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次の日の朝、語り手 が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、つむじ風の白狼児 ゲルト、疾雷の刀士 カナン、精霊師 マリエッタ、渦雷の騎竜師 シロウ、水破の精霊師 ガートルード、風詠み リュカ、野良猫姫 アイリ、紅輝の騎竜師 ディーク、精霊師 ウルズの9名。
投票を委任します。
紅輝の騎竜師 ディークは、つむじ風の白狼児 ゲルト に投票を委任しました。
[八幡に連絡を入れた後、意識を一度、異空間へと向ける。
ちら、と見えたのは、森へと踏み込んでいく後姿。>>1:+30]
そーいや、なんで人捜しで、開拓船団に乗ってたんだろ。
[ふと、先のやり取りを思い出して呟く。
何やら聞いて欲しそうな気配>>1:+25は感じてはいたものの、時間がないものだから結局流していたわけだが]
……そっちも、手伝えるといいんだけどなあ。
[いろんな事情は知らないから、呟く口調は、呑気なもの。*]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[ふる、と首を軽く振り、一時異空間に向けた意識を引き戻す。
折よく、返るのは八幡からの返答。>>1:198 >>1:199
大将撃破の経緯を話していないのが、心苦しくもあったのだけれど]
……さすがに、いきなり全開放送で言えることじゃないしなあ。
[話すとしても、どこかに落ち着いてからと。
そんな事を考えていた矢先──波が、不自然に揺れた]
ざわり、ざわざわ。
船団周辺の波が、不穏に揺れる。
直後、海面からいくつもの影が浮かび上がり──。
ざっぱーん。
なんて書き文字が浮かびそうな勢いで、跳ねた。
人間大の、海老が。
海老はそのまま甲板へと跳ね上がり、物理的なあれこれを完全に無視して直立二足で立ち上がり、びたん、びたんと跳ね回る。
その様子からは、好意的な様子は一切感じられず──向けられるのは、明らかな敵対の意思だった。
☆2dイベント:巨大海老と大王烏賊の襲撃
・フィールド
調査船団の船上。
※基本は船上戦ですが、飛行能力を持っていたり、精霊術などの遠距離攻撃が使える場合は、海面や海中の敵を狙う事もできます。
・登場敵
人間大の海老。
器用に立って歩いたり跳ねたりする。ハサミ攻撃は結構痛い。なお、殻は固いが、腹部は以下略。
・ボスキャラ
いわゆる大王烏賊。
・判定方法
撃破描写と絡めつつ、fortuneをactで最大5回振る。
【判定のリミットは、7/5の23:30です】
【判定数値は、メモに記載お願いいたします】
【wikiからの変更点:少人数進行ですので、墓落ちは最下位一人だけとなります】
─ 蛟 統制室 ─
[戦闘海域から離脱に入ればひとまず艦長としての仕事は一段落つく。
細かな指示は必要だがそこは経験の浅い自分よりも義父の片腕を長年務めている副艦長に任せる方が良い。
張り詰めていた意識を緩めると、ディークへと視線を向け]
ディーク殿、連れ帰ってくれてありがとな。
ヤクモにも後で礼を言いにいくつもりだけど、ディーク殿からも伝えといてくれ。
てか俺、ずぶ濡れで乗っちまったけど、そっち服濡れてないか?
何があるかわからんし、今のうち着替えてきた方がいいぜ。
ヤクモも風邪ひいたりしねーように拭いといてやって欲しいし。
[先までの女の様子に彼が何を思った>>1:190かは知らず、笑顔で礼を言い着替えを勧める。
言外に彼の懸念>>1:192を肯定してのものだとは、浅からぬ付き合いの相手なら伝わるだろう]
出てくるときど真ん中ぶち破ってきたから、俺が乗り込んだ船が追ってこないのは解るんだがな。
ディーク殿の言う通り誰かが頭を叩いてたとしても、明らかに手傷負ってないヤツらまで追ってこねーのはおかしい。
そう踏まえると、最初っから逃げたら追うなって方針指示してたって考えるのが一番しっくりくるんだよ。
てーことで俺もすぐ動けるように得物の手入れついでに着替えてくるわ。
すぐ戻ってくっけど何か変化あったら即連絡よろしく。
[副艦長からもディークと同じ懸念を問われ、同意を示した後得物についた海水を落とす為道具の置いてある船倉に向かう。
ウルズがまだ怪我人の治療に当たっているなら、戻ってきたことを告げてから得物の手入れを済ませ。
水で濡らしたタオルで身体を拭いた後着替えを済ませてまた統制室へと戻っていった]
─ 蛟 統制室 ─
何か変わりはあったか?
[然程時間をかけたつもりは無いが、戻って早々変化の有無を問いかける。
シュタイフェ・ブリーゼの艦長が妙な現象を報告している事や水夜の乗組員が一名海に落ちたことなどはこちらにも届いているならこの時伝えられただろう。
そうでなければ、周辺の海上、波の様子がおかしくなり始めているとだけ伝えられた]
おかしく…て、どういうことだ?
[その報告を怪訝に思い、眉を寄せて向けた問いは甲板からの騒ぎで途切れ。
駆けこんできた船員からの報告が、こちらの問いへの答えとなった]
─ 蛟 統制室 ─
…は?
海老が立ってるって──…何言ってんだ、お前。
[ここまで幾つもの想定外が起きてはいたが、報告された内容はこれまでを上回る想定外で
理解が追いつかないまま、とにかく実際見てくださいと甲板に連れていかれて]
─ 蛟 甲板 ─
………マジで、立ってる。
[大きさもそうだが、まるでバッタのように二足でぴょこぴょこ立ってるその姿>>#0に思わず呆気にとられた*]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
……海老だ。
[海面から跳ね上がって来たものを見て。
最初に言ったのは、その一言だった]
……しかも、でかい。
[言いながら、びたびた跳ねる海老を見る。
見る。
いつの間にか、白い尻尾が揺れていた]
……これ、喰えるかな?
[一拍間を開け、言った言葉は聞いた者をほぼ例外なくコケさせたが。
当人は、全く気にした様子もなく]
え、だってでかいけど海老だし。
これだけでかいと、食いではありそーだし。
喰えるようなら、食糧の足しになるんじゃね?
大体、長距離遠征とか演習航海の時は、なんでも食うのが基本なんだからさー。
[しれっと言いつつ、甲板の上を跳ね回る海老を、見る。
尻尾がしたぱたしている辺り、野生の何かが反応しているのかも知れない]
それに。
こんなハサミ持ちに暴れられて、索やらなんやら切られたらそれこそ目も当てらんないんだし。
……お帰り願わなきゃだーめでしょっ。
[それ自体は間違いないから、反論はそこで一時中断となり。
白狼児は右手の腕輪に、念を凝らした]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[愛用の爪──『断鋼爪・狼焔』は、炎の精霊の力を秘めたもの。
純度の高い精霊石が埋め込まれている事もあり、使いようでは術の媒介としても使えるらしい──が、生憎、そちらの才には恵まれていなかった]
……さて、そんじゃあ。
[念に応じて具象するのは、焔の紅を纏う金の爪]
いっちょ、行きますかっ!
[繰り出した爪は、タイミングよく突き出されたハサミと真っ向ぶつかり。
角度が良かったのか、軽く、弾かれ態勢が崩れた]
……お、結構やる……って、あれ?
[海老と打ち合った瞬間、感じたのは違和感。
いうなれば、妙に近い何か、を感じたというかなんというか。
それに戸惑い、僅かに動きを止めた空白を、違う海老が横からついて来た]
……っととっ!?
[慌てて飛びずさるものの、海老のハサミが左の肩を掠めるのを避けきる事はできなかった]
……ってぇなあ……もぉ……。
大人しく狩られとけっての!
[なんか、目的がすり替わっているのは気にしちゃいけない。
多分]
― 八幡 甲板 ―
[ファサン殿からあった海中の警戒。
その任は主に精霊師に与えられ、彼らが精霊にて警戒する間に応急処置作業は少しずつ進められていった。
実作業となると私の出る幕は無い。
船員に任せ、私は甲板にて一休みをする──予定だったのだが]
海の様子がおかしい?
[海中を警戒していた精霊師からの報告。
それを確認するために船縁で海の様子を確認してみる]
ん、わかった。
[ いまのうちに着替えをという>>2ガートルードに頷いて ]
ああ、ヤクモは大丈夫。あいつあったかいからなあ、竜舎に行くまでに自然乾燥してたぜ。塩気残ったとこだけ拭いてはやったけどな。
[ 相棒が陽竜と呼ばれるのは伊達ではない、と笑う ]
あいつのとこ行くなら、じゃれつかれて潰されないようにしてくれよ。
[ そんな軽口をきいて、海水の他にも、傷から滲んだ血や、精霊の術によって痛んだ服を一度着替えに船室へと向かう ]
……え、海老…?
[躍り出た勢いで甲板に落ちてくる物体。
それは人間と同じくらいの大きさがある海老だった。
私は思わず目が点になってしまう]
[それが害為すものであると認識したのは腕(?)を突き出されたため]
うわっ!?
[先が鋭くなった腕が先程まで顔があった箇所を貫いて行く。
明らかな敵対の意思。
何故こんなにも大きな海老が居るのか、何故直立二足歩行しているのか、何故背中が曲がっていないのか、などなど。
突っ込みたいところは多々あったが、ぼんやりとしている暇はどこにも無かった]
そっ、総員戦闘態勢!
巨大海老を排除せよ!
[突然のことで少しどもってしまったが、その命により船員達が一斉に動き出す。
残念なことに他の船にまで気を回す余裕は無かった。
それほどまでに私は驚きが先行していたのである]
― 八幡 甲板 ―
[戦いの音が響く中、私も腰に据えた刀に手をかける]
あの殻……鎧並みの硬さか。
狙うとすれば、関節の隙間…か?
[船員の刃が巨大海老の殻に阻まれるのを見た。
それらを見ていくつか分析してから、私もまた巨大海老へと近付いて行く]
[ 本当に着替えただけだったから、ガートルードより戻るのは早かっただろう ]
ヤクモ、腹減ってないかー?
[ とりあえず、戦闘での疲労が空腹に直結しがちな相棒の様子を竜舎に覗きに行って ]
『キュィ!キュィ!』
ん?どした?
[ 何やら、落ち着かぬ様子で鳴く竜に首を傾げた ]
おいしそーなへんなのが来る、て、なんだそれ?
[ ちなみに、海で暮らすことの多いヤクモは、何気に海産物グルメだったりするわけで ]
投票を委任します。
水破の精霊師 ガートルードは、つむじ風の白狼児 ゲルト に投票を委任しました。
...............
[ 騒ぐ相棒に急かされるように甲板に出たディークは、びっちびっちと飛び跳ねる、「おいしそーなへんなの」に遭遇した ]
― 八幡 甲板 ―
[居合いの一撃は殻と殻の境目を捉えたものの、いまいち効果は薄いようだった]
!!
ここも密に重なっているか!
[一閃を振り抜いた手に硬い感触が返る。
斬りよりは突きか、などと思考を巡らせながら、円を描くように引き戻した刀で振り下ろされるハサミを受け止めた]
海老如きに……遅れなど取るものか!
[受け止めの体勢から受け流しの形へと転じ、巨大海老のハサミを横へと落とす。
それにより巨大海老が僅かに体勢を崩し、攻撃に転ずるに足る隙が生まれた]
/*
やっぱどう足掻いても低いんだよな…。
いや、今は俺よりも低いのが居るけども。
俺の場合は全体的に低い場合が多くて。
[=脱落しやすい]
[ 思いの他素早い海老の動きを躱し切れず、鋭い鋏に左腕をざっくりと切り裂かれる ]
だーっ!着替えたばっかだってのにっ!!
[ ツッコミどころが違うと、人が聞いていたなら思ったかもしれないが、潤沢に着替えがあるわけではない身としては結構重大問題なのだった ]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[海老との距離を取りつつ、周囲を見回す。
甲板上では、指示するより早く各自が各個撃破に動いていた。
……まあ、さすがにコレをほっとくようなヤツは、選抜される事もないわけで]
……にしても、さっきの感じ。
[意識を向けるのは、先ほど感じた違和感。
馴染み深い、けれど、どこか違うと感じた力の由縁はどこにあるのか]
……この海域に、なんかいるとしてー。
んでも、俺、海の妖とは直接関わりないはずなんだけどなぁ。
[幼い頃の、曖昧な記憶。
自身の父たる存在は、山野を駆ける陸の獣だった]
そりゃま、海に馴染んでるのは、確かだけど……。
[生まれた地から何故か離され、母を病で亡くした後。
一人で彷徨っていた所に手を差し伸べてくれたひとは、海の妖──それも、かなり高位の存在の血を継いでいた。
具体的に何か、までは知らないが。
ともあれ、その影響を受け、自分も海での暮らしを身に着けて。
地の眷属でありながら、海で生きる道を選ぶくらいには、馴染んでいるけれど]
海産物と近い何か感じるほどじゃないと思うんだよ、なぁ。
― 八幡 甲板 ―
[渾身の力で振り下ろした刀を受け、巨大海老は後方へと吹き飛んだ。
しかし硬い殻を斬り付ける形となったため、致命傷とまではならなかったらしい]
小賢しいっ…!
[刀を振り下ろす瞬間、巨大海老が僅かに身を捻り、殻が刀に当たるようにしていたのだ。
奴ら、自分の身を護る術をしっかりと身につけているらしい]
……あの状態で更に身を捻ると言うことは…。
もしや、腹が弱点なのか?
[あのまま袈裟懸けが通っていれば、腹部を切り裂いていたはずだ。
巨大海老の動きはそれを庇おうとしたように見えたのである]
狙ってみる価値はある、な。
[跳ねて起き上がり、再び接近してくる巨大海老を見据えて私は瞳を細めた**]
─ 蛟 甲板 ─
[女が甲板に出たのは少なくともディークよりは遅かった。
目に映る光景に呆気に取られるも、ヤクモとディーク>>23に気付けばすぐに我に返って]
甲板上に居る者は総員海老を排除!
艦内に居る者は船窓その他外と通じる箇所を塞ぎ海老の侵入を防げ!
俺はこのまま此処で海老の排除に当たるんで、手の空いてるヤツは統制室まで他艦への連絡頼む!
[甲板の扉を勢い良く閉じながら、大声で指示を飛ばす。
ウルズがこの場に居なかったなら、彼女にも排除に加わって欲しいと借りっぱなしだった光精に頼んだ]
[ 抜き打ちに揮われた刀は、びちびち飛び跳ねる海老の関節を僅かに逸れて、固い鋏に傷をつけただけで弾き返される ]
あー、くそ!かってえなあ。
[ 周囲を見渡せば、他の船も同じ海老に襲われている様子。やがて、ガートルードやウルズ、他の乗員達も入り乱れての海老狩りになっていくだろうか ]
― 蛟/船倉 ―
…光癒
[敵とこのままぶつかりあわずに退くとの命令を聞いたのは少し前。
とはいえ船を動かす上では役に立たない...は治療に専念し、今も再生の光の力をもって、負傷した船員の治療にあたっており、終わるころには、既にルーもディークも帰還をしている頃であり]
あ、ルー!無事、怪我はない?
[帰還した幼友達>>3を上から下まで眺める。濡れているのは海に入ったからだというのでその点は心配していない]
ちゃんと敵に目にもの見せてきた?私はちゃんと一隻の船員のだいたいを使い物にできなくしたわよ。
[心配するほどでもないとわかれば、むしろ戦果の話をしてしまうぐらいに暗さより勇ましさをもっていた。]
そうね、さっきから災難ばかりだから用心しとかないとね。
あ、そうだ、後でマリーのとこに顔を出そうと思っているけど、いいよね?
[武器の手入れをするというのには頷いて見送ろうとしたが、その前に一応尋ねる。
絶対にいなければならない艦長代理などといった立場ではないフリー精霊師は妹分の顔をちょっとみたくなったが、勝手にいくことはせずルーへというのであったが、この直後に起きる新たな異変により、少し延期になるというを...はまだ知らない**]
─ 蛟 甲板 ─
はい、ざんねーん。
[指示の為大声を張り上げたせいか、注意がこちらに向けたらしい海老の鋏を手甲鉤で受け止める。
堅い甲殻ががっちり挟まり固定されたところで、関節の可動の逆へと力を加え]
せい!
[腕の力だけでは足りないから身体ごと押し込んで鋏を捻り切り。
仰向けになったついでに腹を思いっきり踏みつけた]
― 南の入江 ―
ふへぇ、どうなるかと思った。
[身を護る術はあるが、わざわざ危険に突っ込む道理は無い。
早々に入江へと逃げ帰ってくると、視線を感じることはなくなっていた]
追いかけては来ない…か。
その方が好都合だけどさ。
[走ることで上がった息を深呼吸で整える。
そうして気を落ち着けていると、はた、とあることを思い出した]
ああああああ、森に行ったんだから枝確保してくるんだった!!
[火を熾すことをすっかりと忘れていたらしい]
今また行くのはちょっと嫌だしなぁ…。
こっち見に行ってからにしよう。
[そうして向かうのは、壁を左手に見て進む先。
壁に手を触れながら、クレステッドはサクサクと砂浜を歩いて行った**]
─ 蛟 甲板 ─
…おんや?
[足の下ぐったりと動かなくなった海老に首を傾げる。
腹を踏みつけたのは、少しでもダメージが入れば良い位の考えからだったが]
鋏取ったときは元気だったよな。
こいつら腹が弱いのか?
[状況からの即座に推測を導き出すと、苦戦している様子のディーク>>28に視線を向けて声をかけた]
ディーク殿、ちょっとこいつらの腹狙ってみてくれるか?
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
……いよっ、と!
[距離図り、繰り出した爪が狙うのは殻の継ぎ目。
上手く先が引っかかれば、そこを基点に剥けるだろう、という読みからの攻撃だったが、それよりは海老が身を捩る方が早かった。
爪越しに返るのは、がきん、という手応えのみ]
……にゃろっ……!
加熱かけて、直接焼き海老にしてやるかっ……!
[狼焔に炎の加護を与える真紅の精霊石、それに力を込める事で、刃自体に熱や炎を纏わせることもできるから。
いざとなったら直接料理してやろう、と、よくわからない決意を固めていた。**]
『キュキュ!キューィ!』
[ ガートルードが出て来たのを見ると>>27、竜舎の中から身を乗り出して騒ぐヤクモの、傍に一度駆け戻って、戸を開け放つ ]
船壊さねえ程度に暴れろよ!
[ 言い放ったディークに、ばさりと羽ばたいた光竜は『キューィ!』と嬉しそうに鳴いた ]
───っくっそ
[振るった鉤は海老の腹を掠っただけで確かな手応えは得られなかった。
だが、明らかに腹部への攻撃を避けた海老の動きを見て、推測は確信に変わり]
こいつら腹が弱点だ!腹を狙え!
[甲板上に居る全員に届くように、大声を張り上げた]
[ ヤクモを放ってから、ガートルードの声に>>32振り返る ]
腹?いや、狙えたら狙うけどよ、こいつらやたら飛び跳ねやがるし、意外と素早いから...!と、あぶねっ!
ちぃっ!!
[ 咄嗟に揮った刀は、海老の鋏を受けるのが精一杯だったが、ヤクモがその海老を掴んで海上へと放り投げた事で、なんとか事無きを得る ]
[ 周囲では、ガートルードの言葉を聞いた乗員達が、海老の弱点を狙って動き始め...形成は徐々に変わりはじめていた ]
にゃろ!
[ ほぼ自棄で、横薙ぎに海老の腹を狙った一閃が何とか届いて、その皮を切り裂く。周囲の乗員が怯んだ海老へと一斉に飛びかかって、その動きを止めた ]
「穫ったどーーっ!」
[ とか、誰かが叫んでいたが、気にしている余裕は多分無い** ]
─ 海老遭遇前/蛟 船倉 ─
ウル、ただいま。
光精ありがとな、おかげで助かった。
[武器の手入れと着替えより先、友達の所に顔を出して礼を言う。
いつも通りの彼女の問いかけ>>29に、怪我は無いと見せてから戦果の話に苦笑を浮かべ]
それがな、俺の乗り込んだ船って頭が乗ってなくてさ。
船のど真ん中の壁ぶち抜く位しか出来なかったでやんの。
あぁそうだ、それでな、幾つか腑に落ちない点があるんで。
多分またすぐ面倒起きるから、すぐ動けるように準備しといて。
マリのとこも心配ではあるけど、移動の安全確保してからにしてくれるか。
[水を好む自分と違い、水嫌いの友人は万一にも海に落ちたりしたくないだろう。
艦長代行としての立場と友人としての配慮両方からの言葉を向けて、彼女の下を離れた**]
/*
うむ、これはこの形式初の初期落ちありそうな勢いだww
まあ、ぶっちゃけ、上陸後は騎竜の出番にはちょっと疑問ありなので、ここらで落ちるのはアリかもー。
隠してる人魚関連ネタは墓下なら曝せる気もするしw
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
ゲルト兄には言われたくなやい!
僕だって一応考えてやってるんだもんっ!
[真顔で返されると、フシャッとばかりに反論した。
以前から知っている周囲にすれば、どっちもどっち、だろう。
手を振り回して恒例のやりとりが出来る程度には余裕があって、戦闘領域も苦労せずに抜けて、そのままどこかに落ち着けるかと思っていた。の、だが]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
なになに、今度はどーしたの?
[速度を緩めることとなり、怪我人の様子をちょっと覗きに行ってる間に、また異変は起きていた。
甲板に出ると、また一匹、波間を割って跳ね上がったところで]
わぁっ。
うんうん。
これだけ元気なら、歯ごたえもありそうでいいよねっ。
きょーうのごっはんは、えっびりょーうりっ♪
[凶暴そうな鋏も見えているのかどうか。
浮かれ半分で、甲板に落ちてきた一匹に掌を突き出した]
纏上!(絡ませて!)
[呼ばれ、集まった風は巨大海老に向かい]
― 水夜/甲板 ―
……あれ?
[クレステッド捜索のために、他の精霊師と共に海中を探っていると、違和感を覚え。]
……なんなのかな?
[違和感に他の精霊師たちと顔を見合わせ、首を傾げていると。]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
よっしゃ一匹目ー!
[びったん、ばったん。
確かに自由は奪ったが、巨大海老の力は予想より強くて、風の網も長くは持ちそうになかった]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
むー、捕まえるだけじゃ料理できそうにないか。
海老の弱点ってどこだっけ。
凝結
[小首傾げながら、再び掌に風を集める]
え、ご褒美……ですか?
倒して食べちゃっていいですよね??
[ひじょーーーに目を輝かせながら、そわそわわくわくしている。
海老、大好きです。
一番最後に食べるくらい好きです。]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[とりあえず一番危険な鋏を捥ごうとしてみたが、不自由な動きながら華麗に弾かれた。うつ伏せ状態で捕まえてしまったのが悪かったのだろう]
あっ!
[逆に窮鼠猫を噛む、のように風の網を振り払った海老に襲い掛かられた。慌ててもう一度叩き付けるが、やはり硬い殻を破ることなどできずに散らされ。
器用に跳ねて飛びかかってきた海老の振るう鋏が、迫り]
うわぁっ!?
ゲホッ、ゴホッ!
[短剣を横に構えて直撃だけは避けたものの。
見事に吹き飛ばされ、逆側の柵に背中から激突して咳き込む羽目になっていた**]
それにしても……固いですねぇ。
……や、硬い?
[海老の反応に小首を傾げながら苦笑し。]
弱点、探さないとダメですね、これ。
皆さん、出来るだけ怪我しないように攻撃してくださいねー!
/*
しかし、体調不良組はだいじょうぶじゃろか。
囁きは、途中で体調崩れると辛いんよねぇ……。
まあ、2dは俺も休みだし、自力で頑張れるけど。
あ、3dのは早目に用意しとかんとな。
あれ、いろいろめどい。
― 海老遭遇前/蛟 船倉 ―
ふふ、光の精霊はいいこだからね。役に立ったならよかったわ。ルーは相変わらず豪快ね。
[はにかむように笑みをルー>>39に浮かべながら、乗り込んだ船に頭がいないというのに、最初頷いた後、可笑しさに気づいて首を傾ぐ。それが腑に落ちないことなのだろう。
とはいえすぐに何がおかしいのかまで思考が進まないのがウルズ]
ルーがそういうと何か起きそうね、聞かなきゃよかったかも?なんて…わかったわ。ちょっと備えて休憩しとく。移動は何事もなくなったらにしとくね。
[だがわからなくても、素直に従うだけの信頼はあった。
また、術を使えば、なんとかなるかもしれないが戦っている最中に移動なんて危急の事態でもなければ好んでしたいものではなく、しばらく術を使った疲労を休めるために船倉でそのまま休息をした]
[それなりの重量がある鉄扇は迫る鋏ごと甲殻を砕いてその内部の身まで粉砕する]
うん、いけるいける。
[船員たちが海老の群れと戦う。近くではガートルードに、ディークとヤクモも戦っている]
…ああ、そういえばこれごはんになるかな。
[船団は分離してしまった。中には食料や資材を多く積んでいる船もあっただろう。それがはぐれてしまったならば長期航海は厳しい。
今更ながら消耗を減らしながら戦う手段を選んでいたのだな。と気づいた]
あちゃー、火力が足らなかったかぁ
[普段料理なんてしない娘にいきなりちょうどいい温度で燃やすのは難しかったらしい。
海老の焼ける微妙な匂いが蛟の船の上に漂った**]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[リュカの反論>>40に、えー、という顔をして見せたのはまあ、これまたいつもの予定調和。
緊張から解放された反動……とまで読めるのは、そうはいないだろうが]
なー、美味そうだよなー。
[お気楽な言葉に続いた声>>42 >>43に、にぱーと笑って続けた言葉は、周囲の脱力を上塗りしたかもしれない。
……まあ、全く気にしないわけだが]
[そんなお気楽さも、獲物と相対すれば一時消えて。
思うように通らぬ一撃に、さてどうしようか、と思っていたら、目に入ったのは吹き飛ばされるリュカの姿。>>51]
……リュカっ!
[呼んだ声は届いたか、否か。
反応を確かめる間もなく、意識を向けるのは、目の前に迫る、海老]
にゃろ、抵抗すんな、喰いもんっ!
[繰り出した爪の一撃は、真っ向、海老の腹部を直撃する。
手に伝わるのは、先ほどよりも柔らかな手応え]
……お?
って、そっか、腹の方が柔らかい、か。
[惚けた呟きを漏らしつつ、ぐ、と海老を自分の方へ引き寄せる。
頭一発殴って無力化させた所で、次の得物に向かうべく、周囲に視線を巡らせた。**]
― 八幡 甲板 ―
[巨大海老が跳躍し、頭上から襲いかかってくる。
私はそれに対し刀の切先を掲げ、短く息を吸った]
───奔れ!
[吐き出す言葉も短い。
けれど刀──雷霆丸は私の意に副い、雷を奔らせた]
[雷がどれほど効果があるかまでは分からない。
けれどその一撃は、相手の動きを鈍らせるには十分なものだった]
はあっ!!
[落ちてきた巨大海老の腹部目掛けて雷霆丸を突き上げる。
下敷きにならないよう移動しながら繰り出されそれは、結果、巨大海老の腹部を抉ることになり。
甲板へと叩きつけられる形にもなった巨大海老はピクリとも動かなくなった]
皆の者!
こいつは腹が弱点だ!
落ち着いて弱点を攻めよ!!
[私は苦戦している船員達に号を飛ばす。
殻に阻まれ押され気味だった船員達だが、それを聞いて連携を取りながら弱点を攻める形に作戦を変えた。
そこから少しずつ、倒したと歓声が上がるのをちらほら聞く]
[他の船でこの巨大海老を食糧にしようとしているなど露知らず、私は更に巨大海老を仕留めにかかった]
妙に身軽な鎧武者を相手にするようなものだな。
…ならば。
[雷霆丸を鞘に収めることなく、下段の構えで巨大海老へと接近。
繰り出されるハサミはガートルードが扱うような鉤に見立て、腕の動きを読みながら雷霆丸をかち合わせ腹部が開くように外へと弾こうとする。
しかし巨大海老もただではやられない。
ハサミを弾かれたと知るや否や、そのままの勢いで横回転し、伸ばした尾を叩きつけてきた]
ぐっ!!
[巨大海老の尾は硬く、私の脇腹へと打ち込んだそれはまるでウルズの持つ鉄扇のようだった。
今度は私が弾かれ、右へと身体が飛ぶ。
倒れるのは堪えたものの、右膝を床に落とし、痛みに耐えながら呼吸を整える羽目になった]
くそっ…!
[好機と見たらしい巨大海老が私へと迫る。
跳躍によって一気に距離を詰められ、体勢が整う前にハサミを振り下ろされた。
しかし私とて一方的にやられる心算は毛頭無い。
右だけに握った雷霆丸を後ろへと引くと、接近した巨大海老に対して無造作な突きを繰り出した]
[突き出した雷霆丸が巨大海老の腹を貫く。
攻撃を繰り出しながら、自分へ襲い掛かる衝撃を覚悟していたのだが、いくら待てどもそれは訪れて来なかった]
……あ、あれ?
[崩れ落ちる巨大海老を目にしながら、私は不思議そうに目を瞠る。
見れば、巨大海老のハサミは私に到達する前に斬り落とされていたようだった。
他の船員か誰かが手を貸してくれたのだろうかと、私は辺りを見遣る**]
/*
やっとでかい数字がー!と背後が喜んだ。
これで落ちるなら悔いは無い(爆
あ、でもこれでディークよりは数字上か。
いやしかしホント海老手強い…。
/*
私は40歳(挨拶)
何か見えたのでちょっと頑張ってログ作る気合。
あ、昨日はちょい体調崩し気味でしたすみません。
― →西の湿地 ―
[しばらく歩いていくと、先程とは異なり木が疎らに生え、地面が徐々に湿り気を帯びる地帯へと足を踏み入れた]
んー?
こりゃ湿地か?
食糧は無さそうだなぁ…。
[足で地面の感触を確認しつつ、目的である食糧探しをしてみるが、果樹や野菜の類は無く、動物も居る気配がしない]
[代わりに森で感じたいやーな気配を感じ取ったりしたわけだが]
ここもかよー!
[湿地帯では枯れ枝なんて無いだろうと判断し、またもや脱兎の勢いで入江に向けて走り去った]
― 海老戦前/上空 ―
[上空から周囲を旋回し、八幡へ近づく船あらば
鳴丸の雷の息が船上で渦を巻く。
牽制ではあったが効果は程ほどあったらしく、
男は牽制範囲を水夜付近まで広げた。
蛟には陽光の庇護があると知っていたが、
残る水夜には無かったように覚えていたからだ。]
水夜は…妙な統制があるとは聞いておるが。
[ミヅハ家から精霊師が出ているとは聞いているものの、
その詳細については明確には伝えられていなかった為に
男は確認を兼ねて水夜にまで近づいていったら。]
……あれも新しい水軍の在り様なのか。
[仕える主人が聞いていたら
違うと首を振りそうな事をぼそりと呟く。
龍は良くわからない割には、
そうかもしれないと言うように尾を振っていた。
ともかく水夜へ近づく船へも鳴丸と共に、
牽制の手助けを入れておく。
船を飛び立つ前に口にしていた、露払いは、おそらく成されたか。
そうしている頃、八幡付近の船に炎の手が上がり引き時と見ると。]
水夜の、引き時だ。
背後には努々気を付けよ!
[八幡からの指示もあっただろうが、
甲板に居た者へとそう声をかけて、男もまた八幡へと帰還する。]
― 海老戦前/八幡 ―
若。
[八幡甲板に鳴丸が着地するより先に、
その背から飛び降りて甲板へと男は降り立つ。
御無事で何よりと言うと同時にか、
背の傷>>1:63を見咎められると苦笑した。]
大した怪我では御座いません。
…が、有事が一時とは限りません故、
手当ての方は大人しく受けて参ります。
― 海老戦前/八幡 ―
若。
[八幡甲板に鳴丸が着地するより先に、
その背から飛び降りて甲板へと男は降り立つ。
おそらくその時は甲板に居ただろう、
カナンへ御無事で何よりと言うと同時にか、
背の傷>>1:63を見咎められると苦笑した。]
大した怪我では御座いません。
…が、有事が一時とは限りません故、
手当ての方は大人しく受けて参ります。
[暫し御免と腰を折ると、
男は鳴丸を龍社に連れ置いてから、
船室へ傷の手当てを受けに行く。
その際に現状の確認、
艦隊の頭をユウレン側が叩いた等聞いて。]
ふむ…。
[流石に飾り物ではないかと、口の中呟いた*]
─ 蛟 甲板 ─
[腹を狙ってみてくれるかとディークに頼んだ所でヤクモが竜舎から出ている>>34のに気付いた。
統制室でディークから聞いた通り>>15成る程大丈夫そうだと思いつつ、流石に礼を言っている状況ではないのでこの場はひとまず手を軽く振るだけに留め。
腹部が弱点だと周囲に示しつつ、こちらの攻撃を避けた海老に追撃をかけようとしたのだが]
───っ、すまん、助かった!
ディーク殿、ヤクモ、ありがとな!
[鋏と刀のかち合う音>>37で己の背後が狙われていたことを知り、礼を言うも足は止めず。
飛び跳ね逃げる海老を追いかけると、左に付けていた手甲鉤を外し苦無に持ち替えた]
― 海老戦/八幡 甲板 ―
[若くはない男は無茶ばかりするような性質では無い為
古傷以外に増える傷は、軽傷なものばかりだった。
その傷も、精霊師の手を借りれば、痕も残らず綺麗に癒える。
動かす事に支障が無いのを確認すると、
男は礼を述べてから船室を後にした―――のだが。]
……………南も過ぎれば、
面妖な生物が増えるという話も聞くが。
[これもその一部かと、驚きが過ぎれば一転
男は海老の放つ害意にこれ敵と見なし渋面になる。
手近で海老に追われていた者を目にすると、
懐に入れていた匕首を、海老の足元へと投げ放った。]
[一本は足元へ、もう一本は丁度腹へでも刺さったのだろう。
文字通り海老反る海老に背後から蹴りを食らわせ
腹の匕首を沈めながら、早く逃げろと追われていた者へ言う。
状況が混戦していると見た瞬間、
ざわ、と。
猫が身の毛を総毛立たせるような感覚に見舞われ、
男は龍社へ行くより先に甲板を駆けた。]
その傷…!
大事無いと言うなら良いのだが…。
きちんと治療するのだぞ。
[シロウ程の者が背に傷を受けるとは。
やはり厄介な連中だな、南東群島諸国の奴らは。
次は容赦せぬ、とそんなことを心に誓いながら、私は傍を辞すシロウを見送った*]
若!
[勘と呼ばれるものに似たそれに突き動かされるように、
男は甲板を脱兎の如く走り抜け、主君の子の元へと馳せた。
>>65>>66走りながらその瞳の中には、
巨大海老相手に雷霆丸を手に果敢に切り結ぶ姿が映る。
>>67>>68頼もしくもあるが危うくも見える姿に肝を冷やしながら、
太刀を鞘から引き抜くのは、そこに到着と同時。]
─ 蛟 甲板 ─
っし、思った通りっ
[推測通り、跳ね返ることなく突き刺さった苦無を更に押し込んでから横に振り切る。
真っ二つとまではいかぬものの、崩落ちる海老を蹴飛ばして道を開け周囲の様子を見れば硬い殻と鋭い鋏、大きさに似合わぬ敏捷さに翻弄されながらも排除に当たる者達に形勢が寄り始めていた。
この分なら排除しきれるかと過ぎったところで聞こえた声>>58に主w図瞬いて]
…こりゃ、俺も負けてらんねーなぁ。
[俺に劣らずウルも豪快じゃねーか、と数刻前の会話>>55を思い返しながら口元をほころばせた]
─ 蛟 甲板 ─
…と、それはそれとして。
なんかこー、腹が減ってきたな…。
[ウルズの他にも火精を用いて排除にあたる者がいたせいか、甲板のあちこちから香ばしい匂いが漂ってくる。
ヤクモではないが、実においしそうな良い匂いで、無意識喉が鳴ってしまい]
なー皆、これが終わったら飯にしねぇ?
こいつらこんだけ活きいいんだ、身も程良く締まってるだろーしきっと美味いぜ。
[提案がてらに周囲に投げた問いかけは、少なくとも甲板に居る面々から否が出る事は無かっただろう]
─ 蛟 甲板 ─
[後の予定も決まったしさっさと片付けようと、腹を狙いやすくするため頭を叩いて仰向けに転ばせようとしたのだが]
わわっと!?
[食欲に目が眩み過ぎたか、殆ど空振りになってしまった。
むしろ自分がバランス崩してしまい、尻餅をつきかけて]
[鋏を切り落とし、向こうへと刃で弾き飛ばした後。]
御無事か若!
[>>69不思議そうに目を見張る人の、死角にいた男は
そう声をあげ、刀を手にしたまま様子を伺った。
見た目に流血などは見当たらず、
それにはほっとしたよう息をつく。]
─ 蛟 甲板 ─
や、っば…!!!
[大きな隙が出来たのだから、当然攻撃されるもの。
鋏がこちらに振り下ろされるのを見て、慌てて体を引いたものの間に合わず。
ざくっ!と大きく響いた音は、甲板上のどこまで届いたろう。
といっても、切り裂かれたのはほとんど服で、肌までは届いていないのだが]
[が、一転、眉を潜め諌めるような顔付きになる。
>>67直前に腹へと受けた一撃を、男は見逃してはいなかった。]
脇腹の具合は如何か?
相手が人外故、目測見誤りましたな。
[そう男は師の顔で告げた後、
カナンと背を合わせるようにして立ち、
背後を守るよう睨みを利かす。]
直ぐさま治療をと申したい所ですが
…当面、この海老を何とかせぬと
それも儘なりませんな。
[とは周囲に未だ残る海老を見、
太刀を両手で構えながら主君へと言った。]
/*
[拾ってもらえてごろんごろんしている]
別のところに行くようならNPCにやらせる心算ではあったのだけど。
折角なら絡みたくて。
そして鳴丸wwwwwwwww
─ 蛟 甲板 ─
[普段の言動らしからぬ叫び声を上げ、床に座ったまま両腕で胸を隠し。
目を瞑ったまま手当たり次第に放ちまくった水球は、幸い殆どは目の前の海老に直撃した。
近場に居た船員も何名か巻き込んでしまったかもしれないが、その辺考えられる程の冷静さは遠くに飛んでしまっていた**]
/*
女子ーずが軒並みお約束しなさそうなので拾わせてもらったぜ!
ベタ過ぎて芝はやされてると思うがやりたかったので後悔はしていない。
やりたい人が居てたならごめんなさいはしておく。
男みたいな言動してる理由表に出す切欠に出来たらえーなぁ思ててん。
[シロウが背中合わせで立つのを見れば、私も雷霆丸を握り直す]
あぁ、今はこやつらの排除を優先しなければ。
[他でも船員達が奮闘していた。
何故か香ばしい匂いがしたりもしたが、食欲は今は抑えおく]
[さていずこから、と首を巡らし巨大海老を睨みつけた時のこと]
───ん?
[少し離れたところを長い身体が通過した]
な、鳴丸!?
[良く見れば嬉々として巨大海老へと突進する鳴丸の姿]
…………好物、なのか?
[問いは背のシロウへ]
― 八幡 甲板 ―
[>>92様子から随分な一撃を貰った事を再度確認したものの、
男は蝶よ花よと甲斐甲斐しく心砕くような性質ではなかった。
辰砂男児であれば、時には護べき物の為、後ろへ続く者の為、
歯を食い縛り耐える事も必要と、教えた事もあっただろう。
無事な事と間近の礼には、口端をゆるく上げた。]
それならば何よりです。
[どちらも度が過ぎれば、諌め憂う時もあるものの、
今この程度は大事ないだろうと、男は背に背を向ける。]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[一体仕留めた所で、視線巡らせながら左手首をくるりと回す。
ふわり、と具象するのは念動鋼糸]
……あんまり、ちょこまか、跳ねんなってば!
あの海老、あちらこちらが武器ですな。
腹が弱いのは把握しております故、
ここは精霊師かあるいは―――
[鳴丸のブレス、あるいはその羽をを羽ばたかせて
風勢いで転がす事が出来れば、と。
構え背後の将へ言いながら考えていた所に。]
は?
[>>94瑞々しい身が焼ける匂いには気づいていたが、
それは精霊師の炎の効果だろうと思っていた為、
鳴丸の名が出てきたことに驚いて、つい振り返ると。]
…………。
[そこに己の愛機ならぬ愛龍が、
さながら蛇が捕食する如く、
バキバキと音を立てて海老を絞めあげていた。
確かに人ほどの大きさならば、
締めあげるに苦はないというよりは、
むしろ丁度良い大きさではあるが。]
鳴丸お主……
………
某が食事を与えておらんように思われるではないか。
[大きく嘆息の後に、先の質問へは端的に。]
鳴丸はシンシャで育った龍故、
海産は好物ではありますが…。
[それにしても豪快に食べるものだと、
感心するより呆れてまた溜息が落ちた。]
ともあれ、あちらは鳴丸に任せましょう。
こちらも数を減らさねば……
[気を取り直すように太刀を握りしめ、
近寄れば叩き斬るという勢いで海老を睨みつける。]
しかしキリがありませんな。
そもそもこやつら、一体何故我らを襲いますのやら。
[とは削っても現れる海老群を見、男は呟いた。]
[横薙ぎに払った一閃は、鋼糸の名に違わぬ硬い一撃を海老に与えて行く。
届く範囲の海老に衝撃を与えて戻って来た鋼糸は、くるり、左手首に巻き付けて]
……いよっ、と!
[態勢崩した海老の懐に一気に跳び込み、腹に一撃、叩き込む。
狙いどころが定まれば後は的確にそこを突くのみ、繰り出す爪に迷いはない]
大人しく、今日の晩飯になっとけ!
[物言いは、大概アレではあるが]
― 「蛟」甲板 ―
どっちかってーと、ヤクモの手柄だ。
[ ガートルードの礼>>75にはそう応じ、『キュィ!』と胸を張るヤクモに苦笑しつつ、ぶん、と刀を振る ]
...くっそ!腕鈍ったかな?
[ 最初に海老の鋏に切り裂かれた左腕の傷が影響しているにしても、自分ながら太刀筋が甘い、との自覚があったから、零れた声は相当に苦い ]
こんな様じゃ、あの石頭に嗤われちまうぜ...
[ 剣士としての才と役目を捨てて、騎竜師としての道を選んだ、その事を、父に認めさせるには、まだ未熟ということか... ]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[二匹目を獲った所で、ちら、と視線を海面に向ける。
海老が飛び出した勢いで乱れたそこは、妙に暗い]
……まだ、他にも……?
[何かいるような気がする。
ただ、ナニカ、までは掴めないのだが]
て、いうか、この海老どもって……。
[何か、引っかかる。
引っかかっているのは、主に妙な馴染み深さなのだが、それともう一つ]
……なーんだっけかなぁ。
海老とか蟹とか配下にしてる、海のでっかいの、いたよなぁ。
[その話を聞いたのは、いつだったか。
後見人に保護されて、ヴィルベルヴィント──ユウレン水軍第一艦隊の面々に預けられてからだったような記憶が微かにある。
山育ちの自分にとっては何もかもが珍しくて、散々強請って教えてもらった海にまつわる伝承あれこれ。
その一つで聞いたような違うような……と。
しばし、記憶をたどっていたものの]
[ 物思いに沈んだのは一瞬、威勢のいいウルズの声>>58と、ガートルードの楽しげな食事の誘い>>84が耳に届くと、常の表情に戻って破顔する ]
ヤクモも美味そうだって楽しみにしてっからな。
この際、どんどん穫っちまおうぜ!
……ダメだ。
心当たり、多すぎる。
[そんな理由で、結局は挫折した]
ま、それより今は、食糧確保、っと。
[既に目的はそちら主体になっていたが、他も似たような状態なので、突っ込みは入らなかった]
投票を委任します。
渦雷の騎竜師 シロウは、つむじ風の白狼児 ゲルト に投票を委任しました。
[ 雑念を振り払うように、というより、むしろ雑念を取り込むように、右腕一本で握った刀を逆手に持ち替え、目前に迫った海老の腹を左下から一度斬り上げ、返す刃を口の中に鋭く突き入れる ]
ほい、海老の串刺しいっちょあがり!
[ 漸く調子が上がってきたか、と思った所で、倒した海老の姿ごしにガートルードが体勢を崩したのが見えた>>87 ]
― 八幡 甲板 ―
鳴け、雷霆丸!!
[上段の構えから振り下ろす刃。
袈裟懸けよりも鋭角な、半ば薙ぐような形で宙を滑る雷霆丸から、周囲の巨大海老目掛けて無数の雷が奔り抜けた。
直接的なダメージはなくとも、動きを鈍らせることは出来よう]
/*
今の時点で211か高いな…。
首取やったら次のターンで落ちるのが私だから、
あんまりやりたくないんだけど(
おっととりあえず委任はしておこう。
デフォ若だったy
ル...!?
[ 思わず、普段は呼ばなくなった名で呼びそうになった、が、続いた悲鳴と見えてしまった状況に>>90びしりと固まった ]
『次の同盟会合の時までじっくりと首を洗ってまっておくのじゃ!』
[去り際に牽制の言葉、これ以上なにかするようならば容赦しないぞと。
ゲルトに言葉は理解できなかったかもしれないが、首をかっきるジェスチャーや、周囲の反応から、
なんとなくは察することができたかもしれない。
その後回収してもらい、手当てをと包帯を巻きなおす際に予想外の傷に驚いたりとかあったとか**]
投票を委任します。
野良猫姫 アイリは、つむじ風の白狼児 ゲルト に投票を委任しました。
[ゲルトにつかまりながら、手当ての時にかけられた言葉を思い出し]
連帯…、私を客ではなく、仲間にいれてくれるのか。
[その言葉、とても嬉しく]
『ありがとう』
[つぶやく言葉の意味は伝わったかどうか**]
−回想・南の入り江を見ながら−
[抱き締めてくれ>>1:+23と、面といわれ少し恥ずかしそうにしながら]
1年前は背骨が折れると泣いていたではないか。
[自分のことをかわいいとか、女の子のように扱う人は少なく、慣れないむずがゆい感覚が走り照れくさい。
知り合いも知り合いのところ>>1:+24でうんうんとうなずいて、
その後の愛を語りあったのところで続けてうなずきかけてから]
殴り愛か?
[恥ずかしそうな様子はかわらなかったが、声は少し冷えていた。**
その後はゲルトと同じく急がしいことを理由に、こちらの会話も*打ち切っていた*]
ぎにゃーーーー!?
[悲鳴上げてとっても恥ずかしそうにしながら]
お、お主ゲルト、こんなところで何をみせてる!!!
[普段の様子とは違った、乙女の恥じらい的な様子で抗議の声をあげていた]
くあ...
[ なんとか倒れはせずに踏みとどまったものの、びしょぬれになった頭を振って ]
...ヤクモ!
[ 片手で自分の目を覆いつつ、ガートルードの方を指差したディークの声に従い、光竜が、水球を躱しながら、ガートルードの上に飛び、その翼で彼女の姿を覆い隠すようにしながら舞い降りる。
一際強く輝く姿は、もしガン見している乗員がいたとしても、目を眩ませただろう ]
ウルズ...!頼む!
[ その後の事は、女性に頼むしかない。この場で適任は彼女しかいないだろう、と、声を張り上げた* ]
/*
何か間違えたっぽいのでチェック用に一旦落とし!
シロウ 【】5/5[78]>>78[92]>>82[19][22]>>90
ガートルード【】5/5[26]>>27[19]>>33[16][45]>>36[67]>>75[9]>>84[69]>>90
ウルズ 【】4/5[76]>>56[45]>>57[20]>>58
マリエッタ 【】5/5[69]>>48[59]>>51[4]>>52[34][14]>>53
ゲルト 【】5/5[4]>>10[25]>>25[49]>>61[64]>>96
アイリ 【】5/5
リュカ 【】3/5[64]>>43[2][10]>>47
ディーク 【】5/5[2]>>21[30]>>23[38]>>37
カナン 【】0/5[27]>>20[11]>>22[25]>>63[76]>>68[56]>>110
/*
ものすんごく、継承戦争のジークと被ってることは承知してるんですけどね、ええ。
そもそもジークが予定通り騎竜師だったら、こういう感じだったはず、をそのまま使ってるんで仕方ないというね。
あと年齢上の分、ちょっとストレートさが減ってるからね。成長後のジークな感じかもね。
なんにしても、一番やりやすいタイプでいってるとこうなるという...まあ判りやすいふかふかの典型ですねww
/*
本日のシェフのお勧めです。エビツヨイ
シロウ 【211】4/5[78]>>78[92]>>82[19][22]>>90
ガートルード【190】5/5[26]>>27[19]>>33[67]>>75[9]>>84[69]>>90
ウルズ 【141】3/5[76]>>56[45]>>57[20]>>58
マリエッタ 【180】5/5[69]>>48[59]>>51[4]>>52[34][14]>>53
ゲルト 【142】4/5[4]>>10[25]>>25[49]>>61[64]>>96
アイリ 【】0/5
リュカ 【76】3/5[64]>>43[2][10]>>47
ディーク 【131】5/5[2]>>21[30]>>23[16][45]>>36[38]>>37
カナン 【195】5/5[27]>>20[11]>>22[25]>>63[76]>>68[56]>>110
― 南の入江 ―
なんだよここー…。
絶対なんか居るだろ。
背骨折れても殴り愛でも良いから誰か傍に居て欲しい。
[かなり心細くなりながら肩を落として再び戻って来た入江。
川縁に座って両腕を後ろへと突いた。
空とも言えない天を仰ぐ]
ここだけは何も感じないんだけどなぁ…。
[天へと向いていた顔を戻してクレステッドは辺りを見回した。
目の前を流れる川。
そう言えば、と上流に視線を向ける]
…これ、どっから流れてきてんだ?
[川があるならどこかに源流もあるはず。
森や湿地以外にもあるのではと考え、川に沿って遡ってみることにした]
/*
ところで、今回の落ちがカナン殿でなくて、本当に良かったと思ってるわけで。
クレステッドも中の人一緒だから洒落にならんw
クレステッドのキャラ的には男が追っていったらがっかりされそうですねw
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[海老襲来からいろいろとさわがしそうにしながらも、巨大海老との戦いはあちこちではじまっていて]
なんか食べたがっているのもいるな。
[すきな人にとってはご馳走だし、そうでない人にとっても海上の食料事情を考えれば悪くない話ではあるのだろうが、
そんななか、こちらに一匹、わしゃわしゃぴょんぴょんとよってくる姿が。
猫なら毛を逆立ててそうな様子で、それをみながら]
こっちにくるな!
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
……え?
[唐突に上がった悲鳴>>118に、瞬きひとつ]
なにって……。
[言いながら、後ろを見た。
白いものが見えた]
あ、尻尾出てた……って。
[何やら乙女な反応に、思わずきょとん、と瞬きを重ねる。
この辺り、今までは気にする者もいなかったし自分も全然気にしていなかったわけで。
え? なんか問題だった? と言わんばかりに首をこてん、と傾げていた]
[いかにも柔らかそうなお腹を叩くのは一瞬躊躇してしまい、そのまま外皮の上から右手で横手に殴りかかる。
勢いのついた一撃は堅いもの同士がぶつかる甲高い音を響かせた。
海老はそのまま船外へと飛んでいき、しばらくして海に何かが落ちる音が聞こえる]
かたい…
[手がジーンと痛む。
怪我したばかりの左手だったら傷口が悪化してたかもしれない]
ま、まぁ…いい…いいのだ。
そうだな。文化との違いという、もの…、も……
[ややあって、そう自分にも言い聞かせるようにし、
なるべくゲルトの方をみないようにしながら、白尻尾を盗みみるように思わずちらちらと見てしまい、
そのたびに恥ずかしそうにしていたとか]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
くぅぅ。
[名前を呼ばれたことで、辛うじて意識は保てた。
が、衝撃で身体は痺れていて即座に動くことが出来ず]
築起圍牆!(囲って!)
[とにかく守りをと、両腕を上に伸ばして風のドームを作った]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[ちなみに、今でこそ人の姿の維持も楽になってはいるが。
保護されたばかりの頃は制御がうまくできず、人型に耳と尻尾をぴょこぴょこさせている事の方が多かった。
ヴィルベルヴィントに預けられていたのも、制御が身に着くまではそういう現象に慣れている所の方がいいだろう、という理由があったから。らしい]
……えーと、よくわかんないけど、気を付けた方がいいって事?
[アイリの様子>>123 >>124 から、とりあえずそこだけは理解したものの。
妖力を使っている状態では、制御するのも難しいわけで。
ともあれ、次は努力しよう、と決めておいた。
テンション次第で忘れそうだが]
……ま、それはそれとしてっ!
[言いながら、呼吸を整える。
真っ向に捉えた標的に向けて薄く、笑みを浮かべて]
さっさと片付けて、飯の準備、っと!
[言いながら、低く構えた姿勢で、甲板を蹴り]
― 中央の湖 ―
[川を辿っていくと、その先に大きな湖が見えてきた]
ここが源流…か?
[清涼な川同様、湖は静謐に保たれていて、ここでも休息は可能なように思えた。
ただ、森や湿地ほどではないが、何かしらの気配は感じ取れる]
長居は出来ねーかなぁ…。
───ん? なんだ、これ?
[届く気配にそんなことを零した折、湖面に何かが浮かび上がっていることに気付いた]
魔法陣…か?
そういやここは隔離されてるんだっけ。
この場所、歩いた距離からすると森と湿地の間くらいだよなぁ。
[その先に更にエリアが広がっているようにも見えるため、空間の中心かも知れないと言う推測が立つ。
しかし魔法陣が何を齎しているのかまでは、正式な精霊師でもないクレステッドに調べる術は無かった]
とりあえず報告、になるかな、これは。
[あれからだいぶ時間も経っているし、ある程度落ち着きもしただろうと考え、ゲルト達を呼んでみようと考える。
あちらでまた騒動が起きているだなんてことは知る由も無かった]
― 八幡 甲板 ―
[男は女王を心底から敬愛していた。
故に女王から嫡男の師として任命されると、
その大任に喜び我が子のように師事に当たった。
結果剣の腕は元より、王族としての誇りの高さと、
シンシャ男子としての心意気を兼ね備えた
最優の弟子だという自負していた。
最も誰かに口にした事は、一度として無かったが、]
食事を与えられなかったのは、
某の落ち度ですが……。
[傷を癒す事を優先させた事が、少しだけ悔やまれた。
とはいえ食事と戦闘が同時に行われるのは効率が良い。
行動は最善だと思うも、何となしに
雷光で焼いた匂いとバリボリ聞こえる音は、
それが最前だとは言い難い。
>>109主君の苦笑につい視線が逸れた。]
ファサン…白尾の、ですな。
[その名を聞いた時、男の片眉が僅かに寄った。
だがすぐさま意識を外へと移すと。]
御尤もです、長居は無用。
こやつ等を性急に排除し、
この海域より離脱致しましょう。
[そうと決めると、馴染みのある雷の気配に、
太刀持つ手に力を込めた。]
[>>112無数に飛ぶ雷の光に目を細め光から目を守りつつ、
海老の動きが鈍った瞬間、周囲の海老目がけて飛び込んだ。
海老と海老の合間を駆け抜け、横を抜けると同時に、
男は太刀で動きの鈍った海老の腹目がけて
斜めに切り付け、また走る。
時には踏みつけ蹴り上げながらも、
放たれた雷の届いた範囲の海老を、片っ端から切り倒した。]
[先ほど叩いた海老も堅い殻の上からで、手にじーんと痛みが残る]
さすがに、殻の上からだと手がもたない…
[踏み込み、一気に距離を縮め]
『ボディが!がら空きじゃっ!』
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[ドン!と勢い良く降って来た海老は、ドームに押し止められて空中に留まった。慌てて跳ね逃げようとするが]
……逃ぃがすもんかぁ。僕のごはん……
抓住捕獲(そのまま捕まえてて)
[周囲の風を呼び込みまくってホールドする。
びっちびちびち。
白い腹を晒しながら海水を跳ね散らして暴れる巨大海老を、座り込んだまま下からじっくりと眺めた]
火は加減難しいから使いたくないんだよぉ。
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
……っせい!
[真っ向近づき爪を繰り出す──と見せかけ、爪で足を薙ぎ払う。
身を捩って突きを避けようとしていたらしき海老はこの動きに虚を突かれ、まともに足を払われ転んだ]
叫,是火炎的狼!(吼えろ、焔の狼!)
[海老が転ぶのと入れ替わるように立ち上がり、右手を上へと掲げる。
金色の爪が紅い気を纏い、焔の力を宿したそれが、海老の腹にまともに入り]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
そぉいっ!
[痺れが弱くなってきたところで掲げていた腕を甲板に振り下ろせば、風はその動きを追って海老を叩き付けた。
ひっくり返された海老が跳ね戻るその前に]
そこだぁ!
[自分も跳ね起き、更に跳躍すると、一番柔らかそうに見えた場所に向かって特攻を仕掛けた]
もうエビやだ!
消えろ!消えろ!消えろ!消えろ!
『消えろ!消えろ!消えろ!消えろ!消えろ!』
[右手の痛みにかまわずに、そのまま半分パニック状態で、殴り続ける。
やがて海老がぴくりとも動かなくなっても、止められるまで何度も殴り続けていた]
はあっ!!
[シロウに少し遅れて私も巨大海老へと斬りかかる。
師のように鮮やかに、とは行かないが、1体1体確実に腹部へ刃を沈め、甲板に立つ巨大海老の数を減らしていった]
/*
海老……
シロウ 【284】5/5[78]>>78[92]>>82[19][22]>>90[73]>>133
ガートルード【190】5/5[26]>>27[19]>>33[67]>>75[9]>>84[69]>>90
ウルズ 【141】5/5[76]>>56[45]>>57[20]>>58[1]>>123
マリエッタ 【180】5/5[69]>>48[59]>>51[4]>>52[34][14]>>53
ゲルト 【223】5/5[4]>>10[25]>>25[49]>>61[64]>>96[81]>>129
アイリ 【156】5/5[82]>>121[50]>>125[8]>>137[12][4]>>140
リュカ 【197】5/5[64]>>43[2][10]>>47[97]>>127[24]>>141
ディーク 【131】5/5[2]>>21[30]>>23[16][45]>>36[38]>>37
カナン 【195】5/5[27]>>20[11]>>22[25]>>63[76]>>68[56]>>1100
/*
うむ、やっぱり落ちたwこのシリーズ初じゃないかな?普通に初回落ちするの。
あ、でも継承戦争は本来なら初回落ちだよね。
折よく休日だから出来る限り投げれるものは投げて落ちるぜ!
― 中央の湖 ―
[不穏な気配が遠いことを確認し、場所を移動しないままにクレステッドは声を張り上げた]
ゲルトー、アイリー。
何か魔法陣があるぜー。
[名を呼び、状況を伝えてみる。
しばらく返答が無いようなら、反応があるまで何度か名を呼び続けた]
[他の船員に被害がうけぬように炎を放てば、後は火の精霊術をつかうもの。火の中を駆けていく]
ルー!無事!?ヤクモちょっと退いて!
[急いでルーの容体を確認しようとする。
この時気づくべきだったのは、重症だったらあんな怪我を負わなかったということだろう。
ヤクモの下から体を見せれるようになったルーをみて少し固まる]
……あー。
[ルーもいくら勇ましくても女の子だものね。むしろ私より恥ずかしがりやかもしれない。
いや、さすがにこんな姿にもなって自分も平然とはしてられないけれど。]
/*
ちなみに、落ちるとゲルトと多分お話出来る、クレステッドとお話出来る、アイリとも、もしかしてお話出来る、このこのキャラだと、白ログでユウレン側との繋とるの難しいから、すごく俺得であるwww
表でやっとくのは、カナン、シロウ、マリエッタ、リュカとちょっとでも絡んでおくことかなあ。誰かが落ちてきた時もその方が美味しいし。
この点、騎竜師って機動力あるから有利よね。
つむじ風の白狼児 ゲルトは、紅輝の騎竜師 ディーク を投票先に選びました。
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[蒼虎姿になるまでは我を失ってもいなかったので。
変わりに普段は術制御に使う短剣を両手で構えて。プスッ。
確かにそこは柔らかかった。
だが哀しいかな、彼女の重さと腕力では]
わ、わ、わ。
[やはり一撃必殺ともいかず。
断末魔に悶える巨大海老の動きに振り回されて]
わぁぁぁぁ!?
……きゅう。
[尽き果てる最期の力で振り飛ばされて。
先程より短い距離、受身を取る暇がなく、今度はうつ伏せで伸びる羽目となった]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[焼き海老一丁上がり、とした頃には大分静かになっていて。
そろそろ落ち着いたかな、と周囲を見回したなら、目に入るのはパニック状態で海老を殴るアイリ>>142の姿]
……って、ちょっ!
なんかよくわかんないけど、落ち着いて、落ち着いてっ!
[右手の狼焔を腕輪に戻し、風牙は手首に絡めたまま。
とりあえずそちらに駆け寄り、止めようと手を伸ばす。
ちなみに、尻尾はそのままである]
ルー。はいこれ着けて、ほら、顔を下に向けてるルーは似合わないよ。
[自分の羽織っている上着をルーに渡す。それにより...の上半身は胸を巻いているだけの水着姿のような姿になるが特に問題視してない]
精霊師 マリエッタは、紅輝の騎竜師 ディーク を投票先に選びました。
風詠み リュカは、紅輝の騎竜師 ディーク を投票先に選びました。
ゲルトぉー…
[泣き付こうとしたところに尻尾が見えて]
にゃーーーーーーー!?
[顔を真っ赤にしてふるふると首を横に振りながら]
ま、まだ、わ、私たちは出会ったばかりではないか!
[ゲルトにとっては意味がさっぱりな返答を返していた]
紅輝の騎竜師 ディークは、紅輝の騎竜師 ディーク を投票先に選びました。
ゲルトぉー…
[泣き付こうとしたところに尻尾が見えて]
にゃーーーーーーー!?
[顔を真っ赤にしてふるふると首を横に振りながら]
ま、まだ、わ、私たちは出会ったばかりではないか!
[ゲルトにとっては意味がさっぱりな言葉を返していた]
渦雷の騎竜師 シロウは、紅輝の騎竜師 ディーク を投票先に選びました。
……っと。
クレス殿?
[不意に届いた声>>+9に、意識をそちらへ寄せる。
どうやら、話している相手のいる場所が見えるようで、異なる視界には湖の様子が見えていた]
……湖面に魔法陣……って、いかにもなんかありそうだなぁ。
それが動いたら、なんかあったりしそう……なんだけど。
[見えるものだけでは何とも計りかねるし、こちらも精霊術には疎い身。
推測はできても、その先には上手く進まなかった。
まあ、どたばたが重なって、思考が回しきれない、というのもあるのだが]
疾雷の刀士 カナンは、紅輝の騎竜師 ディーク を投票先に選びました。
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
……へ?
[言われた事の意味>>153は、全くわかっていませんでした。
きょとーん、としたままこてり、と首を傾げていたら、何かが倒れるような音が響いて]
って、リューカーっ!?
[振り返った先に見えた、うつ伏せで伸びる姿>>147に大声を上げる]
もー、何やってんの、あっちもこっちも!
とりあえず、副長!
状況報告と、医療班招集っ!
[これは一人じゃ手が回らない、と思ったから、とっさに出すのはこんな指示]
― 中央の湖 ―
何も無い、ってことはねーと思うけど。
俺、この手のを調べる術が無くてさ。
[返る声>>*2に困ったように頭を掻いた]
あ、あと森と湿地があって、森の方には果物があったから食糧は何とかなりそうだ。
入江で魚も獲れそうだしな。
で、森と湿地には何かいやーな気配がある。
一人で踏み込むのは危険と判断して詳しくは見に行ってない。
[情けなく逃げた、とは流石に言わなかった]
/*
ディークさん決定の感想は、いつもならメモに書かないのですが。シュタイフェからでも絡める可能性ってありそうかなぁ?と出してみちゃったのでした。
もちろん、無理がなければなのですが。自分から行く良い案は思いつけず。
あ、海に弾き飛ばされとけば出来たかな?なんて、今になって思いついたりもするわけですが。
ちなみにデフォはガートルードさんでしたとも残しつつ。
ふぁぁ?クレステッドかぁ?
[こっちの状況が見えないクレステッドに、なんか泣きそうに聞こえる声で返答を返せば心配をさせたかもしれない]
魔方陣といえば悪の魔道士だ。
そいつが、あんな海老を、海老をぉぉぉ!?
[あんまりまともな返答になってなかった]
─ 蛟 甲板 ─
[こちらの礼にディークが沈んだ物思い>>103を察する余裕は無かった。
そのすぐ後の誘いに返る声>>106が常のものだったからというのもあるが、思わぬ海老の反撃にパニックに落ちてしまったからが最も大きな理由]
や、やだ、みないで!!!
[常とはかけ離れた様子と言葉は殆どの船員に違和を与えるものだろう。
だが、女の幼い頃を知るディークやウルズ、古参の船員には懐かしさを感じさせるはずだ。
小さな頃は男のような言動ではなく普通の女の子と変わらなかったから。
最も、かくいうディークがその頃の呼び方で落ち着かせようとしている>>114のも耳に届かず水球をぶつけてしまう程に女は冷静を欠いているのだが]
─ 蛟 甲板 ─
[ディークのみならずウルズも無差別水球テロに巻き込みつつ、パニックはどれだけ続いたか。
ふと自分を温かく包む何かに気付き顔を上げると、光に覆われていることに気付き]
…ヤク、モ?
[名を呼べば、キュウ、と鳴き声が応じてくれたろうか。
視線を遮ってくれている事にまではまだ気付かなかったけれど、水球を抑えられるまでには落ち着いた。
だが、そこに聞こえた声>>145を迎え入れる為翼が少し上がり>>148また身が竦んだ]
─ 蛟 甲板 ─
ウル…ご、ごめん、俺…
[慌てた様子で駆け込んできた彼女を見上げれば、状況把握したらしい声に申し訳なさと恥ずかしさで顔を伏せる。
が、彼女の上着が肩にかけられたと気付くと、慌てて顔を上げ]
ちょ、これウルの上着じゃないか。
いいよ、悪いよ。
その、取り乱したけど、もう平気、だから。
[胸元を抑えながら、水着姿同然の彼女に上着を返そうとしたが、重ねて着けてと言われれば有り難く借り受け。
ディークに振られた励まし?には、そういう問題じゃないと思いつつ自分の起こした失態が恥ずかしくてそちらを見ることは出来なかった。
自分のパニックのごたごたのなかで海老の排除も終わったことは、遠巻きに見守っていた船員からタイミングを見計らって伝えられることだろう**]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
……っ!?
[そうやって、指示を飛ばして。
直後、感じたのは、先にも感じた妙な感覚]
まだ……なんか、いる……?
[ぐるり、巡らせた視線は未だに翳る海面へと向いて]
船団の甲板に跳び上がった海老が粗方片付いた頃。
波の下にいたそれが、動き出した。
不自然に揺れていた波の動きが大きくなり、海面の影が大きくなってゆき──。
不意に、海中から現れたのは白くて長い物体が二本。
吸盤を持つそれがゆらゆらと揺れる、その近く。
海の中には、巨大な目のようなものが二つ、怪しげな光を放っていた。**
/*
ウルズ集計ミスってました;;
シロウ 【284】5/5[78]>>78[92]>>82[19][22]>>90[73]>>133
ゲルト 【223】5/5[4]>>10[25]>>25[49]>>61[64]>>96[81]>>129
リュカ 【197】4/5[64]>>43[2][10]>>47[97]>>127[24]>>141
カナン 【195】5/5[27]>>20[11]>>22[25]>>63[76]>>68[56]>>110
ガートルード【190】5/5[26]>>27[19]>>33[67]>>75[9]>>84[69]>>90
マリエッタ 【180】5/5[69]>>48[59]>>51[4]>>52[34][14]>>53
ウルズ 【157】5/5[76]>>56[45]>>57[20]>>58[1]>>123[16]>>135
アイリ 【156】5/5[82]>>121[50]>>125[8]>>137[12][4]>>140
ディーク 【131】5/5[2]>>21[30]>>23[16][45]>>36[38]>>37
― 中央の湖 ―
…………アイリ何かあったのか?
[要領を得ない返答>>*3に、クレステッドはあんぐりと口を開けた]
海老?
[悪の魔道士は一旦置いといて、聞こえたもう一つを反芻するように紡ぐ]
つーかアイリが泣いてるだとー!
傍に行けないこの状況が憎いっ!!
抱き締めてやるのにっ!!
[呆けた様子は直ぐに消え、悔しそうに言った]
[ ウルズが、ガートルードの元に向かい、とりあえず、隠すべきものは隠されたらしいことがヤクモの鳴き声で判ったので、ほっとして>>151自ら視界を覆っていた掌を下ろしたら、びみょーな話を振られた>>152 ]
そーだな、て、俺が知る訳ねーだろっ!!
[ ディーク・カムナ、25歳、まだまだ色々修行不足なお年頃だった ]
水破の精霊師 ガートルードは、紅輝の騎竜師 ディーク を投票先に選びました。
― 現在/水夜 ―
暫くは海老三昧ですね…♪
[海老戦が落ち着き始めた頃。
マリエッタは次の食事の楽しみにしていたのだが。
]
― 八幡 甲板 ―
[雷撃の一撃が効いているのだろう、
男が思った以上、刃は気持ち良いくらいに
海老の腹に収まりその身を割いた。
>>144視界の端に主の姿を見止めるも、
脇腹の傷を抑えても尚翳らぬ動きを確認出来たならば、
男は目の前の海老に意識を集中させた。
子弟二人でかかれば、甲板の海老は見る間に沈黙してゆくか。
割かれてびちびちしている海老の頭を、
鳴丸が咥えてばりっと音を立てれば、
海老は身を残し丁度良い食料として甲板に並んでゆく。
どうやら頭(のおそらく中身)気に入ったらしい鳴丸は、
周囲に海老の死屍累々を築いていっていたが、
今一時見ないふりをしておいた。]
……あー、俺もその辺りは、弱いからなあ。
[調べる方法がない、という言葉>>+10に、ちょっと遠い目。
この辺りは持って生まれた素養もあるから、どうにもできない領域だった]
まあ、食べるに困んないならどうにかなるかなぁ。
こっちも早目に落ち着いて、対策相談できるようにするから。
[言われないことには気づかないのは、素の気質。
故に、逃げたとかには気づく事もなく]
……あー、うん。
いまちょっと、でかい海老に襲われてて、ね。
[アイリの声>>*3と、それに対するクレステッドの反応>>+11 >>+12になんだかなー、と思いつつ]
しかも、なんか、海老だけじゃすまないかも……。
ここらの海域、なんかいる、で間違いなさそうなんだよなぁ……それも、一筋縄じゃいかないの。
― 八幡 甲板 ―
[粗方片付いたかと、息をつく間もなく、
>>#2海の中から現れた二本の白長いそれに、
再び目を丸くするはめになる。]
ぬぉ!?
あれは…何かの触手か?何とまた強大な…。
[水面の奥には薄暗いように光る眼が二つ。
その大きさから、本体の大きさもうかがい知れる。]
あれも打ち取らぬ事には、
航路の無事は確保出来ますまい。
ここは某が参りましょう。
甲板の残りはお任せ致します。
[そう言い主に一度腰を折ると、
海老を齧っている龍の元へと足を向けた。]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[海面へと視線を巡らす前、目に入ったのは揺れる蒼い尻尾。>>161]
……あ、よかった。
意識はあるんだ、な。
[言葉が出せない時は尻尾で主張する、というのは昔からの事だから。
それが意味する事を理解すると、ほっとしたような声を上げていた]
[なんてやってる横では、ひょっこり出て来た料理長の指示の下、狩られた海老が回収されて行く。
何だかんだ突っ込みながらも、食べられるものは食べる、のはお約束なシュタイフェクルーたちだった]
/*
というか秘話って何だろう…
とは当初から思ってるんですが、何だろ?(
まぁいいかと思って使ってない奴だった。
あでも若に過去ロル飛ばすとかはアリだな
ろこあさんを刺しに行く(おい
なんか思いつくかな…
― 現在/水夜 ―
暫くは海老三昧ですね…♪
[海老戦が落ち着き始めた頃。
マリエッタは次の食事を楽しみにしていたのだが。]
『キュィ?』
[ ウルズの問い>>169にヤクモは首を傾げつつ、まだショックから脱けきれていない様子のガートルードの方に、すりと、鼻先を寄せたりしている ]
見るわけねーだろ!
[ 一方、ディークの方は、揶揄われているのを承知でむきになって言い返す様子は、子供の頃と大差無い ]
えっ、あれも食べるのか?
[その後、船員達が海老の身を回収しているのを見て、私は驚きの声を上げてしまった。
確かに船団が散り散りになってしまった以上、食糧確保は重要なのだが、よもや今退治した海老がそうなろうとは全く考えていなかったのだ]
あれだけ大きなものが居たならば、この海域から抜け出すことも難しいな。
シロウ、頼んだ。
[腰を折り傍を辞すシロウに願い、鳴丸の下へと向かうのを見送る]
他の者は海老の殲滅を優先せよ!
あれにはシロウが当たる!
[数を減らした巨大海老が駆逐されるのは時間の問題。
手が空けば、精霊師などはシロウの援護に回ることも可能だろう]
[ そんな、漫才めいたやり取りの途中 ]
『キューィ!』
[ ふいに、ヤクモが警戒の声をあげた ]
どうした?
[ ばさりと羽ばたいた光竜の視線が向いた先に、海中から白く巨大な触手が現れる ]
うげ...
― 中央の湖 ―
ま、出来ないものを嘆いても仕方ねー。
まだもう少しこの奥にエリアが広がってるみてーだから、そっちも一応見てくるわ。
[何に於いても切り替えは早い。
ゲルトの言葉>>*4にそんなことを返して、気楽にけらりと笑った]
でかい海老?
そんなでけーの?
[でかい>>*5、と言われても想像出来たのは大型の犬とかそれぐらい。
よもや人並みとは思い至らなかった]
しかも海老だけじゃすまねーって。
この空間と良い、本当に何かあるのは確かっぽいな。
え?
[ブレない>>*6と言われてもそれがクレステッド。
本人にそんな自覚はない。
そのため突っ込まれても良く分からない、と言った反応を示した]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[リュカの無事を確認した所で、再度、視線は海面へ。
見えたのは、海中から突き出す白い触手と、爛々と輝く目。>>#2]
……あれって、もしかしなくても。
烏賊?
[いくらなんでも、なんでもあり過ぎだろ、と思いつつ]
つか、こっちからの手出しはきっついな。
シュタイフェには、空戦戦力がないし。
[どうするのか、という副長の問いに、軽く肩を竦める。
そもそも、空の護りを国王自らが担っているのがユウレンの現状。
若手騎竜師も増えてはいるが、今回の航海に派遣するほどの余裕はなかったわけで]
とりあえず、負傷者の治療優先しつつ、海老の残り狩るだけ狩る。
先がどうなるかわかんない以上、蓄えは必要だろ?
[保存の効く物は、できる限り残しておきたいから。
この機会は逃せない、言い切る様子に、副長はやれやれ、とため息をついた。**]
― 八幡 甲板 ―
[>>171鳴丸は視線を感じると、長い尾の先を揺らした。
美味しいよとでも言っている様子だが、
騎乗者がそこに居ない為通訳は成されなかった。
その騎乗者の方では最中に
船員が海老を集めて回る様子を見て、
先の鳴丸を思い出し苦笑が落ちる。]
捨てるには忍びない…というのは解かるが。
[この先海老だらけの食事情になるのかと想像すれば、
僅かに陰鬱な気になるのも仕様がなかった。]
/*
メモにせず、サクサク落ちれば良かったのかも、ですが。
首取りの邪魔はしたくないというのがあったり、明日も昼間動けるか分からないので鶏状態になってしまいました。
ごめんなさい!
もうちょっと上手く絡む方法思いつけるといいなあ。
おやすみなさい。
御意。必ずや、首級を挙げて参りましょう。
[>>174主の願いに短く応え、足は龍の元へと向かうと、
最後のひと齧りをし、随分と満足げな鳴丸の鬣を、
軽く引っぱるように撫でた。]
鳴丸、ほれ。
もうそろそろいい加減に満足しただろう。
[呆れて言えばやたらと機嫌のよさそうな鳴丸が、
腹を甲板につけて、被膜の羽を大きく広げた。
こちらの言わんとしている事は、理解しているらしい。
察しの良さには、男もまた苦笑を落としてしまうが。]
さて―――往くぞ。化け物退治だ。
[男が目を細め海を見据え言うと、
鳥のような声で龍は鳴き、
甲板から長い胴は離れて空へと向かった**]
確かに、できない事愚痴るよりは、その時間で動いた方がいいもんなぁ。
[返された気楽な笑い>>+13に、こちらも軽い調子でさらりと返して]
うん、人間大の海老。
ものすげー、食いでありそうなの。
……海は力の集まる所だから、何がいても不思議ないっていえば、そうなんだよなぁ。
とはいえ、妖の類だとしてら、半端な存在じゃないと思うから。
そっちも十分、気を付けてねー。
[口調は軽く、呼びかける。
とにかく手が出せない以上、無事を願う以外にできる事はないのだが。
ちなみに、アイリとの掛け合いには、やっぱり突っ込みは入れなかったが。
仲いいんだなぁ、なんてのほほんと、と考えていたりする。**]
あれは、喰えそうに、ない、よなあ...
[ 食べようと思えば出来なくもないかもしれないが、多分解体するほうが大変だなどと、考えていたら「八幡」から鳴丸が飛び立つ姿が見えた>>183 ]
シロウ殿が、往くか、なら俺は...
[ 傷ついた片腕で、シロウの援護に回るのは逆に足手纏いになる、と判断して ]
ヤクモ!
[ 相棒の名を呼んで、その背に飛び乗りながら、ウルズの感想>>184を耳にすると、くくっと笑った ]
肴は海老の塩焼きで我慢しとけよ。
シロウ殿と鳴丸が出たってことは「八幡」は無事だろうが、他の艦が気になる。
[ 気になる中には、ガートルードとウルズが妹扱いにするマリエッタも当然に含まれるわけだが ]
様子見てくるから、飯の用意頼むな!
[ 言い残して、ヤクモと共に空へと舞い上がった ]
[母上の意に反して騎竜師にならなかったことを後悔してはいない。
今の道を選び取ったのも、私自身だ。
空には行けない。
けれど、一番の願いは国を護ることだったから]
船をあの物体から離せそうか?
あまり近くに居ては恐らくシロウがやり辛いだろう。
微速で、可能な限りで良い。
[船員にそう指示を出したが、果たして叶うのかどうか。
推測される敵の大きさから行くと、焼け石に水のようにも思えた**]
今更だけど、いつのまにか化け物海域に来ちゃったみたいね。
って、そんなこといってる場合じゃなかった。
ルー。方向変えるなり距離取るなりしないと、あれに飲み込まれちゃうよ。ほら、指示出さないと!
[倒すのは殿下の護衛の人がいってくれるみたいだ。と遠目に見つつ、持ち直すようにルーを励ます。この船の頭は間違いなくルーなのだ。]
そうね。さすがにあれを引き上げるのは船が持たないものね。うん、そっちはお願い。気を付けてね!
[ヤクモとともに空へと舞い上がるディーク>>186を見送った後、必要ならルーに付き添い。もう大丈夫なら海老の対応に移るのであった**]
精霊師 ウルズは、紅輝の騎竜師 ディーク を投票先に選びました。
― 中央の湖 ―
人間大ぃ!?
何だその化け物。
って食うのか!!
いや確かに海老なんだろうけども!!
[予想外の大きさ>>*7にクレステッドは驚きの声を上げる。
更には食うとは思わなかったために驚きは二倍となった]
へえええ、海ってそんな場所だったんだな。
アヤカシかぁ…四玉旅して何度か見たことはあるが、海のアヤカシはまだだなぁ。
うへぇ、変なのじゃねーと良いな。
[海の中であるこの空間にもいる可能性があることはゲルトの言葉でも理解した。
遭遇したら逃げるが勝ちだなぁ、と考えている]
とりあえずもう少し探索続けるわ。
また何かあったら呼ぶ。
[そう告げて、湖に沿って歩き、川の反対側まで来ると、湖から離れるようにして進んで行った**]
「騎竜の翼は護りの翼だ」
[ 師匠、とディークが呼ぶその男は、光竜と絆を結んだ彼にそう告げた ]
「護るべきものを見つけろ、見つけたら見失うな」
[ その言葉を聞いて、ディークの心に浮かんだのは、飛び出して来た故国の海 ]
[ 剣士であったなら、護るべきは自艦であり、またシロウのように、守護すべき唯一の主を持つなら、それを最優先にしただろう ]
[ だが、水軍の守護竜と騎竜師であるヤクモとディークは、水軍全体を護るものだと、そう自分に課していた ]
[ それが、親からも勘当されたきりの自分を受け入れてくれたカガチ家当主の意にも応える道だと信じて ]
― 「水夜」上空 ―
[ 「蛟」を飛び立ち、最初に向かったのは、マリエッタの指揮する「水夜」 ]
あの親衛隊が、マリーに怪我なんざさせるわきゃねーけどな。
[ と、思っていたから、シロウのようには>>70案じはしなかったわけだが、そこは概ね予想の通り ]
『野郎ども!マリエッタ嬢のために、最高の海老料理を仕上げるぞーっ!!』
『オオーッ!!』
『触手野郎なんぞ、うちの女神に触れさせるかーっ!!』
『そうだそうだ!!あの触手野郎、マリエッタ嬢の美しさに血迷って湧いたに違いねえ、コロス!!』
『触手の分際で、俺らの女神に手を出そうとは、いい度胸だ!うらああああ!』
[ なんだか良く判らない勢いで轟々と乗員全員が一丸となって燃えているのが上空からもうんざりするくらい感じ取れた ]
[ 一瞬引き返そうかなー?と、思ったが、マリエッタの姿を見つけるとヤクモの方が『キューィ』と鳴いて、指示も待たずに近付いていく。
つまりヤクモは、マリエッタにも、しっかり懐いていたのだった ]
マリー、無事、だよな?
[ 一度甲板に降り立ち、確かめるまでもなさそうなことを確認する ]
「蛟」も...まあ、大丈夫だ。
[ 若干微妙な物言いになったのは、ガートルードの一件があったせいだが、それは問い返されても、誤摩化して ]
とにかく、艦長代理も、ウルズも無事だから、心配すんな。
あと、あのでかい軟体動物には間違っても手を出すなよ?
シロウ殿と鳴丸がきっちり片付けてくれるさ。
[ それでも、術や矢での援護くらいは、と言われれば、強く反対はしない。ただ距離はとるようにと重ねて忠告はしただろう]
お前さんが怪我すれば、嘆くのはこの艦の連中だけじゃないからな、気をつけろよ?
[ 最後に、ぽふ、と頭を撫でたら、周囲から妙に殺気だった視線が集中したが...毎度のことだったので、きっちり無視した ]
じゃあな、俺はユウレンの船の様子も見てから「八幡」に報告入れて戻る。
ウルズも会いたがってたし、落ち着いたら、また連れてくるからな。
[ 再び騎竜の背に戻ってから、告げた約束はしかし、果たされることはなかったのだが** ]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[なんか生じているらしい誤解>>187には全く気付いていなかった。
この辺り、文化圏の違いとか色々あるだろうが、素で天然、というのもある……というか、きっと、大きい。
それでも、さっきの様子から海老がダメらしい、というのは察しがついたから]
とりあえずー、残敵掃討は他に任せていいから、動けそうなら負傷者の収容とか手伝っといてー。
[そんな大雑把な指示をアイリに投げた後、タイミングよく跳ね上がって来た海老を一匹、着地直前カウンターの回し蹴りで、食糧回収班の方へと吹っ飛ばした。
その後、海老が料理長の手による見事な包丁のクリティカルをもらったのは余談として]
んー……。
[悩みながら、視線を向けるのは海上の触手。
そこの向かっていく龍の姿に、シンシャの空戦戦力が動いたのを察して小さく息を吐いた]
んじゃ、連携も含めてお任せすっか。
[空と海の連携というのは、相当に息が合っていないと難しいもの。
下手に手を出せば混乱を招く恐れもあるし、何より、シュタイフェ・ブリーゼの位置から烏賊と思しきそれまでは結構距離があったから。
こちらは、まだびたんびたんしている連中に注力すべし、という判断だった]
それにしても、ほんと。
この感じって……。
[妙に近くて、でも、違う感覚。
違和を与え続けるそれが何なのか、という所に思考は巡る]
……にぃに近いような気がするのは……いくら何でも、気のせいだと思いたいんだよなあ。
[後見人は、強大な力を持つ海の妖に連なる者。
その眷属と遭遇しない、とは言い切れないとわかってはいるのだが。
さすがに、その予想だけは外れててほしいなー、というのが正直なところだった]
うん、食べるよー。
嵐の影響で、食糧残量注意しないとなんないし。
食べられるものは、なんでも食べないと。
[驚きの声>>+16には至極あっさり答えていた]
うん、そういう場所。
[海についての評には、見えないけれどこくりと一つ頷いて]
海の妖は力が大きい分、そんなに頻繁には出てこないからねぇ……陸だけ歩いてたんなら、中々あいにくいし。
そこだと、露骨に海産物、っていうのはないような気がするけど……とにかく、空間自体がわけわかんないからねぇ。
[逃げるが勝ち、と思っているとは知らないが。
仮に知っても、止めはしないだろう。
閉鎖空間らしいからそこからどうなるかまでは、とりあえず考えないで]
ん、了解。
気を付けてねー。
[探索続ける、と言って>>+17歩き出す背にこう言って見送って。
それから、意識を現実へ切り替えた。*]
/*
ぽちぽちとらすぼすさん情報も出しつつ。
ちなみに、プロの掛け合いの後にNPC情報メモを残したのが伏線だったりするのには果たして気づかれているや否や。
いや、過去村参加者さんならすぐに気づくだろうけど、新規さんにはわかんない領域だからねぇ……。
それもあって出したのよね、あの二人。
― 「シュタイフェ・ブリーゼ」上空 ―
[ 「水夜」を後にし、「シュタイフェ・ブリーゼ」上空に到達したのは、甲板の騒ぎも一段落した頃だったろうか>>200 ]
おーい、無事かー?
[ 低空まで降りて声をかけはしたが、すぐに着艦しなかったのは、同盟を結んだとはいえ、他国の船だったからだが、光に包まれた竜は見間違えようもなかったから、誤認攻撃を受ける事もなかったろう ]
― 八幡 甲板 ―
[残りの海老は船員に任せ、私は治療師を甲板へと呼んだ]
左脇に打撲を受けた。
少し見てもらえるか。
[肋に影響がなければ問題はないはずだが、自分が気付いていない部分があるかもしれず。
部下に護られながらしばし治療の時間を取った。
統制室へと戻らなかったのは未だ指揮が必要と判断しているため]
っっ……!
[服を捲くり、患部に触れられると内出血による痛みが走った。
治療師が思わず手を引っ込めたが、構わず続けろと命ずる。
触診した限り肋には影響が無いよう。
その結果に私は安堵の息を吐いた]
……まだまだ私には実戦が足りないな。
[稽古とは違うと頭で分かっていても、経験不足は顕著に現れる。
そう言う意味でも、今回の開拓事業は良い経験になる……と思いたい。
このような困難ばかりに遭遇したくは無いが]
[治療を終えると左脇の痛みはだいぶ軽減された。
治療師を船内に帰し、私は部下に指示を出す]
統制室を介して全艦へ伝えろ。
新たに現れた敵には八幡麾下の騎竜師が当たる。
他の艦は巻き込まれないよう可能な限り離れ、
出来るならば上陸可能な島の探索を頼む。
嵐を始め、連戦により船が長期航行に耐えられぬ可能性は高い。
一度しっかりとした整備を行いたいと考えている。
と。
[伝言を受けた部下は敬礼の後、統制室へと駆けた。
言葉は一言一句違わずに伝えられることになろう]
[ 実を言えば、10年前、ディークが家出して最初に目指した国はユウレンだった。
内乱が収まった直後の国に近付く事は危険と判っていたが、騎竜師に憧れる少年にとって、「嵐激の翠龍王」の名は、危険を顧みない程に心惹かれるものだったのだ ]
ありゃあ、尻尾出てるし...結構大変だったみたいだなあ...
[ そういうわけで、ユウレン近在に多い半妖の存在にも既に慣れていたから、顔合わせの時から彼等に過剰反応する事はなかった ]
おっと!
[ 巨大海老は、この艦でも着々と捕獲...というか、文字通り捌かれていたが、まだしぶとく乗艦しようとしている海老を海上に見つけると、そちらに向かって飛ぶ ]
ブレス!
[ 炎と違い、広範囲に届く代わりに熱は低めの光竜のブレスは、海老をこんがり焼き上げるには至らなかったが、直撃すれば、海に沈めるには十分な威力を発揮した ]
『キューィ』
[ 沈んでいく海老がもったいない、と言いたげに鳴くヤクモの鬣をぽふと撫で ]
帰ったら腹一杯海老三昧させてやるから。
[ そう宥めて、ぐるりとシュタイフェ・ブリーゼの周囲を旋回する。
見る限り、どうやら、それ以上海老が増える事は無さそうだった ]
― 中央の湖 ―
へえぇ〜。
海での生活って大変だなぁ。
でかい海老って味も大味なんかな?
[あっさり返った声>>*8に思うのは海老の味。
クレステッドは色々と順応するのも早かった]
あ、そうなの。
海の生物以外が居ても油断しちゃなんねーな。
[アヤカシについての知識が乏しいため、伝えられる内容>>*9は心強い。
とにかく油断するな、と心に刻み、万一の時はやはり逃げる算段でいた。
良く分からないが入江の付近は安全っぽい、と言う意識があるため、追い詰められると言う意識はないらしい]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[そろそろ海老も一段落かなー、と思った所に届いたのは、八幡からの指示。>>205]
ん。
シュタイフェ・ブリーゼ、了解した。
[それに短く返すのと、上空から声>>201が届いたのは、どちらが先だったか]
おー、無事だよー!
[そう、答えを返した所で、跳ね上がって来た海老がカウンターされる>>207のが目に入り]
わお、お見事。
[口を突いたのは、感嘆の声だった]
周りは問題なさそうです。着艦してもよろしいか?
[ 周囲の哨戒を終えて再び甲板に近付くと、艦長と覚えてはいたゲルトに対して>>209言葉を改めて声をかけ。着艦を赦されたなら、一度甲板に降り立つ ]
「八幡」から出た騎竜師は精鋭中の精鋭ですから、あちらは任せて大丈夫だと思います。
連絡はありましたか?
[ ヤクモの放つ光のブレスを見たなら、リュカから声もかかったろうか? ]
ああ、構わないよー。
他に比べると、ちょっと狭いかもだけど。
[着艦許可を求める声>>210に、軽い調子でこう返し]
うん、八幡からは今、連絡があった。
あっちの烏賊は任せて退避、上陸先を探す方向で、って。
……実際、どっかでとまって、じゃないとまともな修繕もできないしなぁ。
[問いに返す口調は軽いもの。
まだそのまんまの尻尾がぱた、と揺れた]
― 北の丘 ―
[湖を離れ辿り着いたのは、緩やかな坂が続く小高い丘。
木々は湿地同様散発的に生えていて、周囲の見通しは良さそうだった]
……うぇ〜。
やっぱここにも何か居る。
[丘の半ばにも満たない位置で足を止め、伝う気配に肩を落とす]
ここに居るのもアヤカシなんかな。
やだよー、帰りてーよー。
[帰れません]
しっかし、この様子だとこれ以上は広がってねーかなぁ…。
壁の続き方見ると円形っぽいし。
[逃げ回ってはいるものの、そう言う部分はしっかりとチェックしていた]
森と、湿地と、湖と、丘。
それから最初に居た入江、と。
こんなもんかなぁ。
[指折り数え、丁度全ての指が折れる数。
最後の一つを折り曲げた時、不気味な鳴き声が辺りに響いた]
そうですか、確かに上陸整備は必要かもしれませんね。
場所を定めてはぐれた艦との合流も計らなければいけないでしょうし。
[ 伝えられた方針>>211に、真面目に頷き返しながら、ぱたと揺れた尻尾に笑みが零れる ]
...色々と大変だったし、乗員の休息も必要でしょう。
あの...
[ ふと、腰に刀と並んで差したクリスナイフに手を触れると、ディークは一度、物言いたげにゲルトに視線を向けたが ]
『キュィ』
[ ヤクモが鳴いたのは、海上で巨大触手もとい巨大大王イカとシロウ達がぶつかる頃合いだったからか ]
...いえ、また後ほどに
[ 言いかけた言葉を飲み込み、海上を睨んで、騎竜の背に戻る ]
/*
私は40歳(挨拶)
寝起きですげぇ褒め刺されてるのが見えてざわざわする!
とりあえずログちらちら書いておこう。
[ 自分で傷口を縛って応急手当をしただけで、未だ放置している左腕はそれなりに痛むが、もしもの事を考えると、のんびり見物は、やはり出来なかった ]
この辺りは、どうにも妙です。
事によると、まだ何か潜んでいるかもしれません、くれぐれもお気をつけて!
[ 最後にそう言葉を投げて、光の竜と騎竜師は、自軍の旗艦「八幡」へと進路をとった** ]
― 八幡 甲板 ―
[各船からの返信は統制室から逐一届いた。
これでシロウが船を護りながら戦うと言うリスクを減らすことが出来るだろう]
八幡は距離を取りつつ敵を攻撃射程内に留める。
可能であればシロウを援護せよ。
[敵の攻撃射程がどれ程のものか測れないが、シロウのみをこの場に残す訳には行かない。
師は離れろと言うかもしれないが……船があることで攻撃が分散出来ると言う見方もある。
私はそちらを選んだと言うわけだ]
[その指示の間にも巨大海老は元気に跳ね回っている]
まだ出てくるか!
[一挙に押し寄せてくることは減ったが、未だ海中には巨大海老が残っているらしい。
次こそは油断せぬ、と気合を入れ、私は雷霆丸を握りその対処へと駆けた*]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
うん。
それに、他にも確かめないとなんない事あるしなぁ。
[色々棚上げになっているあれこれを思って、ほんの少し遠い目をして]
そだねぇ、さすがにここまで色々続いた経験はないからなぁ。
本隊の遠征とは、また違った忙しなさだったし。
[本隊の遠征は、海賊討伐が主体となる。
それ故の緊張感や慌ただしさはあるが、それとはまた違うものが現状にはあった]
俺も色々一段落つけて、ゆっくり寝たいよ……。
[ぽつ、と零れた一言は、何気に本音]
……?
[物言いたげな視線を向けられ>>213、こてり、首を傾げる。
けれど、陽竜の鳴き声に遮られるように言葉は飲み込まれ。>>214]
ん、そだね。
……この海域自体に、何か、大きなものがいる……俺も、そんな気がしてるから。
そっちも、気をつけてねー!
[妙、というのは否定できなかったから、真面目に頷いた。
甲板を飛び立ち、八幡の方へと向かう>>215その姿を見送ると、は、と一つ息を吐いて]
んじゃ、ま。
シュタイフェ各位に通達!
あのでっかい烏賊は一先ずお任せして、上陸可能な陸地を探す方に集中するよー。
[機動力的な意味合いでも、それに適しているのはシュタイフェ・ブリーゼだろうから、と指示を出しつつ]
……にしても。
なんだったんだろ、さっきの。
[何か言いたそうだったディークの様子を思い返し、こてり、首を傾げつつ。
足を向けるのは、自分の持ち場。**]
― 「シュタイフェ・ブリーゼ」→「八幡」 ―
[ 見送るゲルトの声>>219に、大きく手を振り返して、ディークは、また笑みを零す ]
明るいてか、軽いってーか...お国柄かねえ。
[ こちらが言葉を改めて対しても、最後まで気軽な様子を変えなかった艦長には、妙な親しみを覚えずにはいられない。
恐らくそれが、彼の強みでもあるのだろう ]
[ 各艦、カナンの指示に従って後退しつつ在る中、近付いてみれば「八幡」のみが、触手を射程内に捉えたままなのが判る>>216 ]
退がらねえ、か。
後でシロウ殿に叱られても知らねえぞ、ぼっちゃん。
[ 憎まれ口めいた口調に、ヤクモが『キュィ』と、たしなめるような声を上げる ]
わーってるよ、本人の前で言ったりしねえって。
[ ディークはカナンを嫌っているわけではない。だが、彼への評は、常から辛辣だった。
それは、遠戚として幼い時分から、カナンを見ていた為のある種の気安さと、やがては国を支える大きな柱となるであろう彼への期待の大きさの裏返しでもあった ]
/*
デフォ吊り結果から捏造した心情を曝してみる今日この頃。
まあ、カナンに関しては墓下でも良かったかもだけどねー、エピまで表に出せないのも、もったいないし。
― 八幡 甲板 ―
[突き出されるハサミに刃を合わせ、自分の右へと流す。
強引に腕を開かせたわけでは無いため、今度は回転されることもなく懐に入り込めた。
しかし巨大海老も容易に追撃を許さず、頭を振って頭突きを繰り出してくる。
それには掲げた雷霆丸の鍔をぶつけ、自分の頭への直撃を避けた]
せぇいっ!!
[このまま力比べをする心算はない。
私は右足を持ち上げると巨大海老の腹部に遠慮なく蹴りを叩き込んだ。
弱点を突かれ、海老は目を回しながら吹っ飛んで行く]
っつぅ…!
[蹴り飛ばした海老は船員によって止めが刺された。
私が直ぐに動けなかったからだ。
左脇腹を圧迫したために痛みが走る。
私は膝を突き、少しの間痛みに耐えていた]
― 上空 ―
[八幡甲板を鳴丸が蹴り、空へと飛び立つ。
男が上空から見下ろせば、
巨大烏賊の大よその全体像が見えてきた。
揺らめく海の中、二つの目玉のやや上部に、
薄く色が変わった個所が広がっている。
下部の水面がちらちらと色変わりするのは、
おそらく八つの足が蠢いているからだろう。
その強大さには眉潜めつつも]
だが大きいだけで
普通の烏賊と変わらぬというのならば……
[心の臓3つと低く呟く。男は烏賊には鰓心臓2つと、
その合間にも心臓が存在しているのを知っていた。]
[狙うは烏賊の頭のように見える白い腹部分、その中心。
そう胸中定め、片に無明を、片には小太刀と二刀を握り、
龍に烏賊の周囲をゆっくりと旋回させた。]
穿て鳴丸!
[キィともピィとも取れる、甲高い声で龍は鳴き、
烏賊目がけて雷撃を放つ。
上空への注意を引きつける為と放たれたそれは、
さほどの効果を上げはしなかったが、今は十分だった。
時間を稼ぐのは、周囲の船に影響及ばぬようする為。
>>190主の指示で船が僅かでも離れるのは見え、
より引き離す為に、船影の少ない方へと誘導する。]
っ!
[ゆっくりと場所を移らせる合間に、
巨大な触手が上空にまで襲い掛かってくる。
思ったよりも長くこちらにまで届いてきたそれを、
間一髪とかわしながら、ゆらりと空中を泳ぐように舞った。]
いいぞ鳴丸。
あの触腕には捕まるではないぞ。
[吸盤つきのそれに掴まれれば龍とてひとたまりもないと、
鳴丸も理解っているのか、水面から突き上げる
槍のようなそれを、長い身体をうねらせ避ける。]
[数町――数百メートル程度と離れた所で、
男と龍は船から烏賊を引き離すのを止め、上空にとどまった。]
この辺りであれば問題あるまい。
さぁ鳴丸、腹も一杯になっておろう
己が全力を以て雷撃を打ち込めい!
[鳴丸は男の声に応じるように、牙だらけの口を薄くあけ、
深く息を吸い周囲の雷気を吸い込んだ。
親和する精霊は何言わずとも、雷龍に力を貸し、
龍の周囲には閃光がパリィと音たて、渦を巻いて集った。
渦雷の騎竜師の所以はこの一撃にある。]
[が、雷気を集めるに集中している為、
騎龍の動きは疎かになる。
こちらに向かって来ようとする触手の二撃を退けようと、
男が匕首を持ち出した時、>>216八幡からの炎撃が入り
触手は防がれた。]
下がらぬか、若め。
[有難いと思うも同時に、あの強情な気質は仕様がないと、
呆れと苦笑の混ざった思いがちらと過る。
だがそれも一瞬。
代わりに遠く口端を上げると同時に、
龍は――――空から落下した。]
[放たれる弾丸の如く海面へと落ちると同時、
集まった雷気は最大に膨れ上がる。
頬の傷が疼き、自然口元には楽しげな笑みが。
男もまた戦人だった。]
――――吼えよ鳴丸!
[海面へ着水する、すれすれのところで、
男が命じると同時に鳴丸が放った雷撃の塊が海面を抉りとる。
その衝撃で落下から一転、着水を踏みとどまると
水中から現れた巨大な白いのっぺりと生濡れた、
薄艶く光る白が眼下に入った。]
[直ぐさま龍から飛び降り、男は烏賊の腹に飛び乗ると、
ぬめりとした足場を物ともせず駆け抜ける。
中心への到達までは僅かの間。]
破あッ!!
[気合一閃、二振りを同時に烏賊の腹の中央に突き立てると、
割くように刀を動かし、大罰字に切り裂いた。
やや大きく切り裂けば、割いた腹の中から、
薄く色づき蠢く器官がいくつか覗き見える。
その中央、やたらと赤黒い3つを見やると、]
鳴丸!
[男はそこに小太刀を突き立てながら、雷撃を放たせると、
自身は背後に飛びのき、海へと落ちた。]
―――――――――
[心臓に直接穿たれた雷撃は良く効いたのだろう、
ギャァとも形容し難い、叫び声のような物をあげながら
雷撃に悶える烏賊を見ながら男はふいに呟いた。]
……こういう化け物には名がついておったな。
[海坊主と言ったかと。
そんな事を考えている間、烏賊は動きを鈍らせながらも、
最後のあがきと10の触手を振り回す。
海中にいた自分は免れたが、
空中に居た鳴丸は、触手の一撃を喰らい甲高く鳴いた。]
鳴丸、離れよ!
[海を泳ぎ、自身も烏賊から離れながら、
龍を離れさせるもそれを追うように触手は伸びた。
それを防いだのもまた八幡や他船からの援護だった。
暫くの攻防の後、烏賊は完全に沈黙したのか、
その透明がかった身の色は、徐々に白濁し、
動きを止めその巨大な体を海面に横たわらせた。]
鳴丸!
[ある程度離れた所で龍は水面へと居り、
男をはその背に引き上げられた。
よく見れば羽ばたきがおかしく、
羽に一撃貰ったらしい事がうかがえる。]
負傷したか、相手が相手故やむおえまい。
…だがよくやった。
流石の龍よと、誇りに思うぞ。
さて早く帰還し、精霊師に見てもらおう。
[鬣をぽんぽんと、労わるように撫でると、
喜ぶようにひとなきした龍はゆっくりと八幡へ帰還する*]
/*
…烏賊の事とか調べてたり色々考えてたらだいぶおそくなttt
処理能力足りなくなったなぁ。
と落として一端離れねばばば。
[ 「八幡」船上では、未だ巨大海老の残党狩りが続いていた ]
おー、やってるやってる。
[ カナンの姿を探して旋回すると、先頭きって大海老と渡り合う姿が目に入る>>223 ]
...まあ、大人しくはしてないよなあ。
[ この場合、大人しくしている方が問題だとは判っているから、その声音に刺はない ]
[ 船上の海老狩りと、シロウの援護は「八幡」とカナンの意に任せ、光竜は、不測の事態に備え、少し距離を置いて上空を旋回する。
程なくして、大気と波とを諸共に撃つ雷光>>230が、ディークの目と心を奪った ]
[ 騎竜から烏賊に飛び降り駆け抜けるシロウの俊敏な動きと、気迫の籠もった刃の鋭さは目が覚めるよう>>231
応じた鳴丸の放つ雷撃もまた、主の意を汲み、正確無比に大烏賊の心臓を貫く ]
――流石!
[ 感嘆の声は、自然と口を突いて出た ]
― 八幡 甲板 ―
[私が海老と相対している間にも、船員達はシロウの援護に回る。
攻撃のために動きが鈍る鳴丸>>229へと伸びる触手。
それには精霊師が火の精霊を繰り炎撃をぶつけた。
その直後、煌くが如き雷撃が海面へと放たれる>>230。
抉るほどの威力を持つそれは海中にあった巨大生物の姿を引き摺り出し。
その巨体に降り立ったシロウの刃により巨大生物の身は裂かれ、その箇所に更に雷撃が吸い込まれていった>>231]
ぅわ!
[悶絶する巨大生物が複数の触手を大きく振り回す>>232。
それにより海面は揺れ、離れているとは言え他の船より近くにあった八幡は大きく揺らされた。
触手が届く範囲ではなかったのは幸いだ。
船は揺れるだけに留まり、鳴丸に伸ばされた触手を撃退する>>233のも間に合った。
そうしてしばらくして、致命を受けた巨大生物は沈黙する。
八幡の甲板に居る船員達から歓声が上がった]
やったか!
流石はシロウだ。
[私もその結果を見、喜びに声を上げる。
やはりシロウは凄い。
あれほどの相手を仕留めてしまうのだから。
騎竜師としての実力、武人としての度胸。
見習いたい部分は沢山あった]
[ やがて「八幡」への帰路につく渦雷の騎竜師へと、>>235光竜を寄せて ]
お見事でした、シロウ殿!
良き手本を見せて頂き感謝します。
[ 感嘆と尊敬の意をそのまま、言葉にして伝える ]
[ 鳴丸の翼の動きがおかしいことには気付いたので ]
鳴丸は大事ありませんか?
[ 気がかりそうに尋ね、戻って、治療を急ぐと言われれば頷いて ]
しばらくは、俺が辺りを警戒します。どうか治療を優先してください。
[ そう請け負って、「八幡」の上空までを付き添うように飛ぶ ]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
[騎竜師と烏賊の戦いを妨げぬように舵を取りつつ。
視線は時折、戦いの場へと流れていた]
……騎竜師……かぁ。
飛べるってのは、こういう時強みだよなあ。
[小さく呟き、その戦いを追う。
巨大烏賊が暴れ、波が大きく揺れた時は立て直しに集中するべく視線を逸らしもしたけれど]
……やっぱ、すげぇ……。
[騎竜師は、ある意味では自国の象徴のようなもの。
今魅せてくれた剣士は他国に属するとはいえ、やはり、その力は素晴らしいものなのだと、改めて感じ取る]
……空と地の絆の象徴……半端ないよなぁ。
[『空は竜の領域、地は人の領域。その二つを結ぶのが騎竜師』とは、『始まりの騎竜師』とも称される騎竜師の祖の残した言葉と伝えられているが。
その絆が生み出すもの、それを改めて見せてもらえたような、そんな気がしていた]
/*
カナン様が可愛いですw
彼が騎竜師を諦めた経緯とか、このこさっぱり気付いてないだろうからなー。
気付いたら辛口になんかなれなかろうて。
[などと、やっている所に見張り台から通信が届く。
ここからそう遠くない所に、島影らしきものが見える、との報に、ひとつ、ふたつ、瞬いた]
おー、近場に陸地あんのっ?
よしゃ、正確な方角と、目視距離割り出し急いでー!
[烏賊と海老は撃退できたようだが、今の状態で長く留まるのは得策ではないから、と即行出したのはそんな指示だった]
― 南の入江 ―
[全速力で戻って来たクレステッドは入江の砂浜で大の字に寝転んでいた]
つ、疲れた……。
食糧に困らなくても、おちおち休んでられないんじゃないか、これ…。
[入江周辺では例の気配がしないが、それもいつまで持つか、と考えてしまう。
何より1人という事実が不安を煽り、精神的な休息を不足させていた]
[ 暫しの間、光竜は、シロウに約した通り「八幡」の上空を護るように飛び、やがて、遠くに島影を見る地点>>246までやってくると、ゆっくりと甲板へと舞い降りる ]
島が近いようです、上陸のために先行することになるでしょうから、一度「蛟」に戻らせて頂きます。
[ カナンに目通り願ってそう伝える。シロウもその頃には、彼の傍に控えていただろうか ]
─ 蛟 甲板 ─
[女の遠慮は幼友達にあっさり流された。
気心知れてる間柄で強がりも無理も通じない上後払いの対価まで提示されて>>167はこれ以上難色を示せる訳もなく]
…うん、それじゃ遠慮なく着させてもらう。
ありがとな、ウル。
[汚してしまわぬ様にと、鋏の掠った肌を手で擦り血をとめてから借りた上着を着込んで礼を言う。
大丈夫かと心配してくれているのだろうヤクモが寄せる鼻先>>170に頬を合わせてからぎゅ、と抱きしめて羽を撫で]
─ 蛟 甲板 ─
ヤクモもディー…ク殿も、今日はほんとに助けてもらってばっかだな。
ありがとう。もう大丈夫だから。
[顔を上げ、常の表情を心がけて笑うと勢い良く立ち上がると、ウルズの揶揄>>169にむきになってるディークへと視線を向ける。
昔から変わらぬやり取りに、つい子供の頃の呼び名が出そうになるも堪えて陽竜に相棒の元へ戻るよう促した所で上がった声>>176に眉を顰めて]
─ 蛟 甲板 ─
あぁ、そうだな。
ディーク殿、ヤクモも様子見頼んだ!
マリにはこちらは心配要らんと伝えてくれ。
あ、あとな。
みっともない所見せた上迷惑かけて悪かった!
[ディークが何を己に課している>>192>>193か聞いたことは無くとも、女の思いも同じだから異は抱かない。
水夜に乗っているもう一人の幼友達に自艦に集中してもらえるようにと伝言を頼んだ後つい今しがたの失態と水球ぶつけた事を謝り、飛び立つ騎竜が舞い上がるを見るだけで踵を返す。
それから甲板上で海老の排除を続ける船員達にも同じ謝罪をしてから粗方排除が終わりそうとの報告を受け]
では...
[ 元より乗艦へと戻る申し出は赦されぬはずもなく、敬礼して踵を返そうとした、その視界の端 ]
...!?
[ どこに隠れていたのか、艦橋から飛び降りるように現れた大海老一尾 ]
カナン様っ!!
─ 蛟 甲板 ─
あのデカブツの相手は渦雷の騎竜師殿が務められるようだ。
俺らは邪魔にならんように離れて援護にあたる!
水夜、シュタイフェ・ブリーゼ両艦と距離を保ちつつ後方へ下がるぞ、急げ!
[最優先の指示を出した後、甲板上足の踏み場もない程にある海老の処理について問われ]
甲板安全確保し終わったら、料理長呼んで今日使う分だけ先に選り分けてもらえ。
残りは殻から身剥いで日持ちするように干すなり塩漬けするなりしとくように。
食えるとこは全部残しとけよ。もったいねーから。
じゃ、後はよろしく頼んだ。俺は統制室戻って八幡に報告すっから。
[物資船と逸れた現状、どんなものでも食料は確保しておきたいと告げる。
甲板はもう船員達だけに任せても大丈夫そうだと判断すると、艦長代行として優先すべき事へと移行した]
─ 蛟 統制室 ─
[女が調子を取り戻した為ウルズは甲板に残っただろうか。
共に来るなら、それはそれでありがたく一緒に来てもらった統制室の扉を開けると丁度八幡からの指示>>205が届いたところだった。
こちらの様相が変わっているのに気付いた副艦長から表情を若干険しくしながらの報告を受けて]
こちら蛟、了解した。
現在紅輝の騎竜師殿が各艦の様子を見に回ってくれている。
大事があるなら、その艦に留まるようにお伝え頂きたい。
[ シロウも反応はしたかもしれない、だが、ディークの方が僅かに海老に位置が近かった。それ故に、刀を抜く暇もなく、カナンから海老を遠ざけようと、組み付くように体当たりして ]
─ 蛟 統制室 ─
[八幡へ通信を返すと、艦内に今着た指示を伝え]
俺達はあんま小回りきかねーから、このまま距離を取りつつ周辺探索する艦の補佐に回ろう。
航行厳しい部分の補修と甲板の片付けに人員裂いたら、残りは周辺警戒態勢を取るように。
[女が判断を下し指示を船員達に示せば、やっと一心地つける…と思いきや。
こめかみに青筋立てた副艦長に、単身敵艦突入に併せ現状の格好についても説教喰らうことになり。
開放された頃には、既にシロウと鳴丸の手によって巨大な烏賊が沈黙していた>>233]
― 少し前/シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
確かに、こんなの普通じゃないよね。
ゲルト兄もそう言うなら、何かあるのかもしれない。
あ、落ち着けたらまたお話聞かせて欲しいな。
ありがと、またねー!
[調子が戻ったらそっちも探ってみようと思いながら、飛び立つ光の竜に手を振った]
― 少し前/シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
はーい、了解っ!
[竜の気に触れたことで何かが活性化したか。
少し元気を取り戻して、ゲルトについでの敬礼しながら名を呼ぶ船員の方に離れていった]
...ツァッ!!
[ 体当たりしたのが傷ついた左腕の側からだったのはうかつだった。そのまま、身を避ける機会を逸し、大海老諸共海中へと身を投げる羽目になる ]
― 回想 ―
[激情を飼い慣らすことから彼女の家、カイエン家の術師としての路は始まる。
だが子供の頃から精霊師として自分の心の中に違う感情を容れられている...の幼少期は不安定の一言に過ぎた。
それでもどこか発散できる場があればよかったが、生憎と姉は年を離れていて、同年代で切磋琢磨できる人がそばにいなかった。どこまでも子供扱いされ対等といえる存在がいなかったのだ。
だからやんちゃであった。旧家の娘でありながら、肌をやいてしまうほど奔放に遊んでいたのはそのせいもあった。
そんな頃、家同士の付き合いだったか、なんだったかであったのが二人であった。同年代の子が珍しくて接しかたがわからなくて]
ねぇ、精霊師なんでしょ。勝負しよ。アタシがかったら今日からアタシの子分だからね!
[今思えば赤面もののことをいっていたものだけど、なんのことはない。
アタシは一緒に喋れて、一緒に遊んで、同じような立場でいられる人がほしかったのだ。
その後...は激情を徐々に飼いならしていくのであった*]
『キュー!!』
[ すぐさま、後を追って飛んだ光竜がディークを拾い上げるだろうと、誰もが信じたに違いない、しかし ]
な...うわあああ!!
― 蛟 甲板 ―
[そんな彼女の現在は]
う、はふはふ、…んぐっ…流石ね〜
[巨大烏賊を竜の一撃。そしてその体に乗り込む胆力と敵を裂く技量をみて感心をしていた。
甲板にいたエビを倒したということで、フライングに焼き海老食いながら]
/*
>>266
俺の友達がこんなに可愛い。
やばいちっちゃいウル可愛いな可愛いな。
きっと最初の勝負で負けた方が三回勝負で多く勝った方!とか言い出して勝ったり負けたり繰り返したんだぜ。
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
んー……そか、森とかもありそうなんだ。
修復資材も、手に入れやすいかな?
森があるって事は、水もなんとかなりそうだしなぁ。
[精霊術も用いて齎される情報をまとめる口調は、どこか軽い]
シュタイフェ・ブリーゼより、八幡へー。
前方に島影発見、見た感じ、森とかある様子。
潮流も落ち着いてるみたいだし、上陸は難しくなさそうだよ。
[声に安堵を交えつつ、島の情報を伝えて]
……これで少しは、落ち着けそう、かな?
[なんて呟くものの、それが希望的観測と知るのは、そう遠くなかった]
― 少し前・上空 ―
[おそらく常よりは速度遅く、やや低空を飛ぶ中、
>>241陽光が視界に入ると男は薄く笑んだ。]
ディークか、そちらもご苦労だ。
否、八幡の援護や、お主の護りあってこそ。
[>>241男はまだ若い騎竜師の、掛け値のない賞賛には、
謙遜でもなく事実を告げゆるりと首を振る。]
手本になるには、共に無傷であれば良かったのだが…
この通りだ。某らもまだまだ。
[そう鳴丸を案じる声には、男は苦笑する。]
若が引かなかった事には肝を冷やしたが、
そのおかげで鳴丸も大事なく済んだのは幸いだったな。
すまぬ。
[>>242周囲の警戒を買って出るディークに短い礼を言うと、
鳴丸を気遣うように二龍は暫く並走し、
先んじて八幡へと降りると、精霊師を呼んだ。]
某は大事ない。
鳴丸の治療を頼む。
― 回想/「シュタイフェ・ブリーゼ」船上 ―
[ 大海老を海に沈めた直後、その傍でへたばっている様子のリュカに視線を向ける ]
大丈夫かー?
[ 彼女が話しかけてくると破顔して>>261 ]
まあ、あれが俺の役目だからな。
[ ゲルトに対してとは違い、こちらは普段の口調でそう返した ]
ああ、鬣、撫でてやると喜ぶぜ。こいつ女の子好きだから。
[ 触っていいかという問いにそう軽口をきけば、『キュィ!』とヤクモからは抗議の鳴き声があがった ]
─ 蛟 統制室 ─
…あれをこれだけの時間で仕留めたのか。
さすが渦雷の騎竜師殿に鳴丸だな。
[説教受けていたせいでその戦いを全て見るは叶わなかったが、然程の時もかけずあの巨体を沈められたのは力と経験両方を備えているからこそだろう。
八幡よりも距離を開けていたせいもあり、鳴丸が羽に一撃を受けたまでは蛟からでは確認できなかった。
だからこそ、気を引き締めるべきと解ってはいても楽観の空気が微か艦内に漂い始め。
他艦からの通信か見張り台からの報告か、陸地が見えたとの報が入ると、それはより強くなった。
ディークとヤクモが消失した>>269との連絡が入ることでその空気は掻き消えることになるのだが*]
― 回想/「シュタイフェ・ブリーゼ」船上 ―
ああ、またな!
[ 飛び立つ際にも、リュカの言葉に>>263そう返し ]
それと、俺はディークだ、そう呼べばいい!
[ 最後に言い残して、飛び去った** ]
― 八幡 甲板 ―
[甲板へと降り立った男は、カナンへは目礼するに留め、
先ず負傷した鳴丸を第一にと取った。
鳴丸の治療を精霊師に託し終え龍社へと連れた後。]
引かぬは助かり申したが、
いささか肝を冷やしましたぞ。
[>>243男はそう仕える人へ言う。
助けられたのもあり、説教に入る心算は無かったが、
どちらにせよ、言葉は帰還すると申し出に降りた
ディークの登場により一時閉じられる。
島の話はそこではじめて耳に入れた。]
此方の分の護りも引き受けてもらい助かった。
蛟の艦長…ガートルードであったか、
其方にも礼を頼む。
[騎竜師の手を此方に回してくれたことに対して、
男はそうディークに言付けたが、
それが果たされる事は無かった。]
な… 紅輝の!?
[後を追い縁へとたどり着き、その瞬間を目撃した。
人が消えるという自体にもまた、男は目を丸くするに他なかった*]
― シュタイフェ・ブリーゼ 甲板 ―
……あれ?
[陸地発見の報を伝えた後。
不意に、感じたのは、何かが揺れるような、揺らぐような感触]
……呼んでる?
[理由はないが、何故かそんな気がした。
何が何を呼んでいるのかは、わからないのだが。
ただ、もう一つ見えている景色の、上の方が不自然に揺れたような気がして]
シュタイフェ・ブリーゼより、各艦へ!
今、誰か海に落ちたりしたっ!?
[とっさ、投げかけたのは、こんな問いかけだった]
[その後は、八幡へ定期連絡をして、補助できることがあれば、と思ったが。]
……出る幕、なかったですね。
[こて、と首を傾げた。]
危機は去ったのかな。よかった…沈むようなことなくて…
[海怖い病は戦いが終われば再発してしまうもの。陰鬱な気持ちになりながらもエビをくってでた元気で、巨大海老を調理するために片付けの手伝いをしようとする。
ディークやヤクモも直帰ってくるだろう。その時はそんなことをおもいつつ、気が抜けたら途中で足が竦んで、役に立たなくなる残念っぷりを披露していた]
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