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見物人達が村を立ち去りました。
さあ、自らの姿を鏡に映してみよう。
そこに映るのはただの村人か、それとも血に飢えた人狼か。
例え人狼でも、多人数で立ち向かえば怖くはない。
問題は、だれが人狼なのかという事だ。
占い師の能力を持つ人間ならば、それを見破れるだろう。
どうやらこの中には、村人が4名、人狼が1名、占い師が1名、C国狂人が1名いるようだ。
楽天家 ゲルトが「時間を進める」を選択しました。
[想像を遥かに上回るマシンガントークに、ただひたすらに瞬きをしながら神父を眺めることしか出来ない。
彼の言ってることの半分もおそらく頭には入ってはこなかったけれど、彼の名前がジムゾンということと、都会ぐらしにはあまり馴染めていない? っぽいのはなんとなくわかった。…気がする]
あ…はい。じゃあ頂きます。クルミマフィン。
パ、パメラ…ベクトラです。ジムゾン神父。
花盛へようこそ。歓迎します。
[お嬢さんと言われれれば傍観しているわけにもいかず、おずおずと名乗り出る。
半分無意識に言われるがままにクルミマフィンを拝借しながらも、視線は神父から離すことが出来ず、マフィンを口に運ぶ事もますれただ呆然とした面持ちで彼を眺めていたか]
/*
ほむ…希望通り狼役をゲットだね。
さて…お相手はだれかな?
一応相手さんによって少しねりねりしてたけど…
し、神父さんだったらどうしよう(なんもかんがえてなかったCO
[オットーの店に向う途中、
ぽつりと頬を濡らす雫を感じてゲルトは空を見上げた。
ああ、雨が降るな、そう思ったけれど、構わずそのまま歩き続けた。 ]
ペクトラ。パメラさんですか。
慎ましく、花開く前の蕾を思わせる様な、私は大変宜しい名前かと。
おぉ。美味しいですね。このクルミマフィン。
この辺を食べたら、一度教会にお伺いしなければ。
まだ僕は場所を知りませんが……シスター、案内をお願いしても?
[注文したパン3つを食べるまでの間に、パン屋にいる者達の顔と名前を知る位の余裕はあるだろう。
その間に、奥で焼かれているシフォンケーキが姿を現せば、食指がそちらにも動くかも知れないが]
[何にせよ、その暫くの間は、実際に言葉通りに美味しいパンを人当たり良さそうな笑顔で頂き続けた]
いやあ、本当に美味しいですねえ、この村のパンは。
花見の場所にも困らず、食事も美味しい。
この条件二つが揃っていれば、人間基本的に幸せに活きて行けるでしょうねえ。
いやあ美味しい美味しい……。
…………。
…………おいこら教会の人事部……。
幾ら出没した森に近い村だからって。
なんつー場所に俺を飛ばしてくれたんだおい。
[人当たりの良さそうな笑顔で、パンを食べ続けていた。
聴き取れないだろう小声で何かいってたが、この個性的な神父なら、唯のひとりごとと受け取られたかもしれない]
/*
カタリナぁぁぁーーー!
可愛いぃぃぃーーー!!
こんな子放っておいて、なんて罪深い男なんだオットぉぉぉ!!www
…あ、安定の素村ですね!
RP村は素村が一番だよ、何やっても自由だからね!←
あれです、アルビンは仲良しと見せかけて刺しに行きたい枠、
リデルは負縁故と見せかけて和解したい枠です(
さて、表返していこうそうしよう。
[窓から見上げた空はどこまでも高く、果てしない程に遠く感じられた。
空は遠い…まるで私のこの身に宿る血の宿命と、人の業の距離のごとく…
手を伸ばしても届くことのない遠い遠い場所…
この時期はそれがやけに強く感じられる。
感じると同時に…身体が疼く。
自覚はとうに持っていた。
既に何度も手を血に染めていた。
それがどういうことなのかもわかっていた。
後悔や嫌悪がないかと言われればそんなことはない。
この身を呪ったことも一度や二度ではなかった。
けれど……感覚が麻痺し、やがて受け入れる歳月は充分に重ねていた。]
それが私…
/*
村建ての仕事しなきゃいけないんだけど、どうしよう。
今日は24H進行だから取りあえずコミットお願いしよう、うん。
広場の一画にあるパン屋に集まる一同。
素敵なひと時を過したのでしょうか。
ふと、談笑していた輪から離れてゲルトが窓の外を指差します。
「嵐が来る」
東の空には今にも雨滴を落としそうな厚い雲が見えます。
その晩、嵐が来ました。
----------------------
村が開始しました。改めて、参加者の皆さん宜しくお願い致します。
本日は24H更新です。皆さん、コミットをお願いします。
(「時間を進める」の変更をお願い致します。コミットアンカーは村建てが致します。)
時間軸は多少ずれても構いませんが、
※(プロの晩)嵐が来て(本日)村が封鎖されます。どうぞ宜しくお願い致します。
神父 ジムゾンが「時間を進める」を選択しました。
……
[パンをくわえながらカタリナに向けば親指をぐっとあげて見せる。
その表情でどれだけそのパンが美味しかったかはきっと伝わったことだろう]
村娘 パメラが「時間を進める」を選択しました。
/*
げーっ、文章が変・・・。
けど、頭痛が痛くって痛いので離脱します。ごめんなさいー。
ジムゾンが来てくれて嬉しい。
ジムゾン可愛いよう、占い師なの??
ぶっころしたry
[気付けば、少し前まで静かだった店内には人の活気に満ちていて。
皆パンを食べ、或いはドリンクを手に談笑している。
少々珍しい客はあれど、笑顔の溢れる光景は幸せな日常そのもので、心が温かくなるのを感じた。]
…いいね。昔に戻ったみたいだ。
[そう、小さな独り言を。
毎日、皆と疲れるまで遊び回って、お腹が空けば母の焼くパンを食べて。
他愛ないことを喋って、たくさん笑って。
アルビンが帰って来たからだろうか。
久々に感じる、忘れかけていた感覚に、自然と顔は綻んだ。]
― 回想 ―
[ジムゾン・フォーゲルシュタインとは、神父である。
自由を愛し、堅苦しい枠に囚われず、少しだけ奔放で、とても強く滑らかな会話の問題で時には他人と軋轢ができ易いかも知れない性格であるが、神父である。
教義上、後ろ側でこそこそと隠れなければ、お酒とお煙草と、後何かは忘れたが、最後のひとつを含めた3つの正義を公然とは愛せない立場であるが、神父である。
そんな性質の為か、今は神に仕える聖職者の道を選んだ女性と、若い頃には知り合う事もあり、お互い少しは、その頃の相手の事情を知り知られしている状況であるが、神父である。
そんな自分は、少し特殊な立場故、ひとつの教会に留まる事はなく。
巡礼の旅や、神父の存在しない村の応援に駆けつけ、先々を飛び回る様な生活を今は送っている、神父である。
そんな神父の立場は、少し特殊だ]
― 回想 都市の中央教会 ―
花盛りの村……夏の気候に行われる夏至祭を初めに。
夏が盛況であれど、季節は余り問わず、美しい花が咲く花の名所としても、人口の割にはそこそこ有名……。
で?近くの森で人狼の仕業らしき不審な死体が発見されたから。
敬虔で物腰柔らかくて、優しそうで穏やかそうな神父として、俺が行って。視て。
審問してこいと。
[神父不在である花盛りの村へ、毎年派遣される神父として、急遽、決定されていた神父と入れ替わる形で、夏至祭に合わせて花盛りへ赴く旨を言い渡された]
ぎりぎりまで正体見せる気はないからな。
この村、祭りの準備に今は閑散とした人も少ない村なんだろう。
そんな場所じゃ狩人もまずいないだろう。
教会は、俺に死ねとでも云ってるんですかねぇ?
当然、俺は俺のやり方でやらせて戴きますよ。
死ぬのはまっぴら。生きる為なら多少の犠牲も仕方無いだろう?
だから余程の事が無ければ、俺は絶対に名乗り出ない。
[それを告げる司祭へ、不満を隠す努力もせず。
然し最終的には同意し頷いたことで。
ジムゾン・フォーゲルシュタインの、花盛行きは決定されたのだった]
― 回想了 ―
[そうして皆に飲み物を注いだり、注文の品を出したりと忙しなくしていれば、シフォンケーキの出来上がる時間になって、]
あ。ちょっと待ってて…
[少し前に焼き上がり冷ましていたケーキの状態を確認する。
型から溢れんばかりに膨らんでいた生地は、幾らかしぼんでちょうど良い大きさに収まっていた。
そっと取り出し等分に切り分けて、生クリームを添える。]
はい、お待たせ!
…あ、ジムゾンさん、こちらはサービスですので、お代は。
[先程の「頑張る」という言葉を思い出して、軽く手で「必要ない」と示す。]
─ 回想・アルビンの家に続く道 ─
[躊躇いがちに掛けられた声が途切れる。>>0:110
少しの間流れた沈黙の後、女はゆっくりとアルビンを見上げて少しだけ寂しそうに笑う]
時間はね…越えられないし消えないし、壊せないんだよ。
積み上げた時間。私と皆が過ごした時間より、アルビンさんが皆と紡いだ時間はずっとずっと長いの。
時間は消えない。再会すれば動き出す。築き上げた時間が長ければ長いほど満たしてくれる。
逢えなかった時間を満たして、思い出に変えて長く深く…
私は…あとどれくらい時間を重ねていったら、ゲルトやオットーに近づけるのだろうね?
“お兄ちゃん”
[それから、彼の語る旅の話を聞いた。彼はこの村の夜空も好きだという
その言葉から、語る節々からその想いがきっと偽りない本心なのだと思った。
離れていてもこの村がずっと好きなのだと、そう思えた。
二人で見上げる真昼の星。
見えない輝ける星、私はそれを彼と同じくらい夜空が、この村が好きなのだと想いたかったけれど……]
そうだね……
[何に対してそうだねと言ったのか自分でもわからない。
けれど…“良い嫁さんになる”に対してではなかったことだけ、よくわかっていた]*
[パメラから聞いた話しとは違わず元気そうなカタリナに安心する。
此処へ来たのはオットーのシフォンケーキ目当てだったが目的が増えた。
カタリナ手製のチーズ。それにもう一つ。]
久し振りにカタリナのチーズを食べたくなったな。
最近はどうだ?仕事の方は上手く行ってんのか?
[前に村に帰った時も旅の話しをせまがれたが。時には、彼女自身の話しから先に聞いてみたい。*]
ご安心くださいな、だから追加で頼んだんですよ。
それに、コレくらいならまだ何とか。
[さもありなんか、都会には出た事も無いらしいオットーの言葉に小さく笑みを浮かべながら、随分と活気のあるパン屋を見回す。
どうやら今村にいる人がほぼ全員集まっている様だ。多少、意外性の高い知り合いが存在する事を除けば、中々に悪くない場所。
パンを食べ終わる頃、差し出されたのは生クリームを添えたシフォンケーキ]
なるほど。ここは良い村ですね。
少しこの服を着てるには暑い事と、
花粉症患者に優しく無い事を除けば。
[サービスと言われた、柔らかく暖かい曲を描いた生地を眺めて、薄く笑いながら、フォークを伸ばすことにした]
[その後、まずはこの村の教会へ向かおうかと、重く降ろしていた腰を上げようとした時。
眠そうな表情でいた、ゲルトと呼ばれていた青年が窓外に呟いた言葉に視線を向けた>>#0]
嵐ですか……?これはまた急な。
あぁ、もう遅いですね。もう間もなく降り出しますよ。
僕は教会で、と考えていたのですが。
教会は近いですか?
僕も嵐に濡れたくはないのですが。
[教会に掛かる時間を聞きながら、然しこの雨が止みそうに無ければ、言葉に甘えて世話になるのも悪くないだろう、と。
黒雲の近づく闇空を遠くから眺めながら、今あげたばかりの腰を、気付けば再び降ろしていた**]
[「悪くはない」とは口ではそう言ってはいるが、オットーはアルビンの元来素直ではない性格を知っている筈だ。
何時だってオットーの作ったものを文句を言いながら楽しみにしている事も。
とは言え、あんまりな横柄な態度にオットーはどう思っただろう。
無表情な顔でシフォンケーキを口に運ぶアルビン。
なのに、不思議と何処か嬉し気に見えただろうか。]
[暫くパン屋に集まった面々と会話していたり、その言葉に耳を傾けて時間を過ごしていると、ふとゲルトが嵐が来ると言う>>#0]
そう言えば、黒い雲を遠くで見ましたね。祭りの準備が台無しになるのは頂けませんが……。
[教会の距離を気にするジムゾン>>30には]
距離はそう遠くありませんよ。降り出したら多少濡れるとは思いますが。問題は、神父様の宿ですね。
教会本部の通達を受けて毎年こちらで手配しているのですが、ここのパン屋さんからだと宿が1番遠いですね。ええと、どうされます?
[女はジムゾンが普通に祭の為に派遣された神父だと思い、そう告げた。例えそれが、昔馴染みだとしても>>17
もし教会で我慢すると言うなら、適当に寝床くらいは作ってやるだろう]
/*
一撃の重みは改行のせいもあるのだろうか。
うーん、自分の箱からだと文字大きめにしてるから改行なくてもここの国の仕様だと読みづらくはない。
他の人がそうであるかどうかが判らんから、やはりこの改行無駄に入れる作戦のままいこう。
好きやねん、改行。普段趣味で書くSSとかじゃあまり改行使わないから余計使いたがるんだ、多分←
─少し前の時間軸で色々と─
初めまして、フォーゲルシュタイン様。
[>>0:102の視線を逸らすジムゾンにきょとんと首を傾げて、そうしてにこりと微笑む。
改めてジムゾン・フォーゲルシュタインという名前と目の前の人物を比べ、そうして女の中で出来れば掘り起こしたくない頃の記憶の中に登場する人物と、挨拶を交わす神父の姿が合致する]
フリーデルと申します。……この村に来る前は、リーディアと呼ばれておりましたが。
[クスッ
『リーディア』という名で呼ばれた女の存在がジムゾンの記憶にあるならば、その記憶をくすぐる様な婀娜めいた笑いをひとつ落とした]
─回想、とある少女の話─
[『リデルは働き者だなぁ』
『そうだ、こ褒美として綺麗な服を着られる所に連れてってやる』
なんて言葉と共に売られてからだいぶ過ぎた頃、女はフリーデルという名前ではなく『リーディア』という名前で世間からも認知されていた]
[少しばかり言葉は辛辣で、それでも相手の心をくすぐる事を忘れない。少女らしい女として、割と客の評判は良かった。
とある客に肩を抱かれ、その客の屋敷に招かれた時の事。
自分とそう年の変わらない、礼服を纏った少年と出会った事がある。
聖職者の道を歩んでいるのにも関わらず、随分と自由奔放な少年であった。
噂として耳にした事のあるその悪名高い少年こそ、現在のジムゾン・フォーゲルシュタインであった]
[その聖職者と思えぬ奔放さに興味を惹かれ、少女はその邂逅以来、街でその姿を見れば気安く彼に声をかけただろう]
[招かれた屋敷でジムゾン少年は確か、悪魔祓いめいた事をしていたなと、記憶を揺り起こしながら女は思い出す。
もっとも、この村での派遣はそれとは関係ないと女は信じていた。
いわゆる、平和ぼけである*]
─現代、それは少し前の時間軸─
(ああやっばい。あの悪ガキがこうなっているかと思うと、結構クるわー……)
[話す内容は変わらないが、それでも品行方正然としているジムゾンの姿は、自分の記憶にあるあれそれとは違いすぎて、肩を震わせて笑いたくなる。
それを必死で堪えると暫く、店に姿を現したパメラに声をかけられた>>0:106]
そうですねぇ、彼は多分、特別だと思いますよ。
花粉症は体質的なものですから、何が人のそれを誘発するか判りませんね。だから、この村の花でも可能性としては有りかしら。
[苦笑しながらそう返した]
[>>27アルビンの言葉に、確かに挨拶も交わしていないと気づく]
フリーデル・ド・プジーと申します。
行商人さん、ですよね。……東の方の都にはよく出入りされていたりしたでしょうか?
[記憶に引っかかる笑顔に、女はシスター然とした表情を崩さないままにアルビンに訊ねた]
[ちなみに女はよく、客へのおねだりが成功すると、換金率が高そうなものをねだっていた。
装飾品には玉が多くついているものを、布ならば各地方の伝統的な技法で作られた物を…といった具合だ]
シスター フリーデルが「時間を進める」を選択しました。
― 回想・自宅にて ―
[久し振りに帰ってきた我が家。
懐かしさより余所余所しさを感じてしまう。荷物を下ろせば埃が舞い立つのに眉を顰めた。お世辞にも家の中は綺麗とは言い難い。
荷袋の中身を探ってはパメラへの土産を取り出す。】
[やや高地にある星狩りの村では不思議と星も近く感じられた。その昔、星狩り村の遥か上の空で大きな星が流れた。流星は砕け、幾つもの細かな小さな星となって丘に振って来たという。
そんな言い伝えがある通り、星狩りの村では名産として星の欠片が売られていた。
持っていれば願いを叶えてくれるという流れ星。
アルビンは子供騙しの様なその話しを信じている訳ではない。
喩えその話しが本当だとしてアルビンの願いを叶えてくれるとは思えなかった。]
[自宅に帰る道すがら交わした会話を思い出す。
時間は消えない壊せないとパメラはそう言ったが本当だろうか。
オットーやゲルト達と森や山を駆けていた頃の自分はもう居ない。
その事を知られても尚、積み上げて来た時間は変わらないのだろうか。
随分と自分は変わってしまった……。
「あとどれくらい時間を重ねていったら、ゲルトやオットーに近づけるのだろうね?」
"可愛い妹"の質問に自分は答える事が出来なかった。
その方法を昔の自分は知っていたかも知れないが今の自分は知らないのだ。]
[本当に星の欠片なのか分かったもんじゃないが美しい石だ。
自分の願い事は叶う事は無い。ならば、せめて、パメラの願いが分からないが彼女は幸せになって欲しい、そう思って、思っていた、のに……。]
羊飼い カタリナが「時間を進める」を選択しました。
[コーヒーを抽出しながら、カタリナのために生クリームとメレンゲを別立てする。
シフォンケーキの余りなどと言っていては、すぐに出すことは適わないから。
――少し多めに立てておこう。おかわりが欲しくなるかもしれないし。
パンのベンチタイムを利用して二人にドリンクを提供し、再び厨房に戻った。]
/*
あれ。w
なんだかptが足りない予感です?w
これだから休日は…(何
今日僕はロル回す気あるんですかね、まったく…
だ、誰か飴投げてくれると思う…信じてる…信じてる…w
―少し前―
[そうして新たな客人にフレッシュなオレンジジュースと黒オリーブのフォカッチャ、クルミマフィンを提供した後。
焼き上がった木苺のシフォンケーキに対しての、皆の反応を期待交じりに窺う。]
パメラが今朝摘んでくれたばかりの木苺だ。
みんなの口に合えばいいんだけれど…
― 少し前 ―
[商人だけにアルビンは人の顔を覚えるのが得意だ。東の都でフリーデルに会った事もしっかりと覚えている。
確かその時は真珠のネックレスを求められた。
ただし、彼女が首もとを飾るつもりはないのはアルビンにも直ぐに知れた。さっさと換金してしまった真珠のネックレスは彼女の手元には残っていないのだろう。
その際、フリーデルはアルビンの事も忘れてしまったか。]
[しかし素直に褒めてくれないのは常なれど、やはり悔しい。
いつか彼の驚く顔が見たいものだと、この反応を目にする度に腕を磨こうと思い直すのだった。]
あぁもう、次こそは文句のつけようがないくらい、びっくりさせてやるよ!
…なんてね。ふふふ。
[こんなやり取りも何だか無性に懐かしい。
ぐっとアルビンを睨んでみるも、可笑しくなってすぐに笑い出してしまった。]
[子どもの頃からそうだ。
気付けばいつだって彼の背を追っている。
いつも自信に溢れているアルビン。
――引っ込み思案だった自分に声をかけてくれたのは越して来たばかりの彼で。
何でも知っている博識なアルビン。
――初めて森へ連れ出してくれたのもそう。彼の世界はいつだって新鮮さに溢れていて。
面倒見のいい、兄のようなアルビン。
――明るく朗らかな性格は村の子どもたち皆に好かれていて。僕らのリーダー的存在だ。
この幼馴染には到底敵わないと、密かに憧れを込めて想う。
眩しくて手の届かない存在。けれど、そんな彼が大好きで仕方がない。
――こんな言葉、面と向かって言ったこともなければ、この先言う予定もないけれど。]
/*
今回アルビンは素直で行こうと思ってたのに、気が付いたらツンしてた。
年下の女の子を妹扱い・ツンツンと言い、・・・何時も似た様な男PCになってしまうのは何でだろうなあ。
しかし囁き狂人で妄想していなかったから頑張って練ってる。
オットーへのお返事は夜になりそう。
あの木苺もそうだね。
摘んだだけの木苺は、美味しいけどちょっとすっぱすぎちゃったり味がとんがってたり…
それをあんなに甘くて…けれどちゃんと酸味を残してあんなに繊細な味に仕上げちゃうんだもの。
生地もジャムも、打ち消すんじゃなくてちゃんと本来のらしさを引き立てて、調和して…
すごいよね。……まるで魔法みたい。
[ふわりと微笑む。ケーキのことを思い出せば心なしか頬が溶けてもしまったかもしれないが]
あは、なんかアルビンさんとオットーってそんな感じなのかな? っておもっちゃった。
ほら、あの人って素直じゃないでしょ。とんがっちゃってるっていうか…
[二人の掛け合い>>32、>>48は割りと近くで眺めていた。
間に入ろうとも思ったけれど、笑い堪えるのに必死で結局何も言えなかった。オットーが笑った時はついついつられて笑っちゃったりしたけれど>>49
文句を言いつつも美味しそうに食べる様も、それを茶化したり乗ったりする様もよく見た光景。そんな二人を昔はよく見かけていた。面白くて可笑しくて…眩しい過去]
生地も木苺も一番いいそのままで…
ふたりともすごく自然で、いいなぁ…って。
逢える時間は減っても、親友なんだなぁってさ。
[信頼と憧憬と様々な思い。時間を掛けて熟成され洗練されやがて調和されて、親友というものが出来上がるのだろう。
それはとても眩しく映って…だから羨ましくもあった。そんな思いをはぐらかすかのように、彼の手をとって『いつもありがと』とお礼を述べる]
[皆の前に戻った頃、雨は降り出していただろうか?
神父とシスターは教会へ行くのだろうか? カタリナはどうするのだろう?
流石に今からはずれに戻るのは危険だろうと、戻ろうとするのなら止めようともしただろう。
先程オットーが泊まるようにと言っていたのを思い出し>>22
『抵抗があるようならうちに来る?』と、目配せで問うくらいはしたかもしれない]
私は家に帰るわ。そんなに遠くないしさ。
あ、フリーデルさんお手伝いするって言っておきながらごめんなさい。
また明日にでもお伺いしますね。
アルビンさん…帰るならご一緒に?
[彼の自宅と自身の家は割と近い。それもあって懐くようにもなったのだけれど…それはもう過去の話。
果たして、挨拶を済ませればパン屋を後にしたことだろう]**
業務連絡です。
更新に合わせて慌ただしく時間軸を進めて欲しくは無いと村建ては考えています。
ですので、
今晩の更新で夜が明けて2日目突入。
その段階で【夜が明けて】【山道が崩れて】【ゲルト死亡】の状態になる。
2日目は48h進行です。
に変更させて頂きます。
尚、本日は24H進行となっております。
コミットをお忘れなく。
念のため前倒しで、【今晩、22:00頃に更新予定】です。
お手を煩わせて申し訳ありません。
/*
アルお兄ちゃんどんまい(汗
アルお兄ちゃんとゲルト君のメモ欄だけ変な記号(不可視ななのででてるっぽい?)があったから、そうなのかな? とは思ってたけど…
/*
wwwwww
正午さん、可愛いな!www
大丈夫、文体で透けてましたよ!w
なんで、こっちも遠慮なかったです、問題ない問題ない←
ヒセツさんにも一先ず縁故振ったし、今回は目的達成できそうかな…w
パン屋 オットーが「時間を進める」を選択しました。
─ 人とヒトがすれ違った日 ─
[私がこの村に来たのはちょうど10年前。丁度この季節だった。
夏至祭は既に終わってはいたけれど、未だ一面に咲き誇る花々はよく覚えている。
前に暮らしていた村も花盛とそう変わらない規模の村だった。
その土地のことは殆ど覚えていない。花盛のように花に彩られた村ではなかった。
話に聞いた星狩のような特別な伝承があるわけではなかった。良くも悪くも普通の…変哲もない村。
だからきっと何も記憶に残っていないのだ。
いや……そうではない。
覚えているいることがある。
それは…恐怖と憎悪だ。
あの村の記憶は恐怖と憎悪に塗り潰されて、今はもうない。
ただ、どす黒い塊が胸の奥底に眠っているだけだ。]
[この村に来てから2年の歳月が経った。
引っ込み思案だった私も祖父の住まうこの村にすっかり馴染んでいった。
年中通して和ませてくれる花々は本当に綺麗で、なにより人の心も澄んでいた。
いつの間にか兄のように慕うようになったアルビンやオットー。
終始マイペースでどこか憎めないゲルト。村で唯一年の近い、まるで草原に咲くのひまわりのように可愛らしいカタリナ。
皆が私に優しくしてくれた。
だから、私は私でいられた。その日までは──]
[山の恐ろしさは何も自然の脅威や獣の存在だけではない。
いや…その類の恐ろしさだったら、きっと良かったのだろう。
大いなる自然に飲み込まれたのなら、絶望を感じるまでもなく全てを攫ってくれただろう。
野犬や狼…弱肉強食の理に身を置く物ならば、抵抗をするまでもなくくびり殺してくれただろう。
彼らの思いは純粋だ。ただ生きるためにそうするのだから。
私に降りかかった災厄は、そんなものよりもっと歪で醜悪で……邪だった。
ある意味で本能に忠実ではあるのだろう。だが、その小賢しくも醜悪な邪念は、私を恐れさせ怒らせ、そしてその血を滾らせるには充分な時間を与えてしまった。
全てが不幸だった。あの日私がアルビンの話をちゃんと聞いて、山になどいかなければ。
その存在が私になど目をつけなければ。
私がただのか弱い人間だったならば。
── 全ては戻らない時間の彼方]
『たすけて たすけて
怖いよ アルお兄ちゃん』
[あらん限りの声を張り上げて、助けを乞うた。
何度も何度も名を呼んだのは村で一番頼りにしていて
一番慕っていた者の名だった。
逃げれば捕らえられ、抵抗すれば殴られて痛みに顔を歪めながらもただただ名を呼び続けた。
口の中が血の味で満たされ、腫れ上がった瞼が視界を奪っていく。
怖かった。憎かった。それでも睨みつけた。
なんで自分がこんな目に合わなければならいのかと、目の前の存在を呪い殺さんばかりに睨みつけた。
── 視線が交錯する。
その目には覚えがあった。忘れていたどす黒い塊の中に燻っていた記憶の眼だ。
父を殺し母を殺し、今私を殺そうとしている目だ。
蹂躙し、嬲りものにして慰め者にして…命さえも奪おうとした眼だ。
私の中で何かが弾けた───]
[彼はいつからそこにいただろう?
私の記憶が夢なのではなかったら、人だったものを食い散らかし血臭をまき散らし、爛々とした目で彼を捉える一匹の狼が写っていたはずだ。
八つ裂きすら生ぬるい、人とは言えない肉塊を付着させ、口元からボタリボタリと血肉を滴らせた獣が、獲物を定めにじり寄ってくる様だったはずだ。
そう…だって、私の目に映る彼はとても愛おしくて…
とても美味しそうだったのだから]
[疾駆する。飛びかかる。本能の赴くままに爪を立てようとする。喰らいつこうとする。
けれど、そこで私の爪は止まる。
それはいけない……と、寸でのとこで踏みとどまらせる。
自我があったわけではない。ただ獣の本能以上に、それに抗うヒトの本能が勝ったのだろう。
失いたくない…という。私の本能が…想いが。
だってこの人は私の──
そこで私の記憶は途切れた。]
[気がついた時、私はどこにいただろう?
彼の姿はどこにあっただろう?
彼の姿を見た時、安堵とともに涙があふれた。
抱きつくことを彼は許してくれただろうか?
「ごめんなさい ごめんなさい」とそれしか言えない私を彼はどうしただろうか?
全ては遠い記憶の果て
過ぎ去り日永遠の日々
私が人からヒトへと生の標を変えた日
胸の奥に忘れることの出来ない痕を追った日──]
[この日を境に私の中に眠る血は 人間を欲するようになった。
ただの飢えではない。ただの渇きではない。
抗いがたいほどに強烈な欲求
抗い続ければ自我を飲み込んでしまう欲求だ。
特にこの季節、夏至の付近ではその衝動が顕著になる。
耐えようとした。死のうともした。
けれど、それはできなかった。
耐えていても気がつけば血だまりの中に自分がいた。
死のうとしても、ひとつの想いが邪魔をした。
いつしか、生きることにも死のうとすることにも疲れ果て
私はそれを受け入れるようになった。
自我を保てるうちに、人里を離れ哀れな旅人を襲うようになった。
自我を持って、喰らうようになった。
本能だけで殺せばきっと楽なのかもしれない。己の欲求に忠実に全てを壊してしまえば楽になれたのかもしれない。
けれど、私は人ではないけれど、ヒトだ。獣ではない。
それほどに純粋ではなかった。咎としてそれを受け入れることにした。
だから知っている。私は人殺しだ。浅ましく意地汚く、たったひとつの思いのために罪を重ねる愚か者だ。]
[そんな私を知っているはずなのに、彼は今も私の前にいる。
彼の知るところだけでも両手で余る人間を殺めている私を前にして、かつてその牙にかけようとした私を前にして、それでも常と変わらぬ態度で私に接してくれている。
きっと何度も助けてもくれていただろう。その手を汚してくれたこともあったかもしれない。
「どうして?」とは聞けなかった。
聞くのが怖かった。何もかもを聞くのが怖かった、
だからどうして、彼がここに居るのかもわかっていなかった。
けれど…ここにいるのだ。彼は今もまだ私の側に]
………
[やがて私はふるふると首を振って、血を飲む代わりにその手を求めた。
おずおずと手を伸ばし、叶うならばその手を握りしめたことだろう。
その言葉が初めてだったとしても、数多の中のひとつだったとしても、私は頷くことはなかっただろう。]
……あのね
[それでも、きっと彼はわかってるはずだ。
私の身が限界であることを。自我を失えば蹂躙するだけ。一晩にして今ここに残っている人間全てを食らいつくさんとすることを。
そうしないために…誰かを犠牲にすることを。]
こんなことになるなら、女将さんについてここを離れておくんだった。
[そうすれば、少なくともこの村は失われずにすむ。
私の知る優しい人たちを、好きだった人たちを。
夏至付近に嵐がくることなど今までなかった。ここまで断続的に血を求めたくなることなどなかった。
これは、きっと慢心なのだろう。多くの誤算で後手に回ってしまった。]
あのね…もし……
[出かかった言葉はそこで途切れる。
何度か絞り出そうとしても、続かない。
躊躇するように何度も首を振って]
一緒にいてね。これからも、ずっと…
それから…ごめんなさい。
[言いたかった言葉はそうではなかったのだけど…
私はただ、それだけを告げて彼を見つめ続けた]*
/*
お相手様によって一応プランとして考えていた狼像一覧
アルビン:お兄ちゃんしゅきしゅきルート
オットー:籠絡して加担させ従属させちゃんだからルート@小悪魔
カタリナ:籠絡して加担させゆっりゆりにお姉さまとか呼ばせちゃうぞルート
フリーデル:俺様godルート。ゴッドイズ俺様偉い! 俺様エロイ!
ジムゾン:(おもいつかないわー)ドロンジョ様にでもなればいいのかしら?
……う、うん。ある意味一番健全?なところに来た気がする。
と、一番脆いっつーか同時に悪役にはなれんかなぁ…
魔法だなんて、とんでもない!
素材がいいからだよ。
リナの作るチーズや、パメラの摘んでくれた木苺、
毎日持って来てくれる、ヤコブと一緒に作ってる野菜…
そのどれが欠けても、僕のパンは完成しない。
ありがとう、いつも。
…僕が美味しいパンを焼くことができるのは、君のおかげなんだ。
[パメラに褒められて>>53>>54、少々饒舌になり過ぎてしまった。
はっと我に返って、余計なことを口走ったと後悔した。顔が火照っている気がする…。
どこか思考はふわふわと浮いたようで、彼女の口から紡がれる言葉の半分は、意味をほとんど解せず聞き流してしまった。
――あぁ、ふわりと微笑むパメラが可愛い…>>54]
─アルビンとの会話─
[探りを入れた男からの反応>>46、>>47をひっそりと凝視すれば、何となくアルビンと自分は過去に関わりがあったのではと思えた]
そうですか。やはり行商人さんですものね、どこにでも出入りしていますよね。
すみません、変な事を訊いて。
[苦笑しながら、耳に拾った男の名前を思い返す。
アルビン。その名前に聞き覚えは1(2x1)
1.ある 2.行商人の名前なんていちいち覚えてられないっつーの!]
― パン屋 ―
[黒雲から注ぐ水滴は、ぽつぽつとぼとぼとと、緩やかに確実に、嵐となり行く。
気掛かりは、そう、村と街とを繋ぐ、あの強度的に心許無い橋]
これほどの水は、咲誇る花達のお腹も飲み膨れでたぷたぷになるんでしょうね。
限界を越えて、溢れる程に降らなければ良いんですが……。
[言葉では花を労わりながら、心は橋と、それの掛けられる川をじっと見つめていた。
元々、不安と危機感、この村で花開くふたつの種を携えて訪れた身。
余り良い予感と云い難い嵐の訪れは、ふたつの花の種を健やかに育てていた]
[然し、人間は寝床を必要とする種族。当面はまず今日の宿の心配をしよう]
そう、宿は遠いのですか……。
この様子ですと、そこまで遠ければ、宿に到着する頃は、まず服の下までずぶ濡れのぼと鼠になる事請け合いでしょうね。
[話は早い、そう遠くなければ教会でお世話になるのが尤も良いだろう。
教会とは全ての者に開かれた家。パン屋の御厚意に甘えるよりそちらの方が気も楽で――]
ええ、それでは。教会へ。
シスター ―――。
["シスター"。聖職者。
この村に住んでいる、イコール。
ご住所は当然、世界何千件と用意されております神様のお家......]
― 回想、とある不良神父の話 ―
[後の自分はこう述懐した。
『あの女を前にするのは、本物の悪魔祓いより緊張したかもしれん』。
元々喧嘩早く好戦的、物怖じもしない反面、信徒に説法などと厳かで繊細な事など、豚に空を飛べ、馬に逆立ちしろ、と云う様な物に等しい。
そんな不良神父の役目が、実践的な悪魔祓いに割り振られたのは、当時の教会人事を褒めちぎって良い事だと思われる]
[性格は無礼、普段は人を選ぶ粗暴な性格でこそあれ、悪魔祓いを依頼する様な人間に対しては、例え相手が悪魔であろうが魔女であろうが、変わらずの態度を貫く不敵さは、人次第でなかなか痛快に映えていた。
本当に、悪魔や化物が存在する事例など稀。
毅然とした態度で、聖水をぶちまけ、教典を読み、銀や十字など、素人目にも御利益のありそうな物品を鏤めるだけで、普通の"悪魔祓い"は済む。
そんな普通の仕事の折、暑苦しく着苦しい礼服を着せられ赴かされた屋敷で、彼女はいた]
[年齢は自分とそう変わらない。然し年齢以上に少女の瑞々しさを感じさせる振る舞いを見せる彼女は、身体の商売をしている部類の人間だった。
名前は確かリーディア。街ではそれなりの評判を得て、こうして礼服を着せる様な屋敷の人間が目をつける以上は、それ程の人気はその頃あったのだろう。
彼女が噂の、程度には名前を聞いて理解した]
『結局、以前のおっさん、女絡みで恨みを買い漁ってたんだと。
お前もそうならねえ様に気をつ……あ、いえ。何でもありませんはい』
[その後、街で姿を見かけた時、彼女に声を掛けられる様になったが。
それは押しは決して弱くない彼女の性格故か、相手の心を擽りつつも、辛辣にあげて落としもしちゃう処に振り回された故か。
彼女との相手はどうにも、此方の調子を狂わされていたのだ。
それはやがて数年後、何かの修羅場に巻き込まれたらしく、忽然と街から姿を消すまでの間の関係だったが。
年月が経過しても変わらないらしい、当時の軽快ながら艶やかさを感じさせる笑いを、後に再び見る事になろうとは、当時は考えなかった>>35]
[その後、帰宅すると告げた人を送り出して。
宿のない者、家の遠い者はどうしただろうか。
幸い、父と母の部屋は綺麗に掃除してある。
…使う人は誰もいないけれども。
家に帰れない者がいるならば、ベッドを提供することができるだろう。]
[しっかりと雨戸を閉めて、嵐に備える。
――時々来る夏の嵐だろう…少し、時期が早いかもしれないけれど。
客人がいれば世話を焼き、全てを終えてから床についた。]
― 現在 パン屋 ―
……あ〜〜……。
もう雨足が近づいてますね。教会でも濡れてしまいそうですね。
[『この状況、もしかしなくとも、恐ろしく気まずく無いかい?俺』
少しだけ、このパン屋の席で夜を明かす事が魅力的にも感じられたが。
そうは行かない、この村にいる間は、最低限、ひとりになれる部屋が必要なのだ]
……で、では。
せめて、ご飯を頂いてから。
[気まずい、が結局は教会に案内される事を選んだだろう。
煮込まれたビーフシチューやサラダがテーブルに並べられるのを見ながら、せめて宿を確保した後に嵐が来て欲しかったと胸中で呟いたのだった]
神父 ジムゾンが「時間を進める」を取り消しました。
神父 ジムゾンは、シスター フリーデル を能力(占う)の対象に選びました。
(うげ……っ! 思い出した……!)
[聞き覚えがあった名前だなと記憶を探れば、存外掘り起こせた。
孫の様だと言いながらしっかりと金の払った分は仕事をさせてくれた老いぼれの聖職者や、何でか妹として呼べと迫ってハイハイと言うことを聞いてやっていたどこかの貴族サマ。
他にも諸々といた気はするが、彼らはよくアルビンという名の行商人を連れてリーディアのご機嫌取りをしてくれたものだ]
世間って狭いものですね。
[小さく呟いた言葉は、アルビンに思い出した事を告げる。
もっとも、彼なら自分の事は黙っていてくれそうかなと、淡い期待はあるのだが]
(でも、まぁ……)
[他人の心や考えなんてあっけなく変わる。
それを知っているからこそ、アルビンには用心しようと女はひっそりと思った*]
[この時の僕は、思いもしなかった。
この幸せな日常が、失われるかもしれないだなんて。]
[頼れるリーダー、アルビン。
天真爛漫、いつも元気なパメラ。
誰にでも優しく努力家なカタリナ。
居眠り大好き、お調子者のゲルト。]
[月日は流れ、僕らを取り巻く環境が変わろうとも。
年に一度、夏至祭の季節になれば、こうして集まって談笑して。
――何も。何も変わらないと思っていたんだ。
そう。こんな日々がずっと、ずっと続くのだと。]
― そして、現在。 ―
[突然にゲルトが「嵐が来る」と言う。釣られて窓の外を見れば確かに雲行きが怪しい。
「あんなに昼間は天気が良かったのにな。」と聞こえて来たオットーの言葉に相槌を打った。>>22
夕飯をご馳走になるばかりか>>57、オットーに酒を強請りアルビンは少し酔っていた。
パメラが家に帰ると言えばアルビンも緩慢な動きで首を動かす。傍目からは船を漕いで居る様にでも見えただろう。]
んー…、そうだなあ。俺も家に帰るわ。
嵐が来るとなれば折角の村の化粧が勿体ないが、夏至祭の準備は明日にでも手伝うさ。
[パン屋に来るまでに見た広場に飾られた花時計。花に彩られて花に塗れた村の光景を思い出してはほうと息を付く。]
─それから夕食まで─
[用意して貰えたカフェオレに口をつけて、店にいた人々と会話をしたり、交わされる話に耳を傾けていたりもした。そうして時間を過ごしていると、オットー特製のシフォンケーキが運ばれてくる>>21]
[生クリームを添えられたそれは、売られる直前に最後に父とカフェの様な店で食べたものと同じ代物。
シスターらしくゆるりと祈る仕種をしてから、小さく苦笑してフォークでそれをすくった]
美味しいですね。
[いつもと変わらない微笑みで、素直な感想を洩らす。
>>57の夕食を摂る時も、女の仕種や表情は変わらないだろう]
― 帰り道 ―
[店を出て、来た道を戻り、家を目指すアルビンとパメラ。
昼間とは違い湿気を含んだ空気は重たく、
夜空に星が見えないのは淋しく感じたが、
夏の夜の醸す濃厚で爽かで多少腕白なところもある雰囲気にアルビンは浸っていた。
今夜は良い晩だった。
素直に口にはしないが、オットーの作った夕飯は相変わらず美味かった。カタリナの穏やかで控えめな声が酔っているアルビンの鼓膜を心地よく揺すったのを覚えている。
それに他の客にも居て賑やかな晩餐だった。]
[幼児から行商人の親に連れられ各地を転々として花盛りの村へと流れ着いた。
此処に越して来たばかりのアルビンは年の近いオットーを連れ回しては遊んでいた。
村近くの森にオットーを誘っては樹に登ったり小川で水遊びをしたものだ。
どの季節にも関わらず、森の中は様々な生き物が隠れ潜んでいる。厚く茂った葉によって日差しが遮られる為、森の奥は夏の間も暗く湿っていた。
森から射上げられるやうな鳥の影に声を上げて驚いたのは子供のオットーだったか。
「馬鹿だな、あれは梟だよ。」
そう言ってアルビンは笑った。
オットーに教えたのはそれだけではない、他の皆も連れて蛍の居る湖へと案内した事もある。
それら全てが何もかもが懐かしい。]
ああ、それならご案内しますよ。
濡れても文句言わないでくださいね。ふふっ、ちゃーんと夕飯食べ終わるまで待っててあげますから。
[どうやらジムゾンが自分の事を覚えている事に気がつき、そうして気まずかろう、そうだろう、それはこっちもだ。という気分を笑みに変えて、>>70の言葉に返した。
にこにこと、敢えて昔街で顔を合わせた時の様に笑って]
[子供時代に送った美しい日々の事を思い返しては、
何か歎かずにはゐられない気持ちになって、アルビンは哀れな優しい溜息をした。
そう、自分の一生のうち二度と来ない夢の世界の恍惚に浸っていた。
こんな素晴らしい日々がずっと続けばいいのにと願ってしまう。
けれども、今夜の嵐に、折角摘み集めた抒情の香りも堤の花も散らされてしまうのだろう。*]
[そうして食事を終え、ジムゾンを連れて教会へと向かうだろう]
お久しぶり、神父サマ。よく黙っていてくれたわね、あたしは嬉しいよ。
雨が降って身体冷えたっつーなら、あたしが人肌であっためてやるから、取り合えず文句言わずについて来なさい。
[いらんと言われるであろう事を言いつつ、久々に素で話せる人に会えたせいか、嵐が来るというのに女の足取りは軽かった]
[人の考えや言葉なんて二度と信用してはいけない。
聖職者に属したというのに、女の考えはこんなものだ。
けれども、ジムゾンなら何となく大丈夫じゃないかと、それは淡い期待にも似た様な事を女はひっそりと考え、教会までの帰路へと向う]
神父 ジムゾンが「時間を進める」を選択しました。
/*
実は素の口調打つのが楽しい。けど難易度高い。
シスターモードは割と普段からやるタイプなんで問題なく、ストレスもなく。
業務連絡です。
皆様、ご協力感謝致します。
22:00、5分前となりました。
カタリナさんの姿が見えませんが、予定通りコミットさせて頂きたいと思っています。
行商人 アルビンが「時間を進める」を選択しました。
行商人 アルビンが「時間を進める」を取り消しました。
[内なる衝動を歯を食いしばって耐えながら、家路に急ぐ。
どうするか…は知れたこと。
では誰を…となればその選択肢は限られる。
一番胸がいたまないのは、かの神父だろう。
私には縁もゆかりもない存在だ。だが、彼の寝床は教会。そこにはシスターもいるだろう。気づかれれば私はもとより、私をよく知る者たちへも懐疑の目が及ぶ。
カタリナ、オットーはさすがにはばかられた。
衝動に駆られ勢いでできる相手ではない。
…決心が必要だ。ならば]
あのね……
[誰を…とは告げることはできなかった。
けれど視線の先にあるのは一軒の家。そこの住人は傍らの彼とてよく知った者のもの。彼にとって思い出深き幼なじみの家だった]
>>80
ええ、頑張ってください。調子こくとどうなるか、その身を持って知ってくださいね?
[クスクスと笑いながら女はジムゾンの食事を眺めただろうか]
/*
いちいち返したらアレかもーという事で、ここで投げる。ジムゾンさんかわええのぅ。
行商人 アルビンが「時間を進める」を選択しました。
あらーら、ツレないのー。
あたしだって、一人寝が淋しい時もあるのにー。
[>>81の返しに、少しばかり弱い女みたいな声を出してみる。
客ならころっと騙されてくれるが、さすがに昔馴染み相手にだと笑いしか出てこない。
堪らず噴き出して、星空なんて見えない暗い空の下、ジムゾンを振り返る]
─ 帰り道 ─
[アルビンを伴って家路へと向かう。カタリナがどうするかはわからなかったが、呼ぶにしても少しばかり片付けをしなければならないだろう。散らかってるとまではいかないまでも、見られたら恥ずかしい物くらいはあったかもしれない。
『来るなら雨が降る前にね』とでも告げてから出たことだろう。
道すがら酔っているのもあったのだろうが、傍らのアルビンはいつに増して機嫌がよさそうだった。>>75
機嫌といえばオットーもそうだったか?>>62
自分のおかげと言われた時は少しびっくりして……少し気恥ずかしかった。内心あわあわしたせいか彼の顔はちょっと覚えていなかったけれど……うん、きっとご機嫌さんだった]
変わんない、か。けっこー変わったんだよ、これでも。
街から逃げる前は、やっぱガキだったからさ。カンタンに、ちょーカンタンに人の甘い言葉信じちゃったりしたし。
……今はそんな事、しないよ。つーか出来ない。
ま、アンタの言葉なら信じられる気はするけどね。
[街で商売をしていた頃に流行った、愛しい誰かを想う歌なんて小さく口ずさみながら、踊る様な足取りでジムゾンを教会まで案内しただろう]
ちゃんとした寝床作りますね、神父様。
[そうして協会に辿りついた時、強い風に阻まれながらも木製の扉を開けて、ジムゾンを中へと案内する。
リーディアと呼ばれた娼婦の顔から、この村の修道女フリーデルの顔に戻って]
業務連絡です。
大変お手数をお掛けして申し訳ありませんでした。
無事、全員が「時間を進める」を選択している状態となりました。
2013/09/16(Mon) 22:30:00更新される予定です。(暫くの間お待ち下さい。)
[あの日、アルビンはパメラに言い聞かせたのだ、
「ひとりで山に行っては行けないよ、ひとりでは助けも呼べないのだから。森や山は危険なんだからね。」
幼い子供が一人で山や森に出掛けて万が一の事があったとしても助けは呼べず。
それなのにアルビンが気付いたのは……。]
― 深夜 教会の一室 ―
[今はフリーデルと云う名。彼女が用意してくれた寝床の部屋で、蝋燭がか細く揺らめく。
天は黒雲、花は嵐の中儚く散り往く、絶え間なく矢の降り注ぐ様な雨夜の音。
絶え間なく涙を流し続ける様な窓辺の近くで、バロック調を思わせる様古めかしいタロットが、十字を描く様な形で、五枚伏せられていた。
胸中で思い浮かべるは、年月を経ても若かりし頃を忘れてはいないらしき、馴染みの女性。
正直、アタリだと思わない。命懸けの役目に何をしていると云う気がしなくもなかったが。
彼女が本当に、あの頃の彼女のままなら良い。
そう思い、視やる真実は、期待や信頼から来るのか、或いはその逆なのか]
[十字を描かれた、本来並べるべきタロットの用法とは異なる、特別な配列を齎すそれらを視るべく、指先が動く]
Padre...(我らが父と)
Figlio...(其が神子と)
e Spirito...(聖霊の元に)
[上下、左右。中央に伏せられたカードを縛る、十字架を、ひとつひとつ剥がしていく。
そこから現れる真実。心に描く人物を示す、占術の視]
...... Santo ......(其の魂を示し給え)
[十字架に貼り付けられた、中央。最後のカードを開く時。
指先が何故か震え、開くのに微か時間が掛かった事を、知る者は誰もいなかった**]
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