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銀月の奏者 ソマリ は、
彷徨える貴人 ファミル は、琥珀の風刃 ジェフロイ を支配した。
斬撃の翼 クレステッド は、翠緑の恒星 シュテラ を支配した。
沈黙の水晶 ヴェルザンディ は、赤銅の射手 ガートルード を支配した。
次の日の朝、語り手 が無残な姿で発見された。
夜が明け、悪夢は現実のものとなった。
人狼は確かに存在するのだ。そしてその血腥い牙で我々を狙っている…。
人々は苦悩の末、最終手段を取る事にした。
投票により、1日に1人ずつ疑わしい者を処刑する。
例え無辜の犠牲者を出すことになろうとも…。
現在の生存者は、銀の娘 ユーリエ、銀月の奏者 ソマリ、琥珀の風刃 ジェフロイ、
[シュテラの姿>>1:160も確認すると、ジェフロイにしたのと同じように軽く手を上げ、上げた手でジェフロイが居る方を指差す]
さて、後は…。
[残る一人もいずれ問題なく辿り着くか]
/*
日付こえたね。
よっし、ダイス振ろう。
偶数が出たら誘惑者A ファミルさん
奇数が出たら村人A ジェフロイさんに投票っと
5(6x1)
翠緑の恒星 シュテラは、琥珀の風刃 ジェフロイ を投票先に選びました。
/*
『斬撃の翼 クレステッド は、翠緑の恒星 シュテラ を支配した。』
記念にぺっとん。
そして、てい4(6x1)
翠緑の恒星 シュテラは、銀の娘 ユーリエ を能力(守る)の対象に選びました。
斬撃の翼 クレステッドは、彷徨える貴人 ファミル を投票先に選びました。
ああ……。
[クスと笑い、傍らのブラット>>159を抱き抱え屋根へと。]
ふーん、あなたにも正確なところはわからないってことかしらー?
ま、当たりならいいのにねー?
[得体の知れない男だと思う。
とは言え、味方なら心強いのは確かだとも。]
弱さを隠すため、だったらいいんだけどねー。
けど……そんな甘い相手じゃない気がするんだよね。
あの音は、いることを隠す気なんてなかったみたいだしー。
……っと、ああ、見えてきたわ。
→ 『舞踏場』視認可能位置 ―
銀の娘 ユーリエは、銀の娘 ユーリエ を投票先に選びました。
/*
奇数が出たのでジェフロイさんに投票セット。
デフォはヴェルザンディさんでした。
そして忘れない内に護衛もセーット!
こっちはデフォジェフロイさんじゃった。
赤銅の射手 ガートルードは、彷徨える貴人 ファミル を投票先に選びました。
/*
偶数が出たらファミルに、奇数が出たらジェフロイに投票をセット。
5(6x1)
守護は色々お話出来たガートルードにしとこう。
斬撃の翼 クレステッドは、銀の娘 ユーリエ を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
あ、これやらないと
5(6x1)
さて、どっちだ?
投票先明言は不要、ってことは、更新されてから決着ロールでOKなのね。
琥珀の風刃 ジェフロイは、彷徨える貴人 ファミル を投票先に選びました。
琥珀の風刃 ジェフロイは、琥珀の風刃 ジェフロイ を投票先に選びました。
/*
いや、一瞬おかしいと思ったんだ>投票先
って事で奇数だから自殺票だー。
いや、負ける雰囲気がすごく、する。
銀月の奏者 ソマリは、彷徨える貴人 ファミル を投票先に選びました。
/*
うむ、素ボケていたね。
そして、ここで偶数を出すのか、ラ神よ……!
ファミィ落ちたら、ちょっと危険な事しそうなんですけどー、私w
― 『舞踏場』近く ―
[ 銀に煌めく繭のすぐ傍まで近付いた男は、探査の網にかかった、一際強い...強すぎる気配に、視線を向ける。そこに存在する銀の娘の姿を認めると、すう、と目を細めた ]
あれは......
[ 同じものを見たことはない。けれど、時折異形種と舞踏場の情報の中に混ざり込んでいる、都市伝説まがいの『天使』の存在を、それは思い起こさせる ]
沈黙の水晶 ヴェルザンディは、琥珀の風刃 ジェフロイ を投票先に選びました。
― 舞踏場近辺 ―
どうして荒らすのでしょう。
『種』は大事なもの。
だから、止めます。
[今を幸せであると自負する少年。
与えられる言葉>>1:161を疑いもせず受け入れ、それに背く行動を理解できずにいた]
……了解、しました。
傷はあまり増やしません。
[頭を撫ぜられ、少しくすぐったそうに身を竦めた**]
当たりでも外れでもやることは変わらねぇけどな。
[まるでどちらでも良いと言うように笑う]
まぁな。
甘い相手だったら、当の昔に他の奴にやられてるだろうさ。
[それだけを返せば、後は視認出来る方へと意識を向けた]
[屋根を伝い向かって来るガートルードの姿>>1。
それに対しても右手を軽く上げて反応を示す]
これで揃ったな。
[ガートルードに対し親指で下を示し、下りる意志を伝えて。
ディークは一足先にジェフロイ達の下へと飛び降りた]
彷徨える貴人 ファミルは、彷徨える貴人 ファミル を投票先に選びました。
― 『舞踏場』視認可能位置 ―
[ディークの姿を確認して、その後で再びどこかに手を振りこちらを示すのに気付く>>0。
他の狩人が近くに来ているのだろう、早く落ち合えるようにとこちらも足を向けて、そこにシュテラの姿を見つけたなら、僅かに表情を変えたかもしれないが気付かれただろうか]
シュテラさん……「彼」から、伝言を預かってきました。
[そう言ってクレステッドから預かった言葉>>1:126>>1:130を伝える。
彼女の反応はどうだったか、目を逸らして一つ息を吐いて]
彼は、本気です。どうか、気をつけて……
[今は、それしか言うことが出来なかった]
赤銅の射手 ガートルードは、琥珀の風刃 ジェフロイ を投票先に選びました。
― 『舞踏場』付近 ―
[ディーク>>0の示す方角に視線を移すと、ジェフロイの姿が見えて自然と息が落ちる。
先の通信、彼に遭ったと言った後に届く声が無かったから。
戦いに入っていたらと、無意識案じていた思いが表に零れたけれど、それをすぐに収めて]
ジェフロイ殿。
[私に近付いてきた彼から告げられた言伝を、黙して聞いた後。
目を逸らし、気をつけてという彼に、仄か瞑目した後]
…伝えて下さって、ありがとう。
でも、私に対する心配は、要りません。
[少なくとも、見目に動揺を出すことはなく、頷いた]
[ディークたちが飛び降りてくる頃>>4には伝言は伝え終わっていたか、それとも聞かれたか。
尋ねられたとしても、自分から説明していいものか悩み、先の遭遇時の事のみを話すだろうけれど]
― 舞踏場近辺・ビル屋上 ―
……いのちのいずみ。
[不意に、少女の唇が開き、無機質な声が零れた]
そこにもとめられるのは、なに?
[稚い口調で紡がれるのは、疑問形の言葉]
まもることで、えるものは。
けがすことで、えるものは。
[紡がれる疑問の答えはきっと多様で──だからきっと、そこに絶対の答えは、ない。*]
...まだ...
[ 小さく呟いてから、視線を外し『舞踏場』の外殻へと接近する。
途中、他の『融合体』と顔を合わせたなら、自分の出逢ったハンター...琥珀の風刃ジェフロイの事を情報として伝える事になる ]
[ そして、舞踏場の内に入ったのは、他の者よりも早かったかもしれない。少しでも多くの異形獣と核を得るために ]
― 舞踏場近辺 ―
……さて。
招かれざる客人たちは、どうなさるおつもりなのかな?
[す、と周囲に視線を巡らせつつ、小さく呟く]
私は少し、周りを見てくるとしよう。
……ファミィは、ここにいるかい?
それなら、何かあったら、『声』を出して報せなさい。
そう遠くまではいかないから、すぐに戻れるはずだ。
遠くなく、クレステッド君も来るだろうしね。
[そう、ファミルに声をかけた後、気まぐれな猫はふらり、と歩き出す。**]
[ジェフロイと言葉を交わす間に、ガートルードとディークは近くに降りてきたろうか。
誰に聞かれても構わぬことと、気に留めずに手を挙げる。
私のクラスがこの半年で一気に上がった訳を知っているなら、そもそも聞くまでも無く解る事だろう]
覚悟が無いまま此処に来るほど、恥知らずではありませんから。
[ジェフロイに微笑みを向けた後、ディークたちへと視線を向けて。
情報交換が済み次第、『舞踏場』へと足を踏み入れることになるだろう**]
― 『舞踏場』視認可能位置 ―
[ガートルードも降りて来ると、4人のハンターが一同に介す。
ジェフロイとシュテラの会話は耳にしない。
聞いたとしても問うことは無かったが]
さて、目の前にあるあれが恐らく『舞踏場』だろう。
アレを撤去するのが俺らの任務なわけだが…。
[視線を一度銀の繭へと転じ、3人へと戻す]
撤去には中へ入る必要があるな。
あの中にある核たる場所を破壊しねぇと。
まずは入り込む場所を見つけるか、作るかしよう。
当然妨害があるはずだ、用心しろよ。
先も言ったように『銀月の奏者』は俺が引き受ける。
遭遇しても相手にせず、俺が押さえてる間にやるべきことをしろ。
[ディークから告げるのはそこまで。
連携を取るなり単独で動くなり、彼らの方法に任せるつもりだ**]
/*
私くっついてると、バトル入り難くなりそうなので、さくっと離れておいて、と。
さて、後はヴェルと少しでも話したい所だし、そちらに声かけておこうかなぁ。
……でぃーくんとは、ぎりぎりまで接触しない方がおいしい気がするけど、まあ、そこは流れ次第だねw
[伝えた言葉に返るもの>>8、それを聞いて伏せていた眼差しをシュテラへと向ける。
やはり覚悟はしていたのだろう、少なくとも落ち着いているように見えた。
そう見えるだけで、内心がどうであるかまでは、男は気付かす、訊く気もないけれど。
その後に続けられた言葉>>13には苦笑混じりに首を振って、そこでその話は切り上げた]
で、どうします?
[切り替える話題はこれからの事。
ディークからの説明>>15>>16を受け、ある程度の方針が決まったなら、自ら先行することを宣言して。
否定する声が無ければ『舞踏場』へと向かうことになるだろう**]
─ 『舞踏場』視認可能位置 ─
[私の内心は表に出さぬまま、ジェフロイが顔を横に振った>>17所で話は切って。
降りてきたガートルードとディークと合流して、今後の方針についての確認となった。
ディークからの提言>>15>>16に頷き、同意を示してから]
入り込む場所は作った方が手っ取り早いですね。
中に入ってからは個々に分かれた方が良いでしょうが、経路確保は協力した方が早く済みます。
二組に分かれて、うち一組が進入経路を確保・囮も兼ねて先行。
後陣は手薄になる頃合を見計らって進入、というのは如何でしょう。
[自身の経験から今後の行動を提案して、異が出なければ先行を宣言したジェフロイ>>17とともに。
他に案が出たならそれに従って『舞踏場』へと向かうことになるだろう**]
― 『舞踏場』視認可能位置 ―
[前にあったのは何年前か、ともあれ最初に見かけた頃から相変わらず年を取ったように思えないな、と内心思いつつ。
ディークについでひょいと屋根から飛び降りる頃には、ジェフロイとシュテラの会話は終わっていたか。]
はぁい、おひさー。
改めてよろしくー。
[ひらりと手を振って、銀の繭を一瞥した。]
ええっと、今のところ、確定してる憑依体が2人?
そんだけなら楽なんだけどねー。
ま、そんな甘かないだろーけどさ。
ああ、あたしは別にこだわりはないし、狩りたいのがいるならどうぞご自由に、って感じー?
私情云々で狩りづらい、ってんなら代わるけどねー。
で……入口、か。
見つかればそれが一番楽なんだけど、なかなか見つかんないしねー。
ま、ともあれ先行は任せるわ。
ってわけでー……早速やっちゃおうか?
[言って、舞踏場へと*足を向けた*。]
― 『舞踏場』視認可能位置 ―
オーケイ、なら翠緑の恒星の案で行こう。
先行は2人に任せた。
[シュテラの言葉>>18にそう返し、先行を申し出たジェフロイとシュテラに突入を任せる]
『融合体』が2体のみとは考え難い。
外に出てないだけで中に居る可能性も否めないからな。
そんじゃあ俺と赤銅の射手は後からってことで。
突入時のサポートくらいはすんぜ。
[ガートルード>>20に返しつつ、『融合体』だけでもないこの場を切り抜けるべく、先行する2人の援護を引き受けた]
あ、赤銅の射手。
ブラット返してもらうぜ。
[ガートルードを一旦呼び止め、黒猫を自分の傍へと戻す。
黒猫は不満げだったが、当然無視した*]
― 『舞踏場』近辺・ビル屋上 ―
[ディークの下を離れた鴉は銀の繭が見下ろせるビルの屋上へと舞い飛ぶ。
そこに在るのは銀の翼持つ少女。
伝わる気配──力は『あの方』と似て非なるもの。
鴉は遠巻きに少女の周囲を一度巡ると、同じ屋上の離れた位置に舞い降りた]
……高みの見物かい?
[鴉の姿が一度溶け、膨れ上がるようにして人のかたちを作り為す。
声をかけたのはディークの姿を持つモノ。
影より作り出されたそれに力は無いが、意志や思考はディークそのものである]
お前は、何のためにここに在る?
[問いかけは2つ。
答えは返るや否や*]
― ... ―
[ 子供の頃、両親は病で死んだのだと祖父母に聞かされて、彼は育った。
異能を持つ事は幼い内から判っていたが、その力は、ダウンタウンに近い場所で暮らす老夫婦と孫の小さな家庭を、異形獣や、憑依体の恐怖から守るためだけに使われていて、そのことに何の不満も感じてはいなかった ]
[ だが、一人の男の来訪が、全てを壊した。
少年だった彼と、とても良く似た容貌を持った、その男は、明らかな狂気をその瞳に浮かべて、彼に微笑みかけた ]
『見つけたぞ、クレステッド…』
[ 感じたのは、昏い絶望…逃れられない茨の鎖に絡めとられたかのような ]
[ そして、激しい苦痛と、魂を食い破られるような恐怖が少年を覆いつくし… ]
― 舞踏場内部 ―
[ 融合体となってからは、余り眠る必要を感じない。
けれど、時折、過去の記憶を突きつけるかのような夢が、意識の狭間に滑り込む ]
...やはり、動揺しているということでしょうね。
[ 相手に覚悟を問い、ソマリには、迷いは無いと言い切った。そうでありながら、尚...残されたヒトの心が、揺れるのか。
揺れる事は即ち弱さに繋がると、知っている筈だというのに ]
...――Search
[ 迷いを振り払うように広げた探査の網に、舞踏場に満ちた異形種が、ざわめくような気配を感じる。
まるで、何かを歓迎するかのように。
それは、異形種が憑くべき相手として求める「ヒト」が、舞踏場に現れたことの徴 ]
もう、侵入しましたか...やはり、侮れませんね。
[ 「ヒト」の気配は直接には辿れない。けれど、異形種の反応を拾えば、ある程度の方角は特定できた ]
では、お出迎えに行きましょうか。
[ 白いレザーコートを翻した男の表情から、すでに先刻の動揺の色は消えている* ]
― 舞踏場周辺 ―
[シュテラの提案>>18と他二人の意見>>20>>21を受けて]
それじゃ、先行行きます。援護頼みます。
[それだけ言うと行動を開始する。
二人一組ではあっても行動はほぼ単独に近いものになるだろうか。
時折現れる『異形獣』を潰しながら、迅速に『舞踏場』へと近付いて行く]
………
[『異形獣』がさほど強い物ではないのは幸いしたが、つまりは強い物は既に「取り込まれた」と言うことなのだろう。
厄介な、と思いつつ『舞踏場』まで辿り着く。どこか、入れる隙はないかと探す視線の端に、それを捉えた]
あれは……
[それが『融合体』の一人、「彷徨える貴人」と呼ばれる者とはすぐに気付いた。
こちらの侵入を阻むためにそこにあるのかは解らなかった、けれどそのままにしておくわけにはいかない。
後続のために少しでもこちらに引き付けて置きたかった]
上手く行ってくれ、よっと!
[足元にあった石を蹴り上げると、念で勢いをつけて「彷徨える貴人」に向けて飛ばす。間近を掠めるようにはしたが、果たして上手くこちらに意識は向けられただろうか。
こちらに気付いたなら、挑発するかに笑って『舞踏場』を覆う繭を切りつけてみせる。
上手く切り付けられるか、それともそうしなくても入れるかもしれないが、入り口を確保したなら中へと踏み込んでしまおうと*]
/*
うきゅ?
こちら(くろーむ)で見ると、クレスのメモに謎の表記が……。
あちら(火狐)だと、なんにもないんですけど、なんなのかしら。らら。
― 舞踏場近辺 ―
私はここにいます。
何かあったら、声を使います。了解しました。
[そう言ってソマリを見送って>>12からどれくらい経った頃か。
クレステッドが中へと入って行くなら、それもただ見送って]
……。
[頬の間近を石が掠めて行った>>30。
瞬きを一つしてから、ぐるりと頭を動かし、飛んできた方向を見遣り]
……こんにちは。はじめまして。
[虚ろな瞳の焦点が、男>>30を捉えた。
歓迎の意の籠らない、淡々とした挨拶を向け]
狩人。『踏み荒らすもの』。招かれざる客人。
昨日はよく眠れましたか。
[ゆらゆらと近寄っていく]
あなたは人探しをしている狩人ですか?
もしくは、強い狩人?
どちらでもないなら食べても良いのです。
[無表情に声を紡ぎ、首を傾げた。
その間に彼が舞踏場の中へと踏み入ろうとするなら、未だ手出しはしないまでもその後を追いかけて*]
― 『舞踏場』視認可能位置 ―
[返してもらうと言われれば>>22、勿論断れるわけはなく。
そもそも、ここからは散歩などと戯れている余裕もないだろう。]
あー……うん、ありがと。
[彼女は名残惜しげに、しゃがみこみブラットの喉を撫ぜ、小声で呟く。]
― 『舞踏場』近辺・ビル屋上 ―
あるじさま、ね。
[返る言葉>>28は命ぜられるままに在ることを示した。
あるじと呼ばれるそれが命じなければ見届けるだけであると少女は言う]
漁夫の利を狙う第三者ってぇわけじゃあ無いようだな。
……そのあるじとは一体何者だ?
[無機質な声は少女の意志が無いようにも思える。
まるで繰り人形の如き姿]
さーて……んじゃあたしたちも行きますか。
[立ち上がって、先行していく後ろ姿をみやり。]
ところでさー、面倒なんでダイナマイトで穴開けちゃっていーい?
銃ぶっぱなすにしても弾丸もったいないしさー。
[止められないなら、コートの内ポケットに忍ばせてあったそれを仕掛けるつもり。]
んなもん持ってたのかよ。
まぁ俺は構わんが。
[周囲の家屋に影響が出ようが気にしない。
そこらの判断はガートルード>>36本人に任せた]
― 『舞踏場』周辺 ―
[先行する2人の後ろから『舞踏場』へと近付いて行く]
スペイズナイン
[踏み締める影から浮かぶカード。
霧散した直後、ディークの周囲に黒い短剣が9つ浮かび上がった]
お前らは……ここで果てろ!
[『舞踏場』への突入を敢行するジェフロイとシュテラに追い縋ろうとする『異形獣』に対し9つの短剣を嗾ける。
時に1体の『異形獣』を9つの短剣で無残に切り裂き、時に一度に9体の小型『異形獣』を貫き。
2人が突入に集中出来る状況を作り出していった]
― 舞踏場周辺 ―
もし…だったとしても。
荒らされるわけにはいかないの。
[銀の光が揺れるのを感じて歩き出した足取りは重たかった。
昔を感じると躊躇いを覚えてしまうことは、どうしてもなくせない。
「こちら側」に来て間もないのに、たとえ表面上だけでも動揺を隠して見せるクレステッドには羨望のようなものすら感じていた]
[放った石に反応してこちらに歩み寄る様子に、どこか怪訝な物を感じながらも笑って見せる]
生憎、俺はどっちでもねーけど、な。
簡単に食われるほど弱くはないつもりだぜ?
食えるもんならやってみな!
[相手を引き付けられるように、言葉を投げて。
この『融合体』は間違いなく追ってくるだろう、と確信して、『舞踏場』へと踏み込んだ]
[一歩踏み込めば周りの空気が一変する]
……やっぱ、馴染まねぇなぁ、これ。
[一つ、ぽつりと落として、戦いやすそうな位置を探る。
「彷徨える貴人」が追って来たなら、小さな風の刃を一つ飛ばして出迎えようか]
― 舞踏場 ―
[ 銀の煌めきの舞う中を、男はゆったりとした足取りで、外殻に近付いていく。既にジェフロイとファミルは対峙していたか。
視界に捉えたとしても、そちらには、構わず、もう一人の侵入者へと、青灰色の瞳を向けた ]
やはり、来たのですね。...シュテラ。
[ 半年ぶりに、その名を呼ぶ声は、冷たく固い ]
― 『舞踏場』近辺・ビル屋上 ―
……ふぅん、セラフ、か。
[繰り人形が如き少女>>38のあるじ。
『あの方』と似て非なる気配の元はそれか、と心中で思う]
『銀なる異形を束ねる者』ねぇ。
要は『異形』側の奴か。
[独り言、と言うには声量のある声で思考の整理をして。
逆に問われたと気付いたのはその結論が出た直ぐ後のこと]
何故って、気になったからさ。
『異形』にも襲われず居るアンタに違和感を覚えたから何をしてるのかを聞いた。
アンタはあるじに命じられて居るっつーからあるじが誰なのか気になった。
ただそれだけのことさ。
[口にした理由がそのままここへと現れた理由]
『異形』に襲われない理由は大体分かった。
束ねてる奴に手ぇ出す『異形』は居ねぇわな。
[本能で動くような連中のこと、無意識に忌避しているのだろうと推測する]
/*
そう言えば、キャライメージ決めるのにラルク聴いてて、この曲選びそうになって必死で自重した。
Shout at the Devil
http://www.youtube.com/watch?v=K4u_x4EOeOY
いや、大好きなんだけど、これだとどう考えても異形サイド(w
ああ、異形側にすればよかった、と思った一幕でございました。
まー、どうせこの手の仕事じゃ毎度のことだしねー。
先にうまく開けてくれるならそれはそれなんだけどさ。
[軽口叩きながらも、異形獣を立て続けに撃ち抜いておれば。
遠く、見知らぬ人影>>32が見えた。]
……3人目、かな?
/*
ふむ、シュテラ嬢遅くなりそうかな。さて、どうすっか?
小出しにする予定だった回想たれなが...そうにも、設定完成してない、というね(まて
― 『舞踏場』周辺 ―
先行した奴らも居るんだ、最後にぶっ壊すのに取っといたらどうだ。
[他にも使い道はあるとガートルード>>46に告げて、9つの短剣を繰り『異形獣』を屠っていく。
その最中に何かを捉えたらしい呟きにディークもまた視線をそちらへと向けた]
……だな。
あっちは琥珀の風刃が引き付けるみてぇだが。
[ジェフロイが突入の際に何か仕掛けているのは目端に見た。
故にそんな推測を口にする]
どちらでもない。
……了解しました。
[相手の返答を認識>>42し、微かに笑みらしきものを浮かべた。
相手の思惑通り、舞踏場へと踏み込む後を追う]
……。
[内へ入った直後、向かってきた小さな風の刃>>*0が頬を傷つけた。
笑みは失せて]
傷はあまり増やさないと、約束しました。
[ぽつ、と呟き]
お返しします。
[頬から流れる血を指ですくい取り、相手に向かって飛ばした。
飛沫は途中で硬化し、小さな針へと変化して飛来する]
― 舞踏場周辺 ―
ソマリさん。
はい、近くに来ていたら舞踏場の生まれる気配を感じられたので。
ここなら土地勘もありますから、封鎖されても逃がしたりできるかもしれないなと。
[首を傾げるソマリに眉を下げて答えた]
そう簡単には行かないみたい、ですけど。
─ 『舞踏場』視認可能位置 ─
こちらこそ、よろしくお願いします。
[ガートルードの挨拶>>19に、会釈をして返す。
彼女に苦手意識を持たれているのは知っているけれど、仕事に影響させる人ではないとも知っているから私も常の態度で接して。
>>20>>21>>29私の提案に添う形で方針が決まれば、もう一度頷き、面々に視線を巡らせた]
解りました。
ではまた、後程に。
[カツ、と靴音を鳴らして駆け出すのは、ジェフロイと同時。
彼の能力を考えるに、離れた位置から援護する方が良さそうだと考えて徐々に距離を開けて。
『舞踏場』を覆う銀色の繭へと接近した所で、融合体に気付いた。
だが、ジェフロイが引き付けようと動いた>>30のを見て、こちらはこのまま先行すべき、と判断し]
― 『舞踏場』近辺・ビル屋上 ―
そりゃまた。
よく出来た子分をお持ちで。
[返される言葉>>48に、軽く肩を竦めながら揶揄するような言葉を返す]
だがそんな整然とした秩序じゃあ面白くない──
と思うところはあるんだが──
残念ながら今の俺にアンタをどうこうする力は無い。
ここでアンタに望むものも無い、が。
下に在る銀の揺り籠は荒らさせてもらう。
決められた秩序に波紋を広げる。
それが俺の役目の一つだ。
[『あの方』を楽しませるために]
─ 『舞踏場』視認可能位置 ─
先に行っています。
どうか、お気をつけを。
[ジェフロイへ声をかけるも、駆ける足は止めず。
銀の繭へ向かう勢いに体重を乗せてアーミーナイフを突き立てて。
刺さった柄にかけた足を上に蹴り上げて、縦に作った亀裂を更に両手で広げ中へと入っていった]
─ 『舞踏場』 ─
[中に踏み込めば、息苦しい様な重苦しい様な空気に包まれる。
此処では私が異物であると、否応無く認識させられながらどれ程歩を進めたか。
奥から出迎える様に歩いてくるその姿>>*1に、足を止めた]
───…クレス。
[冷たい声で私の名を呼ぶ彼の名を紡ぐ、私の声は小さく、震える]
[こちらが放った風が傷を残すのに軽く口の端を上げる]
約束、ねぇ…誰としたんだか。
[問うでもなくそう落とす。
お返し、と向けられた飛沫の行方>>*2を追って、それが針へと変化したと、気付いた時には避けるには遅く、左腕に予想外に鋭い痛みを残した]
なるほど、それがあんたの力か…聞いちゃいたが思ったより厄介そうだ。
飛び道具には飛び道具、っと……なら、こっちはどうだ?
[そう言って剣を構え踏み込んで、相手の右下から斜めに切り上げようと]
……けれど。
あなたがなすべきを果たしたなら、あなたは疾く、この地を離れる方がよい。
……あるじさまは、きっと、あなたを「きらい」と仰るから。
/*
繭が思ってたより柔かったwww
いやまぁ、うちの刃物持ってないからダイナマイトってことでねっwwwww
しかし、うん、未だまともに絡んでるんがディークくらいってのがね。
早くヴェルザンディと遊びたいなーなーなー。
[ 既に彼女の射程の内、と、知りながら、男はその顔がはっきりと見える位置まで歩みを進め、小さく震える声で名を呼ばれると>>*3薄く唇のみに笑みを乗せる ]
どうしました?私を狩りに来たのでしょう?
[ 言いながら、白いレザーコートを脱ぎ捨てる。戦う意志を見せつけるかのように ]
/*
超余談。
セラフの『新種』嫌いはまあ、過去のあれこれのせいなんだけど。
……孤狼との一件(『Silberne Flugel』)で、それが更に加速しているという説もある。
……アレ、コンプレックスの塊だかr(
[くろねこ、銀の羽の山につぶされました]
― 舞踏場周辺 ―
ええ。それはさせてはいけないのですよね。
私たちのようになれる可能性もあるのだから。
[クレスに賛同するように頷くが]
既にこの近くまで来ているハンターもいると、クレスさんから聞きました。琥珀の風刃と呼ばれる人が…。
[彼のことを伝える声は震えていた]
他にもいて、クレスさんはそちらへ向かうそうですが。
私は。私でも間違いなく退けられるものか。
― 舞踏場周辺 ―
…今のは。
[会話していると、銃声>>46が思うよりずっと近くで聞こえて。
厳しい顔で方向を確認してからソマリの顔を見た**]
[ 剥き出しとなった腕が、暗緑色の鱗にみるみるうちに覆われて、刃のような外骨格と、鋭い鉤爪を持つ皮膜翼に変化する。
変化が終わるまで、シュテラは動かずにいたかどうか ]
─ 『舞踏場』 ─
違うよ、クレス。
[足を止めたまま、手にしたアーミーナイフを腰の鞘に戻す。
震えを吐息に紛らせると、彼の言葉>>*5に表情を改めて]
逢いたかったんだ、クレス。
貴方に、逢いたかった。
[向けた微笑は、彼には滑稽に映るだろうか。
そうでも良い、そうなら良い。私はきっと、馬鹿な女だ]
こんな形でも。
また逢えて良かった。
嬉しいよ。クレス。
― 『舞踏場』近辺・ビル屋上 ―
そうかい。
[見届けるだけと言う少女>>57に返すのはそれだけ。
ただ、けれど、と続けられた>>58のには、くくっと喉奥で笑った]
俺は普段この都市には居ない。
これでも忙しい身でね。
だが────”影”はどこにでも在る、どこにでも現れる。
アンタのあるじが嫌おうとも、な。
[今回の任務が終わればこの都市を離れるのは間違い無い。
それでも、舞い戻らないとは限らない、と。
少女のあるじの意のままにはならないと宣するように言葉を紡いだ]
俺は俺のやるべきをやるだけさ。
[そう言ってディークのかたちが崩れ行く。
凝縮し、再び赤い嘴の鴉の姿になると翼を大きく羽ばたかせた。
そうして鴉はディークの下へと戻って行く*]
私は貴方を狩るんじゃない。
貴方が守ろうとした人達を、貴方が傷つけない様に。
貴方を、止めるんだ。
[言いつつ、肩のホルスターから小銃を抜き去り、銃口から火を放つ。
>>*6変化を止めることは出来たかどうか。]
黙秘します。
[問われていないのに、誰とという疑問を突っぱねた。
血の針は腕を傷つけた後、すぐに抜け落ちる。それを無表情に見つめて]
……。
[右下からの斬撃>>*4は左腕で受けた。
塞がっていたはずの傷口から再び血が溢れて硬化し、新たな傷をつけることは防いだ。
但しそのまま押し返すには、少年の力は弱い。
暫く歯を食いしばって耐えていたものの、やがては押し負けて、ふらりと後ろによろめいた*]
[ 逢いたかったと、告げるシュテラの言葉に>>*7異形と化した男は、一度だけ、目を伏せる。
けれど、その想いに応えることはなく、爬虫類の瞳孔を持つ、銀の瞳を彼女に向け ]
私は、もう...
[ 意志を持って放たれた銃弾>>*8...それを、両翼となった腕を、身体の前に交差するように重ねる事で、防ぐ。
左側の翼の一部の固い鱗が削れ、硝煙をゆらめかせるが、痛みを感じたとは見せずにそのまま竜人の姿となって ]
貴女の知る、クレスではない...!
[ ばさり、羽ばたきと共に、宙へと身を運んだ ]
― 舞踏場・近辺 ―
そう……『種』は、文字通りの『種』……可能性を芽吹かせるもの。
それを受け入れぬ者に刈らせてしまう訳には、ねぇ。
[『異形種』というモノに、絶対の認識を持つ奏者の声に揺らぎはない。
彼にとっては、それを否定する要素は何一つ存在しないから]
ああ、複数の狩人が入り込んでいるようだね。
クレステッド君は、自ら狩りたい者がいるようだったから、ソレを探しに行ったんだろう。
……琥珀の風刃……か。その名は、初めて聞いたかな。
[何気ない口調で返しつつ、ヴェルザンディの声の微かな震えに奏者は目を細める]
……無理をする必要はないんだよ、ヴェル。
己が力で対せる、と思うものに当たればいい。
……力というモノは、対になって引き合うもの。
君が対せぬ者には、私や、他の誰かが対する事になるだろうからね。
[声の震えは、揺らぎを感じさせるもの。
故に、無理を、という言葉には複数の意味が織り込まれていた。
言葉の通り、力の釣り合わぬ相手と無理に対するな、という意味と。
揺らぎ与える者と無理に対するな、という意味と。
とはいえ、それは強制を伴うものではない。
彼女の在り方は彼女自身が定めるもの、という認識があるから]
/*
とりあえず、私は、今の台詞が言えれば概ねミッションコンプリートである(はや!
特攻型肉体言語と、飛び道具だから、そんなに時間かかるバトルにはならねーだろうと思ってるんですけどね、ええ。
あ、最後は押し倒す予t(
黙秘、ね…まあ、俺には関係ないけどな。
[もとより何かを期待していたわけではない]
っ!
[受け止められる>>*9とは思わず、小さく驚きの声が零れた。
見ればいつの間にか流れた血がそれを止めるかに硬化していて、相手がよろめくのに一度剣を引いて]
なるほど、ガードも可能なわけか、あんたの血は。
ほんと、厄介そうだなぁ……
[と言いつつ様子を探る。古傷が近かったが故に流血させることで防いだのだろうと思う。
ならば他の場所か、或いは、複数を同時に狙うか]
しっかし、こういう所にいそうな人に見えないけどなぁ、あんた。
[貴人、と言う二つ名と、この場において尚丁寧な物言いに、素直な感想を述べて。
その間にも、左手に風を呼ぶ。どこを狙うべきか探るように見つめながら*]
みたいねー。
そんじゃ、あっちは任せましょ。
[言いながら手早くリロードを済ませ、引き続き異形獣へ弾丸の雨を。
シュテラが、続いてジェフロイが舞踏場へと踏み込んだのを見届けたなら、彼女も同じ場所から舞踏場へと踏み込もうと、赤銅の髪を靡かせ*駆けていくだろう*。]
[元より返事は返らぬものと思っていたから、彼の反応に感情の揺れは無く。
変化した翼の表面、弾を受けても大して損傷を与えられていないのに気付き即座に小銃を手放し]
それでも。
貴方が私の知るクレスだったのは、変わらない事実だろう?
[吐き捨てられた様な言葉に返しながら、背から単機関銃を取り構え。
空に上がった彼の翼ではなく、足目掛けて弾を撃ち放った**]
/*
うにうに
ファミルさんには、動きにくい動きばかりですみません、と。
うーん、どうやって進めようかバトル(
んー、あんまり戦闘で異能使う気なかったんだけど、クレスさんに「自信ないのか」って煽られたからなぁ。
自然な形で使うことへの忌避とか消せたらいいんだけど。
それじゃ、さくっと寝ます。
[ 如何に突き放そうとも、彼女の意志は揺るがない ]
(貴女らしいですね、シュテラ)
[ 声に出来ない想いは、胸の内に落として ]
[『融合体』となってから、数年。
狂気に呑まれる事もなく、己が在り方を──何者にも束縛されぬ在り方を通し続けていた。
揺らぎを感じた事がなかったわけではない。
ただ、それを無為なものとして、文字通り斬り捨ててきただけの事。
『融合体』となり、猫を名乗るようになって以降。
古い名前で彼を呼んだ者は、例外なく真白き刃によって斬り払った。
己であって己でない在り方を強要され、それに従っていた日々の。
そこから解き放たれる事を渇望していた彼にとって、『種』の開いた世界は何より望んでいたもの。
そう思うが故に共振は強く、揺らぎない様子が時に同胞をも恐れさせている事は知っている。
もっとも、それは奏者にとっては取るに足らぬ事ではあるのだが]
― 舞踏場・近辺 ―
……まあ、それだけと言えば、それだけとも言うのだけれどね。
[誰に言うでなく、ぽつり、と独り言ちる。
望みを叶えてくれたものだから、無為にされるのは面白くない。
気まぐれな猫が『舞踏場』に対して抱く想いは、その程度]
とはいえ、無粋な侵入者を見過ごすわけには……ねぇ。
[言いつつ、見据える先に銀の繭へと向かう者たちが見えたなら。
挨拶代わり、と言わんばかりに音色と衝撃波をひとつ、走らせる。**]
[ 口にする声は、殊更に冷たく ]
事実であろうと、過去は過去です。
[ 上空から、狙い定めるように見下ろした、その足を狙って機関銃の弾が放たれる>>*12 ]
もう、戻ることはできない...!
[ 身を捻り、まともに喰らうことは何とか避けたが、鱗に完全に覆われてはいない脹脛を掠めた弾丸が傷付ける。
そこから流れ出るのは、ヒトと同じ紅い血だけれど ]
― 『舞踏場』周辺 ―
ああ。
[ガートルード>>68に短く返し、ディークもまた黒の短剣を繰り『異形獣』を核へと変えていく]
───……、
[ガートルードと並び銀の繭へと走る最中。
不意に跳ねる音色>>70に意識が向く]
ふんっ!
[右腕を振り上げ、9つの短剣を迫る衝撃波へとぶつけた。
9連打の打ち込みは衝撃波を散らせたが、短剣もまた全て無残にも砕け散る]
『銀月の奏者』…いや、シルヴィオ・カレンベルクと呼ぶべきか?
[低い呟きは聞こえるか否か。
普段は二つ名でしか他者を呼ばぬディークが名を呼ぶのは珍しいこと。
己が探す者の縁者かを確かめるような響きがあったが、相手は知る由もないだろう]
クラック、返礼だ。
[空の目を持つ鴉に意志を伝える。
ビルより離れ空を舞う鴉は急降下をかけ、衝撃波が飛んできた方に居る人影目掛け嘴を繰り出した。
尤も、当てるつもりの無い近くを掠めるような動きだけをして再び宙へと舞い上がるのだが]
[ 戻れたなら、とは、言わない...言えない ]
ジェフロイから伝言は聞いたでしょう?
[ 足を傷付けられても、翼の動きは鈍る事も無く、ばさりばさりと、羽ばたきながら、彼女の頭上を旋回する。その動きは緩急を交えて不規則で、銃の狙いを付けにくくする筈だった ]
殺すつもりなら、狙う場所が違いますよ?シュテラ。
[ 言いざま、ふいに大きく強く翼を振ると、固い鱗が数十枚の礫となって、彼女の頭上から降り注いだ。
それに一瞬でも彼女の気が逸れたなら、急降下して、機関銃そのものを刃の如き翼で弾き飛ばそうとする* ]
[ふ、と、視線が上を向く。
上から飛来する気配>>73を感じ、そちらに音色を放たんとするものの、僅かに遅い。
放てば速いが、放つまでに間が空くのが、奏者の操る音色の欠点。
とっさ、選択するのは飛び退き避ける事。
降下してきた鴉の嘴はこちらを掠めるように動き、再び空へと舞い上がる]
……挨拶返し、というところかな?
[捉えようと思えば十分捉えられたであろう一撃を、敢えて掠めるに止めさせたのであれば。
それは転じて、それだけの自信と、見合った実力がある、という事に他ならない]
ふ……これは本当に、面白い、ね。
[それほどまでの強者であるのであれば、対してみたい、と。
気まぐれな猫の好奇心が疼く]
[繭の近くに見える人影は、二つ。
先に別れたファミルの姿も、向かうと言っていたクレステッドの姿もない。
だが、その気配自体は遠くない所にあり]
……侵入を許した、かな。
そういう意味でも、彼らは止めねばならないねぇ。
[これ以上踏み荒されるのは面白くない。
だから、旋律を紡ぐことに躊躇いはなく。
低音と高音を取り混ぜた音階を紡ぎ、速度と重さの異なる衝撃波の三連撃を先に走らせた後、奏者もまた、そちらへ向かう歩みを速めた。**]
― 『舞踏場』周辺 ―
……―――?!
[耳がとらえたのは迫る音色>>72。
横っ飛びで避けようとするより早く、短剣が迎え撃ち、共に散るのが見えた。]
どうやら待ち人来たりね……。
任せたわ。
[名を呼ぶとは珍しいと思いつつ、急降下する鴉の影を見送り、単身舞踏場へと*駆け出していく*。]
― 『舞踏場』周辺 ―
あぁ、先に行け。
[任せるとの言葉>>78に短く返し、ガートルードとソマリの間に入るような位置を取る。
鴉がソマリを掠め、こちらへと戻る間に影から作ったカードを3枚、宙へと投げた]
スペイドエイス ハーツトレイ ダイヤズシンク
[黒の短剣、赤の弓矢、赤の槍がそれぞれ、1つ、3つ、5つ現れディークを取り巻く。
その間にも奏でられる旋律は衝撃波を生み、異なる速度にて宙を滑った>>77]
抜かせるかよ。
[呟いて、最速にて迫る一撃を黒の短剣で斬りつける。
中央を割り入る形でぶつかり合い、衝撃波は左右に割れてディークを掠め後方にある家屋の壁を穿った]
…ち、1つじゃあ足りんか。
[一撃目は速度はあれどその分威力は短剣1つで割れるもの。
しかし鋭さは尋常ではなく、掠めただけで両腕に赤い線を残していった。
続く二撃目には弓矢を宛がい、両端と中央を穿ち威力を減じる。
速度も落ちたそれを砕くようにして現れた三撃目。
それに対しては全ての槍を回転させ重い一撃を少しずつ削ぎ落としながら受け止めた。
回転する槍の後ろで手を翳し力を込めていたディークの足が後ろへとずり下がる。
重い衝撃波を受け止めきった槍達はボロボロになって砕け散った]
出し惜しみしてられねぇかぁ。
[突き出していた手をプラプラと振って、腕にかかった負担を分散させる。
思わず笑いが込み上げるのは、相手が強者であるが故。
このまま待ち受けて斬り結んでも良かったのだが───]
───なぁ、『銀月の奏者』。
ちぃと話する気はねぇか?
[相手への興味と時間稼ぎのために、近付いて来た相手にそんなことを問うた**]
[私の返答に彼が何を思ったか、私には解らない。
通わせた想いが彼の中に残っていないなら、何を思う事も無いかもしれない。
それでも構わない。私の中にあるものは、変わらないから]
そうだ、クレス。
時が戻ることは無い。
今がどれ程変わろうと、過去が変わる事もない。
私が貴方を想う気持ちも、無かったことにはならないんだ。
[言いながら、放った銃弾が掠めた肌から紅が流れるのを見る。
先程翼に放った銃弾は弾かれた、その違いは]
(硬いのは、鱗、か)
[推測は声に出さぬまま、次の手を考えて。
不規則に飛ぶ彼を目で追いながら、問う声>>*15に軽く口端を上げる]
あぁ、ちゃんと伝えてくれたよ。
彼は優しい人だね。クレス。
[今の私は余裕の表情にも見えるだろうか。
実際は手の内を知られている私の方が不利なのだから、余裕など無い。
でも、嬉しくて。
こうして名前を呼んで、呼ばれる事がただ、嬉しくて。
こんな時であっても──こんな時だから。笑みが零れて、仕方なかった]
[けれど。
降り注ぐ鱗の雨に気付けば、流石に笑みを収めて機関銃を剣のように振って打ち落とそうとした。
その動作を入れた分クレスの動きへの対応が遅れ、手に持っていた機関銃が跳ね上げられて]
っ…!
[体勢が崩れた瞬間、無防備になった為追撃があれば避ける事もできず傷を受けることになっただろう。
追撃の有無はともかく、反撃と距離を稼ぐのを兼ねて足を蹴り上げた*]
……随分と、面白い事を言うね、君は。
私と相対して会話を求めて来た狩人は、多分、初めてだよ。
[零れるのは、本当に愉しげな響きを帯びた笑い声]
構いはしないよ……私も少し、君に興味が出て来たからね。
[『舞踏場』の維持を求める『異形』の本能と、己が興味を優先する猫の好奇心。
二つの競り合いは、後者が勝って。
返したのは、こんな言葉。**]
/*
って事でもっそり。
オンになっても相手がいないと動けないこのジレンマ
(発言してないとRPが抜けるんだよー、テンション維持が難しいんだよー)
さて、更新後がどうなるか……
というか、ヴェルザンディがやたらと俺を意識してるのが気になるる。
あの雰囲気だと懐かれてたんだろうか俺(
「色々世話になった友人の妹」以上の感情もってないしなぁ、俺。
向こうが自分を覚えてるとも思ってないし、覚えてても「お兄さんの友達」くらいだろうと思ってるしなぁ。
というか、妹とはそこまでしっかりした付き合いがないと言う認識なんだけと、も。
なんせ、呼び方が愛称じゃなくそのまんまだし……うーむ。
― 『舞踏場』周辺 ―
[ディークの取った行動は相手にとって意外だったらしい>>84。
会話に応じない可能性も見ていたため、こちらも意外と言えば意外だったが]
そりゃどうも。
……さっき、曲を奏でていただろう。
あの曲が少し気になってな。
あれはアンタが作ったものかい?
[世間話にも似た問いかけ。
けれどディークにとっては知りたいことを知るための切欠の一つ]
[ 過去は変わらない、想う気持ちも無に帰すことはないのだ、と、彼女は口にし、笑みを零す>>*16,>>*17 ]
(何故、笑えるのですか?)
[ 問いは、やはり声にはならない。それが戦うことを楽しむ笑みでも、余裕を見せるための虚勢でも無い事は、彼自身が一番良く知っている。
その笑顔は、彼が最も守りたいと願ったものだったから ]
[ 苛立ちが男を襲う。それは、シュテラの笑顔に対してではなく ]
甘いのですよ、ジェフロイも、貴女も!
[ 放った鱗の礫が、彼女の顔から笑みを消させる、そうするしかない己自身に対しての、どうしようもない苛立ち… ]
[ けれど、全ては銀の瞳の奥に押し込めて、鋭く振った右の翼はシュテラの銃を跳ね上げ、更に、左の翼は刃となってその腕を切り裂こうと横薙ぎにする ]
く…!
[ 蹴り上げられた足に、その軌道は半ばで阻まれて、翼の動きが止まった事で、男は地へと足をつき、そのまま背後へと飛び下がった。
次に放たれるであろう銃撃を予想して、身を守るように、身体の前に交差する翼の一部が、飛ばした鱗の分だけ、隙間を空け、一部に薄い皮膜の部分を曝していることは、シュテラの目に留まっただろうか* ]
/*
いかんな、二重表現多発しておる...ほんと、毎度思うけどもちつけ、じぶん。
そして、シュテラ可愛いよシュテラ。ほんと、こんなダメ男にはもったいない...
/*
ふむ、やはり舞踏場を守るのは異形の本能か...すると銀の娘を守るのも本能の部類だね。
まあ、誰も攻撃はせんと思うが。
― 『舞踏場』近辺 ―
へぇ、古い音楽データか。
どうも随分懐かしい気がしてな。
誰が作ったものか分かるなら教えて欲しいものだ。
分からなくても、何か聞き及んでいるものがあるなら教えて欲しい。
[相手が目を細める>>86理由は知れない。
紡いだ願いは単に作者を知りたいだけではあるのだが、受け取り方によっては相手を探っているようにも聞こえよう]
[クレスの胸の内に浮かんだ疑問>>*19。
彼が口に出して問いかけてきたなら、私は簡単なことだと答えただろう。
けれど彼の胸の内を知らないから、理由を伝えぬままに微笑んで。
甘いという彼の言葉には異を唱えようとしたけれど、それは叶わなかった]
─── っ、はっ!
[私の手にあった銃を跳ね上げた翼の追撃を、蹴り上げた足で阻む。
勢いのままに後転して距離を開くと、背に背負ったままだった一挺の短機関銃を手にし、構える。
先程まで私が立っていた位置には最初に撃った小銃、そこから少し離れた所に跳ね上げられた短機関銃が落ちているのが見えて。
その先に対峙した彼を見据えたところで、違和感に気付いて微か眉を寄せた]
(何かが、違う)
[最初の一発を撃った時との違いを感じるのに、それが何か解らなくて。
違和感の原因を突き止めようと、もう一度翼に向けて銃口を向け、撃ち放つ*]
[剣が離れた。拍子、後ろへと一歩、二歩下がって、一度のけ反り、がくりと前屈みになる。
顔だけを上げて、髪の間から男>>*11を見つめた]
……私は幸せです。
[相手の洩らした感想へ、ぴくりと反応を見せる。
先程剣撃を防いだ左腕の血の硬化が一旦解けて、どろりと地面に向けて垂れ]
ここに居るから、幸せなのです。
ここに居る為に、強くならねばなりません。
[再び硬化し、細身の剣のようになったそれを、右手で掴む。
ゆっくりと姿勢を正して、身体の前で斜めに構えた]
/*
やあ、長考した。
……気を付けないと、一気にばとるすいっちはいっちゃうじゃないですか、このやり取りってばwww
いや、愉しいんだけどね、うんw
― 『舞踏場』近辺 ―
[訝る声と、探るような視線>>88。
それに返すのは変えぬ表情]
関わりあるらしい言葉…。
問いに答えたら教えてくれるかい?
[取引にも似た言葉を紡ぎ、相手を見遣った]
…俺が探し続けている人物かもしれないんでね。
その曲の作者が。
手がかりが必要なのさ。
[問いかけに返る言葉が何であれ、相手の疑問の答えは口にする]
/*
ぶっちゃけ作者は違う気がしてるんだけどもね!
あの人曲を作るタイプではなかったはず。
外れてても続けるのが背後クオリティ(
『自由なる蒼き風』。
……私に言えるのは、ただ、それだけだね。
[知るのはそれだけだった。
風が何を意味するのか、それが自分とどんな関わりがあるのか。
唯一、それを知る者──『シルヴィオ』の祖母は、全てを内に秘めて逝ってしまったから。
奏者からそれを手繰る術はなく、故に、告げられるのはここまでだった]
その『風』が、君の探すものであるか否か、関わりがあるかどうかは、私には知れぬよ。
[ 予想通りに、シュテラの構えた二挺目の短機関銃から、暗緑の翼をめがけて弾丸が浴びせられる。男は、前とは違い、その弾丸を受け止めるだけではなく、着弾と同時に右の翼だけをばさりと開いて、弾き飛ばそうとする。
結果、左の翼はほとんど無傷のまま、だが、右の翼は鱗の剥がれている数カ所が朱に濡れて ]
腕を上げましたね。シュテラ。
[ 僅かに浮かべた笑みも男の声音も冷たいまま、痛みは表情にも現れてはいなかったが、すぐに飛び立つ事はせず、再び両翼で身を包むように閉じて、そのまま、今度は地を蹴り、シュテラに向かって駆け出した。
頭を下げ、身を低くして疾走る竜翼の長く鋭い鉤爪がシュテラの眼前に迫ろうとする* ]
……幸せ、ねぇ。
『
[今までに見せなかった反応に哂うような声を返す。
こちらを見て零す声はやはりあまり感情を感じなかったけれど。]
ここに居るから……ここに居ないと幸せになれない、って?
只の逃げだろ、それじゃ。何から逃げたんだかしらねーし、聞く気もないけどな。
[話す間に再び血が流れ出すのに気付き、すぐに対応できるように身構える。
こちらに向けられるかと思ったそれは、形を変えて「貴人」の手の内に納まった]
[相手の手の内に現れた剣に、動じる事なく笑みを浮かべて]
なるほど、こっちに合わせてくれるって?
親切なことで!
[左手に集めていた風を刃に変えて、「貴人」の左腕を掠めるように飛ばす。
気を逸らせるとは思わない、左でのガードを封じたいだけ。
ほぼ同時に踏み込んで、こちらの剣は風刃の逆から横薙ぎに切りつけようと]
/*
ふぅ、ちゃんとルビふれた(そこか)
さて、更新までに何処まで動かせるかな?
勝っても負けてもいいように、ほどほどに攻撃は受けておきたいんだけども、さて……
BGMが谷山さんの可愛い系の曲とか、ちょっとまとうか俺。
[放った銃弾は、先程と同じ様に翼に着弾したかに見えた。
だが、先とは違う片翼の動きに、感じた違和感の理由に気付き。
それによって新たな疑問が生まれた]
(おかしい)
[違和感の原因は、翼。
ほんの数箇所朱に染まった部分、そこにあるべき鱗が無い。
恐らくあの鱗は硬くはあれど、衝撃を受ける角度によっては剥がれてしまうのだろう。
それは解った。解らないのは彼の考え。
私の知る彼ならば、傍目にも明らかな綻びをこんな無造作に見せたりしない。
見せたところで利点など無いはずなのに、何故隠さないのか。
疑問を口に出す隙は無く、こちらに向かい来る彼の翼、鉤爪を避ける為屈んで]
─── せいっ!
[足払いをかけようと、左足を振りきった*]
― 『舞踏場』近辺 ―
[問いに返る是の言葉>>91。
等価交換の如くやり取りした言葉の先、得ることが出来た言葉>>92に、ディークは珍しく瞠った]
───『自由なる蒼き風』。
[ざわりと身の内で騒ぐものを感じる。
喧しい、と無理矢理押し込めはしたが]
……いや、十分だ。
[思わず笑みが深くなる。
あの日以来再会することは無く、しばらく風の噂を聞くのみだったけれど。
齎された言葉は『彼の人物』を容易に思い起こさせるもの。
身の内に騒ぐものがあったのも探し人である可能性を高めている]
要請を受けた時に感じたものは正解だったようだ。
『銀月の奏者』───いや、『シルヴィオ・カレンベルク』。
ハンターと『融合体』と言う立場以前に、俺はアンタとやり合う運命にあったらしい。
[『彼の人物』の縁者であると定め、笑いながらそう宣した]
/*
ご、ごめん。
ちょっとだけ、しりあすすいっちオフってこれだけ言わせてwww
なしてここまであいされてるのwwwwwww
そーいや、この頃は何してんだろか、『蒼神』。
天使か鴉の様子見してる……かな?
― 『舞踏場』近辺 ―
……。
[振り返ることなく彼女は駆ける。
両の手の銃は休むことなく銃声を響かせている。
この任務に呼ばれるからには、先に侵入した二人だって、簡単にやられることなどない、少なくとも時間稼ぎはしてくれる。
憑依体が他にいないならば。
恐らくは繭の中心部であろう核まで労せずにたどり着ける筈だと。
先にシュテラが開けた入口を目指す。]
幸せです。
[無表情のまま首を傾げた]
逃げました。
私は『自由』を貰いました。
それで何がいけないのでしょう。
[風の刃が左腕を掠める。
はらりと散る血は硬化することなく落ちて行くが、相手からは見えたかどうか。
未だ『融合体』としての経験も浅く、同時に幾つもの硬化を成す程には、力を操りきれていなかった]
こちらこそ、理解できません。
[横薙ぎに切りつけてくる相手の剣>>*26を避ける為、上半身を一度仰け反らせる。
そこから戻る勢いに任せて、赤い剣を持つ右手を無造作に振り下ろした]
― 少し前 ―
[揺らがないソマリの声に安心感を得て頷いた]
名前はジェフロイ。
以前このダウンタウンに住んでいたこともある人です。
クレスさんからは、高い成長の見込まれるハンターの二つ名として教わりました。
[会いたい。会わずに済ませたい。二律背反]
[ 迫る鉤爪をかわし、シュテラが足下に滑り込む。>>*27男は足を払われてバランスを…崩したかに見えたが ]
そう簡単には…
[ ばさり、閉じていた翼が開かれて、一瞬だけ足が宙に浮き ]
いきませんよ?シュテラ。
[ 囁く声は睦言めいて、ざくり、と、右の鉤爪が、下になったシュテラの左肩近くを掠めて、地に刺さる。鈍く暗緑に光る鉤爪にも、皮膜から滲んだ朱が伝って、ぽたりと、零れ落ちた ]
はい。こちらも多くはありませんから、むざとやられるわけにはいかないことは分かっているつもりです。
どうしてもの時はよろしくお願いします。
それでも出会うものには、今の私がすべきと思うことをします、から。
[ソマリの言葉を十全に理解できていたかは怪しい。
けれどその言葉で揺らぎは幾分か鎮められて、最低限の意識を切り替えられた]
……君が何者であり、何を求めているのかは、知らぬが。
私の方にも、君を滅せねばならぬ理由ができたようだよ。
[言葉に続いて零れ落ちるのは、笑い声。
それは、どこか軋んだ響きを帯びる]
……久しぶりに。
『本気』を出さねばならぬようだねぇ。
[軋んだ声が綴る言葉は。
とても、とても、愉しげなもの]
[ シュテラは、すぐに抜け出しただろうか?少しでも動きが遅れたなら、もう一方の翼の端が、刃となって、その喉元に突きつけられる ]
[ その刃は、すぐには彼女を引き裂こうとはしないけれど* ]
― 『舞踏場』近辺 ―
へぇ?
『シルヴィオ』の名が余程忌まわしいと見える。
アンタが『異形種』を受け入れた理由と何か関係でもあるのか?
[名を呼んだことによる変化>>99>>100に口端を持ち上げる。
このような反応があるとまでは予測していなかったが、ディークにとって愉しい状況になったのは間違い無い]
差し支えなければ教えて欲しいものだな。
[油断無く相手を見遣りながら、傍に鴉と黒猫を添わせた]
『自由』…?
[首を傾げて落とされた言葉を鼻で笑うように聞き返す]
あんたの何処が自由なんだ?
『種』に囚われて、誰かとの「約束」に縛られて、それがあんたの『自由』か?
そんなもんを本当に望んでいたのか?
[言いながら、ちらりと風刃が掠めた場所を見る。
流れ落ちる赤と、右に握られた剣とを交互に見遣って、「力」を使い切れていないのは同じか、と推測する]
本当の自由ってのはなぁ、何物にも囚われない心の事を言うんだぜ!
[理解できなくて結構、と言わんばかりに振った剣は避けられて、
体制を崩した所に振り下ろされた剣は左肩で受ける破目になったか]
……思った以上に、素早いの、なっ
[肩に食い込んだ剣をこちらの剣で弾いて、そのまま正面へと突くように差し向けたが果たして当たるかどうか]
[差し伸べられた手を取り、今の自分は「こちら側」にあるという認識を強める。そして銀の繭へ共に向かった。
聞こえた独り言のような呟きには軽く首を傾げて、急を告げる音色に何を聞くこともないまま歩先を変えた]
私は、あちらを。
[軽く跳躍して屋根へ跳び上がる。
「こちら側」に属するようになるまでは出来なかった動きで銃声の後を追い、先回りできることならしようと全力で駆けた]
― 舞踏場近辺 ―
これ以上は、行かせません!
[半透明に変化した前髪を幾本か引き抜き、異形獣を払いながら進むハンターの足下を乱そうと投げる。
変化したまま切り離された髪は、金剛石に近い硬度を保ったまま風を切った]
/*
なげーよ(
でも20分で返せたことに満足している。
『自由』と言う言葉を引き出せたので、こいつで一番言わせたかった言葉を言わせることが出来ました。
まあ、こいつも言うほど「自由」ではないわけですけどね。
色んな物に囚われまくってるし。
理想、と言うか目標、なのかなー、うん。
でも、風刃もなんだかんだで色々囚われまくってるけどねぇ……(ぁ
さて、あと一時間だ。
[翼の存在を忘れていた訳ではない。
足払いをかけた所で飛んで避けられるだろうとは予測していた。
その上で、あえて行動した思惑があってのこと。
彼が飛んで距離を開けるならそれも良し、そうでなければきっと]
(……来たっ)
[屈んだ私に被さるかの様に翼が、鉤爪が襲い来る。
左肩、裂いた布の下にある肌まで届いた爪が、血に染まる]
─── っ !
[痛みが一気に神経を走る。
息を詰めるも叫ぶは堪え、地に刺さるそれと対の翼が、私の喉元へと向かってくるのを視界に捉えながらそれを避けることはせず。
腰の鞘からアーミーナイフを取ると、鱗の剥がれたそこへ突き立てようと*]
[何かがこちらにまっすぐ飛来する微かな音>>103。
彼女は横っ飛びに転がって避けようとするも、何か硬いものが左足のふくらはぎを掠め、金属音が響く。
パンツが裂け、その下に赤銅色が覗いた。
4人目がいたのか、と内心舌打ちし。]
そう言われても……ねっ。
[すぐさま、体勢立て直したらば、左の短機関銃を構え、引き金を引く。
こ気味良いリズムとともに弾丸は憑依体へと。]
― 『舞踏場』近辺 ―
[自然体で在りながら隙を見せない佇まいの相手>>104を見遣りつつ]
どうもこうもしない、単なる興味さ。
人を止めてまで捨てたかった名なんだろう?
俺にはいまいちピンと来ないんでな、ご高説賜りたいわけよ。
[拒絶を受けても軽い口調で更に問う。
人の多様性は留まるところを知らない。
出逢った者達からあらゆる意味で”吸収”してきた
それに、隠されると知りたくなるのは人の性だと思わねぇ?
[人でも無い身でありながら、そんなことを言ってにこやかに笑った]
/*
んー、これは更新前に次を返すの難しそうだなー。
出来てぎりぎり、か……どう返ってくるかによるけども。
うん、ちょっと判りにくい描写したとは思ってる。
ファミルさんごめんorz
[ これまでの、彼の動きを見ていれば、予測のついた攻撃のはずだった。それ故に、彼女がまともに鉤爪を受けた事に、銀の瞳が僅かに揺らぐ。>>*32
しかし、刃と化した翼の動きは止まることなく、シュテラの喉元に迫る ]
ぐうっ…!
[ 痛みに耐えた彼女のナイフが、剥き出しになった皮膜に突き立てられたのは、ほぼ同時か。地に埋まった翼は、避ける事も出来ず貫かれ、始めて苦痛の呻きが、彼の喉から漏れる。
避けた皮膜から、ぼたぼたとこぼれ落ちた朱がシュテラの腕と身体をも濡らしたろう ]
は…
[ 荒く息をつき、男は目を細める ]
無茶を、するな、と…言ったのは、貴女では、ありませんでしたか?
[ 突きつけた刃は動かさない。けれど、彼女がそれ以上ナイフを動かせば手元が狂わぬ自信は男にも無かった。肉を斬らせて骨と断つ、というには、あまりに危険な行為と、男には見えて、思わず口調には苦い色が滲んだ* ]
理解不能です。
[微かに眉が寄った]
『種』を望んだのは私です。
与えてくださったあの方の傍に居たいのです。
囚われてなどいません。縛られてなどいません。
すべては私の望みのままに。
[左肩へと落ちた赤の剣は、容易く弾かれた。
正面から突き出された相手の剣は僅かに身を捩るも避けきれず、左の脇腹へと食い込む。
一拍遅れて苦しげに息が洩れたが、表情には現れない]
……私はここにいます。
あなたの自由と異なっても、『自由』です。
[脇腹から流れる血はそのままに]
約束を守らせてくれません。
狩人は危険です。
[刺さる剣の刃を掴もうと、無造作に左手を伸ばした]
[進みを鈍らせることは出来た。
しかし傷つけたはずの場所には赤銅色が覗いていて>>105、打撃としてほぼ皆無であることを知る。
即座にこちらを向こうとする短機関銃の銃口から逃れるため、足下を蹴って隣の建物へ。
蹴り足は初弾を避け切れなかったが、スカートから覗く脛は結晶化して澄んだ音を立てながらそれを弾いた]
その先にあるのは、私達の可能性の芽です。
荒らされては困ります。
[着地した先で獣のようにバランスを取り、ハンターを睨む]
……本当に、面白い……いや、珍しい、と言うべきかな。
これまで同じ問いを向けてきた者は、単なる逃げだのなんだのと、訳知り顔で高説を打つために聞きたがったものなのだけれどね。
……君は、どうやら違うらしいな。
[何故、どうして。
そんな問いは幾度も向けられてきた。
それに答えを返せば、向けられるのは理想論としか受け取れぬものばかり。
故に、全てを斬り捨ててきた]
とは、いえ。
事細やかに話して聞かせるようなものではないし。
……私としては、それに費やす時間も惜しい。
[言いつつ、視線は刹那、銀の繭へと向かう]
なので、『今は』ひとつだけ。
その『名』は、『風』を捕えられぬ『名』だった、とだけ言っておこうか。
[視線を戻した奏者は、静かに言って、薄く笑った]
[喉元に突きつけられた鉤爪を避けようとしなかったのは、それより私の行動の方が早いと判じたから。
硬質の鱗に守られている翼の下は、要は何より守らねばならない場所なのだろう。
賭け染みた私の推測は、彼の様子>>*33を見るに恐らく当たっている]
流石に、これでは、もう。
空は、飛べない、だろ…?
[痛みに息を切らせながら、クレス>>*34。
突き立てたナイフの柄は離さず、けれど動かそうともせず。
間近になった彼の顔を、見つめて]
…貴方だって。
無茶しているじゃ、ないか。
[浮かべた微笑みは、いつかの時と同じそれ]
望んだ、か。
[こちらの煽るような声にも変わらぬ口調に眉を寄せる]
「あの方」ってのが約束の相手か?
そういうのを「縛られてる」って言うんだ。
ま、本人がそう思ってないんじゃ言っても無駄だろうが。
[これ以上の問答は無駄と吐き捨てる。
左肩の痛みに耐えて繰り出した剣はには確かな手ごたえ。
その感触を受けて、僅かに詰めていた息を吐き出す。
「貴人」の表情が変わらないのは矜持か否か]
それがあんたの言う「自由」なら……
俺はそいつを崩さにゃならねぇな!
[剣を手元へと引き戻そうとした時、それを掴もうと伸ばされた左手
掴む前にその手は回避できたか、それとも止められたか。掴まれたなら無理に引くことはしないが]
お前が「あの方」とした約束なんざ、俺には関係ないね。
[言い捨てて、肩を傷つけられ上手く動かせそうにない左手に、再び風を呼ぼうと*]
[アーミーナイフを掴む手の対。
持ったままの短機関銃を、彼に向ける。
微笑みは、湛えたまま]
クレス。
私は、人である限り、貴方の愛してくれた私を、貫いていく。
ずっと変わらず、貴方を愛しているから。
[貴方を殺しても。
貴方に殺されても。]
最期に見るのは私の笑顔であってほしい。
[引き金に指をかけて、銃口から火を放とうと*]
[当たったと思ったのに。
澄んだ音とともに銃弾は弾かれた。
とん、と着地するそれへと、彼女はそちらへ視線を向ける。]
あー……なるほどねー。
沈黙の、水晶……だっけか。
スカート履いてんならもうちょっとおしとやかにしたらどう?
で、可能性……?
はっ、くだらない。
そんなさー、訳わかんないもんに頼った可能性になんの意味があるってのー?
[鼻先で笑いながら、右の手の銃は頭を、左手の銃は胴を狙い、引き金を引いた。]
/*
うう、急いで練ったから色々甘いー。
ああ、なんかKATZEの『Riot〜of the world』思い出しt
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