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次の日の朝、語り手 が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、朱雀神 ギィ、蒼龍神 ジークムント、霊亀の次代 クリフ、仙狸 マリエッタ、書の織り手 カサンドラ、神将 レト、近衛官 バルタザールの7名。
/*
投票でふぉ「霊亀の次代 クリフ」て...らー!俺にぶち切れろと言うか!
[ 多分今回のぶち切れぽいんとは、クリフだと思われる ]
― 平原 ―
[陰陽を均すべく舞わせた陽気が齎したもの>>1:171には気づいているのかいないのか。
平原に降りた朱雀は一つ、羽ばたいた後、手にした剣を軽く振るう。
それだけの動きで、陽気と火気を纏いし剣は姿を消した]
……皆、良くやってくれた。
蜃を討った事で、霧もそう遠くなく晴れるだろう。
ともあれ、すぐに動くは辛かろう。
休息した後、改めて陰気の許へと向かうとしよう。
[あまり時間をかけたくはないが、すぐに動くのも辛いだろう、というのは見て取れた。
今回の討伐が初陣のものもいる以上、大事を取るのは必要だろう、という思いもある。
……なお、これが単独行であったなら、間を置かずに先へ進んだのは言うまでもない、というのは余談である]
― 平原 ―
うん……!
[レト>>169の言葉に頷きを返しつつ、遠ざける言葉がないのに少しだけ安堵して、今は己の為すべきことをする。
それから間も無く]
やった!?
[巨体が地に伏す音が聞こえ>>1:165、次いで陽気が周囲へ広がる。
そして過剰なる陰気が正されていくを感じた。>>1:166
引き寄せられ集った妖魔の動きも、これで鈍るか。
そんな中、ごく近くにいたレトの異変>>1:171]
大丈夫……?
[陰気宿す身に陽の光は眩しすぎたと、少年は気付かない。
ただ、レトのためにもこの場の戦いを収束させんと残党に短剣を振るった]
[カサンドラの連撃により動きを失くす蜃。
残された陰気はその上空にある朱雀により均され、煌きが舞う]
[同時、蒼龍もまた留めていた風と種花を方々へと散じさせた。
種子は全て花と化し、後に残るのは穏やかな風と花弁のみ。
霧も最初ほど濃くはなく、いずれ晴れると分かるほどになっていた]
皆、ご苦労様だったね。
[それぞれに力を奮い、協力して抜けたことに労いを紡ぐ。
朱雀の方針>>0を受ければ頷いて]
治癒が必要な者は居るかな?
薬草もあるからね、遠慮なく申告しておくれ。
[相生が叶うならば術による治癒も効果が高いが、そうでなくば他の方法もあると示して周囲を窺った]
……ま。
私に無茶しい、と言わせるヤツの眷属、と思えば多少は已む無しとは思うが。
実際に、それを言わせるなよ?
[一転、口調は軽く、表情も悪戯めいたものに変えてさらりと告げる。
その様子が楽し気に見えたとしたら、多分、それは間違ってはいない。**]
…少々危ういところもあるけれど、皆頑張ってくれたね。
この先も耐え得るかと言うと…力の使い方次第、と言ったところかな。
[訳ありの神将、初陣の次代、武家の出の文官、後方支援の近江官、変わり者の妖獣。
比較的安定していたのは近江官のみで、他はいくつか不安要素が見られる気がした]
此度のことを乗り越えて、成長してくれると良いのだけれど。
[勿論、これ以上無理と判じれば送り返すも辞さないけれど。
各々が成長することは期待したいところ]
[尚、朱雀が討伐隊の者達を思い休息を入れる判断をしたことについては穏やかな笑みを向けていた。
天帝はやはりご慧眼であられる、とは心の中だけの呟き]
神将 レトは、朱雀神 ギィ を投票先に選びました。
投票を委任します。
神将 レトは、朱雀神 ギィ に投票を委任しました。
[レトの返答>>7には頷いて、他はどうかと視線をやる。
その間に聞こえる、レトに対する朱雀の言葉>>9>>10。
朱雀が言うことは間違っては居ない、のだが]
説得力があるのだかないのだか。
[小さく呟いて、笑う。
それでも朱雀の本来の戦い方を知らぬ者達には響く言葉となろう]
比べる対象が違いすぎるね。
[きっぱりと言う様子>>12にクスクスと笑う]
…けれどね、だからこそ気をつけておくれ。
玄武を基準にしないように。
[彼を基準にしてしまったら、度が越すのは目に見えているから]
― 平原 ―
[過剰なる陰気が朱雀神の陽気によって、正されていく。>>1:166
結界の煌めき消える頃にほうと吐いた息は思いの外大きく聞こえた]
………、すごい。
[目を細め、ずいぶんと呆けた表情をしてしまっていた自覚は、ある。
朱雀神が地へ舞い降りればさすがに表情を引き締め、]
[ やがて、休息の間には、援護してくれた金気の主に改めて礼を告げる ]
クリフ殿、ほんとに助かったぜ。
[ 近衛官としか知らぬ相手にも声をかけ ]
凄い弓の腕だな、俺はレト、見ての通り一応、北方守護神将だ。この先もよろしくな。
[ 名乗りをあげれば、相手からも名を聞く事は出来ただろうか** ]
有り難きお言葉恐悦至極に存じますっ、
………。
[相手が相手、飛び上がって喜びたくなる衝動は抑えて一礼を返したが、>>1:168
そもそもこのお言葉、討伐隊全体に向けてのものではないのか。
急激に恥ずかしさが込み上げてきつつ顔を上げる。気恥ずかしげなやや引きつった笑みを浮かべつつ]
朱雀様こそ、お見事、ですわ。
まるで、昔とお変わりなく、あられるようで……。
[といってもカサンドラはその“昔”を、書か話の上かでしか知らないのだけれど。
束の間、触れるもの全てが未知であった、
幼き頃のような気分を味わっていた*]
投票を委任します。
仙狸 マリエッタは、蒼龍神 ジークムント に投票を委任しました。
それなら良いけれど。
[何をやって見せたんだあの人は、と突っ込みが出そうだったが、大体想像も出来たのでそれは飲み込んで。
トラウマめいた様子>>17にそれ以上は言わず、諾の意を見せて頷いた**]
/*
>>21
あれー?
文章直した心算が直ってない。
「大体想像出来た」の前に「相当無茶したと言うのは」を入れた心算だったのに。
直す直前にうとうとして、起きて直すの忘れて落としたんだろうな……orz
― その後の平原 ―
私は大丈夫です。
[治療が必要ではないことを示すべくジークムントに応える。>>3
蜃へと相対する最中の、彼からの忠告は心に留めているから、>>1:155
やはり、無駄な消耗は避けるべきであろうと、頭の片隅で思いつつ]
― その後の平原 ―
私は大丈夫です。
[治療が必要ではないことを示すべくジークムントに応える。>>3
蜃へと相対する最中の、彼からの忠告は心に留めているから、>>1:153
やはり、無駄な消耗は避けるべきであろうと、頭の片隅で思いつつ]
そういえば、さっき手助けしてくれたの誰だったんだろ。
[防壁から離れ辺りを見回し、それらしき人を探してみて。
そもそもどうやって判断すればいいのだろうかと、
今更気がつきちょっと肩を落とした。**]
[そうして、しばしの休息の時を過ごしつつ、
カサンドラはバルタザールの姿を探した]
そういえば挨拶がまだでしたわね……お久しぶりです。
ご健勝のようで何より。
[金気を操る近衛官。
立場は違えど天帝仕えである者同士、天上宮では何度か顔を合わせたこともあった。
相手がこっちのことを覚えていないかもしれないという考慮なく、声をかける**]
/*
しかし、しかしな
NPCとはいえ敵を倒す大立ち回りをやらかす立場というのはこそばゆいな……ぬおおお(ごろごろ
― 鎮めの直後/平原 ―
[気を均し、舞い降りた所に向けられた礼。>>19
頭を下げる前と上げた後の表情の変遷と、それにまつわる内心の想いまでは知り得ぬものの]
……そうか?
そう言ってもらえるならば、何より、だな。
何分、午睡が長すぎてな……未だに、勘が戻り切ってはおらぬ故。
[年若いものであれば、『以前の朱雀』は、伝え聞きや記録の中の存在だろうが。
そう言われる事に悪い気がするはずもなく。
向けられる無垢な感情の織りなす陽の気配とも相まって、自然、浮かぶのは穏やかな笑み]
此度の場が鎮まったのは、一人一人の尽力によるものだが……蜃を抑えた貴殿の働きは最も大きかった。
今後の働きにも期待する……が。無理なきようにな。
[駆け出す前の様子を思い返しつつ、告げる声音もごく柔らかなものだった。*]
― 平原 ―
[先に何があるかわからぬ、という危惧もあり、休息に費やした時はやや長め。
天上宮にも近いこの辺りは比較的穏やかだが、先に進めばゆるりとできる場が得られるとは限らぬから、確りと休むべき、と判じていた]
……さて。
そろそろ、行くとするか。
[休息の終わりと出発の促しは、そんな軽い言葉で紡がれる。
開かれたままだった朱翼が一度大気を打ち、同じ色の光を散らして一時消えて]
出発の号の後、討伐隊は更に陰気を辿る。
踏み込む先は、連なる山の合間の渓谷。
道なき道を進む最中に感じられるのは、陰気と、不自然な火気の高まり。
それらは、旱魃を思わせる周囲の様相からも十分に知れるもの。
そうして進んだ先にあったのは、少なからぬ水を湛えた淵持つ渓流。
異様な状況と、そこから感じる陰気を訝り調査を、と思うより先、水の中から翼持つものが幾つも飛び出して来た。
☆2dイベント:渇きの渓流
・フィールド
干上がりかけた渓流。周囲は乾燥し、植物なども常の勢いは保っておらず、生命力の弱いものは枯れ果てている。
火行がやや強め、逆に水行・木行は衰えがち。
・登場敵&ボスキャラ
四枚の翼持つ蛇、鳴蛇(めいだ)。
水の中から現れる。
最初に現れるのは小物だが、それらを撃退すると、一際巨大なものが現れる。
・判定方法
戦闘描写と絡めつつ、fortuneをactで最大5回振る。
【判定のリミットは、10/28の00時です】
【判定数値は、メモに記載お願いいたします】
― 渇きの渓流 ―
[先へと進むにつれて高まるもの。
それは、自身にとっては馴染み深い気……では、ある。
あるのだが]
……気に入らんな。
[そんな呟きが零れるのは、そこに不自然な陰の気を感じるが故]
皆、大事ないか?
[明らかに均衡を失した状態。
火剋金は元より、火侮水の気配も少なからずある。
それに伴い、木気も衰えを見せているか。
何れにせよ、このまま捨て置けぬ、と思いつつ歩みを進めた先に広がる光景。
無言のまま、一つ、息を吐いた]
[辛うじて水を湛える淵を見やるのと、そこから幾つもの影が飛び出してくるのはどちらが先か]
……四翼の蛇……鳴蛇か!
[旱魃と深き関わりを持つとされる、蛇の妖。
それがいるというのであればこの状況も頷ける、というもの]
まったく、厄介なものが……このまま捨て置くわけにはゆかぬ、滅するぞ!
[宣と共に振るう左手、そこに握られるのは剣一振り。
一閃は、飛び出して来た四翼蛇を鮮やかに両断して地に落とす]
……しかし、気の偏りが大きい、な。
過剰なる火気は、私が取り込む事もできるが……。
[一体落とした所で、周囲を見回し小さく呟く。
巡った視線はやがて、土行に属す仙狸へと止まり]
そこの娘……マリエッタ、と言ったか。
火気取り込み、己が力に転ずる事はできるか?
それができるようなら、力転じ、金行に属す者への支えを頼みたい。
[火生土、そして土生金。
連なる相生の理生かせば、相剋の負担も減じられるはず、と思いつつ。
呼びかけの後、朱雀は再び、舞う四翼へと視線を向ける。**]
― 平原 ―
笑顔で言わないで欲しいところだけれどね。
[しっかりと朱雀>>23に突っ込むものの、その表情には笑みが浮かんでいた。
どちらの補佐もする立場故にその無茶さ加減は見続けてきている。
呆れると言うよりは達観した部分があるのは否めない]
そうだね。
全ては皆の意志一つ。
進むも戻るも、活かすも殺すも…。
どれも全て、意志が伴ってこそ。
[朱雀の言葉>>*2に同意を示し、良き方向へと進むことを願う]
[治癒に関してそれぞれの返答を聞き、問題なくば休息へと移る。
長めに費やした時はその分回復に繋がることだろう。
陰気渦巻く地へと赴くのだから、この先が更に険しいものとなるのは予測出来る。
蒼龍もまた休息しながら、未だ漂う水気を取り込み木気へと転じ、減じた力を取り戻した]
― 渇きの渓流 ―
[陰気を辿り進んだ先に現れたのは、山の合間にある渓谷。
本来ならば調和した土気や木気、水気が感じられるはずなのだが、立ち込めていたのは陰気と火気]
これは……旱魃?
にしては不自然だね。
[明らかに少ない水量からもそれは知れるが、立ち込める陰気と火気が自然なものではないと物語っていた]
動けないわけではないけれど…この火気は少し動き辛いかな。
[抱く木気が火気を増幅させてしまうのは否めない。
放つ術は威力を減じるだろうし、木気を放つのは極力抑える必要があろう]
[水量不足の淵から飛び出た妖魔のうちの一つが朱雀により落とされる>>30>>31。
この場ならば彼への相生による援護はあまり必要あるまい。
ならば、蒼龍のやるべきことは一つ]
術を使わずにやるのは何時振りかな。
[薙刀を握り締め、上空より飛来する鳴蛇を睨み上げた]
[飛び退ることで鳴蛇の飛来を躱し、薙刀の間合いを維持しながら目の前へと降り立つ形になった鳴蛇に袈裟懸けに刃を走らせた。
術を介さぬ一撃だが、扱い慣れた武器故に振り抜きの速度のみで切れ味を上げ、鳴蛇の胴を一撃で切り裂く。
ジャ、と滑るよに着地すると、左下へと流した薙刀を反回転。
刃が外へと向くよに構え直して周囲の状況を見た]
投票を委任します。
霊亀の次代 クリフは、朱雀神 ギィ に投票を委任しました。
うん……土気があれば……オレでもなんとか!
[しかし、敵もこちらの策を待ってはくれない。
マリエッタの方へ向かうと見えた四翼蛇の一匹へ、割り込むように刃を向ける]
─ 平原 ─
[蜃を拘束していた土へと干渉し、強度を高める。
土気操る者にも己の干渉は伝わっているだろう>>162が、声かけ等している余裕は無い。
余計な手出しで無ければ良いがと思いながら、後を託した相手からの返事>>163を聞いて。
その言葉通り、蜃が地に倒れるまでは土気を介しての補佐を続け、そして]
…御見事。
[蜃を抑えきった彼女、過剰に在った陰気を散らせる陽気用いた朱雀神のどちらへにも感嘆を向け。
己も土気に向けていた術を解き。
平原に降り立った朱雀神からの言葉>>0には頭を垂れる所作で応えた。]
やった――あれ?
[短剣は狙い過たず、四翼蛇の腹を裂いた。
しかし刃の切れ味が急激に鈍り、腹の中程で引っ掛かるように止まる]
う、うわ!
[慌てて金気にて刃を研ぎ澄ませ、腹を裂かれもがく鳴蛇の下敷きにならぬよう強引に引き切った]
ううん、ただ斬るだけでも一苦労だな。
[金気宿し術の媒介ともなり得る刃であることが、この状況では仇になったか。
無策にて斬りかかれば、刃と自身の消耗が激しくなることは間違いなさそうだ]
─ 平原 ─
[それから次に向かう前に休息をという運びとなるも、男は途中からは補佐に回っていた故に殆ど消耗していない。
休む必要がない為、先程の戦い振りを見るに消耗が激しいのではと気にかかる相手の姿を探すと、どうやら彼もこちらを気にかけていたようで>>16]
いえ、そちらこそ。
致命にならぬに留めて多数の相手をなさるは、余程の鍛錬無くば出来ぬ腕に御座いましょう。
[わざと瘴気を出させ囮役を買って出ていた彼の消耗は、相手を仕留めるを狙うに比べるまでも無いだろう。
金の気の結界がまだ機能しているならば、そこで休息の間気が補えるようにと己の金気を更に注ぎ強めてから]
ご挨拶が遅れました、私はバルタザールと申します。
近衛の一、孔雀の姫付きの護衛を務めております。
─ 平原 ─
[レトとクリフの名乗り>>40に、こちらも名乗りを返し頭を垂れる。
レトから玄武神妃である先の孔雀の名が出たなら、彼女の代から御仕えしているとも補足を加えた。
それから、クリフへと顔を向けて]
共に目的を同じとする者同士、借りるなどとは思われますな。
必要とされる方が用いられるに、遠慮などは不要にございますよ。
[話し振りに、クリフがまだ実践の経験が浅いことを察し。
助力の礼は受け取りつつ、微かな笑みを返した後彼にも必要なら維持している結界での休息を勧めた]
─ 平原 ─
[それから男は手当ての必要な者の補佐に回り。
最中術を用いた所で、マリエッタ>>25に金の気を察知されることはあったろうか。
己の居所を見つけたカサンドラからの声>>26に、男は一旦補佐から離れて彼女に向き直った]
カサンドラ殿も、お元気そうで。
先の戦い振り、実に御見事でした。
しかし、休んでいなくてよろしいのですか。
あれだけの立ち回りを演じられては、流石にお疲れに御座いましょう。
[彼女が武芸に秀でた一族の一員ということは知っているが、それでも気遣うのは性分故。
相克の気である己とはあまり近くに居らぬ方が良いと、早々に傍を離れるようにと休息の補佐に戻った]
― 渇きの渓流 ―
…これは…
[平原を離れ、踏み込んだ渓谷を進むに連れ感じる違和感に眉を寄せる。
陰気はともかく、山火事なども見当たらぬのに不自然に火の気が高まっている。
道行く先、開けた光景に寄せていた眉は更に強くなった。
火気が強く集うこの場では、己の力を充分に発揮することは難しい。
せめて土気が強ければ先程のように結界を用いることも出来ようが、と過ぎったところで聞こえた声>>31に顔を向けて]
そうして頂ければ、確かに助かります。
土気を介し、金の気補う結界を張れます故。
[とは言え、即座に出来る事でもない。
今はともかく現状のまま対処するしかないと、気を通さぬ木矢を取り弓に番えた]
[風を使わず宙へと舞い、頂点位置に居る鳴蛇に対し、左下段からの逆袈裟を放つ。
更に跳ね上げた薙刀を右上から左上へと滑らせ、落下の勢いを乗せ鳴蛇を斬り裂いた。
十字を刻まれた鳴蛇は奇声を上げ落ちて行く]
相剋といえども傷つかぬわけではない。
一撃で滅するとは考えず、手数で攻めると良い。
[宙より降り立つはクリフ>>45の傍。
切れ味が鈍ってしまったらしい様子にそう告げ、蒼龍は右手のみで薙刀を構えた]
/*
昨日低め安定だったせいか、今日はやたら高いw
トップ狙うか悩むところ…。
取ってしまったら物理攻撃オンリーでやらざるを得ないww
― 渇きの渓流 ―
思ったより、きついな。
[四翼の内の一対を纏めて射抜き、、落とす狙いで放った矢だったのだが。
射抜けたのは一翼のみで、飛ぶに支障与えることは出来なかった。
満ちる火気は己とは相性が悪く、己の気が飲まれてしまいそうな感覚に眉を寄せる。
気を用いても用いなくても己の消耗は大きそうだと、今の一矢で判じ]
…なれば、抑える意味は無い、か。
[どうせ消耗するならば、使って消費する方が得策だ、と。
矢を刺したままの鳴蛇へ再度視線を向けると、今度は鉄矢に手をかけた]
― 渇きの渓流 ―
[呼吸整え、剣を翳す。
剣に寄せるは、過剰な火気。
単独行であれば、周囲の火気を素に大掛かりな術を放って一気に蹴散らす──という事も出来たが、さすがにそれは選べぬ手段。
故に、今は選べる最善手を──過剰なる火気を己が内に取り込み、そこに宿る過剰なる陰気を均して力に変えた]
……まったく。
手間を取らせる……。
― 渇きの渓流 ―
[放った矢は二翼を纏めて射抜き、均衡を失い落ちる鳴蛇へと更に矢を放ち息の根を止める。
やはり消耗は激しいが、己の金気を強めることで火気に飲まれぬ利の方が大きいようだ]
…とは言え、長くは保たぬな。
せめて補い合うことが出来れば良いのだが。
[言いながら周囲に視線を巡らせるのは、マリエッタの土の気を借りることが出来るかの確認と。
先の平原で言葉を交わしたクリフ>>51に助力を願えるか、という思惑で、だが。
二人の姿を見止めることは出来たかどうか**]
[巡る視線が捉えしは、上空より迫る鳴蛇の姿。
く、と零れ落ちるのは愉しげな笑み]
……天より私を害さんとする、か……。
[呟きの直後に開くは、朱の翼。
羽ばたきの音が響き、その身は降下してくる鳴蛇と入れ違うように空へと舞う]
身の程を知れ、と言っておこう……!
[呟きと共に、降下する。
視線の先には標的を見失い、慌てたように上昇する鳴蛇の姿。
大きく開いた翼に周囲の火気を集めつつ、放った突きの一撃で仕掛けて来た鳴蛇を刺し貫いた]
― 平原 ―
[ 今は玄武神の神妃となった姫にも仕えていたと聞くと、そっか、と頷いて ]
すっげえ可愛い姫様だよな。ローズマリー様のおかげで、うちの大将の無愛想が、三割方緩和されたって、眷属の間でも評判だぜ。
[ などと、どこか不謹慎な台詞を口にしてみたり ]
[剣技と術技を組み合わせるはクリフ独自の型であるが、こと剣技に限れば、祖父とノトカー、共に得手とする者から指導を受けた身。
ここで蒼龍神の助言に応えられねば、彼らの教えをもふいにすることになりかねない]
やってみます!
[蒼龍神に顔を向け大きく頷くと、眼前の四翼蛇向け、地を蹴り駆ける]
― 渇きの渓流 ―
[羽ばたきの音に振り返れば、牙を向き翔ける勢いのままにこちらへと突っ込んでくる鳴蛇の姿が見えた]
ふっ!!
[直線を翔ける姿に対し、蒼龍は薙刀を回転させることで進路を阻む。
回転する柄と鳴蛇の牙がぶつかり合い、ガキン、と重い音が響いた。
一撃を阻まれた鳴蛇が一時後退する]
[弾く勢いが思いの外強く、一閃は鳴蛇を掠めるに留まる。
距離が離れた一瞬にクリフ>>58>>59を見遣れば、助言を受け、短剣の利点を活かした攻撃を繰り出していた。
切り結ぶ合間ではあるが、蒼龍の口端に笑みが乗る。
先に向けられた表情は自信に満ちた頼もしいものに見えた]
[ 閃く刃は、鳴蛇の翼を切り裂いて地に落とす。尚も身をくねらせ、襲いかかる相手から、飛び下がって一度距離を取った ]
『水霊召還...!』
[ 多少は足しになるかと、先の陰気に代わり、水気を剣に纏わせる ]
―平原―
・・・むぅ。
[術の気を探知できるほど器用なら、
先ほどの支援に関しても判別できていただろう。
結局手助けの主が誰かは分からぬまま、
陰気を辿って渓谷へと踏み込み・・・]
・・・涸れ川、かぁ。
あんま良い感じはしないなぁ。
[山で暮らしている身としては、
獲物や飲み水に直結する川の異変はどうも嫌だった。]
― 渇きの渓流 ―
[貫きの一閃で鳴蛇を一体堕とした後、再度、空へと舞い上がる。
朱の翼持って火気を呼び寄せ、そこから得た力を陽気と転じて周囲に舞わす姿は、朱の燐光を纏うが如し。
その煌きに引き寄せられるかの如く、鳴蛇が羽ばたき近寄ってくる]
……やれ、一掃してしまえればラクなのだがな。
[言いはすれども、実行する気はない。
ここで大掛かりな火術を放てば、場の火気が比和を生じて何を引き起こすかわからぬから。
故に、この場で取るべきは]
/*
それにしても毎度ハイスペックキャラはコミカルじゃないと被弾が難しいw
消耗具合もなー、曲がりなりにも神なのでキャパはあるだろうし。
被弾好きとしてはバランスが(もにゃもにゃ
― 平原 ―
………… はいっ!
[けっこう直截的なお褒めのお言葉はカサンドラの心に響いた。>>27
今すぐにも舞い上がりたい気持ちを抑えて返事をしたその顔には、
ようやっと緊張感の拭い去られた笑みが浮かんでいた]
[どうやらバルタザールはこちらのことを覚えていたようだ。>>48
休んでいなくてもよいのか、という言葉に、
肩を回したりして自身の調子を確かめる素振りをして、それから]
………も、もちろん休みます、けど。
生来の性質というやつで大きな仕事をやり遂げた後だとかえって落ち着かなくって。
[夜通し“織り手”としての仕事を成し遂げた後のやたら気が昂ぶった状態に近いのだが、
溜まる疲労の質が違うからして、
休息はきっちりとった方がいいのは分かっている]
[分かっているのだが]
それに、どうしても一言言っておきたかったのですわ。
「これからよろしく」――と。
[胸の前に片手を置いて一礼した*]
[横薙ぎの閃、初手の振り切りの手応えは浅い。
火気に寄せられた鳴蛇は一度距離を取るものの、すぐさま複数が牙を立てんと距離を詰める]
……對我們的在內部擺動的陽的燦爛,劍聚集。
[対する朱雀が紡ぎしは、剣に陽気を宿す言霊。
振るわれた返し刃の逆一閃は、陽射し思わす光の尾を引きつつ、寄って来た鳴蛇諸共大気を断つ。
鳴蛇が墜ちるのを追うように、光の粒子がふわりと舞い落ちた]
/*
むーんマリエッタとバルタザールを引き合わせるにはどうすれば……!
昨夜の時点で声をかけることは考えたんだけど結局何もしてぬぇ
―渇きの渓流―
・・・あれ。此処はこいつらだけなのかな・・・?
[多種多様の妖魔が湧いて出た先ほどとは違い、
今湧いて出た>>30のは鳴蛇ばかり。
その事に首をかしげていると、金行に属する人達の支援はできるかと問われ慌てて頷く。
・・・先ほど土気を扱っていたのは自分だけ。
此処は、自分が働くところだ。]
いくつか山を作って、その周りに土気を出す形になると思います!
追加で山が必要になったら、言ってくださいっ!
[火が燃えた後の灰が土へと還るのが火生土の理であり、
土を掘り金属を掘り出すのが土生金の理。
ならば、作るべきは山だろう。
灰は積もって山になり、金属は山から掘り出されるものだから。]
[一撃は軽く、致命となる深さもない。
しかし刻んだ傷は確実に、鳴蛇の動きを鈍らせていく。
更に6(6x1)撃ほど加えた所で、ようやく鳴蛇は飛ぶ力を失った]
や、やりました……!
[手数の多い分だけ疲労を滲ませつつも、蒼龍神へ向け首尾を報告する。
しかし一匹倒した所で喜んでいられる状況でもない]
[周囲の様子を確かめるべく巡らせた視線が、バルタザールとかち合った。
彼の様子にも消耗が見て取れる。
更に得物が弓とあっては、敵に接近されれば対処は難しかろう]
二人分の金気を合わせれば、少しは抑えられるかな……?
[先に彼の矢から金気を借りたことを思い。
まずは距離を詰めねばと、蒼龍神に一度視線を送った後、彼の方へ向け走る]
バルタザールさん!
[弓の邪魔にならぬ位置にて、彼に背を向け立ち止まる]
バラバラに戦うより、二人で金気を高めた方が良さそうです。
近い所の敵はオレが相手しますよ!
うおっと!
[ 空を駆ける妖魔に、刃は逸らされ、その皮膚を浅く切り裂くに留まる、返礼とばかりに、牙を剥き反転する姿に再び剣を構え直す ]
[地を蹴り、一足飛びに鳴蛇との距離を詰め。
先程掠めた箇所に重ねるよに刃を滑らせる]
はぁっ!!
[気合込めた一閃は違わず同じ途を辿り、鳴蛇の胴を分断させた]
──ふ、派手にやっているね。
[普段にしてみれば大人しい方ではあるのだが、宙を舞い紅を奔らせる姿>>66は否応にも目立つ。
複数を相手にしている>>70のなら尚のこと。
朱雀が徐々に勘を取り戻しているであろうことはその動きから知れた。
― 渇きの渓流 ―
……どうにも、やりにくそう。
[この場に不自然に満ちる火気がそうさせているのは明らかである。
植物すらも枯れた地を前に気の毒そうに目を細め、]
均衡が成り立っていない、とは……、
五の気の循環が成り立っていない状態であるとも言えるわね、矢張り。
[そう、しんみりと呟いていたが]
……! あれは、
[辛うじて水湛える淵から現れた四枚翼の蛇に対し即座、身構える。>>30
先程蜃を相手取った時のような、木気を取り込んでの大立ち回りはできないが、
これくらいの小型ならそこまでしなくても相手にできなくはない。
槍を構え、もっとも近い一体へと向かって駆ける]
[土気が無くては術が使いにくいならば、
土気を生むための土山を設置するのは最優先で。
ならば、自分が戦う為に術を使っている余裕はあまり無い・・・]
・・・ちょっと出すだけなら、誤魔化せるよね・・・?
[飛んでくる鳴蛇を叩く瞬間、手の変化を解き山猫としての爪を振るう。
牙のほうが深手を負わせるには向いているのだけど、
噛み付くのは手間だし口周りを汚すのもちょっと御免だった。]
・・・まぁ、仕留め切れては無いみたいだし・・・
やっぱとどめは術じゃないと駄目か。
[手の血を土に吸わせる意味も込めて手甲を作り、鳴蛇を叩き伏せてそのまま次の山を作る。
土気が生じすぎたらそれはそれで問題かもしれないが、
そうなったら山を崩せばいいだけのことなのだから。]
[振り返ればクリフが連撃により鳴蛇を降す様>>72が見える]
うん、その調子だよ。
[報告に返すのは笑み。
慣れぬ内は疲労も蓄積しやすいだろうが、動きになれてくれば消耗少なく動くことが出来るようになろう。
少しずつ成長していく霊亀の次代、期待に胸が高まった]
そう簡単にやられるかって!
[ 交差した双剣は、鳴蛇の牙を折り、そのままその身体を真っ二つに切り裂いた。消え果てる瞬間、妖魔の放った瘴気が身に降り掛かるも、避けることなく、更に次の敵を探して駆け出した ]
・・・まぁ、正直コレの相手難しいってのもあるんだけ・・・どっ!
[あちこちに山を作りつつ、向かってくる鳴蛇に拳を振るう。
こうして手甲脚甲として纏う以上、飛び道具にするには掴んで投げるしかない。
そして、遠隔で発動してもあくまでも基点は地面から。
空を飛びまわる鳴蛇達は、天敵とまでは行かないがうっとおしい相手だった。]
・・・土山に巻き込めないかなこいつら。
/*
現時点で私が276…。
他が5手で超えるようなら、こっちはストップしても良いかなぁ。
トップ取りたいわけではなかったりするw
やっぱり皆が成長して行く見せ場があった方が良いしねぇ。
[――手応えは、軽い。
翼を落とすまでには至らず、身をのけぞらせた状態から案外早く復帰して、
四枚翼の蛇――鳴蛇は無事な翼を振るう。
横に飛んでかわし、]
そっちががら空きなのよ……!
[到達したのは鳴蛇の右斜め後ろ。
槍を両手持ちの状態に変え、すくい上げるように振り回す]
邪魔すんなっ!
[ 背後から、彼の首に巻き付こうとした妖魔を振り返りざまに斬り捨てて、そのまま淵へと近付こうとしたが、ふいに、その足が止まる ]
うぇ...なんかでかいの居る......かも。
[ 不用意に近付けば危険、そう本能が告げていた* ]
・・・おのれ羽蛇っ!?
蛇なら蛇らしく地上で勝負しろーっ!?
[かたや跳んだ時の踏み込みでしか方向を決められない化け山猫。
かたや羽を持ち自在に飛べる蛇の妖魔。
相手の突撃時ならいざ知らず、自分から跳んでの攻撃が当たるわけも無く・・・
くるくる回って着地した、その手は何にも触れぬまま。]
― 渇きの渓流 ―
[二人の姿は探すまでも無かった。
クリフはこちらに気付くやいなや、こちらに駆け寄ってきてくれて>>74]
えぇ。
空に居る者は私が落します故、地に在る者はお任せします。
[視線は前に見据えたまま、己が背を守るように立っているだろう彼に応じ。
その間にも幾つも作り上げられる土山から視線を動かせば、鳴蛇に拳振るう少女を見つけた>>84。]
有り難い。
これで結界が張れる。
[言いながら、鉄の矢を番えると土山へと向けて放ち]
[掠った――そう、掠っただけである。
やや不恰好に舞い上がる鳴蛇から潔く距離を開けて戦場を見回す。
あちらこちらに土の山が出来ていた。
埋まってもがいている一部の鳴蛇を横目に、]
大丈夫!? ええい術が存分に使えればあいつらなんて―――
マリエッタこれ、借りるわ!
[鳴蛇を仕留めそこなったマリエッタ>>89に声をかけつつ、
土山のひとつを踏み台にして宙を舞う。
槍の間合いの長さを活かしてお見舞いするのは、突きの一撃]
― 渇きの渓流・上空 ―
[複数の鳴蛇を落とした後、その場に止まり周囲を見回す]
……大分、数がいるな。
これは、頭目に当たるものがいても、不思議ない……か。
[そうであれば、小物を幾ら落としても切りがないやも知れぬ、と思いつつ。
改めて見やるのは、鳴蛇が飛び出して来た淵。
陰気の影響かやや澱んで見えるそこには、未だ、何者かの気配が感じられた]
……いるとすれば、そこ……か。
/*
……うむ。
対空戦闘は辛いかと思ったが、やはり皆大変そうだった。
[※空中戦が本領なので、基本困らないひとです]
しかし、次も対空戦で、しかも足場は今回よりも悪いのだよなぁ……。
一部は大丈夫だろうか。
まずはあいつだ。
土生金――いけぇっ!
[短剣で土山を指し、場の力へ命ずるが如く払う。
生み出されるのは、地に切っ先を埋めた形の、ごく小さな刃。
それ自体金気を生み出す結界となるが、あえてその形にしたのは、その他の用途あってのこと]
手数を増やせ、だもんな!
[刃の一本を左手に取り、簡易的な二刀となる。
とはいえそれは右手の短剣のように、折れたり失うを厭うものではない]
そこだ!
[利き手ではないため金気による補助を加えつつも、刃を鳴蛇の眼を狙い投じた]
― 渇きの渓流 ―
[矢は鳴蛇を射抜いても放った勢いをそのままに保ち土山へと突き刺さる。
その矢を媒介に、土山へと己の力を通してこの地の金気に馴染ませて。]
───まずは、一矢。
[過剰な火気は、己にもそうだが水気・木気の主にも負担となろう。
土気を利用し金気を増せばそこから水を生み、木も生気を得られるはずだ。]
よろしくと言われた以上、応えねばな。
[先の平原にて、疲れている所をそれでも来てくれた彼女の言葉>>69に報いる為にも、と。
男は更に、番えた矢を土山へと向けた]
手数を増やせ、だもんな!
[刃の一本を左手に取り、簡易的な二刀となる。
とはいえそれは右手の短剣のように、折れたり失うを厭うものではない]
そこだ!
[利き手ではないため金気による補助を加えつつも、刃を鳴蛇の眼を狙い投じた]
[次々に出来上がる土山。
金行を補佐するべく作られるそれには近付かぬよに蒼龍は動いた。
術の行使等は抑えているとは言え、補佐のために作られた物を己の木気で崩すわけには行かない]
これだけ数が居ると言うことは……それを束ねるものが居てもおかしくないね。
[視線が向くのは辛うじて残されている淵。
奇しくも朱雀がそちらを見る>>92と同時のことだった]
引きずり出すには……危機を煽るが一番か。
[詰まりは襲い来る鳴蛇の数を減らすこと。
その時を迎えるにはあと一息と言ったところか]
・・・むぅ。
やっぱ、向こうから寄ってこないと叩けないってのが厳しいか・・・
[鳴蛇も手が届く範囲を学習したのか、
土山を作っている際は手が届く距離になかなか入らず。
遠隔で不意を討とうにも、地面基点が問題となる。
なんともいえない効率に、ちょっといらいらし始めた。]
・・・蛟と違って、土気が有っても弱るわけじゃないしなぁ。
[どうしたものかと思いつつ、手甲を作ろうと手を付いて。
投石ならば届くかと、小さめの石を一抱え。]
・・・せりゃっ!
[石の手甲を振るうのだ。腕力だけなら、人並み以上にあるだろう。
その強肩で投げられた石は、鳴蛇を仕留めるまでは行かなくても地面に落とすには十分で。
飛んでいるから厄介なのであって、地面に落とせば動きも鈍るだろう。
そんな事を思いながら、石を作っては投げを繰り返していた。]
[己の背後、クリフもまた土気を利用し上手く戦っている気配を感じて微か口端が上がる。
実戦浅いだろう彼だけでなく、己にとってもこの共闘は良い経験となるだろう。]
───かかった。
[土山に刺さると同時、その内に込めた気を放つ矢が誘蛾灯のように鳴蛇をおびき寄せるを見て、呟きを一つ落した。]
[番えた矢、全てに気を通して射ち放った。
狙いはすべからく、己の撒き餌に寄ってきた得物を貫いて]
暫くそこで、大人しくしているが良い。
[翼を土山へと縫いつけ、身動きの取れなくなったものたちへと言葉を落すも、男の視線は既に他へと移っていった]
[とりあえず鳴蛇の一体を地に落とすことには成功した。
空中での突きは追撃には向かない、ゆえに、
落ちる鳴蛇を見送るのみの格好となりながら、着地する]
………。
[土の山――土気を媒介に金気が生じているのが伝わる。
飛び回る鳴蛇の数も目に見えて減っている。
今も視界の端で幾匹かが、金気を纏った矢で撃ち抜かれたところ]
[相剋でありながら確実に鳴蛇を撃ち落とすバルタザールにクリフ。
それを支える相生たるマリエッタ。
偏った気が占める場所だが気はよく巡っている。
土気より生じた金気が水気をも生むならば、それを得て木気も巡ろう。
淀む陰気があるうちは正しき巡りに戻らぬとも、今この時だけは五行の巡りが形成されつつあった]
とは言え、木気放てば火気生ず…。
大きな術は放てないね。
[故に五行巡るとも蒼龍は未だ薙刀のみを振るう。
振り落つる鳴蛇の尾を斬り上げ、体勢を崩した隙を突き四枚羽ごと胴を薙ぐ。
蒼龍が右へと薙刀を振り抜いた隙を突いて、左から牙を向いてきた鳴蛇に対しては前方へと跳躍することで軌道から抜けた。
未だ宙に身体があるままに振り返り、薙刀の握りを軽く持ち替えて、前方を横切る形となった鳴蛇に刃を沿わせ、相手が駆け抜ける勢いを以て斬り裂く。
しばしの間、演舞に似た曲線の動きで鳴蛇を地に落とし続けた]
うわ、浅い!
[逸る思いを見透かすように、鳴蛇は翼の一打ちにて高度を上げ、短剣をかわした]
――まずい!
[その先には、先程前衛の護りを引き受けたバルタザールがいる。
接近されてはならぬと、強引に進路へ割り込み短剣を向ける。
大きく口開けた鳴蛇の牙が眼前に迫り、悲鳴を呑み込みつつも短剣にて受けようとする]
[己の力が届かないというのは歯噛みしうる状態ではあるが、
それでもやたら足掻いたり無理を通しにいかない程度には、
カサンドラは冷静だ、今のところ。
相剋が僅かでも起こらぬよう鳴蛇が縫い付けられた土山からは離れ、
先程落とした鳴蛇に追撃を駆けようとすれば、別の影が迫る]
[目に見える土山、その全てに矢を射抜き己の気を馴染ませる。
それを成し得たのは、朱雀神・蒼龍神が同方向へと視線を向けた>>92>>96と前後する程度の差]
…クリフ殿、暫しの間助力できぬことお許しを。
[背に向けて、術に集中する旨を伝え、謝罪する。
程なくクリフにも、男が発する金気が急に濃く増したことが伝わろう]
金気 増強
[土気を借りて、この地の金気を高めようと術を紡ぐ。
平原で張った結界のように、けれどあれよりも広い範囲でレトの力にもなれるだろう。
この大きさの術は己の力のみではない故に出来ること、それでも然程長くは持たせられそうも無く]
早く決着をつけねばきついな。
[先に居た蜃のように、ここにも何らかの主が居るだろう。
そろそろそれを引きずり出せていないかと、視線を周囲へと向けた**]
[木気放てば火気生ず、はこちらも承知していること。
ゆえに見極めるべきは術の放ち時。
先の一撃から繋げる形で眼前の鳴蛇に槍の穂先を再度、向ける。斜め下から上へ切り払うような動き]
朱雀神 ギィは、書の織り手 カサンドラ を投票先に選びました。
蒼龍神 ジークムントは、書の織り手 カサンドラ を投票先に選びました。
/*
ありゃ、珍しいことに。
蒼龍さんがもう一回振ってればトップだった気がするけどねえ...
あー、でも属性的には嵌ってんのか...さすがラ...
/*
これはあれなのか……1dに大立ち回ったのが脱落フラグになったのかっ
私に限ってそれはあり得ないと思ってたのに……思ってたのに……(エコー
[ナカノヒトは確定生き残り陣営である]
やっぱ天声whoランダム形式以外だと私にも微笑んでくれるの……か?
投票を委任します。
仙狸 マリエッタは、朱雀神 ギィ に投票を委任しました。
[ 小山を作り、土気を高めるマリエッタと、その力を受け取り金気を合わせて戦うクリフとバルタザール。土気からの影響を最小にとどめるために、敢えて距離を置いた彼の水気も、相応に力を増してはいるが、未だカサンドラの木気を補うには不十分か ]
水気が一番強いのは...あそこ、なんだよなあ。
[ 僅かに水湛えた淵に感じるのは蠢く巨大な陰気、無茶に関して釘刺された記憶も新しい故に、彼は足を止めたまま逡巡する ]
・・・人が強いわけだわ。
[土山を作り、石で鳴蛇を落としながら小さな声でふと呟く。
五行が偏った場でも、十分な人数がいればこうして相生させることでその偏りを中和する。
妖獣の群れでは、きっとこんな事は難しい。
同種で群れるが故に、その属性は自然と単一のものになる。
それでは、鳴蛇の様に偏りを生むだけだろう。]
・・・そう考えると、我ながら快挙なのかな?コレ。
[他愛ない事を思いつつ、生み出した土の山を見て小さく笑うのだった。]
これ……。
……護られた、のか?
[自力で咄嗟に術を使った、などと考えるのは自惚れに過ぎるだろう。
とてもそんな余裕がなかったと、自分がよくわかっている]
やっぱオレ、まだまだだな。
[ぽつりと呟きながら、牙に受けた予想外の衝撃で動きを止めた鳴蛇に、短剣で今度こそとどめを刺した。
そして周囲の様子を確かめるべく、視線を巡らせる]
[逡巡するレトへ向けられたのは、そんな折の、やや弱気な眼差しであった]
……做陽的燦爛,爆散!
(……陽の煌き、爆散せよ!)
[紡ぐ言霊と共に解き放つのは、剣に込めし陽気。
火気の使えぬ現状、一掃を仕掛けるならばこれが一番手っ取り早い、と。
破の力へと転じた陽気は周囲に集まっていた鳴蛇を焼き尽くし、そして。
危機感を煽られたか、弾けた陽気に反応したか──淵の水面が大きく揺らぎ、そこから飛び出して来たのは一際巨大な鳴蛇が一体]
……当たり、か。
[現れたそれを見やりつつ、小さく呟く]
この規模のもの、捨て置くはできぬな。
火気と、陰の気はこちらで抑える。
……その間に、大物を落とせ!
[過剰なる火気を再び己が身に引き寄せつつ、宣する声が渓谷に響いた。*]
やれ、全く派手なことだよ。
[爆散する陽気>>115に笑いながらの声が零れる。
けれどその一撃は淵に潜んでいたものを引き摺り出すのに大きな効果を生む。
揺らいだ水面が割れ、これまで現れていたものよりも大型の鳴蛇が姿を現した]
武にて抑えるも吝かではないけれど…。
[さて、と視界に入れるはこれまでも助け合い切り抜けてきた面々。
レトは淵を見>>110、それをクリフが見詰めている>>113]
[ 双剣を一度背に納め、すう、と息を吸い込んで気を鎮める ]
蒼龍様、俺があの淵に届くまで...お願いします。
[ 鳴蛇に気付かれぬよう、気配を消して淵に近付き、そこに残る水気を使って火気を克する、そのために ]
[ 振り向けば、クリフとも視線が交わるか、彼が自分の意を汲んでくれている事は聞かずとも知れた ]
[ 恐らくは、バルタザールも金気をもっての援護を約してくれるだろう。
そして彼等を支えてくれているマリエッタへも一度視線を投げる ]
頼むぜ。
[ 笑み浮かべて、そう告げて、最後に苦戦を強いられているカサンドラへと視線を移した ]
──引き受けた。
そちらは任せたよ。
[レトの表情に冷静さが戻る>>122。
願いに諾を返し、後をレトへと託す。
クリフも随するならばそちらにも顔を向け、同じように言葉を紡いだ]
[地を蹴り、陰気抑えし朱雀の下にて左手を掲げる]
[ふわり、掌から舞い上がるは桃色の花弁。
風に乗り渦を巻き、巨躯の鳴蛇を包まんと広がり行く]
長くは持たぬだろうけれど……それでも十分な時間は取れるだろうさ。
[広がる桃色はただの花弁に非ず。
幻惑の香を伴うそれは鳴蛇の意識を一時奪うもの。
相剋故に長くは持たぬが、レトが身を隠し淵へと向かうには足る時間が得られるだろう]
・・・群れの頭だよねぇ。あれ。
[出て来た巨大な鳴蛇>>115を見て、小さく溜息を吐く。
流石にああも大きいと、投石程度じゃ怒らせるだけだろう。]
アレは火気の蛇だし、アタシの土気じゃ良くて痛打どまりだよね。
飛んでる事も考えると、土気に相生が乗っても押し負ける。
[嗚呼。自分一匹では、どうやってもあの蛇は討てない。
けれど此処まで、自分は何を見てきた?
此処で、自分は何をしてきた?
そう。今するべきことは・・・]
・・・遠隔で山を作って、後は囮ってとこかな。
あんまり近くで相剋やらかしちゃ不味いし。
[やるべき事は定まった。後は、実行に移すだけだ。]
[二連の攻撃はいずれも鳴蛇の身を浅く裂くにとどまる。
踏み込みが浅いかと前進することを意識に浮かべた直後、
視界の端で何かが揺れて、迫る]
――― 尾!?
[それが己が身を薙ぎ払おうとしているのを見た瞬間、
咄嗟に鳴蛇とカサンドラとの間の空間に両手持ちにした槍を振り下ろす。
木気が槍の動きに合わせて敵をの動きを押しとどめるための風を生みだし、
鳴蛇の尾が逸れに触れた瞬間、]
――――ッ!!
[風が、四方へと散る。
カサンドラもそれに巻き込まれる形となるが心の準備は万端だ。
風に乗って後方へ、距離を開ける。
無闇やたらと槍を振り回し続けるよりは消耗は少ないと踏んでの一手、
省みるのはひとまず、後回しである。
着地後すぐに前進して、体勢を崩した鳴蛇にとどめを刺す]
………、これで一体、なんとか、なった、か……。
[土生金から始まった相生の流れが、こちらにそれなりの力を与えるほどの木気をもたらしてはいる。
だが、依然陰気が晴れたわけではなく、カサンドラの表情も晴れない。
膨れ上がる陽気が朱雀神の周囲の鳴蛇を焼き尽くしたのはその直後のこと。
現れた、ひときわ大きな鳴蛇にため息を漏らす>>115]
また大きいのが……っ、
あれを倒せばここの陰気もおさまるのかな?
[呟きつつ大きな鳴蛇に向くのは、手を出しあぐねている表情。
小型の鳴蛇相手にこの有様なら、たとえ皆の手助けがあったとて、
先程のようにはいくまい。
ならば。
今自分が出来ることは残党狩りか、囮となって小さな鳴蛇を引きつけることか。
神将が淵へ向かうを決め、一人ずつ周囲を見回していた時も、>>123
そのように思考を巡らせていたが、
視線が合えばふっと顔を上げる。
水気に乗って声が、届く>>124]
……。
このくらいどうってことありませんわ!
[少し、意地になって言葉を放った気もするが、
かといって弱々しい表情は見せられない程度の矜持はあるわけで]
レト様こそ無理はなさらず。
誰も、……命を落とさぬのが一番いいのですから。
[できることと別にすることは決まった。―――生き残ること、だ。
神将が気配消すとほぼ時を同じくして、動き出そうとする**]
― 渇きの渓流・上空 ―
[水気の主を基点に動き出してゆく様子に、僅か、口の端を上げる。
五行の連なりはそれぞれに力を与え、支える形を織りなして]
…………。
[その連なりの根底にあるもの、それぞれの『想い』。
それがこの場における均衡を正す様子は好ましいもので。
ここは任せられる、と。
ごく自然にそう、判じていた]
……それにしても、だ。
[蜃に鳴蛇と、立て続け、現れているのは蛇より転じた者やそれに属す者。
元より、妖はその特性を備えたものも多いのだが]
……先にいるのも、同じ類である可能性は高いな。
[見据える先、渓谷はまだ続く。
先に待つのは果たして何か、と。
奥地にて高まる陰気を睨むように目を細めつつ、朱雀は火気を取り込み、陽気を持って陰気を均し行く。**]
[後方からの声>>101>>102に視線を向けることは無く、頷きで同意を返す。
得物からして違うのだから、戦い方もそれぞれ異なるのは自然の道理。
そして、任せると言った通り、男は背後からの声>>106にも振り向く事は無かった。
それは好機を逃して術のしくじりを避けたいのもあったが、何よりクリフに信を置いたが故。
最初から助力をあてにする幼さなど、彼はもう卒業しているだろう、と。
術に集中している己に、後方で何が起きたかなど知る術はないが、続き聞こえた呟き>>113に微か、笑みを浮かべ。
己が術の起動が無事に整ったは、それから程無く]
──感謝します、クリフ殿。
これでこの地の金気、暫し御すことが出来ましょう。
[背後、護りきってくれた彼に、任せると頼んだ後初めて振り向き礼を述べたものの。
のんびりと言葉を交わす暇もなく、大気ごと焼き尽くすような陽気>>115に引かれたか同胞がこれ以上減るを抑える為か。
現れた巨体に対して告げられた宣>>116と、提示された案>>118が男の耳にも届いた]
[この場にて一番力を発揮できる神将を見れば、クリフも同じ考えらしく>>121。
動き出したレト>>122と視線交わした彼>>123にこちらも頷きを向けた]
私がこちらにて金の気の制御を致します。
ですのでクリフ殿は、心置きなく力揮われますよう。
[火気の強いこの地、土気を用いて金気増すことで水気生むだけでなく使った土気から火気の勢いも弱められよう。
だが、水気が増さぬ限り相剋にある木気にとってはより消耗が増す可能性は高いだろう。
金気が劣らぬように、けれど過剰にもならぬように。
作り上げた広範囲の結界を維持し、制御することで巨大な鳴蛇の討伐をする補佐となろうと]
──姫も、玄武神のおかげで変わられたのですよ。
[平原でレトと交わした会話を、思い返す。
笑いながら、先の孔雀の姫のことを話す彼>>57に返した己の表情。
彼のような明るい笑みを浮かべることは、出来なかった]
護衛として御仕えはしておりましたが。
玄武神にお会いした後の姫の変わり様は、目を瞠るものが御座いました故。
[男が己の在り様に気付いたのも、その時だ。
それまでは孔雀という役職に仕えていただけで、喜びだけでなく、迷い悩み、悲しむこともある相手なのだと、解っていなかったことに]
恐らくでは、ありますが。
姫は、玄武神のおかげで、”孔雀”から羽ばたけたのだろうと思います。
[もっと早く気付けていたならば、彼の姫が歌われなどと言われ続けることも無かっただろうかとは、今更考えても仕方ない。
代わり、この後悔は今代の姫には引き摺らぬように、と。
気付かせてくれた玄武神への感謝、その妻たる姫への気遣い至らなかった謝罪をこめながら言葉を返した相手。
彼が、蒼龍神の齎した木気>>126に紛れて動き出す>>127のを見ながら、微か息を落とし、凝らす。]
…貴方にもしもがあっても、姫は悲しみましょう。
ですから──お頼み申します。
[信じて任せるが、無茶はするな、と。
願う呟きは、レトを補佐する為に動かんとするクリフにも届いたか。
どちらにせよ、男は金の気を御するため、意識を術へと集中し直した**]
近衛官 バルタザールは、書の織り手 カサンドラ を投票先に選びました。
― 渇きの渓流 ―
[しばしの間、桃色の花弁は鳴蛇を取り巻いていたが、幻惑の香の効果が薄れると、鳴蛇は文字通り花弁を喰らいにかかった。
花弁は物理的にも視界を遮断していたのだが、開けるのも時間の問題だろう]
…これ以上は無理かな。
[木生火の理により、花弁を喰らうことで鳴蛇はその身の内に火気を蓄える。
更に術を重ねることは火気を増し、状況を悪化させることに他ならない。
故にこれ以上は術を放たず、薙刀を以て鳴蛇の意識をこちらに向けさせるよに動いた]
…………
[その間にちらと見るはレトへと随さずにいる者達。
介入はあるや否や。
あるならばそれに合わせる心算で、先ずは鳴蛇に対して跳躍。
顎を狙い薙刀の刃を振り上げた]
― 渇きの渓流 ―
[バルタザールの術が起動した>>138のは、鳴蛇との攻防の直後のことであった。
気落ちしていた所への感謝の言葉に、はっと背筋を伸ばして]
あ、は、はい!
……役に立てて良かった。
[危うい場面を切り抜け転機と為せたことに、安堵の笑みを浮かべた。
しかしそうして言葉を交わす間にも、戦況は動き出す。
補佐を買って出た彼>>139に、頷きを一つ返し]
ありがとう、バルタザールさん。
[金気の高まりは自分にとってはありがたいことでも、相剋の理により力削がれる者もいる。
しかし補助に長けた彼であるなら、過剰なるを抑えることも可能であるだろう。
ならば自分が集中すべきは、直接敵を討つ者の補助]
[鳴蛇の動きを惑わすべく、蒼龍神が桃色の花弁を放つ>>126。
視線交わったレト>>123に一度頷いて。
影の如く気配を消し、動き出す彼>>127を見送った]
……気付かれないようにしないと。
[自身の動きで鳴蛇の意識をレトに向けさせぬよう。
しかし機を外さぬように、適度な距離を持って動く。
その最中、鳴蛇が動き花弁を喰らい始めた。
その結果生じるのは火気の高まりであろう>>143]
今更、怖がってられないよな。
[鳴蛇の注意を引かぬよう、自分だけに届く声にて呟く。
薙刀一本で鳴蛇に斬りかかる蒼龍神を横目に、自身も短剣を強く握り直した*]
[顎を狙った一撃は、鳴蛇が後方へと頭を引くことで躱され。
その引きを予備動作として繰り出された牙に対し、蒼龍は蒼の柄を掲げた]
──私を喰らう気かっ…!
[噛み付くと言うよりは飲み込もうとした動き。
鳴蛇の意図を察し、蒼龍は止めた牙を跳ね上げた。
強い木気宿す身、夢幻花を喰らったことでそれを知ったのだろう。
蒼龍を見据える鳴蛇の眼は爛々と輝いていた]
ふ……大人しく喰われると思ったら大間違いだよ。
[木気に惹かれていると言うのなら、それを利用するまで。
眼を逸らすには都合が良い。
長い滞空の跳躍から地に下りると、一度後方へと飛び鳴蛇との距離を取った。
距離を開けて尚、こちらに意識を向けているのを見れば口端に笑みが乗った]
おう、任せとけ。
[ しっかり決めろというマリエッタの声>>130は人より鋭い耳にはしっかり届いて、返す言葉に籠もる力は己を鼓舞するためでもある ]
ああ、解ってる。
[ カサンドラの気丈な言葉>>134には薄く笑みが浮かぶ。自らの命を惜しむ事は、そのまま他者の命を尊ぶこと、それを今は彼も知る ]
[ やがて蒼龍神の掌より美しい桃色の花弁が空を舞い、巨大な鳴蛇を幻惑の内に包み込む>>126
金気をもって周囲の力の均衡を計りつつ力を送ってくれようとするバルタザールに、言葉でも後押しされて>>142
彼は、鳴蛇の死角を選んで淵に向かって駆け出した ]
[ 近付く淵には濃い陰の気と、倒された小物達の瘴気が渦巻く、後に続くクリフには>>145「近付きすぎるな」と、そっと合図を送って、自らはその瘴気の中へと飛び込んでいく ]
…くぅ…!
[ 陰気によって凝縮した瘴気はさすがに強く、慣れているはずの身にも息苦しさを覚えるが、足を止める暇も隙もない。
幻惑は薄れ、花弁を喰らい始めた鳴蛇に蒼龍神が挑みかかる気配>>143は彼の背にも届く。
それに対する蒼龍神に鳴蛇の気が逸れ、上空で陰気を均す朱雀神の力が、僅かに瘴気を緩めたその刹那…背に納めた双剣を、再び抜き放った ]
『金結神流…聖水招来!』
[ 元より金気帯びる刃に、バルタザールとクリフの高めた金気を相乗させ、その気をもって淵に残る水気を召喚し、更に浄化の水気と成す ]
[ 大きく波うち、間欠泉の如くに水気噴き上げる淵の様相に、鳴蛇も気付いて、蒼龍神の前から身を翻そうとするが、それは容易に許されはしない ]
墜ちやがれっ!!
[ 涌き上がる清らな水は、そのまま渦を巻いて鳴蛇を襲い、四枚の翼を打った ]
[ 濡れた翼は浄化の力によって羽ばたきを止め、巨体はどう、と地上へ落ちる。
しかしなお、落ちた衝撃を、ものともせず、怒りにのたうちながら鳴蛇は地を這って、水気の主へと牙を剥いた ]
はっ!
[ この展開は予想済、むしろ望むところとばかりに、彼は双剣を目前で交差し、牙の一本をめがけて両腕を鋭く振り抜く ]
――…バキリ!
[ ただの剣では傷付けることも出来ぬだろう妖魔の牙は、高められた浄化の水気を纏った剣によって、折れ弾けた ]
[ 残る一本の牙が、剣を振り抜き防御を無くした神将の肩に食い込むが、それは浅く致命には程遠い ]
…んのおっ!痛えだろっ!
[ 痛みをまぎらすためにか、大声を張り上げ、彼は食い込んだ牙を素手で掴んで引き抜きざま、飛び下がって一度距離を取った ]
クリフ!合わせろ!
[ 片牙となった鳴蛇は、しゅうしゅうと瘴気を吐いてのたうつが、その動きは鈍く、目標定まらぬものでしかない ]
せえええいっ!!
[ 地を蹴って跳躍した神将が、頭上へと振りかざした双剣の輝きに、鳴蛇の頭が上がれば、その喉首は、後についたクリフや、離れて援護する者達の前にと曝される ]
[ 双剣が、鳴蛇の頭を貫くのと、他の者の攻撃が届くのはどちらが先か...いずれにせよ、力と気を合わせた一撃に、鳴蛇はその巨体の動きを止め、骸となって地に伏した* ]
[鳴蛇の背後で膨れ上がる水気>>148。
それは鳴蛇にレトの存在を知らせることとなるが、蒼龍らにとっては反撃の烽火]
はぁっ!!
[身を翻そうとする鳴蛇に対し、蒼龍は牙目掛けて薙刀を払うことで強引に向きを戻した。
それにより鳴蛇には刹那の隙が出来る]
[間髪無く、鳴蛇の翼を清らな水が打ち据える>>150。
地へと落ち来る鳴蛇から避けるよに、蒼龍は大きく後方へと飛んだ。
飛べぬ鳴蛇が地を這いレトへと迫るも、それには追い縋らない。
近付いてしまえば彼が得た水気を引き寄せかねない。
後のことは託し、レトと彼を支える者達へと任せた]
[しばしの攻防の末、牙を折られた鳴蛇が一同の手により地に伏す。
それを見届けた後、蒼龍は上空を舞う朱へと視線を流した。
後は任せた、と目で告げる]
― 渇きの渓流・上空 ―
[己が干渉すれば、火気比和を引き起こす。
それと知るが故に、朱雀は動く事なく火と陽の二つの気を手繰り、均す事に意識を向けていた。
鳴蛇が木気を喰らい、自身の火気を高めるならば、それに比した火気を自らに引き寄せ、周囲との均を保ち比和を防ぐ。
同時、取り込んだ火気を自らの内で陽気へと転じ、それを散らす事で陰陽の均衡をも正し行く。
その均しが瘴気をも緩めしその刹那、水気が大きく動いた。>>148]
……中々に。
[小さな呟きは水の音に遮られ他までは届かぬ。
清らなる力宿せし浄化の水気。
その波動に眩し気に目を細めつつ、朱雀は己が内の陽気を再び剣へと宿した]
/*
で、だ、このこの過去話をどこで落とすかなんですよ。
墓下でカメに語らすのが一番邪魔にならねーんだが、なんかひきょーな気もするんで、ここらで半分くらい落としておくべきか。
― 天上宮・楼閣 ―
……さすがに、朱雀様自ら出る、と仰せられただけの事はある、か。
[遠く離れた地より感じる、主の力。
夏の陽射し思わせる強き陽の気、それが生じるという事は、相応の陰りが生じている、という事で]
……と、なれば、これも已む無し、という事か。
[小さく呟き、大太刀を握り直す。
視線の先には、遠き陰気に、そして、力の要たる天上宮に惹かれて現れし翼持つ妖魔の影]
……確かに、地を護りし二神には、到底及ばぬ身だが。
[ふ、と浮かぶのはどこか愉しげな笑み]
護り託された以上、容易く抜かせるわけにはいかんので、な……!
[宣の後、楼閣を蹴って天へと舞う。
閃くは、朱の翼と白銀の大太刀の刃。
一気に距離を詰め、横薙ぎに振るった一閃は、鋭い嘴を持つ一つ目の巨鳥を数羽、まとめて斬り払った。
横に振り切る事で生じる勢いには逆らわず、その場でくるり、一回転。
そうする事で周囲を見回し、他に妖魔の影はないかと確かめてから、一度、楼閣へと降りる]
……今の所、単発的なものが多いが……何度も続かれると、厄介だな。
[大太刀に残った妖魔の血を、己が火気を持って焼き尽くす。
そうする事で、そこに残る陰気をも焼き清めつつ、次の攻勢へと備えていた]
……大本を叩けば止まる、とは、わかってはいるが……。
[小さく呟いた後、ふる、と首を横に振る。
大本を叩く、その事自体にはなんら懸念する事もない、と。
そう、思うからこそ昏い推測は打ち消す。
己が主のように、諦める、という思考を放棄する所までは、まだ至れてはいないが。
似た者気質のいとし子にも、どんな状況にも屈しない、と言う意思の焔は確りと灯っていた。*]
/*
うっかり、こっちはほっぽっていたが、そろそろ動かさんとな……!
蒼い世界はどこまで伸ばせるやら……。
[ 妖魔の血を受けた一族…そう伝えられる者達の隠れ住む里に、彼は生まれた。
遠い祖先の一人が、妖魔の呪いを受けたのだとも、或いは魔の中に人との和を望む希有な存在があって、契りを結んだのだ、とも、伝わる伝承はすでに曖昧で、ただ一族の中に、時折異相を持ち、人ならぬ力を持つ子供が生まれることだけは、確かだった ]
[ 怒りに身を任せてはならぬ、憎しみに心奪われてはならぬ…そんな子の一人として生まれた彼は、幼き頃よりそう戒められて育った。
怒りや憎しみに我を失えば、妖魔に堕ちる、それ故心を強く持ち、己を律せよと ]
[ ...だが、全ての戒めも、そのための修養も、ある日無為に帰す ]
[ 里を妖魔の群れが襲い、父母や幼い弟妹が食い殺されたその時に… ]
ここもなんとかなったかな。
助かったぜ、クリフ!
[ 薄まる陰気を感じながら、視線を空から戻し、剣を納めて、傍に居る霊亀の次代へと、まずは礼を告げる。
遠く近く、援護を届けてくれた者達へも、同じように ]
[緩やかに均されていく陰気>>161。
それを感じ取りながら、地に伏す鳴蛇の方へと歩み寄る]
皆、ご苦労様だったね。
レト、見事だったよ。
傷の具合はどうだい?
[皆への労いを紡いだ後、一番の功労となったであろうレトに声と問いを向けた]
[己が頼みは、レトのみでなく近く在ったクリフ>>144にも確り届けられた様。
桃色の花弁が放つ木気に紛れ動きだした神将の補佐の為離れる彼に、目線のみで礼を向けて見送ると男は宣言通り金の気の均衡を保つに集中した。
自然、場の全体に目を配る形となれば、花弁を食らい火気増した鳴蛇が術主へと牙向く様>>143も見え]
…蒼龍神も、遣り辛かろうな。
[強き木気故に、場を満ちる火気や金気に飲まれる事は有り得ぬだろうが。
強き故に、下手に触れて不利を招くを避けねばならないのだろうとも解る。
そして、蒼龍神ですら遣り辛いのならば、木気用いる者の厳しさはどれ程か、とも]
カサンドラ殿──…
[彼女とて一廉の士。大丈夫か、とは紡がない。
ただ、金気をより正確に、御して過剰となるを抑えるに専念して状況の打破を待った]
― 渇きの渓流 ―
[陰気均した後、ふ、と視線を遠くに転じる。
向いたのは、後にしてきた天上宮のある方角。
己がいとし子に持たせた自身の羽、それを介してあちらの様子もある程度は伝わってくるのだが。
生じた陰気が齎した均衡の乱れは、やはり、妖魔の動きを活発にしているらしい]
……偏りの影響、少なからぬ、か。
やはり、長い時は掛けられぬか……。
[小さく呟いた後、手にした剣を一度振り。
それが消え失せるのに合わせ、ふわり、と地へ降り立った]
/*
なんでこう頭を抱えているかって
うっかりミスで落ちたくなるけどでもそれかっこわるいやん? のっと
[文字通り、状況はレト達の手により打ち破かれた。
離れて取り巻く土気に、火気へと取り込まれぬ強き木気。
それらも己が助けとして高まる水気、支える金気が巨体を打ち倒す。
先の平原での蜃と同じく生じた陰気は、やはり朱雀神の陽気によって均されて]
─── 散
御見事に、御座いました。
[偏っていた火気も、これで緩やかに戻りを見せるだろう。
金気の結界はもう不要だと、術を解いてからレト達へと賛辞の声を向けた**]
/*
・・・うなー(筆が進まない)
面接は結果待ちだし弟は熱出すし自分はなんか燃え尽きてるし・・
ままならないけどアカンだろコレ
[謙遜するよな言葉>>170を紡ぐ途中に上がる声。
素直に頭を下げる様子>>171に、思わずクスリと笑みが零れた]
引き受けた。
[頷き、牙が穿たれた箇所へと右手を翳す。
玄武よりも素直だね、と言うのは心の中だけの呟き]
───
[紡ぐのは薬草の薬効を上げる術。
翳した手の下、傷口に細かく刻まれた薬草が張り付き、術により治癒速度を上げていく。
更に術には陽気も僅かながらに含まれ、傷口に過剰に留まる陰気があれば緩やかな速度で均していった]
しばらくはそのままにしておいで。
直に痛みは引いて行くはずだから。
他にも治癒が必要な者が居たら申告しておくれ。
[レトの治癒を終えて、意識を周囲へと向ける。
申告があれば同じように治癒の術を施して、最後に視線をカサンドラへと向けた。
動きが鈍っていたように思う彼女の様子を窺う]
ありがとうございます。
[ 蒼龍がまた彼と玄武神を引き比べた事は判らなかったから>>174ただ傷に悲鳴あげたを笑われたと思って大人しく治療を受けていたが、知ったなら、また盛大に、一緒にしないでくれと抗議した所だ ]
俺の水気がここで強かったのは偶然だよ。
でも、それも皆がいなけりゃ、鳴蛇の火気に克つことは出来なかった。
[ その間にも、クリフの言葉に返すのは謙遜ではなく彼にとっては自明の理>>172 ]
一人じゃ何も出来ない。そう知ることが強くなる一歩だ...て、うちの大将が言ってた。
[ 受け売りであることを隠しもしなかったが ]
[討つべきは、ひときわ巨大な鳴蛇。
ジークムントの放った桃の花弁が鳴蛇を幻惑させている合間に、
槍を地面に突き刺し、唯一行使できる遠距離術の用意に入る。
しかしこの術、めったに使わないうえに、
気脈の乱れた箇所で行使するのは初めてだ。
バルタザールの金気増強の結界は、
マリエッタの生み出した土山からの気もあってできたもの。
であれば、いたずらに土を剋すれば結界を崩すことにも繋がりかねないと推測でき、
さらに、発動の機を失すればただ鳴蛇に芳醇な木気を与えることにも繋がりかねない。
発動に一番適しているのはおそらく、この場に水気が満ちた後。
ゆえに、金気の使い手達の補助も受けて鳴蛇へ迫る神将の動向にこの上なく気を配りながら、
術を練り上げていく]
[幻惑の花が喰われたり、鳴蛇がジークムントを喰らわんと迫った折には集中が途切れそうになったが、>>143>>146
それもかの蒼龍神の口端に笑みが乗っているのを見ればどうにか堪えるに至った。
清らな水沸き上がり鳴蛇の翼を打ち、神将との攻防の末にその喉首が曝されれば、>>150>>152]
――――… 招来 “木蘭”!
[術の発動を促す声をあげて左の手を振り下ろす。
地面に刺した槍を起点、鳴蛇の喉首を終点として、
紫色と白の花が風に舞うように咲き乱れ鳴蛇を切り裂いていった]
[垣間聞く朱雀>>180とレト>>181のやり取り。
その内容にクスクスと笑いを漏らす]
朱雀にも言えることなのだけれどねぇ。
[呟きは聞き咎められるや否や。
言ったところで朱雀も聞くとは思ってはいないが。
眷族の心本尊知らず、本尊の心眷属知らず。
それぞれが傷つくことを望むものなど居ない]
[鳴蛇は討たれ、立ち込める陰気も朱雀神により均されていき、
治癒受ける者に向けていたジークムントの視線がこちらを向けば、>>178]
………、だいじょうぶ、です、よ?
[と返したがその実顔色があんまりよろしくなかった。
そこそこ消耗した状態で練度の高い遠距離術を派手に行使するとこうなるという例を、
自ら実践する形で]
ただの石でも無いよか・・・マシだといいんだけどなぁ。
[土気が篭った石を投げて水気を散らしてしまわないかとか、
そもそも近寄って爪で戦ったほうがいいんじゃないかとか思うことは色々あるけれど。
前者はそもそも自分が戦う以上仕方ない事だし、
後者は正直この討伐ではあまり使いたくない。
結果、できることは石を投げる事ぐらいしかないわけで・・・]
・・・なんか、あんまり仕事した気がしない。
[鳴蛇が討たれたその後は、なんとも言えない顔をして一つ一つ作った土山を元通りにする事にした。
気にしすぎだとは思うけど、土気が高まりすぎても困るし。]
/*
案1:術で飛んで木気を食われて?落ちる
案2:大規模術の反動で武器をやってしまう
案2の派生ですねー 反動でオーバーヒートなう
なお木蘭(もくれん)を使いたかったと供述しており
[視線に気付いたカサンドラが紡ぐ声>>188を聞き、そちらへと歩み寄る]
……そうは見えないな。
[短く紡いで、支えるよにカサンドラの背に右手を添えた。
顔色は悪く、紡ぐ声も途切れるよう。
添えた手からゆるりと木気を送る]
回復を待つ時間はあまり取れない。
カサンドラ、天上宮へと戻りゆっくりお休み。
[自らの手で送る心算でそう告げた。
幼き頃にそうしたように、左手を彼女の頭へと置く]
/*
端折りすぎと突っ込まれそうだけど。
後半戦に関しては、本当に仕事した気が皆無という・・・
投石が小鳴蛇仕留めれて無い時点で大鳴蛇に効きそうに見えないんだよなぁ。一晩経って見返すと。
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