人狼物語−薔薇の下国


389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


戦いはいよいよ現実のものとなった。
吹き上がる戦火は、人々に選択を迫る。

自ら望んで戦いに身を投じるもの。
守るもののため、武器を手にするもの。
才覚一つで、戦乱の時を乗り越えようとするもの。

戦火に紛れ、己の目的を果たそうとするもの。
戦いを見守り、あるいは止めようとするもの。

己の思惑を果たせるのは誰か。
思いの剣が交錯する先へ、歴史は進む。


どうやらこの中には、村人が10名、囁き狂人が2名、共鳴者が2名、銀狼が1名いるようだ。


新兵 カシム

来るな、来るなああああ!!!

(0) 2015/11/02(Mon) 18:00:15

新兵 カシムが「時間を進める」を選択しました


村の更新日が延長されました。


後世の歴史家 ナイジェル、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 18:04:44

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

 
 これは、俺の始めた戦いだ。
 

(*0) 2015/11/02(Mon) 18:06:39

モルトガット皇帝  アレク トール

− 旗艦シュヴァルツアイン −

[ロー・シェンの到着を待つ間に書類を決裁し、報告書を読む。

ウルケル政府の回答は、帝国臣民の反感を買ったようだ。>>0:76
今回の遠征には、内政重視・平和外交路線で国庫を豊かにした父の遺産を注ぎ込んでいるが、国民感情は是としている。
いまだ祖父の代の植民地拡大路線の高揚を忘れ難い者も多いのだろう。
戦争は多かったが、得られたものも多かった時代。
商人たちはグロル海峡を開放し、すべての海が帝国の航路でつながった暁には通行料などなくなる、という利得も計算していよう。
外洋警備隊に対する緒戦勝利もまた、期待を後押しするに違いない。

アレクトール個人は、ウルケルの返答に堅い笑みを洩らしたものだったが。]


 この俺を、自分が若造の頃と同じと判断したか?
 

(1) 2015/11/02(Mon) 18:07:41

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港外洋 ―

[海の上で邂逅したファミルは、記憶にあるよりも大人びて、いくらか影と炎の気配を纏っていた。
首を傾げる様子に、口元が綻ぶ。>>0:103]

  あなたの声で呼ばれるのでしたら、いかようにも。
  以前のように、名で呼んでくださっても構いませんよ。

[知己同士の、どこか気安い遣り取り。]


  お掃除、ありがとうございます。
  花の季節には、ぜひまたお伺いしたいですね。

  いずれ、自由にお邪魔できるようになるでしょうから。

[海峡が帝国のものになればいくらでも。
そんな含みを込め、先導する小型艇を追って再び艦隊を進め始める。]

(2) 2015/11/02(Mon) 18:26:36

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[振り返ったファミルは、眩く輝く白い町並みを背負ってシルエットとなる。]


  お約束しましょう。

  私の名、そして我が陛下の名において、
  この街はお守りいたします。

[皇帝の腹心であり、時に名代でもある男は、揺るぎなく答える。]

(3) 2015/11/02(Mon) 18:27:31

帝国扶翼官 ルートヴィヒ



  我らが欲しいのはこの海です。


   美しい花壇は美しいゆえに価値がある。
   無為に荒らすような真似は致しませんよ。

[ほんのりと見せる笑みは、皇帝の翼としてのものだった。]

(4) 2015/11/02(Mon) 18:28:24

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[女領主の先導の元、帝国軍の艦隊はシコンに入港する。
上陸した後には速やかに将兵が散り、軍港の安全確保と機能掌握を開始する手筈が整っていた。

軍港の主要施設と、砦の司令部を確保した後、
皇帝の坐する総旗艦を迎え入れる予定となっている。**]

(5) 2015/11/02(Mon) 18:28:50

モルトガット皇帝  アレク トール

[アレクトールは、祖父に連れられて各地を巡った頃のことを思い出す。
その多くは戦陣であった。
幼い目に、オルヴァルが陥落するのも見た。焼けた砦の壁に何か刻んでいる青年がいた。
長じて帝国軍に編入された彼と再会した。
その男は程なく、この場所に姿を現すはずだ。

降伏確実と目されていたフェリシアが、ウルケルの傭兵部隊を後ろ盾に叛旗を翻した現場にも立ち会った。
フェリシアの王は皇帝を宮殿に招いている間にウルケルに艦隊を攻撃させ、皇帝を船に乗せないまま暗殺する計画であったらしい。

だが、実際には、皇帝は講和の決裂とウルケルの参陣を告知されて旗艦に戻り、海戦の指揮を執って敗れた。
卑劣な暗殺を回避させたのはウルケルの男だった。
忘れもしない。]


 ── ゲオルグ・ヒューベンタール


[今はウルケルの提督となったその男の若かりし面影。]

(6) 2015/11/02(Mon) 18:40:25

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 18:40:31

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
よーし、ウルズをルカって呼ぶぞー、って意気込んでたらカルボナーラで噴いた。あかんwwww

(-0) 2015/11/02(Mon) 18:43:46

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― リオレ島・拠点内 ―

[ヴィクトリアの持ち場は巡洋艦の操舵室。
彼女が配置につかなければ出発出来ない、と言うことになるのだが]

なぁ、シコン陥落を伝えたパイロットってどこだ?

[未だ艦には乗らず、ある人物を探していた。
訪ね歩けば、やがてその人物の居場所へと辿り着く]

アンタかい?
シコンから脱出したパイロットってのは。

どんな状況だったのか、詳しく聞かせてくれないか。

[シュテルンを捕まえ、脱出時の状況を問う。
急ぐあまり名乗ることを忘れたが、相手の反応はどうだったか*]

(7) 2015/11/02(Mon) 18:49:21

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 18:50:37

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 18:51:02

帝国軍 少尉 ミリアム

― 追憶 ―

[翠色の長い髪。豪奢なドレス。そして赤く丸いトゥの靴。
それは昔々、まだ物の道理も知らなかった頃の自分の姿。

…オルヴァル。
地図から失くなって久しい国の名前を、海の香と青さに思い出す。

潮の匂いは好きではない。
優しかった祖父が祖国に潮と硝煙と火薬の混じった風が吹いた日にすっかり変わってしまったから。

祖国オルヴァル。小さな島を幾つか抱えた国に生まれながら、国境の隔たりなく武器を売り捌く"ユルド社"の会長であり、一線を退いても自社や家族関係に甚大な影響力を持っていた。
自分の住んでいた自家にも祖父に商談を持ちかけに態々遠方から人が来るほどで、時には自分と同じ年頃の子どもを連れていることもあった。
そんな時は遊んだり話し相手を仰せつかることも、希に。]

(8) 2015/11/02(Mon) 20:12:46

帝国軍 少尉 ミリアム

[祖父は表向き人当たりのいい性格だったが、その実、会社を守るためならば何でもする冷酷無比な部分があった。
それが家族に対して発揮されることになったのはオルヴァルが陥落し、ユルド社の存続が危うくなった際のこと。

それまで祖父との仲は良くも悪くもなかった両親と祖父との間に喧嘩が増え、ある日。
表向きは恭順を示すためという名目で、祖父の孫娘である私の身柄を帝国軍へ引き渡すという約定が成っていたことが発覚した。
父や母にはその気は全く無かったけれど、祖父に逆らってまで両親の後押しをする者は誰もいなかった。

――そして私の身柄は一時、帝国軍へ預けられることになった。]

(9) 2015/11/02(Mon) 20:12:48

帝国軍 少尉 ミリアム

[運がよかったのか、それとも悪かったのか。
それから帝都アマンダまで居心地の悪い船旅をした私はしばらくの拘留を経て某人の元へ引き取られることになる。
温かい泥濘に浸かっているような日々から転がり落ち、役立たずには生きている価値すらないと知らされる日々が幕を開けた。

長らく使ってきた名を捨て、長い髪を切り落としたのも直ぐ後のこと。]

 ミリアム。

[以来、誰に対しても名乗る名前は姓のない四文字のみで。*]

(10) 2015/11/02(Mon) 20:12:51

帝国軍 少尉 ミリアム

― 現在:海上 ―

[それから紆余曲折を経て、私は今此処にいる。
どこぞで会ったか見張りの最中に遠くに見えた扶翼官様>>0:87の顔に見覚えがあるような気がしたのはさて、気のせいだったやら?

会えば思い出すかどうか。そう考えていたとき、近付く小型船の船影>>98に気付いた。]
 
 はいはい、ちょっとストップ。
 一応小生、見張りですから。何の用ですか?…え?陛下が?

[まさか船の中で嫌味>>0:56を言われているとは思わず、私は驚いた振りで聞き返す。
そりゃあまあ中佐ですからね、陛下直々にお呼びもかかるのでしょう。]

(11) 2015/11/02(Mon) 20:12:55

帝国軍 少尉 ミリアム

 
 分かりました。
 では伝えてまいりますので少しお待ちを。

[運良く上官からのお叱りも無く、周りに人もいなかったので私は伝令を買って出て、手のひらの跡が付いた頬を軽く擦って甲板を後にした。
僅かな間とはいえ居眠りをしかけたなんてバレたら今度こそ怒られますからね。おおこわい。]

 中佐殿ー!皇帝陛下がお呼びだそうですよ?
 ほら、伝令の方があちらに。

[船の上をオーバー気味に見渡し、逆側に姿が見えた>>0:54のでやや大声と身振りで伝言を申し伝えてみた。*]

(12) 2015/11/02(Mon) 20:13:00

帝国軍 少尉 ミリアム、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 20:17:04

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  あなたの戦は私の戦ですよ、陛下。

(*1) 2015/11/02(Mon) 20:33:23

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

 

    いえ。 トール。

        ── 私の、太陽。
 

(*2) 2015/11/02(Mon) 20:34:13

船を愛する領主 ウェルシュ

―英雄への手紙(>>0:81)―

『ゲオルグおじさんこんにちは!元気?僕は結構忙しいよ。お父様を悼む間すら無いくらいに。
でも、そのお陰か領主の仕事も少しは慣れてきたかも。』

[ゲオルグおじさん。そんな風に幼い頃から呼んでいたから。
だから海軍総司令官さまになった今でも、ウェルシュのなかでは”おじさん”である。
おじさんは船の修理や、部品の買い付けなど度々ストンプを訪れることがあった。先代領主――父が亡くなったとき、ゲオルグには色々世話になったものである。青年の、文を書く手は自ずと弾んでいる。]

(13) 2015/11/02(Mon) 20:38:48

船を愛する領主 ウェルシュ

『もう直ぐで新型の巡洋艦ができそうなんだ。機動性を高くして、混戦しがちな砲撃戦でもいち早く攻撃出来るようにしているんだ。
でもちょっと小回りが利きにくいんだよね。そこが今悩みなんだけれど、―――』

[船の悩みや状況を思うが儘に綴っていると、優に手紙の量が増す。
読む側にとっては有難迷惑ではあるが、ウェルシュはそんなことはお構いなしだ。]

『まっ。リクエストにはきちんと答えるつもり!
だから、楽しみにしていてね。』

(14) 2015/11/02(Mon) 20:40:56

船を愛する領主 ウェルシュ

『でもね、
   本当は戦艦だけじゃなくってさ。
              いつか、―――――』

(15) 2015/11/02(Mon) 20:41:52

船を愛する領主 ウェルシュ

 …………。
 ううん、ゲオルグおじさんは海軍の総司令官さまなんだから。
 こんな事を言っても、おじさん困っちゃうだけか。

『また、タクマさんと遊びに来てね!
 ”いつものお土産”、待ってるよ。

                Welsh Stomp』

[手紙は一部、破られている。*]

(16) 2015/11/02(Mon) 20:42:55

帝国軍 中尉 セルウィン

― 数日前 ―

[扶翼官殿を乗せて複葉機は空を駆ける。
慣れた空も乗せている相手が相手だけに少々緊張が緩んでいるのはここだけの話。]

 さっさと帰れるかどうかは扶翼官殿の手腕次第でしょうに。

[掛けられる言葉も、返す言葉も軽い。
それは小鴉を介して繋がりが深いせいだ。
それでも名前を呼ばず、階級で呼ぶのは彼が小鴉の一員ではないから。
小鴉内では階級も関係ない。
例え陛下であろうともくだけた口調に呼び名ではあるのだが。
彼は違うから。]

 いざとなれば命に代えてもお守りいたしますよ。

[懐の短剣に賭けて彼の命は護ってみせる。
それが陛下の願いでもあるだろうから。]

(17) 2015/11/02(Mon) 20:46:26

帝国軍 中尉 セルウィン

[扶翼官殿を目的地へと連れて。
さて、政治的なやりとりが成されている頃、己はどうしていたか。
複葉機の側で待機をして。
じ、と扶翼官殿の帰りを待つ。

耳を欹て、音を聴く。
目は鋭く、しかしただ只管に静かに帰りを待つ。

少しでも異変があればすぐに駆けつけられるよう。
黒鞘の短剣一つあれば数名程度ならば払いのけ、中へ飛び込んで。
その首を掻き切ってでも助けるつもりで。

しかし、その短剣の出番はなかっただろう*]

(18) 2015/11/02(Mon) 20:46:57

帝国軍 中尉 セルウィン、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 20:49:21

【独】 船を愛する領主 ウェルシュ

手紙の書き方で中身がばれるな。(まがお

(-1) 2015/11/02(Mon) 20:50:20

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 20:52:59

帝国軍 中尉 セルウィン

― 忘れがたき記憶 ―

 ……うん、絶対だからな。
 また、会うんだから忘れんなよ!

[孤児院にいた頃、幼馴染とも呼べる相手が引き取られる事になった。
それは喜ばしい事だし、事実喜んではいたのだ。
でも寂しさもあって、泣きたい気持ちでいっぱいだった。]

 シュテはシュテ、俺は俺。
 うん…うん、分かってる。

[それでも泣かなかったのはシュテが笑顔だったから。
きっと彼だって寂しいと思ってくれているはず。
それくらいは自惚れてもいいと思っている。]

(19) 2015/11/02(Mon) 21:05:24

帝国軍 中尉 セルウィン

 また、またなシュテルン。

[だから我儘は言わない、笑顔も見せた。
去って行くシュテの尻尾が揺れるのをじっと見つめ、完全に見えなくなるまで見送って。
完全に見えなくなったら建物の影に隠れて、ひっそりと一人で泣いたのだった*]

(20) 2015/11/02(Mon) 21:06:03

ウルケル海軍中尉 シロウ

-リオレ西方洋上巡洋艦にて-

 艦長、現在、守備に当たっていたと思われる艦の帰還は確認できず。
 シコン港を脱出してきた部隊は幾つか確認。
 …それでも、数は足りんね。
 確認できない分、まっすぐリオレに向かってんならいいんだけど。

[男は届いた報告を艦長に伝える。]

 この艦は、現在位置にて待機、警戒。
 かつ、必要なら確保、と。
 あとは指示待ち。

 守備隊の数考えりゃ、相手さん、こっちの予想を上回る速度で進軍してるって事だろ。
 なら、こっちも急がなきゃならん。
 いつまでも待機指示って訳ねぇだろう。

[だから、と、艦長に目を細める。]

 早く出陣命令寄越せって、うろうろはもうしねぇよ。

(21) 2015/11/02(Mon) 21:27:20

ウルケル海軍中尉 シロウ

 ……なんか状況変わってねぇか、少し見て来る。

[そう言って艦長に背を向けようとした男を呼び止めた言葉は、“先生”だった。]

 あのな、艦長。
 貴方がそうやって俺を先生なんて呼ぶもんだから、この艦、俺の事、だれも副艦長とも中尉とも呼びもしねぇんだぞ?

[上司が肩を竦めて笑うのを確認し、片手を挙げてその場を後にする。]

(22) 2015/11/02(Mon) 21:28:14

ウルケル海軍中尉 シロウ

[「もっとも医療が必要な場所で医療を行う」と言う父の精神は、軍医として在籍していた時代、いくつの命を救ったのだろう。
いまだ父に恩を感じている人もいるぐらいだ。

艦長もそうだ。
故に、息子である男を“先生”と呼ぶ。

他にも――と考え、ふと思い出したのは、父の死の際の事。]

(23) 2015/11/02(Mon) 21:30:01

ウルケル海軍中尉 シロウ

[父の死の際。オルヴァルの戦。
父の知り合いであったゲオルグに、頼み込んだ。
このまま戦わせてくれ、と。
まだ戦いは続いている。父の意志を継ぎたかった。
「もっとも医療の必要な場所で医療を」。

思えば、二十歳程度の若造が、随分と思い切った願いをしたものだ。
医術の腕前も、今と比べれば笑うものだ。

従軍する事の許しを得て、安堵のあまり座り込んだのを覚えている。
役立たずは軍から去る事を要求されるかと思っていた為に。

あとは必死。ただ、必死だった。
命を守る力。命を救う力。
望むのはそれだけで。]

(24) 2015/11/02(Mon) 21:31:06

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 数日前・洋上 ―


  さすが、頼もしい。

[命に代えても守るというセルウィンの言葉に、声を上げて笑う。
無論、必要となれば彼が実際にそうするだろうとわかっていた。

小鴉は独特な組織だ。
皇帝の私兵集団、というよりは"仲間"というのが近いかもしれない。
彼らの絆は強く、時には命さえ躊躇いなく捨てることを知っている。]


  あなたに命を使わせたら陛下が泣きますからね。
  せいぜい無事に帰ってきますよ。

[冗談めかしているが、ほぼ本気だった。]

(25) 2015/11/02(Mon) 21:32:57

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 数日前・首都カルボナード ―

[指示と誘導を受けて複葉機はカルボナードの湾外に着水する。
迎えのカッターに乗り移って、水上機母艦へと移動する前、セルウィンを振り返って笑った。]

 きっと何事もありませんから、のんびりしていてください。
 すぐに戻って来ますよ。

[戻って来なかったらとか、もしものことがあれば、という話は既にしているので、改めて繰り返すこともない。]

(26) 2015/11/02(Mon) 21:33:14

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[水上機母艦で待つこと暫し。
現れた相手を見て、驚いた顔をしてみせた。]

  あなたは、
  お久しぶりですね、タクマ。
  まさかあなたとこんなところでお会いできるとは思いませんでしたよ。

[嘘である。
ウルケルに一戦しかけるという方針が決まった時、ウルケル側は海軍総司令官のゲオルグ・ヒューベンタール提督が前面に出てくるだろうことは予想されていたし、提督に長く付き従っている副官のタクマ・ナギに関しても調査はされている。
その副官に会ったことがあるという記憶は、とある情報から容易に引き出せた。]

(27) 2015/11/02(Mon) 21:33:32

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  相変わらず、鼻歌で船を沈めているのですか?
  私はてっきり、もう港湾内立ち入り禁止にでもなっているのではと思っておりましたが。

[一度だけの、そして二度とはしたくない経験を思い出さないようにしながら、苦い顔の彼へからかうような言葉を投げた。]

(28) 2015/11/02(Mon) 21:34:00

ウルケル海軍中尉 シロウ

[いくつもの記憶。
オルヴァルの戦の記録は、悪い思い出も多い。
だが、同時に忘れられない思い出も多く。

楽しかったと思えるものすら、あった。

例えば、の、ひとつ。

ゲオルグと酒を酌み交わした事があった。
オルヴァル軍の青年――確か、ローとか名乗っていた筈だ。
あと、タクマ。

自分とは違う世界のような、それでいて今は同じ世界のような。
一枚絵のように、そんな彼らの姿が記憶の風景に残っている。
目を閉じれば簡単に思い浮かべられる。

もっとも、その絵の最後に付け加えられるのは、酔ったタクマの鼻歌であり――あれは思い出してもちょっとした悪夢だったりする。]*

(29) 2015/11/02(Mon) 21:34:28

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
あ、挟んだ……すまん…。

(-2) 2015/11/02(Mon) 21:35:35

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 21:36:04

帝国軍 中尉 セルウィン

― 現在・海峡上空 ―

[弧を描いて空を飛ぶ。
眼下には皇帝旗艦シュヴァルツアインが見える。
そこには敬愛する陛下がいるはずで。]

 …トールの旦那。

[名前を呟くと懐の黒鞘の短剣がずしりと重みを増したような気がした。]

(30) 2015/11/02(Mon) 21:37:07

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
シロウと二人してタクマの鼻歌思い出したりしててちょっと面白い。

(-3) 2015/11/02(Mon) 21:37:23

帝国軍 中尉 セルウィン

[陛下との出会いは孤児院だった。
その頃は身分とかそういった物がよく分かってなくて。
しかし彼が近づいてはいけない人種だというのは感じていた。
でもそれも、会う回数を重ねるごとに薄れていって。
気付けば随分と懐いてしまっていた。]

 あ…、うん、作文。
 鳥になりたいって、空を飛びたいんだ。

 でも、それ以上に俺は、

(31) 2015/11/02(Mon) 21:37:28

帝国軍 中尉 セルウィン

 誰かを護れるくらい強くなりたい。

[将来を尋ねられて笑顔で答える。
誰かを護りたい。
それは、親友のシュテルンの事でもあるし、何より目の前にいる男へ向いている。]

(32) 2015/11/02(Mon) 21:38:13

帝国軍 中尉 セルウィン

[懐かしい過去を思い出して小さく笑う。
護りたい相手を護る事が出来る立場。
別に軍人になりたかったわけではないが、気づけば出世もしていた。

小さな頃の願い通り鳥のように空を飛んでいる。
護りたい相手を護ってもいる。
しかし足りない。]

 …シュテ。

[護りたかったもう一人。
また会おうと約束した相手。
未だ再会も叶わず、また行方も知れない相手の事がずっと心に残っている。

大きくなってからシュテルンの行方を捜した事があった。
しかし引き取り先が戦地となり、その後行方不明になったと聞かされた。]

(33) 2015/11/02(Mon) 21:38:39

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
もそもそルカ宛を書いていたら。

タクマ鼻歌被害包囲網が広がってて笑うw
アタシも被害の会に入ってみたいところだが…聞く機会はあったのかな。
個人的付き合いでもなければ難しそうだ。

(-4) 2015/11/02(Mon) 21:38:54

帝国軍 中尉 セルウィン

 どこにいるんだ。

[生きてさえいればきっと出会えると信じている。
それでも、戦争に巻き込まれたと聞けばその身を案じるのは当然の事で。
しかし軍人たる己がそう感じる事に皮肉に思う。
この手で殺した誰かの家族や恋人、親友が嘆き悲しんでいるのだ。
なのに自分が友人の身を案じる資格などあるのだろうか*]

(34) 2015/11/02(Mon) 21:39:18

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 21:39:26

帝国軍 中尉 セルウィン、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 21:41:29

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 追憶/忘れ得ぬ幼馴染 ―

ルカ。

[幼馴染のことをヴィクトリアはそう呼んだ。
ストンプに居た時も、士官学校へ入学した後も。
軍に入ってからも、隣でそう呼ぶものだと、ずっと思っていた]

(35) 2015/11/02(Mon) 21:43:59

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[けれどそれは、幼馴染の決断と共に潰えることになる]

……こっちじゃ治せないのかい?

[彼女の母が病床に伏せ、その治療のためにウルケルを出るのだと言う]

治ったら、戻って────

[ささやかな願いは届かない。
彼女の決意は固かった]

(36) 2015/11/02(Mon) 21:44:16

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[出逢いはまだストンプで暮らしていた幼い時]

あなたお名前は?
私ヴィクトリア!

[家を抜け出して造船所を見に行った帰り道。
同じ年頃の女の子を見つけたのが嬉しくて、ヴィクトリアは迎えに来た侍従の手を振り切って傍に駆け寄った。
半ば強引に自己紹介したのを、彼女はどう思っただろう]

(37) 2015/11/02(Mon) 21:44:29

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

…姉様、16歳になったらお婿さん迎えるんだって。

私も、14歳になったら、きっと…。

[幼馴染には何でも話せた。
12歳、転機の時。
悩んでいることも彼女には話した]

(38) 2015/11/02(Mon) 21:44:41

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

姉様、私達に「自由に生きて」って言ったわ。

…私、家を出る。
家に縛られるのは嫌。

[当然、士官学校へ行く話もした。
幼馴染もそれを考えていたと言うのには驚いたけれど、彼女と一緒なら心強いとも思った]

(39) 2015/11/02(Mon) 21:44:58

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

ちょっと待ったルカ!
定石はそうだとしても、こうした方が突破力が高い!

[士官学校へと通い出してからはヴィクトリアの口調も変わった。
それでも幼馴染が隣に居たことは変わらない。
時折、戦略やら何やらでぶつかることもあった。
そんな時は互いが納得するまで言い合う。
大体はヴィクトリアが言い負かされて終わるのだが、最後は2人共笑っていた]


[そんなやり取りを軍に入っても続けていくのだと、ヴィクトリアは思っていたのだ]

(40) 2015/11/02(Mon) 21:45:20

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

………手紙くらいは、寄越せよ?

[別れの時に紡ぐ、ささやかな願い。
それが叶うかは───幼馴染だけが知る*]

(41) 2015/11/02(Mon) 21:45:39

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 21:47:39

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
そういえばウルズって女…だよね……ってじっくりメモを読みこんでしまった。娘って書いてある大丈夫だ女だ。
これで後は、タクマが実は女でしたってことが無い限りは性別不明いなくなったね。

いやあ、性別不明の相手には彼とか彼女とか書けないから面倒なのよ。

(-5) 2015/11/02(Mon) 21:48:31

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
みんなが長文でどんどん設定落としているターン。

(-6) 2015/11/02(Mon) 21:49:01

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

  
 俺が太陽ならば、おまえは自分を何にたとえる。
  

(*3) 2015/11/02(Mon) 21:49:43

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
右脇が痛みとも言えない妙な感覚を訴える_(:3」∠)_
何だこれー、マジで何だこれー。
じわっときて、すいっと消えてくんだよな…。

(-7) 2015/11/02(Mon) 21:51:09

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
あっ。間に合わなかった!(何か書いてた所をけしけし)
ヴィクトリアありがとうありがとう!
もっと増やしてからお返しするよ!

そしてこれはリア呼びだな…(愛称悩んでた

(-8) 2015/11/02(Mon) 21:54:45

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 21:56:50

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
Reeさんが、また中尉やってるw

(-9) 2015/11/02(Mon) 21:57:56

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 私ですか?

 そうですねえ。
 毎日太陽を海から引っ張り出す翼でしょうか。

[だから扶翼官なんです、と] 

(*4) 2015/11/02(Mon) 22:00:15

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
さて始まったな。どうぞ宜しく。

しかしこのキャラチップを見るたびに、
若作り…
と浮かんでしまうのを如何したものか(

(-10) 2015/11/02(Mon) 22:04:44

ウルケル軍大佐 タクマ

― 数日前/首都カルボナード ―

[ 帝国の使者来訪の報を、心の声を使って提督に届けなかったのには理由があった。
伝えれば、会議にうんざりしている筈の彼が、これ幸いと自分で使者に面会すると言い出さないとも限らなかったからだ ]

(42) 2015/11/02(Mon) 22:04:46

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ


案の定、宣戦布告です。

(=0) 2015/11/02(Mon) 22:05:57

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
陛下のメモも見つつ…。

今回部隊の把握からお勉強だったのだよね…なので四隊が空いてるのは気になりつつ、けど艦隊率いたりは絶対無理だと思ったのだった(なので悩みぬいてこの位置)
実戦経験豊富なローシェンより階級上にもならないだろうなー、ってのとヴィクトリアと階級近くしたかったのもあり。

とはいえあんまり深く考えない方が良かったかなー(ごろん

(-11) 2015/11/02(Mon) 22:06:39

ウルケル軍大佐 タクマ

[ だから、それが宣戦布告の使者であると、直接伝えたのは、水上機母艦の艦長用来客室で、モルトガット帝国の使者と直接に顔を合わせた直後のこと。
正式な布告を伝えられるまでもなく、目前の帝国扶翼官の存在自体が事実を端的に告げていた。
モルトガット帝国は、ウルケルの突きつけた要求に対し、真剣を抜き放つことによって回答とした、と。 ]

[ その確たる事実が、空転する会議を無理矢理にも終息させ、提督を本来の居場所、海へと戻すことになると、男は知っていた ]

(43) 2015/11/02(Mon) 22:08:03

ウルケル軍大佐 タクマ

俺はまた会えると思っていたがね、扶翼官殿。

[ その一方で、男は奇妙な懐かしさと共に、帝国の使者の言葉に>>27笑みを浮かべて応じていた。
彼の顔を初めて見たのは、確かモルトガット帝国に近い小国同士の諍いに傭兵団の艦隊を率いて向かった時の事だ。まだ当代の皇帝は即位しておらず、帝国は内政に力を注いでいたがために、ウルケル傭兵団の兵士も帝国領内に足を踏み入れることさえできた ]

(44) 2015/11/02(Mon) 22:10:07

ウルケル軍大佐 タクマ

[ その時の諍いは、大きな戦闘に発展する前に威嚇程度の砲撃で終息し、損失らしい損失も無く、充分とは言えないがそれなりの報酬を得たウルケルの海兵達は、御多分に漏れず当地の酒場へと繰り出した。
戦死者が殆ど居なかった事も相まって、酒場では酒のせいで常より口を軽くしたらしい旧知の同胞の経歴や、打ち明け話めいた元軍医の話も男の耳に入ってきた。
男も大過なく終わった遠征にいくらか羽目を外して、酒を過ごし、やがて、そうした時の常で、無意識のうちに鼻歌を口ずさむこととなったのだが… ]

Kočka Le♪#ze díRoU〜♩
PeS oknEm░▓▒▓█~m~▓░░▓▒m~, pes okne~~m⌒♪

[ 最初のフレーズを歌い出す前に耳を塞いで逃げ出したのは男との付き合いが長い兵士達、それ以外の者や酒場にたまたま居合わせた客達は「戦艦も沈める」と噂される男の「美声」に例外無く悶絶する羽目となった ]

(45) 2015/11/02(Mon) 22:15:55

ウルケル軍大佐 タクマ

[ その不幸な客の中に、後の帝国扶翼官ルートヴィヒ・アルトハーフェンの姿もあり、あまりの騒音に抗議の意を示した、筈なのだが、残念ながら細かい部分は男の記憶には無い。

最終的に「文句があるならお前も歌ってみろ」だの「唄がいやなら飲み比べだ!」だの、無茶振りの絡み酒に発展したらしい事は、後で酒場の亭主に聞いたが、覚えているのは、ルートヴィヒの冷めているようでありながら、どこか愉しむように男を見据えた薄鈍色の瞳の色…ただそれだけだった ]

(46) 2015/11/02(Mon) 22:17:43

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
鼻歌来たwwwひどいwww
ちょっとなにを言っているのかわからなさっぷりが最高。

(-12) 2015/11/02(Mon) 22:18:34

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
ざっくりワカメもぐもぐしつつ
色々投げられているのを把握した。

>>6しかも陛下からは宿題のおまけ付きか。
ほうほう。

ウルズは結局そうなったか。
なかなか美味しい関係だなあ。嬉しいね。

ミリアムもオルヴァルになったのか、と
ちょっと祖国の名にそわわっとしつつ


まあとまれ、急いで表に追いつかなくてはな。

(-13) 2015/11/02(Mon) 22:19:26

ウルケル軍大佐 タクマ

[ それからいくらも経たぬうちに、モルトガット帝国の皇帝が病没し、若き皇太子が新皇帝となった。
その報を伝える新聞の写りの悪い写真の中に、忘れ得ぬ印象を残した瞳を見つけた時、息を飲むような心地と共に、再び彼と対峙する時が来るのではないかという予感めいたものを男は確かに感じていた ]

歌で沈まぬ太陽を沈められるものなら、試してみたい気もするが…いや、失礼した。
ウルケル海軍総司令ヒューベンタール提督の副官として貴殿に用件を伺いたい。承るのは、俺で構わないだろうか?

[ やがて最初の非公式の言葉から、公式のそれへと態度を改め、男はそう問いを投げる。ルートヴィヒが宣戦布告を伝える相手を男で充分と見做したならば、男はそれを受け、或いは、提督本人か執政を担う元首への直接の面会を求められたなら、それが叶うようにと取り計らうつもりだった ]

(47) 2015/11/02(Mon) 22:21:05

ウルケル軍大佐 タクマ

[ いずれにせよ、宣戦布告は無事に為され、帝国扶翼官と彼に付き従った若きパイロットは、傷ひとつ無く、帰還を果たす事となったはずだ *]

(48) 2015/11/02(Mon) 22:21:54

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島・拠点 ―

[追撃を警戒しつつ、速度を優先して空を翔け、やがて、見えてきた島]

 ……追ってこなかったのは、なんでなんですかね。
 俺一人ほっといても、大勢には影響しない、とでもいうのかな。

[追撃がなかった事、それ自体はありがたかったが、何となく釈然とない。
それでも、それは一時飲み込んで。
識別のための光信号を送った後、港の一角に着水した]

(49) 2015/11/02(Mon) 22:23:56

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 防衛艦隊所属の、シュテルン・シエル少尉です!
 ものすっ……ごく、急いで報告しなきゃなんない事があるんで、ここの指揮官殿に取り次いでください!

[着水するや、翼の上に飛び出して声を張り上げる。
左の腕には、今になって脱出時の怪我を示すいろが滲み出てはいたのだが]

 あ、怪我?
 そーんーなーの、後回しですよ!
 直接撃たれたわけじゃない、ちょっと飛んできた残骸さんとこんにちわしちゃっただけですから!

[とかなんとか、強引に押しきり、指揮官との対面を優先させ。
シコンで起きた一連の出来事と、飛び立つ直前に見たものを一通り伝えた後、とにかく治療を受けてこい、と放り出された]

(50) 2015/11/02(Mon) 22:24:01

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……あー……もう。

[諸々終わって、ようやく一息ついて。
落ち着いて来たら、なんというか、悔しさとか、そういうものがじんわりと滲み出てきた。

は、と一つ息を吐いて、右手を首の後ろに伸ばす。
苛立った時に括った髪を引っ張る癖は、それを切って随分経つけれど直る気配もなく。
する、と空を掴む気配に、そのまま手を首筋に当てた]

 とにかく、どんだけのお仲間さんが戻れたか、確かめないとですね。

[まずはそこからだ、と気を取り直し。
ちょこまかと歩き回っていた時に、その声は聞こえた]

(51) 2015/11/02(Mon) 22:24:05

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……はい?
 えーと、確かに俺がその情報は持って来ましたけど。

[いきなり投げかけられた問い>>7に、ちょっと惚けた反応を返した後]

 ええと、お話しするのはいいんですけど。
 お姉様のお名前を伺ってもよろしいでしょうか?

 あ、俺は、シュテルン……シュテルン・シエル、と言います。

[こて、と首を傾げて問うた後、態度を改めて]

(52) 2015/11/02(Mon) 22:24:08

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……状況については……一言で言えば、あれです。
 『いきなり味方に撃たれました』です。
 シコンは陥落したんじゃなくて、自分から下ったんですよ、あちらさんに。

[そんな前置きの後、防衛砦からの砲撃から始まった一連の出来事について簡単に説明する]

 ……で、俺は、艦長の命でここまで。
 味方に状況を知らせるために、飛んできたわけです。

[最後にそう、話を結んだ時。
声と瞳に滲んだ悔しさは、隠しようもないもの。*]

(53) 2015/11/02(Mon) 22:24:14

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 22:28:56

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 22:32:13

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール


 扶ける翼、か。

  そういえば、跳んだなあ。


[悪人どもに監禁された場所から力をあわせて逃げ出して。
並んで橋からダイブしたことを思い出す。]


 おまえがいれば大丈夫だと、妙な自信があった。


[今も、同じだ。]

(*5) 2015/11/02(Mon) 22:36:19

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
「美声」聞けただとwwwwwwwwwww
よっしゃ被害の会入るwww

(-14) 2015/11/02(Mon) 22:36:54

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 22:39:14

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 数日前・首都カルボナード ―


 あなただったら、本当に歌で太陽を沈ませかねませんね。
 いえ。それよりは海を干上がらせる方が簡単でしょうが。

[あの夜はほんとうにひどかった。
相手の顔を見てついうっかり思い出してしまい、内心で悶絶する。
交易船に便乗して各地を回っていた帰り道。
立ち寄った町の酒場で出会った彼。

この世界にこんな音を出せる生き物がいるのか。
それがその時の感想だった。
あまりの驚愕にしばらく聞き入って、後悔する羽目になったのだが。

その後、うるさい黙れと彼の口に酒瓶を突っ込んだのは、多分自分も酔っていたんだろう。もしくは、騒音公害で精神がやられていたかだ。]

(54) 2015/11/02(Mon) 22:42:00

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[使者として公式の立場に態度を戻せば、変わらぬ笑みの中に冷めたものが混ざった。]


  私はモルトガット帝国皇帝アレクトール・スライ・モルトガットIV世の名代として帰国を訪れております。
  どなたか相応しい方にお取次ぎをお願いします。

[元首、あるいは総司令官へ直接渡したいと要望する。]

(55) 2015/11/02(Mon) 22:42:14

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 22:42:19

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 22:46:49

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 22:47:44

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― リオレ島・拠点内 ―

あぁ、名乗らず済まない。
ヴィクトリア・スキュレステノ。
階級は中尉だ。

[指摘>>52に謝罪を紡ぎ、改めて名乗りを入れる。
シュテルン・シエル、その名に聞き覚えはあったかと記憶を辿る前に、問いの答え>>53が返って来た]

(56) 2015/11/02(Mon) 22:50:13

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

……味方に撃たれた、か。

[最初はシコンに駐在する司令官が裏切ったのかとも考えた。
だがこの話を聞く限りは、状況が異なるように思える。
戦力を保持しての投降ではなく、打ち払うような行動に出ているからだ。
前置きにそんな推測を巡らせていると、それを裏付ける詳細がシュテルンから語られる]

なるほどね…軍以外の者の仕業か。

[彼が複葉機で飛び立つ時、防衛砦で見たものについても語られただろうか。
それを聞けるなら、この騒動の仕掛け人は推測ではなく確信として得られるはずだ]

(57) 2015/11/02(Mon) 22:50:23

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[話を結んだ時に見えた感情に、ヴィクトリアはシュテルンの肩をぽんと叩く]

良く伝えてくれたね。
アンタのお陰でアタシ達も直ぐに動くことが出来る。

……やられっぱなしで居る心算は無いんだろう?
アンタの得意なもんで、奴らにやり返してやんな。

[口端に笑みを見せて、焚き付けるように言葉を紡ぐ。
シュテルンの肩に乗せた手を離せば、それを軽く振って持ち場へと向かうべく歩き始めた*]

(58) 2015/11/02(Mon) 22:51:08

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 あの時は、逃げ出す時よりその後の方が大変でしたね。


[川に飛び込んでずいぶん流されて。
たまたま商会の人間に拾ってもらえたから良いものの。]

(*6) 2015/11/02(Mon) 22:53:01

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  二人でいれば大抵のことはできました。
  いえ、できますね。

[これからもだ。]

(*7) 2015/11/02(Mon) 22:53:09

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 22:53:40

モルトガット皇帝  アレク トール

[素早い影が甲板を過って、エンジンの音が空気を掻き回す。>>30]


 セルウィンだな。 下りるのか?


[会いにくるなら林檎やろうか、などと考えている。
20歳を過ぎた今でも子供の頃と変わらない喜ばせ方をしたくなるのはセルウィンの性格にもよるものだろう。]

(59) 2015/11/02(Mon) 22:54:06

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
あ、はい(

(-15) 2015/11/02(Mon) 22:54:11

モルトガット皇帝  アレク トール

[セルウィンが示す忠誠には小犬の体当たりめいた親密さを感じる。
祖父が存命の間は、各地を連れ回されていたから孤児院を訪れるのは間遠だった。
次に訪問しても、もう忘れられているんじゃないかと思っていたが、三つ年下の孤児は、初めの頃の警戒も忘れて会う度に距離を縮めてきた。
よく「チビ狼」と呼んでその髪をひっぱったものだ。
弟というものがいたら、こんな感じかと。

彼が笑顔で語った未来を叶えてやりたいと、母を通じて養子縁組先に配慮を求めたのが思えば最初の政治活動だった。
孤児院を離れたセルウィンとは公務で会うことはできなくなったが、飛行実技大会の出場者名簿にその名を見たときは歳月の流れが巻き戻る気がした。
優勝した彼をすぐさま”小鴉”に勧誘し、彼から複葉機の操縦も教わった。
今回の戦にも当然のように同行させた。

それが彼の過去を呼び寄せるだろうことは承知で。
逃げたり揺らいだりするはずはないと。]


 なあ、チビ狼。
 

(60) 2015/11/02(Mon) 22:56:12

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
>>45
ところでこれ、めっちゃ可愛いんじゃない!?
かわいいwwばかだ、かわいいwww
タクマの音痴設定好きすぎた。いいねwww

(-16) 2015/11/02(Mon) 22:57:45

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
>>59
あっ。

恒例の林檎www

(-17) 2015/11/02(Mon) 22:58:14

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
>>47 幕末の写真が残ってるんだから、日露戦争なこの村には当然、あっておかしくない。>カメラ

でもまだ、飛行機から撮影するほどにはお手軽ではないと考えていいかね。
一応、空撮の歴史をチェックしてきた。うん、認識間違ってない。

(-18) 2015/11/02(Mon) 23:05:53

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
プロローグを見て思っていたのですが、この村わりと深夜族がいますよね?(戦慄
朝更新の村は、わりと体調によろしくないというか慢性的寝不足に陥るというか、ともあれ3週間弱生きていきたいです。

(-19) 2015/11/02(Mon) 23:10:32

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

[共通の思い出に楽しげに声が揺れる。]


 ああ、成し遂げるとも。 共に。


[祖父を越える。海をひとつにする。昂然と理想を掲げ。]


  行くぞ、ルッツ。
 

(*8) 2015/11/02(Mon) 23:12:26

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島・拠点内 ―

 スキュレステノ中尉殿、ですね。

[わー、年上のお姉様カッコいいなあ、なんて一瞬過ったのはさておいて。
聞いた名前>>56は、心に刻んでおく。
記憶との照合はちょっと後に回して、尋ねられた事に答え]

(61) 2015/11/02(Mon) 23:14:51

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ええ、軍以外の者の干渉……ぶっちゃけ言っちゃうと、領地ぐるみの策っぽいですね。
 でなきゃ、あのタイミングの防衛砦に、御領主さまが当たり前な態でいらっしゃる筋が立たないような気もしますし。

[話していたら、あの時の感情がざわついて。
無意識、拳を握り締める事でそれを抑え込む。
その緊張は、肩が叩かれる感触>>58にふっと緩んだ]

(62) 2015/11/02(Mon) 23:14:55

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 とーおぜん、ですよ。

 ……きっちりやり返して差し上げなきゃ、気がすみません。
 俺の寝床を沈めてくれた落とし前はつけないと、ですから。

[焚きつけるような言葉>>58に返したのは、満面の笑み。
一見無邪気なそれの下には、普段は見せない鋭さが潜む。
肩から離した手を振って歩き出すヴィクトリアを敬礼を持って見送った青年は、は、と短く息を吐いて]

(63) 2015/11/02(Mon) 23:14:59

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 さて、と。
 取りあえず、俺も準備整えないとな。

 ……場合によっちゃ、どこかに潜り込ませてもらわないと……。

[ぶつぶつと呟きながら歩き出す。
休息も必要だろう、と思いつつ、止まる気になれないのは、多分、生来気質……だと、思われた。*]

(64) 2015/11/02(Mon) 23:15:05

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
タスクはいくつか見えてはいるのですが、だいたいが相手の反応待ちだったり、相手から飛んでくるのを待っていたりで、今手を付けられるものが無いのですよね。
なんて副官楽なんでしょう!

もう少し誰かに縁故でも投げてみましょうか。
誰か投げられそうな相手いるかな。
どなたかとの回想でもいいのですが。

(-20) 2015/11/02(Mon) 23:15:18

帝国軍少佐 ウルズ

― 追憶/ウィズルカだった頃 ―

…リア。

[戻ってこい、そう言いたそうな彼女に、悲し気な目で首を振った。

いつまでかかるか解らないとか、
戻れたら戻れたで軍に入れるかどうか、とか、
そういう言葉をかけようとして――だが喉の奥が詰まったように、言葉は出なかった。

幼馴染を前にして、そうすると言えればどれほど良いかと思う。
ストンプでも、士官学校でも、ずっと一緒にいた大切な幼馴染。]

……ごめん。

[だが決意は固かった。]

(65) 2015/11/02(Mon) 23:18:07

帝国軍少佐 ウルズ

[出会いは造船所の近く。視察に出ていた父親を迎えに行く侍従についていったときの事だ。
当時はまだ父親との仲はそれほど悪くなく、だが家にいるとどこからか冷たい視線を感じて居心地が悪く、こうして理由をつけては外を歩く機会を伺って、少し周りにびくびくともしていた当時。]

ウィズルカ…。

[話しかけてきた少女相手に、侍従の足元に隠れながら対応したのは、そういう理由と、そんな気安い話し方をする相手に慣れていなかったからだった。
警戒色を見せながら、だが金色の綺麗な瞳に吸い込まれるように目が離せずに、どこか落ち着かない様子で影から出てきて、結果すぐに仲良くなった。

その後年の頃が近いからと、話し相手遊び相手にストンプの家で引き合わされたのが、二度目の出会いだった。]

(66) 2015/11/02(Mon) 23:18:44

帝国軍少佐 ウルズ

[12の頃、ある日から思い悩む様子にどうしたのかと思ってはいたが理由を聞いて、ぽつりと彼女の姉の事を想い言葉を落とす。]

お姉さんは強いね。
私も、多分無理だ…。

嫁ぐなら、そうだね、好きな人の所がいいよね。

[自分もその可能性がある為、他人事とは思えず頷いた。
もっともそんな縁談が来ようものなら、こっちも遠慮なく逃げ出すつもりで、その為の準備は今から計画していたりもしたが。

それが士官学校への進学だという事、幼馴染と同じ道だというのには驚いたがそれ以上に喜んだ。]

(67) 2015/11/02(Mon) 23:20:14

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  ええ、行きましょう。
  共に、

[扶ける翼は相手が望む限りどこまでも飛べるのだ。
眩い太陽と共に、果てない水平線を目指そう。]

(*9) 2015/11/02(Mon) 23:21:32

帝国軍少佐 ウルズ

[ヴィクトリアに何故軍だったか、と言われれば、直ぐ近くに軍港がありその仕事、船にも動かす事の知識を齧っていたのもあり…といった事情もあったから、だが。]

それ以上に、私は…単純に力が欲しかったんだ。
腕っぷしって意味もあるけど、そうじゃなくて…えっと。

運命、なんてのがあるんだったら、
それを切り開けるだけの何か…とでも言うのかな。

(68) 2015/11/02(Mon) 23:21:38

帝国軍少佐 ウルズ

[そんな漠然とした思いが、ウルケルの強さの象徴でもある軍人という道を選ばさせた。そう言った後で、何だか気恥ずかしくなり頬を染めて明後日の方を向きながら。]

あ〜〜これは内緒、ウェルにも言わないでよ?

[そう口止めを頼んだ後、まだ赤い顔のままヴィクトリアの方を向いて。]

(69) 2015/11/02(Mon) 23:21:53

帝国軍少佐 ウルズ

リア、一緒に学校に行こう。
そして二人で軍に入って…それから二人で頑張ろう。


貴方の背中は、私が守るよ。


[無邪気ともいえるほど、純粋な夢を約束し合う。
…だがその夢を壊したのは、自分からだった。]

(70) 2015/11/02(Mon) 23:22:10

帝国軍少佐 ウルズ

必ず。約束する。

[最初の約束は破ってしまった。だから今度こそはと幼馴染に頷いた。
その後定期的に、ヴィクトリアの元には手紙が届けられる事になるのだが。]

………読めない手紙になったら、ごめん。

[ちょっと視線を逸らしたのは、未だに字に癖が抜けないから**]

(71) 2015/11/02(Mon) 23:22:50

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
ルカ可愛い…!!

しかし最後ww
暗号解読状態なのかなこれ…。
何かの伏線な気がしてきたぞ…![深読み]

(-21) 2015/11/02(Mon) 23:27:02

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 23:27:03

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
思った以上に肉が付いたありがとうありがとう。
次はウェルシュの!

現在軸は陛下とかローシェンとかファミルとかあの辺が動かない限りは待機…かな。

(-22) 2015/11/02(Mon) 23:30:01

帝国軍中佐 ロー・シェン

―グロル海峡入口・第三艦隊―

[シコン陥落の報>>0:90を受けているところに、
戦場にはどこか不似合いな軽やかな大声>>12が飛んできた。]

 ミリアム少尉。
 相変わらずよく通る声だな。


 ―――…陛下が?

[西から複葉機が到着した>>0:97のは、つい先刻のこと。
いつものように帝都の情報を咥えたランチを見送ってから、そう時間は経っていない。

植民地を多く抱えるモルトガットが此処まで安定した統治を敷いているのは、歴代皇帝の為す国政が的確であるところが大きい。
前線での軍策と、帝国全土の国策。
双方を平然とこなす当代皇帝は、その若い身に収まらぬ程の覇気があった。]

(72) 2015/11/02(Mon) 23:31:36

帝国軍中佐 ロー・シェン

[おそらくはシコンの次に打つ一手のことだろうと当たりをつけつつ]

 そうか。伝言を感謝する。

[子栗鼠にも似た印象の相手の、大きな身振りとは対照的に、
ごく僅かに顎を引くという最小の仕草で頷いた。]

(73) 2015/11/02(Mon) 23:33:03

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― リオレ島・軍港 ―

悪い、遅くなった!

[出遅れを謝罪しながら、ヴィクトリアは持ち場となる巡洋艦に駆け込む。
同僚から、おっせぇよ!などと声をかけられながら、艦橋の操舵室へと入った]

確か、残存部隊受け入れのために先に出た艦があったね。
あっちに合流する、で良いのかい?

[手早く計器の確認をしながら、出発指示のために共に操舵室に入った艦長へと声をかける]

(74) 2015/11/02(Mon) 23:43:44

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

アタシとしちゃあ、国を売りやがった奴ぶん殴りに行きたいんだがね。
…はは、分かってるって。
今から突っ走るなんてことはしないよ。

[笑いながらの言葉は艦長をやや不安にさせたようだが、単騎突入が無謀なことは重々承知。
言うだけタダと言うものである]

よっし、オールグリーン。
いつでも出れるよ!

[声をかければすぐさま出発の号が発される。
どうやら操舵室のチェックが最後だったらしい。
艦全体に指示が行き渡り、船体から伸びる煙突から黒い煙が立ち上る。
海面下にあるスクリューが回り出し、徐々に速度を上げながらヴィクトリアが操る巡洋艦はリオレ島を後にした]

(75) 2015/11/02(Mon) 23:44:15

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/02(Mon) 23:45:37

帝国軍中佐 ロー・シェン


アイグル少佐に伝達を。
不在の間、何かあったら任せたと。

[今のところ気配は無いが、周囲へ警戒を再度言い含めておく。]


…なに。ウルズなら、寧ろおれより上手くやるだろうさ。

[今は慣れない上官面をするしかないが、
かつての同僚の腕は信用している。]

(76) 2015/11/02(Mon) 23:46:10

帝国軍中佐 ロー・シェン

[此処が、彼女の祖国であること。
懸念といえば、その―――…



       唯ひとつだけ    だ。*]

(77) 2015/11/02(Mon) 23:47:29

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
いやぁぁ中佐ーー
ハードル上げないでぇぇ(/-`)(ぷるぷるした

(-23) 2015/11/02(Mon) 23:50:28

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 数日前・首都カルボナード ―

 ………ん。

[ゲオルグの眉が不意に寄せられた。
その場に居た政治家らが、少しぎょっとしたように此方を見る。
構わずに眉間に皺を寄せ、席を立った。

慌てたように制止する声が上がる。
それへ、じろりと視線を投げやった。]

 ……。

[お前さんらより帝国の皇帝の方が余程働き者だな。と、喉まで出掛かった言葉をどうにか飲み込む。代わりに告げた。]

 急用が出来た。失礼する。

[有無を言わさず告げて、踵を返す。]

(78) 2015/11/02(Mon) 23:52:11

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[タクマからの声が届けられたのは、モルトガット帝国の使者が水上機母艦の艦長用来客室へと案内された後のこと。
副官の読み>>42は実に正しかった。

モルトガット帝国の使者が宣戦布告を持って正式に訪ねてきたこと。
やがて程なく彼の要望>>55を聞くより早く、ゲオルグは動きだしている。
いい加減充分義理は果たしたはずだった。
これ以上、政治家の不安解消につき合わされるよりも、男には果たすべき仕事がある。]

(79) 2015/11/02(Mon) 23:52:29

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 分かった、すぐに向かう。
 鄭重にもてなしておいてくれ。

(=1) 2015/11/02(Mon) 23:52:48

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[ごく短く腹心へと声を投げかけ、その場所を聞けば男の足は止まることなく連絡艇へと向けられた。途中、伝令>>0:24と行き会った。
分かったと頷き、そのまま議会へ伝令するよう命じおく。

使者と対面するには、些かの時間を要しただろう。
目指す場所がカルボナード港外にあったがため>>0:23
なれどそれも当然のことと、互いに了解はされるはずだった。]


 ───使者殿、お待たせをした。

[小さな艦長用来客室に入れば、既に知らせはあったのだろう、使節の姿はその場にあった。
整った容姿の銀髪の青年へと一度目を眇める。

ルートヴィヒ・アルトハーフェン、音に聞こえた扶翼官かとは名乗りを聞くまでもなく容易に知れた。
恐らくは向こうも同様であろう、そう知りながらも名乗りを向ける。]

(80) 2015/11/02(Mon) 23:53:45

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・邂逅の時 ―

[初めてアレクトールと出会ったのは15の頃だった。
帝都アマンダの、聊か柄の良くない通りに立つ建物の中で、かつ残念なことに自分は椅子に縛り付けられていた。
身代金目的の誘拐を繰り返す連中に目を付けられていたらしい。
父の商談に付いていった帰り、一人で寄り道していたところを狙われた。]


  おや。新顔ですか。
  新入りは牢名主に挨拶するものですよ。

[やはり縛られて部屋に放り込まれてきた同い年くらいの少年に皮肉っぽい声を掛けたのは、自分の迂闊さに憤慨していたからでもあっただろう。
薄い雲のかかった空のような色をした目が、この時は雪でも降り出しそうな冷たさを含んでいた。]

(*10) 2015/11/02(Mon) 23:55:28

ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 ウルケル海軍総司令官、ゲオルグ・ヒューベンタールだ。
 当方に御用の向きありとお聞きしたが、よろしいかな?

[無駄を省いた口調で端的に問い、笑みを向ける。
名に聞こえた扶翼官、皇帝の片腕たる青年に興味もあった。
いかな青年かと向けられた視線には、どこか明るい光と同居して重い刃の如き鋭さがある。]

 … あまり、良い話ではなさそうだ。

[用向きは既に聞こえてはいたのだが。
敢えてそう口にして、男は少し眉を上げてみせた。*]

(81) 2015/11/02(Mon) 23:58:36

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
居るのに居ない状態でほんとごめんなさい。
過去軸埋めるために必死にぽちぽち中です。
今日明日にこれやっとかないと、縁故タスク的に色々まずいと思うんや!

【ぶっちゃけ自業自得です】

(-24) 2015/11/03(Tue) 00:12:31

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 00:14:47

ウルケル軍大佐 タクマ

― 数日前/首都カルボナード ―

[ 半ば予想の通り、ルートヴィヒはウルケルの代表となれる者との面会を望んだ。>>55それは即ち、予測がやはり正しかった事の裏付けで ]

...ヒューベンタール提督は、今こちらに向かっている。もう暫くお待ち願いたい。

[ 心話が繋がる事を知らぬルートヴィヒには、それが事前の打ち合わせの上の事と見えたろうかそれとも、既に皇帝と彼との繋がりと同じものが有る事は予想済だったか ]

(82) 2015/11/03(Tue) 00:18:25

ウルケル軍大佐 タクマ

[ やがて、ゲオルグが室内に姿を見せれば>>80男は一歩引いた位置に下がり、彼等の会見を黙して見守る事になる* ]

(83) 2015/11/03(Tue) 00:20:22

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
さ ん す う!!!!!

wwwww
wwwwwwwすみません、もう質問したwww

小型艦多めということはつまり、母艦的なものが多いのだ、な…?
それともわらわらと、港から中〜小型の艦を出していいのか。いやそんなチートなあなた(※兵員数の上限あります)

ウェルシュはあまり戦闘しなそうだから、そーーーうすっと、工作艦で整備的にこっちくるー?って思ってみたりなどするのだが、ううん、1隻とは思い難いし、では中〜小型の…(ループ)ってなって、いやないわwwwwってなったのが(今ココ

タクマが持ってこれるのたった4隻なのかい、それないよねえ!?ってのも思うので、そもそも計算しなおしたいんだがwww朝5時に考えるもんじゃないんですよ、何やってんだよでぃあさんよ……

皇帝陛下の艦隊めっちゃ立派だから、こう、ある程度は大型艦揃えないと失礼に当たる気がしていて、こう…そわそわ。wwwほんとすみませんwww一応事前に計算はしていたのになあw

(-25) 2015/11/03(Tue) 00:21:09

帝国軍中佐 ロー・シェン

―旗艦シュヴァルツアイン―

[ランチから降り立ち、引き締まった顔つきの兵士たちとすれ違いながら
皇帝が待つ一室に向かう。
扉の前で直立し、低い声で名乗りを綴った。]


 ロー・シェン・リーミン
 お呼びにより参りました。


[促されれば扉を開けて中に入り、若き主へ静かに敬礼を向ける]

(84) 2015/11/03(Tue) 00:22:22

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

wwwwwwwwwww
wwwwwwタクマの顔に申し訳なさしか感じねえ

ほんとすみませんwwwww

(-26) 2015/11/03(Tue) 00:22:31

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
自分の動揺があほすぎて笑ってるw

(-27) 2015/11/03(Tue) 00:22:51

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 00:23:17

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 追憶/傭兵部隊にて ―

アタシはシロウの在り方にさんせー。
良いじゃん、戦える軍医。

ねーぇ?

[多少酒も回って来た頃、シロウの話題に乗っかり同意を本人に求める。
肩を組むように腕を回し、ぽんぽんと肩を叩くのは酔った時に良くやるスキンシップ。
抵抗があればその時は直ぐに引くが、以後止める、と言うことは絶対に無かった]

(85) 2015/11/03(Tue) 00:24:55

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

階級上がったら指示出す側に回ることになっちゃうしねぇ。
そっちより船動かしてる方が良いわ。

[階級の話も同意を向けて、何度もうんうんと頷く。
周りから、向上心足りねぇんじゃねぇ?なんて言葉が上がれば]

向上心って階級上げることじゃないし。
少なくともアタシにとっては階級は関係無いね。

[酔いの色を見せながらも、そんな話には真面目な顔をして答えた]

(86) 2015/11/03(Tue) 00:25:22

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[そんな折か、酒の席から数名、唐突に離脱する者達が現れる。
何事か、と瞳を瞬いていると、結構な近場から破壊的な音程の鼻歌が聞こえて来た]

───!? ちょ!なんっ!?

艦長てめ!! なんつー音痴!!

[その時傭兵部隊を艦長として率いていたタクマから発されていると気づきはしたものの、耳を塞いでいるために実力行使で止めることは叶わない。
逃げた同僚を追いかけるようにして席を立ったため、その後に起きた騒動は後から聞くことになった]

(87) 2015/11/03(Tue) 00:25:52

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

お前ら知ってたなら何で止めねーんだよ…!

[早々に逃げた同僚達に詰め寄ったりもしたが、無理無理、なんて軽い言葉を返されて、がっくりと項垂れたのも想い出の1つだ*]

(88) 2015/11/03(Tue) 00:26:03

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 00:28:01

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 00:28:25

後世の歴史家 ナイジェル、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 00:29:50

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 数日前・首都カルボナード ―

[上へ話を通すようにと要望したときから待たされるのは覚悟していたから、あてがわれた部屋でくつろいでいた。
水上機で待機しているセルウィンにもいくらか便宜を図ってやってほしいと要望を出した後は、部屋の調度などを眺めて過ごす。

高価なものは無いが仕上げは丁寧だな、などと目利きをしてしまうのは、三つ子の魂なんとやらというやつである。]


  もしや、私が来ることはもう伝わっていましたか?
  それは大変ですね。どこから情報が漏れたのでしょう。

[提督が既にこちらに向かっていると聞けばそう言って慌ててみせるが、これも冗談の類だった。]

(89) 2015/11/03(Tue) 00:35:33

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[やがて、海軍総司令が到着すれば、立ち上がって出迎えた。]


  お待ちしておりました、ヒューベンタール総司令官。
  呼びつけるような形になってしまい申し訳ございません。

  モルトガット帝国にて皇帝陛下の扶翼官に任じられております、ルートヴィヒ・アルトハーフェンと申します。

[端正な敬礼のあと、名乗りを交わす。
合わせた視線は笑みにくるんでいたが、押さえきれぬ光が覗いていた。
刃を合わせるがごとく、視線をぶつける。]

(90) 2015/11/03(Tue) 00:36:12

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 私としては、良い話になってもらいたいものです。
 ── 早速ですが、こちらを。

[差し出したのは、封蝋に皇帝の印が捺された書簡だった。]


  モルトガット帝国は貴国に対し、
  グロル海峡の通行権を無期限かつ無条件に我が国に譲渡するよう求めます。

  これが聞き入れられない場合、誠に遺憾ながら貴国に対し宣戦を布告いたします。

[書簡の内容を口頭にて要約して伝える。]

(91) 2015/11/03(Tue) 00:36:28

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
酒の席を描写してふと思う。

ウルケル側PCで女性アタシだけかwwwwww
まぁでも野郎に混ざって飲んでるのは全く違和感ないので良いけどw

いやぁ、ハーレムだね(何

(-28) 2015/11/03(Tue) 00:37:44

モルトガット皇帝  アレク トール

− 旗艦シュヴァルツアイン・執務室 −

[ロー・シェンが低い声で来訪を告げた時、アレクトールは旗艦の執務室に移っていた。
鋼鉄の甲板とは異なり、木目も美しい部屋だ。
太陽と鴉を図章化したモルトガットの国旗が掲げられているここは確かに帝国の小さな中枢である。]


 来たか。


[手元の手紙から上げてロー・シェンの敬礼を受けるアレクトールの口元には小さな笑みが浮かんでいた。
ロー・シェンを認めてもそれは消えないまま。]


 ロットケンの後任、ご苦労。
 自分で第三艦隊を動かしてみた感想はどうだ?


[本来の第三艦隊の指揮官は、航海中に足を滑らせて腰を打って立てなくなり病院船に運ばれた。
そういった経緯から、中佐ながらロー・シェンが艦隊を指揮しているのが現状だ。]

(92) 2015/11/03(Tue) 00:38:21

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 回想・邂逅の時 ―

[祖父の死後、皇帝となった父は帝都に留まり、皇太子であるアレクトールもまた帝都で暮らすことになった。
戦陣における開放的な兵士たちとの付き合いとは一転して、几帳面な官吏たちとの日々は15歳の少年にとって窮屈に感じられた。
程なくアレクトールは傷痍兵らのツテで街へ出るようになり、素性を隠したまま、職工や孤児院に入るには齢のいった浮浪児たちと交流するようになる。
程なく彼らを束ねて他のグループとの抗争やら吸収やらにリーダーシップを発揮して一目置かれる存在になった頃、劣勢になった連中が起死回生をはかって犯罪組織に渡りをつけた。
そいつらは明らかに、これまで相手にしてきた連中とは質が違った。
かろうじて仲間を逃がしたところでアレクトールは敵の手に落ち、放り込まれた先に銀の氷壁がいたというわけだ。]


 牢名主? そいつはどれくらい偉いんだ?


[雪女さながらの冷厳な態度に怖じることなく、地下室の太陽は笑う。]

(*11) 2015/11/03(Tue) 00:40:22

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 00:41:25

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

 
 ま、同境のよしみだ。付き合おう。

 俺はトールだ。


[床に座り直して相手と正対する。
上等な衣装。資産家の子息だろうと推察した。
さもなければ役者かなにか、それが不思議ではない端正な美少年だと思う。]

(*12) 2015/11/03(Tue) 00:42:12

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
wwwwwwww

wwwwねこみちさん忙しいとこほんと悪かったね。
って気分になっているとこ。あざました……

(-29) 2015/11/03(Tue) 00:42:43

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
戦争回避の条件とか、陛下に相談もせずどんどん勝手に進めてますね、私。
どんな補佐官ですか、まったく。

いえ…なんとなく全部任されている感があるので、わりと好き放題に…

(-30) 2015/11/03(Tue) 00:43:08

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
>>91
なにも相談していないのに、この以心伝心な条件よww

愛してるw

(-31) 2015/11/03(Tue) 00:43:51

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
あ、陛下が上手い事繋げている<指揮官がどうの
ロットケン頭の隅に入れておこう…

(-32) 2015/11/03(Tue) 00:49:29

帝国軍少佐 ウルズ

― グロル海峡入口・第三艦隊 巡洋艦 ―

[>>76その知らせが届いたのは、こちらが伝達を出してから暫く後の事だった。
耳に入れた瞬間、僅かに眉根を寄せる。]

任せたって…

[階級的に間違ってはいない。が、眉を寄せたのはその後の台詞。
丁寧に全言届けられた伝言に出世したななどと笑っていられなくなり、短く息を落とした。]

(93) 2015/11/03(Tue) 00:54:15

帝国軍少佐 ウルズ

まぁ、いい。

中佐不在時の指揮は……ん、そうか。
なら各自連絡系統の再確認を。
それから、警戒態勢はまだ解かないようにと伝えろ。

[元同僚の胸中は知らぬまま。職務を忠実に遂行する姿は常日頃の物と変わりがない。

今の所は、だが。

伝令をその足で返し、母艦へと伝えさせる。
ロー・シェンが戻るまで、第3隊の警戒態勢は解かれないだろう*]

(94) 2015/11/03(Tue) 00:55:05

ウルケル海軍中尉 シロウ

-回想/傭兵部隊にて-

 おお、姉ちゃん分かってるな。
 
 ええと、ヴィクトリアだったな。ほら、飲め飲め。

[酔った仕草に、こっちも酒の入ったテンションで応える。
新しいグラスを手に押し付け、手身近にあった酒瓶から注ぐ。]

 ヴィクトリアもそういうタイプか、そうかそうか。
 それでいいんだよ、人間、適材適所。

 能力生かす方法なんて人それぞれだ。自分に合うやり方さえ見つかれば問題ない。
 人の上に立つのも、ある種の才能だからなぁ、これ。


[そこでふと視線が動いたのは、何か気配を感じたのか。
それとも、“人の上に立つ”と言う言葉で、この戦の指揮官を思い出したのか。

視線が捉えたのは、酒に酔い、上機嫌のタクマで。]

(95) 2015/11/03(Tue) 00:57:12

ウルケル海軍中尉 シロウ

 ……あー……。

[いつも持ち歩いてる簡易医療器具入れの中から、カットされた脱脂綿を取る。指先でくるくる丸め、両耳へ。
まだ酒を飲み終わってない。
もうちょい、飲む。

酒場から離脱するものを横目に、ぐいと酒を煽った瞬間。
相変わらず見事な鼻声が聞こえてきた。
こっちは聞き始めて10数年。対処にも慣れた。
慣れと耳栓で何とか、まだ酒は飲める。]

 またなー。

[ひらひらと、去るヴィクトリアの背に手を振る。
酔っ払いつつ、その後の喧騒や飲み比べをのんびりと眺めていたが、とりあえず医者の出番はなさそうだと判断した。

最後までタクマ相手に頑張っていた、青年の顔だけはぼんやりと記憶した。]**

(96) 2015/11/03(Tue) 00:57:56

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 00:58:10

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・邂逅の時 ―


  牢の中に限れば、皇帝より上です。

[突き放すように答えたものの、語尾は勢いがいくらか弱まった。
氷雪の視線は太陽に当たって溶かされる。
正対すれば、不思議な魅力を感じさせる相手だった。]


  ── ルートヴィヒ。
  ルッツと呼んでください。

[ごく親しい相手にしか許していない愛称を、なぜか告げてしまう。]

(*13) 2015/11/03(Tue) 01:00:47

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  とりあえず、せっかく来たのですから、
  そこ、ほどいてくれませんか?

[結び目が1箇所緩んでいるのは、閉じ込められてからの奮闘の成果だったが、手が届かないのでそれ以上は無理だったのだ。]

(*14) 2015/11/03(Tue) 01:01:10

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 01:04:23

帝国軍中佐 ロー・シェン

―旗艦シュヴァルツアイン・執務室―

[執務室に足を踏み入れると、此処が戦艦の中ということを一瞬忘れそうになる。
職人の手で設えられた木目調の室内は、地上の邸宅の一室だと嘯いても遜色無かった。

皇帝の背に広がるモルトガットの国旗。
その太陽と鴉の図章を、嘗ては睨む様に見据えたものだが――…
今はすっかり見慣れてしまった。

皇帝からの労いを、眼差しを伏せて受け取ってから、]


  …よく訓練された艦隊です。
  ロットケン殿の教えが良かったのでしょう。


[分不相応に艦隊指揮が降ってきてしばらく経つ。
慣れたと言い切るにはまだ早いが、サポートしてくれる元同僚現部下ウルズもいるので、今のところ運用に支障は無かった。]

(97) 2015/11/03(Tue) 01:11:29

帝国軍中佐 ロー・シェン


 それに――…


    自分は以前、水雷艇乗りでしたので。


[どのタイミングで突撃させるのが効果的か、肌に染みている感覚もある。水雷艇母艦を有する第三艦隊を任されたのは丁度良かったとも言えた。]

(98) 2015/11/03(Tue) 01:19:39

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 数日前・首都カルボナード ―

[使節とはいえ、ここは敵国の只中であるに同然だろう。
いかに礼を以って遇されるとはいえ、ひとつ間違えば無事帰れるかは分からない。

だが青年は、そんな環境で寛いでいたようだった。
さて肝が据わっているのか鈍いのか。
前者であろうと、立ち上がる青年と視線交わしながら思う。]

 ────、ふ。

[笑みが零れたのは、どこか彼の主たるアレクトールに似た面影を見たためだ。10年前、男はかの皇帝に会ったことがある。
彼は未だ皇帝ではなく、14の少年ではあったが。
活発な目をした、意志の強そうな少年であったと記憶している。]

(99) 2015/11/03(Tue) 01:23:49

ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 アレクトール殿下…いや、陛下はご健勝かな。
 お会いしたのは随分昔になるが、

[そんな昔語りが出たのは目前の青年に記憶を刺激された所為、或いは幾分、やはりこの青年自身への興味そのものでもあったが]


 …───やれやれ。

[差し出された書簡>>91に唇の端が上がる。
その内容は明白であり、更に告げられた言葉は聞き間違えようすらなかった。
すぐにその書簡を受け取る手を差し出すことはない。
そうして一度白い書簡に落とした視線を再び上げた。
薄雲色の双眸と視線交われば、苦笑は更に深くなる。]

(100) 2015/11/03(Tue) 01:24:45

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 どちらさんも変わらんな。

[無理を吹っかけ、モルトガットを挑発した政治家と。
見事なまでの高圧さでウルケルに宣戦布告を叩き付けんとする若き皇帝と。その二つを並べ引いて、苦笑を落とす。]

(101) 2015/11/03(Tue) 01:25:03

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ではこれを持ち帰って、議会並びに元首に諮り、
 しかる後に回答を───…と、するまでもない、な。

 アルトハーフェン殿、”期限”はいかほどだ?
 貴官らが戻らねば自動的に宣戦布告は受諾と看做されるだろう。
 アレクトール陛下は、待つのがあまりお好きではないと聞き及んでいる。

[息を吐く動作で、腕を差し出した。
手の中に書簡が渡れば、些か苦い顔になる。
まったく、何故こんなものが渡される時に自分は未だ首都にあるのか。短く息を落とす。]

(102) 2015/11/03(Tue) 01:25:58

ウルケル海軍提督 ゲオルグ



 ────要求は聞けん。
 
 

(103) 2015/11/03(Tue) 01:27:28

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 我らウルケルは、己の海を外国に明け渡すことはない。
 宣言受諾後24時間後に、
 全てのモルトガット帝国籍の船舶並びに商館を封鎖する。


 … ま、最近じゃあまり見かけんがな。
 これもまた、慣習ってやつだ。

[最後、付け加えて肩を竦めた。
男の眼光は鋭い刃をそのまま青年へ向け据えることはない。
どこか飄々としたその様は、経た年月の纏わせたもの。]

(104) 2015/11/03(Tue) 01:28:24

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ということなんだが……、

 良かったら、めいっぱい”ゆっくり”寛いでいってくれ。
 こっちも色々、気持ちの準備などあるんだ。
 そちらの皇帝陛下ほど若くないもんで、色々とな。

[軽口に紛らわせて、苦笑を落とす。
総司令官がこの場にあること、即ち前線は前線の将官に未だ任せられてあること。
そこからは導き出すまでもなくウルケルの備えの遅れが見て取れるはずで、そうした隠しても仕方のない情報を今更男は隠す気がなかった。
あっさりと時間が欲しいと口にして、それでも帰るとあれば引き止めることもしないのだが]

 アレクトール陛下に宜しくお伝えあれ。
 日の沈まぬ国なんぞ、寝る暇もなくてやってられんとな。

[最後にはこう締め括り、宣戦の布告は受理されたのだ*]

(105) 2015/11/03(Tue) 01:30:23

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 殊勝だな。


[国章から視線を外して問いに答えるロー・シェンを見やる。
自分は水雷艇乗りだと告げるロー・シェンの佇まいには、単なる経歴以上の自負を感じた。
彼は第三艦隊に望まれていることを把握している。
アレクトールは是、と口角を引き上げた。]


 ロットケンは、風光明媚なカリコル島で静養したいから、早く攻め落とせとおまえに頼んだとか。
 期待されているな。

 しかし、軍制上、佐官を艦隊指揮官にするというわけにもいかない。
 

(106) 2015/11/03(Tue) 01:35:50

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 よって、おまえを代将に任命する。


[帝都から届いたばかりの徽章を示し、近くへ、と招いた。
ロー・シェンの襟に新しい階級章をつけてやり、辞令を手渡すべく。]


 この戦いが終わり、ロットケンの勇退が確定するまでの期間任用だが、実質的には昇格させる内定と考えていい。
 相応の活躍をしてもらおう。*
 

(107) 2015/11/03(Tue) 01:37:06

領主 ファミル

──シコン港湾内──

[風が走り、揺れる水面を小波立たせて過ぎる。]

 愛称で呼ばない場合において、
 聊か長いのだ、君の名は。扶翼官殿。

>>2 僅かな笑みを乗せて返すは知己への答えだ。
 ──続く訪問の意思への含みには気づけども、僅かに目を眇めるのみにて留められる。]

 ……そうだな。西のカリコル島よりも、
 とまでは言えないが、
 白の町並みに添えられる青の花は、
 中々の眺めだと、自負しているよ。

[水無月の頃にはチコリの花が咲く。特産として輸出もしている、アンディーヴ領の象徴花。
 いつだか帝国領を訪れた際に、その花の根を焙煎したものをルートヴィヒとその妹君にも試飲してもらったことがあった。]

(108) 2015/11/03(Tue) 01:38:48

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
あ、これ階級引き上げられそう、と思ったらやっぱり。
もともとそういう想定だったのかな二人とも。

(-33) 2015/11/03(Tue) 01:39:16

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 回想・邂逅の時 ―

[よりによって皇帝を喩えに出されて、皇帝の息子は苦笑した。]


 いつまでも牢にいるつもりならそれでもいいんだが。


[いくらか語気を弱めた相手の態度に口を閉ざす。
“新入り”が来るまでどれだけ長く拘禁されていたのか、その苦渋を知るのは”牢名主”の彼だけだ。]

(*15) 2015/11/03(Tue) 01:39:25

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

[礼儀正しく名乗り返したルートヴィヒは、身を揺らして縄目の弛みを知らせる。]


 随分と頑張ったじゃないか。 ルッツ。


[この銀細工が身代金が届くまでおとなしくしているタマではないとわかって楽しくなった。]


 ほどくのはちょっと難しいかもしれないが──なんとかしよう。
 動くなよ。


[縛られた身を躙らせてルートヴィヒが座らされている椅子の後ろに回り込み、靴の踵に仕込んだ短い刃を向ける。
緩んだ部分を狙えば、彼の身体を傷つけずに切ることができるだろう。
とはいえ括られた足首の動きはもどかしく、鍛えてはいても、腹筋が筋肉痛になりそうな作業だった。]

(*16) 2015/11/03(Tue) 01:40:05

領主 ファミル

 ……

[思い出すと、少しばかり苦笑が浮かんだ。外洋を、外の国を蒸気で走る船に乗り、ほぼ一年中訪れて回っていた頃のことは、懐かしくも、少し 遠くにも思える。あのころの方がきっと、世界は明快に見えていた。商船を襲ってくる者が敵。外はライバルか、さもなければ商売の相手。]

 ──、自由に行き来ができるのはいいな。
 うちの商会としてはその方が儲かる。

[髪を払う素振りで、諸共に浮いた感傷を払う。主として加工食品や嗜好品を商うアンディーヴ商会が関わる貿易相手は、帝国領にも多く存在する。

 そうして、帝国が均してくれた土地の方が、商いがしやすいことも多々あった。そのような話も、以前にルートヴィヒには零したことがある。]

(109) 2015/11/03(Tue) 01:40:07

領主 ファミル

[帝国の敷く道が齎すものは多い。海でそれを見て、
 知ってもいる。ただ、それでも。]


 私個人としては海峡の解放も。
 できることなら、
 平和的に叶って欲しかったのだがな。

[交えられる砲火の轟音の下にではなく。と、
 そう思う気持ちが、無いわけではない。]

(110) 2015/11/03(Tue) 01:41:45

領主 ファミル



 とはいえ。ウルケルとしても、
 モルトガットとしても。

 そういうわけにもいかないか。

[モルトガットにはかねてより掲げる目標があり、同時にウルケルには海軍強国としての自負があるだろう。]

(111) 2015/11/03(Tue) 01:42:09

領主 ファミル

[ウルケルが海峡を帝国に明け渡す条件として、莫大な保障金を要求した話は、シコン港にまで伝わっている。>>0:76

 このグロル海峡が二つの海を繋ぐ唯一の道であるなら、
 先を見越しての保証金の要求も理解はできた。

 そして、その言い値があまりに法外であることも、
 帝国の国庫に与える影響も、
 ウルケルの態度を受けての帝国側の選択も。


 結局のところ互いの欲するものと、、
 ──有する誇りと自負から。

 両国の衝突は不可避だった。というのがファミルの私見だ。]

(112) 2015/11/03(Tue) 01:44:01

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
代将わかる、わかるよwww
艦隊みっつくらいに分けて、ヴィクトリア辺りにみっつめを指揮して欲しいってずっと思っていましてね……こう、どうにか、したい。
NPC部隊いらねえっす、面倒だろ!!!

(-34) 2015/11/03(Tue) 01:44:51

領主 ファミル

[海風が色の薄い金の髪を散らす。街を背にする女とは逆、海と鉄の艦を瀬に追う青年の、揺るがない声音と答えもまた、皇帝のゆく道を支える者としての自信であり、自負なのだろう。大海に羽ばたかんとする皇帝の翼たる青年が模る笑みは、柔らかなれども意志が窺えた>>3>>4。]


 …

 その約束。
 確かに受け取ったぞ。

[微かに息を吐いた後に、凪の声音が約を容れる。皇帝の翼であることに青年が芯を持つなら、その名へ捧ぐ誓いは、確かなものと言えるだろうと思えた。]

(113) 2015/11/03(Tue) 01:45:24

領主 ファミル

[街を守る。とその言葉の形を確かめるように、領主の女はひとつ、首肯を送った。]
 

 私が優先するのは、
 我が領の安寧だ。

[護国ではありえず、また"家"でもない。
 表情を変えぬままにそう言葉を続けて、]


 静かに咲く花が散らず済むなら。、
 花壇の主人は、庇護者の為に、
 どのようにでも働こうよ。


[主人は花ではない故、好きに扱えばいいと意を含めて、紫の瞳は港に停泊するままの船へと向けられる。]

(114) 2015/11/03(Tue) 01:48:27

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
>>6
叛旗。ということは、いや。
フェリシアは帝国領…では、ない、よな?
ってなりながら、ふんわりといく。

(-35) 2015/11/03(Tue) 01:49:59

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 01:50:10

領主 ファミル

[港には数隻、シコンの港に残った動かせる艦がある。掲げている旗はウルケルの国旗ではなく、薄青に白抜きされた花と切れ込みのある葉の意匠の、アンディーヴ商会に属する船であることを示すものだ。


 そうして、軍を追い払った港に、今も静かに停泊しているのは、かつてにストンプ港で改装を受けた、アンディーヴの武装商船だった。

 快速強化型のカストルと、隔壁を増やし砲撃耐久力を上げたポルックス。双子の名前を戴いた兄弟船は、碇を下ろしたままに、連絡用の小型艦と鰯鯨の名の艦を出迎えた。*]

(115) 2015/11/03(Tue) 01:50:19

ウルケル軍大佐 タクマ

― 旗艦ヴァンダーファルケ艦上 ―

[ 海の英雄は海に在ってこその英雄である ]

[ 男の今の心境を顕すとすれば、そんな言葉になるだろうか。
正直、政治向きには全く疎い軍人馬鹿と言っていい男にとって、首都での仕事は雑用係と言っても過言ではない程で、早く艦上へと戻りたいという渇望は目前の提督と同様…或いはそれ以上に強いものだった。
しかし、自身の欲求以上に、こうして潮風に身を曝すゲオルグの背を見る事が、男の胸に何より強い力を齎す。>>0:74 ]

政治家てのは、それが仕事なんでしょうが…ちったあ現場の苦労を考えろとは言いたくなりますね。

[ 心に届いた、ゲオルグのぼやき>>0:75に応じながら、苦笑を浮かべる。これを表で口にするのは兵の士気に関わる恐れがあったから、二人の間だけでのやりとりになるのは止む無しだ ]

(116) 2015/11/03(Tue) 01:51:06

ウルケル軍大佐 タクマ

[ 「タダで通すしてやるわけには…」と、口にされた言葉には>>0:78躊躇い無く頷いた。
同時、男の視線は艦橋近くに掛けられた戦斧へと向けられる。
あの戦斧は、英雄ゲオルグ・ヒューベンタールの象徴であると同時に、ウルケル海軍そのものの魂の象徴でもある、と男は思っている。
政治家達の失策等は男には関係ない。モルトガット帝国が力に任せて海を奪おうとするのなら、それを跳ね返すのは当然の事だ。
重く剛い鋼の斧、若き皇帝が翼持つ者としてこの海を睥睨しようとも、その戦斧が舞い降りる事を許すまい。

それに、翼を持つのは、彼等だけではない… ]

…守備隊についての情報はまだ入ってませんからね。本来ならシコンの砦からの情報が頼りになるところですが、あそこを押さえられているとなると、分断されて海峡内に入れずにいる艦もいるかもしれませんし。

[ シコンの名を口にする時の男の口調は殊更に固い。
最初にその報を聞いた時の気分が未だに抜け切らないからだ、との自覚はあった ]

(117) 2015/11/03(Tue) 01:53:24

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島・拠点内 ―

[あちらこちら歩き回った後、最終的に戻って来たのは愛機の所]

 ……さって、これからどうしますか。

[やりたい事はあってもすぐに動けぬもどかしさに、右手がまた空を掻いた後、首筋に添えられる。
その姿勢で、空を見上げた]

(118) 2015/11/03(Tue) 01:54:22

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 …………。

[空を見上げていると、何かが引っかかる。

誰かと一緒に見上げていた空。
誰かと一緒に行きたいね、と語りあった場所。

それらに意識を向けても、すぐにあかい色が広がって、全部覆い隠してしまって]

 ……ぁー……もー。

[はあ、と零れる息一つ。

遠い空で自分の名を呼ぶ声──見えない記憶を共有する者のそれはここまでは届かない。**]

(119) 2015/11/03(Tue) 01:54:31

ウルケル軍大佐 タクマ

― 回想 ―

シコンの領主が帝国に寝返った?

[ それ自体に驚きはあった、だが、どこかで有り得るかもしれない、と納得している己の心も確かにあった。
シコン領主ファミル・アンディーヴは、対帝国への中央の強硬策を民の安全を犠牲にするものとして危ぶみ異を唱えていたという噂は聞いていたからだ。
それでも以前に何度か対面した彼女は、争いそのものを嫌う女性に、男の目には見えていたのだが… ]

それで、シコンの砦は?艦隊はどうなった?

[ 矢継ぎ早に尋ねたのは、状況を確かめるという職務上の理由の他にもうひとつ、無意識下の理由があった、と、気付いたのは、シコン港内で沈没させられた艦の名を聞いた瞬間のこと ]

なん、だと?

[ 瞬間、報告する兵の胸ぐらを掴みそうになったのを、すんでの所で押さえた ]

(120) 2015/11/03(Tue) 01:56:33

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 01:56:42

ウルケル軍大佐 タクマ

それは確かか?生存者は?...ほぼ全滅?

[ ぎり、と、己の右腕を掴む左手の指が食い込む ]

『大佐…大丈夫ですか?』

[ 怯えたように報告する兵が問いかけるのに、首を振る。余程顔色が悪いのだろうとは、血の気の引いた感覚から知れた ]

大丈夫だ、構うな。提督には俺から報告する。

[ 個人的な感情に振り回されている場合ではない。それは充分に承知していた。
だから迅速に事態をゲオルグに伝え、必要と思われる艦隊編成の手配と伝令を数カ所へと走らせ…漸く、その名を口に出来たのは、全てが動きだし、男の行動に、一瞬の空白の間が出来た時だった ]

(121) 2015/11/03(Tue) 01:58:02

ウルケル軍大佐 タクマ

…シュテルンっ!

[ 出航準備に追われる船渠の片隅、鉄の壁を拳で叩いた音を耳に出来た者はいなかったろう* ]

(122) 2015/11/03(Tue) 01:59:35

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 02:02:32

ウルケル軍大佐 タクマ

― 旗艦ヴァンダーファルケ艦上 ―

[ 物思いに耽る間もなく、ゲオルグからストンプ港で建造されているという新型艦の話しが持ち出される。>>0:81 ]

ええ、その話なら聞いてます。確かに、実用出来れば喪った艦隊分を埋められそうではありますが。

[ 本当に実用に堪えられる仕上がりであるのかどうか、それは恐らく現物を目にしてみなければ判らない。それはゲオルグも同意見のようで。降された指示は、その検分と、艦隊の増強を同時にこなして来いというもの ]

相変わらずさらっと人使い荒いっすよね、提督。

[ 若い頃のような口調で抗議めいた言葉を口にするものの、男の表情は笑みを浮かべている。
交わる視線、そこに潜む色は、この「お使い」が、実は戦局を左右するかもしれぬ重要度を秘めていると互いに了解していることを告げていた。>>0:82 ]

(123) 2015/11/03(Tue) 02:02:38

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
>>107
Σなんかどんどん出世していくぞ。

まあ、つい勢いで第三艦隊預かってしまったおれもおれなんだ が。
よくwiki見返したら佐官は艦長までだったね…。


信じられるか? CO当初は大尉だったんだぜ、おれ…。

(-36) 2015/11/03(Tue) 02:03:01

帝国軍少佐 ウルズ

― 回想/ウィズルカだった頃 ―


父上…母上を見捨てるんですか?

[それは二十歳になったある日の事。
長らく治らない病にかかった母親が、帝国で治療を受ければ治る見込みがあると知った時、真っ先に父親へとその事をもちかけた。
だがその訴えを検討した父は後日難色を示した。

長くかかる治療だろう闘病生活。金銭の問題や誰がつれて行くのか、そういった面に本妻が反対したらしい、と理由を聞いて内に燻る物を抑えきれなかった。]

(124) 2015/11/03(Tue) 02:03:42

帝国軍少佐 ウルズ

また…あの人なの?

[夫が妾を囲ったのが気に入らないのか、度々嫌がらせはありその度に眉根を寄せたものの、今回ばかりはそれだけでは済まされない。大事な母親の命がかかっているのだから。

父親の顔を見ると何か言いたげな顔をしていたが、何を言いたいのかさっぱり解らず、何より本妻から妾を庇おうとしない父親にも怒りがふつふつと沸くのを止められなかった。]

だったら―――

(125) 2015/11/03(Tue) 02:04:17

ウルケル軍大佐 タクマ

了解、せいぜい整備士のケツをひっぱたいて、整備中の艦にも急ぎで後を追わせる事にしましょう。

[ 編成に間に合わぬ艦も、叶うなら後を追わせる、その手も打つと、そう口にして。付け加えられた別の依頼には、小さく肩を竦めてみせた>>0:83 ]

確かにウェルシュのぼっちゃんは少々どころじゃなく頼りないですが…あれで、結構芯は通ってるんじゃないですかね。少なくとも、裏の無い分、信用も出来るし、信頼もされてる。

[ 親戚の小父さんが子供を案じるような調子のゲオルグに返した言葉は、世辞などではなく結構本気だ。男の知る限り、ウェルシュ・ストンプは、兵士には絶対に向かないが、領主としては才が無いとは言えないと思えている。確かに子供じみた部分もあるが、彼の回りに居る者は、自然に彼の望みを叶えたいと願ってしまう、そんな一種の魅力カリスマがウェルシュにはある ]

(126) 2015/11/03(Tue) 02:04:42

帝国軍少佐 ウルズ

だったら、もういい。
私は母上を連れて家を出ます。

[それから後は根回しでもあったのだろうかと思う程早かった。
ストンプの名を捨てる事の対価に、母親と帝国に移り住むだけの基盤を得て、それが最後の生家からの餞だった。

父親からは金銭援助の申し出があったが、蹴った。
…後で少しだけ、受けておけばよかったと思わなくなかったが。
それでも一度向けた背を戻す事はしたくなかった。

当時、相当頭に血が上っていた自覚はある。
後になって一連の流れは、本妻の都合の良い流れに思えたが、今となっては確かめる術もないし、あまり思い出したくもない話だった。]

(127) 2015/11/03(Tue) 02:04:42

帝国軍少佐 ウルズ

[剣呑な雰囲気を隠そうともせずに館の中を真っ直ぐ、母親の元へと歩いていく途中、弟の姿を見つけると足が止まった。]

ウェル

[寄せていた眉間の皺をほどく。弟の前に立つ時は良い姉でいられるようにと努めていたが、今日は隠しきれない怒りがどうしても滲んでいた。

坊ちゃんと呼ばれる嫡男は、頼りない所はあるものの、その性格もあって周囲から愛される子だった。
自分もまた、ウェルシュの母親には思う所があるものの、彼自身へ向ける感情は優しい物だった。

いつか弟が領地を継ぐのなら、その手助けができればいい。
そう思っていた時期もあったが、たった今無くなった。]

(128) 2015/11/03(Tue) 02:05:38

帝国軍少佐 ウルズ

[普段であればこちらから、どうしたのとか、何処へ行ったのとか、話しかけるのだが今日はそれもせず。彼から口を開くのなら―弟の話は船の話が多かったが―それを良く聞いてから。

ずいぶん背も伸びてきたが、まだ自分よりは低い弟に視線を合わせながら自分よりもずっと細い肩に手を置いて。]

(129) 2015/11/03(Tue) 02:06:23

帝国軍少佐 ウルズ

ウェル、私、母上と一緒に家を出る。
…もう家には戻らない。

[まだ14歳だった弟にそう告げ、
引き留められなければその脇をすり抜けてゆく**]

(130) 2015/11/03(Tue) 02:06:41

ウルケル軍大佐 タクマ

[ やがて皺になった手紙を投げ渡されると、やれやれと言いながら、指先で皺を伸ばして、丁寧に懐に収める>>0:84 ]

ストンプまでの足と護衛に巡洋艦2艦を預かります。それと石炭船を2艇。可能なら途中で全速航行も試しますから。

[ ストンプに帝国艦隊が押し寄せる可能性はそれなりに高い。戦艦で行くことが出来れば護りは固められるが、それではそもそも間に合わないかもしれない上に、高速艦の特性が生かされない可能性があったから、徹底して速度重視の策を取ることにした ]

では、タクマ・ナギ大佐、航行準備に…はい?荷物?

[ 真面目に敬礼しようとした所で、告げられた言葉に瞬いて、つまりはお土産かと思い至ると、男は小さく噴き出し、判りましたと頷いた。
ゲオルグの分厚い手が男の肩に置かれる。15年を経て若造だった頃よりは男もそれなりに貫禄がついた筈だが、まだこの手の力強さには適わない気がする、と、頭の中に羨望とも安堵ともつかぬ想いが一瞬過った。>>0:85 ]

(131) 2015/11/03(Tue) 02:06:49

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
ぬぁー綺麗に挟んだ申し訳ない>タクマ

(-37) 2015/11/03(Tue) 02:07:35

ウルケル軍大佐 タクマ

俺が追いつくまで、宴会は開かないで下さいよ?

[ 返す軽い言葉には、実は別の意味がある。男が同乗する艦において、戦闘前の「景気づけ」の宴会は開かれないのが通例だ。男が酔って歌い始めたら、戦闘能力が激減する可能性があるというのがその理由で、それ故に、宴が開かれるとすれば、「戦勝祝い」と、決まっている。
その宴を共に、言葉にせぬまま、男は敬愛する上官に、そう願って ]

もちろんお駄賃に一房頂きますよ。

[ 真顔で告げられた甘いブドウのお裾分け許可には、同じく真顔で頷き返した* ]

(132) 2015/11/03(Tue) 02:07:42

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 02:09:10

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 02:09:26

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― リオレ西に向けて ―

……聞いたかい?
シコンを明け渡したのはあそこの領主らしいよ。

[舵を取りながら、ヴィクトリアは操舵室に座したままの艦長に声をかけた]

砦から艦に砲撃があったそうだ。
あそこは私兵を抱えてる。
随分と手際の良いことだよ。
砦を押さえた上で停泊艦にも痛手を与えやがったんだ。

[舵を握る手に思わず力が籠もる]

アタシにはあそこの領主の考えがさっぱり分かんねぇよ。

[家は捨てても国は捨てない。
ウルケルに生きる者の営みを護ると決めたヴィクトリアにとって、シコン領主の選択はただただ怒りを燃やすものでしかなかった**]

(133) 2015/11/03(Tue) 02:11:54

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 02:13:35

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 02:13:42

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 02:14:20

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
タクマ……(拝んだ



めっっっっちゃいい副官だ。めっっちゃいい副官だ。
wwwwすげえやり難くさせたんじゃないかと思うんだがwwwありがとうございます…。

(-38) 2015/11/03(Tue) 02:15:32

ウルケル軍大佐 タクマ

― 15年前/オルヴァル ―

[ 15年前、男は初めて艦長として指揮することになった巡洋艦に文字通り命を賭けていた。
敗色濃厚の状況で人手不足を補う形の若すぎる艦長着任であったとしても、18の年から傭兵として各地を渡り歩き、同年の仲間達とは経験の差があると認められての抜擢との自負もあった。
島国オルヴァルの若い兵達と共闘を重ね、友誼を結んだ事が、更にその自負を後押しし、その若すぎる矜持の有り様が、結果的に男に引き際を見誤らせた ]

…総員退艦!

『艦長っ!』

総員退艦だ!復唱しろ!

『そ、総員退艦っ!』

[ 悲鳴のような、慟哭のような叫びが復唱され艦内に伝播していく ]

(134) 2015/11/03(Tue) 02:15:38

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

………(すとん)(鑑賞席に戻った)

(-39) 2015/11/03(Tue) 02:17:27

ウルケル軍大佐 タクマ

『艦長!艦長も甲板へ…』

俺は残る。

『艦長っ!!』

[ 今度こそ副長の声は本物の悲鳴になった。その顔を顧みる事も無く、男は低く呻くような声を絞り出す ]

…これは俺の預かった艦だ、艦と運命を共にするのが艦長の役目だろう。うまくすれば、敵艦の一隻くらいは道連れに出来る。

[ 先の敵艦からの砲撃による衝撃で、壁に叩き付けられた際、肋骨をやられたらしく、脇腹が燃えるように痛む。この状態で退艦しようとすれば、足手纏いになると判っていた ]

死なば諸共…だ。

[ 副長はまだ説得を試みているようだったが、男の耳にはもう届いていなかった。代わりに、昏い決意を秘めて胸に落とした声に、別の声が返った ]

(135) 2015/11/03(Tue) 02:18:01

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
軍の飲み会いいな…(羨ましそうに見つめている

もうちょいウェルシュに回想投げたいなーと思いつつリアとの学生時代の回想は…どこかに紛れこませるように入れられればいいなとも思いつつ。
あと中佐…もとい代将がさり気なく名前出してて吹く。
うっ、上に立つのあんまりやりたくないとか言っちゃ駄目ですかそうですよn…ガンバリマス

(-40) 2015/11/03(Tue) 02:19:59

ウルケル軍大佐 タクマ

[ 死に急ぐ男を叱るような、励ますような、力強い、

有り得ぬ距離と空間を超えて届いた、その声と、声の主が、男と部下と、沈む筈だった艦を、死の淵で踏みとどまらせた ]

生涯…忘れません!

[ やがて、危険を顧みず救援に駆けつけてくれたオルヴァル軍の艦艇からの援護も得て、死地からどうにか脱した後、男は誓った。
当時から、海兵の間では、稀代の英雄であると噂されていた、ゲオルグ・ヒューベンタール…祖国ウルケルの未来を担うに違いない、その人に、届かぬ筈の声が届き、そして繋がった声が男の命を救った事。
そして今も、その絆が繋がり続けている事。
それは、拾った命を彼の為にこそ使えという天啓に違いないと、15年を超えた今でも、男は揺るぎなく信じ続けている* ]

(136) 2015/11/03(Tue) 02:21:32

帝国軍 少尉 ミリアム

[中佐へ言伝が終われば、>>72]

 そりゃどうも。お褒め頂き光栄です。中佐!

[そつない所作で旗艦へ向かう上官>>84へ、いってらっしゃいませとぶんぶん手を振っておく。
企業アピール…ならぬ、個人アピールというやつですね。

「何か」あったらと言付けされていきましたが、何か。
起こると面白いなと思いますけれどね。個人的には。
ええ、言いませんけど。それに、痛いのも嫌いですから。]

[少佐へ伝達をと伝えて中佐は旗艦へ向かいました。
後を実質的に任されたアイグル少佐、彼女も中佐と同じくらい怖い人だと認識しています。…私の中では。]

 警戒は解かないように?はぁい、承りました。
[その彼女からの指示が伝えられた>>94ので、私は了解Sir,yes sir.と意志だけ伝えて舳先付近の見張りに戻ることにしたのでした。]

(137) 2015/11/03(Tue) 02:32:33

帝国軍 少尉 ミリアム

[目を離していたライフルは…無事だったよう。
士官学校なら狙撃を業としているのに離れるとは何事かと怒られて減点されるところですね。危ないったら。

こうしてミスを頻発するものだから、水雷艇を多く抱える第三艦隊の中でも私は水雷艇乗りにはなれない。
誰に言われなくとも自分がよぉくわかっております。]

 〜♪〜〜♪

[けれど、私の取り柄は水雷を使って突撃することではなく"目がいい"。その一点ですから、ライフルの扱いに関しては引けを取らぬ自信がありますよ。
空薬莢をじゃらりと取り出して、入れ替える一連の動作を鼻歌交じりで行える程度には。ね。]

 おわり。さて、シコン港に人影は――?

[スコープの動作と地理の確認がてら沿岸一体を暫し確認。
誰か居ようといまいと一先ず眺めるくらいのつもりで。**]

(138) 2015/11/03(Tue) 02:32:36

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
独り言を封印して灰でもRPをしているともれなく私が穴を掘って土の中の地雷で爆発しそうなので解禁しますね。

でも灰も出来る限りRPしたいですケド。

(-41) 2015/11/03(Tue) 02:34:28

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 02:34:43

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
ゲオルグ提督とタクマ大佐とかアレクトール陛下とルートヴィヒ扶翼官の関係性が素敵で呻いています

が、私はどうすればよろしいでしょうか
回想巻き巻きしてていいでしょうか
灰でやった方がいいのでしょうかと思っていたら全体的に回想のターンっぽいので回想表でやったほうがいいですかね小生は。

(-42) 2015/11/03(Tue) 02:36:46

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
取り敢えず練れたら投下する予定でいることに…して
人物相関図とにらめっこしています
誰とも縁故無くていきなり死ぬ人がね居てもねいいと思うんです

(-43) 2015/11/03(Tue) 02:38:15

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 02:38:54

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

─ 回想:10年前>>6

[島国フェリシアを巡る海戦。
それに先立って、男はかつてのモルトガット皇帝、そして今は皇帝となったアレクトールに出会ったことがある。

あれは、フェリシアの宮殿でのことだった。
ウルケルの傭兵部隊はフェリシアに招かれてあり、ゲオルグは客将といった立場にある。
当時フェリシアは降伏する寸前で、ゆえにその交渉に───いや、勝者としてモルトガット皇帝が招かれていたということらしい。

講和という名のフェリシアの服従、だがそれは直前になって阻まれた。フェリシアがウルケルの傭兵部隊を得た為である。
あの日、男は妙にそわそわとした空気の漂う宮殿を歩いていた。
アレクトール、後に皇帝を名乗る少年に出会ったのは、その時の話である。]

(139) 2015/11/03(Tue) 02:49:43

ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 …?迷子か?

[最初の感想はこれだった。
意志の強そうな瞳、外国風の衣装。
この国の者でないことはすぐ知れたから、そう考えたのだ。
程なく少年の身分は明かされて、奇妙な短い道行きを共にした。
男は、この少年の祖父に用があったのだ。]


 ───海はお好きですかな?


[歩きながら何となく、そんな問いを口にした。
こんな少年を艦に乗せているのだ。
英才教育ではあろうが、随分大胆なことをすると思った。
もっとも皇帝自身が艦にいるのだ、さして驚くにはあたらなかったのかも知れないけれど。]

(140) 2015/11/03(Tue) 02:50:52

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 海は良い。
 波は全てに平等ですからなあ。

[こうした薄汚い暗殺計画とも、また無縁だ。
胸に溜まった苦々しさを紛らわせるようにして笑った。
そうして少年の祖父、モルトガット皇帝にことを知らせる。

敵だった。いや、じきに敵となるべき相手であった。
だが男にとって打ち破るべき敵は海上にあり、決して卑怯に暗殺されるべきものではなかった。]

 艦上までご無事にお帰りあれ。

[だからそう告げて彼らを逃がしたことも、また、後日その艦隊を容赦なく打ち破ったことも男には当然の行動だった。
その後本当に結ばれた講和の席に、再び少年を見ることはなかったけど。]

(141) 2015/11/03(Tue) 02:52:14

ウルケル海軍提督 ゲオルグ



 …………大きくなっちまって、なあ。


[叩きつけられた宣戦布告に音のない息を吐く。
あの時逃がしたのは間違いだったか、さて判ずるには未だピースが足りないが。
男は海の向こう、白く沈む空の向こうへと視線を放った。
波の向こうはまだ遠く、遠い面影が映ることはなかった*]

(142) 2015/11/03(Tue) 02:52:28

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
そういえばウェルシュの手紙がかわいくてかわいくて仕方ないんだけども、めっちゃ残念な返信をト書きで送信済みの悲しみ……


すげえええ かわいかった!!!!
やぶれてるところもあとでひーーろお

(-44) 2015/11/03(Tue) 03:04:46

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
あと拾うもの

ロー・シェンとの16年前
シロウとも16年前(父親が亡くなった話)

ヴィクトリアが、どこだ…どこで拾えるんだ…(
ここはちょっと考えること。

ウェルシュ補強もいけたらいいかなーーー
シュテルンは向こう行けば会えるであろう(タクマに伝える)

(-45) 2015/11/03(Tue) 03:40:10

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
あとカシム

(-46) 2015/11/03(Tue) 03:41:27

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 04:05:05

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 旗艦ヴァンダーファルケ艦上 ―

[シコンの名を口にする副官の声は、少し硬い>>117
それへちらりと黙って目を向けた。
心当たりはある。恐らくは彼が引き取って、遂には後見までした青年を気にかけてだろう。
シュテルン・シエル。タクマの拾い子だ。]

(143) 2015/11/03(Tue) 04:18:54

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 お前さん、隠し子なんかあったのか。

[そんなからかいを向けたことも懐かしい。
フェリシアの戦いの後に拾われた少年は、そのままウルケルまでの道のりをタクマと、そしてゲオルグと同じ艦の上で過ごした。

そのまま孤児院に入れるのかと思いきや引き取って、その上、士官学校に進ませると知って軽く驚いたのを覚えている。

その彼が水上機乗りになったこと。
若く荒削りだが、中々の腕と勘を持ち合わせているということ。
彼の配属先までは些か記憶に頼りないものの、確かシコンか海峡出口周辺に展開する艦に配属をされていることまでを知っている。]

(144) 2015/11/03(Tue) 04:19:20

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ────…、

[男は口を僅かに開きかけ、また閉じた。
案ずるなと言ってやることは出来ない。
既に多くの犠牲が出ている。艦もいくつも沈められている。
激しい戦闘──しかも不意を突かれた──があったとするなら、多少の慰めなどただの気休めにしかならないこと、それは互いに良く分かっている。]

 そうだな。
 分断されているとすれば、リオレの部隊のみでは対応しきれまい。
 恐らく、ここまで戻ってきてはいない部隊を回収しているかとは思うが───…

[その中にシュテルン・シエルの名のあること。
これは神ならざる男たちの未だ知るところではない。]

(145) 2015/11/03(Tue) 04:20:42

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 俺が政治家どもに揉まれている間に、充分休憩は取れたろうが。
 働かないと、鈍っちまうぞ。

[やがて返される軽口めいた抗議>>123に、こちらも同じく軽口を叩き返した。
にやりと見交わす視線の色に、意の通じることを知る。
ウルケルは今のところ、帝国に先手を取られて取られっぱなしだ。
巻き返すに、今は勤勉さが必要な時に思われた。]

 ───お前さんに言われたと知れば、あいつも喜ぶだろう。

[その口元が綻んだのは、ウェルシュの評を聞いた時のことだ。
ウェルシュからの手紙には、タクマの名も記されている>>16

昔から人懐っこい子どもだった。
素直で屈託のない性格は確かに人を惹きつける。
もう少しの経験を積めば、彼はきっといい領主となるだろう。
欲目ではなくそう思いながらも、やはり賛辞を聞けば嬉しくなるのが身内根性というものである。]

(146) 2015/11/03(Tue) 04:22:14

【独】 領主 ファミル

/*

提督殿ものすごくがんばっておられるな

さて昼までには手元のものを投げたい。
それとタクマ殿まではどうにか拾いたいな。

(-47) 2015/11/03(Tue) 04:22:18

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[ふと思う。彼は本当は軍艦よりも、もっと違うものを求めているのではないだろうか。
例えば波間を行く、人を楽しませる優美な船とか。
豊かな海に浮かぶ漁船だとか。
ちょうど、チコリの花咲く町を愛でた女領主のような───]

 ……、

[息を吐いた。埒もない。
そう慮ったところで、今そうした願いを叶えてやる事の出来るはずもなく、破れた手紙の先に何が記されていたのか知る術もない。
シコンの女領主が何を思ったかが知れぬと同様、]

 …。人が死ぬのも殺すのも、好かぬものかと思っていたが。

[思わず思考が流れて落とす感慨はアンディーヴ侯へと向けてのもの、シコンを帝国に売り渡したとあればウルケルの軍人らを彼女がその手で殺したにも等しい。
かつて告げられた彼女の死んだ恋人…ゲオルグの部下だったあの男も、ウルケルの軍人であったはずなのだが]

(147) 2015/11/03(Tue) 04:25:01

ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 ───分かった。

[思考をタクマの声>>131が引き戻した。
小さく破れた手紙のことも、女領主の遠い面影も一度思考の隅へと振り払う。
そうして腹心と恃む男へ目を細めた。
死を決した男を叱咤して力を合わせ、戦場を生き延びてから16年。
幾多の戦火をこの男と共に潜り抜けた。

声が通じたのは切欠でしかなかっただろうと男は思う。
だが切欠はやがて絆となり、分かち難い信となった。
この男に任せておけば背は間違いない、それだけの信頼がある。]

(148) 2015/11/03(Tue) 04:25:26

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 宴会に遅刻したら酒抜きだ。

[にやりと笑って目を細めた。
いかに心通じるとはいえ、タクマの歌声は酷い。
元の声が悪くないだけに半端なく調子外れた、しかも中々に音量豊かな鼻歌の威力は一度聞けば語り草となる程のものだ。

ただ、飲まなければいい。
だから酒抜きはタクマ以外の者にとっては非常に喜ばしい命令ながら…この酒好きの部下がそれを良しとしないことも、ゲオルグはよく承知していて]

 遅れるなよ。

[言葉なき願い>>132に、笑みを深めて頷き*返した*]

(149) 2015/11/03(Tue) 04:28:59

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 04:38:37

船を愛する領主 ウェルシュ

―姉の話―

[姉―――ウィズルカは溌剌としていて、優しい人だった。
年は離れていたが、船の話ばかりをするウェルシュを嫌な顔ひとつせず、楽しそうに聞いてくれて。
父とよく諍いを起こしていたが、弟に対しては常に寛容だった。]

 将来は船の設計士になる!

[落書き帳に書いた船の設計図。よくそれを姉に見せたものだ。
姉はそれをどんな想いで見つめていたのだろう。
なれるはずもない願いを叶う弟を。
ただ、その深海のようなアメジストの双眸が淡く煌めいていたことを覚えている。]

(150) 2015/11/03(Tue) 04:38:47

船を愛する領主 ウェルシュ

[姉が友人のヴィクトリアとともに士官学校へ通い始めたときは驚いたが、溌剌としたあの二人ならば当然の選択のように思えた。
―――父は姉の選択に良い顔をしなかったが。]

 姉さんはどうして軍人さんになりたいの?

[姉の肌が小麦色に焼けて久しい頃、そう尋ねてみた。
姉はなんて言って答えたっけ。
恥ずかしそうに目を逸らしたことを覚えている。内緒、と濁されてしまっただろうか。
いずれにせよウェルシュは、]

 じゃあ、僕が姉さんの船を作るよ。
 軍の船と言えば、今ね、軽量型の装甲艦を考えていてさ―――……

[いつものように船の話に戻ってしまうのだから。姉は呆れたことだろう。]

(151) 2015/11/03(Tue) 04:40:51

船を愛する領主 ウェルシュ

[記憶の終わりは、姉の悲しそうな顔。
父や母の怒声や多くなり、ウェルシュ自身も外出しがちになっていた頃だ。]

 姉さん、

[どこに行くの、とは聞けなかった。
潤んだアメジストのなかに、確かな決意を感じたから。
自分の肩の上に乗せられた手。よく日に焼けた手。]

 ………。

[でも、あのとき引き止めなかった事を、]

(152) 2015/11/03(Tue) 04:42:14

船を愛する領主 ウェルシュ

 ―――……また、会えるよね?
 
[後悔している。*]

(153) 2015/11/03(Tue) 04:42:39

船を愛する領主 ウェルシュ

―現在:ストンプ―

[『坊ちゃん!』夢の目覚めは聞き慣れた声。重い瞼を起こすと、見慣れたおじさんの顔がとても近いところにある。加齢臭が漂いそうなほどに詰められた距離に驚き、慌てて身を引く。]

 うわぁ! ……ルシエルナガっ、近いよ!

[涎の海から顔を上げ、身を起こすと、汚れた頬をナプキンで拭く。
『そんな所で寝ないで下さいな。風邪ひきますよ。』
呆れた調子でルシエルナガは領主を見つめる。]

 ごめん……

[デッキの上でつい寝てしまうのはウェルシュの悪い癖である。夏場ならまだしも、今の季節では風邪をひいてしまうだろう。
しかしウェルシュにとってはそんな事は大した問題ではない。惚れ惚れとした様子で新作の船の上を歩きながら、]

 でもこの調子なら、もう直ぐ完成だね!
 
[具合を確かめる。
ストンプの港町は報せを聞いてからと言うものの、大盛況だった。
船大工は精力的に船を作り、故障していた船を直し、軍にいつでも提供できるよう手配をしている。また、軍が休めるよう迎賓館や病院を解放してある。]

(154) 2015/11/03(Tue) 05:15:50

船を愛する領主 ウェルシュ

[不安要素と言えば―――自衛の手段に乏しいということ。
シコンのように砦はなく、ウェルシュに私兵はない。
せいぜいギルドの有志が集まった自警団がある程度だ。
もともと軍港としてストンプは機能している訳ではないのだから、当然と言えば当然なのだが。]

 ……海軍が護ってくれたりしないのかなぁ。

[そんな情けないことをつい零してしまう。
そしてもう一つ不安要素が、ウェルシュにはあった。]

 うーん。……僕の船で充分戦えるとは思うんだけれど。
 やっぱり帝国軍の船の状況を知らないと、対策は打てないんだよねぇ……

[例えば、突撃船は装甲船に強い。
同様に、装甲船は砲撃船に強く。
そして、砲撃船は突撃船に強い。

これはあくまで一例。
だがこのように帝国軍の船の種類が何なのかによって、此方が準備する船も大きく変わってくるのだ。それに、]

(155) 2015/11/03(Tue) 05:18:22

船を愛する領主 ウェルシュ

 ……帝国軍の船に乗ってみたいな。

[小さく呟いた言葉は、船好きの本音。*]

(156) 2015/11/03(Tue) 05:20:26

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 05:25:05

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
ふーむ。
この当時の医療技術、結構バラバラだなぁ。
アスピリンはギリあり?

(-48) 2015/11/03(Tue) 07:57:20

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
19世紀から20世紀にかけてって、色んな病気の特効薬とかでき始めた時期なんだねぇと改めて。

時期もあるだろうが、手術も結構思い切ったもんがちらほら。

(-49) 2015/11/03(Tue) 08:49:30

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 数日前・首都カルボナード ―


  陛下は壮健であらせられます。
  閣下のことも、陛下からよく聞かされておりますよ。

[海軍提督の昔語りに、少し表情を動かした。
会ったことがある、とは皇帝の口からも聞いている。
その時の人物評は心の中に留めてあったが、実際にこうして相対してみると聞いた以上の相手だった。

 油断ならない相手だと思う。
 例えるならば、海のような。
 凪いでいるときは機嫌がいいが、ひとたび動けばあらゆるものを押し流す。

こういう相手は、なるべく怒らせずに済ませたいものですが、とは内心の弁。]

(157) 2015/11/03(Tue) 09:07:15

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[書簡を見せ口上を告げたあとの反応は、いくらか予想外のものだった。
怒るでもなく予想通りだというわけでもなさそうで、
敢えていうならば、呆れている、に近いか。]


  先の会談で、貴国はずいぶんと高い買い物をされたということですよ。

[以前、海峡解放を要求する使者が持ち帰ってきた返答については聞いている。>>0:76
武力で打ち払うと言われて大人しく譲歩するような国でもなければ、諦める程度の理想でもない。
売り言葉に買い言葉。例えるならばそういうことだ。]

(158) 2015/11/03(Tue) 09:07:41

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  最後の項目が無ければまだ交渉の余地もあったのでしょうけれど。

[いくらか声のトーンを柔らかく変えて付け加えたのは、相手の調子に感化されたからかもしれない。]

(159) 2015/11/03(Tue) 09:07:56

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  明日のディナーまでには戻れと言われておりますが、
  私は操縦士に、すぐ帰ると約束しておりますので。

[期限を聞かれて、待つ気は無いと答える。
そして、告げられた返答に、静かに頭を下げた。]


   ─── 承りました。


[要求の拒絶も、その後の通達も、すでに敷かれたレールにすぎない。
淡々と受け、強い光宿った瞳を伏せて隠す。]

(160) 2015/11/03(Tue) 09:08:14

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  せっかくのお誘いですが、陛下が首を長くしておりますので。
  ご準備がつつがなく進みますようお祈り申し上げます。

[軽口に紛れた本音を笑って退けて、辞去の挨拶を述べる。]

  司令官閣下も次にお会いするまでどうぞご健勝で。
  いくら穴に籠っていても、強い風が吹き込めば飛ばされてしまいますからね。

[爽やかな顔で言ってみせたが、瞳をよぎる怒気は隠しきれてはいないだろう。
理想を否定する者への、ごく瞬間的な感情の発露だ。
もう一度頭を下げてそれを隠し、使者の任を終えて艦を退去した。]

(161) 2015/11/03(Tue) 09:08:37

帝国扶翼官 ルートヴィヒ



  どうしてだか、顔に出てしまうのですよ。

[水上機に戻って後部座席に収まってから、セルウィン相手にぼやく。]

  いつもはもう少し隠すのですけどね。
  あの方の前だとなぜかうまくいかなくて。

  ── ウルケルの海軍総司令官閣下ですよ。
  このあたり、通りませんでしたか?

[年季の差、経験の差。
それだけでは説明できない何かを感じていた。]

(162) 2015/11/03(Tue) 09:09:32

帝国扶翼官 ルートヴィヒ



  … ひょっとすると、
  陛下に似ているのかもしれませんね。


[器の大きさが、きっと似ているのだろう。
敵にするには本当に厄介な相手です、などと零して、セルウィンに帰還を促した。*]

(163) 2015/11/03(Tue) 09:10:10

ウルケル海軍中尉 シロウ

-リオレ西方洋上巡洋艦にて-

[兵からかけられる、“先生”の呼びかけに、]

 はいはい。
 わーった、わーった。もう好きにしろ。
 そっちには文句言わんから、十全に整えとけよ。

 本番にとちったら、蹴飛ばすぞ。

[返ってきた言葉は気合の入ったものだった。
艦内の士気は今も悪くない。
凶報は兵たちの耳にも入っているが、逆によい糧になってる。
自国を、海を守る為に、“敵”と戦う。

正義を自分たちに信じている間は、人は強い。
傲慢なほどに。]

(164) 2015/11/03(Tue) 10:01:20

ウルケル海軍中尉 シロウ

――……。

[モルトガットと自国の政治家たちの間にどんな話があったのかは、予測の域は出てないがうっすらとは想定していた。
平和的解決がまったく望めないような事をしたんだろう、と。

それでも、腹が立つのは本音だ。
此処は自分たちの海だ。
他国の人間に好きにさせてたまるか。

リオレの東側、カリコル島には、両親の墓がある。
異国出身の母――シロウ、と異国風の名を付けてくれたのも母だ――は、死ぬまでこの国には馴染みきれなかったようだ。それでもあの島は美しさは彼女のお気に入りで、父はその為に母をあそこに葬った。
今は、父の遺髪と共に二人はそこで眠っている。

戦いで壊されていく風景は何度も見てる。
自分も、傭兵として行う事があった。

だが――両親の眠る場所を思うと、そこは守りたいと思うのだ。

傲慢だろうが、何だろうが。
守りたいと思うものがある以上、戦える。]*

(165) 2015/11/03(Tue) 10:09:35

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 10:11:28

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
かっ、かいせ ん……!
開戦しないとですね、開戦。海戦。

wwwww前線暇そうにしてんの、申し訳なさすぎて。そうな、回想は隙間ごとにぶちこもう。ササッと前まで行こう。すまねえな………

まだ顔を見てない自陣営が多すぎるよな?

(-50) 2015/11/03(Tue) 10:45:18

ウルケル軍大佐 タクマ

― 10年前/フェリシア ―

[ 炎の前に佇んでいた子供を見つけたのは、本当に偶然だった。>>0:70
勝ち戦とはいえ、市街に被害が及ぶほどの激戦、まだあちこちに火災に遭った家や生き埋めになったままの住人も居ると聞き、少しでも救える命があればと、傭兵団から有志を募って救援へと出向いた先での事だ ]

坊主、お前、ここの家の子か?

俺はタクマだ、タクマ・ナギ。ウルケルから来たんだ。

[ かけた声に振り向いた瞳はどこか虚ろで、その空虚に戸惑いを覚えながらも、誰?と尋ねられてそう名乗り、子供に尋ね返す ]

名前は?親はどうした?

[ 問いに返ったのは、途切れがちな名乗りと…「ここ、どこ?」という有り得ぬ問い掛け>>0:71 ]

(166) 2015/11/03(Tue) 11:01:10

ウルケル軍大佐 タクマ

お前…おいっ!

[ 大丈夫か、と、口にする前に、小さな身体は縋るものを求めるように手を伸ばしながら倒れかかり、男は慌てて子供の身体を抱き止めた ]

(167) 2015/11/03(Tue) 11:01:59

ウルケル軍大佐 タクマ

[ そのまま意識を失った子供をとりあえず医師に診せ、怪我らしい怪我はないが記憶が殆ど失われている、恐らくは戦闘と火災の恐怖によるものだろうと聞かされて…更に親や親戚は居ないのかと近所に聞き込んだ結果、子供はもともと遠くから養子に貰われた孤児で、火災で死んだ養父母の他には身よりも無いと知らされた。

全てを喪い、独りきりになった子供を、そのまま置いて帰ることがどうしても出来なかったのは、丁度数ヶ月前に、男がたった一人の身寄りだった母親を亡くしていたせいかもしれない ]

隠し子作る暇があったら、とっくに嫁でも貰ってますよ。

[ ウルケルへの帰路、子供を連れた男にゲオルグが向けた揶揄いの言葉には>>144溜め息混じりの口調でそう答えた。実際には、持ち込まれる縁談も有りはしたのだが、その悉くを男は丁重に断り続けている、とは、ゲオルグの耳にも届いていたかもしれない ]

(168) 2015/11/03(Tue) 11:04:09

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

どうしても、ほっとけなかったんです。

[ ぽつりと零した心の声は、どこか情け無さそうな響きを帯びていた ]

(=2) 2015/11/03(Tue) 11:05:29

ウルケル軍大佐 タクマ

俺と一緒に来るか?親代わり、は、無理かもしれんが、兄代わりくらいにならなれるかもしれん。
お前が自分の足で立てるまで、面倒見てやる。

[ 母以外の家族を得る事を躊躇い続けていた男が、記憶を殆どなくしたままの子供に、そう告げたのが何故なのか、男自身にも、はっきりとは判らない。
強いて理由を探すなら、最初に出逢った時の子供の瞳のいろが、胸に焼き付いたまま忘れられなかったせい、だろうか。
心を決めたら、男は全ての覚悟をそこで完了していた。この子供が自分自身で虚ろな心を満たせるまで、決して見捨てないという覚悟。その決意が子供に伝わったのかどうか…シュテルン・シエルは、その日から、男にとって唯一の家族と呼べる存在になった ]

(169) 2015/11/03(Tue) 11:06:56

帝国軍中佐 ロー・シェン

―旗艦シュヴァルツアイン・執務室―

[殊勝という感想>>106を、ロー・シェンは肯定も否定もしなかった。
ただ黙して、若き主が満足そうに口角を上げる様を瞳に映す。]


 …、そのようなことまで
 陛下の耳に入っておりましたか――。

[心の裡でささやかな苦笑を零す。]


 こちらはいつでもお帰りをお待ち申し上げております
 と、お伝えしたのですが。
 
 腰を打った時、耳まで遠くなったらしい…との返答で。


[実に飄々とした老獪であった。若い者をうまく使うコツを心得ているとも言う。
いろいろ目を掛けてもらった上司であるし、期待に応えるのは吝かでは無いが…。聊か、手のひらの上で転がされている心地も浮かばなくはなかった。]

(170) 2015/11/03(Tue) 11:09:36

帝国軍中佐 ロー・シェン

[軍制上、と言われ。
なるほど呼ばれた要件はコレだったかと頷いた。]

 ―――はっ。承知しております。

[あくまで“預かって”いる…その認識であったから、正式に引き継ぐ将官が配属されるならば、自分はお役御免だろうと思っていた。


だが皇帝の口から発せられたのは、まったく真逆の言葉で。]

(171) 2015/11/03(Tue) 11:10:28

帝国軍中佐 ロー・シェン




                  ………、 …は?


[ぱち。と瞳の燈黄色を瞬いて、
一拍の後に事態を悟る。]

(172) 2015/11/03(Tue) 11:10:54

帝国軍中佐 ロー・シェン


 あ、…いえ、

 失礼いたしました。


[示された先には、真新しい徽章が小箱の中に納まっていた。
これからあれが自分の襟につけられるのだという。

疎遠でいいと思っていた階級が、天邪鬼な波のように押し寄せる。
位が上がれば上がる程、課される義務も期待も増える。


  一度波に乗ったら、
  降りることなど出来ぬと―――…


これは、きっと、そういうことなのだろうと思う。]

(173) 2015/11/03(Tue) 11:12:26

帝国軍中佐 ロー・シェン

[2年程前、長年馴染んだ大尉から、中佐への昇級が決まった時。
あの一歩を踏み出した時に―――とうに覚悟を決めた筈だ。

数々の戦場で水雷艇を巧みに操っていた様が、皇帝の耳に入ったと聞いた。
出自問わず有能な者を登用している当代皇帝には、
生粋の帝国人でないからというお決まりの固辞の句など意味が無く。

長年後回しにしてきた宿題の答えを求められた末、
……こうして自分は今、此処に居る。]

(174) 2015/11/03(Tue) 11:13:36

帝国軍中佐 ロー・シェン

[皇帝の招きに応じて、一歩二歩と前に出る。
かつ。と軍靴の音を鳴らして両足を揃え、再度敬礼の型をとった。]


 ―――、


       謹んで、拝命いたします。


[そうして襟の重みが、ひとつ増した。]

(175) 2015/11/03(Tue) 11:15:44

帝国軍中佐 ロー・シェン

[徽章を与えた主の、力強い灰色の双眸の向こうに、
己の顔の輪郭が映っていた。]


 陛下、




   …自分は、


[不意に浮かんだ言葉が、抑止の理性の網を潜り、顔を出す。]

(176) 2015/11/03(Tue) 11:16:49

帝国軍中佐 ロー・シェン


 ――――力強きひかり故に、


 暖かさを知らぬ暗がりにも降り注ぎ、
 ぬくもりを万民に与えるような。



 そんな沈まぬ陽を、信じます。
 

(177) 2015/11/03(Tue) 11:18:42

帝国軍中佐 ロー・シェン


 …、差し出がましいことを申しました。



 ロットケン殿には
 勇退を惜しむ部下が沢山おりますとお伝えください。

 失礼―――― いたします。


[一礼をし、引き止められなければ其のまま執務室を辞した。**]

(178) 2015/11/03(Tue) 11:19:03

ウルケル軍大佐 タクマ

― 数年前/ウルケル ―

操縦士?ああ、構わんぞ、勿論、士官学校になら口を利いてやる。学費は心配するな、この国ではきちんと軍に勤めれば学費は後で返せばいいという制度がある。

[ 士官学校に入りたいと言われた時は>>0:72正直一抹の寂しさは感じたが、それが彼自身の選んだ道であるならば反対する理由は欠片も無かった。あの日炎の前で虚ろな目をして振り向いた子供が、こうして夢を抱いて進もうとしている、その喜びは、何にも代え難いものだ ]

(179) 2015/11/03(Tue) 11:23:00

ウルケル軍大佐 タクマ

…大分、大人っぽくなったな。

[ 邪魔だろうと言っても絶対に切ろうとしなかった長い髪を、ばっさりと切り落とした少年の心境は気にかかった。けれど男が、その内心に踏み込むことはなく、ただ見守り続けるというスタンスも崩しはせず ]

[ シュテルンが士官学校の寮に入ってからは、男の仕事の忙しさとも相まって、顔を合わせる事は少なくなった。
それでも、折々に士官候補性の訓練成果を見せる公開教練があれば、出来る限りの時間を作って男はそれを見学に出掛け、やがて、彼が、一人前の水上機乗りとして、シコン港に駐留する艦に配属される事になった時には、祝いの酒も贈ってやった。

いつか、共に呑もう、と、まるで父親が息子に夢見るような願いを密かに込めて* ]

(180) 2015/11/03(Tue) 11:26:51

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 11:28:00

ウルケル海軍中尉 シロウ

-15年前/オルヴァルにて-

[オルヴァルの戦において、男がした事は医者としての働きの方が多かった。
足りない知識は、ただ必死に覚えた。
戦い方も、船についても。
そして、戦う者の覚悟も。

タクマが艦長を務める艦が引き際を誤り、危機に陥った際。
もう無理だろう、と、男は思った。
その情報が入ってきても、助けに行くのは無理だと思った。
救援に向かうには、他艦の危険を伴う。下手をすると被害が甚大になる。
誰だって、その艦を捨て去ると思った。

だが、男が見たのは、救援へ向かう自軍だった。
そして――タクマの指揮する艦を援護し、一艦の轟沈もなく、生還したのだ。

この救援は、無謀ではなかったのだろう。
助けられる、戦い抜けると、“判断”した上での行動だと、男が理解するのは、作戦の成功が伝えられた際だった。]

(181) 2015/11/03(Tue) 11:32:07

ウルケル海軍中尉 シロウ

 ――はい、終わり、タクマさん。

[胸部の音と出血から、肋骨の骨折は内臓まで至ってないと判断。
なら強めに圧迫するのみ。
白い錠剤が入った瓶を差し出す。]

 数週間は痛むんで、それ。
 本来なら安静――って言いたい所だけど、無理でしょ?

 なら、最低数週間はカッコ悪いけど包帯でがっちり固めさせて貰う。
 あとは痛み止め……これね。
 飲みすぎると、今度は胃痛で大変な事になるから、飲みすぎないでね。

(182) 2015/11/03(Tue) 11:34:04

ウルケル海軍中尉 シロウ

[少し沈黙し。]

 なぁ、タクマさん。

 ゲオルグさんは――助けられるって判断して、この作戦、したんだよな?

 だとしたら、すげぇなぁ。
 俺、全然分からんかった。

 すげぇなぁ、あの人。
 俺とまったく違う世界、見えてるんだろうなぁ。

[ため息混じりに感嘆の声。]

 ……もっと学べば、俺も少しは色んなもん、見えるようになるかな。

[呟きと同時に、改めて決意した。
この戦いが終わっても、軍に留まる事を。
守る為に、救う為に。
その力を得る為に、学び続ける事を。*]

(183) 2015/11/03(Tue) 11:34:58

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 11:38:01

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
気付けばpt尽きておった...まじ自重しようぜ俺orz

(-51) 2015/11/03(Tue) 13:32:25

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港 ―

[静かな湾内に停泊していたのは、面影の似通った双つの船。
商船本来の優美な船体に武装を載せているのが、今のファミルを表しているようだった。
船に揚がる旗が今のこの港の支配者を示している。

桟橋へ船をつけ港へ下り立てば、仄かに風が香った気がした。
花の季節ではない。けれども街は花の香を記憶しているのだ。
柔らかな青の色彩と共に。]

(184) 2015/11/03(Tue) 16:42:45

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  いずれ、世界中が自由に往来できる海となるでしょう。

[船を下りたファミルに声を掛ける。]

  商売人にとっては夢のような世界です。
  通行税や港湾使用料は馬鹿になりませんからね。

[商家の息子としての実感籠った声が、商会が儲かるという言葉に同意を返す。]

  それをもたらすのが陛下だと、私は確信しておりますよ。

[共に成し遂げるのが自分であるとも。]

(185) 2015/11/03(Tue) 16:43:31

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  あなたのことを悪く言うものは多いでしょう。
  ウルケルのみならず、帝国のものでさえ。

[投降を選び、味方を撃ってまで街を差し出した。
目的が自己の保身であれば、まさに唾棄すべき所業だ。
卑怯者と謗るものたちも多かろう。]

  けれども私は、貴女が最良の選択をしたことを知っています。
  どうか、なにかありましたらいつでも私にお声かけください。

(186) 2015/11/03(Tue) 16:43:59

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  落ち着いたらまた、あの時のようにお茶をご一緒しましょう。
  妹も喜びます。

[穏やかな声とともに、記憶は暫し過去へ飛ぶ。]

(187) 2015/11/03(Tue) 16:44:10

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想 ―

[思い浮かんだのは花畑だ。
彼女との記憶には、いつも花があった。

風に揺れるのは、紫の花弁に真っ赤な蕊が鮮やかな花々。
一面に広がる花畑の隣にテーブルを置き、茶器を並べる。
水色のワンピースをなびかせながらイルザ──妹は楽しげに笑い、くるくるとよく立ち働いていた。

今年のサフランは良い出来ですよと父が言い、サフラン入りの茶菓子が供される。
両商会を通じて帝国本土とシコンに交易ルートを開こうという話は、やがてグロル海峡を抜ける航路の話にもなるだろう。]


  グロル海峡を気兼ねなく通れるなら、大陸の向こう側ともずっと交流しやすくなるでしょうね。

[早くその時が来ればいい、と話した記憶がある。]

(188) 2015/11/03(Tue) 16:44:33

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港 ―

[過去の情景から心を引き戻して、現実のファミルを見る。]


  準備を整え次第、陛下をこちらへお呼びいたします。
  あなたの今後については、陛下からお話があるでしょう。

  ご希望があれば先に伺っておきますが…

[ためらうような間を置いてから、彼女の手に視線を落とした。]


  私としては、全て終わるまであなたには安全な場所にいていただきたいですね。
  良ければ、私の実家にでも。

[匿う用意はある、との申し出だった。]

(189) 2015/11/03(Tue) 16:47:01

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 現在 ―

  トール。

[港の安全が確認されたところで、声を飛ばす。]

  こちらは問題ありません。
  来ていただいてもいいですよ。

(*17) 2015/11/03(Tue) 16:49:22

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 16:53:27

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、ウルケル軍大佐 タクマに話の続きを促した。

2015/11/03(Tue) 16:54:43

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
自分が残り398ptでずいぶん使ってるなぁと思ったら、タクマが残り42ptだった!
それにしてもこの村、本当に3時4時に動きまくっていてコワイ!
みんな健康して!
むしろニンゲンして!
まだ1日目だから!!!

(-52) 2015/11/03(Tue) 16:57:06

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 現在 ―

 ああ、そろそろおまえの声が聞けると思っていた。
 
 通常進行のようで何より。
 
 今から出発すると、シコン港へつくのは夕刻になりそうだな。
 せいぜい粛々と入港することとしよう。


[嘘である。悪戯心が笑いに滲む。灯艦飾を施していくつもりだ。]

(*18) 2015/11/03(Tue) 17:16:39

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
もう飴が飛んでいる件についてw

俺のログ、最近、状況把握重視の省エネ志向だからなあ。
ルートヴィヒのようにタラシの文章が書けるといい…

(-53) 2015/11/03(Tue) 17:19:06

モルトガット皇帝  アレク トール

− 旗艦シュヴァルツアイン・執務室 −
 
[ロー・シェンの口から語られる前任者の様子にうなずく。>>170
老練の海将の表情までが手にとるようにわかり、第三艦隊のあいあいとした雰囲気が伝わるようだ。

水雷艇を擁する第三艦隊は、敵艦に最も近接する部隊だ。
危険と隣り合わせの殊勲。それが兵たちの結束を高めるのかもしれない。

そして、第三艦隊には帝国辺境や移民の士官が多いのも事実。
彼らが第三艦隊を希望する理由はそれぞれにあるはずだ。
疎外感からではなく、誇り、そして向上心をもって第三艦隊を選ぶ者を、アレクトールは喜する。

「一度波に乗ったら、降りることなど出来ぬ」と、ロー・シェンが感じたのはあながち間違いではない。
ただし、波に乗ることを選ぶのは本人で、乗ることができるのは才能だと、アレクトールは言うだろう。
そして、波の上から見える景色が知りたくないかと誘うのだ。]

(190) 2015/11/03(Tue) 17:21:51

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
ファミルの船(カストルとポルックス)がアタシの名前に気付いてつけたんかな…と深読みするターン(
でもスキュレ(スキュラ)は分かりやすいとは思う。

さて、ルカに愛を捧げねば(ごそごそ

(-54) 2015/11/03(Tue) 17:21:53

モルトガット皇帝  アレク トール

[代将に抜擢されたロー・シェンを襲ったわずかな自失は、己の才に自信がないゆえではなく、出自を意識するせいだと感じる。

 かつて帝国と砲撃を交えた国の兵であった男。
 その後、帝国の兵となることを選び、幾度となく波間に身を投じてきた男。
 変節という言葉は、この男には似合わない。
 ただ、ひたむきにまっすぐなのだ。

潮に灼けた体躯をもつ男は、覚悟の定まった眼差しで進み出た。
新しい徽章をその身に受けるべく。

その唇が伝えた言葉に、アレクトールは揺るぎない視線を返す。]


 その信に応えるのが、皇帝おれの使命だ。
 

(191) 2015/11/03(Tue) 17:25:04

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 第三艦隊・第四艦隊はシコン湾外、南方海域にて哨戒任務に当たれ。
 敵艦が出現しても深追いはするな。
 投降したシコン勢を再編したら、我々も戦列に戻る。

 なお、現時点で修理の必要な艦があればシコン港へ運ぶから、第一艦隊に合流させよ。
 

[退出しようとするロー・シェンに当面の作戦を指示した後、これはおまけ、とファンシーな紙に包まれたクッキーを差し出した。]

(192) 2015/11/03(Tue) 17:27:40

船を愛する領主 ウェルシュ、栞を挟んだ。


モルトガット皇帝  アレク トール

 
 皇后のお手製。
 皆さんによろしく、だそうだ。
 俺の分は別にあるから遠慮せず持って行け。


[ロー・シェンが来るまで読んでいた手紙を示す。
アレクトールがまだ皇太子の頃に異国から嫁いできた皇后は御齢ようやく15歳である。
おままごとの域を出ていない夫婦だが、傍から見て睦まじいと呼べるくらいにはよく手紙をやりとりしている。]

(193) 2015/11/03(Tue) 17:31:39

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

 
 今日の手紙な、
 皇后メイリン姉貴ブルネリアとサーカスを見に行ったそうな。

 姉貴はなんとかという美男子目当てだったそうだが、メイリンはその役者よりも、芸をする熊が気に入ったと書いてる。

 熊、プレゼントすべき?
 

(*19) 2015/11/03(Tue) 17:39:39

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 現在 ―

  あなたが粛々としていたことなど記憶にありませんね。

[返す言葉にも笑いが纏わりついた。]

  せいぜい、皆さんを呆れさせないようにしてください。
  記念すべきウルケルへの第一歩ですから。

[そんな言葉も戯れの一環だ。
さぞ壮麗な入港になるだろう、と目を細めた。]

(*20) 2015/11/03(Tue) 17:39:54

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 これからも、第三艦隊各員のいいところを引き出してやれ。
 おまえならできる。


[最後にそう言い、ロー・シェンを送り出した。]

(194) 2015/11/03(Tue) 17:40:04

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
あっ、昨夜からずっと在席表示が「ゆるオン」のままだったのに今、気づいた

すまん

(-55) 2015/11/03(Tue) 17:41:31

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  ああ、お姫様はサーカス見物でしたか。
  ちょうど有名なサーカス団がアマンダに来ていましたね。

[幼い娘と結婚する、と聞いたときには驚いたものだが、ずいぶんと仲良くやっているようなのが微笑ましい。
時折は花や菓子などを土産に幼皇后へ進呈していたりもした。]

(*21) 2015/11/03(Tue) 17:48:12

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  ……はい?
  熊、ですか?

   あぁ…はい。好きにしてください。
   小熊なら可愛いのではないですか?
   すぐ大きくなりますが。

[この可愛がりようである。
呆れつつも、どこか安心していた。]

(*22) 2015/11/03(Tue) 17:48:27

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

 
  ところで、メイリン様から手紙が届いたのなら、
  なにかお土産はないのですか?

[彼女お手製の菓子のファンでもあった。]

(*23) 2015/11/03(Tue) 17:49:57

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・邂逅の時 ―

[トールと名乗った彼が椅子の背後に回り、靴に仕込まれた刃で縄目に挑みかかる。
なかなかに辛そうな姿勢で作業しているのを見ながら、一体彼はどういう人間だろうかと思案を巡らせた。

身なりは一見、裏通りにたむろしているような連中と同じだった。
けれども、それにしては肉付きがいい。
十分な栄養を取り、正しく鍛えている身体だ。
今は埃まみれだが髪にも艶がある。
それに、あの靴は]


  ………っ。

[金属の肌が腕に触れて、じんと冷気が肩まで駆け上がった。
ゆっくりと息を吐いて不快感を逃がしながら、おとなしく縄が切れるのを待つ。]

(*24) 2015/11/03(Tue) 18:06:39

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[ぶつりと音を立ててようやく縄が解かれた。
支えを失くして身体が倒れそうになるのを、どうにか堪える。
暫く時間を置いて手を動かし、腕に血が戻るのを待った。]

  ありがとうございます。助かりました。
  あのままでは石になってしまうところでしたよ。

[きちりと礼を言って、肩を回し、首を幾度か左右に傾けた。
足の縄もほどいて立ち上がり、今度はトールの縄を解きにかかる。]

(*25) 2015/11/03(Tue) 18:07:06

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  ところでトール。
  なぜ奴らに捕まったんです?

[結び目は固かったが、どうにか対抗できた。
腕をほどき、足も手伝いながら疑問を投げる。]

  身代金目当てですか?
  それとも、なにか恨みでも?

[ほどき終えれば、立ち上がるのに手を差し出す。]

(*26) 2015/11/03(Tue) 18:07:22

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ



  彼ら、あなたの素性を知っているんですか?


[じとり、とトールの目を見つめた。]

(*27) 2015/11/03(Tue) 18:07:36

ウルケル軍大佐 タクマ

― 15年前/オルヴァル ―

ぐお!ちょ、シロウ!締め付けすぎっ!

[ 文字通りの命からがら、傭兵団の拠点となっている港町まで帰り着いて、すぐに男はゲオルグの命令によって有無を言わせず若い医師の元に引きずって行かれた。
放っておいたら艦の損傷や部下の負傷の確認に駆けずり回って本人がぶっ倒れるという事態になるのは目に見えていたから、それは実に適切な判断と言える。

シロウとは割合に年が近く、普段から怪我の絶えない血気に逸った年頃だったこともあって、遠慮なく言葉を交わす間柄でもあった。
その分治療にも遠慮会釈はなく、固定が唯一の治癒の早道だから文句を言うなと言われればぎゅうぎゅうと巻き付けられる包帯にも耐えるしかない ]

(195) 2015/11/03(Tue) 18:08:58

ウルケル軍大佐 タクマ

…ああ、すまん、助かる。

[ 固定を完了し手渡された薬>>182は押し頂くようにして感謝を口にした。
ここから先は撤退選になる。肋骨が折れた程度で怪我人面をしていられるほど悠長な戦場ではないのだ ]

胃を壊すと酒が呑めなくなるからなあ、出来るだけ気をつける。

[ その方が喜ばれるんじゃないか?と周囲で聞く者がいれば思ったろうが、男としては至って真面目な懸念だった。

そして、暫しの沈黙の後、告げられたシロウの言葉に>>182男は僅かに瞠目する ]

ああ、確かにあの人は凄い。俺の命が今在るのはあの人のおかげだ。

[ しみじみと噛み締めるように口にしてからシロウの顔をじっと見つめた ]

(196) 2015/11/03(Tue) 18:11:08

ウルケル軍大佐 タクマ

だが俺には、あんたも充分凄いと思えるぜシロウ。命を救ってくれたのがあの人なら、その命を繋いでくれるのはあんたみたいな医者だ。
まあ、もっと勉強して、痛く無い治療法を発見してくれると嬉しいけどな。

[ 冗談めかしてしまうのは、多少の照れ臭さが襲ってきたせいだ ]

…貰った命は無駄にはしねえよ。

[ そんな会話をした後、撤退戦を共に生き抜くことが出来たシロウが軍に…医師としてではなく兵士として留まることになったと聞いて「そこまでやるか?」と驚いたのも、今は懐かしい想い出だ ]

(197) 2015/11/03(Tue) 18:12:14

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
一応、やるべきことを書き出しておきましょうか。

・第二艦隊の詳細説明(文章準備済み
・ミリアムと出会ったのちに過去回想
・ウルズの過去に触れておく
・ストンプ連想からのウェルシュに過去回想振り

やあ、少ないですね。
驚きです。

(-56) 2015/11/03(Tue) 18:12:49

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
そういえば、気がつけば喉回復していますね。
村を開始した時間に回復するようです?

(-57) 2015/11/03(Tue) 18:13:55

ウルケル軍大佐 タクマ

― 巡洋艦シュタインアドラー ―

シロウは、今はリオレ島に配属だったな…確かヴィクトリアもか…

[ ゲオルグの命を受けてストンプへの「お使い」に出掛けるため、旗艦ヴァンダーファルケから随行の巡洋艦シュタインアドラーに乗り移った男は、幾度かの戦を共に潜り抜け、その実力と人柄に信を置く旧知の同僚達へと、暫し想いを向ける。
今や対帝国の最前線となったリオレ島周辺は、程なく激戦の海となるだろう…或いはすでに交戦が始まっているかもしれない ]

持ちこたえてくれよ…

[ 男がそこに飛んで行く事は出来ない。養い子の安否ひとつ、今は確かめる術さえないのだ。
出来るのはただ願うことだけ。ゲオルグ率いる主力艦隊が、リオレ島が帝国艦隊によって殲滅される前に辿り着くことを。
そして、再び、酒場で彼等に迷惑な鼻歌を聴かせ、怒鳴られる日が来る事を* ]

(198) 2015/11/03(Tue) 18:25:54

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 18:33:11

帝国軍 中尉 セルウィン

[陛下の事は親しみを込めてトールの旦那と呼んでいる。
勿論本名は知っているし、そんな気安く渾名で呼んでいい相手ではない事も知っている。
だからそう呼びかける場面は限られているのだが。

トールの旦那は己の事をチビ狼と呼ぶ。
もうチビではないのだと言いたい時もあるが、特別な呼び名というものは嬉しいものだ。]

(199) 2015/11/03(Tue) 18:56:50

帝国軍 中尉 セルウィン

[とある有力な家に引き取られたのは何時だったか。
陛下と出会って、親しくなってからだったのは確かだ。
そこに配慮があった事は気づいている。
己のような人間がこんな家に引き取られるなんて事はありえない事だったから。]

 感謝してます。
 恩には必ず報います、義父上。

[それは此度の戦争に出向く前に義理の父へと告げた言葉。
本心だった。
こんな底辺の人間を、陛下の配慮故とはいえ引き取ってくれた。
おかげで今、夢を叶える事が出来ているのだから。]

(200) 2015/11/03(Tue) 18:57:35

帝国軍 中尉 セルウィン

[遠い過去の事、つい最近の事を思い出しながら帰路へとつく。
母艦に着陸すると、とん、と複葉機から飛び降りた。

船に降りてみれば空は随分と寒かったのだと知った。
両腕を擦り、僅かな暖を取りながら足を進める。
シコン港が落ちたとなれば暫くは複葉機の出番はないだろうか。

次の飛び立つ時は偵察だろうか、それとも攻撃の為か。
どちらにせよ命令が下されれば意気揚揚と飛び立つだろう。
それが死を伴う戦地であっても*]

(201) 2015/11/03(Tue) 18:57:58

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 現在 ―

 いや、そこは放任でなく反対すべきだろう扶翼官。
 

[ペット熊の件について笑って声を叩き返し、ああでもルートヴィヒの人脈なら仕入れは可能なのだと察し。

10歳の王女と結婚したのはアレクトールの意志ではない。
外交政策を武力から交渉に切り替えた父の差配だ。
即位した時も「白い結婚」のままだったのだが(今もだ)、離縁せず皇后に据えたのは、彼女を気に入っているせいなので、呆れられても仕方のないところではあったが。]

(*28) 2015/11/03(Tue) 19:03:35

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

[土産と言われて、くつくつと声を洩らす。
メイリンのハンドメイド菓子は、資産家の彼が金で買えない数少ないもののひとつだ。]


 あるとも。 これから持って行く。
 シコンの水でチコリコーヒーを淹れてもらおう。
 

(*29) 2015/11/03(Tue) 19:05:10

モルトガット皇帝  アレク トール

− 旗艦シュヴァルツアイン・自室 −

[ロー・シェンに伝えたのと同様の指示を、信号手を通じて各艦に連絡させ、旗艦シュヴァルツアインはゆっくりと回頭してシコン港へと向う。>>192
到着は、夕刻頃となろう。
敵艦のいない海域だ。皇后への返書をしたためた後、アレクトールは仮眠をとることにし、兵らにも休息を申し伝えた。

狭いながらも足を伸ばせる寝台に転がり、頭の下で手を組めば、思い出すのは10年前のこと。]

(202) 2015/11/03(Tue) 19:06:06

モルトガット皇帝  アレク トール

[剣呑なものを感じていた。
祖父に伴われて訪れたフェリシア王宮は、今から平伏しようとする国とは感じられなかったのだ。

何かある、と控えの間から抜け出して港の方角が見える窓から身を乗り出していた時、その男に声をかけられた。>>140]


 俺を迷子と間違うおまえの方が世間知らずに思えるぞ。


[ほどなく近衛が探しにきて、こちらの身許は知られてしまったが、男は相変わらず駘蕩とした雰囲気をまとったままだった。
違和感の原因はこの男か。否であり、非ではなく。]

(203) 2015/11/03(Tue) 19:07:34

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 俺は、海の上で生まれたのだ。
 海の上にいると──果てしないものとつながっている自分を感じる。
 汲めど尽きぬ力をもらえる。


[「海はお好きですかな?」と問われ、そう答え。
いつしか打ち解けている自分に気づく。]

(204) 2015/11/03(Tue) 19:08:35

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 おまえはフェリシアの何だ?


[「波は全てに平等です」と岩の擦れるような笑みを浮かべた男に肩を並べんと踵を浮かせる。
官吏なのか王族なのか、はたまた庭師だったりするのか。いっそ帝国に来ないか、と投げた質問は予想外の反応を得て、”ウルケルの傭兵隊長”からもたらされた情報により、帝国艦隊の舫い綱は危ういところで解かれることになった。

命の恩人と言っても過言ではない。
が、ウルケルの利権の先兵となって立ちふさがるのならば。]


  その柵、砕いてやる。 


[目を閉じ、背中に感じる波に意識を預けた。**]

(205) 2015/11/03(Tue) 19:10:31

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― リオレ西へ向けて ―

[出立してしばらくして、艦長は操舵室から席を外した。
しばらくは警戒しながら艦を進めることになる]

………ルカ。

[思考は明け渡されたシコンに居るだろう帝国軍に移る。
ウルケルを出た幼馴染が帝国へと移り住み、軍に属したことは手紙のやり取りで知っていた]

(206) 2015/11/03(Tue) 19:13:14

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 追憶/離れて後 ―

[別れる前の願いは幼馴染の誠意を乗せて叶えられた]

相変わらずだなぁ。

[紙に綴られる癖のある文字。
離れてそんなに経っていないのに、懐かしく感じて思わず笑ってしまう。
読み辛さはあったけれど、見慣れた文字でもあるため、読むのは苦ではなかった]

(207) 2015/11/03(Tue) 19:13:27

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[手紙が届けば、ヴィクトリアもまた定期的に手紙を返す。
文字は綺麗ではないが、らしさが出ている勢いのある文字だった]

…………
………
……

[手紙をやり取りすることで相手の無事を確認する。
綴るのは幼馴染や彼女の母を案じるもの。
自分の事は……軍に関わらないもののみ綴られた。
女性の同僚に(多少強引に)誘われて、手作りのポプリを作った時は、それを手紙に添えて送ったこともある。
ポプリを入れた、布で出来た小袋は不恰好ながら熱心に縫い合わせたものだ。
きっと笑われるだろうなと思ったが、幼馴染に持っていて欲しかった]

(208) 2015/11/03(Tue) 19:13:56

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[何度も、何度も、「帰って来ないか?」と書きたかった]

[でもそれは、きっと彼女を困らせると思った]

[書けなかった]

(209) 2015/11/03(Tue) 19:14:29

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[士官学校を出るまでは何でも話せた]

[今は、話せないことも多くなった]

[互いに軍に属するため、任務や内情についてを書くことは出来ない。
漏洩にならないようにする自制は、ヴィクトリアにも備わっていた。
それだけ軍人が板に付いたとも言える]

(210) 2015/11/03(Tue) 19:14:37

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
順調に誤字る俺おつ...orz

>>196撤退選→撤退戦

さて、過去軸は大体埋まってきたので、やることタスク
☆シュテルンの安否確認
☆新造艦受け取り、出来れば命名はウェルシュの希望を容れたい
☆艦隊編成【←これが一番問題だ!】
☆ロー・シェンとヴィクトリア宛の過去軸ぶん投げ
☆ファミルに触れられるといいなー
☆皇帝陛下と会う機会はあるか?
☆緑ログで提督に愛を投げる【最重要】
☆提督とシュテルンより先に落ちる

提督はともかくシュテルンとは競争だよな...
[そのためにがつがつシュテルンあてのフラグとタスクをぶん撒いたらしいですよ]

...PCが死ぬ前にPLが死ぬフラグ...(遠い目)

(-58) 2015/11/03(Tue) 19:14:40

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 現在 ―

[そして今、ヴィクトリアウルケル軍幼馴染帝国軍と敵対するに至る]

……護りたかったんだけどねぇ。

[己の背中を守ると言ってくれた幼馴染。
あの時、ヴィクトリアもまた彼女を護ると約束した。
何があろうとも、自分だけは彼女の味方で在ろうと、己に誓った]

皮肉なもんだな。

[護りたい者と敵対する状況。
誓いは、儚くも消えようとしている]

(211) 2015/11/03(Tue) 19:15:04

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

……覚悟決めないと、か。

[戦場で迷いは隙を生む。
ましてや自分は操舵士。
己の迷いは数百の命を危険に晒しかねない]

戦う前に一度、会いたかったよ。

[願いは虚空へと消えていく*]

(212) 2015/11/03(Tue) 19:15:16

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 19:17:29

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 19:17:53

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 19:19:37

帝国軍 中尉 セルウィン、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 19:23:12

【独】 帝国軍 中尉 セルウィン

/*
そうだった水上機は海上で発着。
あまりその辺詳しくないけど、水上で発着して母艦に収納されるでいいのかな…?

(-59) 2015/11/03(Tue) 19:25:29

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
各艦の名前に笑ってしまうのは赦されたい…!
ヴァンダーファルケとか、シュタインアドラーとか、ナハティガルとか。
背後の腹筋はじわじわダメージを食らっている(

(-60) 2015/11/03(Tue) 19:27:55

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 19:42:28

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
艦名なー。
乗り換えの可能性があるからつけない予定なんだけども。
シロウがつけるならつけなくても良いかな?

(-61) 2015/11/03(Tue) 19:45:16

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
わ、わ、増えてる増えてる
リアもウェルもありがとう…!
ちょっとおねえちゃんご飯食べながら頑張ってタスク消化してくる(もぐもぐ

(-62) 2015/11/03(Tue) 20:13:28

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
ナハティガル、ナイチンゲールね。

響きが他の艦と違うのいいだろうとこれにしたが、墓場鳥とか、嘆きの声で歌うとか、不吉な話があって「?!」になった。

まぁ、死を追い払う鳴き声を持つ、って意味に取ろう、うん。

(-63) 2015/11/03(Tue) 20:14:30

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
傭兵時代のを何かぶん投げたい気がするんだけど、上手く纏まらない。
ぐぬ。

(-64) 2015/11/03(Tue) 20:22:53

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

― いつかの艦上 ―

は?俺の歌ですか?

[ オルヴァルでの負け戦の後、数年を経るうちに、男は周囲からも、そしてゲオルグ本人からも右腕として認められるようになっていった。そうして戦場を巡る内には、酒場や艦上の宴会で酔いを過ごすこともあって、当然にゲオルグも男の鼻歌の被害に遭ったわけで ]

すみません...実は俺、歌い始めた後の事はあまり記憶に残らんのです。そんなに酷いですか?

[ 酒の席の一種の余興の内だろう、と、これまでタカを括っていたが、尊敬する上官にトラウマを植え付ける程となると大問題だ。
本気で禁酒するべきかと悩む男に、ゲオルグは何と答えたか。少なくとも酒をやめろとは言わなかった筈だ。

代わりに、声は良いのにという話が出て男は苦笑する ]

酔ってなければ、それほど酷くはないと思います。お袋にせがまれて子守唄を歌わされたことがありますが、ちゃんと眠ってましたから。

(=3) 2015/11/03(Tue) 20:28:04

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

[ 母が持病を悪化させて亡くなる前の数日、男は母に付ききりでいた。病で熱に浮かされた母は、男と、若くして亡くなった父の姿を混同したようで「貴方の子守唄が聴きたい」と言われて、男はその望みを叶えようとしたのだ。
歌ううちに母はそれが息子の声であることに気付いたようだったが、それでも嬉しげに安らいだ表情で眠ってくれた。と、それまで誰にも告げた事のない話を思わず口にして ]

誰にも言わないで下さいよ?
いや、俺には似合わないってのは、充分に自覚してますから!

[ してしまってから、急激に羞恥心に襲われた男の慌てる様は、ゲオルグにどんな感想を抱かせただろう?** ]

(=4) 2015/11/03(Tue) 20:29:28

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 20:31:20

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
まずは打ち明け話など、投げてみるてすと。
多分提督に歌ってみてくれと言われれば素面でも歌います、このこ。

ちなみに「酔ってなければ音痴ではない」のは最初からの設定。
提督に声はいいのにと言われた時は驚いたよね。(自分で「美声」と書いたから?とは思ったんだけど、あの時はジョークのつもりだった)

死ぬ時には普通に歌う予定だ!

[ いわゆるひとつの死にふらぐ ]

(-65) 2015/11/03(Tue) 20:35:27

領主 ファミル

─十三年前の噂話─

[当時、東海の北に位置する島国ノーザランドは、海を挟んで大陸側に居を構えるクロウタドリ王国との間で戦があった。島国ノーザランドはクロウタドリが伸ばす手を打ち払う為、ウルケルに救援を頼み、ウルケルの傭兵部隊は、海からクロウタドリの艦を追い払った。

 劣勢と見られていたノーザランドは、ウルケルの力で勝ったのだ。と、そう嘯くものもいた。事実、ウルケルの戦果は上々と言えた。

 戦の様子は傭兵たちが国へ帰れば、噂としてもあちらこちらから聞けた。曰く、クロウタドリの戦艦はのろく、よい的になっただとか、いやいや砲の火力はこれまでのどれより強力だったとか。それは、おどけた誇張やホラを交えての武勇伝として語られる。]

(213) 2015/11/03(Tue) 21:12:27

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 回想・邂逅の時 ―

[冷えた刃が肌に触れた時、ルートヴィヒは息を詰めた。
何かいやな記憶があるのかもしれない。
だが、克己心を示して動かずにいてくれた。 
偉いぞ、と心の中で褒めてやる。

彼を束縛する縄を切り、涼やかな中にも揶揄を閃かせる礼の言葉は床に転がったまま聞く。
ルートヴィヒは冷静に指を動かして自身の足のロープを解いてからアレクトールに手を伸ばした。
先程から達者な口と頭を、相変わらず休ませるつもりもなさそうだ。
畳み掛けられる質問に律儀に相づちを打っていれば、彼は”正解”を見出したらしい。
呆れたような眼差しで問われたのは、“素性”ではなく、それが悪人どもにバレているか、だった。]


 アイツらを呼んで確認してみてもいいが、それより俺と組まないか。


[我ながら真っすぐなお誘いだった。]

(*30) 2015/11/03(Tue) 21:13:26

領主 ファミル


[曰く、ノーザランドの戦艦が撃ち落されかけるのを、
 一隻の水雷艇が勇敢に突撃し沈めたとか。
 狙われた友軍の艦を守ったのだ、と 
 そんな話も、そこに一枝、紛れてあった。]
 

(214) 2015/11/03(Tue) 21:13:26

領主 ファミル


[そうして、勝利の美酒に酔う者がいる中で
 海に船を見送った者の一部は知る。

 その中にも、待てど帰らぬ者があることを。]
 

(215) 2015/11/03(Tue) 21:14:09

領主 ファミル

─回想:十年前、カリコル島の待ち伏せ─

[当時二十二だったファミルが、ゲオルグ・ヒューベンタールと面談の場を持ったのは、老夫婦が留守を預かる家ではなく、彼の英雄が休暇にてカリコル島を訪れている際だった。]


 休暇に際して此方に出向かれている、と
 そうお聞きしました。


[その──歓楽街の入り口手前にて。顔を隠すのに被っていたフードを背に落とした娘は、氷仮面だのと一部で揶揄されるそのままに、表情を変えないまま「どうぞ」と父親から預かった手紙を直接、休暇中の男へと差し出した。]

(216) 2015/11/03(Tue) 21:16:35

領主 ファミル

[手紙の内容は端的に纏めれば、娘のファミルとの縁談の打診だ。「何も独り身でいなくとも」だの「どうか後継者を」だの、請うような言葉が並ぶ。]

 父はどうすれば貴方が頷いてくれるだろうか、と
 文面で随分と悩んでいました。

[ファミルから数えれば先々代当主にあたるファミルの父が、ゲオルグ・ヒューペンターその人にこのような打診の手紙を出すのは、これがはじめてでもない。
 父が若い時分には、叔父に領地を任せ、海軍に所属していたというのもあるのだろう。各地に向かうゲオルグ・ヒューベンタールの活躍を、まさに英雄譚でも聞くように楽しみにしている人だった。]

 できればお話を、と思うのですが。
 ……
 場所を変えましょうか。

[その場で開封されるかに関わらず、ファミルは人通りへ一度視線を走らせて、フードを被りなおした。先導するのは、アンディーヴ家がカリコル島に持つ別荘に向けてだった。]

(217) 2015/11/03(Tue) 21:17:15

領主 ファミル

─回想:カリコル島、別荘の建つ丘陵─

[繁華街を離れた海沿いの丘陵に、アンディーヴ家の別荘は建っていた。シコン港の町がそうであるように白い壁と、青い屋根の家の周囲に、柔らかな芝生が生える。]


 …レオンハルト・フィッっシャーという男を、
 覚えていらっしゃいますか。

[グロル海峡の海が見下ろせる庭で、ファミル・アンディーヴの切り出しは端的だった。]

(218) 2015/11/03(Tue) 21:18:00

領主 ファミル

[首下に手をかければ、ちゃり。と音が鳴った。常に身につけるロケットは首から外され、四つ指に下がる。]


 貴方に憧れていた
 水雷艇乗りの。

[小さなピンを押せば、楕円のロケットの蓋が開いた。写真入りのそれを、ファミルは向かう相手へ見せる。]


  ───こんな顔をした男です。


[真っ直ぐな目で人を見る、漁師出の男の写真を相手へ向けて、淡い紫の目は、休暇中の男を見た。]

(219) 2015/11/03(Tue) 21:18:27

領主 ファミル

[首を傾げば金髪が揺れる。垂らされたロケットも同じ方向へと風に流される。]


 たまに恋人によこす手紙に
 貴方のことばかり書いてくる人でした。

 
[恋人。と、そうレオンハルトと、自分との関係を示して、一度だけ、紫の視線は男の上から写真へと逸れた。]

(220) 2015/11/03(Tue) 21:18:49

領主 ファミル

[表情の薄い紫の瞳は潤むでもなく、ただ、じっと写真の上に注がれる。ほんの一瞬、眉が寄せられてけれども、それを上書きするように。顔を上げたファミル・アンディーヴは、にっこりと花のように笑ってみせた。]

 それはもう、──熱心に、
 憧れているのがよくわかる文面で。
 
 …貴方の下で死ぬことを、
 彼が良しとしなければ

 或いは、

[───帰ってきたのではないかと。そう、思わせる手紙だったと。そう言葉に合わせて、風の無い中でロケットの鎖はかすかに震えて、金属の擦れる音をたてた。]

(221) 2015/11/03(Tue) 21:23:20

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

wwwwきたwwwwwwww

(-66) 2015/11/03(Tue) 21:25:22

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
そして増えるわかめ的に戦績が書き足されていくのに心底噴く。
はい、13年前……はい。はいwww

(-67) 2015/11/03(Tue) 21:26:45

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
ただいま、と言いながらそっと見守るターンです。
ナイジェルの発言忘れていたから、後で落としておかねば。
本来は村を始めた瞬間に落としておけばスマートだったものを、つい忘れていましたね。

(-68) 2015/11/03(Tue) 21:28:07

領主 ファミル

[笑った顔を模った表情は、やがてゆっくりと紫の目が開くにあわせて、曖昧な笑みに変わった。]



 …     貴方に、非があるわけではない。

[少しの間をおいて、
 とつ。とした声が落ちた。]

(222) 2015/11/03(Tue) 21:30:14

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
ファミルがんばれと言いながら、彼女にいろいろ投げまくっている私です。
帝国軍としては別に戦力には困っていないので、彼女の口からぜひ戦う理由をお聞きしたいなあと。
>実家に匿うよと申し上げた本心

(-69) 2015/11/03(Tue) 21:30:35

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
それにしても彼女可愛いですよね。
鉄仮面っぷりが魅力です。
その隙間から、ほんのり表情が見えるところなども。

だいぶ年上の方ですけどね!

(-70) 2015/11/03(Tue) 21:34:26

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
はっ。赤のお返事が来てた!(いそいそ

(-71) 2015/11/03(Tue) 21:38:46

モルトガット皇帝  アレク トール

− 旗艦シュヴァルツアイン −

[やがて起き出したアレクトールは、兵員にシコン到着前にすべき作業を指示し、艦長室に付帯するシャワールームを使う。
エンジンが動いている間、蒸気機関の余熱で温水はいつでも使用可能となっているが、海水なのは致し方ない。
産湯も海水で浸かったアレクトールは気にしなかった。
湯上がりにオリーブオイルでも擦っておけばいい。

 海綿で洗われる均整のとれた肢体は雄々しくかつ滑らか。
 日焼けしてもあまり色の沈着しない肌の張りが水滴を弾く。

シャワーを止め、布で身体を拭うと、アレクトールは白い軍礼装をまとい、艦橋にあがった。
目に飛び込むあまたの光に笑みをこぼす。]

(223) 2015/11/03(Tue) 21:51:45

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
今のうちに風呂ールをだな (←

(-72) 2015/11/03(Tue) 21:52:27

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・邂逅の時 ―

[ぱちり、と目を瞬いてトールの顔をもう一度見る。
直球な誘い文句を、一度頭の中で繰り返した。]


 …それは、ここを出るまで一時的にということですか?
 それとも、今後ずっと?

[指を立てて確認する。]


 前者なら是ですが、後者であれば回答は保留としておきましょう。
 あなたがそんな恰好でいったい何をしているのか、さっぱりわかりませんし。

[返答は、そっけないものだった。]

(*31) 2015/11/03(Tue) 21:53:55

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[素直に頷いてもよかったのだ。
トールと組む。その言葉は彼の身分など差し引いても十分に魅力的だった。
彼と共に行けばなにかを為せるのではないかという期待。
何故かわからないけれども惹かれている。
それを認めるのが悔しくて、手を取るのをためらった。]


  ……いずれにしても、こんなところはさっさと出てしまいましょう。
  ─── よろしくお願いしますよ、相棒。

[だから今だけだと自分に理由を付けて、手を差し出した。]

(*32) 2015/11/03(Tue) 21:54:09

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 上等だ。


[指示どおり、シュヴァルツアインを初め、シコンへ向うすべての艦が灯艦飾に浮かび上がっていた。
船首からマスト、側舷まで明かりを並べてドレスアップされた艦隊は、夕闇の迫る今、いやがおうにも人目を引く。

戦闘の最中であれば恰好の標的以外の何ものでもないが、この満艦飾は煌びやかに攻撃の意志のないことを喧伝し、シコンの決断を言祝いでいた。

小さな太陽が海上に現われたかの光をまとい、帝国艦隊はシコンへと滑るごとく入港してゆく。]

(224) 2015/11/03(Tue) 21:58:10

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 現在 ―


  来たぞ。 

        来い。


[知らせる声と求める声と。
いつだって傲慢なほどに揺るぎない。]

(*33) 2015/11/03(Tue) 21:58:51

後世の歴史家 ナイジェル


 グロル海峡の戦いは、モルトガット帝国からウルケルへの宣戦布告という形で始まった。
 間を置かず、海峡西側にてウルケルの海域哨戒部隊と帝国軍本隊が交戦する。この戦いはほぼ一方的に帝国の勝利で終わった。
 帝国軍が接近する中、海峡西側の要衝であるシコンは領主がウルケルより離反して軍港内を制圧する事態となる。
 これにより、帝国軍はほとんど無傷のままでグロル海峡に最初の足掛かりを得ることとなった。

 ウルケルはこの事態に対応するために急ぎ海域内の各艦隊を糾合し、リオレ島を中心に帝国艦隊攻撃の戦力を整え始める。
 両軍の本格的な衝突は、秒読みの段階に入っていた。


  ── Rikhard Hannu Nigel 『グロル海峡戦役』 第一章

(225) 2015/11/03(Tue) 22:04:21

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 22:04:39

帝国軍少佐 ウルズ

― 回想/ウィズルカだった頃 ―

[弟が口癖のように言う夢に、叶うといいと言いながらも胸中でそれが難しい事を、6年先に産まれた自分は理解していた。
幼いながら上手く描けていた設計図は姉の欲目もあってか才能を感じさせるものだったが、儚い幻のようで。目を細めそっと確かめるように図をなぞりながら、そうあれば良いと祈った。]

(226) 2015/11/03(Tue) 22:05:45

帝国軍少佐 ウルズ

[母譲りの薄黒い肌に、赤みが混ざり小麦色になった頃、突然弟に軍人になった理由を尋ねられた。]

…………内緒。

[問われた後、弟からつい目を逸らしたのは羞恥の為。
結局内緒のまま押し通したが、「姉さんの船を造る」と言われた時には目を大きく開いて。]

……ありがとう。

[心の底から嬉しそうに、微笑んだ。
ただ礼を口にするより早く、船の話に戻った時には苦笑に変わってしまったが。]

(227) 2015/11/03(Tue) 22:06:16

帝国軍少佐 ウルズ

[そして別れの時。自分よりも悲しげな顔をしているように見えた弟に、宥めるように手紙は書くとも言いながら。もっともその手紙が弟の手に届くかどうか解らなかったが。

引き留められる代わりにかけられた、再会の約束に、躊躇いながらも弟を抱きしめて。]

…何時か―――

[薄い榛の柔らかな髪を撫でながら。]

(228) 2015/11/03(Tue) 22:06:31

帝国軍少佐 ウルズ

いつかウェルが船を造ったら、
その船に乗って、会いに来て。

姉さん、待ってるから。

[それはもう戻らないという意思と、いつか会いたいという想いと、そして限りなく細い可能性の未来の――淡い夢のような約束だった*]

(229) 2015/11/03(Tue) 22:06:45

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
懸案事項はさっさと解消です。>ナイジェル
ところで、陛下に呼ばれたので飛んでいきたいのですが、ファミルとの会話がまだ途中ですね。
時間軸を先に進めてしまいましょうかどうしましょうか。

(-73) 2015/11/03(Tue) 22:06:53

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
軍艦に乗って会いにきそうとかそんな(
次はリアの分!ロー・シェンが戻るまでに書けますよう…。

(-74) 2015/11/03(Tue) 22:10:11

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 22:14:11

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
あ、その前に作戦見とかないと。

「南方海域にて哨戒任務に当たれ。
 敵艦が出現しても深追いはするな。」と…ふむふむ。

(-75) 2015/11/03(Tue) 22:15:49

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
相変わらずぽちぽち中です。まあ現在軸進んでないから良いようなものの。

ファミル嬢とウルズさん切ないな...(貰い泣き;

(-76) 2015/11/03(Tue) 22:15:54

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 現在 ―


       ええ。

         すぐ、お傍に参ります。


[揺るぎない声。否応なく引き寄せる力。
この感覚が好きなのだ。
すぐにでも飛んでいきたくて、心が湧き立つ。]

(*34) 2015/11/03(Tue) 22:17:22

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[初めて出会ったあの時も、
心導くまま素直に乗っていればよかったのだ。

若かった自分の青い意地を、懐かしく思い出す。]

(*35) 2015/11/03(Tue) 22:17:33

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 回想・邂逅の時 ―


 保留を申し出るとは、後ろめたいことでもあるのか。


[カラリと笑い飛ばしたが、アレクトールの素性を察していながら、この答えを出してくるルートヴィヒはただの少年ではないと、ますます興をそそられた。
差し伸べられた手を堅く握り返す。]

 
 ならば、ひとまずはここを出るまでの間、おまえの命、預けてくれ。
 

(*36) 2015/11/03(Tue) 22:20:15

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

 
 さて、あまり面白おかしく過ごしていても見張りに不審がられるかな。

 牢名主殿、
 新入りが来るまでの間に、脱出の算段は組めたか?


[さっきまでルートヴィヒが縛られていた椅子に、膝を開いて逆向きに跨がりながら相棒を見上げる。]

(*37) 2015/11/03(Tue) 22:20:45

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
現在地も確認。
船をグロル海峡入口(湾外)から湾内に移動させて南側…リオレ島側を警戒、でいいよね。

とりあえずここはロー・シェン待ち、と。

(-77) 2015/11/03(Tue) 22:21:08

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 22:25:36

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 夕刻・シコン港 ―

[山の向こうに日は落ちて、世界がゆっくりと闇に沈んでいく。
次第に濃く色を変えていく空と海のあわい、眩く輝くものが静かに港へ滑り込んできた。
全身に麗々しく明かりで飾った艦の群れ。
沈んだ太陽が引き戻されたかのような光が港を照らす。]


  あなたは我らの太陽です、陛下。

[目を細めて呟き、迎えに行くために桟橋へ向かう。
総旗艦シュヴァルツアインを出迎えて、整列させておいた鼓笛兵らが高らかに喇叭を吹き鳴らした。]

(230) 2015/11/03(Tue) 22:29:19

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 数日前・首都カルボナード ―

[随分と高い買い物、とのルートヴィヒの言>>158に、瞬時苦笑めいた影が過ぎった。
そうだろうと思う。だが同時に、程度はともあれ買わずにおかなかったろうとの思いも胸の内に落として]

 タクマ。どう思う。

[どこか楽しげに副官へと問いを投げたのは、かの扶翼官を見送った後。
穏やかな物腰のうちに、鋭い刃の煌きを秘めた青年だった。その芯の強さ、真っ直ぐに向けられる視線の強さに、男は心地良さを覚えていた。

敵にすれば面倒な相手と思い、恐らくはその印象のまま、強かに油断のならぬ相手になろうとは思う。
にも拘らず、この胸の内を満たす心地良さはどうしたことか。
敵国の扶翼官は、自国の政治家たちにより溜めた淀みを一気に吹き払ってくれたかのようだった。
その心を隠すことなく、傍らに控えてあった腹心に問う。]

(231) 2015/11/03(Tue) 22:29:44

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 … アレクトール殿は、良い片腕を持ったな。

[音に出して破綻的に述べ、腹心へと目を見交わす。
旧知と聞かされれば驚いた顔も見せただろうが、それだけだ。
手強い相手だと肩を竦めて、言葉を続けた。]

 まったく厄介な相手だ。
 だが───…、


                ───── 悪くない。

[そう結んで浮かべた笑みの内には様々な思いが沈む。
かの青年の在りようからは今の皇帝その人も透けて見え、なればやはり油断ない相手とも思えどその先もまた見える。
死力を尽くすべき相手であり、かなうならばその先に対話するに足る相手であること。この戦役の、更にその先。
それを男は思う。───もっとも全ては、今この時の戦いを終わらせてより後の話になろうけれども。]

(232) 2015/11/03(Tue) 22:31:00

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 さて、と。忙しくなったぞ。

[今頃はタクマの送った伝令が、政治家たちにもその報を知らせていることだろう。立ち止まる暇はない。
準備の為に足早に踵を返す、その表情は久しぶりに精気を纏い、海の男の顔に*戻っていた*]

(233) 2015/11/03(Tue) 22:31:18

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 22:33:18

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
貼ってから誤字に気付くマン
破綻的ってなんや……

(-78) 2015/11/03(Tue) 22:34:05

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島・拠点内 ―

 ……あー。そういえば。

[落ちつかない意識を切り替えるようにふる、と首を軽く振って。
想いを馳せるのは、己の養い親]

 ……心配、かけてますかねぇ。

[連絡の取りようがないから、自分の無事を伝える事もできない。
もっとも、彼の人は今頃大忙しだろうから、そこにばかり囚われはしていまい……とは、思うのだけれど]

 ま、その内伝わるでしょ。

[そんな風に割り切りをつけて、立ち上がる。
不安定な水面で機体がやや揺れた]

(234) 2015/11/03(Tue) 22:34:38

ウルケル海軍少尉 シュテルン

[一緒に来るか、と問われた時>>168、最初に感じたのは戸惑いだった。
名前以外はわからない、なにもない状況で向けられた言葉は魅力的ではあったけれど。

なんで、この人は、見ず知らずのはずの自分にこんな事を言うんだろう。

そんな思いも、確かにあった──のに。

『自分の足で立てるまで、面倒見てやる。』

その一言には、強い意志があるように思えて。
それに触れれば、自分も何かを見つけられるような気がしたから頷いた]

(235) 2015/11/03(Tue) 22:34:43

ウルケル海軍少尉 シュテルン

[ウルケルへの帰途──自分にとっては、新たな場所への移動となるその道中。
不安から養い親にくっついていた所に向けられたからかいの言葉>>144の意味はわからなかったから、きょとん、としていたけれど。

艦上で過ごした日々の間に、上手く言えない何かをその人から感じていた。
少し時間が立ってようやく言語化できたのは、『大きい』という物凄く短いもの。

当時は上手く話す事ができなかったから、自分から話しかける事はできなかったけれど。

その時感じたものも、士官学校から軍へ、という進路を決める際には少なからぬ影響を及ぼしていた]

(236) 2015/11/03(Tue) 22:34:49

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……さって、ここでぼーっとしてても、ですし。

[ふる、と首を軽く振って、物思いを振り払う]

 どっかに潜り込ませてもらえるよう、頑張って交渉しましょうか。

[駐留艦隊の残存部隊が戻って再編されれば、そこに戻る事もできるだろうが。
できるなら、もっと手っ取り早く前線に戻りたい、という気持ちは強い]

 アルカンシエルくんも、調子は悪くないですしねぇ。

[ふ、と水面に揺れる愛機を見やって呟いた後、翼伝いに港に戻る。
既に出撃済みの部隊を追っかけるか、それとも待機中の部隊に合流するか。
とにかく、前線に近い所にいたかったから。
今は、行動あるのみ、と動き出す。*]

(237) 2015/11/03(Tue) 22:34:56

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 22:41:44

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ここでまさかのアルカンシエル


wwwwつい。つい。
つい反応してしまって、つい。

(-79) 2015/11/03(Tue) 22:42:58

【独】 ウルケル海軍少尉 シュテルン

/*
ていうか、まあ、なんだ。

わかってたけどやってくれやがりますよね!


思ってたよりウェイト大きいっぽい扱いにびびったなど……w

(-80) 2015/11/03(Tue) 22:43:01

【独】 ウルケル海軍少尉 シュテルン

/*
しかし、操縦士はこれで三度目ですが。

ほんとね、これね、PCの動かす船が母艦でないとNPC頼みになるから大変なんですよね……!

なので、どっか潜り込みたいんだけど、さてさて。
どーおしよっかなあ。

(-81) 2015/11/03(Tue) 22:46:17

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 旗艦ヴァンダーファルケ艦上 ―

[タクマを送り出して後、艦隊は再び速度をあげてリオレ島を目指しつつある。
その艦隊から離れて、高速の小型連絡艦がリオレへと向かった。
リオレ島を預かる指揮官へと向け、ゲオルグの指示を持たせた連絡艦である。]

 ……アンディーヴ候が寝返ったとあれば、

[それに少し先立つ時。首都を発って間もなく、男は傍らの副官へと向け、その先のことを語っている。]

 恐らくはこちらの配置状況、完全とは言えんだろうが、
 ある程度の情報も渡ったと考えていいだろう。
 守備砦もやられたであろうからな。

[文書を処分する暇もなかっただろう。
そう推測して、言葉を続ける。]

(238) 2015/11/03(Tue) 22:49:37

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 厄介ではあるが──…
 この際だ、ここはこのままでいこう。

[とん。と、指先がフリカデル島の北付近を指す。
ここは海が僅かに狭くなる場所、シコンからカルボナードに至るにもっとも多く利用される航路でもある。
非常時には、ここに機雷を敷設して封鎖するという案があった。
それをそのままに実行しようと口にする。]

 奴さん方に、カルボナードまで行かれちゃ敵わんからな。

[首都カルボナードを守ること。
これはこの戦いにおける絶対条件のうちのひとつであった。
万が一、戦線をすり抜けて帝国艦隊が首都を陥落せしめた時。
海軍がいかな勝利を誇ろうとも、勝敗は決してしまうであろう。]

(239) 2015/11/03(Tue) 22:50:14

【削除】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 ここは、通行禁止だ。

[地図にバツを書き加える。]

2015/11/03(Tue) 22:50:44

ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 ここは、通行禁止だ。

[フリカデル島の北西の海、そこにバツを書き加える。]

(240) 2015/11/03(Tue) 22:52:11

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 リオレにはそのまま敷設の指示を出す。
 それでも押し通られる可能性のないではないが──…

 …。恐らく、暫くは付き合ってくれるんじゃないかな。

[かつて見た、かの皇帝の瞳を思いながら少し笑った。]

(241) 2015/11/03(Tue) 22:53:22

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 モルトガット帝国皇帝陛下は、正面から戦うのがお好きな方だ。
 ここを分かりやすく封鎖しておけば、
 恐らくはこちらの誘いに乗って下さるだろうよ。

[ゆえにこの作戦は、見透かされていても問題ない。
そう、これまでに分析されてきた、彼の戦いぶりを交えて考察を続けていく。
かの皇帝は、これまで豊かな資源と物量を背景に真正面から敵を叩き潰す、いわば正統派の戦いを好むものとして知られている。
大国の指揮官であれば、それは実に正しい。
しかも此度の戦いは、彼の理想の総仕上げだ。
であればより一層、完全なる…正面からの勝利を望むのではないかと、男は考えたのだ。]

 警戒はする必要があるが、それで、負担を減らせる。

[対するこちらは、小所帯だ。
いかに地の利、補給の利があるとはいえ海峡の片端を初っ端から押さえられた劣勢は如何ともし難いものがある。
小細工を弄してでも、どうにか手勢を取り纏めておきたいのが本音だった。]

(242) 2015/11/03(Tue) 22:53:52

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[───フリカデル北の海域を機雷にて封鎖せよ。

その指示を持って、小型高速艦がリオレへと向かう。
海峡守備隊並びにシコン駐在隊への対応は、一々指示に入れてない。
既に当然適切な対応が取られていると思われたし、そうした、非常時に対する場慣れした対応能力の高さをゲオルグはウルケル海軍の強みであると考えていた。]

(243) 2015/11/03(Tue) 22:54:06

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 空を使われると厄介だが───…

[さて。と、男は少し考える顔になる。
今はまだ、グロル海峡の空の大半をウルケルが掌握していると言っていいだろう。

だがあまりにもカルボナードに近寄られ、母艦より複葉機の飛び立つ事態にでもなれば、最悪、首都に爆弾攻撃のある恐れすらある。
それを防ぐ為にも間違いなく、これ以上の帝国艦隊の前進を阻まねばならなかった。]

 …ま。その前に叩くより他ないな。

[息を吐く調子で、そう締め括った*]

(244) 2015/11/03(Tue) 22:54:30

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 22:59:44

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
>>242「此度の戦いは、彼の理想の総仕上げだ。
であればより一層、完全なる…正面からの勝利を望むのではないか」

読まれてる読まれてるw
なんたる宿敵 嬉しい

(-82) 2015/11/03(Tue) 23:04:35

ウルケル軍大佐 タクマ

― 数日前/首都カルボナード ―

戦場では遭いたくない男ですね。

[ ルートヴィヒが帰路についた後、ゲオルグから投げられた問いに>>231男が漏らしたのはまるっと本音だった。
軍を指揮する立場の者としては、口にすべきではない言葉かもしれないが、この時ばかりではなく、男はゲオルグに対しては、普段は決して表に出さないような内心をぽろりと零してしまうことが多々あった。心の声が繋がることと、それは決して無縁ではなかったろうが、それだけではない、と、誰よりも男自身が感じている。
ゲオルグの自由で広い海そのもののような魂に触れていると、自分の持つ意地や拘りが、ひどくちっぽけなものに思えてきて、結果的に心の奥まで曝け出してしまうのだ

それと同じような感慨を帝国扶翼官が抱いたとは、男も知らぬことだったが>>162 ]

だが、戦場でなければ、もう一度、酒を酌み交わしてみたくもあります。

[ そう付け加えて、かつての邂逅をゲオルグにも伝えた男と、帝国扶翼官は、全く違うタイプの軍人でありながら、どこかに似た芯を持っているのかもしれなかった** ]

(245) 2015/11/03(Tue) 23:05:07

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・邂逅の時 ―


 あまり変な相手と付き合っては、商会の名に傷がつきますからね。

[後ろめたいことではなく、とふんと鼻を鳴らす。
手を握りながらの言葉には、内心で感嘆を漏らした。
協力しよう、ではなく、命を預けてくれ、である。

生まれながらの王者。人の上に立つべくあるもの。
従うことに快感さえ覚える相手。…ではあるが。]


  なにを偉そうに座っているんですか。
  牢の中では私の方が皇帝より偉いと言ったでしょう。

[牢名主殿と呼びかけた相手へ、ことさらに胸を張って言う。]

(*38) 2015/11/03(Tue) 23:07:42

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[策を問われれば、扉の向こうを視線で差した。]

  見張りは二人で、私が来た時もあなたが来た時もずっとカードをしていました。
  上の階には足音だけでも5、6人は良そうですが、食事時には聞こえなくなります。おそらくは食堂へでも移動しているのでしょう。
  …もうすぐ夕食時ですね?

[確認した後、縄を手に取って手早く結び、輪を作る。
その輪を扉の前に置いた後、引綱を持って扉の近くに立った。]

(*39) 2015/11/03(Tue) 23:08:29

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  私が盛大に咳でもしてみせますから、あなたは私が死にそうだとかなんとか騒いでください。
  見張りの1人が見に来たら私がそれを部屋の中に引きずり込みますから、あなたは出ていって外のもう一人を何とかしてください。

  できますよね?

[疑問というより確認だった。当然できるだろうとでもいうような口調は、信頼と期待の表れでもある。]

(*40) 2015/11/03(Tue) 23:08:45

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
丁度書いてるとこと内容が重なったから、お返事してしまたなり。

(-83) 2015/11/03(Tue) 23:09:15

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
wwwwwwwww

wwwwwwwタクマさんwww
本当に、ありがたいすぎてwww

ひたすらタスク積み上げて申し訳ない、大好きです(

(-84) 2015/11/03(Tue) 23:10:30

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
脱出策丸投げにしやがってくそうwww
というナカノヒトの呟きを置いておきます。

(-85) 2015/11/03(Tue) 23:11:40

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
そして皆さんの持ち上げにそわっそわする

あ、はい。頑張ります ね……

(-86) 2015/11/03(Tue) 23:11:54

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
それにしてもいろいろ言ってはいるが、結局力押しである。
(ドヤァ

(-87) 2015/11/03(Tue) 23:13:54

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
ゲオルグ閣下の分析がとても的確でね。
ええ、そりゃもう正面衝突お誘いされたら行きますとも。
正面から粉砕してなんぼですよ。

(-88) 2015/11/03(Tue) 23:15:55

モルトガット皇帝  アレク トール

― 夕刻・シコン港 ―

[整然と並ぶ鼓笛兵らが高らかに吹き鳴らす喇叭の響き。
そして、出迎えのために桟橋に建つのは腹心の姿だ。
帝国に戻ってきたのではないかと錯覚するような光景である。

アレクトールはタラップを下り、ルートヴィヒの挨拶を受ける。]


 いつもながら期待どおりの働きだ。


[言葉よりも眼差しで労をねぎらい、肩を並べる。]


 シコンの領主とは夕食の約束でもしたのか?
 
 

(246) 2015/11/03(Tue) 23:16:54

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
しかしあれですねー。
理想だなんだと騒いでいきり立ってる若い連中と、しょうがないなの態で政治家とかのしがらみを背負いつつ、うまいことなんか収めようかとしている中年勢という、なんとも楽しい戦いになっております。

(-89) 2015/11/03(Tue) 23:18:30

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島・拠点内 ―

[やるべき事は決めてはいても、思うようには行かないわけで。
潜り込み交渉のタイミングは、中々回ってこなかった──のだが]

 ……おお?
 旗艦から、高速船がいらっしゃったんですか?

[小型高速船がリオレ島に到達し、指示が伝えられた事>>243で、その機は訪れた]

 それ、誰かが洋上の部隊まで伝えに行くんですよねー?
 俺、行かせて貰えません?
 そのままあちらに合流させていただければ、戦力になる自信はありますし。

[にっこにこ笑いながらここまで告げて、それから]

(247) 2015/11/03(Tue) 23:24:49

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……真面目な話、ここで遊んでるわけにはいかないですから、俺も。
 やるべき事、やらせてください。

[表情を改め、姿勢も正して改めて申し出る。
状況的なものも考慮されたか、その願いは受理されて。

ほどなく、島の西方で待機する部隊へ向けた伝令を携えた翼が海面から飛び立った。*]

(248) 2015/11/03(Tue) 23:25:01

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
オルヴァル物語(?)を纏めていたら
えらく長くなってゆく…。

もう少し足したいネタはあるが、ひとまず此処で切り上げる か。

現在軸もお待たせしているしな…。
ウルズとミリアムにはすまんとしか。

(-90) 2015/11/03(Tue) 23:25:31

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
しかし陛下は、さすが。
人のロルを拾い上げるのが上手いな。

今回のwikiはあちこち透けていたが…
8の英雄たちは本当に豪華だなあ(しみじみ)

(-91) 2015/11/03(Tue) 23:26:49

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 23:26:57

【独】 ウルケル海軍少尉 シュテルン

/*
なお、航空機での移動速度の把握と言うものが今一つだな……!

ここ、毎回悩んでる気がする。
それでも、コンちゃん時は厳密に気にしなくてもどーにかなったけど。

今回はリアル時間も鑑みてぼかし作戦でいきますが。

ちなみに、行く先はまだ会ってない方優先した結果です(お前な

(-92) 2015/11/03(Tue) 23:31:19

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 夕刻・シコン港 ―

 お待ちしておりました、陛下。
 準備、全て整っております。

[タラップを降りてきた皇帝を出迎え、そのまま横に並んだ。
ねぎらいの言葉と眼差しには、わずかに唇の端を上げて頭を下げることで応える。
それだけで通じる間柄だ。

街の現状の報告は、歩きながらとなった。
曰く、軍港の機能は完全に無傷のまま掌握できていること、街の民間人は山岳方面へ避難していること、この街を戦火に晒さぬ限りにおいて領主は帝国軍を受け入れてその指示に従うだろうこと。]

(249) 2015/11/03(Tue) 23:36:13

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 ファミル・アンディーヴ卿には、この街を守るとあなたの名で約束しておきました。
 すぐにお会いになりますか?

[さらりと約束について告白して、今後の予定を問うた。]

(250) 2015/11/03(Tue) 23:36:21

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 回想・邂逅の時 ―

[なにやら胸を張る様子が可愛いとすら思う。
椅子を分捕ったことを鬱憤の吐け口にされたから、齢はいくつだと聞いてみた。
こっちが年上なら言い返す口実にしようと思っていたが、うっかりな事実が判明しただけだった。]


 四ヶ月年上? 半年ほど遅く生まれ直せ。


[無茶を言いつつ、椅子を返す。
彼の作戦どおりにするならば、彼はまだ椅子に縛られているふりをしなければならないだろうから。]


 しかし、よく観察していたな。
 
  ああ、いつでも始めてくれ。


[ドアを蹴り飛ばして騒ぎ立てるべく、片足を振り上げてウインクする。]

(*41) 2015/11/03(Tue) 23:38:10

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
いかん、寝ていた。
いや、土日と今日とで肉体労働(りんごもぎ)だったので流石に疲労が。
いっそ寝てしまいたい衝動に駆られるが、皆来たしなぁ。
あと1時間くらい寝て来て良いですかね(

(-93) 2015/11/03(Tue) 23:39:57

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 23:40:28

帝国軍少佐 ウルズ

― 追憶/ウルズになってからの事 ―

[最初の手紙は帝国に着いてすぐ書いたが、二通目の手紙を出すまでには少し間が空いた。
その間帝国軍に入隊したのだと、手紙には綴って。]

仲良くやってそうだなぁ。

[とは何度目かの手紙の中に、ポプリの袋が入っていた時の事。
手紙の端々から、あまり得意でない裁縫にやや強引に興じさせられたのが見てとれて、つい笑ってしまったものの、その中に自分が居られない事に少しだけ目を伏せた。

一度だけ、彼女に小包を送った事がある。
中にはウルケルでは手に入れ難い、珍しい食べ物や酒が大半だったが、添えるようにRiaという名と一輪の薔薇ヴィクトリアが刺繍した、綿のハンカチを入れておいた。
『嬉しかった、ありがとう大切にする』と書いた手紙と共に。]

(251) 2015/11/03(Tue) 23:40:50

帝国軍少佐 ウルズ

[年追う事に書けない事が多くなっていく。
だがそれは向うも同じだろう。

それが当たり前になってゆくことが寂しかったが、寂しいと綴った事は一度も無かった。書けば戻って来いと、望んだ言葉をくれるのだろうと思っていたから余計に。

紛らわすように軍に従事し、ゆっくりとそこで自分の居場所を作った。
おかげで良い上官にも、同僚にも出会えた。部下も出来た。

そんな中、年追う事に母親の病気の回復の報告出来たのは喜ばしい事だったが。]

(252) 2015/11/03(Tue) 23:42:11

帝国軍少佐 ウルズ

― グロル海峡入口:第三艦隊 巡洋艦 ―

……。

[敷いた警戒の最中、上着の胸のポケットに、無意識に触れていた。
もう微かにしか匂わなくなった、ポプリの袋がお守りのようにそこに入れられている。]

……。

[運命を切り開く為にと望み得た力で、守りたかった者に刃を向ける。
言葉もなく短い息を吐き、浮いてくる心の内を静かに沈めた*]

(253) 2015/11/03(Tue) 23:44:54

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
帝国側の皆さんが皆切ない件。
ウルケル割と能天気だよね。いや、戦場で対峙したらそうもいかないんだろうけど。(←むしろ能天気代表である

(-94) 2015/11/03(Tue) 23:49:27

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 23:50:15

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
うーんストンプのウェルシュが暇してそうで気になる、少し巻いて着いたことにしていいかな?いいよね?

(-95) 2015/11/03(Tue) 23:50:18

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
ところでミリアムが気になるのだけど、どう切り出していいのか解らないわ艦が違うわで…。
怖い認定されてたから何かないかな(ころころ

(-96) 2015/11/03(Tue) 23:51:05

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島西方・洋上 ―

[海面に線を引いた後、空へ向けて舞い上がる。

潮風が遠のいて、違う風がゆるく包み込む。

身体にかかる諸々、その感触が違うものにかわる、その変化が好きだった]

 ……鳥も、飛んでる時ってこんな感じなんですかねぇ。

[ぽつ、と零れるのは独り言。
操縦士になりたい、というその理由。
それを誰かに問われた時、口を突いた言葉がふと、思い出された]

(254) 2015/11/03(Tue) 23:51:23

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 『鳥みたいに飛びたいって、誰かと話してた』かぁ。

 我ながら。
 なーんで、こんな事口走ったんですかねぇ。

[滲むのは苦笑。
ちなみにその時、誰かって誰だよ、というのは速攻で自己突っ込みしておいた。
振り返ったって、見えやしない、とわかっているから]

 …………。

[ふる、と首を振り、意識を切り替える。
さすがに今は手は空けられないから、空を掻いた右手で首筋を抑える事はないけれど]

(255) 2015/11/03(Tue) 23:51:28

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 さて、確かこの辺りのはず、と……。

[ふる、と首を振って気持ちを切り替え、高度をゆっくりと落とす。
風の感触が少しずつ、変わる。
それに伴い、身体にかかる感覚が少しずつ、変わる]

 ……ん。

[ほどなく、視認できたのは洋上の艦船。
もう少し高度を落としてから、光信号で識別信号と着水許可を求めるサインを出しつつ、上空をゆるくゆるく旋回した。*]

(256) 2015/11/03(Tue) 23:51:31

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 23:53:57

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 23:55:26

モルトガット皇帝  アレク トール

― 夕刻・シコン港 ―

[安定の事後報告であった。
提示内容がアレクトールの思惑どおりであることも含めて。
以心伝心のルートヴィヒといると、会議などというものが無用の長物に思えてくる。]


 随分と町の明かりが少なかったから、領主が戒厳令でも出したのかと思ったが、退避済みか。
 明日にも戻らせるよう打診しておこう。

 いっそ、交流をはかるために、港でブイヤベースの振る舞い会でもやったらいい。

 ああ、仔細はアンディーヴ卿と話すとしよう。
 会いたい。
 

[率直に望みを口にし、ファミルは近くにいるのかと視線を巡らせる。]

(257) 2015/11/03(Tue) 23:56:41

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

[口にして始めて、何かが抜け落ちたかのように
「…――ああ、終わったのだ」と感慨が湧いた。
潮風で湿気た麦穂色の髪が、力なく頬に張り付く。]


 ……、随分と世話になった。


 ウルケルは、雇われた側だ。
 帝国との敗戦交渉でも、そちらに迷惑は掛けまい。

[実際に交渉するのは上層部だが、ほぼ間違いは無いだろう。
共闘してきたウルケルを裏切るような真似をすれば、世論で叩かれるのはオルヴァルである。]

(-97) 2015/11/03(Tue) 23:57:49

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 23:59:04

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
あっ、しま…!
推敲していたら間違ってボタン押してしまtt

誤爆防止に独り言チェックかけておいて良かった…

(-98) 2015/11/03(Tue) 23:59:23

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/03(Tue) 23:59:37

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 旗艦ヴァンダーファルケ艦上 ―

[カルボナードからリオレ島へ向かうには、相応の時間がかかる。
常よりは速度を上げているため早くはあるが、そうはいっても気候の違うほどの距離は容易に越せるものでもない。

その道中、幾分空いた時間をゲオルグは殆ど自室に篭って過ごした。
机上には海図が広げられ、更にその脇には多くの資料と記録が広げられてある。
そのうちのひとつ、リオレ島に配備された巡洋艦の乗組員名簿の中に、ふと見知った名を見つけて視線を留めた。]

 …、ほう。

[ヴィクトリア・スキュレステノ。巡洋艦操舵士の名前である。]

(258) 2015/11/04(Wed) 00:02:09

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 回想 ―

[彼女を最初に認識したのは、もう6年も前になるか。
当時ゲオルグは既に階級も上がり、傭兵隊を率いるよりもウルケル海軍を取り纏めるため、ウルケル領内に留まっていることも多くなり始めていた。

その頃に、ごく近海にて行われた作戦があった。
ありふれた領海争いに端を発する、傭兵業務だ。
当時、海に出たくてたまらなくなっていた男が職権を利用して指揮をもぎ取り、出撃した戦いで士官としての彼女をはじめて認識した。]

 いい腕だったな。

[戦いは乱戦となり、小さな海域には敵味方が入り乱れた。
動きの難しい中にあって、際立った動きを見せた艦がある。
それが彼女の操舵していた艦だった。

大胆に、縦横に艦を操り敵艦を翻弄したその操船の腕に、男は素直に賞賛を送った。
その戦いは幾らかの損害を出しながらも勝利を収め、以後、スキュレステノの名は男の記憶の一部に刻まれることになる。]

(259) 2015/11/04(Wed) 00:02:36

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 00:02:44

【独】 船を愛する領主 ウェルシュ

>>195
ぐお!ちょ、シロウ!締め付けすぎっ!

そんなことより、僕はこの台詞が気になり過ぎる。(

(-99) 2015/11/04(Wed) 00:03:12

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 00:03:58

【独】 船を愛する領主 ウェルシュ

好きな鳥?

うーむ。

(-100) 2015/11/04(Wed) 00:04:22

【独】 船を愛する領主 ウェルシュ

カモメじゃ駄目かな…!

(-101) 2015/11/04(Wed) 00:04:38

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・邂逅の時 ―


  なにを馬鹿なことを言っているんですか。
  できるものなら、あなたが早く生まれ直せばいいでしょう。

[どこか低レベルな言い合いをしつつ、椅子に座りなおした。
余った縄を、邪魔にならない程度に身体に巻いておく。
よく観察していたなと言われれば、片頬を上げた。]

  一人でいる間は暇でしたからね。

   ── ああ、その靴ですが、

[いつでも、と振り上げられた片足に目を留めた。]

  身分を隠すつもりなら、それはやめた方が良いですよ。
  そこの靴屋、皇室関係に収めるものにだけ金具に太陽の装飾を付けるんです。

[見る者が見れば一目でわかる、と指摘する。]

(*42) 2015/11/04(Wed) 00:05:23

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-

 どーよ?

[機関室まで顔を出し、担当者に声を掛ける。
十全と返事が返って来るなら、にやりと笑った。
ぐるりと視線を巡らす。

自分の目でも確認するのは、既に癖だ。

音、動き、それらの重なりで、艦の状態を確認する。
担当者の言葉に間違いないの確認し、満足げに頷いた。]

 

(260) 2015/11/04(Wed) 00:05:31

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  では、始めましょうか。


[不敵に宣言したのちに、いかにも死にそうな演技を始めた。

幸いというべきか、幼いころは身体も弱かったので演技にも真実味が加わる。ついでにこうして誘拐されるのも初めてではなかったから、落ち着いていられた。
なにより、仲間と図って脱出を企てている今の状況は、十分に心を躍らせた。

不安などなかった。ただ、楽しかったのだ。]

(*43) 2015/11/04(Wed) 00:05:55

ウルケル海軍中尉 シロウ

[軍に入りたての頃、船の事など何も分からず、実際見て聞いて、覚えた。

知識不足は仕方ない。
他の兵士たちが仕官学校なり、従軍して学んでいる間、男は医者になる為の勉強をしていたのだから。
父は男を軍医にするつもりだったらしく、従軍する際の知識は学ばせてくれた。剣の教師も付けてくれた。

だが、それまでだ。
だからひたすら学んだ。

軍医として入れば、ある程度の階級は与えられる。
が、それを断り、兵として従軍した。

タクマさんには驚かれたなぁ、と思い出し笑い。]

(261) 2015/11/04(Wed) 00:06:23

ウルケル海軍中尉 シロウ

[兵として戦ってみれば、予想はこれまた違った。

怖いのだ。

医者としての知識が、これぐらいの傷では死なないと判断する。
だが、身体は傷に怯え、逃げようとする

右手首に巻いた緑の紐は、そんな自分を止めるまじないだ。
“早急な治療の必要なし。または無傷”を示す色。
まだ大丈夫、と、自分自身に言い聞かせる。


気付けば男は部下を持ち、昔のような弱さも消えうせた。
それでも手首に巻かれる緑は、いまだ続くまじないだった。]

(262) 2015/11/04(Wed) 00:07:15

帝国軍中佐 ロー・シェン

―回想/15〜6年前・オルヴァル―

[勝てると判断した戦だったのか――…


それは、今でも分からない。
たた勇猛と名高いウルケルの傭兵部隊を雇ったオルヴァル上層部の心底には、たとえ勝利の光明薄くとも帝国の支配を拒む意志があった筈だ。

劣勢に追い込まれながらも、
オルヴァル軍とウルケル傭兵部隊は力を合わせ
帝国の猛攻をよく凌いだ。]

(263) 2015/11/04(Wed) 00:07:21

帝国軍中佐 ロー・シェン

[死地の淵での奮戦。
酒を手に交わした友誼。

各地の海で様々な勝利に貢献したというウルケルの猛者たちとは、
幾ら話していても飽きなかった。
ゲオルグ、タクマ、シロウ――…。
月日は多くの記憶を朧にしたが、水面に煌く夕陽のような眩しい思い出は、今もなお追憶の波間に揺らぐ。

あの、……聊か破壊力ありすぎだった酔ったタクマの鼻歌も、
聞くことのなくなった今では少しばかり懐かしい。]

(264) 2015/11/04(Wed) 00:07:34

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
記憶とは美化されるもの…。

(-102) 2015/11/04(Wed) 00:07:48

帝国軍中佐 ロー・シェン


***

 …、おまえがいるおかげで
 助かる命がひとつも、ふたつも、増える。


[戦の合間、まだ年若い従軍医師――シロウに、
ロー・シェンはそんな言葉を掛けたことがある。
だから感謝する、と。]

 オルヴァルはあまり医療に強くないんだ。
 医師の数も少なくてな。

[だというのに反帝国を示すことが出来た理由のひとつは、オルヴァルに商会を持つ“ユルド社”>>8の存在が大きい。
税を優遇する見返りに、安価で軍に流された最新武器は、幸か不幸か――大国モルトガットに勝利できるのでは…という夢を生んだ。]

(265) 2015/11/04(Wed) 00:08:09

ウルケル海軍中尉 シロウ

 この調子で頼むぜ。

[言って、機関室を後にし――甲板へと向かった。

見張りの兵から呼ばれた“先生”に、顔を向ける。]

 どうしたぁ?

 あ? 複葉機?

[空を見上げる。裸眼でも光信号が確認できた。]

 うちのだな。
 こっちからも許可送れ。

[空中を旋回する複葉機に、ナハティガル側からも光信号を送る。

複葉機の乗り手が、タクマの所のシュテルンだと分かれば、久しぶりだと喜ぶだろう。*]

(266) 2015/11/04(Wed) 00:08:12

帝国軍中佐 ロー・シェン


 この戦に勝てたら――…
 ウルケルとの契約は終わってしまうが、

[麦穂色の短い髪を潮風に流して、
ロー・シェンは静かに口の端を上げた。]


 その医療の腕を教えに
 またオルヴァルに来てくれると嬉しい。


[……敗色が少しずつ見え始めていた頃だった。
叶わぬ明日を垣間見ながら、


   ――――…だからこそ。 明日の約束を、していたかった]

(267) 2015/11/04(Wed) 00:08:24

帝国軍中佐 ロー・シェン


***

[そうして…敗色の坂道を転がり落ちながらも
戦の日々を続けた、ある日。]

 …、なんだと。取り残されている巡洋艦がいる?

[渋く苦い攻防戦の最中、
ウルケルの一隻が、まだ敵地の中に在る>>134との報が入った。
その巡洋艦の名を聞けば、タクマから最近…着任すると教えてもらった名前と重なる。]

 …――――ッ、

[すぐ助けに向かおうとしたロー・シェンを引き止めたのは上官だった。]

『いいか、我らの艦隊も無傷ではない。
 言い方は悪いが……所詮は雇った傭兵が乗る一隻だ。』

[自国民以外のために、これ以上の犠牲を払う必要はないと暗に言われた。]

(268) 2015/11/04(Wed) 00:08:44

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 あれは天性のものかも知れんな。

[そう評したことがある。ヴィクトリアのことだ。
彼女とはあれから幾度か顔を合わせる機会があった。
互いにウルケル滞在が多くなればそれの必然的に増える。
都度、内心その操船センスには舌を巻いた。

彼女の言葉遣いが荒ければ、笑って許した。
それで態度が酷いというものでもなかったし、それ以上に評するべきものを彼女はその身に持ち合わせていた。]

(269) 2015/11/04(Wed) 00:08:48

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[ゲオルグは首都にある折、たびたびタクマの私邸を訪ねるということがあった。
声が通じようとも、それで酒を酌み交わすことは出来ない。
だからと男は、土産を片手にふらりと時折訪れたのだ。]

 速度と空間、状況の判断能力が際立っている。
 …あれは艦隊を指揮させても面白いかも知れんな。
 恐らくは、艦を操るように部隊を運用してみせるだろうよ。
 いずれ機会を与えてみたいものだが。

[そんな話をしたことがある。
彼の邸では、彼の養い子に出会うこともあった。

時折顔を合わせれば、昔見られた硬さは少し取れただろうか。
彼と顔を合わせれば他愛のない話をした。
最近はどうしてるだとか、勉強は進んだかだとか───]

(270) 2015/11/04(Wed) 00:09:02

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 00:09:06

帝国軍中佐 ロー・シェン


   ふッ   ざけんな!!!


[ばん。と、甲板の柱を力任せに拳で叩いて。
ロー・シェンは感情を剥き出しにしたまま上官を睨みつける。]


  同じ海を守る為に闘っている戦友ともだろうッ!

 

(271) 2015/11/04(Wed) 00:09:08

帝国軍中佐 ロー・シェン

[今になってみれば、分かる。
多くの命を守れる方を選択する――それもまた、
道理のひとつなのだと。

だが若かったあの時は、あの選択が自分の最善だった。

ウルケルの僚友を救う為に、
意を共にした男たちを束ねて向かった救援。
既に動いていたウルケル傭兵隊との連携で、
巡洋艦は無事救出された。


上官からは後でこっぴどく叱りを受けたが、
そんなもの…助かった命に比べたら安いものだった。]

(272) 2015/11/04(Wed) 00:09:23

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 旗艦ヴァンダーファルケ艦上 ―

 ……。彼はシコン、か。

[捲った資料の別頁、シコン駐在母艦の乗組員の中にシュテルン・シエルの名を見つけて、タクマの浮かべた硬い表情を思う。

気にしているだろうと、心に思う。
養い子が士官学校に入ってより後、何かと彼が公開教練に顔を出すことも増えた>>180
まるで本当の父親のようだと思えばおかしくもあり、また微笑ましくもあり、男はその様を見守っていた。
無事であれと再び、声に出すことなく願う。]

 ────…、

[深い、ため息のような息が落ちた。
船室には再び、紙を捲る音が響き始めた*]

(273) 2015/11/04(Wed) 00:09:35

帝国軍中佐 ロー・シェン


***

[半ば崩れた砦のあちこちから、くすんだ煙が上がっている。
口に広がる苦い味は、顔を打った際に滲んだ血の
錆びついた味のせいだけではない。

オルヴァル艦隊は壊滅。
湾岸に建てられた最後の砦たる建物も、
帝国の猛攻の前に破れ去り、今は無残な有様だった。


――――敗戦。


その二文字が、重く心に圧し掛かる。]

(274) 2015/11/04(Wed) 00:09:47

帝国軍中佐 ロー・シェン

[叶わぬ自由を囀る島国を囲う鳥籠のように、
帝国の威風堂々たる艦隊が、目の前の湾を埋めていた。

中でも一際堅固な巨大戦艦には、
存在を誇示するように太陽と鴉の国旗が大きくはためく。

皇帝専用艦。

あの旗の下に、オルヴァルの翼を堕とした皇帝が居る。]

(275) 2015/11/04(Wed) 00:10:04

帝国軍中佐 ロー・シェン


  ―――… ッ、


[込み上げた激情の侭に、ロー・シェンは足元の瓦礫の破片に手を伸ばした。
鋭く尖った部分を使い、がっ。がっ。荒い仕草で、砦の壁だったものに祖国の文字を刻んでゆく。

一連の仕草を見ていた幼い皇孫が居た>>6とは、勿論知らない。]



        …は、 ……っ、 … はぁ、

[役目を終えた瓦礫が、指先から転がり落ちる。
其処に記された文字は…]

(276) 2015/11/04(Wed) 00:10:27

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ロー・シェンめっちゃいいなwwww
いいねwww

16年前、な。早く、やりたい(けどまず現在軸ね!)

(-103) 2015/11/04(Wed) 00:10:37

帝国軍中佐 ロー・シェン


          “  不 羈  ”
 

(277) 2015/11/04(Wed) 00:10:37

帝国軍中佐 ロー・シェン

[束縛されぬ鳥のように。
何処までも広がる海のように。


   ……例え、国、喪われても。


オルヴァルの心は自由である――――と。]

(278) 2015/11/04(Wed) 00:10:47

帝国軍中佐 ロー・シェン





             … ……―――。
 

(279) 2015/11/04(Wed) 00:11:06

帝国軍中佐 ロー・シェン

[…しばらくして、背後から足音が近づいてきた。
目元を ぐい。と服の袖で乱暴に拭って振り返る。]

 …、ゲオルグ。

[ウルケル傭兵団の中でも、特に目立つ活躍を見せた男。
タクマが乗船する巡洋艦を救出した鮮やかな手腕は記憶にも新しい。]


  終わった、 な。


[ぽつりと言葉が落ちる。]

(280) 2015/11/04(Wed) 00:11:22

帝国軍中佐 ロー・シェン

[口にして始めて、何かが抜け落ちたかのように
「…――ああ、終わったのだ」と感慨が湧いた。
潮風で湿気た麦穂色の髪が、力なく頬に張り付く。]


 ……、随分と世話になった。


 ウルケルは、雇われた側だ。
 帝国との敗戦交渉でも、そちらに迷惑は掛けまい。

[実際に交渉するのは上層部だが、ほぼ間違いは無いだろう。
共闘してきたウルケルを裏切るような真似をすれば、世論で叩かれるのはオルヴァルである。]

(281) 2015/11/04(Wed) 00:11:38

帝国軍中佐 ロー・シェン


 おまえたちは、強かったよ。
 ただ――…

[先ほど瓦礫を握った指先に力を篭めて
きつく握り込む。]

 …、



     おれたちに、力が足りなかったのだ。


[己の小さな拳を悔しげに見下ろした。]

(282) 2015/11/04(Wed) 00:12:18

帝国軍中佐 ロー・シェン

[視線を相手に引き戻し、戦終わりの外気を吸う。]


 さらばだ。


 ウルケルがこれからも他国の助けになることを
 祈っている、戦友ともよ。


[戦場で幾度も頼りにした立ち姿へ、今までの感謝を篭めて――…
二指で形作るオルヴァル式の敬礼を、した。*]

(283) 2015/11/04(Wed) 00:12:48

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
連投おわり。

…ふう。

(-104) 2015/11/04(Wed) 00:14:24

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
あっ と、ストンプ到着は丸投げしていた気でいたのでタイミングすまんかったなあああと、ここで、言う。すまんかったなあ、いつでもお好きに到着して下さって良い!!!距離的に先に着くしn

むしろリオレ方面の暇そうさに申し訳なさMAXでwww
んんん、あとウェルシュとウルズ(巻き込み)とヴィクトリアに投げたい!が、ここはちょっとタイミング考えよう。
あとのタスクは16年前消化しつつ、しつつ、指示投げたから(帝国さん待ちかねて)ちょっとまだリオレ道中に浮かんでおこうかどうしようかの思案中。

(-105) 2015/11/04(Wed) 00:15:12

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
うおお、色々挟んだ……すまん…。


しかし、この村は読み応えあるなぁ、マジで。

読み手としてもテンション上がる。

(-106) 2015/11/04(Wed) 00:15:50

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*


すき!!!!!!!!!!!!!

(-107) 2015/11/04(Wed) 00:16:00

【独】 船を愛する領主 ウェルシュ

るなうぇいさん、ロー・シェンかな?

うーん、わからん!
多分、星の誰かだとは思うんだけれど……。
違うなら、タクマかなぁ。

(-108) 2015/11/04(Wed) 00:17:10

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 夕刻・シコン港 ―

[二人での意思疎通は、心話に頼るまでもなく安定のものだった。
見ているもの、目指すものが同じなのだ。
おかげで独断専行と見える行為ばかりになって、既存の官職に収まりきらず、扶翼官なる地位を戴くことになってしまった。]


  振る舞い会はいいですね。
  どうせなら、ウルケル軍の人間も呼んでやればいかがです?

[言ったのは、あながち冗談でもない。
実現が難しいことは承知しつつ。]


  アンディーヴ卿には、こちらで待っていただいております。

[会いたいという皇帝を、会談の場へと案内した。]**

(284) 2015/11/04(Wed) 00:20:01

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 00:21:17

帝国軍少佐 ウルズ

― グロル海峡入口:第三隊 巡洋艦 ―

[そういえばと、思い出したように砲撃を食らった箇所の事を問うも運航に支障は無いとの事。
概ね無事との報告から、ドッグ入りしなくとも任務継続は可能と判断する。
最終的な判断は勿論、ロー・シェンが判断するのだろうが。
その報告の中にミリアムの名が出てくると、少うし眉を潜めた。]

ミリアム少尉か…。

[またか、とでも言いたそうな表情は隠さない。
>>137怖いと認定される程度には彼女を叱りつけた事もある。

とはいえ狙撃の腕は、他より頭一つ抜けているのもまた事実。
戦場では貴重な戦力になるだろう、だが性格面にやや難ありの点は母艦でロー・シェンに鍛え直されればいい、などと思いつつ、同時に期待薄な思いも抱くのだった*]

(285) 2015/11/04(Wed) 00:21:28

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

あーーー、っと
ストンプは攻められたい、の、だろうか。

正直そこまで押し込まれると、相当来てるかと思うのだけどwwwどうかww完全にリオレ突破されているよn
どうなんだ……となっている心配ごとが迷子。ストンプ完全に後衛地の認識でしたね……

(-109) 2015/11/04(Wed) 00:21:48

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 巡洋艦ナハティガル ―

[信号を送りつつ、艦の様子をじっと見る。
ほどなく、着水許可を意味する信号が返された。
それにほっと息を吐いた後、ぐるり、空を巡って距離を調整しながら高度を下げる。
落ち着いている時の離着水は綺麗なのだが、これが非常時に至るとどうしようもなく荒くなるのは何なんだ、とはよく言われていた]

 よっと……今回は、まあまあ、かな。

[そんな自画自賛の後、機体を艦へと寄せる。
投げ落とされた梯子を伝って甲板へと上がると、まずは背筋をぴん、と伸ばした]

(286) 2015/11/04(Wed) 00:22:30

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 シュテルン・シエル少尉、リオレ島司令部よりの伝令を持って参上しました!
 艦長殿に、お取次ぎを願います!

[訪れた用件を告げた直後、目に入ったのは、見知った人の姿>>266で。
ひとつ、ふたつと瞬いた後]

(287) 2015/11/04(Wed) 00:22:35

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 え、あれ?
 ……もしかしなくても、シロウさんですかぁ?

[思いっきり、素を出して惚けた声を上げていた。*]

(288) 2015/11/04(Wed) 00:22:42

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
おー。進めていいのかなーと思いつつこれロー・シェンのタスク積み重ねるかなと思ってやれなかかったとか(

ほんと上の人たちはお疲れ様です…。

(-110) 2015/11/04(Wed) 00:24:09

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 00:25:12

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
はっ、睡魔に負けてたら何かあった…![目が覚めた]
ルカと提督に感謝。

(-111) 2015/11/04(Wed) 00:29:39

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 回想・邂逅の時 ―

[格式張った宮廷が窮屈で町へ繰り出していたが、場末も極まるこんな牢獄で銀月を見つけようとは。
やはり俺には天運がある、と思う。

ルートヴィヒが指摘した靴の秘密になるほど、と頷くや壁に叩きつけて装飾を潰した。]

 
 こいつがおまえに迷惑をかける可能性はこれでなくなった。


[作戦開始、とルートヴィヒが咳き込み始めれば、演技とわかっていても動悸が早まる。
扉を鳴らして見張りの注意を引き、そこから先は暴風となった。]

(*44) 2015/11/04(Wed) 00:32:33

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
あ、やば。修理いる艦は港入りって言われてる。
まぁ…いいかな。
少なくとも巡洋艦は問題無かったんだよね…。

(-112) 2015/11/04(Wed) 00:34:03

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-

 もしかしなくても、って、俺、此処の副艦長だよ。
 いるって。

 副艦長やってると、昔みたいに抜け出して他の艦に乗り込むとかは、まずできねぇなぁ。

[シュテルンの様子>>288に笑いながら言う。]

 ほら、艦長の所に案内するわ。
 俺も同席させてもらうけどな。

(289) 2015/11/04(Wed) 00:41:01

ウルケル海軍中尉 シロウ

 ――着水、巧くなったんじゃねぇか?
 前は暴れ馬みたいな着水してたろ。

 やっぱり複葉機乗りは若いのがいいね。どんどん良くなる。

[移動中に言ったのは、そんな事。]

(290) 2015/11/04(Wed) 00:41:31

モルトガット皇帝  アレク トール

− シコン港・夕刻 −

[ウルケル軍の人間も呼んでやれば、と事も無げに言うルートヴィヒに共犯者の笑みを向ける。]


 さすがに軍艦を通してやるわけにはいかないな。
 だが、航空機ならば──
 食い気に引かれてきただけなら、見て見ぬふりをしてやるさ。
 問題は、どうやって振る舞い会を開催することを知らせるか、だ。
 

(291) 2015/11/04(Wed) 00:42:53

ウルケル海軍中尉 シロウ

[艦長の元へシュテルンを案内し、告げる。]

 リオレ島より伝令が来たぞ。

[顎で艦長を示し、シュテルンに話すように促した。

フリカデル島の北部の閉鎖。>>243
つまり、リオレ島の西方にて帝国軍を迎え撃つ。

そういう伝令がなされたのなら、男は少し笑い、目を細めるだろう。*]

(292) 2015/11/04(Wed) 00:42:57

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 ああ、これ。
 先に渡しておこう。


[会談の場が近いと知って、帝都から届いたクッキーの包みをルートヴィヒの手にそっと滑らせる。
彼ならしかるべきときにしかるべき器に入れて出してくれるだろう。**]

(293) 2015/11/04(Wed) 00:43:21

ウルケル軍大佐 タクマ

― ストンプ港 ―

[ ストンプまでの航海は今が戦時下であるとは信じられぬ程平穏なものだった。
開戦の報を聞いて財産や家族を疎開させようとする豪商達や、軍の船が常より慌ただしく行き来はしているものの、最前線の海域にはまだ遠く、妨害も無いとなれば元より速度重視で選ばれた艦の船脚も伸びる。

そうして、通常は二日半を見込む航路を一日半で渡り切り、ストンプ港に二隻の巡洋艦とほぼ船倉を空にした随行の石炭船二隻が入港したのは、シコン港陥落から三日目の朝だった ]

ストンプ候に面会を願いたい。

…ウェルシュ殿の事だ、ドックか造船所だろう?こちらから行くから、居場所だけ教えてくれ。

[ 造船や整備に関わる全てがフル回転している今、船のこととなればじっとしていられない若き領主が屋敷に大人しくしていない事は明らかだったから、形式をつけた最初の要請の後、男は勝手知る者の気安さで、そう付け加えた ]

(294) 2015/11/04(Wed) 00:45:12

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 00:46:20

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 00:46:56

領主 ファミル

─ シコン港 ─

[宵闇の帳が、暗がりに沈む港にもかかる。

 しかし天を往く陽が沈めど、
 その日、シコンの港受け容れる帝国の艦隊は、
 煌々と夜を打払うように輝き、
 さながら太陽が海を往くようだった。]
 

(295) 2015/11/04(Wed) 00:50:03

ウルケル軍大佐 タクマ

[ やがて領主と面会が適ったのは、どこでだったか ]

ヒューベンタール提督の使いで参りました。新造艦は動かせますか?

[ 顔を合わせればまず、最優先事項を端的に告げてゲオルグから預かった手紙をウェルシュに渡す。そして彼からの返事を待って、もう一つ小脇に抱えてきた麻袋を差し出した ]

こっちはゲオルグ小父さんからのお土産です。今年のブドウはなかなか出来がいいですよ。俺もお裾分けにあずかりましたから保証します。

[ ぺろりと悪戯めいた笑みで出した男の舌の先は僅かにブドウ色に染まっていた* ]

(296) 2015/11/04(Wed) 00:50:07

領主 ファミル

─ シコン港の砦、会議室 ─

[砦が構えられてあるのは、軍港から階段を上がってすぐの位置になる。外灯に照らされた鉄扉を開け、広間を抜けた先に、無骨で飾り気のない、石造りの一室があった。]



 ─── 先に部屋にあがる失礼をしています。

[扉が開くに会わせて、ファミル・アンディーヴは席をたち、
 胸に手を当てて現れた姿へ、まず一礼を送った。]

(297) 2015/11/04(Wed) 00:53:38

帝国軍少佐 ウルズ

― グロル海峡入口:第三隊 巡洋艦 ―

[代将となったロー・シェンが戻ってか、あるいは伝令が先んじてか、>>192皇帝直々の作戦命令を受け取ると艦内は慌ただしく動き始めた。]

当巡洋艦はこれよりグロル海峡へ侵入。
南方海域への警戒に向かう。

巡航速度で前進せよ。

[水雷母艦がドッグ入りするかはロー・シェンの判断次第とし、現状湾内の侵入に留める事となるか。
斯くして第三隊 巡洋艦三隻はシコン湾外、南方への警戒に当たるべく海路を進んでゆく。

前を見据える視線は険しい。それは戦前というだけではなく。]

(298) 2015/11/04(Wed) 00:54:27

帝国軍少佐 ウルズ

……リア。

[願わくばそこに居なければいい。
そんな想いの欠片が名前になって零れて、振り払うように緩く首を振った**]

(299) 2015/11/04(Wed) 00:54:57

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
ううん…微妙な体調不良。
一先ずメモ替わりに勝手に作詞したオルヴァルの国歌をぺたぺたと。
>>277リーミン中佐の書き残しいただきです

Aperire viam!Aperire viam!
路を開け 路を開け
Etiam esset humana qua parte locatus
どのような場所であろうとも
Et ibi est libertas animi.
其処に不羈なる心あれ
allaborent sive ad umeris At in voluntate quicquam
背負う業 如何なるものであろうとも
Sit tibi subrepat animus corpori servit.
身に宿す魂は自由であると知れ

Patria, Orval Brewery.
我が祖国 オルヴァル
Campanae sonum per saecula.
その鐘の音よ永遠に

(-113) 2015/11/04(Wed) 00:57:20

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 巡洋艦ナハティガル ―

 あー……あ、そっか。

[さらりと返された肯定に、こぼれたのは間の抜けた呟き]

 まあ、確かに気軽に出歩く、とかはできないですよねぇ。

[それでも、見知った相手に会えた事でほんの少し、緊張は緩んだ。
案内する、というシロウ>>289にはい、と頷いて、艦長の元へと向かう]

(300) 2015/11/04(Wed) 00:57:44

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ありがとうございます……って。
 暴れ馬って、そこまで言わなくてもいいじゃないですかぁ。

 ……いや、荒いのは認めますけど。

[道中向けられた言葉>>290には、喜んだり拗ねてみたり、と気ぜわしい。
もっとも、こんな風に感情を示すようになるまではそれなりに時間もかかっているのだが。
今の様子からは想像もつかない──とは、良く言われているのだが]

(301) 2015/11/04(Wed) 00:57:48

ウルケル海軍少尉 シュテルン

[それでも、艦長の所にたどり着いた時にはちゃんと真面目な表情を作り、託された指令を口頭と文書、双方で伝える]

 それと、もう一つ。
 俺と俺の機体──アルカンシエルは、当面こちらに臨時配属、という形になりましたので。
 よろしくお願いいたします。

[言いつつ、正式な礼を一つ。
事情を問われるなら、自身の元の所属と、艦が沈められた事を伝えて]

 ……今、俺に出来る事を、全力でやりたいから。
 前で、飛びたいんです。

[言い切る瞳に、迷いはない。*]

(302) 2015/11/04(Wed) 00:57:52

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 00:58:37

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
私は特に誰とも縁故が無いので回想どうしようか悩みながら今に至りますね。本当にどうしようかしら。

勝手にオルヴァルに鐘があることにしたのでそれに絡めて何か書こうかしら。うーんうーん…

(-114) 2015/11/04(Wed) 00:58:41

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
>陛下メモ
あら、交戦おっぱじめてよろしいのです?

…とはいえ、母艦の艦長はリーミン中佐なのでどうしようかしら。

(-115) 2015/11/04(Wed) 01:00:08

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― リオレ西・巡洋艦ヴァイ ―

[リオレ島から西、先行した艦隊が配置されている場所までは約半日と言ったところか。
交代で艦を操縦し、合流直前に複葉機が1機、艦を追い越していくのを見る。
それが視認出来始めた巡洋艦ナハティガルの傍に着水したと聞けば、何かしらの変化があったかと気を逸らせた]

あっちは回収した艦や兵達が居るんだろ。
ナハティガルよりシコン寄りに止めるよ。

[提案ともつかない言葉で言い、それでも改めて艦長から指示が出るのを待ってから、言った通りの場所に艦を停止させた]

(303) 2015/11/04(Wed) 01:01:03

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[停泊から少しして、巡洋艦ヴァイから巡洋艦ナハティガルに向けてカッターが放たれる。
状況把握のための伝達兵だ]

どのタイミングで来るかねぇ…。

[補給やら何やらで慌しくなる中、ヴィクトリアは操舵室から動かなかった。
いつ艦を動かすことになるか分からないためである]

(304) 2015/11/04(Wed) 01:01:11

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 01:01:22

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
ところでタスクってなんでしょう。武器?艦船?
船に乗ってからというもの用語がわからなくて頭抱えてばかりですよ私は!都度調べていますがね!

(-116) 2015/11/04(Wed) 01:01:30

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 01:04:09

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
勝手に突撃もできないけど…うーん…
動き方に迷うんー…

寡黙過ぎて初手吊り降って湧きそうだけどどうすればいいのか分からないですせんせー方…。
拾おうにも距離とか時間の関係で拾えな…うぐぐ

(-117) 2015/11/04(Wed) 01:04:48

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 01:05:09

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
>ウルズ上官メモ
ところがどっこい、シコン港付近だと交戦が出来ないのですよね。進軍しておけばよろしいですかね
でもリーミン中佐が。おおう……

(-118) 2015/11/04(Wed) 01:06:11

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
取り敢えず各人の現在地確認、回想回せたら回想。
そして突撃出来そうなら突撃、かな?
初手吊り先確定まで時間ないしね。落ちるにしても何かしたい私がここに。どうしようか。

(-119) 2015/11/04(Wed) 01:08:12

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
今気づいたけどセルウィンはどこの母艦だ…!
と思ったけど第3隊ではないのかな。

さてもう遅いから移動だけで今日は終わるけど、明日は早速リアと激突でいいのかなー。

\最初からクライマックス/

(-120) 2015/11/04(Wed) 01:08:35

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
そういや艦の名前…どーしよっかな。
つけた方がいい…のかな。
間違えそうで怖いけど(
宿題にしておこう。

(-121) 2015/11/04(Wed) 01:10:20

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
しかしだいぶ拗らせてるな…(発言を見直しながら)
違う意味で頑張らねばだなぁ。

(-122) 2015/11/04(Wed) 01:14:21

船を愛する領主 ウェルシュ

―ストンプ港・造船所―

[>>296 懐かしい声が聞こえたのは、丁度ウェルシュが新造船のボイラー室に顔を突っ込んだところだったか。
炭で頬を汚し、それを拭うこともなく満面の笑みで出迎える。]

 わー、タクマさんっ!久しぶり!

[懐かしい面影に、いち早く駆け寄る。
つい、幼い頃のように彼に抱きつこうとしたけれども、窘められただろうか。
いずれにせよ、ハグをしようとした後は少し罰が悪そうに微笑み、手紙を受け取った。]

 来てくれて嬉しいよ。でも、

(305) 2015/11/04(Wed) 01:17:29

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
一先ず、フリカデル島の北地点は閉鎖予定>>240、南側は暗礁地帯があるので大型の船では行くのは難しい。
となれば、リオレ島付近でまず交戦があると思われ、>>241おそらくそっち側に向かったほうが良い…と。

でだ、リオル島付近にはシュテルンとヴィクトリアとシロウがいたかなっと。>>292>>256>>304

陛下とシコンは放っておいてよいようなのでもうそっち行っちゃっていいかしらね。あとリーミン中佐の回想が暑すぎて私が焼死体になりそうですどうしようほんとうに。

(-123) 2015/11/04(Wed) 01:19:02

船を愛する領主 ウェルシュ

[そして若葉の領主は顔を引き締める。]

 こんな時じゃなければ、ゆっくり観光でもしながら歓迎するんだけれど。

 ……ドッグと医療施設、迎賓館の解放はしてあるよ。
 軍を受け入れる準備はいつでもできてある。
 他にも、僕で力になれることがあったら遠慮なく言って。

[>>154 既にストンプの街は海軍を受け入れる準備を整えていた。
特に船周りの手際は良いもので、早速海軍の船をドッグへと案内しようとしていた。]

(306) 2015/11/04(Wed) 01:19:06

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
うーん…うーん…
取り敢えずロール書こう…(

(-124) 2015/11/04(Wed) 01:19:26

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-

 あぁ――シコンにいたのか…。
 よく、無事だったな、シュテルン。

[この青年に万が一の事がなくてよかったとつい考え、それは口には出さなかった。
かなり個人的な感情が含まれた声になりそうだった為に。
シュテルンに対し、タクマの家族と言う印象が、あまりにも強い。

先ほど、笑ったりふくれたりと、色んな表情を見せてくれたシュテルンを思い出す。
男に笑いかけてくれるようになったのも、出会ってかなり時間が経ってからだったのを覚えてる。
最初のうちは声さえ聞いた事がなかった。]

 臨時配属、確認した。 問題ねぇな? 艦長。

[頷く艦長を確認し――そして、続くシュテルンの言葉に腕を組んだ。]

(307) 2015/11/04(Wed) 01:20:24

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
>>298
どうしよう南方ってどこだろう…
リオレ島の方に行っていいですかね!

(-125) 2015/11/04(Wed) 01:21:12

船を愛する領主 ウェルシュ

[そして続く、彼のリクエストには、力強く頷いて、]

 うん、これが新作。
 ちょうど先日できたばかり。……皆、頑張ったんだ!

[今まさに自分たちが居るこの船が新作だと。両手を広げた。]

 ずっと船のなかで寝泊まりも疲れるでしょ?
 今日はうちに泊まったらどうかな。
 ……おじさんの手土産も食べたいしね。

[そう言って、彼が拒まなければウェルシュは自分の屋敷へと案内しただろう。//]

(308) 2015/11/04(Wed) 01:21:17

ウルケル海軍中尉 シロウ

 前――ねぇ。

 それなら、此処がぴったりだ。
 多分、一番先に戦う事になるぞ。

[無意識、視線を向けたのは、此処より西方。帝国艦隊がいるだろう、方向へと。]*

(309) 2015/11/04(Wed) 01:21:39

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 01:26:21

船を愛する領主 ウェルシュ、栞を挟んだ。


ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 旗艦ヴァンダーファルケ船室 ―

 …─────、

[疲れた目頭を押さえる動作で、一度顔を上げる。
もう随分と長い時間、一人、紙を捲っていた。

実際に動くのは戦場であり、戦場は生き物である。
ゆえにいかに変化するかを完全に読み切れるものではなく、その場その場の判断が求められる、が。

その判断を支えるものは知識であると男は考えていた。
可能な限りの資料、知識を限られたこの時間に読み込む。
自軍の状況は元より帝国の資料、名のある将の名と傾向、そしてまた海図に戻り、どこかに見落としがないかと思考を凝らす。
臆病な程の緻密さで、男はその作業を繰り返していた。
その合間、顔を上げた男の胸元でかさりと紙が音を立てた。
引っ張り出してみれば、少々皺になったウェルシュからの手紙であった。]

(310) 2015/11/04(Wed) 01:28:56

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 回想 ―

『ウェルシュ、元気にしているか?
先日は長く居られずにすまなかった。もう落ち着いただろうか。』

[そんな手紙を書いたのは、ウェルシュの父が亡くなって間もなくのこと。カルボナードでストンプ候危篤の報を受け取ったゲオルグは、急ぎストンプへと向かった。
残念ながら友と呼べた男の死に立ち会うことは叶わなかったが、それよりのち数日を、男はストンプ候の館に留まった。

慌しく進められる葬儀に領主交代に係る手続き。
父親の死を悼む暇もないのではないかと思われるその最中に、少しでも助けにならんと世話を焼いた手は、幾らか彼の助けとなったであろうか。

職務の為に止むを得ずストンプを離れてすぐ、「ゲオルグおじさん」は彼へ向け手紙を書いた。確かに、親戚のおじさんのようだと評されても仕方なかっただろう。]

(311) 2015/11/04(Wed) 01:30:08

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

『最初はあまり頑張りすぎないことが肝心だ。
きちんと寝て、食事も摂るように。
今は元気でいることが何よりの仕事なのだから───』

[細々と書き送る様は、戦場の姿とはかけ離れている。]

(312) 2015/11/04(Wed) 01:30:19

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 01:31:13

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[「ゲオルグおじさん」は、ウェルシュの幼い頃よりストンプを訪れていた。…かつて、持参する手土産は二つだった。
ひとつはウェルシュに宛てたもの、そうしてもうひとつは、]

 ウェルシュから渡してやるといい。

[そう言付けて、彼の腹違いの姉の少女の分を用意した。]

[会えなかった訳ではない。
が、会い難かったのもまた事実だ。

ストンプ候の夫人は少女の母を、当然であろうが嫌っていたし、その上でストンプ候の友人たる自分が堂々と少女と対面しては、むしろ彼女らの立場を悪化させてしまう恐れがあった。
けれどウェルシュと彼女の仲は良いようで、度々「お姉ちゃん」の話を聞いた。だからウィズルカという名の少女のことは、彼女自身よりもウェルシュを通して聞き知ったことの方が多い。]

(313) 2015/11/04(Wed) 01:31:48

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 そうだなあ…。

[姉たる少女が帝国へと去ってしまった、後のこと。
しょんぼりと元気をなくした少年に、男は少し言葉を捜した。
彼女とすればそれが幸せだったのかも知れないとも思う。

けれど少年にはやはり悲しい出来事であるに違いなく、いかな言葉も、その寂しさを埋めることは出来ぬようにも思えた。
真剣に考え込む少しの沈黙の後に少年を見据え、]

 ウェルシュが立派になって、呼び戻してやれればいい。

(314) 2015/11/04(Wed) 01:33:28

【削除】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 お前さんが立派になって、いつか迎えに行ってやるといい。
 その為の道具なら、

[ついと視線は港へと向けられる。
蒼く抜ける空の下、陽を浮け輝く蒸気船の姿があった。]


 ───いつか、つくるんだろ?


[幼い頃から抱く、少年の夢>>0:29
それを引いて、「おじさん」は少年へ向け目を*細めた*]

2015/11/04(Wed) 01:33:48

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 01:38:04

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[脳裏を過ぎるのは、どこか怯えたような風情の少女>>66
会えば挨拶はした。一度は彼女が友人と共に居るのに出会ったこともある。]

 ああ、こんにちは。
 友達が出来たのだな…そちらのお嬢さんも、こんにちは。

[ごく短い、それだけの挨拶だ。
記憶に留まるかも分からないほどの淡い邂逅を、短い沈黙に思う。
その当時の少女と、やがて海上で再会するとは知る由もなく。]

(315) 2015/11/04(Wed) 01:38:34

【独】 領主 ファミル

/*

将はどこも大変だな。タスクと戦っていらっしゃる。

なおメモでも言ったがルートヴィヒのタスク処理の
優先順位はごく正しいと思うので、
こちらは気にせずに。と灰にもおいておこう。

それとミリアムからも実はシコン港に投げていた視線を
感知してるんだがうまく拾えていなくて ちょっと
かわいそうなことを している 気持ちだ。

使っている銃をミリアムの家のものにするかどうするか
諸々考えよう。 あと、ウェルシュにむけてはいっそ
父親と父親仲良かったのでは? みたいなことにするかなあ。
どこまでいけるかではあるけれど。

(-126) 2015/11/04(Wed) 01:38:42

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 お前さんが立派になって、いつか迎えに行ってやるといい。
 その為の道具なら、

[ついと視線は港へと向けられる。
蒼く抜ける空の下、陽を浮け輝く蒸気船の姿があった。]


 ───いつか、つくるんだろ?


[幼い頃から抱く、少年の夢>>0:29
それを引いて、「おじさん」は少年へ向け目を*細めた*]

(316) 2015/11/04(Wed) 01:38:52

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 巡洋艦ナハティガル ―

 ……ええ。
 俺は元々、あそこの駐在部隊にいましたから。

 無事だったのは、艦長の判断のおかげです、よ……。

[正確な状況を伝えるために、と飛ばされたから、生き残れたのだと。
告げる刹那、瞳は僅かに陰るものの。
臨時配属への諾>>307が返ればその色は消えて]

(317) 2015/11/04(Wed) 01:39:27

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……承知の上ですよ。
 だからこそ、ここにって頼み込んだんですから。

[一番先に戦う事になる、との言葉>>309にはっきりとこう返す]

 やられたまんまでなんて、いられません。
 ……寝床沈められた落とし前も、つけたいですから。

[言いつつ、視線はシロウが見やる方を追う。
若葉色の瞳にあるのは、後には引かぬ、という意思のいろ。**]

(318) 2015/11/04(Wed) 01:39:40

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-
[ヴァイからカッターが到着したと知れば。]

 あぁ、向こうさん、何処まで把握してんのかね。
 伝令内容、そのまま伝えてくれ。それで必要な情報、全部渡るだろ。

 あと、そっちの操縦技術とこっちの操縦技術勝負してみっか――って、そんな遊びはしねぇよ、艦長。
 変な顔するなよ。

[ヴァイにはヴィクトリアがいた筈だと思い出しての半ば冗談めいた台詞。

くつくつと喉を鳴らして笑いながら、ヴァイの位置を確認。]

 前に出る配置かね?

[こっちには確保した兵もいるが、戦え無さそうなのは男が判断し、支援艦に載せてリオレ島に送っている。
現段階、ナハティガルに障害は無い。]

(319) 2015/11/04(Wed) 01:40:49

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
コピペ落としに気付いて、強引に途中にぶちこむ(

>>314>>315は逆でしたよね…

(-127) 2015/11/04(Wed) 01:40:56

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 01:42:00

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 01:44:44

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 01:45:32

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 01:48:54

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて/少し前-

[確保した兵の中、緊急に治療が必要そうな兵の確認を行ったのは男だ。]

 一応、医者だよ、一応。
 医者らしくなくて悪かったな。腕は悪くねぇから安心しろ。

[治療中、変な顔をした兵にはそんな事を伝える。]

(320) 2015/11/04(Wed) 02:02:56

ウルケル海軍中尉 シロウ

[医療技術も日々進歩してる。
10年も過ぎればそれは驚くほどだ。
オルヴァル戦の時は、自分自身の知識も足りず、必死になっていたと思い出す。

助けられなかったと思う事もたびたびあった。

そんな時に、「助かる命がひとつも、ふたつも増える」と言ってくれたのは、ローだった。>>265

嬉しかった。
泣きそうになったのを覚えている。

医療を教えに来てくれの言葉には、何度も頷いた。

「必ず行く」と約束したのだ。]

(321) 2015/11/04(Wed) 02:04:00

ウルケル海軍中尉 シロウ

 ――……。

[彼は今、どうしてるのだろう。オルヴァルの優秀な軍人は、帝国軍に組み込まれたと聞いていた。彼の名も、そこにあった。]

 ……今も、そこかねぇ。

[昔の知り合いと戦うのは嫌なもんだと呟く。
まだ約束も果たしてない。]

 あぁ、なんでもねぇよ。
 ほら、終わりだ。あんたは死にゃしねぇよ、安心しろ。

[男の独り言を聞き返した兵の頭をぽんと叩き、男は次の治療対象に目を向けた。]**

(322) 2015/11/04(Wed) 02:05:47

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 02:11:33

ウルケル軍大佐 タクマ

― ストンプ港・造船所 ―

[ 満面の笑みで飛びついて来るウェルシュの姿に、苦笑が浮かぶのは仕方が無い>>305ともすれば大分年下のはずのシュテルンの方が余程大人びて見えるくらいだ ]

鼻先真っ黒ですよ、先に拭いて下さい。

[ はいはい、どうどう、とでも言いたげな様子でハグを躱し、手紙を渡した後引き締まった表情に目を細めた ]

(323) 2015/11/04(Wed) 02:17:23

ウルケル軍大佐 タクマ

御配慮と迅速な手配に海軍を代表して感謝します。

[ 告げられた内容に>>306ぴしりと、海軍式の敬礼を贈り、誇らしげに新造艦を示す様子に頷く>>308 ]

おかげで、モルトガットの皇帝陛下に一泡吹かせてやれそうです。

[ 細かい仕上がりは、一度海に出てみなければ判らない。だが長年戦艦を指揮し、幾多の新造艦を目にして来た男の勘が、この新型艦が、想像以上に「使える」ものであると告げていた ]

ウェルシュ殿、残念ながらゆっくり休んでいる暇はありません。モルトガット帝国艦隊は既に海峡に侵入し、いつこのストンプや首都に迫るかも知れない。

[ 屋敷に泊まれば、というウェルシュの言葉にはかぶりを振る他無かった ]

(324) 2015/11/04(Wed) 02:21:47

ウルケル軍大佐 タクマ

出来れば今夜のうちにも、使える艦を集めて艦隊を組み、出発したい。…無論、この新造艦も含めてです。

[ 無理も無茶も承知の上の、要請だった ]

整備がまだ必要なら、整備船も同行させて下さい。提督の人物評が正しいなら…帝国艦隊は非戦闘員を乗せた艦を敢えて狙うような事はしないでしょう。万一があても我々が、護り切ってみせます。

[ ウェルシュは、落胆の表情を見せたろうか、或いは、不安の方が強かったか。いずれにしても、男は足を止める気は無く、艦隊編成の手配を進めながら…ふと、思いついた顔で、ウェルシュを見やった ]

ウェルシュ殿、好きな鳥は?

[ ウルケル艦隊の主要艦は、鳥の名をつけられることが多い。常ならば、中央でそれなりの手続きを経て新造艦の名は選ばれるが、今は非常時だ、少々の横紙破りは許されよう。そもそも名も無い艦を運用するのは不便に過ぎる。
ウェルシュがその情熱を注ぎ、作り上げたのであろうこの新造艦に、彼が選んだ名をつけようと、男はそう、考えていた** ]

(325) 2015/11/04(Wed) 02:23:45

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 02:33:36

帝国軍中佐 ロー・シェン

―旗艦シュヴァルツアイン・執務室―

[眩い光を、直接見れば網膜が焼ける。
だがそうと分かっても仰いでしまう――それが太陽というものだ。


当代皇帝は幼い頃、祖父たる先々代皇帝の親征に共して
数々の戦場を回ったという。
ならばきっとあの、オルヴァルの島へも来たのだろう。

船の上から見る景色と、対岸の景色は違う。

強国に生まれ、強国を統べる存在たる彼は、
対岸の景色を見る機会など無いだろうし、
…今はもう、別に見て欲しいと願う心も無い。

太陽は、太陽の位置だからこそ見ることの出来る景色がある。]

(326) 2015/11/04(Wed) 02:33:37

帝国軍中佐 ロー・シェン

[二年近く前、今はオルヴァル島――と地名だけで呼ばれる故国に赴いた。

かつての湾岸砦は…今は整備されて公園になっており、
旧オルヴァル民と、帝国移民の子供たちが賑やかな声ではしゃいでいた。

遠い昔に刻んだ二文字は、
潮風に晒され削られた壁に――僅かな痕跡を残すのみで。



今、皇帝アレクトールの揺るぎない視線と応え>>191の向こうに
あの時の――…民族の隔てなく遊んでいた子供たちの幻影をみる。]

(327) 2015/11/04(Wed) 02:35:21

帝国軍中佐 ロー・シェン


[それは少し、眩くて。

それは少し、何かが焼けた。]
 

(328) 2015/11/04(Wed) 02:35:57

帝国軍中佐 ロー・シェン


 任務、了解いたしました。

[当面の命令>>192を受け取った後。
目の前に出されたのは、なんとも場に不似合いな包み紙だった。
ふわり、と甘い香りが漂えば、執務室の堅苦しさが瞬時に和らぐ。]


 皇后陛下が――…

 自分たちのような者の分まで、痛み入ります。
 艦の者も喜びましょう。


[まだ年若い当代皇后は、こうした気遣いから兵の間でも人気が高い。
帝国辺境や移民の士官が多い第三艦隊では、異国というキーワードに親近感を覚えた者が多いのか、一段その傾向が顕著だった。]

(329) 2015/11/04(Wed) 02:37:20

帝国軍中佐 ロー・シェン

[恭しくクッキーの包み紙を受け取り、懐に入れる。
最後に掛けられた励ましの言葉には]

 勿体無いお言葉です。…が、



 その信に応えるのが、代将今のおれの使命です。


[若き主の前で、珍しく笑みを覗かせてから。
今度こそロー・シェンは場を辞した。*]

(330) 2015/11/04(Wed) 02:39:04

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
あっこれ書いてたロールと食い違うやつ
中佐のロール待って書き足すか。そうしよう。

(-128) 2015/11/04(Wed) 02:39:16

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
艦の名前、そうな…。
おれも水雷母艦の分、考えないといかんよな。

あー…(悩む)

(-129) 2015/11/04(Wed) 02:41:30

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 巡洋艦ヴァイ ―

[逸る気を抑えるように、左胸の辺りを右手で押さえる。
上着のポケットにあるのは幼馴染からの贈り物。
大切なそれを、命の鼓動の傍に置いた]

……………

[戦いたくはない。
今からでも手を伸ばせば戻って来てくれるだろうか。
そんなことばかりが頭を過ぎる。
状況は、それを許してくれないはずなのに]


[ふるりと首を横に振る]

(331) 2015/11/04(Wed) 02:45:30

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[しばらくして、互いの情報を伝え合った伝達兵がナハティガルから戻って来る]

あぁ、さっきの複葉機はやっぱり伝達のためだったか。

[こちらの持っている情報は粗方あちらも把握していた。
それに加えてフリカデル島北海域の機雷設置による封鎖指示が伝えられる]

そっちは直ぐに取り掛からないとだねぇ…。
ナハティガルの状況は?
負傷兵ぎゅうぎゅう詰めに収容してるとかじゃないだろうね。

[シロウが乗っていることを知っているがための軽口だったが、その懸念は全く必要なかったことが伝えられた]

(332) 2015/11/04(Wed) 02:45:45

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

ふふん、操縦技術の勝負だって?
フリカデル島まで追いかけっこでもするかい?

向こうに支障がないならこっちで機雷設置の任を請け負っても良いんじゃないかい。

[伝達の場で挙がった軽口>>319に軽口を返すようにして笑う。
次いだ言葉は艦長に向けてのもの]

敷設艦飛ばすよりは巡洋艦こっちの方が早い。

[現状、帝国の動向を伺いつつ、しばらくは哨戒することが任になるだろう。
カルボナードへ抜けられる道を塞ぐのが最優先だ]

(333) 2015/11/04(Wed) 02:46:07

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

急ぎになるから水雷艇は置いてった方が良いだろう。
ここから目的海域までは約2日…。
石炭船連れてってフルで往復しても2日だ。
燃料も馬鹿にならないからね。

[万一を考えてリオレ島から共に連れて来た十数隻の水雷艇についても挙げて、操舵士としての見解を艦長へと告げる]

(334) 2015/11/04(Wed) 02:46:26

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[しばしの会議の後、ナハティガルへとヴァイの艦長の懸案が届けられる]

[機雷設置の任をこちらで請け負うこと。
連れて来た水雷艇をナハティガルの麾下に移すこと]

[これらが承諾されればヴァイは直ぐにでも行動を移す心算だ。
カッターが再び2艦の間を進み行く*]

(335) 2015/11/04(Wed) 02:46:36

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
あれ…
今リオレ付近行っちゃうとまずい…?
おおう…

(-130) 2015/11/04(Wed) 02:49:04

帝国軍 少尉 ミリアム

― 時を違えて、某日 ―

[その日はまた別の戦場であっただろうか。
それとも、皇帝陛下の凱旋とも呼ぶべき勝ち戦の最中だったか。
少なくとも…私の上官が今より大分老けた顔の爺さんの頃だったように思う。]

 水雷艇に乗れ…ですか?小生が?

[なんとなんとの難破船、戦中直々に水雷艇乗りをしないかとのお達しが下って、拝命のその場に後に怖い人という認識を持つことになる上官>>285の姿もあったなど、当時の私は知らない。
口答えも大して気にしない爺さんの上官の方へ嫌ですよ冗談キツいですなどと断り文句を吐いていたらしこたま怒られた。]

 だって…ねえ、小生は痛いの嫌ですから。
 遠くからぱんぱか撃ってる方が気楽でしょう?

[口にしたのは半分嘘で半分本当の言い訳。身の危険なんて大して気にもしていないけれど、水雷艇の撃沈率はそれなりに、高い。
戦場で身軽に行動出来なくなることは何よりも避けたい。…というのは、帝国の勝利の為というよりも私事の為の思惑であったけれど、それを口にすることは憚られ。]

(336) 2015/11/04(Wed) 02:52:22

帝国軍 少尉 ミリアム

[弱気な言い訳をした結果、アイグル少佐に長々とお説教を受けた挙句、しょうもない尉官として顔を覚えられるハメになってしまった。
ああツいてない。ツいてない。当時の私もそう思い、今の私もそう思う。
彼女と同じ船か、もしくは指揮下に下ったが最後、腐った性根を叩き直してやる!とでも言われそうで。…何となく。私はアイグル少佐が苦手だ。

…或いは、どこか彼女には自分の奥底まで見透かされそうで怖い、そんな別の部分の"怖い"もあるような。そんな気すらするなんて。それこそ誰にも言えない。
少佐が怖い、怖いとは日常的に同船した船員を適当にとっ捕まえては口にしているので私と話をすれば直ぐに知れることだろうけれど。

そうそう顔を合わせる機会のない上官の出自>>127など私には知るべくもない。*]

(337) 2015/11/04(Wed) 02:52:25

帝国軍 少尉 ミリアム

― 現在:シコン港を超えて、海峡 ―

[リーミン中佐の代将の報せを受けてか、それとも伝令の報か。
第三艦隊は目出度く哨戒の任務を負う事になり、船内、船外ともに喧騒に包まれる。
曰く、南方の海域へ向かえとのこと>>298で、私はかっぱらってきた地図を片手に帆柱の上へ立っていた。
何せここが勝手に決めた定位置なのである。よく通ると評判の声も各所へ届けやすい、ということもあり。]

 うみはひろいなおおきいなー

[喉の試運転の代わりに小さく歌いながら、航路の先々を見渡して異常の有無を確かめていた。
地図によると、このまま南下すればリオレ島付近に接近することになり、深追いするなという勅令>>192を守るにしろ接敵する可能性は多いにある。]

(338) 2015/11/04(Wed) 02:52:27

帝国軍 少尉 ミリアム

[と、なれば。
複葉機が見えるにしろ、帆船が見えるにしろ気付こうものなら直ぐに報せるのが自分の仕事であると心得ている。
そして出会い頭に挨拶をして通り過ぎるような紳士協定も疾うに破綻しているのだから。]

[東南東、四時の方向に薄く薄く船らしき影>>309が見えたならば、私は]

 四時の方向に船影。
 距離からして機体の特定は難しいですが、如何しましょう。

[念の為にと声を張って上官へ問いかけた。その場に最高責任者様が居たならばそちらに。居なければ別の誰かに。
主砲の届く距離でもないので、相手が近づいて来ない限りは如何様にでもなるだろうけれど。

報告を終えたら、複葉機の影を探して空を見上げた。
…今のところは空の海には鳥の姿さえ見えない。*]

(339) 2015/11/04(Wed) 02:52:29

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

新造艦は完成していました。

俺の目で見る限り「使えます」

[ 限り、という条件をつけながら、男の声にはその目に対する自信の響きが乗る ]

命名はウェルシュ殿に頼もうかと...構いませんよね?

[ 男はウェルシュと彼の姉の間の事は知らない。それ故に、彼が本当は軍艦ではなく、姉を迎えに行ける船にこそ名付けたいだろうという配慮は働きはしなかった。
まして、ウェルシュが名付けた艦が彼の姉を狙う事になるかもしれないなどとは、想像すらしていない ]

艦隊編成については出来る限り急ぐつもりですが...恐らく提督がリオレ島に着く前に追いつくのは無理でしょう。

[ 事実を淡々と告げてから、一拍の間が空いた ]

(=5) 2015/11/04(Wed) 02:53:18

帝国軍 少尉 ミリアム、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 02:58:17

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

もし...いえ、


俺がついてないからって、羽目を外しすぎないでくださいよ?

[ 結局最後に届けられた声は、殊更に軽い響きを帯びたものになった** ]

(=6) 2015/11/04(Wed) 02:58:48

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
シュテルンの安否情報が、とおい...(しろめ

[ 通信で聞かせようとして失敗しました。このかたぶつめー!?>< ]

(-131) 2015/11/04(Wed) 03:00:16

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
物理的と精神的に頭が痛いです小生
海戦は動き方が分かりませんどうしよう
普通のエンカと違って接敵だったり船間の移動だったりしてアグレッシブに動くと激突するので動き方ががが

(-132) 2015/11/04(Wed) 03:06:06

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
うにゅ…
一先ず今日は寝て日中から回想がんばるか…
国歌どこかで使いたいなあ…不羈ってかっこいいですからね

(-133) 2015/11/04(Wed) 03:13:47

帝国軍 少尉 ミリアム、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 03:15:54

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 追憶/6年前の傭兵業務にて ―

[その名を軍内やタクマ、シロウから聞くことは何度もあったが、直接その指揮下に入ったのは6年前の傭兵業務が初めてだった]

…………?

[顔を見て、妙な懐かしさに囚われる]

提督……どっかで逢ったことあるかい?

[そう問いを投げたのは、祝勝の折に話す機会を得た時のこと。
どんな相手でも敬語にならないヴィクトリアに上官は口煩く喚いたが、ゲオルグは許してくれた。
あの時の上官の顔はとても愉快で、ニヤニヤと意地悪く笑ってやったのを覚えている]

(340) 2015/11/04(Wed) 03:26:52

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[懐深い人物だと思った。
周りからも悪い話は聞かない。
彼が居るだけで場の空気も引き締まる。
シロウが言っていた適材適所、それを的確に采配する指揮官としての手腕は長い経験から来るものもあるのだろうが、それだけに留まらない何かがあるように思えた。
彼が、人の上に立つのもある種の才能と言ったのが良く分かる]

男が惚れる男、ってか?
アンタが所帯持たないのってそのせいかねぇ?

[タクマにそう言って揶揄ったことがある。
ただ、性別の枠に嵌らないその感情は、何となく解る気がした。
これがカリスマと言うものなのだろう。
顔を合わせる度、言葉を交わす度に提督としてのゲオルグに魅せられているのはヴィクトリアも同様だった**]

(341) 2015/11/04(Wed) 03:27:09

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 03:34:28

帝国軍中佐 ロー・シェン

―海峡入口:第三艦隊 水雷母艦―

[先に伝令を飛ばしておいたら、
優秀な部下が準備を進めてくれていた>>298

労い代わりに、当代皇后のクッキーを幾つか分けて
ウルズの巡洋艦まで届けておいた。
『皇后陛下からの賜りものだ』と添えて。

残りのクッキーは、艦隊内の年若い兵たちに分けた。
地上の香りがする上品な甘みと、其処に含まれる優しさは、
戦を前にした彼らをきっと鼓舞したことだろう。]

(342) 2015/11/04(Wed) 04:16:16

帝国軍中佐 ロー・シェン

[なお、クッキーの一枚はミリアム少尉にも渡された。
ロー・シェン曰く、]

 皇后陛下の加護が詰まった菓子だ。
 これで次は失敗しなかろうさ。

[ということらしい。
表情を変えず淡々と告げるので、嫌味によくよく間違われるが、
当の本人は他意なく善意を口にしたまでである*]

(343) 2015/11/04(Wed) 04:16:57

帝国軍中佐 ロー・シェン

―海峡南方海域:第三艦隊 水雷母艦―

[先日の被弾は航行に支障無しと判断、
第三艦隊は数を減ずることなく南方海域へと前進した。

暢気な歌が聞こえてきたが>>338
任務をこなしている以上は特に何も言わない。

なお…こういうところが、期待薄、とウルズ>>285に評されている由縁だったりする。]

(344) 2015/11/04(Wed) 04:18:13

帝国軍中佐 ロー・シェン

[しばらくは順調な哨戒が続く。――――と、]

  …、捉えたか。

[ミリアム少尉からの報告>>339に、艦内が緊張に引き締まった。]


 全艦、四時の方角へ。
 第一警戒体制を維持しつつ半速前進。

 深追いは無用だ。
 牽制しつつ、南方海域における敵の規模の把握を最優先。

 複葉機には気をつけろよ。
 水雷艇はいつでもいけるよう準備しておけ。


[一通りの指示を出し、更に第四艦隊の複葉機の準備を手配すべく僚艦へランチを飛ばす。]

(345) 2015/11/04(Wed) 04:24:45

帝国軍中佐 ロー・シェン

[そうして]

 ミリアム少尉、

[と最後に呼んだのは、最初の報をもたらした相手の名だった。
定位置のように馴染んでいる帆柱の上に立つ翠色の髪の部下へ]

 おまえは、引き続き其処で哨戒の任にあたれ。

 ――――頼むぞ。

[彼女の目の良さには何度も助けられている。
信を含めた響きを口にしてから。
ロー・シェンは静かに東南東を睨み遣った**]

(346) 2015/11/04(Wed) 04:27:16

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 04:34:00

ウルケル軍大佐 タクマ

― 回想 ―

彼女の操船はありゃ才能というか、むしろ性格がそのまま操船になってるというか。

[ ヴィクトリアの操船を間近に見たゲオルグが、酒の肴に、彼女の操舵を褒めるのを>>270聞いた男は、笑いながらそう保証した。
彼女が操る艦に上官として乗務したこともあるが、いざという時の的確な判断と驚く程の度胸の良さ、そして、鮮やかとしか言いようのない操船技術には何度も助けられ驚かされた。
ただ、安全運行には程遠い荒っぽさも兼ね備えていたから、新兵などは目を回していた事も多い ]

あれで実はいいとこのお嬢さんだったってんだから驚きます。どうやってお嬢さん面してたんだか、想像もできません。

[ 既に、有る程度は広がっている話だから良いだろう、と、そんな事まで暴露して ]

艦隊の指揮、ですか?確かにトーリアなら、やってのけるかもしれません。

[ ゲオルグが告げた企みめいた言葉には、若い頃に呼んでいた愛称を口にして真顔で頷いた ]

(347) 2015/11/04(Wed) 08:23:16

ウルケル軍大佐 タクマ

俺も見てみたいと思いますよ。きっと、暴れ馬みたいに敵を蹴散らす艦隊になるでしょう。

[ その後、そんな会話をしたことをヴィクトリア自身に伝えたのは、彼女がゲオルグの話を持ち出して男の事を揶揄った時の事>>341
当然、自分が褒めた部分については端折っていたから、彼女が提督の高評価を喜んだ事は間違いなかったが、男の「暴れ馬」評への反応はさて如何なものだったか?それでも言葉にせずに在る信頼は、どこかで伝わっている、と、男は信じてもいた* ]

(348) 2015/11/04(Wed) 08:24:54

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 08:28:32

モルトガット皇帝  アレク トール

− シコン砦・夜 −

[ルートヴィヒが歩み入る先はシコンの砦。
通された石壁の無骨な会議室で待っていたのは、妙齢の女領主だった。
おおよそ背景に似合わないシルエットだが、優美ながら落ち着いた物腰は怯えて庇護を求める者のそれではない。

夕闇に咲く夜来香のようだと思った。]


 レディ・アンディーヴ、
 帝国艦隊および皇帝アレクトールは、この度のあなたの申し出を歓迎する。


[実際、シコン港はウルケル攻略の前線基地として重要な拠点となる。
そこの主が離反の意志を秘めていたことは、帝国にとっての幸運、ウルケルにとっては看過すべきでなかった瑕疵であった。]

(349) 2015/11/04(Wed) 08:59:00

ウルケル軍大佐 タクマ

― 回想 ―

[ ロー・シェン・リーミンというオルヴァルの兵士に対する男の印象は、とにかく曲がらない男だというものだった ]

俺も相当鼻っ柱は強い方だと思ってたが、お前さんには負ける。

[ 幾度かの共闘を経て、気安く酒を酌み交わすようになった相手に、そう言って笑った事を覚えている。
特に友軍の援護や非戦闘員の保護に関わる事となると、一歩もひかぬ頑固さで、上官にも度々噛み付いていく様子は、傭兵の立場からも見慣れた光景にすらなっていた ]

(350) 2015/11/04(Wed) 09:02:05

ウルケル軍大佐 タクマ

― 回想 ―

[ そのロー・シェンが仲間と共に、取り残された男の艦を救うため、上官命令に逆らってまで援護に向かってくれたのだと、助け出された後知らされて、けれど、激化していった戦況の中、直接に礼を告げることも出来ぬまま……オルヴァルは帝国に降伏した
]
[ 共に戦った兵のうち優秀な者達が、そのまま帝国軍に組み入れられたと聞いた時に男が感じたのは安堵の方が強かった。
あれ程頑強に、最後まで抵抗した国の兵を受け入れる帝国の懐深さに、感謝すらした程だ ]

結局まともに礼も言えませんでした…

[ 15年前、引き上げの艦の中で悔いを滲ませた男に、ゲオルグは、ロー・シェンが刻んだ言葉を、或いは教えてくれたろうか ]

(351) 2015/11/04(Wed) 09:04:10

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 ここを前線基地とすめため、明日以降、石炭運搬船や病院船などが入港することになろう。
 兵舎は、そのままウルケル軍が退去した後の軍事施設でまかなう。民間施設を接収することはない。

 兵には規律遵守を申し渡してある。
 万が一、民間人を巻き込む事件を起こした場合、犯人はそちらの司法に引き渡すと約束しよう。

 納得してもらえたら、領民にいつもの生活に戻るよう指導してもいらたい。
 帝国に開放された以上、シコンは我が同胞だ。
 シコンを離れたいという人間や船があれば、それも許可しよう。
 シコン港には帝国から交易船が入るよう手配しておくが、当座の生活物資など、困っていることがあれば駐留武官に伝えてくれ。
 
  と、──こういった用を済ませるだけなら扶翼官に任せておいてもよかったのだが。
 

(352) 2015/11/04(Wed) 09:04:53

ウルケル軍大佐 タクマ

― 現在 ―

会えるといいがな…

[ 恐らくは敵として相対する事となる筈の相手を思い出せば、男は密かに笑みを零した。
彼は、この先も、恐らく曲がらぬ心を持ち続けるだろう、と、あの時、男は信じ、今も信じ続けている。
例え、壁に刻まれた文字が消え、ロー・シェンが今仰ぎ見るのが、自分達とは別の太陽であったとしても ]

[ 己もまた救われた命を無駄にはせず戦い続けている。そう示す事が伝えられなかった礼の代わりだと…今は笑みの裏、拭えぬ痛みは胸に沈めて* ]

(353) 2015/11/04(Wed) 09:05:49

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 あなたに直接、会っておきたかったのだ。


[ファミルの手を取り、手の甲に触れるだけの接吻を。]


 懐かしいな。
 あの時の話も、今回の決断に影響しているのか?
 

(354) 2015/11/04(Wed) 09:05:54

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 09:10:48

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 09:18:19

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 10:06:00

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
持ち上げっぷりにじたごろしつつ、上げられたハードルに密やかにがくぶるするターン(
大丈夫か自分。

そして予想してなかった愛称呼びにそわっとするw
名前長めだから略すのは当然としても……そわっとする(笑)。
[理由は推して知るべし]

(-134) 2015/11/04(Wed) 10:21:36

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
メモにふわっとが飛び交っているのをみると、ふわっとしますね。ふわっと。

(-135) 2015/11/04(Wed) 10:42:58

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
オルヴァルのあの戦闘、ぜひ目撃しておきたい!と思いましたが、当時6歳でした。
皇帝より四ヶ月年上だから、かろうじて7歳の可能性も…!
(あまり変わらない)

(-136) 2015/11/04(Wed) 10:44:24

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・邂逅の時 ―

[靴の秘密を明かせば、即座に対応がなされた。
金属の悲鳴を聞きながら、決断の速さと行動力に感嘆する。
あまつさえ、おまえに迷惑はかからなくなったときた。]


 私よりもあなたの命の心配をしてください。
 あなたの正体を知ったら、奴らが何をしでかすか。

[これは王の器だ、と心が震える。
果断にして明朗。人を使うのに躊躇いはなく、相手を丸ごと引き受ける度量を持つ。これはこれからの帝国になくてはならない人だ。
なにか大きなことを成し遂げる男だと。
そんなあなたを失うわけにはいかないんですよと胸のうちに吐き出して]

(*45) 2015/11/04(Wed) 10:47:55

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[作戦決行の後は、なにもかもが嵐のようだった。

おびき出した見張りを打ち倒し、地上への階段を駆け上がる。
体当たりで打ち破った扉の先には、思惑通り無人の部屋があった。

そこから先は、物音に気付いて飛び出してくる連中の手を躱し、窓から飛び出して裏通りを駆け、最終的に追い詰められそうになって二人並んで橋の上から川へと身を躍らせる。

普段絶対にやらない無茶も、彼と二人ならできると思った。
そしてそれは、実際に成功したのだ。]

(*46) 2015/11/04(Wed) 10:48:56

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[ずいぶん流された後でトールが川岸の木を掴み、反対の手に捕まえられてようやく岸に上がる。
暫くは声も出せずに、荒い息をついていた。

滅多にない大活劇のうえに、最初の演技で力を入れすぎたのか喉がどこか切れたらしい。
血の味がする咳をいくつかしてから、トールの方を向いた。]


  …なん、と、か、…ぶ、じ…に …、

[話しかけるも、うまく出ない声がもどかしくてトールの目を見つめる。]

(*47) 2015/11/04(Wed) 10:50:11

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ




     あなたが無事でよかった。



[口を閉ざし、思いを込めて笑って]

(*48) 2015/11/04(Wed) 10:51:36

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


    ――― …!


[なにか熱いものに触れた気がして、目を瞠った。]

(*49) 2015/11/04(Wed) 10:51:59

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港・夕刻 ―


  いっそ電報でも入れてやりますか?
  招待状を送ってもいいですね。
  シコンへの御幸を記念してご招待いたしますとでも。

[言っていることは冗談の類だっだか、頭の中では実行の算段を付け始めていた。
皇帝がああ言っている以上、何らかの形で実現させるだろう。
そんな顔をしている。お互いに。>>291]

(355) 2015/11/04(Wed) 11:40:16

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[手渡された包みに、口元が緩んだ。
皇后お手製の焼き菓子は、時折人生に潤いをもたらしてくれる天恵である。]


  あとでお姫様にお礼状を書かねばなりませんね。

[包みを懐にしまってから、砦の鉄扉を抜けて広場の奥へと皇帝を案内する。]


  ごゆっくり。

[護衛の兵に後を任せ、自分は部屋には入らずに見送った。
重要なことなら後で聞くし、なにより積もる話もあるだろうと思ったのだ。]

(356) 2015/11/04(Wed) 11:41:03

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[会議室の扉が閉まるのを見届けてから、アンディーヴ商会の人間を見つけて呼び止めた。]


  部屋に持っていく茶菓の用意はお済みですか?
  陛下はチコリコーヒーをご所望ですので…ええ是非。

  それとこれを。

[皇后お手製のクッキーを渡して出してくれるようにと頼む。
可憐なフリージアが描かれた器に載せられた小さな菓子からは、優しい甘さの香りが立っていた。]

(357) 2015/11/04(Wed) 12:09:09

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 12:13:47

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
陛下が相応しい器とか言うからいろいろ調べまくってしまいましたよ!
フリージアは皇后さまをイメージした花ですが、受け取り方はいかようにもです。

(-137) 2015/11/04(Wed) 12:15:07

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
タクマにとてもよく分かられていると噴きつつ、
お返しにじんわりする。しみじみ。

この、通じ合い認めつつも
かつての戦友と戦うって浪漫だよなあ。
これやりたかったんで嬉しい。

(-138) 2015/11/04(Wed) 12:54:26

領主 ファミル

─ シコン港砦、会議室 ─

[出迎えに頭を下げれば、ちゃり。と首元で金属の音が鳴った。見下ろす自分の足は革の長靴に包まれた男装姿。かつてに帝国を訪れたときからは、立場も纏う服装も変わったと思う。それゆえに、顔を上げた先からかけられたレディの呼びかけに少し擽ったくもある。]


 ──こうして再びのお目通り叶ったこと
 ありがたく思っています。

[話す声音は、領主としての礼をとるものだ。
 背を伸ばした姿勢で対面する若い帝国の君主は、
 以前の面影に、風格を増して見うけられる。]

(358) 2015/11/04(Wed) 14:18:45

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 14:19:35

領主 ファミル

[はきと述べられる通達に、立つままひとつづつ首肯を返す。]

 ウルケルが残していった兵站については
 確保したものを、そのままお渡しします。
 
 もしか兵舎が溢れるようなら
 アンディーヴの屋敷をご自由にお使いください。
 元より空き室が多すぎる家ですからどうそ遠慮なく。

 
 ──また、港の使える艦についてもよければ、
 お使いいただければ。と思います。
 ほとんどは沈められて逃げられましたが、
 機雷施設艦が一隻と、アンディーヴの武装艦が
 二隻動かせる状態で残っています。
 

(359) 2015/11/04(Wed) 14:21:51

領主 ファミル



 改造船は、癖が強いので、
 慣れたもの以外に扱わせるのは
 少々難があるかと思いますが

 
 ……もし、軍人でないものが邪魔にならないなら
 どうか、私共々、
 海に浮かべていただければ。と
 
 思います。
 

(360) 2015/11/04(Wed) 14:22:29

領主 ファミル

[庇護を求めない返答は、先に匿いの申し出をくれたルートヴィヒに渡したのと同じ答えだ。]


 … 市民らへのご配慮、──ありがたく。
 
 当座で行き詰らぬ蓄えはしてあります。
 長引くなら食料と、暖を心配していましたが、
 港から船が出せるなら、
 問題にはならないでしょう。

[山岳地帯に農地はあるが、それでもシコンの暮らしは食料を交易に頼る面が大きい。それゆえ危惧はあったが、ただ、それらも港が解放されるなら、思うよりも苦は減る筈だった。]

(361) 2015/11/04(Wed) 14:23:30

領主 ファミル



 では、退避中の皆への連絡は此方から──、…
  
[危惧が解消されたことに、危惧の一部を細い息に変えて下ろし]


 、

[と。連絡と指示から転調する声と、
 ふ と男の手に取られ浮く自らの手に
 ゆるやかに薄紫が瞬いた。]

(362) 2015/11/04(Wed) 14:25:40

領主 ファミル

 陛下のなさる扱いは、私には少し、おもはゆい。

[貴族ではあるがウルケル領主の仕事は、宮廷のような煌びやかとはややも縁遠い。照れます。と率直に添えて、手は引かぬまま、以前の面影を追うように目を眇めた>>354。]


 ──人となりを欠片も知らない相手に
 大事な花壇を明け渡せる程、
 おそれ知らずにはなれませんからね。

[そう、頷きで是を示す。]

(363) 2015/11/04(Wed) 14:35:14

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
クッキー手の中で砕きたいです中佐!

(-139) 2015/11/04(Wed) 15:19:55

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

wwwwwww
www纏めてみてるんだけど、あの、どれもこれも大体が連投になるネタばっかで、ふく。ふくわ。

タクマに返すのが現在軸的には最優先…タクマ…(拝む)
私はこの先何度この優秀な副官殿を拝むのだろう(

(-140) 2015/11/04(Wed) 15:20:44

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
ところでローカル記号が時々わからなくて混乱するミリアム少尉こと私です
クッキー砕かなきゃ

(-141) 2015/11/04(Wed) 15:21:37

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
夕方前にはタクマに返して、かな。
それまでに投げられるところに投げよう。
取りあえずファミルに投げてしまうか!!!!

片付きやすそうなところから片付けていくスタイル。

(-142) 2015/11/04(Wed) 15:21:47

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 旗艦ヴァンダーファルケ ―

[艦隊は常よりも速度を上げ、波を蹴立てて西を目指す。
甲板に歩み出れば、もう夜だった。
見上げれば漆黒の空に満天の星、その星の流れるように周囲には軍艦の掲げる光が、やはり漆黒の海の上を走り行く。

この当たりはカルボナードに比べ、気候も些か暖かい。
暖かな海風に身を晒せば、ふと、遠い日の思い出が蘇るようだった。]

(364) 2015/11/04(Wed) 15:22:09

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 回想:十年前、カリコル島の休暇 ―

[久しぶりの休暇だったと記憶している。
ぽっかりと空いた少しの時間、カリコル島での短い休暇を過ごした。
何となく一人きりになりたいような気分があった。
海峡内でもっとも美しいと謳われるかの島で、少し遊べばそんな気分も晴れるのではないかと思っていた。]

 ……これは、

[歓楽街へと向かう道すがら、呼び止める人影>>216があった。
フードの下から現れたその顔に、男は軽く目を見張る。
賑やかな光より少し離れた道端で、より一層深く沈む闇の中、整った容貌を影にした女に見覚えがあった。]

(365) 2015/11/04(Wed) 15:23:09

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ファミル・アンディーヴ嬢。

[興味なさげに差し出された手紙に苦笑し手を伸ばす。
彼女の父からは、もう既に幾度か同様の手紙を受け取ったことがあった。都度鄭重に断るのだが、アンディーヴ候はなかなか諦めが悪かった。
折に触れ季節を変えて届くその手紙を、しかし渦中の当人が届けてきた例はこれが初めてである。]

 …────、

[父が。というのであれば、手紙の内容は以前と変わらぬものだろう。手紙を開けることなくそうかと頷き、ただ、続く誘いの言葉>>217にはまた少し驚く顔をした。
どうしたものかと短い間考えて、結局は意思固めてきたらしき娘の導きに従うことになった。]

(366) 2015/11/04(Wed) 15:23:53

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 回想:カリコル島、別荘の建つ丘陵 ―

[色っぽい話ではなさそうだ。淡い紫の瞳に浮かんだ表情を見通すことは出来なかったが、何かそれよりも話したいことがある───…彼女は父の手紙をダシに使ったのではなかろうか。

そんな予感が的中したのは、アンディーヴ家の別荘に着いてすぐ。
海を見下ろす庭で、懐かしい名前>>218を聞いた。

 レオン・フィッシャー。

3年前、ノーザランドの戦いで死んだ男だ。]

(367) 2015/11/04(Wed) 15:24:36

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[覚えているかと問われて頷いた。
明るくてきらきらとした目をした青年だった。
大きな声で名を名乗り、憧れていますと言ってきた青年は、それは自分を英雄を見るかのような目で見て色んな話を聞かせてくれた。
賑やかで元気な青年だった。

───恋人がいる。そう聞いたこともある。

見ればその時だけは珍しく照れた顔をして、それきり恋人の話を聞いたことはなかったけれども。]


 ………君だったのか。


[低く落とした音を潮風が浚う。]

(368) 2015/11/04(Wed) 15:25:07

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[娘が花のように笑ってみせる>>221
けれどその瞳が真に微笑むことはない。

彼女は恋人の帰りを待ちわびていた。
その願いが永遠にかなえられることはない。
機会を奪ったのは自分ではない。
が、戦いを指揮していたのは自分であり、]

 ……………。

[彼女や、彼女に似た恋人や妻たちを泣かせてきたのも、自分たち戦いを行う者であろう。]

(369) 2015/11/04(Wed) 15:25:38

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[とつ。と、声>>222が落ちる。
それに応える声は暫くなかった。

そう、彼の死にゲオルグが非を背負うものではない。
けれど彼女は、他に責めるものを持たぬのだろう。
他に悲しみをぶつけられるものを持たぬのだろう。

だからこうしてやって来たのだ。
己の縁談を申し込む手紙を持って、己の恋人を奪った戦いの象徴に会うために。]

 …───レオンは、

[男はレオン。と、名を呼んだ。
フィッシャーと姓を呼んで間髪入れずに、「レオンと呼んで下さいッ!」と返ってきた若い声が脳裏を過ぎる。浮かべていた笑顔と共に。]

(370) 2015/11/04(Wed) 15:26:13

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 勇敢な男だった。
 …。彼がクロウタドリの戦艦を沈めたおかげで、
 ウルケルもまた救われたのだ。

 ノーザンランドの戦艦が沈めば戦列が崩れ、
 恐らく次はウルケルの巡洋艦が狙われた。


 ……、彼は、多くの同胞を守ったのだ。

[姿勢を正す。ペンダントを見、私服のままであったが足を引き寄せ、直立不動の姿勢をとって指先を顔の横に差し上げた。若き英雄に対する敬礼だ。
このような真似をしても、目の前の娘の悲しみや怒りを一層増すだけかとも思えたけれども。]

(371) 2015/11/04(Wed) 15:27:40

ウルケル海軍提督 ゲオルグ



 …────だが、

[ひくく、声が落ちる。
深く物思いを沈めた緑の双眸が彼女へと向けられた。
敬礼の腕を解き、僅か、頭を下げる。]



      … 君には、申し訳ないことをした。


[黙って頭を下げれば、視界には柔らかな緑の芝生が映りこむ。
息を吐き、彼女の持ってきた手紙に触れた。
封切らぬままのそれを示して、視線を庭の外に転じる。]

(372) 2015/11/04(Wed) 15:28:07

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ………、かつては私にも妻がありましてな。

[ぽつ。と、置くように語るのは過去の話。
既に彼女も知っているだろう話を、視線合わせぬまま語る。]

 共に過ごしたのは、全部で幾日だったかな…。
 不誠実な夫に呆れたのか、ある時帰れば家はもぬけの空でして。

[それで終わった。と、ほろ苦く笑う。
彼女は程なく別の軍人ではない男と共になった。]

(373) 2015/11/04(Wed) 15:28:50

ウルケル海軍提督 ゲオルグ



 ──── 生きて、帰れるわけではない。


[彼女を振り返り、淡い紫の双眸を視線に捉える。
もう充分にその苦しみを知るだろう娘に、正面から視線を据えた。]

(374) 2015/11/04(Wed) 15:29:14

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 軍人とはそういうものです。
 生きて帰れるわけではない。

 死ぬこともある、怪我をすることもある。
 それでも──…

[ぐ。と、拳を握りこむ。
日に焼けた男の腕にも腹にも、深い傷跡が刻まれている。]

(375) 2015/11/04(Wed) 15:29:51

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 信じるもののために。
 大切だと思うもののために。
 友や家族のために、戦うのです。


   それを悔いたことはない。


 ………それが、軍人です。

(376) 2015/11/04(Wed) 15:30:23

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 すまないが、これはお返ししよう。
 お父上には、改めて書面を差し上げる。

[そう、先ほど受け取ったばかりの手紙を差し出した。
封も切らぬとあれば非礼極まりないのだが。]

 …。出来るならあなたには、


 軍人以外の者を、と───…
 これは私が口を出すべき話ではないが。

[すまないというように軽く眉を落とし、苦笑ともつかぬ苦い表情を淡く浮かべて娘を見遣り、]

(377) 2015/11/04(Wed) 15:31:18

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 軍人ほど結婚相手に相応しくないものもない。
 だから私は、もう結婚をするつもりはない。
 不幸なひとを、わざわざ増やすこともないでしょう。

[しまいに告げて、ほろ苦さを払うように口を*閉ざした*]

(378) 2015/11/04(Wed) 15:32:24

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
あと16年前とタクマな(141pt

(-143) 2015/11/04(Wed) 15:33:20

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― いつかの艦上>>=3

[元々、ゲオルグの率いる艦で戦闘前の宴会を開かない──という風習はなかった。そのようになったのは、タクマが常に身近にあるようになってからのことだ。

彼の歌声はそれはそれは「素晴らしい」もので、ゲオルグも初めて聞いた折には酒を思わず取り落とした。耳を塞いでも聞こえてきた響きに、遂に鼻までつまんで止めさせて大騒ぎしたのも随分昔の話である。]

 なんだ、覚えてないのか?

[驚いた表情は演技ではない。
驚いた顔で彼を見遣り、そうして続く情けなさそうな顔が見返してくるのに、思わずくつくつと笑みを零した。]

(=7) 2015/11/04(Wed) 16:21:59

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 なんだ…、勿体無い。

[くっくと笑う。あれは確かに特筆もので、思い出してしまえば今も軽く頭を抱える程だというのに。]

 聞けば分かるだろうけどなあ。

[だが当人は酔っていて分からないのだから、仕方ない。
大体、鼻歌を歌い始めるまでのタクマは非常に楽しく酒に酔うのだ。それはもう、見ていて嬉しくなるほど気持ち良く酔う。
だからと酒を勧めて、勧めすぎると後悔する羽目になるのだが。]


 ───ひどいな。

(=8) 2015/11/04(Wed) 16:22:19

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ああ、酷い。
 酷いが………、


          … お前さんと飲む酒は、楽しい。


[とん。と、慰めるように肩に手を置く。]

(=9) 2015/11/04(Wed) 16:22:35

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 歌が始まれば、俺は鼻をつまんでやる。
 …まったく、声は悪くないってのに。
 何故あれだけ歌えるのか、才能だな。

[また楽しげに肩を揺らす顔には、仕方ないなと書いてある。
実のところ、ゲオルグはタクマの”悪癖”が嫌いではなかった。
いや正確には聞かず済むならその方がありがたい。
ありがたいのだが、鼻歌を歌いだすタクマは本当に楽しげで、その歌を聞けば皆が賑やかに騒ぎ始めるものだから、どうもその祭りめいた陽気な雰囲気も相俟って嫌う気にはなれなかったのだ。

…もっともそうした者ばかりではないからと、やがてゲオルグの率いる艦において戦闘前の「景気づけ」は行われなくなったのだけど。]

(=10) 2015/11/04(Wed) 16:23:52

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 お袋さんが?

[ふと語られる昔話>>=4
それにつと視線を向けた。
どこか穏やかに懐かしく語られる話に目を細める。
優しい思い出だと思った。そんな表情に気付いたからか、急に恥ずかしくなったとばかりに慌てる男へと笑みを深めた。
それは、からかいの笑みではなく。]


 ────いい、思い出だな。


[心から口にした。頷き、そして戸棚へ向け踵を返す。]

(=11) 2015/11/04(Wed) 16:25:07

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 ならば今日は酔う前に聞かせてくれ。
 たまにはいいだろう。

[一杯どうだとばかり、取り出した瓶を傾けてみせ*笑った*]

(=12) 2015/11/04(Wed) 16:25:23

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
確か18時には補充が来るはず。

(-144) 2015/11/04(Wed) 16:26:05

帝国軍 少尉 ミリアム

― 海上、進軍中に ―

[それは海上遠くに船影を見つける前のことでした。
旗艦から帰還されたリーミン中佐から淡々と土産物を手渡された>>343ので、]

 ありがとうございます。
 ええ、ええ。それはもう。
 うっかり敵船の接近を見落とすなどという愚行はもう犯さないように留意しますのでご安心ください。

 …皇后様からの賜り物、有り難く頂きました。

[丁重に感謝の言葉を述べて受け取りました。
その際、中佐の仮面のように不動の表情が目に入ったものの、いつものことなので笑顔でやり過ごすことにします。

上司の顔色を窺ってばかりでは出世の道がないと大昔の偉い人の言葉にもありますからね。
…とはいえ、怒られるほどに自由奔放であるのもよくないとアイグル少佐と関わって既に理解はしています。]

(379) 2015/11/04(Wed) 16:42:18

帝国軍 少尉 ミリアム

[では私は持ち場に着きますので。
中佐にはそう伝えて私は帆柱の上へと移りましたが、皇后様からだというクッキー一枚は手の中に握り込んだまま。]



             [  ば き、    ん ]



[見張りを行う為に帆柱へ登って、帆桁へと足をかけたら手の中で粉々に割砕き、船を通り過ぎる風へと乗せて海へお返ししました。]

(380) 2015/11/04(Wed) 16:42:20

帝国軍 少尉 ミリアム

 

     (人から与えられた加護など欲しくもない。)Nec volunt ut cophinos fragmentorum ex humana.

 

(381) 2015/11/04(Wed) 16:42:22

帝国軍 少尉 ミリアム

[誰かに聞かれたら大事になりそうな言葉であったけれど、ここは船上。微かな声など潮風に揉まれて直ぐに消えてしまっただろう。

風に流れていった焼き菓子は海鳥が咥えていってしまえばいい。
こう戦続きでは碌々海峡中の港に住まう漁師だって鳥にやる魚の余裕などないに違いないだろうからと、そう思う。]

 皇后様はお飯事に今日も忙しく、
 皇帝陛下はシコン港で軍議に忙しい。と。

[常の軽々しい口調とは異なる、どこか皮肉めいた声で私は呟いて白白と波の立つ海上を眺めていた。*]

(382) 2015/11/04(Wed) 16:42:25

帝国軍 少尉 ミリアム

― 船影の発見後 ―

[報告を終える頃には、私の様子は誰の目から見ようともすっかり常の態度に戻っていたことでしょう。
同時に、母艦の中の騒がしさも増し、現在の最高責任者であるリーミン中佐が指示>>345を飛ばしていました。

私の声をよく通ると仰る中佐殿の声もなかなかです。
片耳で聞き流していても内容が頭に入りますからね。なんて。

冗談は扠措き、スコープを覗きながらでも指示が聞こえるので、私としては大変有難い御声です。…自分にお叱りが飛ぶ時を覗いては。]

 複葉機の姿は今のところ見えません――。
 小生よりも目のいい乗り手があちらに居たらわかりませんけどね。

[けれど、リーミン中佐は仕事さえしていれば一兵卒の態度に対してはそうそう言及されない方ということもあり。
私は対して彼の上官様からお叱りを受けたことはないのです。

ただし、怒りにくいタイプほどいざ怒ると怖いとも申しますから、ね。]

(383) 2015/11/04(Wed) 16:42:27

帝国軍 少尉 ミリアム

 
 はい。

[自分の名前を呼ばれれば>>346、瞳を中佐の方へと向けて何でしょうかと視線で尋ね]

 了解Yes, sir、では引き続きそのように。

[指示を受けて>>346敬礼のお返しを。
自分の"目"が信用されているらしいことは何となく察している私です。
さすがにこんな時は巫山戯た言い回しは使わずにおきました。*]

(384) 2015/11/04(Wed) 16:42:30

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
皇后様ごめんなさい、折角頂いたクッキーでしたが、運悪く手が滑り割れてしまいました。
おまけに潮風が強くて風に浚われてしまいました。
いやぁ、加護を頂きたかったのですが大変残念です!

(-145) 2015/11/04(Wed) 16:44:55

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港砦・指揮官室 ―

[皇帝が女領主と会談している間、その扶翼官は砦の指揮官室にいた。
綺麗に片づけられた机の上にいくつか資料を広げ、新たに接収した資料を基に作戦立案の見直し・修正を図る。

机上の大きな海図に散った黒っぽい染みに数秒視線を置いた後、その上にぱさりと資料を置いた。]


  改めて確認しておきましょう。
  我々が目指すのは、ウルケル艦隊に対する明らかなる勝利です。
  首都の攻略などは後でよろしい。

[参謀らを前にして、ひとつひとつ作戦の骨子を確認していく。]

(385) 2015/11/04(Wed) 16:47:44

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  ウルケル艦隊と正面から戦って、これを打ち破ることこそ、陛下のご気質にも合い、我々の目的にも合致します。
  彼らが頼みにしている海軍力に対し、我々が凌駕していることを見せつければ、ウルケルの指導者たちも少しはしおらしくなるでしょう。

[方針は、皇帝の気質も含めてウルケル海軍司令の認識と一致していた。>>242
ウルケルの国土の占領ではなく、第一に艦隊撃破を目指すことを強調していく。]

  それにはウルケルの艦隊に出て来ていただかねなりません。
  無論、黙っていても出てくるでしょうけれども…
  特に、このフリカデル島とアーレント島の間に広がる暗礁地帯に誘い込まれると厄介なことになりますね。

  この司令部で暗礁地帯の詳細な海図が手に入ったのは収穫ではありますが…たとえ全艦が海図を頭に叩き込んだとしても、この海を拠点としているウルケル軍にはかなうべくもありません。

(386) 2015/11/04(Wed) 16:48:38

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  他のルートを通って首都方面に抜けるとしても、ウルケルがなにか仕掛けてくる公算は高いでしょう。
  よって、我々としてはできれば海峡西側にあるうちに、ウルケルの本隊と交戦し、これを撃破してしまいたいところです。

  リオレ島を当面の攻略目標と設定し、それに応じて出てきたウルケル艦隊を撃破する。これが本作戦の大きな流れとなるでしょうが、なにか意見は?

[意見を求めれば、参謀らが口々に発言を求め、議論が進められていく。
それらを一つ一つ取りまとめていくつかの作戦案の形にしていく。]

  以上ですね。
  では、これは私から陛下に具申しておきます。
  陛下御臨席の作戦会議は ───

[あらかたの意見が出尽くしたところで、今回の簡易な作戦会議は終了した。
今後の予定などを確認したのち解散となり、参謀たちはそれぞれの仕事に戻っていった。]

(387) 2015/11/04(Wed) 16:49:15

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
だろうだろうともwww
うんうんww

(-146) 2015/11/04(Wed) 16:52:31

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[人の気配が減った指揮官室で、ひとり海図の上を指で辿りながら作戦の再確認をする。
リオレ島の軍事拠点を占領、もしくは無力化したのち艦隊は北へ、あるいは東へ。
指が辿る先、ストンプ港に触れて暫し留まった。

ストンプの現領主の名を脳裏に呼び出す。
ウェルシュ・ストンプ。
昔、会ったことがあった。もう10年近く前のことだ。

父の船に乗って世界中を回っていた途中、ストンプにも立ち寄った。
ストンプの造船所との取引を求めてのことだったのだろう。
当時の領主との会食にこぎつけ、自分も付いていった先で彼と会ったのだ。]

(388) 2015/11/04(Wed) 17:17:56

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[面白い相手だったと記憶している。
口を開けば船のことばかりなのは辟易したが、彼の専門的な話を聞くのはなかなかに楽しかった。

父はその席で、妹のイルゼをウェルシュにという話もしていた。
父としては本気だったのだろう。
ストンプで作られる船の品質は超一流だ。
交易商にとって船は命だから、ストンプと太い繋がりを作っておくのは悪くない。
当時、5つか6つかだった妹の写真も持参していた。

結局、その後の話が進展したようには見えなかったし、自分が交易商ではなく皇帝の側近という道を選んだことで妹の嫁入りの話は全て立ち消えになったはずだが。]

(389) 2015/11/04(Wed) 17:18:28

帝国軍 少尉 ミリアム、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 17:18:40

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[彼は今どうしているのだろう。
まだ船に熱中しているのだろうか。


 手紙でも出せば届くだろうか。

   ── いっそ、会いに行ってみようか。


とん、とん、と海図を叩いて、思いつきを検討し始める。]

(390) 2015/11/04(Wed) 17:18:46

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
>自分メモ
クッキー粉砕しました

てへ。

(-147) 2015/11/04(Wed) 17:19:30

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
簡易メモを押すのを忘れて空欄のままだったことに気づいた私です。
リオレ島付近の海ですよ!

(-148) 2015/11/04(Wed) 17:24:05

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 17:31:22

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
ウェルシュがふらふらと船で出て来てくれれば接触もできるのですが、と念を送っておきます。ぬんぬんぬん…

妹五歳、きっと可愛いですよ?

(-149) 2015/11/04(Wed) 17:36:10

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
それにしても相変わらず、本当にまったく英雄と相談しないで作戦基本方針とか出してますね、この腹心。

もちろん、決断は陛下のものですよ?
…と書いておくべきですね、どこかに。

(-150) 2015/11/04(Wed) 17:37:42

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
あと何かできること…と思って自分の灰呟きを眺めてみましたが、第二艦隊の編成については海に戻った時でいいし、ウルズの過去については本人に会った時でいいでしょう。
ミリアムはもう少しつついてみたい気もしますが、深く突っ込むにはまだフラグが足りていませんね。今後の懸案事項としておきます。

はて。
やはり暇なので、釣りでもしていましょうか。

(-151) 2015/11/04(Wed) 17:40:27

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港・桟橋 ―

[諸々の雑務を片付けた後、扶翼官の姿は桟橋の上にあった。
桟橋の端に椅子を置き、竿を出した横でぼんやりと水面に映る明かりを眺めている。
一度、竿先が撓ったのに驚いて手を伸ばし、糸を巻き上げてみるも、針の先に掛かっていたのは海藻の束だった。]


 ………。

[黙々と海藻を外し海に投げ返して再び竿を出す。
そしてまたぼんやりと海を眺めていた。]**

(391) 2015/11/04(Wed) 17:57:50

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ふえたぞーーーーーーーー!!!!!!

(-152) 2015/11/04(Wed) 18:01:00

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
この吊りが趣味(摘果はあったためしがない)
ってのも、ちょう好きだよwwww

(-153) 2015/11/04(Wed) 18:01:46

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 旗艦ヴァンダーファルケ ―

[艦隊は暗礁地帯を抜けてリオレ島の北へ差し掛かっている。
リオレ港に入るにあと半日ほどの距離、しかし指令を携えた連絡艦は既にリオレに入ったはずだから、命令を受けたリオレ部隊はフリカデル島周辺へと向かったであろう。]

 巡洋艦シュヴァーンはフリカデル海域の警戒に向かってくれ。
 シコン方面の帝国艦隊の動きを注視。
 戦力的に敵わないとあれば無理をせず、即座に引き上げること。

 水上機部隊を空から警戒に当たらせてくれ。
 目的は索敵。こちらも無理な戦闘は避けろ。
 ───但し、

 彼我の戦力差が明白な場合は打ち破って宜しい。
 だが、深追いは避けろよ。

(392) 2015/11/04(Wed) 18:05:21

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[これだけの指示を与え、巡洋艦1隻と水上機母艦1隻をフリカデル島方面へと向かわせた。

これだけの戦力で戦端を開くつもりは、今はない。
帝国も恐らくは今はシコン港での補給に忙しいはずだし、なれば出してくる部隊も偵察程度に留まるものと思われた。
ここで戦いを始めては、遭遇戦ということになる。

だが、ウルケルの将兵に鬱憤が溜まっているのも事実だった。
守備隊が破られ、恐らくはシコン駐留部隊もその大半が失われているだろう。その鬱憤を晴らす場も必要だった。
張り切って消えた伝令の様子から見て、もしも帝国軍が小なる偵察部隊を差し向けてきた場合は、それなりに痛い目を見るであろう。
副官からの声が届いたのは、伝令を見送った直後のこと。]

(393) 2015/11/04(Wed) 18:05:37

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 そうか。
 それは──…良かった。

[ほっと、幾分隠しようのない安堵の響きが音に乗る。
他には聞かせられない響きであった。彼が保障するならそうであろうと、そこはそれだけの信を置いたならばこそ彼を差し向けた。

そしていかにウルケル海軍が精強を誇るとはいえ、やはり戦力をいかに調えるかは戦いの前の戦いであり、最終的な勝敗の行方を分ける大事でもある。]

(=13) 2015/11/04(Wed) 18:06:23

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 船の名前を?…ああ、それは構わないが。

[ほんの短い間が空いた。少し気が逸れたのかという程度の間だ。
それは男がウェルシュをタクマよりは古くから知る故であり、しかし頷くのはウェルシュならば恐らくは手塩にかけた新造艦の命名をもきっと喜ぶだろうと思うがために。]

 構わない。
 それも含めてお前さんに任せた。
 前線は俺に任せて、しっかりと──…

(=14) 2015/11/04(Wed) 18:07:06

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ



 …───、ああ。

(=15) 2015/11/04(Wed) 18:07:21

船を愛する領主 ウェルシュ、栞を挟んだ。


【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 …。任せておけ。

[少し、音が途切れる。
その隙間に、こちらも音にならぬを響きに置く。
続いて少し長く吐かれた息の音は、声の響きに乗らなかった]

(=16) 2015/11/04(Wed) 18:07:57

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[一人きりの船室に、聞く者のない長い息が落ちる。
朗報を届けてやりたく思えども、それが叶う保障は未だない。


 …     貴方に、非があるわけではない。


とつ。と、随分昔に聞いた声>>222が耳の奥に蘇る。
程なく艦隊は、リオレの島影を海の向こうに蒼く*捉えた*]

(394) 2015/11/04(Wed) 18:09:50

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 18:14:36

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
...提督の読みの鋭さに鼻血噴きそうです。
惚れるわ、これは。

[ ごろごろごろごろごろ...ごん! ]

(-154) 2015/11/04(Wed) 18:40:59

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
とりあえず風呂入って落ち着いてこようね...

(///)

(-155) 2015/11/04(Wed) 18:42:43

船を愛する領主 ウェルシュ

― ストンプ港・造船所 ―

[>>323 領主の子供っぽい歓迎に、タクマは呆れた。
慣れた所作で身を躱し、どうどうと宥める姿は犬をあやす飼い主のようにも思えた。
鼻先が黒いことを指摘されれば、ウェルシュは恥ずかしそうに笑ってナプキンで汚れを拭った。

そして話は早速本題に入る。
>>324 然し残念ながらウェルシュの誘いは断られる。
遠い海の向こうでは、いつ開戦されてもおかしくない状況。
タクマだけが仲間を残して、宴をするなど、精神的にも身分的にも時間的にも許されなかったのだろう。
若き領主は、自分の提案を恥じた。]

 ……そうか、ごめんね。

(395) 2015/11/04(Wed) 19:27:16

船を愛する領主 ウェルシュ

[続く無茶振りには流石に目を丸くしたが。]

 え。……そ、それは急だね。
 
[ウェルシュは一瞬冗談かと思った。然しタクマの目で悟る。
領主は暫し考え込むが、やがて力強く頷き、]

 ――――……分かった。
 この船も含めて、ストンプにある戦艦をかき集めるよ。
 
 ……数時間だけ、待って。
 燃料や食料を詰め込みたいし、人員も確保したい。
 船の整備も必要だし、……

[そう言って、指折りながらデッキの上を歩く。]

 っはは、本当無茶振りだねー。
 忙しくなりそうだ!

[然し、ヘーゼルの瞳は煌めいていたことだろう。]

(396) 2015/11/04(Wed) 19:28:28

船を愛する領主 ウェルシュ

[>>325 好きな鳥の名前を尋ねられれば、少しきょとんとして、]

 うーん、カモメだなぁ。
 ちょっと五月蠅いなぁって思うことも多いけれど。
 ずっと僕はその鳥を見てきたしね。

 ……カモメがどうかしたの?

[幼い頃から見慣れてきた白い曲線。
よく魚をつまみ食いするし、船の整備しているとクークーとからかうかのように周りを飛び回る、ちょっと迷惑な鳥。でも嫌いになれない隣人。

然し、戦艦に付けるには些か弱い印象を与えるだろうか。
彼の質問の意図を知らなかったので、素直に答えてしまったけれども。
もし戦艦に付ける名称として不適当だと知れば、名前を変えたことだろう。]

(397) 2015/11/04(Wed) 19:29:32

船を愛する領主 ウェルシュ

[ウェルシュは手際よく船大工を始めとするギルドの面々に指示を出す。突然の注文に部下たちはウェルシュに文句を言ったけれども、忠実に従ってくれる。
『坊ちゃんのためならしゃーねぇなぁ』]

 すいません、……でもありがとう。
 本当、助かるよ。

[領主は、相変わらず腰が低い。
先代のように優秀なリーダーではないけれども、しかしそれがウェルシュのやり方だった。

タクマはそんな領主をどんな風に見ていただろうか。
>>353 何処か思い耽っている彼に目を配す。
彼が何か考え込んでいる間は、此方も特に話しかけず。
タクマが此方の視線に気が付いたときに、漸く話しかける。]

 多分、日付が変わる前には出発できると思うよ。
 まだ少し時間がかかるから……
 その間だけでも待っていて欲しいな。
 急いできてくれたのに、ごめんね。

(398) 2015/11/04(Wed) 19:37:28

船を愛する領主 ウェルシュ

 ……あとね、

[あーーー、と一瞬だけ言葉を選ぶかのように躊躇いを見せたあと、語る。]

 やっぱり、それでも整備が全然追いつかないから。
 整備用の船は持っていくよ。

 あと、新型の船は確かに自信作だけれど……
 でも僕は帝国軍の船を全然知らないんだ。
 タクマさんたちは勿論、海戦のプロだろうから戦いには口出ししないけれど……
 それでも、僕も帝国軍の船を見たい。

 あとは、……うーん、一応これでも領主の端くれだしね。
 もしアンディーヴさんのところと対談するなら、色々便利でしょ?
 役に立たないと思うけど。

[だからさ。
ウェルシュはおずおずと言った具合に、タクマの双眸を見つめた。]

(399) 2015/11/04(Wed) 19:38:29

船を愛する領主 ウェルシュ

 僕も、タクマさんたちに着いていっちゃ駄目かな?**

(400) 2015/11/04(Wed) 19:38:49

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 19:43:51

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
おおう、落ち着いてる間にウェルシュが動いてた。うんうん、その目は十分想定してたよ。
さて、問題は提督にお伺いたてるかどうか、だけど...テンポ的にはタクマの独断で了承して良い場面な気がするね。

(-156) 2015/11/04(Wed) 20:02:09

帝国軍少佐 ウルズ

― 回想/某日 ―

ミリアム少尉、上官に対しての
口の利き方には気を付けるべきだと思うが?

[>>336そう眉を顰めながら口を挟んだのはある日の事。
第3隊の気風として、さほど口や態度の横柄は許される傾向にあるが、自分ならいざ知らず指揮官であったロットケンに対しても変わらない態度に、元々普段のミリアムの態度が、あまり顔を合わせないにも関わらずに目についていたのも手伝ってつい口を挟んだのだった。
昔であればきっと、幼馴染の物言いに近いそれは気にも留めなかっただろうに、年月は人を変えて。]

…そういえば、以前も似たような事で
中尉に注意されていなかったか?

(401) 2015/11/04(Wed) 20:04:43

帝国軍少佐 ウルズ

[そこからはあれよという間に過去を引きずり出しての長い説教に入り――それを止めたのはロットケンその人だった為、こちらも引き下がったが何とも問題児、という印象が強く焼き付いた。

何より、その心が何処にも無いように見えた。
前を向いているのに前を見ていないような、そんな漠然とした物を彼女に感じたものの、そう顔も合わせない為その心の褥は知らぬまま*]

(402) 2015/11/04(Wed) 20:04:59

帝国軍少佐 ウルズ

― 海峡入口:第三隊 巡洋艦 ―

律儀だな。

[>>342要らないとは言わないが、多くは無いだろう菓子は母艦で分ければ良いだろうにと苦笑する。
一枚を後で頂くと包み紙にくるんで仕舞うと、残りは幸運な部下へと分けられた。

船上で嗜好品は貴重な物だ。まして皇后陛下からなら尚の事。
若く愛らしい皇后その人への思慕も手伝ってか、部下の何人かは大いに喜んで平らげる様につい笑みが落ちた。

少しだけ弟の事を、いつだったか二人分の手土産を>>313分けてもらった時の事を思い出して。]

(403) 2015/11/04(Wed) 20:05:39

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
うげ、朝慌ててメモ張ったから艦名とか削れてるよorz
一度出てる艦名全部張ろうかとは思ったんだよねえ...やっとけば良かったな。ごめんねウェルシュ><

(-157) 2015/11/04(Wed) 20:05:41

帝国軍少佐 ウルズ

― 海峡南方海域:第三隊 巡洋艦 ―

半速前進、四時の方角へ。

[>>345発光信号による伝達が速やかに届けられると、巡洋艦も続いてその進路を変える。]

忘れるな、巡洋艦の任務は水雷母艦の護衛だ。
敵影を見かけても、追い払う程度で深追いはするな。
威嚇射撃は許可する。

[命じながら、見据えるのは南方の海。
覚悟を決めたかのように、薄色の瞳は険しさを増した*]

(404) 2015/11/04(Wed) 20:07:00

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
まず現在軸に追いつきつつ。

弟メモみたよわざわざありがとう!
メモの反応が淡々としててこう、なんか申し訳なく…
(もともとメモは薄いのであった)

メモでなでなでしようと思ったけど時間が過ぎたのでここで撫でよう(なでなで

(-158) 2015/11/04(Wed) 20:12:20

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 20:13:23

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
タスクはあとはゲオルグさんのとリアのかなー。
現在軸が始まったらそうもいかなくなるのだろうけど。
ほやほや考えておこう…。

あ、あと船の名前…(忘れていた

(-159) 2015/11/04(Wed) 20:14:22

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
ええーと、リオレ西の戦力、っと。
>>0:80
>リオレ西の洋上に巡洋艦が2隻、水上機母艦が2隻

確認、と。

(-160) 2015/11/04(Wed) 20:33:36

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
さて、と。

(-161) 2015/11/04(Wed) 20:42:13

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
あと、ヴィクトリアから水雷艇預かってんのか。>>334>>335

こっちには水雷母艦ねぇから、一発きりのが十数隻と。

(-162) 2015/11/04(Wed) 20:43:13

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
ヒエラクス でいいかな。
ファルケンだとまんまだし。

リーフと迷ったのは内緒。

(-163) 2015/11/04(Wed) 20:47:30

船を愛する領主 ウェルシュ、栞を挟んだ。


【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
あっ、ちょっ、今見たらまた一文抜けて…(/-`)ブァー

(-164) 2015/11/04(Wed) 20:55:37

帝国軍 中尉 セルウィン、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 21:05:01

【独】 帝国軍 中尉 セルウィン

/*
仕事が、残業が、は言い訳にしたらいかんけどすいません。
あと風邪っぽい。
急に寒くなってきたからね、皆様体調には気を付けましょうね…。

(-165) 2015/11/04(Wed) 21:06:37

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 巡洋艦ナハティガル ―

[伝えるべき事を伝え、島から持ってきた役目が一段落した所で一度艦長の元を辞し、向かったのは愛機の所]

 ども、お世話になりまーす。

[整備をしてくれている技師たちに向けるのは、いつものあかるい笑み。
それに返されるのは、世話するのはいいが、無茶な飛び方はするな、という釘刺しだった。
……良くも悪しくも、荒っぽい飛び方をする操縦士は、技師連中の間では有名であるようだが]

 はぁい、わかってますって!

[けらっと笑う当人には一見、悪びれた所などないようだったが。
技師から機体の状態について問われると、すぐに表情を改めてそれに応じた]

(405) 2015/11/04(Wed) 21:08:20

ウルケル海軍少尉 シュテルン

[そんなやり取りが一段落した所で、技師の一人がそう言えば、と声を上げる]

 ん? なんですか?

[こてり、と首を傾いで問えば、機体の愛称の事を問われた。
アルカンシエル、という独自の呼び方に何か意味はあるのか、と]

 ああ……ちょっとした、拘りですよ。

[その場は、そんな風に軽く返して。
整備を終えた技師たちを見送った所では、と息を吐く]

(406) 2015/11/04(Wed) 21:08:28

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……答え難い事ばっさり聞くなあ。

[周囲に人がいなくなると、波の音に紛れるように呟く。

空にかかる虹、それに説明できない思い入れがある事。
その事は、殆ど誰も知らないはず。

唯一、その一端を零したのは──]

(407) 2015/11/04(Wed) 21:08:42

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 回想 ―

[新しい環境に移ってしばらくは、上手く声が出せないまま、見知らぬ人を警戒する事が続いていた。

それでも、養い親を訪れる人たちに対するそれは、少しずつ和らいで。
話しかけられれば、ぽつぽつと答えられるくらいになった頃]

 ……あ、はい。
 何とか、外歩いても、迷わなくなってきた、です。

[養い親を訪れた提督に近況を問われ>>270、ぽつぽつと返す。
交わす言葉は他愛ない日常的なものだが、それが逆に安心できた]

(408) 2015/11/04(Wed) 21:08:57

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 遠くには、中々いけないけれど。
 雨上がりとか、天気雨の時とか、歩くの好きだから……。

 えと、あの。
 ……虹、見れるかな、って。

[言ってから、ちょっと決まり悪そうに括った髪を掴んで弄る]

 理由は、わかんないけど。
 いきたいな、って、思うから。

 ……虹の、向こうがわ。

[何故そう思うのかはわからない。
多分、その理由は、あかい色の向こう側にあるものだから、見る事もできない。
だから、説明なんてできないけれど。
しっかり根付いている想いだけははっきりという事ができるから、それを告げた。

多分それが、虹への想いを他者に語った唯一の出来事。*]

(409) 2015/11/04(Wed) 21:09:09

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― あかい色の向こうの想い出 ―

[まだ幼い頃。
ちょっとした事で幼馴染とケンカになって飛び出して。
そのまま迷子になって、おまけに雨に降られた。

帰り道がわからないまま、木の下で雨が止むのを待っていたら、ケンカした当人が捜しに来てくれた──までは良かったけれど、そこで発生したのは二重遭難。

……結局、雨が止むまで二人で一緒にそこにいて。

やがて、雨があがった時に見えたのは──空に架かる、鮮やかなアーチ]

(410) 2015/11/04(Wed) 21:09:29

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……虹の先、空の先って。

 何が、あるんだろね。

[その色に、ふと、浮かんだのはそんな疑問]

 いつか、見に行けたらいいなぁ……空の、先。

[他愛ない、子供の夢。
いつの間にか心に深く根を下ろしていたそれは、少年の中で空への興味を掻き立てて。

──それが切欠となり、飛行技師に引き取られる道が開くことになるのは、もう少し先の事。*]

(411) 2015/11/04(Wed) 21:09:39

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 巡洋艦ナハティガル ―

 …………。

[は、と短く息を吐き、意識を切り替える。
今は、追憶や見えないものを追う時じゃない、と心の奥で呟いて]

 いつでも飛べるように、備えておかないと、ですからね。
 こっちも、使えるようにしとかないと。

[言いつつ、手に取るのはこれまた愛用の品となりつつある拳銃]

 まあ、こっち使うとか、よっぽどすぎますけど。

[そんな思いも、あるにはあるのだけれど。*]

(412) 2015/11/04(Wed) 21:09:52

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 21:15:48

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-

[伝声管からの連絡が届いたのは、シュテルンが愛機の元へ戻り>>412、しばし艦長と今後の話をしていた頃。
恐らく敵軍にこちらが発見されるとほぼ同時か、幾分遅いものだったろう。>>339]

 西方に船影?

 数は?
 あ、まだはっきりしねぇ?

 なら近付いてきてるかと――速度はどうよ。
 敵に向かう速度に思えるかどうかでいいわ。お前の目にはどう見える?

[接近しているように思われる、と、速度は進軍速度としては遅いように思われるとの報告を受け、]

(413) 2015/11/04(Wed) 21:16:25

ウルケル海軍中尉 シロウ

 了解。
 
 艦長、敵さん、視察に来てるみたいだぜ?
 ちょっとどんな面してるか確認したいんだが、構わんよな?

 速度そんなに出てねぇな。攻撃喰らわん位置でこっちの陣営把握目的だろ。
 なら、こっちも確認させて貰おうぜ。

[艦長への挨拶も適当に、その場を後にした。]

(414) 2015/11/04(Wed) 21:17:24

ウルケル海軍中尉 シロウ

[リオレ西方の戦力は、ナハティガル以外に巡洋艦が1隻、水上機母艦が2隻。
他艦への連絡。しかし、どの艦も出陣命令を今か今かと待ちわびているだろう。
敵艦らしいの発見したと報告があれば、動きたがるだろうなと思考。]

 どいつもこいつも、堪え性ねぇからなぁ。

[と、一番堪え性のない男が一人呟く。]

(415) 2015/11/04(Wed) 21:19:08

ウルケル海軍中尉 シロウ

[甲板に到着するなり動き出す。]

 他艦への連絡を。敵船影と思われるもの発見。
 ナハティガルは接近を試みる。
 敵艦の攻撃範囲には入らんようにしとけよ。敵艦の確認と戦力把握だ。

 あ? 水母付いてくるって言うなら、てめぇに合わせると遅いからゆっくり来いって伝えとけ。
 それより複葉機寄越せよも付け加えろ。


[ヴァイからの再度の連絡>>335を確認。]

 はいな、水雷艇な。ありがたく貰うわ。
 ヴィクトリアの操船なら、フリカデルまで二日で釣り来るんじゃねぇか。

[さて、と息を吸い。]

(416) 2015/11/04(Wed) 21:20:12

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
威嚇射撃というか威嚇…なんだ発射?

こういう細々した言い回しに悩む知識不足。

(-166) 2015/11/04(Wed) 21:20:43

ウルケル海軍中尉 シロウ

 行くぞ。

[軍人としては型破りな指揮だが、ナハティガル内の兵たちの応じる声は高い。
それに満足げに頷き、男は再び海を見る。]* 

(417) 2015/11/04(Wed) 21:21:03

ウルケル海軍中尉 シロウ

[シュテルンを探し、現状を伝える。
そして、付け加えた。]

 シュテルン、お前は飛んでついてくるか?
 近くに水上機母艦もある。何かあればそっちに移動しとけ。

 敵さんがどんな艦で来てるか、確認しとこうぜ。
 守備隊からの情報ゼロだしな。知っておきたいわ。

 あと――

[前>>302、と言った青年を思い出し。]

(418) 2015/11/04(Wed) 21:21:47

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
さて。在席表示を変えてみましたが、現状特にすることは無いのですよね。
陛下置いてきぼりにして翌日にしてしまいましょうか(←

いえいえ冗談です。
暫くは南方戦線を眺めながらのんびりしていますよ。

(-167) 2015/11/04(Wed) 21:22:36

ウルケル海軍中尉 シロウ

 たまに後ろも見てやれよ。

[後ろが指すのは、過去だったり、大切な人や物だったり、今まで自分を支えてきてくれていたものだったりする。

シュテルンには、背後も気をつけろぐらいの意味に聴こえたかもしれない。
それでもいいかと思った。
なんせ、とても年寄りくさい。
思わず、笑う。]

 ま、あんまり心配してねぇけどな、お前には。
 俺がお前ぐらいの時と比べると、10倍は落ち着いてるわ。
 酷かったからなぁ、俺。

 知りたかったら、あとでタクマさんに聞いとけ。笑い話にはなるぞ。

[笑った。*]

(419) 2015/11/04(Wed) 21:22:40

【独】 ウルケル海軍少尉 シュテルン

/*
……わあ。

なんだこのくりてぃかるひっと。

(-168) 2015/11/04(Wed) 21:24:01

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 21:26:16

【独】 船を愛する領主 ウェルシュ

皆オリジナルに固有名詞多過ぎんよ!
覚えられぬ。

(-169) 2015/11/04(Wed) 21:26:26

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 21:29:37

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
ぬぁーすまないちょい用事ががが

(-170) 2015/11/04(Wed) 21:30:08

モルトガット皇帝  アレク トール

− シコン砦・夜 −

[淑女としての扱いに目を細めるファミルに返すのは謝罪ではなく、微笑だった。]


 誰にでもするわけではない。


[照れます、と囁きつつ手を預けたまま、頬を染めるでもなく立ち尽くすファミルはどこか人形めいて、心の鍵をなくしてしまったかに見える。]

(420) 2015/11/04(Wed) 21:32:31

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
そういえばウルズが家を出たのはいくつの時だろう?
下手すると多分ウェルシュと一緒の時に会ってますよね?
(ログをさかのぼり始める

(-171) 2015/11/04(Wed) 21:33:29

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 21:34:21

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
あ、だめだ。12年前か。
なら私が行ったときにはもういなくなってますね。

(-172) 2015/11/04(Wed) 21:34:47

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
陛下来てた。

(-173) 2015/11/04(Wed) 21:35:25

モルトガット皇帝  アレク トール

[訥々と言葉を切るようにして、ファミルはシコンの兵力と運用に関する”希望”を述べた。]


 あなた自らが指揮を?


[問い返す声にも感情の波立つ様は見えず]


 ならば、他の港をもつ領主のもとへ艦を走らせての説得を願おう。
 帝国に門戸を開けと。
 実際に帝国軍を迎え入れてみた実感をもって説得できるのはあなただけだ。 


[具体的にはストンプということになるだろうが、名指しはしない。]

(421) 2015/11/04(Wed) 21:35:41

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
そういえばファミルへのお返事がもう少しあるのでした。
釣りしながらお返事しましょうか。(空へ向かってボーイと投げる類の

(-174) 2015/11/04(Wed) 21:36:25

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 それとも、ウルケル海軍が撃破されるのを、間近で見届けたい理由でも?
 

(422) 2015/11/04(Wed) 21:36:45

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
だめだな。陛下の顔を見るとそわそわしだす。

灰で挟まりまくってすみません。

(-175) 2015/11/04(Wed) 21:37:58

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 巡洋艦ナハティガル ―

 あー、あちらからいらっしゃいましたか。

[シロウから伝えられた現状>>418に、零れたのは少しだけ楽し気な響きを帯びた声]

 そうですね、情報少ないとやり難いですし……じゃ、俺は空から行きます。
 単騎なら、すこーしくらい近づき過ぎても、すぐに切り返せますし……そこそこ、近くまでは行けるんじゃないかな。
 以降は、母艦さんの方にお世話になりますね。

[軽い調子で、上から先行したい、という旨を伝えた後。
あと、という前置きに、ん? と緩く首を傾いだ]

(423) 2015/11/04(Wed) 21:42:10

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……後ろ?

[告げられたそれ>>419に上がったのは、それまでと一転、ほんの少し上擦った声。
若葉色の瞳が数度、瞬く。

後ろ、に込められた意味の全てを察するには至らないが。
見えないから、と振り返ろうとしない過去との在り方を指摘されたような気がして、無意識、右手が動いた。
けれど、それは空をぐ、と握って、落ちる]

(424) 2015/11/04(Wed) 21:42:14

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 10倍落ちついてる、って、それは、ちょっと、盛り過ぎじゃないですかぁ?

 俺、むしろ落ちつきないって言われる事が多いのに。

[沈黙を数拍挟んで、返したのはこんな言葉。
養い親に、という言葉には、はーい、と笑って返していた。*]

(425) 2015/11/04(Wed) 21:42:19

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 21:44:31

船を愛する領主 ウェルシュ、栞を挟んだ。


【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
いいかげん陛下の中身は見えているので、やりやすいはやりやすいですよね。
今回深夜組多いですし、既に風呂ーるしていらっしゃいますし。
そろそろ家庭でもるがるの話題が出始める頃合いかと。

他の皆さんの中身はあんまり見えていないんですけれども(ずさーしてくださった方と、サービス問題のたすくさんは除く、ゲオルグさんはろこあさんですか?とは思っています。COの時から。
でぃあさんどこかなー。会えばわかる気もしますから、会ってない公算の方が高いのですが。

(-176) 2015/11/04(Wed) 21:53:17

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 回想・邂逅の時 ―

[二人で切り拓いたのは退路ではなく未来への道だったのだろう。
跳弾が頬をかすめるのを感じながら、ルートヴィヒの手首を掴んで増水した川へ飛び込んだ時も、気分が高揚して、いやっほう♪ と叫んでいた。

真水は海水より重く身体を押し流したけれど、なんとか川岸の木を掴み、ルートヴィヒを引き上げる。]


 水を飲んだか?


[上着を脱いで水気を絞りながら、相棒が咳き込む様子を案ずるように見守る。]

(*50) 2015/11/04(Wed) 21:59:23

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

[ルートウィヒは掠れた声で言葉を紡ごうとし、荒い息に負けて口をつぐみ、そして目を閉じて笑って──]


   ──…!?


[その""は、耳にでも理性にでもなく、胸に、魂に、直接飛び込んできた。]

(*51) 2015/11/04(Wed) 22:00:50

ウルケル軍大佐 タクマ

(見透かされたな…)

[ 苦笑を零したのは、心の声を通してゲオルグへ現状報告を渡した直後のこと。>>394
図らずも漏らしてしまいそうになったシュテルンの安否が判れば報せて欲しいという願いは、一瞬の間の内に、言葉にせずとも伝わってしまったらしい、と、ゲオルグが通信を結んだ声の調子から知れた ]

(426) 2015/11/04(Wed) 22:01:30

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

[溶鉱炉の扉を押し開けたかのような、熱をもつ圧が押し寄せる。]


  ──続けろ。


[ルートヴィヒの身体を引き寄せて、額と額を突き合わせる。]


  “無事”なばかりか、”最高”の気分だ。 ルッツ!


[来るべきときが来て、得るべきものをついに得たという感触があった。]

(*52) 2015/11/04(Wed) 22:02:40

ウルケル軍大佐 タクマ

[ 男が養い子の安否をこれ程気に掛けるのは、ただ彼を家族と思うからだけではなかった。
これが通常の戦場での出来事であったなら、心に無事を願いはしても、戦死もまた兵の倣いと、覚悟を決める事も出来たろう。

シュテルンをウルケルに連れ帰ると決めた時、男は近所の住人から、彼が居た孤児院がもともとモルトガット帝国内にあったらしいとも聞いていた。
自国を征服せんとした敵国出身の孤児…その立場がシュテルンに何を齎すかを男は懸念し、故国かもしれない国によって安住の地を奪われた子供を引き取る決意まですることになったのだ。

ウルケル軍に入るとシュテルンが決めた時には、彼が新しい祖国をここと定めたのだろうと、喜ぶ気持ちも湧いた ]

(427) 2015/11/04(Wed) 22:02:56

ウルケル軍大佐 タクマ


[ けれど、シュテルンは、又しても味方だったはずの…祖国の同胞に撃たれたのだ ]

(428) 2015/11/04(Wed) 22:04:45

ウルケル軍大佐 タクマ

[ そんな最期を迎えさせるために、彼を引き取った筈ではなかった。その想いが、男の胸の奥には今も渦巻いている ]

[ 無事生き延びた彼が、今度は喪った過去の光との皮肉な対面へと近付いているとは知らずに* ]

(429) 2015/11/04(Wed) 22:07:08

ウルケル海軍中尉 シロウ

― 巡洋艦ナハティガル ―

 おう、任せた。

[上から先行したいにはひとつ頷く。]

 無理はすんなよ。
 相手の装備も分からんしな。やばそうだったら引け。

(430) 2015/11/04(Wed) 22:09:51

ウルケル軍大佐 タクマ

― ストンプ港/造船所 ―

[ 純粋な好意からの招待をにべもなく断った男に、ウェルシュは恥じ入る様子で詫びの言葉を口にする。>>395領主としては異例だし、貴族としては気弱すぎるといっても良い程の素直さは、だがやはり、彼の美点であると男には見えていた ]

この戦が終わったら、改めてご招待にあずかりますよ。提督も一緒に。

[ 慰めるように口にした約束に、勝手に引き合いに出したゲオルグも、それを厭いはしないだろう ]

(431) 2015/11/04(Wed) 22:10:23

ウルケル海軍中尉 シロウ

 あんま気にすんな。
 年寄りが若者心配してるだけだから。

[上ずった声と動いた右手には申し訳無さそうに。]

(432) 2015/11/04(Wed) 22:11:01

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
タクマ……(拝む)


そしてシュテルンから美味しすぎるものを頂いたのを確認
虹なるほどなああああ!!!
いいね……全力で心のメモ帳にメモった……

(-177) 2015/11/04(Wed) 22:11:09

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港・桟橋 ―

[ぼんやりと釣り糸を垂れながら、頭の中を巡るのは過去のことやこの先のこと。
波間に揺らぐ光に女領主の淡い金髪をふと思い出す。

昼間、帝都に匿う用意があると告げた時>>189、彼女は穏やかにだが明白に断ったのだ。
船を動かすだけなら慣れた船長と船員がいればいい。
反論の言葉は呑みこんだ。

あなたがそれを選択するのならば、私から言うことはありません。
そう告げて、その話題はそれきりにしたのだ。
彼女の意思は、自分の言葉程度では覆らない。
容易に感情を覗かせない目を見て、そう思ったゆえに。]

(433) 2015/11/04(Wed) 22:11:37

ウルケル海軍中尉 シロウ


 落ち着いてるって。


 着水以外。

[声に出して笑い、]

 それじゃあ――頼むぜ、シュテルン。*

(434) 2015/11/04(Wed) 22:11:47

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[けれど、心の中でだけ伝えた言葉がある。]


   …どうか、御身を粗末になさいませんよう。


[声に出して呟いた言葉は、波間に落ちていった。]

(435) 2015/11/04(Wed) 22:11:49

ウルケル軍大佐 タクマ

[ 気落ちした様子はしかし一瞬のことで、こちらの無茶振りとその要請に隠された切迫した事態を明敏に察したらしいウェルシュは、すぐに力強く頷いて、こちらの望む手配へと動き出してくれた。
そして、その合間に投げた男の問いには、不思議そうにしながらも彼らしい答えが返る>>397 ]

カモメですか、悪く無い。

[ ウェルシュが普段見るカモメは、平和な港町で群れ飛ぶ悪戯者達だろう。だが、沖を往く船にとってカモメの群れは嵐の気配を探る指標であり、魚群や島、危険な暗礁の存在までも時に教えてくれる海の友だ。
その翼は、見た目よりもずっと力強く、強風を衝いて海を渡りもする ]

では、この新造艦の名は『ヴァイスメーヴェ』と。

[ 『白いカモメ』それを意味する名を告げて、男は微笑んだ ]

(436) 2015/11/04(Wed) 22:12:29

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 22:13:15

ウルケル軍大佐 タクマ

[ やがて、慌ただしくも力強く、ストンプの船大工達は、彼等の領主の願いを叶える為に腕を揮い始める。
口では文句を言いながら、手を休める事も、手を抜く事も無い彼等の熱意は、恐らく国に尽くす為ではなく、彼等の仕事を真に理解し、その出来映えに心から喜ぶに違いない若き領主の笑顔の為に醸されているのだろう ]

[ 船の事はウェルシュと船大工達に任せ、男は、ストンプ近くに駐留する部隊や、ドック入りしている船から降りて陸で休暇を楽しんでいた筈の海兵達を呼び集める伝令や、彼等を使える艦に振り分ける手配を進めていく。

モルトガット帝国艦隊来襲の報は、すでに軍人達の間にも広がっていたから、急な招集や命令に対する混乱も少なく、艦隊編成は着々と形を為していく。臨機応変を旨とする、ウルケル海軍の軍規が、ここでも効果を発揮しているのは確かだった ]

(437) 2015/11/04(Wed) 22:14:47

ウルケル軍大佐 タクマ

[ 男が物言いたげに視線を向けるウェルシュに気付いたのは、一通りの伝令を飛ばし、その報告を待ちながら、過去へと想いを馳せた僅かな時の狭間のこと ]

日付が変わる前に出発できるなら申し分ありません。そもそも無理をお願いしたのは、こちらの方です…申し訳ない。

[ やはり腰の低すぎる領主の言葉には>>398さすがに引け目を感じて深く礼をとる。
そして、続けて躊躇いがちに口にされたウェルシュの願い>>400を耳にすれば、思わず「え?」と口に出して、瞬いた ]

それは…

[ 止めるべきだろう、と、男の理性は思う。こうして船大工達に混じって立ち働いていても、ウェルシュは先代を喪ってまだ月日も浅いストンプの領主であり、決して前線に出るような立場の人間ではない。
けれど、と、男の中で、もう一つの心が囁く。これは、この青年が、真に民を率いる者として、この先の現実へと立ち向かうための契機ともなるのではないだろうか? ]

(438) 2015/11/04(Wed) 22:16:12

ウルケル軍大佐 タクマ

(提督…あなたなら)

[ どうするか、と、直接尋ねる手段ならあった。だが、男は敢えてそれをせず、独断で答えを口にする ]

これから我々が出撃するのは戦場です。先程、整備船は必ず護り切るとお約束しましたが、それでも…全くの無傷で戻れるという保証はありません。
あなたが見るのは、帝国の船だけではない、戦いと沈みゆく船を見る事にもなる。

[ そして波間に喪われる数多の命も、とは、男は口にしなかった ]

それに、耐えられますか?

[ これまで、この優しい青年には一度も見せた事の無い、まっすぐに貫くような厳しい視線を、男は正面からウェルシュの柔らかな色の瞳に向けた* ]

(439) 2015/11/04(Wed) 22:18:40

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
タクマを今日も拝もうね(
すばらしい…………

(-178) 2015/11/04(Wed) 22:20:01

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

本当に素晴らしいな………

>>439最高では。すばらしい

(-179) 2015/11/04(Wed) 22:22:58

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 巡洋艦ヴァイ ―

[ナハティガルに向かったカッターが戻り、それぞれの役割が決まった]

そんじゃアタシらは一旦リオレに戻らないとだね。
最大限の補充と機雷の積み込み。
夜になる前には出られるかね?

[喧々諤々の会議艦長との言い合いの結果、最大速度フルでの航行はせず、巡航速度で向かうことになった。
が、ヴィクトリアがそれよりは速度を出させるだろうことは周囲も承知している。
連れて来た水雷艇はナハティガルへと残し、ヴァイは進路をリオレ島へと向けた]

(440) 2015/11/04(Wed) 22:24:28

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[リオレ島での補給の間、ヴィクトリアは休息を取る。
フリカデル島までの航行は他の操舵士と交代で行うことになるだろうが、大半は自分が舵を握る気で居た。
それだけ操船には自信がある。
ただ、その操船の腕が遺憾なく発揮されるのは、巡航時ではなく戦闘時だった]

(441) 2015/11/04(Wed) 22:24:37

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 追憶/傭兵部隊にて ―

[傭兵部隊に配属されてしばらくしてのこと。
哨戒時に遭遇した敵艦との戦闘にて、退くと判断した際に相手が追い縋ってきた時があった。
上手く振り回せば引き離せる可能性があったのだが、それを確実にするためにヴィクトリアは艦長であったタクマに一案を投げかける]

艦長ー、アンタ、確かライフル得意だったよねぇ?
艦寄せっから、あっちの艦長か操舵士撃てないかい?

[にこりと笑んでの問いかけは、彼に何を思わせるか。
ライフルで撃つとなれば、相応に自艦を敵艦へと接近させなければならない。
互いに動く中での接近は衝突の可能性も秘めていた。
それをやってのけると言い放ったのである]

(442) 2015/11/04(Wed) 22:24:54

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[その案が受け入れられなければ、決定打となる砲撃を放つことになるが、どちらが採用されたか。
どちらにせよ、ヴィクトリアは敵艦に超接近させて相手の意表を突き、追撃不可能にさせて戦闘海域から離脱するに至る。
当然、艦は急激な方向転換を繰り返すことになり、後々同僚に「船乗りでも酔うわ!」やら「新兵使いもんになんねーぞ!」やら怒られたりもした]

離脱出来たんだから良いじゃないか。

[反省の色を見せないヴィクトリアは、後々も豪快な操船で同僚にぶちぶち言われることになる*]

(443) 2015/11/04(Wed) 22:25:15

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・邂逅の時 ―

[これは───
驚き戸惑う内にも体が引き寄せられ、視界が彼の顔でいっぱいになる。

同じ熱だ。
彼に触れるのと同じ熱。
心が、魂が結ばれる感触。
真っ直ぐな航路が開かれたのだと悟る。]


   これは……困りましたね。
   迂闊にものも考えられない。

[ことさらに困った顔を作って見せる。が]

(*53) 2015/11/04(Wed) 22:25:41

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ



     ─── ですが、


       なかなかに心地いい体験です。
       あなたとこうして、"繋がる"のは。


[沸き起こる高揚は、隠しきれるものでもなかった。]

(*54) 2015/11/04(Wed) 22:26:00

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 22:27:54

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
なかなか(ト書き以外では)デレない腹心ですが、たまにはデレます。

(-180) 2015/11/04(Wed) 22:28:37

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 巡洋艦ナハティガル ―

 了解しました!
 ……大丈夫ですって、無理はしませんよ。

[先走って落とされては意味はない。
それはわかっているから、この時ばかりは真面目な面持ちで頷いた。

申し訳なさそうな言葉と表情>>432を向けられると、ふる、と首を横に振って]

 いえ……大事な事、ですから。

[呟くようにぽつり、零す。
過ったものは一先ず飲み込み、気持ちを切り替えて]

(444) 2015/11/04(Wed) 22:31:36

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……それでも、だいぶマシになってるんですってば、もー!

[着水以外は、と言われて上がるのは拗ねたような声。
子供じみた表情は刹那、頼む、の言葉>>434には、と息を吐き]

(445) 2015/11/04(Wed) 22:31:41

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……はい。
 シュテルン・シエル少尉、先行します!

[正式な礼を向けた後、未だ波間に揺れる愛機へと向かう。
風防装備を身に着け、計器の状態と風向きとを確かめた]

 ……ちょっと角度直して……上手く、捕まえられそう、かな。
 よし……それじゃあいきますよ、アルカンシエルくん……!

[呼びかけながらの起動はいつもの事。
程なく、洋上に響くのは低い機関の起動音。
機体はゆっくりと向きを変えつつ、海面を滑り、やがて空へと翔け上がった。*]

(446) 2015/11/04(Wed) 22:31:47

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
もどりーの。丁度リアと入れ違ってたの把握。

んで…んんー。遭遇…でいいのかな?
時間軸に悩みつつ…。

(-181) 2015/11/04(Wed) 22:33:22

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 22:33:26

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 22:34:54

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 22:38:18

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 22:42:30

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港・桟橋 ―

[つい、つい、と竿の先が揺れる。
けれども、もはや竿に手を伸ばすこともせず、港の向こうを眺めている。

この港から南に下った湾の入り口に、第三、第四艦隊がいるはずだ。
第三艦隊の司令官は、先ほど変わった、と聞いた。
ロー・シェン・リーミン中佐。
ずいぶん前に帝国が併合した国の出身だったはずだ。]

(447) 2015/11/04(Wed) 22:47:14

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[艦隊司令に抜擢し、代将の地位を与えると聞いたときにはさすがに驚いたが、反対はしなかった。
能力と、実績と、何よりも気質が陛下の琴線に触れたのだろうと思う。
亡国の兵でありながら、故国を呑みこんだ国の兵として働き、身を立てるというのは並の精神と覚悟ではできないことだ。

彼の心の強さと、その経歴からくる懐の深さがあれば、同じように帝国外の出身が多い第三艦隊をまとめられると判断したということだろう。]

(448) 2015/11/04(Wed) 22:47:29

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
ミリアムのクッキーの返し、いいなあ。
こうくるか、というね。

同じオルヴァル人だが、反応の対比があって楽しいな。

(-182) 2015/11/04(Wed) 22:48:32

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
>>448そうなのね…!メモとっておこう(メモメモ

(-183) 2015/11/04(Wed) 22:49:55

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島西方海域・上空 ―

[海面に尾を引き、舞い上がる。
気流を捉え、機体を安定させるまでは口を真一文字に引き結んで意識を集中させた]

 ……さぁて。

[風の感触の変化を捉えた所で、表情が、変わる。
他者がいる所では抑え込んでいるものが零れていた]

 気合、入れないと、ですねぇ。

[声音もほんの少しだけ、低いもの。
あの時に感じたものはずっと燻ったまま、熾火のように内に残っている。
前線に戻る事を選んだのも、こうして先行する事を選んでいるのも、それに拠るところが大きい。

とはいえ、その赴くままに無茶や無謀をする気はない、が。

一応]

(449) 2015/11/04(Wed) 22:50:41

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ルートヴィヒが延々と釣りをしているのじわるwww

(-184) 2015/11/04(Wed) 22:50:41

ウルケル海軍少尉 シュテルン

[こちらが艦影を視認できた、という事は、あちらもまた然り、だろう。
恐らく備えはされているはず]

 ……ま、顔だけ見て帰る、をやらせてくれれば、一番良いんですけど。

[ないよなー、なんて。
そんな事を思いつつ、伝えられた方角へと進んでいく。

単機先行して近づく複葉機、それが目につくのは承知の上で。*]

(450) 2015/11/04(Wed) 22:50:45

領主 ファミル

─ 夜、シコン港砦、会議室 ─

 …

[誰にでも。と言葉に少し、表情が困り顔に変わる>>420。]
 

 では、どういう相手に、と
 聞くのも少しこわいな。

[聞かないでおく。と、人の体温が移る少し前、ごく控えめに手を引いて、女領主は苦笑するまま首を傾いだ。]

(451) 2015/11/04(Wed) 22:50:52

領主 ファミル

[問い返しには頷きを持って答えとなし>>421、ならばと続く説得の使者たれとの言葉を聞き、浮かべたのは東の造船所を抱える港だ。]


 東のストンプには船や父を通じて縁がある。

[向かうならそこになるだろうとそう場所を口にして] 


 ───。私がいうのもなんだが。
 ウルケル海軍は手強いぞ。


[踏み込む問いに、僅かの沈黙を挟み、
 やがて顔を上げて皇帝の瞳を見た。]

(452) 2015/11/04(Wed) 22:52:00

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 回想・邂逅の時 ―

[目の前にいるルートヴィヒの唇は結ばれたままだが、声が届く。
要領がいい彼は早くも思考を整理するコツを掴んでいるようだったが、その魂の熱量はとても素直だ。]


 惚れたろ?


[屈託ない想いを指摘して機嫌良く声は揺さぶる。]


 おまえでなければ 受け入れるのは無理だ。


[彼が心地いいと囁くそれは、時に嵐にも灼熱にもなるのだから。]

(*55) 2015/11/04(Wed) 22:52:16

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
んんんんん!!!!!!
ヴィクトリア最高!!!!

(-185) 2015/11/04(Wed) 22:52:46

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 22:52:50

領主 ファミル


 とくにあの戦斧の総司令官殿は。

 ……負けるところが、想像ができないぐらいに。
 
 

(453) 2015/11/04(Wed) 22:53:14

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

 
 もう戻って休むといい。


[ひとしきり満足して身体を離し、ルートヴィヒに言う。
距離があってもこの絆は切れることがない、そう確信することができた。]


 俺は街に戻る。
 遊び仲間に無事を知らせておく。それに、隣組のバカ共がこの先、無事に済むとは思えん。
 あんな毒蛇みたいな連中を縄張りに引き込んだら、荒らされるに決まってる。
 自業自得だが、根は悪いヤツらじゃない。助けてやる。


[この先の計画をざっくり告げながら、生乾きのシャツに腕を通した。]

(*56) 2015/11/04(Wed) 22:53:44

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

wwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwww

(-186) 2015/11/04(Wed) 22:55:42

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

あ、うっかり。つい。

つい。

wwwwwwwwwwww
wwwwwwwww
wwwwwついwwww

(-187) 2015/11/04(Wed) 22:56:08

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
やっと落ち着いて顔出そうと思い始めたらこれですよ!!!!

(-188) 2015/11/04(Wed) 22:56:29

船を愛する領主 ウェルシュ

―ストンプ港・造船所―

 ヴァイスメーヴェ……!
 凄くかっこいいよっ。強そうだ!

[>>436 語彙の少なさが悲しく、小学生並みの感想しか延べられなかったが、ウェルシュは新しい名前にとても喜んだ。ちなみに、このままウェルシュに名付けを頼んだら、

カモメ1号

になっていたようだ。とてもかっこ悪い。

ヴァイスメーヴェの誕生を祝ってか、鴎が数羽、タクマとウェルシュの間を抜けて飛んでいく。

そしてウルケル軍と、ストンプのギルドの人々は新しい戦艦を始めとした船に、食糧や燃料を補給していく。
ウルケル軍の手際も良いもので、急な指示に混乱することもなく、寧ろ予想していたとばかりに機敏に動いていた。
もしかしたら、予想よりも出航は早めることが出来るかもしれない。]

(454) 2015/11/04(Wed) 22:58:11

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて/副艦長就任直後-

 なぁ、なんでこの艦、“ナハティガル”なんて名前なんだ?

[副艦長になってすぐ、ナハティガルの名前の由来を艦長に問うた。

ナハティガルは太陽が無い間を好んで鳴く鳥だ。
その習性から、墓場鳥や嘆き鳥と呼ばれる事もある。あまり良い名前ではない。

艦長は笑い、言った。

「ナハティガルは、魔物を――特に死神を追い払う鳥なんだ」と。]

(455) 2015/11/04(Wed) 22:58:41

ウルケル海軍中尉 シロウ

[夜に響く美しい声を、魔物を払うものだと考える者もいたのか。
夜明けに歌う声に、夜を越えた今日の生に感謝した者もいたのだろうか。]

 なるほど、なぁ。
 俺にはちょうどイイ艦かもしれねぇな。
 ほら、医者も死神を追い払うもんだろ?

[冗談めかして言いながら、頭に浮かんでいたのは、自分の医術で人の命が救われると言ってくれた人たちの顔だった。]*

(456) 2015/11/04(Wed) 22:59:40

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-

 発進は巧いもんだなぁ。

[シュテルンの愛機――虹が飛び立つのを確認>>446し、再び指揮へと戻る。
伝声管で艦長には一言。]

 操舵の方はお任せします。
 他の事は――なんでも。

[敵艦の戦力が分からぬまま、正面からぶつかる気も無いが――帝国艦にこの海で好きにさせる気も無い。

艦長と幾つかの確認。
主砲の攻撃範囲に入らないように。相手が引くなら追わない事を。

小回りの利く巡洋艦が表に立ってる。後方に控える水上機母艦もやがて敵からも確認できるだろう。]

(457) 2015/11/04(Wed) 23:00:28

船を愛する領主 ウェルシュ

[>>438 そして領主の唐突な願い。案の定、タクマは驚きの表情を見せた。
怒られたり、窘められることを覚悟していた。
然し、タクマはずっと静かに―――冷静に覚悟を、若葉の領主に問うた。]

 そうだね、………旅行に行くわけじゃないんだしね。
 僕だって物見遊山な気分でお願いしている訳ではないんだ。

[いや、勿論帝国軍の船を見たいという気分が疼いていることは否定しない。
坊ちゃん、と家族や街の人から可愛がられた、所謂温室育ちの自分では役に立てないかもしれない。そもそも、こんな提案こそが、日和見貴族の独りよがりなのだろうか。

けれども、敵を知らずして、現場を知らずして、船を造ることが出来るのか。
このまま自分だけが、のうのうと平和な場所に籠っていて良いのか。
そんな疑問があり、そして自分の船の知識や、領主という立場を活かす場所が他にあるならば、活かしたいと。
そう願い申している訳なのだ。]

(458) 2015/11/04(Wed) 23:00:35

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
赤の正しい使い方として腹心と親密度を上げているわけだけれども、
腹心の方針>>385>>386>>387
俺の思考が読まれ過ぎてて、おまwww ってなった。

そーとも、そのとおりの作戦を命ずるつもりだったよw
何も言わないうちからわかってらっしゃる。
こんなに性格違うのになw

(-189) 2015/11/04(Wed) 23:01:22

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
>>455
追い払われる(
[←海峡の魔物スキュレステノ]

(-190) 2015/11/04(Wed) 23:01:41

船を愛する領主 ウェルシュ

[タクマの視線は、厳しく。
その瞳の奥には、歴戦の血と炎が垣間見えた気がした。]

 ……正直に言うなら、怖い気持ちも勿論あるよ。

[それには穏やかに、けれども真っ直ぐにヘーゼルの色を向ける。]

 僕はタクマさんみたいな強い力も、
 ゲオルグおじさんのような皆を率いる力も無い。

 でも―――……  
   我が子戦艦を見送るばかりじゃ、嫌なんだ。//

(459) 2015/11/04(Wed) 23:02:31

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
しまった、ウェルシュに最後まで頼むべきだったwwww

[ カモメ1号が、とても気に入ったようです ]

(-191) 2015/11/04(Wed) 23:02:49

ウルケル海軍中尉 シロウ

[やがて、見張り兵からの報告がやってくるだろうか。
水雷母艦の姿を確認できたのなら、男はめんどうそうに頭をかいた。]

 やる気満々なの持って来てるなぁ。
 護衛艦もいるだろ? いるか。

 今は近付くなよ。流石に水雷相手に巡洋艦だけで挑む気ねぇわ。
 が――これ以上こっちに来させんなよ。

 その場合はちょっと帰って貰おうぜ。
 敵さんの様子、水母に伝えといてくれ。
 空からも攻めんと無理だろ。

[ふと、虹はどうしているだろう、と空を見た。]*

(460) 2015/11/04(Wed) 23:04:07

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 23:09:45

帝国軍 少尉 ミリアム

― 海上、空を見上げて ―

[それから。幾らか空を見上げて雲の流れを目で追っていましたが、船の影と見えた場所の近くから細く昇る飛行物体の影が見えたような、見えないような。>>450

近づいて来るような動きのそれへ目を凝らせば複葉機らしいとそれとなく知れるでしょうか。]

 複葉機らしき影が一機見えますが、撃っても?

[一応、尋ねてはみるものの、だだっ広い海上には威嚇射撃の音が既に木霊したところ。
ええ、まあ、怒られたら後で謝りましょう。

狙いは大分逸らしたのできっと当たりはしなかったはずと、私は空を飛ぶ翼へ目を凝らしたのです。*]

(461) 2015/11/04(Wed) 23:10:15

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・邂逅の時 ―

[真っ直ぐに真ん中を射抜いてくる問いに、眉を顰めた。]



   ……馬鹿を言わないでください。


[鼻から息を吐き、知らず肩に入っていた力を抜く。]



 男が男に惚れるだなんて、かっこ悪いじゃないですか。


[裏を返せば、認めたということ。
それはもう、どうしようもなく。]

(*57) 2015/11/04(Wed) 23:11:28

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[告げられた今後の方針に一つ一つ頷く。
それでだいたいの状況を把握して、眉を上げた。]


 …彼ら相手に、まさかお仲間だけで仕掛けるつもりではないでしょうね?

[まだ掠れている声で問い、少し思案の顔をする。]


 私も、その遊び仲間が集まった時に呼んでください。
 連絡は、シュヴァール商会までお願いします。

  直接声を掛けていただければ、一番早いですが。

[話に聞くのが本当なら、どこまででも声は届くはずだ。]

(*58) 2015/11/04(Wed) 23:11:41

帝国軍 少尉 ミリアム、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 23:13:17

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 23:13:18

モルトガット皇帝  アレク トール

− シコン砦・夜 −

[楚々とした眼差しのまま焚きつけてくることよ。
女領主の言葉に、アレクトールは強いて笑う。]


 彼の強さは俺も知っている。
 軍人としてだけではなく、武人としての度量にも、一度は触れた身だ。

  だが、あなたは彼の提督の手を振り払った。
  あなたの見たい未来は──俺がもたらすものか?
 

(462) 2015/11/04(Wed) 23:15:41

帝国軍中佐 ロー・シェン

―少し前/第三艦隊・進軍中―

[にこやかにクッキーを受け取ったミリアム>>279は、そのままくるっと回れ右して、栗鼠のようにスルスルと身軽に帆柱を上っていった。


彼女は、いつもよく笑っている。


戦が好きで笑う者は居る。
陛下の為に働けて嬉しいと笑う者は居る。

…けれどうっかり敵船の接近を見逃すくらい
時に不真面目な態度は、あまり其の二択にそぐわない。


第三艦隊は、様々な出自の者が集まっているせいか、
自ら話さない限り何も詮索しないのが艦の通例になっていた。

だからミリアムが何を望んで此処に居るかは、
―――きっと彼女自身しか知らない。]

(463) 2015/11/04(Wed) 23:15:42

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
南方海域の海戦、こちらからは第三艦隊のみが先行して哨戒しているのだと思いましたが、第四艦隊も行っているんでしょうか?
と思ったら陛下のメモに書いてありましたね。

(灰で言っても意味がないことを呟く)

(-192) 2015/11/04(Wed) 23:15:55

帝国軍中佐 ロー・シェン

[我知らずロー・シェンは、
すっ…。と、余り口角を上げない頬を己が手で撫でた。

 不動の表情も、
 笑った顔も、

…続けていれば、やがて同じ意味に収束するのだろうか。



たとえクッキーの行く末を知ったとしても、
ロー・シェンは何も言わなかっただろう。

渡された以上は、彼女のものだ。
何を為すも為さぬも―――…   彼女の、自由だ。*]

(464) 2015/11/04(Wed) 23:17:19

モルトガット皇帝  アレク トール

[そこへノックの音がして、茶菓が運ばれて来た。
香しいチコリコーヒーの匂い。
器選びのセンスにもルートヴィヒの差配を感じることができた。]


 一服したら、アンディーヴ邸に移らせてもらおうか。


[旗艦ではなくそちらに泊まると告げてクッキーを手に取る。
「空き室が多すぎる家」と告げたファミルの横顔に孤独の影を見ていたが、それを指摘することはせず。]


 扶翼官に後から来るよう伝えろ。
 そろそろ例の発作が出てる頃だろうが──


[侍従に命じつつ海の方へ視線を投げて、やれやれと首を振った。]

(465) 2015/11/04(Wed) 23:18:43

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 23:20:18

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
>>463>>464
全私が食中毒でも起こしたように甲板にもんどりうってごろごろし始める準備が万端整いました。

(-193) 2015/11/04(Wed) 23:23:25

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 23:24:20

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
拾いたいですねえ
笑顔。私は笑顔使うことが多いですから。

ミリアムチップは入村してからというもの、にぱー☆(口閉じ)、冷笑、半目くらいですからね。使っているのは。
小生、何かしらいつも笑っているのです。こうやって。

(-194) 2015/11/04(Wed) 23:25:43

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
リーミン中佐のメモがわかり易くて自分のメモを剥がしたくなりますが我慢我慢…

(-195) 2015/11/04(Wed) 23:26:32

帝国軍少佐 ウルズ

― 海峡南方海域:第三隊 巡洋艦 ―

[南方へと進んでどれくらい経った頃か。
機影の報告に空と海を見る。と同時に発砲音>>461が届いた。
それを合図にして巡洋艦も動き出す。]

主砲照準。威嚇射撃用意。
目標は正面敵巡洋艦。
…少しずらせ。前方にだ。

(466) 2015/11/04(Wed) 23:26:43

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 23:27:03

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
何か変な弄り方したかな…アンカが反応しねぇ…。

(-196) 2015/11/04(Wed) 23:27:47

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 洋上・上空 ―

 ……っ!

[じりじりと距離を詰めた所に響いた音。>>461
もっとも、肝心の弾丸は翼のすぐ上を通りすぎ、明後日の方へと飛んで行ったわけだが]

 ご挨拶、ってとこですかっ!?

[当てる気の感じられなかった射撃に、口を突くのはこんな言葉]

 ……さすがに、機銃で返すのは大人げないですよねー。

[でもちょっとやりたくなった、というのが本音ではある]

 あの距離で、正確に『外してくる』とか。
 どんだけ目と腕いいんですか……!

(467) 2015/11/04(Wed) 23:27:52

ウルケル海軍少尉 シュテルン

[射撃は自身も得意とする所。
本領は拳銃による早撃ちだが、狙撃にもそれなりの自信はある。
だからこそ、『当てない』のがどれだけの精度を要するかはよく知っている]

 ……挨拶返しをするかはちょっと置いといて。

[ぐ、と。操縦桿を握る手に、力が籠もった]

 今、撃ってくれやがった相手の顔くらいは見てきたいですね!

[言いつつ、僅かに高度を下げる。
風を捉えての直線機動、一気に翔け抜ければ視認くらいは適うだろう。
そこからどうするかは、まあ。

あちらの対応を見て決める気でいた。*]

(468) 2015/11/04(Wed) 23:28:01

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港・桟橋 ―

[第三艦隊といえば、と思考はとりとめもなく過去に飛ぶ。
10年前、ストンプに行った折に聞いた話が脳裏に蘇った。

会食も終わり、少し散策していた折のことだ。
その頃既にストンプ家の使用人たちには、父が縁談話を持ってきたことが伝わっていたらしい。
立ち聞きというわけではないが聞こえてきた話に、意識が吸い寄せられた。

「縁談だったらウェルシュ様よりも、ウィズルカ様がいらっしゃったら、あちらの息子さんとお似合いだったと思わない?」

多分、迂闊な若いメイドの考え無しの発言だったのだろう。
直後、嗜める声がいくつも聞こえてきたが、発言の内容が頭に引っかかって、その後のことはよく知らない。]

(469) 2015/11/04(Wed) 23:28:02

帝国軍少佐 ウルズ

第四隊に伝令は…いい、向こうに任せよう。

[ここからはやや離れた位置にいるだろう、第4隊に複葉機を飛ばせるようなら、上空は任せる――かどうかの判断は自分がする物でもない。

程なくして砲手の「撃て!」の合図と、轟音が響く*]

(470) 2015/11/04(Wed) 23:28:04

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[あちらの息子さん、が自分のことだというのはわかる。
けれども、ヴィズルカ様とはいったい誰のことか。

国に帰って方々調べて、ストンプ家から帝国に移った人間がいることを知った。
その彼女がウルズと名を変え、今の第三艦隊に所属していると知ったのはつい最近のことだ。

数奇な運命だと思うし、正直なところ、どんな女性か少し気になってもいた。
直接会ってみたらどんな顔をすればいいのかわからなかったし、たぶん普段と同じ顔でいるのだろうけれど。]

(471) 2015/11/04(Wed) 23:28:20

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

― 回想・邂逅の時 ―


 惚れたら恰好悪いか?
 なら、俺も同類だ。 喜べ。


[相思相愛だ、と教えて軽く額を弾く。
彼が明晰な頭脳で今後の算段を口にすれば──]


 牢から逃げ出すまでの限定つきは撤廃だな。


[してやったりと笑いながら、ルートヴィヒが立ち上がるのに手を貸す。]


 呼ぶさ。
 
  いつも、いつまでも、共に在るんだ。

(*59) 2015/11/04(Wed) 23:31:07

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
えへ。シュテルンくんありがとう。
でも小生の顔なんかみたってしょうがないんですからね。

(-197) 2015/11/04(Wed) 23:32:44

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
しかしルッツよ、おまえ喀血フラグ撒いてないか?

陛下ちょっと心配してるぞ。(きゅるん

(-198) 2015/11/04(Wed) 23:33:27

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 23:33:30

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
戦闘で忙しい方々に、こちらから一方的な縁故を投げつけるターンでした。
残りは直接お会いした時にでも。

とりあえず、これで自軍の皆さんには一応全員触れてますね?
直接会って話したのが、陛下とセルウィンとファミルだけとかひどい状況ですが。

(-199) 2015/11/04(Wed) 23:36:37

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
やっぱアンカ動かねぇ…うーむ。
まぁ、アンカ少な目だし、気合で何とかするか。

(-200) 2015/11/04(Wed) 23:39:50

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
そんな話があったのかーと思いつつ名前ちょっと違う所に記憶薄さが滲み出て…w
これ返すの難しいなぁ。
いや無理に返す必要はないのだけど、つい。

(-201) 2015/11/04(Wed) 23:39:51

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
おー、バトル始まった。

「武力斥候」というものがあってな、
 とりあえず攻撃してみて、相手の反応から攻撃力とか兵数の情報をゲットする。

というわけでガンバレw (主にカシムの死に場所確保のために (←

(-202) 2015/11/04(Wed) 23:41:11

帝国軍中佐 ロー・シェン

―海峡南方海域:第三艦隊 水雷母艦―

[許可というのは――終わった後に事後提出するものかと問われれば、YesでありNoだろう。
戦場では往々にして、その正誤が入れ替わる。


 一発の発砲音>>461が、

 開始の合図を告げるように
 明後日の空を一筋に裂いた。


頭上に在った小さな複葉機の影は、少しずつ高度を下げている>>468
相手は一機。偵察任務の割りに踏み込む気になったようだ。
それが果敢か無謀かは、この後の結果で決まるのだろう。]

(472) 2015/11/04(Wed) 23:46:09

ウルケル軍大佐 タクマ

― ストンプ港/造船所 ―

[ 覚悟を問う男の言葉と視線から、ウェルシュは目を逸らしはしなかった。>>459
男が確かめたかった事は、その一事だけで事足りる ]

ウェルシュ殿。

[ 我が子、と、船を呼ぶウェルシュの言葉に、男は引き締めていた口元を緩ませて目を伏せた ]

ひとつ秘密を打ち明けましょう。

俺も、未だに戦は怖い。

(473) 2015/11/04(Wed) 23:47:23

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・邂逅の時 ―

[もう一度、まじまじとトールを見た。
穴が空くほど見つめた自分の顔は、たぶん驚いている顔をしているだろう。


 この男に惚れられたというのはつまり、
 太陽に見出されたのと同じことだ。


天高く駆けていく彼に、自分はどこまでも付いていくことになるだろう。
それは、時に苛烈な道行となるだろうが、
同時に、実に胸躍らせる未来予想だった。]

(*60) 2015/11/04(Wed) 23:49:42

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[期限付きは撤廃だと、笑う彼を軽く睨む。
けれども、それはすぐに笑みに変わった。]


  仕方ないですね。
  乗りかかった船というやつです。

  私も、あなたに無謀なことをしでかされて、
  助かった命を投げ捨てられるのは寝覚めが悪い。

[手を貸すために差し出された手を握って、見上げる。]

(*61) 2015/11/04(Wed) 23:49:56

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ



   いつも、いつまでも、

    私はあなたの隣にいましょう。


[それは忠誠を誓う言葉であり、
 魂の片割れへ捧げる約束でもあった。]

(*62) 2015/11/04(Wed) 23:50:16

ウルケル軍大佐 タクマ

出立の準備をして下さい。

あなたのカモメの処女航海に遅れぬように。

[ 見送るのではなく、共に旅立つのだから、と。男の声は、どこか柔らかく響いた* ]

(474) 2015/11/04(Wed) 23:51:51

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 巡洋艦ヴァイ ―

石炭船は牽引で行くよ。
そっちの速度に合わせてたら時間かかって仕方ないからね。

[フリカデル島には巡洋艦が入港出来ないため、帰還用の燃料を積んだ石炭船を連れて行くことになり。
準備が整った巡洋艦ヴァイはリオレ島を再出発する。
出発前の言葉は速度を出すと宣言したようなもの。
艦長は呆れながらもヴィクトリアの希望に許可を出し、ヴァイの後方には石炭船が繋がれることになった]

(475) 2015/11/04(Wed) 23:53:16

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[天には星が煌き、月明かりが航路を照らす。
夜間航行を開始した艦は、リオレ島の軍港から真直ぐ北へと進路を取った。
順調に行けば、翌日の日の入り前にはフリカデル島の南部に近付けるはずである]

…………

[戦闘時ではないため、現在の操船は当然穏やかだ。
海峡内は大きな波も立ち難い。
揺れは、蒸気船独特の駆動振動ぐらいだった。
長期移動時は交代制になるため、今動いているのは最低限の者達しかいない。
艦長も部屋に戻ってしまったため、操舵室はヴィクトリア1人だった。
いやに静かに感じる]

(476) 2015/11/04(Wed) 23:53:26

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

旗艦から指示が来たってことは…提督もタクマもこっち来てんのか。
フリカデル海域を封鎖して、リオレ周辺で押さえる心算かな。

[カルボナードに到達されるわけには行かないため、その判断は当然だと思える。
それを考えると尚のこと急ぎたくなるのだが、燃料の問題がある以上、必要以上の速度超過は流石に控えた]

早いとこ済ませて、合流しないとねぇ。

[自分の腕を認めてくれた彼らの下、帝国軍打破のために戦場を駆け巡りたいと思う]

(477) 2015/11/04(Wed) 23:53:37

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 追憶/揶揄いの果て ―

[話題の人物から高評価を得られていたことには驚きを隠せない。
印象に残るほどのことをやったかな、と思ったが、派手な動きばかりしていた自覚はあった。
かと言ってそれを頬を染めて恥じるよな乙女な思考はしていない]

提督にそんな風に評価されるなんてねぇ。

[それでも笑う顔に喜色が多分に浮かんでいたのは傍から見ても明らかだった]

(478) 2015/11/04(Wed) 23:53:59

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

……暴れ馬じゃじゃ馬とは言ってくれるじゃないの。

[称賛が省かれた評>>348を聞けば、含むような笑みをタクマに向ける。
そこに怒りなどの負の感情は無く、このやろう的な突っ込みの意味合いが強く含まれた。
ヴィクトリアが向けた揶揄いに意趣返しされたような心持ちだったが、気分を害したわけではない。
己を知るが故の言葉であるのは、はきと示されなくても感じ取っていた*]

(479) 2015/11/04(Wed) 23:54:12

帝国軍 少尉 ミリアム

[弾丸は辛くも複葉機のどこにも当たらず、上手くどこぞへ飛び去ったようでした。
指示を待つ間に撃沈でもさせたらコトですから、私は細めていた目を開けて肉眼で複葉機へと視線を遣ります。
損傷、なし。>>467
相手方は威嚇にやきもきしているか、それとも恐れ戦いているか。残念ながらそこまで知ることは叶いませんでしたが。]

 反撃も…なし。
 こちらの様子見に来たというところでしょうか。

[距離からして大して離れてはいない上空。
反撃の気があるのなら疾うにしているはず。
それなのにこちらの威嚇にも応じない、となれば、]

 余程、操縦に自信があるのか、それともお馬鹿さんなのか。
 …ああいえ、偵察に後者は寄越さないでしょうし、前者かな?

[微笑いながら、そう嘯いて、高度の下がり始めた機体をつぶさに視ていました。少しでも妙な動きをすれば銃口が火を吹くように。
速度のある直線軌道>>468に対応するには些か風が強く、相手の接近があったとしても的確に機体を射抜くには及ばなかったでしょう。]

(480) 2015/11/04(Wed) 23:56:45

帝国軍 少尉 ミリアム

[それでも、威嚇を無視して近付くのであれば更に追撃を。
今度は当てるつもりで機体へ狙いを定めましたが、さて。
真ん中に穴が開くか、それとも逸れるかは乗り手の技量次第。

鳥のように身軽な複葉機ですから、主砲や副砲といった鈍重な武器では離れられてしまえば追うことは難しいでしょう。

相手がどう動くかなと動体を瞳で追ったその一瞬。
自らとは似て非なる緑色を空高く舞う機上に見た気がしたのは刹那の幻だったのか、それとも?*]

(481) 2015/11/04(Wed) 23:56:47

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/04(Wed) 23:57:44

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 旗艦ヴァンダーファルケ:リオレ港 ―

[艦隊はリオレ港へと入り行く。
既に機雷敷設の命を受けて出撃したが為だろう、艦影は幾分少なく、なれど港は戦いを前にした活気と人影に満ちていた。
それはそうだろう。いまやこの港は、ウルケル防衛の最前線だ。]

 出迎えご苦労さん。………?

[艦を港に停泊させ、士官らの出迎えを受ける。
その場でリオレ港を預かる司令官長官に面談する意図であったのだが]


 …司令長官はどうした?

[その姿が見えない。]

(482) 2015/11/04(Wed) 23:59:19

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[聞けば腰をやられて立ちあがれないのだという。
シコン陥落までは無事でいたようだが、その後怒涛の状況変化に対応する為、朝夕なく立ち働いて遂には腰を痛めたという。

その甲斐あって、幾分かは逃げ延びてきた守備隊に所属していたもの、からくもシコンから脱してきた者らなど、怪我人のうち移動に耐えるものは後方ストンプへ送る手はずが整えられているなど、処理は滞りなく進められているようだった。
戦いへの備えも申し分ない。が、しかし、]

 指揮はならんか………。

[年近い同輩、テオドールを思って口元に短い苦笑が閃いた。
ひとまず分かったと頷いて、士官らに視線を転じる。]

(483) 2015/11/04(Wed) 23:59:56

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 現在、タクマ・ナギ大佐が、ストンプから新造艦や休養艦を取り纏めて、急ぎこちらへと向かっているはずだ。フリカデル方面封鎖に動いた艦隊が戻り次第、一度打ち合わせを行う。

 司令長官の任は解かん。
 …が、後方支援を主として命ずる。
 艦隊指揮には代役を立てるから、大人しく寝ておくように伝えておいてくれ。

[手短に方針を伝えて、報告を受ける。
その報告の最中、シコン陥落を伝えた者の名>>50が告げられるに至って、緑の双眸は軽く見開かれた。]

(484) 2015/11/05(Thu) 00:00:31

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 シュテルン・シエル少尉が?

[───生きていたか。
驚きと、つかの間の安堵に似た思いが胸を満たす。]

(485) 2015/11/05(Thu) 00:01:46

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ………、分かった。
 では諸君、仕事場に戻れ。
 補給と修復を急がせること、兵には休息を取らせること。
 諸君らの働きに期待している。

[告げて、その場は解散になった。
見えなかった幾つかの顔は、今は出撃しているのだろう。
空を見上げる。蒼穹に虹は未だ見えなかった*]

(486) 2015/11/05(Thu) 00:02:05

船を愛する領主 ウェルシュ

―ストンプ港・造船所―

 そっか……
 そうだよね、誰だって死ぬのは―――…怖いよね。

[>>473 幾多の修羅場を潜り抜けてきた歴戦の猛者ですら、戦いは怖いと。
口元を緩ませるその姿は、いつもウェルシュが見てきた優しい彼のそれだった。]

 いつも、……この国を護ってくれてありがとう。

[この広い海を。青い空を。
悠久の歴史を刻んできたこのウルケルの大地を。
影ながらいつも護ってきた彼に対して。海軍に対して。
若葉の領主は、深くお辞儀をした。]

(487) 2015/11/05(Thu) 00:02:48

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

タクマ、

[密やかな声を投げる。
かつて、どうしても放っておけなかったと言った子ども。
恐らくは今、彼が最も気に掛けているだろう者の消息を知らせる為に]


   ──── シュテルン・シエルは生きていた。


[シンプルに、それのみを伝える。]

(=17) 2015/11/05(Thu) 00:03:07

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
>>483
一瞬ロットケンさん何やってんのって思ったら違う人だった(

(-203) 2015/11/05(Thu) 00:03:41

船を愛する領主 ウェルシュ

 ―――……!

 分かった、僕は屋敷へ一旦戻るよ。
 タクマさんも準備があるなら今のうちに。

[>>474 柔らかい声と共に告げられる、了承の意。
ウェルシュは意外そうな顔を一瞬したのち、強く頷いた。]

 もう直ぐで、出航できると思うから。
        ……またカモメで会おう!

[領主は彼にそう告げると、一旦屋敷へと踵を返した。*]

(488) 2015/11/05(Thu) 00:04:16

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[少しの間。
彼がその言葉を受け取るだけの間を置いて、言葉を続けた。
続く音には僅かに笑みの調子が乗る。]

 無事だそうだ。
 顔は見ていないが、フリカデル沖封鎖作戦に同行したらしい。
 タクマ。お前さんの養い子は…しぶといな。

[笑み浮かべる調子で告げるそれは、けして悪いものではない。
戦いは結局のところ殺し合いで、戦いに勝つのは常に生き残った者だけだ。
ゆえに男は、シュテルンがしぶとく生き延びたことを喜んだ。もっとも艦が沈んだ以上、彼を逃がした者の力もあったのだろうがと、これは殊更音に乗せることはしないまま。]

(=18) 2015/11/05(Thu) 00:04:35

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
>>486
蒼穹に虹は見えなかった

綺麗な表現だなあ。いいなあ。いいなあ。

(-204) 2015/11/05(Thu) 00:04:42

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 連絡は以上だ。
 ああ、リオレ島に着いたぞ。波は上々だ。

[最後に忘れていた連絡を放る*]

(=19) 2015/11/05(Thu) 00:04:48

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ストンプのカモメコンビ可愛すぎでは??

(-205) 2015/11/05(Thu) 00:05:26

領主 ファミル

─ シコン港砦・夜 ─

[斬りつける言葉を受けても尚、若き皇帝は笑みを浮かべる。それを見止めて彼の戦斧の男への言葉を聞く>>462


 相違なく、ゲオルグ・ヒューベンター総司令は
 ウルケル海軍の、武の象徴で──英雄だ。

 
 ──、そして私は、貴方以上にあの戦斧と事を構えて、
 勝利を見せてくれそうな人間を知らない。
 
 

(489) 2015/11/05(Thu) 00:05:41

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-

[前方の海への着弾へ動じる事無く。>>470
主砲に当たらない位置で動く事は命じてある。]

 当たらねぇだろ、この距離じゃ。
 これ以上こっちくんなって言うのかね。

 確認できてるのは、巡洋艦3に水雷2か?
 結構なモノ連れてきてるのに、威嚇射撃とは、まぁ。

[考えて。]

 今が戦い時じゃねぇってのが分かってるとなれば、面倒だねぇ。

(490) 2015/11/05(Thu) 00:07:36

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 00:08:50

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港・桟橋 ―

[皇帝の侍従がやってきたときも、やはり桟橋で釣り糸を垂らしていた。]


  お呼びですか?
  アンディーヴ邸へ?

  わかりました。すぐに準備いたします。

[アンディーヴ邸でゆっくり寝るだけ、というわけでもないだろうからといくつか資料を運び込ませる手配をする。
自分も釣り道具をまとめて移動の準備を始めた。

本日の釣果は、海藻が2(4x1)つと、クッキーの包み紙が一枚だった。]

(491) 2015/11/05(Thu) 00:09:46

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 00:10:02

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 00:10:09

ウルケル海軍中尉 シロウ

[威嚇射撃と不釣合いな戦力。
改めて感じるのは、相手の“本気”で。

こちらもヴァイから預かった水雷艇をつれてきており、水上機母艦もある。
が――美味しい勝負とは言えんなぁ。
独り言は口の動きだけで。]

 威嚇射撃?
 しなくてもいい。が、これ以上接近してくるなら撃て。
 当てるつもりでいいぞ。

 ……え?

[それから、届いた報告に声を上げる。]

(492) 2015/11/05(Thu) 00:12:19

ウルケル海軍中尉 シロウ

 あ?

 ちょい待て、水雷相手に高度下げてる複葉機って、馬鹿、シュテルンのか。

[見張りによって確認された報告。
今までで一番感情をあらわに。

あいつ無理しないと言ったろうが。
なんでまた。]

 あー……クソ。

[呻いた。]*

(493) 2015/11/05(Thu) 00:16:10

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
改めて赤を読み返すと、恥ずかしいですね、これは。
まったく、何をやってるんでしょうねこの連中は。

(-206) 2015/11/05(Thu) 00:16:22

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
艦を預けるか艦隊を預けるか、どちらを楽しんで下さるか…なんだけども、ロー・シェンが艦隊預かるならやっぱもう一人くらい艦隊指揮官がいるといいねえって思ったり、だなあ。

ヴィクトリアさんどうですか(
パイロットもしたそうに見えるから、あんま縛らないで差し上げたいがwwwもう少し考えようね……

(-207) 2015/11/05(Thu) 00:20:04

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 洋上・上空 ―

[高度をやや下げ、一つ息を吐く。
警告であろう威嚇を無視した行動が撃たれる可能性を高めているのは承知の上で]

 ……このくらいの、距離、なら……!

[多分、いける。きっと、いける。
そう念じつつ、目前の艦へと距離を詰める。

今の射撃は、恐らく見張り台からのもの。
そこに到達する直前で上方へのループに切り替えられるだけの航続距離は稼げるはずだ]

(494) 2015/11/05(Thu) 00:23:02

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……いきますよ、アルカンシエルくん……!

[言いながら、機関の出力を上げて距離を詰め。
細めた若葉色の瞳で、見張り台に立つ姿>>481を認めた直後、操縦桿を引いた。
ぐ、と機首を上げたアルカンシエルは緩い弧を描いて上空へと登っていく。
唐突な切り返しが相手の虚をつけたなら、追撃があっても避けられるだろうが──そこは、賭け、だ。

元より、ここで撃ち合う心算などはない。
ただ──撃たれて、何もしないで帰るのは。
それだけは、もう嫌だ、という意地がそうさせていた。

養父母を亡くした時も、大分馴染んで気を許せた仲間たちを艦毎失った時も。
結局、それしかできなかったから。*]

(495) 2015/11/05(Thu) 00:23:06

領主 ファミル

[答えれば、そこで扉が開き、一度会話は途切れた。室内にこうばしい香りが立ち、会話の再会までには少しの時間があった。]

 
 私が海にいたい理由はな。
 一考に価しない程、くだらないぞ。

[湯気が前髪に触れる。私情だからな。と添えて、親しんだ香りに目を眇める。]

 平和裏に海峡が開放されること望む声が、
 戦斧の力に頼み縋りこの海峡を閉じる、
 首脳部の石頭にまるで届かなかったことが

 … 悔しいと、それだけの話だからな。

(496) 2015/11/05(Thu) 00:23:06

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
明日には我々も海へ出て戦闘に向かえるでしょうか。
2日目に向けて、いろいろ進めていきたいところですね。

初戦は、おそらく我が軍が適当に負けたほうがよさそうなので、そのように動いてみましょう。
場外で既にこちらが二勝した形ですからね。
陛下もたぶん同じ心づもりでしょう、というのが読めるのは安心ですね。

(-208) 2015/11/05(Thu) 00:24:53

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 00:24:58

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
こう、発言と発言の合間が開くときは、記号使ってもらえると慌てて挟まる事故がなくて済みますよ++

(-209) 2015/11/05(Thu) 00:26:27

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
発言終わり記号もあると楽ですが、書きながらだらだら落とすときの、連投途中です記号は本当に欲しくて欲しくて作ったんですよね。
昼間とか、だらだら大連投の応酬を繰り広げる時は、全部書き上げてから落とすよりも、できた分から逐次落としていった方が、お相手様も反応書きはじめられるし、お待たせしている感が薄れますから。

とまあ、非常に限定された状況下ではありますが、連投途中記号は良いものです。++
普及しないかなぁ。別に++じゃなくてもいいのですけど。

(-210) 2015/11/05(Thu) 00:30:13

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
ところで最近、一つ打ちの*をよく見かけますか゛、あれはみなさん発言区切りとか場面区切りの合図に使っていらっしゃるのでしょうか?

* が場面の区切り、
** が退席記号、
*** が、エピローグの〆、

そんな印象を受けております。

(-211) 2015/11/05(Thu) 00:33:00

帝国軍中佐 ロー・シェン

[近づく敵複葉機はそのままミリアム少尉に任せて]

 後続の翼が来ないとも限らん。
 対空砲、用意。

[と、移動式のガトリング砲の装填準備に当たらせる。
甲板に慌しく兵が行き交った。

戦艦と異なり、水雷艇が主力の当母艦は艦本体の火力に劣る。
そこで主砲や副砲の不足を補うため装備されているのが、移動できる手回し式の機関銃だった。

第四と違って、複葉機の搭載がほとんど無い第三艦隊は空戦に弱い。その弱点を少しでもカバーするためのガトリング砲は、当艦内では通称――対空砲とも呼ばれていた。]

(497) 2015/11/05(Thu) 00:33:37

帝国軍少佐 ウルズ

― 海峡南方海域:第三隊 巡洋艦 ―

[手のひらが熱く感じるのはおそらく気のせいではない。
熱を逃がすように静かに息を吸っては長く吐いて、騒めく胸の内の波を飲み込んだ。]

次砲準備。発射は少し待て。
向こうが引くようなら必要もない。

[深追いする気はない。だが向かってくるようなら、次は当てるようにと命じる。
>>492威嚇を経てか、はたまたそれより前から近づく心算もなかったのか、睨みあうように互いに引かない位置を保つ。

最中母艇付近を飛ぶ複葉機の事を問われると、放っておけと返す。]

あれ一機で水雷母艇が落とせる筈もない。
それに――

(498) 2015/11/05(Thu) 00:33:44

帝国軍少佐 ウルズ

リーミン中佐があの程度でやられる筈もない。

[何とかするだろうと、そこに浮かぶのは信頼の色**]

(499) 2015/11/05(Thu) 00:35:10

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 00:37:11

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
よし、いい時間だし寝てしまおう。
過去ロル、中佐ともなんかあればいいな…折角縁故出来たのだし。ほやほや考えよう。

(-212) 2015/11/05(Thu) 00:39:06

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
そういやゲオルグさんとこと艦名被ったかと思ったら向こう隼だったせふせふ…。

(-213) 2015/11/05(Thu) 00:40:16

船を愛する領主 ウェルシュ

―10年前・縁談の話―

[あれは花の季節だったか。]

 ふぁぁ…… びっくりしたぁ!

[少年と出会ったのは屋敷の何処だっただろうか。庭か、バルコニーか、或いは廊下の端か。
当時16歳だったウェルシュは、息を切らせながらそこまで駆け足で来たのだ。
きっと頬は桜のように紅潮していたことだろう。少年はウェルシュの存在を訝しげに見つめていただろうか。
ウェルシュは、少年の正体を聞くこともなく、勢いのままに、]

 まさかあんな小さい子と結婚だなんて……
 お父様も冗談が過ぎるよぉ……。

[思いの丈を吐露してしまったのだ。後に彼が、縁談相手の兄だと知って気まずい想いをしたものである。

少年は、からかっただろうか。
相手方の父のように、縁談に乗り気だっただろうか。
それとも、妹が取られると、軽い敵意を見せただろうか。
―――いずれにせよ、ウェルシュがいつものように船の話ばかりする事に呆れるのだが。]

(500) 2015/11/05(Thu) 00:41:29

船を愛する領主 ウェルシュ

 っはは、ごめんね。
 さっきも『船以外の話も出来るようにならないと女にもてないぞ』ってお父様に言われたばかりなんだけれどなぁ……。キミもそんな風にならないようにね。

[そう言って頭をかいた。

利発そうな少年だった。
銀髪に薄雲色の双眸。
流石、かのシュヴァール商会を取り仕切る家の息子。
幼いながらも、その表情は聡明さを放っている。
きっと将来は、その手腕を発揮することになるのだろう。

……自分の方が年上なのに、彼よりもずっと子供っぽいなぁ、と少し恥ずかしかったことを覚えている。>>469 自分との縁談よりも、今はこの家に居ない姉の縁談の方が、自ずとメイドの間で出てくるのも、仕方のないことである。]

 僕はね、本当は領主じゃなくってさ。
 将来は船の設計士になりたいんだ。
 ……難しいって分かっているんだけれどね。

[>>0:29 幼い頃から思い描いていた夢。姉に度々話していた夢。
姉がストンプの家を出ていって数年。
ウェルシュも、16歳にもなればこの夢が叶わないものだと悟っていた。]

(501) 2015/11/05(Thu) 00:42:41

船を愛する領主 ウェルシュ

 でもさ、夢を持つ権利は誰にだってあるしね。
 想うだけタダでしょ?

[そう言って微笑んで、]

 僕はね、いつか戦艦だけじゃなくって―――― …… …… 

[群青色を見つめる。]

 ―――ねぇ、キミの将来の夢はなに?

[あの時、夢を語った少年は今頃どうしているだろうか。
自分の夢を叶えたのだろうか。*]

(502) 2015/11/05(Thu) 00:43:56

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 巡洋艦ヴァイ/フリカデル北海域へ ―

[先へと進むにつれ時間は経過し、当初の予定通りにフリカデル島南部へと近付く]

周囲の警戒はどうなってる?

[シコンから南下したのとは別に、東進している敵艦でも居たら鉢合わせてしまう。
休息を挟んで操舵室へと戻る前、ヴィクトリアは見張り台へと足を踏み入れた。
一度自分の目で周囲の様子を確認する**]

(503) 2015/11/05(Thu) 00:45:31

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 00:46:36

(-214) 2015/11/05(Thu) 00:48:35

船を愛する領主 ウェルシュ

―現在:ストンプ・領主の館―

 ……なんでこんな事を急に思い出したのかな。

[屋敷に広がる生垣の花が咲いていたからだろうか。
あれから10年経った今でも、未だに自分は子供のままで。]

 ……何か、変わるのかな。

[ぽつり、と弱気な言葉をひとつ。しかしすぐにかぶりを振って、]

(504) 2015/11/05(Thu) 00:48:59

船を愛する領主 ウェルシュ

 ううん、――――……変わるんだ。

[聞くところによると、敵国の皇帝は自分よりも二つも年下だそうだ。
その若さで皇帝ということにも驚きだが、その上、はるばる遠征してまで自国に攻め入ろうという訳だ。敵ながらその豪胆さは見上げたものである。]

 皆、戦っているんだしね。
 僕だって………

[そう呟くと、身支度を整えてウェルシュは屋敷を出ようとした。]

 じゃ、後は頼んだよ、ルシエルナガ。

[長年付き添ってきた部下に、ストンプの自治を任せる。
彼ならば、常日頃から行政を行っている身だし、自分が居なくても安心して行えるだろう。
ルシエルナガは不安そうな表情と共に、ウェルシュを引きとめようとしたが、]

 ごめんね。

[領主の決意は固かった。
そして屋敷の門を出ようとしたとき―――]

(505) 2015/11/05(Thu) 00:49:46

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

!?なんで照れてんの?きもっ!!!(

wwwwすまない。
ちょっと緑に何色使ってたか忘れてしまってwww

(-215) 2015/11/05(Thu) 00:49:47

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 00:50:48

船を愛する領主 ウェルシュ

 手紙?

[丁度、伝令がウェルシュに手紙を届ける。

それは、首都カルボナードからのものであった。
内容はシコン港領主が裏切って帝国に下ったことの報せ。
それにより、シコン領主が所有する財産及び領土の奪回を命じるもの。奪回に当たり、領主の生死は問わないということ。
この手紙はストンプ領主だけでなく、リオレやフリカデルなど、各地の諸侯にも送られたこと。

―――つまりは、シコンを奪い返せ。制裁を与えよ。

首都が各諸侯に下した命令はそういうことであった。きっと、その命を達することが出来た暁には、それ相応の褒賞がカルボナードから与えられるのだろう。]

 ……。難しいことは分かんないや。

[手紙を流し読みすると、一先ずそれを懐に仕舞い、]

 行ってきます――――!

[ヴァイスメーヴェへと向かった。*]

(506) 2015/11/05(Thu) 00:51:08

【独】 ウルケル海軍少尉 シュテルン

/*
このタイミングで喉が痛くなるって何なんですか……!

うぐ。
無理できないなあ、これは……。

(-216) 2015/11/05(Thu) 00:52:41

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 00:54:47

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
ウェルシュからのお返事を確認です。
こちらが一方的にウルズに投げた縁故まで拾っておられる。さすがです。

彼はおそらくこの戦乱を終息させるキーパーソンになりえると思うのですが、果たしてどうなるでしょう?

それはそれとして、〜だろうか、それとも〜だろうか、と書かれると、まったく違うお答えを出したくなるのは、私の悪い癖ですね。ふふふ。

(-217) 2015/11/05(Thu) 00:56:42

モルトガット皇帝  アレク トール

− シコン砦・夜 −


 俺は、俺の強さも知っている。


[昂然たる笑みをもって、ファミルの評に答えた。>>489]

(507) 2015/11/05(Thu) 00:58:40

帝国軍中佐 ロー・シェン

[先刻、第四艦隊に伝令は飛ばした。
今頃はあちらでも敵影を捉えていることだろう。

味方の複葉機がやってくれば、専門家に空戦はお任せする心算だが――…自衛の手は打っておいて損は無い。


そういえば…、とロー・シェンは思う。
陛下の“小鴉”たる複葉機乗りは、第四艦隊の一員だったか、どうか。
皇帝が身近においているだけあって、年若いのにエース級の実力を持つ青年だった。

彼も哨戒任務に当たっていたならば…
今のこの敵複葉機のような鮮やかな手並みで、あるいは空から敵艦の情報を掠め取っていたかもしれなかった。]

(508) 2015/11/05(Thu) 01:02:10

帝国軍中佐 ロー・シェン

[無論…ミリアム少尉と対峙している一機が、無謀にも撃ち合う気であるならば、相応の礼はお返しする予定ではあるが。


おそらく、そうならないだろうとも――思っていた。
それも確信にも近いレベルで。]

(509) 2015/11/05(Thu) 01:02:39

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ウェルシュいいねえ!!!!!

(-218) 2015/11/05(Thu) 01:03:10

モルトガット皇帝  アレク トール

[そして、ファミルが告げた「海にいたい理由」>>496
コーヒーカップから立ち上る儚い湯気を透かして彼女を眺めながら、
領民を思い平和を願う彼女が、私財の商船に武装を施し、悔しさを抱えて自ら海軍と同じ海原に出ることを決意したその流れを追う。]


 ならば、やはりひとりでも同胞を増やすことがあなたの悔しさを覆す手だてとなろう。
 帝国艦隊には、アンディーヴの旗印を掲げた軍船の航行を妨げぬよう、触れを出しておく。
 ウルケルの浦々に声を届けよ。

 
[一考に値しないと自認しながらも引き下がることのない彼女の視線を、アレクトールは反らすことなく受け止めた。

事情が許せば、第二艦隊か第四艦隊を同行させるつもりだ。
グロル海峡の情勢は、すでにそれだけ緊迫している。

方針が定まり、菓子の器が空になったところでアンディーヴ邸への案内を依頼した。*]

(510) 2015/11/05(Thu) 01:04:03

帝国軍中佐 ロー・シェン

[何故ならば。
そのようなことをすれば、ほぼ確実に攻撃した一機は反撃で撃墜するだろうからだ。
味方の援護無しに、単機で出来ることは多くない。

…。そのような特攻を、赦しているとは思わない。



                それは―――… ]

(511) 2015/11/05(Thu) 01:05:03

帝国軍中佐 ロー・シェン

[ウルケルという国に
其処で戦う男たちに

対する、

ロー・シェンの信頼に似た何か*だった*] 

(512) 2015/11/05(Thu) 01:06:25

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
どうしよううちの陛下と中佐がかっこよすぎて寝返りたい…でも私には帝国に憎しみを抱くに値する過去があるのだ…目を覚ますのよ…

(-219) 2015/11/05(Thu) 01:08:52

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

ロー・シェン格好良すぎて
お前本当に格好良すぎて。
www好きすぎるんだが、どうしたらwww

(-220) 2015/11/05(Thu) 01:09:17

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
えっ

wwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwww

グロル海峡内を帝国艦隊さんにちょろちょろされてしまうのかい?
wwwwww


前線とは。

(-221) 2015/11/05(Thu) 01:10:31

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
くっそ、みんなかっこいいな!

[ 艦隊編成に悩みつつ萌えころがるなまものいっぴき ]

(-222) 2015/11/05(Thu) 01:12:02

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
中佐の拾い方>>508が上手い。参考に。
シュテルンくんはこっちで〆て、接近は中佐に任せるか

>>510陛下が第四と第二のどっちを同行させるかでまたいろいろと変わってくるかな…
リオレ付近が第三のみになるか、それとも第四も居続けるか、っていう。

(-223) 2015/11/05(Thu) 01:12:12

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 01:12:20

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 01:12:22

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
>>510は、俺んとこに当てるという布石かなあ、んー、ファミルとウェルシュの会見を、一応しつらえるべきなのかガンガン海戦に持ち込むべきなのか...村趣旨に従えば海戦なのかしらね?

(-224) 2015/11/05(Thu) 01:15:08

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 01:20:34

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
まーあ、ここは海峡内を艦隊が自由航行しはじめたらね…
って思っとく。さすがに防衛線

ストンプ行くなら軍艦じゃなく擬装かなんかですり抜けてくれwww

(-225) 2015/11/05(Thu) 01:23:32

ウルケル軍大佐 タクマ

― ストンプ港 ―

護っているのは、俺達だけの力じゃない。貴方や、ここに居る皆が作ってくれる船がなければ、海軍はただの飾りです。

[ 深く折られた腰と、ありがとう、という言葉に>>487面映そうにしながらも、男はそう告げて、強く頷いたウェルシュに、しっかりと頷き返す>>488 ]

ああ、カモメで。

[ そして、ウェルシュの言ったとおり日が沈んでしばらくすると、招集可能な兵が全て揃ったという報と、新造巡洋艦ヴァイスメーヴェと、新造小型戦艦を含む運用可能な艦の出航準備が整ったとの報せが続けて齎される ]

(513) 2015/11/05(Thu) 01:24:23

ウルケル軍大佐 タクマ

こっちの艦にも名前が要るな。

[ 男が小型戦艦に選んだ名は『シュヴァルベ』
この艦は大きさは巡洋艦と従来の戦艦の中間ほどで大口径の主砲も二門しか備えていなかったが、全速時には巡洋艦に劣らぬ速度を出す事が出来た。

やがて新造艦二隻とストンプまで航行してきた巡洋艦二隻、ストンプに元々入港していた整備済の巡洋艦一隻と水上機母艦一隻を加え六隻で組まれた艦隊はストンプ港を出港する。
夜陰にまぎれるような出航には、鼓笛の音も、輝く満艦飾も無かったが、新造艦を造った者達、そして技術者や整備士達が、ずらりと港に並び、静かな敬礼を贈っていた ]

(514) 2015/11/05(Thu) 01:39:11

ウルケル軍大佐 タクマ

[ 新造艦二隻は、恐らくモルトガット帝国皇帝も見た事がないであろう機動性を誇り、他の艦もストンプの技術者達の誇りにかけて、最高の出力を引き出せるようこの短い間に整備されていた。
更に整備士達を乗せた船は今も随行し、航海中も新造艦のチューンナップは続けられる ]

早く提督にも見せたいですね。

[ あの人も船が好きですから喜びますよ、と、今はまだ、敵艦に遭遇する危険も少ないから、と、整備船ではなく巡洋艦ヴァイスメーヴェに同乗しているウェルシュにそう笑いかけた男は、そういう自身が、一番楽しげに新造艦の舵取りを自ら試したりしていた ]

(515) 2015/11/05(Thu) 01:46:18

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
タクマがかわいい

(-226) 2015/11/05(Thu) 01:54:02

ウルケル軍大佐 タクマ

― ストンプ沖〜西方海域へ ―

[ それが届いたのは、男が艦隊編成を済ませ無事航行中である事をゲオルグに心話によって伝えようと、独り甲板に出た、丁度その時だった ]

え?

[ 前置きも何もない、端的な報せは、男が望みながら、望むべくもない、と諦めかけていたもの ]

(516) 2015/11/05(Thu) 01:57:02

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

[ 男がその言葉を受け取り、見ぬようにと蓋をしていた胸の奥に染み込ませる間を待つように、置かれた時間が、じわりと、男の目元に僅かな色を乗せる>>=18 ]

ありがとうございます、提督。

[ 返した声は掠れも濡れもしていない。ただ、心からの感謝の響きはまぎれもなく ]

(=20) 2015/11/05(Thu) 02:02:50

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 回想:15〜6年前、オルヴァル ―

[───今もあれほどの激戦は、記憶にはない。
小国オルヴァルを巡るモルトガット帝国との戦い>>263

オルヴァルは独立を守り抜くため、ウルケルに破格の値を示して傭兵部隊を雇い、ウルケル海軍もこれに応えて当時最も精強なる艦隊部隊をこれに派遣した。

戦いは熾烈を極めた。
幾月にも及ぶ戦いの最中、オルヴァルの将兵にも知己を得た。
時に語らい、時に酒酌み交わした男たちの顔も戦いの最中にはひとつふたつ欠け、それでも、勝利を掴まんと死力を尽くした。]

(517) 2015/11/05(Thu) 02:07:26

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

はは...あいつはあれで、気が強いですからね。

[ シュテルンが既に最前線を飛んでいるという言葉は意外でもなんでもなかった。
沈められたのは確かに彼の乗艦だった筈だ。
だとすれば、それが軍務である、という以上の意味と意志をもって、一歩も退かぬ決意を固めているだろう ]

(=21) 2015/11/05(Thu) 02:07:43

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 構わん。…────が…、

[ある時、若き医師に軍に置いてくれと頼み込まれた>>24
顔馴染みの軍医の息子だった。軍医は先の戦いで死んでいた。長く世話になった、…古い命の恩人だった。]


 …。命を守ると誓えるのならば、だ。
 怪我人の話ではない、お前さん自身の命だ。


 …──、医者が、怪我人より先に死ぬな。
 そうなれば、即座に後方に配置換えする。

[いいな。と、苦さを押し殺した声で告げる。
あとになってみれば、随分と厳しい顔に見えていたのではないかとも思う。あの頃は自分とても、今よりも間だ余裕などなかったのだ。
そんな中、必死に訴える顔にはどこか、遠い日の自分の影が重なっても見えていた。]

(518) 2015/11/05(Thu) 02:07:55

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[───ばかやろう。と、怒られたのは随分と昔の話だ。
ゲオルグが船乗りになって間もない頃、がむしゃらに役に立ちたくて、どうにかやれることをしたくて無茶をした。

その技術も未熟なくせに敵の最中に向かって切り込んで、気付けば腹をがっつり裂かれて板の上に横たえられていた。
聞けば敵兵にトドメ刺されかけたところを辛うじて救われて、どうにかこうにかここまで運び込まれたということらしい。

生死の境を彷徨った挙句に漸く意識を取り戻し、聞いた台詞が「ばかやろう」だ。]

(519) 2015/11/05(Thu) 02:08:58

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[命を粗末にするな。そう、本気で若き日のゲオルグに向かって怒ってくれた。それが医師であったシロウの父だ。

それからも度々と世話になった。
無理をせずとも、どうしてもここは戦場だ。
黙っていても弾は飛んでくるし、破片だって飛んできた。
敵兵と斬りあった回数とて両の指の数を優に超える。

ある時は腕の怪我を診てもらった。
ある時は貰い風邪の治療もしてもらった。

時には酒を酌み交わしたこともある。
もっとも医療の必要な場所で医療をする、と。
語る男の横顔は、どんな医師よりも医師らしく見えた。]

(520) 2015/11/05(Thu) 02:09:22

ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 ………。お前さんの父は、その命で多くの命を救った。
 本当に立派な人だった。

 俺の命の恩人でもある。
 その息子であるお前を、俺は無駄に死なせてやるわけにいかん。
 だから自分の命は大事にしろ。

 それが守れるなら───…


 …必要な場所で、医療をしてやってくれ。頼む。

[しかと目を見交わし、最後は少し目を細める。きっとこの男は、父の心を継ぐのだろう。
彼の父に良く似た、意志の強い目をした男だと思った。オルヴァルでの海戦の後、敢えて軍医にならずに艦に乗り続けていると聞いたときには笑ったものだ。らしいなと思った*]

(521) 2015/11/05(Thu) 02:10:14

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

それ、ついでで言うことですか?

[ 忘れていたとばかりに付け加えられたリオレ島到着の報告に、男は呆れた声をあげ ]

こちらも順調に艦隊編成を終えて航行中です。あとは天候と潮と...あちらさんの出方次第、といったところですね。

[ 返したのがこちらも忘れそうになっていた報告だったのだから、世話はない ]

(=22) 2015/11/05(Thu) 02:11:14

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

ああそれと...ウェルシュ殿を同行しています。
本人がそう希望したので。

我が子を見送るばかりじゃ嫌、だそうですよ。

[ そのうえ付け加えたのがこの台詞だったから、或いは男の方が呆れられるに相応しいかもしれない* ]

(=23) 2015/11/05(Thu) 02:14:40

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*

タクマ……(また拝んだ)
いい動きして下さるなああ…!好き

(-227) 2015/11/05(Thu) 02:16:20

ウルケル軍大佐 タクマ

まったく、しぶとい奴だ。

[ 渡された報せの返礼とばかりに、こちらも状況を報せ、心の声が途切れた後、男は小さく笑って空を見上げた ]

アルカンシエル、と、言ったか。

[ ここからも虹はまだ見えない。そして、彼が最前線を飛ぶ以上、今度こそ本当の戦死報告を受け取る可能性すら否定できない。けれど... ]

いいさ、好きなだけ飛んでいけ。

[ ただ見守ると、そう決めていた。彼が悔いなく生き抜く事...願うのは最初から、それだけだから** ]

(522) 2015/11/05(Thu) 02:26:27

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 回想:15〜6年前、オルヴァル/救出 ―

[その救出は無謀にも見えたろう。
ある日の海戦で、一隻の巡洋艦が敵中に取り残された。
引き際を見誤ったのだとは、誰の目にも明らかだった。

その日、オルヴァル・ウルケルの連合軍は帝国軍の不意をつくことに成功し、水上機艇母艦一隻に戦艦までをも沈める戦術的勝利を収め、手早く帰還せんとしていたその時だった。

追い縋ってきた敵艦から僚艦を逃がそうとしたのだろう、踏み止まった巡洋艦はあっという間に復讐に燃える帝国艦に取り囲まれた。]

(523) 2015/11/05(Thu) 02:34:29

ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 ────…、行くぞ。

[その状況をじっと見て、ゲオルグは号令した。
無謀ではない。囲みを完成しつつある一点に綻びを見たのだ。
囲みを破り火力を一気に集中させ、敵をひるませた隙に巡洋艦を救い出して戻る。

やはり傍から見れば無謀であろう作戦に、麾下は良く応えてくれた。
互いへの信頼があった。そして何より、今から救いに行くのは自分たちを逃がすために果敢に踏み止まった僚艦だった。]

(524) 2015/11/05(Thu) 02:34:47

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 主砲構え。……撃てェッ!!!

[一気に視界が硝煙と水飛沫に覆われる。
どうっと艦が揺らぎ、間近にまた水柱が上がる。

そうして見渡す戦場の端、別方向>>272から砲煙が上がった。
新手かと緊張の走った一瞬、見ればオルヴァルの艦であった。
傭兵部隊に過ぎぬ”僚艦”を救いに戻った男たちがいたのだ。
瞬時、男の頬に笑みに似た色が閃く。脳裏を過ぎったのは日に焼けた戦友ともの面影。]

 2時の敵はあいつらに任せよう。
 俺たちは目標12時。突っ込むぞ!!!

[救援を得て、ウルケルの将兵らは奮い立った。
猛然と帝国軍へと砲火を浴びせ、巡洋艦へと道を拓く。
遂に作戦は、一隻の被害を見せることなく>>181巡洋艦の救出に成功することになる。]

(525) 2015/11/05(Thu) 02:37:56

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ばかやろう!!!


[戦いの最中、ゲオルグは一人の男を叱り付けている。奇しくも若き日に、かの医師から投げられたと同じ言葉、それをその場で意識することはなかったが。
怒鳴りつけた相手はタクマ・ナギ。今は副官としてある男の若き日の姿だ。]



   ───── 死ぬな。


[今まさに、艦と沈まんとしていた男へと投げられた声>>136

(526) 2015/11/05(Thu) 02:38:37

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 02:39:10

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 命を無駄にするんじゃねえ、生きろ!!!

 今から助け出してやる。いいか、聞け。
 貴様の仕事は、今から全力で生き延びることだ。
 生きて生きて生ききって死んでから、つまらねえことは言え。

["声"が届いた。驚いたような反応があった。
直感で、この声の主はかの巡洋艦の艦長であると思った。
ならばそれでいい、不思議の詮索は生き延びた後の話だった。]

(527) 2015/11/05(Thu) 02:39:30

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 合図したら最大速力で走れ。
 …大丈夫だ。お前さんたち全員、必ず助ける。

[そうして。後のことは知る通りだ。
タクマ・ナギ率いる巡洋艦は戦火の中救い出され───…



…───そして戦いの終わる日が来た。
遂に、オルヴァルが帝国の旗の下に屈する日が来たのだ。*]

(528) 2015/11/05(Thu) 02:40:35

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 02:41:39

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 02:50:45

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 02:51:45

領主 ファミル

─ シコン港鳥、夜 ─

[部屋の中に立ち笑う青年の表情は
 覇気を纏って見えた>>507。]


 …、はい。

[揺らがぬ自負を感じさせる答えに、
 静かな微笑みで応じる。]

(529) 2015/11/05(Thu) 03:13:06

領主 ファミル

[若き皇帝から出された命の内容は、
 先に願われた流れを汲み聞こえた。]


 …使者の任。確かに、承りました。

[街の保護と引き換えに帝国を自領に招きいれた女領主は任務の拝命に、緩やかに頭を下げた。]

(530) 2015/11/05(Thu) 03:14:57

領主 ファミル

[護衛艦隊の申し出は、使者として赴くなら、ウルケルの領海内を帝国の艦を連れて動くよりも、動かす船は乗りなれた二隻のみがいいとの旨を伝える。


 外装に据えた砲門を下ろしてしまえば、、
 目ざとい者にはわかられようが
 大概のものには表向き、ただの商船と見える筈だ。]

(531) 2015/11/05(Thu) 03:16:12

領主 ファミル

[話を終えれば、皿の上から一枚、クッキーをつまんだ手を引く。]


 屋敷にいらっしゃるなら。
 …歓迎します。

[一時出た巣の口調を収めながら、久々に自室といくらか以外に灯りがともるだろう家を思うと。含んだ菓子は随分と優しい味がしたような気がする。]

(532) 2015/11/05(Thu) 03:22:13

領主 ファミル

─ シコン港、夜道 ─

[案内に会議室を出れば夜の町の中、階段上の三段目に、一軒ばかり灯りが点ってあるのが見える。
 あちらです。と目的地を示す際に、港が見え、ふと、発作、といった言葉と共に視線が向いた海へと視線が留められた。]


 ……夕食。扶翼官殿の釣果の期待値は、
 いかほどでしょうか。

[浅瀬がなだらかに深くなる湾内には魚が多い。漁もできる程度にシコン港の海は豊かではあるが。
 発作。といわれるようでは今も期待薄だろうか。とも思う。そういえば、魚が釣れているところを見た記憶がないな。と、表情に出さぬまま道行少しだけ可笑しいような心地を覚えた*]

(533) 2015/11/05(Thu) 03:25:59

領主 ファミル、ウルケル海軍提督 ゲオルグに話の続きを促した。

2015/11/05(Thu) 03:44:38

領主 ファミル、ウルケル海軍提督 ゲオルグに話の続きを促した。

2015/11/05(Thu) 03:45:19

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
飴wwww
あざまっすwww

(-228) 2015/11/05(Thu) 03:46:48

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 03:51:10

帝国軍 少尉 ミリアム

[予想外のことがあったとすれば。
複葉機乗りが予想よりも遥かに優れた乗り手であったと、その一点に尽きるだろう。

…少しは。油断があったのも否定はしない。
それでも私は、見事にしてやられたのでした。>>494
眇めた自らの翠玉の瞳が、乗り手の若葉色の瞳と視線がかち合うほどまでに接近されてその上、逃がしたなど。]

 ここまで嘗めた真似をされると、
 易易と逃がしたくもなくなるってもんです、よね――ッ!

[私は詰められた距離分の速度を遥かに凌ぐ速度で空へと虹の軌跡のように駆け上がる機体>>495を睨め上げ、眉を顰めるとライフルの向きを空へと変えて照準を合わせて、そして彼方へ飛ぶ鋼の鳥を見上げていたが――、]

 …〜〜っ、届かない、な。これは。

[視認出来るがやっとまで距離を離された様子だけ確認すれば溜息を吐くことになりました。]

(534) 2015/11/05(Thu) 04:02:34

帝国軍 少尉 ミリアム

[視界の下では対空砲…ことガトリング砲の用意でもしているのか、行き交う喧騒の喧しいこと。>>497
駆り出されては大変と、私は私で空の警戒を続けることにしました。

先ほどの複葉機の目的もわからぬ今は、相手方からの攻撃があるにしろ、此方から攻撃をするにしろ、どちらかが撤退を選択するにしろ、警戒を怠ってはいけないと心得ていた故に。]

 矢張り、…前者(>>480)、でしたかねえ。
 ああ、随分と小癪な真似をしてくれるものですよ。

[両眼を眇めて前方へ警戒を向けながら、空の薬莢を回収して弾の補填を行います。
こんなこともあろうかと暫く撃ち続けても弾切れの起きないように用意だけは周到にしておいたのですから。]

 さっきの彼…顔だけは、よぉく覚えておきますか。
 …――次は、逃がさないように。

[薄く笑んで補填を終えたなら、やや時を前にして鳴り響いた轟音の元>>466へと視線を僅か遣って直ぐに離し。]

(535) 2015/11/05(Thu) 04:02:36

帝国軍 少尉 ミリアム

 
 陛下からの指示は深追いするなということでしたが、
 迂回を選んだところであちら様が通してくれる保証もなし…と。

[私はふつ、と呟いて東方を眺めました。
手元に有る海図は中々精緻なもので、グロル海峡内の地理を事細かに記してありました。
その図面を眺める限り、このまま第三艦隊、第四艦隊が南下を続ければリオレ島という地に行き着くはずで。
島があるということは当然、その場に軍も駐在している可能性が高く、進行方向に見える船影>>490や先ほどの複葉機の本拠地も恐らくは――。]

 近いのかなぁ。

[思わず何も繕わない素の言葉が飛び出し、私は反射的にそっと口元へ手を押し当てました。例え上官が態度や言葉に目を瞑ってくれたとしても>>463私が"ミリアム"である限りは変えぬ決まり。]

(536) 2015/11/05(Thu) 04:02:38

帝国軍 少尉 ミリアム

[性格も自分を呼ぶ言葉も、表情も、全てを。
作り上げ、固定し、維持し続けなければ立っていることなど出来ない。
――――出来なかった。

絶望も憎悪も恐怖も怨嗟も湧き上がる憤怒も、何もかもを押さえ付けて忘れたフリをするには、その方法しか無かった。

十年以上も前、非力で無力であった一人の小娘には。*]

(537) 2015/11/05(Thu) 04:02:41

帝国軍 少尉 ミリアム

― 回想:十数年前、オルヴァル ―

[太陽と鴉を頂く旗を掲げた帝国と島国オルヴァル間で行われた戦争。

当時から精鋭揃いと讃えられたウルケルの傭兵部隊を雇い>>263、帝国軍の猛攻を耐え凌ぐもやがては敗戦へと追い込まれたオルヴァル。

帝国に吸収されることによってオルヴァルの地は物資の流通が豊かになり、今や元の国民の大半が支配を受け入れて既に長い。
しかし、国民も、嘗て軍部に所属していた人間も多くは知らないはずだ。
戦争の裏で安価で武器を売り捌き、国民に強国への勝利の夢を抱かせ続けた>>265存在を。]

(538) 2015/11/05(Thu) 04:02:44

帝国軍 少尉 ミリアム

[ユルド社。
国境の分け隔てなく武器の販売を手がける商会の名前だった。
戦中は国軍…或いはウルケルの傭兵たちに破格の値段で武器を提供していた。
…国益のために。商会を取り仕切る会長の口癖だったが、その実、ユルド社は裏で帝国とも取引を交わしていたのだ。
ある時には商会の伝手を使って海運業も営む商会>>0:87へ。…もしくは直接商会の者の手で。

オルヴァル近辺の暗礁地帯の多い複雑な海域の海図や国軍の情報などが多く帝国へ売り渡された。
それは売国奴と称されるに難くない所業だっただろう。
――けれど、戦中の混乱の中。
そのことに気付き、糾弾した者はいなかった。]

(539) 2015/11/05(Thu) 04:02:46

帝国軍 少尉 ミリアム

[オルヴァルのとある港街に敗戦の報が齎されたのは湾岸に建てられた最後の砦が陥落したという報せと同時>>274だった。
国軍の艦隊は壊滅し、帝国の艦隊が港まで押し寄せていると>>275ほうほうの体で逃げてきた残兵が触れて回っていた。

戦果の報せを受けたユルド社の動きは素早く、何よりも誰よりも早くに帝国へ恭順の意志を示した挙句、自ら社の未来の跡取りである長男の子女を帝国へ差し出したのだった。
かくしてユルド社はオルヴァルの中の幾つかの商会の中でも唯一国の吸収による縮小の害を受けることはなく。
現在は次男夫婦が会社の跡を継ぎ、実権を握っている。*]

(540) 2015/11/05(Thu) 04:02:49

帝国軍 少尉 ミリアム

[今は既に亡国と成り果てた国の歌。]

(路を開けAperire viam! 路を開け)Aperire viam!
(どのような場所であろうとも)Etiam esset humana qua parte locatus
(其処に不羈なる心あれ)Et ibi est libertas animi.
(背負う業 如何なるものであろうとも)allaborent sive ad umeris At in voluntate quicquam
(身に宿す魂は自由であると知れ)Sit tibi subrepat animus corpori servit.

(我が祖国 オルヴァル)Patria, Orval Brewery.
(その鐘の音よ永遠に)Campanae sonum per saecula.

[よく口遊んだメロディが記憶から消えた頃。
私は間近な場所で行われていた非業を知った。
…唯、それも今となっては*昔のこと*]

(541) 2015/11/05(Thu) 04:02:52

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
自分で作った歌詞が落とすとなると思ったより恥ずかしくて躊躇してしまいましたがやるしかない…
だって中佐の「不羈」を拾いたかったんです…拾いたかったんです…

(-229) 2015/11/05(Thu) 04:04:05

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
多分初手で落ちるから設定をどかどか落としていく所存。
セルウィン殿は大丈夫でしょうか。ね。

(-230) 2015/11/05(Thu) 04:05:25

帝国軍 少尉 ミリアム、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 04:12:42

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
>自分メモ
国家じゃないよ!国歌だよ!
ダメだ恥ずかしいから直そう…

(-231) 2015/11/05(Thu) 04:14:21

帝国軍 少尉 ミリアム、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 04:18:23

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
校歌みたいのを作詞する人ってこんな気分なんですかね。
などと思いながら考えました>>541
後悔は…し…し…してます……

(-232) 2015/11/05(Thu) 04:20:40

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 回想:15〜6年前、オルヴァル/敗北 ―


 終わった     ……、か…。


[はあ。と空に向かって息を吐く。
港の岸壁から望む自軍の艦はボロボロで、入港してきた帝国の艦隊の片隅でいかにも肩身狭そうに固められ繋がれている。

オルヴァルは敗れ、降伏したのだ。激戦の末、オルヴァル艦隊は壊滅>>274
ウルケル傭兵隊も実にその八割近くが沈没または戦闘不能に陥り、残された艦も満身創痍の姿を異国の港に晒している。

その様を眺め遣りながら胸のうちを閉めるのは、悔しさより、どこかぽっかりと胸の中にあいた空虚、だった。

モルトガット帝国に敵わなかったこと、こうして死力を尽くし戦ったにも拘らず負けを喫したことは悔しい。幾人もの戦友を失った───オルヴァル人も、ウルケル人もだ。
そう思えば叫び出したくなる程に悔しい思いがこみ上げるが、こうして生き延びたこともまた事実で、明日が確実にまた来ることを、喜べばいいのか、悲しめばいいのか、少しの間答えが見つからなくなっていた。]

(542) 2015/11/05(Thu) 04:30:06

ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 ( …   お前は、)


[風にはためく鴉と太陽の旗。
それを見ながら、一人の男のことが気に掛かった。

ロー・シェン・リーミン。
オルヴァル海軍の将、あの時上官を説得し、危地へ救援に駆けつけてきてくれたオルヴァルの友だ。]




         (  お前は今、 どうしている …?  )



[自然、足は彼の姿を求め歩き始めた。]

(543) 2015/11/05(Thu) 04:30:54

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 …。 ここに居たのか。

[彼を見つけたのは湾岸近く、最後に焼け落ちた砦の傍だ。
未だ火の燻る気配の中を、足音を殺すことなく歩み寄る。
彼は焼け落ちた砦の壁に向かい、文字を書き付けていたようだった。

思わず足を止める。指先が白くなるまで握られた手、ぐいと乱暴に拭われた涙の跡から目を逸らすようにしてその文字へと視線を流した。]

           “  不 羈  ”

[ただそれだけだった。
それだけの文字が、黒く焼け焦げた壁の上に白く刻まれている。

ふき。と、音になく口の中に繰り返す。
誇りを、決して折れぬ心の誇りをこの男は刻んだのだ。
ゲオルグは暫し黙ってその文字を見つめて、一度瞑目をした。
己の心にも刻み込むかのように。]

(544) 2015/11/05(Thu) 04:32:46

ウルケル海軍提督 ゲオルグ


 シェン、

[ゲオルグは、そう彼を呼んだ。
幾たびの杯を交わし、幾たびの戦火を潜り抜けたろう。
頼りになる男だった。飲み交わし、冗談を交わせばいつまでも語り明かせそうな相手だった…楽しかった。

それも、もう終わりだ。じきに自分たちはここを引き上げる。
その後互いの運命がどううつろうか、それを知る手立てはこの場にはなく。]


   ……    ああ、


[終わった、と。ぽつりと落ちた言葉>>280に頷いた。
再び足を進め、彼に肩を並べる。]

(545) 2015/11/05(Thu) 04:33:57

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[帝国との交渉について、男は何も言わなかった。
視線が合えば分かったと頷きを返す。

ウルケルは傭兵を生業とし、だからこうした敗戦に行き会う数も他を圧して多い。だから身の処し方は知っていた。
心配はないと、軽く首を横に振る。]

(546) 2015/11/05(Thu) 04:34:26

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 …─────、

[悔いる言葉。それに力足りなかったとは言わなかった。
いや、実際に足りなかったのだろう。

オルヴァルが死力を振り絞り、ウルケル傭兵隊もまた必死に戦った。
それでもモルトガット帝国は更にその上を行った、それだけだ。
分かりきったことを音にはせず、ただ、視線を下げた友の横顔を黙って見つめていた。
男は、海戦ほど上手には言葉を操る術を知らなかった。

すまない。とも違うのだ。
共に全力で戦ったことを知っている。
それで及ばなかったことを知っている、だから、]

 …お前のせいじゃない。

[言えたのは、こんなありきたりの言葉しかなく。]

(547) 2015/11/05(Thu) 04:35:00

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
私の直後にゲオルグ提督の回想きたwww
起きてみたらオルヴァルのことで持ちきりだよやったね…?

(-233) 2015/11/05(Thu) 04:35:02

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
だだだだだいじょうぶでしたかね
こんな綺麗な戦線物語に悪い爺さんの話ぶちこんで!世界観ブレイクしてたらすみませんほんとうに。はい。

(-234) 2015/11/05(Thu) 04:37:20

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 … …、 なあ、シェン。


[オルヴァルの敬礼>>283に、背筋を伸ばし答礼を返す。
二人、潮風を浴びながら敬礼を交わし口を開いた。]


 心が折れなきゃ、また、いつだって会える。
 何度だって、再び立ち上がれる。


[不羈、と。
束縛されずある心、自由を戴く翼のような誇り高き魂を。
共に持ち続けるなら、道はきっといつかどこかで再び交わる。
いつかまた会える。海はどこまでも繋がっているのだからと、口にして。]

(548) 2015/11/05(Thu) 04:38:08

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 だから、いつかまた会おう。そしてそれまで、



     お前の波路に良い風の吹くことを、



[今はなくなった国にではなく、彼個人へ向け、]

(549) 2015/11/05(Thu) 04:39:03

ウルケル海軍提督 ゲオルグ



   …──── 心より、願う ────…


[そう異国の戦友ともへ向け。
一度瞳を閉じて祈り、やがて淡い笑みのような瞳を向けたのだった*]

(550) 2015/11/05(Thu) 04:39:20

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 回想:15〜6年前、オルヴァル/後日 ―

[余談ではあるが、後日タクマに、ゲオルグはロー・シェン・リーミンとの別れについて語っている。
彼がかつての砦の壁に、不羈の文字を書き付けていたことを告げれば彼の反応はどうだったろう。

ゲオルグといえば、遠く、心のうちを見るような顔をしていた。
かの青年が壁に刻んだ文字は、今はゲオルグ自身の胸のうちにも刻まれてある。]

 また、会えるさ。

[礼を言い損ねた>>351という青年に笑う。
それが叶うことは、結局はないままだったの*だけれども*]

(551) 2015/11/05(Thu) 04:40:06

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
もうこのお二人は…
熱いロールが素敵です…
目から涙が出そうです熱いです

(-235) 2015/11/05(Thu) 04:40:47

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 04:42:09

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
もう出てた
熱い…熱いよ…
素晴らしいですよ尊いですよこの…

(-236) 2015/11/05(Thu) 04:42:24

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
ぶっちぎり発言数のゲオルグに
お疲れ様を抱く朝。おはよう。

ゲオルグ、ミリアムを続けて読むと切なくなるな。
オルヴァル…。

ミリアムにもオルヴァル絡みで何か振りたいは
凄く思っているんだよなあああ。ずっと。

よし、よし、頑張ろう。
1dはまだあと1日ある。

(-237) 2015/11/05(Thu) 06:07:16

ウルケル軍大佐 タクマ、ウルケル海軍提督 ゲオルグに話の続きを促した。

2015/11/05(Thu) 07:09:55

ウルケル軍大佐 タクマ、ウルケル海軍提督 ゲオルグに話の続きを促した。

2015/11/05(Thu) 07:10:52

帝国軍中佐 ロー・シェン

─回想/遠征の最中─

[グロル海峡までの道行きは、まだ半ば。
ロットケン老将が元気に艦橋で指揮をとっていた頃のことだ。]

 …ウルズ、少し付き合え。

[母艦からの伝令役に紛れ込んだ中佐の肩書きの男はその日、巡洋艦に居座って、艦長たる元同僚を呑みに誘った。

窓から涼やかな潮風が舞い込んで、部屋に香る酒気を徒に混ぜた。
夜の海に浮かぶ今宵の月は、煌々とまるい。

杯が幾度か空になったのち、]

(552) 2015/11/05(Thu) 07:14:38

帝国軍中佐 ロー・シェン




    ――――…、おまえは これでいいのか?



[そんな唐突な問いが、明るい夜に響いた。]

(553) 2015/11/05(Thu) 07:15:02

帝国軍中佐 ロー・シェン


 分かっているだろう。
 陛下の親征の最終目的は、…ウルケルだ。

 グロル海峡を制せずして全土統一は謳えない。

[海図を思考の上に広げながら、ロー・シェンは言う。
すべての海をひとつにする――…一本の線を敷くことを考えると、あの海峡は丁度、終着を飾る位置にある。]


 …。おまえの、



             故郷だろう?


[以前、彼女の出自は聞いたことがある。
自分がオルヴァル出身で、ウルケルの傭兵部隊に世話になったことも、その時話した。]

(554) 2015/11/05(Thu) 07:16:28

帝国軍中佐 ロー・シェン


 おれたちは軍人だ。

 ――――だが、個の人間でもある。

[それは軍の同僚としても、軍の上官としても、
似合いの言葉とはとても言えなかったけれど。
酒席という飾りに紛れさせて、綴る声を止めない。]


 ……、戦場で迷う時間は無いぞ。


[悠長な物想いが招くものは、
“死”という一文字の――恐らくたったひとつだけ。]

(555) 2015/11/05(Thu) 07:17:05

帝国軍中佐 ロー・シェン

[グラスの底に残っていた度数の高い蒸留酒を、少し乱暴にあおった。
喉の奥まで熱が下っていくのを感じながら、空になった厚い硝子の底をテーブルに置く。
…とん。と強い音がした。]

(556) 2015/11/05(Thu) 07:18:12

帝国軍中佐 ロー・シェン



 ………。ウルズ、

[そうして潮に焼けた顔に、ほろ苦い笑みを滲ませる。]



   祖国を喪うのは、…――――   辛いものだぞ。



[家族も、友も、思い出も。
喪われて形変わって、…新たな異なるものが生まれてゆく。]

(557) 2015/11/05(Thu) 07:22:09

帝国軍中佐 ロー・シェン


 おまえが、すべてを覚悟しているならばいい。

 …。おれもこれ以上は言わん。
 ただ、


 おまえの友である
 ロー・シェン・リーミン個人として、


[同じように潮に焼けた肌をした相手の顔を静かに見据え]

(558) 2015/11/05(Thu) 07:23:21

帝国軍中佐 ロー・シェン



   おまえ自身が選ぶ航路が、

   …――――――自由であれと、願う。


[それは、軍に属する身では難しいことかもしれないけれど。
今だけは立場を脇に置いて、夜と酒の香りに想いを溶かした**]

(559) 2015/11/05(Thu) 07:24:16

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 07:30:20

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
>中佐メモ
お褒めいただき光栄ですが賢者タイムに突入した私に敵はありませんでした恥ずかしくてしねます

(-238) 2015/11/05(Thu) 07:48:25

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
(ふわさぁ…)
目が覚めたら裏切りフラグが積み上がっていた訳ですが(

ねーほんとねー。
どしましょうか。

(-239) 2015/11/05(Thu) 07:52:59

【独】 船を愛する領主 ウェルシュ

やっぱりローシェンがるなうぇいさんかなぁ?

(-240) 2015/11/05(Thu) 08:04:38

船を愛する領主 ウェルシュ、栞を挟んだ。


【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
今日もローがイケメンすぎてつらい。

wwwwwwwwwつらい。
なんだこの格好いいやつ!?!???www

(-241) 2015/11/05(Thu) 08:47:49

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ローマジ格好良すぎて最高です、ありがとう。
そして私は今朝更新と勘違いしててやらかしたよねえwww飴すみませんwwwww

(-242) 2015/11/05(Thu) 08:49:25

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
発言リセットだろと思いきや、んなこたなかった(

(-243) 2015/11/05(Thu) 08:50:16

帝国軍中佐 ロー・シェン

―海峡南方海域:第三艦隊 水雷母艦―

[鳥が水面の魚を嘴で浚うように。
水雷母艦のすぐ上空を掠める軌道で、急速接近した複葉機が弧を描いて離れてゆく>>494
ミリアム少尉のライフルは静かなままだ>>534。あの動きを追うのは難しい。

甲板からの距離では、操縦士の髪の色くらいしか認識出来なかった。他に知れたのは、その腕の確かさ位といったところか。


前方の巡洋艦から聞こえた砲撃も、今は止んでいる。]

 様子見はあちらも同じ、か。

[そこから想像出来るのは、相手も主力に欠くのであろうということ。]

 先に増援が来るのは、さてどちらか…。

[海域は静かな緊張感を孕んで、相対する艦隊を見守っていた**]

(560) 2015/11/05(Thu) 09:16:19

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 洋上・上空 ―

[飛び過ぎる瞬間、翠玉と視線が絡む。>>534
いつかの淡い紫同様、そのいろは確り、刻んで。
弧を描き駆け上がった上空でゆっくりと機体の体勢を戻しつつ、改めて海面に集う艦船を見やった]

 ……本気でくる布陣……じゃ、ないですよね。

[そんな呟きを漏らしつつ、旋回する。
さすがにというか、滞空迎撃の準備を整えて行く艦に最接近する心算はないが、すぐに戻る気もない]

 ……こちらの空組は、まだかかるでしょうし。

[向こうが空戦戦力を出してくるなら、抑えないと、と。
そんな意思を持って、アルカンシエルは未だ、空にある。**]

(561) 2015/11/05(Thu) 09:31:53

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 09:34:26

【独】 ウルケル海軍少尉 シュテルン

/*
ほんとにね。

わかってぶん投げてきてやがる、というのがとても、とてもよくわかるからね……!

どーお返してやろうか、こんにゃろう、ってなもんです、はい。

(-244) 2015/11/05(Thu) 09:37:19

モルトガット皇帝  アレク トール

− シコン砦・夜 −

[口調をふたたび従順な投降者のそれに戻してファミルが諾う。>>530
手持ちの武装商船2隻のみで行きたいとの希望には、そうか、と腕組みした。]


 数名程度、帝国兵をそちらの船に同乗させる。
 軍服では相手を刺激するというなら、平服着用で構わない。


[ファミルが接触する相手の戦力や人材を観察し報告する要員として、だ。
彼女がそう理解するか、あるいは監視されていると思うかに関わりなく、これは「要請」ではなく「命令」として申し付ける。]


 あとは、連絡用に水上機を1機、積み込めるか。


[こちらは船の構造の問題もあるから、可能なら、に留めた。]

(562) 2015/11/05(Thu) 11:47:18

モルトガット皇帝  アレク トール

− シコン/アンディーヴ邸・夜 −

[ファミルとの会談を終えた後は、案内されて邸宅に赴く。
ルートヴィヒの無害な趣味について語る彼女の表情は少しばかり和らいで見えた。]


 あれに魚が釣れたら、明日は吹雪だ。


[ファミルに告げたとおり、ルートヴィヒは記録を更新して戻り、夕食はアンディーヴ家の備蓄でまかなわれた。

ディナーの席にもファミルの”家族”は現われない。
表向き独身のファミルの世嗣問題はどうなっているのか、チラと頭を掠めたが、彼女の方から持ち出さない限りは触れずにおく。
食卓の話題はもっぱら、暗礁地帯の海難実績や風向きといった、グロル海の実情を聞くことに向けられた。]

(563) 2015/11/05(Thu) 11:54:11

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 11:58:46

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン港 ―

[皇帝がもう移動しただろう頃合いに、アンディーヴ邸を訪れる。
案内が来るまでの間に、館を眺めていた。

彼女が帝国側に付いたという情報は、既にウルケルの中枢まで届いているだろう。
ウルケル側が彼女を許しておくとは到底思えなかった。
あるいは、制裁命令が出ていてもおかしくはない。

上手くいけば、アンディーヴ領を自領に組み込める好機だ。
ファミルが戦乱の渦中に出ていくならば、彼女の命をつけ狙うものもいるだろう。

ふと少年だった現ストンプ領主の顔を思い出す。
彼は今、どんな男になっているのだろうか。]

(564) 2015/11/05(Thu) 12:03:21

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 回想・10年前/ストンプ ―

[大人たちの話から抜け出し、ウルケル風の屋敷を物珍しく見物して回っていたところへ、後ろから走ってくる足音が聞こえてきた。
海の見える庭先を背にして振り返れば、柔らかな亜麻色の髪が跳ねている。
頬に差す桜色は、庭の花よりも鮮やかだ。
目の前までやってきた少年は、前置きも無くいきなりしゃべり出した。
それを黙って聞く。

相手からは無愛想に見えたかもしれない。
本人は、単に面喰って固まっていただけだった。]

(565) 2015/11/05(Thu) 12:03:59

帝国扶翼官 ルートヴィヒ



 …………ウェルシュ・ストンプ?

[話の内容から察するに、これが妹の縁談相手らしい。
フルネームで確認したのち、如才無い笑顔を浮かべた。]

 ルートヴィヒ・アルトハーフェンです。よろしく。

[名乗り、握手の手を差し出す。
目はじっと観察する色のままで。]

(566) 2015/11/05(Thu) 12:04:07

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[妹の縁談に対しては、賛成も反対も特になかった。
ストンプ家と婚姻関係を結びたい父の意図については理解していたし、シスコンというわけでもない。
ただ、家が寂しくなるなあという感慨はあった。
それに、こいつで大丈夫か、という目でウェルシュを見ていた気もする。

それで暫く観察しながらいろいろな話を聞いた。
船のこと、船のこと、船のこと。…。]


 いえ、面白い話でした。
 船はいつも乗っているのに、知らないことばかりで。
 ……女性にはたしかに不評かもしれませんけれど。
  
[頭を掻く彼に、首を横に振る。
社交辞令ではなく、本心から。
船について話すときの彼の熱量が、少し羨ましかった。]

(567) 2015/11/05(Thu) 12:04:52

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[設計士になりたいという夢を頷いて聞いていた。
きっと、無理なことだと思う。
領主よりよっぽど向いているだろうにとも思ったけれど、領主になってもきっと領民に慕われる良い領主になるだろう。
真っ直ぐに夢を語る、己を飾ることも隠すこともない純粋な彼が、眩しく見えた。]

 私も将来、家を継ぐでしょう。
 そして夢を叶えるでしょう。
 世界中の海を、自分の船で回ってみたい、という。

[それ以外の将来など思いもしなかったころだ。
夢というほどでもない単なる未来予想だったけれど]

(568) 2015/11/05(Thu) 12:05:04

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  だからあなたも探してみるといい。

  領主でありながら設計士でもある道、
  きっとあるはずですから。

[なんとなく、この少年を励ましたくて、そう口にした。]

(569) 2015/11/05(Thu) 12:05:15

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 現在・アンディーヴ邸前 ―

[あの少年は、今はどうしているのだろう。
船に携わっていないわけがない、というのは確信していたが、領主として一体どのように成長したものだうろか。

ウルケルの領主として、帝国軍の前に立ちはだかるだろうか。
裏切り者としてファミルへ追討の兵を出したりするだろうか。
あるいは戦乱は関係ないと、自領に籠っているだろうか。

できれば彼には戦いに関わって欲しくない。
そうもちらりと思ったが]


 考えても仕方のないことですね。

[情報が足りないことには推測も無駄だと脇へ押しやる。
そこへ、アンディーヴ邸からの案内が到着して、屋敷の中へ入っていった。]

(570) 2015/11/05(Thu) 12:05:45

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― アンディーヴ邸・夜 ―

[まさか自分の趣味のことが話題になっていたとは思わなかったから、釣果を聞かれたら憮然とした顔になっただろうけれども、ともあれディナーには同席して、様々な話を聞いた。

ファミルが武装商船二隻のみでウルケル領主らの説得に回るという話を聞いたときには皇帝とファミルの顔を見比べたが、皇帝の決定であれば賛成も反対もない。
ただ、気を付けてくださいと言うに留めた。

やがて夕食が終われば先に辞して、借り受けた部屋へ戻る。
皇帝に報告と具申をすべきもろもろをまとめるためだった。]

(571) 2015/11/05(Thu) 12:20:46

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 トール、このあと時間は空いていますか?

[部屋から声を投げる]

(*63) 2015/11/05(Thu) 12:23:04

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
>>571
「憮然」 誤用率の高い言葉として有名ですねー

・失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。また、意外なことに驚きあきれているさま。

ここは後者か。

(-245) 2015/11/05(Thu) 12:30:20

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

− 現在 −

 書斎で待て。
 そこなら図面を広げられる大きな机があるだろう。
 

(*64) 2015/11/05(Thu) 12:34:38

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 12:38:19

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 わかりました。
 お待ちしております。

(*65) 2015/11/05(Thu) 13:23:47

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― アンディーヴ邸・書斎 ―

[屋敷の者に書斎を借りることを告げて、荷物を運び込む。
机の上には大きな海図が広げられた。

他にもいくつか資料を並べながら相手を待つ。
無駄に待たせるような人ではないから、すぐに来るだろうと思いながら。]

(572) 2015/11/05(Thu) 13:29:16

モルトガット皇帝  アレク トール

− シコン/アンディーヴ邸・夜 −

[ファミルの今後の動きについて知らせれば、ルートヴィヒの視線がこちらを向く。>>571]

 
 レディ・アンディーヴもまた波の申し子だ。


[海に戻る理由を「悔しいから」と告げた女領主。
その慈愛は領民のみならず、海路が結ぶすべての土地の民へと向けられていた。
保身よりも波瀾の中で灯火を掲げ続けることを望む彼女の気持ちは変えられぬと思う。
元より、説得の成果に頼る戦略で遠征してきたわけではない。
彼女の望みは、その意志により叶えられたもの。

ルートヴィヒがファミルに庇護を申し出ていたことは知らぬまま、彼女の身を案じるルートヴィヒの言葉にいつも以上の感情の揺れを感じてアレクトールはフォークを置いた。]

(573) 2015/11/05(Thu) 13:48:10

モルトガット皇帝  アレク トール

[食事の後は書斎へと向かう。

先に席をたったルートヴィヒが準備を整え、呼吸を10ほどした頃合い。]

(574) 2015/11/05(Thu) 13:49:17

モルトガット皇帝  アレク トール

− シコン/アンディーヴ邸書斎・夜 −

[ノックはしなかったが、扉は力をいれずとも開いた。

ひんやりと底冷えする書斎独特の闇は今は奥へと押しのけられている。
大きな黒檀のテーブルに広げられた海図。]


  始めろ。


[どれほど待ったか問うこともなく、ごく短い言葉でルートヴィヒを促した。]

(575) 2015/11/05(Thu) 13:59:27

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
メモ

>>1:539ミリアム(ユルド社)

シュテルン>>1:409
ヴィクトリア>>1:340

こーんなものかなあ!よしよし。
あとは>>506拾ってタクマに少し返して待機かな。

(-246) 2015/11/05(Thu) 14:08:09

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― アンディーヴ邸・書斎/夜 ―


 お待ちしておりました。

[完璧なタイミングでやってきた皇帝を、一礼して出迎える。
なんのために呼んだかさえ問われることない短い促しに、微かに口元が綻んだ。]


 まず、シコン港砦で接収した資料を含めました、ウルケル軍戦力の推定についてですが…

[ウルケルの軍や政治家の動向、海峡内の状況など新しい情報にさらりと触れたあと、本題に入る。]

(576) 2015/11/05(Thu) 14:21:40

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 こちらが今回の作戦案です。

[海図の上に並べたのは、先ほど参謀たちとまとめた資料だ。
(>>385>>386>>387)]


 我が軍はリオレ島方面へ艦隊を進め、
 途上にてウルケル海軍本隊を捕捉、攻撃いたします。
 敵艦隊撃破を第一義とし、リオレ島の占領は可能であればとします。

 敵艦隊が出てこなければリオレ島攻略に切り替えますが、おそらく来るでしょう。

[大まかな内容を口頭で伝えた。]

(577) 2015/11/05(Thu) 14:22:29

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 来る。
 来ない男ではない。


[それはゲオルグに対する信頼にも似た確信だ。
ひとつ頷き、アレクトールはルートヴィヒが述べる方針を是とする。
訂正など何処にも必要ないほど、それはアレクトールの思惑を形にした方針だった。]


 ”前庭”に帝国艦隊を展開し、正面からウルケル海軍にぶつける。


[シコンとリオレ島の間の海域──十全に艦隊を動かせるそこを戦場として圧倒的火力をもって攻める短期決戦スタイル。
シコン攻略にかかる予定だった時間と戦力が浮いたが、有利になっただけだ。作戦を変更する意義はない。]

(578) 2015/11/05(Thu) 15:08:40

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
作戦会議が一瞬で終わってしまうなにか。
以心が伝心だからしかたない。

(-247) 2015/11/05(Thu) 15:16:03

帝国扶翼官 ルートヴィヒ



   御意。


[皇帝の裁断に頭を下げる。
ウルケル海軍司令もまた、同じ確信を得ているような気がした。

ふたりの英雄は自ずから引き合い、
海峡の"前庭"にて相まみえる。
それはもはや運命にも等しく思われる。

否。並び立つ英雄は同じものを見るからこそ出会うのだ。
無言の約束を交わしたように。]

(579) 2015/11/05(Thu) 15:35:07

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


  では明朝、第一第二艦隊を進発させ、
  第三第四艦隊と合流後、推定交戦海域へ向かいます。

[簡潔に今後の予定を告げれば、必要な打ち合わせはほぼ済んだようなものだ。
ふたりの作戦会議など、いつもこの調子だった。
だらだらと時間がかかることなど無い。]

(580) 2015/11/05(Thu) 15:36:09

モルトガット皇帝  アレク トール

[まったく何も指示する必要がないほど、ルートヴィヒはアレクトールの心を読んだ采配をするのだ。
会議は、周囲から扶翼官の独断と誹られないためにやっているに過ぎない。]


 で、帝国の布陣を突きつけられて──おまえがウルケルの参謀ならどう出る。


[それを聞かせろと海図を叩いた。]

(581) 2015/11/05(Thu) 15:43:57

(-248) 2015/11/05(Thu) 16:27:49

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 私が、ですか?

[問われて視線を海図に向け、意地の悪い笑みを浮かべた。]


 私がウルケル側でしたら艦隊決戦などしませんよ。
 リオレ島を攻略させて後ろから攻撃するか、
 暗礁地帯でこれ見よがしに行進して誘い込むか、
 狭い海域に誘い込んで、背後から別働隊を回り込ませるか。

 撃っては逃げてを徹底的に繰り返して、帝国軍を消耗戦に引きずり込みます。
 長期戦となれば帝国軍の取れる行動は減っていきますから、
 兵站線を攻撃して、艦隊を引きずり回して、相手が作戦行動を続けられなくなるのを待ちます。

[指先で海図の何か所かを示す。] 

(582) 2015/11/05(Thu) 16:42:05

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 ですがウルケルは今回、その方法はおそらく取らないでしょう。
 理由はやはりウルケル海軍司令の御気性───

[首都で会ったゲオルグの顔が脳裏に浮かぶ。
彼が持つ気配、重く鋭い刃と広く深い懐を併せ持つ相手。
彼と戦う事を考えると、身体に震えが走る思いだが]

 あの御仁が、そんな消極的な策を採る可能性は低いでしょう。

 ……それと、ウルケルは既に二度"負けて"いますから。
 士気の維持のためにも、血気に逸る連中の戦意を昇華するためにも、一度は当たる必要があります。

(583) 2015/11/05(Thu) 16:44:21

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 とはいえ正面からまともにぶつかれば戦力の差が大きい。
 ですから私なら、

[船の駒をいくつか取り出して並べていく。]

 初手で最大限の効果を狙うなら、こう、戦艦を囮と盾にして水雷艇部隊を肉薄させます。
 陛下の御船を沈められるなら、戦艦一隻など安いものです。

 もう少し穏当にいくならば、艦をあらかじめ近くに伏せるか、高速の編成を準備して、主力艦隊同士が交戦している横から攻撃させますね。
 ベストなタイミングで突入させるにはよほど連絡を密にするか、"特別な絆"が必要ですが。

[問われるまま考えを披露して、以上ですと締めくくった。]

(584) 2015/11/05(Thu) 16:45:16

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
敵軍の作戦を考えろとかひどい人ですねあなた。
ちょっとやりすぎてウルケルさんの作戦を縛っていたら申し訳ないですけれども。

逃げつつ戦って相手を機雷原に誘い込むとか、相手の小編成の隊を釣ってずるずると本隊を引き出しつつ乱戦に持ち込むとか、ともかく夜戦に突入するとか、勝つだけなら他にも作戦はあるかと思うのですが、今回は他にもいろいろ条件があるので、取れる作戦はそんなに多くはないかなあと。

(-249) 2015/11/05(Thu) 17:03:17

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
後は相手の方が戦力が多い場合には、どうにかして分断の後、各個撃破といきたいですよね。
本隊で正面攻撃の構えをしつつ、別働隊を派手に動かしてシコンの港を攻撃する素振りを見せると、今の我々はシコンの港に防衛力を割かざるを得ないので、分割は容易です。

別働隊の振りをさせた主力艦隊で、こちらが分割させたシコン防衛隊を攻撃できれば最高ですね。

(-250) 2015/11/05(Thu) 17:08:19

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
ま、どんな作戦も相手が乗ってくれなければ成功どころか成立もしないので、それが村での軍団戦の難しいところでもあり、面白いところでもありますね。

(-251) 2015/11/05(Thu) 17:11:16

モルトガット皇帝  アレク トール

[ルートヴィヒが”標準的な”戦略を語り始めた当初は本棚に視線をやってしまっていたが、話がゲオルグの資質に至り、海図の側へ戻ってくる。]


 俺を落しにくるか。 来られるか。
 心しておこう。


[声には明るい覚悟が宿る。]


 スピード重視の編成、であれば、おまえの第二艦隊と同じ発想だな。

 “絆”か──

 慕われるだけでは得られないものだが、運の強い人間なら、あるいは。
 

(585) 2015/11/05(Thu) 17:15:09

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 味方だけでなく、敵にも恵まれているな、俺は。


[いつぞやのように椅子の背に腕を重ねて逆向きに座り、ルートヴィヒを見上げる。]


 ウルケルは律儀で誇り高い傭兵だと、祖父は褒めていた。
 オルヴァル戦の時だ。 もう15年も前になるか。

 あの時、オルヴァルは負けたが、ウルケル傭兵隊は最後まで抵抗する部隊と共に残り、戦った。

 傭兵というものは本来、自分が怪我をしない程度に協力するものと相場が決まっている。
 雇われていても、その国に家族や財産があるわけでもなし、今戦っている国に次に雇われる可能性だってある。遺恨を抱かれていたらやりにくい。
 枯れ木も山の賑わいとばかりにせいぜいが威勢良くしてみせるだけのところ──ウルケルは…ヒューベンタール提督の艦隊は違った、傭兵にしておくのは惜しいと。

 祖父は、そう語って聞かせたものだ。


[そんな昔話をひとつして、笑う。]

(586) 2015/11/05(Thu) 17:20:18

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 俺は生意気だったからなあ、
 「傭兵は金をもらって他国の戦争に加担するところが厭だ」と言ったら、じいさんに「おまえはそれでいい」と背を叩かれた。

 帝国は傭兵を持たず、雇わぬ。
 己が国の戦争は、自らの血で購わねばならない。

  そうでなくては──いけない。


 俺は今でも、そう考えている。
 

[それもまた、誇りだ。]

(587) 2015/11/05(Thu) 17:22:47

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 楽しそうな顔をしないでください。
 あなたが落とされたら、我々は負けるんですからね。

[釘を刺すが、実のところこれはじゃれ合いの範疇だ。
絆に関しては頷いた。]


 そればかりは本人に直接お聞きしないとなんとも、ですが、
 ───そういえば、海軍司令の副官のタクマ・ナギという男はご存知ですか?

 私が宣戦布告文書を持って行った時に彼が応対してくれたのですが、その後の司令との面会は妙に手回しが良かったですよ。
 突然お邪魔したにも関わらず、すぐに海軍司令とは連絡がついたようで。

[可能性はある、と示唆する。]++

(588) 2015/11/05(Thu) 17:36:31

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 オルヴァルとの戦いの頃、私も一度だけ近くに行ったことがありますよ。
 ずいぶんと長い戦いでしたから。

[補給物資調達のために、民間船も駆り出されていた。
シュヴァール商会の船もかの戦いに協力していたのだ。
武器弾薬の輸送コストを下げるため、当地のユルド社とも取引していたというのは後に知ったこと。
戦後はユルド社のために、帝国軍への口利きもしたと聞くが、詳しくは知らない。]


 ウルケルの傭兵は決して裏切らず、手を抜かず、
 雇い主のために最後まで戦い抜く。
 そんな評判が、あの戦いから確立しましたね。

[幼いころの皇帝がそこで何を見て何を考えたのか。
知らぬまでも、気性を見れば推測はつく。]

(589) 2015/11/05(Thu) 17:54:17

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 帝国及び帝国軍は、全て陛下の御意のままに。
 陛下が志を掲げていらっしゃる限り、民も兵もあなたに付いていきます。

[この誇り高き皇帝を戴くからこそ、帝国海軍は千里の海を越えてきたのだ。
その誇りゆえに、この皇帝が常に戦いの先頭にあるだろうとこも理解している。
人の手で掴んだ勝利を良しとしない。そういう方だ。]


 私も、自らの手で守るべきを守るつもりです。

[あなたを失わぬよう]//

(590) 2015/11/05(Thu) 17:54:55

ウルケル海軍中尉 シロウ

― 巡洋艦ナハティガル ―

[水雷母艦に接近した複葉機が再び高度を上げ、その後の飛行にも異常はないようだと報告を受け、「あぁ」と短く返答。]

 ……10倍取り消し。3倍ぐらいにしとく。

[兵には分からぬ独り言。]

(591) 2015/11/05(Thu) 18:12:33

ウルケル海軍中尉 シロウ

[そして――思考する。]

 …分かんねぇな。

 おい、これからは独り言だから聞かなくてもいいからな。

[横の兵に伝えて、腕を組む。]

 なんで、“来ない”んだ?

(592) 2015/11/05(Thu) 18:13:01

ウルケル海軍中尉 シロウ

 巡洋2に水母2。俺が相手さんなら、ヤりに来る。
 
 巡洋と水雷艇で壁翻弄して、水母に接近。護衛に1残せば、雷母の対空で沈むまでは行かん。

 巡洋を1崩せれば、美味しい。上手くいきゃ、母艦2個持って行ける。


 援軍待ち?
 援軍来るなら、それこそ攻め時だろ。よっぽど下手しない限りはイーブン持ち込めるんじゃねぇだろうか。
 援軍来るなら拮抗崩せる。勝てる。

 こっちの援軍警戒?
 ならなんで引かん。

 複葉機が怖い?
 対策してるだろ。

 …この戦、どっちにとっても重要だろ。
 勝てる図面が目の前にあるのに、なんで攻めん?
 勝たなきゃならん、だろう?

(593) 2015/11/05(Thu) 18:13:57

ウルケル海軍中尉 シロウ

[あぁ、と、声が漏れた。]

 後があるのか。

[勝てる算段がある、“後”が。]

(594) 2015/11/05(Thu) 18:14:20

ウルケル海軍中尉 シロウ

 連絡用の複葉機、動かすぞ。
 リオレに向かわせる。

[伝令用の兵を呼び寄せ、口頭と手紙で同じものを用意する。念の為、だ。]

 リオレに向かえ。例外で――タクマさんか、ゲオルグさ……じゃなくて、提督に伝えられそうならそっち選べ。
 伝えんのは帝国軍の配置と、艦の種類。艦名特定できてんのもあるから、それも伝えるわ。
 同型艦かもしれねぇが、癖は近い。

(595) 2015/11/05(Thu) 18:16:03

ウルケル海軍中尉 シロウ

 あと――

[相対しても攻めないのは恐らく上の命令で――その上が望むのは、武力押しの勝利だろう、と。
故に相手は攻めて来ない。
男が辿り着いたのはそこらで。

もっとも、ここらの事なんて、タクマやゲオルグはもう既に気付いているだろうと筆を曖昧に止めた。

言葉はもう少し続いて。]

 あと――相手さんらしい勝負挑んでくるんじゃねぇかなぁ、と、俺は思ってる。

(596) 2015/11/05(Thu) 18:17:27

ウルケル海軍中尉 シロウ

 もうひとつ――

 ナハティガルはこのまま此処に待機を選ぶ。
 戦闘になる可能性、あり。

 俺らはともかく――水母がもう待ちきれ無さそうなんでね。

[また飛んできた水母からの催促に近い伝令に苦笑。

書いた手紙を、伝令兵に押し付ける。]

 ま、頼むわ。

(597) 2015/11/05(Thu) 18:18:01

ウルケル海軍中尉 シロウ

 しかし――顔見るだけって言ったろ。
 帰ってくれそうも無い相手だってのもさっき伝えなかったか、俺?

 ま――しかたねぇ。

[海上におろされた複葉機が、リオレ側へと飛び立つのを横目で確認する。]

 戦うなら引きつつ、だなぁ。
 複葉機ある分、機動能力はこっちが勝ってる。
 欲張って雷母狙わんでもいい。壁を落とす。

 深追いすんなよ。

 あと、ナハティガルは壁にはなってやるよ。

 …ってのを、丁寧な言葉に直して水母に伝えといてくれ。

[思い出したように、最後に付け加えた。]**

(598) 2015/11/05(Thu) 18:20:00

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
メモ確認。
さて、>>593戦いに行きたいのは様々なのですが、私はとがない少尉なのでわくわくしながら待機しておりますね

(-252) 2015/11/05(Thu) 18:31:57

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 18:33:11

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
とがないってなんですか、しがないです。しがない!

(-253) 2015/11/05(Thu) 18:34:47

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 18:35:55

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 楽しそうな顔をするなと言われても、実際、愉快だからな。


[戦争がではなく、理想に踏み出してゆく生き方が、力の限り挑まれることが、敵味方を問わず共感できる強い個の存在が。
太陽にとっては熱を生む糧だ。]

(599) 2015/11/05(Thu) 18:36:35

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
シロウ…………(拝んだ


wwwwwみなさんすげえな!?素晴らしいね!??
いいね、ほんとに素晴らしい………

(-254) 2015/11/05(Thu) 18:37:11

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
そろそろ伝令欲しかったんだよねえ!ww
この痒いところをそっと埋めてく優秀さよ…

(-255) 2015/11/05(Thu) 18:38:13

帝国軍 少尉 ミリアム、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 18:38:41

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 タクマ・ナギ…か。 んん──
 

[ゲオルグの"翼"かもしれないと挙げられた名を繰り返してみる。
聞き覚えがあるからには、どこかで会うか話題にしているかだ。]


 ああ、 ロットケン海将がオルヴァルで取り逃がしたと残念がっていた男か。
 半分、沈んだような船で包囲網を突破していったと。

 いや、でも、“小鴉”のマルコスが、タクマ・ナギは酔うと自分の船を沈めるんだとも言ってた。
 ともかく伝説になる技量のある男らしいな。

 おまえの琴線にひっかかるものがあるのなら──確率は低くもなさそうだ。
 その男も、おまえみたいな美男で意地悪な策士なのか?


[最後は揶揄う口調で身体を揺らす。]

(600) 2015/11/05(Thu) 18:42:44

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
…そろそろ軽く戦闘しておきたい、が。


入っていいのか分からん…。
んーんー。

(-256) 2015/11/05(Thu) 18:43:56

モルトガット皇帝  アレク トール

[最後は椅子を蹴るようにして立ち上がり、自負を述べるルートヴィヒの肩に手を置いた。]


 俺は勝つ。
 この一戦で、軛を解き放つ。

  自由な海を万民に。

 理想を力に変える翼を羽搏かせよ、ルッツ。


[そして、シコンの夜は更けてゆく。*]

(601) 2015/11/05(Thu) 18:44:08

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
え、ええ?!いや准将クラスに名前知られるようなこじゃないですよたぶん...帝国コンビの持ち上げっぷりがおそろしすぎる...
くそお、後で必ず倍返ししてやるーー><

(-257) 2015/11/05(Thu) 19:00:24

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
風呂入って落ち着いてこようね...(またか

(-258) 2015/11/05(Thu) 19:01:10

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
>>600
ロットケン、おまえかあああああ!

(-259) 2015/11/05(Thu) 19:22:35

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
シロウすまんな、朝は時間切れでな…。

あまりお待たせもアレだし、
第四もちらっと動かしてしまう か。

(-260) 2015/11/05(Thu) 19:26:10

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[さまざま聞かされるタクマ評に視線が泳ぐ。]


 策士かはともかく、ご婦人方に喜ばれそうな顔立ちですが…

[おまえみたいな、部分は否定しなかった。]


 酒の席では二度と同席したくない相手ですね。
 次は乱闘騒ぎに発展しそうで……

[たまたま酒場で会ったんですけどね、と付け加えるが詳細は濁した。]

(602) 2015/11/05(Thu) 19:31:12

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[立ち上がった皇帝と視線を合わせる。
肩に置かれた手が熱い。
この熱さに自分は惹かれ続けてきたのだ。]


  ええ。
  叶えてみせましょう。

   あなたと掲げる理想を現実のものに。


[それが今の自分の"夢"だと笑った。**]

(603) 2015/11/05(Thu) 19:32:03

船を愛する領主 ウェルシュ

― ストンプ港 ―

 おまたせっ!

[タクマは既に乗船していただろうか。ウェルシュが軽い足取りでタラップを踏んで乗り込むと、間もなく船の碇が引き上げられる。

ストンプの港町は濃い藍色に染まっていて、黄色い月が浮かんでいる。カモメも今は寝床に帰っているのか、その白い身体は空に舞っていない。淡いランプの灯りが、港町を幻想的に照らしている。

派手な汽笛も、眩い満艦飾もない。
けれども、共に船を造り上げた仲間たちが静かに敬礼をウルケル軍に贈っている。]

 ―――さぁ、出航だ。

[二羽の大きなカモメが、藍色の海を切り裂いて羽ばたいていく。]

 っはは、ゲオルグおじさんは喜んでくれるかな。

[>>515 楽しそうに新しい船の舵を取るタクマに頷いて。
どんどん離れていく故郷を窓から見送った。*]

(604) 2015/11/05(Thu) 19:51:37

船を愛する領主 ウェルシュ

― 西方海域へ ―

[水平線の向こうから黄金色の太陽が覗かせたころ、ウェルシュは甲板に出た。夕べは色々動き回った所為か、溶けるようにして眠りについてしまったものだ。
眠い眼を擦り、ヘーゼルの瞳を開くと、>>522 タクマの姿が見える。]

 おはよう、タクマさん。
 早起きなんだね。
 ……なにか、良いことでもあったのかな。

[どこか嬉しそうにも見える彼の表情を穏やかに見つめる。
ウェルシュは向こうから話さない限りは特に詮索もせず。
瞳と同じ、ヘーゼルの髪を海風に靡かせながら、朝日が昇る様子を黙って見ていたことだろう。]

(605) 2015/11/05(Thu) 20:07:16

船を愛する領主 ウェルシュ

 一旦、僕たちはリオレに向かう……で良いんだよね。
 それで改めて陣を整える、という具合なのかな。
 それとも、直接……?

[朝日が昇り、海を濃藍から鮮やかなコバルトブルーに染め上げたとき、領主は大佐に尋ねた。

彼に無理を言って連れてもらうようお願いしたものの、自分出来ることは大してないかもしれない。
でもなにか整備や交渉以外でも役に立てることがあるなら、と。様子を伺った。もし特にないようなら、せめて彼等の足は引っ張らないよう、配慮するつもりだ。]

 ―――…… 帝国軍は、どんな人たちなんだろうね。
 どうやってウルケルに仕掛けてくるんだろう……

[ウェルシュは戦闘には詳しくない。
まだ見ぬ敵に対し浮かぶのは、そんな初心者めいた疑問。]

(606) 2015/11/05(Thu) 20:09:32

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 20:19:54

帝国軍中佐 ロー・シェン

―海峡南方海域:第三艦隊 水雷母艦―

[睨み合いは幾許か。
……その拮抗を破ったのは、第四艦隊の方角から、ひとつ、ふたつと空へ飛び立つ複葉機の一群だった。その数、10。]

 …来たか。
 昼寝の時間は終わりだな。

[上空を眇めたロー・シェンは、
腹の底に満たした息を使って、鋭い大声で命を下す。]

(607) 2015/11/05(Thu) 20:26:48

帝国軍中佐 ロー・シェン


 目標、敵巡洋艦。
 水雷挺7隻は、右舷より弧を描き前進。
 側面から追い立てろ。


[上手くいけばアイグル少佐率いる巡洋艦との挟撃も狙えるか。
まあ、そう簡単には行かせてくれないだろうが…と独りごちる思考の向こうで、

  『了解Yes,Sir.!』

はき。とした真っ直ぐな部下たちの声が返ってきた**]

(608) 2015/11/05(Thu) 20:29:08

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 巡洋艦ヴァイ ―

[航行2日目、日が昇り、真上に来る前にはフリカデル北西海域へと到達する。
シロウの予想通り2日とかからなかったのは、ヴィクトリアが最短航路を巡航速度よりやや早めの速度で航行したためだ]

カッター出してくれ。
島の人達に海域封鎖を伝えないと。

[北西海域で一度停泊し、石炭船から補充する間にフリカデル島の住民、特に北〜北西海域付近に港を持つ者達への封鎖通達を行った。
民間用の小型の船ならば島縁を伝っての移動は可能だろうが、危険なことに変わりはない。
十分注意するよう、勧告がフリカデル島へと届けられた]

(609) 2015/11/05(Thu) 20:30:28

モルトガット皇帝  アレク トール

− シコン砦 −

[艦隊に遅れて到着した後方支援部隊が続々と入港していた。
南の方から飛んで来た帝国機がその間隙を縫って軍港前に着水する。
リオル島とシコンの間の海域で哨戒にあたる帝国艦隊とウルケル海軍の間に遭遇戦が起きたとの知らせを運んで来たのだった。]


 リオル島所属の部隊であって、ヒューベンタール提督の本隊とは異なるのだな。
 武力斥候か、あるいはシコンに向けて放たれたか。


[どのみち、ウルケル側の戦略の流れに沿うものだろう。
本隊もそう遠くないところまで来ている、と思った。

傍らを見やれば、すでに出航準備は整っているとの怜悧な視線が告げている。
昨夜の灯艦飾は片付けられ、翻るは帝国旗。]

(610) 2015/11/05(Thu) 20:30:37

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

敷設にかかる時間は?
……流石に半日はかかるか。

複葉機1機乗せてたよな?
敷設完了後、先行してリオレに向かわせよう。
情報は迅速に、だからな。

………何だいその目は。
アタシが飛ぶなんて言わないよ。

[進言を聞いた艦長の反応にじと目を返す。
複葉機の操縦は確かに出来るが、船を預かっている以上持ち場から離れる心算はない。
心外な、と呟いたら艦長は笑いやがった]

(611) 2015/11/05(Thu) 20:30:40

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

にしても……何も無かったねぇ。
直接カルボナードを狙うなら、欠片でも見えるかと思ったんだが。

[偵察機の影も見ず、航海は順調すぎるくらい順調だった。
それこそ訝しむくらいに]

最短距離は狙わない…ってことなのかね。
ま、ここは狭くなってるし攻める側としては不利に過ぎるか。

帝国が艦隊全部注ぎ込んで押してくる心算なんだとすれば…。

[ヴィクトリアは来た方角へと視線を向ける]

………早々に戻らないとかもねぇ。

[あちらにはシロウも居るし、ゲオルグ達も到着している頃だろう。
彼らの実力は疑うべくもない。
それでも戻らねばと思うのは、この国をこの手で護りたいと思うが故]

(612) 2015/11/05(Thu) 20:30:58

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

帰りは最高速度フルでも良いよな?

[ヴィクトリアは否やは言わせない良い笑顔で艦長に告げた*]

(613) 2015/11/05(Thu) 20:31:08

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 20:31:20

モルトガット皇帝  アレク トール

 
 第一艦隊・第二艦隊、出撃する。
 シコンの機雷敷設艦は、敵の接近を確認したら湾の入り口を機雷で封鎖せよ。
 砲台、上空の見張りも怠るな。


[シコン駐留部隊に指示を確認し、ほどなくアレクトールは艦上の人となった。
とはいえ、戦闘海域に到着するまでには今しばらくかかる。
今回の遭遇戦には間に合うべくもないが、そこに焦りはなかった。

代将となったばかりのロー・シェンは何らかの成果をあげているだろうか。
あるいは、深追いを避けて弓弦を引き絞っているか。
他の者たちはどんな覇気を見せているか。

誰もが同じ世界を見ているわけではないと知っているが、帝国軍各員の奮戦を期する。]


 運命を、己の手で掴みとれ──
 

(614) 2015/11/05(Thu) 20:32:03

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 20:33:26

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
クロームの拡張機能が喧嘩してんなぁ、これ。
とりあえず、アンカが動くようにはなったから、おけおけ。

(-261) 2015/11/05(Thu) 20:34:40

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 20:38:26

帝国軍少佐 ウルズ

― 海峡南方海域:第三隊 巡洋艦 ―

[波の音が変わった気がして、
振り返れば水雷母艇からの信号が見えて目を細めた。
伝令兵から>>608詳細を受け取ると、水雷艇に合わせ巡洋艦も動き出す。]

目標、前方敵巡洋艦。
左舷方向へ進め。
主砲の射程圏内に捕えたなら、遠慮せず撃ち込め。

全速前進。

[了解Yes,sir.の声が響き、
他2隻の巡洋艦と共に、艦は左から近づいてゆく*]

(615) 2015/11/05(Thu) 20:48:18

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
風呂の後家事に捕まってしまったよね...
さて、とりあえずはウェルシュへの反応、と、トーリアの分には返したい、けど折角始まりそうな海戦の邪魔をするのも...むむむ...

(-262) 2015/11/05(Thu) 20:51:51

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 20:51:57

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
対空来たらどしよ!とか対抗策調べてたらロー殿が進めてくれていたこれで安心。

リア>祭りだ!

(-263) 2015/11/05(Thu) 20:53:24

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― シコン砦 ―

[翌朝、出港準備に追われる港で、遭遇戦の報告を聞く。
偶発の戦いか、相手が狙ってきたものかは判別がつかなかったが、心配はなかった。
第三、第四艦隊とも、率いる将の力量に不安はない。

全ての準備を終え、皇帝の傍らにあって号令を聞く。]


  総員乗艦!
  出港せよ!


[復唱が波のように広がり行き、黒鉄の戦闘艦が次々と岸壁を離れていく。
帝国軍第一艦隊及び第二艦隊は整然と隊列を組み、南東へ向けて動き出した。]

(616) 2015/11/05(Thu) 20:57:07

ウルケル軍大佐 タクマ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

ああ、おはようございますウェルシュ殿。

[ 海に出てからは常にも増して、その動きや表情が軽やかになったようにも見える若きストンプ候の笑顔に>>605男も笑みを浮かべて返す。

その表情も口調も、一見いつもと変わりは無かったが、薄く周囲を覆っていた見えない霧が晴れでもしたような気配は感じられたかもしれない ]

(617) 2015/11/05(Thu) 21:06:47

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

− 帝都 / 9年前 −

[アレクトールが再びルートヴィヒに呼びかけたのは、脱出劇の翌日、まだ昼にならぬうちだった。]


 おはよう、ルッツ。 調子はどうだ。

 今、おまえの屋敷の居間で茶菓の接待を受けている。
 暇なら下りて来いよ。


[連絡先を聞いたのをいいことに、さっそく乗り込んできたのだった。
ただし、今日は皇太子として、下にもおかないもてなしを受けている。]

(*66) 2015/11/05(Thu) 21:15:38

ウルケル軍大佐 タクマ

ええ、当面の目的地はリオル島です。もしかしたら途中で進路を変えることになるかもしれませんが。

[ ゲオルグは遠からず帝国主力艦隊と正面からぶつかることを見越している。
予測戦闘海域は、皇帝と扶翼官が予想したものと>>578ほぼ重なっている筈だが、実際にどこで遭遇することになるかは、まだ未知数だ。

主力艦同士がぶつかる事態となった時、この急造艦隊がどこまで戦場に迫ることが出来ているか、で戦局は大きく変わる、と、打ち合わせるまでもなく、ゲオルグと男の認識は一致している ]

(618) 2015/11/05(Thu) 21:16:34

ウルケル海軍中尉 シロウ

-回想/ナハティガル副艦長就任直後-

[少し話をしたいと、ゲオルグに時間を作って貰ったのは、ナハティガルの副艦長になった直後だった。]

 ようやく此処まで来ましたよ。

[特に隠すような話でもなく、指定された酒場にて。
“此処”と示して笑う。
副艦長の地位なのか。中尉と言う階級なのか。
それとも、傭兵として、医者として、学んできた自分の成果を示していたのか。
自分自身でも分からず、だが、報告のように口にする。]

 ナハティガルの奴ら、面白いんですよ。
 戦果よりも、“死神を追い払った話”の逸話ばかり俺に聞かせる。
 初陣では、たった一人の死者も出さなかったとか。
 ここの艦長は一度も戦死してないとか。
 機関室近くに直撃食らっても、爆発炎上せず、母港に帰還して、多くの乗員の命を救ったとか。

 …もっとも、最後のは、ストンプ製の特殊改造のおかげらしいですけども。

(619) 2015/11/05(Thu) 21:16:38

ウルケル海軍中尉 シロウ

[まぁ、と。]

 医者の俺にはぴったりな艦だな、と思ってます。
 死神を追い払うって逸話を持ってる艦なんて。

[真っ直ぐ、見る。]

 貴方との約束、忘れていません。

 怪我人より先に、俺は死にませんよ。
 自分の命も大事にしています。

 改めて、その約束を、ゲオルグさんに伝えたくて。

[提督ではなく、昔のままに名を呼んだ。]

(620) 2015/11/05(Thu) 21:17:27

ウルケル海軍中尉 シロウ

 俺は、必要な場所で、俺のできる事をやり続けます。

 今は医術だけとは言いませんよ。
 こっちもだいぶ、マシになりましたから。

[腰に下げていた剣を叩く。
出会った頃と比べて、雰囲気も随分変わっただろう。
身体も鍛えられ、顔の傷も含めて目に見える場所に傷跡も残る。
そして、当時は髪も短く、無精ひげなど生やしてなかったか。]


 あの時、許しをくれて、ありがとうございます。


 ……これを、貴方に伝えたくて。

[真っ直ぐに、これだけは昔と変わらない瞳を、ゲオルグに向けた。]**

(621) 2015/11/05(Thu) 21:17:57

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-

[水母が複葉機を発進させると言う伝令が届くのと、敵軍が動き出したのはほぼ同時だった。>>608>>615]

 おお、気が合う奴らだなぁ。

 艦長、ナハティガルの操縦は任せますよ。
 

[一度に上がってくる情報に楽しげに。]

 副砲、右側からの水雷艇に照準。
 撃ち漏らすなよ。

 左側の敵さんには、俺たちで相手しようぜ。
 正面に捉えろ。
 3艦で来てくれてるぜ。

(622) 2015/11/05(Thu) 21:19:17

ウルケル海軍中尉 シロウ

[ナハティガルの上、飛び立った複葉機が舞う。その数6。数が少なめなのは、水上機母艦の護衛の為だろう。

後方に控えていた水母からも、やがて複葉機が複数やってくる。

もう一体の巡洋艦はまだ敵の射程内に入ってない。輪を大きく取り――ナハティガルの逆側へと向かう。
援護に回る気らしい。]

(623) 2015/11/05(Thu) 21:20:24

ウルケル海軍中尉 シロウ

 複葉機、爆弾積みだった気するんだが、さて、と。

 行くか。

[やはりあっさりとした指示に、艦内からの応! の声。

左右に装着された副砲が、接近する水雷艇を狙う。
同時に、ナハティガルは方向を変える。
向かう敵艦を正面に捉え、主砲が動く。

副砲からの砲撃。
連続する砲の音。

主砲はまだ動かない。*]

(624) 2015/11/05(Thu) 21:20:46

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― フリカデル島付近・巡洋艦ヴァイ ―

[フリカデル島北西の狭くなっている箇所に北から南へ移動しながら機雷を敷設していく。
その最中、上空から複葉機の音が聞こえ、外に居た兵達が一斉に天を仰いだ]

………あれは、

[ヴィクトリアもまた窓から音のする方へと視線を投げる。
機体に描かれているマークは]

(625) 2015/11/05(Thu) 21:21:45

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

ウチのだな。

[敵の偵察機かと張り詰めた気が、吐く息と共に緩んだ。
着水の信号に許可を返し、カッターを出して搭乗者を巡洋艦へと招き入れる]

(626) 2015/11/05(Thu) 21:21:57

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[話によれば、ゲオルグの命でこの海域の警戒任務に就いたとのこと。
もうしばらくすれば巡洋艦シュヴァーンと水上機母艦が到着するとのことだった]

そうさね……こっちを伺いに来ないとも限らない。
アタシらは機雷敷設が終われば戻ることになるから、後は頼むよ。

[必要な情報交換をした後、複葉機操縦者は愛機へと戻り、再び空へと舞い上がった]

(627) 2015/11/05(Thu) 21:22:08

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

[全ての機雷を敷設し終えた頃、到着したシュヴァーンと水上機母艦から伝達兵が渡ってきた]

機雷の敷設は完了したよ。
これがその位置だ、艦長達に渡してくれ。

[機雷位置を記した写しを2枚、それぞれの伝達兵に渡し、ヴァイはリオレ島へ戻る旨を伝える。
各艦へと戻した後、了承が返ればヴァイは休息を含めた帰還準備へと入った。
その間に複葉機を下ろし、機雷敷設完了と帰還の報を持たせて飛び立たせる]

(628) 2015/11/05(Thu) 21:22:29

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

よーし、飛ばすぜ。
機関室に伝えな。

全速前進フルスロットル!!

[艦長がやれやれと溜息をつく中、巡洋艦ヴァイはリオレ島に向けて奔り出した*]

(629) 2015/11/05(Thu) 21:22:48

ウルケル軍大佐 タクマ

直接戦闘に加わる可能性も勿論ありますから、リオル島に近付く頃にはウェルシュ殿も、後方の整備船に移って下さい。

[ ウェルシュの問いに>>606そう答えながら、自分にも何か出来る事がないかと懸命に考えているのが丸わかりな若者の表情に、つい口元が緩んだ ]

そういえばひとつお願い出来ますか?
帝国軍は、優秀です。戦闘においても恐らく諜報においても。
ですから、今この海にも、商船や漁船に偽装した彼等の諜報艦がまぎれている可能性はある。

[ それはウェルシュが抱いた、帝国軍に対する疑問への答えの一部ともなったろうか ]

(630) 2015/11/05(Thu) 21:25:56

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 21:26:48

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 21:28:00

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 21:30:01

ウルケル軍大佐 タクマ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

俺達軍人は、軍船には詳しくても商船には詳しく無い。
だが貴方なら、通常とは違う船の様子を見抜けるかもしれない。
目についた限りで構いません、様子がおかしい、と感じる船を見つけたら、教えて下さい。

[ ウェルシュの熱意に応じようという気持ちも確かにあるが、口にした要請は嘘偽りなく本気で発したものだった* ]

(631) 2015/11/05(Thu) 21:30:46

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 洋上 ―

[皇帝の乗艦たるシュヴァルツアインを右手に見ながら、ザイヴァルは波を割って快調に進む。戦艦の速力に合わせているため、普段の巡航速度よりゆっくりしたものだ。

鰯鯨号ザイヴァルは、もともと快速交易船として設計された船だった。
シュヴァール商会発注の船が着工した頃、国内を安定させた皇帝が親征を行う話が持ち上がった。そこで建造途中だった船を巡洋艦へと変えさせ、軍に提供したのである。]

(632) 2015/11/05(Thu) 21:31:00

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[シュヴァール商会を経営している父親は、息子の無茶な要求にも文句ひとつ言わずに毎回応えてくれていた。
ひとつには、シュヴァール商会の経営がすこぶる順調なことがあり、もう一つには、息子を通じて皇帝に投資することが、さらなる商会の発展に繋がるという判断からである。

二世皇帝の時代、帝国の対外拡大と共に業績を伸ばしてきたシュヴァール商会は、現皇帝の拡大政策を歓迎していた。
対ウルケルの軍事行動も、グロル海峡を自由に通行できれば莫大な利益を生む。
そんなわけで、ザイヴァルと旗下の艦隊には潤沢な資金が注ぎ込まれていた。]

(633) 2015/11/05(Thu) 21:31:18

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
シロウ>ドンマイだあるある…。

(-264) 2015/11/05(Thu) 21:32:23

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[皇帝より預かった第二艦隊の編成は、旗艦ザイヴァルを筆頭とする巡洋艦6と水上機母艦1。
水上機母艦は巡洋艦の速力についていけるよう比較的小型の艦を伴っていた。
小型のため格納庫には水上機8機しか搭載していないが、いざとなれば甲板上にもう2機搭載できる。

巡洋艦のうち、もともとの設計が交易船だったザイヴァルは余裕のある格納空間を生かして水雷艇を2隻搭載している。
他の巡洋艦が搭載している水雷艇及び水上機を合わせ、水雷艇3隻、水上機12機が第二艦隊に所属していた。]

(634) 2015/11/05(Thu) 21:32:47

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 21:35:40

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 21:38:57

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
しかし、此処で戦闘してよかったんだろうか…。

変な事してなきゃいいが…。

戦艦知識も第二次世界大戦が主なもんなので、気をつけないと謎のオーパーツ作り出す…絶対…。

(-265) 2015/11/05(Thu) 21:39:33

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
やり忘れ無いっけ、って探すターン(

海戦は参加出来ないから一旦仮眠するのも手かな…。
[本日早出だった]

(-266) 2015/11/05(Thu) 21:41:22

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 21:41:28

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 21:48:19

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
...判りました、最終的に、そことぶつかれってことですね>>634
(gkbr

てか、細かい編成もかーっっ!!(><。
(泣きながら勉強に行くらしい)

(-267) 2015/11/05(Thu) 21:50:44

【削除】 帝国軍少佐 ウルズ

― 海峡南方海域:第三隊 巡洋艦 ―

[>>623複葉機に相対するは、第4隊の複葉機。
空と海と両方相手どるほどの装備が心許無い為、上空任せる事にする。

敵戦艦が方向を変え、こちらを正面に捉えてくる。
ほぼ同型艦だろう相手とこちらとの射程距離は、おそらく互角。]

向こうも主砲来るぞ。
観測手、見誤るなよ。

[撃ての合図と共に、先んじて響くは帝国の砲。
敵艦へ着弾したか確認するより早く次弾の装填を命令する。]

2015/11/05(Thu) 21:52:59

帝国軍少佐 ウルズ

― 海峡南方海域:第三隊 巡洋艦 ―

[>>623複葉機に相対するは、第4隊の複葉機か。
空と海と両方相手どるほどの装備が心許無い為、上空任せる事にする。

敵戦艦が方向を変え、こちらを正面に捉えてくる。
ほぼ同型艦だろう相手とこちらとの射程距離は、おそらく互角。]

向こうも主砲来るぞ。
観測手、見誤るなよ。

[撃ての合図と共に、先んじて響くは帝国の砲。
敵艦へ着弾したか確認するより早く次弾の装填を命令する。]

(635) 2015/11/05(Thu) 21:53:44

帝国軍少佐 ウルズ

次撃急げ――  !?

[がそれより早く、爆音と共に巡洋艦が大きく揺れる。]

敵主砲…?
…いや、無誘導爆弾ダムか!

[>>624敵複葉機から落とされた爆弾が、運悪く巡洋艦の甲板を直撃し船体は大きく揺れ艦内は騒然とする。]

落ち着け、この程度では沈まん。
火災があるならすぐさま消化に当たれ。
砲術長、次砲急げ来るぞ!

[立て直しを図るべく激が飛ぶ*]

(636) 2015/11/05(Thu) 21:54:33

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 21:57:08

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
よく考えたら、明日には二日目に入るのか。このどっちを向いてもかっこいい面子の中から初回落ち推挙をしろ、だと...?

[ すでに胃が痛いです... ]

(-268) 2015/11/05(Thu) 21:59:10

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 帝都 / 9年前 ―

[嵐のような脱出劇の後、商会の人間に保護されて屋敷に戻ったあとは、誘拐先から逃げ出してきたとの説明ひとつ置いて泥のように眠りこんでいた。
翌日になってもまだ重い身体をようやく起こして自室で着替えているとき、が飛び込んでくる。

一瞬どきりとしたが、すぐに昨日の感覚を取り戻した。]


 おはようございます、トール。お元気そうでなによりです。
 というかあれだけ動いたのにまだ動けるんですか?

 …ええ、今行きます。

[いつもの倍ほど時間が掛かった支度を終えた後、下へ降りていく。]

(*67) 2015/11/05(Thu) 21:59:41

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[商会は、突然の皇太子の来訪に、ちょっとした騒ぎとなっていた。
貴人が来ることは珍しくもないのだが、なにしろ突然だ。
慌てているらしき使用人らを目の端で見ながら、居間へ入った。]


  わざわざの御足労痛み入ります、皇太子殿下。

[トールの姿を見つけて、一礼してみせる。]

(*68) 2015/11/05(Thu) 21:59:48

モルトガット皇帝  アレク トール

[シコンの港を出る時、岸壁の上から手を振っている子供の姿が見えた。
いつもそうして船を見送っているのかもしれない。
ファミルが守った日常風景だ。

双眼鏡を目に当てて見れば、10歳にはなっていないだろう年頃の少年と少女だった。
それと認識して、胸にチクリとした痛みが蘇る。

あれは15年ほど前、オルヴァル滅亡の後。
当時9歳になったばかりの皇太孫アレクトールの前に、ほんのわずかな時間だけ存在した金髪の少女。
名は、ミリエル・クラリスといった──]

(637) 2015/11/05(Thu) 22:00:09

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
爆弾搭載機はシュテルンじゃないよなーと思ったので攻撃を貰いーの。
ここらのさじ加減むつかしいね。

(-269) 2015/11/05(Thu) 22:00:48

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
誘導爆弾は……まだ存在しませんねぇ。
(思わず突っ込む悪いひとでした)

(-270) 2015/11/05(Thu) 22:01:05

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:03:55

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 洋上・上空 ―

[何やら、評価が下げられている>>591──などとは知る由もなく。
空駆けるアルカンシエルは、高度を維持しつつ、向こうの動きを追っていたが]

 ……来ますよねー。

[敵の後方から舞い上がる、翼たち。>>607
その機影を捉えつつ浮かべるのは、どこか楽し気な、笑み]

 あ、そう言えば。
 こちらのお仲間さんの構成とか総数とか、ちゃんと聞くの忘れてましたね。

 お世話になるんだから、ちゃんと確認しとかないとー。

[綴る口調もどこか呑気……ではある、が。
それは、は、と短く息を吐くまでの事]

(638) 2015/11/05(Thu) 22:05:11

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……さて、それじゃあ。

 先陣は、切らせてもらいますよ。

[後方から友軍が来るのは当然の事と、と思っている。
だから、ここで下がって合流なんて思考はない。
そして、動き出した海面にも意識は向けない]

 ……行きますよ、アルカンシエルくん……!

[小さく呟き、進んでくる敵複葉機を、見る。
深呼吸、ひとつ。
羽の角度を整え、機関の出力を上げた翼が低い唸りを上げる。
距離を詰めた所でご挨拶代わりのガトリング掃射を一撃加えた後、上へ向けての旋回で一度距離を開ける。

ナハティガルから飛び立った6機が戦闘空域に達したのは、その直後。*]

(639) 2015/11/05(Thu) 22:05:19

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:07:17

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:08:01

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

− 帝都 / 9年前 −

[ルートヴィヒは自分ほど体力に恵まれていないのは昨日の一件で把握していた。
熱でも出していないかと心配しになったというのも、早い再訪理由のひとつだった。あの咳は気がかりだ。
直接に顔色を見て、やはり本調子ではなさそうだなと思う。
まあ、今日のところは早々に引き上げるつもりである。]


 挨拶重畳。
 アレクトール・スライ・モルトガットだ。


[今回はフルネームで名乗り、ソファに座るよう促す。]

(*69) 2015/11/05(Thu) 22:15:43

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

 
 姉が熱を出していてな、
 何か食べたいものがあるかと聞いたら、これ、と言われた。


[図鑑に載っている異国の果実を指し示す。]


 侍従に、「シュヴァール商会ならば取り扱いがあるかも」と聞いてやってきた。
 今、調べてもらっているところだ。
 

(*70) 2015/11/05(Thu) 22:16:33

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

 
 本当の目的は、犬対策だがな。


[心の声はよりくだけた調子で響く。]


 さっき、警備主任が「このお方は大事なお客様だから吼えたりするな。匂いを覚えておけ」と番犬に言い聞かせてくれたから、今夜からはベランダから侵入できる。
 

(*71) 2015/11/05(Thu) 22:17:21

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
温まりすぎていて、その、算数……(ゲンドウポーズ

(-271) 2015/11/05(Thu) 22:19:41

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:20:14

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
>シュテルンメモ

総数……………
艇まで数えたくないでござる。ひこーきも数えたくないよお!!!!

wwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwww
wwwちょっと落ち着いてログ確認すべきかwww

(-272) 2015/11/05(Thu) 22:21:19

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:21:50

船を愛する領主 ウェルシュ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

[>>630 自分の幼稚な質問にもタクマは厭な顔ひとつせず、丁寧に答えてくれる。

彼は昔から優しかった。
領主の記憶のなかでは、ゲオルグおじさんの隣に立ち始めてからずっと、その穏やかな表情を保っていたように思う。
戦場の彼を知らないだけなのかもしれないが、しかし、いつも彼はそうだった。
ウェルシュとしては、おじさんが二人に増えたような感覚である。
―――今も、その柔らかな笑みを浮かべている。]

 うん、分かった。

ウェルシュは真面目な顔をして、うんうん、と彼の言葉を噛みしめるように聞いた。
続く要請は、もしかしたら自分にもなにか役割を与えようと、タクマが配慮しただけのものかもしれないが。
それでも、]

 ……そ、そうかなぁ。

[ウェルシュを少し緊張させた。軍人ですら見落としてしまうかもしれないものを、自分なんかで見抜けるだろうか。
自ずと、ヘーゼルの双眸は水平線を睨みつける。]

(640) 2015/11/05(Thu) 22:21:52

船を愛する領主 ウェルシュ

 うーーん

[一先ず、今は何も見えない。
数隻の漁船が、戦艦を避けるように浮かんでいる程度だ。]

 むむ……  むむ……!

[その漁船も、ごくごく平凡な船に見える。
いやいや。もしかしたら帝国の諜報船なのか?!
ウェルシュは漁船を瞬きもせず、更に睨みつける。]

(641) 2015/11/05(Thu) 22:22:53

(642) 2015/11/05(Thu) 22:23:15

(643) 2015/11/05(Thu) 22:23:54

【削除】 船を愛する領主 ウェルシュ

 ・ ・ ・ ・ ・ ぃ、いじょうなしで、あります!!

[暫しのち、タクマに報告したウェルシュの目は血走っている。]

2015/11/05(Thu) 22:24:36

船を愛する領主 ウェルシュ

 ・ ・ ・ ・ ・ ぃ、いじょうなしで、あります!!

[暫しのち、タクマに報告したウェルシュの目は血走っている。//]

(644) 2015/11/05(Thu) 22:25:08

【独】 ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

/*
可愛いなぁウェルシュw

(-273) 2015/11/05(Thu) 22:25:54

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ウェルシュwwwww

(-274) 2015/11/05(Thu) 22:25:58

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
可愛いな、ウェルシュw

(-275) 2015/11/05(Thu) 22:26:44

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-

 全力回避だ。

[命じる声よりも、ナハティガルを操舵する動きの方が早かった。
主砲を打たず、回避行動に専念する。
攻撃してくるだろうとの予測だったが、読みは当たり。]

 あっぶねぇなぁ。

[それでも敵艦の主砲はナハティガルの横海面に着弾。
回避行動に備えていてもこれか。
目のいい砲術手乗ってるのかねぇ、と脳内で独り言しつつ。]

 主砲、行くぞ。

[ナハティガルの後方に控える、もう一体の巡洋艦から主砲が飛ぶ。威嚇射撃。狙う巡洋艦の僚艦の動きを阻害するのが目的。
さっきの複葉機といい、イイ仕事する奴らばかりだ。]

(645) 2015/11/05(Thu) 22:27:06

帝国軍 中尉 セルウィン

― 幼い頃、雨と虹の想い出 ―

[まだ幼い頃、些細な事で幼馴染と喧嘩した。
それはよかった、喧嘩なんてよくある事だから。
でも彼が飛び出した事が何時もと違っていた。
最初は勝手にすればいいと思っていたけど、でも。
戻らない彼に段々不安になった事は覚えている。

不安なまま自分も飛び出してあちこち探していたら雨が降ってきた。
冷たく身体を濡らす雨。
でもシュテが見つからないから雨宿りもできなくて。
不安で、不安でたまらなくて涙が滲む。]

(646) 2015/11/05(Thu) 22:27:24

ウルケル海軍中尉 シロウ

 目標、最前列の巡洋艦。
 主砲狙え。
 こっちを見てくれてるんだ、狙いやすいだろ。

[ナハティガルの主砲が、狙いを定め、今度こそ吼えた。*]

(647) 2015/11/05(Thu) 22:27:34

帝国軍 中尉 セルウィン

 ……シュテ!
 よかった、みつかった。
 馬鹿、なんで飛び出すんだよ、危ないだろ。

[見慣れた姿を木の下で見かけて駆け寄った。
無事な姿にほっとして。
そしてひっそりと心の奥で思ったのは、一人にしては駄目だと。
シュテは護ってやらなきゃいけないと。
彼はそんなに弱くないと知っていたけど、目を離すと危ないからと言い訳をして。
その裏にあったのは一人置いていかれる事が怖かったから。]

(648) 2015/11/05(Thu) 22:28:18

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
おっ、遅くなって戻ってきたら陛下…
ヘイト投げていいんですか?いいんですか!??

投げますよ?いいですね!?

(-276) 2015/11/05(Thu) 22:28:33

帝国軍 中尉 セルウィン

[それから雨が止むまで二人でそこにいた。
喧嘩していた事も忘れて、寒さに震えながら寄り添い他愛もない話をしていただろうか。

やがて雨があがれば鮮やかな虹色が空に架かった。
それは見事な虹で、今でも瞼の裏に思い描く事が出来る。]

(649) 2015/11/05(Thu) 22:28:37

帝国軍 中尉 セルウィン

 虹の先…さあ、何があるんだろうなぁ。
 空を飛ぶ鳥なら知ってるかも。

[虹を横切るように飛ぶ鳥の群れが目に飛び込む。
何時か、あの鳥のように空を飛べればなんて夢をみた。

それはずっと心に残って、そして複葉機乗りになり。
雨の中、不安に怯えながらシュテルンを探した経験が人を護りたいと強く思う切っ掛けとなった。

自分は一人では生きていけないのだと自覚はないまま*]

(650) 2015/11/05(Thu) 22:29:07

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
そして海戦が気付いたら始まってました…

(-277) 2015/11/05(Thu) 22:29:13

【独】 船を愛する領主 ウェルシュ

セルウィンだ!

(-278) 2015/11/05(Thu) 22:30:32

帝国軍 中尉 セルウィン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:31:01

ウルケル軍大佐 タクマ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

[ 要請を伝えた途端、ウェルシュは水平線を睨みつけた>>640 ]

あー、えーと、ウェルシュ殿?

[ いきなりそんなに必死にならなくても良いのだ、と、言おうとしたが、唸りながら船影を追うその姿を見ていると、言葉は途中で途切れた ]

(651) 2015/11/05(Thu) 22:31:52

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
お、セルウィンおかえり。

ワンコ撫でさせろw

(-279) 2015/11/05(Thu) 22:32:32

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 帝都 / 9年前 ―

[改めて皇太子然とした身なりと態度を示されると、生まれながらにして人の上に立つ風格を感じさせた。
人を引き付ける魅力は服装に関わりないものであったけれども。
促されるままソファーに座り、図鑑を覗きこむ。]


 これは、フェリシアのあたりで採れる果物ですね。
 先日、あちらからの交易船が戻ってきておりますから、きっとあると思いますよ。

[交易船の動向と各地の名産はひととおり頭の中に入っている。
見つかるはずだと保証した。]

(*72) 2015/11/05(Thu) 22:33:59

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[声で飛んできた内容に、思わず視線がじとりと細くなった。]

 まったく、とんだ策士ですね。
 ベランダから侵入したら、次は私をベランダから連れ出すのでしょう?

[自分で言うからには、それなりに乗り気でもある。]

 夜は見回りが増えますから、むしろ昼間の方が見つかりづらいですよ。

[そんな情報まで添えた。]

(*73) 2015/11/05(Thu) 22:34:13

【独】 モルトガット皇帝  アレク トール

/*
>>644
これで26歳であるww

ポジション的にはいいフォロワーなんだが、マイナス10歳してもいいぞw

年長者多いウルケル陣営でよかったな。>比較的若手

(-280) 2015/11/05(Thu) 22:35:30

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:36:18

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
ウェルシュが可愛いなぁ。
お、セルウィン来ましたね。

(-281) 2015/11/05(Thu) 22:36:23

ウルケル海軍中尉 シロウ

[もうひとつ上がってきた報告には、軽く口元を緩ませ。]

 無理すんなってのもあんまり聞かない相手みたいだしなぁ。

 あれだけ接近しても無傷っぽいって事は――そういう事だろ。

[操縦技術と度胸を評価し。]

 なら、好きにやらせてやろうぜ。


[巡洋艦が2、水上機母艦が2。母艦搭載の複葉機はあわせて20前後だろう。母艦の護衛に幾分割いてるようなので、こちらの援護に回る数は多くない。

もしも複葉機に声を届ける事ができるなら、虹の邪魔をするなよと言う所なのだけども。


こちらの戦力を確認しつつ、シュテルンが、何かあれば母艦に戻るようにと言った言葉を覚えているといいんだがなぁと独り言。*]

(652) 2015/11/05(Thu) 22:36:39

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:39:00

ウルケル軍大佐 タクマ

......りょうか...ぶふっ!

[ >>644血走った目といささかひっくり返って聞こえる声で為された申告に、了解を返そうとして、堪え切れずに噴き出す ]

...し、失敬......了解しました。

ですが、無理はしなくていいんですよ。
この艦隊は諜報艦にしてみれば美味しい餌です。
ですから、近付いて来る船だけに気をつけていれば大丈夫。

[ そして一般の船は、そうそう近付いてくる筈もないのだ、と、笑いを押さえきれないままで告げた* ]

(653) 2015/11/05(Thu) 22:40:26

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
シロウ………(伏し拝んだ)

(-282) 2015/11/05(Thu) 22:42:14

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:46:18

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
リオレにいた艦の残りは巡洋艦1水雷艇母艦1

(-283) 2015/11/05(Thu) 22:46:37

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:48:25

領主 ファミル

─ シコン港・夜 ─

[二隻のみでいきたいとの要望は、腕組みの間を持ちながら通された。帝国海軍の軍人が同乗することを容れて頷く。──船に帝国海兵が乗ることを監視と取ることはしない。そも艦をつけてくれることは護衛の意だろう。お願いできるのであれば平服で。と添えた。

 どうしてもリオレ周辺に差し掛かれば、警戒中の水上機には見つかるだろうからだ。

 たとえ擬装していたとしても、帝国軍に与する船だと看破されれば、会話の余地もなく砲撃の対象となる可能性は高かった。]

 水上機の搭載は、カストルになら問題なく。
 そちらには乗せられるだけの空間も
 荷下ろしのクレーンも残してあります。

[外観がよく似た兄弟船ではあれど、内部構造は大幅に異なる。元々倉庫だった空間を装甲とダメージコントロール能力に回したポルックスでは水上機は積めない。と、船の構造を伝えた。]

(654) 2015/11/05(Thu) 22:50:03

領主 ファミル

─ アンディーヴの屋敷、会食 ─

[案内の途中で話題になったルートヴィヒの釣果は変わらずであったらしい。領民のいる山に吹雪が降らずに助かった。と、真顔のまま冗談ともつかぬことを女領主は言った。夕食にはささやかながら花瓶に花が添えられ、グラタン皿がメインとして供された。]


 陛下からの信頼に
 応えられるように勤める。

[翼たる青年から来る視線には、そう言葉を置いた。戦でなく言葉での戦いを任じてくれたのは、気性を見取っての差配だろう。その上で、希望を聞き届けてくれた若い皇帝の応えねばならないとも思う。]

(655) 2015/11/05(Thu) 22:50:33

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

− 帝都 / 9年前 −

[フェリシアの名にわずかに視線が沈む。

祖父がフェリシアの雇ったウルケル海軍に敗走し、そのまま立ち直ることなく死んでまだ1年。
そのフェリシアとしゃあしゃあと交易している商会のしたたかさよ。]

 
 家で取り扱っている品を把握している、か。
 牢な──嗣子殿は優秀だな。

 ああ、手配ができたら、宮殿まで届けてくれ。
 命にかかわるような病でもないし、たまには姉孝行してやろうと思っただけだ。
 
  おまえ、ストラテゴはできるか?
  近いうちに、相手をしに来い。 


[他の者ではなく、ルートヴィヒが来て時間を気にせず留めておけるようにと布石を打っておく。]

(*74) 2015/11/05(Thu) 22:50:53

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
海戦組を他所に呑気にコメディする腹心と貴族...しかしなかのひとは必死でタスクを解消しようとしてるのであった。

[水鳥は水面下で必死に足をばたつかせる、の図]

あ、ウェルシュとのやりとりはほんとに楽しいのです。念のため。←もともとネタ勢

(-284) 2015/11/05(Thu) 22:52:21

領主 ファミル

[気をつけて。とルートヴィヒから送られる言葉に首肯を返す。]

 …
 今のことが片付いて、
 ゆっくりできるようになったら。

 イルザも交えて、お茶にしよう。
 私も彼女に会いたい。

[気をつける。と。そう言葉にする代わりに、未来の話を添える。緩く瞬けば、サフランの庭に翻っていた水色のワンピースと笑い声が蘇るようでもあった。]

(656) 2015/11/05(Thu) 22:52:51

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

 
 昼からとは、気前がいい。


[ルートヴィヒが示唆した大胆な誘拐に笑う。]


 でも、身体の方はまだ辛そうだな。 休め。
 

(*75) 2015/11/05(Thu) 22:53:02

領主 ファミル

─ 回想:サフランの咲く─

[ゆったり暖められたひだまりの匂いと、風に揺れる紫の花弁と赤の蕊茶の上を雲の影がゆったりと過ぎる時間を思い出す。茶菓子の甘い香りと、笑い声>>188

 花畑の隣に設えられた、
 白い猫足のテーブルの横を過ぎる
 水色のワンピースの裾。]


 そうなれば、東海も今より豊かになるだろう、
 が、… 難しくもあるだろうな。

[そうなればいい。とその言葉を否定せずも、先行きに視線を向ければ、そのときにも既に、塞がる壁はみえてもいた。]

(657) 2015/11/05(Thu) 22:53:20

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:53:47

【削除】 船を愛する領主 ウェルシュ

 え……?!

[>>653 タクマの反応はウェルシュを困惑させた。
噴きだす理由が分からず、ただただ頬を赤く染めるばかり。
渇いた目が痛い。]

 あ、ぇ、  ……ああ、そ、そうなんだ。
 は、早く言ってよ……!

[続く言葉で漸く意味が分かり、顔を逸らす。
小さく呟いた文句は照れ隠しのそれ。]

2015/11/05(Thu) 22:54:36

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
ちなみに、ウェルシュを甲板に置いとけばファミル嬢が気付いて近付いて来るアクションをとりやすいんじゃないかなー?という企みで動いてるわけですが。さてさて。

(-285) 2015/11/05(Thu) 22:55:24

領主 ファミル



 …我がアンディーヴも含めて。唯一、現時点でも自由にグロル海峡を抜けられる国の船がある。

[グロル海峡を保有する国、
 ウルケルの船だ。]

 ──、その特権を、ウルケルは、
 安くは明け渡したがらないだろうな。
 
[茶器の中の琥珀色に視線を伏せる。今の首脳部が考えを変えない限り、まず衝突するだろう、と零した言葉は空の青色が薄く重ねられた琥珀に落ちた。]

(658) 2015/11/05(Thu) 22:55:34

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 22:55:37

船を愛する領主 ウェルシュ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

 え……?!

[>>653 タクマの反応はウェルシュを困惑させた。
噴きだす理由が分からず、ただただ頬を赤く染めるばかり。
渇いた目が痛い。]

 あ、ぇ、  ……ああ、そ、そうなんだ。
 は、早く言ってよ……!

[続く言葉で漸く意味が分かり、顔を逸らす。
小さく呟いた文句は照れ隠しのそれ。]

(659) 2015/11/05(Thu) 22:55:43

船を愛する領主 ウェルシュ

 確かにそうだね。
 帝国軍も見慣れないこの船は気になるんじゃないかな。

 ……ヴァイスメーヴェの特徴は、瞬発力だ。
 だから、例えばギリギリまでその俊足を隠して敵に近付き。
 そして一気に相手に詰め寄る……とか。
 そういう戦い方が出来るんじゃないかな。

[そして、はた、と何かに気が付いたように視線を戻して。]

 ……いや、例えばの話だけどね。
 勿論、そういうのは海軍の方が慣れていると思うけれど……

 差し出がましいことを言って、ごめん。

[船の特徴を述べたつもりが、つい差し出がましいことを言ってしまった。//]

(660) 2015/11/05(Thu) 22:57:16

領主 ファミル

─ 現在、アンディーヴの屋敷 ─

[懐かしく香った花の追想から今に戻り、
 目前の青年を見止める。]

 我がアンディーヴの船は
 昔からこのグロル海峡を、
 自由に走り抜けてきた船だ。

 
 もしも、早くに情勢が傾くようなら
 首都の顔ぶれが慌てふためく様子でも、
 叔父の渋面ついでに眺めてこよう。

[冗談めかせて、大丈夫だと そう添える。]

(661) 2015/11/05(Thu) 22:57:35

領主 ファミル

[──また、本来、何もなければファミル・アンディーヴが死ねば家督と商会の長としての権限は、今は首都にいる叔父のものとなる段取りであるが、家ぐるみで敵国と通じた、と判じられれば、その権利も剥奪となる可能性はあった。それが、全くの事実無根であっても。]


(叔父上のことだから
 上手くかわしているとは思うが)

[汚名を雪ぐに、姪の首を落としにかかる可能性はあるな。とは思ったが、しかし叔父は何かを率いる長になりたがる人でもない。

 ただ、判断に情を差し挟まない叔父のことだ。今も首都にて淡々と仕事をこなしているだろうとは思えた。
 それが、どのような内容の命令であったとしても。]

(662) 2015/11/05(Thu) 22:59:26

領主 ファミル

[視線は、窓の外に一時向く。壁に阻まれて、何が見えるわけでもなかったが。]

[そうして会話を交えながらも皿に乗った料理は片付けられる。普段よりは遅めとなった食事を終えれば、領民の下へ街の安全を伝えるために と、場を辞した*。]

(663) 2015/11/05(Thu) 23:01:23

帝国軍少佐 ウルズ

― 海峡南方海域:第三隊 巡洋艦 ―

っ…!

[敵主砲がこちらへ向けられるとひやりとしたが、
船体が大きくブレていたおかげで、弾はこちらの主砲を掠めて海の向こうへと落ちる。]

上からの攻撃が無かったら、持っていかれてたな…。

[改めて――ウルケル海軍の実力を目の当たりにしゾッとする。
他の巡洋艦2隻も援護するように、最前の巡洋艦へと主砲を撃ちこみ始めるが、距離的に威嚇になるか。]

(664) 2015/11/05(Thu) 23:02:24

帝国軍少佐 ウルズ

[敵方からは複数の弾音が鳴り響く。
威嚇射撃により他艦が前に進むのは難しいようで、若干の距離が空く。]

操舵手、あまり離れないよう注意しろ。

…こちらに意識が向いてるなら丁度いい。
敵左側の副砲を狙え。水雷挺の援護だ。

主砲、いけるな?

[発射に問題なしとの報に、部下を、そして己を鼓舞するよう、いつもより低い声で、右から近づく水雷挺を援護するべく、副砲に狙いを定め―――放つ*]

(665) 2015/11/05(Thu) 23:04:08

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 23:06:36

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 帝都 / 9年前 ―

[フェリシアの名が出ると同時に、トールの表情がわずかに変わった。
瞬間、内心でしまったと臍を噛む。フェリシアの地は皇室にとって未だ悲劇の記憶新しい場所だった。

取り繕おうかと唇が動くが、結局言葉にしたのは別のこと。]


 幼いころより交易には連れまわされておりましたので。
 …では、後ほどお届けいたします。

 ストラテゴですか?
 手加減しなくて構わないのでしたら、いつでも喜んで。

[宮殿まで直接行く口実を作ってくれたらしいことに、頬が上がった。]

(*76) 2015/11/05(Thu) 23:08:19

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 もう少し身体を鍛えておくべきだと後悔しましたよ。
 ええ。お言葉に甘えて。

 明日には動けるようにしておきます。
 やるなら、早い方がいいでしょう?

(*77) 2015/11/05(Thu) 23:08:31

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
主砲破壊の誘惑…。
って、1日目から主砲破壊されたらやる事狭まるよね、というわけで掠る程度。

しかし海上戦ってこんなで大丈夫かな。
こちらど素人もいいとこであります。
資料ページがお友達。

(-286) 2015/11/05(Thu) 23:09:17

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― 洋上・上空 ―

[さすがに、この数の差は容易くは埋められない。
だから、味方機が出て来てくれたのはありがたかった]

 ……母艦が一緒に来てたから、もうちょっと増えますかね、お仲間さん。

[とはいえ、ここで全機投入、なんて事はないだろう。
総数で向こうと同じ、となれれば御の字、という所か。
そんな事を考えながら、旋回機動で距離を調整する。

空舞う複葉の乱舞は、見ているだけなら綺麗なものだが。
実際には、文字通り瞬間が生死をわける張りつめた空間。

それと最初に体感した時は衝撃を受けもしたけれど]

(666) 2015/11/05(Thu) 23:12:10

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 それに怖がって、落ちるのだけは、できませんから、ね!

[追って来た敵機からの攻撃を、高度を落としつつの旋回で回避する。
そのまま相手の後ろにつけて、お返しを叩き込みつつ、上へと離脱する。

発進の時の繊細さ何処いった、と。
見た者に口をそろえて言わせる機動で、アルカンシエルは空を駆け巡る。*]

(667) 2015/11/05(Thu) 23:12:15

ウルケル軍大佐 タクマ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

なるほど、瞬発力が最大の武器、ですか。
確かに、それなら並の巡洋艦とは違う戦い方が出来る。

[ ウェルシュの言葉に、男は真顔で頷いた ]

シュヴァルベの機動と、連携をとれば更に効果は大きくなりそうですね。

[ 戦艦離れした高機動を誇る小型戦艦と、瞬発力を特徴とする巡洋艦、一見しただけでは判らないその特性を生かすには、ウェルシュの言う戦法は確かに有効だ ]

そういう意見は貴重ですよ、ウェルシュ殿。
我がウルケル海軍では、どんな新兵でも、新しい作戦を思いついたら怯まず上官に申告するのが慣例です。
戦闘に慣れない者であるからこそ、思いつく視点というものもある。

[ 差し出がましいことを、というウェルシュの言葉には首を振り>>660、真摯な声でそう告げる ]

それに何より、貴方は船に関しては、我々の誰よりも詳しい専門家だ。思いついたことがあればどんどん教えて下さい。
作戦の参考にさせて頂きます。*

(668) 2015/11/05(Thu) 23:12:59

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 23:14:14

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
>>668は、まるっとなかのひとの本音だよね。
多分ウェルシュの人って海戦大好きなあの方だろうと思ってるし。
まじ頼りにしてますほんと。

[ ↑ダメな腹心の見本 ]

(-287) 2015/11/05(Thu) 23:16:49

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
タクマとウェルシュのところがめっちゃいいなーーー!!!!

(-288) 2015/11/05(Thu) 23:17:32

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― リオレ島/旗艦ヴァンダーファルケ ―

 カルボナードからの通達が?

[それがゲオルグの手元に届けられたのは、リオレ島について間もなくのこと。諸侯へと向けたシコン陥落の報、それにシコン領奪回への嗾けといえるほどの布告>>506に目を通す男の眉が寄せられた。]

 生死問わず…、か。
 そりゃまあ、そうだろうが。

[それでも捕らえよとかなんとか言えなかったのか。
相変わらずといった感想を胸のうちに仕舞いこみ、息をつく。
分かってはいるのだ。例え生きて捕らえられ裁きにかけられたとしても、彼女の罪は許されはすまい。

シコンの背信により直接死んだ者、また逃れられずに死んだものまで含めれば、その数1000は優に下らぬだろう。同胞に対する決して赦されざる背信というべきだった。]

(669) 2015/11/05(Thu) 23:18:37

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 確か、首都にいたな。

[そう思うのはファミル・アンディーヴの叔父である。
アンディーヴの名を持つ男とゲオルグは何度か言葉を交わしたことがある。大体が挨拶程度のものだったが。]

 ……さて。

[とん。と、指をついてこれで終わりにする。
考えるべきことは、まだ他に充分あるのだ*]

(670) 2015/11/05(Thu) 23:19:28

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[柔らかに緩む気配>>=20
紛れもなく喜びを含んだ声に、男の口元が弧を描いた。
彼の思いの全てを知るわけではない。
が、間近に見てきた絆の強さは理解しているつもりでいた。]


 …───、なに。ウェルシュが?

[驚きの声が上がったのは、その後だ。
ストンプ領主同行の報告>>=23に意外そうな響きが返った。
しているということはもう乗っているのだろう。

些か呆れて、そうして、続く間に笑った。
ウェルシュらしい言い方だと思う。]

(=24) 2015/11/05(Thu) 23:19:57

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 そうか、分かった。
 

   …  楽しみにしている。


[それはただ再会を願うだけの言葉ではなく。
ストンプ最新鋭の艦、そして何より片腕たる男の戦線への到着を待ち望んでいると、それは言葉にすることもなくただ微笑んだ*]

(=25) 2015/11/05(Thu) 23:20:12

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 23:20:47

帝国軍 中尉 セルウィン

― 第四艦隊 ―

[先程伝令が飛んできた。
甲板に出て空を見上げる。
距離が遠いが複葉機が一機、偵察機だろうか。

銃撃の音が聞こえてくる、誰かが船から狙撃したのだろうか。
しかし飛行機に対するならば同じくこちらも飛行機で対応すべきだろう。

今は一機でも、何れは複数の機体が群れを成してやってくる。
ならばこちらも。]

 セルウィン・ベッカー出る!

[水上から鮮やかに複葉機は飛び立つ。
その数は10>>607
その中に自分はいた、向かう先に誰がいるのかも知らずに。]

(671) 2015/11/05(Thu) 23:23:37

帝国軍 中尉 セルウィン

[空を駆ければ敵の複葉機が目に飛び込んで来る。
その数はいくつだろう、こちらとほぼ同等だっただろうか。

その中でも一際目を引く機体があった。
こちらの機銃の攻撃をさらりと旋回して躱してみせ、背後へと回り込む手腕>>667
見事だ、が。]

 …死ぬのが怖くないのか、それはいい。
 こちらも隙をつける。

[ぐ、と旋回して空を駆け廻る機体を追う。
ひたり、と狙いを定め攻撃を仕掛けた。]

(672) 2015/11/05(Thu) 23:23:57

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

− 帝都 / 9年前 −

[皇太子相手に手加減なしを宣言したルートヴィヒに対し、商会の人間が取り乱すことも制止の言葉をかけることもないのをみる。
なるほど、行き届いている。いい組織だ。]

 
 手加減して気づかぬ馬鹿か試されるより気分がいい。


[出された茶のお代わりを断り、用事はこれで済んだと席を立つ。]

(*78) 2015/11/05(Thu) 23:25:01

【赤】 モルトガット皇帝  アレク トール

 
 鍛えるのか。殊勝だな。
 手加減しなくて構わないなら、いつでも喜んで手伝ってやろう。


[意趣返しの口調で協力を約束する。
内容が何であれ、一緒にいられる時間が作れるのは楽しい。]


 馬に乗れる恰好をしておけ。


[明日の計画を少しだけ教え、帰途につこう。*]

(*79) 2015/11/05(Thu) 23:25:58

帝国軍中佐 ロー・シェン

―第三艦隊 水雷艇―

[母艦から放たれるように発進した帝国水雷艇7隻に、
ウルケル巡洋艦の副砲から降り注ぐ焔>>624が襲い掛かる。

最初の砲弾は先頭を往く水雷艇のすぐ右に着弾した。至近弾だった。
酔っ払ったかのように船首が左右に震える。

続いて、二撃、三撃…
連続する着弾の水しぶきで
水面が沸騰したかのようになっている海上を、]


 『うろたえるな、進め!』


[鼓舞を飛ばす壮年の艦長のもと、被弾を減らすためにジグザグと航行の角度を違えながら距離を詰めてゆく。]

(673) 2015/11/05(Thu) 23:26:55

帝国軍中佐 ロー・シェン

[1隻が、甲板に穴を空けられ―――大きく後退した。

他は、帆柱や側面に砲弾が掠ったりしたものの、
まだ推進する力を失ってはいない。

装填している水雷は、各艇1発。
大事な一撃を叩き込むために…――
砲撃を続ける副砲を掻い潜るための一瞬の機を窺う。]

(674) 2015/11/05(Thu) 23:28:59

【独】 帝国軍 中尉 セルウィン

やっとログに追いついた
齟齬は出てないと思いたい、けどだめな気がする
今回ログの海に溺れてる
明日以降は時間的に余裕もあるからなんとか頑張りたい
初回落ちできればいいんだけど、コアが合わないとかも吊り票要因だっけ?
なら初回落ちありそうかな?

(-289) 2015/11/05(Thu) 23:29:52

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
はやいはやいはやい
把握がまだできてないす中佐!これから読みます!

(-290) 2015/11/05(Thu) 23:36:11

船を愛する領主 ウェルシュ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

 え、そう、……そうなのか。

[>>668 タクマは優しい男だ。然し、嘘や諂いをあまり言う男ではない。だからこそ、その真摯な言葉にはウェルシュは面食らったし、それ以上に嬉しくも恥ずかしくもあった。]

 あ、有難う…… うん、分かった。
 僕も皆の力になれるよう、色々考えてみるよ。

[鮮やかなコバルトブルーの海を切り裂くようにして、巨船は突き進む。
白い水飛沫を散らし、船が通ったあとは帯状の白い泡を生んでいく。
遠くの海で、小さめの鯨が顔を覗かせている。
明け方の日差しは柔らかく、少し肌寒い海風が二人を撫ぜている。]

 僕は朝食を貰いに中に入るよ。
 その後は、船の様子を見に回ろうかな。
 タクマさんはどうする?

[そう言って、ウェルシュは少し冷えた己の肩を抱いた。
もし彼がまだ甲板に残るようなら、一人で船内に戻っただろうし。勿論、まだ此処で彼と会話を続けても構わない。**]

(675) 2015/11/05(Thu) 23:38:49

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
どうしよう、提督にハグしたい(真顔

(-291) 2015/11/05(Thu) 23:40:41

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 23:42:10

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島西方海域・上空 ―

 ……っ!?

[後方からの奇襲を決めてから離脱。
そこから、最短距離で切り返しを、と。
そんな行動予定は、近づく音>>672によって真っ新の白紙になった]

 ……喰いついてきたあっ!?

[狙われている、と。
察した瞬間、とっさに機首を下げ、回避を試みる。
それでも完全な回避には至らず、微かな衝撃が伝わった]

(676) 2015/11/05(Thu) 23:43:23

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……んのっ……!
 やって、くれましたね!

[掠めはしたが、飛べないほどではない。
ならばやり返すのみ、と思いつつ、落とした分も含めて高度を上げる]

 ……これ、ほっといたらダメですよね。

[それは、本能的な察知。
対しているのが誰かなどは思いもよらない──否、思い至るピースは今は見えていない]

 なんとか後ろ……駄目か、なら、真上!

[上へ向け弧を描きつつ、距離を測る。
悠長に後ろは取れそうにない、と思ったら、後は直球。
弧を描く軌道の頂点から機首を下げ、上から突っ込みながら掃射を仕掛けた。*]

(677) 2015/11/05(Thu) 23:43:26

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 23:46:30

ウルケル海軍中尉 シロウ

-巡洋艦ナハティガルにて-

 なぁ、水雷艇って根性あるよな?

[近くに控えていた兵に問い。]

 ヴァイから預かったの、使ってもいいよな。

 威嚇射撃で隙間できてる。
 行けるかねぇ、そこ。

 後方の、狙えるか? 砲撃の海泳ぐ事になるけどさ、できるか?
 前の奴はこっちが引き受ける。
 
 半分出せ。
 散開。速度で巻いてやれ。

(678) 2015/11/05(Thu) 23:47:08

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 帝都 / 9年前 ―

[席を立った皇太子を見送るため、玄関の外まで付いていった。]


 またいつでもおいでください。

[あたり障りのない挨拶の裏で、たくらみごとが交わされる]

(*80) 2015/11/05(Thu) 23:47:19

ウルケル海軍中尉 シロウ

[視線はその間も敵艦を見据える。
敵艦主砲を狙った砲撃は、ただ空を薙いだだけのようだ。
ち、と舌を打った。]

 ズレたな、悪ぃ。

 水雷艇出す間、せいぜいこっちが目立とうぜ。
 主砲、狙え。

[援護に入っている巡洋艦は、敵を狙う射撃を混ぜつつ、動きを塞ぐ射撃を行う。]

 ……ぁ?

[敵の主砲が、ずれた気がした。
ぐ、と身体に負荷。ナハティガルの回避行動。
続いての衝撃。
何処かに着弾したようだ。]

(679) 2015/11/05(Thu) 23:47:55

【赤】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 ……倒れない程度でお願いしますよ。

[こちらから手加減しないといった手前、自分には加減してくれとも言えない。]


  わかりました。
  いつでも、お待ちしています。

[社交辞令の挨拶ではなく、共犯者の顔で言葉を返した。]

(*81) 2015/11/05(Thu) 23:48:07

【独】 ウルケル海軍少尉 シュテルン

/*
[久々のACM描写に何かが飛んでいるいきものの数→1]

……いや、うん。
やっぱりこれ、楽しい。
考える事多くて大変なんだけど、こうも書いててすげぇ楽しいん、だ……!

これって滅多にやる機会ないからなあ。

(-292) 2015/11/05(Thu) 23:48:08

ウルケル海軍中尉 シロウ

 報告寄越せ。

 副砲? 全部持っていかれたか?
 
 損失1? なら行ける。
 副砲、緩めるな。
 そっち狙いだろ。ズレてたぞ。

[水雷の援護と。]

 警戒しつつ、副砲側に集中。
 主砲も行くぞ。前の艦と遊んでもらおうぜ。
 挟まれるなよ。動き続けろ。

[やっぱり艦は小回り利くのが一番だ。

兵から届く、後続の複葉機が艦頭上到着を聞く。到着数7。先の6機は既に水雷母艦の方へと向かっている。3が先行し、残り4がナハティガルの艦上に留まる。]

 信号送っとけ。
 被害受けた副砲側の助け求むってな。

(680) 2015/11/05(Thu) 23:48:57

ウルケル海軍中尉 シロウ

[一拍。]

 おい。
 着弾の、人的被害は?

[兵から返ってきたのは、「死亡者いません」との返答。]

(681) 2015/11/05(Thu) 23:50:17

ウルケル海軍中尉 シロウ


 怪我してんなら終わるまで待ってろよ。

[俺がどうにかしてやるから。
男は前を見据えたまま、しっかりとした声で告げた。]

 距離に注意しろよ。
 いざとなれば、引くぞ。

 主砲、打て。
 外すなよ。

[ナハティガルが、吼えた。]*

(682) 2015/11/05(Thu) 23:50:49

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
すっかり赤に潜んでいる主従である。
遭遇戦の終息待ちですからね。

(-293) 2015/11/05(Thu) 23:51:06

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

[ 楽しみにしている、と、そう締めくくられた声に>>=25男は密かに笑みを零す ]

すぐに、追いつきます。

[ 音には乗らぬほどの小さなこえの調子、置かれた間、そういった事柄から、ゲオルグの気分を察することが出来るようになってから、どれほどの年月が経ったろう?

最初は、ただただ憧れ、敬愛を捧げていた海の「英雄」

だが、ゲオルグは、まぎれもなく、「人間」だ。

他の数多の人間と同じく、悩み苦しみ、傷つきもすれば悔いも抱く...泣いたところだけはまだ、見た事がなかったけれど ]

(=26) 2015/11/05(Thu) 23:54:24

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/05(Thu) 23:54:52

帝国軍 少尉 ミリアム

― 海峡南方海域:第三隊 水雷母艦上で ―

[船の他に島の影は見えないかと探っていた時でした。
ふと横目に第四艦隊の方へ目を遣った私は、丁度複数の複葉機の影が空へと発ったところ>>607を見届けます。
そして、リーミン中佐からの指示が、直ぐに。>>608]

 …りょーかいYes,Sir.

[水雷艇の方への主な指示でしたが、一応、了解の意を示します。
上官への態度をアイグル少佐に咎められてから>>401気をつけてはいるのです。これでも。]

[水雷艇が七隻、相手方の方へ向かったのだけを確認し、私は哨戒を続けることにします。

流れ弾が当たったら事ですから、太い帆柱の後ろに回り込んで、上空を飛ぶ複葉機の動きをじぃっと見つめました。]

(683) 2015/11/05(Thu) 23:55:40

帝国軍 少尉 ミリアム

 
 ――っと、!

[流れ弾が飛んできたのか、帆柱の一部に穴が空き、足場がぐらりと揺れて。
私は帆桁の上でバランスを取ると、ふ、と息を吐きました。]

 危ないじゃないですか!もう。

[反射的に文句が出ますが、敵方が聞いてくれる訳もなく。
直後に遠く、巡洋艦の砲門>>682の音が轟いたのです。*]

(684) 2015/11/05(Thu) 23:55:42

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
回想はあとで人がいなくなってから落とすことに…

(-294) 2015/11/05(Thu) 23:56:24

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
タクマ優しい……
んーーー、海戦いいねえ。格好いい!!!

私の灰がすっかりファンコールと芝置き場になっていてやばい、すみませんwwwとてもいい眺めですww(働け

(-295) 2015/11/05(Thu) 23:58:15

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ミリアム大分面白い
遠くてなあ、そこ!絡めない…

(-296) 2015/11/05(Thu) 23:58:45

帝国軍 中尉 セルウィン

― リオレ島西方海域・上空 ―

[狙いは外れはしなかったが、ほぼ回避された>>676]

 やるな!

[ただ掠めただけの攻撃で終わらせるわけにはいかない。
だが相手もやり手のようで。
この相手は逃がすわけにはいかないと本能が告げる。

後ろを取られれば落とされる。
それはさせないと旋回をするが、相手は上へと向かって飛び距離を取ってくる。
真っ向勝負を仕掛けてきた。
本当に度胸のある相手だ。]

(685) 2015/11/05(Thu) 23:58:57

【鳴】 ウルケル軍大佐 タクマ

[ 尊敬も憧れも、消えてはいない。いつか彼のように、海の如く広く自由な魂を持つ男になりたい、と、今も願っている ]

[ けれど、同時に、余りにも多くの者の命と、重い責務を追うその背を、護りたい、と男は思う。

英雄としてのゲオルグではなく、人間としての、ただ一人の絆の相手を* ]

(=27) 2015/11/05(Thu) 23:59:05

帝国軍 中尉 セルウィン

 くっ、……だが、まだ!!

[撃ち返すよりも回避、ここで落ちるわけにはいかない。
陛下の為にも、まだ。

操縦桿を握り急旋回をした。
身体にぐっと重力がかかるのを感じると同時に、相手の攻撃が機体を掠めたのも感じる。
まだ飛べる、退却すべき時ではない。]

(686) 2015/11/05(Thu) 23:59:11

帝国軍 中尉 セルウィン

 さて、こちらから行かせてもらおうか。

[急旋回したままに方向を変え相手の機体へと急接近を試みる。
そのままに掃射をし、狙うのは羽。
ここで相手を殺す必要はない、その機動力を奪えればそれでいい*]

(687) 2015/11/05(Thu) 23:59:35

【独】 ウルケル海軍中尉 シロウ

/*
しかし、俺、贅沢である…。

帝国側3人に構って貰ってる図。

いいんだろうか、問題ないだろうか、とやっぱり不安になるんだよな…。

(-297) 2015/11/06(Fri) 00:00:19

モルトガット皇帝  アレク トール、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 00:00:29

帝国軍 少尉 ミリアム

― 回想:"私"の戦争 ―

[そこは海の上でした。
青々とした海に白い轍を作りながら進んでいく船がありました。

きらきらと陽の光を受けて輝く水面は眩しく、時折海鳥が甲高く鳴いて船の傍を通り過ぎて行きます。
空に高く掲げられた太陽と鴉を頂く旗は風を受けて大きくはためいていました。]

[ミリエル・クラリス。
まだ齢十にも満たなかった当時の私は太陽を掲げる船の中、暗く薄ら寒い船室の一角に身を置いていました。
祖国の敗戦は疾うに決まっていましたが、私の戦争が始まったのはその時からでした。]

(688) 2015/11/06(Fri) 00:00:46

帝国軍 少尉 ミリアム

[大人たちの都合は等々あったでしょう。
私は賢しらに装ってはいましたが、子どもだったのです。
社の為だ、家族のためだ、行ってくれるなとお祖父様に言われて、一も二もなく了解したのですから。

その結果、祖国が陥落したと同時に私は遠く帝国から訪れた船>>637で住み慣れた地を離れることになりました。

未だに家族が恋しい年頃でした。けれど、人前で涙を見せないというのが私が自家での暮らしで身に付けた数少ない特技でしたから、太陽を背に抱く船へと乗り込む時にはすっかり幼いながら鉄面皮の様相で居ました。人質と、宅で漏れ聞いた言葉の意味をその時には理解したつもりでいたのです。]

(689) 2015/11/06(Fri) 00:00:48

帝国軍 少尉 ミリアム

[船へ積荷のように積み込まれた私は、捕虜のように軟禁を受けていたわけではありませんでした。望むならある程度船の中を歩き回ることは出来たのでしょう。
しかし、来る日も来る日も私がしていたことと言えば、船室に閉じこもって一人で延々と"歌"を歌うくらいのものでした。
…怖かったのです。自分とは違う、異国の人間が。彼らの目が。視線が。
彼らが私のことをどう見ているのかを向けられた視線から悟ってしまうのが怖かったのです。小娘の知識として刷り込まれていた非征服民の末路は尽く悲愴なものでした。]

[そうして海の上で日々を過ごすうち、私は自分の乗る船が皇帝陛下の乗っているものだと知りました。
そして、自らと年の離れていない皇太孫も同乗していることも。それを知った経緯は、如何なものであったでしょう。本人と顔を合わせる機会があったのか、それとも船員の口からか。彼方の記憶は既に薄れて定かではなくなってしまいましたが。]

(690) 2015/11/06(Fri) 00:00:50

帝国軍 少尉 ミリアム

[何はともあれ、閉塞的な空間で娯楽や嗜好品の類もまるでなく、過去と違い過ぎる己の境遇に私の心は荒むばかりであったのです。
伸びていく金色の髪はやがて傷みを孕んで瞳と似通った薄い色にまで質を落とし、陽の光から離れ続けていた弊害で肌は病的な青白さを帯びていきました。]

[やがて喉から出る"歌"すらも旋律を失くして言葉となり、音となり、やがては途切れとぎれに撒き散らされる怨嗟の声に成り果てました。
自分を引き渡した祖父を怨み、敗れた祖国を憾み、自らの境遇を恨み、同時に自らと同じく歳を重ね、帝国の太陽として未来には崇められるのであろう皇太孫へ嫉妬の念すら抱きました。]

[そして。後後に自らの扱いが決定するその時まで歪な感情を持て余し続けた私は、――…笑うことを、覚えたのです。]

(691) 2015/11/06(Fri) 00:00:52

帝国軍 少尉 ミリアム

[何があろうと自らの為だけに、動くことが出来るように。
受け入れたくない記憶を他人事と見做して振る舞い、自分を守ろうとしたのです。

どんなに理不尽で不条理な事態に対したとしても笑っている自分は"ミリエル"である自分とは違うものなのだと。そう思い込むことで。]

[不羈。嘗て歌っていた歌の中の一言。
自由であるため。…そう想っているのとは裏腹に、自分で自分に枷を課し続けていることには目を*瞑ったままで*]

(692) 2015/11/06(Fri) 00:00:54

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
ハグしたいの心をラブレターに込める。(キリ

(-298) 2015/11/06(Fri) 00:01:23

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
戦闘中だ?そんなことに構っていられるか!
私は回想を落とすぞ!

(-299) 2015/11/06(Fri) 00:01:39

【削除】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― リオレ島/旗艦ヴァンダーファルケ ―

[タクマとの声の遣り取りより暫くの後。
リオレに複葉機が一機飛来した>>595

伝令が携えてきたのは帝国軍の配置に艦の種類。
それに帝国軍の動きと、そこから導かれる冷静なる考察──…]

 ……、

[ふ。と、口角が上がる。]

2015/11/06(Fri) 00:02:10

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― リオレ島/旗艦ヴァンダーファルケ ―

[タクマとの声の遣り取りより暫くの後。
リオレに複葉機が一機飛来した>>595

伝令が携えてきたのは帝国軍の配置に艦の種類。
それに帝国軍の動きと、そこから導かれる冷静なる考察──…]

 ……、

[ふ。と、口角が上がる。]

 先発隊を戻らせる暇はなさそうだ。
 相手は随分な働き者らしい。

(693) 2015/11/06(Fri) 00:03:14

帝国軍 少尉 ミリアム、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 00:03:21

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[出来ればタクマ率いるストンプ艦隊の到着を待ちたかったが。
恐らくはこのまま、皇帝率いる主力艦隊も出てくるだろう。
ゲオルグはそう考えた。

単純な話だ。
リオレ島の西、シコンとの間には海峡内としては開けた海域がある。
帝国艦隊は総じて大型の艦が多い──外洋向きなのだ。
その艦隊の力を有効に活用するためには広い海がいる。

万が一にもシコンにて閉じこもり、シコンの港ごと艦隊を閉塞させられるかの事態に陥れば、艦隊行方そのものすら危うい。

ゆえに迅速。時置かずに仕掛けてくる可能性が高い。
そう読んだものの、それを望んだかどうかはまた別の話であった。出来ればもう少し時間が欲しかったというのは、偽らざる本音である。]

(694) 2015/11/06(Fri) 00:04:27

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
回想が読みにくくてすみませんすみません…
リーミン中佐の回想がわかり易くて好きです

(-300) 2015/11/06(Fri) 00:05:52

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 リオレ艦隊並びに麾下の全軍に通達。
 本日1230に抜錨、全艦隊出撃する。
 目標は北西シコン港方面、漸く奴さんらのお出ましだ。

 ここはウルケルの海、俺らの庭だ。
 これ以上好き勝手な散歩はさせちゃおけん。

 
 ──── 出るぞ!!!


[おう!と、力強く、波を揺らすかの声が待ちわびたとばかりに返る。
それから程なく、リオレ港から次々とウルケル艦隊が誇り高き海の旗を掲げ出撃した。]

(695) 2015/11/06(Fri) 00:06:39

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[艦隊が出撃した後のリオレには大型の戦艦は停泊していない。
その代わりに小型護衛艦、もしくは石炭船や輸送船といったものが残されてある。

リオレは軍港である。
ゆえに軍需物資の貯蔵は他に比べてもっとも豊かな要衝であり、これらの物資が今後のウルケルの戦線を多いに助けるはずだった。]

(696) 2015/11/06(Fri) 00:06:54

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
艦隊動かすたびに、はい、算数やりなおし。
って気分になってて、もう本当www

確かに帝国方式の方がラクチンですね!!!
でももういい、これでいく。

(-301) 2015/11/06(Fri) 00:08:05

ウルケル軍大佐 タクマ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

食事は大事ですよ。ゆっくり出来るのも今のうちです、しっかり食べて来て下さい。

[ 食べないと大きくなれませんよ、と、続けてしまいそうな口調で言って、男はウェルシュに再び笑いかけた>>675]

俺は、少し仕事しなきゃなりませんから、艦長室に居ます。

[ これまでに把握した新造艦の特性と、予想される帝国艦隊との交戦のパターン、それらを今のうちに整理しておこうと男は考えている。

実際にはその場の状況次第で如何様にも変化するものではあったが、基本の行動方針くらいは決めておくべきだった。

当然、ウェルシュの作戦案も、しっかりと取り入れる気満々である** ]

(697) 2015/11/06(Fri) 00:13:32

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

― 洋上・ザイヴァル艦橋上部 ―

[哨戒の部隊が交戦中だという知らせは届いていても、ここから見える海は静かだ。
艦が起こす風に吹かれながら、空を眺める。
釣りをするにも航行中の艦の上では無理だから、こんな時は手持無沙汰になるのだった。]


  ………。

[目を凝らしてみても、水平線には帝国艦隊以外の船は見えない。
よく似たシルエットを持つ双子の船は、今はどこにいるのだろうかと思う。]

(698) 2015/11/06(Fri) 00:15:11

帝国扶翼官 ルートヴィヒ

[ウルケルの領主を説得しに行くと言うファミルの先行きは、危険と困難に満ちたものになるだろう。
それを選択した彼女の意思を否定するつもりはない。

 ただ。
 昔から海峡を自由に走り抜けてきた船が、
 安全さえ脅かされている。
 その現状を思う。

理想を目指す心は変わらずとも、それが引き起こした事柄を見れば時折惑う。
だからあなたが必要なのだと、一なる黒を見る。
あなたが掲げる灯火が照らす、未来が必要なのだ。]

(699) 2015/11/06(Fri) 00:15:28

帝国扶翼官 ルートヴィヒ


 次にお茶をするなら、
 いろいろな人を交えて賑やかにしたいですね。

 帝国の者も、ウルケルの人も。

[呟きを風に飛ばして、再び水平線を眺めていた。]

(700) 2015/11/06(Fri) 00:15:45

【独】 帝国軍 少尉 ミリアム

/*
最初は病み顔の似合うチップという不純な理由でミリアムチップを選んだのですが、病み顔はどうも使う場面がない気がする。

基本的に笑顔ですからね!笑顔!

(-302) 2015/11/06(Fri) 00:17:48

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島西方海域・上空 ―

 ……おおっと!
 あれ、避けに行きますか!

[急旋回からの回避機動。>>686
撃ち込んだ掃射の効果は予想よりも低い。
それへの悔しさよりも、あそこから回避に持ち込んだ判断力と機動力への称賛の方が強く声に滲んでいた]

 って、感心してる場合じゃなくて……!

[ぐ、と操縦桿を引き、機体の安定を取り直す。
ちら、と若葉色を流せば、援軍も到着した>>680ようで、空の乱舞は激しさを増してた]

(701) 2015/11/06(Fri) 00:18:10

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……っと、よそ見してる場合じゃないですね……!

[逸らした若葉色は再び、相対する機体へと向く。
速度あげての急接近>>687が何を意味するか──の答えは遠くなく、出る]

 ……んのっ!

[とっさに高度を上げるものの、よそ見のタイムラグが響いていた。
翼に弾丸が跳ね、衝撃が伝わる]

 ……落ちさえしなきゃ、どうとでもなりますっ!

[なんとか機体の安定を取ろうと試みつつ、ふ、と、向こうの操縦士に若葉色を向けた]

(702) 2015/11/06(Fri) 00:18:15

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……?

[視線向けたのは、単純な好奇心の作用。
すぐに逸らして、次の起動に──上昇で距離を突き放す、に移る心算だったのに]

 ……な……に?

[言葉で表せない何かが刹那、動きを止めて。
予定行動──上昇に移るまでには数拍、間が空いた。*]

(703) 2015/11/06(Fri) 00:18:19

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 00:18:22

帝国扶翼官 ルートヴィヒ、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 00:22:11

帝国軍 中尉 セルウィン

[こちらの攻撃が相手の機体へと当たる。
まだ、その機体は落ちずに耐えていたけど。

またも上昇するだろうか。
まるで軽業師のように器用な事だ。
相手が上昇するならそれを追いかけるまで。
操縦桿をぐっと握り上昇に備えようとして、止まる。

何故、相手が止まったのか疑問はあれど絶好の機会、逃すわけにはいかない。
機銃を掃射しようと手を動かし、そして目が操縦席へと向いて。]

(704) 2015/11/06(Fri) 00:27:43

帝国軍 中尉 セルウィン

 は……、

[ダダダ、と弾が掃射されて大きな隙を見せた相手へと攻撃は飛んでいく。
が、それもすぐに止まった。
操縦席を見つめ、相手の顔を見つめようとする。
よく見えないがあれは、似ている。]

(705) 2015/11/06(Fri) 00:28:03

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
母艦だとあれだ、
水雷艇はNPCになってしまうから、ぬーん、であるよな…。
乗り込む訳にいかんしなあ。

攻撃力うううう、

ってなる。巡洋艦がうらやましい(

特別改良品にしていいかなあ。せめて主砲一門だけ……。

(-303) 2015/11/06(Fri) 00:28:23

帝国軍 中尉 セルウィン

 シュテ…まさかな。

[また会おうと約束した幼馴染に。
そんなわけはないとふるり、と頭を振って。
それから再度掃射を開始した*]

(706) 2015/11/06(Fri) 00:28:23

【独】 船を愛する領主 ウェルシュ

セルシュテもぐもぐ。いいなぁ!

(-304) 2015/11/06(Fri) 00:31:40

ウルケル軍大佐 タクマ

― 花の季節の想い出 ―

[ 海峡の出入り口に位置するシコンは、海軍にとっては元より重要拠点で、男もゲオルグと共に、或いは一人でも、幾度もその港と街には訪れていた。
以前、丁度チコリの花が満開となる季節に、男はアンディーヴ家の屋敷に招かれた事がある。
確か、今のウェルシュ同様、ファミル・アンディーヴが領主となってまだ日も浅い頃だった。
尤も、ウェルシュと違って、その当時のファミルは既に落ち着いた大人の女性以外の何者でもなかったのだが…

会食の後、あまりそういった場には慣れない男は、早々に辞去しようとしたのだが、ふと、庭に咲き乱れる青い花々の姿に視線が引き寄せられた ]

(707) 2015/11/06(Fri) 00:34:36

ウルケル軍大佐 タクマ

[ 無骨な海軍士官が花に気を取られる様子をファミルがどう感じたのかは判らないが、最終的に切り花を持って帰るか?と勧められたのを覚えている ]

…ありがとうございます。実は、チコリは亡くなった母が好きだった花で。

[ 墓前に供えれば喜ぶだろう、と、女領主の気遣いに心からの感謝を伝えた ]

(708) 2015/11/06(Fri) 00:35:59

ウルケル軍大佐 タクマ

[ 風に揺れる青い花は、揺れる波にも似ていた。

あの花をあの場所で、再び見る事はあるだろうか?* ]

(709) 2015/11/06(Fri) 00:38:24

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島西方海域・上空 ―

[動きが止まった理由は、自分でもわからない。
わからないけれど──このまま、止まってはいられなかった。あらゆる意味で]

 ……っ!

[撃ち込まれる掃射をまともに喰らう訳にはいかない。
だから、とっさにとったのは、機首を下げる事。
上に向かうには、いささか揚力が心許ないから、思考を切り替えた]

 ……本番前に、飛べなくなったら、笑い話にもなりませんからね!

[下降しつつ、出力を調整する。
機関部には喰らっていない、まだ飛べる。
今までのような機動は難しいだろうが]

(710) 2015/11/06(Fri) 00:39:19

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……落ちるわけには、いかないんです、から!

[軍に入り、そこで戦う、という事の意味を知って。
落ちる恐怖を味わって。

その都度、ある言葉を基点に死ねない、落ちない、という意思を固めてきた]

 落ちたら、『約束』、叶えらんないんですから、ね!

[振り返らない、と決めた見えない記憶の中で。
何故か、その言葉だけは、ずっと残っていた。
誰とのどんな約束なのかは見えないけれど。
それは虹と共に青年を先へと進ませる大事なもので]

 持ち直せ、アルカンシエル

[言いつつ、直線機動で風を捉える。
揚力を掴み直して、再び上へと向かうため。*]

(711) 2015/11/06(Fri) 00:39:23

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

― 巡洋艦ヴァイ ―

[3日目の航行も夜間の出発となった。
時間が惜しいと言わんばかりに艦は風を切って奔る]

リオレを出てきた時でさえきな臭い気配してたからなぁ…。
こっち来てる間にぶち当たっててもおかしくない。

[あれから3日だ。
遭遇していることは愚か、終了してる可能性だって大いにある。
祭りに乗り遅れたという思いと、届かない情勢に気が逸った]

(712) 2015/11/06(Fri) 00:39:34

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア

外、何か見えるかい?

[周囲の警戒は怠らせていない。
問いかけには否やが返って来た]

まぁ、夜襲でもしない限りは動かない時間帯か。

[北上した時と同様、南下も最短航路を進む。
哨戒する者があれば見咎められる速度での移動だが、実際はどうだったか]

ったく、だから行きも最大速度フルにしようって言ったのに。

[呟かれた愚痴に、結果論だろう、と艦長に返され、ヴィクトリアは不機嫌そうに口を噤んだ**]

(713) 2015/11/06(Fri) 00:39:51

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 00:41:48

帝国軍中佐 ロー・シェン

―第三艦隊 水雷艇―

[アイグル少佐の乗船する巡洋艦から、援護の主砲が放たれた。
回避行動>>679により敵の副砲が一瞬止む。]

 『取舵!』

[その隙を突くように、一隻の水雷艇が大きく舵を切る。
舳先から伸ばした水雷を掲げ、敵巡洋艦の船尾目掛けて突撃した。

他の艇も続こうとしたものの――再開した副砲の砲撃に阻まれる。
甲板では舌打ちの音が響いた。]

(714) 2015/11/06(Fri) 00:42:43

ウルケル海軍中尉 ヴィクトリア、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 00:43:13

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
いーーーいねえ!!!!
タクマのファミルへの回想も良い…

そしてファミルに積みあがるタスクを眺めて笑っておこう
頑張れ(

(-305) 2015/11/06(Fri) 00:47:30

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ロー・シェンのイケメンっぷりがやばくない?(
出てくるたびに漏れなくめっちゃ格好いいな…すげえ…

(-306) 2015/11/06(Fri) 00:48:27

帝国軍 中尉 セルウィン

[相手は機首を下げて攻撃を回避した。
咄嗟の判断なのだろうが随分と機転の利く事だと感心する。
だがその感心も操縦席に座っている人物が幼馴染の似ているとあれば焦りにも変わる。]

 …なわけない、そんなわけない!

[似ているなんて気のせいだ。
はっきりと顔が見えていないのだから、きっと気のせい。
それにシュテの髪は長かった。
尻尾のように揺れる髪がない、だからきっと気のせい。]

(715) 2015/11/06(Fri) 00:50:47

帝国軍 中尉 セルウィン

[気のせいに違いない、だから確かめる。
相手は上昇する、ならばこちらは。]

 お前は、

[ぐ、と操縦桿を握り締め真っ直ぐに相手の機体へと突っ込んでいく。
降下していくにつれ速度が上がり、そして掃射しながら相手の機体すれすれの位置を擦り抜ける。]

(716) 2015/11/06(Fri) 00:51:06

帝国軍 中尉 セルウィン

[擦り抜ける瞬間、操縦席を見た。
似ている気がする。]

 お前は誰だ!!

[だが、認めるわけにはいかない。
だから違う、似ているだけの別人なのだ。
大事な幼馴染が敵であるはずがない**]

(717) 2015/11/06(Fri) 00:51:38

船を愛する領主 ウェルシュ

―巡洋艦ヴァイスメーヴェ―

 分かった、じゃあ僕は戻るよ。

[>>697 まるで親が子供に言うような口調で呼びかける姿は昔と変わらなくて。思わず、ウェルシュは苦笑を浮かべつつも、頷いた。]

 タクマさんも身体には気を付けてね。

[艦長室に残るというタクマにはそう告げて。
ウェルシュは船内へと戻った。*]

(718) 2015/11/06(Fri) 00:51:38

帝国軍少佐 ウルズ

― 海峡南方海域:第三隊 巡洋艦 ―

[>>679揺れる敵艦に着弾を確認しつつも、なお水雷との挟撃から逃れようと動く様子にそれほどの被害は見られない。
戦意は向上している様子で、主砲が咆哮のような音をたててこちらを狙い、船体の側面を叩いて揺らし巡洋艦が鉄の悲鳴を上げる。]

っく…!

主砲、撃ち方止めるな応戦しろ。
狙いは継続、敵左側だ。

[主砲、あるいは別の副砲を潰したい所ではあるが、こうこちらが当てられては上手く当て返せるとは思えず結果援護中心の手段を選ぶ。

揺らされている分、着弾率は向こうの方が高い。]

(719) 2015/11/06(Fri) 00:58:06

帝国軍少佐 ウルズ

[「右側面に被弾、損傷大」の報が届くと、
引くかどうするか、と一瞬の迷いを抱く。


―――迷うと死ぬぞ、そんな声を思い出して。]

(720) 2015/11/06(Fri) 00:58:24

帝国軍少佐 ウルズ

全速前進、副砲が当たる位置まで船体近づけろ。

…逃がすな。

[おりしも>>714水雷艇が一隻、突撃をかけた頃、船体を壁にし敵艦へと迫る。
後続の巡洋艦とは距離が大きく離れた**]

(721) 2015/11/06(Fri) 00:58:39

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 01:00:28

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
あかんレベルでめっさ手が止まってしまっていた…シロウには大変申し訳ないorz

(-307) 2015/11/06(Fri) 01:01:51

ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島西方海域・上空 ―

 ち、あくまで喰いついてきますか!

[止まない掃射音に舌打ち一つ。
ぎりぎり機体を傾け、まともに喰らうのだけはどうにす避けた。

対する操縦士の思う所は気づかない、気づけない。
ただ、言葉にできないもやもやが広がるのをどうしても止められなくて、ぎ、と唇を噛んだ]

 ……何だってんですか、もう……!

[苛立ちを感じつつ、傾けた機体を立て直す。
急接近してきた機体から、問うような声>>717が投げられたのはその時で]

(722) 2015/11/06(Fri) 01:03:55

ウルケル海軍少尉 シュテルン

 ……ウルケル海軍少尉、シュテルン・シエル!

[シエル、は今は亡き養父母との唯一の繋がり。
新しい名前なんだよ、と笑ってそれを教えた時の事は、幼馴染の表情共々あかい色の向こう側]

 人を誰だという、君こそ一体誰なんですか!

[返した問いは苛立ち混じり。
過去に後ろ髪を引かれぬように、と、しっぽを切ったはずなのに。
ないはずのそれが、振り返れ、と引かれている様な心地を感じつつ。
至近近接の期を逃すまい、と掃射を返しつつ、アルカンシエルの機首を上へと向けた。**]

(723) 2015/11/06(Fri) 01:04:03

【独】 帝国軍少佐 ウルズ

/*
どう自分とこの傷増やそうかとか相手の狙い通りに動くかとか落としどころどうしようかとか、いったん悩みだすと駄目だなぁ…(´・ω・`)

(-308) 2015/11/06(Fri) 01:04:46

帝国軍少佐 ウルズ、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 01:05:13

ウルケル海軍少尉 シュテルン、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 01:07:30

【独】 ウルケル軍大佐 タクマ

/*
シュテルンとセルウィンは、意外と早く遭遇したなあ。
ここで死ぬなよー(元々無理です)

(-309) 2015/11/06(Fri) 01:09:57

船を愛する領主 ウェルシュ

―巡洋艦ヴァイスメーヴェ:船内―

[船内と言えど、ダイニングは案外しっかりとしている。
狭いながらも、木目調の床にテーブルがずらりと並べられており、白いクロスが掛けられている。
朝食の時間でもあったので、ダイニング内はそこそこ賑わっている。

そこでウェルシュはキッチンの人に、一言声を掛ける。
マーガリンを乗せたトーストと、ハムエッグ。―――それに葡萄。
>>0:84 そう、ゲオルグおじさんからのお土産だった。
なんだかんだ言って、食べる機会を失っており、つい此処まで持ってきてしまっていたのだ。]

 いただきます。

[厚い皮を剥くことなく、そのまま口のなかに入れる。
芳醇な葡萄の香りとともに、瑞々しい果汁が口内へと広がる。
上品な甘さが喉もとへと通っていく。]

(724) 2015/11/06(Fri) 01:15:39

船を愛する領主 ウェルシュ

 ―――……っはは、甘い。

[なんだかいつもの葡萄よりも甘味が増している気がする。
顔を綻ばせ、窓の外を見やる。

水平線の遥か彼方、薄らと島が見える。
あれはカリコル島だろうか。それとももうアーレント島だろうか。
もしアーレントに差し掛かったならば、暗礁地帯に気を付けねばならない。]

 おじさんは大丈夫かなぁ……

[今頃何しているのだろう。
もう、戦いの火のなかに飛び込んでいるのだろうか。]

(725) 2015/11/06(Fri) 01:16:30

船を愛する領主 ウェルシュ

 葡萄、……多いよ。

[それは昔からの癖でそうしたのだろうか。
葡萄は二房もあり、ウェルシュは少し困った。

>>313 いつもゲオルグおじさんは手土産を二人分持ってくる。
ひとつは自分の分。そしてもうひとつは姉の分。
『おじさんから渡せばいいのに。』
そう言ったにも関わらず、おじさんは悲しそうな顔を少し浮かべるだけだった。]

 ――――いつか、…

[>>316 姉を迎えるための船を造れば良い。
そんな風におじさんは言って、目を細めた。
然し、その為の船はまだ、]

(726) 2015/11/06(Fri) 01:17:19

船を愛する領主 ウェルシュ


 ――――……。

[造られていない。**]

(727) 2015/11/06(Fri) 01:18:11

船を愛する領主 ウェルシュ、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 01:23:08

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ウェルシューーーーっ!!!

せっつねえ。ありがとうwww

(-310) 2015/11/06(Fri) 01:26:41

領主 ファミル

─ シコン港・夜 ─

[夕食の席を辞したあとには、伝令をおいてある別棟で出向き、街のの無事なこと。帝国軍からの接収はないこと。離れるか戻るかは選べることを通達するようにと連絡を出した。]

 また、ここを離れるなら申し出るように。
 船を用意させる。

 …対岸にわたりたいものがあるなら、
 それも構わない。

[輸送船を使い途中までは送れるだろう。その後は小船ににのりかえて、逃れてきた態をとればウルケル側も、民間人に手はだすまい。
 裏切りの首謀者なら兎も角として。いっそ市井のものらの方が、帝国軍の寛容を示す使者としては役を成せるだろうと思われた。]

(728) 2015/11/06(Fri) 01:27:03

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
ところでいつも、ウェルシュの肩書きめっかわ…と思っています。かわいくないかそれ…

(-311) 2015/11/06(Fri) 01:27:17

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 旗艦ヴァンダーファルケ/洋上 ―

[出撃前。タクマ率いるはずの後続隊に連絡を飛ばす必要があるかとの問いに、男は首を横に振っている。

陸上であれば電信に頼れば良い。
だが通常であれば通信の難しい海上にあって、タクマにだけは連絡を取る術があった。その声を、彼へ送る。

帝国流にいえば、翼に向け──というところなのだろうが、何のことはない。心預ける盟友…といえばいいか。腹心、或いは最も親しき友に向けるといったところだ。
戦斧が絶対的なる信を以って背を預ける、唯一の男へと向け。]

(729) 2015/11/06(Fri) 01:34:28

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 タクマ、

[そう呼びかけて伝えるのは、受け取った情報。
シロウの飛ばした伝令の齎した情報、それに己の考えを乗せる]

 ヴァンダーファルケ艦隊は出撃する。
 そちらも直接、リオレ北西海域へと向かってくれ。
 到着の方法は任せる。
 派手にでも、好きにしてくれ。

[僅か笑み含むのは、どちらにせよ彼らが間に合わぬと思うからだ。ならばいっそのこと伏兵として扱ってしまえば良い。上手くタイミングが噛み合えば、効果的な登場になるだろうと冗談混じりにそう告げて。]

(=28) 2015/11/06(Fri) 01:35:25

【鳴】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 …但し。遅れたら宴会はお預けだぞ。

[つい先日、別れた折>>132の言葉を引いて笑みに落とし。
そうはなるまいとの確信を胸に口を閉ざした。]

(=29) 2015/11/06(Fri) 01:35:59

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[音ならざる声を使い、艦隊の出撃は知らされる。
更なる水上機>>628が北から飛来したのは、それからまた数刻の後。]

 そうか。フリカデル島周辺に敵影は?

[ない。と聞けば短く頷く。
やはり皇帝は艦隊決戦を望むようだった。
伝令を勤めたパイロットへと目を向け、新たなる指令を下す。]

(730) 2015/11/06(Fri) 01:36:45

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ではシュヴァーンと母艦に伝えてくれ。
 フリカデル周辺には最低限の見張りを残し引き揚げよ。
 艦隊がやってきた時に、伝達がされる程度で構わない。

 …おかげさんで万が一の時間稼ぎは万端だからな。
 これで充分だ。首都は落ちんよ。

[安心させるように言って、パイロットを帰した。
実際、かのルートが使われる心配はあまりなさそうだった。
これは実際に機雷敷設に向かった者の言も確かめたくはあるが]

(731) 2015/11/06(Fri) 01:37:25

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ……。

[脳裏に海図を広げる。
恐らくウルケルがもっとも強みを発揮し、逆に帝国艦隊を封じるならば、この海域封鎖は為されるべきではなかった。

敵艦隊に対し、ウルケル艦隊は小である。
なれば大型艦を擁する帝国艦隊を狭い海域に誘い込み各個撃破に持ち込めば、少なくとも戦力的差は解消される。されるどころか、地の利に明るく機動に勝るウルケルにとっての有利であろう。

候補となるのはフリカデル島の北海域並びにリオレ島東部の暗礁地帯、そしてアーレント島の南海域。必然的にリオレ島は明け渡すことになる。

検討しないわけではなかった。
そうして、その上でゲオルグはその策を採らなかった。
幾つか理由がある、が、その最大は恐らく───…]


  ──── あの皇帝に認めさせる必要がある。


[こうした認識が、実に大きい。]

(732) 2015/11/06(Fri) 01:38:03

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

[海峡内深く誘い込めばウルケル国内の負担も大きい。それも考慮した。
軍事拠点であるリオレ島を取られれば、シコン港を取られる以上に手痛い。これも考慮した。

しかし何より大きいのはやはり、かの皇帝の思考を考慮した「勝ち方」であるとゲオルグは考えた。
当然勝たねばならぬ。ただ勝てばいいというだけではない、そうも思った。ケリをつける為の勝ち方があるはずだった。]

(733) 2015/11/06(Fri) 01:38:19

ウルケル海軍中尉 シロウ

-リオレ島西方海域-

[ナハティガルに従っていた水雷艇は、暴風域にも等しい砲撃の海を進む。
狙うは、後続の巡洋艦。

ナハティガルの攻撃によって、前列の巡洋艦とはさらに距離が開いている。

目標の巡洋艦も接近する水雷艇の確認をしたのだろう。
副砲の連続放射。
波が踊り狂う。

その隙間を、さらに、進む。

敵艦に接近した水雷艇は、外装水雷を目標艦に叩き込む――]

(734) 2015/11/06(Fri) 01:38:36

ウルケル海軍中尉 シロウ

[報告が届く。
敵艦の損害が進んでいる事。
だが、相手は引く事無く、こちらの副砲側を中心に狙ってくる。>>719]

 水雷狙い、っーて、面倒な事すんな。

 狙え。動き続けろよ。
 引け――このまま、離せ。

[目前の巡洋艦と、後続の巡洋艦。充分に隙間ができたと判断したのは水雷艇も同じだったようだ。
届いた報告は、敵艦に水雷突撃成功の報告。]

 向こうさんの被害はどうよ?
 戦力外れそうか?

(735) 2015/11/06(Fri) 01:39:11

ウルケル海軍中尉 シロウ

[同時刻。
ナハティガルの副砲は、自艦を狙う水雷艇を撃ち続ける。
空からは複葉機のガトリング砲が狙う。

暴れる、海。

それでも逃れた一体はナハティガルの船尾へと到着した。]

(736) 2015/11/06(Fri) 01:39:54

ウルケル海軍中尉 シロウ

 っ?!

[衝撃。艦全体に響く。]

 どこだ?!

[衝撃に、報告を求める。
船尾に水雷。だが、完全に直撃はしていない。被害は小。
幸いだったのは、副砲と、空からの援護だったろうか。
そして、こちらが動き続けていた事か。]

(737) 2015/11/06(Fri) 01:40:26

ウルケル海軍中尉 シロウ

 さすが、死神追い払うナハティガルだけあるな。
 水雷喰らってこれか。

[笑ったのは一瞬。]

(738) 2015/11/06(Fri) 01:40:42

領主 ファミル

[そうして、己が向かう先の領主の事を少し想った。気弱げで腰が低くて優しい新米の領主は、今、どうしているだろう。]

 …

 あそこの港にいくのはいつも。
 …少し複雑な気分だったな。

[昔から。と、思い起こせば苦笑が漏れた。]

(739) 2015/11/06(Fri) 01:40:43

領主 ファミル

─ 回想 ─

[ストンプに訪れるのは大体が父に連れられてのことだった。ファミルの父は、ストンプに負けるな。と子とあるごとに口にしてはいたが、造船所と、ウェルシュの父にあたるそこの領主をごく好いてtいたように思う。

「私も昔はここで造った艦に乗って
 どかんとやったものだ」、

 なあ。とそれが誇りの名残であるように、軍務についた経歴を持つファミルの父は、前ストンプ領主へ向けてよく笑っていた。]

(740) 2015/11/06(Fri) 01:41:00

領主 ファミル

[父は海と船と、英雄譚が好きな男だった。

「男は強いのが一番だぞ」と、ややも押し付けがましい物言いは、
 若年だったウェルシュにも構わず向いていた。

 その様を見ながら、母親似の顔と父に似ない性格を持った自分は、実は叔父の子供なのではないか。と、当時には少し疑った。]

(741) 2015/11/06(Fri) 01:42:16

ウルケル海軍中尉 シロウ

 速度は維持できるな?
 なら、引くぞ。
 追いかけてくるなら、引きつつ、戦闘続行。
 水母と複葉機にも合図してくれ。

 敵さんのダメージ確認しきれてねぇのは惜しいが――流石に直撃食らったら、ナハティガルでもきついわ。
 むちゃくちゃな錬度してんな、敵さんの水雷艇。

[ナハティガルから、複葉機のいない空に向かって打ち上げられた花火は、“撤退”を示す色のもの。

撤退の為の威嚇射撃を行いつつ、ナハティガルの退避を企む。
花火に気付けば、水母から残存の複葉機が増援に来るだろう。

ただ――今も水雷母艦上空で戦い続ける複葉機たちは、撤退の合図である花火に気付いたとしても、どう動くかは……さすがの男も判断しきれていなかった。**]

(742) 2015/11/06(Fri) 01:42:27

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

― 回想 ―

 皇帝自身が出てくるというのは、ある意味僥倖だが。

[先日、タクマに向け語った言葉だ。]

 …いや。息の根を止める為じゃない。
 それよりも──…首筋に刃を突きつけるため、かな。

 俺の見るところ、モルトガット皇帝は一代の英雄だ。
 力と自信に溢れ、己の正義のために動いている。
 敗者や元敵対者でも己の正義を認めるものには寛大──…
 恐らくは、彼自身の認める者に対してそうだということだろう。

(743) 2015/11/06(Fri) 01:42:42

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 ゆえに、正面から戦って勝つ必要がある。
 対等に話し合うに足る者と示す必要がある。

 勝って終わらせ──…、…

[ほんの少しの間言葉が途切れた。
再びウルケルの政治家が勝ちをかさにかかって吹っかければ、戦いはまた再開されてしまうであろう。]

(744) 2015/11/06(Fri) 01:43:03

ウルケル海軍提督 ゲオルグ

 …… 終わらせて、帝国との対等条約を結ぶ。
 これが、この戦いの基本指針になるだろう。

[完全にモルトガット帝国を退けられるとは思っていない。
それ程に、かの帝国は強大なのだ。
ゆえに完全に”すり潰され”る前に勝利を収め、戦いを終結させる。
それより他にないとゲオルグは考えていた。]


 あの扶翼官殿なら、話も早そうだ。


[脳裏にはあの時>>159の、ルートヴィヒの面影がある。
語り終え、男は息を吐いた。
目指す先の前には、未だ幾多の困難が立ち塞がって*いる*]

(745) 2015/11/06(Fri) 01:43:47

領主 ファミル

[父は後継を兄と決めていたし、兄が生きている間、父がファミルに望むことは「アンディーヴ商会に強い男を連れてくること」だった。父がこれと決めた相手が度々断ってくれている間、ファミルは自由でもあったが、それは子として期待されていないことの裏返しでもあったろう。

 その娘の立場からは、ウェルシュ本人がどう思っているかはおいても、父が彼に構いたてる様子は少し、複雑で、羨ましくもあった。]


 …ウェルシュは
 どんな船が好きなんだ。

[いつだか、ストンプの造船所に訪れた際、父親同士が話し込み、子供同士が放り出された場で、そう尋ねたことがある。]

(746) 2015/11/06(Fri) 01:43:54

ウルケル海軍中尉 シロウ、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 01:47:51

ウルケル海軍提督 ゲオルグ、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 01:58:07

領主 ファミル




 軍艦より客船の方が好きだと言えば、
 父上にはやはり娘だなと笑われた。

[そう、不意に疑問を投げ掛けた理由を明かせば、年下の、まだ少年といえる年頃だったウェルシュはどんな顔をしていたか。

 必要を理解しても、好きにはなれないな。と零した言葉が、人が立ち働く活気に紛れたのを覚えている*。]

(747) 2015/11/06(Fri) 01:59:23

領主 ファミル

***

─ 明けて・洋上、擬装商船カストル ─

[湾を抜けだした船の上を、カモメが一羽高く飛んでいく。

 会食の翌日に、昼になる前にはシコン港を出た二隻の船は、
 海峡北の海岸沿いに進路を取っていた。


 航行を監視するリオレ島からは距離をとりつつ、
 フリカデル島を回りこみストンプを目指す航路は、
 途中まで、普段商船が使うものをなぞる。]


 ────。鳥、か。

[空に向けてかざした双眼鏡の円の中を
 カモメは東の方へと過ぎていった。]

(748) 2015/11/06(Fri) 02:05:19

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 02:21:28

ウルケル軍大佐 タクマ

― 傭兵部隊にて ―

トーリア…お前、無茶振り>>442にも程ってもんがあるぞ。

[ 彼女に戦闘中に「艦長」と声をかけられて、大人しい話だった試しはないが、それにしても今回は酷かった。
確かに男はライフルの腕には自信がある。そして今預かる艦は、ガトリング砲は積んでいなかったから、有効な武器は、あとは手間のかかる大砲だけで、撤退には向かない…とはいえ…とはいえ、だ ]

甲板触れるまで近付いても、操舵室は射程ぎりぎりだ。その中に居る人間を艦上からピンポイントで狙える奴がいたら、それは化けもんだ。

[ しかも、狙うなら少なくともこちらは殆ど隠れる場所を選べない ]

(749) 2015/11/06(Fri) 02:50:17

ウルケル軍大佐 タクマ

俺は人間だし、まだ死ぬ気はない。

生きて生ききってから…

[ その声はいまも、男の中に在る ]

だから…

(750) 2015/11/06(Fri) 02:53:48

ウルケル軍大佐 タクマ


操舵室の窓に負けておけ。

(751) 2015/11/06(Fri) 02:55:29

ウルケル軍大佐 タクマ

[ 正面から一発操舵室の窓に撃ち込めば、中の人間に当たろうが当たるまいが、それ相応の混乱は引き起こせるはず、と、そう言って ]

俺が生きるか死ぬかは、お前の操船次第だ。死んだら化けて出てやるからな。

[ 付け加えた男に彼女は何と応じたか ]

(752) 2015/11/06(Fri) 02:59:56

ウルケル軍大佐 タクマ

[ 逃げにかかっていた船が、突然有り得ない急接近をかまして来た事で、既に狙撃の必要があるのか疑問なほど混乱している敵艦の操舵室の窓に、それでも男は請け負った通りに弾丸を撃ち込んだ ]

のあっ!

[ その弾丸が齎した結果を見る前に、恐ろしい急反転の余波を食って素っ転び、強かに腰を打つ羽目になったのだが、それに関する文句は『『自業自得です!』』という、副長初め士官達の多重唱に封殺された ]

やれやれ、お前に付き合うと俺はどんどん馬鹿になってく気がするぞ、トーリア。

[ 結局帰り着くまで、ライフルを杖代わりにするしかなくなった男は、そうぼやいたが、付き合わせた操舵士本人は、誰に文句を言われても、全く意に介さぬ風で。
だから、男が彼女を暴れ馬と評するのも、無理は無い話、なのだ** ]

(753) 2015/11/06(Fri) 03:02:50

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
タクマ素晴らしい……………


ほんっっとうに 素晴らしいな!???
しかもやさしいwwwほんと優しい……(拝む)

(-312) 2015/11/06(Fri) 03:06:50

【独】 ウルケル海軍提督 ゲオルグ

/*
一々そ…っと視線を配ってくれる、この優しさですよね。
めっちゃ優しい。

しかし今回しみじみ思うに、副官だれ選んでもド安定でしたね!?って思ってる。ぜいたくだった……………

(-313) 2015/11/06(Fri) 03:08:14

ウルケル軍大佐 タクマ、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 03:22:52

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 03:53:00

帝国軍中佐 ロー・シェン

―第三艦隊 水雷母艦アストラ―

 …。なかなかに、手堅い運用をする。

[拮抗する戦局に、ロー・シェンは燈黄色の瞳を細める。]

 少佐はよくやっている
 水雷艇の乗組員たちも、

[だが、と続く反語が胸中に落ちる。]

 ――なるほど。巡洋艦の機動力を最大限に生かしているな。

[小回りを武器>>680に右へ左へと立ち回り、こちらに艦を捕らえさせない。
その割りに砲撃の狙いは正確さを保っている…というおまけ付きだ。

指揮する兵の力量の高さが窺えた。流石はウルケルの軍人だった。]

(754) 2015/11/06(Fri) 04:36:45

帝国軍中佐 ロー・シェン

[上空のエンジン音が増した。
敵側の後続の複葉機のお出ましのようだ>>680

空中戦は引き続き第四艦隊に任せている。
あちらとて、まだ地力を残している――遠目に後続の複葉機が飛び上がるのが見えた。


前方、青い空を舞台にした戦場では
敵味方の複葉機が入り乱れて旋回と掃射を繰り返す。

特に鮮やかな軌跡を描いているのが、敵味方それぞれに1機ずつ。
このような場でなければ、あるいは魅入ってしまう程の操縦技術だ。]

 ……、?

[絶え間なく動いていた其の二機が、ほんの一拍だけ止まった>>703>>705気がした。]

(755) 2015/11/06(Fri) 04:37:30

帝国軍中佐 ロー・シェン

[だがそれは、…―――見間違いと打ち消せるような刹那のもの。


空では再び、戦の音色が奏でられている。]

(756) 2015/11/06(Fri) 04:37:49

帝国軍中佐 ロー・シェン

[そして海上でも、動きがあった。


ウルズの乗る巡洋艦が突出し、後続の二隻との距離が空いた。
その隙を縫うように、敵の水雷艇が距離を縮める>>734
更に追い討つような空からの援護射撃もあって。]

 まずいな…。

[各個撃破の危険性を視認すると、ロー・シェンの判断は早かった。]


 全速前進!

 先程被弾した水雷艇を回収しつつ、援護に回る。


[援護が意味するものの半分は、囮という成分を兼ねる。
ただ――…]

(757) 2015/11/06(Fri) 04:39:57

帝国軍中佐 ロー・シェン

[第三艦隊が有するは、水雷母艦2隻。

うちひとつは アストラ と呼ばれ、
もうひとつは ダヌラ と呼ばれる。

ロー・シェンが乗船するのは前者の方だ。

かつて――
第三艦隊を率いていた老将ロットケンは、にこやかに言った。

 『第三艦隊は、幾つもの民族が集まっておる。
  あれじゃよ。一本の矢はポキンじゃが、束ねた矢は堅い。
  だからいろんな民のヌシらが乗船する此の艦は、強いんじゃよ』

…、聞いたときは屁理屈だと思ったが。
今思えばあれも、雑多が集まる第三艦隊をまとめる為の、ひとつの手法だったのだろう。]

(758) 2015/11/06(Fri) 04:41:05

帝国軍中佐 ロー・シェン

[だがこの水雷母艦がアストラと銘されたのは、もっと確かな理由がある。


一般的な水雷母艦として設計されているダヌラに比べると
アストラの装甲は心持ち厚く、防御に傾けた造りになっていた。

更に、ダヌラは水雷艇12隻を備えるのに対し、
アストラに搭載されているのは9隻と少ない。

空いた分に何を置いているかといえば、
主砲1門と副砲4門という…迎撃のための武器だった。
どちらも巡洋艦レベルの、威力が大きいものではないが、それでも通常の水雷母艦には搭載されていないものである。

なお帝国からの定期便を受け取るための複葉機格納庫も1機分、確保されているが。
あくまで連絡用であり、戦に使われることはまず無い。]

(759) 2015/11/06(Fri) 04:42:15

帝国軍中佐 ロー・シェン

[矢とは引き絞られ、放たれるもの。

ダヌラが、座する母艦ならば。
アストラは、向かう母艦である。

必要あらば前にも出るのが、この母艦の特色と言えた。
ちなみに艦の火力が足りない分は人海戦術でカバーである。ミリアム少尉をはじめ、射撃の腕が確かな者は、ちらほら乗船していた。]

(760) 2015/11/06(Fri) 04:43:00

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
すまない、すまない。
母艦だとあまりに何も攻撃手段無さ過ぎてな…。
あとミリアムの射撃生かす為にも、敵に近づいていい理由欲しくて。

駄目だったら、さくっと被弾してしまおう…。

(-314) 2015/11/06(Fri) 04:44:21

帝国軍中佐 ロー・シェン

[其の場に残る水雷母艦ダヌラの頭上では、第四艦隊の複葉機が駆けつけ睨みを利かせている。
回り込もうとする敵の船影も無く、そちらは大丈夫だろうと判断する。]



 ―――― ち、

[やはり母艦は速力に劣る。
仕方のないことだが、…身軽な立場で水雷艇や巡洋艦に乗っていた尉官時代が、ほんの少しだけ懐かしい。

やっと距離が近くなったところで、]

(761) 2015/11/06(Fri) 04:47:05

帝国軍中佐 ロー・シェン

[味方の巡洋艦の左舷前方。
其処が敵水雷艇と交差した瞬間、こちらまで届く爆音が轟いた。

慌てて旋回を試みたのが功を奏したか…被害は抑えられたものの、巡洋艦は左舷の副砲がいくつかやられたようだ。
灰色の煙が薄く昇っている。


視線を転じれば、被弾した巡洋艦の姿がもうひとつ。
勇ましく船体を近づけ、敵艦を味方の水雷艇の方へと押しやっている様>>721が見えた。

そうして――… 今度はこちらの水雷が狙いを巻き込む。]

(762) 2015/11/06(Fri) 04:48:28

帝国軍中佐 ロー・シェン


 ――――――、



 …しぶといな。あれを耐えるか。

[あちらも直撃には至っていないようだ>>737
痛み分けというところらしい。]

(763) 2015/11/06(Fri) 04:49:22

帝国軍中佐 ロー・シェン


 逃さん、



 と言いたいところだがな。

[撤退の気配を見せた敵艦を――守るように飛ぶ複葉機に視線を流す。

こちらは巡洋艦のうち2隻が被弾。
1隻は無事だが、それと水雷艇だけで深追いするのは得策ではない。]

(764) 2015/11/06(Fri) 04:49:50

帝国軍中佐 ロー・シェン


 こちらも一旦退く。

[信号を打ち上げ、巡洋艦と水雷艇に帰還を命じる。]

 敵の増援が来るようならば撃て。

[念のため言い置いてから。


…――距離遠く、船影小さくなってゆく敵巡洋艦を双眸に映した。]

(765) 2015/11/06(Fri) 04:50:56

帝国軍中佐 ロー・シェン



 …まったく。
 流石はウルケルだな。


[我知らず浮かぶのは、薄っすらとした微笑。]

(766) 2015/11/06(Fri) 04:52:34

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
シロウのこと知りたいが、
難しいよなあ。

艦隊戦はあれだな、
物理的距離が辛いところだよな…。

(-315) 2015/11/06(Fri) 05:02:09

【独】 帝国軍中佐 ロー・シェン

/*
気の迷いをしかけたが
変だよなこれ…と思い止まる。

(-316) 2015/11/06(Fri) 05:19:25

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 05:33:14

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 05:34:40

帝国軍中佐 ロー・シェン、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 05:35:23

領主 ファミル、メモを貼った。

2015/11/06(Fri) 06:35:05

【独】 帝国扶翼官 ルートヴィヒ

/*
ほんとうに、こう、深夜に進む村ですね。
(戦慄

(-317) 2015/11/06(Fri) 07:58:31

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □ フィルタ

生存者 (6)

トール
10回 残17498pt(8)
旗艦 船尾オフ
ルートヴィヒ
36回 残14111pt(8)
"水路"オフ
タクマ
47回 残11888pt(8)
リオレ島オフ
ロー・シェン
54回 残15239pt(8)
水路入口西オフ
シロウ
45回 残14046pt(8)
フリカデル島近郊オフ
ゲオルグ
83回 残9911pt(8)
戦場北側オフ

犠牲者 (4)

カシム(2d)
0回 残20000pt(8)
ファミル(3d)
48回 残14602pt(8)
海峡北沿岸洋上オフ
ウルズ(4d)
20回 残16462pt(8)
死体安置所オフ
シュテルン(5d)
57回 残14815pt(8)
後方オフ

処刑者 (5)

ミリアム(3d)
9回 残18725pt(8)
海底オフ
セルウィン(4d)
0回 残19979pt(8)
上空オフ
ウェルシュ(5d)
34回 残16347pt(8)
カルボナードオフ
ヴィクトリア(6d)
60回 残12341pt(8)
南海域オフ
ナイジェル(7d)
8回 残19534pt(8)

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




個別フィルタ




SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby