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次の日の朝、語り手 が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、風の紡ぎ 、閃影の騎竜師 レト、鋼鍛侯嫡子 ファミル、籠鳥 マリエッタ、白の剣士 ジークムント、精霊師 リーゼロッテ、風刃の騎竜師 コンラート、玄海の精霊師 シュテルン、暁紅の騎竜師 ラートリー、異国の兵 ロー・シェン、竜人の末裔 アリーセ、風浪の精霊師 ウェルシュ、細氷の騎竜師 キアラの13名。
それと、嫌なことならば意地でもしねーから気にするな。略奪ぐらいならばやってもいいがな。
[最後は冗談とも本気ともつかないことをいうと]
俺は徒でも十分戦えるという自負がある。今必要なのは速さならば、竜のほうが有効だ…というのはわかっている。気乗りしなかったのは俺の個人的な感情の問題だが尊厳を損なうほどのものではない。ってことで空の旅にいってみるか。
[ラートリーの考えを聞き、できるだけ彼女が考えやすいように言葉を並べながら、同乗すると口にした]
/*
デフォがコンラート……あれか、ランダム神も爆発が望みか
でも爆発が早いとアリーセの反応いかんで僕のSAN値が直葬する
でもって Σ また霧かっ
/*
霧の中で軍戦とかになるのか!噴く!あまりしたくねー気候だ!霧で規模の大きめな戦いってどんなんあったっけか。奇襲だとかかもしれないが、今この時点から奇襲する場所される場所つくるのはさすがに辛いぜ
― ミリカ村への途上 ―
[問いに答えるシュテルン>>1:305をじっと見詰める。
知っている者が居る。
それを確かめたい気持ちは分からないでもない、が]
……村までは移動しろ。
進めばあちらの探知に我々はかかるだろう。
そうすれば追って来る可能性がある。
その後、村の入口ででも待ち伏せれば良い。
[そこまで行けば私達もシュテルンの様子を窺うことも出来る。
この霧の中、シュテルン1人置いていくのは得策ではないのだ]
―クレイエラの森・ミリカ村よりちょっと北―
コンラートなら大丈夫だ。
[そう信を置いた言葉の後に]
ネージュと共に戦う姿はみたことないけどね。
[その絆の様子を見れば、わかるとでも言いたげだった]
―クレイエラの森・ミリカ村よりちょっと北―
コンラートなら大丈夫だ。
[そう信を置いた言葉の後に]
まぁ、戦う姿を多くみたわけではないけどもね
[その絆の様子を見れば、わかるとでも言いたげだった]
/*
爆発の意味が混在している……
爆発しろ、って言ってる時は説明不要だけど
「爆発」単独で使ってる時は……爆発=落ち、で使ってる場合あります、はい
[続いたマリエッタの地上の戦力>>1:293との言葉に]
君は今誰の隣にいる?マリエッタ。
他ならないこのボクがいるじゃないか。
[任せたまえと言いたげに自分の胸をとんと叩くしぐさと不敵な笑み。
それに反するようにじゃらじゃらと鎖が、その束縛を主張するように音を鳴らしていた]
/*
>>1:310
……ですよねーぇ……(遠い目
……うん そもそもね 異国出身の気骨あるばあさまに育てられたらとりって 基本的に 人を使わない気がするんだ。
貴族は人使ってなんぼ、とは言え、「金撒くのが仕事なら適度に人を雇っておけばいい、でも自分だって動かないと根腐れるわ!(゚Д゚)クワッ!!」……とかそんな感じのばあさま想定して動かしてたんだ よ なぁ。
…………どの路線に持ってくか だよ なぁ。
[先の鉄砲玉以降の通信には、割り込めば余計なことを言う自信しかなかったから黙っていた。
詰所を出た前か後か、入った通信>>1:=10を聞くとキアラの返答にあわせて、もしくは先に口を開いて]
こちらリーゼロッテ。
今丁度キアラと一緒だから、このままミリカまでの道案内で同行するわ。
何かあれば適宜連絡よろしく。
[この辺りの地理には明るくないキアラを一人先行させるのは悪手だと思い、キアラに承諾を得る前に宣言しtた]
[ ファミルの問い>>1:298にシュテルンの答えが返るまで>>1:305ジト目で睨んでいたが、その理由を聞くと、彼は溜め息を落とす ]
知り合い、か。精霊師同士ならそういうこともあるか。
[ そして返されたファミルの言葉>>2に、肩をすくめた ]
正論だな。来いよ。なるべくいいタイミングで追いつかれるように走ってやる。
[ かなり無茶な事を請け負うと、シュテルンに向かって手を伸ばした ]
─ 朝・コリルス上空 ─
[男の子でも乗せてよと、トルメンタと一瞬のにらめっこ。そんなことで時間は使えないので、その話はまた今度となったけれど。
リーゼロッテが笑顔でお礼を言ってくれたので、トルメンタの機嫌は格段に良くなった。乗りやすいようにといつも以上に伏せて体を傾けたりしてくれる。>>1:303]
師匠は前にも乗せてくれたけど、そうだね。
大丈夫なら後ろでお願い。
[そして空へと飛び立って。
偵察のつもりだったので最初はあまり高度を上げないようにしながら、薄霧の中を抜けてゆく**]
よぅ、ウェルシュ
[軽く手をあげて挨拶>>0:299をして、ラートリーの問いに答えるのを聞く]
確かにエリザを乗せるのは無茶だし放っておくのも可哀想だからな。だが無茶はすんなよ。
[握りこぶしをつくる仕草に微苦笑しつつどれぐらいはやいのだろうと内心では思っていた]
/*
キアラも大変そうだし今回は俺はバトルなしかな。
戦力的にローと俺が出てしまうのはバランス悪い気もするし。
二人とも落ちたらラートリーの胃痛マッハだろうなぁ…。
戦力っていうか精神力が強そうな二人だからな、俺とローって。
行くかい?それとも待つかい?
マリエッタの意思を尊重しよう。
[えらそうな様子だったが、ようは好きにしてほしいと]
ああ、それと長時間の術も負担となるだろう?
いざという時に動けなくても話しにならない。、
程ほどにしておくといい。
[一応は気遣っているようだ]
― クレイエラの森・上空 ―
……っと!
[再度、生み出された風の流れ>>1:304。
それが行く手を阻むのに対し、こちらが取るのは上昇。
声に出しての指示も、手綱を動かす様子も全くない、文字通り流れるが如きの自然な動きは、ある意味では異質とも見えるもの]
は……そこはお互い様ってな。
[名乗りに続いた言葉には、軽く返し。
続いた問いかけ>>1:307に、淡い紅が瞬く。
同時、褐色の紫紺が同じ動きをした事に、対する彼らは気づいたか]
……コイン?
[はきとそれを見た記憶はあったか、どうか。
記憶を辿りつつ、淡い紅は、探るような色を宿して対する者を見る]
……仮に、知ってたとしてさ。
素直に答える義理って、あんの?
[しばしの思案の後、返したのはこんな言葉。
こちらとしても、ひきつけるのが目的なのは変わらない。
だからこそ、この場で選ぶのは、はぐらかし]
/*
うん、この状態から軍戦までいけるのかな。周囲にかける負担がきになってちょっときょどってる、おちつけーおちつけー
[コインに対して見覚えがあるのかないのか、相手の様子からは分からない。
落とさない用に服の中へと仕舞い。]
いや、義理はねぇけどさ。一応聞いておきたかっただけ。
で、あんたが答えてくれねぇなら俺はもう用事ないんだよね。
だからさ、
さっさと引いてくんないかな。
[笑顔で告げると風が膨らみ暴風へと変化して、風の中心で笑う。
槍を構え相手へと向けて飛ばすのは殺意。]
俺もあんたも偵察だ、そうだろ?
無駄な殺しはしたくねぇんだよな、俺は平和主義者だからな。
[絶対にここを通さない、アリーセとマリエッタを危険に晒す気はない。
人を傷つける事に躊躇いがないわけではないが。
護ると約束した少女がいる、僅かな躊躇いなど捨てる覚悟はとうの昔に出来ていた。]
─ コリルス上空 ─
[キアラと共にトルメンタに乗せてもらい>>6、詰所を発ってすぐか、暫くしてか。
通信越しに届いた通達が、状況を微か変化させた]
キアラ、ミリカ村のある方角解る?
暫くはこのまま真っ直ぐ飛んでけばいいんだけど。
森が見えるまでは結構かかるから、トルメンタが疲れないように気をつけてね。
[通信内容を考えると、戦う可能性も加味しておくべきだろうと声をかけて。
キアラが通信や自分の声かけにどのような反応を返したかによって、言葉は更に続いただろう。]
― 朝:クラタエグス砦・城門 ―
…………。
……残念ながら、下には帷子を着込んでいる。
[>>1:306嫌いもなにも、経験が無いが故の溜息を。
不穏な言葉にも生真面目に応えてしまうのは、性か。
だが。>>1:310言葉が続けば、更に溜息は深く。]
……ああ、判っている。
[恐らくそれこそが、自分に欠けている“経験”の一つ。
……もう、空だけ飛べればそれで良い等と言えた時期は、遠い過去に去ろうとしているのに。]
……いや、ありがとう。
私も、そこまで聴く事ができれば。判別は付く。
[>>0>>7口にした言葉に、一つ頷いて。
視線を向けた先は、その隣。ウェルシュの方へ。]
……だよな。
なら……よし。
[>>1:299気合いのポーズに、一つ頷いて。]
― ミリカ村への途上 ―
待ち伏せか……見張りとほっとんど変わんないじゃん……。
[ファミル>>2の言葉に異を唱えかける少年の視界に、霧が映る。
進むにはおぼつかない、白の世界を形作るもの。
自分は天候が崩れるのを読めていた。
そうやって、天候を読む術を身につけたのは何のためだ?
――迷わないためだ、行き先に]
……先行している部隊は、騎竜師・精霊師・竜人の編成だ。
このまま村へ着けば問題はないが。もし対空で接敵した場合。アリーセは問題無かろうが、騎竜師……コンラートはマリエッタを乗せている。
術の威力は折り紙つき、精度も上々だが……回避に難がある。特に、地上からの飛び道具が怖い。
……ウェルシュが独りになるが。コンラートが地上に下りられない場合も考えて、極力早くローは連れていきたい。
ウェルシュ。もし敵の気配を探れるようなら、地上から随時位置の報告が欲しいが……くれぐれも無茶はせずに、な。もしどうにもできない規模の隊と遭遇したら、必ず通信具で呼んでくれ。
……行けそうか?
[それだけ伝えれば、ローを竜へと促して。エリザと目が合えば、一つ、真顔で頷いた*]
[このまま一人で追いかければ道に迷う、そんな気がしたから]
わかった。……先に、村の方へ。
[ファミルへとうなずき、ジークムント>>5が差し出した手へと少年も手を伸ばす。
しっかりと握ればふっ、と笑み、]
頼りにしてるからな?
リーゼロッテも来るのか?
気をつけて来いよ?村まで着かなくても、こっちの帰りに合流出来りゃいいんだからな。
[ リーゼロッテからの通信>>=0が届くと、気遣う様子で一言送る。狙いが退路の確保である以上、彼女達が無理に危険に飛び込んでくる必要はない ]
/*
ところで。
碧海でこわいひがあったから、その予防の意味合いもこめて、投票集計確認できるようにしといたんだが。
なにこれこのでふぉこわいwwww
/*
殺意……(ギリギリギリギリ >>14
おっかしいなあ一回目のルアル飛翔で遭遇できると思ったんだけど……話を進めるべく問答無用で
俺を誰だと思ってんだ、お前?
[ シュテルンの笑みに>>20にやりと応じて、彼は馬上に相手を引き上げた ]
しっかり、掴まってろよ!
[ はっ!というかけ声とともに、馬の腹を蹴ると、黒馬はここまでの道程とはかけ離れた速度で走り出す ]
[ 出来うる限り速く…しかし、後に続くはずのファミルの馬が追いつけない程には決して先行しないように、細心の注意を払って、ミリカ村への道を急いだ ]
― →ミリカ村 ―
そう思うなら村の奥で休んでいても良いのだぞ。
[見張りと変わらないと言うシュテルン>>18に淡々と返す。
実際休息は必要なのだから、休んでいたって問題は無い。
そのせいで目的の人物と擦れ違うことになっても、私は知らないが]
よし、ならば行こう。
[承諾を口にする>>20のを見れば、馬首を村へと向け、シュテルンが馬に乗るのを待ってから愛馬の腹を蹴る。
進路としてはここを真っ直ぐ進めば村に辿りつくはず。
進むことを選択したため、程なくあちらの探知に私達の存在が捉えられることだろう]
― 朝:クラタエグス砦・城門 ―
それは残念だ。まったく。
[惜しそうに息をつくが、相変わらずの溜息をするのをみて頭をがしりと掻く]
なーんか勘違いしてるようだが……
[浮かんだ言葉はあるが、一度区切る。今はそれよりも指示>>19を聞く]
任せとけ。そこまで連れてってくれるのは頼むぞ。ラートリー。それに、ウシャス。ウェルシュ、そっちもがんばれよ。
[力強く頷いて答え、そして促されるままに竜へと同乗した]
/*
デフォ投票先がレトなわけですがww
ちなみに、バトルは俺が落ちるに100ローゼンw
なにげに、ここで勝ったのって、某執事だけなのよw
[大人しく引いてくれるとは思っていなかったが。
正直面倒である。]
…面倒くせぇなぁ。
[通信具を手に取り。]
なーアリーセ、ちと飛んで来れねぇ?
[通信で呼びかける。
彼女自身は通信具を持っていないが、近くにマリエッタがいるのなら伝えてくれるだろう。]
あ、実際に来なくてもいいけどな。
ちとハッタリきかしたいだけだし、マリーの事も放っておけないしな。
[レトには聞こえないようにこちらは小声で続けた。
来るかどうかはアリーセの判断に任せるつもりで。]
[通信機に声が入る頃には、既に足は動いている。
微かに乱れた呼吸がそれを示すだろう]
すみません、敵の動きが……。
恐らく、馬を使ってます!
行き先は、村の方角かと……。
[村の正確な位置を知る訳ではないが、真っ直ぐ向かう目標と言えばそれだろうと]
キアラ、リーゼロッテ。
こちらはミリカ村に一度入ることにした。
現在、敵偵察隊と思しき者達の存在を確認している。
レトが撹乱のために空に居る。
そちらが森に着く頃にはレトも撹乱から離脱しているかも知れないが…相手方がそのまま引くかは分からない。
十分注意してくれ。
それと、こちらが村を出るまでは森か、森の外で待機していてくれ。
敵の増援が無いかの警戒をして欲しい。
よろしく頼む。
[キアラ達が出発してしばらく後、彼女らに対して通信を飛ばし指示を伝える。
退路確保のため、キアラ達には村の外で待機してもらうことにした]
見張りと変わらないからいっそのことこっちから打って出て……、まあいいや。
[ファミルに言い返しつつ、ジークムントに引き上げられ馬上の人に]
…わあっ!
[ここまでの道程とは比べ物にならない速さに短く声をあげながら。
――漣は、ミリカ村へと近付いていく]
― 朝:クラタエグス砦・城門 ―
…………?
[>>25また、何か間違えたのだろうか?
がしりと頭を掻く手に、一瞬視線は表情を伺いかけて。
……しかし、頷いた。]
……ああ。危ない時は、ローを振り落してでも引き返すからな。心配は無用だ。
[3人乗れるよう整えておいた鞍を入れ替えて、促せば。]
基本、鞍を掴んでいれば問題は無いが……まあ、不安ならどこでも、安定しそうだと思った所を掴んでおけ。
[私含めてな。と、付け加え。ウェルシュの様子を伺いつつも、空へと羽ばたいた*]
大丈夫ですよ、無茶はしないです!
[地上から行くより上空からの方が早いのが自明の理だが。
ローからの忠告>>7に、こくこくと頷いた。]
……はいっ。
[ラートリーからの頼み>>19を断る理由は少女にはなく。
快諾の応えを返した。**]
[入れ違うように届いた通信で、はっと立ち止まった]
……アリーセ、コンラートが呼んでます。
[自分の今の行動が、彼女の目にどう映ったか。
不安はあるが、通信を無視は出来ない]
……実際に来なくてもいいと、コンラートは言っています。
わたくしの事には構わず。
一人で敵陣に飛び込むことはしませんから。
[と、こちらもアリーセの判断に委ねるつもりで]
[キアラとの会話が一段落つくと、周囲の警戒に意識を向ける。
先行の偵察隊が察知している以外の異変があるかもしれないから]
...Connect. (繋げ)
[例え限り無く無風であっても、少しの風があれば精霊は其処に在る。
意識を繋ぎ、感知のみに神経を集中させて探索の範囲を広げた**]
[ジーク殿が駆る黒馬の速度>>22は今までの比ではない。
けれど私とて馬の扱いは慣れている。
霧の中、黒い影となっている黒馬を追い、愛馬は一陣の風となり森の中を駆けた。
風を受けてフードが僅かに後ろへとズレる。
それを戻す手間を惜しみながら、ミリカ村へと駆けて行った]
[キアラとの会話が一段落つくと、周囲の警戒に意識を向ける。
先行の偵察隊が察知している以外の異変があるかもしれないから]
...Connect. (繋げ)
[例え限り無く無風であっても、少しの風があれば精霊は其処に在る。
意識を繋ぎ、感知のみに神経を集中させて探索の範囲を広げた**]
―クレイエラの森・ミリカ村よりちょっと北―
それじゃあとりあえずはまとうか。
いくかどうか…、こればかりは向こうの意思によるから、どうともならいね
[相手の出方次第では動くこともあるだろうか]
ボクもマリエッタのことも頼りにしているからね。
[それは先ほどの言葉>>9に返す言葉にもなるだろうか]
[術を行使する前。
ジークムント>>=1の通信を受けて]
えぇ、丁度キアラと出てた所だったから。
キアラまだこの辺りに詳しくないし、道案内はいた方が良いでしょ。
そっちも気をつけてよね。
霧も濃くなってきてることだし、用心に越したことないわ。
[うかがうような視線>>31を受けながらも今は気づかない振りをする。
それは主に俺が大丈夫じゃないような。とあったが、余計なことは口を挟まずに、どうしていればいいかを聞いて]
……わかった。とりあえず鞍にでもしがみつかせてもらって、きつかったらいう。
[不穏なことをいいながらも積極的に触れたいとは思わないがどうなることか。空の旅は興奮などというよりも、戸惑いなどが多めであったとか*]
[こちらの通信への返事にミリカ村へと向かう気配があるとの言葉があり。]
…そっか、でも大丈夫。
義父さんも村の皆も俺が海精軍に参加してるのは知ってるから。
[はっきりとした口調で言うのは、勿論対峙しているレトへと聞かせる為だ。
実際のところ自分が海精側についているからとはいえ、ミリカ村としてどう動くかは分からない。
けれどそれなりの牽制にはなるだろうと踏んでの事だ。]
落ち着てマリー。
急ぐ必要はないから、あっちもそんな大人数じゃねぇだろうし。
ミリカ村に向かうんだったら俺の名前出していいから。
多分保護してくれるから、大丈夫。
[出来るだけ柔らかい声音で告げる。]
―クレイエラの森・ミリカ村よりちょっと北―
ふむ、おでましか。
[マリエッタの言葉>>28に周囲への警戒を強めながら、
続いた通信の伝言>>33に]
わかった。
それじゃああちらは村は一旦マリエッタに頼むよ。
コンラートをつれてすぐにボクも戻るから
[そうマリエッタに伝えてから]
ちょっと通信機借りるよ。
[続いて、ファミルからの通信>>=2も受けて]
了解。
森まで着いたらまた連絡するわ。
探索範囲も広げてみる。
そっちも人数少ないんだから、無茶はしないでね。
[伝えられた情報を頭に入れながら指示に応えた**]
[マリエッタの通信機を借りて]
コンラート、今からそっちにいく。
そしてすぐにマリエッタと合流して…、村に行く方向でいこう。
[やがて、二頭の馬はミリカ村の入り口へと到達する]
ここで、待つか?
[ 彼は後ろに乗せたシュテルンに問いかける。精霊を感知する力は無かったから、相手の術師が、どの程度離れているのかは判らなかった ]
それじゃあすぐに戻る。
あまり無理はするんじゃないよ、マリエッタも。
[そう告げて翼を広げると、重くのしかかるものを振り払うように空へと]
……今、やりあってる騎竜師……風刃のコンラート、とか言ったかな。
[思案しつつ、一応知らせておくべきか、とファミルたちに向けて通信を飛ばす]
とにかくそいつ、ミリカ村の出身っぽい。
……面倒の種になっかもしんないから、気をつけて。
― 夕方:移動中 ―
……霧が酷いな。
退路だけでも確保できれば、上々なんだが。
[結局、>>37ローを乗せ下のウェルシュの様子を伺いつつ。
愛竜に乗り霧の出始めた空を向かう途中、>>1:226通信が入り。]
……コンラートか?
[声の主に一瞬だけ眉を顰め。その内容に、耳を傾けた。]
― 夕方:通信 ―
……だろうな、この霧だ。
[>>1:~13内容は、やはり。霧と気配に紛れた報告で。
マリエッタの援護があるのなら、ある程度は持ちこたえるだろうが……。]
風竜ならばウシャスよりは露払いが……いや、そうもいかないのか?
状況は把握した。アリーセも同道しているな? ……って、おい……コンラート?
[報告が無い事から、そう受け取ったが。通信は、呆気なく切れて。]
――――……交戦区域か、参ったな。
いや、まあ。
竜に同行するような腕の精霊師だ。マリエッタの術の圏内ならば、そうなるのも無理はないが。
[次の通信がもし聞こえれば、溜息を一つ。
2人にも、同じ聲は聴こえただろうか?]
いざとなれば、退路を拓ければいいのだが……。
[そもそもこの霧では、三人を探すのも難しいだろうか?
数瞬考えて。再度、通信具を取る。]
― 夕方:通信 ―
……こちらも今、森へ向かう道を辿っている途中だ。
空から私とローが。ウェルシュとエリザが陸路から追っている。
霧が酷いな……ミリカ村までの道を辿りながら、道中もし合流ができれば……と言った所だが。全員くれぐれも、無理はするなよ。
ウェルシュ、目標はミリカ村だ。
もし道中地上で何か見つけたら、その時はまた連絡をくれ。
[それだけ伝えれば、再度通信具を置いて*]
[通信具を外し、進路を維持する。
周囲は霧。目標地点と定めたミリカ村の方角を確かめるが、少し先も白に覆われて。]
……村まで向かう道の何処かに居ればいいんだが……。
ロー、落ちるなよ。視界が悪い、飛行が荒くなるかもしれない。予告はしておく。
[そう巧く合流はできまい、とは思うが。
そのまま、森を目指す緋色は*空を駆ける*]
[合間、上空のレトから届いた通信に、彼は、ちっ、と舌打ちを漏らした]
ミリカ村出身の騎竜師だと?また面倒くせえ野郎が…
[ 下手につつけば村人の反感を買いかねない ]
― ミリカ村 ―
[馬を駆りながら増援として呼んだキアラ達に通信を放って。
白く深い霧の中、黒馬と月毛馬はミリカ村へと辿り着く。
村の入口まで来て愛馬の足を止めると、後ろへとズレていたフードを目深に被り直した]
長閑な村だな。
[コリルスのような賑わいが無いその場所を、フードの奥から見遣る。
霧に覆われているため離れているところは良く見えないが、いくつか家が立ち並ぶ影は垣間見えた]
少し、村を見て回る。
[当初の目的であるミリカ村の状態を探るべく、私は馬から下りて適当な場所に手綱を結わえた。
ジーク殿達に一言告げた後、村の中へと入って行く]
[相手の態度(>>39)から引く気配は感じられない。
本当に面倒だ、さっさと引けばいいのに。
通信でアリーセが来るとの返事も来る。
実際は来なくてもいいとは伝えてはいたのだが、彼女の性格を考えれば来てもおかしくはなかった。]
しゃーねぇな。
[ゴォ、と風が鳴る。]
引けって言ったよな、あんた自分の腕に自信あんだろうけどさぁ。
ちっとばかりナメすぎじゃね?
[低く喉を震わせて笑えば、風が膨らんで質量を増し。]
[急激に気圧が下がり風は暴風となり白き竜を取り巻いている。]
さて、もう一回言うぞ。
さっさと引け、それとも俺とやり合うか?
[暴風の中心で槍を構え男へと問いかけた。
この暴風は離れた位置からも感じられるだろう。]
村に着いた。
お前も適当に引き上げて来い。
[ レトに向けて通信を飛ばす ]
シュテルンが、向こうの精霊術師に覚えがあるらしい。交渉の種になりゃいいが、逆になるかもしれねえ。
昨日、言った事覚えてるな?
[ いざとなったら、何を最優先にするべきか、忘れてくれるな、と言外に伝えた ]
― 夕方:移動中 ―
[最初は緊張していたが、どうにか落ちずに運ばれるのにもなれれば体の力も向けて、ゆっくりとコツをつかんでいっていたころ報告>>43>>44が続く]
こんな霧の状態でよくもまあやるもんだ。少数だから可能だったんだろうが敵にもあいつらにも感心するな。
[危機感よりも先に呆れを抱きながらも今この場でできることなど自分にはないとむしろ休むぐらいの心持ちでいながら、こうなると途端にきびきびラートリーの言葉を聞いていて]
交戦中ならば、逃げれるかどうかはともかくある程度居場所は音でわかるだろうが…ああ、わかっ…って!
[宣言>>46通り荒くなった飛行に口をつぐむ、通信機を取り出す器用さもなく。鞍を持つ手に不安を覚え逡巡した後、ラートリーの肩に手をおかせてもらった]
― ミリカ村/入り口 ―
……ここでいいよ。
[ゆっくりとではあるが自力で馬から降り、
目で、先に村へ入るようにと促す>>41]
誰も来なければさっさと村の中まで入る。
そうすればレトが引く条件も整うだろ。
―クレイエラの森・上空―
[宝石のあわい光は力を増していきながら、空へと飛び立ち]
どうせこちらのこともばれているのだしね。
[霧の深い中探すよりはその方が早いだろうと。
一度大きく息を吸い込むと]
[次第に、荒い飛行にも慣れてきたところで、肩から手を離し]
む……すまん。
[妙な居心地の悪さと申し訳なさを覚えながらの謝罪を口にした]
がおーーー
[竜の咆哮と同じそれを響かせる。
それほど周囲に大きく響くものではないが、近くの竜であればそれを感知できることだろう。
もちろんそれはネージュだけに限らないということにもなるが]
― ミリカ村 ―
うおい、あんま、一人でうろうろすんなよ!
[ それが目的とはいえ、さっさと村に入っていくファミルを見ると、男は慌てて、自分も馬を降りる ]
判った。けど、なんかあったら、呼べよ?いいな?
[ 結局、ここで待つというシュテルン>>54だけをその場に残して、濃い霧の中を見失う前にと、ファミルの後を追った ]
ミリカ村出身の騎竜師か…。
私達はここを占拠しに来たわけじゃないんだがな。
[通信機に溜息が零れ落ちる。
レトがミリカ村の方に引けば、相対している騎竜師も追い縋って来そうだと思うと、どうするか思案の間が空いた]
[通信機からの声に小さな溜息を零しつつ、村の中を見て回る。
ミリカ村出身の者達を思えば、ここを使っての作戦は気が引けるところだ。
今も安全地帯代わりにしているのは、村の者達にとっては迷惑この上ないことだろうが。
互いの拠点を結んだ中間にある中立地帯。
使いようがあるようでその実、使い難い場所だった]
おっと、あちらのようだ。
[直後に風の流れが強くなるのが>>51ここからでも感じ取ることができ、風をより強く感じるほうへと飛んでいく。
コンラートのもとにはそれからさほどかからずにたどり着けるだろうか]
― ミリカ村・入り口 ―
入り口で止まっていますわ……。
何かあったのかしら。
[霧があっては確かめられず、一歩、一歩と近付いていく。
緊張のため無意識に、両手は剣の柄を探っていた]
[そして、霧の向こうに村の入り口が、姿を現す――]
近所で喧嘩してりゃ、どっちにしても迷惑だろうぜ。
[ ファミルの嘆息に返したのは、身も蓋も無い言い方で ]
けどまあ…殴り合わなきゃ判んねえことってのもあんのかもだけどよ。
……もう一体?
いや……違う?
[零れ落ちるのは、小さな呟き。
いずれにせよ、こちらに近づく気配は感じている。
影伝いに影竜に伝わる情報は、そのまま少年の感覚へと直に流れ込む。
外的攻撃手段を多く持たない影竜の特性の一つ、騎竜師との同調強化。
他属性の竜には殆ど見られないその特性は、少年の無茶行動の基盤の一つでもあるのは、余談]
― 回想(少し前?)空中:ウシャスの上 ―
[南下をしながらも無言の中、ラートリーの背をみて口を開く]
楽しまなきゃ損だぜ…っと、戦争楽しめとか不謹慎なこといってんじゃねぇ。今回の戦争に参加したのだってただ目的を達するための過程であって、他の奴らもラートリーも何らかの理由があるんだろ?
理由なんて平和でもなんでもいいさ。それが終わった後得たもので何がしたいのか、そのあたりを楽しむ気持ちを忘れたら駄目だぜ。
…どういう理由でここにいるのかまではしらねーから無責任な言い分かもしれねーけどな。ぁー、俺は終わったらどうすっかなー。
[昔>>0:468死ぬことなど考えないといった男にとって当たり前のことを口にしながら、しばし戦争の後のことを考えていたとか**]
― ミリカ村 ―
[村の中へと進むと、ジーク殿>>58が慌てて後を追ってきた。
その声に一度足を止めて、彼が追いつくのを待つ]
…この村の出身者で、参戦している者は全体でどのくらい居るのだろうな。
[先程、通信機から伝わった話を口にする。
故郷を戦火に巻き込みたくは無い。
そう思う者も多いはずだ。
私とて、領地に戦火を持ち込まないためにこうして参戦している。
他の者の故郷を巻き込んでの参戦だったが]
それには同意するよ。
[それ、とはジークムントが言ったこと。>>=9
声は、何とはなしに笑うような響きを含む]
話し合いとかお金を積むとか、
思い切って遠くへ行くだけじゃ妥協できないからこんなことになってるんだよ……。
本気なぁ…?
[自分から見れば相手はひたすら受身の姿勢にしか見えず。
おそらくは時間稼ぎなのだろうが、やるならやる、やらないなら引けと言いたい。
基本的に風の竜と相性のいいだけあって、性格も風のように軽く自由を好む。
故にこういったやり取りは嫌いではないが、そろそろぶった切っていいかなぁ、といった気分ではあった。
そんな事を考えていたら竜の咆哮が聞こえる(>>57)
ネージュが敏感に反応し、それがアリーセの者だと教えてくれた。]
アリーセここだ! 面倒くせぇからとっととコイツやって戻るぞ!!
[アリーセは程近い距離におり、声は届くだろうし即座に自分の元へと来られるだろう。
アリーセが来れば即座に攻撃を仕掛けるつもりで槍を突き出し。
背中を護ってくれる存在に高揚を感じた。]
それは、道理だな。
[ジーク殿が紡いだ二つの事柄>>=9。
その両方に対して肯定を紡ぐ]
クラタエグス砦まで戦線を押し上げることが出来れば、コリルスもこの村も、必要以上に戦火に晒されずに済むと考えていたのだがな。
思うようには行かないものだ。
― ミリカ村 ―
さあ、何人居るかは知らねえが、参戦した連中は連中なりに、故郷を守ろうとしてるんだと思うぜ。
[ ファミルの言葉に応じながら>>67彼は、自嘲めいた笑みを浮かべる。父親に反発し、その結果氷竜軍に身を置いた事で、自分は故郷となるべき場所に弓引いた事になるのだろうと思ったから ]
そうだな、身内が命落としても、妥協できねえって絶望的な石頭も多いからよ。
[ シュテルンの言葉>>=10に対する返答は、彼の中で些か思うところある故に、常に無く硬く冷たい色を帯びる ]
― ミリカ村 ―
そう、だな。
[ジーク殿の返答>>70を、フードの奥から彼を見上げながら耳にする]
……良かったのか?
こちらに、来て。
[今更とも言える問いかけ。
彼の故郷はこちらでは無いことは知っていたから、控えめに窺いながら問いを投げた]
[なんかあったら呼べ、という言葉を心に刻むようにうなずいて、
村の外に意識を向ける。
精霊師の気配はミリカ村へと近付いていく。
霧は深く、相手が姿を現すまでの時間がひどくもどかしい。
――やがて]
/*
まったタイミング外しちゃったよ!
でも今日はそのまま寝よう。
変な言い回しで混乱させてないか、それだけは心配だけど。
―クレイエラの森・ミリカ村よりちょっと北―
<b>わかった!コンラート!<b>
[コンラートの声が聞こえてその空間にもうひとつの翼を持つ姿を表す]
―クレイエラの森・ミリカ村よりちょっと北―
わかった!コンラート!
[コンラートの声が聞こえてその空間にもうひとつの翼を持つ姿を表す]
― ミリカ村 ―
[ ファミルの問い>>71に含まれた意味は、彼にも伝わる ]
俺にもう、故郷は無いからな。
[ 口にした瞬間、過ったのは幼馴染みの少女の姿。もしも、彼に故郷と呼べる場所があるとしたら、あの森がそうなのかもしれない、と「無い」と、断じた今になって、初めて、そう感じた ]
[彼の後ろに控えるようにしてレトの方をみながら、向ける表情は不敵な笑みを浮かべ]
さて、どうする?
[問いかけはどっちに対するものだったか。
おそらくは彼には見慣れているだろう竜の翼と尻尾、そして鱗を持ちながら、
けれども人の形を成す異形。
あわい光を放つ首輪の宝石と、手足をつなぐ枷と鎖もそれに一役かっているだろうか]
[人影>>62が見えたから、姿を確認するより先に声をあげる]
海精軍か?
何をしにここに――、
[言い終えるより先に、名を、呼ばれた>>72]
― ミリカ村 ―
それに…
ナイトはクイーンを守るもんだからよ?
[ 一転して明るい声音で言うと、ひょい、とファミルの方に、小さな木の駒を投げた ]
さっきそこの店でみっけたんだ。
[ それは、ゲームの駒としてではなく、装飾品として造られたのだろうと、一目で分かる精緻な木工細工のチェスの駒。白の
……マリー。
[霧の向こうから姿を現した少女を見て、
何かを躊躇したように、口を開き、閉ざす]
なんだ、そっちもずいぶんとやる気みたいじゃないか。
あっちで暴れてる風みたいに。
[上空、暴風の気配>>51がある方を指差す。
視線は、マリエッタの、剣の柄を握り締めた手に固定されたまま]
あの風、向こうの竜の仕業だろ?
すごそうだなあ。ルアルとどっちが強いんだ。
ルアルはレトの竜のこと。ほら前にちらっと話してた――、
[漣のように流れ出していた言葉は不意に止まる]
/*
我ながら、見事な死にフラグ。
(どーん!)
いやいやいや、別に死亡確定したいとか、思ってるわけでもないんだけどね?
― ミリカ村 ―
……そう、か。
[故郷は無いと断言するジーク殿>>75に返せるのはその言葉だけで。
垣間見える表情から、彼の、父親に対する恨みが私の想像より遥かに大きいのだと感じた。
故郷を捨てる程の怒り。
あの時の私には抱けなかった物だ]
[言葉を紡ぎあぐねていると、ジーク殿から何かが飛んでくる>>78]
わっ 、と。
[慌てて両手でそれを掴むと、掌に載せてマジマジと見詰めた]
── 見事なものだな。
[その精緻な造詣に感嘆の声を零す]
……貴方がナイトなのはイメージに合うが、私をクイーンと呼ぶのは止めてくれないか。
その、どうしても、な。
[バレないように注意を払っている中で言われると心臓に悪い。
彼に他意が、いや、確実に面白がっているのだろうけれど。
単なる呼称として使われ続けると、いつかバレてしまうのではと思い、気が気でない。
手の中にある白い
フードの下から上目遣いでジーク殿に願った]
[時間稼ぎ、というのは間違っていない。
ファミルたちがミリカ村に到着するための時間と、褐色と感覚を同調させるための時間と。
その両方が欲しかったのは事実だから。
面倒、という物言い>>69に、こいつ俺より忍耐ねぇの? なんて失礼な事を考えたのは、ほんの、一瞬の事。
現れた姿>>76に、今は紫紺の瞳が、細められる]
どーするもこーするも……ねぇだろっ!
[異なる姿の到着と共に繰り出された槍。
その一閃はぎりぎりまでひきつけてからの上昇で回避したものの、僅かなタイミングのズレから左の腕を熱が掠めた。
それにも構う事無く上昇した後、呼吸を整え]
人竜一体……閃く影は月の光と共に……!
[響く宣は、竜の耳には同族の咆哮として届くか。
竜人たるアリーセには、人と竜、二つの声が重なって聞こえたかも知れないが。
宣の後、右手の太刀を横方向に流した状態でコンラートへ向けて突っ込む……と見せ掛け]
……らよっと!
[距離が詰まる直前、上に向けての宙返りを決める。
奇抜すぎる動きのフェイントは、多少なりとも隙を作るか。
いずれにしろ、再度の接近からコンラートの腕狙いの一撃を放った後は高速で下へ──森の中へと突っこんでいく]
[撹乱だけに務めて離脱しろ、と散々釘を刺されているし。
現れた異なる姿への警戒心──これは主に、褐色が抱いたものだが──も、ある。
だからこそ、一撃の後は高速離脱に移ったのだが]
……さっきのコイン!
見覚えある、とだけは言っとくぜ!
[離脱の直前、コンラートにこんな言葉を投げかける。
時間稼ぎにでもなればいい、と、そんな思いからの言葉が風刃に何を思わせるかなど知らぬまま。
褐色の影は白の中へと飛び込んだ。**]
― ミリカ村 ―
駄目かあ?似合うと思うけどな。
[ ファミルの様子に>>82クイーンどころか、普段はフロイライン呼ばわりな事が知れれば、ますます困るだろうなと思いながら、彼は笑う ]
こちら、レト!
人なんだか竜なんだかよくわっかねぇのが出てきたし、頃合いだと思うんで、引いた!
[森へと飛び込みつつ、投げるのは大雑把な報告]
すぐに向かうと厄介さが増しそうだから、そっちが村出るのにあわせて合流する!
んでも、なんかあったらすぐに呼んで!
[そう、今は、
3年前、騎竜師の修行の旅に出て街を離れていた友人は、
今や立派な騎竜師になって空にいる――ことを自慢げに話している場合ではない。
確かめたいことがあってこうしているのだから]
せっかくやる気ならさ、見せてくれないかな。
……どんな感じに精霊術を使いこなせてるのか。
口で言うより見た方が早い、ってやつ!
[僅かではあるが、かつてを想起させるはしゃいだ様子を見せながら、
手の中で短剣をくるり、と回した**]
/*
はーなんとか道筋が見えたかなあ
口で聞くよりやりあった方が早い。
自由も、覚悟も、何のために戦場にいるのかも。
― ミリカ村 ―
〜〜〜〜……
似合ったら、ダメだろう。
[笑うジーク殿>>86に、ほんの少し溜息が零れ落ちた。
男として在るのに、そんなことを言われて喜べるはずが無い。
尤も、ジーク殿に見せている反応は兄のものではなかったが]
[シュテルンのことを気にする様子>>87には、つられて村の入口の方へと視線を向けて]
遅いということは……目的の人物が現れた可能性があるのではないか?
[やや首を傾げて、問うような声を紡いだ。
直後、通信機から齎された内容に、私の表情は一変する**]
人だか竜だか分からないもの、だと……!?
[レトの声>>=13に驚いたような声を返して。
絶句するかのような間を開ける]
────ッ
あ、あぁ、分かった。
気をつけろよ。
………レト、それは金の髪をした奴か?
[報告に返した声は、まだ動揺が垣間見えて。
少し躊躇った後、人とも竜ともつかない者についてを彼に問うた**]
[コンラートが槍を繰り出し、それを避ける様子>>83は見たまま]
へぇ……なかなか面白い……
[重なり聞こえるその声は、絆を超えた一種の同化に近いものを感じた]
コンラート!
[距離をつめ、宙返りをする様子にこちらも反応はやや遅れ、
腕を狙うかの一撃に、すぐにフォローに入れるようにと、コンラートへと近寄る。
高速で森へといくその後を追おうとしてから、すぐにとどまり、急激な制御をすると首の宝石の光は強まる]
ちぃ……
[明らかに不機嫌そうな様子をみせながら、追いかけるかどうするか、コンラートのほうを見て伺う。
次の行動に移るのはその後になるだろうか**]
[槍は相手を掠めたとは言え手応えがあるとは言い難く。
上昇して躱した相手へと即座に視線を向け。]
――――…っ、
[力のある言葉(>>84)に身構え。
くるり、と宙返りをする様に一瞬アリーセへと向かうのではと気がそれ。
槍で受けるも、僅かに力が抜けていたせいか痺れるように手が痛み。]
く……、いかせるか……っ!
―――風よ、俺に力を!!
[ただ取り巻いていた暴風が槍へと絡みつき、巨大な刃となってレトへと向かおうとした瞬間。]
[男の放った言葉(>>85)は確かに自分を揺さぶり、足止めの効果があったと言えよう。
霧の中へと溶け込むように消えた相手に眉を潜め。
不機嫌そうなアリーセへと視線を向け、首を横へと振り。]
いや、今はマリーの事が心配だ。
さっき知り合いがどうこうって…。
[逃げた男の事も、コインを持つという相手の事も気になる。
追いかけたい気持ちはあれども深追いするなとラートリーに釘を刺されたのもある。
何より一人で置いてきてしまったマリエッタの様子が心配だ。]
最速で向かおう、乗って。
[アリーセへと手を差し出し、ネージュへ乗るように促す。
風に乗って最速で飛べば先に離脱したレトを追い抜く事も可能かもしれない。]
…来なくていいって言ったけどさ、アリーセの声が聞こえた時。
すっげぇ安心したってか嬉しかった、ありがとな。
[小さく笑みを見せ。
風の力を借りてミリカ村へと向けて疾走した**]
[ミリカ村へと向かいながら器用に通信具を使い。]
マリー大丈夫か?
こっちは逃がしちまった、すまん。
多分そっちへ向かったと思う、俺達もすぐ向かうから。
そんで戦った相手だけどさ、霧のせいではっきり見えなかったけど多分影竜だな。
閃影の騎竜師とか名乗ってたし。
名前はなんだったかな…レナ…、レナートゥス…アイ…フェ?
多分そんな感じの名前だった。
正攻法より絡め手のが得意そうな感じだったし俺ちっとアイツ苦手かもしれん。
[告げる口調はどこか憮然とした響きで。
逃がした事へと悔しさが滲んでいた。]
投票を委任します。
竜人の末裔 アリーセは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
……あいつが何か、知ってんの?
[問いを返したのは、純粋な疑問から]
上手く言えねぇんだけど……ルアルが、脅えてた。
なんっつーか、こう……逆らい難い相手と目ぇあわせちまった時みたいな、感じ。
『俺』は大丈夫なんだけど。
……ちょっと、やり難い、かも。
[少年にしては珍しく、告げる声は戸惑いを帯びていた]
ま、どっちにしろ今はそれどこじゃねーから、細かい事はいいけど。
とにかく、そいつ……アリーセ、とか呼ばれてたかな。
そいつと風刃、ミリカ村の方に向かってる。
風の竜が本気出すとかなり速いから、向こうが先に着く可能性高い……気ぃつけて!
― クレイエラの森・地上 ―
[霧の帳抜け、ふわり、地へと舞い降りる。
上に感じる気配がミリカ村の方へ向かうのは感じていたから、諸々の報告の後にその事もファミルたちへと伝えて、それから]
……〜〜〜〜っ!
[言葉にならない呻きを上げて、ぎゅ、と目を閉じる。
褐色も目を閉じて、同じように身を強張らせていた]
……は……まだまだ、慣れてねぇなぁ……。
[衝撃が去った後、ため息と共に吐き出すのはこんな言葉。
同調強化は強力な分、その後の反動も大きい。
回数を重ねる内に慣れる、とは師の言葉であり、この二年で大分慣れてはいるのだが、まだまだ衝撃を受けてるのが現状だった]
ん、ああ。
大丈夫だよ、ルアル……悠長にバテテる場合じゃねぇし……すぐに、動かねぇと。
[案ずるような諌めるようなきゅぃぃ、という鳴き声に返すのは半ば強がり。
そんな少年に、影竜はまたきゅぅ、と鳴く。今度の声には、はっきりそれとわかる諌めの響き]
……わかってるってば。
んでも、カッコつけさせろ。
バテテるとことか、あんま見せたくねぇんだから。
ここにいなくても、どっからリロに伝わるかわかったもんじゃねぇし。
……泣きそうな顔されるよりはマシ、っつっても。
喧嘩すんのも、いい気分じゃねーんだぜ?
[他に誰もいないから、零れる心情はごく素直なもの]
[幼い頃の記憶。
飛ばされた帽子に翳った表情を見て、何とかしなきゃ、とそう感じて。
そこから始まった無茶の間、向けられていた不安げな様子と。
結果的に、自分が助けられた、という事実。
それらは、幼心に引っかかっていて、だから。
『約束』を交わした後。
それを果たすまでに、力をつけて、強くなって。
次に何かあった時には、心配させないですむように。
今度は、自分が護れるようになるんだ、と。
密やかに固めた決意は、絆結ぶ影竜と、師匠以外は知らぬ事。
そんな気持ちの先走りからの無茶と行き違いと。
それが想いと現状に矛盾を生じさせているのはわかっている──けれど]
とにかく、ここでじっとしてるわけにもいかねぇし。
鉢合わせないように警戒しながら、合流目指すぜ。
まだ、精霊師が残ってるはずだし……な。
[精霊師、と口にすると思い出すのは先に通信交わした時のシュテルンの様子]
……無茶してなきゃいいけど。
[ぽつりと零した一言に、上がったきゅー、という鳴き声には。
はっきりそれとわかる、「お前がいうな」という響きがこもっていた。*]
/*
さて。
2dでの俺の最優先お仕事は、ラートリーとの遭遇なのだが。
その前に、キアラにコンラート情報をパスしておかねば。
この連休の間に、やれる事はやっとこう。
後半はまた、早寝早起き陣営だからな……!
― クレイエラの森 ―
[飛び立つ前に、腕の傷に簡単な手当てを施しておく。
もっとも、傷を縛って出血を止める程度の本当に簡単なものだが]
……やっぱ、風竜使いは『速い』な。
こっちも、速さにゃ自信あるけど……。
[同調を高め、文字通りの以心伝心となる事でこちらの反応速度はかなりのものとなるのだが、それでもまだ、向こうの方が速かった。
対峙の時に口にした通り、舐めてかかっていたわけではないが、こちらの予測は軽く超えられていた。
甘くは見れない、と。
傷の痛みと共に刻むのは、そんな思い]
にしても、あれ……あの、コイン。
あれ、キアラが持ってたのと多分同じ……だよな。
[思い出すのは最初に投げられた問いかけと、見せられたコインの事。
同じものを見た覚えはあった。
とはいえ竜舎の掃除を一緒にやっていた時に、何かの弾みで表に出たのを見かけた程度で。
自分も祖父から『お守り』を持たされている身だから、似たようなものだろう、とその時は特に気にも留めなかったのだが]
……んでもなー。
[ミリカ村出身の騎竜師と、旅の騎竜師の間の繋がり、というのは今ひとつピン、とこないのも事実だった。
その辺りは、最初に言葉交わした時の印象が強く、彼の村の出身であるとは思ってもいないせいなのだが。
なお、当時投げられた偉い人? という問い>>1:179には、「『守護者」任預かりの自衛団下っ端」という返事を返していた。
守護者──土地の護り手としての務めを果たす騎竜師はその地の象徴とも言えるから、偉いといえばそういえるかも知れないが。
特に大きな権限があるわけでもなく──だから、「別に偉いわけじゃないから、畏まんなくていーぜ」と気楽に告げていた]
ま、考えてても仕方ねーし。
本人に直接聞いてみるのが早いか。
[気になった事をそのままにしておくのは、性にあわない。
だから、通信で問いを投げかけるのは、少年としてはごくごく自然なことだった。*]
……キアラ、ちょっといいか?
[通信先を一人に絞り、声をかける]
今あんまり余裕ないから、細かい事は後に回すけど、ちょっと聞いときたい。
コンラート・コーレンベルグ、って名前、覚えあるか?
[投げるのは、唐突と言えば唐突な問いかけ、一つ。*]
/*
俺視点からの情報ばら撒きは、これで全部かにゃー。
PC視点の情報ばら撒き止めちゃうと、バトルフラグが中々立たなくなるからにゃー。
さて、後は自分のフラグ回収なのだが。
……コレが一番、どうなるかわかんねぇとかねwwww
多重交差しとるからなぁ……。
― ミリカ村 ―
[レトから通信機で問いの返答を貰うと、白い
(あぁ、本当に、
[推測は名前を出されたことで確信へと変わり、その事実に今度は身体ごと、僅かに震えた]
[一度深呼吸をすると、通信機で問われたことに対し、隣に居るジーク殿にも説明するように言葉を紡ぐ]
アl………『アレ』は、人にありながら竜の血を交えた一族の末裔だ。
古の竜の血を引き、それと同等の力を扱うと聞いている。
……ただ、レトの前に現れた竜人は、力を封ぜられ幽閉されていた者。
今はそこまでの力は持ち得ないはずだ。
ルアルが脅えたのも、『アレ』の竜の血が為せる業だろう。
[名前は、紡げなかった。
紡いでしまったら色々なものが溢れてしまいそうで。
それを晒すわけには行かないから、必死に感情を押し込めた]
無理に相手をする必要は無い。
奴らがこちらへ来ると言うのなら、村からの離脱も考えねばならんな。
レトは直ぐに動けるようにしておいてくれ。
また連絡する。
[そこまで言うと通信を切り、私は大きく息を吐いた]
[会いたい]
[会ってはいけない]
[名を呼びたい]
[名を呼んではいけない]
[気付いて欲しい]
[気付かれてはいけない]
[
ぐるぐると巡る感情はぐちゃぐちゃに入り交じり、何を求めているのかすら分からなくなってきて]
──…ジーク、殿。
コリルスに、戻ろう。
この村を騒がせてはいけない。
[風刃と呼ばれた騎竜師と、彼女はいずれこの村に現れるだろう。
その前に村から離脱したくて、私はジーク殿にそう願った**]
/*
文字色変えようかと思ったけど、止めた。
ジーク殿にも説明してる形になってるしなー、と思ってのこと。
周りに聞かれて困ることでもなかったしね!
― コリルス上空 ―
ミリ、カ……。
[悩むように、惑うように、その名前を口の中で繰り返す。
自分宛の通信にも、すぐには反応できなかった。
ルゥ?とトルメンタが案じるような声を上げる]
― コリルス上空 ―
[周囲が薄い霧に包まれているように、頭の中にも靄が掛かっているような。それでも名前だけではまだ足りない]
……あっ。
[手を伸ばして水色の羽を撫でた。それで少し落ち着きを取り戻して、リーゼロッテの呼びかけで我に返る。>>15]
ええと、ごめん。ちょっと分からないや。
とりあえずは真っ直ぐでいいのね。
方向転換が必要になったら教えてくれる?
失礼しましたっ!
リーゼロッテの言う通りで、一緒に哨戒に出ていました。
了解。出来るだけ急いでそちらに向かいます。
[リーゼロッテの通信>>=0からも更に遅れて、ようやくファミル>>1:=10にも応答することが出来た]
[置いてきたマリエッタの名前がでて]
そうだね。そうしようか。
[元の目的を思い出しながらコンラートの言葉に同意し、そのまま差し出された手をとった。
ネージュには跨がることはできないため、そのまま両足をネージュの左側に垂らし、片手をコンラートに添え横座りした。
空いた手でネージュの背を撫でると]
すまない、ネージュ。マリエッタよりは重いかもしれないが全力で頼む。
[そう伝えてからすぐに]
― コリルス上空 ―
トルメンタは体力には自信があるから大丈夫だよ。ねっ。
[今度は少し控えめにトルメンタの体を撫でる。
会話しているうちに、より落ち着きを取り戻したのも受けて、まかせなさい、と歌うような声が響いた]
でも飛ばしすぎには注意だね。
ロッテも一緒なんだもの。安全第一で行くから安心して。
[さっきの自失を取り繕うように、エヘラと笑った]
[嬉しかったと、言われれば]
おだててもなにもでないぞ。
[顔を背けるように横を向く様子を見せながら、尻尾は嬉しそうに揺れていた]
それに、来たのは別に約束だけじゃない……
[小さく呟く声は彼に届いたかどうか]
とりあえず、今考えなきゃなんねぇのは、と。
あいつらと鉢合わせしないルートでの接近、だよな。
[速度では確かに劣るが、気づかれずに近づく、という点ではこちらに分がある。
何より、夜に近づけばそれだけ、こちらは大きく力を得る事ができるから焦りはあまりない]
とにかく、行くぜ、ルアル。
あっちの安全は、ま、ジークもいるから大丈夫だろうけど。
急ぐに越した事はねぇ。
[呼びかけに返るのはきゅい、という声。
舞い上がった褐色は、木々すれすれの高さを滑るように飛んだ]
― ミリカ村 ―
ああ、会えたとしたら、どうする気なのかと思ってよ。
[ ファミルの言葉に頷きながら>>90彼は目を伏せる。シュテルンの様子を見る限り、確かめたい相手というのは、敵に回って欲しい人物ではないように思えたから。
だが、その気掛かりを口にする前に、レトから入った報告に眉を潜めることになる ]
竜人?
[ いや、むしろ人の姿をした竜なのだろうか?レトが報告してきた異形の兵の様子は、そんな風に、彼には思えた ]
[少し無言の時間が空いた後、先ほど対峙した二人が去り際に残した言葉とコンラートの反応は気になるところではあったが、尋ねることは今はせず]
さっきの相手…、たしかあれは影の性質だったかな。
あちらもなかなか芸達者なようだね。
[狼つれたエルフや、敵だった傭兵やらと、あくの強さではこちらも負けていなかっただろうが。
ネージュにまたがる間は、首輪の光はあわい色を終始落とさぬままだっただろう]
[少し無言の時間が空いた後、先ほど対峙した二人が去り際に残した言葉とコンラートの反応は気になるところではあったが、尋ねることは今はせず]
さっきの相手…、たしかあれは影の性質だったかな。
あちらもなかなか芸達者なようだね。
[狼つれたエルフや、敵だった傭兵やらと、あくの強さではこちらも負けていなかっただろうが。
ネージュに乗せてもらっている間は、首輪は淡い光を終始落とさぬままだっただろう]
はい、分かりました。
[ジークムント>>1の通信を受けて、安全第一を心がける]
は…い。予定了解です。
リーゼロッテと一緒で良かったです。霧が濃くなりすぎると、トルメンタの感覚頼りになってしまうので。
上空、地上共に警戒しておきます。
[ファミル>>=2にも、今度は少しつっかかりながらもリーゼロッテの返答>>=4からそう遅れずに答えて。まずは森に着かなければと意識を高めた]
了解。潮時だな。
[ レトに返した声は短く、端的だ。すでにこの時点で、兵力の均衡が崩れたと確信し、撤退を選ぶ決意は固まっている ]
/*
なんかさー。
ファミーユの未来を想像してみてるんだけどさー。
アリーセとコンラートが仲良いの見たら祝福するどころか壊れそうになったぞ何故だ(爆
何かどっかで想定を掛け違ったんだろな。
あれか、私はもう要らないのね的な絶望か。
兄に切り捨てられる想定が混ざり込んだせいだな、この辺り。
さて、頭切り替えてログ読んでこよう。
― 上空・クレイエラの森へ ―
まずは急行はしないと、だよね。
あ、森の入口までなら私にも分かるから大丈夫。
少し飛ばすね。しっかり掴まってて!
[合図を送ればトルメンタは一度大きく翼を打ち、霧の中に紛れるように高度を上げた。
そのまま一路、クレイエラの森を目指す]
― ミリカ村 ―
[ レトから、竜人の名を聞いたファミルが僅かに身を震わせたのが判った。>>106 ]
(知ってるのか?)
[ 口に出かけた問いは飲み込んだ。それを問えば、必死で自分を保とうとしている相手の張りつめた糸を切ってしまうかもしれない。そう感じて ]
……幽閉されていた、てことは、喜んで協力してるってわけでもないかもしれねえが。厄介には変わりないな。
[ 代わりに、思考を先へと延ばし、取るべき道を探ることに専念する ]
帰る、てのは賛成だが、元来た道を通るのは危ねえ。
連中が合流しようとしてるなら、鉢あわせることになる。
[ピィー!と、短く鋭い口笛を吹くと、繋いでいなかった黒馬が霧の向こうから早足で近付いてきた]
[跨ぐ事が出来ず横座りになるのなら後ろに座らせて自分に掴まらせるよりも。
前に座らせて後ろから抱えるようにした方が安全だろう。
]
分かってるって、アリーセはもうちっと太ってもいいくらいだろ。
[アリーセをちらりと見て笑って言う。
重々しい枷は痛ましいが、彼女自身は細く太っているなどと思った事はない。]
[そして続く言葉(>>116)に心臓が跳ねたような気がした。
即座に言葉が出ず喉が詰まったように小さく呻くと。]
…俺も、約束とか関係なしに助けに行くし。
アリーセが嫌がっても絶対見捨てない。
[そこまで言うと空へと舞い上がってミリカ村へと向かって飛んで行く。
きっと顔は赤いのだろうが、アリーセからは見えないはず。
ただやたらと心臓が煩い事に気づかれないかと内心でひやひやとしていた。]
―― ミリカ村 ――
[村へと向かう道中では内心どきどきしたりしてはいても。
影竜を操る男が近くにいないか常に気を張っていた。
相手は影の属性、隠れる事は得意な事もあってか見つける事はなかったが。
霧が深く視界は効かない、それでもネージュにとっての生まれ故郷の村。
彼女の感覚――帰巣本能に頼り村へと全力で飛ばす。
座っているアリーセを落とさない様に片腕でぐっと抱きかかえ。
正直緊迫した状況のはずがどうにも意識して困る。]
……マリー?
[村へと入口までやってきて速度を落とし、そこでマリエッタの姿を見つけたのはいいが。
マリエッタは見知らぬ誰かと対峙していて。
即座に危険な状況なのかどうかイマイチ判断はつかないが。
二人の間に割り込むようにネージュを着地させ。]
― ミリカ村 ―
よしよし、いい子だな。
[ 馬の手綱を取ると、その鼻面を優しく叩いてから、ファミルに手綱を差し出した ]
こいつに乗っていけ。
昨夜のうちに、村の横手から森を抜ける道を確かめて覚えさせてる。昨日の炭焼き小屋の辺りまでは、迷わず戻るはずだ。森まで行けばキアラやリーゼロッテと合流出来る。
行きますわ。
[両の剣を抜くと同時、唇が呪を紡ぐ]
―― 迸れ ――
[精霊による目に見えぬ流れが、足元を浸す。
自らを後押しする波を感じれば、それを蹴立てるようにして駆ける。
剣を握る両の手は、翼のように後方へなびかせて]
― ミリカ村 ―
俺は指揮官殿の馬を借りて、シュテルンを拾って帰る。
心配すんな、レトもすぐに追いつく筈だし、必ず無事に連れて帰るからよ。
[ 言ってから、彼は、ファミルから予想される反論を封じるように、にっこりと笑った ]
忘れるなよ、あんたは俺たちのクイーンだ。敵に奪られていい駒じゃねえ。
先に帰って、俺たちの戻る場所を守ってくれ。
/*
半端な書き方なのは相手の間合いについて迷ったから。
遠距離型なら「近付いて剣を振るった」まで書くと致命的になってしまうかもしれないし。
仮定表現並べるのもあんまり綺麗じゃないからここで止めてみたけどどうかな…。
― 空・移動中 ―
[この状態では自分では索敵できないので、リーゼロッテを頼りつつ。レトが撹乱に回ったという話のことを考えていた。
師匠もまたそうだったから、『守護者』の任に就いているのは実力を示した者の証だと思っていて。下っ端だとか、畏まらなくてもいいとか言われても、緊張の出会いからしばらくは敬語の抜けない日々が続いた。>>104
その後、お礼奉公的な自衛団でのお手伝いも始まって一月二月と過ぎ、レトの言動に直接触れていった結果、参戦する頃にはもう崩れてしまっていたけれど。
態度は崩れても若手実力派への尊敬の念は変わらずにある。だから焦り過ぎないようにと、心を落ち着けて、飛んでいた]
うん、なに?
[レトからの指名に、通信機を弄って軽く応じる>>=18]
コンラート・コーレンブルク?
コンラート…コンラート……。
[最初は聞き覚えがないと鸚鵡返しで聞き返し。
けれど何か引っかかるというように、繰り返してその名を呟いた]
― ミリカ村 ―
[ ファミルの答えは待たずに、彼は踵を返し、村の入り口に向かって駆け出した。途中、繋がれていたファミルの愛馬に飛び乗り、一気に速度を上げる ]
レト!
フロイラインを逃がす。お前は予定通り村の入り口に向かって出来ればシュテルンを拾って帰れ。
俺もすぐに行く!
[ 視界を閉ざす濃い霧の中、馬を走らせながらレトに通信を飛ばす。無茶無鉄砲が常態の騎竜師が、今度も無茶を重ねているのは察していたが、気遣う余裕は、今は無い ]
― ミリカ村 ―
[レトから返る沈黙の理由を悟れるほど余裕は無く。
コリルスへ戻ろうと願った後のジーク殿の言葉の意味>>130を直ぐには理解出来なくて]
だがそれでは貴方が───
[言い募ろうとした矢先、懸念の答え>>132を紡がれた。
それを聞いて思案する間にジーク殿は私に背を向け走り出す>>134]
ッ、必ず戻れよ!
[その背に向けて諾を含めた声を投げ、私は黒馬の手綱を取った。
馬へと跨り、愛馬とは少し異なる乗り心地を感じながら黒馬の腹を蹴る。
黒馬は村の入口には向かわず、家々の横合いから森のある方へと駆け出した。
木々の途切れた箇所を駆けるが、フードマントを被っていること、深い霧が立ち込めていることから、上空からはぼんやりとした影とだけ認識されることだろう。
それでも村から離れていくと言うのは確認出来るはずだ]
― クレイエラの森・低空 ―
[高度を下げ、直線ではなく回り込むルートで、ミリカ村へと近づく。
影に潜む特性を生かしての隠行飛行は、しっかりした探知の術でも用いなければそうそう捉えられる事はない。
そのおかげもあってか、風の竜の近づく気配は感じなかった]
……ってと、あっちはどーなってるか。
[村に近づいても、不用意に降りるわけには行かない。
だから選ぶのは、白に身を潜めたまま様子を伺うこと]
― 空・移動中 ―
コン…。
[風切り音に、通信で聞いた名前が途切れる。
とても懐かしい響き。ドクリと鼓動が跳ね上がった。
全く嫌な気分ではないのに、とても苦しくて。片手が無意識のうちに服を握っていた]
……コン、ラート……
[チャリと金属の擦れる音がする。
この鎖をつけてくれたのは師匠だ。肌身離さず身につけていられるようにと。
元々ついていた紐はボロボロになってしまっていたけど、別の袋に入れて荷物の中に入っている。絆は捨てるものじゃないよと、そう言ったのは兄弟子だったか]
― 空・移動中 ―
[けれどその姓を耳にする機会は少なくて。
あと一歩の何かを掴ませてはくれなかった]
コーレンベルグ。
[繰り返しても同じこと。届きそうで、届かない]
― 空・移動中 ―
う?
[不意に視界が歪んだ。
自分でも何故そうなるのかが分からなくて、ごしごしと袖で目を擦る。すぐに雫も零れなくなってくれたけど、リーゼロッテには気づかれたのかどうか]
― クレイエラの森・低空 ―
……ったく。
[どうするか、と。
思案し始めた所に飛び込んできた、ジークムントからの指示]
入口にいるの拾ってけ、とか。
なぁーにやってんだか、あいつも!
[呆れたように言いながら、褐色の翼を羽ばたかせる。
隠行は、ぎりぎりまで切らない。
そう遠くない位置には、風の竜の気配も、竜人の気配も、ある。
後者に脅える影竜の首筋を軽く叩いて宥めつつ、感覚を褐色に添わせ、村の入口へと飛んだ]
[ 術具を通して、聞こえたレトの声が、いつも通りの勢いを保っていることを確認して、彼は笑みを浮かべる ]
ああ、任せたぜ。
[ 呟きは通信には乗ることなく、霧に紛れた ]
うん、ごめんね。
今は分からない。
[失った記憶に通じる人かもしれない。
8歳以前のことについては覚えていないのだと、レトには特に話したことがなかったか。シュテルンにはどうだったか。
コインのことも、記憶喪失のことも、身元不明のことも。特に隠さなければいけないことではなかったから、機会があれば話すことに躊躇はないけれど]
海精軍の騎竜師が、持ってた?
うわ。
[ゆっくり話を聞ける相手でもないらしいとの落胆が短い一言に滲んだ。けれど注意を聞けば気を引き締めて。>>=24]
分かった!気は抜かないから!
[残念な気分を振り払うように、気合入れて返事をした]
キアラ、リーゼロッテ、どの辺りに居る?
ミリカ村に敵偵察隊が集まって来ているようだから、ミリカ村を離脱することにした。
今、森へと向かっている。
森を入って直ぐの辺りに炭焼き小屋があるのだが、分かるだろうか?
私もそこまで向かう、合流するぞ。
[キアラ・リーゼロッテの両名へと通信を飛ばし、合流場所の指示を出す。
仮に場所が分からなくても、森が途切れている辺りを回遊すれば黒馬に乗る私の姿が確認出来るはずだ。
リーゼロッテの探知にも引っかかるかもしれない]
/*
色々確定気味に動かして申し訳ないんだけども(ぺこぺこぺこ)
ファミルは軍団戦想定して動いてくれるそーなので、早めに帰って準備したりして欲しいのこころなのでした。どうも船使う想定みたいなんで、シュテルンつれてかないと実際には動けないかもだけどねえ。
出来ればアリーセとも会わせてあげたかったんだけど、力不足ですまぬ…orz
/*
そして、ファミーユと呼ぶチャンスをどんどん逸していくのであった…
うーん、死ぬ前に呼ぶとかでもいい?(首こて)
(だから死亡確定なのか、と!)
白の剣士 ジークムントは、白の剣士 ジークムント を投票先に選びました。
― 夕方:移動中 ―
[空を飛ぶ騎竜の姿>>43を追いながら霧の中を疾走する。
その途中で届いた通信>>1:226に顔を強張らせる。]
……交戦。
[彼―ジークもいるのだろうか。
痛くない程度にエリザの毛を握った。]
― 上空・クレイエラの森へ ―
大丈夫だから、速度落さないで!
[涙の気配にトルメンタが翼を弱めてしまう前に、声をかけ、何度も宥めるように撫でる。
通信に返したおかげで、落ち着いてるとは言えないけれどすぐに持ち直すことが出来た。トントトンとリズムをつけて合図をすれば、氷竜はルゥラと了解の声を上げて高度も取り直した]
私も、騎竜師なんだから。
しっかりしなきゃ。
[更に一段気合を入れるようにして距離を稼ぐ**]
キアラです。森まであともう少し。
炭焼き小屋ですか?
合流了解しました!
[リーゼロッテは場所を知っていただろうか。
知らなくても、こっちな気がすると向かえばほぼ当たるはず。
記憶になくても森は未知の場所ではなかったから。
指示があればそれに従い、なければ勘に従って進路を変えた**]
― 空中:森の上 ―
[一定の方向を目指しながらも空中からも深い霧に覆われて距離が定かではないのは自分が騎竜師ではないからかもしれない。
ただルートは僅かに森が明けた、人が道としてしようしていると思わしき箇所をたどって飛んでいるようだから徐々に近づいてきているのはわかる中、少し荒れた飛行にも慣れてきたために、通信機を手にとった]
あーあー、こちらロー・シェン。
あいにくの天気で残念な空をピクニック中だ。
そっちはどうだ?
[呼び声に誰かが答えるかわからないが、通信をするだけした]
― ミリカ村/入り口 ―
偵察任務が面白そうだったからついてきた。
[真面目な表情に冗談みたいな台詞をつけて返す。>>127
だが本気だ。
本気で突拍子もない理由で動くのは少年の性分だが、
何かを説明する時、真顔で冗談みたいな本気の話をするのは、
むしろ師匠の受け売り]
故郷……そっか。
[何やら一人で納得してしきりにうなずいている]
……その騎竜師の気持ちは、わからなくもない。
けどね、
コリルスだって僕の故郷なんだ。
……。
[そうこなくっちゃ、と。
つり上げた口の端が雄弁に語る。>>128
マリエッタが両の剣を抜く動きに合わせて、>>131
短剣を、自分と彼女の間の地面へと、突き刺すように落とした]
―― 集え ――
[短剣を軸として現れるのは、水の柱。
真っ直ぐ突っ込んでくれば濡れるだけでは済まないし、
回りこんでくればそれだけ次の手が打ちやすくなる]
― 空中:ウシャスの上 ―
……霧の中、か。辛いな。
[森に向かうにつれ深まる霧で、音は包まれて。響く羽音の距離感すら、常とは異なる物。
手の内、首に下げた方位磁針を確認する。……方向は合っているらしい。]
このペースで向かえば恐らくは……
……どうした?
[無言のままの傭兵に。恐らく森の中、日が暮れる前にどこかの小屋には辿り着ける、と告げようとして。
>>66不意に聴こえた言葉に、眉を顰めた。]
……楽しむ?
…………理由……。
[……が、予想した不謹慎な内容とは異なり。
問われる言葉に、視線を下ろす。]
そう、だな。……皆、何かの為に戦っている。無論、私もだ。
傍流の辛さだ。戦功の土産も無ければ、そろそろ家が傾くからな。この戦で功を挙げれば、幾ら病弱とは言え、弟が跡を継ぐ事に異論を挟む者など居なくなるだろう。
……弟たちが皆騎竜師、というのも、辛い物だ。
[問われぬまま、振り向かぬまま呟いて。]
終わりのその後、か。お前らしいな。
気ままな生活も良いだろうが、故郷があるなら、戻れるうちに戻るのも一つかもしれないぞ?
……孝行に思い至った時に何も出来ぬのは、辛いだけだ。
[とは言え、それ以上強く推す事もなく。
緩く首を振れば、苦笑して霧の彼方を見つめる。]
[――――戦が終わったら。
内戦で延び延びになっていた嫁入り先の話が、また持ち出されるのだろうか。
騎竜師の肩書きを血統書の如く扱われ。本家と傍流との裏側の凌ぎ合いの中、跡継ぎの居なくなった祖父母の領の統治権やら何やらも絡んだ話に広がって。
孫、とは言え。娘を殺した自身の生家を、祖父母は決して許してもおらず。
故に、自分を直接育ててくれた祖父母に、もし、どうにか恩を返すのなら。……皮肉にも、この戦で散る事しかないのだが。]
…………楽しむ、……か。
[脳裏を掠めるのは、褐色の竜の姿。
>>0:68……何も知らない、快活な笑み。]
――――……楽しみの前に。
やるべき事、は、あるのだがな。
[……もし。もしも、彼があの水晶細工を持って、この空を飛んでいるのなら。
そんな思いばかりが、胸を占めて*]
― 夕方:移動中 ―
……そうだな。
巧い具合に、霧が味方をしてくれればいいのだが。
[>>52聴こえた言葉に、頷いて。
方位磁針が示すまま、ウシャスに翼を広げさせる。
――――……低く。それと言われねば気付かぬ微かな竜の聲が、霧を震わせる。
霧の粒子が齎す屈折で、それは、存外大きく聴こえたかもしれないが。]
りる・らてぃ。
まっしろ とても、みえにくいよ?
ふしぎなはり しんじて とんでるけど。
ほんとうに、あってるの?
……ねえ、もうやすもうよ。
[……とは言え、その聲はどこかそわそわと落ち着かない。
無意識に、竜の気配を感じているのだろうか?]
……まだ日は落ち切っていない。
ウシャス、私を信じろ。方位は合っている。
[竜の聲に鱗を撫でて応えるが。
……竜の思惑が速度に出たのか、>>53肩に手の気配。
ぎくり、と、震えたのは一瞬。そのまま、竜の手綱を取り方位を調整するうち、>>56手の気配は退いて。]
…………いや、気にするな。
[そもそも、先に掴めと言ったのも自分だ。
どこかぎこちなく聞こえる謝罪に、短く返す。
……若干の動揺は、隠しきれたか解らなかったが。少しの沈黙の後、居心地の悪さを誤魔化すように通信具に手を掛けた*]
― 通信 ―
……ウェルシュ。
聞こえるか、ウェルシュ?
[竜と馬。彼女が今どこにいるのか、気配では掴めないが。]
こちらは、クレイエラの森上空。砦からミリカ村への直線経路上だ。
そちらの状況は? 周囲に、敵軍の気配は?
[彼女がマリエッタたちと同様、敵の気配を探る術を持っていたかは。問いかけた時点では、記憶が危ういまま*]
― 少し後:森の上 ―
[>>145ローが誰かへ向けて通信をする前か、その少し後か。
途切れがちの通信の中に、聞き知った名が聴こえた気がして。]
― 森の上:通信 ―
[>>~8……微かに耳に届いたのは、弟の名。]
……レナートゥス…………?
[……呟く声は、通信具からは遠く。それ一言だけ*]
………………まさか……レナートゥス……。
[褐色の竜の噂。
コリルスの豪商の家に生まれ育った、騎竜師の少年。
繋ぐ事を拒んでいた点と点に。静かに、糸は伸ばされて*]
/*
………今、日中のログ読み中なんだ、が。
やってくれたなくろねこさん…!!!!!
頭まっしろになったわやられたわああああもう毎度毎度転がされる…!!!
/*
一番やりたい事=レトとのどんぱちなんだが……まあ、いきなりどんぱちする前に諸々ぶっちゃける準備だけはしとかないと? とか、なんとか。
レトだけじゃなく、リーゼともできれば接触したいしなぁ……まあ諸々考えたら、行先は村になるのかな。多分。
というか……ええと……ウェルシュごめん。忙しそうだから、なるべく独りにはしたくなかったんだけども……さすがに「馬で2日」と見てしまうと、竜は飛ばせて自分が馬という選択肢が、見えなくてだな……素直にローにも陸路を勧めた方が良かったんだろうかorz
/*
くそうくそうと思いつつログ読みに集中せねばな…
今回コアがいつもいじょうに遅めなので早く追いついてログ書かないとどんどん遅れる
― ミリカ村 ―
[ 背中に投げられたファミルの言葉は彼に届いていた。>>136その命に応じるつもりはあったが、そうさせてもらえるかどうかは、相手次第だ、と、胸のうちで呟く ]
水?
[ 霧の向こう、精霊を感知出来ない彼の目にも、出現した水の柱の姿>>147は見えて ]
あんにゃろ、やっぱり始めてやがるっ!
[ 交戦が始まっているなら、不用意には近づけない。術師にとって集中を切られることは命取りだ ]
帰ったら説教一時間だぞ、シュテルン…
[ 馬の手綱を引き絞り、速度を緩めて近付きながら、彼は据わった目で呟いた ]
[ロー・シェンの通信が聞こえたのはいつごろだったか。
影竜を操る男を逃がしたすぐ後くらいだったかもしれない。
その通信を聞いて、その後に報告がてら>>~8を返しただろう。]
…多分だけどな、あっちに俺の知り合いがいるかもしれん。
水色の…氷竜かな、それ連れてる騎竜師の女いたら教えてほしい。
一度、話がしたい。
[告げる声は硬い響きを伴っていた。]
─ 上空移動中 ─
キアラ?
[ファミルからの通達を受けた彼女の様子>>111に違和を覚え、どうかしたのかと声をかけ。
けれど応える声は平常に戻っていた>>112から気のせいかと思いなおした。
安全第一でいく>>115と言われれば、うんと笑って頷き]
そうしてもらえると助かるわ。
ちょっと術に集中するんで、暫く通信の方お願いね。
[そういうと、キアラの腰に手を回して体勢を固定し感知の術を周囲に広げた]
― 夕方:移動中 ―
……ん。
[視界が悪いため、時折、方位磁石を利用して方向を確認する。
ずれていたらその都度エリザに頼んで正しい道へと進んでいく。
通信が入ったのはその途中だったか。]
─ 移動中 ─
[上空から広げるは、強い気宿すものの位置を捕捉する術。
大気を遊ぶ風の精霊達へと意識の糸を繋げ、放射状に張り巡らせ。
ただ敵を察知するに特化したそれは拘束も追跡も出来ない弱いものだが、裏を返せば弱い術だけに相手に気付かれにくいともいえる。
仮に気付かれても術からこちらを辿ることは難しいだろう。
>>61他に意識が向いていれば尚のこと]
相手は2…いや、3。
騎竜師乗せた騎竜かな、大きい気が二つある。
森の入り口は何もいないから、このまま行って大丈夫。
[糸に掛かった気配を数えあげ。
キアラからの指示>>121には頷くも上がった速度に少し考え]
心配要らないわよ。
いっつも無茶してばっかだけど。
…無謀なことは、しないから。
[キアラに、というよりは自分に言い聞かせるように。
けれど揺らがぬ言葉を口にした]
─ 移動中 ─
[意識は術に集中し続けている為、五感に向けるそれは普段より鈍い。
が、キアラが何かを繰り返し呟いている>>138のが聞こえれば]
…キアラ?
どうしたの、何かあった?
[彼女の顔は見えないから、雫が零れたまでは気付けない。
ただ、先よりも様子がおかしい>>140ことは解って、案じる声をかけたが返る声はあったか。
無くてもトルメンタに向けられた言葉>>144に再度声をかけはしなかったろう。
そのまま、通信で指示された場所へと向かっていって]
[通信が耳に届いても、己に呼びかけが無い限りは術に集中していたが。
森まで後少しという所で入った通信>>=28に、意識を向けて]
炭焼き小屋ね、了解。
すぐに向かうわ。
[キアラ>>=29に続いてファミルに応えてから]
ね、キアラ。
コリルスに戻るのさ、あたしじゃなくて彼を乗せてった方が良いと思うんだけど。
トルメンタは嫌がるかもしれないけど、お願いしたら乗せてくれないかな。
[出発する際に男の子でも乗せてというやり取りを目にしていたのでこんな提案をした]
と、こういうことは合流を無事に済ませてからの話よね。
えぇと、炭焼き小屋は確か…
[まずはと向かう進路を指示しようとしたが先に彼女が進路を変えたのに瞬き]
キアラ、知ってたんだ?
[と、他意無く問いかけた]
― 空中:ウシャスの上 ―
傍流か。そりゃ貴族の中でもしんどいな。
[地方の貧乏貴族などもそうだが、傍流ともなれば家に従う限り、命令を受けざるを得ないものだ。そもそも跡継ぎの長男。何かあったときのための予備の次男以外はそれ以外といってもいいもので貴族らしい生活ができるものといえば金持ちの貴族ぐらい。辛さは女の身であればさらにひどくなる、どこかの老人の三番目の妾になるだとか……などなどと実感はないものの話としては知っている]
相対的に価値が下がるからか。…あるいは、自分っていう存在が邪魔になってしまうからか。
[自嘲的にも聞こえるつぶやきに>>149予想程度の言葉が口より出でる]
ああ、故郷には戻るつもりだ。ってかようやく帰郷してもよくなったんで帰ろうとしたとこでこの内乱に巻き込まれちまったからな。……帰ったところで兵としての力を身につけるだけだ。やることは変わらない、孝行になるかどうかもわからないけどな
[そんならしいといわれるほどの自分とは違いこの霧のような未来を彼女>>151は見ているのだろうか。その心中>>151>>152まではわかることもなく。そうだな。と短く返すのみにとどめた*]
― 夕方:移動中 ―
[天候は誰の味方でもないなどという言葉>>153が平時ならば出ただろうが]
……ああ、そうさせてもらう。
[ラートリーの動揺>>154は自身も冷静でいなかったことから気づくことはなく。ただ掌にあった自分以外の体温は飛行中の逆風によってすぐに消えていっても、まだ落ち着かずに黙しながら、通信機を持ち通信をするのを聞いていた。
その少しのち、通信機>>145を手に取って軽口めいた通信をしたのは、気持ちを落ち着かせるためだったのだろう]
― 通信 ―
はい、聞こえます。
[狼の脚力故、竜からだいぶ離れた後方にいて。]
あ、と。
ちょっと待ってください。
調べてみます。
[調べていなかった、と分かる言葉を紡ぎながら、ラートリー>>~10に答えた]
[それは通信を受けての合流と前後してか。
広げた意識の網の中、大きな気の動きに気付いた。
繋がっている精霊自体が落ち着かない気配に、精霊師同士がぶつかっているのだろうとは読めて]
何してんのよ、シュテルン…
[偵察に出た面子で唯一の精霊師の名を紡いだ]
[それは通信を受けての合流と前後してか。
広げた意識の網の中、大きな気の動きに気付いた。
繋がっている精霊自体が落ち着かない気配に、精霊師同士がぶつかっているのだろうとは読めて]
何してんのよ、シュテルン…
[偵察に出た面子で唯一の精霊師の名を紡いだ。
彼が対峙している相手の認識までは出来ないから、困惑は彼だけに向けて]
[影の騎竜師といえば…などと報告を聞きながら誰であったかを思い出していたところで続くコンラート>>~12からの通信を聞いて]
騎竜師の女……ああ…あいつか。わかった。一報入れる。
[前に所属していたところのもう一人の騎竜師のことを思い出して答えつつ]
変わりといっちゃなんだが、銀髪で白い軍服きてでかい剣もってるやつがいたら教えてくれ。
[コンラートのような硬い響きでの言葉とはちがいお使いを頼むような気軽さを帯びていた]
投票を委任します。
精霊師 リーゼロッテは、鋼鍛侯嫡子 ファミル に投票を委任しました。
そろそろ、向こうの騎竜師も追いついてきそうだが…
[ 暫し考えてから、彼は今まで目立たぬように被っていたフードを外す。
霧の中、一括りにした銀の髪は、近付かなければ判別出来ないだろうが、騎馬の銀髪の剣士、と、見て取れば、戦場に出たことがある者なら警戒を強めもするかもしれない、と踏んでのこと ]
はっ!
[ 馬の腹を蹴って、シュテルンとマリエッタの脇を抜ける方向へと駆け出す ]
― 夕方:移動中 ―
コンラートのほうは交戦が終わったらしいな。だがまだ相手が撤退したわけでもないとなると……何かあった時、俺が乗ってると邪魔だな。
それに村にいくならば、コンラートのように村の人間に知られているやつならばともかく、竜がいないほうがいい。戦時中だ。村の人間に襲われるような恐怖や勘違いされたくないしな。
もうしばらく時間がかかるだろうから世話になるが、間近になる前に下ろしてもらえるか?
[方向はわかっても、竜にのったことがないためおおよその距離というのもまだつかめない...はラートリーが判断しやすいように、委ねるべきところと、やろうと思うこととを伝えた]
― 夕方:移動中 ―
やっぱ、竜には敵わないよなぁ…。
[狼と竜。
その差もあってラートリーが駆る騎龍からは引き離されている。
通信で聞かれたことに応えるため、敵の気配を探る術―森で獲物を探す際によく使ったもの―を紡ぐ。
大気に溢れている水の乙女達の力を借り、できるだけ薄く広く感覚を拡げていく。
精霊師であれば違和感に気付くか。]
……あ、れ?
[恐らく行先であるミリカ村に違和感―誰かが術を行使しているような―を感じて。]
…これは、言った方がいいよね?
[小さくつぶやいて、通信機に手にした。]
ああ…そっか、最初っからローに聞けばよかった。
その心当たりのある騎竜師の名前ってさ…キアラじゃね?
……銀髪な、了解。
[どういった関係か分からないがローにも何かしらの事情があるのだろう。
軽い口調で尋ねる彼の内情など分かるはずもない。]
[ シュテルンと対峙している精霊師は元より、相手の騎竜師と竜人の少女が、少しでもこちらに気をとられてくれれば、離脱させる隙も生じるかもしれない。
半ば賭けのようなものだが ]
こういう博打も…たまにゃー、な!
[ 馬を駆る彼に迷いの色はない ]
[次の一手。
最初の水柱の左側にもう一本の水流があがる。
回り込むことを読んでの一手は、しかし。
マリエッタが最初の水柱すれすれを回りこんだために、>>159
彼女の髪や服などを掠めるように濡らすだけにとどまる。
細かい。おまけに、早い]
っ……!
[もう一筋。
マリエッタの太刀筋をかわすべく、
少年の身体を高さの低い水柱が押し上げていく。
結果、剣は少年の服を浅く切り裂くだけにとどまる]
聞かれなかったからな。
[あっさりいう。後は海精は海精で氷竜の陣営をある程度調べているだろうという考えとすれ違っていたのもあった]
…ああ、氷竜のほうはそんな名だった気がする。ほとんど接したことないから間違ってたらすまんな。
おう、頼んだ。
[コンラートが深く聞かないようにこちらも聞かない。若干の不安も持ちながら名前については答えて後を頼んだ]
―― 少し前・ミリカ村へと向かう途中 ――
[色々と報告がてらあちらの状況と、こちらの状況を伝え。
ついでとばかりにロー・シェンからキアラの存在を聞き出す事が出来た。
ただ面影があるだけで他人の空似かもしれない。
ただ名前が同じだけかもしれない。
ただ似たようなコインを持っているだけかもしれない。
それぞれ一つだけならばそう思い込む事も出来ようが。
三つもキアラそのものであると示す理由が存在するのならば。]
――――…キアラ、今は会いたくねぇなぁ。
[ぽつり、と呟く声はどこか淋しげで。
幼馴染のと楽しく、煌くような想い出が朧げに霞み、影に沈んでいくよう。
想い出は美しいまま胸に仕舞っておくのがよかったのだろうか。
そう思えども現実は――――*]
― 通信 ―
ええと、今向かっている村で精霊術師が術を使ってる感じがするんですが…。
[へんなりと困惑した声音で調べたことを口にした。
この声は誰かに届いただろうか*]
─ 上空移動中 ─
騎竜の気配が二つ?
向こうも何かしていたのかな。
[思い出すのは、前に見た白い竜と赤い人。
会いたいけれど会うのが怖い。何故かそう思って。怯えてる場合じゃないでしょうと自分の中で理由をつけて首を振った]
そっか。うん!
[揺らがないリーゼロッテの言葉に安堵の笑みを見せて。>>164
トルメンタに負荷の掛からない範囲で速度を出して空を翔けた]
─ 上空移動中 ─
な、なんでもない。
ちょっと目にゴミが入ったみたいで。
[リーゼロッテに声をかけられて少し焦る。>>165
本当に、自分でも何故泣けるのかが分からなかった。ゴミのせいじゃないことも分かってはいたけれど、理由としてありえそうなことを答えた。]
―→ミリカ村―
[まるでお姫様抱っこみたいだなと、思えばさらに気恥ずかしくなったり。
コンラートの返した言葉>>124もあるせいかもしれない。
ネージュとは昨晩の会話のこともあり、思わせることはいろいろあったかもしれない。
村に近くなるころには平静を取り戻してはいたが。
交わされる通信の声を聴きながら、皆相手側と交友関係があるのかと、自分の関係ない話として聞いていた。
まさかファミーユがいて、しかも自分を感知しているだなんてこれっぽっちも思っていなかった
村に下りるときは、マリエッタ達のやりとりが一通り落ち着いた後、
コンラートに抱えられたままになるだろうか]
[すぐれた腕前の戦士は自身への攻撃をすべて紙一重でかわせると聞く。
これも紙一重の回避ではあるが―――偶然だ、もちろん。
それでも兄弟子の威厳は示せた、とでも言いたげにふふん、と笑う]
今更でも構わないよ。
マリー“も”コリルスのこと、故郷みたいに思ってくれてるなら、
なおさら、守る価値が上がるんだから。
……一緒に守れないのは残念だけど。
そりゃそうだ、俺も聞いてねぇ。
…そっか、間違えてても気にしない。
[むしろ間違えていてくれて構わないくらいだ。
沈んだ気持ちでロー・シェンと通信を交わし。
その後にウェルシュの通信)(>>~17)が耳に飛び込んでくる。]
精霊術…マリーか?
[心配そうに声を出すもマリエッタに届いているだろうか。]
えっ?
私は構わないし、トルメンタを説得するのも別にいいけど。
[リーゼロッテから出た提案に、クエスチョンマークの浮かんだ頭を傾げる。>>=30]
でもファミル様、馬に乗るのお得意だよね?
わざわざ竜に乗ってくださるかなあ。
[指揮官の重要性を今一理解できていない答えを返した]
― 空中:ウシャスの上 ―
……ああ、いや……。
…………まあ。色々と、事情があってな。
[>>166……予想の相槌に、濁す。
父は、自身の価値を元より嫁入りの手駒としか見ていないのだろうが。かつて手を付け、そして生まれた“もう一人の弟”が騎竜師となったらしい事が、どうやら親族の間に漏れているらしく。弟ではなく“弟”を……必然、そんな話も持ち上がる訳で。]
帰郷の折に、か。それは災難だったな。
……離れて長いのなら、戻るだけでも孝行なのだろう。真っ当な親なら、幾つになっても子の事は心配する物らしいからな。
[それは、自身の親ではなく、祖父母を見て察した事。
>>167語られた未来に、少しだけ。……笑みを浮かべて*]
― 夕方:移動中の通信 ―
ああ、届いているなら良かった。
……ああ、頼んだ。ただ、あまりに近いようならあまり無理をせずに。
[>>~13今頃はどの辺りを駆けているのだろう。
ただ、>>~17報告が聴こえれば。]
……ミリカ村で、か?
マリエッタの物とも、また異なる気配……なのだろうな。と、言う事は……
[他の部隊が村へ向かった話は聞き及んでいない。
となれば、考えられるのは……海精軍。]
……距離的に、マリエッタが述べていた「向こうの精霊師」の可能性は高いな。
ウェルシュ、ありがとう。後方からでも構わない。できればそのまま、定期的に確認して伝えて欲しい。
[そう言葉を返し、通信具を置く。
……霧はまだ、晴れる気配がなく*]
それもそうだね。
トルメンタ、旋回。
[進行方向を変えたのは、ごく自然な動作だった。
森の入口はこちら。炭焼き小屋があるはずなのはこっち。その上を通る最短コースを、無意識が掬い上げた結果で]
炭焼き小屋の場所?
ううん、知らないよ。
あれ、こっちじゃ遠回りだった?
[本人は、森の入口へと動きやすいコースを取ったつもりでしかなくて。間違えたかと目を丸くして背後を振り返る。>>=31]
― 夕方:移動中 ―
ああ、元より村の中にはウシャスが降りられる場所が無い。
最善は、村の少し手前……炭焼き小屋らしき建物のある辺りだな。少し開けた広場があるはずだ。
そこからなら村までそう掛からない筈だ。ただ、問題は……。
[着地できるかどうか、だが。>>171後ろの声に手短に応え、竜を駆った*]
─ 移動中 ─
あっちも偵察にきてたみたいね。
[キアラの内心>>177は知らず、彼女に答えて。
二つの気配の内一つは騎竜でないことは聞こえた通信によって解ったが手強いだろう相手なのは変わらない。
かけた言葉でキアラが安堵したのがわかれば、こちらも笑みを浮かべ。
その後変わった様子を問うも、何でもない>>178と返されればそれを疑う理由も無かったのでそのまま信じた]
― →炭焼き小屋 ―
[どれだけ時間が経った頃か。
黒馬は何も指示せずとも森を駆け、炭焼き小屋まで私を運んだ]
お前は賢いな…。
お前と、ジーク殿に感謝しなければ。
[騎乗したまま黒馬の首を撫でる。
そうしながら瞳は白に覆われる空を見上げた]
―― 渦巻け、そして集え ――
[二本の水柱が渦を巻く。
それらはやがて一本にまとまりマリエッタにぶつけられる、そのはずだったが、
風向きが、変わった。
見上げれば白い竜>>125が降りてくるところ。
強そうな竜に興味はあるものの]
今は邪魔されるわけには……落とすよ!
[言葉通り渦を巻く水柱は、
竜の背に乗る騎竜師と、騎竜師に抱えられた少女めがけて下方から襲いかかる]
そう。……わたくしも、残念ですわ。
でも、わたくしもわたくしの家と故郷を、守らなくてはなりませんの。
[攻撃の足を止め言葉を重ねる。
このまま戦闘を続ければ消耗した自分が不利という自覚もあったが、それだけではない。
竜の影は、霧の中でもそれとわかる距離まで近づいて来ていた]
わたくしは無事です。
[通信機から聞こえたこちらを案じる声に、小さく返す]
……精霊師と、交戦しましたわ。
今はどうにか凌げていますが、長時間は……。
[その一言が、介入を促す形になっただろうか]
……ちっ、違う!
きっと霧のせいで見間違えただけ!
[とっさの理屈とともに集中は継続されたが、
精度が甘くなるのは避けられなかった。
ともあれ水柱は白い竜の背に乗る者達へと迫り続ける]
ならいんだがな。
[戦力としての情報を重視していたが、その戦力の個人の情報については重要ではないため興味が薄かったためだ。そのため個人を特定するのには向いていないのは自覚していたため、コンラート>>~18の言葉に内心少しほっとする]
マリエッタか…あるいはあちらの精霊術師か
[ウェルシュの報告>>~17を聞く。自身には感じられない感覚に便利だと内心つぶやきつつ次々くる報告に口をつぐんだ]
[こちらの提案に首を傾げるキアラ>>=32に]
うん。
でもさ、ファミル、単独で移動してるのよね。
多分、少しでも早く戻る必要が出来たんだと思う。
となると、馬より竜のほうが早いでしょ。
[提案理由を述べながら進路を指示しようとしたのだが、それより早くキアラが自然と方向を変えていて。
知っていたのかという問いに返った答え>>=33に、こちらも目を丸くしたまま頭を振った]
ううん、こっちで合ってるんだけど。
知ってるみたいに動いてたから。
[知らないならすごい偶然だ、と]
―― 現在・ミリカ村 ――
[危険な状況かどうか分からないと思ったが、水柱が襲い来る(>>185)するのを察知すれば。
咄嗟に前に座らせていたアリーセをぐっと抱き寄せて庇い。
躱すよりは散らす方が確実だと判断し。]
―――風よ!
[ゴォ、と突風が吹き荒れ水柱を吹き飛ばす。
しかし幾らかは食らい、多少の傷みと共にずぶ濡れになった。]
やってくれんね、いいよ俺さっき逃がしたばっかだからちっとばかり気が立ってんだよな。
[ネージュが着陸すればアリーセを地面へと降ろして。
背後にマリエッタとアリーセを庇うように前に出て、槍をシュテルンへと突きつける。
気が立っている、それはその通りだが。
レトを逃がした事だけではなく、キアラの存在のせいもあった。
色々と複雑な気持ちが渦巻き消化しきれずにいる事が苛立ちを呼び。
それをそのまま眼前にいる少年へとぶつける形となったのだ。]
[マリエッタ達の姿が見えた後に、そのままゆっくり降りるつもりでいたのだが]
やれやれ、それは見過ごせないな。
[こちらに向けられる敵意は水柱の形>>185を成して下からおそい来るのが見えるとコンラートの腕から離れると。
地面に降り立つような気軽さで、まだ空中にいるネージュから降り立ち水柱へ向け…、
降りるというよりは落下していくと表現したほうがよかったかもしれない]
マリー、アリーセ隙を見て逃げるぞ。
他に応援来られたら面倒くせぇし、この村で戦いたくない。
[視線は油断なくシュテルンを捉えつつ、小さく告げる。]
― ミリカ村付近・低空 ―
[精霊師の戦いに干渉するタイミングは、難しい。とは、修行の旅の途中に見知ったこと。
だから、シュテルンが動いている、と察してもすぐには動けなかった]
…………。
[機を測る間、右手が無意識、首から提げた『お守り』に触れる。
祖父から、肌身離さずに、と言いつけられた物。
けれど何故か、祖母はそれを見ると、寂しげな表情になる事が多かった]
『……レナは、どこにも行ってはダメよ?』
[繰り返し、言われた言葉。
家族の中で、祖母だけは自分の事をレトではなく、レナ、と呼ぶ。女みたいな呼び名で嫌だ、と言っても聞いてはもらえず未だ抵抗は続いているのは余談として]
……俺がどっか行く理由なんてないのに、なんで、あんな風にいうんだろなぁ。
[ぽつり、呟く。
レナ、というのが誰の愛称だったのか、それで呼ぶ事にどんな想いが込められているのか──その理由は、少年からは、閉ざされたまま。*]
[通信機から聞こえた声>>189に、元より困惑していた状況が更に読めず]
…ほんと、何してんの?
[思わず聞いてしまった]
キアラ、リーゼロッテ。
ファミルだ、炭焼き小屋に着いた。
黒馬に乗ってフードマントを被っているから恐らく直ぐに解───
[2人に目的地の到着を通信した矢先、シュテルンの声>>189が通信機越しに聞こえて。
紡ぎかけた声が一度途切れ、私は何度か瞳を瞬いた]
……あやつ、何を動揺しているんだ?
[ぽつ、と零した声もまた、通信機越しにキアラ達に伝わる。
シュテルンがどんな状況にあるかは認識していなかったため、疑問だけが残った]
……っ!?
[ふと沈んだ物思いを破ったのは、先にも感じていた二つの気配。
……もう一つ、通信から零れた意味不明の言語もあったりしたのは、余談として]
……っとお!
[握っていた細工から手を離し、手綱を握る。
ほぼ同時、褐色の翼が羽ばたいた。
以心伝心、人の意は竜へ、竜の意は人へ。
影という、あまねく存在に作用する属であるが故に叶う同化は、褐色を疾く、少年の友の許へと翔けさせる]
……シュテルンっ!
[声に出しての呼びかけは、竜の咆哮と重なるもの]
[一か八か突撃を仕掛けようとしたものの、足が思うように動かず膝を着いた。
そうしている間に、突風>>191が水柱を吹き飛ばし、その向こうに竜に乗ったコンラートとアリーセの姿が見えた]
[シュテルンとの間に割り込む影>>125を見て、ほっと安堵の息を吐く。
牽制する姿を背中から見つつ、問い掛ける言葉>>126には頷いて]
はい、あの方はかつての――けほっ
[長時間術を使い続けた弊害か、咳き込むのを堪え切れずに、言葉が途切れた。
手首で口を押さえるようにしながら、素早く息を整える。
何故だかシュテルンには、そんな姿を見せたくなかった]
[マリエッタの声>>190も聞こえ水柱に対しては降りて対処をしようと思ったが、コンラートに抱き寄せられたこともあり、コンラートに任せることにした。
結果としては、コンラートほどではないが結局濡れることにはなったのだが。
地面に下ろされると、自分の前にたち槍を突きつけるコンラートの様子を見ながら]
コンラート少し落ち着きたまえ。
[敵の相手よりもむしろそっちの方を第一に気にしてから]
ああ、そこの君。状況的に君の勝ち目は0といえる。
ここで臆して引くことは決して恥ではないぞ。
[本人は降伏を促しているつもりだが、果たして挑発してるのとどっちなのかと他人には見えたかもしれない]
わかった……、
といいたいが、手遅れのようだ。
[先ほど出会った影の属をもつ竜と人が二人が駆けてくるのが見えた]
説教二時間…
[ 聞こえた声に>>189ぼそりと呟き、そのまま馬を走らせる ]
退けええっ!!
[ ブロードソードを振り回しながら、彼は良く通る声を上げた。
狙いは、シュテルンに突きつけられたコンラートの槍を、一瞬でも跳ね上げ>>192、レトが割り込む隙を作ること ]
こちらシュテルン、
向こうの騎竜師が……、女の子を後ろから抱きかかえてこっちに……!
[通信具越しに聞こえるいくつかの声を耳にし、>>=36>>=37
状況説明を試みる]
[聞き覚えのある声が聞こえてそちらへと視線を向け(>>194)]
またお前かよ!!
[思わず叫んでしまうが、そんな状況ではなかった。
背後ではマリエッタが咳き込んでいる(>>195)
それにここは生まれ故郷の村、戦って荒らしたくはない。]
くそっ、わざわざ捕まりに来たってわけじゃねーよなぁ。
[マリエッタの知り合いらしき少年を連れ戻しに来たのだろう。
ならこのまま見送りたいところだ。
相変わらず槍を向けたまま動向を見守るつもりが。]
させるか!!
[風を暴走させ、突撃してきたジークムントを阻もうとする。
彼の剣が届く事はないが、それでも隙を作るには十分であっただろう。]
皆ごめん!! 今度ちゃんと片付けすっから!!
てかアリーセ、落ち着きたくても落ち着けねぇ!!
[家まで吹き飛ぶ事はないにせよ、あちこち物が散乱し乱れているのは自分のせいである。
眉を顰めつつ謝罪の言葉を口にた。]
なるほど!
そういうことなら、トルメンタも聞き分けてくれるはず。
[と、納得はしたけれど。本人と会ってからの状況次第でもあるかと、案の一つで保留して。>>=34]
うん、合ってるなら良かった。
たまたまだと思う、けど。
[何となく胸の奥がざわざわとした。
けれど自分でも気づかない振りをして、顔を前に戻した]
― 現在:森上空 ―
……霧が濃い上、随分日が落ちている。
が……恐らく、この辺りの筈だ。
[>>156覚えのある名を聴いた衝撃に、どこか焦る思考のまま。
周囲の地理と辛うじて見える道や木々の様子から、場所に当たりを付け。ウシャスを促し、降下の体勢に入る。]
……村付近で精霊師と、コンラートも交戦……と、聴こえたが。此処からこの方角へ進めば、村へ着く筈だ。
森とは言え、然程障害物は無い。恐らく、直ぐに抜けられるだろう。
[述べて、大まかな方角を指し示す。
支給品の中に方位磁石はあった筈だが、相手が持っていたかまでは知らぬまま。]
……お前を下ろしたら、ウェルシュを捜しに行く。
なるべく早く、向かってやってくれ。
[そう告げて、竜は徐々に高度を下げるが。
……場所が合っていれば。
そこには>>184氷竜軍の指揮官が居るのだが。それは、知らぬまま*]
[コンラートに一言、二言囁きかけながら、こちらの方へと駆けてくる姿>>197>>194に意識はすでにいっており]
よし、竜達は任せろ、あっちの馬のやつはコンラートに任せた。
[向こうの馬にのった剣士の狙いもコンラートの槍らしく、その判断はちょうどいい振り分けとなるだろうか]
マリエッタは、回復次第援護だ、突破口を開こうか。
[ここでやりあう意思はないことだけは、こちらの3人には伝わっただろうか]
― 夕方:移動中 ―
ま、村に協力を仰ぐ脅迫≪せっとく≫のために竜を出すなら別だけど、そんなことしねーだろうしな。
[上空に竜の威容をしめしてしたがらせるという行為を両陣営がとらないのは同じ国だからなのだろうか。とどこか皮肉気に笑う]
……ああ、この霧じゃ、下見えないしな。
[濁した言葉>>182の先を想像してどうしたものかと晴れない霧にげんなりとした気持ちになった]
あ、うん、了解。
あたし達も今向かって───
[ファミル>>=37に返す最中、シュテルンの通信に呆気にとられ。
思わず何してる、と問いかけたものの返事は期待してはいなかった。
いなかったが]
………や、うん。
よくわかんないけど、とりあえずおちついて?
[続いた説明>>=38に内心何それとか思いつつ返した]
片付けは手伝おう。
何、大丈夫だ、コンラート。
君にはネージュとボク、二人の竜がついているのだだぞ。
[コンラートに背を預けるように、ジークムントの方はコンラートに任せて視線と意識は完全に迫り来る人竜一体を文字通り体言するその姿に]
むしろ今この場を楽しむべきだ。
…………
[シュテルンの説明>>=38は見たままを告げているのだろうが。
あまりに端的過ぎて想像するのが難しく感じられる。
騎竜師と言うことは騎乗しているのだろう。
女の子を後ろから抱きかかえる、つまりは同乗している者が居て、シュテルンはそれを見て動揺した、と]
………とりあえずその騎竜師とは、レトが相対した奴のようだな。
シュテルン、今そちらにジーク殿が向かっているはずだ。
協力して村からの離脱を図れ。
レトも向かっているはずだ。
[何をどう見間違えたのかは理解出来ぬまま、シュテルンにはひとまずの指示を]
はいはい、了解。アリーセ頼む。
[アリーセの言葉(>>202)に反応して槍を向ける相手をジークムントへと変える。]
マリー、ネージュに乗って!
[マリエッタへとそう声を掛け相手の出方を見る。
隙を見て自分もネージュへと飛び乗りこの場を脱却する算段であった。]
― クレイエラの森・上空 ―
ちょっと無理してでもとにかく合流しないとカオス、かな。
トルメンタ!
[連絡より先に街を出ていたとはいえ、トルメンタにもそろそろ負担が重くなってくる頃だとは思うが。
聞こえてきた通信に眉を寄せて、騎竜へと合図を送った**]
アリーセ、マリーがネージュに乗ったら逃げるぞ。
俺が飛んだらアリーセも逃げろ、絶対だぞ。
[念を押すように小さく告げる。]
― 現在:森上空 ―
ここがさっき言っていた場所か。
[ミリカ村についての説明。それにともない方位磁石を見せてもらい大まかな方向を>>200を聞いてうなずく]
そんだけわかれば十分だ。
にしても竜ってのははやいもんだな。ウシャス。ありがとうな。
[徐々に高度を下げる>>201竜にも礼の言葉をいって、飛び降りれるような高さになったところで、鞍においた手に力を込めて、地面へと飛び降りた]
― → 炭焼き小屋近く ―
─ →炭焼き小屋 ─
[聞こえた通信に多少の混乱を覚えつつ、ファミルに遅れてこちらも目的地に到着した。
濃い霧のせいで、空を見上げるその姿を目視出来たのは間近にきてようやくだったろう]
お疲れ様。
偵察がかち合うなんてついてなかったわね。
で、どうする?
キアラと一緒に先に戻るなら、馬はあたしが責任もって乗って帰るけど。
[言いつつ、後は戻るだけだからと展開したままだった感知の術を解いた]
[ 襲い来る暴風>>199に、馬は嘶いて棒立ちになったが、その程度の事で落馬するようでは騎馬兵など勤まらない。元より、まともに斬り掛かる気はなく、間を作ることだけが目的の突進だ ]
帰るぞ、シュテルン!!
[ 風に銀の髪を乱しながら、シュテルンに、レトとルアルの方へ走れと促す ]
ここで、殺り合う気はねえっ!てめーらも、無駄に村を荒らしたくねえなら引け!
[ そして、対峙する三人に向けて、馬上から怒鳴る。もはや交渉とも言えないが、騎竜師がこの村の出身だという話が本当なら、向こうも聞く耳を持つかもしれない、と ]
/*
あー……そか、面倒なので炭焼き小屋でローを下ろして、ファミルと会えればいいか(ファミル止めてローを行かせて)、と思ってたけども。そうだ、小屋複数個あったんだっけ……うー、なんか今回ウェルシュが狼に乗ってた件と言い把握ミスが多い。ゴメン。
ちょ、ちょっといきなり槍を向けるのは勘弁してくれ、な?
――ってかなんでレトに逃げられたとばっちりを僕が食らってるんだよーっ!
[槍を向けられつつも、>>192
白い竜から降りた騎竜師の少年と少女を見つめる視線は若干意味ありげなもの。
決して、少女につけられている鎖が気になる、とかではなく、
気になるのはむしろこの二人の関係。
何せ、少年が少女を後ろから抱きかかえていたので、
なんか仲良さそうに見えたのだ。
だがここは戦場。
戦場で仲良くするなんて―――]
― 現在:森上空 ―
ここが着地ができる場所か。
[ミリカ村についての説明。それにともない方位磁石を見せてもらい大まかな方向を>>200を聞いてうなずく]
そんだけわかれば十分だ。人間がすんでる森なら森の道にも癖ってのができあがってるもんだからな。
にしても竜ってのははやいもんだな。ウシャス。ありがとうな。
[徐々に高度を下げる>>201竜にも礼の言葉をいって、飛び降りれるような高さになったところで、鞍においた手に力を込めて、地面へと飛び降りた]
― 炭焼き小屋 ―
[通信機から聞こえるシュテルンの状況は把握出来たような、そうじゃないような。
ただ、私が騎竜師と彼女に遭遇せずに済んだと言うのは理解出来た]
……同乗しているということは、飛ぶことが負担になっている、のだろうか。
[一人である故に思考は口を突いて出る。
兄からアリーセが力を封じられ幽閉されたことは聞いていた。
彼女の力は人々に害を齎す、野放しにして良いものではない。
兄はそう言っていたけれど、アリーセがそんなことをするはずは無いと信じていた。
けれど、こうやって戦場に借り出されて居ることを考えると、彼女の持つ力が大きいと言うことを実感する。
そんな力を持つ者を、何の枷も無く外に出すはずが無かったから、封はかけられたままなのだろうと言うのは容易に想像出来た]
さっきに攻撃仕掛けてきたのはそっちって事分かって言ってんだろうな?
[ジークムントへ放つ声は冷たい。
随分と勝手な言い分だと鼻で笑いつつも、村を荒らす気がないのは同じだ。
背後のネージュからマリエッタが飛び乗った事(>>211)が伝えられれば。]
あーそうそう銀髪のおにーさん。
なんかね、ローがあんたに会ったら教えてくれって言われててさ。
なんかアイツを怒らせる事でもやったの?
[別にローは怒ってはいなかったし、むしろ軽く言ってただけなのだが。
ほんの少しの意趣返しでそう言うととん、と地面を蹴り。]
じゃあな、二度と会わない事を祈るよ。
[後方へと飛べば風が身体を取り巻きネージュの元へと引き寄せられ、その背中に降り立ち。]
アリーセ行くぞ!!
[アリーセへと声を掛ければ空へと舞い上がった。]
/*
延長対応はまぁ、うん。
でも時間内に収める、と言うのは心掛けた方が良いと思うのだよ。
と言うか私が心掛けたいんだよ。
何度かやらかしてるからなorz
……、マリー……?
[騎竜師の少年に何かを説明しようとした声が、
咳き込む音にとって代わられる。>>195
思わず彼女に向けて伸ばしかけた手は、]
!
[竦んだように引かれる。
竜の咆哮と少年の名を呼ぶ声が聞こえ、>>194
直後、別の少年の叫び声も聞こえたから。>>197
今の自分が真に手を伸ばすべき、味方たる者達の、声]
[ どうやら、向こうも離脱するつもりのようだとは、精霊師の少女の動きを見て判った>>211
あちらが追いすがる気がないなら、後はレトに任せれば良い、と、風のおかげで開いた距離をそのままに、馬首を返す]
……ロー・シェンによろしくな!
[ 駆け去ろうとする間際、残した声は、誰かに届いたろうか? ]
/*
延長使うのはいいと思うけど、メインのバトルでならともかくただ脱却するだけのここでもたもたした結果はどうかと思う。
[向こうの狙いがシュテルンの方であり、こちらへの攻撃がないのならば、
こちらからは影の竜に対する威圧だけにとどまるだろうか]
分かっているのなら話は早い。
さっさと帰りたまえ。
[馬上の人間>>209にそう言葉返しながら、
マリエッタとコンラートが下がるのを確認してから自分は殿を勤める形で下がるだろう]
― ミリカ村近くの森 ―
[村へと続くであろう道へと従って霧の中を歩いていく。とはいえ、村についたときには、色々なぶつかりあいが終わった後なのは確実である]
― 森の中 ―
[結局、着地点は広場ではなく、どこか広い道らしき場所。
後に、砦から近いのは炭焼き小屋ではなく狩猟小屋だと知る機会は、あったかどうか。違えた記憶のまま、霧の中、竜は地に足を付けて。]
……そうだな。
私はウェルシュの元へと戻るが……新手が出るようなら、呼んでくれれば駆けつける。ただ。何れにせよ、少しウシャスを休ませねば、身動きは取れないとは思うが……。
[>>213降りるローに指し示すのは、通信具。
見つめた方角はまだ、霧に覆われたまま*]
― 炭焼き小屋 ―
来たか。
まぁ、そう言う時もあるだろう。
膠着状態が続き、お互い攻めあぐねているのだから。
[炭焼き小屋傍の開けたところに竜が降り立つ。
竜の背から掛かる声>>208に軽く肩を竦めつつ、私は黒馬から降りた]
戻る場所を護れ、と言われたからな…。
リーゼロッテが馬に乗れるのならば、そうさせてもらおう。
[提案に是を返し、手綱をリーゼロッテへ]
[ 交差するように、届いたコンラートの声は、>>215彼にとっては意趣返しだったかもしれないが… ]
あんにゃろー、人に聞くくらいなら自分で来やがれ。
[ 馬上で漏らした声と彼の表情は、とても楽しげだった ]
りょーかいっ!
[帰るぞ、という声に元気よく叫び返すと、>>209
ルアルの上から伸ばされたレト>>210の手をしっかりと掴んで、
竜上の人となる。
その頃にはマリエッタもまた白い竜に乗っていたか。
後退する間もしばしばかち合っていた視線を、>>207
いままたしっかりと彼女へと向け]
今日のところはこのくらいにしておくからな!
とりあえず、退く気はないってことだけは覚えとくように!
それから、……、
─ 炭焼き小屋 ─
ま、それもそっか。
こっちと同じようにあっちも焦れてるでしょうし。
[トルメンタの背から降りながらファミル>>222に頷く。
渡される手綱をとると、馬の背を撫でながら笑って]
そうね。
指揮官がいなかったら、兵は動けないもの。
この子のことは心配しないで。
あんた程上手くは乗れないけど、ちゃんと連れて帰るから。
あー……。
………あんまり無茶するなよー!
[たっぷり迷った末に、そう告げた。
距離が遠く離れてしまっていてもお構いなしに**]
―― クレイエラの森・上空 ――
[去り際のジークムントの声(>>223)は聞こえなかった。
暫く飛んで、追っ手が来ない事を確認すればほっと息をつき。
通信具を手に取って。]
[ こちらが先に仕掛けたのだ、というコンラートの言い分は、先に姉姫を追い出したのが海精軍の方だという氷竜軍の言い分に似ている。
妹姫を守るためにした事だと城に残る者達が言うように、レトは仲間を守るために敢えて仕掛けたのだと言うことになる]
[ 戦の原因や、争いの発端は、皆そんなものだ、と、そう達観して諦められるほどに、彼自身老成してはいなかったが ]
なかなか戦が終わらねえのも道理、だよなあ。
[ 大人達の理屈の縮図を自分の中に見つけたようで、少々苦い思いを抱かずにはいられなかった ]
マリー救出成功って事でそっちと合流したい。
そんでローの言ってた銀髪で白いやついたぞ。
お前の事よろしくって言っといた。
[適当な報告をした。]
[通信の返事を待ちつつ。]
どうする、偵察はもう終了でもいいと思うんだけど。
一旦ラートリー達と合流がいいよなぁ。
[アリーセとマリエッタの二人へと問いかけた。]
― 炭焼き小屋 ―
[手綱はリーゼロッテへと渡り>>225、私はトルメンタの方へと近付く]
あぁ、よろしく頼む。
後からジーク殿達も追いつくかもしれない。
合流出来たなら共に戻って来ると良い。
くれぐれも、気を付けて。
[敵も偵察のようだったから、大々的に仕掛けては来ないとは思うが、用心に越したことはない。
リーゼロッテへと声をかけて、私はトルメンタへと手を伸ばした]
乗せてもらうぞ。
[言いながら、竜の首筋を軽く撫でる。
それからキアラの手を借りてトルメンタの背へ。
キアラの説得もあったかもしれないが、存外すんなりと乗れた。
もしかするとトルメンタには気付かれているのかもしれないが、それは私の与り知らぬこと]
そちらも気を付けろよ。ま、交戦しているという話ばかり聞くんだ。これ以上何かあるならば、この人数じゃ手に負えないだろうからさっさと帰るなり援軍つれてくるなりしたほうがいいけどな。
[ラートリー>>221へと振り向いて答えると、後は、霧に覆われた道を歩みは慎重に進む。だが変に緊張感ももつことはない。]
/*
あっメモ文面考えてたらマリーとすれちがっ うわああああああああああい >>230
しっかしひどいスロースターターっぷりで申し訳なく……
バトルスタイルが固まりきらなくってなあ ようやく見えてきた感じ
阻害と、あと何か(おい
おう、お姫様の救出ご苦労さん…ってもうか、ありがとな…にしてもはやくねぇか?
[頼んだのさっきだぞ。とかちょっと驚きつつも、短く告げられたコンラートからの通信>>~28言葉からしばし黙考する]
[ ともあれ、追う者が無ければ、あとはひたすら帰路を急ぐのみ。途中、リーゼロッテと合流したなら、レトと彼女の間に、いつもの喧嘩?が勃発したりしなかったりしたかもしれないが ]
[ 偵察は中断したということになるが、必要な情報は得られた。ミリカ村が全体としては未だ中立であること、周囲の地形、抜け道の類…そして噂だけしか届いていなかった竜人の少女を確認できたことと… ]
[と、行こうと思っていたが、通信機からの報告を受けて]
合流か。無駄足なのは喜ぶべきだが…
[それとともに伝えられたコンラートからの伝言。若干適当感がぬぐえなかったが]
こちらレト!
シュテルンの回収と、離脱、完了したぜ!
[舞い上がったところで、通信を入れる]
向こうも、追ってくる様子はねぇし、こっち、このまま帰還するけど大丈夫か?
どっかと合流した方がいいなら、そっち、行くけど?
[問いを投げる声は、やや掠れていたが。
感じている疲労は表に出すまいとの意地は、口調は常と変わらぬものをどうにか維持させていた]
/*
300人程度の用兵でどこまで戦争って出来るものかね…。
この人数だと大隊にも満たぬ。
中隊イメージで小隊(50人)×6、更に分隊(10人)に分ける?
とりあえずこれまでの負傷者も居るから、用兵に仕えるのは小隊×4にしておくか。
うーん、小隊×2を平原へ、小隊×1を海路利用で挟撃、は通用するかなぁ。
挟めなくても側面攻撃くらいは出来るか。
…頼み事が出来る相手が居る程度にゃ、あっちの軍にも馴染んでるってことか。
[ 確かめたかった、もうひとつも確かめられた。これでもう迷うことはない、と思う ]
……肝に銘じる。
まあ、さすがに中立地帯だ。これ以上の規模……となると。双方改めて出直し、となるだろう。
[小競り合いで済めばいい。
そんな思いも込めて、>>232慎重に進む背を見送った。]
…………願わくは、…………。
[先ほど聴こえた騎竜師の名。
このまま、互いに霧に紛れ、出会う事無く終わればいい。
このまま、霧に紛れ、何一つ禍根の残らぬよう始末を付けてしまいたい。
どちらの思いも。否定し切り捨てるには、大きすぎて**]
─ 炭焼き小屋 ─
ん、解った。
そっちも気をつけてね。
[ファミル>>231に用心を促されたのに頷き、彼がトルメンタの背に乗ったのを確認してからこちらも馬に跨る。
その動作は滑らかで、不慣れなぎこちなさは無い。]
覇気が萎えてないならば十分。
[通信機を片手に獰猛な笑みを刻む。
軍としてではなく...の個としてでいうならばそれだけで十分だ]
そうか、ご苦労。
そのまま帰還で問題無い。
今リーゼロッテとキアラが炭焼き小屋のところまで来ている。
私はキアラと共にトルメンタで一足先に戻るが、こちらに向かってくるなら、リーゼロッテと合流出来るはずだ。
[レトからの報告>>=43に安堵を宿しながら声を返す。
掠れ気味の声から、だいぶ無茶をしたのだろうと考えるが、無理を強いたのはこちらであるため何も言わず。
合流については場所だけを告げて、後は彼らに任せることにした]
俺も、すぐに合流する。
[ レトに続くように無事を伝える通信を飛ばし ]
帰ったら、レトは強制休養、シュテルンは強制休養と説教三時間な。
[ 二人にだけ、にこやかにそう、付け加えた、が、彼にそんな権限があるかは謎である ]
―クレイエラの森・上空―
[自分はジークムントの言葉>>223は聞こえていたので]
伝えておいてあげよう。
[そう言い残すと、向こうが立ち去るのを確認してから自分も空へと飛び上がった]
[マリエッタは確かに姫っぽい雰囲気はある。
貴族の令嬢故に物腰も口調も嫋かであるので。
しかし今回の偵察で精霊術を駆使し、体力を削っても弱音を吐かずにいた事を思えば。
彼女がただ大人しいだけの少女ではない事はよくよく理解出来ていた。]
ま、余計な手出しだったかもしれねぇけどな…って早いって言われてもな。
あっちから突っ込んで来たからなぁ…。
それに人違いかもしれねぇし。
― 炭焼き小屋→ ―
あぁ。
[リーゼロッテの言葉>>240に頷きを返して、キアラに頼み一足先に森から飛び立った。
託した黒馬に関してはあまり心配していない。
リーゼロッテの身のこなしに不慣れさを感じなかったためだ]
小屋の位置から行くと……方角はあっちだな。
キアラ、頼む。
[コリルスがあるであろう方向を示し、そちらに進むようキアラに指示する。
トルメンタが連続飛行で疲労を訴えるようなら途中で休息も入れて。
それでも騎馬よりは早くコリルスへと辿り着くことが出来るだろう]
あのう、そういう呼び方は……少し、気恥ずかしく。
[冗談めいたものとわかっていても、実際の身分より上に例えられるのは居心地悪さとくすぐったさを感じる]
[マリエッタの言葉(>>233)に難しそうな表情になり。]
…大きな部隊、か。
ちょっとネージュを無理させてっから休憩しないと不味いんだよな…。
[それもあってラートリー達と合流したい旨を告げたわけで。
コンラート自身の疲れもあった。
レトとの交戦で手首を痛めたらしく、あの時感じた痺れは違和感として残っている。
そしてシュテルンから食らった水柱の攻撃によるダメージと。
どちらも小さなものではあれど、蓄積すればそれなりに堪える。]
二人とも怪我は大丈夫か?
[自分の怪我は隠し、二人へと問いかけて。
通信で場所を聞けばそちらへと向かうだろうし、どこか指示があれば素直に従うだろう**]
[あいつからすれば、あの三カ月程前のことは失敗であっただろう。
そして失敗をすれば自分の欠点が否が応でも見えてくる。人は楽なものに流されるものだが、そのことと正面から向き合い、何が間違っていたのか。何が足りないかを理解し自分を奮い立たせ一歩を踏み出す。そうすることで人は強くなれる。負けや失敗は本当の意味で敗北じゃない。本当の意味で敗北なのは…折れた時だ。
ならばあいつはまた立ち上がったことが理解できる。―――前よりも強靭になって]
[竜の背の上で長く息を吐き出す。
休めるような状況でないのはわかっているが、疲労の色は濃い]
すみません……少しだけ。
[コンラートの背に額を付けるようにして、緊張の糸を緩めた。
アリーセには心の中で、もう一度謝りながら**]
/*
つーかあれだな。
霧の中で大々的な戦争って難しくねーかwwwww
あまり霧が深すぎると同士討ちが…。
霧の深さについて少しメモで提案してみよう。
[聞こえた通信>>=43の声の調子に、思う所は多々ある。
けれどそれを口に出したらまた自制がきかなくなりそうで]
…合流するなら、待ってるけど。
[ファミルとジークの通信>>=44>>=45も受けて、ぽつり短く落とした]
承知した、無事で何よりだ。
[ジーク殿>>=45の声にも返す]
皆戻ったらしっかり休息を取れ。
近いうちに、動く。
[それは大掛かりな交戦を想定しているというもの]
いや…頼んだのはこっちだし気にする必要はない。少し驚いただけだし、人違いならばその時はその時だ。
[とはいえ、偵察に出てきて騎竜師に突っ込んできた。などということだけコンラート>>~30の言葉から理解する。
伝言ではなく、会話を欲するでもなく、教えろ。といったのはそれだけで十分だからだ]
ああ、すまんすまん。普段からはお姫様なんてよばねーが、こんな時だけはついつい、な。
[恥ずかしがってるマリエッタ>>~31を想像して通信機越しに口元に笑みを刻めながら、悪びれた様子が全く感じさせない謝罪をした]
― 回想:氷竜軍参戦直後 ―
[無事に傭兵を無視できないそこそこの規模を集わせて雇われることに成功をした。その流れから指示する立場になったのはちょっと予想外だったが、今までの経緯と腕っぷしとで決まったこと。総当たりのように刃を一度交えて決定したところで、一人の男に話しかけられた。
最初は誰だと思った。]
誰だ。
[思ったことがそのまま口に出た。ぶっきらぼうな問いに見た目は…男この表現で正しいかはわからないが、麗しいといっても過言ではない男の名を聞く。覚えのない名前であったが、貴族の類かなにかであろう。正直めんどくさいという想いで充満していたのだが]
─ 炭焼き小屋 ─
それじゃ、先にコリルスで待ってて。
トルメンタは疲れてるところ悪いけど、もう一頑張りお願いね。
[聞こえた通信に、シュテルン達の無事も確認できたので自然安堵の笑みを浮かべ。
ファミルとキアラを乗せた竜の顔を撫でてから、飛び立つのを見送る。
ミリカ村から戻ってくる面々とはここで、もしくは移動途中で合流して帰路についた訳だが]
は?組む…ってのか?
[めんどくさい想いは疑問へとすり替わる。盾になれ。という意味かもしれないが、相手のニュアンスからはどちらかといえば単純に戦列をともにするというように聞こえたからだ。
どうやら先ほどの総当たり戦をみていたことと、自分たちは規模が小さいからこそ組み込むのに手間がかからないなど理由はあったようだ
こちらにとっても合力できる隊がいるのはありがたいことだ。]
ああ、こっちとしては不満はない。正直小隊で動くだけとなると不安もでかかったしな。でもよ、そんなこといって軍に通せるのか?
[そこが不安ではあったが、その男は指揮官殿と知り合いであるらしく。また信を得ていたようだとは後に知ることで]
ロー・シェンだ。どっちにしろよろしく頼むぜ。ジークムントさんよ。
[それが始まり。そしてどうやら彼の立場も複雑なものであったからか。部隊としてだけではなく過ごす時間も多くあり、食事から酒盛り、賭け事で酒場がひっくり返るような騒ぎにもなった。]
は…っ…はぁ……またかよ…ったく
[鍛錬所にてはた目にはどちらが勝ったかわからぬような状態で武器も手放して座り込む二人。呆れたようにこちらをみる治癒師の視線が痛くて思わず苦笑を浮かべる。
切欠は飲酒中の戯れに、勝ったほうが負けたほうに何かいうことを聞かせれるとかいう類のものであったが、二度ぶつけあい、二度分けているのが現状]
― ─ →コルリス ─ ―
[休息も含め1日を費やして、私はようやくコリルスへと戻って来た]
ご苦労だったな、キアラ、トルメンタ。
しばらくはゆっくり休んでくれ。
[乗せてきてくれたキアラ達に労いの言葉を向けた後、彼女らと別れ詰所へと向かう]
長く空けてすまなかったな。
変わりはないか。
[留守を任せていた兵へと声をかけ、何か異変は無いかと聞くが、相手が攻め込んでくるようなことは無かったため、これと言った報告は無い模様]
そうか。
…近いうちあちらへ仕掛ける。
準備しておけ。
それと、小隊が乗れるくらいの船の用意を頼む。
……まだ、使うかは未定だがな。
[偵察の間に考えていたことの一端を口にし、兵達に準備を促した*]
ま、それでも…次ぐらいには白黒つけてーところだな。それは明後日の出陣の後だろうけどな。
[決着はその後に。言葉にせずともおこなわれた約束は、明後日の出撃後...が海精軍の捕虜として数日後、雇われることとなって三か月ほど、いまだ果たされることはなかった*]
― 回想 了 ―
― 現在:森の中 ―
[あの時、もし決着がつけていたならば、己が持つ力を、それ以上を引き出す確たる存在にジークムントがなったならば、戦友≪とも≫は親友≪とも≫と呼べただろう。あっさりと捕虜となったのち海精軍にいくこともなかったかもしれない]
[だが、決着はまだ着いていない。
今、戦友≪とも≫は親友≪とも≫にあらず強敵≪とも≫のまま。
ならばこそ、迷いはない]
―クレイエラの森・上空―
[やや遅れて3人と合流すると]
向こうも一旦は村を立ち去ったみたいだ。
[そう告げて近寄り、並んで飛び始める。
すぐにコンラートから無事>>245を問われれば]
ボクは問題ない、そうやわな体ではないからね。
マリエッタ、君は休むんだ。
[謝る様子>>247にそう告げて、彼女がむしろ休まないなら休むように言うつもりでもあった]
[通信で連絡を取り合う最中、瞳に宿る紫紺は抜けて、元の淡い紅へ。
その変化がなされるのと同時、身体に走った震えと、その後の大きなため息は、同乗しているシュテルンには隠しようもないのだが]
…………言うなよ。
言ったら、吊るすからな。
[肩越し振り返って、ぼそ、と告げる。
意地はり格好つけは昔からだが、帰ってきてからそれが更に特化している様子はどう取られていたか。
理由は問われても話した事はなく、ただ]
男の意地なんだから、通させろ。
[そんな無茶な理屈をいつも通していたりするのだが。*]
/*
今気づいたけどネージュに横乗りに乗ったアリーセを後ろから抱えてる姿ってまんま白馬の王子様が姫を攫いに来た図じゃね?
>>1:188が伏線だったみたいな感じでなんかこう…うわぁ…。
いや、狙ってないからね!?
んじゃまあ、合流すっかな。
[通信機越しの向こうもひと段落はついたようだ。合流する旨を聞いているし、これ以上深追いしても仕方がないだろう。消耗度合的にも退き時として、コンラートらと合流するべく行動をはじめた**]
/*
む、300ならギリギリ大隊としても動けるのか。
だが負傷者が(以下略
小隊50人にすると4〜5小隊の人数だな。
うーん、30人でも良いのかなー、少ないかなー。
分隊12×4で約50人。
いっか、小隊50×4くらいで。
/*
>ラ神の判断まてぇい
うん、そこは振った俺も思っていた!
……いやまあ、半分の確率で現状維持なんだけどね……。
了解。
[ファミルからの通信>>=49には、当然と是を返し。
レトの返答>>=50を聞くと、少し間が開いた後]
……わかった。
待ってる。
[短く、了承を返した**]
― 交戦前日 ―
2小隊を前線に、1小隊を街の護りに。
そして残る1小隊を河からの側面攻撃に使おうと思うのだが、どうか。
[ジーク殿を始め数名を集めて作戦会議を開く。
その中には私に呼び出されたシュテルンの姿もあった]
海から河へと入り、船上にて一時待機。
平原にて交戦開始した後、期を見計らって上陸、敵の側面を突く。
霧がこのまま晴れきらぬなら、気付かれ難いと思うのだが。
この作戦を実行する場合、操船及び小隊長をシュテルンに任せたい。
[この発言に対する反応はどうだったろう。
是が返るなら作戦実行となるが、渋るようなら森を利用した伏兵作戦に切り替えるつもりだ**]
[ 最初にロー・シェン達と出会った時、彼ら傭兵の強靭さに感嘆した。肉体的な強さばかりではない。彼らは精神が強い ]
[ 中でも、異国の戦士ロー・シェンは、彼にとって羨望すら抱かせる存在だった ]
[ 剣の腕だけなら五分。しかし見た目の派手さと剣の威容を利用して、自らを誇大広告しているような己と違って、確かな膂力と経験を糧とする戦士の中の戦士…実は年下であると判った事も手伝って、彼と並ぶに足るだけの本当の力を、と、焦れるように求めた ]
ああ…くそ!次こそ、勝ってやる。
[ 決着つかぬまま、二度目に武器を交えた後、ロー・シェンの言葉に、そう応じた時も、彼は心底から願っていた。この男に勝ちたい…勝って、そして…彼の隣に立つに相応しいと証明してみせたい、と ]
[その願いは、ついに叶うことなく、彼自身の失態によって、道は分たれてしまったが。今も、ロー・シェンは、変わらず戦士の中の戦士として、己の前に立ちはだかっている]
/*
ガチで用兵しててすまんすw
バトルしない可能性考えたらやりたくなってしまってww
アリーセとは一度遭遇しておきたいんだけどね。
お忍び状態じゃなく、戦場で会うのが良いかな、と思い直してミリカ村では逃げたと言う(爆
忘れてねえぜ、ロー…
[もう一度、次こそきっと、と、約束した。
たとえ勝つことが出来たとしても彼の真の願いはもう叶うことはないけれど…剣をもって伝えることは出来るだろう。何故ロー・シェンと組みたいと、最初に望んだのか、その理由を*]
― コリルス・本陣 ―
[ 戻ってからのレトへの突っ込みは予定通りリーゼロッテに任せ、シュテルンを捕まえて予定の説教…は出来たかどうか? ]
[ やがて、偵察行の成果か、新しい作戦を考えついたというファミルの元へと集められ、その内容を聞かされた>>262 ]
/*
>>267
偵察した場所利用した作戦じゃないけどね!(
精霊術で人を探知出来るのに伏兵ってどうなの、と言う話はあるが、それにばかり力を割いては居られないはずなので、意味が無いわけではないと思っている。
霧が深すぎなければ使わないで行軍するんじゃないかなぁ、と期待している。
船を、そう使うか…へええ。
[ 船で川をさかのぼり砦へと攻め込む案は以前にも何度か検討された。しかしもともと河を渡らせぬことを目的に置かれた砦の周囲の水域は護りも堅く、それは無理だと諦められてきたのだ ]
確かに、この霧を利用すりゃ、やれないことはねえな。
ついでに一小隊貸して貰えりゃ、俺が派手に暴れて敵の目を惹き付けといてやる。
[ それは普段とどう違うのか?と問われれば、あまり違いはないのだったが ]
何はともあれ、戻ろうか。
ああ、もちろん始末書は全部コンラートもちで宜しく。
[そう告げてから]
ああ、そうだ通信機を貸してほしい。
[そう頼めばどちらかは貸してくれただろう]
― コリルス・本陣 ―
[ 他の者の意見はどうだったか。シュテルンが船を戦に使うことに難色を示せば、作戦は修正されただろうが、いずれにせよ、彼のやることは変わらない ]
[ 白い軍服、白い馬、銀の髪をなびかせ、身の丈程のツヴァイヘンダーを肩に担いで、戦場に立つ ]
[ 切り裂くように、戦う兵の間を駆け、ツヴァイヘンダーで槍襖を薙ぎ払い、やがて、その姿を見つけ出すだろう ]
よう、ロー・シェン。待たせたな。
[ まるで、昨日別れた
ロー・シェンは聞こえているか?
[顔は一致していたかあやしい]
銀髪の剣士がよろしくと言っていた。
一応伝えておく。
[それだけ告げると通信機はすぐ返したので返答は聞けなかったかもしれない]
[長く息をついて、謝罪するマリエッタの様子(>>247)からは疲労が感じられ。]
ああ、休んで。
ずっと精霊術使いっぱなしだったもんな、お疲れ様。
[背中に重みがかかれば表情を緩め。
マリエッタの手がしっかり自分を掴んでいる事を確認するも、落とす危険を考えて飛ぶ速度を落としす。]
アリーセも無理すんなって言いたいけど、合流するまで休ませらんねぇ。
[申し訳なさそうにアリーセへと告げ。
アリーセが通信具を求めれば(>>269)素直に貸し。
通信具に話し掛ける様子をぼんやりと聞いていた。]
[その後、まずはロー・シェンと合流し。
それからラートリーとウェルシュとも合流しただろうか。
一旦は森に点在する狩猟小屋のどこかでの休憩を申し入れ。
一晩とは言わずとも多少はそこで休憩をするだろう。
そこでお互いの情報等を交換し、クラタエグス砦へと帰還する事になる。]
―― クラタエグス砦 ――
[クラタエグス砦に着いてネージュを竜舎で休ませ。]
…無理させてごめんな。
[ネージュを優しく撫でてやる。
飛びっぱなしだった事も、戦闘中に風を使いまくった事も。
それからマリエッタを助ける為に全力で飛ばした事も。
ネージュに負担を掛けすぎた事を反省する。
しかし今後そういった事も増えていくのだろう。
そう思えば自然と眉は寄り、表情は険しくなっていく。]
――――…痛ぇ、気をつけねぇと。
[傷と言える程ではないが多少のダメージを食らった部分が痛む。
こんな小競り合いとも言えないぶつかり合いで怪我なんてしていては、今後もっと大きな争いに飛び込んだ時に生き残れるのかどうか。
死ぬ気など勿論ないのは当然だが。
己が死んでしまっては護るべき相手を護る事も出来ないではないか。
違和感の残る手首を擦りながら溜息をつき。
再出動の要請がかかるまでは休もうと部屋へと戻り、幾ばくかの休息を取るだろう**]
/*
んむ、ちょっと時間経過失敗してたな。
炭焼き小屋で一休憩でも良かった。
まぁ、無休憩で強行したわけじゃないので、軸無視はしてない、はず。
― →炭焼き小屋 ―
[どうやらシュテルンまで敵と遭遇してしまったらしい。
通信からはそれだけしか読み取れなくて、不測の事態がこれ以上起きないうちにと合流を急いだ]
あっ、あれだね。
お待たせしました!
[黒馬に乗るファミルを見つけて、いつもと乗る馬が違うことに少しだけ首を捻った。>>222
リーゼロッテと一緒に小屋の傍らへ舞い降りる。>>208
説明はリーゼロッテに任せ、自分はトルメンタの正面に回るとその首に腕を回して、一本角に額を当てた]
ごめん、最後のでちょっと疲れたかな。
でももう少し頑張ってね。私の分も使っていいから。
[トルメンタの感覚が強い角と『共振』を利用した気力の共有増幅法を、トルメンタに譲り渡すような気分で行う。
『同調』のような高度な技ではないと思うけれど、最初に見られた時にはレトにも驚かれた気がする。
珍しい方法なのだろうか。よく分からない]
はい、ファミル様。
[最後に首にピッタリと抱きついてから身体を離して、ファミルに近づいて手を貸した。>>231]
トルメンタ、帰りはファミル様とだからね。
[嫌がるかと思いきや、説得するまでもなく乗りやすいように体勢を変えてくれた。やっぱり理解してくれたんだねと素直に自分は受け止めたけれど、二人の反応はどうだったろう。
トルメンタは触れることでファミルの隠し事に気づいても、特にキアラに教えたりはしなかった。
問題はキアラの警戒心のなさにあるのであって、誰に対しても節度を保ち落ち着いて見えるファミルならとりあえずは良し、という部分もあって嫌がらなかったのだが。キアラを通さずにこれを詳しく伝える手段は今のところ無かった]
シュテルンも、レトも、ジークムントさんも無事なんだね。
良かったあ。
[かすれ気味の声には気づいたけれど、まずはそこに安堵して通信に乗せる。
交わされる機微にはあまり気がつけないまま]
はいっ。
[ファミルの言葉に少しだけ緊張しながら返事をした。>>=49]
ロッテも、気をつけてね!
[黒馬に跨ったリーゼロッテに手を振って再び空へ。>>240
通信で無事を確認できたから、乗馬姿も綺麗だなんて呑気な感想を抱いたりしていた]
はい、分かりました。
ファミル様、危ないと思ったら気にせず私のこと掴んでくださいね。万一があったら困るから。
[高度を上げきる前に、ファミルを軽く振り返って伝えた。>>244
まだ男性だと思い込んでいるのに、こういうことを気にせず言い出すからトルメンタは以下略。
途中で少しだけ小休止を挟ませてもらって、一足先にコリルスまで帰りついた]
― コルリス ―
はいっ。
ファミル様もお疲れさまでした!
[小休止も挟ませてもらったので、それほどの疲労はなく。
まずは何よりもトルメンタを竜舎をつれてゆき、羽を梳いて整えたり、爪を磨いたり、食事を取らせたり。体をマッサージするように撫でたりすることに時間を費やした。
そのまま少しウトウトしたのはお約束。けれど流石に眠り込んだりせず、部屋にも戻って休息を取った。
レトは随分疲れているようだったので、出撃前は彼の分も動けるようにしておくつもりで。まさか消耗しきっている>>234とまでは分かっていなかったのだけれども**]
― 合流→コリルス帰還 ―
[何かあれば言い合いになる、そのパターンは変わらずとも。
嵩む疲労はどうしても言葉を減らし、結局最後は黙り込む事となる。
途中休息を挟みながらの帰還行の間は言葉も少なく。
コリルスに帰り着いて、影竜を竜舎に休ませて、自室に戻って──その先、記憶は曖昧になっているが、とりあえず記憶が繋がった時にはちゃんと寝かされていた。
少年が眠る間は褐色も深い眠りに就いていたが、それが同調の影響なのは、影竜の特性について話した事のあるキアラには察しもつくか。
感覚を重ねあわせて人竜一体となるが故に、一方の状態がもう一方にも大きな影響を及ぼす、という特性。
それが、影竜をも深い眠りに誘っているのだと]
……あんにゃろ。
[目が覚めたからと言って、すぐに動けるかと言うと、そういうわけもなく。
『強制休養』の名目で、そのまま自室に押し込められた。
さすがに、竜の世話はやらせろ、と主張して、それだけは通したものの]
休むときゃ休む、っつってんのに。
ここまですんなよな。
[しないとまずいと思わせる無茶をしたのは完璧に棚に上げて愚痴る様子に、影竜が呆れきった様子できゅぃー、と鳴いていたのはお約束。*]
げっ……。
[にこやかな感じで告げられているのがかえっておっかない。>>=45
たとえ権限などなくとも、引き際を見極めて従うべき時はある今がこの時、と、
第六感めいたものが囁く中、]
動く……。
[指揮官たるファミルが告げたその言葉に、>>=49
身が引き締まるような感じになる]
……了解。
というわけでジークはなるべく僕が休んでる時に説教に来てくれないかなー?
― 帰還中 ―
……へっ?
[物思いにふけるように空を見ていたらいきなり話しかけられた。>>259
言葉の意味するところに気付き、]
ここにもあんまり無茶するなって言いたくなる人が……。 ―――…はあ。
[白い竜の姿が見えなくなった時思いっきりついたからため息はもういいと思っていたのにこれである。
意地張り格好つけたがりは昔からのレトの性分。
昔はとにかく悪ノリしていたものだが今はそうもいかないのは、
少年が曲がりなりにも大人になったせいか、
それとも性分がさらにひどくなっているせいか]
[「誰かかっこつけたい相手でもいるの?」と問うても答えは得られず]
わかってるわかってる。
男の意地なら……仕方がないもんなあ。
[無邪気ならざるなんともいえない笑みを、返すばかり*]
― 交戦前日 ―
……へえ、面白そうな作戦だな。
[ファミルに呼び出された当初は、
なぜ自分がここに……という面持ちを見せていた少年だったが、
作戦の内容を聞くと目を輝かせた]
問題ないよ。
霧の中でも精霊の知覚を借りればちゃんと進めるし。
で、適当なところで「撃てーっ!」とか「かかれーっ!」って言えばいいんだよな?
[果たして小隊長の役目とはそんな簡単な言葉で言い表せるものだったか。
ともあれ色よい返事を返し、交戦の時を迎えることになる**]
― 帰還直後・コリルス ―
最初から仕掛ける気だったろう?
[ 本人からのリクエスト通り、強制休養の時間を説教時間として使うべく、押し込んだ部屋の戸口に仁王立ちになって、彼はシュテルンを睨んだ ]
俺は、なんかあったら呼べとも言ったよなあ?
[ そんな状況ではなかったのだ、とシュテルンは反論したろうか?いずれにしても、だからどうしたという顔で、彼はふん、と鼻を鳴らす ]
気になった相手てのは、あの育ちの良さそうな精霊師の嬢ちゃんだったんだよな?
― 帰還直後・コリルス ―
殴りあわなきゃ確かめられねえこともあるってのは、認める。だが、それしかねえと思ったなら、最初からそう言え。
[ 顔つきは厳しいまま、けれど声は静かに響く ]
あっさり賛成はしてやらねえけどな。
[ それでも、望みがあるなら言えというのは無茶振りに聞こえたか。だが、シュテルンの思いの向かう先を知っていれば、表立って賛成は出来なくても、手の打ちようもあったのだと、彼は思っている ]
で?ちゃんと確かめられたのか?
[ シュテルンはどう答えたか ]
次に会うのは戦場かもしれねえ、てのは、判ってるよな?
[ 判っているからこそ、確かめようとしたのだろうとは承知の上で ]
お前が、そこで迷わないって自信があるなら、それでいい。あるんだよな?
[ 敢えて、それを言葉にしてみせろと挑発するように言った* ]
― 交戦前夜 ―
[ シュテルンが船を使う作戦に同意したことで>>285話はまとまり、翌日に備えて皆が引き上げた直後 ]
指揮官殿、ちょっと話したいことがあるんだけどよ。散歩に付き合ってもらえるか?
[ 彼はファミルを呼び止めて、話を誰にも聞かれぬよう、本陣の外へと誘った ]
この間、ミリカ村で会った竜人…アリーセとかって言ったな。
知ってるんだろう?
[ 霧の向こうに霞む朧な月明かりの下、口にしたのは、前には呑み込んだ問い ]
あ?その声はアリーセか。聞こえているぞ。
……さっきコンラートから聞いていたのとは違うな。
[後に言われたアリーセからの報告>>~38がさきほどの>>~28とでは意味が変わる]
わざわざありがとうな。
[コンラートへの呆れの気持ちも抱きつつ、既に届いていないかもしれない返答をした]
[コンラートらと合流した後、休憩>>273をとる
ラートリーと同じく炭焼き小屋ではなく狩猟小屋だったのか。などとちょっとした間違いに気づいたりなどしつつ、情報交換の後、ただ竜に乗っていただけの男は見張りなどを担い、残りの者たちを休ませ、その後、クラタエグス砦へと帰還する。]
― 戦場 ―
[軍議がどのようなものであったか。述べるべき意見があれば述べることもしただろう。だが劣勢であれ優勢であれ、傭兵のやることは変わらない。
円盾にパルチザン。フォルカタ。額宛と具足といういつもの武装を整えて、外人部隊は危険な場所で戦うのだ。
だから此度もあちらにいたころと同じように傭兵たちを纏めて向かう]
今だ!押し返すぞ!バッシュ!
[怒号ギリギリまで敵を引きつけ、そしてその最後の一瞬に今まで待った時間をぶつける様に、前衛に出ていた兵たちとともに、その盾を敵兵の正面へと叩きつけていく。
盾とは言ってしまえば鉄の壁である。その壁が人の瞬発力によって前へと押し出され、それに当たればどうなるか。強烈な金属音とともに骨を折る嫌な音。直撃したものは絶命したものもいるかもしれない。
ただその攻撃も全隊から見ればただ出鼻をくじく程度にしかならない。ならば次にすべきはその僅かな隙をどれだけ広げられるかだ。]
崩すぞ!突撃!!
[盾を構えていた兵の横を抜けるようにして槍部隊が攻撃を開始し、自らも盾で武器を弾きあげ槍で突きさし無駄もなく敵と冠するものを崩していく中、一際強く熱い風を感じた。]
[槍先を稲穂のように切り裂き、槍隊を崩す凶悪な風>>271は戦場には似つかわしくなく。だからこそ目立つ銀と白。]
おせーぞ!
[戦友《とも》であり強敵《とも》たるものに向ける笑みは変わらず、だが瞳には不退転の決意が宿っていた]
― 交戦前夜 ―
[ あの時のファミルの表情を間近で見ていたのは彼だけだ。どんなに抑えこんでいても、二つの想いに引き裂かれそうになっていたその様子は、黙って放っておくことは出来ないと思わせるには十分で ]
親しい相手だったのか?
[ けれど、彼は、二人の繋がりについては何も知らなかったから、それを問いかけた。真実の答えが返るかどうかは正直、自信がなかったが、機会は今しかないだろうと思っていた* ]
― 戦場 ―
[ それは最早、生きた壁と呼ぶべきものだった>>291凶悪な程に、硬く、強く、人の意志という動力を得て激しくうねり、敵を屠る鉄の壁]
まともにぶつかるんじゃねえッ!一歩下がって隙間を狙え!押して来たらとっとと引いて体勢を整えろ!
[ 馬上から、矢継ぎ早に指示を飛ばしながら、彼は率いた兵達を一人も見逃さぬように視線を巡らせる ]
壁を崩すのはアリの穴だ、一点に攻撃を集中して穴を開けろ!穴が開くまでは、絶対に俺より前に出るな!
― 戦場 ―
[ この壁を崩さなければ前には進めない。それは友軍も、彼自身も、だ ]
色々忙しかったんだよ、てめーがとっ捕まってあっさり寝返りやがったもんで人手不足でな!
[ 遅いというロー・シェンに>>293返す言葉は、それでもやはり軽く遠慮のかけらもない ]
………けど、生きてたな。
[ 付け加えた声だけが深く静かに響いた ]
― 戦場 ―
さあ、始めるか!
[ 以前に腕を比べた時と同じように、始まりを宣して、両手で支えたツヴァイヘンダーを、ロー・シェンの頭を左側から横殴りする勢いで大きく振った* ]
― 交戦前日 ―
[作戦立案とか、用兵とか。
どちらかと言うと、そういうものとは縁遠い身、ではあるものの。
騎竜師の単体戦闘力の高さと機動性を盤面でどう生かすか、を見切る必要性から、会議自体には顔出しするのが常の事。
……中央に出向している団長からは、「お前は街の『守護者』で、ここに残る自衛団の代表みたいなものなんだから、ちゃんと出席しろ」と釘を刺されている、というのもあるが。
作戦聞いてなかった、で無茶しないように、という予防線的意図がそこにあるのは知られているかどうか]
河側からの強襲……か。
この霧じゃ、そっちから来る、とは中々思えないだろうし、アリだよな。
[この霧で船を出す、という発想にはそうそう至るとは思えない。
そこは隙としてつけるだろう、と思うから、反対する事はなく。
当事者が乗り気>>285なのもあって、大きな問題は感じなかったから]
そうなると、俺らの役目は遊撃かな。
霧が出続けるなら、俺は強襲・撹乱どっちもいける。
[すぐに思考巡らせるのは、空戦戦力の配置]
向こうも空戦戦力を出してくる可能性は高いだろうから、そっちの警戒もしないとなんないし。
上空警戒しつつ地上と連携、が基本、か?
……精霊師の援護が届く距離は、維持した方がいーと思うけど。
[基本単独行を好むのに、援護の事を口にしたのは、先日対峙した竜人の存在が頭にあるから。
あれは、騎竜師単独で当たるのは危険だ、と。
同調する事で感じた竜の本能がそう思わせていた。*]
/*
ちなみに、立ち位置的にでないとまずい、というのは、ついさっき気がついた!(ぉぃ
さてて、現在の目標はラートリーとの遭遇なわけだが。
対決に至れるまで、時間かかりそうなんだよねwwww
いろいろとフラグ昇華しないと吹っ切れないかもしんないwwwww
つか、気がついたらすげぇ根が深いよwwwww
あ、精霊師との連携関係は、うん。
血縁組がまとめて遭遇しやすくなるといいなあ、というPL視点の布石もあります、あります。
どーなっかはわかんないけどね!
― 帰還時 ―
解った。
[キアラはああ言った>>279が、私は人に触れないために極力自力でどうにかしようとする。
だから騎乗中もしがみ付いていたのは鞍のみ。
どうにかバランスも取れていたため、それだけでコリルスまで辿り着くことが出来た]
― 交戦前日/コリルス 詰所 ―
[私の提案した作戦にジーク殿は是を示した>>268。
レト>>300も同様。
作戦の当事者となるシュテルンから是が返れば、作戦はほぼ実行に移されることになるだろう。
シュテルンからも是を貰い>>285、私はそれに対して頷きを返した]
では船での移動による側面攻撃を敢行する。
ジーク殿には平原部隊の1小隊をお任せする。
もう1小隊は私が指揮をしよう。
空戦戦力はレトの言うように遊撃で行け。
あちらも同様の戦力は出してくるはずだ。
精霊師の援護についてはリーゼロッテと打ち合わせておけ。
シュテルンは別に回るからな。
シュテルンは我々がコリルスを出発した翌日、船に1小隊を乗せて海から河へ入れ。
予定ではそのスケジュールで敵との交戦前に並走する位置にまで辿り着けるはずだ。
敵と交戦状態に入ったらこちらから指示を出す。
霧に紛れて着岸し、側面から戦線に加われ。
作戦は以上だ。
平原部隊は明日ここを出発する。
準備を怠るな!
[そう締め括り、私は作戦会議を終了させた]
[各々が立ち去った後、私も明日に備えるべく自室に戻ろうとした時]
散歩?
まぁ、構わんが。
[話したいことがあると、ジーク殿>>289が私を呼び止めて来た。
何だろうと首を傾げながらついて行き、詰所の外に出ると問いが投げかけられる]
ッ────
[紡がれるアリーセの名。
思わず息を飲んでしまう。
最初の問いに答えられずに居ると、更に問い>>294が投げかけられた]
─────…………
……6年 も、 前の 話、だ……
[肯定したかった。
けれど、そうしたら
絞り出せたのは別れた時期を示す言葉だけだった。
その声も、何かを押し込むように掠れたもの*]
― 交戦当日 ―
[コリルスを出発して2日過ぎた頃。
歩兵も居るために行軍はそれに合わせ進むこととなり、私達はコルリス-クラタエグス砦間のほぼ中間部までやってきた。
氷竜軍拠点出立の情報はその日の内か、遅くとも翌日には海精軍にも届くだろう。
それからあちらが出立したとしても、大体この辺りで敵軍と遭遇すると踏んでいる]
皆の者、そろそろ敵と遭遇してもおかしくない位置にまで来ている。
気を抜くなよ!
[十分に休ませた愛馬に跨り、戦場服を纏い腰にレイピアを差した姿で兵に警戒を促す。
拠点出立の時から続く緊張は兵達の感覚を研ぎ澄ませていることだろう。
連日続いていた霧は交戦に問題無いくらいまで薄まっていた。
それでも尚、離れた者の追撃をするには難しいくらいには、白いヴェールが残っている]
[そうしてしばらく行軍を続けていると、前方から大きな影の塊が見えてきた]
……来たな。
各自臨戦態勢を取れ!
[声を張り上げ、私は騎乗したまま腰のレイピアを抜く]
『蒼氷卿』の加護の下、我ら氷竜軍、敵を貫く氷撃とならん!
郷護のために集いし勇士達よ、奮い立て!
[宣と共に振り下ろされるレイピア。
それが号となり、海精軍との交戦が始まった]
―― 部隊収集・クラタエグス砦 ――
[指揮官から各部隊へと辞令がおりた。
この霧だ、森の中を大群で進軍してくるよりは河を上ってくるだろうと。
故に先行部隊として先に進み、あわよくば敵を討ってこいと。
簡単に言えばそういった内容であった。]
危険なとこ押し付けやがって。
俺ら嫌われてんよなぁ…。
[むぅ、と眉を寄せつつ溜息を一つ。
元より後ろ盾のないコンラートをはじめ、捨て駒同然で放り出されたアリーセや元捕虜のロー・シェンなど。
厄介者の集団なのだ、こういった事態は予想の範囲内ではあった。]
ま、文句言っててもしゃーねぇ、死なないように全力で行くしかねぇな。
そんで纏まって動くか、誰か先行するか。
どうするラートリー?
[部隊長であるラートリーへと視線を投げ問いかける。
騎竜師である自分かラートリーが前に出るのがいいだろう。
なんせ河では船が足場になり、小回りが効かないのだから。]
アリーセは出来るだけ近くにいてほしいけど無理は言わねぇ。
[一応はお目付け役であるのを建前に。
本音としては目の届かない範囲で何かあっても助けられないのが嫌だから。
出来るだけ手の届く範囲にいてほしいという我儘がそう言わせた。]
[海精軍との交戦開始と同時、船で待機をしているシュテルンへと通信を飛ばす]
ファミルだ。
海精軍と遭遇、交戦を開始した。
戦場待機を解除し、着岸せよ。
今回の作戦の肝だ、心してかかれ。
/*
まぁ熱血村じゃないもんね。
個々人の物語優先。
でも騎竜飛んだら本隊ぶつかるより先に見つかりそうなんだもんよ。
/*
空戦盤面どう動かすか、と考えてたらー。
河側行かれてしまうと、接触するのが難しくなるんだが、さて、どっしよかー。
とりあえず、今はリロとキアラ宛を考えるか。
/*
元々の目的(シュテルンを船に乗せる)は達成出来てるから、よしとするべきなんだよな。
すまない、るがる6のログ読んだせいで、あっちの思考に囚われていた。
まだ治ってないな、衝動的に書く癖…。
/*
先に出た作戦に対し対抗策を「事前から用意していた風」に出す、と言うので私は一度失敗している。
それと同じものに見えたのだ、コンラートのものは。
この辺りのことを熱血村で学んで、以降気をつけるようにしているんだが…。
熱血村じゃないのに相手に強要するのは間違っているよな。
ここが反省点だ。
/*
マリエッタが言う通り、河からは攻め上がれないってことになってるんだよね…。
だから向こうの指揮官が「霧が出てるから河から上ってくる」と考えたのが違和感と言う話。
そんなマリエッタをデフォ投票にしてるラ神このやろう。
/*
攻め手法一つ潰されたのが腹立つのは分かるけど、砦は本陣だからこんな序盤で攻める要素持ってこられる方が困る。
海精軍が易易と裏掛かられる程馬鹿の集団という設定ならともかくとして。
こっち陣営が負け確定なら別にいいんだけどな。
/*
あー、でもコンラートがああ言う風に考えたのも一応筋は通るのか。
霧だから普段は狙われない河を警戒する。
でも余程濃い霧じゃないと見通しの良い河を上って砦まで行く、って言うのは出来ない気が。
しかもそれはこっちにもだいぶリスクが高い。
人数と足場が限られるのもその一つの理由。
船による砦直接攻略は「霧だからいける!」となるには安易過ぎると思ってるんだよなぁ、私は。
……うん、ここに拘ってる場合じゃないな。
表動かさないと。
コンラートすまない。
作戦主旨的に、戦場は限られるだろうし。
互いの位置を確認できる距離の維持自体は難しくない、とは思うけど。
ただ、俺の方は隠行入っちまうと術にも引っかかり難くなるから……。
俺が、リロの位置把握しとくのも必要、か?
[キアラの位置は、竜同士の感覚を辿ればわかるから問題ないが、リーゼロッテの方はそうもいかないから、と思案して]
それだったら、ルアルの羽一枚預けとく。
そうすれば、こっちからも辿れるから。
[そう言って、預けるのは褐色の羽、一枚。
勿論、こちらを補足する術があるなら、それもそれで受け入れる心算だけれど。*]
― 交戦前夜 ―
[ ファミルの反応>>307は、否定には、とても聞こえないものだった ]
六年前か…まだ、あなたは10才だな。
[己が幼馴染の少女と出会ったのと丁度同じ年齢…そう自覚しながら呟く彼の口調も、いつもとは少し違ったもの ]
― 帰還直後・クラタエグス砦 ―
[帰還後は挨拶もそこそこに、半ば倒れこむように寝台へと。
負担による体の変調を回復するためか、精霊石が何度も明滅する]
シュテルン……。
[兄弟子との再戦もそう遠くはない、予感がする。
無理な回避で酷使した左足が、じわりと熱を持った。
けれど、それよりも痛み、熱を持っているのは]
/*
まあ霧の中どうこうって発想が出た事自体が不服なわけだし、その発想が出た原因がただの嫌がらせで本気で考えての事ではない、と描写すればいいんですかね。
……大事なお友達を。
また一人、失ってしまったのですね。
[3年前偶然にも再会し、冷たい言葉をぶつけられて別れたきりの友人の事を思い出す。
自分がこうして思い続けていることも、彼女にとっては迷惑なのかもしれないけれど]
…………。
[お守りのように荷物に潜ませていた、革のバレッタを取り出す。
色褪せつつあるそれを、浮かされたような瞳で見つめた]
― 交戦前夜 ―
[ 懸命に自分を支えようとするファミルに彼に言える言葉は少ない。今はまだ ]
なあ…全部を一人で背負い込むなよ。
周りが無茶するやつらばかりだから、難しいかもしれねえが。
[ だから小さく笑って、詰め所の建物の方を見やる ]
少なくとも、あなたは独りじゃない。
[ 戦う理由も、出自もバラバラの、決して一枚岩とは言えない、若年者の集団。曲がりなりにも彼らがまとまっていられるのは、若い指揮官の懸命さが伝わっているからだ、と彼は思っていると、伝えることは出来ただろうか?* ]
― 戦場 ―
[陣に穴が開けばそこから徐々に浸食するようにして出血を強いられる。
このまま突破をされれば崩れるのはやすい。だが逆にいえば、中央に敵が突出するともいえる。]
中央は少し下がれ!敵が突き出てきたら袋にしてやれ!
左右に敵が圧力かけてきたら無理せず下がって隊列整えるぞ!
[矢継ぎ早に指示を飛ばすが、混乱としたなか咄嗟に指示通り動けるほど傭兵たちであっても練度は高くない。それにこれは一時的な措置でしかない。
隊列を整えようが、包囲しようが変わらない白の強敵がいる限り]
[策でもない。単純な力である。だが単純だからこそ止められない。
止めるのは同じ――力]
任すぞ。
[短く、他に一時指揮を委ねた。
中央をひかせたことで、自分とジークムント>>298との間に空間が広がって…ジークムントの声がやけに耳に響いた]
んなもん知るか。傭兵に人手を期待しすぎるなんてこっちは思ってもいねーんだからな。
[遠慮もなければ寝返ったことへの悪びれさえなく言い返す]
………ふん。お前こそ…かわりねーみてぇだな。
[静かに響く言葉の裡にあるものを感じ取り、神妙に言葉を返す]
……応!
[始まりの宣>>299に力強く応える。
白馬に乗りてまっすぐと駆けくる白き騎兵。その速さと重さをあわせた突撃は脅威である。それが、ツヴァイヘンダーの重さに揺られずに人馬であれば猶更だ。
なのに、その身を包むのは、昂揚――否、奥底の血が湧き上がるほどの熱狂。
総身に力を漲らせ。地面に足が食い込むほど力強く踏みしめる。左側より唸るように響く斬撃には円盾を、ジークムントの身にはパルチザンを、距離とタイミングを合わせて体を右に捻り、思い切り左に戻す。
たたきつけるように盾を横殴りに振り、その動作とともに突きを放ち、直後盾が剣の衝撃が重く伸し掛かり、槍の手ごたえは如何程であったか脳が判別するより早くに、堪え切れずにふき飛ばされる。]
かっ!はっっ!……やる。
[詰まっていた息を吐き出すと同時に血が口よりこぼし、体を土埃で汚しながらも倒れたままでいれないと急ぎ立ち上がった*]
/*
うむ。
やーっぱ、ローの人の描写は好きだ。
武器の動きがね、すげーがっつり伝わってくるのよね。
……眠かったのに熱かったよなぁ、大鎌vs戟ばとる。
[しみじみ思い出してる場合ですか]
[せやかていいたかったんだも……!]
― 交戦前日 ―
[まだ10歳。
そう紡ぐジーク殿>>314の口調の変化に気付けるほど余裕は無く。
続けられた言葉>>318に、きつく閉じていた瞳を薄らと開けた]
………背負い込んでる つもりは、ない……
私が 明かせないのは、私のため だ。
……この隊を指揮するのは、”私”ではダメなのだ。
”ファミル”でなければ、ダメなのだ。
[だから他に明かすことは出来ないと。
兄の存在を知るジーク殿ならその意味も理解出来ようか。
この戦で戦功を上げるのは、
……”私”として動けたら、どれだけ良いか ───
[決して
けれど、どこで漏れるか分からないから。
派閥抗争の末の参戦であるため、付け込む隙を作ってはいけないのだ*]
/*
何事かとおもったけど、もめていたようだね。
まぁ、作戦たてていきなりそれつぶすの確定作戦でてたら気持ちはわからなくはないけど、
もうちょっと落ち着こうじゃーないかー(なでなで
/*
ダメだ、戦場描写悩んだ。
ジーク殿とローのところはお互いで動かしてるから良いが、私が応対する相手の想定が出来ない。
ラートリー隊は1隊に過ぎないんだよ、な…?
勝手に相手に出来ないしな…。
まだどちらに来るかも分からないし。
うーん。
― 部隊収集・クラタエグス砦 ―
[呼び出しがかかる頃には、術も問題なく使える程度に回復していた。
高く結った髪を、今日はバレッタを使って止めている。
色褪せ意匠にもどこか幼さがあるそれに、気付いた者はいたかどうか]
先行部隊として動くならば、むしろ地上からの奇襲にこそ注意するべきではないでしょうか?
敵が河の遡行を狙うのは常のこと。
砦の防衛部隊も、それを前提として守りを固めていると思いますが……。
[この霧で敵の動きがどう変わるかはわからないが、敵が危険な状況で船旅を強行するかという部分には疑問があった。
それは精霊師である兄弟子の実力を見誤った上での判断であったが]
/*
マリィがとても愛しい。
と、鳩開いて一番に>>317が目に入ったので独り言を残しておく私。(
早く会いたいねマリィ。
ユーディット様にも早く会いたいね。
そのように動かないとなんだけど中々ね、時間なかったりとか頭まわってなかったりとかでね。
申し訳ない気持ちでいっぱいだね。がんばる。
/*
とりあえず鳩で少しでもログ読んでおこうとか思ってログ読んでるんですが中々に目が滑るぜ…暑い。
あと場所どころか時間軸で迷子になりやすい。
えーと今どーなってんだ。
― 戦場 ―
『ロー・シェンの部隊が出て来たら、手出しはせずに俺に任せろ。何があっても、シュテルンの隊が到達するまでは、持ちこたえろ。
いいな、何があっても、だ!』
[ 例え、自分が倒れても、と、言外に含ませて、小隊の副官となった少年には事前に指示を与えてある。だから彼は躊躇わなかった ]
うおおお!
[ 愛馬の速度と力を借りた渾身の一振り、しかしそれは、鉄壁の円盾と、繰り出されるハルバートの鋭い一突きに迎え撃たれる>>322 ]
― 戦場 ―
[手応えはあった、だが、まだ浅い。相手を力任せに突き飛ばせはしたが、それだけだ>>323]
…ちいっ!!
[全力をもってしても、いや全力であったが故に、ロー・シェンの戦士として鍛え上げられた反射速度によって返された一撃を躱しきることは出来なかった。目前を重い盾の軌道が過り、続けて鋭く輝くパルチザンの穂先が胴を貫き通さんと迫る]
くっ!そおっ!
[逃げるなら下がるしかない、だが、騎馬のままでの瞬時の後退は不可能…残る手は一つ、と、手綱を離し、愛馬から飛び降りる]
― 戦場 ―
相変わらず、やたらに頑丈だな!
[槍の穂先は胴を霞め、僅かに白い軍服に朱を滲ませている。けれど痛みなど感じなかった。高揚し、力を迸らせる金褐色の戦士。焦がれ望んだ熱が目の前にある]
だが、こっちも、前よりゃしぶといぜっ!
[長大な剣は地上では手に余る。けれど、その重さを感じてもいないように、彼は再びツヴァイヘンダーを揮う。今度はローシェンの立ち上がったばかりの右足を狙った低い軌道で*]
[実際のところ指揮官が本気で河を上って進軍してくると考えているかどうかは。
9割嫌がらせの辞令であり、残り1割が本気だろうと踏んでいた。
おそらくはラートリー隊を先行させても後続に続く部隊などないはずだ。
コンラート目線では指揮官は臆病な気質の人物に見えている。
故に異分子の集団であるラートリー隊を嫌っているし、遠ざけたい意思が見えていて。
そして本陣であるこの砦が攻め込まれる事を常に恐れている。
霧の中、万が一進軍されたらなんて、考えたら怖くて怖くて仕方がないのだろう。
などという心理分析をしてはみるが、それを口に出す事はせず。]
そっすね、俺も守りを固める方がより効果的だと思いますよ。
あんたら…えっと、貴方達が砦を守っていてくれたら俺達も安心して進めますし?
[にこりと笑ってマリエッタの提案(>>327)を後押しした。]
― 交戦前:部隊収集・クラタエグス砦 ―
[辞令をきいて集まった中に、捕虜になった傭兵の姿もあった]
あの森を偵察してたって報告したよな?…とはいえ、霧の中森を大軍でくるとは思わないが…でも河を大軍でくるとも思えんぞ。視界が悪い中船で大軍なんて、精霊術者の負担が酷い。最悪河に船で転覆して自滅しかないからな。
[森にしろ河にしろ、来るならば少数。だがどちらかまでは不明だし、あるいはどちらにもないのかもしれない。]
といっても、それはこっちも条件……相手が使える手、使えない手のだいたいは同じだ。
[個々の差はあっても、大軍で進めれないという点では同じこと]
― 森の中 ―
[ローを見送りほどなくして入った通信。
>>245>>260合流の報を受ければ、ローと、その後にミリカ村へ向かった3人やウェルシュと合流して。
>>273終日飛んでいたのは、ウシャスも同じ事。コンラートの提案に、2体の竜が飛べるようになるまでは休憩して。
ただ、その折に。]
……褐色の影竜を駆る騎竜師が居る、と、言ったな。
名は、レナートゥス・アイヒェ。……間違いはないか?
[村へ向かっていた3名(>>316もっとも、マリエッタは疲労困憊の体だったかもしれない)へ、その名を確かめる。
……答えを聞けば、「そうか」と呟いたきり、その件には触れぬまま*]
― クラタエグス砦 ―
[全ての情報(とは言え、ほぼこちらが聴き手となっていたが)を交換すれば、砦への道を辿る。
ただ、今度はウェルシュ……というより、エリザに無理の無い範囲に、速度は落としただろうか。
何れにせよ。
ウシャスを休ませ思うのは、敵方の“弟”の事。]
――――……拙い、な。
[海精が勝てば、それでいい。
だが。……戦の常、もし氷竜の勝利の女神が頬笑んだら……敗軍には居られないと、何も知らずに育っただろう“弟”が担ぎ出されるであろう未来が、透けて見えて。
それでなくとも。分家の落胤が敵軍に属していると本家に知られれば、勝利を収めど尚懸念は残る。]
……教えて、促すべきなのか。
[決着が付いた後では、遅い。
アイヒェ家は賢明だ。貴族の落胤を有して尚騒ぎ立てず、関与せぬ位置を保っている。
だが。なりふり構わぬ実父を思うと、例えアイヒェ家が護るとしても、“弟”は何らかの形でこちらに引き出される可能性が高く。
……それならば。]
――――……或いは。誰にも、知られぬうちに……
[それもまた、戦の常。
全てを自分の胸に留め、そうして。
……結論は出ないまま、やがて意識は泥の中へと沈んで*]
攻める道も守る道も同等なら言う通り河に全部じゃないにしろ部隊をいかせてもいいし、現場判断で森に部隊をいかせてもいいし、平原に集中してもいいんだが…この霧の中、攪乱させられて同士討ちなんていやだから、一か所に固まるのは避けたほうがいいだろう。
煮え切らない上、受け身になるがすぐには交戦させない予備兵力を後方に用意して状況に合わせて投入することだろう。予備兵力ってのは案外重要だからな。
[意見はいった。辞令に従わないという手段を講じるのかもわからないが、後はどう判断するかは任せるとばかりに、椅子にもたれ掛り、口をつぐむ。質問があれば答えるがしばらくは会議の末を見守る構えであった*]
―― 軍議中 ――
どうする?
多分だけどね、どうせ後続部隊なんて来ねぇだろうし命令聞くふりして途中で移動すんのも有りじゃねぇかなって。
まあ命令違反でなんか言われたら俺が始末書書くし、すっげぇ嫌だけど書くし。
/*
脳筋でFAです。
……というのは、やっぱ埋めておくべきか。
しかし、うーん。
今回はバトルに入るまでが長くなっちゃったからなぁ……この後はこうは行かない、って思うとあれこれもんにゃりも出るかも知れないけど。
やりたいことできない、はやっぱり避けたいんだよにー。
あと、超個人的に、こんな眼福対決端折るの、端折っちゃうの!? っていう勿体無い思考もあったりするんだ……!
― 交戦前夜 ―
[ ファミルでなければダメだ、と>>324互いに気付いていながら気付かぬ振りをしていた事実を、敢えて口にした少女に、その重荷の大きさを改めて感じて、彼は目を伏せる ]
フロイライン…
[ 声を潜めて、呼ぶ ]
貴女は知らないだろうが、俺はファミルには嫌われていた。
[ 5年前貴族意識の強い彼女の双子の兄は、平民の血を引く上に妾腹である彼を見下し、妹に近付くなと、遠回しに釘を刺してきた。だから、すぐに判ったのだ。義勇兵として参戦した彼を、心から歓迎し、信頼を寄せて来たファミルが「ファミル」では無いという事は ]
― 軍議中 ―
ええ……。
その辺りの状況は、戦場に出るまでわかりませんものね。
始末書はお手伝い致しますわ。
[無闇に危険にさらされるよりはましと、頷く]
― 陸戦場 ―
[海精軍の戦力は如何ほどか。
もし
あちらの隊はジーク殿の隊に任せよ!
我らはこちらを叩く!
[騎馬で抜き身のレイピアを前方へと翳し、ジーク殿の隊と相手を二分するような形で敵の隊とぶつかる。
剣戟が響き、矢や精霊術が飛び交った。
空には騎竜も飛んでいたことだろう。
それを為すのはまだ年若き者達。
得物捌きに巧みさの無い者も居たりしたが、皆全力を以て戦い続けた]
はあっ!!
[私も騎乗状態から歩兵に対しレイピアを突き出す。
手か肩を狙い、無力化を狙う方法を取り続けていた。
それでも向かって来る者に対しては、止むを得ず急所を狙う。
ただ、狙いが逸れることも多々あり、仲間の兵に助けられることもしばしばだった]
― 部隊収集・クラタエグス砦 ―
「……っ……き、貴様はどう思う!! ユーディット・ラトリエッテ・フォン・リッター!!!」
[……ああ、頭痛がする。>>326二十歳前の小娘に論破されて茹る脳なら、実践前にもう少し鍛えておけばいいのに。
顔を赤くし激昂する指揮官に、溜息を堪える。「さり気なく本名を呼ぶな、この蛸。」という一言も、ついでに堪えて。]
― 戦場 ―
そういうお前の力も大概だな!
[おった傷も血の量も差はないのかもしれない。飛び降りた後の体勢>>329はあちらのほうが整っている。
だが、大振りの武器の特徴として、予備動作が大きいことがあげられる。見る場所は目であり肩であり、腕。
だからこそ、狙いを放たれるより前にわかる。低い軌道の右からの斬撃を全神経を集中させ、圧さえ伴う斬撃を左側へと跳ぶことでギリギリ回避して]
ぉ…らよっっ!!
[すぐさま思い切り踏み込んで距離を詰め、右の槍を遊ばせるように揺らすが……繰り出すこちはなく。上部水平に構えた円盾でジークムントの胸部めがけて思い切り叩き付けんと左腕を突き出した]
……私は、海戦には詳しくありません。
が。何れにせよ連日続くこの霧では、ウシャス……私の竜は、ほぼ炎を使えない物とご認識下さい。
騎竜師同士の接敵戦になれば、話は別でしょうが。
[その一言に、指揮官の顎が外れんばかりに開かれた。
ああ、>>310無茶な配備だと思いきや、案の定。「この舞台飛べる連中が多いし、河から来る船はこいつらに一掃させときゃいいや」とでも思っていたのだろうか?
……静かに首を振った。]
……当たり前です。
目標が定まらず、かつ、威力は弱い。そもそも、私の火竜は悪天候には弱いと軍に入った折にお伝えした筈です。
砦や、川沿いの罪なき集落に誤爆しても構わない、と言うのであれば。特段問題はありませんが。
[>>311投げかけられた視線に、首を振る。そもそも、訳ありの厄介者の集団をいきなり船に乗せてどうにかなる訳が無かろうに。
>>332>>336ローの意見も聞こえれば、頷いて。]
常通り、河は水練を積んだ部隊を船に乗せ固めた方が良いでしょう。そして、我々の部隊は平原か森へ。若しくは、砦で待機を。
その方が、犠牲……いや。……戦果はより多く挙げられましょう。
[犠牲は少なく、と言いかけ、言い直した。
減る物より、減らせた物に目を向けるのが、この指揮官の難点だった。]
無論、騎竜師は個々の竜の性能はともあれ、歩兵よりは機動力がある。……アリーセもですね。非常時には、その報を受けた後急行する事も可能でしょう。
[それが強み、と言い添えた。
場に居る他の将官や、他の部隊からも、同様の声がちらほらと上がり始める。
特に水練に長けた小隊は、自分の隊に河の護りを、と主張を始めたようだが。さて、軍議の行方は、どうなったろうか?
何れにせよ。部隊は、任務を全うするまでで*]
― 交戦前夜 ―
だからというわけじゃないが、俺には判る。
俺が、そして、皆が、あなたの言葉に耳を傾け、信を置き、従うのは、あなたが、あなただからだ。
名乗っている名が問題なのじゃない。
ここに居るのが「あのファミル」だったら、とうにこの戦線は破られていただろう。
[ それで、彼女の置かれた状況が改善するというわけでもないのかもしれないが ]
そして、俺は貴女のナイトだ。フロイライン・ファミーユ。
これまでも、これからも、貴女がどんな名を名乗ろうと。
[ ただそれだけが、彼がこの少女に渡す事の出来る誓いだった* ]
/*
>>339
人を傷つけることは戦争だから何とか許容しているけど、殺すことにはまだ抵抗があると言う。
ここもきっと非ファミル要素だなぁ。
敢えて、そう、とは出してないけど、アリーセ気付くだろうか。
― 軍議中 ―
……いい、始末書は任せろ。
というか。
アレの指示を逐一真面目に聞いていたら、皆、死ぬぞ。
[言い切った。今回は、言い切った*]
ま、何はともあれ……行くぜ!
[宣に重なるのは、甲高い影竜の声。
『月影』と銘の打たれた太刀が霧の漂う大気を裂いて抜き放たれる。
霧て霞む空からの高速機動による、強襲。
勢い良く突っ込んだ直後に太刀を大きく横に払う。
片手のみでの大振りの一撃は、多少正確さを欠くものの、触れた相手に浅からぬ傷を負わせるだけの威力を秘めている]
いよっと!
[横に振るった刃を引き戻しつつ、高速でその場から離脱する。
他属の竜のようにブレス攻撃を持たぬ影竜の戦い方が、一撃離脱の近接戦になるのは対地上戦でも変わらぬところ]
―― 軍議中 ――
じゃあ、皆で始末書書くって事で。
今逆らったとこでムキになるだけだろうしな、あのおっさん。
取り敢えず河下るだけ下って途中で陸に上がるか。
―― 軍議中・クラタエグス砦 ――
[ラートリーの奮闘(>>344)により、指揮官である男は真っ赤に茹だり。
各部隊長の心は動き、お互いに目配せを交わし、そして通信を交わして頷いた。
つまり、水練に長けた部隊は砦を守り。
ラートリー隊は先行する振りをして途中で逸れる。
始末書、そんなものは適当に誤魔化せ。
海精軍が妙に一致団結した瞬間であった*]
/*
軍議、どうするか委ねつつ側面攻撃をしようとしてるよー。といってもそれに講じるような作戦をとっても別段こちらはこちらで構わないわけだ。それならば別働隊同士があたるわけだし、ただ霧だから海からくるという解釈が悪かったのだろうか・・・などと考えるが、違うのかどうか(メモの流れが実はわかってないというか、余裕がない)
― 戦場 ―
(読まれたか!?)
[ 立ち上がり際の隙を狙いすました斬撃を躱され>>341やはり、と、彼は感嘆する ]
さすが…だなっ!
[ 想いは言葉と笑みになって外に溢れた。間髪置かず、踏み込んでくる相手と、迫る槍の穂先から逃れようと身を捻ったところへ、死角となった左から襲い来る円盾の、重い一撃 ]
くはっ!!
[ 衝撃を緩めるために身を引く暇すら無かった。鋼のような腕が叩き付ける鉄の威力に、ボキボキと肉の内側で嫌な音が響く ]
…ぐ、ふ…!
[ 喉元にせり上がる鉄の味を、無理矢理に飲み込んで、彼は、振り抜いたばかりのツヴァイヘンダーを、右手一本で前方のロー・シェンの身体の中心めがけて突き出す。
異様な長さを持つ長剣だからこその、槍に準じた攻め方。だが、無理な体勢、無理な重さを抱えての一撃だ。狙いは、必然甘くなる ]
― 戦場 ―
[ 恐らく、この一撃は届かない。彼自身、そうと判っていた。そして、これ以上長引かせれば、己の身がもたないことも ]
は、ああっ!
[ 突き出したツヴァイヘンダーから、手を放し、腰の短剣を抜く。
ロー・シェンの盾が再び硬い護りに転ずる前に、その懐に飛び込もうと、地を蹴った* ]
― 交戦前・コリルス竜舎 ―
こーなっちゃうのね。
[眠っているルアルを刺激しないようにしながら、二頭分の世話をする。事前に聞いていたから眠っていることそのものは心配しないけれど、周りで動いてもピクリともしない眠りの深さに眉を下げながらとなった]
強いんだろうなあ。
[訓練を数に入れても対戦経験はまだまだ浅い。
不安と期待が入り混じった顔で呟いて、すり寄ってくるトルメンタの頭を撫でた。
チャリと胸元で響いた音に鎖を引き出してコインを揺らす。
期待も不安も大きくなるばかりで、元に戻すとトルメンタに頬を寄せた*]
― 交戦前日 ―
そ、それでいいの?
[会議中、曲がりなりにも騎竜師なのだからと言われて参加していたが、当然のように意見を言えるほどの知識もなく。
シュテルンの適当宣言には驚いた。>>285
けれど同時に緊張が解れて笑顔を向けることが出来て]
了解しました!
[ファミルの発令にも元気良く応じることが出来た。>>304]
― 交戦前日 ―
えと、炎竜と風竜以外にもまだ?
[レトに呼ばれて、説明を受ける。>>312
竜人と言われても直接目にしないとピンとこなくて小首を傾げてしまったが、脅威として覚えておく]
突出しないように一撃離脱を繰り返したりがいいのかな。
私も注意は出来ると思うけど。
もしもでロッテの位置を見失っちゃったらどうしよう。
[迷っていたら、レトが名案を教えてくれた。>>313]
あ、それならトルメンタのも持ってて?
私から辿ることもできるし。
乱戦になったり、敵の精霊術受けたりしても、これがあればロッテからも見つけやすくないかなって。
[影竜のような特殊能力はないので、そうそう見失われはしないものと思うけれど。戦場では何があるか分からないから、水色の羽も一枚差し出した*]
― 交戦当日:陸戦場・上空 ―
『……ええいっ、私がそうと言えばそうなのだ! いいから全軍、指示通りに軍を配備せよ!!!』
[あ、コイツ駄目だ。
その叫びと共に、>>348全軍全部隊長が目配せを交わし。
……目配せの後。全員が、指揮官へ向き直り、頷いた。
実際の所、全部隊その命には従っておらず。
適材適所、各々慣れた場所の護りに付いていた。]
……マリエッタに感謝しなければな。
[あの時、軍議の最中に聴こえた声>>326が全部隊に傀儡の道を思い留まらせ。そして今、静かな士気へと繋がっている。
……尤も。それが正解なのかどうか、采配は未だ猫箱の中。]
― 回想 ―
[定期的にラートリーへ連絡を入れることに了承を返して、生真面目にそれを実行して。
ラートリーたちと合流したのはどれくらいたった頃だろうか。
帰る時はラートリーの気遣い>>334によってエリザが追いつける程度の速度だったようで。]
……戦わなきゃ、いけないんだよね。
[ポツリ自室でつぶやいた。]
[そして。
己の部隊は、陸の戦場へ。]
……聴こえた、氷竜軍だな?
[>>309前方から進み来る影から、号が飛び。
こちらも、地上でどこかの部隊が号を発した様子だ。
上空からでは、声は届かない。
通信具を手に取れば。部隊の皆に宛て、叫ぶ。
尤も。既に地上で交戦が始まっていれば、その声は届かなかったかもしれないが。]
各人、無茶はするな。
……背負う命も国も、名誉も。命有らばこその物と思え!
[それは、>>151本心を思えば、空空しい言葉ではあったが。]
――――突撃!!!
[その号に重ね、ウシャスも威嚇とばかりに翼を震わせた。
上空は、騎竜師ばかり。遠慮は要らぬと、ウシャスには伝えたが。
……元より戦が嫌いな竜の瞳は。どこか、物憂げなまま*]
― 戦場 ―
[確かな手応えが、盾>>350を通じて左腕に伝わる。だがこれで終わりではない。そう思っていたかが]
褒めてる場合か!……ちっ!
[だが、読めなかった。まだ終わるような相手ではないだろうと思っていた。それに備えて右手のパルチザンを遊ばせていたのは、ジークが更に体を捻り、自分の右側から剣が迫ると思ってそれに事前に備えていたからだ。]
くっ…そが!!
[盾は出せない、槍を突きに合わせれるような姿勢ではなく。踏み込んだ右足を軸に体を回転させるように横に逸れさんとして、迫る刺突に左わき腹が掠めるように切り裂かれ鮮血が滴る。]
(はやい…!)
[判断と、思い切りの良さと、負傷した身で動く体にそう称さざるを得ない。
突きを避ければこちらが迎撃するための堅牢な体勢が崩れる。
身を翻し、ジークムントを見据えるより早く迫る踏み込みにこちらは槍を持つ右半身を晒した状態だ。槍の迎撃では間に合わず、咄嗟にパルチザンから手を離し腰にあるフォルカタへと手を伸ばしたジークムントを鬼もかくやとばかりの眼光で見据えた。
あの時>>252と同じように互いの武器が手放され、二人の決着は第二≪セカンド≫武器に委ねられた*]
― 部隊収集・クラタエグス砦 ―
[みんなと合流したりいろいろと、作戦会議では特に進言もなにもなくだまっていた]
面倒だからボクはなんでもいい。
[大規模な作戦とかは完全に無関心だったが、
ラートリーが自分の名前を出すの>>344を聴くと、一度そちらをみただろうか]
― 交戦前夜 ―
[フロイライン。
控えめにだがそう呼ばれて>>337、私は一瞬ビクリと身体を強張らせてしまった。
周囲に誰か居たら、と思ったためなのだが、それは杞憂に終わる]
………え?
[次いで兄から嫌われていたと聞いて、私はジーク殿を見上げて呆けるような表情をした。
兄からは何も言われていなかったし、そんな素振りも無かったために]
私……だから……。
[兄ならばこうは行かない>>345。
…そうかもしれない。
兄は、何かと自分を優位に立たせようとするし、自分より身分の低いものには容赦しない。
指揮官と言う立場は兄を満足させるだろうが、そんな兄に兵達は満足しないだろう。
内側から瓦解するだろうことは容易に想像が出来た]
[それを理解したところで私が正体を明かすことには繋がらないのだが]
……ありがとう、ジーク殿。
私は、”私”であって良いのだな…。
[知れず、瞳から雫が零れ落ちる。
ずっと
それはこれからも変わらないのだけれど、1人でも
彼のお陰で、
─ 回想 ─
[思いのほかあっさりとファミルを乗せるトルメンタ>>278には、状況が状況だけに疑問は沸かなかった。
疲れてるのにありがとね、と竜の羽を撫でて]
キアラも飛びっぱなしで疲れてるでしょ?
ちゃんと途中で休憩入れて、無理しないでね。
[飛び立つ竜の背に居る二人>>279へと声をかけ、手を振り返して見送る。
キアラから乗馬姿についての感想を口に出されてたらちょっと動揺したかもしれないが幸いそれは無く。
一人で待つ間は流石に用心の為周囲の感知を続けたが、程無く合流が叶って]
─ 回想 ─
…無茶しぃは無茶しぃじゃない。
[こちらの第一声に返されたそれ>>266に、むすりとした表情で言い返すもそれ以上は流石に続けられなかった。
こんなことで時間を使う訳にいかないというのもあるが、何より続ければそれだけ少年の疲労が増してしまうから]
― 交戦当日:陸戦場 ―
[精霊師もまた、指揮官ではなくラートリーの指示の下、地上にて護りについていた。
場所が何処であれ、精霊師としての役割は変わらない。
敵の精霊師の動きをいち早く察知し、遠距離からの攻撃に備えること。
自然、その配置は視界の悪い森に近い場所となるだろう]
─ 回想 ─
…でもまぁ、合流できて良かったわ。
三人とも怪我は?手当てが必要ならするけど。
あと、シュテルンはジークムントが乗せて帰る?
この子ならあたしでも大丈夫そうだけど。
[跨った馬の首を軽く撫でながらの問いに返された答えはどうだったか。
ともあれ、休息を挟みつつコリルスへの帰還は無事果たされた。
それから簡単に報告などを済ませた後指示通り休息に入ったが、自分はそこまで疲労していなかったために眠りは短くて済んだ。
目覚めても中途半端な時間にどうしようと少し悩み、思い立って向かったのは竜舎]
/*
……あー、また読み違えてたよ、自分……orz
ごめんなさい、自隊の皆の諸々追うので精一杯でした。
[バトルは好きだけど、基本目の前の敵をぶっ飛ばせばいいやとか思ってる脳筋です、ごめんなさいorz]
―― 交戦当日:戦場・上空 ――
[軍議では色々とあったが、こっそりラートリー隊のメンバーと話し合った通りに途中で進路を変え。]
んー…見えねぇなぁ…。
[霧は濃霧とまではいかずとも相変わらず森を包んでいて視界が効かない。
ネージュの高度を落として部隊が視界に入るま程度に低空飛行へと切り替え。]
状況は…と、きたか。
[ラートリーと同時に号が耳に飛び込み(>>309)
ちらりと上空を見上げ。]
霧は苦手だけど仕方ねぇな、行くぞネージュ。
[空へと舞い上がるのとラートリーの激を飛ばす声(>>358)が聞こえたのは同時だったか。
その勇ましさに軽く口笛を鳴らし、笑みを浮かべる。
彼女の内心は知らないが、その勇ましさは賞賛に値するだろう。]
─ 回想 ─
………やっぱり。
[中に入り、近付いても気配に気付くことなく眠る影竜>>281を見て、呟く。
竜がこれだけ深く眠っているということは、少年も夢すら見ない程の眠りに落ちているのだろう]
こんなになるまで、頑張ってくれたんだね。
…ありがとう。
[流石に触れたら起こしてしまいそうだから、そっと囁きを落とす。
本当は起きている間に言うべきだと思うけれど、どうしても顔を見たら素直になれなくて]
………いつも、ごめんね。
[小さく呟きを落とした後、竜舎を後にした]
[軍議の最中は、特にいうことなく黙していたが、
上司のアレソレには、なんだかな、という顔をしていた。]
ニンゲンの中にはああいうのもいるのね。
[あきれるやら、なんやら、である。]
― 戦場 ―
[ 散る鮮血>>359に僅かなりとも届いたかと、小さな満足を覚える。鋼の肉体、鋼の精神を持つ、金褐色の戦士。
届かせたかった、並び立ちたかった……敵としてではなく、その背を預ける友として在りたかった ]
はああっ!!
[ その願いは、今は遠く。鬼気迫る表情を見せる男の>>360に向かって全力で、彼は駆ける ]
― 交戦当日:陸戦場・上空 ―
[崩れそうな所の援護や、固まっている敵への強襲。
そんな動きを繰り返しつつも、距離を保つ事は常に意識に置く。
ある意味、少年としては珍しい状態なのだが、それはそれとして]
……っ!
[幾度目かの上昇の後、淡い紅が細められる。
影竜が、きゅ、と鳴いた]
……わかるか、ルアル。
火の気配。
[幾度か話に聞いていた、緋色の気配を感じて。
漏らした呟きは、やや低い声]
― 回想:軍議 ―
[アリーセの声>>~40に溜息で返す。……ご尤もだ。]
……戦が終わったら、ウェルシュが書いてみればどうだ?
[目の前には茹った禿げ頭。飛ぶ怒号。
だが。>>~41そんな本があるなら、ちょっと読んでみたいななどと思って、つい口を挟む。
……ウェルシュの言葉の大前提が、まるで人間ではない者の言葉のようなどとは。この時は、気が付かず。直ぐに聴こえた>>355叫びに、何の気も無い呟きはすぐに掻き消えた*]
/*
NPC適宜動かしてくれと言われても。
海戦するわけじゃないので動かしようが無いw
最終的に上陸するしなぁ…。
伏兵河ver.なのですよ、今回。
─ 交戦前日 ─
[ファミルが作戦会議>>262を開くとは聞いたが、コリルスからの協力要請を受けてここに居るのだしと、会議には参加せず決定事項だけを聞いた。
会議が終わった後、打ち合わせに入ったところでレトからの提案>>313と共に渡された羽を受取り]
うん、ありがと。
これがあればよっぽどルアルを見失うことは無いと思う。
もうちょっと保険かけるなら方法はあるけど…
ちょっとだけ、我慢、できる?
[どこかぎこちなく、躊躇いがちに問いかける。
否が返れば羽だけで大丈夫だからと申出を取り下げ。
是が返れば、ごめんと言ってからレトの左手をとって。
その甲に唇を軽く触れさせ術を紡ぎ、目に見えぬ印を記し存在を追えるようにした]
―― 回想:軍議 ――
ウェルシュもラートリーも面白い事言うなぁ。
あ、もし書いたら俺が一番目の読者になるよ。
[ウェルシュが何者であるかとか考えた事もないので、何の疑問も抱かずに呑気に答えた。
そのあとすぐに気持ちを切り替える事になるのだが。]
― 戦場 ―
[ 睨み据える視線の先、ロー・シェンが槍を捨て、フォルカタを取るのが見えた。短剣より、フォルカタの方が間合いが長い。だが、彼に足を止めるつもりはなかった ]
(俺の、剣は……)
[ 盾を持たぬ彼が、揮う剣は、自らを盾として、護るための ]
[ 低く身を屈め、一度地に手を着いて、フォルカタの軌道を逸らすためと、ロー・シェンの盾を躱すために、滑るようにして、その足下へと蹴りを入れようとする。
ロー・シェンが体勢を僅かでも崩せば、その身体を突き倒すつもりで*]
村の更新日が延長されました。
― 交戦当日・戦場上空 ―
[バサリ、バサリと翼が音を立てる。
レトとはリーゼロッテを挟んで対極位置を最初は確保して。
ファミルの号令に合わせて、短いブレスをトルメンタが放つ。>>309
誰に向けたわけでもない、威力を最低限まで弱めた雪に近い氷の吐息は、突撃してゆく兵を鼓舞するためのもの。
霧の中では感じ難くて効果はあまり高くなさそうだったが]
ん、行こう!
[自分も曲刀の青い柄から伸びた鎖を手首に絡め、グッと握る。
時に急降下して上から下へと刃を振り降ろし、事前の打ち合わせ通りの一撃離脱を繰り返しながら、周辺を警戒した。>>364]
― 陸戦場:上空 ―
気を抜くなよ、コンラート。
霧の中、見通しは常よりも悪い。極力周囲は警戒するが……
[限界はある、と。>>369すれ違った風竜の主に、肉声を飛ばしたが。この高度と状況では、届かなかったかもしれない。]
……そう言えば、この辺りは……
[靄の掛かった上空に、周囲の地図を思い返す。
両軍の中央。河のやや蛇行した辺り、だったろうか。
今、河から増軍があれば事だが……そちらは、別部隊が引き受けてくれているだろう。いずれにせよ、ここから河の様子を伺うのは難しく。]
[……また。
そちらに気を払える状況でも無いらしい。]
……どうした、ウシャス?
[低く響く声。己の竜が、何かを訴え空気を震わせる。]
─ 交戦前日 ─
キアラもありがとね。
あたしの居場所解ってくれるのは助かる。
流石にトルメンタは見失うことはよっぽど無いと思うけど、こっちはね。
[レトに続いてキアラからもトルメンタの羽を受け取る>>354と、苦笑して。
レトの手に印を記していたなら彼女にも印を記していいかと続けて問いかけた後、諸々の打ち合わせを済ませて解散となっただろう]
……りる・らてぃ。
むこう。おともだち、いるよ。
りるの、おともだち。かげの、けんぞく。
[……低さに似つかわぬ、嬉し気な響き。
>>374竜は、昔の邂逅を忘れていなかった。]
……影の、眷属?
[竜の言葉に、眉を顰める。
>>374竜が示す方を見やれば。霧を切るよう進む、褐色の気配を感じて。]
――――…………ああ。
……あの子、か。
[……迫りくる気配。
このままだと、確実に居合わせる事とはなるが。逃げの姿勢は取らず、一つだけ。嘆息と共に、手綱を握り直した。]
─ 陸戦場 ─
[レイピアを揮う合間、騎竜飛び交う空を見上げる。
霧にてはっきりとは見えないが、キアラもレトも、竜を駆り奮闘していることだろう。
その中に、騎竜とは別の影がないかを、私は探していた]
/*
あああああ、もうあらゆる意味で、各方面にごめんなさいごめんなさい。実際吊られるだろうけど、遠慮なく吊ってください(しくしくしくしく)
― 交戦当日:戦場 ―
[ハーフエルフの少女はエリザの背に跨り、
ラートリー隊で話し合った通り戦場を駆る。]
お仕事頑張らないとね。
[小さくつぶやいた後、聞こえてきた号>>358には]
頑張ります!
[と、どこかとんちんかんな答えを返していた。]
―戦場・上空―
[ラートリーの声>>358はコンラートともに高度を落としていればこちらも聴くことができて、
程なくして交戦する音が聞こえる]
ああ、コンラート。ボクは少しばかりあっちへいく。
[上昇するのを見て取ればそう声をかけて下を指差し、その表情は不敵な笑み、そして自分は下降…
その首輪の宝石は光を放っておらず、むしろそれは落下だった]
― 戦場 ―
[その腕にある、短剣を止めねばならない。
元来、槍兵は槍を持つ側である右側からの攻撃に脆いものだ。
この態勢では余裕をもって迎撃をするなどできない。そんな状況にまで…追い込まれたのだ。
フォルカタの柄を掴む手がじっとりと汗ばむ。聞こえたジークムントの雄叫び>>373は...にはどこか慟哭のようにも聞こえた]
[狙いは腕。不意にジークムントが視界>>376から消える。より低く、己の間合いから外れるように動くジークムントをとらえるのが一瞬遅れる。]
こんのっ!
[狙いは足元だとわかったが、ジークムントと正対しようとしていた足の動きを急激に止めることはできずバランスが崩れる右側に傾く中でも、尚、執念深く腕狙いを定めていた...は迫る短剣を見つめて]
―― 上空 ――
……ああ、行ってこい。無茶すんなよ。
[行ってくると告げるアリーセ(>>384)を止める言葉は喉元まで出かかっていたが。
ぐっと堪えてそのまま見送った。
自らも空へと舞い上がり、ラートリーの言葉(>>378)を背中で受ける。
生憎と途中までしか聞こえておらず、気を抜くなよ、だけ受け取り。
もし聞こえていたらラートリーの考えを聞き返しているところだったのだが。
霧の中白竜を飛ばす。
アリーセが心配な気持ちはあるが、きっと彼女なら大丈夫なはず。
未練にも似た気持ちを振り切り、前方をじっと見据え。]
[薄くかかる霧の中、怒号や鴇の声が上がり。
地上では人が黒い影となって蠢いているのが見えていた。
油断なく視線を飛ばしていると、ネージュが強く反応して。
それは河に近い場所だったか(>>377)]
――――風よ。
[呟くとネージュが翼を震わせて突風を前方へと飛ばす。
その先に騎竜の気配があり、牽制の一撃。
風が届かずともこちらの存在を知らせる事は出来るだろうか。]
鋼鍛侯嫡子 ファミルは、白の剣士 ジークムント を投票先に選びました。
風刃の騎竜師 コンラートは、白の剣士 ジークムント を投票先に選びました。
/*
って、敵かばうのかよ!さすがにそれは・・・ちと中身ごと萎えそうなのだが・・・
まあそもそも更新前ーとかいってたが、延長しちゃったしな
……ぇ。
[取られた手に触れた、柔らかい感触に、淡い紅がきょと、と見開いた。
傍で見ていたキアラからは、相当間抜けに見えただろうが、そこまで意識は回らずに。
手が離されると、ぱっと引いてあらぬ方を向いたのは、どきりとしたのを隠すためだが、それは傍からどう見えたやら。*]
風刃の騎竜師 コンラートが「時間を進める」を選択しました
─ 交戦当日・戦場 ─
[出立にあたり、整えた身支度は普段通り。
が、いつもは翠のリボンが括ってあるだけの腕輪に、今日は褐色と水色の羽も括られていて。
そのリボンの色が、幼い頃風にとられたあの帽子についていたと同じということに気付かれることはあったろうか。
暫く霧の中を行くのみだった行軍は、指揮官の号令>>309に竜の吐息>>377で鼓舞を受けて]
…始まっちゃった、か。
/*
ってか、ジーク残ったとして・・・俺もう一度は闘いたくないぞ。せっかくこの瞬間をクライマックスまでもってったのにという。
そのときは闘わないでおこう
─ 交戦当日・戦場 ─
…って、今更よね。
...Suchen. 探して
[ふる、と小さく頭を振ってから己の役目を果たす為に展開した術は、先に放ったそれと違い範囲は狭いものの術の感知まで出来るもので]
……見つけた。
[張り巡らせた糸にかかったそれ>>371を辿り、向かったその先───]
― 戦場 ―
[ 名を呼ぶ声が、彼の耳を打つ>>387 ]
(ああ…)
[ フォルカタの刃の閃きが、褐色に映えて、妙に美しいと、場違いな思考が胸に過った ]
やっぱり…届かねえ、か…
[ 襲い来る刃の齎す痛みは、折れた骨の傷つけた内蔵の痛みに重なり、延ばした手は空を掴んで…彼の意識は闇へと引き込まれる ]
─ 交戦当日・戦場 ─
…………… ぇ …
[どうか、戦いなど縁の無い所に居て、と。
願ってやまなかった、彼女。
その姿を見た瞬間、戦場に居るというのに動けなくなった。
ぎこちなく、微かに何度か頭を振って]
なん、で。
― 交戦当日・船上 ―
さて、……まだかな?
[自分が受け持つ小隊の副官に、はしゃいだ調子で声をかけたところ、
黙ってじと目を返された。落ち着けとでも言いたげに。
ツッコミ役に疲れた様子を見せる副官。
彼は少年とは付き合いが浅いゆえ知らなかった。
先行する部隊を見送ってからの少年は、
これでも普段に比べてだいぶおとなしい方だ、ということを。
落ち着かない様子はやがて、ファミルからの通信を機にがらりと変わる]
― 陸戦場上空 ―
[ルゥ!とトルメンタが警戒の声を上げる。
ハッと竜の気配を感じた方向に向き直り、目を凝らすがまだ見えない。けれど]
上昇!
[短い言葉で回避行動を指示したのは、半分以上が勘。
レトにどんな対戦をしたのか聞いていなければ多分できなかっただろう]
不意打ちとはやってくれるじゃない!
[本当は気付くのが遅れた自分がいけないのだが、それを認めていたらテンションが下がる。
喝を入れるように声を張り上げて、風により霧の薄れた先を見つめて曲刀を構えた。>>389]
了解っ!
これよりティユル河岸に着眼し追撃に入る!
援護が必要そうなところに向かわせればいい? それとも一気に一番偉い人でも狙ってみる?
精霊師 リーゼロッテは、白の剣士 ジークムント を投票先に選びました。
[影を探すその人>>382が自分には気づくのは、やや斜めに重力にしたがい高速で落下する姿にすぐに気づくならば周りに警戒するように呼びかける声を上げるのが聞こえたかもしれない]
恐れろ人間!これが竜の力だ!
[竜の咆哮にも近い声を上げ、落下の少し前首の宝石が一度強く輝く。
その本当の意味に気づくものは事情を知らないものならば気づくこともないだろうが。
減速はほどほどに、勢いはついたまま敵軍と友軍の交戦する位置へ]
[巻き込んだのは敵だった気がする。華麗な着地とは程遠く数度地面を転がる様は、先ほどの見栄とは少しあわなかったもしれないが]
ふぅ……、ちょっと失敗したかな。
[巻き込んだ兵士はぴくりとも動かないまま、自分はゆっくりと何事もなくたちあがる
その傍に自分の大切な星の約束を交わした
暁紅の騎竜師 ラートリーが「時間を進める」を選択しました
―――――…っ、
[風で一瞬晴れた霧の向こうにいたのは(>>397)
流石に声は幼い頃の物ではなかったが、やはり面影のあるその姿に槍を握った手に汗が滲む。]
キアラ。
[ただ一言名前を口に出し、相手をじっと見つめる。
曲刀を構える姿、幼い頃は一緒にころころと遊びまわって。
そんな物は似合わないと叫びたい気持ちが胸の内を渦巻き。
しかしそれは自分も同じだろうと気づけば苦しげに表情が歪む。
じりじりとした緊張感の中、相手の反応を見るべく動きは止まっていた。]
精霊師 リーゼロッテは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
/*
いやいやいや、ウェルシュ落ちても会えないのに代わりないからーー。ちょっと可哀想すぎるんですけどーーー。><
しかしメモ相談連続になるのも困るからのう…ううん。
/*
とりあえず投票はウェルシュに変えていいんだよね?
ってことでウェルシュにセットし直した。
さて、次のバトルは希望しようかなどうしようかな。
そこから指揮官を狙いにいけるなら行っても良いが、敵とて易々とそこには近づけまい。
先ずは上陸して一番近いところに仕掛けよ。
お前が河側から現れるだけでも敵の足並みは崩れるはずだ。
その後は援護の必要そうなところへ遊撃に回ってくれ。
[実際のところは竜の力どころか、耐久度に物言わせた重力の力なのだが突っ込む人はいないだろう]
さぁて、命がいらないものから来るといい。
[実際のところ大多数どころか、数人を相手するような力も封じられている為怪しくはあったが、
先ほど見せたものと、自分の竜と人の相なす風貌もあれば多少の威圧はきいただろうか]
――指揮官より指示が出たよ。
これより我々はティユル河岸へと着岸し側面からの敵軍を追い込んでいく。
まあ……、行きたいところに行けばいいんじゃないかな。
ただし指示は適度に守るよーに! 以上っ!
[一声の後、着岸のため錨が上がり、
少年は船を岸に着けるために操舵輪の前へと向かう。
霧の中でも間違わずに着岸点へと船を進める中、
ふと、思い返すのは――]
ジー……ク……
[叫んで、なぜか瞼を熱く覆われる。迷いはないと決めていた感情に生じるのは何か。腕を深く切り付け、鮮血が己の褐色と、戦友の白>>394を赤に染める。]
短剣は……第三武器≪サード≫ぐらいにしとけ…
[もし、相手が自分と同じ間合いのものであったら、この体を穿っていたのは――]
鋼鍛侯嫡子 ファミルは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
― 陸戦場・上空 ―
[感じ取った火の気配、それを放つものの思うことは知らず]
……なんにせよ。
竜に気づいてほっとくわけにゃあ、いかねぇよな……!
[空舞うものに相対するのは、同じく空にあるものだから。
そんな思いと共に感じた気配へ向けて空を翔け──ある程度、距離を詰めたところで、褐色を止めた。
記憶にある姿とは、異なる所もある。
けれど、あの時焼きついた緋色共々、見間違えるほどでは、ない]
……暁紅の騎竜師……。
[小さく、呟く。
首から提げた『お守り』が、微か、揺れた]
投票を委任します。
風浪の精霊師 ウェルシュは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
籠鳥 マリエッタは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
貴女が……この近くに居た、精霊師?
[それでも、剣を仕舞えないのは、歩みを止められないのは。
間合いの外から攻撃されるかもしれないという、警戒故]
[そしてかつての兄弟子との邂逅もまた、警戒を強める要因となっていた]
― 戦場 ―
[探知の術や、水精の力を借りて敵側のニンゲンを倒していく。
……と言っても、少女の基本は相手の足を傷付けて動けなくする事がメインだが。
森に住まうエルフは生きるために獲物を狩るが、
無為な命の搾取をしないのを信条としているが故。
結果として戦力が減るならそれでよし、だ。]
見事だった……俺の友よ。
次は……
[続きは紡がない。倒れるジークムントを見つめながら、落としたパルチザンを拾う]
寝てろ
[パルチザンの柄がジークムントの意識を刈り取るように振るわれた]
異国の兵 ロー・シェンは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
籠鳥 マリエッタが「時間を進める」を選択しました
暁紅の騎竜師 ラートリーは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
風刃の騎竜師 コンラートは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
― 陸戦場 ―
[人の声で在りながら竜の咆哮を思わせる声>>398。
程近い場所に落ちたそれは紛うことなく]
……アリーセ
[兄であれば呼ばぬ名。
昨日までは呼べなかった名。
その名を噛み締めるように紡ぎ、馬首を巡らす]
下がれ!
そやつの相手は私がする!
[周囲の味方に指示し、私はアリーセの居る方へと騎馬で駆けた。
発した声は彼女にも届くだろう。
後ろへと引いたレイピアは、アリーセの手首──拘束具目掛けて突き出された]
風の紡ぎ は、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
白の剣士 ジークムントは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
[槍を振るわんとする背後で、目立つ白の軍装を、そして先の指揮官を打ち取ったジークムントが倒れたのをみて、傭兵たちから声があがる]
『ロー・シェンが、敵将を!白の剣士を打ち取ったぞ!!!』
[味方にそのほうが幾度も伝播し、同時に敵にも伝わっていくだろう]
風の紡ぎ が「時間を進める」を選択しました
鋼鍛侯嫡子 ファミルが「時間を進める」を選択しました
精霊師 リーゼロッテが「時間を進める」を選択しました
閃影の騎竜師 レトは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
閃影の騎竜師 レトが「時間を進める」を選択しました
― 交戦前日 ―
...merken. (覚えて)
[こちらの申出に返った了承>>390に、手をとって触れさせた唇から、直接術を紡ぐ。
本来この術は指を当てて印を記すのだが、まだそれが出来る程に習熟しておらず]
…その。
悪かったわよ。
あたし、まだこれじゃないと上手く行かなくて。
[顔を背けられた>>391のを見て、気まずくなりながら言い訳のような謝罪めいた言葉を吐いた*]
― 陸戦場上空 ―
えっ。
私の名前、知ってるの?
[やはり、過去を知ってる人かもしれない。
ドキリとして即切りかかることは出来なかった。
それでも今は自分も氷竜軍の一人。勝手な行動は許されないと唇を噛む]
コン、ラート…さんだっけ。
[コンで一度切れる不自然な呼び方。けれど、兄とは続かずに]
―陸戦場―
[最初に呼ぶ名>>409は聞き逃し]
はじめの相手か、名前を聞こ……
[かけられた声>>410に振り向きながら、その姿を見て言葉はとまる]
[少女が、その場>>408、>>411にたどり着いたのは偶然か。
それとも天の采配か。]
……ぁ。
やだ、やめて、ロー!!!!!
[幼馴染の命を刈ろうとする傭兵の背に声を荒げる。
エリザの背から降りると、幼馴染を守るように槍の前に身を投げた。]
/*
ま、元から決まってたのを読んでなかったからしかたない。既に小競り合いならばともかく直接やりあうことは俺のキャラだとないだろうしな。しかしウェルシュどうやって墓いく流れになるのか。あれかな、軍法会議的なものか。
― 陸戦場上空 ―
……私は、細氷の騎竜師、キアラ=メモリア。
[表情を引き締めると、騎竜師としての名乗りを上げた。
同時に落ち着かないトルメンタの首に軽く指先で触れて、引くつもりはないことを伝える]
お話を聞くだけで、引いてくれたりはしますか?
[曲刀を降ろさないまま、コンラートに向けて問いかける。>>400
トルメンタはいつでも動き出せるように、僅かに頭を低くした]
風浪の精霊師 ウェルシュが「時間を進める」を選択しました
細氷の騎竜師 キアラは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
細氷の騎竜師 キアラが「時間を進める」を選択しました
/*
いや、読んではいたんだ。だが敵方でもおーけーとは理解してなかったんだ。見てたらそうなったときのための動きかたもしてただろうが、それを考えていなかったわけなのだろう自分とゆっくりと考える現状
─ 交戦当日・戦場 ─
[戸惑いに固まった足は動く事は無く。
名を呼ばれて>>405も、困惑は隠せないまま]
…マリィ
[三年前のあの日、呼ぶことの出来なかったそれを口にしたのは、無意識。
剣を手にしたまま問われる言葉>>406を、どこか遠くに聞きながら微か頷いたものの]
なんで、こんなところに。
[返すのは、こんな間抜けな問いだけで。
彼女に対しての態度も何も、真っ白になりながら]
[忘れないその相手、
ただ、男として過ごすその姿は……双生の身である
それだけ長い別れであったから]
ファミルかっ!
[普段、どちらかといえば、侮蔑するように下に見ている人間に対しては見せない感情、
激昂、憎悪、そういった負の感情の固まったもの。
突き出されるレイピアは手首の高速具へとあたり、この身を縛るものの硬さと重みをその手に返すことになるだろう]
忘れはしないぞ、絶対にだっ!
[包まずぶつける、その感情は…、自分が長年で
竜人の末裔 アリーセが「時間を進める」を選択しました
―― 陸戦場上空 ――
………そうか、俺は忘れられる程度の存在だったって事か。
[こちらの名前を知っている(>>414)のにまるで見知らぬ誰かを見るような風情。
不自然に切られた言葉に気づいても、それだけで。
そして続く言葉(>>417)にははっきりと不快の意を示し。]
馬鹿な事を言うな、お前ら全軍が引くってんなら考えてもいいけどなぁ?
なあ、キアラ。
俺はもう一度お前に”コン兄”と呼ばれたかったよ。
[キアラが記憶喪失なんて事は知らない、それに思い至る事もない。
ただ、彼女が忘れてしまったのか、敢えて忘れた事にしているのか。
どちらにせよそれがとても悲しく、胸の内を渦巻く感情を抑えようとぐっと唇を噛んだ。]
― 帰還直後・コリルス>>286>>287>>288 ―
[今や説教部屋となったとある部屋の中で、
ジークムントの問いに答えるべく首をぶんぶんと横に振った――無言で]
つい熱くなっちゃったんだよ……。
[今は質問ひとつにとどめるくらいにしとけばよかったと思ってる――とは言わない。体力温存のため。
もう全てをつい熱くなったせいにしてしまおうかと、
続く言葉には反省の色があんまり見えない調子で首を縦に振る。
そしてさらに続く言葉にも首を縦に振って――、
話の肝が変わったと感じてぱちり、と瞬きひとつ]
風刃の騎竜師 コンラートは、風の紡ぎ を投票先に選びました。
投票を委任します。
風刃の騎竜師 コンラートは、風の紡ぎ に投票を委任しました。
― 帰還直後・コリルス ―
つまり、
精霊師同士の意地と意地とのぶつかり合いしかないと思ったら……ってことか。
[その解釈はずれていたか否か。>>277
ともあれ、言えば望みが叶う可能性があるならそれでもう十分だと思えたから、
静かに、うなずいた]
確かめられたよ、十分すぎるくらい。
僕の知ってる人だった。
白の剣士 ジークムントが「時間を進める」を選択しました
白の剣士 ジークムントが「時間を進める」を取り消しました
― 戦場 ―
[意識を刈り取るべく放たれた槍は、突然の叫びと、割って入った人影になされることはなく、その華奢なハーフエルフの身を襲う。]
……お前……何をしにきた。
[戸惑いも同情もあわてることもない。わざわざ中央を開けてまでつくった。己と強敵との戦場に割って入った邪魔者を見て
今までにないほど冷たい怒りを孕んだ声が、地の底から揺るがすように響く]
僕は……。
むしろこうなってよかったと思っているのかもしれない。
[呟きは、マリエッタと夢について語ったことがある、少年自身にしか理解しきれぬもの]
“いいお嫁さん”になってるマリーより、今の方がいいかも、って。
戦う理由があって、背中を預けるに足る戦友がいて、
自分の翼でちゃんと飛べてるから。
だから、迷わない。
[なぜそこで「だから」になるのか不思議がられただろうか。
しかし少年はそれ以上の説明はせず、]
どっちにしろ退けないし……僕の夢のためには。
ってことはやっぱり、精霊師同士の意地と意地とのぶつかり合いはありうるな。
[結局ジークムントの頭を悩ませる結論に落ち着いた気はするが、
体力をちょっと削って思いを語った少年の表情は、
やけに、清々しかった*]
あの時は、号のない見習いだったけど、今は、違う。
閃影の騎竜師レナートゥス・アイヒェ。
コリルスの『守護者』の任を預かりし者、だ!
[宣の後、右手の『月影』を握りなおす。
淡い紅の瞳が微か、紫紺を帯びた]
玄海の精霊師 シュテルンは、風浪の精霊師 ウェルシュ を投票先に選びました。
玄海の精霊師 シュテルンが「時間を進める」を選択しました
― 戦場 ―
[ 落ちかけていた意識が、完全に闇に消える前に、懐かしい声が耳に届いて>>416彼に戸惑いと、焦りを与える ]
………ウェル、シュ?
[ 掠れた声は、幼馴染みの耳には届いたろうか? ]
/*
結局謎理論を押し通す(補足説明をしない)ナカノヒト
だって自分でもわかんn(ピチューン
マリーが自由なら僕は幸せですに近いような
― 戦場 ―
ばか…んなとこで、何やって…ゲホッ!
[ 冷たい怒りを露にするロー・シェンの気配を感じ、>>424ウェルシュを押しのけようとして、喉から溢れた血に咽せる ]
こんなわたくしでも……何か、出来ることがないかって、ずっと探していましたわ。
出来も良くなくて、体も弱い、落ちこぼれのわたくしですけど、……でも、ようやく見付けましたの。
[故郷、の響きは、そのまま仲間の姿と重なる。
どちらも、今は護りたい存在として、胸の内に刻まれていた]
だから、わたくしは退けません。
けれど……。
[かつての友人の姿をじっと見詰める。
戦わずに済むのならそれでいい、と、願いを籠めるように]
/*
いや、むしろあれだよ、
嫌々戦ってるなら迷いもあっただろうけれど
自分の意思で戦ってるんだから答えてやらねば、みたいな
異国の兵 ロー・シェンが「時間を進める」を選択しました
白の剣士 ジークムントが「時間を進める」を選択しました
白の剣士 ジークムントが「時間を進める」を取り消しました
― 陸戦場:上空 ―
…………。
そうだな。もう、4年になるか。
[>>427願わくは“次”が無ければいい。
その思いと共に別れた、4年前。
既にコンラートの報告で、号は知っていた。
……が、敢えて。敢えて、彼の口から、聴きたかった。]
― 陸戦場 ―
[
見間違っても当然だろう。
私はそう思われるような姿をし、そう在るように行動しているのだから。
実際の兄とは異なる行動であっても、だ。
”ファミル”を名乗っている以上、私は兄で在り続ける。
一瞬だけ、表情に苦笑染みたものが浮かんだ]
[その表情も次の瞬間には引き締まり、揮ったレイピアに返る手応えに小さく声を漏らす]
くっ!
[じんと痺れる感覚。
この拒絶は
『守護者』、か。
君が戦うのは、家や故郷の為……と言った所か。
[>>428言えない。言葉にも形にも出来ぬ思いが、喉のすぐ傍まで押し寄せて。もう、その名すら呼べない。]
……、……閃影。良い号を、貰ったな。
[ただ。その号を、繰り返す。]
………そうか、忘れていないか。
そうだろうな。
── 会いたかったよ ──
またこうして目の前に現れるとは思わなかった。
── でも本当はこんな
よもや海精軍に借り出されているとはな。
── 何でもない場所で ──
その拘束では、碌な力も出せまいに。
──
[正反対のようでありながら、どちらも
尤も、想いは口にしないため、伝わらないままなのであるが]
私が憎いか。
ならば───来い。
[騎馬のまま、レイピアを掲げアリーセへと切先を向ける。
彼女が感情をぶつけるなら全て受け止めるつもりで。
兄が犯した過ちは、総じて私の過ちに繋がるのだから。
兄を止められなかったのは、私の責任。
そうしてアリーセと相対していたのは小波のように広がる言葉>>411が届くまでのこと]
― 陸戦場上空 ―
…………ごめんなさい。
[本人を目の前にしても記憶が戻らないのは事実だ。
河が近いことも災いしているし、動揺を抑えようとする意思のせいもあるが、本人にだってそれは分からない。
本人に分からないものを相手に分かれというのは無理で。
謝罪の言葉は、どう聞こえるものだったか]
出来ませんね。
そんな権限ありませんし。
[不快げに言われて、こちらも眉を寄せる。>>421]
……私の弟も、騎竜師でな。
受けた号は、“旋光”。病弱でなければ、今君と対峙していたのも、弟だったのかもしれない。
…………まあ。
戦場には、“もしも”など不要だろうがな。
[皮肉にも、対極の号を持つ弟の竜。
武器を握る姿に、己を鼓舞するよう笑みを浮かべ、剣を抜く……が。握るのは、レイピアと短剣。その音にすら、愛竜は低く戸惑いを帯びた音で空気を震わせる。
……遠く見えた瞳は、光の加減か、青みを帯びたようにも見えて。
そういえば、“レナーテ”の瞳の色までは知らない。そんな場違いな事を、思い*]
……お兄さんなんですか?
[コン兄とはまだ呼べなかった。
そして兄なのかと聞く声も、聞いてしまったら今課せられた役目が果たせなくなりそうで、小さなものになっていた]
知りたい。でも、怖い……。
[更に小さな声で呟くのは、普通ならば聞き取れないだろう]
[少女はローの意図をわかってなく。
パルチザンの柄が体に当たる。>>424]
ケホッ…何って、邪魔しに。
お願い、少しでいい。彼と話させて。
その後は好きにしていいから。
[小さくむせながら問われた事に応える。
偽ることを知らぬが故に。]
…ジ、ク?
[微かな声>>429を聞き逃さなかったのはよかったのか。]
バカって!
危ないのはそっちでしょ!?
[血に咽る様子>>430に慌てながら水精の癒しを施そうとして。
力が受け付けられなければ、躍起になって力を行使する。]
/*
そうか、海精軍のひとが海精軍に斬られる展開……ゆえにいろいろとややこしい
ちょっとメモ
わざわざ「かもしれない」とつけているのは、>>425
マリーの模範解答的“夢”は彼女の本気の夢であると思っているから
そうか…。
[理性ではわかるのだ。ジークムントの知り合いであったというウェルシュ。同時に戦場など似つかわしくない彼女はそこまで割り切れていなかったということだろう。感情がそれを許せない。穢されたという一念が募っているからだ。]
……お前は敵か。それとも味方か?
[問いを投げて、治療中のウェルシュ>>442に槍を突きつける。こたえるまえに治療を続けようとすれば、貫くという意思をのせて。その傍ら盾を持つ手で通信機を手にとった]
敵将を撃破した……
[報告を一つ投げ、続ける]
だがその敵将をウェルシュがかばったんだが……殺害、捕縛。見逃す。要望はあるか。
[判断を仰ぐように問いを投げた]
自分から言い出しておいてその顔か、いい度胸だ。
[出来ないと言い放ち、不快気な表情を向けられ(>>439)睨みつける。
胸の内を巣食う複雑な想いはあれども、こうまで相手の態度が変わらないのであれば。
服の下に隠していたコインを取り出し。
思いっきり振りかぶってキアラへと向けて投げ。]
―――風よ。
[風の力をコインへと乗せて距離の離れたキアラの元へと。
受け取るも受け取らないも彼女の自由だ。]
― 戦場 ―
く…っ!
[ 何がどうして、こうなったのか、正確な事は判らない。だが、恐らく以前に見たと思ったのが本当にウェルシュだったのなら、彼女は海精軍に属している筈で… ]
や、めろ…退けっ!!
[ 癒しを施そうとする、ウェルシュを>>442僅かに残った力で突き飛ばそうとする ]
/*
……文章が迷子でした。
>>439
本人を目の前にしても→コンラート本人を目の前にしても
本人にだって→自分にだって
本人にも分からないもの→自分にも分からないもの
コンラート、遅い上に分かり難いとか本当にすみません!
糖分不足が響いてるかな……。でも起きてられるようになったのだから、もう少しは頑張りたい。
―陸戦場―
[レイピアの衝撃にこちらは身じろぎもせず、縦長の瞳は対峙するその姿を見つめる]
そうしたのは…誰だと思っている……
憎い?このボクが人間相手にか、うぬぼれるなよ……。
[一度はぶつけたそれを、抑えるようにしたのは、向けられた言葉にプライドだけではなく、そこにもうひとつのよく似た面影も感じていたから。
それは本来のものであるが、今はそれに気づかず]
[ただそれだけは、たとえ
その思いの一旦、少しでも気づければまた少しその場は違ったのかもしれない]
分かった、俺も感傷なんてもんは捨てる。
俺とお前は幼馴染なんてもんじゃねぇ、ただの他人だ。
[相手の声が小さくなっていく事に瞳が揺れ。
消え入りそうな呟き(>>441)は耳に届かず風にかき消される。
吐き出す言葉には悲痛さが滲み。
それでも槍を構えキアラへと向けた。]
― 戦場 ―
[ ロー・シェンの怒りが収まっていないのも、その理由も彼には判る、判るからこそ、焦っていた ]
お前の、知ってるジークは…もう居ない…
もう、俺に…構うなっ!
[ 血を失い視界も霞み、ウェルシュの表情を見る事も出来ない。出来なくて幸いだと思う。見てしまったなら、こんな言葉は投げつけられないだろうから ]
[通信を終えたところで、現場をみて、どうするべきかと周囲でこちらの動向をみていたやつに視線を飛ばす]
せっかくのチャンスだ。他の敵部隊へと追い立てて混乱を助長させろ!
相手の混乱に合わせてやる必要はない、整然と。いけ!
[敵部隊をたたき、逃亡させることで氷竜軍へと逃走させ、逃亡兵を収容するのに混乱をしているところをたたけと。指示をだした]
[キアラに向けて槍を向け、渦巻く感情を持て余し。
世界はまるで二人きりのような、そんな錯覚を覚えていた時、それは破られた。
通信具からロー・シェンの衝撃的な連絡が入る。
味方であるはずのウェルシュが敵を庇い。
それに対してロー・シェンはどうするのかと対処を求め。
その中に含まれる殺害という言葉。
動揺し、大きな隙が出来るだろう。]
― 通信 ―
……ウェルシュが?
[>>~45それは、どの頃合いか。
少なくとも、上で影竜と交戦していれば、応答はできた頃合いなのだろうが。]
…………。
……捕縛、までは行かないが。最善は、砦での事情聴取……軍法会議だろうな。
[……狼と共に駆ける少女に、何があったというのか。
但し、この場は戦場。【最善は】の言葉を、心なしか強める。
不可抗力、もしくは事故。最善が叶わぬケースなど、幾つも思い当たる*]
[投げられた問いに、きつく目を閉じる。
ウェルシュの心情は理解出来る。
が、戦場において許されるものでもないだろう]
……捕縛を。
命を奪っては、他の兵に動揺を与えかねませんわ。
[軍の中には、他にもかつての友人と敵味方に分かれた者がいるだろう。
それを慮っての判断だった]
/*
あ、良かったマリエッタが居た。
というか、そうか。軍師ポジションのマリエッタに応答お任せしてしまえばよかった、の、か?
[雇い主縁故のせいか自分宛てな気がしてて「あっ今空の上 あっ(フライパン振ってる最中に鳴った電話のようなアレ」ってなったとかなんとk]
― 陸戦場・河近く・上空 ―
私は、あなたが引くかと聞いただけですっ!
全軍引けなんて、最初から聞く耳持ってないでしょう!?
[コンラートからすれば理不尽な話だったのだろうが。
無茶を言われたという気持ちの方が強かった]
っ!
[投げつけられたそれを、咄嗟に曲刀で弾く。>>444
風の力はどれほどのものだったか。あるいは握る手に裂傷くらいは作りながら跳ね上げて。
落ちてきたそれは何の悪戯か、鞍からは手の届かない位置でトルメンタの羽毛に絡んで沈んだ]
幼馴染……?
私の過去を、知ってる、人。
[槍を向けられたことに応じて曲刀を構え直すものの、怯えたように肩が震えていた。>>447
そこに見えたのは大きな隙。>>450
戦うのであれば踏み込まなければいけないその時に]
トルメンタ、反転!
[選んだのは逃亡の手。
もっとも、相手が逃がす気なければ風竜を巻くことなんか出来るものではないのだけれど。
今はとにかくここから離れたいと、その一心で染まってしまって。心からの命に氷竜も従い、翼を大きく打って背を向けた]
/*
ロール的にはファミルと取り違えしたほうがいいんだけど、
バトルになるときはファミーユとしたい 複雑な竜心……
……騎竜師と接敵して、なんもしないで帰るってワケにもいかねぇしな……。
って、わけで!
閃影、推して参るっ!
[宣に重なる、竜の咆哮。
同時、褐色は一気に加速し、緋色との距離を詰め。
あえて真っ向から、横薙ぎの一撃を放った。*]
― 通信 ―
連れ帰ることだな。了解した。
だが抵抗する場合はその限りではないとだけいっておく。
[敵をかばった裏切り者だからだ。
もっとも、己とて寝返ったものではあるが、それは戦争中ではなく。捕虜になった後のこと。その差は自分の中では明確だが、よそからすればどうか。血腥さとは縁遠いこの女が似たような境遇となるのは、どこかおかしく感じた]
…軍を裏切る真似してるから、敵かもね。
[金の傭兵の問い>>443に答えを返しながらも、
幼馴染の治療を続けようとしていたが。]
……ひゃっ!?
[ジーク>>445の突き飛ばしに、少女はぺたんと後方に尻餅をついた。]
……でも!!
ジークはジークだ!
[続いた青年の言葉>>448に少女の顔はゆがむ。
声は震えていたかもしれない。]
― 陸戦場 ―
ならば今私に向けているその感情はなんだ。
[憎しみは抱いていないとでも言うようなアリーセ>>446に返す、静かな声。
ここで鼻で笑う仕草をすれば、兄らしいものとなるのだろうが。
問いかける内容には一度瞳を閉じて]
…………あぁ。
[ただ一言だけ、肯定の言葉を向ける。
表向き病床にあるとされているが、そうは言わなかった。
来ないのか?
ならばこちらから行くぞ……”アリーセ”
[兄は決して呼ばぬ名を紡いで、私は愛馬の腹を蹴った。
レイピアを横に払い、切先を下方へ下げると、アリーセの横を過ぎ去り際に切り上げようと。
けれど、その行動は不意に齎された報>>411と前進の勢いの削げた隣の隊の動きにより中断される]
───ッ ジーク殿!!
[構えたレイピアはアリーセを襲うことは無く。
手綱を引いてしまったためにアリーセへと向いていた馬首は一転、隣の隊の方へ]
勝負はお預けだ!
[一方的に言い、私は愛馬で隣の隊へと駆ける。
妨害があるならば背でそれを受けることになろう。
それがあったとしても、私はジーク殿の下へ駆けつけるのを止めなかった]
そうだな。
……難しいかもしれんが。極力、他の動揺を避けて。
[>>~49マリエッタの声が聞こえれば、同意を示す。
和らげてはいたが、詰まる所自分の言も“捕縛”だ。只でさえ、厄介払いの宛先になりがちな部隊だ。その行く先が“死”では、先の士気にも影響が出よう、と。応える声は、顰めて。
尤も。当のウェルシュの状況までは、確認できなかったのだが*]
……ああ、任せた。
[>>~50その状況での抵抗は、事実上の造反だ。
それは、もう。一息に……とした方が、むしろ彼女は楽になるだろう。
短く答えれば、通信具を離す*]
― 戦場 ―
お前は俺の、敵だ、ウェルシュ…
[ 少女の声が、受けた傷以上に痛い>>456けれど、それでも言葉の刃を止めない ]
敵に助けられるほど、俺は落ちぶれたくねえんだよ。
お前みたいな奴は、ここに居る必要は、ねえ…
[ 言葉が途切れがちになるのは、痛みと貧血のせいだけだったか? ]
とっとと……帰れ!!
― 交戦当日・ティユル河岸→ ―
……、いる。
それも一人や二人って人数じゃない。
[河の周囲を守護している部隊だろうか]
でもこっちには気付いてないみたい。
じゃあさっき来たばっかりの指示通りに、まずはあの部隊に仕掛ける!
一番近いからな。
[短剣で霧の向こうを指し示せば、
副官や血気盛んな面々を先頭集団に、
小隊が船から降り、戦場へと突入していく。
少年はしかし、前に出ない。
後方支援に回るのが主な面々のさらに後ろで、
ふいに、周囲を漂う霧のごとく重苦しいため息をついた]
素直すぎるな。
[通信を終えたところで呆れたようにウェルシュ>>456を見る]
ウェルシュ。話すのは構わん。だがその変わりに、お前にはその後、砦に戻ってもらう。
飲めない、あるいは抵抗するならば、殺す。…いいな?
[濁してはいたが結局はそういう結論だ。
最も、戻ったところで軍法会議がどのように転ぶかさえわからぬ。戦場の嫌な面が如実に表れる結果とて十二分にある以上それを由としていいのかはしらないが、それも彼女が選んだ結果。己はことをなす以外ない。]
思ってた以上にきっついな……。
[自分の船を持たずとも、他の人の船を動かしたことのある少年だが。
――霧の中で船を動かしたのは初めてだ。
それも周囲を警戒しつつ、など。
そのことが常以上の消耗をもたらすのを感じつつも、]
……進むしかないか。
[暢気そうに呟いて前を見る。
懐かしい気配は今はどこか、遠く**]
過去……知る……?
[曲刀を構える姿にぴくり、と腕は反応しかけるが漏れ出た言葉(>>452)と震える肩が目に入り。
そしてロー・シェンからの通信(>>450)
対峙していた少女が逃げ出して、追いかけないといけないはずなのに。
どうしてもそれが出来ず。]
――――…くそっ、何やってんだ。
[きつく目を閉じて舌打ちをする。
その頃にはもう幼馴染たる少女の姿はなかった。]
……ウェルシュの事はラートリーの言う通りでいいと思う。
何があったかよく分からんが…俺は、
[キアラの事とウェルシュの事と。
同時に襲ってきた混乱に息を大きく吐き出し。]
ローに殺して欲しいと思わねぇ、だからウェルシュ抵抗すんなよ、通信聞こえてんだろ?
[もし抵抗すれば殺されても仕方がないと示唆する言葉を吐き出した。]
ま、汚れ仕事は傭兵の役割と決まっているからな。
最悪切り捨てるのも俺一人だしな。ま、俺はその前には逃げるが、そのほうがお前らも楽だろ。
[この中でそれに対処するものをと考えると、むしろ裏切ってこちらにやってきたものがやったほうが、全体でみれば楽だと醒めて達観した言葉を口にする]
― 陸戦場―
[歯軋りとともに内心にたぎるものは収まらない]
侮蔑だ、最大限のね。
[なんとか言葉にそう出す様子は、本来の心にあるものが何であるかを明確にしており。
仕草のかすかな違和には気付けなかったが]
そうかい……
[返された返答は素直に受け取り、表向きのその話すらも知らない自分はその違いにも気付かない]
[ただひとつ…]
なぜ……
[呼ばれたその名にはすぐに違和を感じた。
迫る馬上のその姿とレイピアは見えていたが、ただそれをみるだけに。
馬首を返し、立ち去る時も姿を追うことはできず]
[ただその背にかけるのは妨害でも悪意でもなく]
君は…本当にファミルか……?
[言葉を投げかけ、返答はあったかどうか、どちらにせよその姿を見送ることになるだろう]
………っ。
ジークのバカ!!!
ジークなんて嫌いだ!!
[ジークから向けられる言葉の刃>>460が痛い。
子供じみた怒りを口にして。
…彼の真意を理解するには、少女はまだ幼すぎた。]
……ん。分かってる。
抵抗なんてしない。
[ローの言葉>>462に頷く。
通信は聞こえていたけれど、やらかした本人が通信を行うのはおかしな気がして。]
― 陸戦場:上空 ―
……そう、か。それは、何よりだ。
[>>453護りたい場所。
それは、自分に取っては、かつて少年と出会ったあの空。
しかし。護ると言えぬ今の立場に、また一つ。少年との差異を噛みしめて。
……>>454キリが無い。
引き延ばすように声を掛けた所で、何もキリは無い。
ただ、その言葉に一瞬、視線を下げて。]
[暫くその場で動けずにいたが、なんとか通信を返し。
キアラが去っていった方をじっと見つめる。
過去を知っている人、その言葉の意味を素直に受け取るのなら。
キアラは自分を忘れたのではなく、自分と共に過ごした記憶ごと忘れているという事だろうか。]
――――…。
[だからと言って、何が変わるというのだろう。
むしろ有難い事ではないか、感傷に訴えかけられて油断を誘われる心配はないのだから。]
――――……私としても。
部隊長が戦果無し、は、恰好が付かないのでな。
……来やれ、閃影。
暁紅の名の元、受けて立つ!
[>>455咆哮に、口元を吊り上げる。
横薙ぎの一撃は、短剣とレイピアとで受け流しを狙うが。
……受け流しで揺れた上体。
首元の鎖は揺れて、飾りの水晶翼もまた、空を舞う*]
/*
ゾロ目まであと2pt……(現在3331pt)
ジークー(ごろん
敵に助けられるほど、か…… >>460
なんとなく使える気がしつつ
シュテルンもやばそうだったらマリーを助けてしまうかもしんない
……俺は、
[敵は敵だ、割り切れようとも割り切れずとも。
武器を向けて屠るべき相手。
そしてもう一つ胸に巣食う想い。
護るべき相手、護るべき約束が脳裏を掠めた。]
―――…アリーセ。
[護るべき相手の為に幼馴染である少女をこの手にかけよう。
そう決意すると共に、全てをアリーセへと被せてしまう罪悪感に表情は暗く沈む。]
ならばいい。
[素直な返答>>468にこれ以上無駄か。と槍を収める]
ああ、それとジークは捕虜として連れ帰る。めんどくさいからお前がエリザにのっけて連れていけ。
[殺す気もなかったが、興も冷めた。
それと、彼女がジークを最後に連れていけば、彼女の罪も軽くなるだろう。そういう思いもあったが口にはしない]
[表情は暗く、気持ちも沈んではいるがここは戦場だ。
河の方から氷竜軍の別部隊が攻めて来ている様子を知らせねばならないだろう。
通信具を手に取りその様子を伝える。
しかし騎竜師を逃がした事は伝える事が出来なかった**]
……で、そっちが大変なとこ面倒な知らせがある。
河の方から別部隊が攻めて来てる、挟み撃ちされると面倒だ。
俺一人で向かうのもいいけど、どんくらいの数いるかイマイチ見えなくて分かんねぇ。
一応手前の辺りで出来るだけ足止めはしとく。
[淡々と伝える声は普段の覇気があまり感じられないだろう。]
……ああ。
…………ウェルシュ、聴こえているか?
何があったのかは、全て砦で聴こう。
[>>~53>>~54聴こえた声に頷いて。
声は聞こえなかったが、ウェルシュへ宛てて言葉を発した。
尤も。上空の一幕で、声は動揺を帯びていたかもしれないが*]
白の剣士 ジークムントが「時間を進める」を選択しました
……ああ、解った。
こちらも、……少々、手が離せない。なるべく早く向かう、が……。
[>>~55時は折しも、閃影と対峙する少し前か。確約はできないまま。
聴こえた淡々とした声音に気付く余裕もなく。ただ、手綱を握りしめる*]
……ん。
エリザ、ジークを背中に乗せてくれる?
[言葉少なにローの言葉>>473に頷く。
エリザはただ静かに、少女とジークを見つめて。
少女の意を汲むようにそ、と背に乗せるためにその場にしゃがみこむ。
…彼がエリザの背に乗ってくれるかはわからないが。]
[後はどれぐらいウェルシュが会話をするのか。戦況をみながらしていたところで、コンラートからの通信が入る。]
…河からな。了解。備えさせておく。それが済んだら引いて手伝ってくれるとありがたい。
[しかし他の面はジークを撃破したことにより浮足だった兵を容赦なく叩き、追い立てることで、しばらく立て直しがきかないだろうと予測する。とはいえいつまでもそうとは限らない。河にだけ兵を向ければ、今度はそちらから側面をつかれる。
要するに全部に応対できるだけの兵がいない。だからこそ助力を頼み、傭兵に指示をだす。
その配置転換が…ジークムントをいち早く助けに来ようとしているもの>>459の突破をするのを容易にするか]
― 戦場 ―
[ 嫌いという言葉に>>468彼は僅かに目を伏せ、そのままゆらりと地面に倒れ込む。既に目を開ける力も残らず。
けれど最初にウェルシュがかけた治癒術のおかげで、血だけは止まっていた ]
― 陸戦場・上空 ―
なんで、こんな時にっ。
よりによってこんな所で!
[発作的な逃亡だったけれど、風竜は追って来なかった。>>464
霧の中に逃げ込んで距離を稼ぎ、下からも弓や槍が届いてこない高さまで来ると、トルメンタは旋回しながらその場に留まった]
少しだけ。もう少しだけ時間をちょうだい。
ちゃんと、細氷の騎竜師に、戻るから。
お願いだから少しだけ……。
[両手で顔を覆ってガタガタと震える。
敵前逃亡してきたことも、今更のように後悔はしているが。すぐに舞い戻ることは出来そうになく。
氷竜は困ったように、乗り手が落ち着くのを待っていた。**]
……え?
[風に揺れるその形──水晶の片翼は、見慣れたもの]
なん、で……!?
[戸惑い帯びた声が零れ落ち。
その瞬間、動きが止まった。*]
/*
ストーリー的には多分ジーク殿が捕虜になった方が良いのかな、とは思っている。
アリーセの件もあるし。
ただファミーユのストレスがマッハになりそうwwwwww
………あ。
ジーク!?
[地面へと倒れ込んだ幼馴染>>477に、少女は慌て。
非力な少女なりに頑張って幼馴染を、
もう一人の幼馴染であるエリザの背に乗せた*]
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