーの床にへたり込んだ。*]
— 地下迷宮・中庭 —
[青薔薇の園に突如として黒が散り、
乱れ舞いの黒羽根を纏い、漆黒の影が現れる]
熟し切らぬ新酒の味は、新鮮で口当たりは良いが、
複雑さとまろやかさに欠けると相場が決まっている
[半ばほど綻びかけた
羅馬式に少し熱を加えて、スパイスが欲しい
……それより、
[ふ、と唇綻ばせ]
[せっかく補給したばかりの血が零れてゆく。
己の不注意を嘆き、分け与えてくれたエレオノーレに申し訳なく思う]
く、う……!
[ジェフロイの加勢に気付いて、呼吸を合わせて引きはがそうと]
>>47
ええ、抵抗がありますね。
[見たところ、兎さんはそこまで抵抗があるようには見えない。
元老吸血鬼といい昔はわりと大っぴらに吸っていたのだろうか]
ば、バーン……?
[バーンが一体何だったのか。今の私に走る由もない]
>>50
ツェーザルさん……
あ、私も紹介し忘れてました。すみません。
私の名前はローズマリーと言います。
ええっと……私は遠慮しておきます、はい。
そ、その代りこれ差し上げますので……。
[取り出したのは先ほど本棚から見つけた小瓶『薔薇のエッセンス』。それをツェーザルさんに差し出す。
薔薇の香りもするし、私の血の代わりにもなるんじゃないかと思ったり]
ぎゃん!
[2体1では小さな狼の体はもたず、アルビンの首元から剥がされ、床に叩き付けられる]
わお…わお…?
[よろっと立ち上がると、牙から血を垂らしながらジェフロイをじーっと見つめて尾を振った。
何か言いたげにしながら――]
[どれくらいそうしていたか。]
おにいさま、何処?
[大事なものを再び失ってしまう恐怖にがたがたと震える少女は、弱々しく呟く。先程に増して顔色は悪い。]
……探さなくっちゃ。
約束、約束をしたんだもの。
[己を叱咤しよろよろと立ち上がると、兄の帽子を大事に抱えたままにバルコニーを後にする。空いた手が壁のある部分に触れた、その時だった。かちり、と何かを押してしまったような音が響き、]
――!!
[どすっ、
少女にはそれは鈍い音となって聞こえた。
兄と離れ離れになったことによる動揺と、吸血されたことで少々貧血気味になったこと。それらの要因が重なって、少女の判断力は低下してしまっていたのだ。普段の状態ならばやすやすと躱せたであろうその一撃を、少女はマトモに受けてしまったのである。]
―廊下―
[突然の空間転移は二度目である。
何故だろう、余程運がないか注意散漫なのか。
そしてこの度は直ぐに警戒態勢を取ることもなく、
廊下にへたり込んでいる。
目の前にあった窓ガラスに、映る自分の姿へ絶望しながら]
――――…っ。
[元来170cmほどあった身長は、20cm以上縮んだと思われる。
黄金色の長い髪は腰ほどまでに伸びて、靡いている。
纏っているのは黒いワンピース。
何処からどう見ても、女だ]
[狼が離れた。
顔をしかめて、傷口を抑える。
随分な量の血が床に零れ落ちていた]
あり、がとうございます。
ジェフロイさんが居て下さって良かった……。
[それきり、襲って来もしない、逃げもしない狼とお見合いになる]
[じわ、と目元に涙が滲む。
泣いちゃ駄目だと思うほどに、涙が溢れて、零れた]
うぅ…。どうしましょう、どうしましょう。
お嬢様とはぐれてしまいました。
その上、こんな状態で…。
[めそめそと不安げに呟いていたが、
やがて気を引き締めるようにぐっと拳を握りしめる]
い、いえ。こんな時こそ、確りしないと!
[立ち上がろうとして、転倒する。
履きなれていないハイヒールの弊害である]
きゃあ!?
なにこれもうヤダ。おうち帰りたい。
[落ち込んで、暫くそのまま蹲っていた]
[その時。
ふっと兎の背後、ベッドに影が射した]
…ン
[背筋の粟立つ感覚。
振り向く動作が遠い。後ろから伸びて来た腕に抱き込まれて、口を開けた]
あ──知っテる匂い?
[兎の真後ろに現れた元老吸血鬼の視線は、ローズマリーに向いただろうか。
鎖が微かに鳴る。
首元に触れる硬い感触に耳の先が赤くなった]
あー、……これは、ちょっと、拙い。
[小さく血を吐き出して、少女は自嘲の笑みを零した。
壁に隠れたボタンを押してしまったことで発動したトラップ。
魔力により何処かから飛んできた包丁程度の大きさの銀の短剣は、少女の胸近くを刺し貫いた。――抱えていた兄の帽子ごと。
短剣は少女と壁とを縫い付ける。
少女は崩折れそうになるのを歯を食いしばって踏み留まる。
壁に短剣が固定されたままで崩れ落ちれば、傷口が広がりかねない。
自分がナイフに施すのと似た魔術がこの剣にもかけられているらしく、その刃が触れる部分は焼けるように熱い。]
[飛びかかられた瞬間は相手を認識できなかったが、
小さな黒い毛玉、───猫に襲われているのだと理解する。
もちろん、ただの猫ではないだろう。
振り落とそうとすれば猫はますます強くしがみつき
牙を深く食い込ませようとしてくる。
簡単には引き剥がせないとみて、床を蹴って飛んだ。
黒猫が張り付く肩から壁へ叩きつけ、
強引にでも振り落とそうと試みる。───]
[格闘の末に狼を引き剥がすと、アルビンを助け起こそうとする。]
今手当するけえ、しっかりせえ!
[吸血鬼には応急手当よりも血を与えたほうが良いとは、この人間らしさを保ったままの吸血鬼は気付かない。 ]
わ、
[こちらも人間らしさを保ったままの吸血鬼は、大人しくジェフロイに助け起こされる]
それよりもどこかの部屋に移動しましょう。
これ以上襲ってくる気がないなら……不要な殺生はしたくありません。
[血の水たまりはその場に残し、こちらの背後にある扉を指差した]
>>63
[もしかして、遠慮しない方がよかったのだろうか。断った時のぽかんとした表情>>63を見てそう思った]
あ、くれるんですか。ありがとうございます。
[こうして貰ったのは大理石らしきものの破片。……どう見てもただの石の欠片に見えるが、もしかしたら何か意味があるかもしれないと思い、懐に大事にしまう]
>>68
[多少友好的に接することはできたかなと思いながら、話しているとツェーザルの後ろに不気味な人影>>68.見覚えのある人物だっただろうか]
え……?ま、まさか元老吸血鬼?!
[こちらにも一瞬目を向けられ、狼狽えている間にも事態は進行しており、ツェーザルの首元に元老吸血鬼の牙が――]
/*
更にお嬢様が大変なことに…!
僕は3回くらい死んでおくべき。
いや、表がほぼ全員シリアス状態で…。
ちょっと緊張感に、耐え切れなくなって…。
[少女は、息を止めて短剣の柄を握りしめた。
今の出血量は然程でもないが、剣を抜いた瞬間に大量の血が失われるだろう。その瞬間に備え、持てる力を回復へと集中させようと目を閉じる。
――しばらくそのまま微動だにしなかったが、ある一瞬。
一息に、短剣を引き抜いた。]
――……ひ、ぃ、……っ!!
[耐え切れずに悲鳴を漏らし。
回復が間に合わなかった分の血液と、引きぬいた際に飛び散る返り血が一気に失われ、床と衣服、そして胸ポケットの濃紫の花を赤く染める。
漸く膝をつくことを許された少女は再び床の上に座り込み、荒い息を繰り返しついた。]
[もしかしたら今が逃げ出すチャンスかもしれない。
思った日が吉日。早速行動に出ることにした。
一応、元老吸血鬼に手元に会った本を投げつけながら一目散にドアから小部屋を出る。投げつけた本はおそらく何にもあたらず壁にでもぶつかっただろうか]**
[思ったよりもアルビンがしっかりしていてひと安心したが、油断はできないと、自分のシャツの袖を裂いてアルビンの喉に巻きつけようとした。]
分かった。取り敢えず、これで押さえとき。
[ふと見ると、狼は少し離れたところでじっとこっちを見ていた。
引き剥がそうと無我夢中だった時には気付かなかったが、身体は意外に小さめだった。
大人しく襲ってこない様子が気になったが、油断はできない。]
そうじゃな。
部屋に入ったほうが安心じゃろな。
[アルビンに肩を貸し、扉へ移動しようと一歩足を前に出したところで]
[上手く振り落とされずにしがみついて、もろもろの衝動から牙が男の上腕に深く突き刺さり、ガラスペンのように溝がある牙を伝って男の血が流れ込む。]
………。
[ある程度の飢えが満たされるまで男の血を味わえば、男から離れて人の形に戻る]
不躾に申し訳ありません。
飢えにより人の形を保てずにこうせざるを得ず。
[頭を下げて詫びの言葉を述べた。]
[ものすごい勢いで、小さななにかがおじさんに襲いかかりました!
どうしたことでしょう、弱そうなローレルではなく、猫らしきものはおじさんめがけて一直線でした。]
なっ、猫……!?
…………あっ、
[どしゅり。
鈍い音がしました。
どこからでしょう?
どこから、]
どこか、……ら、
[蔦は、一本ではありませんでした。
足を束縛したものとは別の蔦が、ローレルのおなかに突き立てられていました。]
— 中庭 —
[城では変わらず、用意した仕掛けがとりどりのシーンを彩っている様子。
乱れ舞う黒羽根を摘み、
差し出された薔薇へ視線を送る>>+3]
──成る程
[参加者の人選は紅榴自身の趣味。元老殿の口に合わなかったのなら失態と思いもするが]
熱と香辛料か
では、そうなされよ。秘めた爛華を鴉公に引き出して頂ければ、彼らの糧にもなろう
[雅やかに腰を屈め、綻びかけた青い蕾を唇で食んだ]
……それより? ああ
戯れで躱されては恨めしいと、私達は虞れているのだけれど?
[青い薔薇を含む口腔に、噛み切られることを希う肉はある。
綻んだ鴉の大公の唇へ、それを寄せた*]
わおーん…
[ジェフロイを見つめて再び尾を振る。
近づいてはいけない]
わお?わおーん!!!!!
[自分の手を見て、強く吠えて震えていた]
わお?わおーん!!
[急に床へ落ちたジェフロイに叫んだ]
[無残な姿になるシャツに申し訳なさそうな顔を向けてから、
ありがたく使わせて貰う。
狼の挙動に注意しながら扉に触れたとき]
え、
[ジェフロイに支えられていた側が、がくりと重くなった]
ジェフロイさん?!
[慌てて縦穴に手を伸ばしたが、その時にはすでにただの床に戻っていた。
……まただ。また同行者が居なくなった。
ジャンの時もこういうことだったのかもしれない]
[少女は透き通った声でそう言うと、幽霊のように立ち上がる。
穴の開いてしまった帽子をかぶり、腹部をそっと撫でた。]
食事をしにいかなきゃならないわ。
何処かに美味しい
[不気味なほどの笑顔でぎしり、と首を傾げる。
食事をするための体力を温存するためにゆっくりと歩み、辿り着いたのは<<夜盲 ジャン>>のいる場所。]
わお!っ…!!
[狼は体を震わせた、狼は人の姿に変化した]
ジェフロイ!ジェフロイー!!!!
[床はジェフロイを飲み込んで、また平然と戻っていた]
ごめんなさい!ごめんなさい!
僕、どうしてこんなこと…
もういやだ!!
[アルビンには謝って、この場から逃げ出してしまった]
[問いかけても、猫だった男の人は答えてくれませんでした。
どうして、どうして、と心の中で繰り返しながら、ローレルは痛みに座り込んでしまいます。
男の人の足音がいやに大きく聞こえました。
ローレルを襲うことはしませんでした。
どうしてなのでしょう?
これは、不公平なのではないでしょうか?
でも、――でも。]
いた…………い、ぃ……、…う、っ、うぅ……
[蔦はもう赤くありませんでした。
けれども、抉るようなその動きは生涯経験したことのないくらいに痛いのです。]
おじさ、…………、ぃた、……
[蔦が暴れながら、おなかから抜け出ていきます。
ほっと息を吐いて、ローレルはその場に俯せに倒れました。
おじさんが気になるのは山々ですが、そんな余裕はありません。
あの猫の男の人は、他でもああやって人を襲っていくのでしょうか?
それだけが、恐ろしいのでした。]
―廊下―
――…と、とにかく。バルコニーへ戻りましょう。
[賢い彼女なら、あの場に留まっているかもしれない。
この姿をどう言い訳するかは、その間に考えよう。
すっと立ち上がり、歩き始めたのだが]
………!
[ふと、その足を止めた。彼女の"血"を感じる。
しかもゆっくりだが、此方へ近づいてくる。
ほっと安堵の表情を浮かべ、その姿が現れるのを待った]
/*
これは確定負けしか考えられないので、
この後は凶暴化+女性化続行か。
僕は出落ちではなく、
唯の色物要員だったみたいだぜ…。
― キッチン ―
トマトジュースを飲めばきっと大丈夫だ!
治るよ!
すいません、トマトジュースください!
って狼だったっけ?
[まだ狼だと思っているセルウィンは、キッチンを物色していると声を聴いてか、女が出てきて微笑んだ。
まだまだ飢餓状態のセルウィンは、目の色を変えた]
もうちょっといいよね…?
[人間の女にかぶりついた。
女はびっくりして声を上げた事に驚いて、正気に戻った]
ああ、どうして…どうしてだよ…
タクマ…君が正解だった…!
[女は一命を取りとめたが、ぐったりした様子だった。
動揺して、トマトジュースを握り締めてこの場から去った]**
碧眼 シルキーは、ランダム を投票先に選びました。
―廊下―
[傷はとうにふさがっていたが、血の跡や破けた衣服まで修復している余裕はなかった。力を無駄に使ってはならぬ。
壁に手をついて体重を支えながら、曲がり角を曲がると。
視線の先に小柄な少女を見つける。]
あらあら、
[黄金に輝く長い髪に、黒いワンピース。
身の丈はちょうど同じくらいだろうか。
少女は喜色を表に出して、口を開けて笑った。
蒼白な肌に、舌だけが赤く。]
御機嫌よう。良い晩ね?
[少女はすました笑顔に戻るとその相手に、愛しい兄に声をかけた。
自分の胸から引き抜いた短剣は右手に持ったまま。
どう見ても異様なその風体に彼女は、いや彼は、どのような反応をするだろう。]
それにしても、俺は良く怪我する俺ですね。
……そしてなかなか黒アルビンになれない……。
いっそこのまま、きれいなアルビンのままで?!
戯れ――戯れ
[くつりと笑みは深くなる]
御心を計りかね、言葉遊びに紛らわせましたが、
私は、
戯れてはおりませぬよ、梟殿
[穏やかな微笑にあって、漆黒の双眼には笑いの欠片もなく、
添うた細腰を掴み、引き寄せた。*]
― 小部屋 ―
[ローズマリーが部屋から逃れていって、
だいぶ後]
やァ…やだやダヤだやだヤだやだー
[吸われるのは気持ち良い、と彼女へ言ったことを前言撤回するべきかと、血を奪われて鈍い頭で一所懸命考えていた。
つまり、痛い]
いタィ…!あツ、ゥゥゥー
ヤぁだ
[吸血はわかる。食べるのも。齧るのは痛いらしい。
しかし吸血と暴行が一緒に降りかかってくるというのはなんだろうか]
[血が失われ力の削げて行くのに伴い、銀の鎖が肌に火傷の版図を広げて行く。
牙が血管を破って、垂らされる細い快楽に縋るように意識を向ければ、次の瞬間には手酷い痛みを加えられる。
兎の体が魚のように跳ねて、何をされたか考える前に視界が白く弾けた]
──っ!グゥゥ!
[牙を剥いて唸る。
瞳に獰猛な怒りを乗せて、手首の戒めを力任せに千切ろうと激しく鳴らした。
跳ね起きて嗜虐者を喰い破ろうとした衝動は、]
……ぅ、ゥゥ
[牢獄に戻りたくない。
元老達に刃向かえばひとりに逆戻り、そう最初に告げられた"ルール"を思い返し、肩で息をしながら唇を食い締めた**]
やだ、オマエ、嫌ィ
[入口はすでに回り込まれた。
他に出入り出来そうな場所はない。
主人から与えられたお仕着せの黒衣は、あちこち溶かされて、穴があいて素肌が見えている]
[こいつに捕まったが最後、生きながら溶かされ、消化吸収され、自身もスライムになる。
死にたがりのアルビンでも、少々歓迎したくない死に方だ]
……今だって、化物には違いないけどね。
[自嘲を浮かべ]
そこ!
[椅子を拾って投げつける。
椅子が溶かされきる前に、そこへジャンプして飛び移り]
うわっ……っと!!
[足を滑らせかけて、なんとか堪え、そこからさらにジャンプ。
入口から最も遠いその場所にあるのは……冷たい暖炉]
あるはずだ……どこかに!
/*
1 ソマリはプロロで他の子の血を吸った後ね、って言ってたからまずツェーザルのとこに来るとは考えにくい
2 ガートルードに吸われるという劇団ひとり辛い(からい)
→ テオ一択だった!!!
せっかくのドS設定をふみにじるようなことはオラにはできねぇだよ…
[マントルピースを両手でまさぐり、排気管を叩き、中へ首を突っ込む。
沈黙する灰の中を両手で探りもした]
そんな……、
[後ろを振り向く。
ひたひたとスライムは足元に迫りつつあった。
追い詰められる前に諦め、もう一度上を飛び越えて渡るか。
……いや、無理だ!]
くっ!
[ついに、少し出っ張った飾りの中に探していた手ごたえを見つけた。
ぐっと引き寄せる。
爪の中に入り込んだ灰が、キシキシ言った]
これでどうだ?!
[シュッという快音と共に、手元にともったのは……小さな火。
手の中にあったのは、暖炉には付き物の小さなマッチ箱。
火のついたマッチ棒をスライムに向けて投げつける]
[違和感はあった。
近づいてくる気配は確かに"彼女"のものに間違いないのに、
妙な危うさと狂気を孕んでいるように覚えたのだ。
胸の前で両手を静かに握りしめる。
じっと廊下の角を見据える空色に、長い睫毛の影が落ちた。
そして、]
お嬢様―――、…ッ!?
[姿を見せた少女の肌は蒼白で、血濡れて衣服も襤褸襤褸だ。
彼女が被る帽子には穴が開き、右手には刃]
嗚呼、酷い。
["何が起こったのか"は、察しが付く。
そして彼女の身に"何が起こっているのか"も、同様に。
元来よりも素直に感情を見せる女は、
悲しげに顔を歪めて言い募る]
ごめんなさい。
[手を離してしまったこと。
護れなかったこと。
一人にしてしまったこと]
[ボッ!と、スライムに炎が燃え移った。
それはまたたく間に燃え広がり、スライムは絶命のダンスを踊る。
ホッと息をついた時、その触手の一部が伸び、最後の一撃を繰り出してきた]
……!!
[咄嗟に左手で受けた。
じゅわっ、と肉の焦げる嫌なにおいがした。
右手で叩いて炎を消しとめる。炎はすぐに消え、職種もボロボロと零れて行ったが、とんだ置き土産だった]
[左腕を庇い、肩で息をしながら様子をうかがう。
スライムは完全に沈黙したようだ。
溜めていた息を長く吐き、それから残り火を消して回った]
[始末が終わった頃には、
服はぼろぼろ、両手は真っ黒でしかも左腕は広範囲の火傷を負っていた]
……我ながら、酷い格好だ。
[呟いた。
どこかにお風呂があればいいのだけれど]**
[飢えに邪魔されてぼんやりと定まらぬ思考は、目の前の少女を兄であると認識できない。]
「お嬢様」?
ふふ、おにいさまみたいなことを言うのね。
[上品に笑えば一歩、
小柄な少女に近付いて。
首を傾げればまた一歩。
短剣を逆手から順手に握り直す。]
あら、どうして謝るの?
謝らなければならないのは、わたし、なのに。
[既に視線は相手の首元から離れることはなく。
感情を露わにする目の前の少女に不思議そうに訊ねる。]
酷いことをするのは、わたしなのに。
死にたがりのPCって難しいね。
何も考えずン自然に動かすと、つい生きようとしてしまう。
いやまあ、アルビンの死にたがりは養殖だけど。
[ローレルが倒れてから、どれだけ経ったでしょうか?
すべての時が止まったように、ローレルには思えました。
けれども、実際には37秒程度のこと。
よろよろと、ローレルは身を起こします。]
私…………もう、死んじゃったのかなあ?
[人のお城で好き勝手をしたから、ローレルにはこんな罰が当たってしまったのでしょうか?
だとしたら、おじさんも好きなことをしてこんな目に遭ってしまったのでしょうか。
だとすると、ここは地獄なのかもしれません。
怖くて怖くて、おうちに帰りたい、とローレルは思いました。
でも、死んでしまったのならばもう帰れません。]
[目を開けてみます。
そこは、死んだかと思った温泉、まさにその場所でした。
さらには、不思議なことに気付きました。
おなかに開いたはずの穴が、ふさがっているのです。
身体から力が少し抜けて、疲れている感じこそ残ってはいましたが、もう、痛みは感じませんでした。
服は血にまみれて破れていて、残酷なのかセクシーなのか分からない、とローレルは場違いにも思いました。
もしかして、です。
このお城では、怪我がすぐに治ってしまうのでしょうか?]
――じゃあ、
[腕を怪我したおじさんも、怪我が治っているかもしれません!
ふらふらと、ローレルはおじさんの方へ近付いてゆきました。]
— 湯殿 —
[満ち足りた猛禽の情調で、カウチに身を預ける。
気怠く瞼を下げる緩さは、情を交わした直後に許すしどけなさ。
薄く透ける白絽の髪を指に絡めた]
これだから やめられぬ
[朧に笑んで、湯霧に浮かぶ宴の映像を紅は眺める]
……
[かなりの血を失ったが、濃い血蜜を得もした。
髪を放した指は蛇の肩から爪痕を辿る。既に痕跡残さない肌理から零れていた赤>>+4の幻影を惜しむよう]
…おや。私達の連れ来たスライムが燃やされてしまったようだよ
12年もので可愛いかったのに悲しいこと
[燃え上がる焔の映像>>111へ、むしろ愉しそうな声で嘯いた**]
― 温泉 ―
[壁に打ち付けて叩き落とさんとすれば、
黒い獣はしなやかに逃れてなお牙を立てる。
逆にこちらは勢い余って壁に強くぶつかりすぎ、
軽くめまいを起こしていた。
衝撃にくらりと揺れた頭が、
すぐに、別種の浮揚感に取って代わられる。
吸われる痛み。流れ出る命の源。
視界が、揺らぐ。]
[はっとして振り向けば背後にのたうつ蔦があった。
蔦の中に先の女性が取り込まれ、
蔦に貫かれた腹部から血が溢れている。
視界の端で黒猫だった男が走り去っていったが、
なおも襲い掛かってこないなら幸いだと思うことにする。
彼女を絡め取る蔦を払おうと手を伸ばしたところで、
自身もまた、死角から這寄る蔦に足をすくわれた。]
[鏡が近くになかったのが幸いだったのか不幸だったのか。
少々―――いやだいぶ足元が涼しい気もするが、
なにも着ていないよりはましだろう。
…たぶん。**]
― 部屋 ―
…どうして…どうして…
[廊下は仕掛けや、人が多いと危機感で部屋へと入る。
部屋の隅でうずくまり、震えている。
そして飢餓状態時の事を思い返す。
所々記憶がないことも、とても恐ろしく思えた]
人間でなくなるなんて…僕は…人を襲って…
血をすすった…
気持ち悪い…気持ち悪い…
[口の周りの血はついたままなのだろう。
血の匂いは充満して、手も血に染まっている。
吹いても吹いても取れなかった]
/*
メモを見るまで自分の胸の刻印を忘れていた奴←
腰にタオル巻いておけばいいじゃんと思ったけど、
なにがあっても肌を晒せないから、ナース服でも仕方ないな!
ああ、そうか…
タクマもこんな気持ちだったのか…
だったら僕はなんて浅はかなんだ…
[タクマも吸血なんてしたくなかったんだ。
普通の人でさえ心の呵責が生まれるなら、友ならなおさらだろう。
自ら吸血鬼になって、自らここへきた。
タクマの気持ちを考えたら、胸が痛んだ。
とんでもないことをしてしまったと…]
ではタクマはどうしてここに?
[酔狂してくるとはまず考えられない。
あの優しいタクマが、進んでこんな狂乱の
ジェフロイもこの場所のことも、元老吸血鬼の事も知らないって言ってたし、連れてこられたのかもしれない。
もっと調べたらよかったな。
[そういえば情報屋の男がいってたか。
「旦那にとって楽しみな事がありますよ」
あいつ…情報料は渡したというのに、参加者のこと知ってたな。
元老の回し者だったのかもしれない]
兎 ツェーザルは、青銀 エレオノーレ を投票先に選びました。
兎 ツェーザルは、抗う者 セルウィン を能力(襲う)の対象に選びました。
この部屋水さえないな…
[立ち上がって部屋を物色した。ここはただの部屋のようだ。着替えの服とトマトジュースをかばんに詰めた]
この血をなんとかしようかな…
[部屋から出て浴場を探しにでかけた]
さて。
実は当初の予定より、パパラブになってしまったので、
パパの元から独立したい、っていう目的がPC設定に添わなくなってしまったんだよね……。
そろそろちゃんと設定しないと。
<基本>
・パパラブ
・パパは俺を愛してない
・でも、元神父っていう出自は気に入ってるみたい
・「元神父」でいなければいけない。「現吸血鬼」になったらきっと捨てられる
・人間としての意識も虚弱な体もはっきりいって迷惑だけど、ないと興味を持って貰えない
<少し前>
・独立の為試練に参加しろって言われた
・こりゃもう完全に捨てられるってことだ
・パパの顔に泥を塗らないようにはしたい
・でも、勝利して独立するのはやだ
・けど、敗北して捨てられるのももっとやだ
・同じ捨てられるなら、勝利して「俺=人間アルビン」を殺してしまって、「私=完全な吸血鬼」になる方が良い。=「自由になりたい」
・二主に仕えるのは無理。前の主はもういらない
<現在進行中>
・偽善者ぶってる俺さいてー
・捨てられるくらいなら死んだ方がまし
・こんな見苦しい戦いで、パパのメンツ汚してないだろうか
・死にたがってる様子を見て、助けにきてくれないだろうか
・ちょっとくらい心配してくれないだろうか
・やっぱり俺、要らない子なのかな……。
― 廊下 ―
[霧に包まれた古城で時間経過は曖昧だった。とても長かったという実感だけが残る。
小部屋を出た時にはへにょへにょにふらついていた足取りは、しばらく歩くうち復調する。
廊下の暗がりで一度小さな白兎に変化して、また人姿に戻れば、陵辱もの小説の挿絵にスカウトされそうな外観も元通りのカラフルな極楽鳥]
…我慢 シた
ちゃんと我慢……….、
やだ。こンなトコ 嫌い
[深紅の瞳に宿る兇暴は明確な意志をもつ。
躾の効果・「脱出ゲームへの参加モチベーション」を手に入れた!]
/*
嘯く、って、とぼけるとか大言壮語みたいなイメージ感あったけど、
調べると獣が吼えるとか鳥がさえずるみたいにもとれるんだね
口笛うそぶきんぐ!
─廊下─
[スライム部屋を出た。
さっきの狼はもう居なかったし、ジェフロイが落ちた縦穴もやはり消えたままだった。
壁に背を預けて目を閉じ、しばし休息する]
[疲労や空腹は回復しないにしても、ごく遅いスピードで傷は塞がっていく。
それから改めて自分の格好を検分する。
首から肩口にかけての咬傷。左腕の火傷。
服はすでにどんな貧乏人もこれほどじゃないだろうというほどぼろぼろで、生っ白い素肌があちこち見えている。
アルビンは鏡に映らない性質を与えられたので、自分で自分を見る事は出来ないが、きっと目を覆いたくなる惨状だろう]
[……先ほどの蔦といい、闇の剣の男に手も足も出なかった事といい……。
実に見苦しい戦いだ。
もし、こんなところを血親が見ていたらどう言うだろう。
……いや、きっと耳には入るだろうな。誰かの口伝えやら使い魔の報告やらで]
[そうしたら、彼はどうするだろうか。
無様だと酒肴にして嗤うだろうか。
それとも、他の偉大な吸血鬼の前で血子が見苦しく振舞ったことで、顔に泥を塗られたと怒るだろうか]
……。
[ふ、っと苦い笑みが浮かぶ。
童顔には似合わない……本来の年齢らしい、若さを失い未来を失い後は終わって行くだけの老人染みた諦めの笑み]
……。
[その時、視界の端を奇妙な物が通った]
……。
[目を擦ってもう一度見る。
手が灰で汚れていたため、顔にしっかり黒い筋が残ったが、全く気付かず]
蔦が石鹸持って通ってった……。
[何を言っているか分からないと思うが、アルビンも何を見たのか分からなかった]
/*
ちなみにここまで一度もトゥルーディの性別がわかるようにしていないんだけど、
なにか周囲が絶妙に触れないようにしてくれてる感があって楽しい
兎のsexはたぶん4(6x1) 丁 雄/半 雌
[石鹸を持った蔦の後は、タオルを持った蔦がやってきて、その後は着替えらしきものを持った蔦だった。
……どうやら、お風呂グッズの入れ替えだか掃除だかのようだ。
あの蔦は、襲ってきた吸血蔦とは、別な仕事に従事する使い魔か何かなのだろう]
……君、ちょっといいかな。
[最後に、頭?に小さい赤い花を付けた、オサレな感じの蔦が桶を持って通った所へ、アルビンは話しかけてみた。
蔦に話しかけるなんて、バカバカしい事をしていると自分でも思ったが、
蔦の方はちゃんと止まって、鎌首?をこちらに向け、どうやら伺う体勢らしい]
[吸血蔦に巻かれ、這いまわられた感触を思い出すと、嫌悪感はある。
……まあ、あれでも、血親の折檻に比べたらそよ風のようなものだけれど]
[……ただ、
今は安全にお風呂まで行ける方法が欲しくて、蔦に近づいた]
[そっと、子供の手を引くように蔦を手に取り、口元に引き寄せる。
目を閉じて一度深呼吸。
カリ、と蔦を牙でかじると、草の汁とはどうも違う、水で薄めた血のような味が口の中に広がった]
[……吸血相手に陶酔を与える術も、意思を支配する術も、アルビンは良く知らない。
だから、これは気休めのようなもの]
[口を離してみたら、蔦がくたっとしてたので、死んで?しまったのかと思ったけれど、
ほどなくして、うにょうにょ動き始めたから、失神?でもしていただけらしい]
トラップを避けて、安全にお風呂場へ行くルートを教えて欲しい。
それと、服をひと揃い用意して貰えないかな。
種類や形はこだわらないけれど、色は全て黒でないとダメだ。
[蔦はコクコクと頷くような動作をした。
そして、アルビンの手からにょろりと抜け、桶を拾って這い始める]
そっちかい?
[コクコク]
/*
フクロウの入浴シーン
http://livedoor.4.blogimg.jp/hamusoku/imgs/f/5/f58849fb.jpg
― 小部屋 ―
[浴室で男から血を奪ったが、まだ飢えが癒えたわけではない。]
…これは…もったいないな。
というより、血のほうが、いい。
[革の袋に入った薔薇のエッセンスを弄びながら、呟いた。]
誰かいないかな――…
[<<抗う者 セルウィン>>の姿が、ふと脳裏に浮かんだ*]
/*
僕はどんな展開になっても大丈夫なんだ。
初日にやりたいこと散々やらせてもらってしまったしね。
戦闘の邪魔になるなら理由付けて何処かに行っても良い位。
というか、いい加減色んな人とからもうぜ…!
(しかしこれはらんだむ神のせいだとおもうの!)
夜盲 ジャンは、青銀 エレオノーレ を投票先に選びました。
/*
何となく現在の発言数で投票先を変更してみます、が…。
普通に自分がつられる未来も見えますね。
だって、僕ですし。
しかし、耽美担当のエレオノーラさんが表から消えるのは勿体ない。
やっぱり僕が落ちれば良いんじゃないかな!
墓下大歓迎なので、落ちても全然良いのです。
心残りとすれば、話していない人が未だ多すぎr
[少女は恍惚とした表情で、兄の喉笛に唇をつける。
恋人同士の触れ合いのように舌を這わせれば、脳髄が痺れるほどの甘美な味が舌下に広がった。
兎の血を味わった時とは比べ物にならないほどの甘露だ。
兄の血に混じり気の少ないことも多少は影響しているのだろうが、それよりずっと強い要因がある。
『渇き』。
取り込んだ命の水、それは漏れなく少女自身の命になる。
少女は全てを奪い尽くさんばかりに喉笛に小さな牙を突き立てた。
もっと。もっとだ。まだ足りない。
少女の中の獣がそう囁く。
本能の命ずる声に従って、少女は愛しい兄を喰らう。]
[そうして、本当に全てを吸い尽くさんばかりになった時。
思考を遮断していた『飢え』が癒やされた時。
少女の脳裏に過るのは、三日月形にゆるく弧を描く口元であった。]
―――…おにい、さま?
[突き立てていた牙を離して茫然と呟いた。
全てのピースが繋がって、少女は頭が真っ白になる。
愛しいひとを、自らの手で喰らい尽くしてしまったかもしれない。
少女は恐怖に慄く。]
いや、おにいさま、ごめんなさい、
……誰か、誰か!
[誰か、おにいさまを助けて。
小さな兄を抱きかかえ、少女は掠れた声をあげた。]
Q: 吸血蔦に絡まれた時も吸血し返せばよかったんじゃ?
A: あの時は動転していて、気が回らなかったんだ。
そもそも、俺の吸血鬼は気休めだし。
Q: じゃ、この蔦は何で言う事を聞いてるの?
A: 実は吸わなくても言う事を聞いたかも。
— 中庭 —
その仰りようではまるで、私達の方こそ舌が二枚あるかのようだね
[私は、と口にする鴉>>+6へ笑みを消して囁いた。
凄然とした無表情にあって、紅の双眼にだけ微笑を灯す]
…時には無粋もしたくなる
恥ずかしいことだが、これは純情と呼ぶのだよ。鴉殿
[腰を引き寄せられるまま黒の腕の中に。
二枚と表現した舌を伸ばして、髭の整えられた顎を舐め上げた。
唇まで辿り着けば、触れるか触れないかのちかさに留まる。
主導権を委ねる、と証すように力を抜いて、
ぬばたまの両翼へ重みを預けた*]
/*
おにーさまマジ……こんなへっぽこに長い間付きあわせてほんとすいません…苦痛になってないといいなあ、駄目だよなあ(´;ω;`)
―廊下―
……あ、
[突然背後からかけられた、薄らと聞き覚えのあるその声に。
少女はびくりと肩を震わせて振り向いた。]
あなた、あの時の?
[自分が言えたことではないのだが、随分と雰囲気が異なる。
先刻取り込んだ獣の血液と同じ匂いであることも分かるのに、それでも同一人物だと確信することができずに、少女は恐る恐る訊ねた。]
/*
話しかけるとこまでいってしまったけど、
シルキーは兎の現在地がわかるんだから
あいつ段々近付いて来るヤベェ、みたいなロールを回す余地を作っても良かった気がして来た。
あ!
[急いで出した服と一緒に、トマト印の缶がコロッと転がった。
大事そうに抱えて、かばんにしまった。タクマやローレルに見られてしまっただろうか。
吸血なんていやだ!もうしたくない。
しかし吸血されるのはどうだろう…。
飢餓状態の吸血鬼の辛い気持ちがよくわかったから、すんなり吸血させる?
吸血させなければ次に襲われる者が出るのは確実で。
だからといって、吸血鬼が憎いのもまた事実――
無理やりなんて、特に許せない気持ちと平和的解決。
複雑な思いを抱えていた]
……ローズマリー?
[ローレルはきょとんと首を傾げます。
ローズマリーとは、誰のことでしょう?]
違うよ。私、ローレルって……すてき?
[現れた男の人は、ちょっと変わった人のようです。
大急ぎでわたわたするさまは、大いにコミカルでした。
そういえばさっき、この男の人はおじさんのことを何とかって呼んでいたではありませんか!
もしかしてこのふたりは、仲良しさんなのかもしれません。
そしてふたりとも、ちょっと面白い人達なのかもしれません。
ローレルは掛けられた服>>141に目をぱちぱちさせましたが、厚意にはお礼を言うのが淑女というもの。]
/*
まだ会っていないリストがよくわからない
りえぶる
せるうぃん
えれおのーれ
たくま
ろーれる
ておどーる
こうかな…!?
セルウィンはちょっと私とはテンポがあわない…(のろま
ん、ドの時の?
[くき、と首を傾げた]
ねェねぇ、君食べさ──えと、じゃなクて齧っテも……
[そのまま鎖じゃらじゃらと近付き、少女の腕の中のもう一人に、あれ、と呟いた。
少し眼を開けて黒いワンピースの金髪を見つめる]
? ジャンの匂いー?
ドしたの、殺しタの?だめダよ、閉じ込メられちゃウ
[撫でてくれた人。
指先の血の味も覚えている]
―廊下―
[喉元を裂かれる痛みは小さなもの。
"父"にしか赦さぬ首元へ少女の小さな舌が這えば、
柔らかな金糸に指を絡めながら吐息が零れる]
――――…っ。
[飢えの苦しみは耐え難く、種の本能には逆らえぬ。
だから、貴女は何も悪くない。
想いは声にすることが出来ず、
ただ、慈しむようにその頬へ細い指先を添える。
牙が付きたてられる、その熱すらも愛おしい。
失われていく血液も、彼女の命となるなら惜しくもない。
宣言通りにその身を捧げ、そっと彼女を抱きしめる。
快楽とも苦しみからとも付かぬ呻きは闇に溶け、
それでも静かに微笑んだ]
[朦朧としていく思考、掠れていく視界。
――願わくば、
優しいこの子が自分の正体に気づきませんように。
そんな想いを置き去りにして、
彼女の背へ回されていた腕がゆっくりと脱力して滑り落ちる。
空色は瞼へ閉ざされ、暫し意識は闇の中*]
……?
[とぼけた返答なのか、それとも素なのか。
少女は訳がわからないといった風に首を傾げたが、]
――!!
違うわ、ころしてなんて、ジャンは死んでなんていないわ、
[その問いには、願望含みで必死に否定をする。
いやいやと首を振って、己の髪をぐしゃりと握りしめた。
「閉じ込められちゃう」
その言葉の意味は測りかねたけれど。
そうして少女は、恐る恐る腕の中の小さな兄の様子を窺った。]
/*
ジャンさんのメモのナース服コメントにむせた。
(あえてメモでは触れないローレルの優しさなのか何なのか)
トマト大好きでどや顔使ってるこの謎。
ローレルも、タクマもすごい恰好してたけどなんかあったの?
襲われたとか?
[タクマをまた見た。
どうしたらこんな格好になるのだろう…]
あの聞きたいんだけど、ローレルはどうやってここにきたの?
[参考のために聞いてみた。いい吸血鬼もいたし、危険な吸血鬼もいたから。警戒怠らない]
[ざわめきは、近く遠くに。
辛さも苦しみも、自分は無縁の生き物だった筈なのに。
嗚呼、全てが煩わしい―――――!]
…………。
[―――――…緩やかに、瞳は開かれる。淀んだ昏い空の色]
死んデない?
そウ?
[どれどれ、という格好で少女の腕の中を覗き込む]
ああ、ゥン、
きっとまダ死んでナイ♡
[喰い殺せばどうなるかという記憶と比較して、うんうんと頷き、
顔を近付けたぶんだけ近くなった少女の匂いに鼻をすんすん]
ねエ……
んーと、んー…トさ
[ジャンの匂いがする女性が目を開けた時には、ごそごそポケットを探っていた]
ワタシ、ジャン好き
そんで齧らせテ?君良ィにおい
これ、えート あげる。腹ぺコ、君ノ……
あのね、元気ニなるやつ。もらッた
[はい、と両手いっぱいの小石と、小さな瓶を取り出した]
私は、変な蔦におなかを刺されて怪我して……でも、痛くなかったの!
きっとこのお城では、怪我がすぐに治るんだよねっ!
[ローレルは気付きました褒めてください、というように手を挙げて、男の人――セルウィンにアピールします。
そしておじさんの方を振り返りました。]
おじさんは、タクマさん。
……で、間違いないんだよね?
[確認すると、セルウィンの方へ向き直ります。]
私? 私はね、ここに絵本の取材でやってきたんだ。
それなのに人はいないし、おなかは空くし、ピクルスまみれになるし、おかしなのに刺されるし、おじさんは猫の男の人に襲われるし……わけがわかんないよっ!
[トマト好きのミスター・セルウィン>>155は何だか慌てています。
もしやもしや、恥ずかしいことだったのでしょうか?
ローレルはそれ以上追及しないことにしました。]
─脱衣場─
[赤い花の蔦に導かれ、そこへ辿りついた。
頭?を撫でてやると、蔦は手にすり寄ってからどこかへ消えた。
頼んだ物を用意しに行ったのだろう。
他にもにょろにょろ動く奴がいて、この城はこんなふうに維持されているのかと思う]
[まずは手洗い場で、灰だらけの手と顔を洗った。
水がしばらく真っ黒だったが、何度も洗う内に透明になった。
ほぼボロ雑巾だった服は、脱いで丸めて捨てた。
痩せて、血の気の薄い白い体があらわになる。何度も何度もつけられた傷は、痕も残さず消えている]
[ただ、この城についてからの傷は、まだ大なり小なり残っていた。
左腕もいまだに動かし辛い]
[風呂の様子を確認すると、露天と内湯があるようだった。
露天の方から声がして、どうやら誰かが居るようだった。
消耗している今はあまり会わない方がだろうと、内湯へ行く]
[ほのかな間接照明で整えられた内湯は、真っ白な大理石が敷き詰められ、
女神の彫像が持つ甕から湯が溢れだし、なみなみとたたえられていた。
なんだか浸かって汚すのが勿体ないような豪奢な風呂だった]
/*
物語風に叙述するとpt減りまくるのねって始めてから気付いた誤算。
明日が来て3が出まくったりしたら、温泉大決戦になるのかしら。
<蔦さんのえっち!(何となくやってみたかったこの顔)
/*
えええ、そうなるの…!?
兎さんが僕をもえころしにきてるな。
此れは殺しに来てるな…。
しかしお嬢様が吸血を受けると、また狂気状態に入ると言う。
/*
投票と襲撃どうしようかな。
デフォルトでは投票ねこさんになっています。
発言の少ないエルさんとリエヴルさんが気になるけれども、いらっしゃる風だし。仮セットだけしよう。
絵本作家 ローレルは、曜変天目 リエヴル を投票先に選びました。
― 落とし穴の中 ―
[人間(いや吸血鬼だが)驚きすぎると、声も出ない。
ジェフロイはまさにそんな状態に陥っていた。
当然ながら、本人はそんなことを考える余裕すらなかったけれど。
驚愕に顔を強張らせ、落下すること10(10x1)秒。
「ヤバイ」と思考がやっと事態に追いついて6(6x1)秒。まだ落ちる。
「あれっそろそろどっかに落ちるんじゃね?てか長くね?」と不審に思い始めて6(6x1)秒。
「いくら何でも長すぎる」と気付いて、この頃から「なんでじゃあああああ!!」などと悲鳴を上げ始める。
恐る恐る下を覗いてみて、ぼんやり底が見えたのに何となく安堵したのが1(6x1)秒。
「上手く着地しせんと」となどと取り留めもないことを考えていたら、キラッと底に光る金属光沢を見てぎょっとして1(3x1)秒。
床にずらっと杭が並んでいると気が付いて、わたわたともがいて何とか空中で姿勢を入れ替え2(6x1)秒。]
うおおおおおおおおおおおおお!!
どっせえええええええええええい!!!!!
[杭の先端の尖り具合まで視認できるほど接近していた。
壁面に手足を突っ張り、精一杯制動を掛けて。
長い旅だった。]
― 温泉 ―
[改めて自分の姿を見下ろす。
うん。どう見ても女物の服だ。
足回りは動きやすくゆったりめに作られているが、
肩幅や胸回りは少々、いやだいぶ小さい。
実は、腰タオル一枚の方がまだましなんじゃ、
…という考えも一瞬よぎったが、諦めた。
胸の刻印は、そうそう人目に晒していいものではない。]
[なぜ彼は吸血鬼になったのだろう。
かつて、自分は血の親に初めての狩りの獲物に
この友を指定され、それを拒んで逃げ出した。
殺すなど、とてもできなかった。
もしや、袂を分かった血の親が
自分へのあてつけに彼を、…とも思ったが、
そうだとしたら、自分はどんな顔をすればいいのだろう。
ふたりの遣り取りを見ながら腕を組み、壁に背を付ける。
びり、と音がして、肩が少し破れた。]
[梟は己の権力を自分の趣味にしか使わない。
だから評議会において一つの重要な役を許された。
いらぬ野心を抱かない、危険の少ない元老として。
そしてまた、梟は子を持たないからでもある。
子を持たないことは、後継がいないということ]
[この宴にあたって梟は
親を殺した者、親を亡くした者、親を知らない者達を集めていた。
また親に愛されて愛をもつ者も、親に愛された籠の鳥も、親の代わり罪を負ったとされる者も]
…ふむ
[古城を見下ろし、猛禽は音もなく飛翔する。
その中のどこかへ、やがて舞い降りていく**]
[ローレルが状況を説明するのを聞きながら、ふと眉を上げる。
吸血鬼ならば、怪我がすぐに治るのは普通ではないのか?
だが、吸血鬼にもいろいろいるから、とも思う。
名を確認されて頷いた後は、また静かに話を聞いていた。**]
/*
タクマさんいらっしゃった……って、破れてるwwww
蔦は元の服を繕ってくれてるのかな。だといいな。
ところでタクマといえば龍虎の拳を思い出します。
[直前で体を捻り、何とか刺さらないように避けたつもりだったが。
先端が肉に食い込む嫌な音がする。]
……ッ
[痛みは後から襲ってきた。
脇腹と右肩と左の太腿が灼けつくようだ。
脂汗を流しながらそっと姿勢を変えて、杭と杭の隙間にそろそろと降りた。]
そうなんだ、すぐ治る。
[城のせいではなく、吸血鬼だからではないか。
ローレルが人間でないのはわかった。
それに悪い子には見えないというか、とても面白いな]
色々あったんだ。大変だったね。
絵本の取材かあ…
[真相は知らないみたいだ。警告しといた方がいいのかな]
/*
きっとおじさんと言われると微妙な顔するお年頃ですが、
正確な年齢はセルウィンのために決めないでおいてやるんだぜ、なのです。
最初から年の離れた友人だった、としておけば問題はないのか。
しかし、情報欲しいローレルちゃんに対して、
話せないローレルと、テンション高いセルウィンって、なかなかすごい取り合わせだね。
俺が行っていいのだけど、普通すぎてつまらないww
もう少し見ていたww
[落とし穴の底の壁には、横穴が開いていた。
何とかそこから這い出ると、小さな石造りの小部屋に出た。
何もない殺風景なところで、出入口と思しい鉄の扉が一つあるきりだった。]
ハ、ハ。
酷い目にあったぜよ……。
[ごろりと寝返りをうち、大の字に横たわった。]
[「死んでいない」。
少女は心の底から安堵して、青玉を潤ませた。]
良かった、わたし、おにいさまを喰らい尽くしてしまったかと、……
恐ろしくて恐ろしくて、身が裂けてしまうかと思った、
[耐え切れずに涙を零して目を閉じれば、すん、と鼻を近づけられて匂いを嗅がれたことを知る。
目を開けると差し出される、両手いっぱいのプレゼント。]
……これをくれるの?
これは、……栄養剤みたいなものかしら。
[小瓶から微かに香る薔薇と血の匂い。
少女は睫毛を震わせて、兎に訊ねる。腕に抱いた小さな兄を床へと横たえると、両手をお椀のように差し出して。
受け取りきれなかった大理石の欠片が幾つか地面に落ちたか。]
黒猫 クロイツは、兎 ツェーザル を投票先に選びました。
黒猫 クロイツは、抗う者 セルウィン を能力(襲う)の対象に選びました。
ローレル――…
夢のないようで申し訳ないんだけど、ここでは絵本の取材はできないよ。
ここは元老吸血鬼という強い吸血鬼が、僕たちが襲われる様を見て楽しむ場所。
もしくは餌――
だから気を付けて…
特におかしいなって思った相手は特に…
飢餓状態の可能性があるから近づかないで。
襲われてしまうから…
[なんだか言っていて心苦しくなってきた。
セルウィン自身例外ではないのだから]
/*
まだ服で良かった、ってここのランダムそんなに怖いの!
ダウンジャケット バーテン服 裸に首輪だけ
RPに反映するのを期待して、いろいろためしてみよう。
「ショットガン」 STR:12(6x3) CON:8(6x3) DEX:11(6x3)
APP:14(6x3) POW:8(6x3) SIZ:10(6x2)+6
INT:9(6x2)+6 EDU:13(6x3)+3
(SAN&幸運:POW×5、HP=(CON+SIZ)÷2、MP=POW、アイデア=INT×5、知識=EDU×5、DB別表参照)
【 E 】 脱脂綿 【斬】ジャンビーヤ T「美しきものの誘惑」*昔の恋人**友情**ガレット・デ・ロワ*占初日霊投票CO
─内湯─
[中途半端な長さの髪を解いて洗い、隅っこの方でかけ湯をしてから、
足からそろそろと浸かった]
……ふぅ……。
[冷たい体に暖かさが沁みる。
精緻な彫刻を施されたへりに頭を預け、ゆるりと手足を伸ばした。
傷口に湯がちくりと痛んで、少し顔を歪めた]
/*
oh...こうなるのね……
裸に首輪だけのおじさまが登場したらひっぱたいてたかもしれません。
思ったより行数取ってしまいました申し訳ない。
使えそうなのは脱脂綿、友情、ガレット・デ・ロワかしら。昔の恋人になれそうな方がいらっしゃいません。きっと付き合ったこともない。
[ここで出会った他の人たちは、今頃どうしているだろうかと思う。
優しいジャン。
蔦から助けてくれて……その後に女性になった謎の「ジャンの大事な人」
闇の剣を使った男。
美しいエレオノーレ。
明るいジェフロイ]
[参加者は、まだ他にも居るだろうか。
すでに何人か脱出した者はいるのだろうか。
脱出人数に上限はあるのか。
……広げていた手足を縮め、湯の中で膝を抱える]
[複雑な自分の心をかみ砕けば、最終的には、勝利する方がはるかにマシなはずという結論になる。
自由。そう、自由になれるのだ]
[一度目を開き、再び閉じて。
だから自分が目を覚ましたことに、
二人は気づかなかったかも知れない。
彼らの会話を聞きながら、
ゆっくりと身体の動きを思い出していく。
そっと横たえられた傍ら、
―――かつりと、大理石の欠片が転がった。
それを合図とするように、もう一度目を開けた。
指先でその綺麗な石を拾い上げながら、身を起こす]
[死んでいない、と言ったのはあまり根拠のない判断だったので、
それを少女が信じて安堵したのも当たっていたのも、お互いにとって幸運だった]
ン、ぅん、うんうんうん
[にこにこして頷いていたが、
その実ほとんど聞いていなかった。
たらんと涎を垂らす]
かじる、カジル ぅぅ、がまん?
も、イイ?いいの?
[躾の効果絶大。死ぬ程"待て"をされた犬の面持ちで歯を鳴らしていた。
身を起こすジャンの動きも見えていない。
目を赤くして綺麗に笑う少女の喉笛しか見ていなかった]
[湯の中を、真っ赤な薔薇の花弁が流れて来た。
指先でつまんで口に含む。
薔薇の精気はさほど残っていなくて実に物足りなかったが、それでもほんの気持ちだけ癒しにはなった]
[行こう、と思う。
抗うこともなく脱落したと血親に知れたら、何をされるか分からない。
それを思うと、湯の中にいても芯から冷えて行くようだった]
─脱衣場─
[風呂からあがると、すでに替えの服が用意されていた。
あの蔦はよく仕事が出来るようだ]
[……しかし、それを広げて微妙な顔になる。
色は良い。要求通りの黒だ。それも光沢を持った濡羽色。最高だ。
だが、前面にも背面にも、袖や足首にまでも、大小様々なベルトがたくさんついたこのデザインは]
……まさか。
いや、まさか、ね。
居るはずない……偶然だよね。
[何度か着せられたことがあるから分かる。
……拘束服だった。
罪人用ではない。彼らにこんな上等の布地は使わない。
だから、高貴な人の、哀れな玩具用の物]
― 中庭 ―
[ざらりと顎を舐める舌にほんの僅か目を細める、
吐息の掛かるほど近付いた唇に、
詠うように笑い含んだ睦言を吹き込む]
私が梟殿を愛していないなどと
どうしてお思いになるのだか
[やわらかく朱唇啄み、
感触を愉しむよに幾度も。
その間も片手は爪紅の指先を捕らえて絡め、
口元へ]
あなたの翼をもぎ取り
私の
あなたの肚を断ち割って腑分けして
内腑に口接ければ
私の愛を信じていただけましょうか
[かり、と淡く食んだ* ]
有難う、これでおにいさまを回復してあげることができるわ。
[少女は小瓶を大切そうに胸の前で握りしめる。
小さな兄が身を起こすのにも気付かず、眼前の兎と向き合って]
「齧る」?
よだれが垂れているわよ、私の血が欲しいの?
[拭ってやろうとハンカチを探そうとして、神父服の男の傷を手当するのに使ってしまったのだったと思い出す。]
えっ、どうして!?
だって、私はここに、「おいでください」って手紙をもらったから来たんだよっ! 吸血鬼がいるところに、私みたいな人間を呼んでどうするの?
えさ……って、……
[Mr.セルウィンの言葉で、ローレルはとっても驚きました。
彼もまた、餌として捕らわれてしまったのでしょうか?]
じゃあ、ふたりとも……吸血鬼のえさにされるために、ここに連れてこられたの? そんなのやだっ、私、にんにくも十字架も持ってきてないよ!
…………あれ?
[じゃあ、Mr.セルウィンが持っていたトマトの缶らしきものは何でしょう?
吸血鬼を懐柔するための、罠かなにかに使うのでしょうか。]
……トマトって、飢餓状態の吸血鬼に効くの?
[だから、ローレルは思ったことを尋ねました。]
/*
3人までなら多角じゃないってえらいひとが言ってたけど、私にとっては多角以外のなにものでもありませんです…(;ω;)
上手く出来てるかなあもう不安で仕方がない
/*
兎さん→「小瓶あげるから血吸わせろ。小瓶の使い道はすきにしろ」
シルキー→「血はあげるからこの小瓶をおにいさまに渡さないと」
おにーさま→「兎の血が欲しいから、小瓶で回復させてから分捕ってやらあ」
こうですかね…?目的が三者三様でなんか面白い
[とはいえ、最初の服はほぼ燃えるごみ状態だから、
他に選択の余地はない]
[本来の用途は右手のベルトを左手で閉め、左手のは右手で閉め……と両手足を縛って身動きできなくするものだが、
右手は右手だけで閉め……とすれば、ちゃんと両手足が別々に動く。
ちょっとベルトが多いパンクなだけのデザインだなーって感じに見える……はず]
[喉元はベルトをしっかり閉めて防御を固め、
逆に裾は外してコートのように流した。
これで完成。
ある意味、これはこれで自分の戦闘服だからいい……のかもしれない、と無理やり納得させた]
― 落とし穴の小部屋 ―
[――ふっと意識が遠のきかけて、これではいけないと起き上がろうと踏ん張った。
腹筋に力を入れると脇腹に激痛が走る。
それを庇おうとすると、肩と足にも電撃のように苦痛が見舞った。
それでも、さすが吸血鬼の回復力と言うべきか、分厚い筋肉を貫いた傷が急速に塞がり始めていた。
ようよう半身を起こし、ため息をつく。]
チェーザルみたく、壁でん、歩けたら良かったんじゃろうけんどな。
[自嘲気味に呟いた。]
碧眼 シルキーは、夜盲 ジャン を能力(守る)の対象に選びました。
C.Cみたいな拘束服がいいなーと思いつつ、「拘束服」で画像検索してみたら、ほぼ画面がC.Cだった件。
みんなギアス好きね。
俺も好き。
(痛いところついてくるな、この子。できればタクマに聞かれたくなかったのだけれど…でももう隠しきれないのかな…)
正直にそれは「騙された」って事かな。
君は正直者のようだから。
タクマはなんでここにきたか知らない。
久しぶりにあったんだ。
僕はこの主催者を倒したくってきた。
大切な友達を吸血鬼にした、元凶だからだ。
[タクマをじっと見つめた]
[待って、という単語にひゅうひゅうと喉が鳴る。
少女の背中を向ける動作で喉が見えなくなり、深紅の瞳をぱちぱちと瞬いた]
うぅ、 ウ?
[僅かに広がった視野、動くもう一つの影を認識した時には
顎を掴まれていた]
……!
[小瓶の中身はわかっていたのだから、そのままでもいいはずだった。
でもそうしたらジャンを助けられなくなる、とか、今この口へ薔薇の雫を注ごうとしているのがジャンだ、とか
一切の思考は回らない。
ただ、兎は何かされる、という理解だけで、防衛の本能へ任せて身を捩る]
んン!
[束ねられたままの両手を撥ね上げた。顎を掴む、ナニカを口に押し込む、その腕を弾こうとして]
よいせっと。
[気合を入れて立ち上がると、何とか立てた。
まだ少し痛みはあるが、殆ど移動に支障がない程度には回復したようだ。
ふと下を見ると服は破れて血まみれ、床には何かを引き摺ったような血の跡が凄まじい。(実際に血だるまで這っていったのだが)
殺人事件の犯行現場のようだ。
むう、と唸った。
随分と血を流してしまったようだ。]
正直わからない…
僕も吸血鬼になったばかりなのでね。
今まではトマトジュースで我慢できたんだ。
でも元老吸血鬼や他の狂暴な吸血鬼に、吸血されて飢餓状態は半端なかったよ。
僕も…血を失ったらどうなるか…
そうしたら逃げてほしい…
[さっきの自分の吸血を考えたら、気分が悪くなって口元を抑えた]
凄い有り様じゃのう……
[だが旅をしていれば、不測の事態はいくらでもあった。]
まあ生きとりゃあええわ。
[まだ少し足を引きながら、唯一のまともな出口である鉄の扉に向かった。]
言ってましたよね、貴方。
食べられるのも、好きだって。
[くすくすと肩を揺らして、薔薇の小瓶の中身を口に含む。
そのままツェーザルの頬へ手を添えて、
口移しで彼へ薬を飲ませようとした]
/*
この展開はシルキーが飲むのが正着じゃないかと思うんだが、ておくれか
兎が嫌がるのはたんに、一回ブラッドゲージを空にしてみたいだけ
― 廊下 ―
[扉の外は当たり前の廊下だった。
地下かも知れないが、窓が見当たらないのでどこの階は分からない。随分と下まで落下した気がしたのだが。]
あ、忘れとった。
[ポケットの中を探ると、ガラスの小瓶はちゃんと割れずにそこにあった。
金属の矢は見当たらなかったが、落とし穴の小部屋には見当たらなかったので、多分犬と格闘した時に落としたのだろう。
武器になるもんを探した方がええかもなと、頭の隅にメモして歩き出した。]
それにしても、1d2dと会えなかっただけなのに、パパに会いたくて寂しいです。
PLとしてはプロでちょっと話して設定結んだのに、好きすぎだろwww
でも好きwww
これが血の絆という奴か。なんと恐ろしい!!
[最初はそろそろと時間を掛けて、壁や床がヘンな動きをしないかいちいち確かめながら移動していたのだけれど、何もない(罠探査など素人にできる筈もない)のでそのうちだんだん飽きて普通にゆっくり歩き始めた。]
そいや、ローズマリーやチェーザルはどうしとるんかのう。
セルウィンやアルビンは無事じゃろか。
[ツェーザルの名を間違えて覚えているのはご愛嬌として。
特に壁の穴に呑まれて消えたセルウィンと、犬に噛まれて怪我をしていたアルビンのことは気になっていた。
落ち着きのないセルウィンが同じような罠で怪我していなければよいのだが。]
アルビンを攻撃したもんがおるちゅうことは、他にも参加者がおるんじゃろうけんど。
そいつもおんなじように罠にはまったり、何かに襲われたりしちゅうがやろか。
─廊下─
[まだ湿り気の残る髪を縛り、歩き出す。
こちらは前のままの革靴を、危険があると知った今はあまり鳴らさないようにして]
[目指すのは入って来た城門の方向だ。
結局まだ確認できていない。
城門が開くなんて、そんなうまい話はなかろうとは思うが、燈台元暗しとも言う]
[ジャンの匂いのする人。
睨む赤には兇暴な翳りが乗っていたが、
姿勢はお座り・待てのまま。渇きの本能も防衛本能もどう反応すべきか迷っていて]
ぅ…欲シ の
[言葉は耳に入っていなかったけれど、
頭を撫でる手、柔らかく温かな感触に、牙が唇の中へしまわれる。
そうだ、これはきっと"我慢"じゃなくて、"遠慮"をするところ]
………カジ ル、かじ、 ン
[ひゅうひゅう喉を鳴らしながら、動きをとめる。
湧き出す唾液を何度も飲み込み、近付いて来る顔にぎゅ、と目を瞑った]
― 階段 ―
[踏み出した足元から、急に感覚が消える。
視線を向ければ空虚な闇に飲まれるのが見えた]
(……トラップ?!)
[身体が崩れる前に、無事な足で地を蹴り、上へと逃れるようする。
一時的に獣の靭やかさを伴わせ、強く踏み込み蹴りだそうとした。
―――――だが、それは叶わなかった]
[蹴りだす直前、全身を走る激痛。
痛みを殊更強く感じるのは、項に残された印。
鳴りを潜めていたそれは急に動きを見せ、胴を、腕を、足を、顔を、全てを覆うように印が這う。
その間にも闇は広がり、今は身体一つ飲み込めるほどの大きさ。
既にそこが階段であったことなど感じさせぬ程。
痛みで蹲ったせいで両の足を取られ、もう抜け出す事は出来ない。
迫る闇の底は見えず、深淵を覗き見る様に似ているなどと、薄らと考えたか]
彼に気をつけろと言った私が、これざまではね……
ふふ、でもこれで……
あんな餌が転がってる理由が、わかった気がする。
[情けなさと痛みに顔を歪めながら、両腕で身体をキツく抱きしめる。
痛みが和らぐわけではないが、無意識の震えは抑えられるだろう。
一瞬で取り込む事は可能なのだろうに、徐々に沈みゆく身体はこの現状すら楽しむかのよう。
相手の内へ飲み込まれるようで、この身は餌なのだと思い知らされる]
本当に、酷い戯れ。
……出来れば痛くされないことを、願うばかりですわ。
[呟きと共に、女の顔は漆黒の水面に沈む。
幾度か波紋を描いた後、夜の闇に溶けるように消えた]
[流れ込む薄い花の匂いと、血のような味]
……
[口の中で温められた液体は、唾液と混じってそのまま喉へ流れていく]
、 …ぇト…?
[何度か嚥下を繰り返して、混乱で濡れた瞳を薄く開いた。
やっぱりジャンだと思う、若い女の顔。
ひすひす鼻を鳴らす]
ジャン、 ──た、
たたかない…?
[吸血する気なんだ、まで理解が及んだところでぽそと呟いた]
― 仄暗い闇の中 ―
―――――ッ、はぁ、あっ…
[早く、終わって欲しい。
罪を縛る印に押さえつけられ、抵抗もかなわない。
左の肩に走る痛みが、じわりと熱を伴って頭の中を侵食してゆく。
なのに奪われてゆく感覚だけは鮮明で、苦しさに生理的な涙が溢れた]
……ん、ぐ、ぅっ……ぁ、ァアッ…
[視界に映る色は、場の暗さと滲む視界でよくわからなくて。
ただ、自分の体温が失われていくのと、触れられる手が温かいのだけは、わかった**]
― 城・上部 ―
[――城の至る所、
隅の暗がり、明かりの届かぬ暗所にばら撒かれた鴉の"目”が、
きろりきろりと開いては瞬かぬ眼で逐一を主に伝える。
《 クァアア…… 》
《 カァ…… 》
《 カアァ…… 》
乱れ鴉の音無き啼声は、漆黒の翼の主の耳にのみ届けられ]
/*
ほうほう。
クロイツもエレオも蛇君の縁者なんだよね。
ここはやっぱり蛇君が選ぶべきかと
しかしこのログの感じだとエレオ襲ってるのはソマリっぽくないと感想文
――おお。
ようやっと、待ち望んだ稀酒を味わえる刻が巡ってきたか。
稀少なる血華の蜜をひとつ壺にて混ぜ合わせ、
永の歳月醸されたる類稀なる蜜酒、
その封を切る栄を得たとは、
何という幸運、何という逸楽。
[些か狂躁じみて真黒の手袋に包んだ両手を揉み絞る、
舌舐めずる赤き口腔に、長大な牙が真珠の艶放って]
[ツェーザルの抵抗は、思った程にはなかった]
―――――…ンっ。
[彼の唇を奪い、液体を流し込む。
薔薇の香のするそれは、血よりは薄いが甘い。
一滴残さず注ぎ込むように、
彼の髪に指を絡めて顔を離さず、嚥下を促した。
長い口付けを終えれば、濡れた瞳の兎と目が合うか]
ツェーザル。
[名を呼ぶ声は、甘く]
ずっと逢いたかったんですよ。
…僕も貴方が好き。大好き。
[彼を見つめる昏い空色は、恋に焦がれた少女のよう]
……叩く? ふふ、どうして。
酷いことされたいなら、しても良いけど。
[彼の首元にゆっくりと指を滑らせる。
此方が吸血を望んでいることは、察されているようだ。
愉しそうに哂いながら、耳元で囁く]
しませんよ。痛いことは、何にもしない。
だから、貴方をくださいな。
駄目だと言っても、奪っていくけれど。
欲しいの。
どうしても。
[彼を抱きしめ、その首元へ牙を立てようとする。
相手が抵抗《痛いこと》を望むなら、応戦する心算で*]
>>199
― 古城:廊下 ―
[廊下を行くあても無くさまよっていると、前の方に見覚えのある人影を見つけた>>199]
あれって……ジェフロイかな?
なんだかあっちこっち血だらけになってる気がしないでもないけど
おーい!
[そう言って、ジェフロイの方に駆け寄っただろうか]
騙されたぁ!?
[がーん! ショックです!
ローレルはこんなところで死んでしまうのでしょうか?
そんなのは困ります。]
あれっ、一緒に来たんじゃなかったんだ?
[Mr.セルウィンは主催者を倒す、と言いました。
けれども、そんなに強そうな人には見えません。
むしろ、頑張ればローレルでも張り倒せそうにさえ見えます。]
大切な……友達、
[ルーチェのことが、ローレルの頭をよぎります。でも、感慨に浸ってはいられません。首を振って打ち消すと、Mr.セルウィンの視線>>190をたどりました。
このふたりは、難しい関係なのでしょうか。何だか聞いてはいけない気がしました。]
[Mr.セルウィンの続けた話>>193は、聞くだに恐ろしいものでした。
童謡の、森のくまさんとはわけが違います。
これはうたではなくて、現実で、大切なものを届けてくれる人なんていないようでした。]
でも、Mr.セルウィンはローレルに忠告をしてくれました。
それは確かなことのように、ローレルには思えたのです。
[血を失ったら。
――ローレルも、大変なことになってしまうのでしょうか?
怖くなって、自分の身体を抱くようにするとふるりと震えました。]
……逃げても、他にこわい人がいっぱい、いるんじゃないの?
[親切に教えてくれたMr.セルウィンに問いかけて、ちらりとタクマおじさんを見ました。]
でも、タクマおじさんはしゃべれないのです。
だから、ローレルはMr.セルウィンの方を見ました。
[今なら戦闘になっても互角か、届かなくても少なくとも渡り合える。
けれど、吸血されるだけならそれ自体は]
………ぜっタい叩かない?
[渇きは、痛みではない。
慣れ親しんだ苦痛への抵抗感は少なく、]
ゼったい叩かなイ?ぜっッっっったイ?撫でテくれル?
齧るダケ?ぜっタイかじルだけ?
[結局ビビりまくりながら、渾身の友好的表現に出た。
撫でてくれた人、血を舐めさせてくれた人に。
抱き締められて首を差し出した。
ふるふるしながら両手の指で黒いワンピースを握る]
/*
マジレスすると、襲撃されたら反撃しただろうけど、絡め手だとジャンとジェフロイ(友好度high)相手に嫌がらせられる理由がない
─玄関ホール─
[最初に入って来た入口へ到着する。
荘厳で立派な扉は、しかし、押しても引いても開かなかった。
アルビンに知識は乏しいが、物理的にだけではなく魔力的にも封じられているように思う]
……まあ、そうだよね。
[周囲も調べる。
ぴかぴかに磨かれた窓の向こうは、淡い霧に閉ざされ、今が昼か夜かもはっきりしなかった]
>>216
だ、大丈夫?かなりボロボロみたいだけど……
[近づくほどにかなりボロボロな姿が分かり、少し驚く。いったい何をすればここまでボロボロになるのか。
ひとまず元気そうではあるので、そこは一安心。驚いたせいで猫かぶりは忘れていたり]
は〜良かった……知ってる人がいて。
中々外に出る手掛かりが見つからなかったから困ってたの。
……何か手がかりになりそうな物とか人って見つけてたりする?
[本題に入るが、自分もまだ見つけていないのでそこまでの期待はない。むしろあったら、かなり申し訳ない気分になるかもしれない]
手がかりになるかは分からないけど、とりあえずツェーザルさんとセルウィンって人にはあったけど……。
ゲームの参加者ってどのくらいいるのかしらね。
[時々、その人以外にも気配を感じるので、まだいるだろうと思うが]
[辺りにはヒントらしきものもないようだった。
そう甘くはないらしい]
[だが、どこかにはきっと何かの手がかりがあるはずだ。
「門の外に自力で出られたら……」
と言うからには、何か自力で出る手段があるべきだ。
絶対に勝てないゲームなんて「ゲーム」として破綻している。
そんな鬼畜な所業は普通は誰も……、、、
……するのは、アルビンの血親くらいだろう]
[かるく手を払い、拘束服の上着を靡かせて、背後を向く。
屋上か、バルコニーか、とにかく外が見える場所を探そうと思った]
― 小部屋>>68 ―
[今宵、黒の猛禽の狩るは兎、
伝説の同族喰いの魔獣。
きろり、と烏羽玉の瞳が兎と愛らしい少女の居る小部屋の天井に開く、
次いで獰猛に嘴開いた猛禽の頭部が出現すると、
薄闇を糧に瞬く間に膨れ上がって黒翼を広げ、
極彩色の小柄な身体に襲いかかった。
闇色の翼が兎の肩を打った瞬間、
力強い男の腕に変わり、抱き竦めて腕の中の牢獄に囚えた。
同室の少女が驚愕の瞳でこちらを見つめるに、
揶揄の一瞥をくれ。
仰け反らせて露わとなった首筋の頸動脈に
己が色を裏切る真白の牙を深々と打ち込んだ]
絵本作家 ローレルは、青銀 エレオノーレ を能力(襲う)の対象に選びました。
…ごめん、忠告することしかできなくって。
[自分の無力さを思い知らされる。
恩を受けた者に、仇でしか返せない己の弱さ。
異常な飢餓状態だったにしても、自分のしたことの重さに胸を痛めた]
そこだよ。
怖い人ばかりじゃないって事。
ローレル、君はどう思う?
吸血鬼はお互いに助け合えると、思うかい?
[人間の食でいうなら飢餓状態で、食べ物を選んでいる余裕はない。
その点吸血鬼は特殊だ。飢餓状態でも選ぶって事だ。
傲慢な吸血鬼の生き様にはふさわしい、愚かな行為って事は確かだ]
[また何か案内して貰える使い魔は居ないかと、道中探してみたけれど、
そううまく見つからなかった。
サッと影のようなものが過ったり、ごく素早く飛び回る蝙蝠を見たりはしたけれど、
どちらも呼びかけても返事しなかった]
[……それもそうか。
人間らしさが濃く残って中途半端なアルビンと違って、あのエレオノーレのような立派な吸血鬼も居るのだ。
そう簡単に捕まる使い魔は配置していまい。
あの蔦は本当に運が良かったか……そもそも、吸わなくても別に言う事くらい聞いてくれたのか]
[危うい所で開いた落とし穴にヒヤリとしたり、飛んでくる礫や矢を辛くも避けたりして、なんとか三階分ほど階段を上った。
細かい模様が美しいレースのカーテンが揺れるのが見えたので、破らないようにそっと引いてみる]
……えっ?!
[体感では三階程度登った感覚だったが、もっとはるかに高い塔のような場所に出ていた。
地上へ続いていく壁が霧に溶け込んで、先が見えない。
空は高く、森の木々はずっと向こうにぼんやりと墨絵のように見えるだけ]
……飛んでいくのも、恐ろしいな……。
[最も、アルビンの場合、人間としての意識がある間は飛べないけれど]
― 小部屋 ―
[封印のなかった昔ならいざ知らず。
体格に勝る大鴉は小柄な体躯を押し潰し、ベッドの上に伏せさせた。
豊潤にして富貴なる、複雑なまろみを口中で転がし、
絹のごと滑らかで濃厚なそれを喉奥に滑らせる。
胃の腑にしみ渡る極上の甘露。
懸命にも娘はすぐさま逃げ出す方を選んだ。>>78
去り際に投げていった本が近くの壁に当たったが、そんなものは些事、
目もくれず、一心不乱に血蜜を飲み続けた。]
最初のひとくちを啜り終えて後も、しみじみと舌に残る甘味を味わって。
ひとごこちついてから一度牙を抜き、柔らかな耳朶を淡く食んだ]
『躾』の時間だ。
教えられたことをちきんと憶えているかな?
守れるかどうか、試験をしよう。
[情欲に可擦れて濡れた囁き、
首にグチャグチャに開いた牙痕を舐め上げた。]
/*
ナカノヒトめっちゃハラハラしてるけど、兎視点では補完ロール見えてないので大丈夫!
脳のスイッチ切り替えヨユウっす!
[酷く怯えた様子>>214の彼を見て、何かあったのだと推察する。何があったのかは――心当たりがありすぎて、特定できないが]
――…そう、怖い思いをしたんですね。
貴方が無事に戻って来てくれて、良かったですよ。
よく頑張りました。
[偉い、偉いと、彼の頭を柔らかく撫でる。
眼尻に滲む涙を、指先で拭って]
叩きません。
たくさん、たくさん、撫でてあげる。
貴方が望むだけ、撫でてあげる。
[繰り返し確認する言葉>>215に、優しい声で。
何度も、何度でも、彼に伝えよう]
齧るだけ。 だって、
[未だ貴方に食べてもらうと言う約束、果たしてはいないでしょう?
そんな想いは声には乗せず]
あはっ。良い子。
[首を差し出す姿に、笑みを深めて。
まずは其の首筋に一度、唇を落とす―――、]
少しだけ、痛いよ?
[きっと彼は自分の想像もつかぬほどの齢を重ねた吸血鬼なんだろうけれど、あまりに怖がっているようだったから。
そっと優しく囁いて、拍動する脈へ牙を立てる。
舌に触る血の味は、濃く、複雑な深い味。
清らかな甘さの少女の血液とは別種の、しかし上質の。
酔いが廻ったように、彼へ向ける眼差しが熱を持つ。
深き渇きに未だ慣れぬ若い吸血鬼は、
抱きしめた腕を伸ばして恍惚としながら兎の頭を撫でた]
……美味しい。 思っていた通り。
[夢見心地にそう告げて、再度彼の首へ口付ける。
欲するまま、望むままに、血を啜る。散々喰らい尽くしてから、漸く彼を解放した]
―――――…えっ?
[そして、次の瞬間には。
小柄な少女は、元の男の姿へ戻っていた。
変ったことと言えば、被っていた帽子がなくなっただけ]
>>221
確かに吸血鬼にとっては多少の怪我は大したことはないけれど……
[かと言って、服の有様から多少の怪我とも思えず。しかしニカリと笑われてしまえば、こちらからは何も言い出せない]
まぁ、吸血鬼だって血が無限にあるわけじゃないんだから気を付けてね。
あんまり血が足りなくなると、血がたまらなく欲しくなったり、獣の状態になったりするらしいし。
[らしい、というのは自分ではそうなった経験が無いからだ。半人前の証とも言える]
あとは……どこかで着替えを手に入れた方が良いかもね。
>>223
なるほど……やっぱりそれなりの人数はゲームに参戦してそうね。
どれだけの人数が乗り気なのかは知らなけど。
[手がかりは交換できなかったが]
結構ケガとか多いのね……。
私も何回か罠にあったけど、怪我せずに済んだのは運がいいのかしら。
セルウィンが行き違いで情緒不安定……確かに心配ね。
何をするかわからないし。
[お互いに血を吸いあった相手を思い出し、少し赤くなる。ソレのよしみで何か助けになりそうなら何かしてもいいかなと思いつつ]
あと玄関から素直に出ることはできなさそうだから、もっと別のルートを探した方が良いかも?
元老吸血鬼も少しはヒントを出してくれればいいのに……
― 城の一室 ―
[目を覚ましたのは、最初に押し込まれた部屋だった。
飲みかけのコップも、皺の寄るベッドのシーツも、全て部屋を出た時のまま]
……運んでくださったのかしら、それとも。
[続く言葉は紡がれることはなく、ふらつきながらも立ち上がる。
その足でテーブルまで寄ると、コップへ新たに水を注ぎ、くいと飲み干した。
少しばかり温く感じるのは、時間の経過によるものか。
初めの時とは違う衝動に身を揺らしながら、その衝動に全てを支配されぬよう堪える]
とりあえず、補給が必要ね。
ふふふ……血気盛んなどと、決めつけだったわ。
こんな事をされるなら、求めるのも当然……
相手も不運であっただけね
[覚束ない足取りのまま、部屋の外へ出る。
行く宛のないように思えるが、その足は<<曜変天目 リエヴル>>のいる場所へと向かっていた。
その首には、左の吸血痕以外に右にもうひとつ―――*]
ブラッドゲージはシーンの時間軸に従って増減してください。
イベント表で、次に回復アイテム(人間含む)をゲットすることが確定していても、ゲット描写をする前には回復してません。
(なので、アイテムなしに状態回復する場合などは、吸血して相手の■を減らしてください)
[[who ]]対象を襲いに行く途中でアイテムをゲットするのはOKです。
《薔薇のエッセンス》は、いつ使用してもいいので、■□□→□□□になる瞬間に使ったロールをすれば、獣化しないで■□□→□□□→■□□扱いにしてOKです。
なお、イベントでなくてもブラッドゲージを増減したければ、血を吸ったり怪我したりしてもいいです。
(ただし、回復アイテムはイベントでしかゲットできません)
遡及はしませんので、この後からよろしく〜
えんじゅたま、業務お疲れ様です。
ブラッドゲージ、今の所問題点見つかりません。
これ面白いね。
なおかつ、
飢餓状態→喋れないもふもふで凶暴化っていうのが、吸いに行く理由になってとてもいいと思う。
黒アルビン化するためだけに、イベントなしで減らすって手もあるんだけど、
出来ればイベントか、吸血で黒化したい男心……!!
[――続くは暴虐の嵐。
柔らかく敏感な粘膜ばかりを狙った牙の襲撃、
下肢を押し開き、肉を穿ち、内腑を刮げて執拗に蹂躙し、
跳ねる四肢を力づくで捩じ伏せ。]
佳いね、凄く良いよ、
やわらかくて弾力があって、靭やかで。
[獲物に伸し掛かり、嘴を突き立てる、
鴉は兎の総身を食い荒らし――文字通りの蹂躙。]
[銀の火傷で赤斑になった膚を容赦なく掴んで鉤爪食い込ませて、
尖った兎の耳をくちゅくちゅと噛む。
銀鎖を巻いた手首が逃れようと激しく軋むたび、
その身に過酷な『躾』を加えた。]
駄目。
大人しくしなさい。
[微笑みながら、深く抉った。*]
[これ以上吸われたら空になる、と感じていたはずなのに意外と大丈夫、あの小瓶本当に効いた、とどこか感心するような。
血を奪われて意識が混濁するにつれ、そんな現実感も薄くなる。
銀の鎖が肌を灼き始める音が聞こえた]
ヤ だ ぅああ、キラい…!アん
きら… い
[うなされるように喘ぎながら牙を覗かせる。
枷と脅しで従わされているだけの獣の、憤激。
元老吸血鬼に逆らってはいけない?
──こいつはチガウ]
/*
シーン落とす毎に変動させていたつもりだけど、誰かやってたのか、それとも私が引っかかったのか。うーん。
まあ遡及はしないらしいので、いいのかな。
>>236
ほ、褒めても何も出ないわよ!まったく……
[真正面からまっすぐに褒められると妙に照れる。照れ隠しに少しそっぽを向くが]
着替えで……?ってそれは……
[ジェフロイがポケットから出した小瓶をかざされ、自分も一つ持っている事を思い出す]
あ、ありがとう、ジェフロイ。
[差し出された小瓶をしっかりと受け取り]
う〜ん……私だけもらっているのも何か悪いわね。
じゃあこっちもこれをあげるわ。
[そう言って、もらった小瓶とは別に、すでに持っていた薔薇の香りがする小瓶をジェフロイに渡そうとする]
お互いに交換、って言うのはどうかしら?
ジェフロイも持ってて損はしないと思うわよ。
[そう笑顔で提案しただろう]
[何が起こったのか理解するまでに数秒。
――こう何度も正気を失っては、頭が可笑しくなりそうだ]
……あらあら、ツェーザルさんご機嫌斜め?
[伸ばされた指>>237に殺気を感じ、反射的に後ろに飛んだ。
散々吸血しておいて、どの口が言うかという台詞だが。
意識の転換で、反応は遅れた。
苦笑を零す男の首元から、少なくない量の血液が流れる。
折角補給したのに、無駄にしては堪らない。
裂けた服の上から肌を押さえて、少しでも失血を防ぐ]
嫌われてしまいましたか。 寂しいな。
[くすくすと悪びれない声。
そのままシルキーの傍まで後退する。
兎が会話もままならぬ様子なら、このまま逃げよう]
[えーっとタクマと話てたと思ってたのは、ジェフロイだったのか…
僕は何やってるんだろう…と思い照れた。
呼び起こす記憶。
ローレルにもちゃんと伝えた方がいいのか迷う。
狂暴化してたから、あんまり的確な情報か自信はないけど]
あ、おにいさま……
[少女は、兄が吸血を行いそして元の姿にもどる、その一部始終を茫然と見守った。自分にもつい先刻に同じことが起きていたのだが、やはり実際に目撃するのは衝撃を与えるに十分なもの。
……同時に。少女が愛しい人を喰らってしまったのだということが、実感を伴って少女の心に重くのしかかる。こころの痛みに苦しげに眉を寄せ、元の姿に戻った兄に声をかけようとしたが]
―――〜〜!!
おにいさま、血が、
[兄が傷つけられたことがわかれば声にならない悲鳴を上げる。
兎の様子の変化など知ったことではない、とばかりに男の怪我に意識をやる。逃走するか否かの判断は、男に任せることになろう。]
どう思う、と言われても分かりません。
だって、吸血鬼なんて会ったこともないんですから。
[でも、このMr.セルウィン>>222はお話ができるみたいです。]
だとしたら、すべての吸血鬼がすぐに襲いかかるものだとは思えません。
もしかしたら、温厚な吸血鬼さんもいるのかも。
[そこまで考えて、ローレルは指先を合わせて小首を傾げます。]
お話ができるなら、……ううん、ちゃんと聞いてくれるなら。
助け合うことだってできるはずだよっ!
そうじゃないなら、今、私はかぴかぴにひからびるまで血を吸われて死んじゃってるよね?
だって、既に二人に会ってるんだもん。
[そう、この二人は――吸血鬼なのでしょう。]
― 階段 ―
[歩くうちに、身体が怠くなってきた。
浴びた薬液が作用してきたのだろう。]
…くッ、
[胸が苦しくなって押さえれば、
[内側から押し上げられてシャツのボタンが弾け飛びそうだったので、前をはだけておく。
元が男であるので、乳首が見えることに関する羞恥はこれっぽっちもなかった。
膨張部に痛みはなく、揉んでみればフニフニと弾力がある。
異状を察して上腕にも触れてみたリエヴルは愕然とした。]
筋肉が… 柔らかい だと。
[たゆんたゆんと揺れる胸の均整のとれた形状は美しかったが、重心がブレて動きにくいことこの上なかった。]
/*
「随分と」のルビに「Eカップくらい」って振っちゃうリエヴルさん素敵です!
やたらと女性になる人が多いこのお城!
元老吸血鬼さん達の趣味なんですか?
[実際には、痛いことはなにもされなかった。
ジャンは優しく頭を撫でてくれ、痛くないように吸血だけをした]
うゥぅ、ウー…!
[渇きよりも、相手を間違えている怒りに、我を忘れて唸る。爪についた血を舐める思考も浮かばなかった。
唸りと嗚咽]
やだァ!ウッ、ぅエ
[口を閉じたまま近くにある小卓に指を置く。
指先が辿る形は、四角の上に三角を三つほど。
足元を指さし、図形を描いたあたりをとんとんと叩き、
別の手で自分と二人を指した後、
小卓の上の指を滑らせて、外側に向かう矢印を書く。
最期に、ゲーム、と綴った。]
>>242
まぁ、そんなものよ。
多分だけど……あなたは持っておいた方が良いと思ってね。
[小瓶の中身を確認はしていないが、きっと何かの助けになるのではと]
匂いだけのものならそうなのかもしれないけどね……。
友情の証かー。そういうのもいいかもね。
[とりあえず、ある程度の会話と情報交換が済めば、また別々に分かれて探索しようという話になるだろうか。
またどこかでと言ってジェフロイとは別の方向に探索へと向かっただろう]
どうしてもツェーザルさんとジャンさんを戦わせたがるラ神がwww
おにちくwwww
ラ神まで調教する我が主に、どんな顔をしたらいいのか分かりませんww
やっぱり言おう…
僕が会った中でちゃんと話せたのは、シルキーとローズマリーって女性と、ジェフロイとアルビンっていう男の4人。
リエヴルは茶色い髪の男で強いし、吸血されたから特に気を付けて!
飢餓状態の人間はだれであっても、注意するんだよ!
[心配そうにローレルを見つめた]
― 階段 ―
[ふらりと足が向いたのは、元老に捕らわれる直前にいた場所。
同じ轍を踏むつもりはないが、同じ場所に同じトラップがかかっているとも思えなかった。
そもそも、あれはトラップの類だったのだろうか。
泡立つ疑問の答えを見るため、一歩踏み出す。
―――――――その足が、再び深淵を踏む事はなかった]
まあ、そうですよね。
同じ仕掛けが残っているわけない………ん?
[階下の方から、微かに刺激臭がした。
徐々に近づいてくるそれに、生き物の気配を感じ取り、ゆっくりと身構える。
そして獣の目で姿を捉えると、相手を確認する事なく飛び掛かった*]
[ローレルがMr.セルウィンのお話を聞いていると、タクマおじさんが近付いてきました>>253。
指で示された図と文字>>254は、「ゲーム」。]
私達によるものじゃなくて、他の人主催のゲーム……
[その「誰か」が、「元老吸血鬼」なのでしょう。
ローレルは問いかけてくるMr.セルウィン>>257に答えようとします。]
見た、けど……最初は猫だったんだよ。
それが、おじさんに噛み付いて……その後、猫から人間になったの。黒い髪の、ちょっと神経質そうな感じの……人? だったよ……。
[そう答えたところ、Mr.セルウィンは心配そうな顔をしました>>258。
詳しいお話を聞きますが、吸血、飢餓状態、よく分からない数名の名前にくらくらします。
ローレルが混乱していると、タクマおじさんの手がMr.セルウィンの肩に伸びました>>255。]
/*
時間軸整頓したがる頭の弱い子になってるよねローレル!
ごめんね! おじさんしゃべって、じゃない書いて?
会話してる二人がとんでもなくボケ倒しコンビに見えてきました。
でもきっとおじさんもボケ寄りだと思います。
/*
逃げ出したところに戻りたくないしなぁ・・・
このままふらふらしとくかねぇ
ここに来て体調不良とか…だるだるダルメシアン
— 中庭 —
[眸だけは笑っていた梟の表情が、睦言>>+10>>+11によって真摯な色に塗り変わる]
鳥の翼を奪うは、
──相応の覚悟を要すること
[垣間見せた重苦しい吐露は忽ち愉悦含む頬笑みへ戻り、
歯の内を撫でるよう、食まれたままの指先を揺らした]
嬉しいね、信じるとも
貴方のような方と交わす血の歓は無上
折角の宴だ、まだ脱落者もおらぬうちに
…その嘴と爪で引き裂いておくれ、*乱鴉の大公よ*
[傷つける心算も、吸血を重ねる心算もない。
多少でも怯んだり動きが止まってくれれば、其れで良かった。
そのまま兎から飛び退き、シルキーを庇うように着地。
男の右腕には新たに傷が一筋、赤が垂れる。
反撃の為、小さな動きで突進を避けた代償だ]
ツェーザルさん、またね。
助けようとしてくれて、ありがとうございました。
[今の彼に、声が届くかは分からないが。
大理石の欠片を一つ拾い上げる。戦利品として貰っておこう。
にこりと微笑むと少女の手を取って、
振り返ることなく立ち去った*]
/*
飴がぽんぽん飛び交ってるな。
みんな、そんなに話してるのか。
ところで、アルビンの灰ptが枯渇してるとか、なにごとだ…
― 階段 ―
[皮下脂肪の厚さはダメージ軽減に役立つ。
とはいえ、胸部の異状な膨張はメリットよりもデメリットを多く感じさせた。
メロンをふたつ結びつけられているかの質量が、細くなった筋肉に負荷を強いる。
ツンと上を向いた乳首は桜色に尖り、シャツと擦れる度に構って欲しいとばかりにシグナルを送ってくる。
なにより、この姿では城外へ出る手段を見つけたとしても、出るのが躊躇われた。
今回ばかりは口癖の「是非も無し」ですませられるものではない。]
心理トラップか──
[真面目に解釈して呟く声のトーンさえ、普段より高く、自分ではないようだ。
ちなみに下の方がどうなっているか確認するに至っていないのは天然です。]
兎 ツェーザルは、黒猫 クロイツ を投票先に選びました。
─廊下─
[それから、
窓を確認しながら階段を探して登り続けた。
はるか高い場所が見える事もあれば、驚くほど地面が近く見える時もあった。
探し方が悪いのか、そもそも存在しないのか、結局屋上へ出る事は出来なくて。
仕方なく階段を降りたら、今度は体感1階分下りただけで、見覚えのある玄関ホールに着いた]
……訪問客に優しくない城だ……。
[幻覚に惑わされ登ったつもりになっていただけなのか。
それとも本当に城の構造が動いているのか。
アルビンに判断する方法はなかった]
― 廊下 ―
[吸血蔦が暴れる温泉には行きたくない。
かと言って先ほどのように、不意打ちで襲うのはできればしたくない。
未だ癒えぬ飢えた体を引きずるように、血を求めてゆるりゆるりと歩いていた。]
[城の構造を把握することに意味がないのならば、誰かと協力し合う方がいいかもしれない。
今度は人の気配や音を探して歩く。
出来れば友好関係を結べたジェフロイがいい。おそらく、簡単に死ぬタマではないだろう。
そんな時に]
……!!
[ふいに鼻先をごく嗅ぎ慣れた匂いがかすめた気がして、全身を硬直させた。
鼓動がごく弱くなった心臓がドクリと脈打ち、じわりと汗が噴き出す]
違う……だって、来ない、って……。
[血の親の香り]
[沼のように広がりゆく深い闇。
逃れようと彼女の身体に力が満ちる。
その首筋に、どこからか現れた銀の蛇が絡みついた。
細く長い牙を項に刺し入れ、印の目覚めを促す。
束縛の蔦は激しく明滅しながら伸び、彼女の全身を覆った。
痛みに蹲った彼女を闇の咢が銜え込む。
ゆっくりと、時間を掛け、蛇が獲物を呑みこむかのように、闇は彼女の全身を呑んでとぷりと消えた。]
[緊張と恐怖が一気に解消されて、
普段より警戒心が薄れていたのは間違いない。
近づく男性へこちらも一歩寄り]
急にすみません。
貴方も参加者でしょうか?
良かったら、一緒に出口を探しませんか?
俺はアルビンです。
アルビン・ローレンツ……、バルシュミーデ。
―廊下―
[繰り返すが、元来、余り戦闘は得意ではないのだ。
兎から無事逃れられたのは、運が良かったと言えるだろう。
相手は追いかけてきそうになかったが、
それでもある程度の距離を駆けてから、漸く立ち止まった]
……すみませんでした。 色々と。
[繋いだままだった手を離し、少女へ苦い笑みを向ける。
色んなことがありすぎて、何を言えば良いのか分からない]
予想以上に危ないですね、この城は。
まるで吸血鬼に、血を喰い合せるためのゲームみたいです。
[父の趣向を考えれば、強ち外れてもいないのではなかろうか]
— 暗い部屋>>15>>16 —
調子はどうだ?仔猫ちゃん
[音なく舞い降りた梟は一撃で獲物を押えつける。
全てを見ていたが、敢えて尋ね。這いつくばる黒猫の首筋へ細く長い指をかけた]
何度か味見はさせて貰っていたのだったかな…
[吐息交じりに囁き、間、髪を入れず牙を埋め込む。
訓練と称して色々仕込まれた仔猫の血は、躾の良い仔吸血鬼に特有の洗練されて雑味がない淡泊。
舌触りに棘を残す深みは、従順に振る舞いながら、その腹に凝る自由への願望。それらを含めて、紅榴候の選ぶ「好み」のまま。
親に捨てられ100年巣立ちを待つ蛇の養い子へ、あやすように喉の下を擽り血を啜った]
[Mr.セルウィン>>263とタクマおじさん>>270の様子を、ローレルはそれぞれ眺めます。
ふたりの話しぶりからすると、とても仲がよかったのでしょう。
「よかった」としたのは、今がとても気まずいからです。
Mr.セルウィンは、悲しそうな、とも、後ろめたそうな、ともいえない顔で友達を見ています。
白衣のタクマおじさんも、真っ直ぐに友達を見返しているようには見えません。
じゃあどうするんだろう、とローレルは思いました。]
だからといってこの「ゲーム」とやらを楽しむつもりは、ふたりにはないのでしょう。
そこだけはよかったと思っても、いいのではないでしょうか?
[ひとつだけ、ローレルはいいことを見付けた気になりました。
ふたりの邪魔をしたくはないので、2歩ほど下がって。]
翼の生えた猫になりたいのならば、
…もう少し頑張ることだよ、クロイツ
己が餞別に相応しいと示すには、私達が貴方の為に残した時間は少ない
[峻厳な言葉は、だがもう聞こえてはいないだろう。
人の姿を保てなくなるまで奪い続けたから。
手を伸ばし、肉を喰いちぎられた黒猫の前肢に触れる。
これは馴染みの貴方へのサービスだよと囁いた*]
声無しの タクマは、ランダム を投票先に選びました。
声無しの タクマは、ランダム を能力(守る)の対象に選びました。
あぁ、あなたも…アルビンさんも…そうですか。
[一緒に出口をと言われて、一瞬わが耳を疑った。
いつ襲い襲われるかわからないのに]
私はクロイツと申します。
一緒に探すのはやぶさかではありませんが、
その前に、お願いを聞いて頂いてもいいですか?
[一礼して、自己紹介しつつ無茶だと思われる願いを告げる。]
……あなたの血を、少し分けていただけないでしょうか。
ひどく、飢えていまして……
[理由は参加者であれば言わなくても分かるだろうと敢えて告げることはなく。
それで聞き入れられなければ、本意ではないが、最終手段に出るしかないかと思いつつ。]
黒猫 クロイツは、元・神父 アルビン を能力(襲う)の対象に選びました。
青銀 エレオノーレは、ランダム を投票先に選びました。
[宵闇に似た闇の中ならば、人より狼の方が見通せるのは必然。
鋭く光る瞳には、男の一投足がよく見えた。
踏みとどまろうと力を込める筋肉の動きも、カウンターとして構える拳も]
―――――ッハハ!!
[蹴りだした勢いに、
拳を構えた腕の肩目掛けて、抉るように突き刺した]
― 廊下 ―
[起き上がってしまえば、元老吸血鬼に襲われた直後よりよほどダメージは少ない。
上半身と手首を蝕んでいた火傷もすぐにまた消えた。
しばらくぼんやりと記憶を反芻する。
つまり、ローズマリーに貰った瓶でジャンを助けた、と同じことがトコロテン式に起こったんじゃないかと、天才的ひらめきで思いついて。
にへっと笑った]
んー……腹ぺコぉ
[くしくしと鼻をこすって、あたりを見回した。
折角誰かに出会えたのに、脱出するための情報のようなものは一切手に入らなかった。
近くに<<兎 ツェーザル>>の匂いはあるだろうか]
/*
みんな仲良く■ひとつないかんじ?
セルウィンがあれホントは全快しちゃいかんだろうてww
ま、いいけどね。
だってあんなんOKになったらみんな勝手に人間捕まえて全快しちゃうじゃんwww
………
[もうだいぶ遠い。
走ってたもん。二人とも]
……あっ、齧らセてくれるッテ言わなカった!?
[しかもあの女の子にはポケットになぜか入っていた石ころもあげた気がするのに。
ぷすー、と唇を尖らせて一度足で床を踏み鳴らした]
[……でも、苦しんでいる人を目の前に、無視する事はどうしても出来なくて。
飢える苦しみはアルビンも分かる。よく分かる。
迷う時間はそれほど長くなかった]
どうしても、と言うなら。
……ひとつだけ守っていただけるなら。
[アルビンは拘束具の喉の部分を解き、肩口までを露わにする。
斬られたり咬まれたりで、塞がった傷の残る喉]
……飲んだ後、すぐに逃げて下さい。
俺はたぶん、貴方を襲う。
―廊下―
[兎が倒れこむのを横目で見ながら、少女は男の手を握って走り去る。]
有難う、おにいさまを助けてくれて。
[途中、後ろ髪を引かれるように後方を振り返り。
小さくお礼を言った。脳震盪を起こしているらしい相手に聞こえたかどうかは定かでないが。
ごたごたで、大理石の欠片は貰いっぱなしになっているのだが、すっかり頭の隅に追いやられてしまっていた。*]
[ゲームを楽しむつもりはない。
ローレルに言われて、少し明るい顔で頷く。
少なくとも、そこは一致しているのだ。
少し離れたローレルの方へ踏み出して、
肩を軽く叩くよう手を伸ばす。
感謝の意を込めて。]
[どうしようもない、などと暗い顔をするセルウィンにも、
肩に回すような形で手を伸ばした。
小さく笑いながら首をまた横に振り、
浴室の扉を指してから、歩き出す。
ローレルにも目をやり、手招きしてから外を指さした。]
[笑いにも似た呼気が肌を掠める。
闇を抜けて奔る襲撃者の動きの速さに目を見張った。]
── ッう… !
[自覚しているより頼りない腕のカウンターが襲撃者と交錯し、迎撃しきれずに、右肩に爪が突き立つ。
血の色と匂いばかりは、変わらなかった。]
[追いつける気はまったくしなかったけれど、とりあえず二人の去った方へ走り出してみる。
ジャンの血は少し舐めたから、ぼんやりと距離感はわかった。遠い]
お腹ー! 空イたー!
[走りながら大声で主張した]
― 廊下 ―
[所々で吸血鬼同士が争う気配がある。どこかに首を突っ込めば、かなり面倒になりそうではあるが]
……難しいわね
[どうにかタイミングを計りつつ、話を聞いた方が良いのだろうかと>>274>>275の二人の男の姿を物陰から見つめていた]
[男の足が止まればそれに従って足を止める。
思いもよらぬ謝罪の言葉>>277に、少女は俯いて答える。
睫毛が頬に影を落とした。]
……謝らなければならないのは、私のほう。
ごめんなさい、我を忘れるほど飢えたことがなかったの、よりにもよってあなたを傷つけるなんて。
[その言葉は言外に「あなた以外なら傷つけても良かった」と聞こえるであろうものだが、構いもせず。
唇を噛んで、涙を押しとどめようとした。]
こんなに悪趣味な余興だとは思わなかったわ。
早く出ないと。
[男の話を聞いているんだかいないんだか。
自分自身に言い聞かせるように呟いた。]
アルビンさんも、飢餓状態ですか。
……それでも人の形は保っていられるなら
私と同じか、もう少し余裕があるのでしょう。
[そう言うと、革袋を取り出しアルビンの手に握らせた]
その中の小瓶は薔薇のエッセンスが入っています。
一回の吸血と同じ程度の飢えを回復してくれます。
私は薔薇の匂いが得意ではないので。
……なので、私が血をもらうのと同時にそれを飲めば、今と同じ体力は保てる筈です。
[そう告げてから、なるべく痛みを与えないように、アルビンの肩にゆっくり、ぷつりと牙を刺そうと顔を近づけた。]
/*
襲撃と投票な。
3狼だっけ?
墓視点で来て欲しい人と、地上視点で墓送りしたい人は当然まったく違うわけですがここは大人げを発揮して後者を優先するべき
兎 ツェーザルは、抗う者 セルウィン を投票先に選びました。
― 中庭 ―
[大鴉の牙は余の吸血鬼と比べても長大なもの、
歯列をなぞる指先を自らのそれに触れさせ]
鴉は貪欲、
故に
[密やかに笑み、秘事明かすように声潜めて告げた。]
けれど、愛おしい梟の君、今だけは
[組み掴んだ手、ぐいと後ろに引き、
懐深く誘った]
……不味い、追いかけて来た。
[確りと血を頂いたので、ツェーザルの居場所はほぼ分かる。
彼がこちらに向かって動き出したことに気付けば、
その意図は分からないものの、余り宜しくない事態な気はする]
逃げましょう。
[彼女の手を再度とって、会話は移動しながらすることにする]
― 仄暗い闇の中 ―
[闇が獲物を導いたのは、仄暗く狭い岩の胎の中。
水の匂い濃い場所で、滑らかに整えられた岩の上に獲物を押し伏せ、白の魔は華奢な身体の上に覆いかぶさる。
彼女の肌を彩る戒めの印は、今や銀の蛇と化して無数に肌を締め付けていた。]
楽しみにしていた。この時を。
[わずかな変化も逃すまいと顔を彼女に擦り付け、立ち昇る匂いを嗅ぐ。
幾筋も浅く肌を斬り裂き、肌理に滲む赤を舐めとりながら這い登り、首筋にたどり着けば幾度かの口づけを散らした後、ゆっくりと、ゆっくりと牙を埋めた。]
[口腔に溢れるは背徳の味。
滋味が身体の隅々までいきわたり、失われたはずの熱が指先まで巡る。
満足するまで吸い上げ、飽いては牙を抜いて舌先で弄り、再び衝動が高まれば新たな傷を穿ち。
心行くまで堪能したあと、ようやく彼女を解放した。]
ごちそうさま。やはり君の血は美味だな。
癖になりそうだよ。
[意識の無いまま闇に運ばれていく彼女を見送り、ひらと舌先で唇を舐めた。*]
[タクマおじさんが表情を緩めた>>287ように、ローレルの目には映りました。
ローレルはぱっと顔を明るくして、手を伸ばしたおじさんに近寄ります。
軽い感触が肩の上にのっかりました。
その手がなによりも雄弁に思えて、ローレルは笑みを返します。
Mr.セルウィンの方を見ます。
あと笑っていないのは、Mr.セルウィンだけでした。]
ね、笑おう?
難しいこと考えてても、今は何にも起きないよっ。
…………ね?
[おじさんの手招き>>288に応じて、ローレルは頷きます。
Mr.セルウィンはもう笑っていました>>294。
誰も来ませんように、そう願いながら、ローレルも歩き始めました。]
/*
んー、んむ、その
とりあえず脱出ゲームする気が薄くて、かつ個人目標に元老必要な人おとせみたいななんかアレ
ローレルは事態把握タイムが遅かったからたぶんこれから
ただしセルウィンが墓に行くと梟が困る(真顔
[懐中に抱いた紅の華を
暫しの間、慈しみと恍惚の眼差しで見つめ、
徐ろに朱唇に喰らいつき口を塞ぎ、
絡めた舌を貪った存分に舐めずり突付き、
自らの口中深くに導き入れて。]
お約束通りに
[ぶつり、と噛み切った]
そうだね、ローレル。
希望を持ってこう!
若いのにしっかりしてるね。
[タクマを「おじさん」っといっていたので、ローレルから見たら、自分もおじさんなんだろうなと思いながら歩いていく]
追いかけて?
[体格の不利をカバーし、持ち前のすばしこさを活かす。
ヒットアンドアウェイで戦うのが少女の元来のスタイルであった。
流石に大の男に真っ向から勝負を挑まれれば勝てる気はしない。]
ええ、逃げましょう。
[少女は兄の言葉にこくこくと頷いて、導かれるまま駆け出す。]
[距離はあるので、駆ける必要はない。
相手の位置に合わせて、考えながら動けば良い]
――…良いんですよ。
言ったでしょう。僕は貴女に捧げると。
むしろ他の方へ意識が向いて、
お嬢様が更に危険を冒すことにならなくて良かった。
[彼女の謝罪>>292に首を横に振り、繋ぐ手にそっと力を込める]
この先も、僕の血は"当て"にして頂いて構いません。
傷ついてなど、いませんから。
貴女の糧になれるなら、それは何よりの悦びです。
[静かに浮かべる微笑み、告げる言葉に嘘はない。
とはいえ、彼女は其れをきっと喜ばないだろうから、
そういう事態に陥らない努力が先決ではあった]
/*
メモのやりとり、
ローレル「綺麗にまとまったところにアレなのですが、替えの服は大丈夫でしょうか……。」
おじさん「更新を心待ちにしているのです…」
聞いてはいけないことを聞いてしまった感がww
>>298が目に入ったので、ローレルは十代半ばくらいに見えているんだろうなと思ったことをここに残しておきます。
因みに、ローレルの目には、おじさんは40歳くらい、Mr.セルウィンは二十代前半くらいに見えています。
こんな風に。
「年が離れていても男の友情はあるのです!
男同士の友情は血よりも濃いそうです。ローレルは感激しました。」
[牙を通して潤う喉に安堵する。
特に飢えた時に潤す血は極上のワインより快く酔うような感覚を与えてくれる。
牙を抜くときに傷口をチロリ舐めれば、傷が癒えるのも早くなる。]
……ありがとう、ございます。
[アルビンから一歩離れて礼をする。]
逃げたほうが、いいでしょうか?
[アルビンの様子を見ながら尋ねる。]
— 地下迷宮・玄室 —
[宙に膝を組んで、紅は閉じた唇で笑みを象る]
『さて、そろそろ脱落者を定めよう時だね』
[指先を頬へ触れて、ゆるりと傾ぐ。
背に垂らした赤毛が揺れて流れた]
『夜に生きるに相応しくない者は、誰か?』
[審判を下すという建前通り、あるいは、手の内へ引き込んでもっと深く戯れたい相手]
『……』
[あれを欲しいという聲があらば、ますます笑みは深くなるだろう*]
/*
温泉組「俺達の戦いはこれからだ!」
ご愛読ありがとうございました!(霧ならぬ湯煙の中に消えていく)
みたいな演出を見たいローレルです。
[目を細め、ゆるりとクロイツの背を撫でる。
熱に浮かされたような声で。
恐らくクロイツには意味の分からないことを告解する]
あの方は古くて偉大な存在。
信望者も近習も星の数ほど居る。
あの方は「私」を愛してはいない。
でも、何かがお気に召してるのは確かです。
恐らくそれは「私」の身の上でしょう。
[血が啜られる悦楽と、そして増して行く渇きに、はぁ……と苦しいため息をつく。
牙が離れた。傷口を這う舌の感触。
ああ、クロイツは優しい人だ。
ゆっくりと目を開き、離れたクロイツを感情のない目で見る]
……だから、「私」はあの方から逃げなければいけない。
あの方を拒み、自由を望み、死を希う、清らかな「元・神父」でいなきゃいけないんです。
「現・吸血鬼」になった途端、あの方はきっと「私」はあの方にとって、
星の数ほどいる詰らない信望者の一人になり果てる。
あの方はきっと興味を失う。
だから。
― 露天風呂 ―
[セルウィンと、ローレルと共に先へ進む。
室内へ戻るのではなく、外へと足を向けた。
自分にも行くあてなど無いけれど、
とりあえずは、城の外に近い場所まで行きたい。
ならば、露天風呂から出てみるのが近道だろう。
そんな考えだった。]
[向こう側を軽く確かめてくると合図を送ったあと、
露天風呂を囲う高い壁を身ひとつでよじ登り、
霧が立ち込める外側へ身体を落とす。
飛び降りた足が地面についたとき、
ぱっと顔を上げれば、下で待ってもらっていた二人がいた。]
………??
[確かに自分は向こう側へ降りたはずなのに、
飛び降りたら露天風呂の内側だった。
一体何がおきたのかと混乱するが、
ひとつ確かなのは、どうも一筋縄ではいかないということ。]
今日も、清らかなふりをして、
「これ以上罪を犯さなくてすみますように」
「世界中の人々が幸せになりますように」
そんなクソみたいな祈りをし続けるんです。
「私」はそんな浅ましい存在なんですよ。
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