情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
旅人 ニコラス は、仕立て屋 エルナ を占った。
次の日の朝、楽天家 ゲルト が無残な姿で発見された。
ついに犠牲者が出た。人狼はこの村人達のなかにいる。
しかし、それを見分ける手段はない。
村人達は、疑わしい者を排除するため、投票を行う事にした。
無実の犠牲者が出るのもやむをえない。村が全滅するよりは……。
最後まで残るのは村人か、それとも人狼か。
現在の生存者は、少年 ペーター、神父 ジムゾン、少女 リーザ、農夫 ヤコブ、負傷兵 シモン、仕立て屋 エルナ、パン屋 オットー、青年 ヨアヒム、村娘 パメラ、旅人 ニコラス、シスター フリーデル の 11 名。
………………へぇ。
[今、窓際に佇んで窓の外の景色を見下ろしているのは、
いつもの“ペーター”とは違う声。違う表情。
いつもの“ペーター”は、眠っている。
だからこそ自由を得た、もう一つの姿。]
旅人 ニコラスは、少年 ペーター を能力(占う)の対象に選びました。
―回想・前日の宿屋厨房―
[シモンの作り上げたパイ>>269を見て、思わず感嘆の息を漏らす。教えた側としても、予想以上の出来だった]
――これが、人の為に作るということか。
[心の中で、咀嚼するように呟く。元来、人の為に作るということは、相手の理想そのままに作るということではない。相手の理想に合わせることも、或いは大切なことなのかもしれないが、それ以上に“自分が”相手にどのような価値を提供したいかという願いが、その真価を決めるのだ。
期待以上を作るということは、そういうことである。自分などより、シモンの方が物作りには向いているのかもしれないとさえ勝手に思う。
しかし、だからと言って嫉妬や羨望を抱くこともない。そんなものを抱けるのであれば、自分もとっくに期待以上を作る域に至っているだろう]
なに、それは君の望みが為したものだから、僕はその手伝いをしただけ。殆ど何もしていないようなものだよ。
でも、まぁ――どういたしまして。
[含みなく応える。「ありがとう」と言われたのなら「どういたしまして」と応えるべきだと。それは半定言的な命法だと。昔、彼女にそう教わり、願われたから]
―深夜・自室―
[宿の灯りも既に途絶え、村が闇に呑まれた頃。人々は得てして寝静まり、冷気に塗れた静寂が村の全てを支配するのだった。]
――逝ったか。
[呟いた言葉は闇の蔓延る冷たい部屋の壁に絡め取られ、消失する。立ち上がってみると、空間がどこか張りつめているように感じるのだった。空間そのものが神経を張り巡らせているかのように。挙動の一つ一つが、空間を伝って響き渡る。
…は意識を埋めるように目を閉じて、時折窓の外を見遣っていただろうか。その瞳に映る闇は深淵にして、あまりにも空虚だった。]
[内なる獣が、空気中を伝わる死の香りに誘われて、鞘から抜かれた刃のように、鋭い意識を煌めかせる。]
――悪くない。
[久しく満たされることのなかった己の中身を、獣の意識が静かに、されど君臨するように、埋めていく。
もしも、人間を愛してやまない全治全能の神がいるのなら、この己の存在をも必要悪だというのだろうか。或いは、生まれながらにして空っぽのままの己に、このような中身を与えることが、己に対する必要悪だとでも言うのだろうか。]
……。
[窓の外を眺めながら、裏口から彼が帰ってきた>>259のも空気から伝ってきただろうか。或いは、己の起きていることが相手に伝わることもあったかもしれない。
――その夜の月は、何故か赤く見えた。]
―夜明け・談話室―
[夜が明けると、特別に変わった様子があるでもなく、談話室へと向かう。既に人がいたならば挨拶の一つくらい交わしただろうか。或いは、誰も居なければ何をするでもなく、誰かが来るまでじっとしていただろうか。]
――既に、一人欠けていることには、一体誰が気が付くだろうか。
[心の中で漠然と呟く。或いは、当事者がその事実をそれとなく仄めかすこともあるだろうか。
…は何もしていない間、己の記憶からアルバムを引き出すように、回想へと踏み込む――
――とは言うものの、もし誰かに朝食の準備の手伝いを頼まれたならば望み通り手伝い、蒸発したゲルトの捜索についても頼まれたなら手伝いもするだろう。]
― 宿屋・早朝 ―
[昨夜宿泊した人が多いので、いつもより早く起き出して談話室の暖炉に薪を入れて部屋を温める。
準備をしていると、そこへオットーが降りてきた。]
おはよう、オットー。
[早起きだなと言い掛ける前に、パン屋という職業柄朝は慣れているのかもしれないと思い直した。
今の時間は大抵ゲルトがベッドの中に入っている。だから不在に違和感を覚えることなく、オットーに声をかけた。]
申し訳ないが、朝食作るの手伝って貰えないか?人が増えたから、流石に一人で全部準備するのは大変なんだ。
[了承されると厨房に向かい、朝飯として温かい野菜入りスープとオムレツ、ペーターが昨日持ってきたパンとマルメロのジャムと温かいお茶を用意して談話室に運び、”ご自由にどうぞ。”とメモを残す。]
……あれ?ゲルトはまだ起きていないのか?
[準備が整ってもゲルトは姿を見せなかった。いつもは食べ物が出てくると、何処からともなく現れるものなのだが、気配すらない。
部屋にいないか見てくると言い残し、ゲルトが泊まっている二階へ確認しに行った。そこがもぬけの殻だと分かると、嫌な予感が湧き上がる。寒がりで朝に弱いゲルトが、こんなに早くから外に出ているのは明らかにおかしい。
一旦談話室に戻って、そこにいる人へ手伝いを頼み、ゲルトを探しに宿屋を出る。]
― 朝、談話室 ―
[談話室へと向う。特別に変わった様子はない。昨夜も特に何もなかったし、フリーデルの言うように何の問題もないのだろう。再度、ただの杞憂だったのだと思い直す。
…は変化に気付いていなかった。]
おはようございます、オットーさん。
あ、アップルパイのお裾分け有り難う御座いました。美味しかったですよ。
[一昨日、オットー手製のアップルパイをニコラスから渡された。作った本人に直接感想を伝えなければと思っていたのだ。
どうと言うことはない、何時もの笑顔で挨拶をする。]
[一昨日の前日、もう3日前の事になるのか。ニコラスが村へ帰って来た日、一昨昨日の夜にライ麦パンが調度が切れてしまったのでパン屋に買いに行こうと思っていたのだ。気を利かせたニコラスが代わりに買いに行ってくれたのだが、調度良くミッシュブロートが売っていたらしい。
不思議な事に…がパン屋に行くと食べたいと思っていたパンが何時も用意されているのだ。依頼する前から買いにいかねばと思っていたパンを教会へ配達して貰った事もある。]
[まだ人の集まっていない談話室を…は見渡す。シモンにおはようと挨拶をして、自分も朝食を手伝うと申し出る。]
皆さん、お休みなんですね。
皆さんが起きてしまう前に朝食の準備をしましょう。オットーさんも手伝って下さいますか?
[そう言って、シモンとオットー達と厨房へと。向った先、厨房の棚にマルメロと林檎のジャムを見つけた。**]
あ、マルメロ…。
[まだ人の集まっていない談話室を…は見渡す。シモンにおはようと挨拶をして、自分も朝食を作るのを手伝うと申し出る。]
皆さん、お休みなんですね。
皆さんが起きてしまう前に朝食の準備をしましょう。オットーさんも手伝って下さいますか?
[そう言って、シモンとオットー達と厨房へと。向った先、厨房の棚にマルメロと林檎のジャムを見つけた。**]
あ、マルメロ…。
― 宿屋厨房・少し前 ―
[手伝うと申し出てくれたジムゾンに礼を言って、厨房へ移動する。皆が起きる前に朝食の準備をするとの意見に同意しながら。
ジャムを見つけて、マルメロと呟いたジムゾンに首を傾げた。]
ん?どうした、マルメロのジャムに何かあるのか?
[――寝付けなかったのか、点検か、見回りか。
森の中の惨劇など知る由もなく、呑気にそんなことを考えながら部屋を出る。
頭痛が取れ、頭が冴えているのとは反対にその勘は鈍り、どこか警戒も緩んでいたのだろう。
気づけたはずの異変を見落としていたことに、そのときはまだ、気づいていなかった**]
―朝・宿屋―
[環境が変わったせいか、つい寝過ごしてしまい――とは言え、充分に早い起床ではあるのだが。
少し慌てて階下に下りる。
談話室に顔を出すと、大人たちは、もう朝食の用意を始めていた。
リゼットも手伝えることを探して朝の準備を終わらせると、シモンがゲルトの不在を不思議がる>>7]
ゲルトさん、宿にいないんですか?
どうしたんだろう……。
[ゲルトの人となりには詳しくないが、活動的でないことくらいは知っていた。そんな人物が災害的な大雪の中、わざわざ外出するなど、余程のことだ]
いってらっしゃい。……気をつけて、くださいね。
[大雪の中の人探しなど、リゼットは役に立てないし、大人たちも少女を参加させはすまい。
だから、ゲルトを探しに行くシモンたちを見送って。
彼らが戻ってきたらすぐに体を温められるよう、暖かい飲み物と毛布を用意して待つことにした]
―宿屋・談話室―
[思ったよりも眠り込んでいたようだ。
談話室にはすでに朝食の用意が整えられていた。>>6
農園の様子が気になるので、朝食は辞退して帰るつもりだったが、人の口に入るものを育てているという職業柄、せっかく用意されたものを断るのも気が引けるので、朝食だけはいただいてからにしよう。
そんなことを考えていると、ふとシモンがいないことに気づいた。
客として宿泊している他の者はともかく、従業員として働いている彼がいないのは妙だ。
談話室にいたリゼット>>16に尋ねると、ゲルトを探しに行ったという。]
ゲルトがいないって?
[既視感と、胸騒ぎを覚える。
3年前、自分と恋人が訪れた村で巻き込まれた騒動も、こんな風に、一人の村人の失踪から始まった。
外は大雪。
シモンのほかにどれだけいるのかわからないが、人手は多い方がいいだろうと、自分も捜索に加わることにした。]
[他の大人たちより、やや遅れてヤコブが談話室に姿を現す。
給仕をしようと彼の下に歩み寄ると、シモンの不在を問われた]
シモンさんなら、ゲルトさんの姿が見えないから、
外に……探しに……出かけました。
[ゲルトの行方が分からないと聞いて、ヤコブの表情が曇ったように見えた。
その翳りから単純にゲルトの身を案ずる以上の何事かを感じて。
自らも捜索に加わると言うヤコブを、不安そうに見送った]
―昨晩・自室―
――…人臭くて、かなわねえや。
[談話室を出て、自室へと戻る男が口にしたのは、一言。
人一人増えるごとに増す人熱れに限界を迎えそうだったから…人の多いところは苦手だなんて、それらしい事まで言って見せて。
閉めた扉へと凭せ掛ける身体は、気温に反して何処か熱かった。
……そのまま、宿屋の中が静寂に包まれるその時まで、持ち上げた腕を顔へと当ててぼんやりとしていた。]*
―→談話室―
[降りていけば、朝食が用意>>6されていたけれど、用意を行ったのであろうシモンの姿や、何時も談話室に見えるゲルトの姿は見えなくて、首を傾げる。
近くで同じような疑問を口にする声が聞こえれば>>18、リゼット>>19との遣り取りを暫く見守っていた。]
この雪の中、何処に行ったってェんだよ。
[呟いてみたけれど、その時、男の頭に浮かぶのは氷の森の一角。
そう宿屋から遠くもない場所。多人数で探せば"ゲルト"を見つけるのにそう時間はかからないかも知れない。]
――…ゲルトが入れ違いで戻ってくるかもしれねえし、俺は残るかねえ。
[だから、と口にした宣言は挨拶代わり。
捜索を請われれば、気を変えもするだろうけれど、自分から外へ向かうつもりはないのだった。]**
/*
むむむ、今日こそオットーと襲撃相談するんだ…
勝手にゲルト襲撃してしまってすまぬ…
したかったら言ってくれていいのよ…赤で言えないけど…
旅人 ニコラスは、青年 ヨアヒム を能力(占う)の対象に選びました。
―白い森―
[場所の見当ははじめからついていた。特に迷うことなく、導かれるように、その場所へ歩を進めると、無残なゲルトの遺体を目の当たりにすることとなる。正確には、状況からゲルトの遺体であると推察される遺体を、目の当たりにしたのだった]
――最早、遺体と言って良いのかも怪しいものだけれども。
[喰い残し――という言葉が自分の中ではしっくりくるのだった。
勝手知ったる相手の遺体を見ても、特に何も感じることはない。こういった無残な遺体を見ることははじめてではないし、敢えて理由を付けるのであれば、ゲルトの死はとっくに感知している。
近くに聳える深く抉られた無残な樹氷は、ゲルトの遺体を見下ろして嗤っているかのように見えた。]
/*
僕→俺に喋り方が変わった時に人間を食べることに抵抗が無くなってしまったというそんな俺。
薔薇は季節ごとにデザイン変えてて、国主様も大変だろうなあと思いながら楽しく見てる。
―白い森―
[場所の見当ははじめからついていた。特に迷うことなく、導かれるように、その場所へ歩を進めると、無残なゲルトの遺体を目の当たりにすることとなる。正確には、状況からゲルトの遺体であると推察される遺体を、目の当たりにしたのだった]
――最早、遺体と言って良いのかも怪しいものだけれども。
[喰い残し――という言葉が自分の中ではしっくりくるのだった。
勝手知ったる相手の遺体を見ても、特に何も感じることはない。こういった無残な遺体を見ることははじめてではないし、敢えて理由を付けるのであれば、ゲルトの死はとっくに感知している。
近くに聳える深く抉られた無残な樹氷は、ゲルトの遺体を見下ろして嗤っているかのように見えた。]
― 厨房 ―
[マルメロのジャムを目にした瞬間、前にシモンが言っていたマルメロの蜂蜜漬けの事を思い出したのだ>>0:202。きっとマルメロの蜂蜜付けを作った際にこれも一緒に作ったのだろう。つい口から零れた独り言を聞かれれば困ったように視線を彷徨わせた。]
あ、いえ。その、貴方が言ってた、マルメロの蜂蜜付け……。
[棚にずらりと並んだ瓶の中には蜂蜜に浸されたマルメロもあった。ジャムの方を手に取って提案する。]
随分寒くなりましたから、風邪予防の為にマルメロのジャムも朝食に出しましょう。
もしかしたら、ペーターは風邪を引いているかもしれませんし。
― 談話室 ―
[オットーの焼いたパンは勿論のこと、レジーナ直伝というマルメロのジャムは美味しかった。マルメロジャムをひとすくい、紅茶の中に落とすとマルメロの香りと甘さがほんのりとした口の中に広がった。
朝食の準備が済むと、シモンはゲルトを探しに何処かに行ってしまった>>7。寝坊助ゲルトの事だから気にし過ぎたと思ったが、どうやらゲルトは部屋にいないと言う。]
あのゲルトが朝早くから起きているなんて珍しいですね。
まだ随分と雪も深いというのに何処に行ってしまったんでしょう。
[人が一人いなくなった。何か、また胸騒ぎがする。
何時だって始まりは決まっているのだ。初めの犠牲者が現れて、……それから。**]
――お休み、ゲルト。
[己から見たゲルトは、冬という季節の一部分になっているかのように見えた。冷気に絡め取られ、体現する死に侵されて。その様子は残酷で――瞬間に燃え尽きる星の煌めきのようで。昨晩見た月の妖艶さとどこか重なって見えるのだった。
その後、誰を呼びに行くでもなく漠然と遺体を眺めていた。他の誰かがやってきてこの様子を見たのであれば、知人の無残な姿に呆然としている様子と捉えられることもあるだろうか。
いずれにせよゲルトが死んで、その犯人――それが人狼であるかどうかはともかくとして――がいるのは明らかで、とは言うものの、人狼が本当に現れたのだと皆が確信に至るまでそう時間がかからないのかもしれない。と、やはり漠然と考えるのだった。]
/*まぁ、こんな感じで。ヨアヒムが動かないならたぶんオットーが動くのが分かりやすいかなと発見してみました。
こんな感じで良いのかはわからないけど。PL視点では割と私人狼です感出してみてたり。
[完全に余談であるが、宿屋ではオットーの店にはオーソドックスなパンを注文している。それは宿屋の女主人たるレジーナの意向だ。時折季節の収穫物を扱った品を頼むことはあるが、基本的に注文する内容はほぼ変わらない。
いつも同じものを、同じ品質で。
それが宿屋のスタンスであり、言い換えればどんなサービスを提供したいかの意思表示であると、従業員として働きながらいつの間にか理解していた。
アップルパイを作ったとき、完成品を見てオットーが呟いた言葉>>3は知る術はない。勿論、普段人が理想とするパンを焼いている行動の底にあるものすらも。
けれども、自分がどのような価値を提供したいと願うかと言われたとしたら、それは大げさ過ぎないかと照れるに違いない。]
― 白い森 ―
[宿屋から外に出ると、オットーと共に雪を踏みしめ、ゲルトを探す。予想よりも近く、建物の裏手の少しだけ開けた場所でゲルトだった存在を見つけた。]
嗚呼、そうだな。
[戦場で無残な姿となった仲間を数多く見ているため、オットーの言葉>>26にも特に動じることなく答えると、ゲルトの隣にひざまずいてじっくり観察を始めた。
何かに襲われて食われたあとが残る体。かつて自分は、これと同じ痕を見たことがあった。]
……間違いない。ゲルトは人狼に襲われたんだ。
[ゲルトの遺体を漠然と見つめたままのオットー>>29に向かって、まるで宣言するように己の見解を述べながら立ち上がった。
オットーは自分と違って遺体を見慣れていないだろうから、ショックが大きすぎて、今は逆に感情が出てこないのだろうかと想像している。]
/*
襲撃描写は白でやった方がよかったかなあ。
ぐちゃぐちゃ食ってるのをやり取りの間に挟むのもいかがなものかと赤に放り込んじまったんだが。
出来れば今日からは白使ってやりたいな…とは。
俺がやるとすれば、だけど。
あと…物理的に頭が痛い…ぐぬぬ。
―談話室―
おはようございます……。
[目を擦りながら談話室へと降りてくれば、
既にゲルト不在という話はされていて。]
……ゲルトさんが?
[大丈夫なのだろうか、と心配そうに周囲を見渡す。
不安げな表情に、嘘はない。]
/*しかしゲルトを探す理由が、「朝飯の支度ができてもご飯の気配を感じて登場しないから。」って我ながら酷すぎる。(待て。
[人狼がおとぎ話の中だけの存在でないことを、自分はよく知っている。
けれどどこかで、楽観視していたのかもしれない。
あんな騒動に巻き込まれた自分は、もう同じ思いをすることはないと。
それが、どんなに愚かなことだったか。
ゲルト遺体を前にして、自らの運命に抗えないことを思い知る。]
[そのマルメロはペーターが拾って来たとは知らずにジャムを塗ったパンを渡して、]
シモンが作ってくれた、マルメロのジャム。
美味しいんですよ。
[にっこり。
そして、"昨晩のこと"を訊ねる。]
昨晩はちゃんと暖かくして眠りましたか?
[名前を呼ばれて振り返る>>36。
お前もゲルトを探しに来たのかと答える前に、ここで何が起きたかを目撃してしまったらしく、雪の中に膝をつく姿が目に入った。]
ヤコブ、気分が悪いなら無理をするな。
[人狼がお伽話だとペーターやリゼットに言い聞かせていたヤコブが、本当はそう思っていない>>37とは知らないまま。視線の位置を合わせて、心配そうに顔を覗き込む。]
俺が今からシーツを取ってくる。お前は宿屋に戻って、少し休憩した方がいい。ゲルトは俺が運ぶから安心してくれ。
[それからオットーの方を向き直り、風邪を引かないうちに宿屋に戻ろうと促した。こういう仕事は、戦場に出ていた自分が適任だと思っているが、手助けをすると言われたら拒まない。]
―朝・談話室―
[昨日、不吉な胸騒ぎに苛まれた>>1:211ためか。
その日、フリーデルが降りてきたのは、既に殆どの村人が起床し、シモンがゲルトを探しに行くと外を出た>>7よりも後であった。
目には若干の隈が浮かんでいる。
フリーデルが談話室に一歩踏み入れた丁度その時、リゼットの声 >>19 が耳に届いた。
――シモンさんなら、ゲルトさんの姿が見えないから……
その言葉を聞くやいなや、フリーデルの身体が電撃にでも打たれたように硬直し。
必死で平静を装うも装いきれるものではなく。目を見開き、肩で深く息をつき、明らかにおかしい様子を見せてはいるが。
今のところ、ただ、無言で震えているだけである。]
[ジムゾンから声がかかれば、
パンの香りに惹かれるようにそちらへと向かう。]
ありがとうございます。
いただきます。
あの、少しくしゃみが出るだけなので……
こんなの、すぐに治ります。
[ジムゾンの言葉に少し申し訳なく感じたのか、
マルメロのジャムがついたパンを手にしながら
笑顔を見せた。]
うん。美味しい……。
[ぱくり、パンを囓ればマルメロの香りがふわりと広がる。
自分が採ってきた果物も、皆の役に立っているのだ。
良かった、ちゃんと皆の役に立てている。
これなら――……]
[ちゃんと、ペーターとして居られるだろうか、と――。]
[深呼吸数度。
ペーターに声を掛けられた >>45 のに気づけば、はっと我に返ったようで。]
い、いえ。大丈夫です。私は大丈夫。
……体調が悪いわけではありませんから。ね。
安心していていいんですよ。
ゲルトさんも、心配しなくたってすぐに帰ってきますから。……ね。
[声音は若干上ずり、態度も普段よりも身の動きが極めて大きくなっている。
「ゲルトさんもすぐに帰ってくる」という言葉が、自分に言い聞かせているものであることは、聡い者であればすぐに気づくだろう]
[意識の奥では、“双子の片割れ”が微かな笑い声を零す。
もっと、怯えればいい。
もっと、挙動不審になるがいい。
そして、疑いあえばいい――――……。
惨劇の報が入るのは、もう少ししてからだろうか。
表立って動くのはそれからでいいと、しばし様子を眺める。]
[シモンが作ったマルメロのジャムを美味しいと食べるペーターに「でしょう?」と…は嬉し気に返した。
そのマルメロがペーターが拾って来た事を教えられれば、そうだったのかと驚いて、「流石、ペーター。働き者ですね。」と褒めただろう。]
[昨晩の事を訊ねるとペーターの顔が強張った。予想外の反応に小首を傾げる。その質問に他意があった訳ではない、具合が悪そうなペーターを心配して夜は暖かくして眠ったのか質問しただけだ。]
それならば、良いのですが。
…怖い夢でも見ましたか?
[毎夜ペーターが悪夢に悩まされている事は知らない。
夕べは随分と人狼に怖がっていた様子だった。そのせいで怖い夢でも見たのかもしれないと思う。]
[今日も今朝からゲルトが居ないと宿の中は穏やかな雰囲気ではない。努めて優しく声を掛けた。]
もしも、何かあったら遠慮なく頼りなさい。
悪い夢にうなされるなる様なら、いつでも私の部屋に来て良いんですからね。
[引っ込み思案な性格を知っていたから、言い聞かせるように。
勤勉で、優しい、ペーター。絵本の人狼に怯えている、ただの子供だと…は信じている。]
― 昨日・談話室 ―
[暖かな部屋でくつろいでいるとゲルトが、
お茶のおかわり(ゲルト自身の分)を持って近付いてきた]
「そういえば聞いた?」
[という前置きとともに語られるのは、花盛りの村に人狼が出たという噂。
“滅んだ”という末路を聞けばエルナの表情はゆっくりとこわばりを見せたが、
それもすぐにかき消えた。
すぐそばのゲルトが気のせいか、と首を傾げるくらいに唐突に、瞬時に]
いい?
不確かな噂より今は、目の前のアップルパイに集中するのよ。
[綺麗に焼き上がり、切り分けられて少し時間が経ってもなお、いい匂いを漂わせているアップルパイを前に、
誰にともなく呟く。
こんなことをしても、厨房からシナモンとリンゴの香りが漂ってきた時の、
朗らかな笑顔を見せるほどはしゃいだ気持ちにはとうてい、戻れそうもなかったが]
うん、美味しいものはいつでも美味しい。
[そうして、作った――というか、エルナのリクエストを叶えてくれた者に礼を言おうとして、]
シモンさん、ごちそうさまでした。
また食べたいです……って作った人に伝えておいてください。
[誰か分からなかったので運んできたシモンに言伝を頼んだ。作った本人とは知らず]
[ニコラスが体調を崩しているらしいと聞き及べば、外套を渡すためだけに起こすのもはばかられ]
うーん、…よし。
明日またここに来るのも面倒だからあたしもここに泊まります。
どこか空いてる部屋ありますか。
[こんなこともあろうかと泊まる準備はしていたのだ、一応。
かくして3Fの一室を借りうけそこで眠ることにする。
今はここにいない相手に語りかけるように書きつけている日記帳に、
今日の出来事を簡単に記すと、ベッドにもぐりこんだ*]
[平気と言いながら立ち上がったヤコブ>>49に、それ以上心配する言葉はかけない。これから何をする必要があるのか、何をすべきなのか、ちゃんと判断できると信頼しているから。
ならば、自分もやるべきことをやろう。
村に人狼が出たときにどのような行動を取るべきかは、昨夜本で勉強した範囲でしか知らない。だがかつて戦場で仲間が人狼の犠牲となった経験がある。そのときと同じ対処―即ち、原因である人狼を速やかに排除すること―を行えばよいだろうと冷静に考えていた。]
分かった。――よろしく頼む。
[おそらくヤコブは自分が言わずとも皆に知らせてくれると考えながら、短い一言をかける。
そのあとシーツ類を収納してあるリネン室へ向かうと、持ってきたシーツでゲルトを丁寧に包んだ。それを背中にかつぎあげると、暖房が入っている室内よりも外の方がいいだろうと判断して、勝手口近くにある倉庫に運び込む。]
[本当は、眠っている時ばかりではない。
起きていても、時々、片割れの声が聞こえる。
だが、そんなことは流石に言えはしない。
――おかしくなったかと、思われてしまいそうで。]
/*
シスターが妖しい素振りを見せてくれているな。
ありがとうございます。せっせとSGを作っていこう。
騙りはどうしようかなー。
なにか、飲み物を用意してくる。
ペーターはそのまま、シスターの傍に付いていてくれないか?
[疲れた心には、ミルクたっぷりのココアが良いだろうか。それとも気分を落ち着かせるハーブティが良いだろうか。
勝手知らない厨房ではあるが、宿屋ならばある程度の蓄えもあろう。男はペーターとジムゾンにフリーデルを任せ、厨房へと足を向け――
飲み物を手に談話室に戻って一息付いた頃、ゲルトの無言の帰宅を知ることになる]
[その体の震え、それは何かに怯えるようで。
ジムゾンやニコラスから声を掛けられれば >>60 >>61。
まずはジムゾンへの質問に応える]
……恥ずかしながら。不吉な想像ばかりで。
[いつもであれば、「枕が合わないとは思わず」とでも言いながら苦笑を浮かべる場面であったか。
具体的な要らぬ心配はいくつもするが、抽象的な「不吉な想像ばかり」などということをフリーデルは滅多に言わない。そこから、余裕の無さを感じ取るのはそう難しいことではないはずで。]
……ありがとうございます。
……そうですよね。何も、起きませんよね。
[震える声で感謝を口にしつつも、その体を暖炉へ寄せ。身体だけでも、温める。
物音には気付かなかったが、ペーターが物音があったことを指摘すれば、フリーデルもそちらへ視線を向ける。哀願、懇願とも言える色を乗せて。]
……ごめんなさい、心配症な、もので。
[普段なら落ち着いて言っているであろう、自分を評価する言葉。だが、普段とは違い、その言葉は妙に軽く響く]
[じき、ヤコブが談話室へ入ってくれば。>>49
その表情を見て何かを察したか。それは雰囲気からか。
いの一番に立ち上がり、急いで近づいてヤコブへと問う――]
……ヤコブさん、……何か、何か、あったんですか!?
[彼女が語気を荒らげるのは、ほぼ常に人のためであって。
ただ情報を得るためだけに、ここまで感情をむき出しにすることはそうそうないことであった。
問いに対して、ゲルトの遺体が発見された、ということをヤコブが言うならば。
目だけを血走らせ、しかし声音は必死で抑え。
可能な限りの平静を装って、押し殺したような声で、更に聞く。]
……それは、何か、事故が、あったということ、ですか………?
[ハンスという名は記憶に新しい。
赴任して間もない頃にペーターが教会を訪れた。墓地に用があると言う。ペーターが真っ直ぐにに進む先に、まるで待っているかのように少年を向いて佇む墓石が一つ。そこに刻まれた名前が確かハンスだった。死んだ、ペーターの双子の片割れ。]
そう、ハンスの夢を…。
[こんな雪の日だったから、という言葉に窓から外の光景を眺める。
今朝も変わらず雪が積もっていて、あたり一面を白い雪が埋め尽くす。
ペーターに感じた違和感がもうひとつあった。一面の雪に綺麗だと言ったのに、何だか様子が可笑しかったのは、……雪が彼から片割れを奪ってしまったのか。]
…ああ、それは辛かったでしょうね。
[ペーターの表情が曇るのに眉をぎゅっと寄せた。ありがとうございます、という感謝の言葉に小さく首を振る。]
/*
今日、2dじゃあないですか。
しかも、ページスタイルにルナティックあるし。
くっそ恥ずかしい灰発言二つもしてますよ、私。
……穴掘って、埋まってきます。
― 宿屋談話室 ―
[ヤコブに遅れて談話室に戻る。
ゲルトを探しに出たときよりも人が増えていることに気付いた。普段とは違う皆の様子に、迂闊なことはいえないと気持ちを引き締める。]
ヤコブが言った通り、ゲルトの遺体が発見された。今俺が勝手口近くの倉庫に運び込んだが――かなり酷い有様だ。手を合わせるのは構わないが、ゲルトの体を直接見ない方がいい。
[ぐるりと皆を見渡すと注意の一言を口にする。
それから気持ちを落ち着かせる時間を取るべく一旦言葉を切ったあと、重々しく宣言した。]
あれは間違いなく人狼の仕業だ。
俺は戦場で人狼に襲われた人間を見たことがある。そのときの遺体と似た状況だった。
[ゲルトから人狼の噂を聞いたとき、無下に否定しなかったのは、明確な騒動という形ではないにしろ、自分なりに人狼に関わったことがあるためだった。
それが周囲にどのような衝撃を与えるか理解しているから、今まで誰にも喋ったことはない。
談話室にいる人々がどのような反応をするか、見極めるように鋭い視線を向ける。]
/*
多角進行って後からオンする人が入れる隙間探しモードになりがちであたしは苦手である
その点1dのヤコブさんは上手かった記憶
―かつての墓参り―
[ジムゾンが赴任してから、じきのこと。
その日も、夢を見た。
否、それが本当に夢なのか、少年にはもうわからなくなっていた。
ただ、許しを請うように墓を訪れ、
墓石の前で一人佇む。
自分を案内してくれた神父が、そこを離れたかもわからぬうちに。
今よりももっと幼い少年は、その場に崩れ落ちた。]
[懺悔の声は、果たして神父の耳には届いたかどうか。
少年が口にした名は、墓石に刻まれたものとは違うもの――……。
ただ、幼い少年は日々の仕事の合間に、
度々墓を訪れては、まるで許しを請うように、
墓前で祈りを捧げるのだった。]
[さり気なく側に居てくれるエルナやペーター、気遣ってくれるジムゾンやニコラスに。
見せていることを恥じつつ、感謝の言葉を力なく述べつつ。
来訪したヤコブに、ゲルトの死因について聞いている >>66 と、丁度シモンが現れる。>>71 >>72
シモンの語る言葉――その死因部分――に、先程よりもハッキリと全身をわなわなと震わせ。]
あ、あ、………
[この世の終わりが来たかのような、激しい恐怖を顔に浮かべ。
隠しようもないほどに全身を震わせて、膝をつき。
これまで見せたこともないほどに狼狽え、怯えて。]
ああああああああぁぁぁぁ…………!!
そんな……そんなっ………!!
まだ………まだ先だと思っていたのに……!!!
[と……恐らく、ほぼ誰一人理解できないであろう、謎の叫びを漏らし、地に手を付いて、目を見開いて、何かにひどく怯えている]
[飲み物を用意して談話室に戻り――
ヤコブとシモンからゲルトの訃報を聞く]
……………。
[つ、と目を伏せる。
死は救済である。もう何かに苦しむ必要もない。
だけれども]
……何故、ゲルトが。
[楽天的な彼が、救済を求めていたとは思えない。
その彼が、何故死ななければならないのか]
[さり気なく側に居てくれるエルナやペーター、気遣ってくれるジムゾンやニコラスに。
見せていることを恥じつつ、感謝の言葉を力なく述べつつ。
来訪したヤコブに、ゲルトの死因について聞いている >>66 と、丁度シモンが現れる。>>71 >>72
シモンの語る言葉――その死因部分――に、先程よりもハッキリと全身をわなわなと震わせ。]
あ、あ、………
[この世の終わりが来たかのような、激しい恐怖を顔に浮かべ。
隠しようもないほどに全身を震わせて、膝をつき。
これまで見せたこともないほどに狼狽え、怯えて。]
ああああああああぁぁぁぁ…………!!
そんな……そんなっ………!!
まだ………まだ先だと思っていたのに……!!!
[と……恐らく、ほぼ誰一人理解できないであろう、謎の叫びを漏らし、地に手を付いて、目を見開いて、何かにひどく怯えている。]
[シモンに促され、宿へと戻る>>40。途中で何か手伝いを求められたら応じただろうし、特に求められなければ、自分から何かをするでもなく、ただ宿へと戻っただろう。それは大凡普段と変わらない己の行動パターンであるのだが、或いは友人を失って動転しているとでも捉えられることもあるだろうか。はたまた、普段通りであることに気付かれたのなら、あまりに冷静過ぎて気味悪がられることもあるだろうか。]
――寒い。
[道中、何気なく呟いた言葉は其れだけで、宿に戻ったあとは普段の自分らしく、求められることには応じ、それ以外は漠然とした時間を過ごすだろう。]
/*
のーんリデルー!
かっこいい回路の開きそうなエルナさんより先にナカノヒトがあばばばしそうだっ 部屋が寒いせいでもあるけd
[無意識に手にしたのは、ニコラスがくれた小さなアミュレット。
誰かに手を取ってもらうことなど思いもつかず。
縋るように、小さな護符を握り締めた]
/* 多分消去法で私狩人透けたかな?
ペーター・ヨアヒム狼、エルナC狂、ニコラス占、オットー霊でほぼ確定だろうし
そうすると他に動きがギクシャクしてるの私しか居ないから多分透けてるはず、かな
―回想・約十年前の冬A―
[店へ倒れていた、凡そ同い年くらいだと思われる少女を連れ帰る。
道中、「誰にも見られないで」だとか「女の子なのだからもっと割れ物を扱うように運びなさい」だとか、やけに我儘な女性であったが、特に何か思うこともなく、律儀にも、機械的にも、その全てに応えながら運びこんだのだった。]
ん、着いたよ。
じっとしてて。今救急箱を持ってくるから。
[そう告げて、少女を横たえる。その体は冬という季節に侵されたように冷たくなっていて、助けてと望まれた以上は、手当をした後に暖かいスープでも持ってきてやろうと考える。]
――ああ、救急箱はいらないわよ。怪我しているわけではないのだから。それよりも何か食べるものを頂戴。そうね……暖かいスープと、あとは美味しいパンでもあれば僥倖ね。
[そんなことを言ってくる。どうやら手間が半分に減ったようだった。怪我していないのに血まみれになっていた理由は別に望まれていないために聞くことはなく、言われた通りにスープとパンを、相手の望みを読み取って用意する。読み取った相手の注文はやけに多かったが、その全てに応えてやった。]
――へぇ、驚いた。貴方、ただの都合の良い男だと思っていたのだけれども。
[「――視えているのね」なんて言ってくるものだから、それが何について言及した言葉なのかは考えるまでもなく、ただ頷いて肯定する。
彼女は「そう。」と自分から聞いてきた癖に興味なさそうな反応を見せ、用意された食事を咀嚼し始める。]
――随分と現実的な料理ね。
[彼女はリスが木の実を咀嚼するように、小さな口へと食事を運んで行く。
自分の料理を現実的だと言われたのははじめてのことだった。むしろ、多くの客は望み通りのものが出てくることに驚いたりするものだった。]
――期待以上に期待通りなのよ。
[などと、聞いてもいないのに理由と思しきものを告げてくる。]
――ありがとう。美味しかったわ。
[彼女は全て食べ終わると、お礼を言って「こっちで良かったかしら?」などと聞きながら容器を片付け始めるのだった。変なところで律儀である。
容器を全て片付け終わると、彼女は不満そうに、無言でいる己に大して所謂じと目というやつを送ってくるのだった]
――あのね。「ありがとう」と言われたら「どういたしまして」と応えるの。そう応えるべきなの。それは完全ではないけれど、半ば定言的な命法よ。覚えておきなさい。
[そう言われると、敢えて否定するようなことはせずに「どういたしまして」と応える。]
――……本当に貴方って空っぽなのね。私とは正反対。どう?私がどうして血塗れだったのか、気にならない?
[彼女が放った「正反対」という言葉の真意は既に察していたが、そのことについては特に言及せず、突然向けられた質問へ応える。]
聞いて欲しいの?
[質問に質問を返す形で。彼女はそれに対して満足げに]
――ええ。聞いて頂戴。私、貴方に興味が出たの。
[と。どうやら質問に質問を返したこと自体も彼女の望みにそっていたようだった。]
――私ね、実は人狼なのよ。
[「どうして血塗れだったの?」と、改めて尋ねると、それに対して彼女はそう応えてきたのだった。
日差しが矢のように、鋭い冷気を帯びながら辺り一帯を刺し、貫く。木々は悲鳴のような風に煽られ続け、その日の風は、一日中吹き荒んでいたように記憶している。
その日の日差しは、あまりにも攻撃的だった。]
―回想・約十年前の冬A終了―
ある。
[エルナ>>91へ、まずは簡単な肯定で答える。]
村で人間を襲うよりもメリットがあると考えたのか、あるいは無残な姿になった遺体が発見されても違和感が少ない状況だったせいなのか。今となっては本人に直接理由を問いただせないから分からないが、ともあれ夜になると狼へと変じ、人間を襲う存在が出没したことは間違いない。
[エルナの師匠も人狼に遭遇した経験があるとは知る術もなく。エルナの反応を窺うように、じっと顔を見つめた。
まだ違和感は感じていない。エルナよりもフリーデルが漏らした叫びの内容>>81が気になっている。”まだ先”とはどういう意味なのか。
フリーデルよりも先にリゼットの近くに駆け寄ってしまったから、質問するタイミングがない。]
[何故ゲルトが。
思わず呟いた言葉への見解を、シモンから聞く>>85。
そして、男はゆるりと首を振った。
辺りを見回し、小声でシモンに自らの見解を告げる]
なら何故、図書館から本を借りてきたペーターではなくゲルトを?
襲うなら体の小さい方が確実でしょうし、熱心に知ろうとしていたのなら、警戒されていてもおかしくはない。なのに何故、外に?
……ゲルトが邪魔だった、という理由なのだとしたら
僕は、彼の楽観的な性格が邪魔だったのではないかと思います。
[ゲルトの姿が見えないというだけで、談話室に一気に走った不安感を思い出して、思いついたまま口にした]
それに――
戦場で見ていたとはいえ、随分と冷静なんですね。
……村の中で起こったということは、この中に人狼がいる可能性が高いというのに。
[突きつけるような言葉は自分に向けたものでもある。少し声量も上がり、誰かの耳にも届いたかもしれない。
……もし、現れたらどうするのか。
昨日、ジムゾンに問いかけた言葉が跳ね返る。
異端者を見つけ出し、吊るし上げる?
ぼやついた記憶が頭の中で渦巻き、思わず左肩を押さえた]
[続く話 >>85 >>89 >>91 >>97にも、フリーデルはほぼ反応を示す様子はない。
声量自体は随分と落ち着いたが、うわ言のように、同じようなことを呟いている。]
……嫌……嫌……
……聞いてない……
……こんな早いなんて聞いてない……
……嘘よ……
……嫌……信じない……
[ただ。
ニコラスの言う「この中に人狼がいる可能性が高い」という言葉に。
一瞬だけ、何かハッとしたように顔を上げるが、すぐに頭を振って。
また、うつろな目に戻り。暫く無言、無表情。]
[ヤコブが談話室へと入って来る。そこにゲルトの姿はなく、ヤコブの青ざめた顔に何かあった事を察する。いつもは穏やかなフリーデルが語気を荒らげるのは人の為なのに、情報を聞き出す為に感情を剥き出しにするのは、少なくとも…の前では初めてだった。人が変わってしまったようだった。フリーデルの血走らせた目から、目が離せない。
が、ヤコブの口からゲルトの訃報を聞けば大きく目を瞬かせて。]
ゲルトさんが――?
[信じられないと言いた気に後から戻ったシモンを見つめる。]
[ "間違いなく人狼の仕業だ"はっきりと確信を持った声でシモンが告げた。その宣言に血の気が引き、顔から笑みが消えた。
そんな、まさか、と頭の中で否定する。だって、そんな筈はない。反射的に口を手で塞ぎ、吐息を呑んだ。それでも抑え切れなかった、指の間から漏れてくるくぐもった声。]
赤い聲を
聴いて、いない――。
[フリーデルの絶叫で…の呟きは掻き消される。
果たして…の声を聴いた者は誰か居ただろうか。]
[赤い聲。人狼達にしか聞こえない声がある。ペーターが図書室から借りて来た議事録にも記されている。ただし、人の身でありながら人狼達の囁きが聞こえる存在もいたが、そちらについてはどうだったか。
人狼を怖がっていたペーター。床に座り込んでしまったリゼット。可笑しな様子のフリーデルが懸念は残ったが、自分の目で確認しなければ気が済まない。もし始まってしまったのなら聴こえている筈なのだから。
途端に騒がしくなった談話室。「私にも。確認、させて下さい。」とひとり部屋を抜けてゲルトの眠る倉庫へと急いだ。]
――別に、覗き見たわけじゃあないさ。僕が勝手に起きている間、君が勝手に事を運んだ。それだけ。
けど、もし望むのであれば睡眠を取って無理に意識を断絶するというのも別に厭わない。そうでもしないと勝手に悟ってしまうから。
――今のところ、同行するつもりはないしね。
[最後の言葉は敢えて付け加え、そう伝えると彼はどう感じただろうか。獣としての自分を持ちながらも、あくまで望まれたことに従う姿勢は変わらない。]
−回想・宿屋−
[談話室へと顔を出したが、その時にはまだ誰かいただろうか?
誰もいなければ、メモに一言書いて、2階の一室を失礼して借りようか。
誰かがいれば、2階の一室を借りる事を伝えて、部屋へと入ることだろう。]
…さむ。
[寒い。毛布を包む。
眠いけれどけ、何か忘れているような気がして、寝れなくて寝返りを打つ。忘れ物はないはず]
[続く話 >>85 >>89 >>91 >>97にも、フリーデルはほぼ反応を示す様子はない。
声量自体は随分と落ち着いたが、うわ言のように、同じようなことを呟いている。]
……嫌……嫌……
……聞いてない……
……こんな早いなんて聞いてない……
……嘘よ……
……嫌……信じない……
[そうしていると。
ニコラスの鋭い声>>101が響き、それに遅れて心配した様子のペーターの声>>102が届く。それに呼応して顔を上げ。
叩かれれば僅かに目線も上がるが、表情の奥底、何かに沈みきった心は、誰の目にも透けて見えるほどで。
しばらく、無言。]
……………………………………………………
[虚ろな目のまま、重い口を開く。]
………すみません。
[見解を述べるニコラス>>98を真っ直ぐ射抜くように見つめると、首を横に振った>>98。]
それはいくらでも理由が考えられる。
まずペーターは本を借りてきただけで、実際にはほとんど読んでいない。もしかしたら人狼は、ペーターが本を最初に発見したことを知らなかったのかもしれないじゃないか。
仮に楽観的な性格が人狼に狙われた本当の理由だとしても、今はそれに拘る必要はないと思うね。だって、どっちみちゲルトが狙われたのは事実なんだから。
[わずかに肩をすくめると、目をかすかに細める。
大きく息を吐き出してから、ニコラスの言い回し>>99を訂正するように鋭く言い放った。]
[ただそれだけ言って。そして今度は視線をシモンへ向け、口を開く。
シモンを選んだのは、単にこの場の空気を今支配しているから、というだけの理由に過ぎないが]
……暫く、独りにさせてもらえませんか。
昨日お借りした、部屋におりますので。
[その目は虚ろで、声は極めて淡々としたまま]
可能性が高いどころじゃない。
人狼は間違いなく、村に残っているこの中にいると思っている。
[敢えて自分が冷静との評価には答えない。突きつけるような言葉にも一歩も引かずに真正面から受け止める。]
ニコラスも知っているだろう?昨日ジムゾンが山を下る道が雪で埋もれたと連絡してきたことを。あれから村に誰も入ってきていないのは明白な事実だ。
――だからこそ冷静でいなくてはいけないと、俺は思っている。
今までずっと助け合ってきた知人の中に、恐るべき人狼がいるかもしれない。そう考えて皆がパニックになるのは仕方がないが、その隙を人狼に突かれるのは気に食わないんでね。
これが戦場で人の死を間近に見てきた、俺のやり方だ。
[ニコラスがどう思おうと、自分は自分の方法を貫くと断固とした意志で宣言する。]
/*>>*6
そう、それ。実はその辺りの設定どうしようか割と悩んでる。
けど、今思いついた。今のうちに反応しておこう。
リアルががが。
確かに。ペーターやリゼットがいる場で配慮がないと言われたら、その通りと言うしかないな。
[エルナの思惑に気付いているのかいないのか。あくまで淡々とした口調のまま自分の非をあっさり認める。]
だかな、エルナ。人狼が出没したら、子供だろうが関係なく巻き込まれる。俺が昨日読んだ本にも書いてあった。
だったら衝撃を受けても、最初から誤魔化さずに真実を言うべきじゃないかと思ったんだ。でないと自分の身を守れないからな。
[俺の意見をどう思う?とエルナへ問いかけるように首を傾げてみせた。]
[気を使わせてしまっていることに申し訳なく感じたのか、先ほどよりは随分と落ち着いたとはいえ、快諾してくれたシモン>>117や、提案してくれたパメラ>>118に対しては申し訳無さそうに頭を下げ。]
……ふたりとも、ありがとうございます。
本当にすみません……私も容疑者の一人なのに。
[そういって立ち上がり、シモンやパメラに言われるままにお茶を貰い。
……部屋から立ち去る間際。
エルナに一言、他に聞こえないように小さく呟いた]
エルナさん。
……出来そうなら、後で私の部屋に来てもらえますか。
……話したいことが、ありますので。
[それだけ言うと、彼女は自分の部屋へ移動する]
― →宿屋3F フリーデルの部屋へ ―
[ニコラス>>99とシモン>>110の遣り取りを視ていた。
虚ろ目を晒すシスター>>108を視ていた。
…ただ、視ているだけだった。
口元を抑える青年は、隠した口を奇妙に歪ませながら、不穏に揺れる空気を"愉しんで"いたのだった。]
――…『赤い聲』>>104
[…だから、男の人ならざる耳はその言葉を掬い上げ、奥へと運ぶ。
不意に聞こえたそれに興味を掻き立てられ、ジムゾンが談話室から出て行くようなら男もまた、席を立って談話室を後にするだろう。
誰かに見咎められたなら、「こんな状態で独りで過ごすのは危ないから」とでも取り繕う言葉は幾らでも。]
/*
多角が怖いので一人になろうとするジムの後をストーキングする系狼。
ごめん反応せずにはいられなくて…!
でも、なんだろう、ジムは元狂人とかそんな?
[帰ってきた舌打ちには特別反応を示さず、“渇”かないのかという問いについて暫し考える]
そうだね……。恐らく、僕は今もまさに“渇”いている。
ただ、それを潤そうという感情がないだけで。
――とはいえ、僕の根底にあるのは生存欲。どうしようもなくなれば自然と潤そうとすることもあるだろう。
[こちらの感覚は相手にどれだけ伝わるだろうか。
その合間によく知った声>>*3>>*4>>*5を聞けば]
滅びを願う声が聞こえてくるから、僕が動くのもそう遠くはないのかもしれないけれど。
[と。付け加えれば、内なる獣も微かに反応しただろうか。**]
[双子の片割れを失って。
少年は、残る片割れとして生きてきた。
二人は、見かけだけなら瓜二つだったから。
両親ですら、見分けがつかないほどに。
――…そう。
入れ替わっていたのは、何も
家族が死んだ“あの日”だけではないのだ。]
[自分達以外は、皆性格や振る舞いで区別している。
大人しく、そして真面目に振る舞えばペーターに。
元気よく、少し乱暴に振る舞えばハンスに見える。
それを、双子はよく知っていた。
だからこそ。
事故で双子の片割れを亡くした後。
ずっと、村の仕事を真面目に手伝ってきたのだ。
“ペーター”として生きる為に。]
[だが。事故の後、一人だけ
自分をハンスと呼ぶ者がいた。
近所に住む、おじいちゃん。
――ハンス坊。
そう言われた時は、心臓が飛び出るかと思った。
おじいちゃんは、目があまり良くない。
だからこそ、自分達の違いを、肌で感じ取ったのかもしれない。]
[周囲の人は、見分けがつかないのだろうと言っていた。
だけど、少年にはわかる。
老人は、自分の正体を見抜いているのだ、と。
その時だった。
初めて――内なる“声”が聞こえた。
懐かしの、ペーターの声。]
[その日、少年は夢を見た。
大好きな老人を、自らの手で殺してしまう夢を。
朝、真っ青になって起きはしたが。
ただの夢だと自分を落ち着かせて、
牧場の手伝いでミルクの配達に出かけた。]
[それ以来、何度も声が聞こえた。
何度も夢を見た。
起きれば、その夢が現実になっていた。
自分の代わりに魂の半身を死なせ、
残る自分が“ペーター”に成り代わってのうのうと生きている。
そのことに対する罪悪感か、それとも別の要因なのか。
少年は知っていた。
自分はいつしか――その内に、
“魔物”を飼ってしまっていることに。]
お前こそ落ち着いたらどうだ。
[拘っているように見えるとの反論>>121には直接答えず。苛ついているニコラスにそう答える。
勿論食ってかかられても>>122、態度は全く変えなかった。]
確かに誰が人狼か、全く見当がつかない状況なのは事実だ。人狼と間違えて無実の人間を手にかけることを恐れるのは分かる。だからと言って、全員死ねばいいというのは、いくらなんでも極論すぎるだろう。
お前は無実の人間を殺すことを恐れているのに、何故自ら積極的にその罪を犯そうと考える?
俺にはそれが不思議でならない。どうしてそう思うのか教えてくれ。
[心から疑問だとの思いを込めて、深くため息をついたあと。
改めて自分の思いを口にした。]
無論、人狼が出たからには処刑を行う以外対処法はないと思っている。当然その過程で犠牲が出ることも覚悟の上でだ。
言いたいことは、分かります……、けど。
真実だけが正しくてあたしたちの行く先を照らしてくれるだなんて限らないじゃない……。
そりゃあここを滅ぼされたくないけどさぁ……。
[言葉の先を曖昧に濁して、首を傾げたシモンから視線を逸らす。>>119
それだけしか、できなかった。
シモンがかつて人狼と出くわして、今生きているということは人狼を退治したのか。
昨日読んだ本とやらに、人狼を退治する方法が書いてあるのか。
もし、それらの人狼を退治する方法が、エルナの知るそれと同じだったとしたら。
容赦なく強いるのだろうか、その方法を。
同時に、その方法を自分の口からは告げないようにしていることへの浅ましさを抱き。
目を背けるように、俯いていた]
/*
異端者として死ねば咎が許されることはなく、その魂に救済も休息もない。煉獄に叩き落され、永劫に苦痛を味わうでしょう。
精神を守る肉体という器もなく、休む事も許されない。
この世に救済などないのだから、死だけは平等に与えられるべき。
死こそが救済だからです(まがお)
[それは、罪悪感に塗れた少年が生み出した、
“
世界を、そして生き残った片割れを恨み、
決して許そうとはしない。]
[ニコラスと自分へ声をかけるペーターに気付いて、ほんの少し目を丸くしたあと、素直に謝る。]
嗚、悪いな。いきなり言い争いをしてしまって。大人げなかった。
ペーターを心配させて申し訳ない。
[既にニコラスは自分から視線を外していたけれど。]
― 倉庫 ―
[覚束ない足取りで倉庫へと辿り着く。冷たい床にゲルトが横たわっている。白いシーツを剥がせば痛々しい傷跡が露になった。…には見覚えがあった、確かにその傷は人間ではなく人ならざる者の仕業だ。始まっているのならば聲が聴こえている筈だ。だから信じられずにいたが、人狼に襲われたゲルトを目の当たりして漸く現実を呑み込む。]
[ニコラスには言う事の出来なかった答えを探す。自分のすべき事……、前までは命令に従い人狼達に協力していた。
だが今、何故だか分からないが聲は聴こえない。それに、
守りたい人は死んでしまった。
なら、人狼に与する必要もない。異端者を見つけ出し、吊るし上げる。自分でそう言ったではないか。
今度は自分が生き残る為に人狼を見つけ出し処刑すれば良いだけの話しだ。]
[だけども、…の頭に過ぎる談話室のやりとりが思考を鈍くさせる。間違った方向へと連れて行く。
これから人狼を探し出す為の話し合いが始まるのだ。疑い、罵り合い、人狼と疑わしき者を処刑台へと送り出す。大切な人はそうやって村人達に奪われた。頭のどこか冷静な部分が大切な人を殺した村人達ではないと正している。けれど、どうしても重ねてしまう。
いま、…の身体が震えているのは、決して恐怖からではなかった。ぶつけどころのない怒り、哀しみが混ざり合う。]
許せない、 …村人達が。
分かっている。
[視線を逸らしたエルナ>>143に、ほんの少しだけ声のトーンを落として答える。]
この事態で混乱する人がいることも、人が皆強くないことも。
俺にとっての真実が、他の人にはそうでないことも、な。
[エルナがあいまいに濁した言葉の先にあるものを薄々感じ取っていた。
だが今はそこまで追及する気はない。理解しているのなら、何もすぐさま追い詰める必要なんてない。もう少し時間を置いてもいいだろうと判断している。
人狼に対峙する方法が唯一無二であると思っていることと、しかも自分はそれを容赦なく実行することは、何人かがこの場を離れた今はまだ言う段階ではない。]
/*んー。そういえばゲルトの描写足りなかったか。赤見えてるだけに一応原型留めてない感出してたんだけど。
難しい。
とか書いてる場合じゃないのに、ついつい見ちゃうね。シカタナイネ。
/*
……!?
発言回数見たら、自分の数字だけ飛び出てて驚いた……。
いやまぁ、元々あまり長文にはしない方らしいので、同じpt消費でも多くはなりがちなのですが……それにしても、喋りすぎかな……。
ごめんなさい。
―宿屋3F フリーデルの部屋―
[昨日借りた部屋 >>1:212 へと移動し、浮かない顔で椅子に腰掛け。
深くため息を付いて、中空を見上げて。
もらったお茶を飲んでみはするものの、やはり表情は晴れず。
目を閉じて、何かを深く考えこんだり。
やはり中空に目をやったり。
……時間は無為に過ぎている。誰かが来訪するか、呼びに来るまでは、暫くそうしていることだろう。
ただ、一度だけ。
――絶対に、死んでなんか、やるもんか!!
その声が、階下からも聞こえてきた。リゼットのものだろう。>>144]
……そうね、リゼット。
……あなたはちゃんと、生きなきゃダメ、ですよ。
[いつもなら、すぐにでも出向いて、軽い笑顔でも浮かべて言っていただろう言葉は。さらりと虚空に消えるのみであった]
/*
頑張ってSGを作ろう、せっせと邪悪化しないとと思ってたのに。
なんか、皆さんフラグをどんどん建ててくださってる……!
ありがたやーありがたやー。
/*
死にたくないのなら、殺すしかないですね。
でも覚えておいてください。異端者として処刑した者の魂は、死しても尚許されないということを。
生き残るために他者の命を奪うだけでなく、その魂を煉獄に突き落とすという事を。
問題点を上げよう
混ざれていない。
淡々すぎて、PC感情が出てこない。
もうちょっとキャラらしい感情でてこぬよ。縁故結ぼうよ、縁故。
[頭抱えた]
/*
人狼騒動やっていると
村人の正義面が腹立つからいっそ37564しようぜ!!!
って思うことがたまにある村人PL(魂は狼)
この村、村に絶望していたり村を滅ぼそうとしている村人が多くて面白い
/*
殺す覚悟はあっても疑いあう覚悟はあるんだろうか、というか
自分が疑われたり殺されたり、という所に触れてないから、その辺をつついてヘイト稼ごうかのう
/*
現狂人のオットーと元狂人のジムゾン。
これでリゼットが本当に天然狂人になったら、三狂人揃い踏みになるじゃないですか。
やばいです。
― 宿屋3F/フリーデルの部屋前 ―
来たよ。
[控えめにノックの音を響かせてから、そう、呼びかける。
あとはドアが開かれるのを待つばかり**]
少年 ペーターは、シスター フリーデル を投票先に選びました。
[突如として向けられた疑問>>166には、やはり平然と反応を向ける]
ありえない。本当にゲルトの居場所を知っていたとして、僕が馬鹿正直に進んでいく様子を見せるとでも?
別に信じられないというのなら構わないけれども、この村で起こったことならば大方勘で検討が付く。ただ、それだけ。
[…は冷気を纏わせたような視線をヤコブへと向ける。]
それとも――
――僕を殺すかい?
[近寄りながらポケットに手を入れる彼>>166を見て、囚人を繋ぐ鎖のような冷徹な殺気を、絞め殺すように、封殺するように、絡ませて、縛り付ける。
生き残る術は“彼女”に一通り教わっている。明らかに素人の―平凡なパン屋の―放つそれではなかった。
もしも実際に刃を向けてくることがあれば応戦し、何らかの形で戦意が削がれていたのならば殺気を解いて]
ん、隠し刃はそんな簡単に見せるものじゃない。少し落ち着いて考えると良い。
[と告げ、ヤコブを昼食の準備にでも誘うだろうか。]
[ノックの音が聞こえれば >>169、部屋の中から、ドアに向かって歩く足音。
その足音はリズムも音もしっかりしていて、先ほどよりはだいぶマシになったことを推測できるだろう。
軽くドアが開かれ、]
……来てくれて、ありがとうございます。
どうぞ、入って。
[そう言って、部屋に招き入れ。部屋の椅子を指して「どうぞ、座って?」と。
自分はベッドの縁に腰掛ける。]
……どこから話そうか考えていたはずなんですけどね……困ったな、いざ話そうとすると難しいです。
[と小さくつぶやき、沈黙2秒。意を決したように、一人頷いて]
……ここから、話そう。
凄く唐突にこんなこと言ってしまって申し訳ないのですけれど……
私、あなたのこと、親友だと、勝手に、思ってました。
私にないもの一杯持ってて、凄く明るくて、前向きで素直で。……憧れて、ました。
[口調は淡々としているものの、目には僅かな淡い輝き。
僅かな心配は心のなかに隠して]
……もしあなたも同じように思っててくれたらな、って、思うのですけど。
[それは嬉しい事だな、と内心思うのだが。
ああ、でも、もし「そう」なら……この後に続く自分の話を、思うならば。
これほど残酷なことはあるだろうか、とも思うのだ。
……しかし。
だからこそ、話さないわけにも行かず。]
………本当に唐突でごめんなさい。
[泣きそうな目で、エルナをじっと見て。淡々とした声音には、何かを押し殺すような僅かなブレが、少しずつ生まれ始める。それでもなお、きっぱりと、声量と落とさずに、告げた]
……私は、あなたにお別れを言わなきゃいけない。
凄く唐突にこんなこと言ってしまって申し訳ないのですけれど……
私、あなたのこと、親友だと、勝手に、思ってました。
私にないもの一杯持ってて、凄く明るくて、前向きで素直で。……憧れて、ました。
[口調は淡々としているものの、目には僅かな淡い輝き。
僅かな心配は心のなかに隠して]
……もしあなたも同じように思っててくれたらな、って、思うのですけど。
[それは嬉しい事だな、と内心思うのだが。
ああ、でも、もし「そう」なら……この後に続く自分の話を、思うならば。
これほど残酷なことはあるだろうか、とも思うのだ。
……しかし。
だからこそ、話さないわけにも行かず。]
………本当に唐突でごめんなさい。
[泣きそうな目で、エルナをじっと見て。淡々とした声音には、何かを押し殺すような僅かなブレが、少しずつ生まれ始める。それでもなお、きっぱりと、声量と落とさずに、告げた]
[ヨアヒムの声は静かな倉庫に思いのほか響いたんだったか。感情に支配される余りに人が居た事に気が付かなかった…は大袈裟に肩を震わせた。]
ヨアヒム、さん…。
[声がした方へと振り返る。何時から其処に居て、呟きを聞かれたかどうか訊ねたかったが、今更かもしれないが怪しまれると思い口を噤む。
ヨアヒムの視線を追えば、先にはゲルトの無惨な死体が。]
ええ、本当に。可哀想に。
……痛かったでしょうね。
[さも辛そうに眉を顰めてみせる。その言葉に嘘はない。可哀想だ、と思う。
ただ、普段浮かべている笑顔と同様に薄っぺらい同情だった。]
[エルナ>>168には無言のまま頷きを返答とする。確かに言う通り、我々には時間がないのだと同意を込めて。]
そうだな。
折角パメラが紅茶を淹れてくれたんだ。少し休憩しようじゃないか。
[様子を見てくると言い残すエルナにそう答える。
決定的な一言は口にはせずとも、薄々彼女は人狼が現れたときの対処法について、何か知識があるのではないかと感じている。
素直に有難いことだと思う。自分が人狼と遭遇したケースは、現状とは全く異なる状態だったし、どう振舞えばいいか分かっている人がいるなら、確実に対策を立てやすくなるからだ。
それを何処で知ったかは、好奇心が全くないと言えば嘘になるけれど、今は聞く時間も余裕もない。
また、エルナ自らが明かす気にならない内は、無理に聞き出すこともしないつもりだ。**]
―少し前・談話室―
[シモンの言葉に>>138、目を伏せて首を振る]
――僕は至って冷静ですよ。
それを言うなら、シモンさんこそ自分の姿勢を崩さないように取り繕おうと焦っているように見えます。……さっきから、意図的なのか答えて頂けていない言葉もありますし。
[続く言葉にも口調は変えず、首を傾げる]
……何を、不思議がるんです?
異端者として殺されるのと、ただ死ぬのとでは全く違います。
異端者として死ねば咎が許されることはなく、その魂に救済も休息もない。神の愛に触れることもなく煉獄に叩き落され、永劫に苦痛を味わうことになる。
精神を守る肉体という器もなく、休む事も許されない。
けれど、贖罪を果たして息絶え、肉体から離れた魂は神の元に導かれ救済と休息と安寧が与えられる。
神は我々を見守るだけで、手を差し伸べてなど下さらない。どうせこの世に救済などないのだから、死だけは平等に与えられるべきなんです。
[それが、旅の中で悟った真実であり、生涯、曲げることはないだろう]
―少し前・談話室―
[シモンの言葉に>>138、目を伏せて首を振る]
――僕は至って冷静ですよ。
それを言うなら、シモンさんこそ自分の姿勢を崩さないように取り繕おうと焦っているように見えます。……さっきから、意図的なのか答えて頂けていない言葉もありますし。
[続く言葉にも口調は変えず、首を傾げる]
……何を、不思議がるんです?
異端者として殺されるのと、ただ死ぬのとでは全く違います。
異端者として死ねば咎が許されることはなく、その魂に救済も休息もない。神の愛に触れることもなく煉獄に叩き落され、永劫に苦痛を味わうことになる。
精神を守る肉体という器もなく、休む事も許されない。
けれど、贖罪を果たして息絶え、肉体から離れた魂は神の元に導かれ救済と休息と安寧が与えられる。
神は我々を見守るだけで、手を差し伸べてなど下さらない。どうせこの世に救済などないのだから、死だけは平等に与えられるべきなんです。
[それが、旅の中で悟った真実であり、生涯、曲げることはないだろう]
……シモンさんは
[強い意志を見せるシモンに、更なる追求をする。
その場にいる人に聞こえるように、態と声を大きくして]
殺す覚悟はあるようですけれど、じゃあ、誰を殺すんですか?
人狼が自ら名乗り出るはずもなし、誰に異端者の汚名を着せて殺すんですか?
自分が生きるためだけに他人に異端者の汚名を着せて、煉獄に突き落とす覚悟がないのなら、いくら御託を並べたところで綺麗事にしか聞こえません。
……この場を取り仕切っていますけど、貴方が人狼でないという保証はどこにもないんですよ、僕らから見たら。
……尤も、他の方から見たら僕もそうでしょうけどね。
[ひとつ、トーンを落としてぽつりと漏らす]
あなたは、自分が疑われて村人に殺されることは考えてもいないようだ。そして人狼から殺されることも。
[その後、フリーデルが談話室を後にしたのに続いて自分も部屋へと戻った。
頭の中に、夜中に聞いた扉の音が蘇る。
あれはもしかしたら、ゲルトを殺した人狼が戻ってきた音なのかもしれない。もっと緊張感をもって神経を巡らせていたら、異変に気づけていたかもしれないのに。
その事が、ただただ悔しく――
やはり救いなどないのだと思い至る**]
/*匿名メモ、「ここは白銀の村だよ!村人bです。」ってやろうかなーとも思うたんやけど。これ言うと、人によっては中身が駄々漏れになる(特に村建て様には)なので、止めたわ。(まがお。
/*
村人が早々に手を繋ぐと人狼はほんと動けないからねぇ。
手ェ繋がせねぇよ?いい人にゃさせねぇよ?という内なるニコラスの意思表示
ああ、シモンに対しては割と意図的にト書き内の「こう思っているからこう動きます。この部分にはまだ触れたくないです」という内なる声を察さずにロールぶつけてます。全部察してたらエスパーになるし、こっちも相手の意図した動きしか出来なくなりそうだから。
たぶんト書きの癖だとは思うんだけど、ちょっと目に付くから、ごめんね!
旅人 ニコラスは、少年 ペーター を能力(占う)の対象に選びました。
/*
ヨアヒムとペーターが狼だと思うんだけど、占って美味しいのは過去ロール的にペーターの方かなぁ。
モリツ爺ちゃんのあの辺を再現させるというか
― 宿屋談話室・少し前 ―
答えるまでもないと思ったことにまで返事する義理はない。それに話しかけてきたときから、俺へ突っかかるように感じたお前が気に入らなかった。
[目を伏せたニコラスを追い詰めるように、視線は更に鋭さを増す。苛立ち>>121を真正面から受け止めて、初めてあからさまな不快感を示した。]
……。
[先ほどの質問に対する答え>>177に最後まで耳を傾けたあと、大仰にため息をつく。]
大層な意見だな。それが聖地巡礼をして得た思考か。
ま、そのこと自体はどうでもいい。死に対してどう思っているのか――いや、そも俺の態度がどう見えるかについても、お前の勝手だ。取り繕っていると解釈するなら勝手にしろ。
[一旦言葉を切り、腹に力を溜めてニコラスに対し低い声を出す。]
だがな。この世に救済がないから、皆死んでしまえという意見だけは受け入れる訳にはいかないな。
それを了承してしまえば、この世に生まれた意味が全く見出せなくなる。どんなに苦しくても、誰にも助けて貰えなくても。死による逃避よりも生きて掴むことにこそ意義がある。
俺は死と隣り合わせの毎日からそれを感じた。
――尤も、この場にいる全員にそれを飲めと言う気はさらさらない。世の中には死んで楽になりたいと思う奴はいくらでもいる。
[強い人間もいれば、弱い人間もいる。皆同じではないのだと自らに言い聞かせるように言葉を紡いだ。]
“勘”ねぇ…
お前の勘が鋭いことは知っているが、それで納得できるとでも?
[疑いを向けても、オットーは相変わらず冷静で、その答えはどこか釈然としないものだった。>>170]
そう、思わせるためかもしれない。
人狼は狡猾だ。
裏をかくことだってあるだろう。
犯人は現場に戻るというじゃないか。
リスクを冒してもまっすぐに遺体に近づかなければならない理由があったとか、早く遺体を発見してほしかったとか、いくらでも考えられるさ。
[それでもオットーは表情を崩さない。
苛立ったように、ポケットの中にあるナイフをつかむ。
けれど、それが取り出されることはなかった。]
[ニコラスに綺麗事>>178と言われても、全く動じず鼻で笑う。]
当たり前だろ?
誰かを手にかける覚悟がなければ、わざわざ人狼がいるなんて宣言はしない。人狼への対処は、唯一処刑しかないと思っているからな。
そしてニコラスが言う通り、間違えて無辜の人間に手をかける可能性は十分ある。だが俺は、それすらも了解の上で人狼を探すつもりだ。
[ここで突然ニコラスから僅かに顔を逸らし、何処か遠くを見つめるような視線で述懐を始める。]
長い冬の間、皆で助け合わなければ生きていけない白銀の村で、ゲルトが無残な姿で発見された直後から、もう村としての機能も信頼もがたがたにぶっ壊れてるんだよ。
例え人狼を見つけて、表向き平和が訪れたとしても、もう二度と以前の村は戻ってこない。
[残った右目にぎらぎらと底光りをするような暗い感情を湛えて、ニコラスに思いを突きつける。]
ここにいる全員を殺せば村は守られる>>122なんて、甘っちょろいことは金輪際口にするんじゃねえ!
……っ…
[「自分を殺すか」との言葉とともに発せられたその殺気に、身動きが取れなくなる。
表情に乏しい彼のこんな様子を初めて見た。
まるで見えない力で押さえつけられているようだ。
ひるんだように、ポケットから手を出す。]
…こんなときに、食事なんてとっていられるか。
[戦意喪失ととったのか、オットーから感じた殺気はいつの間にか消えていた。
何事もなかったかのように昼食の準備に誘う彼に言い捨てて、談話室を出た。]*
[それから不敵に唇の端を三日月型に持ち上げる。自分もニコラスも人狼でない保障はないとの言葉にはわざと答えず、トーンを落として告げられた内容に淡々と同意した。]
戦場では、自分が命を落とすかもしれないと思っている奴から先に死んでいく。その光景は、天国は唯一あの世だけに存在すると思えるほどだ。だから俺は、精一杯のはったりを効かせて、ようやく生き残ることに成功した。
そも自分が殺されるどうかなんてことに脳みそを使うくらいなら、もっと有意義な考えを巡らせるね。
[最後に顔の前で人差し指を立てながら、ニコラスの救済に関する言葉に反論する。]
第一己の生命すら保証できないときに、いちいち相手の救済を祈りながら命を奪うなんて器用な真似はできねーよ。救われたいなら手前で始末つけろってのが俺の考えだ。
お前が他人の救済を考えるなら、その道を邁進すればいい。
だが俺は人狼と疑った結果命を奪うことを異端者の汚名を着せるなんて思わないし、その結果煉獄に行く云々なんて全く信じちゃいない。それを俺に押し付けるのは止めろ。
[そのあと何も答えないニコラス>>179に合わせて黙り込む。リゼットにかけた言葉に否定も肯定も返さず、煽るような視線にも反応しない。
ニコラスが言った言葉をどう解釈するかは、リゼットが考えなくてはいけない問題だから。**]
/*蕎麦さんは、相手に言われたことをじっくり聞いた上で、少しずつポイントとなる箇所を溜め込んで、最後にどーんと一気に返すタイプです。(まがお。
今ならポイント8(4x3)倍セールなう。
/*
進行悩ましくてどうしよう状態な俺…
何か流れ的に今日も時間の都合的にキリング、俺な気がするんだが、どうなん?相方はいいのかそれで!
なんか、相談全然出来てないのにキリングぶん投げて寝るとか出来ないんだが…
したかったらさり気なくでもいいから伝えてくれオットー…
/*
というか、仮に俺が墓落ちしたら、コアズレ的な意味で後のことが心配でしょうがないんだがどうしよう。
まだ焦る時間じゃないかもしれないがそれでもな?
んん…とりあえずロール…
―宿屋の外―
くそ…っ!
[頭を冷やそうと出た宿屋の玄関横で、外壁にこぶしを叩きつける。]
『その覚悟が、あってのものですか?』>>122
[ニコラスからシモンに向けられた言葉だったが、自分の中にも深く刺さった。]
『いつかまた、人狼が現れたら。
少しでも人狼の可能性があるのなら、ためらいなく殺しなさい。
たとえそれが、大切な人でも。』
[それが、恋人の―旅先で人狼に憑りつかれた恋人の―最期の願いだった。
恋人を殺した自分になら、できると思っていた。
しかし、実際にはこのざまだ。
3年間何も言わずに見守ってくれた村人たちに、刃を向けることをためらう自分がどこかにいた。
オットーの殺気にひるんだのは、自分がまだ死を恐れているからだろうか。]
[声が届いたらしく、大袈裟な反応を見せるジムゾン>>174をちらりと愉快げに眺める男であったけれど、目の向く先は直ぐに倉庫の奥へと転がされたゲルトへと。
存外残る部位は多く、ある程度判別出来る状態ではあったものの、無造作にその身へ穿たれた穴はそれが疾うに生命を無くしたものであると訴えていた。]
可哀想…?そう、だなァ。
[眉を潜めて曰う言葉へはつい鸚鵡返しに返して。
窺う様に、その顔へと視線を滑らせる。]
あんた…本当にそう、思ってんのかい?
[問うのは、淡々と。
続ける言葉は偶然耳にした一言。]
……赤い聲は、まだ聴こえない?
[こてりと、首を傾けた。]**
こんなときに食事なんて……か。
[ヤコブの言い捨てた言葉>>185を反復する。違う。こんなときだからこそ大切なのが食事だ。或いは、食べられなくても、そこにあるだけで大きく環境は異なってくる。慣れ親しんだリズムを保つことというのは、人が思う以上に大切なこと。自分で言うのも何だが、このような状況で率先して食事を作ろうとする存在は稀有なものだ。]
──冷静さを失えば、冬に呑まれるよ。
[生き残るためには状況に流されずに、状況を捕らえ、適応しろと教わった。呟いた言葉は誰に届くこともなく、空虚にさ迷っただろうか。
出した食事に対する反応で、その相手がどれだけ“闘えるのか”も見られる。別段、望まれてもいないため、そのような算段はなかったが、漠然と考えた。
その後、誰かに手伝われればその人と。誰もいなければ一人で昼食を用意して、昼食を済ませただろう。用意を手伝わなかった相手でも求められれば昼食を出すこともあるだろうか。**]
そうだね……。
[「“渇”いているのなら、喰ってくれば?」という聲>>*15に呼応するように、意識を自己へと埋めてみる。]
今日は、少なくとも自分から動くのは難しいかもしれない。限界が来るのは、恐らく明日だから。
[既に“渇”きは、かなり限界に近かった。しかし、限界に近い程度では動けない。と、聲を生みながら、過去に飢え死にしかけた時のこと>>1:119を思いだす。
望まれるなら可能だが、そうでなければできない。そう言外に含ませるという行為が、あまり好かれない傾向にあることは、経験則から帰納的に理解している。しかし、それが己だ。
この聲が届いたら、彼は一体どう感じるだろうか。考えながら、内なる獣の、飢えから来る鋭い視線を傍観するように感じていた。]
/*
で、結局誰を疑って誰を殺すのさ。
…と言うところが聞けなくて、こう、流れに任せて死にそうな人をキリングしますけど、積極的に誰かを疑う気はないですよ感が
/*
かなり無理矢理ぶっこんだらお返事きた。
じゃあキリング頑張るかあ。
しかし頭が痛くて(以下略 大人しくお薬飲も…。
改めて、昨日はヘタれて赤に襲撃埋めてしまいまして申し訳ございませんでした。(ぺこり)
あと…細かいとこ、確定とか何かやらかしてたらエピでご指摘いただけると嬉しいかなって…。
/*
そもそもRP村でいい動き出来たことないけど、狼が想像以上に難しいことに今更気づく系青年。
いい勉強になる…けど、胃が痛たた…。
……気に入らないなら、僕を殺せばいい。幸い、それが許される状況だ。
厨房に行けば、包丁くらいはありますよ。それとも、自分から手を出すのは怖いんですか? 手を出したことで疑われるのが嫌ですか?
……やはり貴方は、自分が、自分だけが生きることしか考えていない。
皆殺しにして自分一人が生き残れば、なるほど、貴方の視点では万事解決だ。
人狼を探すと言うばかりで、具体的な話がいっさい出てこない、口ごもって答えないのがその証左。返り討ちにすればいいと思っているのだとしたら、どちらが甘っちょろいのかって話ですよ。
……ねえ、シモンさん。
どうして、僕が場を乱そうとする人狼だとは思わないんですか?
貴方は、
……本当は、僕が人間だと知っていいるんじゃないですか?
/*
くらい言いたいんだけど、我ながらいい加減しつこいのと、何を言っても「そう思いたいのなら勝手にすればいい」って言われそうで
/*
何か俺が狼なのに狼の巣に放り込まれて震えてる羊の気分だったりする…。
他の人ロールや心情描写上手くてほんとどうしよう。
頑張れ青年、ドヤ顔を維持するんだ…
/*
なんで和を乱そうとするんだ!
お前が狼なんだろうー! (((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・
くらい感情をむき出しにして欲しいのだけど、高望みなんだろうか。
ギリギリまで耐えると?
[多少…予想していなかった、と言えば嘘になるが、それでも、呆れたように鼻を鳴らすのは止められずに。]
……馬鹿じゃねえの。
[勢いで吐き出す言葉には少なからず憂虞の意も隠っていたけれど、それが相手へと伝わったかは、はてさて。]
――…ま、分かった。
[暫く間を置いた後、それだけ言ったのだった。]
[紅茶を一杯飲んで朝飯を口にする。惨劇が起きた直後だけど、普通に食べることができた。ここにもかつての職業が影響が残っている。
食事に集中しているように見せかけて、実はずっと”答えて頂けていない言葉もありますし。”>>177という、ニコラスの台詞について考えていた。
確かに自分は意図的にスルーしていたのだから。”誰を殺すんですか。>>178”への返答を。]
ごちそうさま。
[食事を終えると後片付けを行う。厨房で洗った食器類を所定の位置に仕舞ってから、昼飯を作るオットー>>191を手伝った。但し食べた直後だからとの理由で、自分は必要ないと答える。]
― 従業員部屋 ―
[部屋に戻ると真っ直ぐベッドに向かう。枕の下から一丁の拳銃を取り出した。現在は空砲だが万が一奪われる可能性を考え、所持は誰にも明かしてない。
左目を怪我で失ったとき。以前のような射撃はできなくなったけれど、軍隊で”ローテス キューケン”と呼ばれていた頃に苦楽を共にした相棒を手放せなかった。手入れは今でも欠かさない。
突然両手で銃を構えて、窓の外にいる鳥に狙いをつけた。まだ自分はこれを撃てる、その覚悟を持てると思いながら。]
俺が誰を殺すか決めていたら、話なんかせずにこいつを突きつけるだろうな。
[部屋の外に漏れないよう気をつけながら、ニコラスへの回答を呟く。一発だけ弾を込めて銃を服の下に仕舞い、部屋を後にした。**]
――――だめ。
[その言葉は、果たして他の者の耳に届いたかどうか。
今はただ、恩人へと敵意を向けたヤコブに対し、
警戒混じりの視線を投げかけるのだった。]
[だが、青年の難詰は終わらない。]
…どうして。
[何故、赤い聲を知っているのか。どうしてもなにも、談話室での呟きを聞かれたのだろう。]
聴こえませんよ、赤い聲なんて。
[かろうじて否定の言葉を発する。上目遣いで何やら探られるような目を向けられれば、視線から逃げる様に顔を背ける。
こてりと首を傾げる仕草が憎たらしい。
浅はかな同情はおろか、日頃の作り笑いさえも見透かされてるかのような気分になった。]
[以前まで聴こえていた人狼の囁き。もう始まっているのならば、自分にも聴こえている筈で。なのに、何も聴こえない。
いや、違う。何を馬鹿な事を口走ろうとしているのか。自分で自分が抑え切れない。]
……今だけじゃない。もう、ずっと。
[もう、ずっと。あの人が死んでから聴いていない。]
/*
ふむ、フリーデルさんに吊りセットしたけど、襲撃になるなら吊り先どうするかな……。
何か動くべきなのだろうけど、どうしようかな……。
RPはこういう時も難しいね……。
[思うところは同じだったと、親友に言われれば。 >>193
その表情はほんの一瞬だけ喜びの色に染まるが、すぐにそれは、悲痛に歪んだものに塗り替えられる。
お別れなんて嫌だ、と。>>194
そう聞けば、目を閉じたくもなるが。
目を閉じては行けないと自分に言い聞かせ、拳を握りしめて、何かに耐える表情。]
……私だって、嫌です。
[絞りだすような声でありながら、しっかりと言い切って。激情を隠すような、そんな声で。拳は握られたまま、声は震えるまま]
……でも、………
これが、私の、「役目」ですので。
[と言って、自分の事情を語り始める……]
突然こんなことを言われても、恐らく信じてはもらえないと思いますが……
[語る理由はそのような文句から始まった。フリーデルは真剣な眼差しで、淡々と言葉を繋げる。それは、何かから逃げるようですらあって]
……「コルネリアス」の家系は、……呪われて、いるんです。
私の知る限り、人狼と人間の戦いは歴史の影で、数百年前から、幾度と無く行われたと聞いています。
人狼に滅ぼされ、廃墟だけが残った村も、語られぬだけでいくつもあると。
人狼の脅威に対抗するために、人間は色々な方法を取ったとも。
人間と人狼を見分ける事のできる能力者を見つけ、重用したり。
人間の死体と人狼の死体の鑑別を行う能力を開発したり。
…………コルネリアスの家系も、そのようなものの一つです。
[一旦ここで言葉を止めて、自分も先ほど持ってきていた紅茶を一口。]
……身体が温まりますね、これ。
[柔らかく吐かれるため息は、話の内容とはあまりにも不釣り合いに優雅で、自然で]
コルネリアスの家系は……元々は、無用な犠牲を出さないことを目指していたそうです。
夜の間に本性を現した人狼を、こちらから迎え撃つ能力を得ようとしていたそうです。
夜の間に弓矢で狙い撃とうとしたり、人狼を眠らせる薬を作ろうとしたり。
当時は、「狩人の家系」と呼ばれていたといいますが。
……しかし、結局それらは全て失敗に終わって。
その後、彼らは「襲撃を受ける者が誰であるかを予測し、防御する」という戦術を編み出しました。この試み自体は、それなりに上手く行ったと聞いています。このやり方を真似た人も、歴史の影には他にも居るといいますし。
……ですが……
[話の核心を告げるに従い……フリーデルの表情は暗く沈む。
それでも、何かに突き動かされるように話を続ける]
……彼らは、更に新しい方法を見つけたのです。
……それが、狼の襲撃を誘導することによって、1日分の時間を稼ぐ……という、手です。
さっきも言った通り、狼を見分けられる人間が居る、らしいのです。もし彼らを1日生かすことが出来れば、それだけでも、狼を撃退出来る可能性が上げられる……彼らは、そう考えました。
[ここまで言うと、懐から紫色の香水瓶を取り出し、両手首に一振りずつ]
獣は、仕留めやすい獲物を狙うと聞きます。
彼らはそこに目をつけて、彼らだけにわかる、獲物の匂いを強くする香水を作りました。
[香水を懐に戻して表情の色を消そうとするも。やはり、心からの悲しみの色は消せないようで]
………その役目を継いで生まれたのが………私です。
私は血の定めに従って、使命を果たさなければなりません。誰も襲われないうちに、行かなければ、意味が、ないんです。
[自分の死と、親友との別れと。その両方を自覚して。
それでもなお、感情を押し殺して。
外を少し見る。ちょうど正午を過ぎた頃合いか]
旅人 ニコラスは、青年 ヨアヒム を能力(占う)の対象に選びました。
………そろそろ、準備を始めなければなりません。
………エルナさん。
[そう言って立ち上がり、エルナが止めるようなことがなければ、そのままドアノブに手をかけ。背を向けたまま]
……さようなら、です。
あなたと友達で居られたこと……誇りに、思います。
……どうか、生きてください……お願いです。
[淡々と言うその声は。明らかに、震えている。止めなければそのまま外へ向かうだろう]
シスター フリーデルは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
/*現在の役職予想
人狼:ヨアヒム、オットー
囁き狂人:ペーター
占い師:ニコラス
霊能者:
狩人:フリーデル
村人:シモン、ジムゾン
未確定:リーザ、ヤコブ、エルナ、パメラ
/* 一応独り言で懺悔しておくと、被襲撃立候補するまでもなくこっち襲撃が一番綺麗になるように調整しようかとは思っていたのですが、「狼側には先に宣言しておいて欲しい」と言われてしまったのでちょっと急ぎ気味にしたってのが正直な所。
この辺はエピでの話題にもなりそうかな。
/*
あ…、そういう方もいる…よね。うん。
こういう話は揉めるよなあ。
演劇村じゃないんだからロールで決めようぜ…という。
…のは分からなくもない…というかそうすべきではあるんだけど、出ちゃってる以上は、と思う俺であった。
いや、でもこういうの言ってくれる人がいないとそういう方向に傾くことがあるから有り難い。
メモで方向性決めてるヒマがあるなら動けよっていうね。知ってた…。
シスター フリーデルは、仕立て屋 エルナ を能力(守る)の対象に選びました。
/*
他の村で一度に2人襲撃やったことあるからなんとも…
吊り先立候補はOKで襲撃先立候補はダメっていうのもよくわかんないなあ。
[ジムゾンの過去がどのようなものであるか。
また、ヨアヒムとの間にどのような会話が
繰り広げられていたかも知らぬままに。
少年は、また恐れていた。
ここ数日、内なる“声”が大きくなってきていること。
そして――…内からだけではない、声が聞こえていることに。]
[今も、恩人に敵意を向けたヤコブに対して、
普段ならば抱かぬような憎しみに満ちた視線を向けてしまった。
このままでは――…また、
“ペーター”が出てきてしまうのではないか――と。]
/*
前の独り言がああいうそういうばかりで意味不明という。
何というか、その、うん。
立候補については思うところはあるけれど、こういうのって最初の方はごたごたするもんだしなあとか。
[自らの視線が敵意に彩られていることに気付けば、
そっとヤコブから逸らした。
このままでは、いけない。
しっかりしないと、僕はまた――
“ペーター”に飲み込まれてしまう。]
/*
あと、別に責めてるわけではないんだけど、襲撃先って盤面と流れを見て狼が選ぶもんだと思っていたから襲撃立候補に素で驚いてるマン。
―回想・3年前―
[3年前、恋人フローラと出かけた村で、ヤコブは人狼騒動に巻き込まれた。
いつも仕事を手伝ってもらっている彼女に、たまには休んでほしいと用意した旅だった。
始まりは今回と同じ。
宿で人狼の噂を耳にして怯えるフローラに、ただのおとぎ話だと言い聞かせた。
まさかその彼女が人狼になろうとは、考えもしなかった。]
[その翌日、人狼による第一の犠牲者が出て、ただのおとぎ話ではなかったことを否が応でも知ることとなる。
当然のように話し合いが始まり、よそ者である自分たちも真っ先に疑われたが、証拠がないからと、数日間はどうにか処刑を免れた。
しかし、第二第三と犠牲者は増え続け、もう逃げ場はないと悟った時、ヤコブはフローラを連れて宿を抜け出した。]
[ヨアヒムから視線を外され胸を撫で下ろすも、束の間。作り物と揶揄される。今度こそ、否定出来なかった。
相手が近づく度に一歩ずつ…は後退りをする。とうとう壁際まで追い詰められる。ヨアヒムの腕に逃げ道は早々に塞がれてしまった。]
そう、疑い、罵られて、処刑されるぐらいなら、
……人狼に喰い殺される方がずっと良い。
[壁に手をついて逃がさないように閉じ込められる。振りほどこうにも身動き出来ない。
まるで、補食された獲物さながら。]
[それから何があったのかはよく覚えていない。
『お願い…私を殺して…』
獣が自分にとびかかった瞬間、耳元でそんな声を聴いた気がする。
覚えているのは、ただそれだけ。
気が付いたときには、肩に傷を負っていて、手には血に塗れたナイフ。
そして目の前には、変わり果てた恋人の姿があった。]
[「『聲』の聴ける人間?」と囁かれ、小さく頷く。
しかし、直ぐに首を振って、]
違います。私は守る事が出来なかったから、
あの人を……聲を失ってしまった。
[其処ではたと気が付く。何故、ヨアヒムはその存在について知っているのか。
直ぐ側に死体が安置された場所で彼は愉快げにこちらを観察していたのか。この状況で尚、笑っていられるのか。
どうして、追及されるがまま洗いざらい白状してしまったか。
どうしたって不釣り合いな笑顔を見つめては、]
貴方は――…
[青年の残酷な笑みが好きな人と何処か似ていたから。]
『…ありがとう…』
[まだかろうじて息をしていた恋人から発せられたのは、感謝の言葉だった。]
『いつかまた、人狼が現れたら…
…少しでも人狼の可能性があるのなら、ためらいなく殺しなさい。
たとえそれが、大切な人でも。
必要以上の犠牲を出さないように。
その人が私のように、苦しまなくて済むように…』
[彼女がどうして人狼になったのか、いつから人狼だったのか、今となってはわからない。
そんなことは、どうだっていい。
人狼であろうと、人間であろうと、フローラであることに変わりはない。]
僕は僕として、フローラの願いをかなえればいいんだ。
[そうつぶやいて、室内へと戻っていった。
もう何があっても迷わない、そう心に決めて。]*
/*
←一秒差ではさんだことによるとっさのリアクション
メモ相談は一長一短というか必要悪であるからねーなんともいえない
あと相談しすぎるのが非推奨だからといって、
分からないことを訊くのを遠慮する理由にはならない(主に自戒
/*
村建てメモ…はあるんだっけか、この国は。
村の趣旨に反してることしてたら申し訳ございませんと先に灰で謝っとこ…ほんとに…。
/*
何かもう…自分の動きがひどくて…ひどくて…
あとオットーとペーターはもっと話したらいいと思う…赤ログなんぞこれ…
/*
興醒めさせてしまっていたら本当に申し訳なく…
オットーとペーターが二人で話してなくて、俺とそれぞれ話してる感なんだよなあ。
ほんとに俺落ちたらどうするんこれ…
いや、何とかするのかもだけどね?胃がね…胃が…
/*
あとすごく今更だけど、この口調ならヨアヒムよりディーターのチップの方が良かったかなあとか。
何かヨアヒムは僕って言ってるイメージがね、あってだな?
―夜:森の近く―
[エルナとの会話の後。
彼女はもう一度、手首に香水 >>207 を振り。
誰にも気付かれないよう、こっそりと宿屋の裏手から抜けだして、独りでそこにいた。]
……………あまり、いい気分でも、ありませんね………本当に。
[口伝されてきたことが本当ならば、この香水には、コルネリアスの血と反応して人狼を呼び寄せる効果があるのだという。
今まで試したこともないため、それが本当かどうかはわからない。しかし。
こうすれば、その日は、人狼たちがもっとも脅威とする者が襲われずに済むのだ、と。
確かに、自分を引き取った先代の神父は、かつて自分にそう告げた。
それこそが、自分の役割だ、と。]
………
[自分の生を願うべきなのか。自分の死を願うべきなのか。
自分の生存欲と、責任の重さ。
それら両方を心で天秤に掛けつつ、彼女は一人、黙してそこに立つ]
[言う直前で、指先で唇を押さえられ言葉を遮られてしまった。
ひらりと身を翻して去っていく。その背中に追る声がひとつ。 ]
貴方がそうなら、
そのまま、噛み切って欲しかった。
[何度、後悔した事か。ひとり残されてしまうぐらいなら殺されるべきだった、あの人の牙にかかって。
壁際に追い詰められた時にそのまま首を噛み切って欲しいと思った。余りにも自分勝手な願いだ。ヨアヒムを引き止める事は叶わなかっただろう。*]
/*
>リデルメモ
や、全くいいんだけど。
立候補よりはロール回して動いて欲しかったなあっという考えの俺。
メモで書くより先に香水振って動いてもらえたら合わせたのになあっと。
[談話室には、ほかに誰が残っていただろうか。
残っているなら、その人物を見ながら、
いないなら、その顔を思い浮かべて、
ゲルトのことを知ったときの、一人一人の様子を思い返していく。
オットーへの疑いはまだ晴れたわけではない。
場を仕切っているシモンや彼とやりあっていたニコラスは扇動しようとしていたようにも思える。
パメラがあまりしゃべっていない気がするのは、ボロを出したくないからだろうか。
子供だって例外ではない。
先ほどペーターから敵意を感じたような気がする。>>200
死にたくないと叫んだリゼット>>144は、怯える子供を演じているのかもしれない。
怯える村人を演じている可能性は、フリーデルにも言える。>>108
ジムゾンやヨアヒム、エルナの反応は比較的自然に見えたけれど、人狼ではないという証拠にはならない。]
―3F自室―
[部屋に戻り、深く息をつく。
随分と頭に血が上っている。柄にもなく。
――この閉鎖された空間が、そうさせているのか。
それとも、止んだと思えば痛み出す、警鐘のような頭痛のせいか]
どうして、シモンさんは
僕が場を乱そうとする人狼だとは思わなかったのだろう。
[ちらちらと、疑惑が揺らめく。
……彼は、僕が人間だということを知っているのでは?
そうだ。
場を支配し、優位に立って、自分以外の全員を殺せば何も困る事はないではないか]
[シモンの言葉が耳に残る>>182。
巡礼の旅で立ち寄った村を思い出して、唇を噛む。
飢饉で食べるものが無くなり、人買いに子供を売った親がいた。
餓死した親の死肉にかじりつく子供もいた。
流行り病に侵され、遺体が放置されたまま滅びた村もあった。
それが他民族の呪いだと信じられ、虐殺される様も見てきた。
わずかに生き延びたのは見目美しい娘たちが、劣情の犠牲になっていたのは想像に難くない。
戦争に巻き込まれた村もあった。
もうその土地にはいない兵士の間に生まれた子供は、捌け口の対象だった。
そんな現の世で、踏みにじられている者たちにどれだけの救いがあるというのか。
助けてもらえなくても生きる事に意味があるなんて、そんな事、奪う側だから言える綺麗事だ]
どっちが甘っちょろいんだか。
[どれだけ声高に御託を並べようと>>184、自分だけが生き残ればいいと、自分だけは死にたくないと言っているようにしか聞こえなかった]
[すっかり温くなってしまった紅茶に口をつけて、緊張に渇く喉を潤す。
ヤコブもまた、内心で少女を値踏みしていることに気付かぬまま。リゼットは決意を決めて話しかけた]
……今日は皆さん、どう、されるんでしょうか。
あの、わたし、……考えたんです。
みんなで談話室で寝たら、どうかなって。
狼がいくら強くて、知恵があっても。
みんなが居れば、変な真似、出来ないと……思います。
[つかえつかえ零されたリゼットの言葉を、ヤコブはどう受け取るだろうか]
― 宿屋倉庫 ―
[ヨアヒムとはちょうど入れ違いになって、倉庫から出てくる姿は見ていなかった。そもジムゾンを追って談話室を出たなんて知らなかったし。
中で考え事をしているかもしれない、あるいはもう移動している可能性もあると思ったので、倉庫のドアを三回ノックして、ジムゾンに呼びかける。]
ジムゾン、いるか?
―昼:宿屋3F フリーデルの部屋―
[少なくとも、エルナは話を信じてはくれた……ように見えた。>>244
その内心、彼女の持つ能力までも知る由は無かったが、それでも。
信じるというのならば、そのような表情になってしまうことも予想してはいたので。エルナの反応>>246 には何も言わなかった。
ドアノブに手をかけると、後ろから声。>>248]
……そうですね。私も知りません。
……もしかしたら居ないかもしれない。ゲルトさんがそう言う人だったかもしれない。
でも。
……でも、いいんです。
[その口調は、やはりあくまで淡々としたもので。]
少なくとも、私はそういうことが……見える人間じゃない。
今そこにいるエルナさんだって、もしかしたら人狼かも知れない……そうだとしても、私にはわかりません。
私には、解らない。
私が、そういう力を持っている人を1日、守れるかもしれない。
……それだけでも、私が……
[何か続けようとしているようだが、言葉はそこで止まってしまう]
…………わたしが……
[先ほどの「私が」よりも、ハッキリとわかる震えた声で。
「私が命を捨てる理由になる。」
本当はそう言おうとしたのだけど。
そのことを意識してしまって、言葉が続かないのだった]
―倉庫→森―
[背中へと掛かる言葉>>240へは特に反応を見せず。
また、振り返ることもなく倉庫を離れた。
地吹雪が巻き上がる中、入れ違いに倉庫へと向かう二つの人影>>251>>252には気付くことはなかっただろう。]
――…アンタが、死にたくないと思い直すことがあったなら。
……その時は、殺してやるよ。
[薄く声ともつかない音は風に乗って消えてしまった。
自分から死を願う人間を喰う事は、決して本能の欲求を満たすものではないから。
…だから、男は其れをよしとしない。
少し前まで対峙していたジムゾンの名状し難い表情を思い浮かべれば、舌打ちを一つ溢したのだった。]
/*
思いつく限りの設定は開示したから死んでもいいな
結局師匠みたいな正義狂いにはなんないかなー
コンセプトから外れ気味だけど対比美味しいです
青年 ヨアヒムは、シスター フリーデル を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
ていうか霊能希望を通した代わりにコンセプトを半ば捨てたような気もしていて
素村って気楽で いいね
ちなみに素村だったらガチ第二のゲルトになっていたかもしんない 師匠も普通の人
普通の人が人狼騒動に巻き込まれる絶望美味しいけど自分でできる気はしないな…
な――……ん、で。
[微かに、声が零れる。]
なんで、神父様は、平気なんですか。
こんなの――…こんな、酷いところを見て。
[俯き、僅かに肩を震わせながら、呟く。
かつて見た老人の遺体は、まるで眠っているようにも見えた。
だが――……“これ”は違う。]
どうしてですか――…神父様……!
[驚きと、恐怖と――…内なるもう一人による微かな愉悦を持って、
じっとジムゾンを見つめるのだった。]
― 倉庫 ―
[暫くして、一人残された…のもとに訪れるシモンとペーター。
シモンの声に「どうぞ。」と淡々と返す。開けた扉には二つの影。ペーターも来てるとは知らずにゲルトの死体をそのままにして中へと招き入れてしまった。]
ペーター、居たのですか!
てっきり、シモン。貴方ばかりと…。
[自分の不行き届きに申し訳なさそうに眉を顰める。]
/*
うまく動けていない気がする……!
ごめんなさいいぃぃ
おかしい。
神父様に懺悔するつもりが……w
どうしてこうなった……wwww
(そこにゲルトの遺体があった)
[少し、気を紛らわせたいが、温泉に浸かるのは躊躇われる。
左肩の爛れた火傷跡は誰にも見られたくはないし、それ以外にも、よく見れば薄い傷跡が、覚えの無い傷跡が体中にある。
男の頭の奥には、箱があった。
小さな箱の中に押しこまれたのは、
蓋をして、鎖で雁字搦めにして、錠を掛けた幼い日の記憶。
決して開く事のないように無意識に封じた、忌まわしい記憶。
――母と共に、黒い影を観た日の記憶]
―白い森―
[ゲルトとの待ち合わせぶりに訪れたその場所は、昨夜の血臭も飛沫も全て白に塗り潰されて、何事も起きていなかったかのように静寂に浸されていた。
抉れた樹氷すらも白雪に覆われて傷痕の無いように見えて。]
――…呆気ないモンだなあ。
[無意識に青年の口から滑り出たのはそんなこと。
そのまま佇んでいたなら、重苦しい灰色の空の奥から僅かに斜陽が地面へと差し込み始めていた。
…それでも黄昏ていれば、やがて薄暗くなり。
身体が冷えるのとは別に何処か落ち着かない心地になって、辺りを見渡した頃には、随分と宵闇が迫っていたのだった。]
/*現在の役職予想
人狼:ヨアヒム、オットー
囁き狂人:ペーター
占い師:ニコラス
霊能者:エルナ
狩人:フリーデル
村人:シモン、ジムゾン、リーザ、ヤコブ、パメラ
―夜:白い森―
[自らの「使命」を果たすため。 >>239
死にたくない、という心に必死で蓋をして、ひとり。
響くのは風の音だけか――と思っていた、矢先。
何者かの、気配。>>265
呟いた言葉までは聞き取れなかったが。しかし、何か、不吉な感じがした。
音の方向へ目線をやれば、そこには―――]
…………ヨアヒムさん…………
…………どうして、ここに…………?
[それは自分にも当てはまる質問だと知りつつも。
震えた声で、問いかける。]
[ゲルトの遺体にぺーターは取り乱す。子供には余りに酷だったのだろう。そう、さも死を悼む様に悲し気に。すらすらと口からは言葉が流れる。]
平気な訳では…、ないですよ。
とても不幸な事だと思います。何故、こんな事が起きてしまったのか。
[シモンの目配せに大丈夫だと首を振って、ペーターを倉庫の外へ連れ出そうとするだろう。]
子供の貴方には残酷過ぎましたね。
さあ、落ち着いて。
少年 ペーターは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
/*
時間軸が迷子…!!!
ええと、ヨアヒムが外に出たのは何時で、フリーデルが出たのは何時で、エルナが部屋をでたのは何時なんだー。
談話室は誰が残ってるんだー!!
[ペーターの肩を抱く様に、その小さな背中を押してふたり一緒に廊下へと。
少年の肩へと手を伸ばした。
ゲルトの遺体を目にした際の心乱した姿は露とも感じさせず、
何時もの笑みを浮かべていた。]
―夜・白い森―
[――…頭の奥が尽尽と疼くような感覚に襲われて、顔を顰めた。
すん、と鳴らした鼻は何かの匂いを嗅ぎ取るのだが、それが何の匂いなのか全く検討もつかず。
脳が弛緩していくような感覚は明らかに、異常だと。
訴えかけてくる理性すら段々と薄まっていく…ような。]
『――…なんだ…?』
[発する聲も常とは異なるもの。
――…
…それでも、声>>267がかかればそちらへ顔を向ける。
そして、「匂い」の元がフリーデルだと認識すれば、目を眇めてじぃ…と見つめた。]
『ゲルト…と、待ち合わせた場所、だから』
[拙く答える聲は何処か常の声と混じり、耳に痛く。
自分の聲だというのに不愉快に感じる。]
[どれだけ、部屋の中にいたのか。
胃が空腹を訴えるが、何かを食べる気分にもなれない。
少し、外の空気を吸ってこようか。この天気だ。誰かに会うこともあるまい。
エルナからもらったマフラーを巻き、上着を羽織って部屋を出ると
向かいの扉から人の声が聞こえた]
……僕、神父様になら、
懺悔できるかもって思ってた、のに……。
神父様なら、ひょっとしたら、僕のことを
許してくれるかもって――……。
[それは、少年がジムゾンを探していた、本当の理由。
だけど、ゲルトの遺体と共に佇んでいたその姿を見れば、
誰を信じていいか――そして、誰にすがっていいかもわからず。]
[肩を抱かれれば、びくりとその身が震え上がる。
見上げれば、いつもの笑み。
変わらない笑み。
優しい笑み。
優しい――……?]
神父、様――……?
[共に廊下へと出た後で、
しばし呆然と彼の顔を見上げた。]
―昼:宿屋3F フリーデルの部屋―
[普段なら、その声>>270に対して笑いを返すことは無かっただろうが。
この状況下だからこそ、エルナの考えを理解したのかもしれない。――それは、ある意味本能的に。
フリーデルもまた。軽く苦笑する。]
……運に味方された人狼でないことを祈りましょうか。
[そう言って、軽く目を伏せて。
「無理しないで」とエルナは言う。>>272
数秒。ノブを握ったまま身体は止まる。……その姿勢のまま、首をふる。声音の芯は、先ほどよりも通っている]
ごめんなさい。
……これをしなかったせいで、昔話の滅亡した村みたいになったら。
[……エルナも、同じように殺されちゃったら。とは、さすがに言葉には出せなかった]
……それこそ私は死んでも死にきれない。
……さようなら。……どうか、生きて。
[それだけ言うと、ドアを開け放ち。
足音を殺して、階下へと歩いて行ってしまった。
こうなってしまっては、もう何を言っても聞かないだろうと……付き合いの長い人間ならば、理解できるはずで]
[ペーターを連れ出そうとするジムゾンを目にして、その方法があったかと感心した。元々考えることは苦手なので、思いつけなかったのだ。
ジムゾンは首を振ったものの、再び誰かが倉庫に入るかもしれないと心配になって、そっと移動する。
二人の会話を聞きながら、手早くゲルトの体を元のようにシーツで包んだ。]
(ペーターの言う懺悔とは、一体何だろう?)
[気にはなるものの、詳細が全く分からないので口を挟むことは差し控える。]
僕は自分が賛同しないと言っているだけで、みんながバラバラにいればいいとは言っていない。
君に賛同する者がいれば一緒にいればいいと、そう言ったはずだよ。
[挑発するような態度>>268に、表情は崩さず、淡々と続ける。]
バラバラでいた方が都合がいいとはどういうことかな?
君が狼で、獲物を一か所に集めたがっていると見ることもできるんだよ。
もしくは、そこに集まらない僕のような人間を襲うつもりかな?
…まあ、僕が狼だと思いたいのなら、好きにすればいいけれど。
[そこまで言っておもむろにナイフを取り出すと、その刃先を少女に向けた。
そのまま突き立てる気はない。ただ向けただけ。
少女はどういう反応を示すだろうか。]
―夜:白い森―
[響く声。その声は妙に重く感じられた>>273
声の質に、本能的に背筋が震える。
……そうか、これが、“人ならざる者”なのか、と]
……あなたが………人狼、だったんです、ね………
[見慣れた姿ではありながら。
その雰囲気は、これまでに見慣れたヨアヒムとは似ても似つかぬもので。
「ゲルトと待ち合わせた場所」と言われれば……]
……犯人が現場に戻った、ということ……ですか。
[目を伏せて。一度開いて。見ただけでも畏怖の念を感じてしまう、ヨアヒムの姿を、夜の帳にしっかと見て。]
…………ああ、…………どう、しましょうね。
…………逃げるべきなんでしょうけど。ね。
……足がすくんで動かないんです。……助けては、もらえませんか?
[何を言っているんだろうと。彼女自身思うけれども。そんなことを言ってしまう程度には、今どうしていいか、わからないのだ。
言葉通り、彼女の足はがたがたと震えている]
[この村に蠢く、様々な感情が頭の中をかき乱す。己に感情があるのなら、この上なく気分が悪くなっていたことだろう。
疑心暗鬼の連鎖は人の心を縛り付け、灰色に固めていく。覚悟と浅慮の境界すら曖昧にし、様々な思い込みが噴水のように湧き上がり、凍てついていく。酷い有様だ。]
――だからと言って、どうということもないのだけれども。
[心の中で呟く。このような状況にも適応できるタイプの一つが「観察のできる人間」だと教わった。この中では―少なくとも己に対しての視線では―シモンが当てはまるだろうか。あの観察>>196は疑似ではない正真正銘の観察だった。]
――当然、あの時間だけでは判断できないのだけれども。
[これもやはり、心の中で。
ペーターからヤコブへと向けられた敵意は己も関連していたためか一層強く流れ込んできたが、それでも流れ込んでくる全体の感情との対比ではごく一部にすぎないのだった。
やがて、ヤコブが再びやって来てからは、その行動を展覧会に飾られた絵画を見るかのように眺め、部屋へと戻っていくのだった。その間、誰かに何かを求められたのなら当然のように応じることもあっただろうか。**]
農夫 ヤコブは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
[ペーターの疑いの声にも困った様に笑うだけ。
責め立てながら、その反面でペーターは…縋る。「懺悔…?」まるで助けを求める声に幼子をあやすように少年の頭に触れようとして、止めた。代わりに自嘲と悲哀とを薄くのせた瞳を向ける。]
私に懺悔する必要はありませんよ。
私は神の代わりにはなれません。
[そこまで言い切って、…は自嘲の色を更に濃くさせた。…こそ、懺悔する罪人のような面持ちだった。]
神父なんかやってますけどね、神様なんて信じてないんです。
落としたけれど、だ、大丈夫かな…。
落とした結果に、相手に対して確定ロルにならないかどうか超不安orz
今、談話室いるリゼットと、ヤコブに。
一応縁故なmemo
リゼット:保護 一緒にいるからこそ、まもらなきゃ
ニコラス:疑惑 本気で、言っているの?
ペーター:保護 子供だから
後1人枠。あー、1dで決めておくべきでしたorz
リアルなこと、メモでいいたくはないのだよ…。
風邪じゃないけれど、メンタル的なこと。
ほんと、マジで健康第一です。
[フリーデルのその様子に、声をかけるのも躊躇われて。
開け放たれた扉からエルナの姿が見えれば、かすかに目元が和らぐ。
何故だか、今日は彼女の周りは白く清らかなものに見えて、人狼ではないと強く感じた。
彼女に絶望は似合わない。
笑顔でいてほしいと心のどこかで願う。
だけれども、もし
エルナが絶望するような事があれば――]
エルナ、シスターの様子がおかしいけれど
……何があった?
[『救済』すべきなのかと思い悩む。
それが自分のエゴでしかないと、知ってか知らずか**]
村娘 パメラは、シスター フリーデル を投票先に選びました。
["あなたが人狼だったんですね"
その言葉には茹だる頭であろうと、嗤う。]
『――…御伽噺の中の存在じゃあなかったってワケだ。』
[何時か、人狼を実在しない化物>>1:175だと、シスターがそう言ってから然程時間は経っていない。
彼女の過去…なんて知るはずもないから、ちらりちらりと顔を見遣るのは反応を気にしてのことで。
続く言葉へは、返事を返さない。
ただ、抑えた嘲笑を喉の奥から漏らすのみ。]
『…、逃げようとしたところで、それを俺が許すとでも?』
[くつくつと鳴らす喉は、声の漏れる口は、少しずつ人の形を失い始めていたけれど、男がそれに気づくことは無かった。]
『殺してやることは、出来るけど、なあ?』
[一歩、近付けば問う。]
『――…アンタは、何処から喰って欲しい?』
[彼の顔を見上げたまま、じっとその言葉を聞く。
あぁ、やはり――……誰も、救いなど与えてはくれないのだ。
そう思えば、罪を抱いて生きてきた少年の心に、絶望が宿る。
やがて――……。
ジムゾンが聞き取れないであろうほどの声で、小さく呟く。]
………………そっか。
神父様も、やっぱりただの“大人”なんだ。
[低く呟いた声は、先ほどまで取り乱していた少年とは異質なもの。
その言葉を聞き取ろうとジムゾンが身を屈めたならば、
幼い口元がゆっくりと弧を描いた。]
[呟くより先に傍らに飾られていた花瓶を手に取り、
ジムゾンの頭部めがけて勢いよく振り下ろす。
花瓶が弾けると同時に、少年の喉から絶叫が迸った。]
――――うわあぁぁぁあああああっ!!!
少女 リーザは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
[御伽噺の存在じゃなかった―― >>292
人狼自らそう言うのには、何か、妙なものを感じて。
釣られるように軽く笑う――捕食する側と捕食される側の対峙としては、些か不自然ではあったが]
……知っていましたよ。最初から。あなたがそうだとは……そもそもこの村に本当にいるとは……知りませんでしたが。
これでも、歴史にはちょっと詳しいもので。
[反応を気にされていることが見えたが故か、声を震わせながらも、しっかりと答えた。
知られようが知られまいが、結局一緒なのだからと。
続く嗤いには、目を伏せて首を振り。]
……ああ、じゃあ、私はここまでなんですね……
[覚悟してきている分、絶望の悲鳴であったりとかそういうものはなかったものの。
その分、強い諦めが声音には滲む。――それを、目の前の獣はどう取るのか。そして最後の問いに対しては、いっそ真面目に]
……私、痛いの苦手なんです。
[そう言うと、自分の首を軽く横に傾げる……首筋を狙って、痛くないようにしてくれとばかりに]
[自らもまた花瓶の破片を浴び、
身体のあちこちに切り傷を作りながらも。
怯えた表情を浮かべ、床に尻餅をついたまま、
ジムゾンから距離を取ろうとズボンを擦る。]
し、し、神父様が、僕を殺そうと……!!
だか、だから、僕、僕……っっ
[誰かが飛んできたならば、怯えた表情でそう告げるだろう。]
僕、聞いてしまったんだ。
神父様が、あまりに冷静だったから、
こうなることを知ってたんじゃないですかって。
そうしたら、神父様――……
自分が人狼を招いたと、そう、仰ったんだ……!!!
ロルと離席時間に相談中・・・。
ヤコブさんの在席が2時までおられるようなので。
庇っちゃうよ!な動きだけ確定して落ちるのが、ベストか。
あ、え、ジムゾン死ぬの?
[果たして、ジムゾンの様子はどうであったか。
もしその怪我が致命傷とはならずとも、
彼の様子と、自分の言葉があれば、そのまま無事では済むまいと。
彼の様子を確かめるよりも先に、
今は懸命に“襲われた可哀想な子供”を演じていた。
最後に、一言。]
……ごめんね、神父様。
僕は、“あの声”には、抗えないから――…。
[そう彼にだけ聞こえるような声で、呟いて。]
[少年がどの様な罪を背負って生きてきたか知ったとして、
一介の人間である…に救う事は出来ないのだ。誰一人、守る事は出来ない。
少年が何かを囁いた。
その声を拾おうと身を屈める。]
[パメラに庇われて、リゼットは思った。
ヤコブなどではなく保護者である彼女に、
身を護るやり方を最初に相談するのが筋ではなかったか、と。
瞬間、心が冷えるのを感じた。
そう――二年間を共にしてきたパメラさえ、信頼しきれていないのかも知れないと、気付いてしまったから]
[垣間見た、幼い口元がゆっくりと弧を描いた。
…の知らない顔。]
…、ペーター?
[そうではない。少年の抱える罪を知っていた。
だが、彼の名前を紡ぐ事はない。]
―夕方:階下への階段―
[結局。
フリーデルは、エルナの前では涙をひとつも見せなかった。
階段を降りている最中、エルナが自分の名を呼ぶ叫びが、強く届いた。
……もう誰も見ていないのだから。
溢れだす涙を止める必要は、今はないのだろうと。
涙を流しながら振り返って。もう一度、小さく。]
さようなら、大好きなエルナ。
……私の分まで、ちゃんと……生きて、ね……
お願い……。
[声が届かないことを承知でそう言うと、そのまま外へ……]
[ナイフを向けられても、リゼットは身体を強張らせたまま動かない。>>290
代わりにパメラが彼女を庇うように動いた。>>287
呆れたようにため息をつき、ナイフを下した。]
さっき君は、その中から犠牲者が出たらどうする>>262という僕の質問に答えなかった。
こうして刃物を向けられてもそうやって庇われるだけで、抵抗することもできない。
具体的な案も、自分を守るすべも知らずに、「死にたくない」>>144なんて、よく言えたもんだ。
[リーザが思っているように、力を誇示するつもりなんてなかった。
襲われたときに、この少女がどのように身を守るつもりなのか反応を見たかっただけだ。
ナイフを折りたたんで、ポケットにしまいながら言葉を続ける。]
仮に僕が皆殺しを考えているとすれば、どうなんだ?
どうせ何もしないんだろ?
だったら話すだけ無駄さ。
[突然の豹変振りに呆気に取られる。
ペーターが自分を嵌めようとしている。人狼に怯えているばかりの子供は初めからいなかったのだ。
「“あの声”には、抗えないから」と聴けば、目を細めて。]
そう、貴方もそうだったんですね。
[人なのか狼なのか分からないが、聲が聴こえる存在。
そう、一人勝手に納得してみせる。だが、ペーターには…がすんなりと受けている理由が分からなかっただろう。]
まあ、でも今話した限りでは、君が人狼である可能性は薄いと感じたよ。
あまりに非力すぎる。
そこで君をかばっている、お姉さんの方はまだわからないけどね。
[恋人がそうだったように、人狼の部分が眠っている可能性は否定できないが。
今のところ、この少女に手を下す必要はなさそうだ。
そう判断してソファから立ち上がると、何も言われない限りはそのまま自室へと戻っただろう。]**
『――…へェ?』
[シスターが人狼という存在を識っていたことが少し意外で、獣は軽く瞠目して見せる。
そう、少なくはないのだろうか。人に混じって生きる同胞は。]
『そうさなあ。アンタは、ここまでだ。
――…死ぬのは、怖い?』
[尋ねてみるのは、言葉遊びのようなもの。
諦めの滲む声ながらも、けたたましく騒いだりなどということはなくて、落ち着いているなと顔を覗き込むのだった。]
『少しは――…痛いかもな?』
[そのまま首筋へ顔を寄せれば、何度か柔肌を爪で薄く撫でても見たけれど、近くで嗅ぐ「匂い」で多少冷めたに見えた頭の奥の疼きが再び息を吹き返して。
問いの返事を待つ間ももどかしく、顎門を思い切り閉じた。]
[受けた傷を抑えながら、騒ぎを聞いて他の村人が集まり出す前に…は立ち去った。
願いは叶わなくとも、あの人と同様に村人に殺される位ならば自分で命を絶つ方がずっとマシだ。]
疑うなら疑いなさい。
けれど、私は貴方達に殺されたりはしない。
[自身を裏切ったペーターの事を責める事はなかった。怯えるペーターに…は笑った。
最後、シモンを一瞥して、そのまま立ち去った。助けを求める事はなかった。**]
[立ち去る姿に声をかけることも出来ず。
怯えた表情で、その背を見つめることしか出来なかった。
最後まで。
彼が、自分の先輩であることも、知らぬまま――……。]
/*
レーティングがよくわかってないからいっそのことアウトぽいのはやりませんという心意気。
いや、対ゲルト結構やらかし…うん。
―夜:白い森―
[怖いかと聞かれれば。>>312
幾度と無く、それはもう自分へ問うた問いでもあって。]
……怖くないわけ、ないでしょう?
自分の役目でもなければ、……もうとっくに。逃げ出していますよ。
[さらりと言ってのけるものの。
心の奥に宿る恐怖は隠しきれるものでもなく。
さっきからだって、逃げようにも足が震えて止まらないのだ。
撫ぜられる爪の感触には身体を震わせ、目をきつく閉じて。
次の瞬間。
首筋に強い痛みが走った。]
―――――――――!!!
[全身が四散したのかと紛うような痛みが、体中を駆け巡る。
一瞬であったはずなのに、永遠にすら感じられるその時間。
声にならない叫びが口から漏れる。
……しかしそれもほんの数秒。
その体がまっすぐに、重力に従って崩折れ。
フリーデルの意識は、そこで途切れた。
あとは、積もった雪が彼女の身体を冷たくするのを待つばかりか]
パン屋 オットーは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
パン屋 オットーは、シスター フリーデル を能力(襲う)の対象に選びました。
[ジムゾンの姿が見えなくなれば、へたりとその場に座り込んだ。
安堵の反面、彼の様子は恐怖するにも値していて。
罪悪感に塗れた少年には、とても彼の心は計り知れなかった。]
僕――…僕……っ
[傍らのシモンに縋り付くようにしながら、
ただ、肩と声を震わせていた。]
[ペーターの説明は本当か?二人で何を話していたんだと問いかけるよりも先に。
まだマルメロの蜂蜜漬けを振舞っていないとか。
教会に行って、お茶を飲む約束を果たしていないとか。
そんな他愛のないことばかりが頭を過ぎる。]
ジムゾン、おま、お前……。
[だが咄嗟にペーターの言葉を否定し、友人を信じると言えなかったのは、紛れもない事実だった。
自分が疑っていると解釈されても仕方がない。そんな思いから、怪我をしたジムゾンを追う勇気は出せなかった。]
[だが自分に縋りつくペーターの震える声を耳にすると、はっと意識をそちらに戻す。
いつの間にかペーターも廊下に座り込んでいることに気付いた。]
怪我をしているから、無理に喋ろうとするな。
落ち着いたら談話室に行って手当てをしよう。
[ペーターを怖がらせないようにそっと背中に手を回すと、そっと撫でる。]
[柔肌へ深く牙を食い込ませれば、そのまま大きく穿って、一度二度と咀嚼する。
飲み込んで、大きく息を付いた。足元には溢れた液体で幾つも赤い水溜まりが出来ていた。
倒れたシスターの首筋を侵食する孔は大きく、誰かが此れを見つけたなら直ぐに息はないのだと理解することだろう。
――…果たして。
それ以上、喰う気にならなかったのは、何時の間にやら消え入りそうなほどに薄くなっていた何かの「匂い」のせいであったのか、それとも、昨日飢えを満たしたばかりだからであったのか。
急激な虚脱感に襲われた青年に知ることは出来なかった。
暫く、シスターの最期の言葉>>317を思い出しながらぼんやりとしていたけれど、]
死ぬ為に生きるだなんて、アンタ…それで、よかったのかい?
[物言わぬ骸へと問いかけ、幾許か、返らない答えを待つように見下ろしていたけれど、やがては踵を返して宿へと足を向けたのだった。]*
は、はい……。
すみま、せ……。
[シモンの様子を見れば、相談しようとしていたことを思い出す。
二人は仲が良かったのだろうか。
今更ながらに、そんなことをふと思う。
自分の犯した罪を悔いるより、
バレなければいい――……そうと考えてしまうことに、
幾分うんざりとしながらも。]
負傷兵 シモンは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
……。果たさなければならない使命がある、って。
教えてくれたんです。
それを果たせばリデルは、人狼のせいできっと死んでしまうのに。
あたしは止められなかった……!
[分かっていた。
こうと決めたら言葉くらいじゃ止められないことも、だけど。
自分が代わりになる、と言い出すことも、フリーデルは喜ばないだろう、と。
対照的な性格に見える二人が良い付き合いをできていたのは、
案外似ているところもあったからなわけで。
自分がフリーデルの立場ならそれを良しとはしなかったように、彼女もまた―――と]
[ヤコブが立ち去った後、火掻き棒をソファのすぐに手の届く場所に置くと。ペーターが包まっていた毛布を頭から被り、膝を抱えて座った。
そうして毛布の中で俯き、顔を見せぬままパメラに話しかける]
……庇ってくれて、ありがとうございます。
でも、パメラさんまで危ない目に遭う必要……ないです。
[もしかしたら、ヤコブに目を付けられるかもしれない]
パメラさんも聞いていたと思いますが、わたしは、ここにいることにします。
ここなら人の出入りもあるし、何かあっても逃げる場所、ありますから。
[パメラはどうするかとは聞かない。
彼女に傍にいて欲しいけれど、それを口にすれば自分の浅ましさを思い知ることになるから。
だから顔を隠し無言のまま、子供のように膝を抱える**]
いっそ全部、最初から、何もかも。
悪い冗談ならよかったのに。
だけど冗談なんかじゃないから、……人狼を見つけないと。
でないとリデルのやったことが無駄になっちゃう!
[だから。
絶望するにはまだ早い。
それでもちゃんと歩くには誰かの支えが欲しくて、
気がつけばすがるような眼差しをニコラスに向けていた**]
仕立て屋 エルナは、神父 ジムゾン を投票先に選びました。
安心しろ。俺がついているからな。
[謝る必要はないと言う代わりに、穏やかな視線を向けた。
人間だと完全に信用している訳ではないが、リゼットだけでなくペーターに縋られると無下にできない。単にまだ幼いというだけではない、二人の年齢が、自分が兵として故郷を離れたときと同じくらいなので、どうしても感情移入してしまう部分はあった。
とはいえ、逆に自分を信用して欲しいとの思いもなかった。
無私の精神などという崇高なものではない。ただ単に、自分が他人からどう思われようとも気にならないだけの話だったから。]
[もしペーターの叫びを聞きつけて誰かがやってきたら、自分は何が起きたか直接見ていないから、申し訳ないが説明できないと告げる。
ペーターが移動できるようになったら、談話室に行き、救急箱を探し出して手当てをする。
手伝いを申し出てくれる人がいたら、もちろん有難くそれを受けるつもりだ。**]
/*
なんだこの通常運転 通常運転すぎる
ニコさんルート入るならコンセプトBGMを変えるのもやぶさかではない、が……あとニコさんに殺されるならずっと手を握っていてほしいとか思ってしまったので自重しようかナカノヒト
―早朝―
[その後の少年は、ただひたすらに襲われた立場を演じていた。
だが、深夜にまた森へと向かう姿を見れば、しばし考え込む。
いまだ空に朝の色も差さぬ時間。
他の者が起き出すより早く、静かに部屋を出た。
向かうは、勝手口。
表に出ることはなく、僅かに扉を開けて、
僅かばかりの雪を手に掴む。]
[そのまま、少しずつ雪を落としながら進む。
足音を立てぬよう慎重に歩きながら、
自らの歩幅よりも広い間隔で雪を落とす。
落とした雪は床を濡らし、あるいは絨毯に染み込み、
階段を一段ずつ雫で彩る。
そうして雪で作った濡れた跡が、
勝手口から三階までぽつぽつと続いていた――。**]
―自室―
[叫び声>>296が空気中を伝わって、鼓膜を震わせた。]
また、一人――いや、もしくは二人……か。
[付け加えた言葉は確信ではなく、今日に限っては、宿内に蠢く感情が煩くて、外のことまでは頼りの勘すら働かない。]
……。
[重たい身体を持ち上げて、立ち上がる。向かうのは叫び声の源泉、ペーターの元だった。これについては、驚くような感情こそ持ち合わせていないものの、自分でも予想外の行動だった。
実際にそこに辿り着くと、説明できないと告げるシモンの言葉>>333を含めてそこでの出来事には興味を示さず、ただ手当ての手伝いを申し出ただろうか。
――それは、誰に望まれて?
頭の中に、波紋のように、その問いが浮かぶ。しかし、それに答えられるだけの中身は己にはない。
望まれなければ行動しない己が、自発的に手当ての手伝いを申し出る姿――シモンをはじめ、他にもその場に人がいたならば、その行動はどのように捉えられただろうか。不気味に、或いは人間的に捉えられることもあったかもしれない。まるで感情を持ち合わせない己が。そう考えると、この上なく滑稽なことに感じるのだった。]
[シモンから立ち去るよりも前。
まず、シモンはペーターの元へと走った。幼い子供が怪我をして怯えているのだから当然だ。当たり前だ。
ペーターの言っている事は理解出来なかった訳ではないだろうに。シモンは肯定もしなかったが否定もしなかった。だから言い放った、疑うなら好きに疑うが良い、と。実際に後を追って来ないではないか。
もしも、「俺を置いていくつもりか。」その言葉がシモンの口から出ていれば、
苦渋に満ちた顔で言い捨てた、「友人だなんて。……私は貴方を友人と思っていませんでしたよ、一度だって。」]
[助けて欲しかったなんて、思った事はない。
今だって、村人の一人である貴方に掬いを求めようとは思わない。そもそもこの村に来たのは、間違えだった。いや、或いは死に場所を求めに此処へ来たのか。あの人を失った同じ騒ぎのなかで死ぬ為に。疑い、罵り合い、殺し合う。無様な村人達…こんな村は滅んでしまえば良い…、殺されてたまるものか。それなら、殺される前に自分で死んでやる。騒ぎを聞きつけて人が集まれば疑われるのだろう、シモンが疑ったみたいに。シモンが、本当に自分の事を疑ってるとは思っていない。嘘だ、だけども友人として過して来た日々が頭を過ぎる。最後まで助けは求めなかった。無理やり笑ってみせた。もうニ度と会う事はない。]さようなら。
― 回想/いつかの教会 ―
[シモンとは色んな話しをした。
銀雪の村へ来た経緯や幼い頃過ごした村について、シモンから様々な話しを聞いた。特に幼少時代について話しを聞きたがった。友人達とどんな会話をして遊びをしたのか、そんな他愛無い話しが…には珍しかった。同年代の友人と一切無縁の生活だったから。こうして年の近い知り合いが出来るのも久しぶりの事だった。
シモンにとって白銀の村を知ったきっかけはほんの偶然に過ぎなかったという。生きて欲しい、大切な人の最後の命令に従うままに惰性で生きていた。そんな…が辿り着いた先がこの雪に閉ざされる弧村だった。それから4年、短いようで長い時間を共に過した。]
[あの人を亡くしてからというものも何もかも色褪せて見えた。全てがどうでも良くなって何もする気は起きなくなった。なのに時々、分からなくなる。何故、自分が此処に居るのか。暖かな室内で、シモンが作ったハーブティー……、裏庭で作ったハーブをシモンが煎じた。とお茶菓子を食べながら穏やかな会話を交わす。一般的にはそう、友人とも呼べる存在の来訪を何時からか楽しみにしていたのではないか。
そんな事はないと頭を振っては否定するが。お茶を飲みながら語らい合う時間は嫌いではなかった。]
[ある日、うっかり漏らしてしまった。話すつもりなんてなかったのに、「大切な人をなくしてしまった。」と。シモンは戦場を出ると決めた時から大切な人を作る事を止めたらしい。
何故作らないのかと訊ねた。分からないと言われた。私も。もう、私も大切な人は作りません。そう返した。
それなら、どうして。どうして自分はこうしてシモンの前でお茶を飲んでいるのだろう。そんなの、自分でも良く分からない。**]
/*あぁ、酷い描写だ。
しっかし、襲撃に乗り出したときにきちんと回せるかな……。都合の良い日が微妙に一日ずつずれている哀しさ哉。
……使命?
[エルナの言葉>>329に、眉を寄せる。そして語られていく言葉に、次第にその表情は堅くなっていき――
ふ、と目を伏せる]
そう、か。
詳しいことは分からないけれど、でもきっと、探しに行ったりしたらシスターの想いを踏みにじる事になるのだろうね。
[フリーデルは、穏やかなようでいて自分が決めたことには頑固だった。仲の良かったエルナも、その気質はよく分かっているのだろう。
友人を失うかもしれないというこの状況でもなお、絶望しないエルナの表情に眩しそうに目を細める>>331。
縋るような眼差しに、皆死ねば村は救われる――などとは言えず]
……話してくれてありがとう。
[それを言うのが精一杯だった**]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新