565 【SF＆BBS風人狼騒動RP村】Sleeping Silver Sheep ④ ～ 銀色羊は＂狼月の村”の夢を見るか ～
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見物人達が村を立ち去りました。
美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする？
まずは何から始めよう？
どうやらこの中には、村人が6名、人狼が2名、占い師が1名、霊能者が1名、狩人が1名、妖魔が2名、瘴狼が1名いるようだ。
語り手 が「時間を進める」を選択しました
天のお告げ（村建て人）
■シルバー・メリー号へのご乗船、誠にありがとうございます。
本艦は、ただ今より１ｄに突入いたします。
地上の本参加者様も、墓下の見学者様も、
１ｄ以降の村の流れや進行に関しては、
ウィキ⑥進行中の日程と大まかな流れ
＋吊り・襲撃についての説明部分を、ご参照ください。
また、ウィキの『村にある施設』の折込内の以下の場所に、
新しい情報を追記しております。
１ｄに入ったら、探索して情報を入手することも可能です。
◆図書館
〇セイラ様や金狼の伝説にまつわる村の古文書
〇保管庫の奥の禁書棚にある過去の『議事録』
◆教会
〇教会の奥庭にひっそり隠されたように眠る少数の墓石達
天のお告げ（村建て人）
――― シルバーメリー号内/メイン・サロン ―――
それは、ホログラム・ゲーム『狼月の村』の
プロローグが終わり、
本格的に1日目に突入した瞬間だった。
無事にテストプレイの１ｄが開始されたことに、
ほっとしていた開発・運営スタッフたちは、
異常なことに気づく。
「え…？ ”瘴狼”って何？
こんな役職、今回のテストプレイの編成プログラムには、
なかったわよね？」
「どういうことだ？
今回の編成プログラムは、
村人と、占い師と、霊能者と、狩人と、
人狼３名と、狂人１名だけのはずだぞ？ 」
「今回は役職希望が無効だから、
プログラムが各参加者の脳をスキャンして、
一番適合性の高い役職を配分したはずなのに……」
天のお告げ（村建て人）
「ど、どうします？
また、何かのバグかな……
一旦中止して、再度やりなおしますか？」
スタッフスぺースが、
そんな突発事態で、慌てていた時。
「ま、まって。ゼラト氏からメッセージがあったわ。
テストプレイの中断や中止はせず、
バグがあってもそのまま進めるようにって…」
「そ、そうか。じゃあそうしようか…」
「……変じゃない？
この船はもう亜空間ワープに入っているのよ。
外部の通常空間とは連絡がとれないはず。
それなのに―――」
「どうして、乗船していないはずの
ゼラト氏からのメッセージが届くの？」**
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
お、落ち着こう。
PC①としては明らかに>>#1>>#2
スタッフルームに張り付く事態だし、
会社への不信感が一気にアップするぞ。
そしてDr.ウルズや上官の態度次第じゃ
裏切りコース一直線なんですが！？
少年 ペーター
[ただ、肉は一口も食べなかった。
教会の外では山盛りの食事が出るおかげで何か食べたりしないから、知ってる人多くないかもしれないけど
肉だけはどう出されても、例えしょんもりされようとも食べなかった。
理由を聞かれる事があったとしても
「野菜の方が食べたいんだ」とだけ返したかもね。
嫌い…かは分かんない
食べないようにしてるんだ。]
少年 ペーター
荷物持ちはごめん、これ届けとかないと！
ジムゾンさんへのよろしくだけ任されたー！
[カタリナとはそこで一旦お別れ。
急ぎ図書館に寄って、頼まれた諸々を置いて
(盗む人なんてこの村にはいないだろうし)
あ、僕お供え物も用意してないじゃん。
仕方ない、僕が食べる用に部屋に置いてる果物何個か持っていこう。
そうして僕はバタバタと祭壇へ向かった。
……何か心がざわつくのは、きっと気のせい。]**
神父 ジムゾン
―― 祭壇 ――
[皆が其々、するべきことを選び、動き出す。
オットーの申し出と、続く指示を聞くうちに、>>0:1247>>0:1249
こういうときでも変わらず聞こえる幼馴染の口調に、
動揺が少しずつ収まって来るのを感じた。]
ああ、助かる。
[手伝うという申し出に対する礼に
聞こえたかもしれないけれど、
実際の所、彼の動きの全てに対してだ。
儀式には、今年初めて顔を見る、
村の外の者も参加していた。>>1253
そのこと自体はよくあることで、
例えばニコラスも旅人だ。
その時まで言葉を交わす機会はなかったが、
倒れたゲルトに駆け寄り気遣う様子に、
心根の優しそうな男だなと、そう感じた。>>0:1253]
神父 ジムゾン
大丈夫、息はある。
[内心は安堵よりも不安の方が勝っているが、
半々くらいに聞ける声には、出来ただろう。
リーザが宿の準備のために離れ、>>0:1261
フリーデルもまた、動き出す。>>0:1264
頭を打たないよう受け止めた心算だったが、
確かに運ぶ前に確かめなければいけないことだ。
フリーデルに医術の心得があるのは知っている。
ゲルトを診るという言葉に、頼む、と任せた。
薬が宿屋にあるだろうということは、
日頃から体調の様子と、よく談話室にいること>>0:383>>0:384、
そしてそもそも、あの宿屋に行けば
大体のものはあるだろうという推測だった。
けれど、具体的に何が何処にあるかまでは知らない。
この二人が先行してくれるなら間違いないだろう。]
神父 ジムゾン
[道を歩くうちに、ふと――、
灯りの下にあるカタリナの手が、
震えているように見えた。>>0:1319
顔色もあまり良くないように見えるが、
どうだったろう。
いましがた起きたことは充分に異様だった、
動揺したとしても無理はないだろうと、そう思う。
――彼女の内心まで窺い知ることは、
出来はしないのだ。]
大丈夫か？
[そう声をかけてから、
いや、こういう声の掛け方だと、
大体の奴は大丈夫、って言うんだよな！ と
遅れて気付く。
それに、もし仮に調子が悪かったとしても、
灯りを持って先導を勤めてくれているのだ。>>0:1319
だから今は、それを汲むべきだと思い、
言い回しを変える。]
パン屋 オットー
ーー村内/儀式の夜ーー
[フリーデルさん曰く、動かしても問題ないということだった>>0:1265。
それならやっぱり眠れる場所へ移動かな、と言うことになる。
リーザとフリーデルが宿で準備をしてくれるらしい>>0:1261>>0:1265。
ベッドの方は二人に任せられるなら安心できるから任せることにして。
ニコラスさんが運ぶというのなら>>0:1294、強い意思を感じて。]
……わかった。任せるよ。
[わざわざ跳ね除ける必要もないのでそのまま受け入れる方向。
手を握って温める役はそのまま彼にお願いして>>0:1253、ディーターさんとカタリナが先導してくれるなら>>0:1310>>0:1319、自分はランタンを持って並走かな。
他に何が必要だろうか？ と考えてみるも何も思い付かなかった。*]
神父 ジムゾン
もし歩くのしんどくなったら、その時は言えよ。
これだけ人がいるんだから、
貸す手の一本や二本、そこら中にある。
誰かが倒れたなんかはときは、
自分も具合悪くなっちまうこともあるが、
お前さんが転びでもしたら、
先にすっ飛んでいった誰かさんが、
心配するだろうからさ。
[そんな風に、言葉を投げかけるに留めた。
カタリナとリーザの仲が良いことは、
見ていればそれは、知っている。
我ながらずるい言い方だと思ったが、
あいつの顔を思い出せば、
少しは気分が楽になることでもあれば良いと、
そう思って。]
【独】 少年 ペーター
/*
誰が狼なのかがちょっと楽しみです
という治療前で麻酔効き待ちで安心なのに久々の歯医者だもんで緊張で手が震える🐟の虚勢です()
神父 ジムゾン
―― → レジーナの宿 ――
[やがて宿へと到着すれば、
リーザとフリーデル、
あるいは他にも先に向かったものが
いるかもしれないが――
彼らによって、支度は整えられていたようだ。>>0:1262>>0:1274>>0:1278
ゲルトを運ぶのはニコラスに任せ、
手伝うべきことがあったなら無論手伝うが、
自分は先ずは、皆がどこにいるのかの把握に務めながら、
一通りの動きが終わったならば、
先ずは談話室に向かう。
気になるのは無論、ゲルトの様子だが、
あまり大勢が詰めかけるわけにもいかない。
診る者がいるなら、それを待つことにして、
先程起きた出来事について、漸く思考を回し始める。
近くに誰かがいたなら、言葉を交わすことも
あったかもしれない。]**
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
― メイン・サロン ―
……
[動作音だけが響く静かなコクーンの中。
ふ、と意識が戻ってくる独特の感覚。
混濁する思考が体に馴染むまで少しの間。
"こっち"側に戻って来たのを確認して
ゆっくりと目を開けた。]
………ふう。
[今回、自分がテストプレイヤーとして
ゲームの中で体験できるのはここまで。
あとは儀式のために残った「村人」
つまりメインプレーヤーたちの間で
本格的に"人狼騒動"が始まる―――というシナリオの筈だ。]
【独】 少年 ペーター
/*
こうなるとオットーに縁故投げる機会掴めなかったのは惜しいけどーー
とは思ったけど別にこれからでもペーターなら全然繋げる行ける行ける(軽
負傷兵 シモン
― 下山 ―
［神父の呼びかけとパン屋>>0:1249の号令で、女達>>0:1261>>0:1265は山を降りた。
シスターが予言者――ゲルトと呼ばれた青年――を診察している間>>0:1264は、少し離れたところで様子を見ていた。
ニコラスも担ぎ手に加わって>>0:1294、赤紫の男>>0:1310や羊飼い>>0:1319が先導に立ち、人々は夜の山道を足早に降りていく。］
俺は脚が遅いから、後ろから着いていくよ。
［誰に言ったか近くにいた者にそう伝え、祭壇の降り口から、宿へと急ぐ村人達の様子を見下ろす。
――ここまでの村人達の迅速で的確な連携と行動は、殊に感嘆するものがあった。今日のこの日まで、彼らはこの様にして互いに助け合い、暮らし合ってきたのだろう事は想像に難くなかった。
そしてそんな日常は既に崩れ去り、いずれ彼らも互いを疑い憎しみ合う事になるであろう未来に、虚しさと哀れみを感じた。
山から吹き降ろす風は顕になった襟元に入り込み、突き刺すような冷たさが喉元の痣を掴む。
寒風に乗って、何かの匂いがした。
――血と、獣の匂いだ。］
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
特に動作異常とかはなかったかな……
戻って来た時の記憶にも異常なし……
多少の倦怠感やラグは許容範囲、と。
[スタッフとしてプレイ中
気づいたことがあれば報告せねばならない。
忘れてしまわないように
ぶつぶつと呟きながらコクーンを出て、
会場内のスタッフたちの様子を窺えば
何やらざわついているのに気づいた。>>#1>>#2]
どうかしました？何かトラブルでも……
…え？
設定にないイベント……？
[設定されていないゲルトへの介入。
本来のプログラムと違う役職。
そして、届く筈のないゼラト氏からのメッセージ。>>#2
困惑するスタッフたちから、
驚いた表情でそれらを聞くことになったろうか。**]
シスター フリーデル
……やはり、かなり弱っているわ。
儀式や、あの預言が、
体に負担になったのでしょうね。
［ ニコラスが運んでくれていたなら>>0:1294
彼とゲルトが仲の良かったことを思い出して。］
シスター フリーデル
でも……
すぐに運んでくださったおかげで、助かったわ。
祭壇の傍で診た時より、
少し容態が落ち着いたかもしません。
ニコラスさんや、機敏に動いてくださった
皆さんのおかげですね。
ありがとうございます。
［ 気休めを言える状態ではないが。
少しでも、友人を案じる気持ちが和らげばと、
ニコラスがまだ傍にいるようなら、
温かな声をかけ、そっと微笑みかけよう。 ］
【独】 神父 ジムゾン
/*
もう1dだけど、時間あまり進めすぎない方がいいかなと思って一旦このあたりで止め…
勝手に動きすぎてないかドキドキするなすみません…
1dすることメモ
（表）
・夜の分回収
・探索（立場的に教会が良さそうかな？）
・リーザにお返事→役職CO（前半）
Pt足りなくなりそうなら探索の具体的な内容は後半に回すのもありかな…
（考えておくこと）
役職CO確認して護衛関連色々考えておこう
取りあえず序盤は▼▲避けた村側護衛が丸いだろうか（狼護衛すると襲撃担当が動きづらくなるだろう）
状況や投票的に大丈夫そうならペーターを中心に護衛したい。>>0:1347
占い師護衛しない理由付けについては、占い師の方から何か仄めかしがあれば乗るし、議論のターンでエア護衛を台詞で仄めかしておいて本当は別の人を守るとト書きで名言、っていう手もあるか（序盤に限る）
まあ、ここは2dから考えるので充分かな。
役職的に中盤くらいで落ちたいな～、のかまえ！（序盤でもいい）
シスター フリーデル
出来るだけの手は尽くしましたわ。
一先ず温かくして、なるべく安静に。
それから、少し水分や糖分や栄養を
口に含ませながら、様子を見ましょう。
意識を取り戻してくれると、よいのですけど…
［ ゲルトの容体を診、できるだけの措置を施してから。
周囲の人達に、
ゲルトの容体を案じる眼差しで、そう告げる。］
シスター フリーデル
［
治療師のようでありながら。
それ以上のことをしてあげられない
自分の両手の無力さに、
胸の奥が、苦しくてたまらない。
ああ、どうか……”運命”よ。
彼の魂を、連れて行かないで。
かつて幾度となく繰り返された、無力な祈り。
その時々と同じように、ゲルトの症状を治したり、
意識を取り戻せないことが……
悔しくてならず、ぎゅと唇を噛みしめた。］
シスター フリーデル
……皆さんも、おつかれでしょう。
談話室に疲労回復や、気持ちを落ち着けるのに
効果のある、
温かいハーブティーをご用意しています。
良かったら、飲まれてください。
昼間に宿に届けた、クッキーもありますから。
［ そんな声をかけてから。
お茶が冷めないうちに他の人にも配れるように、
談話室へ。 ］
シスター フリーデル
ジムゾンさんも、温かいハーブティをどうぞ。
……？ どうしたんです？
［ 談話室で、何やら思案しているような
ジムゾンを見かけたなら。>>12
そう声をかけて、
お茶とクッキーを差し出してみよう。］**
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
―現実：メイン・サロン―
[
広報部である自分のところにその報>>#1>>#2が届くまでには、開発に直接携わるスタッフに比べて、幾ばくかのタイムラグがあったかもしれない。
最高責任者のゼラト氏による続行のGOサインが出た以上、それに従うのがスタッフである我々の仕事だ。
テストプレイの参加者、見学者に動揺をもたらすことがないようケアしていくことが、コンシェルジュとして求められている。
この異常事態にゼラト氏から直接の指示があるのは、本来であれば頼もしくあるはず……けれど、それが本来届くはずでないメッセージであるならば。
動揺が走るのはむしろ、参加者ではなく主催であるスタッフ側。
このテストプレイに対しての――――さらにはゼラト氏に対しての――――不信感も生じる恐れがある。
]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
私はまず、スタッフ間での情報共有・連携に動いた。
広報部内だけでなく、私と同じようにログインしていたスタッフとも。
]
――――みなさん、『村』で何か異常は確認できましたか？
――――憂慮する点はありますが、まずはお客様に与えないよう。
――――なにか異常があれば、すみやかな共有・連携を――――。
[
そんな訴えかけを行ったが、それに対する反応はどのようなものだったか………。
]*
負傷兵 シモン
― 問わず語り①鳶色の瞳の君 ―
［その村は深い雪に覆われて、まるで世の中から見捨てられたようにして建っていた。
戦が終わり、故郷に帰る途中に立ち寄ったこの村で、俺は彼女とであった。二人は互いに出会った瞬間恋に落ち、あっという間に結ばれた。ウールで出来た立派な外套をくれたのも彼女だ。
そんな折、村に人狼が出た。
彼女は狼に魅入られていた。
俺は彼女を庇い続けた末に、絞首台に吊るされた。
彼女もその数日後、村に混乱をもたらした罪で絞首台に上がった。
でもそれで良かったと思った。
あの青く冷たい世界では、
痛みも苦しみも憎しみも無く、
人も狼も分け隔てなく一緒に居られたのだから。
この世界でならきっと、
二人で永遠に幸せに暮らせると思っていたから。］
負傷兵 シモン
［――全てが終わった後、目を覚ましたのは俺だけだった。
俺だけがあの青い世界から追い出され、
彼女の居なくなった世界に取り残された。
どうしてだ？神に何度も問いかけたが、
答えが帰って来ることはなかった。
――ああそうだ、妹が。
故郷には、まだ俺の帰りを待ってくれる人が居る。
ただそれだけを生きる糧として、
俺は故郷への旅路を急いだ。］*
【コンパニオン】 ラヴィ
ー レジーナの宿 ー
［ばたばたと騒々しくなる宿。
談話室からその音を聞く、茶色い毛玉が1匹。］
ぶっ
［看板動物…兎である茶色い毛玉。
普段はいったい何を考え
どこを見ているか分からぬ眼差しだが
今ばかりは、どことなく不安な様子で一鳴き。
同じく看板動物…猫である白い猫へ身を寄せ
ぺろぺろと舐める光景があったかもしれない。
茶色い毛玉は、白い猫と人間が大好きで
そして、とっても怖がりなのです。］**
羊飼い カタリナ
あ、貸すのは手の話か…
でもそっちも大丈夫です。
夜道を歩くことなんかいつものことだし
手のかかる羊たちは預けてるし…
〝迷える子羊〟は営業時間外ってやつですね？
［ にぃっと口端を上げてから前を向く
それから最後に小さく小さい声で
『ありがとうございます』とつぶやいた。 ］*
負傷兵 シモン
― 山道→宿まで ―
［列の最後方から、宿へ急ぐ人々を注意深く観察する。
見極めなくてはいけなかった。
この村に来てまだ数刻、見知った顔も僅かしか居ない。
圧倒的アウェイのこの状況で今後立ち回って行くには、村人逹の人柄、序列、人間関係…そういう情報を正しく知っておく必要がある。謂わば生存戦略だ。
だが、この現状でそんな事まで考えているのは、はおそらく自分だけだろう。
この8年で自分が見知って来た限りでは、人狼と一口に言っても色々あって、外からやって来た獣が誰かに成り変わっている事もあれば、元々人間として暮らしてた奴が、ある日突然"覚醒めた"パターンもある。
――今回は恐らく、後者のパターンだろう。
あの岩鳴きと白い光の後、島の空気が変わった>>13
かつての人狼騒動で感じたのと同じ、
なんとも言えないヒリつく空気だ。
だが、きっとこの村の人達は、もう"始まっている"事に気がついていない。そもそも、ここは狼を神と祀る島だ。狼と人との友好を信じる人々には、人狼が人を襲うという発想自体が無いのではないか。
そんな中で『恐らくこの中に人狼に覚醒めた者が居る』などと切り出したところで、村人達に響く事は無いだろうし、そのせいで変に疑われてまた首に縄をかけられる事があっては、あまりにもリスキーなのだ。
だから、見極めなくてはならない。
場の状況と、タイミングを。
己の目的を果たすためにも。*］
神父 ジムゾン
――そうか。
フリーデルが居てくれて良かった、
そうでなきゃ、運び込んで寝かせるくらいしか
出来なかったかもしれない。
[労いを込め、礼を言う。
彼女も先程のあの事態に立ち会った上に、
重病人の容態を見て、処置を行っていたのだ。
心労がかかっていないはずはないと思うのだが、
それでも、最初にすることが、
皆に茶と菓子を振る舞うことと来た。
差し出されたそれを一口飲んで、]
うん、美味いな、この……ええと、
ナントカって茶。
[不安は尽きずとも、今はそれを飲み下すように、
いつもの雑な言い方で、笑みを返した。]
少女 リーザ
カタリナ……！
［突進するほど距離がなかったため
そのまま抱きしめようと手を伸ばす。
"大丈夫？"
────いや、違う。
"会いたかった？"
────それはそう、なのだけど。］
神父 ジムゾン
ああ、ゲルトの事と、
あいつの話のことを考えていた。
実は祭りの前にも、
予言を授かった話を聞いていてね。
その時は、予言だろうと夢だろうと、
いずれにしても危険があるなら備えるべきかと、
そんな話をした。
今は――、
まだ分からないことだらけだが、
アイツがあれほど必死に伝えてくれた言葉だ。
もし何か危機があるなら、
出来ることは何でもしなきゃいけないと、
そう考えていたところだ。
[祭壇での体験、幻覚とも現実ともつかない、
此の世の物とは思えない光景は、
神の御業と予言の信憑性を感じさせるには充分で、
そういった観点から、信じて調べるべきだと、
そう語る事も出来ただろう。
けれど、『ゲルトが伝えてくれたから』調べたいのだと、
いまの自分は、そう思っている。]
少女 リーザ
………向こうで、ちょっと話さない？
［よくわからなくなって、困ったように微笑んだ。
指し示す先は2階。
2階にはバルコニーへ出られるところがあって
カタリナとは何度かそこで
仕事をサボりながら雑談したはずだ。
彼女がついてきてくれるならバルコニーへ移動して
真っ暗な外を見つめながら口を開く。］
神父 ジムゾン
確か、漁船が一隻残ってたよな？
朝になったら、何人か外に助けを呼びに行って、
村の他の連中に伝えたり、
ゲルトのために必要なものを調達してくることは
出来るんじゃないか？
[そしてこの神父、
予言の内容からいきなり外れたやり方を言い出す。
もしそれを誰かに咎められることがあったとしたら、
与えられた試練に人の子が、
あらゆる知恵を振り絞るということだ、と
けろりと言うことだろう。
――予言、神、金狼様。
考えるべきことは無論、其方方面にも山ほどある。
けれど、皆が手を尽くしてくれたお陰で、
ゲルトに対して出来る手当てを終えた今、
次に考えるべきことは、何かが起こり得るなら、
それに対する対処だと思った。]
神父 ジムゾン
それから、情報が欲しい。
予言には、古書のことがあったよな？
村の何処かに
そういったものがあるのかもしれない。
管轄的に、俺は教会を見てみようかと思ってるが。
[思いつく限りのことを挙げていく。
話していたときのこと、
ガタン、と窓枠が鳴り、思わず其方を見る。
大粒の雨音が窓を叩く音が、
ぽつり、ぽつりと鳴り始め、
俄かに雨脚は強くなり始める。
外から、びゅう、と風の音が聞こえた。
船を出すなら天候は荒れてほしくないのだが――、と、
間の悪さに歯噛みする。]
旅人 ニコラスは、語り手 を能力（占う）の対象に選びました。
神父 ジムゾン
[一度席を立ち、談話室の片隅にある紙束を持って来る。
ここに集う村人たちの会話の記録書のようなものだ。
ゲルトが言っていたことは、確か――
記憶を辿り、彼の先程の言葉と、>>0:1207>>0:1208>>0:1209>>0:1210>>0:1211
祭壇を訪れる前に聞いた話、 >>#0:21
その両方を書きつけておく。
忘備録のようなものだった。
祭壇での予言は皆が聞いたが、
祭りの前に聞いた『人狼』の話は、
ゲルトはどれだけの相手に話していたのだろう。
彼が倒れたこの状況で、
更に不安を煽ることはしたくない。
だから、此処にこのようなものを書いたということは、
皆に今伝えるような心算はないが、
もし似たようなことを考えて
記録を開いたものがあったなら、
記憶の助けにはなることも、あるかもしれない。]
神父 ジムゾン
――不安なのは皆一緒だろうから、
あまり騒ぎ立てるのもどうかと思っている。
少なくとも今日は、
ゆっくり寝て休むのも必要、だな。
[そのようなことを言いながら、]
あ、言っとくけど、
それは誰かさんもそうだからなー
[と、放っておけばまた誰かの世話を焼きに行き、
うっかりすると自分の睡眠まで忘れるのでは？
なんて思ってしまうな、
目の前に何処かの誰かに向けて、
口調を和らげ、そう言った。]*
【独】 旅人 ニコラス
/*これから朝離脱した以降に増えた発言を読みにいく予定です。
その前に現時点の役職予想を。
占い師：ニコラス（確定）
霊能者：ジムゾン
狩人：ディーター
おいおい、これが当たっているとしたら、むっさい村側陣営だな！？
カタリナは何となく人狼っぽい気がする。
あと気になるのは、オットー＞クララかしら。
少女 リーザ
ラートリーにデザイン頼んで掘ってみた！
私のはカタリナのイニシャル。
…あ、ちなみに。
こっちを私が持つことは確定ね？
［悪戯っ子のような笑顔でペンダントを渡そうと。
まさかカタリナも木彫りのものをくれると思ってなくて
あのときちょっぴり驚いていたのは内緒の話。
さて、もらってもらえたかな？］
【独】 ならず者 ディーター
/*
どんどこどん 苦手な役職推理が始まりました。
誰が何なんでしょう！私は素村です！
うーーーーーん…リーザが瘴狼で、カタリナに刺しにいってるのはある？ありそうかな。
瘴狂は強縁故で結ばれて欲しいと思うんだ。
おじさんは困った時の逃げ場ぐらいに思って欲しいので、ちょっと温泉水を足して濃度をゴリゴリに薄めような
【ガーディアン】 スノウ
―― レジーナの宿/談話室 ―――
［ 不安そうに一声鳴いた］［茶色い兎に］
［ぺろぺろ］［毛を舐めてもらえば>>23］
［ありがとにゃ、ラヴィ。］
［スノウも大好きにゃん！］［と、お礼をするように］
［白い猫も］
［茶色い兎の耳を、優しく舐め返す］
【ガーディアン】 スノウ
［心優しくちょっぴり怖がりの］
［もふもふの相棒が］
［少しでも］ ［安心できるように］
［ゴロゴロと喉を鳴らして］
［すりすりん寄り添うにゃ！ ］
【ガーディアン】 スノウ
［談話室の一角］
［白い猫は、碧い瞳で］
［じいいっと見守る］
［猫や兎をひともふしたいと、
もふもふクライシスを熱く語っていた
ジムにゃん>>0:14。］
［白猫を目線で探してくれていた
陽気なヨアにゃ>>0:48。 ］
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 仕立て屋 エルナ
＞2022/10/04(Tue) 15:21:24
［虫よりも足が少ないことや、
人語を喋ることに驚きつつ、
撫でてくれた、竹富豪のエルにゃん。］
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 仕立て屋 エルナ
＞2022/10/06(Thu) 13:35:05
［ ごろんと転がったもふもふの腹毛を、
撫でてくれた、アリスにゃん］
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 旅人 ニコラス
＞2022/10/04(Tue) 22:22:08
あやしいやつを見ていないと教えてくれて、
ありがとにゃ！
［ なんだか、ちょっと美味しそうな……
小動物の匂いがする気がしたのは、
きっと気のせいにゃんね？ ］
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 旅人 ニコラス
/*
秘話＞2022/10/07(Fri) 07:43:01
見逃しており、申し訳ありません。
はい、そういったアドバイスのようなことは、
メモでお伝えいただいて大丈夫ですし
村建てから伝えた方がよさそうなことがあれば、
お伝えしますにゃ。
エルナさんはちょっと体調不良もあられるようなので、
ご様子を拝見しつつ、
ご提案くださったような動きやすい方法を
お伝えできるようにしてみますね。
その前のヨアヒムさん関連のご提案
2022/10/07(Fri) 07:07:11も含め、
色々ご配慮くださって、ありがとうございます。
【ガーディアン】 スノウ
[ パトロール中に、声をかけて撫でてくれた
綺麗で優しいラトにゃん>>0:165 ]
［ 猫ふんじゃったの歌をピアノで弾いて
歌ってくれたリナにゃ>>0:534>>5>>0:536］
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 羊飼い カタリナ
＞2022/10/05(Wed) 20:16:22
にゃっ！？
にゃはははっ、面白い猫の歌にゃね！
［ 白い猫は容赦ない猫歌に、
もふもふの腹毛を揺らして、大笑い］
【ガーディアン】 スノウ
[シルバー・メリー号が生まれて以来]
[話しかけてくれた、たくさんの声を]
[撫でてくれた] [あたたかな手を]
[ワタシは] [ＡＩなりの愛で]
[ ” 愛する ” ]
[そう設計されたから]
[そして] [ワタシは] [”ガーディアン”だから]
【ガーディアン】 スノウ
[だから］
[ふわりと尻尾を揺らして]
[くるりと碧い瞳を瞬かせて]
[りぃんと涼やかな鈴の音を響かせて]
[シルバー・メリー号の船内を]
[今この時も、笑顔で歩き見守る］
[セーラー帽をかぶった」
[本体の白い猫も]
[ゲーム内の談話室で]
[置物招き猫よろしく］［大人しく見守っている猫も］
【独】 少年 ペーター
/*
ペーターの心境を考えるならフリーデルかジムゾンをおいでおいで(隷属化)したいところだけど
そこ2人が素村な訳ねぇ(偏見)と思ってもいるからどうしよう(真顔
悩んだら仲間に相談する
それよりも早くロル書きたい(出先で書けぬ
負傷兵 シモン
［山道を降りる間にもう一つ考えていたのは、先程のゲルトの予言に出てきた"金の星の従者"という言葉。
これまで見聞きしてきた中で、人間が勝手に狼に魅了され、狼の意志とは関係なしに協力する"狂人"と呼ばれるケースはあったが、明確に『従者』と呼ばれたものはこれまでなかったはずだ。
言い方の違いか、これまで見てきた狂人と何か異なる特徴があるのだろうか？
あと解らなかったのが、『父なる金色の獣』とか『母なる従者』とか『金色の獣の子孫』とか。まあこれは村の伝説をちゃんと調べれてない己の不勉強のせいなので、後でニコラスに聞いた宿の図書室>>0:1142を調べてみよう。
そんな事を思案しながら、皆より一足遅れて宿に着いたちょうどその時、大粒の雨がポツリ、頭を濡らす>>38］
おっと、時化てきたか……
［外で話し込んでいた娘二人>>43の後に続いて、急いで宿の中に入った。
濡れた外套を軽くはらう。
随分歩いた。図書室なり談話室なりに行く前に、
まずは自室に帰って一息ついてからにしよう。］**
ならず者 ディーター
─ 記録・未だ男湯で ─
［こんな口頭でペラペラ話しているけれど、果たして相手が覚えていられると思っているのだろうか。──いや、思っているのだろう。
もし、「覚えられるわけがない」と言われても、自分は風呂でゆっくりしていて、紙もペンも無ければ、ここでは使えないわけであるからして。
しかし、目の前の神父は要点だけを頭の中で抑えていったようだ。>>0:1170
ディーターが、彼がそうしていることを知る由はないのだけれど。］
おう。
［素直に礼を言ったジムゾンに、軽く頷く。
憎まれ口を叩きはするけれど、それはある程度の気安さからくるものだろうと理解しているつもりだ。
まあ、そうじゃなかったらそうじゃなかったで普通に落ち込むけれど、今みたいに素直に礼を言ってくれることもあるわけだし、子供の頃に聞かせた丸暗記の知識に、彼はすごいな！と目を輝かせてくれたりもしたわけだし。
転ぶなよ、と言えば、お前もなーといった調子で返ってきた声に、見えていないだろうけれど片手を上げて返事をした。寝ても今なら大丈夫！だって自分以外の人間が二人もいるからね！──とは流石に言わなかった。］
ならず者 ディーター
［本当に、ジムゾンがひょっこり帰ってきたときは心底驚いて、彷徨える魂が金狼様のお導きで帰ってきたのかと本気で思った。
何とは言わないが、飲み過ぎ？と思って、思わず手元の飲み物を見たりもした。
きょとん、とした様子のジムゾン>>0:1171に、まさか自分が死んだことも分からず、健気に帰って…？などと思ったりもした。
少し涙目になりながら、ジムゾンの肩を叩いたら、普通に触れた。
安堵と困惑となんだか悔しい思いがない混ぜになって、一歩間違ったら、そのまま「生きてんじゃねえかー！！！」と半ば奴当たりのようなバックドロップを食らわせるところだった。］
お前サン、こっちで死んだことになってンぞ。
［とその時にディーターが教えたのだったか。
その際、先にオットーと会ったと聞くことができたなら、「そりゃ仕方ない…」とディーターも頷いただろう。*］
ならず者 ディーター
─ 現在・祭壇→ ─
［ジムゾンとオットーが運ぶのかと思ったが、ニコライに替わるらしい。
ニコライとゲルトは仲が良かった。だから、きっと自分が運びたい、と強く思うのだろう。それが、声音にも表れていたように思う。>>0:1294
自身の横に並んだカタリナが、牧杖で浮き石や障害物を払うのを横目で見る。
ぼんやりと広がるランタンの灯りに照らされている彼女の、杖を握る手が僅かに震えているように見える。
空いているはずの手はローブをキツく握りしめていて──少なくと、ディーターにはそう見えた──、何か声をかけようかと口を開いたところで、ジムゾンが先に声をかけた>>9ので、じゃあいいか、と口を噤んだ。
村のならず者が何か言うよりも、村の神父が何か言った方が安心感が違うだろう。
寧ろ、ここで村のならず者が何か真面目なことを言い出したら、それこそ──ああ、そうか。
合点がいったように、ひとり頷く。
それは周囲の人間から見るとかなり不自然な光景に見えただろうけれど。］
ならず者 ディーター
─ 現在・→レジーナの宿 ─
［レジーナの宿に一行が到着する頃。
宿の扉を開いてニコラス達が中に入るのを見届けると、自分はそのまま入らずに扉を閉めた。
ハンマースペースなんて便利なものはこの世には存在しないので、手に持ったままの空の酒瓶は捨てに行かなくてはならない。
祭りの喧騒が嘘みたいに消え去った村の中を見て、日中とは真逆の騒がしさを持っているであろう、レジーナの宿を見やる。
祭り期間だから、と設置されたゴミ箱に、もうなんの役にも立たない酒瓶を放り込んで、ディーターは一旦自分の家へと戻った。］
ならず者 ディーター
［薄暗い家の中。部屋を照らすためのランプを手探りで探そうとして、自身がまだランタンを持ったままであることに気が付いた。
それに自身であきれながら、誰も居ない部屋の家具と家具の隙間を縫って、キッチンの方へと向かう。
ガチャガチャと音を鳴らしながら、棚の中にしまってあった酒瓶を何度も取り出す。
そのうちの一本を開けると、中身の半分を一気に呷った。
ふわついた感覚が一気にのしかかるようなものに変わり、視界が歪む。
脚の力が変に抜けて、足元がもつれる。雪崩かかるようにして、リビングテーブルに向かって転んだ。
ぐるぐると、アルコールが回る感覚がする。
平衡感覚を失って、自分が実はまだ立っているのか、それともすわりこんでいるのか、はたまたいつの間にか倒れ込んでいるのか、わからなかった。］
ならず者 ディーター
［ゲルトは選ばれたのか？──誰に？
金狼様に選ばれた？ゲルトが？まさか。
頭を支配し始めた考えに、ああ、こんなことなら最初からもう少し酒を入れておくんだった、と後悔する。
ついさっきまで考えもしなかったことが、思考を支配し始める。
ぐるぐると、執拗に思い返される幼少期に、気分が悪い。
頭に浮かんだ可能性に、羨ましい、と棒切れを握った少年が男の袖を引く。
なんで今出てくるんだ。もっと後にしろ。
それか、頼むからもう消えてくれ。］
やめろ……それは夢だ…
“夢”…なんだ…
［泡沫に消えるような、甘い夢だ。
夢でしかないのだ。どんなに信心深く祀っても、伝承は伝承。
セイラ様のように、選ばれる日がくることはないだろう、と。
だけど、それで一向に構わなかった。構わないから、全部流すみたいに浴びるように酒を飲んだ。］
ならず者 ディーター
［酒はいい。思考が鈍って、意識が曖昧になって、物事を判別する境界線がぼやける。
そうしたら、余計なことは考えなくていい。煙草も一緒に吸えば、それはもう、心は風ひとつない湖の水面のようになる。
それでも夢を見ていたんだ。
大人になっても、夢を諦められない青臭い大人みたいに。
ゲルトが倒れて、村の人間は皆一様に心配している。
自分だってそうだ。心配している。目が覚めて欲しいと思う。そうだとも、心配なのだ。
それに嘘はない。偽りではない。断言できる。
──なのに、ひょっこり顔を出す幼い顔を払いのけるように、倒れ込んでいた身体を起こした。］
ならず者 ディーター
［ゲルトがふらふらになりながら、自分達に伝えた予言の中身を噛み砕けないでいる。
なぜ酒を思い切り入れる前に噛み砕かなかったのか。そんなこと言っても、後の祭りだ。
金色の獣が金狼様なのはわかる。
ならば、一人の従者はセイラ様に相当する人物だろう。
ええと──ああ、わからない。
図書館の保管庫を──今なら、禁書棚を読んでも誰も怒らないだろう。
ならそこを──ああ、待て。さっき酒を入れたところだ。
抜けるのを待たないと、片っ端から汚損させる可能性がある。
そもそも、他の面々とどうするのか話す必要もあるだろう。
──ガタン。
唐突に窓が鳴って、驚きで肩を震わせる。］
ならず者 ディーター
［窓の方を見ると、ぽつ…ぽつ…と大き目な雨粒が窓ガラスを叩き始めたかと思うと、一気に雨脚を強めた。>>38
外から、びゅう、と強く吹く風の音も聞こえる。
最悪だな、と温泉でニコラスと交わした言葉を思い出しながら、そう考える。
天候が荒れたのが向こうについてからだといいのだが、とぼんやり考えて。
さっき開けた酒瓶を飲み干したら、どん、と机の上に空のそれを置いて、まだ未開封の酒瓶を持って、とりあえず宿に戻ろうと思ったところで──床に突っ伏した。*］
神父 ジムゾン
[近くを歩いていたから、カタリナの様子に、
ディーターも殆ど同時に口を開きかけた様子は見えた。>>56
いや、抑々、長い付き合いだ。
見えなくとも、きっとそうすると思っただろう。
けれどディーターの方は何を言うこともなく、
口を噤む。
タイミング被っちまったな…とは思いつつ、
何かを思案するような頷きに、首を傾げた。
色々なことがあったのだ、
誰だってあれこれ考える――と、
何かを尋ねようとすることは、なかったけれど。
けれど、先程起こった出来事は、
どう考えても金狼様の伝承に纏わる変事だ。
そういうときに自分が頼りにする相手は決まっている。
言葉には出さなかった無言の信頼が、
――きっと、何処か、
酷くすれ違ったことを考えているとは、
想像することも出来ずにいる。>>56]**
旅人 ニコラス
[ディーターが照らす先>>0:1310にある浮石や障害物を、カタリナが牧杖で払ってくれた>>0:1319おかげでとても進みやすかった。
でも、先ほど場違い感を怖れた羊飼い>>0:1316に気づいていたなら、村出身じゃない僕もいるし！ 今日来たばかりの湯治客>>0:1221と声をかけられただろうに。残念だ。
ジムゾンとオットーが道を照らしてくれるから、何の支障もなく歩くことができる。
先に宿屋へ戻ったリーザ>>0:1261とフリーデル>>0:1265は、きっと抜群の連携でゲルトを受け入れる準備を整えてくれるだろう。
友人の容態を考えただけで不安に心を奪われそうになる自分には、手助けしてくれる人たちの温かさが沁みた。]
……。
[だから宿屋の明かりが見えてきたときには、安心したあまりため息が漏れる。]
少年 ペーター
[だって、両親が僕だけ残して行ったのは
この村ならきっと安心だと思っての事で
それなのに、どうしてこんな
いやでも、三頭の獣と言っていた
もしかして、母さんは───]
シスター フリーデル
―― 談話室 ――
［ お茶とクッキーを受け取ってくれたジムゾンに>>31
問われるまま、ゲルトの容体を説明して>>17]
最初ゲルトに駆け寄って
運ぼうとしてくれたジムゾンさんのおかげも、
ありますよ。
早く運べて処置もできたので、
一先ず容態は悪化してはいませんもの。
［ おつかれさまを返すように、微笑んで。］
シスター フリーデル
ええ、美味しいハーブティーでしょう？
アップルミント・スイートマジョラム・メリッサ
ローズ・リンデン・ラベンダー・カモミール
そして……隠し味に、
スレイプニアの葉と実を少々。
［ まるで呪文のように、謳うように
ハーブの名前を唱える。
女がこの村の人たちのために、
”緑の親指”で育てた、愛し子たちの名だから。］
シスター フリーデル
この『狼月の村』のために、私が調合した、
特製のティーです。
よく教会のバザーや、
狼月祭りで売れているんですよ。
気持ちと頭が落ち着いて、
体が健康になり、安心できる効果があるの。
［ 教会の大事な収益源のひとつなので、
覚えておいてくださいな、と。
少し不安の色も滲むような彼の顔色を見つめて>>33
こんな状況だからこそ、敢えて笑って見せる。 ]
シスター フリーデル
［ ちなみに、ちょっとアレンジを
シンプルにした廉価版は、
よく教会のお茶の時間に、ジムゾンやペーターにも
淹れていたりする。
教会の庭でひときわもっさもっさのぼうぼうに
育ちまくっている、スレイプニアの葉の
特に爽やかですうっとした清涼感のある風味には、
ジムゾンも覚えがあるかもしれない。 ］
シスター フリーデル
……ああ、
ジムゾンさんも預言のことを聞いていたのね。
私も……ゲルトから、聞いていて、
信頼できる人には話して、備えるべきだと助言を。
”助けてもらえないか”とまで
頼ってくれていたのに……。
［ 助けを求める金色の髪の記憶>>0:1008
ぼんやりと重なり揺れる二つのそれに、
自分の無力さを悔やむように、
いつもの癖で、ぎゅっと唇を嚙み締める。］
シスター フリーデル
そうですね、ゲルトがあんなに必死に
伝えてくれた預言ですもの。
本当に”人狼”の災厄が村を襲うとしたら…
今度こそ、預言を生かして、
ゲルトと村を救えるように、しないと……
ゲルトさんのためおお薬や物資を、
船で求めにいってもらえないか、
誰かに頼んでみましょうか。
［ 出来ることは何でも、というジムゾンに>>35>>37
同じ気持ちで、こくりと強く頷く。 ］
シスター フリーデル
ええ、何か情報が得られれば。
古書……教会の？
［ ジムゾンの考えに耳を傾けていた女は>>38.
ふいに、あ！と、小さく叫んで。
ちょっと恥ずかしそうに、口元を片手で覆う。］
……教会の古書のようなものなら、
私、掃除のときに見つけたかもしれません。
［ 教会中の掃除をする習慣のある
女ならではか>>0：579
告げるべき数瞬の躊躇うような間のあと、
深い水色の瞳で彼を見上げて、そう囁いた。 ］
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
― 混濁した意識の中 ―
[
視界が、そして世界が、傾いた。
さらに言うならば傾いたのは世界だけではなく、
信仰も同様であった。
否、信仰の傾きの方が深刻だった。
決して褒められるような敬虔な信者ではなかったが、
友や神父様の助けもあって、
教会で多くを学び、いくつもの聖書の噺を覚え、
信じていたのだ。
信じていたかったのだ。 ]
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
第一の予言は告げる。
―――”人狼”の災厄の訪れを。
第二の予言は呼び掛ける。
―――血を受け継ぐ子孫たちを。
第二の予言は警告する。
―――三頭の金色の獣と、一人の従者の存在を。
具体的な数を以て警告した獣と従者と違い、
呼びかけられたのは不特定多数を示す子孫たち。
第二の予言においては
前者は滅びの運命を継承した金色の獣、
後者は金色の獣の血を受け継ぐ子孫
と表現された。
第一の予言においては
これから起こるのは人狼の災厄である
と告げられている。
滅びの運命を継承したが故に災厄を齎す存在、人狼。
ならば、運命を継承していない子孫は。
]
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
信仰とはある種の心の拠り所だ。
村の守り神 金狼様
選ばれた御使い セイラ様
信仰の対象であり、今の村の礎となられた方々。
しかし、第一の予言と第二の予言と
照らし合わせるならば、
これまで救い主と信じて崇めていた存在は……。
それどころか自分達ですら―――。 ]
シスター フリーデル
［ けれど、ジムゾンが、談話室にある紙束に、
記録を付け始めれば>>39
女の瞳からすうっと感情が失われ、
カルデラ湖の水面のように、
ただ周囲の景色を反射して、微かに揺れる。 ］
シスター フリーデル
［ もしも、この村に
人狼の”災厄”が本当に訪れたなら。
その記録書のようなものが、
"議事録”と呼ばれるだろうことを、
女は良く知っていたから>>0：663
彼が書き終えるまで、
支えの杖を、細い指先でぐっと強く握りしめて。
右脚が震えそうになるのを、堪えた。 ］
【独】 シスター フリーデル
/*
ペタくん、しょうろうさん、了解です。
なるほど、お肉食べないとか、
泣きながらお母さんに置いて行かれたとか……涙
旅人 ニコラス
[突然頭の中に誰かの声が響いたような気がして、ふるふると首を振った。幻聴としか思えないそれを振り払うように。
フリーデルの呼びかけ>>16が届いたのはその直後。今自分がいる”べき”現実に引き戻してくれたような気がして、左の拳で目をぐいとこすった。]
いえ、宿屋にすぐ戻ってこられたのは、道を照らしたり障害物を除けたりして、歩きやすくしてくれた皆さんのお陰です。
僕はな――
[”何も役に立ってはいません。”
そう言いかけようとして、いやこんな後ろ向きな発言をしたら、迷惑をかけるだろうと思い直した。]
い、いいえ！ な、なんでもありません！
ありがとう、そう言ってもらえると、少し落ち着きました。
[柔らかい笑みを浮かべながら、フリーデルや、もし他にもいるならその人の前で”いつものニコラス”たろうと努力する。]
旅人 ニコラス
[ゲルトへの手当てを最後まで見守って、今後の対応>>17を頭の中に叩き込む。いざというときに、フリーデルの手を煩わせないように。
ふと視線を向けると、シスターが唇を噛み締めていた>>17。もしかしたら、ゲルトが意識を失ったままであることに責任を感じているのかもしれない。倒れた友人に対して何もできない自分に歯がゆさを感じていた身である故に、そんな発想が浮かんだ。]
フリーデルさん。あなたこそ、無理をして倒れないようにしてください。
でないと、あなたの心の花まで枯れてしまいますよ。
[フリーデルの前で祈りの形に組んだ両手を、”ほら！”と言いながらぱっと開くと、小さな麻袋が現れた。]
この前入手した新しい薬草です。どんな効能かは、育ててみれば分かるでしょう。お土産です。
[そう言いながら、差し出した。**]
【秘】 神父 ジムゾン > 【ガーディアン】 スノウ
/*
進行中お忙しいところ済みません、
教会の設定について相談です。
村前のwikiでは、墓石の"Requiescat In Pace"から
ゲルトのロル的にも教会はキリスト教かな…と思いつつ、
金狼様が崇められている村ですし、みんな礼拝に来たりもしますし、
ふわっとさせるようにはしていたのですが
（キリスト教の影響がある金狼様信仰、みたいな）
本日追記されている教会の情報の部分と自分のこれまでのロルが色々齟齬ってしまうような気もしており、
（教会はキリスト教で、金狼伝説の外側にいたような感じ）
今のところ、歴代の関係者とは違い自分は村出身で、
父親の代辺りから歴代関係者のスタンスとは代るようになった――
みたいにしておけば齟齬は修正できると思うのですが、
勝手にそのあたりの設定を加えて良いものか悩んでいます
（wikiから読み取るべきとは思うのですが、
村設定とも関わるところかと思い質問させていただきました。
自分の事前の読解力不足のせいで色々申し訳なく…プロでもちょっと悩んだので、事前に相談させていただければよかったかー…）
【独】 神父 ジムゾン
/*
なるほどペーターとニコラスか～
ニコラスは昨日の過去設定と、ゲルトとの縁故からありだな…とは思っていたけど、ペーターはびっくりだ！
フリーデルはプロで爪牙とかロルにあったから赤ありかなと安直に思っていたけれど、どうだろう…
ならず者 ディーター
─ 記録・愛らしい少女 ─
［リーザはすくすくと成長し──こう言うと年寄り臭いが──、二日酔いを知る立派な(りっぱな？)レディになった。
頭痛に効くハーブティを淹れてもらった回数は、とうに両手では足りるまい。
彼女に自分のゲロを処理させたことがないことだけは祈りたいものだが。
ハーブティーを飲んで、少し回復したら「よし！」と言わんばかりに再び飲酒すると、最初こそ愛らしく「なんでそんなことするの！」とぽかぽかされたりした──これがまあしっかり痛くて、可愛らしく怒っているのがわかる──が、最近はもう諦めたのか、「またぁ？」と返ってくるようになって。
それに「これが一番なんだよ」とロクでもない返事をお返しする。］
ならず者 ディーター
[リーザは昔から知る少女だ。
「お前サンがおしめしてるときから知ってる」なんて言ってからかったことも、もしかしたらあったかもしれない。
ディーターはこの村全体を大きな一つの家族のように思っている。
それは、自身の父から常々言われてきたことでもあったから。
この村は大きな一つの家族でもあるのだ、と。
だから、リーザのことは歳が離れた妹のように思っていた。
無論、リーザだけではなく。他の村に住む面々の事こともそう思っている。
そういう理由があるから、リーザが大きな声を出したときに「あ、わかっててやってんな」と思っても、後ろからドーンとぶつかってきても、妹が悪戯しにやって来たような感覚で。
たまに反撃だと言わんばかりに、リーザのくすぐったりしたかもしれない。*]
シスター フリーデル
そうですね、あまり騒いで
みんなを不安にしたくはありませんわ。
……あら、どなたのことかしら？
普段はちゃらんとしてるくせに、
こういう時だけいきなり、がっつり責任感に溢れて、
一人で全部まるっと引き受けようとしそうな
誰かさんに。
そっくりそのまま、お返ししましょうか？
シスター フリーデル
［ 内心では、自分も不安や疲労が
あるかもしれないのに>>33。
おくびにも出さず、ゲルトや村のことばかり
考えて動こうとしている男に。
女は水色の瞳を少しだけ心配そうに深めて、
くいっと片眉を上げて見せる。
私のことなど―――…
どうなろうと、いいのだ。
私の残りの人生は。
この”狼月の村”に、捧げると決めている。］
シスター フリーデル
……ジムゾンさんが教会に行かれるなら、
私も、同行させていただいてもよいですか？
さっき思い出した、
教会の古文書みたいなものを
確認しに行こうと思います〕
［ だから、ジムゾンにそう頼んでみよう。］**
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
/*
>>0:1333>>0:1334
ぺったんのCO見て「わあ」ってなってしまった いやプロからあからさまに不穏だったんだけどよ
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 神父 ジムゾン
/*
ご質問ありがとうございます。
村設定の説明不足で悩ませてしまい、申し訳ありません。
①金狼様信仰は、
1000年前からの島の土着の信仰。
②数百年前にキリスト教が島にも入って来て、
教会が出来た。
③数百年の間に、
島民の信仰心も神仏習合のように混ざり合った。
④現在の島民は、
金狼様を土着の神様的に信仰しつつ、
外から入って来たキリスト教の教えも
取り入れて生活している感じかと。
人によってどちらを強く信仰しているかは異なる。
金狼様信仰の方が強めな人も、
ゲルトのようにキリスト教的信仰が強めな人もいるようだ。
【秘】 【ガーディアン】 スノウ > 神父 ジムゾン
/*
⑤教会の神父も、
外から来た人はキリスト教の布教目的が強く、
村出身の神父は、金狼信仰とキリスト教の
融合的な感じの人もいる的な感じでも大丈夫です。
なので、ジムゾンさんの
思っていらっしゃる、キリスト教の影響のある
金狼様信仰で、大丈夫です。
歴代の神父様によっても
スタンスはちがったでしょうし、
ジムゾンさんのスタンスで、
やりやすいようにで良いですよ～
齟齬りそうな時は、ジムゾンさん軸を優先で。
この時代の教会のボスは自分だ！
過去の教会をどう解釈するかも、俺が決める！
くらいの勢いで、いいですよ。
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
―― Side:狼月の村/続・船出の時間 ――
[初めてこの村を訪れた方の口から「いい村だねって言葉が聞けたんだから、>>0:1311
それはもう、嬉しい笑顔になるってものよ。
村に着いたばかりなのにまーた外に出なきゃいけないのは、
風習だから仕方ないね、って感想になっちゃうけど]
よく分からないけど惹かれる……、
不思議な話だけど、もしかしたらこれも、
金狼様のお導きなのかもしれないですねー。
[うんうん、と頷いている。>>0:1312
わたしはオミ・クジの箱などを村に持ち込んではいるけど、
金狼様やセイラ様への信仰心がないわけじゃない。
いいことも悪いことも、村の守り神が運んで来てるのだと漠然と思っているのだ]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[空は変わらずにそこにあるけど、
村の風景は少しずつ遠ざかっていく。船が動き出しているからね。
と、来訪者の方が近付いてくるではないか。
彼が首からストールを外すのを見て、「だいじょうぶだよ」って言おうとしたのだけど、
先に脳裏を過ぎったのは母さんの言葉だった。
「紳士的な好意は無碍にしちゃいけないよ！」……っていう。
そんなわけで何も言わず固まっていると、
確かに私の首もとは暖かくなった]
あ、ありがとう……。
で、でもすぐ返すからねこれ！
この季節の風>>0:1313はほんとーに油断できない冷たさだし！
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[ボーイッシュ系のわたしは何を隠そう、
紳士的な扱いには慣れていないのだ！
それもあってかな、あたたまるのが心なしかはやいなー、と思いながら、
ストールを巻いてくれた彼にぺこりと頭を下げた。
もちろん急にモテ期が来たなあとは思わないのだ。
店番してた時のペタのおだてにもすんなり乗っちゃった！>>0:1333
これはもしもの話だけど、あの時のペタにイラッとする様子が見られてたら、
逆にますますドヤ顔になってたんじゃないかなあ……]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[その後は、来訪者の彼とルージュが会話をするのを眺めてたり、
買い出しの時に何を買おうかなって考えたりもしてた。
ペタのおかげでいろいろ売れた>>0:1334から、
新しい本が一冊くらい買えるかも。そう思うと期待に胸がふくらむばかりだった。
湖の向こう側を目指して、
船はいつも通りの航路を往く―――*]
旅人 ニコラス
[フリーデルと二三会話を交わしたあと、温かいハーブティーとクッキーを談話室に用意した>>19と説明された。]
わざわざありがとう。教会で淹れてもらったお茶は、どれもおいしいですから、もう少ししたら談話室へいきます。
気遣い感謝します。
[頭を下げながらシスターを見送り、他に誰かいたとしても構わずに、ゲルトが横たわるベッドの隣へ部屋付属の椅子を運んできて座った。]
フリーデルさんがハーブティー淹れてくれたってさ。クッキーもあるぞ。甘いものを食べたら、きっと元気になるんじゃないか？
……だから、早く目を覚ましてくれよ。
[布団の中から友人の手を取って、そっと撫でたときに、ふとあることを思い出した。]
旅人 ニコラス
― レジーナの宿屋・談話室 ―
[そこには何人集まっていただろうか。
確認しようとして、談話室の窓を叩く雨粒の音が強くなってきたような気がする>>38。]
……。
[嫌な予感に襲われて、思わず眉をしかめたとき、リーザの声>>43が響いた。]
お嬢ちゃん、今は夜だ。ただでさえ暗いのに、雨が降っている最中に出ていくのは危険だよ。
だから僕も一緒に行こう。
[本当は”宿屋で待っていて”と提案するのが、成人男性として正しい説得なのかもしれない。
けれども、何かをしていなければ、体を動かしていなければ、気持ちが落ち着かない瞬間は確かに存在して、宿屋の看板娘もひょっとしたらそれなのかもしれないと考えたら、無下に提案を否定することは避けたかった。
それから急いで外に出る対策を一緒に整える。*]
少女 リーザ
── 忘れた話 ──
［リーザ・トムトソフが生まれた夜、
その傍には良く似た1人の子供があった。
────双子の兄・ソーン
リーザよりも先に生まれ
リーザが生まれた直後に亡くなった命。
両親はひどく狼狽え、
とある罪を犯す。
ソーンは居なかったのだと、思い込んだのだ。
当然、リーザが覚えているわけがなく
今日まで1人っ子だと思い込んで生きている。］
少女 リーザ
［もし、リーザの母親の
妊娠したお腹を見た者がいるならば。
平均より大きく膨らんだその腹から
小柄な娘1人しか生まれなかったことに
違和感を感じた者もいるかもしれない。］*
【赤】 少女 リーザ
── 忘れさせた話 ──
［リーザ・トムトソフが生まれた夜、
その傍には良く似た1人の子供があった。
────双子の兄・ソーン
リーザよりも先に生まれ
リーザが生まれた直後に喰われた命。
両親はひどく狼狽え、
とある罪を犯す。
血溜まりの中に眠る娘の頭を細工を施し人狼を冬眠させ、
ソーンは居なかったのだと、思い込んだのだ。
当然、リーザが覚えているわけがなく
今日まで1人っ子だと思い込ませて生きている。］*
【独】 少年 ペーター
/*
ニコラスが名乗り出るならやめておこうかどうしようかのあれ
ただなんかしらで話の流れには乗らんと早々にお役御免されちまう(そこ
負傷兵 シモン
― ④号室 ―
［ベッドに腰を下ろして一息ついたなら、机に向かって、――ちょうど部屋には書付用の紙が何枚か備えてあったので――、一心不乱にペンを走らせた。］
『鳶色の瞳の君へ
聞いてくれ、素晴らしい事が起こったんだ！
恐ろしい予言と謎の光。そして懐かしい血と獣の香り。
これはもうすぐ人狼が動き出すに違いない！
ああ、君と出会った日の事が昨日のことの様に思い出せる。
けれども、疑心暗鬼になった人間は残酷なものだから用心しなくてはね。そうしないとよそ者の俺はいつ絞首台に連れて行かれるか分からない。
だからまずするべきは、村の人達の信用を得る事。その為には、俺達の経験した人狼騒動の経験や知識は、彼らにとって有益な情報になると思うんだ。
そうすれば吊り縄は遠のくし、狼逹には俺の事が驚異に映るだろう？それが狙いさ。
だが、村人全員に一斉に呼びかけるのは愚策だ。だからこう言う時は、村の中心人物にまず話をして、その人から俺の事を広めて貰うのが一番だ。
この村の中心人物は……恐らく神父。
祭りの段取りを一手に取り仕切っていたし、ゲルトが倒れた時も的確な指示だった。
そこから修道女やパン屋や赤紫のおっさんならず者風の男辺りに浸透すればまず大丈夫だろう。
ニコラスという旅人仲間も居る。あいつは良い奴だよ。
――もし神父が人狼だったらどうするって？
もしそうであっても、俺の目的からしてデメリットは無い訳だから問題ないのさ。
君みたいに上手く演れるといいんだけどね。
頑張ってみるよ。』
少女 リーザ
………ニコラスさんはどうかここにいて？
ゲルトさんが目覚めたとき
ニコラスさんの顔を見れる方が
元気出ると思うし嬉しいと思う。
…それにね？あなたに何かあったら私、
ゲルトさんに怒られちゃう。
［外が危険？そんなのはわかってる。
でもこれは、誰かがやるべきこと。］
少女 リーザ
ペーターもいるから心配しないで。
でももし、30分経っても戻ってこなかった時は
……その時は村を、みんなを、よろしくね。
［それでもきてくれるというのなら
リーザは"わかった"と頷いて準備に取り掛かるだろが
ニコラスはどんな反応をしただろう？
…外の雨は少しずつ、その勢いを増している。
何かが襲来するその時を待ち侘びるかのように。］*
旅人 ニコラス
[すぐに了承してもらえるかと思いきや、お礼を口にしたリーザは何故か言いよどんで視線をそらした>>98。]
――。
[ここにいて>>101との言葉に、何も言い返せずに黙りこむ。やはり先ほど取り乱した様子をばっちり見られていたらしい。
心配したつもりが、逆に気遣われていたなんて情けなさすぎる。思わず唇を引き結んだ直後に耳へ届いた台詞>>102へ、目を見開きながら思い切り首を横に振った。]
30分経っても、だって？ だったらなおさら駄目だ。
ペーターが一緒でも、そんな危険な想定までしているところへ付き添いもせず行かせるわけにはいかない。
……確かにゲルトが気にならないと言えば嘘になる。
だけど、僕にとっては宿で明るく出迎えてくれるお嬢ちゃんだって、大切に思っているうちの一人なんだよ。
僕に何かあったらゲルトが怒るって言うなら、僕も敢えて指摘させてもらう。
リーザに何かあったら、僕がカタリナに怒られる。だから、何と言われても一緒に行く。
[きっぱりとした口調で言い切ると、率先して準備を整えていく。
その間にも、儀式の間月が見えていたとは思えないほど、雨足が強くなりつつあった。*]
【秘】 神父 ジムゾン > 【ガーディアン】 スノウ
/*
設定の詳細ありがとうございます、諸々了解です！
（表でなかなかもふる隙がないのでこちらで白猫をもふもふもふ…とする）
【削除】 少女 リーザ
── 船着場 ──
［いくら着込んでいるとはいえ、
雨風が吹き荒れるこの状況では、
寒さを凌ぎ切ることなど不可能だ。
悴む手を擦りながら
ようやく船着場へと辿り着く。］
少女 リーザ
── 船着場へ ──
［いくら着込んでいるとはいえ、
雨風が吹き荒れるこの状況では、
寒さを凌ぎ切ることなど不可能だ。
悴む手を擦りながら
ようやく船着場へと辿り着こうとした、その瞬間］
【赤】 少女 リーザ
［
私は、長い間眠りについていた
暗くて小さな部屋で訳もわからず契約をし、
光が差し込んだ瞬間に抑えきれなくなった
破壊衝動に身を任せたあの日から
ずうっと、眠らされてきたのだ
あー、気分が悪い
あんな一か八かの
でもまぁ、効果は長く続かないだろう
起きたら絶対暴れてやるよ
────この体は、私のものだ
］
少女 リーザ
［一瞬、時間が飛んだような感覚に襲われた。
なんだろう、と首を傾げる。
2人からすれば
突然立ち止まったように見えるだろうから
不思議に思われたかもしれない。］
少女 リーザ
［視線の先に船はない。
ロープを括り付けていたはずの杭ごと
きれいに無くなっているるのだ。］
うそ、でしょ…？船が…
［泣きそうな顔で2人の方を見れば
そこにはどんな顔があっただろう。］*
【独】 神父 ジムゾン
/*
リーザ、ペーター、ニコラスかな…？
だとしたら多分最後に残るのが村側でカタリナ、オットーあたりかな？
早期落ち視野で行こうか。
GJは機会があれば、なしで即▲▼でもいい
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
─村/旅立ち（シルキー）─
本当本当、靴って大事だよ。
足の指の開放感半端ないし
走って飛んでも痛くならないって最高。
[シルキーさんは始めから
村の姉さんという認識でいたけど、
シルキーさんは年と共にどんどん綺麗になってたよな、
なんて思いながら会話を弾ませていく。>>+0]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[しかし宿の方に来ればいいのに、には
へにゃりと眉を下げ>>+0]
いやー、俺もそうしたいのは山々だったけどさ。
兎の前で兎の毛皮売るのって残酷過ぎない？
せめて毛皮売り切ってから
行こうとしてたんだよー。
[それに、看板兎が居る宿で>>0:1148
兎の毛皮売ったら宿があらぬ誤解受けない？って
苦笑しながら>>0:1323品物の話に移れば
喜んで>>0:1332それらを広げて見せる。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
装飾ね、了解！
エルナさんとこの服と合わせるのかー。
シルクだと骨飾りは質感で浮いちゃうよな……。
服の色味どんな感じだか分かる？
同系色だと埋没しちゃうかもしれないし。
[シルクであれば羽飾りを合わせるのが良いかもしれない。
とはいえ大きい羽はお貴族様の飾りに使うとかで
商人さんが買ってっちゃったからなあ。
うーん……あっ、そうだ。]
んー、やっぱ既存のもの合わせるより
作った方がいいかな。ちょっと待ってて。
[そう言って道具箱から取り出したのは
装身具用の金具とペンチなどの工具。
小さめの羽と細めのチェーンやらを取り付け、
パパッと出来たのは翡翠の羽が揺れるイヤーカフと、
付け替え用に作った複数の異なる羽部分。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
はいこれ、こういうのどう？
これなら歩いたり、風が吹く度
カワセミの羽が揺れて華やいだ感じになるでしょ？
羽の部分だけ取り外せるから
好みに応じて黄色いカワラヒワとか、
青いオオルリの羽に小さな水玉のホロホロ鳥……
同じ服でも飾りによって雰囲気と印象を変えて
纏ってみるって考えはどうかな？
[シルキーさんには大振りで派手な飾りより、
小さくとも品や奥ゆかしさもある飾りの方が
似合うんじゃないかと思って、と素直に思いを明かす。
鶏の羽を赤、橙、黄、黄緑、緑、空色、
青、紫、藍、黒、白にそれぞれ着色したものも
付け替え用にパパッと作って並べてみせた。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
イヤーカフじゃなくてイヤリングとか
ピアスにも出来るからそっちにする？
後は服ともなればブローチだなー。
お得意様にはとっておき見せちゃおうかな。
紫水晶製セイラ様のカメオブローチ。
シルキーさんの髪色にもピッタリだと思うよ。
[最後に取り出したのは、
ベルベットの箱に入れたブローチ。
楕円形の金枠の内側にセイラ様の横顔を彫り込んだ
カメオの紫水晶を嵌め込んだもの。
お買い上げ後のおまけ軟膏を付けたら
気が回るじゃない、と軽く小突かれたりしたけど>>+1
「こういった気配りが仕事に繋がるからね！」と
他愛ないこの一時が楽しくて、楽しくて────]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
─メイン・サロン─
……ん……
[もう見慣れたコクーンの内側。
繭の中で眠ったのはこれで何度目だろう。]
脈拍正常、E0 V5 M5
後は専用機器での測定か……
[覚醒時の異常は特に見当たらず、
己が検査入院を勧めたスシ・レッドスターが口にした
体調不良の片鱗も該当症例も当て嵌まらない。
犠牲者続出以降は、デバック作業を入念にしたと
話は聞いたし、産業医の権限で確認出来た箇所は
確認した筈だが、本当に改善したのかと内心驚愕だった。
まさか>>0:#23>>#1思わぬバグが発生していたと
覚醒直後は知らぬこと。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[覚醒直後の症状は問題無さそうだと判断しかけた、矢先。
シルキーさん同様>>+4
スタッフ達の騒つきが嫌が応にも耳に入る。
自分との距離は遠いが山猫の耳、>>0:350
意識すれば会話はハッキリと聞き取れ……>>#1>>#2]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[設定にないテストプレイヤーへの介入、
本来プログラムに含まれてない筈の役職。
何故か亜空間内で受信出来たゼラト氏からのメッセージ。>>#2]
……何、ですって？
テストプレイの中断や中止はするな？
バグがあってもそのまま進めろ、ですって？
[ありえない、そう思った時には
怒りを通り越して頭の芯から、
すぅっと冷えていくような感覚が体に沁みる。
予想を遥かに飛び越えた事態と指示に
却って冷静さを取り戻した頭が回転を始める。
己の任務は何だ、>>0:340優先すべきことは何だ？]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[自身の覚醒に気付き近づく医療スタッフへ
冷酷に、努めて感情を殺した声で指示を出す。]
──薬剤師資格保持者の方へ、
大至急C-33溶液人数分用意の指示を。
急いで！万が一急性初期症状が出たら
3分以内に処置しないと脳機能障害に依る
後遺症の確率が70%以上になる！！
[故郷で確認された、
極低確率で発生する急性冷凍睡眠障害。
覚醒直後の悪心と頭痛、眼痛が初期症状で
放置すると脳機能障害による後遺症が遺ることもある。
犠牲者の続出と不審点の多さ、上の思わぬ指示と
唯でさえ最初から高かった不信度は
一気に臨界点を突破しようとしていた。>>+5
同時、躊躇わず阻止するべきだったかと>>0:342
後悔の念が過ぎるも、もうどうにもならなかった。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[焦燥感を抑え、コクーン周辺を見渡せば
覚醒した者達は周囲にどれ程居ただろうか。]
テスト・プレイに参加された方々！
この中で体調や精神が優れないという方は
いらっしゃいますか！？
その他自覚症状や、今は問題なくとも
後に体調が悪化した際は
速やかに私や医療スタッフまで申し出てください！
[まずは現時点で異常を訴える人間は居るか、
確認が先決だと声を張り上げ周囲に呼びかける。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
くれぐれも決して我慢しないでくださいね！
この状況下、どのような影響が我々にあるのか
未だ不明な箇所や疑問点が数多く残っています。
些細な我慢や見逃しが重篤な症状に陥る可能性も
残念ながら現時点で否定は出来ません。
そうならないよう
私も医療スタッフも全力を尽くします。
取り敢えず、
我々の出来る範囲でやれることをやりましょう。
再ログインも体調に異変が無ければ
ご自由に行動していただいて構いません。
産業医と医療スタッフ達のみで
心許ないかと思いますが、
どうか皆様のお力添えを賜れますと幸いです。
[調べたいことも確認したいことも多過ぎる。
けれど今は医師とやるべきことを優先しなくては。
勿論他スタッフやプレイヤーの言動や行動を
阻害する気は無い、少なくとも……今は。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[広報部の>>+5>>+6社員より声が掛かれば、
其方を振り向き肯首して。]
いえ、『村』での異常は確認しておりません。
少なくとも私が「御用聞き」として
確認し、感覚を受けた範囲ではありますが。
仰る通りまずは我々側の混乱と憂慮を
我々のみで対処出来るよう尽力しましょう。
[速やかな共有・連携という言葉にも頷いて]
はっ！共有、連携の旨承知しました。
私の方でも共有すべき情報があれば
速やかに報告いたします。
[そう言って医療スタッフ達に再び向き直ると]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
医療事務資格保持者は大至急
シス・レッドスター及び
ルーポ・グリーンアイ、アルス・ブラックメア
スザンナ・へレウス4名の登録データを解析し
共通項の有無を洗い出してください！
共通項が見つかった場合、
テストプレイヤー及びスタッフに該当者を発見したら
潜在リスク警戒レベルをBからAへと引き上げ、
特に注意を払うよう医療スタッフ間での共有を徹底！
看護資格保持者はスタッフやテストプレイヤーの
心身面でサポートと相談、看護従事！
傷病、処方等医師の権限が必要な場合は
速やかに報告、相談をしてください！
私はテストプレイヤーのバイタルチェックと
スタッフ、プレイヤーの経過観察に努めます！
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[亜空間ワープに入った為>>0:#31>>#2
軍上層部との通信も不可能。>>0:340
脳内のホログラム通信から駄目元で接続を試みるも
繋がる気配は微塵も無い。
軍属としての経験上、通信機器及び
端末の奪取による機密情報漏洩を恐れ
通信・閲覧・接続は基本脳内からの
ホログラム通信でのみ賄っている。
脳内のサーチやハッキング対策として
巧妙に偽装されたの回路を何種類か使い分けながら
全ての回路で通信秒ごとのプロテクトと
パス暗号化ロックを掛けるという徹底ぶり。
もし端末を取り出す様子が無いのを問われたら
医療従事者として清潔を保つ為、
脳内ホログラムでの閲覧・通信・接続派だと
半分の理由のみ伝えることだろう。]
旅人 ニコラス
― 船着き場へ ―
[一隻残っていた船は、既に繋がれていた杭ごと姿を消していた。>>110
昼間に村へ到着したときとは比べ物にならないほどの崩れた空の下、激しく波打つ湖は、初めて目にするほどの荒々しい表情を顕わにし、人間には手の施しようもないほど厳しい自然を目の当たりにしてみせているようだった。
呆然となりかけたところで、リーザが泣きそうな顔でこちらを見る>>110。
船がないと分かって、看板娘が抱いた気持ちは言われずとも想像がついた。
このままここで呆然としている場合ではない。早く次の対策を取らねばと、思考を目まぐるしく巡らせてから、二人の視線に合わせてしゃがみ込み、安心させるように優しそうに見える表情を浮かべる。]
まず一旦宿に戻ろう。目的である船がない以上、この嵐の中にいたら、僕らの身が危険だ。
そして……ジムゾンさんに相談するんだ。あの人は普段から頼りになるし、ゲルトが倒れたときの対応だって見事だった。
[どうだろうか？ とリーザとペーター、二人の表情を交互に見ながら、なるべく落ち着いた口調になるよう気を付けて提案した。*]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[未だテストプレイヤーが眠るコクーンを睨み、
医療スタッフ待機ゾーンへと移動し脳波を確認する。
今のところ異常は無さそうな
テストプレイヤー達の様子。
脳波の波形は、『村でのレト』が
ゲルトの兄ぃと呼んでいた>>0:1138
『ゲルト』の想いまでもは伝えてくれない。
>>+7>>+8>>+9]**
神父 ジムゾン
―― 談話室 ――
あのときは、
それぞれがしなきゃならないことと、
したいことをした。
運んだのはニコラスだよ、
宿までひとりで運びきった。
――そっか、容体が悪化してないのは良かった、
アイツ寝坊だが、なんだかんだで起きてくる、
今回も、きっとそうなる。
[友人のために、そうしたのだろう。
ニコラスのためにも、ゲルトには
早く目覚めてほしいと思わずにいられない。
だから、願いを込めるように、『そうなる』と言い切った。]
神父 ジムゾン
[つらつらと並べられたハーブの名は、
そりゃもう完全に、呪文以外の何物でもない。>>75]
え、いや……だから、ナントカで……？>>75
アップルミント、スイート、
魔女、ラムの、メリケン…サック？
ローズ、ベランダの、ええと…
[こんなのどうやれば覚えられるんだ？？
と顔を引き攣らせる。
いや、半分くらいは言えたような気がするけどな？
どうだろうな？
教会の大事な収益源の一つ、というのは尤もで、
頭が下がる以外の何物でもないのだが。
ただ、彼女の言葉に、
バザーや祭り、そして何より、
フリーデルやペーターと共に
教会のテーブルを囲む茶の時間――、>>77
そんな日常の一幕がふっと思い出されて、
彼女の気遣いに、ふっと表情を和らげもした。]
司書 クララ
えぇと、お肉だよ？
本は食べられないからね。
［クララが持ってきた供物。
その手には司書には似つかわしくない大きな生肉の塊。
大型犬用と袋に乱雑な文字で書いてあるのは、多分気のせいだろう。］
司書 クララ
［そんなやり取りがあって儀式の刻。
鳴り響いた人知の届かぬ咆哮、五感に刻まれる極彩色。
私は何を持っている？ この声に覚えはあるか？
世界は何を望んでいる？ この場にいる意味はあるか？
私はそれを……］
神父 ジムゾン
[そうして、話は予言のことに移る。]
そうか、ゲルトはフリーデルにも。
“助けてもらえないか”――か。
[頼ってくれていたのにと、
悔恨が滲む口調と、噛みしめられた唇に、
今彼女が何を思っているのかを、うっすらと察する。]
俺に話したときには、
そういう話し方はしていなかったから。
きっと俺が聞いたのが、後の方。
フリーデルや、もしかしたら他の人、
皆に話をするうちに、きっと、
アイツの中で心持が変わってくることも、
あったのかもしれないな。
[それは、きっと真摯に彼の話を聞いたであろう、
フリーデルや、もしかしたら他の者たちのおかげも
あるのかもしれない――、そう思う。
噛み締めた唇の前に、
ほい、とクッキーを差し出し、微かに笑った。]
神父 ジムゾン
[予言、あるいは預言――>>79
己の中でそれをどちらと呼ぶべきなのか、
今はまだ、決めかねているところはある。
兎も角、ゲルトの言葉に報いて
出来ることをしたいという想いは、
彼女も同じようだった。
そうして、彼女によって齎された情報は、
驚きと納得の両方を感じさせるものだった。>>80
いや、教会にそんなもんあったのか！ という驚きと、
彼女の方がそれに気付いていたという納得である。
後者が納得なのは、言うまでもなく、
教会中の掃除の状況がゆえである。>>0:579
いや、彼女が来る以前から
散らかしていたわけではないし、
自分なりに掃除もしていたのだが、
やはりどうにも殺風景だった教会は、
彼女が来た頃から何かの息吹が吹き込まれたように、
清潔に綺麗に整えられ、
庭はわさわさと生い茂り始めることとなったのだ。]
神父 ジムゾン
[そう、きっと今は何も、気付くことが叶わない。
書き物に集中していて、
静まり返った冬の湖面のようなその表情や、
その水面のさざ波のような、ちいさな揺れも。
その指先の動き、震えそうになった脚。>>82
――彼女が教会に来た折のこと、
傷を負った経緯。
そういったものを、尋ねたことはない。
ただ、傷が癒えるまで、あるいは癒えても。
当然そうすることのように、
自分たちと同じ食事を差し出して、
時にはそれは、
見事に焦げた何かだったりもしたけれど――、
そんな風にして、過ごしてきた。
（なお、その後食事事情も、
大層変わることとなるのだが――）
それは、案じていないということとは決して違う、何か。]
神父 ジムゾン
ああ、ただでさえ色々あったんだ。
材料が集まり切らないうちに騒いでも
不安になるだけ――
って、
いやほんと、それは誰のことかなあ？>>90
俺が初めて懺悔室の当番になったとき、
親父、机に鏡を置いてたもんだ。
まずは手前の罪を数えろ…みたいな勢いで。
そういうわけで、誰かさんときたら、
ほんとひとのことばかりで――
いや、きりがねえな、これ。
[苦笑する。
内心では、自身も思うところがあるかもしれなくとも、>>91
おくびにも出さずに、
ゲルトのため、村のため、皆のために動こうとしている。
微かに覗くものは、何処か心配そうに深まった、
まなざしの色と来ている。>>91
それから、
“一人で全部まるっと引き受けようとしそうな”には
思うところもある。
先程のニコラスのように、
皆、したいと望むことや出来ることがある。
つい走り回りそうになるのは癖だが、
あまり先走って動くべきではないと、思ってもいる。]
少女 リーザ
── 船着場 ──
［泣きそうな視線を投げかけた先、
しゃがむニコラスを追って視線を下に向ける。］
うん…うん、そうだね。
とにかくみんなに伝えて知恵を借りよう。
［ニコラスについてきてもらえてよかったと思う。
自分もしっかりしなければ。
…そんなことを考える。
ペーターに別の案がなければ、
今きた道を引き返すことになるだろう。］*
シスター フリーデル
――― 回想/３年前 ――――
「 女が、瀕死の重傷を負って、
教会の庭に倒れていたところを>>580
カタリナに発見してもらったのは>>847
彼女が、羊たちとの牧草を求める旅の翼を、
暫し休めるべく帰村していた秋の頃>>541
３年前の、
ちょうど、狼月祭の当日の朝だったろうか。 ］
シスター フリーデル
［ 修道女服の女は、庭木の影に、
油紙に包まれた箱を守るように抱えて、
倒れ込んでいた。
泳いだか、溺れでもしかたのように、
全身がずぶ濡れで。
ところどころ茶色の染料が水で流れて、
金色の地毛が覗く長い髪も、被り物が外れて
晒されたままだった。
あちこちの傷から滴る血と、
水混じりの薄紅の溜まりに浸り、、
一見は、死体のようにも見えたかもしれない。 ］
シスター フリーデル
［ その姿を見つけたカタリナが
泣き叫び始めると>>847
死体のようだった女が、薄っすら瞳を開いた。
痛みと低体温と失血で朦朧とした意識の中。
右眼の上の傷から滲む血と合わさり、
ぼんやりした視界が認識できたのは。
カタリナの髪の金色とも見紛うような
淡黄蘗色の輝きだけ。 ］
シスター フリーデル
………ああ、生きて…いた、のね
［ 焦点の合わない淡い水色の瞳が、
彼女の金に近い色を映して、濡れたように揺れ。
血塗れの震える指先が、
必死に彼女の髪へ伸ばされたことを。
半狂乱になっていたらしい
（と、後から他の人に聞いた）
カタリナが、憶えているかは分からない。］
シスター フリーデル
［ 彼女が、言葉にならないような恐怖と嫌悪に
襲われていたとは、知り得る術のなかったけれど。
薄れゆく意識の中でも、その泣き声は響いていて。
―――……ああ、なかないで。
だいじょうぶ、だから…
なかない、で……
安心させてあげたかった。
髪を撫でてあげたいのに。
指先すらもう動かない、歯がゆさに。
いつもの癖で、ぐっと噛み締めた唇から、
微かに血の味がしたことだけは、憶えている。 ］
シスター フリーデル
［ その後も、カタリナの自分へのふるまいは、
いつも最初は緊張するように見える。>>846
祭りの前に宿で会った時も、
ぎこちない挨拶の後に、
右眼の上の傷跡を気にしているようで。
あら、久しぶりだから態度が戻っているわ…と
ちょっぴり残念に思いつつ。 ］
シスター フリーデル
［ 薬草のことを尋ねてくれたり、分けてあげたりで、
交流のある時の様子から。
避けられたり、嫌われているというのでも
なさそうかしらね、と思っていたから。
いつも、話し始めれば少しずつ
緊張が薄れるようだったので、
此方は、にこやかに挨拶を返して。
カタリナのぎこちなさが薄れるまで、暫く。
彼女やや羊たちの近況を尋ねたり、
薬草やチーズの話をしたり、
村の面白情報を伝えたりしていただろうか。］
【削除】 シスター フリーデル
［ まあたしかに、教会に行ったら、
いきなり、ずぶ濡れ血まみれの
不気味な死体みたいな女が倒れていたら、
そりゃ、驚くし、怖いわよね……と。
あの時の自分の様子を鑑みて、
申し訳なさに、反省するものの。］
シスター フリーデル
［ まあたしかに、教会に行ったら、
いきなり、ずぶ濡れ血まみれの
不気味な死体みたいな女が倒れていたら、
そりゃ、驚くし、怖いわよね……と。
あの時の自分の様子を鑑みて、
申し訳なさに、反省するものの。］
シスター フリーデル
［あの半狂乱になったような泣き叫ぶ声は、
今も耳奥に残っていて。
あんな風に泣かなくてはいけない
何かあったのなら。
よっぽどのことなのだろうかと、
内心では、いつもカタリナのことを心配していた。
彼女自身も、その時は、
よくわからないままだったとは
知り得ずに>>847 ］*
旅人 ニコラス
[リーザとペーターには決して悟られないよう細心の注意を払いつつも、僕は内心の動揺を抑えきれなかった。]
「嵐でも起きてこの村が孤立しない限り、きっと大丈夫」>>0:723
[ゲルトから一つ目の予言を聞かされた時、自らが口にした言葉が体中にわんわんと響いた。
何故あんなことを言ってしまったのだろうと、今更ながら強い後悔が浮かぶ。
それはつまり逆に言えば、嵐が起きて村が孤立してしまったら、どこにも逃げ場がないということではないか。]
『月狼祭が終われば ”人狼 ”の災厄が其方の村を襲う”』>>0:637
『三頭の金色の獣と金の星を授けられし 一人の従者が”滅びの運命”を 継承せん』>>0:1209
[そんなはずはない、またあれが始まってしまうなんてとんでもない、と繰り返す中で、遠くからまたあの声が聞こえてきた。]
羊飼い カタリナ
そうなの…かな？
お祭りのどっきりとかだったらいいのだけど
［ ゲルトさんは楽天家だが、悪戯好きなわけではない。
この手の質悪い冗談は絶対にしない。
だから予言は本物で
それはきっと大変なこと
そもそも私には覚えがありすぎて
不安を払うように一笑に付すことはできなかった。
代わりに手を伸ばして、引き寄せるように
リーザの手を握った。
風は先程より更に湿気をまとい冷えたきた。
不安を拭えるよう、寒さをしのげるように
肩を寄せる。 ］
羊飼い カタリナ
お名前彫ってくれたのリーザでしょ。
ううん？ 変じゃないよリーザらしくて元気で暖かい…
ね、リーザの方よかったらみせて？
おそろい嬉しいけど
ほら、こっちにはリーザの心が入ってるけど
そっちにはないでしょう？
だから、おそろいにしたいな って
［ そう言って、以前レーくんから買った
黒曜石のナイフを見せる。>>0:1134
嫌がらなければ借り受けて『K S』の
イニシャルの横に小さくディフォルメした羊を
彫っただろう。
『リーザも描きたい？』と聞いたかもしれない。 ］
ふふ、これを持ってればいつだってリーザと一緒だ。
とってもうれしい。ありがとうねリーザ。
羊飼い カタリナ
そりゃ怒りますけど…
旅人さんに怒ったりなんかしません！
旅人さんが悪いわけじゃないんだから。
リーザ、ちゃんと帰ってきてね？
私帰ってきたリーザの顔見てから家帰るから。
リーザ帰ってこなかったら私帰れないからね？
帰ってこなかったら怒るから。
口聞いてあげない！
わかったら気をつけていってらっしゃい。
ぺーくん、旅人さんもお気をつけて。
必ず帰ってきてください。
その間ゲルトさんは私が診ておきます。
大丈夫〝迷える子羊〟のお世話には自信ありますし。
［ 私が怒ると言ってくるニコラスさんに>>104
苦笑交じりに応えながらリーザの方を向き
気をつけてと念押ししながら三人を送り出す。］
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
稚拙な文章を丁寧に丁寧に拾っていただけて恥ずか死ぬ。
……という個人的感情は置いておくとしても、
こう相手のロルを拾う、
自身のロルに取り入れる技術というのがすごいなあと。
勉強になります。
*/
シスター フリーデル
［ 発見してくれたカタリナの後に、
集まってくれたと聞いたジムゾンや、
ペーター>>1345には、
本当に迷惑をかけてしまった。
意識が戻った後の女は、
正気を完全に喪失したような状態で。
まるっきり、幼い子どものようだったから。］
シスター フリーデル
［ 自分の体……特に、右脚にあるものや傷を
誰にも見せたがらず。
右眼の上の傷や、その他幾つかの傷も含め
治療される時には、
さんざん抵抗しまくったものだ。
もっと大人しく治療を受けていれば。
右脚を引き摺って、杖を必要とすることも、
なかったかもしれないが。 ］
シスター フリーデル
［そして、何より―――……
倒れていた時に大事抱えていた、
油紙に包まれた荷物が、
手の届く距離にないと。
それを求めて、狂ったように泣き叫んだ。
まるで、野生の獣の子さながらに。 ］
シスター フリーデル
［ やがて怪我が治り始めると、
女は少し落ち着きはしたものの。
昼間はいつも、焦点の定まらない水色の瞳で、、
ぼんやりとしたまま、殆ど反応や会話もせず、
食事も摂ろうとせずに。
ただひたすらに、
夜の―――……月の出だけを待っていた。 ］
シスター フリーデル
［ 毎日、夜になると、
夢遊病者のように、ふらふらと動きだし。
月光を紡いだような金髪を風になびかせ、
夜着なのも構わず、カルデラ湖へ向かった。
さながら、月夜の亡霊か妖精のように。
そうして水面に映る月へ、手を伸ばして。
嬉しそうに微笑んで。
躊躇わず、ざぶざぶと冷たく暗い湖の中へ
歩いて行ってしまうのだ。 ］
シスター フリーデル
［ 端から見れば、
入水自殺以外の何物でもないだろう。
けれど、止められば、
途端に激しく抵抗して暴れ。
”待ってるの……っ” ”呼んでる”
”行かないと…” ”助けなきゃ……”
”置いて行かないで…っ”
意味不明な譫言を呟きながら。
焦点の合わない瞳から、止めどなく涙を零して。
限界まで暴れて抵抗し。
疲れ切って、ぐったりと、
その場で倒れて、意識を失う日々だった。 ］
羊飼い カタリナ
［ その後は①の部屋へ赴いて、
ゲルトさんの世話をしただろう。
とはいえ一流の羊飼いではないから
的確に薬を煎じてあげることもできない。
せいぜい熱がないか様子をみたり
汗を拭いてあげたり手を握ったり
してあげるくらいだったか ］**
神父 ジムゾン
―― 回想 / 村に帰った日 ――
[自分が死んだと思われていたらしい――
というのを知らされるまでに、
何かこう、色々どたばたしてしまったのだが。
ディーターの様子はどうにもおかしく、
こちらの顔を見たり、酒瓶を見たり、
しまいには涙目でこちらの肩を叩くに至り、
え、本当にどうしたお前――？
と、こちらの方が心配になってしまったくらいだ。
その後の百面相にもぽかんとしてしまうばかり。>>55
もしバックドロップなど食らわせられようものなら、
何しやがんだー！！
と、まるっきりガキの頃みたいな
転がりあっての取っ組み合いに縺れ込んで、
二人まとめてレジーナの雷を
食らうことになっただろうけれど。
自分は死んだことになってると聞かされて、]
えっ。
[と、それはもう間抜けな声を上げてしまったものだ。]
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
>>142カタリナさん
わーい、やったー！
黒曜石ナイフのご利用ありがとうございます！
Q:何で黒曜石のナイフ用意してたの？
A:
・劈開性があるので破片を落として証拠残しやら偽装用
・北米では目の手術のメスに用いられるぐらい
鋭い切れ味のためキリングに持ってこい
・その他こちらが思いつかない展開があるかも
つまり村/狼さんの為のアイテム想定でした。
欠けた破片で怪我したり、破片とナイフを照合して
犯人発見/罪擦りつけも出来そうだなー。
でも使っていただけただけで、
もう十分嬉しいです。感謝感謝ありがたや……
神父 ジムゾン
[リーザに改めて声をかけたのは、その少し後、
彼女がいくらかは、落ち着いてから。]
悪かったって。
――…
あー。
なんだ……
[気まずさのぬぐい切れない、
『たいへんにもうしわけありませんでした』
の口調で、常になく歯切れ悪く、話す。]
まあ、色々向こうで、あって。
故郷（くに）の歌でも歌おうぜ、って、
その場にいた連中と話になったことが、
あったんだよ。
神父 ジムゾン
金狼さまの歌とか、
ガキの頃歌ってた歌とか、
色々覚えちゃ、いたんだが。
なんでかね、
お前がいつも歌ってる歌が出た。
[故郷の歌と言えば、音楽と言えば、
そうすることが、きっと。
自分にとって、自然なことだったから。]
――帰って、親父とか、
幼馴染の連中とか、
村の皆の顔が見たいな、と思った。
だから、帰れた。
ただいま。
[そう言って、もう一度、
悪かった、と謝ったのだ。]*
【独】 旅人 ニコラス
/*こう感じてしまうのも、正直PLPC共々
「この場合、宿に戻る以外にできる行動ってないだろ？」
と考えているからかもしれない。
シスター フリーデル
［ そんな状況が、少し好転したのは。
ニコラスが、わざわざ街に戻って薬を入手し、
届けてくれた時だった。>>807
彼の金色に近い色彩の髪と、
”薬 ”という単語に。
湖のように深い水色の瞳の焦点が、
目の前の旅人を、じいっと見つめ。
正気を失ったようにぼうっとしていた女の瞳に、
ふっと、生気が揺らめけば。
見開かれた水色から、
ぽろぽろと涙が頬を零れた。 ］
シスター フリーデル
おかえり、なさい……
―――……生きて、た。 よかった…。
”おくすり ”……
スレイプニア、ちゃんと、まもったよ。
ずっと、まっていたの……
［ ニコラスを通して、
彼ではない誰かの面影を見つめ。
ふわり、とても嬉しそうに無邪気に笑った。］
シスター フリーデル
［ そうして、絶対に誰にも触らせなかった
倒れた時に大事に抱えていた、
油紙に包まれた荷物を。
ニコラスの前で、おぼつかない手つきで、
一生懸命ほどいて見せようとし始めた。
うまくいかず、泣きそうになりながら、
ようやく開けた箱の中には。
金色がかった緑の種が、一粒。 ］
シスター フリーデル
［ たった、それだけ。
けれど、その一粒の種子を。
まるで、自分の命よりも
大切なものであるかのように。
そうっと掌に置いて、
ニコラスに見せようとして。
その後、ニコラスが入手してくれた薬を、
今までの治療抵抗が嘘のように、素直に口にし。
安心しきったように、種の入った箱を抱きしめて
すうっと、深い眠りに落ちた。 ］
シスター フリーデル
［ そうして―――…
三日三晩眠り続けて。
ニコラスの薬が効いたのか、
彼との出会いのおかげか。
やっと目覚めた時には、
女はすっかり、正気を取り戻していた。 ］*
少女 リーザ
［ずっと2人で、笑顔でいよう。
笑顔でいられるような村を作ろう。
カタリナの笑顔は私が守るよ。
なんて、ちょっとクサいかなぁ？］*
【見】 【独】 開発部主任 ジル
[航宙船Silver Mary号内で行われている、テストプレイ中のゲーム。
俺はそのゲームの数ある開発チームの中の一主任だ。
ゼラト・ゲームズ社に入社して5年。
元々は別のプロジェクトに参加していたが、社運をかけたこちらの大プロジェクトに欠員が出たとかで、呼び集められた内の一人である]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
瘴狼？
そういや中に居た時にどっかで聞いたな…いや、聞いたっけ。
[確か宿屋の中で。談話室の前を通り掛かった時に漏れ聞こえたか、そうでなかったか]
そうか、……元々ない設定か。
[覚醒後はまだゲームと現実の境が定かでない。自分に言い聞かせるように独り言ちながらコクーンを出ると、俺の覚醒に気付いたのか、事態に血相を変えた開発スタッフたちが、口々に何かを発しながらこちらへ向かってくる]
シスター フリーデル
［ その後も。
勝手に恩人のように思ってしまっている
ニコラスには、セイラ様と金狼様のクッキーの
半分を命名してもらったようになり>>0：807
御布施として買ってもらったり>>0：808>>0:1289
此方も機会のある度に差し入れたり。
そうこうするうちに、村の噂か誰かから、
ニコラス自身の昔の大怪我や記憶のことを
聞いたことがあったか、なかったか。
>>0:521>>0:522>>0:523
いつも、ニコラスが村を訪れるのを楽しみに待ち、
旅立つ際には、少し淋しそうに。
薬草やハーブやクッキーを、
差し入れようとしていたような気がする。 ］
シスター フリーデル
……ありがとうございます。
まあ、新しい薬草ですか？
わぁ、嬉しいです。
大事に育てますね。
効能が分かったら、それで何か良い物を作って、
ニコラスさんにお礼をしたいです！
［ こちらを気づかってくれるような、
優しい言葉と共に、差し出してくれた薬草を>>87
嬉しいのも、勿論本当だったけれど。
少しでも彼の気持ちが和らぐようにと、
なるべく嬉しそうな笑顔で、大切に受け取った。］
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[それはともかく。
俺はその、テストプレイが始まってすぐに起きた、『初回犠牲者ゲルト』への干渉という不具合──その原因を突き止めるべく、開発者用のコクーンに入って、テストプレイヤーたちの後を追うように村へログインしたのだった、が……]
いや～～…本当に分からないもんだな。
[村へ入ってみれば、こちらで定めた行動目的などは綺麗さっぱり忘れてしまい。
月狼村での俺は、見た目はそのまま、中身は少年。立ち振る舞いは通称通りの『貴族』に扮していた]
シスター フリーデル
［ ニコラスさんには、いつも。
貰ってばかりなので。
もしもいつか、彼が困ったり
少しでも辛いことがあれば。
心から感謝している、大好きな恩人である彼に。
何かお返しできることが
あればいいのにとそっと、願いながら。 ］
シスター フリーデル
こちらこそ、お気遣いくださって
ありがとうございます。
ええ、ニコラスさんもどうか、
ご無理なさらないでくださいね。
私もまた、
ゲルトさんのお世話に戻ってきますから。
［ 見送ってくれるニコラスに>>93に、
そう告げて、談話室へ戻り。 ］**
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[主任の
……面目ない。
[と肩を落すしかなかった]**
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
アリスバックさんメモ
「レト＞相棒猫視点Thanks！ 猫語がわかる力があればっ」
此方こそ猫さんネタ振っていただき大変感謝です！
ラド視点書くの楽しすぎてもっと台詞書きたかったなあ、
木彫りの毛玉（？）表現が好きすぎました。
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
―― 回想：『狼月の村』 船の上 ――
『はじめまして。
冬の買い出しとは、どんな風にするのですか。』>>0:1314>>0:1315
え、あ…………はじめまして。
[
声をかけてきた男の人が、村の外の人だってことはすぐにわかった。
村で見かけたことのない顔、はじめましてのあいさつ、当たり前と言われればそうなのだけれど、なにより纏う雰囲気が村人のそれとは違う……そう、その一声からも、振り向いて目にした瞬間からも、そう感じたのだ。
]
買い出し……？ どんな、ふう、ですか…………。
[
言っていて、まるで他人事のように聞こえただろうか、と思える。
村人ではない人間に声をかけてしまったかと思われたかもしれない。
少しの後ろめたさを覚えながら相手の顔色を窺ってしまう。
が、その人は特別な反応を示すでもなく、尋ねたときのまま、私の次の言葉を待っているようだった。
]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
あっ…………そうですね………まずは……。
[
そう言いながら、私もまるで、初めてのお使いを命じられた娘のように、一つ一つ、買い出しの段取りを思い浮かべて、言葉にしていく。
不思議なことに、
そうすることで、少しずつ自分があの村の住人であったことが、実感されてくる。
それは単に村の外の人と接したから、それだけであるかもしれないけれど。
当たり前のことすぎて意識もしてこなかったことを、
改めて真正面から問われたこと、それと、村人が当たり前にやっていることが、目の前のこの人には当たり前でない新鮮なものなのかもしれない……
そんな雰囲気に当てられたから……かも、しれなかった。
]**
旅人 ニコラス
[リーザは宿屋に戻る提案に賛成してくれた>>126。
さてペーターは何と答えるだろうかと、改めて少年の顔へ視線を向ければ、反対意見は出なさそうだったので、ひとつ頷いてから立ち上がった。]
遠足は、家に帰るまでが遠足だ。
今僕たちが最優先で果たす使命は、無事宿屋に戻ること！
ほら、カタリナさんも言っていただろ？
『リーザ帰ってこなかったら私帰れないからね？』
『ぺーくん、旅人さんもお気をつけて。必ず帰ってきてください』>>144
[カタリナの口調を真似しながら、宿屋の方角を力いっぱい指さす。]
全速前進！ 目標、レジーナさんの宿屋！
[それから来たときと同様に、風上で二人をかばいながら帰宅した。*]
司書 クララ
ゲルトさんの様子、どうですか。
［その時、部屋には何人いただろう。不安げに部屋の入口から顔を覗かせる。
何かできることはないか、そう思わずにはいられなかったから。］
あ、あの。民間療法をひとしきり纏めてみたんです。
完全ではないし、役に立つかは分からないですけれど……
［温めたほうが良い場所、逆に冷やしたほうが良い場所。
みんなが採ってきてくれた薬草だって、きっと扱える。
ここにしかない温泉の湯だってある。］
私ができることなんてないから……
本に頼るしか……
司書 クララ
ま、まさかこのまま……
［目を覚まさないんじゃないか。
その言葉だけは、すんでのところでこらえた。滅多なことを言うものではないから。
もう泣き出しそうである。］
【赤】 パン屋 オットー
/*
やあ、二人共よろしくね。
始まったばっかでいきなりごめん。
というのも、2つ確認しておきたいことがあってね。
★1.ぶっちゃけ、最終日まで残りたい？ もしくは何番目に落ちたいとか希望ある？
もう一つはリーザ宛なんだけど
★2.初回襲撃やりたい？
というのも、この辺共通認識あった方が動きやすい気がしてね。
ちなみにセルフ回答すると
☆1.二人共最終日コース考えてないならラスボスやるよ
☆2.どっちでもいいけど練習したいなら任せる。
できるだけ中身発言無しでやるつもりだったら、いきなりごめんね。
【独】 神父 ジムゾン
/*
ロル的に、フリーデル狂人志望orニコラスと最終日もあり。
（護衛先を諸々考える顔(・・)
色々考えると、多分3dか、遅くても4dくらいで落ちられれば丸いかなあ。
ペーターに護衛つけると襲撃に動きづらくなっちゃうだろうし、
個人的に幼馴染の護衛がしたいのだけれど、
ディーターは狂人志望で、オットーはリーザと縁故強いから票入らず終盤に行く可能性あると思うし、
◆は考えない方がいいだろうか。
素直にそのまま序盤でするっと噛まれるのが良さそう。
まあ、まだCOすら揃ってない段階で考えるのは気が早いから、最初は流れを見よう。
序盤に落ちたいのはちょくちょく仄めかしていく方向で…
【赤】 少女 リーザ
/*
表でもいつCOしようか迷って、
相談ロル投げられなかったのでありがたいです。
☆1.美味しければなんでもオッケーなので
特に希望なかったです。お二人に合わせようかなと。
強いて言うなら、落ちる前に一度は人を襲いたい、
というくらいです。
☆2.お二人に襲撃希望なければやります。
襲撃もできるよ、程度にロル落としました。
完全に合わせようと思って考えていたので、
自分の意志がなくて申し訳ない。
司書 クララ
［本ってものは便利だ。老若男女問わず誰でも同じ分量の知識を得ることができる。一方で、得ようとしなければ入ってこないという欠点もある。それはクララが１番よく知っていた。
初めからそういう本があると知らなければ、探さないと。記録は失われ、記憶は薄くなり、埃を被って何十年も経つ有用な本もあるのだと。］
ええ、よく来てくれますよ。とっても、好き、なんだと思います。
［ある日、お得意様というべきかディーターについてフリーデルに聞かれた>>0:1022とき、クララは答えた。］
でも、あの人が好きなのはきっと。本というよりも、金狼様と聖人セイラなのかなって。
そう思うんです。
少年 ペーター
ー 船着場に来た ー
[あの後、ニコラスさんも同行を申し出てくれて>>95
3人で船着場まで行く事になった。
出発前にニコラスさんから言われた事には>>103]
まぁね、僕だってもう16の男だし
女の子は護らなきゃだし
村の皆の事だって護りたいからね！
あ、今ならりんご収穫対決も負けないぞー？
[そんな風に返してたし
リーザを心配して不安そうなカタリナには>>144]
ちゃんと連れ帰るから、任せて！
[そんな風に、胸を張って返した。
……嘘じゃないよ。
僕はただ、皆と一緒にいたいんだ。
だから護りたいんだって、本当に思ってる。
──── 思ってたんだけど…な。]
旅人 ニコラス
― レジーナの宿屋 ―
誰かいます？ リーザとペーターの着替え、用意してもらえますか？
もう、外は凄い嵐で！
[到着直後、宿屋の入り口で呼び掛けたあと、二人へ向き直り、珍しく年上らしいことを口にする。]
体冷えてるからな。ちゃんと温泉入れよ。歯を磨けよ。後なんだ……そうだ、腹出して寝るんじゃないぞ。じゃあな！
[何をそんなに急いでいるのかという勢いで、走り去っていった。*]
負傷兵 シモン
― 宿屋：図書室 ―
［宿屋の一角に作られた図書室は、平たく言えば郷土資料室のような体で、この島の最低限の歴史や風俗を把握するのには十分な資料の量だった。］
金狼とセイラ様の伝説…… これか。
［簡潔にまとめられた資料を見つけ、ページを捲る。
そこには、月からやって来た狼の話、狼の遣いに選ばれた娘の話、娘が神託で温泉を湧かせた話、と続いて、
最後の一節で手が止まった。
"金狼様はセイラ様との間に子を成し、村の守り神となられました。"
"セイラ様との間に子を成し" ］
は？
［思わず漏れた声には、驚きよりも怒りや苛立ちの響きが勝っていた。文字を指差している右手が、わなわなと震えだしていた。
――あり得ない。
この現世に生きている限り、人狼と人間が結ばれて子を成すなんて出来るはずがない。そんな
――おぞましい……
［乱暴な音を立てて資料を閉じる。
認めない。こんな事が事実であるはずがない。
これが事実であるというのなら――］
あいつは、なんで死ななきゃならなかった……！
［絞り出すようにこぼれた声には、涙で震えていた。］
負傷兵 シモン
― 問わず語り②：アイスブルーの瞳 ―
［俺の家は羊飼いだった。両親と妹との4人家族だったが、俺が二十歳になるまでに両親な死んで、牧場は妹と二人で何とか切り盛りしていた。
近所に妹と同い年の男の子が居た。
遊ぶときはいつも俺と妹と3人で。
そのうち妹とそいつはなんかいい感じになっていって。
まあ、あいつになら妹を任せても良いかなって。
そう思っていたのに。］
は？
［人狼騒動からたった独り息を吹き返し、失意の中帰郷した俺に告げられたのは、妹の死だった。
衣服を無惨に引きちぎられ、胸や腹を食い破られ……
それは酷い有様だったと。
俺が帰った時には、既に妹は土の下だった。
下手人は教会の地下牢に幽閉されていると聞き、
村長の静止を振り払って乗り込んだ先に居たのは、
鎖で繋がれていたのは、
尻尾を生やして獣の耳を生やし、
怯えるように泣いていたのは。
幼なじみのアイツだった。］
負傷兵 シモン
貴様ァ！！
［気が付いたら俺は、杖でアイツを何度も何度も殴りつけていた。その時の俺は相当ヤバい顔をしていたらしい。激昂してどんな言葉でアイツを罵ったのかももうよく覚えていない。ただ、
『信じていたのに…お前だけは……！』
――あいつなら安心だと、信じていたから。
だから、裏切られた事が余計に哀しくて、腹立たしくて……］
［そいつを殴った夜、村の教会が燃えた。
狼の仲間が火を放ち、そいつ共々村から逃亡したんだ。
あっけなく焼け落ちる教会。
炎は周りの家にも燃え拡がっていく。
"終わった"、と思った。
だから俺は燃え盛る村に背を向けて、
家に戻って、納屋の奥で首を吊った。*］
【赤】 少年 ペーター
/*
はーい、確認相談ありがとうです！
☆1.最終日に残る感覚ってのを練習したく頑張ろうの気合はあります
ネックは遅筆での出遅れ乗り遅れ懸念()
初回襲撃はたぶん僕のロル見て察してくれて聞かれなかったのかなと思いつつ、一応答えるけど
ゲルトさん襲う動機がどう練ってもペーターには湧かないと思うので、2人のどちらかに任せたく…！
ちなみにの話
今後襲撃するとしたらそれはペーター目線では突発的に襲う動機が出来るか、或いは最終日より前時点で僕1人残りになるかくらいかなとかも思ったりしてはいます
(PL的に襲撃やりたくないとかはないので、必要と機会が来れば練習のつもりで全然やるし頑張って任される気もあります！)
神父 ジムゾン
[ 帰って来た ]
[――…
村の外で巻き込まれたのは、戦争だった。]
[ 生まれた時から、ずっと、
殺しあう場所にいた ]
[生まれ育った村を離れ、訪れた町は、
全てが別世界のように新鮮で、
日々驚くことばかりで、
栄えた平和な街だった。
村に帰り、いずれ父親の跡を継ぎ神父となるために、
様々な学問を身に着けて帰る。
そんな目的の、何年かの滞在だ。
平和な今日は平和な明日を連れてくる。
そんな営みがいつまでも続いて、変わることはないと、
信じて疑うことはなかった。]
神父 ジムゾン
[――不穏な噂、町を訪れる商人たちの動き、
兆候はなかったわけではない。
けれど、事態はあまりに唐突で、
昨日と違う今日に慣れすぎていた自分には、
抗う術もなかったのだ。
気付けばいつしか、
小川が水嵩を増し、見る間に濁流となるように、
学問のために町を訪れていた神学生さえも、
手に武器を取り、
殺しあわなければならないほどの、それは。]
[ ――… ]
[語る言葉を、持たない。
ただ、どこまでも、どこまでも。
血反吐と泥をかきわけて進む道の
その一足ごとに、死体を踏みしだき、
一呼吸ごとに血を浴びて、
黒い煙がたなびき、灰が散る――そんな景色だけが、
ただ、記憶にある。]
旅人 ニコラス
[防寒着も雨具も脱がずに、リーザから渡されたタオル>>183頭からかぶった状態で、ジムゾンがいるところへ文字通り突進した。]
ジムゾンさ～ん！ 村で一番頼りにされている神父様！ 探しましたよ！
[今生の別れを覚悟したあとで再会したような、大げさな口調で抱きつきにいった――ように見せかけて、実は単に耳元へ口を寄せて、そっと囁く。]
悪い知らせだ。どうか落ち着いてよく聞いて欲しい。
さっきリーザとペーターと俺の三人で船着き場へ行ってみたら、船がなかった。外はもう凄い暴風雨だ。嵐と呼んでもいい。
――どうやら、村に残っている俺たちは孤立してしまったようだ。
あんな予言があっただけでなく、ゲルトが倒れてしまった今、迂闊に公言すればパニックになりかねない。そこで、まずジムゾンへ相談しにきた。
今後の対応と、このことをいつ公表するかについて、な。
[どうする？ と首を傾げたあと、へなへなとその場に崩れ落ちて、”喉渇いた。お茶下さい”と訴えた。*]
神父 ジムゾン
[ 『プログラムは各参加者の脳をスキャンして
一番適合性の高い役職を配分する』
そう、この記憶は、
・・
『本当の自分の記憶の、
舞台を置き換えただけのものだ』 ]
神父 ジムゾン
[皆の暮らす村に帰りたかった。
だから、故郷へと歩いた。
確かめたいことがあった。
探したいものがあった。
死に満たされた記憶のその底で、
そこからひとつ、
掴みたいものがある。
本当に向かい合いたいそれを、
今はまだ、語る術を、持たないけれど。
それでもひとつ、確かなことがあるのだ。
そのために、自分が出来る唯一のこと。]
羊飼い カタリナ
怖いのはみんな一緒。私だって怖いし…
だからみんなおそろい。
今リーザたちが船着き場を見に行ってるから。
明日になったら一度湖渡ろ？
大勢ならきっと解決できるはずだし。
［ 怖がっているのを見て取れば
共感しながら希望を見せる。
三人はすぐに降り出して向かったから
きっと最悪を回避できたはずだと
心に言い聞かせながら］
ねえ、クララさん
あの…ゲルトさんの今のこれっていうのも
神様の〝せい〟…なのかな？
私あんまりそいうのピンとこないんだ。
神様なんて人に都合の良いもののはずなのだし
だから、神様じゃなくて
誰かの人の悪戯…とかそういうことないのかな
悪戯にしては性質が悪すぎるけど…
［ 神に対する負感情を隠そうとせず
独り言のように尋ねる ］*
【赤】 パン屋 オットー
/*
二人共回答ありがとう。
実は本格参加はもう少し後なんだけど、見えたから回答しておくね。
＞リーザ
確かwikiでは1d前半24h以内に役持ちはCOしてください、と書いてあるからどんなに遅くとも明日の11時までにはCOした方がいい。
特に狼は初回襲撃者とか、村側で誰が残りそうかとか見る人は見るから早めに投げておくと親切かも？
そして初回襲撃役はペーターが瘴狼で従属者を勧誘しに行く関係上、僕かリーザのどっちかになる。これもwikiに書いてあったね。
だから僕かリーザのどっちかが行く覚悟は決めておいてほしい。
司書 クララ
神様のせい？
私のせいだ
何とかしなきゃ
でも、どうやって
［それが分からなくて、私は逃げた。
逃げて、逃げて、この村にたどり着いたのは。
やっぱり恐ろしい狼から逃れられないから。］
やめて、私は
ただの無力な人間なの
［声にならない声。かすかに震える体。傍にいる人からは、返答に困って黙りこくったように見えたか。］
負傷兵 シモン
［――本を押さえつける手が、怒りで震えていた。］
（――落ち着け俺。過去はもう戻って来ない。
今やるべき事を考えろ。情報は情報として扱え。）
［口の中で呟いて、深く大きく深呼吸。
目尻に滲む涙を拭って、もう一度深く息を吐く。］
……この島で生まれた者が人狼の子孫という事なら、先祖がえりして人狼に覚醒する可能性は十分考えられるよな……？
［これはちょっと良い線行ってるんじゃないか？と思った。何よりこの理論なら、俺は100%無実という事になる。］
今この村に残っている者達の産まれを確認した方が良さそうだな。もっとも、然るべき人に断りをとってからの話だが……
［ぎゅるるるるる。
腹の虫が部屋中に響き渡る。
そう言えばここに来てまだ何も食べてない。
そう言えばニコラスが、
パンとチーズが美味いと言っていたか。］
……どうせ長丁場になる。まずは腹ごしらえか。
［そういう訳で、西側通路を通って一路食堂へ。
誰も居ないようであれば、パンと有り物の食事を軽くつまんだ後、談話室に向かうことにしよう。］**
【赤】 少女 リーザ
/*
COは明日11時までには必ず。
では初回襲撃はとりあえずリーザにいかせてください。
今後のRP的に無理になった場合はお願いします。
ないように動きはしますが…
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[夢を見た。
どこか高いところから懐かしい景色を見下ろしている、そんな夢。
身体を揺らせばはばたきが生じる。
ただそれだけだ。狼月の村にいたあの子のように、
天使のような歌声を響かせることもできない。
“私”は蝶になっていることを理解し。
安らげる場所を目指して、飛翔を開始した]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
―― Side:銀羊号/レセプションパーティー会場 ――
…………。
久しぶりに安眠できたな。
[OK、確認しよう。
私はアリスバック・ヘラー。現在（いま）は宇宙連邦歴37510年。
ル・ウルタール行きの航宙船、シルバー・メリー号では、
体感ゲームのお披露目の最中で。
主役ならざる自分は一足早くログアウトをした。
ちなみにここ最近ろくに寝れてなかったので正直あと宇宙連邦基準で4分の1日時間寝たい。
つまり12時間だね！]
【赤】 パン屋 オットー
/*
そしてペーター最終日希望なのであれば、
僕→リーザ→ペーターorリーザ→僕→ペーター
上記どっちかのつもりでいいかな？
リーザと僕は死亡フラグ争奪戦、もしくはリーザが行きたいタイミングで行くか。
ただ上記の希望は、あくまで狼側の希望であって、必ずしも希望が通るとは限らないことは、二人共理解しておいてほしい。
ほら、村って生物だからさ。予想外の方向へ流れることもあるから（）
で、ペーターが残るor二人共手が回らない場合はペーターが襲撃役、それまでは僕かリーザが襲撃をする、みたいな方向で。
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
……異常っぽい、異常はなかったと思うけどなあ。
バグだらけのおかしな世界じゃなかった。
まあ当然だろって思うけどねえ。
[この通り、さっきまでゲームの世界にいたことをたちどころに理解している。
だから、巻いてもらったストールを返さなきゃ、って思って、
首元に何もないことに気付いて混乱することもない。
あの方も……こっち側じゃあスタッフや関係者か何かで、
知らないうちにすれ違ってたのかもね。
さて、人狼ゲームのシステムの方に異常はないか？
そっちは直接体験できないが、モニタリングすればわかるだろう。
これでも人狼ゲームのアーカイブはいくつも見てる。
最近寝れなかった原因の一部はそれだ]
司書 クララ
湖を渡るといったって、街はまだまだ遠くにあるよ。
［それにきっと、逃げたとてどこまでも悪夢は付いてくるだろう。ゆっくりとではあるが、着実に。それを私は知っていた。
だからなおの事落ち込む。］
こんなこと言ったら教会のみんなに叱られそうだけれど、神様なんていないと思うの。
百歩譲っていたとしたなら、きっと私たちのことが嫌いだね。
［物語は物語だからこそいい。そんなものも、世の中にはたくさんある。］
いつだってことを起こすのは、神様じゃなくて、生けとし生けるものだから。*
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[右手を顔の前にかざしてそっとため息をつく]
…………。
いい夢見たなあ、私よ。
[よし、と一言呟いて体を起こす。
コクーンの蓋を開けば、たちどころに色んな人の声が聞こえた。
雰囲気が妙であることを徐々に理解していった。
パーティーやってた時のリラックスした感じがどこにもないような]
旅人 ニコラス
― リーザペーターとの冒険譚・補完 ―
[出発前に聞けたペーターの返事>>174は非常に頼もしく聞こえた。]
分かっているじゃないか！ さすがペーター。そう、男には自らのプライドを賭けて守らればならないものがある。
試練に立ち向かうたび、男は一層大きく成長し、やがて一人前の漢となるのだ。
[嵐の前だというのに、やはり大人げない会話を繰り広げる。
ただしリンゴ収穫対決については、ふふん返り討ちにしてくれるわ！ と怪しげな台詞を口にしたのだった。
船着き場でも、ペーターは真っ先にカタリナへの気遣いを口にした>>177。
そうそう、男たるもの紳士でないとなと思い切り褒め上げた。]
旅人 ニコラス
[カタリナの口真似をしたら、リーザに笑われてしまった>>183。自己評価でも全然似てないと思っていたので仕方がない。
でもこんなときだからこそ、少しでも笑ってくれたことは嬉しかった。
宿屋についてリーザがタオルを渡してくれる。それを受け取って頭に被り、]
ジムゾンさんへ報告に行ってくる～～～。
[と走り去った。勢いがつき過ぎて語尾が揺れるほどに。
温度調節しておくとの話には、分かった！ よろしく頼むと返事ができたが、リーザが室内温泉に向かおうとしていたとは気づけなかった。
それで体を拭いて>>186いて、入浴のタイミングを遅らせてしまったら、本当に申し訳ない。*]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
……、あ、お医者さん。
[いや、あれだ、シュトラウス先生と呼ぶべきかここは。>>+25
それはさておき、辺りを見回し声を張り上げる姿にぴくりと眉が跳ねあがった]
私の身体には異常はありませんが……、
どうしたのですか？ もしやゼラト・ゲームズ社では、
スタッフや関係者にこんな感じで健康状態を訊くのが作法となっておられるのです？
[こんな感じってなんだ、ええいもどかしい]
もうちょっと単刀直入に訊くけど、
誰か……誰かが体調を崩した、
あるいはこれからそうなる可能性があるんですか？
神父 ジムゾン
―― 談話室 ――
[リーザとペーターが
外に出ようとしているのは気づいていて、
子どもだけで行かせるのは――とは思ったのだが、
ニコラスが一緒に行く運びとなったのを見て、
彼が一緒ならと、そのまま見送った。
フリーデルとの話も終わったころだったろうか。
帰って来た三人は、外の雨に酷く濡れていて、
外の天候は益々荒れている。]
おう、お帰り、
随分濡れたな、温泉でも――
[言うより早くニコラスはこちらに駆け寄――
ああ、いや、どっちかっていうと突進だな！]
神父 ジムゾン
――ん、
知らせてくれてありがとう。
外は嵐、か。
三人とも無事で帰ってきて、良かった。
[きっとあの二人のことを道中気を付けて、
守ってくれていたのではないかと、
そう思う。]
……そうだな。
まず、今日は良くないと思う。
皆動揺してる、疲れもある。
神父 ジムゾン
朝になったら村の中を調査しようと思ってた。
予言に古書の話があっただろう？
教会と、他の場所にもあるかもしれない。
もっと情報が集まって、
判断材料が増えててから告げるか――
いや、ただ、明日船を出して、
ゲルトの薬を買いに行けないか、
さっきフリーデルと話してたんだ。
同じことを考えて船を見に行く奴も、
いるかもしれない。
知ってて黙っておくことで、
要らない揉め事が起こる可能性もある。
そうさな…
いずれ分かることなら、
明日の朝から確り説明して伝える。
そういうのは、どうだ？
口頭で伝えても、
皆が見るここの会話記録に書いておいて、
見やすい場所に置いておいてもいい。
ただ、難しいな――…
明日の朝か、もっと後がいいか、
ニコラスはどう思う？
[考えを進めながら、彼の考えも問う。
こうしている間、無論小声の内緒話だ。]
羊飼い カタリナ
あ…こんなときに急に変なこと
聞いちゃってごめんね。
怖いものね…でも大丈夫だから
ここなら大勢の人が寝泊まりしてるし
明日になれば皆も帰ってくる。
だから…大丈夫だから…
［ クララさんから返答はなく、
ちらりと見ると小刻みに震えているのが見えた。
慌てて立ち上がって、彼女の手を握って
何度も謝りながら元気づけようとする］
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
─船内：コクーン内部─
[ ぱっ。
重い両の眼が開く。
私はテスト中で、村から出て──……。
気付けばログオフ状態になっていたらしいが
想定の時間より早い気がする。
何か不具合でもあったのだろうかと
一旦コクーンを出て、スタッフスペースに
向かうことにした。]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[彼女の脳裏を別の情報が駆け巡った。
死者でも行方不明者でもないが、
眠り続けていることでこの世とのかかわりが薄くなっているスタッフがひとりいること。>>0:409
そういう例もあるし、過剰な反応をしているんだったら、まだいいのですが――とまでは口に出せなかった。
不安だからといって、目の前のお医者さんをそのはけ口にしてはいけない。
一回深呼吸をする*]
羊飼い カタリナ
あ…うん…それはそうだけど…
でも一番近い村なら半日だし、そこで早馬を借りれば
すぐに追いつけるでしょ？
［ 勇気づけるつもりが余計落ち込ませてしまって
心ひそかにしょげ返る。］
あはは、神様は私達のことが嫌いはわかるなー
ぜったい性格悪いよね。
あ、神父様や旅人さんには内緒ね。
神父様はともかく旅人さんは敬虔な人だから
［ 妙な言い回しで二人を分けてちょっと笑う ］
生けとし生けるものなら対処…できないのかな？
神の奇跡とかそんあものじゃなくても…
物語みたいに都合がいいお話なんてないけれど
それでも参考になるものとか文献に
残されてたりするってことはないのかな？ *
少女 リーザ
── レジーナの宿、温泉裏 ──
［温泉の整備をするため、
従業員しか入れないこの場所へ。
温度は……うん、問題ない。
成分の数値も問題なし。
これなら誰が入っても大丈夫。
そう安心した瞬間
リーザは意識を失った────］
少女 リーザ
んんー？ふんふん
［手を、足を、順番に獣化させる様は
目覚めの運動とでもいうのだろうか。
…けれど、寝起きということもあってか
一部を獣化させる度に黄金の尻尾が現れる。］
まぁ、こんなもんかねぇ
はーい、じゃあ交代ー
［その言葉を言い終えた瞬間
リーザの体から一気に力が抜ける。
そして、程なくしてその瞳が開かれる。］
少女 リーザ
……あれ？まいっか。
確認よーし！
［また一瞬、時間が飛んだ感覚に違和感を覚えつつ
温泉大丈夫の知らせを宿にいる人々へと伝えるため
その場を後にするのだった────］*
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
─メイン・サロン：スタッフスペース─
どういうこと？ 何かあったの？
[ 足早に駆けつけ室内に入ると、
モニター監視をしていたスタッフと
先程見かけた、テストプレイヤーの社員が
数名>>+4>>+5>>+20>>+31。
その際、バグの件>>#0:23>>#1も聞くことが出来たが
中には呪いだと怯えている社員もいた。]
起こってしまったことは仕方が無いわ。
とりあえず本社に連絡を……
……は？ 何ですって？ 続行？
[ 眉間に皺が寄る。
ゼラト氏からのメッセージが届いたらしい>>#2。
既に亜空間ワープに入っている現在
連絡は取れないはずなのに。
この船内に居るのならば、流石に出て来るべき。
無責任にも程がある。
大体、参加者に何かあれば
責任は全て最高責任者に行くというのに。]
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
私は特に変わったところは無かったわ。
あなたは大丈夫？
『村』では現在の私達の記憶が無いから
此処でテストプレイの監視をしていた人の方が
変化には気付きやすいかもね。
[ イベントコンシェルジュの
ルージュの問いかけに答え>>+6、周囲を見渡すと]
……そういえば “全員”では無いのね。
何人か目覚めていない人達が……。
……今目覚めてここに居るの
儀式の参加者では無い、村を出た人達だけ？
[ 船内で見掛けた人達──……。
プレイ中、同じ時を過ごした者達の
一部の姿が見えない。
とはいえあくまで仮説。
もう少ししたら他の者達も起きてくるかもしれない。
暫く、この場で待機することにした。*]
司書 クララ
［旅人に負けてていいのか神父さん。
ちょっと可笑しくなって、ようやく口元がほんの少し、ほーんの少しだけ緩んだ気がした。］
ううん、私の知る限りじゃあ……
［そこまで言って、図書館の奥の部屋の存在を思い出す。
表からは見えないからあまり知られていなくて、隠れるには重要な書物を保管するのには最適な場所だ。］
あるには、あるかも知れないよ。図書館の奥の部屋には、昔の文献がたくさん眠っているって……
で、でも、本当に大事な時にしか開けちゃいけないって。
今って、本当に大事な時なのかなぁ
［どうしても自信が持てなくて、扉を開けるのが怖くてあるはずのない答えを聞いてみる。］
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
[ もう一人、医師であるレトの問いかけにも>>+25
同様に返事を返し>>+47
同様に、体調が悪い者が居ないかを尋ねる。]
そうね、私はもう少し様子を見てから
再度ログインしてみるわ。
バグ……。
こんなことが起こったなら、
真っ先に中止すべきなのに。
一体何を考えているのかしら。
[ 独り言のように愚痴をこぼす。
ふと思い返す、村内でゲルトが語った夢の内容。
夢だとしか思えていなかったものの、
編成プログラムに無い役職が混ざっていたこと。
やはり、不具合が起こったのでは、と
表情が険しくなっていく。]
【赤】 少年 ペーター
/*
そうだ、確認相談来たついでに僕からもちょっと
隷属先なのだけど
ペーターの心境的な面も考慮で現在カタリナ>クララを候補として考えていて…というか、特別拒否や隷属クレクレがなければそこで選ぼうかなーと思ってるんですけど
(ジムゾンさんとフリーデルも本当は候補だけど、ジムゾンさん狩人でフリーデルもなんか役ありそう？で除外してる)
お二人からその辺りで何か希望とか考えとかはあります…？
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
[ 呪いなんて非科学的なことは信じない。
信じたくない。
呪いで人が死ぬなんて、どこのファンタジーの話だか。
大体そうだとしても、何故呪われなければいけないの。
──けれども。
この状況で続行の指示を出し、未だ雲隠れを続ける
ゼラト氏には、既に不信感が既に積もっていた。*]
旅人 ニコラス
― 談話室 ―
[ジムゾンは談話室で見つかった>>201。
ああでも濡れた体で突進したから、床が濡れてしまった。レジーナさんに怒られる前に掃除しておこうかな、そうしよっとと考えたか否かはあなたの想像の中で。
ジムゾンは自分の評価を否定>>201したけど、今村に残っている中で誰に相談するか考えた結果、真っ先に浮かんだのが神父様なのだ。覚悟するといい？ 多分今後はほぼ全員自分の元へ殺到する未来を！(超推測)
やがて語られる適切な対応と分析>>202とに、”神父様！”と目をきらきらさせて聞き入った。]
明かすなら明日の朝と言う意見には同意だ。俺もそれが最適解だと思う。
誰か見に行くかもという心配については、宿屋にいる人に関しては今夜は嵐で外は危ないから出るなと周知徹底させることで、大丈夫だけど、問題は宿屋以外で寝ている人―例えばディーター、だな。
多分こんな夜に出ないとは思うけれど、明日安否確認は必ずしよう。
【独】 負傷兵 シモン
/*
ん、狼３人出揃ったかね。
ニコラスペーターリザか。
こりゃあ３人で相談して船着場に行ったな？
村役は、
ジム狩人で、
カタリナも占霊どっちか持ってるよな。
フリーデルも役持ちか？よく判らんな……
*/
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
色々と書いたけど
最終的にただのポエムと化したので一度白紙に戻す。
落ち着こう。もう一度ログ読み返してから書こう。
ロル書くって難しいなあ……。
*/
旅人 ニコラス
それと、知ってて黙っていたと言われそうな件について。
これは問題だ、今はただでさえ人が少ないし、余計なもめごとだけは避けたい。
そこで俺が考えた作戦がこれだ。
まず明朝嵐が止み次第もう一度船着き場へ確認しに行くんだ。それで本当に船がなかった場合に、リーザペーター俺の三人が船着き場へ昨夜……つまり今日のことだな、見に行ったら船がなかったことは正直に話そう。
その上で、何故一晩置いたのかというと、嵐で周囲が見えにくかったから、念のため天気が回復してから再度確認したと説明するんだ。
……本当に船が見つかるかもしれないし。
[内心望みは薄いし、ジムゾンだって多分似たような結論を出すだろうけど、意見を求められたので、言うだけ言ってみた>>203。]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
頭痛もだけどこれ絶対寒暖差でやられた感……
先週はエアコン入れてたのにもう羽毛布団でないと凍える……
皆さん体調はお大事に
お話した人たちが役職もちが多い感（そわ
少年 ペーター
[その後は温泉の温度調節に向かったリーザを見送り
僕はというと…そのままその場で待ってた。
さっきニコラスが声をかけて行ったから
それを聞いて誰か来てくれたとしたら
ここに誰もいないってなると困っちゃうでしょ？]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
あと10月14日で人狼デビュー丁度10年になる訳で
BBS出身なのですが。
BBSの騒動村は割と昔から読んでいたので、憧れだったBBSの騒動村（？）に自分が参加（見学）になるなんて感慨深いなぁとしみじみ。
まずBBSのキャラたちがなつかしい……。
（ちな初プレイは狩人ニコラスでした）
シスター フリーデル
―― 現在/ 談話室 ――
……そうね。ゲルトさんのことだから、
ちょっとお寝坊さんなだけで、
きっと目覚めてくれますよね…？
ニコラスさんが、待っててくださるのですもの。
［ ジムゾンの願いのこもるような断言に>>115
同じような思いで、小さく頷き。］
シスター フリーデル
………なんだか、一部、
アブナイ単語があった気がしますけど。
気のせいかしら…
[ 魔女だとか、変な武器っぽい名前なんて、
聴こえませんでしたとも。ええ。>>116 ］
シスター フリーデル
まあ、半分くらい言えていたから、
ジムゾンさん的には、合格点をさしあげます。
だって、普段はどんなお茶も、
”ナントカ、カントカ ”ですものね？(>>0:991)
[ 普段の彼の葉っぱの認識を、
敢えて少し茶化すように、悪戯めかして微笑む。
え、ミントは覚えてる？
あれは”兵器 ”だから、却下ですわ。 ］
シスター フリーデル
あと、最後に……”スレイプニア ”ですわ。
［ ニコラスにその種を見せようとした時>>157.
ジムゾンや誰かがいたなら。
女がその大事そうにしていた種を、
教会に植えたのは、知っているかもしれない。
今では、たった３年で、
どうしてこんなに巨大化できるんだ！？
というくらいもっさもっさのぼうぼうになった。
”スレイプニア”>>75>>77と、女は
とても大切そうに呼ぶ。
彼の表情が少し和らいだ気のするのに>>116
ふわりと微笑みながら。 ]
シスター フリーデル
ええ、たぶんゲルトさんが
最初に預言を話してくださったのが、
私かもしれません。
私が……もし信頼できると思った人が、
”人狼”だったら、危険だと言ってしまって……
だから、ゲルトさんはとても覚悟して
村に伝えてくださってたのではないか、と。
［ ジムゾンの推測に
癖で噛んでしまう唇へ。
クッキーが差し出されれば>>120
空腹だったのも相まって、
思わず、ぱくんと食べてしまい。
次の瞬間に、さすがに恥ずかしくなり。
少し赤くなって、口元を手で覆い残りをもぐもぐ。］
シスター フリーデル
―――……くっ。
空腹で抵抗できない時に、
餌付けするのは、ズルイですわよ？
［ むぅっと睨み返し
自分もクッキーを一枚とって。
恥ずかしさの仕返し！ といわんばかり、
ほらほらと、彼の唇の前に差し出した。
本当は。
自分が空腹なら、
彼もお腹が空いているのではないかと、
思ったからというのは、ナイショだけど。 ］
シスター フリーデル
あ、あの。
掃除していて、たまたま墓石が動くのねって、
思って見つけただけなので……
違ったら、ごめんなさい。
そうなのですね、訓育的なお父様でしたのね。
鏡、なるほど。
［ ジムゾンの内心の驚きや>>121>>122
何も尋ねずに教会においてくれている気持ちは>>123
今は、知り得る術のなくとも。
自分が見つけたものが、役立てばいいけれどと、
祈りながら、彼の話に頷いて>>124. ］
羊飼い カタリナ
昔の文献
そ…そうねぇ…村の伝承的には間違いなく
大事なときだと思う。
モー爺なら興奮して杖無しで駆け出しそうなくらいの。
ほら、祭壇の岩鳴>>0:#47
あれとかすごく珍しいことみたいだし
それに予言のことも……ああ、うんゲルトさんが
人を騙すようなことなんかしないだろうから
嫌いだけど意地の悪い神様のせいだと思ってる。
だいっっっ嫌いだけど。
だから私なら開けちゃう。
それでゲルトさん助かるかもしれないし。
災厄とかなくて収まってくれるかもだし
多分怒る人いないと思うよ？
神父様とかノリノリでやってくれそう…
あ、ううんナンデモナイ
その…私で良ければ手伝うけど？
［ 役に立つかはわかんないけれどと苦笑交じりに
同行を申し出ただろう ］*
神父 ジムゾン
―― 談話室 ――
[濡れた旅人が歩き回って談話室中が濡れたとしても、
雑な神父はそのこと自体、
一向に気に留めることすらないのだ。
どばーっとしても、そのうち乾く！
だから、律儀に掃除のことまで気にしているか、
思考を巡らす以前の問題であった！
そもそも、いざというときに、
どういう相手が信用できるかと言えば、
言葉ではなく行動でこそ測れるものだと、
自分は思っている。
だから、リーザとペーターを案じて
雨の中飛び出していったニコラスは、
己だけではなく他の者からも、
十分に信頼できる相手だと思っているのである。
というか、本人が語る対応で既に完璧では？？
と思うのだが。>>214>>215]
神父 ジムゾン
そうだな、どれも賛成だ。
ディーターや家に帰るやつがいたら、
明日は様子を見た方がいい。
いや、実際、
これだけの嵐で、あんなことがあった後だし。
明日の朝船を見に行くのも賛成だ。
そもそも見に行った理由を隠す必要もないし、
お前たちが出てったのは、
宿にいた奴なら、気付いてたかもしれないから、
そのまま話すのがいいと思う。
神父 ジムゾン
実際再確認は必要だよな。
流されても、近くにあるかもしれない。
一晩置いた理由も、
そこまで説明して、
それでも何か言うやつがいたら、
昨日の状況で船がないとか言ったら、
動揺して外に船見に行く奴がいたら
余計に危ねえわ、って、
もう素直に言っちまってもいいと思うし。
[――嵐で流された船。
これまでの嵐でそのようなことはあったか？
杭が弱っていたのだろうか。
まるでこの村に、
自分たちを閉じ込めようとするかのように――
それは、あの予言の光景から続く連想だった。
それは、意識の下に留めおく。]
シスター フリーデル
［ お互いに、目の前の”誰かさん”のことばかり
自分そっちのけで、心配し合っている様子に。］
ふふ、私達、
ふたりとも、鏡が必要そうですわね？
本当に、ジムゾンさんは、
ご自身が、心配されたり大事にされることに、
もうちょっと、慣れてください。
［自嘲めいた苦笑をうかべて。］
シスター フリーデル
……そうですね。
今日はお天気が悪化しそうだから、
宿に泊まって、
明日教会へ一緒に行きましょう。
お掃除で見つけたものとは、
別にもうひとつ。
ジムゾンさんにお見せしたいものも、
あるので………
［ 天候やゲルトを案じつつも。
思わず、微笑んでしまったのは。
彼が当たり前のように、身内扱いしてくれたから
というのも、
ちょっぴりあったかもしれない。>>125］
シスター フリーデル
［ ”家族”を持ったことのない人間にとって。
それが、どれほど嬉しいことか。
当たり前のように父親の話をする彼には、
きっと、わからないかもしれないけれど。
女にも、
彼が生まれた時から殺し合う場所にいたり>>185
複雑な時間背景があったり>>190
人知れぬ力が、あるかもしれないことなど>>192
今はまだ知り得ぬように。］**
少年 ペーター
……あ"っ
男には着替え頼まないから！
そこは心配しなくて大丈夫だからな！！
[そこ？？と思われそうだけど
でも女の子は男に見られちゃ嫌な服とかあるのよって、母さんが父さんとの話をしてくれた時に言ってたからさ？
一応気にしたの、一応ね。
……変な事考えてないぞ？本当だぞ！
まぁ、それでもリーザが食い下がるなら任せるし
そもそも通った場所が玄関じゃないなら会えないから、これは妄想だったという事で。]*
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
やべーな…おい…。
[手にしたボトルの存在を忘れて、危うく取り落しそうになる。しかし、別の誰かが直ぐに社長のメッセージが今届くのはおかしい、と気付いて更に騒ぎが大きくなる]
ふーん……？
[本来届かないはずの社長メッセージ。状況からして考えられるのは、
①実は社長もシルバー・メリー号に乗ってる
②社長のメッセージは予め組み込まれたもので、何かがトリガーとなって発せられたもの。その場合、内部のどこからか発信されたものになる。
トリガーとは時間の到来か。あるいは、テストプレイヤーの一部がログアウトしたタイミングか]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
予め仕組まれたメッセージなら、社長以外にも発信できるよな。
社長に成りすまして、さ。
…──まぁ、とにかくさ。
これがホンモノかニセモノかの区別がつかない以上、俺らはどうすることも出来ないな。
お達しの通り、テストは続行しよう。
[本当は周囲と同じように動揺してるけどさ。ここはまぁ、一応俺も数人のスタッフを束ねる主任だからさ。最もらしいことを言わないといけないわけ。自分に言い聞かせる意味もあるけど]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
しかし、こちらの想定外の事が起きる可能性は、これからも十分にある。
稼働中のコクーンのモニターは続けてくれ。
…──俺は少し、外の様子を見てくる。
[この部屋を出れば、隣はメインホール。コクーンの稼働状況をみれば、俺以外にも目覚めている者がいるはず。彼らにも何か、聞けるかもしれない。
スタッフに後は任せて、俺は一旦外に出ることにした]*
神父 ジムゾン
明日俺は教会の方に行くから、
もう一回見に行くのは、
ニコラスに頼んでもいいか？
もし他に一緒に行く奴の宛があるなら、
そこは任せる。
道中もしディーターとか、
宿にいなかった連中に会ったら、
様子は気にしておく。
[具体的な相談が必要なのはそのあたりか。
ともあれ、必要な意見交換が終われば、
お茶を渡して、豪快な一気飲みを見届ける。
そうしてから、先程仕込んだ『意趣返し』が
どうやら伝わったようだと知って、
ぺろりと舌を出して見せ、]
クッキーも美味いぞー
[にこにこと、皿を差し出すのだった。]*
【独】 少年 ペーター
/*
リーザの獣化目撃出来たらなーとは思いつつも場所が場所だから断念した()
あと見たら見たでペーターとしてはたぶんほぼ確実にカタリナしか候補がいなくなりそうなあれやそれ>>隷属先
少年 ペーターは、羊飼い カタリナ を能力（支配）の対象に選びました。
司書 クララ
カタリナがそう言うのなら。
なんだか。
大丈夫な気がしてきた……かも。
［今はまだ、何も起こっちゃいない。けれども、今こそが開ける時だ。それは文献を読まなくたって、分かったんだ。］
開けちゃいますか、パンドラの箱を。
［鬼が出るか蛇が出るか、狼が出るか神が出るか。
いつまでも逃げてはいられないから。］
旅人 ニコラス
[ジムゾンが自分の案に対して賛成>>231>>232してくれたことは素直に嬉しかったし、返答にもなるほどと頷くことばかりだった。
やはり神父様に話を持ち掛けて良かったと思う――あっ、ただし他の人が頼りないって意味ではない。念のため！]
そこまで食い下がるような人は、村にはのこってないんじゃね？ とも思うが、対策は考えておくにこしたことはない。その素直に白状作戦でいこう。
奇をてらうと却って面倒だから。シンプルイズベスト。
[おごそかな口調で告げる中、奇しくも”まるでこの村に、自分たちを閉じ込めようとするかのよう”>>232と、同じ連想をしていたことは気づけてない。]
司書 クララ
あのさ、カタリナ。
［鍵なら持っている。探しに行こう。誰にも止められなければ、向かおうとした矢先。
いつになく芯の通った声でクララは言った。］
みんな嘘はなし、だよね？
［言わんとすることを問われても、なんでもないとかぶりをふるだけ。］*
旅人 ニコラス
[そして最後の相談、明日の役割分担については、ジムゾンの案>>237に賛成と即座に頷いた。]
明日の予定は明日にならないと分からないから。誰と一緒に行くかは、改めて考える。
宿屋に誰がいるかいないかは、明日用意した朝食の数を見れば、大体分かるだろ。
その代わり教会の方は頼んだ。
勿論今夜宿にいなかった連中に俺が会えたなら、様子を気にしておく。
[これでひとまず必要な話は済んだとばかりにお茶をあおったものの。
てめーやってくれたなーとジムゾンへじと目を向けた。
あと、ものすごいほめ殺し>>229食らったことを知ったなら、いつか100倍返ししてやるからな？！ と決意を固めるに違いない。*]
旅人 ニコラス
― ―
[今から七年前、某所に生意気ざかりの少年がいた。
年は17歳、名をEarnest=Einzelgängerと言う。
淡い金髪と翡翠石の目を持つ彼は、自らの持つ占いの力で人狼を見つけ出すことに大変な自信を持っていた。
だがある日、ある村で人狼騒動に巻き込まれた直後、忽然と姿を消した。――噂によれば、人狼に協力する者に殺されて命を落とした、とか。]
旅人 ニコラス
[だが実際には、少年は生き延びた。
自らの過去も能力も、名前や年齢すら全て忘却してしまったのに、かろうじてぎりぎりのところで命を繋いだ。
そして、第二の故郷と呼べるようになりつつある村で起きた惨劇を前に、眠っていた狼占の目が再び開こうとしている。
そのとき、かつての少年は彼となるか、はたまた彼に戻ってしまうかは、誰にも分からない。**]
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
問題は其処ではない。
災厄を齎す者もまた、
滅びの運命を継承した金色の獣、同族なのだ。
滅びの運命を継承した者と、
継承しなかった者。
其処にどのような差が在ったのかは分からないが、
予言に従うならば、同族同士で争わなければならない。
予言で謳われる 双頭の金獣の王の悲願が、
滅びの運命の成就
滅びの運命の阻止
どちらを指すのかは予言からは断定出来ない。
しかし、そのどちらであっても
悲願の成就のためには同族との対立が避けられない。
ただただそれが悲しかった。
]
【独】 神父 ジムゾン
/*
占い師の方だった！！
いや、別人格っぽいのがてっきり狼さんで、リーザとペーターと一緒に船を流しに行ったのかと…
みんなの設定良いなあ
負傷兵 シモン
― 食堂 ―
［夜の食堂は、足音が部屋中に響く程にガランと静まり変えていた。
テーブルの上には、昼の間に買い込んだのか、大量のパンが入った籠がいくつか置かれてあった。>>0:1225
食堂の対面のカウンターの奥に置かれている酒もそのままだ。］
よかった、これなら数日の食事は困らないな。
［あいにくオススメされたチーズの居場所が解らなかったので、バゲットを数切れと赤ワインを拝借し。
グラスを右手に掲げて］
それじゃあ、いただきます。
［ワインを一口胃に流し込み、冷えて固くなったバゲットにかじりつく。噛みごたえのある食感は噛む毎にほぐれるように変化し、口の中に麦の甘みが広がる。］
――美味い……
［皿に取った数切れをあっという間に平らげ、次はロールパン、その次は*フォカッチャ*と、結局4種類ほどに手を出した。
ワインの方も一口かじる毎にワインを一口という調子で、あっという間に1瓶空になっていた。］
負傷兵 シモン
～～♪
［ほろ酔い気分でゆらゆらと、滅多に歌わぬ鼻歌を。
こんなに満たされたのはいつぶりだろう、ここの所碌な物にありつけてなかったから。
鼻歌交じりに突っ伏して、今日はこのまま夢の中。
ちょっとくらいゆすぶった位では、到底起きはしないだろう。］
（ああ、生きてるなあ… 俺。）
［夢見心地で寝言がこぼれる。］
（――生きてて良いのかなあ、俺……）
**
パン屋 オットー
ーー回想：神父とーー
[同い年だったジムゾンとはよく遊んだ記憶がある。
都市の近い子供ってそれ程多くないから、遊ぶ誘いをしてくる顔はほぼ決まっていた>>0:1172。
性格は似てないのにつるんでいたのは、母親がいないという共通点も後押しした>>0:1172。
自分に可哀想という輩がいても特に頓着しなかったが、大人に怒られるようなことをしてくれていたらしい、ということは知っている。
だからというわけではないけど、影でジムゾンの悪口を言うような輩がいたら、その人の荷物にこっそりと石を混ぜ込む程度の、非常に地味な悪戯はしていた。
理由に関しては、“面白くなかったから”
それだけで十分だった。
ちなみに変顔作戦については、見た瞬間に何度か瞬きを繰り返したあと、首を傾ける反応をした。
これでもいきなり始めた突飛な顔への、最大限の驚きだった。
その後、自分も見様見真似で変顔をしてみたのだけれど。]
パン屋 オットー
[……自分の父の失踪時も、捜索に加わってくれたことを覚えている>>1174。
あまり表情を変えない自分の代わりに、湖畔へ駆けつけてくれ、探してくれたことも。
湖の中へ飛び込んでくれたことも。
湖の中へ飛び込んだと聞いたときは焦ったものだから、
見付からなかったという報告よりも、ジムゾンが無事だったということに安堵したものだった。
そんなものだから、死んだと聞いて2〜3日は少し焼きすぎたパンが出回ったし、帰ってきた姿を見て2度見するぐらいには驚いた>>0:1171。
自分が死んだことになっていることに気付かなかった原因が僕だと知ればーーどうしてかな。納得しそうだ。
その後しばらく、ジムゾンが帰ってきたことを喜んで、彼の好きなものを焼き過ぎでは…？ というぐらい焼いた気がする。
自分の父よりも、ジムゾンの方に一喜一憂（当社比）している回数のが多い気がする。
それもそのはずだ。何故なら父は……]
羊飼い カタリナ
何かあって怒られそうになったら
私が謝るよ。焚き付けたの私だし。
ん！ そういうの好きだよ。パンドラの箱。
開けちゃいましょう？
大丈夫よ。だってパンドラの箱なら
〝希望〟だけは絶対にあるんだもの。
〝不幸〟は既に満ちている。
だから、あとは希望だけ…
［ なんだから宝探しをするような高揚感…
かつてパンドラがこの箱を開けてしまったときも
こんな気分だったのだろうか？ と想像すると
少し怖いけれど、今は何より情報が欲しい ］
羊飼い カタリナ
明日探すなら私も… え？ 嘘はなし？
［ ふと聞いた問いかけには
ちょっとピンとこなくて、首を傾げた。
『どういうお話？』と問いかけても
クララさんは頭を振るばかり>>240 ］
えっと…なし…だと言いたいけれど
でも…うーん事情次第なんじゃないかな？
嘘って。
嘘のない世界なんかないし、
つかなきゃならないこともあるからさ。
でも…そうだね。
ついて辛い嘘はつかないほうがいいと思う。
［ 問いかけの答えになってるのかはわからないけれど
〝嘘〟についてはそう答えた。
本当は「なしに決まってる」と言いたかったけれど
味覚のことなど嘘を突き通して生きている私では
その答えはどんなに探しても出て来なかったのだ。］
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
……ん？
[その先生と会話する誰か。>>+43
あの姿は、村を出る船上で会った人かな。
先生以外にも、乗客の安否を気遣う人物は、同じく船上で言葉を交わした彼女だ。>>+6
さらに周囲を見回せば、他にも買い出しへ向かう船で見かけた顔が、チラホラと見受けられる。>>+4>>+46]
……。
[村で出会った人たちは実在するのだなぁ、と奇妙な感覚に囚われる。
いやいや、当然のことだろう。
ただ、俺は地上からシルバー・メリー号に乗り込んで、そのまま
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
……、さて…どうしよう。
[開発者として一つ言えることは。
あれほど入念にバグチェックをしたのに。寝る間も惜しみ、血を何度も吐く思いをしながら、身を粉にしてデバッグ作業を重ねてきたというのに、不具合を起こしてしまったという体たらく]
……、………。
[ユーザーの前で土下座すれば許されるか？通常ならば、バグを出したシステムの前で、
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
いや、逃げるのはやめよう
[怖いけど]
……これは、敢えて外部の誰かに相談した方がいいのか。
[こわいけど]
羊飼い カタリナ
─ 宿から自宅へ ─
［ 嵐の中家へ帰ると言えば難色を顰める者も
いたかもしれないが、>>214>>231
そこは慣れてるからと強弁し帰途につくことにした。
実際、放牧中嵐に見舞われることは
ないわけではなかったし
既に港はリーザたちが見に行ったのだから
何かあるなら今教えてくれているだろう ］
リーザ、お客さんも増えて宿の方大変でしょう？
明日は手伝いに来るから。
あ、でもわかってると思うけど朝早くってのは
期待しないでね。ゲルトさんほどじゃないけど、
知っての通り、私朝は弱いから。
［ 『あまり根は詰めるないでね』
と別れ際彼女を軽く抱き寄せて宿を後にした ］*
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[叱らない？責めない？
誰かと会話する機会があって、最初はおっかなびっくりだけど、徐々に打ち解ける事が出来たら、こんな風に伝えるだろうか]
俺もすべてのコードを把握しているわけではない。
システムは膨大で、全体を把握しているのはトップに近い……それこそ、社長のような存在に限られる。否、トップが末端のすべてを把握しているかというと、それも疑問だけど。
ただ、これまで起きている事象は、人為的ミスで発生したというよりは、誰かが敢えて意図的に組み込まないと発生しないであろう事象……それはもう、
何やらよからぬ陰謀に、俺たちは意図せずとして…巻き込まれているのではないか、と。**
司書 クララ
嘘は事情次第。
でもね、つききれなくなる時がくるんだ。
［自分も嘘をついてしまった。部屋を出て行ったカタリナを見送れば。そう呟いた。］**
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
エルナさん大丈夫かな？
それにしても
・ペーターさん瘴狼
・リーザちゃん人狼
・ニコラスさん占い師
・ジムゾンさん狩人
マ ジ で す か （二度見）
（神占・旅狩・兵狼・羊狼だと思ってましたCO）
【赤】 少女 リーザ
/*
ログの海に溺れてた、お返事遅くて申し訳ない…
従属対象は………
あまり考えてなかったのが正直なところです…
あ、でも、従属化で絶望する流れは
ちょっとおもしろそう…！
一旦カタリナで、この後の流れ見るでもいいと思います。
【独】 神父 ジムゾン
/*
あ、そうか
死に対するPC1スタンスと父親の経緯的に狼ありだし、そっち…？
（てっきり霊の方かなとか）
もしオットー狼ならプロの会話的にもとても襲撃されたいな！
それにしても後で自分の灰見たらうわあってなるとこ間違いないぽんこつ予想である
シモンの立ち回り面白くて好き
少女 リーザ
── 回想:レジーナの宿、カタリナ ──
［そうだった。>>137
リーザからぎゅうっとしたことは、あまりなかったね。
触れたところから伝わる温もりに安堵する。
カタリナのことを心配していたつもりが
いつのまにか自分の不安が解けていることに気づく。
バルコニーに出れば空を見上げるけれど>>139
今日は星空鑑賞には向いていないようだ。
…もっとも、そんなつもりはなかったけど。］
どっきり、かぁ。
明日になったらピンピンしてるゲルトさんが
笑顔でみんなの前に現れたりしてね。
［そうは言ってみせるけど
手を握られて>>140、握り返して、
そんなことがないことくらい、2人にはわかっていた。］
少女 リーザ
［手を握り、肩を寄せ合う2人は
いつしかの屋根の上での出来事を彷彿とさせる。
やっぱり、心細い時にはいつも隣にカタリナがいて
こうして2人で乗り越えていくんだ。
………そう、乗り越えられる。］
少女 リーザ
ふふふー、私も嬉しい。
ありがとうカタリナ！
［さっそくペンダントをつければ大事そうに手で覆う。
雨が降ってきたのは、そんな折だったか。］
少女 リーザ
いやいやいや、ペーターこそ先に入って？！
私はここの従業員だぞー？
ルームウェア、持ってきてあげるからさ！
［この宿には男女兼用のルームウェアがある。
その保管場所を、リーザが知らないわけもなく。
クシャミに気づかれていたとはつゆ知らず、
あくまで従業員でいつづけようとしたが
彼はどんな反応をしただろう。］*
仕立て屋 エルナ
―回想/儀式―
[あれから幾らかの会話を交わして。
我々は儀式が行われる祭壇へ辿り着いた。
大きな金色の楕円形の岩が祀られている。
1000年で摩耗した表面には、双頭の狼のような獣の紋様が、曖昧に残るのみ。よほど近づかなければ、識別も難しいほどに。
この岩は、金狼様が月から乗って来た船だと言い伝えられているが、定かではない。
村人達は、村に伝わる伝承のとおりに、それぞれが持ってきた供物を捧げていく。
あるものは花を。
あるものは食べ物を。
そして、それぞれの想いを込めて。
全員で手を繋いで岩を囲み、
……次に、讃歌の詠唱。
ここまで、儀式はなんの問題もなく、順調に進んでいたはずだった。]
仕立て屋 エルナ
……！？
[そのとき、今までに味わったことのない"感覚"に包まれた。
それはまるで、魂が岩に吸い取られているように。自分の意識が、だんだんと薄くなっていく。感じたことのない虚脱感が全身を襲う。]
一体、何が起こっているっ……______
[刻み込まれた記憶の断片。消えゆく自我の中で、いつもに増して輝いて見える月光が、…の思考全てを包んでいった。
その咆哮は、
言語のようで、
音色のようで。
ただその囁きを、
理解することは不可能だった。]
仕立て屋 エルナ
ああ、あの言い伝えは、本当だったのか。
俺は、とんでもないところに、
来てしまったようだ……
[消えゆく意識は、そこで途絶えた]
仕立て屋 エルナ
―…→レジーナの宿屋－
[それから起こった事の顛末、そして、ゲルトが語った２つの預言の話は、誰かから聞いてその真実を知った。
あるいは、脳が、受け入れられない現実を、伝聞という形で思い込ませたのかもしれない。
外は酷い嵐だ。
いくら近いからといって、わざわざボロい家にずぶ濡れになりながら帰る道理もない。
今日は、空いている宿の一室を借りて寝泊まりさせてもらうことにした。]
パン屋 オットー
ーー宿→パン屋『ハティ』ーー
[パン屋に戻った僕は、作業するまえに手にしていた荷物を片付けようと2階の居住スペースへ。
自分の部屋へ戻れば火を消したランタンを机に置いて
その場に蹲った。
手足が震える。身体が震える。]
…………っ、くっ、
[目の前にランタンがある。
使い古されたランタンは、均整のとれたランタンで。
その美しいランタンを見た僕は]
パン屋 オットー
[腕を横凪に振り払う
腕の力だけで拉げたランタンは壁に叩き付けられ
ランタンのぶつかった壁は窪み
ガラスは粉々に砕け散る
一連の流れを見て、自分がどんな顔をしているのか気付かない。]
パン屋 オットー
[砕けたガラスを見て、発作が収まったことを確認すれば溜息を1つ。]
片付け、面倒だなぁ……。
[普段は独り言など言わないけれど、発作の収まった今は、何となく口から言葉を発したい気分だった。
そうでもしないと、発声方法を忘れそうーーと言うのは流石に言いすぎかも知れないが。
掃除道具を探すために部屋の中を見渡せば、近くの鏡が目に入る。
そこに自分の姿はなかった。
代わりに写っていたのは胸元に金毛を生やした、美しい黒い【人狼】で……ーー]
羊飼い カタリナ
─ 嵐の道 ─
［ 叩くように打ち付ける風雨を意に介すこともなく
私は家路へ急ぐ。
月明かりはおろか星の瞬きもなにもない夜道
夜を塗りつぶさんばかりの漆黒に
猛り狂う嵐の手が けたたましく草木を薙いで
不快な音楽をかき鳴らしていた。
それでも意に介さない
ランタンも付けずにひた歩く。 ］
羊飼い カタリナ
神様なんか嫌い 神様なんか嫌い 神様なんか嫌い
神様なんか嫌い 神様なんか嫌い 神様なんか嫌い
［ 何度も何度も呟く神への悪態
神を信じているかと聞かれれば多分信じていると
答えはするだろう。
ただそれは人が救済と拠り所をを求めたり
為政者が統治や先導の為に作り上げた偶像ではなく
もっと原始的で無慈悲、人の理から隔絶した
悪魔のような存在を指して信じていると答える。
憎悪のを念を込めて ］
羊飼い カタリナ
お前がいるから 私は 私は！！
うわぁあああああああ！
［ 悲鳴に近い雄叫びを上げて拾い上げた石を
月狼山の方角へ向かって投げつけた。
闇夜に消える石を月は照らす
嵐を飲み込みけたたましく静寂が嗤う
音なき音 粛然たる戯言 密やかなる奏楽会
観客はただ一人
その入場券の名を霊聴と呼ぶ ］**
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
カタリナの素敵なロルの間に挟まってしまったことを懺悔します。
うわあああ、本当に申し訳ない。
灰発言する前にちゃんと更新しようね、ゲルト……。
*/
【独】 パン屋 オットー
/*
あー、カタリナは霊なのか。
占-旅
霊-羊
狩-神
狼-年妙屋
村-修者服司兵
11>9>7>5>3>ep 5縄4人外
4dまでに▼屋or妙しないとマズい、か。
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
/*
リナかっこいいな……
そういえばナカノヒトは人狼騒動系RP村で霊能者やったことあるけど その時に月を題材にしていてだな…
【赤】 少年 ペーター
/*
隷属先考え直しまーす()
こうなるならフリーデルかクララかなぁ…
今夜中にロル書いてみて相手へのお伺いしてみるー
それとリーザもふもふ
僕もだいぶ遅いし、気に病まずにだ…！
少女 リーザ
── レジーナの宿、カタリナを見送る ──
［それはどのタイミングだったか。
カタリナから明日の手伝いの申し出を受ければ>>253
とりあえず船が流されていたことは
ニコラスがジムゾンと相談した結果を聞くまで
話さないほうがいいだろうと判断し
その話題には触れぬままに］
えー！たすかる、ありがとう！！！
朝は大丈夫だよ、ゆっくりきて。
［そう言って微笑みかけた。
朝が弱いことはちゃぁんと知っていますとも。
抱き寄せられれば聞こえてきた気遣いの言葉には
"ん、気をつける"と素直に聞き入れ
夜の闇に消えるまで、その背中を見送った。］*
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
―― 閑話 ――
[アリスバック・ヘラーがつくったアリスバックというキャラクターは。
不器用でも好きなことには一直線で。
知らない世界への憧れもあって。
今ある世界がどうなろうと、新しい世界がつくられるのを、無意識のうちに望むかもしれなくて。
何より、何の憂いもなく空を見上げることができる。
昼の空も、夜の空も。
アリスバック・ヘラーはそうではない。
謎を知りたがることはあれど、もう、
好きなことには一直線にはなれないし、
何の憂いもなく空を見上げることはできない]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[4年前――結晶化の病が発症してしまった時。
彼女は小型の飛行艇を運転していた。
整備も自らの手でやっているそれには、蝶のロゴマークがついていた。
その日もいつも通りに帰路につくはずだった。
だが、結晶化の進行により右腕が動かなくなったことでおおいにパニクった結果、
小型艇をビルに突っ込ませてしまった。
彼女はその直前に脱出をしたものの、
右腕が結晶化してしまったのだから、病院に運ばれた。
それから何日も経って、彼女が小型艇を突っ込ませてしまったビルで、
情報屋をやっているという男が、病室を訪れた。
彼は言った。「弁償をする代わりにうちで働け」と]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[彼女はこの時参っていた。
右腕は丸ごと失われた。それ以外の傷は―――いずれ癒えるだろう。
問題は心の傷で、よくよく悪い夢を見ていた。
空から墜ちる、ただそれだけの。
だから、情報屋の頼みを引き受けた理由なんてものは、
何もかもがどうでもよかったからだった。
弁償期間を過ぎても働くことになったって、どんな役目を課されたって、
ここではないどこかに飛ばされることになったって……]
少年 ペーター
ー 宿、玄関 ー
[なんか予想外な事言われたみたいな顔された>>266]
こんな時に従業員だなんだって関係ないでしょ！
さっきくしゃみしてたの気付いてるんだぞ？
風邪引いたら大変だよ！
[まさか男女兼用の着替えがあるとは知らず
でもこんな時にまで従業員とかなんて気にして！
今はそういう状況じゃないじゃん…！]
僕は全然平気だし
それに、女の子より先に入っちゃって
それでリーザが明日風邪引いたなんてなったら
カタリナきっとすごく心配するよ？
[カタリナの名前を出すのはちょっとずるいかな？
でもね、二人がすごく仲が良いのを知ってるし
僕だって仲良くさせてもらってるから
どっちにも元気でいてほしいんだよ…！]*
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[アリスバック・ヘラーは翼をもがれた蝶のようなものだ。
あの事故以来、小型飛行艇を運転することはできなくなった。
怖いからだ。
もはやはばたきで、めぐりめぐって世界を変えることはできない。
だが、はばたけなくとも、たとえば己の言葉でもって、
めぐりめぐって世界を変えることができると、
あの時己を情報屋に誘ったやつにガツンと言われてからは、少しずつ前向きになっていった。
「私の言葉で……、ってどうすりゃいいんだ！？」ってことを考える事態に巻き込まれながら]
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
腱鞘炎再発して変な時間に起きた……って、
カタリナさん霊能者！？>>282
うわー！？じゃあ待って！？
レトがおじいさまのお墓に話しかけたのって、えっ！！？
なにこの偶然！？
って書いてたら、
アリスバックさんの回想見えてるー！？
じゃあ一旦こっちの回想書き直そう（消し消し）
幸せになってほしいなあ（PC/PL共に）
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
めっちゃ村レト書きたいラド喋らせたいPL
VS
不信感MAXで再ログイン絶対拒否なPC
ﾌｧｲｯｯ
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[…………。
さて。例えばここで解決のすべてをスタッフに任せてのんびり傍観するのを選べば、
長い休暇を過ごすことだけは達成できるかもしれない。
だがそんなのんびりしてて、
どうして情報屋のビルにグリーンアイ氏の運転する車が突っ込んだのか、ということを知ることができようか？ いやできない。
だからどうにかたぐりよせる必要があるだろう。
今の自分に何ができるのか**]
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
/*
>>+65はほとんどたてまえなんだけど
本音みたいなのは 自分と違ってすきなことしてる？ゲーム創り人らがさ うらやましくもあり やけちゃうなーでもあり だから介入したい？？？？
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
この村の守り神、金狼様が人狼である。
―――驚きはしたけれど問題はない。
自分達もまた人狼の子孫であると思われる。
―――衝撃的だったけど、御伽噺ほど怖い存在
ではないと分かったから大丈夫。
金狼様の願いの成就のために同族同士で争いが起きる。
―――到底受け入れられない。
そして、断定は出来ないが、
推察される内容から受け入れられないことが
もう一つ。
]
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
第二の予言は、
災厄が繰り返されんとしておると告げていた。
つまり、過去に1回以上災厄が起きている。
『今宵 一千年の時を彷徨える
双頭の金獣の王の悲願は 成就せん』
悲願が滅びの運命の阻止なら、
過去にも成就していることになる。
つまり、前後の文脈を踏まえるならば
金狼様が望むのは此方ではない可能性が高い。
そして、僕を始まりの死者たれと定めたのは誰か。
神に近しい存在のは僕を憐れんだ。
では、残る選択肢は―――
]
【赤】 少女 リーザ
［私がリーザの記憶を確認して
この2人との関係性を知ったのなら、
私はきっと大爆笑するわ
なんなら意識を乗っ取って
オットーの目の前で交代してやるさ
…と、それはまた、少し先のはお話］**
少年 ペーター
……あっ
空いてる部屋あるか聞き忘れちゃったや
[いやほら、外はあの通りでしょ？
ジムゾンさんやフリーデルも今日はたぶんここに残るだろうし、それなら僕も残って泊めてもらおうかなって。
一人で帰るのが怖いとかそんなんじゃないぞ？
ただ皆と一緒にいたいだけさ
酷い天気の中一人で外出たら皆に心配かけるしね。
……部屋については後で聞こうかな。]*
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
もし、神が僕の死をお望みになっているとしたら、
僕はこの身を差し出すことが出来るだろうか。
『始まりの死者たれと 定められし者よ。』
そう呼ばれてからずっと抱えていた命題。
答えは出せなかった。
せめてその真意を知りたいと思った。
それが本当に神の意思で、
村の為になるのかを知りたかった。
否、本当は怖かった。
生きたいと願ってしまった。
こんなことを定めたのは神様ではなく、
別の存在だと思いたかった。
『運命を 己が手で』
そう言われて心が揺れ動いた時点で、
僕の信仰は既に傾いていたのかもしれない。]
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
・久々にハティのパン食べたいなー→人狼
・リナ姐にいつか恩返ししたい→霊能者
・年上だけどリーザちゃん→人狼
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
今更だけどシスターへのラド縁故、
3年前だと無理でしたねごめんなさい！
何故か5年前だと勘違いしてましたorz
リナ姐の縁故もあっちこっち勘違いしてたので
ここもエピでごめんなさいだ
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
修・妙・羊・兵かな（最終日予想）
何となく羊or妙LW想定っぽい？
でも兵・書は吊りフラグも立ててるような。
フラグ読難しいな
少年 ペーター
[母さんは全身金色の綺麗な狼だった。
村から村へと移り住む生活の中で
一度だけ、その姿を見た事がある。
母さん的には見せるつもりがなくて
夜中に偶然僕の目が覚めて見ちゃっただけなんだけど。
それをきっかけに
金狼というものについて、色々と聞かされた。
子供だから力が発現していないだけで
教えずともいずれは金狼として力を自覚してしまう時が来たはずだった、とも言われたけど。
ちなみに父さんも狼……なんて事はなく
元々は母さんが"力を使って選んだ人間"だったみたい。
母さんの事を慕っていたし
正体を知った上で自分から望んだって言ってた。
『私に対する気持ちは分かりやすかったの』
母さんちょっと照れ臭そうにそう言ったの覚えてる。]
少年 ペーター
[母さんも、父さんも
人間が好きで、争いを好まない人達だった。
村を移り住んでいたのも
正体がバレそうになって、でも誰も傷付けたくない
……そういう理由だったんだって。]
少年 ペーター
[そんな母さんと父さんは、もういない。
その事は村の人になら、殆どの人に伝わってるはず
でも、2人がどうして亡くなったか
それは僕以外、誰も知らない。
だってそれは、僕しか聞かされてないし
母さんと父さん、死んじゃったって
僕から直接そう伝えたのは、ジムゾンさんを始めとする当初教会で働いてた人達にだけ。
"両親を知る人が教えてくれた"という事にして。]
少年 ペーター
[ 人間達に正体がバレた
父さんも、私を庇って処刑されてしまった
私も、もう……
でもお願い、復讐なんて考えないで
あなたが危険に晒されてしまうし
悪い人間ばかりじゃないの
だからどうか、あなただけは……
"人間"として、平穏に生きて ]
少年 ペーター
[母さんの"声"をそうして聞いたのは初めてだった
それでも自然と受け入れてた。
本能的に力を理解していたのかもしれない。
……というより、さ
両親の死を感じ取ってしまったら
そっちでいっぱいいっぱいになってさ
他の事なんて、とても考えてられないよ。]
少年 ペーター
[けど、そんな事しても二人は帰って来ない
それに…母さんの最期の言葉が頭を過ぎって
理性と感情で、僕は訳が分かんなくなって
だから荒れてたし、暫くは部屋に籠ってた。
外に出るようになっても
自分が金狼としてどのくらい動けるのか知りたくて
出来る範囲で確認しようとしたし
『一度肉を食べてしまうと
抑えが効かなくなってしまうの』 >>3
そう言っていたのを思い出して
肉を食べたらどうなる？力が出る？
そんな想像で、勝手に"拝借"しようとしたり
母さんの意思に背いて色々やろうとしてた。
それが僕の"はんこーき"だった。
まぁ、全部ジムゾンさんに見つかって止められたから未遂に終わったけど>>0:972]
少年 ペーター
[でも、それで良かったんだ。
ジムゾンさんと散々追いかけっこして
リーザやカタリナと他愛もない話をして
クララはなんだか放っておけなくて
ニコラスとは大人げない張り合い対決をして
気付いたら、そうしている間に
人間に対する黒い感情は、薄れてきていてさ。]
少年 ペーター
[だから、ぼろぼろのフリーデルを見た時
近寄った時に感じた血の匂い
それになんとも思わずにいた訳じゃないし
食欲本能みたいなものがザワつく感触もあった。
それでも、それ以上に
死んでほしくないって思えたんだ。]
少女 リーザ
── 浴場 ──
［濡れた緑色のワンピースを脱いだ時、
その内側に金色の毛がついていることに気がついた。
髪の毛かとも思ったが
それよりも細く柔らかいものだった。
なんの毛だろう？と考えて、答えが出ずに諦める。
今日は色々なことがあったから
どこかでつけてきてしまったのだろうと。
湯着を着て暖かな温泉に浸かれば気が抜けたのか
眠気が一気に襲ってくる。
……でもだめだ。まだ眠るわけにはいかない。
十分に温まったところで湯から上がり
ルームウェアで玄関を覗き込んだ。］
少女 リーザ
［宿泊者の使ったタオルやルームウェアは
1日ごとに取り替えるスタイルのため
明日カタリナに手伝ってもらって
回収から洗濯、干すところまで行おうと思う。
あれは1人だと少し大変なんだ。
回収する時は重さが
洗濯の時は水の冷たさが
干す時は若干背が足りなくて。
…あ、今笑った人、強制手伝いね。］
少女 リーザ
── レジーナの宿、①の部屋 ──
……早く起きなきゃ、ご飯なくなるよ？
［全ての仕事を片付けてこの場所に戻ってきたリーザは
未だ目覚めぬ寝坊助に向かって言葉を投げかける。
返ってくる声は────ない。
昔、この言葉でゲルトが起きたことがあった。
だからこの言葉を言えばその時と同じように
あっさり起きてくれるんじゃないかって、
目を擦りながら"まだ眠いよ"なんて
いつもの台詞を言ってくれるんじゃないかって、
そう思ったのに。
聞こえてくるのは雨や風が窓を叩く音ばかり。］
少女 リーザ
あー、これ可愛いなー、
もらっちゃおうかなー。
［全くそんな気はない棒読みだが、
やはり返ってくる言葉はない。
ふう、と溜息を吐いて傍の椅子に座る。
朝食の時間になるまでリーザはゲルトの隣にいて
数時間おきに少し、
ゲルトの体の向きを変えるのだった。］
旅人 ニコラス
― 談話室・ジムゾンと ―
[僕は全く気付いていなかった。
ジムゾンと船とか明日の対応とかで話をしている最中、無意識の内に敬語が抜けてタメ口をきいていたことに。]
ジムゾンさんもお疲れ様です。そろそろ疲れたでしょうから、お休みになった方がいいのでは？
僕はゲルトの部屋に行ってみます。
[しかし報告すべきことを終えて、肩の荷を下ろした今、完全に口調は元の自分に戻っていた。ジムゾンがそれを発見するかどうかは、さて*]
旅人 ニコラス
― 宿屋談話室・カタリナとリーザ ―
[さて、それはどのタイミングだったか。
カタリナが嵐の中家へ戻ると言い出したので、一度は止めた。今はかなり風雨が強まっていて危ないですからと。
それでも羊飼いの決心が強いことを理解すると、それ以上は戻るなと止めず、分かりましたと返答する。]
家に帰るなら寄る必要はないと思いますが、念のため。船着き場だけには近づかないでください。波が高くて危険ですから。
それと、もしディーターなど今夜宿屋に宿泊しなかった方と出会ったら、安否確認をしてもらえると助かります。よろしくお願いします。
[リーザも気をつかって船について言及しないでくれている>>283。
視線だけでありがとうと伝えると、リーザと一緒にカタリナを見送ってから、一旦ゲルトの部屋に入った。*]
旅人 ニコラス
― 宿屋①の部屋 ―
[リーザが入ってくる>>305前、眠っているゲルトを訪れる。もちろん防寒具と雨具は脱いで、体もきちんと拭いた。
しかし自分一人で誰の指示ももらえない状況だと、看病も世話もこなせないことに気付いて、あまり長居すべきではないと判断する。]
ゲルト、ごめん。
僕が”嵐でも起きない限り”なんて変なこと言っちゃったばかりに、本当に天候が崩れて、皆が閉じ込められてしまった。
……ゲルト。僕は皆を守れるのかな？ 大切な皆の笑顔を壊さないでいられるのかな？
でも予言が現実になって、三頭の金狼と一人の従者が誰か分かったとき。……僕はその人を、 ――
[ベッドの脇に引き寄せた椅子に座って思わずつぶやく。最後は言葉にならず、空中霧散した。
次の瞬間、握りしめていた友人の手の甲に、ぽつんと一滴の水が落ちる。]
旅人 ニコラス
あれ？ 雨漏り？ でもここ１階だよな？
……でも念のためリーザにに伝えておかなくちゃ。
[天井を見上げながら首を傾げる。自分が泣いているなんて、気づいていなかった。
目元を服の袖でゴシゴシと拭って、無理やりゲルトに笑いかける。]
疲れているみたいだ。なんか目の前に霞がかかったようで、前が良く見えない。
僕まで倒れたら、君の世話を十分できなくなってしまうから、そろそろ帰って寝るね。
[それから誰にも見られないよう早々に部屋を後にして、二階の自分の部屋に戻った。**]
【独】 旅人 ニコラス
/*役職確定版。
瘴狼：ペーター
人狼：リーザ
人狼：オットー
オットーは、美味しく頂くために旅人に優しくしているのね？(ただし自分でも邪推っぽいと思ったから確信までせず) が当たったのか。
占い師：ニコラス
霊能者：カタリナ
狩人：ジムゾン
ディーターが狩人っぽかったから消去法でジムゾンが霊能者かなと思ったら違った。
あとカタリナごめん、「食事の味がしない」が人狼っぽいと思ってしまって。
でもさ！ これ見るとそりゃオットーは旅人ズに優しくするよね？？？ だって占霊とか美味し過ぎるじゃんね？！
シスター フリーデル
――― 狼月祭の翌日 ――――
……ゲルトさん。
まだ、”おはよう”ではないのね。
でも、ジムゾンさんも仰っていたように、
ゲルトさんはお寝坊さんだから。
きっと、もう少ししたら起きてくれますよね？
ニコラスさんも、私も、他の皆さんも。
ゲルトさんが、
いつものように、あくびしながら目覚めるのを、
待っていますからね。
［ いつも目覚めの早い女は。
今日も早朝に起きだして、
まず①号室のゲルトの無事を確認してから、
少しだけほっとしながら、厨房に向かい。 ］
シスター フリーデル
［昨晩、リーザが用意してくれた>>26
カタリナがくれたのだろう羊の血の丸薬を
溶かしたスープの残りを人肌程度に温め直し。
蜂蜜と塩を少し溶かし入れ。
それを再び①号室のゲルトの元へ運び。
洗顔の代わり、お湯で濡らした布で
顔などを拭き清めてから。
枕を背に上体を起こし、誤飲のないよう、
スープを少しずつ、ゲルトの口に含ませるように、
ゆっくりと飲ませていった。 ］
シスター フリーデル
……目覚めたら、またゲルトさんの好きな、
ハーブティーも淹れましょうね。
早く起きないと、
また倒れたりしないよう、蜂蜜をどばっと入れて、
滅茶苦茶、甘くしちゃいますからね？
［ 昨日、儀式の前にゲルトに淹れたハーブティーが
そのまま談話室に残っていたのを思い出して。
女は、預言のことを相談してくれたのに
何もできなかなった自分の無力さに、
きつく唇を噛んでから。
意識がなくてもゲルトが心配しないよう、
敢えて声だけは少し明るくして。
記憶の中の”誰か”に重なる金色の髪を>>0:1008
慈しみ労わるように、そっと撫でてから。
朝食作りのために厨房へ戻った。 ］
シスター フリーデル
――― 狼月祭の翌日/ 厨房 ――――
さあて。じゃあ、こういう時だからこそ。
みんなに元気を出してもらえるよう、
たっぷりの朝ごはんを作りましょうか。
あ、サラダはリーザちゃんが美味しそうなのを
作ってくれているわね。（>>303 )
じゃあ、 温かいスープと、
カタリナのチーズとオットーさんのパンと、
あと、教会の林檎のソースの
パンケーキ……とかでも、いいかしら？
［ レジーナから、毎年厨房の手伝いを
頼まれていることもあり>>0:1052
すっかり、勝手知ったる宿の台所である。
リーザや誰かがいれば一緒に。
そうでなければ、一人でも、腕まくりをして、
朝食づくりに取り掛かろう。］
羊飼い カタリナ
─ 宿屋・談話室 ニコラスさんと ─
わかりました。〝羊飼い、危うきに近寄らず〟
大丈夫、行きませんよ。
というか方向逆ですし
［ 家に帰ろうとしたらニコラスさんが止めようとした
のは>>311、想像通り。
それでも融通はきかせてくれたりするのも、
念押しして船着き場への注意喚起をする几帳面さも
やっぱりニコラスさんらしいなぁと笑う。 ］
ディーさん？ やっぱり帰ったんだ…
構いませんよ。明日来る前にでもおうち覗いてきます。
波だけじゃなくて酒に溺れてないかも心配ですし。
クララさんも確か図書館の方へ戻られるみたいですよ。
明日はそっちも見てからこちらにお邪魔します。
［ 会ったら『生きてますかー？』って
聞けばいいのかな？ とか冗談を言いかけたが
ゲルトさんのこともあるしやめておいた。］
どうせならオットーさんのところに寄って
パンとか差し入れしてあげたほうがいいかな？
［ などと独りごちながら宿を後にしたのだった。］**
シスター フリーデル
［オットーのお店『ハティ』が
今朝も開いているようなら、買い求めに行って、
焼きたてのパンを。
そうでなければ、オットーが昨日、
宿に持ってきてくれていたパン>>0:422の中から。
色々美味しそうな種類があるうち、
ドライフルーツの入ったパンや>>0:422、
胡桃やナッツを混ぜたパン>>0:932や、
ブリオッシュ>>0:922は、
少し温め直してから、そのままパン籠に盛っていく。］
シスター フリーデル
［ そんな風にオットーのパンの香に包まれていると。
彼が、”金狼様とセイラ様のいちゃらぶクッキー”の
ネーミングに動揺する顔が思い出され>>0:1196
思わず、少し くすっとしてしまう。
クッキー用の抜型や小麦粉を譲ってもらったり、
熱心にハーブのことを聞いてくれたり。]
……ふふ。やっぱりこんなに、
草がぶわっぶわのぼうぼうになったら、
何のお化け現象かって、不思議よね？
そうよ。オットーさんの言う通り。
私には”緑の指 ”があるみたい。
［彼が尋ねてくれた時>>0:1194>>0:1195のことが、
ふと、脳裏を過った。］
シスター フリーデル
家族には小さい頃に捨てられちゃったから、
後から、人に聞いた話しかしらないけどね。
私の一族には私と同じように、
”緑の指”…つまり”植物を育てる才能”の
持ち主が、けっこういたみたい。
手がけた植物が
もっさもっさのぼわんぼわんになるから
どこへ行っても、貴重な薬草や香草を利用するのに
便利がられたりもしたけど。
でも、けして―――…
一つの場所に、土地に、人々に。
長く住んで親しみすぎてはいけないっていう、
一族の、教えがあったそうよ……
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
わー、綺麗！すごーい！
確かにこれならいろんな場面で付けられそう。
レトくんセンスあるのね！
ふふふふ。どう、似合うかな？
[確かに羽が取り外せるのなら、
どんなデザインや色味の服だったとしても
きっと合わせられるだろう。
顔をぱあっと輝かせ、
耳元にイヤーカフを当てて
どう？なんて彼に尋ねてみた。
きっと商売上手な彼は
似合うと言ってくれるのだろうけれど。
その言葉が聞きたくて。]
シスター フリーデル
話に聞いただけだけど、
実は、数百年前に、
この”狼月の村の”島から外に出た島民が
私の一族の祖先なんですって。
だから私にとってもこの村は……"故郷”なの。
数百年ぶりに、先祖帰りしたようなものね。
［そんな話をしながら、
ハーブの育て方を教えたりしているうちに。
本職のパン屋さんに対して、
ちょっぴり烏滸がましい気もするけれど、
すっかり”先生と生徒”のような関係が
続いている。>>0:1197 ]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
ううん、これがいい。
レトくんが似合うと思って作ってくれたんでしょ？
[品のある飾りが似合うと言われれば、
何だか少しくすぐったくなってはにかんだ。
結局最初に着けてくれた翡翠の羽の他、
いくつか付け替えの羽も買うことにする。
続いて上品な箱に入れられたブローチに目を輝かせた。]
わあ、本当だ、綺麗……。
う、そう言って貰えると嬉しいけど…
でも結構お高いんじゃない…？
[どこか神々しさのある細工と
紫水晶のきらきらとした輝きに目を奪われる。
とっておきというだけあって良い品なことは分かって。
是非ほしいなと思ったけれど。
そんなに手持ちがあるわけでもないから。
分割払いでもいい…？と、おずおずお願いしてみるだろう。]
シスター フリーデル
[ だからだろうか……
女が狼月の村に慣れて、暫くした頃。
オットーと彼の父親の噂話を>>0:1073
ちらりと、耳にする機会があった気がする。
村外から来た『母親』は、
彼と父を残していなくなり、父子家庭で育って。
村に尋ねてもみつからず>>0:1075
湖の湖畔で致死量のような血痕を見つけた時、
それが誰の物かは不明でも、
オットーはどんな気持ちだったのだろう…。>>0:1076
その時も、彼は表情を変えなかったらしいけれど。
それは、何も感じないことと、
同義では、ないのではないか……
感情が揺れる時ほど、
自分も端から誤解されかねない程
無表情になってしまう癖のある女は>>81
いつのまにか、生徒としても友人としても、
大切だと思うようになっていたオットーに。
勝手な共感めいた痛みを胸奥に感じながら、
ついそう思ってしまった。 ］
シスター フリーデル
［ボロボロの状態で教会に倒れて、
その後も、気が狂ったような状態の時があった女を。
特別扱いをせず、
可能な限り日常を穏やかに過ごせるよう。
そんな風に、彼なりの優しい気づかいで、
オットーが接してくれているのは、
肌で感じられていて。>>0:922
ずっと、迫害されるような、
逃げ回るような日々を過ごしていた女にとって。
気を遣わずに肩の力を抜いて、
自然な自分でいられる、オットーと過ごせる時間は。
時に無言の慰めのようにも、救いのようにも、
ありがたいものであることを、
きっと彼は知らないだろうけれど……。］*
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
……ありがとね。レトくん。大事にする。
服出来上がったら合わせたところ、
ぜひ見てほしいな。
[身寄りがなくても逞しく生きてる
明るく気さくな、小さなころから知ってる男の子。
その筈だけれど。
でも、なんでかな。
こうして話していると、妙にくすぐったくて。
何だか不思議と胸がトクトクと弾むような、
そんな気分になるのは。
おまけをつけてくれた後、
軽く小突いたのは照れ隠しもあった。
彼は相変わらずの調子で笑っていたけれど。*]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
私の方は特に何も……
接した限り、他のプレイヤーたちの動きも
正常な範囲内に収まっていたように思えました。
初日犠牲者役の…ゲルトさんでしたっけ？
設定にない介入があったの。
私、村内で話してはないんですよね……。
彼の中の人から直接話を聞ければ
何かわかるかもしれないですけど……。
[事態の情報共有に動く
コンシェルジュの問いにはそう話す。>>+6
設定にないイベントを授かったと言う
ゲルトが入るコクーンをちらりと見るも
彼はまだ眠りについたままだ。
まさかこのまま目覚めないなんてことは…と
不吉な考えまで浮かんでしまい、
ふるふると首を横に振る。
瘴狼……自分は村の中でも
そういう話を聞くことは叶わなかったが
心当たりのある者もいるようで。>>+32
誰かが仕込んだプログラムだろうか？けれど、何のために。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
[混乱する中ふと低い声が耳に入って。>>+23
ぴくりと肩を跳ねさせた。
険しい顔をしたレトが辺りに指示を出していく。
感情を排し、淡々とした声色は
逆にこれが緊急事態なのだと思い知らされるようだ。]
レ、……
[レトくん、と先ほどの延長でつい言いそうになって飲み込んだ。
周囲に呼びかける様子は鬼気迫っていて。>>+25>>+26
勿論医師として、プレイヤーたちの体調を心配するのは当然。
亡くなった人々の件もあるし余計だろう。
けれど、それにしても随分と焦っているような
印象を覚えたのは気のせいだろうか。]
……私の方は特に異常はないです。
[ひとまずはそれだけ答えたが、
状況を疑問に思う声が上がった。
社外には一連の事件は伏せられているから、
彼女がそう思うのも不思議ではないか。+43]
シスター フリーデル
［ オットーのことを思い出しながら、
黒パン>>0:921を薄めに切って。、
その上に、カタリナの美味しい羊乳のチーズと、
教会の庭のローズマリーやチャイブその他の
ハーブを刻んだハーブチーズを載せて、
とろ～りととろけるまで焼いた。
厨房と食堂に、
香ばしいパンとチーズと
食欲をそそるハーブの香りが広がっていく。］
シスター フリーデル
あと温かいスープは……
ああ、
”ペーター君のお母さんのスープ ”がいいわね。
［ 女の介抱を手伝ってくれたお礼も兼ねて。
せめて”お母さんの味”に近い料理をと
ペーターの母親の得意料理を聞いてみた時>>0:1045
野菜スープだったと教えてくれて。>>0:1346
ペーター自身も、肉は一口も食べないので>>2
いつか理由を尋ねたら、野菜の方が食べたいと
言っていたから。
教会の食卓でも、肉は出さず、
あの手この手で、味にバラエティを出しながら
たっぷりの野菜料理を用意している。］
シスター フリーデル
［ まさか彼の母も人狼で>>288
息子だけは”人間”として
平穏に生きてほしいと願っていて>>291
一度肉を食べてしまうと抑えが効かなくなる>>295
とまでは、知り得ずとも。
ご家族で野菜が好きだったのかしらと、
ペーターの母がの懐かしい味に近づけるよう、
試食を頼んだりしながら、試行錯誤して
完成したのが、
この”ペーター君のお母さんのスープ”だ。
新鮮な野菜をたっぷり使い、
隠し味に少しだけ香草を混ぜて。
じんわり心に沁みるような
温かさと優しさのある味に仕上げよう。］
シスター フリーデル
――― 食堂 ―――
［ 食堂に運んだ朝食メニューは、
・リーザの美味しそうな野菜サラダと、
・オットーの色々なパンの籠と、
・カタリナのチーズを載せた焼き黒パンと
・”ペーター君のお母さんのスープ”
・林檎ソースを添えたパンケーキ
それに、ハーブティーと、カタリナの羊ミルクなど。
『ご自由にお召し上がりください』と
立て紙をして、自分も席について食べ始めた。**］
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
……予定になかったイベントってどれですか？
私にも見せて貰えます？
[他の開発スタッフたちにログを見せて貰いながら
―――ふと過る。
宇宙という密室をさ迷う船。
この非常事態に姿を見せない代表。
きな臭い噂に、相次いだ行方不明者と死者。
物語でよくあるパターンに則るなら、それはまるで、]
………まるで、誰かに意図的に閉じ込められたみたい。
[ゲームを始める前にカタリナとしたやり取りを思い出す。
現実とゲームがリンクしていて云々―――なんて。
まさか、そんなこと、あるわけないと思うのに。
薄ら寒いものが過り、小さく体を震わせた。**]
仕立て屋 エルナ
―食堂―
[昨晩はあまり寝られなかった。
昨日の昼寝のせいなのか、それとも儀式で起こった出来事が頭から離れなかったからなのか。
眠い目を擦りながら、１階にある宿の食堂へと向かう。
食堂にほのかに広がる、香ばしいパンの香りと、爽やかなハーブティの香りが、少しばかりの安らぎを与えてくれた。>>328
立て紙には『ご自由にお召し上がりください』の文字。周りを見ると、ご飯を食べるシスターの姿。>>328
なるほど、じゃあ、それぞれを少しずつ取って、邪魔にならないように端のほうの席に座ろう。
昨日あんなことがあったからといって、今日から何かが変わるということはない。今まで通りの、平和な日常が始まるのだ。きっと。きっと……
だって、昨日の突然の嵐も、今日はいつもの爽やかな秋風じゃないか______]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
船内の様子や『村』にログインしていたスタッフからの話はひととおり確認できただろうか。
やはり『村』では私と同じく、誰も特別な異常を確認していないようだった。
それも仕方がないだろう。
動揺の原因となった編成プログラムの異常>>#1が直接影響するのは『村』での儀式のイベントと思っていい。
そこに立ち会えるのはスタッフではないテストプレイヤーの皆様だけ。
この異常がプロローグのうちにテストプレイヤーのキャラクターにも影響を与えていたら、注意深く観察すれば何かの異変を見つけることはできたかもしれない。
けれど、それは少なくとも私ではなく開発者であるスタッフでないと難しいこと。
異常の把握と原因究明はもちろん大事だが、私のような間接部門のスタッフにとっての急務は、
やはり現場の混乱を防ぐこと、最小限に抑えることだ。
その点で、レト医師の反応はその模範、鏡と言えるものだった。
]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
ありがとうございます。
迅速な対応に感謝します。
まずは一番にゲーム参加者の安全ですね。
よろしくお願いします。
私たち広報部もアナウンスなどでお手伝いできることがあれば致しますので。
[
非常にすばやいレト医師の対応に心強さを感じるとともに、そのあまりの迅速さと手際のよさに、
『この人は、こうした事態を想定していた……？』
という思いもよぎる。
が、常に最悪の事態を想定しておく、
というのは医療の現場では当然とも言えるか、
とすぐに思い直した。
]*
仕立て屋 エルナ
[そも、完璧な平穏など、この世には存在しない。人は何かしら、裏の顔を持っているのだ。アイツだってそうだった
どんなに陳腐な日常でも、必ずどこかでイレギュラーというものは存在する。それも、所詮は"日常"でしかない。我々人間は、どんなに大きな力の前でも、普段通り、生活を営み、何にも気付かないフリをしながら、ただ与えられた日々を生きていくしかないのだから。
ああ、今日もスープが美味しい。*]
司書 クララ
［部屋を出たところでリーザとニコラスの２人とすれ違った。見舞いにきたのだろうとすぐに分かった。］
お２人も無理しないでくださいね。
ゲルトさんが起きないどころか、倒れる人が増えたら困りますから……
オオカミ使いがオオカミになっちゃあいけません。
［どこか遠い異国では「ミイラ取りがミイラになる」と呼ばれる慣用句を、この村ではそう言う。
これ以上誰にも傷ついてほしくなかった。］
司書 クララ
何なのでしょうね、あの声。
［天啓というものか、その声が恨めしくてたまらなかった。
姿は見えない。どこの誰かも分からない。ただ、声だけを与えてくるもの。］
好き勝手言って、絶望的だけを教えて、勝手にいなくなった。
無責任です。
仕立て屋 エルナ
[あ、そういえば、と思い出したように。
ご飯を食べているシスターの元へ向かい、話しかける。]
おはよ、シスター。
朝ご飯が終わったらでいいが、
また薬を貰いに行っていいか？
ここ最近寝つきが悪くて、
よく眠れる薬を頼む。
[右眼の上の傷跡、そして、彼女がいつも常備している杖。3年前、彼女はこの村の教会にやってきたが、その時の状態はというと、もう死んでもおかしくないような酷い有様だったらしい。それから、彼女は教会で薬草を育てており、医学についても豊富な知識を持っている。>>0:580
…も何度かお世話になったことだろう。そして、ゲルトの看病も、彼女が行なっていると聞いた。]
ま、シスターもその身体だ……
昨日はいろいろあったが、
無理はするんじゃないぞ。
*
司書 クララ
―― 朝が来れば ――
おはようございます。
ご、ごめんなさい。お手伝い……できなくて。
［食堂に顔を覗かせれば、申し訳なさそうに入ってくる。
クララが料理を手伝ってしまうと、人狼もびっくりの大惨事になってしまうので、本当はこれでいいというのは内緒の話。］
なんだか、人が少ないみたい。
［ほとんどの村人は昨日街へと発ってしまったのだからそれは当たり前なのだけれども、クララが言いたいことはそういうことじゃない。
ゲルトの一件以上に活気、もっと言えば生気が感じられない。
それがなぜなのか、今は分からなかったけれど。］
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[いや、一度逃げないと決めたんだった。俺は意を決してドクターの方へと近づく]
お疲れ様です。
俺もテストに参加しましたが、体調に異常はありません。
……滞在期間は短かったんですけど。
[必要最小限だけ伝えて、特に返される言葉がなければそそくさと立ち去る。
忙しそうな彼を邪魔しちゃいけないし、ね]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[一歩下がって、メインホールを改めて見回す。
すると、システム開発スタッフの方へ向かう女性に気付いた。>>+77]
お疲れ様です。
……何か、お気づきの事はありますか？
[自己紹介もなくいきなり話しかけたら、客が何を言ってるんだ、って思われるか。
俺を含めシステム開発スタッフは、レセプション会場で浮かないように、
ああ、わたしはシステム開発部の主任でジル＝コストといいます。
あなたもテストに参加されていましたよ、……ね？
[村から出る時、船の上で見かけた顔かな、と何となく思い返しつつ。彼女が予定になかったイベントについて尋ねているのだと知ると、それに補足説明を加えて]
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
─ 閑話：狼月の村・ラートリー ─
[ 最初は嫌々、という程では無いが
面倒だったテストプレイも、
いざ動かしてみると楽しかった訳で
同時に、村内では現在の記憶も無く
戻ってみると当時の記憶は維持している。
実際に経験してみると、新鮮で面白い。
そもそも、私は幼い頃からのゲーマーであり
創作も行っていた。
狼月の村での仮想PCは、原則私の過去の思い出、
そして願望と言って等しい。]
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
[ 年を重ねたからこそ若く。
でもあまり若過ぎると恥ずかしい……。
仕事第一となった現在だからこそ
趣味で絵を楽しんでいた時を思い出したくあり
同時に、アナログで描くのはやはり良いと実感した。
冷徹だか何だか噂されている今
人との繋がりを持てるように。
大体、冷徹なんて勝手に相手が思っているだけのこと。
そのような噂をする人の一体何人が
私と直接会って話したのかしら。
思えば、狼月の村の私は
本来の私に自然と思考を引き摺られたのか
ゲルトの予言を信じようとしなかった。
あの村で生まれ育った私には、平和が脅かされるような
不安な予言を信じたくなかったのだ。
それは今も同じ。
悲しいことに、嫌な予感は止まらないけれど。*]
司書 クララ
みんな、いつもと違っているみたい。ううん、儀式の前からそうだったかも。
エレナやフリーデルさんも、そう思わない？
［底知れぬ不安が襲っていた。
文献に書いてありました。人は、正体が分からないものが１番怖いのだと。］
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
ちなみに当初のラートリー設定は
年季の入った腐女子で、画面見て「私の子～～～！」とニヨニヨするタイプだったとか
村は生き物だから変わっていくのは仕方ないね
唐突にアルスの後任設定が舞い降りてきたのでこうなったけど
当初の設定はキャラクターデザイン系だった気がするあまり決めてなかったけど
司書 クララ
［ああ、やっぱり逃げられないのね。
星の巡りはそうなっている。
せっかくこの村までやってきたのに。
それとも、それすら運命に操られていたってことなの。
願うことなら、ほんの少しでも波乱の渦が小さくありますように。］*
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
見学では普段やらない系統をやることが多いのですが
知的クール美女なんてまずやらないので
いや難しいですね……
女性PCの場合、姐さん系もあまりやらない苦手意識系があるのですが。頼れる系が苦手なのかも（自分と対極）
女子するときは敬語女子か普通に明るい子とかたまにお嬢様口調とかそれくらいしかレパートリーがない
仕立て屋 エルナ
[次に食堂にやってきたのは、クララだ。>>334
クララは、昨日の一件があったからなのか、少し不安そうな様子だった。]
みんないつもと違う、か。
どうなんだろうな。
まあゲルトのことも心配だし、
みんな少なからず昨日のことが
気にはなってるんじゃないか。
[だからといって、自分が何か変わっているかというと、NOだけど。元より、人のことなど本当に信用したことはないのだから。きっと、身を喰らう獣が現れたとしても、ただ冷ややかな目で見るだけだろう。仮にその預言が、真実だったとしても。]
ま、考え事をしてもなんだ。
ほら、スープうまいぞ。早く食え食え。
[と、できるだけいつもと変わらない口調で、スープを勧める。*]
神父 ジムゾン
―― 夜 / 談話室 ――
ま、確かに面子見れば、>>239
分からないこと言って
食い下がることはないだろな。
こういうときすったもんだ言う連中は、
今頃一足先に向こう岸だ。
ああ、シンプルイズベスト。
[相談を進めるうちに、段取りは整ってゆく。
きっと他の者に話を持ちかけていたとしても、
良い知恵を出す奴はいくらでもいただろう思うけれど、
此方に相談してくれたのだ、ということは、
考えてみれば有難いことである。
提案にも確かにと思わせられることばかりだったし、
ぽんぽんと小気味よく進んでゆく相談が、
このような状況ではあるものの、小気味いいとも思える。
ほめ殺し？>>241 事実だよ！]
神父 ジムゾン
[さて、明日はニコラスは船の再確認、
自分は教会と決まった。]
そうだな、明日のことは明日のこと――
そっちのことは頼んだ。
フリーデルも教会組の予定だから、
あいつに他の用事が出来なきゃ
一緒に行く。
実際、掃除のときに
古書見かけたことがあるらしいから、
宛はあるんだ。
何か役に立つことが書いてありゃいいんだが。
[教会のことなら、
ペーターに手伝いを頼むこともあるが、
村のための仕事と言えば、
あいつも今船着き場に行ってきたばかり。
特に状況の変化がなければ、
教会はふたりで向かうことになるだろうか。]
神父 ジムゾン
[そういうわけで情報交換も終わり、
ジト目で此方を見てくるニコラスには、
にこにこといい笑顔を返すのである。
ちなみに口調の件については、
当然のこと、途中から気付いていた。>>309
話の内容が内容だけに
特に指摘をすることはなかったけれど、
日頃の丁寧な口調とは打って変わった喋り方に、
あ、こいつこっちの喋り方が地かな？ と、
意外な発見をしたような心地がしたものだ。
もし素の喋り方であるなら、
話に夢中になっていたせいかもしれないけれど、
そういった接し方をしてもらえるというのは、
当然、此方にとっては嬉しい話なわけで。
話が一段落すれば、口調は元の物に戻る。>>309
言わないで置いたほうがいいのかなー、とも思った。
その辺意識されて、
またずっと敬語に戻られても、なんか惜しいし。
ただ、そうだな。]
神父 ジムゾン
ああ、今日はほんっと走り回った！
いや八割くらいは、祭りの準備サボってた
手前のせいだけど…
ニコラスも疲れただろ、ゆっくり休みな。
[友人のことが心配だろうに、
船の方まで見に行って、
その後明日の段取りまで整えてくれたのだ。
ぐーっと伸びをして席を立ち、
自室へと向かうためニコラスの横をすれ違うとき、]
お前、さっきの方が素かな？
普段から話しやすかったけど、
さっきみたいのも凄ぇ話しやすいから、
歓迎だ。
[結局、思ったことを言ってやることにした。
そう、何事もシンプルイズベスト。
そうしてそのまま談話室を離れ、空いている部屋へ。
階段近くの、⑨を借りることにした。]*
司書 クララ
ううん、でも……
［みんな知らない。私がなぜこの村へやってきたのか、どうして司書なんてしているのか。本当の理由を。
だから私も知らないのだろう。みんなの本音だなんて。ろくでもないもんだ。］
司書 クララ
［だけど同時に思う。
世の中そんなに悪いだなんて、あり得ないと。
悪いのはこんなに内向的な私だと。］
なんでもない。きっと、そうだよね。
エルナだって、何も変わっていないみたいだから。
［きっとエルナの言う通りだ。考えていたって、良いことはない。自分はどうしても泥沼に嵌ってしまうから。そうすれば、お先真っ暗だ。
そう考えると、少し救われた気がした。
腹が減っては戦ができぬ、今は勧められたスープを楽しもう。］
美味しい……*
司書 クララ
［思いあたること>>342
そうだ、何がある。こんな時のために自分は司書をやっているんじゃないか。
非力な一般人だって、できることはあるはずだ。］
人狼について書かれた文献はたくさんあるよ。
金狼様と同じ、オオカミだから。
だけど……
［あるにはある。けれども、使い方が分からない。使いづらいのだ、そこに書かれている内容は。
神秘性や物語性に特化したものだから。］
みんな御伽噺の域を出ないね。どれも現実味がなくて。
［本当に大切な部分はぼかされている。はぐらかされている。
子供だまし。
子供のために書かれた御伽噺なのだからそれは当たり前なのだけれども、大切な部分が抜けている気がする。］
神父 ジムゾン
[ちなみに。
宿に泊まらなかった連中の様子の確認については、
自分が談話室を去ろうとする頃合いの頃だったか、
カタリナが談話室に顔を見せたときに
話が出たのが聞こえた。>>318
その頃には外の天気は随分と荒れていたので
ニコラスは心配していたものの、>>311
船着き場についての注意も伝えてくれていたし、
カタリナが機転が効くことは
先程の会話でも伝わって来た。
嵐の中無理なことはしないだろうと、
話に割り込むことはしなかった。
宿にいなかった者たちについても把握していたようで、
彼女が明日見て回ってくれるようなら
其方は安心か、と、そのまま談話室を後にした
（なお、オットーが帰ったことは知っていたが、>>273
あいつがパン作るって言って帰ったらパン作るだろ、
船着き場に行ってたら天変地異だわ、
と認識していたもので、
宿に居なかった者のうち、オットーについては
始めから大丈夫だろうと思っていたのであった）]*
司書 クララ
昔の記録なら、図書館の奥にあると思う。
きっと役に立つはずだって、カタリナとも話してた。
でも……
［本当にそれを全員で共有して良いものか。
文献は後世の人のために残されたもの。それ故に、先人にとって都合の良い嘘が書かれていることも珍しくない。
司書だからこそ、見ないほうが良い情報があることも知っていた。それでも、今頼れるのはその文献しかないのもまた事実。
エルナならまだ信頼はできるだろう。カタリナもそうだった。後は、ペーターとか。だから、そんな不安も吐露するのだった。］*
パン屋 オットー
[ランタンと鏡の破片を片付た後、いつも通り仕込みを終わらせる。
どんなに異常事態でもお腹は空くものだし、食べなければ生きていけない。
それに待ってくれている人もいるだろうし。
自分も美味しいものを食べたい。美味しいものを食べればあの味だって……ーー。]
…………。
[ふと、その手を止める。
この生活は、いつまで続けられるのだろうか。
あの咆哮を聞いたとき>>0:#46、自分の中で何かが崩れていく気がした。
それに先程の発作>>274。
6年前のあの日から度々起きるようになっていたとはいえ、本当に物を壊すほど強いものは今までなかった。
だから今まで人に紛れて来られたのに。
それが、終わりを意味しているようにしか感じられない。]
パン屋 オットー
『僕ら長▓▒と違ってね、█命░は生きることを歓び、死ぬことを哀しむ。
僕らと違って“生きることが当たり前”じゃないから。
だから彼らは死ぬことを恐れ、生きることに懸命になる。
彼らにとって、▓▒とは“奇跡”じゃない。“呪い”のようなものなんだ。
だから、彼ら短█▓のことは守ってあげなさい。
それで“奇跡”を享受できるなら安いものだろう？』
[像として結びつかない、記憶にない記憶が過って消えた。]
パン屋 オットー
……大丈夫。ちゃんと心得てるよ。
[そう誰にともなく返事をすれば、再び捏ね始める。
年少者を守るのが年長者の務め。
そう覚悟を決めておけば、なんの問題もないはずだ。
尤も、そうなってしまった場合であり、ならないのであれば全く問題ない。
それならそれでいつも通りなのだから、何一つ困ることはない。]
仕立て屋 エルナ
[クララ曰く、"人狼"について書かれた文献は、たくさんあるという。金狼様と同じ、オオカミの種族について書かれたものらしい。
だが……]
御伽噺、か。
[まあ、そりゃそうだ。所詮、人間というのは、あることないことを都合のいいように解釈して、物語を作るのが好きなんだ。
言い伝えや、伝承。そして、そこから生まれた神話や説話。人々はそこから感情を覚え、学びを知る。そう、それでいいじゃないか。何一つ不都合なことなんてない。
今回の件だって、"人狼"と"金狼様"が同じ"オオカミ"だからって、無理にこじつけようとしているのではないだろうか。]
仕立て屋 エルナ
[昔の村の記録は、図書館の中でも奥のほうに保管されているらしい。
でも、クララの様子を見ると、さあ見に行こう、という感じでもないようだ。]
なるほどね。
まあでも、本当に「何か」
が起こるのだとしたら、
過去の記録は参考になるかもしれないね。*
少年 ペーター
[そうして早速食べ始めた僕だったのだけど]
(予言通り、仲間はいたけど……)
[昨日の夜、仲間の"声"が聞こえたんだ。
誰なのかも分かった、分かってしまった。
村の皆と一緒にいたい、それは勿論変わってない。
でも、仲間がいたとなったら
彼らだって放っておけないし、護りたい。
けど、予言の通りなら
僕や仲間が、誰かを傷付けてしまう。
傷付けるどころか、誰かの命を……]
少年 ペーター
(僕はどうするべき…？)
[仲間が誰かを手に掛けようとしても
きっと、僕には止められない。
止めたら今度は仲間の命が危なくなってしまう。
母さんのように、殺されてしまう。
……たぶん、母さんは
ろくに抵抗もしないで殺されたと思うんだ。
もし、抵抗して暴れいたとしたら
"恐ろしい狼"の話が広まってるはずでしょ？]
少年 ペーター
[この光景を見る人がいたとしても
大して変に思われない…はず。
朝から食堂で声張るほど僕子供じゃないし！
フリーデルを選んだ理由？
味方にすれば力になると思ったから？
それもある、あるけど
ただ、なにより───]
少年 ペーター
[また母さんを失ってしまう
とても、そんな気がして
それだけは、もう嫌だった。
その力が、強制的に相手を従えるもので
それで苦しめてしまう可能性があるなんて
僕は分かっていなかった。
──母さんは、そんな使い方してなかったし
そういう力だって、教えてくれなかった。]**
【赤】 パン屋 オットー
/*
何度もごめんね。
11>9>7>5>3>ep 5縄4人外
最終日LWのみの想定 4dまでに▼狼必須
GJ発生で1縄増える……で合ってるかな？
フィーリングでやってるから正確にわかってなくて…
司書 クララ
［食事を取りながら、誰にも気取られないように自身の過去を思い出す。
この村へやってくるよりもずっと昔のこと。クララはパンドラの箱を開けてしまった。
狂犬のごとく首輪で繋がれた。人には無い大きな尻尾を持つ異形の者は、獣の瞳で私を見つめていた。
抱いた感情は恐怖心ではなく。
美しい
その一言に尽きた。一目惚れだったのかも知れない。とはいってもまた年端もいかぬ少女。真の恋心というよりは、パパと結婚すると宣うのと同じ単純なもの。
少女は純粋さ故に何の躊躇いもなく。異形を鎖から解き放った］
司書 クララ
［波乱に満ちた道程が始まったのは、それからだった。
その年の暮れには、村が１つ消えたという情報が駆け巡った。
怖くて、人には言えなくて。
両親は急に内気になった娘を心配したが、少女は何でもないと告げるばかり。
無関係を装いたかった。信じたくなかった。けれども、そうさせてはくれなかった。
ある日、声が聞こえてきたから。］
司書 クララ
聞こえるか、我が愛し子よ。大いなｒ止めて！そんな話聞きたくないの！
［天よりの声を無理やりキャンセルすれば、その街からも逃げ出すことを決めた。
どこか遠く、その声が届かなくなるまで。］
司書 クララ
［人は熱さを忘れるもの。
いくつも季節が巡り、年頃になった時期には。あれは幼少期に見た幻だったのではと思えるようになっていた。
あんなこと、現実に起こる訳がない。
物事の道理を知ったからこそ、自分の記憶が信じられなくなっていた。
なのに、それは忘れた頃にやってきた。］
私の後を継げるのはお前さんだけだよ。さあ、今こそこの水晶を受け取るんだ。
［失くしていたはずの恐怖心がフラッシュバックする。ここで受け取れば、再び運命の波にさらわれる。
だから私は拒否した。その足で馬車に飛び乗れば、また新たな土地を探した。
あの占い師の訃報が入ったのは、その僅か７日後だった。］
司書 クララ
［対抗できる武器を渡されたとて、私は逃げた。不審者がいると、そいつを自警団に突き出した。
霊の声が聞こえてきても、知らないふりを突き通した。
気が付けば、その声も聞こえなくなっていた。
逃げて逃げて、逃げ続けた。
廻った世界は、ニコラスとだって良い勝負だろう。ただ１つ共通しているのは、訪れた場所その全てに厄災が起こっているという点だけ。］
司書 クララ
［長い悪夢を見ていた。醒めることのない悪夢を見続けていた。
お願い、神様でも悪魔でもいい。諦めて、何かの間違いなの。私を追わないで。私は何の力も持たないの。
私は不幸の子。必ずみんなに悲しい顔をさせる。
ゲルトさんだってきっと。
人とあまり付き合わないのは、単に性格。
博識なのは、司書をしているから。
そう自分自身を取り繕って。］
少女 リーザ
準備しといたよ！！！
［ドヤ顔で、褒めて欲しがっている子供のように
見せびらかしただろう。
…もっとも、厨房を使い慣れたフリーデルにとっては
不要だったかもしれないが。］
少女 リーザ
［フリーデルのお陰で
ふっさふさのふわんふわんに育った庭の香草は>>0:1016
たまに育ちすぎているからその部分を切ったり
引っこ抜いたら何か出てきそうと思いながら>>0:1017
(そんなことはないけど)
水やり等のお世話をしている。
もちろんお世話の仕方は
教会にいるフリーデルの元へ出向いて教わった。
…いや、教わることを口実に
フリーデルとお話しをしに行っていた。
二日酔いに効くハーブティーとか
友達と気軽に飲めて香りが良いハーブティーとか
ちょっと特別な想い人に出せるような
リッチなハーブティーとか
あれはなーい？こんなものはなーい？
あれってなーに？これってどうしたらいい？
…なんて。彼女の元を訪れるたび、
質問攻めをしていたと思う。］
少女 リーザ
［3年前の狼月祭の日。
瀕死の状態だった彼女のことを>>0:580,>>128
カタリナが発見したとは人伝で聞いたと思う。>>0:847
けれどその詳細を、リーザは知らない。
半狂乱になった親友のことを>>0:847
荷物への、狂ったほどの執着を>>147
旅人に"誰か"の面影を見たことを>>157
ところどころ聞いて気になったとしても
その場に居合わせなかった自分には
それを掘り返すことはできなくて。
────だから、今を
今のフリーデルとたくさんの時を過ごした。
ジムゾンやペーターのマル秘話ももちろんしたし
大量の料理の餌食になったことも
1度ならず2度3度、あったかもしれない。］
【独】 神父 ジムゾン
/*
もそもそとロルを書きつつ…
ペーター・リーザ・オットー（狼）
フリーデル（狂）
ニコラス（占）
カタリナ（霊）
ジムゾン（狩）
シモン・エルナ・クララ・ディーター（村）
村吊りが一回入って、後は狂狼狼を吊るか、
村吊りが二回入って、最終日に狂が残るか。
最終日狂残しも顔ぶれ的に結構ありそうな。
14名：14-13>11>09>07>05>EP
12-11>09>07>05>03>EP（スノウ・ラヴィ以外）
(最終日３名＋スノウ・ラヴィ）
６日：1d-2d>3d>4d>5d>6d>EP
多分この村なら３人最終日も４人最終日もどっちも美味しい感じになりそうだけど、
5>3>EPの3d狂残しが起きた場合、5人の内訳が
村村狂狼狼 になる可能性も結構濃厚だな。
なので、この時点でPPでは…？ というやりづらさがでそう（ロルで回避できる事態でもあるし、そういう状況だからこその面白さはあると思うけど）
前半縄が増えない範囲でGJ起こさせてもらって6>4>Epになれば、動ける村人も増えるから、
これも結構ありだと思うのだよな…
2dになったら狩人の護衛方法開示と一緒に、通常編成より狼が多いから、GJで村人を一人増やしたいというのも考えてる、っていうのをロルに混ぜてお伝えして見るか…
【赤】 少女 リーザ
/*
①14-②13>③11>④9>⑤7>⑥5>⑦3>ep
実質的な狼の数3 陣営的には4
奇数進行なので1gj発生しても縄は増えませんね。
縄を増やすためには襲撃パス権1回も使わないと…
RPはとりあえず置いておいて、陣営的に考えるなら
4日目までに1狼吊り必須です。
【赤】 少女 リーザ
/*
スノウ、ラヴィ考えないんだった。
①12-②11>③9>④7>⑤5>⑥3>ep で5縄。
陣営的に考えるなら、3d→4dの吊り時に 狼陣営1吊り
狼の数だけで考えるなら、4d→5dの吊り時に 狼1吊り
…です、かね
負傷兵 シモン
― 役割 ―
［この世に生を受けた者は、皆何かしかの"役割"を与えられる。
神父には神父の。
パン屋にはパン屋の。
羊飼いには羊飼いの。
――負傷兵の役割、ってなんだ？
別に好きで負傷兵に成った訳じゃない。
叶うなら牧場でずっと暮らして居たかった。
けれどもあの日の人狼騒動で、
結果的に俺は己の役割を果たしたのだろう。
それならば。
己の役割を終えた者は。
役割を逸脱した者は、果たしてどうなってしまうのか？
――ゲルトは、預言者と言う役割を全うした。
彼はその後どうなる？
俺は、負傷兵と言うには時が経ち過ぎた。
俺の"役割"は、何だ？］*
仕立て屋 エルナ
[ペーターが来る少し前だったか。
リーザが、厨房からひょっこり顔を出した。]
あぁ、リーザちゃんおはよ。
昨日嵐が酷かったから、
流れで一晩泊めてもらったよ。
[リーザはレジーナの宿でお手伝いをしている村娘だ。今は、レジーナは買い出し組で不在だから、リーザが宿を回しているということになる。
いつも笑顔で元気だが、元気すぎるが故に、よく服をボロボロの状態にしてお店に持ってくる。どうやったらそんな割き方するの？？？といいたくなるようなこともしばしばあるが、元気なリーザの姿を見ると、その日常も満更でもなかったりする。
リーザは、自分と、クララに挨拶をして、すぐに厨房に引っ込んでしまった。>>382]
シスター フリーデル
……話？ ええ、もちろん良いわよ。
今日は、この後ジムゾンさんと教会へ
古書を見に行く予定だけど >>339
ペーター君も、予定がなければ一緒に行く？
［ 無理にではないので、
断ってもらっても大丈夫だけれど。
もしも自分に何かあった時のために、
ジムゾンに見せたかったものを>>234
ペーターにもと思い、そう尋ねてみて。 ］
シスター フリーデル
他にしたいことがあれば、そちらを優先してね。
その場合も、私は、教会から
早めに帰ってくるようにするから。
その後で、二人でお話しましょうか？
［ ヒソヒソと少し顰められた声に>>365
余程の相談ごとだろうかと思う。
脳裏をよぎったのは、
ペーターの母のスープの味に近いスープが
試行錯誤の末に、やっとできた日のこと。>>361
一口食べて、涙を零した少年に。
誰を想ってのことか、分からないはずもなく。］
シスター フリーデル
［ 女自身は、小さい頃に家族に捨てられたから>>321
”母親”という存在を、知らないけれど。
泣きながらペーターのことを頼んで
預けていったという彼の母の話を知っているから。
―――――…ああ。
この子の”お母さん”は、
ちゃんとこの子を愛して、愛されているのだと。］
シスター フリーデル
［ 年頃の男の子には、嫌がられてしまうかな、と
ちらりと思ったけれど。
でも、”お母さん”なら、子どもが泣いたら、
きっと、こうするものでしょう？
そう信じて。
そっと、ペーターの涙を拭おうとしてから。
抱きしめて守ってあげたいと、
手を伸ばしてみたことも、あったかしらね。 ］
シスター フリーデル
［ だから。
少年が女を選んでくれた、
母親に重なる、切ないような気持ちまでは>>365
今は、まだ知り得ずとも。
―――――…大丈夫だから、安心してね。
そう思いながら、微笑んで頷いた。 ］*
神父 ジムゾン
―― 回想 / 談話室 ――
[少しばかり遡り、フリーデルと話をしていた時のこと。
“スレイプニア”>>223
隠し味と先程彼女が言っていたその名前だけは、>>75
実は、覚えてはいた。
冗談交じりに（ということにしておいてほしい）
うろ覚えに返したハーブたちの名前には、>>116
並べなかったけれど。
彼女がニコラスに種を見せようとした――>>157
そういったことがあったのは、知らなかった。
見舞いがあったときは、自分は必要がない限りは
席を外すようにしていたから。
ただ、彼女が庭に植えたその種の名を呼ぶときの、
大切そうな響きに、
何か特別な意味があるものなのだろうと、
そう感じている。]
神父 ジムゾン
[いや、特別な意味どころか、
なんか特殊な生命力とかありそうだけれどな！？
最初は草かと思ったけど、なんか名状しがたい勢いで
びっくりするほど巨大化してるし！
庭を見るたびに、こいつまた育ってんな…と、
謎の感慨とも畏怖ともつかない感情を覚えはするが、
それがフリーデルにとって
大事なものであるのだろうと思えば、
もういっそ教会の屋根よりでかくなってもいいから、
育つだけ育て、とも思う。]
神父 ジムゾン
[ゲルトが最初に予言を話したのは、フリーデルだった。
きっと話すには思い切りがいることだったろう。
最初に話す相手として彼女を選んだことは、
何となく理解が出来る。]
最初に誰かに話すのも、
勇気がいることだったろうな。
信心深いゲルトが、
神の言葉を聞いた、なんてさ。
最初のその勇気が出せたのは、
相手がフリーデルだったからっていうのも、
あるかもしれない。
[差し出したクッキーは、ぱくんと口の中に。
噛みしめた唇が解かれたことに――
そして正直、ぱくん、と食べた様子が面白くて、
思わずにっと笑ってしまうところ、
悪ガキと言われていた子どもの頃と変わりない。]
神父 ジムゾン
ふふん、
餌付けってのは空腹のときにするもんだ。
まあ尤も、空腹の隙間もねえほどに
どかん！ と出される食事も、
なんかもう圧倒的でズルいけどな！
[差し出されたクッキーは、
無論ぱくりと美味しくいただきました。
どかん、というのは無論、量的な意味だ。
元々好き嫌いはない――というか、
好きなものと特に好きなものはあっても、
嫌いなものはない方だった。
野菜尽くしの食卓は素直に歓迎した。
ペーターが肉を食べないから、
それまでも買ってくるものは野菜であったし。]
神父 ジムゾン
[そうして、話は教会のことに移る。]
え、墓石動くのか！？
それは知らなかった。
あー、最近は掃除任せっきりだけど、
前掃除してた時も、
そこまで丁寧に出来てなかったから、
気付かなかったな…
[いや、本人的にはあれで丁寧な心算ではあったのだ。
墓石である分、他の場所よりも気を付けて。
しかし生来雑な性分である。
その後『本当にちゃんとした掃除』というのを目にして、
ようやくあれは掃除というより箒振り回してただけだと
認識した次第だった。]
神父 ジムゾン
お互い鏡が必要、か。>>233
ま、そういうところ似た者同士なら、
目の前に鏡がいるってことで、ひとつ。
や、心配されることについては、
ちょっと昔やらかしたこともあるから、
そこは気を付けるようにしてる…？
[最後が疑問形になったのは、
今は別に心配されるようなことを
している覚えがないからだ。
そして、やらかしたことというのは他でもない、
帰ってきたら死んだと思われた事件の話である。
あれはいつだったか、
彼女にも話したことはあったように思うし、
村の誰かから聞くこともあったかもしれないけれど。
（近しい者たちというよりは、
いまは買い出し組の賑やかな連中にとって、
一昔前の笑い話なので）]
神父 ジムゾン
見せたいもの？>>234
ん、分かった。
そのとき聞くことにする。
[今ここで聞くことでもないだろうと、頷きを返す。
父の話に、彼女が思うことは分からずにいる。>>235
彼女のことも、ペーターのことも、
自分は当然のように身内と思っていて。
己の話も、することはある。
――村の外に出ていたときの話は除いて。
両親を亡くしたペーターと、
過去に何か――、
自身には計り知れないような、
何かがあったに違いない彼女のこれまでの歩み。
もしかしたら、思いも及ばないところで、
己の言動に感じるものがあるかもしれないと、>>235
察することは、叶わない。
ただ、それでも。
もしかしたら無神経であったとしても、
身内と思う相手を身内と扱うことは、
自分がしたいことでもあったし、
――『普通』に扱われることは、
自分自身が、以前望んだことでもあったから。
だから、他のやり方を知らない。]
神父 ジムゾン
[意識を取り戻したときには、
これで大丈夫かと息をついたが、
直後の彼女の様子で、その安堵は砕かれることとなる。>>145
余程のことがあったのだろうとは思っていたが、
まるで正気を喪った、子どものような有様だったから。
そして治療は、そこからも本番だった。>>146
特定の箇所の傷を直そうとすると、激しい抵抗があった。
荷物に何かあるようだ、というのは直ぐに分かり、
それは常に彼女の手元に置くようにしたけれど。
けれど、大変だからといって、
はいそうですかと治療を手加減はずもない。
これでも人並み以上に力はある。
加えて、火事場の馬鹿力に近いものまで総動員しても、
正気のリミッターのない人間の本気の抵抗だ。
暴れる怪我人を無理矢理にでも押さえつけて、
無理矢理に治療したものだから、
教会中どころか教会の外にまで、
とんでもない音が響き渡っていたことだろう。
――あのときもっと出来ることがあれば、
足はもう少しでも動けるように
なっていたのではないかと、
歩く姿を見るたび、今でも悔いはある。]
神父 ジムゾン
[怪我が治り始め、夜に出歩くようになった。>>149
いや、そりゃ最初に気付いたときは、
当然廊下で引き戻したわ。
けれどこちらも何日も眠らないわけには行かず、
ふっと意識が眠りに落ちて、
目が覚めればもういない――
そういうときも、幾度かあった。
村の者にも助けを求めたことが、
あったようにも記憶している。
そういうときは決まって、湖にその姿があった。
まるで亡霊のように、水底へと誘われるように、
湖へと身を沈めようとするところを見つけては、
羽交い絞めにして無理にでも引き戻す。
―― いっそそのまま死なせてやれば、と、
そう思わなかったか？
これほどになるまでの何かがあって、
それでも生き続けることを思うなら。
望むままにさせた方が、
良いのではないかと――… ]
神父 ジムゾン
[ どっこい、それは思いませんでした。
例えその苦しみを、理解することが出来なかったとしても、
死なせなかった理由は、
苦しもの深さを侮るがゆえではない。
どれだけ暴れようと、壊れようと、
死を望もうと、狂おうと、
それでも『生きている』なら、
『生かす』し『守る』。
それがもし、望まぬことであったとしても。
出来ることの少なさに歯噛みして、
抵抗されての傷に、いっそ安堵を覚えても。
それでも、生きる者は生かす、ただそれだけだった。
だから、最初から今に至るまで、己の話し方も接し方も、
『何一つ変わってはいない』。
寝台で眠っている病人の傍らで、
物思うようにじっと、
座っているようなときはあったとしても。]
神父 ジムゾン
[正気を失い、子どものような様子であったときも。
湖に踏み込もうとしていたときも。
そして、ある日のニコラスの訪れを切欠に、
不意に回復を見せて、
大層驚いたそのあとも――…]
今日はいい天気だな。
いい天気過ぎてガキ連中が
張り切って石投げ始めて、
モーリッツの爺さんところに飛び込んで、
追いかけまわされてたから爆笑したら、
『何笑っとるかクソガキが！
大体お前も昔から――』
とか、取っ捕まって説教されたわ。
あの爺さん、お前さんが担ぎ込まれてきたとき、
若い衆集めて色々手伝ってくれたんだけどな。
覚えてるかね、どうかな。
[答えがなくとも笑って話しかけ、
最初は病人食ではあったが、
自分やペーターが食べるのと同じ食事を出して、
いつもそうしているような、雑な言動をして。
傷口に触れるようなそっとした扱いというよりは、
ただ、ほんとうに、『普通』にしていたのだ。]
神父 ジムゾン
―― 教会 ――
[朝食を終え、教会へと足を運んだ。
宿や道中で行き会う者があったなら、
話をすることもあったかもしれないが、
しなければいけないことは決まっていて、
出来るだけ早く情報を手に入れるべきだと思った。
フリーデルは、そのとき同行していたか。
もし何か用事があったり、他のものと話すようなら、
それを待ってから教会に向かっただろうけれど。
嵐の夜から一夜明け、
教会の入り口には、吹き飛ばされてきた木の枝が、
所在なさげに引っかかってはいるものの。
空模様は、まるで昨日の嵐が嘘のような、
爽やかなものだった。>329]
さて、どっから探せばいい？
墓――ああ、鍵が要る方か？
[まずは、場所を知っているフリーデルに任せよう。
鍵は必要があれば預けているから、
今もフリーデルが持っているかもしれないけれど。]*
少女 リーザ
…あっ！2人ともお食事終わった？
お皿、もらっちゃうね！
［2人が皿やフォークを持っていたなら
少し強引にでもそれを受け取ろうとした。
いつもと変わらぬリーザを見せるために。］*
司書 クララ
本当に？
いや待って、目にゴミが入るのも充分よくないことだよ。
［目をのぞき込もうとすれば、あの日と同じ、吸い込まれるような感覚
いいえ、気のせい。私がどうかしているの。］
司書 クララ
［無理に受け取られれば、押しに弱いクララは相手のペースに乗ってしまう。今しがたのことなんて忘れ、言われるがままに、食器をリーザへと手渡してしまうのだった。］
わたし、私。家事とかそういうの苦手だけれど……
何か困ったことがあれば、なんでも手伝うから……その……
もうちょっと、頼ってもいいからね。
［そう絞り出すのが、精一杯。］*
少女 リーザ
── 女将・レジーナ ──
［レジーナはいつも元気だった。
どんなに寝不足でも、どんなに疲れていても
接客は笑顔で、料理はテキパキと、
リーザやラートリーへの指示も的確だった。
そんなレジーナに、リーザは憧れていた。］
少女 リーザ
［ 一度だけ、レジーナが倒れたことがある。
見つけたのはリーザで、どうすることもできず
泣きそうな顔で佇んでいた。
そんな時、レジーナがリーザの手を握ったのだ。
「落ち着きなさい、私は大丈夫だから
深呼吸をしたら一つ、お願いがあるの
そこの棚の一番右下に緑の袋が入ってる
それとお水を一杯、持ってきて？」
「いいかい？私が倒れたことは
誰にも言ってはいけないよ」
レジーナはわかっていた。
自分が倒れたと知られれば従業員が混乱し
宿の経営に支障をきたすことを。
いつでもどんな時でも宿第一。お客様第一。
そんなレジーナの教えは、
しっかりとリーザの中に根付いている。］*
ならず者 ディーター
[選ばれし者とは、幼い夢だ。
御伽噺が描かれた絵本に登場する、剣を持った英雄と同じ。
それっぽい棒切れを握りしめて、此方をジッと見つめる少年は、あの頃と変わらないあどけなさを残している。
金色の双眼が、キラキラと──だけど無感情に輝いている。
心底、理解できないとでも言うような目で、じっと此方を見ている。]
[あの棒切れは、大人になったら捨てるもの。
あの視線は、大人になったら閉じるもの。
あの輝きは、大人になったら
ならず者 ディーター
[未だ、苛烈で鮮やかに彩られた輪郭。
ぷくぷくと、無限に噴かれる泡のように、弾けて消えて、また浮かぶ。
神父が聖書の一節を詠むように。
気が付いたら、頭の中で指先が擦り切れるほど読んだ本を開いて、呪文のように読み上げるのを、止めさせようと酒を注ぐ。]
[忘れて。 忘れて。 遠い夢。]
ならず者 ディーター
[どうして、金狼さまがかえりたい気持ちをしずめるの？
オレだったから、おうちにかえらせてほしいよ。]
[どうしてだろうな。でも───]
[…？]
[もしかしたら、帰りたくても帰れないのかもしれない。]
[うん。]
[だから、悲しまないでくださいって、供物を捧げるんだよ。]
[ふうん……。]
【独】 負傷兵 シモン
/*
閑話休題。
当初Ｇ1142シモン再演しようと思った時は、まあなんやかんや言うてこの村が終わったらお郷に帰るやろと思ってたんですがね？
青江単騎徳島公演を観て「これは無理矢理蘇生して8年間ほっつき歩かせとったシモンさんをちゃんと葬ってあげないと駄目だな」と思い至りまして。
つまり今回のシモンさんがこんなにエクストリーム自殺チャレンジャーなのは大体青江のせいなんですよ12日日配信あるから観てね！（観れない）
*/
ならず者 ディーター
［酔っていない男の物腰と、酔っていない男の物腰は違う。
アルコールが抜けると、穏やかで知性が滲む男の声は、終始緩やかに響く。
それは決して、図書館以外では響かぬ声だ。
ほんの僅かに酒焼けして、しゃがれた声が優しく震える。
普段なら酩酊して焦点の定まらぬ目は、真っ直ぐ此方を見る。
柔らかく微笑んで、開いた口から飛び出すのは、金狼様とセイラ様のことばかり。］
ならず者 ディーター
［聞けよ、ディーター。愚かなオレ。
酒に全て流して、消してしまいたいオレ。
きっと金狼様がいらっしゃる。きっとだ。
三頭の金色の獣。きっと、金狼様のことだ。
金狼様はおひとりではなかったのやも。
金狼様はきっと──。］
ならず者 ディーター
［──もし、選ばれなかったら？いやまさか。
そんなことはあるはずがない。あるはずがないよな？
この村で一番、金狼様を愛しているのは、オレ。
この命も、今までの全ても、これからの全ても。
全て貴方の為なら捨てられる。なんだって差し出せる。
全て、貴方の前では一つだって価値はない。
そのどれだって、欠片も惜しくはない。
だから、オレを選んでくださらないはずがない。
捨てられなかった夢の残骸。吹いて湧き出る泡のよう。
だけどもし、他の誰かが選ばれたなら？
ならきっと、それは金狼様ではない。金狼様は見ていてくださるから。
きっと金狼様のふりをした偽物だから、探して見つけよう。よくないことだ。］
ならず者 ディーター
［ある意味、酩酊している方が正常だと言えるのかもしれない。
幼少期の御伽噺が、夢が、捨てられないまま大きくなったら。
あの棒切れが手放せないまま大きくなったなら。
夢ばかりふくふくと膨れたら。自分で自分を呪うことになる。
本来ながらば自身を救うはずの信仰心に、ベッタリと呪われる。
酔いが醒めたら顔を出す。
ベッタリと、信仰心に呪われた顔が。
きっと、なんだってできるに違いない。己の中の信仰を守る為なら。］
仕立て屋 エルナ
え、いや、目にゴミが入っているって
感じではなかったが……？
[こちらに気付いた彼女の返答は、「強がっている」そう感じた。心なしか、笑顔もぎこちなく見えた。>>416
というか、宿主が不在の中、急な嵐、様々なハプニングの対応を1人でやっている、彼女が、全く疲れないほうがおかしいだろう、と。そういう気遣いが、そう感じさせたのかもしれない。
それでも、クララとのやり取りの後、強引に食器を受け取る彼女に、これ以上言及するのも野暮だと感じて。>>417]
おう、そうか。
前頼まれたワンピース
もう直ってるから、
いつでも取りに来てくれ。
それと、自分の分と、今出てる分の洗濯は
自分がしとくから。
世話になったな。
[と言って、立ち去ろう。*]
ならず者 ディーター
［信仰の下に成り立つ愛とは、時々牙を剥く。
信仰心とは自分の中に飼うものだ。だから、意にそぐわない時は歪に姿を変える。］
［ディーター。自分の為に生きなさいね。*］
ならず者 ディーター
─ 現在・儀式翌朝 ─
［ずり、と床板の上でボロきれのように落ちていた男が身動いだ。
かと思うと、ゆっくりと起き上がる。
顔にかかった前髪を鬱陶しそうに払うと、いつの間にか外れていたヘアバンドを寝起きの霞む目で探す。
床に突っ伏したあと、そのまま寝てしまったらしい。
ずるずると気だるい体を緩慢な動作で引きずるようにして、ひとまず上体だけでも起き上がらせる。］
ならず者 ディーター
……あー……。
［座った状態で天井を仰ぎながら呻き声を漏らした。
身体がだるい。重い。そうだな──状態的には、二日酔いの一歩手前、と言ったところか。
寝ゲロしなくてよかった、と思った。身を清めるのが大変だし。
水を飲まずに寝たせいか、頭が朦朧として喉がガラガラだ。
寝ている間、何かこう──見ていた気がする。
いつも、酔いが醒めかかる時にみるもの。飲酒を後押しするもの。］
[神様も金狼様もいないんだよ、と。
自身に言い聞かせた二十の──誕生日。 ］
ならず者 ディーター
［ようやく立ち上がったディーターは、見つけたヘアバンドを一先ずダイニングテーブルに置いて、キッチンの方へ水を汲みに行った。
少しぼーっとしていて、コップから溢れた水が手を濡らしたのを暫しの間眺めて、ハッとしたように慌てて水を止めた。
水を飲む。喉を潤す。
身体全体にのしかかるような疎ましい重みに、酒瓶を手繰り寄せた。
おそらくカタリナが様子を確認しにくる頃>>318には、いつも通り出来上がっているだろう。**］
羊飼い カタリナ
─ 翌朝・レジーナの宿─
おはようございまーす！
［ 起きてから昨晩ニコラスさんと約束したように
安否確認を兼ねて宿泊しなかった人たちの家や
図書館を回りながら宿を目指す。
とはいえ昔から朝はあまり早くは起きられないから
既に出かけたりとっくの昔に宿に行った人も
いただろう。］
ならず者 ディーターは、栞を挟んだ。
羊飼い カタリナ
あ、オットーさんパン少し分けてもらっていいですか？
実は朝食がまだで…
それに同じように朝食とってない人がいたら
差し入れてあげようかなーって。
［ オットーさんのお店で彼に会えたなら
そんなことをお願いしたり… ］
羊飼い カタリナ
進捗どーですかー？
［ と図書館を覗いたり…
仕立て屋さんには行ったのかな？ 行った気がする。
そうやってあちこち見て、誰に会えたかは
わからないけれど、結局私が宿に着いたのは
お昼前のことだっただろう。 ］
羊飼い カタリナ
おはようございまーす。
ゲルトさんの様子いかがですか？
［ 談話室に顔だけ覗かせて、挨拶がてらその場の人に
尋ねたりしてからリーザの仕事を手伝いに向かった
ことだろう。］*
少女 リーザ
［キッカケはフリーデルの育てる香草に
興味を持ったこと。
あんまり足を運んだことのなかった図書館に行って
その本の多さに圧倒され、目を回したことがあった。
そんな時、クララが話を聞いてくれて
リーザが欲しい本を持ってきてくれたのだったか。］
少女 リーザ
［元々何かに熱中したら、それが終わるまで集中し
周りが見えなくなる特性(？)があったから
借りた本はその日1日で読んだ。
ちょっと、どころか
知らない知識が書かれていることがかなり面白くて
そこから毎日クララにオススメの本を借りている。
……え？自分で本の海から探すことはないのかって？
…………………。
まぁほら、それはさ？？
クララのほうが詳しいじゃん？
とまぁ、そんなことを思い出していた。］*
旅人 ニコラス
[”おかえりなさい”>>157、と聞いた瞬間は、屋根を突き破るくらいの勢いで驚いた。まさか彼女こそが、失った記憶を埋める生き証人なのかと。
だが無邪気に笑うフリーデルが、誰か別の人の面影を追っているのだとすぐに理解する。そもそも四年もタイムラグがあるではないか。
ならばと自分もと、笑みを浮かべながら応じた。]
ただいま。遅くなったけど、やっと帰ってこられた。
スレイプニアを守ってくれてありがとう。君が無事で本当に良かった。
[スレイプニアの意味も、誰が何の目的で託したのかも知らないまま、言われた言葉に応じるような内容を咄嗟に考えで口にする。]
旅人 ニコラス
[そのうち大事そうに抱えていた荷物をほどき始めた>>158ので、最初は何だろうと静かに見守った。
でも上手くいかない様子だったため、拒否されないなら手伝い、ようやく開いた中身を手の平に乗せて見せようとした>>159。
これがスレイプニアかと思った瞬間、普段は決して自ら女性に触れないようにしているのに、フリーデルの手の平に自分のそれを重ねて、種をそっと包み込む。]
良かった、種は無事だ。これを撒けばさぞ立派に育つことだろう。
さて、次は君の番だ。この薬で健康を取り戻して欲しい。
[そう言いながら、懐から取り出した薬をフリーデルに見える場所へ置いた。
そのあとは治療の邪魔にならないよう早々に退散したので、その後の光景は何も目撃していない。
ただ三日三晩眠り続けたあと、落ち着きを取り戻した>>160と聞いて、胸を撫で下ろした。]
旅人 ニコラス
お礼ですか？ 気にしなくていいですよ。これが村人の役に立つなら、それで十分です。
[そして三年経った現在も、お土産の種を大切そうに受け取ったフリーデル>>166へ、笑顔も優しい言葉も向けてはいる、けど。
自分はシスターが待っていた誰かではないと、心のどこかで一線を引いている自覚がある。旅立つときの寂しそうな様子>>164や、案じたり配慮したりしてくれる>>165ことに気づかないふりをして。
優しい彼女が嫌いなわけではない、むしろ好ましいと思うからこそ。恩人と思われることは構わないが、初めて出会ったときに面影を重ねた誰かを演じてしまった後ろめたさが、どうしても払拭できないのだった。*]
【独】 ならず者 ディーター
/*
選ばれなくてもキリング側に回るので大丈夫ですよという意思表示だったのだけれど、伝わってるかわからない……神は人間にテレパシーというものを与えなかった……
【見】 【独】 スタッフ シルキー
/*
リーザとオットーいい雰囲気っぽいから
敵対陣営だと美味しかったのにな～という気はしつつ
でもリーザとカタリナのドラマもどきどきしちゃうよね
旅人 ニコラス
― 夜の談話室・ジムゾンと ―
人数が減ると単純に人手が足りなくなって大変と思っていたけど、相談が進みやすいとか良いこともあるもんだ。
[”すったもんだ言う連中”との単語に、しみじみと感想を述べた。
モーリッツ爺を始めとする村のうるさ型は、揉め事が発生するたびに、やれあいつより俺へ先に話を通せとか、やれこいつの意見が優先されるのは納得できないとか、解決よりも序列や面子を重視する。
だからもし普段の村だったら、余所者カテゴリの僕が口を挟むや否や、お前はひっこんでろー！ と大合唱を食らうに違いない。
その点ジムゾンは、意見をフラットに聞いてくれる上に、提案も採用してくれるから、頭の固い奴らはまとめて神父様の爪の垢をフリーデル特製のハーブと一緒に煎じて飲め！ である。
嗚呼これは立派なほめ殺しなので、ご安心ください？]
旅人 ニコラス
[ジムゾンから明日教会に行く組としてフリーデルの名前が出る>>339と、複雑な感情を思い出してほんのわずか眉を寄せる。
しかしすぐに何事もなかったかのように笑顔を向けた。]
当てがあるとは頼もしい。期待しとく。つか、めいっぱい楽しみにしてる。
[取り合えず誤魔化すようにプレッシャーをかける台詞を口にする。
当然ながら、神父様が口調の変化に気付いていたことも、それに関する思惑>>340も全く悟っていない。]
えっ、さぼり？>>341 またまた、ご冗談を。
[120%掛け値なしの本気本音で笑いかけると、横をすれ違う際に賭けられた言葉に、目を丸くした。]
はひっ？！ 口調？？？ 素、って何がです？
[自分のことなのに、全く分かっていない様子で首を傾げた。
それは無意識無自覚を超えて、無理解の域に足を突っ込むほどの、深いところに問題の根を張った発言。]
旅人 ニコラス
からかうのはやめて下さいよ、左耳に羽ペンを差した神父様。お土産です。
[そう言って笑いながら自分の耳を指さした。すれ違ったときに素早く差し込んだのだ。
そして会話を終わらせて、談話室を離れる姿を見送り、クッキーを口にしたあと退出した。*]
【見】 【墓】 【見】スタッフ エレオノーレ
─ メイン・サロン─
[ 覚醒。
ふわぁ、と手を伸ばしても指先はコクーンの繭には
当たらなかった。
同世代の女性と比べても一回り小さい身体は
コクーンの中では余計に小さく見えたかもしれない
もうすぐ20代。
大丈夫、まだ身長は成長する！！
…と良いなぁと思う毎日だ。]
自分で体験したのは初めてだけど
本当に自分が中世ヨーロッパの人と思えるのね。
しかも起きるとその記憶は引き継がれる…
[ スタッフの一員として技術面で関わっていた。
とはいえ全てに関わっているわけではない
むしろ体験した事で自分の関わる技術が
全体の中でどれ程小さいのか
思い知らされた気分だ ]
【見】 【墓】 【見】スタッフ エレオノーレ
[ …と呑気に考えているとレト先生の声>>+24>>+25
その声で初めて異常>>+2>>+3が起きている
ことに気付き慌ててコクーンの外に這い出た
…(自分比)大きな繭から出るのに手間取って
頭をぶつけたのは内緒だ ]
うん、私は大丈夫。
皆は…
[ キョロキョロと辺りを見渡すが、見た限りでは
体調の優れない人は居ないように見えた
それにしても。
レト先生は冷静で「頼れる大人」だと感じた
以前シルキーが倒れた時にもレト先生がすぐ来たから
安心して任すことが出来たものだ
私は滅多に体調を崩さないので定期検診
くらいでしか医務室に行かないが
それでもシルキー含め話す事もあれば
彼が素敵な人なのはよく伝わってきた ]
【見】 【墓】 【見】スタッフ エレオノーレ
[ そしてシルキーの姿もある。
彼女とは休日にお茶をしに行った時に
姉の事を話したり彼女の仕事について聞いたり。
明るい性格の彼女の姿を見ると、どこか
ホッとする自分がいただからシルキーの視線が……いえ、止めておきましょう。
昔から、そーいう事に首を突っ込むと
馬に蹴られて死ぬって言うからね！！
私、馬を見た事は無いけどさ！！
私としては
頑張り屋の彼女が笑顔で居られれば良い、と
それを願うのみだ ]
【見】 【墓】 【見】スタッフ エレオノーレ
[ そして見知った顔がもう一人。 ]
あ、さっきの…！
[ テストプレイ実行前。>>0:544
技師トークが出来そうだ、と喜び勇んだものの
上手くタイミングが合わなかったのが残念でならない
アリスバックの立派な挨拶>>0:535に
会社から大きな拍手を送るに留めていた
そして…
今は流石に技師トークを再開する時では
無いだろう ]
【見】 【墓】 【見】スタッフ エレオノーレ
今、スタッフでも予測の出来なかった事が
起きています
だから究明に全力で当たりますね
[ 横から一言だけ言うと状況を確認するために
その場を離れようとした
アリスバックさんは何故か体調が万全では無いように見えた
…が、医師が前に居るなら自分の出る幕は無いだろう、と ]
【見】 【墓】 【見】スタッフ エレオノーレ
[ 原因不明のバグ。
それが人為的なものなのか、或いはプログラムの
不具合なのか、それすら不明だ
しかも本来であればテストプレイを中止すべきが
何故かテストプレイは続いている。
単なる技術的な問題であれば
(修復完了までは地獄を見るだろうが)
「世に出る前に発見出来て良かった！！」と言える。
今回は果たして………。
そして切り離そうとしても
どうしても浮かんでしまうのが姉の顔だ
今この状況も。姉の事も。
何一つ分かっては居ない。
曇りがちな思考を晴らすために
自分の両頬をスパーン！とはたく。
技術面で私に出来る事もあるはずだ。** ]
仕立て屋 エルナ
―洗濯室―
[洗濯室は、いわゆる洗い場となっている水場と、雨の日に乾かせるちょっとした干し場がある。
カゴに積まれたタオルや衣服を水につけ、一つずつ汚れを落としていく。
そういえば、昔、一度レジーナに怒られたことがある。ここ、洗濯室で。
幼きエルナが、洗濯室で、水遊びをしながらはしゃいでいるところを、声を聞きつけたレジーナに見つかって大目玉を喰らった。
「こんな誰もいないところで水遊びをして、溺れたら危ないでしょ！！！」
と。いろんな人に見られたので、中には覚えている人もいるかもしれない。*]
【独】 パン屋 オットー
/*
あーまあいいや。投げて見るだけ投げてみよう。
乗るか反るかは任せる。
やることリスト
・ゲルト襲撃はリーザだよ仄めかし
・現軸追いつき
・赤返事
・セルフで良ければ隷属するよ仄めかし
よし。
旅人 ニコラス
― 翌朝・宿屋 ―
[昨夜は温泉に入らずに寝てしまったせいか、夢見は最悪で。
夜明け前に目が覚めた挙句寝付けなくなってしまい、嵐が止んだのを幸いにそっと宿屋から抜け出して、たった一人で船着き場へ船を確認しにいく。]
……やっぱりないか。
[昨夜より広範囲を探索したのに船は見つからない。予想していたとはいえ、どうしても気落ちしてしまう。
しおしおとした気持ちのまま、途中少しだけ寄り道をした後、宿屋へ戻った。
遅い朝食を取るために食堂へ行くよりも先に、昨夜の防寒着をきれいに洗ってもらおうと思い立ち、洗濯室へ顔を出した。]
旅人 ニコラス
― 翌朝・宿屋の洗濯室 ―
エルナさん、おはようございます。
[自分が村に来た五年前には、既に家業を継いでいた仕立て屋とばったり会って>>454、頭を下げる。
狼月祭りのあと儀式に参加していた姿は確認していたが、タイミング悪く、今まで挨拶する機会に恵まれていなかった。
因みに二年前の秋に狼月の村での長期滞在を決めた折、エルナには現在着用している緑色のマントのほころびを繕ってもらったことがある。
情報屋アリスバック>>0:1276に何とも返答に困るコメントをもらったこのマントは、非常に便利でお気に入りの一着なので、なるべく大切に使おうと思ったのだ。
隠しポケットやら隠してないポケットやらが無数についたデザインを、どう思われたのか定かではない、が。意外とあるようで見つからない品であることは確かだ。]
旅人 ニコラス
[などと過去の思い出にふけっている内に、ふとあることを思いつく。
そういえば自分はエルナのことをほとんど知らない。
ずっと村にいる一人なので、顔と名前は一致する。だけど逆に言えばそれだけだ。どんな考え方をし、何を好み、毎日どうやって過ごしているかなんて、想像すらつかない。
そこでふと好奇心が沸いて、エルナに向かって”不躾ですが、少しお時間頂けます？”と思い切って声をかけた。]
昨日ゲルトが受けたという二つの予言について、どう思われます？
あなたはずっとこの村で暮らしていると聞いているので、狼月の村の人と、旅をして回っている僕とでは、もしかしたら意見が違うかもと興味を持ちました。
教えてもらえると嬉しいです。
[穏やかに笑いかけながら、そう問いかけた。
今一番ホットな話題である予言について聞くのが、最もストレートな反応を期待できるのではと考えた末の選択である。
エルナからどんな返答を貰ったとしても、”お手数かけてすいません。ありがとうございました。”と頭を下げてお礼を言い、洗濯室を辞するだろう。*]
旅人 ニコラス
― 前夜・宿屋でカタリナと ―
[カタリナに安否確認をお願いすると、既に宿屋に泊まらない人を把握していた>>318。
その細やかな気遣いを、こんなときだからこそ心の底からありがたいと感じる。]
なるほど。ディーターさんだけでなく、クララさんもですか。
こんな夜だからこそ、慣れた場所の方が眠りやすいのかもしれません。
[”酒に溺れてないかも心配”という言い回しに、本人が目の前にいないせいもあって、確かにと即同意してしまって、ちょっとだけ後ろめたさを覚える。
リーザが一緒にいること>>366もあって、さすがに”お酒は飲み方さえ覚えれば、美味しいものですが”と言及することは避けた。
看板娘が教会にいる少年と”透明のお水”を飲んで起こしたあれそれを、村の誰かから聞き及んで、しっかり覚えていたからだ。
最後に”ありがとうございます。”とお礼を言って別れた。*]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
─船/メイン・サロン─
はい、アリスバックさん。どうされました？
[現時点で異常を訴える人間が居るか>>+25>>+26
確認で呼びかけた声に、反応が返る。>>+43
身体に異常が無いと聞けば安堵で肩の力が少し抜けるも
続く言葉に一瞬、目を瞠った。
しまった、不安を煽る対応だったか？]
噫、説明不足で大変申し訳ございません。
開発時より動作後の体調確認を行うのが
私の職務でありまして。
[嘘では無い。実際に現場の誰かから
希望されれば動作確認を始め
どのような作業でもバイタルチェックは
欠かさずに行っていたのだから。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
2つ目のご質問についても
私からお答えいたしましょう。
1つ目のご質問に対する答えでもあります。
[社員の様子を見ていると、
まだ全てを明かすには早計のようだ。
まだ世間にとっての“噂”に留めるならば、
答えられるのは自身から言える最低限の本音のみ。]
まず、体調を崩す可能性についてですが
“100%ない”とは絶対に言い切れません。
何を以ってしても絶対に安全な物事は
宇宙に存在しないのと同じ事柄です。
どれだけ技術者側が最新の注意を払ったとしても
利用者側の元々の健康、精神状態や
種族性による影響下で予想だにしないことが
起きる可能性は0だと断言出来ません。
[これはテストプレイに限らず
通常の冷凍睡眠でも言えることかもしれないけれど。
>>+45]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
いいえ────
“100%有り得ないと断言してはいけない”
が、正しいでしょうか。
[「あくまで一医療従事者としての意見ではありますが」と
付け加え、言葉を切る。>>+45
医療に立つものとしての戒め、という意味でも
この考え自体は嘘で無い。
未だ眠るもう1人を思う、>>0:409
最悪な事態は考えつくだけ考えついた方が良い。>>+45
自分ですら分からぬことはまだまだ多い。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
0.000000001%でも可能性があるのなら、
その僅かな確率の為に私は動きます。
例え取り越し苦労だったとしても、
笑い話で済むなら安いものではありませんか。
[彼女に納得のいく答えが返せたかは分からない。>>+45
敢えて口にしなかったことは何箇所かある。
其処を突かれたならば、改めて言及しよう。
言及したこの言葉に嘘は1つもないけれど。
心配性の医者とでも印象が付けば
動きやすくはなるだろうが、果たして。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[不安や不満、怒りなどのはけ口は慣れている、>>+45
慣れぬ誰かに向かうぐらいなら
自分に向けて貰うだけマシとも言える。
口に出せぬことや心の内を知ったとしても、
理解の範疇なので気にしなかったことだろうな。
けど]
（──医者として相手と対話し、本音を言うってのは
10年経とうが慣れるもんじゃないな。）
[心で苦笑しながら思い出したのは
体を壊し、>>0:334>>0:335>>0:336
もう1年研修医として働くことになった10年前。
配属先のホスピスでの会話から>>0:772
何一つ成長してないなと、心の中で自嘲する。
「人間らしいって何だろうね……」と問うた娘さん。
彼女が目の前で話す女と同一人物だとは、
今はまだ結びつかぬままだ。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
─回想/10年前/ホスピスの屋上と娘さん─
[己が焦りと無茶により大幅に体を壊し、>>0:334>>0:335>>0:336
まだ本調子ではないものの、
何とか復帰出来た10年前。
配属先のホスピスで多くを看取り、
多くの人の言葉を聞いた。
後悔も充実も教訓も、それすら遺せぬ死も知った。
今思うと、ホスピスへの配属は
自身の限界を顧みることなく体に鞭打った結果、
種族の強靭さ無しではとうに死んでた自分に対する
メッセージだったのかもしれない。>>0:771]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[そんな話はさておいて。
或る日患者さんの自傷で
血塗れになったストレッチャーがあったのだが、
その日はお看取りが多く、看護官達はてんてこまい。
指導官含めた医官も治療等でその多くが多忙。
予定されてた手術見学も病み上がりが立ち会うなと外され
1人洗浄室でストレッチャーを洗浄、
乾燥の為屋上へ向かった際に遭遇したのが
10代前半と思しき娘さんだった。>>0:771>>0:772
確か、記憶ではそうだった筈。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[突如ストレッチャー持って現れた白衣の研修医、
もしかしたら驚かせてしまったかも知れない。
その後こちらも挨拶をして
お父様と娘さんのご事情とお話を伺う。>>0:772
娘さん達の出身星特有の、身体が結晶化する病。
>>0:290>>0:769>>0:770
いつ発症するか、どこから結晶化するか。
進行速度も個人差があるという病。
確か薬や機械置換技術が発達する前は>>0:770
発症した民がこの星を訪れていたとは話に聞いていたが、
どこまでが正しい話だったのやら。
苦痛を得ても、機械による延命を選ばなかったお父上。
彼女の話に相槌を打ちながらも、
ただ黙って耳を傾けたっけか。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[「その方が“人らしい”のだ」>>0:770というお考えや、
家族がいなくなるのが悲しかったし、
おそろしかったという
彼女の思いに触れる機会は果たしてあっただろうか。
孝行娘という印象の娘さんが問うた
「人間らしいって何だろうね……」の一言に、
自分はまた別の意味で深く考えてしまった。]
本当、何だろうね？人間らしいって……。
それで言えば医療用義体っていう、
事故や事件とかで元の体じゃ生きられない人が
脳を移植して使う体はどうなんだって話だし
補助脳と言って、脳の機能を失った人が
日常生活を送る為に失った機能の代わりをする
コレの定義も難しいよねえ……。
仮に、生身の肉体で生きることが人間らしさなら
そうじゃない人は、どんな人であれ
人間らしくないっていうのは違う気もするけれど。
[自分とは10歳近くも違いそうな娘さんに、
ぽつぽつと自分も思うことを呟くように落としていく。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
お嬢ちゃんはさ、お父様の考えに納得してる？
[死への一歩一歩の近づき。>>0:770
しかも延命の措置を>>0:771選ばないという選択。
お父上はお父上自身の考えで決断したのだろうとは思う。
ただ娘さんの頭と心の考えが追いついてないか、
ごっちゃになってる気がして当時は純粋に問い尋ねる。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
あくまでこれはお兄さんの考えだけどね。
『どれだけ体が自分のものじゃなくなっても、
「心」はずっと自分のものだから』
それが自分の人間らしさだと笑って
8割方機械と人工パーツ状態で
生きてる人知ってるけど、不思議なことに
誰よりも人間らしく見えるんだよね。
酒やめるといって止めなかったり
他にも誘惑に弱かったり人情味があったり。
これは1人の人間の生き方だし、
お父様もまた、1人の人間の生き方として
生きる一例だ。
[医学校時代の人狼騒動で身体機能の8割を失った同期。
それでも当人は笑って生きた。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
全く違う対照的なお二人だけど、
お兄さんお話聞いてる限り
どっちも人間らしいって感じたな。
[これは自分だけかも知れないけど]
幾ら体が機械や人工パーツに変わろうと、
機械置換ではなく結晶化での最期を選択しようと、
「自分の心」で決断したのはきっと一緒だと思う。
心で笑い心で泣いて、時折心に振り回されながらも
心と一緒にに生きていくのは
体の状態が何であれ、「人間らしい」と
言えれば言えるんじゃないかな？
[そしてまたいつか、娘さんが自分の答えを
自分なりに見つけるかもしれない。>>0:773
4年後、右腕を義手に変えたこと。>>0:774
その経緯に転機があったらしいことすら
未来の自分は未だ知らない。>>+61>>+62>>+63>>+64]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
─船/メイン・サロン─
[異常を訴えるものがいないか確認の為>>+78
咄嗟に取った行動が模範と思われたらしいことなど
この時露にも思わなかったが、
コンシェルジュたるルージュに肯首すると]
いえ、こちらこそ広報部のルージュさんに
音頭を取っていただいたおかげで
大きな混乱もなく、皆さん対処に動かれてるので
大変助かりました。
アナウンスのご提案も痛み入ります。
お言葉に甘えて有事の際は是非お願いいたします。
[現場が動揺しつつも
対処へと動き始めてるように見えるのは
ルージュさんの大きな功績なのではなかろうか。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[今、自分は心の中まで覗けやしないが
ルージュさんが浮かべた想いはどちらも正しい。>>+79
死者や行方不明者、昏睡状態発生の過去より
可能性として思い浮かんだのは事実であるし
>>0:33>>0:340
医師としての頭で考え行動したのもあるが
────産業医という立場なれど
元々の所属と目的、そして任務は
社員達の多くと相反するもの。>>0:340
社や社員達を調査し、犠牲者達のことを調べ
開発とテストプレイ阻止を目論む
裏切り者としての立場が、
先手を切って行動出来た所以と推測。
とは言え上層部への不信が臨界点に達しているので
社員達には同情的だし、
むしろ気の毒にすら思っているのだが。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[今はまだ、大体的に動くのは早計か。
最悪、上官（カーク）との繋がりたる>>0:209
ネオ・カナン人狼研究所の研修研究員身分と
副所長の部下だと露呈するのは構わない。
【軍属身分であることの露呈】と
【軍属としての意味でも上官の部下】であること
この二点さえ避けられれば、
あとはどうとでも動けるのだ。]
パン屋 オットー
ーーパン屋『ハティ』ーー
やあ、カタリナ。おはよう。
もちろん。好きなの持っていって。
[カタリナがやって来たのなら、通常通りパンを売る>>437。
通常を保っていないと壊れそうで。壊してしまいそうで。
だから通常を装うために、パンを作る。]
ああ、そうだ。
もし誰かに僕がどこにいるのか、って聞かれたら、
店にいるって言っておいてくれないかな。
誰かが何か手伝ってほしいと言わない限りはここにいるからさ。
[そうカタリナに伝言を頼んで、パンの作製に戻ることにした。
余計なことはしない。争いの種は生まない。
こういう場合、大抵は人狼が先に手を出して騒ぎになるから。
だから手を出さないために。
任されたあの子もそれ程気性が荒いわけじゃない。
もう一人は……]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[デザイナーであるラートリー氏、>>+47>>+48も
身体への異常はないらしい。
再ログインについては分かりました、と頷き
「繰り返しのログインによる影響が不明な為
再ログイン中のバイタルだけ確認していいですか？」
と、許可を求めてみたが拒否するようであれば
再ログイン中のバイタルチェックは行わないだろう。]
全くです、不測の事態が発生したら
取り返しのつかない事態となるかもしれないのに。
これでは意図も目的も掴めません。
[ラートリーの言葉を聞き、>>+48
社員達からすれば特にそうだよな……と、
同情半分説明もないゼラト氏・上官・Dr.ウルズに対し
余計にクロ説を深めてしまう。
と同時。彼らにとって社員達とは何なんだろうかと
考えを巡らせるも、状況整理が先かと
今は頭から考えを振り払う。>>+49]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[シルキーさんにも>>+76体に異常はないと聞き、
思わず安堵の表情を浮かべる。
感情が他の相手より表に出やすい辺り、
他社員と比べて好感度は上という表れでもある。
>>0:333>>0:343>>0:758
が、任務での阻止を躊躇した結果>>0:340>>+76
イベントという想定外の事態が発生したこと。
初日犠牲者たるゲルトへの影響の懸念。
予想外の指示に>>#2不信から心が冷え切った結果。
行方不明者に死者、昏睡状態の人間が出たのと
テストプレイを阻止しなかったことへの後悔による
焦りを拾われたと知ったら、南無三、しくじったかと
内心歯噛みしてたことだろうに。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[しかし今はレ、の呼びかけを>>+76
自分の態度がよっぽど怖かったのだろうか、
そういえば村では全然態度も違ったなと思い直し。]
……イヤーカフ、よくお似合いでしたよ。
村でもお伝えしましたけど。
[「怖がらせたようですみません」、と謝罪して
「あんな自分、見られてたと思うと
恥ずかしいですね……」
と、年柄もなく内心恥ずかしくなってしまったのは
ここだけの話だ。
村での話はどこか機会に語れたら]
ならず者 ディーター
─ 現在・自宅 ─
［──ドンドン！
唐突に自宅の扉が陽気な声と共に、元気よく叩かれて若干飛び上がる。
デリバリーサービスです！と言った娘の顔を拝んでやるために、玄関の扉を開く。
──昨晩よりは、元気そうか──。
ニコニコと笑顔を浮かべる娘の顔を見て、一番にそう考える。
昨夜は暗がりだったとはいえ、大きな満月に強く照らされていたし、手元のランタンもあった。だから、いくら暗いとは言っても彼女の顔色を見るには、十分だっただろうと思う。
ジムゾンとカタリナ越しに目が合ったりしたかもしれない。>>66
もしそうだったなら、そのままお前が言えよ、とでも言いたげな顔をしただろう。
あの時、恐らく此方が口を噤んだのを見ていただろう。周囲を気にするから、気にしたりしただろうか。──いや、してないか。］
ならず者 ディーター
あー、わぁったわぁった。
わかったから、普通に渡してくれ。
［ぐいぐい、とパンを押し付けてきた彼女からそれを受け取りながら、ぽんぽんと頭を撫でる。──待て。昨日、懐にチーズを入れたまま突っ伏したのでは？思わずそっと、懐に手を当てた。
うーーーーーん、潰れてるかは審議。
見なければわからないが、カタリナの目の前では出せない。潰れていたら間違いなく怒られる気がする。］
ならず者 ディーター
昨日よりは元気そうだな。ン？
［昨晩は本当に、気が沈んでいる様子だったから。
茶化そうとして「トイレに行きたいのか？」って言い出さなかった自分を褒めてほしいぐらい。おかげで、ジムゾンと良い話的な感じで終わっていた。──と、思う。］
これから宿か？
［宿なら一緒に行こうかと思って聞いたら、まだこれから行く予定の場所を聞かせてもらえただろうか。>>439
聞かせてもらえたなら、じゃあ、途中まで、と言って酒瓶片手に一緒に家を出ただろう。
もし、「そうです！」と答えられていても。
なんらかの形で図書館に行くとわかったら「あ、そりゃダメだ」と言って、カタリナとは一旦途中で別れただろう。*］
旅人 ニコラス
― 前夜・クララと ―
[ゲルトが横になっている部屋から出てきたクララとすれ違った>>331。
倒れた友人のために、司書も手を尽くそうと頑張ってくださったのだろうと思いついて、笑みを浮かべた。]
気遣いありがとうございます。もちろん、十分気を使いますとも。
ただでさえ人手が少ないのですから、看病に回せる人員は全てゲルトに向けなければなりません。
そのためには、健康第一ですよね。了解いたしました。
[慣用句の意味を理解して、深く頷く。]
でも、無理をしないでの中にはクララさんも入ってますよ。それだけは忘れないでください。
[その場を去る直前にそっと告げる。
クララが誰も傷ついて欲しくないと思っているのと同様に、自分もクララには傷ついて欲しくない。**]
少女 リーザ
── レジーナの宿 ──
［ややあってリーザも朝食にパンケーキを食し
カタリナの声が響いたのはもう昼が近い頃だったか。>>440］
カタリナー！
来てくれてありがとう！
［談話室に顔を出し、ゲルトの様子を確認した
その後のこと。
手伝いにきてくれたカタリナを笑顔で迎えて
早速仕事に取り掛かろう。
洗濯はエルナが手伝ってくれたから>>453
残っているのはもう数少ないだろう。
だからやることは、残りの洗濯と温泉掃除、
庭の香草の世話(場合によっては保護)と夕食の準備。
終わったらお疲れ様ーって、
談話室でハーブティー淹れて飲もうか。］*
羊飼い カタリナ
［ 宵闇の中、お母さんを探しに家を出た私は
森の中で誰かに襲われた。
組み伏せられ首を締められる。
息苦しさに悶ながら見上げた顔、
何事かを喚き散らしながら、憤怒の表情で
今私の首に息の根を止めようている人は
私のお母さんだった。
何を言っているのか それはわかる
『おまえのせいだ』と言われているのだ
何がわたしのせいなのか それはわかる
私のせいでお母さんの好きな人が殺されたからだ
どうして殺されたのか それはわかる
私が月の誘うままに
告げてしまったからだ
あの人はひとじゃないよ と ］
羊飼い カタリナ
［ その一言が発端で、信じられていたものが覆り
巡り巡ってお母さんの好きな人は殺されてしまった。
けれど なぜ月が私だけに囁いたのか
どうして私はそんなものに耳を貸して
浅慮に言ってしまったのか それはわからない
わかりたくもない──］
羊飼い カタリナ
やだ…やめて
［ 泡を噴きながら絞り出しす声にならない声
すべてを否定するように殴られて詰られて
首が押しつぶされる。
心は屈服して死を受け入れようとした。
けれど、本能は〝生〟を渇望し暴れに暴れる。
ふとした拍子に重圧から逃れた私は
無我夢中でお母さんを突き飛ばした。
それっきりお母さんの声は聞こえなくなった。
何度も咳き込んで、えずいて血の混ざった吐瀉物を
地面に撒き散らしながら這い出して茂みを覗き込む
覗き込むと茂みの向こうは小さい崖で、
下でお母さんが倒れていた。
地面に残った水たまりで身体をずぶ濡れにしながら
頭から血を流しピクリとも動かない。
木々の間から覗かせた夜空、差し込む月の光が
お母さんの髪を照らして、私と同じ淡黄蘗の髪を
金色に輝かせていた。
『おまえのせいだ』
突如その目がギロリと私をにらみつける。
まるで呪うかのように血濡れた手を伸ばしてきて
─── ］
仕立て屋 エルナ
―回想/洗濯しながら―
[そういえばあの時、隣にはリーザがいた気がする。>>454
彼女は、ただ俺がレジーナにしこたま怒られているのを、隠れて聞いていただけだったのだが、ぷんぷんだったレジーナが、彼女の隠れていないおしりを見つけると、一緒に俺の隣に座らせた。リーザからしたら、とんだ災難である。
ひとしきり2人で怒られた後、俺が散らかした洗濯室を一緒に片付けた。リーザは、「とばっちりだ」と口を尖らせていた。]
ふーん、
僕が怒られているのを、
隠れて盗み聞きしてるのが悪いんだ
[素直に謝ればいいものを、盗み聞きされていたことに意地になっていた俺は、濡れた床を拭きながら、そんなリーザを、少し意地悪げにからかった。
それからの記憶は曖昧だが、あの時は怒らせてしまったっけな。どうだっただろう。もし怒らせてしまったなら、いつ、どうやって仲直りしたかも、今は覚えていない。*]
羊飼い カタリナ
いやぁあああああ！
［ 自分の悲鳴に飛び起きる。
絶え絶えになった息遣い、滝のように滴る汗
ああ、やっぱり見てしまったこの夢を。
私が月の瞬きを聞いた日のこと
お母さんを殺してしまった日の夢を。
ベッドから起き上がり窓の外を眺める。
激しかった嵐はいつの間にか通り過ぎたようで
朝靄の静寂とうっすらと消えていく月が見える。 ］
羊飼い カタリナ
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
ちがうの そんなことしたかったんじゃないの
おかあさんをきずつけたかったんじゃないの
ごめんなさい あんなことをいって
ごめんなさい いきててごめんなさい
ゆるして ゆるして ゆるしてください──
［ 倒れたまま後退り、涙と鼻水を滴らせながら
歯をがちがち鳴らしてうわ言のように呟いていた
言葉が彼女に届いていたかはわからない。
だって私は知らなかったのだから
私自身から漏れる後悔と懺悔と謝罪の言葉も
彼女から漏れていた誰かを想う慈しみの言葉も
月はなにも教えてくれなかったから── ］
羊飼い カタリナ
……最悪の気分だ
［ 頭の片隅で謝らなければという思いを残しながら
目覚めの悪さに頭を振って首元を手で擦る。
そのまま机に置いてある坂瓶を手繰り寄せて
一口、口に含んだ。
喉を通り抜ける焼き付くような感覚
鈍化する思考──
握りしめた掌には
大切な人から貰ったペンダント］**
仕立て屋 エルナ
[防寒着を渡されるならばそれを受け取って>>457、”少しお時間頂けます？”と問われれば、作業を続けながら彼の言葉に"どうぞ"、と耳を傾けるだろう。>>459]
預言、ですか。
[突然の質問に少し戸惑い、ニコラスの顔を見ると、彼の表情は穏やかなものだった。そして、少しの沈黙の後、落ち着いて考えをまとめてから、こう答える。]
思い当たる節がない、
とは言えませんが。
[二度目の預言の後、力尽きるように意識を失った張本人。>>0:1213
儀式中、自分の身に起こった怪現象。>>269 >>270
この村に伝わる金狼と、セイラ様の伝承。>>180 >>347
そして、過去に何が起こったのか、その真実が記されているであろう、この村に眠る記録。>>348
それらから、目を逸らしているわけではないけれど。自分の想いを、次の言葉に紡いでいく。]
仕立て屋 エルナ
……このまま、
平凡な日常が続いていけばいいし、
きっとそうなると、
俺はそう思っています。
[それが本心であるかどうかも、もはや自分ですらわからなかった。彼に、その表情がどう映ったかは定かではないが。]
ならず者 ディーター
─ 現在・レジーナの宿屋 ─
［きっと、平常時ならば「寝坊か？」と声をかけられたりするような時間帯であったのだけれど。流石にエントランスには誰もいなかっただろうか。
誰かと出会うことがあれば、「よう」と声をかけたりしただろう。
ゲルトはどこの部屋に運ばれたのだろう。
宿屋に到着して直ぐに離れたため、一体何処に運ばれていったのかわからず、しまったな、と思った。
臨時で運び込んだ村の人間だから、宿帳にも名前はないだろう。
酒瓶を傾けながら、誰かいないかな、と談話室に入ると、適当な椅子をつま先で引っ掛けながら引き寄せたところで、いつもは隅に置かれている議事録が目につく場所に出ている>>39ことに気がついた。
パラリ、と興味本位で捲れば、見覚えのある文字でゲルトが話した予言の内容が記載されていた。］
司書 クララ
やっぱり私、保管庫へ行ってくるよ。
役に立ちそうなもの、片っ端から漁ってくる。
［大切に持っていた鍵、それを使うのは今だ。もしかすれば、本以外にも何か手掛かりが見つかるかも知れない。
その場にいた者に、そう伝えれば。悪天候の中、走って図書館へと向かった。］*
ならず者 ディーター
ん〜、ジムゾンか。
［真面目なことだ。聖職者らしく、人を先導し、導くのに長けている。
──おっと、今のは二重言葉になってしまっただろうか。
しかし。ともすれば、何か指示を出したりしたのだろうか。
昨晩の様子を一通り思い出そうとしたが──いや、駄目そうだ。
カタリナが家に訪ねてくるまでに、酒瓶を五本は空けた。
それはもう、人によっては「なんで立って歩けてるの？」と言いたくなる量かもしれない。
その状態で昨日のことを正確に、しかも抜けなく一人で思い出そうとするのは少々困難だろう。］
ならず者 ディーター
［──ああ、そういえば雨風が凄かったな、と思い出して。
誰か船着場を見に行ったりしただろうか。あの雨風では、転覆もそうだが、船着場に大人しく船が残っているとは思えない。そう考えたけれど。
まあ、誰か見に行っただろ。そう考えて。
誰か談話室に来たら──或いは、ディーターが先客に気がついたら。
船着場見に行った？とでも聞けばいいか、と思って、ぐでん、と椅子に座った。*］
旅人 ニコラス
― 寄り道・パン屋『ハティ』 ―
おはようございます。
[船着き場から宿屋へ戻る途中、オットーに会うために店へ顔を出す。戻ってきた挨拶も兼ねて。]
お久しぶりです。
実は昨日戻ってきたのですが、挨拶する余裕がなくて。失礼しました。
[申し訳なさそうに頭を下げたあと、人が少ないと分かっていても、つい周囲を見渡して声を潜めてしまう。]
実は大変なことが判明しましたので、お知らせに来ました。昨夜ジムゾンさんと話し合った結果、こう対応しようと決まったのです。
あまり良くない知らせなので、心してお聞きください。
[慎重過ぎるほど慎重に前置きしたあとで告げる。]
旅人 ニコラス
実は昨夜、嵐が強まったことを警戒したリーザが船を見に行くと言い出したので、ペーターと僕が一緒についていきました。
しかし時は既に遅く、船はもう流れてしまったのです。
[ここで一旦言葉を切り、オットーの反応を探る。]
でも夜で周囲も暗く、それ以上船の捜索は危険に思えて僕たち三人は宿屋に戻りました。そして改めてついさっき船着き場に戻って、もう一度良く探してみたんです。
やはり船はありませんでした。
僕たちは、この村に閉じ込められたのです。
ゲルトが口にした予言もありますし、不安で……いつも親切にしてくださるオットーさんのご意見を聞きたくてこちらに来ました。
[ここで口をつぐみ、すがるような視線をパン屋の経営者に向ける。]
旅人 ニコラス
[必要な情報を伝え、知りたい話を全て聞き出したあと、もう一つの目的を果たすべく、懐から白いハンカチを取り出した。]
オットーさんには味見用のパンとか蜂蜜漬けのナッツとか頂いていますから、気合を入れてお土産を用意しました。
さて、このハンカチ。何も仕掛けがないことを、よくご確認下さい。
[そう言いながらハンカチの表裏を良く見せたあと、飲食スペースにあるテーブルへ広げて、何やら怪しげな呪文らしきものを口の中で唱える。
最初は真っ平だったそれの中央がだんだんと盛り上がっていく。
ある程度の高さまで達したとき、”１・２・３、はいっ！”の掛け声と共にハンカチを取った。]
ひまわりの種が入った瓶です。
これでゾーネンブルーメンブロート(上部や表面にひまわりの種をまぶして焼いたパン)を作ってみるのはいかがでしょう？
[こんなときだからこそ、オットーの焼いたパンを食べれば、その美味しさで皆が元気になるはず。
何の疑いもなく信じ切った表情を向けた。*]
羊飼い カタリナ
─ 昼前・パン屋『ハティ』 ─
はーい。遠慮せずいただきますね。
［ いつもの通り…と言えるほど
通ってるわけではないけれど、
私の中のオットーさん通りのそつのなさで
応対されれば、特に何の疑問も抱かずに
陳列されたパンから美味しそうなもの
（主にリーザが美味しそうな顔をしてたもの）
を選んで包んでもらう。 ］
え？ いいですけど今日は宿の方行かないんですか？
［ 宿屋に入り浸るような人ではなかったけれど
ちょっとだけ不思議そうに首を傾げて ］
あー、宿泊される方も増えてるみたいだし
パンも多めに焼かなきゃですものね。
わかりました。伝えておきます。
でも、夕方とかにでも一度くらい顔だしてあげて
くださいね。
昨日の事とかあるから、顔見ないと皆心配しますから。
なんでしたら運ぶの手伝いますよ？
［ と、伝えて店を後にしました ］*
ならず者 ディーター
─ 記録・洗濯室の水遊び ─
［昔、洗濯室の水場で水遊びをしたやんちゃ坊主がいる。>>454
宿屋に入った瞬間にレジーナの怒声が洗濯室の方から聞こえてきて、それはもう──好奇心に負けた。
洗濯室で怒られるとか、何やったんだ？と思うじゃない？
悪さをしたんだったら、ジムゾンの悪さとレベルを比較してやろう、なんて思っていた面もある。
ディーターが洗濯室を覗き込んだ時には、リーザも叱られて>>456(後から聞いたら、リーザは立ち聞きしていただけらしい。ありゃりゃ、災難)いたところだった。］
ならず者 ディーター
［水遊びの片付けを二人に言いつけたレジーナが振り返った瞬間、目が合って「あ。」と思った。思った時には遅かった。］
「あんた、どうせ暇なんだから片付けしてるか見てな！」
［なんて言われて、この男もうっかりとばっちりを食らった。
とばっちりだと口を尖らせたリーザを、エルナが少し意地悪げに揶揄う。
それを見ながら、「おい、手ェ動かしてくれ〜帰りてぇから」と言ったりした。彼らの応酬が喧嘩に発展するようなら、見ていろと言われた手前、仲裁に入ったがさて。どうだったか。*］
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
─船/メイン・サロン─
[……何か一瞬ぶつけたような音がしたような？>>+87
山猫の耳で拾った音は>>+21>>0:350
幻聴だったかもしれないが。]
ヘレウスさんも異常なしですね、
良かった……
[一瞬姉と同じことが繰り返されたらと焦ったが、
見る限り申告通り体調不良の兆候は無さそうだ。
元々彼女は定期検診以外
医務室にあまり来ないので>>+87
（いや、医務室要らずな程健康でいるのは良いことだ）
シルキーと3人で話す回数の方が多い気がするが、
2人の仲の良さを見る度微笑ましさを感じていた。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
─回想/もう1人のへレウス─
[シルキーさん、へレウスさん。
自身にとって最も関わりが深いスタッフのうち2人。
・・・・・
もう１人のへレウスさんを、ふと思い出す。>>0:409
スザンナ・へレウス。>>0:409
技師であり開発の芯に近しかった
今も昏睡状態の人間。
当時事実確認の為彼女の所轄へ赴き、話を聞くも
知る限り医療星グラープマール>>0:67はおろか
宇宙連邦加盟国の医療機関全ての論文・症例
いずれの病名とも違うように思えた。>>0:409]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[産業医の業務は保健衛生指導、職場巡視、
ストレスチェックに面談・サポート
健康診断、衛生教育、健康相談に健康指導その他。
だが契約で通常は不可能な診断・治療・診断書作成等の
許可も下りている。
労災の手続きで証明書とデータの発効の際、
グラープマールにある冷凍睡眠症例専門病院での
検査・入院を担当者に勧めたことも思い出す。
あくまで勧めるぐらいしか出来ないが。
入星に救急搬送、遺体安置と>>0:65>>0:66>>0:67
医療と共に冷凍睡眠技術にも力を入れてきた母星では
冷凍睡眠装置ことコクーンによる事故・災害
症状専門の医療機関が存在した為
ここなら何か判明するのではという判断でだ。
開発阻止への思わぬ手札が入り込んだ。
そう思うと同時、社員が心配なのも真実で。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[だから妹であるへレウスさんが入社した時、
社内で姿を見かけた時は目を瞠り、思わず]
あれっ、へレウスさん！？
良かった心配しましたよ！
[よく似た容姿に姉であるスザンナ・へレウスと勘違いし
つかつかと彼女へ駆け寄り
「意識と体の調子は？診断書持ってきました？」等
その後妹と判明した瞬間、それはそれは平謝り。
データで新入社員名簿に目は通してはいた。
が、目の前の人物と結びつかなかったのだ。
姉とは眠り続ける前は職場巡視で何度か話したのだが、
見知らぬ白衣の男が突如親しげに話しかけてくる光景は
中々に恐怖だったかもしれない。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
─船/メイン・サロン─
[「頼れる大人」>>+87という印象が
自分についてるとは予想だにしない今。
胸中をもし知れてしまっていたならば
罪悪感で全力失踪したくなるのは
ほぼ確定的に明らかだっただろう！
両頬を叩く姿に、>>+91
そういえば普段から機械にかけては
人一倍情熱を感じた彼女が本腰を入れたなら、
どこまで集中するのやら。>>0:407>>0:408
少しだけ興味が湧いてしまったのは
胸中に秘密としてしまっておこう。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
─船/メイン・サロン─
[お疲れ様ですの声にそちらを振り向くと、
開発部主任のコストさんが>>+80>>+81
体調に異常がないことを伝えてくれた。]
良かった、コストさんも
異常なしで安心しました。
[なるほど、滞在期間が短いことが
異常なしへ繋がる可能性も考慮すべきか？
だとしたら、最後まで残り続けたテスターはどうなる？
嫌な可能性まで検討しなくてはならないか……
そういえばコストさんが自分の元へ
訪れる機会あったか……？て、
うわもう気付けばそそくさと立ち去ろうとしてる感じだ！]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
待っーた待った待った待った
待ちなさーい！
お疲れオーラとストレスの予感が
ビンビンですよ開発部主任ー！
せめてこれでも使ってくださいっ！
[コストさんこれで振り返ってくれるだろうか。
もし振り返ってくれたなら、
放物線状に弧を描いてリップスティック状の白い筒を
本人が受け取りやすいように
振り被って投げることだろう。
蓋を取れば中身は筋弛緩効果がある無臭軟膏。
うすーく塗るだけでガチガチの肩こりやら
首こりやらが一気に軽く楽になる
グラープマールの人気商品だ。
本当はその場でストレス面での衛生指導したいけど
緊急時アンドお仕事だから仕方ない！
振り返らなければそれはそれで
仕方ないかと見送ることだろう。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[上へ勧告することがまた1つ増えたなと思いながら。
（※主にストレス面での改善要求的な意味で）]**
【赤】 少女 リーザ
［なんでって？そりゃあおもしろいからさ
ずーっと眠ってたんだ
退屈凌ぎくらいさせて欲しいものだねぇ
…………ん？なんだ？今何か、
────まぁいいか］
シスター フリーデル
b>―― 教会 ――</b>
ああ、鍵なら……
私がお掃除用に預かっていたような？
［ 朝食を終えてジムゾンや、いれば他の人とも
一緒に教会に向かい。
彼に尋ねられるまま>>413
教会内の自室から、奥庭の鍵をとってきて、開けた。］
ええと、たしかこの墓石が動いて……
……うっ、思い。
ちょっと、手伝っていただけますか？
［ 一人で動かすには重い気のするそれに、
助けを求めて。
墓石が動いたなら、その下にある石の匣を開け、
中にある古い手記のようなものを、
ジムゾンに差しだそう。 ］*
司書 クララ
［クララがこの村へ来て随分になる。
人狼に纏わる本、金狼に纏わる本は仕事の合間をぬってその多くを読み込んだ。いつか来ると分かっていた、逃れられなくなる日のために。
役立ちそうなものは全て宿へ持って行こう。］
後は……
［これまで目を逸らし続けてきた議事録。自分１人で見る勇気は無いけれど、一緒になら見られる気がする。
旅人 ニコラス
― 翌朝・宿屋の洗濯室 ―
[経緯は知らないが、エルナが洗濯を引き受けているらしい。
これもお願いしますと防寒着を渡して、受け取ってくれた仕立て屋に、質問した直後に一言付け加えた。]
回答を考える間も実際に答えてくださるときも、手を動かしたままで大丈夫です。
買い出しの人が戻るまで、人手が足らなくて忙しいですから。
[どうぞと返答してくれたことに安堵したので、せめて仕事の邪魔をすまいと考えたのだ。
沈黙ののち紡がれる言葉を、一言一句聞き逃さないよう、慎重に耳を傾ける。]
旅人 ニコラス
[どうぞと返答してくれたことに安堵したので、せめて仕事の邪魔をすまいと考えたのだ。
沈黙ののち紡がれる言葉を、一言一句聞き逃さないよう、慎重に耳を傾ける。]
[想いを口にするエルナ>>482>>483の表情は、特に変わった点は見受けられなかった。積極的に嘘をついているとか、誤魔化しで適当を言うとかの雰囲気も感じられない。
故に素直な反応をしているのだろうと判断して、特に追加質問はなさそうだと、洗濯室を出ようとしたとき、逆に問いかけられる>>485。]
僕が知っていること？
[想定外の反応に、驚きで一瞬返答が遅れたものの、わざわざ”何をって、具体的には何についてですか？”と聞き返すほど無粋ではない。]
羊飼い カタリナ
んーディーさん、もしかしてまだ寝ぼけてない？
その手の特等席は宿屋にいますよー？
［ 頭を撫でられれば>>466、
ちょっと驚いたように目を見開く。
当たり前だが放牧中は人に撫でられる機会は
まずないわけで、久しぶりにに撫でられる感覚と
いうのは少し気恥ずかしい。
まあ、悪い気はしないしカタリナ的には
あんちゃん以上おっちゃん未満
あと何年かすれば好みな渋いおっさん顔に
熟成するかなー？ くらいに思ってる御仁
そのまま、撫でられるままに撫でられる。
というわけで気を良くしていたので
ディーさんの懐を気にする様子は気が付かなった ］
羊飼い カタリナ
なんかディーさんと歩くのって久しぶりですよねぇ
どうなんです？ お酒以外に今なんかしてるんですか？
ヨア君みたいに脛かじってるわけでもないでしょうし、
あ、そうそう東の方にいい感じのお酒が
［ 宿へ行くのかと聞かれて頷けば、付いてきてくれる
ようだったので、二人で宿の方へ向かう。
春から秋にかけていないのだから当たり前だが
こうやってディーさんと並んで歩くというのも
随分新鮮で、昨晩のことは一旦忘れて
近況などを聞いたりして話に花を咲かせただろう。］
……どうしたんです？
クララさんと喧嘩とか？
［ とおもったら、図書館はどうやらまずいらしい。
首を傾げながら勿論無理強いなどできるわけもなく
そのままディーさんの背を見送った ］**
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
― 船内（少し前）/ドクターと ―
[忙しそうなドクターに恐る恐る声をかけたら、優しい答えが返って来た>>+118
ドクターとの面識といえば、社内で何度か行われるで、毎回
あ、ドウモ。
この間も地上でお会いしましたっけ…エヘヘ。
[右手で頭を軽く掻いて、ヘラヘラと笑う。食生活や運動指導など、山のような改善点を伝えられた事はまだ記憶に新しい。
そして、それが一向に改善していない事は、自分のこのくたびれ切った顔を見れば一瞬で見抜かれるだろう]
それじゃ、また……失礼しま～す
[挨拶もそこそこに立ち去ろうとしたら、鬼のような顔で呼び止められた！>>+119]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
ああッ！！バグ出してごめんなさいっ！！
打ち首はヤメテ！！
[振り返りつつ、思わず身をかばうように、咄嗟に腕を前に上げる]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
────！
[自分に向けて飛んできた小さいもの。咄嗟にそれを右手でキャッチすると、中から出てきたのは、時々愛用している塗り薬だった]
ああ、これ……
この間手持ちが切れて、でも手に入れる暇がなく、て……。
[人って温かい]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[俺は薬を握った手を胸に当てると、ドクターに向けて頭を深く下げた。
どうやらこれから、お互いに難局を迎えそうだけど、お互い無事で居ますように、……祈りも込めて。]**
司書 クララ
これでよし、と。
［皮の袋に全て詰め込めば、再び宿へと踵を返す。
ゲルトさんのこともある。安易に全てを明かしてはいけないのは分かっている。］
だから、信頼できる人にだけ。
［みんなにとって役立つもの。見せても大丈夫そうなもの、平穏を崩さないもの。他は私がずっと持っておく。
とはいっても、もし事が起これば。
躊躇はしていられぬと、さらに多くを明かさざるを得なくなるだろう。誰もが自由に読める状態にまで。］*
シスター フリーデル
――― 少し前/食堂 ―――
［ そういえば、今朝は
オットーの焼きたてのパンを
買いに行ってから厨房へ向かえば>>353
自分よりも早く起きていた
働き者のリーザ>>369>>373の、
準備しておいた！という、向日葵の咲くような、
可愛いドヤ顔に迎えて貰い。>>375］
おはよう、リーザちゃん。
うーん、今日も可愛いいいい！
［ なんて、１つしか年の違わないリーザの
超絶可愛い様子に。
思わず、むぎゅうっとしかねい勢いで、
女も笑顔になってしまった。 ］
シスター フリーデル
[ リーザはよく教会に出向いてくれて。
その度に、宿の香草の世話の仕方や、
色々なハーブティの話を、したものだった。
好奇心旺盛な彼女の質問は、
いつも答えがいがあって、楽しくて。
ジムゾンやペーターのマル秘話を聞いたり、
大量の野菜料理を一緒に食べたり。
たくさんの時間を過ごすうちに。>>378
いつのまにか勝手に、年の近い妹みたいに
思ってしまっていたようだ。 ］
シスター フリーデル
［いつだったか。
リーザと、ちょっと特別な”想い人”に
出せるようなリッチな
ハーブティの話になった時>>377
勘違いかもしれないが、
彼女と親しい何人かの顔が、思い浮かび。］
シスター フリーデル
へえ、ほお。ふうん？
リーザちゃんに ”も ”、想い人がいるのねえ？
［ なんて。
無理に聴こうとしたのではなく、
ちょっと微笑ましくて。
うっかり、自分の方が盛大な墓穴を掘った。 ］
シスター フリーデル
［ 一瞬後、それに気づいて。
しまった……と、
珍しく頬が薄紅色に染まった女に。
リーザは、どうしただろう。
もしも、誰何されていたなら。 ］
シスター フリーデル
［ その時は、ちょうど冬で日暮れも早く。
リーザには泊まってごはんを食べて行って、
など、無理を言って引き留めた夜だったか。
窓の向こう、手を伸ばしても叶わない
冬の空に輝く三ツ星を懐く星座を
切なげな水色の瞳で見つめた女は。
ぎゅと唇を噛んで、ただ小さく微笑んだ。 ］
シスター フリーデル
［ 聴けるようなら、リーザに。
り、リーザちゃんの方こそ、誰なのよ？
なんて、うりうりと、頬をつつこうとしながら
尋ねたりしたかもしれないが。
無理に聞きたいわけではないので、
彼女が話を逸らしたり、言いにくいようなら、
それ以上は問わなかっただろう。
女の子同士の秘密は、
言葉にされてもされなくても
絶対的な聖域なのだから。 ］
シスター フリーデル
［ いずれにしても、その後は。
古の魔女だって、
ここまで熱心に多種類の薬草や香草を
調合しないだろうというくらい、たっぷりと。
特別にリッチな
ハーブティのブレンド茶葉を作り。
秘薬よろしく、
二人で、こっそり分け合ったのだったか。］
神父 ジムゾン
―― 教会 ――
[フリーデルと共に、奥庭へと向かう。
誰か他にも来ている者がいたなら、
どうするかはすべて任せることにする。
鍵のある教会の奥庭。
それは裏手の共同墓地とはまた異なる場所だ。
共同墓地に刻まれた"Requiescat In Pace"――
それは、この村の信仰に、嘗て村を訪れ、
教会を建てた者たちの信仰の言葉。
後に――その代の神父の立ち位置にも依るが、
教会の進行は土地の金狼信仰を取り入れながら、
形を変えて、今に至る。
そういった経緯もあるから、
村の者たちの信仰の形も、
皆それぞれであることだろう。]
神父 ジムゾン
[ひっそりと静まり返った奥庭は、
今は人の少ない村を満たす静寂とも、
また何処か違った空気の静けさを湛えている。
フリーデルが墓石の一つを動かそうとする。]
ん、了解。
これか……
[フリーデルが一人では石を動かしきれない
様子であるのを、
横から手を出して石をずらす。
腕力は相当にある方だ、
彼女はそれほど力を使うことはなかったろう。
その下に入っている石の箱を取り出せば、
その中には、古い羊皮紙が入っていた。
それは、手記のようだった。]
神父 ジムゾン
[その何枚かに、ざっと目を通す。
書物を読むのは速い方だ。
しかし、要点だけを押さえる読み方をするので、
ディーターのように内容を覚えるとはいかない。
しかし、一枚一枚、紙を捲るうちに、
次第に紙を捲る指は、遅くなってゆく。
やがて、手を止めた。]
神父 ジムゾン
[いつの間にか、呼吸を忘れていることにも気付かず。
紙束を一度閉じて、
もう片方の手を、強く握りこんだ。
――それでも、爪が皮膚を破り、血が滲めば、
紙を汚しかねないという分別を、
この期に及んで、忘れることが出来ない。
叫ばない、
拳を何処かにぶつけることもない、
涙を落とすことも、我を失うことも。
ただ、全て――飲み込んだ。
いつも、そうしているように。
息を、ゆっくりと吐き出す。
目を一度閉じ、開く。]
神父 ジムゾン
一度宿に持ち帰って、
しっかり読んだ方が良さそうだな。
もしここで読むなら止めないが、
覚悟して読んだ方がいいものだ。
[中身にここで目を通すかについては、
彼女に任せよう。
――墓石を戻し、奥庭に佇む石たちに、
無言の祈りを捧げた。]*
シスター フリーデル
［ リーザと作った朝食を食堂に運んだ後は。
訪れたエルナの
平和な日常を祈るような気もちや>>329
心の中で思い浮かべられた”誰か”のことは>>330
知り得ずとも。］
おはよう、エルナさん。
ええ、いつものよく眠れるお薬ですね？
また寝つきが良くないのですか……
たしかに、昨日は色々ありましたものね。
ええ、お薬はご用意しておきますから、
いつでもエルナさんの良い時に、
取りに来てください。
［ エルナには、修道女服や、教会の人達の服を
時折お願いしていた気がする。
それに、薬草薬のお得意さんであるので、
あまり眠れなかった様子のエルナを案じて、
少し相手の顔色を診るように色を眇め、頷いた。］
シスター フリーデル
……私のことまで、気遣ってくださって、
ありがとうございます。
でも、やっぱり、
エルナさんの捧げもののドレスは、
今年も素晴らしかったわ。
その才能とお体を、大切になさってくださいね。
［ エルナの優しさに、小さく微笑んで。
今年のドレスのことを思い出した。
エルナが毎年、
月狼山に捧げるシルクのドレスも、
上品さと華やな美しさが素晴らしく
>>0:1056>>0:1199
教会で婚姻式を挙げる際に、
エルナのドレスを纏うのが村娘たちの憧れだと、
いつか、聞いたこともあったような。 ］
羊飼い カタリナ
うわ…血の跡だ。
こういうのあると現実味増しますね。
［ 紙面の大半にぶちまけられたどす黒い跡を見れば
流石に顔をしかめもしたが、パラパラと眺めていく。
時折胸に手を当てたりしながら全体をざっと見る。
努めて平静を装っているが、
内心気分が悪くて仕方がない。
もしかしたら動きが散漫にも映ったかもしれない。
最後に『人狼に対抗しうる存在』を手にした時
しばらくの間表紙を凝視もしただろう。 ］
羊飼い カタリナ
もしも…ですが人狼騒動が本当に起こってしまって
対策をと考えることになったのなら。
そんなこと起こってほしくはないんですけどね…
これをもとにお話するのはいいかもですね。
特に議事録は誰がどう話したとか重要になってくると
思います。
ただ見聞きするより、記録に残れば
冷静な判断もしやすいでしょうし。
［ かつて瓦解した村のことが脳裏をよぎる。
あそこではこんなことはしていなかった。
思い思いが勝手に糾弾し勝手に動いた。
まともに機能しない議論など何の役にも立たない。
もっともその時の私は〝それ故に〟生き残った
とも言えなくもないのだが ］
羊飼い カタリナ
ありがとう。
これ宿に持っていくんでしょ？
少し持つけどどーします？
［ ざっとだけれど一通り読み終えてから
彼女にお礼を告げてからどうするのかを尋ねた。
そのまま宿に向かうのならば
持つのを手伝って一緒に向かったであろうし
そこに留まるようだったら一先ず別れただろう ］
あ、そういえば…
ねえクララさん。ディーさんとなにかありました？
［ 別れ際、先程のディーさんの様子が気になって
ついそんなことを尋ねてしまったかも ］**
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
ジルさんのロルに一瞬笑っちゃったけど、
最後がとってもあったかい(´∀｀*)
お返事やっぱ返したくなってきた（うずうず）
ジルさんメモのお返事が
ひどいことになっててすみません、
その分ロルで！ロルでお返しいたします！
シスター フリーデル
クララさんも、おはようございます。
いえいえ、
お気になさらず召し上がってください。
……そう、ですね。
そう言われると、皆さん
やっぱりいつもと少し違った……かしら？
［ クララにも、>>334にこやかに挨拶を返し。
女もよく図書館で、医学書を取り寄せてもらったり、
調べものをするので>>0:1022と
クララとは、話す機会もある方かもしれない。
本のことでお世話になっているので、
よくお礼に、クッキーやハーブティを差し入れ
クララに迷惑にならないようなら、
少しお喋りしようとしたりもしたかしら。 ］
シスター フリーデル
［ ディータ―のことを尋ねた時も
金狼と聖人セイラ様が好きなのでは
と教えてくれた彼女が>>0:173
内心で、自分を不幸の子と思い>>374
ゲルトのことも、自責の念を懐いていたとは>>195
思いもよらなかった。
逃げられない運命も>>336、
恐ろしい何かを解き放ってしまった過去も>>367
この村で司書をしている本当の理由も>>343
今はまだ、知り得ずとも。
女にとって、クララは、
ペーターとも仲良くしてくれて>>348
本の知識が豊富で、優しく
内気な可愛らしさのある女性で。
たまにちょっと不安そうな時があるのは、
心配したりもしていて。
何かあれば、自分でよかったら話を聞ければ、と。
思うくらいには、
勝手に親近感を感じてしまっていた。］
羊飼い カタリナ
─ 昼前・レジーナの宿 ─
いえいえ～
おそくなっちゃってごめん
あれ、エルナさん来てくれてたんだ。
だからお店の方にはいなかったのかな…
なんか大変なぜんぶやってもらっちゃったな
よーし後はまかせろー
掃除と洗濯ならまかせてね
［ と、腕まくりをしてから思い出したように
談話室を見渡して ］
あ、ええっとオットーさんは今日はお店の方で
作業されるそうです。
勿論ご無事でしたよ。
それからクララさんも参考になる書物とか用意
されてました。
ディーさんは…もうきてるかな？
エルナさんがもう来られてるなら宿泊以外の
全員の安否は確認できてると思います。
［ 約束を交わしたニコラスさんがそこにいれば
彼に向かって、いなければ全員に聞こえるように
報告する。
ディーさんの姿を見かければ『さっきぶり』
と小さく手も振っただろう>>488 ］
羊飼い カタリナ
あ、リーザ、あとで温泉借りていい？
ちょっと寝汗かいちゃってて
ううん、あとでの話、どっちみち動いたら
また汗かくから、全部終わってから
［ 『大丈夫だよね？』と少しだけ身体を
気にしてから温泉掃除に取り掛かろう ］**
ならず者 ディーター
─ 少し前・カタリナと ─
そりゃ毎日飲んでっからなァ
［扉の枠に腕をついて凭れながら言う。
どこか感心した様子にも見えるカタリナ>>501に、少しびっくりするように片眉を上げた。
ディーターに対する反応はまちまちだ。
でも、感心する人間は──まあ、いるにはいるだろうが──そういない。
カタリナが暖をとるため等の理由で飲酒の習慣があるのを知っていれば、かなりぐでぐでの時には、しつこく隣に誘ったこともあったかもしれない。］
ならず者 ディーター
あ？いや、流石に起きてから時間経ってると思うが？
［寝ぼけている状態と酩酊状態を見分けるのは難しい。
寝ぼけているのか、と問われて首を傾げ、その手の特等席は宿屋に、と言われて>>502さらに首を傾げたが、すぐさまリーザのことか、と合点がいった。
だからと言って、「あ、そっか」などと止める理由もないので、んー、などと言いながら頭を撫でておいた。
おかげで、頭を過ぎったチーズの安否を気にしたことには気づかれなかったようだ。ディーターは気づかれなかったことに気がついていないけれど(酔ってるからね)。］
ならず者 ディーター
そりゃよかった。
恥ずかしかないだろう。誰にだってある面だ。
転んで泣いても、気が向いた時にでも立って歩きゃあいいさ。
あと、辛い時は辛いンだから。
そりゃあ、言ってもいい。苦しい時は苦しいって言っとくに限るぞ。
［今のうちに言えるようになっとけ、と再びぽんぽん、と頭を撫でておいた。
ついでに、「昨日、トイレに行きたかったのか？」といってやろうかとも思ったけれど、彼女の杖が唸りそうなのでやめておいた。──痛いんだ、あれ。］
ならず者 ディーター
ンー？そういやそうだなァ…。
まあ、お前サンも村離れてる時間がまァ長ェからなあ。
［顎を撫でながら、記憶を探るようにそう言う。］
…酒以外？あー…喫煙？
いやまぁ、図書館に古書の修復しに行ってるぐらいだよ。
［そういや、お前サンがいる時にやってたことなかったな、と言って笑って。］
あー…マジか。
金やるから今度買ってこいよ。
［そうやって、カタリナの歩幅と歩速に合わせながら、宿屋までの道のりを歩く。ぱらぱらと近況報告など世間話に花を咲かせて。
ゲルトが倒れたことなんて、実は夢で、昨日一日のことは悪い夢だったのではないかとすら思えてきそうだ。］
ならず者 ディーター
［図書館に行くとわかって、そりゃまずい、と先に宿屋に行くことを伝えれば、クララと喧嘩したのか？ときたもんだ。>>504
喧嘩も何も、クララって酔っ払い嫌いじゃないのか？と一瞬思ったりする。
普段、村内で出会っても逃げられることが多いのだが、図書館にいるときは普通に話してくれた──ような気がする。酔っ払いの記憶はあてにしてはならない。
ともかく、カタリナの言葉が少々予想外で、一瞬だけ面食らったような顔をして。］
ちっげぇよ、今のオレが行ったら汚損させちまうだろうが。
［と言った。酔っ払うと、平衡感覚と共に遠近感も失う。
もちろん、これは人によるとは思うが。自身が酩酊状態である認識はなんとなくつく。正常に物事が判断できないし、うっかり何かの拍子で表紙に吐くかもしれない(今のはわざとじゃない)。］
ならず者 ディーター
［だから、図書館へは酔った状態では行かない。
酔っていたばっかりに手元が狂って、例えば伝承が書かれた羊皮紙を破いたりしたら、ディーターは腹を切るだろう。
──そういうわけで。
素直に見送ってくれるカタリナに「またあとでな」と手を振って別れた。
あ、ゲルトがどこに運ばれたか聞けばよかった、と思ったのはレジーナの宿屋入り口の扉を抜けてからだった。*］
【赤】 少女 リーザ
── 夜も更けた頃 ──
ねぇ、邪魔しないでね？
［それだけ言えばわかる？
私、お腹すいちゃったの
ほらちょうど、ずうっと眠ってる人がいるから
その人食べちゃってもいいよねぇ？
もう死にそうなんでしょう？
知らないけど
病気だったんでしょう？
どうでもいいけど
じゃあもういいよね
私の役に立って、死ねるんだから］*
司書 クララ
ディーターさん、気を付けたほうがいいかも。
［なんて、つい口走ってしまうかも知れない。
ディーター"に"なのか、ディーター"が"なのか。
言葉足らずなクララは説明しなかったが。］
ううん、なんでもない。
［真意を伝えないままに取り繕ってしまうのは、彼女の悪い癖だ。］*
パン屋 オットー
ーー羊飼いとーー
[いつも通り、は僕の日常通りって意味だった>>492。とてもごめん。
春から狼月祭まで君がいないことは覚えている。
僕より年上はまだいっぱいいるし、村長やモーリッツさんより先にボケるつもりはない。
……天然？ 知らないなあ。
指定されるパンはリーザの好みと被っているような気がするが、どこまでも仲良しなんだなと思うだけで、いつも通りの接客対応だ。]
あー……そうだね。
宿の方は、後で配達に行くよ。
[そう濁していれば、納得してくれたようで]
うん。そう。
焼けるときに焼いておかないとね。
うん。わかった。後で顔を出すよ。
でも手伝いは大丈夫。何とかなるよ。
[女性の手を煩わせる訳にはいかない、というのもあるけど、できるだけ距離を置いておきたいからね。*]
司書 クララ
［やがて宿へと戻れば。いくつかの大事なものだけを自分で持ち、残りは宿にある図書室へ置いておく。］
やっぱりなんだかおかしいよね。フリーデルさんも言ってた>>530し。
［フリーデル。時々相談に乗ってくれる、頼れるお姉さん。どこか儚げな印象を受けるけれど、でも私なんかよりずっとしっかりしているのだと思っていた。
だからこそ辛かった。本当の心の内は、結局話せていない。］
それともエレナの言う通り、考えすぎかな。
［そうだ、まだ何も起こっちゃいない。ゲルトだって、明日になればきっと目を覚ますはずだ。民間療法をあれだけ試したのだから。そう、明日になれば……］*
シスター フリーデル
――― 教会 ―――
………ジムゾン、さん？
血が……
［ 手記を読んだジムゾンの>>519>>
指の動きが次第にゆっくりになり。
やがて、紙束を閉じれば。
強く握り込まれた手の爪に、赤が滲む。
驚いて瞳を瞠り、見守っていると。
必死に何かを飲み込んで堪えようとするような
声にできない慟哭めいた気配>>521に、
余程の内容だったのだろう、と思われて。］
シスター フリーデル
……そうですね、
宿で皆さんにも共有した方が。
私は覚悟して、ここで読みます。
［ 手記の内容は勿論だったが。
彼をここまで揺さぶったものが何なのか。
それを、女も知ろうとして。
ジムゾンが渡してくれるなら、
そのまま手記に目を通す。>>523 ］
シスター フリーデル
［ 良く図書館に行くので、読むのは速いほうだろう。
けれど、最後の方は微かに震える指先が、
躊躇う間を刻んでいた。
やがて、紙束をめくり終えた女は。
暫く、深い記憶の淵に沈みこむように。
昏い翳りを帯びた瞳を伏せていたが。］
―――Nec tecum possum vivere,……
ぽつり、苦し気に呟いて。
血の色が淡く滲むほど、強く唇を噛み締めた。］
シスター フリーデル
［ それから、奥庭に眠る墓石達に、
無言の祈りを捧げているような、ジムゾンに
手記を返そうとして。
普段、女の方からは触れないように
気を付けている、
彼の、血の滲む手に。
拒まれなければ、
微かに震える指先を、そっと伸ばす。 ］
シスター フリーデル
［
―――貴方は、いつもこの手で。
あまりに多くの重みを、痛みを、
抱えてしまうから。
護ろうと、なさってしまうから。 ］
シスター フリーデル
［ 触れえないなら、静かに指を下す。
もしも触れえても、無言のまま。
自らを傷つけずにはいられない程だったろう、
彼の感じた痛みを、分かち合い癒そうとするように。
掌のぬくもりを、捧げるように。
暫くその手を、温めようとするだろう。
誰かを、何かを。
いつも護ろうとしてばかりの、この人を。
叶うことなら、守りたいと願いながら。 ］
シスター フリーデル
［ けれど今は。
この手記が語るような、
ゲルトの予言にあったような、
怖ろしくも苦しい現実が村を襲うのを、
防ぐためにどうするかが、急務だろう。
脳裏に浮かぶ、村の大切な人達の顔。
彼らの笑顔を、生活を、命を
”災厄”から、守らなくては。
あれほど懸命に預言してくれた、ゲルトの為にも。］
シスター フリーデル
……ジムゾンさん、
お見せしたいものがあります。
［ それから、数瞬躊躇うように瞳を伏せて、
また彼を見上げ、そう告げた。
今こんなものを見せても、今は
意味がないかもしれないけれど、と。
とても申し訳なく思いながら。
お時間はそんなにかからないので……と。
ジムゾンと、いれば他の人も。
彼を奥庭にひっそり佇む、
古び朽ちかけた小屋に案内しようとした。］*
【見】 【独】 情報屋 アリスバック
/*
ニコラスさん、Thanks……
まえおきはしたんですがなにはともあれうおおおおなのでうおおおおです
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
― メイン・サロン ―
[内心歯噛みされているとは思いもせず。>>+108
何やら随分切迫した声色に驚きはしたけれど
（村でのほほんと会話していた直後だから余計）
怖かった―――と言うよりは
慌ただしそうなレトを邪魔するのは申し訳なく
声をかけるのを躊躇ったのが正しい。
今は、そうだ。
自分にも何か出来ることがあるかもしれないし
開発部で話を聞いてみよう。
そう思ってスタッフたちの集まっている方に向かいかけたが]
―――えっ、あっ、は、はい！？
あああ、その、ありがとうございます！
[不意に声をかけられて驚いた。
ぶわっと顔が熱くなってしまうのがわかる。
こんな事態なのに。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
いやっ、全然、私の方こそ無茶ぶりしちゃって…
年下の「レトくん」も可愛かったですよ…じゃなくて！
……その、怖いとかじゃないんですけど、
["村"で、普段と違う態度を見せたことに
照れているのだろうか。
その表情に、いつも社内で
接している彼が戻ってきたようで。
何だか少しほっとしてしまいながら。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
レト先生も。
こんなことになって大変だと思いますけど、
あまり無理なさらないでくださいね。
もし、…何か気がかりとか心配とかあったら
私でよければ話くらいは聞かせてください。
[彼はお医者さんで、皆をケアする立場で。
でも、彼自身だってあまり気を張りつめていては
疲れてしまうのではないかと思うから。
そんなお節介を一つ残し、
ぺこりと頭を下げてその場を辞そうか。*]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
はいっ、お疲れ様です！
[そうして、声をかけてきた男性に反射的に言葉を返す。>>+82
開発スタッフ全員の顔は流石に把握していないが
様子から恐らく関係者だろうと見当はついた。
ただ、もし以前にも顔を合わせていたら
名を尋ねるのは非礼にあたるかと
記憶を辿っていれば彼が先に名乗ってくれる。]
あ、ジルさんですね！
ご丁寧にどうもありがとうございます。
私はシルキー・ミルンと言います。
そうですスタッフの中から
参加しているテストプレイヤーの一人で…
[こちらも名乗ったあと軽く説明を加え。
本題と言わんばかりに気づいたことを尋ねられる。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
先程も言いましたけど、
気づいた点、と言える程わかったことはないんです。
なんせゲームの中に入っているときは
"こちら"での記憶はありませんし……
ゲルトさんへのお告げも私は聞いていませんし。
[改めて彼にもそう話したが、
ぽつりと呟いた言葉を拾われていたのだと知れば
慌てて顔の前で手を振った。]
ああっ、すみません、変なこと言って。
その、いかにもなシチュエーションだな…と思って。
それこそまずはクローズドサークルに閉じ込められるのが
人狼騒動モノの定番ですから…。
[ただでさえ混乱している状況だ。
変に不安を煽っていたら申し訳ないと、
やや声は小さくなったが。
巨大な棺桶、と称する彼に眉を下げる。
幸いまだ異常を訴える者は出ていないのが幸いだが、
ここから何が起こるのか、油断は出来ない状況だ。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
……狙い、ですか………
この場合首謀者と言うのは、やっぱり……
[ゼラト氏、―――すなわち社長と
いうことになってしまうのだろうか。
あまり考えたくはないのだが。]
もし、こんな状況を作り出したことに
意図があるとするのなら……
…実験…というと聞こえは悪いですけど、
この狼月の村ゲームを通じて
何か試したいことや目的がある、と言う感じでしょうか。
ゲームのプレイは止めるな、とのお達しなんですよね？
続けることで何かをやろうとしている…？
[あくまで憶測を得ない。
どう思います？とジルの方を窺う。**]
旅人 ニコラス
― 翌朝・宿屋の談話室 ―
[寄り道を全て終わらせて休憩を取り始めた直後に、カタリナが顔を出した>>533。]
おはようございます。
[まだ昼前だしこれでいいよね？ と大雑把さを発揮して挨拶すると、昨日宿に泊まらなかった人について報告された。]
わざわざありがとうございます。とても助かります。
あとでジムゾンさんにも伝えて、情報を共有しておかなくては。
[カタリナが約束を覚えていてくれたことがとても嬉しい。心からの笑みを浮かべて答える。
そのあと耳に届いた”寝汗”>>534の単語に、少しだけ眉をひそめる。もしかして羊飼いも夢見が悪かったのだろうかと思いついたのだ。
しかしその話を持ち出して、万が一”旅人さんはどんな夢を？”と聞き返されたら、答えようがない。だからその件については沈黙を選んだ。*]
【独】 パン屋 オットー
/*
あー、いや、これは
伏線がほしい、みたいな感じかな？
確定的におかしなもの出なくとも、
取っ掛かりみたいなの出せればよい、か？
まいっか何とかなるなる（
羊飼い カタリナ
─ 昼前・ディーさんと ─
おー、ディーさんなんか大人の人みたいー
［ 再び頭を撫でられて>>537
こそばゆそうに身を捩らせるが
目は感動したようにキラキラした光を
讃えていた。いや実際感動していた。
転んで泣いても、気が向いた時にでも
立って歩けばいい…うん、すごくいい言葉だよ。
ねー、ディーさんほんとお酒程々にしなよー
ぜったいただの飲兵衛じゃないじゃん。
しゃんとしてたらかっこいいよ。
男前だよ だんでぃだよ？
それにお酒臭いの苦手な人も多いんだからさぁ
そういうとこ気つかってたらきっとモテモテだよ？
［ 普段はどうしようもない飲んだくれに見えて
（紛うことなき飲んだくれではあるが）
時折はっとすることを言ってくれる。
そういうところが本当かっこいいと思うし
密かに尊敬もしている。
もっともデリカシーに欠けるから
たまに杖でひっぱたきたくもなるけど。
（たくさんひっぱたいてる） ］
羊飼い カタリナ
古書の修繕？ また顔に似合わないことを…
あ、ううんすごいことだと思うよ。
そういえば結構器用だよねディーさん。
へぇ…どんなふうにしてるのか見てみたいなぁ
［ 知っているようで知らない一面
それはディーさんに限らず村の皆もそうだろう。
私はやはり村の皆の多くは知らないし
年を重ね〝知らない〟が増えていく。
春から秋へとその季節を巡るだけでも
人は成長し、そして朽ちていく。
いつの間にか反抗期を終え、大人びた表情を
するようになったぺーくん。
小動物のように懐いていたと思ったら
今は頼れるほどの逞しい
背中を見せるようになったレーくん。
この人も来年、再来年会う度に、私の知らない
ディーさんになっていくのかな？と思うと
ちょっとだけ疎外感を覚え寂しくなる ］
羊飼い カタリナ
ううん、お金とかいいよいいよ。
お土産でかってきてあげるから一緒に飲もう？
［ 美味しいというのは評判
私では味がわからないから手放しでは薦められない。
けどディーさんと飲むお酒はきっと楽しそう
そう思える。］
お…汚損…？
いやぁ…ディーさんがそんな細やかな気配りできる
ようになって、カタリナさんうれしいなぁ
ねー、ほんと程々にしよーよーお酒
［ 本を汚さないために近寄らないと、
そこまでの配慮をすることに正直驚いていた。
確かに貴重な文献などを怪我してしまうのは
大変な損失ではあるが、書物に対して
そこまで真摯に向き合っているとはちょっと思えず
……ごめんなさい。
疑って聞いてしまった私を許してください>>529 ］
羊飼い カタリナ
─ 昼前・クララさんと ─
大丈夫大丈夫、旅慣れてるから力もあるよ？
まかせてね。
［ 快くクララさんから布を受け取り>>541
ついでディーさんのことを尋ねた時の反応に>>542
慌てて「ちがうちがう」と手を振る。］
さっき一緒だったんだけど、本汚したくないからって
図書館までは付いてこなかったの。
ほんとかなー？ なんか悪さしてないかなー？
って、それだけだから
［ 暗くなる表情に慌てふためいたけれど ］
あ、でも酔っぱらい苦手はもっと言ってあげて
いい機会だから。
ぜったい素面ならかっこいいと思わない？
［ 良い援護射撃になりそうだとニヤリとした ］**
負傷兵 シモン
― 遅めの朝食 ―
［なるほど、とろけたチーズと黒パンの相性は絶品だし、
野菜スープも、滋味深い旨味が体中に染み渡り、昨晩の酒もすっかり洗い流されていくようだ。
朝食を平らげて、ほう、と息を付くと、厨房にいた少女が自分の朝食を持って、こちらに話かけてきた。
「起きたんだねー！>>505」という言葉から、やはりこの毛布は彼女が掛けてくれたのかと、己の推論が外れていない事を確認する。］
俺はシモン。リーザだね、よろしく。
ここで働いているのか？若いのに偉いね。
毛布、ありがとう。助かったよ。
［感謝の気持ちは本当だが、相手を未成年だと思い込んでいた。訂正されれば素直に謝るだろう。］
君は、生まれた時からこの島で暮らしているの？
祭りに残った人達は、ほとんど地元の人のようだね。
この島は良い所だから、外から来て住み着く人もいるんじゃないか？
［世間話の体で、この島の実情に探りを入れてみる。
把握したいのは、この島で生まれ育った、金狼の子孫と呼べる人間がどれだけ居るのか。
この宿の現在の宿泊者も把握しておきたい。
差し障りがなければ、そのまま宿帳を見せて貰っても良いかお願いしよう。
見せて貰えなければ、ゲルトが寝ている部屋の場所と番号を確認して、そちらの部屋まで向かうとしよう。］*
神父 ジムゾン
―― 教会 ――
[フリーデルの言葉に、ふっと我に返り、>>546
そのとき改めて、
自分が随分強く力を込めていたようだと知る。
持っていた紙にうっかり血がついていないかと
確かめてみたけれど、
特にそういうこともなかったので、ほっとした。]
ああ、そのつもりだ。
見つかったものや状況は共有して、
知恵を集めた方がいいと思う。
[ニコラスも、船の方を確かめてくれているはずだ。
もしかしたら、船はどこか近くに流されて、
まだ使える状態にある――
昨日時点では捨て去れなかった希望的な観測も、
今この文書を見るなら、望み薄であるかもしれないが。]
神父 ジムゾン
[フリーデルに、手記を渡す。
もし他にその場にいる者も読むようであれば、
それも無論、渡すことだろう。
――衝撃がある内容であることは、分かっていた。
それでも、皆が知るべきだろうと。
目の前で読み進める彼女の手が次第に震え、
頁を捲る指が、次第に間を刻み始めれば、
己も深く息を殺し、彼女が読み終わるのを待つ。
彼女は、何かを想うように、目を伏せる。
――まるで、深い水の淵にある、記憶を。
そのようにも、感じていた。]
神父 ジムゾン
[だから、触れた手から伝わるぬくもりを、
そのまま力強く、握りしめる。
今はそこに震えがなくとも、
掌に、受け止めるように。
――… 本当は、そうすれば。
伝わるぬくもりの代わりに、
滲んだ血で汚してしまうだろうとは、
分かっていても。
それでも。 ]
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
― 宿屋に運ばれてから ―
[
どれほど時が経ったのか分からない。
―――ここは光が差さない昏い場所だから。
時折聴こえてくる声や、
体に伝わってくる感覚、それ以外には何もないから。
まだ頭にも霞がかかったような感覚が続いている。
なのにどうしてだろう。
―――この声を、感覚を伝える相手の事を、
―――思い出せないことが哀しいと感じるのは。
僕は記憶を取り戻すために
聞こえてくる声に意識を集中させた。]
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
それから随分と時間が経ったと思う。
急ぎつつも、細心の注意を払って接する声>>83
優しく語り掛ける声>>93>>94>>312
容体を気にして、様々な観点から確認したり、
>14>>15>>17>
面倒を見ているらしい植物の香りのする女性の声
>>314>>315>>316
体を拭いたり優しく手を握ってくれる感覚>>151
誰かと対処法について話す声>>170>>193
前にも訊いた覚えがある言葉>>305
体の向きを変えてくれる少女の声>>307
色んな声を聴いた。
それはどれも知っている声で。
名前と共に呼び掛ける、語り掛けてくる声
>>93>>94>>312>>314
それらが聴こえるたびに記憶が呼び起こされて。
そうだ、僕は第二の予言を伝えて
倒れたのだと思い出した。 ]
旅人 ニコラス
― 昨夜・宿屋⑦・自室 ―
[急に寒くなって―雨に濡れたあと温泉で体を温めてないから当然―我慢できなかったから、通りがかりの宿屋の看板猫を抱きしめた。
ふわふわのもこもこでとても温かい。廊下でしゃがんだまま猫を吸うという不審者と化していると、突然膝になにかが乗ってきた。]
お前か。
[そちらを見てにっこり笑う。看板猫が大好きな看板兎が、ジブンも撫でれと言いたげな表情で覗き込んできたのだ。]
よしよし、じゃあ一人と一匹と一羽で今夜は寝ような。
[そう言いながら動物たちを抱き上げて部屋のベッドに入ったら、いつもより早く値付けた気がした。]
負傷兵 シモン
― ①号室 ―
［見舞客はあらかた出ていった後なのか、部屋にはベッドに眠るゲルトと自分の二人だけだった。
ベッドの側の椅子に腰掛け、眠っているゲルトの顔を覗き込む。］
――君は、本当によくやったと思うよ。
予言者としての役割を果たし、
神父さんのおかげで自らの死も免れた。
ただ――
もし今後君が目覚めたその時に、
一緒に回復を喜んでくれる人が、
果たして何人残っているだろう？
――いっその事、このままずーっと目覚めずに天寿を全うするか、あるいは他の村の寝坊助さんと同じに狼の餌になってしまった方が、存外幸せかもしれないね？
なあに、心配ないさ。
"向こう"に行けば、痛い事も辛い事も無い。
喰う喰われ、殺し殺されの呪縛から解放され、
人も狼も、皆が幸せで居られるんだ。
［きっと聞こえてない耳元で、そう囁いて］
だが、君に手を下すのは俺じゃない。
君が生きていられるかどうかは、
君の生命力の頑張りと、
"彼ら"の気まぐれ次第だ。
［まあせいぜい頑張りな、と声を掛けて、①号室をあとにした。
談話室には誰か居るだろうか？一先ず向かってみよう。］*
旅人 ニコラス
[ただし見た夢は最悪だった。
どこだか分からない真っ暗な背景の中、ランプに照らされたソファーに一人の少年がふんぞり返って座っている。
短いがよく手入れをされた淡い金髪、大人を食ったような生意気そのものの淡い翡翠石の目。口元には自信が溢れ、本当の意味で挫折も困難も知らない経験の浅さがハッキリと見て取れる。]
「七年も、こんな暗い窮屈な場所でじっとしていた甲斐があったぜ。とうとう始まるんだな、例の事件が」
[その口調と声を聞いた途端、今まで頭の中で囁きかけていたのはこの少年だったのだと悟る。]
旅人 ニコラス
誰だお前は！
[遂に我慢しきれずに叫べば、少年は大げさな動作で肩をすくめ、強い憎悪を込めてにらみつけてくる。]
「とぼけるなよ。テメーはもう、薄々気づいているはずだ。俺はお前。七年前崖から落ちた時に、お前が勝手に封印しやがった過去の自分だ。嫌なことも苦しいことも、みぃんな俺に押し付けて、今までのうのうと生きてきた癖に。……ざけんなバーロー」
[怒声と共に重々しく語られる過去の事実に、反射的に膝から崩れ落ちる。
両耳を手で塞いで、いやいやするように首を振っても、一度開きかけた事実は、今村を襲っている嵐のように止められる術などなかった。]
パン屋 オットー
……一先ず、ジムゾンには伝えておいた方がいい。
全員に知らせた方がいいかは……ごめん、わからない。
後出しで情報を出すのはマズい。
かと言って、ゲルトのあの言葉の後にそれを伝えるのは、
不安を煽る要素にーー混乱を招く可能性が高い。
[努めて平常を装うが、動揺していることは伝わるだろうか。
日常が、崩れていく音がする。
あの二人が、もしくはどちらかが、自分の手で流していたら？
その場合、もう、災禍が起こることは確実だ。]
旅人 ニコラス
「だけど、安心しろ」
[突然少年の声に慈悲と温かみが生じる。だがそれは、怒鳴られたときよりも一層激しい凄みを感じて、思わず息を飲んだ。
だが少年は心から楽しそうな笑みを浮かべている。]
「いよいよ始まるんだろ？ 人狼騒動が。はあーっ、たまらねぇな！ あの緊張感と高揚をもう一度味わえる日がくるなんて。やっと再び占い師として活躍できるぞ。人狼を占ってその正体を皆の前で明かして追い詰めて、そして░▓▒▓█する！ あの興奮の日々が――」
ふざけるなあ！
[その得意げな顔を見ているうちに、とうとう辛抱しきれなくなって大きな声を上げる。]
パン屋 オットー
間違いないのは、その情報は、
二人だけの秘密にしない方がいい。
……ごめん。今の僕は、それぐらいしか考えられない。
[とりあえず無難な回答をしてみるが、それがいつも通りだったかは、自分では判断できない。
動揺が強すぎて、自分でもよくわからない。]
旅人 ニコラス
今ならハッキリと自覚できる。
お前――いや、過去の僕は、本気で理解できてなかったんだろ？
自分の能力の持つ本当の意味を。見つけられた人狼が、その未来がどうなるか。そして周囲にどんな影響をもたらすかを。
だからそんなに、徒競走で一等賞を取った子供みたいな、無邪気で残酷な笑顔を浮かべられるんだろ！
[辺りに反響した自分の声で耳がわんわんとなる。うるさいなーと言わんばかりに顔をしかめた少年がフンと鼻を鳴らした。]
それがどーした。何が悪い。
[それは開き直ったというよりも本気で悪気のない……言い換えれば己が信じる正義を極限にまで煮詰めて、他の意見は一切排除した究極の
旅人 ニコラス
「いいか、改めて確認するぞ？ 人狼ってのはな、人間を襲って食っちまう化け物なんだ。こいつらが現れたら村は襲われ、一人残さず殺されちまう。それを防ぐ手段はただひとつ。昼間、奴らがまだ人間の姿でいるうちに――」
もう黙れ！ 僕だってその先くらい、文献を読んで知っている！
[いらいらして説明を遮れば、少年は呆れた口調を隠さずに眉をひそめる。]
「本当かよ？ 自分で体験せずに、他人の与太話詰め込んで勉強したつもりでいる頭でっかちさん。でもなあ、これだけは言っておくぜ？」
[次の瞬間、まだ幼さを残した顔が何故か周囲の光景ごとぐにゃりとゆがんだ。]
「未熟なオメーじゃ、俺のように占い能力を使いこなすなんて、ぜってーむ……り………だ―――」
少年 ペーター
[けど、今はフリーデルと離れたくなくて
もう1人の仲間…オットーさんは
母さんが僕を任せたらしいのもあって、怖くはなさそうだけど
それでも、離れてる間にフリーデルが…なんて
何かあってからじゃ"力"を使って誘うも手遅れになる
そんな気がしちゃうんだよ。
"仲間"から、仲間じゃない人を護るのは難しい
だったら、"仲間"になってもらえばいいんだ。
もしこの決断に"仲間"から何かを言われたとしても
僕はもう、決めたんだ。]
少年 ペーター
ー 教会 ー
[ そうして僕は今、教会に来ている。
フリーデルとジムゾンさんに着いて行く形で。
正確に言えば、奥庭まで来てるね
僕はあまり来た事がない場所だ。
いや、僕だって教会に住んでる身だけど
神父でも、シスターでもないからね
手伝いでたまに入るくらいかな。
その奥庭でね
さっきまでは古書を読んでたんだ。
読んでたと言っても、二人がね？
僕は……読めなかった。]
少年 ペーター
[内容を理解しきれないとか、そういうんじゃなくて
そもそも、中身を見れていない。
見せてって頼んだら、二人なら見せてくれたと思う
でも、でもね？ 二人の様子を見てて
そこに割って入ろうとは、思えなかった。>>549>>564
お互いに想い合う何かがあるんだろうなって
まだまだ子供の僕でも、感じるものはあった。
だからやっぱり、フリーデルも
そして、ジムゾンさんも
厄災が始まったとしても、生きてほしい
その為に僕も、 死ぬ訳にはいかないんだ って
今改めて強く、思わされた。
母さんが僕をここに残したのも
僕に生きてほしかったから、そう思うもの。]
負傷兵 シモン
― 談話室 ―
［北側の扉から談話室に入ると、昨日温泉で出会った赤紫の髪の男が、酒瓶を傍らに何やら紙の束をめくっている>>484］
なんの事ですか？
［船着き場について聞かれたら>>488、
虚を突かれた様にそう答える。
――そう言えば昨晩は雨が降っていたか。
嵐に紛れて、向こう岸への連絡手段が全て絶たれる……
まあ、あり得る話ではあるな。
そう考える頭は至って平静であった。
その後、世間話として幾つか言葉は交わしただろうか。
リーザにしたのと同じ様に、
昔からここに住んでいるのかと訪ねてみたり。
もしゲルトの所在を聞かれたら、
先程自分が出てきた扉を指して、
部屋番号を教えただろう。*］
少年 ペーター
[………でも
僕が持つ金狼の"力"
正しく仕組みや効果を知れていたなら
その上で、今の二人を見ていたなら
フリーデルを選んだりなんて
しなかっただろうに…な。]
【赤】 少女 リーザ
はぁ？してないわよ？
しようと思ったけど、邪魔者がいたし
既に流れた後だったの
杭が腐ってたんじゃない？
［結果的に流されててよかったけど
なんでそんなことをきくの？］*
【赤】 少年 ペーター
えっ？ 船？
いや、僕達が向かった時にはもう…
[確かにそう…だったはず。
だって、リーザも一緒にいる時に発見した。]
知らない間に誰かが…
とかじゃないなら
たぶん、悪天候で流されたんだとは…うん
[少なくとも、僕はやっていないけど
船着場を見に行く前、皆がどうしていたか
全員の行動を把握出来てる訳じゃないから
それ以上はなんとも言えなかった。]*
【赤】 パン屋 オットー
『君、僕らの同胞の割にはよく寝るねぇ。
░▓▒▓の血が入っているからかな？
ああ、そうだ。そろそろ君の名前を決めようと思うんだ。
同胞の中で呼ぶ名前だよ。
世名は場合によっては変えなきゃいけないけど、
一族内で呼ぶ名前は固定しておかないと大変だからね。
あ、別に█▓░に教えても構わないけど、
信頼できる子だけにしておきなね？
そうだなあ、君の名前は……ーー』
【赤】 パン屋 オットー
……“ソメイユ”。
……うん。そう呼んでくれれば。
[何となく過ぎった言葉を伝えるが、呼ぶかどうかは二人次第だ。*]
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
記憶が鮮明になっても目は醒めない。
体は依然として鉛のように重く、
自分の意思では指先一つ動かすことも叶わない。
僕が生きているのか死んでいるのかは分からない。
だけど、こうして声や感覚が時折伝わってくるから、
まだ生きているのだとは思う。
聴こえる声や体に伝わる感覚も、
時折しかこの虚無の世界には届かない。
その間隔も次第に長くなっている気がする。
出来ることがない以上、
予言の内容について考えることにした。
]
【独】 神父 ジムゾン
/*
ペーターにじんわりしている…
ほんとならペーター護衛したい！のだけれど！！
狼を夜護衛して襲撃当番なら邪魔になってしまうー
その日の襲撃がペーター以外って分かってる日に、大丈夫そうなら打診してみるか…
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
どうしようかとすごく悩んだけど、
一先ず襲撃ロールに備えて
意識下のゲルトを目覚めさせたよ。
狼様が落としてくださる襲撃ロルに対して
墓下で補完？の被襲撃ロルを書くためにも
ゲルトの意識、感情が動いていないとだもんね。
僕を食べてくれるのはリーザちゃんなのかな。
襲撃されるの初めてだからどきどきだね。
*/
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
人狼騒動モノの定番であるクローズドな状況が現実にも起きている、と感じるわけですよね。首謀者はやっぱり、……不可解なメッセージを送って来た人だと思います？
[ここでは、送り主であるゼレト氏の名は伏せておく。会場のスタッフにはおそらく周知されているだろうが、レセプション会場には社外の人間も多い。下手に社長の名を出して騒がれたら大変だ]
でも、仮にその人が仕組んでいたとして、何故今頃メッセージを送って来たんでしょうね。
[少し声のトーンを落して続ける]
わたしはね、不具合が起きても止めるな、という指示は最初から出しておけると思うんですよ。
こっちだって、最初から分かっていれば、わざわざここまで来て必死こいてデバッグする事もなかったのに。
[それはともかく]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
そもそも、
外からのメッセージを受信できるわけがない。……だから、あのメッセージが送り主本人のものかどうかは判断がつかない。
[>>+51>>+52で展開した持論を加えて>>+130に返す。だからまだ、社長に対する不信感を募らせる段階ではないと思うんだけど]
なので、首謀者の正体は定まらないけど、狙いは仰る通り、ゲームの中にありそうですよね。しかも、ゲームで行う実験なら、ここへ来るまでの間に、散々やる機会はあったのに、それがわざわざ今行われているっていうことは…
[間を置いて、うーん、と首をひねる]
今回参加されている、テストプレイヤーに関連しているのかなぁ、と。
[その場合、実験のための特殊な条件が揃うのは、正に今しかないというわけで]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
以上、憶測ですけど。
……さぁて、重たい話はここまでにしておきましょうか。
[ここで声のトーンを上げ、パッと明るい笑顔を作る]
【赤】 パン屋 オットー
『食べることは生きること。
お腹が空いたのなら、食べればいい。
我慢はよくない。』
[頭の中で過る言葉は、声に出さないように飲み込んで。]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
すみません、何か付き合わせちゃって。
お話、ありがとうございました。…後で、スタッフとも検討してみます。
[軽くペコリ、と頭を下げてから、サロンの内部を改めて見回す。ある一点の方へ視線を定めてから、腹の辺りを手で軽く押さえ]
ちょっと何か食ってきます。…まだ料理、ありますよね？
俺、ここへ来てからまだ何も食ってなくて…
[デバッグ作業の中断が決まり、ようやく空腹を覚えた次第だ。
今置かれた状況はあまり良くはないと思うが、目先の重労働から解放された事は控えめに言っても嬉しい]
それじゃ、また。失礼します～
[もう一度会釈してヒラヒラと手を振る。互いに何か気付いたらまた情報交換してください、と約束して。**]
【赤】 パン屋 オットー
[神に定められ、避ける術がないのなら、覚悟を決めて進むしかない。]
大丈夫、……大丈夫。
自分の役目は忘れていない。
[年少者を守り、未来に繋ぐのが僕の役目だ。
そう、約束したんだ。*]
旅人 ニコラス
― 寄り道・パン屋『ハティ』 ―
[船が流されたことを発見した経緯を伝えた途端、オットーはまず訝しげに、困惑した様子>>572を見せた。
突然言われたらそんな反応になるだろうなと見つめていると、次第に顔色が悪くなっていく>>575。
パン屋の店主の真意には全く気づけず、言われた言葉をそのまま受け取って頷いた。]
そうですね。僕も全く同じことを感じました。
なんだか誰かの意思によって、僕たちは村に閉じ込められたっていうか。そんな気がして。
――自分でも変な考えだなって思うんですけど。
[オットーが忌憚ない考えを伝えてくれたと思い込んでいるから、素直に思ったままを口にできる。]
旅人 ニコラス
[意見を求めれば、まだ動揺も収まってなさそうなのに、オットーはあれこれ策を考えてくれた>>576。
それを頭のメモに詳しく記載しながら最後まで黙って聞き入る。
やはり今朝はここへ来てよかったと胸を撫で下ろして、深く腰を下げた。]
助言ありがとございます。とても助かります。
今ジムゾンさんは教会に戻っていますから、宿屋に顔を出し次第、しっかり相談します。
[パン屋の店主が普段通りだったかどうかは、そもそも緊急時で動揺していてもおかしくないと最初から判定自体が甘めだったことに加えて。その意見に全然疑問点がなく、むしろ納得しかなかったため、あっさりいつもと同じように信頼できると判断した。]
旅人 ニコラス
[それで第一の用件が終了したので、続いて第二の用件・お土産渡しへ移行する。
予想通りオットーが驚いてくれた>>579ので、少し得意げな表情になった。
それでもニコラスさんらしい>>581と言われて、ふへへと変な笑い声が出た。]
オットーさんへのお土産を考えている最中に、瓶と目が合いまして。
これしかない！ 状態だったんですよ。
お時間頂き、どうもありがとうございました！
[オットーへ瓶を渡した頃には、すっかり気分も軽くなっていたので、明るい声で挨拶をして店を辞した。
もしかしたらそのせいもあったのかもしれない。
いつもアンテナを張って動向に注意を向けていたつもりだったのに、心を痛めていた本当の理由が悟れなかったのは。*]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
―― メイン・サロン/パーティー会場 ――
[どっかで見た顔だ！
というのが、開発スタッフルームから出てきた、>>+57
タキシード姿>>+82の男性に抱いた感想であった。
既視感……という言葉はびみょ～に当てはまるのか、この場合？
まさか現実でも小綺麗な格好がデフォルトなのか、と一瞬思ってしまったのはご愛敬だ。
お披露目パーティーで小汚い格好をする人がまずいないし。
その男性に挨拶をする機会は逃してしまったが、
こちらを見て何かに気付いた小柄な女性>>+89には、ゆるく笑ってぺこりと頭を下げた。
この女性も技師である――とは、
技師トーク>>0:544をした他のスタッフからちらっと聞いていた。
声をかけようかと思っていたが、かち合えないままにログインに至ったのがだいぶむかしのことに思える]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
予測できなかったこと……そう、ですか。
教えてくれてありがとうございます。
早いところ原因が究明できるようお祈りしております。
[女性が離れようとするならそれを止めはしない。>>+90
本人的には医師への申告通り体調に異常はないつもりだが、
ゲームスタッフが右往左往する雰囲気にあてられて、
ぴりぴりしていたのが態度に出ていた……節はあった、かな]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
ひとまずは、スタッフ側の動揺が（言葉は悪いが）表沙汰になることは防げただろうか。
火事場の初動としてはこれで及第点、と言えるだろうか……。
ゲームのような開発の現場では、プロジェクトが危機的な状況に陥ることを『燃える』と呼ぶと聞いたことがある。
開発の手を一旦は離れたこのテストプレイの場でも、このようなトラブルはやはり『燃える』と呼ぶのか、そして、『燃え』た現場の消火活動としては今のところ火の手が燃え広がることは防げたのか……正直なところ、まだわからない。
コンシェルジュはゲームの開発から見ればあくまで外側の存在。
本当の火元は私たちにはわからない……。
]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[ひとが、不安に駆られるのは、その人にとっての足元が揺らぐ時である。
で、ほんとうのことを求めて情報屋を頼ることもある――
というのは、脱線案件だから置いといて。
果たして自分たちがテストプレイしたゲームは本当に安全なのか、という、
裏の目的を抜きにしても湧き出た不安をぶつけたような質問に、
医師は応えてくれた。>>+92>>+93>>+94>>+95
それも、しっかりと筋が通っているように]
……わかります。言いたいことは。
私は医療従事者ではなく技師のはしくれ、ですが。
シルバー・メリー号しかりあのコクーンしかり、人の命を預かる類の機械に、
どんなにわずかな不備もあってはならないですが、
しかし絶対はない……。
[技術者目線での共感もあった。>>+93
とはいえ、]
【赤】 少年 ペーター
ー これは昨日のお話らしい ー
僕の名前？
僕はずっとペーターだよ
だからペーターで大丈夫！
[人の中に紛れる為に名前を変えたり
人間と狼、それぞれで名前を分けたり
そういう事をする仲間もいるらしい
母さんから、ぼんやり聞いたかもしれない。]
えっと、よろしくね
ソメイユと…り、りざべーた？
[上手く言えなかった
教えてもらえたならその名前で呼んだ方がいいのかな
そうは思う、思うんだよ？
でも口が上手く動かなかった。
呼んでるうちに慣れてくれる…はず！]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
――あ、安心してください。
先生の言葉は薄っぺらいものには聞こえてないですから。
[情報屋というのはアコギな職業だ。
ひとがひとを騙していた事実にぶち当たることも一度では済まなかった。
それを思い出して一瞬うつむきがちになっていたが、
すぐに気を取り直して目を細める]
だから貴方のことは疑ってないと言いますか。
……疑うだのなんだのって、まるで人狼ゲームの中のお話みたいですね、これ。
【赤】 パン屋 オットー
[彼が物を壊すだけで乗り切れていたのは、偏に快楽を感じることに抵抗していたからだ。
抵抗をやめてしまえば、運命を受け入れてしまえば。
水に墨を垂らしたように、じわりじわりと染まっていく。]
【赤】 少年 ペーター
[だから、ソメイユが答えをはぐらかしたのは
少しだけホッとしたんだ。
なくはないんだろうな
そんな風に察してはしまうけど
聞かないで済むなら、それが良くて。]*
少年 ペーターは、シスター フリーデル を能力（支配）の対象に選びました。
負傷兵 シモン
― 談話室→玄関 ―
［赤紫の男との話も一区切りした所で談話室を出ると、
革袋を抱えた女性――服装からして、恐らく司書と羊飼い――が二人、図書室の方に向かうのが見えた>>497
声を掛けたなら、図書館から持ってきた本の事が聞けただろうか。それとも見慣れぬ風体の男が突然声をかけてきたので、相手を怖がらせてしまったりしたかもしれない。］
（後で改めて図書室の資料を確認した方が良いかもな。）
［二人と別れた後、玄関から外に出た。
昨日は宿に一直線で、街の方をまだ散策してなかった。
それに先程談話室で聞いた船着き場の事が気になって。
船着き場の様子を確認したら、街中を通って、
村の西側を散策してみよう。］*
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[ずらりと並ぶ10数もの銀色の機械。
夢見るための繭。
あの中ではまだゲームに本格参加しているプレイヤーが眠っている。
……おっと話が逸れた]
月並みな言い方になってしまいますが、
……頑張ってください。
私にも何か協力できることがあればいいんですが。
[彼女の言う“協力”は、今のところ、
開発スタッフ全体への協力を指す。
謎の原因を突き止めるための。
だが立場的には、謎が分かった結果、開発が進もうが止まろうが、
彼女自身には関係がない。出資者本人じゃないし。
つまりは、医師の真の目的を知ろうが、>>0:340
彼女に被害が及ばない限りは静観も可能なのだ。
実際に彼女がそれを選ぶかどうかはまだ未知数だが。
なぜなら彼女は未だ何も知らない]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[せっかく組み上げたものが、
日の目を見ずに失墜するなんて、
寂しいんじゃないかという思いはある]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
だが、それはそれとして、
ひとまず落ち着くことができそうなこのタイミングで、
テストプレイの続行の是非については考えを再び巡らせてみる。
『テストプレイ』というのは、100点の成功を目指す学校の試験のような意味でのテストではない。
そう、知人のシステム開発者からは聞いたことがある。
開発中には発見が難しい異常を、テスト環境下で動作させることで検知すること。
ライブパフォーマンスのリハーサルのように、本番のイメージを掴むだけでなく、ステージや機材、スタッフ配置などに問題がないかなどを事前に洗い出すことが重要なのだ、と。
今回のトラブルは、どうだろう……。
開発スタッフの動揺の大きさからすると、今回のそれは異常は異常でも、そうした本番前の試験運用で検知する、というレベルを逸脱している異常なんじゃないだろうか……。
]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
だとするなら。
テストプレイの続行を指示したゼラト氏の判断の是非は言うまでもなく……。
考えたくない一語がチラつく。
……………………『隠蔽』。
コンシェルジュとして、広報として、まずは混乱を広げないことを第一に動いたが。
『ゼラト・ゲームズ社』の利益のために広報部は今後、どう動くのか。
今回の異常を封殺したままテストプレイを問題なく終えたこととして『狼月の村』を華々しくリリース、宣伝していくのか。
当初予定の通り……トラブルなどなかったように………………。
それとも。
そうした隠蔽が結局は発覚し、汚名と共に消えていった幾多の企業の轍を踏まないよう、異常があった事実を速やかに公開し、謝罪とともに解決に動くのか。
本当に会社のことを考えた行動は、どちらか。
]
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
─回想：村内 二つのペンダント─
[ 何時の事だったか。多分それ程昔ではない筈。
井戸の近くで翡翠のように輝く小さな鉱石を見つけ
持ち帰ったことがあった。
丁度リーザの誕生日が近かった頃。
手作りのペンダントをプレゼントとして
作る計画を立てたことがあった。>>0:1330
普段なら誕生日プレゼントは
絵か美味しいお菓子等にするのだけれど
綺麗な石があるのだから
童顔なあの子にも、ちょっと大人っぽく見える
アクセサリーを渡すのも良いかしら、と
もしかしたら、私に隠れた工芸の才能が
あるかもしれないから、と張り切っていた。]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
まずはテストプレイ続行を受け入れたうえで>>+5、と当初は考えて動いたけれど。
本来であればまずその是非を検討するべきだったのかもしれない。
知らず知らずのうちに、自分も「このテストプレイという一大イベントを成功させないと」という思いが優先していたかもしれない。>>0:194
今さらながら、ゼラト氏が本来届けられるメッセージを送ってきた、という事実に向き合う。
ゼラト氏はどこに…………あるいは、ゼラト氏のメッセージは、こうした自体を想定してあらかじめ送信されるよう仕込まれたもの……？
開発スタッフは、あれから何か新しい事実を掴んだだろうか。
この不信なメッセージについて何か思い当たるところはあるだろうか。
]
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
[ そうと決まれば話は早い。
その足で、村の東側に住んでいる
細工職人のモーラお婆さんを尋ねた。
レジーナ伯母さんも、私の親も世話になっている
大口の常連だ。
お祭りでも綺麗な装飾品を売っていて、
私も幾つかアクセサリーを買ったことがある。
モーラお婆さんも、リーザの誕生日プレゼントと
あらば、大喜びで手伝ってくれた。
実際に作ったのはほぼモーラお婆さんだけれど
デザインとワンポイントの意匠、
最後の仕上げは私がやらせてもらった。
翡翠色の石をはめ込んだとはいえ、
実際はほぼ木製だけれども>>141
良い出来になったと思う。]
【見】 【墓】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
私なりに、この事態をもう一歩深く、理解したい………。
そんな欲求が生まれていた。
その脳裏には、ロゼータ博士の砂漠の薔薇のごとき笑み>>0:827が浮かんでいたかもしれない。
]**
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
[ ペンダントが出来て喜んでいると
お婆さんが頑張ったご褒美だ、と
同じのをもう一つプレゼントしてくれた。
このサプライズは嬉しい誤算。
私が使っても良かったのだけれど
直感で、このネックレスが似合いそう、と
ある人物の顔が思い浮かぶ。
きっとリーザも喜んでくれるだろう、と
二つのペンダントを掲げ、
僅かに放たれる光を眺めていた。]
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
[ いざペンダントを渡すと、リーザは喜んでくれたかしら。]
ふふ、何故か二つも出来ちゃったから
欲しい人、それともリーザがあげたい人に
プレゼントしちゃうのもいいかもね？
[ 渡す時の私と言えば、自分で言うのも何だが
満面の笑顔になっていただろう。
そのペンダントに名前>>0:1330
更には羊が彫られた姿>>142>>259は
まだ見られていないけれど
カタリナに渡す話だけは聞いていたから
買い出しが終わり、村に戻ってから
見ることを楽しみにしていた。*]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
>>0:788
あっ……しまったアリスのここ見落としてた……
あああああ
木彫りってこれじゃん！！！！！
なんで今気づくの私うわあああだめだああ
>>0:1294
どこかで拾いたい
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
[その後も医師とは言葉を交わしただろうか。
きりのいいところで別れを告げると歩き出す。
いろいろと思考の整理をしなければならないと思いつつ、
そういえば、と脳内に前置きの言葉を置く。
「貴方の言葉は薄っぺらじゃない」
これに似たことを前にも言ったことはあった。
ふわふわした漠然とした感覚なら既視感で終わるものだけれど、
屋上で見た景色とも結びついてるから、幻なんかじゃないのは確かだ。
要は10年の時を越えて、
同じことを同じ相手に言ったのだが、
そんなことにちっとも気付いてない彼女である*]
【見】 【独】 デザイナー ラートリー
/*
それより完全に寒暖差にやられた気がするんですが
頭痛はましになった（まだちょっとある）に
風邪の気配がすごくすごく……
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
スタッフたちの想定外は、もちろん私の、いえ、我々の想定通りの事態。
ログイン中のテストプレイヤーが体験したことも、それをモニタリングしているテストプレイの運用スタッフたちの様子も、当然把握している。
……様との連携も問題ない。
テストプレイを強行することでスタッフ内に生じる疑念も、もちろん織り込み済みだ。
正体不明のゼラト氏のメッセージ。
ゲームの内も外もある種のクローズド・サークルと化した『シルバー・メリー号』の中で、彼らはちょっとしたミステリー遊びに興じることになる。
人狼ゲームは『コクーン』の見せる夢の中だけで行われるのではない、と言ったところか。
……様の戯れも少々行き過ぎか、と思わなくはなかったが、今となっては悪くない余興に思う。
我々、隷属者たるものの主、その後継者を迎える偉大な儀式。
それに華を添える、一幕の劇。
二重三重に仕組まれた劇のうちの寸劇ではある。
我らが主を弄んだ運命の皮肉に比べれば、この程度の作為は児戯のようなもの。
大勢に影響はない、というところだ。
私も狂言回しを愉しむとしようか。
]
負傷兵 シモン
― 船着き場 ―
［それは多分、ニコラスが一人で船を確認した随分後>>457。
一隻も船の残っていない船着き場を見て、］
……だろうな。
［まあ、予想の範囲内であったから、特に驚く事もなく。
どちらかというと、完全に島に閉じ込められたという事実と、やはり既に"始まっている"な、という実感がじわじわと込み上げて。
独り腕を組んで感慨にふけっていた。］
さあ、面白くなってきやがった。
［この島の風習で、祭りの日にはほとんどの者が船で島外に出ていくと図書室で見た。船を最後に使ったのはその時だろうか？
ではそれ以降に船着き場に来た者が居ないか、確認するべきだろう。
見るべきものは見たと思うので、今度は街を散策してみよう。］*
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
……それは、普通に考えたら………
あまりそうだとは思いたくないですけど…。
[ゼラト氏の名をあえて出さない
ジルの意思は汲み、力なく頷いた。>>+136
だって、このゲームは
自分たちが長い時間をかけ
熱意を込めて作ってきた作品であり
それが今日ようやく日の目を見るわけだ。
今まで信じてきたトップが
それを使って何か不穏なことを企んでいるなんて
あまり考えたくはない話である。
と、ジルが少し声のトーンを落とす。
考えていなかった、とばかりにぱちりと目を瞬かせ。]
……それは、確かにそうですね……
[言外にかなしきデバッガーの本音が見え隠れした気もするが、それは置いておいて。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
つまりジルさんは、誰かがゼ…首謀者を
騙っていると考えてるわけですか？
[確かに。
姿を見せない社長に不審を感じてしまったけれど、
普通に考えればゼラト氏本人から
今ここにメッセージが届く筈がないのだ。
それが出来るのかどうかはさておいて、
そちらの方が納得いくと言えばいく。
社長が首謀者ではない可能性に一瞬だけ安堵したものの、
では本物の社長は今何をしているのかという話になるし。
そもそも、誰が何のために、という疑問は消えないのだけれど。]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
そういえば……噂で聞いたことあります。
今回のテストプレイヤーには
地球星系の出身者が多く選出されているって。
たまたまかな、とあまり気にしてはなかったんですけど。
[かくいう私もなんですけど、と付け足し。]
もし、首謀者の目的が
"今回のテストプレイ"であることに意味があるのなら。
それと何か関係している… とか？
[その何か、が 何なのか、までは
まだ皆目見当がつかないけれど。]
パン屋 オットー
いや、むしろ、中途半端な意見しか出せなくてごめん。
ちょっと、さすがに……動揺してる。
[ニコラスさんがジムゾンに伝えに行ってくれると聞けば、そのまま任せるつもりでいた。
今、幼馴染の彼に会えば只事じゃないことを悟られるかもしれないから。
せめて、動揺を抑えてからでないと会いたくなかった。]
パン屋 オットー
[ゾーネンブルーメンブロート試食の約束は、しなかった。できなかった。
これが神の定めた運命なら、覚悟を決めるしかなくなった。
覚悟を決めた瞬間に、自分の中の日常が、倫理が、
人知れず、自分すら気付けず、壊れていく。
僅か胸が痛む。]
…………『ごめんね』
[彼の後ろ姿。声にすることなく、口の動きだけで小さく謝れば、作業を開始するのだった。*]
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
[
私の真の目的とは余所に。
コンシェルジュとしてのルージュの思考は紛れもない
この一連の出来事をミステリー小説を読むように知覚できるならば、その私の思考は「叙述トリック」のように映るだろうか。
私は……様から秘密裡にこの計画の実行指示を受けたときから、電脳インプラント手術を済ませ、AIコーディネートの
『ゼラト・ゲームズ』の広報部のルージュとしての人格で、『狼月の村』の完成までを表向きは勤めてきた。
（もちろんスタッフとはリモート環境での接点しかつくっていない）
こうして計画の事前の『仕込み』を終え、実証実験を迎えた今も、広報部の、コンシェルジュとしてのルージュの思考はストップさせてはいない。
一介の奴隷に過ぎない身を……様から引き上げられ、分不相応な立場をいただいたその時から、そしてさらに、偉大なる主の隷属者という余りある栄誉をいただいた時から、電脳の補助などなくても
『村』の中で『すまし顔』でいることも造作もない。
舞台劇の仮面遊び。
テストプレイヤーたちがゲームの仕組みに助けられて興じているものと変わらない…………。
]
【見】 【墓】 スタッフ シルキー
[そこまで話したところで
パッと彼が声の調子を変えた。]
……あっ、はい……
[わざとだろう、明るい調子に
知らず知らず入っていた肩の力が抜ける。
ちらりとパーティ会場の方に視線を向けるジルに
くすりと微笑みを浮かべ。]
いえいえ。
むしろ自分だけで考え込んでると
ドツボに嵌っちゃいそうで。
お話していただいてありがとうございます。
あ、そうですよ！
こんな時こそ倒れたら大変ですし！腹ごしらえしておかないと。
私の方ももう少し皆から色々話聞いてみますね。
また何かあったら教えてください～
[そう告げ、会釈を返して彼を見送るのだった。**]
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
― 思考：運命について ―
[
運命とは、人の意志に依らず、
天によって定められたものらしい。
予言においては、運命を己が手で
……と変えられることを示唆された。
運命は変えることが出来るのだろうか。
予め定められているのならば、
運命を変えようとすること、
運命から逃れようとすることも
運命づけられているのではないか？
或いは運命を変えることが出来たとして、
それは別の運命によって
『運命から逃れることを定められていた』
のではないか。
]
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
考え出すと分からなくなる。
元々こういう難しいことを考えるのは得意ではない。
聖書には神は耐えられない試練は与えない。
試練には耐えられるように
逃れられる道も備えてくださる
と書いてあると教えてもらったことがある。
だから、運命から逃れることは出来ると思いたい。
]
負傷兵 シモン
― 街中：パン屋『ハティ』前 ―
［村の中心は人が居なくなったのも相まって、昨日までの賑やかさから一変してしんと静まり返っている。
閑静を通り越して静寂に不安になりそうになる中、パンの焼けた麦の芳しい香りが鼻孔を刺激し、村がまだ"生きている"事を教えてくれる。
匂いを辿って着いた先には『ハティ』という看板がかかっていた。
店内を遠くから覗いて見ると、窓の隙間から見覚えのある緑の帽子が見えた>>595］
（ニコラスが言ってたパン屋ってここか……）
［村に残っている唯一のパン屋って事は、今朝宿屋で食べたパンはここで作ってるのか。
――お取り込み中の様だし、帰りにもう一度寄ってみようか。
美味しそうな香りを背に、村の西側に歩みを進めた。］*
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
/*
眠い……と思いつつチラシの裏書き。
表のコンシェルージュのノリは、村入りまでノープランの勢い任せのアドリブです。
（そもそも肩書きコンシェルジュにしたのも入村ウインドウを開いてから決めた）
が、いざ書き始めてからイメージしているのは、なんとなくですが東野圭吾氏の『マスカレード・ホテル』なのかなあ、とボンヤリ。
いや、そんなに似てないですけど、お客様第一、と現場のトラブルに対応していくとことか、コッテリすぎないミステリー要素とか。
*/
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
― 思考：滅びの運命を継承せし獣達 ―
[
滅びの運命とは何か―――
―――分からない。
運命を継承した獣は敵か―――
―――違う。
第二の予言を受け取った時は僕も余裕がなかった。
だから言われるがままに予言を伝えた。
滅びの運命の継承が本人の意思なのかも分からない。
もしかしたら僕みたいに、本人の知り及ばぬところで
継承が運命づけられていたのかもしれない。
立場から対立はしても、
相手の事を知らずに敵と認定するのは違うと思う。
……例えその相手が僕の命を刈り取ろうとしていても。
それが彼らの糧となるならば……。 ]
シスター フリーデル
―― 教会 ――
［ 思わず呟いた、古い響きの格言の一部は>>528
女をこの島に連れて来ようとした男が、
時々、苦し気に口にしていた言葉だ。
気持ちを向けていた相手はたぶん、
ジムゾンの亡くなった
父親だったのだろうかと思う。 ］
シスター フリーデル
［ 父と同じように、
神父であるジムゾンなら。
たぶんいつか続きの意味を、知り得ることも
あるかもしれないけれど。>>563
子どもの頃の女には、時おり同行者の男が呟く
その言葉の苦しみが、解らなかった。
―――…この島に来て、
ジムゾンやペーターに出会うまでは。］
シスター フリーデル
［ その手が。
鏡合わせの向こうから、
握り返してくれた時>>566
受け止めてくれるような、力強い体温は、
心まで ぬくもるようで。
女の指先の震えが、止まった。 ］
シスター フリーデル
［ 貴方と、ぬくもりと痛みを
分かち合えるのならば。
私の血で汚すことを怖れこそすれ、
貴方の血で汚れることを
厭うはずもない。
―――――――――,nec sine te.
］
シスター フリーデル
［瞳の水面が揺れるのを、見られないように。
数瞬、目を閉じて。
触れえないだろうと思っていた
あの夜の>>513
冬の星座の青い一等星を、密やかに”想う ”。 ］
シスター フリーデル
［
迷惑をかけたり、
困らせたいわけではないから。
ただ、傍にいられるだけで幸せだと。
自分に言い聞かせるように。 ］
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
一人哲学シリーズに限界を感じ始めてきたよ。
僕は意識不明の状態だから、
他の人と話すわけにいかないし、
ソロールも中々難しいね。
*/
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
/*
裏のノリはもちろんうみねこさんと打合せした
（というよりうみねこさんのすばらしい裏設定の数々にひたすらイイネボタン押してただけともいう）
うえで落としている……
つもりなんですが、
こ、これでいいですか、……様～～！！
（と言いつつ細かいツメとか連携が下手な勢い任せの脳筋隷属者なのであった……合掌）
（今後、書く余裕があるかまったく不明なので、取り急ぎチラ裏）
*/
シスター フリーデル
［ 守りたいと伸ばした手を受け入れてくれて、
少し恥ずかしそうにしながらも
抱きしめさせてくれたペーターが>>592
どこか不安そうにも
見えるような気のする様子に>>592 ］
……どうしたの、ペーター。
大丈夫？
［ 酷く心配になって、つい尋ねてみてから。
ペーターも同行してくれるようなら、
ジムゾンとペーターを、
小屋に案内しようとした。>>567 ]
シスター フリーデル
――― 教会/奥庭の小屋 ―――
［ 朽ちかけた古い小屋の中は、
壁の４面全てに干された、多種多様な
香草や薬草の匂いに包まれ。
様々な実験器具や、
文字の記された紙の束で溢れている。
女が部屋に入り、奥の窓を開け放つと。
奥庭の向こう、女が植えた様々な植物に混じって、
一際、ぼっさぼっさのにょきにょきに育った
”スレイプニア”の樹が見えるだろう。］
シスター フリーデル
…すみません、ジムゾンさん。
この小屋、勝手にお借りしています。
ここは私の研究室です。
あの樹……”スレイプニア”を使って
とある薬の研究を、ずっとしていました。
シスター フリーデル
………とある”衝動”を
抑制しやすくなる薬です。
だから、もしも完成すれば、ですが。
”人狼”にも効果があるかもしれない。
未完成の今は、期待できなくても。
［ 教会の一部を私物化していたことを、
まずは、とても申し訳なさそうに、謝罪する。
一応、いつだったかジムゾンに、
奥庭の廃屋を掃除したり
ちょっと物を置いてもいいですか？
と聞いてみたことは、あった気がするが。
まさか彼も、研究室のためとは、
思わなかっただろうから。 ］*
【赤】 少年 ペーター
[でも、もし
二人が身動き取れない状況になったら
大事な誰かを助ける手段が他にない状況だったら
仲間二人がいなくなってしまったら
その時は僕も覚悟しないといけない
それは…分かってるんだよ。
それが母さんの願いと反する行為だとしても。]*
負傷兵 シモン
― 西側：処刑台 ―
［西側の森を歩く。この辺りには、今は殆ど人が来ていないようだ。森を抜けると、少し開けた所に古井戸と、錆びついた金属を取り付けた台があった。――処刑場である。
正直、意外であった。
処刑場を作るほど頻繁に人を殺す必要のある事態なんて、一つに決まっている。狼と人が仲睦まじく暮らしたという伝説の残る島でさえ、人狼騒動は起こっていたと言うことだ。］
そら見たことか。
［やはりこの世で人と狼が共に暮らしていく事なんて無理なんだ。伝説は所詮伝説で、過去の事実の美しい部分しかすくい取ってはくれない。真実はもう少し血生臭く所にあったのではないか。
そこで、図書室に新たしい資料が追加されたのを思い出した。>>596。帰ったら読めていない資料を当たってみよう。］
【独】 神父 ジムゾン
/*
お返事ありがとう…！！
ええと、時間的に、全部にお返事するより後補完できるようになるはやで書いた方がいいなこれよし
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
―― メイン・サロン ――
[モニターのひとつには、レジーナの宿の一室が映し出されている。
そこで眠る青年の名はゲルト。
顔色はよろしくなく、>>15
素人目にもなんらかの処置>>17が必要なように見える]
あの時代だとあったかくして寝るのにも一苦労だよねえ。
[湯を沸かすのも一瞬では済まないし、
暑さ寒さ磁気嵐etc.を防ぐ機構もあの時代の服にはない。
いや磁気嵐は地球だと関係ないか。
ふ、とモニターから視線を外して、]
まいったな……、
気になることが多すぎるぞ。
[おかげでレジーナの宿屋の作りの細かさにいたく感動している気分ではない]
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
OK、整理しよう。
まずは何かが起きた。それは確か。
[何かが起きたとして考えられるパターンをあげていこう。
①本当に予測不可能なイレギュラー
これはそのままの意味なので説明はいらない。
②外部からの介入
ゼラト・ゲームズをよく思わない者とかがこっそり細工をした。
が、オンラインゲームをハッキングして乗っ取るならともかく、
これは開発途中のゲームだ。社外秘の事項も多かろう。
本気で細工をしたいならそれこそ内部に侵入する方が手っ取り早いのではないか？]
負傷兵 シモン
［西の森からの帰り道。
あの処刑台はいつ作られたものだったか。
金属の感じからして、恐らく"首を落とす"タイプのもの。
まあ、首吊るより落とした方が確実に死ぬわそりゃ。
経験者は語る。］
でもなあ。
［襟巻きをなくしてスースーする首元を撫でながら］
首落とされるのも、それはそれで嫌だなあ……
［呑気に聞こえる事をつぶやきながら、街の方へ戻って行った］*
神父 ジムゾン
[しばしの思考の末、口を開いた。]
――…、
今は未完成、ということは。
もしゲルトが言うように、
“たったいま”何かがもし、起こったとしたら、
それには間に合わない…
ということで、合っているか？
だとしたら。
何か、俺に出来ることは。
[彼女がこれを自分たちに見せてくれた意味。
それを確かめように、問いかけた。]*
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
（つまり内側に裏切り者が――
ってますます人狼ゲームっぽくなってきてるが？）
[よく考えたらここは亜空間ワープを用いた航宙モードに入っている船の中、
外部とは連絡が取れず、脱出の一切も不可。
内部に人を閉じ込めているという点では、今のシルバー・メリー号もゲームの中の『狼月の村』と同じ……。
（ちなみに一隻残った船が流されたのは確認済だ）]
【赤】 パン屋 オットー
[覚悟を決めたパン屋は、パンを作り続ける。
淡々と。ひたすら。]
/*
ペーターはお気になさらず。それはしゃーない
リーザ、襲撃ロル大丈夫そうかい…？
旅人 ニコラス
― 現在・宿屋の談話室 ―
[オットーにも勧められた上に元々その予定だったから、ジムゾンに相談しようと考えながら、教会から戻るのを待っている。
そういえばフリーデルが見つけた教会にある古書>>339とは一体何だろうと考えていると。]
”ぐぎゅぎぎょぎゅぎゃぎゅ～～～。”
[何とも形容しがたい奇妙な音が、自分の体の中心から響いたので、慌てて両腕でお腹を押さえる。
誰にも聞かれてないな？ と周囲を見渡したが、果たして結果はどうか。
もし無事誰にも見つからなかった場合は、さっきよりも澄ました顔で背筋を伸ばし、何事もなかったかのように腰を下ろしているだろう。
……っていうか、とっとと飯を食え(表情差分：真顔)。]
少女 リーザ
んー、私はずっとここにいるけど
外からくる人もいるよ？
毎年ここに来てくれる
旅人さんだっているんだ！
ここのこと好きになってくれるのは
すっごく嬉しいよね！
［昨日はあんなことになっちゃったけど…と
バツが悪そうに俯いて。
シモンの目的には気づくそぶりもない。
宿帳を、と言われればそれはごめんなさい。
でも何人の宿泊者がいるかくらいは教えて
ゲルトの部屋は①だと、位置も含めて伝えた。
もし見舞い(?)に行くようなら
ありがとう、と言って見送ろう。］*
仕立て屋 エルナ
―回想/レジーナ被害者の会結成―
[懐かしさに想いをふけていると、段々と記憶の片鱗が思い出されてくる。]
"私以外"？
ふーん、リーザちゃんも、
よく怒られてるんだ〜
それじゃあ、おたがいさまだね！
[この少年に、罪悪感という文字はない。この返答こそ、"火に油"というものだろう。しかし、リーザは怒りこそしなかったが、それでも、ずっと不満を垂れ流していた。>>506
そして、そんな殺伐(？)とした現場に、救世主巻き込まれてしまった人がもう1人。>>494
「おい、手ェ動かしてくれ〜帰りてぇから」
その情けない声の主は、何故か一緒に片付けを手伝いさせられている、ディーターお兄ちゃんだ。
ディーターお兄ちゃんも、レジーナの怒声に釣られて、運悪く野次馬に来てしまった可哀想な人の1人だ。]
動かしてるよー！
ディーターお兄ちゃんこそ、
僕たちより"おとな"なんだから
もっとがんばってよー！
[子どもの無邪気な攻撃に、ディーターは何を思っただろうか。
何はともあれ、自分には非があるが、こうして無事レジーナ被害者の会(洗濯室編)が結成されたのであった。*]
負傷兵 シモン
― パン屋『ハティ』 ―
［村に戻って先程のパン屋に立ち寄る。
小さめのパンを幾つか籠に取って会計の方に進むと、店主はパンを作る手を止めて対応してくれた。］
昔からここでパン屋をされているんですか？
［ここでも世間話を兼ねた情報収集。
店主の表情は殆ど変わらない様に見えたが、
愛想が悪い訳ではないという印象だった。］
――そう言えばさっき、村の西側まで散策に行ってたんですが、あの井戸と処刑台はいつ頃からあるものなんでしょう？
［話の種に、先程見てきた西の広場の話をしてみる。>>617
何か反応はあっただろうか。
会計を済ませたなら、一先ず宿の自室④号室に戻ろうと思う。
④号室へは、玄関からまっすぐ進み、
多目的スペースを抜けるのが近道だ。
もしその途中で誰かに鉢合わせたなら、
情報収集を兼ねて世間話でもしてみた事だろう］*
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
/*
寝れぬ。
まあヨクアルコトデスヨネー。
やっぱり人狼騒動はいいものだ…
そしてBBSキャラは最高だ……
誰もがカッコいいしカワイイ。
私の推しは…いや、贔屓目に見るのはまだやめておこう。
私がテキトーにでっち上げた『ゼラト氏トラブル隠蔽説』（説ってほどでもない）は、なんか効果あるんでしょーかー。
今は各人思い思いに自分のキャラクターに合わせた自説を出すのが楽しいターンですねえ。
あーあと
まんまオーウェルにしといてニヤリとしてほしかったんは、ある。
*/
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
流石に考えすぎだろー……。
こういう場合どうしたらいいんだ、
助けてくれ所長ォー……。
[思わずここにいないし連絡も取れない人物に助けを求めてしまったがやがて、
飲み物でも飲んで落ち着こうと考え直す。
レセプションパーティーの時にも飲んでいたしゅわしゅわした飲み物を求め、
空のグラスを手に机をひとつずつ見ていたが、
先客の存在に気付けば目を丸くした。>>+139]
シスター フリーデル
［ ジムゾンの、
借りていたことを許してくれる言葉に>>619
内心で、ほっとしながら。
続く問いかけに>>621
女は難しい顔をして、少し思案してから。］
そう、ですね。
ゲルトの予言通り、もし”たった今”、
この島で”災厄”が起こったら……
あれだけ皆さんに食べて貰ってもだめなら、
やはり、”まだ未完成”だった、
ということでしょうね……
［ ジムゾンの想定とは、
少し違う種類の答えを、女は返す。
何故なら―――……］
【見】 【独】 イベントコンシェルジュ ルージュ
/*
今のところミステリー要素にガッツリ乗っかり探偵役っぽく動きそうなのはレト氏とアリス嬢かあ。
どうなるんだろう、本格的なミステリー要素のような証拠集めはないんだろうけど。
自分がボロ出して実行犯だってバレちゃったりしてーそりゃ興醒めー。
せめて最終日近くまでは粘って疑心暗鬼楽しんでもらわないとなあー。
嗚呼ノープランノープラン。
*/
シスター フリーデル
極寒の国では長年幻の薬草とされていましたし、
自分の体を実験台にして、
長期服用しても人体に害のないこと、
”衝動性”が抑制される傾向を、確認してからは。
そ、その……狼月の村の皆さんに、
いちゃらぶクッキーとか、ハーブティーとか、
お宿の大量ごはんとか。
色々な手段で、微量ずつ召し上がっていただいて
いたので……
多少の抑制効果は、あるかも……しれません。
［ 同意のない治験のような行為が、
良くないこと重々承知している女の声は。
非常に申し訳なさそうで、気まずそうだ。 ］
シスター フリーデル
［ スレイプニアをハーブの一種と考えれば、
行為自体は、
ハーブ入りの食事やお菓子やお茶と同じだが。
何せ、このスレイプニアを、
一番多く食べているのは……目の前の二人だから。
毎日の教会の胃腸への試練の食卓……
大盛り野菜料理食堂で。 ］
【見】 【墓】 情報屋 アリスバック
おっと。はじめまして、……ですよね。
お名前と所属を聞かせてもらってもよろしいでしょうか。
私はアリスバック・ヘラー。出資者の代理で来たものです。
[畏まって一礼する]
いやあすごいですね、このゲーム。
私はちょっとだけログインした身ですが、
『別の自分』になれたって感じ、しましたもの。
[相手の雰囲気をそーっと観察しつつ、
まずは単純にいいところを褒める。
やがて目当ての飲み物の入った瓶を見つけると中身をグラスに注いだ。それでも中身はまだある]
――貴方も一杯、どうです？**
シスター フリーデル
［ このの樹の種を、
”スレイプニア”と名付けた男は>>603は。
おそらく、種を入手した、
極寒の国の神話にちなんでいたのだろうと思う。
ジムゾンが、それを連想したとは知り得ないが。
その国の神話に登場する巨大な魔狼が
制御の枷紐から解放されてしまった時。
スレイプニアは一度は神と共に
狼に呑まれるが、その体内から、
狼を滅ぼす助けとなるのだ。 ］
シスター フリーデル
［ 彼が、”人狼”だったことまでは、
そして自分が、その人の契約者だったことは。
さすがに言えなかったけれど。
まだ完成品ではない薬効でも、
彼は、それに縋るように飲用していた。
個人差もあるから、どこまで期待できるかは、
さだかではないが。
それでも、この島の人にも、
幾分か効果があればと、心から願う。 ］
シスター フリーデル
ただ……この種は、
本来なら極寒の国でしか発芽・育成しません。
だからこの島に普通に種を植えても、
芽すら出ないでしょう。
［ 窓から見える、３年で嘘のように
巨大化している樹が。
やあやあ！ と挨拶するように、
風に揺れる様には……うん、ちょっと。
説得力が微妙かもしれないけど……
ほ、本当なのよ？ ］
パン屋 オットー
[何故、今そんなことを聞くのか。
まるで確認作業のように。これから僕らがことを起こすことを明確に理解しているかのように。
表情こそ変わることがないものの、たっぷりと間を置いてしまったのは、少しだけ警戒してしまったからで。]
……さあ。
少なくとも、僕が生まれたときにはもうあったよ。
古井戸も、開いていた記憶はない。
水は湧いているのにね。
[そう答えながら会計をしていく。]
パン屋 オットー
……処刑台に、興味を引くものがあったの？
[気が付いたら尋ねていたが、答えがあったかどうか。
兎も角、去るようなら見送るだろう。*]
シスター フリーデル
……二人もご存じの通り、
私には植物を、もっさもっさに育てられる
”緑の指”があります。
だから、育っているんだと思います。
なのでもし、”災厄”が起こって、
私に何かあって、この樹が枯れたら。
……今ある研究成果と薬だけでも、
引き継いでほしいんです。
［ ジムゾンの何かできることは？
と問うてくれた言葉に。
勝手なお願いで、すみません。
でも……人狼と人間が共存できることを、
そんな楽園は無いと知りながら、それでも。
私に種を託してくれた人は、願っていたから。
そう告げたなら、二人の反応はどうだったろう。
いずれにしても、村の状況を考えれば。
手短に話を切り上げようとして。
宿に戻って、手記を他に人達にも見せましょう
と言うだろう。］*
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
『僕は皆を守れるのかな？
大切な皆の笑顔を壊さないでいられるのかな？』
彼はそう尋ねる。
その声色はこれまで聞いたことがないほど
不安そうに感じる。
―――君なら出来るよ。
いつだって君はみんなを笑顔にしてくれた
じゃないか。
だから、大丈夫。
昏く深い闇の中で届かない声を発する。
―――むしろ謝るべきは僕だ。
僕は与えられてばかりで何も出来ない。
ごめん。
彼の優しさに何も返せていないこと
それがとても心苦しくて。
]
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
神様、どうか、彼をこれ以上苦しめないでください。
滅びからお救いください。
僕は祈ることしか出来なかった。
金狼様が滅びを望んでいる可能性はあるけれど、
今の僕には祈ることしか出来なかった。
]
シスター フリーデル
――― 宿、あるいはどこか ―――
ペーター、話したいことって、何かしら。
［ それは宿に戻ってからだったか、
あるいは、ペーターの望むどこかでだったか。
少年と二人きりになったなら。
昼間の話を、尋ねてみるだろう。
それがどのような話であれ、
彼の相談ならば、力になりたいと願うように。］*
少女 リーザ
── 夜も更けた頃 ──
［さて、宿にはどれほどの人間がいただろう？
リーザは昨夜と同じように次の日の準備をし
最後に、ゲルトの部屋を訪れる。
もし彼を心配するものがいたなら
"私がついてるから安心して！"と笑い
今度は逆にその人を心配して、
ちゃんと寝るように言っただろう。
そして、
①の部屋にはリーザとゲルトのみが残された。］
少女 リーザ
［どれほどの時間が経ったか。
昨晩も眠っておらず、
宿の従業員としてずっと気を張っていたリーザは
やがて、ゲルトの布団に沈むことになる。］
少女 リーザ
［次に目を覚ましたのは布団に沈んだ直後のこと。
しかし。
大きく伸びをしてあたりを見渡す仕草は
リーザのものとはどこか違う。
瞳の色も普段の翡翠色から黄金へと変化している。
そして、その黄金の瞳でゲルトを見れば
ゆっくりと舌舐めずりした。］
少女 リーザ
［ここ、①の部屋には大きめの窓がある。
もちろん
人が出入りをするためについているものではない。
が、泥棒が入るにはうってつけの窓だろう。
そもそも泥棒ならもっとマシな部屋を選ぶだろうが。］
少女 リーザ
［私はその窓を開け放ち
ベッドに眠る男を軽々と抱えて外に出る
さながら王子が姫を連れ出すが如く
ただしその王子の腕は茶色い毛に覆われ
鋭い爪が見え隠れしている
……性別だって逆である］
少女 リーザ
わぁすごい、全然目覚めなーい
［途中から足まで獣化させ、
人目を避けてかなりのスピードでやってきたけど
男が目覚める様子は全くない
ちょっとは恐怖に歪んだ顔を見てみたかったけど
目覚めないんじゃ仕方ない
この
少女 リーザ
あはっ、きれーい
壊しちゃお
［…って、あーあ
少し力を入れたらすぐにボロボロになっちゃった
つまんなぁい
紐とボロボロの貝殻を適当に投げたら
ちょうど"ご飯"の隣に落ちたみたい
後はお腹をいただいて…
うーん、満足満足！お腹いーっぱい
あー、右手で引き裂けばよかった？
左利きって誰かいたっけ？
まぁいいや！美味しかったから！］
少女 リーザ
［さて、腹も満たされたしそろそろ戻ろうか
全身についた血は家の風呂でしっかり落とす
そして、目が覚めたとき
なぁんにも知らないリーザは
顔を真っ青にして叫ぶだろう
────"ゲルトさんが居なくなったの！"］
神父 ジムゾン
―― 教会 ――
食べてもらった？
――ああ、そうか、もしかして。
[一瞬ぽかんとしてしまうが、
結局殆ど他の葉の名は覚えられなかったけれど、
『スレイプニル』が入っていたという、
茶の話を思い出す。
そして、その薬の原料がなんであるかを思い出せば、
答えはおのずと知れた。
自分たちが飲んでいた、あの茶か、と。
そして、その予想は直ぐに肯定される。
けれど、]
【独】 シスター フリーデル
/*
ちょっと仕事の
突発リアルアクシデントの
対応が入ってしまい、申し訳ないです＞＜。
１時間くらいでロル落として、
ジムゾンさんを解放して、ニコラスさんへ
ペタ君と隷属の話を早めに開始……
とか、時間計算していたのですが、
鳩ぽつぽつになってしまい
ごめんなさいです＞＜。
これは、やっぱり、こちらが２軸にして
ペタ君との話のシーンを先にか、
話を終えて―――とかで、
先に区切りロルして、自由に動けるように
してさしあげるべきだったな……
突発対応しながらだと、頭回っていなくて……反省。
神父 ジムゾン
ああ。
目で見てるから、それは納得する。
そうか、『緑の指』
[単語だけは、聞いたことがあるのだ。
植物はろくに育てられずに枯らしてしまう自分からすると、
凄い才能もあるものだな……、と思うのみで、
その才を持って生まれた彼女が
辿って来た道のりも、今は、知ることは出来ない。]
神父 ジムゾン
災厄が起こって、
フリーデルに何かあって――。
[そのようなことはない、と、
気休めにでも、昨日までの自分なら言えただろうか？
けれど、この手記を読んでしまった今は。
その言葉が決して杞憂ではないと、
分かってしまっているのだ。]
ああ、分かった。
引き継ぐと約束しよう。
もし“災厄”が起こって、
無事に終わって――
そのとき、俺がいれば。
[だから、気休めではないその言葉を、
真剣に、きっぱりと口に乗せた。
そう、災厄が無事に終わったとしても、
そこに自分がいる保証はない。
今フリーデルが語ったように、
彼女自身に何かが起こる可能性があるように。
神父 ジムゾン
[ 知らずにいる。
“無事に終わる”というそのことは、
今この場にいる、
もう一人の大切な身内が、
いなくなることだということを。]
【赤】 少女 リーザ
んん〜お腹いーっぱい
ご馳走様でしたー！
…あ、祭壇に置いてきたからさ
食べ残し欲しければご自由にー
［え？なに？機嫌がいいって？
そりゃあそうでしょう？
何年振りだと思ってるの
祭壇に"何が"あるのかは言わずとも
2人なら察したかなぁ？］*
【独】 シスター フリーデル
/*
一応、ジムゾンさんへの気持ちロルは、
隷属後に言うのはペタ君に申し訳ないのと、
護衛候補だったぽい気がしていたので
（ちがったらごめんなさい）
困らせないようにで。
薬の話は、たぶん２ｄ以降は二人にできないから、
というのもあり。
ペタ君のロルの方向性に、少し関連するかもですし。
赤窓でも言えることだけど……
神父 ジムゾン
[そうして、その場での話が終わったら、
自分は宿に戻ることになる。
二人が宿に戻るか、あるいは教会に残るか、
あるいは道中途中で、何処かで別れるか。
いずれにしても、そのときは、]
じゃあ、またあとでな。
[と、いつものように言った。
――、
結局のところ、どれだけ目の前に
突き付けられたものがあろうとも、
今は、まだ、『あとで』という言葉を、
自然と選ぶことが出来るほどに、
分かってなど、いないのだ。]
神父 ジムゾン
[ただ、別れ際にペーターには]
そういや昨日はお疲れさん、
リーザとニコラスと、
一仕事してきてくれてたろ。
[今更ながらにそうねぎらって、
その肩にぽん、と手を乗せる。
頭を撫でるような年でもなし、それよりは、
ニコラスが一緒だったとはいえ、
あの状況で外で仕事をしてくるようになったペーターに、
気が付けばこれだけ大きくなったんだなあ、
みたいな、そんな気づきもあったりしたもので。
―― ペーターのことは、
預かるときに、頼まれている。
そのことは、今も忘れてはいない。]*
旅人 ニコラス
― 寄り道・宿屋①の部屋 ―
[オットーのパン屋から宿屋に戻った直後、誰もいない時間を見計らってゲルトの部屋へ忍び込む。
皆から手厚い看護を受けているお陰か、顔色は回復してきたように見える。だがそれは、自分の中の希望がそう見せているだけではないかと悲観的な考えが浮かんだ。
それでもベッド脇に置かれた椅子に座り、新たな習慣となった友人への呼びかけを行う。]
ねぇ、ゲルト。今日はこれから、ちょっとびっくりすることを言うよ。
[本当は起きているときに話せればよかったんだけどなんて言ったら、眠っているゲルトを責めるような気がして、寸前で沈黙する。
だってそのことを心配こそすれ、非難する気など毛頭ないのだから。]
旅人 ニコラス
[誰もいない室内にも関わらず、ゲルトの耳元に口を寄せて、ひそひそ声を出す。]
どうやら僕が、君の予言で伝えられた『獣の金色を視分けし”狼占の眼”>>0:#55』みたいだ。
七年前僕が記憶を失ったのは……占いの力で人狼を見つけて。それを恨んだ従者に殺されかけたせいみたいだ。詳細はまだ、全部思い出せてないけど。
[かつて記憶喪失になったのちの経緯>>0:521>>0:522は、友人にも伝えてあったから、今自分の言葉を聞いているなら、嗚呼あれかと思い出してくれるだろうと思う。]
だから探すのはあと二人。
『人と獣の魂を聴き分けし”霊聴の耳”』と『死を齎す爪牙を防ぎし”守護の手”』だね。
神父 ジムゾン
―― 宿屋 ――
[宿屋に戻れば、先ずはニコラスの姿を探した。
船の様子がどうだったか、
それから、此方の発見したものの確認だ。
そこには、ニコラスと、
もう一人の男の姿があったかどうか。]
よう、お疲れさん。
美味そうなもの食ってるな。
[昨日の別れ際の話、口調の変化のことを言えば、
まるで心当たりがないような反応をされたのは、
こちらも目を丸くしてしまった。>>451
とぼけている風には全く見えない。
どう反応したものか咄嗟に分からず、
『…………？』
と、なんだかぽかんとしてしまったものだ。
（ 本人ですら気付いていない、
その根幹にあるものを、
察することなど、無論できずに ） ]
旅人 ニコラス
まだ人狼は現れていないし、誰も被害を受けた様子はなさそう……だけど。
僕は今夜、占いをしようと思う。
実は昨日、船が流された。さっきも船着き場へ確認しに行ったけど見つからない。僕らは村に閉じ込められたんだ。災厄が発生する可能性は極めて高い。
だから僕は、君が必死の思いで伝えてくれた災厄から皆を守らなくちゃ。
[それを口にした途端、ずきんと胸を痛みが貫く。
どんなに正義を、正当性を口にしたところで、残酷な真実は変えられない。
占いの力で”人間”を守ることは、イコール”人狼”と”人狼の従者”を切り捨てること。
一度何かを選んでしまったら、選ばなかった何かを切り捨てるより仕方がない。
命の恩人から『お前がこの先、自分を探す旅に出るなら、これだけは勉強しなくてはならない』と強く戒められて、いくつも目を通した人狼騒動の顛末のまとめ――いわゆる議事録には、それ関連の苦悩や悲嘆に溢れていた。]
旅人 ニコラス
[それでも僕はやらねばならないと思う。
他でもない大切な友人のゲルトが自らの身を呈して伝えた予言に、逆らう選択などなかった。]
でね、最初の占いに僕はシモンさんを選ぶ。
君は知らないかもしれないけど、金髪で右足が義足になっている男性。昨日村へ来たらしい。
[まさかシモンがゲルトの予言を聞いていたとは予想すらしてない―オットーのパン屋にいたところを見られていた>>602ことも―から、外見をざっと説明する。]
僕も旅をしている最中、余所者だって言われて、随分窮屈な思いを味わったからね。彼を人狼だって疑っている訳じゃないけど、この先何かあれば、真っ先に視線が向きそうな気がするんだ。だから――
[ここまで口にして、僕は僕を誤魔化していると内心自嘲した。人狼占いを無意識の内に避けていると。
自信満々なあいつなら、きっとためらわず、相手が誰であっても人狼を占うのだろうけど。]
旅人 ニコラス
ねぇ、ゲルト。僕の占いが成功するよう、神様にお祈りしてて？
さすがに七年のブランクがあるから、ちょっと不安なんだ。
[最後に弱弱しい声で告げると、”じゃあまたね。”と部屋を後にした。
その瞬間、無意識のうちに占いの対象は湯治客から友人へと切り替わったことを僕はまだ知らない。]
神父 ジムゾン
[もう一人の男には、
そういえばまだ名も名乗っていなかったかと、]
挨拶が遅れたが、
神父のジムゾンだ。
昨日は色々世話になったな。
[そう挨拶した。
ゲルトが倒れた時、彼が駆け寄ってきてくれたことは
よく覚えている。]
旅人 ニコラス
― 雑談 ―
[因みに想定していたよりも3～5歳も若かった自分がかつて少年と呼ばれた年代の頃は、シモンとゲルトの中間くらい髪が短かった。
それが何故こんな長髪になったのか。答えは単純、旅から旅への生活で、手入れをする余裕がないだけだ。
前髪だけは自分で切ることができるけど、後ろはさすがに無理……というほどでもないが、一度無理矢理散髪したら、あとでザンバラ頭になって、却って酷い見た目になってしまったから、一度で懲りた。
故にある程度伸ばして毛先だけ整えた方が楽という結論に落ち着いている。*]
【独】 シスター フリーデル
/*
あと、隷属後に、
陣営バランスと言うか……
ペタ君のために死にたいですが、
もしもの時に備え、村側にも振れる気持ちの
杭みたいなのを、ジムゾンさんに
お願いしてしまった感じ……
急に好意押し付けて来たぞ？？？
ってびっくりされていたら、申し訳ない。
経験上、たぶんこの後こういう機会作れなさそうで。
自分の…というか村のバランスに、使える動き
していられる時間が、
たぶん先にバランスの布石うっておかないと、
ないだろうなあ……と
村建てNPC３名＋スノウ＋本PC＋赤窓だと、
進行で手いっぱいになりそうで………
ジムゾンさんとペタ君には、とてもすみませんでした。
少年 ペーター
ー 教会、奥庭 ー
え？ う、ううんなんでもない
ちょっと考え事！
[しまった、顔に出ちゃってたみたい
フリーデルが心配そうな様子で声かけてきた。
咄嗟に誤魔化してはみたけど
ちょっと下手くそだったかも…？
ただ、変に思われたとしても
何を考えてたかは、流石にバレないはずだ。
あの声は"まだ"、僕達にしか聞こえないから。]
神父 ジムゾン
[ 羊皮紙は、袋に包んで持っている。
ニコラスが見れば、何を持っているかは
直ぐに知れたことだろう。
古書の予言は皆が聞いている。
もしかしたら、他にも、
本のある場所を探している者もいるかもしれない。
――内容的に、衝撃が強いものであるのは確かだ。
だから、直ぐに皆に全て公開するかは
問題があるかもしれないが、
やはり、先程もフリーデルとも話したように、
皆が必要な情報に触れるべきだと思った。]
少年 ペーター
[そうして、ジムゾンさんと並んで
見るからに古い小屋の中に入ると……
壁一面も部屋の匂いも、すごい草塗れで
更に、フリーデルが奥の窓を開けたら
ぼっさぼさにょっきにょきの木が見えて
なんかもうすごい草！って場所だった。
フリーデルが色々植物を育ててたのは知ってるけど
こんなに草に塗れて何かしていたなんて…]
神父 ジムゾン
教会で本を探していた。
昨日、古書の話が出ただろう？
多分他の連中も、
色々探してるかもしれないな。
ニコラスに見せると約束してたから、
まず先にこいつに見せるけど、
君はどうする？
[男にも、そう尋ねてから、
まずはニコラスに袋を差し出す。]
少年 ペーター
あ……えと、ごめん
でも、何かあったらなんて
そんな事言わないでよ
ジムゾンさんも
なんでそんなにすぐ受け入れちゃうんだよ
フリーデルも、ジムゾンさんも
生きて皆一緒にいれるかもしれないじゃん…！
[夢物語でしかないって？
そうだね、そうかもしれない。
でも、それでもまだ僕は……
そんな風、思う事はあっても
宿に戻ろうと話が出れば、反対もなく着いて行く。]
神父 ジムゾン
――…。
そうだな、前知識として、
うちの教会は、昔この島に来た
島の外の人間が作ったもんだ。
そのうち、外の教義と金狼様信仰が
混ざりあって今に至るし、
島の連中の信仰も、それぞれ。
ただ、歴代の神父には、
外から来た奴や、
村の外で教育を受けた者も中にはいる。
これは、そういう人たちが書いたものだ。
[そのあたりの情報があった方が読みやすいだろうかと、
そこだけは補足して、まずはニコラスに手渡そうとする。
そのときの己の表情で、
内容が尋常ではないものであることが、
伝わることもあるかもしれないけれど。]**
【独】 シスター フリーデル
/*
いやうん、なるべく参加者さんが
希望の役職になれるようにと、
もしもの時に、瘴狼さんが、
隷属先に困ったら……と、素村希望したから、
隷属は全然ありだったのですが。
ペタ君可愛いし、ロルも大好きだから、
個人的には嬉しいのです。
たぶん、ジムゾンさんかりざちゃんか、
カタリナさんかクララさんが、
当初の候補だったのではと思うので、
ペタ君も、候補が役職ばかりで困ってたのかな。
ディーターさんは縁故が少し遠目でしたし。
少年 ペーター
[あ……そうだ
フリーデルとの話は宿で借りた僕の部屋にしよう。
他の場所に行こうとして
うっかりナニカを見てしまう
そうなる可能性は、避けたかった。]*
仕立て屋 エルナ
―現在/洗濯場の
それはそれは、お気遣いどうも。
まあ、リーザちゃん1人で回すのは
大変でしょうからね。
ちょっとしたお手伝いですよ。
[ニコラスは、質問の際、仕事の邪魔をしないようにと、気を遣ってくれているようだった。>>498
そんなニコラスから防寒着も受け取って、お気になさらず、と、彼の質問に耳を傾ける。後に語ったのは、>>482 >>483の通り。
受け取った防寒着を洗いながら、ニコラスの様子をちらちらと伺うと、彼は俺の返答を真剣に聞いているようだった。>>498
自分のほうも、質問への答えを探しているうちに、その手は止まっていただろう。
果たしてその返答に何を思ったのか、彼の内心は定かではなかったか、少なくとも納得はしてくれたのか、それ以上の質問はしてこず、そのまま礼を言って洗濯室を出ようとした。]
仕立て屋 エルナ
[そんな質問をして、
それで終わるわけがないだろう？
"何故そんな質問をしたのか"
そんな安っぽい質問では逃がさない
彼の質問のその奥には、
彼だけが知っている何かがある
そう感じた俺は、気がつくと彼を呼び止めていた。]
【独】 シスター フリーデル
/*
選んだり、撃ったりの役職は、
たいへんだから……
とかおもいつつ、
瘴狼編成にしちゃった村建てなので。
ペタくんのなさりたいロルに、
少しでもお役に立てればと思いつつ。
仕立て屋 エルナ
……ふーん。
さあ、別に、聞かせてくれるなら
聞きますけど。
話したくないなら、別に構いませんよ。
"返答しなくていいですよね？"
とわざわざ聞くからには、
何か話したくない事情があるんでしょう？
[と、今にも帽子の影に隠れてしまいそうな、ニコラスの目をギッと見つめて、言った。]
仕立て屋 エルナ
[預言についてどう思ったか？
俺の答えが、思い当たりがあると言う彼の、考えている最適解でないことは明らかだった。その上で、淡々と答える彼に、もう一つ質問を重ねる。]
じゃあ、質問を変えて。
仮に、あなたと俺で違った感想を
持っていたとして。
その語られない想いを胸に、
あなたはどうしたいんですか？
[ニコラスを見つめる目つきは、もしかしたら睨むように、鋭いものに感じられたかもしれない。*]
【独】 シスター フリーデル
/*
しかし、隷属という美味しい役職を、
村建てがもらっちゃうのは、
本当に申し訳ないです……
特にディーターさんに、
ごめんなさい、しつつ＞＜。。。
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
[ 医師のレト先生と直接話したのは
恐らく初めてのはず>>+107。
基本仮想空間オフィスでの仕事となるので
業務上会う機会が殆ど無かったのだ。
医師とあらば尚のこと。
ホログラム上でも話した記憶は数度のみ。
一番記憶に新しいのは、アルス・ブラックメア
死亡後。
彼が体調不良を訴えていたことがあったか
また、健康診断で変わったところは無かったか、と。
彼の死因は他殺なのだから、
聞いても実入りがあるとは思っていなかったが
少しでも情報が欲しくあったから。]
ええ、勿論。
もし何か異変が出たとしても
若い人たちが犠牲になるよりは良いでしょうから。
……冗談よ。
[ バイタル確認は断る理由も無く、
冗談半分に嗤い、許諾する。]
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
意図も目的も分からないままなのは
気持ち悪いわね。
うーん……。
ここでうんうんと唸っていても始まらないわ。
じゃあ、看て貰えている間に
私が再ログインして来ようかしら。
一時間後にログオフするように設定しておくから。
[ その時間を過ぎて戻ってこない場合は
私に何かが起こった時、と暗に伝えて]
何が起こるか分からないから気を付けて。
先生もあまり無理しないようにね。
[ 彼の隠れた素性も何も知らないままの私は
医師の彼に手を振り、再度コクーンへと向かった。]
旅人 ニコラス
― 現在・宿屋の談話室 ―
う、うん。まあ。お疲れ様。
[恥ずかしい思いをした直後に顔を合わせたので、少々どころではなく気まずい。
歯切れの悪い口調でもごもごすると、”こちらの方にもらいました。”と上に向けた手の平でシモンを指した。
自己紹介なら当人同士でやった方が混乱は少ないだろうとの判断だ。
ジムゾンへ”やっぱり船は見つからなかった。”と首を横に振るゼスチャーで示す。]
でね、少し思うところがあって、独断でオットーさんに相談してみたら。
『ジムゾンさんには伝えておいた方がいい。全員に知らせた方がいいかは難しい判断』>>576
『ただ間違いないのは、その情報は二人だけの秘密にしない方がいい。』>>578
と言われた。
[シモンの前なので、その情報とあいまいに告げたけど、神父様には”船が流されたこと”だと分かるだろうきっと。
これで僕の報告は、ひとまず終わりである。]
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
─ 船内：コクーン ─
[ コクーンに向かい、未だ目を覚まさない者達を
参加者名簿のデータと、村で会った記憶を
照合し、確認していく。]
……皆、大丈夫なのかしら。
[ ──再ログインしたら、どの辺りの時期なのかしら。
儀式も終わり、私達も村に戻り、寒い冬が訪れる頃かしら。
温かいスープが美味しくなる時期ね。]
[ 覆い隠せない不安から目を反らし
楽しかった村の記憶を思い出す。
もう、惨劇は始まっているるなんて。
予想も出来なかった──……いえ、したくなかった。>>657]
【見】 【墓】 デザイナー ラートリー
[ 一通り確認後、自分のコクーンへと入り
再び横になる。
間も無く、前回と同じように、意識は徐々に薄れ
視界と記憶が遮断されていく──。**]
ならず者 ディーター
─ 記録・洗濯室の後片付け ─
［私以外が怒られてたら、と言うリーザ>>506に、いやそれはそれでどうなんだ？と思う。
レジーナもリーザを娘のように思っていて、可愛さ故についつい強めに接してしまうのではないかと思っているのだが、はたして実際のところはどうなのかは、レジーナのみぞ知る、といったところか。］
さっき目の前でレジーナに捕まってたろうが！
お前サンたちの監視役ですぅ〜！
［ご不満な様子の小さな天使の矛先が、くるりと自分に変わった。
それにディーターは大人気なくイーッと歯を見せながら言う。］
ならず者 ディーター
ああ、そうだよ。
オレはお前サンたちより大人だから、お前サンたちが何事もなく片付けを終えられるか見てンの。
頑張るのはお前！
散らかしたのも、怒られたのもお前なんだから。
［あれ、リーザはじゃあ何故ここに…？というのは突っ込んではならない。少なくとも今は。なぜなら、リーザ本人が今一番思っていて、一番不満に感じている部分だからだ。
流石に、見ているだけだと言いつつも、幼い子供の手ではどうしようも無いところはディーターが代わりにやっただろうが。
全部終わったら、何か好きなものでもひとつ、買ってやっただろう。*］
旅人 ニコラス
― 現在・宿屋の談話室でシモンと ―
[シモンが墓穴の掘りっぷりについて、今は亡き妹に報告しつつも腹筋崩壊の危機？ に襲われていた>>648とは露知らず。
もらったパンに夢中だったのだから、仕方ないね。]
シモンさんありがとう～。
……。
うん！ やっぱりオットーさんの作ったパンは最高だね！
[パンを受け取ると両手で握りしめてもぐもぐと食べ始める。現金にもほどがある勢いでニコニコ笑いながら。
そのあとジムゾンから資料を差し出されたので、最後まで味わって食べられなかったのは残念だったけど。
そのせいで、品定めされていたなんて当然知る由もない。*]
【独】 シスター フリーデル
/*
更新までに箱に戻れなさそうなので、
天声の、更新、墓下、NPCのロルも、
一応鳩対応できるように移しておかないと……
ペタ君は遅くなってしまい、
本当にごめんなさい。ご無理なくでね（もふもふ
【見】 【墓】 楽天家 ゲルト
[
右肩から左脇腹まで鋭い痛みが奔る。
悶絶するほどの痛みは伝わってくるのに
僕が目覚めることはないらしい。
痛みが奔った場所が灼けるように熱い。
おそらく出血によるものだろう。
体に衝撃が加わる度に痛みは増し、
次第に意識が遠のいていく。
そうか、今がその刻なんだね。
滅びの運命を継承した者からしたら、
予言を受けた僕は君達を脅かす存在、だもんね。
ごめんね。
僕が予言なんて受けたから、
君達の運命まで狂ってしまったのかもしれない。
届かない言葉を発し、僕は苦痛に身を委ねた。*]
【独】 シスター フリーデル
/*
あと、ヴァルターさん（村長）が
いなそうだったので、
人狼騒動宣言を出さるＰＣで入ったけど、
さすがに狂人が出すのは……
村側のどなたかが、良いタイミングで
出してくださると信じよう……
進行みなさんいっぱいしてくださって、
感謝感謝なのです。
おかげさまで、今回は村建てが進行には
あまりでしゃばらないようにしていられて、
談話室や食堂関連の”場”の方を作れたので、
ありがたや。
負傷兵 シモン
――俺は昔、人狼騒動を経験した。
俺の知識や経験が役に立つなら、協力したいと思っている。
［冗談に聞こえてはいけないから、慎重に声色に気を使って、ゆっくり、重々しく言葉を紡ぐ。］
昼過ぎに船着場を見に行ったら、船が一艘も無かった。
この島に閉じ込められたんだ。
俺の勘が正しければ、"災厄"はもう始まっている。
負傷兵 シモン
ゲルトの予言から考えるに、昨日の儀式で見た光。
恐らくあの瞬間に人狼に覚醒した奴が居る。3人だ。
やつらは群れを成して、人には聴こえない言葉で意思疎通する。そして毎晩村の人間を一人狙って喰い殺すんだ。
惨劇を止めるには、その人狼に目覚めた3人を探し出し――
【独】 シスター フリーデル
/*
なんで灰発言ばっかりかと言うと……
深夜なのと、突発対応の待ち時間で、
ロル書く脳が死んでるからで、申し訳ないです。
ペタ君のお話にはちゃんと反応したい。
【見】 【独】 楽天家 ゲルト
/*
PC本人の意識がない状態での被襲撃ロールって
どうすればいいのだろうと
ずっと悩んでいたけれど、こんな感じでいいのかな？
起きていれば恐怖描写とか、嫌だ死にたくない！とか出来るけど、
本体が意識不明状態なので、あまり恐怖感情出すのも
違うのかなとか一人悶々としていたり。
結果的に意識覚醒しているのでは？ってぐらいに
あれこれ脳内で喋らせてしまったので
解釈違いだったらごめんなさい。
リーザちゃん食べてくれてありがとう。
初の被襲撃なので、ずっとわくわくどきどきでした。
ロルもすごく素敵で。
宝物にします。
*/
負傷兵 シモン
［ここまでの話を聞いていた相手の反応は如何なものであったか。］
――神父さん、あんた、村の仲間に手をかける覚悟はあるか？
狼か人間か判らない相手を、殺す覚悟はあるか？
皆、そうやって生き残ってきた。
無実の者を死なせたくなかったら、
狼を確実に探し出し、確実に殺せ。
――今起きているのは、そう言う事なんだ。
負傷兵 シモン
――もし、村の者に手をかける事になったら。
その時どうしても出来ないとなったら。
……その時は俺が代わりに処刑を請負っても良いと思っている。
なに、戦に出ていたからそう言う心得はあるし、余所者の俺の方が相手に感情移入しないだろう？
俺の話は以上だ。まあ、考えておいて欲しい。**
少年 ペーター
ー 宿、11の部屋 ー
[さて、約束通り
二人きりで話せる場は出来た
鍵も一応かけておいた。
うっかり誰か入って来ても大変だから！
そんな訳で準備は出来た……のだけどね？]
(どうすれば、力が効くんだ…？)
[そこから？？案件だった。
いずれ自覚するって話だったし
母さんの事だからやり方が必要なら教えてくれたはず
だったら難しく考えないでも
どうにか、出来るはずなんだ。]
仕立て屋 エルナ
―回想/３年前―
[教会より、新しいシスターがこの村にやってきたから、修道服を作ってほしい、と依頼されたのは、約３年前のことであった。
そのシスターは、見つかった時は酷い状態だったそうだ。>>128
身体はもちろんのこと、精神的にも参っていたのか、その様子を見ていた人曰く、しばらくは正気でないことも多かったという。>>148 >>149 >>150
結果、なんとか一命は取り留めたが、その身体には傷跡と後遺症が残り、特に右足の自由が利かないようだった。>>146
そこで、なるべく傷口の残る肌が目立たないよう、そして彼女の身体でも無理なく着られるよう、特別な設計の、彼女だけのオーダーメイドを、何着かこしらえたのだ。
そして、衣装の贈り物には、修道士らしく、お守り代わりの、布で作ったアクセサリーを添えて。
そこには、ささやかながら、エルナから大変な思いをしたシスターへ、神のご加護がありますように、という願いが込められているのだった。*]
旅人 ニコラス
― 翌朝・宿屋の洗濯室でエルナと ―
[僕の目をギッと見つめてくるエルナの視線を受け止め、顔を少し上げる。
これで帽子で隠れかけていた翡翠石が、先ほどよりはハッキリと見えるようになるはずだ。]
ええ。指摘した通り、僕には”予言を聞いて抱いた思い”を口にしたくない理由がある。
何故なら、エルナさんが”平凡な日常が続いていけばいいし、きっとそうなると思っている”と答えたからだよ。
僕と少し違う意見の人の心にわざわざ嵐を起こすようなこと、言う必要ないなって判断したし、口にして否定されたら面倒だなって思ったから。
[向けられる感情の種類に薄々気づいたので、何も隠さず正直に伝えることにした。
ただしわざわざ説明せずとも、この回答で、仕立て屋の考えとは真逆ではなく少し違う、つまり”もしかしたら平凡な日常が崩れるかもしれない”と考えていることは、少し考えたらわかってしまうかもしれない。
果たしてこの選択はどう受け止められるだろうか。]
少年 ペーター
………うんと、僕ね
皆とずっと一緒にいたいんだ
一緒にいたかっただけ、なんだ
[急に何を？と思われそうだけど
僕なりのやり方で、色々伝えてみようって。]
少年 ペーター
フリーデルが来る少し前まではさ
人間が憎くて、許せなくて
仇を取ってやるって思ってたりしたんだ
僕の両親は、人間に殺されたから
旅人 ニコラス
[ただしエルナの想定とは違い、”もし仕立て屋がこう答えるなら最良の返答となる”というものは存在しない。
あるのはただ、”自分ならこう答える内容”なだけで、それがエルナの回答とは違っていた、ただ単にそれだけの話なのだ。]
どうしたいか、ねぇ。
ぶっちゃけると、僕はエルナさんのことを何も知らない。村で仕立て屋を継いだこと以外、考え方も感じ方も。
だから直接話して確かめたくなった。その目的を果たすためには、現時点最新の情報で最も注目されている予言について聞くのが分かりやすいかなと思ったんだ。
[鋭い目つきを流すでもなく、真っ向から否定するでもなく。真正面からしっかりキャッチして、相手の疑いへは疑いで返さずに、印象だけを返答する。]
その結果、あなたは予言について現時点ではあまり深刻に考えてなさそう、って感想を抱いたよ。**
仕立て屋 エルナ
―閑話休題/食堂でシスターと―
[そして話題は、捧げ物として作ったドレスに。>>525]
ははは、ありがとう。
本当はね、せっかく頑張って作るから
生身の人に、着てほしいんだけどね。
セイラ様は、
きっと美人な方でしょうから
毎年心を込めて作っているのです。
[教会で婚姻式を挙げる際に、エルナのドレスを纏うのが村娘たちの憧れだという話>>525は、風の噂として、聞いたことがあるかどうか、その程度のうっすらした記憶だ。]
シスターが、もし素敵な人と
結ばれることになった暁には
今回以上の素敵なドレスを
こしらえてさしあげますよ。
[と、冗談混じりに、それでも嘘ではないことを言ってみたり。
彼女の想い人>>511のことは知る由もなく。*]
少年 ペーター
………今、誰かが喰われた
そうなるかもしれないって、僕は知ってた
でも止められないんだ
僕も、"仲間"だから
どこで喰われたかも、僕は知ってる
でも教えられない
教えてしまったばかりにそこに向かったら
それでその人間が傷付つきそうで、嫌だから
[思うままで話してるから、全然纏まりがなくて
言いたい事が伝わらなそうなのは申し訳ないけど
整理しながら話す余裕は、なくて。
でも、僕がどういう存在なのか
それは伝わってしまってるはずだ。]
少年 ペーター
母さんは、人間と共存しようとしてた
僕も、こんな状況になってても
皆と一緒に生きていたいって思ってる
でも、仲間はそうじゃない
僕よりずっと本能的な人もいる
いずれ、僕の好きな人も喰おうってなるかも
そうなっても僕には止められない
[……僕はまだ気付いてない。
感情に影響されたのか
月の出る夜だった影響か
手足の先から、徐々に獣化し始めていて]
少年 ペーター
だから…僕達の"仲間"になってくれ
それなら、仲間からは僕が護れる
……君に死んでほしくないんだ
お願いだ、フリーデル
[言い終える頃には、全身の獣化が済んでいて
背丈はさっきまでの僕と変わらないまま
全身金色の小柄な金狼が
耳をぺたんとさせて、フリーデルを見つめていた。
僕としては真剣に頼み込んでる感覚でしかないけど
既に、"力"は使えていた。
それに気付くのは……]
負傷兵 シモン
［伝えるべき事は全て言った。
長い息を吐いて、椅子に深く腰掛ける。
肘掛けに置い手が、震えている。
緊張してたのかよ、俺。だせえなあ。］
少年 ペーター
……っ？！！ え"っ
ちょ、なん…っ！？
[割とすぐでした。
ちょっと目線を伏せたらすぐ気付いちゃったんだ。
今大きな声を出すと大変に、大変にマズい。
でも対応に困って、焦って戻り方も考えつかなくて
なぜかベッド脇の狭い所に収まって隠れた。
……締まらない？そうだね。
でもだって、獣化なんて初めてなんだよ！]*
【独】 シスター フリーデル
/*
ちょっと、私のご主人さま、
可愛すぎませんか！？！？！？
なんという役得！！！！
これは隷属無くても、
守りたくなっちゃいますにゃ。
負傷兵 シモン
［――願わくば、これで彼からの信頼を得れる事を望もう。
村の脅威に立ち向う仲間だと認められれば、余所者と爪弾きにされて、無下に殺されたりはしないだろう……
そう、思いたい。**］
仕立て屋 エルナ
そうですか。
いや、あなたが正直に話してくれたから
俺も正直なことを言わなきゃいけませんね。
……俺だって、
何かがおかしいとは思っていますよ。
きっと目を逸らしているだけだ……
きっとみんな、おかしいと思ってるから
あなただって、おかしいと思っているから
不安なんでしょう？
[ニコラスの本心はさておき、別に、このやり取りで彼は不安だなんて言っていない。"不安"なのは、自分の感情だ。同情してもらおう、そんな打算すら考えずに出た言葉かもしれない。
思い出されるのはクララとのやり取り。>>335
あの時だって、強がってたが、本来は自分もそっち側の人間だったはずだ。
さっきとは、真逆の声色で、目線も、下を向きがちに話す。]
【独】 少年 ペーター
/*
クララがなんとなくきつねさんなのかなと
杉さんは設定の独特面でニコラスかシモン(？
他は分からない
見物勢もゲルト除いて軒並み分かってない(真顔
仕立て屋 エルナ
俺について、確かめようとしてたのですか？
[どうしたいか。その答えは、こちらの想定とは異なるものだった。>>717
預言の話題については、確かにわかりやすい話題ではあるが、神経をすり減らした者にとって、その話題は、心を乱すには十分すぎるものだったのかもしれない。]
きっと、あなたに強く当たったのも、
思いっきり肯定してもらいたいか
……思いっきり否定してもらいたいか
どっちかだったんだと思います。
深刻に考えたくない、考えられない
それだけですよ。
[この質問は、村ではなく、私に対しての興味のものなのだったと、ようやく気付かされた。そのことを詫び、頭を下げた。]
もう聞いているかもしれないが、
図書庫の奥には村の過去についての
記録なんかが眠っているらしいです。
金狼様やセイラ様のことなんかも
詳しくわかるんじゃないかと。
この村にいるからといって、
現状を冷静に理解できているほど
情報は持っていないですよ。*
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
参ったなー
PCレトがゲーム中止（強制シャットダウン）に
踏み切りそうなのを如何にPLが阻止するかになってる。
※それすると村終わっちゃう
辛うじてスタッフさん達だとかアリスバックさんとかが
レトに接触してくださってるから
情が湧いてやりにくくなってるのも本当なんだけど。
（PCとして）
多分スタッフ達との接触だとか
仕事振り見てなかったら
社内にいる時点で実行してるねこれ！
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
PC①「上の奴ら許さん。よし、終わらせよう」
PL 「終わらすな終わらすな
（※村が）終わっちゃうから！！」
仕立て屋 エルナ
―悪夢の導入―
[儀式が終わり、1日目の夜が訪れた。
結局、俺にできそうなことは、何も変わらぬ日常が続くことを祈るだけだった。
ここ最近の睡眠不足を考えると、夜になれば、自然に眠くなってもいいはずだ。それでも、寝静まる外の世界とは対照的に、眠くなる気配は一向に訪れなかった。
俺は、おもむろに、昼間にシスターから受け取った、落ち着ける薬と、眠りやすくなる薬を口にした。
効果が出るまでは時間がかかるだろうと、夜風にあたりに行く。]
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
PL「村レトちゃんやりたーい、ラドも喋らせたーい。
再ログイン行こっかなー」
PC①「誰か行くか」
PL「ﾃﾞ-ｽ-ﾖ-ﾈｰ ʅ(◞‸◟)ʃ」
仕立て屋 エルナ
[外は、すっかり落ち着いていた。聞こえてくるのは、虫たちのオーケストラくらいだ。
まさに、その惨劇の序章が始まっていることなど思いもよらず。>>647
涼しい夜風と、ツンと鼻に抜ける草花の香りが、今まで強張っていたエルナの身体を優しく包み込んでくれる。
______そのとき。
いつもよりも薬が効きすぎたのか。
それとも、張り詰めた緊張がプツリと切れてしまったのか。
グワンと視界が歪んだと思った直後、身体中から力が抜け、エルナの身体は、硬い地面に打ちつけるように、その場に倒れ込んだ。
暗く、人目につかない場所なので、朝が来るまで、誰かに目撃されることはないだろう]
【見】 【独】 医師/御用聞き レト
/*
医者側からの縁故って難しいですね。
自分覚えた。
向こうは医者知らずの超スーパー健康体である
可能性も微レ存なので……
縁故振ってくださった方々ありがとうございました！
あと医療系RPやっぱムズイ上官すごい！
シスター フリーデル
ー 宿、11の部屋 ー
［ ペーターの部屋に入ると>>711
部屋の鍵まで掛ける様子に。
よほどのナイショの相談なのかしら……
よし、何でもどんと来いよ！
と、此方も、真剣な顔で
少年を見つめて待つが。 ］
………？
［ どことなく困っているような雰囲気に、
内心で首をかしげていた。
まさか、隷属の契約方法が、
案件化しているとは、思いもよらず。］
シスター フリーデル
ペーターは、皆とずっと一緒にいたいって、
思ってくれているのね。
私も……同じよ。
ペーターや、ジムゾンさんや、皆の傍に
ずっといられたらと願っているの。
［ ペーターなりに一生懸命、
気持ちを伝えようとしてくれるのは、
解ったから。
心を寄り添わせるように
微笑んで耳を傾ける。 ］
シスター フリーデル
［ 去り際に、泣きながらペーターを護ってほしいと、
頼んでいたという母親の話を、思い出す。
母親の味のスープに、涙していた少年を。
愛し愛された親を殺される、子どもは。
どれほどの絶望と憎しみと怒りだろう……。
そう思えば、胸奥が酷く痛んだ。 ］
シスター フリーデル
［ その一方で。
”人間”への憎しみや>>715
”人間”に両親が殺されたと語る口調に。
微かに、瞳を瞠る。
そんな風に、自分も見た目は人間なのに、
人間を”アイツら”と言う人を、知っていたから。
去り際に、泣きながらペーターを護ってほしいと、
頼んでいたという母親の話を、思い出す。
野菜しか食べない息子を村に残して。
ぽつり、ぽつり。
記憶の中の”あの男”との類似が、
ゆっくりと、降り積もって。 ］
シスター フリーデル
［ ”人狼”が、人間を喰らうために、
自分が生き延びるために、
人間を騙すこともあるのは、
良く知っている。
”あの男”も、まあ、
呆れるほどの大嘘つきだったから。 ］
シスター フリーデル
［ それでも―――――……。
自分が実験台のようにされていたという話を>>685
聴いた直後でさえ。
女の死の仄めかしに、思わずのように、
ダメだと叫んでくれた。>>687
生きて皆で一緒に居られる夢物語を、
信じたいというように。>>688
そんな少年を、疑えるわけもない。 ］
シスター フリーデル
［ 誰かが喰らわれたという言葉も。>>716
ペーターも、”仲間”だと言う告白も。
纏まらない余裕なさ気な語り方が、
かえって、彼の気持ちの必死さを現すようで。
人間との共存を願い、
好きな人を喰らわれたくないと。
紡いでくれる言葉が、訴えている瞳が。
全てが彼にとっての”ほんとう”だと伝わるから。］
シスター フリーデル
［ 杖に支えらえた右脚が、酷く痛んだ。
守るために、私の脚を噛んだ男を思い出す。
”人間”を愛して。
”人間”と”人狼”の共存を信じて。
裏切られて、苦しんで、絶望して、
それでも――――… ］
シスター フリーデル
［ たった一言、”生きろ”と。
獣の姿で命令を遺して、逝くためだけに。
最期の一瞬だけ。
この心臓の上に刻まれた残酷な金色の星
憎ったらしいことに、
私の魂の半分を道連れに。
狼月の村の湖に、沈んでしまった獣を。 ］
シスター フリーデル
………まったく、もう。
あの男といい、ペーター君といい。
どうして、そんなに不器用で優しいの？
［ 思わず零れた震え声と、
くしゃりの苦笑は。
酷く歪な泣き笑いに、似ていただろう。 ］
シスター フリーデル
［ 私に、死んでほしくないから。
”仲間”なら
”仲間”の人狼から護れるから。
”仲間”になってほしいなんて。>>721 ］
シスター フリーデル
［ ……降参よ。
人間か、””人狼かなんて、関係ない。
こんなに、一生懸命に口説いてもらったら。
こんなに、優しい存在だったら。
もう、愛おしく思うしかじゃない？ ］
シスター フリーデル
……いいわよ。
ペーターの”仲間”になりましょう。
私も、あなたに死んでほしくないから。
あなたが私を、”仲間 ”から護ってくれるなら。
私があなたを、"人間”から護るから。
［ そう告げるうち、獣化によって現れたのは、
子犬のように耳をぺたりとさせた、
あまりに可愛い、子狼の姿。 ］
シスター フリーデル
……って。 ええええ！？
――― か、可愛い……っ！
［ その瞳を見つめた瞬間。
心臓がどくんと高鳴り、カッと熱を帯びた。
そうして、
暴力的なほど純粋な―――”愛おしさ”が。
一度ひび割れて砕けかけた
”魂”の深い所を温かく満たすように
湧きあがってくるのを感じた。 ］
シスター フリーデル
［ 少年の両親の絆も、服従のような隷属ではなく、
愛情だったことは知らず。
けれど、この子も母と同じ類の、
”隷属”を齎す血を心を、引いているのだろうか。
心臓の上の皮膚に、
温かな金色の印が、
再び刻まれたのが、見なくても感じられた。 ］
シスター フリーデル
こらこら、隠れても無駄よ。
もしかして、初めて変身したの？
そんなに慌てなくても、とっても綺麗な金狼よ。
ううん、世界一可愛い！！！
だから……ちょっとだけ、モフらせて？
［ ベッドの脇に隠れる金色のもふもふに>>723
ふふふ、もう逃げられないわよ、と近づいて。］
シスター フリーデル
大丈夫よ、大丈夫。
ペーターにとっては、
獣姿になることは、自然なことなの。
何も悪いことも、怖いこともないわ。
人間でも狼でも、あなたはあなただもの。
［少しでも安心できるように、
優しい声で、そう囁いて。
嫌がられないようなら、そっと抱きしめよう。
母親の味のスープに、泣いた時のように。
”お母さん”なら、そうするでしょう？ ］
シスター フリーデル
［ 微笑みながらも、
心の何処かでは、痛いほど解っていた。
この子が、どんなに人間が好きでも、
共存を望んでも。
そんなお伽話のような楽園は、在りはしないと。
人間の方は、この子を”人狼”としか見ないだろう。
それに、いつかこの子も、
自分の血の衝動を、抑えられなくなるかもしれない。
”人間 ”からこの子を護り、
必ずスレイプニアの薬を完成させなくては。
ああ、どうか……金狼の神様。
世界と運命と人間の残酷さから。
この子を、お守りください。
その為なら、私は何でも致します。**］
【独】 少年 ペーター
/*
1投げたら10返ってきたみたいなトンデモ物量(ロル)
分かってたけど分かった倍だった(？
流石ですありがとう…
しかしねむ…( ˘ω˘)
羊飼い カタリナ
これは……昨晩の件で関係ありそうな文献です。
東の図書館にあったものをクララさん…えっと
そちらの司書さんが探してくださって。
あ、私はカタリナ。見ての通りの羊飼いです。
［ 本のことを尋ねられたら、
軽くクララさんに尋ねるように目配せするが
強く反対されなければ包み隠さず伝えただろう。
もはや関係ない者などいないのだから。
言わないのはきっとよくない。
それに、読んでもらうために運んだものなのだから
何の問題もないだろう。］
図書室の方に置いておきますから、
よろしければ後でも…
あ、外の地面ぬかるんでますから
お気をつけておでかけくださいね。
［ 手が空いてれば補助がてら案内もできただろうが
今は宿を手伝うと約束した身
少しだけ心配そうな顔で旅人さんを見送った］*
司書 クララ
［夜間⑫の部屋
始まりを告げる鐘が鳴ったとはつゆ知らずに、クララは部屋に閉じこもる。人気の無い内部屋を選んだのは、図書室に近いのもあるけれど、暗い場所のほうが落ち着くから。
眠るでもなく、椅子に座りながら思考の海へと落ちていく。］
司書 クララ
［何もない平穏な夜を願う。けれども、それが叶わないことは薄々察していた。
なぜかって？
あることなすこと、想定しうる最悪の状況が起こるか、想定を上回る最悪の事態が起こるか、どちらかに決まっている。］
死ぬまで逃げ切ってやるって、息巻いていたんだけどなぁ。
［情けなさすぎる決意に笑っちゃう。怪しい声が聞こえなくたって、これまで同じ場所に留まったことはなかった。
それでもこの村に定住していたのは、この村の人々とは過ごしやすかったし、金狼伝説に淡い期待を抱いていたのもあった。
でも１番の理由は。］
もう、疲れちゃった。
司書 クララ
［今だって、すごく怖い。どこまでも自分は非力だ。
あの時、水晶を受け取っていれば、霊の声に耳を傾けていれば。運命は違っただろうか？］
いいえ、そんなはずはないよ。
［その力を活かして、自分だけが助かることに専念しただろう。クララは小心者であったが、それ故の冷酷さも持ち合わせていた。もっとも、今回はそうも言っていられないようだ。前触れなく巻き込まれたのは初めて。だから逃げ遅れた。分かっていれば、当然街へとついて行った。大切な皆を見捨てて。
それがどうしたことか、自分は今こうして村にいる。かといって、黙って運命を受け入れられるほどの勇気も無かった。だから本を配った>>752。］
司書 クララ
どちらつかずで、気まぐれで。
それが普通の人間ってものでしょう？
［またクララは笑う。
そしてふと思う、普通の人間がこんなにも巻き込まれるものかと。何か理由があるのではないかと。
自分だけじゃない。気が付いていないだけで、今この村にいる人たちもだ。
クララはすくりと椅子から立ち上がる。］
そこに何かヒントがあるに違いないよ。
丸っきり御伽噺なら、金狼を神だなんて祀らないもの。*
旅人 ニコラス
― 翌朝・宿屋の洗濯室でエルナと ―
[正直に心情を吐露した僕にエルナが何を考えたか>>725までは分からない。
だが考えを伝えてくれる気にはなったのだと理解できた>>726ので、拝聴の姿勢を取る。]
ええ、そうですね。今まで口にはしてなかったけど、僕も不安を感じていました。
それは、あなたが指摘された通り、”理由をハッキリ言えないけど、何かがどこかおかしい”と思っているからです。
[仕立て屋の意見へ同意を返す。
ただし安易な同情でそうしたつもりは全然ない。僕だって言われてみれば不安だったのは事実だし、現在の状況ではそりゃ不安にもなるでしょと考えていたせいだ。]
突然ゲルトに予言が降りてきて、現在彼は倒れたまま意識不明状態。しかも村人の大多数が湖の向こう側。夜には宿屋から出るにも危険を感じるほどの嵐が起きる。
これで心が揺れない人なんて、いないと断言しきれませんが、まずごく少数でしょう。
[”おかしいと感じているのは、全然おかしいと思わない。”
言外にそのことを匂わせる。]
旅人 ニコラス
[強く疑いを向けてきたエルナの雰囲気は、真逆のものへ変わった>>726。
下を向きがちな視線に対し、こちらを見てと不躾に告げることなく、静かに見つめる。
ただ耳に届いた心情>>727、肯定して欲しいは当然として、否定して欲しいとは想定外だった。少しそれについて思考を巡らせたあと、穏やかな口調で話し出す。]
深刻に考えたくない、それはある意味僕だって同じです。
ゲルトが、友人が倒れたのに何もできない。手当の手段は限られていて、この先本当に目を覚ましてくれるのか、健康を回復してくれるかも分からない。……ひょっとしたら既に手遅れの状態かもしれない。
最悪の状況なんて、考えればいくつだって思いつくんです。でもそれを思考にしてしまったら、”実現してしまうかも”と、怖くて直視できない。
でも同時に、”本当にこのまま現実に目をそらし続けていいものか”とも感じる。
だから、エルナさん。あなたがそう言われるのは理解できます。
旅人 ニコラス
[だがエルナから頭を下げられる>>727と、少し慌てた。]
いいえ、僕はあなたに失礼なことをしました。
村の人だからって、予言について安易に質問してしまったのは無神経でした。
皆が皆、ディーターさんみたいに興味を持ったり知識があったりしないですよね。
だから僕もあなたに謝罪します。申し訳ありません。
[こちらもしっかり頭を下げたあとで、図書館という単語に反応を示す。]
図書館の奥にある資料ですか。さすがにそう言った類の書籍は、部外者の僕は知りません。わざわざ教えて下さってありがとうございます。
詳しい話は、司書であるクララさんに聞いてみます。もしかしたら現状を打破できる何かがあるかもしれない。
[司書は資料に心当たりがあり、既に図書館で探して宿屋に持ってくる予定なのは知らずにそう返事をする。
自分の用件は終わったので、エルナが呼び止めなければ、洗濯室を出るだろう。*]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
─回想・メイン・サロン（ジル）─
はい、どうもこんにちは。
本当地上振りですねえ……
生活改善指導以来でしたっけ？
[嗚呼、そうだった。コストさんといえば
ストレスチェック
少なくとも本人専用の生活改善指導案を
チェック結果確認前に作成するぐらいには。
開発部、しかも主任という立場が
いかに責任とストレスが付き物であろうというのは
頭の中では理解しているつもりではあるが
>>+52>>+58>>+80>>+136
どう見ても改善されてない>>+121様子を前に、
最後に生活改善したのいつだ……？と思い返した矢先、
そそくさと立ち去られそうになったのだけど。>>+81]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[けど呼び止めた瞬間打ち首だのなんだのって
どういうことだ！？一体何があった！？>>+122
自分に話し掛ける前の焦りらしき心境など>>+58
当時流石に察する程には思い当たらず]
[故郷の言葉で反射的にツッコんでしまったけど、
投げた軟膏は無事彼の元へ。>>+119>>+123]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
……まだ、私の手元に幾らかありますから。
無くなったらいつでも来てください。
[軟膏を握った手を胸に当て>>+123>>+124
深々と頭を下げるコストさんに、会釈の意で
軽く右手を上げる。
そのまま場を辞するようであればにこりと笑って
その背を見送ることだろう。
彼が祈りを込めたことと
全く同じ思いを胸中に秘めながら。>>+124]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[ルーポ・グリーンアイ。
シルキーさんの上司で、ゲーム中毒者だった男。
彼の怒鳴り具合を受けた部下や関係者が
ストレス症状を訴え医務室へ
相談に来ることも自分からすれば日常茶飯事。
本人自身、ストレスチェックでのスコアも高く
ゲーム依存症の懸念もあった為、
生活改善指導を何度も繰り返すも
改善の兆しは最期まで見えなかった。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[自分も彼より若いせいか、何度も怒鳴られ
聞く耳持たずの態度に辟易したことはあれど、
ゲームの開発と完成に注ぐ心血は本物だと思った。
如何に自分が一番に完成版をやりたいか、
顔を合わす度、何度も何度も繰り返し語っていたから。
β版完成間近となった時期、
妙に気分が良さそうな彼を見て、
完成が近づく実感を得て機嫌が良いのか。
それとも何か別の要因でもあるのか。
グリーンアイの不機嫌に
ストレスを受けた部下からの主訴も
少しは減って来るかと思った矢先。
彼の訃報を知った。>>0:340
知らせてくれた人間も信じられないと言った顔で
呆然としていたのをよく覚えている。
ビルに車突っ込み死亡と、
本人がやりかねないような死因には思えたが。
それでも違和感を拭うこと能わず。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[アルス・ブラックメア。
ラートリー氏の上司。>>0:148>>0:152
気弱でおどおどしがちな性格で、
自分が上司として上手くやっていけるかと
悩みを打ち明けて来たことも何度かあったか。
しかし概ね医務室で聞く彼の評判は良いものだったが。
飲むと陽気になるという周囲の声を受け
一度誘われた酒の席で、陽気な彼を見た。
山猫種族の目のことやら猫科と話せることについて
グイグイ聞かれたりもしたっけか。
徹夜仕事での体調不良で相談に来る度、
医療機関を勧めたことが何度もあったが
耳を傾けて貰えたかは、どうだったろうな。
β版が完成し、再度阻止に動こうとした矢先。
バーの路地裏で友人ととも遺体で発見されたと、
報告が入った。
自分と年も程近い彼の後任が>>+172
彼の死後にやって来て
色々と話を聞いて来たのを覚えている。
そのことについては、のちに語ろう。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[不機嫌でのイライラ、
徹夜続きの体調不良という2人の姿は
若い頃、無茶に無茶を重ねて体を壊し入院
元の調子を取り戻すまでに1年掛かった
あの頃の自分と重なった。
>>0:334>>0:335>>0:336
だから案じていた。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[
コストさんだって、そうだ。
ストレスチェックのスコアに>>+121
生活改善指導を重ねても抜けきれぬ
くたびれたような表情。
あんなボロボロ、体験しなくたっていい。
ストレスチェックのスコアを覗く度、
疲れ抜け切らぬ表情や
普段の調子への心配は何かと尽きないが
]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[お互い難局に差し掛かりそうなこの局面。>>+124
未来の賽がどちらに傾くかは未だ解らない。
コストさんに訪れる休息が永遠のものでなく、
心身を休めリフレッシュ出来るような
ものであることを心から祈ろう。]
【見】 【墓】 医師/御用聞き レト
[生きて軟膏渡す
些細なやり取りの価値を知ってれば、
軟膏代一つや二つの自腹なんぞ、
今更どうってことないのさ。
>>+119>>+123]**
羊飼い カタリナ
─ 掃除の途中・談話室 ─
［ リーザと手分けして>>628宿の仕事に取り掛かる。
エルナさんのお陰で仕事量が大きく減ったとはいえ
やらなければならないことは山ほどある。
レジーナさんが不在な今、手分けしたところで
きっと日が暮れるまでかかることだろう。
仕事の途中、談話室の前を通りかかると
中には三人の男性の姿が見えた>>704
中心にはやはり神父様がいて
語しかけているのはさっきの旅人さん。
内容は聞こえなかったけど神妙な顔だったから
きっと、昨晩のことだ。
ニコラスさんは少し離れて、話を聞いてるのかな？
そこは少しわからないけれど…… ］
司書 クララ
［人狼騒動だけじゃない。吸血鬼騒動にゾンビ騒動、ドラゴン伝説にペガサス伝説、９９９年戦争にアルマゲドン。
それらのあらましを書物で知ったクララは昔から思っていた。
全員が全員、何一つ包み隠さずに情報を共有すれば。どんな困難に見える問題だって、簡単に対処できるのではないかと。例えばレジーナが人狼だったとて、何とか共存できるのではないだろうか。
では、なぜそれができないのか。］
羊飼い カタリナ
船着き場の話もまだ聞いてませんし
皆さんにもまだちゃんとお話されていないのでしょう？
昨晩お恥ずかしい姿を見せておいてどの口が言うかー
って、この口で言っちゃいますけど
思っているほどには皆子供ではないと思いますよ。
それにこの件で関係ない人はここいないのだから。
伝えるべきことは隠さず伝えたほうがいいと思います。
あまり内緒話ばかりしていると
なんか良くないこと相談してるのかな？
て思われちゃうかもしれませんし？
羊飼い カタリナ
［ 一瞬だけ顔から表情が消える。
それはつかの間、すぐに元のあっけらんとした
笑顔を見せて。 ］
今日は夜まで働いてますから、皆さんでお話とか
ある時は呼んでくださいね？
［ と一言告げて仕事に戻っていっただろう ］**
旅人 ニコラス
― 現在・宿屋の談話室 ―
[古書を一刻も早く読みたかったし、何よりシモンはジムゾンに話しかけている>>704のだからと、一切口を挟まずに集中しようとしたところで。
”船着き場”>>705に反応する。やはり他にも確認しに行った人物が存在したのだと。
けれども”災厄が始まっている”、それは夢の中で過去の自分から突き付けられたことだったから、”やはりそうか”と改めて現実でも言及されたショックが一番大きかった。
湯治客は続ける、予言から想像できる災厄の具体的な内容とその対処法>>706>>707、それに対する覚悟への問い>>708。
そして処刑役に立候補した彼の言葉>>710を聞いて、自分はある意味”感情移入しない余所者”のカテゴリを外れてしまったと自覚した。]
旅人 ニコラス
[”ニコラスさんがこの村に来てくれるの待ってる人たくさんいるんだよー？”>>0:671
そう言ってくれたリーザの声も表情もありありと思い出せる。自分みたいな中途半端な立場が、一番扱いに困るのかもしれない。
純粋な村人ほど信頼を寄せるのは難しい。かといってシモンみたいに村人への情をきっぱり切り捨てられるほど、よその人でもない。
処刑しかないとの考えも、村の仲間に、それも狼か人間か分からない相手に手をかける覚悟も、文献を読んである程度知識にはあった。だがそれを受け入れられるかどうかは完全に別問題だ。
少しずつ読み進めている古書も衝撃的な内容であったし、自分でも顔からみるみる血の気が引いていく気配を感じていた。*]
神父 ジムゾン
――そうか。
うん、オットーに相談するのは分かる。
あいつ冷静だし。
あいつの案も、確かにそうだな……
ただ、言う範囲を絞るならどうしたって、
聞いてない奴が後で知ったら、色々思う。
皆に言うとして、問題はタイミングか。
[ただ、持ってきた教会の文書が皆の目に触れば、
皆が状況を知ることは避けられない。
逐次的に事態の悪化を知るより、
一時の混乱は避けられないとしても、
いっそ皆すべての情報を出し合うのはどうか――
とも思う。
ニコラスがパンを食べ終わるのを待って、
包みを渡す。>>698
そのときにはもう、いつものように、
パンの味の話をするようなことも、なかった。
真剣な表情でニコラスに羊皮紙の束を手渡し、
彼が読むに任せる。]
神父 ジムゾン
――…。
ああ、船のことは聞いてた。
さっきニコラスと相談してたのが、
その話だよ。
昨日嵐の中に船を見に行った連中がいて、
一艘あるはずの船は、なくなっていたそうだ。
嵐の夜だったから、
今日視界が開けてから、
ニコラスが確認に行ってくれた。
皆にどう伝えるか相談しようとしてたとこだ。
[船のことを知っているなら、
先程の話のことは説明しておいた方がいいだろう。]
神父 ジムゾン
[――閉じ込められた。
災厄が始まっている。
男の言葉はすべて、教会で呼んだ羊皮紙の内容を、
裏付けるような内容だった。
“殺すしかない”
その言葉に、静かに、ゆっくりと、息をつく。
己の思考の中に、その言葉の持つ意味合いが、
逃れようがないほどに鮮明に、
浮かび上がってくるのが感じられた。
口は差し挟まず、男の言葉を最後まで一通り聞き、
暫くの沈黙の後に、口を開く。
きっと己の顔を観察していたなら、
顔色は流石に血が引いていただろうけれど、
そこに現れるのは動揺や悲痛というよりは、
深く考える、酷く真剣な顔だ。]
神父 ジムゾン
……。
まず、殺す覚悟の話をしよう。>>708
戦に出ていたって話だよな、
『俺もそうだ』。
[それは、とりもなおさず、
『いざとなれば人を殺せる、そうしてきた』
ということだ。
けれど、それは、己たちが生き残るために、
襲い掛かって来る見ず知らずの者たちに、
無我夢中で武器を振るった経験だ。
この男が言っている『殺す覚悟』というのが、
『その先を言っている』ということは、分かる。
――…、
この村に帰ってきたい、そう思い、生き延びた。
生き延びるために、殺すこともした。
だからこそ、己が振り上げたその先に、
皆の顔を思い浮かべたなら、それは。]
神父 ジムゾン
――ただ……仲間に手をかける覚悟があるか、か。
それは、少しだけ、時間が欲しい。
情報を集める時間だ。
今ニコラスが読んでる教会の記録を読めば、
あんたが言うように、
起こるのだろう、と思わずにいられない。
ただ、それでも、
他の連中が何か手掛かりを見つけて、
まだ何処かに、何かの方法がありやしないか、
それを確かめるまではと、
そう思ってしまう。
[それは、以前災厄を経験したという男にとっては、
まどろっこしく甘い考えにしか、
見えないかもしれない。
けれど、全てを知る前に
村の者に手をかける覚悟を決めること――
それだけは、出来ない話だった。]
ならず者 ディーター
─ 現在・談話室 ─
[談話室に誰か入って来た気配に顔を上げてそちらを見ると、この村の者ではない、浴場で出会った男が立っていた。>>589
隠すものがなくなった首元に、すっと目がいく。何の痣だろうか。
ああいう角度でああいうふうにつく痣といえば──そうやって一瞬考えようとしたけれど。
酔っている故に頭が回らなかったのか、すぐに興味を失ったようにそこから視線を外した。
それから。少し考えておそらく知らないだろうと思い、トントン、と手元の紙束を指先で叩きながら「コレ、議事録だから」と伝えた。
尤も、今はまだ議事録としては機能していないし、知っていたら悪いな、と思ったけれど。]
ならず者 ディーター
…そういや、誰か船着き場を見に行ったか？
［そう尋ねると、「なんの事ですか？」と虚を突かれた様な返答がきた。
議事録が出ている、ということは何かしらの話し合いが発生したのだろうし、外から来た、ということは宿屋に泊まっているのだろうから知っているんじゃないか、と思って尋ねたのだが。
どうやら、彼は生憎と知らなかったようだ。
彼の「なんの事か」という問いには、「雨風が酷かったみたいだから」と返しておいた。
妙に冷静なような気がしたが、浴場で煙越しに見た彼の身体を見るに、過酷な環境に身を置いていたのではないかと推察する。
であれば、よほどのことでない限り動揺しないだろう。──ゲルトの最初の予言も、彼は聞いていなかったのかもしれない。ディーターはそれを見ていないから。］
ならず者 ディーター
そういや、お前サンの名前は？
オレはディーターってんだけど。
［から始まって。］
…あ？確かに、この村にずっと住んでるが…。
［昔から住んでいるのか、という問いに、「そんなモン聞いて、何が知りたいんだ？」と訝しむように首を傾げれば、彼はなんと言ったか。］
今年の儀式に参加した奴──つまり、お前サン以外の今、村に残ってる連中だな。
その中では、オレとゲルトが最年長になるな。
［尤も、正確に年齢がわかる人物だけに限定すれば、という意味だが。
ニコラスはおそらく同じ年の頃だろうとは思うが、本人が記憶喪失なのだから、勝手に最年長に置くわけにもいくまい。］
ならず者 ディーター
［──ディーターとゲルトは同い年だ。
歳の頃が近い人間がそもそも珍しいのだが、同い年になるともっと珍しい。
ただ──ジムゾンとオットー、ディーターとゲルトが同い年、と言われると急に希少性が下がったような気がするのは、どうしてだろう。
昔から、「眠たい」と昼寝してばかり──どうも病気らしい──だったゲルトと、それでも一緒にいることが多かったように思う。──というか、寝ている人間の周りは基本的には静かだ。無論、騒がしいこともあるだろうが。
だから、ディーターはゲルトの隣で本を読む事が多かった。
静かだし、邪魔されることもないし。それでも、おそらくジムゾンはそれでもこっちにすっ飛んできただろうし、大抵はそのまま諦めてジムゾンに連れていかれるのだが、たまにゲルトが起きている時には、
「よし、パス。このクソガキたのんだ、きょうだい。」
なんて言って。そのまま横流しをするように、起き上がっているゲルトの膝の上にジムゾンを乗せたこともあったかもしれない。］
ならず者 ディーター
［だから、ゲルトが倒れた時。
驚いてあばらの奥の方。鳩尾のあたりがゆっくり強く握りしめられたかのように、ぎゅーっとなったのに。
その次に湧いて出た感情が、双子の片割れが、片方にいいことがあった時に妬むのに似たもので──閑話休題。
流れで思い出した、とでも言わんばかりに名前を出して──一応、昨晩倒れた奴のことだと添えて──。］
何処に運び込まれたかしらんか？
［と尋ねてみる。そうしたら、さっき目の前の男が出てきた方の扉を指されて、部屋番号を教えてくれたので、礼を言ってその場を立ち去った。*］
神父 ジムゾン
[そうして、ひとつ。
ふと気になった問いを、投げてみる。]
ただ、どうしてそれを俺たちに？
まだ誰が危険かも分からないだろ。
もし俺たち、
あるいはどっちかが人狼なら、
情報持ってるあんたが狙われる
危険もあるだろうに。
[己に向かって話してくれたが、
この場にはニコラスもいる。
災厄に対処するため、
情報を共有する、という行動は納得できる。
けれど、村には多くの人間がいるのに――と。
“この男は、自分が人だと知っているのでは？”
“だとすれば、それを知り得るのは”
そういった懸念ではない。
ただ、思ったことを尋ねただけ。
それを向こうがどう受け取るかは、
向こう次第だけれど。]*
神父 ジムゾン
[ ――… ]
[それに、これは口が裂けても誰かに言う心算はないが、
本当の最悪を想定するなら、
『その先の』可能性だってある。
教会の羊皮紙の記録のように、
これまで幾度か災厄が訪れたというのなら。
そのすべてにおいて、人が最後まで残ったと、
どうして言える？
そう、全てが終わったとき、
最後に残った者たちが、人なのか人狼なのか、
外にいた者たちが一目で見分けられるはずもない。
もし後者なら、やがてまた犠牲が出るだろう。]
旅人 ニコラス
― 現在・宿屋の談話室>>722直後 ―
[シモンの話が一段落ついた直後、自分的には突然話しかけられて>>763、今度こそ椅子から転げ落ちる。かろうじて古書は守ったので、破損はまぬがれた。]
お、お、お嬢さん？！？！
ひ、ひ、ひみつのはなしって、あのそのですね、いずれはみなにつたえようとおもっていたのはほんとうで、あとはタイミングをはかってて、そのー。
[ずるいなと言われて、反射的にしどろもどろの早口であれこれがーっとまくしたてる。
いけない、これじゃただの言い訳だと頭を抱えたのは、カタリナがしっかり現状把握して、尤もな意見を口にした>>764からだ。]
はい。全くその通りです。気を使わせてごめんなさい。
[床で打ってじんじん痛む体を我慢して古書を腕で抱える。床に腰を下ろしたまま、反省の意を示すべく、ぐっと頭を下げた。]
【削除】 神父 ジムゾン
[それを防ぐ方法は、簡単。
『残ってた者たちも全部殺せば』、確実だ。
十数名なら兎も角、数名まで減っているなら簡単なこと。
人がそこまでやるかやらないかと言われれば、
経験上、必要があればやるだろうな……とは、思う。
これは本当に、
自分の胸ひとつに収めておく心算の考え。
――そこまでを想定する一方で。
情報の全てが、
これから起こる惨劇を指し示していても、
この期に及んで、心のどこかで、
まだ何か方法がありはしないかと、
考え続けたりと思ってしまう、自分もいた。]**
神父 ジムゾン
[それを防ぐ方法は、簡単。
『残ってた者たちも全部殺せば』、確実だ。
十数名なら兎も角、数名まで減っているなら簡単なこと。
人がそこまでやるかやらないかと言われれば、
経験上、必要があればやるだろうな……とは、思う。
これは本当に、
自分の胸ひとつに収めておく心算の考え。
――そこまでを想定する一方で。
情報の全てが、
これから起こる惨劇を指し示していても、
この期に及んで、心のどこかで、
まだ何か方法がありはしないかと、
考え続けたいと思ってしまう、自分もいた。]**
旅人 ニコラス
― 現在・宿屋の談話室 ―
[ジムゾンがシモンに対して告げた内容も、そこから読み取れる心情に対しても、いろいろ思うところはある。
だが今は自分がどう反応したかはあとでじっくり説明するとして、カタリナにもこの話を聞かれてしまったし、最低でも船がなくなったことと村が孤立したことだけは、今日中に皆へ周知徹底させるという案へ、真剣な表情で賛成票を入れる。
人狼云々は、まだ確信が持てないのと、さすがに処刑関連まで話が持っていけるか疑問を覚えたし。”仲間に手をかける覚悟”がジムゾンと同様>>776に自分にもないからと、待って欲しいと告げた。*]
天のお告げ（村建て人）
■シルバー・メリー号へのご乗船、誠にありがとうございます。
本艦は本日11：00に２ｄ突入予定です。
１ｄ開始直後に天声を投下しますので、暫くお待ちください。**
旅人 ニコラス
― 夜・宿屋⑦の部屋 ―
[占いの儀式を準備して眠りにつく。
ぴりぴりの緊張感の中、看板猫と看板兎に添い寝をお願いするのは申し訳ないので、今夜は控えた。*]
【独】 旅人 ニコラス
/*ゲルト発見のロルを気合入れて考えていたら、占いロルを書く時間がなくなっちゃってね。
今日は簡略版で。
……嘘ですごめんなさい、元々考えてませんでした。（平身低頭。
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
― 船内/サロン（ビュッフェスペース） ―
[シルキーとの会話の後で、メインホールに設置された
おぉ……。
[テーブルには、様々な形状のチェーフィングディッシュがズラリと並んでいる。ざっと見ても二十種類以上はありそうだ。オードブルからメイン、サラダやデザートなど、人類の歴史が何千年と経っていようと、食欲を満たす内容は大きく変わるものでは無いらしい]
聞いた通りだ。ウマそう…。
[ごちそう出てますよ！と
レセプションが開始してしばらく経っているからか、料理を取り出す人はまばらだ。
俺は早速プレートを手にすると、一つ一つを物色に周る]
ならず者 ディーター
─ 日が傾き、消える ─
[ゲルトの部屋から出た後は、しばらく林檎の木の下で酒を飲んでいたけれど。
日が傾くと共に顕著になった肌寒さに、そのまま自身の家へと避難するように帰った。
昼頃、カタリナが来てそのまま出て行った残骸がありありと残っていて、少しだけ気が滅入った。
カタリナの言葉から推察するに、クララは平常通り図書館にいたようだ。
ならば、ジムゾンやフリーデルもそうだろうか。ペーターも教会で暮らしているから、それなら一緒だったのではないだろうか。
まさか、昨晩は宿屋に泊まったとは想像だにしていないので、三人全員のスタート地点がディーターの中では教会である。]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
いや～～…会社のカネで食うメシはウマイな。
さすが社運をかけた一大プロジェクト！
[普段ありつけない豪華な内容の料理、加えて自分の懐が痛まないとなると、笑いが止まらない。一応、ドクターから以前もらったアドバイスを思い出して、皿の片隅に幾ばくかの野菜も乗っける]
ならず者 ディーター
[パン屋はパンを焼くものだから、オットーは平常通り『ハティ』だろうか。
リーザ──は、恐らく宿屋内で出会わなかっただけだ。あそこは広いので。
エルナ…はどうだろう。洗濯室で洗濯をしていたかな？
ニコライは………流石に分からないな。旅人とは、決まったルーティンになるものが、一時の滞在場所にあるわけではない故に。
適当に椅子を引いて座ると、カタリナが持ってきてくれたパンの上に、昨日のチーズ(やはりちょっと潰れていた)を乗せて齧る。]
……うん、冷えても美味い。
［もぐもぐ、と同じものをいくつか口に運んで。
テーブルの上の空き瓶を見なかったことにして、また新しい酒瓶を開けた。
また何本か空の酒瓶をテーブルの上にほったらかして──昨日、飲まなくて少し後悔した水を口にしてから、ぼさり、と俯せにベッドへ倒れ込んだ。
今日はもう寝よう。
何かあったら、どうせジムゾン辺りが叩き起こしにくるだろう。*］
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[皿を空にして新しいものに交換しようとした時だったか、不意に声をかけられた。>>+168
振り返って人物を確認する。見覚えのある人だ、たしかゲームの中で]
あ、えーと、あなたは……、さっきぶり、いや、初めましてですね。
[村を出る時、一緒に船に乗って言葉を交わした人物だ。
彼女の言う通り初対面のはずなのに、何だか妙に懐かしい気もする。不思議な感覚だ。
よかった、食い意地張って盛り付けまくった皿を空にした後で。
彼女が名乗るのに合わせて、こちらも一礼を返す。出資者の代理ならばお客さんだ、失礼のないようにせねば]
ジル＝コストです。
この度は弊社のテストゲームにご参加いただきありがとうございました。
[少し大げさな言い方をしてから、ニッコリ笑う。
所属は言わずに誤魔化そうとしたが、ゲームに対していいところを褒められると、]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
いや～、わたしも開発に携わっていてなんですが、本当に『別の自分』になるんだなぁ、と驚いたところです。
散々テストはしたけど、自分で実際にログインしたのは今回が初めてで。
[言った後で気付いても、時は既に遅し]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
……、ゼレト・ゲームスのシステム開発部主任です。
改めて、よろしくお願いします
[真顔になって、深々と頭を下げた]
【見】 【墓】 開発部主任 ジル
[そして勧められるまま、グラスを手にする。
まだ勤務中だし、今の体調で飲んだら一瞬にして爆睡できる未来しか見えないと思いつつも、瓶のラベルを見ればこれも普段御目に掛かれない類のもので]
…──じゃあ、一杯だけいただきます。
[グラスを合わせるように掲げて中身を煽る。後はどうにでも、なーれ！]**
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