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美しく月の昇る晩、君は自らの本当の姿を知った。
智恵を絞り、活路を開く勇気。
人狼を見抜き、妖異を滅ぼす力。
死者の声を現世に届ける異能。
頼りなく怯える人々を守る技。
互いの正体を知覚し合う絆。
自らの胸を裂いても仕うるべき主。
赤く染まる牙――長い咆哮。
さぁ、どうする?
まずは何から始めよう?
どうやらこの中には、村人が1名、囁き狂人が20名、銀狼が1名、夜兎が1名いるようだ。
薔薇園芸家 ローゼンハイムが「時間を進める」を選択しました
/*
昨日から気になっていたのだが、
ダ〜フィト になっているのは何故だろう
なんかかわいい
ノトカ〜ありがと〜う!
うう……
[ミヒャエルの忠告や、ノトカーの励ましの言葉を聴きながら起き上がることなく、
腕はぷるぷる震えてて、それはないてるせいかあるいは腕を酷使したせいだったか]
……
[返す言葉が見つからず少し黙ってしまってから]
やあ、始まったねえ。
改めて皆さんよろしくお願いします。
約半年振りの村のせいか、やっぱレス速度遅くなってんなあ。
なるべくがんばらんと。えいえいおー。
そして総勢22名という人数の多さに改めて笑う…w
― 練武場 ―
うむ。腹が減っては戦は出来ぬ。
…って、昔から言うだろ?
[堂々と大きくパンを齧って後輩>>0:514へと頷いた。
既にここの匂いは慣れっこだ。
むしろこの汗臭さに多分に貢献する身としては、
身体に染み付いているといっても過言ではない]
それじゃ訓練…、
[言いかけたところに、不穏な声な声がかかる>>0:515
悪びれずパンを飲み込んで、ただ、既に木剣を2本手にしている様子に少し沈黙をした]
あーー…。
待て、ないよな…。
[先約だとミヒャエルを示そうとして、
クラスメイトの瞳の色に少し黙り込む。
こりゃダメだとばかり、肩を竦めた。
───ぱしり。
快い音を立て、放られた木剣は手中に収まった>>0:517]
[>>1 ラヴィの背をひょいっとつまんで、
まだ無事な薔薇を救出する]
やわらかいから美味しいのかな。
薬はついてない?大丈夫そうかな?
[ローゼンハイムに尋ねつつ、もしゃもしゃと動くけしからん口元をじっと見た]
このY字。たまらんなー……。
タンポポサラダの方がうまいと思うぞ?
[その辺でちぎってきたタンポポのはっぱをあげつつ、思う存分撫でている]
―食堂―
[軽く食べられる物がいいかと思い、パンのショーケースを覗く。昼時を過ぎたそこには、選べるほど食べ物は残っていなかった。
*ロッケンブロート*とオレンジジュースを選び、会計すると空いている窓際の席に腰掛けた]
おかげさまで、何とか。
……ギリギリまで頑張った甲斐はあったかなと。
[>>0:511試験の首尾を問われれば笑顔で応えつつ、目はちょっぴり真剣]
ああ、これですか。
先輩も結構荷物ありますね。購買帰りですか?
僕は練武場に行こうと思ってたんですけど……丁度良かったかも知れません。
会長、腕見せて下さい?
[リエヴルの、荷物を持っていない方の腕をじーっと見た]
― 練武場横・水場 ―
あれ、ミヒャエルだっけ。
珍しいな。…さすがに、実技試験前だからか。
[実技試験前ともなれば、練武場に出入りする人間は増えるらしい。
ノトカーと同室のミヒャエルが入っていくのを遠くから見て、
へえ、と感心した息を吐く。
それからしばらくして、練武場に来た人の姿には、
思わず顔を上げて、まじまじと見た。]
うわ…寮長……。なんかあったのかな。
[この距離でもわかる、ジェフロイの不機嫌オーラに、
君子危うきに…と呟いて、肩を竦めた。]
悪い。先約なんだが、待てるか?
ちょいと血の気を抜く必要があってだな、
[ミヒャエルへと顔を向けて少し眉を下げる。
ひどい言いようで示すのは、ジェフロイの方だ。
言うまでもなく示された出来た後輩の言>>3に頷いた]
悪いな。
[同じ言葉を再び重ね、パンを呑み込む]
[その後、少し遅れてディークがやってきて
こちらはどちらかというと上機嫌で入っていくのを見れば、
なにがあったのかはなんとなく想像がつく。
このあと、なにがあるのかも。]
………。
さすがに最上級生がそんなヘマはしないんだろうな。
[卒業を目前に控えて、打ち合いで大怪我するようなヘマは。]
[ ミヒャエルがルーデン先輩…と呟くのを聞いて、
目配せで奥の方でパンを齧っている副寮長の居場所を
教える。
傍らのフレデリカは何に感極まっているのか、
泣きやまずに謝り始めてしまった。 ]
って…うわっ、ちょ、泣くなってば!
いや泣きたい時は泣いた方がいいのか!?
まぁほら……、修練ならいくらでも付き合うからさ、
成長途中なんだしそんなに気に病むなって。
ほらほら、副寮長とミヒャエルが戦うぞー!!
[ 子供をあやすように、フレデリカの視線を
練武場の中心部にいる二人に向けさせた。 ]
★実技試験(最終日)についての掲示
最終日は例年通り、学年混合の選択方式にて実技試験を行います。
選択している授業やコース、取りたい進路を鑑み、下記からひとつ以上を選択してください。
■1.対幻獣協力戦闘(1人〜数人)
地下演習場に巨大魔法陣を貼り、キマイラを召喚しました。
キマイラはそれぞれの首に、人数分のリボンを結んであります。
1名、もしくは協力してキマイラと戦闘し、リボンを奪取してください。
(※キマイラは魔法石により生み出された幻影です。室外には出られません)
■2.対人戦闘
学生同士1対1、または2対2での格闘戦です。
模擬刀を初めとした練習用武器のほかに、模擬科器(ペイント弾)がひとりひとつずつ与えられます。
ペイント弾は各3発の弾丸がこめられています。
・相手を降参させる
・ペイント弾を相手の頭〜胴体までの間に当てる(手足は含めない)
以上のどちらかにより勝敗が決定します。
※勝敗自体は採点に影響しません。
1時間の試験時間内に決着がつかなかった場合、手足に受けたペイント弾の数により勝敗を決定します。
■3.馬術演習
馬術を選択している者に限ります。
・障害飛越競技(場所:騎馬修練所)
・馬上槍戦(場所:騎馬修練所 2名1組)
・エンデュランス(遠駆け)
のどれかから選択してください。
馬上槍戦を希望の方は、必ず2人1組でお願いします。
エンデュランスは厩舎から、学外に出て行います。
採掘場入り口までを走り、そこを折り返し地点に、時間内に校内まで戻る遠駆けを行います。
馬の指名は可能ですが、ほかの受験者と同じ馬を指名することは出来ません。
――廊下――
そうか……って、ええぇ……?
[試験の結果>>10を聞けば、よしよしと頷くが。
続く言葉には、思わず目を丸くした。]
いや、あの、茶葉が入ってたので買ってきたんだが……。
え、腕ってなんでだ……!
[こいつはエスパーか……!と、目の前の相手をまじまじと凝視するのだった。]
──図書室──
[曖昧な返答に軽く肩を竦めて返す>>0:499。この学校では、個人の事情おw詳しく話しづらいのが実情だった。ベリアン自身も、個人的な情報については、はぐらかして誤魔化してを続けてきている。]
>>500
そ。そういうコトだ。
[理解した様子のステファンに口橋を上げて、
掲げられた本の題字を見て頷く。]
ああ。なんだ、丁度よさそうだな。
実地で試してくるといい。
[そういって、ベリアン・アリーは気軽く後輩を送り出した。]
■4.装備品・馬具整備実習
装備品保管庫で行います。
武器、防具、もしくは馬用装具の中から未整備のものを選択し、
時間内に整備、装着をして頂きます。
……
(掲示板に張り出されたポスターより抜粋。
※強制ではありません。これ以外の事をしても構いませんし、さらりと流して「実技試験終了!」としても自由です。)
よしっ。
っ、いてててて…
[勢い良く立ち上がった拍子に脇腹が痛み、
濡れた布で押さえながら、もう一度演舞場に向かう。]
やっぱ、見逃すわけにはいかないよなー。
[ジェフロイとディークがやり合うなら、
それはもう見ないわけにはいかない。
そっと練武場の入り口を通り、
壁際に立って、中の様子を見ていた**]
ん、西の。 ああ…?
[>>3ミヒャエルに声をかけられると、一瞬、波が引いて瞬いた。
態々声をかけに来た理由を図りかねていたがそれもつかの間。
先約、という言葉は聞こえなかった。
聞こえていれば、ミヒャエルの方に謝罪に行っただろうが、
そこまで冷静になりきれてはいないらしい。]
ま、見てるのもそう悪くはないだろ。
とはいえ…、
[ジェフロイ相手となれば本気でかかる必要がある。
やれやれと息をついて防具を手にした。
逆の手でそれをひとつ、級友へと放りやる]
つけとけ。
下手を打つのはごめんだろ。
[彼ほどの腕であればむしろ事故は少ない。
…が、気合が入ればどう転ぶかは分からないもの。
あれば安心とばかり、自らサッサと防具を身につけた。
無論相手がつけてくれていれば、こちらも安心というものである]
― 実技練習当日 ―
[空模様は雲が多く、風が速い。
これはそのうち雨が来るかもしれない――]
むう。
誰か倒れなければよいが。
[昨日と比較して、本日は冷える。
――思い出すのは、在籍資格を失った、2度目の四年生の期末――]
2013/05/25(Sat) 01:17:18
>匿名さん
3日目から墓落ちが発生します。
墓に落ちた人は当然白ログでは喋れなくなりますが、屍鬼オンにしてありますので、赤との意思疎通は可能です。
そのため、主に墓との意思疎通に使うことを想定しております。
無論、白ログより赤ログに落とした方が面白いと判断されるログや、白のポイントが足りなくなった場合の補助などに利用して頂いても構いません。
さぁて。俺もそろそろ向かうかね。
そういうわけなんでセンセ、ちょっと練武場に行ってみます。
人も増えたみたいだし―――
[シロウに、場を辞去する旨を告げ。
膝の上のラヴィをふと視界に入れた。]
ところで何でお前、そんな毛逆立ててんだ。
お前への差し入れを食ったのは俺じゃねえぞ。拾い食いまではいくら俺でもしない。
[未だ臨戦態勢の兎と視線の高さを合わせ、語りかける。
犬っぽいというのを認めたわけではないが、何となく意思疎通が出来るような気がして。]
……ああ。済まない。
長々と立ち話をしてしまって。
俺はそろそろ飯食いにいくから。
あー、あと5年のラムスドルフを探してるんだけど。
ヒンメル、どこかで遭わなかったか?
[ 手合わせ前のぴりっとした緊張感を漂わせるジェフロイとディークを見つめながら、邪魔にならないよう距離を置いて、壁の方へと寄った。
と、その時、>>5の呟きが耳を掠める。 ]
おまえには、おまえにしか出来ない役割がある。
……きっと。
俺たちが学ぶのは、戦いに勝つ手段だけじゃない、
己がどこでどんな形で力を尽くすべきか、その場所を見つける為の方法もあるはずだ。
[ ひそめた息声で、むしろ己に言い聞かせるように呟いた。 ]
― 留年のプロが足を踏み外した理由 ―
[カサンドラ=ベルツリーは、不得手の武術の実技を、有り余る座学の成績で埋めてはいたのだが――
だが、馬との相性がとことん悪すぎた。
学期末も、カンニングなどせず馬鹿正直に正面から押し通そうと、性差の武器も目もくれず、馬との信頼関係を気付こうとした結果――
睡眠時間を馬の起床時間と合わせた結果。
期末試験に重なって体調を崩し、誰とも挨拶の出来ぬまま、欠席→追試欠席→退学決定 のコンボを決め、病の身のままシュヴァルベを去ったのだった。]
/*
ディークの中身……はあの人かあの人かあの人だろうか(メモの感じで)
リエヴルはまあ1発言目でほぼ透けてると思うんだが。
ヒンメルもわかってると思うんだが。
………ッ、―――〜〜!!
[>>16 ぴこぴこ動く耳としゃくしゃくとタンポポを食むY字にたまらず、
耳と耳の間のふわふわした毛に唇を寄せる]
……ああ、天才。お前の可愛さは天才だわ。
人には永遠にたどり着けない境地だ。
さぁてと。食堂行ってみようか。後でお前に野菜っきれ貰ってきてやろうね。
[ローゼンとラヴィに手を振って、ご機嫌で食堂に向かう]
― 廊下 ―
はぁぁ。
[筆記試験が終わった後、しばらく教室でボーっと天井を見上げていた。クールダウンが終わるとようやく立ち上がり食堂に向かった]
今日は何が余ってるかなあ。
[いつもこんな調子なので、たまに食いっぱぐれも発生する]
え、いや、だって、
[>>17リエヴルの驚きっぷりに、こちらが逆にうろたえた]
会長も荷物割と多いのに、片手だけで持っててちょっと変だなって……
な、何でもないならいいんですけど、何でもないって反応じゃないですね?
― 中庭→練武場 ―
オレは髪フェチじゃねえ。
もふ好きなだけだ。
おう、美味いもん食って、明日に備えとけー。
[そこだけは反論しておいて、ソマリ>>15を見送り]
さて、っと……オレはちょっと練武場見てくるかなー。
流石にあの組み合わせはヒートアップし過ぎそうだし。
[実技試験前の面々に余計な口出しをしないよう、近づかないつもりでいたが。
ジェフロイとディークがそれぞれ練武場に入っていったのを思い出せば、こめかみに指を宛てて小さく溜息を零す]
つーことで、ラヴィのおやつ遣りの続きは任せた。
スノウ見かけたら、あっちにもおやつやっといてくれ。
[と、もふ用おやつ袋をレトに押し付けようと。
押し付けられても押し付けられなくても、どちらにせよ練武場は覗きにいくのだが]
…………。
[長い付き合いである。この人のプライドが山より高いことはよく知っている。
腕をどこでどうしたのかは知らないが、どこかで傷めたのだろうとつっこむのは危険だ]
医務室で、湿布貰って来たんですよ。
試験続きで腕が疲れてたりしたら、貼って下さいね。
[大荷物の中から湿布と冷却剤を掴み出すと、リエヴルの荷物へ半ば強引に押し込んだ]
そうそう、そうだぞっ!!うん!
ミヒャエルはいつも良いことを言うな〜!
[ とにかくフレデリカが泣き止むならそれでいいと思い
大げさに調子を合わせた。>>28 ]
…やー、なんか汗かいたわ俺。
腕立て伏せ50回もしたからな…
寮に帰ってシャワー浴びてから晩飯食うか。
[ 腕立て伏せの回数が飛躍的に伸びている事について
突っ込んでくれる者は当然いなかった。** ]
ずいぶん前、寝てる間に手形取ったの怒ってるのか。
それとも、昨夜ちょっと抜け毛拝借したことか?
あれは仕方なかったんだぜ?
[くっきりとした手形は、安い額に入れて寮の部屋内に飾られている。
無類のラヴィ好きで知られるジェフロイと同室になってからというもの、行く先々での土産は兎グッズだった。
まだ後輩として多少大人しくしていた頃に、どうにか仲良くならないといけないと気を使ったつもりで買ってきた物が大半だが、何となく今も恒例のように兎は増え続けている。相手が何を思っているかは知らないが、片付けずに兎ワールドが繰り広げられたままの寮の部屋を見るに嫌がっているわけじゃないのだろう、と勝手に思っている。]
ジェフロイさん、お前をもふりたくて仕方ないのを我慢してんだから。試験中なんだし、もふ充アピールさせてやらないとさ。
なっ。
[何が「なっ」なのか、了承を取り付けたつもりになっている。
兎の毛をひっつけておいた相手が、今どんなことになってしまっているのかはまだ知る由もない。]
/*
丁度良かったかと思ったら、湿布になったでござる。
こう、すれ違わないように気を付けて打たないとな……。
普段、だかだか打ち過ぎるからな……。
/*
ミヒャエルの人には本当にすまないを言う…
ダブルブッキングの事故を誘発したのは、私、ですしね…!思い切りすぐ に、なっちゃった ね。
ジェフの人にもすまねえ。
― 練武場 ―
[その前後、ディークがミヒャエルの方へと行くのは見えたが、
この時点ですら気づいていないのだから血の巡りは良好だった。
>>23防具をひとつ受け取ると、「いらん」と口に仕掛けたが
さっさと着込む級友を半目で見ながら、こちらも渋々身に着けた。
確かに大事な試験前。こちらの方が安全ではあるが、
汗臭い防具もあまり好きでないのは仕方ないだろう。
準備が整えば、ディークと距離を開けて立つ。
木剣は右手で持ち、やや前に突き出すようにして構えた。]
何時でもいい。
/*
ト書きに心理描写しないので、
台詞内の独り言で心理描写を…と呟くともれなく拾われるお。
みんなばっちこい状態ですな!
あー――……。
[ステファンの言葉>>32に、あちゃーという表情が浮かぶ。
見事に墓穴を掘った。
もっとも、こんな表情は見慣れているかもしれないが。]
ああ、お前さんも行くのか。
んじゃあ、ラヴィにはココで食っててもらうかー。
[おやつ袋から、レタスやニンジン、ブロッコリー、林檎などを取り出してその場に置いて立ち上がる]
ちょっとやそっとの怪我ならともかく、どっちかが命落としたりなんぞしたら、明日あの練武場試験で使えなくなるしなー。
[心配するところはそこだけですか]
[どうやって誤魔化そうかと考えていると、ステファンが湿布を荷物に紛れ込ませてきた。
……これ、きっとバレてるんだろうな、などと考えながらも。
素直に言えないのは、こんな性格たる所以である。]
………………あ、あぁ。ありがとう。
一応、貰っておく。
[そう言いながら、僅かに視線を逸らす。
……顔に出ているなんて、当人は気付いていない。]
― 食堂 ―
[がやがやと響く喧騒と、
色々なメニューの混ざった匂い。
パンを{5}個トレイに放り込むと、どこに座ろうかと周囲を見回す。
陽の当たる窓際の席に座ると、ぼうっと外を見ながら
もぐもぐと*ベーコンエピ*を咀嚼する]
実技試験かぁ、面倒くさいなぁ……。
どれが一番楽だろうかな。
[何度かパンを取り落としつつ、食堂に集う生徒の話に耳を傾けた]
>>28
え、……ああ、うん。
いや、そんな言われるほどでは……
てか聞こえてた……?
俺もしかして独り言大きいの……?
[ もそもそ。 ]
いや、なんでもない。
― 廊下・掲示板前 ―
[移動途中、貼り付けられた真新しい張り紙を見つけ、立ち止まる。]
[>>#0>>#1>>#2>>#3 書かれた内容に目を通しながら、試験対策を考えていた。]
うん…そうだよね…
[成長途中なのだからと、頷きながら。
言葉は完全に素の調子だったことに本人は気づいておらず]
うん…、勉強…しなきゃ。
[子供をあやす風な言葉だったが、一度ないたこともあったせいか割かし素直にその言葉を聴いていた。
変な勤勉さとか出ていたりして、中心のほうをじーっとみていると、何か不穏な気配放ってる姿とかも見えたり]
[続いたミヒャエルの言葉>>28にも素直な様子で]
うん、それでも私は…やらないと……
私だって…もっと学べばやれるはず……
[つぶやいた、明らかに常と違う一人称と口調の言葉はノトカーにも聞こえていただろう。
そこに混ざる感情はある種義務感というよりは、何かに迫られて必死にあがくかのようなものだった]
>>0:476
パティシエと軍人はどちらも遜色の無い職業だと思うが…。
軍人兼パティシエ、などという者がいたら…
毎日戦場でも菓子が食える…
[ぽわわ]
…いやゲフンゲフン、隠すことは無いと思うのだがな。
例えば勝手に家庭科室でも使用しているとか、
腕にまだ自信がない、とか…もあるかもしれん。
……そうだな。
俺は此の侭菓子が食えるのだとしたらどちらでも良いが。
もし正体が分かって、許可が得られたら伝えよう。
はい、一応。
[>>41ちょっぴり視線を逸らされながらも、物資は受領された。
作戦成功、とほっとした表情になる]
じゃあ僕、練武場に行ってきますね。
実技試験もがんばりましょう!
[大きな荷物を抱えなおして、廊下を歩いていった**]
― 練武場 ―
[気合充分といった表情で真っ直ぐにこちらを見遣る級友の顔を見れば、あのからかいが彼に齎した効果のほども知れようというものである。
やりすぎたかとは思わない。
むしろ逆に、向ける表情は楽しげなものとなった。
防具を渋々と受け取る様子に唇の端が上がる。
構え突き出された剣先に、こちらは緩く斜めに木剣を構えてみせた]
おう。
[やはり短い応え。ゆらり 剣先が動く。
構えから次の構えをみせずに足を踏み出し、
その勢いでまずは剣を切り上げるように左から剣先を払った]
/*
あっ そういえば戦いの方針を決めてなかtt
どうしよう。
あーーー。でもあれか。
パワータイプではないな、ないよな。うん。スピード系か。
[ぼんやりと外を眺めながらロッケンブロートをちぎって口に運んでいる。
筆記試験が終わり、心なしか明るい表情を浮かべた生徒達が楽しげに会話しているのを見つめる。耳に入ってくるのは、試験が終わったら市街地へ行こうとか、楽しげな話題]
……。
[小さく溜息を漏らす。
同年代の友人達と遊びに行ったことはあまりない。体調を崩して迷惑をかけるのも嫌だったし、体調を崩せば実技の授業の結果に関わる]
羨ましいとは思わないが。
……。
[呟いた言葉は自分でも言い訳じみて聞こえた]
[辞去の意を示すのとほぼ同時、シロウも立ち上がる。>>33
誰と誰が入って行ったのかは見ていなかったので、相貌をゆるりと瞬く。]
なんだ、センセも練武場っすか。
じゃ、ひとまずこいつ、ラヴィにおやつやってから一緒に…?
あ、センセがやったほうがいいかも。
こいつ俺のこと嫌いみたいだからさ。
[兎の前に並べられてゆく食材を眺めてから、ん、と頷いて。]
じゃーな、ラヴィ。
そういうわけだから、たまにはもふりやすい所にでも現れてやってくれよ。あ、出来たら周囲に人が居ないときに。
[“天敵”の要望をきいてくれるかは分からないが、ラヴィには一応念をおしておいた。]
じゃ、いきますか。
って……それ、誰が入ってったんだ?
教官をそこまで心配させるなんて余程だと思うけど。
[命を落とす云々は流石に冗句の類ではと思いつつ。
教官の後に続き、練武場に入って行った。
いつの間にか、随分と人が集まっている。*]
……謙遜などではないさ。
俺には寮長たちのような才はない。凡人だ。
だからこそ理解できるものもあるが。
[苦笑して肩をすくめ]
>>27
――こちらこそ、引き止めて済まない。
ラムスドルフ…、ああ、あの元気者か?
放課後はよく練武場で見かけるが、今どこにいるかは知らないな…。
[首をかしげ、答える。
そのまま軽く会釈すると、その場を離れた*]
/*
フレデリカのノトカーへのフラグを物凄く感じて、じゃあうちの部屋においでと言いづらくなっt…
どうみてもお邪魔虫でござる。
[ふと顔を上げると、>>42近くの席に座るダーフィトの姿が目に入った。同じ生徒会役員として彼のことは勿論知っていたが、外を眺めながら何か考え事をしているような様子に、声を掛けることはせず彼を見ていると]
…ふふ。
[何度となくパンを取り落とす姿に、自然に顔が緩んだ]
/*
ジェフロイはなんも悪くないので、そこも謝る…
そんでここでも謝る…すまぬ、すまぬ。
欲をかくもんじゃないのだよなあ。
/*
そしてギャラリーがちょうおおい。
シロウ先生把握。これは止められないとやばいところまでやれと、そういうことですねわかります!!!!!
あ、あぁ。
ありがとな――……、
[そう言って、ステファンを見送った後。>>49
最後に言われた言葉に、思わず頭を抱えそうになった。]
……………………実技試験……。
[ぼやいたところで始まらない。
片手で何とかするしかないか、と、諦めたように溜息をついた。
元より両利き、二刀流の自分である。
他の人間が片手が使えなくなったよりは、ずっとましだろうと。]
[ぽとりと取り落としたパンに気付かず、
それを咥えようとして、かちん、と歯が鳴る]
………、………。
[なんとなく周囲を見回すと、こちらに視線を向けたシェットラントとばっちり目が合った]
………。や、あ。
[若干不自然に手を振る。彼も筆記試験を終えたのだろうか]
― 練武場 ―
[揺れる剣先は見ない。
見るべきはその奥、ディーク自身とその足元。
下方に向けられた視線が、静から動への動きを察知すると、
突き出すようにしていた剣の角度を変えて、
下から向かってくる剣を受けた。
木剣独特の高い音が、練武場に響く。
どちらかといえばパワータイプ。
小細工無しで受け取めても腕への負担は軽い方だ。
とはいえ相手はディーク。
いつもならやや剣向きをずらし、力を逃がすようにして一旦は受け流し、じわじわと詰めていくのだが。
今回は剣を受け、重ねたまま、
じり、じりと力押しして体の距離を詰め、迫る。]
やっぱ次の企画のときは村建てだけして進行に集中しよう…wwww
だめだこれwwww
B見物でもいいかもなあ。バランスよりけりだが
[>>59見ていた事を気付かれて、目を見開いた]
あ。こ、こんにちは。
[彼が手を振るのにつられて思わず自分も手を振るが、先輩にこれは失礼だと気付いて慌てて会釈した]
ダ、ダーフィト先輩。
…パン、落ちましたが…。
…っち、
[厄介だ。とは音にしない思考が過ぎる。
パワータイプのジェフロイに比べ、こちらは器用さで押すタイプだ。
ゆえに近接より遠隔を得手とするといえるのだ。
純粋に力比べをすれば、負ける。
だから剣先を合わせて弾き、
こちらのペースに巻き込もうとして逆に受けられた。
じりりと押してくる力強さに、目を細める]
…んなに恥ずかしかったのか…よっ!!!
[ぐっと一気に押し返す。と見せかけて、
身体を開いてこちらから剣を逸らした。
相手の力を利用して逆に体勢を崩さんと試みる]
[今更誤魔化しても仕方ないか。
生徒会室で爆睡している姿は何度も見られているだろう。
苦笑しながら、トレイを持って>>63彼の隣に向かう]
パンが重力に素直になったんだよ。
……いや、ほら、あったかいだろ?
[あったかくなくても寝るけど。
隣にぽすんと座ると、ちゅーっとコーヒー牛乳を飲んだ]
……そろそろ実技試験だなぁ。どれ取る?
幻獣協力戦は、組み方によっちゃそこそこ楽かもしれない。ペイントは……まあ、楽しそうではある。
馬は好きだけど、落ちそーなのがなぁ……。
[一番らくちんなのはどれだろう。
不真面目な事を真面目な顔で呟きつつ、頬杖を突いた]
― 廊下 ―
[ノトカー・ラムスドルフを探しているのにはわけがあった。
この学校は中途入学も許されているので、
編入生を迎えることもあるのだが、
さすがに年度末のこの時期に編入というのは、前代未聞だ。
もちろん、家庭の事情には立ち入ることは出来ないが、
編入生の彼が過ごしやすい生活を送れているかくらいは
気にしたって構わないだろう]
[>>65隣にやってきたダーフィトの言葉に、くすりと笑った]
…あったかいからといって転寝していると、風邪を引きますよ。
[それを照明するかのようにタイミング良く、ごほ、と咳が出て気恥ずかしさに俯くが]
そうですね。障害飛越か、エンデュランスを選ぼうかと。
…戦闘はあまり得意ではないし、それに…体調もあまり良くないので。
[すみません、と断って、もう一度咳き込んだ]
[二人の戦いをじっと見ながら、ジェフロイよりはディークの方が自分にとって取り入れる要素が多そうと、
ただ、ジェフロイの動きもしっかりとみており、戦い方の参考というよりは対策のためといった感じだった。
剣先をはじこうとするディークの動きに、大してそれを受け止めるジェフロイ。
そのまま押し合いに持ち込まずに体勢を崩そうとする動きに]
そっか…相手の力の利用のしかた…あんな感じで…
[ぶつぶとつぶやきながら意識はかなり二人の動きに傾いていた]
― 廊下・掲示板前 ―
[そして今日もまた、途中で足が止まってしまっていた。
まだヴィンセント>>44がいたならその隣に並んで、得意度と予想難易度を天秤にかけながら首を傾け悩んでいる**]
お。実技試験の内容貼りだされてるな。
[焼きそばパンをもぐもぐさせながら、掲示板の前まで来ると
既に試験内容を確認する生徒たちで埋め尽くされていた]
失礼……。
[人の波を掻き分けて、掲示板の内容を確認して]
4は却下。
として……あとはどれも楽しそうだな。
[他のものはどれでもたいして問題はないのだが、
だからこそ目移りして、選びにくいという欠点でもある]
[>>67咳込むシェットラントの前に、水の入ったコップを押しやると、彼の額に手を伸ばす]
俺は慣れてるから平気だけど。
……どこかでうたたねでもしたか?
[僅かに気遣うような声音。
あまり大げさに心配はしないが、気にはなる]
障害か、エンデュランスか。
……天気が良ければ、遠駆けは気持ちいいだろうなぁ。
自分でペース配分も考えられるしね。いいんじゃないか。
[にこ、と笑いながら*三色パン*をかじる]
――掲示板前――
[寮に戻る前に、ひとまず実技試験の課題を確認しようと、掲示板前に向かう。
生徒達の中をかき分けながら、かつ腕に当たらないよう気を払いながあ、内容を確認する。
そこに並んだ項目を見れば、]
……………………ふぅ。
[珍しく、溜息が零れた。]
― 練武場 ―
――― っ、かましいわ!
[言わずもがなと顔は物語り、
剣へ篭める力となって、併せて答えとなる。
ディークが一気に押し返すのに合わせて、
かなりの力を入れて一気に押し込むもうとして――声に釣られた。
急に抜けた力に、重心が移る。]
っ!
[右で持っていた剣を逸らされて、バランスを崩し、倒れこみかける。
何時も以上に入れていた力のせいで建て直しが難しく
舌打ちする間もなく一転、そのままの勢いで
肩からディークにぶつかるようにして、突っ込んだ。]
っつーとこが、
単純なんだよっ!!!
[力が流れ、逸れる。
倒れこむ勢いに追い討ちをかけようと、
剣先でわき腹でも突いてやろうと軽く腕を引いた。
気兼ねはない。そのための防具だ───と、]
……っ!
[早い。このまま避けようとすれば、
こちらが頭から後ろへと転んでしまうだろう。
ぶつかってくる肩の勢いが、すぐに痛みに変わる。
それに顔を顰めながらも、抱き込むように咄嗟に背を掴んだ]
…そりゃっ!
[そうしてお返しとばかり、素早い足払いを仕掛ける。
ジェフロイの肩は、しっかり抱え込むようにしたまま、
共に倒れこんでも動きを封じさせはすまいと]
……整備実習は、流石に俺がそれを選んだら驚かれるよな。
馬は手綱をうまく取れるか次第か。
うぅむ……――って、うわぁっ!
[ぶつぶつと独り言を呟きながら考え込んでいると、声がかけられて僅かに狼狽する。>>75]
トール先輩……あ、いや、どれにしようかと悩んでしまって。
[怪我をしたなどとても言えず、僅かに視線を泳がせた。]
い、いえ。季節の変わり目は苦手で。試験前だし、気を使ってはいたのです、が…。
[ダーフィトの手が額に触れるとそれは自分の体温より幾分冷たく、その心地よさに目を細める。声に気遣うような色を感じ、申し訳なさと同時にくすぐったさも覚え]
その。…ありがとうございます
[お礼を言うと>>71渡されたコップを受け取り、一口飲む。咳き込んで荒れた喉が落ち着いて、小さく溜息を吐いた]
はい。天気良ければいいのですが…そればかりは中々、どうにもならないですね。
先輩はまだ決めかねているのですか?
[首を傾げて尋ねる]
あぁ、お釣り…………そう、でしたか。
どうもすみません。
[怖い話かと驚いて立ち去ってしまったなど、そんなことは言えず。
知らぬふりをして釣り銭を受け取ろうと、右手を上げ――ようとして、ピタリと止まった。
左手に持っていた荷物を小脇に抱え、落とさぬようにしながら左手で伸ばし釣り銭を受け取る。]
あ、ありがとうございます。
[誤魔化すように、笑顔を浮かべた。]
/*
WAAAAAAAAAAA
ミヒャエルさんまだ起きてたあああああッ!!!!
眠そうだったから、ね。手合わせは無理させるかもなあな気分もあったのあったの。そうでもなかったろうかな、本当すまない!!!!
もーーー、今回はジェフロイの人にもすまなくて。
でも楽しいよね、ありがたいよね。だからすごく感謝もしておくありがとう大好きだ。
[>>79 シェットラントの額にあてた掌に、じんわりと熱が伝わってきた。少し熱いだろうか?]
ちょっと熱あるか?
……乗馬は結構体力使うからなぁ。休めるとき休んでおきな。
あとちゃんと飯食えよー。
[額にあてた手を滑らせて、くしゃり、と頭を撫でる]
俺は……。楽したいんだけど、楽すると寝ちゃうってのが困るところで。遠駆けとか好きだったんだけどな。
しゃあないんで、対人戦を選ぼうかな……と思ってる。寝れんし。
[しょんぼりした様子で、大きくため息を吐いた]
/*
深夜の灰が見苦しいひどいな。
まったくもって中身すぎて、だが叫ばずにいられないとか。
なんかもう、毎日見苦しいものを残している気がするよね。ステファンとかシェットラントとかのあの辺とかね。実に酷かったねはずかしい金髪まつがい…ッ
―食堂―
[黄金色のバターが、熱々のホットケーキの表面をゆっくりと滑っていく。
添えられたホイップとイチゴジャムがほんのりと溶け、香ばしく甘い匂いを辺りに撒いていた]
…ふむ。
[フォークでさくりとホットケーキを割りながら、掲示板の内容を写した紙片をしげしげと眺める。]
/*
戦闘RPって、なんでこんなに待ち時間が恥ずかしいのか。
分かりにくくないですか、ソワァ…が続く所為だろな…
……取り合えず2は、2人1組を作ると大抵あぶれる俺への嫌がらせだな多分。泣くぞ。
1は…、協力なしでは難易度が跳ね上がる、か。
かといって協力を請えばそれはそれで集団適性を問われそうだな…。
しかしうまくいった場合の評価はそれなりに大きそうで、悩むところだ。
[もともと集団適性にはからきし自信がないらしい]
……偶には遠乗りも悪くはない、か。
整備も面白そうではある。
――!!
[やっかましいと、口にするよりも早く、体は傾ぐ。
肩が押したのは胸だったか腕だったか。
もつれ込んでいるので判らないが。
引いて体制整え、防御を取る前に突かれる事は見えていたので
そのまま押したがとっさの判断は正しかったようだ。
ディークの顔から、息遣いから、それを肌で感じ取る。
手にした剣はまだ離れていない。
放り出さないようしっかりと握り締めたまま、
身体ごとで相手のバランスを崩しにかかる。
防具をつけているから尚の事、こちらの勢いにも迷いが無かったが。]
昼間薬を飲み忘れてしまったので…飲めば、下がると思います。
…はい。ご心配ありがとうございます。
[頭を撫でられ、幾分照れながら礼を言う。続いた言葉に大きく目を見開いて]
う、馬に乗っている間にも寝てしまうのですか? それは…、それこそ、身体に何処か悪いところがあるのでは…。
医学書で、すぐ眠り込んでしまう病気もあると読んだことがあります。
一度医師に診てもらったほうが…。
[心配げに言い募る]
っぁ!
[肩を掴まれたままかけられた足払いに、
また身体は反転、今度は上を向く。
背中から倒れこむと、身体を捻り回避が出来ない。
逃げようとしても、抱え込まれた腕がそれを許さず。
咄嗟に右手の木剣を、練武場に突き立てるようにして、
完全に倒されるのを回避し、身体を付き離すように
相手へ向けて左手で肘撃ちを放つ。
だがバランス崩されたままでは力も落ちて、何時もの勢いは無かった。
付きたてた木剣が床に刺さり、ばきりと鈍い音が鳴る。
割れたのは――おそらく剣の方だろうか。]
はっ……?
何でまた………
[練武場までは距離があるのによく雰囲気や表情まで読みとれたなとシロウ教官の視力も驚くが、問題はそこではない。
8年のディークと一緒だったということは、単純に手合わせという可能性を考えたかったが、機嫌が悪そうだったといわれればそれも否定される。]
何かあったんかな……。
[ぱり、と頬を掻いた。
まさか、今朝方寝ている隙に仕掛けた悪戯も無関係ではないなどと夢にも思わない。
練武場に足を踏み入れれば、余計な私語は慎み、見知った顔には片手挙げる挨拶にとどめる。
練武場の隅に着けば、壁に背を預けた。]
…まあ、他の者の希望の様子も多少見て考えよう。
決まった教科に人気が殺到して、受験できなくなってもつまらん。
[食堂のテラス窓から、ちらりと外を眺める]
……天気次第にもなりそうだしな。
/*
上級生ズが見てて楽しいですせんせい。
そしてメモや白に飛ぶノトカーのネタにも何度か吹かされた。50回腕立てしてねーだろー!w
あと、その校歌拾わせてもらいますからn
[おかんのように小さなシュークリームをシェットラントの前に積み上げつつ、線の細い後輩をのんびりと眺めやる。甘いものは好きだっただろうか?]
寝るねぇ。馬とか楽しいし。
だが寝てしまうねぇ。
落馬しそうになって、馬禁止令が出たことがある。
……病気なのかもね。昔はこんな事なかったんだが。平和なうちは、まあ大丈夫かなと。
[心配そうな後輩に、笑いながらのんびりと言葉を返した]
[パンを包んでいた紙をくしゃりと丸めていると、大の甘党な同室者>>82の姿が目に入った]
……お。おーい。
これから飯か?
[ひらひらと手を振り、声をかける。
ヒンメルの手元は見えないが、甘い何かを食べているのだろうことはわかる。甘い飲み物と一緒に]
[ジェフロイの肩がぶち当たった場所など、
咄嗟には何も意識していない。
が、軽く息が詰まったところをみると胸に程近い辺りであろう。
ともあれ今は気に留める間もあらばこそ、
ジェフロイと縺れるようにして地へと倒れこむ。
木剣は意地でも離すつもりがなく右手にしっかと握り締め、]
……ぐ、
[体勢を崩し、木剣を上から突きつけてやるつもりでいた。
相手の抵抗を封じれば勝利だ。
だがさすが、一筋縄ではいきそうにない。
肘打ち>>86に鈍く息が詰まった。勢いが落ちていて幸いだ。
まともに食らえば、それだけで痛みに蹲まったのではなかろうか]
…んのっ、
[突き放されるに、その勢いを少しでも殺そうと自らも身体を引きながら右手の木剣を彼へと振り抜く。
ひゅ。と空を切る此方も、常の鋭さを欠いていた。
その行方を見ることはなく、勢いのまま地面へ転がる]
>>90
ん。はーふぃは。
[声をかけられ、フォークを口に突っ込んだまま片手をあげた。
もぎゅもぎゅと飲み込むと、コップから肌色の液体を一口流し込んで]
……ああ。ホイップイチゴホットケーキとバナナミルクセーキだぞ。
…ダーフィは、食事は終わったのか?
― 練武場 ―
いやー。何があったか知らんが、若いなー。
[一応防具は着けているが、本気でやりあっている様子の2人を眺める。
よほどの事態にならない限り割ってはいるつもりはない。
自主的な稽古で怪我をしたとしても、それはあくまでも生徒自身の責任だ。
もっとも、命の危険や後遺症の残るような怪我をする恐れが出てきたなら『ほーい、お前らその辺にしとけー』と緊張感のない声を掛けながら、素手なり両手に1振りずつの木刀を持っての二刀流なりで、割ってはいるつもりではいるが**]
…???
[目の前に積み上げられていくシュークリームに目を丸くする。これは自分にくれるつもりなのだろうかとダーフィトの顔とシュークリームを見比べていたが]
禁止令…。
え、そ、それはかなり重症、なのでは…。
[いつも生徒会室で居眠りしていると思っていたが思っているより事は深刻そうな印象を受けて、若干青ざめた]
で、ですが。実技の授業でも危険なものは沢山あります。
症状が深刻なら…本当に、本当に医師にかかってください。
[もし平和ではなくなったら、とその言葉は飲み込んで]
今、実技の写しを見ていたところだが、
……お前は馬だけはやめとけよ。洒落にならん。
[つけつけと言い、ホットケーキにフォークを突き立てた]
特に遠乗りは、落馬しろと言っているようなものだ。
……相変わらずのスイーツパラダイス。
[案の定のメニュー>>93に苦笑する。
甘いものは嫌いではないが、塩気のあるものと交互に食べたい。それはそれでエンドレスなのだが]
飯は食い終わって、デザートタイム。
シェットと実技試験の話をしてたとこ。
お前どーするー?どれ取る?
[どれが楽そう?という気配を漂わせつつ、
いくつも積んだ小さなシュークリームから、一つ手に取って口に放り込む]
/*
言ってはいけないことなのかもしれないが
出てくる食べ物(お菓子)の女子力高いな…。
男握り(おにぎり と読む)でええやん! と思ったけど
世界観に合わないのかw。
*/
[>>90ダーフィトの言葉に視線をそちらへやると]
……。
[>>93ホットケーキを頬張っているヒンメルに驚いた後、小さく会釈をする。その間にも>>96ホットケーキにフォークが突き立てられ、目を丸くしていた。]
/*
いや待てよ。
シロウは東洋の血が云々言ってたし、
おにぎり出すのはアリだなうむ。
余裕があったら俺の男料理を振舞っちゃうぜ!(※おにぎり
*/
― 練武場 ―
[最高学年の二人、それも東西の寮の総括と副総括ともなればどちらも相当の使い手で、技を学ぶ絶好の機会だからだろうか。
少なくない観客の中、模擬武器が打ち交わされ、鋭く響く。]
確かに、何かちょっと。
ただの練習試合とは違うみたいだな。
[かすかに眉間に皺が寄った。
力強い音の中で、幾つか聞き覚えのある音を捉えた為だ。
なにせ、感情は剣に乗る。
訓練してもなかなか隠せるものではない。]
[>>95 医者にかかることを懸命に勧める後輩に、
くしゃりと笑う]
……大丈夫。
ちゃんと医者にかかってはないけど、薬は持ってんの。
今は必要ないから、飲んでないだけで。
それよかシェットは自分の心配をしなさい。
とりあえずそれをいくつかでも食うこと!
[笑いながら、彼の目の前に積んだシュークリームを指さした]
>>97
シェット…?ああ、見かけたことがあるな。
生徒会絡みの後輩か?
[軽く会釈をし、微笑をむける]
――エルンスト・ヒンメルだ。
ダーフィトのルームメイトをしてる。
今後とも宜しくな。
[>>98 視線にきょとんとして]
甘いものは好かないか?
なかなか美味なのだが。
う、わ。
[剣同士の打ち合い。
体勢を崩したあと、足払いからの一連の動き。
破砕音。
これは模擬でもあまり聞かない音だぞ、と。]
…ちょっとっていうか、大分。だな。
[音にはしないが、吐く息にそんな台詞を混ぜて。
勝負が着くまで終わらなさそうな気配に、眉間の皺を深めた。
考えても仕方がない。武人に対し、心配は失礼にあたる。らしい。
であれば、見に来てしまった以上、勉強と割り切ってしまおう。
周囲をぐるりと見回してから、彼ら一挙一動を見守る態。**]
/*
レトはわんこなので、一度関係を持つと割と気にかけまくります。
身内は当然だけど、友人とか、恩義ある人とか。
ある種の縄張り意識かもしれない(
/*
そういえばトールに勘違いされてしまったけど
俺は編入生じゃないんだよねー。
説明不足で申し訳ない。
単に今まで市街地から通ってたんだ。
まあ、メモで言うのも不粋だと思ったので
会話の中で言おうかと。
*/
んん…。今、悩んでいるところ、だな。
余り人のいない競技に振り分けられてもいいと思ってる。
身体的な楽さを取るなら整備だろうが、恐らく点はかなり辛そうだしな…。
お前はどれを選ぶつもりなんだ?
ですよねー。……わかってます。
[>>96 忠告にへらりと笑い、うーん、と伸びをする]
のんびり過ごしたい、でも寝ちゃう。
悪い夢さえ見ないなら、寝るのも嫌いじゃないんだが。
……あ、お前もシュークリーム食う?
[後輩とルームメイトのやり取りにおかしみを覚えつつ
シュークリームもぐもぐ]
ちょっと、さっき練武場で模擬戦をやってまして。
その影響で、まぁ……。
[そんな風に笑って誤魔化しながらも。
右手は庇うように、さりげなく後ろに下げた。]
本当、どれにしようかと迷ってしまって。
はは、ははは……。
[ぎこちなく違う話を振ってみたり。]
[自分にとってトールはいつも世話をしてくれる寮長であり、何かと皆を気に懸けてくれる優しい先輩でもあり、頼れるルームメイトでもあった。
そんな相手だからこそ、なおさら知られるのは気まずい気がして。
怒られるのか、呆れられるのか、心配されるのか、それとも……。
そんな不安がよぎれば、ますます手の怪我はひた隠しにしようとするのだった。**]
あ。そうなんですね…。
…必要な時は、ちゃんと飲んでくださいね。本当に。
[>>100薬を持っている、という言葉に安堵の溜息を漏らす]
う。は、はい。
いただきます。
[自分の体調管理がなっていないのは確かで、ダーフィトの言葉にしゅんとすると、シュークリームを一つつまんで口に運ぶ]
美味しいです。
[カスタードの柔らかい甘さが身体に染みるようで小さく笑う]
[へらりと笑う彼に一瞬眉を顰め、それから笑って肩を竦める]
>>105
……悪い夢を見たら精精大声で魘されろ。
声を上げれば俺が起こしてやれる。
ここにいる間は、な。
[>>102ヒンメルの言葉に背中を伸ばして]
はい。ダーフィト先輩には生徒会でいつもお世話になってます。
シェットラント・マーロウです。
よろしくお願いします。
[頭を下げると]
あ、いえ。僕も甘い物は嫌いではないのですが…あまり量は食べられないので…。
ヒンメル先輩は、甘い物お好きなんですね…。
[感嘆の声を漏らした]
[>>104実技選択についての質問に、軽く腕組みをする]
お前、整備とか得意そうだけどな。ただ、実技試験って事を考えると、点を取りに行くのは難しいかもしれないなぁ。
俺は。うーん。
……馬は落ちるだろ。整備は寝るだろ?
そうすっと、ペイントか幻獣しか残んないんだよなぁ。
どっちか、人のいなそーな……競争率が低そうな方を取りたいかな。
/*
とりあえず関係者なら見ていたほうがいいよねってことで練武場にいるけど、明日の実技とか何も考えてねえぞ…!
THE☆いきあたりばったり!
心配してくれてありがとうな。
必要になったら、ちゃんと飲むから。
[>>109 もぐもぐと口を動かすシェットラントを、
目元を緩めて眺めやった]
そうそう。食わないと持たないぜ。
自分のペースでやりな。ちょっとずつ、ね。
やー。安眠妨害は良くないよね。
夜は静かに休みたいものじゃん。
[>>110 困ったように視線を逸らすと、
溜息まじりに苦笑する]
でもまあ、……、そだね。
うん。
……頼りに、してます。
[ぽそり、と呟いた*]
はい。
あの、…出すぎたこと言ってすみませんでした。
[自分の体調管理もなっていないのに、と思うと次第に気恥ずかしさが立って、目尻を赤くした。
誤魔化すようにシュークリームをもう一つ取ると、口に運び]
これ、本当に美味しいです。僕も次から買おうかな…。
あの。
…先輩こそ、心配してくださって、ありがとうございます。
[ぺこりと頭を下げた]
[振り抜いた剣先がジェフロイを捉えなんとすれば、
ついで今度こそ決めてやろうと必死に身を起こして剣の先を突き出す。
けれどジェフロイの動きも早い。
彼が折れた剣を捨てて拳で挑み来るならば、
残る手は関節を───]
く、…っそ、
[息が弾む。
この馬鹿力と睨みをジェフロイへと向ける。
そろそろ打ち合いの形もなくした頭上に、緊張感のない声>>94が降って来た。
ついでに頭に軽い衝撃も落ちてくる。木刀の一撃だ]
[シュークリームを咀嚼しながら、ダーフィトとヒンメルの間で交わされる会話を聞いていた>>105>>110>>115 普段からダーフィトが悪夢に魘されているかのような内容に、心配げな視線で彼を見るが]
あ、薬…。
[シュークリームを飲み込み、ポケットから油紙の包みを取り出す。開封して中の粉末を口に含むとコップの水で一気に流し込んだ]
……。
[その苦さに思わず顔を顰めた**]
うわ…、…て。
[ごちごち。とやられてシロウを見上げ、現状に目を戻す。
ミヒャエルに偉そうにいえたものではなく、
これはもはや実戦的といえば聞こえがいいが、
打ち合いというには完全に別物といった有様だった。
それに気づいて少し長く息をつく。気合を、逃がす]
…は。
分かりましたよ。…てて、
[シロウを見上げて身じろぐと、身体が痛んだ。
防具をつけていてもこれだ。なければどうなっていたかと思う。
じろ。と、級友を見遣った。
ふんとひとつ、鼻を鳴らす]
頭は冷えたか?この単細胞。
[べ。と、舌を出す口調で告げる。
そうして、にやと笑って折れた木剣へと指を倒した]
ジェフロイ。お前の負けだな。
[実際のところはせいぜいが引き分けだろう。
が、そういうことに決め付けて、どうだとばかりに胸を張る。
実際、どういった判定が下るやら、そも下らないやらも知りはしないが
ともあれ、胸を張ると胸は痛んだ。物理的にだ]
はー…。…やれやれ。
おい、ミヒャエル。
[壁際に寄って立つ後輩>>28へと声を投げる。
その傍にいるのは、ごく小さな…下級生だったか。
一瞬目を止めて、そうして再びミヒャエルへと視線を戻す]
続けて相手してやりたいんだけどな、こいつ馬鹿力で。
[こいつ。とは、当然ジェフロイのことだ]
ちょっと待ってくれないか…、ああ。
ちょうどいいところにいい人もいて下さるし。
明日は試験だからなあ。
やっぱ対策しようって健気な生徒は、放っておけませんよねえ。
…ですよね?ファーイースト教官?
[やり損ねた後輩の指導を、まんまと教官に押し付けようと。
笑顔で、頭に竹刀をくれた教官を*見上げた*]
― 廊下・掲示板前 ―
[気が付くと掲示板の周りは人だかり。張り出された内容に一喜一憂している様子が見て取れる。同じ寮の同級生>>69が隣に並んだことに気づくと、張り紙を指さして声をかけた。]
ウェルシュ、今来た所?
見ての通り、今年の実技は4種選択制らしい。
ほぼ実戦系になることも覚悟していたから助かったな。
[実戦は、できなくはないが積極的にはしたくない。
心の底から安心したように肩を竦める。]
僕はこの中で選ぶなら、選択の余地なく4。
実装備に触れられる上に実技試験も兼ねているなら最良だ。
…競争率も高そうなのが心配ではあるけど、その時は対人以外の点を取れそうな所を探すよ。
あの先輩達のような武闘派能力は兼ね備えていないから、確実に進級できる場所を探さないとね。
[掲示板の近くで、西の寮長と生徒会長が何かのやり取りをしている。>>75>>78
どことなくぎこちない様子に、少し首を傾げた。]
― (学科試験終了後)学校・廊下 ―
やっと終わったー!うおっしゃー!
[なんとか期末の学科試験を乗り切った解放感にひたっていると、
掲示板の前がにぎわっているのが見えた。]
……あ、やばい。
[実技試験をどれにするか決まらない重圧から、
また今夜も台所でストレス解消しそうになっている自分を諌めている]
昨日やったばっかだっつーのに。
― 食堂へ向かう廊下 ―
うん、試験どれにすっかはまた後で考えよう。とりあえず、めしめしー♪
[食堂へ小走りすると、カークのポケットで小さな紙袋が1つガサッと音を立てた。
売るには申し訳ない形の崩れた昨夜の出来損ないクッキーをまとめておいたものだが、製作者はその存在をすっかり忘れている。]
>>111
ああ、大好きだぞ。
むしろ命だ。
[満面の笑顔で告げる…、が、
続いてシェットラントの目の前にあるシュークリームに目を当てて]
なら、それはダーフィトの悪戯か。
無理して詰め込むなよ。
甘いものは自分が幸せと思える程度に摂るのが最も良い。
[スイーツ好きの堂々たる主張である。]
>>112
どちらにしろ、短期決戦が重要、か。
……コンビを組む予定はあるのか?
[ダーフィトは顔の広い男だ。
彼も見慣れたルームメイトよりは、他学年と組んだ方が良い評価を得られるかもしれない。
そう考え、それだけを言い出すのに留める。]
>>115
素直でよろしい。
[クスリと笑い、頷いた。
一旦自分の席に戻ろうと、身を翻そうとしたところで]
……ん?
[何か、カサリとしたものを踏んで身をかがめる。>>131
直ぐ隣でカークが食事を取っていることは気づいていない]
何だ、これ。
落し物か?
[紙袋を拾い上げ、くんと匂いをかいだ]
……すごく…、いいにおいです…。
というかよく嗅ぎ慣れた…
[明らかに芳醇な、製菓用バターの匂いだった**]
― 練武場 ―
[練武場の壁際に収まった時には、
ジェフロイとディークは防具をつけて向き合っていた。
単なる試合以上のぴりぴりとした緊迫感に
ぞくりと体を震わせ、目を輝かせて見入る。
二人の試合だからか、いつのまにやら人が増え、
練武場はいつにない熱気であふれかえった。
見知った顔が何人も見物に来ていたが、
今にも始まろうとする試合のほうに集中して、
まったく気付かない。]
[突き出すように構えられたジェフロイの剣に対し、
ディークの剣は柔らかく外を向く。
剛と柔。対照的な二人の立ち姿は
騎士物語に描かれた挿絵のようだ。
───なんて感想を抱いている間に
ディークが踏み込み、距離が一気に縮まった。
斜めに奔る剣先が受け止められ、
刹那の間に行われた攻防の末
二本の剣を挟んで二人が押し合う。
その鋭さ。力強さ。迫力。]
俺やジェフロイみたいなのが、
実技試験前に怪我してもよくあることで済むんだが、
よりによってお前さんがねぇ……。
[リエヴルの返答も聞かずに、負傷したのだろうと勝手に決めつけると、
呆れ半分感心半分といった風で感想を述べる]
いや、しかし。
それじゃ、お前。
少しでも負担が少ない種目にしたほうがいいんじゃないか?
それか楽できる相手と組むとか。
俺、でも構わないけど。
[負傷しているから試験日を変えてほしいなどというのは通らない。
試験に向けて体調を整えられることも、既に試験の一部なのだから]
う……わぁ…
[繰り広げられる戦いの様相を、
瞬きも忘れて食い入るように見る。
自分の戦い方はどちらかと言えばジェフロイに近い。
そんなことを頭の隅で考えつつも、
基本的には、ただ、ただ、見惚れていた。
剣での試合はいつしか体術を駆使したものに変わり、
防具がぶつかり合う鈍い音が二人の声に混ざる。
木剣の破砕音が聞こえれば、目を見開いた。]
[やがて試合が取っ組み合いに変わり始めたころ、
割って入ったシロウの一撃が戦いを終わらせた。]
は、ぁぁ…
[気付かぬうちに詰めていた息を吐き、
幾度か深呼吸したあと二人へと駆け寄る。]
あのっ!寮長!ルーデン先輩!
すごい試合でした!
見学させて頂いて、ありがとうございました!
[二人の間に流れる雰囲気などお構いなく、
興奮の面持ちで言って、ぺこりと頭を下げた。]
/*
がっつり見学してましたよアピール。
ところでディークはでぃあさんでFAですね。
主にメモが。
中身は見ない。のスタンスでいてもわかってしまう素晴らしい。
自分も、知ってる人にはもうばれてると思うけどね。
中身隠しなんてしてないし。
/*
そうそう。実はノトカーの腕立て伏せとか
突っ込みたくてしかたないんだけどね。
突っ込んでくれる者はいなかった、
とか書かれると、とてもとても…。
はっ。
これが新たな突っ込み封じのテクか……
ノトカー、できるな……(ごくり
[試合の二人へ一方的に礼を言ったあと、
仲裁に入ったシロウの方を向く。
ディークとの話が終わるタイミングを見計らって
そ、と近づいた。]
あの、教官。
例のあれ、出しっぱなしだったんで
しまっておきましたからね。
[こっそりと耳打ちする。
例のあれ、とは、いわゆる例のあれってやつだ。]
おう、
[気がつけば、いつの間にやら随分と人が増えている。
馴染みの後輩の弾んだ声に顔を向けた。
軽く笑って、おうように手を掲げて応じておく。
ジェフロイの肩が当たった肩と胸の付け根は痛むし、途中かはらはこちらも冷静とは言いがたいし、どうにも締まらない顛末に思えるが、それはさておき。
地面に座ったままでは格好悪いと、立ち上がった。
汗臭い防具を取り払う]
そいつは良かった。
カレル。ちょっとそいつ頼めないか?
危なくてかなわん。
[そいつ。と示したのは、砕けた木剣だ。
ジェフロイは問題なかろうと、自分よりも頑丈そうな級友を見やる]
俺、ちょい水を飲んで来るしな。
暑苦しくて喉が渇いた。
[埃を払い、勝手なことを申し述べて踵を返す。
本当に痛そうな顔を後輩にも級友にも晒すつもりはない。
意地であった**]
うっ……。
[やはり、見抜かれてしまった。>>135
捻った、と思われているのは幸いだ。
軽く思われるに越したことは無い。]
はい、まぁ……。
[ばつが悪そうに視線を移す。
呆れ半分、感心半分といった様子には、幾分しょんぼりした様子になりながら。]
負担が少ない種目、という訳にも行きませんよ。
人に心配をかけるのも、楽をしていると思われるのも好みません。
何より、模範となる立場ですから。
それに――…
怪我したなんて知られたら、相手が気まずい思いをする。
[トールの言葉>>139に、そう苦笑いを浮かべる。]
大丈夫。片手でも案外なんとかなりますよ。
[自分が両手で二本の剣を使えることは、トールならば知っていただろうか。
俺、と言われると幾分慌てた表情を浮かべた。]
え、いや、それだとトール先輩に迷惑が……!
[この上無く頼りになる相手であり、正直有難い話ではあるのだが。
であるが故に、申し訳なさMAXでじっと相手の顔を見つめるのだった。]
[兎の頭はちっさい。
なので、あまり細かいことを覚えるには向いていない。
士官学校は、餌をくれる人がいっぱいいる場所。
もふられてリラックスする場所、という認識はあり、兎と学生の間にはもふられ放題もふり放題の需要と供給が成立している状態であった。]
―食堂―
[昼を過ぎてもそれなりの賑わいを見せている食堂で
*揚げパン*と*揚げパン*、牛乳をトレイに取った。
パンにはやっぱ牛乳だろ、というのが彼のこだわりだ。
既に実技試験の内容が発表されているようで、
席のあちらこちらで、
どれを選択するかを相談する単語の端々が零れている。
それらを拾うともなしに聞きながら会計を済ませ、
空いている窓際の席に着こうとして…]
/*
誰かが誰かに何かを渡すシーンに縁でもあるのか此の男、
と言わんばかりの目撃率である。
やあ、なんとなくタイミングがね!
/*
ちょっとト書きを見なおしてきたけれど、
問題なくフォローできる範囲内だった。
はじめての期末試験とか書いてなくてよかった、ね!
[右腕はいまだじんじんと痛みを訴え続けていた。
気を抜くと表情にも表れてしまいそうで、時折、唇を噛みしめる。
未だ目で確認することはないが、手首と肘の間は熱を持って赤く腫れ上がっていた。
寮に戻ったら、ステファンから貰った湿布を貼っておこうと思いつつ。
暫く左手だけの生活になるであろうことに、軽く溜息が零れた。]
/*
いかん。シリアスな村で怪我したりあれこれして戦うのに慣れすぎているせいか、その勢いで生死関わらない村で怪我したりすると、単なるどじっこになってしまう。
……あれ、それ普通に中の人や……。
/*
ごめんね、この人単に怪我ロールとか負けロールとか死亡ロールが好きなだけなんだ…!
いや、流石にこの村では死亡しない。死亡できないぞっと。
[2人に近づき、トレイを傍のテーブルに置く。
と、其処に先客がいるのに気づき]
おやん、おまえさんらも。
さすが生徒会仲間、仲いいな。
[ダーフィトとシェットラントがお揃いで
シュークリームをもぐもぐしている様子に笑みを投げる]
つかそれ美味しそうじゃね?
俺もいっこもーらい!
[相手の返事も聞かずに、シュークリームに手を伸ばす。
食事の前にデザート? いいえ、前菜です]
はい、先輩!
[おへんじは元気よく。
ディークに示された木剣を横目で見て、
うわぁ、と小さく声を上げる。]
どこをどうしたら、こんなになるんだろう。
[打ち合いにも耐える木剣が、ばっきりといっている。
床の損傷が少ないのをみれば、
最初の衝突の勢いがそれだけ激しかったのか。
尖った木片もあって危ないので、
水を飲みに行くというディークを見送りつつ
箒とちりとりを持ってきて、せっせと掃除を始めた。]
――寮:自室(if)――
[部屋に戻ればようやく人の目から解放されたとばかりに、袖をまくりあげる。]
くっ、いっつぅ……。
[右手は手首と肘の中央部が、熱を持って赤く腫れ上がっていた。
折れてはいないよな……と、左手で触ろうとして、]
あいだだだだだっ
[当たり前である。
同室の寮長が帰ってくる前にと、慌ててステファンから貰った湿布を取り出す。
左手のみで慌てて貼ろうとすれば、湿布が変にくっついてしまい。
暫し、悪戦苦闘するのだった。]
/*
ちなみに中の人は、両手が使えても湿布がうまく貼れないくらい不器用です。
こう、湿布の接着面同士がへちゃってくっついちゃうんだ!!!
へちゃって。へちゃって。
……こんな喩えで伝わるだろうか。(悩)
ああ、そうだなぁ。
生徒会長の立場じゃ、やっぱり楽をするというわけにもいかないか。
……そもそも立場なんてなくても、
楽したいってタイプじゃなさそうだもんな。
[同室になって以来、間近でリエヴルを見てきていたが、
冷静沈着に見えても、
やはりどこか戦いや無茶を好むところもあるんじゃないか。
そう後輩を分析していた。
もっとも自分の思い込みかも知れないけれど]
楽な方を選ぶ必要など感じませんからね。
むしろ、苦しい方を乗り越える力があってこそ、かと。
[落ち着いて見えるのは、おそらく分析を好む立ち回りからなのだろう。
性格そのものは、負けず嫌いで意地っ張りである。
自分が逃げた、などと思われるのは、何よりも嫌う。
戦いや無茶を好むという見方は、まさにその通りであった。]
えっ、嫌なわけがありません!
[トールの言葉>>157に、思わずぶんぶんと首を振る。
その後、右手の痛みに暫し顔を歪めるが。]
……えぇ、知られたくないのは、はい。
どうしたって、シロウ教官などにはバレてしまうでしょうけどね。
[そもそも、二刀を使えと言われたなら、その時点でアウトだ。
なれば、やはり怪我をしていることを知ってくれている相手に頼むのがいい。]
……………………。
[トールの言葉にじっと耳を傾け、躊躇いがちに唇を開く。]
……すみません、先輩。
よろしく、お願いします。
[ぴょこり、と頭を下げる。]
足は引っ張らないよう、がんばります。
/*
S>A>B>C>D>Eの6段階くらいで
リエヴルの特性は
指揮、指導:S
軍事、戦略:A-
単体戦闘:B+
パワー:C
スタミナ:D
メンタル:B+
素早さ:B
器用さ:B+
知性:A
運:D
― 食堂 ―
この時間なのに人が多いな。
試験後だからかな。
そしてこの匂い…誰かケーキ屋でも開いた?
[少し遅い食事を摂る為、食堂に移動する。
扉を開いた瞬間、ふわりと漂うバターを中心とした甘い香り。
余り混雑する時間でもないはずなのに、予想外に大勢の学生が残っていた。]
>>89
ダーフィト先輩とソマリ先輩とシェットラント…と、
何だあの大量のシュークリーム山。
[思わずテーブルの上を二度見した。]
/*
両利き二刀なら器用さもう少し上げていいか。
まぁいいや。
って、我ながら灰の減りがひでぇ。
喋りまくりでごめんなさい……。
目立つ山ですね。
生徒会の皆様でシュークリームの打ち上げですか?
シェットラントは食が細いので、大食い競争の類は避けてやってくださいね。
[ソマリは生徒会メンバーではなかったが、何かの実行委員かもしれないと判断。
心配は無さそうだとは思ったが、あまり胃も身体も丈夫とは思えない後輩の事を考え、念のために声をかけて通る。]
うんうん。
それでこそ俺の――。
……いや、なんでもない。
[言いかけた言葉を珍しく呑み込む。
俺の見込んだ男、といいたいところだったのが、
それは試験の後にしたほうがいいだろう。
リエヴルが時期寮長になんて話を聞いて
全く動揺するとも思えないが]
うんうん。
それでこそ俺の――。
……いや、なんでもない。
[言いかけた言葉を珍しく呑み込む。
俺の見込んだ男、といいたいところだったのが、
それは試験の後にしようと判断する。
リエヴルが時期寮長になんて話を聞いて
動揺するとは全く思えないが]
さあ、そうと決まればどうしようか?
馬は……さすがのお前さんでも片手じゃきつそうだし。
1か2……。
相手が上手く見つかれば、2vs2の模擬戦なんか楽しそうだけど。
― 食堂 ―
[移動途中、同じ6年のカークと西寮の先輩が>>134>>143すれ違っただけでもわかるような非常に良い香りの袋を片手に謎のやり取りをしている様子が見えた。]
ケーキ屋空気の原因は、あそこか。
うちの学校、甘い物好きな者が多いな。
[呟きながら、自分は昼食用に*ロッケンブロート*を選んでトレイに乗せた。]
>>137
ん? 君の落し物か?
確か、ええと…カーク・バッカー。
[真剣にくんくん匂いをかいでいたところを見られた罰の悪さをも忘れ、そちらを見る。
同寮の下級生の姿に、目を見開いた。]
……もしかして、この中身…菓子だろうか。
とてもとても良い匂いがするのだが。
バターとバニラの…。しかもどこか嗅ぎ慣れた様な…
[きらきら。
わくわく。
どきどき。
を形にしたような目で下級生に勢い込む。]
[>>130 食堂の喧騒の中に、軽やかな声。
おや?と思って見回すと、声の主の姿を捉えた]
おお、ちーっす。
これから昼食?
[軽く答え、手を振る。
同じ寮の彼は、なぜかいつも甘い香りを漂わせていた。
食堂の食べ物の匂いに紛れ、今はさほど目立ってはいないが。
空いている席に座る彼が、ぽそりと呟いた独り言が耳に入った]
……卵白? 余る?
ラングドシャ……?
[こちらもなんとはなしに呟くと、彼のポケットから何かが転げ落ちた。
それを目で追うと、ヒンメルが拾い上げる>>132のが見えた]
[>>133 ヒンメルの問いに、少し困ったように]
集中切れると即寝だからね。短期決戦だな。
……コンビか。
先約がいないなら、組んでくれないか?
途中でがっくりいった時に、蹴ってくれるとありがたい。
負担をかけるかもしれんから、
できたら、でいんだけど。
[よく知らない相手とのチーム戦やコンビネーションは、
若干不安がある事は確かだった。
癖のある自分の扱いに慣れている彼に頼むのは、
甘えとも言える、かもしれない]
……俺はいつだって素直だよ。
ここにいる間くらいはね。
俺の――――……?
[トールの言葉>>164に、暫し首を傾げる。
続く言葉を考えてみた。
寮長の考えなど知る由も無く。
彼のルームメイトであるからには、やはりそれだけの振る舞いをし、自らを律しなければならないということだろうか。
などと勘違いをして、内心では慌てながらも、姿勢を正した。]
先輩のご期待に添えるよう、頑張ります。
[言葉だけを見ると、何故か話が通じている。]
[話が具体的な種目の事になれば、僅かに眉を寄せた。]
そうですね。
面白いのは、2vs2の模擬戦でしょうけど……。
[こんな時に、怪我人を抱えて楽しさを優先するトールに、表情を綻ばせながら。]
では、2vs2でエントリーの空いている組がいれば、模擬戦で。
そっちが無理そうならば、対幻獣戦……という感じでしょうか。
[2vs2の模擬戦は、相手によってはかなり大変なことになる。
特にトールには相当な負担がかかる可能性がある……が。
彼ならば全て承知の上で言ってくれているのだろうと、信頼を込めて。]
>>143
君が? 菓子を作れるのか…?
[贔屓の菓子がまさか西寮で作られているとは知らず。
貰ってくださいという言葉に、
ますますきらきらと目を輝かせて]
あ、…ありがとう。
とても嬉しいが、良いのだろうか…?
[言いつつ、手は、離すものかといいたげに、
紙袋をしっかり掴んでいる。
今にも紙袋をクロス・アウツしそうな勢いの所に声をかけられ>>151、はっとして振り向いた]
/*
さて、どこかの組が名乗りをあげてくれるかな……?
相手次第ではかなり おもしろ 大変そうだが。
どうなるか……。
おお、イェーガーか。
…そういえばベッカーとは同室だったな。
[ぽん、と手を打ち、掴んでいた紙袋を見せた。]
菓子を貰ったんだよ。
ベッカーには料理の趣味があったのだな、知らなかったぞ。
[とても嬉しそうに紙袋をがさがさと開けると、少し形の崩れた、しかし美味しそうなクッキーがラッピングされて詰め込まれている。]
折角だから、皆で頂くのはどうだろう。
…良いか? ベッカー。
>>168
え。それじゃ、これ2人分…ですか?
[ソマリの言葉に見当違いの所で驚く。シェットラントの食の細さを考えると…
ダーフィトの顔をまじまじと見た。]
訓練の無事な達成おめでとうございます。
丸呑みは少し勿体ないかとは思いますが。
僕は先輩の栄養源を勝手に補給することはできませんよ。
[ダーフィトとシェットラント用のおやつと判断し、首を横に振る。]
[ふと目をあげると>>154 にま、と笑うソマリの顔。
シュークリームをもぐついていたので、咄嗟に声は出ない。
仲良いな、という声に、にや、と笑い返す]
……、んん。ん。
[美味しそうじゃね、という声。
ひとつ勧めようかとシュークリームを指さしたら、
指とほぼ同時に彼の手が伸びてくる]
勧める前に取ってくなよ、お前は。
たまには勧めさせろ。
[笑いつつ、もう一つ食べようか考えていると、
後ろからヴィンセントの声がかかる]
打ち上げ。……まあ、前夜祭みたいなもんかな?
沢山あるからいっこどーぞ?
[適当な事を言いつつ、通り過ぎようとするヴィンセントに
おひとついかが、と勧めようとしたら>>168ソマリがもう勧めてた]
ああ、ん。シェットに食わしてんの。
皆といると、ノリで食えちゃうことがあるしね。
……でも無理すんなよ。
実技前に気持ち悪くなったらヤバいしな〜。
[シェットラントにそう口にしつつ、
シュークリームをもう一つ手に取った。
ヴィンセントは……たしか、シェットラントの一つ上だったか。
後輩を気遣う姿が好ましく、緩く笑みが浮かんだ*]
ああ、そうだな。
複数人の模擬戦はやりたくても相手がなきゃ出来ない話しだし。
かといって怪我をしているとわかってる相手に1vs1はきつい。
ああ、心配するな。
片手しか使えなくても、お前がハンデになるとは思っちゃいないから。
むしろ、戦術はリエヴルのほうが得意だろうから、
俺にとっても好都合だったんだ。
[リエヴルが負担になる、などと考えもしていないし、
自分に負担を掛けるんじゃないかと、
リエヴルに余計な心配をさせる気もなかった]
/*
ハッ……今気付いたぞ。wikiの本確認に○つけてない……!!
たつるさん、心配かけてたならごめんなさい。
超わくわくして前々から張り付いてました。はい。
今更つけるのも悩むが……つ、つけておくべきかな……(照)
あうあう。ごめんなさい……。
前夜祭…そうですね。
僕の場合は整備希望を跳ねられたら、明日は祭りどころかある意味戦場になってしまいますが。
…それでは、一つごちそうになります。
ありがとうございます。
[妙に真面目な顔で答え、シュークリームは勧める言葉>>178を聞いてから手に取った。]
そういう事は、確かにありますね。
ただ、食べ過ぎると眠くなるのでノリを選ぶにも時間を見る必要はありますけど…今は、迅速な補給が必要な時間だったのでとても有り難いです。
[笑顔で答えて一口齧る。
昼食前の空腹時間だったので、クリームの甘さがとても心地よかった。]
[やってきたヴィンセントにも軽く会釈する。>>163
シェットラントを気遣う言葉に、揶揄うようにルームメイトの方を見た]
ほれ見ろ。言わんこっちゃない。
……そうだな。一緒に食べていけばどうだ? ヴァイス兄妹の…二番目だよな?
言わなくても食っている者もいるようだし。
[そう、イェーガー>>168に続いてヴィンセントに声をかける。
彼のそっくりの双子の兄は、確か眼鏡をかけていたようだった。]
クッキーもあるぞ。
[ベッカーの返事も聞かずに、いそいそと取り出していた]
………………?
[まさかトールが動揺している>>179とは思わず、どうしたのだろうとじっとその顔を見つめた。
だが、続く言葉を聞けば、ぶんぶんと勢いよく首を振った後、再び右手の痛みに暫し悶絶する。]
…………せ、先輩にそのようなこと、あるはずが……!
[痛みを堪え、なるべく平静を装いつつ。]
甘えさせていただきます、トール先輩。
[少しおどけたように言いながらも、状況を考えれば文字通りである。
こんな言葉を他者にかけることなど、普段のリエヴルでは考えられない。]
[トールの言葉>>182を聞けば、恥ずかしそうに笑う。]
戦術ばかりでもダメだと、思い知ったところですけどね。
やはり、もう少しパワーとスタミナが欲しい。
……後輩相手にこんなことになるようでは、
俺もまだまだ修行が足りない。
[そう呟きながらも。
その面には、楽しそうな笑みが浮かんでいた。]
では、2vs2の模擬戦でエントリーしておきましょうか。
人の集まりを見て、変更を考える、で。
[トールの言葉は、素直に嬉しかった。
彼はいつもこうだ。
さりげなく自分のフォローをしてくれながらも、同時に信頼も寄せてくれている。
なればこそ、人に対してつい斜に構える癖がある自分も、この先輩の前では、素直になってしまうのだ。]
少しは落ち着いたかー?
[一撃ずつ喰らわせたところで、こちらを見上げるディーク>>120とジェフロイにそう声を掛けて、様子を見る。
と、ミヒャエルと話をしていたディーク>>122のちょうどいいところにいい人、という言葉に顔を背けた]
いやー。
オレ、試験前に特定の誰かを贔屓して指導とかできねーし?
[笑顔>>123にそう返したが、他の生徒たちからも期待と羨む視線が向けられ……]
……………………あー、もうしゃーねぇな。
指導受けたい奴、そこで二人一組で試合えー。
校内に他に指導受けたい奴いるようなら、呼んでやれー。
[大きな溜息を吐いて、投げやり気味に言った]
>>170
お前がそれで良いなら。
無論容赦なく蹴り飛ばすつもりだが……
逆に俺の方が足手纏いになっても抗議は受け付けかねるぞ。
武術の成績は然程良くも無いからな。
[肩をすくめる。
……頼ってもらったことに安堵を感じたように、ほ、と息をついた。]
コンビが決まったところで、どちらを選択するんだ?
安全面では途中で制止も出来る対人格闘の方が良いだろうが…
無用に長引かないのは協力して行える幻獣戦だろうか。
>>171
う、うるさい。
菓子は異性の腹にベツバラという謎内臓を作るほど偉大なものなのだぞ。
理性を失っても仕方ない。
菓子なら仕方ない。
[揶揄の言葉に、むうっと赤くなって反論する。]
イェーガーとて、好物のひとつやふたつあるだろう。
>>184
いけますか?山になっていますが。
あ、援軍がいるのならわかります…けど。
[ヒンメルの顔を見てもう一人の先輩も参加するなら、と、一先ず納得はできた様子。]
要領は悪くなるかもしれませんがあまり…図々しく行動する、というのも性に合わないもので。
申し訳ございません。
[兄や妹と比べるとかなり控え目。闘争心も薄めな自分の性格を考えると図々しく、は、楽しそうではあるが実行できそうには思えなかった。]
>>185
はい。その通りヴァイスの二番目で、東寮に所属しております、ヴィンセント・ヴァイスと申します。
西寮では、兄…ルートヴィヒと妹のユーリエがお世話になっています。
[背筋を伸ばし、丁寧に礼をした。]
先ほどの良い香りの正体ですね。
ありがとうございます。
[謙虚な姿勢をとっていても、もらえるなら感謝しながら有り難く食べる気満点だった。]
>>180
甘くて美味しい匂いか…
…それは、年中腹が減りそうだな…。
[比喩でもなんでもなく菓子のこととして捉えて、ぽわぽわしている]
>>190
いや、とても香ばしい匂いがしている。
……どこかで嗅いだ気がするんだが…。
[崩れたバタークッキーのかけらをつまみ、口に入れた。
…覚えのある味に、目をぱちくりとさせる]
ん、…んん?
これって……
/*
というわけで、ものすごーく今更ですがwikiの本決定欄にチェックしてきた。
もう村始まってるがな……。
ごめんなさいーorz
[>>185 ヒンメルに軽く肩を竦めつつ]
っていっても、これくらいの量、お前ならすぐだろ?
甘くてふわふわだしな。
……ソマリはまあ、あれだ、お約束は刻むもんだから。
俺は突っ込みをやめないぜ。
[がさごそと取り出されるクッキーに、
甘味祭りだなぁ、と笑う]
見てたけど、これカークがくれたやつだろう。
ご相伴にあずかっていいの?
[そう言いつつ、すでに手を伸ばして一枚攫っている]
よし、じゃその方針で。
エントリーの手続きも俺がしておくから。
お前はなるべく手を動かさないようにな。
[最後に大事なことを告げると、手をひらひらと振ってその場を離れて。
試験へのエントリーがてら、再びノトカーを探すことにした**]
[まわりが賑やかな方が好きなので、食べ物は大目に持つ事にしている。食べ盛り学生ばかりの寮である。……自分も結構な量を食べるのだが]
別に、この獲物は逃げんだろ。
誰にそれ習ったんだ?
[可笑しげに>>189ソマリに尋ねつつ]
お前の腹にもあるだろう別腹。
……いや、別じゃないか。胃の主な場所だったな。
[ヒンメル>>194に軽く突っ込んでみる]
― 練武場 ―
あ。いいなぁ。
[シロウが実技の指導を始めたのをみて、
箒とちりとりを手に、ちょっと羨ましい顔になる。
シロウ教官の指導を受けたいのは山々だれれども、
同室のよしみで贔屓されてるんじゃないか、
なんて思われるのが嫌で、普段は言い出さないのだった。
もちろん、そんなことをする人じゃないのは
よく知っているけれど。]
でもみんなやってるならいいかな。
後で混ざろうかなぁ。
[真剣な目でちょっと悩む。]
いえ…
でもほんと気つけてくださいね。
抜き打ちとかあったら、あれは…
[あんまり見てないけど、うん。
あれはまずいんじゃないかな。
諸事情で寮には年次の途中から入ったお陰で
シロウと同室になって以来、
たいがいのアレなものには慣れたつもりだけど、
トール・ベルゲルード 1.24
ジェフロイ・スコーピオン 1.28
……とか人名と数字が書いてある紙は、
さすがにやばいだろうと勘が働く。
想定とまったく違うものなら、それはそれでいいんだけど。]
ベッカー、もしかして君は…。
[暫く考えて続きは紡がずに、シュークリームの脇に、クッキーの袋を開け、並べた]
……いや、文句なく旨い。皆も食べてみろ。
これはプロになれる味だ。
>>199
誰が女だ、誰が。
風呂で鉢合わせた事も確かあっただろう。
[寮には個室シャワーのある部屋も存在するが、大抵の入寮者は大浴場をも利用する。
ため息をついてそう答え、ふと、思い出したように続けた]
…そういえば、市街地で見つけた小説にそういうものがあったな。男子寮に、女性がなんらかの理由で性別を偽って入り込む恋愛物語…だったか…。
[続く言葉には、にっこりと笑って]
…シュークリームを鼻で食ってみるか? イェーガー。
[こわいえがおだった]
……大丈夫ですよ。
目端の利く役員が、湿布を置いていってくれましたし。
[そう言って、軽く荷物に押し込まれた湿布を指し示す。
見られないようこっそりと言ってくれるあたりが、性格を見抜かれているなぁ……と、苦笑いが零れる。]
身体を動かすのも、嫌いではないんですけどね。
どうしても、つい、考えたり見る方を優先してしまいがちで。
俺もディーク先輩と身体を動かすべきですかねぇ。
[トールの言葉>>201に、軽く肩を竦める。
単体戦闘も、それなりには得意としていたが。
リエヴルの最も得意とするところは、集団演習での指揮統率と、戦術。
頭でっかちになってしまっている印象は、自分でも否めなかった。]
[エントリーまでトールが行ってくれると聞けば、軽く頭を下げる。]
ありがとうございます、先輩。
流石に今日はもう寮に戻って、おとなしくしてます。
[そうトールに声をかけ、自らもまた、寮へと向かう。
部屋に戻り、片手で湿布と格闘しなければ。**]
良くないもんは言わんよ。助かる。
薬は飲むつもりだが、寝たら容赦なく蹴ってちょーだい。
学術はまあいいが、実技はねぇ……。
[>>192 小さく呟くと、さくさくとクッキーを齧る。……びっくりするほど美味くて、ちょっとよろめいた。
実技は、自分もそうだが、組んだ相手の事故に繋がりかねないのが不安なところだ。
薬はよく効いてくれるだろう、が]
さて、どっちにしようかね。お前はどっちがいい?
対人格闘は、お前とサシはやりにくそうではあるかな。
なんだかんだ言って、俺を気遣うだろ?……やるなら2vs2かな。
幻獣は集団戦になりそうで、人が集まるなら面白いかも。
得点につなぐのは大変そうだけどな。
あー、そういや実技試験の詳細出てたんだろ。
俺まだチェックしてなくてさ。
誰かメモってなァい?
[おそらくヒンメルあたりが写しているだろうと
見込んで声を掛ける。
このクラスメイトが、こういうことにそつが無いのは知っている]
― 試験前・教職員のお楽しみ ―
[>>193 それは時間を試験より少し遡る]
シロウ先生が、アレを仕切ってると聞きまして。
一口噛みたく。
[教官室にひょっこりと回覧資料を持って来るフリをし、シロウが胴元をやっているというアレの話を持ち出す]
なるほど、これはうまくできている…。
[トールが一番低配当で、ジェフロイが二番、それから他の元・同級生が続く形になっており]
では、ジェフロイにこれだけ。
[当たったら、卒業時にいい酒でも振舞おうと、給料からそこそこのお金を出し――結果、ジェフロイとトールのオッズが最終的にほぼつりあうことになるのだった]
―練武場―
はーい、生徒会でーす。
どっか傷めてる人はいませんかー。
[応急手当グッズ一式の大荷物を抱えて、練武場に現れる。
生徒会の業務でも何でもないわけだが、大勢に呼びかけるときにはつい癖が出る]
あ、捻挫とか脱臼の人はちゃんと医務室に行って下さいね。
消毒とか湿布くらいならここでやれますよー。
[寄ってきた幾人かの生徒の手当をしつつ、
「怪我しても医務室にいかないかっこつけ」とベリアンが言っていたのを思い出す>>0:490]
んーと。
黙って痛そうな人いないかな……。
[きょろきょろと辺りを見回した]
…………。
先輩、そこの先輩。
[隅っこでこっそり肩を押さえている人物に近づいて、こそっと声を掛ける]
今なら医務室に内緒で、いいお薬ありますよ。
どうですか?
[怪しい客引き状態である]
エンデュランスとはなんぞやと思ってぐぐってみた
http://www.hea-gr.jp/enndhu-towa.html
「エンデュランス競技では如何なるウマ属の動物も『馬』と見なす」
ロバとかシマウマでもいいのか……!
>>213
安心しろ。
お前と戦うことになっても手加減などはしないさ。
但し、途中で寝たら一本取ってから蹴るから覚悟しろよ。
[にやりと笑い、それから頭を振って]
…まあ、チームを組んだ方がやり易いのは確かかもしれん。
互いに手の内は多少分かっているからな。
無駄に戦闘が長引きそうだ。
2VS2か、幻獣戦…。
取り敢えず、申込会場に行ってみるか?
誰か同じように探している奴がいるかもしれん。
>>215
一応、この学校は共学だぞ。
そんな甘酸っぱい話がある筈ないだろう。
あればそれはロマンティックなのだろうが…。
[まさか本当に女性が潜り込んでいる寮があるとも知らず、苦笑して肩を竦めた]
ならこっちで食ってろ。
……まったく口の達者な奴だ。
[ソマリの口に、大き目のシュークリームをぐいと押し付ける]
― 試験最終日の朝 街にて ―
[いつものように朝食目当にパン屋へ寄ると、前に並んでいた女の子は知り合いで]
おはよう、グレートヒェン。
[下宿先のご近所である。]
うん、今日で学校の試験がおしまい。
ノトカーもじきに帰ってくるんじゃないかな。
心配か? いや、ノトカーは大丈夫だろう。
[留年がやばい学生は教官ネットワークで筒抜けなのだが、ノトカーの名前はその中には入っていなかった]
そういえば……あ、いた。
[ベリアンが心配して(?)名前を挙げていた人物である>>0:490。
>>205箒を手に見学しているらしい彼に、呼びかけてみた]
カレル先輩、こんにちは。
先輩は、もう稽古終わったんですか?
湿布たくさん持ってきたんで、どっか痛いとこあったら言って下さいね。
[生徒会長に対するのとは違って、こちらには直球である]
>>197
兄上とは多少雰囲気が違うようだしな。
こう、あちらは鬼畜で眼鏡というか…。
……そういえば中庭でスノウをもふもふしていたな。
あれも君のほうか?
[思い出し、尋ねてみる]
……シロウ教官が来て下さってるんですね。
実技試験前に、一度見て頂いた方がいいかなあ。
ベリアン先輩にも、剣を持っておいた方がいいって言われたし。
[そう言われることになった経緯に触れなくとも、実技試験前のアドバイスに聞こえるように]
えっとですね、カレル先輩。
もしお手すきで……お疲れでもなければ、お相手頂けませんか?
[自分相手では彼にとって稽古にもならないのはわかっているが、
それを理由に遠慮してしまうと、そもそも釣り合う相手などほとんどいない**]
[>>214シロウ教官、との言葉に、納得して頷いた]
男装の美少女とかロマンシングだよな。
小説にはよく出てくるけど、あれって実際気づかないもんだろうか?
近くにいる奴に隠すのは難しいだろうし。
[気づかないもんの一人は、のほほんと呟いた]
>>220
ふふ。まぁ、……そーね。
そういうことでお願いします。
[くすりと笑って肯定する。
ふと、何かに気づいたように顔を顰めた]
OK。申込会場行ってみようか。
各種目の人気度によっちゃ、相手がうまく見つからんかもしれないし。
/*
顔を顰めた、から繋がる文章があったのですが、
そこをカットしてペーストしてしまった……
なぜ顔を顰めたのだろう。(10点)
/*
ディークに返事(出来ればミヒャエル絡めて)
カッちゃんとの過去捏造。
レトとの部屋のことと…あと試験か。
タスク多いな!
だがまずログを読んでからだ…。
──図書室──
[借り出し用の本をカウンターに置いたあと、書架の間をこつこつと歩く。歴史書の棚から、一冊を取り出しぱらりと開いた。]
……
[ぱらぱらとページをすすめていくと、帆船と上陸する兵隊たちが書かれた図版が目に入る。]
[長距離を航行できる、大型の帆船。雄大な三角の白い帆を張り出し鉄の砲門を備えた武装帆船。──それは、同じ肌の色をした同族たちが故郷と呼ぶ地の沿岸に姿を現したものと同じ型だ。]
───…
[記憶の中で柔らかな声が誇らしげに呼ばわる地名は、どれだけ大陸の地図に目を凝らそうとも、そこには存在しない。
与えられた名のみが、正式な名称として記されている。]
[書棚の影は春なれど日差しは分厚い棚に遮られて、
他に比べて、ひんやりとしている。]
……悪魔の仔、か
[周囲に、人間の立てる音がないことを確かめる間をおいて、小さく零して口端を上げた。]
──回想、十四歳:カレルとの初対面──
[当時、十四歳の少年にとって、その質問魔は端的に言って非常にうざったい相手だった。当時は、士官学校に入りたての十四歳で、今に比べて若かったというのある。が、いなし方が下手だった。とは、今でも思う。]
……人を指で指すな。呪いがかかるって知らないのか?
[初対面で剣呑な皮肉と共にじろりと睨みかえしたのは、
顔色が悪いという言葉が不名誉と感じたからだ。]
[今の年齢であれば、それでももう少し穏便にすまそうと考えただろう。違う。と説明をすればことは足りる。けれど、その余裕は順調に学生生活を進めてきた中で集めた自信から発生したもので、初回の試験前の不安の中では、生憎と発揮されなかった。]
……此処にくる前に使った船に女を乗せていたから、
嫉妬深い海神から彼女を隠すために
皆で顔料を肌に塗ったんだ。そのうち落ちる。
だからこれ以上濃くはならないし家族は別な色だ。
[故に、皮肉屋の性質が顔を覗かせ、誠実な対応はされず、質問には大嘘が答えられた。]
[当然ながら、肌の色が変わることなどなく、後日には不信がられることになる。同学年ゆえに顔を合わせる機会も多く、何度か指摘を受ける機会があり、そのたび違う作り話を繰り返した。]
悪魔の仔だからな。それで肌の色が違うんだ。
[何度目だかは忘れたが、本を読んでいる最中、視線も向けず
ぞんざいにそう答えたことがある。]
──図書室──
[時刻は試験が終わった後であり、既に放課後。閲覧席の周囲だけが、西日に空気を橙色に染め上げている。]
さて、と
[掲示を確認して、寮に戻るべく書棚の作る影から、
切り込むような日差しの境界を靴で踏んだ。]
― 練武場 ―
ナイス判断。
[予想よりも乱戦に踏み込みそうだなと思ったところで、シロウによる制止が入る。>>120>>191
緊張帯びた場の雰囲気がそれと同時に緩み、ほっとしたような空気も一部で流れた。自分の周りには見たところ一年や二年が集っており、まだ年若い彼らには今の試合はどう映ったことか。
西の勝利だ、いや東だ、と喧しい後輩たちの合間を縫って歩を進める。
興奮をありありと表情に乗せたカレルが頭を下げているのには、相変わらず直球で素直だなぁと見つつ]
お疲れさま、先輩方。
途中入室だけど、勉強させてもらいました。
[ディークとジェフロイとに声をかける。
後輩たちの手前、普段抜け落ちがちな敬語は少しだけ気をつけた。]
よう、カレル。ステファンも。
って、うわ、すげ。ばきばきだ。
[カレルが掃き掃除を始めている横から覗いて感想を述べる。残念なことに、ここで掃除に手を貸すような気の利く性質ではなかった。]
…普通じゃこうはならんよな。
お前との試合で一番激しかったのって、去年やった模擬の時かね、やっぱ。
[確か昨年の夏。中間試験の時期だった。
ついつい熱が入りすぎて防具に盛大な凹みを入れて。
……それだけなら珍しいことでもないが、初めて自分が医務室送りになったことで深く印象に残っているのだろう。
普段は頑なに医務室を拒むが、その時は打撃の衝撃と熱気とで意識が朦朧としており拒むに拒めなかった。
それだけ密度の濃い試合が出来た、ということではあるのだが、ダウンには相当な悔しさもある。
お前には負けねぇと宣言して以後、練武場にはこれまで以上に足しげく通うようになった。]
[ステファンがカレルに相手を請うのを聞けば、お、という顔になり、まじまじと後輩を見る。
見知った相手ではあるが、ステファンの実力の程はよく知らない。滑らかな金糸を持つ物腰柔らかなこの少年がどこまでやるのかと、若干の興味の色が瞳に点った。]
カレルと打ち合うなら、気をつけろよ。
こいつ、こう見えて結構すごいぜ。
実技試験も目前だ。
その湿布が役立つようなことにならないようにな。
[頑張れよ、と片目を瞑る。*]
― 練武場 ―
[黙々と掃除していたら、
よく通る声が入り口から聞こえてきて振り返った。]
あれ、ステファンだ。
最近の生徒会は出張手当もしてるんだ。
[応急手当グッズを抱えたステファンが
何人かの手当をしているのをみて、
多少勘違いな感想を零す。
その彼が近づいてくるのを見て、軽く手を上げた。]
あ、ステファン。
聞いたよ。
なんかこんど生徒会でお茶会するんだって?
[湿布よりなにより先にそれが出たのは、
たぶん、今おなかが空いてるせい。]
…あ、じゃなくて、うん。
もう一汗流そうかと思ってるとこ。
痛いとこ、は、さっき冷やして来たけど、
まだちょっとじんじんするかなぁ。
さっきフェルセン先輩に良いのもらっちゃってさぁ。
あの人が練習してるのってあんまり見ないけど、
やっぱ強いよ。
俺もまだまだ練習足りないなぁ。
[生徒会長の名を、それはもう楽しそうに口にする。
打たれた脇腹は、青あざになっている頃合い。]
うん。今なら教官が特別に見てくれるって。
[シロウに話が及べば、おかしげに笑う。
なし崩しの課外授業になってシロウは迷惑だろうが、
生徒にとっては降って湧いた僥倖だ。]
ベリアンに?
そうだね。試験前に慣らしておくのは大事だよ。
あいつ、間違ったこと言わないし。
[同級生のものという言葉に頷いたあと、
告げられた申し出に目を瞬き、たちまち大きく笑った。]
もちろん、喜んで。
俺で良ければいくらでもお相手するよ。
それじゃえと……まずは防具つけようか。
[リエヴルとのあれを、この下級生相手にやったら
それはもう、えらいことになる。
既に大変なことになってはいるのだけど、
そんなことには気付いていないのだった。]
>>227
そんなものだろうかな…。
[やけに「面白味」に力の入った断言に釈然とせず、首を傾げた。
神妙にもぐもぐしている姿をじーっと眺め、満足顔になる。
譲ってくれるなんて、という言葉には、抗議するように胸を張った]
む。俺を何だと思っているんだ。
甘いもの好きを増やしてこそ真の甘味好きと言えるのだぞ。
……そ、それは偶に買占めとかをやらかすかもしれんが…瑣末なことだ。
>>230
――どうした?
[顔を顰めたルームメイトに、小声で聞いてみる。
ヒンメルの目には案外に繊細に映っている彼のことだ。
答えて貰う事を期待してはいないのだが]
>>230
ああ。
…少し待ってくれ、これを片付けてしまうからな。
[ホットケーキを切り分け、ぱらぱらになったクッキーのかけらをホイップクリームとアイスクリームにまぶして旨そうにぱくり。
其の侭、幸せそうに平らげていった**]
― 練武場 ―
あ、レトも見てたんだ。
すごかったよな!さっきの!
ルーデン先輩がこうしたところに
寮長がこう受けてさ、 ……あ。
[東の寮長と西の副寮長に声を掛けたレトが
こちらに歩いてくるのを見ると、
興奮の蘇った声で箒を振り回す。
お陰で、集めた木くずがまた散らばった。]
普通はなー。
そうそう、あの時は派手に防具やらかして、
教官にはなんか言われるし、
おまえは熱出して寝込むし、
俺もしばらく腕吊ってたし、
あれはもう、大変だったよなぁ。
[半年前のことに話が及べば、
それはもう、嬉しそうに語って笑う。
まったく教訓が身に付いていない残念さ。]
あれから25勝25敗だもんな。
次は俺が勝つからね。
[ぴしりと箒を突きつけて、高らかに勝利予告する。
練武場で何度も繰り返してきた光景。]
だ、大丈夫だって。
今度は気をつけるから!
[ステファンに忠告しているレトへ口を挟む。
でも気をつけないとなぁ、と
こっそり頭を掻くのだった。]
/*
わはは。言うべきか迷ってカットしたのだが
前後がカットし切れてなかった(ダメ
ヒンメルは丁寧に拾ってくれるなぁ……。
赤使うか。
>>*4
――…あ。ああ。
お前、よく見てるなあ。
[気遣うような言葉に、苦笑する。
ルームメイトの細やかな気遣いが嬉しく、同時に、心配でもあった。
今がどれだけ平和でも、これから待つのは軍人としての生活なのだ。
――…まずは自分の心配をしろ、と言われそうなので、口にはしないが]
……大したことじゃない。
よく見る夢に、ちょっと状況が似ていただけだ。
それ食い終わったら、行こうぜ。
[彼の肩をぽんと叩き、明るく笑った]
[ステファンに語った言葉。
あれは、ほんの少し嘘だ。
ベリアンは、間違ったことは言わない。
ただし、自分に関すること以外は。
本当は、そんな注釈がつく。]
― 回想・十四歳のころ ―
[十四歳の自分を思い出すと、
なんて単純な生き物だっただろうかとしみじみ思う。
今は違う、と思ってるのは本人だけかもしれないが。
ともかく、あの頃ははしゃいでいて、浮ついていて、
したいことをする楽しさに夢中だった。
相手がどう思ってるか、なんてお構いなく。]
ええっ。呪われるの?
[初めてベリアンにつかれた嘘はこれだ。
実際は嘘ではなく、
どこかの慣習的な言葉だったのかもしれないけれど、
少なくとも呪われた覚えはない。
それでもあっさり信じたあの頃の自分は、
指をぎゅっと握ってベリアンの話に聞き入り、
海神から女性を隠す為に顔料を塗る、という話を
知らない世界の知らない風習として、
わくわくしながら聞いていたのだ。]
[けれども、いつまで経ってもベリアンの顔は褐色のまま。
見当違いな心配をしてみたり、
嘘ついたのかとなじってみたり、
本当のことを知りたいと食い下がってみたり、
しつこく繰り返す質問のたび、
返ってくる答えは違うものだった。
何度も繰り返すうち、触れられたくない話題なのだと
ようやく察したのは、1年生も終わろうかという頃。]
[それからは、肌の色に関して口に出さないようにしてきた。
だから、ひとつ。
未だに言いそびれていることがある。
いつか言おうと思っているひとことは、
未だ、胸の中に燻っていた*]
[リエヴルは紅茶好きである。
それはきっと、西寮に住む者はおろか、それ以外にも広まっている話かもしれない。
西寮に住む者ならば知っているだろうが、クオリティーシーズンの度に、寮のリエヴル宛に包が届く。
そこに入っているのは、新しい茶葉と短い手紙。
それが届く度、普段は冷静沈着な生徒会長が、一日デレる。
むしろ、気持ちの悪い恒例行事かもしれない。]
[個人の小さな茶畑で取れる、ごく普通の茶葉。
同室のトールには、それが自分を育ててくれた老夫婦が作っているものだと話したことがあるかもしれない。
各地の紅茶を買い求めるリエヴルにとっては、珍しくもないものだったが。
素朴だが深みのある、優しい味わい。
彼は自分宛に届く茶葉を最も好み、何かある度にそれを飲んでいた。]
――西寮:談話室――
………………いっつー……。
[もっとも、今日は痛みを堪える為に最愛の茶葉を使って紅茶をいれているのだが。
腫れた右腕は湿布を貼ってしっかりと衣服で隠し、左手で優雅にティーカップを持つ。
{6}枚ほど貼り直しに湿布を費やしたのは、ここだけの話。**]
ああ。
あのタイミングでああいう判断は出来ねーなと思いながら見てた。
勉強のつもりで途中から向こうの壁の辺りにいたんだけど、お前、真剣な表情してて、目すら合わねーでやんの。
て、おい木屑、木屑。
二度手間になるぞ。
[折角集めた木屑が散らばったのには呆れ顔を見せながら、靴で何となく寄せ集めるのを手伝った。]
[過去の話には]
本当、大変だった。
挙句、俺もお前もそのまま試験受けて、なあ。
防具を直して返さなきゃならないってんで、試験が終わった後にその足で市街地の鍛冶屋に頼みに行ったんだっけ。
ばぁか。それは俺の台詞だって。
悪いが26勝目はこっちが先に頂くぜ?
[突きつけられた箒の先を、拳の裏で軽く叩く。
教訓が身についていないのはこちらもか。
何せ、双方の完治を知った日からまた練武場で木剣交えていたくらいだ。
遠慮も自重もしないのは、相手も同じだという信頼ゆえ。
そうして経験を積んだ分、力をつけたという自負もある。]
ならいいけど。
[気をつけると頭を掻くカレルには軽く応じる。
腕を上げた分、手を抜くことなく怪我を防ぐ方法は昔よりは上手くなっているはず。
ただ、ついつい力が入ることは誰にでもあるからな、と、既にどこか痛めた人がいることは露とも知らずに思うのだった。]
稽古……か。
そういや実技試験の中身まだ見てなかった。
もう出てんのかな。
[話をしつつも、カレルとステファンが一戦の準備を始めれば、口を噤む。
彼らの試合の行方も気になるが、
先ほど見たディークとジェフロイのダメージ度合いも気になる。実技試験の内容もだ。
割くべき意識が分散されて居心地悪そうに、木屑の残りを隅に寄せた。*]
― 食堂 ―
うわっっ何それおいしそう!
[ バジル色のパスタが乗ったプレートを持って
食堂内をうろうろしていたが、突然足を止めて
一際おいしそうなデザートを頬張る上級生に
声をかけた。>>244
上級生――ヒンメルは、同じ西寮の先輩だ。
ノトカーが寮に入ったばかりの時に
丁度ヒマだからと、寮の中を案内してもらった
ことがある。
ノトカーは当然、初対面の時からタメ口であった。]
それ売ってんの!? メニューにはなかったよーな…
てかヒンメルって、いつ見てもお菓子食べてるね!?
[ 傍から見ればどこまでも失礼な発言だったが、
ヒンメルはどう反応をしたか。
とりあえず、”トールがノトカーを探していた>>55”という
事実だけは、伝えてもらったかもしれない。 ]
えっ…寮長が俺を?
そういえば、西寮に来てからちゃんと挨拶してないなぁ。
試験前に急に入寮してきたから仕方ないけど…
なんか怒られたりするのかな…
まー会いに行ってみるよ。ありがとう!
[ 言いながら、ヒンメルのスペシャルホットケーキに
手を出して、叱られる一幕もあった、かもしれない。 ]
― 練武場 ―
えっ!あの辺にいたの!?うわ、気付かなかった。
あ、ありがと。
[練武場にいたレトとは目が合わないどころじゃなかった。
いたことに驚きつつ、木屑を集めてくれるのに礼を言う。
ぶっきらぼうなように見えても、案外と面倒見が良い。
レトのことは、そんな風に思っている。
今朝のひじ鉄事件だって、朝食を案じてのことだろうし、
ステファンにもちゃんと忠告するし。
下級生に人望があるのも、よくわかる。]
よーし。
それじゃ、負けた方が購買のお菓子おごりだからな!
[叩かれた箒の先を下に降ろして笑う。
ずっと、負けないように張り合ってきた。
お互いに腕を磨いて、技を競って、
いつも全力で勝負してきた。
貴重で、かけがえのないライバル。
肩を並べて戦えたら楽しいだろうな、
なんてことも、ちょっと思う。]
実技試験か。内容出てるなら掲示板だと思うけど…
今年はどんなだろうな。
[毎年毛色が変わったものも出てくるので
実技試験は結構楽しみにしていた。
槍持ってプールに潜って、
輪っかを幾つ引っ掛けて持ち帰れるか、
なんてのも、過去にはあったものだ。]
筆記試験よりは得意だからね。お互い。
楽しみだよなぁ。
後で見に行ってみるよ。
[適当に木屑をちりとりに入れて捨てれば、
心はステファンとの手合わせへ飛ぶ**]
― 掲示板前 ―
[ 寮長トールと入れ違いになっていることに気付かぬまま、
掲示板の前までたどり着いた。
そこは実技試験の内容を確認する生徒で溢れかえっている。 ]
なんか人多いなー。…と思ったら、実技試験の選択内容
発表かぁ。
うーん……
[ 上から下までさっさと目を通したあと、
もう一度上から順番に真剣に見つめる。 ]
幻獣協力戦闘が楽しそうだけど、現実的なのは
■4.の装備品・馬具整備実習かなぁ…。
― 廊下・掲示板前 ―
うん。人が集まり始めてるからもしかしてって。
今年はまた選択幅が広くてありがたいな。
[傾けていた首を戻して、肩を竦めているヴィンセント>>124にウンウンと頷いた]
そうだね。僕も普段ならヴィンセントと同じに選ぶのだけれど、今回は少しだけ迷ってるんだ。
[実戦形式は嫌いでなく、通常訓練なら嬉々として参加してる方だが。最終試験では滅多に選ばず、これまでもヴィンセントと同じものを受験していることが多かった]
一番予測がつかないのって、やっぱり1番目かな。
対人は知ってる相手や有名な相手と当たれば、対処法を考えながらになりそうだし。
今は頭で考えることが多いものより、体が先に反応しそうなものを選びたい気分が強くてさ。
一度くらいは賭けをしてもいいかなって。
絶対に、落すわけにはいかないのだけれど。
[進級したいのは誰だって同じだろう。
けれど家庭事情に少し含むところがあるので、いつも浮かべている笑顔が曇る]
[けれどすぐに振り払って、ヴィンセントの見てる方>>215を向いた]
西寮長と会長か。あの人達はまた別格じゃない。
会長のあんな顔って珍しいよね。
[視線を泳がせている生徒会長>>78を見て、一緒に首を傾けた。
ルームメイトであるステファンの話を聞いていると、リエヴル会長も完全無欠なばかりではないと知れていそうだが。実際に見る機会はこれまで殆ど無かった。
聞き耳を立てるまではしないが、ヴィンセントがメモを取ってる間も観察してしまったとか]
まあ、それぞれにどのくらい希望出てるか確認してから決めるよ。これは即断すべきものではないから。
もう少しここで様子見してみる。またね。
[食堂に行くらしいヴィンセントを見送り、掲示板を見る邪魔にはならないように少し脇に避けて情報収集に励んだ]
確実に点数取れるものを選ぶか、楽しさを優先するか。
各種目の人数にもよるし、もうちょっと考えよう。
……馬もいいな〜。
なんだったっけね、あの詩。
――”世界の涯てまで連れてって ”。
[ 昔読んだ、馬が出てくる詩集のタイトルを呟いて、
その意味をその場でしばし考えこんでいた。** ]
──回想:十四の頃──
[入学したばかりのころは、とにかくここでは上手くやらなければならない。と、思っていた。だから、浮かれるような気持ちはわからず、]
(──これはアホだ。)
[あっさりと作り話を信じた十四のカレルに対しての正直な感想はひどい話しだがそうだった。当時は口にまではださなかったが。]
[ただ、カレル以前にも──以後にも、大方の生徒は、そこまで踏み込んではこなかった。廊下で視線を向けることや、遠まわしに尋ねてくることはあってたが、カレルの直球よりは大人しく、一度すぐに嘘だとわかる話をすれば、大概の生徒はそれで引き下がった。]
… 実はな、陽が沈まない砂漠にある、
地上で一番高い山のてっぺんで太陽の守人をしてたんだ。
これより肌が黒くなると山を下りられなくなるから、
そのまえに神殿を抜け出してきたんだ。
日向でこれを話すと見つかって、
ここから連れ戻されるから言えなかったんだが
[だから、嘘とわかる身の上話を語りながら、良く諦めないな。と、確か四回目あたりで思った。]
――少し前:掲示板前にて――
[他にも人がいた為か、ヴィンセントとウェルシュの視線には特別気付くことはなかった。
だが、人目を気にして、極力痛がる素振りはひた隠しにしていた。
最も、目端の利く者ならば右手を極力使わぬようにしたり、自然と庇う様子には、気付いたかもしれない――。]
[カレルとのやりとりは、他の同級生たちや上級生たちへ話す真っ赤な身の上話の練習としては、思えばそう悪くもなかった。
逆にでっちあげ話を目当てにした奴から尋ねられるようなことも増えしばらくすれば、それにも飽きられた。
そんな緩やかな変化があったせいで、最初にぶつけてきた当人の質問攻撃が止んでいる。と、そう気がついたのは、もっと後。ある程度の余裕ができてからだ。]
────。
[そういえばと、気がついたときに一度きり背中を追ったが、その頃には改めて話題に出すにはタイミングを逃していて、
だからカレルとのその話しに、改めて触れたことはない*。]
ゲルト、相手が攻撃してこようって時に目ぇ閉じるな。悪い癖だぞー。
シモンは剣先が下がりすぎだ。木刀の重みでそれじゃ、鉄製の剣を持ったらどうなると思う。直せって一昨年からずっといってるだろー。
……って、なんでジムゾン教官とゲルト教官まで混じってンだ。あんたら、馬の手入れと試験の採点はどうした!
[予定外の課外授業。渋々ではあるが、だからといって手抜きはせず、{5}0人ほどの手合わせをちゃんと全員見て指導する。
何故か馬術や一般教養の教官たちが途中から混じってたが、そこはまあいい]
ああ、まあ抜き打ちとかされてもたいした問題にはならんがなー。
ちゃんと校長と両の寮監も巻き込んでるし。
[カレル>>206には、さらっとそんな返答。
もちろん、自分の賭けている生徒に良い点を取らせようなんてイカサマをするような教官は、参加を禁止してる。
大穴で全員がスカった場合は、胴元独り占め…ではなく、教職員の飲み会資金になる予定だ]
──廊下、掲示前──
[黒髪が人波の後ろから、掲示を見ようと背のびして上下する。]
…下の方がみえねえ。
[背の低い方ではないが、さらうだけにするのは諦めて鞄を軽く背負いなおした。悪い。と声をかけながら、人並みの合間をかきわけて掲示内容が見える位置まで進む。]
― 回想:西寮 自室 ―
[ 普段は騒がしい寮の夜も、試験中は静かだ。
毛布にくるまっていたものの眠れず、
何度も寝返りを打っては薄目を開けていたが
ふと、二段ベッドの上に寝ている
ミヒャエルが起きている気配を見せたため、
思い切って声をかけてみた。 ]
…ぉーぃ。
起きてるー?
[ ノトカーが下なのは、当然寝相が悪いせいである。
ミヒャエルの返事は聞こえたかどうか。
とりあえず起きているようなので、小声で話し続けた。 ]
今日フレデリカ泣いてたじゃん。
あれ何でだろう?
筋肉なんてちょっと鍛えればそこそこつくと思うんだけど。
[ 言いながら、自分の腕を曲げて力を入れてみた。
”俺だってもーちょっとつけたいけど…”などと呟きつつ
話を続ける。 ]
あいつもしかして、何か病気なんだろうか…?
だとしたら悪いこと言っちゃったよね…
俺あんまり口が上手じゃないから…
機会あったらミヒャエルからもフォローしておいてくれると
嬉しいな〜。
[ ミヒャエルは断るわけがないだろう、という思いこみのもと
返事も待たずに話題を変える。 ]
あーそれにしても、お腹すくよね。
男握り(おにぎり)食べてみたい。
[ 男握り(おにぎり)……それは、アヴェ先輩の残した
秘伝の夜食レシピである。
噂では、豪快な男料理でありながら調味料のバランスが
非常に難しく、
食堂のおばちゃんでも再現不可能と伝えられている…… ]
あれを食べると試験も上手くいくとかなんとか…
食べたいぞーー
[ もはや独り言に近い呻きを漏らしながら、毛布の中で
ごろごろ転がっていた。** ]
― 課外授業後・西寮 ―
よー、っす。
お邪魔しますよーっと。
[棲み憑いているのは東寮のくせに、たまに西寮にも遊びに来るのは、教官故に寮同士の対抗心など気にしないからか]
リエヴルいるかー?
わりぃけど、ちょっと紅茶っ葉きらしちまったんだ。
少し分けてもらえないか?
もちろん、金は払うから。
[目当ての生徒を見かければ、そう言って近寄り。
右肩をぽん、と軽く叩く]
カレルにいいのくれてやったって?
お前さんも怪我したんじゃね?
わるいなー。指導頼んだからだろ。
手当てくらいはすっから。
[もちろん、本来の目的はこちらだった。
リエヴルのことだから、まともに手当て受けたりはしてないだろうし、湿布を貼ってついでに包帯もちゃんと巻いてやろうかと]
/*
>>34
ハム太郎!
いやログ読んでるんだ…読んでるんだけどさ…
(もうプロは諦めて1日目の頭から読んでる最中)
──廊下、掲示前──
[最前列まですすんで、ようやく全貌を現した張り紙にざっと目を通す。真っ先に馬術項目に視線が行ったのは得意教科だからだ。]
ああ、馬術は今年も遠駆けありか。
すべりこめりゃいいんだが。
折り返しは── …
[採掘場か。と、口内で繰り返す。]
馬の被りなしってなら、早めに抑えといた方がいいかね。
[ひとつは早々に選んで、それから他の教科を見てどうするかと口元に手を当てて考えこむ。]
[協力戦は面白そうだが、"協力戦"なだけに、
複数人で参加した方が加点されそうだとも思う。]
…… 科器も、触っちゃみたいんだが、……
構造を見てる時間は貰えるんだろうかな
ん?
――西寮:談話室――
[シロウの声>>270が聞こえれば、椅子に座ったままそちらに視線を向ける。]
あぁ、教官。
茶葉ですか、わかりました。
お金なんていいですよ、いつも貰ってるものですし。
[教官がリエヴルの紅茶事情を知っているかはわからないが。
そう、にこやかに応え。
ついで、右肩を叩かれれば――――、]
は……はは、ははは……。
[顔に脂汗が浮く。
シロウの言葉>>*17に、苦笑いを零しながらも。]
ま、まぁ、少しだけ……。
[怪我の程度を見れば、シロウならば軽く骨にヒビが入った程度とわかるだろうか。]
まぁ、左手でも戦えますし。
明日は、トール先輩が組んでくれることになりましたから。
[と、幾分ばつが悪そうに告げるのだった。]
[リエヴルは入学した時から、既に独自の剣を覚えていた。
しかも、模擬剣を想定しての剣技ではない。
右手で突き、左手で相手の攻撃を流す。
実際に武器――右手にレイピア、左手にマンゴーシュを持つことを想定しての動きであった。
両手持ちで剣を使うことは、むしろ入学当初は戸惑ったくらいだ。
そんな生徒に対し、武術教官は果たしてどのように教えたことだろうか。
リエヴルにとって、左は守りの剣。
相手の攻撃をあしらい、流すことに特化している。
無論、攻撃として薙ぐことも出来る。
故に、左一刀とはいえ、それほどの不安は感じてはいなかった。]
―練武場―
あ、そうです。
[>>239カレルからお茶会の話が出れば、ノトカーが言っていたことを思い出す]
はい、本決まりではないですけど、8年の先輩方の卒業前には何かやりたいなと思いまして。
ちゃんと決まったら、お知らせしますね。
あ、レト先輩もこんにちは。
[東寮の上級生に、軽くお辞儀をする。
好敵手らしきやりとり>>237>>246に、眩しげに目を細めた]
……って、カレル先輩、会長と手合わせされたんですね。
[>>240ちょっと羨ましそうな声を出す]
会長は強いですよね……。
僕もたまーにしか見たことないんですけど、本当に凄いです。
あ……ということは。
[先ほど出会ったリエヴルの腕。
傷めているように見えたのは、もしや]
えっと、ちゃんと冷やした……んなら大丈夫ですかね。
無理はしないで下さいね。
[少し迷った末に、生徒会長の腕のことはカレルに告げなかった。
カレルの打ち身を気遣うに留める]
[>>241申し出を受けられれば、にこりと笑って]
わ、ありがとうございます!
でも本当、無理はしないで下さいね。
防具はええ、もちろん。
[>>242わたわたと、しかし慣れた手つきで防具を身につける。
一応5年間はこの学校でやっているわけだし。
レトのアドバイスには頷いて>>238]
こう見えて……って、そんな。
カレル先輩の腕前は知ってますよ。
[少し笑って、カレルに向き直る]
えっと、あの、お手柔らかにお願いしますね!
あ、でも、あんまりお手柔らかだと稽古にならないか……。
湿布はたくさん持ってきましたから!
[防具をもう一度確かめて、木剣を手にして位置についた]
[シロウに声をかけ一度席を立ち、自室にいって茶葉を用意して戻る。
届いた時の包のまま、茶葉の入ったそれを教官へと手渡した。]
はい、どうぞ。
親類の作ったものなので、お代は結構ですよ。
[そういって渡した包の、差出人の名。
端に小さく書かれているのは、かなり前に現役を引退した、知る人ぞ知る二刀流剣士の名――…。
――――――――テオドール・フェルセン、と。]
えっと、あの、お手柔らかにお願いしますね!
あ、でも、あんまりお手柔らかだと稽古にならないか……。
でもカレル先輩の負担になってもいけないし、えーと。
よろしくお願いします!
[加減は腕利きの上級生に任せることにした。
防具をもう一度確かめて、木剣を手にする。
――剣の重み。実戦とは、程遠いものだけれど]
……にしても、ライアー……でしたっけ。
彼の剣は良かった。
あんなに真っ直ぐ気迫をぶつけられたの、久しぶりでした。
[その結果こんなことになっている訳だが、それはそれ。
彼の一撃>>0:342を思い出せば、自然と表情が綻んだ。]
― 掲示板前 ―
ん?
[ふとどこからか熱視線を感じる。
これが可愛い女子からのピンクな視線ならば、
何かがはじまる切欠になるのかもしれないが。
残念ながら振り返った先には情報分析学のディーター教官がいて
視線が合うと、任せたという風ににやりと笑うだけ。
頭の中をはてなマークでいっぱいにしながら挨拶を返した。
ディーター教官が教官の間で行われている賭けで
自分に大金を掛けたことなんて想像がつくはずもなかった]
ん?そういえば今、緑っぽい髪が見えたような。
[掲示板を離れて数歩すすんだところだった。
あまりの人混みの中で見落とすところだったが、
探していた人物の髪の色が混ざっていたような気がする]
すまない。もう一回通してくれ。
[掲示板前まで戻り再び人混みをかき分けると、
お目当ての人物は掲示板を見ていた]
あ、いたいた。
ノトカー!
[ファーストネームを呼ぶ。
寮生とは学年問わず親しくしたいという思いから、
男女かかわらずファーストネームで呼ぶ方針を通していた]
お前、試験どうだった?
ほら、お前試験初めてだろうし、どうだったかなーって思ってさ。
[ノトカーが入学したばかりだと思っているので、
こんな訊き方になった]
(会長、ちゃんと手当してるかな……)
[とか]
(実技試験、あとで掲示を見に行かないと……)
[とか]
(会長の怪我、実技に響かないといいんだけど……)
[とか諸々の心配を一時的に振り払い、カレルと向き合う]
……お願いします。
[静かに一礼]
──掲示板前──
[ヴィンセントとは入れ違いだったせいか周囲に姿は見えない。]
これ、協力戦の幻獣ってのも、
多対多になるのかね
[一人で臨んだ場合と多人数で望んだ場合とで違いはあるのか、あるとしたら巨大になるのか、それとも人数に合わせて数が増えるのか。]
面白そうじゃあるんだが、どう思う?
[そう、軽い調子でウェルシュに見解を尋ねて]
/*
ハッ……そういえば、みつなるさんいるんだ!
武器選びと戦い方で中身透けそうだwww
いや、それ以前に透けているかもしれないが……。
[人殺しの技(>>0:379)、とベリアンには語ったけれど、
大丈夫、自分の腕前でカレルを「殺せる」わけがない]
…………。
[でもそれで安心したのでは、何の解決にもならない。
強くならなければいい、という結論になってしまう。
カレルへ向かったのは、迷いを残したままの打ち込み]
──掲示板前──
[ 一通り掲示内容を眺めて、ふぅ、と小さなため息をつき
掲示板を離れようとしたところで、誰かに
呼び止められた。>>283 ]
ん?
あぁっ…
えっとえっと……トール!寮長!!
すみません!
[ 一瞬考えてから出た呼び名が不自然な上に、
とりあえず話も聞かず謝るというお粗末さだったが
トールの方は特に気にしていないのか>>283、
次の瞬間には試験内容の話題を振られていた。 ]
えっ試験ですか?
俺、初めてじゃないよ。
>>256
むぐ。
[ホットケーキをせっせとぱくついていると、背後から声をかけられる。
振り向けば緑のパスタを手にした緑っぽい後輩の姿。]
はむすほるふははないは。
…っげほ。
[飲み込んでからワンスモア]
ラムスドルフじゃないか。
相変わらず元気な奴だな…。
ん? これか。
ホットケーキとアイスクリーム各単体では売っているぞ。
頼んでホイップを追加してもらって、ジャムを持ち込んだ。(どーん)
[ホットケーキ250+アイスクリーム100+ホイップクリーム50+ジャム(持込)の大作であった]
あ、そうか…突然の途中入寮だから編入生と思われたのかな。
実は今までは、市街地にある自宅から通ってたんだよね。
最初に挨拶に行かなくてごめんなさい。
[ 相変わらず敬語を使えていないが、先輩を敬う気持ちは
生き生きと見上げる視線から感じてもらえる。かもしれない。
ちょっと間を置いてから、空気を読んで事情を語りはじめた。 ]
俺の家、両親と妹がいるんだけど、妹は足が悪くて。
家庭教師がずっといたんだけど、
来春、その先生と妹が結婚することになったんだ。
>>257
そうか?
まあ毎日食っているからな。むしろ俺にとっての主食はこちらだ。
[毎日、と言う言葉にはそうきょとんと返し。
西寮長の顔をちらりと思い出して告げた]
……そういえば、西寮長――ベルゲルード先輩が君を探していたぞ。
何かやらかしたのか?
硝子でも割ったとか、寮の食事をつまみ食いしたとか…
って、こら。言ってる傍からつまみ食いをするな!
[思わずツッコミを入れた一幕も、あったようだった*]
うちは裕福なんだけど両親とも質素なもんで……、
家はとても狭いし、俺は出て行こうかなって。
どっちにしろ卒業したら軍に入る身だしね。
[ …実はその家庭教師とソリが合わなかった兄が、
妹に気を使って家を出ることにした、という
事情までは、さすがに話さない。
ただ普段あまり見せないような重い表情になった。 ]
寮長は8年生だそうなんで短いお付き合いになりそうだけど…
どうぞよろしく。
俺、西寮すごく好きですよ。
/*
で、と。
何処いこうかな。
そろそろ腹の虫が鳴きそうだし食堂も考えたけど、多角大変そうだしな。会いたい人らは多いんだが。
大人しく寮に戻るには早い時間だろうし、
まあ、特に何もなければ掲示見て内容吟味するのが最優先だろうか。
[ぱっとその両の手のひらを上にして
大げさに肩を竦めてみせた]
なァんてな。
恋しのクッキーを周りに分けてるさっきの様子見りゃ、
甘味の伝道師の言葉は信じられるさ。
特に4年?3年?のユーリエが可愛いですよねっ!!
銀髪も綺麗だけど瞳の色がいいなー。
さすがに彼氏とかいるのかなー!?
[ 突然、ぱっといつもの表情に戻って
西寮のマドンナの話を振り始めた。 ]
いやー紅茶も美味しいしネコもふり放題だし
女子は可愛いし、西寮に来れてよかったなぁ〜。
ねっそういえば生徒会に行くと上手いお菓子とお茶が
[ どこまで話したか、とりあえずどの会話の途中で
トールにハリセンで突っ込まれても仕方ない勢い
だった。 ]
/*
wwwwwww
ノトカーwwwww
個人的にグラ補正もちょっとあるけどなんかいちいちツボにはまる。
好きだwwwww
>>*6
…夢、か。
[何のことかはわからなかったが、それが余り良い夢でないような気がして。
気遣わしげに視線を投げ、続く言葉に、頷いた]
ああ。お前は、きちんと食事を取ったのか?
もう少し食べておけ。試験本番に備えてな。
[いつも通りの明るい顔に、同じように平然と返す。
もぐりと、口にホットケーキのかけらを押し込んだ]
― 掲示板前 ―
やあ、ベリアン。
[自分より少しだけ背の低い同級生>>274に手を振り返す]
うん、なかなか決まらなくて。
冒険するなら今年だけかなと思うとね。
[口の中の呟きまでは聞き取れなかっただろうが、得意の馬術が含まれていても即動かなかった彼の思考を予想し、返した]
/*
あ、匿名さんはいつもまとめ有難うな。
すっげー助かる。
あと実技試験期間が延びたのもありがたいねェ。
今日だけだと、時間厳しそうだったし。
まあ、とはいえ明日は日中出かけるから悠長にはしてられないがっ。
― 学科試験の採点 ―
[午後からは実技試験の手伝いも入るが、それまでは自分の試験結果
ふむふむ、なかなか。
[苦心の見られる回答は、いわば追い詰められたものの知恵と勇気が発揮されていて面白い]
特に…
[今年は異例の受験者数だったらしい、8年生のテストは私情もあってみるのも楽しかった]
むう……。
[気づかれるか気づかれないかほどの小さい唸り声をあげる。
学年が離れれば離れるほど、見覚えのない生徒が増えていくのは
仕方のないことだが、
全生徒を把握していて当然だと思っていた身にとっては、
勘違いは軽く堪えたようだ]
いや、挨拶は別に構わない。
寮監からは新しい生徒が入るって聞いてたしな。
こちらこそもっと早く話しかけにいこうと思ってたんだが、
機会を作れなくてすまない。
― 試験時の回想 ―
>>1:397
うむ、メモの厳禁。手ぶらでな。
メモを見ながら物の検分をするのはろくなことにはならない。
[実体験ありそうな真摯さで、ディークに告げ]
>>1:352
勢いあまって壊したりしない。断言できることはよいことだ。
油断は禁物だぞ、トール。
何せ、今日の皆は暫く勉強漬けで鬱憤もたまっているだろうからこそ、常日頃せぬ不注意をやらかすやもしれん。
>>1:412
それに、手にとった瞬間に砕けたら落ち着いて試験も受けられんだろ、ジェフロイ。
皆にとってこの試験が悪い思い出にならない為の周囲だと思ってくれればいい。
[授業が始まった頃。
実際に、「魔法」を詰める弾の材料を持ってきた時のこと。
「気をつけて」の一言じゃあ、やはり気をつけようがなく、ファーストコンタクトを失敗した候補生らの、「間」の抜けた顔を思い返した。
滅多に見せぬそのような表情を見られたのはよいものだ、と思ったし、ものは壊れるものだと学ぶのにもよかっただろう]
― 掲示板近く ―
あ、それ君も興味ある?
多人数用に一人で臨むのはちょっと厳しそうだけれど。
[楽しそうに小首を傾げ]
そうか、多対多って考え方もあったね。
希望によっては順番に何度も召喚されるのかと思っていたけれど。どうなんだろう。
僕も一番気になってたりするよ。
一緒に挑戦してみる?
[掲示板前で聞けた話の限りでは、集まりすぎて弾かれるということもなさそうだったので軽く誘ってみる。
そして同じ声に釣られて、視線を転じた]
[トールの触り方は優しかった >>1:353
すぐに触ってすぐに帰ってゆくあたり、答に迷いがない。この分野に対する造詣を深めた結果であることは見てとれて。一年の講義への取り組み方に、親しみを感じた]
[そして、ディークの検分はなるべく見ないようにする。
触り方が丁寧すぎて、見るべきポイントのところでつい反応からヒントが出てしまいそうな気がしたからだ。
見ていないと不安であり、見ていても不安。
試されているのはまた自分もなのだな、と、眉をハの字にした]
[ジェフロイは触っているときの視線の動き方が、こちらが用意した引っ掛けにどうも気付いたようだった。
点差がつくのは、地力の観察力だろうとは思っていたが、見事なものである]
>>293>>294
うむ。信じてくれると幸いだ。
[こくりと真顔で頷く]
将来的には、学内にスイーツ専門カフェを開くことがひとつの目標と言えるだろう。
育ち盛りの頭脳と肉体には、適度な糖分の摂取が必須だ。極めて有意義な事業かと思う。
…と、昔教官に直訴してみたが通らなかった。
俺の説得力が足りなかったようなのでな。地道に仲間を集めることにした。
策士という評価は部分的にはありがたく頂いておこう。
― 再び学科試験の採点 ―
ディークはやればできるじゃないか。
あれだけ学科は苦手だ実技がいいだの言っておいて。
[にい、と笑み]
そしてトールは安定のトールだな。昔から、真っ直ぐで文武両道。だが惜しいかな、少しだけ引っ掛けによわい。
逆にジェフロイは、こういう引っ掛けには強いのだが……ちょいとミスが目につくな。
二人とも正解を知ったら悔しがるだろうな。
……ふふっ。
皆、よき軍人になれるかな――
[地に落ちた鳥も、陸は歩ける。
そのことを教えてくれたのは誰だったか――*]
西寮を好きになってくれるのは、俺としても嬉しい。
あらためてよろしく。
西寮は君を歓迎するよ。
[表情を緩めて、握手をしようと手を差し出した]
各位
―進行についての改定文書―
共同記念軍学校運営部門
下記のように進行を改定いたします。
★筆記試験日程について
1d終了までを期限としますが回想補完は自由です。
★実技試験日程について
2d終了までを期限としますが回想補完は自由です。
★試験休みについて
3dより執り行います。以下の進行は予定通りとします。
以上
>>299
いえいえー。
むしろ寮生なんてたくさんいるんだろうから、まさか
わざわざ寮長の方から様子聞きに来てくれるなんて
思わなかったやー。
西寮の寮長は気配りしてくれるって聞いてたけど本当だね。
あっ東寮長も面白いらしいよね!
[ 蛇足とも言えるフォローを付け足した。 ]
>>307
やー、まあ変な話ちょっとだけ寂しいんで。てへへ。
もう妹には俺がついてなくてもいいんだなって…
や、こちらこそ!よろしくですー!
[ 差し出された大きな手をがっちり受け取って、
ぶんぶんと握手をした。>>309 ]
★教官について(>>#1>>#2>>#3補足)
各部門担当教官は、
・戦闘の指導、および試験の立会い、採点
・試験用科器、魔器の整備
・その他
など好きなように動いてくださると幸いです。
対人戦において教官に直接戦闘を挑むことも自由です。
※NPC教官を相手にした戦闘を含みます。
― 掲示板近く ―
ノトカー君のこと、勘違いしてたみたいだねあれは。
西寮長が把握ミスしてるのも珍しいな。
今日は珍しいものを良く見かける日だ。
[生徒会長の表情とか。右手を庇うような動き>>266にも気付けていたが、そこはかえって「会長らしい」という感想に落ち着いていたりする]
― 回想・食堂 ―
>>289 ふむふむ……、
ホットケーキ250+アイスクリーム100+ホイップクリーム50
+持ち込みのジャム…。
[ 実技試験の内容すらメモらなかったのに、
こういう事はきっちりメモるノトカーだった。
そして、唐突に黙ったかと思うと
目の前の上級生の瞳を覗き込んで、まじまじと見つめる。 ]
ヒンメルの瞳の色はラブラドライト色だね。
あんまり青が強くないやつで。あ、宝石の名前ね。
[ 空いている隣の席に勝手に座って、パスタを食べながら
他愛のない話をした。 ]
西寮長の顔はさすがに覚えてる、有名人だし。
校内で会えるかな〜。
― 実技試験前日の西寮 ―
…………うぉぃ。
[怪我をしているのだろうと推測していたので、それほど力は入れず、ただ軽く手を置いただけのつもりだったのだが。
それでこの反応>>276は、ただ事じゃない]
少しって反応じゃねぇだろ。
骨にヒビくらい逝ってんじゃね?
ちゃんと手当てしねぇと、骨が曲がったりしてマトモに右手使えなくなるかもしれねぇぞ。
[これは決して脅しではなく。
自分がまだ学生だった頃に、意地を張ってヒビが入った事を隠していた上級生が、片腕が殆ど動かなくなって退学していったという事例があったのだ]
左手一本でトールと組んで戦うのは良いが、手当てはしろ。
他に言えネェなら、やってやるから。
[武術の授業中に怪我をする者は少なくないので、医務室へ行くまでの応急手当は心得ている。
自室に茶葉を取りに行くなら、ついていって添え木と包帯での固定とをしようかと]
は、はい……。
[教官の言葉>>*23とあれば、珍しく、おとなしく頷く。]
では……お願いします。
部屋でしていただけるなら。
[それでもやはり人目につかないところを選ぶあたりは、相変わらず意地っ張り。]
うーむ…少なくとも硝子は割ってない。
俺はがさつだが壊れ物は大切にするタイプだぞ。
[ 西寮長が自分を探している理由を、
一生懸命考えている様子だが、
どうも悪い想像しか思いつかないようだった。
――となれば、会って第一声で謝ってしまおう。うん。
そんな決意の表情を見せて、最後のパスタを口に運ぶ。 ]
ちなみに、寮の食事をつまみ食い、などもしていない。
何故ならば、俺は食堂のお菓子をつまむのが好きなのだ。
[ 真顔で言いながらホットケーキに手を伸ばした瞬間、
厳しいツッコミを受けるのだった。>>291** ]
ええ、そうなんですよ。
フェルセン先輩、いつも見てるだけかと思ったら、
やっぱりすごく強くて。
まだまだ敵いません。
[シロウが首を傾げる理由なんてさっぱり思いつかず、
にこやかに言って笑った。]
あー、悪ぃな。
こんなにたくさんはオレ一人じゃすぐに飲みきれネェし、味落ちたらもったいないから、もっと少なくていいんだが。
元々、様子見に来る口実だったしなー。
[リエヴルの手当てをする前か、後か。
いずれにせよ、茶葉を包みのまま>>*20で渡されれば、そう辞退した。
差出人として記されている名を見れば、やっぱり縁者かーと思う。
フェルセンという姓と、特徴的な二刀流を見れば、予測はしていたのでさほど驚く事はない。
入学当初から二刀流を覚えていたリエヴルには、
『戦場でレイピアとマンゴーシュが万一折れたりなどして使えなくなった場合に、敵から奪った剣を使って身を護るくらいの技術は覚えとけ』と言って、
得手とする二刀流の他に、両手持ちの剣の使い方も教えた覚えがある]
>>315
えっ…。怖いお兄さん?
そうか……
いや…、可愛い妹の兄というものは
いつの時代でも怖いものなんですよ…
[ 謎の呟きを発しつつ、拳をぐっと握りしめた。
東の寮長、という単語にトールの表情が
かすかに変化したことについては、
安定の鈍さから全く察することが出来ていないのだろう。
”そっかー!今度みんなでお茶してみたいなあ!”
――などと無邪気に空気の読めない発言をして、
トールの表情を更に硬直させてしまった、かもしれない。** ]
―回想・昼間の食堂―
[トレイを持って移動する直前、かけられた言葉に目を丸くした。>>225]
鬼畜…ですか?
まぁ確かにルー…[普段通りに呼びそうになり咳払い]兄、ルートヴィヒは、他人より少しだけ自信家な所があったり、厳しめな視点を持っているかとは思いますが…
[更に続く言葉に、失敗現場を見られた瞬間のようなばつの悪そうな顔になる。]
― 練武場 ―
[素直な返事を寄越すカレル>>155にあとを任せて水飲み場へ行く。
ジェフロイにやられた辺りは痛むものの、
これはどうやら打ち身であろう。
防具をつけていたこと、そして勢いを殺したことが功を奏した。
水を飲み終わり、口元を手で拭って苦笑する。
まったく、厄介な級友というか面白い友といおうか]
よし。じゃ、始めようか!
[自分も防具を身につけて、ステファンの正面に立つ。
下級生を指導する上級生という立場上、
少しは手加減するべきなんだろうか。
───そんな気持ちは、木剣を手にした瞬間、吹き飛んだ。]
わ…我が寮では、もふもふ禁止令が出ているのはラヴィさんだけですから!
スノウさん大好きな西の皆様には申し訳なかったですが、単体で行動されている時に、少しだけお付き合い願いました。
[どう考えても休み時間一杯は少しだけには入らないが、そこは誤魔化す。]
それでは失礼いたします。
シェットラント、ラヴィさんじゃないから無罪放免だとは思うけど、一応今の話は皆に内緒で頼むね。
[その場にいた後輩にも釘を刺し、いそいそと食事の為の場所を探しに歩いて行った*]
― 練武場→―
[東西寮代表対決かのような、二人の戦いの見学の後、
自分もといきまいた結果]
………
[床と盛大なキスをするはめとなっていた。
背の低さを利用して低空からの攻撃までの発想はたぶん間違ってなかったと思う。
ふらふらと周囲の視線をいくつか受けながら、練武場を後にする姿はいつも以上に落胆していた]
……お…。
[人はどんどん増えてくる。
明日が実技試験とあれば当然か。
肩を時折押さえていると、明るい笑顔の金の髪の白衣の天使──
もとい後輩に声を掛けられ、顔を向けた>>219
いい目をしている。その怪しい客引き文句に、軽く笑う]
んじゃ、湿布。
[ひょいと手を出して要求した。
年中練武場に通っていれば湿布は馴染みのものであり、
ダメージさえ表に出さず済んでいるなら、打たれたこと自体は既に明白である。
ゆえに悪びれず湿布を受け取り、荷に入れた]
― →掲示板付近 ―
[そういえば実技試験について張り出されてるかなと、足が向いた先はそこ。
大分疲れてるのと、適度とはいいがたい運動後なのもあって、雰囲気はとっつきにくそうなものを纏っていた]
実技か…
[見に行くだけで去年とか一昨年のあれこれが思い起こされる。
無謀にも対人競技とか選んでたこともあり、正直ぎりぎりなんとか通れたといった感じだった]
気が利くな。助かる。
[礼を述べて立ち上がる。
さてどうしようかと、少しの間壁に身をもたせ掛けて辺りの様子を眺めていた。
そうこうするうちに、後輩同士の手合わせやらが始まるようだ。
誰かが窓を開けたのだろう。
春の風がやわらかに吹き抜けた。心地良い]
士官候補生 ノトカーは、栞を挟んだ。
応っ! 来いっ!!
[一礼の後、打ち込んでくるステファンの剣。
今ひとつ甘いそれをはじき返し、肚から声を出す。]
そんなんじゃ準備運動にもならないぞ!
斬り殺す気で来い!!
[怒号、と言ってもいい大声をステファンに浴びせ、
木剣を正面に構えて柄を握りなおす。
まだ、自分からは仕掛けない。]
― 回想・武術教官室 ―
そうですね、学生時代は実によくここでお世話になりましたが。
[兎に角、運動能力が悪すぎた。
体格も悪ければ、兎に角武術のセンスがなさすぎたのだ。
なので、何度も何度も居残りもあれば教官室にコツとかありませんかなどと聞きにきたこともあったものだ]
ええ、モーリッツ先生はお元気ですよ。
冬は少し体調を崩しましたが、最近は元気でまた散歩に出歩けるくらいに回復した、と手紙で。
教え子の卒業式には来たいといっていますから、ひょっとしたらここに出てくるのかも。
[モーリッツのことについて話すとき、自然と表情が和らぐ。
師と教え子以上の絆が二人の中にあるのは、確かであった]
[変動するオッズを聞いて、頷いて]
ええ、大丈夫です。
しかし、……シロウ先生はすごいですね。賭けをやっている、とはシモン先生から聞いていましたが……
まさかここまで本格的なものだとは。
[算盤の扱いも、オッズの細かさもである]
ええ、楽しみにしています。
[教師間で、ジェフロイにどんと賭けたことが漏れて、入らぬ憶測を呼ぶことになるとは、今は気付いてはおらず。
文字通り、お酒購入額になって帰ってこいとうきうきして体育教官室を辞したのだった*]
そうですか。
では、こちらで持っておきますので、飲みたくなりましたら
いつでも西寮か生徒会室にどうぞ。
[シロウの言葉>>*25に、笑顔で応える。
差出人を見られたなど、気付きもしないままに。
普段は不真面目なように見える教官であるが、武術の授業は師に受けた手ほどきとはまた違い、ためになるものだった。
生徒の中では異分子ともなる二刀流の稽古にもつきあってもらったし、それ以外に両手剣の使い方も教えてもらった。
今では、二刀以外もそれなりに使えるようになった。
二刀流の基礎以外は、全てシロウ教官の教えである。]
見所ですか。確かに。
レト……というのは、コンテスティですか。
なるほど、彼も……。
覚えておきます。
[シロウが言うならば、きっと逸材なのだろう。
そう思えば、再び笑みが零れる。
が、自分もと言われれば、それまでとは違う表情となった。]
………………ありがとう、ございます。
[珍しく素直に感謝できているのは、きっと手当を受けているせいだろうと思うことにした。]
/*
そして格闘に力を費やすターンの合間に増えるログを見つつ…。
>>326
吹いた。べつに禁止はしてないからね…!w
東寮長ェ。
/*
身長どうしよっかなー。
180ちょい手前くらいな印象。
178……179あたりか。
{4}で奇数なら178、偶数なら179
ああ、あれは…
[小柄な姿が木剣を構えている>>327
先にミヒャエルの傍らに見た>>122下級生だろう。
あまり力はないとみえる。
低くからの一閃を意図した手はあえなく阻まれ、
盛大に床とキスするところまでを目に収めた。
やがて肩を落とし、練武場をあとにするところまでを視線で追う]
はん…。
[ひょいと荷を手に持った。
気に掛かることは多いけれども、今気になったのは、かの後輩だ。
あとを追うようにして、ずんずんと廊下を歩く]
― 掲示板付近 ―
よう。
[後輩の小さな肩を、ぽんと後ろから叩いた>>329
ぴりりと、とっつきにくそうな感じは生憎背後からは見えなかった。
むしろ気にしていなかったというのが正しい]
明日の掲示か?
[気安く声を落とす]
[>>325剣を手にしたカレルは、先ほどまでの柔らかさが嘘のような威圧感を放つ。
>>331一撃目を弾き返されたのは、予期した通り。
だが]
…………!
[こちらの迷いを見透かしたような一喝に、身がすくむ]
[人殺しの技。
戦場で敵を屠るための技術。
自軍を、自国民を護るための技術]
……はい!
[頭でわかってはいる。
殺したくないとか、甘いことを言っている場合ではないのだ。
本人としては思い切ったつもりで、次の攻撃を繰り出す。
けれど、まだまだぬるい]
/*
ステファン飴ありがと〜!
フィルターを横に置いていても、
人数多すぎて、全然把握できないんだよね。
とりあえず、今日はステファンだけ気にしてればいいか。
[一瞬びくって驚いた風に震えてから、振り向いた時にはそのせいもあってさきほどまでの雰囲気は吹っ飛んでおり]
え、あ、こんにちは。
うん、明日の…
[ 約束の相手に近づこうとしたところで、不意に横から先方に掛けられた声>>0:515に瞠目する。
ディークに渡された木の剣、ジェフロイ自身の手にも。手合わせの段取りなのは明らかだ。
『見学させて頂きます』と告げて、壁の際まで下がった。
すぐに始まる打ち合い、
ジェフロイが叩きつけるように剣を合わせる重い衝撃音は空気をびりびりと震わせ、
手首を返すように流していくディークの小気味よい打音は、まるでダンスをする人の靴音のようでもある。 ]
……すごいな。
[ 剣だけで終わらず、組み合っての体術も。
相手の油断を一瞬たりとも見逃さない気迫に、フレデリカ>>5の様子が気になりつつも、目が離せない。
――、と、先程まで床の上にぺしゃんこになっていた筈のフレデリカが起き上って二人を見ながら呟く声>>68が聞こえてきた。 ]
そうか、タイプの違い……。
偉そうに言ったけどそういう事だよな。
…うん?
[何か取り繕ったような言葉に、一度瞬く。
上級生に声を掛けられた所為かとも思われたが、
どうも違うような違和感に軽く首が傾いだ]
ん、そうか。
[短く返す。
声を掛けたいと思って追いかけてきたのは間違いないが、
ではどう切り出すかといえば、考えていなかった。
とりあえず、少し多めに貰っておいた湿布を押し付ける]
つけとけよ。明日に響く。
>>122
お疲れ様でした。ルーデン先輩、スコーピオン先輩も。
凄かった……そして、勉強になりました。ありがとうございます。
[ 稽古というにはやや気迫が籠りすぎた打ち合いを終えて、こちらを見返るディークにそう返す。 ]
あ、はい。俺はまたの機会にでも……。
いい人もいて下さるって、……ファーイースト教官?
[ 二人の過熱状態を木刀の一閃いなして終わらせた、飄々とした様子の教官に目を移した。 ]
>>191
指導して頂けるんですか、特別授業だ!
……ええと、二人ひと組。
[ いつの間にかやって来て、ディークとジェフロイの一戦を見守っていたらしきカレルはディークに頼まれた木剣の後始末を始めている。
すぐに手は空かなさそうかと考え、辺りを見渡した。
近くに指導を受けたそう且つ、見知った生徒がいたら、組を申し込むつもりで。* ]
──掲示板前──
[近くの生徒の肩を受けてから移動の波に合わせて押し返し、ウェルシュの傍を陣取る。]
>>297
決めきれないんなら、二つとっとけばいいんじゃないか。
両方落とすような選択の仕方はしないだろ?
[お前なら。と、軽い調子でそう言って]
>>302
ああ。迷ってたのはこれとか。
[キマイラ戦への反応に頷く。]
>>302
チーム毎に部屋を割り当てて召還なのか、
一部屋に乱暴に全員ぶちこむのかで違いそうだよな?
[多頭かと思ったのは、それぞれの首と書いてあったからだが三頭型って可能性もあるのか。と、首を捻り]
ああ、なら一緒にやってみるか?
[軽い誘いに、同程度の軽さで応じる。]
― 回想・武術教官室 ―
そりゃ良かった。
卒業式でお会いできるのを楽しみにしてます、ってなんかのついでにでも伝えといてなー。
[モーリッツが散歩に出られるくらいに回復したと聞けば、こちらの表情も和らぐ。
自分も学生時代には教わった事があるだろうか。いずれにせよ、元同僚が体調を崩したと聞けば心配にもなる]
はっはー。
教職員ってあまり娯楽ないからなー。住み込みだと特に。
学生時代にも、賭けて遊んでたし。
[在学時代、馬術の講義でレース形式の訓練の際には、教官まで巻き込んでの競馬をやった事もある。
馬術教官から『こんなこと思いついても実行に移すのは、後にも先にもアイツだけだろうよ』とのお墨付きだ]
俺は前衛で囮にしろ実行にしろどうにかなると思うが
個人的にゃ、前衛は最低二人と、
遠距離から補助ができそうな奴を一人か二人。
できればもうひとりぐらい欲しい気がするが、
──お前、他に誘いたい顔は?
いっそレトとかカレルとかカークとかルートとか誘ってみるか?
ヴィンセント……は断るかもしれんが。
[同級生であれば、多少手の内は見えてもいる。言いつつ、投げた先のノトカーとトールの会話に>>313ああ。と頷いた。]
[かんっ、と甲高い音を立てて木剣がぶつかり合う。
手元に感じる衝撃は確かなもの。
でも、まだ物足りない。]
死にたくないならっ!
[噛み合った剣を、体重を乗せて押し返す。]
死ぬ気で向かってこいっ!
[突き放した相手へ、横薙ぎに剣を振るう。]
戦場では、誰も手加減してくれないぞ!
[口にしているのは、かつて教官に言われた言葉。
言葉通りに手加減なんてものは考えなかったけれど、
一番防具の厚い胴を狙う程度の頭は回った。]
>>313
らしい。うちの寮長は基本面倒見がいい人なんだが
[たまに思い込むからな。と、後半は声には出さずに頷いて、]
で、その他の珍しいものってのは?
[ノトカーとトールの会話からウェルシュに視線を戻した。]
/*
>>159
>分析を好む立ち回り
中の人だな。まんまこれ、中の人のガチ村における立ち回りだ。
ふむ。なるほど。
普段から練武場で見ているってことになってるし、後で各人の戦闘ロルを分析してみるとしよう。
そして、指示を飛ばす。
分析ならまかせろー(バリバリ
/*
今のうちに、トール先輩にとってライバルとなるジェフロイ先輩の分析はしておくか……。
報告するのも意義はあるだろう。うむ。
え、あ、ありがとう…。
[湿布受け取りながら、ある意味で憧れの先輩といえる存在の一人、
しかもあまり接する機会のない相手への緊張とかもあって、心動かないわけもなく、
本人の気がどうとか関係なくつい赤くなり照れてしまっていた]
安静にしとく。
[心も声も柔らかくなっていただろう]
ディークはその、
試験はどれの予定…?
[そして別の意味で緊張したような声になっていた]
俺は、できれば銃…とかつかえるやつがいいなって。
[ペイント弾か、あるいはしよう許可がでるなら試験の合格可能性も考えてキマイラかと思案中]
はい。
8年のトール・ベルゲルードと7年のリエヴル・フェルセンの二人一組で。
出来るようでしたなら、模擬戦を。
参加者が少なくて模擬戦が出来ないようなら対幻獣戦で、お願いします。
[受付の教官にそういいながら、
差し出された受付票に明日の試験の希望を書いて提出し終わると、
あとは特に用事もなく]
くっ!
[>>349剣は受け止められ、そのまま押し返される。
腕力での押し合いには叶わないし、だいいち気迫が違った。
突き放されたところへ向かってくる言葉と、横薙ぎの剣]
…………っ!
[防具越しに、重い衝撃が襲う。
身を躱す、とまではいかなかったが、
いくらかは打撃を逸らす身のこなしができたのだと思う。
でなければ、悶絶していただろうから]
……っ、痛、ちょっと、
[ちょっと待って下さいと言いかけて、口を噤んだ。
そんなことは通用しない――戦場では]
ああ。
[先の違和感も、柔らかな反応>>351に溶けていく。
素直な応えに頷いて、さてどうしたものかと少し考えた。
迷うように仕草してから視線を戻す]
さっき見てたんでな。お節介かとも思ったんだが…。
[さっきとは、先の盛大なる床との抱擁の件である]
無理してると身体壊すから。
[”彼”の正体に気づいているわけではない。
ただ、小柄で身の軽そうな”彼”が、
あのまま剣を振り回すのは危ういと思った。
身に覚えのあるがゆえのお節介でもある]
…っと。えーっと、悪い名前…ファロンだったか?
[少し眉を下げて問いかけた]
あ……。これリエヴルに渡すの忘れてた。
[購入したくるみクッキー2袋のうち、
1袋は日頃の紅茶のお礼と懐柔の為にリエヴルに渡そうと思っていたのだ。
リエヴルを育ててくれた老夫婦が育てているという茶葉。
自身も紅茶好きの割には、
銘柄にこだわりもなく飲めればいいという感じであったが、
何かの折にご馳走になったその紅茶は、
自分でもわかるほど優しい味わいだった]
あ、でもあいつ購買によったんなら自分で買ってたかもなぁ。
[どの道部屋に帰れば一緒にいることになるのだから、
焦ることでもない。
ならばスノウでももふもふしにいこうかと、中庭へ足を伸ばした]
[死にたくない、というのはたぶん、少し違う。
もちろん死ぬのは怖いけれど、もっと怖いのは殺すこと。
でも、
自分が倒れれば、後ろにいる誰かが殺される。
痺れるような痛みに歯を食いしばって、剣を構え直した]
……行きます!
[言うが早いか、体ごと飛び込むような突きを繰り出す。
良くも悪くも基本に忠実。
ステファン・トライバーの剣技を評するならそんなところ。
腕力も速度も技巧も、まさに平均的。
普段と違うのは、「死んではならない」というその思い]
ん?あー、実技か。
なんでもいいんだが……
[実はまだろくすっぽ内容を見ていない。
それでもそう返すのは、恐らくはどれを選んでも問題ないと自負するゆえに]
銃か。それはいいな。
[けれど続く言葉には、あっさりと首肯した。
この後輩にあうだろうと思ったこともある。
そして自らが得手とするが為でもある]
実技試験ねェ…。
[横で交わされているヒンメルとダーフィトの会話を聞いていれば、
彼らが組んで挑戦するつもりなのは明らかだ。
となれば、狙っているのは1か2だろう。
さて自分はどうするか。
馬術は誇れるほどの腕ではない…というより、
自分の足で駆ける方が得意だ。
素早い身のこなしと連撃が、己の持ち味である。
1か2か4か…。
とん、とん、と課題の写しを指の腹で叩き]
あー…そういや、
/*
ステファンの王道っぽさwww
いいね。そしてみひゃえるうううううう!!!
こっちこないか な!!!(
( ノノ)まったくすまない…
― 回想 ―
[リエヴルから、彼宛に届く特別な茶葉の話を聞いたのは
いつだっただろうか。
後輩から、彼自身についての話を聞けるのもいいことだと
何気なく聞いていたのだが。
――自分を育ててくれた老夫婦が作っているものだ
という言い回しに若干引っ掛かりを覚えたのか、
つい口にしてしまった]
育ててくれた……って。
実の両親ではないってことか?
(あいつは何を選ぶんだろうねェ)
[ふと脳裏をよぎったのは、7年生組の最優秀生徒こと
リエヴルのことだ。
一年の時からそつが無く、
学科をやらせれば労なく全ての科目で満点を重ね、
実技をやらせれば持ち前の観察眼と二刀で軽々と模擬戦相手をいなす。
しかも本人に溢れる気品と余裕。
全てを兼ね備えた天才というのは、
まさに彼の為にあるような言葉だった。
…なんてチートな奴だ。
教室を共にして一ヶ月も経たないうちに、
感嘆半分、負けん気半分で、ソマリはリエヴルに注目するようになった。
…――いや、自分だけじゃない。
きっと教室の多くの人間がそうだったことだろう]
[自分はあいつみたいに天才じゃない。
だから寮の自室では、こっそり必死で座学に励んだ。
自分はあいつみたいに二刀など使えない。
ならば己に為せる技は何かと、授業の後で教官に頼み込んで
試行錯誤の訓練に付き合ってもらったりもした。
此処に入るまで、きちんとした教育など受けてはいない。
けれど其れが何だというのだ。
今、自分は此処にいる。此処で学ぶ機会を得ている!]
あ、ああ……。
すまん。
その、詮索するつもりじゃなかったんだが、つい……な。
[直後に自身の言ったことに気づいて、
慌てて謝罪をする。
そもそも思い込みやら勘違いやらをする自分だ。
今の違和感もその種類であったかもしれない、と思う]
[それはもしかすると、分かりやすい形での
最も近い、目標と呼べるものだったのかもしれない。
同学年。同じ寮。
近いくせに……悔しい程に遠かった、最初の頃。
1年が過ぎ、2年が過ぎて、少しずつ努力の成果が出始めた。
成績で彼と肩を並べることもあっただろう。
あと一歩のところで、したたかに打ち負かされたこともある。
そういう時は、
「次こそは負けねェ…!」とお決まりの台詞を言い放ったものだ]
[お互いに年月を重ね、
今はもう、己の目標も別のところに在るけれど。
彼も自分も。
この試験、最善を尽くせたらいい――…くらいのことは、思うのだ*]
― 中庭 ―
[いつもはそこそこ人がいる中庭も今日は随分と静かだ。
実技試験前ともあって、練武場で稽古をしたり、
友人と明日の試験の相談をしたりしているのだろう]
スノウちゃんいるかなー。
[白くて愛らしいもふもふを探し求めて視線を彷徨わせる]
―回想・練武場の片隅―
[>>328遠目には険しい表情にも見えたその人は、突然現れた謎の客引きに笑ってくれた]
はーい、毎度ありがとうございます。
[出された手は湿布を{3}枚載せても、まだそのまま]
……もう少し要ります?
[{2}枚を追加した。他の人の分も要るのかも知れない。
>>330気が利く、と褒められれば首を振る]
……いえ、とある先輩からのアドバイスがありまして。
お役に立ててよかったです。
[後でベリアンにお礼を言わなければ、と思うのだった*]
― 少し前:練武場 ―
購買の菓子―――
[皮袋にはくるみクッキーが三袋。
自分の分と、以前入手し損なった同室の先輩の分と、あとは自分の分にと買ったものだ。
聞けば、カレルはリエヴルとも手合わせをしたらしい。
連戦するなら腹も減るだろうと一袋渡そうかと思ったが……やめた。
菓子をかけてこいつとの勝負が出来るなら、今ここで渡すこともない。
そんな面白い提案に乗らない手はない。]
うっし、乗った。
次の勝負まで首洗って待ってろよ。
―食堂―
>>314
ラブラドライト…?
[ぱちくりと瞬きし、思い当たってつぶやいた]
……確か、月と太陽を象徴すると言われる魔法石、だったか。
記憶の強化と、精神バランスの回復の力を持つ、とされる…。
聊か褒め過ぎだろう。
しかし、それを言うのなら、君の印象は…そう、クリソコラか。
[魔石の授業で習ったことのある、地球のような石の名を出す。
有機的なその色合いは、彼の印象其の侭に見えた]
>>317
カサンドラ教官か…、うむ。
彼女はモーリッツ元教官にも縁の深い方だしな。
モーリッツ教官は流石に年の功で、学校経営陣の上の方にも顔が利くと聞いたことがある。
[きらん。と目が輝いた。というか眼鏡が。
近々土産を持って伺うか、と決意を固めたようである。]
俺は大抵真面目だ。
…残念なのはそれが適うとしても、学生生活は残り1年。
恩恵に預かる機会は極めて少ないだろう、と言うことだな。*
――回想>>*29――
あ……。
[何気ないことに気付かれれば、つい苦笑いが浮かぶ。
こんなことで心配をされるのも申し訳ないと思う気持ちになり、正直に本当のことを。]
はい。俺は養子に出されたので。
母はもう亡くなってますし……。
むしろ、養子に出してもらえて良かったと思ってますよ。
[応える顔は、穏やかなもの。
包が届く時のリエヴルの様子を見れば、どれだけ育て親を慕っているかは、よくわかることだろう。]
[謝罪の様子>>*33を見れば、ゆっくりと首を振った。]
いえ、いいんです。
俺にとっては、今の両親が自慢なんですから。
[そう言って、トールのティーカップにおかわりを注ぐ。
おいしいでしょう?と、どこか誇らしげに笑った。]
― 練武場 ―
ぐっ、 ち…
[木剣が崩れる音とそして走る痛み。
剣が使い物にならなくなったと知れば手放して地に手をついた。
>>91手ごたえあり、とは感じたが
顔はそのとき見えなかったのでどの程度か図りかねず。
崩れかけながら>>92突き出された木剣は、何時もの鋭撃ならば避けられなかったかもしれないが、今回は届いていない。
より手ごたえを確信したものの、
お互い体勢を整えるために、やや間が空いた。
向こうは木剣、こちらは素手。
獲物が無い分不利だが、止めるという選択肢は無い。
判断は素早く、地に付いた片手も使い、
バネのように離して素手で挑みかかろうとして――]
って!
[>>94シロウの一撃が入り、足が止まった。]
シロウ先生…。
[あいたと、左手で叩かれた場所を摺りながら、
まだやり足りませんという顔で教官を見上げていたが。
>>120聞き捨てならん言葉にぎっとディークを睨む。]
誰が単細胞だよこのバーカバーカ。
[返し方が既に単細胞と言われても仕方が無い。]
なろ…テメェだって息が上がってんぞ。
[>>121堂々負けを宣言されると、ぐっと息を詰めた。
傍から見れば僅差負け、だがこちらも一撃入れた自負があり、
またそれを素直に認める程今は心が広くもなかった。]
[好敵手を前に、笑みを広げる。
なにがどうしてこのような関係になったのか、切欠はもう覚えていない。
最初こそ衝突したり喧嘩したりもしたが、かと思えば頭突き合わせて地面に図を書き、実技の傾向と対策を練ったり。
呼ばれれば飛んでいく性質。
他者との手合わせもよく行ったが、
カレルと手合わせした回数は、同級生の中でも群を抜いている。
得難い貴重な存在だと思う。]
[今までと違う”もの”がきた。
ステファンの、飛び込むような突きに体が震える。
これは、武者震い、っていう奴だ。
本気になった相手に対峙しているときの、
他に例えようもない、背筋がぞくぞくする感じ。]
やああぁぁぁっ!!
[勝手に、肚の底から声が出ていた。
ステファンが繰り出す、『平均的』な突き。
言い換えれば、それは教科書的で、模範的なもの。
その突きを、生きたものに変えるのが、
剣先に乗せられた、強い、強い想い。
体が、そこに反応する。]
[一途で真っ直ぐな突きを、避けることなんてできなかった。
体を斜めにずらし、防具の一番厚い胸の位置で
滑らせるように、突き込む切っ先を受け、逸らす。
同時に左手を伸ばし、ステファンの剣持つ手首を捕えにいった。
体はさらに前へ踏み込み、横から背後へ回り込むように動き、
剣持った右手で羽交い締めにしようと腕を伸ばす。]
実技試験は筆記よか気楽だし、
正統派な試合は毎年組み込まれてるけど…
捻った出題もあるからな。
[たまに妙なのものも混ざっているが、
生徒の能力を偏りなく見抜けるよう、
教官たちの間でよく練られたものなのだろう。]
気になるし、俺もこれから見に行くつもり。
……夢。ただの夢。
怖い夢を怖がるなんて子供みたいだな。
[>>*22 肩を竦めて、苦笑いする。
ふいに眠り込むようになってから、あまり良い夢を見ない。
慣れてはいるのだが]
……、食ったよ。大丈夫。
つか好物なんだからお前が食……。
[もが、と口に放り込まれた柔らかいホットケーキ。
ふわりとかかったクリームが舌に甘い。
肩に入っていた力が、ふっと抜けたような気が、した]
― 掲示板付近 ―
まあね。
でも、今回はやるなら全力でやってみたいから。
[肩を竦めて、ベリアン>>345に笑う]
そういうこと。
随分と違うだろうね。同じ部屋でなら、指定された対象以外にも気を払っておく必要があるだろうし。
よし、組んでくれるなら挑戦してみることにするよ。
僕も前に出ることはできるけど、前衛確保できるなら後ろにさせてもらうかな。射撃の方が成績良いし。
前衛ならカレルとかいいね。最近メキメキと伸びてるよね。
僕から一番誘いやすいのは、よく相手してもらうレトだけど。
ああ、ヴィンセントは無理そう。さっきも選ぶなら4だって言ってたもの。
うーあー。
シロウ教官直々の指導か……。
魅力的な提案だけど…。
[実技試験の内容を確認したい気持ちもある。
6年次はそろそろ後がないのだ。
何かあれば周囲と二言三言話したのち、後ろ髪引かれつつも校舎のほうに向かうつもりで。]
[それが少し落ち着いたのは>>136カレルやレト>>236が話しかけてきた時である。
同室のレトは当然だが、東寮生徒であるカレルの事もわりと見知っていた。]
っと、カレルとレト。
や…礼を言われる程の事じゃねぇが…。
[始まりと結果を考えると、あまり褒められたものではない。
微妙な表情で、心情をうまく表現出来ぬ為につい左耳に触れてごまかした。]
[>>122そしてディークが続いてミヒャエルに話しかけたとき
馬鹿力、にはさほど頭にこなかったのだが
会話の内容から凡その事を察して、今度は苦い顔。]
……なんだ、先約あったのかよ。
[先に言え、と、言われたのに聞いてない男が言う。]
すまないな。えーと、ミヒャエルだっけか。
[東寮の後輩でないので、名が出てくるのが少し遅れたが。
彼に向かって軽く頭を下げ謝罪した。]
[さっき痛かったなと思う右の手で頬をかこうとして、
ぬるとした感覚に、ふと右手のひらを見ると。]
………げ。
[木片の欠片がざっくり刺さり、目に見える傷になっていた。
血も流れ出して床に落ち、あわてて足で拭う始末。]
派手な怪我になったため、誰か気づいたかもしれないが。
怪我をしたとは言わず――これもまた意地だった――木屑はディークが後輩らにまかせるままにして。]
悪い、掃除まかせた。
行く所があったの思い出した。
[慌てたように、練武場を後にした。]
……まー、まずは自分のことだよなァ。
1か2。そんなところかねェ。
[写しの上を遊んでいた指先で、くしゃりと髪を掻きあげて]
カークやシェットラントは実技試験、どうすんの?
[その場にいる他の面々に声を掛けた]
/*
やっと追いついたか…。
もー色々把握がおいついてないのが。
あとはレトとカッちゃんと試験だけどこれはもうちょっと練りたい&タイミングを計りたいのでもちょっと置いておく…。
――入学してからの記憶――
[いくつか視線を感じていたのは、わかっていた。
それは、学科の成績の為か。
それとも、目立つ二刀の立ち回りの為か。
士官学校に入る時。
育て親の老婆は、目立つかもしれないから、おとなしくしているようにと自分に忠告してくれた。
それは、今思えばいじめられないようにという親心だったのかもしれない。
――――――だが。
現実は、逆だった。
何を思ったか、この男。
褒め称えられれば、さも当然という態度に出たのである。]
[そもそも、おとなしくするとはどういうことなのか。
それまで老夫婦以外とまともに接触したことのなかった男は、集団という存在も、集団生活を円満に送るこつというのも、殆ど知らずに来た。
通常ならば、出る杭は打たれるのかもしれないが。
全て、打ち返してしまった。
偉そうだとか、自信家だとか、そう言われているのはよく知っている。
また、自分でもそうだと思っている。
だが、なんてことはない。
単に、普通に接する方法というのが、よくわかっていないのである。]
[構える必要がないトールやシロウなどが相手なら、素直に言うことを聞きもする。
だが、それ以外の人間が相手となると、どうも斜に構えてしまう。
損な性格だな、と言ってくれる者もそれなりにいた。
だが、どこが損なのかすら、よくわからなかった。
勉強も剣技も、育て親が基礎を教えてくれていた。
その土台と、当人の負けず嫌いが今に至るのだろうと思う。]
[――――――――最も。
リエヴル当人にしてみれば、
勉強を教わったのは、一人でも生きていける為に。
二刀流などという実践的な剣を教わったのは――…]
―実技試験受付窓口―
[掲示板の直ぐ近隣に位置する建物の入り口。
教務課や教官室からも程近い場所に、受付はあった]
…ん、…相変わらずの混雑具合だな。
[外の掲示板を見る者、さっさと受付を済ませて試験会場に向かおうとする者、
迷いながら何かを相談している者。
張り出されたタイムテーブルによれば、
どの教科も、そこそこ埋まり始めているようだ。
女子を基本対象にした看護実習などは、既に7割近くの時間が埋められている。
見知った名前を見つけて、間近に立つ相手を振り向き、声をかける。]
見てみろ、西寮長と生徒会長が組むようだぞ。
あの二人、仲がよかったらしいな。気づかなかった。
[であるからこそ、自身が望まれているなど、これっぽっちも考えたことはなかった。
故に、敵視する視線には、さほど気付くことはない。
ただ、気付いていないくせに、生来の負けず嫌いである。
あと一歩というところまで追い込まれれば>>*34
本気で二本の剣を構え、教官の制止を受けたものだ。
負けるのは勿論。
並ばれるのも気に入らない。
「次こそは負けねェ…!」と言われれば、一言。]
[ 練武場そばの井戸に歩み寄り、ポンプのハンドルを二度、三度動かした。
迸る水の流れの下に頭を突っ込んでから顔を上げ、ぶるぶると犬のように首を振る。
周囲の緑を透かして射し込む陽光を、飛び散る水飛沫が拡散していく。]
あー……てっ
[ 眉の下あたりに微かな刺激を覚えて小さく呻いた。
木剣の切っ先が掠めたところ、傷になっているようだった。大したことはないだろうが。 ]
それにしても……。
すごいところに貰われたよなぁ。
……フェルセンだっけ?
二刀流のフェルセンなんて、どこかで聞いた名前だ。
[確信があったわけじゃない。
心当たりのある名前にカマをかけてみただけだった]
ん?
なんだ、
ああ、実技試験の課題が出たのか。
[ 掲示板の方にざわめく人並みを遠く見て、もう一度頭を振った。
持参したタオルでがしがしと髪を拭い、そのまま、課題をどうするか悩み、口々に話し合っている生徒たちの方向へと歩き出す。 ]
俺は、フレデリカ・ファロン。
西の副寮長に名前覚えてもらえているなんて、うれしいかな。
[先ほどのジェフロイとの戦いのこともあり、その思いはより強くかんじた]
[剣を使ってやりあうことにむいてないということは自分もはっきりと自覚はしていた。
ディークが銃を得意とすることまでは知らなかったが、そのことを知れば師事をお願いしたかもしれない]
ディークは余裕そうだね。
どれきても、全制覇とかしてしまうイメージだ。
[渾身の突き。
まともに受けるか、躱すか、どちらかだろうと思っていた。
だから、胸で受けておいて力を逸らす動きに、対応を迷った>>370]
っ!
[手首を捕らえに来ると気付けば、咄嗟に剣を離す。
背後へ回り込む相手の腹部を狙って肘を入れようとするところまで、自分の体は予想外に動いた。
――死んではならない]
あ、うわ!
[けれど、相手の方が一枚も二枚も上手。
あっさりと、背後から捕らえられてしまった]
やっぱりどこか似てるよね。
[寮長二人、という主語を省いて首を傾げる。
つまりは時々抜ける、という意見も入っていたりするが]
うん、慌てる生徒会長の顔。
それこそ西寮長と話してらしたんだけど、目を泳がせたり、いつもと雰囲気が違って。
なんだろう、可愛らしかったんだ。
[向き直ったベリアン>>350に、思い出し笑いと共に教えた]
>>*39
夢は夢だ。――現実とは違う。
喩え現実と近い夢でも、……お前の意思で、変えられる。
[断言し、真っ直ぐに彼を見つめる。]
なんなら、俺がスーパーヒーローとしてお前を助けに行ってやってもいいぞ?
夢の中にな。
― 教官室で ―
へっくち。
ううむ……噂、か?
ちょっと集中力が切れているな。
[甘い飲物でも淹れ糖分補給も兼ねるかと思ったが…]
しまった、切らしていたか…。
まあ仕方がない、大学校なればともかく、士官学校にカフェテリアがないのは、仕方がない…。
[まさか甘味事情の大幅改革に乗り出そうとしている候補生がいるなどとは露知らず。
口寂しさに悩まされつつも仕事している教官だった]
おやまさん=カサンドラかな、とキャラ選択の時点で(ry
そしてディークはでぃあさんっぽいのかなーと…
うゆたんはヴィンセント??
しっとり色っぽいところとかそれっぽい気が
レト…、はバトル好きっぽさからないかなーと
ウェルシュもありか…、ってキャラに引きずられてるどう見てもwww
ダーフィトのメモみたらももさんに見えてきた…wwwwwダーフィかわええwwwww
/*
中庭でフィッシングしつつ、ジェフロイ宛になにか考えつつ、後輩たちと絡めないかなぁと思ってるのですが、ジェフが来てくれるのかな?
/*
眠り病って軍人としてどーなんだろう。
入学してから発症したのですけどもね
あーー、寝た。
これから残ptで足りる限り頑張る。
――回想:トールとの会話>>*46――
[幸せそうと言われれば、笑顔で頷いた。]
えぇ。すっかり紅茶好きになってしまいましたけどね。
家では茶畑の手伝いなんかもしてたんですよ。
[校則で、生い立ちを名乗ることは禁止されているが。
流石にこれくらいなら大丈夫だろうと、ティーカップを傾けながら語った。]
養子に貰われた先でも。
そして、ここでも。
……きっと、幸せです、俺。
[そう実感を籠めて呟けば、少し恥ずかしそうに笑った。]
[だが、トールの口から二刀流のフェルセンと聞けば>>*48
思わず目を瞬かせる。]
え――――……、
先輩も、ご存知だったんですか?
[この学校でも、武術に携わる一部の教官に聞かれたことはあった。
やはり、独特の剣技は覚えられやすいのだろうか……と。
しみじみと考え込むのだった。]
…ふ。そっか。
なら、その気概は買うけどな──…
[小さい身体、明るい色の瞳に決意が満ちている>>382
何か事情があるのかも知れず、
けれどそれを詮索するのはこの学校ではすべきことではない。
だから、少し笑った。
馬鹿にしたのではない。懐かしいものを見た気がしたが為]
フレデリカ・ファロンか。
なあ、フレデリカ。ならもっと、自分の得手を見極めろ。
普通、全部なんて出来るわけじゃねえ。
が、得意で不得意をカバーすることは出来る。
[一息にここまでを言い、そして少し声を潜めて笑った]
…俺も昔は、力が足りなくて軽かったからさ。
[背も今よりずっと低かった。
だから剣は力よりも器用と速度を重視するに向き、
そして近接よりも遠隔を鍛えることに執心した。
かつてを知らない後輩に、少しだけそんなことを言う]
/*
>>*45
望まれている、じゃねーよ。
恵まれている、だよ……。
しくしく……。
しかし、こう。我ながら相変わらず多弁。
赤まで使えるとなると、ひたすら喋り倒すぞ俺……!
だから銃、いいと思うぜ。
俺も剣よりそっちの方が得意なんだ。
あとは…、ふうん。馬か。
成績を押さえるってなら、確実なものを選ぶのも手だろうな。
[装備実習やら、実戦を伴わないものらをも指して言う]
[ 生徒たちがひしめき合う掲示板の前では、見知った顔がいるかどうかも分からないほどだ。 ]
……見えねえ。
[ 目の前の大柄な上級生を避け、隣のひょろ長い後輩の脇から首を伸ばして、掲示された内容を確認する。 ]
…っ ぐ。
[腹に入れられた肘は、防具から外れた所を抉って、
少しばかり、息が声と一緒に出た。
それでも強引に捕まえに行って、
背中から羽交い締めに腕を回す。]
これで一本、だ。
[ステファンの首に回した右手の剣の、
刃の付け根あたりを彼の首筋に押し付け、
勝負あり、との宣言をした。]
それにしても、今の突きはすごかった!
[ステファンを捕まえたまま、頬を上気させて言う。]
思いが伝わるっていうのかな。
ステファンって、いつも柔らかくて優しい感じだけど、
すごく芯っていうか、譲れない核みたいなのを感じて、
これはすごいな、って───
[言葉を途切らせ、ごくりと唾を飲み込む。]
なんか、最初の一撃とは別人みたいだったよ。
実際に剣を持つと変わる───とか、そんなタイプなのかな。
…ははっ。そうだなあ。
ま、ここで落第したら洒落にもならん。
それにしても、だなあ…銃か。キマイラとか?
ちょっと面白そうだな、それも。
対人戦は、まず最初に剣打ち合わせてって話だろうしなあ…。
[あれやこれやと見つつ口にした]
しかし寮長・生徒会長組とはぜんぜん絡めておらんなー
いや、こう、眺めていたいナンバー1なんだもんっ
ここ殺しあうとか考えると涎が出ますよフヒヒ
敵陣営同士になぁ〜れ♪
*'``・* 。
| `*。
,。∩ *
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1.対幻獣協力戦闘……2.対人戦闘
どっちにしろ、俺の技量じゃ誰かと一緒でないと無理だな。
[ 無意識に先程の水浴びでしみる痛みを感じた眉の下を指先で辿っている。 ]
3.馬術演習……馬術あるのか!
障害、馬上槍戦、遠駆けならエデュランスだけど、エクレール号、ラファル号はもう先着入ってるだろうなぁ。
まあ、もうちょっと考えるか。
……エトワール、フルールは障害向きのお嬢さんだし……
/*
そして周りに人が居ないスキにログを読む(まだか
やっと○番まで行った…。
とはいえ途中からは読んでるからあとちょっとのはずなのだが。
……スーパーヒーローか、そりゃあいい。
俺が囚われてたら、助けてくれるのか。
[くつくつ、と笑い、>>*49ヒンメルの肩をぽんぽんと叩く。
彼が知らないうちに、いくつもの悪夢から助けてくれた事を
思い出しながら言葉を続ける]
そのヒーローは甘いものに目がないらしいから。
報酬はきっと、スイーツでいいんだろうな。
[笑みと共に、こちらを覗き込む眼差しを。
何故かまっすぐには受け止められなくて。
それを覆うように、彼の前髪をそっと、かきあげる]
― 実技試験受付窓口 ―
おお。……混んでる。
[掲示板には、見知った顔がいくつか。
張り出された種目の中で、どれを選ぼうかと思案する顔達が目に入る]
……ん?ああ、リエヴル会長とトール寮長か。
そういや、たまに話しているのを見かけたけど。
リエちゃんはあれでけっこー礼儀正しいし、
なついてる感じはしたなぁ。
[振られた話>>379に、のほほんと答えつつ
タイムテーブルを確認する]
― 回想 ―
はは、畑仕事をするお前か。
ここでのお前を見てると意外な気もするけれど、
それはそれで案外似合ってるな。
[汗水足らして働くリエヴルを好き勝手に想像して笑みを浮かべる]
うん、後輩が幸せでいてくれると俺は嬉しい。
……あ、後輩だからってだけじゃなくて、
こうして友人……と思えるお前だからってのもあるけど。
>>373
へえ。いや、ま、今年だけってならそうか。
[全力という言葉に、一度面白がるように目を細めて軽く首を傾ぐ。]
そうだな。どっちにしても乱戦になるんだったら、
事前に各自担当の動きは確認しときたいね。
協力戦で衝突してコケるなんてのはご免だからな。
──了解。ヴィンセントは相変わらずっつうか……
とりあえずレトとカレルに声かけてみるか。
ただまあ、あいつら対人のが好きそうだからな。
どう出るかわからないが。
[断られたら断られたときか。と、ウェルシュの言を受けて頷き、]
― 練武場/回想>>*36 ―
それじゃ、あと2枚。
…あ、もういいぞ。他の分に取っといて。
[まだまだ必要とされるだろうと、それ以上は首を横に振る。
ただ、彼にそれをアドバイスしたという先輩の名は聞きそびれた。
聞けば口止めしようか軽く悩むくらいはしたであろうが]
必要なやつはこれからも増えるだろうし。
[果たして彼自身が必要とするかどうか。
今は知らず、後輩の笑顔を再び見送ることになる。
ジェフロイが、湿布どころではない怪我をしていることなど気づくことは、今はなかった*]
争いってのは、同レベルの相手じゃないと起きないからな。
[寮長二人については、しれっとそんな台詞を吐いた。トールとノトカーのやりとりを思い出して、僅かに苦笑が漏れた。]
……へえ。
[頷き相槌を打ちながら、話しに耳を傾け、
リエヴルの名前には、興味を示して目を眇めるが、]
■4.装備品・馬具整備実習…
堅実なところならここだな。装備の点検、迅速な装着は基本中の基本。
課題選択に加点あるとしたら、幻獣戦が一番多いかな。使用武器についてが分からないのがネックだけど。
対人よりも人数多ければ戦術の余地はあるし……
[ 掲示板の混雑から少し離れて、考え巡らせた。 ]
―食堂―
命? そんなに。
[満面の笑みを浮かべるヒンメルに感心する。彼の視線が目の前のシュークリームに当てられているのに気付くと]
はい。でもこれ、本当に美味しかったです。
自分では買わないから、知りませんでした。
[そんな受け答えをしているうちに、カークとヒンメルのやり取りが始まる。ヒンメルの顔は幸せそうに見えて、本当にお菓子が好きなんだなと和んでいると、目の前のシュークリームがひとつ、ソマリの手に連れ去られていった>>154 会釈すると、取りやすいようにシュークリームを寄せたりしていた]
にゃぁ〜ん。
[すのたんとらびたんはなかよし。
らびたんちょっとおいしそうだけどがまんするの。
らびたんのながいおみみにじゃれじゃれするのがすきなの。
ということできょうもらびたんをさがしてホイホイとうろついているのであった]
にゃん?
[いつもモフモフしてくれるひとの声が聞こえて、茂みの中からがさがさ**]
[>>395捕らえられてからも、いくらかは抵抗を試みたのだけれど]
――ですね。
[一本勝ちの宣言を受ければ、息を吐いて力を抜いた]
あ、ヴィンセント先輩。
[>>163やって来たのは寮のルームメイトの先輩だった。自分を気遣う言葉に、少し照れて俯く。
普段からさりげなく気遣ってくれる優しさは自分には勿体無く、くすぐったいものだった。
そうしていると>>178ダーフィトの言葉が聞こえて]
そうですね。
…あとひとつだけ、頂きます。
[そう言ってもう一つ、口に運んだ。
咀嚼しながら、ダーフィトとヴィンセント>>183の会話に耳を傾け、そういえば自分も普段より随分食べているし、なるほど『皆と居るとノリで食えちゃう』とはこういうことなのかと考えていた]
[>>396突きを褒められれば、少し考えるようにして]
あ、えと、ありがとうございます。
……いえ、いつもはもっと……諦めがいいって言いますか。
どうせ実技は弱いからしょうがない、って感じで……実際に誰かを殺すとか考えるのが怖くて、あんまり本気になれなかったんですけど、あ、いえ、本気になれば強いとかじゃなくてですね、えーと。
…………。
負けてこんなに悔しいのは、初めてです。
[捕まえられたままの体勢だし、脇腹は痛い。
それでも、声は楽しげに]
……ありがとうございました!
[ヒンメルのクッキーをダーフィトたちが食べているのを見れば自分もごく小さい欠片を貰ったりして]
…美味しい。
リエヴル会長が、好きそうな味だな…。
[そんな感想を抱きつつ、>>215>>221の会話には思わずごほごほと咳き込み、慌ててオレンジジュースを飲んでいた]
はい。わかりました。
[>>326 慌てた様子のヴィンセントがおかしくて、表情を緩ませると頷いた。
>>257現れたノトカーがヒンメルのホットケーキを奪おうとするのに目を丸くさせたりしつつ、オレンジジュースを飲み終われば、ダーフィトにシュークリームのお礼を言って席を立った]
― 廊下 ―
[血が垂れ落ちないように手布を握り締めたまま、こちらは大人しく医務室行きを選ぶ。隠れてどうにかするのは面倒なのと怪我の大きさが理由だった。
剣を握れない程ではないが、違和感にはなるなと内心舌打ちしながら。
ふと人垣を見付けると自然と目が行き足が止まった。]
ん、試験内容の張り出しか…。
4以外だな。3よりは1か2だが…。
2か…。
[1対1の場合は、そもそも相手になるのが少ない。
自分とまともにやり合えるのはそう居ないと踏んでいる。
いくら勝敗が点数に関係なしとはいえ、あんまり差がついても
と、さっきディーク相手にギリギリだった現怪我人は思うのだった。]
俺俺、ってのが居なけりゃ、1か、3か。
[絞るのは早かった。選ぶまでには時間がかかりそうだが。]
え、意外ですか?
茶畑なんて、むしろ似合いすぎかと思ってました。
[自分が紅茶党として扱われているのを自覚しているだけに、トールの言葉>>*54にくすくすと笑みを零した。
まぁ、地道に働くというのが、既に似合っていないのかもしれないが。]
……ありがとうございます。
[友人、と言われれば、数度目を瞬かせた後、ゆっくりと表情を綻ばせた。
こんな風に友人と呼んでくれる相手が出来るなど、思ってもみなかった。
それだけで、やはりこの学校に入って、自分は幸せなのだと――そう、実感した。]
俺、トール先輩と同室になれて良かったです。
[告げた顔は確かに笑顔だったのだけど。
気を抜けばなぜだか涙が零れてしまいそうで、それを必死に堪えていた。]
あ……先輩、鎌をかけていたんですか?
[あまりに単純な誘導に引っかかり、つい、自分で笑ってしまった。
なるほど、小難しいことばかり考えていると、こんな単純な手に引っかかる。
などと、改めて教訓として自分にたたき込みつつ。]
でも、現役だったのは相当前なはずですよ。
それでも知っているとは……。
[果たして、彼はどれほど真面目に剣に取り組んでいるのか。
そう思えば、やはり感嘆の息が零れた。]
― 開始前・対幻獣協力戦 試験会場 ―
おはようございます。
キマイラはどうですか?
――ああ、たしかにちょっとリアリティありすぎるものになっちゃいましたからね。
もっとメルヘンチックなものがよかったかな。
[――召喚用魔器の入手を依頼されていた責任者は。
よくできているねえ、という同僚の言葉にふふっと笑い]
[キマイラにおかしな点がないか、魔器の具合を念入りにチェックをし]
よし、今日は思う存分暴れてくれたまえ。
[元気よく咆哮するライオンの頭をよしよしとなでてやり]
では、私も午後に再び整備と補助員として参加しますので、宜しくお願いいたします。
[試験の責任者に礼をし、その場を辞した]
>>400
学科試験の休憩時間に、購買で西寮長に遭遇してな。
生徒会長が釣銭を忘れたので届ける、という話だったが、こう、随分と嬉しそうだった。
一般的な話のように口にしてはいたが…
俺の目には、可愛くてならない後輩の話をしているように見えたな。
[思い出しながら言葉を紡ぐ]
次の寮長は、生徒会長兼務、ということもあるのだろうか。
― 中庭 ―
[がさごそと茂みを掻き分ける音がする。
はっと音のしたほうを振り返ると、愛らしいもふもふが姿をあらわした]
お、スノウ、いたいた。
ほら、お菓子だよ。
[ヒンメルとした会話はどこへやら、
先ほど調達したクッキーを1、2枚スノウにあげて]
ふふ、触ってもいいかな。
[しばし、スノウのふわふわの手触りを楽しむ]
[ディークの笑みの奥にあるものまでは見えないけども、その笑顔からは柔らかな印象を受けたきがした]
うん……得意なこと、見つけたい……。
俺…、力で、体格では絶対勝てないから…、
たぶん、これからも…。
え?そうなの?
[今のディークの姿からは想像のつかないことを耳にする。
それはある意味では自分の理想とするものに近いこと…]
実戦ではいきたいんだ。
詳しくは、話したりできないけど…、
そうじゃないと、家が納得しないんだ。
[いい成績さえとれれば、というわけにいかない、
そういった事情とかいろいろあったりするのもここに来る生徒ならば詳しく聞かずとも察してもらえるだろうか]
そっか、そうだよな…。
相手も銃しか使わないってことないだろうし…、
[ディークの話を聞きながら、さすがによかったら一緒になどとまではいえなかった]
対幻獣協力戦闘… キマイラか。またごっついのを。
1人から数人…
面白そうなの1番に持ってきたな。
対人は……ん?
ペイント弾ってのはあれか、1人でも模擬刀とペイント弾と2つ渡されんのかな。
タッグなら前衛役と狙撃役とに別れろってことなんだろうが。
[悪くはないが相手を見繕うのが難しそうだ。
自分は遠距離からの狙撃は然程得意でもなく、
相方の足を引っ張るのは嫌だという思いもある。
1on1ならば概ね普段通りの対戦形式といえたが。]
[この時点でトールとサシで、という考えはあまりない。
試験での打ち合いも悪くないが、どうせなら試験後、卒業してからだという腹であった。
自分も相手も、卒業できないとは露ほども思っていない。
それだけの自負も、同じだけの物が奴にもあるのだとは知っている。]
ん?
[>>398ふと声がする方を見ると、レトが苦労して掲示板を見ているのに出くわした。
見れないようだったら襟首掴んでやるかと思ったが、その必要はなさそうだ。
声をかけようとしたが、行き先があるのに気づいて逡巡、その場を離れようと。]
馬術も悪くねーけど、飛越はあっさり終わっちまうし、
馬上も槍か――― …馬は今回パスかな。
[4の装備品・馬具整備実習は考えるまでもなかった。
折角机と椅子から開放されたというのに、装備品保管庫で大人しくすることを選ぶはずがない。]
[>>414 くつくつと笑いながら、ヒンメルの観察談を聞く]
……両想いじゃないですか、やだー。
うん、まあ、気が合いそうだし。見てて微笑ましいよな。
リエちゃんは、次の寮長になるのかなぁ……。
寮長は雑務ばかりで大変なイメージがあるけど。
東寮はどんなポジションを選ぶのかな。
争いってまではいかんけど、色々とぶつかってる部分もあるじゃん?
風呂の時間とかさ。
[そういえば、生徒会室にペンを返しに行かなければ。
そう思ってポケットに手を突っ込むと、1本の折れたペンと
1本の真新しいペンが触れる]
……どこの菓子を買おう。
[独り言のように呟いた。
ペンは、なぜか消えてしまったり、握りしめて折ってしまったりする。
また1本犠牲にしてしまった……とぼんやり思う]
[此処は士官学校。
まだ、W再挑戦”が許される場。
だから幾度負けようと、最後に勝利を手にする為に。
――――戦う*]
[面白がるようなベリアルの視線>>401にも、しれっとした顔を通していたが]
まあ、適材適所っていう言葉もあるよ。
前に立って戦えないわけではないのだしね。
[ヴィンセントについては、いつもは自分が対人戦を避けるために使う台詞を使い、真顔で首を振った]
選ぶのは本人の自由だからね。別にその二人でないと駄目だってわけではないよ。
でも当たるだけ当たってみようよ。他の人も含めて、乗ってくれそうな雰囲気があれば。
― 練武場 ―
[ステファンが本気になってカレルに掛かっていくのが見えれば、いざとなれば止めにはいれるように構える。
先程の教訓もあるし、カレルには恐らくは必要ないだろうとも思うが、まあ念のためだ]
…あー。甘いもん食いたい。
売店にまだ残ってっかなー。
[労働後には甘いものが食べたくなる甘党な男は、この後西寮に向かう前に売店に寄ろうと決めた]
喫茶店の類いでゆっくり甘いもん食いたい…何で近くにないんだ。
[もし誰かさんたちの計画が知れれば、協力することだろう**]
― 廊下・掲示板前 ―
[ トールと別れた後。掲示板の前で1人、まだ悩んでいた。 ]
うーむ、むむむ……やはり1が面白そうなのだけど
人数少ないと参加できないようだな。
誰か一緒に4番選択して、幻獣とバトりませんか〜!!
[ 掲示板の前、知り合いがいるかどうかも分からないのに
唐突に叫んでみる。
1人で躊躇している生徒がいるなら、乗ってくれるかも
しれない。 ]
― 廊下・掲示板前 ―
[ トールと別れた後。掲示板の前で1人、まだ悩んでいた。 ]
うーむ、むむむ……やはり1が面白そうなのだけど
人数少ないと参加できないようだな。
誰か一緒に1番選択して、幻獣とバトりませんか〜!!
[ 掲示板の前、知り合いがいるかどうかも分からないのに
唐突に叫んでみる。
1人で躊躇している生徒がいるなら、乗ってくれるかも
しれない。 ]
[掲示板の前まで無事に抜けてきたらしき姿にむけて、
褐色の手が他の生徒の頭上につき出される。]
レト! こっちだ、こっち!
[それを見えるように、大きく左右にふる。]
ちなみにキマイラ怖くても大丈夫、俺が結構強いから! 多分…
[ 勧誘の最後に、強気なのか弱気なのか分からない文句を
付け加え。 ]
誰もいなかったらラクして点取れそうな4番いこーっと。
んー、最終的には馬の残り次第か。
早く行ったってどうせ早い奴は上級生に取られるに決まってるし。素直なのか、くせ馬で相性いいやつ残ってたら、だな。
そういや、ノトカー馬術取ってたっけ。
どうするか聞いてみるかな。
って、あれ。
[ ちょうどその時掲示板のど真ん前で声を張り上げているルーム名と気に気付いて振り返った。 ]
おまえ、キマイラ戦やんの?
んー、最終的には馬の残り次第か。
早く行ったってどうせ早い奴は上級生に取られるに決まってるし。素直なのか、くせ馬で相性いいやつ残ってたら、だな。
そういや、ノトカー馬術取ってたっけ。
どうするか聞いてみるかな。
って、あれ。
[ ちょうどその時掲示板のど真ん前で声を張り上げているルームメイトに気に気付いて振り返った。 ]
>>435
ノトカー、おまえ、キマイラ戦やんの?
えぇ。完全無欠ですって見える人がだよ、普段見せない表情を見せてたら可愛いと思わない?
別に会長への尊敬度が損なわれたわけじゃなし。
[ベリアン>>404に呆れられたかと首を竦めて目を逸らし]
あ、本当だ。
[一緒になってレトを呼ぼうとしたのだが、別の声>>431に目を丸くしてそちらを見た]
[>>425 ヒンメルの問いに、うーむと首を傾げる]
今対人戦にエントリーしてるのは、寮長会長ペアだろう?
ガチンコだと、刀を使えない俺はリーチが届かないし。
……お互い同じ武器を使うんだろうか?
ペイント弾なら、まあ、そう外さない自信はあるけど。
声かけてみるか?
[掲示板を改めて眺めつつ、首を傾げていると。
ノトカーが出す大声に、反射的に首を竦めた]
おお。……そういや、トール寮長が探してた気がするけど。会えたのかな?
[人込みをすいっと掻き分けて、ノトカーの元へゆく]
おーい。トール寮長に会った?
[簡潔かつ唐突に声をかけてみる]
――ソマリとの記憶――
[なんで、こいつはこんなにムキになるんだろう。
負けず嫌いな男は、自分を棚に上げて不思議がっていた。
他の奴は、数度負かされれば諦めるのが殆どなのに。
なぜか、ソマリだけは一向に諦める気配がない。
ましてや、この俺が追い込まれてしまったなど――……、
………………………………認めたくも、ない。]
[本気でかかっても、奴は立ち向かってきた。
それは、今まで学校での手合わせでは、感じたことのなかった気概。
なんで授業でこんなにムキになっているのだろうと、思ったことは何度もあった。
だが、やはり負ける気はさらさらない。
そして気付けば、自分も同じくらいおとなげなくなっているのだった。]
ん、これからも…??
[フレデリカの言葉に、再び彼を見遣った>>416
確かに身体の線は細く頼りない。
それでもこれから伸びるのではないかとも思えたけれども、
或いは血筋などあるのだろうかと、一人勝手に納得をした。
後輩の様子に、軽々しいことを言うを躊躇ったということもある]
[士官学校での生活は、平和だった。
とても、楽しかった。
だが――…
久しぶりの、本気のやりとりは――――少し、ゾクゾクとした。]
ああ。小さいし細いし…、な。
だからなるようになるってか、なるようにすりゃいいってか、
[大きく目を瞬く様子に、少し照れたように指先で頬を掻く。
過去を恥ずかしいとは思っていないが、
それでも口にすると、どうもなんだか照れくさかった]
おう、頑張れ。
[代わりに小さな後輩の頭に手を伸ばす>>419
くしゃりと少し乱暴に髪をかき混ぜてやって、照れを誤魔化した]
[自分がそんな風だから、きっと互いに怪我をする前に制止が入るのだろう。
果たして、止められなければどうなっていたのか。
興味がない訳ではない。]
………………ま、俺が勝つんだけどな。
[しかし、どこまでも不遜である。*]
あー…、そういうことか…。
[そうして続く言葉>>419に、唸りをひとつ。
ならばと再び試験を眺めて、後輩へと視線を戻した]
それじゃやっぱり、対人か馬上槍かキマイラ…、か。
…ん。
[視線を感じたような気がする>>420
後輩を見下ろして、少し考えて口を開いた]
/*
まぁね、心情的にも、キャラ的にも後方支援とかそういう感じでキマイラいきたいわけなのよ。
でも、たぶん 参加可能時間的にきびしーんすよあわせるの……(´・ω・`)(うずうず>>431>>431
組む当てはあるのか?
[寮生ならば同室の人間もいるであろうし、
同級生や友人と組む手もあるだろう。
わざわざ良く知らない上級生と組むこともないかとは思われる。
けれどこれまでの様子を思うに組むのもありかと、
一応本人の状況を確認してみることにした。
どのみち最後の試験だ。なら、自分は誰かとするのも悪くない]
[と、掲示板前に大きな声が響いた>>431
ぶっと噴きだして、その声の主を見つける。
数日前に西寮の住人になった後輩の姿を認めて、手を挙げた]
おう。力強いな。
[何やら大層な売り文句>>435に笑顔で応える]
>>426
確かに、兼務は厳しい面もあるかもしれんな。
俺は生徒会のことは――よくお茶を飲んでいる事くらいしか知らんが、それなりに多忙なのだろう?
東寮か…。あちらには目立つ7年があまりいないからな。
代わりに6年には逸材が多いようだし、6年から選ばれる可能性もあるな…。
……どちらにしろ、学内組織に属すると色々と大変そうだ。
― 回想:西寮 自室 ―
>>*14
起きてる。火器工学の答え合わせしてた。
……眩しかったか?
[ 枕元の小さなランプは覆いを掛けてあるが、下の寝台に光が届いただろうか。 ]
もう寝るけどな。
[ ランプの下部にある摘まみを捻って灯りを落とすと、窓辺から射し込む月明かりに木の枝が透ける。部屋の中に森が広がった。 ]
/*
スルーしてーってのもあれだなあというのと、
フレデリカさんはルームメイトとやりたいんじゃねとか色々、色々…!
うちはルームメイトととかないと思う(
[気持ちがおさまると、リエヴルの頭から手を離し]
ああ、えっと……。
俺も、お前と同室でよかった、よ
茶畑で畑仕事してたら、こうして出会えなかったわけだし、
やっぱりお前はこっちのほうが似合ってるんだよ、うん。
[照れ隠しなのかやけに早口でまくし立て]
>>431
ん?
[掲示板のほうから大声が聞こえ、きょとんとして振り返る。]
……知っている声が聞こえなかったか? ダーフィ。
[ざわざわと響く喧噪の中に、知った人々の声が僅かに聞こえている]
……カオティック。面白いけどな。
参加するより審判してる方が面白そうだが。
[飛び交う声に耳を傾け、楽しそうに笑う]
― 廊下・掲示板前 ―
お。
[>>431離れようと思ったが、面白い声が聞こえてまた足が止まった。
見識薄いのでおそらく西のかと思ったが。]
よぉ、威勢がいいな。
もし参加するなら俺も入れてくれ。
[勢いで乗った。
西寮に勝てとは言ったが、共闘するのも悪くない。
なによりキマイラ戦に興味があった。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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