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自称妖精 フェリクス は、天使を騙る者 シメオン と 天使 シェットラント に死神の鎌を振るった。
世話係 オクタヴィア は、堕天使 ゲルト と 天使長 ジークムント を愛の矢で結びつけた。
御霊の声 シェイ は、天使 エレオノーレ と 魔物? ユーリエ との間に運命の絆を結んだ。
天使長 シルキー は、御霊の声 シェイ を占った。
天使長 ジークムント は、天使 エレオノーレ を占った。
天使を騙る者 シメオン は、天使長 ジークムント の夢を手繰った。
次の日の朝、御霊の声 シェイ が無残な姿で発見された。
次の日の朝、学芸員 フレデリカ が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、自称妖精 フェリクス、天使 エレオノーレ、天使 アレクシス、天使 ウェルシュ、救世主候補 シグルド、堕天使 ゲルト、世話係 オクタヴィア、天使長 シルキー、天使 シェットラント、天使長 ジークムント、天使を騙る者 シメオン、魔物? ユーリエの12名。
イベント ◆ 霧の中
光に満ちた天界に、不思議な霧が発生する。
その霧に包まれた者は──?
/*
以下の0〜21から、効果を選んでください。
好きなものを選んでもいいし、ランタムダイス判定をしても構いません。
ランダム判定は、白ログ・act・灰ログ・メモどれでやってもOK
何回か振って複数の効果を重複させたり、ひとつの効果が消えた後に別の効果が発生しても構いません。
1〜10は比較的穏当な内容になっていますので、安全策をとりたい方は[[1d10 ]]を、
危険に挑戦してみたい方は[[1d20 ]]を振るといいかも。
(実際にランダム振りするときは上記例[[]]内の半角空白を削除してください)
0と21はランダム判定では出ませんので、自主的に選ぶことになります。
変なものもありますが、ネタ村ではないので羽目を外すのは程々に。
霧の影響は好きなタイミングで消滅させて構いません。
ただし、遅くとも次のイベント発生までに霧は消え、霧の効果もなくなります。
次のイベント発生は4dになった直後を予定しています。
《霧の効果リスト》 0-10
0. 何も変化はない
1. 強い眠気に襲われる
2. 目が見えなくなる
3. 耳が聞こえなくなる
4. 記憶を失う
5. 道に迷う
6. 身体が透明になってしまう
7. 告解をしたくなる
8. 身体が炎に包まれる。あなたは火傷することはないが、可燃物に触れると燃える
9. 身体が勝手に動く
10. 涙が止まらなくなる
《霧の効果リスト》 11-21
11. 他人の所持している何かが欲しくなる
12. 暴飲暴食したくなる
13. 吸血したくなる
14. PCの誰かに情欲を感じる
15. PCの誰かと戦闘したくなる
16. 笑いが止まらなくなる
17. 角と尻尾が生える
18. 性格が変わる
19. 獣の鳴き声しか出せなくなる。「にゃーにゃー」とか
20. 身体が20cmくらいに縮む
21. その他、任意の効果が発生する
/*
Σ(・・)更新した!!!
そして…シェイーーーー!!!!!
A:私か呪狼を占って溶けた
B:溶け職で占い系の誰かに溶かされた
さぁ!どっちだ!!!!!
/*
天声イベントの参加は任意ですので、霧なんて見なかったよ、でも構いません。
すでに戦端は開かれておりますが、本日より、吊り襲撃も始まります。
企画のルールをよく理解して暗闘してください。
健闘をお祈りします♪
/*えっと、とりあえずシェイが占い師、悪戯妖精、夢魔のどれかってのは確定…で良いんだよね。
絆も撃たれなかったし後はシメオンかシェットラントに吊りセットするだけで良いか。ちなみにデフォはジークムントでした。*/
[ 能天使の内心の混乱までは、生まれたての天使には判らない。けれど、そのことばの響きに案ずる色を感じることはできる>>1:166 ]
危険ではない。
我らは皆、神の愛に護られているから。
[ 疑う事なき、薄水色の瞳が微笑んだ ]
/*
護衛先がシルキーさまで運命を感じるけど、情報もないので初回は自分を護衛するのでした。
明日以降は票読みしながら考える。
天使 エレオノーレは、天使 エレオノーレ を能力(守る)の対象に選びました。
/* /(・ω・)\<園芸天使です。
陣営変更他、変わった変貌はありません。
むーらーがーわーホーリーライト維持!・*:.。. .。.:*・゜゚・*
デフォルトはシメオンかぁ…RP的ぱっそんとあわせ技で見ると他陣営ありありなライン。ガチでは、いかにもRPなので狼系よりは狂神官とか、第三陣営の可能性ありそげかなぁとかも思ってはいるのだけど。
/*うわー……ってか表情変え忘れてたorz独り言は変顔固定のつもりだったのに。
ついでに重複でもう一つ。出来れば4出ろー。
7(20x1)*/
― 緑なす丘 ―
[ぱちりと瞬く双眸は、願いを拒むことなく受け止めてくれた。
放射状に広がるシルキーの輝ける六枚の翼は星の象徴のよう。
シグルドも一対の白翼を伸ばすと、その後に続いた。
ほどなく、降り立つのは柔草に覆われた丘。
光の反射に包まれてなお透き通る空の青。
シルキーが歌いたくなる「綺麗なもの」がそこにあった。]
…ここは… 光が通り抜けてゆくようです。
…昔は?
[シルキーの言葉の端に滲んだものが琴線に触れて、気になった部分を繰り返す。>>1:169]
今は、何を身近に感じておられると?
/*告解…うぃきったら洗礼を受けた後の罪の告白とあるんですがー。
洗礼受けた事なんて欠片も無い妖精にどうせぇと。*/
まずは、地上へと通じる道。転落すれば、神[実際には、迷子の天使探索の役割は能天使なのだが。]が探すのに大変だ。
それから、儀式の前の祭祀場。
気の流れを変えるといけない。
それから…昏い気配。
生まれたての君のような存在だと、容易に染められる危険性があるからね。
/*よし、任意で4も組み合わせよう。そして一日ニューフェリクスにしよう。今日の記憶は一切無しの方向で。告解内容?閉じ込められてる=罪を犯した認識でおk。*/
シェイが単独落ちなので、シェイは
呪人か呪狼を占った「占い師」「狂神官」
占い師か狂神官に占われた「悪戯妖精」「夢魔」
ちなみにわたしは絆なしですねー
誰に投票委任しようかな。
シェイは24時間墓ひとりだけど、きっとすぐ賑やかになるからね♪
[ 水面を眺めて思案していると、だんだん霧が立ち込めて ]
……あれ?
[ 視界が霞み、やがて見えなくなる ]
……え?……どういう……。
[ 見渡しても、視界は白いまま、何も見ることができない。
どういうことだろうか?霧が濃すぎて見えないだけだろうか?
とりあえず動かないほうがいいだろうとその場にじっとしていることにした。** ]
[―無力さに囚われた彼がその不可思議な霧に包まれた時何を思ったのか、それは彼自身にすら分からない。
何故なら彼の記憶はその時より暫く途切れるからだ。
だからその瞬間を見た者に分かったのは、突如発生した霧に包まれたフェリクスが、そのまま床に倒れた事だけだった。]
負担?
[ 全能の神に負担などあろうはずもない、とは、思うけれど、真摯に伝えられることば>>4は優しい導きの心に満ちていて、無垢なる天使は、それ以上反駁することなく、じっとその忠告を聞く ]
地上への道。
儀式の前の祭祀場。
[ 最初のふたつは淀みなく復唱して ]
昏い、気配?
染められる?
[ けれど、最後のひとつは、知識の中には無いもので、ゆるく、首を傾げる ]
[―程無くして目を開けた時、彼は既に『彼』だった。]
ぁ……ぇ……こ、ここは……?
[辺りをキョロキョロと見回す。
白い部屋、白いシーツ、白い鉄格子、その向こうに見える白い少女―『どれも見覚えが無い』
何時の間にこんなところに―そう考えて気付いた。
『何も覚えていない』『自分が誰かも分からない』事に。]
[泉を去ろうかと考えていた、その最中。]
…これは…?
[視界が白に遮られる。]
珍しいな、霧か…?
[呟いたときには既に濃霧に包まれていて……]
………昔のわだかまりがずっと残ったままなのでしょうね。
神のことは、敬愛していますのに。
[身近に感じられないのだと呟き、いつもの笑顔を浮かべ真っ直ぐ前を向いた。]
― 回廊 ―
[音を鳴らす場所を求めて、回廊を裸足のままひたひたと歩いていた。
と、不意に晴れやかな空に、にわかに霧が忍び寄る]
え……?
[薄く白く靄がかかっていく様子に、何事かあったのかときょろきょろと辺りを見回した]
投票を委任します。
救世主候補 シグルドは、天使 アレクシス に投票を委任しました。
/*
天声イベントは、能動では参加しないことにしませうか。
人との接触が少ないので、面白くならないし。
接触してる人が参加したら巻き込まれてみるってことで。
[分からない、何も分からない。どうして部屋に鉄格子が嵌められてるの?
恐慌寸前の心を沈めたのは、白い少女の声>>13だった。]
ね、ねぇ……フェリお兄様って、『僕』の事?
キミは僕の事知ってるの…?
[縋るように少女へと手を伸ばし―気付く、固く握りしめられた手の中の蒼い石に。
ひょっとしたら何かの手がかりかもしれない、そう思って慌てて落ちないように握り直した。
―ちなみに彼の服にはポケットなどと言う物は無い。]
/*
記名だから、相互投票とかしたら、一発で仇敵ばれするな。やっぱゲルトに投票するか。
仲間切りと思ってくれると思うんだが。
天使 シェットラントは、堕天使 ゲルト を投票先に選びました。
天使 シェットラントは、天使を騙る者 シメオン を能力(襲う)の対象に選びました。
[霧が晴れたとき、身体の異変に気づく。
声が高い…?
少し胸元も苦しいような…
身体の感覚が何処かおかしいような…
…まさか!?]
…ジークムント、すまないが君の私室に移動しても良いだろうか?
寝るよー
早寝&日中不在な村建てなので、質問に即応できる態勢が整ってなくてすまんね。
質問されると村建ての位置がバレやすいんだぜ…
(そもそも発言で中身当てされやすいけどねー)
世話係 オクタヴィア は、堕天使 ゲルト と 天使長 ジークムント を愛の矢で結びつけた。
/* はいはーい。
あらかじめセットしておいてよかったです。
さてさて勝ち筋ですが…ってフェイさーん!?*/
堕天使 ゲルトは、世話係 オクタヴィア を投票先に選びました。
堕天使 ゲルトは、天使を騙る者 シメオン を能力(襲う)の対象に選びました。
堕天使 ゲルトは、救世主候補 シグルド を能力(襲う)の対象に選びました。
[と、その時身体に異変がおきる。
身体が自分のものなのにまるで自分のものでないような感覚。
竪琴を抱えていた腕が勝手に開かれると、派手な音を立てて竪琴は床に落ちた。
背中の2枚の純白の翼が、ばさばさとはためくと身体が浮いてゆく]
えっ、なんで?
[自分で望んだわけじゃない身体の動きに戸惑っても、動きは止まらなかった。
そのまま翼をはためかせると、空高く昇っていった]
あっ、ボクの竪琴……!
[回廊の床には竪琴だけが残された**]
/*
しかし死神さんの選定基準がよーわからんね。このこの生命力が弱そうだからシメオンが一人残ればってことかしら?でも二人共強そうな方がいいと思うのよ。
―薬倉庫―
(あれは、何だったのだろう。)
[湿布に使う薬草を選びながら物思いに耽る。
あの場では蜂として片づけたが―天界に虫はいない。
天界は清浄な空気で満たされており、普通の生き物には聖なる気が強すぎるのだ。
けれども、仮定をそのまま押し通すのも無理があった。]
(まさか本当に…いえ、考えるのはよしましょう。)
[深く考えるのはやめた。今目の前にある困難でなければ、一度思考の外に追いやるのが上策だ。
―そしてそれは、彼女の悪い癖でもあった。]
[薬草をすりつぶした所に湯を注ぎ、不織布を浸して暫くした後軽く搾れば湿布の出来上がりだ。
早速それを持ってアレクシスの元へ向かおうと外に出たところで―霧に巻かれる。]
っいきなりね…
[光さえも届かない、深い深い霧。
それは、あの日、森をさまよい歩いた暗い記憶を思い起こさせた。]
[ >>15気持ちの悪さとか、嫌な気分というものも、この天使にはまだ理解できないもの。けれど ]
居心地の良い場所。
[ それは理解できる気がしたので、こくりと頷いた ]
あなたは、ここが居心地が良い?
[ そして尋ねるのは、案じてくれた相手のこと ]
/*
情報もないまま、占い師を探してGJ出来るかとか考えていたのだけど、シェイが占い師の可能性……。
後は睡狼が噛まれると狼が増えるからきついんだなぁ。
どこか勘で別のところを護衛するべきか。
/*
ってガチ話しかしてないけど、竪琴拾われるといいな……。
もうちょっと積極的に動くべきだとは思うんだけどにゃー。
少し、様子を見てくる。
何か異変が起こった可能性がある。
[そう言って立ち上がり、書庫を出る。シェットラントがついてくるにしてもこないにしても、その動きをとめることはなく、真っ直ぐに回廊に向かう。]
[様子がおかしい少女>>22を見て、気付く。]
キミ、ひょっとして…目が見えないの?
ああ、ちょっと止まって!そっちに進むと鉄格子が…!
[少女を宥めるために自分の事を棚上げせざるをえなかったのは良かったのか悪かったのか。]
[その瞬間、霧が体中に纏わりついた。慌てて振り払っても絡みつき、それは咥内にも侵入してくる。
息をする度体の奥底まで入り込み、彼女の意識を―塗り替える。]
[ぶるぶると手足が震え、止まらない、止められない。
身体は勝手に倉庫に戻り、何かを探す。
見つけたのは、細身の剣だ。
オクタヴィアの身長の中程もない軽い剣。
見た瞬間、どうしようもなく胸が高鳴った。]
これで、これで、これで…!!
― 回廊 ―
あれは…竪琴?
持ち主は一体どこに…
なんだ、これは。呪術か!??
[竪琴を拾おうとしたところで、辺りに白い霧が立ち込めていることに気付く。背中の翼を大きく広げ、剣に手をかける。
辺りには真っ白な霧が立ち込め…]
ここは、知識の場所。
[ にこり、微笑む ]
ありがとう...
[ 教えられた事に、礼のことばを口にしかけた時、音>>18を聞いて、ばさりと羽ばたいた ]
ごほっ……天界の中央で、このような現象が…
[暫く霧に咽て首を振る。
気がつくと怪異は失せていたが、異物でも混入したのか、流れる涙が*止まらなかった。*]
[ 様子を見て来ると言うウェルシュを見送り>>25、そのまま羽ばたいて、建物の外を回って音のした回廊へと向かう ]
...?
[ 霧は未だ深く、中の様子が判らずに首を傾げる ]
[その身は炎に包まれた。
彼女と彼女の衣服は燃え尽きない。走れば走る程炎は強まる。]
[通りがかった天使たちはあまりの火気と迫力に近付くことさえできず。だがオクタヴィアは目も暮れず―]
シルキー!
[丘だ。
あの丘に、あの天使はいる―!]
[どうにか少女を落ち着ける事が出来てほっと一息―吐く間も無く。]
えっ……と。
[呼ぶって、名前だよね?でも知らない…じゃなくて覚えてないし…。
辺りを見回しても羽ペンもインクも羊皮紙も見当たらない以上手がかりは欠片も無い訳で。]
僕はここだよ…。
[そう言う事しか出来なかった。]
―丘―
[彼女の身を包む炎は足下に広がる草たちを容赦なく焦がす。
通った道には、黒い足跡が遺される。
目指すは、あの天使。]
…!
[その背に生える三対の翼が見え、瞳を見開いた。
近くに救世主候補がいることなどつゆも知らず>>1、全速力で近づき、細身の剣を振りかざす。]
私が敬うは主のみ…!
主の御使いであるからと、自らを特別だと信じ込む輩は…ッ!
[ それでも、霧の中に天使の気配を感じれば、ばさりと白い翼を羽ばたかせて、霧の中に飛び込んだ ]
大丈夫?
[ そこに、涙を流すウェルシュ>>30を見つけると、近付いて、細い腕を差し伸べる ]
.........?!
[ けれど、その薄い色の肌は、能天使に触れる前に、更に薄く、薄く、色を喪い、形も喪って ]
[ ばさりばさり、力強く羽ばたく翼の音 ]
[ 純白の翼も、生まれたての天使の姿も消えて、ただ風だけが能天使を護るように霧を吹き払う。
ウェルシュ自身は、肩を抱くように支える、細い腕の感触を感じ取りはするだろうけれど** ]
損なわれる 喪われる
天界の回廊に実体化しようとしていたエーテル体は、
濃密に天界を満たさんとした霧に追われ
逃れ
逃れて
怖い、という感情は正確には、存在しない
ただ
漂うばかりだったままならば霧に呑み込まれただろうその存在を
天の門の外へまで逃れさせた
/*
今更ながら、突撃するより誰かに来て貰うの待ったほうがよかったなぁって…ごめんなさい。
天使を憎むのは故郷を襲撃されたとき助けに来てくれなかったから。
主を憎まなかったのは、辛いことも含めて主の意向だと信じ込んでいるから。
救おうとした天使がいることは知りません。
だから気まぐれに地上に降りてはちやほやされてる、という認識…なのかな。
ここらへん固めてなかったので今でも曖昧です。
本当、わかりづらい読み取り辛いロルで申し訳ないです。精進します。
*/
/*
さてさて恋天使はどう動けばいいのか。
でもできることっていったら投票と委託よねー。
逆に動けないことが有利に働きそう。
二人の役職もわからない状態。
動向を知る為にもどちらかに委託するのがいいかも?
*/
風が吹く
天界には濃密にあったエーテルが、外界では急激に薄く
実体を作れなくなる前に、と
灯った薄緑の燐光は小さな流星へと姿を変えた
それは、つまり制御を失って落下するということ**
[ああ、また呼ばれた。
目の前に来た少女>>39の手を石を握っていない左手でそっと掴み、意を決して問いかけた。]
ねぇ……キミは、僕の事を知ってるの…?
/*
ああうう、
>恋愛やバトル、対立必須の企画ではありません。望まない相手には強要しないこと。
に違反してそうで申し訳ないです。
バトルするつもりないですが、それはそれで対応しないとでシルキーさんに迷惑かけた感満載…!
どうすればよかったんだろう…。
*/
/*
とりあえずガチ思考進めます…。
村人: 1人 占い師: 1人 呪狼: 1人 悪戯妖精: 1人 銀狼: 1人 守護獣: 1人 狂神官: 1人 恋天使: 1人 夢魔: 1人 死神: 1人 睡狼: 1人 呪人: 1人 貴族: 1人 奴隷: 1人 )
このうち村人と恋天使は除外。
初日死ぬ可能性があるのは
呪人を占った占い師・狂神官
占われた夢魔
…色々ありますね…。
*/
[瞬間、強張った手>>42>>43に気付き目を伏せる。]
そう……ごめん、忘れちゃって……。
ねぇ、良かったら教えて?キミにとっての『フェリお兄様』がどんな人なのか…。
魔物の私と仲よくしてくれて
いっぱい話してくれて甘えさせてくれて
本当のお兄様くらいに
ううん、それ以上に……
[大好きだったの
そう言おうとしたけど震えて
涙が代わりに流れていったの]
魔物…?
[この少女が?確かに白い髪なんて珍しいとは思うけど。]
僕にはそうは見えないけど…本当、なんだね?
[涙を流す少女の髪をそっとなでる。]
それで、外の世界って言ってたけど…そもそもここはどこなの?
私は魔物の子供、らしいから
[断言なんて出来るわけない
小さい時のことはわからないから]
ここは天界の収容所
私たちはその牢に入れられてるの
悪いこと、したからとかで
[迷うけどちゃんと伝えた
隠すのは好きでないし、このほうがいい]
天界の…収容所……。
[血の気が引くのが感じ取れた。
そんなところに入れられるような罪を犯したと言うのか、自分は。ひょっとしたら自分も魔物なのか。
自分がどのような罪を犯してしまったのか知りたい、けどこの少女に聞いても満足な答えが得られるとは失礼だが思えない。
係の人でも呼んで貰おうか―そう思って、気付く。]
ねぇ……キミは釈放されたの?
そもそもなぜ、ここにいるの…?
[なぜ彼女は牢から出ているのだろうか。
魔物の子供『らしい』とはどう言う意味なのだろうか。
実は単に差別されているだけで彼女自身は人間なんじゃないのか―ああ、思考が混乱してきた。]
私、は釈放されてない
[ただ震えながら口を開く]
フェリお兄様は人を惑わしたから
私は、親が人に悪さををしたから
だから、ここにいるの
釈放されてないならなんで―
[問うよりも先に与えられた答えに、硬直する。]
人を、惑わす……。
[理解出来てしまった、その言葉の意味に。
人を誑かし、堕落と破滅に導く邪悪の所業―]
そっか……だから、僕は―
[理解せざるを―納得せざるをえなかった。
捕らえられて当然だ、むしろこうして生きて居られるだけ慈悲深い行為なのだ、と―
身体から力が抜け、床にへたり込む。
手の中の石をまるで十字架の如く握りしめ、彼は敬虔な信徒の如く涙を流しながら悔い続けた―]
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい―
フェリお兄様は自分を妖精と言っていた
でも他は悪魔と呼んでいた
[硬直してしまったフェリお兄様に手を伸ばす]
私はどちらでもよかった
お話してくれるだけでよかったの
[伸ばした手は空を切る]
[告解と言うよりはむしろ親に怒られるのを恐れる幼子の謝罪にも似た祈りがふと途切れる。
妖精……?悪魔……?
僕はどっちなの……?
涙に濡れた目で改めて自分の身体をじっくりと見る。
長身を包むは大道芸人を思わせる緑のチュニックとズボン。
背中に羽らしい物が生えている感じは無し。
ついでにあちこち触ってみた所耳も尖ってなければ悪魔の尻尾も角も無し。
……本当に悪魔もしくは妖精?]
[もう一度目の前の少女を見る。
やっぱり魔物には見えない。
だったら自分も見た目がらしくなくとも人間じゃなくてもおかしくないのかもしれない。
何かそれっぽい力でも使えないかと気合を込めてみる事も考えたが魔物とかを入れる牢ならそう言う対策はしてるだろうなーと考え直した。]
……ねぇ、なんで僕が捕まったのか、もうちょっと具体的に教えてくれない?
[何時の間にか涙は止まっていた―]
[懺悔が止まっても私の涙は止まらない]
人に道を示してたんだって
フェリお兄様は言ってた
それが堕落に繋がったりしても
フェリお兄様は助けなかったって他で聞いた
[それでも答える
それが今の私に出来ることだから]
そう……。
[さっきは己の罪深さにただ嘆くばかりだった。
だけどそれじゃ何も変わらない、赦されない。
何も知らない以上、今すべきは知る事だ。
少女が語る人を堕落させる悪魔の所業に心を痛めつつふと気になった事を聞いてみた。]
堕落に『繋がったりしても』…?それって、直接堕落させてたわけじゃ無いって事?
フェリお兄様は道が見えてない人達に教えてあげてただけだって言ってたよ?
どういう道を選ぶのかはその人しだいだって言ってた
だから、直接ではない、と思うよ?
[自然と涙が止まっていた]
フェリお兄様は自由が好きだから
私にも道を見せてくれたから
[詭弁、なのだろうか。自分の事のはずなのに少女の口から語られるそれは奇妙に真実味を帯びて聞こえてくる。
もし、本当に自分がそんな事を本気で言える存在だったのなら―
<b>―自分達の王に仕える騎士である者を除けば大抵の妖精は気紛れで残酷、そして無責任である。
人家に住み着きささやかな家事を手伝う者ですら、下手に謝礼を貰ったり逆に褒美を貰えなければあっさり家を捨てるのだから。―</b>
そんな言葉が脳裏を過ぎった。]
そっか……だから妖精、なんだ…ピッタリじゃん。
[自嘲の色の滲む笑みを浮かべ、皮肉気に吐き捨てた。]
―庭園→天使長私室―
[ゲルトに笑みを向け(>>1:109)、さて部屋に戻り談笑の続きでもしようかと思ったその矢先。
霧が立ち込めるのに気づく。ゲルトが吸ってしまったのを見るやいなや、直ぐに口元に手を当て、息を止める。
霧が少し軽くなってきたのを見計らい、深呼吸をすると……ゲルトの様子がおかしい(>>17)。
ゲルトの様子を確認し、その体を上から下まで、下から上まで、眺める。
……この変化は、恐らくまだ直接、伝えないほうが良さそうだ。そう判断し]
……うむ。速やかに戻ろう、ゲルト。
[ゲルトを連れ、足早に、逃げるように部屋へ。
途中で何人かの天使とすれ違うかも知れないが、挨拶を返す程度で]
フェリお兄様?
[呟かれた言葉の意味はわからない
どんな顔をしてるかもわからない
ただ触れたくて彼に手を伸ばした
今の自分はどう映っているのだろうと不安になる]
/*
エレオノーレは銀狼か守護獣のどっちか。正直どっちなのかは投票見ないと見えんか。
シェイは狂神官に占われた悪戯妖精か夢魔か、呪人呪狼を占った狂神官、占った先か占った本人が狂神官は確定
死なないことが大前提になるからエレオノーレ生きてる限りは占い続けるか */
―天使長私室―
[ゲルトを連れて部屋に戻り。]
ゲルト。
まずは落ち着くのだ。深呼吸をするのだ。よいな。
[という本人も落ち着きをだいぶ欠いているわけだが。
目に見えて焦った様子で部屋の奥から大鏡を引っ張ってくる。
普段の彼からすればだいぶ挙動不審である。
これを見せた後のゲルトがどう反応してもいいように、自分も二度深呼吸をしてから]
ゲルトよ。
これが今の貴殿の姿だ。
[そう言い、ゲルトに自身の全身が見えるように、大鏡を移動する。
……なお、この時本人は気づいていない。
部屋の扉を閉めるのを忘れているということに………。]
天使長 ジークムントは、天使 シェットラント を投票先に選びました。
/*ちなみに妖精(特にピクシーとエルフ(ゲームじゃ無くて民話の方))が気紛れで残酷と言うのはメガテン小説とかハ○ポタでもお馴染みなはず。
これだけ書くのに時間が掛かりまくった理由は資料調べの時間です…本当によく脱線するな、俺。今日はまだ短かったけど(遠い目)*/
[伸ばされたか細い手を取る。
ああ、心配させちゃったかな…。]
大丈夫、僕はここに居るから―
[見えないのを承知で精一杯笑顔を作って見せた。
どうか上手く笑えてますように。]
[取ってくれた手の暖かさが嬉しくて
それだけのことがうれしかった]
うん、ありがとうフェリお兄様
[牢にいた時は触れたことがなかった
あたたかくてうれしくて自然と笑ってた]
[笑顔になった少女にこちらも自然と顔が緩む。]
ぁ……そう言えばキミの名前、まだ聞いて無かったね。
良かったら、もう一度教えてくれる?
私の名前?ぁ、うん
私はユーリエ…貴方はフェリクス
[わからないんだろうなと彼の名前も告げる
自分の名前のついでにだったけれど大丈夫かな]
貴方がここに来た時からフェリお兄様って呼んでるの
今の貴方が嫌だったら言ってね?
ユーリエ…フェリクス。
[何度か呟いてみるけれど、やっぱり思い出せる事は無くて。
少し寂しいけれど無理に戻すような物じゃないだろうと割り切る事にする。]
ううん、嫌じゃないよ。改めて宜しくね、ユーリエ。
うん、よろしくお願いします
フェリお兄様
[どこか改まってしまうのはしかたないよね
しかたない、しかたない
私の目、いっそ見えないままでいいかもしれない
そう思ってしまったのはなぜ?**]
−ジークムントの私室にて−
[鏡に写る自分の姿。
それは彼、いや彼女の、明確な変化を告げていた。]
…………っ!?
違和感の正体はこういうことだったのか!?
なにが…一体なにが…
[戦場ではいかなる状況にも冷静に対処する彼女とは思えない、冷静さを欠いた反応だった。]
よろしく、僕の妹さん?
[お兄様なんて呼ばれてるんだし、これくらい言っても良いよね?
「―そんじゃ、これからよろしくね、俺の妹さん?」
―彼は知らない、覚えてない。
『本当に』初めて逢った時も似たような事を言ったという事を。]
自称妖精 フェリクスは、天使を騙る者 シメオン を投票先に選びました。
天使長 ジークムントは、天使 エレオノーレ を能力(占う)の対象に選びました。
――収容所――
[収容所に囚われた者達が、穏やかな挨拶を交わした直後。
クスクスと、密やかな笑い声が響き渡る。
どこからともなく反響するようなそれは、やがて通路の中程で闇が凝り、黒いローブの形を成すにつれて、実体を帯びた肉声に変じた。
数秒の間をおいて、収容所の通路にその姿を結ぶのは、天使めいた容貌の、けれど異質な空気を放つ者]
貴方に妹がいたとは初耳です。
……お久しぶりですね、まさかこのようなところで見えようとは、思いもしませんでした。
[フェリクスに視線を据えながら紡ぐ言葉には、意地悪い揶揄の色が潜む。
双眸を細めて、喜悦混じりの笑みを零した]
天使を騙る者 シメオンは、天使長 ジークムント を投票先に選びました。
/*
昨晩、結局全く頭が回らずに寝落ちてきた私です……。
今日はもう少し積極的に活動していきたいところですね。
24時間進行の村はあまり入村しないので、ペース配分を思いっきり誤っておりました……。(うなだれた)
/*
ところで、役職の横に何か見えるのですが……。
★仇敵、ですって……?
つまり、陣営勝利を目指すにはシェットラントを吊り襲撃にもって行かねばならない、という事なのでしょうね。
そしていきなりヒットする絆の所持者……。
私とシェットラントが仇敵という事は、あちらは恋人なのでしょうか。
いずれにせよ、ジークムント様とも雌雄を決する必要がありそうです。
/*
ところでシェイは果たして、呪狼や呪人を占ってしまった占い師なのか、それとも悪戯妖精なのか……。
前者であるのなら、私のリスクもひとつ減りますね。
とはいえ、実はお話したかったので少し無念ではあります……。
いずれにせよ、この混沌ぶりは愉快ですねぇ。
/*
さて、そこまで回す余裕があるかはわかりませんが、霧の効果ランダムでも振りましょう……!
それでは挑戦です!
19(21x1)
[―幸せな時間を壊すように現れた影に思わず身構える。]
……誰?僕の知り合いなの?もしそうなら生憎だけどちょっと頭の中真っ白なんでまた後で来てくれる?
[ユーリエの方が謎の男に近い現状に歯噛みしつつ、気合だけは負けてなる物かと鋭く睨みつける。]
/*
ちょッ、この結果……!(笑)
遠ざかるシリアス!
PLですか、PLが問題なのですか……ッ!?(※本来はネタ陣営)
/*普段のフェリクスなら例え燃えてようがなんだろうが「良かったシメオン間に合ったー!お願い、ここの鍵開けて!そんでこの子と一緒に逃がして!!」とかだいしゅきホールドな勢いで飛びついてただろうなー。*/
―――………???
[唐突に、霧が晴れた。
しつこく纏わりついた怪異は綺麗に消え去り、風が周囲を包む。
肩に触れる天使の感触と清らかな気配。]
これは…君の力か…?
ありが…と…う…――?
[振り返る。
誰も居ない。
気配は確かにそこにあるのに、
自分の目には誰も見えない。]
[目を閉じ、肩の辺りに手を触れると確かにそこには天使の存在が在る。]
―――無礼者!!
[聖なる護りの力はあたり一面を真っ白に染め上げる。
咄嗟の対応策であったせいか、その範囲の調整はうまくいかなかったけれど。]
ぐぁう…!!
[―オクタヴィアは何の力を持たない、一介の人間だ。
地上に居た際も武力の行使を嫌い、剣すら握ったことはなかった。
眩しい光が視界を覆うと>>80りおろしかけていた手から剣が落ち、その場に崩れ落ちる。]
い、いたい、あつい、いたい…っ!!
[眼球を貫いた光は逆に闇を齎し、全身を覆う熱と同じ痛みで覆い隠す。
両手で顔を覆い悶えるその周囲の草は、ぷすぷすと火で焦がされていく。]
[澄んだ光に満ちた丘で、天使長シルキーは、神を身近に感じられないのだと語った。>>12
昔のわだかまりゆえに、距離をおいて敬愛を捧げるようになったのだと、他人事のような声で。]
…あなたはどれだけの時間、その辛さを──
[言葉は、背後から迫りくる裂帛の気合いに途切れた。]
[私は主を敬うとの宣言の下、細身の剣を振り下ろすのは炎を身にまとうオクタヴィアだった。
その足元に柔らかな草が焦げて、上昇気流が黒いオーラのごとく立ち上る。
そして、圧力をもつ熱気が叩きつけてきた。
迎え撃つシルキーの六枚の翼が、聖なる護りの力であたり一面を白くに染め上げる。
シグルドにとっては保護色のようですらあった。]
[シルキーの光を浴びたオクタヴィアが剣を取り落として顔を覆う。
苦痛を告げる声は、天界ではめったに聞かれぬもの。]
ああ、
[今、彼女がどんな表情をしているのか見ることができたなら。]
[オクタヴィアの顔に右手を近づける。
彼女を覆う炎は自らの手にも移り痛みを与えるが、先ずは彼女の治癒が先だろう。
青白い光が彼女を柔く照らす。
徐々に痛みは引き、炎も消えていっただろう。]
聖女オクタヴィア。
私に剣を向けたこと、何か弁明があるのならお聞きしましょう。
[黒く焦げた草は今の自分の心を表すようで、それが目に入らないよう目線を逸らしながら、静かな声でそう言い放つ。]
>とりあえず、シェイに占われるか占われたかしそうな人にパッションで投票しよう。(昨晩のメモ)
占われるか占われたかって、同じだろw
どんだけ眠かったの自分w
正) 「シェイが占うか、シェイに占われるか」
呪狼は、襲撃をパスして銀狼に襲撃を任せると「命日だ!」発言で銀狼が誰だか判明する。
銀狼はプルダウンにない相手が呪狼だとわかる。
4d以降、各自が投票した相手との2狼はなさそうです。(死神が2狼打ってない限り)
逆に、そのアピで毎日、投票先を変えるのはありかな。
おかあさん…っおにいちゃん…っ
[その痛みと熱さは故郷を襲った悲劇を思い出させた。
神に見捨てられた絶望、助けに来ない、助けてくれない。
誰も。
誰も。
祈りは届かない。]
[その時青白い光が身を包む。
同時に目の痛みも、身を包む熱さも消え失せていく。
瞼の裏に張り付いた情景が、遠のく―]
…私、一体……。
[顏から両手を離して茫然と呟く。
傍らに落ちている剣、焦げた地面、目の前にいる人物。
状況を判断するには材料が多すぎた。]
……霧が、立ち込めて、それを口に吸いこんだら…
[誰かを傷つけたい欲に駆られ、その激情が身を焦がしたのは覚えている。
そこから先は理性の枠を飛び越え、確かではない。
問うシルキー>>87の顏を見上げることなく、茫然と呟く。]
[けれども、そうだ。]
…嫌い…だから
[いくら衝動に駆られたとしても―元が無ければ動かされはしない。
ただ靄のように心に降り積もっていたよどみが、皮肉にも形を成して口をついて出る。]
主は…天から、そして傍から…見守ってくださる…
けれども、貴方たちは何をしているの…
人間を下等な生物と見定め、いいように扱っているだけじゃないの…
[俯いたままの顏は怒りに震え、歪む。]
村ひとつも救えないで、人間たちをどうこうしようだなんて…
思いあがりもいいところよっ
人間の何を知っているの!天からただ見ていただけじゃない!
[熱と、無理やり体を動かしたことによる疲れと痛みが全身を襲っていた。
にも関わらず立ち上がり、シルキーへと詰め寄る。
彼女に対して、というよりは―傲慢な天使たちに対しての怒りを、理不尽にぶつける。
村を救おうとした天使がいたことも。
彼女が地へ降りたったことも、知らず。]
[ 風が霧を払うほどの力を持ったのは、或いは先に声無き天使に受けた祝福の効果か、それとも元より無垢である者が姿さえ喪い、その魂の清浄のみが器を越えて溢れた故か ]
私は、私、天使シェットラント。
[ 能天使の問いかけ>>78に答える声は、先と変わりなく]
...けれど、父なる方より頂いた姿は消えてしまった。
[ いや、僅かに沈んで響いたか ]
[もし問われれば素直に現状を答えるだろう、そうしたところはどちらの彼も変わらない。違いは己の行いを罪と捉えているか否かと一人称くらいか。
そうしてやりとりをしつつも謎の男の動きへの警戒は怠らない]
ねぇ…キミも魔物なの?見た目は天使っぽいけどなんか気配が濁ってるし。
―目的は、何?
あなたは大丈夫?勇敢なる天使。
[ 問い返した声に無事との返事が返ったなら、天使の気配はウェルシュの傍から少し離れ ]
竪琴の主、も、消えてしまった?
[ 能天使が案じる様子の竪琴の主が、自分と同じになったのか?と、知る限りの知識で予想して、見えない翼をぱさりと揺らした** ]
投票を委任します。
世話係 オクタヴィアは、天使長 ジークムント に投票を委任しました。
えぇ、貴方の「知り合い」ですよ、フェリクス。
久方ぶりの再会で、古馴染の顔も忘れてしまいましたか?
[愉悦混じりの挨拶に返るのは、フェリクスの険しい表情。
けれど、それを気にする様子もなく、クスクスと含み笑いを漏らす]
もう随分と顔を見ていませんでしたが、お元気そうで何よりです。
閉じ込められるのはさぞかし性に合わない事だろう、と思っておりましたが……。
[そこまで呟くと言葉を区切り、鉄格子の前に佇むユーリエへ視線を移した。
その小さな頭に飾られた花冠に、怯むよう言葉を失うのは一瞬の事]
……こんな可愛らしい「妹」が出来たのなら、思いの他退屈しなかったのかもしれませんね。
[間を挟んで、そう言葉を繋げる]
[また後で来てくれる、という要請は、まるで聞こえていなかったかのような振る舞いで。
ユーリエから再び彼へと視線を引き戻した。
彼の口から続けられた問いに、唇に刻まれた笑みが深まる]
えぇ、私も魔物です。
……私がここにお邪魔したのは、貴方が開放されたいのではないか、と考えたからなのですが。
[目的として上げるのは、そんな勿体ぶるような言葉。
細めた瞳の奥に面白がる色を閃かせながら、鉄格子の方へと一歩踏み寄った]
世話係 オクタヴィアは、天使 シェットラント を投票先に選びました。
[今のフェリクスは、シメオンが知る彼と何かが違う。
その原因は、おそらく天界を満たすこの霧だろう。
でも、そんな事はシメオンにとって取るに足らない瑣末事に過ぎない。
彼の内面がどうあろうと、自分が『愉しめる』のであれば、どちらでも構わない。
彼を唆すような囁きに、変貌してしまった彼はなんと答える事だろうか。
そんな歪んだ好奇心が、ちらりと胸の奥で踊った]
―僕の名前を知ってる、って事は本当に知り合いみたいだね。
[最も、調べて来た可能性もあるけれど、とまでは口に出さない。]
解放……?
[罪を償うためなら、きっと許されない事なんだろう。
けど―この場で断ればきっとユーリエだけが連れて行かれる。
それだけは、嫌だった。]
[罪を重ねる事を思えば胸が痛むけれど、それでも、彼女を―『妹』を蔑ろにする事は出来なかった。]
―いいよ。ユーリエも…そこの彼女も連れてってくれるなら、だけど。
人間の薄汚さも、欲に塗れたあの歪んだ笑顔も。
甘い言葉にすぐに堕ちてしまう脆さ、……それでも暖かい者達は確かに存在すること。
[思い出すのは、地へ降りた時のこと。
誤って翼を出してしまった自分を見ても怯えずに手を引いてくれた小さな存在がいた。
けれど神なんて見ることも、存在するかも分からない世界に住む人間達の中には。
天使を利用しようとする下劣な者も、いたのだ。]
私は一度だけ、地上に降りたことがあります。
…けれど天界に帰った時、私の片翼はほとんど無いも同然でした。
今でも覚えていますよ。笑いながら彼らが、私の翼を手折り傷つけたこと。
[終わったことを嘆くつもりはない。
ただ、そんな下劣な存在がいつまでも歴史を紡いでいくことが許せなかった。
綺麗な心を持つ人間など僅かで、ならばいっそ滅ぼしてしまえと思った。ただそれだけ。]
そんな存在を、進んで救おうだなんてこと――私には出来ないのです。
[天使は救うだけの存在ではないのだと、その言葉だけは胸の奥にしまい込む。]
……まだ立つのは辛いでしょう、痛みが引くまで休んでおきなさい。
[オクタヴィアに背を向けて、私室に戻ろうと一歩踏み出す。
そして思い出したように後ろを振り返り]
嫌うななんて、そんなことは言いません。
ですが、貴方は神の慈愛をその身に受けたのでしょう。
ならばその神の御心を裏切るようなことは、してはいけませんの。
…この件は不問に処します。回復したなら自分の仕事にお戻りなさい。
[言い終えたその瞬間、霧が自分の身を包む。
気付いたときにはもう遅く、一気に視界が暗くなり―]
―――っ?
[突然失われた視覚に、ただ戸惑ってきょろきょろと周囲を見渡した。
そうして目が見えなくなったことを悟ると、茫然と口を開き]
……ここ、は?
[自分は先ほどまで、書庫にいたはずなのに。
書庫に緑の匂いがするはずがない。でも目が見えないのだから、判断のしようが無かった。
――ウェルシュが能天使として仕えると教えてくれて、自分はそれに言葉を返した。
それ以降の記憶が全く無い。]
/*守護天使が>>101ラスト一行に共感してる件について。
もっとも俺はその僅かな者だけは何が有ろうと救うけど。*/
[シルキーの力が、荒ぶる力を鎮め、癒してゆくのを見守った。
オクタヴィアの頬に涙が伝わる。
それを見つめていれば、自分も泣くことができることがわかった。
弁明を求めるシルキーに答えた言葉は、彼女自身、状況がわからないと困惑しているものに思われた。
それも束の間、オクタヴィアの血の気のひいた唇は、鬱屈した憤りを爆発させる。
詰め寄ったオクタヴィアにシルキーは堅牢な消波堤のごとく理を説いた。
天使の理と人の情──]
「どのような苦境も、主が与えてくださったものなのです」
[シグルドは、かつてオクタヴィアが語った言葉を思い出して呟く。>>0:34]
[そう言い終えた直後、その場に膝をついてしまう。
額を滝のような汗が伝う中、頭上に降り注ぐは天使の過去であった。>>101]
………。
[いつか立ち寄った村。
其処にはまだ主の信仰も真に浸透しておらず、また長く続く戦争に男手を奪われ、食料を奪われ、心が荒んだ者が多く集まっていた。
信仰を説くオクタヴィア、彼らが下品な笑いと共に差し出したのは―]
あれは、貴女の……
[姿を現さない主の代わりに、天使は各地で目撃されていた。
彼らの遺したものは尊いものと崇められ、奇跡の品とされ、好事家の間で高値で取引される。]
[本物の天使の羽を用いた工芸品。
既に買い手もついていた。商談が成立すれば一生遊んで暮らせるお金が手に入る。
天使さまのおかげで俺らは幸せだ
―笑う彼らに、オクタヴィアが抱いたのは―]
………仰せのままに…。
[先程までの勢いも消え失せ、ただ項垂れる。
何も言うことはできなかった、それ以上伝えるべきことはなかった。
現に自分も目の当たりにした人間の醜さを、どうして否定できよう。
傷ついた体を引き摺るようにして、その場を去ろうとした直後―
またしてもあの霧が周囲に立ちこめる。]
[眼前で大いに戸惑うゲルト(>>71)。
……それとほぼ同時だったろうか。丘の方から感じる、強い敵意(>>36 >>38)と、その直後に迸った強い護りの力(>>80)――天使長クラスのものかもしれない。
動揺していられる場合ではない。天使長として己が為すべきことを為せ。
己に宿りし、天使長としての使命感が。その理性を取り戻させる。
半ば本能的に、息を大きく吸い……]
落ち着けゲルトよ!!惑っている場合ではないぞ!!
[と、ゲルトに一喝し。腰の剣を確認する。
閉じ忘れた扉(>>64)には今更気づくが、この際同じだった。]
私は天使長として、今起きていることを確認せねばならぬ。
ゲルトよ、その身でどうするかは、貴殿に任せる。――だが忘れるでないぞ、貴殿の存在は、多くの若き天界の戦士の拠り所であることを。
[彼らがゲルトの戸惑っている姿を見ることは、更なる混乱に繋がるのだ、という意思を込めて言い置き。
開け放たれた扉から急ぎ部屋を出、急ぎ外の状況を確認せねばと。まずは先ほど何かが起きたらしい丘に向かおうとする。しかし―――]
/* うっわ外に出るのを確定ロルにしてから引いちゃったよこれ!!しまったー!!! ゲルトが追ってくるならゲルトで、追ってこないならシルキーで拾おう…… */
[先程の二の舞は避けようと咄嗟に口を塞ぐ。
気づけばシグルドの姿も気配もない。霧に巻かれたか。
とにかく、此処に居ては危険だ。
その場から走り出す。]
シルキーさまも早く逃げて…っ
[と、彼女の方を振り向くと、様子がおかしい。>>103]
[ここはどこ、なんて、まるで記憶を失った者か痴呆者が言う台詞じゃないか。
自分の身に起きた異変と合わせて考え―やはりこの霧は危険だと判断する。天使長の誰かに報告しなければならない。]
<b>ぼうっとしていたら危ないですよ!
逃げましょう!ほら!</b>
[だが今は逃げるのが先だ。
このまま更に霧に呑まれたらどんなことが起きるかわからない。
例え相手が嫌っている天使であろうと、目の前の誰かを見捨てることはできない。
慌てて引き返し、避けられなければ彼女の腕を掴み、そのまま霧の中から連れ出そうと試みる。]
[ここはどこ、なんて、まるで記憶を失った者か痴呆者が言う台詞じゃないか。
自分の身に起きた異変と合わせて考え―やはりこの霧は危険だと判断する。天使長の誰かに報告しなければならない。]
ぼうっとしないで!
逃げましょう!ほら、こっち!
[だが今は逃げるのが先だ。
このまま更に霧に呑まれたらどんなことが起きるかわからない。
例え相手が嫌っている天使であろうと、目の前の誰かを見捨てることはできない。
慌てて引き返し、避けられなければ彼女の腕を掴み、そのまま霧の中から連れ出そうと試みる。]
/*ところで、『僕』の方のフェリクスをこのまま消すのが惜しくなった件について。
罪の意識だけは片隅に残しておこうかなー、レベルだったのがもっと色々と…記憶は全く残らないってしたのと霧の影響は4日目までに消す事って言う天の声の制限に掛からない範囲でとか難しい…。*/
/*
男手が奪われたのに彼?
……徴兵できない程身体がアレとかソレな人が残って横暴になったイメージです。ごめんなさい何も考えてませんでした。
*/
[シグルドがここにいたということも、記憶を失くした彼女は当然知らない。
おまけに目も見えず、故に彼がいなくなったこと>>105にも気付けなかった]
に、逃げるって……――きゃっ!?
[いきなり逃げろと言われても>>110、目が見えないのだからどこをどう行けばいいか分からない。
戸惑い躊躇していると、腕を引かれ>>110されるがままに霧の中から連れ出される。
普段の彼女ならこんな状況であっても抵抗をしそうなものだが、それもなく。]
あ……あの、貴女は…?
[やがて霧から逃げ終えると、呆気にとられながらもそう尋ねる。
知らない気配だ。天使長でも天使でもない。
主に招かれる人間というものをまだ知らない彼女は、少しの恐怖を抱えていた。]
/* ところでですねー
天使長に切りかかるわ、担当していた魔物は逃げ出すわ
オクタヴィアさんめっちゃ立場危うくなってません? (震え声)*/
[六対の翼を棚引かせながら、全速力で丘に向かう。
その身体に纏う霧など意に介さぬとばかり。
だが。
霧の効果をあまりにも軽視し過ぎていたことは、ジークムントに取っては大きな誤算だったと言えよう。
魔力を持つ霧を十分に吸った上で、彼は丘に到着した。
最初に目に入ったのは、普段の天使長の風格はどこへやら、か弱き少女にすら見える、シルキーの姿(>>103)。
その手を引いて霧から逃れようとする、オクタヴィア(>>111)。
そのすぐ側に、柔らかに降り立ち。]
大丈夫か二人共!
助けに来た、私の手を掴め!
[可能であれば、シルキーとオクタヴィアの手を取り、全速力で宮廷へと向かう。
今のところは、ジークムントにも異常はなさそうだ]
[まごつく彼女>>112を有無を言わさず連れ、走り出す。
なだらかな丘から少し下まで来ると、風が巻き起こる。
その先に六対の翼と銀糸をたなびかせるジークムントの姿があった。>>113
掴めと言われ頷きで返し、シルキーと共にその手を掴む。
全速力の飛行はすぐに霧の追っ手を巻き、宮殿へと辿り着くことができた。>>112]
っは、ぁ
[と同時にその場に膝をつく。大分無茶をしてしまった。
だが無事逃げ切れた矢先に投げかけられるのは、シルキーの問いに混じった怯え。>>112]
…オクタヴィアです…。
主の…お導きによって…地上より招かれた、人間です…。
覚えて、おられませんか、シルキーさま。
[一時的な健忘か、それとも。
迷いながらも、隠す必要もないと名乗る。
務めて穏やかな声を使い、害をなすものではないと示す。
傍らのジークムントも証明してくれるだろうと、視線を投げた。]
[二人を連れて全速力で霧から逃れ、宮殿へ辿り着き。
この場所では霧の影響は無いようだと判断し、冷静を努めて、二人に]
シルキー、オクタヴィア、……大丈夫か、二人共。
……一体何が起こっているというのだ。
[漠然と二人に問いつつ、二人の様子(>>112 >>115)を注意深く観察する。
オクタヴィアはまだまともなようだ。
だが、シルキーはどう見てもかなり深刻な症状を抱えているように見える。]
……どうしたというのだ、シルキー殿。私だ。ジークムントだ。わかるか。
[オクタヴィアの主張(>>116)を証明しつつ心配そうに問い……オクタヴィアに真剣な様子で提案]
オクタヴィアよ。どうやらシルキーは深刻な状況のように見える。
天使長室にて一旦休ませるが良かろう。私が責任を持って運ぶ。オクタヴィアは休んでおれ、ご苦労であったな。
[強い口調でオクタヴィアに言う。
だが……注意深いものであれば、ジークムントの纏う空気が会話の途中で変わったことや、ジークムントの目つきが獲物を狙う獣に似た目つきであることに気づくかもしれない]
[勇敢なる天使、と呼ばれ、初めて自分が名前を伝えていなかった事に思い至る。]
私は、能天使ウェルシュ。
秩序の代行者として神に仕える存在だ。
何故、このような事態に至ったのかはわからないが…私も、君も…この竪琴の持ち主も、何らかの形で呪いのようなものを受けたのではないかと思われる。
それが…。
[ジークムントからの問いに>>117これまでの経緯をかいつまんで説明する。
急に霧が立ち込め、吸ってしまった自分は炎に包まれ剣で切りかかってしまったこと。
シルキーの癒しの力により治癒された直後再び霧に襲われ、それからシルキーの様子がおかしくなってしまったこと。
シグルドの姿も見えないこと。]
[願い通りジークムントからも説明して貰えば、シルキーも納得するだろうと胸を撫で降ろす。
そして今までの流れを踏まえて、ジークムントの顏を見た。]
…シルキーさまも霧にやられてしまったのかもしれません。
癒しの力でなんとかなりませんか?
[だが彼から提案されたのは、やや趣が違った。
…平時であれば特に問題の無い提案なのだが、何かが引っかかる。]
無理に連れていかずとも、ここで力を使えばよろしいのでは?
[訝しげに思い、問いながら。思い出すのは、霧の中でも大声を張り上げていた彼の姿。
憶測が胸の中で回る。
気のせいだろうか、彼の目つきが…ぎらついた肉食獣のぬめった物にも感じられた。]
[だが更に問うのは憚られた。
シルキーに襲いかかり、力を使わせてしまった為に霧に巻かれた可能性があるのだ。。
そんな彼女はどう思うのだろうと、返事を待つ。]
[声が聞こえる>>113が、混乱している今は誰のものか分からない。
戸惑い気味に伸ばした手は運よく届き、そのまま宮廷に辿り着いたのを肌で感じることは出来た。]
人間……?
まあ、主に招かれたのですか。姿が見えないのは残念ですけれど……
[オクタヴィア。その名前を覚え、ジークムントの言葉を聞く限り嘘偽りはないことを悟る。
そして>>117問いかけられると、慌てたように姿勢を正して]
…お見苦しい姿をお見せして申し訳ありません、ジークムント様。
[普段のシルキーは彼を呼び捨てにするが、今は緊張感が溢れ出た態度で敬称をつけていた。
そしてジークムントの方を向いているつもりだが、微妙に方向が違っている。
天使長室、その単語を聞いた瞬間驚いて顔を上げるが言葉は上手く纏まらず、結局黙ってしまった。]
霧…?
あ、あの……話の内容がよく…。
[ジークムントの提案に抗議するようなオクタヴィア>>122>>123の声を聴き、また戸惑いを露わに。
霧がどうかしたのだろうか。状況さえ把握出来ない状態の彼女は、反論も肯定も出来ないようだった]
/*
Q:せんせー、伏目涙かじと目涙差分がほしいです!
/(・ω・)\A:言うは安し…だけど、君がそれ言ったら自爆だよ?
……おや、よろしいのですか?
[フェリクスが魔物の誘いに返す答えは、まるで身を切るような決意のこもるそれで。
つい意地悪く、そんな質問を投げ返した。
彼が連れ出されても構わない、と判断したのは、鉄格子の前の少女ゆえだろうか。
ちらりと視線をそちらへ投げて、小さく息を吐く。
ここで彼女に手を出したら、フェリクスはさぞかし感情を揺らしてくれるだろう。
……そう思うのに、妙に気持ちが動かないのは、花冠を乗せた少女が微かに残る記憶の残滓を舞い上がらせるからか。
この私が感傷に駆られるなど珍しい、と少しだけ自嘲気味に瞳を伏せた]
……フェリクス。
貴方が何を警戒しているのかは、理解しているつもりです。
[おもむろに口を開き、ゆっくりとそう切り出した。
さらに一歩、歩を進めると、彼の大事な少女の傍らに並び立つ]
心配せずとも、私が彼女に手を出す事はありませんよ。
私の望みは――、真なる目的は、この天界に不和の種を蒔き、混乱を巻き起こす事。
囚人の幼い少女を拐かしたところで、さほど天使達の動揺は招けないでしょうから。
[ゆっくりとそう言葉を連ねると、檻に掛けられた錠へと指先を伸ばす]
[そっと触れた錠を焦点に、澱んだ魔力が急速に凝り、濃度を増して閃いた。
次の瞬間、ピシリと錠に亀裂が走り、風化したかのようにぼろぼろと崩れゆく。
彼を閉じ込めた牢の錠を壊し、けれどそれ以上踏み入る事もなく、掲げた手を緩やかに下ろした]
その少女の手を引いて、どこへでもお行きなさい。
望むのならば、牢に留まることも良いでしょう。
――おそらく、私が行使した魔力の香を嗅ぎつけて、まもなく天使達が駆けつけて来るでしょう。
その彼らに、二心があって牢の錠を破壊したのではないのだと、説得が通じると信じるならば。
[それは徒らに彼らを弄び、葛藤や苦悩を至上の演目として愉しむ悪質な魔性の悪意か。
それとも、囚われの身の彼らに選択肢を投げ出す気まぐれか。
自分自身にも判断できぬまま、口元を綻ばせる]
魔物が紛れ込んでいる、と天使達へ進言するのも面白いかもしれませんよ。
貴方が心から改心して、罪を償おうとお考えならば。
――いずれにせよ、貴方のお好きなように。
[漆黒のローブの裾が揺らぎ、解けるように輪郭をなくしてゆく。
結実した魔性の気配も同様に、存在感を欠いて、幻のように薄れ始めた。
やがて通路に残されるのは、染み付く魔性の穢れのみ。
耳障りな笑声も、牢を満たす静寂の中へと沈みゆく――]
[戻ってきたジークムントに近づきながら]
すまない、事態を飲み込むのに少し時間がかかってしまった。
もう落ち着いた。心配をかけたな…。
徐々に身体の変化に慣れることにするよ。
幸い魔法は使えるし、身体の機能はあらかた問題ないようだ。
危機にも備えられる。
[彼を安心させるように、一言ずつ紡ぎだした。]
[オクタヴィアから告げられた現状(>>120)に納得し。
ああ、ゲルトの症状(>>71)もあるいはそれか、と得心し。]
シグルドか。……あれについては問題なかろう。
あれに何かあれば、私が気づかぬわけもない。少なくとも生命の危機に瀕しているなどといったことはありえぬ。
[この時はまだ、特に変なことは言っていないように見える。違和感を覚えるとすればこの後であろう。
癒しの力でなんとか(>>122)、ここで力を使えば(>>123)とオクタヴィアは言う。
平時であればそうしたであろう。だが――]
ならぬ。
よいか、外に立ち込める霧は我々にも得体のしれぬものだ。
天使長の一であるシルキー殿ですら屈するほどの魔力であるのだ。
慎重に事を運ばねばなるまい。彼女が真に休まるであろう、シルキー殿の部屋にて安静を保ったほうが良いであろう。
[そう断言し、シルキーに同意を求めつつ――シルキーの言葉が耳に届いた瞬間、目を見開く。ジークムント「様」(>>124)、と言ったのか?]
[シルキーの様子を窺うと―視力も奪われたようだ。>>124
言動と、視線の先を見て危機感を募らせる。
少し考えて、記憶が全部消えたわけではなく、オクタヴィアが来る前、ジークムントを呼び捨てにする前に戻った…という方が正しいらしい。
ならば下手な手を打つより知っている者に保護させるべきか―?]
シルキーさま、ご心配なさらず。
[そっと彼女の肩に手を置き、優しく声をかける。
…迷いが判断を鈍らせていく。]
―――シルキー、殿?
[口調や目つきに違和感を感じたものであれば。
シルキーに呼びかけるこの声は、むしろ、平常のジークムントのそれに聞こえたかもしれない。
数秒、沈黙。固く握られた拳は、小刻みに震えている]
天使長シルキーよ……私を!
幾度も意見を対立させた私をも!!
忘れたとでも言うのか!?
[驚きと悲しみの念の滲んだ、若干震えた声でそう叫んだ。
結局彼は、何かに導かれるかのようにその場で腕を振り、シルキーに癒しの奇跡の力を振るう。
それが正しく作用するかは、彼にも分からないが。
……この時まだ、ゲルト(>>129)には気づいていない]
[返答を求め再びジークムントへ視線を向けた―]
…っ
[帰って来たのは強い語調での否定。>>130
思わずその気迫に圧され、言葉を飲み込む。
言っていることは最もだ。それにオクタヴィア自身も深い疲労に苛まれている。
どうしようもない違和感が、ささくれのように引っかかり、眉を寄せたが―]
じ、ジークムントさま!?落ち着いて…っ!!
[数秒の沈黙の後声を荒げた彼>>132から一歩後ずさる。
其処には獣のようないやらしさはなく、気のせいだったかと思いすごすことはできたが。
激情のまま振るう癒しの力がどう作用するか、わからない。
ただ事の成り行きを見守るしかできず、狼狽えた。]
シルキーさまっ
[傍らに居た自分が彼女を抱きとめる形になった。
今度は目を閉じてしまった。
慌てて口の前に手を翳すも、呼吸はある。]
……こうなってしまっては、どこかで休ませたほうが賢明でしょう。
ジークムントさま、お願いします。
[まだ迷いはあるが、女一人の手には負えない。
見知っている者ならばシルキーも安心だろうと考えた。]
/*
さっきのランダムで出たのが1だったので、ここに使おうと思いましたの。
記憶はきっと戻ってます。回復かけられなかったら、すっころんで頭打つ古典的な方法で戻そうと思ってましたのよw
シルキー殿!!
[倒れこむシルキーを両手で受け止め。
オクタヴィアと同じく、こちらも息があることを確認し、安堵の息をつく。
――と同時に一旦は冷静になる思考。
――なるほど、「これ」か。]
……そうだな、私が責任をもって運ぶとしよう。
ご苦労だった、オクタヴィア。
[オクタヴィアを労い送ろうとするその言葉は、穏やかだが、僅かに苦しんでいるようにも聞こえるかもしれない。
運ぼうとしたすぐ後、その視界にゲルト(>>129)を確認すると]
……ゲルト。シルキーを部屋に運ぶ。共に来てくれ……頼む。
[そうゲルトに頼むと、シルキーを連れて彼女の部屋へ移動。
もしオクタヴィアも同行すると申し出れば、同行も可能だろう]
天使長 シルキーは、自称妖精 フェリクス を投票先に選びました。
私は、捕虜たちの様子を見に行きます。
[どこか苦しげに息を漏らすジークムントを見遣りながらも、ゲルトの姿を認めれば二人がかりでなら大丈夫だと考え、その場を辞することにした。
それにあの霧が収容施設も襲っていないとは限らない。]
では、私はこれで。
[疲労の色が濃い顔を伏せると、その場を去っていく。
行く先に、更なる混乱が待ち受けているとも知らずに。**]
―シルキーの部屋―
[ゲルトと共にシルキーの部屋にたどり着くと、ベッドにシルキーを横たえる。
再度、息を確認――問題なし。
近くの椅子に腰掛け、深く息をつく。
二度、三度。]
ゲルト。
……シルキー殿が貴殿の姿を見れば驚くであろうが……それでも構わぬ。
もうしばらく、共にここにいてほしい。
[天界でも名高い軍師であるゲルトの姿が女性となったと知ればシルキーも驚くだろうが。
しかしなお、何かあった時にジークムント自身を止められる者を側に置かぬよりはマシであろうと。
いつ彼女が目覚めるかは解らないが、彼女が目覚めた時、どのような状況で目覚めるかは解らない。
今自分が居ることがシルキーにとって危険になりうることも承知で、シルキーの目覚めを待つ]
[咄嗟に、翼を広げる。
直前、シェットラントは姿が見えない状態であることを思い出し、気配に向かって淡く光る羽を一枚投げた。]
それを持っていれば、こちらから場所の特定はできる。
声のした方に向かう!
[声の切羽詰った響きに、シェットラントがついてきているのか留まっているのかを確認する余裕もなく、回廊から飛び立った。]
消滅はしていない?
では、戻るかもしれない。
[ ウェルシュの言葉の意味>>118を、やはり素直に飲み込んで ]
能天使ウェルシュ、感謝します。
[ 目上の天使に敬語を使うという知識はある。だが、誰がその対象となるか判らなかったから、言葉を変えることのなかった天使は、己を導こうと心を砕くこの天使が、尊敬を捧げるべき存在であると悟って、そう口にした ]
―私室―
[普段眠ることがあまりないからか、心地良い眠りから目覚めるのは早かった。
ゆっくりと目を開き、そこが見知った自室であることを理解すれば周囲を見渡そうとして――]
……あ、ら?
[視界に入るのはジークムントと、名高い軍師ではあったが堕天したゲルト。
しばし二人をぽかんと見つめていたが、慌てて体を起こし状況を整理する。
あの時霧に包まれてからの記憶が無い。
ここが丘ではなく自室ということは、彼らが運んでくれたのだろうか。]
ジークムントに……ゲルト…?
[いまいち頭は覚醒せず、まだどこかぼんやりしながらもとりあえず名前を呼んだ。]
[ 気付いたことがあるかという問い>>121には、首を傾げる...その仕草は見えなかっただろうが ]
霧があなたを包んでいたことしか...
[ 言いかけた時、声を聞いて>>141即座に飛び立つウェルシュの投げた、光を帯びた羽根を受け取る ]
バサリ
[ 逡巡する間を置かず、ウェルシュの後を追って飛び立つ...見えぬ姿のまま、ウェルシュが二人の天使を助けようとするなら、躊躇わず手を貸すだろう** ]
[シルキーが目を覚ます(>>147)
やがて言われる名前。ジークムントと。ジークムント様、ではなく。]
……良かった、本当に良かった。
全く……悪夢を見たかと思ったではないか……
貴殿から様付けで呼ばれるのは、あまり良い気分ではない……
[何かに耐えているというか、そういった空気を醸し出す口調でそう言う。
しかし、安心はしているようで]
……シルキー殿。
貴殿はつい先程、外を覆う謎の霧に包まれ、しばし記憶と視力を失っていたらしい。
症状こそ違うが、ゲルトもそれにやられたようだ……
オクタヴィアが貴殿を霧から連れ出した。後で会ったら礼の一つも、言っておくがよかろう……
[途切れ途切れの口調でそう言いながら]
念のためだ。
シルキー殿。自身の名と階級は……解るか。
…悪夢?
私が貴方に様付けって……
[一瞬冗談かと思ったが、彼はこんな冗談を言う性格ではないだろう。
それに雰囲気が、いつもと違っていたから。]
霧――そういえばオクタヴィアも、それらしきことを言っていましたわ。
……私は視力、そして記憶ですか。
分かりました。オクタヴィアには後で、きちんと礼を申し上げますわ。
[失っていた間の記憶がないのでいまいち実感は湧かないが。
個人で違うのだろうか。大分覚醒した頭でそう考えていると、ゲルトもやられたと聞き改めて視線を向け――]
[自分は二人の正面…エレオノーレの翼が見える位置から回り込む。
ある程度近づいたところで聖句を唱え、円形の光の塊
…魔族を捕らえる際の捕縛の輪を、暴れる翼を狙い投げつけた。]
[シルキーの発言のいくつか(>>152 >>153)に、重々しく頷き、応対する。不格好ながらも、僅かに笑みを見せ]
……うむ。いつもの貴殿のようだな。
しかし、オクタヴィアのような人の子のみなればまだしも、シルキー殿にゲルトまで取り込まれてしまうこの事態……生半のことでは、あるまい。
[真剣にシルキーを見据えて、言う]
由々しき、事態だ。
可能であればすぐにでも対策を練らねばならぬだろうが……
[表情を一旦苦いものにし。口元に手を当て]
シルキー殿にはまだ休養が必要であろうな。
私は一旦、失礼する。
……想う者を魔力の誘いに任せて押し倒してしまうなど、冗談にもならぬ。
[普段ならば呟くことすらなかったであろう言葉。
霧の魔力に抗っているがゆえ、つい、口から出てしまったが。果たしてそれは誰かの耳に届くのか。]
……ゲルトよ、そなたがどうするかは任せる。同性同士で守り合うも良し、私に付き従うも良し。好きにするが良い。
[そうゲルトに告げて部屋を出ようとする。誰も引き止めないのであれば、そのまま彼は立ち去るだろう**]
[真剣な顔でこちらを見据えるジークムント>>155に同意を示すように戸惑いを消した表情を向ける。]
…他の天使にも何らかの影響を受けている者がいるでしょう。
混乱が起きる前に対策を…と、言いたいところですが……。
[そもそもどうやって策を練ればいいのかが分からないのだから、やりようがないのだ。
本来ならあってはならない事態で、早急に対応をせねばならないというのに。]
…ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
ある程度回復したら状況を纏めて、一度そちらに参りますわ。
[エレオノーレにも伝えなければならない。
既にこの後どうすべきかを組み立てていたせいか、ジークムントの呟きは聞こえていなかったようで。
頭を下げて彼を見送ると、ゲルト>>156の方を向き]
/*
貴族様にご挨拶したほうがよさげなんだが…
そういうわけにもいかず…
占いではどうせ人間って出るだろうし。
まあいいんだけど……
あぁ、一人で悶々とする楽しさよ←w
*/
[気配が消えた事を確認しゆっくりと息を吐く。
そうして他に何の変化も無い事を確認し彼は動き出した。
まずは檻を出てユーリエを抱きしめて、そして―]
もう大丈夫だよ、ユーリエ。
[優しく微笑んだ。]
[―それだけならもうちょっと絵になったのだろうが。]
それと、聞き忘れた事があったんだけど…僕って何か魔物らしい力有ったりしたの?こう派手にドッカーンとやったりするような感じのとかじわじわえげつない感じのとか。
[―記憶は無くとも知識はあるとは言え、その知識が人間並みに偏っていると言うのも一応妖精?としてどうなのかと思わないでも無いが先ほどの男に聞き損ねたのだからしょうがない。
そして彼は知らない、自分が空を飛べる程度の力しか持って無いと言う事を―]
あっ……。
[得体の知れない力が消えると同時に、自力で飛ぶことも叶わなくなる。
地上に叩きつけられないように、身体を押さえつけるアレクシスにその身を任せた**]
…ええ。
南方での戦いも、ご苦労様でした。
[微笑んで彼を労わる言葉をかける。
彼女が嫌うのはあくまで人間。堕天使のことは嫌ってはいないのだ。]
戻って来て間もないのに災難でしたね。
早く戻るといいのですけれど……
[癒しの力で自分が元に戻ったことを知らない彼女は、そんな選択肢が頭に浮かばなかった。
それに堕天した者に自分たちの聖なる力を使っても彼らに影響を与えてしまわないか、分からなかったから。]
[優しく微笑み答える。]
ありがとうございます。
悲観はしていませんよ、この肉体でも今まで通り仕事は行えます。
筋肉量がやや落ちたように思えるのが少し気になりますがね。
[どうやら彼女の頭のなかには業務への影響しかないような…。
まあ、これも霧の効力、そのうち治ることは確かであろうが。]
[まだ世界が見えない闇の中
抱きしめられたあたたかさでやっと落ち着いた
―のは良かったのだが]
私は、わからないなぁ
お空飛べるって聞いたことあるけれど
[知っていても知ってなくてもそう答えるしかない、と思う]
バサーッ!!
[ きりもみ状態で真っ直ぐ落ちることはなく、
どこかの木に落ちて、それがクッションになったようである。
咄嗟に羽根でエレオノーレを包み、怪我をしないようにしつつ、地面に着地した。というかドスンと尻もちを着く格好で落ちたというべきだろう。
あちこちの引っかき傷や打ち身などはすぐ治るだろう ]
[彼にはなから目の前の『妹』の言う事を疑う気なんてさらさらない。
だから背中に意識を集中させて飛べ、飛べ!と念じて見た。]
うーん……!あ、ほんとだ。
[―身体が覚えているとでも言うのか、案外あっさりと宙に浮いたのを確認したのは足元の感覚が無くなり目を開けてからだった。]
[さて、自分がただの人間の悪党じゃないのを確認出来たのは良いが、これからどうしようか。
逃げるか残るか、もうちょっと攻撃的な能力が確認出来たらあの男の事を誤魔化す事も出来たのだろうが。]
ねぇ、ユーリエが知ってる天使ってどれくらい居る?出来れば僕らの話もちゃんと聞いてくれるようなの。
[もし誰も居ないようなら迷わず逃げようとそう思いつつ聞いてみる。]
私自身は…そうですね、特に困ると感じるものはありません。
この頃は身体の変化が激しいなぁ…
[彼女は冗談めかして笑う。]
既にジークムントとはゆっくり話せました。
信頼していた部下にも堕天の経緯は伝えましたし、問題ないでしょう。
[そして少し不安がるように付け加える。]
ジークは霧の影響は大丈夫ですかね…?
[気配が浮いたのがわかるの
気配と同じように首を動かして顔は合わせてるつもり]
私、牢にずっといたからわからないの
ごめんなさいフェリお兄様
[それに魔物をいいように思ってる天使様なんてわからない]
おお、どこも多角だなgkbr
とりあえず霧効果ランダム振ってから、出現場所を考えるか。
8(10x1)と5(20x1)
話していた時は普通に見えましたけれど……遅れて影響が出たりもするのでしょうか。
[もしそうなら様子を見に行った方がいいかもしれないが、彼の行き先が分からない以上は無暗に動き回るわけにもいかない。
ううん、と首を傾げてどうすべきか悩みだす。]
そっか、やっぱそうだよね…。
[罪を重ねてしまった以上罰は受けなくてはならない、だけど―
『妹』まで巻き込みたくはない。そして、目の見えない彼女を置いて行く気も無い。
だから―]
それじゃ、行こっか?
[僕は彼女と共にこの檻を出よう、そして彼女が幸せに生きていける場所を探そう―それが贖罪になるとは思わないけれど、それでも僕は魔物の子供だから、なんて理由で彼女を閉じ込めるのは納得出来ない。
彼女自身が罪を犯したのかなんて知らないけど、もし。
もし、そうじゃないのならそれは差別じゃ無いのか―
それが神の御心に叶う事なのか―そう、思ってしまったから。]
[―結局のところ、彼のユーリエへの思いは記憶喪失や性格の変化すらものともしない根本的な所に位置していたと言う事だ。
彼女を自由にするためなら、道理すら捻じ曲げる。その思いは果たしてどこから来ているのだろうか。愛か、はたまた義務感か、それとも―]
そういえば…
[と、彼が出ていったときのことを思い出して言う]
なにか呟いていたようで様子が変でしたね。
流石になにとまでは聞き取れませんでしたが。
彼の翼や靴の音ならわかります。探してみましょうか?
[霧が晴れたと思ったら、果樹園に立っていた。]
…シルキーの護りの力がわたしを弾き跳ばしたのでしょうか?
[と、頭上にかかっていた枝がパチパチと音をたてて燃え始める。
火元はなんと自分の身体だった。]
これは──先程のオクタヴィアと同じ?
うん、フェリお兄様
[独りでは嫌だと言った外
そこに出る気になったのは彼が一緒だから
独りでないなら怖くはない
それでもできるなら彼といっしょが良かった
それが叶うのなら私はその手を取ろう]
ここにいては果樹園が危ない。
泉へ行きましょう──
[そう判断して果樹園を離れたのだけれど、いっこうに泉を見つけることができなかった。
何度も同じ場所を通っている気がする。]
…道に迷った?
あるいはなんらかの結界に捕われているのか。
…師兄、
今、わたしがいる場所を感知することは可能ですか。
[霊的な絆を通してジークムントに呼びかけてみた。]
[樹の上からはウェルシュ>>180の声が。
身体の下からはアレクシス>>181の声が。
それぞれ安否を気遣う言葉が投げかけられた。
はっとアレクシスの背中から手を離して身を起こすと]
あっ、ああ。うん。ボクは、大丈夫。
どこもなんともないよ。アレクが守ってくれたから。
それよりアレクは?大丈夫?
[自分よりダメージが大きいアレクシスにそう尋ねて。
それからアレクシスと、樹の上のウェルシュと次いで視線を向けて]
ええと、二人とも助けてくれてありがとう。
さっきの霧をすったら急に身体がいうことを聞かなくなって。
……すごく怖かったんだ。
[先ほどの恐怖を思い出して、ぶるりと震えた]
[シルキーの様態に気を使いながら]
もう、身体の方は大丈夫ですか?
まだ休むようであれば代わりのものを呼びたいと思います。
問題ないようでしたら一緒に彼のもとへ向かってみますか?
それじゃ、行くよ。急ぐからちょっと捕まっててくれるかな?
[そうと決まれば善は(じゃないけど)急げ、ユーリエを抱き上げるとそのまま全速力で―と言っても人間が走るよりはちょっと早い程度だけど―飛び出しそのまま一気に上空へ躍り出た。]
[ある程度の高さまで上がってから改めて下を見下ろし]
うっわー………!!
[『初めて見る』天界の広大さと美しさに、ただ息を呑むしかなかった。]
―→収容所―
[思い起こされたのは、辛い記憶ばかりではなかった。
道すがら、オクタヴィアは自らのルーツを辿る。]
…そう、私は…
[父を早くに亡くし、母が女手ひとつで育てあげてくれた。周囲の協力があったとは言え、決して楽な生活ではなかった。
朝も夜もなく働く母の背中を見て、わがままなんて言える筈もなかった。
けれど、どうしようもなく―人が恋しかった。]
もう大丈夫です、私も行きますわ。
お気遣いありがとうございます。
[外が俄かに騒がしいのを感じ取るも、静まったようなので一旦気にするのは止めた。
ゲルトに微笑みベッドから立ち上がれば、ふらつくこともなく至って普通だった。]
…行きましょうか。
[一応何かあった時のために翼は出して、ゲルトに案内をお願いする。]
[近所の子と遊ぼうにも、同じ年頃の女の子はおらず、男の子は棒を振り回したり走り回ったりしないオクタヴィアをからかうばかり。
そんな彼女の遊び相手となってくれたのが、隣に住むあの子だった。
花摘みや、母の真似をしてのおままごとに嫌がらず付き合ってくれ、同時に色々なことを教えて貰った。
花冠の編み方もそのひとつだ。
あの花が咲く草原に、よく二人で遊びに行ったものだ。]
[胸のロザリオを握りしめる。
悪魔と悪魔に唆された者たちが村を襲った日のことを、よく覚えていない。
ただ逃げのびるのに必死だった。
―自分ひとりだけ生き残ってしまった。
その罪を、常に胸に抱いてきた。]
ただ、生きてさえいてくれたらいいの。
二度と会えなくても、私はずっと…、
[呟いたその瞬間、視界に飛び込んできたのは―]
>>196
あぁ…まぁ…その姿は、どうみてもそうだな。
普段と印象が異なっていたものだから、ジークムント様とシグルド様のように誰か、似姿を持つ天使がいるのかと思った。
私のこれは…恐らく、エレオノーレと同じ霧の影響だろうな。
私は涙が止まらなくなり、シェットラントは…
[傍で光る羽を指し示す。]
姿が視覚的にとらえることができなくなった。
アレクシスは、何か不審な霧に遭遇したとか、不具合が生じ…
[>>200 聞きかけて、既に遭遇済みであった事、視覚に異常が生じたことを確認。]
今見えているということは、
時間的な要素で解呪される類のものなのだろうか…
[ ウェルシュに続く形で縺れ合って飛ぶ二人の天使の傍まで近付く。
反対側へ回れという指示>>151を聞くと、素直に従った ]
[ 姿の見えない天使は、下手に手を出そうとすれば、恐らく更なる混乱を招く、とは、本能で知ったか。ウェルシュの光がエレオノーレの翼を封じ二人が落下を始めるまでは、つかず離れずの位置を保って ]
―収容所前―
[やたらと騒がしい。あの霧がここまで立ち込めたかと思ったが、それにしては天使たちの様子がおかしかった。
何事かと尋ねる前にふと空を見上げ―]
フェリクスさん!?
[丁度、ユーリエを伴って飛び立つ彼の姿を目撃し>>199思わず名前を呼んだ。
けれどこの位置からでは、既に高いところまで昇ってしまった彼には届かないだろう。
そういえば、彼は羽は見えないが飛べると言っていた。
けれど、どうしてあの檻の中から抜け出したのか―?]
ふ、ぁ!?
[ふわりと抱き上げられた身体
初めて体験する感覚についしがみついていた
見えない彼女にとってそれは恐怖でしかなく
浮いているうちはずっとしがみついていた]
[ やがて、力を貸してくれという能天使の声>>177に、ばさりと見えない翼を羽ばたかせ ]
神の御加護を
[ 祈りと共に、小さいけれど純粋なる光が、一本の矢のように、木々に向かう能天使の護りの光に向かって飛び、溶け込んで力の一部となった ]
[その姿を見て―
ほっとした自分がいた。]
[ユーリエ。
彼女はただ親が魔物というだけで捕らわれていた。
彼女の心は無垢そのもので、彼女自身に罪はないというのに、上級天使たちは首を横に振った。
フェリクス。
彼はただ彼の思った道を人間たちに示していただけだ。
堕落したのは、他ならぬ人間の弱さと脆さのせいだ。
誘惑を振り切ってこその真の強さというものだ。]
[人を導く聖女として、広い世界を旅し、人間たちを見てきたオクタヴィアは―
人間の強さと同時に、弱さも知っていた。
故郷を襲った悪魔たちに唆された者も、強き心があれば、と。]
[主や天使の導きがなくては生きていけない。そうではなく。
結局は自分自身の心を強く持たなければならない。
今以上に天界が地上に介入したら、頼り切り更に堕落するだろう―]
[ そうして、二人の天使がまがりなりにも無事に降り立つのを見ると、自らもゆっくりと彼等のもとへと下降する。
ウェルシュの目からは、>>180光る羽根が風に揺れ舞い降りてくるようにも見えただろう ]
[ 三人の天使の会話には口を差し挟むことなく、黙って成り行きを眺める体。
ウェルシュの口から自分の名が出た時>>207だけ、光る羽がゆらりと揺れはしたけれど ]
[物思いに耽っていたが、気づけば周りを取り囲まれていた。
収容所の管理を任され、警護を担当している天使たちだった。皆、顏が殺気立っている。]
…っどうしたのです!?
[徐々に包囲の輪が縮まる。怯えをなして下がろうにも、そちらにも天使がいた。]
《あいつらの担当はおまえだったな、人の子よ》
《おまえが逃がしたのだろう》
《やはり人間など信用すべきではなかった》
[口々に囃し立てるのは、元々人間嫌いでオクタヴィアが捕虜の世話係になることに眉を顰めていた者たちだ。
傲慢そのもので数々の嫌がらせをされてきた。
その度やり過ごしたり、彼らのその上の天使に申告して、つい最近ようやく鳴りを潜めたところだったのだ。]
―回想 1/2―
[シルキーの部屋を出て直ぐ(>>155)。
ゲルトが残ると言ってくれた(>>156)ことを脳内で反芻する。実に頼りになる。
それに、場合によっては。
今のゲルトと二人きりになるのも、考えようによっては危険であったから。
大きい深呼吸を数度。]
……今は、冷静に考えねば……なるまいか。
[疲労と不自然な態度は隠せないものの、内外で起きる多数のトラブルがその不自然さを紛らわせたか。
幸いにも誰にも咎められることはなく。
部屋に着けば椅子に腰掛け、気を紛らわすかのように書類の整頓を始めた。
だが、この後――彼を更なる展開が待つ]
―回想 2/2―
[霧の魔力に耐えるための、気を紛らわす作業の途中。
何者かからのシグナルが彼に届く。
いや。
このシグナルを発せるものは、今天界に居るもので一人しか思いつかない]
これは……
……シグルド!シグルド!私の声が聴こえるか、シグルドよ!
[霊的な力を放出しつつ叫んではみたものの。シグルドの居場所が解らない。
せめてこの声に向けて彼が動けるならば、彼の居場所も解るだろうに。
外に出て探すには、現状は危険すぎる。]
……くっ……
[歯がゆい。天使長の肩書も力もありながら、現状に何も出来ぬ自分が実に歯がゆい。]
―現在位置、自室―
[大丈夫だよと腕の中の少女を宥める。
そうして改めてこれからどうしようかと思いながらもう一度下を見たら]
……あれ?
[てっきり追手が来るかと思っていたのになんか下に集まってごちゃごちゃやっている。>>220>>221]
……どうしよっか?
[このまま逃げても良いのか、ちょっと迷った。]
待って!私は収容所とは反対のほうから来ました!
鍵は此処に確かにあります!
[ポケットの中から輪に通された二つの鍵を取り出す。
捕虜の調子が悪い時や寝具を入れ替える際に必要だと借り受けていた。
だが天使たちは憤る。
―鍵自体が壊され、そこに魔の力が纏わりついていたという。]
《おまえが手引きしたのだろう》
《あの者たちに同情していたからな》
《これだから人間の女は。魔物を誘惑して連れてきたのだろう。》
ちがう!違う、私は…!!
[真っ青になりながら必死に反論する。
けれど頭に血が昇り、人間を堂々と責め立てられる機会に恵まれた天使たちは、耳を貸す気配もない。
これでは埒があかない―…]
…なんだジーク、ここにいたのか
[一見変わった様子のないことに安堵しながら]
先程部屋を出るときになにか呟いていたようでどうも様子が変だったが大丈夫か?
君は霧の影響は…?
[心配するように尋ねる]
―人間界―
泉のほとり
水は冷たく透明だが、そこには湿った土の匂い、獣の息遣い、そして鳥の囀りが満ちていた
地の上
倒れているのは、男とも女ともつかない幼い姿の人
裾の長いトゥニカも、肌の色薄い素足も、森の奥にあるにしては汚れ一つない
[シグルドからの霊的シグナルに返す]
聞こえるか、シグルド!
私の声が聞こえるならば、こちらに向かうことは可能か!
応答せよ、シグルド!
ひく、と睫毛が震え、澄んだ蒼の眸が覗く
涙の膜が張ったそれを僅かに動かして
細く息を吐いた
伏した地面の上、僅かに首を持ち上げて
不思議そうに瞬く
体が浮かない
翅は
『……、』
腕の二本で地面に手をついて、体を起こす
掌に感じるリアルな感触
他の腕も動かそうとして、足りないことに気付いた
代わりに、ぎこちなく動いて立ち上がろうとする二本の足
ふらり、ゆらり
どうにか立ち上がった直後にバランスを崩してへたり込んだ
[どうしようかと言われてもわからないのだけれど]
今、どうなってる?フェリお兄様
[現状を聞かないとなんともできないから聞く]
[ アレクシスの視線が、己の方へ(正確には光る羽の方へ)と向くと>>218 ]
怪我は、大丈夫?
[ この天使が翼を封じられた天使を庇って落下したのを見ていたから、そう尋ねた ]
[本当なら逃げるべきなんだろうけど―
ちょっとだけ、引っかかる物を感じて高度を落とす。
そうして目についたのは天使達が1人の女性を取り囲む姿。
―なんで僕じゃなくて彼女を?そう考えて更に降りて行く。]
人に似た姿
人と見紛う姿で、
天を仰ぐ
暖かな木漏れ日
──あそこから 落ちて来た
帰らなければ と思う
心などあってなきがごとき御霊の憑代の
初めての明確な意志*
[ウェルシュが短い聖句を唱えると>>226背中の窮屈な感触が、瞬時に消え失せる。
念の為に後ろを振り返って、そぅっと翼をはためかせてみた。
ぱたぱたと自分の思い通りに翼は動く。
うん、と満足そうに頷いてウェルシュに向き直ると]
ありがとうございます。
[そう礼を述べて、先ほどから視界に映っていた光る羽を見つめて]
えと、それでは産まれたばかりの見えない天使が、今そこにいると。
ボクはエレオノーレ。天使長シルキーさまの下でお仕えしている天使だよ。
[まさかウェルシュに担がれているわけもないだろう。
素直に受け入れて、シェットラントに自己紹介をした]
[ジークムントの反応を待っていると霊的な揺らぎが、次いで”声”が届いた。
やはり直接、手を伸ばせない障碍があるようだ。]
気にかけてくださり、感謝します。
──信じて、 そして、 行動を。
[ウエストポーチから編み掛けの銀糸を取り出すと、繰り出しながら再び移動を開始する。]
んー、てっきり追手が来るかと思ってたんだけど来ないからなんでだろうと危険を冒して偵察中?
なんか1人の女性を取り囲んでるけど…知ってる?
[まだ声はあんまり聞こえない高さだけど大体の姿は分かるから口頭で伝えていく。]
[ゲルトの訪問(>>227)に若干安堵して。
心配するような口調に対しては、先ほどよりは幾分マシな様子で。
とは言え表情には焦燥感を浮かべながら]
ああ、……もうずいぶんと薄れた。心配を掛けたなら済まないな。
だが……
[しばらくして、若干声の調子を下げて呟く]
どうも、我が分身シグルドが危機に陥っているらしい。
それだけではない、宮殿内にも若干不穏な様子がある……
[部屋の外が騒がしい。配下の天使も何人か、収容所の方に駆けて行ったように感じる(>>221 >>225)]
悪いことがずいぶん重なっているようだな……
[焦りと憤りの表情を浮かべたまま]
……まずは宮殿内、か……?
[考えるのは、何から片付けるべきか]
/*
/(・ω・)\ <こんばんは!園芸天使だよ!!
投票…迷うな。誰が狼陣営だろうか。
それよりもなによりも、恋陣営どこだ。
個人的な雑感では、フェリクス=ユーリエの魔族兄妹的睦まじいコンビは桃ログ持ってないだろうなぁと。
ものすごくわかりやすすぎるし、昨夜一晩白ログで語っていた状況を見たら桃ログもってたらそっちでやってそうって思ったので。
*/
[少し考えたあと]
宮殿内の様子を見るのが先か今後について対策を練るのが先か…?
情報が少ないか、話を聞きにいくのもいいかもしれん…
《捕らえろ!この魔女を異端審問会に突き出すのだ!》
[怒号が辺りに響く。]
離して…っ
[とうとう腕や肩を掴まれてしまった。逃げようにも疲弊した体ではどうすることもできず、焦りばかりが募る。]
師兄、
御意、承りました。
ただいま、無限ループに捕われているらしく、望みの場所に辿り着くことができないでいるのですが、いただいたシグナルを辿って、抜け出してみせます。
[ふと空を見上げると―]
…っ
[豆粒ほどの小ささだが、フェリクスがこちらの様子を窺っているのが見え、愕然とした。>>233
彼らを呼び戻せば、無実は証明されるかもしれない、けれど。]
………っ!!
[こちらに来ては駄目!いいから逃げて!
自由になる首を横に振り、逃げるよう促した。]
えっと、多分私達お世話してくれた人だと思う?
人だから一部の天使様によく思われてなかったみたい
多分それだと思うよ?
[迷いつつ答える
彼はどう思うのだろう?]
失礼しますわ。
[彼の部屋の扉をノックして中に入り、一礼する。
彼のゲルトに対する返答を聞き、やはり影響を受けていたことを知るも今は薄れていると言われれば安堵の息をついて]
…また外が騒がしくなったようですね。
先ほど、一旦静かになったと思ったのですが。
[シグルドが危機に陥っていると聞けば驚きに目を見開くと同時、やはり天使たちでは片付けられない問題が起きていることを察した。]
収容所の方が特に騒がしいように思いますが――。
……私が様子を見てきます。よろしいですか?
[シグルドのことも気にかかるが、収容所に捕えられている者に何らかの異変があったなら見に行かねばならない。
考えて、ジークムントの了承を得ようと]
それと、
先程、普段とは様子の違うオクタヴィアがシルキーに接触した現場に居合わせました。
その後、わたしは別の場所へ跳ばされてしまったようです。
ふたりの様子もご確認お願いしたく。
[自分が消えた後すぐにジークムントが到着したことは知らないままに報告する。]
その時、オクタヴィアを包んでいた炎がわたしに転移したようです。
この熱のない炎について何か、ご存知でしたらご教授ください。
私は、シェットラント。
父なる方の憂いの吐息より生まれた天使。
[ エレオノーレの自己紹介に>>231そう応じる間にアレクシスは、飛び去っていく>>234 ]
[ゲルトとシルキーの両名に頷いて(>>236 >>240)。]
ああ……我々が何とかするしかなさそうだ。
シグルドは我が分身。私の力で何とかしてみせよう。
[だが収容所をどうするか……と思った矢先。
シルキーからの、願ってもない提案を受ける。]
そうだな。
シルキー殿、頼めるか。
シグルドは私を灯台としているはずだ。すまぬが私は下手に動けぬ……。
[真剣な表情をシルキーに向けて依頼した]
(そう言われてみれば確かにおかしいな……)
[普段のアレクシスなら、自分相手にでも丁寧な喋り方をしていたが、今は随分くだけた話し方だ。
落下途中はともかく、今になっても元に戻らないのは、やはり何かがおかしくなっているからだろうか。
ただ、違和感を相手に伝えることはしなかった]
へー、天界って人間も居るんだ…!!
[そうだったなら彼女が来るのを待つのも良かったかなー、なんて考えながら更に降りて行くのと、彼女が捕まえられるのはほぼ同時で>>237彼女がこちらを見て頭を振った>>238のを見た時、決めた。]
ごめんユーリエ、しっかり捕まってて!!これからちょっと―落ちるから!!
[その言葉通りほぼ自由落下の速度で降下し、その勢いのまま彼女を捕らえる天使の一人に蹴りを喰らわせようとする!]
[シルキーとゲルトと話している状況下で、シグルドに霊的通信を送る]
ああ、オクタヴィアとシルキーにも、会っていたのだな。
二人共今は宮殿に居る。シルキーは先ほどまで霧の影響を受けていたようだが、今はもう持ち直しているようだ。
オクタヴィアにも先ほど会ったが恐らく問題はなかろう。
……まて、炎?
よもや、それも霧の影響だと言うのではあるまいな?
[シルキーに依頼をしてから(>>242)すぐ。シルキーが向かう直前に]
シルキー殿。
もしオクタヴィア殿に会ったら、「熱のない炎」について聞いてはくれまいか!シグルドが今それに包まれている、らしい!
霊的通話はいつでも通せるようにしておく、すまないが、頼む!
天使 ウェルシュは、天使長 シルキー を投票先に選びました。
/*ちなみに正義感なんかじゃない、ただ職務も果たさずイジメを行うような天使共が気に食わなかっただけ。
言っとくけど『俺』の方でも見捨てないよ?「それがアンタ達の自由なんだ?―なら、俺が邪魔するのも自由だよね?」とか言うよ、なんだかんだでオクタヴィアは嫌いじゃないし。
孤独ゆえに無自覚に執着するタイプ、但し大抵の人間と天使はアウトオブ眼中。*/
/*
/(・ω・)\
RP村だと入れないところだけど、一度、陣営探り票のつもりでシルキー様に合わせてみる。 */
[シルキーを見送り、ジークムントの方を向き]
さて、私も情報を集めたいのは山々なのだが…
慌てていて身なりが…な。
すまないが服を着替えてくる。
体型と服が合わなくてな。
―収容所前―
[近くに降りると、何やら複数の天使たちとオクタヴィアの姿。
そして、蹴りを喰らわせようとしている捕えられていたはずの自称妖精と抱えられている少女がいた。]
――止めなさい!
[よく見れば天使は自分の管轄内にいる者ではないか。
焦ったように天使たちへ言葉をかけると彼らは反射的に動きを止め、フェリクスの蹴りを喰らった者もいたかもしれない。]
この状況は何ですの?
[歩み寄って、状況を聞きただそうと。]
霧は、他にも?
[ ウェルシュの言葉>>243に、そう呟いて、ばさりと羽ばたいた ]
私は、探しに行きます。ウェルシュ。
[ 天使の心に浮かんだのは、生まれて最初に触れ合った透き通った翅の声無き天使。
当の天使がすでに天界から姿を消しているとは知らずに、その身を案じて ]
/*
/(・ω・)\
霊的通話という文字を見て、狼よりは先に恋人矢を射られそうな所に一回あわせてみるのもありかと思ったんだ。
ジークムント様は、無防備に秘話について言及できる辺り、別窓ない可能性をみてまず除外。
恋天使で、ガチに勝負をかけようとしたら、前述のフェリクスユーリエ撃ちはないと思うんだ。
それから、RPがダーク寄りのシメオンも狼陣営探り吊りで吊られる危険性があるし。
僕が恋天使ならどちらかというと、狙うならRPがホーリーライト系。シェイとかもありかと思ったんだけど、今日とろりと溶けちゃったので。
*/
うわっ!?
[蹴りを喰らわせる直前に飛び込んで来たいかにも偉そうな天使様>>250の方を思わず見てしまい、蹴りは命中したが着地に失敗しすっころぶ。
ユーリエはなんとか庇ったけれど。]
った〜…。
霧…確かに、霧に包まれた後でした。
だとすれば、この炎はオクタヴィアから移ったものではないのかもしれません。
軽率なことを申しました。
そうですか、ふたりは宮殿にいるのですか。
[もう持ち直しているとジークムントが判断しているなら大丈夫だろう。
あとは自分の問題を解決すべきだ。]
[天使達が動かない間にどうにか立ち上がり上司らしき女天使を睨みつける。]
貴女がコイツらの上司?
一体どう言う教育してんの?
コイツら揃いも揃って逃げた俺じゃなくて彼女を捕らえようとしてたんだよ?
ムカついたから思わず戻って来ちゃったじゃん!どうしてくれんだよ!!
[彼女、の部分で捉えられていた女性を指差しながらガラにもなく―そうした自覚はある―(一部理不尽な)説教をする。
始末するんならしてみろ、全力で抵抗してやる。]
[ 飛び立ったのは、エレオノーレの>>253すぐ後か、翼が風を孕み、その身を再び宙に運んだその瞬間、うっすらと天使の姿が陽炎のごとき儚さで浮かびあがる ]
ウェルシュ、あなたに父なる方の御加護がありますように。
[ 微笑んで告げた顔はウェルシュに見えたかどうか、一瞬後には、幻のような姿は再び透明になって、ただ光る羽だけが、上空へと舞い上がっていく* ]
−自室にて−
[体型に合わない服を脱ぎ、風呂場へと向かう]
(こうしてみるとやはり女になったのだな…。
自分の身体とはいえこれは…)
[シャワーを浴び、浴槽に浸かる。
あまりゆっくりしている時間はないのだけれど。]
(身体の機能については異常はないようだな。
そのうち元に戻るだろう…)
[想いを寄せる相手も特にいなかったので問題もない。
そもそも仲良くしていたのはジークムントくらいだろうか…
その彼も、性別が変わったとて態度を変える人物ではないのは、彼女もよく知っていた。]
(さて、少し今後について考えねばならないな…)
[着地に失敗した彼>>254に一瞬呆けるも、すぐさま>>255説教にも似た言葉に耳を貸した。
状況も大体わかった。大方二人が逃げ出し、オクタヴィアを部下が責めたてていたのを見て戻ってきたのだろう]
……ええ、その天使たちは私の部下ですわ。
オクタヴィアが脱走に手を貸した――というわけではなさそうですね。
[彼女の信心深さは知っている。
ここに捕えられている者も、それが神の御心ならばとかなんだか言って世話をするだけだったことも。
霧の混乱に乗じた可能性はあるが、やはりするとは思えない。]
貴方達がどうしてあそこから脱出しているのかも気にはなりますが……
[そう言って目をやったのは、怯える部下たち。]
きちんと感情に流されていない状況確認は?
彼女の言い分は聞きましたか? ……答えなくても良いですわ、どうせ否でしょう。
[人嫌い故にこうして攻撃をしてしまう天使も中には存在した。
自分も刺々しくなってしまうあたり、人の子とは言えないが――]
シルキー様へは、エレオノーレが連絡にいってくれるようだから…
私は、ジークムント様の所に霧について報告に行くか…それとも、先に目の呪いを解くべきだろうか…
[思案しつつ、大きく羽ばたきその場を*後にした*]
[部屋に戻るというゲルト(>>248)を見送り、収容所へ向かうシルキー(>>249)に期待の目を向け頷き。
さて、一人。
シグルドからの通信は途切れる様子はない。
ということは、少なくとも最悪の事態ではない、とは言える。
通信の精度もわずかずつ、上がっている気はする。]
……魔力による炎であれば、治癒の奇跡が効くこともありうるか……?
[シグルドを何とかする方法を考えつつの独り言を言い、窓の外からシグルドに信号を送る。
シグルドから届く信号の方向から、ちょうど自室の窓の外に着地する、という予測した。果たして。]
……オクタヴィア。
[はあ、と彼らに溜息を零した後。
真剣な顔で彼女に近付き、そして。]
まずは部下の態度をお詫びしますわ。
…私も状況は完全に把握出来ていませんが、彼らの態度はあまりに無礼でした。
[そう言って、頭を下げた]
/*
このこの手に入れた感情
デフォ「愛」+「喜び」+「困惑」+「尊敬」+「心配(不安?)」かな。
負感情と言えるほどの負感情がまだ無いという、ね。
どこかに拾いにいくべきか?
まあ、明日生き残ってたらだな。
/*
あああ飴。ありがとうございますお二人とも。
…更新が24hごとでした。微妙なタイミングの乱入ごめんなさいですの。
――泉――
[清らかで静謐な泉は、今は白い霧のベールに包まれてその全容を見渡す事ができない。
けれど、その事が泉の神秘的な雰囲気をより強め、天界らしい神聖さを深めていた。
その透き通った水を覗き込むようにして、畔に佇むのは天使の姿を模した魔性。
唇を緩やかに歪めて、巻き起こる混沌の気配を味わうように目を瞑った]
さて、彼らはいったいどうしたでしょうね。
[思い返すのは、先ほど置き去りにしてきたフェリクスとユーリエの事。
手を取り合って脱出する事を選んだか、それとも――
思案して、胸の内に微かに凝る感傷を断ち切るように首を振る]
……考えても詮無い事です。
彼らがどうなろうと、私はその結果を利用して天界を掻き乱すだけ。
それが私の望みであり、使命なのですから。
[シメオンが天界へ潜入したのは、そもそもが死したシメオンを魔性として作り直した悪魔が、そうするように命じたからだ。
正確には、命じたというより提案した、というべきだろうか。
彼らのやり口は、天使のように規律に縛られ、統率されたものではない。
少なくとも、シメオンの主たる悪魔は個人主義で、面白い玩具を下げ渡すよう、愉快な「遊び」を提供はするが、従えと強要はしなかった]
[そうして、この度悪魔がシメオンに下げ渡したのは、『天界に潜入して、天使達と遊んでおいで』という提案。
天使達の亀裂をより大きなものにする事で、古来から続く争いを、悪魔達の有利に運ぼうという意図の滲むそれだ。
『お前も天使達が憎いだろう?』と、そう囁かれた事を覚えている。
問いかけに、天使を憎いと思った事があったのだろうかと、首を捻った事と同じく]
……或いは、悪魔は私がどこまで堕ちるものか、試してみたいのかもしれませんね。
[あえて強制せず、自由意思で選ばせる事で。
ありそうな事だ、と小さく息を吐き、緩慢な動作で視線を移した]
いずれにせよ、私は次の一手を打つべきでしょう。
天界に、途絶える事のない混沌を。
――天使達の狼狽を、極上の葡萄酒のように味わうと致しましょう。
[霧に包まれて全てが曖昧に濁った景色の中、混乱の気配がする方向を見定める。
くすくすと、密やかな笑い声を零した]
そうしてこそ、私は存在しているのだという時間が得られる。
成すべき事を、にゃさねばにゃ……。
[成さねばなりません。
そう続けようとした筈が、妙に呂律が回らずに言葉が乱れた]
>>264
なんだってww
わかりやすい誘導ロールであった。
泉でフロールしようかとも思っていたんだけど、そっちいくとも。
………………。
[思わず口元を押さえたのは、嫌な予感がこみ上げたから]
にゃ、にゃー。
[試しに押し出した声は、完全に猫の鳴き声のそれである。
泉の辺のカエルがぴょこんと跳ね上がり、霧の向こうに姿を消すまでの数分間、珍妙な顔で硬直した。
辺りを漂う白い霧には、奇妙な魔力が篭っていると、わかっている筈だった。
でもまさか、こんな効果が現れようとは思わなかった。
……言葉でもって相手を弄ぶシメオンからすると、これは由々しき事態である。
魔性の者としてあるまじき間抜けな状況に、頬を冷や汗が伝う]
[更に抵抗を続けるオクタヴィアに焦れた天使が手を出そうとした瞬間―
フェリクスたちが急降下し始めたのを見て、ぎょっとした。>>245
飛行になにか問題があったのか―考えを巡らせる前に、天使たちを一括する声が響き、>>250
フェリクスの蹴りが手を伸ばしてきた天使にヒットする。>>254]
[銀の糸を辿るごとく、ジークムントの送ってくれたシグナルの導きに従う。
冷静に分析する声を身に浴びていると、打破できぬ困難はないと、力を分け与えられた気がする。
一見、通れそうにない場所もあったが、ためらわず進めば道は開けた。
なんらかの目くらましがかかっていたのかもしれない。
そうして、見えない霧の紗幕を突破したと思った瞬間、シグルドはジークムントが予測したまさしくその場所に立っていた。>>264]
…抜けられたようだ。 感謝します。
ど、どうして…。
[問いはフェリクスとシルキーへと向けられたもの。
ユーリエを見れば出来事についていけてないのか硬直していた。
オクタヴィアもあまりの急展開についていけていないので親近感がわいた。
そうしていると、フェリクスが天使たちに向かって怒鳴った。>>255
またも目を丸くする。
…彼は面倒事を嫌うタチではなかったか?
もう何がなんだかわからない。]
[何時の間にか一人称が『僕』から『俺』に変わってる事に気付かないまま腕の中の少女と傍らの女性を守るように周囲を睨み続ける。]
脱走は…悪いと思ってるけど、でもユーリエみたいな可愛い良い子が魔物の子供だからなんて理由だけで捕まってるかもしれないなんて思ったらここに居るのが嫌になって…。
鍵を壊したのは……俺じゃない、ってだけ言っとく。
[どうせ信じてくれないだろうけどと言う思いを隠しもせず吐き捨てる。]
生まれ落ちたばかりの獣の仔のよう
力の入らない脚を震わせて
何度か目、漸く二本の脚できちんと立ち上がれば
高くなった視界 辺りを見回す
躊躇いながら歩き出した
神の気配 天の力の 少しでも強く感じられる方へ
地面を踏みしめるのには躊躇いがあった
無数の生ける者たち
足元を確かめながら そろり、そろり*
にゃにゃーん。(天界、恐るべし)
[猫語でそう呟いて、顔を覆って項垂れた。
――魔性の者としての矜持を取り戻し、元の余裕の態度を取り戻すまでもうしばらくお待ち下さい]*
投票を委任します。
魔物? ユーリエは、天使 エレオノーレ に投票を委任しました。
[もし信じてくれるなら、その時は黒いローブの一見天使みたいな男が突然廊下に現れた事から自分の知る限り全てを答えるだろう。
記憶喪失についても全部。霧の事は覚えて居ないが。
どうなるにせよ話しが纏まれば]
……話は終わったの?じゃあ―
[とユーリエを下ろして両腕を差し出し、抵抗のそぶりも見せず牢に戻る事を了承するだろう。]
[浮き足立っていた天使たちも天使長>>261には逆らえず、オクタヴィアを掴んでいた者も手を離した。
その姿に、国の権力にへこへこと媚を売っている役人たちの姿を重ねて、軽蔑の視線を送る。]
[部下の天使たちを一方的に信用せず、状況を見極めようとしているシルキーに目を向けた。
近付かれ>>265、思わず身構えたが、それも杞憂に終わる。]
…いえ、貴女が謝ることではありません。
[頭を下げられ今度こそ動揺した。
もしや霧の効果が―なんて馬鹿げた思考を振り払い、こちらも務めて冷静に返す。
それよりも、問題は鍵を壊したのは誰かということだ。
傍らに立つフェリクスに視線を向け―]
/*>>273
あー、やっぱそう思われてたか。
けどフェリクスはお子様なんでー…『僕』の方が正義感とか直情傾向とか強いのは確かだけど。*/
[クラリ。]
っあ………
―バタン―
[疲労が蓄積した後、一気に気が抜けたことで意識が遠くなる。
フェリクスが牢に戻る事を了承したのを見届けることなく、その場に倒れ込んだ。]
天界に被害を与える?どうやってやれって言うのさ、俺みたいなか弱い妖精(?)に―
[一瞬だけ自嘲の色が浮かぶがすぐに消えて。]
よく戻ってきてくれた、我が分身シグルドよ。
……ふむ。確かにこの炎、魔力によるもののようだな。
……へぇ、俺みたいな奴らの話も聞いてくれるんだ?
―名前は知らない、教えてくれなかったから。
ただ、黒いローブに白い羽の一見天使っぽい男だよ。
そいつが俺の牢の鍵を壊したって訳。
ユーリエの方はなぜ開いてたのか知らないけど―
[説明は続いて行く。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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