情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
戦いはいよいよ現実のものとなった。
吹き上がる戦火は、人々に選択を迫る。
自ら望んで戦いに身を投じるもの。
守るもののため、武器を手にするもの。
才覚一つで、戦乱の時を乗り越えようとするもの。
戦火に紛れ、己の目的を果たそうとするもの。
戦いを見守り、あるいは止めようとするもの。
己の思惑を果たせるのは誰か。
思いの剣が交錯する先へ、歴史は進む。
どうやらこの中には、村人が1名、人狼が1名、共鳴者が8名いるようだ。
語り手 が「時間を進める」を選択しました
[狙いました横薙ぎが振るわれる。風圧。
弾き飛ばされる自分を見た ── ここが地上であれば、そうなっていたはずの幻視。
だが、体軸を支える場のない中空では勝手が違ったらしい。
ハルバート自身の重さに、使い手が引きずられている。
なるほど、重量兵器を扱う場合には注意だ、と肝に命じつつ、甘い攻撃をいなす。
元より、初撃を掌底で受け流して、喉笛に食らいつく策だった。
薄く肌を裂かせる程度で刃を擦過させ、牙を剥く。]
[が、勢いのままに”リンゴ”の身体を一回転したハルバートがもう一度、巡ってきた。
おそろしく場慣れした者のとっさの動きだ。
防御の形に構えられるそれが進路を邪魔して、まともに両手で捕まれた柄の真ん中に噛み付いてしまう。
くぐもった声が出た。
それくらいで尻尾を巻いてたまるかと、勢いのままに押し込み、“リンゴ”の手に手を重ねて封じんとする。
同時に腹に蹴りを入れる流れだ。**]
/*
おも、わず。
入っちゃったああああああぁああ
約10ヶ月ぶりの村あぁあああああ
どこまで時間取ることが出来るかは分からないけど
久し振りに村で遊びたくてつい、つい…
まったり楽しめたら いいな。
[ 空中で交錯する二人の翼人(どちらも天使には見えないから、そう呼ぶのが妥当だろう)の姿が良く見える位置まで舞い上がり、戦いの邪魔にならない距離を取って観戦の体 ]
ふむ、どちらもなかなかやる。
[ 空中ではバランスを取るのも難しいのではないかと思えるハルバードを巧みに、そして力強く操る男と、それに対して無手のまま、しかし全身が刃のごとき鋭さを持って挑み掛かる男。
なかなか、どころではない、これは多分、滅多に見られない、恐ろしく見応えのある対戦だ ]
ふふ、あいつに話してやったら羨ましがるだろうな。
[ いや、本当に羨ましがらせようとするなら、見ているだけでは、足りないのだが** ]
ぬおっ?!(つるっ!)
お、降りれない?まじか?
[ 琥珀色の羽根をぎこちなくぱたぱたさせながら、地上に降りようと試みた男は、つるつると滑って着地を拒否する大地に困惑顔で頭を掻いた** ]
大丈夫、誰も殺してないよ
だって、そんな必要……
[そんな必要が生まれた記憶は無い筈なのだけれど。
では、何故ここにいるのだろう。**]
[触れてみればただ模様で、返り血などではなかった。]
天使の翼で、こういった模様は聞きませんねえ……。
鳥の翼でならありそうですが。
[翼を褒められると、ありがとうと微笑み返し。
外面が翼に現れたのかもしれませんねハハハ。という言葉は胸にしまった。
じゃあゲルトの翼の模様は何なのだという話になりますし。]
そうですよね……何もなかったはず。
まあ、ここが天国だとしたら、ゲルトと一緒なのですから全然構わないのですが。経緯は気になりますねえ。
とりあえず、地上に降りてみましょうか。
[ゲルトの手を引いて、高度を下げる。見覚えのない村が近づいてきて、その屋根に降り立とうとしたが。]
うわっ!?
[滑った。繋いでいた手を離してしまい、屋根から落ちる。が、地面にも落ちなかった。つるつるくるくる。]
……………………?
降りれませんねえ……。どなたか詳しい人でもいらっしゃいませんかね。
[翼ばっさばささせ、顎に手を当てて首を傾げながら戻ってきた。**]
天使禁猟区とか好きだったもので、翼といったら天使の翼だろうと思って適当に描写したら、皆バリエーション豊かで(あれっっっ)てこんな顔になりました。
(お茶飲みながら戦闘を観戦**)
噛むのかよ。
[防御は功を奏した、というべきか。
ハルバードの柄に噛みつかれて、思わず声が出る。
確かに間違っちゃいないが、こいつ今、食欲か何かで動いているんじゃないか?]
[押し合いになれば、上をとる相手のほうが有利だ。
おまけに、足も着いていないからから踏ん張りも効かない。
噛みつかれている相手を振り払うのは難しいと判断すれば、掴んでこようとする手を避けて、自分から得物を手放した。
腹を狙う蹴りを腕でガードし、反動をつけて距離を離す。
思った以上に飛ばされたのは、やはりまだ飛んでいる感覚に慣れないからだ。
地面に激突する寸前に体勢を立て直し、一旦地上に降りよう───という動作の最初で躓いた。]
おわっ!?
[地面を向いた足が、ついた、という感覚も無く滑る。
体勢を崩しかけて後ろに伸ばした手も、同様だった。]
[噛むのかよ、と投げられた言葉には、単なる事実確認以上のものが感じられて、
武器を食わすとか食えないヤツ、と言い返そうと思ったけれど、顎が痛くて控えた。
関節外れてないといい。
力任せに握り込んでやろうとした手が素早く離される。
得物を捨てることに迷いすら見せない、"リンゴ"の動きは美しくすらある。
蹴り脚を腕でガードされ、突き放され、一気に間合いが開いた。
翼でブレーキをかけるも、追撃には移らず、一端、攻撃は止める。
手に残されたハルバートに視線を落とした。]
[と、下の方で素っ頓狂な声があがる。
“リンゴ”が地面でジタバタと一人ダンスをしていた。
まるで凍った池で転んで起き上がれない、そんな状況である。
なんとか懸命に翼を羽ばたかせている様子は、雛めいても見えた。
ハルバートを握ったまま下りてゆき、振りかざす。
投擲して貫くという使い方ならば、質量に振り回されずに扱えそうだと思った。]
[姿勢の制御に成功して見上げれば、ハルバードを振りかざす相手が見えた。
あそこから投げ落とされたら、腕の一本くらいは覚悟が要るか、と思ったが、向こうはなにを考えたか、刃のない側を差し出すような動きをしてくる。]
どうした。
正気に返ったか。
[口にしながら、その可能性は低そうだなとみていた。
それでも、ゆるい弧を描いて上昇し、距離を詰める。]
"おまえが虎に翼を与えた。"
…というわけでも無いだろ。今は。
[遠くを見るような目をして告げたあと、牙剥くように笑った。]
おまえが欲しいものを呉れてやれるのは、おれだけだ。
それは、思い出せ。
[差し出された柄に手を伸ばし]
戦いが、恋しくなってきたんだろ?
もっと、熱いやつが。
[掴むと同時、力を込めて引こうとした。*]
[引く力と押す力が合わさって、身体が一気に落ちる。
そこへ、てこの要領で力が加わって、勢いはそのままに動きの方向が変わった。
空中で一回転、二回転。
回る視界の中でも、蒼い男の姿が大きくなるのは認識した。]
そこの!
[やや翼を広げて回転の速度を落としながら、声を大きくする。]
関わる気がないなら、そこ退け!
手伝うんなら、足貸せ!
[つまりは踏み台にさせろ、との要求である。]
― どこか ―
夢にしては現実感がありすぎる。
…だが、奇妙にもほどがある。
[最初の繭があった場所から移動してみたが、めぼしいものは見つからなかった。
集落と思しい建物はあったが、人間どころか猫の子一匹見当たらない。
地上に降りて探索しようとすれば、地面に立てない、落ちているものに触れもしない、ということが判明しただけだった。]
だいたい、この翼はなんなんだ。
[翼による飛翔も、いろいろと試してみた。
どういう理屈か、考えることも無意味と思えるほど、翼は自在に身体を運ぶ。
垂直上昇も、空中での停止も思いのままだった。
光っていてやたらと目立つことだけが難点だ。]
それにしてもわからないな。
なにが起きているのだか。
[こんなことなら、一万の敵に三百の味方で囲まれる方が、まだわかりやすくていい。そんなことまで考える程度には、困惑していた。*]
んん…?
[ 文字通り食らいついてきた相手から距離を取り、一旦地に降りようとしたと見えた赤褐色の羽根の翼人が、奇妙なダンスでも踊るように慌てた動きを見せる>>11のに首を傾げる ]
…この世界での縄張り争いかと思ったが。
[ そう感じたのは、二人の翼人の間に、憎悪や明確な殺意があると見えなかったせいだ。
しかし、真剣勝負であるには間違いなかったから、これはどうやら、どこの世界にもありがちな、雄同士の力比べの類…と、思っていたのだが ]
ふむ。
[ 辺りを見渡せば、他にも地上に降りようとして難儀しているらしき翼人の姿が見える。>>8
どうやら、異邦人は、己一人ではないらしい、と、ようやく気付いた。
もっとも、知り合い同士の者もいるらしいが ]
[ ふいに、刺すような視線を感じて>>12下方へと目を戻す。
あちらもこの状況が飲み込めていないのだとすれば、こうして高みの見物を決め込んでいる己は、目障りな存在となるか…或いは、別の誤解を与えているかもしれないが ]
ふ…
[ それも面白い、と、浮かんだ考えのままに唇が、愉しげに弧を描く。生来の尊大さも極まったその表情が、相手からどう見えるかは考慮の外だ。
いや、向こうはすでに、そんな暇はなさそうでもあったが ]
水を差すつもりは、なかったのだがな。
[ 一応は、と、呟きを落としたのは、ハルバートごと、敵手を掴んだ翼人が、スイングを敢行した時>>19
あのまま投げるつもりなら、少なくとも、ハルバートは、こちらへ飛んでくる。その力が、あの男にはある、と見定めて、腰に提げていた鞭の柄を右手で引き抜いたところへ、聞こえた声>>20
それは、素早く状況を判断し、使えるものは容赦なく使う事に慣れた、歴戦の指揮官の声である、と、一瞬にして感じ取れたが ]
断る。
[ 笑み浮かべたまま、男の要請に返したのは、足を貸す事と、斬られる事、双方に対しての答えだ。
同時に、ぐるりと弧を描くように頭上から揮った鞭が回転する男の得物へと生き物のように伸びてその柄に絡みついた ]
剣なら貸してやらなくもないが。
[ 男の回転が弱まったなら、すぐに鞭を引き、再び揮ったそれは、青く氷の輝きを帯びた剣の姿に変じる。同時に、男の背の翼も炎から氷へと色と形を変えていた ]
俺は、どちらでも構わんぞ?
[ 煌めく剣は、硬い氷の刃を纏って、目前に掲げられている。
その剣と氷を素直に足場に使うか、あるいは新たな脅威とみなして斬りに来るか。
どちら選んだとしても、戦士の判断としては「正しい」* ]
剣で打ち返してやるぜ、へーい!
…と、元公子は、心の中で素振りしており。
アルカイック使って断るって言ってみたかっただけですよね、はい。
…… てめぇ…
[上空の男から返ってきた拒絶に、目を細くする。
色を変えた翼はもとより、鞭から氷纏う剣へと姿を変えた武器も驚くべきものだったが、そんなことは今はどうでもいい。
尊大な眼差しと相手を従わせるのに慣れた物言いは、あれだ。
生まれた瞬間から人の上に立ってきた奴だ。
そんな、
上等!
[振り上げられたハルバードが、紛う方なき殺気を孕んで振り下ろされる。
厚い斧刃の軌道は相手の剣へ向かうが、下手に避ければ槍の穂先が相手の身体を抉ろうというもの。
或いは、飛ばされた勢いと得物の重量を存分に乗せた一撃を受けきれなければ、剣ごと叩き切ってやろう。
もし相手が受けきったなら、ハルバードを振り下ろした反動に加えて、刃噛みあう衝撃を速度に変え、投げ上げられたのに倍する速度で当初の相手の方へと飛んでいくことだろう。*]
ううん、なんとも不思議な感じ…
[乳白色の羽根をふよふよ動かしながら、
とりあえず飛行訓練を兼ねて空を上下に巡ってみる]
ん。ん、
…一応慣れてきたかな。うん。
[自在に青空を散歩出来るというのは、
これはこれでなかなかに快適だ。
高い位置は景色もいい。
ただ残念なのは地上に生命の輝きが感じられないことだ。
どうにも無機物っぽい気配ばかりで、落ち着かない]
忙しくなると雑談分は落ちる仕様だ。
そして気が付くと時間も時間なので、寝ようそうしよう。
翼バトルはいいぞぉぉ。
あと、飯がどこからか出てくるとなお良いな!**
こん、の…馬鹿力、め…!
[ 咄嗟に力を殺そうと、翼を一瞬畳んで下降に転じたのが幸いしたか、青い氷を半ばまで砕け散らしながら、頭を割る寸前まで迫った刃は、そこで、氷の力と拮抗する。
こういう力の使い方は、今の己の唯一の臣下である男との手合わせの内で身についたものだ]
おおおっ!!
[ 気合いの声と共に、凍気が、押し返す刃に纏われ、反動を利用して身を反転させようとする相手の翼を叩きつけるような風となって押し寄せた。
飛行の勢いは増すだろうが、吹雪にも似た風は、おそらく相当に冷たい筈だ ]
やれやれ、腕が痺れたぞ。
[ 本来の対戦相手の元へと、赤褐色の翼が翻れば、抜き身の剣を手にしたままで、小さくぼやく。
が、その表情は、とても満足気だ** ]
なにか表現がおかしいけど、眠いせいだと思う多分…冷風付きでトールさんとこに打ち返してみました。
お相手感謝です、この後も、ご自由に巻き込んでくださっていいのよw
(貴族嫌いだろうなーって思ってたw楽しいw)
おやすみなさいーノシ
足場がないとか、落ち着かねーなあ…なーんか、物騒な気配もするし…
[ 青年は未だ地表近くでぱたぱたしている。相当に離れていても上空から伝わる戦いの気配は、相当にやばげだった ]
つーか…もしかしてここって…
[ 少し不安そうに視線を巡らせたその先に、舞い降りてきたのは ]
[ガラスを砕くような音を伴って刃が噛みあう。
衝撃はかなりのものだったが、力は巧みに押さえこまれた、と感じた。
刃は相手の肉に届かず、ぎりぎりまで押し込んだ力が反発に転じる。
その一瞬、互いの笑みが交わった。]
やるじゃねえか。
[獰猛な笑みと共に翼羽ばたかせ、噛みあった刃を支点にして、身体を仰向けに投げ出すように飛び離れる。
途中で身体を捻って正しい向きに戻り、もともとの相手に向けて翼をひと打ちしたとき、背後から凍てつくような風が吹きつけてきた。]
[押された身体は、ぐんと加速する。
だが、翼の端々に霜が降りるほどの冷気は、いかがなものか。]
……てめぇ、後で一発殴る。
[唸るような声は、元凶に届いたかどうか。
身体を震わせ、微細な氷の欠片を軌跡に残しながら飛び、]
……これは
[彼の無事により悲鳴を上げるには至らなかったが、不可解な現象に口を覆い目を丸くすることになる。
戻ってきた相手にすぐに近寄って、あちこちに触れ怪我が無いか確認し。]
滑った、だけ?
良かったけど、本当になんなんだろう。変なことばかりだ。
[もう離れまいと空いている手を握り、首を傾げる。
そういえば自分の時は地面に触れる直前で難を逃れた。もし同じように落ちていればあんな風になったのかもしれない。]
……そうだね、誰かを探したほうがいいのかも。
[少し考えた後に同意を返す。握る手の力を強めた。*]
/*
バトル楽しい過ぎてやばい。
あと、セルウィンは後で絶対一発殴るから覚悟しておけ。(ばとるー)
よし、めしー。
(作ってくるので離席するという宣言)**
[遠心力を充分に使って、”リンゴ”とハルバートを遠くへ放り投げれば、飛んで行った先の縄張りの主と意地の見せどころになった模様。
交わされる気合いの声と烈風の羽ばたきに、関節がウズウズする。
まとめて薙ぎ払いたい。]
[と、アクロバテッィクな反転を見せた”リンゴ”が、急降下してきた。
それは、先に自分が見せたものよりなお速く、のけぞるほどの暴風の後押しを受けているかのようだ。]
── …、
[投げた“リンゴ”が、ボールめいてこちらに戻ってくるのは偶然ではあるまい。
もっと欲しいという願いが通じていると思った。
嬉々として、迎え撃つべく上昇に移る。]
[疾駆する両者の距離は瞬く間に迫り、”リンゴ”が繰り出すであろうハルバートの軌跡のをギリギリ躱してカウンターの食いつきに持ち込むべく、わずかに肩に捻りをいれた瞬間、命じる声と名が叩き付けられる。]
── ッ !
(――ヴォルフがいい。 ヴォルフレイムを短くして、ヴォルフ。
おれはこれから、おまえのことをヴォルフって呼ぶことにする。)
[首輪を引っ張られたように、動きが固まった。*]
…………あっ。ちょっ、ダメです引き返しましょう!!
[距離が縮まるにつれて、刃と刃がぶつかり合う音や、何かが飛び交う様子が確認できて、慌てて踵を返した。
素人が近づいていいやつじゃなかった!!]
ああ、いきなり失礼。
貴方が天国なんて言うものだから
幽霊じゃなくて実体があるよねって
つい確認したくなってしまってね。
[そして相手の視線が己の背中に向いていると気づき]
ん?
これは、気がついたら、あったんだ。
[ぱたぱた四対の羽根を動かすと、ふわりと転がる花の香り]
貴方も翼があるね。
私のものとは、形が違うようだけれども。
[琥珀色の翼を興味深そうに眺める]
[ 四対の羽根をぱたぱたと動かす様は>>50自分とあまり変わらない不慣れな雰囲気を醸し出していたが、可愛らしさが圧倒的に違う。花の香りまで振りまく大サービス?に、知らず笑みが浮かんだ ]
ああ、俺にも知らないうちに生えててね。
人に羽根が生えるなんて、天国くらいのものだろうと思ったんだが。
[ よく考えれば、天国に昇れるような徳は積んだ覚えがないな、と、肩を竦めた ]
君みたいな可愛い天使が居るなら、天国も悪く無いかと思ったんだが。
[ 軽い調子で言ってから、ふと思いついた様子で、ばさりと羽ばたいて少女と目線が合う位置まで身を運ぶ ]
俺は、ダーフィト、ダーフィト=エイワズだ。
訳のわからん状況とはいえ、ここで会ったのも何かの縁だろう、よろしくな。
[ 自己紹介しながら、視線はちらりと上空へと流れる ]
(こっちにとばっちりって可能性は薄そうだが…)
[ 上空の闘気は、ますます鋭く強いものになっているが、拡大している風ではない。とはいえ、女性が一人でここに居る以上は、万一の護りを、と、考えてしまうのは、生きていた頃の名残か* ]
とりあえず帰ることと、わんこが待ってることは、このこの中で確定しているのであった。
[ 桟敷で、お茶ずずずー ]
に、しても寒いです。ふう…
みなさんお風邪など召しませんように。
[名を呼んだ瞬間に、相手の動きが止まる。
ああ、あいつは、──あいつの魂はヴォルフのままだと、安堵がひとつ、胸の奥に落ちた。
けれども、内心は唇の端にも乗せず、戦士の本能は好機を掴むべく身体を動かす。]
おおおぉぉ……
[肚の底から声を上げ、全身に力を溜める。
おそらくは相手が予想していただろうタイミングよりはるかに早く、ハルバードを左から右へと大きく振り抜いた。]
……っらあぁぁ!!
[当然のごとくハルバードは空を切り、金属塊の重量に身体が持っていかれる。
振り回される動きは、今度は意図したものだった。
斧頭の軌跡を追うように、身体が半回転する。
蹴る大地のない中空で、重量物を支点として軸を生み出し、
さらに一段伸びるような回し蹴りを、相手の胴めがけて放った。]*
元村ログ読みトラップは、たいそうつよい。
……つよかった。
そして今日はうっかり酒量を過ごしてしまった気がするので、早く寝るのだ。
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